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岡山県 岡山市

平成22年 6月定例会 06月17日−07号




平成22年 6月定例会 − 06月17日−07号







平成22年 6月定例会

    平成22年6月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第7号

       6月17日(木)午前10時開議

第1

 個人質問

 甲第95号議案〜甲第160号議案

      …………………………………

会議に付した事件

 日程第1 個人質問

      甲第95号議案〜甲第160号議案

      ──────〇──────

出席議員(49人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  藤 原 頼 武

            18番  和 氣   健

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  三 木 亮 治

            33番  伏 見 源十郎

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            47番  垣 下 文 正

            48番  土 肥 啓 利

            49番  有 井 靖 和

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

欠席議員(2人−欠員2)

            9番  井 本 文 博

            50番  花 岡   薫

      ─────────────

説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  村 手   聡

       副  市  長  佐 古 親 一

       秘 書 広報室長  田 中 利 直

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       安全・安心ネットワーク担当局長

                田 淵   薫

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  高 次 秀 明

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       市民局人権担当局長宮 前 保 典

       保 健 福祉局長  岸   堅 士

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                田 中 直 子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  甲 斐   充

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                中 村 健 一

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       会 計 管 理 者  久 山 正 人

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病院事業管理者  松 本 健 五

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  難 波 康 廣

      選挙管理委員会

       事 務 局 長  難 波   巧

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       委  員  長  中 野   惇

       委     員  新 村 容 子

      農 業 委 員 会

       第四農業委員会会長黒 田 栄三郎

       担 当 局 長  河 田 敬 司

      教 育 委 員 会

       委     員  片 岡 雅 子

       委     員  渡 辺 勝 志

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  佐 藤   武

       次     長  中 村   稔

       総 務 課 長  料 治 茂 樹

       調 査 課 長  矢 木 広 幸







      午前10時1分開議



○伏見源十郎副議長  皆さんおはようございます。

 これより6月定例市議会第7日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は40名であります。

      ─────────────



○伏見源十郎副議長  会議録署名議員に長井議員,則武議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○伏見源十郎副議長  本日の議事日程は,個人質問並びに甲第95号議案から甲第160号議案までの66件の議案についてであります。

      ─────────────



△日程第1

 個人質問

 甲第95号議案〜甲第160号議案

      ─────────────



○伏見源十郎副議長  日程に入ります。

 日程第1は,個人質問並びに甲第95号議案平成22年度岡山市一般会計補正予算(第1号)について以下66件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,個人質問を行います。

 それでは,順序に従いまして松島議員。

     〔5番松島重綱議員登壇,拍手〕



◆5番(松島重綱議員)  皆さんおはようございます。新風会の松島重綱でございます。

 質問戦も本日で最終日になりました。私,最終日のトップバッターとして質問に入らせていただきたいと思います。

 また,傍聴席の皆様,早朝より議会のほうまで足を運んでいただきまして,まことにありがとうございます。皆様のお力をいただき,力いっぱい気合いを込めて質問させていただきたいと思います。それと,お茶の間の皆様,チャンネル4をごらんの皆さん,きょうはちょうど今6時過ぎぐらいのお時間だと思います。市政について,私もずっと継続的な質問を取り組ませていただいております。

 昨今の迷走する国政,これは何が原因か,きのうある方と夜お話ししました。結局,目先のことだけで,目指す都市像,社会像,これがない。目指すところがない。だから,綱領もつくらん政党があったり,そういうところではっきりと目指すところの姿を持って,そこへ到達するべく政策を提案して進んでいけば,こんな迷走するようなことはないと思います。我が岡山市においては,高谷市長がいち早く事業仕分け等を含め財政健全化ということに取り組まれ,岡山市の目指す都市像,将来像というものがはっきりとあるように思います。それで,ある方が言わりょうりました。今の選挙,一言で言うと一発芸の選挙,郵政民営化に賛成か反対か,それから自民党を変えにゃあいけんと,そういうふうな一発芸でそっから先に何があるんか。我が岡山市議会は,本当に皆さん熱心に論議されて,そういうことがないというように思います。

 それともう一つ,今月の11日,5年前の6月11日に私たちの先輩である亀井章先生が御逝去されました。先日,支援者の方と御一緒に,朝7時過ぎにお墓のほうに行かせていただきました。亀井先生が亡くなられてもう5年ですが,僕が亀井先生から教えていただいたのは,しっかりと十分時間をかけて論議をし,その結果どういう方向に持っていくか,時間はかけるべきだと。また,議会においての議員は質問がある,こうやってさせていただける,これは大きな権利でございます。そういうときに質問をさせていただく。私も議運の副委員長という立場で,議長,それから議運の委員長にもいろいろと御相談させていただきながら,質問させていただきます。

 きょうは継続的な質問で3点,犯罪被害者支援に関して,これは平成20年6月,平成20年11月に質問させていただいております。それから防犯灯について,これが平成21年11月。それから3番目が樹木の管理,これにつきましては平成18年2月,平成21年11月,平成22年2月ときょうで4回目の質問になります。目指す岡山の都市像を考えて,形を考えて,質問させていただきたいと思います。

 それでは,通告に従いまして質問に入らせていただきます。

 1,犯罪被害者支援に関する条例の制定等について。

 私がこの問題に取り組むきっかけとなったのは被害者支援ボランティア養成講座,これが修了証でございますが,この受講のお勧めをいただき,また支援団体及び被害者,そして家族の方々といろいろと意見を交換させていただき,また講座を受講する中で,改めて犯罪被害者及び御家族の方々に対する支援の不足,そして必要性を痛感したからであります。

 さきの平成20年6月議会でもお伝えしたとおり,犯罪被害者支援に対する取り組みは,昭和49年に発生した三菱重工ビル爆破事件がきっかけとなり,昭和55年に犯罪被害者給付制度が発足し,我が国における被害者の方々への経済的支援が始まりました。

 その後,精神的な支援の必要性が指摘されましたのは,10年目のシンポジウム,平成3年のシンポジウムにおいてであり,犯罪被害者等基本法が施行されたのは平成17年4月であります。その後,基本法に基づく基本計画,地方における取り組み指針などが策定されておりますが,基本法の中,第5条にある「地方公共団体は,基本理念にのっとり,犯罪被害者等の支援等に関し,国との適切な役割分担を踏まえて,その地方公共団体の地域の状況に応じた施策を策定し,及び実施する責務を有する」と地方公共団体の責務を明記いたしております。そして,具体的な取り組みがなされなければ,このことは絵にかいたもちであります。

 これらのことにより,私と鬼木議員,それから過去にはいろんな議員の方が,市当局及び支援団体,被害者,そして家族の方と意見を交わし,岡山市における支援条例の制定の早急な必要性等を提言してまいりました。

 (1)本議会において,中原議員より先般質問があり,それに対し,本年度中の条例の制定についての御答弁がありましたが,その内容は,さきに私たちが弁護士等の方と協議し,相談の上,御提示させていただきました案と比較してどのようになっているのでしょうか,お聞かせください。

 (2)本年度中の策定との御答弁がありましたが,平成23年4月1日施行とするならば,平成22年中──本年中に策定すべきであると考えますが,どのようにお考えでしょうか。

 (3)平成20年11月議会で御提案いたしました,庁内関係部署による連絡協議会がその後設けられました。その後の協議状況についてお示しください。

 (4)関係機関──警察,病院,支援団体等──との連携については,その後どのようになっているのでしょうか。

 (5)市長は,このたびの犯罪被害者支援の条例制定にめどがついたことを踏まえ,この犯罪被害者支援という問題についてどのようにお考えでしょうか,御所見をお聞かせください。

 2,防犯灯について──まちを明るく。

 昨年の11月議会でもお伺いしました防犯灯について,質問をいたします。

 市内の防犯灯は約4万6,000灯で,そのうち町内会等で管理しているものが約3万2,000灯,本市が管理するものが約1万4,000灯であります。

 また,昨年,町内会より要望があり本市で設置したものは177灯で,町内会ではその倍以上の灯具を設置しているわけであります。3本に1本を市のほうが助成するということでありますから,合わせて500本を超える防犯灯が設置されているという状況であります。

 現在,これらの球がえは,中国電力さんの御協力により無料で行っていただいておりますが,来年4月より取りやめとなります。日本各地で中国電力さんだけが無料の取り組みをしていただいております。これも先般お伝えしましたが,田中先生,本当にありがとうございます。

 本市においては,年間約4,000本の球がえを行っており,町内会負担分では約9,000本と推計できます。それに要する費用は,1本3,000円と考えますと,本市約1,200万円,町内会約2,700万円程度が見込まれます。

 防犯灯は,公道を,そこに住む人々のためだけではなく,通過する人のためにも,そして防犯及び安全のためにも設置し照らすものであり,それが現在,3分の2以上は町内会の負担ということに疑問があります。

 昨年の質問の後,調べてまいりますと,市のほうからも御協力いただきまして,さいたま市では市がすべて設置し維持管理しております。広島市は,公道への設置,維持管理は市が行い,私道,開発道路とか位置指定道路など,私道への設置費の2分の1を,維持管理費は一定額を補助しております。その他の自治体でもそういう取り組みが多いということです。

 そこでお伺いいたします。

 (1)現在の設置要綱・基準はどのような経過でいつできたのか,お示しください。また,それ以前はどのような対応だったのでしょうか。

 (2)公道部分の防犯灯は,公共性,防犯,安全の立場から,本市がすべて設置,管理していくべきであると考えます。このことを私は提案させていただきますが,市長はどのようにお考えでしょうか。

 また,その場合の年間に要する経費はどの程度になると思われますか。現在,岡山市が平成22年度に計上しとる予算は,球がえ費用は無料でございますが,約1億円,9,970万円だったですか,上がっております。

 (3)前述の対応がすぐとれない場合,来年4月からの球がえについての取り組みをお聞かせください。

 (ア)町内会の負担に対する補助及び球がえの方法についてはどのように考えておられますか。

 (イ)本市の球がえは,現在,中国電力に依頼しておりますが,今後どのように取り組むお考えでしょうか。

 質問最後の項,3,水と緑が魅せる心豊かな庭園都市を掲げる岡山市の樹木の管理について。

 このことは,市長,僕きょうで4回目なんです。それで,前にもお話しした,やっぱり経験がある人がせんといけん。いつも質問の前には散髪してくるんですけど,きょうは忙しくて散髪できませんでした。それでも,家でほんなら家族に切ってくれとか,そういうことはやっぱりできません。市長,言うでしょう。やっぱり専門の散髪屋さんに行って切ってもらわにゃあいけん。僕はこの前もお話しさせていただいたはずです。市長,今,岡山市は素人でもそういう管理をさすのが現状です。この質問の中できょうは厳しゅう言います。僕,ほんなら市長の散髪,僕ははさみを使うのは左手ですけど,上手に使えます。今後僕に散髪させてくれるんなら,この質問を次からしません。(笑声)本当に今,地元の企業の方が訴えとる。このままでいったら,倒産するところだってようけ出る。その責任はだれがとるんですか。

 それでは質問に入ります。

 (1)水と緑が魅せる心豊かな庭園都市を都市ビジョンで掲げる市長は,生き物である樹木の管理のあり方についてどのようにお考えでしょうか。

 (2)昨年11月議会で,9月に提出された陳情書が全会一致で採択されたことをどのように考えておられますか。

 その後,陳情要旨の各項目に対しての取り組みとその結果をお示しください。

 (3)本年度の年間管理業務について。

 (ア)4区各区ごとの管理業務数及びその予算をお示しください。

 (イ)造園業者の方だけで編成された業務の入札率と,土木・舗装業者など造園の素人の方が入った業務の平均入札率をお示しください。

 (ウ)各業務に対する本市の管理指導体制,業務を出すと年間やりますから,その1年間の間にどのように管理監督し,指導し,間違ったところを注意していくのか,この体制をお示しください。

 (エ)各業務の本市の検査体制をお示しください。業務が1年間済んだら書類が提出されます。それに対して現在の本市の検査体制はどのようになっているのか,お示しください。

 (オ)役務の登録を申請すれば,なぜ本市は素人である業者に業務を任せるのでしょうか。その理由をわかりやすくお示しください。役務登録というのは,市民の方わかりにくいと思うんですけど,そういう作業をするよと,そうすると1年間以上そういうふうな経験,実績があるということで,届け出をすれば能力がのうても受けるんです。そこをチェックして,その資格要件等を制限すれば,はっきり整理できると思うんです。

 (4)本年4月に,造園関係の資格取得状況について調査されました。そのことについてお伺いいたします。

 (ア)調査対象業者及びその件数,そして調査期間についてお示しください。

 (イ)その調査結果についてお示しください。

 (ウ)調査内容に,防除に要する農薬を管理する資格,毛虫なんかがついたら農薬をつけて散布せにゃあいけんのです。それで,それはきついから造園業者の方は,僕も平成14年8月に市を退職するとき,最後に公園建設課におりました。業者の方は,ほんならそれが通行する人や車にかかっちゃいけんからと,朝の4時や5時から作業さりょうるんです,専門の方が。この資格を記述しなかったのはなぜですか。また,当局どなたの指示ですか,書かんでええ言うたのは。

 (エ)この調査が4月になってしまい,本年度の年間管理業務にはさきの陳情の内容が何ら反映されなかったのはなぜでしょうか。また,どなたの御指示でしょうか,反映されなかったのは。

 (オ)他都市,先例市の取り組みについては,資料を以前に当局に御提示させていただいておりますが,先進的な取り組み事例と,それに対する本市の見解をお聞かせください。岡山より大きい自治体,東京都とか国とか京都とか,そういうところは,素人に切らせちゃいけん,生き物だから管理するのにはちゃんとした専門の街路樹剪定士,そういう資格を有しとかんと業務に参加できませんよと,そこまでしとんです。そのことについて,資料はもう提示させていただいとりますから,その取り組み事例と本市の見解をお聞かせください。

 (カ)今後,このたびの調査結果及び陳情の内容をどのように,またいつまでに反映していくのか,お聞かせください。

 (5)きょうの質問の最後,ちょっと失礼な言い方ですが,村手副市長,中村都市・交通・公園担当局長は,本市に来られるまで樹木の管理についての職務としての御経験は,いかがでしょうか。あるかないか,イエスかノーかでお答えください。そして,御所見をお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○伏見源十郎副議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。本日もよろしくお願いいたします。

 それでは,松島議員の犯罪被害者支援に関する条例の制定等についての御質問にお答えをいたします。

 犯罪被害者等の支援につきましては,国では犯罪被害者等基本法が平成17年に制定され,岡山県においては平成19年に犯罪被害者等の支援に関する取り組み指針が示されておりましたが,いわゆる社会的弱者の支援,救済という行政が取り組むべき課題の中でも,犯罪被害者等の支援の取り組みについては,関係機関や支援団体との連携を含めて十分ではなかった面もございました。このたび,基礎自治体である岡山市が条例を定めることにより,犯罪被害者等が平穏な生活を取り戻し,安心して暮らすための支援体制の整備を図るための契機としていきたいと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎村手聡副市長  樹木管理についての職務経験についての御質問にお答えいたします。

 直接的に樹木管理を職務といたしましたのは,森林の管理の仕事を担当していました期間が2年ございます。イエスかノーかと言えば,イエスということです。いずれにいたしましても,この立場は,樹木管理の経験の有無にかかわりなく,実際の樹木管理について担当している担当者の意見や御専門の方々の御意見等を十分に伺い,尊重しながら判断をしていくことだと考えております。

 以上でございます。



◎内村義和財政局長  樹木の管理について,なぜ役務登録を申請した業者であれば業務を任せるのかとの御質問にお答えいたします。

 本市の役務登録また発注の手続についてお答えさせていただきます。

 役務につきましては,業務内容や求められるレベルが多種多様であるために,登録段階ではその業務を営むのに必要な法令上の免許を得ているか,また市税の滞納がないかなど,本市の契約の相手方として最低限クリアしなければならない事項について審査し,登録条件を満たしている者を名簿に登録しております。その上で,担当課が実際に発注するに際しまして,必要に応じてその業務を施行するための条件を設定し,これに該当する者の中から入札に参加する者を選定し,指名することといたしております。

 以上でございます。



◎片山伸二市民局長  防犯灯についての御質問に順次お答えいたします。

 まず,現在の設置要綱・基準についての御質問でございますが,現在の防犯灯設置補助要綱ができる以前の防犯灯設置の状況は,現在では正確には把握できませんが,町内会や市がそれぞれ設置していたものと思われます。当時は,はっきりした基準がない中,地元との連携を図りつつ,明確な負担割合の基準を設定するため,昭和54年4月に現在の防犯灯設置補助要綱を設けたものでございます。

 次に,公道部分の防犯灯の設置,管理についての御質問でございますが,防犯灯は夜間の犯罪を未然に抑止し,安全で安心な社会を営む上で重要な施設であると認識しております。その設置や維持管理につきましては,市と町内会等とでこれらの経費をそれぞれ負担しているところでございまして,本市がすべて設置,管理することは事務量の増加等の課題もあるため,現在行っている防犯灯の設置補助のあり方についての見直しの中で,どういった形の制度がいいのか,慎重に検討してまいりたいと考えております。

 また,仮に本市が市設置分及び町内会等市以外の設置分の防犯灯をすべて設置,管理することとした場合におきましては,正確な経費の算出は困難ではございますが,年間3億円以上の経費が必要になるものと推計いたしております。

 次に,来年4月からの球がえの取り組みについての2点の御質問に一括してお答えいたします。

 これまで防犯灯につきましては,市と町内会とがそれぞれ設置し,設置者において維持管理してきたところでありますが,町内会の球がえ等の維持管理費の負担に対する補助につきましても,現在行っている防犯灯の新設補助のあり方の検討にあわせまして協議,検討してまいりたいと考えております。市設置分の防犯灯の球がえにつきましては,球切れに対して迅速に対応できるよう,適切な業者委託の方法等について検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  樹木の管理につきまして,村手副市長並びに財政局長から御答弁申し上げました内容以外につきまして,一括して御答弁申し上げます。

 都市ビジョンを実現する上で,緑のボリュームアップは大変重要な課題であり,岡山市の緑を織りなす樹木の管理は重要なものです。その一方,岡山市の樹木管理はかねてより役務として発注する仕組みとなっています。緑化フェアを契機に,岡山市の緑化を進める際に,改めて樹木の管理は大変重要であるとの認識のもと,昨年5月に中心市街地で剪定の実態を調べました。その結果,いわゆる強剪定になって緑の少ない樹木もありましたが,これは業者だけの問題ではなく,地元住民からの苦情で切らざるを得ない場合もあるなど,複数の要因があるものと認識しております。その後,9月議会で「みどりの会」から陳情書が出され,11月議会で採択されました。これを受けとめまして,局内関係課,各区とともに同会の意見を伺う機会を設け,その結果を踏まえながら,どのように樹木の管理を行っていくか検討を行っているところです。

 緑は,長い年月をかけて地道に築くものであるとともに,業務発注は貴重な市民の税金を使うものであることから,検討を行う際には,専門家である同会の意見をよく聞き,現場を預かる各区を交えて十分に意見交換を重ねるとともに,意見交換を行う中で,資格を技術要件とすべきとの意見が出る一方,公平性の観点から,資格を要件とする場合は,その周知期間や取得状況を把握する必要があることから,資格取得状況の調査を行ったものであります。調査は,役務の樹木等保護管理の中の樹木の剪定を1位登録している業者61社を対象に,本年4月9日から20日まで行いましたが,その結果,資格に対する認知には差があることがわかりました。なお,調査に当たっては,これまでの意見交換の中で,専門家である同会の意見を踏まえて,造園施工管理技士,造園技能士,街路樹剪定士の3つの資格要件について取り上げ,その結果,造園施工管理技士を有している業者が50社,造園技能士を有している業者が41社,街路樹剪定士を有している業者が36社でございました。

 以上のことから,本年度の年間管理業務はまだ結果が反映されていませんが,本年度の管理業務数,予算は公園・街路樹関係全体113件で約6億9,000万円,北区については54件で約3億4,000万円,中区については18件で約7,000万円,東区は19件で約1億4,000万円,南区は22件で約1億4,000万円です。また,入札率については,造園工事1位登録業者のみ指名しているものが22件で約98%,それ以外の業者を含んでいるものが91件で約80%でした。各業務につきましては,各区が管理指導を行っており,検査については各担当課の職員が行っているところです。

 今後は,引き続き意見交換を重ねながら,資格の調査結果,他都市では資格を要件としている事例もございましたので,こういう取り組み事例も参考にしながら,来年度からの年間管理業務に反映できるよう,検査体制等可能なものは本年度から適宜改めるよう鋭意検討を進め,岡山市民にとって緑のボリュームアップが進展するよう努めてまいります。

 なお,都市・交通・公園担当局長──私でございますが,これまでも公園業務に携わっておりますが,樹木の管理につきましては,実際の現場の声を重視することが重要であり,同会の意見,各区や担当課の意見を十分尊重しながら本業務に当たっているところでございます。

 以上でございます。



◎田淵薫安全・安心ネットワーク担当局長  犯罪被害者支援について,市長答弁以外について一括してお答えいたします。

 まず,条例の内容についてでありますが,現在内容について検討している段階であり,どのようになっているのか具体をお示しすることはできませんが,御提示をいただいた案や犯罪被害者等の各支援団体などの御意見等も参考にさせていただき,関係部局と調整しながら成案化してまいりたいと考えております。

 次に,議会へ提案させていただく時期につきましては,条例の周知期間等を考えますと,できるだけ早い時期に議案提出できるように努力していきたいと考えております。また,庁内連絡会議につきましては,議会の御質問を受け,平成21年1月27日に設置し,既存の事業,制度の洗い出しや市としてできる支援施策の検討,及び条例化に向けてのスケジュールの検討等を行ってまいりました。さらに,関係機関との連携につきましては,岡山市警察部と定例的に協議を行うとともに,市内4警察署管轄区域内の各種機関,団体等で組織される岡山ブロック被害者支援連絡協議会に参加するなど,連携に努めているところでございます。今後も,条例の成案化に向けて,引き続き関係機関,関係部署と協議を続けてまいりたいと考えております。

 以上です。

      ─────────────



○伏見源十郎副議長  この際申し上げます。

 会議録署名議員則武議員が退場されましたので,会議録署名議員に磯野議員を追加指名いたします。

      ─────────────

     〔5番松島重綱議員登壇〕



◆5番(松島重綱議員)  御答弁ありがとうございます。

 中村局長,大分答弁漏れとる。僕,質問項目全部書いとるでしょう。どこ答えてねえかわかるでしょ。どなたの指示でしたんですか。だれの指示でもねえんなら,ほんなら何でできるんですか,そこを。

 ほいで,陳情を全会一致で採択したことを重く受けとめる,重く受けとめるんなら,何で何も反映せんのんですか。これ全部質問ですからね。

 樹木というのは生き物なんです。僕は24年市役所におった間,公園に7年間おりました。そのときに,建設と管理サイド,両方におって,財政のほうも非常に厳しい予算でシーリングをする。樹木は,今回も緑のボリュームアップというて,植えてふやしていったら大きゅうなる。子どもでも,赤ちゃんから幼稚園になり,小学校になり,御飯はようけ食べるでしょう。管理費は要るんですよ。

 さっきの項目の中で,それから管理体制と検査体制,具体的に答えてください,どうなっとんか。さっきのは答弁ですか,あれで。

 それと,農薬管理指導員,これは何で入れんのんですか。農薬を防除ではまくんですよ。何で入れんのんか,その理由を聞かせてください,わかりやすう。

 それで,再度の質問になりますけど,全会一致で9月に出た陳情書を12月に,全会一致ですよ,議会で採択しとんです。それから,業界の方,各種団体の方と意見交換をしたいと,これ2月です。それで,2月定例議会は3月まであって,最後に3月22日にしょうかと流しとんです。それで,役務年間管理の先ほどの本数,件数を発注したと,何ら反映せず,議会軽視でしょ。陳情書というんはそんなもんですか。業界の方はみんな手分けして,各会派,各委員に話しに回ってお願いして,皆さんに御理解いただいて,全会一致になったんですよ。岡山はぶちめいじゃいけんのんですよ。ちょっと熱が入ったんですけど,そこについて御答弁をお願いします。

 それから,犯罪被害者支援,これは田尻先生,若井先生初め中原さん,皆さん過去に多くの方が取り組まれて,やっと条例制定ができる。諸先輩方に御指導いただいて,私もおめえ似合わんと言われながら,これに取り組んでまいりました。講座を受けまして,本当にどうにかならんかと。ここまで来ました。政令市で単独条例第1号です。胸を張って,誇りを持って全国に発信していける。市長とは政令市元年,この3月までにつくりたいなと。ただ市長は,つくるんならより一層実効性のあるものにしようよと。私たちも各種団体,そして専門の方,それから他都市の先例的なものも踏まえて提案を出しました。これ議員提案しよう思うたらできる状況でありましたが,やっぱり実効性,実のある,僕ら議員から提案したんじゃというだけじゃいけんと。関係部署,当局も協議会をつくって,協議していただいてここまで来ました。胸を張って言いたい。政令市で全国で初めてです。それで,今関係者連絡会議の中に被害者支援の団体が複数おられます。そういう方々がどのようなお気持ちを持って,経験を持っとるか,そういうふうな声の意見交換ができる場を織り込んでいただけたらと思います。そして,相談窓口にはそういうふうな支援団体とか専門家,弁護士の先生も要る,それから性犯罪被害者にはカウンセラーも要りゃあ産婦人科の先生も要る,そういうところへ橋渡しをする,そういうふうなネットワークをつくっていかにゃあいけんと思います。そういうところについても御尽力いただきたいというふうに思います。これは僕の提案ですから御答弁は結構です。本当やっとここまで来ました,犯罪被害者支援は。

 それから,防犯灯,これ答弁は全部の項目にしとるけど,片山局長,答弁に内容あると思いますか。広島市やさいたま市,その他の都市ができて,どうして岡山市はできんのんですか。今1億円かかっとる。それで,ざっと試算したら3億円かかる。市長が事業仕分けを始め,今400億円の財政圧縮を目指して,既にもう238億円ですか,効果を上げてくださっとる。その中で,市民と協働のまちづくりという中で市民の皆さんは,おい,ここの電気が切れとる,ここの電気が切れとるよと,見て回ってくれるんです,市の職員が回らんでも。

 そういや片山さんの答弁の中で一言,事務量の増加。政令市になり職員3年間採用凍結をした。それでも職員がより一層幅広く,1人で2つ,3つの職務,職責も含めてやっていこうよと。機能的にやりゃあええんです。人が足りんということを言うたんですか,これは。事務量の増加があり,できんよと。これ市長に対して,反対意見ですよ。

 それで,市長が言われる安全・安心ネットワーク協議会,これが全部の小学校区にできた。その方々が,各種団体が地元のことを支え,回ってくれるん。公の道路を照らすのに,何で町内で設置せえよと,この要綱ができる前についてははっきりわからんと。市で設置しょうたんですよ。要綱ができた昭和54年4月に僕は役所に入りました。だから,岡山市も政令市になり,行革で事業仕分けを含めあんだけの財源を生んどる。きのう浦上先生も,予算はあるんだと,それをいかに有効に,どこに使うか。目指す都市像です,岡山の。これ市長ぜひ,防犯灯,隣の広島市ができて,さいたま市ができて,行革をして,市長がこれだけ市民とのまちづくりを手を携えていく,なぜできんのんか。

 去年の11月,僕もうちょっとトーンが低かった。でも,この新年度になって,連合町内会初め各種町内会の総会に出ましたら,うちの町内も一月100円です,町内会費が。非常に少ない。その中で防犯灯の球がえが今自分のところで見て,球を買うてきてグロー球も買うてきて,それで中電に町内会の役員の人がわざわざ電話させていただいて,中電さんの御協力で,その球を受け取って,無償でかえてくれるんです。これが全部有償になるんです。ほんなら町内の人が,町内の予算がねえから言うて,はしごをかけて上がって,転落事故があって,けがでもされたらどうするんですか。ちっちゃいことですが,予算は今現在1億円,それで先ほど言われた3億円になると2億円要る。それで,球がえを有償にすれば,まだあと5,000万円ほど要ると思います。市長がことしから乳幼児医療費,入院医療費を中学生まで無料にされた。これも財源を考えてされとる。ぜひとも,この取り組みは今度シリーズでまた行きます。

 あっ,シリーズで思い出した。松田局長,草の無料化ありがとうございます。僕,草の無料化は5回,無料になるまで質問させていただいて,やっとこの7月15日に草を無料にしますと。議会で質問させていただける,またチェックする立場にある私たちは,正しいと思うたら,やっぱり言い続けにゃいけんと思う。防犯灯を市が管理するということについては,先例政令市,本当に政令市の広島市もさいたま市もやっとんですよ。しちゃあいけんことじゃない,やれることなんです。だから,それをぜひとも取り組んでいただきたい。

 それから,また造園の話に戻します。財政局長,役務は登録してきたら受けにゃあいけんと。何が言いてえか。市長の散髪,内村局長の散髪を僕がするわ。一遍素人にさせてみて,どんな思いがするか。ぜひ,これについての取り組み,造園施工管理技士,造園技能士,これまた違うんです。それで,この2つは国家資格です。でも街路樹剪定士というのは,これを受験するための,この資格を要するために実務経験が要る。散髪屋さんでも,理容学校へ行って,学校を出たからというて,すぐに切らしてくれん。シャンプーしたりしながら,やっとはさみを持って切らしてもらうんが何年か先ですよ。今登録してきたら何でもいらっしゃいよ,これはやっぱり変えにゃあいけん。

 それと,中村局長。もう1分ある。もう一遍聞きます。陳情の要旨,4項目,これはもう時間がありませんからあえて読みませんけど,この各項目についての対応処理,見解をお伺いしとんです。これについても再度お答えください。

 岡山の都市像,皆さん,私たちの子や孫に誇れるまち,よかったというまちをつくっていきたいというふうに思います。きょうは大変失礼な言い方もしましたが,ぜひ市民の人がなるほどと,岡山がどこに向かうんか,わかりやすい御答弁をお願いします。

 以上で私の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○伏見源十郎副議長  当局の答弁を求めます。



◎内村義和財政局長  役務登録を受ける際に条件をつけるべきとの御質問にお答えいたします。

 先ほども申し上げましたけれども,役務登録につきましては,業務内容等が多種多様であるために,現段階では最低限の条件をつけて登録をさせていただいております。その上で必要があれば,実際に発注する担当課が必要な条件を仕様書の中でつけているということでございます。

 議員御指摘の造園に関する資格について,それを要件とするということについて,実際にやっている団体もございますけれども,本市といたしまして,これを登録段階で条件を付して絞り込むということについては,もう少し研究が必要と考えております。

 以上でございます。(「早うしてよ」と呼ぶ者あり)



◎片山伸二市民局長  防犯灯に関する再質問にお答えをいたします。

 まず,広島市,さいたま市でできて,なぜ岡山市でできないのかというお尋ねでございますが,それぞれ防犯灯についての取り扱い,各自治体によってさまざまな取り扱いをされておるということで,いろいろなケースがございます。そういった中で,それぞれの自治体において,それまでの経緯等を踏まえて,現在の制度になっておるものというふうに考えられます。したがいまして,それぞれの都市によってそれぞれの経緯,事情,その他ございます。一律にはなかなか難しいとは考えております。今後,そういった他都市の状況,事例等も参考にしながら,検討する必要があるというふうに考えております。

 また,先ほど事務量の増加等の課題があるというふうな御答弁を申し上げましたが,決して事務量の増加等の課題があるからできないというふうに御答弁申し上げたつもりではございません。課題といたしましては,事務量の増加であるとか,先ほど言いました財政的な課題というものもございますので,そういった課題等について整理,検討するということを申し上げたものでございますので,御理解をいただければというふうに考えております。いずれにいたしましても,そういった課題等を整理,検討することによって,防犯灯の設置補助のあり方,全体の協議,検討をする中で,どういう方法が本市にとって一番いいのかといったものについて早急に整理してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  樹木の管理についての再度の質問にお答え申し上げます。

 まず,管理と検査の体制でございます。

 これにつきましては,この箇所数が100カ所を超える箇所ということで,一概に全部こうであるとは言えないんですけども,また年間管理ということでございまして,随時区のほうで確認したり,それから苦情があった場合に対応してるとかいろいろでございます。ただ,現状として,管理体制に箇所ごとの違いがあるということと,今回みどりの会と意見交換をする中で,非常に管理体制についての指摘もございますので,これにつきましては区ともよく話をいたしまして,より適切な管理ができるように努めてまいりたいと思います。

 それから,検査体制にいたしましても,今現場の検査の職員が見て,それで最終的には各課の管理職が検査職員という形になってるわけですけども,中では写真などで検査しているという指摘も話し合いの中でございました。そこら辺も区と実態をよく話し合いまして,適正な検査ができるようにただいま検討をしているところでございます。

 それから,続きまして,農薬管理指導員を入れないのはどういうことかということでございますが,これも意見交換を今までさせていただいてる中で,専門家である皆様から意見として出された3つの資格要件ということで調査をいたしました。また,今後も意見交換を行っていくわけでございまして,その中で農薬管理指導員みたいな声も出てまいりましたら,対応を検討していきたいと考えているところでございます。これはまた引き続き,専門家である同会の皆様と話をしていきたいというふうに考えているところでございます。

 それから,陳情を重く受けとめてるのになぜすぐ反映しないのか,それから全会一致なのに議会軽視ではないのかということでございます。

 これにつきましては,当然私どもも議会で一致して議決されたというのは重く受けとめておりまして,話し合いを重ねているところでございますし,また鋭意検討を進めているところでございますが,その一方で,先ほど答弁申し上げましたけれども,緑というのは長い年月をかけて地道に築くもの,それから業務発注は貴重な市民の税金を使うもの,その一方でやっぱり緑のボリュームアップということで,専門性というのを生かしていく中でどういう形にすればいいのか,また専門家の意見をよく聞く,各区の皆さんの意見をよく聞くという中で今鋭意取り組んでいるところでございますので,御理解を賜りたいと思います。

 それから,これがだれの指示なのかということでございますが,先ほどの農薬管理指導員の資格の話,それから来年度の発注の話でございますが,いずれにいたしましても,私どもも専門家の皆様とのお話の中で,そういうこと,その話の内容,それから現場の声を重視しながら検討しております。その中で対応を決めているところでございまして,そのことにつきましては当然私も局として判断をする際に承知しておりますので,一義的にはもちろん私として判断したということでございますが,私のスタンスといたしましては,現場の声,それから専門家の意見,そういうことも重視しながらこの業務に当たらせていただいてるので,そういう気持ちで取り組んでいるところであるということでございます。

 それから,陳情の4項目についての対応ということでございます。

 1つ目が,専門的知識,実績の必要性,それから地域性を熟知した計画性ということで御指摘いただいております。私どもも当然この専門的な知識というのは必要であると,緑のボリュームアップをする上で専門的な知識を活用していくことが重要であるということで,今話し合いなり検討を進めているところでございます。ただ,一方で,どうしてもこういう役所の仕事でございますので,契約のもともとのあり方,それから入札制度,そういうのとの中でこれをどうやっていくのかというのが今の私どもの検討課題でございますし,継続契約みたいな難しいものも出てきているというところでございます。

 それからもう一つ,検査体制についての陳情をいただいておりまして,これにつきましても意見交換を今しておりますが,それを踏まえまして,先ほども御答弁申し上げましたように,適宜改めるべきものは改めるよう鋭意検討を進めておるところでございます。

 それからもう一つが,管理業務を本課で発注してほしいということでございますけども,これにつきましてはやはり私ども,もともとこの区の制度というのが地域に密着してということもございます。そういう中で,区のほうで今業務をやっておりますので,なかなか難しいところがございますけども,区とよく話をして,そういう適正な業務の推進ができるように努めていきたいと考えているところでございます。

 いずれにいたしましても,緑のボリュームアップというのは岡山市民にとって大事でございますので,市民にとって緑のボリュームアップが進展するように,私どもとしても努力してまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○伏見源十郎副議長  次は,順序に従いまして河田議員。

     〔14番河田正一議員登壇,拍手〕



◆14番(河田正一議員)  皆さんおはようございます。

 朝早くから傍聴においでいただきました皆さん,ありがとうございます。

 今週はうれしいニュースが,大きなニュースが2つありましたね。1つはサッカーですが,もう一つは「はやぶさ」という小惑星探査機が無事帰還したというニュースです。7年かけて2億キロメートル離れた小惑星「イトカワ」に行って,20億キロメートル走ったというふうに報道されていました。その中でもいろんなトラブル続きだったんですけども,そのトラブルを乗り越えて無事生還したっていうことは,日本の技術の高さっていうのを世界に示したと思うんです。こういったすばらしい日本の技術なんですけども,この技術が事業仕分けによって,この予算が削られている,こういったことについて,皆さん御存じですか。去年の事業仕分けの中でこの予算が削られとるんです。だから,今の事業仕分けっていうものが目先の利益追求,費用対効果といったことになってしまってるというその一つのあらわれではないかなということで,この事業仕分けそのものもしっかり中身を見ないといけないんじゃないかというふうに私は思います。

 それでは,通告に従いまして質問させていただきます。

 最初に,市長の所信表明についてで,地域主権と交付金の一括法について聞きます。

 (1)地域主権改革について。

 地方自治とは,国から独立した自治体が権限と財源を持ち,国の支配を受けることなく自主的に運営できること,そしてもう一つは,自治体内部において主権者である住民の意思に基づいた意思決定がなされることを言います。これを踏まえた上で,地方自治の現状を見ると,大きくかけ離れています。例えば,市町村合併を検証すると,自治体の権能は政令市移行により強化され,団体自治強化は幾分なりとも進みました。一方,住民自治については,合併を進めようとする自治体は,合併しないと財政が破綻するが,合併すれば財政は大丈夫だというシミュレーションをつくりました。現実はどうだったか。第1に,合併による財政効果は地域に争いをもたらしてまでしなければならないほどの効果はなかった。第2は,周辺地域が取り残される可能性が高いということです。合併協議で約束した新市建設計画は,公共事業費が落ち込み,実質的に形骸化しています。しかも,合併に至るまでに住民の意思を十分そんたくしたとはとても言えません。総務省や県の強引な圧力に屈するか,財政的に日干しにされる恐怖に駆られるか,はたまた合併特例債のあめにつられて合併に追い込まれました。そこには住民自治などなく,損得勘定や打算によってなされたというものでありました。

 地域主権は,地域のことは地域に住む住民が責任を持って決めることだと言います。それが実行されるには,まず住民の意思を十分そんたくする行政であるか,そして政治が弱者に寄り添った目線で執行されているか,十分な安定的財政措置を与えられるかが問われます。国が歳出抑制のために一括交付金の名のもとに社会保障などの責任を放棄し,自治体が規制緩和により住民サービスを低下させることになってはなりません。

 合併に伴う苦い経験を踏まえて,地域主権の名により住民が一層不便を来し,使いにくくなるようなことがないように,岡山市がどの方向に進もうとするのかを聞かせていただきたく質問いたします。

 ?地域主権改革が施行されると,自治体としてどのような変化があると考えますか。また,地域主権改革の進展状況についてどのように認識していますか。

 ?義務づけ・枠づけの見直しと条例制定権の拡大により,協議,同意,許可,認可,承認の見直しがなされ,国が決めていた基準を自治体が独自に決めることができるということです。その中には,施設に従事する従業員に関する基準並びに当該施設の設備及び運営に関する基準を条例にゆだねるとされます。利用者の数に関する基準に関する規定は標準とされ,詰め込みも自治体の裁量に任されます。また,その他の設備及び運営に関する基準に係る規定は参酌すべき基準となり,拘束力を持たないものとなります。

 ア,児童福祉法による指定知的障害児施設,児童自立支援施設,児童福祉施設について,施設等に従事する従業員に関する基準について,どのような視点で岡山市の基準をつくるつもりですか。

 イ,当該施設の設備及び運営に関する基準について,どのような視点で岡山市の基準をつくるつもりですか。

 ウ,利用者の数に関する基準に関する規定は標準とされ,詰め込みも可とされ,自治体の裁量に任されます。どのような視点で岡山市の基準をつくるつもりですか。

 エ,老人福祉法による養護老人ホーム,特別養護老人ホーム,介護保険法による指定居宅サービス,指定地域密着型サービス,指定介護予防サービス,指定地域密着型介護予防サービス,指定介護老人福祉施設,介護老人保健施設及び指定介護療養型医療施設がそれぞれ国の基準が標準や参酌すべき基準となり,現行と違う基準を持つことができるようになります。どのような視点で岡山市の基準をつくるつもりですか,このことをお聞かせください。

 (2)一括交付金と財政について。

 民主党を中心とした政権は,自公政権の負の遺産を背負ってスタートしました。新政権下の分権改革や地方財政改革がどのようになるかを考える上で,新自由主義からの転換がポイントになります。

 第1のポイントは,地方行革推進をストップし,自治体によるサービス給付を再建,拡充することです。いつまでも行革の名で職員削減を続けていけば,住民に責任を持つ公務労働はしぼんでしまい,自治体が住民から遠ざかってしまいます。

 第2のポイントは,市町村合併や道州制推進に終止符を打つことです。地域主権の確立の名のもとに,基礎自治体の規模や能力拡大,国,県からの大幅な権限移譲は,ナショナルミニマムに対する国の責任の縮小につながります。

 第3のポイントは,地方交付税制度のゆがみを是正しながら,一般財源を保障,制度として機能を復元,強化することです。

 こうした中で,ひもつきの補助金を廃止して一括交付金に変えようとしています。しかし,新政権の目玉の子ども手当の満額支給が危うくなり,後期高齢者医療制度の見直しが先送りされ,普天間移設の国外,少なくとも県外がほごにされる,しかもそのことについて国民への謝罪も反省もない政権のもとですから,十分な額の一括交付金が来るかどうかは大きな不安があります。

 ?一括交付金は,社会保障・義務教育関係が一括交付金対象から事実上外され,公共事業関係が中心となると考えられます。そこで,平成22年度予算においては補助金とされているが,来年度は一括交付金の対象となるだろうと思われる金額は幾らになりますか。

 ?一括交付金が配分されるとした場合,現在の補助金による事業の配分と大きく異なる使い方をしようとする分野はどんなものがありますか。

 次に,議員定数についてお尋ねします。

 高谷市長は,議会のあり方には多大な関心を払っていただいております。市議会だけでなく,県議会にまで言及されているようです。

 そこで市長にお尋ねします。

 憲法,地方自治法の規定する地方議会を調べてみました。憲法の地方自治に関する規定の中で最も重要なのが,自治体の仕組みや運営に関することは地方自治の本旨に基づいて定めるべしとする第92条です。

 地方自治の本旨とは,団体自治と住民自治の2つの要素が満たされることです。憲法は,地方自治体における政治の仕組みとして,直接民主制を前提に首長と議会による二元代表制をとっています。首長と議会は基本的に対等であり,互いに自己の権限を行使し,互いに抑制し合い均衡をとることで地方自治が運営されることが期待されています。もっとも市長は,統括代表権を初め,予算の調製,提案,執行権を握るなど,現実面において強大な権限を有しています。そのため,市長と比べ,市議会の存在感は薄くなりがちです。市長は,議会の議決等について再議に付することなどの議決に対する拒否権が認められています。また,議会が市長の不信任をしたときには議会を解散することができます。議会の権限に属する事項について,市長は専決処分をする権限が認められています。このように,執行機関として独任制の長,議事機関として合議制の議会が設けられているわけです。

 地方議会は単なる議決機関とせず,議事機関とし,議決に至るまでの審議を重視しています。十分な討議,熟慮が大切だという主張が今日の社会における民主主義のあり方として求められています。第4回地方行財政検討会議は,議会が果たすべき機能の観点からの課題として,議会は執行機関の監視を行う機能が指摘されています。一方,長が執行権限を行使するためには議会の理解と協力を得る必要があるため,議会の中に与党的な勢力を形成せざるを得なくなる。この結果,議会の執行機関に対する監視は野党的な勢力のみが担うことになりがちである。また,議決権の行使は,本来最も重要な権限であるにもかかわらず,現実には追認する傾向が見られるなどの指摘があります。

 そうした中で,岡山市議会は,議会の本来の趣旨にのっとり,十分な審議を尽くそうとしています。それに対し市長は,審議時間が長過ぎると攻撃しています。

 このように,現実は強大な権限を市長に与えられている中で,より議会の発言を規制し,権限を抑え込もうとする市長の言動は,憲法と地方自治の本旨に照らして不適切と考えます。

 ?岡山県議会議員定数について高谷市長は,県議は多いのではないか,4区に2人ずつでも8人となり半減できると述べたと報道されました。

 議員定数は,公職選挙法で人口比をもとに定数配分すると定められています。

 現在でも,岡山市南区と勝田郡区の1人当たりの格差は3倍もあります。これを定数2にすると,もっと格差は広がります。

 岡山市民は政令市になって,県税を特別に他の市町村より安くしてもらうことができたでしょうか。同じように税金を払いながら,政令市だからと単県事業などの補助率が引き下げられている状況をもとに戻すことこそ必要なことではありませんか。それなのに,岡山市選出議員をもっと減らすようにと市長が率先して述べることは,岡山市民にとってマイナスとなると思いますが,いかがですか。

 ?岡山市議会議員定数について高谷市長は,見直しに入っていかなければならないと発言したとのことです。

 県議は政令市になったから削減しろと言うならば,市議会議員は政令市になってふやすのが論理として成り立つのではありませんか。

 合併前には,旧岡山市と合併4町の議員は総勢で108人いましたが,来年4月の改選では52人になります。実に,56人の議員が減っております。これほど多くの議員を減らしていながら,まだ減らし足りないと市長はお考えですか。それとも,市政を市長の思いどおりに進めていく上で,議会が邪魔だから少し少ないほうがいい,このようにお考えですか。

 2,小中一貫教育と足守地域の学校統廃合について。

 教育委員会は来年4月に足守地域4小学校のうち足守小学校を除く3小学校を統合する方向で話を進めています。

 (1)小学校から中学校になるときに,カリキュラムや授業形態の違い,学習内容の程度の違い,生活面では新しい学級・学年や部活の人間関係など多くのストレスを持つことになります。また,学級担任制から教科担任制に切りかわり,中学校教師の子ども観や教育観も小学校教師とは大きく異なります。この中1ギャップを解消するため一貫校がよいとのことですが,小・中の段差をなくしても,中・高には厳然としたギャップが存在します。小・中で経験しないことが,かえって中・高のギャップを乗り越えられなくなる子どもを多くすることにはなりませんか。

 (2)少人数学級だと,人間関係が固定化し,序列化が進むと言っていますが,3小学校の児童数を合わせても1クラスしかできないのでは,これは理由になりません。違いますか。

 (3)少人数では,競争心が育たず,よい教育ができないと言われています。少人数学級は,教師の目が一人一人に行き届き,理解度に応じた教育ができると考えますが,少人数学級教育の弊害がある具体的なデータがあるならばお示しください。

 (4)過小規模校の存在は足守の3校に限ったことではありません。市内には28校あります。また,建築年月を見ると,足守地域の小学校はいずれも古いものはありません。それに比べて,老朽校舎で授業を受けている学校は決して少なくありません。早急に建てかえをしなければならない学校がある中で,比較的新しい学校を廃校にすることは,税金の無駄を省くことに逆行するのではありませんか。

 (5)岡山市は,地域主権の立場で,自分たちの住むまちは自分たちで守ろうと市民に呼びかけています。その流れを忠実に実行しようとすると,地域の核となるものは学校ではありませんか。たとえ少人数であっても,地域の子どもとして地域のみんなで育てようとする中でこそ地域の連帯は深まります。その核になる学校をなくして,地域づくりが進むとお考えですか。

 (6)6月8日の足守地域のあり方を考える会において,来年から加配教員を配置することは難しいかもしれないという教育委員会の姿勢の前に,PTAは暫定小の位置について,涙をのんで統合を認めると言いました。しかし,廃校について地域で話し合いはしてないという町内会長が多くいます。また,福谷学区は教育委員会の統合への進め方に不審を抱いているので,簡単に現在進めている統合案に賛成するのは難しいと考えますが,PTAが同意したから地域の同意はなくても3小統合を進めるお考えですか。

 (7)足守の人たちは,統合をしなくても済むように定住化促進のための地域振興計画を求めてきました。教育委員会は所管が違うとして地域振興計画を何も提案していません。岡山市は審議監制度をつくり,局を超えて対応する体制ができているはずですが,機能を発揮していないのではありませんか。このようなことに対して審議監制度の利点を発揮すべきではありませんか,御所見をお示しください。

 3,産廃問題について。

 御津虎倉の産廃に反対する人たちは,3月に業者に対して建設仮差しとめの訴訟を起こしました。また,4月には岡山市を相手に建設許可差しとめ訴訟を起こしました。地域に住み続け,暮らしを守るために,地域住民は訴訟をやむにやまれぬ気持ちで起こしたのです。

 岡山市への訴状では,焼却施設2基を合わせたものが処理能力であるのに,市は1基当たりの処理能力で許可しており,環境基準を総量でとらえるということを見逃しています。その他いろいろと許可の不当性が提起されています。これらを見ても,業者への建設許可は誤りだと思います。しかし,何より問題なのは,岡山市は業者の言いなりになり,株式会社アチューマットクリーンの箕島での違法状態が解消しないうちに新たな産廃処理場を許可するという,行政として,してはいけない行為をしたことです。市が,市民の安全と生活を守ることより,業者の利益を守ることを優先させた,それも違法状態が継続していることに目をつぶりながら行ったということです。

 (1)先日市長は,許可しなければ業者から莫大な損害賠償請求をされるので,断腸の思いで建設を許可したと答弁しました。損害賠償の訴訟が恐ろしくて,業者が違法状態であることを許可留保の要件とすることをしなかったというわけです。

 市政を行うときの視点として,住民の側に立つか,それとも企業の側に立つのか,それがあらわれるのではないでしょうか。言葉の上で断腸の思いと言われても,実際の行動として,住民に有利な条件があったのに,それを最大限使わなかったことは強く非難されるべきことです。箕島において業者の違法状態が継続していることを,許可を留保する理由とし得なかった理由を改めてお示しください。

 (2)今後裁判は継続されますが,一審判決で岡山市が敗訴した場合,岡山市は住民の立場に立ち返り,決して控訴しないで許可取り消しをすることを約束していただきたいが,いかがですか。

 御津河内の安定型処分場については,下流の3集落への合同説明会が行われています。説明会は過去2度行われましたが,住民からの質問事項が多く,業者が答え切れていませんので,さらに説明会を行うということで業者側と住民側が合意しています。しかし,業者としては説明会を打ち切って次に進めようと説明会の打ち切りを画策する動きがあります。岡山市は,今まで業者と地元住民の話し合いの場に立会し双方の意見を聞くということを行ってきませんでした。日本では,産廃処分は一般廃棄物と違って民間任せになっています。他の国では,一廃と産廃を区別することなく,行政で取り扱っています。日本の法律が不備であることはさておいて,産廃は民間任せ,だから行政は関与しないという姿勢を岡山市は改めることを考えませんか。御津虎倉の産廃処分場許可で行ったように,許可という重大な決定を行うのは市の権限なんです。市民から隠れたところでこっそりと許可をするのではなく,住民の前に出てきて責任ある態度を示すべきです。岡山市担当職員が説明会に参加するよう改めるようにしていただきたいが,御所見をお示しください。

 以上で1回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○伏見源十郎副議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  河田議員の議員定数についての御質問にお答えをいたします。

 まず,岡山市選出県議会議員の定数についての私の発言ですが,本市は政令指定都市への移行により,県が行っていた事務のほとんどを市みずから処理することとなったという事実を踏まえて,本市から選出される県議会議員の役割を引き合いに出して,県議会議員の定数全体についての思いを述べたものでございます。いずれにしましても,県議会議員の定数については県議会として決定されるべきものであります。なお,県議会議員は選出区域の発展だけでなく,岡山市も含めた県全体の発展を考える立場にあり,岡山市選出の県議会議員の数が減ることが直ちに岡山市民にとってマイナスになるとは考えておりません。

 また,岡山市議会議員の定数をどう考えるかということにつきましては,先日も申し上げましたとおり,市議会議員自身が市民の声に耳を傾けられて,真摯に議論を重ねる中で決定されるものと考えております。

 参考に申し上げますと,岡山市が姉妹縁組をしております友好都市であるサンノゼ市は人口約100万人でございます。市議会議員の数は10人です。また,富川市は人口約87万人でございます。議員は28人でございます。多少行政のあれは違いますけれども,こういう状態もあるということを,(発言する者あり)そういうふうにこれから変えていかなきゃいけないということを言っとるわけで,こういう状態であります。だから,今国会議員を含めても,それから地方自治体も,やはり議員数は多いんですよ,確かに。私はそう思っておりますので申し上げました。例えば,岡山市の一般会計当初予算ですね,市議会費は議員の皆様の給料も含めて約11億4,000万円,当初予算に占める割合というものは0.5%を占めております。政令指定都市の中でも一番高い状態になっております。これはどういう原因かわかりませんけれども,いろいろこれから検討していかなきゃいけないと私は思っております。そういう状況を申し上げました。

 以上で私の答弁は終わります。

 よろしくお願いします。



◎内村義和財政局長  一括交付金の対象金額とその配分についての御質問にお答えいたします。

 一括交付金の対象金額とその配分につきましては,ゆうあいクラブの太田議員にお答えしたとおりでございます。



◎岸堅士保健福祉局長  地域主権改革についての項で,福祉施設に係る基準をどのような視点でつくるのかについてお答えいたします。

 国においては,自治体の自主性,自由度の拡大を図るために,地域主権改革に関する法案を国会へ提出しましたが,現時点では成立しておりません。引き続き,今後の動向を注視してまいりたいと考えておりますが,具体的な内容については,省令による基準が示されなければ判断できないところがあります。いずれにいたしましても,法案が成立すれば,それをチャンスととらえ,利用される方の立場に立って,また事業者の持続可能な運営等も勘案しながら,福祉を後退させることなく,地域の実情に即したよりよい福祉につながるように努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



◎水野博宣行政改革担当局長  地域主権改革が施行されると自治体としてどのような変化があるか,またその進展状況はとの御質問にお答えいたします。

 地域主権改革の進展状況でございますが,今国会で審議された地域主権改革推進一括法案の内容は,1番目に地域主権戦略会議の設置,これは法的根拠を与えるものでございます。それから2番目に国と地方の協議の場の法制化。3番目に義務づけ・枠づけの見直し,これは第1次分でございます。この3点でございます。

 今後の予定としては,策定が予定されている地域主権戦略大綱(仮称)にまとめられる基本的な考え方に沿って,平成22年度末の国会に義務づけ・枠づけの見直し第2次分,ひもつき補助金の一括交付金化,それから基礎自治体への権限移譲,地方税財源の充実確保などを内容とした第2次地域主権推進一括法案を提出するといった工程表が示されております。

 こうした地域主権改革が進めば,各自治体が地域の特色を生かした主体的なまちづくりを進めることができ,また自治体間の連携によって活力ある日本を創造していくことが可能であると考えます。そのためにも,各自治体が今まで以上に行政経営能力を向上させていくことがより強く求められていると思います。なお,義務づけ・枠づけの見直しに対する各省庁の取り組み状況は,依然として不十分であると考えております。また,三位一体改革のときのように,地方に大幅な財源不足が生じることは絶対あってはならないと考えております。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  箕島処分場と許可留保についてお答えいたします。

 本市では,箕島最終処分場の改善状況を見きわめることにより,計画者が欠格要件である不誠実条項に該当する事業者か否か審査を継続してまいりましたが,計画者は本市の指導に従い,生活環境保全上の支障にかかわる改善を完了させ,残りの改善についても継続して行う計画となっていることから,不誠実条項に該当するとは言えないとの判断に至りました。許可基準がすべて満たされているにもかかわらず判断を留保することは,法律上違法とのそしりを免れないことから,許可したものでございます。

 次に,敗訴した場合のお尋ねにお答えいたします。

 御津虎倉の産廃処理施設につきましては,廃棄物処理法に照らし,厳正に審査した結果,許可基準に適合していることから許可したものであり,本訴訟において本市の主張が認められるものと考えております。

 次に,市職員が説明会に参加するようにとのお尋ねでございます。

 産廃条例に基づく地元説明会は,許可申請前の情報公開の手法として,計画者がみずから計画した事業の内容,生活環境影響調査の結果について,一定範囲の関係住民に説明することを目的として開催しており,民間事業者が許可を得るために行う説明会に本市職員が同席することは考えておりません。なお,本市に対しては,説明会開催の周知計画書及び説明会実施状況報告書を提出させております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  小中一貫教育と足守地域の学校統廃合につきまして7点のお尋ねをいただいておりますが,まずいわゆる中1ギャップの経験ということについてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 異なる環境の学校に適応していくためには,人間関係を適切に構築する力であるとか,各段階に応じた十分な学力が必要であるということになるわけでございます。足守地区におきましては,小学校を統合しまして,少しでも多くの児童のいる集団の中で人間関係を形成する力をはぐくんでいくことができるような計画にしているわけでございます。また,小中一体型の校舎では,小学校,中学校の縦割りによる活動を取り入れまして,その中で上級生がリーダーシップを発揮する機会などを設けて,中学生としての自覚など発達に応じた意識の高まりを促す課題を経験させることで,子どもたちが主体性,積極性を発揮できるようにしていきたいというふうにも考えております。学力面につきましては,小学校,中学校で一貫した学習を進める中で,中学校卒業までに必要な学力であるとか学ぶ姿勢というものをはぐくみまして,高等学校での学力面での不安を解消できるように努めていきたいというふうに考えておるわけでございます。

 次に,3小学校の児童数を合わせても過小規模校の弊害の是正にならないのではないのか,少人数学級教育の弊害となる具体的なデータがあるのかとのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 過小規模校の弊害につきましては,具体的なデータは承知をしておりませんけれど,議員御指摘の利点がある一方で,集団で行う球技であるとか楽器の演奏などが制限されるわけでございます。また,子どもたちの人間関係が固定化されたり,授業の中で多様な考え方で問題を解決することができにくくなったり,学習意欲や活動意欲が育ちにくいという課題があることが広く言われておりますし,また私自身もその実感というものを持っておるわけでございます。

 今後も小学校の過小規模化が進むことが予想されることから,複式学級を解消しまして,少しでも多くの子どもたちの中での教育を受けられますように,大井,福谷,高田の3小学校を先行して新しい学校をつくりたいというふうに考えておるわけでございます。

 次に,比較的新しい学校を廃校にすることについて,また地域の核となる学校と地域づくりについて,PTAの同意と地域の同意について,また定住化促進のための地域振興計画についての4点についてお答えをさせていただきます。

 去る6月8日に開催をされました第16回足守地区の幼稚園,小学校及び中学校の在り方を考える会におきまして,4小学校区の保護者や地域の方から統合に当たっての要望とか意見がございました。しかし,子どもたちの教育を考えまして,先行して3小学校を統合して,中学校と一体型校舎の整備を行うという方向性につきましては,おおむね賛同を得ることができております。

 議員御指摘のとおり,学校は地域の人々に支えられまして,地域コミュニティーの核となっております。特に,小学校に対する地域の皆様方の強い思いというものがございます。しかし,その中で地域の皆様方が子どもの教育ということを第一に考えてくださっているわけでございます。今後新しい学校づくりが始まれば,これまでの小学校区を基盤としながらも,新しい小学校を核にした地域づくりが進むものと考えておるわけでございます。既存の小学校施設につきましても,本市の貴重な財産でありまして,跡地活用につきましては地域の皆様の御意見をお伺いしながら,他部局と連携して全市的な視点で検討していく必要があるというふうに考えております。

 以上でございます。

     〔14番河田正一議員登壇,拍手〕



◆14番(河田正一議員)  地域主権の問題と一括交付金の問題,特に一括交付金の問題については三位一体という美辞麗句にだまされたということを当局も感じてるみたいですから,こういうことがないようにしっかり監視していかなきゃいけないと思いますんで,その点は国に対しても厳しく要求をしていかなきゃいけないと思います。その点では,私も同じ考えですから,当局のそういった姿勢については応援していきたいというふうに思います。

 それから,市長の議員定数に対する発言,他国の例を出されたわけですけども,全く制度が違うわけです。その違うものを引き合いに出してやられても,私も勉強不足でして,アメリカやほかの国の制度まで十分認識してませんからお答えができないんですけども,ただ私が知ってる限りでは,アメリカの議会の中からは執行部になる方もいらっしゃる,そのように認識しとんです。だから,日本の制度とはちょっと違うんじゃないかと,全く違うんじゃないかなというふうに思います。

 それから,議会そのものの役割というのが,議員の皆さん一生懸命頑張ってやってます。その役割の中で,例えばごみの有料化問題,この問題でも議会がしっかり論議して,2度にわたって継続審査にしたと。その中で,いろんな住民の要求が実現したというそういう経過があるわけです。低所得者に対する問題とかおしめをしてる人たちに対する対応とか,植木の剪定枝なんかについても無料化するとか,いろんなことが実現してきたわけです。こういうふうなしっかりした論議というのがやっぱり市民のためになるんです。この0.5%という予算に占める割合が他都市に比べて高いから無駄だというふうに市民の皆さんが判断するか,市民のためにしっかり頑張ってるっていうように判断するか,これは市長と私の考えは違うと思うんです。

 それから,小中一貫教育の問題です。

 中1ギャップがなくなるというふうにおっしゃってます。でも,例えば小学校6年生の子どもが最上級生として下級生を引っ張るというそういう経験も,やっぱり小さいときから一つの経験になるんじゃないかと思うんです。中学3年生になって全部中学生が小学生を引っ張るというそういうのだけじゃなくて,小学校6年生でもその小学校の中だけでは最上級生として下級生を思いやる,そういったことができるということも大きな経験ではないかなというふうに思うんです。それから,少人数では球技ができないとか多様な考え方ができないとかおっしゃいました。球技ができなかったら,例えば3小学校で集まって,そういうイベント的な集まりを再々すればいいんじゃないですか。そういうことでも解消できるんじゃないかなというように思います。多様な考え方ができないのは何人集まっても多様な考え方ができない場合もあります。だから,その辺は少ないから多様な考え方ができないというふうには私は思いません。

 あと,地域の人たちが小学校をはぐくんでいるんだという,地域のみんなではぐくんでいるんだと,そういったことについては,昨日の小川議員の質問に対して教育長は,地域の人たちがみんなで子どもたちを育てるんだというそういうふうなことが大切だってことをおっしゃってるわけですから,そういう意味では小さな小学校だったら地域でしっかり守ろうというそういう意識が十分あるわけですから,そういう利点を生かすべきではないかなというふうに思います。

 それから,審議監制度がまだ十分に発揮されてないっていうのは,こういう事例を見てもですね,廃校が決まったら考えますよと,それじゃあだめじゃないかと思うんです。廃校にしなくてもいいような,そういうふうな地域づくりのためにどうしたらいいかというふうな視点で考えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。その辺はしっかり審議監制度,せっかくあるんですから,そういう前向きな対応をしていただきたいなと思います。

 それから,産廃問題,市が勝つからいいんだというふうに環境局長は言ったんですけど,そうじゃない。私が,もし市が負けたらもう二度と,市民の立場に立った行政をするって言っとるわけですから,断腸の思いで許可をしたというふうに市長も言っとるわけですから,だったら負けたらもう潔く市は市民の立場に立って,控訴はしないでくださいよというふうに言っとるわけですから,その辺はしっかり市民の立場に立って,断腸の思いで許可をおろすと言うんだったら,そうするのが当然じゃありませんかというふうに私は言っとるわけです。その辺はもう一遍,できれば市長に御答弁いただきたいなというふうに思います。

 それから,業者と市民が話し合う場には出ていかないんだというふうに,これが岡山市のスタンスだというふうに環境局長が言っとんですけども,そうじゃなくて,重大な決定をするのはやっぱり市がするんですよ。そのときに市民が,地域の人たちがどういうことを考えておるか,生の声を聞いた上で,別に行って発言しろなんて言っとるわけじゃないんです。どういう声が出てるかってことをしっかり聞いて,それから判断すべきじゃないですか,そういうことが市として必要ではないでしょうかというふうに私は言っとるわけなんで,その辺のスタンスを少し変えたほうが,本当に市民の立場に立った行政と言うんだったら,そうすべきではありませんかということを再度お尋ねしたいと思います。

 これで2回目の質問を終わります。(拍手)



○伏見源十郎副議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  河田議員の再質問にお答えをいたしますけれども,本当に産廃の問題というのは大変な問題だと思っております。我々自治体だけで解決できないような,やはり国のほうでもう少しちゃんとどういうところはもういいんだとか,そういう基準を決めて,また岡山県としてもそういう場所を決めるとかしてやらないと,本当に皆さんの環境のムードを壊すというようなことは一番に考えられることで,今問題になってるのはそういうことで,もしも自分の住んでいるところへそういうものが来たら,絶対反対すると私は思います。(発言する者あり)それも本当によく私もわかっておりますから,それは皆さんが言われるのと,考えておられるのと全く一緒のことでありますので,本当に私も断腸の思いというのは,今の法の中で自治体がそれをしなきゃいけないという立場になって私はやりましたけれども,これは本当に大変な問題だと今も考えております。関係の皆様には大変に御迷惑をかけたことになっておりますけれども,これはもうこれから国とも,また地方自治体の県とも相談しながら,これからの問題をやっていかにゃいかんなと思っております。

 私からは以上でございます。(「控訴はしないんですか,するんですか」と呼ぶ者あり)



◎松田隆之環境局長  負けたら市民の立場に立って控訴をしないでくださいと,それから地元の意見を聞いて判断してくださいという再質をいただいております。

 先ほども御答弁いたしましたが,訴訟については本市の主張が認められるものというふうに考えておりますので,敗訴することを前提とした答弁はいたしかねるというふうに考えてございます。

 それから,先ほど御答弁したとおり,この地元説明会は情報公開が目的であり,地元の方々の意見聴取については別途条例手続の中で定めております。計画者の事業計画書,環境影響調査報告書を縦覧し,その後皆様方から環境保全上の観点から意見書を提出していただいております。計画者からは意見に対する見解書を提出させ,審査会において双方の意見,見解も参考にしながら,計画の妥当性について審議していただくこととしております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  足守の学校統廃合につきまして数点の再質問でございますが,私も先ほど申させていただきましたように,実際に全校で100人,1学級20人という学校でも勤務をした経験も持っております。その中で,先ほども言われた球技であるとか,そして多様な考え方を出し合うであるとか,これについては確かに少人数だから必ずそうであるということではないわけでございますが,しかしながら経験からも申し上げさせていただきますけれど,どうしても人数というところにはかかわってくるところがございます。そしてまた球技とか,先ほど集まってというお話もありましたが,確かにこの3小学校,また足守小学校を入れた4小学校は年に数度は集まって球技や行事という,触れ合いというようなことはやっているわけでございますけど,それがやはり体育の教科で求められている時間,それがすべてできるということではないわけでございます。そのあたりを考えますと,やはり一定の人数というものは必要ではないかなということは思うわけでございます。

 また,学校というものは本当に地域の方々に支えていただいている,岡山市が今進めている地域協働学校そのものもそのとおりでございます。地域の皆様が支えていっていただける,地域の皆さんが手をつないでいただいた中で子どもたちを育てていくということも大切な要因でございます。

 先ほども言いました,小学校というものが核となって今地域づくりがされておるわけでございますけれど,その中で統合した学校という一つの核,また今までにある学校も当然,この後の跡地活用とも関係があるわけでございますけれど,その学校も活用いただきながら地域づくりを推進していくことが必要ではないかなということも思うわけでございます。

 もう一点は,6年生でも1年生のリーダーと,これは先ほども申し上げた,それぞれの発達段階の中でそういうリーダーシップを発揮する場というものは設けないといけないと思います。中1ギャップというものを,それをすべてなくしていくということではなくて,必要なギャップというものは残しておかないといけないだろうと。それが一つの子どもたちの自覚,そして自分が例えば6年生になったんだ,中学生になったんだというそういう自覚を育てていくことになるであろうというふうに思っております。だから,中学生にすべて小学生のことを任せてしまうということではなくて,発達段階に合わせたリーダーシップの発揮の仕方というものは考える必要があるであろうというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。

     〔14番河田正一議員登壇,拍手〕



◆14番(河田正一議員)  やっぱり産廃の問題をちょっと再々質問したいんですけど,今の局長の答弁を聞いてると,もう法律で決まったことだ,それにのっとって市は正しいことをやったんだから負けることはないんだと,負けることなんかを想定したことには答えられない,こういうふうに言っておられます。でも,市長は断腸の思いで,もうやむを得ないから,今の法律上しようがないから許可をおろしたというように一方で言っとるわけです。その中で,もし仮に負けたら,それを控訴までして争うことはしなくても,市民の目線に立った行政をしようと思えば,それで控訴はしませんよと,それでいいんじゃないですか。なぜこれが言えないんですか。市民の立場に立ってない,業者の立場に立って行政をしようというそのことを局長は言っとるんじゃないんですか。私にはそういうふうに受け取れるんです。そういうふうになるんで,市長は断腸の思いで許可したと言うんだったら,そうしたら,裁判で負けたんだったら,もう市民の立場に立って,ああ,これは市民にとってよかったんだと,そういうふうな判断をするのが市民の立場に立った行政,そういうふうに私は思うんです。そうではないと言うんだったら,改めて局長,そうではないんだと,市民の立場に立ったらそうじゃなくて,法律どおりやるんが市民の立場だと言うんだったら,このことを改めて言ってください。

 そのことについてお聞きして,質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○伏見源十郎副議長  当局の答弁を求めます。



◎村手聡副市長  御津虎倉の産廃処分場の訴訟についての見解をということでございます。

 やはり,法治国家ということで,自治体には法律を守る義務があるということであります。現行の法令上,断腸の思いで許可をさせていただいたということでございます。法律をしっかり執行しなければならないということで,その思いというものを地元の方々にもわかってもらいたいと思っております。

 以上でございます。



○伏見源十郎副議長  次は,順序に従いまして田畑議員。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  田畑賢司でございます。

 それでは,質問をさせていただきたいと思います。

 亀井議員が亡くなられてもう5年になるということで,きょう私の質問については亀井議員があのあたりからじっと見ていらっしゃるかと思います。

 さて,それでは通告に従いまして質問をいたします。

 1,一般廃棄物処理を初めとする環境づくりに関する問題について。

 市民意識調査結果を参考にさせていただきながら3点質問したいと思いますが,まず(1)のアでありますが,一般廃棄物処理について。

 ごみ有料化から1年4カ月,岡山市は5月臨時市議会で5リットル袋5円の新設及び草の無料化に踏み切られました。私どもはもとの無料化に戻すべきと考えておりますが,現状の有料化実施の時点からの判断としては,この改正はわずかな前進ではあっても,市民の利益になると考え,賛成をいたしました。

 さて,そこで問題となるのは,45リットル袋50円という割高販売であります。1リットル1円でずっと販売をしておりますが,45リットル袋は5円高くして販売をしているわけであります。これは45リットル袋を使わせないためだと声高に市が主張されましても,1リットル1円でもかなりの利益を出しているわけでありますから,この現状からして,さらに高くするのは不公平だと思います。公平か不公平かの判断をお聞かせください。

 イ,草は無料にしたが,花は有料だとお聞きをしますが,少し詳しく御説明ください。剪定枝でありますが,植木を無料にしたのは,岡山市が緑化を進めているのになぜ庭木の剪定枝が有料なのか,こういう議論から無料になった経緯がございます。とすれば,庭に植えている花も無料が妥当かと思いますが,あわせてお考えをお聞かせください。

 ウ,ごみステーションでは相変わらず不法投棄がされております。市が収集しないで置いていかれたごみは,結局町内会がボランティア袋やいろいろ詰め合わせてやっている,そういう処理の状況であります。さて,そうしますと,町内会へ財政的支援がありましたけど,1年限りです。岡山市は街路灯の設置費も,松島議員がさっきおっしゃっておられましたけれども,電気代もほとんどが町内会の負担であります。市の援助は本当に少ないというのが現在の状況であります。政令市が身近に感じられない,こういうことは当たり前ではないでしょうか。復活を含め,町内会支援を改善するお考えはないでしょうか。

 (2)岡山市は先月25日,クリーンエネルギー資源の潜在量と実証調査をするために,業務委託企画競争の募集を始めたと仄聞いたします。内容と業者選定のお考えをお聞かせください。

 (3)のア,岡山市議会は乙号議案(議会提案)で生物多様性保護・推進に係る条例を制定したところでありますが,本条例に基づく市の取り組みをお示しください。

 イ,天然記念物アユモドキについてでありますが,市がアユモドキを含む淡水魚を大量死させた事件を契機に,淡水魚研究会の皆さんとも協議を重ねられ,アユモドキ保護に伴う工事実施マニュアルを策定中と仄聞いたします。内容と今後このような事故を起こさないための御決意をお聞かせください。

 また,産卵場所の確保が大切な課題となっております。条例具体化の課題でもあります。どのようにされるお考えですか,お聞かせください。

 ウ,河川及び児島湖の水質浄化対策をお聞かせください。水質浄化のための監視対策はどのようにされておられますか,あわせてお聞かせください。

 2,AED(自動体外式除細動器)設置場所の拡大について。

 AEDとは,致死性の心臓・不整脈の状態に電気ショックを与えることにより正常に戻す器械のことでありますが,現在岡山市は191カ所の市有施設に設置され,市民に喜ばれております。しかし,いま少し設置場所を拡大できないかとの市民の強い要望もございます。

 そこで2点についてお伺いをします。

 (1)まず第1は,公民館に設置できないかということであります。野球場やテニスコートに隣接をしている公民館など設置需要の高い公民館への設置は必要と考えます。地域事情を精査の上,公民館への設置拡大をお願いしたいと存じます。

 (2)第2に,民間の設置器械を利用させてもらえないかということであります。岡山市の公共施設マップ(AED設置施設)の項では,市内のすべてのAED施設を掲載しているのではありませんとただし書きをされています。それならば,市内の設置施設をお調べになり,御協力の御承諾をいただいた施設を追加掲載して,市民の安全・安心を前進させてはいかがでしょうか。

 さて,3であります。岡山コンベンションセンターにおける不適切な事務処理の問題について。

 (1)のア,5月31日に,株式会社岡山コンベンションセンター代表取締役岡崎彬氏及び岡山都市開発株式会社代表取締役村手聡氏──副市長の村手聡さんが代表者,社長であります──から,この不適切な会社運営をしたことについて,報道各社にプレスをされました。

 不適切な会社運営で現在判明している案件は,西口パーキング,エクセルホテルなどでありますが,項目ごとに金額も含めて概要を御報告ください。

 イ,両社とも岡山市が株式の50%以上を保有する,つまり市民の税金が投入されている会社であります。当然,運営には公共性,公益性が求められる第三セクターであります。

 岡山コンベンションセンターの株主は,岡山市51%,コングレ19%,JR西日本10%,レイ──これは通称全日空ホテル,経営者はレイの大岩氏であります──が10%,両備ホールディングスが10%となっております。岡山都市開発株式会社のほうは,岡山市52%,岡山コンベンションセンター0.3%,出資当時は地域振興整備公団,現在は独立行政法人中小企業基盤整備機構が47.5%となっております。第三セクターでありながら,会社だからという言い逃れが許されるでしょうか。

 ウ,問題となった人物はMという方でありますが,元岡山市職員でありました。辞職後,会社の実務を担当し,最近は岡山コンベンションセンターの統括部長として実権を与えられていたとのことであります。また,岡山都市開発では取締役,監査役という要職についておりました。

 この状況から判断しますと,今回の事件の責任は市にあると言わざるを得ません。チェックが甘かったで済まされる問題ではないと思います。いかがでしょうか,市長の御所見をお聞かせください。

 (2)代々,経済局長が取締役として就任をされ,以前の経済局長であった和氣島氏は辞職されて以後,この岡山コンベンションセンターの代表取締役に就任をされておられました。彼はM氏との間でどのような指示,取り決めをしていたのでしょうか。背任に当たる行為はなかったのでしょうか。萩原前市長にかわいがられていた2人が会社の実権を掌握していたのですから,何らかの取り決めが交わされていたのではないかと推察をされますが,経済局長,事実を御披瀝ください。

 (3)のア,この2つの会社を設立した問題で萩原前市長は,亡くなられた亀井議員や私の質問にまともな答弁をしておりません。

 そこで幾つか質問をさせていただきます。

 平成15年9月議会での亀井議員の質問を御紹介しますと,「リットシティビルの設立が平成17年6月竣工であるのに,なぜ岡山都市開発を平成14年に設立するのか。3年も早く設立をするのか。岡山コンベンションセンターや株式会社レイの大岩氏に10億円貸し付けをするためにしたのではないか。それでいいか。第三セクターが第三セクターに貸し付けをすることが許されるのか」というものでありました。

 都市整備局長は,所定の手続を経ているので,商法上問題はない,代表監査委員は,資本金の運用の一環として貸し付けは問題ないと答弁をされました。

 行政のあり方を論じているのに,商法にすりかえた答弁であります。この答弁は問題ありと思いますが,現時点での都市整備局長と監査委員の御答弁をお願いします。

 イ,なお,株式会社レイに対しても無担保で10億円を貸し付けております。なぜレイだけに貸し付けが許されるのか。公的第三セクターが私企業に無担保で10億円を貸し付け,こういう行為は利益供与以外の何物でもありません。現時点でも,当時の御答弁が正当であったと言われるのかどうか,局長と監査委員の御所見をお聞かせください。

 ウ,さらに,11月議会でも,翌年の2月議会でも,さらにその後続いて平成18年までこの質問をいたしております。亀井議員はレイへの貸し付け,岡山コンベンションセンターへの貸し付けなどについて質問をしてまいりましたが,都市整備局長も代表監査委員も9月議会とほぼ同じような答弁を繰り返してまいりました。私の質問に対しても同じであります。

 岡山コンベンションセンターは,この貸付金でホテルエクセルを取得し,西口パーキングを取得したと聞いております。また,レイ,これはホテルのほうでありますが,大岩氏は朝日生命から第一インホテルをこの貸付金で購入し,なお,通称全日空ホテルとして,現在リットシティビルで保留床を購入するという約束をほごにして営業を続けています。この関係こそが萩原前市長と大岩氏が癒着関係にあったという証拠ではないでしょうか,お答えください。

 (4)第一インホテル,つまり通称全日空ホテルの経営者であるレイの社長大岩氏は,岡山コンベンションセンターの取締役であり,かつ岡山都市開発株式会社の監査役であったと聞いております。大岩氏が10億円もの資金を萩原前市長の指示のもとに無担保で借りるという商行為を岡山市の都市整備局長と代表監査委員が議会答弁で追認,正当化する行為が,よろしいですか,こういう行為こそがあの統括部長の今回の問題に連動していると思われます。この関係が,M氏をして不正行為に走らせた要因ではないかと私は推測をしております。市長の御所見をお聞かせください。

 (5)さて,M氏が統括部長として実権を振るいながら,岡山コンベンションセンターの事業からM氏が運営する有限会社アーバン・プロデュースへと不正に利益を抜いていたという今回の事件でありますが,経緯をよく見ますと,休眠中の有限会社サンキュー・サンタの取締役に大岩氏が平成15年4月1日に就任し,同社の名称を平成18年8月に有限会社アーバン・プロデュースに変更しております。そして,11月にレイの大岩氏が代表取締役に就任しています。つまり,大岩氏の動きは,岡山都市開発及び岡山コンベンションセンターの動きやリットシティビルのオープン,その後の業務運営と連動しているわけであります。レイの大岩氏,萩原前市長,M氏の関係についてお知らせください。

 また,課長が告発をしたのが3月27日,翌日の3月28日にM氏は岡山コンベンションセンターに進退伺を出しております。ところが,その3日後,この大岩氏が代表取締役を辞任して,そしてこのM氏が代表取締役に就任をしているのであります。これは,私は,大岩氏の身がわりではないかと思いますが,いかがでしょうか。状況と御所見をお聞かせください。

 (6)田中議員の質問に対し,岡山コンベンションセンターの損害はないとの御答弁でしたが,本当になかったのでしょうか。ホテルエクセルでも確実に会社の利益が損なわれております。再質問できちんと言いますから。よろしいですか。

 (7)羽場議員の質問に対し,会社そのものを見直すが,当面存続させたいとのことですが,公共性の担保も含め,いつどのようにされるのか,お知らせください。

 さて,4でありますが,葬祭場建設等に係る指導要綱の制定について。

 6月3日,撫川住吉町内会の方が荒川区葬祭場の設置に関する環境指導要綱の写しを持って控室にお見えになられました。私は今,西川原で林議員とともに葬祭場建設について相談を承っておりますが,いわゆる建築確認申請をもらったら,もうあとはどうでもいいやみたいな対応になるわけであります。そこで私は,こういう住民とのトラブルが起きておりますので,未然に防止をする上で,皆さんのお手元に私の私案をお配りいたしておりますが,荒川区と同様のところは,京都市,品川区,さいたま市,足立区,徳島市,佐賀市などに指導要綱がございます。私は,岡山市も住民とのトラブルを未然に防止するために,指導要綱を制定すべきと考えます。そして,ポイントは,事前公表,事前協議,事前協定,そして環境配慮と交通配慮などであります。そこがポイントであります。これは,私は業者にとってもいいと思います。市にとってもいいと思います。住民にとってもいいと思います。そこの調整を岡山市がするということになろうかと思います。御所見をお聞かせください。

 5,公民館における修繕料未払い問題について。

 この件につきましては,2月議会に引き続き質問させていただきます。

 報告では,担当者が悪い,しかも監督責任もあったという内容の処分でありましたが,岡山コンベンションセンターの問題もそうでありますが,担当者だけの責任で済ますということが妥当とは思われません。

 ア,まず,事実関係についてでありますが,ことしの1月28日に平成17年度以降が未払いだと業者側から連絡があり,初めて事実を知り,調査に入ったということでありますが,常識的には5年間も修繕費を請求しなかったこと,及び市当局が知らなかったこと,これは異常であります。そう思われませんか。

 イ,調査結果報告では,担当者がその事実を隠ぺいしていた,私腹していなかったとのことでありますが,内容を1件ずつ見てみますと,電灯がつかないとか,水漏れがするとか,空調のぐあいが悪いとか,ほとんどが1,000円から5万円ぐらいの工事なんです。本当に小さな小さな小修繕です。最大でも50万円以下であります。そうすると,2つの理由が考えられます。1つは,予算の縛りがきつく,上役に言えず,抱え込んでしまったのではないか。もう一つは,人手も足りず,多忙で,小修繕なので業者選定に時間をとられたくなかったのではないかと思われますが,どうお考えですか。実態を踏まえたお答えをください。

 ウ,今後どうすればよいか。

 ?教育長は,予算はふやしているとの御答弁でした,2月で。予算は足りていたという御答弁と受け取ってよろしいか。実態をよく見られての御答弁か,それとも市長に気兼ねをしての御答弁か。公民館も古くなったら修繕費は要りますよ。

 ?業者選定の方法を変更したほうがよいと思います。地域地域の家電小売店や大工さんや左官屋さん,そういった小回りのきく学区内及びその近辺の業者に仕事をお願いする。もうボランティアでやってくれますよ。そういう小規模工事登録制度を導入すべきではないでしょうか。市長,おやりになりませんか。

 チェック事務を複雑,煩雑にしてますよ,見ますと。あんなことやったって役に立たんと思いますよ。

 ?教育委員長,教育委員会で教育予算が少ないこと及び予算及び決算のそれぞれの項目の精査をし議論したことがございますか。あれば,その年月日,内容を御披瀝ください。

 以上で第1回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○伏見源十郎副議長  質問の途中でありますが,午後1時20分まで休憩いたします。

      午後0時8分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午後1時35分開議



○宮武博議長  午前中に引き続き会議を開きます。

 当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,田畑議員の株式会社岡山コンベンションセンターと岡山都市開発株式会社に関する御質問にお答えをいたします。

 そもそも第三セクターは,半官半民の中間的な組織形態で,公共的な事業を効果的かつ効率的に実行していくための手法であり,経営上の収支改善は当然必要ですが,利益を追求していくための手法とは考えておりません。今回のような不祥事は言語道断であり,第三セクターの趣旨を履き違えたものであると言わざるを得ません。施設整備や会社設立には市民の貴重な税金が使われていることから,不正は絶対に許さないという断固たる姿勢で金の流れを含め徹底的な全容解明を図り,これまでのうみを出し切る必要があると考えております。また,岡山都市開発株式会社の貸し付けの件は不自然な話であり,癒着関係や不正行為の要因であると田畑議員が御指摘されたのも,もっともなことであると思っております。今回の件につきましては,早急に告訴等法的措置を行い,司法の手にゆだね,真相が究明される必要があります。いずれにいたしましても,一刻も早く本来の第三セクターとしての機能を取り戻さなければならないと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎内村義和財政局長  小規模修繕登録制度を導入すべきではないかとの御質問にお答えいたします。

 地域近辺の業者への修繕依頼の制度につきましては,経済情勢を考えても,何らかの対策が必要と認識しており,課題を整理し,方向性を見出してまいりたいと考えております。

 以上です。



◎岸堅士保健福祉局長  AED設置施設をマップに追加してはとのお尋ねにお答えいたします。

 本年4月に,インターネット等での調査により,AEDを設置していると思われる民間施設82施設に対し文書で公共施設マップでの情報提供を依頼し,44施設から了解をいただきました。これらの施設については,順次公共施設マップへの掲載を進めているところでございます。今後も,民間施設の設置情報を収集し,AEDの情報提供の充実を図ってまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  45リットル袋の御質問にお答えいたします。

 本市の有料指定袋の料金設定は,排出抑制効果や他の自治体の価格を参考に,1リットル1円を基本に設定しております。議員御指摘の45リットル袋の価格については,割高ではございますが,この価格設定につきましては,ごみの減量意識を維持し,より小さい袋の使用へシフトしていただくためには必要と考えております。

 次に,花も無料にとの御質問にお答えします。

 剪定枝と枯れ葉については,市の緑化推進の方針と,市民からの袋での排出は袋が破れたりして困難であるとの要望から,総合的に判断して無料としたものであります。議員お尋ねの草・花については,有料化実施後の市民説明会やアンケート調査結果において,無料化を望む市民の声が数多く寄せられたことから,議会等での御議論を踏まえ,意図的に植えられる花に対し,草は自然に生えてくるものであることから,排出状況によっては見直しを図ることも視野に,草を無料としたものでございます。

 次に,町内会への財政支援についてお答えします。

 ごみ収集ステーション管理等支援報償金については,家庭ごみ有料化制度を円滑に導入することを目的に,不適正排出の増加を抑制するための地域住民への排出指導や不適正排出ごみの分別など,町内会の負担増に対し,1年限りで実施したものでございます。大きな混乱もなく,有料化制度が導入できましたことは,町内会等を初め市民の皆様の御協力,御努力のたまものであると深く感謝いたしております。今後とも市民協働で,より適正なステーション管理に努めてまいりたいと考えております。

 次に,クリーンエネルギー調査の内容と業者選定についてお答えします。

 委託業務の内容については,今議会松岡議員に御答弁したとおりです。また,この業務の遂行には,高度な情報分析能力や技術力,豊富な経験と高い専門知識が必要となります。このため,市の役務部門の業種「研究・調査・計画」区分への登録業者で,国や中核市規模以上の自治体における業務実績があることを参加要件とし,広大な市域の中に存在する多様なクリーンエネルギー量の的確な把握と,これに基づく効果的な実証調査等に関する提案書を広く公募し,これを適正に審査して業者を選定することとしております。

 次に,生物多様性条例に基づく市の取り組みをとの御質問でございます。

 本市では,このたびの条例の理念を踏まえ,本年度はまず地域全体の生物多様性の理解を深めていくため,生物多様性をテーマとしたフォトメッセージの作品募集や身近な生き物調査,岡山の自然展等を実施することとしています。

 また,従来のホタルの里を発展させ,地域の身近な生き物をシンボルとして,各地域の自主的な環境保全活動を推進する事業にも取り組むとともに,このような岡山市民の取り組みと,これに支えられた自然環境などについて,本年10月に開催される生物多様性条約第10回締約国会議──COP10の関連イベントの場で情報発信してまいりたいと考えております。

 次に,河川及び児島湖の水質浄化についてお答えします。

 本市は,多様な野生生物が生息する水環境が残されている一方で,児島湖を初めとする閉鎖性水域では水質汚濁が生じやすい状況にあります。このため,公共下水道や合併処理浄化槽などを適切に組み合わせた効率的,効果的な汚水処理対策を進めるとともに,最も大きな汚濁原因が生活系であることを踏まえ,水環境の保全に関するさまざまな学習活動や,自主的な生活排水対策の支援等を行っています。また,市内全域の河川や湖沼等76カ所を定期的に監視するとともに,直接河川等に一定量以上の排水を放流している1,200カ所以上の事業場等に対して,監視,規制等を行っているところでございます。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  まず,アユモドキ保護の工事実施マニュアルについての御質問をいただいております。

 本年1月に発生したアユモドキのへい死事故につきましては,市民の皆様に御迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。

 本件事故を受けまして,アユモドキ保護に伴う工事実施マニュアルを策定中でございます。マニュアルの内容は,関係部局,環境保護団体等の御意見もお聞きしながら検討しており,公共工事の計画,実施における留意点や関係機関との協議・連絡体制などについて記載する予定です。マニュアル策定後は,こうした事故が繰り返されることがないよう,その内容について工事関係課へ周知徹底を図り,計画段階における点検や工事中の監視体制を強化するとともに,関係組織間の連携,協力を密にしてまいります。

 次に,岡山コンベンションセンター関係の御質問を幾つかいただいております。

 まず,不適切な会社運営の概要報告をということであります。

 不適切な会社運営につきましては,元統括部長が社内規則・規程に沿った事務を行わず,みずからの地位を利用して,株式会社岡山コンベンションセンターが所有する西口パーキングの管理に係る業務を,平成18年10月から従前よりも高額な委託料で契約するなど,事実上,みずからが経営している会社──有限会社アーバン・プロデュースを介在させて利益を得ていたことが判明しております。

 株式会社岡山コンベンションセンターの記者会見において,西口パーキングの管理委託料に関して,有限会社アーバン・プロデュースを介在させる前と比較すると,半年で約500万円,年間で約1,000万円多く支払われていることが判明しております。ただ,この額は支払い額の比較であり,損害額の算定はできていないと聞いております。また,そのほかにも,有限会社アーバン・プロデュースが介在していた問題が報道されており,不適切な事項があると認識しております。他の案件については,精査が済んでいないこともあり,今後の法的措置に支障が出るおそれがあるため,市として公表は差し控えたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと思います。会社側の調査には限界もあり,捜査当局にゆだねざるを得ないため,現在法的措置に向けた準備を進めているところです。

 次に,市の責任はという御指摘です。

 本市には,この会社を設立した立場,施設の所有者及び指定管理者を指定する立場,株式の過半を出資している株主としての立場がございます。今後,それぞれの立場で法的,道義的な責任の範囲を整理していくことが必要と考えております。まずは全容解明に協力するとともに,今後二度とこのような不祥事が起こらぬよう再発防止体制の構築を求めてまいりたいと考えております。

 次に,アーバン・プロデュース社前代表取締役(後刻訂正)と統括部長の間での指示や取り決めについての御質問です。

 岡山コンベンションセンター調査委員会では,罪名までは特定できませんが,岡山コンベンションセンターにおいて不適切な会社運営があったものと判断しております。両名の事情聴取を行いましたが,議員御指摘の事実関係については確認ができませんでした。

 次に,前統括部長のアーバン社の取締役就任の状況とそれに対する所見をという御質問です。

 事件発覚後,有限会社アーバン・プロデュースの取締役全員が辞任し,新たに前統括部長が1人だけ取締役に就任したものであり,この時期での役員の交代は理解しがたいものと考えております。なお,議員御指摘の連動を裏づけるような関係を現時点では確認できておりません。

 次に,コンベンションセンターの損害は本当にないのかという御質問です。

 田中議員の御質問は指定管理業務に関しての損害についてでございましたので,現在確認できている不適切な会社運営には指定管理業務は含まれておらず,損害は生じていないものと認識しておりますと答弁させていただいたものでございます。

 なお,ホテルエクセル岡山の件で,岡山コンベンションセンターの利益が損なわれていたかどうかにつきましては,現時点では判明しておりません。

 次に,会社そのものの見直し,それから当面存続すること,公共性の担保についての御質問です。

 株式会社岡山コンベンションセンターは,組織やチェック体制等の見直しを図った上で,当面存続させる必要があると考えております。現在,社内では社員の意識改革はもちろんのこと,内部規程等の見直しを行っていると聞いておりますが,公共性,公益性に沿った運営を早急にスタートさせる必要があるため,業務や契約内容の見直しに加え,株主や役員など会社そのものの構成も見直す必要があると考えております。いずれにいたしましても,早急に議会にお示ししてまいりたいと考えております。

 申しわけございません。答弁を訂正させていただきます。

 前代表取締役と統括部長の間の指示や取り決めについてのところで,「アーバン社の前代表取締役」というふうに答弁してしまいました。アーバン社ということではありません。「「前代表取締役」と統括部長の間」というふうに訂正させていただきます。申しわけございませんでした。



◎白神利行都市整備局長  葬祭場建設に係る指導要綱についてのお尋ねでございます。

 建築物の建設に関して発生する事業主と近隣住民等とのトラブルにつきましては,第一義的には当事者間で解決していただくものと考えています。

 しかし,解決がなされず事業が進むという事例があるのも事実でございます。事業主に対して,葬祭場建設に係る事業計画の事前公表,近隣住民等関係者との事前協議や周辺環境への配慮,交通への配慮等をお願いする指導要綱の制定につきましては,他都市の取り組み状況や市内にある既設葬祭場の実態等を把握する中で,今後検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  岡山コンベンションセンターに関する御質問の項目のうち,第三セクターへの貸し付けについて,それから私企業への貸し付けについての当時の都市整備局長の答弁に対する所見をという御質問に一括して御答弁申し上げます。

 議員御指摘の当時の都市整備局長の答弁につきましては,商法上の問題はないという手続論のものですが,現時点での私どもとしては,市長から御答弁申し上げたとおり,第三セクターは公共的な事業を効果的かつ効率的に実行するための手法であり,経営上の収支改善は当然必要ですが,利益を追求していくための手法ではないということにかんがみますと,今後は改めていくべきことと考えております。

 以上でございます。



◎渡辺勝志教育委員会委員  教育委員会で教育予算が少ないということ及び予算,決算の項目について精査し議論したことがあるか,あればその年月日,内容を披瀝するようにとの御質問にお答えいたします。

 予算,決算につきましては,前年との比較を含めまして,それぞれの時期に教育委員会で報告を受けまして審議をいたしております。施策や事業の成果につきましては,審議した上で施策に反映するよう努めております。

 なお,今回のこの公民館の修繕料未払いという問題,この報告を受け,またその未払い分のすべてが必要な修繕であったという報告を受けまして,やはり議員御指摘のとおり,教育予算自体が少ないのではないか,あるいは予算配分に問題があったのではないかというような議論が教育委員会でも出まして,そのような議論をいたしております。今回の問題を踏まえ,また御指摘のような視点も踏まえまして,必要な予算の確保も含めて,教育環境が損なわれるということがないように,予算,決算の精査等にしっかり審議を尽くしてまいりたいと,このように考えております。

 以上であります。



◎山脇健教育長  それではまず,アユモドキの産卵場所の確保についてのお尋ねにお答えをさせていただきます。

 前回の2月議会での御質問に引き続き,この賞田廃寺跡の用水沿いにある池の活用を図りながら,アユモドキの安定的な個体確保のため,関係部局及び地域住民の皆様の御協力をいただきながら,産卵場所等の確保に努めていきたいというふうに思っております。

 次に,公民館へのAEDの設置についてのお尋ねでございますが,市民の皆様の身近な生涯学習施設であります公民館へのAEDの設置につきましては,関係部局から地域の保健福祉事情などもお聞きをしながら検討していきたいというふうに考えております。

 次に,公民館における修繕料未払いの問題につきまして,5年間知らなかったのは異常ではないのかと,それから未払いの発生原因について,また予算が本当に足りていたのかというお尋ねにお答えをさせていただきます。

 このたびの修繕料の未払いにつきましては,大変な御心配と御迷惑をおかけして,改めておわびを申し上げたいと思います。

 この修繕料の未払いを長く把握できませんでした主な原因といたしましては,1人の職員が長期にわたって修繕事務を単独で担当し,上司がこれを管理監督できなかったこと,また業者も社内体制の連絡が十分ではなく,未収金についての社内の共通認識がなくて請求ができなかったことなど,ともに組織として機能していなかったことによるものもあると考えております。

 また,当該職員は,予算管理や修繕の緊急性などに対する判断が十分にできなかった上に,上司への報告や職場内での相談もしておりませんでした。設備の保守管理業者に安易に修繕を依頼していたことも一因であったと考えておるわけでございます。修繕予算は,これまでも冷暖房,空調,建物・備品など対象ごとに増額も図ってきておりますけれど,緊急時には予算の流用等で対応をしてきていた場合もあるわけでございます。

 しかし,予算の執行管理が十分でなかったために,必要な予算要求ができておりませんでした。今後は,老朽化が進む公民館の実態なども踏まえまして,必要な予算の確保に努めていきたいというふうに考えておるわけでございます。

 以上でございます。



◎池上進代表監査委員  岡山コンベンションセンターにおける不適切な事務処理の問題についての項,平成15年9月議会での亀井議員の質問に対し,行政のあり方を論じているのに,商法にすりかえた答弁であり問題であると,またなぜ株式会社レイだけに貸し付けが許されたのか,現時点でも当時の答弁が正当であったと言われるのか,監査委員の所見をというお尋ねでございます。この2点につきまして一括して御答弁申し上げます。

 岡山都市開発株式会社が平成14年に行いました資本金の貸し付けについてでございますが,当時貸し付けについては,資金の運用の一環として貸付期間を限定した上で金銭消費貸借契約を締結し実施されていたこと,また貸し付けに伴う運用収益につきましては,損益計算書において営業外収益の受取利息として計上されております。また,毎年監査役及び監査特例法に基づく会計監査人による監査が行われていたこと,こういったことなどを総合的に判断いたしますと,一定の条件をつけた上での当時の代表監査委員の答弁は,現時点においても不適切であるとは言えないと考えております。

 ただし,第三セクターは地方自治体と民間企業の共同出資による企業であること,専ら公共的事業を効率的,効果的に実行するための手法であるということから,その趣旨にのっとって企業自体の透明性と内部統制を十分に確保しつつ事業を行っていく必要があるのではないかと考えております。

 なお,監査委員の意見といたしましては,本来監査委員会議で諮るものでございますが,この件に関しましては監査委員会議に諮っておりませんので,私個人の意見とさせていただきます。

 以上でございます。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  それでは,再質問をさせていただきます。

 まず,ごみはまた今度議論しましょう。

 アユモドキについては,5月にナイロビで生物多様性条約の会合が開かれて,水田の保全強化ということを日本から提案しております。ですから,そういうことであれば,産卵場所についても水田を利用してということが一つ大切になるのではないかというふうに思いますので,これは御見解をよろしく。

 児島湖の監視体制ですが,スーパーやタコの処理についてはどうしたのかお聞かせください。

 AED,ありがとうございました。

 葬祭場の建設に係る指導要綱問題については,確認申請では集会場だけということになっているのでトラブルが起きるわけですから,できればそこをフォローしてきちっとした指導要綱をつくられたほうがお互いにいいというふうに思っておりますので,これは今後また議論をいたしましょう。

 教育予算についてでありますが,教育委員長は,平成21年度の決算で見ても,岡山市の一般会計における教育予算の割合が7.5%まで落ちているという事実をお知りですか。

 それから,公民館についても,例えば西大寺公民館の中野分館,雨漏りがして床が抜けてどうにもならん。足守の公民館について,雨漏りでバケツ3つも4つも受けて,どうどうどうどうやりょうるという修繕もされとらん。それで,言っても予算がないということで断られとるという状況を議論したかどうかということを質問しとんですから,そのことについてどうしたか教えてください。

 それから,岡山コンベンションと都市開発についてでありますが,まず都市開発株式会社については市長が社長です。萩原前市長が萩原社長だったんですよ。それで,ほとんどが税金です。岡山コンベンションセンターも0.3%の出資をしてますけど,これも税金でつくられた会社なんです。そこで,当時の社長が,よろしいですか,取締役のレイの大岩さんに,売上金が8億円の会社に10億円貸すんですよ,市長。それで0.5%ですよ,利率が。そんな貸し付けが,いいですか,それで代表監査委員,申しわけないんじゃけどごめんね,あなたが当時都市整備局長として答弁をしたんですよ。(笑声)今の答弁,代表監査委員で答弁をされたらそういう答弁になるんです。だから,監査委員として不適任です。だからそこは僕は,それで個人として言った,今回も個人として言う,代表監査委員の指摘を求められて,個人としての見解を答弁するということはならんと思います。まず,それは議会軽視じゃないですか。きちんとした答弁をすべきです。悪いけれども,あなたは不適任です。あなたを外した監査委員会議で議論をしてきちんと報告すべきです。そうしなかったら,いいですか,双方代理になるんです。あなたは当時都市整備局長で答弁しとったんだから。それが監査委員としてやってるから,監査がきちんとできないということになるわけでしょう。だから,そこは改めてください。よろしいですか,答弁ももう一度やり直してください。あなたの答弁では納得いきません。よろしいですか。

 それから大岩氏,例の大岩氏は幾らで朝日生命からホテルを買い取ったかということです。これについて調べていただいたら,わかりません,民民ですからできませんと,こういう答弁ですが,当時の路線価で見たら大体122万5,000円ですから,3億円ほどです。いいですか,3億円のホテルを10億円貸したお金で買っちゃったんです。確かに,プレミアつけて5億円で買ったとしても,岡山市の鑑定評価というんですか,駅元第2工区をやった評価が14億円ですから,これだけで利益差が10億円生まれるんですよ。しかもそこで,時間がなくなりますからあれですけど,よろしいですか,ここに駅元地区市街地の再開発事業の一覧があります。この土地の分を見ていただいて,まず土地の単価を,占用面積で土地費を割った場合に,権利床が平米当たり120万9,000円です。で,ホテルが74万4,000円です。都市開発株式会社が買ったところが,地下ですよ,地下は安くなきゃあいかんのに一番高いんです。121万1,000円です。こんなばかげたことがありますか。それで,占用面積とグロス面積を足して割っても,地下が一番高くて,ホテルが安いんです。利益供与以外の何物でもないじゃないですか。きちんと答えてください,よろしいですか。

 これで3つ言ってますからね。そして,岡山コンベンションセンターで都市開発株式会社からママカリパーキングを受託したと。岡山コンベンションセンター,3,743万2,000円出してます。岡山コンベンションセンターの決算書には,リットパーキングから委託を受けて2,066万7,000円と載ってます,同じ決算書,平成21年で。そうすると,このママカリパーキングとリットパーキングが同じものなのかどうかということと,差額は一体何ですか,差額は。これわかりません,教えてください。

 そして,あの駅元第2工区の特定建築者制度ですよ。本来,大成建設が売らなければならない床を何で岡山市が買うんですか。岡山市が24億円も出して買ったところで,さっきのレイの大岩氏が営業しとんです,全日空ホテルで。おかしいでしょう。ですから,特建者制度は間違いでしょう,こんなやり方。だから,もう一つ言いますと,これでもレイの大岩氏に対しての利益供与にならないのかということです。

 それから,岡山コンベンションセンター,これの役員報酬は払っているのかいないのか,だれに幾ら払っているのか。都市開発株式会社は役員報酬を120万円払ってますけれども,だれに幾ら払っているのか教えてください。

 それから,アーバン・プロデュースの代表取締役,おかしいと思います。ただ,再々質問がありますから残します。

 以上で再質問を終わります。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎松田隆之環境局長  タコ,スーパーの排出水についてのお尋ねでございます。

 御指摘の事業場は,いずれも法令に基づく規制対象の事業場でございます。排出基準は他地域より厳しい規制が適用され,事業場への立入調査や総量規制,報告書等を求めるなど指導を行っております。水産加工事業場については,下水道への接続指導も含めて行った結果,下水道への接続申請を提出したというふうに聞いております。

 以上でございます。



◎甲斐充経済局長  岡山コンベンションセンターの役員報酬の件でお尋ねがございました。

 現在,役員報酬はお支払いしておりません。ただ,常勤の役員がおられた時期があります。この時期はお支払いしております。今現在,常勤の役員がおられませんので,お支払いしておりません。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  岡山コンベンションと都市開発に関する再度の質問にお答えを申し上げます。

 まず,利益供与じゃないのかということで2つの御質問がございました。

 今回も御答弁申し上げるに当たって,改めて弁護士に確認したんですけども,一応その取締役会でちゃんと了解をとられていればいいんだということで,即問題があるとは言えないというのが認識でございまして,そういう面からいくと,申し上げづらいところではあるんですけど,ただ先ほども御答弁申し上げましたように,今後このやり方というのは改めていくべきことだということで認識しているところでございます。(「答弁になっとらん」と呼ぶ者あり)

 それから,特建者制度の御質問につきましては,当時朝日生命の権利床が事業として中断の危機ということを迎えたという際で,やはり円滑に事業を進める上でやむを得ない措置であったということで承知しているところでございます。

 それから,都市開発の役員報酬でございますが,総額120万円でございますが,これは取締役と監査役にそれぞれ同額ずつ,60万円ずつ支払われているものでございます。

 それから,ママカリパーキングとリットパーキングにつきましては,それぞれが管理運営会社に委託しているという形になってますので,あわせて管理が行われているものと認識しております。

 以上でございます。(「答弁になっとらんが」「大事な問題なんだから」「整理したほうがええぞ,答弁」「休憩,休憩」等と呼ぶ者あり)



◎村手聡副市長  都市開発の役員報酬の件でございますが,常勤の役員に対して支払っております。したがって,常勤の監査役,常勤の取締役,今回問題になった方々に対して60万円,60万円と払っております。

 以上でございます。



◎渡辺勝志教育委員会委員  教育費の一般会計に占める割合,これが次第に減っておると,平成22年度でありますと7.6%になっているということは,報告を聞いて承知しておるところであります。

 先ほども申し上げましたとおり,さまざまな要因でこのようなことかとは思いますけれども,教育環境が損なわれることがないように,しっかりと教育委員会としては予算の内容等を精査いたしまして審議をしていきたいと,このように考えております。

 以上であります。



◎山脇健教育長  まず,アユモドキの産卵場所としての水田,この件についての御質問でございますが,議員御指摘の水田については,アユモドキの産卵場所として本当に重要な場所であるということは考えておりますが,アユモドキの生態そのものについてまだ不明な点もあるわけでございます。今後,このアユモドキをしっかりと個体として強化を図っていくといいますか,ふやしていくために,ことしから人工繁殖というようなことも今始めようとしておりますし,実際に動いております。そういうことであるとか,今後も引き続き生態の調査の観測等もしっかり行いながら,生息数も明らかにしていく必要もあろうということも思っております。その上で,先ほど御答弁申し上げた賞田廃寺跡の池の活用ということもしっかり考えないといけないだろうと思っているわけでございます。

 それから2点目の,西大寺また足守の公民館の修理のことにつきましてですが,詳しい状況ということは私自身把握が十分できていないところがございますけれど,今後本当に詳しく状況もお聞きし,そして調べ,そして適正な対応をとっていかないといけないだろうというように思っております。

 以上でございます。



◎池上進代表監査委員  確かに,当時私は都市整備局長でございました。したがって,私は除斥して監査委員会議を開催して答弁をということでございますが,現在は私は立場を変えておりまして,監査委員として公正不偏の立場で法律面の見解として申し上げておりますので,よろしくお願いします。

     〔42番田畑賢司議員登壇〕



◆42番(田畑賢司議員)  議長,要するに監査委員は答弁に値しないということですから,ここの整理を一つしてください。

 それから,今の再質問に対する答弁,答弁になっとらんでしょう。一遍整理をしてきちっと答弁をさせてください。よろしいですか。もう最終日でも結構です。ほいで,後がつかえとるから,もうとめよう思ったんじゃけど,とめずにやってくれと言うから,もうそういうことで私も了解をしとりますから,そりゃあまあそれでよろしいですから,ちゃんと整理をしてつかあせえ。よろしく。(拍手)



○宮武博議長  しばらく休憩します。

      午後2時17分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午後3時8分開議



○宮武博議長  休憩前に引き続き会議を開きます。

 田畑議員に対する答弁は,本会議最終日の冒頭に行いますので,御了承願っておきます。

 次は,順序に従いまして近藤議員。

     〔37番近藤昭議員登壇,拍手〕



◆37番(近藤昭議員)  いよいよ個人質問も私を含めてあと2人になりました。傍聴席の皆さん,遠いところからいらっしゃいまして,大変ありがとうございます。

 この3日間,少し体調を崩しておりまして,議会を休んだのは初めてでありまして,そういう中でありますが,体の心配をしていただいた職員のほうからは,お体にお気をつけて,きょうも休んだらみたいな話があったんですが,(笑声)そうもいきませんので,きょうは出てきて通告どおりの質問をさせていただこうと思います。

 そして,まず冒頭は,消防職員の団結権のあり方については割愛をさせていただこうと思います。

 それでは,1930年代との近似性について,日本型ファシズムの特性とはということで,ファシズムというのは,世界型ファシズムというのもありまして,御案内のようにイタリアからファシズムの原型というのができました。そして,ナチス・ドイツに飛び,そしてやがては日本の軍国主義という形で生まれました。それぞれの特徴を持っているわけですが,日本では,日本独自のアジア的な生産様式に背景を持つ,そして天皇・天皇制という独自のバックボーンを持ったファシズムという形で登場をしてきました。

 今なぜファシズムが問題になるのかといえば,今の政治状況がファシズムを生み出す大きな背景があるということがまず一つ,さらにはその背景をもとにさまざまに少数が乱立をする,この中でも書いてございますが,自民党や公明党そのものがファシズムになるのではなくて,新たな保守勢力の中から新たなファシスト勢力が登場してくるという,そういう登場の仕方でありますので,(「この中にもおるぞ」と呼ぶ者あり)そうなんです,実は。(笑声)今さまざまな御指摘もありましたように,いろんな方向からファシズムというのが出てくるということでございますので,このことも大切な,市政を語る上で私なりには大事な点なのかなあということで,後ほど市長にお聞きをしたいと思うんです。よろしくお願いをしたいと思います。

 毎年の6月,今6月なんです。熱で浮かされて6月だと思っているわけではありませんので。今6月でありますが,その6月というのは政治の季節の6月というふうにずっと言われてまいりました。6月15日というのが一つのエポックであります。

 ちょうど半世紀,50年前,1960年6月15日が日本の政治史の中で大きな画段階的な政治状況をつくってきたわけですが,国会南通用門口で当時の全学連──全日本学生自治会総連合の主流派と呼ばれていまして,非主流派というのが共産党系の全学連であったわけでありますが,その主流派全学連共産主義者同盟──ブントというふうに呼ばれてまして,そのブントの同盟員であったと言われる樺美智子さん,当時東大の4年生でありましたが,国会の南口の通用門で国家権力機動隊の暴力によって虐殺をされるという事件がありました。それがちょうど50年前,この6月。この6月というのがなぜ政治の季節なのかと言われますと,サンフランシスコ条約に基づく日米の安全保障条約が締結をされようとする時期,その月であるということが明確にあるわけです。15日に樺美智子さんが虐殺をされましたが,6月23日に承認,自動成立を,日米安保条約は成立をされました。以来10年ごとの改定期がありまして,1970年,1980年,1990年,2000年,この2010年も実は安保条約10年目の改定期になっているんです。しかし,依然として安全保障条約は,一つは沖縄問題を通してもう一度市民の目といいますか,労働者や学生の目に触れることになったわけですが,ほとんど安全保障条約がどういう経過をたどり,何が問題であったのかということすら,沖縄問題としてはとらえられるんですが,安保条約としては余りとらえられることがない。しかし,いずれにしても,大きな課題が横たわっている,私はそう思います。

 当時の60年安保から50年,樺美智子さんが虐殺をされるその当時もたくさんの私どもの先輩,例えば江田五月,今参議院議長ですが,60年安保当時は東大の教養学部自治会委員長,通称東C委員長というふうに言われているわけですが,そこの東C委員の委員長をやってました。今は参議院議長は江田さんで,衆議院議長の横路さんというのがいたわけですが,この横路さんも当時東大の学生でありましたが,自治会の委員長としてこの60年安保に反対をする。そして,御案内のように自民党総裁の谷垣さんとか加藤紘一さんも安保反対,岸を倒そうという対立の中で,ともにスクラムを組んできた仲間の1人であったということは,もうこれは広く知れ渡っていることでありまして,60年安保というのはそういうふうに大きな政治的な影響力を持っています。

 市長が60年安保をどういうお立場でどういうお考えを持っていたのかということも後ほどお聞かせいただければなあというふうに思います。

 60年安保から10年たった70年安保闘争は,1965年からのベトナム反戦闘争の高揚と相まって,戦後生まれの団塊の世代を中心に全共闘,全学共闘会議の略でありますが,全共闘運動として1970年6月をスケジュールとしての頂点として闘い抜かれてまいりました。この70年安保も団塊世代の多くの人々に,運動にかかわった人はもちろんのこと,運動に否定的であったとしても,反対派としての影響を受けるという意味でも大きな政治的な亀裂,敵か味方かの抽出を含めて,この世代の人たちに大きな,かつ,さまざまな影響を与えてまいりました。

 ことしも安保の6月が過ぎようとしています。これまでの6月の経過を振り返るとともに,来年の新たなる6月に向けて,70年安保に向かう過程でのたぎる思いやスクラムから伝わる体温,そしてシュプレヒコールの声を忘れることなく進んでいこうと,そういうふうに思っております。6月はまさに私の政治の原点であり,同時に政治のスタート地点であったことに間違いありません。

 さて,相変わらずファシズムの登場の危機が続いています。ファシズムの定義は,全有産階級の利害を代表しですから,特定の階級の利害の代表者ではありません。したがって,小ブル,中ブル,大ブルを含めて私有財産制度を保持する人たちの階級,すべての階級を代表するという意味でありますし,その対比としての無産階級,プロレタリアートの利害の代表ではない,決してないということであります。ファシズムの定義は,全有産階級の利害を代表し,最も暴力的で最も醜悪なテロリズム独裁という政治の最後的な形態というふうにこれまで述べてまいりました。さらに,ファシズムは,ファシズム大衆運動を背景に,議会を通して登場してまいるとも述べてきました。ファシズム勢力とは,現在の自民党や公明党がそのままファシズムに転化をするのではなくて,保守政治勢力の中から新たに,別の性格と目的を持った政治勢力として登場する,そういうことも明確であります。

 ところで,いかなる政治状況下でそういうファシスト勢力が登場してくるのか,1つ目,時の政権が国民への統治能力を喪失し,2つ目,国民もまた時の政権に失望をし,3つ目,同時にそれにかわる政党が未成熟なときに登場してくるんです。今の状況がまさに,残念ながらそういう状況だと言わざるを得ないのかなあというのが率直な感想なんです。第1点目についてはおわかりだと思いますし,国民は同時にやっぱり失望をする,まあV字型の回復基調みたいなんがあるわけですが,そういう状況,極めて政治が混沌としてきたときにそういう勢力の登場があるわけで,これはイタリアともドイツとも,過去,戦前の軍国主義の登場以前の日本とも同じ状況であります。必ずこういうところから出てくる。つまり,政治不信が絶望へと転化するような情勢があるとき,再びファシズム勢力の登場する局面が出現するということであります。残念ながら,沖縄県民の状況はこのような状況にあるのかなあというふうに私は率直に思っております。

 さて,今回の1930年代との近似性は,野見譲さんの天皇制ファシズム論を参考にさせていただきました。300ページほどの文献であります。3つぐらいに分かれているんですが,この野見譲さんというのはお隣の鳥取県倉吉市の御出身で,かつては東大農学部の自治会の委員長をされていた方でありますが,その野見譲さんの論文によりますと,まず天皇制的国民意識,つまり天皇制に依拠する意識とはどこから来たのかというふうに問うてます。今日の日本資本主義が不可欠の条件としてきた大独占と零細の経済的二重構造の中で大量の小ブル中間層が生み出される。その中間層は,資本主義の展開,階級闘争の進展の結果,没落する階級としてプロレタリア化する恐怖,つまりほかでもなくプロレタリアへのみずからの転落に恐怖する小ブル中間層のイデオロギーに天皇制的な国民統合の原理があると述べられているわけであります。解説すれば長くなりますのでやめますが,野見さんは,第1項で天皇制国家の確立と初期ブルジョアイデオロギーの特質ということを書かれてますので,そのことを取り上げてみてございます。

 次に,天皇制国家の第1次憲法,大日本帝国憲法についてはこうお述べになられてございます。

 日本の第1次ブルジョア憲法は1889年,ドイツ・ビスマルク体制憲法を採用して制定されました。ここまでは学校で教えていただいてますね。ビスマルク憲法と同様に欽定憲法と呼ばれ,国民議会の決議によって決定されたものではなくて,天皇,皇帝によって制定されたものであるということです。欽定憲法というのは,そういう国民から選定をされるということではなくて,皇帝及び天皇から決定をされたということでありました。天皇制官僚たちは,天皇大権の確立のために,イギリス・フランス型の憲法を否定し,ドイツ憲法に着目をし,これを採用したと,なぜドイツ憲法を導入したのかとの理由を述べられています。

 憲法は,伊藤博文の起草により,天皇と官僚によって決定をされ,1889年2月11日,日本書紀にちなんで発布をされたようであります。この憲法の内容は,第1に,天皇大権を確立したことにある。万世一系の天皇を神聖不可侵の元首と定め,天皇が統治権を持つものとしている。第2には,天皇の統治権を臣民が翼賛する機関として,内閣,裁判所,議会を設置した。第3に,内閣については天皇に対してのみ責任を負い,軍人官吏も天皇に対してのみ責任を負うとされた。こんなことがずっと帝国憲法で決められたんです。第4に,天皇は軍事大権,統帥権を持つと規定をしています。軍は内閣や議会によっては統帥されず,天皇のみが参謀本部を通して軍を動かすことができます。したがって,かつての戦争責任は天皇に潜在をしているというふうに野見さんはおっしゃっています。第5に,議会と内閣の関係は,政府提出の予算案を議会は審議,確定するが,軍隊の統帥,大臣官僚の任免,条約締結,宣戦,講和には関与できない。これらはすべて天皇の統治権に属するということになります。第6に,議会は貴族院と衆議院に分けられ,前者は皇族,華族の中から天皇の任命した者,高額納税者の集団から互選をされるということなんです。その貴族院というのは,皇族,貴族,華族から天皇が任命をするわけでありますし,高額納税者というのは,まさかこんなに大金持ちが自分の国を裏切ることはないだろうということで,一定の税を納めた者については互選をされてきたということであります。後者でありますが,衆議院は制限選挙法に基づいて臣民から互選をされた,臣民から互選をするというふうに書いてあるんです,言葉としては。議会の召集,停会,閉会,衆議院の解散は,天皇大権に属する。また,天皇は勅令という形で法も制定をできたということです。非常立憲法というんです。そういう法律も,大権を持っていたわけです。第7に,軍隊は軍人勅諭によってイデオロギー的に打ち固められ,天皇に対する絶対的忠誠と上官に対する絶対的服従が規定され,皇軍として確立をされた。第8に,警察制度が網の目のごとく全国に張りめぐらされた。第9に,行政は市町村制がとられた。これは天皇制国家を末端から統合していくてこになったわけであります。官僚的統治機構というふうに呼ばれる原理というのはここからなんです。地方の行政組織というのは官僚的統治機構の一環であることに間違いありません。全く自立を機能的,機関的にはできていないわけでありまして,この地方自治制によって地主,富農,商人などブルジョア勢力は政治的進出を遂げつつ,町村合併を通して一層国家のもとへ統合をされていったということであります。このような憲法制度下でもって,天皇制国家が確立をされていく一つになったわけであります。

 質問に入ります。(笑声)

 1つは,昭和という時代,多くの戦前生まれの人たちの青春時代,最も激動の時代であったことは確かでございます。私は昭和天皇の戦争責任について述べましたが,市長はどう思われてございますか。

 恐らく戦時下ではだれもが皆軍国少年であったように,市長もそうであったと思っています。私も市長と同じ年の生まれであれば,恐らく軍国少年の一人であったことに間違いないと思います。問題は戦後です。軍人よりも多くの民間人の死者を数えた事実や,一部の財界の利益追求の目的のみで引き起こされた戦争,さらにこの戦争の真の目的を国民の目からそらすために,階級亀裂の縫合のために政治的に登場してきた現人神昭和天皇,そして天皇・天皇制と一体となることによる相互媒介的同時的推進を図ることによってのみおのれの権力を拡大強化してきた東条英機を初めとする軍部ファシストなどの歴史的検証と反省が待たれていますが,率直に市長のお気持ちをお伺いいたします。

 続けて,OCCについて私からもお伺いをいたします。

 まず,今から10年前の2000年,平成12年9月定例議会に甲第239号議案として当時の萩原市長から,人・財物・情報・文化・技術などの交流を促進し,産業の振興及び市民の文化の向上を図る拠点施設として岡山コンベンションセンターを設置するものと説明を実はされたわけであります。さらに,この施設を管理する会社として株式会社岡山コンベンションセンターを委託先に選び,条件としては,1,承認料金制導入,2,委託会社の判断でセンター利用の可否を決定できるというものでございました。会社への出資金の中,半分を超える5,000万円の市民の税金を出資し,萩原市長が代表取締役に就任をされました。

 さて,質問に入ります。

 1つ目,平成12年9月定例,崎本議員,当時の,今でもそうですが,(笑声)失礼しました。平成12年9月定例本会議の中で,崎本議員の収支計画,採算性などの質問について和氣島経済局長は,収支について開業6年目に単年度黒字,8年目には累積赤字の解消と,極めて楽天的な見通しをされたわけでありまして,独立採算制の株式会社に許可権を含めた形で公の施設を運営させることは全国初の試みと,同時に答えられてございます。

 現在のOCCの収支計画,採算性について,既に赤字が解消され,健全黒字経営になっている時期だと思うんですが,まずOCCの現状についてお尋ねをいたします。

 2つ目,全国初の第三セクター方式,つまり株式会社にすべての許認可権限を認める方式については,メリットもありますが,デメリット,リスクが大きい方式だと私はそういうふうに思っています。さて,こういう方式を一体だれが企画されたんですか。だれかが考えつかなければ,この全国初の第三セクター方式,OCC方式というのは生まれっこないわけでありますから,だれかが起案をし,発案をし,計画をし,立案をしたと思うんですが,一体だれなのか。また,そのバックグラウンドの調査を,どのような調査をした上で起案,計画,企画をされたのか,お尋ねをしたいと思います。

 3つ目,今回の統括部長の不適切利益問題についてですが,6月1日のマスコミ紙の報道によりますと,高谷市長が5月31日の会見で,第三セクターでの不正などもってのほか,市民の税金で会社をつくっている以上,チェック機能の強化は当然と語られてございます。本日も田畑議員への答弁で同趣旨の御発言をされてございます。私も市長と全く同感であります。ただ,問題は,結果からその原因にさかのぼって探していこうということだと思っています。つまり,設立当時に立って考えてみようと。

 イ,統括部長が関与する有限会社アーバン・プロデュースによる不適切利益について,OCCの内部監査では3年半,市の指導による公認会計士による監査でも見抜くことができなかったというんです。要するに,OCCの内部監査も岡山市の公認会計士も見抜けなかった。

 ロ,さらに,2007年の途中から,OCCはすべて非常勤役員ばかりになり,常勤役員がいなくなったことから,統括部長の独裁的体制を許したということが結果としてわかっているんです。

 したがって,以上の事実からもわかるように,統括部長を生み出した原因というのは,私はOCCそのものにあるのではないのか,そのOCCの体質が問題なんだというふうに思っているんです。しかし,当局は,OCCに問題はなくて,悪いのは統括部長だと言うて,トカゲのしっぽ切りみたいな答弁をされているわけですが,どこかOCCの機構と,そもそもそれをつくってきた萩原市長の思いの中に何かよこしまなことがあったのではないのか。そこが無理が通って,今回の統括部長がにょろっと蛇のように出てきたのかなと,そう思いますので,当局は率直に,統括部長を生み出した原因はOCCそのものにあるということについて認めるべきだと思いますが,お伺いをいたします。

 4つ目,第三セクターは当局の指導監理の目が行き届きにくい基本的・制度的欠陥がございます。高谷市長の言うチェック機能の強化がどうしても必要です。機能強化とは,岡山市とOCCとの間にある指定管理協定書についてのチェック機能の強化に向けて行うということでしょうか,お伺いをいたします。

 また,過去に故亀井議員を含めて何人もの議員が第三セクターのチェック機能について指摘をしてございます。当局は一貫して定款変更の必要なしとの判断でした。結果として,図らずも今回の統括部長の事件が発覚したもので,基本的にはOCC,第三セクターに対しての岡山市の指導監督,チェック能力が働いていれば,この事件は起きることはなかったとも言えます。ここ田畑議員とちょっと似ておるわけでございますが,当時の和氣島・寺嶋・小此鬼経済局長や都市整備局長,さらに市民にとって一番よくなるように最善の努力をしていくとお答えをした当時の萩原市長のお考えを聞きたいところですが,そうもなりません。せめて,行政の継続性から,高谷市長の御答弁をお聞きしたいなと,こんなふうに思います。

 今回の6月定例議会,体調不十分の中でございましたが,もうここら辺でやめさせていただこうと思います。(笑声)

 御清聴大変ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,近藤議員の1930年代との近似性についての御質問にお答えをいたします。

 さきの大戦に対する私の率直な気持ちということでございますが,以前にも近藤議員の御質問にお答えをしたとおり,私の幼いころの戦争体験は本当に悲惨なもので,私は市長としても一個人としても,戦争は絶対にあってはならないし,起こしてはいけないと思っております。

 昭和天皇の戦争責任につきましては,さまざまな考えがあるようでございますが,私といたしましては,戦争は本当に悲惨なものであるという思いを常に心に刻みながら,絶対に戦争を起こさないために,恒久平和に向けた不断の努力を続けてまいる所存でございます。

 OCCの件につきましては,まあある意味でOCCは第三セクターとは言えないというような会社だと私は思っております。それが今になっていろんな問題が起きてるということで,今いろんな究明をしておりますので,それを含めてまた結果が出ると思いますので,議員の皆様にもその点についていろいろとまた質問をいただけると思います。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎甲斐充経済局長  岡山コンベンションセンターについて5点の御質問をいただいております。順次お答えいたします。

 まず,現在の岡山コンベンションセンターの収支計画,採算性についての御質問です。

 岡山コンベンションセンターは,平成12年度は開業年度ということもあり,当期損失2,000万円余を計上しておりましたが,翌平成13年度には2,800万円余の当期利益を計上することができ,800万円の黒字となっております。以降,現在に至るまで毎年利益を計上しております。

 次に,すべての許認可権限を認める方式についての御質問です。

 平成13年当時,行政が赤字補てんを行っている外郭団体が多く,その反省に立って,独立採算で経営を行う団体にすべきであるという市の方針に基づき企画されたものです。その背景といたしましては,当時の岡山市臨時財政問題調査会から,コンベンション施設の運営については,利用時間の制約を設けないなど利用者の側に立っての柔軟な取り組みとともに,PFI手法の活用と運営委託も含め,民間的な仕組みを導入する必要があるとの答申があり,市として利用者の側に立って柔軟に取り組むとともに,民間的経営手法を検討し,ランニングコストを抑え,稼働率を上げる運営に努めるとの方針が出されておりました。

 次に,統括部長を生み出した原因はというお尋ねです。

 その原因や要因については,現段階では一部社員の社会的モラル,それからコンプライアンスに対する認識の欠如ということに加え,そこに権限が集中したこと,チェック機能の低下などの背景があったというふうに考えております。しかし,今回の不祥事は,あくまでも一部社員によるものであり,岡山コンベンションセンター会社ぐるみで行われたものとは考えておりません。

 次に,チェック機能の強化について,それから岡山市の指導監督についての御質問です。

 今回の不祥事の原因は,先ほど申し上げました一部社員のモラルの欠如に加え,権限の集中やチェック機能の低下などの背景があったものと考えております。チェック体制の強化といたしまして,現在会社では社内規程等の見直しに取り組んでおりますが,そのほかに職位権限の明確化や常勤取締役の設置などが必要ではないのかというふうに考えております。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして楠木議員。

     〔36番楠木忠司議員登壇,拍手〕



◆36番(楠木忠司議員)  御苦労さまでございます。

 きょうは質問日の最終日,最後の質問でございます。

 最初,ゆっくり前置きから含めてやろうかなと思いましたが,時間もかなり押しておりますし,また田畑さんからも温かい御配慮をいただきまして,明るいうちに質問ができますことにお礼を申し上げておきたいと思います。

 早速,通告に従いまして質問をさせていただきます。

 1番,まず,地域センターの建てかえの件でございます。

 この問題につきましては,さきの2月議会の代表質問で行わせていただきました。その中では再質問ができませんでしたので,その再質問ということで,きょうは質問をさせていただきます。

 2月議会の私の質問に対しまして市民局長は,建てかえの要請については上道,吉備などの地域から伺っているが,単に古いから建てかえるという判断ではなく,他の施設の有効活用や併設,さらには市民サービス拠点の配置の見直し等いろいろな観点からどのような方策が最善なのか,関係部局と協議しながら検討してまいりたい,このようにお答えになってるわけでございます。

 そこで,このたびは吉備地域センターに限りまして,その建てかえについて質問をさせていただきます。

 1,吉備地域センターはかなり老朽化をいたしております。戦前の建物であるわけでございます。建てかえが必要と考えておられるのかどうか,また耐震診断というものは実施されてるのか,してるとすればどのような値なのか,していないとすれば実施する計画はあるのか,お尋ねをいたします。

 2,また,2月議会での答弁で少し気になるのが,市民サービス拠点の見直しとのことでございますが,見直しの内容についてお示しください。

 3,隣接している公民館との併設の要望が地元から出ていると聞いております。これは市民局長が御答弁されている,他の施設との併設からも整合性があるのではないかと思いますが,御見解をお示しください。

 2番,次に,どうにかならぬか迷惑行為についてお尋ねいたします。

 まずは,犬のふん対策であります。

 この課題,問題につきましては,私も幾たびか議会の中で質問をして,その対策をお願いしてまいったところでありますが,現在も一向に状況は変わっていないような気がいたしております。どのように思っておられるのか,まずお伺いをいたします。

 さて,岡山市は平成19年3月に,市条例第30号として,岡山市美しいまちづくり,快適なまちづくり条例を制定しています。その中の第4条第4項に,飼い犬等の占有者は,家庭の外で飼い犬等がふんをしたときは,ふんを適切に処理する責務を有しているとなっております。また,同条例の第24条では,第14条第1項の規定による命令に反した者は,2万円以下の罰金に処するとなっています。そして,第14条第1項とは,市長または市長の委任を受けた職員は,第11条の規定に反した者に対し,紙くず等については紙くず入れ等に,空き缶等については回収容器にそれぞれ収納し,または自己の所持のもとに置くことを命令することができる,このようになっているわけでございます。また,第11条は,何人も,公共の場において紙くず等及び空き缶等をみだりに捨ててはならないとなっております。

 また,岡山市動物の愛護及び管理に関する条例では,第7条の(3)に,公共の場所においてふんを排せつした場合は,直ちに除去することとなっています。

 以上,犬のふん対策についての岡山市の条例でございます。

 そこで質問でございますが,イ,この条例を解釈する限りでは,犬のふんについては,禁止規定はあるものの罰則規定はないと理解していいのかどうかお伺いいたします。

 ロ,もしそうだとすれば,罰則ができるように条例改正を行う必要があるのではないかと思いますが,御見解をお聞かせください。

 ハ,公園などでは立て看板で啓発活動を行っていますが,道路についての対策はどのように考えているのかお示しください。

 次に,公園等の深夜の花火対策についてお尋ねいたします。

 これから夏場を迎えまして,公園等で花火をしている光景をよく目にいたします。家族連れで行い,後片づけをする人は何ら問題はございません。しかし,一部には深夜に爆竹みたいな音が出たり,ロケット花火みたいな飛んだりする花火は近所迷惑になりますし,また危険でもあります。そして,そのほとんどは後片づけもしておりません。

 そこでお尋ねいたしますが,イ,お隣の倉敷市では平成12年に倉敷市夜間花火規制条例を制定していますが,岡山市においても条例制定はできないものなのか,まずお尋ねをいたします。

 ロ,地元でも防犯パトロールをそれぞれの地域で行っております。そして,迷惑防止に努めておりますが,現在では注意,啓発をするしかないと思います。何かいい方法はないものかお聞かせください。

 ハ,もしトラブルが起こるようなことがあれば,警察へ通報しておりますが,頻繁に起こる地域については,市としても何らかの対応をとる必要があると思いますが,御見解をお示しください。

 3番,次に,旧吉備荘跡地の所管がえについてお尋ねいたします。

 旧吉備荘跡地については,私もこの場で何回か質問をさせていただき,市長の御配慮もありまして,4月から地元を中心にグラウンドゴルフとか,子どものソフトボールの練習とか,サッカーとか,いろんな面で使わせていただいております。そして,毎月使うごとに土を入れたり,また草を取ったり,またブッシュ,根なんかがたくさんあるわけでございまして,そういったものをお年寄り,子どもたちが拾ったり抜いたりしてるわけでございます。しかし,最近よく雨が降りまして,水たまりもできます。実は,整地はしておりますけれども,4センチメートルしか土を入れておりません。4センチメートルといえば,上にばらまいた程度ということでございまして,これも予算の都合で仕方がないという面はありますけれども,せめて土を盛って,それを地元の人の手で入れさせていただいたらなということで,実は管理しとる保健福祉局のほうにお願いしたら,うちはそんな予算はねえんじゃと,公園のほうに言うてくれと。公園に言うたら,うちは所管してねえからよそへ言うてくれというふうなことで,たらい回しにされました。せっかく地元では地元の公園として,公園といいますか広場として本当に大切に使っているわけでございまして,土ぐらいは入れていただいても罰は当たらんのんじゃないかなというふうに思いますので,その辺については,質問ではありませんがよろしくお願いいたします。

 ここの質問は所管がえの問題でございまして,できれば公園として管理するとか,スポーツ広場として管理するとか活用するとか,そういったものができないのでしょうか。そのことをお尋ねいたします。

 もう一つ,実は道路を隔てまして,昔の吉備荘跡地の管理人さんが建てた家がございます。その空き地について,どうすんかなあと,約2,000平米ぐらいあるらしいんですけれども,今もう草ぼうぼうです。もちろん建物はございません。その土地についてちょっとお尋ねしますと,今その部分については調査をしてるんだというふうなことでございますので,この質問項目については割愛をさせていただきます。

 大きな項,4番,東アジア圏からの観光客誘致についてお尋ねいたします。

 もうこの問題につきましては,今回も多くの方々から観光を取り巻く情勢について質問がなされております。そのことも踏まえて私のほうから質問をさせていただきたいと思います。

 市長は,5月の臨時議会で洛陽市の訪問の報告,また今回の6月議会の冒頭で台湾への訪問の報告をなされました。そして,その中で,経済,観光の面で成果があった,これから積極的に取り組んでいくとのことであり,これについては高く評価をするものでございます。

 現在,岡山市として,東アジア圏としては3市と友好都市縁組を結んでいるのはもう御承知のとおりでございます。今後,これらの都市と積極的に交流を行うことは,東アジア圏の平和にとっても重要であるとともに,岡山市にとっても経済的なメリットは大きなものがあると思っております。

 現在,国といたしまして,ビジット・ジャパン・キャンペーン,いわゆる訪日旅行促進事業を大々的に行っております。聞くところによりますと,ことし2010年は1,000万人の観光客を目指している,そして2019年──9年後でありますけれども──には倍増以上の2,500万人を目指しているとのことでございます。これにより,国は観光収支の改善を図ると同時に,国家間の相互理解を進め,友好関係を深め,平和で安定的な関係を継続的に構築することを目的としておるところでございます。

 そこで,次の点について質問いたします。

 イ,国の目的は先ほど申し上げたとおりでございます。岡山市として観光振興についての目的を持つことが必要だと思いますが,御見解をお示しください。

 ロ,友好都市,アジア圏での観光客の誘致についてですが,今後どのような対策を講じるおつもりなのか。

 ハ,そのためには,岡山市として観光客誘致を積極的に進めるには,どのようなことが必要と考えておられるのか。

 ニ,市長のトップセールスの必要は言うまでもありませんが,国によっては違いますが,民間交流をより積極的に進めることが必要と思います。そのとき行政としては側面的な支援をすることも必要であります。御見解をお聞かせください。

 ホ,現在,国際便として,中国では上海便と大連・北京便がございます。大連との経済・観光交流についてはどのように考えておられるのか,お尋ねをいたします。

 ヘ,総社市は観光プロジェクトを立ち上げ,今後の観光のあり方について協議され,ことしの3月に報告書ができ上がっております。岡山市としてもこのようなプロジェクトを立ち上げたらどうかと思いますが,御見解をお聞かせください。

 以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)

      ─────────────



○宮武博議長  この際申し上げます。

 会議録署名議員長井議員が退場されましたので,会議録署名議員に下市議員を追加指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  楠木議員の東アジア圏からの観光客誘致についての御質問にお答えをいたします。

 これまでアジアの友好都市では,市民親善訪問団を派遣した際に現地語の観光パンフレットを配布しているほか,新竹市では平成20年に岡山市紹介写真展を,洛陽市では今年4月に私が訪問した際に現地旅行業者に対して旅行誘致説明会を開催し,観光プロモーション活動を行ってまいりました。来年には洛陽市との友好都市締結30周年の節目を迎えることや,日本への個人旅行ビザの取得要件も緩和されつつあることから,中国を中心にアジア地域からの観光客誘致を強力に推進してまいりたいと考えております。

 次に,民間交流に対する支援についてでございますが,これまでもスポーツや教育などそれぞれの交流事業に応じて,交流団体相互の仲介などの支援を行ってまいりましたが,今後とも民間交流がスムーズに進むよう側面支援に努めてまいりたいと考えております。

 これもまだ私の私見でございまして,これから勉強しようと思っておりますけれども,岡山市内・県内の企業の方がいろんなところへ,世界へ支店とか営業所を出しておられますが,そういうところとも協調といいますか,お願いをいたしまして,岡山の観光宣伝ができるかどうか,そういうことも考えてみたいなあと思っております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎片山伸二市民局長  地域センターの建てかえについての御質問に一括してお答えいたします。

 吉備地域センターは,これまでの合併の経過の中で,旧町庁舎として建設されたものであり,老朽化については十分認識しているところでございます。耐震診断につきましては実施しておりませんが,木造の地域センターを対象に老朽度を評価する耐力度調査を平成5年,平成13年に実施し,必要に応じて補修,修繕対策を講じながら,維持管理に努めているところでございます。

 次に,市民サービス拠点の見直しについてでございますが,平成20年11月に策定いたしました市民サービス拠点の配置に関する長期的方針に基づき,現在,区,福祉事務所管轄区域ごとに,市民サービスの提供力,圏域人口などを考慮し,人口集中地区での市民サービスの空白地域の原則解消及び拠点の適正配置の検討を行っているところでございます。今後の整備等につきましては,この長期的方針に基づき,市民の皆様の利便性を一義として,立地環境や財政面などを総合的に判断する中で,手法の一つとして公民館など市有施設の有効活用も視野に入れ,検討してまいることとしております。

 以上でございます。



◎岸堅士保健福祉局長  犬の関係についてお答えいたします。

 お尋ねの対策については,これまで啓発看板の配布等を行い,マナーの改善に努めているところですが,一部に心ない市民がいることは残念に思っております。

 議員御指摘のいずれの条例にも,その処理に関するところには罰則の適用規定は設けておりません。また,罰則規定を盛り込む条例改正については,その放置行為の現認が実務上極めて困難であると考えています。今後ともホームページや広報紙の活用,狂犬病予防注射会場でのチラシの配布及び啓発看板の配布などによる啓発活動に努め,飼い主のマナー向上を図ってまいりたいと考えています。

 次に,旧吉備荘跡地につきましては,活用方策が決まるまでの暫定的広場として,フェンスの設置や暫定的な整地を行い,地域のスポーツ活動の場として利用されております。現在,旧吉備荘跡地は保健福祉局が所管しておりますが,今後の利用のあり方について関係部局と協議し,検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  花火対策について条例制定はできないかとのお尋ねでございます。

 近年,市民の生活行動に起因する地域内のトラブルが増加する傾向にあり,議員御指摘の深夜の花火についても,施設管理や安全・安心なまちづくりの面から支障が生じるようであれば,市としての対応が必要となってくると考えられます。他都市の事例では,花火による迷惑行為については,公園施設等の特定の場所で発生していることも多い一方,多くの市有施設の管理条例には迷惑行為の制限が規定されています。このため,今後関係部局が連携し,花火による迷惑行為の実態を把握するとともに,適切な花火の規制について検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



◎甲斐充経済局長  東アジア圏からの観光客誘致について,市長答弁以外の部分についてお答えいたします。

 まず,本市が観光振興を行う目的は,それから誘致を進めるために必要なことは,中国・大連との経済・観光交流を行ってはという御質問です。3つに一括してお答えいたします。

 現在,国内の観光市場が伸び悩む中,岡山市としては,にぎわいの創出や経済効果を目的に海外からの観光客誘致に取り組んでおります。こうした意味から,急成長を遂げている中国を初め,富裕層が多い東アジアの主要都市は,魅力あるターゲットであると考えています。この認識のもと,現地におけるプレゼンテーションやインターネット,さまざまな広告媒体を活用した情報提供など,各国のニーズに合わせた効果的な情報発信を行っているところでございます。

 また,果物などの特産品や歴史・文化施設など,本市の売りを明確にすることで他都市との差別化を図るとともに,広域での連携,受け入れ体制の整備などに重点的に取り組んでいるところです。御提案の大連につきましては,人口600万人を超える大都市であるだけでなく,日系企業も多数進出しており,何よりも本市と直行便で結ばれていることから,経済・観光交流の候補地として調査してまいりたいと考えております。

 次に,観光プロジェクトについてのお尋ねでございます。

 総社観光プロジェクトは,平成20年5月に観光客の誘致拡大と総社市の魅力を全国に発信することを目的に設立され,平成21年3月には総社市観光宣言を発表,本年3月に総社観光プロジェクト報告書を提出されたと聞いております。これを受け,総社市では,ことし4月に観光プロジェクト実行委員会を設置して,提案の具体化を図っていくとお聞きしております。

 一方,本市では市政の指針として策定した都市ビジョンの中に,コンベンションシティ構築プロジェクト,岡山の光を発信するプロジェクトがあり,重点的な推進を図っているところです。具体的には,岡山ビジットアソシエーション事業などのエリアやターゲットを絞った情報発信や,岡山城下町物語事業,観光案内板の設置などによる受け入れ体制の整備,岡山・倉敷観光キャンペーンなど周辺自治体との広域連携といった事業展開を図っているところです。

 以上でございます。



◎白神利行都市整備局長  道路における犬のふん対策についてのお尋ねでございます。

 道路の対策につきましては,8月の「道路ふれあい月間」などの啓発の機会をとらえ,道路上や道路標識,カーブミラーの柱等にペットのふん尿をさせない,道路上へごみを捨てない,駐車・駐輪で点字ブロックをふさがないなど,道路を美しく安全に使えるよう,またみんなで考え努力していけるよう普及啓発に努めてまいりたいと考えております。また,犬のふん害等著しい場所等につきましては,関係部署と協議し,可能な場所について啓発看板の設置を検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  花火対策についての御質問のうち,何かいい方法があるかということと,それから市としての対応についての御質問に一括してお答えを申し上げます。

 公園内での花火などの迷惑行為につきましては,看板の設置などで啓発を行うことで公園利用者の方々のマナーの向上に努め,愛護委員会や周辺の町内の皆様と連携を図りながら迷惑行為の防止に努めているところです。また,悪質な行為が繰り返される場合は,警察への協力依頼を行い,巡回などの強化をお願いし,安全で安心な公園となるよう図ってまいりたいと考えています。

 以上でございます。

     〔36番楠木忠司議員登壇,拍手〕



◆36番(楠木忠司議員)  御答弁ありがとうございました。

 あと5分だけお許しをいただきたいと思います。

 地域センターの関係なんですけれども,先ほどいつになるか,結論から言えばわからんということじゃないかなと思います。かなり老朽化して,ちょうど耐力度の調査をしているということなんですけれども,2階へ上がったことはございますか,市民局長。2階へ上がったらほんまにウグイス張りですよ。それから,公民館との併設というふうなことで要望書も出てますので,有効に活用というのはわかるんですけれども,公民館との併設を要望しているわけですから,本当に真剣に考えていただきたいんです。要望だけじゃだめなんで,その辺の答弁をもう一回よろしくお願いいたします。

 犬のふん対策でございます。これ,何年か前と同じような答弁をされてるんですよ,局長さん。もう少し,犬のふんがどうなんか,よく御存じだと思うんです。それで,確かに公園なんかだったら犬のふんは持ち帰りましょうとかという看板が立ってるんです。だから,それだっていいんですけれども,道路のほうは,都市整備局長のほうで道路についても検討するという御答弁なので,ぜひいい意味で検討していただきたいんです。それで,特に条例なんです,問題は。だから,注意をするにも条例で制定しているんだけども,罰則規定がないんです,これだけは。ごみは罰則規定がある,空き缶も罰則規定がある。先ほど困難だと言われたんですよね,保健福祉局長,その行為を見るんが。だけど,犬を散歩させてる人は大体同じコースを散歩させてるんです。だから,そんなに困難じゃありません。やる気があるかないかの問題なんで,これはこれ以上答弁をと言うてもまた同じようなことになるんで,答弁は求めませんが,やはり犬のふん対策については,罰則規定を盛り込んだものをつくるということだけは,早急に検討していただきたいと思います。

 それから,吉備荘跡地の問題,それぞれの関係部局と協議するということなんですけども,先ほど申し上げましたように,地元は本当に一生懸命,100人ぐらいの人が毎月2回ぐらい出て草取りしたりやってるんです。だから,そういう,もう地元は地元の広場なんだという気持ちでやっておりますので,ぜひいい方向で,特に所管がえを。だから,せめて土ぐらい入れてほしいんですよ。土一杯も入れれんような今の行政,どうなっとんかなあと。そんな高いもんじゃありません,ならせ言よんじゃないんです,自分たちでやると言っておりますので,その点についてぜひよろしくお願いいたします。これも余りしつこく言いません。そういうことで,要望にとどめるというのは,出て何言よんなということになりますけれども,これについてはぜひよろしくお願いいたします。

 それから,観光の問題です。

 実は,私が一番申し上げたい点は,やはり今回も竹之内さんも瀬戸内海の観光について売り出すべきじゃないんかと,ほんまいい御提言だと思うんです。それから,升永さんは広域連携の中でやったらどうかと,また小林議員のほうも観光問題についてはもっともっと力を入れにゃいけんと,せえで市長もこの前言われたように,後楽園と岡山城はもう行かんから,よそへ連れていってもらえんかと言われたという,まさにそのとおりなんです。私も洛陽にはもう何十回か行っております。もう龍門へ行くというても,どうでもいいと言うたら失礼ですけども,何回も何回も同じところというのは,余りよくないというか,余り行きたくないというのが本音じゃないかなと思うんです。そこで問題なのは,岡山市,まあ市長が言われているのは岡山とそれから四国,瀬戸内海を含めた,それから山陰,そういったエリア,それを売り出していこうという市長の構想,それはそれでもちろん結構なんです。それにつけ加えて,きのうでしたか,小林議員のほうから大阪のユニバーサル・スタジオ,ここはやっぱり結構有名なんです。へえで,この前ちょうど洛陽へ行ったときに,まず言うのが東京なんです。それから箱根なんです。富士山なんです。それから京都,それから大阪,それから神戸,それ以上出んのんです。だから,岡山は中国から見たら,今のところですよ,今のところは目じゃないんです。だから,そのあたりをもうちょっと広げて京阪神,例えば京都,大阪,そのあたりとの連携というものもやっぱり外国の観光客を誘致するのには必要なんじゃないかなというふうに思っております。

 それから,あわせて言わせていただければ,私たちも松島議員,それから土肥議員,それから近藤議員,4人で行って洛陽にお願いしたのは,やはり日本語のパンフレットをつくってくれと。ほんで岡山のパンフレットには中国語が入っているんです,4つの文字が。それはいいんですけども,洛陽のは日本語が入ってないんです。だから,そういうのをつくって,日本にもどんどん来てくれという話をしております。そういったことで,その一本の大きな柱をつくるという意味においても,先ほど国の動向を言いましたけれども,やはり岡山としては,交通戦略をこの前つくりましたよね,そういう面では観光戦略的なものをつくって,それでやっぱり岡山のよさを,全国はもちろんですけども,世界に発信する,特に東アジア圏に発信する。観光客が日本へどのくらい来とんかなあとインターネットで国土交通省のデータを見ますと,4分の3が東アジア圏なんです,世界から来られてる人の。だから,そういう面においても,その中での岡山ということでぜひ頑張っていただきたい。もし御所見があればお聞かせいただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎片山伸二市民局長  地域センターの建てかえについての再質問をいただきました。

 まず,吉備地域センターの2階に上がったことがあるかとのお尋ねでございますが,私も吉備地域センターのほうへ行かせていただいておりまして,かなりといいますか,非常に老朽化している現状は目にしておるところでございまして,その老朽化の現状についての現状認識は十分させていただいているところでございます。

 次に,公民館との併設要望についての御質問でございますが,本市といたしましても,吉備だけにとどまらず,市内の各公民館に関する御要望等もたくさんいただいているところでございます。将来的な公民館機能の拡充も含めた今後の公民館のあり方が検討されているところでございますが,それとともに,市民サービス拠点の配置に関する長期的方針に基づく適正配置等に取り組んでいく中で,関係部署と協議しながら鋭意進めていきたいというふうに考えております。

 よろしくお願いいたします。



◎甲斐充経済局長  昨日も御答弁申し上げましたように,広域もしくは周遊というのが一つのキーワードになってこようかと思っております。本日の議員の御提案の趣旨をしっかり施策のほうへ生かしていきたい,しっかり腰を据えてやらせていただきたいというふうに思っております。

 よろしくお願いします。

 以上です。



○宮武博議長  それでは,以上で本日の個人質問を終わります。

 つきましては,日程第1の案件は,お配りいたしております付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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○宮武博議長  この際御報告申し上げます。

 本定例市議会において受理いたしました請願及び陳情につきましては,お配りいたしております文書表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託いたします。

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○宮武博議長  お諮りいたします。

 委員会審査のため,明6月18日から6月22日までの5日間,本会議を休会いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

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○宮武博議長  次の本会議は6月23日午前10時に開きます。

 本日はこれをもって延会いたします。

 御苦労さまでした。

      午後4時21分延会