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岡山県 岡山市

平成22年11月定例会 12月15日−08号




平成22年11月定例会 − 12月15日−08号







平成22年11月定例会

    平成22年11月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第8号

       12月15日(水)午前10時開議

第1

 甲第196号議案〜甲第212号議案,甲第214号議案〜甲第232号議案,甲第236号議案〜甲第268号議案,承第5号

第2

 請願第3号 無年金・低年金者の生活を保障する生活支援金の支給を求める意見書の提出について

 請願第4号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出について

 請願第5号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出について

 平成19年陳情第48号 深柢小学校跡地活用について

 陳情第35号 旧深柢小学校跡地への総合病院の建設について

 陳情第42号 旧深柢小学校跡地活用について

 陳情第43号 旧深柢小学校跡地への総合病院新設について

 陳情第47号 岡山中央南小学校(旧深柢小学校)の跡地利用について

 陳情第51号 旧深柢小学校跡地への川崎新病院の建設について

 陳情第52号 旧深柢小学校跡地への川崎新病院の建設について

 陳情第55号 上道墓園の水道蛇口の改善について

 陳情第56号 川崎病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について

 陳情第57号 新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について

 陳情第58号 新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について

 陳情第59号 川崎病院の旧深柢小学校跡地への移転建て替えについて

 陳情第61号 旧深柢小学校跡地を防災避難場所として確保,整備することについて

 陳情第62号 中心市街地の小学校5校の統合計画の見直しについて

 陳情第63号 新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について

第3

 甲第270号議案 市長,副市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

第4

 甲第269号議案 人事委員会委員の選任同意について

第5

 諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦について

第6

 大正池水利組合議会議員の選挙について

第7

 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について

 1 継続審査

  〇 総務委員会

    平成19年陳情第24号 地方財政に関する意見書の提出について

    平成19年陳情第25号 憲法第9条に関する条文改憲ならびに解釈改憲に反対する意見書の提出について

    平成19年陳情第68号 「非核日本宣言」を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第3号 地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行に当たって地方自治原則の堅持を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第36号 光ケーブル配線事業の平等性について

    平成21年請願第1号 消費税の増税反対を求める意見書の提出について

    平成21年請願第2号 消費税の増税反対を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第2号 改正後の国籍法の厳格な運用等を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第4号 地方自治体財政の強化を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第20号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第29号 所得税法第56条の廃止を求める意見書の提出について

    陳情第1号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出について

    陳情第2号 憲法違反の外国人参政権による選挙を実施しないことを求める意見書の提出について

    陳情第3号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出について

    陳情第4号 憲法違反の外国人参政権による選挙を実施しないことを求める意見書の提出について

    陳情第8号 永住外国人への地方参政権付与に慎重な対応を求める意見書の提出について

    陳情第10号 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出について

    陳情第44号 分離分割の発注等について

    陳情第60号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める意見書の提出について

  〇 保健福祉委員会

    平成19年請願第1号 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書の提出について

    平成19年陳情第31号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第32号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第33号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第34号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第35号 低所得者のための成年後見制度の充実について

    平成19年陳情第36号 認知症患者に対する施策の充実について

    平成19年陳情第37号 認知症患者に対する施策の充実について

    平成19年陳情第38号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第39号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第40号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第41号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第42号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第43号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第44号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第45号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第46号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第47号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第57号 国民健康保険料の引き下げについて

    平成19年陳情第58号 児童扶養手当の減額見直しを求める意見書の提出について

    平成19年陳情第59号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第60号 社会福祉協議会の権利擁護事業について

    平成19年陳情第61号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第64号 国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し,地域医療と国立病院の充実を求める意見書の提出について

    平成19年陳情第71号 後期高齢者医療制度に関する意見書の提出について

    平成20年陳情第15号 重度障害者医療費公費負担制度の復元について

    平成20年陳情第16号 はり・きゅう・マッサージ施術費の助成拡充について

    平成20年陳情第17号 障害者介護用自動車改造費の助成拡充について

    平成20年陳情第48号 貧困の連鎖を断ち切り,市民生活を底上げすることを求める意見書の提出について

    平成20年陳情第50号 重度障害者医療費公費負担制度の復元について

    平成20年陳情第51号 障害者自立支援法の事業所の利用者に対する交通費の助成について

    平成20年陳情第52号 地域活動センター?型の存続及び新設について

    平成20年陳情第53号 精神医療・福祉の充実と,精神障がい者への偏見・差別解消のための啓発活動について

    平成20年陳情第56号 国外作成歯科補綴物等の安全確保に関する意見書の提出について

    平成21年陳情第5号 物価に見合う年金引き上げを求める意見書の提出について

    平成21年陳情第8号 国民健康保険料の引き下げについて

    平成21年陳情第11号 安全で安心な妊娠・出産・子育て環境の確保について

    平成21年陳情第18号 国民年金における全未納付保険料を納付可能とする制度改正を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第28号 くらしの緊急要求について

    平成21年陳情第31号 新型インフルエンザ予防接種に対する補助制度の創設について

    陳情第22号 精神障害者通院医療費補助について

    陳情第25号 小規模作業所の存続(新作業所体系)・新設について

    陳情第27号 障害者福祉サービスにおける介護保険制度優先適用の見直しについて

    陳情第36号 重度障害者医療費公費助成制度の改善について

    陳情第38号 保育制度改革に関する意見書の提出について

    陳情第49号 障がい者の地域生活安定と定着を図るために必要な地域活動支援センター?型の設置について

    陳情第65号 身近な地域で出産できる助産システムの実現及び妊婦検診の無料化継続と出産費用の公費負担継続を求める意見書の提出について

  〇 環境消防水道委員会

    平成20年陳情第2号 小田地内産業廃棄物処分場建設反対について

  〇 経済委員会

    平成19年陳情第22号 労働法制の拡充を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第5号 働くルールの確立を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第3号 雇用の安定を求める意見書の提出について

    平成21年陳情第14号 ミニマムアクセス米の輸入見直しを求める意見書の提出について

    請願第1号 備蓄米買い入れと米価の回復・安定を求める意見書の提出について

    請願第2号 EPA・FTA推進路線の見直しを求める意見書の提出について

    陳情第13号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について

    陳情第18号 労働者派遣法の抜本改正を求める意見書の提出について

  〇 建設委員会

    平成21年陳情第39号 庭瀬・撫川まちづくり協定地区におけるJA葬儀場の建設反対について

    陳情第28号 市民生活の安心・安全のための災害防止施策について

    陳情第33号 葬祭場建設に関する環境指導要綱の制定について

    陳情第64号 ペスカ岡山(旧三番街)地下通路の夜間閉鎖について

    陳情第66号 安心・安全な公共事業を推進するため,地方建設業界の存続・発展と国土交通省の事務所・出張所及びダム管理所等の拡充・存続を求める意見書の提出について

  〇 市民文教委員会

    平成20年請願第1号 教育正常化推進を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第10号 教育改革に関する意見書の提出について

    陳情第9号 選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正に反対する意見書の提出について

    陳情第14号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書の提出について

    陳情第31号 教育予算拡充と地域主権(補助金等の一括交付金化)への移行における義務教育費国庫負担金に係る意見書の提出について

    陳情第46号 足守地区の小・中学校の整備について

  〇 議会運営委員会

    平成19年陳情第27号 議会本会議場傍聴席バリアフリー化等について

    陳情第34号 岡山市議会議員定数及び議員報酬等の削減について

 2 継続調査

  〇 総務委員会

    市政運営の基本方針について

    主要政策について

    組織及び人事の管理について

    文書管理及び情報公開について

    財政問題について

    財産管理について

    行財政改革について

    情報政策について

    入札及び契約について

    合併・政令市について

    選挙事務について

  〇 保健福祉委員会

    福祉行政について

    保健行政について

    環境衛生行政について

    病院事業について

  〇 環境消防水道委員会

    廃棄物の処理及び清掃について

    環境保全について

    消防力の整備充実について

    水道事業について

  〇 経済委員会

    商・工業振興対策について

    観光対策について

    農林水産業振興対策について

    市場対策について

  〇 建設委員会

    都市計画について

    都市再開発について

    区画整理について

    公園緑地について

    道路橋りょう・河川港湾について

    建築・住宅について

    開発行為について

    駐車場について

    総合交通対策について

    西部新拠点について

    下水道について

    公共工事について

  〇 市民文教委員会

    市民との協働について

    文化・スポーツ政策について

    男女共同参画について

    国際交流について

    市民サービスの充実について

    人権行政について

    生活衛生行政について

    学校教育について

    社会教育について

    教育施設について

    青少年問題について

    通学区域について

    学校給食について

  〇 議会運営委員会

    議会の運営及び議長の諮問について

    議会に関する条例等について

第8

 特別委員会における閉会中継続審査について

  〇 一般会計決算審査特別委員会

    決第1号 平成21年度岡山市一般会計歳入歳出決算について

  〇 特別会計決算審査特別委員会

    決第2号 平成21年度岡山市下水道費特別会計歳入歳出決算について

    決第3号 平成21年度岡山市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算について

    決第4号 平成21年度岡山市用品調達費特別会計歳入歳出決算について

    決第5号 平成21年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第6号 平成21年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第7号 平成21年度岡山市公共用地取得事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第8号 平成21年度岡山市財産区費特別会計歳入歳出決算について

    決第9号 平成21年度岡山市学童校外事故共済事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第10号 平成21年度岡山市老人保健医療費特別会計歳入歳出決算について

    決第11号 平成21年度岡山市駐車場費特別会計歳入歳出決算について

    決第12号 平成21年度岡山市母子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第13号 平成21年度岡山市駅元町地区市街地再開発事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第14号 平成21年度岡山市介護保険費特別会計歳入歳出決算について

    決第15号 平成21年度岡山市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算について

    決第16号 平成21年度岡山市公債費特別会計歳入歳出決算について

  〇 企業会計決算審査特別委員会

    決第17号 平成21年度岡山市水道事業会計決算について

    決第18号 平成21年度岡山市工業用水道事業会計決算について

    決第19号 平成21年度岡山市病院事業会計決算について

    決第20号 平成21年度岡山市市場事業会計決算について

      …………………………………

〇会議に付した事件

 日程第1 甲第196号議案〜甲第212号議案,甲第214号議案〜甲第232号議案,甲第236号議案〜甲第268号議案,承第5号

 日程第2 請願第3号〜請願第5号,平成19年陳情第48号,陳情第35号,陳情第42号,陳情第43号,陳情第47号,陳情第51号,陳情第52号,陳情第55号〜陳情第59号,陳情第61号〜陳情第63号

 日程第3 甲第270号議案

 日程第4 甲第269号議案

 日程第5 諮問第4号

 日程第6 大正池水利組合議会議員の選挙について

 日程第7 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査──請願・陳情,調査

 日程第8 特別委員会における閉会中継続審査

      ──────〇──────

〇出席議員(51人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            9番  井 本 文 博

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  藤 原 頼 武

            18番  和 氣   健

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  三 木 亮 治

            33番  伏 見 源十郎

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            47番  垣 下 文 正

            48番  土 肥 啓 利

            49番  有 井 靖 和

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

〇欠席議員(0人−欠員2)

      ─────────────

〇説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  佐 古 親 一

       副  市  長  讀谷山 洋 司

       秘 書 広報室長  田 中 利 直

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  高 次 秀 明

       企画局新市建設計画推進担当局長

                大 月 秀 樹

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       保 健 福祉局長  岸   堅 士

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                田 中 直 子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  甲 斐   充

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                筒 井 祐 治

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       会 計 管 理 者  久 山 正 人

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  難 波 康 廣

      選挙管理委員会

       委     員  三 村 俊 隆

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       担 当 局 長  矢 野 有 哉

      農 業 委 員 会

       第四農業委員会会長黒 田 栄三郎

      教 育 委 員 会

       委  員  長  片 岡 雅 子

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

〇出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  佐 藤   武

       次     長  中 村   稔

       総 務 課 長  料 治 茂 樹

       調 査 課 長  矢 木 広 幸







      午前10時5分開議



○宮武博議長  皆さん御苦労さまでございます。

 これより11月定例市議会第8日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は49名であります。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に河田議員,田中議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ─────────────



○宮武博議長  この際御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,監査委員から定期監査及び例月現金出納検査の結果について報告がありましたので,御報告申し上げます。

      ──────〇──────



△日程第1

 甲第196号議案〜甲第212号議案,甲第214号議案〜甲第232号議案,甲第236号議案〜甲第268号議案,承第5号

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について以下70件の議案についてであります。

 これらを一括上程いたします。

 これらの議案につきましては,それぞれ所管の常任委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。

 まず,総務委員長の報告を求めます。

     〔29番松岡茂議員登壇,拍手〕



◆29番(松岡茂議員)  おはようございます。

 それでは,総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外10件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第196号議案については,一部委員から反対意見があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも全会一致で可決並びに同意すべきものと決定をいたしました。

 それでは,審査の過程において特に議論となった点について御報告いたします。

 まず,甲第268号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第4号)についてであります。ここでは,経済・雇用対策の予算編成方針が議論となりました。

 委員から,行財政改革により市の財政は徐々に改善しているとのことだが,今こそ蔵をあけ広げて経済対策をやらないといけないときではないのかとの意見があり,当局から,行政は基本的に市民の生活を守るためにあり,委員指摘のとおり現在の経済情勢を踏まえ,一般財源の出動もしてできる限りのことはしたつもりだ。市内の経済や雇用の状況を注視しつつ,必要なときには必要な対策を打てるようにという気持ちでやっているとの答弁がありました。

 なお委員から,財政当局は担当部局と十分なヒアリングを行い,事業の執行状況をよく把握した上で円滑な経済・雇用対策が行われるような予算編成に努めてほしいとの意見があったことを申し添えておきます。

 次に,甲第228号議案過疎地域自立促進市町村計画を定めることについてであります。

 岡山市においては旧建部町全域が一部過疎地域として指定されておりますが,過疎地域自立促進特別措置法が平成28年3月31日まで延長されたことを受け,本計画を策定するものであります。なお,これにより元利償還金の7割が国から交付税措置される過疎対策事業債の発行が可能になるとのことであります。

 まず委員から,記載した事業はすべて過疎対策事業債の対象として6年間のうちに実施するのか。これらは合併時の約束であり,なおかつ過疎対策事業債に対して国から交付税措置もされるのに事業をやらないということにはならないとの意見があり,当局から,この計画に記載した事業を実施するときには過疎対策事業債が充てられることになり,6年間で事業化が図られるという思いで記載しているとの答弁がありました。

 さらに委員から,記載した事業を6年間でやるには急がなければ間に合わないが,せっかく国からの交付税措置により市の負担が少なくて済むのだから,頑張って必ずやるようにしてほしいとの意見があり,当局から,地域の発展のためにいろいろ財政的にも工夫しながら事業に取り組んできたが,今後とも担当部局と調整をしながら頑張っていきたいとの答弁がありました。

 市当局におかれましては,委員会での数々の意見を真摯に受けとめ,適切に対応していただきますよう申し添えまして,総務委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,保健福祉委員長の報告を求めます。

     〔24番下市香乃美議員登壇,拍手〕



◆24番(下市香乃美議員)  皆さんおはようございます。

 それでは,保健福祉委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本委員会に付託されました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外10件の議案であります。

 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,全会一致でいずれも原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。

 それでは,審査の過程において特に議論となった点について御報告申し上げます。

 まず,甲第218号議案指定管理者の指定についてであります。

 これは,岡山市立松尾園の指定管理について,ソフト重視型の施設類型で募集した結果,500点満点中314.7点を獲得した社会福祉法人岡山市社会福祉協議会を平成23年4月1日から5年間,指定管理者として指定しようとするものです。

 これに関連し,保健福祉局の指定管理者制度全般に対して,委員から,審査結果の点数において何点以上でなければならないといった基準はあるのかとの質問があり,当局から,特に基準の点数は設けていないが,契約時に協定を結ぶことで質を担保しているとの答弁がありました。

 これを受け委員から,ソフト重視型という配点にしているのに,その重視している配点のところで3割程度しか点をとっていない。最低6割以上はとらなければ採用対象としないなど,配点との整合性を持つべきだとの指摘がありました。

 また委員から,募集に当たってどこにメーンを置いているかなどがわかるように配点割合の内訳は出しているのかとの質問があり,当局から,募集要項には収支計画が30%,経営方針事業計画が70%という表示はあるが,それより細かいものは表示していないとの答弁がありました。

 これに対し委員から,その内容でソフト重視型で募集を行うという市の意思は伝わるのかとの質問があり,当局から,募集の際,現地説明会等でそういった説明は行っているとの答弁でした。

 さらに委員から,収支計画が30%,経営方針事業計画が70%との提示だけで事業者を募集したことが,市が重視している項目の点数が高くならなかった原因だとも推測できる。項目ごとの配点についても応募の段階からオープンにして,市はここを重視しているのだということがわかるような募集方法もある。市の意図が伝わるような仕組みを考えていくべきだとの指摘があり,当局から,施設の目的に応じて指定管理の公募方法というのは変わってくる場面もあるので,保健福祉局として意見を伝えていきたいとの答弁がありました。

 次に,甲第200号議案平成22年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第1号)についてであります。

 これは,人件費の過不足調整や平成21年度決算に伴う国,県からの負担金の精算,また平成21年度に生じた決算剰余金を介護給付費準備基金に積み立てようとするものです。

 これに関連し委員から,岡山市の介護保険料は全国平均よりも高く,無年金,無収入の人の1人当たりの保険料は月額2,380円だ。滞納し2年の時効期間を経過した場合,保険料をさかのぼって全額支払いたいと言っても納められず,納付額減額のペナルティーがかけられる。払いたいと言う人に払わせず,国の決まりだから,仕組みだからとペナルティーを機械的にかけていくというのは市としてどうなのか。問題意識を持って国に働きかけるとともに,他都市の状況の調査も行い検討してほしいとの指摘と要望があり,当局から,納付期限の制度は法律に定められたもので,未納なく納付されている方との公平性を保つ上でやむを得ないものだと考えているが,ペナルティーを解除する方法について,今後政令指定都市の介護保険の会議等で議論の俎上にのせていきたいとの答弁がありました。

 さらに委員から,仕組みが動かせないなら利用料の減免制度を検討するなど,いろいろな角度から考える岡山市であってほしいとの要望がありました。

 当局におかれましては,委員からの指摘を重く受けとめ,市民が安心して暮らしていけるようぜひ配慮していってもらいたいと申し添えて,保健福祉委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,環境消防水道委員長の報告を求めます。

     〔17番藤原頼武議員登壇,拍手〕



◆17番(藤原頼武議員)  皆さんおはようございます。

 それでは,環境消防水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外1件の議案についてであります。

 これらの議案の審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案審査についての報告は以上でございますが,この場をおかりいたしまして,所管事務調査をいたしました地域防災計画の見直しについて御報告申し上げます。

 このたびの岡山市地域防災計画の修正は,本庁区体制の整備,岡山県計画との連携,地震被害想定の見直し,本編と資料編の整理などを目的として行うものであり,本委員会の意見聴取や市民パブリックコメントの実施,岡山県との事前協議を経て本年度末に完成する予定であります。今回の委員会では,その一環として本委員会の意見を聞くものでありました。

 委員から,岡山市民には危機意識が薄いので,町内会単位での防災訓練をするなど,常に隣り合わせに危険があるということを啓発していかなければならないのではないかとの意見があり,当局から,市民に自助,共助の精神が必要だし,そのような教育,啓発がこれからは大切だと思う。職員も平素から危機管理の意識を持ち訓練することが大切であり,市民と協働するとともに,市の意識の高揚を図っていくことで災害時に対応していきたいとの答弁がありました。

 そのほかにも委員から,問題は災害発生時にこの計画に基づいて行動できるかだ。危険を市民に一斉に知らせることができるような手法を検討してほしい。また,離島については対応していくのが非常に難しいので,対策を検討してほしいとの要望がありました。

 当局におかれましては,本委員会で出された意見,要望を踏まえ,最終計画案を作成されるよう強く要望いたしまして,環境消防水道委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,経済委員長の報告を求めます。

     〔14番河田正一議員登壇,拍手〕



◆14番(河田正一議員)  おはようございます。

 経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外4件であります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定については,一部委員から反対意見があり賛成多数で,その他の議案については全会一致で可決すべきものと決定いたしました。

 それではまず,審査の過程で特に議論になりました甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定について御報告を申し上げます。

 論点が多岐にわたるため以下,論点ごとに当局答弁を中心に御報告申し上げます。

 委員から,これまで非公募で株式会社岡山コンベンションセンター──以下,OCCと称します──を指定管理者としてきたにもかかわらず,どうして公募制を導入するのか。OCCの管理運営にデメリットや問題があるのか。さらに,公募制を導入することによるメリットは何かとの質問がありました。

 これに対し当局から,平成15年に指定管理者制度が導入された時点で,OCCが岡山コンベンションセンターの管理受託者として管理運営をしていたものである。岡山コンベンションセンターが通常の貸し館とは異なり,コンベンション誘致の特殊なノウハウを要することから,市と民間会社が同施設を管理運営するために出資し設立した株式会社であることも考慮して,平成18年度から非公募でOCCを指定管理者として指定したものである。この間の同社の管理運営に特に問題はなく,黒字経営を確保しているなど良好な管理運営がなされたものであるが,当初より指定管理者制度は原則公募制によるとの市の基本方針があった中での特例的な措置をしてきたものである。

 指定管理期間の満了が迫っている現時点において,全国的にはほかにもコンベンション運営会社があり,得意分野はそれぞれ異なるものの,公募制を採用することにより,より一層岡山市が目指す政策に合致し,またより効率的な施設の管理運営が図られる可能性が否定できない現状において,引き続き非公募による指定管理者の選定を行うことは困難であるとの判断に至ったものであるとの答弁がありました。

 次に,OCCが次期指定管理者とならなかった場合の諸問題についてであります。

 まず,OCCが現在まで岡山コンベンションセンターに投資してきた約3億円に上る家具什器,設備の取り扱いについてであります。

 当局の答弁によりますと,これら設備類についてはOCCが原状回復する,または市が時価で買い取るなどが考えられるとのことでありますが,現在その設備の全容について精査中であるとのことであります。

 次に,岡山コンベンションセンターの事業及び雇用の継続性についてであります。

 まず,業務の継続性については,次年度以降を利用日とする予約が426件入っており,その利用に滞りのないよう引き継ぎを徹底していきたいとの答弁がありました。また現在,OCCの社員が17名おり,募集要項には社員の継続雇用への努力義務について記載することにより,現社員の雇用継続に市としても努めていきたいとの答弁がありました。

 次に,会社のその後の運営についてであります。

 岡山コンベンションセンターの管理運営はOCCの主たる業務であり,仮にOCCが指定管理者の指定を受けるに至らなかった場合には,売り上げの大半を喪失することになります。

 当局の答弁によりますと,OCCがそうした事態となった時点で,各情勢を見きわめながら取締役会等で協議し会社の運営方針を決定することとなるとのことであり,仮に経営が立ち行かなくなった場合には清算手続に入り,流動負債の返済,社員への賃金支払い,保有不動産の売却手続等を経て,残余財産があれば出資割合に応じて各出資者に分配されるであろうとのことでありました。

 続いて,指定管理者の今後の公募スケジュールについてであります。

 公募に向けた準備等に相当の期間が必要になることが見込まれるため,平成23年4月からの半年間については暫定的に非公募で現在の指定管理者のOCCに管理運営をしてもらうべく,次回の定例会において暫定期間に係る指定管理者の指定議案を提出する予定である。その半年間で公募を実施し,次期指定管理者を議会の議決を経て選定し,平成23年10月から次期指定管理者による指定管理を開始させたいと考えているとの答弁がありました。

 最後に,ママカリパーキング管理との一体性についてであります。

 現在は,岡山コンベンションセンターとママカリパーキングの管理を一括してOCCにお願いしているところである。ママカリパーキング条例において,設置目的を岡山コンベンションセンターの利用者その他市民の駐車の利便に資するためとしていることから,コンベンション施設とママカリパーキングとの一体的な管理が前提と考えるが,具体的な公募の方法等については今後検討し整理していくとの答弁がありました。

 以上のとおり,さまざまな視点で条例改正の是非について審査をいたしました結果,一部委員からは現在何ら管理運営上の問題がなく,むしろ成功事例とも言える現状を重視すべきである。また,地場企業として同社をさらに育成していくことが重要だとの立場から,本議案に反対する意見が表明されたのであります。

 続きまして,甲第268号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第4号)についてのうち,若年者就業推進事業に係る債務負担行為補正に関連して,当局から,本年度当初予算で実施している若者就業支援事業について,基本研修や就業体験等を経た18人が常用雇用に移行したほか,現在就業体験中の22人についても,就業体験終了後マッチングがうまくいけば常用雇用へと移行する予定であるとの報告がありました。

 以上で経済委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,建設委員長の報告を求めます。

     〔4番森田卓司議員登壇,拍手〕



◆4番(森田卓司議員)  おはようございます。

 それでは,建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外41件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決,同意並びに承認すべきものと決定いたしました。

 それでは,審査の過程において議論となった点について御報告申し上げます。

 まず,甲第224号議案指定管理者の指定についてであります。

 本議案は,岡山市南区北七区地内にありますなださきレークサイドパークにつきまして,特定非営利活動法人STEPを指定管理者として指定しようとするものであります。

 これに関し委員から,今後市としても本施設のさらなる利用促進を図るべく取り組みを進めていただきたいとの意見があり,当局から,本施設の特殊性も生かしつつ,多目的に利用していただけるよう指定管理者と精力的に話をしていきたいとの答弁がありました。

 次に,甲第210号議案,甲第211号議案及び甲第212号議案についてであります。

 これら3件の議案は,平成21年1月16日,岡山市南区万倍地内において発生した下水道幹線管渠の破損による地盤沈下により,近隣の家屋等が破損した事故のうち,現在までに和解が成立していなかった3件について和解が成立し,損害賠償額を定めるものであります。

 委員から,このような事故が起こると,本来下水管の修繕に必要な工事費の何倍もの費用がかかることになる。事前に調査を行うことができていれば,費用が少なくできたはずである。大変であろうが,全市的な調査に向けて努力をしていただきたいとの要望がありました。

 以上,御報告申し上げましたが,当局におかれましては,こうした指摘や意見を真摯に受けとめ,今後の事務執行に当たられますようお願いを申し上げて,建設委員会の報告を終わります。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,市民文教委員長の報告を求めます。

     〔15番松田安義議員登壇,拍手〕



◆15番(松田安義議員)  皆様おはようございます。

 市民文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について外8件の議案であります。

 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)については,一部の委員から反対があり賛成多数で,その他の議案についてはいずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。

 それでは,委員会審査の過程で特に議論となりました甲第226号議案指定管理者の指定について御報告いたします。

 これは,これまで別々であった岡山市立少年自然の家及び岡山市日応寺自然の森の管理運営を一体化し,相互の施設を有効に活用することにより,一層の市民サービスの向上及び利用者数の増加を図ることを目的に,指定管理者の指定を行おうとするものであります。

 まず委員から,採点審査集計表には配点の大項目しかなく,小項目については示されていない。これでは市当局がどのような意図を持って採点したのか,候補者の選定が適正に行われたかどうかが議会にはわかりにくい。小項目の配点を示してほしいとの意見があり,当局から,どういった形でこの業者を選定したかという基準が明らかにできるよう,資料の示し方等を含め研究してまいりたいとの答弁がありました。

 さらに委員から,少年自然の家及び日応寺自然の森については他の指定管理とは違う趣がある。市全体の仕組みの改善とは別に,教育委員会としても独自の選定基準を今後検討していただきたいとの要望があり,当局から,教育委員会だけでは決められない面もあるので,施設ごとの独自性に応じた示し方ができるかどうか指定管理の担当部署と協議していきたいとの答弁がありました。

 また,別の委員からは,公平,公正な選定ができているか,よりよい運営となるか,それを議会がチェックできる体制となっているかを確認できるよう,見直すべきは見直していただきたいとの指摘がありました。

 以上,本委員会における審査の経過を御報告いたしましたが,当局におかれましては,委員会審査の過程で各委員から出されたさまざまな意見や提案に十分留意され,事務事業の執行に当たられますよう要望し,市民文教委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  以上で委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 討論の通告があります。三木議員。

     〔32番三木亮治議員登壇,拍手〕



◆32番(三木亮治議員)  それでは,討論をさせていただきます。

 甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定について,経済委員長の報告は原案可決であります。我が新風会は,これに反対し討論をさせていただきます。

 OCC設立の経緯については,先日の質問でも述べたとおりであります。また,経済委員長の報告にもありましたとおりですが,繰り返し申し上げますが,この会社は岡山コンベンションセンターを管理運営するために岡山市が事業協力と出資を呼びかけて,岡山市は51%,そして民間事業者が49%を出資して設立されたものであります。

 開業以来黒字決算を続けており,最近では毎年7%の配当をして,平成21年度も350万円が岡山市の歳入に上げられております。税金も昨年は5,670万円を納税し,開業以来,什器備品や設備投資に3億円以上を投資してきております。まさに超優等生の三セクなのであります。そしてさらに,本年度は別途2,500万円という大金を市のほうに実は納入しているのであります。

 非公募を公募と改正することについて,市長は統括部長の背任事件との関連やなぜか株主構成に大きな問題があるとも答弁されておられます。一方,佐古副市長は事件との関連性を否定し,公募による競争性の担保をしたいと答弁されたのであります。どちらの答弁が正しいのでしょうか。当局の答弁に食い違いがあることには大きな疑問を感じますが,市長の答弁が真の理由と思うのが,これが正しいと私は思っています。

 まず,市長は事件との関連性を言われましたので,再度申し上げます。私は51%の出資をしている筆頭株主として常勤役員を送り込み,しっかりとしたマネジメントを行う責任がこの岡山市にある,そのように当局に対したびたび申し入れをいたしました。しかし,当局はこれを無視し,結果として統括部長の背任を許したのであります。聞けばこのトンネル会社の社長は当時役員もされていたO氏であり,市長と同じ奉還町の方であります。私はほかの非常勤役員や株主に責任はないと思っています。したがって,責任の所在は岡山市にあり,トップである市長こそこの事件の責任者ではないかと思うのであります。非公募を公募と改正することで,OCCの社員は不安の中,仕事をしています。先行きが不明の中でどのように力を発揮できるのか,またコンベンションの開催者でもある顧客は継続性を失った会社をどのように信頼するのか,答えは余りにも明白であります。

 議会に対してはいかがでしょうか。OCCを指定管理者とし,選定について非公募としたのは岡山市であります。平成15年の法の制定のときに,まず非公募といたしました。平成17年の条例改正のときにおいても,事業の継続性とOCCの設立目的に照らし非公募と議会に説明をし,議会もそれを了承したのであります。なぜ公募とするのか,その理由も明確にされていない中で,経済委員会では新風会以外の会派はこれを可決すべきものといたしました。条例とはかくも軽いものかと残念な思いでいっぱいであります。

 また,統括部長の背任事件後,先ほど申し上げました株主であり役員でもありましたO氏は役員を退任され,新たに社長に岡山商工会議所の岡崎会頭,監査役には前坂副会頭が就任され,OCCの経営に当たってこられました。このお二人は高谷市長御自身が就任を依頼したのではないでしょうか。依頼をしたにもかかわらず,舌の根も乾かないうちに方針変更されるということは,まさにはしごを外すことだと私は思います。

 先日の質問で,OCC役員会の了承は得ているのかという質問に対し,了承はいただいていないと当局は答弁をされました。OCCの設立目的に同意し,今まで最大限の協力をしてきた株主や新たに役員になられた岡崎氏や前坂氏に対し,市が一方的に方針変更するということは道義的には許されない行為であり,岡山市の考え方は信義にもとるということを全国に大いに宣伝する,そういうことになるのではないでしょうか。

 さて,もしOCCが指定管理者から外れるという事態になったとき,どのようなことが起こるのか検証してみます。

 民間事業者が選定された場合,OCCの社員はどうなるのか。当局は,選定要項に雇用の継続を入れると答弁されました。全国の指定管理,その選定に当たってその要項にはすべてこの雇用の継続が書かれているんです。岡山市が初めてのことではありません。給与や手当,年金や退職金,その地位など踏み込んだ話を相手に求めることが実はできません。

 全国的に見て指定管理がかわった場合,その元社員の運命はどうなるのか。本当に悲惨なもんだと私の耳には入っております。岡山市は設立を呼びかけ,51%の株式を持ち,実質的に経営権を握っている。社員の運命をまさにこの岡山市が握っているのであります。今まで頑張ってきた社員をまるで物のように扱うことが民間事業者出身の高谷市長のやり方かという批判が出るかもしれません。市長は,社員を家族だと常々言ってこられました。このような汚名を着せられることは許されないことだと私は思うのであります。局長の答弁は,民間会社だから関係ないと言わんばかりの答弁でありました。どのように思われますか。

 株主に対してどのような責任があるのか。岡山市だけでも5,000万円の出資に対して既に三千数百万円以上の配当を受け取られている。平成21年度は350万円の配当が歳入に上げられているのです。また,経営内容がこれだけよければ1株5万円の株式,これは発行株式が2万株でありますけども,この評価はかなりの価値があると私は思っています。これは1株5万円の株式でも,1株5万円じゃないんです。もし設立目的を失うことがあれば大きな評価損となり,株券は紙くず同然になるのであります。

 今までOCCは市当局との話し合いの中で,内部留保金,岡山コンベンションセンターの什器備品類や設備投資をしてまいりました。それらをどのように評価するのか,処分するのかという問題は,先ほど経済委員長の言われたとおりでありますが,全く不透明な状態であります。また今後,民間事業者が利益を削ってまで同様の投資をするとは,これは考えられないことであります。そうなると,これは岡山市が投資をしなくてはいけない,そういうことになるのであります。

 市内業者が選定された場合,税金は同様に納付されると思いますけども,事業者がかわったばかりに売り上げや利益が減益となれば,当然市への納付も減ります。県外業者であれば,これはなおさらであります。OCCと比較すれば大幅な収入減となり,市民は大きな損害をこうむる結果となるのではないでしょうか。だれが責任をとるのか。大幅な減収減益となった場合,納税額が著しく減少した場合,将来コンベンションの開催数が落ち込んだ場合,指定管理者をかえたからといって岡山市の責任を回避できるものではないと私は思います。

 一度信用を失い,そして勢いを失ってしまえば,再度浮上することは困難をきわめます。すべては市民にとって何が利益かということを常に考え,政策決定をすべきであります。競争原理は万能のように佐古副市長は答弁されましたけども,マーケティングの勉強をされたとは私には思えません。競争の戦略そのものが全く理解されていないのであります。競争すべき相手は他都市の国際会議場であって,自陣である岡山コンベンションセンターは常に力を蓄え,最大戦力を発揮して有利な戦いを他都市と展開しなくてはなりません。非公募を公募とするような要らぬ混乱は回避しなくてはいけないのであります。

 責任論について触れました。私は今回の条例改正によって市民に不利益が生じた場合,あるいは社員が路頭に迷った場合には,市長,副市長はその責任を負うべきだと思っています。

 甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定については,認めるべきではありません。議員諸氏の御賛同をいただきますよう心よりお願いし,反対討論を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,竹永議員。

     〔41番竹永光恵議員登壇,拍手〕



◆41番(竹永光恵議員)  私は日本共産党岡山市議団を代表して,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)についての歳出第10款教育費第5項小学校費第10目学校建設費の足守地区の新しい学校づくり事業費について委員長報告に反対の立場で討論します。

 今回この予算は,足守地区の3小学校を統合し,高田小学校校地に開校するための準備経費です。この件で議案として議会に提案されたのはこの予算が初めてであり,今まで報告案件として議論はあったものの,決定されるのはこの議会が初めてです。言うならば,何も決定されていない中で地元調整が行われ,校名まで公募するというのは議会軽視であるということをまず申し上げておきます。

 また,そもそもこの地域では平成18年にも幼稚園の統合化が持ち上がり,そのときも岡山市幼児教育検討委員会で幼稚園の適正規模の議論の結果が出る前に,園児数が少ないということで統合の話を教育委員会が持ち込み,合意形成を教育委員会主導で行ったという経過があります。今回も岡山市全体の学校の適正規模の議論や方針も出されないまま,なぜ足守地域から統廃合かという明確な理由もないまま地域に入り,合意形成と言いながら世論誘導してきた感が否めません。いまだに閉園された幼稚園の跡地利用も決まっていません。

 思えば芳泉小学校のひばり分校,また岡山の中心市街地の小学校の統廃合,山南学区の小学校プールの統廃合など,岡山市全体の計画や方針もないまま,すべて教育委員会主導で,中には地域を壊してまで強引に進めてきたものもあります。岡山市教育委員会には子どもに最善の利益をの立場で,岡山市のどこにいても手厚い教育を子どもたちに受けさせることを理念として持っていただきたいと思わずにはおれません。

 さて,今回地域には小中一貫の必要性を,中1ギャップの解消,複式学級の弊害,少人数で同じ環境だと競争意識が育たないなどの理由を挙げて説明しました。小学校から中学校へ上がるときに,教科担任制や集団の規模などもちろん変わることも多く,そのギャップがあるという実態は事実です。しかし,それは教員の意識改革や指導のポイントで克服しなければならない問題ではないでしょうか。教育のプロであれば,その環境のもと最大の努力をするべきではないでしょうか。今教職員の間でベストセラーになっている「中1ギャップ」の作者石川晋先生は,指導のポイントを押さえれば克服できるとし,小中一貫では6年生の最高年齢という活躍の場がなくなることを反対に心配されています。少人数だと先生の目も行き届き安心だという声も聞きます。小規模校にしても大規模校にしても一長一短あるわけですから,もう少しその必要性を議論することが必要だったのではないでしょうか。

 さて,今回の小学校の統廃合で地域の方が一番心配されたのは,地域から学校がなくなることです。地域から学校がなくなることで地域コミュニティーの崩壊,過疎化が急激に進むなど,地域の方々の不安にこたえる足守地域全体の将来の地域づくり,まちづくりの議論は何らなされず,統廃合ありきで進められていることが問題です。

 また,足守中学校の耐震化を口実に,建てかえて小中一体型校舎の建設をとの方向が進められています。今回統合される大井小学校は,平成12年に新校舎が建設されています。福谷小学校は昭和63年,高田小学校は平成8年の建設ですから比較的新しい校舎です。一方,昭和30年代に建てられた新耐震基準以前の校舎は小学校で19棟あり,足守地域には一棟もありません。耐震を理由にするなら,西大寺小学校も何とかしてほしいと思います。中学校でも15棟残っている耐震校舎の改善計画もないまま,足守中学校だけを耐震化の口実で,しかも小中一体で建てかえるというのは無計画過ぎると指摘をしておきます。

 また,今回の小中一貫に向けての統廃合は,結局は学校の数を減らすことであり,教育分野の行革,リストラだと全国的には問題となっています。背景には国の動きがあります。財務省の財政制度等審議会は2007年6月,学校統廃合を推進するよう文科省に求めました。教員の人件費を負担する国と都道府県にすれば,統廃合は教員数の削減,つまり人件費削減につながるとはっきり言っています。今回の小学校統廃合で見込まれる人件費削減は,市費教員だけでも4,500万円の削減となります。子どもへの投資は未来への投資,しっかり予算を拡充することと,子どもに最善の利益を保障するためにも,今回の足守地区の新しい学校づくりにかかわる事業費については慎重であるべきだと考えます。

 以上,簡潔に反対理由を述べさせていただきました。議員各位の御賛同を求めて討論とします。(拍手)



○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。

 日程第1の案件中,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)について及び甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定についてを他の議案と分離して起立により採決いたします。

 なお,本日の起立採決につきましては,車いすを利用の議員に限り,挙手をもって起立といたします。

 まず,甲第196号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第3号)についてを起立により採決いたします。

 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に,甲第206号議案岡山コンベンションセンター条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。

 本案に対する委員長報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に,ただいま議決いたしました2件の議案を除く68件の議案について一括して採決いたします。

 これらの議案につきましては,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第2

 請願第3号〜請願第5号,平成19年陳情第48号,陳情第35号,陳情第42号,陳情第43号,陳情第47号,陳情第51号,陳情第52号,陳情第55号〜陳情第59号,陳情第61号〜陳情第63号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,請願第3号無年金・低年金者の生活を保障する生活支援金の支給を求める意見書の提出について以下3件の請願及び平成19年陳情第48号深柢小学校跡地活用について以下15件の陳情についてであります。

 これらを一括上程いたします。

 お諮りいたします。

 本件に対する委員長報告は会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 討論の通告があります。崎本議員。

     〔28番崎本敏子議員登壇,拍手〕



◆28番(崎本敏子議員)  私は日本共産党岡山市議団を代表して,請願3件,陳情14件について委員会報告に反対する討論を行います。

 まず,請願第3号無年金・低年金者の生活を保障する生活支援金の支給を求める意見書の提出についてです。

 この請願は,この10年間で3回年金が引き下げられる一方,老年者控除の廃止による所得税増税,住民税の一律10%課税による増税,医療保険料,介護保険料の引き上げにより高齢者の生活が脅かされているとして,安心して老後が生きられなくなっているという現実を告発しています。来年はまた年金を引き下げるという,そういう動きなわけで一層切実になると思います。とりわけ全国で100万人を超える無年金者,低年金者の苦しい生活は見過ごせないとして,生活保障のための支援金支給を国に求め,そのためにも国として実態把握をして対応してほしい,そういうことを願って国に意見書を出してほしいという切実な内容であります。

 議員各位は来春選挙を控え,有権者との対話に日々奔走しておられることと存じます。無年金者,低年金者の声をお聞きになってるんじゃないでしょうか。岡山市は無年金,無収入のひとり暮らしの高齢者に国保料で一月1,584円,介護保険料で一月2,380円を課しております。払いたくっても生活困窮のために保険料が払えない人は現実においでになります。年金1万5,000円以上の方は天引きをされて,滞納する自由もなく生活圧迫を受けている,このことも非常に深刻です。じゃあ生活保護を受ければいい,これで済ますことはできません。最低保障年金制度が望まれますが,その制度が実現するまで,せめて支援金をという願いは切実だと思うのです。実態を把握して対応してほしい,こういう声を,何でもかんでも支給するのは無理があると切り捨てることなど到底できません。財源の問題については後で触れたいと思います。私には無年金者の悲鳴が聞こえます。議員各位にも聞こえていると存じます。よって,採択すべきと考えます。

 次は,請願第4号最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出についてです。

 無年金者は全国で118万人とも言われ,国民年金の納付率は全国平均が60.0%,岡山市では何%か御存じでしょうか,58.42%です。無年金者,低年金者がふえることが予想されます。失われた年金問題などで年金制度への信頼が揺らいでおります。世界的に見ても最低保障年金制度は常識であり,雇用不安やワーキングプアで苦しむ若年層の将来を保障する制度でもあるとの請願の指摘は,そのとおりだと考えます。

 今回の請願のポイントは,財源を消費税によらない最低保障年金制度をという点でした。この請願に反対された議員は,消費税も含めた全体の税制論議が必要との見解を述べられましたが,改めて消費税の無年金者,低年金者への影響を冷静に見詰めておかなければならないと思います。

 消費税は応益負担の税制であり,極めて逆累進性が高く,社会保障の財源としては適していません。日本生協連の調査では,2006年の世帯平均の消費税額は年間17万3,000円,一月に直しますと1万4,420円ですね。収入に占める割合は平均が2.4%です。1,000万円以上の世帯では1.95%と率が減りまして少なく,400万円未満の世帯では3.49%と重くなります。無収入,無年金の人も赤ちゃんまでも毎日納税者なわけです。また,仮に消費税を福祉目的税化すると,社会保障費の増大に伴って税率をどんどん引き上げなくてはならなくなります。そんな仕組みが妥当とは思えません。

 そもそも消費税が導入されたとき,時の政府は福祉のために使うと言いましたが,現実にはそうなりませんでした。この20年間に国民は約188兆円の消費税を払いましたけれども,税制全体の見直しの中で法人税率が下げられ,その減税分総額は約160兆円で,法人税収が減った分の穴埋めになってしまった,これが現実です。今また同じことが起ころうとしております。

 さらに知っておかなければならないことは,日本の消費税5%の税率が既に国税に占める消費税収の比率は24.6%だということです。例えば,イギリスの消費税は17.5%ですけれども,すべて一律ではなく生活必需品は無税とか低率にするなどの仕組みの中で,国税に占める割合は23.7%なんですよね。つまり日本の5%一律課税方式は今でも十分重いということです。

 消費税の導入の際に,それまで高級品にかかっていた物品税が全部廃止になりましたね。生活必需品にも一律課税になっているという,そういうもとで年金生活者から消費税増税によらない最低保障年金をという要望が出るのは当然ではないでしょうか。高級品の物品税などは課せばいい。さらに,所得税の最高税率がかつて住民税を合わせて88%だったものが現在は50%になっていることや,株式配当に対する課税が本来20%のところを10%に下げられたままになっていること,そういうことを見直すことが必要です。つまり,あるところから取って財源を確保する。例えば,消費税の問題でも輸出大企業に戻している消費税の還付制度というのがありますよね。2010年度予算書で消費税収が全体で12兆475億円あるということですけれども,その28%に当たる3兆3,762億円を還付しているわけですよね。こういった還付制度をなくすことが財源確保のためにやれることではないか,私どもはそう考えておりまして,消費税増税によらない財源確保はできると考え,この請願も採択すべきと考えております。

 次に,請願第5号後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出についてであります。

 内容は,年齢で差別する後期高齢者医療制度を廃止し,今示されている後期高齢者を別扱いする,そういう新制度ではなく,老人保健制度に戻すことを国に求めたい,そういうものであります。民主党政権は廃止を2013年に先送りをし,ことし4月には何の手だても打たず保険料を値上げし,二重に公約を投げ捨てたことへの怒りは岡山市民の中にも渦巻いていると思います。制度を廃止してスタート時点に戻すのは当然のことであります。

 あとの3項目ですけれども,国保の国の負担をふやすこと,これは我が市議会が全会一致で意見書を出した内容であります。そして,70歳から74歳の高齢者の窓口負担を2012年度から2割にする,これをやめて75歳以上の窓口負担を軽減してほしい,こういう切実な声でございます。70歳から74歳の1割負担据え置きは自民・公明政権でも実施されていたことであり,議員各位の御賛同が得られないはずはない,そう私どもは考えます。よって,採択すべきと考えます。

 GDP対比総医療費は,アメリカが15.3%,ドイツは10.7%,これに対し日本は8.0%です。私も看護師の一人ですけれども,医師,看護師などの数が少なく抑えられ,命を削って医療を支えているという結果がこの8.0%なんですよね。医師会などからも,医療費は高くない,窓口負担の軽減をと指摘されていることを申し添えておきたいと思います。

 次に,陳情ですが,陳情第35号,陳情第43号,陳情第47号,陳情第51号,陳情第52号,陳情第56号,陳情第57号,陳情第58号,陳情第59号,陳情第63号は,川崎病院建設のために旧深柢小学校跡地利用をという同趣旨の陳情ですので,一括で討論いたします。

 10件の陳情は,市民病院,榊原病院が現地から移転すると聞く,中心市街地から総合病院がなくなるのは不安である,川崎病院の移転構想の説明会では,老朽化が激しく狭いので建てかえないと存続できないとのことで旧深柢小跡地の借用を認めてほしいと,こういう内容であります。

 一方,深柢地区連合町内会からは陳情第42号,陳情第61号,陳情第62号の3件が出されておりまして,市の防災計画の見直しに当たり,避難所として活用できる防災空地等の確保を求める内容であります。また,市内中心部の5小学校を1校に統合した中央小学校の現状は,児童数がふえ運動場面積が学童1人当たり5.9平方メートルで,市内小学校の平均の3分の1であるという事実を指摘し,教育施設整備計画の見直しを求めるものであります。

 平成19年陳情第48号は出石地区連合町内会から出されており,目先のことにとらわれず冷静な目で今後百年の大計を立てるのが真の行政のあり方だという内容の陳情であります。

 委員会報告は,深柢地区連合町内会や出石地区連合町内会から出された陳情を不採択とし,旧深柢小学校に川崎病院を移転する陳情を採択とする内容です。

 皆さん,今ここで議会が川崎病院移転を推進する必要があるのでしょうか。現在,川崎病院から市に対して正式な要望は出されておりません。議会に対しても川崎病院からは何の説明もありません。どんな計画をお持ちなのかもわかりません。市長は,市全体のまちづくりの見地から方向を出す。こう答弁しておられる状況であります。私は,中心部に総合病院が必要との住民の声があることは十分理解できます。だから,市民病院の移転に対しても,清輝学区だけでなく反対の声なき声が多いのではないか,そう推察しております。それとも,市長の今示しておられる市民病院の移転は川崎病院の旧深柢小学校跡地利用を推進するための,そのためのものだったのでしょうか。もしそうであれば,批判の声は一層大きくなるでしょう。

 皆さん今,東海・東南海・南海地震の発生確率は30年以内に70%だ,そう言われています。これに対応する防災計画の公共空地の確保と帰宅困難者の対応は,市の責務であります。現状を確認しておきましょう。現状は議員各位も御承知のとおり,中心市街地の防災空地は絶対的不足であります。広域避難地である烏城公園面積には,お堀や石垣,旭川水面をも含んでおりまして,絶対的に不足していることを当局も認めておられ,それを新しい被害想定のもとで現在見直しをしているところなわけですよね。私どもは,この第1次避難所の確保っていうのは災害時の命にかかわる重要事項だ,そう考えております。病院ももちろん必要ですけれども,避難所の確保,災害のときに逃げ場所がない,こういった問題の解決もきちっとしなければならないことです。議会としても真剣にこのことを考えなくてはなりません。ぜひ数字合わせでなく,真剣な検討を当局には求めておきます。また,市長の真剣な御判断をお願いしたいと思っております。

 さて,民間病院はどこでも自分で土地を確保し,経営計画を持ち,地域医療に責任を果たしております。私はこれほど熱い住民からの支持を受ける病院ならば,住民の協力を得て存続の道はいろいろ見出せるだろう,そう感じております。

 ともかくも,住民の意見は分かれております。この状況で議会が先走って70万市民の教育財産を民間病院である川崎病院のために活用する,こういうことを多数決で決めるのは余りにも配慮に欠けているのではないか,市の防災計画という政策課題の整理も必要ではないか,そう考えるところです。

 旧深柢小跡地にかかわる陳情は,いずれも継続審査とすべきと考えるものです。議員各位の御賛同をいただきますよう心からお願いを申し上げまして,私の討論とさせていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  以上で討論を終わり,採決いたします。

 なお,請願・陳情の起立採決において,御着席の方は反対といたします。

 まず,請願第3号無年金・低年金者の生活を保障する生活支援金の支給を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。

 次に,請願第4号最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出についてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。

 次に,請願第5号後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出についてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。

 次に,陳情第35号旧深柢小学校跡地への総合病院の建設について以下10件の陳情を一括して起立により採決いたします。

 陳情名を職員に朗読させます。



◎中村稔議会事務局次長  起立により採決する10件の陳情名を朗読いたします。

 陳情第35号旧深柢小学校跡地への総合病院の建設について,陳情第43号旧深柢小学校跡地への総合病院新設について,陳情第47号岡山中央南小学校(旧深柢小学校)の跡地利用について,陳情第51号旧深柢小学校跡地への川崎新病院の建設について,陳情第52号旧深柢小学校跡地への川崎新病院の建設について,陳情第56号川崎病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について,陳情第57号新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について,陳情第58号新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について,陳情第59号川崎病院の旧深柢小学校跡地への移転建て替えについて,陳情第63号新病院建設のための旧深柢小学校跡地の利用について,以上でございます。



○宮武博議長  これらの陳情に対する委員会報告は採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  賛成多数であります。よって,これらの陳情は採択と決定いたしました。

 次に,平成19年陳情第48号深柢小学校跡地活用について及び陳情第42号旧深柢小学校跡地活用についてを一括して起立により採決いたします。

 これらの陳情に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,これらの陳情は不採択と決定いたしました。

 次に,陳情第61号旧深柢小学校跡地を防災避難場所として確保,整備することについてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。

 次に,陳情第62号中心市街地の小学校5校の統合計画の見直しについてを起立により採決いたします。

 本件に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,本件は不採択と決定いたしました。

 次に,陳情第55号上道墓園の水道蛇口の改善についてを採決いたします。

 本陳情につきましては,委員会報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第3

 甲第270号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程第3に入ります。

 日程第3は,甲第270号議案市長,副市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。

 これは,市税等を着服し横領した職員を処分するに当たり,市政の責任者として市長及び先順位で市長の職務代理者となる副市長の平成23年1月の給料月額の10分の1をそれぞれ減額するものでございます。

 よろしく御審議の上,御議決を賜りますようお願いいたします。



○宮武博議長  以上で市長の提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 甲第270号議案市長,副市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については,原案のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,甲第270号議案は原案のとおり可決いたしました。

      ──────〇──────



△日程第4

 甲第269号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程第4に入ります。

 日程第4は,甲第269号議案人事委員会委員の選任同意についてであります。

 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。

 これは,平成23年1月31日をもって任期が満了する人事委員会委員新村容子氏の後任として虫明眞砂子氏を選任するに当たり,市議会の同意を求めようとするものです。

 なお,同氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。

 何とぞよろしく御同意のほどお願い申し上げます。



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 甲第269号議案人事委員会委員の選任同意については,これに同意することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,甲第269号議案はこれに同意することに決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第5

 諮問第4号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第5に入ります。

 日程第5は,諮問第4号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。

 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました議案について御説明申し上げます。

 これは,平成23年3月31日をもって任期が満了する人権擁護委員荒木弘之氏,河内孝直氏,坂本宏子氏,政安利清氏,守山司郎氏,山下佶子氏,吉田銑介氏の後任として同7氏を再推薦するとともに,同日をもって任期が満了する村上三和子氏の後任として宮本郁子氏を,また平成22年8月31日をもって解職となった藤原啓子氏の後任として岡崎義和氏を推薦するに当たり,市議会の意見を聞こうとするものでございます。

 なお,各氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。

 何とぞよろしく御同意のほどお願い申し上げます。



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 諮問第4号人権擁護委員候補者の推薦については,これに同意することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,諮問第4号はこれに同意することに決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第6

 大正池水利組合議会議員の選挙について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第6に入ります。

 日程第6は,大正池水利組合議会議員の選挙についてであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法はいかがいたしましょうか。

     〔5番松島重綱議員登壇〕



◆5番(松島重綱議員)  ただいまお諮りになりました大正池水利組合議会議員の選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。

 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。

     〔拍 手〕



○宮武博議長  ただいま松島議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。

 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。

 お諮りいたします。

 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。

 指名いたします。

 職員に氏名を朗読させます。



◎中村稔議会事務局次長  大正池水利組合議会議員として議長が指名いたします方々の住所,氏名を朗読いたします。

  岡山市北区新庄下898番地 坪井豊明さん

  岡山市北区新庄下964番地 三垣福夫さん

  岡山市北区新庄上1915番地2 難波秀夫さん

  岡山市北区新庄上1575番地 平松一郎さん

 以上でございます。



○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。

 指名いたしました方々を当選者と決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方々が当選者と決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第7

 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第7に入ります。

 日程第7は,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。

 お配りいたしておりますとおり,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第8

 特別委員会における閉会中継続審査について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第8に入ります。

 日程第8は,特別委員会における閉会中継続審査についてであります。

 お配りいたしておりますとおり,一般会計決算審査特別委員会,特別会計決算審査特別委員会,企業会計決算審査特別委員会における閉会中継続審査について委員長から申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査に付することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  以上をもちまして11月定例岡山市議会に付議されました案件は,すべて議了いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  この際,お高いところからではございますが,お許しをいただきまして,一言ごあいさつを申し上げます。

 皆様方には,先月29日から17日間にわたり,補正予算を初め本市の政策課題に係る陳情など,数多くの重要案件につきまして慎重にまた活発に御議論,御審議をいただき,また議会運営にも終始御協力を賜り,本日11月定例市議会が無事閉会の運びとなりました。心より厚く御礼を申し上げます。

 この1年を振り返ってみますと,2月には長年にわたって市勢の発展に御尽力をいただきました安井聰議員が御逝去されました。改めて心より御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。

 ことしの夏は,本市でも猛暑日が12日間にわたるなど全国的に異常な猛暑が続き,熱中症による死亡者が出るなど多くの方々が暑さに苦しんだところでもございます。この影響を受け,岡山県の主力品種とされるヒノヒカリは壊滅的な打撃を受けるなど,農作物にとっても大きな被害が発生したほか,自然界で生きるイノシシ等の人里への出没が多発し,人的被害も発生したところでございます。

 また,国の安全保障の面では,普天間の米軍基地移設問題に課題を残すとともに,尖閣諸島の問題,さらには北朝鮮から韓国への砲撃がなされるなど緊迫した国際情勢となっておりますが,平和的解決を強く望むものであります。

 一方,経済面においても依然として景気回復への足取りは重く,国内消費は政府のエコカー補助金,家電エコポイント制度などの駆け込み需要により消費低迷に一定の歯どめがかかったものの,制度の終了,縮小による国民の購買意欲の低下が予想されておるところであります。

 このような状況の中,高校・大学新卒者の就職内定率が過去最悪の水準を推移し,雇用情勢も大変に厳しいものがあります。就労意欲のある若者に就業機会が与えられないことは,これからの我が国の社会システムにも大きく影響することが明らかであります。

 こうした厳しい自然環境や経済環境の中で,一自治体だけでの取り組みは限られているものの,市民が真に安全・安心に暮らせ,笑顔とにぎわいにあふれた岡山市を目指して果敢に地域課題を解決することが強く求められているところでもございます。市議会といたしましても,全国各自治体との連携や問題認識の共有を深める中で,政令指定都市との連携もより一層強化し,国への働きかけを初め最大限の努力をしてまいる所存であります。

 終わりになりましたが,市民の皆様を初め報道関係各位には,この1年間市議会に対し御理解と御協力を賜り,厚く御礼を申し上げる次第であります。今後ともよろしくお願いを申し上げる次第でもございます。

 皆様方には健康に十分留意されまして,夢と希望に満ちた新年をお迎えいただきますよう祈念いたしまして,11月定例市議会閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。

 大変ありがとうございました。

      ─────────────



○宮武博議長  この際,市長からごあいさつの申し出があります。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,お許しをいただきまして,11月定例市議会の閉会に当たり,一言ごあいさつを申し上げます。

 去る11月29日の開会以来,本議会に提案しておりました議案につきまして,熱心に御審議を賜り,御議決をいただきまして,まことにありがとうございました。

 さて,本年は岡山市が政令指定都市に移行して2年目となることから,移行のメリットを生かしたまちづくりを本格化させるために力を尽くし,都市ビジョンに沿ってさまざまな施策を推進してまいりました。4月には,全国都市緑化フェアの会場跡地に西大寺緑花公園と体験学習施設百花プラザをオープンし,また5月には再整備を進めてきた岡山駅西口交通広場が完成したほか,今月初めには本市の優位性が評価され,NTT西日本のコールセンターが市内に開所するなど,まちづくりにとって大きな進展がありました。

 また,本年は日本最大の文化の祭典である国民文化祭・おかやま2010を初め日本糖尿病学会や瀬戸内国際芸術祭など大規模なイベントやコンベンションが相次いで開催されました。このチャンスをとらえて,国の内外で積極的なシティープロモーション活動を展開し,国内はもとより海外からも多くの方々にお越しいただくとともに,本市の魅力を広く情報発信したところでございます。

 一方,地域の経済・雇用情勢を見ますと,長引く景気低迷の影響により,依然として深刻な状況が続いていることから,今議会においても40億円を超える規模の経済・雇用対策予算を御議決いただくなど,積極的に切れ目なく対策を講じてきたところでございます。この予算をしっかりと活用して,地域経済・雇用の安定につなげるとともに,弱者対策の充実など市民の安全・安心の暮らしを確保してまいりたいと考えております。

 また,国政では,昨年9月に発足した民主党を中心とする新政権がわずか8カ月余りで鳩山内閣から菅内閣に交代し,さらに本年7月の参議院議員選挙の結果,再びねじれ国会となるなど,内政,外交ともに課題が山積する中で,政治情勢は混迷を深めております。その結果,地域主権改革法案が今なお成立しないなど,現政権が最重要課題とする地域主権改革が進展していないことはまことに遺憾であり,改革の早期実現を強く期待いたしますとともに,今後とも政令指定都市として岡山から国を変えるという気概を持って,地域の実情を踏まえた地方の声をしっかりと国に届けてまいりたいと考えております。

 迎える新年は,本市が政令指定都市に移行して3年目となります。そこで,これまでの成果や実績を踏まえながら,都市ビジョンに基づいてさらに力強く市政を推進していく所存であります。しかしながら,財政状況はこれまでの行財政改革の成果により改善傾向にあるものの,まだまだ厳しい状況が続いております。このため,市民の皆様のさまざまな御期待があることは十分承知しておりますが,今後も引き続き行財政改革をしっかりと進め,堅実な財政運営のもと,市民の皆様と協働して市民生活の安全・安心を確保するとともに,本市の発展や飛躍につながる事業を重点的に推進し,そして中四国さらには西日本の拠点都市としての一層の発展に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 市民並びに市議会の皆様,報道関係,また関係機関・団体の皆様には,今年1年の御高配に厚く御礼を申し上げますとともに,未来に向けての夢のあるまちづくりになお一層の御支援,御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 本年も余すところあと半月となりました。寒さも厳しくなります折から,皆様方にはくれぐれも御自愛の上,輝かしい新年をお迎えになりますようお祈り申し上げまして,ごあいさつとさせていただきます。

 まことにありがとうございました。(拍手)

      ─────────────



○宮武博議長  これをもちまして11月定例岡山市議会を閉会いたします。

 大変御苦労さまでした。

      午前11時41分閉会