議事ロックス -地方議会議事録検索-


島根県 奥出雲町

平成25年第1回定例会(第2日 3月 8日)




平成25年第1回定例会(第2日 3月 8日)





 
────────────────────────────────────


平成25年 第1回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第2日)


                       平成25年3月8日(金曜日)


────────────────────────────────────


            議事日程(第2号)


                   平成25年3月8日 午前9時30分開議


 日程第1 一般質問


   ───────────────────────────────


           本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


  ───────────────────────────────


             出席議員(15名)


    1番 塔 村 俊 介君     2番 内 田   勇君


    3番 内 田 精 彦君     4番 藤 原 友 征君


    6番 村 尾 明 利君     7番 若 月 忠 男君


    8番 内 田 正 男君     9番 松 ? 正 芳君


    10番 吾 郷 益 已君     11番 大 垣 照 子君


    12番 景 山 孝 志君     13番 岩 田 明 人君


    14番 若 月 康 男君     15番 千 原 祥 道君


    16番 福 本   修君


  ───────────────────────────────


             欠席議員(1名)


    5番 藤 原 充 博君


  ───────────────────────────────


             欠  員(なし)


  ───────────────────────────────


            事務局出席職員職氏名


局長 ───── 高 橋 安 典君  企画員 ──── 難 波 輝 彦君


  ───────────────────────────────


          説明のため出席した者の職氏名


町長 ───── 井 上 勝 博君  副町長 ──── 勝 田 康 則君


教育長 ──── 安 部   隆君  総務課長 ─── 石 原 敬 士君


教育総務課長 ─ 糸 原   敬君  企画財政課長 ─ 藤 原   努君


病院事務長 ── 内 田 久 貴君  生涯学習課長 ─ 川 本 健 二君


健康福祉課長 ─ 野 原 万寿老君  水道課長 ─── 稲 垣 和 利君


税務課長 ─── 吉 川 孝 司君  建設課長 ─── 松 島 昭 雄君


出納課長 ─── 堀 谷 智 樹君  町民課長 ─── 石 原 啓 子君


環境政策室長 ─ 津 田   昇君


健康づくり推進室長 ───────────────── 内 田 裕 紀君


農業振興課長 ─ 舟 木   長君  地域振興課長 ─ 森 長 洋 二君


財産管理室長 ─ 森 山 正 人君  農林土木課長 ─ 若 月 勝 久君


観光推進室長 ─ 本 山 宏 人君


  ───────────────────────────────


            午前9時27分開議


○議長(福本 修君) それでは、皆様おそろいのでようでございますので、会議を開きます。


 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


  ─────────────・───・─────────────





 ◎日程第1 一般質問





○議長(福本 修君) 日程第1、一般質問を行います。


 最初に、7番、若月忠男議員。


○議員(7番 若月 忠男君) 今期定例会におきまして、次の1点について一般質問をさせていただきます。


 井上町政2期目の取り組み姿勢についてであります。


 この4月末日をもって1期4年間の任期がきます井上町政を振り返っての総括と2期目に挑まれる抱負と町政の方向と姿勢について、お伺いをいたします。


 1期4年間の成果実績の概要といたしましては、1つ、財政健全化の基礎づくりとして財政健全化判断指数の改善であり、実質公債費比率19.7%、将来負担比率189.7%と改善をいたしております。また、地方債繰り上げ償還の推進、財政調整基金の増額、減債基金の積み増しができているところであります。


 2点目といたしまして、毎年、30億円規模の投資事業の確保がなされております。


 3点目といたしまして、少子化対策と子育て支援でありまして、特に多子世帯医療費の助成とか保育料の軽減等がなされておるところでございます。


 4点目といたしまして、U・Iターン対策、特に定住奨励金の受給者の増でございまして、平成21年には22名であったものが24年には100名を超えるではなかろうかと聞いているところでございます。


 5点目といたしまして、たたら文化の振興は、シンポジウムの開催を県内、東京での開催と、たたら製鉄を背景とする文化的景観の価値を高められているところでございます。


 6点目といたしましては、新エネルギー対策として、木質ボイラーの導入設置、小水力発電の導入などの資源活用による産業振興がなされているところでございます。


 また、反省すべき点につきましても、また検討できる点もあると思いますが、2期目に挑まれる中で、特に奥出雲町の振興策で力点を置かれている点や町づくりの方向性について、御所見をお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 答弁願います。


 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 若月議員の町長1期4年間の総括と抱負の御質問にお答えをいたします。


 最初に、町長1期4年間の総括についてであります。施策の実績につきましては、ただいま議員から個別具体に成果をお示しいただいたとおりであります。私は、「笑顔と語らい、元気あふれる町づくり」をスローガンに、目指したい施策展開の方向性をお示しし、4年前、町長に立候補いたしました。町長に就任後は、多くの町民の皆様の御意見、御要望をお聞きしながら、奥出雲町の発展のために全力を挙げて取り組んでまいりました。その間、国、県、町議会、町職員を初め多くの町民の皆様と御理解と御協力をいただき、おかげさまで各種施策の一定の推進が図られたものと考えております。


 2期目の町政に臨むに当たっては、健全財政に配慮しつつ、総合計画に基づき、地域資源を生かした産業振興はもとより、定住人口をふやすためのU・Iターン事業などの各種施策を積極的に進めてまいる考えでありますが、具体的な町づくりの方向性などについては、4月の町長選挙を経て町長に就任した後、具体的にお話をさせていただきたいと思います。


 なお、私の決意と所信の一端は、本定例議会の開会に当たり、所信表明としてお話ししたとおりであります。


 次に、少子化対策、子育て支援は、喫緊の重要課題と認識しているということについてでございます。安心して子供を産み育てることのできる地域づくりにつきましては、地域の子供は地域ではぐくむということを大切に考え、全町幼児園化を進めるとともに、多子世帯における児童の保育料の軽減や無料化、出産祝い金の支給、幼児教育充実事業補助金など新たな支援に取り組んでまいりました。今後も、少子化は進み、なお厳しい環境が続くと考えられますが、これまで同様に全町幼児園化や多子世帯医療費助成、また保育料軽減や無償化事業を継続してまいります。


 また、平成25年度には、新たに子ども子育て会議を設置する予定であります。子ども子育て会議では、本町が取り組んでいる子育て支援施策に対する評価を行っていただくとともに、子育て世帯のニーズ調査を行い、本町の実情に即した市町村子ども子育て支援事業計画を策定し、実情に合った計画づくりに努める考えであります。


 また、今回の定例会で坪倉子育て医療基金条例をお願いしておりますが、前坪倉産婦人科院長から1,000万円の御寄附をいただきましたので、不妊治療、周産期医療などの施策の財源として活用させていただく考えであります。


 次に、U・Iターン者の促進を図るため、先ほど述べました子育て環境の整備、雇用の場の確保、住居対策として、住宅整備や空き家バンクの設置などに努めてまいりました。その成果のあらわれとして、定住奨励金の申請が近年増加傾向にあり、平成21年度が14件、24人、平成22年度が55件、71人、平成23年度が61件、97人となっており、今年度につきましては、2月末現在で既に平成23年度を上回る64件、107人の申請があり、年々増加しているところであります。今後も、この制度を継続し、定住対策の一つの成果数値として定め、積極的にさまざまな対策を講じてまいりたいと考えております。


 次に、たたら文化の振興についてであります。たたら製鉄が人間の生活活動と自然との共生、地域振興のツールとして新たな意義を見出し、その実例として世界に発信していくことを目的に、本町が事務局であります鉄の道文化圏推進協議会の事業として、平成22年度より「たたらシンポジウム」を実施してまいりました。平成22年度は、松江市のくにびきメッセ、平成23年度は出雲市の古代出雲歴史博物館、そして今年度は、昨年の秋でございますが、東京国立博物館と東京芸術大学を会場に実施をしました。この示唆に富んだ世界に類を見ない炎の文化について、今後も広く情報発信してまいりたいと考えております。


 また、たたら文化の景観対策推進についてでございますが、現在、たたら製鉄で形成された文化的景観の良好な保存と活用を目指して、奥出雲町文化的景観保存管理計画を策定しております。本計画は、平成23年度から24年度に実施した奥出雲町文化的景観保護推進事業において明らかになりました、たたら製鉄に係る鉄穴流し跡に開かれた棚田等についての価値を将来にわたって保存し、また継承することを目的としております。


 平成24年4月より奥出雲町景観条例が施行され、町内全域を景観計画区域と定め、この景観計画策定においても、たたら製鉄は奥出雲町固有の特筆すべき景観であると位置づけられました。たたら製鉄ではぐくまれた文化的景観についての理解と全町的保存継承の機運が広がることを期待し、重点調査区域の中から準備が整った区域を先行して申し出を行うこととしております。


 次に、新エネルギー施策についてであります。平成21年度に策定した奥出雲町地域新エネルギービジョンに基づき、昨年度に整備いたしました佐白温泉長者の湯と玉峰山荘の木質チップボイラーは、今年度から営業運転を始めており、約3割の燃料費削減効果があらわれております。今後は、これらの効果を十分に検証し、他の公共施設、農業施設等への導入を進めてまいりたいと考えております。


 また、今年度から森林所有者がみずから間伐材を木の駅に、森林組合の集積場でございますが、持ち込んでいただくことにより対価を得ていただく「おろちの深山きこりプロジェクト」をスタートさせました。これらの間伐材は、森林組合を経由して、佐白温泉長者の湯、玉峰山荘のボイラー用燃料として活用されており、今後も町内経済の循環にも貢献するものと期待しております。


 一方、昭和36年に建設されました仁多発電所は、50年以上経過しているため、大規模な改修が必要となっております。このため、昨年7月からスタートした国の固定価格買い取り制度の活用によりまして、安定的・継続的に仁多発電所を運用できるよう新年度に経済産業省の整備認定を受け、大規模改修を行うこととしております。既に調査設計業務に着手しており、建設等に要する所定の費用を新年度予算に計上いたしました。


 さらに、県が進めております小水力発電所適地調査は、町内11カ所の候補地の中から旧阿井発電所跡が最も採算の見込みがあるとの調査結果をいただいております。今後は、さらに町で詳細な調査を行い、新たな小水力発電所建設の可能性を幅広い検討をしてまいります。今後も、本町の豊富な森林資源と水資源を活用し、エネルギーの地産地消を推進し、持続的・安定的な循環型社会の実現を目指してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 若月議員。


○議員(7番 若月 忠男君) 先ほどは2期目に当たっての町長の姿勢をそれぞれ聞いたわけでございますが、特に井上町政2期目については、町政の政策をより鮮明に打ち出すことが大切ではなかろうかなというように思っておりますし、先ほど振興策での力点を聞いたわけでございますが、特に「笑顔と語らいの元気あふれる町づくり」をさらに実現を願いまして、奥出雲町のよさをさらに全面的に出されるような取り組みということが私は大切ではなかろうかと、このように思っておるわけでございまして、この点について町長の再度の御意見をお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 常日ごろから申し上げていると思いますが、施策の重点化、それから明確化に取り組めという御指導をいただきましたが、以前からも申し上げておりますが、皆さん方のいろんな声を聞きながら、また議会からもいろんな御提案をいただきながら、各種の施策に取り組んでまいりたいと考えておりますが、特に少子化対策については町民挙げて、みんなでやっていくと。昨今、晩婚化、非婚化が言われる中で、安心して子供を産める、そしてこの地に生まれて生活をしておいてよかったと、心豊かな人生を送れる奥出雲町だということを皆さんとともにやっていきたいと。そのためにも、いろんな声を聞く機会もさらにつくっていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(福本 修君) 若月議員。


○議員(7番 若月 忠男君) それぞれ町長から言っていただきました重点施策の推進を期待をいたしまして、積極的な取り組みを願いまして一般質問を終わります。ありがとうございました。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) 続いて、13番、岩田明人議員。


○議員(13番 岩田 明人君) それでは、一般質問の時間をいただきましたので、一般質問をしたいと思います。


 既に3月の4日の本会議において、町長の施政方針演説でいろいろ出てきておるところと相反するところがあろうかと思いますけれども、再度質問しながら、皆さん方にお伝えをしていきたいというふうに思います。


 まず第1問として、有害鳥獣被害対策と田舎の幸せについてということで、本年も作付時期が近づいてまいりました。農家の皆さんにとっては、イノシシ、タヌキなどの被害に悩まされ、米生産、山、牛では、日常生活ができない状況となってきております。


 安倍政権は、TPP参加をほのめかす発言など農業県島根、そして奥出雲町は何を求めなければとの思いがあります。現在、有害鳥獣対策として、網や田んぼや畑の周辺を掘った形で米づくり、野菜づくりをされている農家がたくさんあります。これはほとんどだと思うんですけれども。奥出雲町の1月31日現在の人口は1万4,398人、うち65歳以上の高齢者が5,247人、高齢化率は実に36.44%という時代に突入していますが、町当局として、奥出雲町の農業をどのように振興を図っていかれるのか、その見通しについて計画をお伺いしたいと思います。


 有害鳥獣の捕獲実績でございますが、既に実績表をちょうだいしておるところでございますけれども、平成23年4月から平成24年3月までの実績が、イノシシが584頭、そして1,168万円、それからタヌキは211頭の42万2,000円であったと聞いておりますが、平成23年度の有害鳥獣の捕獲状況についての提示を願いたいと思います。提示については既にちょうだいをしておりますので、終わります。


 さらに、一般財源や国・県の補助金などの財源についての説明をお願いをしたいと思います。どのぐらい入ってきておるかということですね。捕獲したタヌキ、捕獲報奨金がタヌキの場合は1頭当たりが2,000円では鉄砲の玉代にもならんということで、この報奨金もアップするということも大切ではなかろうかなと、このように思います。4,000円から5,000円ぐらいにアップをしていただいたらということを思っておりますが、被害を最小限度に抑えるべきだと考えていますが、どのようにお考えをしていただけますか、お伺いをしたいと思います。


 有害鳥獣被害の対策の一つとして、イノシシの侵入止めや壁や網の丈夫なものを設置する方法が行われていますが、これは私の提案でございますけれども、牛を放し飼いにする方法はないか。現在、仁多牧場でいろいろやられておると思うんですけども、実績がどのような状況かはちょっと私もわかりませんけども、山が特に奥出雲町の場合は広い、牛が野生化をして困るという意見や病気がはやるんではないかといった意見もありますが、広大な山を利用することを研究を進め、イノシシにも対応する方法を模索したいと考えていますが、町当局として思いはないか、お尋ねをしたいと思います。


 次に、また先ほどもちょっとお話がありましたが、空き家を多く見かけるようになりました。いかに都市に向かう若者に対し、どう対応するか。特別委員会とか収入方法とか、田舎暮らしの日本一あるいは無一文での生活ができる町、そして貧困者の集まりといった何か逆の発想はないのか、町長の思いを聞かせていただきたいと思います。現在、非常に空き家が大変多くあって、ちょっと実績は何軒あるかわかりませんけど、そういったことも踏まえながら、町長の見解をお聞きしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 岩田明人議員の御質問にお答えをいたします。


 まず、高齢化が進む中で、この地域の農業振興をどうやっていくかということでございます。現在、農水省の施策として人・農地プランの策定が求められております。これは言ってみれば地域農業のマスタープランのようなものでございまして、このプランをつくったところは重点的に支援していこうと、プランの策定ができないところは、言ってみれば国の農業振興施策として面倒見ないというふうな姿勢をはっきり国の方は打ち出しておりますので、当面、この人・農地プランの策定に全力を挙げてまいりたいと思っております。


 この中で、農業の担い手が、あるいは農地の集積の問題等いろいろあろうと思います。先般も、阿井の奥湯谷で集落営農が法人化をされました。集落営農あるいは若い人の活躍はもちろんですが、お年寄りも農業生産に参加できるような仕掛けをつくっていく必要があろうと思っております。農地としては大変恵まれた地域であると思っております。標高があって、昼夜間の温度差もあります。豊富な水源地域特有の水もあります。そういう地域のいい条件をどう生かしていくかと、そういうことを全町挙げて取り組んでいく必要があろうと思っております。


 次に、有害鳥獣の捕獲の状況やら報奨金のことについてのお尋ねがございました。捕獲頭数につきましては、平成22年度が過去最高となっておりまして、イノシシの頭数で1,945頭、全体の有害鳥獣捕獲の報奨金は4,056万円でございました。平成23年度については、イノシシの捕獲頭数が584頭と激減し、報奨金の合計額は1,258万円でございました。イノシシは多産でありますが、冬の積雪が多いと、ウリボウが冬を越せないというふうなことで、これは23年の冬の大変大きな積雪がありましたので、その影響が出たのではないかと考えております。


 この捕獲奨励金に充てます財源でございますが、一般財源で当該年度の予算化をしておりますが、翌年度には前年の実績に応じまして、その経費の10%がしまね市町村総合対策交付金として算定され、町へ交付をされております。平成23年度分の策定額は約140万円であります。平成24年度についても、イノシシ捕獲頭数の減少が見込まれておりまして、昨年秋は農産物の被害報告も少なく、引き続いて減少傾向であります。ただ、ことしの冬が積雪が少なくて、こういう状況でありますので、来年はふえる可能性もあるんではないかと思っております。


 それから次に、タヌキの捕獲奨励金をもう少し上げたらという御提案でございました。近隣町村の状況等あるいは猟友会の方の御意見等も聞きながら、タヌキの頭数あるいは被害のこともございます。猟友会の御意見も聞きながら検討させていただきたいと思います。


 それから、鳥獣被害の防止のためにも、牛の放牧をという御提案でございました。これについても、私は以前から放牧をもっと進めたいと思っておりまして、実は中山間研究センターにいたときに、島根県で放牧ネットワークという組織をつくろうと提案してまいりましたが、今一番進んでるのは大田市ではないかと思っております。電牧さくを設けまして、牛に草を食べさせますと、イノシシも近寄ってこないと、そういう実証報告もされておりますし、何よりも飼養の手間がかなり省けると。夕方になれば畜舎に牛が帰ってくると。勝手にさせておくと牛がわがままになるというふうなことをおっしゃる人もおられますが、既にいろんな効果が実証確認されておりますので、これも改良組合の皆さん等ともよく相談しながら、どういう施策が町としてできるかということについても検討してまいりたいと思います。


 それから、田舎で暮らすことについてのPRをもっとせよという御提案、大変ありがたいと思っておりますが、実は私も横浜市の高齢化の実情を実際に見たことがあります。横浜市と奥出雲町、2年間ほど人事交流をやった経緯もありまして、横浜市のある区の実情を見させていただきましたが、都市の高齢者は畑もなければ庭もない。行くところがないから、皆さん、図書館と福祉センター、ここの2つの施設が超満員でした。つくづくその光景を見まして、田舎で畑仕事をしながら、あるいは山仕事をしながら年を重ねることがいかにありがたいことかということを実感してまいりました。空き家対策のことも御提言いただきましたが、いろんな意味でU・Iターンにつながるよう、田舎のよさをさらにPRしてまいりたいと思っております。


○議長(福本 修君) 13番、岩田君。


○議員(13番 岩田 明人君) いろいろお話をいただいたところですが、まず鳥獣害対策の関係で、今、捕獲頭数によって翌年にまた対象の補助金があると、いわゆる10%ぐらいあるという。これはもうちょっと多くあらしまへんかいね、60とか70とか。どうですかいね。ということが一つあるんじゃなかろうかなというふうに思います。


 それから、今の牛の関係で非常に大田市の方が頑張っておられるということでございますが、私が言わんとしとることは何かと申しますと、いわゆる牛を放すことによって、イノシシの対応、いわゆる牛とイノシシは大変仲が悪いかどうかわかりませんけど、牛のところにはイノシシはやってこないという事例があるもんですから、この辺は町長、専門とされておると思うんですけども、その辺の関係、ちょっとそれだけをお聞きしたいと思います。


○議長(福本 修君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) ただいまの岩田議員のイノシシの駆除等に対する財源の問題について説明をさせていただきます。


 議員御指摘のように、有害鳥獣の捕獲に対しましては特別交付税が措置をされております。ちょっと詳しい計算式は忘れましたけれども、おおむねかかった経費の8割が特別交付税で12月に交付されております。これにつきましては、前年度の実績に基づくということと、それから特別交付税という枠の中でのことでございますので、財源としては、そこで御説明をちょっと省かせていただいたということでございます。そういう措置があるということでございます。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) イノシシと牛の関係についてでございますが、牛の方が体が大きいもんですから、イノシシは牛を恐れて近づかないと。この実証報告は既に各地でされておりまして、明らかになっております。牛が放牧されているとイノシシが近づかないということは、各地で実際に確認されておりますので、申し添えさせていただきます。


○議員(13番 岩田 明人君) そうしますと、次の段階で、非常に空き家が多いということで、4軒並びで空き家があるということの、かなりそういったところがあるということでございますが、この対策を何とかしないと、委員会の方でも話をしたかと思いますけれども、家へ帰ってこられない、あっちの方へ出てしまっとって帰ってこられない。ところが、家がぼろぼろになって、その家の上の方が崩れて、自分のところの庭へ来たとかガラスが割れたとかという事例が非常に今あって、私の方へもそういった話が来ておるところでございますが、先般、鳥取県の関係では、何か町が命令的に壊しなさいよという指示が出たとかいうことでございますけど、その辺については町の方としては何かお考えはないのか。片づけていただかなならんということなもんですから、その辺はいかがなもんでしょう。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 空き家対策についてのお尋ねでございますが、町としては、U・Iターン対策につなげる上からも、空き家バンク登録制度も設けております。それから、町有化をして賃貸住宅にするだけでなく、直接所有者と引き受けたい人が交渉できるような制度も設けております。そして、いよいよ悪くなったものをどうするかと、町が代執行で撤去できるような条例化を考えるつもりはないかというお尋ねだったと思いますが、現在のところは景観対策として、所有者の方が撤去をしていただくというお願いをして、町の方が助成をするという制度は既に設けております。


 ただ、全国的に空き家対策として自治体の方が強制的に撤去すると、代執行という形で行うことができるような条例化が全国的にどんどん広まっております。町におきましても、今後、この強制の代執行ができるような条例について議会の方でも議論いただく必要があろうと思いますが、町としても早急な検討をしてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 岩田君。


○議員(13番 岩田 明人君) ありがとうございました。


 それでは、次の2番目に移りたいと思います。ケヤキ並木の立ち枯れについてということで、皆さん御承知かと思いますけれども、三成サンクス前の護岸道路のケヤキ並木が中ほどの高さで伐採され、立ち枯れしている状況について伺いたいと思います。


 旧仁多町の中心三成は、宅地が少なく、ショッピングセンターも建てることもできない状況でしたが、現在の体育館、中央公民館から吾妻そばの間にあった田んぼを用地造成したら、共同店舗建設する適地、また護岸道路が計画され、体育館から善勝寺までの関係者の皆さんの理解により、現在の護岸道路が建設されました。今はサンクスあるいはカルチャープラザも建ち並び、旧仁多町の中心となり、護岸街路としてタイルが張られ、ケヤキ並木となりましたが、つい最近のように思いを浮かべておるところでございます。


 昨年、このケヤキが中ほどの高さから切られ、現在、無残な枯れ木状態となっています。町内の方からも、だれが切ったか、町内でも一番人の出入りの多い場所で、いつまで枯れたまま放置してありますか。多くの町民の皆さん、そして私も不思議に思っておるところでございます。これまでは、庭木業者の方が毎年、伸びた枝を切り、立派な街路樹として心を和ませていました。落葉は秋の一、二カ月だと思いますが、地元の方が大変であるならば、シルバー人材センターの方にお世話になるとか方法は幾つかあったと思います。このたびの街路改修予算は特別にないようですが、現状を把握しながら、今後どう対応するのか。これから秋まで放置はできないと思います。歩道の高さで切り取るなど早急街路計画を策定し、議会に示していただきたいと思いますが、いかがでございますか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 三成サンクス前の護岸道路のケヤキ並木についてでございますが、これは私の不注意ということもございますが、地元の皆さんの声を聞いて、ああいうふうな剪定をしたと。専門業者じゃなくて、言ってみれば緊急雇用対策でやった人にお願いしたものですから、立ち枯れ状態でひどいことになってしまったと。後どうするかということにつきましては、いつまでもほうっておける問題ではありませんので、ケヤキを植えかえるのか、あるいは違う樹種がいいのか、地元の皆さんとも十分協議をさせていただきまして、予算措置ができるように準備をさせたいと思っております。


○議長(福本 修君) 岩田議員。


○議員(13番 岩田 明人君) それでは、早急にひとつ措置の方をお願いしたいと思います。


 続いて、最後になりますが、有利な起債の有無と将来につなぐ財政の見込みについてということで質問をしたいと思います。


 安倍内閣が発足し、平成24年度補正予算も参議院で可決されており、国の平成25年度予算も、政権交代により2カ月半ぐらいおくれ、国会に提出されたと思います。国も厳しい状況から、本町の主たる財源である地方交付税は減額の方針が新聞等で出ていますが、これから奥出雲町の歳入が厳しくなると思われます。


 先日、三成仁多庁舎の建設について、設計業者が決定されたと説明を受けました。庁舎建設は、普通は国の補助金はなく、全額負担でありますが、町村合併した場合には、国が66.5%負担する起債で建設ができるとされておりますが、合併特例債の枠はどうなっているか。また、合併した場合、どれだけのメリットがあったのか。企画財政課でいろいろお聞きしたところ、奥出雲町の場合、平成16年度中に合併した場合は、合併補助金を県から5億円、国から1億8,000万円、そして国の特別交付税が6億5,000万円、庁舎建設など合併による事業に国が66.5%負担する合併特例債枠が58億4,000万円、新町の基金造成に合併特例債、これが10億8,000万円、また地方交付税も町の人口等が減った場合でも、旧町の基準によって10年間支給され、10年後の平成27年度から90%、そして2年目は70%、3年目は50%、4年目は30%、5年目は10%とされ、5年間で調整され、15年後の平成31年度からは、国が定める奥出雲町の人口等地方交付税がこれまでの算定基準で交付されますが、奥出雲町として合併してよかったと改めて私は感じておるところでございます。


 地方交付税が減額された後、10年後の見込み額は、国の税収や人口等の関係で見込みとなろうと思いますが、積み上げてみるとどのくらいを見込み、どのぐらいが減になるのか、お聞かせを願いたいと思います。


 なお、昨年の9月に定例議会で私が一般質問させていただきました、借りている起債残高に対して毎年繰り上げ償還をしていますが、額を聞いたところ、平成13年度からの資料を配っていただきましたが、これを見ますと、平成13年度、横田町は280万円、旧仁多町は2億8,000万円、平成14年度より、旧横田町はなかったと思います。旧仁多町は3億500万円、平成15年度に1億3,200万円、そして平成16年度には1,100万円、平成17年度から平成23年度まで、奥出雲町として返済額は45億1,000万円であり、平成13年度から23年度までトータル額は52億4,200万円となっています。


 返済は特に過疎債であろうと思われますが、起債残は少なくなると思っておりますが、国の負担割合は、補助金ですね、いわゆる70%前後が交付税に加算されてると思います。合併後、幾ら町に入っているのか、年度別にお聞かせを願いたいと思います。


 ほとんどの市町村は、繰り上げ償還してないと聞き及んでおりますが、奥出雲町は、基金積み立てを含め、将来にわたり繰り上げ償還を含め、健全財政だと思っておりますが、町長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。今後の財政運営も恐らく厳しくなると思いますが、入りと歳出を厳しく精査し、町行政の運営をお願いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 合併に伴う財政問題等についての御質問をいただきました。数字については、岩田議員さんの方がおっしゃったとおりの効果が出ておると思います。私のざっとした計算では、合併特例債の約58億円、それから10年間の合併算定がえの効果も70億円ぐらいはあろうと思ってます。そのほか合併の補助金、いろんな財政支援、恐らく合併したメリットは金額だけで言いますと百数十億円は間違いなくあっただろうと思います。そのお金でもって新町まちづくり計画をきちんとやりなさいと、行革もやりながら新しい地域づくりをやるというのが合併の大きな趣旨だと思っておりまして、それについては岩田議員と認識は同じでございます。


 それから、今後の地方交付税の見込みについてのお尋ねもございました。おっしゃっていただきましたように、平成27年度から5年間で合併算定がえの約6億円の加算が減額されていきます。そういうことは確実に見込めるところでございますが、地方交付税の総額がどうなるかと、これは国の地方財政計画において決まる数字でございます。国の財政状況あるいは税収等、いろんな要因が重なろうと思っておりまして、なかなか10年後の見込みというのを申し上げにくいわけでございますが、少なくとも国の財政運営の方向性あるいは地方財政計画がどうなっていくかという全国ベースの議論も十分注視をしながら、町財政が安定的に運営できるように、アンテナを十分張りめぐらせながら推計をしていきたいと思っております。


 それから、有利な起債の過疎債の繰り上げ償還につきましては、繰り上げ償還しても交付税措置は償還年次まで続くわけでございます。これは要するに地方交付税上の基準財政需要額に元利償還金の7割を計上していただくわけですので、交付税は補助金じゃありませんので、地方のお金であるわけですが、地方交付税上において、そういうふうな措置がされているということでございます。それと、ついでではありますが、岩田議員さんの方から合併特例債の66.5%、これも交付税措置をいただくわけですが、この66.5%というのは、ある事業をやる100%の経費について、合併特例債は95%の充当率でございます。あとの5%は一般財源でやりなさいということでございますが、この95に過疎債と同じ元利償還金の交付税充当率の7割を掛けると、95掛けるの7で66.5になるはずでございますので、確認をいただきたいと思います。


 奥出雲町は、ある意味では積極的な財政運営を前町長時代からしてきておりますが、もちろん健全財政をベースとしながら、いろんな財政数値をコントロールをしていかなければならないと考えております。特に重要なのは、標準財政規模が合併の御褒美期間が終わりますと、今、標準財政規模、地方交付税と町税と安定的に入ってくる一般財源、奥出雲町は81億円でございます。一般的に標準財政規模の倍ぐらいの予算を持って仕事をするのが普通と言われておりまして、そういうことから、今、町の財政規模は160億円ちょっとぐらいで推移してきておりますが、将来的にはこの標準財政規模が70数億円まで減少することは明らかでございます。そうしますと、この倍といいますと、町の予算規模150億円前後でやっていかなきゃいけない、そういう時期がそんなに遠くない時期にやってまいります。


 そのためにも、この合併の御褒美期間である、具体的には平成27年ぐらいまでは今の調子でやっていけると思いますが、28年度には交付税が3割落ちるわけです。3割というと1億8,000万円であります。29年度には5割ですから、3億円落ちていくと。この落ち幅が5カ年でございますので、急激に交付税が落ちていくと。この27年度から32年度の5カ年の財政状況がどうなっていくかということも十分留意をしながら、健全財政に努めてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 岩田議員。


○議員(13番 岩田 明人君) 町長答弁で、かなりマッチングするところでございますが、要は27年度からが70%、50%、30%と下がっていくと。ここからが大変だということをひとつ全体的にまたアピールをお願いをしたいということですね。


 それから、庁舎の関係で今、町長、95%とおっしゃったんだけど、これは66.5%でしたかな、いわゆる庁舎に関しての関係でいくと、国が66.5%、それに過疎債を使って95%になるということですかいね。


○町長(井上 勝博君) いえ、充当率が95%です。


○議員(13番 岩田 明人君) ですから、それを見ますと、庁舎はやっぱり早く建てるということが大事ではないかなというふうに思うところでございまして、いわゆる町が出さなきゃならん負担というのが非常に少なくてできるという状況だろうと、このように思うところでございまして、質問を終わりたいと思いますけれども、私が一番気にするのは、やっぱり27年度以降、奥出雲町はどうなってくるんかいなという気が特にいたしておるところでございます。その辺をひとつうまく調整していただきたいと思います。と同時に、今質問したこと、町長の答弁のことについては、できるだけ全体的にアピールの方をひとつ町民の皆さんにもしていただくというふうにお願いをしたいと思います。


 以上で終わります。ありがとうございました。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) 続いて、8番、内田正男議員。


○議員(8番 内田 正男君) 一般質問の機会をいただきましたので、4点の質問をさせていただきます。


 最初に、地籍調査事業の状況についてですけど、奥出雲町の山林地籍調査事業で、平成24年2月ごろに会計検査院から適切な指摘を受けられ、その後の経過では、何といっても昨年の10月2日にNHKのお昼の全国ニュースで、奥出雲町の地籍調査事業は極めて悪質な事例と報告され、その後の説明で、全国で多数同じようなケースがあると聞き、幾分か安堵しました。これまで数回にわたり県庁でお断りをされておられる姿を拝見し、心に痛みを感じた次第でございます。


 先般3月4日、本会議で所信表明で町長は、補助金返還1億4,993万3,000円を3月末に財政調整基金を財源一括すると発表されました。この返還に至る経過と金額の内訳をお伺いします。


 財政調整基金を取り崩して一括返還することについて、町の財政や財政指数への影響はいかがか、お伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) ただいまの山林地籍調査にかかわります補助金返還の財源等についての質問にお答えをいたします。


 金額等につきましては、議員御指摘のとおりでございます。1億4,900万円ばかりということでございまして、内訳といたしましては、まず国が9,995万円ばかりでございます。残りの4,997万円ばかりが県のものということで、これ合わせて県の方にお返しをして、国にかかわるものにつきましては、県からお返しをいただくということになります。


 それと、この財源といたしましては、9号補正で予算を可決をいただきましたけれども、財源としては当然約1億5,000万円が必要になりますけれども、補正の中では減額の補正等も合わせまして、9号補正では財政調整基金を1億1,000万円ばかりを崩させていただいたということでございます。


 なお、この基金の取り崩し等にかかわります財政への影響ということでございますけれども、当然基金が1億5,000万円、予算上崩すのは1億1,000万円ばかりですけども、1億5,000万円が減ったということにおいては、事実基金が減ったということになります。


 なお、将来の財政指数等への影響につきましては、実質公債費比率につきましては、これは今後も影響を及ぼすものではないということでございます。ただ、将来負担比率につきましては、基金が1億5,000万円減ったと、予算上は1億1,000万円ですけども、1億5,000万円の基金が減ったということで考えるならば、将来負担比率約2.8%程度の影響が出てくるというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) そういたしますと、もう一点伺いますけど、財政全体の影響度と、また平成24年度の決算で基金積み立て計画があるかどうか、また将来負担比率などへの影響はいかがなものか、再度お聞きします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 24年度予算への先般、9号補正、先議をいただきまして可決いただきましたが、まだ24年度、いろんなものが動いておりまして、特に今月中旬には特別交付税の額の決定もあるわけです。そういうもろもろの状況を見ながら、24年度予算の最終は6月に数字が出ます決算でもって、決算剰余金が幾らになるのかであります。議会には承認を後からいただきますが、特別交付税やら補助金等の額の確定等も3月はもろもろありますので、一部専決補正をさせていただくことになろうと思いますが、最終的には、先ほども言いましたように、5月末の出納閉鎖をもった決算を打たなきゃいけないので、まだ今のこの段階で具体的には申し上げられませんが、いずれにしても、私としては、1億5,000万円の補助金の問題では町民の皆さんに大変御迷惑をおかけしたわけでございますから、それがなくなるような努力をこの3月、4月、任期がありますので、県や国ともいろんな交渉をしていきたいと思っております。つまりは、財政数値等に影響が一切でないような措置を私としては講じてまいりたいと、そういうことでございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 頑張っていただくようお願いします。


 それでは、これまでの10年間余り、委託業者に作業を委託しておりますが、測量作業で境界や積雪などで作業がおくれているが、業者委託を信頼して発注されておられますが、これに対して町の考え方はどのように思っておられますか、お伺いをします。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) 先ほどの御質問にお答えしたいと思います。


 一筆地調査、それから測量調査ともに業者の方に委託業務をしておるわけでございますけれども、それについての考え方ということでございますが、一筆地調査につきましては、従来は町の職員の方で所有者の方に連絡をとって、立ち会い調査をやっておった経緯もございましたけれども、山林地籍調査を行う時期に当たりまして、なかなか町職員では対応ができない場面が多くなってまいりました。人員の問題等もございますけれども、そういったことから、地籍調査の一筆地調査についても外部発注が可能となりましたので、そうした業者に発注をしているところでございます。また、測量業務につきましても、これはGPS測量等を行う高度な技術でございますので、これについても専門の測量業者に委託をしておるものでございます。今後とも、そういった形で調査の方を進めてまいることになろうかというふうに思っております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 余り何らかの影響はないということは理解してよいですね。地籍調査は、横田地域で昭和29年から始まり、昭和45年に終わっております。仁多地域では、昭和45年から始まり、61年に宅地、農用地の地籍が終わり、一時休止しておりますが、その後、山林地籍調査事業は平成11年から始まり、地籍調査再開当時の計画では45カ年間だと思っておりますが、現在、山林地籍調査の進捗率と最終何カ年ごろか、また実施済みの面積、残っている面積の今後の見通しをお伺いします。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) 御質問がございました山林地籍調査の現況について御説明申し上げたいと思います。


 平成11年度の山林地籍調査開始時におきます対象森林面積は285.84平方キロメートルございました。平成11年度から23年度までの調査済み面積は61.80平方キロメートルでございます。これは進捗率にいたしますと21.62%となります。年間で平均いたしますと、1年で4.75平方キロメートル、1.67%の進捗率になろうかと思います。このままのペースで調査を行ってまいりますと、残りのすべての面積を終了するまでには、あと47年余りかかることとなります。


 今後、土地所有者の世帯交代等が続きまして、境界不明な方が多くなろうかと思いますので、進捗率は若干低下するのではないかというふうに思っております。そうしたことから、実際には50年から60年近く調査の期間がかかるのではないかというふうに懸念をいたしております。したがいまして、早急に調査体制の強化等を行いまして、事業進捗率の向上を図ることが求められているというふうに考えております。以上です。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) そういたしますと、不在地主も多く、各自の山林があっても、先ほど申されますように、50年から60年も先延びになれば、境界がわからない方ばかりにならへんかと思っております。境界確定、立会調査などの実態や不在地主などの対応に時間がかかれば、山林地籍調査事業費などの割合はどれだけのことになるか、お伺いします。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) 境界確定におけます立ち会い、また調査の実態ということでございますけれども、境界の確定につきましては、原則隣接する地権者同士による立ち会いにより筆界を確定いたします。ただし、御本人が病気等で立ち会えない場合、委任状を提出いただきまして、御家族の方あるいは御親戚の方、または地元の山林に詳しい第三者の方に立会人になっていただくことが可能でございます。


 また、土地所有者の特定につきましては、事業開始時に土地台帳において名義人を調査するわけでございますけれども、お亡くなりになってる場合には相続者を調査いたしますし、住居を移転されてる場合につきましては、転居先を追跡調査するといった作業を町の方で行っております。特に山林におきましては、台帳名義人が3代前とか4代前とかといったようなことが多くございまして、そうした場合、確認作業に外の時間を要することとなっております。しかし、絶系等、家が途絶えてしまう、そういったことによる不明者でない限り、大半の所有者は現在判明をいたしておりますので、そういった方に連絡をして立ち会いをお願いしておる状況でございます。


 不在地主の割合でございますけれども、調査地区の状況によりまして異なりますが、多くても土地所有者全体の5%未満ではないかというふうに思っております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) やはり時間がかかれば事業費の増額等はどういうふうになりますかね、伺います。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) 時間がかかれば事業費はどうなるかということでございます。単純に申し上げまして、単年度単年度、大きな事業費を予算計上いたしまして、調査面積の拡大を図ればいいわけでございますけれども、先ほど申しましたように、調査体制も限界がございます。これにつきましては、今後強化を図っていく必要がございます。それと、単年度に実施できます調査面積、これの設定についても体制等との調整がございますので、一概に大きな面積ということができません。今後とも、適切な事業量と、それに対応します事業費をもって調査を続けていかなくてはならないというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) しつこいようですけど、奥出雲町山林地籍調査事業が終わったところと、まだ終わらないところの差が余りにも大きいです。今後、事業を拡大しても、速やかに進めていただくことを要望して、終わります。


 2つ目でございますが、昨年の7月におきました農地災害、農家の方に大変な被害を与えています。町当局におかれましては、迅速に災害調査をされ、現在は工事を発注され、感謝申し上げます。


 そこで、伺いますが、農地災害が大小発生してます。災害の大きさによって負担率は同じと思いますが、40万円未満の被害農地などへの対策について、考えはいかがなものか伺います。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) 農業災害におきます40万円未満の災害、いわゆる小災害でございますけども、これの対策についてお答えを申し上げます。


 農業災害につきましては、40万円未満の被害は国庫補助制度の対象外でありますことから、所有者の方の維持管理の範疇であるというふうに基本的に考えております。したがいまして、そうした小規模の災害の場合には、個人での対応を御検討いただきたいというふうに考えます。


 ただ、農地・水保全管理支払い交付金事業というのがございますけども、これの共同活動支援の対象ということになりますので、個人で復旧ができない方につきましては、それぞれ各地区の活動組織に御相談いただきたいというふうに思っております。ただし、この場合、共同活動でございますので、どういった形での取り組みができるかということについて注意が必要でございますので、御検討いただきたいというふうに思っております。以上です。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 農地・水対策事業についてと言われましたけど、個人の災害はカウントできますか。やはりある程度何人かの所有者の物件についてはできるように考えておったわけですけど、その点を伺いますが、先ほどのことですけど、例えば100万円の農地災害工事で負担率3%では、3万円の負担金になります。40万円未満の農業災害工事は対象にならないためと先ほど申されますけど、災害工事費は全額個人負担になります。個人が40万円払わないけないというふうなことに解釈ができますが、この場合、何かほかの補助事業と併用しての対応はできないものか、再度お伺いします。


○議長(福本 修君) 若月農林土木課長。


○農林土木課長(若月 勝久君) お答えいたします。


 災害復旧事業という観点からとらえますと、40万円未満につきましては、先ほど申しましたように、維持管理の範囲内ということで、全額個人負担となろうかというふうに思います。ただし、災害復興ということではなく、土地改良事業の面から考えますと、現在も実施しておりますが、県単農用地有効活用支援整備事業という土地改良事業を行う事業がございます。この事業につきましては、個人負担が3割必要といたしますけれども、この事業を基本にいたしますと、被災箇所の復旧だけではなくて、例えば田んぼの暗渠排水あるいは他区への進入路の整備等、簡易な土地改良事業をあわせて実施することもできますので、もしそうしたことを希望される方がございましたら、農林土木課の方に御相談をいただきたいというふうに思います。


 しかしながら、この事業につきましては、農家の皆様からの申請の受け付け順によりまして、予算の確保と工事の執行を現在いたしております。したがいまして、その年度で被災を受けたので申請されましても、必ずしも当該年度で対応ができるという確約はできかねますので、その点を御承知いただきたいというふうに思います。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 理屈はよくわかりますよ。ただ、農家の方は今現在、農地に活気がほとんどないような状況です。そこで、やはり40万円未満の農地災害、幾らどうあろうと、今後農地を維持管理しようと思えば、これから改正をしていただくと、この条例の。そうする方向の考えはできないのか、再度お伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 日本は共産国、社会主義国じゃありませんので、私有財産制のもとで、いろんな事柄が法律も含めまして整備がされております。やはり私有財、どこまで公共財としての価値を認めるかというふうなこと、もろもろあろうと思いますが、やはり何としてもこの奥出雲町の農地を守っていくということは、景観対策上も必要であります。特に文化庁のたたら文化の重要文化的景観地区の指定を受けますと、将来にわたってこの奥出雲の棚田を含む農地あるいはこの景観を守っていくということを国内的にも世界的にも宣言するというふうな意味合いもあります。議員御指摘の点についても、今後の検討課題にさせていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 先ほどの質問は終わります。


 3番目、公園のダビデ像、ビーナス像のマスコミ報道について伺いますが、奥出雲町に御寄附された三成公園にダビデ像、三成遊園地にビーナス像は、巨大な大理石製の彫刻で、一流芸術の作品として教育的な巨大的な裸の像を、イタリアの著名な彫刻家エンツォ・パスクイニ氏(故人)が作製された高さ5メートルの巨大な2つの大理石像を亀嵩出身の若槻一夫様が昨年4月に御寄附されております。力強いダビデ像は、スポーツ選手が集まる三成公園に、愛と美の女神のビーナスは、子供を見守るように三成公園遊園地に設置してあります。


 12月議会で同僚議員から、ダビデ像、ビーナス像について一般質問をされ、これが新聞、テレビ、インターネットで広くマスコミに報道されている件について、約5メートルの裸体に、小・中学生や家族連れの方々が訪れる場所であるため、町民の皆様から、子供が怖がる、もう少しふさわしい場所に移設は、ダビデ像には下着を履かせてはと苦情が拡大しています。どのような考えか、お伺いをします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) ダビデ像とビーナス像についてのお尋ねでございますが、これは昨年の9月、12月議会でもお答えしておりますが、設置場所については、多くの皆様に鑑賞をしていただくために現在の場所としております。苦情というお話ですが、多くの町民の皆様は、芸術作品についての御理解をいただいているものと思っておりまして、下着の着用等はもちろん考えておりませんし、場所を移すというふうなことも一切考えておりません。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) いろいろな方面から、いろいろな考え方もあろうと思います。町民さまざま、いろんな考えがたくさんあると思いますけど、やはりこの問題については、同僚議員からの質問で2つの像は教育的にはふさわしくないと指摘されておられますが、今現在、全国的に、またイタリア、フランスなど外国方面より奥出雲町に大理石でつくられた、これだけ立派な2つの像を奥出雲町民の考え方が知りたいなど、奥出雲町の知名度は本当に有名になっております。奥出雲町の観光の宣伝をしていただき、2つの芸術作品は観光に大きく役立っていると思います。これだけの功績に対して、同僚議員様には何かの感謝状のようなものの考えはあるかないか、町長に伺います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 私もびっくりしておりますが、インターネット社会ですので、読売新聞の記事があっという間に世界じゅうを駆けめぐった。そういう意味では宣伝にもなって、ありがたいと思ってる反面、奥出雲町の町民の教養はこの程度かと、島根県は、あるいは奥出雲町は一体どんな教育をしてるんだと、そういうマイナス面の報道もされますと、私としては大変悔しい思いをするわけでございます。美術的な審美眼を持った住民が多い、奥出雲町はレベルが高い地域だと思っておりましたが、報道を見ますと、一方でそういうマイナスの報道もされておりますので、功罪相半ばするというふうに評価しております。本当に感謝状を出したいのは、いい記事を書いてくれました読売新聞の記者でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 私は、奥出雲町の巨大な大理石製のダビデ像、ビーナス像は奥出雲町の宝として永久に輝く像になることを念じまして、質問を終わります。


 4番目でございますけど、奥出雲町の建築事業についてですけど、近年、奥出雲町は公共建築事業は多数発注されておられます。これらの建築事業について伺いますが、工事発注は5社から7社で入札を行っておられますが、工事が終わり、竣工検査は、だれがどのように行っているか伺います。


○議長(福本 修君) 森山財産管理室長。


○財産管理室長(森山 正人君) 内田正男議員の御質問にお答えいたします。


 公共事業工事の検査職員は、奥出雲町財務規則第123条第1項の規定により、町長から検査を命じられた当該工事の担当課長が契約書、仕様書、設計書、その他関係書類に基づき、竣工検査を実施しております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 担当課長様が検査をしておられると先ほど聞きましたが、その前に、佐白地区交流拠点施設・佐白温泉の建築については、建物は全体非常によい感じがあり、喜んでいることと思います。内部は、天井は高く、空間があり、構造材の大きさはすばらしいものが使ってあります。そこで、伺いますが、公共建築物件の内部、温泉浴槽室などは、一年も過ぎないのに修繕、改築について保証期間の瑕疵担保責任に関する契約条項はどうであるか、伺います。


○議長(福本 修君) 森山財産管理室長。


○財産管理室長(森山 正人君) 瑕疵担保期間につきましては、奥出雲町公共工事請負契約約款第45条第2項の規定により、工事引き渡しを受けた日から2年以内であります。ただし、木造の建物等の建設工事及び設備工事等は1年以内であります。


 なお、その瑕疵が受注者の故意または重大な過失により生じた場合には、当該請求を行うことができる期間は10年といたしております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 最低1年はあると思いますけど、これまでに直した改築費と修繕費、またこれから直す修繕費と改築費の金額は幾らぐらいか、お聞きします。


○議長(福本 修君) 通告外の質問ですか。


○議員(8番 内田 正男君) 建築にかかわる質問でございますので、いかがなもんですか。


○議長(福本 修君) わかりますか、すぐ答えられますか。


 ちょっと時間が必要だそうです。お待ちください。ほかの質問へ進んでください。


○議員(8番 内田 正男君) 佐白温泉長者の湯がスタートして10カ月過ぎ、NPO法人布勢の郷、誇りを持って誠意で建物の長期にもたせるよう管理している次第でございますが、建築物件に不安を感じています。佐白温泉館内にある大きな構造材に割れ目が散見されるが、保証、担保の範囲はどのようにお考えか、先ほどの契約条例で入るか入らないか、お伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) お答えいたします。


 佐白地区の交流拠点施設に使用しております木材の構造材のひび割れについてでございますが、木材の乾燥の度合いが進んだ要因によるものと考えられます。使用木材の含水検査につきましては、設計事務所と町の担当職員の立ち会いのもとで適正に行っておりまして、含水率も基準値以内でありました。木材のひび割れは散見されますが、構造上強度等には全く問題はありませんので、お尋ねの瑕疵による担保範囲には該当しないものと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) 4番目ですけど、公共事業佐白温泉、昨年の4月に竣工しておられます。同じ時期ですね、横田幼児園の竣工もしておられます。これらの竣工検査の方は、建築検査資格の有無はいかがなものか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 先ほど財産管理室長の方から説明したとおりですが、組織として検査をやっておるということで、課長の名前が出てくるわけでございますが、課長個人でやってるわけではなくて、建築物の検査等には町職員で一級建築士の資格を持った職員もおります。そういうことで、組織の長としての課長で私には報告が来るわけでございますが、実質的には専門家も含めて適正な検査をやってるものと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(8番 内田 正男君) いろいろ町政の考え方はあろうと思いますけど、私としては、建築検査の資格のある人が検査をしないと、検査官が設計士で施工者になるのではないかと思うところもあります。本年度取り組んでおられる奥出雲町新庁舎建設などを初め、設計施工、適正な管理をお願いして、一般質問を終わります。


○議長(福本 修君) 内田議員の質問は終わりました。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) ここで10分間休憩をいたします。休憩。


           午前11時12分休憩


  ───────────────────────────────


           午前11時23分再開


○議長(福本 修君) 議会を再開いたします。


 2番の内田勇議員。


○議員(2番 内田 勇君) 一般質問の機会をいただきましたので、一般質問をさせていただきます。


 昨年12月の衆議院選挙の結果、自民党、公明党の連立政権が誕生いたしました。満を持して登場された安倍総理のデフレ脱却のスピード感のある成長戦略が功を奏し、株価も上昇し、円安にも向かい、支持率は70%以上を確保されております。これだけの短期間で、こんなにも早く変わるのかという驚きを持っております。


 さて、井上町長におかれましては、この4年間、着実に財政健全化に努力され、成果となってあらわれていることに感謝を申し上げたいと思います。2期目を目指される上で、ピンチはチャンスととらえて、町民を一人残らず幸せにするという強い信念と、役場が変われば町が変わるという町民に奉仕する町政運営を願っております。


 さて、最近、ふえ続ける空き家の対策などについて、4項目に一問一答で質問をいたします。


 昨年10月、自治会を通じて空き家等の実態調査が行われましたが、その結果はどのようになっているのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 昨年、町内全域対象で実施いたしました空き家等の実態調査につきましては、自治会長、また常会長様に御協力をいただきまして、回収率は83%でございました。報告されました空き家の件数は206件、この空き家につきまして町の担当職員の方で外観目視によります1次調査を実施したところでございます。このうち利活用が可能であると判断される空き家が175件ございます。倒壊のおそれがあり、危険であると判断しております空き家が31件でございました。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ありがとうございました。したがって、空き家の整備状況と活用の実態についてもお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 空き家の活用・整備状況でございますが、町が空き家を買い取りまして、改修後に定住住宅として賃貸で提供する空き家活用定住住宅整備事業を導入しております。平成19年度より、これまで13棟を整備をいたしておりまして、現在すべて入居いただいておるところでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) その空き家の整備された状況で、U・Iターン者だけが利用できるというふうな状況なのか、それとも現在、奥出雲町に住まれながら、事情があって、どうしても空き家を探してる場合に入居できないか、そういう部分はどのようになっているか、お伺いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 この整備しました13棟につきましては、当初はU・Iターン者を優先的に入居いただくというような形にしておりましたが、現在のところはそういった定めもなく、町内にお住まいの方でも入居できるという形にはなっておりますが、U・Iターン者を優先的に入居いただくような形に今しておるところでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) この空き家の問題と定住の問題は、やはりセットになっております。奥出雲町で入れないがために、やむなく近隣のまちへ移住をされなければならないということのないように、ぜひとも少しでも奥出雲町で人口がふえていくように柔軟な対応をお願いをしたいと思います。


 次に、空き家バンク制度の現状について、お伺いをします。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 空き家バンク制度についての御質問でございます。平成23年度より本格的にこの空き家バンク制度を実施いたしました。実績といたしましては、平成23年度では、売りたい、貸したいという所有者からの空き家登録数が8件、それから買いたい、借りたいという定住希望者からの利用登録件数が11件でございました。そのうち1件が平成23年度では成立をいたしました。今年度におきましては、2月末現在でございますけれども、登録件数が14件、いわゆる売りたい、貸したいという方の登録件数が14件、それから利用件数が25件あっております。成立した件数が5件、今年度ございます。それと、現在進行中のいわゆる案件が3件、現在交渉中でございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひともこのバンク制度も少しでも奥出雲町が人口がふえるように、有意義な取り計らいをお願いをしたい、このように思います。


 次に、老朽化や自然災害による倒壊で被害が出たり、不審者の侵入で犯罪や火災などが起きるのを防ぐための空き家条例制定が必要と考えますが、御所見をお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 空き家条例の制定についてのお尋ねでございます。空き家問題は、住宅の立地条件や管理状況により課題が異なるということもございます。状況に応じた対策が必要と考えておりまして、空き家発生の予防、空き家の活用促進、除却等のいろんな方法等があるわけでございますが、奥出雲町全体の町づくり、景観づくりの観点から、空き家の発生防止、活用促進の取り組みを進めていく必要があると考えております。


 今年度においては現状を把握し、条例の必要性についての基礎資料とすべく空き家等の実態調査を実施したところでございます。これをもとにいたしまして、さらにより詳しい現状把握・分析を十分に行った上で、今後活用、予防、除却を含んだ空き家の適正管理に関する条例の制定を検討してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひとも解体など代執行できるようなやはり条例制定が必要になっているのではないかというふうに思います。いずれにしても、一時は空き家になっても、やはりその空き家に人が住まれるようになったという町になってほしいと願うものであります。


 続いて、次の質問に移らせていただきます。防災と安全対策についてでございます。


 東日本大震災から、間もなく2年を迎えようとしています。また、昨年12月には中央自動車道の笹子トンネル内で、天井板の落下事故で9名のとうとい生命が奪われました。防災・減災で国民の生命を守ることが求められております。奥出雲町内の社会資本、インフラの総点検の結果について、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 社会インフラ総点検の結果についてのお尋ねでございます。橋梁につきましては、町内の主だった橋梁の点検を既に実施しておりまして、維持修繕計画を現在策定中でございます。また、トンネルは町内に1カ所ございますが、トンネル附属物のない構造となっておりまして、目視での点検を実施した結果、特に異常は認められませんでした。道路につきましては、平成24年度経済対策補正予算により、道路ストック総点検を実施する予定でございます。今後、点検結果を踏まえ、財政状況等を勘案しながら、逐次修繕を行ってまいりたいと考えております。


 次に、住民生活に直結するライフラインであります水道施設につきましては、安全で安定的な水道水を供給するため、これまでも地元要望等を踏まえまして、改修が必要な水道施設については逐次整備を行っております。近年では雨川簡易水道をはじめ三成第2簡易水道、三成簡易水道など、老朽化した浄水施設や配水管等の改修を実施しております。


 また、このたびの国の補正予算によりまして、給水開始から35年程度経過した木屋谷、板敷の営農飲雑用水施設を小馬木簡易水道に統合する事業等を実施することとしております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) これらの維持補修に対するといいますか、財源は相当なものとも思いますけれども、どういうふうな流れといいますか、計画的に維持補修に対する考え方について、もう一度お願いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 維持補修に対する考え方についてのお尋ねでございます。大切な資産でもあるわけでございますが、道路ストックを長く大事に保全し、安全で安心な道路サービスの提供やライフサイクルコストの縮減を図るために、定期的な点検によりまして早期に損傷を発見し、事故や架け替え、大規模な修繕に至る前に対策を実施する予防・保全を推進してまいりたいと考えております。


 また、水道施設の大規模な改修につきましては、これまでも計画的に実施してきたところでございますが、今後も引き続き各施設の耐用年数、給水量などを十分チェックした上で、議員御指摘のように、大きな経費もかかるわけでございますので、一方で財政状況等も十分勘案しながら、逐次整備を行ってまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 国の24年度の補正予算、また25年度の当初予算にも、防災・安全交付金が計上され、通学路の安全対策にも活用できることになっております。昨年末、文部科学省、国土交通省、警察庁合同で通学路の緊急点検を要請し、その対策箇所を図面で公表するようにということですが、その数や場所等についてお伺いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 通学路の安全対策についてのお尋ねでございます。通学路につきましては、各学校とも年度当初や学期初めに教職員による通学路の点検や家庭へのアンケート調査などを行っておりまして、危険箇所を把握するとともに、道路安全施設の整備について、教育委員会から仁多土木事業所への要望や建設課による整備について検討をしております。


 また、交通安全対策の主管課である町民課が毎年度、交通安全関係機関合同によります道路環境整備実態調査を行っておりますが、平成24年度におきましては、京都府亀岡市における通学中の事故を受け、通学路の緊急点検もあわせて実施いたしました。この点検におきまして41カ所の危険箇所が指摘をされておりまして、これらにつきましては、危険箇所、危険の内容、危険防止のための今後の対策について地図に明記し、既に各学校へ公表をしております。今後、町民課において交通安全協会各支部へこの内容を周知することとしております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 通学路の安全対策については、41カ所のそういう危険な場所もあるということでございますので、ぜひとも対応をよろしくお願いをしたいと思います。


 次の質問に移ります。防災・減災で予算が国、県ともに拡充されている中で、学校の耐震化の予算は計上されておりません。学校の耐震化は急を要する課題と考えますが、今後の計画について町の考えをお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 学校の耐震化についてのお尋ねでございます。町内の小・中学校の耐震化につきましては、平成18年度より耐震改修並びに改築を行ってきております。これまで高尾小学校の教室棟及び屋内運動場の改修、亀嵩小学校の校舎及び屋内運動場の改築、阿井小学校の屋内運動場の改修、馬木小学校の屋内運動場の改築、仁多中学校の管理及び普通教室棟並びに屋内運動場の改修と技術教室棟の改築、横田中学校の校舎及び屋内運動場の改修を終了いたしました。


 今後、耐震改修や改築が必要な学校は、布勢小学校の管理・教室棟、三成小学校の教室棟、八川小学校の教室棟及び屋内運動場がまだ残っております。これらにつきましては、改築をしなければなりませんが、多額の財源を必要とすることから、財政にも配慮しながら、できるだけ早期に改築をしたいと考えております。優先順序等危険なところから取り組みを始めさせていただきたいと思います。今この場で何年度にこうするとは具体的には申し上げられませんが、できるだけ早期にやりたいと思っております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 学校の場合は、災害等があったときに住民の避難場所ともなる大事な場所でございますので、ひとつなるべく切れ目ないところで耐震化を進めていただきたい、このように思います。


 次に、昨年、斐伊川水系における危険箇所を点検と報道されておりましたけれども、その後の対策、また何カ所ぐらい危険な場所があったのか、お尋ねをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 斐伊川水系の危険箇所についてのお尋ねでございますが、この危険箇所は、県におきまして水防危険箇所として大馬木川、下横田川、桐の木川が指定をされております。そのうち桐の木川は、県において事業を現在実施中でございまして、まだ相当年数もかかるようでございますが、やっていただいておりますが、その他の河川は、河道といいますか、川の水の流れが滞らないように堆積土の撤去等を年次的に実施をしていただいておりまして、これについてはヨシが茂ったりして、住民の皆さんからの要望も多いわけでございますが、県管理河川については、町としても県の土木部、仁多土木事業所に積極的な要望活動を行ってまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひともこの川の危険箇所についても修理並びに対策を講じていただきたい、このように思います。


 次に、少子化対策について質問をさせていただきます。


 少子化対策は、これまで奥出雲町、本当に政策の中でとっていただいておりますけれども、やはり相当思い切った対策をとらないと効果はないというふうに思います。政府も、3歳から5歳児の幼児教育無償化に向けて検討と新聞報道もされておりますが、子育て世帯の負担軽減のため、国に先んじて無償化する考えはないのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 幼児教育の無償化についてのお尋ねでございました。本町におきましては、子育て家庭の経済的負担の軽減に努めるために、幼児園・保育所保育料を国の定めた基準よりも低く設定しておりますし、さらに3歳児以上の保育所・幼児園保育料は、月額上限を1万5,000円としております。また、中学校3年生までのお子さんが3人以上の家庭を対象とした保育料は、幼稚園、幼児園、保育所に入園している第3子以降の児童は無料、第2子の児童は2分の1にするなど、保育料の軽減並びに無償化を実施しているところであります。御提案のありました幼児教育の無償化につきましては、今後、国の動向等も十分勘案しながら検討を重ねてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 幼児教育の無償化も、少子化対策という面では大変大事な対策ではないかというふうに思っております。


 次に、医療費の無料化についても、雲南市は7月から小学校6年生まで拡大と報道をされておりました。川本町や邑南町は、中学3年生まで無料化の方針であり、既に県内では西ノ島町、美郷町など6町で無料化が実施されており、奥出雲町も検討すべきではないかと思いますが、御所見をお伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 子供の医療費の助成制度についてのお尋ねでございますが、本町では平成22年度から、3人以上のお子さんのいらっしゃる多子世帯に対して、中学校卒業まで乳幼児・児童生徒の医療費を無料としております。また、平成23年度から島根県が行っている乳幼児医療費の助成に加え、外来1,000円、入院時2,000円の自己負担分に対しても町単独の上乗せ助成を行っておりまして、未就学児童については無料化が実現しております。この事業費につきましては、24年度決算見込み額としては、乳幼児医療費助成が県補助分、町単独上乗せ分を含めまして約1,800万円、多子世帯医療費助成が約1,000万円、対象者数は、平成25年2月末時点で乳幼児が574名、多子世帯が557名となっております。


 子供の医療費は、小学校、中学校と年齢が上がるにつれて少なくなっていくという傾向にあるようでございますが、私としては、新聞報道によりますと、知事談話として、各市町村で制度がいろいろ内容が違うのは余り適切ではないというふうなコメントも報道されておりましたが、やはり1人、2人でなくて、子供は3人何とか頑張ってほしいということで、3子目に着目した医療費助成制度を奥出雲町はつくっておるわけでございます。教育上も、2人よりも3人の方が人間関係といいますか、子供の社会性をはぐくむ上では望ましいというふうな社会学的な研究もあるようでございます。一人でも多くの子供を産み育てようとする動機づけになってくれればということを思っておりますので、すべての児童生徒まで全部拡大するというふうなことは今のところは考えておりません。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 町長の思いもわかりますけれども、他の町が奥出雲町を既に追い越すというような状態も起きております。医療費の無料化を小学6年生まで実施した場合、幾ら、中学3年生まで実施したら、どのぐらいの予算が必要かをお伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 小学校卒業までと中学校卒業まで無料化した場合の予算がどのぐらいかかるかというお尋ねでございますが、全世帯の児童生徒、中学校卒業まで無料化した場合の経費は、現在行っている多子世帯分の助成額に加えまして、さらに900万程度を要すると試算しております。


 なお、乳幼児医療費の助成制度については、先ほども言いましたが、県内では定住につなげたい、各市町村で拡充競争が行われているということでございます。県全体でどう考えていくかということについては、これは県の御検討もあろうと思います。私としては、先ほど言いましたとおり、さらに拡充ということでなくて、今の奥出雲町の制度でしばらく状況も見たいと思っております。U・Iターンにつきましては制度拡充をして、これは確実に数字で成果が出てきておりますが、少子化の問題については、まだ結果として数字にあらわれてきておりませんので、もうしばらく様子を見ながら、さらなる対策についても検討をしてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひとも検討していただきたいというふうに思います。


 次の質問に移ります。大気汚染対策についてでございます。


 連日、新聞やテレビで報道されておりますように、中国から飛来する微小粒子状物質PM2.5は、肺がんになるリスクが高く、健康被害が心配されております。町内での観測体制の強化等について、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 津田環境政策室長。


○環境政策室長(津田 昇君) 中国の大気汚染の原因である微小な粒子状物質PM2.5が日本に飛来してきたことから、環境省は、大気中濃度が環境基準1立方メートル当たり35マイクログラムを定め、マイクロという単位は100万分の1をあらわします。環境基準の2倍、したがいまして、70マイクログラムを超えそうな日には外出などを控えるよう呼びかける暫定指針を決定しております。


 町内に観測体制の強化ということでございますが、環境省が全国的なシステムで監視体制をやっておりまして、町独自で観測する考えはございません。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) これから春に向かって黄砂が毎年やってくるわけですけども、これと一緒にやってくる可能性も多大にあります。また、中国山脈に当たって奥出雲町へ落ちてくるという可能性も十分に考えられますけれども、この観測体制強化ということは重要であるというふうに思います。国の環境基準、先ほど話がありましたように、基準値は1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラムとされていますが、これを超えた場合、速やかに町民に注意報並びに警報等、食中毒警報等は発表されておりますが、そういうふうに発表できないものか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 津田環境政策室長。


○環境政策室長(津田 昇君) 県下では現在、松江、浜田、隠岐の3カ所で測定をしておりまして、測定値が発令基準を超えると県が注意喚起情報を発表し、これを受け、町は有線放送などで町民の皆様に注意喚起することとしております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 次に、PM2.5の対策として、微粒子吸入を防止する安全マスクを町内の公共施設に配備することはできないか、お伺いします。


○議長(福本 修君) 津田環境政策室長。


○環境政策室長(津田 昇君) 公共施設に安全マスク配備との御提案でございますけれども、現在、対策を環境省において専門家会合で審議されており、いたずらに不安をあおるのは賢明でないと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) いずれにしても、健康にかかわる、生命にかかる問題でございますので、でき得るならば、そういう安全マスクの配備等あってもよいのではないか、このように思います。


 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) ここで休憩といたします。午後は1時15分から開会をいたしますので、御参集ください。


            午後0時01分休憩


  ───────────────────────────────


            午後1時15分再開


○議長(福本 修君) それでは、おそろいです。ただいまの議員数は14名であります。


 午前中に引き続いて一般質問を続けます。


 11番、大垣照子議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 大垣照子です。今期最後の議会となりました今定例会において、一般質問の機会をいただきましたので、4項目について町長以下担当者に質問をいたします。


 まず初めに、一言述べさせていただきたいと存じます。


 さきの同僚議員の質問の中にもありましたが、今の質問の内容と私が昨年12月議会で質問した内容は異なることを前置きしておきます。私が前定例議会で質問しましたのは、遊園地やプールの入り口に設置されたミロのビーナス像とダビデ像について、それらの像も生かされる、ふさわしい場所への移設をとの質問が1カ月前の読売新聞に「芸術か、破廉恥か、それが問題だ」との強烈な見出しで新聞報道され、その後、テレビ局数社の取材、報道の中で、行き過ぎた内容のものや、ただおもしろおかしく編集され、放映されたものがありました。私の質問内容がバラエティー番組的に扱われ、質問の趣旨と異なった内容で海外にまで取材を広げ、その町の住民は芸術がわからないのかとのコメントまでとって放映され、本町町民の皆さんはレベルが低いとの印象を植えつけ、町民の皆さんを侮辱したこと、また議会も同じであります。


 それらのことを公共の電波やインターネットを利用して海外にまで報道されたことに私は大いなる怒りを覚えています。したがって、そのような報道をしたテレビ局に対し、私は私の質問の趣旨と報道内容が異なっていることを伝え、訂正と謝罪をするよう抗議を行いました。また、先ほどの内田議員の質問の中に、ミロのビーナス像とダビデ像の遊園地等への設置に関し、私が教育的にふさわしくないとの発言をしたように申されましたが、それは住民の皆さんからの意見を紹介したことであって、私の質問の発言ではありません。


 私が申し上げたのは、もう一度申し上げますが、このような像の設置には、ふさわしい場所があり、そのようなところに移すことが、これらの像も十分に生かされると発言をいたしております。ここは本会議場であり、きちんと確認してから言っていただきたい。そして、その質問の中で、これほど本町を宣伝していただいたのだから、質問した議員に感謝状を出したらとも申されましたが、さきにも述べましたとおり、私も侮辱されたことであり、そのようなことを言われることは大変不愉快であることを申し上げておきます。


 それでは、質問に入らせていただきます。最初に、昨年の会計検査院の地籍調査不正受給の指摘に対する返還金にかかわる問題について質問をいたします。


 この一般質問の通告は、議案書が配付される前に提出をしていましたので、通告1、2については、取り崩した財政調整基金等をもって、国、県に対し、合計約1億5,000万円が今定例議会初日の4日に議決をされましたので、このことに関する質問は省略いたします。


 次に、返還額の財源について伺います。返還財源の主なものは、財政調整基金で、基金額7億8,000万円の中から取り崩して賄われましたが、他に考えられる財源はなかったのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) ただいまの補助金の返還に対する財源、ほかの財源がなかったかという趣旨の御質問にお答えをいたします。


 そういうほかの財源をもって補助金を返還するということは、財源的には手当てがつかないということでございますので、やむを得ず財政調整基金で賄うということにしたところでございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 今の答弁をいただきましたが、手当てがつかないので、ほかの財源は考えなかったということでございますが、じゃあ手当てがつく財源とは何なのか、お伺いいたします。


○議長(福本 修君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) 手当てがつかなかったからということではなくて、ほかの財源では手当てがつかないので、財政調整基金をやむなく使うということの趣旨でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) いずれにしても、基金、いわゆる一般的な我々の生活でいえば貯金に当たるものですので、大変大きな金額を返さないといけないということになったことについて、私も本当に住民の皆さんから言われることを聞いていますと、大変つらいものがございます。そこで、町民の皆さんからすると、高額の借金をして、むだ遣いと思われるものが多くつくられつつありますがということがあります。今後は、町民生活に必要な税金の使い方をしていただきたい。それが町民の皆さんの思いであることを肝に銘じていただきたい、そういうふうに思います。


 そして、町長の責任のとり方について、本定例議会の最終日に明らかにされるとのことですが、なぜ初日にされなかったのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 最終的に確定した段階でというふうに以前から申し上げておりましたが、議会初日では条例案の準備ができなかったということで、最終日に提案をさせていただきたいと思います。要するに給与のカットの条例改正をお願いする予定にしておりまして、内容は、給料の2割、1カ月減給ということで、4月の給料の方で処理をさせていただきたいと思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 条例提出が間に合わなかったということで、最終日に提出をするということでございますが、町長の方も、去年の10月2日のNHKのニュース以降、10月23日に臨時会が開催されたときに、町民の皆さんに対してのおわびもなさっておりますけれども、町民の皆さんには余りそのことが伝わっていないようでございます。それで、20%カットというふうに今、町長の方から御答弁をいただいておりますが、その根拠は何なのか。これを1カ月分と、本来ならしなくてもよい1億5,000万円の返還金に対し、ちょっとお粗末ではないかなというふうに感じております。


 ちなみに、飯南町の町長は、先日報道されましたけれども、破産した第三セクターの債権約1,500万円を放棄せざるを得なくなったとして、これまでの給与20%カットをされているようですが、これに上乗せをして、さらに30%カット、合計50%カットを2カ月間、約70万円ぐらいになると思いますが、そのような報道がございました。本町は1億5,000万円の返還額、飯南町は1,500万円の債権放棄、金額から見ても、20%カットというのは町民の皆さんの理解が得られるとお考えでしょうか。私は意地悪で申し上げてるのではございませんので、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 処分の内容についてのお尋ねですが、よその町村については、それぞれの御判断で行っていらっしゃいますので、私がとやかく言うことは差し控えますが、我が町では、3月に入りまして関係した職員の処分を行いました。給料の10%、1カ月減額ということで、私の場合はその倍ということで2割を申し上げました。既に給料10%のカットを昨年から継続しております。それに合わせて、もう20%ということで、実質的には30%カットでございます。期間につきましても、私の任期が4月いっぱいでございますので、4月1カ月にさせていただいたということでございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 当然各自治体それぞれの考え方があって、そこでそれぞれに決定をされて、こういう不祥事があったときには、ほとんどが給料の何%カット、何カ月間かというのが大体首長さんのいわゆる責任のとり方と申しますか、そういうことになっておりますけれども、私も、町民の皆さんから、やはり1億5,000万円という大きな金額のことに対しては物すごい皆さんも懸念を持っていらっしゃいまして、そこで20%カットというのはどうかなと。そして、任期があるから4月1カ月ということでございますけれども、新たに再選された場合には、そういう考えについてはございませんでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 再選後どうかというお尋ねでございましたが、1億5,000万のお金は一般財源でありますし、大変大きな額であるというふうには認識しております。ただ、もう一方で、4年間の任期で町の貯金も16億円ふやしてきております。さらなる私自身の処分が必要かどうか、24年度決算の状況等も見た上で、さらに判断をさせていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 16億円積みましたと、ただ、それはそれでありがたいことではございますけれども、これだけのやはり大きな穴をあけたということに対しては、なかなか町民の皆さんにも納得をしていただけないというふうに思っておりますので、今後、町長の方も経過を見ながら、決算の状況を見ながらということでございますので、これ以上この件については申し上げません。


 次に、高齢者の移動手段の確保についてお伺いをいたします。


 生活弱者へのサービス向上に向けた考え方についてお伺いをいたします。


 現在ひとり暮らしや夫婦2人暮らしの高齢者のみの世帯がふえてきております。それぞれ生活不安を抱えていらっしゃいます。本町では、そのような御家庭にテレビ電話による見守りや買い物サービス、高齢者交通サポート事業として1年間、1人5,000円のタクシー券を支給されておりますが、十分ではありません。今議会に提案されています当初予算の中には、その額を1人1万円にするという倍額の予算案が出されておりますけれども、これで高齢者の生活サービスは十分とお考えか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 高齢者への足の確保といいますか、生活サービス向上についてのお尋ねでございます。確かにひとり暮らし高齢者だけで移動手段を持たない人たちに対しては、従来から生活交通サポート券を配布してきたところですが、皆さんからの要望も増額というふうな声もありまして、新年度、倍増の1万円ということで充実をさせる予算をお願いしておりますが、それで十分だとは決して思ってはおりません。ただ、デマンドタクシー等のこともありまして、今後もさらなる充実について、地域公共交通会議等においてもさらに議論をしていただきまして、可能な限りの充実を図ってまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) なかなか万人の人にその思いにこたえて施策を展開するということは、本当言うと、正直なところ大変なことでございます。タクシー券、これまでは1人5,000円でしたけれども、例えば奥出雲町へ横田から行かれますと、多分1往復すればこのタクシー券はほとんど後がないようになってしまうんじゃないかと思います。ことし、この予算案が最終日に可決をされれば、とりあえず2倍になりますけれども、せめてそれぐらいでも町民の皆さん、高齢者の皆さんからは大変喜ばれることだとは思っております。


 その上に、先ほども町長の方からも御答弁の中にございましたが、デマンド型タクシーやバスの導入について、これまでにも部分的には地元の要望を聞きながら導入されてきておりますが、現状はどのようになっているのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) デマンド型のタクシーやバスの導入についてのお尋ねでございますが、今年度は町内の地域の特性や公共交通サービスの状況をまず把握をして、公共交通の運行方法や交通不便地域の解消などに向けた取り組みを具体的に進めるために、住民アンケートや民生委員アンケート、またバスの乗降調査等の各調査を実施したところでございます。また、横田の稲原地区で実証運行ということでデマンドタクシーによる輸送サービスを行いましたが、一定の成果は出たものの、多くの課題も残ったというふうに認識しております。こちらが予想したほど利用者が多くなかったというふうな結果も出ておりまして、引き続き手法等について検討していく必要があろうと思っております。


 今後は、これらの調査や実証運行の結果をもとに、先ほども申し上げましたが、地域公共交通会議におきまして、この会議は住民代表の方やバス、タクシーなどの交通事業者、そして教育・福祉関係者、国土交通省の運輸支局、さらには中山間地域研究センターなどから委員に出ていただいておりますので、こういう場合において、さらに具体的な対策を協議・検討してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 部分的に行われたデマンド型タクシーですが、利用者が余り多くなかったというふうに町長はお答えになったと思いますけれども、それはどうして、地元の要望で導入されたはずですけれども、何か使い勝手が悪かったのか、その利用が少なかったということは。それについて把握されてますでしょうか。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 利用率が低かった理由でございますが、一番の理由は、やはり利用方法というのがコールセンターを通しながらの事前予約ということで、なかなかその辺の予約の仕方が手間が面倒であったというのが大きな一番理由であったということも聞いておりますし、あと運行時間のやはり便数が午前、午後1便ずつと、往復1便ずつということで、そういった部分、地元で協議会をつくっていただきまして、十分にお話をしながら進めてまいりましたけども、結果として利用率が低かったということでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 利用される方の使い勝手の悪かった部分ということを今申し述べていただきましたけれども、ここの分については毎日午前1便、午後1便というふうに固定をされて走らせておられたのか。それと、コールセンターの予約の仕方が面倒ということだったようでございますけれども、そこら辺の工夫はできないものでしょうか。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 まず、予約が非常に手間だということで、実は9月の途中のところから地元とお話をさせていただきまして、直接利用者からタクシー業者さんの方へお電話していただくようにしました。それから、あと便数についても若干変更をかけまして、時間帯等もなるべく地元意向に沿えるように、変更を一部わずかな期間でございましたけれども行いました。若干な伸びはあったようでございますけれども、結果として利用される方はちょっと同じような方で、非常に利用率も思ったほど上がらなかったというのが状況でございました。以上でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 部分的に地元の要望を聞いて導入をされて、それを聞けば、その地域の人はいいなというふうに、ほかの地域から見れば思えていたんですけれども、結局使い勝手がやはりよくなかったということかなと思います。1カ所、2カ所で部分的にやるということは、需要にすぐこたえられるという部分については、いい部分もあると思うんですけれども、やはり町全体として、こういう高齢者だけの世帯があったり、それからそういう世帯は結構バスが通らないところに住んでおられる方が多いように思います。そういう人は、出たくても町にも出られないということですので、やっぱりトータル、町全体として考えていく必要がこれから出てくるんじゃないかなというふうに思います。


 テレビ電話なんかによる買い物サービスも行われておりますけれども、やはり申されることは、自分で商品を見て選びたいというふうにおっしゃいます。そのためには、やはりお店まで行かないといけないと。でも、足がない。バスが通るすぐそばに家がある方はいいんですけれども、そうじゃない方は本当に行けないということがあります。今、サンクスさんや、それから蔵市さんの方で買い物をされれば、うちに届けますよという、そういうサービスもやっていただいておりますけれども、全体としてやっぱりそういう人がまだまだこれからふえてくるんじゃないかと思いますので、バスの関係、それからタクシー屋さんの関係、皆さんやっぱり一緒になって、どういうふうにすれば少しでも皆さんの希望にこたえられるかということがあると思いますので、全町的に整えることについてどのようにお考えになるのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 先ほども申し上げましたように、いろんな調査も実施しながら、地域の声も把握しながら、この問題に取り組んでいく必要があろうと思ってます。最終的には全町をにらんだシステムづくりも必要だろうと思っておりますが、これも各地区各地区での取り組みのこともございます。飯南町の谷地区は、自治会運行でやっていらっしゃいますし、そういうふうなところも視察も行かせたりもしております。全町的な交通弱者対策のシステムづくり、早急に取り組んでいく必要がありましょうが、一気に全町まとめたのが可能かどうかも含めまして、十分に検討してまいりたいと考えます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 地元の方々が協力し合って、そういうふうに運送体制を整えて、希望される方を希望される場所まで連れていってあげるというサービスは、地域ごとにやっていらっしゃるところもありますので、浜田市でも二、三年前でしたかね、市の方がバスを貸与して、地域の方が交代でそういうふうに運転をされるというふうなことも新聞報道で見たことがありますが、どういう形で一番ベストなのか、町長も今後いろいろ検討していくというふうにおっしゃっておりますので、高齢世帯の皆さんの移動手段の確保について今後研究をされて、できるだけ早い段階に何らかの形を示していただきたいなというふうに申し上げておきます。


 それから、次の質問に入りますけれども、小学生のよりよい学びの場の環境整備についてお伺いをいたします。


 この前にも三成小学校の件について質問させていただいておりますが、老朽化して危険家屋化した教育施設は、先ほどの同僚議員の質問にも御答弁があっておりますが、三成小学校、布勢小学校、八川小学校というふうに聞いております。財源を考えると優先性の問題ではないというふうに答弁もこの前のときに町長はされておりますけれども、少子化問題や将来的なことも考慮して、安心・安全が確保できるよりよい学びの場であるべき教育施設の環境整備についても、庁舎建設と同様に早期解決を図ることが必要だと考えますが、どのようにお考えなのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 午前中の質問に対する答弁でも申しておりますが、できるだけ早期に耐震改修が必要な校舎改築・改修等をやってまいりたいと思っております。これは補助金もありますし、起債も使えるわけでございますので、町全体の普通建設事業といいますか、公共事業全体のボリューム等のことも考えながら、できるだけ早期に取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) これほど少子化しますと、本町も少子化ですが、いろいろな子育て施策を町長も打っていただいておりますけれども、なかなか子供の数がふえるというところまでは行っておらないようですが、やっぱり子供は国の宝であって、その前に本町の宝であると。そういうことを第一義的に考えられて、できるだけ早期にとおっしゃっておりますけれども、計画性を持って、いつごろまでに、どの部分を、一番危険なところから手をつけないといけないとは思いますが、あらゆることを考えて、少子化傾向であるということも考えながら、建設についてやっていただきたいというふうに思います。そのことについて、もう一度御答弁をお願いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 少子化の傾向がいつまで続くのかということについては、これは我々年齢を重ねた者には手が届かない問題でございまして、こればっかりは若い人たちがやっぱり希望を持って家庭をつくって、人生を歩んでいくというふうな社会的な機運の問題もあろうと思います。何としても子供がふえることが何よりも大事であります。それともう一つ取り組んでおりますのは、今、松江とか出雲の方で小学校等に行かせてる若いお父さん、お母さんたちに奥出雲に帰ってもらって、勤めが里の方であれば、できるだけ通勤をしてもらうと。そういう意味でのUターンはふえてきておりますので、私としましては、今のところ統廃合をして整備を急ぐというふうなところまでは考えておりません。やはり小学校は、それぞれの地域のシンボル的な存在でもありますし、小規模校であっても現在の教育水準や教育効果が保たれている限りは、現状の小学校数でやっていきたいと思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 何遍もこういう似たような質問は、それぞれの議員が行っておりますけれども、小規模校だからだめだということではなくて、私も高尾小学校の卒業生でございますが、私たちの時代は全校生徒130人ぐらいおりました。今12人ですが、先生方の御指導もいいですし、ほとんどマン・ツー・マン的に勉強を教えていただけるので、子供さんたちの理解度も上がっておりますし、それからいろいろなところで、いろいろな大きな賞をいただく子供さんたちがふえております。そういうことにおいて小規模校がだめだということは全く思っておりませんけれども、ただ一つ寂しいのは、子供たちが同級生が少ないので、一緒のレベルで遊べる子供たちが少ないということを寂しく思ってるという子供さんもいらっしゃるようです。


 今、町長、ずっと一貫しておっしゃってます。地域に学校がないといけないということで、現状で推移させていくというお考えのようですが、ただ、そういう危ない建物の学校については、計画を立てて、やっぱり直すのだったら直す。それから、全部一遍に直すということは難しいと思いますので、そこら辺もどういうふうにしたらいいのか、庁内で検討していただいて、できるだけ早く危険家屋化した教育施設で勉強させないようにしていただきたいと、これはそのように申し述べておきます。


 次に、庁舎建設の費用についてお伺いをいたします。


 合併特例債を財源とする仁多庁舎の建設について、総事業費25億円とも言われておりますが、なぜこのような大きな費用が必要か、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 仁多庁舎の建てかえ問題についてでございますが、現在、基本設計をやってる最中でございまして、事業費については概算ではじいたものでございまして、基本設計を踏まえての精査が必要と考えております。ただ、近傍の庁舎建設をされた自治体の例を参考にしながら、そして中期財政計画に盛り込むという観点もございまして、過大な数字にならないようにとは思っておりますが、財政計画上からは過小に見積もることもよろしくないんではないかということで、25億円程度という数字を出しておりますが、まだまだ精査をすれば最終的には動くものと、そういうふうに御理解をいただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 先ほどからいろいろ申し上げておりますが、少子化傾向に歯どめがかかっておりませんで、本町も合併してから8年が来ようとしておりますけれども、合併時と比べと約2,000人ぐらい人口が減ってるのではないかというふうに思っております。まだまだ減少にならないように、先ほどの町長の答弁の中にもありましたように、松江の方あるいはその他都市部の方で勤務されてる方にこちらに帰っていただいて、こちらから通っていただくということで、子供さんの数もIターン、Uターンでやっていただくということもしていただかないといけないというふうには思っておりますが、少なく見積もるということはもちろんいけないかもしれません、建設する場合に。これが足りなかった、これが足りなかった、これは後で追加しますよということも、なかなか新築の場合はできないと思いますが、ちょっと少し金額的には大きいんじゃないかなというふうに私は思っています。


 合併特例債といえども、もとは国民、町民の皆さんの税金からやるものでございますので、もう少し、25億などというような大きな金額をぽんと出すんじゃなくて、もう少し精査をして、最終的にはもうちょっと少ない金額で、きちんと建てられるような、そういうことを考えていただきたいんですけども、庁舎に入れる内容について違ってくると思いますが、その点についてもう一度お伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 調査整備費について、まだこれから精査をしていくわけで、数字がどう少なくなっていくかということもわかりませんが、今のところのこの25億の額は、庁舎だけでなく用地の移転補償費、取得費、それから庁舎前広場の整備、それから現庁舎の撤去費もろもろすべてを見込んで、概算このぐらいだろうということでございますので、議員おっしゃいますように、できるだけ少ない総経費で完成できるかということも課題であると認識した上で、取り組ませていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) まだ基本設計中であるということでございますので、内容的にすべてがわかったわけではないと思いますが、私たちもこの4月いっぱいが任期満了でございます。新しい議員が出られた中で、またこの問題については執行部の方からもきちんとお話があると思いますけれども、議会の方に提示される、こういうものでありますよというものは、大体いつごろになるとめどを立てていらっしゃるか、ちょっとお伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 現在、基本設計については、町づくりのワークショップの委員の皆さん方でも、いろいろ検討いただいておりますし、議会の庁舎特別委員会の方にも、しっかりと最終的なものは御提示して、御了解もいただいた上で次の実施設計に入っていこうと思っておりまして、実施設計の予算をお願いするのは、早くて9月議会ごろかなというふうにも思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 以上で、今期最後の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) 次、1番、塔村俊介議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 塔村俊介でございます。一般質問の機会をいただきましたので、本日は特徴的な施策と課題について質問したいと思います。


 早いもので前回の選挙から4年がたち、今定例会が今期中の最後の議会となりました。そこで、この4年間、初めて井上町長が就任されて、さまざまな施策、成果があったと思いますが、その中で特徴的なものについて、もう一度成果と課題について振り返りながら質問していこうと思います。


 まず第1点目は、総合計画の具体的施策への展開についてでございます。


 この4年間でやはり私が最も大きい出来事だったなと思うのは、総合計画の作成でございます。これまで合併以来、一番町の憲法あるいは一番大きな構想というべき総合計画がなかったわけですが、100名余りの町民の方々がかかわって、あるいはアンケートに答えていただいて総合計画ができました。できて1年、その後の具体的な事業の展開がどのように進んでいるのか、お聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) まず、総合計画の具体的施策への展開についてのお尋ねがございました。総合計画の基本理念の1番目に掲げている「活力に満ちた元気なまち」に関する施策の例で申し上げますと、施策分野の地域資源の活用による産業の創出を図るために、新エネルギー施策の推進を基本方針に佐白温泉長者の湯や亀嵩温泉玉峰山荘といった公共施設へチップボイラーを導入いたしました。


 また、環境教育の推進を図るという側面から、亀嵩小学校への太陽光発電整備を導入したほか、新エネルギーの利用を推進するため太陽光発電整備等の設置者への奨励金の事業でありますとか、おろちの深山きこりプロジェクトなどに取り組んでいるところでございます。


 今後の課題として、仁多発電所の改修もございます。それ以外にも、小水力発電の導入について検討を進めてまいりたいと考えております。


 次に、基本理念の2番目の「心豊かに語り合えるまち」に関する施策の例について申し上げますと、施策分野の保健福祉の充実を図るため、障害福祉の充実を基本方針に第3期奥出雲町障がい福祉計画を昨年3月に策定しております。現在、計画に基づき、相談支援体制の整備として基幹相談支援センターを福祉事務所内に設置したところでございまして、今後は生活介護事業所、グループホーム、ケアホームなどの整備を支援してまいりたいと考えております。


 次に、基本理念の3番目の「潤いにあふれ、笑顔で暮らせるまち」に関する施策の例についてでございます。施策分野の環境景観保全の推進を図るため、景観形成の推進を基本方針に奥出雲町景観計画を昨年3月に策定いたしました。現在も景観づくり、町づくり、人づくりをワークショップの開催などを通じまして町民の皆様とともに考え、次世代に継承していく取り組みを進めてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 御説明いただいたように、それぞれ新たな事業等も始まっていることと思います。私は、総合計画の作成がやはり画期的なことだったというふうに思います。それはどういう面からかと申し上げますと、ふだん町と町民との関係といいますと、町の方が政策について町民に説明をする機会であったり、あるいは逆に今も行われておりますが、町政座談会のように町民の側から町の方へ要望を出していくということがあったんですが、この総合計画については、町側から、あるいは町民側からそれぞれ案を出し合って、そして議論して、話し合いの中で奥出雲をどうしていこうという、さまざまな声が響いた、あるいは聞こえてきたということが大きかったと思います。


 一つ、町長に今後のお願いでございますが、大変お忙しい身であると思いますが、今でも例えば今月ですと景観ワークショップであったり、ほかにも今、庁舎のワークショップであったり、いろんな町民と対話型の集会が開かれております。やはり私も参加者として出ることもありますが、一番気にするのは、いろんな話をしたと、じゃあそれがどうなったかと、町長に声が届いたのかなと、報告書だけ上がって、いろんな声が消されてるんじゃないかなと。生で声を届けたいというやっぱり欲求が高くございますので、もし時間がありましたら、今後もさまざまな会に出席いただいて、副町長、教育長も含めてでございますが、直接声を聞いていただければと思います。


 総合計画、もう一点だけ質問したいんですが、町長、よく御存じだと思いますが、島根県においても総合計画というものがございまして、先ほどのように総合計画をつくって、今はいろんな計画を実施していくと。ただ、やったものについてはやったということがわかるんですが、その中に上げられてるけど、10年間の中でまだまだ進んでないというものもあったりします。それをチェックするために、県の方では総合計画の下に、県の場合は4年間ですが、実施計画というものをつくられております。例えば基本的には、目的、政策施策とかでは同じようなものが載っておりますが、具体的には、担当課まで書いて、どういう事業をしていくか、必要によっては予算も書いてあるものもあると思います。あるいは県だけでできないものに関しては、具体的に県民の皆様へというお願いで、県民とともにやっていこうという、このようなものがつくられております。


 このタイミングというのが大体4年、なぜ4年かというと、23年度には県知事の選挙があって、その選挙が終わった後、この4年間にどういうものをやっていくというものを示されて、つくられておるものだというふうに理解しております。この4月以降、5月以降の話になりますが、もし続けてやられることになりましたら、このような実施計画をつくるような予定はございますでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 実施計画についてのお尋ねでございますが、実は私も40前後のころ、その実施計画の評価と新しい実施計画を直接の担当者としてつくった経験もございます。当時は10年の長期計画に対して実施計画は5カ年でやってきましたが、最近、社会の変化が激しいもんですから、3カ年なり4カ年、あるいは民間企業では2カ年ぐらいで絶えず見直していくというふうなこともやっております。県と全く同じ方向が町にとっていいのかどうかはともかく、町の総合計画は、実施計画のものは各個別計画で具体的に明らかにしていくと。そこには、恐らく数値目標等も入ってこようと思っております。男女共同参画の目標数値でよく上げられます女性の審議会等への委員の登用率は、県は40%を目標数値で上げておりますが、奥出雲町では30%になっております。そのように、まとめて実施計画をどんとやるというよりも、方向性は出ておりますので、各個別計画で対応していくというふうな方法が総合計画の概要版の方にも示されておりますので、そういう考え方で取り組ませていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 実施計画については多分以前も質問させていただいたことがあって、個別計画の中でというお答えをいただいたんですが、一つは、やはりどのぐらいの進捗というのがわかりにくいということもあるので、実施計画を必ずしもつくる必要はないと思いますが、例えば総合計画でグッドデザイン賞をとられた海士町さんなんかは、予算の中に総合計画の項目、番号を振って、総合計画の中から、このような事業をやりましたというような方法もとっておられますので、またさまざまな方法で総合計画との強い関連をチェックできるような方法を考えていただければというふうに思います。


 次に、2番目でございますが、ふるさとづくり交付金の成果と課題についてでございます。


 ふるさとづくり交付金というのは、それまで各地区に、それぞれ何とか会、何とか委員会とか等々分かれてた補助金を各地区ごとに統合されて、各地区の判断のもとに使われるようにしたという約1,700万円の交付金でございます。この交付金の成果と課題についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) ふるさとづくり交付金の成果と課題についてのお尋ねでございます。このふるさとづくり交付金事業は、平成23年度から、これまで各地区に補助していました自治会活動費や地区文化祭、運動会など個別の補助金を統合いたしまして、包括的な交付金として制度化したところでございます。2年目が終了するところですが、各自治会長、公民館長を中心に、地域の特色ある自主的な活動を促すための取り組みが進められておりまして、今後も町民の皆様には引き続き地域の活性化に取り組んでいただけるものと期待をしております。


 私も最近、紹介をしていただきましたが、鳥上地区では斐乃上温泉の利用促進を図るために、温泉に入浴されると鳥上地区で使える地域振興券といいますか、そういうふうなものをつくって、鳥上地区の経済振興にもつなげたいというふうなこともなさっていらっしゃいました。それぞれさまざまな課題がありますが、策定に当たっては自治会加入世帯数を基礎として積算しておりますもので、最近、自治会の未加入者がふえておるような地域もあるようでございます。地域全体での活動に際して不足額が生ずるとの御意見も出ているところでございます。できるだけ多くの皆様に自治会の加入の促進を行っていくということが今後の一番の課題ではないかなと思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 大変自由度が高く、鳥上地区のようないろんな取り組みができるすばらしい交付金だと思っておりますが、2つだけお願いをしたいと思います。


 一つは、町長も今、情報公開、情報発信ということを訴えておられますが、各地区におりた予算がどのように使われてるのか、その地区地区ごとによって、地区民にとってはなかなかわかりにくい状況もあるというふうに思っております。何らかの方法で、予算自体は町の予算でございますが、各地区ごとで、そういう報告ができるような仕組みをつくっていただければなというのが一つでございます。


 もう一点は、今回の施政方針の中でも、町長は公民館機能の強化ということを言っておられまして、また小学校、幼児園化についても、各地区各地区で子供を育てるという地区の単位を大切にしておられるように思います。この交付金についても各地区で運営するわけですが、お金はあっても、なかなかそれを実行する人がいない、あるいは公民館ということになると思うんですが、公民館長も入れかわる、人もいない、自治会長も1年、2年で入れかわるという中で、お金はあっても、あるいはほかのお金を取ってこようとしても、やはり人がいなければ実行できないという現状があると思います。


 奥出雲町役場は大変人が少ない中でやっていただいておりますので、公民館に1人というわけにはいかないと思いますが、例えば各地区の担当の職員、今でもおられるかもしれませんが、補助的に携わっていただけるような職員制度等々も考えていただければと思いますが、御所見はありますでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 各地区には、公民館を中心にしたいろんな取り組みがなされておりまして、確かに高齢化も進んでおりますが、私は、それぞれの地区に大変すばらしい人材がまだまだたくさんいらっしゃると思っております。役場職員の地区担当制というふうな御提案もあったと思いますが、制度化するのがいいのかどうかはともかく、役場の職員は地域住民の一人として、地域に帰れば、さまざまな活動をしているわけでございまして、そういうことから、地区公民館長会議等での意見も必要だろうと思っております。また、自治会長の連合会の意見も聞きながら、御提案のありました事柄については検討をさせていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 実際に例えば教育振興会等々では、教育委員会ではなく地区の職員の方に手伝っていただくようなことも実際にあります。そのような形が広がっていければというふうに思います。


 次に、先ほど町長の総合計画の中での具体的な施策のところでもありましたが、新エネルギービジョンに基づきまして、玉峰山荘あるいは長者の湯で木質バイオマスのチップボイラーが導入されております。導入されて、実績等々はどのようになっているのか質問をいたします。


○議長(福本 修君) 津田環境政策室長。


○環境政策室長(津田 昇君) 昨年度は、玉峰山荘と佐白温泉長者の湯に木質ボイラーを整備し、両施設とも昨年4月末より本格運転を開始したところでございます。玉峰山荘では、温浴と空調施設に利用しており、ことし1月末までの9カ月の燃料費の実績は1,530万円で、うちチップの消費量は764トン、金額に直しますと640万円で、燃料費を前年同期と比較すると約31%、金額にすると700万円の経費削減効果があらわれております。


 また、佐白温泉長者の湯では、温浴施設に利用し、同じくことし1月末までの9カ月の燃料費の実績は373万円で、うちチップの消費量は約220トン、金額に直しますと185万円となっております。仮に重油ボイラーで運転したと仮定いたしますと、それと比較いたしますと32%、金額にして約180万円の経費削減効果があらわれております。


 引き続きこれらの導入効果を十分検討いたしまして、他の公共施設や農業施設への導入に図ることにより、木質バイオマスの有効活用を進めてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) ほぼ予測されたとおりの削減効果が見込まれてよかったということが一つにあると思います。当初からの課題でございますが、あとはいかにその木質チップについて完全に町内で供給、生産できるシステムをつくるのかというのが一つと、先日も県の発表がございました。県では、木質チップを使った発電施設をつくろうという動きもあると思います。本当にこの奥出雲町にとって森林あるいは林業というのは大きな産業になり得るもの、あるいは森を守るためにも必要なものだと思いますので、ほかの施設等々でも早期に実現できるようにお願い申し上げます。


 続いて4点目でございますが、今年度の予算で購入いたしました、事業目的は高齢者のホームあるいは介護事業拠点として購入いたしましたが、横田地区、三沢地区の住宅の現況、活用法について質問いたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) まず、横田の稲原地内に空き家を活用して整備いたしました高齢者生活ホームについてお答えをしたいと思いますが、高齢または冬期間の積雪等のため自宅で生活することに不安のある方が一定期間居住できる施設として活用いただけるように整備をしておりまして、利用条件としては、奥出雲町に居住する60歳以上のひとり暮らしの方や夫婦のみの世帯で、身の回りのことが自分でできる方を対象にしております。


 この施設は、冷暖房つきの個室が5部屋ありまして、その他生活に必要な電化製品、家具等も設置しております。自立した方を対象とした施設のため、管理人は常時駐在しませんが、社会福祉協議会の職員による施設管理や安否確認、生活支援補助員を配置しまして、調理など日常生活を支援していくというふうな仕掛けになっております。


 現在、他人同士が同居するシェアハウスというものが流行してるようでございますが、暮らし方が多様化をしてきております。高齢化社会を迎え、病院や介護施設中心のケアを受ける体制から、住みなれた地域で自分らしい生活が送れるような自立に向けた支援、介護予防の支援策の一つとして、独居生活に不安のある方が、そういう方々同士がともに助け合って暮らしていけると、生活をしていくと、そして健康で明るく自立した生活を継続していけるような施設として活用していただきたいと考えております。


 また、三沢の空き家住宅は、介護保険事業または介護予防事業に活用しておるということで、土地開発公社で先行取得をしていますが、その後、地元自治会から他の目的で活用したいという要望も出ておりまして、活用方法については、ただいま検討中ということでございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 高齢者ホームの発想は大変必要なことであると思います。また、あるいは三沢で空き家の住宅、どのように使われるかわかりませんが、必要なものであるというふうに思いますが、やはりこういう事業をすれば、どのような展開になったかというのは、あらかじめ予想できたことでございます。ならば、ちゃんと利用方法が決まって、利用体制が整ってから建物の購入を決めるというのが本来の筋であったように思います。


 高齢者ホーム、なかなかお年をとられてから他人と一緒に住むというのは難しいかもしれませんので、今後、入居希望者が出れば、そのまま高齢者ホームということもあるかもしれませんし、あるいは町長おっしゃられてましたように、若者の世代にとって今シェアハウスというのは大変人気な状態、あるいは横田高校の寮も今いっぱいの状態で、ほかの活用方法もあると思いますので、また検討いただければと思います。また、高齢者ホームについては同僚議員から質問が出ておりますので、これで終わりたいと思います。


 続いて、町長は、この奥出雲町の一つの資源として観光振興を大変大切にしてこられました。その中で、ソフト過疎債と申しましても、後年度、約70%は国が交付税で戻してくれるというソフト過疎債を利用した観光振興の成果と課題についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 過疎債のソフト事業分を利用した観光振興の成果と課題についてのお尋ねでございます。過疎債ソフトを利用した観光振興の成果と課題はいろいろございますが、観光協会の補助金の一部をはじめ地域観光資源を活用した誘客対策事業でございますとか、地域企業との融合による情報発信事業や観光情報発信事業などに活用しております。


 観光協会への補助金につきましては、観光振興を推進するための各種イベントに係る経費や観光宣伝を行うための経費、またガイドを養成するための各種事業の支援などに充てております。奥出雲町の自然、歴史文化、さらには食といったすばらしい資源を大いに活用しながら、観光振興を図っていこうとするものでございます。県内はもとより、県外の方々へのPR効果があるように取り組む必要も今後出てこようと思っております。例えば米−1グランプリなどは、実行委員会の皆様を中心にして積極的に活動をいただいてるところでございますが、年々来場者がふえているのも一つの成果ではないかと考えております。また、このようなイベントを開催することによりまして、町外へ向けてのさまざまな分野での宣伝効果が上がると考えているところでございます。


 地域観光資源を活用した誘客対策事業や地域企業との融合による情報発信事業につきましては、それぞれ奥出雲振興により、出雲三成駅に専任職員を置き、本町の観光情報の提供業務を行っていただいております。昨年は、観光ガイド養成講座にも出かけていただきまして、的確に情報提供ができるように育成しているところでございます。また、玉峰山荘の一角に町内企業の製品コーナーを設けまして、町内外から訪れた方々に本町の企業で生産された商品を展示し、PRもしております。


 情報発信事業につきましては、奥出雲ごこちの観光情報サイトの管理運営の経費として活用しております。本年は、フェースブックを活用し、より多くの方に情報を提供できるようにし、また奥出雲美肌温泉郷の動画サイトも現在制作中でありまして、本町の観光情報を今まで以上に詳しく発信していこうと考えています。これらの成果は、具体的な数字としてはあらわれていませんが、魅力ある本町の観光資源をPRしていくことによりまして、奥出雲町へ行ってみたいという方々が確実にふえていくものと確信をしております。


 一方では、受け入れ体制やリピーターをいかにふやしていくかというふうな課題も数多くあります。これらにつきましては、各観光施設や商工会などとも意見交換をする中で、知恵を出し合い、協力し合いながら取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 町長、最後におっしゃいました課題のところで、受け入れ体制あるいはリピーター対策ということをおっしゃいましたが、私も、その点は同感しております。来年度は、例えば松江尾道線の庄原までの開通あるいは鬼の舌震のつり橋等々、観光にとっても追い風の部分が多くあると思っております。その中で一つ課題なのは、受け入れ体制の中で、よく外からのお客さんが言われるのは、奥出雲町のことを知りたい、あるいは情報を尋ねたいけど、どこを見ていいかわからない、あるいはどこへ行ったらいいかわからないということを聞かれます。一つは、どこを見ていいかわからないという点では、インターネット上で奥出雲ごこちが整備されたことによって、結構なほとんどの県外から来訪される前に、町外から来訪される前には、ごこちで情報をチェックという現状があるようでございます。


 もう一つは、どこで情報を収集するか。私ども、外のところへ行けば、このまちに何があるのか、あるいはこの周辺に何があるのかというのを地図であったり、あるいは案内所であるわけですが、現況としては、先ほどの説明もありましたように、出雲三成駅に案内人がいて、あるいは今は出雲横田駅の方でも観光ガイド、あるいは隣の伝産会館へ行けば情報がとれるというところはありますが、そこへ行くということ自体がまだ浸透してないように思います。看板等々も含め、情報発信、どこへ行けば情報がとれるというような体制を整えていただければというふうに思います。


 そして、もう一点だけ、奥出雲町だけで情報発信することも必要だと思いますが、場合によっては奥出雲地域、雲南地域で情報発信することが大変インパクトがあるように思っております。今度県の方で広島方面へテレビ放送をやられて、奥出雲町は美肌温泉郷ということで売り込まれるようですが、温泉といえば雲南広域連合で今年度あるいは来年度、うんなん湯たんぷラリーということで温泉めぐりというのは非常に好評でしたし、今進めておられます奥出雲女子旅あるいはゴールデンウイークに企画されております雲南スイーツラリー等々の奥出雲だけじゃなく、3市町が協力し合えることに対しても、ますますの御支援をいただくことがまたこの地域へ呼び込むコツかなというふうに考えております。


 次に、教育面に参りたいと思いますが、大変ここ最近力を入れておられるふるさと教育の成果と課題についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 議員の御質問にお答えします。


 ふるさと教育の成果と課題についてですが、ふるさと教育は、島根県教育委員会がふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持って、心豊かにたくましく生きる子供の育成を願い、平成17年度から取り組みを始めたものであります。奥出雲町においては、年度当初から地域にある人、物、ことを積極的に活用した取り組みが展開されており、近年は、そのさまざまな取り組みに考察や分析が加えられて、構造化が図られるようになってきました。


 町内の6年生が一堂に会して行う世界で唯一のたたら操業体験学習や、同じく5年生が行う吾妻山キャンプ、どの学校でも行っております仁多米づくり、これに加えて、各学校や学級独自の取り組みに活動が整理されてきたことなどです。また、町内の児童生徒がそれぞれの学習成果を交換し、お互いに学び合うふるさと教育フェスティバルの開催も、その一つであります。


 このように町内のふるさと教育は年々充実してきており、ねらいとしているふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持って、心豊かにたくましく生きる子供の育成は、子供の表現したもの、ここに今年度、子供たちがたたら操業体験した記録集がございます。ここの子供たちの作文とか取り組みの様子、これを見るとわかるわけですけれども、そういうふうに、子供たちが表現したものや行動、態度から確実に読み取ることができます。


 ただ、これからの課題としては、保育所、幼稚園、幼児園、小学校、中学校、高校、一般と一貫した取り組みがなされ、地域課題の理解やこれへの対応など、その成長の期に応じた成果が生まれるようにすることや、ふるさと学習は単なる体験に終わらず、みずから学び取る力やたくましく生きる力の育成にも、より一層寄与するものに育て上げることが必要と考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 始められて7年ということで、本当に小学生、中学生、地元のことに詳しくなってきてると思います。一方で、教育長もおっしゃいましたが、何か子供の方が地元について詳しくなってきて、例えばたたらなんかでも、僕らの世代はたたら操業やってませんので、たたらをやってみたいなということがあったり、あるいはほかのいろんな歴史や自然についても、なかなか、下手したら子供に教えてもらうようなところもあったりします。今週末でしたかね、来週末か、大人向けのたたら操業体験もあるようですが、ぜひ、先ほどもおっしゃいましたように、一般の方にも門戸を広げる、あるいは小学生と一緒に参加できるということでも現状のままでもできると思いますので、そのような機会を設けていただければというふうに思います。


 続きまして教育関係でございますが、学力調査の結果及び学力向上策についてお聞きいたします。


 学力調査については昨年度も質問いたしましたが、昨年度、県東部の自治体の中で学力調査がかなり低いところにあるというようなことも申し上げましたが、今年度の結果につきましては、県全部の自治体の中で、学年によって、あるいは教科によっては一番低いという科目、学年も出てきております。その辺の結果及び学力向上策についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 学力調査について、あるいは学力向上についてお答えいたします。


 平成24年度に行われた県の学力調査の結果につきましては、学年ごとに実態が異なっており、一概には言えませんが、全体的に見ますと、総じて県平均をやや下回る学年や教科が見受けられるというのが現状でございます。しかし、経年変化、昨年、一昨年等と比較してみますと、徐々に県平均との差は縮まっており、各学校で取り組んでいる学力向上策が効果をあらわしていると考えていますが、算数、数学、英語科において比較的県平均との差が開いており、これらの学力をどう伸ばしていくかが課題となっております。


 学力調査と同時に行われてる生活意識調査によれば、学習時間や読書時間、メディア接触などの時間などは県平均と同等か、ややすぐれてる状況があります。学習意欲も徐々に伸びてきており、読書をベースとして表現力を培う取り組みに熱心な学校が多いことが向上につながっているものと思われます。


 今年度は、1学期と3学期に町内小・中学校全校を教育委員をはじめ社会教育や幼児教育関係者、町議会議員の皆様にも参加いただいて全教室を参観いたしましたが、いずれも落ちついた態度で子供たちは学習に取り組んでおり、児童生徒一人一人が学習課題をつかみ、しっかりと学習できるよう細かな配慮もなされておりました。


 基礎的・基本的な学習内容の反復練習や小学校・中学校あるいは小学校・小学校連携した学習テストの実施、学習規律の共通理解が図られてきていますが、より一層勢いのある学び、たくましい追求力を育てるためには、課題解決的な学習、いろんな事象から課題を見つけて、それをどう解決していくかという方法を見つけ、そして課題解決に取り組んでいく。そして、取り組んだ後、また適正に振り返りをすると。一連にそういうふうなことを大事にした学習ということができるようになることが必要というふうに考えております。


 それから、現在、それぞれの中学校区、横田中学校、仁多中学校区、幼稚園、幼児園、保育所も交え、将来を見据えて、目指す児童生徒像のイメージを共有しようという動きがありますが、今後の学力向上にもつながるものであると考えておりますので、教育委員会としても、このような動きを全面的に支援していきたいというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 私も、教育長と一緒にそれぞれの学校に回らせていただきましたが、本当に子供もちゃんとしてて、先生方も熱心にやっておられるという現状はあるというふうに思っております。しかし、なぜ、じゃあそのような状況なのに結果が、県との差は縮まってきているということはあるかもしれませんが、昔は教育の仁多郡と言われた現状から比べれば、やはりまだまだ改善の余地があるというふうに思っております。そして、教育長も御存じだと思いますが、学力だけがすべてではございませんが、学力調査の結果を見ますと、2こぶラクダといいますか、いい方の生徒さんはできると。ただ、勉強が苦手あるいは余り得意じゃないという生徒さんの方にも、ある程度の数がいると。やはり町の責任として、勉強したいけど、なかなか学力がついていかないということに対しては、学校だけの責任ではなくて、町の責任として何らかのアクションプランを起こす必要があるというふうに思っております。


 先ほどの県の実施計画から申し上げますと、県の方でも具体的に勉強は好きだと思う生徒の割合をこのぐらいにすると、あるいは平日に本を読む生徒をこのぐらいにするというような具体的な目標を上げたり、施策の方でも学習プリントの発信システムを導入するという具体的な施策も打っておられます。何か今のままの現状では私はいけないと思いますし、勉強したいという子供に対して支援するのは、ある意味の社会保障であるというふうに思っておりますので、何らかの町としての具体的アクションを起こしていただくことを望みます。


 続いて、同僚議員のたびたびの質問がございますが、学校施設耐震化の今後の計画についてお聞きいたします。


 具体的な方針としては、できるだけ早く、そして財政計画を見ながらということは承知しております。ただ、学校の耐震化につきましては、一つは庁舎の建設計画があるという中で、大きな箱物ばかり、ハード計画ばかりできないということで、平成25年度、26年度の庁舎建設が落ちついたら学校計画をしていくと、学校の改築をしていくということがあったように、あるいはそういう説明を受けてたように思います。それは、具体的には平成27年までの過疎計画の中で、先ほど出ました布勢、八川、三成の学校の耐震化改築事業をするということも明記されております。


 そしてもう一つは、優先的に順番にということがあると思いますが、八川小学校の屋内運動場は耐震化率が0.01という、いつ地震が来て倒れてもおかしくないと、しようがないというような状況であります。これを同じく0.00であった馬木小学校は直して、そこからまだ0.01の同じような状況の体育館をいつまでもしていいのかという状況もあると思います。本年度も骨格予算の中で、今年度どこまでやるということは御説明しづらい点もあると思いますが、いま一度この点につきまして町長のお考えをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 具体的に八川小学校の耐震診断の数字も言っていただきましたが、布勢と三成については耐震改修が必要だということがはっきりしておりますので、今年度骨格予算で入っておりますが、今年度の状況あるいは来年度の事業計画等精査しながら、これは6月とか9月のことになろうと思いますが、まだ選挙も控えている時期でございますので、具体的なことについては、もうしばらく待っていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) できるだけ早くの対応をよろしくお願いいたします。そして、耐震化の対象になっておりませんが、実は一つ、阿井小学校が昭和56年建築ということで耐震化の対象から外れておりますが、30年以上たって大変教室も床もはげてるような状況にございます。耐震化の方が先だと思いますが、中期の計画の中で、また改装、改築の御検討をいただければというふうにつけ加えておきます。


 続きまして福祉面でございますが、町長は、先ほどもありました医療費の無償化の拡大あるいは病院でいいますと小児科の常設化あるいは産科の拡充あるいは院内保育所の設置等々、子育て面で大きくいろんな施策を展開いただきました。その中でも、県内で本町のみが今も実施している、年15万円上限であります特定不妊治療費助成事業の状況についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 内田健康づくり推進室長。


○健康づくり推進室長(内田 裕紀君) 先ほどの質問、私の方からお答えさせていただきます。


 特定不妊治療の助成事業についてですが、平成22年4月より医療保険が適用されず、医療費が高額である体外受精及び顕微授精を受けている夫婦の経済的な負担の軽減を図り、少子化対策を推進する目的で、他の市町村に先駆けて当該夫婦に対し、特定不妊治療の一部を助成しております。対象は、島根県の特定不妊治療費助成事業による助成の対象者で、島根県は、要した費用に対し、1回の治療当たり上限15万円、本町は、それに上乗せいたしまして上限7万5,000円の助成を行っておりまして、1年度当たり2回まで15万円まででございます。


 活用いただいてる申請者も、島根県では平成22年度からは559件、平成23年度は732件で、年々増加しております。本町も、23年度は5人で6件、24年度は現在のところ4人で7件、44万2,000円の助成を実施しております。また、同年に施行いたしました保険適用のある不妊治療及び検査、または人工授精の治療費の一部を1年につき上限9万円助成する一般不妊治療費助成事業も、平成23年度は8人、平成24年度は6人に利用していただいておりまして、48万4,000円の助成をしております。この2つの事業の所期の目的は達成できたと考えますけれども、平成23年度の出生数は73人、平成24年度の見込みでございますが、75人という実態でございまして、さらなる少子化対策、子育て支援対策を推進してまいる必要があるかと思います。以上でございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 私がまだ結婚していなくて恐縮でございますが、私の年代になると大分結婚してくる中で、時代もあると思いますが、そのような子供を産みたくても、なかなかできないというようなケースもふえております。一方で、制度があっても、なかなか相談自体がしにくいというような話も聞いております。助成金の制度とあわせて気軽に、あるいはいろんな方法で相談できる体制も今後整えていただければというふうに思います。


 最後に、商工業政策についてお聞きいたします。


 この3月でモラトリアム法案と言われました金融円滑化法が終了いたします。そしてまた、最近では町内に大型店出店等の計画があり、地元の中小企業の皆さんにとってはいろいろな試練が待ち受けている時期となりました。金融円滑化法終了につきましては、県や、あるいは県弁護士会の方で相談窓口を設けて相談に乗ったり、あるいは資金的な支援もするということもありますが、町としてはどのような支援、あるいは県に任せるという考えでしょうか。そして、まずそれについて町内でどのくらいの金額、金融円滑化法にまつわる融資額があるか把握しておられるのかお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 金融円滑化法の終了後における中小企業の支援対策ということで御質問いただきましたが、島根県では、円滑化法の終了後対応として、返済期間の長期な借りかえ資金でありますとか、経営改善の長期借りかえ資金を創設しておられます。町としても、県に任せるということでなく、県と連携をして、地元企業の支援策、どういうことが一番ふさわしいかを検討してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの質問の中で、今の額の把握をしているかということでございますが、私どもの方では現在額の方を把握しておりません。以上でございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 町の方でもさまざまな支援策を考えるということでございますが、まずは幾ら対象があるのか額がわからないとそれも始まらないと思いますので、まずそこから始めていただければと思います。


 最後にできました大型店の出店対策についてでございます。さまざまな新しい店、大きな店ができるということは、消費者にとっては大変うれしく、また、奥出雲町の魅力を上げるものだというふうに基本的には考えております。


 ただ、一方で、そのことによって地元の既存のお店、あるいは小さな店がつぶれるということは、逆に雇用の受け皿としてはマイナスの面も大きいというふうに考えております。商業、サービス業は最大の町内の雇用の受け皿でもございますので、基本的には民民の民間同士の話であるので、そこに町が口を出すということはおかしいかもしれませんが、大きな資本のものと小さな資本の中で、同じ土俵で戦うには何らかの支援が必要だと思います。最終的な目標は、現在町外に半分以上が流出している買い物の客を取り戻す、あるいはそのお金を町内で循環させる、そして新たな大型店も、そして昔からあった既存の店も両方で栄えて残るということが目標であるというふうに思いますが、地元の中小企業の支援策についてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 現在のところ大型店の出店については、大規模小売店舗立地法に基づく届け出の対象となるような案件は存在しておりませんが、町内でもジュンテンドーでありますとかいろんな、大きな薬屋さんの出店というふうな話も若干聞いたりもしておりますが、そういうふうなことが起こった場合には、関係機関と連携して小売店舗あるいは中小企業支援、どういう支援がふさわしいのか、それぞれ案件によって違うだろうと思いますが、取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 現在でも共同店舗については条例で支援策がありましたり、下水道接続とあわせたリフォーム事業等々の支援も行っていただいていると思います。基本的には民間のことに町が口を出す、あるいはお金を出すということはおかしいと思いますが、町の実態を見ますと、ある昔からの中心市街地の中でお店が、食料品店がなくなってしまうということであったりかつてでは考えられなかったことが次々と起きている現況もございます。お店あるいは商工業を残すこと自体も町づくりの一環の中に取り入れるべき話になってきていると思いますので、どうかこれまで以上の町の積極的な関与、提言、連携をしていただくことをお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) ここで5分間休憩をいたします。休憩。


            午後3時00分休憩


  ───────────────────────────────


            午後3時09分再開


○議長(福本 修君) 議会を再開いたします。


 それでは、一般質問を再開いたします。


 次、6番、村尾明利議員。


○議員(6番 村尾 明利君) それでは、質問のお許しをいただきましたので、4項目について私はお伺いをいたしたいと思います。


 まず初めに、町長の任期1期4カ年を振り返ってということでございます。


 町長は、平成21年4月、選挙で初当選以来、奥出雲町の首長として4カ年、町行政を先導してこられました。また、今期の定例議会初日の所信表明の中で、今春4月に行われます町長選挙には、引き続き首長として町政を担う決意の表明もされました。4年前、初出馬に当たっては、「笑顔と語らい、元気あふれるまちづくり」をキャッチフレーズに、そしてサブタイトルに「一緒に作りましょう、奥出雲町のかたち」と訴えておられます。この4カ年、町行政を運営する中で、町長は町の形がどのように見えてきたのでしょうか。見えたとしたならば、どのような町の形、姿、将来像を描いておられるのかお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 1期4年を振り返って、この奥出雲の形、姿がどのように見えてきたかというお尋ねでございますが、私もかえって改めて感じたことは、我が奥出雲はやはり何といっても神話とたたら製鉄の町であるなということを実感しておりますし、また、米を初めとする大変良質な農作物に恵まれた土地でもあります。清冽な水も豊富にございます。緑の山々に囲まれた中で暮らしていける、あるいは生産活動をしていけると、本当に恵まれた田舎であると思っております。中でも感じておりますことは、まだまだこの中山間地域の条件が厳しい過疎地でもあるわけですが、本当に人材が豊富な町であるというふうにも実感しております。若い人たちの米−1グランプリの開催等に象徴されますように、本当にいろんな取り組みがなされていると。


 姿、形ということでございますが、この奥出雲は、繰り返しになりますが、歴史、伝統、文化にも恵まれております。地域資源も、自然資源をはじめさまざまにあります。本当に誇りの持てるすばらしい地域だと実感をしておりますが、これを将来に向かって次の世代にどのように引き継いでいくかということで、総合計画も多くの町民の皆さんの参加を得て策定ができました。やはりこの総合計画にあります「活力に満ちた元気なまち」「心豊かに語りあえるまち」「潤いにあふれて笑顔で暮らせるまち」、こういう姿を目指して総合計画を着実に実施してまいりたいと。そして、この形、姿は、議会、執行部ということだけでなく、町民みんなで共有しながら、みんなで取り組んでいくというふうな推進の仕掛けづくりも必要だろうと考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) ただいま町長の町の形といったようなものをお話しいただきましたが、私も本当にこの神話とたたらの町、あるいは緑の豊かな豊穣の町というふうに私も認識しております。特に中山間地域ということで、さまざまな資源というものが非常に豊富ではないかなというふうに思っております。もちろん人材もそのようであります。特に田舎の生活にとっては、私が思うところは、いわゆる持続可能な循環型社会といったものを、ぜひより一層高めていただく必要があろうかなというふうにも思うところでございます。町長の形というものを、あえてここで私がコメントすることは差し控えさせていただきますので、以上、お聞きしたところでございます。


 次に、町総合計画が策定されて1年以上経過をしておりますけども、その進捗状況、達成度についてお伺いをいたします。


 町総合計画は、平成22年の5月から6月の町民満足度調査、アンケート実施を皮切りに、22年度から23年の定例議会で議決されるまで、約1年を費やして策定されました。この総合計画は、本町の将来像を示した指針とも言うべき重要な柱であり、行政執行するにおいて、常にこの計画との乖離がないか町長はチェックをする義務があるべきものと思っております。ただ、全体的、いわゆる総花的な中身でもございますので、当然これに味つけ、香りづけをするのが首長、町長の立場だというふうにも認識しております。


 この総合計画が絵にかいたもちにならないよう、毎年度忠実にこの成果と進捗状況をチェックして、達成度とも言うべき評価、採点することが重要だというふうに認識しております。このことについて町長の所見を伺いたいと思います。特に23年度事業が初年でありまして、24年度は間もなく終わろうとしております。これを行う考えがあるかどうかお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 総合計画の進捗状況のチェックについてのお尋ねでございますが、大変重要な計画だという認識は私も持っております。塔村議員の御質問にも実施計画というふうな議論もいただきました。個別の実施計画もいろいろできてきているわけですが、この進捗状況を客観的に評価するということは、やはり極めて重要なことだと考えております。行政評価については、いろんな指標もございますし、外部の方の参加を促すというふうな方法もあるわけでございます。今後、評価方法等につきまして十分検討をし、どういう評価が一番いいのかと、もちろん評価、チェックは執行部だけでなくて議会の方でもしていただいておると思っておりますので、具体の評価方法については、早期に十分検討し、実施体制につなげてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) この総合計画は10年計画ということでございます。道のりは長いわけでございますけども、先ほど町長、お話がありましたように、この評価というのは自己採点で終わってはならないし、また、一部でやってはならないと。できれば町民参加の評価制度といったことを導入して、ぜひ毎年度公表するというふうなことが必要ではないかなというふうに私は思っておりますが、このことについて町長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 具体の評価について住民参加を得たらという御提案でございます。先ほど早期に行政評価の方法等を検討すると申し上げましたが、少なくとも検討会には、議会とも相談しながらということでございますが、町民の方の参加も得ようと思っておりますし、現にここに住んでいる町民だけでなくて、この奥出雲を大切なふるさとだということで都市部で生活していらっしゃる町出身の方も、恐らく町民以上に数多くいらっしゃいます。そういうふうな方々の声も聞きながら検討をしてまいる必要もあろうと思っておりますし、また、評価期間について、毎年毎年やっていくべきだという御提言もいただいておりますが、二、三年程度のをまとめてやるのか、あるいは議会、町長の任期である4年ごとに評価をしていくのか、いろんなやりようがあろうと思いますが、十分に検討をしてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) ぜひ検討いただきたいというふうに思うところでございます。


 それでは、次に、企業会計方式を導入する考えはということでお話を伺いたいと思います。


 現在、町の行政の会計制度は、官庁会計の単式簿記、あるいは現金主義会計というふうなことでございまして、一般的な企業が用います企業会計、こういったものに行政も漸次変えていく必要があるのではないかというふうなことが言われております。つまり複式簿記、あるいは現金主義でない発生主義会計、こういったものを導入するという考えでございます。


 本町は、25年度当初予算から予測した計数資料によりますと、25年度、臨時財政対策債を除いた町債残高は約203億6,000万円まで減少をすると予測されておりますし、財政健全化判断指数は、23年度までの実質公債費比率、また将来負担比率も4年連続で改善するなど、財政状況は良好な方向に向かっていると言えますけれども、これまでもるる話がありましたように、平成27年度からは地方交付税は一本算定によって漸次減額が予測されておるところでございます。町の財政状況をより適切に住民に伝えて、官民協働による町づくりのための意思決定システムを構築する上から、町民とのコミュニケーションツールとして企業会計方式を導入すべきではないかと考えられます。町長の所見を伺いたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 企業会計方式の導入についてのお尋ねでございました。


 まず、現在地方自治体の財務書類作成についての状況を御説明をしておきたいと思います。


 平成18年の8月31日付の総務事務次官通知によりまして、地方自治体に企業会計の考え方を導入した公会計の整備について指針が示されております。現在、これにより地方自治体でも民間企業に準じた財務書類の作成が進められております。この財務書類は、財務4表と呼ばれます貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書、純資産変動計算書の4つで構成されております。


 なお、普通会計単独の普通会計財務書類を作成するパターンと、一般会計、特別会計、第三セクター、出資外郭団体を含めた連結財務書類を作成するパターンの2種類がございます。


 本町におきましても、最初に述べました普通会計財務書類について、情報開示の観点から、現在、作成の準備を進めているところでございます。


 また、御質問にあります企業会計方式の導入は、議員の御指摘のとおり、町民に対し債務、資産の状況をわかりやすく説明できるというメリットがあることは認識しているところでございます。しかしながら、地方自治法には、普通地方公共団体の会計年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わるものとするという規定もございます。いわゆる会計年度独立の原則というものでございますが、そのほか、民間企業が負債の整理を資産の処分等で対応できることに対しまして、地方自治体における資産の大部分は道路、上下水道、学校施設を初めとする生活インフラでございます。これらの大半は、負債の返済を目的とした処分ができないものであることから、利益を追求する民間事業と公益的な立場の自治体では、会計の果たす役割はおのずから異なるものと考えております。


 なお、企業会計方式による会計処理につきましては、多大な費用を要する会計システムの変更が必要となります。


 以上の点から、現在のところ、直ちに企業会計方式を導入する考えは持っておりません。ただ、議員御指摘になりました町民の皆さんに町の財政状況を十分説明し、お伝えするということにつきましては、私も各自治会等からお呼びがかかれば、町政報告にあわせまして財政の状況についても逐一報告といいますか、説明もさせていただいているところでございます。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) この企業会計方式導入ということは、全国でも市町村、相当あるようでございます。この効用としては、先ほど町長のお話ありましたように、市民あるいは町民の皆さんにわかりやすい情報提供ということで、町の財政状況が非常にわかりやすい。あるいは実際事業をやっている評価に資する正確なコスト把握、こういったものが一目瞭然わかるというふうなことから、だんだん取り入れているところも多いわけでございます。この効果については、資産について負債との対比を行って金額表示をするというふうな、いわゆる貸借対照表ですね、こういった情報。あるいは企業会計的手法を導入することで、さらに中長期的な視点でのコスト把握ができると。また、職員のコスト意識、こういった意識の向上とか、あるいは資源の有効活用、こういったものも大変行政活動の効率化という面では高いというふうに言われておるところでございます。


 ちなみに、大分県の臼杵市の例をちょっとお話しさせていただきますと、ここはもう10年前、平成9年に新町長が誕生いたしまして、日本一の市役所をつくる係というようなものを設置しております。市職員が主体的に行財政システムの改革に着手する機会を設けると。そうした一方で、市長の発案で平成10年にはバランスシート係というようなものを設置されております。もともと民間企業のオーナーでもあって、また経営者でもあるという市長は、財政再建の具体的な手だてを探ろうにも、地方自治体には資産や負債の増減を把握するいわゆる貸借対照表、これが作成されていないというふうな不備に着目をしまして、この貸借対照表を作成することで行財政運営のヒントを獲得するというふうなことで、現在も進めておられると。これがひいては苦しい財政事情の公開というようなことにもつながって、市民の理解も深まりつつあるというふうなことも伺っております。


 私は、ごく素朴な意見としては、固定資産の減価償却といったような概念も上げられると思っております。適正な期間損益を計算する目的で、建物とか備品、あるいは車両運搬具などの有形固定資産、これを使って獲得した収益に対しては、その当初投資額を、これら固定資産の使用に伴って発生する価値の減少の度合い、これを的確にとらえて、計画的に、あるいは規則的に費用、いわゆる減価償却費として計上する会計上の仕組みでもあります。


 ちょっと一例といいますか、卑近な例を挙げますと、昨年の9月の定例議会、これに提案されております第三セクターの有限会社奥出雲椎茸、ここから取得しましたホダ木センター建物の取得、これは6,500万円ということで取得をいたしました、町がですね。この取得価格は簿価によるものということでございましたが、一般的には、民間とかあるいは企業間の売買価格は、不動産鑑定士による評価額が適切だと言われております。ただ、今回の取得は、奥出雲椎茸の経営支援を目的としておりますから、簿価の内容まで私は踏み込むつもりはありませんが、こうした固定資産評価基準としての簿価は非常に重要なものだというふうに私も認識しておりますから、厳格に減価償却されての簿価額ということで今回は私も解釈させていただいております。


 さて、さように減価償却は資産評価を求める上で大変重要でもあると。地方公共団体である本町としても、所有する固定資産価格を把握することは、コスト意識や資源の有効活用、あるいはひいてはこれが行政改革の必要要件とも考えられております。本町の公会計の一部ずつでも、この企業会計方式、こういったものを少しずつでも取り入れていただいて、本町の固定資産の現状、あるいは償却程度といったものも、もうちょっと町民の皆さんに公開していただければというふうに考えております。いきなり自動車が壊れて買ったとか、あるいは10何年もたってしまって買わなければいけないというようなことでの、いわゆる償却資産というふうな形でなくて、言い方変えますと、ちょっと場当たり的な導入と言ってはちょっと言い過ぎかもしれませんが、現状あるわけでございます。こうしたことも勘案しながら、町長、少しずつでもこういった企業会計方式、取り組まれてはいかがでしょうか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 特に減価償却について中心にいろいろ御提案なりお話がありましたが、既に公営企業会計では減価償却の概念は導入されておりまして、奥出雲病院は減価償却、これは財務省の省令によりまして、法人税、所得税に基づく法律に基づく省令で償却率が事細かく定められておりまして、それによって計算をしていくということでございます。可能なところからやるべきという御提案については、私もそのとおりだと思っております。


 特に平成27年だったか8年だったか、ちょっと確認はまだしておりませんが、簡易水道会計も公営企業の方に移行するということがもう既に決まっております。水道設備、これからの維持修繕が大変でございますが、簡易水道、公共下水についても、完全に公営企業法の世界に入っていきますと、これも減価償却の概念が入ってまいりますので、当面はそういうところから取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) ぜひ、第三セクターから、今、奥出雲病院の話もされました。今後においては、簡易水道等も企業会計を用いてやらなくてはならない状況になるということでございます。本町におきましても、さまざまな中で企業会計方式、いわゆる償却資産の把握といったようなものもしっかりと、少しずつでも取り組んでいただきたいというふうに思うところでございます。


 それでは、最後になりますけど、本町の青少年対策について伺いたいと思います。


 町総合計画には、高齢者対策や子育て支援対策、あるいは小・中学校児童の教育等明確な基本方針が表示されておりますが、一方、青少年の育成あるいは社会参加については、私が見たところでは若干表記が乏しいのではないかというふうに感じておるところでございます。本町の将来を担う若者たちへの明確なる期待、また、青年たち、あるいは若者たちがこれにこたえるべく自覚を促す積極的な支援策、これが必要ではないかというふうにも思っております。


 現在、生産部会とかいろんな中で、商工会もですが、何々青年部といった産業別の取り組みもそれぞれであるわけでございますけども、それよりもむしろ全町を網羅した広範な青少年の交流の場づくり、あるいは活動拠点づくり、これはソフト、ハードの両面で、もっと支援対策が望まれるのではないかなというふうに思っております。


 かつては非常に青年、若者たちの活動がもっと活発であったのではないかなというふうに思うところでございます。といいますのは、私も当時、青年団活動というようなことで、非常に政治にも関心を持ってやらせていただきました。選挙が近くなりますと、公開質問状なるものを町長はじめ町議会議員の皆さんにお願いをしまして、全町配布というようなことも数年続けた思い出がございます。そういう中から非常に政治的な関心も高まってきたというふうにも思っておりますが、いかんせん、今はそうした青年団にかわるような広い交流の場が少ないのではないかなというふうに思っております。島根県では、ちなみに青年団というのはもうなくなったんではないかなというふうに思っていますが、この本町にも今ないのではないかと思っていますが、東北、東日本の方では、今でもそういった青年団活動が盛んにまだやられていると。非常に町づくりの一翼を担う重要な立場であるというふうに認識をしておるところでございます。


 この本町と申しますか、雲南においても、JA雲南がああして職員でプロジェクトを組んで若者交流の場というようなものもつくって、いろんな講習や研修、あるいは遊びも含めてやっておりますが、ぜひ本町も、むしろ町役場のそうした若者、青年団長、ぜひ奮起してそういうふうなプロジェクトでも組んで、本町の若者活性化ができるような取り組みをぜひお願いしてみたいなというふうに思うところでございます。


 私のような今そうした現状の所見は、町長、どのようにお考えなのかお伺いをいたしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 青少年対策ということでいろいろ御提言等もいただきましたが、かつては青年団だけでなくて、地区地区に、町内会ごとに子ども会というのもございました。それでいろんな活動もやったような記憶があります。青少年の健全育成というのは、どこの社会でも大きな課題であります。県レベルの組織としては、青少年の育成の県民会議というふうな組織もございます。どういうふうな若者支援、年齢層によってもそれぞれ違うと思いますが、私は、本町の若者諸君は大変頑張ってくれているという認識も一方で持っております。きらり輝く地域づくり事業等では、若者が何人かでコンサートをやったりとか、いろんな活動もやってくれているところでございます。町全体としてどういうふうな支援なり取り組みが一番この奥出雲にふさわしいか、さらに若い人の意見も聞きながら、可能な支援策は検討してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 村尾議員。


○議員(6番 村尾 明利君) おっしゃいますように、若い皆さんがいろんな、カルチャースクール等も通じていろんなやっぱり取り組みもしておられて、決してそうばかりは言えないというふうなお話ももっともだというふうに思っております。ただ、町全体のそうしたネットワークといいますか、そういったこともぜひ町、呼びかけとか、あるいは地域振興というふうな中で、もっともっと積極的に取り組んで、まさに目の見えるような青少年の活動を支援していただくことが必要ではないかなと思っております。


 ブライダルサポート等もいろいろあっておりますけども、まだまだ十分な成果が少ないのではないかなというふうにも思っております。そういうところにも通じるようなぜひ対策をとっていただくようお願いいたしまして、私の一般質問として終わりとさせていただきます。


  ───────────────────────────────


○議長(福本 修君) それでは、次、3番の内田精彦君。


○議員(3番 内田 精彦君) それでは、今定例会の最後の質問者になります。どうかよろしくお願いいたします。私は、2点について質問をさせていただきます。


 最初に、サイン整備事業の経過と現状についてということでございますが、平成24年度予算額1億530万円についてでございます。まず、工事請負費1億230万円の使途、内容について伺います。


 これまで私どもに示されておりますのは、平成24年7月11日に議会承認いたしました観光エリア整備事業契約締結、要するにヤマタノオロチのモニュメント設置でございます。これは随意契約、契約金額は8,830万5,000円、契約の相手方、株式会社ケー・エス・アート、代表取締役、澄川喜一。工期が平成24年7月12日から25年3月22日であります。これにつきまして、現在どのような状況になっておるのか、まず伺いたいと思うわけでございますが、これまで私どもに示されておりますのは、こういう図面で示されております。これが今、契約上どういう状況に、どこまでどういうふうになっておるのかというのをまず伺いたいと思います。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) サイン整備事業の現在の経過と現在の状況について御答弁申し上げたいと思います。


 事業内容につきましては、7月の臨時議会においても説明しましたとおり、御影石によるオロチの彫刻像の制作、設置費用などでございます。


 現在の事業の進捗状況でございますが、現地協議を昨年11月に、契約の相手方であります澄川先生と三井野原の現地で行いまして、その後、制作にかかっていただいております。制作状況につきましては、山口県の周南市の黒髪島の現地において行われておりまして、ことしの1月に先生の立ち会いのもと、町長とともに制作状況や工程会議を行いまして、今月の4日にも状況確認のため現地立会をしたところでございます。現在、ほとんど、ほぼ仕上がりの段階に今現在なっているところでございます。


 この制作にあわせて、現地の方、基礎工事を別途発注をかけているところでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 山口県の周南市いうとこだというふうなことでございますが、制作場所はどこでされているのか教えてください。山口県でしておられるのかどうか。そういうことですか。わかりました。


 8,830万5,000円で契約しておられるわけでございますが、これの、普通の工事請負でいきますと、例えば前払金とかあるわけでございます。前払金とか出来高払いとかあるわけでございますが、こういうものがあったのかどうか教えてください。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 契約金額の支払いの関係でございますけれども、前払金をしております。前払金を2,640万円支払い済みでございます。その後の支払いにつきましては、出来高とか部分払い等は特に行わないという契約になっておりますので、支払いは行っておりません。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 前払いは2,640万円ということでございますが、何%になりますかね。(「30%です」と呼ぶ者あり)30%。わかりました。


 次、伺いますが、おろちループのところの基礎工事について伺いますが、私もちょっと確認はしておりませんが、現地では基礎工事が既に施工済みだというふうな状況だというふうなことを聞いておるわけでございますが、この基礎工事は、先ほどの契約締結のときにもちょっとお話があったと思いますが、基礎工事は別途発注するということでございましたが、この基礎工事の概要、規模、内容、金額、着工と完成いうものがわかれば教えてください。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 基礎工事の内容についてでございますが、彫刻像を設置する基礎として、鉄筋コンクリート製で、概略、長さが約10メートル、それから主だった幅が1.2メートル、厚さが50センチの構造でございまして、あわせて彫刻像の周辺のいわゆる基礎の周りの盛り土なども同時に発注をしております。契約の金額は315万円で、着工が昨年の12月の28日でございます。完成予定が本年3月27日でございますけれども、今後、金額や工期について契約の変更の手続を行う予定でございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 基礎工事がもう終わっておるということで、鉄筋が入っておるということでございますが、わかれば教えていただきたいですが、これは上の重量が何トンまでもつ構造なのか、わかれば教えてください。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。どうぞ。


○地域振興課長(森長 洋二君) お答えをいたします。


 約17トンばかりの像というふうに、今、設計荷重を想定した設計を組んでいただいています。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今、17トンと言われましたが、ちょっと私の記憶では、契約の締結のときに重量をたしか聞いたところでは、25トンぐらいあるじゃないかという話だったと思うわけですが、私が間違っておればあれですが、25トンであれば15トン荷重ではもてないということでございますが、それはどうでしょうか。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) お答えをいたします。


 当時の25トンというのは、もとの原石の、いわゆる彫刻前の全体の総重量がそのくらいあるということでございましたので、申しわけございません、そういった形でございます。失礼いたしました。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 次、行きますが、測量設計監理委託料というのが300万円、予算上組んでございますが、今日現在の使途内容、使っておられるのかどうか、使っておられればどういうものに使っておられるのか教えてください。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 測量設計調査費でございますが、これの中身は、先ほど説明いたしました基礎工の構造を決定するための地盤調査と、それから基礎の構造計算、それから図面の作成を業務委託しておりまして、契約金額の方は42万円ばかりでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) それでは、今後の工程についてということで伺いたいと思いますが、先ほど修景工事いうものも一緒に発注しておるって言われましたね。いうことであれば、次、行かせていただきますが、このオロチのモニュメント、大きなものができる、金額も大きいものではございますが、これの案内看板といいますか、その説明文といいますか、案内文を書いた看板、そういうものを設置されるのかどうか伺います。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 案内看板でございます。まず、このモニュメントの周辺に、先生のいわゆる経歴でありますとか御紹介とか、それから作品に寄せる思いということのプレート的なものはまず設置したいというふうに思っておりますが、ここに、モニュメントの場所に誘導するというものについては、現在検討中でございます。個別においでになられる方を誘導するような看板ということでございますが、これについては今後検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 私はなぜそういうことを言うかということでございますが、ああして有名な大先生の造作といいますか、つくったものでございますので、ぜひともその先生の名前、あるいは金額等も入れて、総事業費も入れて設置していただきたいというふうに思っておるわけでございますので、検討していただきたいというふうに思うわけでございます。


 それに関連いたしまして少し述べさせていただきますが、平成21年度に設置されましたが、町境看板、6基ございます。これも伊藤隆道先生に制作、お願いしたものでございますが、これにつきましては、当初私どもが聞いておりましたのは、1基が500万円ぐらいで、6基で3,000万円ということで私ども聞いておりました。平成21年度決算説明書でいきますと、6基で4,526万3,000円かかったということでございまして、1基当たり754万4,000円かかっておるわけでございます。


 その当時の新聞記事がこれでございますが、これ、この前にもちょっと紹介させていただきましたが、ちょっと読ませていただきますと、「奥出雲町がアート看板」ということでございまして、「町境などに4基設置」と。このときは4基で、あと2基追加するということでございますが、奥出雲町は、町外からの入り口となる国道と主要道、県道沿いに独自のアートサイン看板の設置を進めている。歴史・文化遺産である名勝鬼の舌震や、神話、雲をイメージして制作したもので、既に4基を設置した。残る2基も近く整備する。サイン看板は、東京芸大の伊藤隆道名誉教授によるアートデザイン。高さが3.5メートルで奇岩や巨岩の連なる鬼の舌震の岩を台座に据え、その上に高さ3メートル、幅1.8メートル、厚さ10センチの塗り壁状のボードを載せた。ボードには「神話の里 奥出雲町」と記し、上部には、雲をイメージした金属製パイプをつけている。設置場所は6カ所ということが書いてあるわけでございます。同町は、通りすがりに見てもらうだけでなく、立ち寄って記念写真を撮るなどしてもらい、波及効果ができるとし、今後も町内に観光文化施設などの総合案内板などを設置していく方針。ということでございまして、6基が設置してあるわけでございますが、これにつきましても、先ほど言った説明看板、そういうのは一切ありません。だれが見てもこれが雲をイメージした金属パイプのこういうものだと、あるいは名勝鬼の舌震の岩を使っておるというふうなことを新聞に書いてあるわけですが、岩をイメージした、岩の形をしたほかのプラスチックですか、そういうものが使ってあるわけでございますが、この新聞に書いてある記事は、町の方で言われたことを書かれたというふうに思うわけでございますが、この新聞のとおり皆さんが通って見て、これがそうだということが一目わかるような説明看板を、あんまり金をかけないでつくっていただいた方がいいじゃないかというふうに思うわけでございますが、そういう考えがあるのかどうかお聞きします。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) 今いろいろと御提案を先ほど来ちょうだいしております。サイン計画の中でこういったものが組み込まれるかどうか、今後の予算もあわせながら、議員の御提案をまた内部で検討させていただきたいと思います。ありがとうございました。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) ぜひとも看板を設置していただきたいというふうに思います。その当時、町長も伊藤隆道先生の作品がこの奥出雲町にたくさんあるというふうなことで、単独町でこういうたくさんある町はないだろうというふうな自慢も一つしておられました。それには、やっぱり説明看板があった方がいいじゃないかというふうに思っておるわけでございますので、御検討をお願いしたいというふうに思います。


 次に入らせていただきますが、先ほど同僚議員からも少し質問がありましたが、私が質問するというふうなことで、ちょっと少し御遠慮いただいておりまして、次のことにつきまして質問をさせていただきます。


 高齢者ホーム設置のことでございますが、高齢者生活ホームが、はらぐち荘という名前で横田の稲原地内、原口に設置されたわけでございます。これは事業費が4,071万7,000円だと思います。予算的にいきますとそうだと思います。


 これは平成23年9月7日提出の一般会計、老人福祉施設整備事業で出ておりますが、測量設計監理委託料が50万円、工事請負費が650万円、土地購入費が1,206万1,000円、建物購入費が275万円、合計2,181万円の9月の補正予算で出ております。続いて平成23年12月7日提出の一般会計で追加補正されております。これは役務費が3万8,000円、測量設計監理委託料が231万円、業務委託料21万2,000円、工事請負費が1,600万9,000円、建物購入費がマイナスの82万5,000円、庁用器具費91万7,000円、負担金が24万5,000円、合計4,071万7,000円の予算でなっております。以上の4,071万7,000円の中には、はらぐち荘以外のものも含んでおるというふうに思うわけでございますが、このはらぐち荘に関係する合計金額または内訳金額を教えていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) 高齢者生活ホームはらぐち荘についての御質問でございます。


 決算額では、土地購入費が1,206万1,000円でございます。建物購入費が192万5,000円、設計監理委託料が268万3,000円、工事請負費が2,300万1,000円、備品購入費が134万4,000円、水道負担金16万8,000円等でございます。合計では4,118万2,000円となりました。予算に対する不足額については、予算流用で対応させていただいております。


 なお、事業は、23年度の予算でございますが、年度内で完成するめどが立たず、昨年の3月定例議会の補正予算で繰越明許費として認めていただき、繰り越しをしております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 総合計4,118万2,000円ということのようでございます。


 それでは、次、行かせていただきますが、これの運営主体と管理内容について伺いたいと思うわけでございますが、管理主体はどこなのか教えてください。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) お答えいたします。


 運営につきましては、一部奥出雲町社会福祉協議会の方へ委託をしております。契約は、工事が完了をしまして5月に契約した上で、一部管理運営については委託をしております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 管理は一部社会福祉協議会ということでございまして、こういうものが出ておりまして、ここにも書いてあります。私はちょっと今日聞きたいのは、この管理条例いうのがございますね。平成24年ですか、4月1日からですかいね、ありますが、この中に管理者、指定管理者とかいうふうなことがいろいろ書いてございます。多分指定管理者のうちに入ると思いますが、入りませんか。入らない。じゃ、ちょっとその辺を教えてください。指定管理者じゃないわけですか。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) 管理についてでございますが、条例では指定管理ができるという明文化をしておりますけども、今年度につきましては、通常の管理委託ということで、決定等については町の方で直接実施をして、この方をお願いするということで、実際に建物の管理については社協の方で管理をしていただいておりますので、一部委託でございまして、決して今年度については指定管理という方式ではございません。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 指定管理ではない、一部管理というふうなことの説明でございます。指定管理者いうことであれば第9条のところにひっかかるかなというふうに思って質問しようかと思ったんですが、どうもそうではないということでございましたので、それはわかりました。


 次、行きますが、現状の利用状況、このはらぐち荘の利用状況について伺います。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) 利用状況についてのお尋ねでございます。


 残念ながら、現在のところ利用実績はございません。ことしは、住民の方にとっては幸いにも積雪が少なく、除雪等で冬期間の生活に支障を来してお困りの方からの相談はございませんが、家屋の老朽化、あるいは自宅での生活に多少不安がある方、あるいはひとり暮らしのため退院後すぐに自宅での生活に不安を抱えていらっしゃる方などからの相談が数件あっております。施設見学をしたりしてもらっておりますが、体験利用等を提案して、現在のところ入居を検討していただいているという状況でございます。


 また、病院や介護施設のようにケアを受けるのではなく、住みなれた自宅での生活を望まれる方に一時的にお困りの際に利用していただき、不安が解消されれば自宅での生活に戻られるように自立に向けた支援を目的とした施設でございますので、今後、ぜひ利用していただきたいと考えております。


 多額の費用をかけた施設ですので、高齢者の方々の要望にできるだけ応じて、自立した生活が家に帰って送れるよう、その中間的にこの施設を御利用いただき、支援を行っていきたいと考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今現在利用状況はゼロだというふうなことでございます。目的は今お話しされましたですが、それはそれで大変いいと思うわけでございますが、当初、急遽こういうお話が出たと私も思っておるわけでございますが、私も福祉厚生常任委員会所属でございまして、私のところの予算になっておるわけでございまして、審議したものが、現場はできたけれども、利用ができておらないということは非常に残念に思うわけでございます。


 当初この計画をされたわけでございますが、これは何か、例えばどっかへアンケートでもとって、入りたい人がたくさんおると、こういうふうなアンケートでもとってこういうことを計画されたのかどうか、その辺のことがあれば教えてください。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) 当初この施設をつくろうとしたきっかけは、以前は吉田の方に高齢者生活福祉センターということで、町外からでも利用できる施設がございまして、本町の方から毎年1名程度利用があったわけですけども、22年度で、雲南市の方、市内での利用者が多いということで、市外からの利用はもうしないということでございまして、本町の方でもそういう利用があると、希望者があるということですので、こういう施設が要るのではないかということで計画をいたしました。当初、民生委員さんの方から、冬期間の雪のために一時的に住居を求められるとか、そういう要望の方がいないかということで調査を行いまして、当初16名ほど利用希望があったわけですけども、今現在建てている高齢者生活ホームのイメージであったのか、それから利用状況はどうなのかという現実とのギャップというのがあるかもわかりませんが、当初は16名の希望がございました。当然その16名の方にも御照会をしておりますけど、まだ実際の利用はないということでございます。私どもの方も、できるだけ本人さんたちの要望にこたえられるような運営と利用状況をしまして、要望にこたえて、ぜひ利用していただきたいと考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 当初は16名の方が希望を出したというふうなことでございました。なかなかその計画と実施後の分がマッチしないというふうなことは、ちょうどこれだけでなくていろいろあるわけでございますが、現実にはそういうことだということでございまして、町民の皆様から見れば、多額のお金をかけてつくられたものが実際には稼働しておらないということについては、大変どうかというふうなことをたくさんの方から聞くわけでございます。


 最後でございますが、今、課長からはお話を聞きましたが、このことにつきまして町長はどのように思っておられるのか、また、今後どうする考えがあるのかどうか、最後に教えていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 原口の旧宮田邸につきましては、事前にアンケート調査等もしたということもありましたが、大変立派な大きな家でございまして、ほっておけば老朽化が進むと、それから所有者の宮田さん御自身の町での活用を希望するというふうな申し出等もございまして、今のような状況になっておりますが、周知の仕方もこれからですが、実際に今後利用がふえるようなPRやら取り組みをさせていただきたいと思っております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) せっかくああしてつくられた施設でございますので、早急に利用ができるような方策をとっていただきたいというふうに思っております。


 以上で終わります。


  ─────────────・───・─────────────


○議長(福本 修君) 以上をもちまして本日の会議日程はすべて終了いたしました。


 本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。


            午後4時20分散会


  ───────────────────────────────