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島根県 奥出雲町

平成28年第3回定例会(第3日 9月 7日)




平成28年第3回定例会(第3日 9月 7日)





 
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平成28年 第3回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第3日)


                       平成28年9月7日(水曜日)


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            議事日程(第3号)


                   平成28年9月7日 午前9時30分開議


 日程第1 一般質問


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           本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


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             出席議員(13名)


    1番 内 田 雅 人君     2番 石 原 武 志君


    3番 藤 原 和 範君     4番 川 西 明 徳君


    5番 塔 村 俊 介君     6番 内 田   勇君


    7番 内 田 精 彦君     8番 藤 原 充 博君


    9番 村 尾 明 利君     11番 松 ? 正 芳君


    12番 大 垣 照 子君     13番 景 山 孝 志君


    14番 岩 田 明 人君


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             欠席議員(なし)


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             欠  員(1名)


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            事務局出席職員職氏名


局長 ───── 若 月 勝 久君  局長補佐 ─── 安 部 陽 子君


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          説明のため出席した者の職氏名


町長 ───── 勝 田 康 則君  副町長 ──── 松 浦 士 登君


教育長 ──── 安 部   隆君  総務課長 ─── 川 本 健 二君


教育総務課長 ─ 糸 原   敬君  企画財政課長 ─ 藤 原   努君


建設課長 ─── 松 島 昭 雄君  税務課長 ─── 堀 谷 智 樹君


町民課長 ─── 石 原 啓 子君  農業振興課長 ─ 舟 木   長君


病院事務長 ── 森 長 洋 二君  子育て支援課長  若 月 ゆかり君


債権管理課長 ─ 森 山 正 人君  観光推進課長 ─ 本 山 宏 人君


水道課長 ─── 安 部   誠君  会計管理者 ── 和久利 民 男君


健康福祉課長 ─ 江 角   啓君  地域振興課長 ─ 杠   康 彦君


農林土木課長 ─ 千 田 嘉 久君  福祉事務所長 ─ 荒 川 佳 史君


社会教育課長 ─ 高 尾 昭 浩君  財産管理室長 ─ 中 西   剛君


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            午前9時28分開議


○議長(岩田 明人君) ただいまの出席議員数は13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


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 ◎日程第1 一般質問





○議長(岩田 明人君) 日程第1、一般質問を行います。


 初めに、6番、内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 一般質問の機会をいただきましたので、大きく2項目にわたりまして質問をさせていただきます。


 最初に、高齢者支援の取り組みについてでございます。


 介護保険法の改正に伴い、平成29年4月、来年4月からですが、介護予防・日常生活支援総合事業がいよいよ始まります。平成28年度一般会計予算で地域包括ケア推進事業として924万円が予算計上されております。在宅医療、介護サービス、生活支援サービスを手厚くし、高齢者になっても住みなれた地域で必要な支援を受けることができる地域包括ケアシステムの現在の取り組み状況についてお伺いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 江角健康福祉課長。


○健康福祉課長(江角 啓君) 御質問にお答えをさせていただきます。


 本町の地域包括システムの取り組みについてはということでございます。


 高齢者の方が住みなれた地域で安心して生き生きと暮らせるよう、地域において開催されております交流サロンなど、地域や人のつながりになる事業を展開しているところでございます。また、奥出雲町地域包括支援センター運営協議会などにおいて、医療・介護の関係者の方々と在宅医療・介護のあり方など協議を重ねております。


 また、生活支援サービスにつきましては、生活支援コーディネーターを社会福祉協議会に配置いただきまして、今後、生活支援の担い手の確保やサービスの開発を行うこととしております。よろしくお願いいたします。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 本格的な実施まで6カ月ということを切ったわけですけど、まだ今、交流サロン、また支援コーディネーター等取り組むということでございますけれども、介護予防サービスの要支援1、要支援2の人たちは介護保険の給付対象から外れ、市町村事業に移行ということでございます。どうしてもいろいろなことが全部市町村で行っていくことになるわけですけれども、実質あと半年、6カ月で十分でしょうか、お伺いします。


○議長(岩田 明人君) 江角健康福祉課長。


○健康福祉課長(江角 啓君) お答えをいたします。


 間もなくサービスが始まるわけでございます。現在、雲南広域連合のほうで積極的にサービスの内容等協議がなされているところでございます。平成29年の4月ということでございますけども、これに間に合うように現在準備をされているということで理解をしておるところでございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 半年で十分間に合うということでございますので、どうかスムーズにこれが移行されるようにお願いをしたいというふうに思います。この地域包括ケアシステムは、早いところはもう30年も前から取り組んでいるという先進事例の自治体もあります。法自体は2年前に改正されて、去年からやってるところもあるわけでありますので、取り組みがスムーズにいきますようにお願いしたいというふうに思います。


 続きまして、低栄養の高齢者増加の現状と対策についてお伺いをいたします。


 肥満度をあらわす指数BMIは22が理想とされておりますが、この数値が20以下の低栄養傾向にある高齢者の割合が女性はふえ始めているそうであります。厚生労働省の調査によると、在宅介護を受けている高齢者で低栄養状態の人の割合は13%で、低栄養状態になるおそれの人は何と52%と、合計では6割以上の人が低栄養の傾向にあると言われております。


 高齢者は、入れ歯が合わなかったり、自分の病気や、また身近な配偶者等の死亡、また身体機能の低下により、買い物や調理が困難になってまいります。そのためにエネルギーとたんぱく質が欠乏する低栄養状態になり、筋力量の低下、気力の減退などの症状があらわれ、寝たきり状態になる危険が高まると言われておりますけれども、健康寿命、また健康長寿であるため、この対策について現状をお伺いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 江角健康福祉課長。


○健康福祉課長(江角 啓君) 御質問にお答えをいたします。


 低栄養化の高齢者の方が増加してるではないかということでございます。


 全国的に高齢者の方が低栄養化が増加してきていると言われております。本町にどれくらいいらっしゃるのかというふうなデータにつきましては現在持ち合わせておりませんけれども、やはり議員御発言のとおり、一般的には偏った食生活が原因ではないかと言われております。高齢者のひとり暮らし、また高齢者だけの世帯というふうなことが増加しております。バランスよく料理をつくって食べるなどということがおっくうになられるのが原因ではないのかなというふうに考えております。できるだけバランスのよい食事をとっていただけますように、各地区の保健推進員さんなどとも協力しながら、呼びかけてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 特定健診等でメタボ、肥満のことはよく注目もされ、また関心も高いあれでありますけれども、この低栄養というのは死亡リスクも高く、また認知症にもなりやすいというふうにも言われております。この低栄養の問題の解決といいますか、少しでも関心を持って、やはり高齢者を見守っていくということが健康状態を保っていく、また国保等医療の低減にもつながっていくというふうに思います。この現状といいますか、今からという、余り関心がちょっと薄いように思いますけど、町でやっぱりこのことを本気になって取り組んでいくための対策なりございませんでしょうか、お尋ねします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 私のほうから御質問にお答えをいたします。


 先ほど課長のほうから説明をいたしましたように、データは現在保有しておりませんけれど、先ほど課長が申し上げましたように、各地区の保健委員の推進員とも協力しながら呼びかけを行って周知徹底を図りたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 奥出雲町も高齢化率は40%を超える大きな数字でございます。どうか町内のやはり高齢者あるいは高齢者施設等に入所されている方の低栄養の実態をやっぱりきちんとつかんでいただいて、それなりの対策を講じていただきたい。そのことが全てに健康長寿、また元気なお年寄りをふやしていくことにもなっていくというふうに思います。


 けさもNHKのテレビでもやっておりましたけど、美容メークですか、102歳のおばあさんでも化粧をしたら笑顔になって元気になって、また周りの人も笑顔をもらってというふうなのを放送もしておりました。話題を取り上げておりました。それから、今の牛乳からチーズをつくる過程で生成されるホエイは、この低栄養の対策にとても有効であるということが言われております。ここらあたりもしっかりと対策の中に入れていただきたいというふうに念願をいたします。


 次に、介護現場で働く人の多くの介助者が悩まされている腰痛予防対策に、介護予防リフトあるいは介護ロボット導入についてお伺いをしたいと思います。


 昨日の新聞でも、県が介護ロボットの導入に予算を組むという報道もされておりましたけど、お伺いをしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 議員御提案の介護リフトや介護ロボットの導入は、介護職員の身体的負担を軽減するとともに、業務の効率化などの効果が期待できると考えております。しかし、まだまだ介護ロボットは需要が少なく、大量生産が難しいことから、開発され、1台当たりが数百万円程度もするというふうなことで、このようなロボットを導入できる介護施設は現状限られておるというふうに私、認識しております。普及には、いましばらく時間がかかるのではないかというふうに思っているところでございます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 介護ロボットは高価なものであるということですけれども、いろいろロボットもありまして、例えば装着して介助者の力を援助するようなロボット等も開発されているようでございますし、また介護用リフト、こういうのもやっぱり今までは手できちっと介護するというのが主流でありましたけど、今はノーリフト、介助する人が持ち上げないというのが進んでいるようであります。リフトによってすれば、大きく介護される人も、またいろんな場面で介護状態が好転しているという実態もあるようであります。そうした意味で、持ち上げない介護、ノーリフトで介護職の疲労軽減あるいは介護現場では本当に離職率が高いというこの原因、また人件費の問題、賃金の問題等もあると思いますけど、もう一度、実際には介護リフトは町内の施設にはどうでしょうか、お伺いします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 質問にお答えをいたします。


 先ほど回答いたしましたように、介護リフトとか介護ロボットの導入に関しましては、まだまだ普及段階ではないということでございますが、やはり職員の業務の効率化が図られるということは、いろいろ調査の段階でも把握しております。今のところ私ども介護施設等にも普及はまだ、もうしばらく時間がかかるということを再度回答をさせていただきます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 町内でもまだ普及されてないということで、今からということでございますけど、実際の介護現場の働く人たちのことを考えたとき、またいかにして介護をする人を確保していくかということが大きな問題になっておりますので、そこらあたりひとつ予算をしっかりと、町内で進んだ介護ができるようにひとつ頑張っていただきたいというふうに思います。


 次に、来年4月から新しい介護予防・日常生活支援総合事業の中で福祉用具見直しによる負担の増加が懸念されています。その内容と、これに伴う何らかの支援対策が必要と考えますが、所見をお伺いいたします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 2018年度に控える次期介護保険制度改正を念頭に置かれての御質問と思います。この改正につきましては、要介護2以下の方の給付の縮減を図るものであると認識しておりますが、いずれも現在、国において検討がされている内容でございます。仮に個人負担が増加した場合の町の支援対策はとの御質問でございますが、国により制度改正がなされるものであり、国の負担軽減分を地方公共団体が補完するということは、保険制度の趣旨に反するものだというふうに考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 国の政策の中で行われるということでありますけれども、やはりとにかくこのことを心配される話といいますか、話題もあっておりますので、ひとついろいろな場面でまた前向きな施策をよろしくお願いいたします。


 次に、再生可能エネルギーの推進についてお伺いをいたします。


 奥出雲町は、電力の小売自由化を踏まえ、地域にある再生可能エネルギー資源を活用した自治体の新電力会社も設立されたところでございます。固定価格買い取り制度は、2011年8月に成立した再生可能エネルギー特別措置法に基づき、12年7月から導入され、太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスの5分野を対象に、発電した電力を一定期間電力会社が固定価格で買い取ることを義務づけているものでございます。


 数年前、再生可能エネルギーの実態調査、アンケート調査なり、奥出雲町で行われたと記憶しておりますけれども、その結果といいますか、状況についてお伺いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 千田農林土木課長。


○農林土木課長(千田 嘉久君) 御質問にお答えをいたします。


 本町では、平成21年度に資源量が豊富で、かつ地域環境的負荷の少ない新しいエネルギーの活用を検討するため、奥出雲町地域新エネルギービジョンを策定したところでございます。これは奥出雲町の地域特性を生かした新エネルギー、特に木質系バイオマスを活用し、エネルギーの地産地消を目指し、地球温暖化の防止、地域活性化、ひいては産業振興につながることを目的としております。


 このビジョン策定の際に、新エネルギーについての意識調査を実施したところでございます。調査は、町内抽出1,200世帯、事業者50事業所に対し、実施をしております。調査内容につきましては、エネルギーへの関心度、導入移行、新エネルギーへの要望等をお聞きしております。結果といたしましては、森林資源、太陽光への意見が多く、町民の関心は非常に高いものでございました。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 実態調査によって1,200世帯の方、また50事業所にアンケート調査等もされたようでありますけども、その中で、やはり太陽光と小水力ですか、関心があったということでございます。このことにつきまして私は、まだまだいろいろな再生可能エネルギーの活用ができる部分があるのではないかというふうにも思っておりますけれども、関心の高い部分といいますか、まだまだ太陽光も小水力もあるように思っております。


 原発に依存しない社会を目指すためにも、地域特有の資源を活用した再エネルギーの拡大は新たな雇用をつくり、地域経済の活性化につながり、エネルギーの地産地消にもなっていくと思います。町内での小水力発電の可能な場所はまだほかにないのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 小水力発電は、水量と落差で発電能力の大半が決まるため、ある程度の発電出力が見込める開発適地は既に開発がされておる現状でございます。本町では、再生可能エネルギーの地産地消を図るため、現在3カ所の水力発電所を運転・整備しておりますが、さらなる再生可能エネルギーの利活用を図るため、現在、仁多発電所付近の大馬木川から取水する新たな発電所が整備できないかと検討を進めている状況でございます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 新たな小水力発電としては、仁多発電所、大馬木川の現在ある場所の隣にということでございますけれど、奥出雲の地形からしてやっぱり落差もあるし、小規模なものであれば結構なところで案外そういう発電ができるところもあるのではないかというふうに思いますので、今後また検討をお願いします。


 現在、太陽光発電設備が設置されてる場所の現状、学校やコミュニティーセンター等公共施設への設置推進についてお伺いをします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 太陽光発電整備につきましては、本町においても公共施設や一般住宅の一部に整備されております。公共施設におきましては、過去、亀嵩小学校に設置をいたしており、本年、仁多中学校に導入するところでございます。また、他の公共施設への導入につきましては、施設ごとにエネルギーの使用状況が異なるため、整備導入による効果と施設整備に係る費用等を総合的に勘案して、導入を検討する必要があるではないかと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 今現在、亀嵩小学校と仁多中学校への設置ということがありますけれども、そのほかにやはり公共施設のほうが屋根も広いし、設置しても、それだけの効果もあるだろうし、また学校への場合は生徒さんの学習のためにも、またいかに再生可能エネルギーを利用していくかということの大きな勉強、学習の場にもなると思いますので、今後できる限りの設置を進めていただきたいと思います。


 次に、先日、隠岐の島町が木質バイオマスペレット工場の建設を2億5,000万円をかけて整備するとの新聞報道がございました。奥出雲町も、バイオマス産業都市構想に認定されております。隠岐は、それをもとに森林整備、雇用促進の上からバイオマスペレットをつくるということでありますけれども、奥出雲町でも、雇用促進、また森林整備のためにも木質ペレット工場建設で地産地消の推進を図れないのか、お尋ねをします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 現在、本町で行っている木質バイオマスの利活用は、ペレットではなくチップを活用した取り組みを行っております。これは平成21年度の新エネルギービジョン策定時に木質バイオマスの利用形態を検討した結果、チップは生産コストが安いため大量消費に向いていることと環境負荷が小さいため、チップを採用したものでございます。現時点でペレット生産は考えておりません。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) 現時点ではペレットの生産は考えてないということでございますけれども、木質バイオマスチップは一般家庭で利用するとか、今後、使い勝手が悪いってのはあれですけど、広めていくにはやっぱりペレットのほうがいいのかなという思いもしておりますけれども、バイオマス産業都市構想に認定されて、当初は炭素材をつくるということが割に合わないということで、どうも変更になって、それにかわるものとしてやはり何かをやらなければならないというふうに私も思うわけですけど、ペレットも割に合わない部分もあるとは思いますけど、森林整備、雇用創出、いろんな部分を考えたときに、広く使ってもらえる、一般家庭でも使える、またいろいろな部分に使いやすいそういうもの、またいろいろなストーブ等も開発されて、いいものが出ておりますし、そういう意味で、バイオマス産業都市、次の構想の現況と将来構想をあわせてお伺いをしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 バイオマス産業都市構想とは、地域のバイオマスの原料生産から収集、運搬、製造、利用までの経済性が確保された一貫システムを構築して、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型のエネルギーの強化により、地域の特色を生かしたバイオマス産業を軸とした、環境に優しく、災害に強いまちづくりを目指す事業でございます。


 本町では、平成25年に町内の木質バイオマスを活用した土壌黒鉛の代替品であります製鉄用炭素材としての活用と木質チップボイラー等の地域内利用の2本柱から成り、最終的な目標は年間6万トンの木質利用を図るものでございます。その後、当初計画について精査検討する中で、年間6万トンもの木質資源の収集方法の未確定と製鉄用炭素材の供給単価が加工前の原料費だけでも土壌黒鉛の2倍超となることが判明をいたして、本構想の見直しが必要との判断をしているところでございます。現在、国と協議を行っております。


 それと、再質問的なところでございますが、ペレットというふうなことにつきましては、それはやはり最近いろいろなストーブ活用等もございますので、現時点ではペレット生産は考えていないというふうなことでございますが、そこらの需要等はまた検討はしてみたいと思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) バイオマス産業都市構想が認定されて炭素材の生産はちょっと諦めたということでありますけれど、このことに対して例えば何かをやらなければならない、今申し上げましたように、ペレットをつくる、あるいは何かをやらないと産業都市構想そのものの認定といいますか、そういうことの取り消しとか、そういうおそれはないのでしょうか、お伺いします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 質問にお答えをいたします。


 産業都市構想の取り消しがどうかというふうなところでございますが、現在、それは先ほど申し上げましたように、国と協議を今しているところでございます。御理解をいただきたいと思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田勇議員。


○議員(6番 内田 勇君) すばらしいバイオマス産業都市構想も認定されたということで、何らかの形でやはり大きくこの奥出雲の森林を生かしていく、そういう政策を推進されるように願っております。


 以上で私の質問を終わります。


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○議長(岩田 明人君) 次に、1番、内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 9月定例会最後の一般質問となりました。通告に従いまして、大きく3点について質問をさせていただきます。


 まず最初に、勝田町政2年間の自己評価についてお聞きをいたします。大きなテーマで出させていただきましたが、1期目の折り返しとなりますので、この9月定例会でお聞きしたいと思っております。


 就任の所信表明でおっしゃいました1期目の町政運営に臨むに当たりまして、「元気、安心、笑顔のまち、奥出雲町とともに生きていく」をスローガンに3つの重点項目を掲げられました。1期目の中間地点となるわけですが、その元気、安心、笑顔がこの町にふえつつあるのか。町政運営の重点項目について、どう自己評価されるのかをお聞きします。


 まず1つ目に掲げられました、元気なまちづくりについてです。


 これについては、観光を含めた産業を振興することで安定した雇用を確保して、定住を推進していくんだという考えをお聞きしました。達成度合いを含めまして自己評価をお聞きいたします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 私も今2年が経過をいたしまして、本当に先ほど議員おっしゃいますように、折り返しを迎えたところでございます。元気なまちづくりについて、観光を含めた産業振興による雇用の確保、定住推進について御回答をさせていただきます。


 私が取り組んだ施策のうち、産業の振興につきましては、従前に引き続き商工団体等の育成のため、町商工会への支援、金融機関への預託金による事業者への資金支援、新たなものとしては、地域商業等支援事業として、空き店舗活用や移動販売車購入等に対する補助を行ってまいりました。雇用の確保につきましては、緊急雇用創出奨励金など各種奨励金の交付事業を実施し、町内企業への雇用の促進に努めてきたところでございます。


 定住対策につきましては、首都圏、関西等での定住フェアに積極的に参加するとともに、体験ツアーの実施、ホームページ等での情報発信を行った結果、平成27年度においては65名のU・Iターン者があったところでございます。また、定住の受け皿となる空き家バンク事業につきましては、物件登録、利用者登録ともに伸びており、契約成立件数も33件の実績を上げることができました。


 新たな事業として、奥出雲地域塾、仕事塾を開催し、次世代のまちづくり、産業づくりを担う地域リーダーの育成の取り組みも始めたところでございます。


 また、地域資源を活用した観光振興施策については、本年度から専属職員を配置し、体制強化を図った奥出雲観光文化協会とともに、地域経済の活性化に向け引き続き戦略的に取り組んでまいりたいと思います。


 また、地域内の雇用の創出と経済の活性化を図ることから、再生可能エネルギーの地産地消を推進するための電力小売会社の設立とともに、引き続き小水力発電、バイオマス産業の推進を進めてまいる考えであります。


 農業の雇用創出については、平成25年度から人と農地の問題を解決するため、国が進める人・農地プランの策定を全町で推進してまいりました。これによって法人組織を含む67の認定農業者が将来の地域農業を担う中心的経営体として位置づけられ、農地中間管理事業を活用した農地集積が現在進められております。本町は、年間2ないし3名の集落営農組織が法人化しております。地域の雇用の確保や定住推進、また地域協働による農村環境の維持・保全がこれからも担い手を中心に図られております。


 また、これまで国の青年就農給付金や県の補助事業を活用し、自営就農を目指す新規就農者に対して支援をしてまいりました。平成27年度末で地域おこし協力隊、これは農業研修員を含んで12名が就農しており、農業経験の安定と定住を目指しております。今後とも、地方総合戦略の基本理念であります本物の幸せを実感する希望の地、奥出雲の実現に向けて取り組んでまいりたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 元気なまちづくりのために産業振興、安定した雇用確保のために、さまざまな施策を打たれていると思います。先ほどもありました。最初の所信表明でも示されましたが、水力発電、エネルギーの地産地消、特に水力発電につきましては会社設立ということですけども、雇用創出のための地産地消をやっていくんだということを就任時におっしゃいました。特に水力発電で雇用は何人ぐらいふえると見込まれているのか、もしわかればお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 千田農林土木課長。


○農林土木課長(千田 嘉久君) 御質問にお答えをいたします。


 奥出雲電力株式会社をこの夏に設立をしたところでございます。この会社におきまして、雇用については現時点では考えておりません。当初計画では、公共部門の電力の供給、それから町内事業所に対しての電力供給を行ってまいります。最小の体制で、なるべくコストをかけないような形でやっていきたいと思っておりますので、現時点では新規の雇用をする計画はございません。将来的には、例えば町内一般世帯に対して供給を行う、そういった場合には、当然雇用あるいはパートナー企業と一緒にやっていく、そういったことも検討していく必要があろうかと思っております。


 それから、水力発電所、現在3つの発電施設を持ってます。それから、1カ所では新たな施設の検討ということで現在、概算設計もしております。この発電所がふえれば、現場の管理者ということで雇用も当然ふえていくというふうには考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) それでは、2つ目に掲げられました安心のまちづくりについてお聞きします。


 これについては、保健と医療、福祉を充実させて、教育と子育てをしっかり支援していくことで安心のまちづくりをしていくということでございました。これについての自己評価をお願いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 安心のまちづくりについてでございますが、保健につきましては、奥出雲町元気プラン21の推進計画を関係団体と連携をして実施をいたしているところでございます。医療につきましては、医師確保について島根大学医学部へ要請を行っております。また、昨年度から島根県知事へも重点要望として推進をいたしているところでございます。ことしの4月から地元出身の医師1名が勤務をいただいたところでございます。そして、地域医療のあり方についての検討を各担当課長のほうへ指示をいたしたところでございます。しかしながら、無医村の地区が私が町長になって布勢と三沢ですか、この2つがなくなって、ちょっとこれに関しては非常にショッキングでございます。


 次に、福祉につきましては、高齢者生活交通サポート事業において事業対象者の拡充、タクシーの利用助成金の交付を行っております。そして、引き続いて高齢者等の除雪支援体制づくりも継続して行っているところでございます。その他、買い物支援、障害者支援を行っております。


 教育につきましては、八川小学校の屋内運動場並びに教室棟の耐震改修を行って、来年の3月、全ての事業が終了するという段階でございます。そして、特別支援員の増員を行っております。学年別指導を行うための非常勤講師の配置、学力推進員の配置でございます。これは2名行っております。そして、進路や学力保障に向けた教育の充実を図っております。そしてまた、横田高校魅力化事業にも1,000万円余の財源で支援を行っているところでございます。そして、学校の統廃合、高田小学校を亀嵩小学校へ統合したというところでございます。


 そして、子育て支援につきましては、出産祝い金の支給、保育料、医療費の軽減・無料化、そして全町幼児園化が完了したところでございます。


 などの事業を積極的に取り組んできたところでございますので、今後も引き続き町民の皆さんが本当に安心して暮らせるまちづくりに努めてまいりたいと思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) それぞれの分野で、いろんな施策を打たれてると思います。町直接じゃないかもしれませんが、この前はリハビリテーション学院の生徒がデイサービスと一緒で、デイサービスで筋トレっていうんですかね、ショッピングリハビリというのも蔵市のほうでされていたと思います。


 あと、今出ませんでしたが、当初、安心のまちづくりのところで東京オリンピックのホッケーナショナルチームの合宿誘致のことも目指したいとおっしゃいましたが、これについてはいかがでしょうか。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 当時、この26年の9月に所信表明で申し上げたところで、そのときには6年後の東京オリンピックに向けて、各国のチームの合宿誘致について可能な限り話を進めてまいりたいというふうに説明をいたしましたが、今現在、本当にさまざまなところを捉えて、国会議員の先生方とか、あるいはホッケー協会等を通じて今絞り込みがなされて、ある程度、数カ国絞り込んで交渉をしようというふうなことで、これについても昨年度は県知事要望もしたというふうに思っておりますが、できるだけ事前合宿誘致が実現できるよう、しっかりと体制を組んでやっていきたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。


 3つ目の笑顔のまちづくりについてです。これについては、人々が支え合うまちの生活基盤の整備、そして人づくりをしっかりやっていくんだということを示されました。これについての自己評価をお願いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 笑顔のまちづくりについてということでございます。社会インフラの整備は住民生活に密着し、密接に関係するものでございまして、就任後も積極的に進めてまいりました。特に道路整備におきましては、継続的に整備しておりました路線のうち4路線の完了にめどがつけられ、切れ目のない整備のために、今年度新たに5路線の測量設計に着手いたしました。その後、除雪機器の増強による除雪体制の充実とか雪崩対策事業の着手など、町の均衡ある発展と安全・安心な生活環境の維持に努めてまいったところでございます。


 また、公共施設の耐震化、防災拠点の整備を図るため実施しております仁多庁舎整備については、今年度末に駐車場を含めた全体が完成をいたします。学校の耐震化についても、今後計画的に進めていく考えであります。


 また、地域おこし協力隊については、平成27年度から採用を始めまして、現在12名の隊員に町全体の課題解決に向け、日々奮闘をいただいておるところでございます。今後とも、笑顔のまちづくりに努めてまいりたいと思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。


 次に、財政運営についてお聞きします。


 地域経済と雇用を守るという観点から、可能な限り道路整備など、やはり公共投資事業を進めることはもちろんですが、異業種参入の支援も強化すると同時に、財政健全化を着実に推進するということで表明をされました。これについての自己評価をお願いします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 財政運営についてでございますが、平成27年度決算に基づく財政健全化判断比率については、普通会計ベースで実質公債費比率は15%と、対前年比0.7%の減、将来負担比率は165.9%、対前年比で7.5%減と、いずれも改善することができました。しかしながら、本町の将来負担比率は、現状では全国的に見ますと本当に極めて高い状況であることから、普通交付税の一本算定や国勢調査結果を反映した人口減少に伴う普通交付税の減額などの課題に対応するため、引き続き健全で持続可能な財政運営に努めてまいりたいと考えております。


 なお、地域経済への配慮については、藤原議員の質問にお答えしたとおり、プレミアムつき商品券の発行などによる町内消費の喚起とか公共事業の継続的な確保、企業の新分野への進出支援とか雇用創出支援に努めているところでございます。


 引き続き財政健全化に配慮しつつ、さまざまな施策とバランスを図り、商工会や商工業者あるいは企業の皆様とともに、地域経済の活性化に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 財政健全化は年々着実に進められてると思いますが、この財政運営について大きなやはり問題となりますのが、先ほども小学校の耐震化がなかなか進んでもうちょっとやらんといけんということですけども、老朽化が進行しつつある公民館もそうですし、各種の公共施設、道路、上下水道、インフラですね。中長期的なコストの縮減と平準化を図るために、所信表明でおっしゃいましたけども、公共施設等総合管理計画の策定をやっていくんだということをおっしゃいました。2年たってるわけですけども、今のそれについてちょっと状況をわかればお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 中西財産管理室長。


○財産管理室長(中西 剛君) 御質問にお答えをいたします。


 本年度末になる平成29年3月策定に向け、現在、作業を進めている最中でございます。来年度の3月には計画策定ができるものと考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 平成29年度末ということで、来年度の3月ということですね。


 次に、第三セクターの経営についてお聞きします。


 これについては、経営状況の改善と雇用の確保を掲げられました。これについての自己評価をお願いをいたします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 第三セクターの経営について、そして経営状況の改善と雇用の確保ということでございます。ああして第三セクターの経営については、特に今年度から自立した経営体制への転換を目指し、社長である町長の責務でございますので、経営の改善と雇用の確保に努めているところでございます。


 まず最初に、奥出雲振興でございます。これにつきましては、年商6億6,400万、繰り越し損失が3,200万と多額になっております。社員数は46名、嘱託は36名、パート・バイト142名、計224名の雇用をいたしております。この株式会社奥出雲振興は、玉峰山荘、サイクリングターミナル、ヴィラ船通山、特産市の4つの施設をホールディングした会社でございます。


 それぞれにつきましては、御説明をいたしますと、玉峰山荘は、年商大体4億2,000万で維持をいたしております。今年度は、各種保守契約の見直しによりますコストカットを実施し、さらに売り上げ増強策も図りながら、今年度の入浴料、宿泊料金の値上げを実施したところでございます。そして、施設等の改修整備、これに大体おおよそ本年度は自前で500万ばかりをかけてやろうかなということで、本当に来てよかったと喜んでいただける施設として集客を図っているところでございます。


 ヴィラ船通山は、年商6,200万円、今期に入りまして4月から7月まででございますが、本当に売り上げは順調に推移をいたしておりまして、前年度に比べて毎月100万円以上は増加している状況でございます。


 また、サイクリングターミナルでございますが、これは年商6,600万円、これについては本当に2カ月ぶりに7月の後半から昼食を開始いたしましたけれど、現状メニュー等も少なく、売り上げは著しくない状況でございます。今後、奥出雲町らしいレストランを目指してまいりたいというふうに思います。


 それと、特産市でございますが、年商1億1,300万でございます。特産市につきましては、例年黒字体質でございます。順調に推移しているという状況で、今期も利益確保は十分できるというふうに思っているところでございます。


 このように奥出雲振興につきましては、さまざまな改善策を講じておりますが、大変厳しい状況に変わりはございません。社員一同、本当に目標に向かって鋭意努力をしてまいりたいというふうに思います。


 次に、道の駅おろちループでございます。これは年商大体1,600万程度で推移をいたしております。社員は2名、パート2名、計4名で雇用をいたしております。ファストフード部門の売り上げはまず順調でございます。今年度は、この道の駅おろちループの施設改修を計画をいたしております。若干の閉館も予定しておりますので、売り上げも果たして1,600万いくかどうかちょっと心配しておりますが、昨年度は130万の利益計上でありましたが、繰り損が2,200万ございます。何とか単年度で赤字が出ないように、さらに努力してまいりたいというふうに思います。


 そして、3番目の奥出雲酒造株式会社でございます。年商1億8,000万大体売り上げをいたしております。社員が6名、パート5名、計11名で行っております。この奥出雲酒造につきましては、本当にさまざまなイベントを開催し、売り上げ増強を図っているところでございます。また、9月の17日から19日の3日間、イベントを開催を予定しております。本年度は6,000人余の来場を見込んでおりますので、ぜひとも議員の皆様にも御来場いただきたいと思います。


 なお、当社のお酒は、御存じのように町内の小売店には置けない取り決めがございまして、本当に近場のほうで売るということが非常に難しい面でございますが、このようなことでありながらも、近年は利益計上をいたしております。今年度も、9月決算でございますが、短期借入金450万円は返済をしたということで、長期借り入れのみでございます。資金繰りも何とか確保、経常運転資金にも現状心配ないようなところでございます。今期も利益確保はできるものと思っております。


 4つ目に、奥出雲椎茸でございます。年商は11億2,000万、とてつもない額でございますが、繰り損が7,700万という膨大な繰り損を抱えております。社員は72名、パート・アルバイト91名、合計163名でございます。当社に対しては、本当に議員の皆様を初め町民の皆様方に大変御迷惑をおかけしております。26年の10月より3年間に限定をいたしました農家への補助金制度や経営改善業務への人件費補助を行っていただいております。


 また、専門家による経営診断を行い、さらには雲太1号の増産が図られるようになりました。また、市場価格の上昇によりまして、27年度決算においては繰り越し損失も2,000万円の圧縮が図られ、今後、この7,700万円の繰り損失、これの解消を目指してまいります。でき得れば今年度、28年度決算でこの7,700万円予算の繰り損はぜひとも解消したいというふうに思っておりますが、今から後半に向けての市場価格の動向等を注視しながら、経費の削減等を図ってまいりたいと思います。


 そして、5つ目でございます。株式会社舞茸奥出雲でございます。これは社員10名、パート・アルバイト14名、合計24名体制で行っております。売り上げも計画どおり大体順調に推移をいたしておりまして、今期は1億6,000万円の売り上げを見込んでおります。繰越金剰余金も300万円ではありますが、今期も利益確保を見込んでおります。何とか利益金の一部を寄附をしていただくようなことも検討していきたいというふうに思います。


 そして、6つ目の奥出雲仁多米株式会社でございます。年商5億5,500万、剰余金も多額で6,000万円の剰余金を持っております。昨年は1,200トンの目標数量に対して1,100トンしか米が入荷できず、取引先にも多大な御迷惑をおかけいたしたところでございます。また、本町の主要な三成の駅の特産市でございますが、そこにも本当に米が集まらなくて、あそこに米が置けなかったというふうな状況でございました。しかし、通信販売、カタログ通販、店頭販売が都市部で好調で、当期利益2,300万を計上し、町のほうにも4,000万円の寄附もできたところでございます。今期は、JAの買い取り価格も決定をいたしまして、奥出雲仁多米株式会社も仕入れ単価が5,000万円程度ふえる見込みでございますけれど、寄附米で3,000万円程度は利益を見込んでいるところでございます。


 続いて、奥出雲町農業公社でございます。売り上げは8,800万、社員数は8名、パート1名でございます。子牛価格が本当に好調に推移をいたしておりまして、販売収入が増加し、本当に26年度以降は例年黒字計上をしております。しかしながら、繰り損を多額に持っておりますので、この解消への取り組みが大きな課題であると認識しております。町から公的財政支援を受けている団体として、経営体質の改善や健全化に向けて取り組んでまいりたいと思っております。


 次に、株式会社仁多堆肥センターでございます。年商3,500万、少額でございますが、社員2名、パート6名、計8名体制で行っております。この会社は、毎年若干ではございますが黒字経営を行っております。現在、堆肥の需要も増加傾向で、原料の確保が急務でございます。繰越利益剰余金も8万円と非常に少額でございますが、資金繰り面での経常運転資金と申しますか、心配のない経営状況でございます。


 そして、最後に奥出雲交通株式会社でございます。売り上げは8,300万、常勤役員1名、社員14名、臨時職員4名、計19名で行っております。本町の公共交通としての使命を果たしており、経常損失は本町の生活バス路線の確保対策交付金をもって補填していただいております。繰り越し損失がこの会社は3,000万余ございます。なかなか単年度での解消は厳しい状況でございますが、臨時バスや貸し切りバスの受注に努めてまいりたいというふうに思います。


 以上、第三セクターの経営状況と取り組み姿勢を説明いたしましたが、それぞれの第三セクターが連携して、本当にオール奥出雲で考えた地域活性化に努めて、その役割を十分に果たしていきたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) それぞれに細かく総括をしていただきました。それぞれの会社、本当に頑張っていただいてると思いますし、改善されてるような気がしております。


 一つお聞きしたいと思います。全体的なあれでいいですけど、雇用というところですね。人数も先ほど細かくおっしゃっていただきました。全体的なところでいいと思いますけど、雇用の確保というのは変わらず、あるいはふえている、確保されてるかどうかというのをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 先ほどちょっと説明をいたしたときに玉峰山荘の社員数を多分申し上げていなかったと思いますが、社員数は18名、嘱託が7名、パート・バイトが37名でございますので、御報告をさせていただきます。


 それでは、質問にお答えをさせていただきます。


 第三セクターの雇用の確保ということで、本当に玉峰山荘であるとか椎茸株式会社であるとかというところは非常に人手が足らなくて、公募もかけております。なかなか思うように雇用が集まらないというふうな状況であります。そのようなことで、先般も最賃制の件も出ました。ある程度パート職員の待遇等につきましても、やはり少しでも改善しようというふうなことで、先般、パート職員に対しての時給の金額、これも全部三セクに指示をして、できるだけ少しでも上げたいと、待遇面もよくしたいというふうなことで取り組んでおりますが、なかなか雇用を確保することが非常に厳しいというところで、私も機会あるごとに玉峰山荘のほうにはお邪魔する機会が多うございます。本当に高齢化の女性の皆さん方にもお世話になっているということは非常に感謝をいたしております。


 今後、その高齢者の方も果たしていつまでお勤めになるかわかりませんが、やはり三セクターも人材の確保が非常に厳しい状況にあるということで、大体雇用の確保は十分やっておるつもりですが、なかなかやめられると、すぐ補充ができない厳しい状況でございます。また、折を見て、さまざまな改善もして、雇用の場の確保に努めてまいりたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 雇用については、募集をかけても、なかなか集まらないということで、サイクリングターミナルの従業員の方にも、そういうこともお聞きしましたけども、待遇面も、そういう問題もあるかもしれませんし、もしかしたらほかにも問題があるのかもしれませんし、そこはなぜ来てくれないのかというのは、しっかり掘り下げるべきなのかなと思いますし、逆に退職される方、例えば入ってすぐやめられたりとか、なぜそういうことになるのかというのもやはり掘り下げるべきかなと思います。


 さまざまな面から町長に2年間を振り返っていただきました。総じて、この2年間で町長の感じられるところで、スローガンとして掲げられた元気、安心、笑顔ということですけども、奥出雲町にふえつつあると感じておられるのか。なかなかちょっと難しい質問かもしれんですけども、感覚的なところでいいと思いますので、お聞きしたいと思います。(「もう一遍言って」と呼ぶ者あり)この2年間で町長の掲げられた元気、安心、笑顔がこの奥出雲町にふえつつあるのかということを感じられているのかどうかということをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 私のスローガンでございます「元気、安心、笑顔のまち、奥出雲町とともに生きていく」をスローガンとして掲げて町運営を行っているところでございますが、掲げたものにつきましては、私なりに十分推進してこれたという気持ちを持っております。しかしながら、本当に町長というものは、これだけ激務であるなということを痛切に感じております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 求められることは非常に多いですので、激務だと思いますし、なかなかいろんな施策を打っても、それが元気、安心、笑顔につながるかというところがあると思います。


 副町長にもお聞きしたいと思いますが、奥出雲町の町政にかかわって2年になられます。奥出雲町には人材と観光に可能性を感じるということを就任のときにおっしゃったのを覚えております。それも含めて、総じて2年間の自己評価をお聞きできればと思います。


○議長(岩田 明人君) 松浦副町長。


○副町長(松浦 士登君) 内田議員の御質問にお答えしたいと思います。


 私もそろそろ2年目が来ますけども、就任時に人材、観光、そういったところに可能性を感じるというふうに述べさせていただきました。先ほど勝田町長が自己評価を述べられました。この2年間の私なりの地方創生、産業振興観点を中心に、現状または感想等を述べさせていただきたいと思います。


 観光振興にもかかわりますけども、まず産業振興、地域活性化、それから人材育成といった分野でございますけども、例えば国の地方創生の過疎化交付金を活用いたしましたたたらのブランド化とか、またたたらを活用した観光振興、さらには伝統産業の振興に取り組んでおりますし、そのほか、先日は、かばはうす様との連携によりまして、東京での拠点の設置というところも調印ができた。または、町外企業の開発合宿の誘致、さらには人材という面では、町長もおっしゃいましたけども、若もん未来会議とか奥出雲塾といった人材育成事業など、奥出雲らしさを生かした特色のある新規事業に着手できたんじゃないかなというふうに考えております。


 これらの事業は、厳しい財政状況下にある中で、国の交付金を活用いたしましたり費用対効果を留意するなど、また職員が思いを込めて工夫をしながら企画立案して、こういった事業が立ち上がってきたというふうに考えております。また、いずれも将来の奥出雲町の活性化の基盤、土台となる事業であるというふうにも考えております。こういったことが産業振興の面ではできてきておりますけども、今後は、町民の皆さん、そして町内企業の皆様に積極的に参画いただきながら、官民が思いを共有して、連携して取り組んでいくことが必要だというふうに思っております。


 また、こういった新しい町の事業だけではなくて、町長も提案理由の説明や答弁でも述べられましたけども、町内企業におきましても、みずから新たな事業にチャレンジする、そして雇用をふやしていこうという動きも出てまいりました。今後とも、商工会等の関係機関としっかりと連携して、産業振興に向けて積極的に取り組んでいく必要があるというふうに考えております。


 そのほか、観光、人材という面でということでございますけども、またそのほかにも課題は山積しておりますので、今後とも勝田町長を補佐して、奥出雲町の活性化に微力ながら努力してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 期待をしております。ナンバーツーということで、逆に言えば、トップではないので十分に思ったことができないという面もあるのかもしれませんけども、逆に外から来られた目ということで、これはと思う、ひらめかれるところがもしあれば、恐らくそれは奥出雲町にとってプラスになることではないかなという気がしておりますので、どんどん提案して動いていただきたいというふうにも思っております。


 あと、ぜひどんどん地域にも出ていただきたいなというふうにも思っておりまして、運動会にもぜひ御参加いただけたらと思います。仁多地区は9月25日ですので、飛び入り参加して、三成にお住まいですけど、副町長が三成に住んでるって知らない人もかなりおられますので、それも町民の元気、笑顔につながるんじゃないかなという気もしております。


 おとといの夜、議会報告会をさせていただきまして、これに関しては本音の意見が非常にたくさん出まして、21人の方に参加していただいたんですけども、こういう話し合い、議会と住民の話し合いをしたかったという声も聞けて、とてもよかったと思います。きょうも鳥上のほうでさせていただきますけども。その中で気になったといいますか、意見として多かったんですけども、予算が予算がという話ばっかり聞こえてきて、閉塞感を感じると、停滞感とかいうことですね。予算に縛られた議論ではなくて、やはりプラスを生むような発展的な議論を、議会はもっとやれと、やってくれという意見をいただきました。


 町債は毎年減っていて、それはそれでいいかもしれんけども、それよりも景気対策をしっかりやってほしいという意見もありました。町民の思いというのは、やはりそこにあるのかなと思います。町にばかり景気対策と言っててもやはりよくならないわけで、官民連携してやらないといけない。町もやるけども、商工会もしっかり支援して、あと町内のお店も選ばれるようにしっかり頑張れと。町民も、やはり町内での買い物、意識、協力をして、オール奥出雲ということで、みんなで盛り上げていこうと。3月にこういうことは条例制定されてるわけですので、それを実行していきたいということです。


 この施策、いろんな施策を町長も打たれてるわけですけども、それをやってるからいいというわけでもないわけです。施策はやはり手段の一つにすぎませんので、行政の施策は町民を元気づけるためにある。目的はそこだと。安心をふやすことにあると、笑顔をふやすことにあるということだと思います。まさに町長自身が思いを持って掲げられたスローガンになると思います。1期目の後半戦に入られます。ぜひ実現をしていただきたいと思います。


 それでは、2つ目の質問に入ります。サイクリングターミナルの方向性と予定についてお聞きしたいと思います。


 現状は、魅力ある施設と今の段階で言えない状況だと思います。レストランあるいは宿泊にしても、差別化が図られてない状況だと思います。これからどうなるんだという思い、従業員にしても町民も不安に思っております。何となくどんよりとした暗い気持ちになりがちなんですけども、来年4月にリニューアルということを聞いておりますが、町民にとっても観光面にとっても魅力ある施設にしなければならないと思います。明るい展望を早く聞きたいということですが、この方向性と今後のスケジュールをお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 サイクリングターミナル、レストランの休業に際しましては、皆様には大変御迷惑をおかけいたしましたが、去る7月の21日より営業を再開いたしたところでございます。その際、議員の皆様には今後の対応についてお知らせをさせていただいたところでございますが、その後の対応も含めまして、再度御説明をさせていただきます。


 レストラン休業の間でございますが、かれこれ2カ月近くあったと思います。町民の皆様から奥出雲町の本当の特色のある地域素材を活用し、多くの町外の皆様に本当に喜んでいただける施設にしてはどうかというふうな御意見を多数の皆様から頂戴をいたしたところでございます。これを受けて、関係各課と検討を行った結果、奥出雲振興が同じ第三セクターの奥出雲仁多米、そして奥出雲酒造とともに連携をし、仁多米を初めとする特産品を活用した奥出雲らしいレストランづくりを目指すことを決定をいたしたところでございます。


 現在は、第三セクターを中心とするプロジェクトチームを立ち上げました。今、提案書の作成に取りかかっている段階でございます。早急に計画を策定し、準備を進めて、来春でございますか、リニューアルを目指したいと考えております。御理解のほど、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 来春ということですね。4月というわけではなくて、来春リニューアルオープン。これは奥出雲らしいレストランをすることに決定ということで、プロジェクトチームを発足したということですが、宿泊とか、そういうこと、全体的なところは方向性というのはないわけでしょうか。そこがちょっとお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 先ほど説明いたしましたのは、レストラン部分でございます。宿泊施設等につきましては、その中で十分検討をしてまいりたいというふうに思っております。それと、宴会関係につきましても、より以上な料理を提供して、多くの方々に訪れていただき、宿泊、宴会等も利用していただけるような施設運営は一緒になって検討してまいります。議員の皆さん方にもレストランのほうも宴会も十分御利用いただきたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 全体的な全体像というのはちょっとまだ見えてこないですけども、やはりはっきりしないといけないと私は思いますけども、誰に何をどのようにというコンセプトをはっきり明確にすることで差別化が図られると思います。例えば道の駅おろちループですけども、あそこの場合、誰に何をどのようにのコンセプトを考えたときに、一番何をということを考えたときに、あそこに楽しみに来られるのはやはり景観だと思います。売りは景観だと思いますが、その景観を誰に、観光客に。ループ橋の景観をいろんな角度から、遊歩道の上からでもループ橋の展望所からでも、またトロッコ列車なども見れるように、そこがやはり大きな柱になってくるのかなと。


 現状ちょっともったいないと思うんですけども、今、改修もされてますが、あの展望所からループ橋もほんの一部しか見えない状況で、木が生い茂ってますので、ぜひそこも景観は大事にしていただきたいと思いますし、斐乃上荘のコンセプトもちょっと考えたときに、一番の売り、何をということを考えたときに、一番の売りは美肌温泉だと思いますし、やはり泉質が本当にすばらしいと思います。誰に、観光客に美肌温泉を、そしてどのようにを考えた場合に、近代的な雰囲気ではなくて、あそこの立地から秘湯の雰囲気を楽しんでもらうような、また食事も地元の食材を使った、その土地ならではのものでいくべきだと。誰に何をどのようにということを柱をしっかりしていくべきだと。


 サイクリングターミナルの場合に、それが今どこまで詰められているかと、今検討しますということですけども。宿泊のターゲット、誰に、玉峰山荘の宿泊客との差別化を図るべきではないかなという気がしております。サイクリングとか合宿とかスポーツ関係あるいは山荘よりも若い年齢層のほうがいいのかなという気もしておりますし。


 先月、観光文化協会と民間企業で奥出雲町の観光資源に対してのギャップ調査が行われまして、東京と大阪と兵庫、あと中国5県のモニター約1,000人の回答を得られたということです。結果を聞きましたですけども、奥出雲町の観光資源の中で興味があるのは、1位が奥出雲そば、2位が仁多米、3位が美肌温泉、4位がトロッコ列車、5位が鬼の舌震、続く結果だったということでした。27個の観光資源の中でベスト5がそれだったと。やはりその土地ならではの食というものは強いと思います。


 先ほど町長がおっしゃいましたけども、奥出雲らしいレストランというのは非常にいいコンセプトだと思いますし、特色を出したやはりレストランのメニューは必要だと思います。あと、トロッコ列車も鬼の舌震も興味、関心度が高いものになるわけですので、それはサイクリングターミナルに近いわけですから、うまくつなげられないかなというふうにも思います。そういった誰に何をどのようにをはっきり打ち出して、他施設と差別化をしっかり図っていただきたいと思います。


 それでは、3番目の質問に移ります。3番目です。最後の質問になりますが、地域おこし協力隊への責任と配慮についてお聞きしたいと思います。


 現在、12人の協力隊のメンバーがそれぞれのセクションで頑張ってくれてるわけですけども、町外、県外、本当に遠くから来てくれてるわけですが、彼らにはやはり奥出雲町の一番のファンになってもらわなければならない。今十分に力を発揮できる環境かということが気になるところです。


 まず、これに関しては配属後のギャップをいかに小さくできるか。これは隊員の募集、採用の段階から配属後も、行政と住民と協力隊の意思の疎通がしっかりと進められているのか。やはり地域に溶け込める環境づくり、できるだけ早い段階で地域に溶け込めるようにできているかと。各関係団体、自治会への事前紹介というのももちろんですけども、機会あるごとに小まめに話をするということが大事かなと思っております。


 協力隊の中で和牛飼育やホウレンソウ、トマト栽培に取り組んでるメンバーに関しては、専門的なスキルを積み上げていってくれてると思いますし、そういうメンバーは非常にいいと思うんですけども、気になりますのは、観光と定住に取り組んでるメンバーが多いわけですけども、なかなかすぐに成果とかスキルアップが見えにくいセクション、仕事内容になります。特に彼らにおいて意思の疎通が図られてるか、スキルアップできてるかを問いたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 町としては、特定課題解決のために隊員を募集する際、隊員が活動しやすいよう嘱託職員として身分を保障することを説明し、応募いただいている現状でございます。配属後の意思疎通に関しては、隊員をサポートする総括アドバイザー、現在1名でございますが、配置をいたしており、協力隊員と行政との橋渡し役として努めているところでございます。しっかりと意思疎通は図られていると認識をいたしております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 能力的にもっと力を発揮できるんじゃないかなというメンバーもいるように思いますが、町がやらせたいことと本人がやりたいことのギャップ、それを小さくしていく配慮というのも本当に必要だと思います。協力隊のメンバーが今やりたいことを提案して活動できる環境なのかということをお聞きしたい。職場、環境面において、職場の理解とか人間関係等になります。あと予算面ということもあります。自己裁量予算、イベントなどの売り上げを例えばプールしていって、自己裁量の予算をつくっていくような動き方もあるかもしれないと思います。その両面においてお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 町三役が参加する隊員との意見交換会や活動プレゼンテーションを開催し、隊員の提案、活動内容を情報共有するよう現在努めているところでございます。また、総括アドバイザーから日ごろから隊員の気持ちを把握していただきながら、行政側の改善等を提案いただいており、町としても隊員の希望に沿う環境づくりを継続的に行っております。隊員の能力を思う存分発揮できる環境となるよう、今後も継続してまいりたいというふうに思います。


 なお、ことし7月に横田ブラザーズクラブから地域おこし協力隊に対しまして3名の隊員が講演依頼を受けておりました。私も、ブラザーズの会員でございますが、ちょうどそのときは公務で出席できませんでしたけど、隊員からの話、非常によい話をされたというふうに伺っております。また、議員の皆さん方のほうからでも、やはり地域でこういう話を地域おこし協力隊からお聞きしたいとかいうふうなことがございましたら、また担当は総務でございますので、総務課のほうに御要望いただければ、都合がつく限り多分出て、さまざまな地域の皆さん方とコミュニケーションの場にもなるではなかろうかなということと、それともう一つ、これもことし、町政座談会で亀嵩地区では定住員の参加要請がございまして、地域おこし協力隊、その座談会の場ではございませんでしたが、後のお酒の交流会の場所にお呼ばれしておりました。それも御報告をしておきます。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。町のトップとの意見交換会というのは非常にいいと思いますし、協力隊のメンバーも、そこで言いたいことも言えるということもあると思いますし、いろんな地域の場に実際どんどん出てくれてますので、そういうところはいいと思います。あと予算的な面で、自己裁量とかいうのがもし考えることができればいいかなという気もしております。


 それから、地域おこし協力隊に副業は認めているかということですが、先ほど嘱託職員でという町長のお話がありましたけど、役場の職員と違って公務員法は適用されないと思いますが、副業を認めていない自治体もありますけども、3年間という短い期間でスキルアップするためにも、副業を認めるべきではないかなと思います。奥出雲町はどうなのか。また、やってる隊員はいるのかということをお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 隊員の副業は、安定した生活の確立や任期満了後の生活設計を考慮し、また法的にも可能であることから、希望する隊員については奥出雲町は認めております。


 なお、役場での業務遂行上、支障がない範囲でお願いをするという観点から、所属長へ事前に連絡をいただくことといたしております。現在12名の隊員中5名が副業を行っているという御報告をいただいております。以上でございます。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。奥出雲町は認めていると、今現在5人やってるということです。いいことだと思います。地域おこし協力隊については、特に思いや目的もなく、3年間報酬がもらえるからということで応募してくるという者ももしかしたらいるのかもしれませんが、そういうメンバーは実際採用しないというふうに思われます。逆に今採用してるメンバーは非常に優秀だと思うんですけども、ぜひそういうメンバーには奥出雲町に定住してほしいわけですが、実際奥出雲町で生計を立てて定住をしていくということになると、いろいろハードルは高いと思います。任期の満了後に次につながるはっきりした成果、起業につながるとか、スキルを持って就職などにつながるということですね。そういう成果が出るように配慮できているのかということ。また、定住を促す施策や支援はあるかということをお聞きします。


○議長(岩田 明人君) 勝田町長。


○町長(勝田 康則君) 御質問にお答えをいたします。


 地域おこし協力隊の任用期間は3年となっており、任期の半分を経過する隊員も数名いる状況でございます。町としては、隊員の起業等に向けた取り組みを現在検討しているところでございます。厳しい状況でございますが、隊員には任期満了後、やはり奥出雲町で定住していただくことが、地域おこし協力隊でございますので、なかなか厳しい面もございますが、できるだけ定住につながるような施策を展開してまいりたいというふうに思っております。以上です。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) 起業するときに最大100万円の特別交付税措置というのはあるわけでしょうか。それもお聞きしたいと思います。


○議長(岩田 明人君) 川本総務課長。


○総務課長(川本 健二君) 先ほどの件でございますが、国の制度の中にもありますので、先ほど町長が申し上げました隊員の3年後の起業に向けての仕組みづくりの中で、あわせて検討させていただきたいというふうに思っております。


○議長(岩田 明人君) 内田雅人議員。


○議員(1番 内田 雅人君) わかりました。奥出雲町を選んで地域おこし協力隊として来たんだから、定住して当たり前というわけではありませんので、結果として定住を選んでもらうと。そういった奥出雲町での3年間のやはり活動であってほしいかなと思います。やはり有意義な3年間にならなければ、町にとっても本人にとってもマイナスでしかないと思います。若い時代の3年間ですし、もったいない3年間だったなということにならないようにしなければいけないと。


 また、彼らには発信力があります。個人的にブログやSNSもやってるメンバーも多いわけですけども、ぜひ町のいいこととか楽しいこと、うれしいことは、どんどん発信してくれるような町の対応や状況、環境であってほしいと思います。ずっとそういうのは残りますので、ネット上に残っていきます。逆に言えば、それも町の財産になると思います。逆の発信があれば大きなマイナスになるわけですし、任期後にしてもですね。そういうことも考えておくべきだなということもあります。お互いに大事な3年間になります。移住者の人生を預かる責任と配慮がやはり求められていると思います。


 以上で私の一般質問を終わります。


○議長(岩田 明人君) 一般質問は全て終わりました。


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○議長(岩田 明人君) 以上をもちまして本日の会議日程は全て終了いたしました。


 本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでございました。


            午前11時27分散会


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