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島根県 奥出雲町

平成24年第2回定例会(第2日 6月 8日)




平成24年第2回定例会(第2日 6月 8日)





 
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平成24年 第2回(定例)奥 出 雲 町 議 会 会 議 録(第2日)


                       平成24年6月8日(金曜日)


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            議事日程(第2号)


                   平成24年6月8日 午前9時30分開議


 日程第1 一般質問


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           本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


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             出席議員(16名)


    1番 塔 村 俊 介君     2番 内 田   勇君


    3番 内 田 精 彦君     4番 藤 原 友 征君


    5番 藤 原 充 博君     6番 村 尾 明 利君


    7番 若 月 忠 男君     8番 内 田 正 男君


    9番 松 ? 正 芳君     10番 吾 郷 益 已君


    11番 大 垣 照 子君     12番 景 山 孝 志君


    13番 岩 田 明 人君     14番 若 月 康 男君


    15番 千 原 祥 道君     16番 福 本   修君


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             欠席議員(なし)


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             欠  員(なし)


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            事務局出席職員職氏名


局長 ───── 高 橋 安 典君  企画員 ──── 難 波 輝 彦君


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          説明のため出席した者の職氏名


町長 ───── 井 上 勝 博君  副町長 ──── 勝 田 康 則君


教育長 ──── 安 部   隆君  総務課長 ─── 石 原 敬 士君


教育総務課長 ─ 糸 原   敬君  企画財政課長 ─ 藤 原   努君


病院事務長 ── 内 田 久 貴君  生涯学習課長 ─ 川 本 健 二君


健康福祉課長 ─ 野 原 万寿老君  水道課長 ─── 稲 垣 和 利君


税務課長 ─── 吉 川 孝 司君  建設課長 ─── 松 島 昭 雄君


出納課長 ─── 堀 谷 智 樹君  町民課長 ─── 石 原 啓 子君


環境政策室長 ─ 津 田   昇君  農業振興課長 ─ 舟 木   長君


地域振興課長 ─ 森 長 洋 二君  財産管理室長 ─ 森 山 正 人君


農林土木課長 ─ 若 月 勝 久君  観光推進室長 ─ 本 山 宏 人君


子育て支援室長  若 月 ゆかり君


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            午前9時29分開議


○議長(福本 修君) 定刻になりましたので、会議を開きます。


 会議の前に、本日は執行部側に一般質問の答弁者として若月ゆかり子育て支援室長の出席となっておりますので、御紹介をいたします。


 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 これより日程に入ります。


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◎日程第1 一般質問





○議長(福本 修君) 日程第1、一般質問を行います。


 最初に、7番、若月忠男君。


○議員(7番 若月 忠男君) 今期定例会に、次の3点について一般質問を行います。


 最初に、節電にかかわる新エネルギー対策についてであります。


 今年も7月2日から9月7日までの夏季における節電の要請が国からあり、電力不足が深刻化した昨年の夏、冬に続き3回目となってきています。政府から全国的に求められる節電は、予想できない大規模な節電を避けるためには必要となり、家庭ではエアコンなどの家電製品の使用を抑えることが節電のかぎとも言われております。生活への影響も無視できないとも言われており、中でも病院とか老人福祉施設等への節電目標は緩和されるとも聞いています。今の情勢では、今後も電力不足は続くものと思われているところでございます。


 石油に代表される化石燃料の大量消費に起因する資源の枯渇に対する危惧が叫ばれているところです。奥出雲町では、平成22年2月に奥出雲町地域エネルギービジョン策定等事業を取り入れ、地域特性を生かした資源、特に木質系バイオマスを利用したエネルギーの地産地消を目指して、地域活性化や産業振興につなげ、これらの活動が相乗効果を生み出していくような取り組みの重点プロジェクトが設定されています。


 さらに、平成23年2月には地域新エネルギー・省エネルギービジョン策定事業を取り入れ、森林バイオマス燃料化、公共施設へのチップボイラー導入、学校への太陽光発電設備導入、普及啓発推進が実施されており、計画的に導入ができていますが、1項目めのその計画に対する実施状況について伺います。


 今年の7月1日から施行される自然エネルギー促進法でありますが、自然エネルギーが第4の革命と現されるほど飛躍的な普及をする原動力となった固定価格買い入れ制度に基づくもので、自然エネルギーを一定の採算のとれる価格で買い取ることを保証することにより普及を促し、普及による技術や学習効果によってコスト低下を促していくという仕組みと聞いております。


 2項目めの奥出雲町のようにチップボイラーの設置について、その燃料チップの調達先と町内での新たなチップ生産体制や雇用対策の考えと、農業用ハウス等への導入についての考えについて伺います。


 3項目めのさらに節電と経済効果のあるLED照明への取りかえについて、現在公共施設等へ導入が行われていますが、電力消費量の多い施設、亀嵩温泉とか奥出雲病院等の公共施設等への導入についての考えについて伺います。


 4項目めの小水力発電所事業については、全国的に環境に優しく電力の発電効果が高く、導入の取り組みが進んでいますが、中でも過疎化、高齢化に悩んでいた岐阜県郡上市石徹白集落が小水力発電を核とした地域づくりに乗り出したと農業新聞に掲載されていましたが、奥出雲町においても木質バイオマスと水力発電事業を加えたさらなる導入設置検討の考えについて再度伺います。


 次に、2点目のボート競技人口の育成、支援についてであります。


 国直轄の尾原ダムの竣工式が6月3日、奥出雲町体育館で県政百年の大計と言われる事業を祝って盛大な祝賀竣工式が挙行されました。ダム周辺の整備についても、ダム周辺地域活性化対策協議会やNPO法人奥出雲布勢の郷、斐伊川くらぶ等の支援で着々と活性化ができつつあります。中でも、県が行った自転車競技施設やボート競技施設での各種の大会とか予選会等が積極的に展開されております。ボート競技は、松江市民レガッタ、江の川市民レガッタ、斐伊川お花見レガッタ等々、平場での開催が主体であります。奥出雲町にはほど遠い競技でありましたが、さくらおろち湖ボートコースができてからは奥出雲町もより身近にできるようになったボート競技であります。水上を華麗に走るように進む姿は、美しいものであります。小学校、中学校、高校、専門学校や一般の方で水を利用した競技人口確保に係る育成指導や支援と、学校でのスポーツ教育での取り組みについての考えを伺います。


 次に、3点目でございます。特産振興についてであります。


 奥出雲町内の特産振興対策について、それぞれの品目において対策支援が実施されていますが、中でも施設栽培に取り組んでいる栽培品目は、ホウレンソウ、ミニトマト、トマト、メロンと約4ヘクタールを31名の方が栽培されております。中でも、奥出雲町から出荷されるホウレンソウはみずみずしく、日もちもよく松江市場での評価は高く、さらなる出荷量をお願いされている状況にあるところでございます。


 平成15年度までは、県においてがんばる島根農村総合事業が実施され、補助率3分の1であったものがなくなり、既に9年が経過をいたしております。このように、ハウス栽培については個人栽培者の新規導入にあっても助成措置もなく、特産振興の中でも新規施設栽培者の確保についても影響があると言われております。また、ハウスの更新に当たっても、当然助成措置がないことから廃作されるお方も出ていると聞いております。


 さらには、最近の雪害被害、風害等の自然災害の多さから、修復についても町独自の助成支援の必要性と、島根県への以前にもありましたがんばる島根総合事業等にかわる支援事業の要請等の考えについて伺います。


○議長(福本 修君) 答弁願います。


 町長。


○町長(井上 勝博君) 若月忠男議員の御質問にお答えいたします。


 初めに、新エネルギー導入計画に対する実施状況についてであります。


 昨年度は、奥出雲町新エネルギービジョンに基づきまして、佐白地区交流拠点施設と玉峰山荘に木質ボイラーを整備し、今年度から営業運転を始めております。


 また、昨年6月から亀嵩小学校の太陽光発電施設が稼働しておりまして、当初は30%程度の節電効果を見込んでおりましたが、天候等が影響し、約20%の節電効果になる見込みでございます。本施設は文部科学省所管の補助金を導入しておりまして、子供たちにとって環境教育のまたとない教材となっておりまして、環境問題の理解に役立つものと考えております。


 ただ、太陽光発電につきましては、山陰地方でございますので、どうしても冬場の稼働が極端に少なくなっているという現実が出ております。夏場の発電量が月間千数百キロワットに対しまして、冬場は300ないし400ぐらいまで落ちておるのが実情でございます。今後これらの導入効果等も十分に検証しながら、他の公共施設等への導入や新エネルギーの普及啓発を進めてまいりたいと考えております。


 次に、チップボイラーの設置についてでございますが、現在佐白温泉長者の湯と玉峰山荘の木質チップボイラーの燃料になるチップは出雲地区の森林組合から導入しておりますが、この原料となる間伐材、端材等は仁多郡の森林組合から供給されております。また、今年度からは森林所有者がみずから間伐材を木の駅、森林組合の集積場でございますが、そこに持ち込んでいただくことにより対価を得るおろちの深山きこりプロジェクトをスタートさせたいと思っておりますが、これらの間伐材も出雲地区の森林組合が加工し、町内施設が使用するチップにする予定でございます。


 また、今年度から森林組合あるいは森林所有者、建設業者、住民代表、NPOなどから成る森林総合活用協議会を立ち上げまして、チップ等エネルギー用の木材原料の生産システムの構築や、トマトやシイタケ栽培などの農業用ハウスへのチップボイラー導入など、農業との組み合わせによる木質バイオマスの有効活用を目指しまして、町内における木材の集積場とチップ生産ラインの建設について事業化を検討したいと考えております。


 豊富な森林資源を生かしながら、木質系バイオマスエネルギーを活用することにより化石燃料の削減を図るとともに、新規雇用創出や産業振興につなげてまいりたいと考えております。


 次に、LED照明への取りかえについてでございます。


 御指摘のとおり、節電対策は大切なことでございまして、町といたしましても平成22年度に横田コミュニティーセンターの各会議室等の照明をLED照明に取りかえました。また、平成23年度は亀嵩温泉玉峰山荘、サイクリングターミナル、奥出雲たたら刀剣館の照明施設の一部並びに交流館三国、鉄の彫刻美術館の施設全館の照明をLED照明に取りかえました。今年度は経済産業省の補助事業を導入いたしまして、先般5月31日に奥出雲町立体育館並びに三成中央公民館の節電工事を発注したところでございます。そのほか、計画といたしましては、昨年度に引き続き交流館三国のレストランの照明施設をLED化したいと計画しているところでございます。


 なお、奥出雲病院につきましては、病院の運営体制の状況並びに入院患者さんに対して光源等、目に優しい施設となるよう、今後他の病院の取り組み等も参考にしながら検討してまいりたいと考えております。


 次に、議員御提案の小水力発電所についてでございますが、太陽光発電や風力発電等に比べ季節的な変動が少ないため、供給の安定性にすぐれていると言われております。二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーであることなど、多くの利点がございます。


 岐阜県の石徹白集落の例を挙げていただきましたが、本町も豊富な水源資源に恵まれております。環境負荷が極めて小さいマイクロ小水力発電は、本町の地域活性化につながるものと考えております。昨年度からバイオマス利用等研究開発事業で立地条件や経済性について調査、研究を続けておりまして、今後導入の可能性をさらに探ってまいりたいと考えております。


 小水力発電所については、今年度から県が市町村とともに導入適地調査を開始しますので、この事業にも参画し、事業の採算性等を検討する予定にしております。早速、県の企業局長が現地視察をしてやるから案内してくれというふうな申し出も受けておりまして、具体化に向けて積極的に取り組みたいと思っております。


 いずれにいたしましても、地域でできるだけエネルギー等も自給ができるような循環型社会の実現を目指して、あらゆる可能性について調査をしながら取り組んでまいりたいと考えております。


 次に、ボート競技人口の育成支援についての御質問がございました。


 学校でのスポーツ教育での取り組みの考えはとの御質問もございましたが、学校教育におきましては児童生徒が減少する中で、スポーツ少年団や部活動などにおけるホッケー、剣道、野球、陸上競技など、団員、部員の確保に苦慮している現状では、ボート競技に積極的に取り組むことは困難ではないかと思っているところでございます。


 しかしながら、すばらしい施設を整備していただきましたので、ボートにつきましては専門学校、リハビリ学院もございます。それから、役場を初め企業等もございます。そういうところで積極的なチーム編成等をしていただきまして、ボートによる地域づくりへの手伝いもできるような取り組みをぜひしてまいりたいと考えております。


 大きな3点目は、特産振興にかかわります農業用ハウスの更新の導入支援等についてのお尋ねでございました。


 現在のところ、本町では町独自のハウス更新に係る支援策は制度としては持っておりません。近隣市町では、雲南市は本町と同様な状況でありますが、飯南町では農業生産活動に対する独自の支援策として、法人また個人に対してパイプハウス及び農業用機械の整備について、経費の一部を支援する町単独の制度を持っておるようでございます。本町は、県が推進する新農林水産振興がんばる地域応援総合事業を活用いたしまして、農山漁村の地域農業の持続的な発展を実現するため、認定農業者や農業法人等に対し農業全般の施設整備や機械設備等に対しまして、その事業に要する経費を助成する制度を導入し、現在も実施しております。今年度からの新規事業でもありまして、雲南圏域の全域でこの事業が展開される予定でもあります。


 今後、特産振興を図る上では、若月議員から御提案のありました町独自の助成制度の創設も重要な今後の課題であると考えておりますが、現時点では国や県が行う助成制度の活用、その利用状況等も見ながら、町でさらにどういう支援が必要か今後検討してまいりたいと思っております。


 また、補助事業の導入に当たっては、営農組織でありますとか認定農業者等が優先されるとも聞いておりますので、そういうふうな集落営農も含めましてどういう営農者にどういうふうな支援がさらに必要か、状況を見ながら考えてまいりたいと思っております。


 また、町独自の取り組みも必要でございますが、県あるいは国に対しまして地域農業を守る、あるいは農業振興を図る上で食糧の自給率の向上も大きな国の課題として位置づけられておりますので、実際営農されている皆さん方の御意見等も十分に聞きながら、皆さんの声を国とか県にも届けていく努力もしてまいりたいと考えております。


 そういうことで、今後とも御質問いただきました事柄につきましては十分留意しながら、町としても取り組んでまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 若月君。


○議員(7番 若月 忠男君) それぞれ、第1問の新エネルギー対策について、町長の方から積極的に取り組んでいくということも聞いたわけでございます。奥出雲町内には、県営の発電所、町営の発電所、そしてJA雲南の所有のものでございまして、三沢地区の運営協議会で運営されている水力発電所が3カ所あるわけでございまして、やはり前回も村尾議員の方からも質問いたしましたように、水力発電についての取り組みについても町長の積極的に取り組んでまいりたいという意見でございますので、ぜひともお願いをさせていただきたいというように要望するところでございます。


 それから、2点目のボート競技人口の育成支援についてでございますが、これにつきましては、私、先般ボートをやっておられるお方から聞くところによりますと4人こぎが一般的でございまして、4人のチームワークということでございまして、4人をまとめていく精神面が大きく作用されるというように聞いておりまして、ルールは単純であるということでございまして、そのような中では非常に手短にできるスポーツではないかなというように思っておりますので、そういう水にかかわる大切さというものを改めて必要ではないかなと思ったところでございまして、こういうことについてもいろいろな団体があろうと思いますし、また奥出雲町におきましては昔から体育会とか大綱引き大会とかいったような脚力とかチームワーク、またそして腕力を使うようなスポーツも結構盛んでございますので、そういった中での取り組みは向いているかなというように思うところでございますので、そういうことについて、積極的な取り組みについてまたお伺いをさせていただきたいなと思います。


 それから、特産振興につきましては、町長の方からもございましたように先ほどの県単事業の新農林水産振興がんばる地域応援支援事業につきましても、生産組合とか法人とか等々についての支援はあるわけでございますが、個人での栽培等々についてはなかなかそういう支援、助成もないわけでございまして、そういう個人のお方に対するやっぱり取り組み、当然国とか県への要請も大切ではございますが、個人の皆さんの栽培意欲をかきたてるためにも必要ではないかなというように思っておりますので、そういうこともあわせて再度御答弁ができればお願いをさせていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) まず、小水力発電所のことについてでございますが、これは町としてもぜひ取り組みたいと思っておりまして、逆にこの問題は水量とか落差とか今はあんまり言わなくて、いい発電装置もいろいろ開発されているようでございます。


 ただ、安定した水量が確保できる、洪水等に影響されないような水量が必要でございますので、逆にこういうところで可能性が高いんではないかというふうなポイントを議員の皆さん、あるいは町民の皆さんからどんどん提案していただければ、早速私も現地等を見させていただきまして可能なところから取り組んでいきたい、そういうふうに考えております。


 それから、ボートについてでございますが、雲南市は以前から市民レガッタをやっておりまして、町でもボート競技を楽しんでいただけるような方がたくさん出てくるような取り組みもぜひ必要だと思っておりますので、雲南市における助成とか支援とか、そこら辺の普及の取り組みについても早速調査をさせまして、遅くとも来年には奥出雲町からもチームが参加できるような取り組みをぜひしたいと思っております。


 3点目の農業用ハウスの件でございますが、議員からは31人の方がいろいろ取り組んでいらっしゃるということでございましたが、どうしても営農法人とか認定農業者等、どっちかといえば専業農家育成の方に国の施策の方もシフトしておりますので、おっしゃいますようにそういうところの助成制度の目から落ちるような個人の方の取り組み等について、私も実際に直接お話を聞きながら、支援制度についても前向きに検討してまいりたいと思います。


○議長(福本 修君) 若月君。


○議員(7番 若月 忠男君) 以上で一般質問を終わります。


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○議長(福本 修君) 続いて、2番、内田勇議員。


○議員(2番 内田 勇君) 一般質問の機会をいただきましたので、4項目にわたりまして質問をさせていただきます。


 まず最初に、古事記編さん1300年の本年、7月21日から約4カ月にわたり神話博しまねがいよいよスタートいたします。6月1日の山陰中央新報では、神話博しまねを盛り上げるために、県内の経済団体などが中心となり支援団体を発足されると報道されておりました。神話の舞台である奥出雲を全国にアピールする絶好の機会である。町民が地域の誇りと自信を持つことと、奥出雲へ少しでも多くの人が来ていただけるよう取り組むことが大切であろうと思いますが、町としての具体的な取り組みについてお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 古事記1300年に係る取り組みについて、具体的な取り組みはどうかというお尋ねでございました。


 昨年の11月には、神々の国しまね奥出雲町推進協議会を設立しておりまして、本年4月に開設しました神話とたたらの里推進室の協力を得ながら、奥出雲観光協会を中心として独自の記念行事にも取り組んでいるところでございますが、その一つとしては先日開催されました、新聞でも報道していただきましたが、大徳寺昭輝氏の奉納奉告祭を稲田神社で開催しております。古事記神話の語りを含む奉納行事を行い、多数の皆様にお越しいただいたところでございます。


 また、7月の28日には船通山の宣揚祭が開催されます。山頂での神事の後、日南町と共同で記念行事を開催する計画でございまして、このときに両県知事対談をお願いしておりましたが、溝口知事は同日、名古屋で東海の島根県人会がありまして知事さんの日程がとれなかったものですから、両県の副知事さんにこの機会に船通山の山頂で握手をしていただきたいというふうなお願いも今しているところでございます。


 また、秋には庄原市との共同事業で比婆山連峰古事記ゆかりの地を歩くというイベントの開催も計画しております。熊野神社から池ノ段、比婆山、烏帽子、吾妻と大変いい縦走コースになっておりまして、これも庄原市と共同して取り組んでいきたいと思っております。


 そのほかにも、ガイド養成講座の継続実施でございますとかいろんなイベントも、町や観光協会だけでなくて、住民の皆さんの自主的な取り組みも含めましていろんな取り組みができれば大変ありがたいと思っております。


 観光協会の方では、この機会にイメージキャラクターなどを作成するような計画もあるようでございます。ヤマタノオロチ退治神話の本場はここ奥出雲町であるということで、東京スカイツリーのデザイン監修をされました澄川喜一先生のオロチの彫刻も三井野原のおろちループに据えつけていただくことも計画をしておりまして、3月議会で予算化もいただいておりますので、ぜひともこの機会に、神話のふるさと奥出雲をいろんな方法でもって全国にPRしていきたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 全国から来られた神話博しまねの催しに対して、やはり奥出雲町で例えば土日限定で出雲からこちらの方へ来ていただくような観光バスを使ったツアーとか取り組みができないものか、ちょっとお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 土日限定での取り組みでございますが、今、トロッコ列車奥出雲おろち号が金土日、週末走っておりますが、これを使いながらではございますが、以前にもお答えしましたようにこの古事記1300年の今年は節目の年でありますが、今年限りの一過性の取り組みにしたくないという基本的な考えを持っております。2020年には日本書紀1300年、2033年には出雲国風土記成立の1300年、これから10年、20年、いろんな節目の年がやってまいります。そのためにも、まだ交通インフラ等も十分整備されておりませんので、今年に限って慌てた取り組みはするつもりはないということは御理解いただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 奥出雲の魅力は何ですかと言われて、すぐに答えられないのが実情です。それは、余りにもすばらしいものがたくさんあるからだと私は思います。斐伊川の流れとともに、3万年前の旧石器時代から生活していた私たちの祖先は、奥出雲の魅力を何だったのだろうかと考えさせられます。縄文時代の遺跡の多さもすばらしいものがございます。日本のふるさと奥出雲の魅力をツイッター、フェイスブックなどで情報発信の考えはないのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 奥出雲の魅力はまさに神話とたたらのふるさとでありまして、議員おっしゃいますように余り多過ぎて一言では言い切れない面もあろうかと思います。


 現在、インターネットのウエブサイトで奥出雲ごこちをやっておりますが、さらにこれへのアクセスが向上するように、ツイッターはもう既に奥出雲ごこちの中に入れておりますけども、最近はやりのフェイスブック等の導入についても現在検討をさせているところでございます。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひとも早い機会、フェイスブック等で取り組みをお願いしたいと思います。


 スサノオ降臨の地奥出雲は、まさに聖地ではないかと思います。アニメやコミックで取り上げられた場所を、ファンが訪ねる聖地巡礼が一種のブームになっております。アニメの世界を追体験しようとするもので、訪れる観光客も急増中と言われております。アニメやコミック、映画制作等、アプローチする考えはないのかお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 古事記をテーマにしたアニメとか小説、まさにいろいろ出ております、既に。そういうふうなものを映画化をしたらというふうな御提案だったと思いますが、いろんな話がいろいろあるのは承知しておるといいますか、いろんな本やらアニメ本等、私のところにもいろんな方から送っていただきますが、神話の世界の映画化については、以前「ヤマトタケル」というふうな大型映画もありましたが、なかなか新しいものを映画化するには相当経費もかかるだろうと思っております。息の長い取り組みの中では、議員御提案のようなことも考えていく必要もあろうと思っておりますが、いずれにしても町が主体になってするような話ではない。日本の神話を大事にする取り組みというのは、やはり全国的な運動の中でいろいろ考えていただく。その中で奥出雲を舞台にしてやっていただくようなことがあれば、ロケ等については全面的な支援をこれまでと同様していきたい、そういうふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 今日の山陰中央新報でも、錦織監督が撮影の現場からとして手記を寄せておられますように、やはり出雲がいかに日本の京都や奈良よりも古い歴史を持つすばらしい日本の始まりの地であるかということをおっしゃっております。そういう意味でも、改めてアプローチ等できればお願いをしたいというふうに思います。


 次に、NPO法人の支援について、本年4月からNPO法が改正になりました。実績の乏しいNPO法人に対する仮認定制度などで、寄附する人が税制の優遇を受けられるようになりました。17分野に規制されていたNPO法人の活動も、観光の振興と農漁村の中山間地の振興も追加されました。地域づくり、町づくりのパートナーとしての対応についてお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 今年の4月、特定非営利活動促進法が改正されて、一部議員からも御紹介があったところでございます。大変結構な改正だったと認識しておりますが、奥出雲町の中でも現在6つのNPO法人が活動していただいておりまして、さまざまな分野で活躍いただいております。


 先ほどの改正されました特定非営利活動促進法によりまして、具体的にすぐに奥出雲町の法人に影響が出る内容ではないと思っておりますが、寄附の損金算入制度の導入でありますとか、大変いい改正内容と理解しておりますので、今後NPO活動の促進が図られますよう、また新たなNPO法人が奥出雲町内でもいろいろと設立されますよう、町としても必要な支援等を行ってまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひとも奥出雲町内でも多くのNPO法人が設立され、活発に地域おこし、また町づくりができることを願うものであります。


 その意味でも、やはり今回の改正で地域に必要なNPOを育てていくことも可能になったと思います。行政としての積極的な関与、また地域の人材育成、雇用対策につながるようなNPO支援策についてお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 町としてのNPO支援の方策ということでございますが、実は今年の4月の組織改正の中で、NPO等の任意の団体のさまざまな地域活動を支援するような人材も設けたいというふうなことも考えましたが、やはりこれも人を得なければならないということもあります。それから、NPOというのはまさに自主的、自立的な活動をみずからの意思によって行う皆さん方が組織されるものでございます。目的は非営利で公共の福祉のためにという大前提は、行政と共通するところもございます。私も県の担当部長時代、NPO活動を所管する立場にもありましたが、いずれにしましてもNPO活動の一番のネックは安定した活動財源の確保で皆さん苦労しておられます。


 ただ、町として毎年定例的に、あるいは継続的に財政支援をすればいいかと。そこのところについてもいろいろ議論があるところでございまして、どういう支援をすればお互いにとって一番いい関係が構築できるか、皆さんのいろんな御意見等もちょうだいしながら、さらに検討してまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) NPO法人については、昨年の6月議会でも質問させていただきました。あれから1年経過をしておりますけども、ぜひとも地域づくり、町づくりにやはり町として積極的な支援をお願いをしたいと思います。


 次に、学校教育関係についてお伺いをいたします。


 本年4月から新学習指導要領が改正になり、生きる力をはぐくむ教育が実施になりましたが、具体的にはどんな取り組みが行われるのかをお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 議員の御質問にお答えいたします。


 新学習指導要領は、一般的に言われているゆとりでもなく詰め込みでもなく、次代を担う子供たちにこれからの社会において必要となる課題解決的な能力、生きて働く力、いわゆる生きる力を身につけさせたいという思いで、基礎的な知識や技能の理解、習得とともに、思考力、判断力、表現力などを重視したものとなっております。


 生きる力の育成につきましては、学校だけでなく家庭や地域など社会全体ではぐくむことが大切であり、保護者や地域の皆様の協力がますます必要となってきていると認識しております。以上です。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 教育についてもやはり農業と一緒で、何かくるくる指針が変わるといいますか、かつてはゆとり教育をうたいながら、結局学力が低下したということでまた変わるという、そういう思いもしております。どうか詰め込み教育ではない、確かに生きていくための力を養う教育が行われることを願っております。


 昨年の東日本大震災で津波被害を免れた小学校が釜石の奇跡として語り継がれ、学校での防災教育の重要性が叫ばれております。また、小学校からのがん教育の実施も必要であると考えますが、学校教育の中での取り組みができないものかお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 御質問にお答えいたします。


 防災教育につきましては、東日本大震災等を踏まえ、自然災害等の危険に際してもみずからの命を守るため主体的に行動する態度、こういうものを育成することが大切となっております。


 また、被災者を支える支援者としての視点から、安全で安心な社会づくりに貢献する意識を高めるための内容が、具体的には小学校では特別活動の時間や体育、その体育の中でも保健というところが中心になろうかと思います。中学校では、特別活動の時間や保健体育の保健の授業に取り入れられております。


 また、がんに係る教育につきましては、がんの発生を防ぐには望ましい生活習慣を身につけることが必要であるという観点から、小学校では5、6年生の体育における保健、中学校では保健体育の授業等に取り入れられております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 16年前に起こりました阪神・淡路大震災では、震度7の大地震でわずか11秒で神戸の町も壊滅をいたしました。いつ起こるかわからない地震に対しても、やはり学校教育の中で災害教育の重要性が存在すると私は思いますので、小さいときからやっぱりそのことを知っていくということは一人一人の命を守っていくことにつながっていくと思いますので、ぜひとも取り組まれるようにお願いをしたいと思います。


 次に、全国で初めて島根県のすべての小・中学校の図書館に司書等を配置する事業が始まって、本年度で4年目に入りました。短期間で大きな成果を上げている島根県の取り組みをモデルとして、本年度から小・中学校に1校当たり105万円の財政措置がされますが、学校司書の待遇の現状と改善策についてお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 御質問にお答えいたします。


 本町では、県の子ども読書活動推進事業を活用して、学校司書、図書ボランティアを配置しております。学校司書には、1日5時間、1週5日、年間35週以上51週以内で勤務いただいております。図書ボランティアは、1日2時間、1週5日、年間35週以上40週以内で御勤務いただいております。


 賃金につきましては、司書1時間当たり800円、図書ボランティア1時間当たり1,000円を支給しており、いずれも県補助金の交付基準を上回る額としておりますが、県の交付基準の引き上げにつきましては、今後また県の方に要望してまいりたいというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 今度の財政措置によりまして、町の持ち出しはゼロになるというふうに思いますけれども、実際に5時間の勤務ですぐに終わるわけではなく、現場の声はやはり2時間3時間オーバーしたりすることもあるようでございます。そうした意味でも、本当に大きな成果となってあらわれているこの学校司書を少しでも待遇の改善をしてあげていただきたい、このようにも思います。


 また、時間給が2時間の方が1,000円で5時間が800円というこの格差についても、時間給としては適正かどうかやはり考えていただきたい、このように思いますが、もう一度答弁をお願いします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 御質問にお答えいたします。


 待遇の改善については、いろんな観点からまた検討していきたいというふうに思います。


 ただ、図書ボランティア等の勤務につきましては、受けていただく方の御都合等もありますので、一足飛びにというわけにはいかないと思いますので、お引き受けいただく方の御希望とか、そういうものも踏まえて検討していきたいというふうに思います。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 少しでも成果のあるものには、きちっとそのような処遇をしていくということも大事であろうと思いますし、実際に町からの持ち出し仮にゼロであればなおのこと、そういう待遇改善もあってもよいのではないかというふうに思います。


 次に、平成24年度からの5カ年計画で学校図書館の図書整備が1,000億円、1年に200億円、また学校図書館の新聞配備が75億円予定されていますが、各学校の図書整備と利用状況、新聞配備の現状についてお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 学校図書室の整備についてお答えいたします。


 本年度、小学校では1学級当たり3万8,000円、中学校は7万7,000円を予算措置し、毎年度継続的に整備しております。


 平成23年度の蔵書数は、文科省の定める図書標準に対し小学校で97.5%、中学校で93.5%となっております。


 図書の貸出数につきましては、平成22年度が総貸出数6万7,514冊で、児童生徒1人当たりに換算しますと一人が約59冊借りているということになります。平成23年度が総貸出数6万8,974冊で、児童生徒1人当たりにしますと約64冊となっております。


 また、日刊新聞を配置している学校についての御質問ですが、2校中学校ございますけれども、中学校1校のみ配置してございます。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) 新聞配備についてもせっかく予算措置がされておるわけでありますので、きちっとまた新聞が教材にも使うことがやはり今度の改正でもなされておるわけですから、ひとつきちっと配備をしていただいて、また生徒さんが使えるように、また司書の方もそういう学習の手助けになるような方法を考えていただきたいと思います。


 また、本についてもかなり古いものがやはり残されていたり、その更新についても学校によって差があるという、いろいろな面でやはりちょっと体制といいますか、図書整備をきちっとやってもらいたいというふうに思いますけれど、この点どうでしょうか。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) まず、日刊新聞の配置につきましては、学校のお考え等もあると思いますので、その辺をきちんと把握しながら必要となれば配置していきたいというふうに思います。


 それから、図書の更新のことについてですけれども、先ほども話がありましたように学校司書あるいは図書ボランティアというものを配置しておりまして、この観点から逐次更新できる体制になっておりますので、ほとんど利用されない蔵書等あれば逐次更新するように体制は整っておりますので、促進していきたいというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) やはり現場は、予算措置がされないと図書の更新もできないという現状がございます。きちっとそれなりの予算措置をされて、そういう新聞配備にしてもやっていただきたい。そのことがやっぱり学力の向上にもつながっていく。また、すぐ新聞等の教材活用もできるということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。


 全国的に通学途中の悲惨な交通事故が多発しておりますが、通学路の安全点検の実施や事故防止対策の現状についてお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 通学路の安全点検の実施についてのお問い合わせですが、各学校とも年度当初や学期初め、教職員による通学路の点検とか家庭へのアンケート調査等を行い危険箇所の把握をするとともに、道路安全施設の整備につきましてはPTA等と連携し、県並びに町への要望がなされております。


 また、日常においては地区の交通指導員、教職員やPTAの協力等により、登下校の際に個別具体的な安全指導が行われております。


○議長(福本 修君) 内田君。


○議員(2番 内田 勇君) やはり交通事故防止の上からも、これは危険ではないかという通学道路については速やかな改良等必要ではないかというふうにも思います。


 いろいろな意味で、パトロール隊あるいは見守り隊、またお迎え隊等、ほかの自治体ではいろいろ三者一体になって取り組んでいる自治体もあるようでございますけれども、事故防止についてのやはり総点検をきちっとやることが必要でないかというふうに思います。


 次に、AED(自動体外式除細動器)の普及とともに救命率も向上しているようですが、1分ごとに救命率は7%下がり、5分で50%まで下がる。いかに早く適切にAEDを使って応急処置できるかどうかにかかっております。使用すれば生存率は4.5倍にもなるAEDの設置場所と台数について、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 石原総務課長。


○総務課長(石原 敬士君) 先ほど御質問いただきましたAEDの設置状況についてでございます。


 町が施設管理しております役場両庁舎、また各地区公民館、それから小・中学校、奥出雲病院に設置しております。その台数は、現在28台というふうになっております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 町内で約28台の設置があるようでございますけれども、先ほど申し上げましたようにやはりいかに早くこの応急処置ができるかということにかかっているわけであります。


 あと、企業等にたくさんの従業員いらっしゃるところとかいろいろなところ、また駐在所あたりは設置はどんなものか。ある程度また思いますけれども、よろしくお願いします。


○議長(福本 修君) 石原総務課長。


○総務課長(石原 敬士君) 現在、町の施設に関して把握をしておりますけれども、各会社等、そして施設については、最近こうしたAEDの設置ということで非常に機運が高まっております。ということで、全部は把握をしておりませんけども、そうした設置が進んでいるということだけは承知をしておるところでございます。


 今後、またそうした台数も全体的に把握をしたいなというように考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) ぜひとも町内でどこにAEDがあるかということがやはり町民の皆さんが日ごろわかってて、すぐに対応できるような対策もお願いしたいと思います。


 また、AED使用方法についての講習会の実施状況等、どのように行われているのかお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 総務課長。


○総務課長(石原 敬士君) 使用方法並びに講習会の実施状況でございますけど、役場の中では昨年9月に職員避難訓練にあわせまして職員を対象にAEDの講習会を実施しております。この講習会は、奥出雲消防署の救急隊員を講師に招きまして、救急蘇生法またAEDの使用方法など、基礎的な知識の習得に取り組んでおるところでございます。


 ああして呼びかけとしては消防署の方もAEDの使用についてという呼びかけも行っていただいておりますので、町民の皆さん積極的にまた参加をいただけばというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) AEDの使用方法については、できる限り多くの人が知ってることが重要ではないかというふうに思いますけれども、AEDの使用方法や心肺蘇生法、また異物除去法などを学んだ応急手当て普及員が身近におられると心強いと思いますが、人員等、またその増員対策等をお伺いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 石原総務課長。


○総務課長(石原 敬士君) 応急手当て普及員の人数と増加対策ということでございます。


 現在、町内に応急手当て普及員の有資格者の方はおいででございません。全国的に普及員の養成が進んでない状況でございますが、本町においても今後救急手当ての普及にかんがみまして、有資格の確保に向けて取り組んでいきたいなというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 応急手当て普及員は町内にはいらっしゃらないということでございますけれども、このAEDの使用という、若い人も突然死される傾向が強くなっておりますので、決して高齢者だけには当てはまらないとも思いますけども、これから暑くなる、また水の事故等、また体育スポーツ等、いろいろな場面でそういうことが起こり得ると思いますので、ひとついろいろな面でそういう対策をお願いしたいと思います。


 命を救う意識を向上させる上で、学校での使用方法を学ぶことは大切であり、扱い方を知っているのと知らないのでは大きな違いがあるように思いますが、その設置状況と使用教育について、学校の関係をお伺いをしたいと思います。


○議長(福本 修君) 石原総務課長。


○総務課長(石原 敬士君) 学校での使用方法と教育ということでございますけど、私の方、総務課の方で把握しているところをお話をさせていただきたいと思います。


 町内の小・中学校では各校1台配置をしておりまして、大半が目につきやすい玄関などに配置してございます。


 中学校では、保健体育の授業において応急手当ての実習の中でAEDの学習が行われております。それから小学校では、PTAの研修会等のところで大半の学校で救急法の講習会が行われております。


 それから、保護者や教職員の皆さん、AEDの使用方法を学んでおりますが、一部の学校では中高学年の児童も一緒に学んでおるというふうに聞いております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(2番 内田 勇君) 中学校の1カ所だけのどうも配置ということでございますけれども、できる限りの学校で配置できればというふうにも思っております。


 以上で私の質問を終わります。大変ありがとうございました。


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○議長(福本 修君) ここで10分間休憩をいたします。再開は10時50分からといたします。


           午前10時41分休憩


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           午前10時51分再開


○議長(福本 修君) おそろいのようですので、再開をいたします。


 1番、塔村俊介君。


○議員(1番 塔村 俊介君) 塔村俊介でございます。


 一般質問の機会をいただきましたので、今回は三井野原へのヤマタノオロチモニュメントの設置計画について、そして第三セクター等の経営指針についての2点を質問させていただこうと思います。


 皆様のお手元にも資料として配らせていただいておりますが、先般4月6日に山陰中央新報においてループ橋にオロチ像、彫刻家、澄川氏制作へということが報道されました。報道によりますと、奥出雲のおろちループに出雲神話のヤマタノオロチをモチーフにしたモニュメントを2013年春までに設置する。彫刻家で東京スカイツリーのデザインを監修された澄川喜一さんが制作。オロチに加え、スサノオ尊に退治される際に尾から出たとされる剣も造形、大きさはグラントワと同規模という。総事業費は約1億円で、合併特例債を充てるというふうに記事になっております。


 グラントワに設置されているのは、このような大きいですけどかわいらしい、高さ約4メートルの大きな像でございますが、現状ですと、この新聞報道にありますとおり1億円のモニュメントだということであったり、三井野原にあるぞ、大きなものが建つぞということだけが突出して議論されているような気がしております。私は、このままではきちんとした議論ができないと思いますので、町長にこの計画の真意を聞くとともに、町民の皆様と一緒に考えていく機会としたいと思っております。


 さて、まず初めにこの三井野原へのヤマタノオロチモニュメントの設置計画の概要と目的について、町長にお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) ヤマタノオロチのモニュメントの設置でございますが、我が奥出雲町はヤマタノオロチ退治神話のまさに本場でございます。古事記1300年の年に、ぜひ東南の町といいますよりも、県の東南の玄関口でもあります国道314号線のおろちループにヤマタノオロチのモニュメントをという思いは、以前から思っておりました。しかし、県の玄関口でもありますし国道沿いでもあるということで、当初は県の方で設置をしていただきたいというお願いをしてまいりました。


 澄川先生の大型モニュメントは、県内に4つあります。東から言いますと、松江の県立美術館、それから浜田の県立大学、それからグラントワの前庭、もう一つ、益田の石見空港にもあります。いずれも県が設置しておりまして、今までこれは宝くじの助成金ですべてやってまいりました。ところが、民主党政権になりまして事業の見直しがありまして、宝くじの助成金の制度がなくなりました。県の方では、これの設置についての財源がないということから、それではかわって町の方で合併特例債を活用して何とかしましょうということで、すべて知事さんを初め県の関係部長、関係課長にもいろいろ相談しながら計画をしてきたところでございます。


 ヤマタノオロチ神話については、雲南市を初めいろんなところでいろいろ伝説化についての取り組みがされておりますが、まさにこの奥出雲町はスサノオのオロチ退治の本場の舞台であります。そういうことから、1300年を契機に、県の玄関口になる国道314号のおろちループに県外からの観光客をお迎えするヤマタノオロチの像を設置したいと。


 澄川先生は、御案内のように元東京芸大の学長もされまして、東京スカイツリーのデザイン監修もされた日本の彫刻の第一人者であります。東京スカイツリーとの関連性等も持たせれば話題性も十分にありますし、何よりもおろちループの入り口にある道の駅とか、それから鉄の彫刻美術館の入り込み人口を増やすためにも、設置するのにふさわしい場所であるということから計画したところでございます。


 なお、合併特例債は御案内のように交付税措置は70%しかありません。3割は町の身銭を切るという部分になるわけですが、これについても現在町だけでやるんでなくて、県の方でも最低半分は持ってほしい。おこがましくも一町がやるような話ではないということを承知の上で、県の方にもそうした財政支援のお願いもしているところでございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 先ほど町長から、財源については合併特例債、そして残り部分の実質負担額については県との折半もしたいという話もいただきましたが、まだこれから詰める部分もあると思いますが、具体的なこの予算の内訳、澄川先生のデザイン料あるいは工事設置費等があると思いますが、そしてその財源、そして町の実質負担額。県の負担も含めて、県もまだ決まってないところもあると思いますが、その辺のところをお聞きしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 新聞報道では約1億円ということも書いていただいておりますが、実は澄川先生、東京スカイツリーのオープンを控えて大変多忙でいらっしゃいまして、できましたら5月中には見積書を出していただいて、この6月議会には契約の議決もいただこうというつもりでおりましたが、多忙でまだ見積もりもいただいておりません。大変重量もあるものでございますので、地盤の基礎調査等もやっといてほしいというふうな話も出ております。


 経費の中身、デザイン料とか材料費でありますとかあるいは加工費用等、どういうことになるかはこれから、まだ見積もりをいただいておりませんので具体的な契約もしておりませんが、いずれにしても契約をするということになれば議会の議決もいただく必要がありますので、その段階で詳細な御説明は申し上げたいと思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 予算の内訳についてはまだこれから詰めるということでございましたが、恐らく仮に1億円ということになれば事業費が1億円、そして財源が合併特例債ということになりますと、その実質額は3,000万円。そのうちの折半といいますと、1,500万円は町で持つことになるだろうというのが基本的なお考えであるというふうに認識しております。


 続きまして、先ほど町長からかねてから考えていたという御発言もありましたが、このモニュメント設置計画はだれの発案によるものでしょうか。町長による発案によるものでしょうか、あるいは地元からの要望によるものでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) だれの発案かということでございますが、議員も御案内のように、澄川先生は平成22年の5月に行いました合併5周年の記念式典で講演をいただいております。藤岡大拙先生との言ってみればトーク形式による講演だったわけですが、その中でも両先生とも奥出雲は神話を生かした地域活性化に取り組むべきだというふうな話も出たところでございます。その当時、既に澄川先生にはおろちループの方を初め町内いろんなところを御案内させていただく時間もありました。そういう経緯も踏まえまして、町の活性化についてはだれもが願うことであると思っておりますし、町政を預かる責任者として、町の活性化の取り組みの施策の一つとして、庁内でもいろんな議論をしながら計画したところでございます。


 なお、地元からの要望ではございません。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 私の考えについては後ほどまとめて述べさせていただきたいと思いますが、先ほどの答弁にも関係すると思いますが、これまで奥出雲町では、モニュメント類あるいはデザイン関係については伊藤隆道先生にずっとお願いしてきた経緯があると思います。今回、モニュメントの制作について澄川先生に頼まれるというのはどのような基準で、あるいはどのような考えで決められたのかをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) なぜ澄川先生かということでございますが、実は私も澄川先生とは20年来のおつき合いをいただいておりますし、先ほども言いましたように合併5周年の記念式典にも来ていただいておる。しかも日本の彫刻界を代表する第一人者でもある。これほどふさわしい先生はいないだろうと。


 伊藤隆道先生のヤマタノオロチは、たたらと刀剣館に既に設置してあります。伊藤先生のオロチは既に町内にいらっしゃるわけでございまして、このたびのモニュメントは伊藤先生にまた再びお願いするよりも、今、最も知名度も話題性もある澄川先生にお願いした方が一番よろしかろうと。澄川先生は島根県の御出身でもございます。そういうことから、澄川先生にお願いした次第でございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) いろいろな御縁の中で、澄川先生に決められたということであるというふうに思います。


 続きまして、なぜこのオロチ、御影石によるものをつくりたいというふうに新聞報道出ておりますが、なぜ御影石でつくられるのでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 澄川先生の大型モニュメントは、ほとんどが御影石でございます。瀬戸内海の徳山市の沖にある黒髪島というところから一番いい御影石が出る。先生の作品はほとんど黒髪島の御影石ということで、まだ具体の見積もりとか御提案を最終的にいただいておりませんので、本当に御影石になるかどうかはこの場ではっきりと断定はできないと思っていますが、普通に考えれば澄川先生の大型作品は御影石になるだろうと。そういうことから、新聞報道も御影石というふうなことで報道されたんではないかと思っているところでございます。


○議長(福本 修君) 塔村君。


○議員(1番 塔村 俊介君) 続いてですが、先ほど三井野原は県の玄関口であるという御説明もありましたが、ほかにも奥出雲町内、県の玄関口は大きく3カ所程度あるというふうに思っておりますが、なぜ三井野原にモニュメントをまず設置するのかというお考えについてお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 町長。


○町長(井上 勝博君) 町内に入る国道は、広島県境でいいますと三井野原のほかにも432号の王貫峠もございます。両方の峠を比較考量した場合、314号の三井野原には旧建設省が直轄事業で大変な難工事を行ってくださいました二重ループのおろちループもございます。国内最大規模の二重ループで、しかもネーミングもおろちループというふうにつけられております。そういうことから、このたびのヤマタノオロチのモニュメントは町内では一番ふさわしい場所としてはやはり三井野原のおろちループのところであろうということから、計画をしたところでございます。


○議長(福本 修君) 塔村君。


○議員(1番 塔村 俊介君) 先ほどの町長の答弁の中にも、このモニュメントを設置することで、いろいろな経済効果も含めて効果があるというふうなお話をされたというふうに思っております。これまでも奥出雲町、あるいは旧仁多町、横田町でさまざまなモニュメント、そして合併以来も新たにモニュメント等々デザイン関係を設置したものが多いというふうに思っておりますが、これまでの町内のモニュメントに対する評価はどのようになさっているのかお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) これまでの町内のモニュメントに対する評価はということでございますが、前町長時代から奥出雲町の歴史や文化、あるいは自然景観等の地域資源を形で表現し象徴するようなものをということでやってきているところでございますが、全体として大変すぐれた作品群が町内のいろんなところに設置されておりまして、私は町のイメージアップにつながっているもの、そういうふうに認識しております。


○議長(福本 修君) 塔村君。


○議員(1番 塔村 俊介君) これまで町長にいろいろな答弁をいただきましたが、これまでの町長の答弁に対する私の考えを少し述べさせていただきたいというふうに思います。


 まず、作者はどのような基準で選んだのかという質問をした理由でございますが、私は澄川先生自体を否定するものでもございませんし、御縁があってデザインを受けていただけるということであれば、大変すばらしいことであるというふうに思っております。お話しされたように、スカイツリーは予想以上の集客数を集め、日本を代表する建築物となっておりますし、地元も含めて経済効果は多大なものであるというふうに認識をしております。


 それと関連いたしますが、それについてのなぜ御影石によるものかというところとこの作者の質問は関連してくるのでございますが、やはりオロチであれば、先ほどグラントワの絵も見ていただきましたが、オロチが石でつくられているというのは、やはり物語の歴史からしても御影石でつくられているというのは少し違和感があるというふうに私は思っております。できれば、この剣も飾られるということでございますが、鉄に近い素材のものがこの奥出雲の景観にはよりマッチするんではないかなというふうに思っております。であれば、伊藤隆道先生はそうでございましたが、できれば鉄の彫刻家に頼んでいただき、その上で作者を選んでいただけたらという選択もあったのではないかなというふうに思っております。


 そして、続きましてなぜ三井野原に設置するのかということを質問した理由でございますが、先ほど県南の玄関口として314号線の三井野原、432号線の王貫峠があるというふうに町長は御答弁いただきましたが、私は本当のオロチのモニュメントがふさわしいのは、鳥上、竹?の鳥取県境の船通山のふもとであるというふうに思っております。オロチの神話が斐伊川にまつわる神話である以上は、一番ふさわしい地は斐伊川沿いの船通山のふもとの県境の玄関。


 そして三井野原にはおろちループがあるというふうにおっしゃいましたが、おろちループの場合はあくまでも道路の計画が先にあって、その地の名前を募集した際におろちループを後づけでつけたという経緯があったというふうに思っております。三井野原に関しましては、そういうおろちループがあるということでは縁があるかもしれませんが、この近年の縁でございまして、根本的にストーリー性がないことだというふうに私は考えております。


 そして、これまでの町内のモニュメントに対する評価はということで、さまざまな効果があったというふうに町長は御答弁いただきましたが、奥出雲町では先日、景観計画も立てられました。その景観計画の際には、町民の皆さんにどの景観、どの風景が奥出雲町にとっていいのか、あるいは好きかというアンケートもカルチャープラザ仁多のギャラリーの方でシールを貼るという形式で行われました。町長も貼られて、あるいはごらんになったかもしれませんが、それを見る限り、町民の皆さんに対するモニュメントあるいは人工の建築物に対する評価はほとんどない、ほとんどシールを貼っていないという現状がありました。それよりも、人工でつくるものよりも、自然の景観であったり風景であったりというのが奥出雲の景観はすばらしいという町民の皆さんの評価があったというふうに思います。


 そして、人工景観がすべていけないというふうには思いませんが、これまで合併以来つくられてきました県境の3,000万円を超える奥出雲の表示板のモニュメントであるというのは、完成される前はそれを目当てに写真を撮ったり、あるいはそれは目がけて来るというような話もありましたが、実際はなかなかそういう状況にはなっていないという現状もあるというふうに思います。


 一方で、先ほど町長の答弁の中にもありましたが、たたらと刀剣館にあります伊藤隆道先生のヤマタノオロチの鉄のモニュメントは、つくば科学博で日本館の前に展示されたというストーリーもありまして、あれはあれで奥出雲町にとって一番ふさわしいモニュメントではなかったかというような評価を私自身はしております。


 これから澄川先生といろんな計画を進めていくという話もございましたが、これまで余りにも議論がなく、情報公開がされてなかったというふうに思います。この計画を町長自身が町民の皆さんに聞かれて、どのような反応をされたのか。あるいはそれを踏まえて、町民や1億円をかけてモニュメントが必要と感じているのか、思っているのか、町長自身の考えをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 町民の皆さんに対する情報の発信といいますか、提供ということにつきましては、このたびの議会で塔村議員からまさにいろいろ御質問いただきまして、私も説明をさせていただく機会を得ましたわけでございまして、御質問いただいたことについては大変ありがたく思っております。情報テレビ等で、またこのたびの議会の様子も町民の皆さんもお聞きになると思いますので、理解も深まるんではないかとも思っております。


 これまで奥出雲町、いろんなモニュメントが設置されております。多くは伊藤隆道先生の彫刻でございますが、おろちループの入り口の鉄の彫刻美術館は下田治先生の彫刻でございます。いろんな彫刻家の先生のモニュメントが町内のそれぞれふさわしい場所に設置されるということは、自然景観と相まって、奥出雲の景観をさらにグレードアップすることにつながっていくものだと思っております。世界じゅういろんなところを見ましても、これらの彫刻とかモニュメントは何十年、何百年にわたってその地域に残っていくものでございます。特に歴史の古いヨーロッパでは、各地に古代からのいろんなモニュメントが今も残されております。神話とたたらのふるさと我が奥出雲も、そういうふうな地域に負けない文化的な景観も創出していく必要があろうと思っておりまして、澄川先生のオロチモニュメントだけでなく、さくらおろち湖の入り口の案内サインは、これは伊藤隆道先生のヤマタノオロチのモニュメントが案内サインとして設置されております。議員がふさわしいとおっしゃいます船通山の入り口、県道印賀奥出雲線の万丈峠の方についても、また違う方法でもって案内サインも計画をしたいと思っておりまして、県道が2車線全面改良される予定の26年度を目指しまして、船通山の入り口への案内等、これは伊藤隆道先生にもお願いしながら計画をしてまいりたいとも考えております。


○議長(福本 修君) 塔村君。


○議員(1番 塔村 俊介君) ほかにもモニュメントの設置計画があるようでございますが、やはりもう一度ここで考えていただきたいのは、何のためにモニュメントを設置するのかということでございます。これを見に来る方がおられる、あるいはこれまでに設置した奥出雲町のモニュメントを見に来られた方がおられるかもしれません。しかし、これができたからといって、本当にこのモニュメントを見るために人が来るのか。奥出雲町に来られた方がついでに見られることは多々あると思いますが、これをできたから行ってみようという方がどれほどおるのかということをきちんと検証していただきたいというのが1点目でございます。


 もしその観点で考えますと、本当にモニュメントで人を呼びたいのであれば、私自身は先日完成いたしましたさくらおろち湖がございますが、さくらおろち湖の縁に雲南市と共同になるかもしれませんが、例えばすごくオロチの口から水が出るような、本当に見に行きたいようなモニュメントをつくるというような方法もあるというふうに思っております。何のために建てるのかということを、いま一度町民の皆さんに説明していただきたいというふうに思っております。


 そして、ちょっと私自身言うべきか言わまいべきか迷いましたが、これは私自身だけではなく議会に対することだと思いますので言わせていただきます。


 町長は、先日の尾原ダムの祝賀会の席で、この一般質問に対し、もう決まったことをほじくり返すな、君が恥をかくことになるよというふうに御発言なさいました。私の周りにも議員さんがいっぱいいらっしゃったので聞かれた方も多いと思いますが、これは確かに私たち議会は3月の一般会計予算において一般予算の可決をいたしました。その中で予算委員会でも議論されておりましたのは、そして出ておりますのは、1億円を超えるサイン事業整備計画について私たちはオーケーを出したというふうに思っております。そのときに交わされたやりとりにおいても、まだまだ詳細が決まってない状況であるので、これから議論をして進めていく、あるいは議会に対して説明していくという答弁も課長からいただいております。


 そして、決まってる決まってないの話で言いますと、奥出雲町の条例には5,000万円以上の工事、また製造の請負、あるいはこれを澄川先生の彫刻とみなして動産とみなすならば、700万円以上の動産については奥出雲町の議会の議決に付すべきことであるという条例が明確にうたってございます。という意味では、まだまだ決まってないことであると思いますし、議論をまだまだ深めていかなければならないことだというふうに思っております。


 前回も申し上げましたが、このように新聞報道していただくのは大変結構でございますが、私たち自身もまだ決まってないことをこのように報道されますと、町民の皆さんにどう答えていいかということがあります。そして、町民の皆さんももう決まったものだというふうに思われると思います。これから町民の皆様と議論を深めていただきたいというふうに思います。


 そして、財源のことがありました。約1億円の費用がかかるだろうと。合併特例債で7割国が補てんしてくれる、あと1,500万円ずつを県、町で分けられるというのはごもっともなこと。1億円の事業が1,500万円の町の負担だけでできるというのはごもっともなことでございますが、そもそももう町民は国のお金であろうが県のお金であろうが町のお金であろうが、全く同じ財布であるというふうに感じていると思っております。だからこそこのような状態だから、消費税も上げなきゃいけない、国の財政の危機もある。このような状態の中で、一緒なお金であるというふうに考えていると思います。もし1億円を町民で分けるんであれば、1人当たり約7,000円の負担をお願いしなきゃいけません。そして町の実質負担分、まだ決まってないと思いますが、県の補助金が入ったとしても1人当たり2,000円、3,000円という負担を生のお金でお願いしなきゃいけないという事業でございます。


 このモニュメントだけではなく、例えば稲田神社の遷宮等々の事業で1億円お金を集めるということでは、一人一人お金を集めて大変な時間と労力がかかっているというふうに思います。1億円をぽんと簡単に出せるという状況ではない。そして、納得してもらうにはさまざまな議論が必要だというふうに私自身は思っております。議会が決めたから、行政、執行部が決めたからこの事業があるというのではなくて、これからもまだまだこのことについては議論を深めたいというふうに思います。以上で1件目の質問を終わります。


 続きまして、第三セクター等の経営指針について質問をさせていただきます。


 リーマンショック以降の経済情勢の変化であったり、あるいは町長が交代されたことによる第三セクタートップの交代、あるいは指定管理者の交代等々によって、第三セクターの経営もさまざまな変換期に至っております。


 まず第1点目に、先日指定管理者の交代もありましたが、株式会社道の駅おろちループの累積債務約2,000万円について、今後どのように処理するのか、解散はしないのかということをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 道の駅おろちループの累積債務についてのお尋ねでございますが、現在累積債務は2,000万円確かにございますが、資本金の範囲内で現在は資金ショートまではしてない状況でございますが、御案内のように冬期間ほとんど集客ができないというふうな大変厳しい環境もございます。将来的には、奥出雲振興へ吸収するというふうな方法もあるかもわかりません。まだ資本金の範囲内ですので、会社を閉じてしまうという選択肢もあろうと思いますが、いずれにしてもせっかく旧横田町時代に皆さんの大きな期待を集めて設置された施設でございます。いろんな方法を考えながら、何とかしてこれも地域の活力を維持するために守っていく方法を考えてまいりたいと思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) これからも守っていきたいというふうに御答弁いただきましたが、もろもろの資産であったり現金等々処理しても、やはり2,000万ぐらいの損失、資本金3,000万円に対して残りは1,000万ぐらいしか残ってないという状況にあると思いますが、企画財政課長にお聞きいたしますが、まだ解散はないということでございましたが、現状で解散した場合の累積債務2,000万円、資本金3,000万円の扱いはどのように町の会計では処理されますでしょうか。


○議長(福本 修君) 藤原企画財政課長。


○企画財政課長(藤原 努君) ただいまの塔村議員さんの御質問で、累積債務2,000万を万が一の場合にどう処理するかという御質問だったと思います。


 一般論としての話になろうと思います。まだ存続をしておりますし、町の方針としては存続させるという考えですので、仮定の話にお答えするのはちょっとどうかとは思いますが、一般論として考えるならばその会社が損失をかぶる。株主の責任というものもございましょうし、また出資者であるその町の責任ということにおいては、町でその費用について負担をするということも今後の中で考えていくべきことだと思います。いずれにしても仮定の話でございますので、ここでの答弁はいかんともちょっとお答えしにくい面はございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 仮定の話にお答えいただき、ありがとうございました。


 もちろん現状では続いておりますので、実質的に町の財政に出てくることはないと思いますが、実質的にはもうこのお金はなかなか取り戻せないという現状がありますので、私自身は奥出雲振興に合併するという案も町長から御提案いただきましたが、ただ、そうする奥出雲振興は何のための借金を背負ったのかというのが今後、後々の責任があいまいになってくると思いますので、奥出雲町の皆さんには一人1,500円ずつ負担していただくことになりますが、きちんと町のお金でもって一たんきれいに清算されることを望んでおくということをつけ加えておきます。


 そして、もう一つお願いでございますが、今後指定管理者の交代等々が起こってくると思いますが、今回の道の駅おろちループ、あるいは鉄の彫刻美術館の3月末での交代によって、約2カ月余り、3カ月ぐらいの休業期間が置かれました。指定管理者の交代ということではいたし方ないことであると思いますが、この3月以降の4、5、6といいますとゴールデンウイークも挟む奥出雲町も大変な書き入れどきでありますし、たくさんのお客様がいらっしゃるときであります。そのようなときに休業するのはできるだけ避けていただきたいという思いがございますので、もし今後同じようなことがあれば、4月1日から引き続き営業できるようなスムーズな指定管理者のお願いをしたいというふうに思います。


 続きまして、農業公社の質問に移ります。


 農業公社の5,000万円の繰越損失、そして2億円の借入金、そしてどちらの事業もなっておりますが経常損失体質はどのように改善していくのか、お考えをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 奥出雲町の農業公社の経営改善についての御質問でございました。


 農業公社は、平成元年度に地域農業の振興支援の補完的な役割を果たすことを目的といたしまして、旧横田町、JA、各種生産者団体からの支援を受けながら社団法人として設立されたものでございます。特に国営開発農地の利用促進、農業基盤の整備拡充、また直営の和牛畜産経営など、さまざまな農業振興対策について、町とともに広域的な農業振興体制を構築するということで、地域農業者の経済的、社会的地位の向上を目指して事業が展開されてまいっております。


 また、その間、旧横田町のピオニの累積債務もこの農業公社が引き継いでおりまして、今それの解消には毎年町から800万弱出しておりまして、解消に努めているところでございますが、いずれにしても民間企業ベースでは採算がとりにくいようないろんな農業分野での事業支援、あるいは事業展開を行っております。議員御指摘のように、毎年累積債務が増えるような状況が現実としてあるわけでございますが、いろんな経営努力もそれなりに一生懸命やっていただいてはおりますが、もともと利益が出るような性格の法人ではありません。どの程度町の方で負担していくのがいいのかということについては、いろいろ御議論もあろうとは思いますが、実際問題として奥出雲町の農業振興には一定の役割をきちんと果たしているものと認識しておりまして、経営努力は今後もしていく必要はございますが、もともとそういうふうな性格の公社であるということも町民の皆さんには御理解をいただきたいと思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 農業公社につきましては、町長おっしゃるようにもともと利益が出るような会社ではないというふうに私も思っておりますが、農業公社の赤字についてはさまざまな要因が絡まっておりますが、きちんと整理する必要があるというふうに思っております。


 まず、一つは繁殖牛の育成事業については、これまで牛も高い時期もありましたので過去に利益が出ていたということもあって内部利益をためておりましたが、平成22年度の赤字によってその留保部分も繁殖牛部門の繰り越しも黒字から赤字へと転落したということがありますので、そこについてどのような抜本対策を打っていくのか。


 あるいは利益が出る必要はありませんが、赤字を出していいという事業ではありませんので、単年度単年度できちんと処理できるような方法を考えていただきたいというのが一つでございます。


 そしてもう一つ、公益部門がありまして、そちらの方も毎年700万ぐらいの赤字が出ている。そして、短期借入金の2億円のほとんどはそちらの部門で背負っているという現状がございます。公益部門でございますので、これからまた一気に黒字が出るということはないというふうに思います。これまでのピオニも含めた不動産関係に関する赤字、あるいは借入金がほとんどであるというふうに認識しておりますので、これに関しましても抜本的な解決をお願いしたいというふうに思います。確かに今のままでは影響はございませんが、隠れ借金とまでは言いませんが、実質的な町の負担になるというのは明らかでございますので、できるだけわかりやすい公社の運営を行っていただければというふうに思っております。


 続きまして、借金や赤字の話ばっかりして申しわけございませんが、奥出雲椎茸の借入金についてお聞きいたします。


 奥出雲椎茸では、売上高10億円超に対して、平成22年度の決算でございますが短期の借入金が3.4億円、長期の借入金が2億円、合わせて5億円強の借入金がございます。この借入金については、現状維持のままでいくのかどうかということをお考えをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 奥出雲椎茸の借入金についてのお尋ねでございますが、議会の方で債務保証をいただいておりますのは5億4,000万。今、限度いっぱいを借りております。その中で、昨年の秋から長期の借入金についてはやはり元本を計画的に返していく必要があろうということで、経営状況は依然として厳しい中ではございますが、これまでに昨年のたしか12月から今年の3月、2回、元本も含めて償還をしておりまして、その額が手元に資料がございませんが、ざっと2億円から1,500万ぐらいは借入金が減っている、今こういう状況でございます。返済の期日は年4回、3月、6月、9月、12月に返済を予定しておりますが、本当に苦しい状況でございまして、利子だけで勘弁願わなきゃいけないというふうな場合もあろうかと思いますが、可能な限りきちんと返済をしてまいりたいというふうに思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) この借入金については、昔にも御答弁いただいたことがあると思いますが、奥出雲椎茸の施設、固定資産が約4億円ぐらいありますが、それについて町の方で持つのか、奥出雲椎茸の方で持つのかという中での借入金が大部分であるというふうに思っております。


 一つは、少しずつ返していただくということもあると思いますが、買い取りが難しければ、年間1,000万ぐらいの利子を払っておりますので、出資金を増やす等々で抜本的な解決をしていただくというような手もあるかもしれませんが、また長い長期計画の中で考えていただければと思います。


 1つちょっと疑問なことがございまして、奥出雲椎茸固定資産が4億円ぐらいあるんですが、なぜか減価償却費の項目がないんですね、決算の中で。それについて、御存じであればお聞かせいただきます。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 奥出雲椎茸は現在も町の施設でございまして、奥出雲椎茸全体の中では、榾木センターの部分だけが言ってみれば公有から民間化されたものでございます。2億4,000万で評価がその当時そのようでございまして、それについて奥出雲椎茸の方から町の方に当時2億4,000万の寄附を入れているという経緯がございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) わかったようなわからないところがありますが、奥出雲椎茸の貸借対照表によりますと、有形固定資産のところに2億2,000万、建築附属設備で4,700万円、構築物で2,400万円、機械装置で1億円等々で4億2,000万、奥出雲椎茸の財産として上がっているわけですね。本来であれば減価償却がその中でなされていって、その部分が毎年3,000万から4,000万ぐらいになると思いますが、その中でその部分が減ることによって借入金も減っていくということが自然の姿と思うんですが、なぜ奥出雲椎茸の損益計算書に減価償却費が計上されていないのかということについて、もう一度お聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 民間企業でありますと、当然減価償却をしていかなきゃいけない。それは内部留保で積み立てなきゃいけない性格のものですが、公の施設といいますか、国立大学法人も含めまして、今日の第三セクターの財産はすべて先ほど言いました奥出雲椎茸のオガコセンターを除いては町のものでございます。町のものでありますので、いわゆる施設の更新等については町の方で面倒見ていく。


 それから、減価償却を計上したいと思っても、計上できる余裕がないというふうなことも理由の一つだろうと思っております。例えば例で言いますと、国立大学法人も減価償却費はきちんと計算だけはするようになっておりますが、経営全体の中ではそれは除いて貸借対照表等がつくられております。といいますのは、国立大学法人の経営といえども設置者は国であるから、設備の更新とか建物の建てかえはすべて国が責任を持つ、そういうふうな経理上の整理がされておりまして、奥出雲椎茸を初めとする町の三セクの施設についてもそのように理解をいただきたいと思っております。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) 現状は承知いたしました。


 ただ、民間会社でございますので、できるだけこの処理にも当たっていただきたい。そして雲太1号も開発されましたので、今後の業績の転換によって黒字が出てきた際にはぜひ解消して、普通の民間企業のあり方に戻っていただきたいなというお願いを申し上げます。


 最後に、奥出雲振興について質問させていただきます。


 まだまだちょっと年度がかわってすぐで出ていないかもしれませんが、平成23年度の決算状況及び玉峰山荘の平成23年度の宿泊率、そしてこれまでとの比較はどのようにされているのか、お考えをお聞きいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 奥出雲振興の経営状況等についてのお尋ねでございましたが、今、決算書をつくるまさにその作業をやっているところでございまして、私も詳しい数字等まだ聞いておりませんので、第三セクター全体につきましては決算報告書も含め、あるいは経営状況も含めましてまとめて9月議会で御報告をさせていただきたいと思っております。ちょっとお待ちいただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 塔村議員。


○議員(1番 塔村 俊介君) まだできてないということがございまして、いつも9月議会に上程いただいておるんですが、ほかの公社も含め9月議会あるいは12月議会で昨年度の状況を報告いただいております。我々は御報告を受けるのみという立場ではございますが、もう新しい年度が始まって半年、あるいはもう終わりかけ、9カ月たっているという状況においては、我々は何も判断することができないという状況がございますので、なかなか難しいところがあるかもしれませんが、決算の速報、あるいはできるだけ早い本決算の報告を9月議会でいただければというふうに思っております。


 第三セクター関連、農業公社関連の質問をさせていただきましたが、これまでの奥出雲町の第三セクターはできるだけいいような状態でずっと推移しておりましたが、時代の変遷等々もあり厳しい状況が続いております。


 玉峰山荘については、22年度で対前年比、入り込み客あるいは売上高も1割ずつ減っている。そして町長の所信表明の中でもありましたが、ゴールデンウイークの客数も減っているという御報告もありました。今のままでは本当に毎年毎年減るだけの、ほかの企業に対しても厳しい状況があるというふうに思います。この奥出雲の未来を見据えた町長の経営手腕をしっかりと発揮していただいて、新たな税額負担がないような第三セクターの経営を行っていただければというふうに思います。


 以上で質問を終わります。


○議長(福本 修君) 1番の塔村議員の質問が終わりました。


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○議長(福本 修君) ここで休憩に入ります。午後1時15分から始めたいと思います。御参集願います。


           午前11時50分休憩


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           午後 1時13分再開


○議長(福本 修君) それでは、定刻になりましたので一般質問を再開いたします。


 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、議会を進行いたします。


 次、続いて11番、大垣照子議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 今議会も、3月議会に引き続きまして午後一の質問の順番となっております。お昼御飯をいただいて、やはり眠くなる時間帯ではないかなと思いますが、頑張って質問をしたいと思いますので、町長、よろしくお願いいたします。


 それでは、質問をさせていただきます。


 今議会におきまして一般質問の時間をいただきましたので、今議会におきましては町長の大型公共事業実施の考え方について、それから幼児園の運営状況について、男女共同参画の視点から、それから各種寄附金の徴収について質問をさせていただきます。


 まず初めに、町長の大型公共事業実施の考え方について伺います。


 町長は就任後3年が経過し、今任期最終年を迎えられましたが、この間、馬木、八川、横田幼児園の新築、布勢を初めとする各地区幼児園の整備、また前任者から引き継いだ工事進行中の鬼の舌震のつり橋とバリアフリー遊歩道整備等々、大型公共事業を多くやってこられました。今後に至っては、三井野原に先ほど質問もありましたが1億円余りの石像モニュメントの設置も計画されていますが、これらについては起債発行での事業実施であり、各事業の竣工総額とその返済についてはいつから幾らずつ何年かかって返済していくのか、明らかにされたいということで質問をいたしております。


 とりあえず町長の方から答弁をいただきたいと思いますが、一覧表にしていただいておりますけれども、もう一度お願いをいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 返済計画等についてのお尋ねでございます。


 各議員の皆様のお手元にも事業費と償還について1枚ペーパーでまとめたものを用意しておりますので、ごらんになっていただきたいと思います。


 一番上の観光資源活用事業というのは、鬼の舌震の整備でございます。額が確定しております23年度末までの数字を上げておりますが、米印を打っております舌震と横田幼児園、これについては24年度も事業費が出て、まだ確定はしておりませんが入ってきますので、継続で最終的な額ではないということを御承知で説明させていただきたいと思います。


 先ほどいろいろ言っていただきました事業費について、一番下のところに合計で22億4,000万の事業費に対しまして、起債がこれが21億2,570万円でございます。起債の内訳は、辺地債、過疎債というふうに打ってあります。御案内のように、辺地債は元利償還金の80%が地方交付税措置をされる。過疎債については、元利償還金の70%がこれも交付税措置をされる。残りの2割あるいは3割部分が町の実質的な負担になる額でございます。


 償還につきましては、辺地債は2年据え置きの8年償還、10年のうち2年が据え置きです。過疎債は12年償還ですが、そのうち3年は据え置きです。概略ということで約10年間で割っておりますが、一番右の欄の実質町負担の額は毎年約4,700万円ぐらいでございます。


 表の中で介護サービス施設の整備事業で上げておりますが、これが上阿井のあいサンホームの20床増床の事業費でございます。これは実質町負担のところがゼロになっておりますが、運営を委託します仁多福祉会の方でここの部分は負担をいただくということで毎年4,700万程度。約10年間にいたしますと、利息分が不明だということで計上されておりませんが、この数字でいきますと4億7,000万。利息も含めますと、5億ちょっとぐらいにはなるというふうに思っております。


 以上で御質問についての答弁とさせていただきます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 先ほども塔村議員の方から質問の中でいろいろその財政、それから返済金等々について、事業費等々について質問も御意見もあったところでございます。これを見ておりますと、毎年この7事業、実質6事業ですね、これについては年間、今の町長の答弁では利息を含めれば約5億円ぐらいになりゃせんかというお話です。


 それで私が思いますのは、例えば一つとして鬼の舌震の整備については辺地計画では確か総額9億7,000万というふうになっておりました。このさっきの答弁の中でお伺いをいたしますと、平成24年度にも継続でこの事業をやっているので最終的な金額ではないということですが、この観光資源活用事業、鬼の舌震の件に関しまして、これまで事業費5億7,700万余り投入されておりますが、これは山林取得費も含まれているのかお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 先ほどお示ししました数字の中には、山林の取得経費もすべて入っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) それで質問を続いてしたいのは、要するにこれだけの事業で4億、5億ということが必要となるということなんですが、例えば鬼の舌震の整備については、これまでのところ毎年2,000万円ずつ10年かけて払っていくんだという答弁もいただいておりますが、年間10万人の入園者があるということも答弁いただいております。だけれども入園料は取らないということもあっておりまして、こういったことについての返済原資をどこに求めてやっていくのかということがこれからちゃんとやっぱりしていかないと、つくるはつくるでいいけども、どんぶり勘定で返済していく、町の金があるところから取っていくというふうなことになると思いますが、そういうことではなくて、きちんとやっぱり返済原資も確保しながらこういう事業をやっていくということをしないと、先ほどの三セクは別ですけれども、そういう話につながっていくんじゃないかと思います。そのあたりのお考えについてお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 返済の原資をそれぞれきちんと確保すべきではないかというお尋ねでございますが、先ほどもありましたように鬼の舌震は国指定の名勝の特別天然記念物でもあります。料金の徴収等は困難であろうとは思っておりますが、一方で大分県の九重町の方では有料でやってますので、もうほとんど返してしまった。それで毎年何億円も稼いでいるというふうな話も聞いておりますが、舌震はこれは文化庁との協議をしながら進めている事業でもありまして、それは残念ながらいただけないだろうと。


 ただ、利用いただく、あるいは楽しんでいただく方に維持管理経費等について浄財を募るというふうなことは今後検討すべきではないかと思っております。


 全体として、町債の償還については一般財源で充てるわけですが、先ほども言いますように奥出雲町は辺地債も過疎債も大変有利な起債でありますし、県の方からも随分多くの金額を配分してもらっております。こういうふうな制度があるからいろんな事業も可能であると思っておりまして、2割、3割といえども一般財源で償還していかなきゃいけないものでございます。そこら辺、町全体の財政状況の中で2割、3割といっても多くなれば結構な金額になりますので、十分に留意しながら町民の皆さんに御心配いただかなくてもいいような財政運営を行ってまいりたいと思っておりますし、財政状況についてはまた9月議会で23年度決算も踏まえました中期財政計画の見直しも公表して、御説明を申し上げたいと思っております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 町長もいろいろと財政問題考えながら進めておられるというふうに受けとめておりますが、今の時代は高度経済成長時代でもありませんし、逆にその反対を行っているような、これは国際的にも日本の中でも大変な時代に入ってきていると思います。


 本当に年間10万人もの人が舌震へ来られているのかどうかということをちょっと私はとっても疑問に思いまして、数字を述べられるときにはやはり説得力のある数字を述べていただかないといけないなというふうに思いますが、例えば10万人が年間来られるということになりますと、冬期間は舌震は閉鎖されておりますので6カ月間で計算した場合に、乗用車とかそれからバスとかいろいろなあれで来られますが、例えば観光バスで来られた場合で計算しますと、10万人が半年間にこの町、舌震に来るということになりますと、計算をしてみますと40人乗りの観光バスで毎日十四、五台来られないと10万人が入ったということにはならないので、やはりここら辺は観光客の皆さんに喜んでいただくためということはもちろんそれはいいことなんですけれども、観光客の皆さんのみでなくて、最も大事なことは町民の皆さんにとってより大きなメリットがないといけないと思っています。町民の暮らしの役に立つ大型公共事業をやっていただくために、負担だけを町民の皆さんに負わせて、町民が余り利用しないところに手をかけていくというのはどうかと思いますが、このことについてどのようにお考えでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 町の仕事としていろんなことをやっておるわけですが、全体として町の将来のため、あるいは地域の足のためにいろいろ議論をいただきながら取り組ませていただいておるつもりでございまして、その結果として町民の皆さんのお役に立てるようなことにしなければならない。ハードだけでなくソフト面も含めまして、観光の入り込み客数何人入ればどのぐらいな経済効果があるかというふうなことも今後チェックをしていく必要があろうと思いますが、いずれにしても結果的には町民の皆さんのためになるというつもりで取り組ませていただいておりますので、そこのところは御理解いただきますようお願いします。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) これまでにも、何度も私も申し上げてきたと思います。開発、整備をすることは決して悪いことばかりじゃないというふうに思っておりますが、ただ、例えばこの舌震あるいは観光政策についてやっていく場合に、舌震はこれだけ金をかけて整備をしました。観光客の方は来られましたけど、このことに関してこの町でお金を落としていただける金額というのは本当に少ないんじゃないかなと思っています。舌震の入り口のお店がありますけれども、そこで食事とかはしていただける。そのぐらいのことはもちろんですが、私はやっぱり町内で例えばこれほどの鬼の舌震というのは名勝地というふうにされておるわけで、文化庁とも協力して文化庁も管理をやっていることですから、せめてここのお土産品を皆さんが来られたときにちゃんとお土産品として買って帰って、こういうところへ行ってこういうきれいなところを見てきました、ここでこういうお土産を買ってきましたと。そういったようなものを町民の皆さんに喜んでいただけるようなものをやっぱりこの町で売って、少しはこの町に金を落としていただく。そういうこともやっぱり考えないといけないんじゃないかなというふうに思います。


 私がもしよその人でここへ来てこの舌震へ入ったときに、お土産買って帰りたいけどどこにありますかというような、今この状態だと思うんですね。これではやっぱりこれだけのお金をかけ、税金をかけ、そして借金払いをしながらやっていくわけですので、そういったことについての商工会の皆さんの御協力もいただかないといけないと思いますが、町全体を挙げて観光行政を重視してやるならば、全体でやっぱり盛り上げていくということをしていかないといけないというふうに思いますが、こういういわゆる副業言ったらおかしいですけれども、そういう形でこの町にお金が落ちる、そういう方法について町長はどういうふうな絵を描いていらっしゃいますでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 大変いい御提案をいただいたと思っておりますが、今、町内には物販施設として三井野原の道の駅と亀嵩温泉、酒蔵、それから特産市もありますし、また最近では坂根の方にマイタケやらその他農産物の直売所もつくっております。佐白温泉にも野菜の直売所も設けられておりますが、おっしゃいますように舌震についても宇根の方の入り口と、それから上流の高尾の方の2カ所あるわけで、これの連絡をどうするかというふうなこともいろいろ商工会やら観光協会の方では議論していただいておりますし、今御提案いただきましたようなお土産、しかも魅力のある奥出雲のお土産が買って帰られるように、舌震を見たという記念になるようなお土産の開発も考えていく必要があろうと思っておりますし、これは町が直接ということでなくて、商工会の皆さんともいろいろ議論させていただきながら検討してまいりたいと思います。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 町内にはまだまだ観光地はあります。先ほどの同僚議員いろいろ質問しておりますが、奥出雲町のいいものというものについては今の鉄のこともありますしいろいろありますが、そういうものを一体的にお土産品としてどこででも手に入る、この町へ来たらこういうものがどこででも手に入る。桜井邸もありますし絲原邸もありますし記念館もありますし、そういうところもひっくるめて総合的にどこへ行っても奥出雲町の商品、お土産はたくさんあるんだよという、お客さんが選択できるようなものを開発していただいて、この町を観光で一面観光で盛り上げるということもこれから必要でないかなというふうに思います。


 こういった大型公共事業どんどんありますけれども、私が思いますのは、住民サイドに立ったときにどうなのかなということも考えていく必要があると思います。


 町内の生活道路の中には、劣悪な路面状態の道路とか、それから道幅がとても狭くて車の怖さや、それから子供たちが通学するのに、歩いて行くのに通行に気を使わなければならないそういった神経を使って通らないといけない危険な道路がまだたくさんあります。まずはこのような住民の不便と苦労を解消する公共事業の実施がやはり先ではないかなというふうに思いますが、町長の大型公共事業実施についての考え方をお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 公共事業の実施の方針といいますか、考え方についてのお尋ねでございます。


 議員おっしゃっていただきましたような道路関係の要望は、本当に多うございます。各地区から大変数多くの要望を毎年自治会長会等でもいただいておりますが、ただ、いわゆる舗装のやりかえとか側溝のふたをするとか、あるいはちょっとした手直しをするというのは一般財源でやらなきゃいけないものでございまして、できるだけ公共事業は有利な起債を活用したい。一般財源は福祉でありますとか教育関係のソフト面の方に充当する。そういうふうなことで、大した額ではないとは言いますが、すべて一般財源を充てなきゃいけないというのは私としては大変つらいところがございまして、多くの御要望の中から国の交付金が活用できる路線とか、単なる修繕じゃなくて幅員も広げたような改良も含めた起債が活用できる道路の改修をやっていきたいとは思っておりますし、もっともっとやる必要はあろうと認識はしておりますが、そうはいってもいろんな事業をしないと奥出雲町の生産基盤、あるいは生活基盤、水道関係のこともあれば教育施設のこともあります。小学校の耐震化もまだ残された課題でもあります。事業費の多寡はともかく、やはり急ぐところから計画的に実施していく必要があろうと思っておりまして、道路関係についても国の補正予算とかいろんないい財源が入る見込みがつけば、そういう財源を活用しながら御要望にこたえていきたいとは思っておりますが、現状でも結構手いっぱいな路線を抱えておりまして、一つずつ路線を片づけながら、次の町道の改修計画の準備もしてまいりたいと考えております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 確かに財源によって仕事の内容も変わってくるということは、重々私も承知をしております。ただ、余りにも条件の悪い道路というものはやはり通行に危険でございますので、優先順位をつけて改良もされているとは思いますけれども、そのことについては本当に地元それぞれ皆さんありますので、危険箇所がたくさんあるようなところ、そういうところをやはり優先的に事業を進めていただきたいなというふうに申し述べておきます。


 それと、先ほど説明資料をいただいておりますけれども、こういったものを大きな公共事業をなさった場合に例えば毎年とか、あるいは1年で終わる事業あるいは2年、3年かかる事業あると思いますけれども、こういったものをちょっと情報提供をしていただきたいなというふうに申し述べておきます。1年とか2年の間隔で結構でございますので、このような資料をこれから提出のほどを申し述べておきます。


 それから、次、幼児園の運営状況について質問させていただきます。


 各幼児園の園児定員数と、現在の入園児数及び保育士と教員数について伺います。通告には出しておりませんが、ちょっとこの保育士と教員数の正職とか嘱託、臨時という振り分けがわかれば、同時に答弁していただければありがたく思います。


○議長(福本 修君) 若月子育て支援室長。


○子育て支援室長(若月ゆかり君) 議員の質問にお答えいたします。各幼児園の園児定員数と現在の入園数及び保育士数についてであります。


 町内に現在4つの幼児園があり、平成24年6月1日現在、布勢幼児園は定員30名、入園者数は42名、保育士は10名です。横田幼児園は定員100名、入園者数は106名、保育士は23名です。八川幼児園は定員30名、入園者数は35名、保育士は9名です。馬木幼児園は定員55名、入園者数は52名、保育士数は10名です。


 なお、御質問ございましたこの職員の中で正規の職員は26名、嘱託の職員は15名、その他臨時の職員は33名となっております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 先ほどの答弁を伺っておりますと、特に布勢幼児園、12人もオーバーしておるということですが、それぞれのゼロ歳児から5歳児までの部屋といいますか教室といいますか保育室といいますか、それの状況はきちんと確保されて、4歳児、5歳児は要するに教育分野に入りますが、そういうことがきちんとなされているのかどうかお伺いいたします。


○議長(福本 修君) 若月室長。


○子育て支援室長(若月ゆかり君) 議員の御質問にあります布勢の方、定員オーバーということがあるようだが、保育、教育の環境はきちんと確保されているのかという御質問でございます。


 これについて、保育と教育の環境の確保についてお答えいたします。


 現在、布勢、横田、八川の3園が定員を上回っておりますが、職員の配置、施設面積等、いずれも基準を満たしておりまして、幼児園として受け入れ体制を整えるなど、保育・教育環境は確保されています。


 そして、さらに子供たちにとって最大の環境と言われる保育士はもちろん、子供たちが伸び伸びと遊べる保育室、遊戯室の室内環境はもとより、園庭等のよりよい環境が確保されるために幼児園、仁多福祉会、子育て支援室が連携を図りながら教育環境の整備に取り組んでおります。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 今きちんと答弁はいただきましたが、布勢については30人の定員で42人というと、かなり無理があるんじゃないかなというふうに思います。これらのやはり先生の定員数もあるでしょうから、先生の負担もかなりかかってくるんじゃないかというふうに思います。そういうところへ、福祉会の運営なので福祉会の方から例えばほかの園から応援をもらって、ちょっと人事交流みたいな形ででもそのオーバーした人たちに、園児に対して対応がなされたらいいと思いますが、そのあたりはどうなんでしょうか。


○議長(福本 修君) 若月室長。


○子育て支援室長(若月ゆかり君) 質問にお答えをいたします。


 先ほど御提案いただきましたほかの保育園の方から保育士の補助をということですけれども、それぞれの園においては最低基準というものがございまして、それぞれの園に在園している子供たちの年齢に相対した保育士が確保されています。それに伴って、各園で途中入園または一時預かりと緊急の保育に対応するように保育士をプラスして加配をしておりますので、できる限り緊急の入所または一時的に預けたいというふうな場合も対応できるように、そのように保育士を配置しております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 私も町内いろいろ歩きますが、いろいろなお話を伺っております。やはりちっちゃい子供たちですので、保育環境、教育環境というのは本当に神経を使いながら大事にやっていかないといけないと思いますけれども、そのあたりが少し布勢の方は人数が多いということで大変な状況があるようにも伺っております。そのあたり、やはり先生方の負担も大きくなるだろうと。加配してあるということですけれども、先生方の負担も大変なものがあるんじゃないかなというふうに思います。


 それで、今、幼児園職員さんの労働環境の整備と充実はどのように図られているかという質問も出しておりますけれども、この点について、労働条件の中にもいろいろあるわけですが、時間の制約とか、それから一番言われるのがやはり賃金の問題、先ほども正職さんが26人、嘱託さんと臨時職員さん、そのあたりいろいろあるということで、大体正職さんの倍ぐらいの方が嘱託さん、臨時職員さんになっております。このあたりは、どういうふうにやっぱり考えられているのかなと思います。というのは賃金の問題で、これはこの1年2年のところで聞いた話ではありませんけれども、幼児園、保育所のところは賃金が余りよくないという中で、一生懸命やってますという話もお聞きしておりますから、そういったあたりは町の職員ではないので、福祉会さんの方なのでじきじきに町がどうのこうのということは言えないかもしれませんが、皆さん同じ仕事をしてやはり育てていただかないといけないので、そのあたりの賃金格差、余り大きくないような形で、低くそろえるということでないんですよ、できるだけ上げてあげるということもしないといけないと思います。そういう話も聞いておりますので、これは犯人捜しみたいなことをしてもらったら困りますけども、そういうあたりのところをきちんとやっぱり町から直接、いや、町がやってない、福祉会がやってるからというところもあると思いますけれども、そういうあたりのところは町として福祉会さんの方にどういうふうにお話をなされているのか、環境整備についてお伺いします。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 保育所・幼児園職員の処遇改善については以前から国においてもいろいろ議論をされておりまして、今の措置費の人件費の積算が極めて安い単価でやられておりますので、改善する余地は私もまだまだあろうと思っております。そうはいっても、実際には福祉会の就業規則のもとで皆さん頑張ってもらっております。


 去年でしたか一昨年でしたか、経済対策の一環で処遇改善の加算が国においてもなされましたが、継続的な形で職員の勤務条件がさらによくなるよう、今、国でも幼保一元化の議論が進められる中で、恐らくそういうふうなことについても国においても議論をしていただいていると思っておりまして、期待をしておりますが、それまでのところ町の方でも可能な限りどういう応援ができるか、議会の皆さんとも議論をさせていただきながら、安心して、しかも熱意を持って働いていただけるような環境整備に努める必要はあろうと思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 町長じきじきの答弁をいただきましたので、できるだけ、やはり子供を育てるということは家庭でももちろんですが責任が伴ってとてもすごい仕事だというふうに私は思っておりますので、町長の方もそういう考えを持っておられるので、今後に至ってそのように方向を進めていただくことを申し述べておきたいと思います。


 それから、次へ参りますが、男女共同参画の視点から伺いたいと思います。


 男女雇用機会均等法が成立し、男女共同参画基本法が制定され、1999年6月23日に公布、施行されてから今年で丸13年になります。県内においても、子育て支援や介護支援等、ワーク・ライフ・バランスの取り組みもまだまだ進みが鈍いようですけれども、本町内における男女共同参画の実態についてお伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 石原町民課長。


○町民課長(石原 啓子君) 男女共同参画の実態についての御質問にお答えいたします。


 平成21年3月に制定いたしました奥出雲町男女共同参画推進条例に基づきまして、昨年3月、奥出雲町男女共同参画計画を策定いたしました。この計画には、本町の取り組む施策の具体的な数値目標を設定しております。


 主な項目の本年度当初の現状でございますが、審議会等への女性の参画率は15.4%で、前年度に比べまして7.1%増加しております。


 続きまして、町職員の女性管理職の比率についてでありますが、18.5%で、前年度より5.2%増加いたしております。


 また、男女共同参画に関する研修会等の開催につきましては、昨年度は奥出雲町商工会と島根女性センターとの共催によります「デフレの正体」の著者であります藻谷浩介氏による男女共同参画講演会や人権コンサート、また町職員などを対象としましたセクシュアルハラスメントの研修などの開催や、町内にいらっしゃいます4名の男女共同参画サポーターの皆さんを地域のリーダーといたしました文化祭等での啓発パネルの展示など、啓発活動を実施いたしております。


 また、子育て支援や介護などの福祉サービスの支援、ドメスティック・バイオレンスなどに対する支援相談窓口の開催など、関係機関や団体が連携をいたしまして支援の充実を図っております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 今、課長から答弁をいただきました。


 それで、本町におけるこの男女共同参画に、ちょっと通告はしておりませんが、関係する部署はどのようになっているのか。例えば町民課だけなのか、ほかにも担当課があるのか、連携はどうなっているのか、ちょっとわかれば教えてください。


○議長(福本 修君) 石原町民課長。


○町民課長(石原 啓子君) 御質問にお答えいたします。


 庁内での体制でございますが、一応全課を体制の対象といたしておりますけれども、主に生涯学習課、教育総務課、福祉事務所、総務課などと連携をいたしております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 4課にわたる連携ができているということですが、本庁内における庁舎内におけるのはこれのようでございますけれども、企業向けの男女共同参画に対するセミナーとか啓発活動はどのように行われているでしょうか。


○議長(福本 修君) 石原町民課長。


○町民課長(石原 啓子君) お答えいたします。


 島根女性センターなどを中心にいたしまして、商工会を通じました企業向けの講演会、講習会などの開催は呼びかけはしていただいておりますので、それぞれの企業等で対応していただいております。


 また、地域振興課の方からも、今後啓発活動ということでお願いするようにはいたしております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 13年前からすれば、大分男女共同参画に関する意識も変わってきたんじゃないかなというふうに思っておりますが、まだまだやはり町内においても男女共同参画というところにはなかなか到達してないなというのが私の実感でございますので、今後さらにこのことを進めていただきたいなというふうに思います。


 といいますのは、やはり少子高齢化になっておりまして、これからはやはり女性もどんどん社会進出しないといけない時代が来ておりますので、こういった機会を与えてあげるということも必要でございますから、町の方が率先をして進めていただきたいというふうに申し上げておきます。


 次に、町内におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、ドメスティック・バイオレンスの実態把握について伺います。


 また、それらへの対応はどのように行っておられるのか、お伺いをいたします。


○議長(福本 修君) 野原健康福祉課長。


○健康福祉課長(野原万寿老君) ただいまの御質問にお答えします。


 町内におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、ドメスティック・バイオレンスの実態把握と対応という御質問でございますが、パワーハラスメント、セクシュアルハラスメントについては職場や一定の集団の中での言動が問題になることであることから、福祉事務所の女性相談窓口での相談実績はございません。


 また、アンケート調査なども実施しておりませんので、実態については把握しておりません。


 しかし、ドメスティック・バイオレンス、DVという言葉で言われますが、これは町内で平成22年度には4件、平成23年度には3件の相談があっております。これは直接の面接ですとか電話相談等で、延べにすれば10数件になります。こういう相談があれば、県の女性センターが県の直接の窓口でございますので、そこへ取り次ぎをして連携をして支援に当たっております。


 なお、県全体では、平成18年度に夫等からの暴力に関する相談がピークで851件でございました。その後、県全体としては減少傾向にありますが、女性相談の中では件数が多い分野となっております。


 町内での実態というのは調査をしておりませんので、相談という本人さんからのお訴えを通じてしか把握はできませんが、国全体では内閣府において全国レベルでの実態調査が3年に1回行われており、直近では平成23年度に行われておりますので、この調査結果は公表されております。


 なお、これらのDVに関する相談への対応については法律で決められておりまして、福祉事務所へ相談があった場合には県の配偶者暴力相談支援センター、島根県の場合は女性相談センター、2カ所ありますが、ここへ通報して連携して支援に当たることとされております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) DVにつきましては、本当にこれは夫婦間あるいは恋人同士、あるいは同居する高齢者に対する虐待というふうなこともいろいろあるようでございますので、住民の皆さんがもしそういう目に遭ってはならないんですけれども、それぞれ家庭とかそれから恋人同士とか、そういった中でこういうことはよくないことだということを知識としてまず入れていただくということから始めないといけないと思います。そういうことについての、これはよくないことですよということをやはり啓発をしていかなければいけないと思います。


 パワハラ、セクシュアルハラスメントはちょっと調査してないということですか、相当数あると思います、これについては。DVは限られた範囲内でありますが、ただ、体力的にいろいろなけがをさせられたとか、そういうことはDVの中ではありますので、今、県の方との女性センターなんかとの連携でそういう相談があった人に対してはきちんと対処していただいているようですので、一応安心はしておりますが、なかなか支援の相談に来れないという人もありますので、そういう場面にもそういう方々にもわかるようなやはり啓発活動が必要でないかというふうに思います。


 町長は、このことについてどのようにお考えになられますでしょうか。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 先ほど来関係課長が答弁しておりますが、やはり一番根っこの問題は、人権意識をしっかりとみんなが持つことだろうと思っております。お互いたった一度の人生を生きているわけでございますので、お互いの人権を尊重し合う。言葉とか行動で相手を傷つけるようなことがないように、そういうふうな取り組みはやはり継続的にやっていく必要があろうと思っておりまして、いろんな講演会とか講習会等も教育委員会等とも連携しながら今後も積極的にやっていきたいと思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 通告しなくて申しわけございませんでした。


 今、町長の方からも人権意識を持つことというふうな、人を傷つけないことをするということで答弁いただいておりますが、これもちょっと通告はしておりませんけれども、やはりパワハラにしてもセクハラにしてもDVにしても、強い影響力を持つ人が弱い立場の人に対してそういうことをやるということが往々にしてございます。それがあるからそういうことができるんだと思いますけれども、こういう問題については、やはり小さいときから子供たちにもこういうことはよくないこと、こういうことを言ったらいけないんだよというようなことを教えていく必要があると思います。当然家庭でもそれは必要なことで、これは一つはしつけの問題にもなりますけれども、学校教育の中でこういうことも必要と思いますけれども、それらの実施について、これ通告してなくて教育長申しわけありませんが、御答弁いただけたらありがたく思います。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 失礼いたします。


 今、議員御指摘いただきましたように、本当に小さいときからそういう人権意識を育てるということはとっても大事です。これにつきましては、道徳の時間であるとか、それから人権同和教育の中でもう小学生からしっかりとやっておりますので、それが一人一人にしっかり人権意識として身について、適切な行動がとれるようにしていきたいなというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 子供たちは、結構こういうことはよくわかっているというふうに思えるときが多々ございます。問題は、私ぐらいの年以上の人の中にまだまだこういうことが理解できないという人もあるようですから、大人がやはりこれまでとは違うんだよということで考えていかないといけないというふうにも思っています。


 それでこの質問については終わりますけれども、最後の質問になりました。時間もありませんが、各種寄附金の徴収についてお伺いをいたします。


 これまで多くの寄附金が、自治会単位で強制的とまでは言いませんが、半強制的に集金がなされたりしております。高齢社会を迎え、ひとり暮らしの高齢者世帯も多くなってきております。特に国民年金受給者の方は年金額も低く、寄附金拠出への苦労をお感じになっています。寄附金の趣旨からして、本来は本人の意思による寄附金拠出というふうにすべきと考えますけれども、町長、御英断をお伺いしたいと思います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) 私が出しゃばって英断をするような話でもないとは思いますが、議員御指摘のとおり半強制的な寄附金の集金がされているという実態、どのようなものか私もよくわかりませんが、ただ、やはり寄附金といえばその趣旨からして当然本人の意思を尊重して行われるべきものだと思っておりまして、それぞれの自治会でいろんな事情はあろうと思いますが、適切に対応していただくようにお願いをしたいと思っております。


○議長(福本 修君) 大垣議員。


○議員(11番 大垣 照子君) 大体都会では余り自治会単位で寄附金集めなんていうのはありませんけれども、大概の皆さんはこういうことについて寄附金をお願いしますということがあれば、自治会の中で話があれば大概の皆さんはしていただけてると思いますが、ただ、先ほども申し上げましたように本当に国民年金で60歳からもらっておられる方というのは、月額1人3万ちょっとになります。そこへ持ってきて介護保険料、後期高齢者保険料がどんどん上がっていきますので、2人暮らしでもなかなか年金だけでは暮らせないという世帯も現実問題としてありますので、町長の今の答弁を聞きまして、これから自治会の皆さんに対してでもお話をしていただけるんじゃないかと思いますので、強制的な徴収はしないで、好意的にやっていただけるようなものはどんどんやっていただいたらいいと思いますので、集金していただくときもそういうふうな格好で集金をされる方に、どうしてもいけない人に無理やりいただくわけにいかないので、そういうふうに話を進めていただきたいというふうに思います。


 時間も参りましたので、以上で質問を終わります。


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○議長(福本 修君) 続いて、3番、内田精彦議員。


○議員(3番 内田 精彦君) それでは、一般質問をさせていただきます。私は、3点について伺いたいと思います。


 まず、農林漁業体験実習施設について伺います。


 三井野原農林漁業体験実習館、三井野原体験ゾーン宿泊交流施設、三井野原体験ゾーンふれあい広場、三井野原体験ゾーン展望休憩室、これらの施設につきましては指定管理者制度によりまして平成24年、今年の2月13日から29日にかけて公募され、3月1日に選定されたということになっております。そして、平成24年3月8日に議会に提案され、岡山県岡山市北区西花尻638番地の4、一般社団法人レン・ドウ、代表理事、小林照尚氏との指定管理を行うことに議会は同意したところであります。


 なお、指定期間につきましては、24年の4月1日から27年の3月31日までの3カ年であります。


 この農林漁業体験実習館について、町内多くの皆様から営業していないがどうなのかと。特に先ほども同僚議員からの話もありましたですが、5月の連休時にお客様、また家族連れなどで訪れてみたが、休館でせっかくの楽しみも半減したとか、いろいろ苦情等が寄せられました。私も先般確認に行ってまいりましたが、張り紙に改装のためしばらく休むとの内容でございました。当然4月から開館するというふうに思っておったわけでございますが、この休むということは一体どういうことなのか伺います。


○議長(福本 修君) 地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 本施設の指定管理につきましては、第三セクター道の駅おろちループが3月31日まで営業をしておりました。先ほどもお話がありましたとおり、3月議会で指定管理者の議決をいただいた時点では、準備期間を経て4月の中旬ごろから営業開始を予定をしておりましたが、3月末に新しい指定管理者でありますレン・ドウさんの方から、従業員の確保が困難となりまして関係者で協議の結果、営業開始の予定を5月の連休前といたしました。しかし、さらにその後におきまして宿泊施設でありますロッジの空調施設の一部が故障いたしました。調査の結果、すべての部屋の機器が老朽化によりまして運転状態が不安定であることが判明しました。この機器に対応する交換部品も現在ないということでございまして、すべて取りかえる必要が生じました。こうした状況によりましてロッジの利用ができなくなりまして、営業開始がさらにおくれることとなりましたが、この間、レン・ドウさんにはバスツアーなどのエージェント契約等の対応は行っていただいたところでございます。


 また、先日4日に鉄の美術館部分につきましてはオープンをさせていただきました。午前中も、先ほどお話がありましたように御指摘をいただきました。スムーズななかなか移行ができなかったということに対して、おわびを申し上げる次第でございます。


 なお、空調の修繕、これにつきましては今回の補正予算にて計上させていただいております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今の話を聞きますと、いろいろあってずっと当初は4月の中旬、また5月連休前、こういうふうな予定であったということでございますが、実際にはずっとずれてきたというふうなことでございますが、先ほどもお話が出ましたが、指定管理者制度によりまして4月1日から契約するというふうなことであったと思いますけれども、実際にその協定書いうのはいつ交わされたのか。その協定書の内容に、そういう先ほど説明がありましたことも入っておったのかどうかいうことを聞きたいと思います。


○議長(福本 修君) 森長地域振興課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 協定書は4月1日付で締結をしておりまして、指定期間は先ほどお話がございましたとおり本年の4月1日から平成27年の3月31日までの3カ年間で、協定の中には指定管理者が行う業務の内容、それから範囲などについて示しておりまして、先ほどお話がありました今回の休業につきましても、当然町と協議をして了解を得るということでございましたし、今回もそれに基づいて協議があったところでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 協定は結んでおったということで、中身について協議しながら行ったということだと思いますが、指定管理料はたしかこの前の指定管理の導入のときに約350万で締結するような考えで物事をやっておるというふうなことであったろうと思いますが、この350万で指定管理料は締結されたのかどうか伺います。


○議長(福本 修君) 森長課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 3月議会のところで担当課長の方より、一応申請額が350万であるけれども、その後協議をさせていただいて、最終的にまた決定したいということを申し上げていたと思います。確かに申請時の指定管理料は350万でございましたけども、提案の中に道の駅側でのテナント営業ということも含まれておりました。これについて町と関係者で検討いたしまして、道の駅側は道の駅おろちループが管理をしております。したがいまして、指定管理の範囲というのが非常に不明確なのではないかということで、結果として引き続き道の駅おろちループが営業をすることとなりまして、したがいましてそういった部分の収益という事業計画もやや内容も変更されたということで、当初予算で計上しておりました町の420万円、この範囲で締結することといたしまして、最終的には420万円で本年度、平成24年度の指定管理料については協定を結んだところでございます。


 なお、指定管理料につきましては、毎年度ごとに協議して協定をいたすものでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 先ほどいろいろと工事されたというふうなことでしたが、空調設備につきましては今度の補正予算で上げておるということでございました。この工事はもう既に終わっておる工事なんでしょうかね、ちょっとお聞きしたいと思います。


○議長(福本 修君) 森長課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 この空調工事については、今回の補正予算で上げさせていただいておりますので、まだ完了しておりません。議決後、発注を行いたいというふうに思っております。これについては、レン・ドウさんと協議済みでございます。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 確認いたしますが、これから空調設備の工事をするということでございますね、補正予算で。6月4日からもう開館といいますか、動いておるということでございますが、これから発注するいうことで、また休館というふうなことがあるのかないのか伺います。


○議長(福本 修君) 森長課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 先ほど申し上げましたように、鉄の美術館部分につきましては先日4日にオープンをいたしました。また、レストランでの喫茶、これについては今6月末を目標に再開する。また、レストランでの食事等については7月を目標に、営業を段階的に開始していきたいというふうに思っております。したがいまして、補正予算が通って私どもの方も早く発注をかけて、なるべくフルオープンができるように努力をしてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 6月末、また7月中旬というふうな話でございますが、しつこいようですが、平成24年度の420万の指定管理料というのは、このことが見込んで営業ができない分も含めて、これも含んで420万で協定を結ばれたのかどうか。これが動くのかどうか伺います。


○議長(福本 修君) 森長課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 420万のまず金額については、これは動かないと考えております。休館時におきましても、先ほど申し上げましたけどもバスツアーとのエージェント契約の受け入れをきちっとやっていただきましたし、また道の駅おろちループ側のいろんなファストフードの食材なり加工するためにいろいろと厨房も使わせていただきまして、光熱水道費もかかっております。また、4月1日からは施設の管理のために人的な配置をしておいでになられましたので、このそういった部分での指定管理料という積算でもございますので、この金額についてはこのまま変更せずに本年度についてはお願いしたいと考えております。以上でございます。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 先ほどもお話ししましたが、町民の皆さんからどうなっておるかというふうに大変心配しておられます。


 今の話でいきますと、最終7月中旬ぐらいまではいけないという、部分的には使用できないというふうなことでございますが、これまでもジョーホー奥出雲とか町の広報とかいうものでいつまで休むよと、こういうことが言っておられるかどうかわかりませんが、ぜひとも町民の皆様に何らかの情報を流すことが必要じゃないかと思いますが、その辺のことについて伺います。


○議長(福本 修君) 森長課長。


○地域振興課長(森長 洋二君) ただいまの御質問にお答えをいたします。


 議員御指摘のように、確かにこの休館の周知については十分ではなかったと反省をしておりまして、楽しみに来館された皆様に大変御迷惑をおかけしまして、まことに申しわけなく思っておるところでございます。


 再開時のタイミングを見て、レン・ドウさんとの相談でございますが、どの時点で皆様に周知するか、そのあたりをきちっと決めまして、ジョーホーなりでお伝えをしたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) それではよろしくお願いいたします。


 次に移らせていただきます。各公民館、コミュニティーセンター、婦人の家等の実習室の整備、設備について伺いたいと思います。


 町内の施設利用者の御指摘を受けまして、私は先日、各公民館、コミュニティーセンター、婦人の家にあります調理実習室を見て歩きました。その折には、館長さんあるいは主事の方にお話を聞かせていただいたところでございます。


 合併後に建設されました鳥上、馬木、八川コミュニティーセンターの調理実習室は、建設が新しいこともありまして広くて近代的な設備、また器具もそれなりにそろっております。それに比べまして、他の施設につきましては古い建物でありまして仕方がない面もありますが、先ほどの施設に比べますと格段の差が感じられたところでございます。このことについて、こういう状況であるよというふうなことを把握しておられるのかどうか伺います。


○議長(福本 修君) 川本生涯学習課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 各施設の調理実習の設備、器具の状況についてお答えいたします。


 各施設ということでございますので、昭和54年度以降に建設されました施設として三成中央公民館、亀嵩基幹集落センター、阿井公民館、三沢公民館、横田婦人の家がございます。各施設の調理実習室は一部設備的に使用しにくいところもございますが、逐次厨房機器等、調理器具等の整備を図りながら利用をいただいております。


 しかしながら、代替施設のない布勢公民館につきましては建設から39年余りが経過していることもあり、他の施設に比べ設備、機器、調理器具等の老朽化は否めない状況であると認識しております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今回私が感じましたのは、歩いていろいろお話も聞かせていただきました、見させていただきました。今、課長からも答弁がございましたが、冷蔵庫とかオーブン等、これがあったりなかったり、または故障しておったりというふうなことはそれぞれありますが、炊事場の台所に通常あります水の蛇口とお湯の蛇口、普通ついておるわけでございますが、お湯の蛇口がない、つまりお湯が出ない、使えないという施設が、先ほども答弁の中にありましたが布勢公民館と横田の婦人の家でございました。この時代に炊事場にお湯が出ないような、炊事場にお湯が出ないとは、ちょっとそうじゃないわけですが、お湯が出るのが瞬間湯沸かし器で側の方にあるよと。普通の台所、炊事場でじゃあじゃあ流すとこにはついておらない、こういう意味でございますが、お湯が出ない家庭はないと考えておりますが、このような状況を把握しておられるのかどうか、伺いたいと思います。


○議長(福本 修君) 川本生涯学習課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 各調理室の炊事場の状況、利用者を含むということでお答えをさせていただきます。


 各施設の調理実習室は広く活用されておりまして、平成23年度の利用状況、三成中央公民館が34件で320人、亀嵩基幹集落センターが14件で104人、阿井公民館が13件で159人、阿井コミセンが14件で79人、三沢公民館が78件で801人、鳥上コミセンが35件で440人、横田婦人の家が22件で369人、八川コミセンが29件で185人、馬木コミセンが42件で518名でございました。


 お湯が使用できない施設が2カ所との御指摘をいただきましたが、特に調理実習後の洗い物をするとき、湯口が少なくて御不便をかけております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今、各施設の使用件数並びに利用者数を述べていただきました。私もちょっとそれは調べてまいりましたですが、今発表がございましたので控えさせていただきますが、各施設では男の料理教室、そば打ち体験、ササ巻きづくり、ヘルスメイトさんによります各料理教室などの多くの使用がなされております。お湯が出ないと、常に冬場にはこの施設は使用できない、使用しないことにもなると聞いております。


 また、設備が古く使用しにくい、器具がないなどから、三成の健康センターの栄養指導室まで行くこともあるというふうなことも聞いておるわけでございます。このような状況でございますが、古い設備の改修を早急に行っていただき、一通りの器具をそろえていただきたいというふうに思うわけでございますが、その考えはどうなのか。


 そして、先ほども説明していただきましたが、古い建物につきまして改築計画があれば伺います。


○議長(福本 修君) 川本課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 今後の施設整備、改善の考え方についてお答えいたします。


 各施設の調理設備で支障を来している箇所につきましては改善を進めていくとともに、調理器具等計画的な更新を図っていこうと考えております。


 また、老朽化が激しい布勢公民館、阿井公民館における調理実習室については、施設全体の改築にあわせ検討したいと考えております。


 横田婦人の家の蛇口の件については、湯の出る箇所が1カ所しかなく御不便をおかけしておりますが、構造上の問題もありますので、早急に専門家と協議を行い、利用しやすい設備改善を図りたいと考えております。


 なお、整備に当たっては、利用者の皆様が活用しやすいよう御意見をいただきながら実施していく必要があると考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) なるべく早急に整備していただきたいというふうなことをお願いしておきます。


 次に、たたら吹き製鉄体験事業について伺います。


 ことし3月17日から18日にかけて行われました一般住民を対象としたたたら吹き体験事業の実施状況につきましては、ケーブルテレビ、ジョーホー奥出雲並びに町広報4月号において一部報道、紹介されましたが、実施状況等について質問をさせていただきます。


 まず、参加者募集のチラシによりますと、日本刀たたらの操業は伝統技術の保存、継承を目的としているため、原則非公開となっている。このため、実際のたたら操業を見る機会に恵まれず、身近なようで遠い存在となっています。また、たたら製鉄に伴い、山々で旺盛に焼かれた製炭もその姿を消してしまい、忘却されようとしている。そこで、一般の皆さんに中世規模のたたら吹き製鉄の体験と製炭体験を同時に実施し、たたら製鉄文化の理解と製鉄文化愛護団体の結成を目指すとなっておりますが、どのような事業内容で行われたのか伺います。


 また、7番目に質問するようになっておりましたが、今回主催されました奥出雲町地域活性化実行委員会とはどのような団体で、何を目的とし、どう運営されているのか伺います。


○議長(福本 修君) 川本生涯学習課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) たたら吹き製鉄体験事業の内容についてお答えいたします。多少重複いたしますが、お許しください。


 毎年、極寒の1月から2月初めにかけて操業されております日刀保たたらは、国選定保存技術として認定されており、原則非公開となっております。地元町民であっても見る機会に恵まれていないのが事実で、たたら操業がどんなものか御存じない方も多くおられると聞いております。


 今回のたたら体験事業は、広く一般の方々にたたら製鉄とはどんなものか実体験いただくため、また見学の機会を提供しようと実施いたしました。体験事業には、日本美術刀剣保存協会、株式会社日立金属、株式会社安来製作所等の全面的な御理解と御協力によりまして、ふだんめったに見ることのできない日刀保たたら、高殿施設と国登録有形文化財に登録されている鳥上木炭銑工場角型溶鉱炉の見学も同時開催をさせていただきました。


 たたら体験は、国選定保存技術保持者である木原村下ほか養成員の皆さんの協力を得て、たたら炉の大きさを実際の半分程度にしたものを参加者で築き、参加者みずから炭や砂鉄を入れ、一昼夜の操業を行ったものでございます。


 その結果、約100キロの?をつくることができました。このできた?は、間もなくたたらと刀剣館に展示する予定にしております。


 また、同時に日刀保たたら専従炭焼き職人でございました高木広一氏の指導によりまして、炭焼きの体験も実施したところでございます。


 2点目の御質問、実行委員会の組織と構成についてお答えいたします。


 文化庁は、文化遺産を生かした観光振興・地域活性化を近年提唱、推進しておりまして、奥出雲町での推進組織として昨年度奥出雲町地域活性化実行委員会を立ち上げました。奥出雲町は神話やたたらを初め文化遺産の宝庫であり、この理念に賛同し取り組もうと、町の観光協会、文化協会、鉄の道文化圏推進協議会などの各団体と教育委員会、地域振興課で組織し、教育長が実行委員長となっております。


 昨年度は、このたたらの体験事業のほか、島根古代歴博で実施いたしましたたたらシンポジウムの開催や「奥出雲の神話と口碑伝承」の刊行を行いました。今年度も奥出雲町の宝である文化遺産を掘り起こし、観光振興と地域活性化につなげていきたいと考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 広報4月号に載っておるのを見ますと、参加者の人数は約150名というふうなことで載っておったと思いますが、この中身いいますか、県外、県内、町内参加者の人数を把握しておられれば聞かせていただきたいと思います。


○議長(福本 修君) 川本課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 参加者人数につきましては、150名を超える参加、見学がございました。県外からは33名、県内から87名、町内から33名と、町内はもとより県内外から来町いただき、遠く関東や名古屋を初め近畿地方、四国、中国5県と幅広くたたら製鉄に興味、関心を持つ方々が広く全国におられることがわかりました。


 ただ、町内の参加者が幾分少なかったように感じられましたので、町民の皆様に積極的に御参加いただけるよう検討が今後必要と考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 150人を超す参加者、町内が33名ということでございまして、今お話がございましたように非常に少ないというふうに私は思うわけでございますが、これはこれを体験をやりますというふうなチラシが、たしか1週間ぐらい前に新聞折り込みに入っておったというふうに私は記憶しておりますが、こういうことをもう少し早くしていただければ、町内の参加者がもう少し多かったではないかというふうに思うわけでございますが、今年が初めて実施されたわけでございますが、これは引き続いて同じような体験事業をされるのかどうか。されるとなれば、何年ぐらいされるのか伺います。


○議長(福本 修君) 川本課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 昨年度から始めております事業の継続として、今年度初めて、23年度ですね、たたら体験学習というのを行いました。この財源につきましては、文化庁より10分の10の補助を受けて実施しておりますので、最低3年間は継続実施をしていきたい。その後につきましては、事業実施を検証しながら、できる限り継承を続けていきたいというように考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 今回の体験事業に参加された方にアンケート等をされたとは思いますが、そのアンケートで大体どのような感想、要望があったのか、しておられればお聞きしたいと思います。


○議長(福本 修君) 川本課長。


○生涯学習課長(川本 健二君) 参加者からの感想、要望についてお答えいたします。


 本事業の効果の検証と今後について検討するため、アンケートを実施いたしました。150名余りのうち58名から回答がございまして、回答者のほとんどから今後とも継続して実施してほしい、たたらの炎、熱は展示物で伝わらないので継続実施をとの感想をいただきました。


 また、製鉄愛護団体を結成した場合、参加するとの回答が半数以上でございました。そして、多くの人にたたら製鉄のことを情報発信し、奥出雲のすばらしい文化遺産を後世に伝えてほしいと熱いメッセージもいただいております。


 以上のように、たたら製鉄体験事業への関心の高さがうかがえ、燃え上がるたたらの炎と同様に、体験活動に参加された皆さんの熱い思いを感じることができました。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) ただいまアンケートの報告をしていただきましたが、このアンケートの中身、感想、要望、これをどのように受け取って、これからどう生かしていくのか。また、この体験事業により得られた効果というものはどのようなものなのか、お聞きします。


○議長(福本 修君) 安部教育長。


○教育長(安部 隆君) 議員の御質問にお答えします。


 まず、今後どのように生かしていくかという御質問ですけれども、参加者の状況やアンケート結果から、観光振興、地域活性化に大きく寄与するものであるということが再認識されました。


 今後、たたら製鉄愛護団体の結成など官民一体となったたたら体験事業を実施し、観光振興、地域活性化に生かしていきたいというふうに考えております。


 また、たたらを町づくりに活用していくための調査研究、こういうことも関係各課や各種団体と力を合わせて進めてまいりたいと考えております。


 それから、2点目、体験事業により得られた効果はということでございますが、150名を超える参加、見学があり、遠く関東や名古屋の方からも御参加いただいたこと、また、たたら製鉄愛護団体を結成した場合、参加したいとの回答が半数以上あったことから、たたら製鉄への興味関心が全国的広がりを持っているということが確認できました。


 今回の事業により、たたらの町奥出雲町を全国に情報発信でき、また、たたら製鉄愛護団体の結成に向けての素地ができるなど、我々が目標としていた効果と成果があったというふうに考えております。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) それでは次に行きますが、今回の体験事業実施については、先ほどもお話がございましたが財団法人日本美術刀剣保存協会、日立金属株式会社安来工場、株式会社安来製作所、鳥上木炭銑工場の御協力、中でも国選定保存技術保持者、木原明村下の御指導が大であったと思っております。


 また、たたら炭につきましては、日刀保たたら炭焼き専属職人でありました高木氏の御指導を受けての体験事業でありましたが、今後も続けていただき、奥出雲町民だれもがたたらを理解し、そして町長もこれまで発言されております世界遺産登録を目指して頑張っていただきたいと思うわけでございますが、これから数多くの課題、問題等があると思います。それらをクリアしなければなりませんが、まず奥出雲町民全員がたたらを理解し得ることが不可欠、重要であると考えます。町長はどのようなお考えをお持ちなのか、伺います。


○議長(福本 修君) 井上町長。


○町長(井上 勝博君) まさに議員おっしゃっていただきましたように、奥出雲町民全員がたたらを理解し、それぞれの立場で神話とたたらの町、我がふるさとの情報発信をしていただくことが極めて私も重要だろうと思っております。そのためにもいろんな取り組みはしなければなりませんが、私は鉄師頭取の御三家だけでなく、この地域では農家、農民の人も冬場は野だたら等でまさに町内いろんなところでたたらを吹いていた実態があろうと思っております。いわゆるかなくそというのがどこにもあります。そういうような野だたらマップ、あるいはかなくそマップのようなものを全地域でみんなで見つけて確認していくというふうなことも必要でしょうし、また現在取り組んでおります鉄穴流しをやってたたら製鉄をやってきた地域という文化的景観が町内至るところに残されているということで、文化庁の指導も得ながら、現在国の重要文化的景観地域の指定を受ける調査作業も行っております。たたらの体験にも多くの町民の皆さんが活動してくださることはもちろんでございますが、参加してくださることも大事ではございますが、みんなでこの地域の古代からの鉄穴流し、たたら製鉄の歴史を確認しながら、町民挙げて、世界遺産登録ははるか向こうにある大きな目標ですが、一歩ずつでも前進することができればいいなとは思っておりますし、そのためにも町民の皆さんの御協力、御理解が不可欠だと私も十分認識しておりますので、いろんな御提案もいただきながら、町民全員で取り組んでいけるような仕掛けも考えてまいりたいと思っております。ありがとうございました。


○議長(福本 修君) 内田議員。


○議員(3番 内田 精彦君) 町長からの答弁いただきましたが、はるか向こうにある世界遺産かもわかりませんが、どんどん挑戦していただきたいというふうに思っております。


 以上で終わります。


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○議長(福本 修君) 以上をもちまして本日の会議日程はすべて終了いたしました。


 本日はこれにて散会といたします。御苦労さまでした。


            午後2時54分散会


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