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島根県 雲南市

平成18年6月定例会(第1日 6月 5日)




平成18年6月定例会(第1日 6月 5日)





雲南市告示第117号


平成18年雲南市議会6月定例会を下記のとおり招集する。


   平成18年5月29日


                            雲南市長 速 水 雄 一


                   記


1 日 時  平成18年6月5日


2 場 所  雲南市役所議場


        ───────────────────────────────


〇開会日に応招した議員


       藤 原 政 文            足 立 昭 二


       景 山 隆 義            加 藤 欽 也


       細 田   實            藤 原 信 宏


       山 崎 正 幸            村 尾 晴 子


       周 藤   強            堀 江 治 之


       光 谷 由紀子            岡 田 盛 行


       小 林 眞 二            石 川 幸 男


       福 間 義 昭            吉 井   傳


       深 田 徳 夫            景 山 源 栄


       板 持 達 夫            岩 田 隆 福


       松 浦 保 潔            田 中   ?


       青 木 幸 正            金 山 寿 忠


       阿 川 光 美            安 原 重 隆


       高 尾   肇            深 津 吏 志


       内 田 郁 夫            日 野   守


       渡 部 彰 夫            加 藤 一 成


       星 野   智            佐 藤 嘉 夫


       伊 原 重 雄            深 石 広 正


       吾 郷 廣 幸


        ───────────────────────────────


〇6月12日に応招した議員


       堀 江   眞


        ───────────────────────────────


〇応招しなかった議員


       な し


        ───────────────────────────────





 



   ────────────────────────────────────────


    平成18年 6月(定例)雲 南 市 議 会 会 議 録(第1日)


                           平成18年6月5日(月曜日)


   ────────────────────────────────────────


               議事日程(第1号)


                       平成18年6月5日 午前9時30分開会


日程第1    会議録署名議員の指名


日程第2    会期の決定


日程第3    諸報告


日程第4    委員長報告


日程第5    質疑


日程第6    討論


日程第7    採決


日程第8    議案の上程(一括議題)


承認第  1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めること


        について


承認第  2号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の承認を


        求めることについて


承認第  3号 平成17年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専


        決処分の承認を求めることについて


承認第  4号 平成17年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の


        承認を求めることについて


承認第  5号 平成17年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第2号)


        の専決処分の承認を求めることについて


承認第  6号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第  7号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専


        決処分の承認を求めることについて


承認第  8号 平成17年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第4号)の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第  9号 平成17年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分


        の承認を求めることについて


承認第 10号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第 11号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改


        正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて


承認第 12号 平成18年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の


        承認を求めることについて


議案第117号 雲南市集落集会所条例の一部を改正する条例について


議案第118号 雲南市非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例に


        ついて


議案第119号 雲南市木次町児童クラブ条例の一部を改正する条例について


議案第120号 雲南市梅が丘住宅団地排水施設の設置及び管理に関する条例を廃止する


        条例について


議案第121号 雲南市下水道使用料条例の一部を改正する条例について


議案第122号 雲南市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例につい


        て


議案第123号 雲南市掛合の里緑地公園条例の一部を改正する条例について


議案第124号 雲南市掛合酒蔵資料館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


        について


議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について


議案第126号 雲南圏域1市2町障害程度区分認定審査会の共同設置について


議案第127号 雲南市公共下水道木次・三刀屋浄化センターの建設工事委託に関する協


        定について


議案第128号 平成18年度雲南市一般会計補正予算(第1号)


議案第129号 平成18年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


議案第130号 平成18年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


議案第131号 平成18年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)


議案第132号 平成18年度雲南市財産区特別会計補正予算(第1号)


議案第133号 平成18年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第1号)


議案第134号 平成18年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号)


報告第  1号 平成17年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書


報告第  2号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  3号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  4号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  5号 平成17年度雲南市水道事業会計予算の繰越について


報告第  6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について


日程第 9   市長行政報告


日程第10   提案理由の説明


日程第11   議案の質疑


        ───────────────────────────────


               本日の会議に付した事件


日程第1    会議録署名議員の指名


日程第2    会期の決定


日程第3    諸報告


日程第4    委員長報告


日程第5    質疑


日程第6    討論


日程第7    採決


日程第8    議案の上程(一括議題)


承認第  1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めること


        について


承認第  2号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の承認を


        求めることについて


承認第  3号 平成17年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専


        決処分の承認を求めることについて


承認第  4号 平成17年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の


        承認を求めることについて


承認第  5号 平成17年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第2号)


        の専決処分の承認を求めることについて


承認第  6号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第  7号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専


        決処分の承認を求めることについて


承認第  8号 平成17年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第4号)の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第  9号 平成17年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分


        の承認を求めることについて


承認第 10号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の専決処


        分の承認を求めることについて


承認第 11号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改


        正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて


承認第 12号 平成18年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の


        承認を求めることについて


議案第117号 雲南市集落集会所条例の一部を改正する条例について


議案第118号 雲南市非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例に


        ついて


議案第119号 雲南市木次町児童クラブ条例の一部を改正する条例について


議案第120号 雲南市梅が丘住宅団地排水施設の設置及び管理に関する条例を廃止する


        条例について


議案第121号 雲南市下水道使用料条例の一部を改正する条例について


議案第122号 雲南市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例につい


        て


議案第123号 雲南市掛合の里緑地公園条例の一部を改正する条例について


議案第124号 雲南市掛合酒蔵資料館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


        について


議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について


議案第126号 雲南圏域1市2町障害程度区分認定審査会の共同設置について


議案第127号 雲南市公共下水道木次・三刀屋浄化センターの建設工事委託に関する協


        定について


議案第128号 平成18年度雲南市一般会計補正予算(第1号)


議案第129号 平成18年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


議案第130号 平成18年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


議案第131号 平成18年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)


議案第132号 平成18年度雲南市財産区特別会計補正予算(第1号)


議案第133号 平成18年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第1号)


議案第134号 平成18年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号)


報告第  1号 平成17年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書


報告第  2号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  3号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  4号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


報告第  5号 平成17年度雲南市水道事業会計予算の繰越について


報告第  6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について


日程第 9   市長行政報告


日程第10   提案理由の説明


日程第11   議案の質疑


        ───────────────────────────────


                出席議員(37名)


      1番 藤 原 政 文       2番 足 立 昭 二


      3番 景 山 隆 義       4番 加 藤 欽 也


      5番 細 田   實       6番 藤 原 信 宏


      7番 山 崎 正 幸       9番 村 尾 晴 子


     10番 周 藤   強      11番 堀 江 治 之


     12番 光 谷 由紀子      13番 岡 田 盛 行


     14番 小 林 眞 二      15番 石 川 幸 男


     16番 福 間 義 昭      17番 吉 井   傳


     18番 深 田 徳 夫      19番 景 山 源 栄


     20番 板 持 達 夫      21番 岩 田 隆 福


     22番 松 浦 保 潔      23番 田 中   ?


     24番 青 木 幸 正      25番 金 山 寿 忠


     26番 阿 川 光 美      27番 安 原 重 隆


     28番 高 尾   肇      29番 深 津 吏 志


     30番 内 田 郁 夫      31番 日 野   守


     32番 渡 部 彰 夫      33番 加 藤 一 成


     34番 星 野   智      35番 佐 藤 嘉 夫


     36番 伊 原 重 雄      37番 深 石 広 正


     38番 吾 郷 廣 幸


        ───────────────────────────────


               欠席議員(1名)


      8番 堀 江   眞


        ───────────────────────────────


               欠  員(なし)


        ───────────────────────────────


              事務局出席職員職氏名


   議会事務局長 ──── 景 山 英 好  書記 ──────── 山 根 史 朗


        ───────────────────────────────


             説明のため出席した者の職氏名


   市長 ──────── 速 水 雄 一  助役 ──────── 内 田 孝 志


   助役 ──────── 影 山 喜 文  教育委員長 ───── 永 瀬 豐 美


   教育長 ─────── 土 江 博 昭  政策企画部長 ──── 渡 部 彰 夫


   総務部長 ────── 大 谷   忠  工事検査官 ───── 石 飛   悟


   市民部長 ────── 堀 江 正 治  健康福祉部長 ──── 本 間 良 一


   産業振興部長 ──── 細 木   勝  建設部長 ────── 福 間   昇


   水道局長 ────── 片 寄 邦 良  教育部長 ────── 藤 井 信 弘


   大東総合センター所長  堀 江 善 彦  加茂総合センター所長  岸 本 邦 夫


   木次総合センター所長  高 橋 幾 雄  三刀屋総合センター所長 名 原 圭 治


   吉田総合センター所長  藤 原 隆 弘  掛合総合センター所長  土 山 幸 延


   政策企画部次長 ─── 新   一 幸  総務部次長 ───── 坂 本 武 男


   市民部次長 ───── 周 藤 喜 好  市民部次長 ───── 須 山 哲 好


   健康福祉部次長 ─── 安 部 幸 治  産業振興部次長 ─── 小 林 健 治


   建設部次長 ───── 鳥 屋 耕 次  水道局次長 ───── 奥 田   武


   教育部次長 ───── 杉 原 佳 林  財政課長 ────── 長谷川 和 男


   建設部下水道課長 ── 黒 田 美 邦  代表監査委員 ──── 谷 戸 邦 夫


        ───────────────────────────────


               午前9時30分開会


○議長(吾郷 廣幸君) ただいまの出席議員は37名であります。定足数に達しておりますので、これから平成18年雲南市議会6月定例会を開会いたします。


 直ちに本日の会議を開きます。


 本日の日程は、お手元に配付したとおりであります。


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 ◎日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、27番、安原重隆君、28番、高尾肇君を指名いたします。


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 ◎日程第2 会期の決定





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。本定例会は、本日から6月22日までの18日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(吾郷 廣幸君) 異議なしと認めます。よって、本定例会は、本日から6月22日までの18日間に決定をいたしました。


 なお、地球温暖化防止と省エネルギー化を進めるため、6月1日から9月30日までの間、議会としてノーネクタイ、ノー上着を実施いたします。


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 ◎日程第3 諸報告





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第3、諸報告を行います。


 監査委員から平成17年度一般会計、特別会計、企業会計、基金及び歳入歳出外現金及び平成18年度一般会計の例月出納検査の報告がありましたので、その写しをお手元に配付しておりますので、ごらんください。


 次に、3月27日に平成18年第1回雲南市・飯南町事務組合議会定例会が、3月28日に平成18年第1回雲南広域連合議会臨時会、平成18年第1回雲南消防組合議会臨時会及び平成18年第1回雲南環境衛生組合議会定例化が開催をされました。詳細については、資料を議員控室へ置いておりますので、ごらんください。


 次に、議員派遣の件について、5月17日、高速道路対策特別委員長から島根県の高速道路整備に関する要望活動及び視察研修の報告書が提出をされました。別紙報告書をお手元に配付しておりますので、ごらんください。


 次に、4月11日に平成18年春季島根県市議会議長会定期総会が安来市で、4月25日に第118回中国市議会議長会定期総会が松江市で、5月24日に第82回全国市議会議長会定期総会が、また、25日に第92回市議会議員共済会代議員会が東京都で開催をされました。詳細については、資料を議員控室へ置いておりますので、ごらんください。


 以上で諸報告を終わります。


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 ◎日程第4 委員長報告





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第4、委員長報告を行います。


 教育民生常任委員長の報告を求めます。


 17番、吉井傳君。


○教育民生常任委員会委員長(吉井 傳君) おはようございます。教育民生常任委員会の報告をさせていただきます。


 3月定例会に付託になり継続審議となっております陳情1件を、去る5月の16日、市役所4階におきまして委員会を開催し、審議を行いましたので、その御報告を申し上げます。


 請願・陳情審査報告書。付託された請願・陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したから、会議規則第135条第1項の規定により報告いたします。


 受理番号3号。件名、「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書。審査結果、不採択でございます。


 審議における意見について少し申し上げておきますと、今回の医療制度改革では、高齢者の医療費負担増や医療、療養病床の削減等により、だれもが医療が受けれる医療の平等性が損なわれる、あるいは生活への大きなしわ寄せが来ると賛成の意見も出たところでございます。一方、継続的な医療制度の確立も将来にわたり大変大きな問題であり、委員それぞれの重い判断の中で、先ほど申し上げましたとおり反対多数ということで、不採択すべしと決定したところでございます。


 以上、報告を終わります。


○議長(吾郷 廣幸君) 以上で委員長報告を終わります。


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 ◎日程第5 質疑





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第5、これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。


             〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(吾郷 廣幸君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終わります。


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 ◎日程第6 討論





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第6、これから討論を行います。


 まず、委員長報告に対する反対者の発言を許します。反対討論はありませんか。


 12番。


○議員(12番 光谷由紀子君) 先ほど教育民生委員長から報告がありました「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書についてですけれども、私はその原案に賛成する立場で、そして委員長報告に対して反対の立場で討論を行ってまいります。


 現在国会で、参議院でですけれども、医療改革法案が大変緊迫した情勢にあります。審議されている中で大変問題点が浮かび上がってきております。70歳以上の窓口負担は現在1割ですけれども、これが再来年度から70歳、それから74歳までが2割負担となります。70歳以上の現役並み所得者は3割負担となるわけでございます。年間やはり2万円の増になるということが試算されております。


 それから、70歳以上への療養病床への入院している方は、居住費、食費が保険から外されるということで、これも3万から4万の負担増ということです。75歳以上の高齢者は、現在家族の扶養となっておられる方は保険料を払っておられないわけですけれども、こうした方からも、扶養から外して個人から徴収しようということです。新たな制度を創設するということですので、介護保険と同じように年金から保険料が天引きされるような状況です。月1万5,000円の年金者、こういった方もあるわけですけれども、こういった方からも天引きしていくというものです。


 また、その保険料が払えなくて滞納者が出た場合に、これまで高齢者は、被爆者や障害者、結核患者などと同様に、資格証ですね、これを発行しておりませんでしたが、今度から発行もせよということの内容となっております。


 それから、療養型病床ですけれども、今38万床ありますけれども、これを23万床削減して15万床に大幅にベッド数を減らす考えです。その中でも介護型が13万床削減されます。今でさえ特養の入居がなかなかできなくて待機者がふえている状況です。この雲南地域でも入所希望者は多いわけですけれど、なかなか入れない。そういった中で療養型がなくなればそういう入所もできないと。そうすれば自宅で見ざるを得ない。自宅でも介護ができないような状況の方でも入所ができないという方向になってまいります。こういった中で、大変どこへ行けばいいかというような不安の声も上がっております。


 それからまた、混合診療が拡大されます。保険がきく診療と保険がきかない診療、これが組み合わせて混合診療が拡大されますので、お金のある人は高度な医療が受けられるけれど、金のない者は高度の医療さえ受けられないという、金の切れ目がまさに命の切れ目となってまいります。お金のある人だけが高度な医療が受けられるということですので、日本医師会でも、5月の16日には緊急の記者会見もして、公的な医療制度の土台を崩すと警告もしております。こうした点から見ましても、安心して医療が受けられる制度を守ることが今重要だと思っております。


 委員会での討論でも、先ほど委員長の方から報告がありましたけれども、賛成討論があったわけですけれども、その賛成討論の中では、予防が大変重要であるので、そういう予防がされるので大丈夫だという、重視されるから賛成だという意見がありましたけれども、私はやはり、今現在医療にかかっている高齢者は病気がしたくて病気になってはおりません。それから、年を重ねればどうしても病気が出てまいります。そうしますと、やはり予防ということは大変重要でありますけれども、その一方で公的医療の制度をきちっと確立していくということが重要だと思います。高齢期、安心して医療にかかれる制度をつくっておくこと、このことが大切と思い、私は委員長報告に反対し、そして原案に賛成の立場で討論をいたしました。議会の皆さんの賢明なる判断を求め、討論を終わります。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 次に、賛成者の発言を許します。ありませんか、討論。


               〔賛成討論なし〕


○議長(吾郷 廣幸君) ほかに討論はありませんか。


 2番。


○議員(2番 足立 昭二君) 足立昭二でございますが、私は、先ほど委員長報告がありました第3号陳情、「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書不採択に対する審議結果に反対をし、原案であります「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書に賛成する立場から討論を行いたいと思います。


 私は、この法案は高齢者の窓口負担割合の引き上げ、そして高額療養費支援の縮小、そして療養病床における食費、居住費の自己負担化、後期高齢者医療制度による新たな保険料の負担、療養病床の削減、廃止など、高齢者に多重な負担を押しつけるものであると考えております。高齢者の皆さんの生活は、公的年金額が目減りする一方で、健康保険料や介護保険料は増加し、さらに定率減税の縮小、廃止等による税負担が重くのしかかっております。総合的な制度設計を欠く社会保障制度の見直しは、国民の不信を強め、社会保障制度そのものの存続を危うくしかねない状況にあります。


 また、年齢によって医療保険を分断する高齢者医療制度は、医療保障の分断、世代間の対立を招くものであり、私は導入すべきではないというふうに考えております。


 もしこれが実施されますと、地方財政はますます圧迫をされ、医療費の高い都道府県は保険料を引き上げるか、あるいは保険給付を引き下げるかの選択が迫られることになっております。私は、そうした立場でこの医療制度改革法案を廃案をしていかなければならない、このように考えています。


 そして、この陳情に賛成するもう一つの私の理由は、このたび小泉首相は、今国会をもって、次期総裁選挙に立候補しないという態度表明をされております。しかし、この5年間、小泉内閣が行ってきた地方に対する政治を振り返ってみたときに、例えば地方交付税の削減ということで、この雲南市にも大変な打撃を与え、住民負担の増加を強いられております。


 また、5月31日には、議員懇談会で郵便局長3名の方々に来ていただきまして、郵政民営化の話を聞かせていただきました。私の言葉で言えば、この郵政民営化法案、百害あって一利なし、本当にこれから地域の郵便局がなくなっていく。農協が支所がだんだん少なくなり、銀行もない。こういう中で高齢者の皆さんの生活が奪われようとしております。


 そして、この間、議論になりました医師不足、隠岐病院の産婦人科医の不足の問題が大きな問題となりまして、医師不足の問題が地方に投げかけられております。雲南地域でも多くの医者が不足をしている。この原因は、新研修医制度ということであるようですが、これも、若いお医者さんが都会に行ってしまう、田舎には来れないという制度が今確立をされております。


 そして、きょうの新聞、山陰中央新報の社説にありましたように新型交付税、先ほど議員懇談会で、10日にはこれに対する決起集会が行われようとしておりますけれども、本当に今、この5年間の中で小泉内閣によって地方はずたずたにされている。この一環の中に、この医療制度の改革があるというふうに私は考えております。


 そうした中で、本当に今、地域の議員こそが声を上げて国に対して意見を言っていかなければ、私たちこの地域、中山間地域、過疎地域の住民は一体どうして生活をしていかれるのか、このことを強く感じているところであります。ぜひともこの市議会の議員の皆様の思想、信条を超えた、この地域の声を今こそ国会に届けねばならない。そうした意味を込めまして、私はこの「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書に賛成する立場で意見を申し上げ、皆さんの御支援をいただきますようによろしくお願いいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) ほかに討論はありませんか。


                〔討論なし〕


○議長(吾郷 廣幸君) これで委員長報告に対する討論を終わります。


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 ◎日程第7 採決





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第7、これから陳情第3号、「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書を採決をいたします。


 この採決は、起立によって行います。


 この陳情に対する委員長の報告は、不採択であります。したがって、原案に対する採決を行います。


 陳情第3号、「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書を採択することに賛成の方は起立を願います。


                〔賛成者起立〕


○議長(吾郷 廣幸君) 起立少数であります。よって、陳情第3号、「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求める陳情書は、不採択とすることに決定をいたしました。


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 ◎日程第8 議案の上程(一括議題)





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第8、議案の上程を行います。


 承認第1号、雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについてから、報告第6号、雲南市土地開発公社の経営状況の報告についてまでの36件を一括議案といたします。


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 ◎日程第9 市長行政報告





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第9、市長の行政報告を求めます。


 速水市長。


○市長(速水 雄一君) おはようございます。平成18年雲南市議会6月定例会の開会に当たりまして、市政に関する行政報告と私の基本的な考え方を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。


 国においては、小泉政権の任期満了を控え、重点的に取り組まれてきた構造改革などに対する検証が盛んに行われているところであります。


 こうした中、去る4月28日には教育基本法改正案が閣議決定され、制定以来約60年ぶりとなる全面改正に向け、今国会で審議中でありますが、この改正案では、新たに「国と郷土を愛する」理念が盛り込まれようとしております。


 私は、とりわけ「郷土を愛する」理念は、これからの新しい社会のあり方や新たな価値観を創造していくに当たり、基本となる理念であると考えております。国と地方の関係、都市部と農村部のあり方を考える上で意義深く、雲南市が目指す「生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくり」の理念であると考えます。


 そこには、笑顔あふれる地域のきずな、美しい農山村の風景、世代が触れ合う家族の暮らし、多彩な歴史遺産、そして新鮮で安全な食と農が継承されたふるさとがあり、市民の自信や誇りによる定住化の推進や、本当に住んでよかったと思えるまちづくり、あるいは交流人口の拡大による地域活力の増進など、市民の皆様とともに英知を結集して「ふるさと」づくりに取り組んでいかねばなりません。


 具体的には、現在策定中の総合計画の中でその基本的な方向を明らかにしてまいりたいと考えておりますが、こうしたふるさとの恵みを生かし、地域のブランド力を高めていくことがこれからのまちづくりに必要であると考えております。


 こうした中、現在、雲南市の他に誇るべき地域資源を生かした取り組みの一つとして、「うんなん映像プロジェクト」が進められております。このプロジェクトは、斐伊川流域に伝わる「ヤマタノオロチ伝説」をモチーフとし、主人公の高校生が地元に伝わる伝説や神楽などに触れ、ふるさとに残ることを決意するというストーリーで、出雲市出身の映画監督、錦織良成氏によりまして、雲南市を舞台に制作されるものであります。このことによって、全国へ雲南市を情報発信できるほか、市民の皆様に地域のよさを再認識し、誇りを持っていただく絶好の機会になることと存じます。まさに市の地域資源を生かした取り組みであり、「新しい日本のふるさとづくり」にかなうものであることから、市といたしましても積極的に協力してまいりたいと存じます。


 市民の皆様におかれましても、地元エキストラ等の出演や各種サポーターへの登録など、積極的な御支援、御協力をいただきますようお願いをいたします。


 次に、雲南市名誉市民であり、元総理大臣、故竹下登先生の顕彰事業についてであります。


 去る5月27日、市の名誉市民であり、元内閣総理大臣の故竹下登先生の銅像除幕式、記念館落成式及びしのぶ会が掛合町において行われました。平成元年に竹下先生が総理大臣として「ふるさと創生事業」を提唱されたことが昨日のことのように思い出されます。御逝去から7年目を迎えるに当たり、このような事業を企画、実践されました竹下登先生の銅像を建てる会の皆様の御労苦に対しまして、心より敬意を表しますとともに、末永く雲南市民初め多くの方々から顕彰されることを願うものであります。


 次に、春の叙勲及び褒章の受章のお喜びについてであります。


 去る4月29日に春の叙勲受章者が発表され、雲南市内では、地方自治功労によって三刀屋町の安井譽さんが旭日双光章を、同じく掛合町の石橋稔さんが瑞宝双光章を、スポーツ振興功労によって加茂町の黒田方辰さんが旭日双光章をそれぞれ受章されました。また、28日には、春の褒章受章者も発表され、業務精励によって吉田町の吉原邦行さんが黄綬褒章を受章されました。受章されました皆様には、それぞれの分野での長年にわたる御活躍によって、地域の発展に多大な御貢献をいただきましたことに、心から感謝申し上げますとともに、今後とも健康に留意され、変わらぬ御指導を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 次に、3月定例会以降の市政の状況及び当面の課題を申し述べます。


 1点目の雲南市の主要施策「市民が主役の自治のまち」についてであります。


 まず、地域委員会についてでありますが、地域委員会も2年目に入り、各地域委員会では総合センターと連携した地域づくりに取り組んでいただいておりますが、去る4月28日には、本年度第1回の地域委員会全体会を開催し、市より平成18年度市政運営の基本的な考え方と主要施策及び雲南市の財政状況と見通しについて説明をいたしました。さらに島根大学教育学部、作野広和助教授に「住民自治と地域づくり」と題して講演をいただきまして、地域の担い手を地域内だけに求めるのではなくて、出身者や知人、友人あるいは企業なども巻き込んだ中で、期待感の持てる地域づくりを御提言いただきました。地域委員会の着実な歩みの中で、市民との協働によるまちづくりを推進してまいりたいと存じます。


 続いて、地域自主組織についてでありますが、平成17年度においては、市内44の区域で24組織が設立され、16組織で設立準備会ができるなど、各地域において熱心な取り組みをいただいているところであります。今年度は、全地域での結成を目指して支援していくとともに、それぞれにおいて具体的な地域課題への対応や、地域の魅力の再発見、そして自分たちの手で快適な生活や収益を得る取り組みなど、その活動が実りあるものになるよう、まちづくり講座等を開催し、情報の提供等により支援してまいります。


 続いて、地域振興補助金についてでありますが、この制度を創設して2年目となりますが、平成17年度末で市民活動団体として、地域自主組織、まちづくりグループ、NPO法人より団体登録をいただきました数は123団体であり、その中で、地域振興補助金を活用して121の事業を実施されたところであります。


 その状況につきましては、去る5月27日に地域振興補助金活用事業報告会をチェリヴァホールにおいて開催し、多数の皆様に御参加をいただき開催したところであります。当日は、島根県中山間地域研究センター、笠松浩樹主任研究員に「100年先を考えたまちづくり−雲南市の取り組みを振り返って−」と題して基調講演をいただき、引き続き市民活動団体から取り組みが発表され、意見交換が行われました。今年度も引き続き、本制度の活用により、まちづくりの自主的活動が進められるよう期待しております。


 続いて、自治会代表者と行政による検討会議の開催についてであります。


 市民の皆様への行政情報の伝達につきましては、情報の均質化を図ることが重要であります。こうしたことから、今年度、各町自治会代表者2名と行政による検討会議を開催し、市から自治会に対して行う主要施策の伝達方法について検討を行ってまいります。また、自治会が全市的に連携を図ることができる仕組みづくりについても、検討いただきたいと考えております。


 続いて、定住対策についてであります。


 昨年4月より定住推進員を配置し、定住を希望される方々への個別の相談を行ってまいりました。また、市のホームページにより問い合わせをされるケースが多いため、本年度新たに定住に関するホームページを作成し、空き家及び就職情報とあわせて、定住者の紹介や雲南市の情報などを掲載し、全国へ向けて情報発信するよう準備を進めているところであります。


 さらに、しまね田舎ツーリズム推進協議会に認定されている大東町海潮地区振興会では、昨年に引き続き今月17日と18日に田舎暮らし体験ツアーを実施される予定であり、今後、都市住民との交流がますます活発になることを期待しております。


 2点目の「快適生活のための機能と自然あふれる生活空間が共生するまち」についてであります。


 まず、公共交通についてでございますが、市民バスにつきましては、適切かつ効率的なバス交通サービスを行う必要があることから、今年度も引き続き見直しを行うこととしており、去る5月2日に公共交通対策協議会を開催したところであります。特に、JR木次線の利用者数が年々減少していることから、広域路線バス吉田大東線とJRの運行のあり方について見直しを図っていくこととしております。


 続いて、尾原ダム事業についてであります。


 尾原ダム建設事業につきましては、去る3月3日に行われた入札によりダム建設1期工事の施工業者が決まり、現在、国土交通省と施工業者において詳細な施工計画の作成や地元協議など、現地での工事着手に向けた準備作業が進められております。


 特に、本体工事に伴う生活環境対策につきましては、尾原地区ダム対策同盟会と国土交通省との間で協議が行われており、市といたしましても周辺地域への影響が最小限のものとなるよう引き続き関係機関と十分な連携をとって対処する考えであり、今後、地元との協議が調い次第、ダム本体の基礎掘削工事に着手される予定であります。


 このほか、ダム湖の周辺整備につきましては、ボート競技やサイクリング競技施設を中心に、それぞれ関係機関において地域に開かれたダム整備計画の具体化に向けた検討作業を行っているところであります。


 また、去る4月23日には尾原ダム菜の花まつり2006が現地で開催され、市内はもとより、松江市や出雲市から過去最高の約1,000人もの人出でにぎわいました。来場者は満開の菜の花の中、地元、温泉子ども神楽の上演など盛りだくさんの催しで春の一日を満喫されていました。こうした取り組みを通して地域の活性化が図られ、斐伊川流域全体の交流と尾原ダム事業への理解が一層深まることを期待するものであります。


 続いて、中国横断自動車道尾道松江線についてであります。


 県境から三刀屋木次インターチェンジ間につきましては、先般5月28日に、島根県知事、県選出の衆参国会議員の先生方を初め、地権者の皆様や雲南市議会からの多数の御来賓のもと起工式が行われました。これまで御尽力いただいた関係の皆様に改めて厚くお礼を申し上げる次第でございます。


 今年度、県境から三刀屋−木次間の予算は84億円、昨年の37億円に比較し2.27倍の予算が配分され、本格的な事業進捗が図られることになりました。


 本路線の中国縦貫道までの早期開通を関係団体とともに引き続き強力に要望していくとともに、事業が本格化することに伴う、周辺地域の皆様への工事に伴う影響が最小限となるよう、地元の工事委員会や関係機関と十分な連携を図りながら対処してまいります。


 続いて、下水道事業についてであります。


 農業集落排水事業につきましては、三刀屋町伊萱地区及び吉田町吉田地区の2カ所の処理場建設に着手し、公共下水道事業につきましては、木次・三刀屋浄化センターの水処理施設第3期増設工事に着手する予定であります。さらに、工事を進めてまいりました大東浄化センターにつきましては、今年9月末に完成し、10月より一部供用開始を予定しております。


 なお、本議会におきまして、これらに伴う下水道使用料条例及び受益者負担金条例、並びに木次・三刀屋浄化センター建設に伴う日本下水道事業団への工事委託協定の議決をお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


 また、下水道事業全体としての使用料の均一化につきましては、現在、雲南市下水道使用料審議会で検討中であり、その答申の内容を踏まえ、議会に協議の上、使用料の平準化を図っていきたいと考えております。


 続いて、第58回島根県消防大会及び第50回島根県消防操法大会の開催についてであります。


 本年8月5日、6日に、雲南市において第58回島根県消防大会及び第50回島根県消防操法大会が開催されます。この大会には、2日間で1,500人を超える消防関係者が参集される予定であり、2日目の消防操法大会には、雲南市消防団からポンプ車の部に3チーム、小型ポンプの部に4チームの計7チームが出場することとなっており、日々訓練に励んでいただいております。ぜひとも出場されます全チームがよい成績をおさめられますようお祈りいたしますとともに、大会が盛大に開催できますよう、今後実行委員会等において諸準備を万全に行いたいと考えております。


 3点目が「誰もが健やかに安心して暮らすまち」についてであります。


 まず、「身体教育医学研究所うんなん」についてであります。


 身体教育医学研究所うんなんは、4月3日に開設し、子供から高齢者までの健康づくりの推進をテーマに、5名の専任スタッフにより、市民の皆様の健康づくりに役立つ研究や啓発活動をスタートいたしました。


 具体的な取り組みといたしまして、介護予防事業と連携し、市民の皆様と一緒に健康づくり運動をしていただく地域運動指導員を養成するために、6月から2カ月間、研修会を開催いたします。


 また、ケーブルテレビを利用して、毎日、午前10時と午後3時の2回、ストレッチ体操の放映を開始いたしました。2カ月に1回程度更新していく考えであります。


 これらの取り組みを通して、健康を意識する習慣を身につけていただき、「無理なく、楽しく」を合い言葉に、「生涯健康でいきいきと生活できる雲南市」を目指してまいります。


 続いて、地域包括支援センターの設置についてであります。


 4月の介護保険制度改正により、7カ所の在宅介護支援センターを廃止し、3カ所の地域包括支援センターを設置いたしました。このため、市民の身近な総合相談窓口を、地域包括支援センターと健康福祉センターの両方で受け持つことといたしました。4月中に寄せられました相談は、合わせて230件で、その内容は、高齢者福祉サービス、介護保険、新予防給付と介護支援専門員や医療機関からの相談などとなっております。


 また、4月からの高齢者虐待防止法施行により、高齢者虐待専用相談電話を設置し、職員が休日を含め24時間対応することといたし、これまで数件の相談があったところであります。


 続いて、障害者福祉施策についてであります。


 本年4月より施行されました障害者自立支援法に基づく事業や市の単独事業により、障害者に対する新たな福祉サービスを開始いたしました。特に、市の単独事業として実施しております精神障害者の通院医療費助成では県内の他の市のほとんどが自己負担額の2分の1を助成する中で、雲南市は4分の3を助成しており、また、身体障害者、障害児の更生医療、育成医療受給者の自己負担につきましても、他の市のほとんどが助成を実施していない中で、雲南市は自己負担の一部を助成するなど、負担の軽減を図っており、今後も障害者が安心して生活できるよう努めてまいります。


 4点目の「ふるさとを愛し豊かな心を育む教育と文化のまち」についてであります。


 まず、教育支援コーディネーターの配置についてでありますが、不登校に対する支援や、学校、地域における危機管理、児童生徒の生活習慣の改善などの緊急課題に重点を置きながら、地域、家庭、学校での学社融合の推進を図るため、市立中学校7校にそれぞれ教育支援コーディネーターとして教育委員会事務局職員を1名ずつ配置いたしました。現在、配置先の中学校の教職員や生徒とのスムーズな連携に努めており、順調な滑り出しができたと感じております。


 今後は、それぞれの校区内の幼稚園、小学校、公民館などへも精力的に出かけ、地域、家庭、学校とのコーディネートを深めていきたいと考えております。


 続いて、学校教育における社会人活用事業についてであります。


 島根県が平成17年度と18年度の2カ年間実施する学校教育における社会人活用事業を導入し、雲南市では学校における児童生徒の生活面での介助や指導に当たっていただく支援員の配置を行っております。学校からの支援要望は多いところでありますが、雲南市は、県内の自治体で唯一昨年度を上回る915万円の補助金の内示があったところであります。現在、市内の小学校11校、中学校4校、幼稚園1園に対し20名程度の支援員の配置を行うよう調整を図っているところであります。


 続いて、学力調査と今後の対応についてであります。


 去る5月9日、10日の両日、市内小学3年生から中学3年生までを対象に島根県学力調査を実施いたしました。今後、学習内容の習得状況及び学習や生活に関する意識や実態を客観的に把握し、学習指導上の課題を明らかにいたします。さらに、生活習慣等を尋ねる意識調査を分析することにより、子供たちが学習していく上での問題点がより明確になるものと期待しております。


 個人データについては、児童生徒との個人面談や三者面談に活用し、各学校や市教委において今後の教育計画や指導方法の工夫、学習習慣の改善に役立てていきたいと考えております。


 続いて、市立波多小学校についてであります。


 掛合町内の小学校につきましては、これまで、掛合、多根、松笠、入間の4つの小学校を平成20年4月に統合することとして、統合小学校の建設を進めてきております。


 波多小学校につきましては、校舎も新しく、また、掛合町の中心部から遠距離であることなどから、学校を存続する方向でありましたが、児童数の減少が進み、新入生のない年度が見込まれることや、今年度から掛合保育所波多分園が休園となり、児童は掛合保育所に通所し、小学校は地元の波多小学校に入学するという変則的な形が生ずることとなりました。


 こうした状況から、波多地域において検討が重ねられ、この3月、雲南市に対して今後の取り扱いについて判断がゆだねられたところであります。その後、市として慎重に検討を行った結果、平成20年3月31日をもって閉校し、同年4月1日開校予定の掛合統合小学校に他の4校と同時に統合することが最良であるとの判断に至り、去る4月21日、波多コミュニティ協議会に対し雲南市の基本方針をお示ししたところであります。


 続いて、掛合統合小学校の建設についてであります。


 掛合統合小学校の建設につきましては、実施設計が完了し、先般5月下旬に旧掛合中学校体育館の撤去及び校舎等敷地造成工事を発注したところであり、この秋には校舎の建築工事に着手する予定であります。


 なお、波多小学校も他の4校と同時に統合する方向となりましたが、校舎及び屋内運動場の規模につきましては、当初計画の規模で対応可能と考えております。


 続いて、子どもの居場所づくり事業についてであります。


 平成16年度から開始されたこの事業は、今年度も学校や図書館等36カ所でスタートしたところであります。なお、昨年度は41カ所でありましたが、今年度は、これまで6町にそれぞれ設置しておりました不登校の小・中学生への活動支援を行う支援センターを、高校生も対象とした支援センター雲南として統合し、より充実した居場所としてのスタートとなっております。また、今年度の国からの委託金は約3,400万円で、補助事業としては最終年度となりますが、文部科学省では、新たに放課後に地域の児童らが安心して過ごせる場づくりを厚生労働省と連携して取り組むとの発表をしており、今後の国の動向に注目しながら、これまでの実績を踏まえた事業展開ができるよう努める所存であります。


 続いて、子供の基本的生活習慣の育成についてであります。


 雲南市では、平成17年度に市内の全小・中学生を対象に生活実態調査を実施いたしました。調査結果からは、特に問題と思われる「家で全く勉強をしない」中学生が約12%見受けられ、「夜寝る時間が遅くて朝起きられない」という問題では、小学生高学年の5割以上の児童が夜10時以降も起きている実態があり、さらに小学生の1割、中学生の2割以上が「休日に8時間以上テレビやゲームなどメディア漬けになっている」という大変憂慮すべき状況であります。


 こうした点を改善し、朝から元気な子供を育成していくため、国が国民運動として提唱している「早寝早起き朝ごはん」を実践することといたしております。


 具体的には、国の委託事業である子どもの生活リズムの向上プロジェクトの地域指定を受け、学校や、PTA、公民館など各種団体を初め、関係部局が連携し、地域ぐるみで取り組んでまいります。


 続いて、雲南市立加茂図書館についてであります。


 雲南市で3館目の図書館であります加茂図書館は、本年4月に加茂総合センター2階にオープンいたしましたが、1日当たり約100名を超える多くの市民の皆様に御利用いただいております。


 また、蔵書冊数は2万1,000冊で、新聞、雑誌のほか、パソコンも2台設置しており、多数の中学生や高校生の皆様にも活用いただいております。


 また、市内には加茂図書館のほか、大東町と木次町に図書館を設置しておりますが、このたび大東町子ども読書会の皆様には、平成18年度子ども読書活動優秀実践団体として文部科学大臣表彰の栄に浴され、先般、県教育庁において伝達式が行われたところであります。大東町子ども読書会の皆様に対し、心よりお祝いと敬意を表する次第であります。


 受賞されました大東町子ども読書会の皆様には、子供の心をはぐくむ読書活動の一層の推進をお願いするとともに、雲南市といたしましても、図書館同士の連携を図り、より充実したサービスの提供を行ってまいります。


 続いて、永井隆博士顕彰事業についてであります。


 平和教育の一層の充実を図るため、今年度も全国の小・中・高校生及び一般の方々から愛と平和に関する作文・小論文を募集いたします。募集期間は、来月7月1日から31日までで、1次審査は8月上旬に、最終審査は8月下旬に行い、入賞作品を部門ごとに決定し、9月10日に発表式典を行うこととしております。当日は、市内の小学校の平和学習の実践発表や、人権や原爆のパネル展示等もあわせて行うこととしております。


 また、雲南市では、9月と10月を愛と平和の教育推進月間としており、学校や公民館等で平和教育、人権教育に関する事業を展開することといたしております。


 続いて、雲南市成人式についてでありますが、今年度の開催日時は、8月14日の午前10時から三刀屋文化体育館アスパルにおいて挙行いたします。


 対象者は、昭和61年4月2日から昭和62年4月1日までの出生者のうち、雲南市に住所を有している方及び市内の中学校卒業者の方々に対し、今月末までに案内状を発送することといたしておりますので、ぜひ多くの新成人の皆様に出席していただきたいと存じます。


 続いて、チャレンジデーについてであります。


 チャレンジデーは、毎年5月の最終水曜日に世界じゅうで実施されるスポーツイベントであり、日本国内のほぼ同規模の自治体同士で、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続してスポーツや運動をした住民の参加率を競い合うものであります。


 雲南市として2回目となる今年度は、去る5月31日に実施し、昨年の参加率64.1%を下回ったものの、参加率55.5%、参加者数2万5,330人という成績をおさめ、対戦相手である北海道名寄市の参加率50%を上回り、見事金メダルを獲得いたしました。


 当日参加いただきました市民の皆様や関係者の方々に厚くお礼を申し上げますとともに、チャレンジデーの参加をきっかけに、市民の皆様の健康づくりや、元気あふれるまちづくりにつながることを願うものであります。


 続いて、NHK夏期巡回ラジオ体操についてであります。


 来る8月18日、NHK夏期巡回ラジオ体操を三刀屋文化体育館アスパルで実施する計画であります。当日は、朝5時30分開場、6時から開会式の後、6時30分からNHKラジオで全国に生放送されます。御家族の皆様お誘い合わせて御参加いただきたいと存じます。


 続いて、第61回宍道湖一周駅伝競走大会についてであります。


 第61回宍道湖一周駅伝競走大会が、去る4月9日、松江市陸上競技場を発着点とする7区間60.7キロのコースに64チームが出場して開かれ、第1部の市町村対抗に出場した雲南市は、前半から安定した走りで見事初優勝を果たし、総合でも第3位と大健闘されました。


 さらに2部の団体対抗に出場した地元企業のホシザキ電機は、総合優勝を果たすなど、雲南市内のチ−ムが活躍する明るい話題を提供していただきました。


 また、去る4月1、2日には、世界クロスカントリー選手権が福岡県海の中道公園で開催され、三刀屋町出身の杉原加代選手が日本代表選手として出場され、日本団体の3位入賞に貢献されました。さらに、7月11日から台湾で開催される第2回世界女子大学ソフトボール選手権大会には、加茂町出身の船木千恵選手が代表選手に選ばれるなど、国際舞台で活躍する選手も続いており、今後の御活躍を期待するものであります。


 続いて、韓国オンヌリ国楽芸術団公演助成事業についてであります。


 去る4月2日、韓国慶尚北道清道郡を拠点に活動する韓国オンヌリ国楽芸術団を招き、日韓親善交流民俗芸能フェスティバルが、雲南地区日韓親善協会主催のもとにチェリヴァホールで開催されました。市内からは、掛合太鼓保存会・和童、海潮中学校神楽部及び田井保育所こども神楽が出演され、韓国文化理解と友好親善が深められたところであります。今後も、日韓親善協会を中心とした民間における文化交流がますます盛んになることを願うものであります。


 続いて、雲南市国際文化交流協会の設立についてであります。


 去る4月22日、サンワーク木次において、市内の国際交流関係団体6団体を一本化し、雲南市国際文化交流協会が設立され、会長には大東国際文化交流協会の黒田直幸氏が就任されました。今後は、協会と市が連携しながら、幅広い国際交流活動の展開を図る考えでございます。


 続いて、青少年海外視察等派遣事業についてであります。


 本年度も、アメリカ合衆国インディアナ州リッチモンド市へ派遣するリッチモンドサマースクール事業を実施いたします。この事業は、夏休みを利用して市内の中学生、高校生をリッチモンド市へ派遣し、全期間ホームステイするものであります。5月12日にリッチモンドサマースクール事業実行委員会を開催し、現在準備を進めているところであります。


 5点目の「多様な地域資源を活かした産業が発展するまち」についてであります。


 まず、企業立地についてでありますが、企業立地に関しましては、平成17年度に提出された3件の企業立地認定計画申請に基づき、去る3月23日に雲南市企業立地審査会を開催し、内容審査をいたしました。審査会では、3件のすべてが雲南市企業立地促進措置適用企業として適当であるとの意見が提出され、申請のとおり計画を認定したところであります。4月25日には、市役所において立地計画認定書の交付及び覚書の調印式を行ったところであります。


 具体的な計画内容につきましては、化粧品の受託製造を行う日本コルマー株式会社の増設計画、カット野菜の製造等を手がけるフレッシュフーズ山陰株式会社の新設計画、特殊断熱塗布材を利用した建材製造の株式会社日進産業の新設計画となっております。これら3件の立地計画は島根県の立地計画の認定もあわせて適用されております。今後、これらの企業活動による地域雇用の創出に大きな期待をしているところであり、必要な支援を実施してまいりたいと存じます。


 さらに、現在新たに2つの企業から市内へ進出の意向があり、調整をしている段階であります。この企業の立地が早期に実現するよう積極的な努力をしてまいります。


 また、すぐれた創意工夫により、職域における技術の改善向上に貢献した方を対象とした科学技術分野の創意工夫功労者賞が、平成18年度は全国で980人、島根県内で4人、そのうち雲南市内から3人が表彰されました。表彰されたのは、三刀屋金属株式会社の中林勇次さん、島根イーグル株式会社の板垣伸二さんと朝山久さんであります。雲南市において産業振興センターを設立し、企業支援活動を展開している中での表彰であり、まことに喜ばしいことであります。心よりお祝いを申し上げますとともに、今後の御活躍を期待いたします。


 続いて、雲南地域担い手育成総合支援協議会についてであります。


 平成17年3月に閣議決定された食料・農業・農村基本計画において、重要施策の一つとして、平成19年度からの品目横断的経営安定対策の導入が明記されました。これまでの制度を見直し、意欲と能力のある担い手に対象を限定し、経営の安定を図る施策に変わってまいります。今後、農業後継者の減少や高齢化が進む中、担い手づくりが喫緊の課題となってまいります。


 このような状況の中、3月23日に、雲南市、飯南町、奥出雲町、JA雲南、島根県東部農林振興センターで構成される雲南地域担い手育成総合支援協議会を設立いたしました。行政と農業団体が一体となって、認定農業者や新規就農者の育成確保、集落営農組織の組織化、法人化など、担い手の育成確保に努めてまいります。


 続いて、農業委員会だより「いなたひめ」の全国農業会議所会長賞受賞についてであります。


 全国農業会議所、全国農業新聞が主催する第12回全国農業委員会だよりコンクールにおいて、雲南市農業委員会発行の農業委員会だより「いなたひめ」が、農業委員会活動の推進に大きな役割を果たしたとの評価を受け、全国農業会議所会長賞に入賞いたしました。去る4月11日に東京都で開催された表彰式には、土江良治情報委員長ほか委員会のメンバーが出席され、表彰を受けられたところであります。


 続いて、農業農村基盤整備についてであります。


 これまで、平成18年度に新規採択を目指して要望してまいりました農業農村基盤整備事業につきましては、この平成18年3月末に、3つの地区の採択通知を受けたところであります。


 まず、総合整備事業として大原地区中山間地域総合整備事業の事業採択を受けております。これは、総事業費約15億円で6年間にわたり大東町及び木次町地内で実施するものであります。


 また、圃場整備事業として、加茂町延野、大崎を中心とする区域を加茂西地区経営体育成基盤整備事業として事業採択を受けております。これは、総事業費約8億円で34ヘクタールの区域面積を、平成23年度の完成目標で整備するものであります。


 さらには、農道整備事業として萱野根波地区農林漁業用揮発油税財源身がわり農道整備事業であります。これは、掛合町内の飯石広域農道から三刀屋町根波別所地区へ通じる路線として、3.5キロメートルの区間を総事業費約8億円で整備事業に着手するものであります。


 一方、農地防災整備事業として、新たに地すべり防止事業の採択を受け、大東町畑地区、和野地区を中心とした区域及び掛合町竹之尾区域を実施することとなっております。


 続いて、6町村商工会の合併についてであります。


 平成19年4月に新設合併方式により、新たに雲南市商工会として発足するべく、雲南市内6町村の商工会において、5月23日、一斉に総会が開催され合併決議がなされました。また、5月30日には、めでたく商工会合併契約書の調印式がつつがなく挙行されたところでございます。


 これによりまして、来春新しく誕生する雲南市商工会が、県内最大規模となるスケールメリットを生かされ、産業振興に御努力いただくとともに、商工会合併理念であります地域から支持される商工会、常に挑戦を続ける商工会として発展されますよう、心から御期待する次第であります。


 続いて、桜まつりについてであります。


 ことしは、木次は3月21日から4月21日まで、三刀屋は3月25日から4月25日まで桜まつりが開催されましたが、本年は、イベントに統一感を持たせるため、メーン行事を4月8日、9日の土曜、日曜に木次、三刀屋とも実施いたしました。両日とも満開の桜と天候に恵まれ、多くの人出があり、両日で4万人以上の人出があったと推察しております。


 続いて、桜観賞日帰りバスツアーについてであります。


 4月5日、6日、10日、11日の4日間、雲南広域連合及び広島市内の旅行会社との連携により、桜観賞日帰りバスツアーを開催し、ほぼ定員いっぱいの200人の参加があったところであります。


 市内では、斐伊川堤防桜並木、木次の町並み散策、造り酒屋、おろち湯ったり館、永井隆記念館、三刀屋川堤防の桜を観賞していただきましたが、特に評価が高かった施設としては永井隆記念館、斐伊川堤防桜並木が好評でありました。また、観光ボランティアの方にもお出かけいただき、歴史や文化について説明もいただいたところであります。


 企画したひろでん中国新聞旅行では、このツアーを毎年桜の時期に合わせて実施するとしております。


 次に、「生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくり」の施策を進める上での推進体制について申し述べます。


 まず、雲南市、市の花、市の木の選定についてであります。


 市の花、市の木につきましては、3月の施政方針でも述べてまいりましたが、市民の皆様から愛され、親しんでいただける花、木を選定したいと考えております。


 選定に当たりましては、選定委員会を設置し御検討いただき、本年12月議会で議決を賜りたいと考えております。なお、議会からも選定委員を選出いただきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。


 続いて、職員提案制度についてであります。


 行財政改革大綱の柱の一つとして、職員の意識改革や人材育成を掲げており、本年度中に人材育成計画を策定することとしておりますが、その一つとして職員提案制度を創設いたします。これは、職員が各種施策や行財政改革などの提案を行い、みずからの政策形成能力を高めながら市民サービスの向上を目指していくものであります。今後、内部規定の整備など準備が整い次第早期に取り組んでまいります。


 続いて、平成18年度税制改正についてであります。


 上位法であります地方税法及び所得税法を改正する法律が3月31日公布され、これに対応するため、雲南市税条例の一部を改正する条例を同日付で専決処分いたしました。


 この改正は、三位一体改革にかかわる税源移譲について市民税を改正するほか、市民税の定率減税の廃止、地震に対する備えを推進するための税制、土地に係る固定資産税の負担調整措置の見直し及び市たばこ税の税率引き上げを骨子とするものであります。


 このうち、税源移譲に係る税制改正については、所得税と住民税による個人の所得課税のあり方を根本的に見直す大改革であります。住民税10%のうち、個人市民税所得割の税率を6%の比例税率とし、平成19年度の課税分から適用されるものであります。


 続いて、職員の健康管理についてであります。


 先月5月2日、教育委員会の職員の突然の訃報を受けました。謹んで哀悼の意を表するものであります。


 雲南市では、合併以来、3名の職員が相次いで亡くなるという、まことに憂慮すべき状況となっており、今後はこれまで以上に市全体で職場環境の点検や健康管理の徹底を図り、組織として健康予防に努めていかなければならないと考えております。


 こうしたことから、先般、全職員に対して自己の健康管理に一層努めるよう周知したところであり、また、人事課内に配置した専門官を中心に安全衛生委員会を開催しながら、職場健康診断、人間ドックなど、職員の健康管理やメンタルヘルス対策を一層徹底していくこととしております。


 次に、平成18年度補正予算についてであります。


 平成18年4月から職員の協力を得て実施しております職員給与のカット分につきましては、当初予算には編成日程の都合により計上しておりませんでしたが、今議会に上程いたします一般会計、特別会計及び企業会計の補正予算において、合計で1億4,800万円減額することといたしております。なお、平成17年度当初予算と平成18年度6月補正後予算において職員の人件費を比較しますと、退職者による削減分も含め4億2,500万円(8.4%)の大幅な減額となっております。


 職員人件費以外の主な補正予算の内容としましては、一般会計補正予算では、発電所事業財政調整基金の廃止に伴う田井小水力発電所管理運営基金への積立金1,830万円、電算システムの運用支援及びシステム改修経費2,090万円などを追加したほか、生活排水処理事業特別会計において資本費平準化債発行に伴う一般会計からの繰出金の減額5,200万円などを計上いたしております。


 また、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)においては、国庫補助割り当ての増額に伴い、吉田簡易水道整備事業1,995万円の追加を行っております。


 このほか、国民健康保険事業特別会計、生活排水処理事業特別会計、財産区特別会計、ダム対策事業特別会計及び水道事業会計につきまして補正予算を上程いたしております。


 なお、補正予算全般において、一般財源の増加を最小限に抑え、できる限り組み替えで対応しておりますので、御理解賜りますようお願いをいたします。


 そのほか、承認事項として条例改正3件、平成17年度雲南市一般会計補正予算ほか補正予算7件、平成18年度雲南市老人保健特別会計補正予算1件を、議案としまして条例改正7件、廃止1件、公の施設の指定管理者の指定について1件、雲南圏域1市2町障害程度区分認定審査会共同設置規約の制定について1件、雲南市公共下水道木次・三刀屋浄化センターの建設工事委託に関する協定について1件を、また、報告事項としまして平成17年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか繰越明許費繰越計算書3件、平成17年度雲南市水道事業会計予算の繰越について1件、雲南市土地開発公社の経営状況の報告について1件を提出いたしておりますので、慎重に御審議いただき、可決賜りますようよろしくお願いを申し上げ、行政報告並びに基本的な考えとさせていただきます。


○議長(吾郷 廣幸君) ここで暫時休憩をいたします。10時55分から再開いたします。


             午前10時40分休憩


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             午前10時55分再開


○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。


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 ◎日程第10 提案理由の説明





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第10、提出者から提案理由の説明を求めます。


 番外、影山助役。


○助役(影山 喜文君) それでは、説明をさせていただきます。


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 承認第1号 雲南市税条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて


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 以下の条例につきましては、非常に膨大な量になっております。したがいまして、主な要点について申し上げたいと思っています。


 今回の改正は、持続的な経済社会の活性化を実現するためのあるべき税制の構築に向けた改革の一環として、個人の所得課税に係る国から地方への税源移譲を行うための個人住民税の改正のほか、土地に係る固定資産税の負担調整制度の改正、また、たばこ税の税率引き上げ等を骨子として、平成18年3月31日に公布、そして4月1日に施行をされているところでございます。したがいまして、雲南市におきましても雲南市税条例の一部を改正する条例を3月31日に専決処分いたしたものでございます。


 まず、市民税については、定率減税を平成19年度から廃止するということ、そしてまた、税源移譲のため税率を6%の比例税率とする一方、税源移譲により個々の納税者の負担が変わらないよう所要の措置をするとしたものでございます。


 また、土地に係る固定資産税につきましては、負担水準の一層の均衡化を促進する負担調整制度に改正をいたします。


 それから、市たばこ税につきましては、7月1日から1,000本当たり321円引き上げ3,298円といたします。


 それから、安心・安全のための税といたしまして、耐震改修をした場合、固定資産税額を一定期間減額する制度、そして市民税に地震保険料控除制度の創設を骨子とする改正でございます。


 以下、量がございますけども、お目通しをいただきますようにお願いいたします。以上でございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷総務部長。


               〔総務部長説明〕


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 承認第2号 平成17年度雲南市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、堀江市民部長。


               〔市民部長説明〕


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 承認第3号 平成17年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて


 承認第4号 平成17年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


              〔産業振興部長説明〕


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 承認第5号 平成17年度雲南市農業労働災害共済事業特別会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、片寄水道局長。


               〔水道局長説明〕


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 承認第6号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。


               〔建設部長説明〕


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 承認第7号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第5号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) ここで暫時休憩をいたします。午後1時から再開をいたします。


              午後0時00分休憩


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              午後1時00分再開


○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。


 引き続き提案理由の説明を求めます。


 番外、渡部政策企画部長。


              〔政策企画部長説明〕


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 承認第8号 平成17年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて


 承認第9号 平成17年度雲南市発電所事業特別会計補正予算(第4号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君) 大変早とちりをして失礼いたしました。おわびを申し上げます。


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 承認第10号 雲南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて


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 本条例の改正につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が改正されたことに伴いまして、非常勤消防団員等に対する損害補償額の適正化を図るために、補償基礎額及び介護補償の額を改定をいたしたものでございます。


 次ページ以降の専決処分書並びに改正する条例につきましては、お目通しをお願い申し上げます。


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 承認第11号 雲南市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについて


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 本条例の改正につきましては、非常勤消防団員の処遇改善を図るため、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が改正され、消防団員等公務災害補償等共済基金等が市町村に支払う消防団員退職報償金支払い額が増額されることに伴い、退職報償金の額を改正をいたしたものでございます。


 次ページ以降、専決処分書並びに改正する条例につきましては、お目通しをお願い申し上げたいと存じます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、堀江市民部長。


               〔市民部長説明〕


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 承認第12号 平成18年度雲南市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君)


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 議案第117号 雲南市集落集会所条例の一部を改正する条例について


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 本条例の改正につきましては、現在、雲南市が所有しております集落集会所18施設の管理を指定管理者に行わせるために改正をいたすものでございます。


 次ページの改正条例につきましては、お目通しをお願い申し上げます。


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 議案第118号 雲南市非常勤の委員等の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例について


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 本条例の改正につきましては、雲南圏域1市2町の障害程度区分認定審査会委員の報酬額を現在の雲南広域連合介護認定審査会委員の額と同一にするために条例の一部を改正するものでございます。


 次ページ以降の改正条例につきましては、お目通しをお願い申し上げます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、影山助役。


○助役(影山 喜文君) それでは、議案第119号の説明を申し上げます。


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 議案第119号 雲南市木次町児童クラブ条例の一部を改正する条例について


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 1枚おはぐりいただきますと、これまでばらばらでございました木次、斐伊、加茂、三刀屋の各クラブの利用料の統一を図ることとしたものでございます。


 まず、第1条では、雲南市木次町児童クラブを雲南市児童クラブに改める。


 そして第2条では、名称及び位置を決めております。それから、第2項では利用料の額を児童1人につき月額5,000円とするということにしております。また、3項では、休業日、夏休みでありますとか冬休み、春休み等の利用料を制定しております。


 それから、施行期日でございますけれども、平成18年7月21日から施行をするということにしておりますけれども、改正の規定は、平成18年8月1日から適用することといたしております。


 また、経過措置といたしまして、特に第3項、一番最後のところでございますけれども、利用料については、4月31日までは今までどおりとするということ。そして、第4項では、平成19年3月31日までは4,000円とするということを盛り込んだものでございます。


 以下、新旧対照表につきましては、お目通しをお願いをいたします。以上でございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君)


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 議案第120号 雲南市梅が丘住宅団地排水施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例について


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 本条例の廃止につきましては、同団地はこれまで単独で施設を持っておったわけでございますが、このたび木次町・三刀屋町公共下水道に接続を行いました。このため、従来使用していました浄化槽を廃止するための条例の廃止でございます。


 次ページの廃止条例につきましては、お目通しを願います。


○議長(吾郷 廣幸君) ここで、議事運営上の都合、暫時休憩をいたします。


              午後1時17分休憩


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              午後1時45分再開


○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。


 引き続き上程議案の説明を求めます。


 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君)


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 議案第121号 雲南市下水道使用料条例の一部を改正する条例について


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 本条例の改正につきましては、本年10月より一部供用開始予定の大東町公共下水道の下水道使用料を条例で定めるものでございます。


 次ページ以下の改正条例につきましては、お目通しを願います。


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 議案第122号 雲南市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について


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 本条例につきましても、この10月より一部供用開始予定の大東町公共下水道の受益者負担金を条例で定めるものでございます。


 次ページ以降の改正条例につきましては、お目通しを願います。


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 議案第123号 雲南市掛合の里緑地公園条例の一部を改正する条例について


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 本条例の改正につきましては、指定管理者制度に係る条文を他の市内の公の施設の例規に合わせるために、この条例の改正を行うものでございます。


 次ページの改正条例については、お目通し願います。


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 議案第124号 雲南市掛合酒蔵資料館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について


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 本条例の改正につきましては、指定管理者の変更を行うため及び指定管理者制度に係る条文を他の市内の公の施設の例規に合わせるために、条例の改正を行うものでございます。


 次ページの改正条例文につきましては、お目通し願います。


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 議案第125号 公の施設の指定管理者の指定について


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 本指定につきましては、地方自治法244条の2の第6項の規定によりまして、公の施設の指定をしておりました雲南市酒蔵資料館の指定管理者の指定を行うものでございます。以上でございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、影山助役。


○助役(影山 喜文君)


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 議案第126号 雲南圏域1市2町障害程度区分認定審査会の共同設置について


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 昨年、障害者自立支援法が成立をいたしまして、ことし4月から施行になっているところでございますけれども、これに伴いまして、この認定審査会を共同設置することにいたしたところでございます。


 規約の方でございますけれども、共同設置する市町につきましては、雲南市、奥出雲町及び飯南町といたしているところでございます。


 3条の方では、執務場所を雲南市役所内ということに定めております。


 第4条では、委員の定数を5人とするということをいたしております。


 この規約は7月1日から施行するということでございまして、当面居宅のみで200件程度を対象と考えているところでございます。以上でございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。


               〔建設部長説明〕


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 議案第127号 雲南市公共下水道木次・三刀屋浄化センターの建設工事委託に関する協定について


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷総務部長。


             〔総務部長・関係部長説明〕


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 議案第128号 平成18年度雲南市一般会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、堀江市民部長。


               〔市民部長説明〕


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 議案第129号 平成18年度雲南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、片寄水道局長。


               〔水道局長説明〕


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 議案第130号 平成18年度雲南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。


               〔建設部長説明〕


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 議案第131号 平成18年度雲南市生活排水処理事業特別会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷総務部長。


               〔総務部長説明〕


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 議案第132号 平成18年度雲南市財産区特別会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、渡部政策企画部長。


              〔政策企画部長説明〕


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 議案第133号 平成18年度雲南市ダム対策事業特別会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) ここで10分間休憩をいたします。


              午後2時50分休憩


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              午後3時02分再開


○議長(吾郷 廣幸君) 本会議を再開いたします。


 引き続き上程議案の説明を求めます。


 番外、片寄水道局長。


               〔水道局長説明〕


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 議案第134号 平成18年度雲南市水道事業会計補正予算(第1号)


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷総務部長。


               〔総務部長説明〕


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 報告第1号 平成17年度雲南市一般会計繰越明許費繰越計算書


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、片寄水道局長。


               〔水道局長説明〕


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 報告第2号 平成17年度雲南市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。


               〔建設部長説明〕


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 報告第3号 平成17年度雲南市生活排水処理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


 報告第4号 平成17年度雲南市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、片寄水道局長。


               〔水道局長説明〕


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 報告第5号 平成17年度雲南市水道事業会計予算の繰越について


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○議長(吾郷 廣幸君) 番外、渡部政策企画部長。


              〔政策企画部長説明〕


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 報告第6号 雲南市土地開発公社の経営状況の報告について


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○議長(吾郷 廣幸君) 以上で提案理由の説明を終わります。


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 ◎日程第11 議案の質疑





○議長(吾郷 廣幸君) 日程第11、これから提出された議案に対する質疑を行います。


 質疑は、条例その他と予算とを区別して行います。


 最初に、承認第1号、承認第10号から承認第11号、議案第117号から第127号、報告第6号の条例その他について行います。質疑はありませんか。


 1番。


○議員(1番 藤原 政文君) 議案第122号、雲南市下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。


 この条例の別表で、改正案では雲南市木次町・三刀屋町公共下水道と雲南市加茂町公共下水道、そして雲南市大東町公共下水道という3つの名称の中で、負担金額が2つに分かれております。合併しまして雲南市が一体化するため、一体感を醸成するために税金を初め一本化が図られている中、この2種類の負担金額、同じ市内でありながら住む地域によって住民の負担が違ってくるということは、先ほど申しましたように一体感の醸成という観点から見ますと、できるものであれば、新たに大東町のこれができたことによって、一本化した方が一体感の醸成というものは図れるのではないかという気がしておりますが、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。


 あわせて、こういった条例の制定とか改正に当たって注意しなくてはならないという中に、住民の世論とか住民感情を忘れてはならないという着眼点がある、こう言われております。この条例のとおりでいきますと、かなりの差額が生じてくるように思っております。


 そういった、最初申しました一体感の醸成、そしてこういった住民感情ということを考えますと、今こうやって新たに改正されるということについて、市長のお考えをまず伺っていきたいと思います。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、速水市長。


○市長(速水 雄一君) 今、藤原議員の御指摘でございますが、今回大東の公共下水道整備に当たっての条例制定ということでございますが、議員御指摘のとおり、一体化のためにあるべき姿を求めていく必要があろうというふうに思っております。今後、協議の期間あろうかと思いますので、今、議員おっしゃいますような市民の皆様の考え方とか、そういったことも十分に配慮していく必要があろうと考えておりますので、しばらく時間をかける必要があろうというふうに思っておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) 1番。


○議員(1番 藤原 政文君) ということは、いずれ委員会付託されると思いますが、この条例案を委員会で十分審議されて、今2種類あるのを一本化されるということがあり得るという解釈でよろしいでしょうか。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、速水市長。


○市長(速水 雄一君) 今、議案質疑ということでございますので、議案そのものについての考え方というのが協議の場だと思います、今は。議員御指摘の方向にということにつきましては、今後協議をする中で方向性が出てくるものというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。


○議長(吾郷 廣幸君) 18番。


○議員(18番 深田 徳夫君) 1点だけですけれども、承認の1号の税制改正ですが、これは上位法の改正によって変えられるわけですけれども、我々市民に一番かかわってくるのが、この中で、市長の所信にもありますように住民税でございます。この条例改正ほどを読んで、どのぐらいな影響があるのかということがちょっとわかりませんで、もし試算でもしておられる分があれば、例えばという言い方で結構ですが、少し説明ができればお願いをしたいと思います。ただ条例を承認するというんではなくて、そういうちょっと説明があるとわかりやすいんではないかなというふうに思います。以上。


 済みません。それにつけ加えて、今できないとすれば、後でもよろしいですので、こういう試算になりますというような、例えば500万の収入の方が扶養が2人おればというような言い方で試算をしてみて、去年と今度の改正でどれだけぐらいが皆さんの負担になりますよというようなことがわかれば、後ほどでも結構です。お願いします。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、堀江市民部長。


○市民部長(堀江 正治君) 先ほど御質問の件ですが、今回の地方税法の改正につきまして、具体的にどのような影響があるかという数字のお話がございました。試算につきましては、後ほどお願いさせていただきたいと思います。特に所得額が幾らで扶養が幾らでという想定をもとに数字を出してみたいと思います。


 今回の基本的な考え方は、いわゆる税源移譲ということで、国の国税から地方へ移管するというふうな流れが基本的にございますので、いわゆる所得税から個人の住民税への移動ということで、1点目のこちらにつきましては、基本的に、現在個人の住民税で使っております、一番多いと言われる所得税と住民税の割合15%、これは県民税も含んでおりますが、につきまして、今度は所得税の方が段階的に細分化されまして、従来330万円までは10%のものが、今度は細分化されて195万円までが5%の税率ということになるわけです。住民税の方は、現在、200万までが5%、これが今度改正によりまして一律10%ということで、トータルはいわゆる15%ということで、個々の納税者の負担が変わらないように調整、配慮したものとなっているというのが基本になっているようでございます。試算につきましては、また後ほどさせていただきます。


 それから、もう1点の影響が大きい部分で御指摘がありましたのは、定率減税の廃止というのがありまして、これが現在個人の所得割額の7.5%の定率減税でございますが、これが19年度から廃止というのが今回盛り込まれております。これにつきましては、7.5%の減税部分が廃止になりますので、これにつきましては実質増税になる部分だと思っております。これにつきましても、先ほどの試算にあわせて後ほどお示しをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(吾郷 廣幸君) よろしいですね。


 6番。


○議員(6番 藤原 信宏君) 議案127号の契約議決について、若干確認を2点程度しておきたいと思いますが、当初予算の債務負担行為というのは、平成19年度から平成20年度、4億300万円ということになっておりまして、今回の協定期間が平成20年3月31日までということでございまして、発注の段階から債務負担と工期が違っているということにつきましては、予算に一貫性が全くなくて、本当にこれは20年3月31日でいいのか。これは19年度だけということでございますので、その点を確認しておきたいと思いますし、さらに、委託業務、請負でも一緒ですけども、検査して引き渡しして支出命令をかけると、そういった負担行為につきましては、大体すべて3月31日までに終わっておかなければならないという中で、この委託業務の工期をあえて平成20年の3月31日とする理由というものがどういうところにあるのか。これこそ債務負担行為が20年度にまたがっていますので、6月とか7月とか、あの辺まで最初からとっておかれれば、もう3月31日が来たが、はやはやというようなこともなかろうと思いますけれども、そういったところの期間、協定期間の20年の3月31日、間違いないかということと、それから、どうしてその際どい3月31日までとられたかということについて確認をしておきたいと思います。


 それから、これ言わんでもええことなんですけども、工事委託費なのかですね。工事の委託ですから工事請負費で委託で上げる場合もございますけれども、この場合は10項の公共下水道事業費の委託料というところとの債務負担とのセットだと思いますけども、これについては工事請負費に組み替えたがいいのか、委託料でいけばいいのか、これについては財政課長の見解を伺っておきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、福間建設部長。


○建設部長(福間 昇君) 債務負担が19年、20年度ということですけど、この協定の完了については20年の3月31日ということでございますが、今の協定した内容が3月31日ですので、19年度には完了するというふうに思って、それは以内でございますので、19年度の完了ということでございます。


 それから、今の債務負担の関係につきましては、一応20年度にはしておりますけど、19年度に終わりますので、以内ということで、協定は20年度ということにしておるところでございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、長谷川財政課長。


○財政課長(長谷川和男君) 予算の計上費目のお尋ねでございますけども、今回のこの127号の工事委託につきましては、市が直接発注するものでございませんで、日本下水道事業団が工事発注して、監理業務も多分発注すると思いますけども、発注を市が直接やらないということで、監理業務も含めて委託料で計上するのが適当だろうというふうに思っております。


○議長(吾郷 廣幸君) 6番。


○議員(6番 藤原 信宏君) 要は債務負担行為、5億円を超える工事についても、たった3カ月前に当初予算を組んで、債務負担を19年度、20年度と立てたということでございますので、2カ月、3カ月だったら、その方針が変わってくるという、その予算、いいかげんというのはおかしいんですが、考えなしの債務負担というのでは、やっぱりちょっと若干問題あるんじゃないかなと思います。それは、その段階で何年度にわたって債務負担を起こすんだよという基本方針が決まっておって、それに基づいて工事発注なり委託発注するわけですから、いい時期にやっぱりしかるべき予算措置をお願いをして、要望にして終わります。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、大谷総務部長。


○総務部長(大谷 忠君) 予算の債務負担行為の期間を契約に合わせるべきではないかという質問だと思いますが、事業のちょっと調整を図りまして、必要な時期に補正で債務負担行為の期間を短縮するということも検討していきたいというふうに思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 12番。


○議員(12番 光谷由紀子君) 承認第1号の雲南市税条例の一部を改正するという点ですけれども、先ほど質問があって答弁もあったところですけれども、これは三位一体の改革の区切りの年度としてということで、3兆円の税源移譲ということで、所得税と個人住民税の合計額の税負担を増加させないということ、先ほど市民部長の方から答弁もありましたけれども、そういった中で人的控除以外の控除の差には負担増が生じるんではないかなというふうに思っております。例えば生命保険料控除ですとか損害保険料の控除ですとか、寄附金の控除ですか、そういったものが以外の控除になるわけですけれども、そういった点で、住民税額に応じて決まります国保料ですとか、それからまた保育料ですとか、そういったものへの影響はどのぐらい出るのかということをちょっと心配するわけですけど、市民の負担増になるのではないかというふうに予想されるところですけれども、そういった点も先ほどのように、もし今の時点でわからなければ今後、ちょっと調べるということですので、お知らせ願えればというふうに思います。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


○市民部長(堀江 正治君) 御質問いただきました税改正に伴って関連する国保料とか保育料の関係にどのくらいの波及があるかということでございます。今わかりませんで、申しわけありませんが、改めて試算をさせていただきたいと思います。


○議長(吾郷 廣幸君) それはこの会期中に出せるか。議会終わるまでに出せるでしょ、会期中に。


○市民部長(堀江 正治君) はい。


○議長(吾郷 廣幸君) それでは、会期中にそういった資料は配付をしますので。


 ほかに。


 2番。


○議員(2番 足立 昭二君) 議案第125号の公の施設の指定管理者の指定について伺いたいと思いますが、今回こういった形で変更になったわけですけれども、条例でちょっと調べてみようかと思っておったら、ちょっと出すまでに時間がなくて、わからなくて質問しますけども、最初私が認識は、この指定管理者の期間というものは3年であったと思うんですけども、これが、いわゆるこういった形で、この中身については余り文句ございませんので、3年であったものが急遽変更できるものかということですね。これ第1点、伺っておきたいと思います。


 これの、念のため、なぜこういうふうに変わられたのかということが2点目、一応聞いておきたいと思います。それだけまずお聞かせください。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


○総務部長(大谷 忠君) 指定管理者の変更でございますが、当然3年なり5年なりですが、大体3年であれですが、中途で適当でなくなったり、例えば法人が倒産したりというケースがありますので、当然その変更議決は、変更というか、指定者がその期間に変わるということはあり得ることだということで、議決を得ればそれが変わる、変えるということになろうかというふうに思います。


 個別の事業の方は、別途またお答えをいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君) 御案内のとおり酒蔵資料館につきましては合併前の指定でございまして、この指定関係については、その後いろいろ議論をいたしたところでございます。かつ、今、指定管理者の方から変更したいと、こういう申し出がございまして、新たに指定者を募ったところ、掛合上コミュニティ協議会がお受けになったと、こういうことでございます。


○議長(吾郷 廣幸君) 2番。


○議員(2番 足立 昭二君) そうしますと、したがいまして、その団体が指定管理者を辞退する場合は、どういう形であれできるのかどうなのかいう点ですね。その手続という点について伺っておきたいと思います。今後、第三セクター含めて指定管理者であった場合に、財政が厳しいとか、すぐ、もういけんやになったけんほんならかわりましょうとか、そんなルールが、勉強すりゃええですけども、あるのかどうなのか。いわゆる縛りというか、だれでもすぐなったらいいが、さあ、1カ月やったら厳しいからかわるとかですね、そんなルールになっているかどうか伺います。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


○総務部長(大谷 忠君) 制度的に、途中で指定管理者に指定をして、数カ月のうちにその辞退をするということを、最初にその指定をするということが適当でないというふうに思いますが、例えばどうしてもやめざるを得ないという特別な事情等もございますので、途中での変更は認められるものだというふうに思っておりまして、変更の場合は、その変更する新たな指定管理者を議決すれば、やめることの議決は必要ないという制度になっております。


○議長(吾郷 廣幸君) 35番。


○議員(35番 佐藤 嘉夫君) 先般の全員協議会でもちょっと申し上げました122号ですか、下水道負担金について申し上げましたが、あれ以後いろいろと考えてみますと、うちの隣近所にちょっと聞いてみましたけれども、隣は56万ぐらい、それから次の隣は30万ぐらい、次は45万ぐらい。いろいろありますわ。それは支払っておられますのでどうしようもございませんが、おまえやちがばかだったと言われりゃそれまでかもしれませんけれども、斐伊では、やはり調べてみますと、多いところは130万ぐらい払っておられるですね。それは普通の農家ですよ。建物が余計あったり、移転して、もとの家があって、新しい家、あるいは作業場というようなことがありますと、そのぐらいなるわけですよね。市長の1番議員の答弁で、何かちょっと判然としないように受けとめましたので、また同じことを言うかもしれませんが、ここに立たせていただいたということです。


 それで、不公平感を直すというようなことはずっと市長も実践してこられておりますし、それから税収にいたしましても、それぞれの使用料金にしても均一化が図られようとしている今日、余りにもその差額が大きいというふうに思いまして、これはどういうことかいなと、それで住民の理解が得られるかなというふうに思うところです。


 それで、ちょっと雲南市の例規集を見ましたら、やはり地方自治法の中で都市計画法が昭和43年に改正されとって、それの75条と、それから224条の規定によって、受益者負担金は土地にかかるものだと、その区域内に存在する土地の所有者にかけるものだというふうに例規集に書いてありますわね。それはやはり山とか、区域内ですので山はそう多くは入らんかもしれませんが、区域内には畑や田んぼも入るわけで、そうしますと、現在すぐ田んぼや畑にかけるわけにいかんから田んぼや畑は外すということで、雑種地に至るまで旧木次三刀屋水道企業団の場合はかけとったということですね。それだから、そういう面積だから出てくるという、今度の提案されておりますものも間違ったことではないと思いますけれども、市民の一体感とか、合併して、今ほかのことも合わせるようにするのに、余りにも差額が大きいと。それは仕方がないで済むのかどうなのか、そこあたりをどう考えられているか。ああして非常に大きな額ですので、その計算方法は、なるほどそれぞれの管渠整備費の5%で出しておられると思いますけれども、基本的な考え方としてどういうふうに考えられるか、そのあたりを伺っておきたいと思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、速水市長。


○市長(速水 雄一君) 今、佐藤議員の御質問でございますが、先ほど1番議員にお答えしたとおりでございます。新しく大東の特環が今度供用開始になるということで、大東についての考え方が新たに出されたわけでございますけれども、木次、三刀屋の流域公共下水道につきましては、面積とかということを勘案して、これまで旧木次町、三刀屋町において政策として判断をして下水道料金を決めておられるわけで、今の122号2条の条項を決めていらっしゃいますので、一体感ということになりますと、雲南地域全体を考えて公平になされなければならないいうことと、それから旧木次、三刀屋町両町でこれまで政策として、今、議員御指摘の数十万あるいは100万以上の負担をなさって設置されたという経緯があるとするならば、その方々との公平感、平等感いうものも考えていく必要があろうと思いますので、これは、この問題につきましては、今の条例の問題とは別個に協議をしなければならないというふうに思っているところでございますので、その協議の中で、市民の皆様のお気持ちも十分に考慮する必要があろうというふうに思っております。そうした協議の場というのが必要だと思っておりますので、その席で議員の考え方も、あるいは市民の皆さんの考え方も取り入れて対応していかなければならないというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。


○議長(吾郷 廣幸君) 35番。


○議員(35番 佐藤 嘉夫君) この条例の分見ますと、利用料金については、いましばらく検討の余地があるというふうに書いてありますけれども、木次、三刀屋の下水道組合でも、まだうちの辺でも、これから先、今から払わないけん分もあるですね。そういうところが13万と40万、50万とどうされるかということですね。そうした一体感とか平等感を言うならば、この条例を通さずに、いましばらく検討していただいて、そこあたりからしめつめしてもらわんと、これならんではありませんか。(発言する者あり)前からそげですよ。今からまだ払わないけんが、私は50万、市長は13万じゃおかしいじゃありませんか、同じ市民として。(発言する者あり)


○議長(吾郷 廣幸君) ちょっと答弁をしてもらいますので。


○議員(35番 佐藤 嘉夫君) それは不公平感の始まりだと思いますよ。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、内田助役。


○助役(内田 孝志君) 下水道、これは公共ございますし、特環ございます、農集がございます。そして合併浄化槽がございます。そして負担金というのは、その工事負担金というのはそれぞれ違います。公共は公共の工事によって、いわゆる処理場ごとに違っております。木次、三刀屋は今の場所において処理場を建設し、そこへ管工事をしながら今やっておいでになる。そして、計画区域というものがありながら、そして計画人口もあります。大体計画的には1万人以上というのを公共下水道ということで設置されておるということでございます。それで、1万人以下が特定環境と、こういうことで事業になっておりますから、大東、加茂が特定環境でございます。そういう処理場で処理をして、農集は農集で処理をする。そして、その処理場ごとに負担金が違ってきております、今まで。それぞれの町において決定をされてきとる。だから、木次、三刀屋の公共下水道と、それじゃ木次の農集とが負担金が一緒なのか。これは違うわけでございます。一体感になっとらんわけでございます。ですから、処理場の負担金というのは、利用料は、これは今、審議会で御議論いただいておりますように、これは一体的な利用料金にしなきゃならんということは当然でございますから、今、審議会で御議論いただいているということでございます。


 ですから、基本的に下水道の受益者負担、工事の受益者負担というものは処理場ごとに異なっている。どこも異なっている、一つ一つの。それは一体感とは違う。工事がその面積によって違うわけでございますから、その管の工事についての負担をそれぞれの地域において、そしてそれをどのようにして負担をしていくかということだと思います。ですから、特環については、例えばこれまでの全国的な例、あるいは島根県の例でも、その一公共ますごとの単価というのが、これが島根県内においてもほとんどでございます。ほとんどでございますよ。公共と特環と違いますよ。木次、三刀屋は公共ですから、公共事業は島根県内においても面積が多いです。面積における負担金というのが多いです。これは明らかでございます。


 そういうことでございますから、基本的にそういうふうに処理施設において、あるいは事業名において受益者負担が違うということは、頭の中へ御認識をしておいていただきたい。その上で、今御指摘のある点について今後どうするかという問題を議論していかなきゃならん。おっしゃいますように、面積でやりますと、確かに大きい企業は、面積を持っておれば数千万の負担金が要りますし、そして土地が多く、たくさん持っておいでになるのはまた多くなる。ですから、税でいえば不均一課税になっていると。言葉は悪いかもしれませんが、土地を多く持っている人、昔で言うと金持ちかもしれませんが、そういう方は多くいただく、少ない人は少なくいただくというのが、今の面積による木次、三刀屋のこれまで決定された負担金の徴収の仕方ということだと思います。


 ただ、先ほど申し上げますように、それじゃ農村部に入ったときに宅地が1,000平米もあったときということになりますと、今の金額では40数万の金額になります。ですから、そういうものを、あるいは企業だと数千万になる。それがいいのか悪いのか。これまで旧木次、三刀屋においてはこれがいいということで御決定になってきとるわけでございますから、それをどう改善するかと。仮にこれ13万に議員のおっしゃるように引き下げた場合に、それじゃ今まで払った30万、40万払った人が、これはどう思われる、住民感情どうなる。この辺も議論しないと、単なる、合併したから一体感で受益者負担金まで一緒にするかという議論に結びつくということになりますと、これはすべての過去へさかのぼって議論しなきゃならんということになろうと思います。


 ですから慎重に議論しないと、先ほどおっしゃったように軽々に、それじゃ今までの面積負担分を一公共ますごとに一律負担にする。それはまた逆算していかないけんと、事業費そのものからですね、どのように計算していくかということも考えていかないけん。非常に難しい問題だと思っています。ただ、先ほどありますように、何回も言うようですが、今後どうするかという問題については、真剣に皆さん方とまた、住民の皆さんの考えも聞きながら、かつまた、これまで加入して支払ってこられた方のこともどうするかという問題も含んでまいりますから、十分検討する必要があるというふうに思っています。


○議長(吾郷 廣幸君) いいですか。最後ですよ、3回目です。


○議員(35番 佐藤 嘉夫君) 今まで支払われた人は、それはしようがないということも承知しておりますけれども、やはり木次、三刀屋の公共下水道は結局都市計画法にのってやったわけですね。それで、その都市計画法の中の75条と224条にのっとってやったということでして、それで、今の75条ですと、都市計画事業によって著しく利益を受ける者があるときは、その利益を受ける限度において当該事業に要する費用の一部を当該受益を受ける者に負担させることができるということで、それにのっとってやったということですね。それが今の75条で、224条は、その地域内にある土地の面積においてかけると。余りにも正直だったといえば正直だったかもしれませんが、そのときから今の農集もありましたので、農集は20万と決まっておりますけれども、農振がありますからね。そこあたりでどうするかということはありましたが、県あるいは国の方にも問い合わせたところ、結局都市計画区域は都市計画法にのっとってやれということで、それにのっとってやったということが間違いの一歩だったかもしれませんが、決して公共ますの1つ当たりで13万も間違っちゃおらんと思いますよ。区域内ということですから、おらんと思いますが、今、わしが言うように、ほんなら大東の区域の中にも面積が多いところがありますわね。それと13万と、木次、三刀屋の面積と合わんようになりますわね。どっちみち合いませんが。それで、それはそれぞれあなたやちが決められたことだという、しようがないかもしれませんが、この提案されたものについては、もう少し検討していただいて、これ見ますと、使用料だけを継続して審議すると暫定になっておりますのでも、この一部負担金についても暫定にしておいて、十分時間をかけて検討していただきたいと思いますが。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、速水市長。


○市長(速水 雄一君) 受益者負担の考え方については、構成6町村それぞれの政策判断でやってきた経緯がございます。例えば掛合町においては受益者負担ゼロ。それから、私の出身の加茂町においては、合併浄化槽も農業集落排水事業も特定環境公共下水道事業も、それから厚生労働省のコミュニティープラント事業も、全部13万でございます。だから、それは一つ一つの政策判断でございます。木次町におかれては、今おっしゃったような考え方でなされたと。これが一緒になって合併して、今度どうしようかということでございまして、いよいよ今度は大東の特定環境がスタートするということになったから、大東の扱いの受益者負担についてはどうするかということにここに規定して、木次、三刀屋については今までずっとやってこられたことがそのまま記載してあるということでございます。合併した後、雲南市全体を見たときに、いろいろ流域公共下水道等、ほかにも合併浄化槽、いろいろあるけども、ここはひとつ合併効果である一定の受益者負担のあり方を模索すべきではないかということだろうと思います。だから、それについてはやる必要があるというふうに私自身は思っておりますので、そのことは言ってまいりました。


 そのときに、今おっしゃいますように50万とか100万以上とか、旧三刀屋、木次においては実際に負担なさっていらっしゃるところがあるわけで、それをどっかに、例えば13万にしたときに、今まで何十万も負担してきた人と公平感はどげすうだということも出てまいりましょう。だから、そこの辺が1番議員のおっしゃった住民の皆さんの考え方というものも十分、特に木次、三刀屋の旧地域の市民の皆さん方、いろいろあろうと思いますが、市民の皆様の、議会の皆さんとも十分に、代表の議員の皆さんとも十分に話し合って、あるべき姿が導き出される必要があろうなというふうに思っておりますので、それについては別途協議する必要があるというふうに思っております。


○議長(吾郷 廣幸君) ほかにありませんか。


 10番。


○議員(10番 周藤 強君) 今の下水の分担金についてでございますが、きょうは合併協議会の確認事項を持ってまいりました。平成15年の4月の3日に、各種事務事業の取り扱いということで、下水道事業の取り扱いが協議会に提案をされて、第6回協議会に、多分第7回で確認をされたと思いますが、ちょっと読んでみたいと思います。分担金に関すること。公共下水道事業、農業集落排水事業、コミュニティープラント事業、簡易排水事業、合併処理浄化槽事業に係る分担金については、現行のとおり新市に引き継ぐ。合併後、公共下水道事業、農業集落排水事業、コミュニティープラント事業、簡易排水事業、合併浄化槽事業の使用料及び料金体系の統一化とあわせ統一、一元化すると、これが確認をされておるわけです。


 先ほど来いろいろ議論がありますけども、合併して1年7カ月、今、分担金の条例を提案するということは、僕はこの合併後の統一、一元化の中で検討されて提案をされるべきであって、もともと先ほど来話のあるように、都市計画法に基づく面整備で、面積計算によって分担金を決めたところと、そうじゃなくて農業集落排水を中心とした箇所でやったとこと、もともと考え方が違うものが2つ出てきたものを、料金体系とあわせて一元化するとここで確認をしとるわけですから、私は、このことが無視されてこれまで全然審議もされずに、加茂町の13万に合わせたものがぽんと出てくると、そういう提案のされ方がいかがなものかと思います。


 それで、1番議員の一番最初の質問に、ちょっと何かずれとるような感じで、藤原議員が言う問題は、今の13万のことを言っとるわけですね。それを市長は、一体感の醸成のためにこっちでまた考えていかないけんと言われるけど、今提案されとるわけですよね。(発言する者あり)それで、これの整合性と、だから大東の13万、今回提案されとるのは、もう合併前からずっと取り組まれてきたものなのか、それとも合併後に新たに発生したものでこの中に該当するものなのか、そこのとこの考え方だと思いますけど。


○議長(吾郷 廣幸君) 速水市長。


○市長(速水 雄一君) まず、大東の13万が加茂町の特環に合わせたということではなくて、大東の特環の負担金どうあるべきかということが、もうこの時期、大東の特環、随分前からずっと取り組まれてきた結果、この時期ですから、それにあわせて協議された結果、たまたま13万が出てきたということでございます。


 その負担金のあり方については、ほかのいろいろな公共料金、税負担、こういったものと同時に、平準化が図られなきゃいけないよという協議がなされてきたのは、今、周藤議員おっしゃったとおりでございますので、それについては協議をして、これから検討していかなきゃいけないということを僕は申し上げました。それで、先ほど1番議員の藤原議員の御質問には、きょうは、今、議案質疑の段階ですから、大東の特環の問題について今提案しているわけでして、そのことについては、いろいろ負担金のあり方を検討した結果、大東についてはこういうふうに提案させていただきますと。今後、負担金全体の平準化の問題については、これはまた別の場で協議して、どうあるべきかということをやる必要があるということをお答えしたところでございまして、御理解ぜひいただきたいというふうに思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 10番。


○議員(10番 周藤 強君) しつこいようですけれども、料金体系の統一化とあわせ統一、一元化すると、分担金、いうことでして、御承知のように分担金は1回限りですので、早い段階で。僕はこれは、今、料金体系が1年かけて見直しをされますよね。今の提案されとる議案についても、その中でやっぱりリンクして考えるべきことではないかと私は思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 速水市長。


○市長(速水 雄一君) まさに周藤議員がおっしゃるとおりだと思います。だから、今の問題は、議案質疑の場でというよりも、むしろ一般質問的な場面の中で、今後どう考えているかということを協議すべきだろうというふうに思います。せっかくこうして協議しているわけですので、今おっしゃいますように、下水道料金のあり方に含めて、もうどんどんどんどん、今、下水道事業に取り組もうとしている御家庭もあろうと思いますので、だからできるだけ早くやっていく必要があろうと思います。料金の見直しに合わせてですね。だから、今まで申し上げておりますとおりの期間を通じて、迅速にやっていく必要があろうというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) ほかにはありませんか。よろしいですか。


                〔質疑なし〕


○議長(吾郷 廣幸君) それでは、ないようですので、条例その他についての質疑を終わります。


 次に、承認第2号から第9号、第12号、議案第128号から第134号、報告第1号から第5号までの予算について行います。質疑はありませんか。


 12番。


○議員(12番 光谷由紀子君) 承認第2号の平成17年度の雲南市一般会計補正予算(第11号)の、専決処分ですので、ちょっと委員会の方に付託にならないというふうに思っておりますのでお尋ねをしておきたいと思います。


 予算に関する説明書の方の13ページですけれども、雑入のところですけれども、これ収入の中にもあるわけですけれども、福山市営競馬場外発売所ですか、馬券売り場の交付金についてですけれども、90万の減額をされております。これで平成17年の総額の交付金は幾らとなっておるのかということと、最初の契約とどのような違いが、変化が生まれているのか、その点をお聞かせください。


 それから、25ページの農業費ですけれども、貸付金のところで農業施設雪害対策補助金3,409万1,000円という、雪害対策ということで貸付金の補助金をかなり計上していたけれども、説明の中では交付申請少なかったというような説明がありましたけれども、こういう交付申請が少なかったということは、今後の経営ですね、中止をされる方向になったのかどうなのか、ちょっと心配するところですけれども、その点をお聞かせ願いたいと思います。なぜ申請が少なかったという原因ですね。今後の経営、中止になればちょっと問題かなというふうに思いますが、その点お聞かせください。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、細木産業振興部長。


○産業振興部長(細木 勝君) 福山市営競馬場の場外発売所の交付金でございますが、総額は1,540万円交付をいただいております。したがいまして、予算上は90万減ったということでございます。前年度並みの当初は予算を計上しておりました。これはまた場外馬券場周辺の環境整備に使わせていただくようになると思います。基金の方へ繰り入れてございます。


 それから、25ページの方でございますけれども、先ほど雪害対策の補助金の3,400万円ばかり専決補正で減額をしておりますが、先ほど御心配をなされているように、交付申請が非常に少なかったということでございます。11軒ほど農家の方が交付申請されました。頑張ってやるという意気込みでいらっしゃいますが、他の方は、特に果樹施設なんかは、これから植えて5年間お金にならない、そうした施設にお金をかけて、さらに普及していくということが農家にとっては非常に負担が大きいということで、県の普及部とか、あるいはJAさん、それから市の職員、それぞれ農家の方へ出向きまして、何とか頑張って農業施設を普及させて頑張ってほしいということを随分申し上げましたんですが、最終的には、豪雪による普及については11軒の方が頑張ってやるということで、今後の対応策としましては、少し時間をかけながら頑張っていきたいと思います。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 12番。


○議員(12番 光谷由紀子君) 御答弁をいただきましたけれども、場外馬券売り場の件ですけれども、前年並みの状況だということですけれども、これが始まった当初と比べると大分減ってきてるんじゃないかなというふうに思いますが、その点わかったらお知らせ願いたいと思いますし、それから、今の農業被害、雪害対策ですけれども、かなり厳しい状況だということはわかりますけれども、頑張ってほしいという声がけだけではなかなか難しいという、他に対応される方向ができないかなという、これだけでは、11軒の方は今後頑張るということですけれども、なかなか難しい状況ではありますけれども、その点では、何らかの他の対応策は難しいのかどうなのか、その点をお聞かせください。以上です。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外、細木産業振興部長。


○産業振興部長(細木 勝君) 場外馬券場の売り上げの1%ということで17年度までは交付金が参っておりますので、最高で1,700万ぐらいでしたから、売り上げ的にはちょっと1億ぐらい17年度は落ちてるかなと思います。


 それから、先ほどの農業施設でございますが、一つは、やっぱり40万以下という、交付要綱の中で、豪雪で受けられた施設災害で40万以下は対象としないというのが出てまいりまして、ここらあたりが少し原因しているんではないかと、この減額補助金になった原因がですね。それと、やはりやる気のある農家の方は、今回11軒ばかりございますので向かっていらっしゃいますが、どうしてもという大型農家の方2軒が、豪雪災害で今回おりておられまして、それが金額的には大きい金額になっております。ぜひともこれからも農業振興を頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) 26番。


○議員(26番 阿川 光美君) 1点だけ確認させていただきますが、承認第2号ですけど、予算説明の26ページ、三刀屋の時代からああして、これは農業費の土地改良事業費、天神頭首工、金額的には少ないわけですが、以前から頼母子講とか志儀とかいうような格好で、そろそろ順番が回ってくるような頭首工の工事だったと思いますが、マイナス11万5,000円がここに計上されておりますが、この件、ちょっとどういうことか教えていただきたいと思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


○産業振興部長(細木 勝君) この天神頭首工の土砂吐きの改修工事でございますが、アスパル前の頭首工になっております。これ事業費の確定によりまして積立金が確定したわけでして、11万5,000円ほど工事負担金が減になったということでございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) よろしいですか。


○議員(26番 阿川 光美君) はい。


○議長(吾郷 廣幸君) 6番。


○議員(6番 藤原 信宏君) 手を挙げてしまいましたので、毎年同じことを申し上げまして担当部長さんにはちょっと申しわけないんですが、承認第7号の生活排水処理事業の補正予算でございます。繰越明許費です、また。追加というのが出ておりまして、この繰越明許費が3月31日の専決で計上されて、繰越計算報告書と同時に今聞くというような繰越明許の設定はないんじゃないかなと、去年も申し上げましたけども、何か上手に逃げられましたが、いわゆる委託料の追加とかいうようなことで説明を受けたところですけども、何か県からの歳入増というのも掲載されておりませんし、今回の補正と連動もしていないんかなと思うんですけれども、とにかく理解してほしいというんですと、もうこれ以上申し上げませんけれども、なぜ3月議会に間に合わなかったかなというような、説明できる理由があれば、ひとつ補正額との関連にあわせて説明をお願いしたいと思います。


○議長(吾郷 廣幸君) 番外。


○建設部長(福間 昇君) 生活排水処理事業の340万円、汚水施設整備事業の繰越明許の追加で繰り越しをしたものでございますが、これにつきましては、松江木次線の今工事をしておりまして、その委託料ということで、若干県の工事との整合性とか、おくれまして、3月の議会には間に合わなくて、追加として委託料を上げたと、添架の委託料を上げたということでございますので、御理解を。


○議長(吾郷 廣幸君) 6番。


○議員(6番 藤原 信宏君) 理解したいと思いますが、要は、やっぱりそういった340万の工事が1週間前にできるかできないかわからないなんていう話は、まず、3月議会の最初ですよ、あり得ないと思うんですけども、まあ理解をいたします。


○議長(吾郷 廣幸君) ほかにありませんか。よろしいですか。


                〔質疑なし〕


○議長(吾郷 廣幸君) それでは、ないようですので、予算についての質疑を終わります。


 以上で議案の質疑を終わります。


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○議長(吾郷 廣幸君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 本日はこれで散会いたします。御苦労さまでした。


              午後4時33分散会


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