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岡山県 岡山市

平成22年 2月定例会 03月05日−07号




平成22年 2月定例会 − 03月05日−07号







平成22年 2月定例会

    平成22年2月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第7号

       3月5日(金)午前10時開議

第1

 個人質問

 甲第5号議案〜甲第61号議案

第2

 甲第63号議案 平成21年度岡山市一般会計補正予算(第9号)について

 甲第64号議案 平成21年度岡山市下水道費特別会計補正予算(第4号)について

 甲第65号議案 平成21年度岡山市国民健康保険費特別会計補正予算(第7号)について

 甲第66号議案 平成21年度岡山市用品調達費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第67号議案 平成21年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第68号議案 平成21年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第69号議案 平成21年度岡山市公共用地取得事業費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第70号議案 平成21年度岡山市駐車場費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第71号議案 平成21年度岡山市母子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第72号議案 平成21年度岡山市駅元町地区市街地再開発事業費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第73号議案 平成21年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第4号)について

 甲第74号議案 平成21年度岡山市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第4号)について

 甲第75号議案 平成21年度岡山市公債費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第76号議案 平成21年度岡山市病院事業会計補正予算(第1号)について

 甲第77号議案 平成21年度岡山市水道事業会計補正予算(第2号)について

 甲第78号議案 平成21年度岡山市工業用水道事業会計補正予算(第1号)について

 甲第79号議案 平成21年度岡山市市場事業会計補正予算(第1号)について

 甲第80号議案 岡山市駅前広場駐車場条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第81号議案 不動産の買入れについて

 甲第82号議案 和解について

 甲第83号議案 和解及び損害賠償の額を定めることについて

      …………………………………

会議に付した事件

 日程第1 個人質問

      甲第5号議案〜甲第61号議案

 日程第2 甲第63号議案〜甲第83号議案

      ──────〇──────

出席議員(49人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  藤 原 頼 武

            18番  和 氣   健

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            32番  三 木 亮 治

            33番  伏 見 源十郎

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            47番  垣 下 文 正

            48番  土 肥 啓 利

            49番  有 井 靖 和

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

欠席議員(2人−欠員2)

            9番  井 本 文 博

            31番  高 月 由起枝

      ─────────────

説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  村 手   聡

       副  市  長  佐 古 親 一

       秘書広報担当局長 田 淵   薫

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  進   龍太郎

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       市民局人権担当局長宮 前 保 典

       保 健 福祉局長  鈴 木 弘 治

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                奥 田 さち子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  難 波   巧

       都市整備局長   白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                中 村 健 一

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       会 計 管 理 者  久 山 正 人

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  藤 原 文 法

      選挙管理委員会

       委     員  三 村 俊 隆

       事 務 局 長  齊 藤 ? 雄

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       委  員  長  中 野   惇

       委     員  守 屋 勝 利

      農 業 委 員 会

       第二農業委員会会長沖   高 明

      教 育 委 員 会

       委  員  長  岡 崎 優 子

       委     員  渡 辺 勝 志

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  小 倉 茂 子

       次     長  鈴 木 康 義

       総 務 課 長  佐 藤 佳 昭

       調 査 課 長  中 野 真 吾







      午前10時1分開議



○宮武博議長  皆さんおはようございます。

 これより2月定例市議会第7日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は42名であります。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に森田議員,竹永議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ─────────────



△日程第1

 個人質問

 甲第5号議案〜甲第61号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,個人質問並びに甲第5号議案平成22年度岡山市一般会計予算について以下57件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,個人質問を行います。

 それでは,順序に従いまして東原議員。

     〔12番東原透議員登壇,拍手〕



◆12番(東原透議員)  皆様おはようございます。政隆会の東原透でございます。

 まず冒頭に,先日他界されました安井聰議員の御冥福を心からお祈り申し上げます。安井聰議員は同じ市の職員でありまして,私と同じ職場でも一緒に仕事をいたしました。いろいろなことも教えていただきました。大変ありがとうございました。今は万感の思いであります。

 気持ちを入れかえまして,朝1番バッター,議員になりまして12回目の質問をさせていただきます。

 500周年を迎えてのはだか祭り,西大寺会陽も無事終わりました。きのうも言われていましたように,会陽が終われば備前平野に春が来ると言われております。私が住んでいる足守でも,春の訪れを教えてくれるウグイスの鳴く声が,時々ではありますが,聞こえてくるようになりました。まだきれいな鳴き声ではありませんが,聞いているとすぐそこまで春が来たように思います。

 また先日,日本じゅうを感動させてくれました第21回冬季オリンピックバンクーバー大会も終わりました。岡山県倉敷市出身の高橋大輔選手が活躍し,メダルを獲得しました。高橋選手の言葉に「自分を褒めたい」と言っております。右ひざに大けがを負いながらリハビリに耐え,ここまで来た万感の思いがこもったのでしょう。同じ岡山市出身の五輪メダリスト有森裕子さんが1996年アトランタ五輪で語った言葉が,そのまま思わず出たのだろうと某新聞が記事にしておりました。

 それでは,通告に従いまして質問をさせていただきます。

 1,税収の確保について。

 平成22年度当初予算案が議案として上程されました。一般会計は2,413億5,500万円,前年度当初比5.8%増で過去最高であります。高谷市長は「改革と創造・発展予算」と名づけ,85点と自己採点をしております。

 歳出の内容を見ると,上限なしで要求できる政令市発展予算枠を設け,子ども医療費助成では小・中学生の入院医療を新たに対象に加えたり,心身障害者医療費助成では県下で初めて65歳以上で障害を持った人を対象に加えるなど,いつも市長が言われる,「だれもが住んでよかったと思える岡山市」の実現に向けた取り組みがされており,評価するものであります。

 そうした中で,歳入面を見ると,市税収入は1,049億2,600万円余で,2年連続で約40億円規模の落ち込みを見せております。税収の落ち込みは昨今の経済情勢を如実に反映したものと思われますが,申すまでもなく地方税収入は地方自治体にとって貴重な自主財源であり,その増減が自治体経営の健全度を示す財政力指数に大きく影響するものであります。景気が悪く税収が落ち込んでいるときだからこそ,行革をさらに進め歳出を抑える取り組みも必要でありますが,歳入をきっちり確保していくという取り組みも必要なのではないかと思います。

 そこでお尋ねいたします。

 (1)平成21年度当初予算と比較して平成22年度の市税収入予算は約36億円の落ち込みとなっておりますが,主な税目の動向と要因について明らかにしていただきたいと思います。また,それらの税目の今後の見通しについてのお考えをお示しください。

 (2)税の公平性の観点を踏まえて,課税並びに徴収についての市長の考え,また岡山市としての今後の方針,取り組みについてのお考えをお示しください。

 2,oniビジョンの高松・足守地区への整備の進捗状況についてお尋ねいたします。

 我が政隆会の森脇議員の代表質問にありましたように,国策として推進されている地上デジタル放送の難視聴対策において,国の説明責任や市民の不安解消につながる具体的な対策など,さまざまな課題が顕在化しております。岡山市としても,市民から寄せられる市民目線の課題を整理し,国にしっかりと働きかけてほしいと重ねて要望をしておきます。

 さて,足守・高松地域は当局の答弁にあったように,山の陰など地理的な要因による難視聴地域が,市内の20地域中14地域に上ることが報告されているところであります。このため,昨年6月議会に,足守・高松地区への地上デジタル放送の難視聴対策の一環として,ケーブルテレビの整備に係る予算が計上されたものであります。市長が大変骨を折ってくださったおかげだと思います。

 ケーブルテレビは,地上デジタル放送の難視聴対策,高速インターネットサービスの格差是正を初め,データ放送を活用した高齢者の安否確認システムなどの導入により,地域の安全・安心を支援する基盤の一つになると期待しているところであります。

 現在,地域説明会が開催され,多くの市民が参加するなど関心の高さをうかがい知ることができますが,多くの市民が加入され,整備に至った目的はもとより,地域に密着したケーブルテレビとして足守・高松地域の活用化,若者定住促進,安全・安心なまちづくりにつながるよう,行政としても連携を図っていただきたいと考えております。

 そこでお尋ねいたします。

 (1)説明会では,どのような意見が出されていますか,お示しください。

 (2)現在の工事の進捗状況についてお示しください。

 (3)いつごろからサービスが開始されるのでしょうか,お示しください。

 (4)高齢者の安否確認システムはどのようなものですか,お示しください。

 (5)市民の皆様は,足守・高松地域に密着した番組を期待されておりますが,具体的な計画はあるのでしょうか,お示しください。

 3,農地転用の監視及び体制の強化について。

 昨日,羽場議員さんが質問されていましたが,私なりに質問をさせていただきます。きのうある人から,どういうことですかというような意見も,新システムについてちょっと電話もありましたので,重ねてまた私のほうから質問させていただきます。

 皆様既に御承知と思いますが,露天施設を目的とした農地転用申請についての取扱要領が,去る2月26日から適用開始となりました。露天資材置き場や駐車場などの露天施設を目的とした農地転用について,転用後短期間のうちに他の用途に変更される事案を防止することで,より適正な農地転用行政を執行しようと本市農業委員会が独自に設けたものであります。

 内容としては,原則として農地を借りて転用する場合等には,一時転用の許可とし,転用後の用途変更は認めない,また農地を取得して転用する場合の永久転用の許可においても,転用工事完了後1年間は用途変更を認めないというものであります。この要領が適正に運用されていくことにより,不必要な農地転用が抑制され,優良農地の保全に少なからぬ効果を発揮するものと期待しておりますが,この取り扱いは農地法に基づくものではなく,農業委員会が定めた要領に基づくものであると認識しておりますが,強制力には限界があるのではないかと,やや心配もしているところであります。

 そこでお尋ねいたします。

 (1)要領の運用効果を最大限に発揮するために,今後監視及び体制の強化はどのようにされるのでしょうか。羽場議員さんに答弁されたことと別にあれば,お考えをお示しください。

 (2)また,一時転用の許可を得た土地について,転用後宅地などの他の用途に変更するような事案,さらに永久転用の許可を得た土地について,転用後1年を経過しない間に用途を変更するというような事案に対しては,どこまで法的に対応していけるのでしょうか。お考えをお示しください。

 4,県道総社・足守線の進捗状況についてお尋ねいたします。

 県道総社・足守線は,総社市と岡山市の足守地区を結ぶ足守の町並み保存地区を通る道路であり,足守地区を訪れる多くの観光客が利用し,足守小学校の通学路としても利用されています。また,倉敷市・総社市方面から岡山空港方面へ向かう自動車が数多く利用しているものの,道路の幅が狭く歩道がないため,観光客や児童の安全が脅かされている現状であります。

 このようなことから,岡山県において足守の町なかを避けたルートでバイパス整備が進められてきましたが,平成21年度,政令指定都市移行に伴い,岡山市域の区間は岡山県から岡山市に引き継がれております。このバイパスは,総社方面から真っすぐ東へ延び,足守川を渡って上土田付近で国道429号に取りつく計画となっており,これが整備されると足守の町並み保存地区を通る自動車交通量もかなり減少し,また岡山空港へのアクセスも向上するものと,地元地区住民はもちろん,利用している多くの人が大きく期待しているところであります。一日も早い完成を待ち望んでいると思われます。

 そこでお尋ねいたします。

 (1)足守川の総社市寄りに岡山市と総社市の境があり,岡山市域分は岡山市が,総社市域分は岡山県が整備することになり,市と県が協力して行う初めての事業であります。岡山県との役割分担など,連携はうまくとれているのでしょうか,お考えをお示しください。

 (2)今年度から足守川の橋梁整備を行っていると聞いていますが,橋梁はいつ完成する予定でしょうか。また,この区間全体はいつ供用する予定でしょうか,お考えをお示しください。

 (3)国道や県道など,広域的な道路の整備において,この総社・足守線以外にも市と県が連携して一つの事業を進めたり,あるいは互いに協力しながら,それぞれの事業を進めなければならないケースがあると思います。今後,広域的な道路の整備をどのように進めていくのでしょうか,お考えをお示しください。

 5,生活交通,ディマンドタクシーの確保についてお尋ねいたします。

 市内における生活交通確保については,足守地区の過疎地有償運送,御津コミュニティバス,建部町生活バスがありますが,いずれもバス路線廃止に伴う措置として始まったと聞いております。結果として,バスが走っている路線はほぼ幹線道路に限定されている状況となっており,住民の方々から,バス路線まで歩いていくには遠い,利用したくても利用できないとの声を多数お聞きしています。

 せんだって,私は宇都宮市の取り組みを視察してまいりました。ここでは,2地区において個々の家まで送迎するディマンドタクシーを利用した,きめ細かい地域内公共交通サービスを提供しておられました。その中の一つの清原地区では,タクシーが町内を1日9往復しており,1便当たり4人を超える利用があるとのことで,現在ではジャンボタクシーを使用しているとのことでした。また,板戸地区ではタクシーを利用し,町内を1日7便運行されておりました。このように狭い範囲での取り組みをぜひ実現していただきたいと思います。先日の代表質問の答弁の,選択と集中の中で,市政にはビジョンがなければならない,20年後,30年後のことをと言われておりましたが,私は5年先,10年先のことが今必要ではないかと思っております。

 そこでお尋ねいたします。

 (1)岡山市においても高齢化が進む中,マイカーを利用できない高齢者が増加傾向にあります。また,高齢者の交通事故は従来は被害者でしたが,最近では加害者となるケースが増加しております。もう少し利用しやすい,きめ細かい生活交通の確保策を検討する時期に来ているのではないでしょうか。その対策の一つとして,ぜひディマンドタクシーの導入も検討していただきたいと考えております。お考えをお示しください。

 これで,1回目の質問を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。本日もよろしくお願いいたします。

 それでは,東原議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,税収の確保についてのお尋ねですが,議員御指摘のように,市税収入は前年度当初予算と比較して平成21年度は約40億円,平成22年度は約36億円と2年連続して大幅な減収となっております。私はこれまで徹底して行財政改革を断行してきましたが,これは今日のような情勢にあってもきちんとした市民サービスを提供できるようにとの思いから行ってきたものであり,このたび政令市2年目として積極的な予算が組めたことは,これまでの改革の成果であると考えております。

 申すまでもなく,市税収入は本市の貴重な自主財源であり,適正な課税と徴収は自治体運営の根幹をなす業務であると同時に,納税者の信頼確保という観点からも大変重要なことであると考えております。そうしたことから,今年1月に私が本部長であります市税等滞納整理強化対策本部会議を開催し,市税を初めとする各種料金の自主納付の推進,滞納整理の早期着手の方針のもと,一層の徴収強化を指示してきました。

 一方,近年の厳しい経済情勢の影響で,所得の減少や失業などにより生活が困窮して納付が難しい人もふえていることと思いますが,そうした方々に対しては,よく状況を把握した上で適切な対応をすることもあわせて指示したところでございます。しかしながら,支払い能力があるにもかかわらず納付しないなど,悪質滞納者も現実には見受けられます。このような方々に対しては,負担の公平性の観点からも早期に厳正かつ毅然とした態度で臨まなければならないと考えております。

 今後の取り組みとして,税部門の賦課担当と徴収担当の連携をさらに強化し,国税や県税と積極的に協力し合うことで滞納整理を強力に推進するとともに,申告漏れや課税漏れを捕捉する税務調査を強化するなどして,税収の確保に努めてまいる所存でございます。

 次に,広域的な道路整備についてのお尋ねですが,岡山市は中四国における広域拠点都市として,人,物,情報の交流を促進するため,今年度末に取りまとめる岡山市みちづくり計画に基づき,周辺市町を結ぶ幹線道路など広域的な道路ネットワークの整備を重点的に進めてまいりたいと考えております。このため現在,県内循環高速道路網を形成する美作岡山道路や,本市と倉敷市を結ぶ県道吉備津・松島線など広域的な道路について,県と協議しながら,事業を積極的に推進しているところでございます。今後とも,市と県で一致協力しながら,より一層広域的な道路の整備に努めてまいりたいと考えております。

 その他につきましては,各担当からお答えをいたします。



◎進龍太郎企画局長  高松・足守地区のoniビジョンの進捗状況についての項で,数点御質問いただいております。順次お答えいたします。

 まず,足守・高松地域の説明会についてでございますが,本年1月から4月の間,町内会などを中心に開催されていると聞いております。参加される方も非常に多く,加入促進が見込まれるところですが,説明会では初期費用,月額利用料などのコストやインターネットに関する質問が出されていると聞いております。また,データ放送を活用した不審者情報,高齢者安否確認など安全・安心なまちづくりとの連携,仕組みづくりへの期待が寄せられております。

 次に,現在の進捗状況でございますが,本年1月に国の交付金が交付決定され,2月には高松・足守地区へのエリア拡張が許可されたことから,現在幹線ケーブルの敷設工事に着手していると聞いております。

 次に,サービスの開始でございますが,本年6月下旬には幹線工事が完了する見込みであり,その後家庭への引き込み工事が行われ,7月ごろにはサービスが開始されるものと聞いております。

 次に,高齢者の安否確認システムについてですが,これにつきましては,本市の安全・安心なまちづくり事業との連携を検討する中で,関係局室とメーカーなど関係者による調査研究を通じて開発に至ったものとなっております。このシステムは,利用者がテレビ画面に表示される体調の管理情報をリモコン操作することにより,民生委員などの携帯電話に安否情報として通報される仕組みとなっております。また,テレビ電源が常時入っている状態,逆に切れている状態を異常と検知し,自動的に通報する機能も備わっております。高齢者福祉を支援する有効なツールの一つとして評価をいただいていることから,引き続き周知を図ってまいりたいと考えております。

 最後に,足守・高松地域に密着した番組についてですが,これまで足守メロンまつりや観光ボランティアガイドの紹介などを放映し,地域に密着した観光,歴史・文化の情報発信を行っていると聞いております。引き続き,足守・高松地区へのサービス開始に向けて,地域に密着した番組の充実はもとより,安全・安心なまちづくり事業の促進など,連携に努めてまいることとしております。

 以上でございます。



◎内村義和財政局長  平成22年度の主な税目の動向と要因について,また今後の見通しについてとの御質問にお答えいたします。

 基幹税目の税収見込みにつきましては,平成21年度当初予算との比較で申し上げますと,個人市民税につきましては,雇用・所得情勢の悪化による給与所得の減少等により,マイナス26億1,000万円余,率にしてマイナス6.9%の減収となっております。また,法人市民税につきましては,企業の生産活動が一時の状況よりは持ち直しつつあるものの,収益の回復が鈍く,マイナス14億2,000万円余,率にしてマイナス14.6%の減収となっております。固定資産税につきましては,主に家屋の新増築により増となっており,3億6,000万円余,率にして0.8%の増収となっております。

 今後につきましては,海外経済情勢の改善や緊急経済対策の効果などを背景に,景気の持ち直し傾向が期待されているところではございますが,雇用情勢の一層の悪化,デフレの影響など,景気を下押しするリスクも存在するため,市税を取り巻く環境は依然として厳しく,短期間で増収基調に転じることは難しいものと考えております。

 以上でございます。



◎白神利行都市整備局長  県道総社・足守線の進捗状況について,市長答弁以外について御答弁申し上げます。

 県との連携,また橋梁の完成予定などについてのお尋ねでございます。

 県道総社・足守線の現在事業中の区間は,総社市東阿曽から足守川を渡り岡山市北区上土田までの延長450メートル区間であり,岡山市域分の延長340メートル区間については岡山市が,残る総社市域分については岡山県が施工することになりますが,市境が足守川の総社市寄りにあることから,足守川の橋梁部については岡山市と岡山県で施工方法や費用負担に関する協議を行い,市が約67%,県が約33%の費用負担割合とすることで昨年8月に協定を締結し,協力して事業を進めております。足守川の橋梁部については,今年度から下部工の工事に着手しており,平成22年度は上部工等の工事を進める予定であります。また,橋梁部以外の区間につきましては,早期供用を目指し,岡山市と岡山県が協力しながら,盛り土や舗装などの工事を鋭意進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  生活交通,ディマンドタクシーについての御質問にお答えを申し上げます。

 今後高齢化が進む中,広大な市域面積を有する岡山市として生活交通をどのように確保していくかについては,重要かつ難しい課題と認識しております。市では,都市ビジョンの平成22年度実施計画に都市交通戦略推進・新交通基本計画策定事業を位置づけ,都市交通戦略に基づく取り組みを推進するとともに,この取り組みの内容を反映しつつ新たな交通基本計画の策定に向けた検討に取り組むこととしており,ディマンドタクシーなども含めた生活交通のあり方,取り組み方についてもこの中で検討してまいります。

 また,先日国が意見募集した交通基本法案では,移動に関する権利,政府による財政上など必要な措置義務に関する項目などが盛り込まれていることから,法案や政府の具体的な措置などの動向を注視しながら検討してまいります。

 以上でございます。



◎沖高明第二農業委員会会長  露天施設を目的とした農地転用申請についての取扱要領について2点お尋ねをいただきました。

 まず,要領の運用効果を最大限に発揮するためにどのような考えをお持ちかとのお尋ねですが,市民ネットの羽場議員さんの御質問にお答えしましたとおりでございます。

 次に,転用許可後の用途変更に対してどこまで法的に対応していけるのかとのお尋ねでございます。

 一時転用については,農地に復元することを前提とした条件つきの転用許可ですので,他の用途に使用したり,許可の期限を超えて転用を継続する場合などには農地法違反として対処することとなります。また,永久転用については,法的な扱いは従来どおりでございますが,工事完了後1年が経過しない間の宅地への用途変更については,開発行為の事前協議の段階で農地法上問題がないかどうかを確認し,真にやむを得ないと農業委員会総会で認められたものに限って,用途変更を認めることとしております。

 以上でございます。

     〔12番東原透議員登壇,拍手〕



◆12番(東原透議員)  御答弁いただきまして,大変ありがとうございました。

 それでは,まず税収の確保です。市長もいろいろと御答弁を本当にありがとうございました。大変だと思います。滞納整理ということになりますと,また職員も一丸となって本当にやっていただけとると思います。私も職員の時分には日曜日を返上して,管理職で滞納整理をした経験がございますので,少ない中で本当に職員が滞納整理もいろいろ骨を折っていただいとると思いますが,今後ともよろしくお願いいたします。

 次に,oniビジョンの関係でありますが,答弁ありがとうございました。説明会等も着々とでき,7月ごろにはサービスが開始できるんじゃないかというようなお答えをいただきました。

 ただ,私が思っていますのが,山の陰などでテレビが今出ないところに共同アンテナというのを各地区で取りつけとるわけでございます。共同アンテナの中にも足守のほうには空港関連で360戸ぐらい加入しております,鍛冶山の共同アンテナというアンテナもございまして,oniビジョンが来れば共同アンテナももう必要ではないかなというような多数の意見があるわけでございますが,ただ撤去し,それを加入から全部共同アンテナを撤去すると,oniビジョンのほうに全部の方が入っていただければ一番いいわけなんですが,入っていただけないような世帯もあるわけでございます。oniビジョンに対しては国のほうからも補助金をいただいとるというのは聞いておるわけですけど,その加入をしようにもできないというようなお年寄りの方とかがおられますわけで,お年寄りの方はうちの森脇議員がこの間も言よりましたように,水戸黄門を見るだけでいいんだと,もう今のインターネットなんかは使わないんだというように言われる方もございますが,その辺の対処というんですか,もう入られない方についての何かいい方策というんですか,二重投資になるとは思いますが,何かあればその辺を教えていただきたいと思います。

 それから,農地転用につきましては,ありがとうございました。きのう羽場議員さんにお答えしたとおりということでございますが,パトロール等を強化していただきまして,不正な農地転用がないようにお願いしたいなと思います。

 それから,県道総社・足守線につきましても着々とやっていただけたらと思いますので,これも重ねて,ありがとうございます。

 ディマンドタクシーでございます。

 ディマンドタクシーでですね,昨年の11月議会でゆうあいクラブの小林議員さんがかなり追及されて,ディマンドタクシーというんですか,要するにディマンドタクシーじゃなくて,過疎・高齢化が進む中で,公共交通機関の持続が,周辺部の交通対策が都市交通戦略の素案で全く触れられてないというような指摘もされました。その後,今平成22年度には新たな交通戦略のあれが出とるわけですけど,もう少し突っ込んで何かできないのか,ディマンドタクシーって本当に過疎地域に対しては,交通の足がないわけでございまして,やはり各家まで来てもらえるようなディマンドタクシー,これは足守,御津とか建部という問題じゃないんです。この間も礒谷議員も言われましたように,小串のほうもありますし,西大寺の方面もあるわけでございますが,本当に生活交通の確保というのは重要だと思いますが,もう一度その辺を何かいい,あればちょっと御答弁をお願いしたいと思います。

 両備ホールディングスの社長がこの間新聞へ出しておられましたが,やはりできるだけ早く都市交通局をつくって,その対応をすればどうかというような記事も出ておりましたので,その辺と考えて,何か答弁を願えればと思います。

 これで2回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎進龍太郎企画局長  地デジの問題で再質問をいただきました。

 確かに議員御指摘のとおり,地上デジタル放送移行に関しましては,これは国策で行われておりまして,その移行に際してのコストの面というのは,やはり問題が生じてくるんだろうとは思っております。特に難視聴対策においては,これまでも市民の負担が増大することのないように,なるべく増大しないように政令市の市長会などあらゆる機会を通じて,国に対してこれまでも要請を行ってまいりました。なかなか現時点で市として,こういう対策があってばっちりだということ,なかなか現時点では難しい面もございますけれども,引き続き地域の実情,これは市がよくわかっている話ですので,こういった実情をよく踏まえた上で国に対しても要請を行うとともに,市民の負担軽減が図られるよう,情報提供などいろいろ策を考えて支援に努めてまいりたいと考えております。

 以上です。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  非常に岡山市は市域が広いということで,11月議会でも多くの御質問をいただきましたし,この生活交通というのは非常に皆さん問題として,重要な問題だということで,重要な問題であるというところは認識しているわけでございますが,一方で難しい問題でもあるということも認識してますので,そこんところをじゃあどういうふうにして岡山市としてやっていけばいいのかというのはしっかりと考えているところでございます。

 それで,一方でこれはもう岡山市でもそうですけど,全国でも非常に大きな問題になってまして,そういうことで先ほど交通基本法案,今意見募集が行われた中でもそういう,すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営むために必要な移動を保障される権利を有するという移動の観念に関する項目が盛り込まれるとともに,その措置として政府は交通に関する施策を実施するため必要な法制上また財政上の措置その他の措置を講じなければならないということも出ていますので,こういう国の動きも注視しながら,私どもとしてもこのディマンドタクシーを含めた生活交通をどのように確保していく方策があるのか,検討してまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。

     〔12番東原透議員登壇〕



◆12番(東原透議員)  御答弁ありがとうございました。

 ディマンドタクシーの件,交通戦略の件ですけど,難しい難しいという言葉が何回か出てきたように思います。難しい中でもそれに取り組んでいる自治体もあるわけでございますから,先ほども言いましたように,本当に過疎地域というんですか,交通機関がないところはこれからどうしていくのかということを考えていただかんと,やはりもう福祉と一体のような感じになるんですよ。ですから,その辺をもう少し考えていただきたいと思うんです。突っ込んでの本当に検討をしていただきたい。今まで本当に何カ月,まあ11月からですけど,検討していただいとったんかなという一つのあれもあるんですが……,(「イエスかノーか答えを言え」と呼ぶ者あり)ほんなら,そういうことで結局はやっていただけるんか,いただけないのかというのをちょっと確認して終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  検討を進めさせていただきたいと考えております。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして吉本議員。

     〔3番吉本賢二議員登壇,拍手〕



◆3番(吉本賢二議員)  皆さんこんにちは。新風会の吉本賢二でございます。

 まずは,安井聰議員の御冥福を心よりお祈り申し上げたいと思います。

 けさ新聞を読んでおりますと,銀行の貸出金利が低下している,要は企業や個人がなかなか景気がよくないんでしょう,やっぱり借り手がいないと。ですから,金利が下がるという構図になっているとは思うんですけど。日本経済,新政権になっていろいろ経済対策をやっていると思うんですが,まだまだ暗いのかなと。ましてや,この地方の岡山市にとっては大都市,東京が中心だと思うんですけど,そのような状況であれば我々地方議員も,まあ国会議員の先生方もいろいろ頑張ってはいただいておるんですけど,まだまだ手を緩めることなく,しっかり経済対策には力を入れなければ大きな大きな問題になっていくのかなというふうに思います。

 では,通告に従いまして質問をさせていただきます。

 1番,岡山県立児童会館の存続と岡山後楽園の活用について。

 岡山県立児童会館は,昭和38年に岡山県政90周年記念事業の一環として,青少年の健全育成及び科学知識の普及啓発指導を基本方針とし,故三木知事が岡山県福祉計画を樹立する中で建設されました。現在も科学展示室とプラネタリウム,児童遊園を備え,校外学習や遠足で県内外から年間11万人近くの来館者が訪れ,子どもたちの遊びと文化の拠点であり,開設当時から実施している子ども天文教室は今年度で第44回を数え,多くの子どもたちに宇宙への夢や希望を提供するなど,県民の多くに親しまれている施設です。平成20年度でプラネタリウム1万5,700人,科学展示室3万9,400人,遊園地4万9,300人,会議室3,300人が利用しており,そのうち岡山市からも保育園24園1,574人,幼稚園10園861人,小学校39校3,452人が遠足等で訪れ,勉強と遊びを親しんでいます。

 平成20年8月に岡山県財政構造改革見直し素案により,岡山県立児童会館の廃止が公表され,廃止の延期もありましたが,平成23年3月──来年ですが──をもって廃止予定です。先日,岡山県議会でこの件について再度質問が出されましたが,県の答弁としては,公の施設としての役割をおおむね終えたことに加え,施設・設備の老朽化等の問題があると廃止は変わりませんでした。本当に残念で,この議場の多くの方も1度か2度かは訪れた場所ではないでしょうか。ぜひとも存続を希望します。

 次に,岡山市内の観光の一番の名所はやはり岡山後楽園でしょう。1884年に池田家から県に譲渡され,日本三大庭園の一つであり,年間約75万人の観光客が訪れています。先日も,コンベンションの懇親会の場とするようなイベントが岡山市とおかやま観光コンベンション協会から提案されました。後楽園を今以上に有効に活用できないかと思いますし,うらじゃや国際音楽祭の一つの会場としたり,岡山でコンベンションを開催してもらうためのパックとして,岡山シンフォニーホールで研修を,昼食や夜の懇親会を後楽園で,など幅広い活用方法があります。また,先日決まりました岡山市の鳥,タンチョウも後楽園にいます。

 岡山市は政令指定都市となり,攻めの姿勢も必要です。おかやまファーマーズ・マーケットサウスヴィレッジのように,岡山県から要請を受けたから引き受けるかどうかを検討するのではなく,岡山市の発展のため,県に対し岡山後楽園の管理を引き受ける意思を表明してはどうでしょうか。今以上に観光発展やコンベンション強化につながるのではないでしょうか。政令指定都市発展枠として,このような予算の使い方も考えていただけたらと思います。

 そこで質問です。

 (1)岡山県から岡山市に対し,平成20年8月の岡山県財政構造改革を発表する前に,岡山県立児童会館の譲渡の話はありましたか。

 (2)岡山県が岡山県立児童会館を廃止することをどう思いますか。仮に,岡山市へ譲渡の話が来れば,条件によっては受け入れる可能性はありますか。

 (3)岡山後楽園の維持管理費は今幾らかかっていますか。

 (4)観光の発展,コンベンション強化のために岡山後楽園の管理の引き受け,譲り受けについて,岡山市のお考えをお示しください。

 2番,平成22年度予算について。

 1,ごみ有料化。

 昨年2月より岡山市はごみ有料化となり,1年が経過しました。多くの市民の方の協力により,レジ袋など指定ごみ袋以外で出しているごみはほとんどありません。しかし,地域によってはモラルの問題より徹底されていない地域もあります。

 先日,鎌倉市を視察しましたが,ごみの分別と減量化に力を注いでおり,説明会を開くのはもちろん,ルールが守られていないごみステーションがあれば,そこを利用している住宅を戸別訪問して指導したりしています。

 岡山市も今以上,マナーがよくなることを望みますし,新入生など学生に対しても,1年前と同様にごみ有料化の案内等を実施していただきたいと思います。

 ここで質問です。

 (1)ごみ有料化による収入は環境先進都市実現のために活用されようとしていますが,どのような施策に活用されますか。また,平成21年度にはなく,平成22年度からの新しい施策はどのようなものがありますか,お示しください。

 (2)監視カメラの設置を実施していますが,効果等を説明してください。

 (3)鎌倉市でパンフレット「資源物とごみの品目と分別区分」をいただきました。あいうえお順で品目,分別区分,取り扱い・出し方別に掲載されており,非常に見やすくわかりやすくなっています。岡山市も導入してはどうでしょうか。

 2,岡山市体育協会とスポーツ・文化振興財団と岡山シンフォニー財団の関係。

 各小学校区には体育協会があり,運動会やソフトボール大会の運営などをボランティアで実施し,地域のコミュニティー強化に御尽力をいただいています。ただ,岡山市が合併を重ねるたびに組織が巨大化しており,また地域活動をふやすことにより事業費が少なくなりと大きな問題を抱えています。仙台市,千葉市,大阪市,堺市以外の13政令指定都市の体育協会は財団法人となっており,岡山市の体育協会の役員からは財団法人を望む声も聞こえてきます。

 次に,スポーツ・文化振興財団についてですが,岡山市におけるスポーツと文化を振興させるため,多くのアスリートや芸術家,音楽家等の若手を育て,それを支援する多くの市民とともに汗を流し,縁の下の力持ちの存在で活躍されていることはだれもが認めるものであります。しかし,この財団も指定管理者制度等の導入という時代の流れとともに,少しずつ組織や役割分担等にずれが生じ,今やスポーツ関係事業での取り組みは本庁のスポーツ振興課や体育協会にお願いするしかないという話をお聞きします。政令指定都市に移行したことを一つの契機とし,もう一度原点に戻った財団の見直しを行い,行政のよきパートナーとしてさらなる活躍をしていただきたいと実感しています。

 ここで質問です。

 (1)スポーツ・文化振興財団について,スポーツと文化別に事業内容についてお示しください。

 (2)岡山市体育協会が財団法人化することについて,岡山市のお考えをお示しください。

 (3)岡山市体育協会とスポーツ・文化振興財団と岡山シンフォニー財団に対し,平成22年度で補助金,負担金,指定管理料はそれぞれ幾ら予算を上げていますか。

 (4)スポーツ・文化振興財団について,財団組織をスポーツと文化にそれぞれ独立させ,スポーツ部門は岡山市体育協会と,文化部門は岡山シンフォニー財団と一元化するなど,さらに専門分野を深める議論を始めたらいかがでしょうか。

 3,岡山市子ども医療費給付についてです。

 高谷市長は,1期目に子育て世帯の負担軽減を図るため,乳幼児医療費の助成対象を就学前の児童まで拡大しました。このたび,入院費の全額助成の施策が出されました。この施策について,対象となる父兄などに聞いたところ,子どもが入院したことは少なく,喜ぶ意見は少なかったのが事実です。ただ,もし入院したら助かるかもとの意見もありました。

 ここで質問です。

 (1)乳幼児医療費の通院費の無料対象を,就学前から大幅に拡大することを期待する声を多く聞いています。入院医療費の全額助成の施策ができた経緯については,先日の答弁では,入院をすることは予測が困難です,入院すれば費用は多額です,子育て世帯の負担軽減になるとのことでした。この施策をつくるに当たり,対象となる父兄の意見は聞きましたか。また,聞いたのであれば,どのような意見があったのかをお示しください。

 (2)具体的に入院医療費の全額助成の対象はどこまででしょうか。

 4,ファジアーノ岡山の支援についてです。

 間もなくJリーグも開幕します。ファジアーノ岡山も3月7日の日曜日が開幕となり,ホームゲームの初戦は来週の土曜日──3月13日の土曜日で,カズこと三浦知良選手の所属する横浜FC戦です。本年がファジアーノ岡山にとっても勝負の年です。同時に多くの方が岡山の活性化のシンボルと期待しています。

 先日発表された平成21年のファジアーノ岡山の経済効果は11億1,700万円。J2昇格で3倍近い効果があらわれています。昨年はホームゲームで1試合平均6,162名。親子,会社や学校の同僚などの観客が多く,コミュニケーションの場の一つとなっております。同時に対戦チームのサポーター──応援団は,県外からの応援が多いことも事実です。

 県にはスポーツアスリートという事業があり,間接的ですが,選手を支援しています。岡山市も,灘崎サッカー場や神崎サッカー場を優先的に利用させたりして支援しています。今予算でも,ホームゲームにおける岡山市デーの開催やサッカー教室の開催の費用などを上げています。

 先日,伊島小学校区内で開催されたふれあい祭りの中でファジアーノ岡山のサッカー教室があり,娘を連れて参加しました。サッカー未経験者も10名程度いましたが,2軍の選手を中心に約2時間程度子どもたちを飽きさせることなく,笛の音で走らせたりけらせたりと本当に教え方は上手で,一緒に観戦していた地元の方や御父兄も喜んでおられました。ファジアーノ岡山のスタッフに聞くと,年間60回程度サッカー教室は開催しているそうです。本当に岡山の財産であり,地域貢献をしています。岡山市として,もっともっと育てていくことが必要でしょう。

 そこで質問です。

 (1)観客動員などによる経済効果について,岡山市としてどのように考えておられますか。

 (2)地域の方やファジアーノ岡山がサッカー教室を開催するに当たり,備品──サッカーボールやコーンなど──が必要です。地域住民による地域の子どものため,コミュニティー強化のため,ファジアーノ岡山が実施している観客──ファンをふやしていく活動支援のためにも,岡山市として備品などを援助してもよいと思います。お考えをお示しください。

 これで第1回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  吉本議員のファジアーノ岡山についての御質問にお答えをいたします。

 ファジアーノ岡山による経済効果は議員御紹介のように,政策投資銀行から直接効果が5億6,000万円,1次,2次の経済波及効果を合わせると11億円を超えると発表されております。また,これに加え地域の一体感の醸成,にぎわいの創出,地域産業の振興,子どもたちの健全育成など,数字でははかることのできない地域社会への貢献もあったと報告されております。

 ファジアーノ岡山にはこうした社会的・文化的効果があることから,地域づくりにとっても非常に重要な資源であると考えております。市としましては,これまでも先ほど議員から御指摘のありましたように,いろいろ御支援をしておるわけでありますけれども,岡山市の財政状況も非常に厳しゅうございますので,やろうという気持ちはあるんですけれども,なかなか難しいところもあります。しかし,いろいろアイデアを出して,市民や地域が一丸となって応援するという体制をとっていかないと,今企業スポンサーも景気のほうが非常に厳しゅうございますので,なかなか大きなスポンサーがとれないということになっておりますので,いろいろ社長なんかとも話をしながら,できるだけ市民みんなで,また岡山県全体でファジアーノ岡山を育てていくことを考えていかなきゃいけないなと思っております。

 以上でございます。

 その他につきましては,各担当からお答えします。



◎片山伸二市民局長  岡山市体育協会とスポーツ・文化振興財団,岡山シンフォニーホール財団の関係についての一連の御質問に,順次お答えいたします。

 まず,スポーツ・文化振興財団の業務内容についての御質問でございますが,岡山市スポーツ・文化振興財団では西川アイプラザの指定管理運営業務を行いながら,スポーツ・文化の普及,振興のための各種事業を行っております。スポーツ事業では自主事業として,親子体育遊び教室や親子体育遊び啓発研修会,ペタンク交流大会のほか,ファジアーノ岡山の岡山市民デーへの協力,また文化事業では受託事業として岡山市ジュニアオーケストラ運営事業,岡山市民文芸祭を行っているほか,自主事業としてジュニア合唱教室,ジュニアバイオリン教室,浴衣着つけ教室,三曲ジュニアフェスティバルなどを行っております。これに加え,今年度からは財団内におかやま国際音楽祭実行委員会を設置し,その事務局機能を担うとともに,文化事業におけるこれまでのノウハウを生かし,音楽祭の主要な主催事業をみずから手がけるなど,重要な役割を担っていただいているところでございます。

 次に,岡山市体育協会の財団化についての御質問でございますが,体育協会では以前から体制の強化が必要と考えられており,現在は財団法人化を念頭に具体的な検討に入っている段階とお聞きしております。

 本市といたしましては,幅広い年代へのスポーツの普及啓発を通して,より一層スポーツの振興を図っていくためには,体育協会との連携,協力をさらに強化していく必要があると認識しておりますが,当面協会内部における検討状況を見守ってまいりたいと考えております。

 次に,岡山市体育協会,スポーツ・文化振興財団,岡山シンフォニーホール財団の補助金,指定管理料についての御質問にお答えいたします。

 平成22年度予算案として,岡山市体育協会補助金が1,100万円,スポーツ・文化振興財団に対しては,教育委員会からの西川アイプラザ管理運営委託料7,920万円余を初め,ジュニアオーケストラ運営委託料1,600万円,おかやま国際音楽祭実行委員会負担金6,500万円等,合わせて1億6,000万円余,また岡山シンフォニーホールに対しましては,岡山シンフォニーホール管理運営委託料1億5,600万円余を初め,文化事業補助金460万円や岡山フィルハーモニック管弦楽団運営協議会負担金1,700万円,合わせて1億7,700万円余となっております。

 次に,スポーツ・文化振興財団の整理,見直しについての御質問にお答えいたします。

 議員御指摘のとおり,指定管理者制度の導入がスポーツ・文化振興財団の運営体制に少なからず影響を及ぼし,また時代の流れの中で今後の財団のあり方が問われていることは事実であり,大きな課題であると認識しております。

 スポーツ・文化振興財団はスポーツ・文化の普及,振興を目的として昭和62年に設立されております。また,財団法人岡山シンフォニーホールは地域文化の振興を図ることなどを目的に,スポーツ・文化振興財団と相前後して昭和59年に設立され,岡山シンフォニーホールを拠点に,芸術性の高い音楽事業を中心に活動しております。さらに,岡山市体育協会は岡山市におけるスポーツ・レクリエーションの普及,振興に努め,市民の健康や体力の増進を図ることを目的に昭和23年に設立され,市民体育大会を初め,主要体育行事の主催者の一員を務めるなど,岡山市における市民スポーツの中心として活動しております。いずれの団体もそれぞれに異なった経緯の中で設立され,その後も各自の特徴を生かした事業を展開しながら,岡山のスポーツ・文化の振興に寄与してきたところでございます。いずれにいたしましても,現在,外郭団体に関する包括外部監査が実施されているところであり,その結果も踏まえながら,今後のあり方について関係部局,団体と協議しながら,検討してまいりたいと考えております。

 最後に,ファジアーノ岡山の支援のうち,サッカー教室への備品の援助についての御質問にお答えいたします。

 議員御紹介のとおり,ファジアーノ岡山におかれましては,子どもたちのサッカーへの関心を高め,スポーツに親しむ市民の輪を広げる目的で,市内各地におきましてサッカー教室を開催されるなど,地元のプロスポーツチームとして,地域に根差した活動に積極的に取り組んでおりまして,本市の市民スポーツの振興にも多大な御貢献をいただいているところでございます。

 このため,本市といたしましても,こうした活動を支援するため,平成22年度には本市主催でファジアーノ岡山によるサッカー教室の開催を計画しているところでございます。こうした観点から,議員御提案のサッカー教室で使用するサッカーボール等の用品につきましても,御要望があれば,市の行事に支障のない限り貸し出す方向で検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎鈴木弘治保健福祉局長  平成22年度予算についての項,岡山市子ども医療費給付について,対象となる親の意見は聞いたのか,聞いたのであればどのような意見があったのかについてのお尋ねでございます。

 市長への提案箱や子育てに関するアンケート調査,心豊かな岡山っ子育成プランのパブリックコメントなどで寄せられた具体的な意見を参考にさせていただいております。主なものといたしまして,子どもの医療費助成の拡大をしてほしい,小学生までの拡大をしてほしい,中学生までの拡大をしてほしいなどの意見がございました。

 次に,入院医療費の全額助成の対象はどこまでかとのお尋ねでございます。

 医療保険の対象となるものに限られ,差額ベッド代,食事代,薬の容器代など保険の対象とならないものは含まないものとなっております。

 以上でございます。



◎奥田さち子保健福祉局こども・子育て担当局長  岡山県立児童会館の存続と岡山後楽園の活用についての項,岡山県財政構造改革の発表前に岡山県立児童会館の譲渡の話があったか,また県立児童会館を廃止することをどう思うか,仮に譲渡の話が来れば条件によっては受け入れる可能性があるかとのお尋ねに一括してお答えします。

 県からは岡山県財政構造改革の発表後に,譲渡について口頭での問い合わせがあったところでございます。市としては,岡山県立児童会館に県下の児童館の交流や活動内容の向上のための役割を期待しているところでございますが,県は市町村の設置する児童館等が多数整備され,県設置の大型児童館についてはその役割を終えている,建物自体が築後46年余を経過して,非常に老朽化も著しいという理由で廃止の方向を示されているものであり,市としては受け入れる予定はございません。

 以上でございます。



◎松田隆之環境局長  ごみ有料化の項,来年度の収入はどのような施策に活用するのか,また新しい施策はとのお尋ねでございます。

 来年度の家庭ごみ有料化に伴う収入につきましては,これまでの拡充施策の成果や課題を踏まえ,市民啓発や不法投棄・不適正排出対策を初め,6月から開始するトレーや蛍光管の処理事業に充てるほか,低炭素社会構築のため,これまでの住宅用太陽光発電システム設置補助事業のほかに,新たに電気自動車普及推進プロジェクト事業にも活用してまいります。また,自然共生社会構築のため,身近な生きものの里事業のほか,新年度は生物多様性地域戦略の策定事業にも活用し,環境先進都市を目指してまいりたいと考えております。

 次に,監視カメラの効果はとの御質問でございます。

 現在,監視カメラを市道沿いの不法投棄防止用として足守地区に3台,ごみステーションの不適正排出防止用として北方地内に1台設置しておりますが,いずれの地元からも,設置前に比べ非常に改善されたと喜ばれており,不法投棄防止やごみの適正処理の推進に高い効果が上がっていると考えております。

 次に,鎌倉市のパンフレットは非常にわかりやすい,岡山市も導入してはとの御質問でございます。

 本市ではごみ減量リサイクルガイド「どうすりゃーええ?」を市民参加による検討委員会を経た後,平成13年度に発行しており,その後,昨年の家庭ごみ有料化の実施に合わせ,内容を改定いたしております。鎌倉市では本市と同様のパンフレットに加え,あいうえお順による分別パンフレットを作成しておりますが,本市でもわかりにくいごみについては,あいうえお順で掲載しております。今後,改定時には議員御指摘のパンフレットのすぐれた点も参考に,より市民にわかりやすいリサイクルガイドを作成してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎難波巧経済局長  岡山後楽園につきまして,維持管理費と岡山後楽園の管理を引き受ける考えはというお尋ねでございます。

 岡山県の後楽園特別会計平成20年度決算によりますと,歳出合計が2億8,300万円となっておりますが,この中には後楽園事務所によります県職員の人件費は含まれていない模様であります。

 岡山後楽園は日本三名園の一つであり,市では魅力ある観光資源と考えておりますが,引き受けについては県の意向もあるものと考えております。いずれにいたしましても,岡山城と岡山後楽園は岡山を代表する観光資源であると同時に,郷土のシンボルでもあり,市民,県民の貴重な財産でもあることから,今後とも両施設を管理する本市と岡山県が互いに連携を図りながら,観光やコンベンションの推進に努めていくことが必要であると考えております。

 以上でございます。

     〔3番吉本賢二議員登壇〕



◆3番(吉本賢二議員)  御答弁ありがとうございました。

 答弁に対して,再質問をさせていただきます。

 後楽園についてです。

 この間から代表質問で多くの方が観光,コンベンションにもっともっと力を入れるべきだというような御発言をされ,局長などが答えておられましたが,やはり今のところは何かソフトだけを,要は何とかやりくりしようよと,県人会のところへ行ったりしてトップセールスが必要だとか,もうごもっともでございますと。先ほどの答弁の中でもそういうような形で,今後も連携をしていきたいというのがありましたが,私としては以前シンフォニーホールの件もお話をさせてもらったとおり,何とかどうにかして受け入れの体制をもっとよくできないだろうかと。これはあくまでも民間の方が言うことなんで,真に受けるのも何なんですけど,やはり県と市の観光に対する考え方はちょっとギャップがあるんじゃないんかということで,今回お話をさせてもらいました。

 先ほどの答弁を受け,質問をさせていただきたいのは,せっかく政令指定都市になった岡山市なんです。ですから,岡山県から要請を受けたと,だから引き受けるかを検討するのではなく,要請を受けた事案以外,要は積極的に県に対して,もっとこうしてほしい,こうしてほしいということ,今回は引き受けに関してを,後楽園のことだけを言わせてもらいましたけど,たまたま県立児童会館と後楽園のことを言わせてもらいましたけど,岡山市が本当に県に対して必要なものがあるんなら言うべきじゃないかなというふうに思いましたので,そのことに関してちょっと御答弁をいただきたいと思います。

 ごみの件は結構でございます。ありがとうございました。

 体育協会とスポーツ・文化振興財団の件です。

 お恥ずかしいんですけど,私が所属する市民文教委員会の項目だったんですけど,ここで先ほどの答弁を受けて,やはり思いました。特に外郭団体の見直しの件でございます。行政改革推進室,水野局長のところへお尋ねしたいんですけど,今の答弁を受けて,非常に考えなきゃ,もっともっと考えなきゃいけないなというような市民局長の答弁だったというふうに私は感じました。お尋ねしたいのは,スポーツ・文化振興財団のような外郭団体の見直しをどのように考えているのか,今後の市としての取り組み姿勢を示していただきたいというふうに思います。

 医療費の件で,岡山市子ども医療費給付の件でございます。

 いろいろ調査をしていただいた結果,こういうような形になったと。何でこういうことをやっているかというと,根本を言えばやはり少子化対策がすべてではないかなというふうに私は思っております。ましてや,少子化対策は特に市町村によって違います。岡山市は高谷市長になるまではたしか3歳だったのを就学前まで,5歳か6歳までというふうにされました。そういうことによって多くの御父兄は喜んでおられるのもまた事実です。

 ここで質問したいのは,先ほどの答弁を受けてなんですけど,今までやってきたものを本当に見直しをかけているんでしょうかと。選択と集中ということでよく言われ,これこそ予算に限りがあるものでございます。やっぱり余り効果がないなというものがあれば見直しをかけなきゃいけないことだと思いますし,新しいものをしようと思ったら,予算に限りがありますんでなかなかできないというふうに思います。御質問したいのは,平成21年度までやっておって,政策,事業をやっていて,やめた,見直しをかけたというものがあれば教えていただきたいなというふうに思います。

 4つ目のファジアーノ岡山についてでございます。

 高谷市長のほうから経済効果については非常に感謝しているし,ありがたく思っていると,ファジアーノ岡山を育てるという気持ちがあったと思います。確かに,私も実を言うとファジアーノ岡山のファンでございますし,よく年間何度も試合は見に行かせてもらいます。

 きょうこの場で質問をしたかった裏の趣旨と言うたら変なんですけど,先ほどのやはり観光の面でございます。試合をするごとに約6,000人の観客が,要は人が動いております。相手チームですね,正直なところ大体100人,200人ぐらいしか今のところは来ていないとは思いますが,その100人,200人とはいえ,試合をするたびに来てくれるわけです。やはりこういうふうに岡山に人を呼び込む一つの手段だと私は思うんですよ,ああいうサッカーをしたり,スポーツをするということは。それに合わせて,やはり岡山に人を呼び込むことに対して,ファジアーノ岡山への今以上の支援をしていただけたらというふうに思いますので,その観光の面を含めて御答弁をいただけたらというふうに思います。

 以上で第2回目の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。



◎村手聡副市長  後楽園を例にとられて,県から要請されたことを検討するだけではなくて,県から要請されたもの以外についても積極的に県に物を言っていくべきではないかというような御質問をいただきました。

 まさにおっしゃるとおりでございまして,市民,県民の立場でどうするのが一番いいのかといった視点に立ちまして,県とは十分話し合ってまいりたいというように考えております。

 以上でございます。



◎鈴木弘治保健福祉局長  再質問にお答えいたします。

 平成21年度まで行っていてやめたもの,あるいは見直しをかけたもの,全体的な市の施策を聞かれているのかちょっとわかりませんが,保健福祉局関係で言わせていただければ,保健福祉関係の施策というのは,一たん始めるとなかなかやめてしまうというのは非常に困難なものが多いという実態がございます。ただ,そういった中で当然選択と集中とかという一つの基本方針に沿いまして,各種施策,当然対象者等もふえていったりします。膨大な予算もかかるわけでございますから,一応の見直しというのはやっていっております。そういうことで,具体的にやめてしまったものというのはすぐに思い浮かばないんですけども,いずれにいたしましても,厳しい限られた財源の中でより効果の高い施策を打ち出していくということにつきましては,引き続き精いっぱいの努力をしてまいりたいと思います。

 以上でございます。



◎水野博宣行政改革担当局長  外郭団体の見直しについて,今後の市の取り組みの方向性はという再質問にお答えいたします。

 平成20年6月に岡山市外郭団体改革方針(総論)を定めました。それに基づいて各個別団体の改革方針を今まで検討してまいりましたが,今年度,包括外部監査においても外郭団体について監査をしており,その結果も参考にしながら,今後精力的に考えて取り組んでいきたいと思います。

 とりわけ,都市ビジョン(新・岡山市総合計画)で定めました庭園都市及び総合福祉の拠点都市,この都市像,また24の政策,87の施策,こういったものにいかに寄与するのか。寄与する団体等については当然維持,発展をさせていく。寄与しないものについては廃止,縮小等を考えていくという方向性を持って検討していく必要があると思います。

 いずれにしましても,関係者,関係団体,また設立経過というものがありますので,慎重に検討していく必要がありますが,スピード感を持って市全体として精力的に取り組んでいきたいと考えております。

 以上でございます。



◎難波巧経済局長  ファジアーノ岡山につきまして,観光の面を含めて効果があるじゃないかというお尋ねでございます。

 確かに,ファジアーノ岡山につきましては,その試合に市内,地域の方だけではなくて,県外の方も来られているということでございまして,観光の面でも効果があると考えております。市民や地域が一丸となって応援することで,さらに地域の活性化が図られるというふうにも考えております。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,次は順序に従いまして有井議員。

     〔49番有井靖和議員登壇,拍手〕



◆49番(有井靖和議員)  またことしもお別れの時期が参りました。局長さんの中でもここで退職される人,また課長さんやいろいろ退職される皆さん方にとりましては,大変御苦労さまでございました。しっかりと後を継ぐ人,受けとめられて,これからの岡山市勢発展のために汗を流していただきたいという,ささいな希望を持っております。

 それでは,個人質問に入らせていただきます。

 1,金川病院の建てかえの問題は既に御案内のとおりです。そこで,薬局は院外で考えているようだが,高齢者や障害者の利用や,またそこへ入院されている人の利便についてどのようにお考えか,お聞かせください。聞くところによると,病院の敷地内を薬局が利用することができないようだとしたら,よい方法をお教えください。金川病院の建てかえ先は現在,本体の建設中と聞くが,薬局の建設はできないのか。これは岡山市が建設するんじゃなしに,処方をしたいというところの団体なり個人がそこへ敷地を提供してもらえれば建てると,こういうことでございます。

 2,JR踏切設置条件について。

 都市計画道路米倉・津島線の三門地内暫定踏切設置条件がJRから指摘され,その内容は,1,岡山市が吉備線の将来の姿はLRTだと認めること。2,三門学区の地元町内会に対し,LRTに向けて説得することを約束すること。3,三門駅の東と西の踏切は車両通行禁止を地元と岡山市が了承すること。

 以上,3点の条件が受け入れられなければ,岡山県の提案されている踏切幅を拡大することについて,もしその今言った3点を受け入れたら暫定踏切の協議を行うという内容のもんでございます。もしそれが受け入れられない場合は,岡山県が設計しているものですると。

 (1)先般,地元説明,石井学区といいますか,三門学区といいますか,説明が各町内会で開かれております。

 県が進めていた,平成21年3月末までに関西高校より北のところに,山のほうへ上がっていく道があります。そこまで完工する予定と聞いていましたが,大幅におくれております。政令市以前,県が解決しておくべきものだというように私は思っております。県が地元と話し合っていた部分をお聞かせください。

 (2)この踏切は,岡山市へJRが指摘した条件を突きつけてこられたのではという思いがしております。LRT化に向け,三門学区を説得する約束をしろとか,吉備線の将来の姿はLRTだと岡山市が認めるとか,JRが行き過ぎではと思うのは私だけでしょうか。

 そこで以下,数点お尋ねいたします。

 平成21年3月末日までに,先ほど申しました関西高校の北側手,左へ,180号を総社に向いて左,県が地元と話し合った内容をお聞かせください。以前に県が解決しておくべきだったんですが,県が今まで地元とどういうような話をし,それを岡山市が政令市になって受けたという経過の中で岡山市が途中から受けたわけですから,内容をお聞かせください。

 次,県知事が踏切を含め,吉備線高架を新聞で知ったと。その後は,吉備線高架のいろいろな地元要望とかというのはどうなっておるんでしょうか。

 (3)JRが岡山市に条件を突きつけてこられ,またLRT化に向け三門学区を説得する約束をしろとか,そういう行き過ぎたように私は受けとめておるわけですが,何か私の思いは行き過ぎておるでしょうか。当局の御意見もお聞きしたいと思います。

 3,消防関係。消火栓は緊急時に心配ないだろうかということでお尋ねしたいと思います。

 春の火災予防週間が始まりました。平成21年の火災・救急の出動についてお尋ねする。

 (1)火災件数,火災での死者・負傷者,救急の出動状況。

 (2)火災原因の1番目から5番目までをちょっと披露していただきたい。

 (3)5年前より現在まで,1日救急出動最多は何件,いつごろで何件ぐらいか。

 また,救急出動の適正な利用に疑問があるか。あったとしたら,どのようなことがあったか,またどのように指導されていくか,お考えをお聞かせください。

 次は,全市的な問題はないだろうかというお尋ねです。

 消火栓接続から団地内100ミリメートル,同じ口径で二,三カ所ぐらい設置している団地といいますか,そういうものが特に郊外で多いですね。緊急時に同時にこの消火栓を使うとしたら,問題は起きないでしょうか。

 4,足守地域の小・中教育の統合による保護者,子どもに対する利点についてお聞かせください。

 足守地区では,小・中ともに小規模で,特に大井,福谷では複式学級が常態化しています。

 その中で教育委員会は,保護者を初めとする地域の皆さんと粘り強く協議をしてこられ,平成20年3月に足守,大井,高田及び福谷の4小学校を統合して,現在の足守中学校敷地に,統合小学校と足守中学校を一体的に整備しようという考え方を提案されました。

 そして,ことし2月,地域にもいろいろな意見がある中で,4小の統合を目指しながらもその第1段階として,過小規模化が著しく,早期統合を望む大井,高田及び福谷の3小学校を統合し,足守中学校敷地に足守中学校と一体的に整備するという方向性を示されたところであります。

 そこで,教育委員会が提案する足守地区の4小学校を統合し,中学校と一体的に校舎を整備することの,子どもと保護者にとっての利点についてお答えを願いたいと思います。

 私どもは,やはり反対というようなことばかりが耳に入り,あそこへは行かんとかというようなことでは,いろいろ問題も解決いたしません。足守中学校のほうに,なぜそこへというのは,私は1つにはやはり足守中学校も古くなっておりますし,耐震性の問題もあるというように地域から聞いております。同じ建てるんだったらそこが一番いいんじゃないかというそれ以上の余り深い考えはないが,歴史的な問題もあるので,今すぐというのは足守と高松の境の上土田の子どもたちは,足守中学校のあるところへ統合してもなかなか難しいというより親が心配する,危ない,あるいは遠いということで,そういうような説明をやはりもうちょっとしていかんと。

 それから,また選択によれば今小学校のほうへは上土田のほうの人,そんなに遠いんじゃったら高松,庄内へ来れるわけですから,そういうような問題もあろうかと思うんですが,私はやはり地域の子どもたちは地域で一緒に学んでいくということも,これはお金にかえられん大きな問題だと思っておりますので,私はそういう辺の考え方の説明も十分できとんだろうと思うんですがね。

 それから,もう一つはやっぱり子どもたちが決定的に将来に向けて少なくなる,足守小学校も今百何十人というておりますけど,これは統計上ですが,足守も余りふえるようなことはない,減っても。著しいのは,今3校が非常に著しく減っているということで出ておりますが,そういうようなことも含めて,反対という御父兄の皆さん方にも,もうちょっと丁寧な説明をしていけば,私は理解していただけるような気もします。これはもう親が考えていくべき,あるいは地域の皆さん方が将来は考えていくべきですけど,そこら辺をちょっと地域の声を聞くと感じましたので,そこら辺を含めて教育長のほうでお考えを聞かせてください。

 第1回目の質問を終わります。



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,有井議員の都市計画道路米倉・津島線についての御質問にお答えをいたします。

 この道路は,市民の皆様が開通を待ち望んでいる本市の中環状線を構成する重要な路線であります。特に,この道路と並行している現在の道路は,近くに三門小学校があり,生活道路であるにもかかわらず通過交通が多く,地域の皆様の交通安全への願いは,かねてから大変強いものがありました。

 しかしながら,県では暫定踏切案をJRと協議し地元説明を行ったものの,十分な理解が得られないまま,政令市移行に伴い本市に事業が引き継がれたものでございます。このため,本市では県からの事務引き継ぎ後,地元の要望を考慮しながら新たな暫定踏切案を作成し,JRとの協議も経て地元に説明し,おおむね御理解をいただいたところでございます。

 今後は,関係機関と鋭意協議しながら具体的な設計を進め,早期供用に向けて努力してまいりたいと考えております。

 その他につきましては,各担当から御説明します。



◎鈴木弘治保健福祉局長  金川病院についての御質問にお答えいたします。

 まず,高齢者の利用が多いと思うが,不便にならないようなよい方法はないのかといったお尋ねでございます。

 一般的には,病院が新設されたときは民間の院外薬局が近隣に設置されている状況がございます。今後,病院の開院につきましては,薬剤師会にお知らせするように考えているところでございます。

 次に,土地の一部を貸せば薬局はできるのではないかとのお尋ねでございます。

 特定の者に対して土地の売買及び貸借をする場合は,保険薬局の指定を受けることができなくなります。土地の売買及び賃借をする場合は,一般公募とする必要がございます。

 最後に,金川病院の現在設計中の場所に薬局を建てることができないかとのお尋ねでございます。

 医薬分業の観点から,建てかえ後の病院と同一敷地内に保険薬局を設置することはできないこととされております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  米倉・津島線に関する御質問につきまして,市長から御答弁いたしました以外の内容につきまして御答弁申し上げます。一括してお答えを申し上げます。

 都市計画道路米倉・津島線の吉備線工区の道路とJR吉備線との交差について,県はこの道路を含む延長830メートル区間についての鉄道高架を,JRはLRT化と,双方の考えが異なり協議が長引いていたところ,道路用地の取得もおおむね完了していたことから,地元住民から道路整備を強く望まれたため,県は当分の間使用する暫定踏切案をJRに示し,JRと協議するとともに地元に説明されていたものと聞いております。

 県がこの暫定踏切案を地元に示したところ,地元住民は,この計画案では交通渋滞の緩和に役立たないと合意に至らず,未着手のまま平成21年4月の政令市移行により,岡山県から事業を引き継いだものであります。このことから,地元の要望を考慮して,市が改めて踏切幅を拡幅した暫定踏切案をJRと協議したところ,JRから出された3つの条件は市の姿勢を問うもので,LRT化についてはこの10月に策定した都市交通戦略において一宮・高松方面のLRT化を視野に入れた公共交通サービスの向上を図ることとなっており,LRT化には主として異論がないこと,三門駅東西踏切の車両通行禁止は,近くに三門小学校があり,生活道路から通過交通の排除が可能であり,あわせて通学路での児童の交通安全上好ましいことから,この条件についてまず地元の皆様に諮ることとし,県案から変更した市の暫定踏切案及びこの3つの条件について1月28日から2月12日までに5つの地区に分けて地元説明し,おおむね御了解をいただいたところです。地元の方々から御了解を得たことから,この暫定踏切案について,今後JR,岡山国道事務所,警察と再協議を重ね,具体的な詳細設計を進めることとなります。

 また,JR吉備線高架に関する陳情書は岡山市に対して平成13年10月29日に,岡山市三門学区連合町内会など3団体の連名で出され,平成20年4月には三門学区連合町内会長を初め7名の方が市に来られ,陳情の対応状況について意見交換会を行っております。今回の米倉・津島線の地元説明において,本市といたしましては交通戦略をもとにLRTの方針について説明をいたしているところでございます。

 その後,平成22年3月1日付で陳情書を取り下げる旨の書面が市に提出されたところでございます。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  足守地域の小学校の統合,そして中学校と一体整備することの保護者,子どもに対する利点は何なのかというお尋ねでございます。

 過小規模の学校では,子どもたちの人間関係というものが固定される傾向にあります。互いに競う中で学習意欲や行動意欲というものを高めたり,授業の中でも多様な考え方で問題を解決したり,集団で教育活動を行ったりすることが十分できないということが危惧されるわけでございます。統合をして一定の児童数で活動することで,これらの課題の改善が期待できると考えております。

 また,一体型校舎とすることによりまして,日常的に小学校また中学校の教職員が互いに情報交換をしていくことが可能となること,そして小学校教員と中学校教員とが互いに校種を超えて授業を行うこと,それらによりまして子どもたちの発達段階を十分に考慮しながら,小・中9年間を見通した教育活動というものを行うことができますので,学力の向上も期待できると思っております。また,学校行事や児童会・生徒会活動などの小学校,中学校相互の積極的な交流を通しまして,より豊かな人間性や社会性というものを高めていくこともできるのではないかというふうに考えております。

 保護者の方々にとりましても,子どもたちの教育環境が整うことで,さまざまな教育面での不安解消にもつながるものと考えております。

 これらのことから,効果的に岡山型一貫教育というものを進めることができると考えておるわけでございますが,いずれにいたしましても今後もしっかり地域の方,保護者の方に御説明を申し上げ,御理解をいただくよう努めていきたいと考えております。

 以上でございます。



◎藤原文法消防局長  消火栓は緊急時に心配ないのかの項で,2点お尋ねがございます。

 まず1点目は,平成21年の火災・救急等についてでございます。お答えを申し上げます。

 平成21年の火災件数は275件,死者は13人,負傷者は40人で,救急件数は2万5,557件でございます。火災原因の1位は放火で,続いてたき火,たばこ,こんろ,火遊びの順となっております。

 次に,1日の最多救急件数は,平成21年12月18日金曜日の104件でございます。

 また,救急車の不適正利用の一例といたしましては,風邪やけがなど軽い症状にもかかわらず医療機関に行く交通手段,あるいは診療の待ち時間短縮のためなど利用者のモラルが問題となっておりますが,引き続き市民に対し,救急車の適正利用を呼びかけてまいりたいと考えております。

 2点目は,消火栓を緊急時に同時に使用したら問題はないかとのお尋ねでございます。

 消火栓の水量,水圧は設置場所により多様で,火災の状況によっては水圧低下や水量不足も考えられます。このことから,各消防署所にあっては平素から警防調査等を行い,地域の地利・水利の把握に努めており,火災発生時には消火栓のみに頼ることなく,防火水槽や河川等複数の水利を活用し,消火体制を整えております。

 なお,市境付近での火災等への対応につきましては,隣接市町村と消防相互の応援協定を結んでおります。

 以上でございます。

     〔49番有井靖和議員登壇〕



◆49番(有井靖和議員)  再質問させていただきます。

 都市計画道路,おおむね了解をいただいとるということですが,あそこへ南北に6本の道路があります。それを将来的に,いつ通行ができるかというのを,もう同意したんじゃからそのままじゃということで永久的にほったらかされたら,地元住民の皆さん方は一時的にそういうような6つの道路が整理されて,将来的には通行ができるようにするという,こういうささいな要望に対してやっぱりきちっと答えていっていかにゃいけんわけですね。いつごろ通行ができるという確約を住民に話をしていかねばならないのじゃないかということであります。

 それから,消防の関係でいろいろ数字的なお話がありました。私は,足守の中村地区が小さな生活排水を含めた用水を挟んで,総社市と岡山市ですが,非常に150ミリメートルから100ミリメートルになって枝ができて,消火栓を使ったらなかなか消防の効力が少ないじゃないかと。そこへ加えて,本庁のほうから大型の消防車が行って,まあまあ大体使えるんじゃということで,まあ使えるんかもわからんけど,あっこも橋から下まで吸い上げるんじゃろうけど,あっこ今総社から429号へつないどる工事が,あそこんところ今ずうっと川の中を掃除して,そのものを向こうへ埋めよんじゃ。それで多少地形が変わってきて,水がたまらんのじゃないかなあというような懸念も持っておるところですが,そこら辺の調整も各団の方とも十分相談をされておると思うんですが,そこら辺をちょっとどういうような,将来的に問題ないと言やあそれで結構ですから。

 それから,協定を結んでおります,総社市と。相互の交換でということで協定を結んどんのが昭和何年かね,当時総社市長が林さんと言われる市長さんと岡崎市長との間で協定が結ばれとります。

 内容的には,ちょっと研究せにゃいけんのじゃないんかなという今時代の中で,当時は非常に有効なものだと思ったんですが,今の時代の中ではちょっと研究されていくべきじゃないかと。岡山市・総社市消防相互応援協定書というのが昭和46年1月8日に結ばれております。これ一遍よく見て,ぜひ市長とも相談をしていただいて,改めて総社市とこの覚書の確認をしていただく必要があるんじゃないかなという思いをしておるところですが,ちょっとお考えを。市長さん,これは知っておられるかな。もう当時した人は亡くなられとんじゃ。そういうことで,ぜひお知恵を。

 それから今,金川病院の建てかえで,岡山市が建てて国立のほうへ全部お貸しして管理者を決めて,それは国立のほうがするということですが,法的にはいろいろ薬剤の関係はあるんでしょう。私はもう全く素人ですからわかりませんが,ただ長い間金川病院の処方をしておったところがいきなりもうそっちへ行って,あとはどうぞというようなことではやっぱり利用者,お年寄りの人やね,それから入院できる施設もあるんじゃないかと思う,それも必ず薬というものは要るわけですね。そしたら,あっこ近所をずうっと探したらしいです。貸してもくれんが売ってもくれんとこういうことで,ほんならそこへ買いに行くというたら割合あるんですわ,橋を渡って行くということは。そういう辺で思いを,私は市民の皆さん方あるいは利用される皆さん方の思いを申し上げておるところなんですが,当初の答弁では木で鼻をくくったようなことで,それはしょうがないんですな,法律ですから。そこら辺はぜひ利用者のことも考えて,ああ,岡山市と合併してよかったなあと,住民投票じゃあ反対じゃったが本当に合併してよかったなあというような,そういうこともお考えいただけんだろうかという,まあ当事者とすればお願いというよりもおすがりしとんです。薬剤師会のほうと当然相談もしていただきゃあ結構ですが,本気で取り組んでいただきたいなあと,そのように思っております。まだありますけど,これはこれでよろしいわ。

 そういうことですので,余り言いよってもあれですから,市長ここら辺ちょっと,心豊かなという大きな看板を上げた当初予算の中で,合併,政令指定都市になって,多くの人というよりはそういう声もあるということをちょっと受けとめておいてください。政令指定都市になって何がよかったんならというような声も聞くんです。そういうような手の届かない,あるいはそういう難しいような決まりもあるんでしょうが,こういうところへ手を差し伸べていくというのもやっぱし町よりは政令指定都市,岡山市と合併してよかったなあという,それが心豊かな岡山市じゃないかなあというような感じがしとんじゃ。市長がもしコメントをくれるんならぜひいただきたい。くれるんならじゃなしにコメントいただきたい。ああ,なるほどなというね。私らはもう身近におるからようわかっとんじゃけど,多くの市民の人はね,やっぱりそういうことを私ら耳にしておるということもこれは間違いない,あるわけですので。もうお昼過ぎとりますんで,御迷惑かけてもいけませんから,そういうことで市長のほうで切々と言うてつかあさりゃあ,もうあと7分あるけどもう出ませんけえ。



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  有井議員の再質問にお答えしますけれども,市民から政令指定都市になって何がよくなったんだろうかということで,1年たちましたけれども,政令指定都市というのはやはり今の自治法上,地方分権が一番進んだ自治体になれたわけであります。これは,これから3年,5年,10年先を見据えていろいろな,市民のいろんなことが有利になっていくことは間違いありません。だから,去年なったからことし1年たってどんなになったかというようなそういう見方じゃなくて,やはり全国18番目の政令指定都市,もう18しかないわけでございますので,いろいろこれから市民福祉を向上させるための政策提言もできますし,やっていこうと思っております。

 それから,薬の関係ですが,私も年寄りなんかおりまして,医薬分業でいろいろ,もう何年前かにそういうふうになったんでしょうが,昔は病院ですぐもらえるようなことになっておりましたけど,非常に不便なこともあるんですね。薬局がその近くにない場合とか別のところへ行かなきゃいけないとか。どこへ行っても処方せんを持っていけばできるんですけれども,不便なこともあります。だから,これからできるだけやはり病院,そういう医療施設に近いところで,処方せんをもらったらその近くでやはり薬が買えるようなことにならなきゃいけないなと思っております。これは,法律に基づいて昔は病院の中とか医院の中で薬を売っておったんですけど,それができなくなりまして,分業になったというのは不便な面もありますし,いい面もあるでしょうけれども,有井議員のおっしゃるように,市民のそういうできるだけ利便性を考えた薬局が近くにあることがいいんじゃないかなと思っております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  米倉・津島線の再度の質問にお答え申し上げます。

 当然,米倉・津島線の暫定踏切が供用される時期になりましたら,先ほどの御質問の踏切の対応もなされるということになろうかと思っておりますが,その米倉・津島線につきましては,先ほど市長から御答弁申し上げましたように,関係機関と鋭意協議しながら具体的な設計を進めて,早期供用に向けて努力しているところでございます。また,地元の皆様にもこういう設計の状況などを踏まえまして,適宜御説明を申し上げていきたいと考えております。

 以上でございます。



◎藤原文法消防局長  議員御指摘の足守の中村地区の周辺部の体制につきましては,消防団との連携のもと,訓練を重ねまして,周辺の安全・安心に努めてまいりたいと存じます。

 また,河川の水量不足等につきましても,日々の調査,点検をしてまいりたいと存じます。

 そして,相互応援協定につきましては,現在全国的にも消防の広域化が叫ばれているところでございますが,総社との相互応援協定につきましてはこれも喫緊の課題でございますので,再確認をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○宮武博議長  それでは,午後1時10分まで休憩いたします。

      午後0時10分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午後1時20分開議



○宮武博議長  午前中に引き続き会議を開きます。

 次は,順序に従いまして松田議員。

     〔15番松田安義議員登壇,拍手〕



◆15番(松田安義議員)  皆さんこんにちは。

 午後はもう私できょうは終わりですので,ゆっくりとやりますと言うたらしかられますから,早うやります。

 今回で28回目の登壇をさせていただくことになりました。いつも同期の田中議員と,今回はどうすんなあ,ああすんなというふうなことで,とにかくもう一生懸命やっていこうやということで励まし合って,原稿づくりにいつも四苦八苦しながら,全議会登壇をさせていただいております。

 まず,質問に先立ちまして,安井議員の御冥福を本当に心からお祈り申し上げます。

 安井議員様には何度か御一緒させていただいたこともありますけれども,「話せばわかる」という有名な言葉を残して海軍の青年将校の凶弾に倒れた犬養毅さんのことをよく熱っぽく語っておられました。犬養木堂の本も先生からいただきましたし,本当に安井議員ありがとうございましたと感謝の気持ちを述べさせていただきまして,私の個人質問に入らせていただきます。

 食品ロス削減への岡山市の取り組みについて。

 気象変動と経済新興国の消費増大,燃油高騰などによって吹き荒れた世界的な食料価格の高騰は,やや鎮静化したものの,高どまりした状態が続いています。穀物価格の高騰などで食品の値上げが相次ぐ中,食品を大量廃棄している我が国の慣行に対し,見直しを促す声が高まっています。

 平成20年度における日本の食料自給率は,カロリーベースで41%と前年度から1%上昇したものの,多くを海外からの輸入に頼っており,先進国の中では最低水準となっております。言うまでもなく,食料の安定供給を確保することは,社会の安定及び国民の安心と健康の維持を図る上で不可欠でございます。

 しかしながら,日本の食品廃棄物排出量は年間約1,900万トン,これは平成17年度ですが,この中には本来食べられるにもかかわらず捨てられているもの,いわゆる食品ロスが500万トンから900万トン含まれると推計をされております。

 世界的な人口増加やアジア諸国の経済発展による食料需要の増大,地球温暖化の進行等,世界の食料需給の不安定要因が顕在化する中,食料の安定供給を将来にわたって確保するためには,国内農林水産業及び食品産業の食料供給力強化とあわせて,この食品ロスを改善することが重要な観点だと思います。

 世界で多くの人々が飢えた状態にあることを考えれば,日本で大量の食品ロスが発生していることは,人道的な面からも見直すべき課題であります。

 これらの点を踏まえ農水省は,総合食料局に平成20年8月,食品ロスの削減に向けた検討会を設置しました。検討会では,食品の製造,流通,消費の段階ごとに食品廃棄の実態と要因を分析し,平成20年12月,食品ロスの削減に向けて国民一体となって取り組むべき方向について報告書「食品ロスの現状とその削減に向けた対応方向について」を取りまとめ,発表しました。あわせて,農水省ではわかりやすい資料として「食品ロスの削減に向けて」をまとめております。

 私どもの党の機関紙であります公明新聞というのがありますけれども,この公明新聞の2008年7月22日付解説のページ,「今,問われる食品の大量廃棄」によりますと,我が国では一体どのくらいの食品が捨てられているのか,その目安として供給熱量と摂取熱量の差がよく用いられます。供給熱量は,国民に対して供給される総熱量で,摂取熱量は国民に摂取された総熱量。それぞれ算出の方法が異なり,単純には比較できませんけれども,供給熱量には流通段階も含め,廃棄された食品や食べ残された食品も含まれるため,これと実際に食べた熱量──摂取熱量の差が食品の食べ残しや廃棄の熱量とされます。

 2006年度の国民1人1日当たりの供給熱量は2,548キロカロリー。摂取熱量は1,891キロカロリー。実に,食品の4分の1が廃棄されているという計算になります。しかも,両熱量の差,つまり食べ残し・廃棄量は年々ふえる傾向にあります。

 生ごみの排出量から推計するとじゃあどうなるか。生ごみには家庭の生ごみと食品製造業,卸売業,小売業,外食産業の事業系生ごみがあります。家庭生ごみの排出量は,推計で年間1,000万トン程度。京都市が京都大学の環境保全センターと共同で5年ごとに実施している家庭ごみ細組成調査──約150世帯を対象にしておりますけれども──によりますと,2002年度は家庭生ごみの38.8%が食べ残しで,そのうち11.1%は手をつけないまま廃棄された食品でした。これを全国に当てはめますと,年間400万トンもの食べ残しが家庭から出ていることになります。

 また,農林水産省の食品ロス統計調査──2006年度ですが──によりますと,1人1日当たりの食品ロス量──家計部門での食べ残し・廃棄ですが,これは42.0グラムで,全国・年間にすると約200万トンになります。一方,事業系生ごみの排出量は,農水省によると,食品製造業から排出される産業廃棄物を含めて1,135万トン。このうち売れ残り,賞味期限切れとか返品が原因で廃棄された製品・商品が占める割合は,外食産業を除く3業種──製造,卸売,小売──で計11%,量にして90万トン以上になります。

 外食産業では,食堂,レストランで食品利用量の3.1%,結婚披露宴で22.5%,宴会で15.2%,宿泊施設で13%が食べ残しになっております。外食産業の年間廃棄物量304万3,000トンから食べ残し量──これは飲み物の飲み残しを除外してますけれども──を約30万トンとする推計もあります。

 単純計算しても,家庭,企業から捨てられている食品は年間320万トンから520万トン。この数字は,我が国の米の年間収穫量870万5,000トン,2007年産が870万5,000トンですが,これの半分前後に匹敵する数字であります。

 食品の大量廃棄を抑止するために,農水省は流通業界に対して食品を賞味期限前に返品する商慣行の見直しを要請する,小売店が契約にない引き取りを卸売業者に求めるなど,悪質なケースについては公正取引委員会と連携して取り締まりを強化していく方針であります。

 また,賞味期限を極端に短く設定している食品メーカーにも是正を求めていきます。おいしく食べられる目安を示す賞味期限は,メーカーが科学的検査で出した可食期間──食べるのが可能な期間ですね──に0.7から0.8を掛けて算出しますが,実際はより短い期間が表示されている場合が多いです。これは,日本人の極端な鮮度志向,鮮度のいいものがいいという,その鮮度志向が促している面が否めません。この問題は,食品リサイクル法の見直し過程でも指摘されたそうです。

 食品リサイクル法は,食品廃棄物──生ごみの発生抑制と有効活用を目指して,2001年5月に施行されました。農水省の調査では,食品産業全体で2001年度に36%だったリサイクル率が,2006年度には59%と着実に増加しております。

 しかし,業種別に見ますと,食品製造業,卸売業に比べて,消費者に近い食品小売業,外食産業のリサイクル率が低いことから,昨年12月の改正で,業種別目標値の設定や,多量排出業者の報告義務などが盛り込まれました。

 ただ,こうした廃棄抑止の強化はいずれも事業系生ごみが対象で,家庭生ごみは手つかずの状況です。家庭からは事業系と同様,年間1,000万トンもの生ごみを出し,しかも食べ残し量は事業系より圧倒的に多い。食品の大量廃棄問題をまず家庭の問題ととらえて,各人の意識改革,行動改革を進めていくことが今後の重要な課題と言えます。

 そして,ここで消費期限と賞味期限の違い,もう議員の皆さんは当然御存じだと思いますけれども,食品の袋や容器などに書かれている消費期限とそれから賞味期限。どちらも食品の製造・加工業者などが決めている期限でございますけれども,意味は少し違います。その違いをよく知って,食べ物を無駄にしないように心がけたいものです。消費期限は,弁当やおかずなど傷みやすい食品が対象で,安全に食べられる期限を示しています。期限の目安は,製造・加工日からおおむね5日以内で,期限を過ぎると食べないほうがいいということです。一方,賞味期限は安全性や味など品質を保証する期限を示しています。缶詰やレトルト食品など,製造・加工日からおおむね6日以上日もちする,傷みにくい食品に表示されています。製造・加工日から3カ月を超えるものは,年月で表示されることもあります。期限を過ぎても,すぐに食べられなくなるわけではありません。

 消費期限,賞味期限ともに,表示された条件で保存した場合の期限で,要冷蔵の商品を室温で保存してはいけません。当然です。また,開封前を前提としており,開封したら自分の判断で早目に食べることが望ましいということです。

 農林水産省が2009年1月16日に発表した世界食料需給見通しによりますと,今後も人口増加やアジアを中心とした所得水準の向上,バイオマス燃料の需要拡大などの影響で,穀物の在庫水準が逼迫するとの予測が出ています。

 2018年までの12年間で,2006年に比べてトウモロコシは46%,小麦と大豆は35%,肉類も3割から4割程度価格が上昇するとしています。また,乳製品のうちバターは81%,脱脂粉乳も75%も上がるとしており,国内への影響は必至の現状でございます。

 国連食糧農業機関──FAOが定めた,世界の穀物消費量に対する期末在庫量の安全水準は17%から18%,これを下回ると食料不足が深刻化すると言われています。事実,1970年代初頭に世界同時不作が発生し,15.4%に落ち込んだ際には,食料危機と言われる事態になりました。その再来と言われた今回の食料高騰は,ほぼ同じ16%台の水準にまで落ち込んでいます。2008年の在庫率の予測値は世界的な小麦などの豊作に伴い,幸いにも18.9%に回復する見込みでございますけれども,今回の需給見通しによると,消費の伸びに生産が追いつかず,期末在庫量は低下しそうで,早急な対応が求められます。

 一方で,昨年末に農水省の食品ロスの削減に向けた検討会がまとめた報告書によると,我が国が国内外から調達した食品は年間約9,000万トンに上り,このうち食品関連事業者から約800万トン,一般家庭から約1,100万トン,冒頭に申し上げましたように,合わせて2割超えの約1,900万トンもの食品が廃棄をされていると言われております。この中には,製造・調理過程で発生する食用に適さないくずも含まれていますけれども,食べられるにもかかわらず捨てている食品ロスは年間500万トンから900万トンと見込まれ,2004年に世界が行った食料援助量の約730万トンに匹敵するという驚くべき数字が出ております。みずから賄える食料が4割しかない我が国にとって,今後いかに安定的な食料の安定確保を図るかは死活問題です。しかし,こうした大量の食品廃棄物の実態を突きつけられますと,残念ながらその危機感の乏しさを実感せざるを得ません。

 食品ロスの発生原因について,報告書は消費・賞味期限の設定が短かったり,製造業者による頻繁な新商品開発や規格変更,欠品防止のための過剰な在庫保有,調理段階での仕込み過ぎや食べ残しといった製造・流通業者側の問題の一方で,食料が豊富に存在することが当たり前といった国民の食に対する意識の希薄化を厳しく指摘しています。今も世界で9億人以上の人々が栄養不足にある中で,食べ物を平然と捨てているこの異常な状況を変えていくには,国民一人一人の意識改革が不可欠であると思います。

 ここで質問させていただきます。

 1,岡山市は食品ロス削減という問題に対して,積極的に取り組んでいくおつもりなのかどうか,そのお考えをまずお示しください。

 2,岡山市は食品ロスの削減に向けて,現在までにどのような取り組みを検討し,推進をしてこられたのか,それをお示しください。

 3,食品ロスの削減に向けて取り組むに当たって,一人一人の意識・行動改革が必要になりますが,問題点があればお示しください。

 4,岡山市の削減に向けての数値目標や行動計画を具体的にお示しください。

 5,食品ロスの削減は,その推進に当たって持続できることが重要だと思います。そのための具体的な方策をお考えであればお示しください。

 6,学校・園の教育現場では,食品ロスの削減についてはどのように教育をしているのかお示しください。

 次の質問項目に行きます。

 西川・枝川緑道公園内のトイレの再整備について。

 高谷市長の水と緑の庭園都市づくりに向けた取り組みの中で,都市回廊の形成に向けて西川緑道公園の再整備がございます。事業区間の指標として,平成20年度は桃太郎大通りからあくら通りの間,平成21年度から平成22年度であくら通りから国道2号の間となっており,順次整備が行われています。西川筋のバリアフリー化や無電柱化も進められ,市民が水と緑に親しみながら回遊のできる魅力にあふれた都市空間ができるものと大いに期待をしているところです。

 しかしながら,現在の緑道公園を散歩してみますと,とても気になることがございます。それは,公園内に設置をされている公衆トイレについてであります。緑道公園内のトイレは4カ所ございますけれども,平和町に設置されているトイレにつきましては比較的よく,目隠しもあり,余り気になるものではありません。

 しかしながら,特に桃太郎大通りの北,岩田町にある一番北側のトイレ,それから野田屋町の岡ビルの前のトイレ,そして枝川緑道公園内に設置されている一番南側,春日町にあるトイレであります。よく掃除はされています。しかしながら,流れる水量が少ないためなんでしょうか,よく原因がわかりませんけれども,周辺地域の皆様からは日常的に,においについての苦情がございます。床面は水で洗い流すからでしょうか,よくぬれたままになっております。このぬれたままで使用しますと,外の泥がもういつも上がってしまって,結果また汚れてしまうというふうなことになってしまいます。

 また,男性用スペースには目隠しとか仕切りがないんですね。通りからは用を足している姿が見たくなくても見えると,無理やり見えるというふうな状況に今なってるんですね。いろいろな方がいらっしゃいますから,当然用を足すときには,男性の中にはズボンをずらす人もいらっしゃるわけで,いろんな習慣なんですけれども,おしりが丸見えになったりするわけです,通りからね。ですから,ある意味で言えば,私はトイレというのは都市の顔ではないかなと,一つそういうことも言えるんじゃないかなと思うんです。本当に,政令指定都市の市街地のど真ん中ですから,しかも市長さんがしっかりと力を入れられてる緑道公園の中にあるトイレのことですから,市民の皆さんとか観光客の憩いの空間である緑道公園のトイレが,果たして本当に今のままでいいのだろうかなあと,そのように思います。

 そこで質問をさせていただきます。

 1,現在のトイレの設置年度をそれぞれお示しください。

 2,掃除のサイクルとその方法はそれぞれどのように行っているのかお示しください。

 3,苦情の多いにおい対策について,どのような方法で対処をしてきたのかお示しください。

 4,男性用トイレで中が丸見えになる現状は,現在のままでよいという判断で長年そのようになさっているのか,それとも目隠し等の改良をしていただけるのか,その必要性を感じているのかどうか,そこのところをどういうふうにお考えでしょうか,お示しください。

 5は,はしょります。

 6,緑道公園整備について,2号線から南側で鹿田橋への間の枝川緑道公園,2号線より南ですね,これについて平成22年度が終了しても引き続き整備を続けていただきたいなあと思うんですけれども,その点はいかがでしょうか。

 以上で1回目の質問を終わります。

 よろしくお願いいたします。(拍手)



○宮武博議長  当局の答弁を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,松田議員の食品ロス削減についての御質問にお答えをいたします。

 本市におきましては,既に岡山市もったいない運動の一環として市民運動レベルで約1万4,000人が食品ロス削減運動に参加されております。

 また,市といたしましてもESD地域拠点事業の中で,食品ロスの削減に取り組むほか,地域の先進的な事例や発展途上国の食料不足などを紹介しております。

 議員御指摘のとおり,食品ロスの問題はごみの発生抑制という面だけでなく,資源やエネルギーの浪費を防止するという点からも重要な課題であると認識しております。この解決には,私たち一人一人がみずからの行動を変えていくことが必要であり,今後市民活動の支援や市民の皆様への啓発に取り組んでまいります。

 また,事業者における食品ロスの削減には,製造業から販売店までそれぞれの段階での取り組みが必要であるため,関係業界に削減を推進するよう働きかけ,市と市民,事業者の協働により食品ロス削減の輪を広げ,持続可能な社会の実現に貢献してまいりたいと考えております。

 また,トイレの件でございますが,そういうことになっておると思っておりますので,これから本当にきれいに,緑道公園のみならず公衆トイレを点検して,本当に清潔なまちにしていきたいと思っております。

 どうぞよろしくお願いします。



◎松田隆之環境局長  食品ロス削減の項,市長答弁以外の,数値目標や行動計画を具体的に示せとのお尋ねに御答弁申し上げます。

 具体的な数値目標や行動計画につきましては,今後他都市での取り組み状況等を調査,研究してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎中村健一都市整備局都市・交通・公園担当局長  西川・枝川緑道公園のトイレに関する御質問に,市長からお答えいたしました以外の内容につきまして,一括してお答えを申し上げます。

 現在,西川緑道に3カ所,枝川緑道に1カ所の合計4カ所のトイレが設置されております。トイレを設置した時期につきましては,西川・枝川緑道のそれぞれの整備に合わせて設置したもので,西川緑道においては平和町のトイレは昭和50年ごろに,また岩田町,野田屋町のトイレは昭和56年ごろに設置しており,枝川緑道の春日町のトイレは昭和54年ごろに設置したものでございます。

 掃除のサイクルと方法ですが,4カ所のトイレはいずれも専門業者へ業務委託しており,週に5回,便器の薬品洗浄,手洗い場,水くみ場,床の水洗いや建物のすす払いなどとクモの巣の除去などを行い,市民の皆様が快適に御利用いただけるよう努めております。

 枝川緑道の春日町のトイレでのにおいの苦情につきましては,原因を調査したところ,節水のため流す水量を絞っていたことが確認されましたので,現在改善策を検討しているところでございます。

 また,このトイレの男子用の目隠しなどにつきましては,沿道や園路から見えることは好ましい状況でないと認識しているものの,一方では目隠しなどを施すことで閉鎖的な空間になり,防犯上の観点からも避けるべきなど,地元のさまざまな意見もあることから,今後愛護委員会や町内会関係者の皆様の御意見を伺いながら検討してまいりたいと考えております。

 枝川緑道公園の再整備につきましては,現在西川緑道公園でモデル区間を含む桃太郎大通りから2号線までの約970メートル区間を取り組んでおり,この区間の整備後の成果を踏まえながら,西川・枝川緑道公園全体区間の中で検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎山脇健教育長  食品ロスの削減について学校ではどのような教育をしているのかというお尋ねでございますが,現在学校では担任,そしてまた学校栄養職員等が協力をいたしまして,家庭科であるとか特別活動の授業で食に関する指導に取り組んだり,そしてまた給食時間には校内放送とかビデオを活用しての献立,また食材の話,生産過程を紹介したりするなど,学校教育活動の中で食への関心を高めるよう努めておるわけでございます。こうしたことで,子どもたちに生産者等への感謝の心であるとか,食べ物を大事にする心というものが育って,食べる意欲につながっていくものと考えておるわけでございます。

 今後も,より一層食育の推進に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔15番松田安義議員登壇〕



◆15番(松田安義議員)  御答弁ありがとうございました。

 たかがトイレ,されどトイレなんですね。私は自分が用を足しとるときに,やっぱり後ろから余り見られたくないなと。しかしながら,話をお聞きしてみると,やはり全部ふさいじゃうと閉鎖的な空間になって危険度も増してくるというふうなこともあると思います。その辺をよく地元と相談して,特に,におい対策についてはしっかりと手を打っていただきたいなと。これからまた夏になってきて,いろいろまた声も多いと思いますんで,その辺はよろしくお願いしたいと思います。

 それから,食品ロスについて,市長ありがとうございました。これはすごく大きい問題ですけれども,大変重要なことでありますんで,岡山市はなかなかまだまだこれからというふうな段階だと理解をしました。本当に高谷市長のリーダーシップで,これはしっかりと継続的に取り組んでいただきたいなと思いますので,どうか市長,よろしくお願い申し上げます。

 以上で私の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  以上で本日の個人質問を終わります。

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△日程第2

 甲第63号議案〜甲第83号議案

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○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,甲第63号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第9号)について以下21件の議案を一括上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  それでは,ただいま御上程になりました各議案について御説明申し上げます。

 まず,甲第63号議案から甲第79号議案までの平成21年度一般会計,特別会計及び事業会計の補正予算案は,予算の執行状況等を踏まえた予算額の過不足調整,及び市税等減収に伴う減収補てん債の発行などを中心に編成したものでございます。補正額は,一般会計で10億4,300万円余の減額,特別会計で1億2,200万円余の増額,事業会計で16億2,100万円余の減額を行い,合わせて25億4,200万円余の減額となっております。

 主な内容としましては,歳入では,法人市民税等の減収により,市税収入が標準税収入額を下回る見込みであるため,減収補てん債を5億8,200万円余発行します。歳出では,緑の分権改革推進事業として,国の委託を受けてクリーンエネルギーに関する調査を実施します。また,執行停止とされた子育て応援特別手当の事業費を減額します。その他,退職手当,県事業負担金等の過不足額について補正します。

 甲第80号議案は,岡山駅前西口広場駐車場を設置するものでございます。

 甲第81号議案は,民間活力を導入して,西大寺「元気な新拠点」の整備を推進するため,岡山市土地開発公社が保有する用地を買い入れるものでございます。

 甲第82号議案は,斜面崩落事故に伴う費用償還請求控訴事件について,相手方と訴訟上の和解をするものでございます。

 甲第83号議案は,学校施設管理瑕疵による事故について,相手方と和解し,賠償額を決定するものでございます。

 以上で提案理由の説明を終わります。

 よろしく御審議の上,御議決を賜りますようにお願いをいたします。



○宮武博議長  ただいま市長から提案理由の説明がありました。

 これに対する質疑は後日お願いいたしますので,御了承願っておきます。

 本日はこれをもって打ち切り,次の本会議は3月8日午前10時に開き,引き続き個人質問を行います。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

      午後1時55分散会