議事ロックス -地方議会議事録検索-


島根県 奥出雲町

平成28年第4回定例会(第3日12月 7日)




平成28年第4回定例会(第3日12月 7日)





 
────────────────────────────────────


平成28年 第4回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第3日)


                       平成28年12月7日(水曜日)


────────────────────────────────────


            議事日程(第3号)


                   平成28年12月7日 午前9時30分開議


 日程第1 一般質問


  ───────────────────────────────


           本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


  ───────────────────────────────


             出席議員(13名)


    1番 内 田 雅 人君     2番 石 原 武 志君


    3番 藤 原 和 範君     4番 川 西 明 徳君


    5番 塔 村 俊 介君     6番 内 田   勇君


    7番 内 田 精 彦君     8番 藤 原 充 博君


    9番 村 尾 明 利君     11番 松 ? 正 芳君


    12番 大 垣 照 子君     13番 景 山 孝 志君


    14番 岩 田 明 人君


  ───────────────────────────────


             欠席議員(なし)


  ───────────────────────────────


             欠  員(1名)


  ───────────────────────────────


            事務局出席職員職氏名


局長 ───── 若 月 勝 久君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君


  ───────────────────────────────


          説明のため出席した者の職氏名


町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 松 浦 士 登君


教育長 ──── 安 部   隆君  総務課長 ─── 川 本 健 二君


教育総務課長 ─ 糸 原   敬君  企画財政課長 ─ 藤 原   努君


建設課長 ─── 松 島 昭 雄君  税務課長 ─── 堀 谷 智 樹君


町民課長 ─── 石 原 啓 子君  農業振興課長 ─ 舟 木   長君


病院事務長 ── 森 長 洋 二君  子育て支援課長  若 月 ゆかり君


債権管理課長 ─ 森 山 正 人君  観光推進課長 ─ 本 山 宏 人君


水道課長 ─── 安 部   誠君  会計管理者 ── 和久利 民 男君


健康福祉課長 ─ 江 角   啓君  地域振興課長 ─ 杠   康 彦君


農林土木課長 ─ 千 田 嘉 久君  福祉事務所長 ─ 荒 川 佳 史君


社会教育課長 ─ 高 尾 昭 浩君


  ───────────────────────────────


            午前9時27分開議


○議長(岩田 明人君) それでは、開会をしたいと思います。おはようございます。28年第4回定例会3日目を開きたいと思います。


 ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


  ─────────────・───・─────────────





 ◎日程第1 一般質問





○議長(岩田 明人君) 日程第1、一般質問を行います。


 初めに、7番、内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) おはようございます。それでは、一般質問をさせていただきます。


 まず、国道、県道、町道以外の道路の取り扱いについてということで質問をさせていただきます。


 国道、県道、町道につきましては、ほとんどの人がそれなりの理解と言うたらちょっと失礼に当たりますが、理解をされていると思っております。例えば国道は国が管理、県道はそれぞれの県が管理、町道はそれぞれの町が管理しているというふうに理解しておられると思います。


 そこでちょっと質問させていただきますが、奥出雲町に存在する各道路の種類はどのようなものがあるのか伺います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 町内にある道路の種別という御質問でございます。


 先ほど御発言にございました国道、県道、そして町道、これが道路法に基づく道路と言われるものでございます。それ以外に農道、林道、あるいは圃場整備の中でつくられた一般的な耕作道というものがございます。それ以外に、赤線または作道と呼ばれる道路がございます。これにつきましては、かつては国有財産でございましたけれども、平成16年度に国と譲与契約を結びまして、現在は町有地として町が管理をしております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 先ほどお話がございましたが、まず、先ほどの国道、県道、町道、その他いいますか、作道、農道、林道は別にいたしまして、作道もなかなかわかりにくいかもわかりませんが、わかれば延長を教えていただきたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 県が発行しております道路の現況調書によりますと、平成27年4月1日発行のものですけれども、それによりますと、国道は約56キロ、県道は113キロ、町道は540キロとなっております。作道につきましては、その延長を把握をしておりません。以上でございます。(発言する者あり)町道540キロ。


 作道ですけれども、これにつきましては、譲与契約の中で、その位置については地籍図で表示をしています。譲与契約書の中で、所在については起終点の地番によってそれを表示をしております。それぞれのものについての延長が記載されておりません。そのために、その全体延長というのは把握をしておりません。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 先ほど延長をお聞きしましたが、ちょっと確認させていただきます。町道の延長でございますが、今、540キロ言われました。平成25年6月議会に、私、この質問をさせていただきました。そのときには町道が538キロ、平成28年の6月議会には町道が54キロという答弁をされたと思います。今回は540キロいう答弁でございましたが、この辺のことについてはどれが本当なのか、もう一度お願いします。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 先ほどの町道の延長の際に、まずおわびを申し上げるべきところでしたが、失念をしておりました。


 前回、同様の御質問をいただいたときに、54キロとお答えいたしておりますが、1桁間違えておりまして、540キロの誤りでございます。おわびをして、訂正をいたします。


 その前に、538キロと申しますのは、それは、その当時、間違いのない数字でございます。その後、町道認定がなされたものによりまして、路線数、また延長がふえたものでございます。申しわけございませんでした。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) ただいま訂正がございましたが、間違いがないような答弁をお願いしたいと思います。


 次に行きますが、先ほどの国道、県道、町道以外の道路、昔の規律でいきますと、赤線いいますかね、先ほどの答弁の中で作道等のことが出まして、作道につきましては、国から町のほうへ、町有地になったというふうな説明、答弁がございましたが、したがって、町が管理しておるというふうなことだろうというふうに思いますが、作道についての管理の内容はどういうことをしておられるのか、お聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 作道につきましては、占用や形状変更などにつきまして、奥出雲町普通河川道路等管理条例に基づき、町が管理しております。その手続等につきましては、建設課のほうで一般の町道と同じような形で担当をしております。


 また、通常の維持管理ということですけれども、町道については町がそれぞれ補修等、維持管理しておりますけども、作道につきましては、耕作道や水路の管理道などとして、古くから関係の住民の皆様に身近に利用されてきた経緯もございます。通常の維持管理につきましては、その関係者の皆様でお願いをしているところでございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) それでは、次へ行きますが、町道の認定についてちょっとお聞きしたいと思います。


 町道を認定しておられるわけでございますが、たくさんの町道を、町道の認定の目的と基準、また効果いいますか、交付税対象になっておると思いますが、その辺のことについて、目的と基準、効果について伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 町道につきましては、集落と集落を結ぶ幹線道路から集落内の生活道路まで、多くの路線を認定をしております。この町道を認定することによりまして、道路法に基づく管理を町が行うこととなりますけれども、それにより、道路改良事業などを通じて道路網の整備を図ることがまず目的でございます。また、あわせて維持管理についても町が行うものでございます。


 その認定ですけれども、この認定につきましては、地元からの要望がある路線、あるいは県道の整備された後に旧道を県の管理から引き継いで、町が引き続き管理をするもの、あるいは事業上の必要性などを勘案するといったようなさまざまな要件によって認定の可否を判断しております。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 町道の認定、先ほどちょっと交付税のことをお話ししましたが、交付税の対象にはなっておると思います。さっき話が出ましたが、作道については道路法上の道路ではないということでございますので、交付税の対象にはなっておらないのかどうか、ちょっとその辺のことについて伺います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 町道につきましては、台帳、図面等、全て整備をして、交付税の算定数値として毎年報告をしておりますけども、作道についてはそういったものを整備をしておりません。したがいまして、交付税の算定数値にはなっていないものと考えております。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 先ほどもちょっとお話があったと思いますが、はっきりちょっと聞きたいと思います。町道に認定する場合の流れについて伺いたいと思うわけですが、要するに、例えば地元からの陳情、要望があれば、それを町が検討して、必要であれば議会へかけて町道認定するいうのがあると思います。それと、町の計画で、ここからここまで町道としてつけたいいうふうな形で町道認定を認めてもらって仕事する場合と、仕事して、後で町道認定する場合とがあるじゃないかと思いますが、その辺のことについて、認定する場合の流れについてちょっとお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 先ほど町道認定の路線の案件について、若干御説明をさせていただきましたけども、まず、地元要望路線、これについては自治会要望等でいただきます。その中で、例えば通り抜けの道路であるとか、あるいは都市化区域内であれば、その建物の建築に当たっては接道の義務が生じますので、そういったところ、家並みの立ち並びのぐあい、そういったものを勘案して、認定をするのかどうかというのを判断の一つの基準としております。


 また、県道の整備後、これもその状況によりましてする場合、しない場合があるんですけれども、一般的には県道の旧道部分については大体引き受けて管理をしております。


 また、事業上の必要性と申し上げましたけれども、これについては、道路網の整備に当たって新設をする道路等については、町道認定をして、根拠を持って町が事業をするということでございます。


 また、そのほかの施設、公益的施設の整備に当たって、進入路、そのほか必要な事案が出たときに、それを認定をする場合がございます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 町は町道については維持管理等をするというふうなことだろうというふうに思いますが、町道以外、要するに作道の維持管理いうのは地元が普通やるというふうな、利用者がやるというふうなことのようでございますが、町自体としては、修繕等も含めまして、作道については一切構わないのかどうか。構わないのか、構ってはいけないのか、ちょっとようわかりませんが、その辺のことについて伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 作道の日常的な維持管理、これにつきましては、これが耕作道的な取り扱いであったり、あるいは水路の管理道であったりというようなことから、その関係の皆様に通常の維持をお願いをしているところでございます。全く町が管理をしないかというわけではございませんけれども、非常に数も延長も大きいということから、通常、なかなか手が届かないということもございます。あわせて、日常利用される方の使いやすい形での例えば舗装ですとか、そういったものは関係の方にお願いをしたいというふうに思っております。町が全く構わないかというわけではございませんけれども、仮にその道が損壊してなくなるおそれがあるとか、財産として消滅するおそれがあるというような場合には、当然町有財産の管理としてなすべき仕事はあると思います。


 また、あわせて、日常の管理的に、耕作道等でありますけれども、舗装とか、あるいは砂利敷きのことがございます。砂利等については、原材料をお渡しして、地元の皆さんに敷きならしをしていただいて、維持管理をしていただくこともあります。


 また、舗装につきましては、耕作道等の性格から、全て町が舗装等の工事をすれば、町の一般財源を使うわけですけれども、ほかの農林水産省系の補助事業、例えば農地・水事業等で舗装をされるというような場合もございます。これについては、舗装するという届けをしていただければ、うちのほうでそのような形での許可を出して舗装していただくと、このような流れになっております。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 作道等につきましては、全然構わないわけではないというふうな答弁だったと思います。町内には町道以外の道路で、集落で生活する上で、日常的になくてはならない生活道が数多くあると思います。これら道路は、幅員が狭いとか、砂利道とか、道路を利用するに当たり不便を生じておる道路がたくさんあると思っております。これらの道路に対し、地元からの要請等があれば、町はそれに対応していただきたいというふうに思うわけでございますが、先ほどの答弁ではございませんが、以前に、福祉関係でしたかね、ひとり家庭とか老人家庭のとこへ、幅員が狭くてタクシーも入らない、救急車も入らないいうようなとこの改良については補助金を出すというふうなことが、3年間ぐらいありましたかね。そういうものが今はないと思います。そういうものをまた復活していただいて、先ほどお話しした作道等の改良、舗装、考えていただきたいというふうに思うわけでございます。言葉はちょっと悪いかもわかりませんが、弱者対策にもなるというふうに思っておりますが、この辺のことについて、町長はどのように思っておられるのか、伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 質問にお答えをいたします。


 松島課長のほうから篤と説明をいたしましたとおりでございますが、やはり先ほど議員御指摘のとおり、この作道が本当に生活に多大なる悪影響を及ぼすというふうなことになれば、当然何とか対処しなければならないというふうにも思いますけれど、今のところ松島課長が申し上げた以外のことは申し上げることができませんので、御了承をいただきたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 何とか対応していただきたいというふうに思うわけでございます。


 次に行かせていただきますが、三成ダム土木遺産認定その後についてということで質問させていただきます。


 三成ダム土木遺産認定につきましては、平成27年12月議会におきまして一般質問をさせていただきました。その中で、土木遺産認定三成ダムを町はどのように認識しているのかという質問をさせていただきました。町長の答弁は、三成ダムは日本初のアーチ式ダムとして昭和29年に完成したものであり、その希少性とアーチダム特有の構造美が大きく評価されたものと考えている。このたびの認定は、奥出雲町にとりましても大変名誉なことであり、大きな誇りとするところであると答弁をされております。


 それから1年がたったところでございますが、その後、三成ダム周辺に状況の変化があったのかどうか伺います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 現在、三成ダムでは、管理棟の老朽化に伴い、新たに新築工事が実施されております。これまでの管理棟はダム堤体の向こう側にございましたが、新管理棟は堤体手前で現在建築中でございます。平成28年度の完成と伺っております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 平成27年11月7日にカルチャープラザ仁多にて三成ダム土木遺産認定式がございました。そのときには町長は所用のために欠席だったということでございましたが、この質問のときに、町長、ぜひとも三成ダムに行ってみていただきたいというふうに申し上げたと思っておりますが、町長、その後、行ってみられたのかどうか、ちょっと伺います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 数回堰堤の手前のほうから見学をいたしております。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 数回行って見ておられるということでございますが、これはこの前出した図面でございます。私も先般、また行ってみました。行ってみましたら、なるほど今の管理棟ですか、今、業者が工事中でございましたが、洪水吐きいうのがここに3本あります。ちょうど私が行ったときにはそこから放水しておりました。この状況を見たら本当に、これは普通の分ですけど、本当にまたすばらしいダムだなというふうに思って見させていただいたところでございます。そういうときがあればまた行ってみていただきたいというふうに思っております。


 そのときの答弁では、ダムの案内看板の整備を県へ要望するというふうなお話があったと思います。どのような要望をされたのか、また、その後の整備状況、今の管理棟も含めまして、その後のことについて伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 昨年の土木遺産認定に伴い、町といたしましては、観光資源の一つとして町内外にPRし、誘客につながるよう、ダム周辺の整備について、8月の29日に町三役、そして担当課で県の企業局へ要望をいたしました。具体的内容は次のとおりでございます。1つといたしまして、ダム入り口付近の案内看板の設置。2つ目に、ダムを見学するための駐車場の整備。3つ目でございます。ダム堤体を見おろす展望スペースの整備。4つ目でございます。土木遺産であることを証明する看板の4点でございます。


 島根県企業局では、できる限り要望に応えたいとの回答をいただきました。その中で、展望台スペースにつきましては、現在建築中の工事の中で確保していただける予定でございます。また、ダムの構造などを示す看板につきましては、既に設置していただいております。


 その他はこれからということになりますが、引き続きお願いなり要望をしてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 要望されて、それが実施に向かっておるということでございます。今言われました4点につきましては、早急に実施していただければというふうに思っております。認定から1年がもう過ぎたところでございますので、やっぱり年数がたちますと誰もが忘れてくるというふうなことでございます。ぜひとも国道沿いに大きな看板でも立てていただければ、ここに三成ダム土木遺産があるというふうなことがわかれば、それを見てまた立ち寄っていただける観光客いいますか、一般の方もあろうかというふうに思いますので、また県のほうへ早急に整備していただくように要望していただきたいというふうに思っております。


 それから、次へ行きますが、この貴重な土木遺産を奥出雲町としてどのように活用するのかという質問をさせていただきました。答弁でございますが、開催されたダムの見学会に多くの来場者があり、改めて地域資源としてその評価を再認識したということでございました。町内に数多くある他の地域資源との相乗効果により、交流人口の拡大につながるよう、情報発信に努め、町の観光振興に力を注ぐと答弁されております。どのような情報発信をされたのか伺います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 観光情報サイトなどで位置情報や見どころ等の情報発信を行っております。また、町の観光パンフレット等に掲載し、PRをしていくように考えております。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 情報発信はまだしておらないということなんですかね。今からするということなんですかね。情報発信しておられるのであれば、その結果について、結果がまだ出ておらないということであれば、それでしようがないと思いますが、幾らかでも結果が出ておるかどうか、ちょっとその辺のことについて伺います。


○議長(岩田 明人君) 本山観光推進課長。


○観光推進課長(本山 宏人君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 ダムの情報発信ということでございますが、先ほど答弁の中にございましたように、情報サイトのほうで掲載をしております。それから、パンフレットなどという答弁がございましたが、ロードマップであるとか、いろいろパンフレットがありますけども、増刷をする際に、三成ダムを載せて掲載をしようと考えております。これにつきましては、まだ増刷、かなりまだあるもんですから、増刷の段階に至っておりませんので、今度増刷をする際に載せようというふうに考えております。


 それから、県の企業局ともPRの話し合いをする中で、県の企業局の中でもインターネットサイトのほうに三成ダムを掲載していただいております。奥出雲町で昨年開かれましたダム見学会であるとか、夜雀さんでしたか、あの講演の内容とか、そういったところもサイトのほうで見れるようになっております。


 時々でございますが、あれから町の観光推進課のほうにも問い合わせがあっております。


 そういったところで、現在は工事中でございますが、県の企業局のほうとも連携をとりながら、PRに努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) ちょっと最後に行きますが、この認定土木遺産三成ダムのある町として、今後どのような計画をされておるのかどうか、計画が今ないということであればそれでもいいんですが、計画があれば教えていただきたいというふうに思います。


○議長(岩田 明人君) 本山観光推進課長。


○観光推進課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。


 町内には、土木遺産であります三成ダム、それから中国地方でも有数の規模を誇ります尾原ダム、農業用ダムとしての坂根ダムなど、多数のダムを有する町でございます。これらは本町にとっては地域資源の一つとして活用できるものと考えております。


 先日は、中国土木学会の主催によりまして、奥出雲観光文化協会が後援をいたしまして、松江市から40名ばかり三成ダム見学ツアーが実施されたところでございます。例えばこのように温泉やほかの観光施設、観光地や特産品などを組み合わせたダムの見学ツアーなどを今後は検討をしてみる必要があるのではというふうに考えております。


 また、国道からダム堤体が見えるように、樹木の伐採も県へ要望して、車で通られる方々に少しでも堤体のほうが見えれば、立ち寄る方も多くなってくるのではというふうなことで考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 次へ行かせていただきます。


 町政座談会についてということでお尋ねしますが、平成28年度の町政座談会が開催されました。毎年、数多くの要望事項が各自治会から出されたと思っております。いろんなメニューがあると思いますが、その中で、主な要望はどのような要望内容が多かったのか、伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) お答えいたします。


 自治会からの主な要望につきましてですが、身近な道路、河川の改修に加えまして、老朽化の進む小学校、公民館の改築や修繕の要望が主なものでございます。


 また、各地区の重点意見、要望は、地区や自治会における役職の多さ、消防団員の確保や後継者不足に対する御意見など、各地区ごとの要望はさまざまでございます。


 したがいまして、主な要望といいますか、地区ごとによってそれぞれの要望がございます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 平成28年度、町行政に対する意見・要望書というのをいただきました。見させていただきました。数多くございます。この要望に対する回答、意見も載っておりますし、対応したとかいうふうなこと、お金がないので予算獲得に努めますとかいうふうな回答がたくさんございます。この要望に対する近年の、補正額で対応しておられると思いますが、どのぐらいな対応でしておられるのか伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) 御質問のありました補正額についてでございますけども、各自治会からの要望に対する補正予算額は、近年のところでございますが、平成26年度、1,000万円、平成27年度、1,680万円、平成28年度、2,840万円であります。中には、途中、協議中のものについては積算してないものもございますので、あくまでも話し合いの中で数字として上げることができるものについて、現在お答えをさせていただいております。


 なお、主なものは、町道、農道等の道路修繕でございますけども、28年度には要害山、吾妻山の駐車場の整備、玉峰山のこころの池整備等の緊急対応をいたしたところでございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 先ほど総務課長から答弁いただきましたが、私が調べた金額よりちょっと大目に答弁がございましたので、それが本当だろうと思っておりますが、私が調べたのは、平成26年9月の定例会で、農林道の修繕経費として480万円、27年の9月の定例会で、道路維持管理事業、補修として1,200万、28年9月の定例会で、町道修繕事業として1,620万円を計上したという町長からの答弁であったじゃないかというふうに思いますが、それ以上でございますので、それで対応しておられるということであれば、そのほうがいいじゃないかというふうには思っております。


 たくさんの要望がございまして、これに対する年次的対応でございますが、この要望額、概算でもいいんですが、要望に全部対応すると金額的には幾らぐらいになるのかいうふうなものを試算されておるのかどうか。試算されておられれば、ちょっと伺いたいというふうに思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) お答えいたします。


 御質問は、年次的対応と、それから総額と2点でよろしゅうございましょうか。


 それでは、年次的な対応につきまして、まずお答えさせていただきます。


 年次的な対応の一例といたしましては、町民課の住宅修繕、不法投棄の対応、結婚対策、建設課の道路修繕や河川の堆積土の撤去、農林土木課の農道等の修繕、UIターン保育士奨励制度などがございます。予算の制約もある中、その他必要なものは中期財政計画などで年次的に対応するようにしております。


 続きまして、要望の総額についてでございますけども、各自治会のここ3年間の要望総額の概算につきまして御報告いたします。


 まず、年度ごとに、平成26年度、4億8,620万円、平成27年度、3億3,990万円、平成28年度、4億8,660万円となります。


 要望内容につきましては、町道、農道等の道路修繕が大半を占めております。近年、主なものにつきましては、三井野原のトイレ整備、大市街路の街路灯の改修、鳥上地区追谷の携帯電話の基地局の建設等の事業を実施したところでございます。


 これについても先ほどの補正額の関連もございますが、あくまでも現在進行形とか、あるいは協議中のものについては、この金額の中に入ってないものもございますので、今回の分については各課のほうからこれまでの要望の総額について積み上げたものでございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 大変大きな金額になるようでございます。


 この意見・要望書を見させていただきました。この中にはいろんな要望がされております。先ほどもお話ししましたように、どういいますか、作道等の整備についてのお願いとかいうのが上がっております。ここに回答及び処置というふうなことが書いてございますが、町長は、この意見・要望内容、また役場からの回答及び処置について、承知しておられるのかどうか。担当課長にお任せしておられるのかどうか。その辺をちょっとお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) お答えをいたします。


 各担当課から総務課のほうへメールで流して、それを最終的には見ております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 承知しておるというふうなことにとれると思います。


 この中で、先ほどちょっとお話が出たと思いますが、作道等、耕作道等の整備についてというふうなことで、農地・水事業などの農林業の対象となるため、町内各所でその事業により対応していただいているところでございますので、その辺の対応でお願いしますと、こういうふうな回答があるところがございます。これは本当にこの要望された道路について、この事業が対応、本当になるのかどうか、その辺のことについて伺います。


○議長(岩田 明人君) 舟木農業振興課長。


○農業振興課長(舟木 長君) 先ほどの御質問にお答えいたします。


 建設課長が回答いたしましたけども、県道や町道、林道及び町の管理農道、また町、県が管理する河川、それから農地沿いの河川の管理道などについては、農地・水の事業では実施ができません。これら施設以外の町土地改良区もしくは農業にかかわる複数の受益者が維持管理している農道、それから水路、ため池等の農業用施設の維持管理や施設の補修、それから改修、小規模改修でございますけども、例えば農道舗装だったりとか、それからコンクリートの2次製品を新設するとか、そういった施設の長寿命化については、この事業の対象となるということでございます。


 平成27年度に法制化された国の日本型直接支払い制度の中の、前は農地・水というふうな事業でございましたけれども、現在は多面的機能支払交付金事業を活用していただいております。国、県、町による補助でございまして、10分の10の補助でございます。平成28年度の当初予算は2億4,300万円でございます。現在、この事業を活用して、町内9地区の農地・水・環境保全管理組織が事業主体となって、町全体2,558ヘクタールのほぼ全ての農地を協定農地内でエリアとしまして、共同活動によって、先ほど言いましたように農業にかかわる関係でございますけども、農業、農村にかかわる地域資源の適切な保全管理をしていただいているところでございます。


 事業実施に当たっては、各地区の保全管理組織全体の合意形成が必要となりますので、そういった合意形成によって事業計画等の見直しもいたします。自治会長様を通して各組織へ御相談願いたいというふうに考えております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) この要望書の中に、2つだけだと思いますが、町道の編入について、町道への認定をお願いしたいというふうなことが出ております。町道認定については、個別路線の状況を総合的に判断して行いますと、こういう答弁、2つとも同じような答弁が出ておりますが、これはこれで総合的に判断して、町道認定が必要であればするというふうな考え方にとってもよろしゅうございますか。


○議長(岩田 明人君) 松島建設課長。


○建設課長(松島 昭雄君) 御質問にお答えいたします。


 議員お見込みのとおりでございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 先ほど総務課長からの答弁では、平成26年、4億、27年度が3億、28年度が4億8,000万と、こういうふうな大きな金額になるというふうなことでございます。この要望につきまして、町民からの切なる要望というふうに受けとめていただきたいと思うわけでございますが、毎年一般会計で、一概には言えませんが、一般会計で不用額が何億と出ております。黒字会計と、こういうふうなことになっておりますが、少しでもそういうものをこういうとこへ回していただいて、要望に対する回答といいますか、対応をしていただきたいというふうに思うわけでございますが、このことについて、町長としてどのように考えておられるのか、こういう大きな金額の要望が出ておるのに、28年では2,800万しか対応ができておらないというふうなことでございます。最後に町長の考えをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 ああして本当に今年度も要望額というものは、先ほど御説明いたしましたように、5億近い要望額でございます。限られた予算の中で執行していかなければならない使命もございますので、できるだけ要望にお応えするように努力はいたしますが、以前のような潤沢にお金がないというのは、ちょっと町長みずからいけないと思いますけれど、そのようなことで御理解をいただいて、優先順位等もございますので、しっかりと本当に安心・安全なまちづくりをするためには、要望を全部引き受けたいというものでもございますけれど、なかなかそこができないということも御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田精彦議員。


○議員(7番 内田 精彦君) 町長、いろんなことがございますので、なかなか早急に対応が全部できないというふうなことはわかりますが、町民の願いとしては、早く対応していただきたいというふうに思っておられると思います。これを回覧で全部町民の皆さんがいつも見ておられると思います。この回答内容を見れば、つまらんなと、こういうふうなことじゃないかというふうに思います。ぜひともそういうことがないようにお願いしたいと思います。


 最後に、緊急性が多いものからするというふうなお話でございました。この中で、私、一つだけございますが、もう合併当初から要望しておる町道の歩道、100メートル間についての町道の歩道、前後の歩道はついておるけども、真ん中のとこで100メートルだけ歩道がついておらないということがございます。それは高校の通学路でもあるというふうなことをもう10年前から要望しておるはずでございます。私もちょうどそのときに自治会長をしておりましたので、よく覚えておりますが、それが毎年出ておると思います。緊急性がないという考え方なのかどうかわかりませんが、緊急性もあろうかと思いますが、もう10年もたって、やっぱり同じ回答をしておってもらっては、それは地元としては納得がいかないというふうなこともあろうかというふうに思いますので、そういうことも加味していただいて、決断をしていただきたいというふうに思います。


 以上で終わります。


  ───────────────────────────────


○議長(岩田 明人君) それでは、次に、9番、村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) それでは、一般質問をさせていただきます。


 きのうは、朝9時半から午後4時半過ぎまで一般質問の時間を過ごされまして、町長は大変お疲れのことだと存じますが、ひとつよろしくお願いいたしたいと思います。


 昨日、質問の大方は、町行政の戦略的といいますか、こういった取り組みについての議論が交わされたように感じたところでございます。


 私は、具体的な施策について、2点御質問をさせていただきたいと思います。1つは、奥出雲在来ソバの生産振興についてであります。2つ目には、議会資料のペーパーレス化とIT活用についてであります。


 初めに、奥出雲在来ソバの生産振興について伺います。


 本町のさまざまな観光資源の中でも、秋の新そばまつり、こう称しておりますが、国道314号線沿いを中心としたあじわいロード、これが去る11月の上・中旬においては大変なにぎわいであったと聞いております。奥出雲のそばを堪能したいと、これまでたびたび本町に訪れているリピーターから、また、さまざまな情報網で知り得て初めて来町した方まで、大変多くの方が町外、県外から来訪されたようでございます。町内の店では、そば店のひとり勝ちやといったやっかみも聞こえてくるぐらいの繁盛ぶりだったと聞いております。


 奥出雲町のそばの売りは、いわゆる自慢のそば、これは横田小そば、あるいは阿井小そばと言えると思います。こうしたソバを年間通しての需要、果たして十分に補えるほどに提供できたかということについては、端から見ていささか疑問に思っております。


 そこで、奥出雲在来ソバの生産振興について伺います。一つは、本年、本町のソバの作付面積及び生産量は幾らぐらいだったでしょうか。そのうち在来ソバの作付面積及び生産量、こういったものが出ていれば、ひとつお聞かせ願いたいと思います。それに対して、奥出雲町での年間のいわゆる需要、こういったものは幾らぐらいを見込んでおられるのか伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 舟木農業振興課長。


○農業振興課長(舟木 長君) 初めに、本年産の本町のソバの作付面積及び生産量、そのうち在来ソバの作付面積、生産量について、また生産量に対して需要は幾らかという御質問にお答えをいたします。


 平成28年産の奥出雲そばの作付面積については、全体で110ヘクタール、対前年比で3ヘクタールの増でございます。そのうち水田転作農地が46、それから横田国営開発農地で64ヘクタールでございます。本町は、松江市、出雲市に次いで第3位の作付で、大体出雲市とほぼ同等の面積でございます。品種については、信濃1号、それから常陸秋そばの一般品種の2種、それから横田小そばと、先ほど阿井小そばと言いましたけども、地元では猿政小そばというふうに呼ばれておりますので、そのようにお答えをさせていただきたいというふうに思っております。その奥出雲在来の品種2種の計4種が栽培されております。


 このうち奥出雲在来ソバは、昨年は30ヘクタールということで、対前年比2ヘクタールの増ということになりました。平成27年から作付奨励事業を実施しておりまして、平成26年度の作付11ヘクタールに対して2.7倍の作付の増加ということで、事業効果が発揮されているというふうに考えております。横田小そばについては25ヘクタール、それから猿政小そばについては5ヘクタールということでございます。


 それから、作柄と生産量については、ソバの作柄については、その年の気象条件、それからミツバチ等の受粉の多い少ないによって生産量に大きく影響を与えることとなります。今年産は、開花時期の降雨、また9月以降の長雨によりまして、天候不順の影響を非常に受けたということで、平均単収は通常の約半分であったと聞いております。それから、JAの調べによっては、おおよそ一般品種で単収が40キロ、それから奥出雲在来小そばでは単収が25キロと推定されておりまして、それぞれの単収は過去最低であったというふうに報告を受けております。


 正確な生産量については、これまでも把握できていないのが実態でございますけども、その平均単収を計算をいたしますと、全体生産量は約40トン、それから一般品種は32トン、それから在来小そばについては8トンぐらいであるというふうな推定をいたしております。


 それから、奥出雲在来ソバの需要については、町内の各そば屋さんとも特別メニューで限定何食の希少価値、それから付加価値の高い奥出雲特産の割り子そばの提供をされております。生産量8トンは現在の町内の需要に応えているというふうに判断をいたしております。


 また、松江駅構内にも奥出雲町をPRするそば店が町と連携して出店をしております。横田小そばが非常に人気メニューというふうに伺っております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) 大変詳しくお話をいただきまして、私も予想したとおり、ことしは大変天候不順ということで、単収が非常に少なかったというふうにもお聞きしたところでございますが、在来がことしでも8トンできたと、これぐらいなら本町での横田の小そばとしては需要に賄うのではないかというふうな今お話でございましたが、これもいわゆる限定というような形で、かなり値段も高く出しておられるというようなことからしますと、本当に来町された方々が十分いただいて帰られたかなという思いがするところでございます。


 先ほど面積も随分拡大ができたというふうなことをお聞きしましたが、作付面積が増加すれば、収穫機といいますか、コンバインの能力を超えて、往々にして刈り取り適期を失すると、これがまた収穫量の減少につながるというふうなことがございます。現状、この適期刈り取りが可能となっているのかなと、ことしの場合ですね、例えば、どういう状況だったのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 舟木農業振興課長。


○農業振興課長(舟木 長君) 次に、先ほど御質問ありました現状の適期刈り取りが可能となっているかの質問にお答えをさせていただきます。


 作付面積については、先ほどお答えしたとおり、前年と横ばいの状況となっておりますが、改良品種である信濃1号が奥出雲在来種に大幅に作付転換されております。しかしながら、議員御指摘のとおり、適期収穫が思うようにできない状況となっているのも事実であります。


 要因としては、ことしの場合は、先ほど申し上げましたように、長雨の影響もあり、特に水田転作地では作業ができない日が続いたことが、全体的に収穫作業がおくれ、作業にずれが生じたことによって過密化をしてしまったということが一番の要因ではなかったかと町では分析しております。


 2つ目の要因として、ソバの収穫は、早いもので10月初旬ごろから始まります。仁多地域と横田地域の生産地の最大標高差が300メートル以上ありますので、ソバの実の登熟時期が大きく異なることから、例年、収穫期間が長期化をしております。また、10月下旬から11月中旬にかけて、同じ特産振興作物として作付奨励をしているエゴマの収穫期と重複し、作業が過密化をすることも要因に上げられます。


 それから、3つ目の要因として、先ほど議員から御指摘のとおり、汎用コンバインの台数が不足していることが考えられます。現在、町が所有する汎用コンバインが2台、町農業公社が所有している機械が3台、それから、農業公社が作業受託している地元参入企業1社と1法人の機械が2台の計7台でエゴマ収穫面積を含む作業受託面積86ヘクタールで全部の刈り取り機械をフル稼働している状況でございます。1台はエゴマ収穫作業の専用機械でありますので、ソバ収穫作業については実質6台が稼働しているというふうな状況になっております。御指摘のとおり、コンバインが不足しているということが考えられるというふうに考えております。


 公社の今年度の作業受託の面積については、先ほど言いましたように86ヘクタールのうち、ソバについては65ヘクタールですので、全体110ヘクタールですので、受託率は59%。それから、エゴマについては21ヘクタール、全体31ヘクタールですので、受託率は66%ということで、かなりの割合で公社が作業受託を受けているというふうなことでございます。人的にも、それからそういった機械の台数的にも不足が生じているというふうな状況は否めないというふうな状況でございます。以上です。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) 今、現状をお聞きしたところでございますが、本年の、ことしは特に、おっしゃいますように長雨というようなことで、また不作というようなこともございますが、適期刈り取りを失して大幅減収に、半分ぐらいだなということのようでございますが、これが翌年以降の生産計画の見直しにつながっては大変ではないかなと思っております。また、現にちょっと開パイ等で大変広い面積をやっておられる方が、来年はちょっと考えないけんなと、こういうお話もちらっと漏らされたこともございます。今、開発農地の畑では再生事業を進めておりますが、こうした遊休農地の解消に取り組んでいるさなか、そういったつぶやきが出るということは、現状をちょっと憂いする事態だなというふうに思っております。


 今おっしゃいますように、汎用コンバインの台数が足らないよと、こういうことでございますが、かなり大型なものでして、なかなか小回りがきかないなというふうな、私、感じております。こういったものが果たして小さい、もっとコンパクトなコンバインがあるのかどうなのが、私も調べておりませんが、生産者の中からは、私どもが生産組織でもつくって、10軒とか20軒とか細かい中で、いわゆる小回りをしながら、もっとたくさんのコンバインを増設していただいて、それをまた運営したらどうかなと、そうしないとこれからどんどんまた減るんじゃないかと、せっかく水田転作、あるいは遊休農地の解消に取り組んでいる中で、やはりコンバインの増設は大変必要ではないかなというふうに思っております。


 こうした小回りのきく小型のコンバイン、こういったものの増設をする考えはございませんでしょうか。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 先ほど舟木課長がお答えをしたとおり、今年産につきましては、本当に天候不順によって過去最低の生産単収となったことが大幅減収につながった最大の要因であるものと私も判断をいたしております。また、手刈り収穫する生産農家も本年産は単収が激減したと聞いております。


 しかしながら、議員御指摘のとおり、生産農家によっては、町農業公社が受託した刈り取り作業が収穫適期を逸してしまった事例も発生しており、大変御迷惑をおかけし、苦情の電話等もいただきました。町農業公社に対し、作業着手する前の収穫適期時期を見きわめるための現場確認の徹底に努めるよう、厳しく指導もいたしたところでございます。


 横田国営開発農地のソバ作付面積は、露地野菜や果樹等の減収によって、本当に年々少しずつ増加はしている現状でございますが、議員御指摘の汎用コンバインの増設につきましては、私にも直接要望もいただいております。再度、適期刈り取りの現状把握や利用状況、また機種選定等も含め、今後、実態調査を実施いたしまして、県補助事業の導入も検討しながら、今後、実現化を目指してまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) 実態を町長もよくよく御承知のことだというふうに認識をしたところでございますが、この小型のコンバイン、なかなか管理運営が大変かなと思いますけども、将来を見据えてぜひ、地元の生産団体、組織等を立ち上げてでも、もう少しタイムリーな刈り取りができるような体制づくりが何としても必要ではないか。ここでもう断念すれば、そういう必要はないんでしょうけども、特にことし、農業遺産、あるいは世界農業遺産を取り組むというようなことでございますが、その中にも横田の仁多米、奥出雲和牛、あるいはこれに続く横田そば、こういったものも列記されたところでございます。ぜひもう少し安定的な生産ができるような体制づくりを進めていただきたいなと思っております。


 それから、在来ソバは一般のソバよりも、先ほどお話ありましたように、単収がかなり低いということでございますが、その見返りに、在来ソバの作付奨励事業、こうした助成措置を設けておられます。一般ソバの収入には到底及びませんけども、何がしかの励みといいますか、なっておりますけども、まだまだ低いのではないかなと、売り上げとしては一般のソバよりもかなり収入が少ないということで、増反が進まないという要因にもなっておると思います。


 現在の助成単価を、今106円ぐらいですかね、キロ、もっと思い切って2倍、3倍とここのとこで上げて、増産したらどうかなというふうな思いがございますが、いかがでしょうか。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 平成27年度から奥出雲在来小そば作付奨励事業を実施していますが、作付面積は事業実施前の平成26年度の作付実績10ヘクタールから一気に30ヘクタールまで拡大したところであり、奥出雲そばの中でも特に人気の高い在来小そばの生産振興並びに観光事業を含むブランド化の推進に事業効果を発揮しているものと現在判断をいたしております。


 この助成単価には、一般品種ソバの収入との差額分に当たる平準化助成金と乾燥調製手数料及び出荷検査手数料を合わせた1キロ当たり補助金を現在106円を検査数量実績に応じて交付をいたしております。議員御指摘のとおり、今年産のように生産量が激減した年は、同じ面積を作付しても補助金が大きく減額されることとなります。助成単価の改定については、単価を算定する際の根拠となる在来小そばの平均単収の考え方を再度精査し、検討を加えたいと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) ことしの約40トンぐらいな在来小そばの収量でございます。106円掛けりゃあおのずと金額はわかりますが、そんなに大きな金額ではないのではないかと。先ほどお話ししますように、奥出雲町の特産として今後育てていくならば、思い切った検討もぜひやっていただきたいというふうに思っております。


 そこで、在来ソバは、味や香りが大変そば通には抜群な評価というふうに聞いております。私も食べてみて、はっきり違いがわかるというふうに思っておりますが、奥出雲町に入ればいつでも十分堪能できる、こうした環境整備の必要があるのではないかと思っております。これが本町の観光振興に大いに貢献できると私は思っておりますが、ぜひ本町の特産として、もっと町外販売が可能な水準まで早急に振興を図るべきではないかというふうに思っております。在来ソバの生産振興にもっと力を入れて取り組む考えはないでしょうか。


 実はせんだって、10月の30日ですか、庄原の比和町と、それから町の大馬木の自治会で、そば食い大会を両町のきずなのもとに行ったわけでございます。そこで、断然奥出雲のそばが比べてみても抜群よと、こういうふうに思っておりましたけど、たまたま出したのは在来の小そばじゃなかったなというふうに思っておりますけども、庄原の比和のそばはもえぎそばというふうなことで、実が青いときに刈り取って、殻を除いて、中の実が、ちょっと緑がかった実を粉にしてそばにしますと、ちょうどもえぎ色といいますか、薄い緑色のそばができますが、そうしたものをいただいたところでございます。よそではいろんな工夫もあるんだなというふうに感心をしたところでございまして、どっちかというと、案外比和のほうがおいしかったかなというふうな、腰が結構強くて、思いました。ただ、参加者の方は奥出雲町の方が多かったので、多分、横田のそばが大会としては有用であったのではないかなというふうに思っております。結果は引き分けというふうな話もしたところでございますが、そうした工夫もございまして、そうした取り組みも本当に大切なことではないかなというふうに思ったところでございます。


 今、お話ありますように、町長、私は、今、日本農業遺産、世界農業遺産の一つの食をコンセプトとした遺産の認定を進めておられますが、これにあわせてもっともっと生産振興する考えはないか、伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 先ほど村尾議員が申された庄原市、市長と私も先般、そば大会に参加をして、引き分けというふうなこともございました。また、先日も長野の飯島町のほうにも参りまして、あそこでもおそばを食べさせていただきました。やはり奥出雲町のそばが非常においしいというふうに感じたところでございます。


 御質問にお答えをさせていただきます。


 奥出雲町在来の小そばは、本当に香りと風味が高く、粘りが強いのが特徴で、かつて江戸幕府に献上されたそばとして、近年、特に全国版のテレビ、新聞、雑誌等で本当に常に紹介をされ、観光の一番の看板メニューと言っていいほど、観光客に非常に人気の高いブランド産品となっております。


 現在、在来小そば品種は、栽培面積、たびたび申し上げますが、30ヘクタールまで拡大しておりますが、一般の信濃、常陸系の品種より種が小さく、栽培管理が非常に難しい品種で、収穫量も半分以下であること、また、ほとんどの水田で水稲が栽培され、転作農地が本当に限られていること、さらに、同じ特産のエゴマ栽培との作付農地が重複することなどから、なかなか生産面積を拡大することは難しい状況であると判断をいたしております。非常に生産量も少なく、希少価値の高いソバであり、特に町内のそば屋さんには、供給量が少なくても、常に安定的に供給できる生産体制を維持することが最重要であると考えております。これからも本町のそば屋さんへ訪れられないと食べられない、差別化した特別な一品として、年間を通じて観光客に提供していきたいと考えております。


 また、県外のそば店へのソバ粉の販売、町外の生産農家への原ソバの種子の供給等については考えておりませんので、何とぞ御理解をお願いをいたします。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) ちょっと長くそば談義をいたしまして、次、移りたいと思います。


 2つ目の議会資料のペーパーレス化とIT活用についてでございます。


 本町議会に提出される提案資料は、全て紙の印刷物であります。年4回の定例議会、そして年何回かの臨時議会の資料がそれであります。


 ふだん、町長以下、町役職員の日常の業務執行においては、ペーパーでの閲覧やデータ保存等はそう多くはないのではないかと。パソコンが普及した今日、業務にかかわる意思疎通は今や庁舎内外のイントラネットの活用による閲覧、データのやりとり、あるいは資料の保存、こういったことでされているのが現状ではないでしょうか。ただ、会議においては、いまだペーパーによることが多いと思いますが、最近はパソコンによるプロジェクターの活用が大変拡大してきております。また、先進的な企業等においては、タブレット端末での資料の閲覧あるいはやりとりが今日当たり前というふうなことで、会議においても遠隔地を結んでのビデオ会議、いわゆるテレビ会議も盛んに行われております。こうした通常業務や会議のIT化は、今日、目まぐるしい進展によりまして、格段の利便性が図られてきたことは周知のとおりであると思います。今、奥出雲町内の庁舎においてパソコンを取り上げたら何ら仕事が進まないというふうな状況がまさにこれでございます。


 昨日、一般質問に幾度となくITの利活用について質問がなされました。その重要性、特に観光振興等の活用術など、トレンド性といいますか、潮流は避けられないツールというふうに思っております。このIT活用について、少し我が足元、この議会の足元を検証してみたいというふうに思います。


 本町議会で用いる印刷物、資料は、毎回大変分厚く、説明の際、見開きに難渋することもしばしばであります。特に当初予算の関連資料、あるいは決算認定の関連資料等は大変分厚くて、持ち歩きも大変ということで、とても隅から隅まで検証するというようなことはなかなか困難、難渋をする状況でございます。


 また、自宅に持ち帰って予算書や決算書などを精査、検証する際も、これもまた同様、なかなか自分の探す箇所に行き着かないといったようなことも多く、これはなぜかなと考えることがしばしばあります。それは、私自身、保有するさまざまなデータの大半は、資料の大半は、パソコンの保存、格納してあって、数年間もの蓄積した資料もパソコンを開いて瞬時に行き着くと、必要であればプリントアウトして、また1枚2枚持ち出すという状況です。紙を一々指でめくり、必要であれば別にコピー機にかけてコピーをするといった作業はないわけでございます。


 今日、IT化社会、デジタル社会にあって、旧態のアナログ状態から抜け出せていない我が奥出雲町議会は、率直に申し上げておくれていると言わざるを得ないと思います。本町に限らず、議会審議のあり方も含め、そうした議会がまだまだ全国的にも大半かもしれません。しかし、県内外、近隣の市町村においても、こうした状況からいち早くIT化に向けて議会環境を改善し、成果を上げている議会も多くあります。後ほどお話ししますが、県内の美郷町、あるいは市では出雲市、あるいは隣の県の近くで日南町、こういったとこもあります。また、ごく最近では、安来市もこの美郷町のほうへ視察研修に行ったというふうに伺っております。そうした検討がなされているというふうに思うわけでございます。


 今、本町議会では、議会活性化委員会を設けまして、議会活性化に向けたさまざまな取り組みを行っておりますが、この議会資料のペーパーレス化、タブレット端末の活用方策もその一環として検討をしております。


 今日、タブレットの普及は大変著しく、都会地のビジネスマンに限らず、日常生活に広く普及をしてきております。膨大な資料の保存、タイムリーな資料の閲覧、カメラ機能による記録の保存、さまざま、かつタイムリーな情報収集、いわゆるインターネットでの情報ですね。そうしたことは今や若者を中心に、スマートフォン同様、必携用具の一つになりつつあります。私の集落においても、わずか9戸のうち、若手の3人は集落の常会にはたびたびこれを持って、いろんな情報、資料を検索して、提供してくれます。


 先般、9月と10月に議会で議会報告会を9地区行いました。この中でも私らが持ち出したものは、本当に皆さんにお配りしたわずかな資料でございました。それ以外の資料のお話が出ますと、ちょっと返答に窮するというふうなことでした。これがこうしたタブレットを持ち歩いていたならば、何ら苦痛はなかったのではないか、あるいは間違いの回答はなかったのではないかというふうにも思ったところでございます。


 議会活動にタブレット導入は、御承知のように、皆さん、さまざまな活用方法を考えられて、近隣の市町村議会の活用事例も大変多く伺っております。


 余談ですけども、きのうIT活用で地域振興の話がありました。例えば本町のホームページについて、いまいちではないかといったお話もありました。実は、昨年7月に、議会のタブレット端末導入について、美郷町議会の視察研修を行いましたが、私はたまたま県のいわゆる土地改良連合会の関係で、美郷町の景山良材町長とお会いをして、時々一緒に談笑する機会もございます。この方は77歳ということで、大変と言っては失礼ですけども、高齢ではございますが、あそこへ研修に行きましたので、町長さんにこのお話を伺いました。私はもうやっておりますよ、なかなか年配の方は大変でしょうけども、一生懸命画面をなぞって、議会でやっておりますと、こういう大変力強いお話を伺いました。すごいことだなと思ったところであります。


 美郷町のホームページを見ますと、やっぱりちょっと進んでおります。障害者とかいう弱者のための音声案内、議会も議会中継を録画したインターネット配信、それも音声入りというふうなことでございます。その議会中継をちょっと見ますと、議員の皆さんがタブレットをいろいろなぞっておられます。やっぱり現場でもしっかりやっておられるんだなというふうな印象を持ったところでございますが、この前お話を聞いたときには議員と三役で27台のタブレットでした。購入機器は150万円ばかり。年間のやっぱりメンテナンス、いろんな保守点検がありますので、97万2,000円ぐらいな年間維持管理がかかるということですけども、ペーパーレス化というのは余り、半分もなくなってきたかなというお話でしたが、そのとき、それ以上に資料の製本、あるいはチェック、時々間違って、断りの、朝、執行部の皆さんがされることもありますけど、そういうことのチェックも大変手間がかからないと、人件費の大幅削減になるんだと、こういうお話を景山町長さんからも伺いました。


 また、進んでいることは、例えば本会議場では音声の自動認識装置を備えて、議会の発言の読み取りもできるというふうな、今は手書きの議事録をつくってますけど、そういったことも改善されております。


 私は、議会のペーパーレス化にとどまらず、議員の議会内外の活動範囲が随分広がるのではないかというふうに思っております。これによってより活発な議会活動、あるいは活性化に貢献できる。これからの議員必携のツールというふうに私は考えております。


 こうした議会資料のペーパーレス化、IT活用、いわゆるタブレット端末の議会活用について、町長はどのような所見をお持ちか伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 議員御指摘のとおり、近年、地方議会において、PC、タブレット端末の導入が広がっております。ペーパーレス化による環境負荷の軽減や資料作成の省力化等が図られ、保存した過去の議案等、大量の資料が容易に閲覧できるようになるわけでございますが、先進事例を調査したり、経費の削減等、費用も含めて、今後十分検討してまいりたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) 前向きなお話をいただいたところでございますが、ここの議会の中で議員の塔村議員をはねまして、一番若い方は松浦副町長ではないかなと思いますが、若いがゆえに、いろいろこうしたITには精通といいますか、造詣も深いのではないかと思いますが、今の私の意見について、どのような印象をお持ちでしょうか。伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 松浦副町長。


○副町長(松浦 士登君) 私が一番若いわけではありませんけども、御指名ですので、お答えさせていただきたいと思います。


 私もITのほうはちょっとあんまり得意でございませんで、これから勉強しないといけない者のうちの一人だと思っております。新しい時代に適応した変革、改革といいますか、そういったことは必要だと思っております。それによって議会が活発になって、町民の皆様にわかりやすいと、そういったことにつながるのであれば、そういったものも一つの方法ではないかというふうに思っております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) もうお二人お聞きしたいと思いますが、職員の業務全般を統括いたします川本総務課長さん、所見を伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) 本当、近年目まぐるしいイノベーションといいますか、技術革新が進みまして、非常に大切なツールだと思っております。職員も日常の伝達方法については、メール等も使うこともございますし、しかしながら、今後、タブレット端末等の利用につきましては、先ほど町長の答弁がございましたように、他の市町の調査もいたしまして、検討していきたいというふうに考えております。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) それでは、最後に、本町の財政の取りまとめ役であります藤原企画財政課長さん、このような取り組みは無駄でしょうか。ひとつ伺いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) せっかくの御指名ですので、率直な私の意見を述べさせていただきたいと思います。


 これ、実は私の手持ち資料ということで、予算に関すること、さまざまこうしてインデックスをつけながらの資料を議会のたびに持ってきております。これが実際電子機器を使えばUSBのメモリに十分入ってくると。個人的にはパソコンでそういうものも、実はこの資料と同じものを全く同じ状態でPDF化をしてデータで持っております。ただ、資料の保存という面では非常にすばらしいことですけども、なかなか瞬時にそれを検索して探し出すということには、やはり紙のほうが優位性はあるのかなというふうに思っております。


 今後の議会活動、そういった中で、こういった取り組みは有効な取り組みだとも思っております。先進事例の状況、議員活動の状況ですね、そういったものも十分見きわめながら進んでいけばというふうには思っております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 村尾明利議員。


○議員(9番 村尾 明利君) それぞれ御所見伺いました。大変ありがとうございました。


 実は、本町も島根大学と連携の道を探っておられますが、たまたま、私、せんだって、隠岐の海士町の山内町長さんのお話が書いてありました。海士町は、「ないものはない」というのがキャッチフレーズと聞いておりますが、ないものはないというのは、ないものは仕方がないけん、あとは我々が自分らで創意工夫をしようと、こういうお話かなと思っておりましたが、こういうことを言われました。金がない。制度がない。例がない。だからできない。こうした「ない」は、これから私は絶対言わないと、こうおっしゃいました。これはすばらしい言葉だなというふうにも思ったところでございます。


 以上をもちまして私の一般質問を終わります。


  ───────────────────────────────


○議長(岩田 明人君) ここでしばらく休憩をします。11時25分から再開いたします。


           午前11時13分休憩


  ───────────────────────────────


           午前11時25分再開


○議長(岩田 明人君) それでは、再開をいたします。


 ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、休憩前に引き続きまして会議を開きます。


 一般質問、次に、1番、内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 1番、内田雅人です。12月定例会、ことし最後の一般質問となりました。ぜひ実りあるものにしていきたいと思います。


 今回は、大きく3点についてです。まず最初に、教育現場の現状と課題について、教育長にお聞きします。


 教育は、人間形成にかかわり、とても大事であるということは言うまでもありませんが、今、全国的にさまざまな課題があり、連日関係する報道もされています。学力や入試制度、奨学金、校舎の老朽化、児童数減少、いじめ、教師の過重労働、保護者対応など、いろいろあるわけですが、本町において教育の現場はどうなのかということです。


 まず、学力についてです。


 9月末に公表されましたが、今年度の全国学力調査において、奥出雲町は調査対象の小学校6年生、中学校3年生ともに急激な伸びを示したと。これは大変喜ばしいことです。教育委員会で全町を挙げた学力育成策による成果のあらわれと分析をされています。来週には県の学力調査のテストも、これは小学校3年生から中学校2年生が対象ということで行われるようですが、全ての学年で同じような伸びが見られればいいなと思っております。


 以前、教育長に、学力と学習状況の理想の状態とはということをお聞きしまして、お答えをいただきました。そして、その理想の状態に近づけるには、全教師の意識改革を図る必要があるとされまして、6つの具体策を示されました。各種の調査結果を分析、考察し、具体的な改善策を策定するんだと。一人一人に学ぶ意欲と学び方を育てるんだと。結果として教科の得点も向上させる。各学校の教員同士が積極的に学び合い、指導力を高める。中学校区で幼・小・中一貫した取り組みを行う。家庭、地域の協力を得るという6つです。


 その中で、私は根本的に本当に大事だと思うんですけども、子供たちの学ぶ意欲、学び方を育てるというポイントですね。やはりやらされるのとみずから意欲を持ってやるのとでは吸収が全然違うと思いますし、学び方というのも、どうやって勉強していいかわからないというのもあると思いますから、大事なポイントだと思いますが、そういう具体策を上げられましたが、子供たちの学ぶ意欲と学び方は向上しているのかという点をまずお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 議員の御質問にお答えいたします。


 今お話がありました学ぶ意欲と学び方の向上は、学力向上の目的として位置づけているものでございます。


 本年度の全国学力・学習状況調査における児童生徒の質問紙、これはいろんな質問をしながら学力の背景にあるものを探ろうとするものですけれども、ここには学ぶ意欲に関する質問が7問ございます。これについて全国平均値と比較すると、プラスの8.8%からマイナスの0.7%となっており、学ぶ意欲はおおむね全国平均を上回っておりますし、本町の平成27年度の調査と比較しても、学ぶ意欲は高まっているという数値になっております。


 また、学び方に関する質問、これ14問ございますけれども、これについては全国平均と比較するとプラスの22.6%からマイナスの9.0%となっており、小・中学生とも自分で計画を立てて宿題や復習を行っている割合が全国より高くなっております。


 なお、予習を行っている割合は、中学校では全国平均値を下回っているので課題が残っていますが、小学生の予習時間は平成27年度と比較して10.3%上昇しております。


 学校訪問による授業参観や児童生徒の質問紙への回答状況を見ると、授業での話し合い活動やみずから設定した課題解決的な学習等が積極的に取り入れられており、主体的な学びに向けた取り組みが各校で推進されていると言えると思います。こうした状況から、学ぶ意欲と学び方はおおむね向上していると捉えております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。大変いい傾向だと思います。学ぶ意欲、学び方、ともに全国平均を上回っていると、以前と比べても高まっているということです。


 私も授業を見させていただく機会がありまして、そのときいろいろ思うこともあるんですけども、授業の中で全ての子供たちが理解ができればいいとは思いますが、なかなか、ここまで行かないといけないというところもやっぱり先生の中ではあると思いますし、わかり切らない子供たちもいるとは思うんですけども、やはり授業以外の時間というのが非常に大事になるんじゃないかなと思います。先ほど復習の時間が、やる子がふえたということは非常にいいと思います。その日、わからず、ちょっともやもやしたものというのは復習でその日に振り返ってみるということは非常に大事で、そこで気づく。そういうことかということですね。知る喜び、わかる喜びというものがやはり意欲につながっていくのかなというふうに思います。主体的という言葉もありました。みずから学ぶ意欲につながっているということです。


 次に、教育長の目指される教員の意識改革、指導力アップは進んでいるか、現状をどう捉えられるか、お聞きをいたします。


○議長(岩田 明人君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 御質問にお答えいたします。


 言語活動を充実させた授業改善や目当て、これは言葉をかえると具体目標というふうになると思いますけども、目当てと振り返り、これは反省とか評価いうことになろうと思います。この目当てと振り返りを意識した授業構成、授業を見ていただいてもわかりますように、目当てと書いて、こういうことをきょうは勉強するんだよと、振り返りのところでは、こういうことを学習して、まとめて、次、どういうふうな学びができたかということを振り返る時間というのが設定されている授業が非常にふえてきております。こういう授業構成。それから、校内研究や教育事務所の指導主事等による学校訪問、指導を通して、教員の意識改革が進んでいるという姿を議員を初め多くの人に御協力いただいている学校訪問等でも見ることができます。


 今後は、さらなる指導力向上に向け、教員同士の学び合いについて具体的な指導、助言を継続したいというふうに考えております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 先生方、いろいろ考えもやり方もさまざまあると思いますし、当然違う意見があったり、明らかにまだまだスキルが不足しているという方もいらっしゃる。そういう経験も私もしましたけども。そんな中で、やはり共通の目的、子供たちの学力向上、健やかな成長というとても大事な共通の目的があるわけですので、さまざまな手段の中から、こういう努力の方向性で正しいというものをやはり先生方、共有をしていただきたいと思います。その努力の方向性が合っているかというところは検証をし続けないといけないですし、やはり先生というのは日々学び続けないといけない。先生だけではないですけども、指導者、何にしても、スポーツにしてもそうです。学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならないという言葉もあります。日々学び続けていただきたいと思います。


 次に、いじめの防止対策についてです。


 全国各地で問題となっております。奥出雲町でも9月に新聞報道がありました。この件に関しましては、昨日、複数の議員から質問もあり、答弁もされておりますが、私が一番聞きたいのは、具体的にどういう対応をされるのかというとこです。どれだけ早く気づけるかということは非常に大事だと思います。さまざまなサインがあると思います。そして、先生一人でやはり解決しようとせず、しっかり報告、教頭先生なり、校長先生なり、あるいは学年の主任なり、なされているのかと、複数でやはり問題共有して対応できているのかと、そして、双方あるわけですが、双方からしっかり事情を聞いて、事実を的確につかむということがなされているのかというところをお聞きしたいと思います。やはり初動対応が間違っている、的確ではないと、本当にまた大きな問題となってくると思います。その点についてお聞きをしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 御質問にお答えいたします。


 議員御指摘のとおり、いじめ防止等に関する取り組みは、早期発見、組織的かつ早期対応が最も重要であると考えます。


 また、昨日、塔村議員の一般質問にお答えしたとおり、いじめの発生を防止することが重要であり、就学前を含め、学校、保護者、地域が互いに手を結び合いながら、児童生徒一人一人の人権感覚を養い、いじめをしない、いじめをさせない、いじめを許さない気持ちを育てていくことが大切であると考えています。


 また、お話にあったように、初動対応、いろんな形での初動対応が考えられるわけですけども、ここは本当に機能するものになっているかどうかということについて、各学校の実態等を把握しながら、また適切な指導あるいは対応をしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 今、報道で非常に多くされておりますけども、原発事故で避難を余儀なくされて、そういう方が避難先でいじめに遭うという、横浜あるいは新潟で問題となって、大きく報道されておりますが、本当に心を見ると痛めるところでございますが、それはやはり教師も言葉を間違えたというところがあったということで、本当に気をつけないといけないと思いますが、それに関してはやはり大人社会を反映したところが非常に強いかなと思います。我々大人のちょっとした言葉や態度を、子供たち、ちゃんと聞いてますし、感じるというところで、それが子供社会ではストレートな形でいじめになってあらわれるということで、いじめの予防ということもありますが、それはやはり我々大人も自分を見詰めないといけないというところだと思います。


 そして、学校において、さまざまな状況があると思います。双方からしっかり事情を聞いて、事実をやはり的確につかむということは大事だと思うんですけども、片方の話を聞いて、いじめられたという話を聞いて、決めつけて動くというのは非常に危険だというふうにも思います。いつの間にかいじめた側になってて、先生に話も聞かれず、怒られてショックを受けたという事例もあるようです。子供たちの心にしっかり双方寄り添って対応をしないといけないと思います。先日、ある先生から聞きましたが、その先生の言葉ですが、いじめられたとされる子もいじめたとされる子も、両方大事なんですということをおっしゃいました。本当にそうだと思います。子供たちにしっかり寄り添った、考えた対応をぜひお願いをしたいと思います。


 それでは、次に移ります。


 学習指導要領の改訂が今年度中に示されまして、来年度は周知徹底が図られるということで、実際実施されるのはもうちょっと先のようですけども、この学習指導要領の改訂の大きな方向性として、今の現在の情報化やグローバル化、そういった急激な社会変化の中で求められる資質、能力を育成していくと、そういうところに重きが置かれていると、生き抜く力を育む、知識偏重型から脱却し、思考力や表現力を主体的に育むということです。やはりこれからの時代、そういう力が求められると思いますが、子供たちが何を学ぶか、どのように学ぶか、学校教育はどう進化すべきか、教育長のお考えをお聞きします。


 また、それは本町に多い小規模校、極小規模校でも可能なのか、問題ないのかということもあわせてお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 議員の御質問にお答えいたします。


 ややマニアックな回答になるかもしれませんけども、できるだけわかりやすくお話ししてみたいというふうに思います。


 次期学習指導要領の改訂に当たっては、何を知っているか、何ができるか、知っていること、できることをどう使うか、どのように社会、世界とかかわり、よりよい人生を送るかを育成すべき資質、能力の3つの柱として論点整理し、アクティブ・ラーニング、これは課題を見つけて、課題解決に向けて主体的、協働的に取り組んでいくという学びの方法ですけれども、これの視点に立った授業改善、実践の必要性が議論されております。


 具体的には、1つには、習得、活用、探求という学習プロセスの中で、問題発見、解決を念頭に置きつつ、深い学びの過程を実現する。2つには、他者との協働や外界との相互作用を通じて、みずからの考えを広める対話的な学びの過程を実現する。3つには、子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、みずからの学習活動を振り返って次につなげる主体的な学びの過程を実現するといった視点が示されています。


 学習指導要領の改訂に伴い、学校はどのように進化すべきか、また、それは小規模校、極小規模校でも可能かとの御質問ですけれども、まずは学校におけるカリキュラム・マネジメントの充実を図ることが必要であると思います。具体的には、1つには、学校の教育目標を踏まえた教科横断的な視点で、その目標達成に必要な教育の内容を組織的に配列していくこと、2つには、教育内容の質の向上に向けて、子供たちの姿、地域の現状等に関する調査等に基づき、教育課程を編成、実施、評価して改善を図るPDCAサイクル、プラン・ドゥー・シー・アクションですけども、計画を立てて実行し、評価して、また次の取り組みに移るというPDCAサイクルを確立すること、3つには、教育活動に必要な人的、物的支援等を地域等の外部の資源も含めて活用しながら、効果的に組み合わせることなどが述べられております。


 こうした取り組みは、小規模校、極小規模校でも可能であります。ただ、集団的技能の獲得やより深い学び、より対話的な学びについては、一層の工夫が必要になると考えております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) アクティブ・ラーニングという言葉をいただきました。テストの点、あるいは知識をふやすというのも大事だと思いますが、思考力や表現力を主体的に育むということが非常にこれから大事になってくると思います。ただ、これを教えるということは非常にスキルの要ることだと思いますし、忍耐も要ることだなというふうな気がします。数学の公式など、例えばですけども、これを覚えとけということで、それを覚えたら点はとれるかもしれないが、それでは思考力は育たないと思いますし、主体性もない。何でその式になるのか。


 例えば円の面積の求め方、πr2、小学校でいえば半径掛ける半径掛ける3.14ですけども、その式を覚えてれば答えは出せるんでしょうけども、なぜ半径掛ける半径掛ける3.14の式で円の面積が出るのか。それが説明できる6年生、中学生が何人いるのかということですけど、これに関しては、私、以前、町内の6年生に非常にわかりやすく説明をしてもらって感動しまして、私、それまでわからなかったんですけど、すごいねと、なるほどと思って、ありがとうと大いに褒めまして、うれしそうにしてましたけども、なぜそういうことになるのかという、そこに興味を持たせられるかということだと思うんですけどね、主体的で深い学びになってくると思います。


 新聞に載る例えば国際的な記事。なぜこういう問題が起きているんだろうと、そこから歴史や地理への興味へつなげられたらと思いますし、そしてそれについて自分はどう思うか、自分だったらどうすると、外に向いているベクトルを内に向けさせるような問いかけをして、考えさせて、自分の意見を持つように導くと。意見交換ができればなおいいと思います。先ほどおっしゃいましたけども、対話的な学びと。学校だけじゃなくて、家庭でもいいと思いますし。そういうふうに、なぜそうなるんだというようなところ、興味、好奇心の中から発見、納得できたとき、やはり喜びというものがありますし、学ぶ意欲にもつながってくるのではないかと。そういう子供たちがやはりふえてくることを期待したいと思います。


 先ほど教育長がおっしゃいました。教育の現場の中で、PDCAサイクルということをおっしゃいまして、ちょっとお聞きしてみたいと思うんですけど、私が思うPDCAサイクルとちょっと違うかもしれないですけど、毎年毎年多分恐らくそのサイクルでいろいろチェック、アクションされていると思いますが、もうちょっと長いスパンで果たしてあるのかなと。卒業した子が果たしてどんな社会人になっているのかということを組織として把握する仕組みってあるのかなって思ったりもするんですけども、今、ゆとり教育というのが見直されている状況ですけども、ゆとり世代という言葉も生まれてますが、あの世代が今、社会人になっている。社会に出ているわけです。そこ、何かしらのPDCAがあって、見直しがなされたのか。ちょっとそこら辺わかりませんけど、そういうのが教育の現場の中で果たしてあるのか。長いスパンでですね。そういうところをちょっとわかればお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 今御指摘いただいたことは非常に大事なところですけども、現在、こういうふうに後を追って評価するというシステムはございません。ただ、非常に大事なものであるなと。今思っているのは、感覚としてこれはよく育ったねということなので、本当はそれではまずいのかなというふうに思っております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) なかなか難しいところだとは思うんですけども、感覚としてしか、ということになるのかもしれません。なかなか卒業した子がどうなったかというのは追いかけられないと思うんですけど。


 例えばですけども、教え子の同窓会によく出られる先生、多いと思うんですけど、全く出られない先生もおられるかもしれない。その先生が例えば現役でしたら、多分その教え子が社会に出ている姿を見て、その姿を見て気づかれることって結構あるんじゃないかなと。非常に情報をたくさん持っておられるんじゃないかなと思うんです、そういう先生というのは。そこから何か集約できることってあるんじゃないかなと。現役の先生でしたら、恐らく教育の中で、授業の中で、そういう経験を経て、徐々に変えていかれていることもあるかもしれないです。というふうなことも思ったりもします。私も同窓会したときに、やはり先生、いまだに来ていただきます。まだ現役で頑張っておられますけども。そういうこともあるのかなと思いますし、そういう形で教育のPDCAサイクル、長いスパンでも確立できればいいのかなと思ったりもしております。


 教育について、最後になりますけども、さきの鳥取中部地震におきまして、本町は震度3、あるいは震度4ぐらいだったと思うんですけど、校舎の被害はなかったでしょうか。壁あるいは天井が剥がれたとか、ひびが入ったとか、耐震化の完了してない学校もあるわけですけども、どうだったかをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 糸原教育総務課長。


○教育総務課長(糸原 敬君) 御質問にお答えをいたします。


 地震発生後、直ちに各学校に対しまして、人的、物的被害がないか、調査報告を求めたところでございます。人的被害はもちろんございませんでしたし、物的被害につきましても、ひびが入るとか、壁の一部が崩れるとか、そういったような損傷被害はございませんでした。


 しかし、布勢小学校の外壁の塗料が、朝の点検のときには落ちてなかったものが、ほんの少量でございましたけれども、剥離があったという報告を1件受けております。地震の直接の影響で塗料片が剥がれたのか、あるいは風等で剥がれたのかというところまでは状況からは確認できておりません。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。布勢小学校は耐震化ができてない学校でありますが、塗料の剥離があったという、直接の原因なのかわかりません。恐らくそうじゃないかなとは思うんですけども。やはりちょっとあれだと思います。今の状態では気が休まらないというところはあると思います。


 きのう、石原議員の質問への答弁で、町長がはっきり計画を示されましたけども、三成小学校は耐震化に伴う改修、平成30年あるいは31年と、布勢小学校が平成33年あるいは34年ということで、はっきり計画を示されました。町長の答弁でも、できるだけ早くしたいんだという思い、強い思いははっきり伝わってまいります。もうすぐ平成29年になるわけですけども、三成でいえばあと1年2年先と、布勢でいえば4年5年先ということになるんでしょうか。まだちょっと先だなという印象も、思われる方も多いと思います。交付金の措置のぐあいによって、早められることができれば、早急に対応していただきたいと思っております。よろしくお願いします。


 それでは、次の質問に移ります。町内のケーブル回線の容量についてです。


 テレビやインターネット通信で利用しておられる方が多いわけですけども、夕方からインターネット通信が遅くなるということをよく聞きます。個人や事業所から。夕方から夜12時ぐらいまで、利用者がふえる時間帯になるとそういうことがあるということです。また、土日もそういうときがあるということです。水道と一緒で、蛇口いっぱいにひねっとっても、家中で使ってたら出にくいわけです。通信の容量以上は出ないわけで、元栓を開かないとふえないということです。


 聞きますと、町内の企業や事業所で、町のケーブル通信は遅くて使えないので、ADSLを利用しているというところもあるようです。ADSLというのは光通信より遅いわけですけども、今後、縮小の方向性のものでもありますし、なかなかそれを使っていくのもというところだと思います。そして、民間の光通信は、ケーブル通信がある本町には採算が合わないということになると思うんですけども、整備する計画はないと。そうなると、高速通信は町のケーブルに頼らざるを得ないと思います。きのう、塔村議員の質問にもありました。これがたびたび遅くなるということは、利便性の面からもですけども、今後の企業誘致の面からも本当に避けるべきではないかなと。特にIT企業を誘致しようと思えばなおさらではないかと。早急にこれは拡大が必要ではと考えますが、町長の見解をお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 昨日、塔村議員から質問でお答えをいたしておりますが、近年、幅広い世代でインターネットサービスの利用が進み、加えて動画やゲームなど、大きな回線容量を必要とするサービスも一般化しております。このため、利用者が集中する夕方から夜間にかけて回線速度が低下することに対して、町でもこれまでできる限りの対応を実施しております。今年10月にも容量を従来の1.6倍に拡大する契約更新をいたしたところでございます。これに対しては、私も直接住民の皆様からも容量の拡大をやれというふうな指示もいただいておったところでございます。


 議員御指摘のとおり、本当に今後、IT企業等の誘致により、インターネット回線等を活用し、都会地と奥出雲を結んだ新たな業態が全国的に普及することが見込まれます。光ケーブルによるインターネットサービスという奥出雲町の強みを生かした誘致を進めていくに当たり、引き続き回線容量の増加等の対応を行ってまいりたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 例えばですが、容量を今の120%にした場合、年間の使用料はどれぐらいふえるものか、わかれば教えていただきたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) 御質問に対する直接的な回答にはなりませんが、先ほど町長が申し上げました1.6倍の速度に対しまして、これまで月額回線使用料が196万だったものが220万、つまり年間にしますと2,640万あたりが回線の使用料として出てくるのじゃなかろうかというふうに思います。


 先ほど町長の話もありましたように、こういったものについて、容量をやっぱり高めていく必要があろうかというふうに考えております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 費用がかかるわけですけども、現状、そこに大きな問題があるということを意識を持っていただければと思います。早急にこれは手を打つべきではないかと思います。


 それでは、最後の質問に移ります。町内の観光スポットのアクセスや周遊に関してお聞きします。これもきのう、塔村議員の質問でもありまして、答えの重なるところはいいですけれども、0円周遊ジャンボタクシーが実施され、それのPR効果、経済効果、今後の見込みをお聞きしたいということ、それと、次の電気自動車の件も一緒にあわせてお聞きしますが、観光用の電気自動車、今、2台入っております。県と島根大学と民間企業の事業でつくられたと聞いております。これの活用方法はどのように考えられるのか、また、リース契約ということですけども、町の実質の負担額は幾らなのかということをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 本山観光推進課長。


○観光推進課長(本山 宏人君) 御質問にお答えをいたします。


 昨日の塔村議員の御質問の中でお答えをしたとおりでございますが、今後につきましては、今回の実証実験の結果を検証いたしまして、今後の観光振興へとつなげてまいりたいというふうに考えております。


 PR効果につきましては、昨日の答弁の中にございましたけども、90名ばかり参加をいただきました。当初はそれほど来ないということも心配をしておりましたけども、広島、福山方面を中心にということで、予想よりも多くの方に参加していただいたのではないかというふうに考えております。


 それから、次の電気自動車2台の活用方法、またリース契約の件でございますが、今後の活用につきましては、例えば今回の実証実験のコースのように、三成駅を中心といたしました比較的近いコースでの、例えば鬼の舌震、絲原記念館などをめぐるコースでのタクシー方式での活用であるとか、あるいはレンタカー的な利用の仕方も考えられます。


 いずれにしましても、関係の法律を調べまして、遵守しながら事業展開をしていく必要がありますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。


 また、商工会三成支部の皆様には、このたびの実証実験で運転を担当していただいております。御意見やアドバイスをいただきまして、一緒になって検討をさせていただいて、三成地区の活性化にもつながることを期待しております。


 リースの件でございますが、町負担額につきましては、今回の実証実験に限りましては、松江から奥出雲町までの車の運搬費、それから運転手をお願いした日にちもございますので、運転手としての1日分の人件費、それから電気自動車自体の損料を計算いたしますと、4万円前後になるのではないかというふうに思っております。


 これにつきましては、特に積算基準がありませんが、今後、本格的に運行するようになった場合でのリース料金は、相談をしながら決定をしていきたいと考えております。


 いずれにしましても、さまざまな課題がありますので、引き続き関係と協議をいたしまして、検討を重ねてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。


 観光用の電気自動車についてですけども、これは国あるいは県の補助金もあってのことだと思いますが、やはりそういうのを使って、今、2台入っているわけですけど、そういった補助金事業を使って、その中で雇用、利益を生み出すサイクルをやはりつくっていくということが地方創生になると思いますので、いろいろ方式あると思いますが、そういうサイクルになるような活用方法をお願いしたいと思います。


 最後に、観光文化協会、今、サイクリングターミナルに設置されていますが、現在、三成駅に隣接する、以前コンビニが入っていた建物があいてまして、来町者、観光客の利便性を考えますと、駅に隣接するそちらを観光文化協会にするほうが利便性が上がるのではないかと。鉄道利用の方は特にですね。建物を町が買い取って、観光周遊のスタート地点にするのもいいのではないか。先ほど言いました観光用の電気自動車であったり、あるいは電動自転車であったり、そういうのも持ってきて。これについて、町長の見解をお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 塔村議員の昨日の答弁でお答えしたとおりでございますので、これ以上のコメントは本日差し控えさせていただきます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) ぜひどういう形がいいのか、将来を見据えて考えていただきたいと思いますが、ずっと長らくあのままでもいけないと思いますし、早く進めていただきたいというところでもあります。特産市とやはり相乗効果を生むようなものというのも考えられると思います。ぜひそういうことでお願いをしたいと思います。


 以上で私の一般質問を終わります。


  ─────────────・───・─────────────


○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了をいたしました。


 本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでございました。


            午後0時13分散会


  ───────────────────────────────