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岡山県 岡山市

平成22年 9月定例会 09月17日−03号




平成22年 9月定例会 − 09月17日−03号







平成22年 9月定例会

    平成22年9月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第3号

       9月17日(金)午前10時開議

第1

 個人質問

 甲第162号議案〜甲第193号議案

第2

 報第51号 平成21年度岡山市水道事業会計継続費精算報告書について

 報第52号 平成21年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について

 報第53号 平成21年度御津合併特例区一般会計歳入歳出決算について

 報第54号 平成21年度灘崎町合併特例区一般会計歳入歳出決算について

 報第55号 平成21年度建部町合併特例区一般会計歳入歳出決算について

 報第56号 平成21年度瀬戸町合併特例区一般会計歳入歳出決算について

第3

 決第1号 平成21年度岡山市一般会計歳入歳出決算について

 決第2号 平成21年度岡山市下水道費特別会計歳入歳出決算について

 決第3号 平成21年度岡山市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算について

 決第4号 平成21年度岡山市用品調達費特別会計歳入歳出決算について

 決第5号 平成21年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第6号 平成21年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第7号 平成21年度岡山市公共用地取得事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第8号 平成21年度岡山市財産区費特別会計歳入歳出決算について

 決第9号 平成21年度岡山市学童校外事故共済事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第10号 平成21年度岡山市老人保健医療費特別会計歳入歳出決算について

 決第11号 平成21年度岡山市駐車場費特別会計歳入歳出決算について

 決第12号 平成21年度岡山市母子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第13号 平成21年度岡山市駅元町地区市街地再開発事業費特別会計歳入歳出決算について

 決第14号 平成21年度岡山市介護保険費特別会計歳入歳出決算について

 決第15号 平成21年度岡山市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算について

 決第16号 平成21年度岡山市公債費特別会計歳入歳出決算について

 決第17号 平成21年度岡山市水道事業会計決算について

 決第18号 平成21年度岡山市工業用水道事業会計決算について

 決第19号 平成21年度岡山市病院事業会計決算について

 決第20号 平成21年度岡山市市場事業会計決算について

      …………………………………

〇会議に付した事件

 日程第1 個人質問

      甲第162号議案〜甲第193号議案

 日程第2 報第51号〜報第56号

 日程第3 決第1号〜決第20号

      ──────〇──────

〇出席議員(48人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            8番  長 井 孝 介

            9番  井 本 文 博

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  藤 原 頼 武

            18番  和 氣   健

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  三 木 亮 治

            33番  伏 見 源十郎

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            48番  土 肥 啓 利

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

〇欠席議員(3人−欠員2)

            7番  小 林 寿 雄

            47番  垣 下 文 正

            49番  有 井 靖 和

      ─────────────

〇説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  佐 古 親 一

       副  市  長  讀谷山 洋 司

       秘 書 広報室長  田 中 利 直

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       安全・安心ネットワーク担当局長

                田 淵   薫

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  高 次 秀 明

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       市民局人権担当局長宮 前 保 典

       東  区  長  川 野   豊

       保 健 福祉局長  岸   堅 士

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                田 中 直 子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  甲 斐   充

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                筒 井 祐 治

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       会 計 管 理 者  久 山 正 人

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  難 波 康 廣

      選挙管理委員会

       委     員  三 村 俊 隆

       委     員  中 原 聡 子

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       委     員  新 村 容 子

       担 当 局 長  矢 野 有 哉

      農 業 委 員 会

       第二農業委員会会長沖   高 明

      教 育 委 員 会

       委     員  柳 原 正 文

       委     員  岡 崎 優 子

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

〇出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  佐 藤   武

       次     長  中 村   稔

       総 務 課 長  料 治 茂 樹

       調 査 課 長  矢 木 広 幸







      午前10時2分開議



○宮武博議長  皆さんおはようございます。

 これより9月定例市議会第3日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は38名であります。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に升永議員,礒谷議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ──────〇──────



△日程第1

 個人質問

 甲第162号議案〜甲第193号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,個人質問並びに甲第162号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下32件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,個人質問を行います。

 それでは,順序に従いまして藤井議員。

     〔30番藤井義人議員登壇,拍手〕



◆30番(藤井義人議員)  皆さんおはようございます。

 早朝から傍聴においでをいただきまして,たくさんの市民の皆さん大変ありがとうございます。きょう私,質問2日目の朝一番でございます。後輩になるというか,この岡山の地元から参議院に送っていただきました谷合正明参議院議員がきょう勉強に傍聴に来られておりますので,紹介だけしておきます。よう見て帰ってください。

 ということで,大変に暑い毎日でしたけども,やっとこの二,三日朝晩がちょっと過ごしやすくなったかなと,こういうような思いでございます。気をつけないと,朝方は寒うて布団がないと風邪を引きそうになるというか,いずれにしてもことしの夏は大変な暑さでございました。この辺の部分も地球の温暖化,気候変動,その辺が影響してるのかなと思うわけでございます。

 初めに,私,公明党岡山市議団の藤井でございます。私ども公明党は,私のきょうの質問もそうでございますけども,大半が毎日市民の皆さん,生活者の皆さんからいただく市民相談というか,これがもう質問のほとんどでございまして,当然私どもの政策というか,これは毎日生活者,市民の皆さんからいただく市民相談がほとんどの政策のベースになっております。今後ともこれで頑張ってまいりたいと思うわけでございます。

 それでは,質問に入らせていただきます。

 初めに,アクションスポーツパーク岡山──ASPOについてお尋ねをいたします。

 インラインスケート,BMX,スケートボード,クライミングなど多様なスポーツで利用している多くの愛好家と目標を持って一生懸命このスポーツに取り組んでいる子どもたちがおられます。その中でも,実際に優秀な成績をおさめている子どもたちも多数おり,全国でも注目される施設になってるようでございます。

 そこで,私も最初は知らなかったんですけども,何カ月前でしたかね,多くの市民の方から市民相談をいただきまして,山陽新聞にこのASPOが来年6月になくなるというか,そういうようなことで相談に来られまして,何とかなりませんかという御要望をいただきました。私も知らなかったんですけども,とりあえずこれはちょっと調べてみる必要があると,こういう部分で調査をさせていただきました。

 私も初めて知ったわけですけども,びっくりしたのは,優秀な選手がたくさんおるということ。簡単に紹介をさせていただきますけども,初めに東千尋さん,13歳,イギリス・リバプールで開催の世界大会,アグレッシブインラインスケートコンテスト,ガールズクラスで優勝しとんですね。それから,このASPOのインストラクターの金島総一郎さん,23歳,同大会で3位に入賞されておるそうです。柴垣匡義さん,10歳,これは日本の大会で東京の光が丘カップ2010──日本の全国大会ですね──で準優勝です。それから,今さっき説明しました金島総一郎さん23歳,インストラクターですが,彼は中国の上海で開催された「X−GAMES ASIA 2009」で昨年度銀メダル。それから後藤祐斗君,15歳,同じくこの上海で開催の大会で銅メダルを獲得,後藤祐斗君はこのアグレッシブインライン全日本選手権1位優勝と,この大会では1位から5位までASPOが独占したそうでございます。柴垣匡義さん9歳,全国大会──これ2009年ですね──トリックスラローム,ジュニアクラス完全優勝等々,毎年すばらしい成績を残されておられます。私も聞いてすばらしいなと,大変すばらしい選手がいっぱいおるなというのを感じたんです。一緒に市長さんのところへ要望に行きました。報道の皆さんも入って,この話を聞いていただきました。

 質問がきょうは4点あるんですけども,ちょっとこの質問は早目に書きましたので,1から3まではちょうど市長さんに要望したときに市長さんからの回答もありました。確かにこのASPOでやられてる方のこういった優秀な成績をとっているすばらしい部分ですから,どんどんこれ伸ばしていかにゃおえんのですけども,ただ問題は市長さんの立場とこのASPOをやってる皆さんとの立場というか,市長さんの立場からすると,これは一部の方ではだめですね。やっぱり70万市民のことを考えて市長は手を打たなければなりません。そしてまた当然,あのASPOのある土地はまさに,市長いわく,岡山の宝のようなところなんですね。岡山市のもう中心的な一番いいところというか,そこに位置してるわけです。だから,当然市長さんの言われるように……,わかります。これもある一部の方のためにやる市政なのか,70万市民のためにやる市政なのか,これは当然私もその辺は理解できるもんでございます。

 そこで,1から3まではそういう部分で市長から答弁がありましたので,きょうは4番をお聞きしたいと。確かに非常に大切な市民にとって重要な場所ですから,より多くの皆さんが恩恵を受けれるような施設に当然考えていくことが必要でしょう。であるならば,提案ですが,どうしても場所的に移動されるのであれば,私ども南区の,特にもう灘崎地内なんかではファーマーズのでっかい駐車場もありますし,私の住んでるところなんかはもうダイキさんの使ってないかなり広大な駐車場もございます。だから,この最適と思われる場所がもう南区にはいっぱいあります。ぜひお考えを願いたいというか。それと,私もいろいろ聞いたんですけども,他県ではバイパス等の高架の下ですね,これなんかも有効に利用されておるそうでございます。一番いいのは,言われてましたけど,やっぱり屋根のあるコースというか,スケートにしても何にしてもいろんな機材がありますから,野ざらしになってると痛みが早いというか,こういう部分もあって各県でいろんないい案を考えてやられてるそうでございます。ぜひ岡山市においても,これだけすばらしい日本全国で本当に注目されている選手がおるし,世界大会へ行って見事に入賞されるような選手もおられますので,これをうまく岡山市の市政をアピールする面においても,岡山市が本当に自慢できるような,すばらしい選手たちですので,しっかりと伸ばしてあげてもらいたいという思いでございます。

 次に,2番目として通学路の安全対策についてお尋ねをいたします。

 地域社会の未来を担う大事な宝の子どもたちが,安心して通園・通学できる道路になるように当局の皆さん,地域の皆さん,みんなが協力して取り組んでおられます。

 そこでお尋ねをいたします。

 1,通学路決定の法的根拠があればお聞かせください。

 2,通学路はどのような手順で決定されていますか。

 3,もし通学中で事故が発生した場合は,どのような対応をされていますか。

 4,最近の発生した通学中の事故をお聞かせください。そして,その対応はどうされていますか。

 ここで,何でこういう質問を書いたかといいますと,私の地元地域でラウンドワンというのがあるんですね。ラウンドワンのすぐ前をバイパスが通っとんですね。4車線ですから,50メートルぐらいある,かなり広い道路です。通学路がちょうどそのラウンドワンに面したところから交差点があるんですけども,通学路はその地下道になっとんですね。事故があったお母さんから連絡がありましたので,私もすぐ現場へ行って見させてもらいました。ちょうど用水路沿いでした,その地下道が。用水路沿いですから余計ですけども,黄色のランプが4カ所ぐらいついとんですよね。大人の私でも,余り気持ちよくなかったですね。昼間,人通りはないし,それがまして事故が起きたのは中学校の女の子が朝の練習に行ってるときに起きたんですね。だから,普通の大人でも日中,余り気持ちがよくないところというか,私は同じようなところを早島で見ました。同じように通学路というか,バイパスの地下道でしたけども,早島の場合は用水沿いじゃなかったですが,地下道専門だったですから,もう真っ白に全体をきれいに塗ってるんですね。そして,昼間通ったんですけども,白い蛍光灯がもう昼間通っても明るいというぐらい,どっから見てもすぐ一目瞭然見通せるというか,こりゃラウンドワンのところよりもここのほうがぱっと見た感じでも明るいなと,これは安全だなという感じがいたしました。そういう部分でもぜひ当局の皆さん,子どもたちが安心して通学できるように何らかの対応をお願いしたいと思います。

 それでは,次は3番目,産業廃棄物の資源化施策について。これは,今回はちょっとカットさせていただきます。もうちょっと調査をさせていただきましょう。

 4番目,地球温暖化と環境施策について。

 この項なんですけども,最後に去年,おとどしだったですかね,倉敷で国際環境展というのがありまして,そこで私は展示を見て非常に感動した展示がございました。ちょうど今から38年前,ですからもう大量生産,大量廃棄,経済が絶好調でいろんな公害が起きてくる,その問題になるときですね。そのときに,あわせてこの本ですけども,これは人類のこれから先の未来,そして地球のこと,これをもう相当前からこの方は第2次大戦のフランスでレジスタンスで牢獄へ入れられて拷問されるんですね。その中を生きて出てこられた。そして,この人類と地球の未来を何としても続けていかなくてはならないと,もう相当前から提案をされておりました。これを知ったのは,通産省の新階,変わった名前ですけども,新しい階段の階と書くんですけども,新階という方が,この方の講演をビデオで見ることがありまして,この方は日本の通産省でフロンガス,この規制の指揮をとった最高責任者,ですから新階さんがこのフロンガスの規制に関して世界のあらゆる環境の部分を勉強されたそうです。今本屋へ行きますと,環境に関する,温暖化に関する本は山ほどあります。もう限界を過ぎて破滅だと,いや,そんなことはない大丈夫,いろんな科学者が書いてる本がございますけども,新階さんいわく,世界で2つだけ信用できるものがある,その一つがローマクラブです。このローマクラブの創始者がアウレリオ・ペッチェイっていうんですね,ペッチェイ博士。今第3代のホフライトネル会長というんですね。ここから出てるのが一番信頼できると,こういうふうに新階さんが言っておりましたね。これちょうど40年前に,経済成長がもう一気に伸びてるときですから,そのときにこのローマクラブが,要はこのローマクラブはもう世界のトップの科学者とトップリーダーがわずか200名ほどで結成されてるクラブなんですね。そこが提案をして調べてる。そして,出したこの第1弾が「成長の限界」っていう本で,これは世界の600万,大ヒットのベストセラーになったそうでございます。そして,約20年ほど前に,このローマクラブの第6レポート,もう最終レポートというんですかね,「限界を超えて」っていうのがこの本でございます。この本に引かれて,いろいろ講演があります。

 この結論が,非常に感動的な部分でございました。5点ある。まず,第1がビジョンを描くこと,希望のビジョンですね。2点目がネットワークをつくること,3点目が真実を語ることだって言うんですね。うそと真実をしっかり見きわめんとあかんということですね。そして,学ぶことだと。そして,最後が愛することだと。要は,最後の結論が,この人類の地球温暖化の,だからある科学者はもうある本によれば,これ東大の先生ですよ,限界を超えておると,もう時間がない,地球がだめになるということはもう人類がだめになるということですから,そういう結論と,もう一つは,絶対大丈夫だと,そんな心配はないというのと。新階さんはっきり言ってますね,どちらも間違いだと,真実はこっちだと,必ず破壊か滅亡ではない,生きるこの選択なんだと,それをキーポイントのこの5つ,その最終は人間の丸い部分というんですかね,人をけ落としてでも,よその国がどうなろうが,自分の国だけよかったらええというようなやり方というか,ちょうどきのうのニュースに,ロシアとノルウェーだったかな,今温暖化で北極の氷がだんだんだんだんのうなりょんですね。それで氷の下に,まだ採掘されてない天然ガスが相当量あるらしいんです。半分以上ある,大変なもんです。それを氷が覆ってる間はとれません。氷が解けてきたから,ロシアとノルウェーですかね,きのうニュースで言ようりました。問題になってると,どっちの大陸棚だと,大陸棚によってこの所有権を決定するそうです。ロシアが,もうその大陸棚にべっと国旗を立てたと。今地球がどうなるかわからないような状況のときに,ロシアだけもうかってもどうしようもないわけなんです。これがわからないのかね。かわいそうだなっていうのが,本当にね。というところで,その辺の部分で私に多くの市民からいろんな相談で,特に環境の問題なんかで藤井さんこういう本があるよ,こういうのがやってるよと,いろんなアドバイスをいただいたり,そういうな部分で勉強させてもらいました。だから,ある市民の方は本当に雨水を下水が完成したので浄化槽をきれいに掃除して浄化槽に全部雨水をためる,そして地下だけじゃなくして上にも500リッタータンクぐらいを2つぐらいセットして,でトイレと庭や畑の野菜なんかにやる水は全部そっから使うというか,もうすばらしい,どっか行政の方が視察に来られたそうですわ。すばらしいなというので,もうみんなそれぞれ本当に頑張っておられます。そういうな部分も前段としてあって,この質問を書きました。

 長くなりましたけども,4番,地球温暖化と環境施策について。

 先日委員会で,北海道千歳市の環境対策を視察してまいりました。少し紹介したいと思います。

 千歳市がつくっているこども環境白書っていうのがあるんですね。内容を簡単に言いますと,第1章,地球が危ない,第1節,地球が温かくなる,地球温暖化,1,長い間地球の気温は安定していました。しかし,今少しずつ地球の気温が上がってきています。100年前と比べると,0.76度高くなったと言われています。このように,地球の気温が少しずつ高くなることを地球温暖化といいます。約100年前から人間が石炭や石油などを燃やしてエネルギーをつくり始めたことが大きな原因だと考えられています。このように,大変わかりやすくできていました。これを小学校4年生を対象に配布して,環境学習に役立てておられます。

 また,平成20年7月に洞爺湖で行われたG8サミット──先進国首脳会議では,環境問題が大きく取り上げられました。このサミットにあわせて,千歳市内で開催されたJ8──ジュニア・エイトですね──サミットでは世界15の国から集まった14歳から17歳の若者たちが国際問題について話し合い,まとめた意見書を千歳宣言としてG8の首脳に提出されたそうです。宣言書の要約は3点,項目は1,気候変動と地球温暖化,2,貧困と開発,3,国際保健とHIV,エイズを含む感染症の3点です。

 それでは,千歳宣言書の前文の一部を紹介いたします。

 私たちは,バルバドス,カナダ,コートジボワール,フランス等々ほか世界15カ国から集まったJ8サミットの代表39名です。G8首脳の皆さんには,若者の声を聞く義務があると私たちは信じています。若者の意見が無視されることなく,この宣言が行動に移されることを強く望みます。同時に,若者がともに問題に取り組めるよう,私たちもG8政府に続いて行動しなくてはなりません。

 私も,これを読んで大変感動しました。

 そこでお尋ねをします。

 1,先日,本市も多くの環境施策を実施されていることを紹介いただき,まず敬意を表したいと思います。千歳市の取り組み,J8サミットの行動をどのように思われますか。

 2,本市の環境学習施設はどのようになっていますか。また,利用状況はいかがですか。例えば建部のめだかの学校の利用状況はいかがですか。

 3,環境学習はどのように取り組まれていますか。

 4,環境局長,教育長さんは個人的にはどのような環境対策,エコ対策を毎日の生活で実践されていますか,御紹介ください。

 それでは,最後に今から18年前,1992年,ブラジルサミットで最終日の最後にカナダ子ども環境運動──ECOの子どもたちの強い要望によって実現した12歳の女の子──小学校6年生です──の感動のスピーチを紹介いたします。

 当然,これはブラジルサミットですから,先進国の首脳が集まってるわけですから,小学校6年生の子どもの話を聞くような暇はないというか,当然断られたわけです,何回も何回も。何回も断られた中を何としてもやりたいと,やらせてもらいたいと,こういう強い要望で実現したそうでございます。

 それでは,紹介をいたします。お名前は,セヴァン・スズキっていうんですね。カナダ人なんです。12歳,日系4世の女の子です。

 私が環境運動をしているのは,自身の未来のためです。自分の未来を失うことは,選挙で負けたり株で損をするのとはわけが違うんですから。私がここに立って話をしているのは,未来に生きる子どもたちのためです。世界じゅうの飢えに苦しむ子どもたちのためです。そしてもう行くところもなく,死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。太陽のもとに出るのが,私は怖い。オゾン層に穴があいたから,呼吸をすることさえ怖い。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。こんな大変なことが物すごい勢いで起こっているのに,私たち人間ときたら,まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか,あなたは知らないでしょう。死んだ川にどうやってサケを呼び戻すのか,あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生き返らすのか,あなたは知らないでしょう。そして,今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか。どうやって直すのかわからないものを壊し続けるのはもうやめてください。私はまだ子どもですが,ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです50億以上の人類から成る大家族。いいえ,実は3,000万種類の生物から成る大家族です。私は子どもですが,ここのこの大家族の一員です。一つの目標に向けて,心を一つにして行動しなければならないことを知っています。私の国での無駄遣いは大変なものです。買っては捨て,また買っては捨てています。それでも,物を浪費し続けている北の国々は,南の国々と富を分かち合おうとはしません。2日前にブラジルで家のないストリートチルドレンと出会い,私はショックを受けました。一人の子どもが,私にこう言いました。僕が金持ちだったら,もしそうなったら,家のない子どもすべてに食べ物と着るものと薬と住む場所と優しさと愛情をあげるのに。これらの恵まれない子どもたちが私と同じぐらいの年だということが私の頭を離れません。どこに生まれたかによって,こんなにも人生が違ってしまう。もし戦争のために使われているお金全部を貧しさと環境問題を解決するために使えば,この地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけど,このことを知っています。あなた方大人が私たちに世の中でどう振る舞うかを教えてくれますが,例えば争いをしないこと,話し合いで解決すること,他人を尊重すること,散らかしたら自分で片づけること,ほかの生き物をむやみに傷つけないこと,分かち合うこと,そして欲張らないこと。ならばなぜあなた方は私たちにするなということをしているんですか。なぜあなたがこうした会議に出席しているのか,どうか忘れないでください。そして,一体だれのためにやっているのか。それはあなた方の子ども,つまり私たちのためです。お聞きしますが,私たち子どもの未来を考えたことがありますか。あなた方はいつも私たちを愛していると言います。しかし,私は言わせてもらいたい。もしその言葉が本当なら,どうか本当だということを行動で示してください。最後まで話を聞いてくださって,ありがとうございました。

 以上でございます。

 そこで,最後にお聞きをします。

 教育長,環境局長さん,このスピーチの御所見をお聞かせください。

 御清聴,大変ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。また,傍聴の皆様ありがとうございます,特に谷合議員さん,ありがとうございます。今の地方の実態,また議会の状況をこのように傍聴していただいて,ぜひ国民のために頑張っていただきたいと思います。本当にありがとうございます。国会議員の方で傍聴に来られた人は,私が市長になってから知りません。以前はわかりませんけれども,本当に今の実態をわかっていただくためにも議会を傍聴していただくことは非常にありがたく思います。忙しい中をありがとうございました。

 藤井議員のジュニア・エイトサミットについての御質問にお答えをいたします。

 議員御指摘のとおり,地球温暖化を初めとする環境問題を解決していくためには,環境教育の推進とともに私たち責任世代である大人が次世代を担う若者の意見を聞きながら一緒に取り組んでいくことが大切であると考えております。現在,市内では学校教育はもとより,ESDにかかわるさまざまな地域や組織の中に,子どもたちや若者がみずから進んで環境問題に取り組む意識を育てる活動が盛んに行われております。

 今後大学を初めとする教育機関等と連携をして,これからの活動を一層広げていくために取り組みを強化することにより,持続可能な社会の実現に貢献する環境先進都市を目指してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎松田隆之環境局長  地球温暖化と環境施策について,市長答弁以外の御質問にお答えいたします。

 本市の学習施設と利用状況,また環境学習はどのように取り組まれているのかについて御答弁申し上げます。

 本市の主な環境学習施設とその年間の利用状況は,東部リユースぷらざが約3万2,000人,操山公園里山センターが約4万6,000人,デジタルミュージアムの常設展の入場者が約4万5,000人,めだかの学校が約6,500人などとなっております。

 なお,現在計画中の西部リサイクルプラザにおいても東部と同じような学習施設を計画しています。また,市内のすべての公民館で環境関連講座が開催されているほか,小・中学校の学校教育活動に環境教育が組み込まれており,そのほか関係各部局においてもそれぞれの施策の中で積極的に取り組んでいます。さらに,市民団体等による自主的な環境学習も盛んとなっており,環境パートナーシップ事業やESD推進事業の中で,これらの取り組みへの支援も行っているところでございます。

 次に,私自身の環境対策,エコ対策についてのお尋ねでございます。

 地球温暖化を初めとする現在の環境問題の解決のためには,私たち一人一人が環境に配慮し,環境の質の向上のために行動することが求められております。私自身が日常生活で取り組んでいることは,エコドライブに心がけ,無用なアイドリングをやめるとともに,家庭ではエアコンの温度設定や使っていない電化製品の主電源を切ることなど身近な省エネ行動や,3Rにリフューズ──断る,リペア──修理を加えた5Rの実践によるごみの減量対策などでございます。今後においても,市民の皆様とともに身近な環境問題に目を向けてまいりたいと考えております。

 次に,スピーチに対する所見をとのお尋ねでございます。

 御紹介いただいたスピーチは,とまらぬ環境問題を解決し,持続可能な社会を実現していくためには次世代への配慮とともに世界全体の貧困,健康,平和,国際理解等のさまざまな課題をあわせて解決していくことの必要性を改めて世界の大人たちに教えてくれたものであり,また2005年から国連が持続可能な開発のための教育──ESDの10年を開始する原因の一つになったものと承知しております。本市は,現在国連大学認定のESD拠点地域として,地域内外のさまざまな組織との連携による取り組みにより,一定の成果が上がっているものと考えておりますが,このスピーチの内容を改めてかみしめ,今後ともESDの推進,持続可能な社会の実現に力を注いでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎白神利行都市整備局長  アクションスポーツパーク岡山についての御質問にお答えをいたします。

 去る8月20日には,アクションスポーツパーク岡山存続の会よりASPOの存続を求める署名が提出されました。その折にも,ASPOを利用している子どもたちも同席され,一生懸命頑張っている子どもたちの中からインラインスケート競技において世界で活躍するような選手がいることを改めてお伺いいたしました。

 一方,ASPOの運営につきましては,平成13年当初から運営会社であるエックス社がその責務を担うことが覚書等で定められております。しかしながら,エックス社には多額の債務を抱えるなど多くの課題があり,この課題について市と同社の間で幾度も協議を行ってまいりましたが,残念なことに同社から具体的な解決策が示されておりません。この問題は,市として同社との契約を更新しない理由の一つにもなっているところでございます。市といたしましては,議員提案のASPOの移転につきましてもエックス社が運営の当事者としての責任をどのように考えるのかを伺うことが第一であると考えているところでございます。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  まず,通学路の安全対策についての一連の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 通学路を決定する上での法的な根拠というものはございません。事故とか事件というものを未然に防ぐという観点から,警察などの御助言を得まして学校,保護者,そしてまた地域の方が協議をいたしました上で子どもたちの通学に一番安全と思われる道路を決めているわけでございます。

 次に,通学中の交通事故についてですが,今年度4月から8月までに27件発生しております。そのうち,入院の必要があったものが2件でございます。そのほか,不審者に関する通報というものが44件ありました。交通事故の対応につきましては,事故発生の日時であるとか場所,そしてまた負傷の程度,また事故の状況,原因などを取りまとめました報告書を学校から提出いただきます。学校は,その都度事故の状況や原因に応じた安全指導というものを行います。そしてまた,必要に応じて子どもたちが安全に通学するために必要な施設等の整備を道路管理者等に要望をしているわけでございます。

 不審者につきましては,現在の社会情勢という中で,学校も保護者もともに強い関心を持ってるわけでございます。不審者情報があった場合には,学校ではマニュアルというものがございますので,それに基づきまして,まず警察へ連絡をしていく。その後,近隣の保育園,幼稚園,小学校,中学校等へ情報提供をいたしております。さらに,児童・生徒の保護者への注意喚起を行いまして,地域で子どもたちの見守り活動をしていただいている関係団体等の皆様にも協力をいただいて再発防止に努めているわけでございます。

 次に,環境対策,エコ対策について私自身で実践していることはとのお尋ねでございますが,個人的なお話で大変申しわけございません,恐縮いたしますけれど,庁舎内でできるだけエレベーターを使わない。なかなか1階から8階まで上がるのは苦しいんですが,おりるほうはできるだけもうエレベーターを使わないということを心がけております。また,自動車ですが,やはり燃費がよくて排気も少ないという中で,ハイブリッド車を使用しております。家庭のほうは,先ほど環境局長からもお話がありましたが,待機電力を減らすという努力であるとか,また私自身だけではできませんが,家の者と協力いたしまして紙の分別であるとか,ペットボトルのふたの回収,ボトルを分けていくとか,そういうものを徹底して資源リサイクルということにも努めておるつもりでございます。

 そしてまた,議員の皆様の多くもそうだろうと思いますが,私の世代というのはやはり食事の面でも出されたものは残さずいただくということがあるわけでございまして,食べ物について粗末にしないということにも心がけているつもりでございます。

 次に,12歳の少女のスピーチにつきましての所見ということですが,このスピーチを読ませていただき,また先ほども聞かせていただきましたが,12歳の少女が本当に環境問題に対する鋭い感覚,視点というものを持ち,またみずからの経験をもとにして環境問題と貧困の問題とを結びつけまして考えている点,そしてまた相手の立場に立って思いやりの気持ちを持っている点ということに本当に感心をいたしました。特に地球というものを一つの家族として見ていると,国と国との隔たりをなくしていく,そして地球上に住む人だけではなくて生き物すべての未来を願っていると,それを訴えているという点につきまして本当に心を動かされるわけでございます。

 まずは,やはり私たち大人がこの少女のような環境問題に対する高い意識を持っていく。そして,自分から主体的にその人なりにまず一歩を踏み出していくということが大切であるというふうに感じております。子どもたちに対しましては,やはり学校のビオトープであるとか,そしてまた地域の自然を活用した生き物の生息環境保護の学習であるとか,地域と協働したリサイクル活動等への参加など体験活動を取り入れた環境学習というものをやっていく必要があるだろうと思いますし,持続可能な社会づくりということをやはりそういう視点からも進めていく必要があるだろう,進めていかなければならないというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして磯野議員。

     〔45番磯野昌郎議員登壇,拍手〕



◆45番(磯野昌郎議員)  皆さんおはようございます。公明党岡山市議団の磯野昌郎でございます。個人質問としては,久しぶりの登壇でございます。よろしくお願いいたします。また,先ほどは藤井議員さんからの本当に心のこもった,熱のこもった御質問をいただきました。本当に感動しながら聞いておりました。

 さて,皆さんは最近よく耳にするテラバイトという言葉を御存じでしょうか。お寺のことではなくて,IT用語でございますが,1,000バイトの1,000倍がメガバイト,その1,000倍がギガバイト,さらにその1,000倍をテラバイトと呼びます。その記憶媒体,ハードディスクも文庫本くらいの大きさで,地上デジタル放送の録画にも活躍し始めておりまして,シニアの皆さんが多く買い求めておられると伺っております。莫大な記憶容量のコントロールには,小さなコンピューターが内蔵されておりまして,記録を適所におさめたり取り出したりしているようでございます。ITもコアといいまして,CPUが対になっておりまして,どこが演算しているかわからないけれども正しく運用されるといったシステムになってきておるところでございます。

 先日,市民相談にシンフォニーホールはきれいだが,足の悪いお年寄りは2階席までの行き来がとてもしんどいとの内容がございました。早速ホールや担当者にバリアフリー化ができないものかと相談に行きましたが,構造上かなりの困難な要素が多く苦慮していたところ,しばらくたって担当課長から手紙を渡されました。それには,せっかく楽しみにされた演劇を見に行かれたのに長い距離を歩いてとてもつらかったことでしょう,今すぐには対応ができませんが,将来楽に席まで行っていただけるよう職員一同努力してまいりますといった趣旨の内容が書かれていました。早速お届けしますと,喜んでいただき,納得していただいたところでございます。この件は,御本人の承諾をいただき紹介させていただきました。

 もちろんほかにも過日の防災訓練においては,消防局や水道局さんが他をリードして汗しておられましたし,市場や病院も政令市にふさわしい業務を粛々と行っていただいておる,こういうところに本当に感謝の念を禁じ得ません。

 そういったことから,早速通告に従いまして質問に入らせていただきたいと思います。

 まず,基幹業務システムの最適化についてでございます。

 さきの総務委員会におきまして,基幹業務システムの最適化に向けた取り組みの概要が報告されたと伺っております。本市の基幹業務システムは,導入から既に30年以上が経過する中で,国の制度変更や市町村合併,政令指定都市への移行などの周辺環境の変化に伴い,たび重なるシステム改修を余儀なくされ,結果的に維持管理費用の高騰,システム連携の複雑化などを招いているのではないかと認識をしております。

 一方,この分野におきましても,国の検討プロジェクトを中心としたシステムの標準化が推奨されつつあり,幾つかの地方自治体では標準化を取り入れたシステムの構築,運用が開始されたと伺っております。また一方では,この分野のアーキテクチャーの一つとしてクラウドによるシステム構築を幾つかのベンダーが検討しているとも聞いております。

 最適化を検討する上で,最も重要な視点は業務改善効果,費用対効果,維持管理費用を含めたライフサイクルコストの妥当性などさまざまな要素を構築段階から整理し,見える化できるレベルまで具体化していくことが必要であると考えております。基幹業務システムである市税,国民健康保険,国民年金,選挙等と,関連システムであります住民記録,介護保険,福祉総合等であります。

 そして,もう一つの視点は標準化というキーワードを申し上げましたが,マルチベンダー化を図り複数のベンダーの参入を可能とし,結果として競争性を高めコスト的にもシステム的にも本市の基幹業務システムとして最適なものとなるよう構築する必要があります。

 そこで,幾つかの質問をさせていただきますので,御所見をお願いいたします。

 1点目,基幹業務システムの最適化に向けた現在の取り組み状況をお示しください。

 2点目,全庁的な視点から検討を進めるべきと考えられますが,プロジェクトが設置されているのでしょうか。設置されているのであれば,構成メンバーについてもお示しください。

 3点目,構築までのスケジュールをお示しください。

 4点目,構築に係る経費はおよそどれぐらいを見込んでおられるのでしょうか,お示しください。また,削減効果についてどのような検討が行われているのか,お示しください。

 この項,以上でございます。

 次に,地上デジタル放送移行についてお伺いをいたします。

 2011年7月24日の地上デジタル放送──いわゆる地デジでございます──完全移行まで1年を切りました。ちょうどきょうから310日後に完全移行されるわけでございます。6月議会においても,酒見議員さんから質問も出ており,私も4年前に地デジが始まることに触れ,早期対応をこの場で要望した結果,当市での対応がスムーズに進められたのではないかと思っております。また,国に対しても,この6月以降何度も当市から国へ申し入れを行っていただき,担当課長代理の誠意に対しては心から感謝を申し上げる次第でございます。

 さて,家電エコポイントの効果などで地デジ対応テレビの普及が進み,総務省によりますとチューナーも含めた対応受信機の世帯普及率は83.8%──3月末現在でございます──に達しておりますが,年収200万円未満の低所得者世帯に限ると67.5%にとどまっており,さらにビル陰地域や集合住宅における電波受信に必要なアンテナ交換,難視聴地域の解消など課題は多いとされております。7月26日付の公明新聞には,次のような事例が掲載されておりました。東京都多摩市の京王・小田急多摩センター駅前では,地デジ移行1年前となる7月24日,PRイベントが開催された。会場内の相談コーナーを訪れた同市在住の男性48歳は,世田谷区に住む両親の自宅がビル陰問題に直面している実情を訴えた。男性によると,両親の自宅の真横にマンションが建設されたことでビル陰による難視聴になるのではないかと不安になり相談に来たと言う。両親はケーブルテレビに加入をしてデジタル放送を視聴することも検討しておりますが,男性は年金暮らしの両親が毎月数千円の使用料金を支払うのは大変だと心配すると。

 総務省調査によりますと,ビル陰地域の共同受信施設のうち,約3.2万施設,52.1%がデジタルに対応していない,またマンションやアパートなど集合住宅の共同受信施設でも約48.5万施設,22.7%が未対応のままである,さらにデジタル放送で用いられるUHF波が届きにくい山間部などの共同受信施設の5割近くがまだデジタル化されていないと指摘をされております。また,総務省の報道資料──地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査の結果によりますと,有効サンプル数1万2,875のアンケートには,岡山県は221のサンプルのうち普及率は85.5%とのことでした。これは世帯普及率が全国で12番目でありました。

 ただ,今後の予定につきましては,対応予定がある世帯では特にめどはないが,アナログ放送停波までには対応との回答が約8割を占めた。対応予定がわからない理由としては,経済的に余裕がないが4割,時間的余裕がまだある,これが3割との回答が多く上げられたところでございます。対応予定がない理由としては,これを機会にテレビは見ないが約3割との回答が多く上げられておりました。

 実は,ここにこれから起こり得る秘めたる問題を感じるところでございます。これらの家庭においては,今後設備を設置してからでないと問題が生じるかどうかが不明であるという点でございます。また,これを機会にテレビは見ない,約3割のアンケートでしたが,家庭におきましてもいつまで貫かれるかどうか疑問もございます。

 これらの実情を踏まえ,数点お伺いをいたします。

 まず1点目,市有施設の電波障害対策施設での住民に対する説明はどのくらい完了しておりますでしょうか。

 2点目,問題点は発生しましたか。

 3点目,デジサポ──デジタルサポートですね──との連携はいかがでしょうか。

 4点目,今後において今まで述べたような諸問題に対し,項目を満たしていれば補助を行うことができる,そういう規約また条例の作成をすべきであると考えますが,いかがでしょうか。

 以上,4点について御答弁をお願いいたします。

 続きまして,商店街活性化についてでございます。

 高松の丸亀町まちづくり株式会社へ視察に行ってまいりました。こういった雑誌等もたくさんいただいてきたわけでございますが,全国的にも有名になっておりまして,そのポイントを種々聞いてまいりました。

 会社の設立の経緯は,高松丸亀町商店街振興組合が平成2年より開始した市街地再開発事業を継承し,事業の促進を図り,事業全般の管理運営をつかさどる会社として高松市の協力のもと設立をされたそうでございます。日本有数の商店街群として称賛される県都高松のシンボルとも言える高松中心商店街の活力の維持と中心性の保持,そしてさらなる発展を目的として中心市街地活性化法に基づいて策定した高松市中心市街地活性化計画と高松商工会議所が策定したTMO構想に位置づけられた第三セクターのまちづくり会社でございます。

 現在,具体化しております事業計画としては,高松丸亀町商店街A街区市街地再開発事業と高松丸亀町商店街G街区市街地再開発事業の2つの計画の中,両街区ともに市街地再開発組合は設立され,A街区については平成18年12月に完成をしたところでございます。

 少子・高齢化や人口の都市郊外への移動で活気を失っている商店街が多い中で,それまで抱えていた課題を克服し,活気を取り戻した頑張る商店街と言えます。組合が出資会社を設立し,複雑な都市問題を克服し,さらに再開発でにぎわいが復活できた。売り上げは3倍,通行量も1.5倍,これは当事者談でございます。また,出店する店舗も増加し,建物においての固定資産税の増加を生み,投入した補助金相当額は返せたとも言っておりました。民間の総力戦の感はございますが,成功事例として活用いたしたいと考えております。それは,何といっても会社,店舗が地元のオーナーである点でございます。大店舗においては,法人税は本社を持つ県に収納されます。地元で育ち,親の後を受け店舗を継承できれば理想でありますが,インフラ整備の整った中心市街地は最も活用されなければならないところではないかと考えております。

 当市の商店街活性の施策について御所見をお伺いしたいと思います。

 最後の質問でございますが,100歳以上高齢者の所在不明問題についてお伺いをいたします。

 我が国では,だれもが健康で安心して生きがいを持った生活を送ることができる活力ある長寿社会を築くことが課題となっております。国においては,高齢者社会を想定し,高齢社会対策基本法に基づく高齢社会対策大綱を策定し,各省庁を横断的に取り組む課題を設定して総合的に推進しておるところであると認識しているところでございますが,今回不幸にして東京都足立区に端を発した高齢者の行方不明事件が国内各所で起きております。同居していると見られていた家族と長い間,音信不通だったり,住んでいるはずの所在地に不在であったりと,意外な実態が次々と明らかになってきております。長寿社会の思わぬ死角が浮かび上がってきたと言えるわけでございます。

 我が岡山市におきましても,100歳以上の行方不明高齢者が3名存在していたということが明らかになっています。このことに関して,8月26日付の山陽新聞には,高齢者不明問題,個人情報保護が壁,岡山市長,国に法改正を求める考えと,そういう見出しで記事がございましたので紹介をしたいと思いますが,「岡山市の高谷茂男市長は26日の定例会見で,市内で所在確認ができていない100歳以上の高齢者3人の問題に絡み,個人情報保護法が問題解決を困難にしていると指摘。一定の手続を踏めば,時間をかけずに自治体職員が個人情報を入手できるよう,国に法改正を含めた対策を求めていく考えを示したと。高谷市長や岸保健福祉局長は同法にある個人情報の目的外使用の禁止により,高齢者福祉課や介護保険課などが把握している個人情報を,互いに照会する手続に時間がかかると説明。年金の受給状況に関しても,当初は日本年金機構から情報が得られなかったとし,市長は各機関から個人情報を入手したり,法的責任を問われず住居に立ち入ることができないか研究していると述べたと。片山市民局長は,高齢者3人の調査状況について,住民票と戸籍謄本から親族の住所地を把握しており,親族に郵送で問い合わせをしているとしたと述べておる」という記事でございます。

 高齢者を支えるコミュニティーや家族同士のきずなは希薄になっており,人と人とのつながりも失われかけておりまして,昨今はプライバシーを知られたくないという風潮も広まっておることから,地域でひとり暮らしの高齢者を見守っておられる民生委員,愛育委員の方々の活動も次第に難しくなっていると聞いております。行政は,まず現況調査を行い,実態把握に努め,ひとり暮らし高齢者らの見守りをしっかり行ってもらいたいと思います。また,死者が生きていると装って年金などを不正に受給する詐欺事件は問題であります。今回の岡山市の事例についても,徹底した解明を求めたいと思っております。

 そこで,質問いたします。

 1,なぜ本市において3名の100歳以上高齢者の所在が確認できていなかったのか。

 2,今回の問題について市長はどのように考えられるか。

 3,高齢者の所在確認や実態把握について,どのような対応をとっておられますか。

 4,今回の問題について,今後どのように取り組んでいかれますか。

 5,今回の問題について,3人の年金の受給実態と受給のある方への今後の対応についてはいかがでしょうか。当局の答弁をお願いいたします。

 以上で第1回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  磯野議員の所在不明高齢者の問題についての御質問にお答えいたします。

 今回の所在不明高齢者の問題については,行政の各部署が保有しております情報を共有することができず,住民基本台帳の適正管理に結びつける仕組みが不十分であったことに直接の原因があったと考えております。そして,その根底には家族や地域社会の中での人間関係が希薄化しているという要因があると考えております。この経験の反省から,今後は市の関係部局における連携のみならず,関係機関や地域組織との連携を強化するとともに,安全・安心ネットワークの活動の中で,地域における顔の見える関係づくりを推進するなど,市民の安心の仕組みづくりについて地域の住民に最も近い基礎自治体として,しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

 さらに,個人情報保護法(後刻,「個人情報保護」と訂正)の観点からの制約や自治体が自宅へ立ち入ることが困難という問題などが迅速な解決の支障になると考えられることから,今後必要に応じて現行制度上の限界を乗り越えるための法改正等について政令指定都市の立場から国に提言し,働きかけてまいりたいと考えております。

 失礼いたしました。「個人情報保護法」と申し上げましたが,「個人情報保護」の観点からに訂正させていただきます。そういうことで,国に提言して,これから働きかけてまいりたいと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎高次秀明企画局長  基幹業務システムの最適化に関する御質問の中で,現在の取り組み状況,プロジェクトのメンバー,スケジュール,経費と削減効果等について一括して御答弁申し上げます。

 基幹業務システムの最適化につきましては,市民サービスの向上という観点,それから事務プロセスの効率化,そして運用コストの低減を目指して平成21年度からプロジェクトチームをつくりまして市税,国保,年金等基幹業務の現状分析,課題の抽出,改善策の検討等を行ってまいりました。また,今年度は業務ごとに事務・機能一覧表,事務フロー図などを作成いたしまして,現在の業務全体の構造や関連性を明確化するとともに,それらの資料をもとに新しい市民サービスの提供や行政事務全体の効率化など,あるべき姿に向けた業務プロセスの見直し,それを実現するために必要なシステムの機能等について検討を行うこととしております。

 これらの検討体制といたしましては,企画局,財政局及び行政改革推進室の審議監及び市税,国保年金等の関係所属長から成ります推進会議と,そのもとに固定資産税,国保・年金などの10のワーキンググループで構成されております。その構成メンバーは,税制課,課税管理課,収納課,料金課,区政推進課,国保年金課,各区役所の市民保険年金課及び税務課,選挙管理委員会事務局の職員で構成いたしまして情報システム課が事務局を担当しております。構築までのスケジュールにつきましては,今年度全体最適の視点で業務改革及びそれを実現するためのシステム機能要件の検討を進めまして,平成23年度以降企画書を作成し,事業化の条件整理や評価を行いまして,事業化段階になった後に順次システムを調達してまいりたいと考えております。

 なお,先進都市の事例によりますと,開発着手から本格運用までおおむね五,六年程度を要しております。また,今後住民基本台帳法の改正や後期高齢者医療制度廃止に伴います大規模なシステム改修が予想されており,スケジュールについては,これらの影響も考慮する必要があると考えております。

 なお,経費につきましては,業務改革の結果やシステム機能要件をもとに,今後調査の中で精査してまいりたいと考えております。

 削減効果といたしましては,市民窓口での待ち時間の短縮や申請手続の簡素化,行政事務量の削減,システム運用コストの削減などが考えられ,業務プロセスの見直しをし,その要件を取りまとめる中で想定される削減効果の積算等,精査をしてまいりたいというふうに考えております。

 次に,地上デジタル放送移行について順次御質問にお答えします。

 まず,市有施設の電波障害対策施設での説明状況でございますが,本市の所有しますテレビ放送受信障害対策用共聴施設についての住民に対する説明は,昨年1月及び本年2月に市の広報紙によります周知を行ったほか,さらに施設によりましてはお知らせの配布,説明会の開催,戸別訪問の実施などによりまして67施設のすべてで行ってきているところでございます。今後とも関係者の皆様方が円滑に地上デジタル放送に移行できますよう,各施設の担当部局におきまして引き続き最後まで対応していくこととしております。

 次に,問題点の発生についてですが,本市の所有する共聴施設を御利用いただいている方のうち,受信障害が解消する見込みの市民の方には,各戸でアンテナを設置していただくなどの対応が必要なことについて,より丁寧な説明を行う必要があること,また家電量販店等の購入者への丁寧なアフターケアが不足していることなどについて問題点が発生しております。そのほか,高齢者,障害者等に対します相談体制及び経済的弱者に対します受信機の購入等の支援に対する周知の徹底,デジタル受信時に初めて判明する市街地のビル陰などの受信障害の問題があるというふうに認識しております。

 次に,デジサポとの連携についてですが,市民生活の混乱など地上デジタル放送の移行に当たっての問題が早期に解消されますよう,デジサポと緊密な情報共有と連携した対応が必要と考えております。そのため,市といたしましてはデジサポが実施します説明会やイベント等への協力や市の広報媒体を通じました周知活動などの面で連携,協力する一方で,デジサポに対しまして市民の方への丁寧な相談対応をするように申し入れも行っております。

 また,来年7月の地上デジタル放送移行後に発生するトラブルに対しましても,市民からの問い合わせが予想されることから,継続してデジサポによるしっかりとした相談体制がとれますよう,国に対して申し入れをしていきたいというふうに考えております。

 最後に,補助の件でございますが,地上デジタル放送への完全移行については国の政策として実施されてるものでございまして,国及び放送事業者によります内容周知の徹底や支援策の充実などについての責任ある対応が基本であるというふうに考えております。本市といたしましても,これまでも全国市長会などを通じまして国及び放送事業者の責任において,すべての対策を講じることなどを要請してきたところでございます。

 アナログ放送が終了いたします来年7月24日まで残り300日余りとなりましたが,完全移行のためには議員御指摘のとおり早期の地上デジタル放送への移行が大変重要であることから,市といたしましてもデジサポと連携しながら市民に対して早期の移行を働きかけるよう周知に努めるとともに,市民からの相談に対しましても適切に対応してまいりたいというふうに考えております。今後とも国が地域の実情を的確に把握するよう情報を提供するとともに,適切な制度や仕組みの拡充,強化を国に要請してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  所在不明高齢者の問題につきまして,市長答弁以外についてお答えいたします。

 高齢者の所在確認や実態把握につきましては,昨年度から地域包括支援センターの活動基盤を中学校区から小学校区に変更するとともに,地域包括支援センターと民生委員や町内会などが入った安全・安心ネットワークとの連携を強化しながら,きめ細かな対応を図っております。また,今年度から地域の高齢者を支援する生活・介護サポーターを新たに養成し,地域住民で高齢者の生活を支え合う仕組みづくりに取り組んでいるところでございます。

 次に,所在不明の3人の年金の受給実態等についてお答えいたします。

 市町村における国民年金事務は,法定受託事務であります。資格取得・喪失の届け出や各種年金の請求受け付け,また受け付けした書類の内容について住民基本台帳等による確認を行い,年金事務所へ報告,送付しているものでございます。また,年金の給付につきましては支給や停止を含めまして年金機構が行っております。今回の3名の不明高齢者については,8月12日の年金機構からの依頼により,8月20日に本市より情報提供を行い,年金機構が3名のうち1名は支給があったことを9月2日に明らかにしましたが,この件につきましては年金機構が調査していくものと考えております。本市としては,今後年金機構との連携,協力に努めるとともに,お互いに有益な情報の恒常的な交換のあり方について検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  商店街活性化についての御質問にお答えいたします。

 市内中心部の商店街では,空き店舗の増加や通行者の減少,商店主の高齢化や後継者不足など多くの問題を抱えていると認識しております。こうした中,表町商店街では上之町と下之町の両商店街組合が環境に配慮した明るく快適な空間づくりを目指したアーケード改修に着手し,同時に買い物同行サービスを提供する「まち中コンシェルジュ」や特産フルーツ等を販売する「フルーツ・マルシェ」などのソフト事業も計画されています。また,今月23日には若手経営者や専門学校生などを中心として従来のイベントと連携した表町商店街全体での新たなファッション,音楽,飲食のイベント,「表町ゲバラ」と名づけておられますが,これが開催されます。

 奉還町商店街では,若手後継者も一緒になって定期的にワゴンセールなどを行う「奉還縁日」を実施中であり,最近では新たに100円商品を販売する「奉還百縁日」にも取り組まれ,また芸術家の作品展示を行う「奉還町アート商店街」という芸術イベントなども実施されています。

 市としましても,こうした意欲的な商店街の取り組みが継続されるよう支援するとともに,商店街組合と連携しながら組合員による先進事例の調査・研究に取り組み,事業継承セミナー等への参加などの促進を図り,店舗の後継者等の人材育成にも努めるなど,引き続き商店街の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔45番磯野昌郎議員登壇〕



◆45番(磯野昌郎議員)  種々御答弁ありがとうございました。

 基幹システムのほうは,今後私たちもその推移を見守ってまいりたいと考えてございます。また,この地上デジタル,あと310日ということでございますけれども,今御答弁,御報告いただきましたように今後とも継続して相談体制を続けていくという,本当にありがたい御答弁もいただきました。また,あえてもう一押しお願いできればデジサポ,これも国の機関でございますけれども,そこへ岡山市内に関してのいろんな意見が入ったら,できたら御報告を賜れないかなと,市のほうへですね,そういうふうにすると我々もよくわかるのかなという気もいたしますが,もし答弁可能ならお願いしたいと思います。あと本当にしっかりと,この地上デジタルのほうは期待をして見ていかせていただきたいと思ってございます。

 100歳問題でございます。

 種々答弁ありがとうございました。また,市長の本当に意欲も感じられたところでございます。これ2点再質問させていただきますが,今回の問題を受けて100歳以上の高齢者の安否確認に向け,具体的にどのように取り組まれるかというところの中で,9月12日,この前の日曜日の山陽新聞でございますが,「8月27日厚生労働省は75歳以上の約1,400万人が加入する後期高齢者医療制度の情報をもとに,1年間に一度も医療機関を受診していない人には現況届の提出を求め,生存が確認されるまで年金支給を一時差しとめる方針を打ち出した」と,こういう情報を私たちも目にしたところでございます。当市の方針はいかがなものでしょうか。よろしくお願いいたします。

 また,もう一つは個別に市役所の窓口へさまざまな情報が寄せられると思いますが,その寄せられた情報にどのように対応して,また公表されていかれるのか,この点につきましても御答弁をお願いしたいと思います。

 最後に,商店街活性化でございます。

 本当にありがとうございます。一生懸命頑張っていただいているという意欲は伝わってまいりました。先ほども御紹介いたしました,この視察中にいただいた雑誌でございますが,これが実は高松の商店街の雑誌でございまして,この記事の中にショップの顔というコラムがあるんですね。一店一店を紹介しておるコラムなんですが,ここの店長さんのエピソードをちょっと紹介させていただきますが,「22歳のある日,母親から店にこれまでのにぎわいがなくなっていることを告げられる,まち全体が不景気で店に来ていただいていた方も次々とやめていった,迷うことなく大阪から高松へ飛んで帰った,店は自分が生まれ育ったところ,そこをつぶしてはならない,ただただその思いだけで店を継ごうと決意した」と,感動的なお話でございますが,この店はヴァンヂャケットの店のようでございます。ヴァンヂャケットといいますと,戦後のアメリカンファッションといいますか,私たちも中学校時代はあこがれたもんでございますが,商店街のほうへ買いに行ったような覚えもございます。このような,そういう二世,三世が継ぎやすいような支援策というものは現にあるんでしょうか。また,何かお考えでしょうか。

 それからもう一点,どのぐらいの割合で今後継者が継いでおられるのか。大まかなパーセントで結構でございますが,掌握しておられましたら御報告並びに所見をお願いできればと考えてございます。

 本日,こうした種々の質問をさせていただきましたが,先ほどのテラバイトのハードディスクのように市民ニーズはあくまでどんどんこれからも多様化する中にありまして,的確に市民一人一人のニーズを解決でき得る営業マン,だれがやったではなくて,空の雲のように,クラウドと今表現しておりますけれども,だれかれなく本当に率先して動いてくださっている,こういう時代が必要なのではないかと,私たちも考えておるところでございます。トップセールスを先頭を切って行う市長を中心に,今後も先ほど紹介したような職員の方々がどんどんふえていくことを期待するものでございます。

 こういったところで,このたびの質問を閉じたいと思っております。御答弁よろしくお願いいたします。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎高次秀明企画局長  地デジ移行に関しまして,デジサポが受けた相談に対して市のほうへ報告が入るようにできないかというお尋ねでございます。

 デジサポとは,今後とも継続した緊密な密接な情報共有というのは非常に必要だというふうに考えております。今後とも市民からの相談の状況につきまして適時に報告してもらうよう連携を強めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  所在不明高齢者の件で2点の御質問をいただきました。

 まず,100歳以上の高齢者の安否確認に向け,どのように取り組むのかというお尋ねでございますが,今年度から100歳祝賀の国の銀杯や祝賀状の贈呈に際しては市職員と地域包括支援センターの職員が本人に手渡すことにより100歳高齢者の所在確認をしてまいりたいと考えております。

 また,100歳以上の高齢者につきましても地域包括支援センター職員が継続的に訪問調査を実施し,安否確認や在宅生活での支援に取り組むこととしております。

 次に,個別に市役所の窓口へ寄せられた年金の受給等に関する情報に対して,市はどういうふうに対応するのかというお尋ねでございます。

 個別に寄せられました情報につきましては,関係部局間で適切に共有するとともに,医療や介護の情報と照らして所在確認の必要性があると判断した方については,本市から年金機構に対しまして情報提供を行うとともに,年金の支給状況等の情報提供を依頼してまいります。そして,その後の市の調査結果につきましても年金機構に対して情報提供していくこととしております。あわせまして,年金機構が今後調査を予定しております後期高齢者医療に係るデータ,そしてその結果につきましても市のほうへ情報提供していただき,市としても活用してまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  後継者問題について2点御質問いただきました。

 支援策についてですが,後継者が継ぎやすいということだけを視点とした策というものは,これだけやってもなかなかできない。実は,今現にやっておられる方がもう継がせない,賃貸しているからもう継がせないんだというふうな御意見もよくお伺いします。私たちが思っているのは,まず元気なまちにしてもらおうと,子どもに継がせようという気になってほしいという意味で,にぎわいの創造ということでいろんなイベントものの支援をさせていただいております。

 それから,後継者の率というものなんですが,はっきりした数字は今手元に持ち合わせておりませんが,いろんな方の話から総合すると現在の店舗の中の2割から3割程度かなというふうに思っております。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,質問の準備のため,しばらくお待ちください。

 それでは,順序に従いまして井本議員。

     〔9番井本文博議員登壇,拍手〕



◆9番(井本文博議員)  済いません。お手数おかけします。ありがとう。僕は水を置いてくれても飲めんのんじゃ。もう手間をかけるばあじゃけ,今度から要らんけえよ。持てんのんじゃ。こうビールのコップならこう,要らんことちょっと,余計事言っちゃいけません。

 通告に従って,質問させていただきます。

 まず,私が出てくると,おお,また瀬戸のことかというところが一つなんで,当たりなんです。しばらく休んどったもんですから,ほかのことはさっぱりわかりません。要らん地域のことを言ようたらしかられますんで,瀬戸のことからお尋ねさせていただくということで御理解いただきたいと思うんですけれども,我が瀬戸町が岡山市と合併ということになりまして,ことしで間違いなけりゃ4年目じゃと思っております。合併のときの新市計画の中で,瀬戸の皆さん方が期待しておりました事業で大きなもんといいますと,6月の議会のときにお尋ねさせていただきました瀬戸駅の要するにバリアフリー化といいますか,私みたいなもんでも乗れるようになったらええなという,それから違うところから人がふえとりますから乗れるようになりたいな,これは6月の議会で市長さんの温かい御理解のもとで今年度中にはと。

 あともう一つ,ずっと長年やり続けておるんですけども,なかなか一遍にいかんのが下水道の事業だと思います。これは工事が難しゅうございますし,お金もかかることですので。その下水道の事業についてお尋ねするんですけれども,新市計画によって今日まで事業を進めていただいたことに関しましては非常に感謝いたしております。完了して下水が使えるようになった地域の人はやっぱり文化生活だなと,一昔前を考えるとぼっけえ違うなということで喜んでおるわけでございます。

 ただ,工事が残っとる地域の人もいつになったらうちは文化的になるんかいなというのが話の中には出ます。いつごろ実際にできるんか,計画のとおり進んでいきょんかいなと,今年度中にはできるんかいなとかっていう話がちょこちょこでございますけども,私の耳に入ってくるわけであります。そこで,その下水道事業の整備状況と今後の見通しについて計画どおりやっていただけてると思いますけれども,あえてお尋ねいたします。

 下水道と並行して瀬戸の中心部の,中心部と言うたらしかられるんかな,瀬戸地域の雨水排水管という,これも雨が降ると,きのう言ようられたな,田んぼがのうなりゃ,そけえ今までたまりょうた水が浮いてきますから,その水がどけえ行くんならというたら,川は変わってねんですから,そりゃ家のところへ寄ってくるんですわ。家へ寄ってくるということは,そりゃもう床下がつかり,それより降りゃ床上へ来るんですけれども,これも何とかしてもらわにゃいかんということで,雨水排水管の完成という,こういう雨水対策もやっていただいております。これも,何かその管だけは入ったというように聞いとんです。管が入ったんじゃけど,中の管どうすりゃというて,そりゃポンプでくみ出すしかないんです。その排水ポンプの増設をせにゃいかんと言うたところで,井戸のポンプたあけたが違いますからね,大分難しいし大きなお金もかかる。この辺の増設の状況についてもお知らせ願いたいと,このように思うわけであります。今後とも下水道と雨水対策,それだけじゃねんですけれども,とりあえずまず非常に町民の皆さん方にしても大きな期待,やっぱり財産がかかってる部分もございます。よろしくお答えをお願いしたいなと,このように考えておるところであります。

 2つ目でございます。

 皆さんにもしつこう言ようるけど,私の体見てつかあせいと言うわけじゃねんですけれども,リハビリテーションという言葉があります。これは医学の進歩と救急医療の充実が,要するに交通事故とか労災,脳卒中などの人たちの多くの命をこれは救ってくれとんですわ。私もその一人で,私も事故に遭ったときにようドラマであります心肺停止じゃという分ですわ。血圧計か何かが,あれがピーって言いますが。あれになったんですわ。そこから行きかけたんじゃけど,向こうでおめえ要らんと言われたもんですから,帰ってこれただけじゃねんで,やっぱりそこには近代医学っちゅうんでしょうか,この世の中に戻ってこられました。

 しかし,申し上げたいのは,その命を取りとめた後のことなんですわ。多くの方は,やっぱりそれは治療だけではなかなかもとの体には戻りません。何ぼか機能が死ぬんですわ。その残った機能をどんだけ生き返らせるかという,生きとるというか,神経つながっとんじゃけれども,そりゃほってえたんじゃおえんのんですわ。生き返らすためのリハビリという,これが要るわけなんですよ。リハビリは,そりゃ魔法じゃありません。わしゃ魔法じゃと思うとった。わしみたいになっとっても,行きゃあれでぴんしゃんして走って帰れるんかと思うとったんです。しゃけど,そりゃ100%機能回復はもう望めませんけど,何ぼか残ってる分の可能性の中の何%かを現実のもんにしてくれるわけです。その現実が多いけりゃ多いほど実社会に戻ったときの自立性が高うなるといいますか,手がもとのようになるとか,はしが持てるようになるとかっていうことになるわけなんです。それだけしてくれりゃ,立てれりゃズボンをはくにしたところで,家族の人も楽なようなもんで,寝たきりの者をごろごろ転がしてズボンをはくというのはでえれえ大変なことですわ。それだけ家族の方の介護負担が少なくて済むんです。リハビリのおかげで私はというようなことを皆さんも耳にしたことあると思いますけれども,私自身がそりゃもうやってみて,リハビリの大変さと,それから何ぼ頑張ってもここまでじゃという現実っちゅうか,この限界も知りました。だからこそ,そのリハビリの必要性を強く感じたわけなんです。

 私は救急車で市民病院へ連れていってもらいました。別に知っとったわけじゃねえです。そのときには知らんのんです。気がついたら市民病院へ横たわっとったんですけども,そこで早期のリハビリをやっていただいて,今度はそこだけじゃおえんもんですから吉備のリハビリセンター,後で言いますけれども,そこで長期にわたる約2年間の機能回復のためのリハビリというものをやって今のここまで戻ってきた現実,可能性の現実,何%とはよう言い切りませんけれども,今の私があるわけなんです。わしゃ医学の知識も何もござんせんから,素人考えですけれども,リハビリというて振り返ってみたら,事故なりなんなり遭うたと,入院したと,少し落ちついたら,その後できる限り早い時期からやっぱりやるべきものもあると思うんです。言やあ,早期のリハビリと,それから今度は世の中へ戻らにゃいけませんから,社会復帰のための身体機能の回復や部分的に,例えば私で言やあ,この腕力をつけにゃおえんのんです。つきゃへん,60過ぎたおっさんは。その部分的な向上を目指す回復期のリハビリでしょうかね。その後は,退院した後ですわ。機能とか能力が今度はほっときゃだんだん落ちますんで,これめくるのもなかなかじゃねんでね,済んませんね,ぶっさいくなめくり方しますけども。それを維持すると,できる限りそりゃもう低下を防がにゃおえん。それから,身体的なもの,あるいは精神的かつ社会的に最も適したそれなりに自分に合うた生活を会得することを目的とした,今度は維持期の,維持期というんでしょうかね,今の私はもう維持期ですわ。リハビリテーションがいろいろ考えられるわけですわ。

 問題はこっからなんですが,県内の病院では早期のリハビリと,ある程度の短期間の回復のリハビリを行ってるところはぎょうさんあると,ほとんどのところはやってくださると思うんですわ。じゃけど,長期的な回復リハビリと,そういう維持期のリハビリを受けてくれるところはほとんどねんじゃねんかと思うんです。本格的にはリハビリテーションセンターというんでしょうか,医療リハビリテーションというのんは中国・四国地方には吉備高原医療リハビリテーションセンターっちゅうのが1カ所あるだけじゃねえかなと私は思うとんです。何でならというたら,高知からも来とられる。広島からも来られる。松江からも来られる。もちろんそりゃ玉野からも来るし,倉敷からも津山からも来とられるんですぜ。だけど,なかなか皆さんが言われるのは近くにのうてなあと言われる。ということから,別に私はデータをとったわけでも調べたわけでも何でもねんですけど,多分ここしかねんじゃろうなと思うた。それだけ物がねんですわ。しつけえようなけど,身体障害者や脳卒中の人たちにとったら体の機能回復をして,これを維持して,これ以上悪化することがないようにするためには,やっぱりそれから自分のためじゃなしに家族の人にしても,もうそりゃリハビリがやっぱり大切じゃなと,ただ自分じゃできんのんですよ。自分でこうやせえというて,できるもんじゃねえ。自分でこうやってできるなら,リハビリやこうせえでもええ。ですから,やっぱりリハビリはどっかが受けてくれるところがなきゃできんのんです。そりゃリハビリセンターの院長に聞きました。銭にならんのんじゃというて。もうかるんなら,多分民間がしとる。ただ,そういう難しいところもあろうかと思う。だからこそ,だからこそ,そこに行政の手を差し伸べていただきたいんですわ。

 難しいじゃろうと思うけれども,とりあえずここでお尋ねしたいのは,市としてそういう回復期のリハビリ及び維持期のリハビリの必要性をどのようにお感じになっていらっしゃるのか,市としてそれをすると思や,リハビリセンターということになるんですけれども,整備を考えるつもりは今まで一遍も考えたことがあるんかねんか,この2点を市長の御見解ともちろんこりゃ病院さんの意見も聞かにゃおえん。現状を聞かにゃわからんということから,病院院長と思ようたけど,きょうは御都合で来とられん。一緒でしょう。現状をお尋ねいたしたい,このようにお尋ねしまして,私めの1回目の質問を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎岸堅士保健福祉局長  リハビリテーションセンターについてお答えいたします。

 事故や脳卒中の患者さんが生活の質を確保しながら在宅で生活していくためには,リハビリテーションによる機能回復が重要であると考えております。岡山市を含む県南東部保健医療圏は病床過剰となっており,病床を伴う施設の新設は困難な面もありますが,現在岡山県の保健医療計画において,急性期,回復期,維持期のリハビリテーション病院間の役割分担,連携体制の構築を進めており,市としても県に対して必要な意見もお伝えしながら協力して医療連携体制の整備に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎新田佳久病院局長  リハビリテーションセンターの新設をということで,病院局の考え,現状を含めてという質問でございます。

 リハビリテーションは,すべての疾患の回復過程において二次的合併症の発生を予防し,病状の改善促進と早期の社会復帰を可能とすることから非常に有効なものと考えております。市民病院では,手術後の整形疾患や脳血管疾患を中心とした入院患者の急性期リハビリを提供しております。回復期,維持期のリハビリにつきましては医療機関の機能分担の中で,地域の医療機関や施設などとの円滑な連携に努め,一日も早い社会復帰,家庭復帰を支援することで当院の役割を果たしていきたいと考えております。

 以上でございます。



◎尾崎正明下水道局長  瀬戸の下水道事業について整備状況と今後の見通し,排水ポンプの増設の状況について2点のお尋ねでございます。一括して答弁させていただきます。

 瀬戸地域における公共下水道の汚水整備は,新市建設計画でお示ししております実施工程表どおり進捗しており,今年度で整備を終える見込みとなっております。最終年度となる今年度は,瀬戸町大井,万富,南方,森末,笹岡,二日市及び宗堂地内において順次整備を完了していく予定でございます。

 次に,排水ポンプの増設の状況でございますが,合併後,瀬戸雨水幹線の整備にあわせ,昨年度から口径1,350ミリメートル,排水能力が毎分約200立方メートルの雨水ポンプ1台の増設工事を実施し,今年度末には工事を完了する予定でございます。完成後には,この地区の排水能力は毎分約300立方メートルとなり,雨水幹線を整備した排水区域の浸水対策が大幅に強化されるものと考えております。

 以上でございます。

     〔9番井本文博議員登壇〕



◆9番(井本文博議員)  済いません。再質問という形になるのか,お願いという形になるのか,御答弁いただいた中で順次。

 下水と雨水,工事ですからね,下水道局長,工事というのは早うなっても遅うなるんが常ですわ。一日も早くと待ち望んでる町民の感覚を御理解いただきまして,できるだけ問題が起きたときも速やかな解決をし,年度内の,どういうんでしょうか,完了といいましょうかね,それを目指して努力をしていただきたいなと,このように思います。市長さん,冒頭大きな工事のめどがついたということで御厚情は感謝申し上げるところでございますけれども,この2つが済んだら瀬戸の話は全部済んだということじゃございませんので,まだまだいろんな問題を残しております。

 そりゃ我が身で振り返って言うなら,瀬戸の公民館,建てた時分にゃあ,そんな必要性はなかったんでしょうけども,2階にちゃんと大勢の方が入られるんじゃけど,わしゃ行けれんのじゃ。何でならというたら,エレベーターがねえけえ。何一つとりましても我が身のことばあ言うちゃしかられますけれども,いろんなそれぞれの地域地域で抱えた問題,瀬戸町は瀬戸町としてのいろんな特性の中での問題を抱えております。もちろんその中には,新市計画の中でお願いしたことも絡んであろうかと思います。どうかその辺のところ,またお願いの向きが多分に出てこようかと思います。どうか一つその辺のところよろしくお願い申し上げて,これはお願いという形でさせていただきます。

 それから,リハビリセンターについてでございます。

 病院当局も保健福祉局長さんも必要性については否定されんかったというよりも,むしろ十分な認識をしてくださっとる,このことに関しましてはこの質問をさせていただきました私としましては大変心強く思った次第でございます。何でこれね,そりゃ我が身のこともあるんじゃけど,たまたまこれ,何でこんなことを聞いたかというたら,たしか9月5日じゃったと思うんですわ。読売新聞さんで救命率向上も介護負担重く,救命率というて命助ける率ですわ,救命率向上も介護負担重くってという,これが僕の今回の質問のきっかけをつくってくださったんです。結局どういうんですかね,ずっと相変わらず死にょうたとしますか,これが死ぬ人がだんだんだんだん減ってくるんです。この減ってきたカーブのこの三角形と同じ分だけ介護負担がふえてきます。皮肉と言や,皮肉な話ですわ。だから,ほんなら死んどきゃえんかというて,ちゃいますで。ほんま僕は生き返ってから,どんだけ自分が幸せかなと思ってます。こんな体になっとっても,やっぱり生きとってよかった,助けてもろうてよかったと思います。うちの嫁はんも言います,そりゃ,あんた死んどったらあれでおしめえで,何もあとおもろうねえよ,生きとってよかったなと,こう言ってくれます。だから,私自身もそりゃほんまに生かせてもろうとってよかったです。だからこそ,残された任期精いっぱいやらせてもらいたいなという家族との話もあるわけなんです。もとらん体でも力いっぱいやらせてもらいてえと,できる限りやらせてもらいてえ,ちょっと時期的にこんなこと言ようたら,またちょっと差しさわりがあったらあれなんですけど,ほんまに生かしてもろうてうれしいんです。だけれども,できるだけ介護の負担を少なくしてやりてえ。今でも,はしが持てれりゃと思うんです。この水が飲めりゃと思うんです。だけど,やっぱりそりゃリハビリの大切さなんですわ。そのことを十分に御理解くださっていることには感謝申し上げます。

 ただ,申し上げてえのは,連携をとるっていうのは前向きなんじゃから文句言よんじゃねえですからよ,勘違いせんでください。なかなかそりゃ前へ行ってくださると思うからあれなんだけれども,特に今岡山が医療構想といいますか,新しい医療構想を組んで,より救急を充実させようとしとるわけですわ。ということは,医学の進歩と救急を充実させりゃますますもって私のような事故は減りゃへん,何ぼ言うたところで。車がようなる,車社会じゃけん,そりゃ。減ったりこしたことはねえ。でも,大きいんじゃ,やっぱりやったら。いろんな交通事故の人を見てきとるだけに,少々車がへっこんだじゃとか,そのくれいのことをぎゃあぎゃあ言いんさんなと言いてえぐれえじゃ。ほんまに一発やってむげえ目に遭うてみんせい。何とも言えんぐれいこたえる。だから,そういう救急充実すれば必ず脳卒中とか事故とか労災の方,いろんな方がそこで助けてあげるんですわ。助けてあげた後の大切さというのは,救急充実させたら,それにゃ必ず要るもんがあると,こう強く感じてるわけなんです。くどうくどうなりょうて済いませんがね。とにかく重要性は理解してくださるということで,感謝申し上げます。連携をとる,これも救急の連携をとればやっぱりリハビリの連携もとらにゃおえん。どっかが責任を持ってせにゃおえんということになりゃ,どこがするんならというたら,どうもやるところは行政しかねんじゃないかなと,こう思えるわけです。もうかるんなら,よそがするし,はあしとる。もう民間企業さんは目ざといんじゃから。

 局長さん,一つだけ僕ひっかかったのが,そりゃベッド数は県南です,その県南医療なんとかっていう部分ですわ。ただ,外科や内科をつくってくれと言うんなら,ベッド数が差しさわりがあると言うかもしれんけれども,リハビリ科というものがあるんかねんかわからんよ,せえが吉備リハにあったんですよ。リハビリ科という科があるんかいなと思ったんです。ならば,この県南にリハビリ科という新しい科を設置しとられるところがあるんかねんか,このことはもう答弁もらわあで結構ですわ。あるんかねんか調べてくれと言うても,すぐ知っとってんなら教えてください。調べんでもよろしい。そういうふうな新しい分野のものをやるんですから,ベッド数の心配をするよりも言われとったな,いごいてくださるって。積極的にいごいていただけるものと信じて,リハビリ科のことに関してだけはわかっとったら教えてください。わかってなければ結構です。

 これをもちまして2回目の質問とさせていただきますし,もうそれを聞いたら3回目の再々はございません。これをもって私めの質問を終わらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎岸堅士保健福祉局長  議員御案内のように医療の向上,救命率の上昇に伴いまして,リハビリの必要性,重要性は高まっているものと考えておるところでございます。適切なリハビリを提供するためには,先ほども申し上げましたが,病院や施設の受け入れ体制とともに,介護施設等も含めた連携体制の整備が必要と考えておるところでございます。

 そして,お尋ねの市内でのリハビリテーション科を,それぞれの病院が標榜してる科目の病院数等で申し上げますと32病院,118診療所が市内の病院医療機関の中ではリハビリテーション科を標榜している病院ということになっております。

 以上でございます。



○宮武博議長  よろしいか。

 それでは,午後1時まで休憩いたします。

      午前11時58分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午後1時2分開議



○宮武博議長  午前中に引き続き会議を開きます。

 次は,順序に従いまして田中議員。

     〔21番田中慎弥議員登壇,拍手〕



◆21番(田中慎弥議員)  ゆうあいクラブの田中慎弥でございます。しばらく御清聴のほど,よろしくお願いしたいと思います。

 ことしの暑い夏といいましても,各地では各種のイベントが順調に開催されてきました。そうした中,瀬戸内国際芸術祭ですか,これも30万人を超えたといったことで,非常に大きな盛況ぶりにびっくりしておりますけども,そういった中,我が市の唯一の島,犬島にも3万人が訪れられたと,8月30日から9月5日の間,この1週間でさえも三千何人が訪れたといったことで,犬島の安部町内会長が島が沈むと言っとったけど,本当にすごい盛況ぶりでよかったなと思います。主催は,香川県,そしてまた福武財団といったことになろうかと思いますが,わき役として岡山市も頑張っていただいておりました。船着き場をおりると,テントの下には観光の課の方でしょうか,パンフレットを配られ,そしてまた生涯学習課,自然の家ですね,カウンターでは団員の宿泊先とか,いろんな意味で陰で支えられとるなと,そんな力に敬意をささげたいと思いますが,1点だけそうですね,市長,1点だけ行って感じたことがありまして,芸術祭という観点で見るとそりゃ非常によかった。しかし,岡山市の島に来ていただいたという視点ではどうだったかなといったことがちょっと気になりました。船着き場をおりましても,ようこそ岡山市の犬島へといった,こういったことはないわけで,訪れた方はほとんど香川県の島と思っとったみたいですね。そのことは,非常に残念だったなというふうな気がしてなりません。3万人といった数が我が市の唯一の島に訪れられた,本当に喜ばしいことなんだけど,そのまんま香川県の島だったんかなと思われるとちょっと寂しいなと,こんな気がいたしました。そういった意味では,本当におもてなしといったことがもうちょっと発揮できればな,こんなことも率直に感じたところです。

 一つは,私が行ったのは8月15日でしたでしょうか,鎌倉のほうから女子大生が1人訪れておられました。その方も言ようたですね,岡山市だったんですかと。きょうどこから来たん。高松で泊まって高松から船に乗ってここまで来たんだと。帰りはと言うと,また高松へ行って,そこからバスで帰りますと。犬島から岡山駅が近いのになと思いながら,そういった切符の売り方でもあったんでしょうけども,ちょっと残念だったなという,このことが一つ。

 それと,今申し上げましたように大体の人が高松へ泊まって船でずっと来られるんですね。ほんで,犬島へ来られたときにぼっけえ大きい荷物持たれとるんですよ。それを預けるところがないんですよね。ある会話を耳にしたんですけど,島の人に預かってもらえますか。預かってあげたいんだけど責任持って預かれないもんですからと,お断りするような状況に遭遇しました。ひとつやっぱりああいった格好になると荷物の預かり所ぐらいつくってあげてもいいんじゃないかな,こんなことも率直に思った次第であります。10月の末まであるようですから,何らかの格好でおもてなしといった観点で岡山市の唯一の島,岡山市の島なんだといったこともPRしていただけたらありがたいなと,そんなことを思いながら質問に入らさせていただきたいと思います。

 1,小・中学校の教室の暑さ対策についてパート2。

 ことしの暑さを説明するも何も,ほんま体感のとおりで,焦げるかなというぐらい暑かったですけども,最高気温のトップこそ取り逃がしたものの,8月の全国平均最高気温は我が岡山ということで,さすが晴れの国と喜びたいところですが,この夏については晴れ過ぎの国の岡山といったことになりました。多分,全国の各市町村議会,この9月議会において学校教室の酷暑問題が取り上げられているところと察します。せんだっては,公明党市議団が要望書を,また竹之内議員も吉本議員も触れられたところであります。

 昨年の2月議会において,私は小・中学校の一般教室の適正温度化に向けて一歩でも前進させるため実態調査を提案させていただきました。教育長からも,近年の異常な高温を感じている中,子どもの学習面,健康面の影響を不安視しているところであり,昨年度より教室の階層別や市中心部と郊外の学校比較並びに夏期期間中の室温実態調査を実施し,今後の対応を検討していきたいという御答弁をいただきました。その後確認したところ,昨年の夏は比較的涼しく冷夏だったため,引き続き本年度も調査を実施しているということであります。ちなみに勉強に集中できるのは,25度から28度とされ,文部科学省の基準では教室の温度は30度以下が望ましいとされています。その適正温度化を目的としている私にとっては,本年度の酷暑はありがたい数値が出てくると期待しているところでもあります。

 そこで,お伺いします。

 質問1,できれば国策として動いていただきたいところでもあります。現状としては,いずれにしてもこの数値を生かすも殺すも各自治体の判断によるものであります。昨年からの調査の積み重ねから,教育委員会はどういった施策を導き出すのか,調査は調査として大切でありますけども,調査をしているだけではどうにもなりません。こうした数値,データと実態を勘案して子どもたちの快適な教育現場を整備するために,どのような一歩を踏み出すおつもりなのか,お伺いいたします。

 酷暑の毎日,家でも冷房,会社や職場の施設も冷房は当たり前の現代社会にあって,これ以上子どもたちに苦行を強いるわけにはいかないと思うわけであります。学校が社会とかけ離れた存在であってはなりません。学校のルールも学校のあり方も,世間相場が決め手になるのではないかと思います。国の動向,また岡山市の教育委員会のお考えをお聞かせください。

 次に,2,おかやま緊急サポートネットワークについて。

 労働者が育児等をしながら働き続けることを可能にするために,病気あるいは病気回復期にあり集団保育になじまない子どもの預かりや急な出張等の宿泊を含む子どもの預かり等,育児にかかわる臨時的,突発的,専門的なニーズへの確実な対応が強く求められております。現状においては,育児などを理由とする離職を防ぎ,雇用の継続を図るための育児休業等の環境整備が図られつつありますが,それだけでは病気の子どもの預かりなどの育児に関する緊急のニーズに確実に対応するには不十分な実態があります。そこで,厚生労働省は労働者の育児等に関する緊急のニーズに対応するための事業を全国的に展開し,労働者が安心して育児をしながら働き続けることができる環境の整備を図り,労働者の失業予防,雇用の安定を図ることを目的とする緊急サポートネットワーク事業を推進してきました。これを受け,おかやま緊急サポートネットワークは2006年1月から病児緊急預かり事業を始め,現在登録者数は700人を超え,その半数は岡山市民という経過をたどってきています。そういった中,厚生労働省は2011年4月から緊急サポートネットワーク事業を廃止し,ファミリー・サポート・センター事業での病児・緊急対応強化事業の実施についての事務連絡を6月に出してきています。

 そこで,お伺いしますが,質問1,おかやま緊急サポートネットワークに登録している岡山市民の受け皿をどのように準備するおつもりなのか,お考えをお聞かせください。

 質問2,総社市ではNPO法人にファミリー・サポート・センター事業を委託し,幅広く育児を担いながら働く人々を支援してきています。なかなか充実したサービスを提供していると仄聞しますが,岡山市としてのこの事業の委託ということをどのようにお考えか,お聞かせ願いたいと思います。

 次に,3,公民館の活用,さらに進化するのかについて。

 昨日,東原議員も触れられたところでございます。岡山市の公民館活動は全国屈指,高いレベルを維持しています。そのかなめは,中学校区ごとに地域にくまなく施設整備ができていること,専任の職員が配置されていることです。しかも社会教育を進めるための社会教育主事の資格を持つ職員がふえ,嘱託職員から正規職員への道筋もつけています。近年では,館長の公募制が定着し,意欲的な市民輩出の館長もふえています。さらには,こうした制度的な部分だけではなく,地域の皆さんの活発な活動や職員の熱意が公民館活動を盛り上げていることも確かであります。

 そこへ,このたびは地域の安全・安心ネットワークの機能を持つ地域支援職員を配置,公民館を市長部局に移管し,安全・安心ネットワーク推進室に位置づけるとし,公民館の名称については変更することも考える等の提案があり,あちらこちらに反響を起こしているところであります。

 私は,公民館の地域支援員が新たに配置され公民館の機能が充実されることは歓迎すべきと考えている一人でありますが,誤解やトラブルなく新たな機能強化を進められたいとの思いで,地域の皆さんからのさまざまな懸念の声をもとに,以下,当局の考えをお聞きしたいと思います。

 質問の1番につきましては,東原議員と重複のため割愛をさせていただきます。

 質問2,他都市では本市の提案のような組織体で運営がなされているところはありますか。あるのであれば,どのような効果があるのか,また課題を抱えているのか,わかればお聞かせ願いたいと思います。

 質問3,これまでの公民館活動はこれを契機に変わるのか変わらないのか,現に利用されている市民の皆さんは不安に思っています。また,現在ある企画講座や自主講座のあり方に変更点があるのかないのか,あわせてお考えを聞かせてください。

 質問4,これは竹之内議員とも重なっております。質問としては割愛しますけども,提言として申し上げさせていただきます。

 公民館は,地域の住民活動に最も近いところに位置し,地域の状況や住民ニーズを把握するには最も適した窓口と思っています。そういった意味では,地域の公民館は職員が地域をよく知ること,また現場対応能力を高めるために大変役に立つ場であると思っています。このような観点から,職員の方にはしっかりと頑張っていただきたいということを申し上げさせていただきます。

 4,生活保護について。

 生活保護制度は,御承知のとおり国が生活に困っているすべての人に対し,最低限の生活ができるよう一定の基準に従って生活費,住宅費,医療費などについて援助し,一日も早く自分自身の力で生活できるようお手伝いすることを目的としています。今申し上げましたように,生活保護制度は「国が」であります。国がにこだわってお伺いしたいと思いますが,生活費の保護費4分の3は国,4分の1は地方自治体への地方交付税の需要算定額算入とのことで,事務費も含め自治体自体の負担はないということになっています。しかし,各自治体,また本市においても生活保護受給者がふえると自治体の経常経費が圧迫されると悲鳴を上げられています。だからなのか,生活保護申請を水際作戦で食いとめようとする自治体も後を絶ちません。なぜなんでしょうか。このことが気になってなりません。自治体の負担はないということなのに。

 質問1,岡山市の場合,地方交付税の算定基準と算定額,そして交付実態はどのようになっているのでしょうか,お尋ねします。

 国の制度設計に重大な欠陥があるとすれば,直ちに修正していただかなければなりません。そのこともつけ加えておきます。

 次に,質問2,捕捉率──本来受給できる人のうち現に利用している人の比率についてお伺いします。

 この制度は,生活に困っているすべての人に対して使われる制度になっています。格差と貧困が社会的な問題としてあぶり出されている現状,実態でありますが,必要な人に必要な手が差し伸べられているんだろうかという疑問もわきます。そこで,捕捉率を知りたいわけであります。さらに,制度の網から外れている人たちの課題は何と考えるのか,当局のお考えをお尋ねいたします。

 次に,質問3,自立支援プログラム。

 平成18年から平成21年にかけて岡山市は複数の自立支援プログラムを策定し,自分自身の力で生活できるよう支援しているところでありますが,就労支援,母子世帯養育費請求支援,精神障害者退院支援,高齢者支援,家賃滞納者支援,平成21年4月からは高校進学支援,年金受給権調査・受給支援,多重債務解消支援の3つが加わり,計8つのプログラムが組まれています。就労支援プログラムだけではうまくいかないという認識は国策のハローワークを活用したワンストップサービスにあらわれているところでありますが,市の場合こうした複数の自立支援プログラムの活用と成果,つまり保護からの脱却ですが,どのようにできているのか,お尋ねします。

 また,これらの施策の今後の課題は何でしょうか。生活保護受給世帯の平均受給年数全国一斉調査によりますと,平成17年度から平成20年度にかけて全国で約1年長くなりました。岡山市の場合も,わずかですが長くなってしまっています。原因がどこにあるのか,このこともあわせてお聞かせください。

 私は,最初に申し上げましたように,生活保護制度は憲法に保障された健康で文化的な生活をするための,人間の尊厳を守る重要な社会的保障制度と考えています。現在のような格差と貧困が蔓延している社会にあってこそ本当に必要な制度であり,これがもっと正しく機能してほしいと願っている一人でもあります。必要な人には,保護費を支給すべきでありますし,一方支給すればそれで済むということではなく,保護を受ける側にも自分自身の自立に向けて努力するという義務が課せられている。だからこそ,行政はそこのところをしっかりと力いっぱい支援していかなければならないんだろうと思います。生活保護制度を利用している人だけではなく,生活保護基準を下回る生活の貧困層への手当てが大きな課題であります。そんな思いを持って質問しておりますので,よろしくお願いいたします。

 5,ボートピア構想について,過去の岡山市の対応から思うこと。

 またまた数年ぶりに中区の神下で建設が計画されているミニボートピア東岡山(仮称)で,地域,地元を巻き込み賛成,反対,そして地元意見はどっちというような大きな見出しで新聞報道もされているところであります。

 質問に入る前でございますが,私個人として1点だけ述べさせていただきますけれど,私自身若かりしころ,まだやせていたころですが,アマチュアの競艇選手でございました。児島競艇場初め各競艇場も走ってきました。友人にも数多くのプロ競艇選手もいます。彼らも皆さんと同じように高い競争率の中,厳しい訓練を受け,自分の仕事として競艇場を仕事場として1レース,1レースごと日々研さんしております。そんな彼らを競艇そのものとボートピアというものを一緒くたにして善悪の判断をしてほしくないということを冒頭ではありますが強く申し上げさせていただきたいと思います。

 さて,岡山市内ではこれまでも幾度となくあちらこちらで計画が持ち上がっては消え,持ち上がっては消えていますが,これまでの問題点を整理してみたいと思います。

 ボートピアの開設には,御承知のとおり3点の条件があります。1,施設が建つ自治会,町内会などの同意があること。2,議会が反対しないこと。3,市長が同意すること,このすべてが満たされなくてはなりません。現在問題になっているのは,この中の1番,地元同意の判断です。ボートピアに限らず,こうしたトラブルがあったとき,これまでも地元同意の判断が問題になってきました。行政に課せられた問題点は幾ら考えてみても最終的には2つだと思っています。

 一つには,地元とはどの範囲なのか,直近町内会か,隣接町内会を含むのか,具体的には半径何メートルかなどなどです。いわゆるこういったケースの場合,どこまでが地元なのかということになるのです。

 そこで,お伺いいたしますが,今回の場合も地元とはどの範囲までと考えられますか。あわせて,その合理性も御説明ください。

 二つ目は,賛成,反対の意思の数え方です。岡山市は,これまでに地元同意に関して2つの全く反対の判断が示されました。平成7年,岡山駅前にボートピア建設計画が持ち上がったときのこと,くしくも今回の神下と同じ事業者センインターナショナルの千原さんでした。このときは,推進側の地元町内会長の同意の判が過半数あるので,地元は同意したという千原さんの主張に対して,反対住民は地元の一軒一軒,一人一人から反対署名を過半数集めたと主張され,地元同意とは何ぞやと対立していました。議会としても,総務委員会で双方の意見を聞く公聴会が開かれ,大変緊迫した経過があったと聞いております。結果として,当時の安宅市長は町内会長の判よりも地元住民の意思表示を評価し,建設に同意しませんでした。いいか悪いかは別にして,住民自治という観点からは正しい判断だったんだろうと私は思っています。

 一方,平成19年,これは高谷市長になってからの御判断ですが,南区大福地域に建設された大型遊戯施設ラウンドワンに関しては,住民の意見よりも町内会長の判が有効だと真逆な判断を示されました。

 さて,このたびの神下の計画においての地元合意について,どのような判断基準を持たれているのか,お尋ねしたいと思います。

 少々乱暴な質問に聞こえるかもしれませんが,このことに関して整備がなされていないところに混乱が生じていると私は感じております。地元において,賛成,反対,それぞれさまざまな手法での主張はありましょうが,行政の立場としてはぶれることなく毅然とした判断基準を持つべきだと私は考えます。さまざまな立場からの意見を聞き,最終判断を下すことは大変難しいことではありましょうが,その判断が多くの住民に影響を与えるのであります。その判断の重さ,言うまでもなく十分認識をされていると思いますが,当局の率直なお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 これで第1回目の質問終わります。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎内村義和財政局長  岡山市における生活保護に係る交付税措置についての御質問にお答えいたします。

 普通交付税につきましては,自治体の標準的な需要と収入を一定の基準で算定しまして,その財源不足額が一般財源として交付されることとなっております。このうち,生活保護費に係る標準的な需要額につきましては,被生活保護者の実数を勘案して算定することとなっております。

 本市の状況としましては,交付税の算定の基礎となります基準財政需要額に算入された平成21年度の生活保護に係る額は約53億円であったのに対しまして,実際に生活保護に要した一般財源は約50億円となっております。このことから,必要額が算定されており,算定上の問題は生じてないと認識しております。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  生活保護について順次お答えいたします。

 生活保護制度の捕捉率については,所得,貯蓄のほかに親族扶養や稼働能力などの受給要件にかかわる判断が加わるため,正確に算出することは困難ですが,国がことし4月に公表した総務省統計から推計した保護基準未満の収入や資産で暮らす世帯のうち,保護を受けている世帯の割合は68.4%でした。制度から漏れている方に対しては,生活保護制度は申請主義を原則としますが,困ったときには福祉事務所の相談窓口につながるよう,制度の周知に努めたいと考えております。

 また,生活保護世帯が増加する中,ボーダーライン層も含めた稼働年齢層に対しては自立を支援する雇用・労働施策の拡充,高齢者層においては年金制度と整合する生活保障制度の導入など生活保護制度以外に新たなセーフティーネットが必要であると考えており,岡山市として指定都市市長会とも連携しながら重ねて国に提言することとしております。

 続きまして,本市では他法他施策や社会資源を活用するための支援マニュアル的なものを含めまして8つの自立支援プログラムを策定しております。その中で,就労支援相談員を活用する就労促進事業実施プログラムにおいて,6福祉事務所の合計で平成19年度に135人,平成20年度に110人,平成21年度は66人が就労につながり,そのうち平成19年度は17人,平成20年度は13人,平成21年度には22人が生活保護から自立しております。

 次に,受給世帯の平均受給年数の長期化については,景気・雇用情勢が影響しているものと推察されます。自立支援施策の課題については,現在の厳しい雇用情勢のもとで就職を希望しても就職に結びつかず,就労意欲を失っていく受給者の増加が懸念されており,就労へのインセンティブが働く制度設計を含め,集中的かつ強力な就労支援を実施できる仕組みの導入について指定都市市長会と連携しながら国に提言することとしております。

 また,本市としては,ハローワークとの連携をより強化し,就労促進事業実施プログラムのより効果的な実施に努めるなど,生活保護受給者の自立支援に取り組んでまいります。

 以上でございます。



◎田中直子保健福祉局こども・子育て担当局長  おかやま緊急サポートネットワークについてお答えいたします。

 おかやま緊急サポートネットワークは,国の事業として岡山県労働者福祉協議会が受託して岡山県全域を対象に実施されている育児について助け合う会員組織と聞いております。本市におきましては,同様の事業である岡山ファミリー・サポート・センターを平成7年度から開設し,地域住民の相互援助活動による子育て支援を実施しており,その中で軽い病児・病後児についても対応しているところでございます。おかやま緊急サポートネットワークが廃止されることから,現在利用されている会員と援助されている会員の方々が岡山ファミリー・サポート・センターに円滑に移行されるよう緊急サポートネットワークと連携をとりながら対応してまいりたいと考えております。

 また,岡山ファミリー・サポート・センターにつきましては,市民のニーズも多様化していることから,運営方式も含め,そのあり方について検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎白神利行都市整備局長  ボートピア構想について,地元の範囲と地元合意の判断基準についてのお尋ねに一括して御答弁申し上げます。

 まず,地元の範囲についてでございますが,これまでの事例では判断の相違があるとのことですが,重要なことは当該施設が設置されることで著しく影響を受けると想定される範囲における民意が確認されることであると考えます。対象となる事案,地域等が異なれば,考え方も異なるものと考えられます。一部事業によっては,法律,条例,省庁通達等によって地元同意の範囲がある程度定められている場合もありますが,通常では範囲及びだれの判が必要かということを一律に定めているわけではございません。また,距離とか隣接町内会を含むなど具体的に決めることは非常に難しいものであると考えております。このことについて,ミニボートピアの設置許可権者である国土交通省では,地元同意について原則として当該設置場所の属する自治会と考えている。この同意が必要である。隣接する自治会に著しい影響があると考える場合は必要に応じて隣接自治会の意見を聞く場合もあるなどの見解を示しているところであります。

 したがいまして,今回の東岡山ミニボートピア(仮称)につきましては,市長が同意または不同意を決めるに当たり,どの範囲の意見をもって判断するか,また何をもって判断するかは今後慎重に検討しなければならないものと考えております。

 なお,判断に当たっては議員御指摘にもありますように,中立で公平に行うことが何よりも重要であるということは言うに及びません。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  小・中学校の教室の暑さ対策について,そしてまた国の動向についてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 この件につきましては,昨日の竹之内議員にお答えをいたしましたように,現在も継続をしている普通教室の室温調査の結果を精査いたしまして,岡山市として何ができるのか,何がよいのかということの研究を進めていくということにしております。また,財政措置に関する国の動きも見きわめながら,指定都市教育委員・教育長協議会などを通じまして,新たな財源措置について国に要望もしていきたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  公民館の関係の質問に順次お答えいたします。

 まず,他都市の事例でございますが,政令指定都市19市では公民館等の担当部局が教育委員会のものが10市,市長部局のものが9市でございます。また,社会教育法を適用しているのは仙台市等13市で,そのうち市長部局で補助執行として行っているのが川崎市,浜松市,堺市,広島市,福岡市の5市となっております。効果につきましては,他都市に聞いたところ地域活動の連携がスムーズになったということをお聞きしております。また,課題といたしましては市の担当部局がさまざまであることから,内部連携をよくとっていくことが重要とお聞きしており,参考にしていきたいと考えております。

 次に,これまでの活動や講座が変わるのかどうかということでございますが,公民館条例については改正を予定していないため,公民館としての位置づけは変わりません。したがいまして,現在と使用料は変更ございません。また,講座等についても変わるものではございませんが,より実践的な地域活動につながる講座や地域活動の人材育成につながる講座は増加する可能性がございます。いずれにいたしましても公民館機能がさらに充実され,市民にとってより使いやすいものとなるよう検討してまいりたいと考えております。

 以上です。

     〔21番田中慎弥議員登壇〕



◆21番(田中慎弥議員)  順不同になろうかと思いますが,再質を数点させていただきます。

 緊急サポートについて,ちょっと僕が聞き逃したかもわかりませんけども,あり方は今後検討していくといった答弁をいただきました。具体的には,いつまでにといったことをお聞きしたいんですね。要するに緊サポ会員の方が今一番迷っとんのはどうなるんかといったところで迷っているわけです。要するにいつまでにといったことを言うてあげれば,大分気持ちが違うと言うとおかしいですけど,ちょっとその辺を具体的にもうちょっと教えていただけたら,安心するんではなかろうかと思います。

 それと学校の,教育長,よくわかります。教育長のみならず,多分ここの議場におられる方,学校の子どもの教室をどがんかしてやりたい,多分皆さん一緒なんだろうと思います。しかしながら,率直に私が思うのは財政がないんだろうと,こんなふうにも思っております。その辺をやっぱり教育長は教育長としての立場で文科省のほうへやっぱり言うてほしいし,それともう一つはやっぱりお金を動かすといったことになれば市長の出番になってくるのかなと,こんな気もいたします。政令市ですから,少々学校のことを言うたところで,県は岡山市のことは面倒見てくれるはずはありません。国と,どうした格好で,お金を取ってくるかって,市長にもかかっとんだろうというふうに思うんですね。

 質問の中でも触れましたけども,僕はある意味ここまで日本全国がこういった状況になったっていうことは,一つの国策でもあっていいんだろうというふうにも思っております。そういった意味も含めて,市長はこの岡山市の子どもたちがこういった暑い中で勉強をしている,このことに関してどのような御認識を持たれておるのか,またその認識に対して市長としてできることは。一つは国に言うていく,あるいは市長会でレベルを合わせて言うていく,こういったことになるかもわかりませんけども,ちょっと市長のお考えをお聞かせ願えたらありがたいところであります。

 それと,ボートピアですよね。本当,何からどういうふうに言うてええか,頭の中がこんがらがるわけでありますけども,一つは岡山市が別にボートピアが欲しいわけでも何でもないんですよね。しかしながら,制度的に岡山市が最終的に,岡山市というか我々も含めてですけど,判断をしていかなければならない。そのときの判断基準といったものは一体どこになるんだ。きのうも隣接住民からの陳情が出たといったような新聞報道を見ましたけど。これはストップをかけれんですね,どこまでいっても地元といった言葉がついていくし,広がって広がって広がっていくし。

 一方,地元はええと言うけど,隣接町内会はだめなんじゃと言うたときにどねんすんなら,こんな思いもするんですよね。そりゃお隣の滝川のミニボートピア,済みません滝野ですか,これなんかは兵庫県の加東市といったところ,きのうちょっと電話して調査をさせてもらいましたけど,あそこなんかまた全く違って地元のほうから設置してくれという要望が出てくるんですよね。うらやましいと言やあ,うらやましいような話じゃありますし,津山は津山でサテライトという競輪のあれがあるようですけども,これはこれで住民意見は何も参考にしてませんといった返答をもらいました。委員会で,ここは産業委員会というのがあるんですかね,そこで反対意見を否決された,すんなりいったよって,こういった判断で。いろいろいろいろ地域性もあるのかなという感じはしますけども,ただいずれにしても地域の声,地元の範囲,本当に整理がつかない,そこを本当に何かの基準を。こういったことが毎回出てくるたびに判断をしなければならない岡山市あるいは我々にしても何かどっかで制限をかける,こういったことも必要じゃないんかなというふうに感じております。主張する側,事業者の言い分もありましょうし,反対側は反対側の言い分もあろうかと思います。事業者は事業がしたいわけですから,いろいろ並べるかと思いますけど,私個人的には若干雑だなあ,この感は私自身はぬぐえません。かといって,反対側の言われとる教育環境が大きく変わる,これもどうも納得しづらい。それじゃ児島の赤崎地域の競艇場が,まともにあるところの地域でもそういったことになっとんかといったら,そんなことに私はなっとるとは思ってませんし,競艇場というか,舟券が発売されるんが大体昼前ですか,10時45分ぐらいから出走して,4時半ごろには終わりますわいね。そのことが,ほんならどういうふうに交通渋滞に影響するか,そういうことが問題であれば交通渋滞をどう見るかといった議論もしていかにゃならんし。あいまいなところの中での判断が余りにも多過ぎるな,その中で何でやるんか,感情だけでやるんか,そこで公平公正が生まれるんか,このことが毎回議論になっちゃって,何となく空気が何か反対が多いから反対の方向へ行っとるような気がしてならんのですよね。これは今後のいろんな意味で公平公正といった判断を求められる中で,ある程度今までの積み上げでこういったところにはこういった歯どめをかけよう,これをクリアしてくれんと事業者としてだめですよ,ある程度こちらも任されっ放しで判断だけ求められるんでなくって,こちらからも攻めていく制度というか,基準が,攻めると言うと言葉が悪いですけど,これだけのことはクリアしてきてくれよ,こういった基準を作成する時期にあるんだろう,こんなふうにも思います。このことについての御所見をぜひともお聞かせいただけたらと思います。

 それでは,2回目の質問を終わります。

 よろしくお願いします。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎田中直子保健福祉局こども・子育て担当局長  緊急サポートセンターについて再度のお尋ねにお答えさせていただきます。

 2011年4月に緊急サポートセンターが廃止されると聞いておりますので,利用される会員,援助される会員の方々が円滑に移行できるよう,緊急サポートネットワークと早急に協議をして対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  田中議員の再質問にお答えします。

 本当に異常気象でございまして,我々も子どもの折に経験してないような温度の上昇だと思います。これではもう授業にならないということになりますので,これはもうこれから我々自治体,また国も含めてどういうふうに学校の冷房化を図っていくかということも考えていかなきゃいけないなと思っております。

 例えばどれぐらいの期間でどうなるか,これはまだ調べておりませんけれども,夏休みと冬休みの期間を多少ずらして夏休みをふやし,それを冬に持っていくとか,そういうのも考えなきゃいけないんじゃないかなと思っておりますが,おっしゃるようにこの暑い中ではもう勉強できませんし,教室の中でも熱射病にかかる可能性がありますので,いろいろこれから真剣に我々も考え,また要望を国に申し上げようと思っておりますので,よろしくお願いします。



◎白神利行都市整備局長  ミニボートピアにつきまして,基準をつくる時期ではないかという再質問でございます。

 該当する事案の特性によって影響する範囲や関係者も変わってくることも考えられますので,先ほども御答弁いたしましたように難しいものと考えております。

 以上でございます。

     〔21番田中慎弥議員登壇〕



◆21番(田中慎弥議員)  1点だけ,都市整備局長,基準をつくるんが難しいって,難しい中でも公正な判断をせいということが僕は難しいと思うんです。言われることよくわかるんですよ。線が引けないということはわかる。しかし,一方でどんどんどんどん広がっていくのも,これもどうかと思います。それと,やっぱり事業者は事業者で一生懸命やりょんかもわからんけど,事業者にこれだけのことは条件として整備してこいよと課せる,そういったことは岡山市としては私はあってええんだと思いますよ。それがなかなか進まない,判断ができない,できにくいがゆえに判断基準をつくりませんかといった思いで質問させてもらっております。難しいでおさめられると,ずっと難しいわけで,だからそこんところをぜひ一歩進めてみませんかと,毎回出ては沈み出ては沈み,本当にそのことが岡山市にとっていいことか悪いことか,これさえも私はわかりません。正直売り上げが上がって,岡山市のほうへお金が落ちるんであれば,それは一つの見方とすればいいかもわかりませんし,いろんな見方もあるんだろうと思います。しかし,事業者に対してはこういったものは最低限クリアしなさいよ,ここのことがないと市としても判断できませんよ,しませんよ,こういった制度をつくるべきだということを申し上げさせていただきます。その件について再度,思いをお聞かせ願えればと思います。

 以上です。終わります。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎白神利行都市整備局長  判断基準についての再々質問でございます。

 議員御指摘のとおり,合理性が必要な案件と,この基準については思ってございます。そういう中で,今回の案件につきましては判断基準をどうするかという検討,これをまずしていかなければならない状況でありますので,今後しっかりとそこについて検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして田原議員。

     〔23番田原清正議員登壇,拍手〕



◆23番(田原清正議員)  それでは,質問させていただきたいと思います。

 まず,1番目の総合政策審議会についてであります。

 これまで総合政策審議会の違法性を含めて,さまざまな角度から問題点を指摘してまいりました。今回はこの総政審についての付議先,つまり議にかけるルールについて焦点を絞って検証してみたいと思います。

 まず,総政審──総合政策審議会への付議に関する取り扱いという文書がありまして,これにより付議先等の運用ルールが決められております。付議先の決定ルールとして,基本的には部会付議が原則であり,案件が全庁にかかわる場合は本審議会に付議するとあります。総政審付議ルールの留意事項に本審議会及び部会は政策形成過程の案件を調査審議するための附属機関であるので,報告的事項を形式的に付議することのないよう十分留意すべしとあります。また,平成12年3月14日,総務委員会における総政審に関する統一見解として,当時の総務局長は総合政策審議会の審議事項,役割については岡山市の基本政策,総合計画,行財政改革,大規模事業等都市経営にかかわる主要方針に関すること,部会の総合調整に関することを主たる任務としていると答弁をされております。

 質問であります。

 これ文書化されました付議ルール,留意事項,総務局長答弁による統一見解は,岡山市総合政策審議会の付議ルールとして確認されているのでしょうか。また,そのルールは全庁的に共有をされて正しく運用されておりますか。

 次に,専門委員会についてであります。

 私の調査によりますと,専門委員会への付議ルールについて明文化されたものは存在しておらず,実質的にはこの専門委員会担当各課に一任されていると考えられます。

 まず,質問1,この見解は正しいでしょうか。

 2,この見解が正しいとするならば,所管局である企画局の統治機能──ガバナンスが及ばない運用となっているのではないでしょうか。もしこの統治機能が及ぶとするならばいかなる形で担保されているのか,御説明願いたいと思います。

 3,所管局による統治が及ばない制度であるならば,違法性があると考えます。見解をお示しください。

 次に,専門委員会の問題点について。

 平成12年総政審創設当時18あった専門委員会が平成21年度末時点では37組織へと倍増しております。いずれの専門委員会も,要綱等議会議決を要しない形で設立をされております。それにもかかわらず,総政審条例に基づく附属機関であるので,すべて条例設置の附属機関であると説明がされております。しかし,議会議決を要しないことから,議会の統治──ガバナンスを受けることなく自由自在に新設改廃ができる仕組みとなっており,地方自治法の精神から大きく逸脱をした制度となっていると考えられます。ここに違法性があると,私は考えております。仮に当局は違法でないと主張をしたとしても,専門委員会の新設改廃,委員の選任等が行われても議会に対して何ら報告もなされていない運用となっており,少なくとも議会軽視であることは批判されると思います。

 そこで,質問です。

 1,この議会統治を必要としない附属機関の設置を可能とすることは違法ではありませんか,御見解をお示し願います。

 2,仮に当局が違法でないと主張したとしても,運用面で議会軽視があるのではありませんか。見解を求めた上で,改善を求めます。

 3,総政審専門委員会の新設改廃については,担当局である企画局が統制をしているものと考えられます。担当局である企画局はいかなる基準,ルールで専門委員会の新設改廃を行ってきたのでしょうか,御説明願います。

 それに関連しまして,市の鳥のことについてであります。

 平成21年度に開催された本審議会は,わずか2回のみであります。そこで取り上げられたテーマは,市の鳥の選定について及び(仮称)岡山総合医療センター基本構想(案)についてであります。市の鳥の選定が付議ルールにうたわれた政策形成過程案件に該当するのか,あるいは総務局長がお話しになりました岡山市の統一見解に合致した案件であるのか,大変に疑問であります。市の鳥の選定は,本審議会はもとより部会に付すほどの内容とも思えませんが,百歩譲ってその必要があったとしても,付議先決定ルールに従えば総務・社会部会に付議すれば足りるものと考えられます。すなわち市の鳥の選定を本審議会に付議したことは適切な判断ではなかったのではないかと考えます。当局の見解を求めます。また,万一適切であったというならば,その理由を先ほどのルールにのっとって説明をしてください。

 次が,2番目,岡山市犯罪被害者等基本条例(仮称)の制定についてであります。

 市長の所信表明の中で,岡山市犯罪被害者等基本条例(仮称)を本年度中に制定すると述べられました。現在9月22日までパブリックコメントを募集していると聞いております。政策の形成過程から広く意見を聞く,この姿勢には敬意を表するところであります。

 質問1,本年度中策定を前提とした条例制定スケジュールを具体的にお示し願いたいと思います。

 2,その際,総政審への付議はなされるのか。付議される場合はその理由と付議先を,付議されない場合はその理由をお示し願います。

 3番目,安全・安心ネットワーク活動支援と公民館の活用。

 これは,先ほど田中議員等からも御質問がありました。私は,市民協働に関する条例制定の必要性という観点から御質問させていただきたいと思います。

 安全・安心ネットワークは,高谷市長が最も重視をされている施策の一つであります。各小学校区単位に組織化が進み,今回は地域における課題や問題を地域で考え,解決するためのコミュニティー活動の拠点施設として公民館業務の拡充を図ると御提案されました。構想の詳細が示されておりませんので,内容論議にはここで踏み込みませんけれども,私の視点で整理をしておきたいと思います。

 このテーマは,本来地域自治と公民館,生涯学習機能のあり方について,十分な議論と理解が共有された後に具体的な提案がなされるべきであると考えております。しかしながら,本市の場合,安全・安心ネットワークという組織が最初に立ち上げられ,地域自治に関する論議が後回しになったために混乱が生じているのではないでしょうか。安全・安心ネットワークが担うべき役割及びこの地域自治と市民協働を規定する条例制定論議がなされていないことも混乱の原因ではないでしょうか。

 質問1,地域自治及び市民協働に関する条例制定の必要性について見解を求めます。必要とする場合は,具体的方向性をお示し願いたいと思います。

 2,安全・安心ネットワーク活動支援と公民館の活用について,これは総政審への付議がなされるのでしょうか。付議する場合は,その付議先及び付議理由を,付議されない場合はその理由を御説明願いたいと思います。

 4番目,甲第167号議案岡山市御津保健福祉ステーション条例及び甲第169号議案の岡山市サウスヴィレッジ条例についてであります。

 今議会に上程をされている条例制定議案のうち,先ほど申し上げました,この2つの条例についてでありますけれども,この両条例案とも総政審,本審議会,部会,専門委員会等含めますけれども,これに付議された形跡はございません。この付議されなかった理由を御説明願いたいと思います。

 5番目,操車場跡地整備構想の今後について。

 操車場跡地整備構想に関しては,総務委員会の所管事項でありますので,その内容論議はここでは控えさせていただきたいと思います。ただし,本市の政策的な方針等に関する調査審議という観点から,総政審のあり方を今回検証している立場からお尋ねいたします。

 操車場跡地整備構想について,総政審への付議はなされるのでしょうか。付議する場合は,付議の時期,付議先及び付議理由を,付議されない場合はその理由を御説明願いたいと思います。

 最後に,6番目,岡山市美しいまちづくり,快適なまちづくり条例についてであります。

 この条例第25条に基づく過料徴収の是非について,9月までの状況によって判断するとの方針が示されております。私ども市民ネットはこれを受けまして現場状況を把握するために去る9月7日午前8時から実際のごみ捨て状況の調査をなさっている,シルバー人材センターさんに委託をされてるわけでありますけども,同行させていただきました。

 質問であります。

 1,ごみ捨て状況,路上喫煙状況等について最新の状況の御報告をお願いいたします。

 2,過料徴収に踏み切る場合,その判断基準と手順をお示し願いたいと思います。

 3,本件について総政審へ,つまり本件というのは過料徴収ですね,この件について総政審への付議はなされるのか,付議する場合は付議先及び付議理由を,付議されない場合はその理由を御説明願いたいと思います。

 以上で1回目の質問終わります。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,田原議員の岡山市美しいまちづくり,快適なまちづくり条例についての御質問にお答えをいたします。

 私は,以前シンガポールを訪問したことがありますが,その際ちり一つなくとてもきれいであったことから,まち全体の印象が大変よかったことを記憶しております。都市ビジョンにおいて,水と緑が魅せる心豊かな庭園都市を目指す都市像に掲げる本市として,このようなまちづくりには学ぶべきところが多いと考えております。本市では,美しい快適なまちづくりに向けて条例を定めるとともに,この条例に基づいて市民,事業者の皆様との連携により重点的な啓発や美化活動を行っているところであり,平素から地域の美化活動に取り組んでおられる多くの皆様に深く感謝を申し上げます。まことにありがとうございます。

 本年3月以降啓発活動を強化したところ,ここ数カ月都心部におけるたばこの吸い殻などのポイ捨て数は減少傾向にあり,引き続き啓発に力を入れていきたいと考えておりますが,今後のポイ捨ての状況によっては幅広い関係者からの御意見を踏まえながら,条例に基づく過料徴収に踏み切らざるを得ない場合もあると考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎高次秀明企画局長  総合政策審議会についての一連の御質問に順次お答えいたします。

 まず,総政審の付議ルールについてでございますが,平成18年に総合政策審議会の付議に関する取扱要領として付議に関する手続等を各局に周知いたしまして,現在これに基づいて運用しております。また,当時の総務局長の見解につきましては,総合政策審議会条例に規定する本市の政策的な方針等の具体的な例を御説明したものと考えており,改めての周知はしておりません。

 次に,専門委員会の付議ルールについてのうち,担当各課に一任されていると考えているがという質問でございます。

 専門委員会は特定の事項,専門的な事項につきまして調査審議するために総政審条例第5条第2項に基づきまして要綱等により設置されております。平成12年度当初より各専門委員会の運用につきましては,所管担当局室において行われておりまして,統一的な付議のルールは設けておりません。

 次に,専門委員会の付議ルールについて企画局の統治が及ばない運用ではないか,所管局の統治が及ばないのであれば違法性があるのではないか,それから専門委員会の問題点のうち議会統治を必要としない附属機関の設置は違法ではないか,改善はしないのかという御質問に一括して御答弁申し上げます。

 付議の判断等の実質的運用は担当各局室において行われておりますが,開催計画,開催実績の報告,予算の管理等,全体の運用状況の把握につきましては企画局で行っております。総合政策審議会の専門部会は市議会で御議決いただいた総政審条例第5条第2項により設置しているものでございまして,違法であるとは考えておりません。しかしながら,専門委員会の付議につきましては統一的な運用になっていないという点につきましては適切なものになっているとは言いがたいというふうに認識しております。したがいまして,現在行政改革推進室,総務局,企画局の3局室で協議を行っておりますが,その中で適切な形になるように真摯に検討いたしまして,しっかりと見直すことが必要であるというふうな認識を持っております。

 次に,専門委員会の問題点のうち新設改廃について基準,ルールはどうなのかという御質問でございます。

 専門委員会の新設改廃につきましては,各担当局室から提起されたときに外部委員会を設置することの必要性や専門委員会とすることの妥当性等について,総務局,行政改革推進室と設置の是非について協議を行った上で事務決裁規程にのっとりまして要綱等を定め,設置してきたものでございます。

 次に,市の鳥の選定について総政審に付したことの見解についてでございます。

 市の鳥の選定は,政令指定都市への移行を記念しまして政令市のシンボル,要は象徴的な鳥ということで選定する過程におきまして,さまざまな分野の委員によって構成される本審議会において,総合的かつ幅広い視点から御審議いただくことが適切と考え,付議したものでございます。

 次に,操車場跡地整備構想について総政審の付議はなされるのかという質問でございます。

 岡山操車場跡地整備の計画につきましては,長年その活用に当たって多くの議論がなされてまいりました。市民の関心も非常に高く,市政の重要政策の一つでございます。したがいまして,今後基本構想の策定過程におきましては,議会を初め多くの市民の皆さん方の意見を踏まえることは当然としまして,大規模事業等の方針にかかわりますことから,基本構想の案がまとまる予定の,来年2月ぐらいになると思いますが,総合政策審議会に付議する予定としております。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  岡山市御津保健福祉ステーション条例を総合政策審議会に付議しなかった理由はとのお尋ねにお答えいたします。

 本施設は,平成16年8月に策定した岡山市・御津町・灘崎町新市建設計画に基づいて金川病院に併設する総合保健福祉施設として整備を進めているものです。当該事業は,新市建設計画により既に政策的な方針が決定されているものであるため,今回は設置条例を提案させていただいており,総合政策審議会に付議する事案には当たらないと判断したものでございます。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  岡山市美しいまちづくり,快適なまちづくり条例について市長答弁以外のごみ捨て状況,路上喫煙状況について御答弁申し上げます。

 美化推進重点区域内の西川筋,あくら通りなどの300メートル程度の街路6カ所についてポイ捨て数を調査した結果,1カ所当たりの平均ポイ捨て個数は6月147個,7月121個,8月103個でございました。また,路上喫煙制限区域内の5カ所について通行者数と路上喫煙者数を調査し,通行者1,000人当たりの路上喫煙者数を算出したところ,6月3.8人,7月3.2人,8月3.8人となっております。

 次に,過料徴収に踏み切る場合,その判断基準と手順についてお答えいたします。

 ポイ捨てについては,現在の区域において啓発活動や広報活動をするのみでは条例の目的を達し得ない場合に,また路上喫煙につきましては現在の区域において措置を講ずるのみではこの条例の目的を達成できず,身体・財産への影響・被害を防止する必要が特に高いと認める場合に過料徴収に踏み切らざるを得ないと考えております。

 次に,手順につきましては,あらかじめ当該区域内の市民等や事業者の皆様の御意見を聞くとともに,関係機関と協議し,区域を指定したときは区域の名前,範囲等を告示するとともに,市民等や事業者の皆様への周知を図るために必要な措置を講ずることとなります。

 次に,本件について総政審に付議はなされるのか,付議する場合はとの御質問でございます。

 市民や事業者の皆様に御意見を聞く手続等が既に条例,規則に定められていることから,本件について総政審へ付議する予定はございません。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  岡山市サウスヴィレッジ条例についての御質問にお答えいたします。

 岡山市サウスヴィレッジ条例は,平成20年度岡山県財政構造改革プランにより平成21年度末をもって廃止された県の施設を修繕工事完了後に本市が無償で譲与を受け,市の施設として新たに設置するためのものであり,総合政策審議会に付議する事案には当たらないと判断したものでございます。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  岡山市犯罪被害者等基本条例(仮称)制定のスケジュールにつきましては,パブリックコメントを9月22日まで実施中であり,期間終了後その内容を精査し,必要な見直しの後,11月定例市議会を目途に御審議をお願いしたいと考えております。

 なお,市民の責務等を示した条例案であることから,総合政策審議会に付議する予定としております。

 次に,地域自治及び市民協働に関する条例制定の必要性についての御質問ですが,安全・安心ネットワークを初めとする地域活動を支援し,市民協働を推進するためには市民協働の考え方や基本的な姿勢を示していく必要があり,そうした基本理念を条例に示すことも有効であると考えております。他都市の状況を初め,既に制定している条例などとの整合性,条例制定の実効性などを研究しながら,さまざまな視点から検討していきたいと考えております。

 また,今回の安全・安心ネットワーク活動支援と公民館の活用についてでございますが,公民館条例につきましては改正をする予定がなく,現在の公民館機能はそのままで市民の利用形態が大きく変わるものではありませんので,総合政策審議会に付議することは予定しておりません。

 以上でございます。

     〔23番田原清正議員登壇〕



◆23番(田原清正議員)  ありがとうございました。まず,質問を先にさせていただきたいと思います。

 今回総政審というものの付議,運用ルールについてを主題,主要なテーマとさせていただきました。具体的に現在37と申し上げましたが,若干改廃されておりますので変わるかもしれませんが,そういったものの中で先ほどいろいろこの場合は必要ある,この場合は必要ないっていうお話があったわけでありますけども,今あるもののうちどうなっているのか,ちょっとお尋ねをしておきたいので,時間の関係がありますから先にお尋ねをいたします。

 具体的には,西大寺元気な新拠点整備事業検討専門委員会,これは既に終わっているわけでありますけども,これをなぜ総政審の専門委員会に位置づけされたのか,教えてください。

 同様に,シルバー人材センターの経営検討専門委員会,これも総政審の中の専門委員会に位置づけられております。これも教えていただきたいと思います。

 それから,これ保健福祉局,後ほど話もしようかと思うんですけども,今年度平成22年度になって既に開かれたもののうち,例の保育専門委員会,これが開かれてるわけでありますから,なぜ総政審の専門委員会に位置づけられているのか,と同時に仮に今後前回のように保育園の新設等についての御相談があった場合,同様に総政審の一委員会,部会であるその保育専門委員会におかけになるのか。このことについて,先にお尋ねをしておきたいと思います。

 それから,前後して申しわけないんですけども,幾つかお尋ねいたしますが,これ見解の相違は相違で構わないと思いますけども,企画局長がかなり明確な御答弁,もし間違えていたら訂正してもらっていいんですけども,現在の総合政策審議会,実はこれは本審議会と呼ばれるもの,部会と呼ばれるもの,それから専門委員会といわれる3つのもの,3層で構成されているっていうふうに企画局長が前の議会で答弁されてるわけでありますが,ちょっとその仕組みについて再度お尋ねをしておきます。

 3層構造なんですね。つまり3層って上下関係というイメージがするわけで,これ一つお尋ねをした上で先へ進んでいきたいと思うわけでありますけども,そういう中で3層構造の中の一番上が本審議会なんです。市の鳥は,お話がありましたように,重要なお話であろうと私も思いますから,それをかけることについてそういう御判断をされた,これはこれで判断ですから,とやかく言う気はありませんが,過去の総政審の開かれた専門委員会の中身をずっと調べてみたんです,過去平成12年,平成13年当時からホームページに上がってるものをずっと読ませていただくと,ここは順不同になりますけども,例えば平成20年12月は岡山市の新・総合計画基本計画(前期)都市ビジョンに関するもの,平成20年2月のときには岡山市の中心市街地活性化基本計画(素案)について,都市ビジョン等についてですね。平成18年度第1回目は岡山市の財政状況とか行政サービス棚卸し,岡山みらい会議等についてであります。それから,平成19年2月,岡山市都市ビジョン,それから平成17年度の第1回は岡山市の行革大綱(短期計画編),平成16年度第1回が行革プラン,それから第2回目がいわゆる旧深柢小学校跡地の活用とか岡山市のグランドデザインについて,平成15年6月は市政の中期的な指針の策定であるとか,いわゆる汚水処理施設整備の基本的な指針,乳幼児医療費助成制度のあり方についてということ,平成15年10月は下水道使用料とか,いわゆるここも旧深柢小学校跡地問題について,平成14年4月は市政の中期的な指針の策定について,平成13年5月が同じく市政の中期的な指針の策定,それから平成13年8月がちょっと特殊なんですね。このときだけ部会の1年間の審議状況を報告されてるんです。1回だけなんですよ。本審議会の所管事項の中に,部会の調整,連絡調整というのがあって,本来毎年あってもいいんだけど,1回だけやってるんですよ。何で1回だけなんですか。なぜ毎年しないんですか。これ質問です。

 それから,前後して申しわけないのですが,平成13年11月はこれも平成13年度経常的経費等の見直しについてとか,くらしやすい福祉のまちづくり条例(案)の制定について,平成14年2月が岡山市の電子自治体の構築であるとか,あるいは文化でまちと人づくりということ,全部読み上げたら切りがない。つまり相当政策的なことをやってらっしゃるんですよ。だから,そういう意味で機能はしてるんだろうと私は思わなくはないわけであります。市の鳥,これ政策ですか。いや,政策じゃないとは言いませんが,つまり中・長期計画であるとか,先ほど申し上げたような条例の中身とか,本質的に違うんですね,市の鳥っていうのは。やっちゃいけないっていうことはないんですけれども,ちょっと性格が違うだろうと。だから,やるにしても専門委員会か総務・社会部会程度でやればいい話で,本審議会っていうのはとっても重たいもんだと私思うのです。さっき申し上げたような,かなり重量級のものが来る。

 ということがあるので,お尋ねをしているのでありますから。政策形成過程なんですか。さっき聞いたでしょう。本審議会にかけるのは,こういうことがルールであるんですよ。市の基本政策,総合計画,行革,大規模事業と都市経営,さっき言った操車場跡地もそうですね,こういったものに関すること及び部会の総合調整,なおかつその中に単なる報告事項はかけちゃいけませんよということで企画が決めてるんですよ。市の鳥がそういうふうになるんですかという思いがありますので,これはもう一度説明してください,おかしいと思う。

 と同様に,もしそういう市の鳥をかけるんだったら,ミコロ,ハコロっていうキャラクターをやったでしょう。何でかけないんですか。かけていい悪いは判断されたらいいんですけど,さっき田中議員がおっしゃったように基準なんですよ。市の鳥をかけるんならミコロ,ハコロをかけりゃいいし,ほかのさっきの大規模事業等と同列に並べるんだったらかける必要はないでしょ。それを言っているわけですから,明確なルールで運用してほしい。ガバナンスがきかないようなものは,それは形の上では合法でも運用的に違法でしょ,これが論点なんです。この点についての整理をお願いしたいと思います。

 それから,先ほどお話がありましたように,ルールづくりの中で,これも質問しとかなきゃいけないと思いますけども,こういう条例が一つありました。これ安全・安心にかかわる話だと思いますけど,いわゆる区づくり推進事業,区づくり推進事業審査会設置条例という,これは条例設置されているわけであります。正しい判断だと思います。じゃ,何でこれが総政審の専門委員会なりに位置づけられてないんですか。わかりますか,この意味が。総政審専門委員会,先ほどたくさんあった西大寺であるとか,シルバー人材センターの問題,私は本当に必要ないと思ってんですけど,それが総政審の専門委員会に位置づけられて,なおかつ条例設置の適切なものであるとするならば,この区づくり推進に関する専門委員会ですかね,審査会,これもそこに位置づけたって別に問題ないでしょ。だから,問題なんです。わかりますか。総政審の中に位置づけをしていいとか悪いの判断,私はどっちかというと総政審には否定的な立場ですから,そこへ位置づけろという気持ちはないんですけども,でも,じゃあ外に出すのならばシルバー人材センターだって,市の鳥だって外に出せばいい話。それがさっき田中議員がおっしゃったように何が正しいルールなんですか,岡山市は。その都度変えるんですか。それがガバナンスの問題ですよ。

 最大の問題は,議会の統治が及ばないことをやっている。この区づくり推進事業は,議会の統治が及ぶんですよ,条例ですから。だから,皆さんが賛成とか反対で物が言える。総政審の専門委員会に位置づけられた瞬間に,我々は物が言えなくなる。これを違法というかどうか,最後で述べたいと思いますけどね。これを質問にしておきます。

 それから,総政審は後で御答弁をお聞きした後に,再度幾つかさせていただきたいと思いますけども。話は変わってポイ捨てというか,路上喫煙等の問題,これは市長のお気持ちよくわかります。私も,岡山市きれいなまちが大変いいことだと思います。そうなってほしいと思う気持ちは一致しておりまして,市民ネットで一緒に見学というか,拾っちゃいけないということで拾わなかったんですけど,歩きました。大変勉強になりました。シルバーの方が頑張って暑い中をやってくださってありがたいと思います。我々市民ネットのそれぞれ個々の感想を後で聞くと,さまざまです。思ったよりきれいだねという意見もあれば,これじゃちょっとねという意見,そりゃ当然人それぞれあると思います。しかし,我々大体あくら通りを歩いたんですけども,買い物袋っていうか,レジ袋にほんのわずかたまる。百幾つといってもたばこですから,たばこの吸い殻100個集まったって,量的にはそりゃわずかなもんです。中には,植え込みの中に缶があったり,コンビニで買ったようなものがあるので,それは量的にはともかく,だから問題はこれを完全になくすのは大変難しいと思います。先ほど御説明なかったんですけど,一応目標値に対しては,特に路上喫煙に関しては既に森脇議員から御質問のあった2月以降,3月以降はもう目標を下回ってるんですね,下回ってるというか上回ってるというか,要するに目標を達してるんですよ,1,000人に対して4人という。森脇議員の御質問があったのは2月です。3月には,もうどんどんどんどん下に行ってる。この表がホームページに出てますから,見ていただければいいんですけど,完全に下回ってる。これは岡山市当局の努力の成果だと思っておりますので,ゼロになってないという意味ではそのとおりです。

 それから,ポイ捨てのほうも,これも2月,やっぱり森脇議員の質問がきいたんですよね。どんどん減っていってんですよ。つまり啓発をすれば減っていくっていう傾向がこれでよくわかり,皆さん岡山市がそうやって頑張ればどんどん減っていく,つまり岡山市が非常に良識のある市民の集まりだろうと思う。ゼロにはなっていない。市長がおっしゃるように,もうちり一つ落ちてないまちにしようと思うんで,最終最後の奥の手で過料を発動するんだという,これも考え方ですよ,わかります。

 ただ,その時期はいつなんですか,つまり目標値を超えとるとか,何かその基準がないと。ある日突然,総政審にもかけないという,私は総政審反対なんだけど,どこにもかけずに決めるって言うんだから,ちょっとこれ乱暴じゃないかと思います。だから,私がさっきその辺の基準とかルールを聞いたのは,そこなんですよ。どういうときにトリが要るのか。つまりこれは奥の手で切り札ですから,今切っていいのかどうか,どんどんこれが広くなったら,市民の皆さんにどうしてもここまで来て,みんな市民努力して市民協働で安全・安心ネットワーク,皆さん一緒に頑張ろうと,だけどこのままではよくないんじゃありませんかっていうときに,ちらつかせながらそれでもっていう。伝家の宝刀を抜いちゃったら困りますよ。

 問題,次,仮に抜いた場合,いつやめるんですか。広報紙を回すとかということは,いつでもやめられます。市の職員の啓発のチラシ配りも,やめようと思えばやめられる。一たん発動したら,監視員というか徴収員を,雇用というか使うわけですよ。やめればいいっていうようなもんですけども,じゃ,どこでやめるんですか,発動した場合,その基準。私は今発動すべきではないと思いますが,発動したらどの時点でやめるかということを明確にしとかないと,ずっとずっと人がいるんだからということになりませんので,そこを少し教えといていただきたいと思います。

 あわせて,これ難しい問題ですけど,路上,たばこを吸ってはいけない,条例をよく読み込みますとたばこを吸うこと自体がだめだと,こうなってんですよ。だから,灰皿を置きませんという,そういう理屈ですから,それはそれで片一方から見れば合っている。しかし,市民ネットが一緒に現場を歩いたら,たばこの吸い殻が多いんですよ。吸うのをけしからんと言うのも確かに正しいんですけど,灰皿があるところが少ないんですよ。例えばコンビニとか,これ当たり前の現象で,たばこを私は吸わないからどっちでもいいんですけど,吸う方からすればどうしても吸ってしまう,吸ったものをたばこの灰皿へちゃんと入れるという,これもモラルだと思います。吸うこと自体がモラルに反してるという意見のような話は別ですが,一応たばこを吸ったものはきちんと吸い殻入れなり所定の場所に捨てる,それを岡山市は認めてない。つまり灰皿を設置しているのは,わずかに岡山駅前3カ所のみなんです,この図がお示しされていると思いますけどね。ここはどういうふうに考えたらいいのか,もともと吸ってはいけない区域なんだから灰皿を置きません,これは今の当局の論理です。しかし,一緒に歩いた我々の立場からすると,市長のお考えとすると,まちをきれいにするために灰皿が要る,それをどういうメンテナンスをするかというのは,安全・安心ネットワークさんとか企業の方とか銀行の方とか職員さんとかでやっていく,ここはもうちょっと考え直してきれいな岡山市をつくろうという意味では意見,意識を共有しますので,やり方をもうちょっと工夫しませんか。灰皿を置くのがいいのか,あるいはほかの方法がいいのかわかりませんけど,過料を発動する前にもっと市民みんなで運動を起こして安全・安心やその他のことを巻き込んで,きれいなまちをつくっていくという施策を打っていただきたい。これは多分市長とも共有できると思いますので,いきなり乱暴に過料というのは勘弁してほしいと思っています。

 以上,2回目の質問終わります。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎高次秀明企画局長  再質問を数点いただいております。

 まず,御指摘いただきました西大寺のカネボウの元気な新拠点整備事業検討専門委員会,それからシルバー人材センターの経営検討専門委員会,それから保育専門委員会をそれぞれなぜ専門委員会にしたのかという御質問でございます。

 保育専門委員会は,これ実は総政審設置当初からあります専門委員会ですので,その当時の整理ということになると思います。あと西大寺の元気な新拠点整備事業検討専門委員会,それから財団法人岡山市シルバー人材センター経営検討専門委員会につきましては,担当局から設置について提起をされました。それを受けまして,総務局,行政改革推進室と企画局で議論,協議を行いまして,設置の必要が認められるという判断とともに,専門的な知見を持つ委員によります審議が必要であるということを判断いたしまして,総政審の専門委員会とすることは妥当であると考えたものでございます。

 それから,3層構造ということにつきましてですが,総合政策審議会は本審議会,部会,専門委員会によりまして構成されております仕組み全体を附属機関として条例設置しておるものでございます。それぞれの調査審議する事項につきましては,条例の中へその分野,役割について一応定めておりますが,そういった全体の仕組み,いわゆる構成を3層というふうな表現をさせていただいたものでございます。ということで,明確な関係性を意図してお答えしたものではございません。いずれにいたしましても,これは非常にわかりにくいということを再三再四,御指摘も受けておりますので,これをもっと適切な形にするということは非常に我々も強く認識しておりますので,しっかりと見直してまいりたいというふうに考えております。

 それから,本審議会の諮問案件の中で部会の報告が余りなされていないではないかという御指摘でございます。

 確かにそういった形になっておりまして,これは非常に当初の本審議会の当時の総務局長の答弁にもありますように,部会の一つのやっぱりこれはコントロールというか,報告を受けるというようなことがございますので,実際その運用上うまくその形でできてないということは,これ非常に好ましい形ではないということも認識しております。現在,そういう意味で本審議会と部会との運用の見直しも行っているところでございます。

 それから,総政審は政策的な方針を審議するのではないかという中で,市の鳥は政策なのかと,ミコロ,ハコロはなぜかけないのかということでございますが,市の鳥につきましてはこれは先ほど御答弁申し上げましたように,政令指定都市の岡山,政令指定都市に移行した岡山をシンボル的に象徴的にする鳥ということで当時選定したものでございまして,そういう面ではミコロ,ハコロというのはその当時市のイメージキャラクターとして公募いたしまして,庁内の選定委員会を経て選んだものでございます。ということで,タンチョウというのは政令市のシンボルという位置づけ,それからミコロ,ハコロはいわば市の広報キャラクターとしての位置づけということで,若干その位置づけが異なるということもちょっと御理解いただきたいなと思います。

 それから,区づくり推進事業の審査会をなぜ専門委員会にしなかったのかということでございます。

 これにつきましては,現在このような形で議会でも議論をかなりやっておりますし,総政審の見直しをしているという中で所管の担当室におきまして条例設置するほうが適切であるというふうに判断されて,条例設置になったものというふうに考えております。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  まちづくりについて再質問いただいております。一たん過料徴収に踏み切ったら,いつやめるのかという再質問でございます。

 過料制度の移行については,現時点での目標達成度あるいは将来の数値予測,そしてまた市民の皆さんの御意見等を総合的に考慮しつつ判断していくこととなります。したがいまして,やめる場合にもそういったものをある程度のスパンを持って判断していきたいというふうに考えてございます。

 それから,たばこの灰皿の件ですが,3カ所のみでどう考えるのかという御質問でございます。

 路上喫煙の趣旨は,先ほど議員が申されましたように路上喫煙による他人への影響及び被害を防止することであり,本市が駅周辺に設置しております3カ所の灰皿については,あくまでも例外的に列車の乗車前後で長時間喫煙ができない,そういう旅客に配慮して設置したものでございまして,灰皿については3カ所,現行のままでいこうというふうに考えております。

 以上です。



◎田中直子保健福祉局こども・子育て担当局長  保育専門委員会につきまして,保育園の新設について今後も保育専門委員会にかけるのかという御質問ですが,保育園の新設につきまして審議の進め方等は今検討しておりますが,今後も御意見はいただいていきたいと考えております。

 以上でございます。

     〔23番田原清正議員登壇〕



◆23番(田原清正議員)  ありがとうございました。企画局長が一括してお答えになったんですが,私は,じゃあそのもともとの原課,原局がなぜそれを判断されたかをお聞きしたかったので,改めて各原課のほうにお尋ねします。

 西大寺の問題,シルバー人材センター,この2点についてはなぜそういうふうに判断されたのか。つまり先ほどの区づくりと同じように,独自につくる方法もあったわけだから,そのことについてどうかとお尋ねしとりますので,企画局は企画局でわかったんですけど,原課のお考えを教えてください。

 それから,最後に総合政策審議会に関することについてちょっと私まとめてみました。まず,総合政策審議会は平成12年4月に先ほどお話がありましたいわゆる条例として制定をされました。そして,法的位置づけとしては地方自治法第138条の4第3項に規定されている執行機関の附属機関であるとのことであります。総政審の構成は,条例第1条の中にありますけども,本市の政策的な方針等について調査審議するためということであります。その中で部会が5つ,部会が5つといっても,これは条例上は規定されておりません。あくまでも規則の中で規定されているわけでありますが,5つの部会がある。こういう仕掛けになっております。専門委員会は,先ほど申し上げましたように当初18あったものが37になっている。これは先ほど何度も言ってるように議会を通ってないんですよ。皆さん知らないんですよ。ですから,なぜ,一つはこれ質問です。18から37になぜ肥大化したのか,なぜ報告もなされていないのか,これ質問にしときます。

 それで,論点整理のうち,この運用に関して,総政審が本審議会,部会,専門委員会で構成されていることは既に御説明をしたわけでありますけども,運用についてであります。これは,あくまでもさっき言った本審議会と称せられるものは第1条で規定をされております。これはいいでしょう,普通の考え方です。部会は,さっき言ったように第5条第1項に部会をつくることは規定されておりますけども,その中身については当局の要綱で決められております。専門委員会もしかり,第5条第2項でさっき言ったように各担当課が独自につくられているという仕組みになっております。このように,本審議会とその他の組織,つまり部会,専門委員会では新設あるいは改廃手続において性格が全く異なります。本審議会は,議決がなければできませんが,その他の審議会では議決は必要でなく,執行機関,執行部の判断によって運用は可能であります。

 そこで,違法性についてのまとめをしておきたいと思います。

 このような状況の中で,私はその形が違法だと言う気は全くありません。そういう形,議決がないから勝手にできるから違法と言うわけではありません。幾つかのケースに分けて考える必要があろうかと思います。つまり本審議会というものがあって,それを補佐する目的を持って専門委員会をつくったり,あるいは部会をつくることについては,これはどこでもある話ですから,それはそれで結構であります。

 ただし,その部会や専門委員会が単独で機能する場合,これが問題なんです。現在そうなってますけどね。これは本来,部会,専門委員会が附属機関的性格を有してなければいいんですけども,附属機関的性格を有してるケース,さっきの保育専門委員会が典型的な例なんですね。それから,西大寺の問題も典型的な例です。そこで決めてるんだから,採択先を。そういった附属機関というものを個別に整理をした場合に,一個一個に違法性があるのではないかということを申し上げている。わかりますか。総合政策審議会条例は我々も議決をしているわけですから,違法性があるものを議決なんかしやしません,議会としてもね。運用に違法性がある,個々のものに。例えば保育専門委員会であったり,その他の産廃の問題であったり,見れば個々に違法性がある,そのことを言ってるんだから,個々の違法性もありませんかと聞いてるわけだから,総政審の枠はオーケーなんです。

 ただし,違法がありませんかと言って,ありますと言うとは到底思えませんが,私はここまで完全に意見が対立すれば,しかるべき場所でしかるべき判断を仰いで,白黒つけなきゃいけない時期に差しかかったのかなというふうに考えております。もちろんこれ違法であると言ってくださりゃ,この話は丸くおさまりますけども,あるいはその辺の御検討をいただけるかどうかをお尋ねした上で,私は私なりの判断をする時期に差しかかってきてるのかなというふうに思っておりますので,明確な答弁をお願いしたいと思います。



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎高次秀明企画局長  総政審設置当時から専門委員会がふえてる理由は何なのかとの御質問でございます。

 専門委員会がふえた要因といたしましては,この間もう既に当初の目的を達して必要性がなくなったとか,低下した専門委員会が十分に整理されずに残っているということもございます。それを今整理をしている段階でございます。

 それから,もう一つはこの時間の経過の中で世の中が非常に多様化,複雑化する中で,行政需要が非常に多岐にわたってきたということで,そのたびに専門的な知見を踏まえて適切な御意見をいただく必要が出てまいりましたので,そういったことのニーズにこたえる形で設置してきて,結果としてこのような形にふえてきたということでございます。

 それから,先ほど来,申されております単独でそれぞれの委員会が動いてるということで,条例そのものは違法性がないにしても仕組みがないとしても,運用上ちょっと違法性があるのではないかという御質問でございます。

 これにつきましては,先ほど来の繰り返しの御答弁になりますが,本審議会,部会,専門委員会という,この構成全体を一つの仕組みとして条例設置したということからしますと,仕組み全体のつくり込み方は違法であるというふうには考えておりません。

 ただ,議員御指摘のとおり,運用上,非常に適切でないということの御指摘は,我々も真摯に受けておりまして,そういう面で先ほども申し上げましたようにしっかりと見直すということの必要性を感じておりますので,その方向で検討を今進めているところでございます。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  財団法人岡山市シルバー人材センター経営検討専門委員会に関しての御質問ですが,本市の高齢者施策推進のためにも公益性の高いシルバー事業の経営のあり方等専門的事項について調査審議するために設置したものでございます。設置に当たりましては,関係部局と協議の上,総合政策審議会の専門委員会として設置したものでございます。

 以上でございます。



◎川野豊東区長  西大寺元気な新拠点整備事業検討専門委員会を総合政策審議会の専門委員会に位置づけたのはなぜかということについてお答え申し上げます。

 この事業につきましては,プロポーザル事業を選定するに当たり法律,経営,まちづくり等の専門的事項についての調査審議をするため関係部局と協議の上,総合政策審議会の専門委員会として設置したものでございます。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして森田議員。

     〔4番森田卓司議員登壇,拍手〕



◆4番(森田卓司議員)  新風会の森田卓司でございます。本日最後の質問者となりました。最後まで御清聴のほどよろしくお願い申し上げます。

 さて,8月14日お盆の最中でしたが,建部恒例の納涼花火大会が開催されまして,当局の方を初め議会からは宮武議長,田口議会運営委員会の委員長,そして土肥議員に参加していただきまして花を添えていただきました。漏れはありませんでしょうか。(笑声)特に北区の方,漏れがありましたら言ってください。御紹介をさせていただきます。建部地域の各種団体の方々の御協力もあり,そして昨年度より多くの方の御来場で非常に盛り上がった花火大会になったと思っております。昨日藤原議員もおっしゃっておりましたが,このような事業が合併特例区終了後も継続的にできるよう地元住民も,そして特例区の方々も期待をしているところでございます。

 それでは,通告に従いまして質問に入ります。

 まず,安全なまちづくりの推進のための名簿づくりについて,これは箕面市ふれあい安心名簿条例の制定を参考にして質問をさせていただきます。

 去る8月27日の山陽新聞にも報道されていましたが,というくだりでやろうと思ったんですが,先ほど公明党の磯野議員がその文を全部言われましたので,順番にいろんな報道を見ておったんですが,私は山陽新聞のほうじゃなくて,読売新聞さんの文を読ませていただきます。(笑声)

 全国で100歳以上の高齢者の所在不明が相次いで発表されている問題で,「岡山市の高谷茂男市長は26日,問題解決には個人情報保護法などが壁になっていると指摘,国に法改正を含む対応を求める考えを示した。定例記者会見で,高谷市長はこうした問題で高齢者福祉課や介護保険課などが持っている個人情報を使おうとしても,同法の制限で照会手続に時間がかかると説明,各機関から個人情報を入手することや市職員が法的責任を問われず住居に立ち入ることができないかを担当部局に研究させていると述べた」と読売新聞は報道をされております。そして,私も国に対して大いにこの要望活動をしていっていただきたいと願っている者の一人でございます。

 さて,先ほどの箕面市ふれあい安心名簿条例ですが,この条例は本年4月1日から施行された大阪府箕面市ふれあい安心名簿条例でございます。前文で,これまでの名簿は地域団体などにおいて作成し,利用され,災害時の安否確認,緊急連絡や日常の情報交換など地域コミュニティーに重要な役割を果たしてきました。

 近年,個人情報の保護に関する法律の施行や地方公共団体の個人情報保護条例の制定などにより,人々の間に個人情報保護制度が定着してきました。しかし一方で,個人情報やプライバシーの保護が重視される余り,個人情報は何でも保護し取り扱わない,名簿はつくってはならない,緊急時であっても個人情報は出さないなど,法の誤った理解やいわゆる過剰反応が一部に生じています。このことは,まちづくりの重要な要素である災害時の市民の安全確保や地域コミュニティーの醸成を阻害する要因ともなります。

 この条例は,地域団体に名簿作成や条例に定める手続を義務づけるものではありませんが,個人情報の保護と有用な名簿作成の推進とのバランスの中でより安心して名簿を作成し,利用できる環境整備を進め,地域団体が主体的に取り組む際の基準を定めることにより,地域社会の安全とコミュニティーの進展を願い制定いたします。

 そして,条例作成の目的は地域団体の活動の活性化及び災害その他緊急時の連絡において有用な名簿を市民が作成し,及び利用することができる手続の基準を定めることにより,市民活動を促進するとともに,地域社会における市民の社会連帯を深め,市と地域社会との協働を図り,安全なまちづくりを推進することを目的とするとあります。

 条例制定までの経緯は,現市長が平成20年8月に就任後,市民との懇談の中で学校の名簿や地域の名簿がないところがあるという話題になり,緊急時の連絡やコミュニティーづくりに名簿が必要ではないかということになり,平成20年12月に名簿作成の促進について担当課に条例化も含めて検討を指示されました。そして,平成21年3月には地域団体の名簿のあり方を条例で規制するのはなじまないとの結論に事務レベルでは至ったとお聞きしています。この段階では,事務レベルではこの条例をつくるには至らないというふうな判断をされたと聞いております。

 そこでお尋ねいたします。

 箕面市の担当課のこの段階での判断についての御所見をお聞かせください。

 その後,市長より平成21年4月,再度条例化の指示があり,担当課で検討中,市立小・中学校においては名簿の作成状況がまちまちであった。そして,条例作成の目的は地域団体の活動の活性化及び災害その他緊急時の連絡において有用な名簿を市民が作成し,及び利用することができる手続の基準を定めることにより,市民活動を促進するとともに,地域社会における市民の社会連帯を深め,市と地域社会との協働を図り,安全なまちづくりを推進することを目的とするとあります。

 個人情報保護法に対する誤解等を再度理解してもらうために,パブリックコメントを2回にわたり行い,2月定例市議会で議決されたということでした。岡山市においても,各種団体が名簿づくりに関しては非常に苦労をされているとの現状であると認識をしております。また,個人情報保護法に対する誤解もあるのも事実であると感じています。

 そこでお尋ねいたします。

 1,箕面市ふれあい安心名簿条例についての御所見をお聞かせください。

 2,岡山市としても地域コミュニティーの希薄化の要因とならないよう個人情報に配慮しつつ名簿,連絡網を安心してつくり,活用することの環境整備に努めるべきではないでしょうか。平成20年度から始めた災害時要援護者台帳が個人情報を意識する余り,役立たないという意見もありましたが,今後の対策はお考えでしょうか。

 3,冒頭述べましたように,法改正を国に要望することは大いにお願いしたいところですが,岡山市独自のルールづくりか条例を制定することを検討することはできないでしょうか。

 次に,岡山市の知名度,イメージの向上について質問をさせていただきます。

 これはちょっと建部地域のことになりますが,合併地域では合併前に姉妹縁組をそれぞれ行ってまいりました。建部は淡路島の東浦町と姉妹縁組を結んでおりまして,それで東浦町が合併をして淡路市となりまして解消をされました。そして,そんな中,今でも民間レベルで経済交流が行われております。

 私は,余り飲みませんが,「福わたり」というお酒がございます。私余り好きじゃないんで,お酒は飲みませんが,大変おいしいようにお聞きをしております。それで,建部でつくられた酒米の雄町というのを東浦の酒蔵で日本酒福わたりに醸造をしていただき,建部地域で販売をしています。建部はヨーグルトも非常に有名なのですが,この福わたりも結構有名なんですが,なかなか売れておりません。どうか建部の酒屋さんに行かれまして福わたりがありましたらぜひ買っていただきたいと思っておる次第でございます。

 それでは,本題の岡山市の知名度,イメージの向上について質問をさせていただきます。

 今市議会の市長所信表明で,岡山市の知名度や都市イメージを向上させるとともに,観光・コンベンション誘致や特産品の販路拡大などを図るため,本年度は海外や首都圏で精力的にシティープロモーション活動を行ってきた。マスコミや旅行業者を初めとする招待者や参加者からは,特にビジネスマッチングの企画について高い評価で,岡山市の食や観光などの魅力を売り込むことができた。一方で,商談機会の一層の拡充や広域的な連携による情報発信が課題となっている等々の岡山市のプロモーション活動の実施についての所信表明がありました。

 私も議会での視察や私的な用件で政令市を含む他の自治体を訪れることがありますが,自治体の職員関係者は政令市岡山のことを十分認知していますが,市民レベルでは倉敷市の名前は知っていても岡山市の存在はおろか,岡山県がどこにあるかさえ知らない住民の方々もいらっしゃるのが事実であります。特に名古屋以東になると,その傾向が顕著ではないかと思います。海外の大都市での活動はもちろん必要でありますが,国内での各市との交流も不可欠ではないかと思いますが,いかがでしょうか。

 最後の項,総合的な相談体制の充実についてお伺いいたします。

 9月15日の山陽新聞によると,2009年度に全国の国公私立の小・中・高校が把握した学校内外での児童・生徒による暴力行為の件数は4年連続で増加し,現在の方式で調査をとり始めた2006年度以降,過去最多に上ったことが文部科学省の調査でわかった。中学の割合が全体の72%を占め,小・中いずれも過去最多であったと報道をされていました。相変わらず学校での不登校,いじめ,友人関係のあつれき等々の問題で子どもも保護者も,また学校関係者も頭を悩ませているのが現状であると想像をしています。岡山市教育委員会でも,この問題について学校等と緊密に連絡をとって対策をとられていることは今まで多くの議員の方々の質問に対する答弁でも明らかになっています。家庭,学校,そして地域力で解決をする問題も多々あるとは思いますが,以下数点についてお尋ねいたします。

 1,昨年11月定例市議会新生会礒谷議員の子ども相談主事についての代表質問に対して,教育長の答弁は今年度から子ども相談主事を地域の子ども相談窓口である地域こども相談センターに配置したとの答弁をされています。

 そこで,お伺いをいたしますが,子ども相談主事配置事業と教育相談室運営事業の相違点と連携についてお聞かせください。

 2,岡山市教育相談室の保護者等への周知はどのように行っているのか,お聞かせください。

 3,相談件数をお聞かせください。

 4,吉備中央町の岡山県総合教育センターでも岡山市教育相談室と同様な相談を岡山市立の小・中学校関係者も受けられるかどうかお聞かせください。

 5,今市議会に提出された岡山市教育委員会の事務に関する点検・評価報告書によると,中学校だけでなく小学校でもスクールカウンセラーを活用できるよう体制を整備していく必要があると今後の課題で上げられていますが,具体的なスケジュールがあればお示しください。

 これで1回目の質問を終わります。

 御清聴ありがとうございます。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎繁定昭男総務局長  安全なまちづくりの推進のための名簿づくりについての御質問に順次お答え申し上げます。

 箕面市の担当課の判断ですが,まず法の趣旨や規定についての理解を深めるよう努めることが必要であると考えられたのではないかというふうに推察をいたします。また,箕面市のふれあい安心名簿条例は個人情報保護法の過剰反応の対応としての名簿づくりについてのルールづくりを目指したものと思います。これは個人情報保護法を所管する消費者庁によりますと,全国的にも例がないとお聞きしております。

 次に,名簿を安心して作成し,活用することの環境整備や本市独自の条例制定につきましては,まず個人情報保護法の対象とされない小規模な団体について,名簿を作成されないなどの過剰反応に対しては,個人情報保護法の理解を深めていく取り組みを進めることが必要であり,国においては過剰反応についての啓発が進められています。本市におきましても,市内部の過剰な対応について適正な取り扱いを周知するなど行政執行について必要な情報は個人情報保護条例に沿って共有し,市民の安全のために必要な情報については条例の趣旨に沿って市民に提供できるなどの周知をさらに進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  岡山市の知名度の向上についての御質問にお答えいたします。

 本市のシティープロモーション事業の取り組み方針として,長期的な目標を本市の知名度や都市イメージの向上としております。また,短期的には本市経済の活性化につながることを目標に,観光客・コンベンションの誘致促進,企業立地の推進,特産品等の販路拡大,民間事業者相互のビジネスマッチングなどを図っているところでございます。シティープロモーション事業を効果的に展開するためには,首都圏や関西圏といった主要都市での実施が中心になるとは考えておりますが,来年春に九州新幹線の全線開通が予定されている九州の主要都市や高速道路の料金割引を踏まえて,高速道路で本市と結ばれている中四国地方の主要都市も重要な対象になるとは考えております。

 本市の知名度やイメージの向上には,国内各市でのシティープロモーション事業の展開が大切なことであり,都市間交流の基本はお互いの都市にメリットを生むことにあるという認識のもと,引き続き広域連携での取り組みや民間と連携した事業の展開を図ってまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  総合的な相談体制の充実ということにつきまして5点のお尋ねに一括してお答えをさせていただきます。

 この教育相談体制を効果的に機能させていくためには,拠点性というものと機動性というものの両面が必要であるというふうに考えておるところでございます。岡山市の場合,この岡山市教育相談室を教育相談の拠点と位置づけておりまして,不登校や集団不適応などのさまざまな悩みについて専門性の高い相談員が子どもや保護者の電話や面接による相談を受けたり,また家庭に訪問相談員を派遣したりしまして,その解消に向けての対応をしているところでございます。

 また,子ども相談主事でございますが,この子ども相談主事は機動性を重視しておりまして,学校へ出向いて園児や児童・生徒の問題行動や家庭環境の改善などの悩みについて相談を受けまして,ケースによってこども総合相談所であるとか,また福祉関係へ紹介をするなどの対応をしているわけでございます。子ども相談主事と教育相談室の相談員は,常に情報交換をいたしまして,連携を図りながら有効な支援というようになるように工夫をしているわけでございます。

 保護者等への周知につきましては,年度当初に岡山市立の小・中学校の全児童・生徒にチラシを配布しております。そしてまた,市の広報紙で情報提供も行っております。さらに,校長会や担当者会等の場で教職員への周知も図っているところでございます。

 相談件数は毎年,増加傾向にございまして,平成21年度の全延べ相談件数は過去最高の9,536件となっております。スクールカウンセラーにつきましては,今年度から中学校区の小学生にも対応が可能ということになっております。

 なお,県の総合教育センターで岡山市からの相談も受け入れていただけるようにはなっております。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  災害時要援護者避難支援台帳についてお答えいたします。

 議員御指摘のとおり,前回配付いたしました台帳については個人情報の取り扱いの慎重を期す上から,提供する情報を住所,氏名,年齢,性別に限定しており,活用しにくいという声を聞いております。このため,今年度配付を予定しているものにつきましては,実態に即したより有効なものとなるよう,防災担当部局,福祉担当部局,情報公開担当部局等と協議を進めておりますが,人の生命,健康,生活または財産を保護するために必要と認められるときは個人情報の外部提供は可能という考えのもと,緊急時の連絡先等を加えるなど,今後台帳が災害時はもとより平時の見守り,声かけにも活用されるよう整備していきたいと考えております。

 以上です。

     〔4番森田卓司議員登壇〕



◆4番(森田卓司議員)  御答弁ありがとうございました。

 それでは,再質問しないと登壇できないということなので,今答弁されたかもわかりませんが,相談に対する対応とか内容について教育長にもう一度お答えいただければと思います。

 各学校でいろんな部分でいじめとか不登校についての対応をとられていると思いますが,建部中学校では前校長先生が川柳が好きな先生でございまして,きょう借りてきたんですが,子どもたちにことし1学期のいじめについて考える週間があるそうでございます。その中で,ちょっとランダムに借りてきたのを読ませていただきます。

 「希望の芽 いじめなんかで 摘まないで」というような,それから「いじめ見て とめる良心 大切に」,「いじめなし 明るい中学 建部中」,こういうことをしながらいじめのない学校を建部中学校はみずから学ぶという校訓をもとに教育活動に励んでおられるところでございます。

 余談になりますが,前校長は今中国に行って勉強をされていると思いますので,言わせていただきますが,成人式なんかにこれをいっぱい子どもに書かすんです。持って上がって読むんですが,僕も本当は全部きょう言いたいんですけれど,このくらい持ってきて全部次々やられるもんですから,旧建部町時代ですよ,旧建部町時代は成人式の時間が大幅にオーバーをして議員さんだけの中ですが,ひんしゅくを買った,おい,あれをずっと全部読みょうたら時間がオーバーしてしまうがなというて本当にオーバーしてしもうた経験もありますが,こういう川柳を使ってのいじめ防止もやられております。

 それから,箕面市の条例についてですが,条例制定後の市民の反応についてちょっと聞き取りをしておりますので,御紹介をさせていただきます。

 市民の方の反応は,説明会ではすべての団体に義務化されたとの誤解等があったので,現在各団体で名簿を作成,利用されている団体さんはそのまま名簿を作成してください。ただ,条例のルールを参考に作成方法をルール化していただいても結構です。認証までを求めているものではありませんとの説明をしており,団体の役員さんは安心しておられるとのことです。また,自治会,PTA,各種団体の方々も同様の御意見であるとお聞きしております。

 以上で質問を終わります。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎山脇健教育長  教育相談に関することで,その相談に対する内容であるとか,その対応についての再度の御質問でございます。

 相談内容につきましては,先ほど申し上げましたが,不登校であるとか,さらには問題行動を含め集団的な不適応,さらには家庭での悩みといいますか,家庭での子育てに対する悩みというようなことも行ってはおります。そういうものに対する悩みを電話であるとか面談で受けておるのが教育相談室の相談員ということになるわけでございます。そして,必要によっては訪問相談員の方が家庭に出向いて,さらにその相談に乗っていくというようなこともしておりますし,子ども相談主事のほうはこれは機動性を有しておりますので,即学校に出かけていくとか,そういうこともしながらケースによって先ほど申し上げました児童相談所ですね,岡山市のこども総合相談所であるとか,そしてまた福祉関係のところにつないでいって対応していくということもしておるわけでございます。

 以上でございます。



○宮武博議長  以上で本日の個人質問は終わります。

      ──────〇──────



△日程第2

 報第51号〜報第56号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,報第51号平成21年度岡山市水道事業会計継続費精算報告書について以下6件の報告についてであります。

 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,ただいま御上程になりました報告について御説明いたします。

 まず,報第51号は,水道事業会計継続費で平成21年度に継続年度が終了した基幹施設整備事業の精算報告書であります。

 次に,報第52号は,平成21年度健全化判断比率及び資金不足比率について報告するものでございます。平成19年6月に公布されました地方公共団体の財政の健全化に関する法律では,健全化判断比率及び資金不足比率が基準を超えた場合には,財政の早期健全化や再生並びに公営企業の経営の健全化を図ることを目的としており,各自治体においてはこの比率を平成19年度決算から公表しております。

 本市の平成21年度決算における実質赤字比率及び連結実質赤字比率については,いずれも赤字額がないため該当なしとなります。また,実質公債費比率は17.0%,将来負担比率は135.6%で,これら健全化判断比率の財政4指標はいずれも早期健全化基準をクリアしております。

 次に,資金不足比率は2.4%となっておりますが,これは下水道事業が平成22年4月1日から特別会計から事業会計に移行したことに伴い平成21年度では出納整理期間を設けることなく平成22年3月31日に打ち切り決算をしたため資金不足を生じたことによるものでございます。

 報第53号から報第56号までは,平成21年度の御津,灘崎町,建部町及び瀬戸町の各合併特例区の一般会計歳入歳出決算について報告するものであります。何とぞよろしくお願いいたします。



○宮武博議長  以上で日程第2の報告を終わります。

      ──────〇──────



△日程第3

 決第1号〜決第20号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第3に入ります。

 日程第3は,決第1号平成21年度岡山市一般会計歳入歳出決算について以下20件の決算についてであります。

 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました平成21年度の一般会計,15特別会計及び4事業会計の決算について,その概要を説明いたします。

 まず,平成21年度普通会計の決算状況などから見ました本市の財政状況について申し上げます。

 財政状況を示す指標のうち,経常収支比率は90.5%で,前年度より3.1ポイント改善しております。これは,生活保護費や自立支援医療費などの扶助費は大きく増加しましたが,行財政改革を進める中で職員の採用凍結などによる人件費の抑制に努めたこと,また普通交付税や臨時財政対策債などの一般財源が増加したことによるものでございます。

 次に,実質公債費比率は17.0%で,前年度より0.6ポイント改善しております。これは市債の発行額を抑制したことなどにより,普通会計の元利償還金が減少したことなどによるものでございます。将来負担比率は135.6%で,前年度より18.4ポイント改善しております。これは市債残高や土地開発公社に係る債務負担行為額,職員数の減に伴う退職手当支給予定額の減など,これまで進めてきた行財政改革の効果により一般会計等が将来負担すべき額が減少したことによるものでございます。

 貯金である財政調整のための基金については,取り崩した額が14億円と前年度と比較いたしまして32億円少なかったこともあり,残高は88億円で前年度比12億円の増となりました。なお,現時点での平成22年度の残高見込みは平成21年度の剰余金27億円の積み立てを加え107億円となっております。

 また,借金である市債残高は,一般会計,特別会計,事業会計を合わせると5,794億円で,この市債残高に債務負担行為に係る862億円を加えると市全体の借金は6,656億円になり,前年度の6,740億円より84億円の減となっております。

 なお,債務負担行為には政令指定都市移行に伴う県債償還負担金157億円を含んでおり,この特殊要因を除けば削減額は241億円となり,確実にその額を減らしてきております。

 このように財務指標などは改善が図られてきておりますが,その一方で長引く景気低迷と急速に進展する少子・高齢化の動向などを考えた場合,今の岡山市の行財政基盤では市民ニーズを踏まえたサービスを安定的に提供するには,まだまだ心もとない状況でございます。本年6月に試算した今後5年間の収支見込みを見ましても,行財政改革や事業の進度調整をしなければ178億円もの収支不足が見込まれており,行財政改革なしでは必要な福祉サービスやまちづくりのための事業でさえ,その財源確保は容易ではありません。

 このような思いのもと,これまでも私は行財政改革に取り組んできました。例えば職員の3年間採用凍結などは,結果として市全体の職員数を実質763人,割合にして11.8%削減しています。これを財政効果にすると,年間約60億円になりますが,この財政効果は毎年度持続していくものでございます。私は今の岡山市だけではなく,将来の岡山市の姿を思い描きながら,政策を推し進めております。安心して暮らしていけるためには,子ども医療費の拡充や心身障害者医療費の拡充などの福祉サービスも充実させました。さらに,今後は(仮称)岡山総合医療センター整備事業を初めとする活力あるまちづくりのための事業も行っていかなければなりません。先ほどの行財政改革による財政効果は,このような継続的な福祉サービスや将来の岡山市をつくっていく財源となるものでございます。

 今後も5年後,10年後のことを考えて人件費の抑制やさらなる事務事業の見直しなど,新行財政改革大綱に掲げる目標達成に向けて徹底した行財政改革を断行し,都市ビジョンに掲げる2つの都市像である水と緑が魅せる心豊かな庭園都市,中四国をつなぐ総合福祉の拠点都市の実現に向けて取り組んでまいります。

 以上,平成21年度の決算に関連して本市の財政状況について述べさせていただきました。

 続いて,会計別に決算の概要を説明いたします。

 初めに,一般会計の収支についてですが,歳入総額は2,522億円余,歳出総額は2,454億円余で,収支は差し引き67億円余となっております。これから翌年度へ繰り越すべき財源15億円余を除いた実質収支は51億円余となっており,このうち27億円を財政調整基金に積み立て,残り24億円余を平成22年度へ繰り越しております。

 次に,歳入については,前年度に比べ195億円余,8.4%の増となっております。歳入の主なものは,歳入総額の43.0%を占める市税で1,085億円余と,前年度に比べて48億円余,4.3%の減となっております。これは市民税のうち,法人税割が景気低迷による企業収益の悪化により減となったことなどであります。

 一方,地方交付税は333億円余で,前年度に比べ47億円余,16.5%の増となっております。これは政令指定都市移行の影響や国の経済・雇用対策などの施策によるものでございます。

 国庫支出金は438億円余で,前年度に比べて175億円余,66.9%の増となっております。これは定額給付金や子育て応援特別手当の事業実施に伴い,財源である国庫支出金が増加したことなどによるものでございます。

 次に,歳出につきましては,前年度に比べ182億円余,8.0%の増となっております。歳出の主なものを申し上げますと,民生費は808億円余で,歳出総額の32.9%を占めており,生活保護費や自立支援医療費の増加などにより前年度に比べ81億円余,11.2%の増となっております。

 商工費は130億円余で,定額給付金の事業実施により前年度に比べ111億円余,580.6%の大幅増となっております。

 土木費は373億円余で,政令指定都市移行に伴う国・県道の整備や国直轄事業負担金などにより前年度に比べ51億円余,15.9%の増となっております。

 続いて,特別会計について主なものを御説明します。

 まず,下水道費特別会計については,歳入348億円余,歳出354億円余で差し引き5億円余の赤字で,翌年度へ繰り越すべき財源を差し引きますと7億円余の赤字となっております。これは,平成22年4月1日から特別会計から事業会計に移行したことに伴い,平成21年度では出納整理期間を設けることなく,平成22年3月31日に打ち切り決算をしたため資金不足が生じたことによるものでございます。なお,一般会計からの繰入金は117億円余となっております。

 次に,国民健康保険費特別会計については,歳入631億円余,歳出655億円余で,差し引き24億円余の赤字となっております。これは平成20年度までの累積赤字分19億円余に加えて景気低迷による個人所得の減少により保険料収入が低下したことなどにより歳入が見込みを下回り,平成20年度単年度で5億円余の赤字となったことによるものでございます。なお,一般会計からの繰入金は43億円余となっております。

 次に,介護保険費特別会計については,歳入451億円余,歳出447億円余で,差し引き4億円余となり,全額を翌年度へ繰り越しております。なお,一般会計からの繰入金は61億円余となっております。

 次に,後期高齢者医療費特別会計については,歳入,歳出とも62億円余で,差し引き1,200万円余となっており,全額を翌年度へ繰り越しております。なお,一般会計からの繰入金は11億円余となっております。

 続きまして,事業会計について主なものを御説明いたします。

 まず,病院事業会計については,収益的収支において3病院の合計で収入額82億円余,支出額84億円余で,差し引き1億円余の赤字となっております。また,資本的収支においては,3病院合計で収入額7億円余,支出額8億円余となっており,収支不足額1億円余については,損益勘定留保資金などで補てんしております。なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入において7億円余,資本的収入においては4億円余,合わせて12億円余となっております。

 次に,水道事業会計については,収益的収支においては収入額147億円余,支出額142億円余で,差し引き5億円余の黒字となっております。また,資本的収支においては,収入額27億円余,支出額83億円余で,収支不足額55億円余については,損益勘定留保資金などで補てんをしております。なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入においては1億円余,資本的収入においては2億円余,合わせて3億円余となっております。

 次に,市場事業会計については,収益的収支においては収入額8億8,900万円余,支出額7億8,500万円余で,差し引き1億400万円余の黒字となっております。また,資本的収支においては,収入額3,700万円余,支出額7,900万円余で,収支不足額4,200万円余については減債積立金などで補てんをしております。なお,一般会計からの繰入金については,収益的収入において1億4,300万円余,資本的収入においては3,700万円余の合わせて1億8,000万円余となっております。

 以上をもちまして平成21年度の一般会計,特別会計及び事業会計決算の概要説明を終わらせていただきます。

 何とぞ厳正に御審議をいただき,御承認を賜りますようにお願いをいたします。



○宮武博議長  以上で決算についての説明を終わります。

 これに対する質疑は後日お願いいたしますので,御了承願っておきます。

 本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は9月21日午前10時に開き,引き続き個人質問を行います。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

      午後3時29分散会