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岡山県 岡山市

平成21年 9月定例会 10月07日−07号




平成21年 9月定例会 − 10月07日−07号







平成21年 9月定例会

    平成21年9月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第7号

       10月7日(水)午前10時開議

第1

 甲第175号議案〜甲第233号議案

第2

 陳情第24号 天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議について

 陳情第25号 私学助成の拡充を求める意見書の提出について

 陳情第27号 岡山市成年後見制度利用支援事業実施要綱等の改善を求める決議について

第3

 報第62号 専決処分の報告について

 報第63号 専決処分の報告について

 報第64号 専決処分の報告について

 報第65号 専決処分の報告について

 報第66号 専決処分の報告について

 報第67号 専決処分の報告について

 報第68号 専決処分の報告について

 報第69号 専決処分の報告について

第4

 甲第234号議案 工事請負契約の締結について

第5

 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦について

第6

 乙第6号議案 岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について

 乙第7号議案 岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について

第7

 六ケ郷組合議会議員の補欠選挙について

第8

 意見書案第1号 私学助成の拡充を求める意見書

第9

 意見書案第2号 私学助成の拡充ならびに岡山県私学助成制度の激変緩和措置の見直しについての意見書

第10

 決議案第1号 天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議

第11

 議員派遣について

第12

 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について

 1 継続審査

  〇 総務委員会

    平成19年陳情第24号 地方財政に関する意見書の提出について

    平成19年陳情第25号 憲法第9条に関する条文改憲ならびに解釈改憲に反対する意見書の提出について

    平成19年陳情第48号 深柢小学校跡地活用について

    平成19年陳情第54号 テロ対策特別措置法の延長に反対する意見書の提出について

    平成19年陳情第68号 「非核日本宣言」を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第3号 地方財政の強化・拡充及び財政健全化法の施行に当たって地方自治原則の堅持を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第4号 原油価格高騰に関する緊急対策を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第36号 光ケーブル配線事業の平等性について

    請願第1号 消費税の増税反対を求める意見書の提出について

    請願第2号 消費税の増税反対を求める意見書の提出について

    陳情第2号 改正後の国籍法の厳格な運用等を求める意見書の提出について

    陳情第4号 地方自治体財政の強化を求める意見書の提出について

    陳情第20号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める意見書の提出について

    陳情第21号 岡山市の鳥の選定について

    陳情第29号 所得税法第56条の廃止を求める意見書の提出について

  〇 保健福祉委員会

    平成19年請願第1号 保険でよい歯科医療の実現を求める意見書の提出について

    平成19年陳情第31号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第32号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第33号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第34号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第35号 低所得者のための成年後見制度の充実について

    平成19年陳情第36号 認知症患者に対する施策の充実について

    平成19年陳情第37号 認知症患者に対する施策の充実について

    平成19年陳情第38号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第39号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第40号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第41号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第42号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第43号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第44号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第45号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第46号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第47号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第57号 国民健康保険料の引き下げについて

    平成19年陳情第58号 児童扶養手当の減額見直しを求める意見書の提出について

    平成19年陳情第59号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第60号 社会福祉協議会の権利擁護事業について

    平成19年陳情第61号 障害者自立支援法施行等に伴う障害者施策の充実について

    平成19年陳情第64号 国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し,地域医療と国立病院の充実を求める意見書の提出について

    平成19年陳情第71号 後期高齢者医療制度に関する意見書の提出について

    平成20年陳情第12号 重度障害者医療費公費負担制度の復元について

    平成20年陳情第13号 平成20年度予算における障害者福祉施策見直し案の再検討について

    平成20年陳情第15号 重度障害者医療費公費負担制度の復元について

    平成20年陳情第16号 はり・きゅう・マッサージ施術費の助成拡充について

    平成20年陳情第17号 障害者介護用自動車改造費の助成拡充について

    平成20年陳情第37号 岡山市心身障害者医療費給付条例の一部改正について

    平成20年陳情第48号 貧困の連鎖を断ち切り,市民生活を底上げすることを求める意見書の提出について

    平成20年陳情第50号 重度障害者医療費公費負担制度の復元について

    平成20年陳情第51号 障害者自立支援法の事業所の利用者に対する交通費の助成について

    平成20年陳情第52号 地域活動センター?型の存続及び新設について

    平成20年陳情第53号 精神医療・福祉の充実と,精神障がい者への偏見・差別解消のための啓発活動について

    平成20年陳情第56号 国外作成歯科補綴物等の安全確保に関する意見書の提出について

    平成20年陳情第57号 最低保障年金制度の創設を求める意見書の提出について

    陳情第5号 物価に見合う年金引き上げを求める意見書の提出について

    陳情第8号 国民健康保険料の引き下げについて

    陳情第11号 安全で安心な妊娠・出産・子育て環境の確保について

    陳情第18号 国民年金における全未納付保険料を納付可能とする制度改正を求める意見書の提出について

    陳情第28号 くらしの緊急要求について

  〇 環境消防水道委員会

    平成19年陳情第56号 悪臭防止法に基づく第三種地域に対する規制基準値の見直し等について

    平成19年陳情第66号 建設リサイクル法第16条に定める再資源化について

    平成20年陳情第2号 小田地内産業廃棄物処分場建設反対について

    陳情第7号 児島湖の生き物学習室(仮称)の開設について

  〇 経済委員会

    平成19年陳情第22号 労働法制の拡充を求める意見書の提出について

    平成19年陳情第63号 JR不採用事件の早期全面解決を求める意見書の提出等について

    平成20年陳情第5号 働くルールの確立を求める意見書の提出について

    陳情第3号 雇用の安定を求める意見書の提出について

    陳情第14号 ミニマムアクセス米の輸入見直しを求める意見書の提出について

    陳情第16号 政府米買い入れを求める意見書の提出について

  〇 建設委員会

    平成19年陳情第69号 「前沼一踏切」の安全対策について

    平成20年陳情第9号 国土交通省の事務所・出張所の存続を求める意見書の提出について

    請願第3号 庭瀬・撫川まちづくり憲章区域内におけるJA葬儀場の建設反対について

    陳情第26号 公園,遊園地,街路等の緑地管理業務委託における樹木剪定の見直しについて

  〇 市民文教委員会

    平成19年陳情第51号 教育予算の拡充を求める意見書の提出について

    平成20年請願第1号 教育正常化推進を求める意見書の提出について

    平成20年陳情第10号 教育改革に関する意見書の提出について

  〇 議会運営委員会

    平成19年陳情第27号 議会本会議場傍聴席バリアフリー化等について

 2 継続調査

  〇 総務委員会

    市政運営の基本方針について

    主要政策について

    組織及び人事の管理について

    文書管理及び情報公開について

    財政問題について

    財産管理について

    行財政改革について

    情報政策について

    入札及び契約について

    合併・政令市について

    選挙事務について

    防災対策について

  〇 保健福祉委員会

    福祉行政について

    保健行政について

    環境衛生行政について

    病院事業について

  〇 環境消防水道委員会

    廃棄物の処理及び清掃について

    環境保全について

    消防力の整備充実について

    水道事業について

  〇 経済委員会

    商・工業振興対策について

    観光対策について

    農林水産業振興対策について

    市場対策について

  〇 建設委員会

    都市計画について

    都市再開発について

    区画整理について

    公園緑地について

    道路橋りょう・河川港湾について

    建築・住宅について

    開発行為について

    駐車場について

    総合交通対策について

    西部新拠点について

    下水道について

    公共工事について

  〇 市民文教委員会

    市民との協働について

    文化・スポーツ政策について

    男女共同参画について

    国際交流について

    市民サービスの拡充について

    人権行政について

    生活衛生行政について

    学校教育について

    社会教育について

    教育施設について

    青少年問題について

    通学区域について

    学校給食について

  〇 議会運営委員会

    議会の運営及び議長の諮問について

    議会に関する条例等について

第13

 特別委員会における閉会中継続審査について

  〇 一般会計決算審査特別委員会

    決第1号 平成20年度岡山市一般会計歳入歳出決算について

  〇 特別会計決算審査特別委員会

    決第2号 平成20年度岡山市下水道費特別会計歳入歳出決算について

    決第3号 平成20年度岡山市国民健康保険費特別会計歳入歳出決算について

    決第4号 平成20年度岡山市用品調達費特別会計歳入歳出決算について

    決第5号 平成20年度岡山市住宅新築資金等貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第6号 平成20年度岡山市災害遺児教育年金事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第7号 平成20年度岡山市公共用地取得事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第8号 平成20年度岡山市財産区費特別会計歳入歳出決算について

    決第9号 平成20年度岡山市学童校外事故共済事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第10号 平成20年度岡山市老人保健医療費特別会計歳入歳出決算について

    決第11号 平成20年度岡山市駐車場費特別会計歳入歳出決算について

    決第12号 平成20年度岡山市母子寡婦福祉資金貸付事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第13号 平成20年度岡山市駅元町地区市街地再開発事業費特別会計歳入歳出決算について

    決第14号 平成20年度岡山市介護保険費特別会計歳入歳出決算について

    決第15号 平成20年度岡山市後期高齢者医療費特別会計歳入歳出決算について

  〇 企業会計決算審査特別委員会

    決第16号 平成20年度岡山市水道事業会計決算について

    決第17号 平成20年度岡山市工業用水道事業会計決算について

    決第18号 平成20年度岡山市病院事業会計決算について

    決第19号 平成20年度岡山市市場事業会計決算について

      …………………………………

会議に付した事件

 日程第1 甲第175号議案〜甲第233号議案

 日程第2 陳情第24号,陳情第25号,陳情第27号

 日程第3 報第62号〜報第69号

 日程第4 甲第234号議案

 日程第5 諮問第3号

 日程第6 乙第6号議案,乙第7号議案

 日程第7 六ケ郷組合議会議員の補欠選挙について

 日程第8 意見書案第1号

 日程第9 意見書案第2号

 日程第10 決議案第1号

 日程第11 議員派遣について

 日程第12 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査──請願・陳情,調査

 日程第13 特別委員会における閉会中継続審査

      ──────〇──────

出席議員(50人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            4番  森 田 卓 司

            5番  松 島 重 綱

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            10番  森 脇 浩 之

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  藤 原 頼 武

            18番  和 氣   健

            19番  成 本 俊 一

            20番  太 田 武 正

            21番  田 中 慎 弥

            22番  鬼 木 のぞみ

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  三 木 亮 治

            34番  三 宅 員 義

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            40番  安 井   聰

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            47番  垣 下 文 正

            48番  土 肥 啓 利

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

欠席議員(3人)

            9番  井 本 文 博

            33番  伏 見 源十郎

            49番  有 井 靖 和

      ─────────────

説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  村 手   聡

       副  市  長  佐 古 親 一

       秘書広報担当局長 田 淵   薫

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  進   龍太郎

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       保 健 福祉局長  鈴 木 弘 治

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                奥 田 さち子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  難 波   巧

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                中 村 健 一

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  藤 原 文 法

      選挙管理委員会

       委  員  長  梶 田 良 雄

       事 務 局 長  齊 藤 晴 雄

      監 査 委 員

       委     員  池 上   進

      人 事 委 員 会

       事 務 局 長  矢 野 有 哉

      農 業 委 員 会

       第四農業委員会会長黒 田 栄三郎

      教 育 委 員 会

       委     員  片 岡 雅 子

       委     員  佐々木 浩 史

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  小 倉 茂 子

       次     長  鈴 木 康 義

       総 務 課 長  佐 藤 佳 昭

       調 査 課 長  中 野 真 吾







      午前10時3分開議



○宮武博議長  皆さんおはようございます。

 これより9月定例市議会第7日目の本会議を開きます。

 ただいまの御出席は49名であります。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に松岡議員,浦上議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ─────────────



○宮武博議長  この際御報告申し上げます。

 9月30日に開かれました一般会計決算審査特別委員会,特別会計決算審査特別委員会,企業会計決算審査特別委員会において正副委員長を互選の結果,一般会計決算審査特別委員会の委員長に田畑賢司議員,副委員長に磯野昌郎議員,特別会計決算審査特別委員会の委員長に柴田健二議員,副委員長に竹永光恵議員,企業会計決算審査特別委員会の委員長に三宅員義議員,副委員長に浦上雅彦議員,以上のとおり決定した旨,それぞれ各委員長から報告がありましたので,御報告申し上げます。

 また,監査委員から例月現金出納検査の結果について,市長から市議会における説明者の異動についてそれぞれ報告がありましたので,御報告申し上げます。

 重ねて御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,会議規則第125条の規定により議員を派遣いたしましたので,御報告申し上げます。

      ──────〇──────



△日程第1

 甲第175号議案〜甲第233号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,甲第175号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について以下59件の議案についてであります。

 これらを一括上程いたします。

 これらの議案につきましては,それぞれ所管の常任委員会において御審査をいただいておりますので,これより委員長の報告を求めます。

 まず,総務委員長の報告を求めます。

     〔29番松岡茂議員登壇,拍手〕



◆29番(松岡茂議員)  それでは,総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は,甲第175号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外15件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で可決並びに同意すべきものと決定いたしました。

 議案については以上でありますが,ここで,本委員会に報告されました落札者の決定の取り消し,また採用中期計画の策定についてが議論となりましたので,この場をおかりして順次御報告申し上げます。

 まず,落札者の決定の取り消しについてですが,この件につきましては新聞報道等で皆様既に御存じのとおり,8月に行われた2件の汚水管埋設工事の入札について,算出の基礎となる数値を誤って入力したため,最低制限価格の計算を誤り,本来落札決定すべきでない業者に落札決定していることが判明したものであります。誤って落札決定をした2業者には,事情を説明して謝罪し,落札決定の取り消しを行った。なお,取り消しによって発生した損害について,業者から賠償請求があった場合は,真摯に対応していくとのことであります。

 これを受け委員から,業務量がふえ,人が減っていく中で,一人一人がくたびれ果てているのではないか,二度と繰り返してはならないということは肝に銘じていただきたいとの意見や,業者は全く悪くなく,あってはならない話だ,単なるミスなのか,それとも人が足らなくて疲弊しているのか,襟を正して二度とないように強く申し入れをするとの意見がありました。

 当局におかれましては,委員からの意見を真摯に受けとめて再発防止に努め,公正・公平で間違いのない事務執行に当たられますよう申し添えておきます。

 次に,採用中期計画の策定についてであります。

 本件は,現状の定員配置を無条件に是とすることなく,毎年の業務量に基づき最適化を追求し,ゼロベースからの定員分析を行い,平成27年度までを計画期間とする採用中期計画を今年度中に策定しようとするものであります。

 まず委員から,ゼロベースで仕事量を分析した結果,民間委託できるものは委託して,総枠で職員数を減らそうとしているのか,何のためにしようとしているのかとの質問があり,これらに対し当局から,効率的な組織をつくるため,これまでも業務改善等を通じて取り組んできたが,改めて現在の約5,100の事務分掌について,都市ビジョンに沿っている事業かどうか,今後の進め方,また直営で市がやるべきかどうかといった点検をすることにより,どうすれば今後の執行体制が効率的なものになるかを算出しようとするものである。また,行財政改革大綱(長期計画編)において,人件費比率を平成27年度決算で17%台とすることを目標としており,人件費の部分についても検討する必要があると考えているとの答弁がありました。

 これに対し委員から,どの部分が民間で,どの部分を民間にしないのかも不明であるし,作業に当たっては職員の手もかかる。自分で自分の首を絞めているのではないかと思えて仕方がないが,どうしようとしているのかという方向性だけは間違えのないようにとの要望がありました。

 次に委員から,組織は戦略に従うとあるが,言葉だけが先走りしているような気がする。戦略の中身が都市ビジョンなのであれば,その都市ビジョンが十分なものであるとは思っていない。戦略ありきではなく,下からの積み上げを大事にし,しっかり議論するためには,時期にはこだわらず組み立ててほしい。削減ありきではなく,いい仕事,いい市民サービスにはね返るような計画になるようにといった要望や,他都市では長期間かけてやっている事例もある,今年度末に計画を策定するのは無理があるのではないか,期間については問わない,手順を踏んで進めるようにとの意見がありました。

 当局におかれましては,これらの委員からの意見,要望を踏まえ,今後も本委員会に適宜報告するよう申し添えておきます。

 以上,総務委員会の報告を終わります。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,保健福祉委員長の報告を求めます。

     〔24番下市香乃美議員登壇,拍手〕



◆24番(下市香乃美議員)  保健福祉委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本委員会に付託されました案件は,甲第175号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外4件の議案であります。

 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。

 それでは,審査の過程において特に議論となった点について御報告申し上げます。

 まず,甲第184号議案岡山市ウェルポートなださき条例の制定についてであります。

 これは,灘崎町合併特例区の解散に伴い,同合併特例区が管理運営していた灘崎町総合福祉センターを岡山市の施設にしようとするものであります。当局の説明によれば,財団法人岡山市ふれあい公社を指定管理者として単独指定し,この施設を管理させていく予定とのことであります。

 これに関連して委員から,福祉センターという名前ではあるが,主な施設としては温水プール,大浴場,クッキングスタジオなどであり,既存のふれあいセンターとは事業内容等が異なるのではないか,ふれあい公社が管理する施設としてなじむのかとの質問があり,当局から,現在は運動や休養といったサービスの提供が主体であるが,将来的にはふれあい公社のノウハウを生かした福祉業務を行っていきたいと考えているとの答弁があったのであります。

 また委員から,平成20年度におけるこの施設の歳入は約7,500万円であるのに対し,歳出は約1億5,900万円に上っており,収支のバランスが非常に悪いとの指摘があり,当局から,現在特例区はスポーツクラブ運営会社に約5,700万円の委託料を支払っているが,その部分の見直しも含めて検討してまいりたいとの答弁があったのであります。

 また委員から,現在管理業務に携わっている職員の雇用について,岡山市へ施設が移管されることに伴い職を失うことになるとすれば問題であるとの指摘があり,当局から,管理費用の節減とともに雇用の継続などにも配慮しながら今後の方針を決めていきたいとの答弁があったのであります。

 次に,甲第176号議案平成21年度岡山市国民健康保険費特別会計補正予算(第4号)についてであります。

 これは,国保財政の健全化のため,保険料の適正賦課と収納率の向上を図るため,県の交付金を活用し,確実な納付手段としての口座振替利用率のアップを目指して,広報・啓発や訪問等による勧奨を行おうとするものです。

 委員から,口座振替利用率のアップは確かに収納率の向上に効果があるだろうから期待しているが,それ以外の取り組みでも市がアイデアを出せば県の交付金は使えるのかとの質問があり,当局から,県に対して計画を申請し,認められれば全額補助対象としていただける。収納率の向上に寄与するアイデアを出せば柔軟に対応していただけるものと思っているとの答弁がありました。

 これに対して委員から,口座振替利用率を上げてみても,4分の1の世帯は口座にお金がないとも言われており,そのような世帯に対しては別の施策が必要になる。例えば,岡山市の国保料は全政令市中3番目に高くなっている。また,所得階層別の収納率のデータを見れば,低所得者層ほど収納率が低くなっていることは確かであり,保険料が払いやすいものになっていないところに大きな問題がある。保険料の額を払いやすいものにしていくことも含めて,さまざまな方策を考えていってもらいたいとの意見がありました。

 さらに委員から,区ごとの収納率が把握できていないなど実態調査が不十分で,分析がまだまだ弱いと思う。分析をより深めるためにはどうすればよいか考えてもらいたいとの意見があり,これに対して当局から,分析のために必要な事柄について,どのような手段がとれるか十分に検討していきたいとの答弁があったのであります。

 続きまして,この場をおかりして,本議会の個人質問でも取り上げられました成年後見制度利用支援事業について御報告申し上げます。

 同事業については,既に御承知のことと思いますので詳細は触れませんが,本市は他の政令市と比べて,事業の適用を受ける範囲・要件が厳しく,中でも助成対象者を高齢者に限定し,精神障害者,知的障害者を除いていること,市長が成年後見開始の審判を申し立てた場合に限られており,市長以外の親族等が申し立てた場合には助成の対象とならないことなどが明らかとなったのであります。

 委員からは,これからもますます進む高齢化社会に向けて,事業の利用ニーズが高まるのは必至であることから,その改善を求める意見が相次ぎ,来年度の予算編成に向けて,委員会として実態の把握に努め,本事業の改善に向けて精力的にこの問題を調査していくことを確認したのであります。

 最後に,当委員会での審査全般にわたることとして,できるだけ審査を深めるため,当局としては可能な限り詳細な資料を提出することを強く要望して,保健福祉委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,環境消防水道委員長の報告を求めます。

     〔17番藤原頼武議員登壇,拍手〕



◆17番(藤原頼武議員)  それでは,環境消防水道委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第186号議案岡山市土壌汚染対策関係事務手数料条例の制定についてであります。

 この議案の審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 議案審査についての御報告は以上でございますが,この場をおかりいたしまして,所管事務調査をいたしました岡山市グリーンニューディール基金活用事業について御報告申し上げます。

 この事業は,全額国庫補助により造成する岡山市グリーンニューディール基金を活用し,まずは地球温暖化防止設備設置費補助事業等2事業を実施していこうというものでありますが,当局は,現在国の補助事業の方針が未確定であることから,国の動向が決定するまで地球温暖化防止設備設置費補助事業について受け付けを延期することを発表したのであります。

 これに対し委員から,議会での手続を経た事業の受け付けを延期するとはどういうことか。これでは市民に説明できない。政策というのは常に継続性を重んじるものであり,今回のような国の対応を許してはいけない。国に対して強い姿勢で物申し,一日も早く予算執行の了解を得なければならないとの意見がありました。

 そして,当局に対し,議会は議会として責任を持って全会一致で議決した本事業について,市民の皆さんに迷惑がかからないよう対応していただくことを環境消防水道委員会の総意として申し入れたところ,当局からも,政令指定都市として国に対し,しっかりと意見を言っていきたいとの答弁があったのであります。

 以上で環境消防水道委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,経済委員長の報告を求めます。

     〔14番河田正一議員登壇,拍手〕



◆14番(河田正一議員)  経済委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第175号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について外1件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上,簡単ではございますが,経済委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,建設委員長の報告を求めます。

     〔4番森田卓司議員登壇,拍手〕



◆4番(森田卓司議員)  建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は,甲第188号議案岡山市公園条例の一部を改正する条例の制定について外32件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決並びに同意すべきものと決定いたしました。

 以上で建設委員会の報告を終わります。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,市民文教委員長の報告を求めます。

     〔15番松田安義議員登壇,拍手〕



◆15番(松田安義議員)  市民文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本委員会に付託されました案件は,甲第181号議案岡山市御津ふれあいプラザ条例の制定について外3件の議案についてであります。

 これらの審査に当たりましては,当局からの説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 なお,審査の過程において,当局の答弁の際の不手際から委員会が混乱し,休憩をとらざるを得ない事態となりました。

 今後,議案を提出する際には,関係部局とよく調整した上,周到な準備で委員会に臨むよう要望し,簡単ではございますが,市民文教委員会の報告を終わらせていただきます。(拍手)



○宮武博議長  以上で委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 甲第175号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第4号)について以下59件の議案については,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第2

 陳情第24号,陳情第25号,陳情第27号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,陳情第24号天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議について以下3件の陳情についてであります。

 これらを一括上程いたします。

 お諮りいたします。

 本件に対する委員長報告は会議規則第41条第3項の規定により省略いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 陳情第24号天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議について以下3件の陳情を一括して採決いたします。

 これらの陳情につきましては,委員会報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員会報告のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第3

 報第62号〜報第69号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第3に入ります。

 日程第3は,報第62号専決処分の報告について以下8件の報告についてであります。

 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。

 本日は9月定例市議会の最終日でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは,ただいま御上程になりました報告について御説明いたします。

 報第62号及び報第63号は,リース公用車の事故について,報第64号は,市有自動車の事故について,いずれも賠償額を決定したものであります。

 報第65号は,市有自動車の事故について,報第66号は,市有原動機付自転車の事故について,いずれも相手方と和解し,賠償額を決定したものであります。

 報第67号は,岡南環境センターのクレーンバケットと搬入車両が接触し,同車が破損した事故について,相手方と和解し,賠償額を決定したものであります。

 報第68号及び報第69号は,道路の管理瑕疵による事故について,相手方と和解し,賠償額を決定したものであります。

 何とぞよろしくお願い申し上げます。



○宮武博議長  以上で日程第3の報告を終わります。

      ──────〇──────



△日程第4

 甲第234号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程第4に入ります。

 日程第4は,甲第234号議案工事請負契約の締結についてであります。

 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました議案について御説明いたします。

 これは,岡山市立岡山後楽館中・高等学校校舎等新築工事(体育館棟)について,請負契約を締結するものであります。

 以上で提案理由の説明を終わります。

 よろしく御審議の上,御議決を賜りますようお願いいたします。



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わります。

 つきましては,日程第4の案件はお配りいたしております付託案件表のとおり,所管の常任委員会に付託いたします。

 委員会審査のため,しばらく休憩いたします。

      午前10時30分休憩

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

      午前11時49分開議



○宮武博議長  休憩前に引き続き会議を開きます。

 ただいまの休憩中に開かれました常任委員会における審査の経過並びに結果について,総務委員長の報告を求めます。

     〔29番松岡茂議員登壇,拍手〕



◆29番(松岡茂議員)  それでは,総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本委員会で審査いたしました案件は,甲第234号議案工事請負契約の締結についてであります。

 この審査に当たりましては,当局の説明を聴取し,慎重に審査いたしました結果,全会一致で原案のとおり同意すべきものと決定いたしました。

 なお,審査の過程の中で,委員から,現行の入札制度について,複雑でわかりにくい入札となっている。今後,わかりやすい入札制度とするようにとの意見が複数の委員からなされ,今後改めて入札制度について本委員会で議論することといたしました。

 以上,簡単ではございますが,総務委員会の報告を終わります。(拍手)



○宮武博議長  以上で委員長の報告は終わりました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 甲第234号議案工事請負契約の締結については,委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,委員長報告のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第5

 諮問第3号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第5に入ります。

 日程第5は,諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦についてであります。

 これを上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  ただいま御上程になりました議案について御説明いたします。

 これは,本年12月31日をもって任期が満了する人権擁護委員寺島尚子氏の後任として同氏を再推薦するとともに,同日をもって任期が満了する井上眞澄氏の後任として長吉鈴子氏を推薦するに当たり,市議会の意見を聞こうとするものでございます。

 なお,各氏の略歴につきましては,既にお手元に配付しておりますので,説明を省略させていただきます。

 何とぞよろしく御同意のほどお願いいたします。



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦については,これに同意することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,諮問第3号はこれに同意することに決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第6

 乙第6号議案,乙第7号議案

      ─────────────



○宮武博議長  日程第6に入ります。

 日程第6は,乙第6号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について及び乙第7号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定についてであります。

 これらを一括上程し,提出者の説明を求めます。

 まず,藤原哲之議員。

     〔11番藤原哲之議員登壇,拍手〕



◆11番(藤原哲之議員)  ただいま御上程になりました乙第6号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について,提案者を代表いたしまして提案理由の御説明を申し上げます。

 地方自治法第91条には,人口50万人以上90万人未満の市にあっては,市議会議員の定数は56人を超えない範囲で定めなければならないと規定されているところであります。

 本市においては,昭和54年に54人と定めた議員定数を,平成11年に52人に減員とする変更を行っております。その後,本市は2度にわたる周辺4町との合併を経て,平成21年7月1日現在の推計人口では70万3,712人,市域面積は789.91平方キロメートルと,人口,市域面積とも飛躍的に拡大した中にあっても,現行の定数52人を維持しているところであります。

 今日,地方分権時代の本格的到来が見込まれる中,基礎自治体が果たすべき役割は一層重要なものとなり,特に地方の拠点として位置づけられる政令指定都市にあっては,さらに高度化,複雑化することが見込まれております。

 政令指定都市岡山の実現に伴い,市議会議員においても,岡山市の健全で円滑な運営や持続的,安定的な発展に向け,市が実施する各種の施策や行財政運営について,市民の代表として厳正に監視する役割を担うという基本的な責務に加え,政令指定都市として,中四国圏域全体の発展にも貢献し得る岡山市の創出という新たな視点に立った活動にも取り組んでいかなければならないものであります。

 一方,現下の厳しい経済情勢は,本市を取り巻く環境にも大きな影響を及ぼしており,市民の理解と協力を得ながら市民福祉の増進を図るためには,基礎自治体である岡山市において,不断の行財政改革に取り組み,効率性と実効性を高めていくことが必要であるということは言うまでもありません。

 こうした諸般の事情も考慮する中で,政令指定都市移行後6カ月が経過した現時点において,政令指定都市としての定数条例がいまだに定まっていないことは問題であるとの認識に立ち,改めて議員一人一人が市民の代表として自覚しながら,目前に迫るさまざまな課題に挑戦していく姿勢を示し,市民の期待にこたえていかなければならないものと考え,現行52人を定数とすることが最善と判断いたしたものであります。

 議員の皆様の御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして,提案理由の説明を終わらせていただきます。

 よろしくお願いいたします。(拍手)



○宮武博議長  それでは次に,三木議員。

     〔32番三木亮治議員登壇,拍手〕



◆32番(三木亮治議員)  ただいま御上程になりました乙第7号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について,提案者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。

 このたびの市長選挙の争点の中で,高谷市長が強く訴えられたのが行財政改革であったことは皆様も御承知のとおりであります。また,さきの総選挙でも国民は改革を求めているとの結果が出されております。市議会も市民目線に立ち,市当局とともに痛みを分かち合い,市民のための行財政改革にさらに取り組んでいかなければならないことは言うまでもありません。

 市議会におきましては,今議員報酬及び議員定数が論点となっておりますが,現在までに費用弁償並びに政務調査費を含めた全体的な論議を行ってまいりました。

 費用弁償につきましては,平成18年10月より平成19年3月までの間減額を行い,平成20年4月より廃止いたしました。議員報酬につきましては,平成8年4月1日に月額66万円から71万円に見直しを行ってから13年以上据え置いており,政令市18市の中では下位から4番目であり,平成18年10月から平成19年3月までの間には2%の減額を行っております。

 そして,議員定数につきましては,地方自治法第91条による法定上限数は56名でありますが,平成10年3月に54名から52名に削減し,合併特例法による定数特例の適用により,平成17年3月に54名,平成19年1月に53名とし,条例定数をふやすことなく現在に至っております。

 1市4町の合併により,法定上限数の56名に見直すべきであるとの意見,また反対に条例定数52名よりさらに削減すべきであるとの意見がありましたが,近年政令市に移行した静岡市の条例定数が53名,堺市が52名,新潟市が56名,浜松市が54名という状況から,私ども会派といたしましても現在の52名とすべきではないかとの意見がまとまっておりました。

 しかし,このたびの総選挙及び市長選挙を通して,多くの市民の皆様からいただいた御意見,また今議会冒頭で市長がさらなる行財政改革へのお強い決意を述べられたこと,そしてさきの議員報酬減額議案の採決に際して複数の会派から修正動議の提出がなされたことなどを踏まえまして,総合的に再度私どもは協議いたしました。

 その結果,政令市移行に伴い,議員の職務・職責がより重大になっているということから,議員報酬は減額せずに現状維持とし,議員定数を48名にすべきだとの意見になったわけであります。これによりまして,さきの議員報酬の減額より大きい行財政効果が得られると思いますので,議会みずから身を削る決意を持ちまして議員定数48名を私たちは御提案したいと考えます。

 以上の理由で,お手元に配付されております条例案のとおり条例を制定するよう求めるものであります。

 議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして,提案理由の説明を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本案は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 質疑の通告があります。田畑議員。

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  お許しをいただきまして,質疑をさせていただきたいと思います。

 ただいま乙第6号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について及び乙第7号議案でありますが,同じく岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定について,それぞれ提案理由の説明が述べられました。私は,この乙第6号議案及び乙第7号議案について質疑をさせていただきたいと思います。

 私は,市民の負託にこたえられる良識的な秩序を持ったルールある岡山市議会を望んでおります。

 そこでまず第1に,今定数を決めておくことの意味についてでありますが,私は乙第7号議案を支持するものではありません。なぜかといいますと,岡山市が政令指定都市になって,区で選挙を行うことになります。したがいまして,これまで何もなしに来ましたからいいようなもんでありますが,しかし何か,もし万一議会解散というような事態に備えて,区での定数を政令指定都市になった時点で決めておかなければならない,このことについて再三私は指摘をさせていただきました。代表者会議でもこの間,議論を続けてまいりました。そして,代表者会議でやっと意見の一致を見たところであります。先ほど三木亮治議員から御説明がございましたように,新風会も賛成でございました。

 さて,そういう代表者会議といいますのは,議長の諮問機関として,岡山市議会の代表者が全会一致制でこれを進める,こういうルールで行われてきたわけであります。これは,私は民主的なルールだと思っております。

 さてそこで,まず人口比で,現在の条例数でこの区の定数も含めて決めておく,これがまず第一に必要であります。そしてその後,例えば再来年の一斉地方選挙における議員定数をどうするかということになったときには,これは市民の御意見をお伺いしながら,また議会運営委員会で議論をし,そして定数を定める,この議論をするというのが当然のルールだと思いますし,そうしなければならないと思います。

 さてそこで,私は4月に決めておくべきことがずっとずれ込んできたと,ですからまず代表者会議で一致をして議会運営委員会に出てきたこの52人をまず決めて,そしてその上で再来年の一斉地方選挙の議員定数をどうするかということはきちんと議論をして決めればいい話だと思います。この議会で,その52人と48人とをぶつけ合うということ,そういうことにしなくていいと思います。

 さてそこで,先ほど御説明がありましたが,9月16日の開会日に報酬の引き下げ,これの修正動議があったからこの48人にしたのだという御提案がありましたが,それは議論を混同する内容でありまして,間違いだと思います。といいますのも,それは先ほど言いましたように,まず52人を決めて,そして三木亮治さん初め御提案なさった方々が,その後の議論を48人で御提案なさってされるべきだと思います。そういう意味で,間違っていると思います。

 さてそこで,今回の乙第7号議案の提案に至った経過と問題点について,その認識について,議長の諮問機関としての代表者会議との関係で御説明をいただきたいと思います。これがまず第1であります。三木議員,よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 それから第2に,我が党市議団と政隆会の,報酬の減額をするという修正動議が問題だということでありますけれども,それは議会ルールの上で瑕疵があったのかどうかお伺いをいたしたいと思います。私は瑕疵はなかったと思っております。

 さて,第3であります。今回の乙号の提案でありますが,代表者会議の結論,一度認めて議会運営委員会にかけたわけでありますから,これに違背をしていると思いますが,副議長を擁立し,また議会運営委員会の副委員長を擁立されている会派としてのお考えが正しいと思われているのかどうか,お答えをいただきたいと思います。

 さて,4番目でありますが,今まで3つ,よろしいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)

 議長の諮問機関として設置をされている代表者会議は全会一致制でありますけれども,このあり方が今回問われることになりました。この制度についてのお考えをいかようにお考えなのか,お聞かせいただきたいと思います。これが4番目です。

 5番目,先ほども申し上げましたように,まさかのときに備えて,現在の条例定数で議員数を決めておく,そして市民の意見をいただいて,またいただければ,再来年以降の議員定数を決める議論をする,そういう本筋論についてどのようにお考えなのか,私はそういう手続をきちんと踏まれておやりになったらよかったのではないかなというふうに思っておりますが,いかがでしょうか。

 さてそこで,大きい2でありますけれども,副議長と議運の副委員長を選出なさっていらっしゃるわけでありますが,その副議長と議会運営委員会の副委員長の使命と責任についてどのようにお考えなのか。この点について,まず第1に,今回のルール違反は副議長と議会運営委員会副委員長を擁立した会派のことでありますから,その役職とその使命の重さをどのように自覚しておられるのか,お伺いをいたします。会派のお考えをお聞かせください。

 また,今回新聞報道等も通じて,市民に対しては誤解やあるいは混乱,こういうことを生じさせましたけれども,どのように感じておられるのか,お伺いします。

 そして,大きい項の2の第3でありますが,代表者会議での議会運営上の申し合わせ事項が,これで無意味なものとなると思いますが,それでよいと思っていらっしゃるのかどうか。今回の事態はそういうことになりますが,その御見解をお聞かせいただきたいと思います。

 さて,大きい3でありますが,よろしいですね,今までのところ,よろしいですね。

 さて,議員は何のために市民の負託を得て議員活動をしているのかという問題であります。その認識についてお伺いしたいと思います。

 先ほど,いろいろとるるお述べになられましたけれども,私は,手続は民主主義の大きなルールだと思っております。手続は大切にしなければなりません。この手続を怠ったということについては,問題だと思います。よろしゅうございましょうか。今,我々が市政の監視,あるいはまた市民の暮らし向上のため,このことについてはどちらの方もおっしゃいました。しかし,例えば,例えばですよ,これはあるとかそういうことじゃありませんよ。ただ,例えば選挙で応援をしてもらったので,そのお礼をするということがあってはなりません。そういうことも含めて,監視をしていくのが議員の仕事であります。その仕事を全うしなければなりません。そういう点からいって,厳しくチェックをするということが必要であります。そのために,議会運営のルールも必要だと思っているわけであります。

 ところが,現在の状況はそういうことになっておりません。したがって,どういうことで市民の負託を得ているのかということ,議員の仕事についての御認識をもう一度お聞かせいただきたいと存じます。

 さて,御提案いただきましたこの乙第7号議案でありますけれども,きょうここで議論をするにはやっぱり問題があると思います。といいますのも,この御提案は48人であります。48人で,北区20人,中区10人,東区7人,南区11人の区の定数であります。これを見てみますと,北区が現在の52人から見ますと,マイナス1人になります。中区がマイナス1人になります。東区はプラ・マイ・ゼロで変わりません,7人が変わりません。そして,南区はマイナス2人の11人となります。これは,いわゆる地方自治法で定められた端数計算においては間違ってはいないと私も確認をいたしました。

 しかし,問題はこの端数処理の問題であります。端数処理で,例えば北区が19.716になります。中区が9.755になります。東区が6.825になります。そして南区が11.701になりますので,この端数処理で48人でいくと,南区が2人減ということになるわけでありますけれども,これでは1票の格差の問題も起きてまいりますし,いや南区が2人減ということで本当にいいのかどうかということも含めて,了解や議論が必要だと思います。きょうこの場でこのことについての議論をするということにはなりません。したがって,それは準備不足だと思います。そういう点できちっと議論をし,納得を得ていく必要がございます。

 そういう点からいって,この乙第7号議案の御上程に係っては少し粗雑だったのではないかと,このように私は認識をし,いきなりは無理,検討の必要があるというふうに思いますが,いかがお考えでしょうか。

 それで,乙第6号議案について,提案者を代表して議運の委員長の田口議員がよろしいんでしょうか,お伺いをしたいと思いますが,政令指定都市になって,先ほども申し上げましたが,区ごとに定数をまず4月に決めておかなければならなかったと,その上で,まさかの備えをしておいた上で,万一解散と,そういうことに備えて人口比や現員数で決めておく。そして,後で市民の御意見があれば,その御意見をいただいて決め直していくと,こういう手続が一つございます。私はそういう点からいって,そういう手続をきちんと行うべきであったのではないかなということと,やっぱり議会運営が岡山市民の負託にこたえられる良識的な秩序のある,ルールのある岡山市議会にならなければならないと,このように思っておりますが,田口議員はどのようにお考えなのか,提案者の代表として,ひとつお考えをお聞かせいただきたいと存じます。

 以上で第1回目の質疑を終わらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  提出者の答弁を求めます。

     〔32番三木亮治議員登壇〕



◆32番(三木亮治議員)  それでは,提案者の一人としまして,田畑議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。

 るる御質問をいただきました。答弁漏れがないように頑張りたいと思いますが,もし漏れていたらまた御指摘をいただければと思います。

 まず,これまでの経過と問題点,それと議長と代表者会議との関係についてであります。

 経過については,先ほども提案説明の中で説明させていただいたとおりでございます。つまり,私どもは会派代表者会議の中で,8月10日過ぎでしたか,52名でというようなことを私どもも同意させていただきました。しかしながら,こういう結果になったわけでございます。

 それで,そうなった理由といいますのは,これは代表者会議でも御説明をさせていただきましたけども,やはり衆議院議員選挙,そして市長選挙を私どももいろいろと応援している中で,多くの市民の皆さんからも多くのお話を聞いてまいります。そのときに,やはり定数削減をすべきではないかというような話がたくさんありました。そういった中で,私どもの会派におきましても,本当に52人でいいんだろうかというような議論が実は出てきていたわけでございます。それで,これちょっと質問に対しての答弁が混同しますけども,しかしながら先日の,この議会の初日の議員報酬の引き下げ議案,これについて私どもは反対の立場をとるけども,しかし議員定数の削減をしなくては市民の思いにこたえることができないのではないかと,こういう結論に実はなってたわけであります。そんな折に,この議員報酬の引き下げについての修正動議というものが2会派から出されまして,まして市長も行財政改革には並々ならぬ意欲を見せられていたということから,私どもも議員報酬に反対するからにはやっぱりやらなくてはいけないんだ,こういうことを実は思い,今回のような結果になったわけであります。

 さて,議長さんと,それと会派代表者会議との関係であります。

 これは議長さんが,先ほど田畑議員も言われましたけども,定数を決めなくてはならないと,そういうことから議長が中心になられまして,会派代表者会議の中で慎重に,確かに議論をしてきたことであります。当然,通常であればそうやって議論を積み重ねて決まったことであれば,この代表者会議の重みというのは,これは私は大変なものがあるというふうに思っております。ですから,私ども新風会は平成7年に結成いたした会派でありますが,この14年半にわたって私どものほうから会派代表者会議で決まったことを覆すようなことは,当然のことながら一度もなかったわけであります。当然のことであります。(「じゃあ今は」と呼ぶ者あり)

 いや,私ども以外はいろいろありますが,当然私どもはそれは最優先して守ってきたし,議会運営についても一生懸命に議長を中心としてやってきた,このことは自信を持って言えることであります。

 ただ,今回の場合は,やはり会派代表者会議の重みというのは十分に感じながら,しかしながら市民との意見の交換,そして議員報酬,そして定数の削減という関係から,市民本位,市民に軸足を置いている私どもとしてはどうしても,(笑声)いや,笑われるけども,本当にこれは苦渋の選択だったと,本当に苦渋の選択だったと。代表者会議のルールをもちろん知っております。重みもよくわかっている。そんな中での苦渋の選択であり,そしてこのことについては,代表者会議に御出席の先生方にも,私もそのメンバーでありますから,こういう通常のルールに従うことができなかったことについて,どうにか御理解をいただきたいと,私どものほうはそういうふうに真摯な態度,正直な態度で努めてきたということは,恐らく皆様も御承知のとおりだと思います。(発言する者あり)

 はい。それで,これで今まで申した中で何点か多分もう答えておると思います。(「答弁になってないよ」と呼ぶ者あり)

 私はまじめに言っておりますので,ひとつよろしくお願いいたします。(「やらなきゃいけない理由は」と呼ぶ者あり)

 それで,会派代表者会議の重みのことについて,ルールのことについても申し上げたとおりであります。

 たくさんありましたんで,ですから先ほど報酬の減額の問題があったから,例えばその動議があったからそれを理由にというんじゃないんです。その前から,我々は報酬議案に反対をする,そのかわりこれもやらなきゃいけないと,どちらもできないというわけにはいかんじゃないかということを常々思ってたから,それも一つのあれにはなったというふうには申し上げましたが,必ずしもこんなことを言うたからとか,そんなレベルの低い話ではないわけであります。(発言する者あり)ちゃんと答えとるつもりなんですがね。

 それと,52名という数字であります。確かに田畑議員がおっしゃられたように,田畑議員のほうからも4月の最初に決めておくべきことだったんだっていうふうにおっしゃられた,このことは私もよく覚えております。

 しかし,皆さん,ここでちょっと私申し上げたいのは,全会一致で52名と定数を決めて,舌の根も乾かないうちに再び定数を下げるとか上げるとか,それはおかしい,私はそう思うんです。(「市民の意見を聞いたほうがいい」と呼ぶ者あり)

 いやいや,ちょっと待ってください。

 私,じゃあどうなるんですか。市民の意見を聞いてやってるんです。私は市民の意見がなかったらこんなことやりません。市民が52人でいいって言うんだったら私は言う必要ないんですよ。

 それで,舌の根も乾かないうちに,52人と全会一致で決めたものを,それをまたほごにするんですか。それこそ私はおかしいと思う。1回決めたことを,あのことはとりあえず決めたんですみたいなね。だったらちょっと申し上げたいんですが,であれば,これは4月までの段階に暫定的に決めるんですと,それを明言して会議を進めるべきだったんじゃないですか。私はそう思うんです。記者の皆さんも,代表者会議の後,定数は52人に決まりそうだと,こういうことで一致しとったじゃないですか。52人に決まったら52人ですよ。私どもは今しか言うことはできないんだと,私たちは市民の皆様方の代弁者なんです。代弁者である私たちが言うチャンスを失うということは,これは市民に対する,私は裏切りだと思っている。

 だから,ルールが全会一致を旨としているところで,これを私はそうできなかったことについては本当に深く反省をしとんです。(「反省してないでしょ,ルール破りしとるし」と呼ぶ者あり)人が反省しとると言ってんのに反省しとらんという言い方はないですよ。私は反省しとると言うとんです。

 それと,議員は何のために市民から負託を受けているのかという話です。

 当然のことながら,市民の皆様の安全・安心,幸せな生活,それを私たちは保障していく,そのために市勢も発展させていかなくてはならない。私たちはそのために市民から選ばれて,市民の代表としてこの場で意見を言い,委員会でさまざまな意見を言い,7,000億円という大きな予算の採決をしていくんだ,私はそう思っております。(発言する者あり)ですから,私は今こうして,確かに代表者会議全会一致のルールというものを,私どもとしては残念ながらそうならなかったというのは,たびたび申し上げますが,市民の代表者として,その責任を全うしようとしたんだということを御理解いただきたいと思うのであります。

 それと,選挙の広報についてとかお礼について,これ選挙は全く関係ないです。選挙というのは関係ないんです。そのときは,その双方,お互いが相分かれるということは,これは仕方がないことだと思っています。選挙が終われば,市民のために,市勢発展のために,一生懸命力を合わせて。ですから私,市長さん,行財政改革の協力をさせていただきたいと思っているんです。だから,定数削減って言ってるんです。そのことを御理解いただきたいと思います。

 それと,粗雑であると,北が1人減,中が1人減,東はゼロで南が2人減,これは粗雑な計算ではないかと田畑議員がおっしゃられました。そのとおりかもしれません。(笑声)しかし,これは御理解いただきたいのは,私どもは今までの計算の仕方によってこういうふうにやってきたのであって,雑に,何も考えずにやってきたと,そういうことではないということを申し上げたいと思います。

 どれだけのことをお答えできたのかはちょっと私もはかりかねますが,誠意を込めて答弁させていただいたつもりでございます。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 ありがとうございました。(拍手)(「答弁漏れいっぱいありますよ。これじゃ当局にだって答弁漏れを指摘できないよ。ちゃんと答弁しなさいよ」と呼ぶ者あり)



○宮武博議長  次に,田口議員。

     〔52番田口裕士議員登壇,拍手〕



◆52番(田口裕士議員)  失礼いたします。田畑議員の質問ですが,いわゆる議会のルールがある中で,どう思われるんだというような全般的なそういう質問だと思うんですけど,間違いないですよね。

 その中で,田畑議員もおっしゃってましたが,本来ならば4月に,政令市になったときに定数の条例を制定するのが筋ではないかというようなことでございますが,もちろんそのとおりであります。そのために代表者会議で,各会派の代表者の皆さんが本当に御苦労をかけて,議論に議論を重ねて,その中で定数が52人で満場一致で決まり,そしてそれを議長から私ども議運へ諮られたという経緯であります。当然その中で,そのルールにのっとって議会運営委員会の委員の皆さんも精力的に議論をした中で,それぞれ各会派の調整をとっていただいた上で,この結論が出たというふうに思っていますので,当然議会のルールというもの,代表者会議のルール,そして議会全体のルールというものは厳粛に守るべきであるというふうに私は考えております。

 以上で答弁を終わります。

 よろしくお願いします。(拍手)

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  御答弁ありがとうございました。

 大変御苦労いただいたようでありまして,答弁漏れはいろいろあります。ありますが,それは御容赦願いたいとおっしゃっておられますんで,ただ再質疑をしますので,もう少しゆっくり言いましょうか。(「1つか2つにして」と呼ぶ者あり)(笑声)

 わかりました。それじゃあ2つに分けて,その中の項目をつくるようにしましょうかね。

 それで,幾つか再質問させていただきたいと思いますが,やっぱり私何度も言うようですけども,市民の負託にこたえて良識的な秩序を持ったルールある岡山市議会にしなくちゃならんと思います。これは,私どもが市民の負託にこたえる上で一番必要なことです。

 そこで,やっぱりこれも繰り返しになりますが,まさかのときに備えてまず決めておくのは,現在の条例定数で決めておくということなんです。で,区割りの定数が要るんですから,それはしとかないかんのですよ。その上で,三木議員が52人で決めて,舌の根も乾かんうちに52人が変えられるかというふうにおっしゃっておられるんだけれども,ルールにのっとって議論をしていく場ですから,それは当然やるべきだし,これまでも選挙の前に連合町内会さんから議員定数を減らしなさいと請願や陳情を受けて,直前に皆で議論をして決めてたじゃありませんか。だから,ルールにのっとってきちんとしたらいいと思うんですよ。何も僕は48人を否定してるわけじゃないんですよ。議論をした結果,どうするかということを決めたらいいということなんです。だから,まずそのことについて,どうも御認識が違うようですけれども,三木議員の御認識はそういうことではどうしていけないのか,御説明してくださいね。

 政隆会の修正動議が原因じゃないとおっしゃっておられるんだけれども,議会運営委員会でのメモを読んでみますと,議運の委員をなさってらっしゃる方は署名ができない,あるいは時間がたっている,同じような御意見でありましたが,しかし会派で48人の意見がまとまったとおっしゃってんですよ。ということは,マスコミへのプレスの前に手続をきちんとして,代表者会議にもう一遍戻すなり,きちんとした手続を経てやっぱり議論をしなくちゃいかんと思いますよ。そうしないと,三木議員,あなたがどんなにここで,私は誠意を持ってとおっしゃるんだけれども,そこの気持ちはわかるけれども,その誠意が伝わってこないじゃないですか。

 我々はここの中で,立場はいろいろ違うけれども,本気で議論してることはお互い一緒なんですよ。だから,そういう中では手続をきちんとしようと,このことは議運の副委員長も副議長も,それを率先してやるべき立場の方でありましたよ。ところが,その方々がルール違反をしたら,ほかの議員は守らなくてもいいじゃないかということになっちゃうじゃないですか。そこは違いますよと,これ御答弁がなかったので,もう一遍答えてくださいね。いいですか。そこは違いますよということなんですよ。そうでしょ。

 以前,ある議員が監査委員になるときに,監査委員としてどうかというお話があったじゃないですか。そのときに,ブログの件でこれはふさわしくないという話もあったじゃないですか。これは,言っちゃ悪いんじゃけれど,あなたの会派から出たのよ。それでおやめになったことがあるじゃないですか。しかし,それはみんなの意向だからということで,快くお受け入れになったという経過もあるじゃないですか。そこの中で,無理やりはしてないわけですよ。だから,今回の事態はやっぱりちょっとまずいなと思うんですよ。そこはどうですか。これまで私どもは違反をしたことはない,あなた方の御意見を通じて議会でほかの方々は守っていらっしゃったということなんですから。そこのところについては,よくよくお考えになる必要があるんじゃないですかと。お答えいただけますか。

 それから,やっぱり代表者会議で議会運営のルールについていろんな申し合わせをしています。ほかのことも申し合わせをしています。その申し合わせをしたことについて,議会ルールとして守りながらやってきたわけですよ,お互いに。窮屈な思いもあるでしょう。いろいろあるけれども,お互いに守りながら議会運営を正常化するというか,きちんとやろうということでやってきたわけです。このことによって,これがなくなる前例になって,副議長さんと議会運営委員会の副委員長さんのところでこれが壊されたら,後の議会運営が難しくなりますよと。あなた方言えんでしょ。おれたちはええけども,おまえたちは議会のルールを守れよと言えますか。そんなことにはならんでしょ。言うべき立場の方がこのルール破りをしたらまずいですよ,これは。私は責めとんじゃないですよ。ルールを持ってきちっと議論をしましょうということなんだから,だからその点で。

 それから,乙第7号議案,いきなりはやっぱりねえ,ちょっと検討の余地が要りますよ。三木議員もお認めになられました。これはちょっと田畑議員がおっしゃるとおりじゃなあというてお認めになられたんじゃけども,これでいくなら,端数処理できちっとしていくなら,例えば49人のほうがもっと妥当性があるんですよ,49人のほうが。そうでしょ。そうするならば,条例提案の御研究をなさって御提案なさるんなら,49人じゃったら僕も,ああなるほどなあ,よう考えられとるなあと思うんですけども,ちょっと計算が足らんかったんか,皆さんの配慮が足らんかったんか,ちょっとこれはどうかなあと。じゃから,ここの1票の格差は,例えば南区の議員やあるいはまたは南区の関係者や市民の御意見を聞いて,ここはどうかなあということで決める必要があると思いますから,少しいきなりの,この結果を出すというのは少し無理があるかなというふうに思います。

 ということで,お聞き取りいただけましたでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 それでは,再質疑を終わります。

 もう一度ありますからね,(笑声)よろしく。(拍手)



○宮武博議長  答弁を求めます。

     〔32番三木亮治議員登壇〕



◆32番(三木亮治議員)  田畑議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。

 まず,ルール上の問題であります。

 先ほども答弁させていただきましたけども,やはり議会というのは,おっしゃるとおり,やはり紳士たる者は約束を守りながらということだろうと思うんです。賛成,反対の議論があろうと,お互いルールを守りながら意見を闘わせていく,こういうことだろうと思います。まさにおっしゃるとおり,私も全く同じ意見なんです。

 ただ,やはり会派代表者会議の結果,それを受けて議会運営委員会で審議する,この流れはやはり堅持していくべきだし,私どもがそのことについてそれに従うことができなかったということは,先ほども申し上げたように,本当に申しわけないことだと思っております。幾らやむなき事情があったとはいえ,こういうことは二度と私どももするべきではないというふうに思っております。

 それで,やはり手続が間違っていたのではないのかと,もうこのことについても田畑議員のおっしゃるとおりだと思ってるんです。やはり私どもの会派で,やっぱりこうしようと決めたときに,まず宮武議長さんにそのことを御報告に上がって,そして会派代表者会議の決め事を守ることができなくなったんだということをまず御報告すべきだった。そうすれば,恐らく宮武議長さんがそれなりのまたきちっとした采配をしてくださったものだと,私はそういうふうに思っています。そういう面で言えば,本当にやり方について誤っていたなあと,二度とこういうことはあってはいかんと,そういうふうに思っております。

 それで,乙第7号議案の計算のことをおっしゃられました。

 もうちょっとよく検討して,精査して出すべきだったのではないかという御意見でございます。このことについても,先ほども申し上げましたが,おっしゃるとおりだと思います。(笑声)もう田畑議員のおっしゃることは,本当に,まさに正論だと思うんです。ただ,今お聞きしてて思ったのは,今回こういうやり方になってしまって,本当に皆さんには御迷惑をかけますけども,これが仮にどういう方向で決まっても,また議論をしていただけるんだなあということを思いました。(発言する者あり)いや,そうなんですよね,だと思います。そうではないかなあというふうに思いました。

 いずれにしても,私たちは本当に市民の負託を受けて出てるわけでありますから,今後はルールをきちっと守りながらやっていきたいと。会派代表者会議の結果が一番重いのはわかっておりますが,先ほどから繰り返し申し上げますけども,やはり市民目線,市民の立場に立って……。(「ルールを破ってええんか」と呼ぶ者あり)だから,ルールを破っていいとは言ってません。そのことがルールを破る結果になってしまったとしたら,これはいかんことだなあというふうに思っております。

 いずれにしても,私ども,皆さんとともに岡山市,政令指定都市としてすばらしいまちにしていかなくてはなりませんし,十分また反省もしながら,そして新たな第一歩へ踏み出してまいりたいと思っております。

 どうもありがとうございました。(拍手)

     〔42番田畑賢司議員登壇,拍手〕



◆42番(田畑賢司議員)  大変御苦労さまでございます。三木議員,私の質疑をお認めくださってありがとうございます。(笑声)

 それで,私思うんですが,これ以上三木議員に再々質疑をするといじめになってはいけませんので,ちょっと意見を申し上げたいと思いますが,今この岡山市議会の会派構成は,新風会さんが10人ですよね。で,ゆうあいクラブさんが10名ですよね。それから,政隆会さんが8名で,新生会さんが3名ですよね,間違いありませんね。それで,保守系,いわゆる自民党系の会派の方々がこういう構成でいらっしゃる。また,公明党さんが10人いらっしゃるわけですよね。民主党系の市民ネットさんが7人で,今病気で入院加療中の方がお一人,そして私ども共産党の市議団が5名ということで,森脇議員が補選で今度当選されましたので,建部の合併の特例議員を含めて53人というのが現在の数ですよね。そういう状況の中ですから,次の選挙は現在の数よりもマイナス1ということに定数としてはなる,条例定数でいきますから。そういうことに現実的にはなるということであります。

 議長,副議長を選出されるときは森脇議員はいらっしゃいませんでしたから,いわゆる白票が1,それから病気の方が1で投票できておりませんけれども,副議長さんは45票で御当選なさってんですよ。これは,私はやっぱり重いと思いますよ。そして,議運の副委員長もその副議長さんを補佐する,議長を補佐する,議運の委員長を補佐するということで選出をされているわけですから,その職責も大変重いものがあると思います。

 しかし,今回のいわゆるルール違反の事実は事実として残りますから,消えません。三木議員が大変熱を入れておっしゃっていただいたんだけれども,事実はやっぱり消えないわけです。市民目線でやったからルール違反が起きたというのは,これはすりかえだと思います。手続はきちっとすれば方法はあったんです。あったんだけれども,できなかったんですから,ここはしかし三木議員正直だなあと,ちゃんとおわびをなさって正直だなあと思いますけども,やっぱりすりかえはしちゃいかんと思います。で,私が思うのは,このルール違反があったという事実をどういうふうに議会全体として受けとめたらいいのか,そして今後の岡山市議会が市民の負託にこたえられる良識的な秩序を持ったルールある岡山市議会にどうしていけるのか,このことについて,ぜひ議運の委員長と議長も含めてお考えいただいたら大変ありがたいなと思います。

 以上をもって私の質疑を終わらせていただきます。

 御清聴ありがとうございました。(拍手)



○宮武博議長  以上で質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 乙第6号議案及び乙第7号議案を分離して採決いたします。

 まず,乙第6号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定についてを起立により採決いたします。

 乙第6号議案について,提案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

     〔賛成者起立〕



○宮武博議長  起立多数であります。よって,乙第6号議案は提案のとおり決定いたしました。

 この際申し上げます。

 乙第7号議案岡山市議会議員の定数及び各選挙区選出議員数に関する条例の制定につきましては,ただいま乙第6号議案が可決されましたので,議決不要とし,否決とみなして処理いたしますので,御了承を願っておきます。

      ──────〇──────



△日程第7

 六ケ郷組合議会議員の補欠選挙について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第7に入ります。

 日程第7は,六ケ郷組合議会議員の補欠選挙についてであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法はいかがいたしましょうか。

     〔5番松島重綱議員登壇〕



◆5番(松島重綱議員)  ただいまお諮りになりました六ケ郷組合議会議員の補欠選挙の方法につきましては,投票の煩を省き,議長を指名者とする指名推選の方法をとられるよう動議を提出いたします。

 皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。

     〔拍 手〕



○宮武博議長  ただいま松島議員から,投票の煩を省いて,議長を指名者とする指名推選の方法によるよう動議が提出され,所定の賛成者がありましたので,動議は成立いたしました。

 よって,本動議を直ちに議題とし,採決いたします。

 お諮りいたします。

 本動議のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,本動議のとおり決定いたしました。

 指名いたします。

 職員に氏名を朗読させます。



◎鈴木康義議会事務局次長  六ケ郷組合議会議員として議長が指名いたします方の住所,氏名を朗読いたします。

  岡山市北区中撫川88番地 俣野勝さん

 以上でございます。



○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり指名いたします。

 指名いたしました方を当選者と決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,ただいま指名いたしました方が当選者と決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第8

 意見書案第1号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第8に入ります。

 日程第8は,意見書案第1号私学助成の拡充を求める意見書についてであります。

 これを上程し,提出者の説明を求めます。

     〔3番吉本賢二議員登壇,拍手〕



◆3番(吉本賢二議員)  ただいま御上程になりました意見書案第1号私学助成の拡充を求める意見書について,提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。

 なお,提案理由の説明はお手元にお配りしております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

  私学助成の拡充を求める意見書

 わが国の私学は,大学生の8割,高校生の3割を占めるなど,日本の教育において極めて重要な役割を果たしている。しかし,政府の「骨太の方針」で私立大学の私学助成が2007年度予算から5年間連続マイナス1%ずつ抑制されており,今後も私学助成制度の抑制・削減が繰り返されるのではないかとの危惧を抱いている。

 私学助成の大幅な増額で父母負担の軽減を図り,公私格差の解消を目指すことは,父母・県民の切実な願いであり,緊急な課題である。特に昨年秋以降の経済不況の影響により,県内の私学でも学費の滞納・未納が増加しており,経済的事情で学業継続が困難となる事例が目立ってきている。学費の「公私格差」による私学離れが県内でも見られ,私学の存続の危機と同時に,高校進学率自体の低下も懸念される。さらに,公立高校の無償化が先行すれば,今後の入学希望者のみならず,在校生にまで不安・不信をかきたてることになりかねない。

 岡山県では,昨年4月から私学助成制度を改変し,生徒数の減少した学校や過疎地域の学校は大きく減額されるようになった。平成20年度私立学校経常費補助金は,私立高校23校中18校で昨年度の補助金額を下回っており,「激変緩和措置(平成19年度の97.5%を保障)」の対象校は16校に上る。激変緩和措置のなくなる平成24年度以降,存続自体が危ぶまれる私学が出てくることは必至である。加えて,昨年発表の「岡山県財政構造改革プラン」による私学助成のさらなる削減が平成24年度まで続き,県内の私学はいよいよ厳しい事態を迎えることになる。措置期間の延長など何らかの見直しが不可欠である。さらに,公立高校無償化が,公私あわせての無償化に具体化されていくプロセスが示されなければ,この存続の危機に拍車がかかることは間違いない。

 私学振興の責務を果たすため,「私立学校振興助成法」と「経常費の二分の一補助の早期実現を求める国会決議」に基づき,来年度予算において国庫補助の堅持ならびに私学助成の充実を図り,私学の教育条件の向上,父母負担の軽減に努めることが必要である。

 教育における私学の果たす役割にかんがみ,私学助成の一層の充実を図られるよう要請するものである。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 以上でございます。

 議員各位の御賛同を賜りますよう,よろしくお願いいたします。(拍手)



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 意見書案第1号私学助成の拡充を求める意見書については,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,意見書案第1号は提案のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第9

 意見書案第2号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第9に入ります。

 日程第9は,意見書案第2号私学助成の拡充ならびに岡山県私学助成制度の激変緩和措置の見直しについての意見書についてであります。

 これを上程し,提出者の説明を求めます。

     〔3番吉本賢二議員登壇,拍手〕



◆3番(吉本賢二議員)  ただいま御上程になりました意見書案第2号私学助成の拡充ならびに岡山県私学助成制度の激変緩和措置の見直しについての意見書について,提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。

 なお,提案理由の説明はお手元にお配りしております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

  私学助成の拡充ならびに岡山県私学助成制度の激変緩和措置の見直しについての意見書

 わが国の私学は,大学生の8割,高校生の3割を占めるなど,日本の教育において極めて重要な役割を果たしている。

 岡山県における高等学校の初年度納付金は,私立高校では約56万円で,公立高校の4倍を超えている(高額費校4校は除く)。一方で,私立高校生一人あたりにかけられる教育費は,公立の約7割にとどまっているなど,教育条件における「公私格差」は依然として拡がったままである。また,昨年秋以降の経済不況の影響により,県内の私学でも学費の滞納・未納が増加しており,経済的事情で学業継続が困難となる事例が目立ってきている。学費の「公私格差」による私学離れが県内でも見られ,私学の存続の危機と同時に,高校進学率自体の低下も懸念される。さらに,公立高校の無償化が先行すれば,岡山県においては私学の入学希望者のみならず,在校生にまで不安・不信をかき立てることになりかねない。

 岡山県は昨年4月から私学助成制度を改変し,生徒数の減少した学校や過疎地域の学校は大きく減額されるようになった。平成20年度私立学校経常費補助金は,私立高校23校中18校で昨年度の補助金額を下回っており,「激変緩和措置(平成19年度の97.5%を保障)」の対象校は16校に上る。激変緩和措置のなくなる平成24年度以降,存続自体が危ぶまれる私学が出てくることは必至である。加えて,昨年発表の「岡山県財政構造改革プラン」による私学助成のさらなる削減が平成24年度まで続き,県内の私学はいよいよ厳しい事態を迎えることになる。措置期間の延長など何らかの見直しが不可欠である。さらに,公立高校無償化も予定されており,私学に関しては既存の施策の拡充だけでは十分とはいえない事態に至っている。

 一方,全国的な状況を受けて,国は私学に通う高校生のいる世帯に対して,学費軽減の施策を策定し始めている。国が県に交付する「高等学校授業料減免事業等支援臨時特例交付金」がその一つであるが,岡山県では国が意図したような抜本的な施策とはならず,現行制度内での経費増の補てんにとどまるとの方向と聞いている。他県では,所得制限の見直しや補助金額を住民税非課税になった家計急変世帯に対して,原則学費全額を補助するなど,思い切った施策が発表されており,岡山県においても抜本的な施策が求められている。

 私学助成の充実で父母負担の軽減を図り,公私格差の解消を目指すことは,父母・県民の切実な願いである。地域の教育に果たしてきた私学教育の役割は大きなものがあり,学園の存続・発展は,卒業生のみならず多くの父母・県民の願いである。教育における私学の果たす役割にかんがみ,私学助成を削減するのではなく,逆に一層の充実を図られるよう要請するものである。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 以上でございます。

 議員各位の御賛同を賜りますよう,よろしくお願いいたします。(拍手)



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 意見書案第2号私学助成の拡充ならびに岡山県私学助成制度の激変緩和措置の見直しについての意見書については,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,意見書案第2号は提案のとおり決定いたしました。

 なお,ただいま議決いたしました2件の意見書案の字句の整理,提出先等につきましては,議長に御一任願っておきます。

      ──────〇──────



△日程第10

 決議案第1号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第10に入ります。

 日程第10は,決議案第1号天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議についてであります。

 これを上程し,提出者の説明を求めます。

     〔23番田原清正議員登壇,拍手〕



◆23番(田原清正議員)  ただいま御上程になりました決議案第1号天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議について,提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。

 なお,提案理由の説明はお手元にお配りいたしております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。

  天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議

 天皇陛下におかせられましては,平成2年の「即位の礼」より,本年11月12日に満20年をお迎えられますことは岡山市民ひとしく慶賀にたえないところであります。

 天皇陛下御即位20年をことほぎ,ここに岡山市議会は市民を代表し謹んで慶賀の誠を表します。

 以上,決議する。

 以上でございます。

 議員各位の御賛同を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。(拍手)



○宮武博議長  以上で提案理由の説明は終わりました。

 お諮りいたします。

 本件は委員会の付託を省略し,本会議において御審議の上,御決定願いたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

 これより質疑に入ります。

 別に質疑の通告がありませんので,質疑を終わり,討論に入ります。

 別に討論の通告がありませんので,討論を終わり,採決いたします。

 決議案第1号天皇陛下御即位20年に関する賀詞決議ついては,提案のとおり決定することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,決議案第1号は提案のとおり決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第11

 議員派遣について

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○宮武博議長  日程第11に入ります。

 日程第11は,議員派遣についてであります。

 お諮りいたします。

 お配りいたしておりますとおり,会議規則第125条の規定により,議員を派遣することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第12

 常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続

 審査及び継続調査について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第12に入ります。

 日程第12は,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査についてであります。

 お配りいたしておりますとおり,常任委員会及び議会運営委員会における閉会中継続審査及び継続調査について委員長から申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査及び継続調査に付することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第13

 特別委員会における閉会中継続審査について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第13に入ります。

 日程第13は,特別委員会における閉会中継続審査についてであります。

 お配りいたしておりますとおり,一般会計決算審査特別委員会,特別会計決算審査特別委員会,企業会計決算審査特別委員会における閉会中継続審査について委員長から申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長から申し出のとおり,閉会中継続審査に付することに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  以上をもちまして9月定例岡山市議会に付議されました案件は,すべて議了いたしました。

      ─────────────



○宮武博議長  これをもちまして9月定例岡山市議会を閉会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

      午後1時12分閉会