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岡山県 岡山市

平成21年 6月定例会 06月15日−01号




平成21年 6月定例会 − 06月15日−01号







平成21年 6月定例会

    平成21年6月定例岡山市議会

    議 事 日 程  第1号

       6月15日(月)午前10時開議

第1

 議席の変更について

第2

 会期の決定について

第3

 報第37号 平成20年度岡山市一般会計繰越明許費繰越計算書について

 報第38号 平成20年度岡山市下水道費特別会計繰越明許費繰越計算書について

 報第39号 平成20年度岡山市水道事業会計継続費繰越計算書について

 報第40号 平成20年度岡山市水道事業会計予算繰越計算書について

 報第41号 平成20年度岡山市工業用水道事業会計予算繰越計算書について

 報第42号 専決処分の報告について

第4

 甲第91号議案 平成21年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について

 甲第92号議案 平成21年度岡山市下水道費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第93号議案 平成21年度岡山市国民健康保険費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第94号議案 平成21年度岡山市財産区費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第95号議案 平成21年度岡山市老人保健医療費特別会計補正予算(第2号)について

 甲第96号議案 平成21年度岡山市介護保険費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第97号議案 平成21年度岡山市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第1号)について

 甲第98号議案 財産区に属する基金に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第99号議案 岡山市市税条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第100号議案 岡山市瀬戸町霊園基金条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第101号議案 岡山市営墓地条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第102号議案 岡山市保育所における保育の実施及び使用料徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第103号議案 市道路線の認定について

 甲第104号議案 市道路線の認定について

 甲第105号議案 市道路線の認定について

 甲第106号議案 市道路線の認定について

 甲第107号議案 市道路線の認定について

 甲第108号議案 市道路線の認定について

 甲第109号議案 市道路線の認定について

 甲第110号議案 市道路線の認定について

 甲第111号議案 市道路線の認定について

 甲第112号議案 市道路線の認定について

 甲第113号議案 市道路線の認定について

 甲第114号議案 市道路線の認定について

 甲第115号議案 市道路線の認定について

 甲第116号議案 市道路線の認定について

 甲第117号議案 市道路線の認定について

 甲第118号議案 市道路線の認定について

 甲第119号議案 市道路線の認定について

 甲第120号議案 市道路線の認定について

 甲第121号議案 市道路線の認定について

 甲第122号議案 市道路線の認定について

 甲第123号議案 市道路線の認定について

 甲第124号議案 市道路線の認定について

 甲第125号議案 市道路線の認定について

 甲第126号議案 市道路線の認定について

 甲第127号議案 市道路線の認定について

 甲第128号議案 市道路線の認定について

 甲第129号議案 市道路線の認定について

 甲第130号議案 市道路線の認定について

 甲第131号議案 市道路線の認定について

 甲第132号議案 市道路線の認定について

 甲第133号議案 市道路線の認定について

 甲第134号議案 市道路線の認定について

 甲第135号議案 市道路線の認定について

 甲第136号議案 市道路線の認定について

 甲第137号議案 市道路線の認定について

 甲第138号議案 市道路線の認定について

 甲第139号議案 市道路線の認定について

 甲第140号議案 市道路線の認定について

 甲第141号議案 市道路線の認定について

 甲第142号議案 市道路線の認定について

 甲第143号議案 市道路線の認定について

 甲第144号議案 市道路線の認定について

 甲第145号議案 市道路線の認定について

 甲第146号議案 市道路線の認定について

 甲第147号議案 市道路線の認定について

 甲第148号議案 市道路線の認定について

 甲第149号議案 市道路線の認定について

 甲第150号議案 市道路線の認定について

 甲第151号議案 市道路線の認定について

 甲第152号議案 市道路線の認定について

 甲第153号議案 市道路線の認定について

 甲第154号議案 市道路線の認定について

 甲第155号議案 市道路線の認定について

 甲第156号議案 市道路線の認定について

 甲第157号議案 市道路線の認定について

 甲第158号議案 市道路線の認定について

 甲第159号議案 市道路線の認定について

 甲第160号議案 市道路線の認定について

 甲第161号議案 市道路線の廃止及び一部廃止について

 甲第162号議案 市道路線の廃止及び一部廃止について

 甲第163号議案 市長,副市長等の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

 甲第164号議案 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第165号議案 特別職の職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 甲第166号議案 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 承第2号 専決処分の承認について

 承第3号 専決処分の承認について

      …………………………………

会議に付した事件

 日程第1 議席の変更について

 日程第2 会期の決定について

 日程第3 報第37号〜報第42号

 日程第4 甲第91号議案〜甲第166号議案,承第2号,承第3号

      ──────〇──────

出席議員(51人)

            1番  竹之内 則 夫

            2番  中 原 淑 子

            3番  吉 本 賢 二

            5番  森 田 卓 司

            6番  升 永 市 郎

            7番  小 林 寿 雄

            8番  長 井 孝 介

            10番  鬼 木 のぞみ

            11番  藤 原 哲 之

            12番  東 原   透

            13番  林     潤

            14番  河 田 正 一

            15番  松 田 安 義

            16番  酒 見   寛

            17番  松 島 重 綱

            18番  藤 原 頼 武

            19番  成 本 俊 一

            20番  太 田 武 正

            21番  三 宅 員 義

            22番  田 中 慎 弥

            23番  田 原 清 正

            24番  下 市 香乃美

            25番  北 川 あ え

            26番  小 川 信 幸

            27番  礒 谷 和 行

            28番  崎 本 敏 子

            29番  松 岡   茂

            30番  藤 井 義 人

            31番  高 月 由起枝

            32番  和 氣   健

            33番  三 木 亮 治

            34番  伏 見 源十郎

            35番  若 井 達 子

            36番  楠 木 忠 司

            37番  近 藤   昭

            38番  鷹 取 清 彦

            39番  浦 上 雅 彦

            40番  安 井   聰

            41番  竹 永 光 恵

            42番  田 畑 賢 司

            43番  則 武 宣 弘

            44番  田 尻 祐 二

            45番  磯 野 昌 郎

            46番  柴 田 健 二

            47番  垣 下 文 正

            48番  土 肥 啓 利

            49番  有 井 靖 和

            50番  花 岡   薫

            51番  羽 場 頼三郎

            52番  田 口 裕 士

            53番  宮 武   博

      …………………………………

欠席議員(1人−欠員1)

            9番  井 本 文 博

      ─────────────

説明のため出席した者

       市     長  高 谷 茂 男

       副  市  長  村 手   聡

       副  市  長  佐 古 親 一

       秘書広報担当局長 田 淵   薫

       行政改革担当局長 水 野 博 宣

       総 務 局 長  繁 定 昭 男

       企 画 局 長  進   龍太郎

       財 政 局 長  内 村 義 和

       市 民 局 長  片 山 伸 二

       保 健 福祉局長  鈴 木 弘 治

       保健福祉局こども・子育て担当局長

                奥 田 さち子

       環 境 局 長  松 田 隆 之

       経 済 局 長  難 波   巧

       都 市 整備局長  白 神 利 行

       都市整備局都市・交通・公園担当局長

                中 村 健 一

       下 水 道 局 長  尾 崎 正 明

       水道事業管理者  酒 井 五津男

       病 院 局 長  新 田 佳 久

       市場事業管理者  龍 門   功

       消 防 局 長  藤 原 文 法

      選挙管理委員会

       委  員  長  梶 田 良 雄

      監 査 委 員

       委     員  広 瀬 慶 隆

      人 事 委 員 会

       委  員  長  中 野   惇

      農 業 委 員 会

       第四農業委員会会長黒 田 栄三郎

      教 育 委 員 会

       委  員  長  佐々木 浩 史

       教  育  長  山 脇   健

      ─────────────

出席した議会事務局職員

       局     長  渡 辺 博 重

       審  議  監  小 倉 茂 子

       次     長  鈴 木 康 義

       総 務 課 長  佐 藤 佳 昭

       調 査 課 長  中 野 真 吾







      午前10時1分開会



○宮武博議長  皆さんおはようございます。

 本日,平成21年6月定例岡山市議会が招集されました。

 ただいまの御出席は48名であります。

 これより6月定例岡山市議会を開会し,本日の会議を開きます。

      ─────────────



○宮武博議長  会議録署名議員に竹之内議員,長井議員のお二人を指名いたします。

      ─────────────



○宮武博議長  本日の議事日程は,お配りいたしておりますとおりでございます。

      ─────────────



○宮武博議長  この際御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,市長から地方自治法第243条の3第2項の規定により,岡山市土地開発公社,財団法人岡山市建設公社,岡山都市整備株式会社,財団法人岡山市シルバー人材センター,財団法人岡山市スポーツ・文化振興財団,財団法人岡山市ふれあい公社,財団法人岡山市水産協会,財団法人岡山市公園協会,財団法人岡山市勤労者福祉サービスセンター及び財団法人岡山市建部町観光公社に関する経営状況説明書が提出されましたので,御報告申し上げます。

 また,監査委員から定期監査及び例月現金出納検査の結果について,市長から陳情の処理経過及び結果についてそれぞれ報告がありましたので,御報告申し上げます。

 重ねて御報告申し上げます。

 お配りいたしておりますとおり,会議規則第125条の規定により議員を派遣いたしましたので,御報告申し上げます。

      ──────〇──────



△日程第1

 議席の変更について

      ─────────────



○宮武博議長  日程に入ります。

 日程第1は,議席の変更についてであります。

 会議規則第5条第3項の規定により,議席の一部を変更いたします。

 変更した議席は,お手元に配付の議席表のとおりであります。

 その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。



◎鈴木康義議会事務局次長  朗読いたします。

 3番北川あえ議員を25番に,5番吉本賢二議員を3番に,6番森田卓司議員を5番に,7番升永市郎議員を6番に,8番小林寿雄議員を7番に,20番和氣健議員を32番に,21番太田武正議員を20番に,23番長井孝介議員を8番に,25番田原清正議員を23番に,27番浦上雅彦議員を39番に,32番三木亮治議員を33番に,33番伏見源十郎議員を34番に,34番柴田健二議員を46番に,35番三宅員義議員を21番に,36番若井達子議員を35番に,38番田口裕士議員を52番に,39番鷹取清彦議員を38番に,40番礒谷和行議員を27番に,46番土肥啓利議員を48番に,48番楠木忠司議員を36番に,52番安井聰議員を40番に変更でございます。

 以上でございます。



○宮武博議長  ただいま朗読いたしましたとおり議席を変更いたします。

      ──────〇──────



△日程第2

 会期の決定について

      ─────────────



○宮武博議長  日程第2に入ります。

 日程第2は,会期の決定についてであります。

 お諮りいたします。

 本定例市議会の会期は,本日から7月1日までの17日間といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,会期は本日から7月1日までの17日間と決定いたしました。

      ──────〇──────



△日程第3

 報第37号〜報第42号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第3に入ります。

 日程第3は,報第37号平成20年度岡山市一般会計繰越明許費繰越計算書について以下6件の報告についてであります。

 これらを一括上程し,市長から説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  皆さんおはようございます。本日からの本会議,どうぞよろしくお願い申し上げます。

 それでは,ただいま御上程になりました報告について御説明いたします。

 まず,報第37号から報第41号までは,いずれも平成20年度の繰越明許費繰越計算書,継続費繰越計算書または予算繰越計算書で,平成21年度に繰り越して執行するため,その内容について報告するものです。

 次に,報第42号は,市営住宅の家賃の滞納等について,相手方と民事訴訟法第275条の規定による和解をすることを決定したものでございます。

 何とぞよろしくお願いいたします。



○宮武博議長  以上で日程第3の報告を終わります。

      ──────〇──────



△日程第4

 甲第91号議案〜甲第166号議案,承第2号,承第3号

      ─────────────



○宮武博議長  日程第4に入ります。

 日程第4は,甲第91号議案平成21年度岡山市一般会計補正予算(第2号)について以下78件の議案についてであります。

 これらを一括上程し,市長から提案理由の説明を求めます。

     〔高谷茂男市長登壇〕



◎高谷茂男市長  平成21年度の補正予算並びに関係諸議案の御審議をお願いするに当たり,市政運営に関する所信を申し上げ,市民並びに市議会の皆様方に御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 本年4月,本市は全国で18番目の政令指定都市に移行しました。移行と同時に4つの行政区を設け,市民に身近な行政サービスはそれぞれの区役所を中心に提供するなど,新たな体制による市政がスタートしました。2カ月半が経過しましたが,大きな混乱もなく順調に滑り出すことができたと考えております。

 去る5月13日には,全国の指定都市の市長がここ岡山に一堂に会して,指定都市市長会議が開催されました。私は,開催地の市長として同会議の議長を務め,本市が政令指定都市の一員になったことを実感しました。今後とも,県と同等の権限を持った最も自立した基礎自治体として,地域の実態を踏まえた政策提言を積極的に国に対して行ってまいります。

 また,移行と同時にスタートした都市ビジョン(新・岡山市総合計画)に基づいて,県から移譲された権限や財源,都市イメージの向上などのメリットを最大限に生かし,本市の豊かなポテンシャルやすぐれた拠点性等の特徴をさらに引き出しながら,岡山県全体,さらには中四国地域の発展にも貢献できるようなまちづくりを市民の皆様とともに進めてまいりたいと考えております。

 次に,水と緑の豊かさを実感できる都市づくりについて申し上げます。

 約2カ月間にわたって開催されました全国都市緑化おかやまフェアは,去る5月24日,好評のうちに閉幕をいたしました。入場者数は,西大寺地区のメーン会場で38万6,000人余り,サブ会場や協賛会場を合わせると全体で91万9,000人余りで,目標を大きく上回る大盛況でございました。開催に当たり御支援,御協力をいただいた皆様には,心よりお礼を申し上げます。

 今後,緑化フェアの開催を通じて高まった市民の皆様の緑化への関心や盛り上がりをこれからのまちづくりに生かし,花と緑にあふれたまちづくりを継続してまいりたいと思っております。また,本市の目指す都市像である水と緑が魅せる心豊かな庭園都市の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 メーン会場となりました西大寺地区では,地域の方々と一緒に道路などの緑化や花の演出に取り組んでまいります。

 一方,まちの顔となる都心部では,西川・枝川緑道公園や後楽園,旭川などの貴重な資源を生かして,水と緑の豊かさを実感できる魅力ある空間を創造してまいりたいと考えております。その一環として,岡山駅前広場の緑化を進めるとともに,西川緑道公園の再整備を継続実施します。さらに,魅力ある都心の創造に向けて,市民や事業者の皆様と行政が知恵やアイデアを出し合う場として市民ワークショップを開催したいと考えており,現在その実行委員会の設立に向けて準備を進めております。

 また,市全域で公共空間における緑のボリュームアップを計画的に進めることとし,低木を含め今年度は約4,000本,今後10年間で6万本を超える規模の植樹を目指します。これにより,都市に潤いをもたらし,多くの方々が憩える緑陰を増加させるとともに,温室効果ガスの抑制にも寄与するものと期待をしております。

 次に,環境先進都市を目指した取り組みについて申し上げます。

 ごみの減量化,資源化を図るため,本年2月から家庭系ごみの有料化を実施しております。2月から5月までの4カ月間の状況を見ますと,前年同期と比べて可燃ごみは約23%,不燃ごみは約41%減少する一方,資源化物は約34%増加しており,当初の予想を上回る効果が上がっております。市民の皆様の御理解と御協力に厚く御礼を申し上げますとともに,今後さらに効果が持続,増大していくよう,引き続き広報活動や出前説明会などの実施に努めてまいりたいと考えております。

 また,使用済みのてんぷら油をバイオディーゼル燃料として再生,活用する事業につきましては,4月から使用済みてんぷら油の回収を始めました。今月1日には燃料製造プラントが市内に完成し,ごみ収集車等への燃料供給が間もなく実現する見通しとなっております。こうした取り組みを初め,自然との共生や持続可能な資源循環型社会の構築に向けた各種施策を市民の皆様と協働で実施することにより,環境先進都市の実現に向けて取り組んでまいります。

 次に,都市ビジョンの大きな柱の一つである岡山型福祉の実現に向けた取り組みについて申し上げます。

 本年4月の政令指定都市移行により,こども総合相談所,こころの健康センター,障害者更生相談所などの専門機関を開設し,市の権限と判断であらゆる保健福祉サービスが提供できるようになりました。そこで,これにあわせて福祉事務所,保健センター,地域包括支援センターなどの関係機関が福祉地区単位で横断的に連携するために,保健福祉ネットワーク協議会を立ち上げました。今後,地域で活動する民生委員,児童委員,愛育委員,町内会,婦人会,消防団,安全・安心ネットワークなどの皆様と協働して,複雑・多様化する課題に地域と一体となって取り組むことにより,子どもから高齢者,障害のある方など,すべての市民が安全に安心して生活できるまちづくりを推進してまいります。

 その一つとして,地域包括支援センターでは,高齢者が住みなれた地域で安心して生活できるよう,今年度から小学校区単位で小地域ケア会議を開催しております。また,市内5カ所のふれあいセンターの運営や地域包括支援センター等の福祉事業を行っている岡山市ふれあい公社と,長年にわたり地域密着の福祉活動を展開してきた岡山市社会福祉協議会が6月1日から業務提携を開始しました。今後,両者が蓄積してきたノウハウを生かして,地域ニーズに対応した福祉事業を共同で展開し,地域福祉の一層の向上を図ってまいります。

 一方,地域の課題を地域住民が自主的に解決し,安全・安心のまちづくりを支える安全・安心ネットワークにつきましては,昨年市内すべての学区・地区で設置いただきましたが,防犯,防災,環境美化に加えて,地域福祉,健康づくりなどの分野にさらに活動が広がるよう推進してまいります。

 続きまして,岡山総合医療センター構想の実現に向けた取り組みについて申し上げます。

 地域医療を将来にわたって安定的,継続的に維持するため,岡山地域における最適な地域医療体制の構築に貢献する新たな公立病院のあり方について,これまでさまざまな角度から慎重に検討してまいりました。そして,昨年から始まった岡山大学との協議の中から,全国に類例のない強固な連携体制を前提とした岡山総合医療センター構想が生まれ,その構想実現に向けて共同して取り組むことに合意し,3月に岡山大学と協定を締結したところでございます。

 現在,この協定に基づき,岡山ERや医療・保健・福祉の連携機能を主な柱とする岡山総合医療センター構想の実現に向け,基本構想の策定作業を進めております。

 さらに,具体的な連携事業として平成22年4月に事業をスタートできるよう,ER型救急システムの研究及び救急医等の養成などを行うことを目的とする寄附講座の設置準備を進めるとともに,地域医療を担う医師の人材育成のため,岡山大学からの初期臨床研修医の受け入れ準備を進めているところでございます。

 これらの取り組みを着実に進めることにより,市民の健康と生命を守り,安全・安心を支えるとともに,本市の目指す都市像である中四国をつなぐ総合福祉の拠点都市を実現したいと考えております。このため,市民の皆様の御支持がいただけるならば,来期はこの構想を現実のものとするため,岡山総合医療センターの整備に着手したいと考えております。

 次に,都市の活力を支える総合交通体系の整備について申し上げます。

 政令指定都市移行に伴い,市内のほとんどの道路を市が主体的に整備,管理できるようになりました。現在,そのメリットを生かしながら,従来以上に国と緊密な連携を図り,市民生活と経済活動を支える安全で快適な道路ネットワークの構築を目指しております。

 特に,円滑な都市内交通を実現するとともに,都市の発展にも大きく寄与する環状道路の整備については,強力に推進しております。本年度は,市施行の藤田・浦安南町線が国施行の国道180号岡山環状南道路とともに新規事業として採択されたところであり,既に国において事業中の岡山西バイパスや吉備スマートインターチェンジへのアクセス道路ともなる総社・一宮バイパスとの連係効果を生み出せるよう鋭意整備を進めております。

 また,JR岡山駅の西口交通広場につきましては,本年度末の完成を目指して整備を進めており,1階にバスターミナルと一般車乗降場,2階にタクシー乗降場を設ける2層構造を取り入れ,大幅な機能強化を図ります。これにより,政令指定都市岡山にふさわしい新たな玄関口となることを期待しております。

 次に,行財政改革の推進について申し上げます。

 私は,市長に就任当時,市全体の借金が約7,000億円あることを明らかにした上で,行政サービス棚卸しを初め,精力的に行財政改革に取り組んでまいりました。その結果,平成17年度から4年間の取り組みにより,年間ベースで約231億円の財政効果を生み出し,新岡山市行財政改革大綱(短期計画編)の目標を1年前倒しで達成することができました。また,平成20年度末の市全体の借金残高は,合併前の4町分を含めた平成16年度末の市全体の借金残高と比較しますと,約600億円減少する見込みとなっております。

 しかしながら,世界的な景気低迷の中で,今後大幅な歳入の減少が予想されているところであり,市民生活をしっかりと守りながら都市ビジョンに掲げる都市像を実現していくためには,これまで以上に徹底した行財政改革を断行していかなければならないと考えております。

 こうした中で,本年2月に,政令指定都市移行に伴う歳入歳出構造の変化を踏まえて,新岡山市行財政改革大綱(長期計画編)を改定いたしました。そして,そこで掲げた目標達成に向けて年次的に行財政改革に取り組んでいくため,新たに新岡山市行財政改革大綱(新・短期計画編)を今月中に策定することとしております。この新・短期計画編では,生活保護費などの扶助費や投資的経費等を除き,平成21年度からの6年間の取り組みにより,平成21年度と比較して年間ベースで約170億円の財政効果を目安といたしたいと考えております。また,市債の発行については,これまでの抑制ベースを維持し,元利償還金の全額が地方交付税に算入されるものを除いた市債発行額を毎年度200億円程度に抑えることにより,引き続き借金残高の減少に努めることとしたいと考えております。

 また,平成20年度の包括外部監査では,都市ビジョンの実現の観点から事務事業の効率性に関する監査が行われ,要員管理のあり方を初め,物品の在庫管理,文書管理など市行政全体に対して多くの指摘を受けました。これを真摯に受けとめ,早急に改善を図ってまいりたいと考えております。

 続きまして,経済・雇用対策について申し上げます。

 100年に一度という深刻な経済危機の中で,本市では本年1月に緊急経済・雇用対策本部を設置し,これまで4度にわたり経済・雇用対策の予算を編成し,できる限りの対策を講じてまいりました。しかしながら,依然として厳しい経済・雇用情勢が続いており,本市においても,中小企業向け融資額や相談件数が増加するとともに,雇用情勢が急激に悪化しております。こうした状況を踏まえ,このたび国の経済危機対策と歩調を合わせて,新たに総額51億円余の経済・雇用対策のための補正予算を編成し,今議会にお諮りしております。

 主な内容といたしましては,緊急雇用創出事業を拡充し,さらなる雇用創出を図るほか,子育て応援特別手当など国の経済危機対策に伴う諸事業を実施してまいります。

 また,地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用して,少子・高齢化社会への対応,安全・安心の実現を初め,本市の活性化に寄与する事業を積極的に実施してまいります。具体的には,新型インフルエンザ対策用の防護服やマスクなどの備蓄,消防支援車や高規格救急車など消防車両の購入,市立保育園の大規模改修やエアコン設置,学校図書の購入など,さまざまな事業を行うこととしております。

 経済対策予算としては史上最大級のものとなっており,1月以降の経済・雇用対策予算を合計しますと177億円余となっております。これをしっかりと活用し,積極的に景気浮揚や雇用改善を図ってまいりたいと考えております。

 それでは,甲第91号議案から甲第97号議案までの補正予算の概要について申し上げます。

 補正額は,一般会計で54億2,700万円余の増額,特別会計で1億2,900万円余の増額を行い,合わせて55億5,700万円余の増額となっております。補正に要する一般財源7,700万円余については,平成20年度決算により生ずる見込みの剰余金で対応いたします。

 主な内容といたしましては,経済・雇用対策のほか,中区役所富山地域センター及び南区役所福浜地域センターの開設や,認知症高齢者グループホームの消防用スプリンクラー設置への助成に要する経費を計上しております。

 続きまして,その他の議案の主なものについて説明申し上げます。

 甲第101号議案は,瀬戸町大内霊園を岡山市の施設として設置するものです。

 甲第163号議案から甲第166号議案までは,総合政策審議会の答申に基づいて,市長,副市長等の給料及び議員等の報酬の額の改定などを行うものでございます。

 承第2号及び承第3号は,市長,副市長等の期末手当の額並びに職員の期末手当及び勤勉手当の額を改定するため,平成21年6月1日までに条例を改正する必要が生じたものにつき,議会を招集する時間的余裕がなかったため,やむを得ず地方自治法第179条第1項の規定により,平成21年5月29日に専決処分したものでございます。

 以上で提案理由の説明を終わらせていただきます。

 何とぞよろしく御審議の上,御議決を賜りますようお願いいたします。

 どうもありがとうございました。



○宮武博議長  以上で市長の提案理由の説明は終わりました。

 ただいま説明のありました議案のうち,甲第163号議案については,地方公務員法第5条第2項の規定により,人事委員会に意見を求めた結果,お配りいたしておりますとおり回答がありましたので,御報告いたします。

 なお,市長から提案説明がありました議案に対する質疑は後日お願いいたしますので,御了承願っておきます。

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○宮武博議長  お諮りいたします。

 議案検討のため,明6月16日から6月17日までの2日間,本会議を休会いたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○宮武博議長  御異議なしと認めます。よって,さように決定いたしました。

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○宮武博議長  次の本会議は,6月18日午前10時に開きます。

 本日はこれをもって散会いたします。

 大変御苦労さまでした。

      午前10時28分散会