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岡山県 岡山市

平成22年 9月定例会 09月27日−07号




平成22年 9月定例会 − 09月27日−07号







平成22年 9月定例会

    平成22年9月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第7号

       9月27日(月)午前10時開議

第1

 個人質問

 甲第162号議案〜甲第193号議案

第2

 決第1号〜決第20号

      …………………………………

〇会議に付した事件

 日程第1 個人質問

      甲第162号議案〜甲第193号議案

 日程第2 決第1号〜決第20号

      ──────〇──────

〇出席議員(49人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            9番  井 本 文 博

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            18番  和 氣   健

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  三 木 亮 治

            33番  伏 見 源十郎

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            48番  土 肥 啓 利

            49番  有 井 靖 和

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

〇欠席議員(2人−欠員2)

            17番  藤 原 頼 武

            47番  垣 下 文 正

      ─────────────

〇説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  佐 古 親 一

       副  市  長  讀谷山 洋 司

       秘 書 広報室長  田 中 利 直

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       安全・安心ネットワーク担当局長

                田 淵   薫

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  高 次 秀 明

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       東  区  長  川 野   豊

       保 健 福祉局長  岸   堅 士

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                田 中 直 子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  甲 斐   充

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                筒 井 祐 治

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  難 波 康 廣

      選挙管理委員会

       事 務 局 長  難 波   巧

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       委     員  守 屋 勝 利

       担 当 局 長  矢 野 有 哉

      農 業 委 員 会

       第四農業委員会会長黒 田 栄三郎

      教 育 委 員 会

       委     員  岡 崎 優 子

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

〇出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  佐 藤   武

       次     長  中 村   稔

       総 務 課 長  料 治 茂 樹

       調 査 課 長  矢 木 広 幸







      午前10時2分開議



○宮武博議長  皆さんおはようございます。

 これより9月定例市議会第7日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は38名であります。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に森田議員,竹永議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ──────〇──────



△日程第1

 個人質問

 甲第162号議案〜甲第193号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,個人質問並びに甲第162号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下32件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,個人質問を行います。

 それでは,順序に従いまして楠木議員。

     〔36番楠木忠司議員登壇,拍手〕



◆36番(楠木忠司議員)  おはようございます。

 質問もきょうが最終日でございまして,そのトップを飾りまして質問をさせていただきます。

 きょうは4人ということでございますけれども,後,論客ぞろいでございますので,私のほうは秋の空みたいにさわやかに(笑声)質問をさせていただきたいと思います。

 実はきのう,学区民体育大会なり,それぞれの小学校の運動会が多く開催されたと聞いております。私も地元の小学校に行きまして,子どもたちのはつらつとした動き,またはつらつとした子どもらしさ,そういったものを感じたわけでございます。また,学区民体育大会,きょうも我が会派の田中慎弥さんがきょう部屋に入りまして,わしゃあ足が痛うてかなわんのじゃと,どうしたんと言うたら,きのう運動会があって走ったんだということでございまして,皆さん方も歳も考えていただきながら,ぜひ地域の中で頑張っていただきたいなと思います。

 きのうたまたま私,校長先生の隣の席で午前中子どもたちの運動会を観戦していたわけでございますけれども,先ほども言いましたように,本当に走るにしても,またいろんな演技にしても,ほんまによくそろった行動をしておりました。そして先生に,これは先生の指導ですかと言ったら,もちろん最初は先生方もやるけども,子どもたちの意見を聞きながらやっているんだと。子どもたちの自主性も尊重しているんだというお話を聞きました。そういった意味では,学校における教育,子どもたちも自主的に判断をしながら,学校で学んでいる姿を見させていただきました。

 我々の小学校というのは,大体600世帯あるそうです。きのう多くの人が駆けつけておられまして,先生きょうどのくらい来とんかなあと。まあ保護者はもちろんですけれども,私の家にも小学校2年生の子どもがおりまして,そういったじいちゃん,ばあちゃんを入れれば,大体3倍ぐらいの人が来ているんじゃないんかなあというお話をさせていただきました。3倍ということになれば,子どもたちを入れまして2,500人ぐらいきのう小学校のほうに集まったということになりまして,そしてその地域から子どもたちを見守っていく,子どもたちの健全育成を見守っていく,そういった姿をかいま見たわけでございます。

 そういった意味では,学校における教育,また地域における教育,そして家庭における教育,それが三者一体ということで,これから大切なんじゃないかなあということを感じました。そういったことを踏まえて,まあこればっかり話しょうたら時間がなくなってしまいますので,早速質問に入らせていただきたいと思います。

 最初の質問は,障害者への乗車拒否についてという質問でございます。

 この項については,せんだっての新聞に載っておりました。盲導犬を連れた目の不自由な方がバスに乗車をして,おりるときに,「車が汚くなる。毛がつくから乗らんようにしてくれ」というふうな不穏当な発言があったという記事でございます。その方は,具体的な内容といたしましては,関西盲導犬協会というのが京都にあるそうでございますけれども,そこが岡山県バス協会とそしてバス会社に改善を申し入れたとの記事でございました。

 そこで質問でございますけれども,市としてこのような内容,事実を知っているのかどうか,まずお尋ねをいたします。もし知っているとすれば,バス会社に対してどのように対応してきたのか。また,バス会社の対応はどうだったのかお聞かせいただきたいと思います。

 2つ目に,関西盲導犬協会が岡山県バス協会とバス会社に改善を申し入れたということでございますが,その内容について知っていればお聞かせいただきたいと思います。

 大きい2番,公民館の移管の問題についてでございます。

 この問題につきましては,今回の議会の中で多くの議員から指摘がされております。安全・安心ネットワーク担当局長のほうからは,今までどおりの公民館なんだと,別に変わったことはないんだというふうなことで,私自身も安心をしているところでございます。

 しかしながら,先日私のところにも投書が,投書といいますか手紙が参りまして,移管の問題,移管に反対なんだという方々もおられるし,またいろいろ公民館の中で活動されている方々に聞いても,ちょっと心配があるんだということでございます。

 そこで質問でございますけれども,そういった方々にきちっとした対応をこれからやる必要があるんじゃないかということでございますので,教育長のほうにこれからの対応策についての御見解があればお聞かせをいただきたいと思います。

 それから,今回の質問のもう一つの趣旨は,現在の公民館の実態というものを先日教育委員会のほうにお聞きいたしました。公民館が一体いつごろできたんかと。中学校区単位に今あるわけですけれども,そういった内容,また修繕とか,それから維持管理費とかそういった金額の問題,それから古い公民館はまだボイラーが設置されているということでございますので,その設置の有無,そういったものについてお聞きをいたしました。

 まず,古い物を順で申し上げますと,一番古いのが広瀬町にある旭公民館,これは戦前の建物でございまして,いまだに地域の方々が利用されているということで,これが一番断トツで古いということになってるそうでございます。次が岡南公民館,そして西大寺公民館,吉備公民館,中央公民館,上道公民館,そういった順番で続いているわけでございます。

 また,旭とか岡南,大元,中央の公民館を除きまして,若干のずれはございますけれども,大体合併時期,昭和四十六,七年ごろに建てられたものが多いというふうに聞いております。現在では築後40年ぐらいたっているわけでございますから,老朽化も進んでいるわけでございまして,この建てかえについて質問をさせていただきたいと思います。

 今回取り上げさせていただくのは,私の地元でもございます吉備公民館の実態を申し上げながら,教育長の御見解をお伺いできたらなというふうに思っております。

 吉備公民館が建設されたのが昭和45年ということでございまして,今40年が経過をいたしております。また先日,公民館の館長に,吉備公民館の現状はどんなんですかと聞いたら,8月の31日ぐらいでしたかね,大雨が降りまして,ちょうど公民館に入ったら正面に事務所がございまして,その事務所の横が,来賓の控室といったらちょっとちゃちなんですけれども,ちょっと部屋がございます。そこに滝のような雨漏りがしたということでございまして,何か上の防水施設か排水施設が詰まったかどうかしてそういった状況があったということでございます。

 また,公民館については水曜日がお休みなんですけれども,その明くる日,木曜日なんかは,当分水道を出しておかないと濁った水が出るということでございました。

 また,修繕費もかなりかかっているのではないかなというふうに思いました。いずれにいたしましても,吉備の公民館,先ほど言いましたようにかなり老朽化が進んでおりますし,また先ほど言った耐震の問題にも,これまたどれだけ耐え得るのか,教育委員会のほうにお聞きしますと,今のところ調査をしていないというふうなことでございますので,これも,耐震化も,耐震性というものも余りないのではないかなというふうな気がいたします。

 そこで今回,思い切って公民館の建てかえをしたらというのが私の質問の趣旨でございますので,そのことにつきまして教育長のほうにお伺いをしたいと思います。

 それから,大きい3番でございます。区づくり推進事業の関係です。

 ことしから始まった区づくり推進事業,新たな事業として今回始まっておりまして,3つの部門に分かれております。身近な交流部門,また広域的な広域交流部門,地域活動部門の3部門ということでございます。それぞれの部門の活動に補助金が出されているということでございまして,そこで質問でございます。

 ことしから始まったこの区づくり推進事業で前期,後期と分かれて,今もう既に後期の事業が10月から始まるわけでございますけれども,もう締め切られております。

 そこで質問でございますけれども,どのくらいの申請があったのか。現状について,また当初予算について,どのくらいの予算執行を見込んでいるのかお聞かせをいただきたいと思います。

 2番,市として申請を受けまして,審査会で内容を審査することになっております。何を重点的に審査をされているのか。もし,後で不都合といいますか,不備な点があった場合,どのように対応しているのか。前期の事業でそのような問題があったのかどうなのかお尋ねいたします。

 3番,補助率が2分の1となっておりますが,今後3分の2とか4分の3とか,そういった補助率を上げるお考えはあるのかどうか。

 4番,広域交流部門の補助金は,2つ以上の小学校区となっております。大体中学校区で開催がされているというふうに聞いております。小学校といいますと,大きな小学校,先ほども陵南小学校の例を申し上げましたけれども,1,000人近くの小学校もあれば,100人単位の少ない小学校もございます。そういった意味では,ある程度不公平が生じるのではないかなというふうに思います。

 今,町内に対しても補助金が交付されておりまして,それは人数,世帯数,また額,率と一定額と,それから世帯数に応じた金額が支給されておりまして,そういった意味では,この区づくり推進事業につきましても,補助金について,そういった額,率を見ながら補助金を出していったらどうかなあというふうに思いますので,その辺の見直しのお考えがあるのかどうかお尋ねをいたしたいと思います。

 5番,身近な交流部門の事業実施は小学校区となっております。また,事業を実施していない学区はないのか。要するに,小学校区で事業を実施していない学区,そういったものがあるのかどうなのか。もしあるのであれば,実施できない理由をお聞かせいただきたいと思います。

 大きな4番目,どうにかならぬか,ごみの不法投棄についてお尋ねいたします。

 先日,田原議員のほうからの質問に対しまして,現在ごみのポイ捨て量は減っているんだという御答弁もなされました。しかしながら,私が見る限りでは,なかなか減っていないのが現状ではないかと思っております。

 先日,私のところに1通の手紙といいますか,投書がございました。その内容というのは,地域においてごみのポイ捨てがひどいと。で,その方は,毎日の犬の散歩のときにごみを拾っているんだというお話でございます。

 具体的に言えば,大体1年間,去年の10月ごろから,その方は毎日犬の散歩のときにごみを拾われて,レジ袋でいえば335袋,1日に1袋ぐらいのごみを拾われてるし,またレジ袋のままでぽんと捨てとると,4日に1回ぐらいはそういったごみを拾われているということでございます。その方が言われるのには,特に笹ケ瀬川の堤防付近に非常にポイ捨てが多いと。大雨が降れば,当然笹ケ瀬川は増水いたします。増水すれば,児島湖に流れ出て,児島湾に流れ出て,そして瀬戸内海,太平洋へとごみが出ていくわけでございまして,先日のテレビの放映におきましても,瀬戸内海のごみの実態というものが放映されておりました。いわゆる海洋汚染ということで,それが心もとないといいますか,個人個人が注意すれば,そういったことが多くは防げるということでございます。

 児島湖の清掃作戦,これも多くの方々が参加をして行われております。そのごみの多さに,参加している皆さん方も驚かれたのではないかと思います。

 そこで,次の点について質問をさせていただきたいと思います。

 この質問は,私の質問というよりは,その方が1年間通して思われたこと,ぜひ岡山市についてはこうしてほしいということを,そういう願いもあるということをお酌み取りいただきたいと思います。

 このような地域の実態をどのように把握されているのか。また,その対策を岡山市としてはどのように考えているのか,まずお尋ねいたします。

 第2に,ごみのないまち岡山実現に向けて,市民パワーを結集し,協力を呼びかけていく必要があると思いますが,御見解をお聞かせください。

 第3に,先日,金甲山に不法投棄した者が逮捕されておりますが,特にひどい場所では監視カメラ等の設置や監視人の配置等を検討してはどうかと思いますが,御見解をお聞かせください。

 次に,犬のふん対策でございます。これは6月議会で私のほうから,犬のふんがひどいから,立て看板ぐらいはせめて立ててほしいということで,お願いをいたしました。それがこの3カ月といいますか,今回までにどうなっているのか。立て看板はしたのかどうなのかお尋ねをしたいと思います。

 あわせて,住民からの要望があれば,立て看板,特に先ほども笹ケ瀬川の例を出しましたけれども,沿線の方々からも,うちの辺もひどいんだと。ぜひどうにかしてほしいという投書といいますか,声が寄せられております。そういった意味で,地元の要望に対してどのように対応されるのかお尋ねをいたしたいと思います。

 次に,大きい5番,教育施設の環境改善についてお尋ねいたします。

 この問題につきましても,我が会派の田中議員,また竹之内議員のほうからもいろいろ指摘がされて,具体的にこうしたらどうかというふうな提言もされているところでございます。特に,ことしの夏は暑い夏でございまして,9月に入りましても連日35度を超えるような日が続いておりまして,校長先生にお聞きしますと,教室の中でも37度ぐらいあるんだということでございます。あるところには扇風機も設置されているようなんでございますが,扇風機の風も熱風が来るような状況で,なかなか教育者にとってもつらいんだと。特に子どもについて言えば,低学年,3年生ぐらいまでは特にきついというふうなことを言われておりました。

 そこで,冷房化の問題も質問としてなされております。私も,もし扇風機を全教室に設置した場合,また冷房化をした場合,どのくらいの経費がかかるんですかと教育委員会のほうにお聞きしました。そしたら,扇風機の場合は約2億円ぐらいの金がかかると。冷房化の場合は,計算はしてないけども,ざっと四十数億円になるんではないかなというふうなことが言われております。昨今の経済情勢の中では大変厳しい数字でございますけれども,そういう点では何らかの対策というのも必要じゃないかというふうに思います。

 せめて低学年の子どもたちが,まあ来年も暑いかどうかというのはわかりませんけれども,そういった意味では教室の中である程度快適に勉強ができる,そういうことをぜひしていただきたいなというふうに思っております。

 先日,校庭の芝生化も言われておりました。屋上緑化も言われておりました。また,壁面緑化も言われておりました。じゃあ今の学校の中で,中央小学校は屋上緑化をしているわけでございますけれども,ほかの学校の中で屋上緑化のできる学校がどのくらいあるのか,一つはお尋ねしたいと思います。

 また,やっぱり金がない場合は何らかの知恵を出す必要があると思うんですね。やっぱり教育委員会としても,学校施設,現場とよく協議しながら,どういうふうな形にすれば少しでも涼しくなるんかなあということをぜひ御協議いただきたいと思います。この点については要望にさせていただきたいと思います。

 2点目は,陵南小学校の下水道への接続,私もこれにつきましては何回か質問をさせていただきました。現在,陵南小学校の前の道路には本管が通りまして,いつでも接続できるという状況になっております。教育の改善というふうなことでも,この接続についてぜひ実施をしていただきたいということでございまして,教育長の見解,また下水道局の御見解を述べていただきたいと思います。

 最後に,大きい6番,公共施設への木材使用についてお尋ねいたします。

 先日の新聞に「公共施設での木材使用実績 過去2番目高水準」とあわせて「県産ヒノキで構造材 次世代型住宅普及へプロジェクトがスタート」との記事が載っておりました。健康や環境に優しい木造住宅が見直されたものと私自身も普及促進を期待しているものでございます。そのような中にあって,公共施設での木材使用が2倍になっていると書かれておりました。

 先日,桃太郎アリーナに参りましたが,階段には木材が使用され,またベンチも木材が使用されておりました。また,飾り物等も木材を使用しておりました。木材に対しまして,非常に見識深い高谷市長でございますので,今後の岡山市の施設についてどのようにお考えなのか,まずお尋ねをいたします。

 2番目に,現在岡山市においては,定期的な住宅相談というものは行っておりません。他都市については,住宅相談を行っている市もたくさんあるわけでございまして,住宅相談窓口等を行政として開設したらと思いますが,どのようにお考えかお尋ねいたします。

 3番目,年1回,3日間岡山まちづくりパネル展を現在開催しております。保健福祉会館か,またここの1階のロビーで行っておりますけれども,なかなか訪れるといいますか,相談もやっているわけですけれども,相談に訪れる人が少ないということを聞いております。具体的に市民の皆様方,耐震の問題とかいろんな課題が今山積されておりますので,そういった意味では市民の方が気軽に訪れるような形にしたらと思いますが,その点についての御見解をお聞かせください。

 4番目,岡山市は耐震診断とか耐震改修につきまして,今補助金を出しております。耐震診断はともかく,改修の補助金は利用者が非常に少ないということを聞いておりますが,その理由をお聞かせください。

 また,先日の新聞に,来年度から国交省の方針として老朽化住宅の撤去に30万円の補助金が出るとの記事が載っており,そのことに対しまして先日,崎本議員のほうからも質問がなされているところでございます。それに対して当局の答弁は,岡山市は該当する地区はないとのことでございますけれども,ぜひ県なり国交省と,来年度の予算が決まるとき,まあ大体12月ごろには決まると思いますけれども,それまでにやはり御協議をいただきまして,ぜひ補助金が岡山市も一定の地区については出るような方向で協議していただけたらなと思いますが,御見解をお聞かせください。

 以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。どうぞきょうもよろしくお願いします。

 それでは,楠木議員の公共施設への木材利用についての御質問にお答えをいたします。

 公共施設において,木材の利用をふやすことは,木材需要の確保につながるとともに,市民の皆様に木材のよさを広く再認識していただくきっかけとなることから,地域における木材需要の拡大に先導的な役割を果たし,森林整備の適正な促進にも貢献するものと考えております。

 本市では,今年度岡山後楽館中・高等学校校舎等新築工事や木下利玄の生家修復整備工事等に木材の利用を予定しております。今後も,本市の公共施設において,可能な限り木材の利用に努めてまいりたいと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎岸堅士保健福祉局長  障害者への乗車拒否について一括してお答えいたします。

 身体障害者補助犬法では,公共交通事業者等は身体障害者補助犬の同伴を拒んではならないと規定されております。市は身体障害者や施設等を管理する者から苦情の申し出があった場合には,必要な助言,指導を行うこととしております。

 御指摘のケースにつきましては,市への通報等はなく,新聞報道で知りました。関係者からお話を聞いたところ,2月に盲導犬協会から岡山県バス協会へ,バス会社を特定せず運転手を指導してほしいとの申し入れがあり,5月には盲導犬協会から,バス会社とも話がしたいとバス協会へ申し入れがありました。バス会社,盲導犬協会,視覚障害者の方の当事者間で状況確認等が行われ,バス会社からの謝罪を盲導犬協会や視覚障害者の方も受け入れ,バス会社内での全運転手への個別指導等も新聞報道前に済まされておりました。

 市としては,案件によっては,通報等がなくても改善の働きかけ等を行うことは可能と考えておりますので,今後とも適切に対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  ごみの不法投棄について,地域の実態,また市民パワーの結集について御答弁申し上げます。

 現在,テレビ・自転車等の不法投棄については,市職員により日常的なパトロールを行っておりますが,投棄件数については年々減少しております。一方,市域全体の空き缶等のポイ捨て件数については,依然として少なくない状況にあると考えております。

 ポイ捨てについては,現在,主に町内会,環境衛生協議会,リサイクル推進員,美しく快適なまちづくり推進員,環境パートナーシップ事業登録団体,その他のボランティア団体や個人の皆様により対応していただいており,市民の皆様の御協力なくしては,市全体の美化はなし得ないと考えております。

 地域が美しくなっていくことや美しく快適なまちづくり表彰等によりモチベーションを高めていただき,継続的な御協力をお願いするとともに,安全・安心ネットワークや不法投棄防止対策連絡協議会の協力も得ながら,市民の皆様との連携をより強化してまいります。

 次に,監視カメラの設置や監視人の配置について御答弁申し上げます。

 監視カメラの設置は,これまで北区足守地域等で使用し,不法投棄防止に効果を上げた実績から,不法投棄が後を絶たない場所には有効な手段と考えており,町内会等から設置要望があれば協議し,広く設置してまいりたいと考えております。

 また,不法投棄の監視については,現在,市職員による市内一円のパトロールを実施しておりますが,議員御指摘の不法投棄のひどい場所には,巡回回数をふやすなど,適切な対応をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎白神利行都市整備局長  犬のふん対策について御答弁申し上げます。

 議員御指摘の看板設置につきましては,植栽の剪定や道路上の清掃を行い,啓発看板を設置しております。また,住民からの看板設置の要望につきましては,地元の方々と協議し,可能な場所については啓発看板の設置を検討してまいりたいと考えております。

 次に,公共施設への木材使用について,市長答弁以外について御答弁申し上げます。

 まず,定期的な住宅相談窓口の設置,それから岡山まちづくりパネル展での住宅相談について,開催場所や内容についての検討をとのお尋ねでございます。

 市民の皆様の住宅相談につきましては,現在建築指導課と住宅課の職員が担当業務を行いながら対応しているところでございます。岡山まちづくりパネル展にあわせて開催をしている財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターに登録している増改築相談員による住宅相談が実施されておりますが,議員御指摘のように利用者が少ないことから,市民の皆様へのPR手法,開催場所,内容等について今後研究してまいりたいと考えております。

 また,増改築相談員の方による定期的な住宅相談窓口の設置につきましては,今後の市民ニーズの高まりを見ながら,関係団体,関係部署等と連携する中で研究してまいりたいと考えております。

 次に,耐震改修補助の利用者が少ない理由は,老朽住宅撤去の補助が出るように国とも協議をしてほしいとのお尋ねでございます。

 耐震改修補助金の利用者が少ない理由につきましては,本市において近年,大規模な地震災害がないことから,地震に対する防災意識が薄いことや,経済状況の悪化なども一因ではないかと推測をしております。

 また,老朽住宅の撤去に係る補助金につきましては,共産党崎本議員に御答弁したとおり,今後の国の動向を注視してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  まず,公民館の建てかえについてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 議員も御指摘ありましたように,岡山市の公民館というものは,昭和40年代に順次地域の皆様の身近な学習施設として整備を進めてきたものでございます。

 御指摘の吉備公民館を含めまして,順次改修が必要となってきております。また,緊急度であるとか安全面などを考慮しながら,現在は対応をしているところでございます。御利用いただく皆様に安心いただくためにも,今後とも引き続きまして公民館施設全体の状況を把握させていただきながら,必要な対策を講じていきたいというふうに考えております。

 次に,公民館の移管についての関係者の方への対応についてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 この公民館活動に変わりがないということを引き続きましてお話をしていきたいというふうに考えております。

 次に,学校の猛暑対策,また屋上緑化,壁面緑化について,さらに陵南小学校の下水への接続についてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 ことし特にこの暑さというのが厳しかったわけでございますが,近年次第にこの暑さというものが増してきているようにも思います。この猛暑に対しては何らかの対策が本当に必要であるということは十分認識をしておるわけでございます。

 壁面緑化であるとか屋上緑化につきましては,学校には壁面というのが比較的少ないわけでございまして,そしてまた屋上には防水対策というものも必要でございます。幾つかの学校ではゴーヤなどをベランダに植えまして直射日光を遮るなどの暑さ対策を行っております。これらのことは,子どもができる身近な取り組みとして実施しておりまして,植物を育てたり大切にしたりすることにより環境問題への関心も高めたいというふうにも考えております。

 陵南小学校は,下水道整備対象区域外にあるわけでございます。教育委員会の負担により接続するということはできることでございますけれど,現在のところ合併浄化槽は正常に機能しておりまして,下水道に切りかえるということは予定として考えておりません。しかしながら,今後,状況というものがありますので,そこを見きわめながら対応はしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎尾崎正明下水道局長  陵南小学校の下水道への接続について御質問をいただいております。

 陵南小学校につきましては,市街化調整区域に位置していますが,市街化区域に隣接し,整備効率も高い地域であることから,全体計画の見直しにおきましても,計画区域内としているところでございます。なお,当面は市街化区域を優先して下水道の整備を進めております。

 議員の御指摘のとおり,同小学校の南側,隣接市道には既に汚水幹線が埋設されておりますので,施設管理者が特別使用により下水道に接続していただくことは可能でございます。今後,施設管理者の接続計画が具体になりましたら,下水道局も協力してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  区づくり推進事業について順次お答えをいたします。

 平成22年度区づくり推進事業の部門ごとの申請状況及び決定事業の実績は,小学校区単位で実施される地域交流イベントを支援する身近な交流部門が33件,2つ以上の小学校区の単位で実施される地域交流イベント事業を支援する広域交流部門が15件,区内で行われる防犯,防災,環境美化,地域福祉,健康づくり,地域資源の活用等の事業を支援する地域活動部門が9件の計57件となっております。

 支出の見込みに関しましては,当初予算3,874万円余に対し,現段階での補助予定額は2,365万円余となっております。

 審査会で重点的に審査する事項についてですが,身近な交流部門及び広域交流部門が事業の目的,事業の内容,地域性,計画性と予算の独立性等であり,地域活動部門が事業の目的,事業の内容及び企画力,実効性,効果等であります。

 不備があった場合については,当該部分の補助額の減額等の対応が考えられます。なお,前期事業に関しましては,現段階では全事業が適正に執行されております。

 また,補助率,補助額についてですが,区づくり推進事業は本年度から開始され,地域活動部門も後期事業から募集を始めたところであり,まず市民の皆様への周知を徹底し,各区における事業を広め,なるべく多くの方に利用していただくことが重要であると考えておりますが,現行制度の課題等,事業実施する中で御意見を聞きながら,必要とあれば一部制度を見直すなど,公平,公正な制度としていきたいと考えております。

 また,現在市内には96の小学校区・地区がございますが,このうち身近な交流部門に申請いただいているのは33小学校区・地区であります。この事業は申請事業であり,事業を実施できない理由は,各学区・地区それぞれの事情があると思われますが,事業のPRが十分でなかったことや,募集期間が短かったことも理由の一つです。新規に事業を実施するには,実行組織の立ち上げなど学区の合意形成が必要であり,また事業計画の作成,事務手続などの進め方のノウハウがなかったこと,リーダーがいなかったことなどが主な要因ではないかと考えております。

 以上です。

     〔36番楠木忠司議員登壇〕



◆36番(楠木忠司議員)  それでは,再質問をさせていただきます。御答弁ありがとうございました。

 市長のほうからも,木材使用については,これからも可能な限り木材は使用していくんだと。具体的な学校名とか申されましたけれども,その辺についてはよろしくお願いしたいと思います。

 順不同で恐縮なんですが,教育長,下水道の接続の問題です。

 まず一つは,今さっき下水道局長の答弁と若干ニュアンスが違うんですよね。それで,具体的に下水道につないでいる小学校,調整区域でつないでる学校,小・中学校がどのくらいあるのかお聞かせください。それから,なぜつなげたのか。それをお聞かせいただきたいと思います。

 それから,障害者への乗車拒否の関係なんですけれども,保健福祉局長のほうから御答弁いただきました。2度にわたって同じ人が同じ方にしているんですよね,これ。だからどう見ても,バス会社が本人を指導しとけばそういうことはあり得んと思うんですよ。だから,そのあたりは会社の体質といいますか,そのことが問われているんじゃないかと思いますし,同時に一市民,それも障害を持った市民に対してそういったことを行うというのは,もう言語道断ですので,その点についても,岡山市としてもきちっとした対応というものをぜひこれからもお願いしたいと思っております。

 それから,公民館の関係です。これも教育長,今の吉備公民館が建てかえが必要と思われているのか,思われていないのか。もうイエスかノーかだけで結構ですから,お答えください。

 それから,区づくり推進事業の関係,先ほど担当局長のほうからお話がありました。予算に対して執行額が少ないと。それで96ある中で33,3分の1ですね。だから,PRが生きてなかった。募集期間も短かった。なかなかリーダーもいないんではないかというふうな分析がされております。私もそのことに対しては同じ考えでありますけれども,もっともっと,本当に期間が短かったんですよね。今,後期がこれから始まろうとしておりますけれども,もう後期も7月でしたかね,締め切りが。そういった中では,なかなか町内の役員は大体4月ぐらいが改選時期なんですよ。だから,もし申し送りできなんだら,物理的に前期はもちろん間に合いませんが,後期も間に合わんような状況なんです。ですから,1年ごとにかわる町内会等もございますので,そういった関係,また学区単位で連合町内会長にしてもかわるところもありますので,その辺は周知徹底をしていただきながら,よろしくお願いしたいと思います。これは答弁結構です。

 それから,ごみの問題。先ほど私のところへ来た文書については,局長のほうにお渡ししましたので,どうかそれを十分見ていただきまして,いずれにしても市民パワーが必要なんだ,住民なくしてはごみの問題は解決しないんだという気持ちでございますので,そのことを十分認識していただいて,ぜひごみのないまちづくり岡山を目指して,環境局としても頑張っていただきたいし,また我々としてもそのことを見定めながらやっていきたいと思います。

 以上で再質問といいますか,質問を終わらせていただきたいと思います。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎山脇健教育長  下水道への接続の件と,そしてまた吉備公民館の建てかえについての再質問をいただきましたが,現在下水道の整備対象区域外で特別使用によりまして下水道に接続しているところは5校・園ございます。

 この理由といたしましては,小学校にプールを建設する場合,その予定地に浄化槽があったような場合,さらには幼稚園の新築というときに,それまであった浄化槽では容量が足らなくなった場合,また校舎の増築に伴いまして,ルートの変更をしないといけないというような場合,そういうような場合にこれまで行ってきておるわけでございます。

 それから,吉備公民館の建てかえについてでございますが,先ほども申し上げました昭和40年代の前半から公民館が建っているところは数館ございます。いずれも確かに古くはなってきておりまして,そういう中でできることを今精いっぱいやらせていただいているわけでございます。建てかえということも,このいろんな状況の中では考えていく必要もある場合があるだろうと思いますけれど,今ここでじゃあこのことによってすぐ建てかえをしていくということじゃなくて,いろんな面から考えていく必要があるというふうに考えております。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして竹永議員。

     〔41番竹永光恵議員登壇,拍手〕



◆41番(竹永光恵議員)  おはようございます。

 本日の2番バッターということで,先ほど楠木議員さんは秋の空のようにさわやかなと言われましたので,私は秋の風のようにさわやかな質問になればいいなと思います。

 それでは,通告に従いまして質問に入ります。

 まず,大きな1番目ですが,高齢者・障害者に優しい市政にということで,まず高齢者福祉について伺います。

 (ア)所在不明高齢者問題について。

 全国的に,住民基本台帳や戸籍に記載されているにもかかわらず,所在が確認されていない高齢者のことが大きな問題となっています。岡山市でも,市長も所信で触れられましたが,不明の確認された3名の住民票を職権削除しました。しかし,ほかにも2,000人弱の100歳以上の方が所在不明となっています。個人情報保護法の関連で立入調査が困難であり,その制度上の限界の改善を国に求めると市長は言われました。この問題は制度だけではなく,家族のあり方の変容,また地域コミュニティーの変容,そして何よりも高齢者の貧困の問題が大きな原因ではないでしょうか。

 そこで伺います。

 ?岡山市は,中学校区ごとにサブセンターがあり,小地域ケア会議など小回りのきく制度を確立しています。今回の問題解決のために,それらの制度がどう生かされるのでしょうか。また,新たに養成する生活介護サポーターはどう生かされるのでしょうか。

 ?国の調査では,高齢者の貧困率は22.6%であり,そのうち女性の単独世帯が38.3%,約4割が年収115万円以下の貧困家庭という結果が出ています。市としても,高齢者世帯の実態調査を行い,手だてをとっていただきたいが,どうでしょうか。

 ?生きていれば111歳の男性が白骨化して見つかった足立区の場合では,1980年代から行革の影響で4割も職員が減り,住民登録業務の体制が縮小されたことも影響があるとの報告も出ています。岡山市の実態はどうなのでしょうか。住民登録業務にかかわっている人数と実態をお答えください。

 (イ)ふれあい・いきいきサロンについて。

 地域での仲間づくりや介護予防などで地域の高齢者に役立っているのがふれあい・いきいきサロンです。現在は社会福祉協議会の事業として市内145カ所で行われています。ただ,300世帯に1サロンという基準と,3年の限度で年額2万円の補助という今の仕組みで継続や増設が困難だとの声もあります。市は実態を調査し,今後市として高齢者を支える体制の一つとして位置づけて,高齢者からすると歩いていける,そういう距離にあっちこっちサロンがあるという環境を提供することが重要だと思いますが,いかがお考えでしょうか。

 (ウ)熱中症対策について。

 ことしの暑さは本当に異常でした。全国で熱中症が原因で亡くなられた方が400人以上という実態の中,人災と位置づけて市としても対応を考えることが求められます。

 ?外気温35度以上になった場合,高齢者世帯は特に大変だったと思います。猛暑手当──電気代を出してもいいのではないかとの世論もあります。また,小さな自治体では,緊急に熱中症対策として飲料水や塩のあめを配られているところもあります。岡山市としてこの夏,在宅の高齢者に対してどのような熱中症対策をされたのでしょうか。

 ?市の調査では,82世帯の生活保護家庭をサンプル調査した結果,70世帯がエアコンがあり,電気代は通常の1.8倍。また,12世帯はありませんでした。せめて生活保護家庭への夏季加算として電気代の上乗せをしていただけないでしょうか。

 (エ)介護者慰労金について。

 先般開催された市民事業仕分けにこの介護者慰労金事業がかけられました。そもそもなぜこの事業を初め高齢者福祉が仕分けにかけられたのかということにも疑問を感じます。介護者慰労金は,介護者御本人の介護の労をねぎらうことを目標に,岡山市が独自に介護保険導入前から始めていたものです。

 年4万円というわずかのお見舞い程度ですが,それでも介護をしている方にとっては,介護者への直接的なものということでは,とても大切な位置づけの事業ではないでしょうか。議会でも議論があり,結果,今まで事業を継続しているものです。

 今回市民事業仕分けでは,所得制限を導入するというものが一番多い結果だと報告されています。事業仕分けの結果だけを判断材料にするのではなく,介護者の実態に立ってこの制度を改善していただきたいと思います。

 ある介護者の方が,「いつ施設に入れるかわからない。いつまでこういう生活が続くのか先が見えない。そんなときに,市から年1回でも介護者慰労金をいただくことにより,額ではなく,行政はあなたの頑張りを忘れていませんよと言われているようで,もう少し頑張ってみようと思うのです」というふうに言われていました。労をねぎらうということは,こういうことではないでしょうか。仕事をしているからとか,所得ではなく,介護者全員に支払われるべきものですが,いかがでしょうか。

 (オ)介護保険制度見直しに当たって。

 日本共産党が全国3,000事業所と128自治体,200人の利用者に介護保険制度の見直しに当たってのアンケート調査を行いました。その結果,2005年10月から導入された食費・居住費の全額自己負担化が低所得者の高齢者とその家族に深刻な影響を与えていることが浮き彫りになりました。負担を理由にサービスの回数や時間を減らしている方が7割以上います。岡山市でも介護給付が半分しか受けられていない実態があります。

 ?この背景にどういう問題があり,今後見直しに当たってどうしようとするのか。市としてのお考えをお聞かせください。

 ?自治体によっては,食費・居住費補助を実施しているところや,在宅サービスの限度額を超えた自己負担分の2分の1を助成しているところもあります。市としても決断していただきたいが,どうでしょうか。

 ?アンケートでは多くの自治体が特別養護老人ホームの待機者解消で解消の見通しが立たないと答えています。要は,国が施設整備を進めても,介護保険料の値上げに連動しないように対策をとることが急務だと思います。また,施設整備に対する国庫補助を削ってきたことも問題です。国に国庫負担の増額を求めていただきたいが,どうでしょうか。

 ?せっかく人権の視点から個室ユニット型が基本になってきていたのに,待機者解消のために多床室を希望する意見もふえています。しかし,個室は最低限の人権問題だと思います。お金のあるなしにかかわらず,最低限の個室は当たり前という考えを市としても持っていただきたいと思いますが,どうでしょうか。

 また,せめて生活保護の受給者が新型特養に入れるように市としても補助をしていただきたいが,どうでしょうか。

 次に,障害者福祉について伺います。

 (ア)「障害者」の表記を平仮名の「障がい者」にというのは,先般中原議員も質問をされて,国の動向を見てというふうに言われましたので,今回は割愛させていただきますが,これは当事者の方から変えてほしいという御要望があったので質問に出させていただいたんですけれども,幾ら表記が変わっても,やっぱり政策は中身ですので,中身の充実を求めて今回は割愛をします。

 (イ)心身障害者医療費助成制度についてですが,ことしの10月から65歳の年齢制限を市独自で撤廃してくださり,ありがたいと思っています。しかし,対象が身体障害者手帳1級・2級所持者であり,所得制限があるというのは,他都市と比べても低い内容です。対象者の拡大も含め運用を検討していただきたいが,どうでしょうか。

 (ウ)地域生活支援事業について。

 地域生活支援事業にかかわる移動支援事業,日中一時支援事業の低所得者に対する無料化は岡山市,玉野市,総社市だけが県内ではできていません。早い決断をお願いします。

 (エ)重度障害者のコミュニケーション支援について。

 このことは,昨年の6月議会で質問させていただきました。重い障害のある方が入院を余儀なくされた場合に,ヘルパー制度が使えず,完全看護といっても看護師との意思疎通ができず,入院時に大変な思いをされている実態を紹介し,大阪市のように本人が希望すれば入院時コミュニケーションサポート事業として従事者を派遣するシステムをつくってほしいという内容でした。そのときは検討するということでしたが,進捗状況をお知らせください。

 次に,大きな2番目,公民館の市長部局移管についてです。

 まず,1,機構改革の視点からなんですが,これは安全・安心ネットワーク活動と公民館活動を結びつけるために機構改革が安全・安心ネットワーク推進室から提案されて,今市民文教委員会で議論をされているということなんですね。機構改革を担当する行革推進室からは何の報告も総務委員会にはなかったんです。ただ,あすの委員会で報告をしてくださるということなので,今回この部分は割愛をさせていただきます。私も総務委員ですので,あした議論させていただきますが,議論の筋道として安全・安心ネットワーク推進室主導で進められていることに疑問を感じるということを言わせていただきます。

 次に,2,教育の視点からですが,社会教育法では,「公民館は,市町村その他一定区域内の住民のために,実際生活に即する教育,学術及び文化に関する各種の事業を行い,もつて住民の教養の向上,健康の増進,情操の純化を図り,生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与することを目的とする。」と位置づけられています。身につけた教養と民主主義的な方法によって郷土に産業を興し,郷土の政治を立て直し,郷土の生活を豊かにすることを進めるための施設というふうにして文科省が進めてきた事業なんです。政治的中立性の確保のため,あくまでも公民館の主役は市民ということで,教育委員会の所管として充実をされてきた今までの岡山市の誇るべき公民館行政を教育長はどうとらえているのか,御所見をお聞かせください。

 また,教育委員会として公民館の利用者の声を聞いたのでしょうか。あわせてお答えください。

 次に,3,安全・安心ネットワークの機能との連携について。

 高齢化社会の進む中で,市としても安全・安心ネットワークの機能を強化し,連携を深めることが重要だと思います。平成12年に出された公民館検討委員会の答申でも,地域づくりの多様なネットワークのかなめとなる新たな行政課題に対応する拠点として位置づけるとあります。

 そこで伺いますが,?今の公民館の果たすべき役割をフルに発揮してもらうことで安全・安心の機能強化も連携も十分可能なのではないでしょうか。なぜ所管がえが必要なのでしょうか。

 ?私の地元の東区にある山南公民館では,高齢者比率が3割以上なんですけれども,高齢化に対応して出前講座まで行い,地域住民は歩いて行けるコミュニティハウスで講座に参加できるということで好評です。内容は健康に関することが多く,安心して長生きできる市民ニーズにこたえたものだそうです。これは一例ですが,公民館はあくまでも住民が主役ということで,地域ニーズに合ったきめ細かい内容を今でさえ充実して行っているわけです。そこに安全・安心の機能を強化するというのであれば,市民の立場からいうと,歩いて行けるコミュニティハウスに常時職員を配置し,地域の状況を安全・安心ネットワーク推進室として把握して充実させていけばいいことではないのでしょうか。お答えください。

 ?公民館条例は変えない,あくまでも教育委員会としての補助機関としてだから何も変わらないと安全・安心ネットワーク推進室はおっしゃいますが,今この機構改革への議論も安全・安心ネットワーク推進室主導で行われ,教育委員会や公民館を使っている市民,ここまで積み上げてきた職員の仕事というのは置き去りにされて進んでいます。何も変わらないと言いながら,もう既に大きく変わっています。市民主導でどうするべきかを議論する機会を持ち,4月実施にこだわらず議論を深めるべきだと思いますが,どうでしょうか。

 次に,大きな3番目,西大寺のまちづくりについてです。

 1,西大寺「元気な新拠点」整備事業にかかわって。

 西大寺「元気な新拠点」整備事業として,ことしの7月,優先交渉者である三菱地所グループと手続等に関する協定の締結が行われ,来年の秋の竣工に向けて具体的に進んでいくことになりました。地域住民の方には,もろ手を挙げて大型店舗の出店を喜ばれる方は多くありません。特に近隣に住んでいたり,営業されている方々にとっては不安の声も多く,市としてもその声にこたえていただきたいと思います。

 (ア)市としても,「元気な新拠点」事業の経過,今後のスケジュール,協定の内容などの説明会を地域住民を対象に行っていただきたいが,どうでしょうか。

 (イ)交通渋滞の問題や治安の問題など,住民の不安にこたえる窓口に区役所がなっていただけるのでしょうか。

 2,西大寺地域の活性化計画について。

 東区役所が行ったまちづくりアンケートの結果が出ています。それによると,複合型商業施設を半分以上の方が利用したいという期待もあらわれています。しかし,既存の商店の発展や定住人口の増加など,まちづくり全体の課題も浮き彫りになっています。歩いて楽しめるまちづくりには,飲食店の誘致がアンケート結果では一番多かったとのことです。

 そこで伺います。

 (ア)飲食店もむやみにふやし競合するのではなく,既存の飲食店を巻き込んで特徴のあるネットワークをつくることが必要だと私は思います。例えば,イチゴの時期には,どこに行ってもイチゴの料理を食べることができるなど,日生のカキオコや備前のカレーなど,まちおこしとして考えていく必要性を感じます。食べ物でまちおこしについていかがお考えでしょうか。

 (イ)車を持っている若い方はどこへでも行けますので,これからますます多くなる高齢者を対象に暮らしやすいまちづくりが重要ではないでしょうか。

 新潟県三条市では,「さんじょう御用聞き笑店街」ということで,地元の商店街組合と共同で,対象を高齢者に19店舗が年1万円出し合って参加し,ファクスや電話で注文を受け,配達をするということで地域活性化につながっています。広告費や事務所の維持費で3年間は市も年間250万円を補助しているそうです。西大寺もこういうネットワーク化で高齢者に住みやすいまちづくりが必要ではないでしょうか。御所見をお聞かせください。

 次に,大きな4番目です。DV被害者支援にかかわって。

 最近,DV被害の御相談が続きましたので,解決に向けてかかわりながら感じたことを質問します。

 まず,(ア)住宅問題。

 まずは,自立に向けての住宅問題です。加害者から逃げて落ちついたころ,生活保護申請をして自立に向けての援助が始まります。そのときにネックになるのが住宅問題です。保証人がいない場合,なかなか住居が見当たらないのが実態です。特に不動産会社から言われたのは,生活保護のお金がきちんと確実に不動産会社に振り込まれるということであれば,保証人がなくてもいいですよということなんですが,市営住宅は今できているんですけれども,民間住宅を借りるときもこういうことができないでしょうか。御所見をお聞かせください。

 (イ)生活保護。

 被害者にとっては,あくまでも生活保護は自立の手段です。自立までのいっときの支援を必要とするわけですから,車の問題や就職支援など実態に合ったサポートをしていただきたいが,どうでしょうか。

 次に,(ウ)岡山市犯罪被害者等基本条例(仮称)の関連で聞かせていただきます。

 岡山市が政令市初で犯罪被害者等基本条例の策定を目指していることは大変意義深く,まさにタイムリーであり,評価したいと思います。

 ?DVは先に,法も条例もプランもでき,被害者支援の仕組みも民間団体と連携し進んでいるところですが,この犯罪被害者等基本条例では,DV被害者支援の団体をどう位置づけられているのでしょうか。また,被害者等の支援をする団体と連携をとる仕組みをどうお考えでしょうか。

 ?最近はDV被害と連動し,子どもの虐待,また子どもが発達障害を持つケースもふえており,女性相談所だけではなく,こども総合相談所やこども福祉課などたくさんの課との連携が必要です。犯罪被害者等がもとの生活を取り戻すためにも,自立支援まで多くの課と連携し,フォローしなければなりません。この条例に関連して,今後どうお考えなのか御所見をお聞かせください。

 ?また犯罪被害者支援の総合窓口は,以上の連携をスムーズにとるためにも,警察内の相談所を利用するのがベストだと思いますが,いかがお考えでしょうか。

 最後に,へいわかんについてです。

 この項に入る前に,昨年の9月議会で戦争の傷跡の残る西大寺新橋を保存してほしいということを取り上げました。市の都市整備局を初め県民局とも話し合いを重ねてくださった結果,新しい橋ができた後,モニュメントとして残ることになりました。この場をかりてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 それでは,へいわかんについてですが,6月4日から6月30日まで,岡山市デジタルミュージアムで開催された「第33回岡山戦災の記録と写真展」には,5,000人近い方が訪れ,岡山空襲の具体的な事実を知るいい機会になり好評だったと伺いました。私も行きましたが,駅から近いということもあり,家族連れや学生さんなど若い世代の方も多いように感じました。

 空襲当時の岡山の写真を見ながら,交流されている場面もありました。しかし,やはり皆さん高齢で,次の世代に継承することを焦っておられるようでした。待ったなしの公設へいわかんの設立が望まれます。

 1,市長の公約でもあります。ぜひ早急に設立場所のめどを立てていただきたいが,御決意をお聞かせください。地の利からすると,デジタルミュージアムは最適地だと思いますが,いかがお考えでしょうか。

 2,資料収集や検証,分類の現状はどうでしょうか。いつまでに,どのように検証,分類しようとするのか,具体的にお答えください。

 3,市民にもへいわかん設立を啓発するために,本庁入り口に空襲当時の写真やレプリカなどを展示してはいかがでしょうか。

 4,ことしは5月にNPT再検討会議や8月の平和式典に国連事務総長などが出席をするなど,世界平和への大きな動きがありました。世界4,144の都市の加入する世界平和市長会議に高谷市長も名を連ね,岡山からも平和発信しようという動きが期待されています。平和市長会議のメンバーを中心に非核日本宣言を実現しようという動きにもなっています。市長,岡山市も今こそ非核平和都市宣言に格上げをする時期なのではないでしょうか。

 以上で1回目の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎片山伸二市民局長  所在不明高齢者問題についての御質問のうち,住民登録事務にかかわっている人数と実態についての御質問にお答えいたします。

 議員御質問の100歳以上の所在不明高齢者2,000人弱は,戸籍上不明となっている人数でございますが,戦中戦後などの混乱期において,物理的に届け出ができなかった方などが多く含まれているものと考えております。このため,戸籍制度のあり方の問題といたしまして,所管する国などと対応を協議してまいることとしております。

 また,住民票の職権消除を行いました3名の方は,実態調査などにより所在が不明であったことから,住民基本台帳法に基づく措置を行ったところでございます。

 御質問の住民登録業務は,4区役所,3支所,11地域センター及び2市民サービスセンターの市内20カ所の窓口で行っておりまして,職員数は総計で190名でございますが,ここ数年職員数に大きな変化はございません。したがいまして,本市においては住民登録業務の体制が所在不明高齢者問題に影響を及ぼしているとは考えておりません。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  高齢者福祉についての項,所在不明高齢者問題で,小地域ケア会議や生活介護サポーターについてお答えいたします。

 現在,地域包括支援センターでは,ひとり暮らしや介護を必要とする高齢者を地域で見守るため,小学校区単位で関係機関や地域団体等と連携しながら小地域ケア会議を実施しており,介護や施設入所の必要性,高齢者虐待など各種の問題の解決に取り組んでおります。今後,小地域ケア会議や,今年度から新たに始めた地域の高齢者を支援するための生活・介護サポーター養成事業等をより促進し,高齢者の所在確認や実態把握などに努めるとともに,地域の高齢者が安心して暮らせる仕組みづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 次に,高齢者世帯の実態調査を行い対応をとのお尋ねですが,第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定に向けて実施する高齢者実態調査において,高齢者福祉サービスに係るニーズなどについて調査することとしております。その調査結果も踏まえながら,だれもが住みなれた地域で安心して生活できるよう介護保険サービスのあり方などについて,次期計画を策定する中で考えてまいりたいと考えております。

 次に,ふれあい・いきいきサロンについては,引きこもりがちな高齢者の外出を促進し,介護予防に役立てるなど,地域コミュニティーの形成を図るとともに,高齢者の地域への参加に有効な事業と認識しております。今後も事業主体の社会福祉協議会と地域包括支援センターとの連携を図りながら,地域での触れ合いの確保に努めてまいりたいと考えております。

 次に,熱中症対策については,地域包括支援センターが保健センターと連携して,介護予防教室や小地域ケア会議の場などで熱中症に対する注意を呼びかけたほか,センター職員による高齢者の自宅訪問の際に,熱中症予防に向けた相談対応や助言を行ったところでございます。今後も,地域の高齢者の生命,健康を守るため,保健と福祉が連携しながら,健康相談や訪問指導などに取り組んでまいりたいと考えております。

 続いて,生活保護家庭への夏季加算につきましては,国において新設を検討するという動きもあり,その動向を注視してまいりたいと考えております。

 次に,介護者慰労金については,常時介護が要件であるため,働きながら介護をしている方が対象外になっているとの指摘が従来からあり,問題点を整理するため,今回市民事業仕分けにおいて,家族介護者への慰労の考え方や支給要件などについて,市民の方に御意見をいただいたものでございます。今後は,仕分け結果も参考にし,一定の所得を有する世帯に対する支給や,在宅介護者に対する応援という視点も踏まえ,介護者の実態把握に努め,議会,委員会の御意見もお聞きしながら,事業の見直しを図ってまいりたいと考えております。

 次に,介護保険制度の見直しについて,順次お答えいたします。

 議員御案内のアンケート結果の背景には,介護保険制度の中で給付増と負担増をどうバランスをとるかという課題があると考えております。介護サービスを利用する際の食費及び居住費については,低所得者に対して利用者負担の軽減を図っているところであり,この範囲を超えて軽減措置を行うことは困難であると考えております。

 現在,国においては,介護保険制度について保険料の水準,利用者負担のあり方,低所得者対策,次期介護報酬改定に向けた財源確保などについて検討しており,引き続き今後の制度改正の動向を見守ってまいりたいと考えております。

 国への働きかけとしては,大都市介護保険担当課長会議でも保険財政,介護報酬,保険料等について,今後とも長期的に安定した制度運営が行われ,より信頼される制度となるよう要望をしております。

 生活保護受給者の方のユニット型施設入所については,社会保障審議会介護給付費分科会等でも議論されており,その動向を注視してまいりたいと考えております。

 次に,障害者福祉についての項ですが,岡山市心身障害者医療費助成制度においては,この10月から年齢制限を撤廃し,対象を拡大しますが,今後につきましては平成24年度から県の補助がなくなることもあり,市としての制度のあり方を検討してまいりたいと考えております。

 続いて,地域生活支援事業の移動支援事業,日中一時支援事業にお答えいたします。

 議員お尋ねの事業の無料化については,県内他市,他の政令市等の状況も見ながら検討してまいりたいと考えております。

 次に,重度障害者のコミュニケーション事業についてお答えいたします。

 他の政令市の実施状況や課題等について調査を行いましたが,対象が単身の重度障害者のコミュニケーション支援などに限られているため,実績も余り多くない状況です。現在検討が進められている国の制度改革の中で,障がい者制度改革推進会議総合福祉部会が提出した「障がい者総合福祉法(仮称)の制定以前に早急に対応を要する課題の整理」の中で,入院時のヘルパー利用を可能にすべきという意見が述べられており,国の動向を見守りたいと考えております。

 また,政令指定都市の担当課長会議を通じて国へ対策を講じるよう要望しているところでございます。

 次に,DV被害者支援にかかわっての項,住宅問題についてお答えいたします。

 現在,県営住宅において直接支払いの実施について県と協議することとしており,まず県営住宅において実施した後,対象とする世帯の範囲も含めて諸課題を整理してまいりたいと考えております。

 次に,DV被害者に対する生活保護による支援については,現在生活保護制度における通勤用自動車の保有につきましては,おおむね6カ月以内に就労により保護から脱却することが確実に見込まれる場合には,処分指導を保留することが可能となっており,個々の状況に応じ,保有の可否について慎重に検討を行っているところです。

 また,就労支援については,必要に応じて福祉事務所に配置された就労支援相談員や母子自立支援員による支援を行っているところですが,本人の希望も聴取しながら,よりきめ細かな支援に努めてまいります。

 次に,へいわかんについての項,場所についてのお尋ねですが,戦災資料の展示のあり方については,現在庁内組織である戦災資料等の展示のあり方に関する検討委員会において収集や分類,整理,展示内容等の議論を重ねているところです。展示の場所等は現在白紙であり,デジタルミュージアムについては,検討委員会の議論の中で候補地の一つとして検討していくことになると考えております。

 続いて,資料収集や検証,分類の状況はとのお尋ねですが,戦後65年が経過し,戦災資料の散逸や損耗を防ぐため資料の収集に努めておりますが,今年度に入り約350点の資料を寄贈していただいており,以前のものを含めますと約2,200点を超える資料を収集しております。

 また,岡山空襲の体験談については,60件以上の情報が寄せられ,現在約6割の聞き取りを終えておりますが,今後文章化していく必要があり,同時に残りの聞き取り調査も行っていかなければなりません。

 一方,戦災資料の収集や検証,分類方法等については,庁内組織である戦災資料等の展示のあり方に関する検討委員会において整理の方向性も含めて議論を重ねており,その方向性に合わせて,これまで収集した資料も改めて精査,検証を進めていくこととしております。

 今後の予定ですが,まずは寄贈資料の情報が得やすい,今年度収集した資料の整理から始め,できるだけ早く検証作業を完了させたいと考えております。

 戦災資料は聞き取り調査などを行い,その持つ意味や内容をあわせて保存,整理していくことが大切であり,一つ一つの作業を積み重ねていくことによって,次世代へと伝えるべき戦災資料等の価値を高めていくことができるものと考えております。今後の展示に結びつけていくためにも,こうした作業が大切であり,そのためには相応の期間が必要であると考えております。

 次に,本庁入り口に市の歴史を物語る写真等を展示することは,展示スペースの問題や,来庁される方へのわかりやすい案内表示の確保など市民サービスへの影響という点にも一定の配慮が必要であり,また管理上の問題もありますので,関係部局と慎重に検討してまいりたいと考えております。

 最後に,非核平和都市宣言についてお答えいたします。

 本市は平和都市宣言において,核兵器の廃絶を願い,平和で幸せな岡山市を築くため,不断の努力を続けることを誓いました。今後もこの宣言の趣旨を生かして平和なまちづくりを進めるために,たゆみない努力を続けてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  公民館の移管について,教育的な観点からどうなのかというお尋ねと,教育委員会として公民館利用の方の声を聞いたのかとのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 議員が引用されました社会教育法の条文でも明らかになっておりますけれど,公民館というものは戦後の混乱期を経まして,住民の方に趣味や教養に触れ合う機会をつくり,生活文化の向上を図るために,地域における学習活動の基盤となる施設として設置をされてきたわけでございます。その後,経済の発展であるとか高学歴化とともに,社会が成熟をいたしまして,住民の学習活動は広範で多岐にわたってきております。そしてまた,学習ニーズも多様化をしてきておるわけでございます。地域福祉であるとか環境対策,防犯といった住民の方の学習意欲にこたえるために,NPOなどの民間団体であるとか,行政機関との連携によりまして講座を運営するなど,公民館職員の役割というものはコーディネーター的な色合いを強めてきているわけでございます。

 また,講座生の皆様にも学習成果を地域社会に還元したい,ボランティア活動に生かしたいという意欲も生まれてきておりまして,地域での活動も始まっておるわけでございます。岡山市の公民館を起点とする活動は全国に誇れる取り組みであるというふうに考えております。

 一方,核家族化であるとか少子・高齢化を一因といたしまして,家庭や地域社会での連帯感が希薄化するなどの社会環境の変化も起こってきております。このため,岡山市では安全・安心ネットワーク推進室を設置して,地域の実情に応じた課題を解決するための自主的な組織づくりを支援する取り組みを進めてきているわけです。このことによりまして地域のきずなを深め,安全で安心して住み続けることのできる地域社会の実現を目指しています。

 これら双方の取り組みは重なる部分も多く,そしてこれまでの公民館が築いてきた地域との結びつきを基礎といたしまして,一体的に進めることで公民館機能をさらに活性化し,地域活動を総合的に,効率的に推進することができ,またひいては複合的な行政課題の解決を図ることにつながるのではないかと考えておるわけでございます。

 なお,市長部局に移管することになりましても,公民館活動に何ら変化はないことを講座生の皆様や利用者,運営にかかわっていただいている方々に説明をさせていただいているところでございます。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  安全・安心ネットワークの機能との連携,公民館の機能との連携についてお答えします。

 議員の御質問にもありますように,公民館も安全・安心ネットワークも市民が主役であり,山南公民館ではコミュニティハウスでの健康づくり講座を行っています。非常に市民にとって有意義であります。ただ,安全・安心ネットワーク事業と同様な事業となっております。

 また,安全・安心ネットワークが公民館で行っている人づくり講座は,公民館で行う地域活動講座と類似するなど,両者の業務が重複する部分があるため,連携というレベルではなく,同一の組織で行うほうが市民にもわかりやすく効果的と考えています。そして,同一の組織とするならば,安全・安心ネットワークを初めとする地域活動は,高齢者の見守りは福祉分野,あるいは登下校の見守りは防犯分野というように,市政全般にかかわるものであるため,市長部局が担当するほうがより望ましいものであるというふうに考えておるわけでございます。

 次に,コミュニティハウスに常時職員を配置してはという御質問がございましたが,既にコミュニティハウスは地域で自主的に運営していただいております。これに職員を配置するということは,現在の市民協働を進めるということと逆行するものであると考え,また小学校区ごとに職員配置をすることは,人事面から見ても非効率であり,既に職員を配置している公民館で現在の機能を生かしていくことが,市民にとっても有効であると考えております。

 議論を深めるべきということでございますが,今回公民館条例を改正する予定はございません。市民にとって現在の公民館機能について利便性が向上するという考えはございますが,サービス低下が生じるとは考えておりません。市民の意見は常に聞くべきものであり,今後も公民館がさらに市民にとって有意義なものとなるよう市民の意見を聞きながら,公民館機能を考えていきたいと思っております。

 次に,DV被害者の支援の関係でございますが,DV被害者の団体も他の被害者等支援団体と同様に連携,協力すべき関係機関と考えております。被害者を支援する団体との連携は,支援者団体のフォーラムやおかやま被害者支援ネットワークや岡山ブロック被害者支援連絡協議会など関係機関との連絡会議に積極的に参加,あるいは岡山市独自で開催する等,しっかりとした連携を図っていきたいと思っております。

 また,現在条例化を目指して庁内連絡会議を設置しております。条例制定後もこの会議を活用し,関係課と連携を図り,犯罪被害者等の方々が平穏な生活を取り戻すためのフォローをしていきたいと考えております。

 それから,犯罪被害者の相談窓口でございますが,第一次的には警察本部,各警察署がございます。被害者と直接かかわり,また被疑者の検挙,被害者の被害の回復・軽減,再発防止等,犯罪被害者等を保護する役割を担っていただいております。しかし,その後の相談内容の多くは,保健医療サービス及び福祉サービスの提供,日常生活の支援,一時的な住居の提供等といった市行政全般にかかわることが想定されております。そのためには,市として総合相談窓口を設置する必要があると考えているところでございます。

 相談内容に応じて,県警を初め国,県の各公的機関及び民間の支援団体と連携し,犯罪被害者等が受けた被害等の軽減及び回復に今後とも寄与していきたいと考えているところでございます。

 以上です。



◎川野豊東区長  西大寺のまちづくりについての項の一連の御質問に御答弁申し上げます。

 まず,西大寺「元気な新拠点」整備事業に関しての2点の御質問について一括してお答えいたします。

 現在,代表企業である三菱地所と事業内容,施設詳細等について公正証書作成に向けての協議を進めております。先日も西大寺商店会連合会との意見交換を行い,事業内容,進捗状況等の説明をしたところでございます。

 議員御指摘の交通渋滞,治安の問題等は,事業者として当然解決していかなければならない問題であり,市としても事業者との協議の中で取り組んでまいりたいと考えております。

 またあわせて,今後とも事業について,地元の方々に御理解をいただくために,十分な説明を果たしてまいりたいと考えております。

 次に,西大寺地域の活性化計画について,食べ物でまちおこしについての御質問にお答えいたします。

 先般,B−1グランプリ全国大会があり,蒜山焼きそばが第2位となり,蒜山の名を全国に発信したところで,歴史,文化,自然,景観も大切ですが,食,特に地域の味は人を引きつけるということを痛感したところでございます。

 東区は桃,ブドウ,ナシ,イチゴなどのフルーツに加え,ノリ,干しエビなどの海産物の産地でもあり,西大寺地区におきましては会陽うどんなどを発案し,地域のイベントなどを通じて愛用運動を展開しているところでございます。

 また,昨年の緑化フェア開催時には,地元産の食材を生かした弁当のほか,イチゴパフェや白桃ソフトクリームなどが好評を博したことは記憶に新しいところでございます。これらの地元産の食材を生かしたメニューをPRし,販売する店舗をふやしていくことは大切なことであると考えております。そのためには食材選び,採算性等を十分に検討する必要があり,今後とも商工会議所,JA,飲食店等とも連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。

 次に,宅配サービスなど,高齢者の暮らしやすいまちづくりは重要ではないかという御質問にお答えいたします。

 議員御指摘のように,高齢者対策として御用聞きの復活が必要となってきている状況にあります。宅配サービスの事業については,最近では複数のスーパーでもカタログを使った電話,ファクスでの受注をし配達するサービスや,インターネットを利用する,いわゆるネットスーパー事業を始めておられます。このサービスは新しい取り組みでもあり,また国においても買い物弱者解消に向けて自治体と民間企業の連携を促すガイドライン作成を検討中であると聞き及んでいるところで,その状況を注視しています。

 なお,地元商店街組合が意欲的に事業に取り組む場合は,岡山市商業振興対策事業補助金による支援が可能だと考えております。

 以上でございます。

     〔41番竹永光恵議員登壇,拍手〕



◆41番(竹永光恵議員)  御答弁ありがとうございました。

 何か答弁を聞いていたら急にせき込んできて,何か体に悪い答弁だったのかなあと思いながら,気のせいだと思いたいなと思いますが,再質問をさせていただきます。

 再質問なんですが,まず高齢者福祉についてなんですけれども,この高齢者福祉のことが問題になりまして,まず実態調査をということで行われました。そのことでですが,戸籍上の不明の方とかが,戦中戦後のことで大変問題になったということです。

 あっ,資料を置いてきてしまいましたが,済みません。それで再質問なんですけれども,ちょっと済みません,2回目の質問の資料を取りにいかせていただいていいでしょうか。2回目の質問をちょっとここで中断を……,いけなんですかね。いけないんですか。はい,わかりました。申しわけありません。

 それでは,2回目の質問なんですが,済みません。失礼いたしました。時間がもったいないですので早速質問に入ります。

 それでは,まず高齢者の貧困のことなんですけれども,高齢者の貧困,先ほども申しましたけれども,月収10万円未満が40%,5万円未満が12%ということで,全く収入のない方が5.3%というそういう状況の中なんですね。公的年金で国民年金の方が22%で4%が無年金ということなんです。貧困によって外出とか社会的活動が抑制,孤立化しているという方が高齢者の32%というふうなデータも出ています。そういうような状態の中で,やっぱり今まで高齢者の方々と,それを支える50代,60代世代が仕事もない,低い年金,生活保護を受けられないというような状況の中で,そういう親の年金を黙ってもらっていたというようなことが起きたわけなんですね。ここまで追い込んだのは,私は自公政権が毎年社会保障の予算を2,200億円ずつ削ったということが大きな原因ではないかなあというふうに思います。

 その間,この夏季加算の問題は,先ほど答弁の中にもありましたけども,参議院の厚生労働委員会でも,生保受給者に冷房費の上乗せを夏季加算として支給するというふうに長妻大臣が答えています。ですから,しっかりと社会保障の立場でここは国にも県にも物を言って,市としても対策を,この熱中症問題はことしだけでは絶対終わりませんので,毎年その立場で頑張っていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。

 それから,小地域ケア福祉についてですが,地域住民がネットワークをつくって支援していくというのは,小地域というか小学校区で行われているということが非常に多いんですね。毎年,小地域ケアサミットというのが全国で開かれていまして,そこに私何回か参加させていただいたんですけれども,特に大津市の雄琴地区では,7年前から小地域ケア会議をしていて,民生委員さん自身が変わっていったというふうなデータが出ています。専門職の支援だけでは限界があって,地域住民がネットワークをつくり,地域全体で支援していくことが大切であるということで,そのための取り組みとして校区と自治会単位で地域ケア会議を開いているんだということなんですね。

 このサロンのあり方とか,地域ケアのあり方というのが,きっちりと市の高齢者の,先ほど言いました基本計画の中に,小地域ケアの大切さというのを位置づけて,理念を専門職だけではなく,それぞれの民生委員さんのやるべきこと,愛育委員さんのやるべきことということで位置づけていて,社協とも共同でできているというふうな報告がありました。岡山市としても,基本計画に位置づけて,そこのところをしっかりしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから,介護保険の見直しのところなんですが,この前も三木議員さんが触れられましたけれども,高齢者がたくさんふえていく中で,個室のユニット型,29床の小規模特養というのがなかなか枠が外れなくて入れないというような意見もありました。でもこれは,やっぱりどっちにしても予算の問題なんですね。国のほうがしっかりと予算をつけていれば,29床の小規模特養もふやすことができたと私は思っています。

 で,個室というのは,人権問題という意識をお持ちかどうかというのをまず保健福祉局長にお伺いしたいと思います。

 個室ユニットは基本というのが高齢者の尊厳の問題で今言われているわけなんですね。この前も,先ほど答弁の中にもありましたけれども,社会保障審議会介護給付費分科会が,低所得者が個室ユニット型に入居しやすくなるように利用者負担軽減制度を推進するという結論をまとめたというふうな報告がありました。新築の特養は個室ユニットを基本というふうに国のほうも言われています。そこを推進するというのが今の立場なので,そこに予算を伴うようにぜひ進めていただきたいと思っていますが,御所見をお聞かせください。

 それから,地域生活支援事業,障害者のほうですが,来春の新年度予算に間に合うのかというところを聞かせていただきたいと思います。

 次に,へいわかんなんですが,市長ね,へいわかんの問題は,ここにいる議員全員が早く設立してくださいよという陳情を採択しているんですね。この議員のいる間に,どの場所かというのを答えていただきたいと,任期中に答えていただきたいと思いますので,きょうぜひ市長みずから場所,時期を,このみんながいる間にということをお答えいただきたいと思いますが,いかがでしょうか。

 次に,公民館の問題なんですけれども,公民館は戦後の民主化の中でというふうに先ほど教育長が言われました。平和や民主主義を学ぶ拠点でということで行われています。地域にみずから市民が産業を興し,みずから政治を立て直すという意味での公民館活動というのが今まで保障されてきたわけなんですね。そこで自由に主体的に学ぶことができる市民の権利が今ずうっと壊されようとしているということで皆さんの注目を集めているんだと思います。今回の問題は,公民館がなくなるのではなくて,公民館が公民館でなくなるということが問題なんです。

 そこで伺いますけれども,特に今,北九州市や福岡市で,何も変わらないといって,条例も変わらないといって所管だけ変えられました。そうして市民センターとなったところがどういうふうになっているかというと,この前もそういう報告の集会があったんですけれども,もう,じょうごのように,市の言われたことをそのまま受けるセンターとなってしまった。今は変わらない,最初は変わらないと言われながら,3年,5年,10年,20年たちながら,もう中身は変質していったというのが今までやってきている他都市の,行政の下請機関となって,市民育て,まち育てにも大きな弊害が起きているということが言われているんです。

 田淵局長ねえ,このことは私,市政に汚点を残すと思うんです。今は変わらないと言われて,田淵局長を信じて,まあいいかとなったとしても,3年後,5年後,10年後に全然公民館じゃなくなっているじゃないかということで,人育てやまちづくりの点で大きな汚点を残す。あのとき枠を変えてなかったらなあ,あのとき所管を変えてなかったらなあということが絶対に起こるんです。あのときの局長は田淵さんだったというふうになってほしくありませんので,そこのところをしっかり答えていただきたいと思います。そういう大きな問題なんですよ。笑っている場合ではありませんので,しっかり答えてください。

 それから教育長も,独立した教育委員会だからこそ自主,自由の学習ができるというふうに,だからこそ専門職が配置されていたということなんで,そこの部分を改めて,歩みを頭に入れながらもう一回答弁していただきたいと思います。

 以上で2回目の質問を終わります。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎岸堅士保健福祉局長  再度のお尋ねをいただきました件につきまして,順次お答えさせていただきます。

 まず,夏季加算についてですが,国においても検討されておりますので,その動向を注視してまいりたいと考えております。

 それから,小地域ケア会議,それからサロンの関係,それからユニット型の養護老人ホーム,そこにつきましては,国の動向も注視しながら,平成24年度から始まります第5期介護保険事業計画を策定する中で,そのあり方についても検討してまいりたいと考えております。

 なお,ユニット型,入所の方の人権問題かどうかとの認識はというお尋ねですが,人権問題にも配慮しながらそこを検討してまいりたいと考えております。

 それから,障害者の地域生活支援事業の関係ですが,先ほど御答弁申し上げましたように,県内他都市,それから他の政令市の状況等も見ながらしっかり検討していきたいと考えております。

 へいわかんにつきましては,資料を展示する場所を決めることそのものが目的の一つなんですけれども,そればかりではなくて,集めた資料を分類,整理し,どのように保管,展示していくかということをしっかり検討することも大切だと考えております。

 また,価値ある戦災資料として後世に残していくために,現段階でできることをできるだけ丁寧に行っていくことが重要であると考えているところです。したがいまして,まずはそのために集めた資料の細分化や精査などをしっかりやっていくことを優先させていきたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  公民館の移管のことにつきまして,これまでの公民館活動の保障をという御質問だろうというふうに思いますが,先ほど申し上げましたように,これまでにも公民館活動というものは市民の暮らしの課題であるとか地域課題というものにつきまして,力を育て高めるということまで公民館の役割として取り組んできておるわけでございます。それだからこそ今回の提案がなされたというふうにも理解をしているわけでございます。

 これまでの公民館活動が評価をされまして,そしてさらに活動の範囲を広げていくということで考えさせていただいておるわけでございますけど,先ほども言いました議員御指摘の,これまでのそういうすぐれた活動の取り組みということにつきまして,教育委員会の補助執行という形の中で取り組んでいこうということでございますので,教育委員会としても必ずそのあたりのことは見ていきながら移管というものを考えていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  公民館に関係しまして,3年,10年後に後悔するようなことにならないようにということでございますが,先ほども述べましたが,安全・安心ネットワークという組織自体は,市民の方がみずから地域をよくしようという活動をされとる組織でございます。その中心メンバーが公民館の運営委員会のメンバーにも多くがなっておられると思います。そういう中で,安全・安心ネットワークと公民館が一体化することが,市民の権利がなくなる動きになるというふうには考えず,逆に市民みずからが自分たちの活動と公民館の学びとを,市民の立場から動いてやっていただければ,よりいい市民活動になるんではないかということで今回の発案をしております。

 そういう中で,特に岡山市の公民館,先ほどありましたように全国でも誇れる動きをされておると。その誇れる動きを今後職員の方が継続していただければ,公民館がなくなるというような話はないんではないかと。地域活動にしっかり頑張っていただいて,市民のための施設として活動いただければと思っております。ただ誤解がないようにしていただきたいのは,公民館も安全・安心ネットワークも市民が主体であり,市民のための動きであり,地域をよくしようとする動きだという,この部分は必ず共通しているんではないかという思いでおります。ですから,後悔のないようにしっかりとフォローしていきたいと思っております。

 以上です。

     〔41番竹永光恵議員登壇,拍手〕



◆41番(竹永光恵議員)  再々質問に立たせていただきます。

 先ほど議長も御配慮いただきましてありがとうございました。

 さて,まず保健福祉局長なんですが,地域生活支援事業について,来年度予算に間に合うのかというふうにシンプルにお尋ねしたんで,そこのところをはっきりとお答えください。よろしくお願いします。

 それから,へいわかんなんですけれども,丁寧に調査することは大切だと思いますけれども,やはり陳情を全会一致で採択した,このメンバーで採択をしたという重みをぜひ受けていただいて,早急に決めていただきたいと思います。これ本当に市長に答弁していただきたいんですが,今回の議会で市長の登壇率というのが5割というふうに聞いております。きょうはもう1回立たれておりますので,もしかしたらほかの人に答えられるのかもしれませんが,市長に答えてほしいというのをもう一回お願いいたします。

 それから,公民館なんですが,市民のため,市民のためと言われていますが,やっぱり教育委員会の枠から外れるということが,変質をしているという実態があるということも頭に入れてほしいです。他都市のことをもうちょっと勉強していただけたらなあと思います。

 来年の4月にこだわる理由というのも,ますますわかりませんよね。市民が安全・安心ネットワークと一体化しないと困るんだ,だから早くしてくれという声は,私のところには一遍も届いていません。局長,聞かれたんですか。そうなんですか。そこをきっちりと,いろんな声を聞くためにも,4月実施ということにこだわらずに議論を深めていただきたいと思います。

 講座生は,そんな話はした覚えがないというふうに言っておりますので,ぜひよろしくお願いします。何のための移管かというのがまだはっきりわかりませんので,よろしくお願いいたします。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  竹永議員の再々質問にお答えしますが,全くあなたと同じような意見でございますので,前向きに今検討しております。これこそ,これから何十年,100年残っていくものでありますから,ちゃんと資料を集めて,どの規模でどの程度のことをやるかということを調査しておりますので,これから前向きに,今検討していっておりますので,どうぞ御安心いただきたいと思います。よろしくお願いします。



◎岸堅士保健福祉局長  障害者福祉の関係で,地域生活支援事業,新年度予算に間に合うのかどうかという再々質をお受けいたしました。

 先ほども御答弁いたしましたように,当然新年度予算にかかわる場合もありますが,まず県内他都市,他の政令市の状況を見ながら検討していきたいと考えております。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  いろいろ先の不安という問題について言われておるんですが,具体的な問題点というのをいろんなところでお聞きはしておりますが,その問題点というのは,具体的にはまだ私どものほうお聞きしておりません。もし具体的な問題点があるんであれば検討するというお話をしとる中で,ちょっと仮定の話でいろいろ将来的な問題というのは,職員みんなが努力し,市民と一緒にやるしかない問題だと思っておりますんで,具体的な問題があれば検討いたしますが,今の段階ではちょっとその部分が見えないんで,所属を変えて一体化の方向で検討しているというのが今の状況でございます。

 以上です。



○宮武博議長  午後1時まで休憩いたします。

      午前11時55分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午後1時2分開議



○宮武博議長  午前中に引き続き会議を開きます。

 次は,順序に従いまして田畑議員。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  それでは,質問をさせていただきたいと思います。

 楠木議員は秋の空のように,竹永議員は秋の風のようにさわやかにということでありましたので,私は秋の川のようにね,(笑声)もみじを浮かべて清冽に流れる小川のように,小川さんね。そういう質問をしたいと思います。

 さて1,まちづくりについて。

 (1)市民病院移転を中心とする岡山操車場跡地整備計画について。

 「岡山操車場跡地の基本的方向について」を拝見し,驚きました。まず,事業所数は減少しているが,従業者数は増加している。大規模小売店舗の集積がある。市街化調整区域は,面的整備が確実になれば,市街化区域への編入が可能となる。こういう認識をお示しの上で,実は緑の拠点を形成し,健康維持増進機能を導入し,防災拠点の整備を目指し,そういう方向の上にさらに健康・福祉・医療系都市機能の導入,子育て世代から高齢者まで安全・安心に生活できる生活支援機能の導入を目指すとされ,今度はそれをコンサルタントにその方向での基本構想策定支援業務を委託するというものであります。

 しかし,このうち決まっているのは,市民病院にER機能を付加し,移転建てかえをすることのみであります。しかも,深柢小学校跡地を定期借地方式で川崎病院に貸すということになれば,6年前に萩原前市長がやろうとしたことを6年延ばしてやるだけということになります。

 そこでお伺いします。

 ア,大規模小売店舗は,萩原前市長が市街化調整区域への編入を可能にした制度変更の結果の集積であります。その集積は,中心市街地の空洞化を促進する結果を招いてまいりました。なお,さらに市街化区域への編入を促進すれば,中心部の空洞化はさらに進むということになります。岡山市中心市街地の空洞化対策を持ち合わせないで,まちづくり3法と逆行する空洞化促進策を次々となぜ進めていかれるのか。不思議でなりません。御所見をお聞かせください。

 イ,アクションスポーツパークについて,廃止後,ジャンプ台の撤去を市は代執行してでも撤去されるおつもりがあるのかどうか。

 ウ,市民病院を移転すれば,清輝学区の空洞化が進みます。対策はどうされるのか。

 エ,現在の天瀬には,外来診療機能のみを残すと議会答弁をされ,ベッドは残さないとのことでありますが,地元と話し合って了解をとられてのことでしょうか。

 オ,あり方検討委員会で,新しい病院では対象者が少なくなり,経営が成り立たないとの意見もあり,また収支予測の資料を回収せよとの意見がありましたが,病院事業管理者,責任ある収支見通しをお示しください。

 (2)深柢小学校跡地を川崎病院に使用させる問題について。

 これまで深柢小学校跡地利用について,教育施設,防災公園として残してほしいという深柢学区連合町内会の大多数の総意と,川崎病院が同跡地を利用する計画との間で,岡山市は萩原前市長,高谷市長と2代にわたって無用の時間と労力を空費してまいりました。そして,ことしになって,くすぶっていた川崎病院の同跡地利用計画が,市の市民病院操車場跡地移転計画発表を受け,急速に再燃をし,川崎病院に深柢小学校跡地を利用させよとの陳情が今議会に提出をされました。

 そこでお伺いをします。

 ア,私は防災面積が足りない,空地が足りないという質問をさせていただきました。市長は見直すとお答えになられました。では,深柢小学校跡地をどのように位置づけられたのか。避難場所及び避難所の面積等を含め,見直し内容を前の計画と対比してお示しください。

 イ,深柢小跡地を中心市街地の種地と川崎病院は言っておりますが,これは市がやるべきことではないでしょうか。川崎病院が種地とするとしても,NTTの用地ではだめなんでしょうか。

 ウ,萩原前市長が一部の議員を参加させて,川崎病院へ同跡地を貸すための話し合いが持たれたと仄聞しますが,その内容をお示しください。

 (3)中小企業振興策について。

 ア,中心市街地の活性化,本当に必要になってんですよ。そこで,例えば千日前商店街の現状をどうお考えなのか。どうなさるおつもりなのか。有効なる商業活性化策とあわせてお答えください。

 イ,岡山駅西口再開発に約550億円ですよ。この巨費が投入されましたが,商業は苦戦しています。奉還町もごらんのとおり厳しい経営環境です。経済局長が御答弁なされたように,イベント支援だけで活性化が望めるとお思いでしょうか,皆さん。公共事業のあり方を見直すお考えはありませんか。

 また,ゼネコン中心の発注形態にも問題が残されます。中小企業中心の事業と発注形態に見直すお考えはありませんか。

 ウ,商工中金が実は中小の成長戦略に融資をし,計画や実行をも支援するプログラムを創設されました。市はどのような支援をされますか。例えば,福祉関連の事業でありますれば,リサイクルやリユースを含む補助器具センターなどの新設,支援を後押ししてはいかがかと思いますが,いかがでしょうか。

 (4)農業振興策について。

 食料と地球環境の深刻さを考えますと,農業,林業,水産業の第1次産業を命と環境の基幹産業として見直す必要があります。地産地消はもとよりでありますが,今回は安全・安心な地域での食料の生産,供給と,民主党が推進しております戸別所得補償についてのみお伺いをいたします。

 ア,現在店頭で売られている種であります。種子。この種はほとんどがアメリカやチリなどの外国産であります。最近では,日本の種苗会社は,アメリカや世界じゅうに委託をして,化学肥料,農薬とセットになるF1種,つまり一代限りの種です。これは人手とお金がかからないように,無精子ですね,精子のない株を見つけ出して,それに合うものをかけ合わせをして,都合のいいものをつくり出していくと。これは雄性不稔種というんですけれども,いわゆる雄の性質を持った一代限り,子孫を生まない雄性不稔種といいますが,こういうものをつくり出して,さらには今それに遺伝子組み換えで雄性不稔因子を組み込む研究が進められております。

 さて皆さん,そこで今ミツバチが激減をしてますよね。ミツバチの巣がなくなるそういう状況の中で,人間に影響がないはずがありませんよね。そういう状況だからこそ,ふぞろいでも味が格別な安全・安心な日本の在来の種を育てる,この支援が必要だと思います。岡山市としてもこの支援をする必要があると考えますが,いかがでしょうか。

 イ,鳴り物入りで宣伝された民主党の農家の戸別所得補償は,期待と実態が大きく違い,農家に失望感が出てきました。岡山市における7月30日現在の加入申請者数は4,380と聞きます。農家数2万2,752の19.25%にしかすぎません。一番多い南区でも実は3割を切るありさまです。区別に見ますと,北区が8.7%,中区が15.75%,東区が28.73%,南区が29.59%です。もう来年は参加しないよと,こういう農家の声が聞かれます。この申請状況から見て,市はこの戸別所得補償制度をどのように判断されますか。

 ウ,輸入自由化を前提とした米価1万2,000円前後の生産者米価では,高過ぎる肥料や農薬代の吸収ができない。除草剤でも1回1反当たり4,000円だから,つくればつくるほど赤字が出る。こういうふうにおっしゃっておられます。岡山市の農業経営を発展させる具体的で有効な市の施策をお示しください。

 2,財政問題について。

 平成21年度決算では,経常収支比率が前年度より3.1ポイント改善したとの御報告があり,大変うれしく思っております。市長,財政局長を初め,市幹部職員及び職員の皆様の御努力に深く敬意を表したいと思います。

 私どもが御提案させていただきました無駄遣いの徹底排除につきましても,低利借りかえを含め,実にたくさんの御採用をいただき,ありがとうございました。この場をおかりいたしましてお礼を申し上げます。

 ただ,残念な点もございます。それは財政運営についての考え方であります。市長は,財政指標改善短期決戦型であります。私は長期調整型であります。そこが違うんですね。で,全国トップクラスなんですよ,下水道の使用料金,国民健康保険料,そして介護保険料。そこで私は,今現在の不況下で仕事がない。就職がない。賃金が下げられている。こういう働く市民の現状,中小業者も農業者も大変,こういう現状のもとでは可能な限り,ただし借金額を上回る借金をしてはいけません。借金は徐々に減らしていく。これは確かです。しかし,そういう条件のもとで市の財政出動をして,市民の苦難を軽減する努力を惜しんではならない。このように思います。ここが違いなんですね。だから,職員も3年採用凍結とかということじゃなくて,きちんとやっぱり採用して,長期の計画を立てていくということが私の考えであります。

 そこでお伺いをします。

 (1)人が不足をして,しかも年齢バランスが著しく崩れている技術者,これを社会人枠でカバーすると約束をされましたが,結果はどのようになりましたか。御報告ください。

 また,国の経済・雇用対策外の,補助メニュー外のいわゆる岡山市の有効かつ具体的な雇用策をお示しください。

 (2)投資的経費を市内中小業者向けに出動させ,岡山市の経済を元気にさせる。この考えはありませんか。そうすれば税収もふえるし,プラスのサイクルが生まれます。

 それで財政局長,以前私の質問で前向きに答弁をされました50万円以下の小規模登録工事,あれどのようになりますか。

 (3)岡山市の大都市特有の財政需要額は幾らと推定されていますか。

 (4)民主党の行政刷新会議による事業仕分けで,地方へ移管と判定されたまちづくり交付金はどのようになりますか。

 (5)昨年11月,民主党の津村啓介氏が内閣府政務官として厚生労働省に保育所の質の低下を招く設置基準の見直しを求めましたが,物別れに終わったと仄聞をしております。どのようになりましたか。政治主導もよしあしですよ。よく考えないとね。

 (6)長期調整型,財政出動型の財政運営に切りかえるお考えはありませんか。

 3,下水道普及率水増し虚偽報告に係る加算金返還訴訟について。

 これ私がやる以外にないと思いますので。

 岡山市が29年間,国に下水道普及率を水増し報告し,過大に受け取った地方交付税約20億円,虚偽報告に係るペナルティー加算金約21億円,合計約41億円を国から支払えと命じられ,岡山市は平成11年,当時の萩原前市長が全額払いました。岡山市は市民の税金を約21億円損をしたんです。21億円あったらどんなことができますか。今,高い国民健康保険料言いましたけど,例えばどれぐらい安くできるか。昨年度の一般会計からの繰入額が18億円,市長ありがとうございましたね。よう頑張っていただいたんですよ。でもこれ下水道の話ですからね。(笑声)そうすると,これにプラス16億円で実は1人当たり年1万円安くできるんです。そうすると,21億円あったら約1万2,000円ぐらい安くできるんですよ。まあそうすれば収納率も上がるじゃないですか。国の助成金がふえる。こういうこともあるじゃないですか。プラスのサイクルにやっぱり転換をせにゃあいけんと思うんですよね。

 さて,そこでこの虚偽報告について,私は平成3年12月議会で是正を求めました。当時の岡山市の人口約10万人分の下水道普及率の誤差の是正を求めました。この私の質問で市当局は,答弁ができなくなりました。そして,これを表に出したら大変なことになる,田畑さんやめてください,質問をということで大変でした。私の後援会の人にもずっと,田畑にやめさせてくれという大変な状況でした。

 それで最後に,実はもうこのいわゆる虚偽報告の誤差は必ず是正をするからちょっと答弁は,こんな答弁で我慢してくれということであったんですよ。私が気が弱いもんですから,(笑声)しょうがなかろうということで,こりゃあ貫いときゃあよかったんじゃけど,認めたんですよ。その後,建設委員会で実は是正計画を出してもらいました。

 ところが,その是正計画の約束を守らんかったんですよ。問題はそこなんですよね。二重,三重におかしいでしょう。そこでとうとうつじつまが合わなくなって,平成11年に萩原前市長が虚偽報告をプレスをされ,41億円払ったわけです。その後,市民オンブズマンが提訴をしたと。で,最初の一審では,17人に対して16億円払いなさいと。その次の二審では,7人に対して7億6,000万円払ってちょうだいと。こういう結果になりました。報道によりますと,最近,安宅敬祐元市長を除く6人の方が裁判所の外で和解をされて,6人で7,200万円払ったと。安宅元市長も今,弁護士を通じて和解の交渉中と聞き及んでおりますが,1億円もよう払わんでしょう。しかし,たとえ和解が成立をしたとしても,市民の税金を20億円も損失を出したということは間違いがないんですよ。いいですか,市民の税金ですよ。これを損をしたと。こんなことは許せないと思いますよ。

 そこで市長にお伺いしたいんですが,(1)和解の状況と今後の見通しについてお示しください。

 (2)本件についてどのような反省と改善をされましたか。特にトップの責任ですよ。市長,局長,よろしいですか。

 (3)私の質問を受けての普及率の是正及び建設委員会での是正計画をなぜ実行しなかったのか残念でなりません。この2度のチャンスで是正をしていれば,21億円も失う結果はなかったと思われます。

 (4)安宅元市長と和解ができたとしても,21億円のほとんどは返ってきません。本当に残念です。こういう点で血税の損失,市民にかけた御迷惑,この責任をどのようにお考えかお聞かせいただきたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,田畑議員の財政問題についての御質問にお答えをいたします。

 私が市長に就任した際,本市の厳しい財政状況を目の当たりにして,このままでは将来必要な福祉サービスさえ提供できなくなると危惧いたしました。そのため,長期的な視点に立って策定した新行財政改革大綱に沿って,市民事業仕分けや3年間の職員採用凍結による人件費の抑制,また市債残高の削減など行財政改革に積極的に取り組んできたところでございます。

 こうした行財政改革により生み出した財源は,例えば職員の削減だけでも年間約60億円にもなり,しかもその財政効果は毎年度持続します。この効果があればこそ,子ども医療費助成制度の拡充など福祉サービスの充実ができました。将来的には,安定した岡山市の行財政基盤の確立にも役立つものと考えております。

 今,行財政改革をきちんとやっておかなければ,将来市民の皆さんに大きな痛みを与えかねません。そうならないように,必要な市民サービスを安定的に確保しながら行革を行っているところでございますので,御理解をよろしくお願い申し上げます。

 次に,中小企業等への財政出動につきましては,本市においてはリーマンショックに端を発した世界同時不況に対応するため,平成21年1月に岡山市緊急経済・雇用対策本部を立ち上げ,国の経済対策を待たずに市独自の対策を打ち立て,補正予算の議決をいただきました。その後も,国の経済・雇用対策とも連動して,これまで10回にわたって補正予算等を計上し,各般の対策に取り組んでまいりました。この中には,各種修繕事業等を含む投資的経費等も約78億円盛り込んでおり,できるだけ多くの市内中小企業への発注に配慮してきたところでございます。

 現下の厳しい経済・雇用情勢を踏まえて,今議会にも緊急雇用創出事業を提案させていただいておりますが,今後状況を見ながら,必要な対策を必要な時期にきちんと講じることができるよう対応してまいりたいと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎繁定昭男総務局長  財政問題の項の中で,技術職の採用についてのお尋ねでございます。

 本年度の行政職の採用は38人で,うち技術職の採用は20人となっております。内訳は,土木11人,建築2人,機械3人,電気3人,化学1人で,大卒採用が16人,短大・高校卒採用が2人,民間企業等職務経験者が2人,年齢では22歳から52歳までの幅のある構成となっております。

 技術職では,平均年齢が高くなっており,職員の高齢化と若年層の不足という面から,技術の継承という点について懸念されるところでございますが,今後も継続的に必要な採用を行っていくことで対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎高次秀明企画局長  まず,まちづくりについてですが,まちづくり3法と逆行する空洞化促進策をなぜ進めるのかという御質問でございます。

 本市のまちづくりにつきましては,岡山市都市ビジョン(新・岡山市総合計画)に基づいて現在進めているところでございます。その都市ビジョンの中で,都市づくりの基本方向を示した7つの柱の一つであります「街と田園のかたちを明確にする」におきまして,広い市域を持つ市全体につきましては,コンパクト市街地と田園の共生プロジェクトに沿いまして,都市の利便性と自然の豊かさのどちらも楽しめる都市をつくるために,秩序ある土地利用を進めるとともに,都心と地域拠点とを連携軸によりネットワーク化し,全体としてバランスのとれた都市を目指すこととしております。

 また,都心につきましては,生活交流都心創生プロジェクトに沿いまして,豊かな歴史と文化が蓄積した都市の顔として,また広域圏の中枢拠点都市の都心として,商業・業務や情報・交流などの高次な都市機能の集積を図ることとしております。

 さらに,人々の生活や交流の場として,多世代がさまざまなライフスタイルを楽しめる居住環境を整えるとともに,にぎわいのある都心づくりを目指すこととしております。

 なお,都市づくりの推進に当たりましては,各分野ごとの計画に沿いまして,また諸制度の適正な運用によりまして,市全体としてバランスをとりながら,水と緑が魅せる心豊かな庭園都市と中四国をつなぐ総合福祉の拠点都市という都市ビジョンに掲げました都市像の実現に努めてまいりたいと考えております。

 続きまして,市民病院に関連いたしまして,清輝学区の空洞化対策はというお尋ねでございます。

 (仮称)岡山総合医療センター整備後の現市民病院の跡地につきましては,中心市街地の大変貴重な土地として,地域の皆様との協議も踏まえながら,活性化につながるような活用について,今後慎重に検討してまいりたいと考えております。

 次に,市民病院につきましてですが,現在の天瀬には外来診療機能のみということだが,地元との話し合いはという御質問です。

 センター整備後の現市民病院の地域住民の皆様への医療サービスとしましては,一定の外来診療機能の整備につきまして,これまでも地域住民の方々に御説明し,御理解を得られるように努めてまいりましたが,引き続きまして,どのような可能性があるのか,さらに知恵を絞って,地域の皆様に安心していただける形になるよう協議を重ねてまいりたいと考えております。

 それから,収支見通しについてですが,平成18年当時の市民病院のあり方検討委員会における御意見につきましては,一定の仮定条件のもとで収支を出したことにつきまして,それぞれの立場から御指摘をいただいたものでございます。

 本年2月に策定しましたセンターの基本構想において,財政シミュレーションを行った結果では,収支見通しにつきましては,一定の条件のもとで安定的な経営ができることを確認しております。

 さらに現在,病院局を初め関係局とともに基本計画を策定する中で,より精度を高めた財政シミュレーションを行っているところでございます。

 次に,深柢小学校跡地関連ですが,川崎病院は中心市街地再編の種地と言っているが,これは市がやるべきではないかというお尋ねでございます。

 平成18年2月に提出されました岡山中央南(旧深柢)小学校跡地活用についての提言の中で,跡地活用を検討する上では,都市機能を再編していくという種地の考え方が重要との視点が示されております。本市といたしましても,将来の中心市街地の活性化に資するために活用する種地であるというふうに考えております。

 なお,川崎病院が議員御指摘の種地と発言したということの事実は確認できておりません。

 次に,前市長が議員も参加した場で,川崎に跡地を貸す話し合いが持たれたという話についてですが,議員御指摘の事実につきましては確認できませんでした。

 以上でございます。



◎内村義和財政局長  ゼネコン中心の発注から中小企業中心の事業と発注形態に見直す考えはないかとの御質問にお答えいたします。

 本市の建設工事の発注につきましては,良好な品質を確保するため,発注する工事の規模,工種,難易度によりまして,それに見合った業者の規模,実績を勘案して発注いたしております。

 例えば,土木,建築,とび・土工・コンクリート工事につきましては,許容価格8億円未満を,また電気,舗装などの工事につきましては,許容価格1億円未満を原則として,市内の建設業者に発注することといたしております。

 また,大型工事の発注でありましても,JVにより市内業者の参加機会の拡大を図っているほか,分離・分割発注などの手法を用いて,市内業者への配慮を行っているところであり,今後とも中小企業の多い市内業者を中心に発注を行っていく考えでございます。

 続きまして,小規模登録工事の件についてはどうなっているのかとの御質問にお答えいたします。

 小規模登録業者の制度につきましては,現在他市の制度を調査し,本市における制度構築の可否について検討しており,できるだけ早く方向性を見出すべく努力してまいりたいと考えております。

 続きまして,岡山市の大都市特有の財政需要額はとの御質問にお答えいたします。

 平成21年度決算ベースでは,児童養護施設等措置費や国直轄事業負担金,国・県道関係経費などの法令必須の権限移譲分約96億円。過去の国・県道の整備に係る県債償還負担金約18億円。このほか,業務量の増加に伴う人件費分約15億円などが,本市が政令指定都市に移行して増加した分と考えられる需要額でございます。

 以上でございます。



◎田中直子保健福祉局こども・子育て担当局長  財政問題についての項,保育所の設置基準の見直しについてのお尋ねにお答えいたします。

 地域主権改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(案)において,児童福祉施設の設置基準は都道府県等地方自治体の条例にゆだねられることとされております。保育所の基準のうち職員の配置や面積の基準などについては,国の示す基準に従うべきものとされております。

 同法案は,今後も国会での審議が行われる見込みであり,その動向を注視してまいりますが,いずれにいたしましても入所児童の処遇が低下することのないよう配慮していく必要があると考えております。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  まちづくりについての項,中小企業振興策に関しまして,千日前商店街の現状と活性化策についてのお尋ねでございます。御答弁申し上げます。

 千日前商店街は,スーパーや映画館などの撤退後に建物が取り壊され,大半が駐車場になっているのが現状で,通りに面した店舗数は,平成17年の39から平成22年には27へ減少しております。これに伴い千日前商店街組合の組合員数も,昭和52年設立当初の35から平成21年は30と減少しています。

 また,市が隔年実施している歩行者通行量調査では,千日前商店街の南側入り口の休日通行量が平成12年の797人から平成20年には404人へ半減するなど,大変厳しい状況です。

 この千日前商店街を活性化するのは大変難しい問題ではありますが,表町商店街全体の課題としてとらえ,商店街の方と協議しながら,活性化策について検討してまいりたいと考えております。

 次に,同じく中小企業振興策に関しまして,イベントの支援だけで活性化が望めるかという御質問です。

 商店街の活性化のためには,商店街を明るくにぎわいのある場所にすることが必要であり,そのためにはイベントだけではなく,施設改修などの環境整備や新規出店の促進による空き店舗の解消,後継者育成なども重要であると認識しております。

 次に,商工中金の成長戦略プログラムに関して,市はどのような支援をするかという御質問でございます。

 商工中金では,成長戦略総合支援プログラムを創設し,新成長戦略や産業構造ビジョン等で定めるさまざまな戦略分野で成長を図ろうとする中小企業者の計画策定や,融資を含む計画実行を支援しているところです。

 中小企業への総合的な支援につきましては,岡山県産業振興財団が中小企業の体質改善や経営基盤の強化,取引支援,新技術・新商品などの研究開発支援等をきめ細かく行っており,本市も取引支援や新製品・新技術の開発支援などは,連携して行っているところでございます。また,経営相談や融資相談は市独自で対応しているところでございます。

 また,本市は今年度策定予定の産業振興ビジョンに資するため,中小企業者へのアンケートやヒアリングを行っているところであり,その結果に基づき,どのような支援ができるのか検討してまいりたいと考えております。

 次に,農業振興策について3点の御質問をいただきました。順次お答えします。

 種に関しまして,日本の在来種を育てる支援についての御質問でございます。

 種につきましては,発芽率がほぼ100%であるものが求められる一方,国内では採種農家の減少や天候不順等により安定供給が難しいため,海外の地域も利用してリスクの分散を図り,より安定した種の供給が行われていると聞いております。

 近年は,技術の発達により,果実が大きく,甘みが強く,病気に強いなどの新品種が次々と改良されてきておりますが,一方で伝統野菜や在来種が見直される動きも見られ,県内におきましても,吉備の国岡山の伝統野菜の復活に取り組んでいるグループがございます。

 本市としましては,農業振興ビジョンを踏まえ,地域文化を守っていくためにも,地域の伝統作物の活用を図ることとしており,関係者の御意見を聞きつつ,推進に向け検討してまいりたいと考えております。

 続きまして,戸別所得補償制度に対する市の判断についてという御質問でございます。

 本市の水田台帳に掲載されている2万2,000余りの農家のうち,本年実際に水稲を作付した農家は,約半数の1万3,000余りです。

 また,戸別所得補償制度は,販売農家を対象とした制度であり,麦,大豆等の販売用の転作作物を助成する水田利活用自給力向上対策事業と主食用米による所得を補償する米戸別所得補償モデル事業があります。

 8月の時点で水田利活用自給力向上対策事業には,3,649件の加入申請があり,一方の米戸別所得補償モデル事業には,水稲の作付面積が25アール以上,または水稲共済に加入している対象農家9,917件のうち,加入申請は4,003件で,加入率は40.3%となっております。

 本制度は,食料自給率の向上と農業経営の改善を目的としておりますが,本市においては飼料用や米粉用,加工用の米の生産がふえております。また,今後の主食用米の販売価格の動向によって,制度による所得補償の成果があらわれてくると考えられますが,現段階では判断できません。

 本市としましては,今後の米価の動向と,変動部分の交付単価及び来年度の本格実施に向けた国の動向を注視してまいりたいと考えております。

 次に,農業経営を発展させる具体的で有効な施策についてのお尋ねでございます。

 米における本市の農業経営を発展させるためには,高コスト生産の是正を図ることが重要な課題であると考えています。特に農機具費,肥料費,農薬費,労働費が全国に比べ高い水準にあり,その改善の方策としては,機械の共同利用や作業の共同化により機械の所有を減らすこと。稲の生育状況を観察して,必要最小限の肥料や農薬を用いること。農地集積による規模拡大を図ることが必要であると考えます。本市としましては,機械リース制度の支援,化学肥料・農薬の削減への啓発,組織化・法人化の促進に取り組むことで稲作農家の経営改善を図り,水田農業の振興に努めてまいりたいと考えております。

 次に,財政問題の項,国の経済・雇用対策以外の本市の具体的な雇用策についてのお尋ねでございます。

 御答弁申し上げます。

 現在の緊急雇用創出事業は,現下の厳しい雇用失業情勢にかんがみ,離職を余儀なくされた失業者の方々に対して,次の雇用までの短期の雇用機会を提供する事業を国の財源で各県や市町村が創意工夫に基づき,新たに企画して実施しているものです。平成21年10月に雇用のミスマッチが生じている介護分野における雇用創出を促進するため,働きながら資格を取ることができる事業として介護雇用プログラムが創設されました。

 また,平成22年1月からは,短期の雇用機会の提供に加え,地域の企業等で就業するために必要な知識,技術を習得する人材育成を行い,次の雇用に結びつける地域人材育成事業が実施できるようになりました。

 このような事業を重点的に実施し,今後の継続的な雇用に結びつけていきたいと考えております。現在は,国の施策を活用した雇用対策を優先して実施しておりますが,財源はどうあれ,国や県の施策と重複しない分野で,どういった施策が本市の実情に対して有効であるか,他都市の状況も参考にし,実施が可能かどうかも含め検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



◎白神利行都市整備局長  アクションスポーツパークのジャンプ台の撤去について御答弁申し上げます。

 アクションスポーツパークのジャンプ台の問題につきましては,これまでにもお答えさせていただいておりますが,エックス社と製造メーカーとの間での未払金や所有権の問題を早期に解決した上で撤去するようエックス社に求めているところでございます。

 今後につきましては,代執行の手法は別といたしましても,法的な対処も念頭に置きながら引き続き強く申し入れてまいる所存でございます。

 以上でございます。



◎筒井祐治都市整備局都市・交通・公園担当局長  財政問題についての項,事業仕分け後,まちづくり交付金はどのようになったのかについてお答え申し上げます。

 まちづくり交付金は,議員御指摘のとおり,昨年度の国の事業仕分けにおきまして,地方に財源と権限を移譲すべきとの意見から,地方自治体にゆだねるべきと判定されたところです。この結果を受け,今年度からまちづくり交付金については廃止とし,新たに創設された社会資本整備総合交付金として実施することとされたと聞いております。

 以上でございます。



◎新田佳久病院局長  まちづくりについての項,市民病院に関連しての病院事業管理者の収支見通しのお尋ねでございます。

 市民病院は市民のためにあるという基本を踏まえつつ,公共性と経済性との両立を図り,経営が成り立つように最大限の努力をいたします。

 以上でございます。



◎尾崎正明下水道局長  加算金返還訴訟について,4点の御質問をいただいております。

 まず1点目,和解の状況と今後の見通しでございますが,当該訴訟の第二審で損害賠償義務があるとされた被告7人のうち,元助役と元下水道局長5人の計6人が原告オンブズマンと和解をしたものでございます。内容といたしましては,和解金として元助役は700万円,元下水道局長はそれぞれ1,300万円を,また弁護士費用相当額として元助役は70万円,元下水道局長はそれぞれ100万円を原告に支払い,原告は和解金計7,200万円を岡山市に納入するとともに,訴えを取り下げるというものでございます。

 和解金7,200万円につきましては,去る9月1日に市の一般会計に納入されました。和解した6人の方についての取り下げは,9月6日に最高裁に書類が届いた時点で完了しており,今後は元市長一人の訴訟が継続することとなります。なお,現在の元市長の和解の動向については,詳しく承知しておりません。

 残り3点については,一括してお答えいたします。

 下水道局の職員は,下水道普及率と交付税との関係を認識していなかった,また財政局の職員は,下水道普及率が調査票の記載要領とは異なる数値であるとの認識がなかったことから,原因といたしましては,市の組織の縦割りであることの欠点,すなわち横の意思疎通が不十分であったことから生じたものと認識しております。このことから,組織として情報の共有ができ,意思疎通を十分に図ることができる風通しのよいものとなるべく力を傾注しているところでございます。

 また,普及率の是正をしていればとのことでございますが,平成11年当時の記録にはなりますが,中心市街地の空洞化が進み,下水道整備区域内の人口がどんどん減少し,計画人口との差が拡大する中で,昼間の利用人口などを考慮した人口割合を使用し続けたとございます。本件は,下水道普及率を訂正し,結果として21億円の加算金を支払っており,また裁判にもなったことから,市民に御迷惑をおかけしたと思っております。裁判がすべて終わったわけではございませんが,市としては,先ほど述べた反省と改善に基づき,さらなる市民の福祉向上,活力あるまちづくりに職員一丸となり取り組む所存でございます。

 以上でございます。



◎難波康廣消防局長  まちづくりについての項,深柢小学校跡地利用について,防災公園面積不足の状況から深柢小学校跡地をどう位置づけたのか,避難場所及び避難所の面積等を含め見直し内容を前の計画と対比し示せとの御質問にお答えします。

 岡山市地域防災計画全体の見直しにつきましては,岡山市防災会議及び議会等の御意見を踏まえ,当面今年度3月末の完成を目指して,現在鋭意修正作業を進めております。その中で,市立小・中学校のグラウンドについては,一時避難地の候補場所としており,お尋ねの旧深柢小学校についても引き続き同様の位置づけとしております。今後,市としての跡地活用が議論される中で,消防局としても関係部署と連携して検討してまいりたいと考えております。

 なお,地域防災計画の修正範囲が全庁的にわたることから,相当の日数がかかっており,避難場所の面積等を対比して御提示できませんが,御理解を賜りますようお願いいたします。

 以上でございます。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  それでは,再質問させていただきます。

 御答弁をいただきましたが,余りぱっとしませんね。技術職の職員についても,大卒が16人で総勢20人で,民間から2人ということですから,埋めることができるような数字ではないですね,市長。まあよう調べて。

 さて,まず下水道を再質問しますが,市は私に必ず是正をすると約束したんですよ,本会議の前に。で,委員会に是正計画を出したんですよ。私は思うんです。議会あるいは議員,本会議,委員会で約束したことは守るべきじゃないですか。勝手に破棄するということはいかがなものかと思うんですが,僕が悔しいのは,議会で約束したことを守らないということなんです。これ議運の委員長も議長もちゃんと言うてもらわにゃあいけん。当局はその点をどう思っているのかはっきり言ってください。

 それから,安宅元市長は,いわゆる慣例に従ったんだと。賠償責任はないとこういう発言なんです。私一人で,1日空転をして答えができなかって,知らなかったじゃあ済まされんでしょう。これは議会を愚弄してますよ。偽証だと思いますよ。どう思われますか,下水道局長。

 さて,市民病院。深柢小の跡地,岡山市のまちづくりの課題でもありますが,岡山市はずっと一貫して言ってきているんですよ。笑顔が集う中心市街地と。今泣きっ面にハチじゃないですか。笑顔なんかありませんよ。

 そこで私思うんですが,平成22年2月議会,これは市民病院の問題で質問させていただいて,実は市長さん,市長さんはうそつきだと清輝学区の人は言ってるよと。それは,選挙の前に来て,病院はちゃんとする言うたじゃないのということで質問させていただいて,市長は,いいですか,ことしの2月議会ですよ。今後とも地域の皆様に御安心いただきますように,私みずから誠実にお話を続けさせていただきますので,どうぞ御安心をいただきたいと。いいですか,市長が約束されたんですよ。市長はいつ行かれましたか。いつどんな話をされましたか。内容を報告してください。

 市民病院ね,病院事業管理者。7年ぶりに赤字転落。こう大きく出ましたよ。そうすると,今の財政シミュレーションは,高次さんは,見直しをしたらええようにいくんじゃとこういう答弁なんですよ。そうなりますか。赤字の場合は,以前の財政シミュレーションでは,210億円の一般会計の持ち出しなんですよ。いいですか。赤字がプラ・マイ・ゼロで358億円なんですよ。さて,この覚悟をしてやるのかどうか,市長と財政局長と病院事業管理者,答えてください。

 それで,市民病院が北長瀬に移ったらお客さん変わりますよ。今まで内科でずっと利益を上げて黒字にしてきとったわけですよ。ところが,それが変わるんですよ,診療科が。そこは病院事業管理者,どのように変わるか。それから,シミュレーションでは,赤字を前提としてないんですよ。僕はあり得ると思うんですよ,公立病院なんですから。その場合の覚悟の問題,先ほど聞きました。そうすると,ここで私は病院事業管理者も含めて真剣に,何ですか,絵そらごとを言わないでいただきたいと思います。

 さて,もう一つ先ほどから,旧深柢小跡地,地元から陳情ラッシュ,出てんです。何でこういうことをさせたか。おかしいじゃないかねって松島議員から質問がありましたよ。松島さんがコナン君のあの方みたいにちょっとうなずいて下を向いておられますけども。(笑声)深柢小の問題で,実は平成21年6月議会と9月議会で質問をさせていただきました。それで,1回目の質問のときには,総務局長はデータを持ち合わせていないということでわからんと。2回目の質問のときに,1回目の質問のときにも市長さんからお答えいただきましたが,深柢小学校跡地につきましては,市街地の中で防災対策上非常に貴重な空地であるというふうに認識をしているというのが総務局長。市長は,学校のことも,この学校跡地のことも真剣に,やっぱり禍根を残すようなことはしないという御答弁でありました。

 さて,そこで問題は,じゃあそのことは,民間がそういうふうにやるのか。市がやるのかということ。どちらですか,お答えください。

 それで川崎病院のことです。高次局長は,川崎病院の移転建てかえ構想について,これ川崎病院が出したもんですよ,平成18年8月に出してんですよ。いかがなもんかと思いますけども,ずっとやってんですよ。そこの中で,よろしいですか,ちょっとお伺いをすると,まず市の規定による借地料を支払って定期借地で利用させていただきたいということですから,普通財産なら3%ですよ。そうすると,ここの評価額と借地料を3%でお示しください。

 それから,私思うんですけどね,何で市の土地をこんなに川崎病院がしつこくしつこくやるんです。6年前に,竹中工務店を呼んで,萩原前市長が議員の皆さん,ここにいらっしゃる皆さんにも参加されとる方がいるんですよ。説明会を開いてんですよ。途中で帰った方もいらっしゃる。なあ。(笑声)そこで知らないと言う。当時の秘書課長はだれですか。秘書課長は知らん言よんですか,知っとる言よんですか,ちゃんと答えてください。

 それで問題は,6年前そういうことで竹中工務店との話がありました。ここで裏約束があったなあと思うんですよ,萩原さんね。高谷市長になってまだ言よるから,本当に裏約束でもあるんじゃないかと思うんじゃけど,あるかないかお答えください。よろしくお願いします。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  田畑議員の御質問にお答えしますが,裏約束のようなものは一切ございません。私はですよ。ございません。絶対ございません。それはもう皆さんの前で。



◎高次秀明企画局長  数点御質問いただいております。

 まず,市長が深柢の跡地に関して地元にいつ行って,どんな話をしたかということですが,現時点ではまだ行って話すようなところまで十分内容は煮詰まってませんので,まだ市長はあれから行っておりません。(「市民病院よ」と呼ぶ者あり)済みません。市民病院の跡地の関連で……(「そりゃあんたが言えるんか。市長が言うんじゃねえんか。本人が言わにゃあ」と呼ぶ者あり)私が今担当しておりますので,(「あんた市長になったんかな」と呼ぶ者あり)いや,担当しておりますので,お答えしております。

 次に,収支計画のことについてですが,赤字の場合はということでございますが,先ほども御答弁しましたように,財政シミュレーションをやっております。もちろん収支がとれない分野,つまり感染症とか救急,こういったところは市の繰入基準に基づいて繰り入れをするという前提で今回の財政シミュレーションを行ってますので,そこら辺はそういうことも確認をしております。

 それから,旧深柢のことにつきまして,民間がやるのか市がやるのかということのお尋ねでございますが,これはまだ跡地の活用方向は出ておりませんので,お答えできません。

 それから,平成18年当時の川崎が出したビラに定借の料率等が書いてあるがということですが,現時点でそういった前提で話はしておりませんので,これは今は検討しておりません。

 以上でございます。



◎内村義和財政局長  病院の財政シミュレーションでございますけれども,今企画局長のほうからも答弁がありましたように,企画局,病院局を初め関係局とともに現在その内容,基準内繰り入れ等も踏まえまして,その内容等を精査しております。その中で精度を高めた財政シミュレーションというのを行っているところでございます。

 以上でございます。



◎新田佳久病院局長  まず,7年ぶりの赤字の御質問ですけども,昨年新型インフルエンザが発生いたしまして,市民病院に対して非常に大きな期待といいますか,役割が求められる中で患者さんが,一方では受診抑制と,強毒性というような話もある中で受診抑制をされたということで,去年の6月が特に入院患者の減が大きかったわけですけども,それ以降もそれを引こずった関係があって,昨年度は残念ながら7年ぶりの赤字ということになりました。

 ただ,今年度は4月以降順調に推移しておりまして,現在のところ昨年のようなことにはならないというふうに考えております。

 それから,赤字の覚悟というようなお話もあったんですけども,要は市民病院というのは自治体病院ですから,先ほども申し上げましたように,市民のための病院,市民が求める医療をいかに行っていくか。その中で市民負担をいかに軽減するかということも当然あるわけですけども,その上で,地方公営企業法第17条の2に経費の負担の原則というのがあって,一般会計からの一部の負担もあるということの中でやっていくわけですけども,いずれにしても決意としては,とにかく赤字にならない安定経営を目指すということで頑張っていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◎尾崎正明下水道局長  是正すると約束したことは守るべきとの質問でございます。

 普及率の是正が平成11年となり,結果として21億円の加算金を支払うに至ったことは,大変申しわけないと思っております。今後もこの思いを旨として職務に当たり,市民福祉の向上のため全力を傾注してまいりたいと考えております。

 もう一問,元市長の知らないという発言では済まないのではないかという御質問でございます。

 現在,訴訟はまだ継続中であり,元市長の裁判上の発言については,この場でコメントはできません。

 以上でございます。(「答弁漏れじゃ」と呼ぶ者あり)



○宮武博議長  答弁漏れ。(「秘書課長はだれなら。少々の答弁漏れは許すから」と呼ぶ者あり)



◎田中利直秘書広報室長  6年前,当時の秘書課長は池内でございます。

 以上でございます。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  どうも,今回はとめまいと思って苦労してやっております。

 それでねえ,僕は思うんですけど,答えが違ったりいろいろするんはよろしいけども,どう言うたらええんでしょね。このすれ違いの答弁はやめてほしいなあという気がするんですよねえ。何となく答えは言よんじゃけれども,質問の中身とは違うということなんですよね。そういう点では,お役人というのはやっぱり頭がええんかなあ。さっとすりかえて言うからなあ。

 そういった点では,非常に残念に思いますけれども,私が一つだけ思いますのに,病院事業管理者,赤字の場合は想定してないと。僕は想定しとかにゃいけんと思いますよ。公的な病院なんだから,そういうこともあり得る。あり得るけれども,覚悟してやるかどうかということは決めといていただきたい。

 それから,市長は清輝学区の人に約束したことはやっぱりきちんと守っていただきたい。うそはつかないでいただきたい。

 以上で終わります。答弁はよろしい。(拍手)



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして近藤議員。

     〔37番近藤昭議員登壇,拍手〕



◆37番(近藤昭議員)  いよいよこの9月定例会も32番目の発言者でございます。私をもって打ちどめ,終わりになるということになりました。

 きょう田畑さんもお述べになったんですが,秋という議題で何か感想を述べなきゃいけませんが,(笑声)秋でぱっと思ったのが,何々の心と秋の空みたいな,余りイメージがよくないんで,やめておきたいと思います。(笑声)

 あと,傍聴にお残りになってございます大勢の市民の皆さん,御清聴大変ありがとうございます。

 さて,前回に引き続いて野見譲さんの著「天皇制ファシズム論」のその2──英語で言えばパート2というふうに言うんですが──に入りたいと思うんです。

 前回6月では,天皇制国家の確立と初期ブルジョアイデオロギーの特質について述べたわけでありますが,明治維新の政府というのは,今から142年前の1868年にできたんですね,142年前。ちょうど今NHKの大河ドラマ「龍馬伝」という劇が放映をされてございますが,薩長連合ができたのが1866年ですから,その明治政府ができる直前のドラマが,今NHKの大河ドラマとして福山雅治さん主役の坂本龍馬で演じられておると。そういう時代に実はなっておるんですね,明治というのは。そこから天皇という問題が出るわけでございますが,その明治政府ができた1868年,版籍奉還という徳川幕府から天皇への権力移譲を受けて,倒幕という戦争手段によって自立をされた明治政府。天皇のもとへ政治的に集中した軍事的,官僚的な独立,独裁権力でございました。

 1889年,およそ20年ぐらいたった中で,日本の第1次ブルジョア憲法はドイツ・ビスマルク体制憲法を採用して制定されました。前回6月でもその経緯については述べたつもりです。それは天皇制官僚たちの天皇大権の確立のためには,国民議会の決議によって決定されたものではなくて,皇帝または天皇によって制定された欽定憲法──欽定憲法というのはそういう憲法でつくられるということなんですから,階級支配のために非常に有利なシステムであったんですね。そこから日本帝国憲法というのがつくられたという経緯。つまり,天皇制国家権力は,明治維新によって誕生したブルジョア国家を資本の原始的蓄積の過程から産み出されたプロレタリアとの闘争からブルジョワ・地主,小農民の利害を防衛し,私有財産を全社会的に貫徹するための権力でございました。

 維新官僚はこれら全有産階級に基礎を置き,広汎に生み出された国民意識を独特な国家,天皇制イデオロギーに統合し,王と官僚と常備軍と宗教──これ国家宗教,神道のことでございますが──をてことする暴力的支配体制をつくり上げたものであります。

 まさに明治維新によって自立された天皇制国家権力は,維新後の15年間にわたる主として貧農を中心とした反乱,ここには西郷隆盛の西南の役なども含まれているわけですが,そういう反乱の鎮圧の過程で官僚独裁権力から立憲君主制の形をとった天皇制ファシズム,ボナパルチズム権力へと転化をしたのであります。

 その課題を今日,9月定例会でもう一度改めて検証しようということであります。

 まあかつてはよく聞かれたものですが,何人か議員の方でもいらっしゃると思うんですが,今の天皇というのはあなたにとって現人神だと思いますか,それとも人間天皇だと思いますかという問いなんですね,市長。これ言われたときちょっと困りましたね。今の天皇は,昭和から平成にかわったわけですが,今の天皇は現人神なんですか,それとも人間天皇だと思いますかという問いなんですね。

 聞かれた本人は随分悩むんですが,これは。いずれにしても解答というのは,どっちを思ってもあんたはファシズムに負けとるというのが解答なんですね。

 現人神だと言ったらまあ負けとるという,人間天皇じゃ言うても,それはあんたファシズムにもう負けとんじゃというのがいずれにしても解答でございまして,そういうなぞかけ問答をいろいろ,相手を落とし込めるためにやってきた思いもあったんですが,極めて天皇の位置というのは,いわばあいまいだということなんですね。

 したがって,我々にとっては天皇制天皇というのは一体何なのかということも,今後はやっぱり問題にしていかなきゃいけませんし,最終的にどう考えても,天皇・天皇制の問題というのはぶち当たる政治的な課題になるということはもう明白なことであります。

 そこで質問に入りたいんですが,市長にお伺いを,まず一つはいたします。

 市長にも幼少という,これまあ中学生のころまででしょうねえ,幼少というのは。もっと小学校からそれ以前でしょうか。戦前生まれの方というのは,ほとんど議会のほうにはいませんし,当局では特別職以外,龍門市場事業管理者以外にはもうほとんど戦前生まれの方がいらっしゃらないと思うんですが,そういう時代になってまして,市長の幼少のころの記憶をたどっていただく中で,当時の記憶として真影,昭和天皇裕仁の写真,御真影というふうに,写す真の影というふうに書くわけですが,その真影の前を通るときにはおじぎを強制されたとか,頭を下げろというふうに教わったと。内山下小学校でも,正門を入って右側,校長室の手前にその御真影というのがかつては飾られていたというふうに聞いたことがあります。

 小学生の子どもたちは,その前を通るときにはおじぎをして通ったということであるとか,東の方角を向いて,遥拝というふうに言うんですが,教えられたという御記憶が私はあると思うんですが,天皇・天皇制について何らかの御記憶があれば,思い出していただいて,ひとつお語りをいただければと思います。

 2つ目には,さてファシズムとファシストの対比として,ファシズムとファシストというのをよく言いますが,一方ではスターリニズムとスターリニストというそういう表現の仕方もございます。全体主義の政治形態でございますが,ともに政治的に突破をし,廃棄されるべき政治形態です。共通する形態では,党の独裁が指導部の独裁になり,やがて執行部の独裁が一人の独裁になるということであります。党の独裁が一部の指導部の独裁になる。指導部の中の一部の集団の独裁になり,やがて一人の独裁になっていったというそれがファシズムと,そしてスターリニズムの政治形態の帰結であったわけですね。頂点的にはヒトラーとスターリンというふうに言われてございますが。

 さて,天皇制ファシズムとは,社会,政治の混乱から階級亀裂の拡大により共産主義革命──赤化というふうに当時は,天皇制のころは言われてたんですが──が必然的になったときに,時の帝国主義ブルジョア政府と軍部がその解決策のために最後的に,昭和天皇を政治的に登場させ,また天皇も十分にそのときの状況を熟知した上で登場したと思っています。

 その最初の登場は,1936年2月26日,二・二六事件の皇道派反乱将校部隊に対して,朕みずから近衛師団を率いてこれを鎮定せんと,政治の前面に躍り出たときだと言われてございます。

 戦前の過去の歴史的事実ですが,このような政治体制を二度とつくってはいけません。市長の御見解を改めてお伺いをしたい。

 3つ目,君が代,日の丸は内心の自由であり,強制はしないと過去の教育長は御答弁をされています。岡山市の教育長もそういう御答弁でございました。しかし現実的には,東京都の石原都知事を初めとして,君が代,日の丸についての職務命令に基づく強制によって事実的に処分が乱発をされているんですね。されています。

 ところで,本市ではどういう状況になっていますか,お知らせをいただきたい。また,教育委員会委員長はどのような御見解をお持ちなのかお尋ねをしたいと思います。

 引き続き,牛乳の意義と販路拡大についてお尋ねをします。

 岡山県議会の現状と本市の課題。

 さて当時,私どもの戦前戦後すぐは,すき焼きといえば鳥の臓物のすき焼きだったんですね。牛肉はありません。牛肉の入ったすき焼きなどは,1年間に何回食べれるかという時代。さらに,バナナや牛乳,卵なども,病気になったら食べさせてもらえるという希少価値のある食べ物,飲み物でございました。

 小学校の給食では,アルマイト製の器に入った脱脂粉乳のミルクで,飲むときに器が唇に熱かったのと,アルマイトの味がしたとの思いが私にはございます。

 また,学生時代に下宿の近所のおふろ屋さんで,入浴後に牛乳やコーヒー牛乳を飲めることを楽しみに通っていたとも思っています。市長さんの子どものころの牛乳について,思いはいかがでございましたでしょうか。よい思い出だったのか,悪い思い出でしかなかったのか,まずお聞かせをください。

 牛乳がトラウマだという人もいるんですね。牛乳何ぼ言うてもいけん。もう飲めん,あれはもう悪い飲み物じゃみたいな,もうかたくなに固定概念にはまっている人は,この私の牛乳の販路拡大なんていうのはとんでもない質問じゃというところで御答弁書かれたらたまりませんから,どういうお気持ちなのか。

 1つは,全国生乳生産量の推移についてでございます。平成9年から平成20年の12カ年の推移は農林水産省調べによりますと,平成9年の864.5万トンの生産量が,平成20年には798.2万トン,92.3%に減っているんです。

 一方,岡山県でも同様に,平成9年17.6万トンの生乳生産量が平成20年には11.5万トン,65.6%に減っています。岡山県の生乳生産は,全国的に減少,減量する中,相対的には健闘をそれでもしているわけでございまして,中四国9県では断トツの生産量なんですね。近畿,九州を含めた西日本でも,熊本県と兵庫県に続いて第3位の生産量を占めているんです,岡山県の生乳生産量というのは。これは蒜山を抱えたりということもあるでしょう。生乳生産は,関東,東北,北海道,いわゆる東日本の生産量が全国生産量のおよそ81.4%を占め,とりわけ北海道が全国の48.9%,5割近くを北海道産の生乳で占めておるということだろうということです。

 県内及び市内の乳用牛飼養戸数と生産量の比較では,県下の飼養戸数は406戸,岡山市では50戸あるんですね。牛を飼っている,生乳生産農家というんですか,本市は50戸。飼養頭数は,県下が1万9,307頭で,本市では2,144頭,11.1%。生産量は,県下では10.5万トンで,本市は1.2万トン,11%強でございます。

 さらに,本市の平成22年度農林水産行政の概要──これでございます──の中での基本方針,畜産の振興というのがここに書いてございますね。酪農では生産コストの低減と安定的経営を図るため,関係機関との連携を図りながら,高品質乳の生産振興を図るなどと基本方針が示されているところなんです。

 質問に入ります。

 ?畜産振興事業では,講習会等を開催するとありますが,牛乳の消費拡大に具体的にどう進められてまいりましたか。

 ?各種共励会というんですかね,共に励ますというふうに書いてございますが,開催の具体例を示してください。

 ?いいことを書いているんですが,予算が年間何と12万7,000円なんです。一月1万円ちょっとしか予算としてはついてないんですね。これ具体的にここに書いてます。一体何ができるのか。12.7万円ですよ。12万円強で一体何ができるのか。不足ではありませんか。お尋ねをしたい。

 ?酪農経営の安定化制度の確立も重要な課題になります。まず,日本の酪農経営は,外部要因による影響を受けやすいと言われてございます。この項は,平成19年11月定例会で森田議員がお尋ねをされておりますが,飼料についての現状と方針をお尋ねする。さらに燃料についてはどうでしょうか。一定の条件のもとでは,揮発油税の減免措置は本市では考えられないのか。責任がございますから,そういうことは考えられないのか。

 ?改めて本市の酪農への必要性,位置づけをお聞きしたい。

 続いて,学校給食の質問に入ります。

 文部科学省食生活学習教材,これでございます。人間の骨が最も成長する時期は,小・中学生時代であり,20・30歳代には最も骨の量が多くなる最大骨量──ピークボーンマスというふうに英語で言うそうなんですが──を迎える。それ以降は骨量がふえることがないため,この最大骨量で一生の骨の量が決まる。この最大骨量が多いほど骨粗鬆症になりにくい。現在,高齢者に骨粗鬆症がふえている。骨の内部がすかすかになってもろくなり,骨折の危険が倍加する。その原因の一つは,小・中学生時代にカルシウムを必要量とらないことによる骨量不足だと言われている。そのため,骨が成長するこの時期にカルシウムをしっかり摂取することが必要。牛乳は栄養バランスのよい食品で,成長に欠かせないたんぱく質,カルシウムなどが豊富である。また,牛乳のカルシウムは吸収率が高いのが特徴と述べられてございます。

 価格についても,牛乳200?1本の単価中,41.65円が保護者負担となってございます。他の飲食材料と比較しても安価であり,かつ牛乳200?に含まれるカルシウムは227ミリグラムあり,一日必要摂取量650ミリグラムのおよそ3分の1が摂取できます。

 質問に入ります。

 ?お手元に配付していますのは,岡山県酪農乳業協会のパンフレットでございまして,生乳生産量の推移がこれでございまして,当初述べたように全国平均はずっと落ちているという,北海道だけがふえているという,これがグラフ。

 次が,本当のページはこういうページ,もっと見やすいパンフレットになっているんですが,この岡山県酪農乳業協会に電話をしたところ,残部が30部しかないということなんで,これはもうコピーをするしかないということで,お配りをさせていただきました。

 これを小学校1年生,岡山県下の子どもたちの家庭用に全部持って帰らすということでございます。どういうふうに持って帰らすかというのは各学校で決めるというふうになっているわけでございますが,多分1年生をお持ちのお父さん,お母さんは,このパンフレットがお目に触れているだろうとは思うんですが,極めて簡単に書いてございますから,読んでみると,牛乳を飲んだら死にゃあへんみたいなことにはなるわけでございますが,ええことだらけの,ちょっとまゆつばもんかなあというところもないことはないんですが,ぜひ御一読いただけたらと思います。

 さて,教育長は既に御案内のことと思いますが,このパンフレット等の表示について,おおむね正確だとお思いでしょうか。

 ?学校現場での牛乳消費拡大について質問をいたします。

 まず,家庭での朝食,朝食の三大メリットとして,パワーの源,やる気と集中力,脳の活性化がパンフレットの中で上げられていますが,家庭環境の変化によって朝食がとれない児童がふえ続けています。せめて朝食のかわりに牛乳を飲める場所的空間を学校で準備ができたらと思いますが,いかがでしょうか。

 さらに,休暇中の部活動,大体春と夏,夏が中心なんですが,登校してくる児童・生徒へ,熱中症対策や水分補給も含めて,この牛乳の配布というのは考えられませんでしょうか。

 ?牛乳の食育への取り組みについて質問いたします。

 学校から家庭,保護者たちへ向けて牛乳についてどうPRされていますか。試食会や学校・学級だよりなど各種家庭への配布が考えられますが,現状をお尋ねいたします。

 ?学校給食は県下30供給区域に分けられ,岡山市129校は5区域に分けられています。そのうち4区域105校が瓶,1区域18校が平成19年度からパックで供給をされてございます。業者決定の権限を持っている岡山県は,リユースの環境配慮を含めて,学校給食の瓶での供給を推奨されています。したがって,1区域18校,岡山市3ブロック,岡山市加茂小学校から中山中学校までのゾーンが最近始まったようでございますが,県の方針,位置づけと矛盾をすることになります。教育長の御見解をお伺いいたします。

 さらに,市内すべての小・中学校,センターの牛乳供給を瓶に改める方針を打ち出すべきだと思いますが,お考えをお述べください。

 パック牛乳は軽くて落としても割れないという利点も一方ではございます。さらに,洗って乾かしてはさみで切ってリサイクルに回すという食教育を通して環境問題を考えさすことを子どもたちにでき,将来日本の環境問題の解決に向けては大いに意味がある作業だとも思っています。しかし,現実には毎日洗って乾かしてという場所が,1人1パックになるわけですから,何百という数になり,小学校では可能でも,中学校ではもうとても無理,そういう場所がないというのが学校現場の現実だと聞いてございます。しかも夏場はにおうということ。

 しかし,一方ではリサイクル,環境問題から,環境局長へのお尋ねをしたいと思います。そしてもう一方,場所の問題と理念の観点から教育長の御答弁を求めます。

 次に,公共施設での販路拡大について質問をいたします。

 ?中区役所のことだけかもわかりません。ちょっとほかは区役所に行ったときに注意をして見なかったわけでございますが,中区役所の1階自販機コーナーでは牛乳が販売されていません。そこは明治か何かが入っていまして,明治牛乳か何かの自販機はあるわけですが,ヨーグルトとかほかの製品はあるんですが,瓶牛乳を売っているということではありません。必要とされる人にはいつでも買えるよう牛乳を,自販機のある区役所,福祉事務所,センター,事業所などすべての出先機関を含めて設置することができませんでしょうか。

 さらに,パスチャライズという牛乳が実はございます。パスチャライズ牛乳,私も初めて聞いて今言よるわけですが,自然な風味,性質,そし栄養を生かすためにパスチャリゼーション,摂氏65度で30分間殺菌ということになってます。今は高温の120度ぐらいで瞬間に殺菌をするという牛乳の殺菌方法なのを,65度ぐらいで30分間ゆっくり殺菌をするということになると,それをパスチャリゼーションというんですが,そうすると自然な風味,性質,そして栄養を生かすことができた牛乳を公共施設や,これは島根県雲南市の学校給食に実は取り入れています。先般お尋ねをして,なるほどそんな取り組みもあったなというふうに実は驚いて,質問に加えたわけでございますが,そういう行く行くは学校給食に取り入れることのお考えについてお尋ねをし,第1回目の御質問について終わらせていただきます。御清聴大変ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,近藤議員の戦時体制に対する感想と牛乳の思い出についての御質問にお答えをいたします。

 我が国において,過去に天皇が神格化されてきた歴史があるということは私も承知しております。

 戦前の政治体制については,さまざまな議論があると思いますが,私はこれまでも申しておりますとおり,戦争は絶対にあってはならないし,起こしてはいけないと思っており,恒久平和に向けた不断の努力を続けてまいる所存でございます。

 また,牛乳の思い出についてでございますが,私の子どものころは,議員がおっしゃられるように脱脂粉乳を飲んでおりましたが,今から思えば,当時はそれが当たり前だと思っておりました。そういったことを考えますと,今日,日本が豊かになって,おいしい牛乳が飲めるということは,本当にありがたいことだと,また幸せだと思っております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎松田隆之環境局長  瓶及びパック供給について,リサイクル,環境の観点からとのお尋ねでございます。

 本市では,循環型社会に向けた処理の優先順位をリデュース,リユース,リサイクル,4番目に熱回収を行い,どうしても循環利用できない廃棄物は適正に処理することとしております。

 しかしながら,個々の事例につきましては,現場での実態等を踏まえた適切な対応をお願いしているところでございます。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  牛乳の意義と販路拡大について6点の御質問をいただきました。順次お答えいたします。

 まず,牛乳消費拡大について,それから各種共励会の開催具体例,それから年間予算が不足ではないかと,この3点について一括してお答えいたします。

 本市では,酪農関係団体と共同で,トラック産直市において牛乳の試飲会や牛乳を使った菓子の提供,牛乳料理のレシピの配布などを行っています。また,牧山クラインガルテン収穫祭などのイベントで牛乳の配布を行うなど,消費拡大に向けたPRを行ってまいりました。

 毎年,県内で開催されている共進会は,おからく備前地区乳牛共進会,岡山県畜産共進会,岡山県枝肉共進会があり,本市も後援や市長賞の交付などを行っています。

 年間予算ですが,限られた予算ではありますが,引き続き牛乳の消費拡大PRを行ってまいりたいと考えております。

 次に,酪農経営の安定化制度の確立についてのうち,飼料についてと,それから揮発油税の減免措置についてのお尋ねでございます。

 輸入飼料価格の高騰により,自給飼料の生産拡大,特に農家との連携による飼料増産が課題となっています。本市としましても,飼料自給率の向上を図るため,飼料用稲等の増産を推進しており,飼料用稲の生産利用連絡会や各農業団体と連携し,作付面積の拡大を図っております。

 揮発油税については,国税であるため,本市において減免措置の適用は困難でありますが,おかやま酪農業協同組合において,国に対する要望事項の一つとして取り上げているところでございます。

 次に,本市の酪農への必要性と位置づけについてのお尋ねでございます。

 牛乳は栄養バランスにすぐれた食品であり,成長に欠かせないたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれています。消費者の健康志向の高まりを受け,安全で安心な牛乳・乳製品を提供する酪農の振興は必要であると考えています。

 本市としましては,酪農は地域を支える伝統ある産業の一つとして,また食育の場としてその役割と機能は重要であり,今後とも国,県,関係機関と連携して,牛乳・乳製品のPRや飼料用稲の供給支援等により酪農の振興に努めてまいりたいと考えております。

 次に,公共施設での販路拡大の中で,すべての市の出先機関に設置できないか,それからパスチャライズ牛乳の導入はできないかという御質問でございます。

 現在,主な市有施設のうち,牛乳の自動販売機が設置されているのは本庁,建部町温泉会館,岡山ふれあいセンター,西大寺ふれあいセンター及び北ふれあいセンターの5カ所です。昨今は,身近にいつでも牛乳が買える生活環境となってはおりますが,公共施設での自動販売機の設置につきましては,牛乳の消費拡大の観点から,各施設のニーズや施設の状況等を踏まえ,可能性を探ってまいりたいと考えております。

 パスチャライズ牛乳の販売等につきましては,製造業者が県北部の一部にあるのみで,市内近隣にはないと伺っております。公共施設での提供には課題が多いというふうに考えております。

 以上でございます。



◎岡崎優子教育委員会委員  君が代,日の丸は内心の自由であり,強制はしないということに対する見解をという御質問に対してお答えいたします。

 国旗,国歌はいずれの国においても,その国の象徴として大切にされており,私たちはすべての国の国旗,国歌に対してひとしく敬意を払うことが必要だと考えております。学校におきましても,こうした意義を踏まえた取り組みを引き続き行っていただきたいと考えております。

 以上です。



◎山脇健教育長  今の件に関連をいたしまして,処分ということがあるのかというお尋ねでございますが,本市におきましてはこの国旗及び国歌に関連しての処分を行うような状況ではございません。

 次に,学校給食についての牛乳に関するお尋ねにお答えをさせていただきます。

 家庭に配布をされましたパンフレットの件でございますが,岡山県酪農乳業協会が専門家の立場で作成をされておりますので,適正なものと考えております。

 教育委員会では,「早ね早おき朝ごはん」運動を推進しております。岡山市食育推進計画に,朝食を毎日食べる児童・生徒をふやすことを目標に掲げて取り組んでおるわけでございます。牛乳が朝食のかわりにということは考えておりません。

 また,牛乳は素早い補給が必要とされる熱中症対策としての水分補給ということにつきましては,適切であるとは認識しておりません。

 PRにつきましては,カルシウムの大切さなどを給食を通じまして食育に取り組み,また家庭等での飲食につきましても,試食会や給食だよりなどを利用して啓発してきております。そのことも続けてきております。

 次に,パックでの給食への供給についてでございますが,最近牛乳の瓶での供給が減ってきておるという状況があるようでございます。瓶かパックかの供給区域の振り分けというものを岡山県が行っております。

 牛乳パックのリサイクルにつきましては,環境教育の一環としての取り組みも始まっておりますけれど,限られた給食時間内での処理や,管理面での課題もあるというふうに考えております。

 環境教育の理念につきましては,十分認識しておりますので,今後も給食であるとか教科等を通じまして,継続した指導をしていきたいというふうに考えております。

 次に,パスチャライズ牛乳についてのお尋ねでございます。

 このパスチャライズ牛乳,私も御質問いただきまして,ちょっと調べさせていただいたというのが本音でございます。しかし,本市では価格や量の確保,そして県産牛乳の使用の観点から,現時点でこのパスチャライズ牛乳の導入ということは難しいし,考えてはおりません。

 以上でございます。

     〔37番近藤昭議員登壇〕



◆37番(近藤昭議員)  御答弁大変ありがとうございました。

 今回,牛乳の問題を主として出させていただいたんですが,過日,岡山県庁の岡山県議会に用事があって行ったんですね。そこで県会議員と話をしておりましたら,年間30回,常任委員会,特別委員会,決算委員会というふうに言ってました。3つの委員会が開かれるおよそ年間30日,30回だというんで,30回ともお茶と牛乳が出てくるというんですね,県議会は牛乳が。びっくりしました。

 一つは,牛乳を飲んでいるということのびっくりさと,もう一つは今まで知らなかったというびっくりさだったんですが,そんなに有名じゃなかったんかなあと思うて,20年近く議員やってて県会議員も何人もお話をしていたんですが,その話は一向になかって,調べてみると,かつて梶原さんという市会議員さんが1回だけ,県議会が議会で牛乳飲んどんじゃあみたいな話をされよったんですが,まあ牛乳屋のおやじじゃから当たり前かなあと思うて軽く聞き流しておったんでしょうね。全然記憶になかったですねえ。

 ところが,実は県議会は牛乳を飲んどんです。牛乳の嫌いな人,それから牛乳がアレルゲンの人,これは結構だと思うんですが,お茶と牛乳が出てきて,それ以外の人はどうするかというたら,お茶は残して牛乳だけは飲んで帰りょんです,ミルクを。ミルクはやっぱり残さない。しかも,お年をとると何かあれは健康食だというふうに,本当を言えば骨のすかすかも20歳から30歳のうちにもう決まってしもうて,後何ぼ飲んでもえろう変わりないというのがその中でわかったわけですが,でもミルクは残しちゃあいかんという気持ちを僕らはやっぱり持っていますので,大体県議会議員さんもミルクは確実に飲んでしまうようでございますので,これはできたら,県議会でもやっとる,県都岡山市も各種委員会の中で牛乳飲んでということになれば,今ずうっと全国的に下がっている生乳の生産量についても,牛乳屋さん,梶原さんも喜んでもう一回参入されるかなと思うんですが,今撤退されていますから,学校給食からは。そういう御時世でございますが,パスチャライズ牛乳の導入を含めて,ひとつ牛乳の販路拡張ということを真剣に少し論議をする時期なのかなと。それは,地産地消の観点から言ってもですが,一つ言われたのは,市民の税金を使っちゃあいけんよと。議員のポケットマネーをそのミルクの購入費に充てるべきだというのが,教わってきた県議会の議事課長さん,そういうふうに強くおっしゃってましたので,そういうふうになるのかなと思うんですが,今回のことにはなりません。来年4月の統一地方選挙を迎えて,あとは議運の関係だろうと思うんですが,そういうところで御論議できることを御期待申し上げまして,質問については終わらせていただこうと思います。御清聴大変ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  以上で個人質問を終わります。

 つきましては,日程第1の案件は,お配りいたしております付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  この際御報告申し上げます。

 本定例市議会において受理されました陳情につきましては,お配りいたしております文書表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので,御報告申し上げます。

      ──────〇──────



△日程第2

 決第1号〜決第20号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,決第1号平成21年度岡山市一般会計歳入歳出決算について以下20件の決算についてであります。

 これらを一括上程いたします。

 なお,決算につきましては,既に市長の提案理由の説明を終わっておりますので,これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わります。

      ─────────────



○宮武博議長  お諮りいたします。

 これらの決算につきましては,一般会計決算審査特別委員会,特別会計決算審査特別委員会,企業会計決算審査特別委員会を設置し,これに付託いたしたいと思います。

 委員会名,委員数及び付託事件を職員に朗読させます。



◎中村稔議会事務局次長  朗読いたします。

 委員会名 一般会計決算審査特別委員会

 委 員 数 16人

 付託事件 決第1号平成21年度岡山市一般会計歳入歳出決算について

 委員会名 特別会計決算審査特別委員会

 委 員 数 16人

 付託事件 決第2号平成21年度岡山市下水道費特別会計歳入歳出決算について以下15件の特別会計決算について

 委員会名 企業会計決算審査特別委員会

 委 員 数 15人

 付託事件 決第17号平成21年度岡山市水道事業会計決算について以下4件の企業会計決算について

 以上でございます。



○宮武博議長  ただいま朗読しましたとおり決定いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定をいたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  続いてお諮りいたします。

 ただいま設置されました特別委員会の委員の選任につきましては,お配りいたしております付託表の委員氏名のとおり指名いたしたいと思います。

 念のため職員に朗読させます。



◎中村稔議会事務局次長  朗読いたします。

 一般会計決算審査特別委員会(定数16人)

               崎 本 敏 子議員

               竹 永 光 恵議員

               羽 場 頼三郎議員

               田 原 清 正議員

               井 本 文 博議員

               垣 下 文 正議員

               藤 原 頼 武議員

               森 田 卓 司議員

               有 井 靖 和議員

               小 林 寿 雄議員

               田 中 慎 弥議員

               磯 野 昌 郎議員

               松 岡   茂議員

               松 田 安 義議員

               田 口 裕 士議員

               森 脇 浩 之議員

 特別会計決算審査特別委員会(定数16人)

               田 畑 賢 司議員

               河 田 正 一議員

               近 藤   昭議員

               鬼 木 のぞみ議員

               和 氣   健議員

               松 島 重 綱議員

               吉 本 賢 二議員

               花 岡   薫議員

               三 宅 員 義議員

               太 田 武 正議員

               則 武 宣 弘議員

               酒 見   寛議員

               中 原 淑 子議員

               浦 上 雅 彦議員

               藤 原 哲 之議員

               小 川 信 幸議員

 企業会計決算審査特別委員会(定数15人)

               林     潤議員

               下 市 香乃美議員

               長 井 孝 介議員

               柴 田 健 二議員

               三 木 亮 治議員

               楠 木 忠 司議員

               土 肥 啓 利議員

               升 永 市 郎議員

               高 月 由起枝議員

               藤 井 義 人議員

               竹之内 則 夫議員

               鷹 取 清 彦議員

               東 原   透議員

               北 川 あ え議員

               礒 谷 和 行議員

 以上でございます。



○宮武博議長  ただいま朗読しましたとおり決定いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  お諮りいたします。

 委員会審査のため,明9月28日から9月30日までの3日間,本会議を休会いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  次の本会議は10月1日午前10時に開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

      午後2時52分散会