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島根県 安来市

平成14年第384回 3月定例会 03月11日−05号




平成14年第384回 3月定例会 − 03月11日−05号







平成14年第384回 3月定例会



             平 成 14 年 3 月 定 例 会



平成14年3月11日(月曜日)

            出 席 議 員 ( 2 2 名 )

 1番 勝部 幸治君      2番 岡田 麻里君      3番 永田 巳好君

 4番 葉田 茂美君      5番 金山 満輝君      6番 中村 健二君

 7番 嶋田 豊昭君      8番 田中 弘之君      9番 河津  清君

 10番 佐伯 直行君      11番 中島 隆夫君      12番 近藤 宏樹君

 13番 深田 富造君      14番 丸山 英司君      15番 飯橋 壹雄君

 16番 藤原 常義君      17番 遠藤  孝君      18番 河津 幸栄君

 19番 内藤 美雄君      20番 中尾  強君      21番 広野  糺君

 22番 山本 敏熙君

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            欠 席 議 員 ( 0 名 )

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            事  務  局  出  席  者

 事務局長 加納  実君   議事係長 近藤  隆君   庶務・調査係長

                                  飯塚  茂君

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            説 明 の た め 出 席 し た 者

 市長      島 田  二 郎君      助役      福 田    敏君

 収入役     平 井  重 俊君      総務部長    石 川  隆 夫君

 市民生活部長  大 森    栄君      経済部長    井 上    進君

 建設部長    松 村  隆 郎君      消防事務局長  平 井  真 澄君

 水道部長    佐々木    弘君      教育次長    永 島  典 男君

 建設部次長   比 田  敏 夫君      総務課長    木 戸  修一郎君

 人事課長    永 見    太君      財政課長    安 達  武 敏君

 総合政策課長  真 野  善 久君      学校教育課長  成 相  二 郎君

 監査委員    石 橋  秀 雄君

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            議  事  日  程(第5号)

                        平成14年3月11日(月)午前10時開議

第1 一般質問

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            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

日程第1

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            午前10時0分 開議



○議長(内藤美雄君) おはようございます。

 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。

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△日程第1



○議長(内藤美雄君) 日程第1、8日に引き続きまして一般質問を行います。

 通告順に質問を許可いたします。

 16番藤原常義議員、登壇願います。

            〔16番 藤原常義君 登壇〕



◆16番(藤原常義君) おはようございます。

 16番議員の藤原でございます。議長の許可をいただきましたので、通告がしてあります3点について質問をいたします。

 第1点目は、なかうみ農村公園についてであります。

 安来市の新エネルギービジョンの策定についての質問と若干ダブルかもしれませんが、よろしくお願いをいたします。なかうみ農村公園が昨年4月23日に竣工してから10カ月ほど経過をいたしましたが、市民の皆さんも風車が動いたりとまったりしているのを外から見ていますと、非常に気になるようであります。市民の皆さんにも理解を深めていただくために、施設本来の目的達成状況と今後の展望について伺いたいと思います。

 1つは風車の稼働実績と発電量について、2つ目には風車の停止期間と利用について、3つ目には社会教育としての農業学習を含め公園を利用した人の人数は何人なのか、4つ目に風力データの分析から島田の(仮称)ふれあい県立公園への風車設置の可能性について、どのような見通しをお持ちなのか伺いたいと思います。

 第2点目は、商業の活性化についてであります。

 安来市の商業は、近隣に大型店が進出したことやカタログ通信販売等の拡大により、憂慮すべき状況にあると言われております。このような状況を考慮され、新年度予算の中に安来市商品券事業が盛り込まれました。予算質疑の中でも議論がされましたが、この事業の成功と市民の皆様の協力と理解を得るために質問をさせていただきます。

 1つには大型店との競争の中で、価格サービス面において市民にどのようなメリットがあるのか伺いたいと思います。

 2つ目の商工会議所への委託料は、どのような内容に使用するためのものなのか伺いたいと思います。今後、商店主はどのような努力をされるのか、また市民へのPRはどのようにされるのか、また実施時期が明確になっておりませんでしたので、実施時期がいつから実行されるのか伺いをしたいと思います。

 それと、3点目は、ボランティアセンターの設置及び育成支援についてであります。

 この問題につきましては、新安来市総合計画の基本構想の体系図の中の重点プロジェクトの一つとして位置づけられております。私は、14年度の市長の施政方針の中になかったのが残念でありますが、7日の全員協議会で新安来市総合計画の平成13年度から平成16年度の実施計画が説明され、この中では事業名と事業の概要についてネットワークを促進するとありますが、今後の取り組みを含め質問をいたしたいと思います。

 1つには、安来市内のボランティア団体はどれだけあるのか把握されておるのかどうか、2つ目には、新安来市総合計画の実現という意味で、ボランティアセンターの設立の構想と時期はどのように考えておられるのか。また、育成支援についての考え方についてお伺いをしたいと思います。

 以上、3点よろしくお願いいたします。



○議長(内藤美雄君) 福田助役。

            〔助役 福田 敏君 登壇〕



◎助役(福田敏君) おはようございます。

 藤原議員の農村公園の風力発電の関係の御質問にお答えいたします。

 まず、最初の風力発電のデータといたしましては、13年3月から14年1月までのものをいただいておりますけども、これによりますと、この期間312日のうち発電した日数は290日でございます。そうしますと、稼働日数、これは92.9%という数字になります。この間の発電量は、約63万キロワットアワーとなっております。故障した期間ございます、12日間ございますけども、これは油圧系統の故障により停止したものでございます。

 それから、2番目の御質問でございます学習実績に関してでございますけども、小・中学生の見学、自治体からの視察、マスコミ等の取材などにより安来市役所が正式に受けたものが44件、約650名という数字が上がっております。このほか、希望者による市の施設見学会などにもコースに取り入れたり、個人的に見学された場合があり、実数はこれよりも大きいものと考えております。

 新エネルギービジョン策定時に行いましたアンケートによりますと、小学生、これ273名中でございますけども、51%、中学生、これ300名アンケートとりましたけども、これで27%、市民の皆さんで625名で58%の人がなかうみ農村公園に行ったことがあるとの回答を得ております。今後、中国電力が作成した小・中学生向けの課外活動見学コースのパンフレットの中にも、なかうみ農村公園が取り上げられておりますので、だんだんと皆様方に認知されているように感じております。また、ビジョン策定委員会の委員長の中山先生から直接聞いた言葉でございますけども、大変評価されております。風力発電所を、発電機を実際に見ることができることで、次世代を担う子供たちへの教育効果は大きい。環境先進国のドイツでは、30年前から環境教育に力を入れている。このような教育を受けた子供たちが社会人になった今日では、環境に配慮することが、これはドイツの場合でございますけども、社会の常識になっていると話されておりまして、我々が設置希望いたしまして、業者の方がつくりましたけども、風力発電の効果は大きかったかなというふうに自負しております。

 今後の展望でございますけども、自然を生かすコンセプトのふれあい公園におきましては、単なる展望台やモニュメントを建設するより、風力発電から得られる電力を活用することにより、ランニングコストの削減や自然エネルギーを活用した実践的な構想ができるものと考え、このような実績を背景にして島根県に対し積極的に働きかけていく考えであります。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 石川総務部長。

            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕



◎総務部長(石川隆夫君) 藤原議員さんからの3番目の質問事項について、ボランティア関係の御質問につきましてお答えをしたいと思います。

 現在、安来市で活動しているボランティア団体の数及び活動内容でございますが、団体数は44団体と把握をしております。その活動内容でございますが、ほとんどが福祉あるいは生涯学習関係でございます。市民がボランティアの意義を十分認識できるよう、一人でも多くの市民がボランティア活動に参加できるよう啓発活動に努めていく必要があるものと考えております。そして、現在行われております活動が継続的に展開できるようボランティアコーディネーターを配置し、活動内容の充実、拡充を図りたいと思っております。平成16年度までには、現在社会福祉協議会にあるボランティアセンターを観光、防災等にも拡充し、また組織的、体系的にまとめまして、市民が主体的に運営するボランティアセンターといたしまして、その育成に向け体制づくりに努めていくという考えでございます。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 井上経済部長。

            〔経済部長 井上 進君 登壇〕



◎経済部長(井上進君) おはようございます。

 藤原議員さんの2点目の商品券事業について御答弁させていただきます。

 1点目の御質問ですが、大型店との競争の中で、価格サービス面において市民のメリットはという御質問でございますが、この商品券を利用していただくためには、今以上のサービスが必要であると考えております。例えば、スタンプ制度を導入しているところであれば、スタンプを2倍にするとかいろいろ業者の皆さんが創意工夫すべきであると考えております。

 次に、メリットでありますが、商品券を一度に一定額、これは1万円につきですが購入いただきますと5%のプレミアをつけ、販売していただくよう要請したいと考えております。また、購入先商店等独自のサービスをしていただきますよう業者の皆さんにあわせて要請したいと考えております。

 2点目の委託内容及び委託料の内訳でございますが、委託する内容につきましては、登録業者の募集、説明会の開催から換金手続の事務処理までの一切であります。委託料の内訳は、人件費、登録業者の募集、説明会費、商品券、登録業者表示ステッカーの印刷、取扱手数料等であります。

 3点目の商店の人はどのような努力をするのかという御質問でございますが、先ほども申し上げましたように、スタンプ制度を導入しているところであればスタンプを2倍にするとか、またイベントで商品として提供するなど、商品券販売促進についていろいろ業者の皆さんが創意工夫すべきであると考えております。

 4点目には、市民に対するアピールはでございますが、市といたしましては広報等でこの制度の周知はすべきと考えておりますが、基本的には商工会議所、商店街等受益者が利用促進の方策を図るべきであると考えております。

 5点目、実施時期でございますが、実施時期につきましては関係機関と協議いたしまして、できるだけ早い時期にと考えております。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(内藤美雄君) 16番藤原議員。



◆16番(藤原常義君) 再質問をさせていただきたいと思いますが、なかうみの農村公園につきましては、内容がわかりました。それで、先ほどの説明の中に、稼働時間等日数はわかりましたが、今これから島根県の方に積極的に働きかけをしていくということでありましたが、この動いている状況の中での63万キロワットは、風力の関係では年間稼働が十分足りるというふうな受けとめ方をしていいのかどうなのか、その点について1点だけ伺いたいというふうに思っております。

 これから、PR等につきましても、中国電力のパンフレットの中にも取り上げられたということでございますが、できるだけこれから学校の週5日制との関連もございますけれども、社会教育としてのPRもぜひ検討していく必要があるのではないかというふうに思いますけれども、この辺についても御検討をお願いしたいと思います。

 それと、ボランティアセンターの関係でございますが、現在安来市に44団体というふうに把握しているというふうにおっしゃられましたが、私が正確に把握してるわけじゃありませんけれども、まだこのほかにもたくさんいろんなボランティア団体があるのではないかというふうに私は感じております。やはり、安来市の新総合計画にも掲げてありますように、安らぎにあふれた理想の安住の地をつくり上げていくためには、やはり市民の皆さんのボランティア活動についての理解を得ることは、非常に重要なことではないかというふうに思っております。多くの市民の皆さんの協力が得られれば、市民生活も多くの分野での相互扶助ができまして、安らぎの安住の地をつくり上げていくという目的達成に向けて、大きく貢献するのではないかというふうに思っておるところでございます。私は、若干検討いただきたいのは、先ほどコーディネーターを配置をして充実を図っていきたいということがありますが、これは今聞き違いかもしれませんが、これは16年度に配置するということなのか、そのコーディネーターの配置の時期をちょっと再度答弁をいただきたいのと、できれば今年度でも、まず私は広報を使って市内のボランティア団体の登録をするような案内をしていただきまして、とりまとめの上、やはり広報紙でPRをしていただいて、できればそれらのボランティア団体に市民の一人でも多くの方が参加をしていただけるような呼びかけをしていただく、こういうふうなことを今後の取り組みの中で検討をしていただきたいというふうに思いますが、いかがなものでございましょうか。

 それと、安来市の商業の活性化で商品券の問題でございますが、御説明がありましたのでほぼ理解をいたしましたが、先ほどありました1万円についての5%のプレミアをつけていくというふうなお話がありましたが、この予算からしますと、それは商店街の皆さん方が努力をされると、こういう理解でいいのかどうなのか、その辺についてお伺いをしたいと思います。

 それと、実施時期につきましては、これから関係団体と相談をしてできるだけ早い時期というふうに言われましたが、余り長く議論してると1年間というのはすぐ終わってしまうので、少なくとも早い時期はこの4月内実施ぐらいで考えていいのかどうなのか、この点についても再度御答弁をいただきたいと思います。



○議長(内藤美雄君) 福田助役。



◎助役(福田敏君) 再質問にお答えいたします。

 年間稼働率も含めて採算性云々ということでございまして、それで一般的に言われてることですけども、40%前後の稼働率があれば採算に合うんじゃないかなということでございます。それで、先ほど申しましたのは稼働日数を言っております。稼働時間でいきますと24時間すべてやれば、大体この半分ぐらいが稼働時間かなというふうに理解しとります。それで、20%と40%で、じゃあ難しいじゃないかなという話でございますけども、我々考えてる構想の段階ですけども、県が今発電所をつくる場合もそうですけども、NEDO(ネド)の2分の1の補助金をいただければ採算に合うというふうな、これはまだ途中の段階でございますけども、そういうふうな判断をしておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(内藤美雄君) 石川総務部長。



◎総務部長(石川隆夫君) ボランティア関係の再質問についてお答えをさせていただきます。

 私も率直に申し上げまして、ボランティア活動に対する取り組みがおくれているなという気持ちは持っております。現在、ボランティアのコーディネーターでございますが、1名社会福祉協議会には配置はしております。今後、このコーディネーターの活用方法についても、十分前向きに推進していくよう検討していきたいというふうに考えます。

 それから、ボランティアセンターにつきましては、16年度までには、これは設立をしたいという考えでございます。ボランティアといいましても、いろいろとおっしゃいますように登録はしてなくても実際ボランティア的な活動をしている団体とか、そういうのはたくさんございます。また、範囲も非常に多いというふうに思っております。これらを一応一つまとめまして、どういう団体があるかということを各課からまとめて、まずそれをつくってから、今後のボランティア活動に対する取り組みを具体的にどういうふうにやっていくかというようなことを検討していくというようなことになろうかと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(内藤美雄君) 井上経済部長。



◎経済部長(井上進君) 藤原議員さんの再質問の商品券の事業について御答弁させていただきます。

 まず、5%等のプレミアについてでございますが、今後商工会議所、それから登録業者と十分協議いたしまして、なるべく多くのプレミアがつくように考えていきたいというふうに考えております。また、実施時期につきましては、御指摘がございました何とか4月、遅くても5月初めには執行できるように最大限努力したいというように考えております。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 16番藤原議員。



◆16番(藤原常義君) 御答弁をいただきましたので理解をいたしましたが、それでは安来市から風力発電については県の方に、やはり要請をしていくという価値は十分にあると、こういう見方をしてよろしいということで理解をいたしたいというふうに思います。

 それと、ボランティアセンターに関しましては、現在でも社会福祉協議会に配置がされてるということでございます。それで、それに不満を言うわけじゃございませんけれども、何か社会福祉協議会は外の団体というふうな感じがいたしまして、できればやはり庁舎の中の、やはり総務課あたりで元締めだけはきちっとやっていただくような体制の方が、やはりこれから把握していくのに必要ではないかと、このように考えますので、先ほども各課のそれぞれをまとめて今後検討していかれるという答弁がありましたので、私の申し上げましたそれらをまとめた上での、やはり市民への案内なり取りまとめをぜひお願いをしたいなということでございます。

 それと、商業の活性化につきましては、これから業者の方といろいろ煮詰めるということでございますので、ぜひともこれが、やはりこういった仕掛けをつくるためには、起爆剤となるというふうに言われておりますので、爆発するためにはその仕掛けをどのように仕掛けるのかが重要な問題でございますので、この辺がないと幾ら装置はつけても市民は全く踊らないというふうなことになる可能性もございますので、ぜひともその辺については努力をしていただきたいと思いますので、遅くとも5月初めという言葉がございましたので、これらのことが成功するように私どもも協力をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上で終わります。



○議長(内藤美雄君) 以上で16番藤原議員の質問を終わります。

 2番岡田麻里議員、登壇願います。

            〔2番 岡田麻里君 登壇〕



◆2番(岡田麻里君) おはようございます。

 2番岡田麻里でございます。事前通告に従いまして質問いたします。

 1点目にブックスタート運動の取り組みについてお伺いいたします。

 ブックスタートとは何か、少し触れてみます。赤ちゃんの体の発育にミルクが必要なように、赤ちゃんの言葉と心をはぐくむためにはたっぷりの愛情を注いであげることや抱っこして優しく話しかけてあげることが大事と言われています。その中で、赤ちゃんは愛されていることを感じ、満足し、人への信頼感をはぐくむからです。そして、人間が言葉を使って他と自分自身と対話をするための基礎をつくります。肌のぬくもりを感じながらたくさんの言葉を聞くことこそが赤ちゃんの成長にとって不可欠な心の栄養素となるのです。

 ブックスタートは、本を介した温かく楽しいひとときがすべての赤ちゃんの周りで持たれることを目指しています。具体的には、地域で行われている乳幼児健診に参加したすべての赤ちゃんと保護者に、絵本の入ったブックスタートパックをブックスタートのメッセージとともに手渡す運動です。ブックスタートはただ絵本をプレゼントするだけの運動ではありません。本で赤ちゃんと楽しい時間が持てることを知ってもらい、絵本を手渡すことで具体的なきっかけをつくる運動です。まずは、絵本って楽しそうだなと感じてもらうために、地域の図書館員さんや保健婦さんが保護者の方、一人一人に説明の言葉を添えながら手渡すことがとても大事な点なのです。ブックスタートのメッセージを保護者の方に言葉で伝えながら手渡すことで、赤ちゃん元気に育ってね、子育て応援していますよという地域からのメッセージがこもった贈り物になるのです。

 この運動は、1992年イギリスのバーミンガムで始まりました。バーミンガム大学などによって行われた追跡調査によりますと、ブックスタートパックを受け取った家庭では、本への意識が高まり、家庭でより深く本の時間を楽しむようになったことや、赤ちゃんのころから本の時間を習慣として持つことがその子の言語面や係数面の考える力に大きな影響を与えたこと等が報告され、世界各国に波及。イギリスでは、現在92%の自治体で採用されています。日本でも一昨年ごろから広がりを見せ、現在33カ所、平成14年度から実施する市町村は全国で120を超えると予想され、着実な広がりを見せております。

 ここで、北海道の恵庭子供読書推進ネットワーク開発実行委員会が行ったアンケート結果から、実際にブックスタートパックを受け取った保護者の生の声を紹介してみます。「大変よい事業だと思います。本を子供にプレゼントしてくれるなんて、とても文化的な自治体だと思います。恵庭市に住んでいることに誇りを感じることのできる事業だと思います。また、おみやげやプレゼントという形でもらったと思いますが、すごくうれしかったです。多くのお母さんが孤独だと思うので、これを機会に図書館などに行っていろんな人と接したい。」など喜びの声が寄せられています。

 明るく、住みよいまちづくりといいましても、その根本は人づくりであると考えます。安来市におきましても、3歳児健診などで待ち時間を利用して、読み聞かせなど実施されておりますことは承知いたしておりますが、ブックスタートパックをプレゼントすることで、より具体的なきっかけをつくることができると思います。そして、お母さんたちに子育て応援していますよという温かいメッセージが伝わっていくのではないでしょうか。安来市におきましても、子育て支援の一環としてぜひ取り組んでいただきますよう提案いたします。

 2点目に乳幼児医療費の公費負担の拡大についてお伺いいたします。

 12月定例会でもお伺いしたところでございますが、県の方で入院のみでございますが、3歳以上就学前までも乳幼児医療費の公費負担を計画されているようでございますが、安来市におきましても実施されるかをお伺いいたしますとともに、通院に関しましても実施されますよう県、国に御要望いただきますようあわせてお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(内藤美雄君) 大森市民生活部長。

            〔市民生活部長 大森 栄君 登壇〕



◎市民生活部長(大森栄君) おはようございます。

 岡田議員さんのブックスタート運動の取り組みについてという御質問でございましたが、御承知のようにブックスタートは赤ちゃんが生まれたときに、絵本等をプレゼントするという考えではなく、赤ちゃんが健やかに育っていくための情緒を育てる手段としてスタートするものであると認識しております。

 平成12年12月議会において、遠藤議員の一般質問の際に答弁させていただきましたが、図書館での絵本の読み聞かせ、貸し出し、また3歳児健診時に絵本の読み聞かせ等今日まで実施してきております。親子の触れ合いの指導、読書の普及などに努めてきたところであります。赤ちゃんは、育児語でスタートし、いろんな情報を得ながら成長していきますが、現在の子供に欠落している聞く、話す、読む、書くなどの感性をいかにつなげ、子供の成長に社会がいつ、どこで力を注ぐかがとても重要なことであると考えております。これらの力の一つをブックスタートと考え、現在実施している取り組みをピックアップし、関係課と協議をし、ブックスタート運動として構築し、検討してまいりたいと考えております。

 次に、乳幼児医療費の公費負担の拡大についてでございますが、先日の河津清議員さんの御質問に答弁させていただきましたように、現在県議会において審議中であり、決定されれば市といたしましても検討していきたいと考えております。

 一方、通院についての拡大ですが、通院は件数、金額とも多く、市単独で助成することは財政的に困難であったため、現在まで県の助成の範囲内で実施してきております。来年度からの医療制度改革の動向を十分に把握するとともに、健康福祉との連携により強化し、安心して子供を産み、育てられる地域づくりに努めたいと思っております。また、県に対する要望ですが、今日まで市議会や市長会から助成の拡大について国に対し意見書等を提出し、要望していただいております。今後とも、各市町村協調して要望を続けてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 2番岡田議員。



◆2番(岡田麻里君) 御答弁ありがとうございます。

 ブックスタートに関しましても、少子・高齢化が進みまして、未来は子供に託すしかないわけでございます。いいことは積極的に取り入れていくことが大事であると思いますので、ぜひとも積極的な取り組みをよろしくお願いいたします。

 ありがとうございます。



○議長(内藤美雄君) 以上で2番岡田議員の質問を終わります。

 11番中島隆夫議員、登壇願います。

            〔11番 中島隆夫君 登壇〕



◆11番(中島隆夫君) おはようございます。

 11番中島でございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告しておりました4点につきまして一般質問をさせていただきます。

 初めにお断りしておきますが、8日の一般質問で先輩、そして同僚議員の方から質問があった点と重複する点があろうかと思いますけども、私事で欠席をいたしまして伺っておりませんので、改めて質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

 まず初めに、本市経済の活性化について質問をいたします。

 長引く不況により本市を取り巻く経済は、昨年は縫製工場の倒産あり、また企業においては大幅な雇用の調整があり、農業については長期にわたる米作の生産調整、畜産についてはBSE問題、商業に至っては大型店あるいはコンビニエンスストア等に客が流れるといった非常に憂慮すべき状況にあります。今議会冒頭、市長よりの施政方針の中に、これらに対する対策的なものは申し述べられましたが、具体的なお話がなかったので、改めてお伺いします。

 第1点目は企業の雇用についてですが、今秋には産業フェアを開催し、一つの活性化につながればとのことで計画されておりますが、この雇用対策に対し企業は現在どう考え、どのような計画をなされているのか、市長の把握されておられます範囲内で状況をお伺いいたします。

 第2点目は農業の活性化であります。農業は、認定農家についてはがんばる島根農林総合事業等によりそれぞれ補助金を受けながら頑張っておられますが、本市全農家の約8%程度であります。そこで、これ以外の農家に対し、少しでも活性化になるような手助けができるような考えはないか。例えば、現在認定農家の資格基準の緩和をし、資格者の範囲を広げていくといったようなことについてどのようなお考えなのかお伺いをいたします。

 3点目は商品券の件でございますが、この券の印刷は市内の業者で行われるのでしょうか。また、引き渡し場所は市内郵便局となっていますが、市役所では取り扱いはできませんか。また、郵便局に対する手数料等の経費はいかがなものでしょうか。

 以上、3点についてお伺いをいたします。

 次に、少子化対策についてお伺いをいたします。

 近年、合計特殊出生率は低下の一途をたどり、人口を維持するのに必要な水準を大幅に下回っている。こうした急速な少子化は労働人口の減少、高齢者比率の上昇や市場規模の縮小、現役世代の負担の増大などを通じ、経済成長へのマイナス効果や地域社会の活力低下、子供の健全な成長への悪影響など、将来の我が国の社会経済に広く深刻な影響を与えることが懸念されている。また、21世紀の少子・高齢化社会に対応するため、保険・福祉・労働・教育など行政を初めとして地域社会全体で子育てしやすい環境づくりに努め、さわやかな子供たちの成長を願うものです。近年の出生率の低下は、将来本市の社会経済にも広く深刻な影響を与えるのではないでしょうか。出生率の低下の主な原因として考えてみますに、晩婚化の進行等による未婚率の上昇、その背景には仕事と子育ての両立の負担感の増大や、子育ての負担感の増大、また共働き世帯の増加と核家族で出生数の低下となり、あわせて就業構造の変化により、子育て、就労の両立が困難となったのではないでしょうか。そして、社会保障費の増大等により、安心して子供を産み、育てられる環境でないのが少子化が進む要因かと思います。

 そこで、本市として厳しい財政であることはよく承知していますが、一部の費用の手助けとして出産祝い金を出すとか、また3歳児までの保育料の減免などの手助けをし、出産して子供を安心して育てる環境の整備をしてはいかがなものかと思いますが、市長のお考えをお伺いいたします。

 次、3点目ですが、学校の5日制を目の前にして、取り組みについてお伺いをいたします。

 4月から公立小・中・高で学校5日制が完全実施となります。毎週土曜、日曜が連休となります。子供たちは大歓迎ですが、親の心は複雑です。特に、ふえる土曜休みをどう過ごさせたらいいのかという心配は切実です。

 そこで、第1点目は学校、家庭、地域社会においてこの推進体制が十分に整っているかどうかであります。特に、幼稚園や小学校低学年で土曜日に保護者のいない子供たちに対して、学校外活動の機会、指導者の確保により、これらの子供たちが安心して過ごせるよう学校外活動の受け皿づくりをハード面、そしてソフト面で整備することが重要であると思っております。学校週5日制へのスムーズな移行に向けて、今どのように取り組んでいるのか、また実施に当たって留意すべき事項があればお伺いいたします。

 第2点目は今回の改訂でゆとり教育と総合学習を掲げ、生きる力をはぐくむ教育への転換を図った基礎的、基本的な内容に絞るという教育課程は、児童の基礎学力にどのような効果が期待できると考えているのか。また、総合学習の時間は、学校や地域、児童の実態等に応じて創意工夫を生かした活動とあるが、ゆとり教育と総合学習について各学校でどのような教育課程を精選して取り組まれておられるのか、わかる範囲内でお伺いをいたします。

 4番目の下水道計画の今後の取り組みについてお伺いをいたします。

 下水道の整備は本市の基本であります。都会に住む孫が、おじいちゃんの家のトイレは恐ろしいからおじいちゃんの家には行きたくないといった話を聞いたことがあります。都会と田舎の最も大きな生活の違いであります。幾ら立派な建物をつくっても、生活基盤である下水道ができておらず、バキュームカーが走り回り、臭いどぶ川が流れていたのでは、文化的な生活を感じることはできないのではないでしょうか。また、下水道の建設が終わった町と終わっていない町とでは、政策も大きな違いがあると言われております。つまり、お金のかかる下水道の整備が終わって初めて、さて次に住民が必要としていることは何かということになるわけでございます。そこで、本市の認可区域内の早期整備促進と区域外の整備計画と、そして整備方法をどのようにして今後取り組まれるのか市長のお考えをお伺いを申し上げ、私の一般質問とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(内藤美雄君) 大森市民生活部長。

            〔市民生活部長 大森 栄君 登壇〕



◎市民生活部長(大森栄君) 中島議員さんの少子化対策についての御質問に対して私の方から御答弁させていただきます。

 少子化の状況は、国全体の問題でありまして、子育て支援策は諸施策で取り組まれております。親の責任分野、行政の責任分野については、考え方、思いがそれぞれ異なりますが、本市で取り組める独自の支援策の実施については、現在国、県の制度に基づいた施策の中で乳幼児医療、保育所保育料等でも支援をしているところであり、現在在宅児の支援についても諸施策での中で、一人一人の金銭的な支援ではなくサービス面での支援を実施しております。

 低年齢児の医療費の無料化、保育料の無料化等については、国、県の制度に基づいて実施をしたいと考えております。生涯を通して子供が大切であるという認識は、だれもが持ち合わせている思いであり、環境を整備して子供を産み、育てることも大切なことではあります。親として自分の子供を生み大切に育てる方法の中で子育て支援サービスを選んでいただき、地域ぐるみで子供の健やかな育成を見守っていただきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 井上経済部長。

            〔経済部長 井上 進君 登壇〕



◎経済部長(井上進君) 中島議員さんの1点目、本市経済の活性化について、農業、工業、商業について現状をどう把握し、どのように活性化を進めるのかの御質問に御答弁させていただきます。

 まず、農業につきましては、米を基幹に畜産、果樹、施設園芸等各種作目を導入し、それぞれ経営の安定と向上を目指しているところであります。国内の農業情勢が厳しい中、基幹であります水田農業におきましては、米の需給過剰から生産者にとっては非常に厳しい状況であると認識しているところであります。

 また、畜産農家にありましても、BSE問題等で需要が落ち込み、価格が低迷し、経営の維持が厳しい状況であります。今後の活性化方策といたしましては、水田農業の構造改革を進める必要があります。生産基盤の整備を推進いたしまして、集落営農組合、認定農業者を中心とした組織の強化を図りながら、生産コストの低減、収益性の確保を目指します。また、補助金制度につきましては従来型を見直し、個人型から組織型に重点を置き、集落営農をより一層進めてまいりたいと考えております。認定基準の緩和についての御質問ありましたが、年齢要件であります60歳までと、この問題につきましては現在県と協議いたしており、この年齢制限緩和に向けておるところでございます。

 次に、商工業についての現状でありますが、本市の小売業売り上げは、平成6年の販売額358億6,000万円が平成11年には販売額289億9,000万円、店舗数は459店が404店となっております。これは、近隣に大型店の進出、市内にディスカウント店、大型店等の開店やカタログ販売、通信販売等がその要因と考えられます。また、鉄鋼業等の製造品出荷額は平成11年度1,225億円でありますが、現在減少傾向にあり憂慮いたしております。このような状況の中、来年度におきまして、商業活性化のため商品券事業を実施し、商業活性化の起爆剤として今後活性化の諸対策を考えてまいります。また、特産品の開発を進めるとともに、販売につきましては引き続き各種イベント等に出店し、販売促進に努めるとともに、他県及び近隣市町村からの誘客を図り、商業活性化につなげたいと考えております。商品券の販売につきましては、安来市でも販売する計画であります。これは、議案の説明資料にもちょっと載せておりますが、一口1万円以外で数枚買われることにつきましては、安来市でも取り扱うというふうに考えております。

 工業振興につきましては、集積する鉄鋼業の振興を図るため共同受注グループの組織結成を目指し、技術フェアコア・テック02・inやすぎを開催するとともに、各種技術フェアに出店し、全国の企業に安来市の鉄鋼業技術をPRし、受注に結びつけたいと考えております。これによりまして雇用もふえていくと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(内藤美雄君) 永島教育次長。

            〔教育次長 永島典男君 登壇〕



◎教育次長(永島典男君) 中島議員さんの御質問にお答えさせていただきます。

 学校週5日制の推進の状況はどうかという、まずお尋ねがございました。昨年の10月に市内の全幼稚園、小・中学校の保護者対象のアンケート調査を行いましたが、それによりますと、この4月からの土曜日に家に父母、祖父母等がいない土曜日があるという家庭が約2割という結果でした。5日制に対する保護者の方の意識を調べるようなその中に問いはありませんでしたので、はっきりとはわかりかねますが、文書記述で子供たちの家での過ごし方を心配する意見が多く記述されておりました。

 5日制につきましては、御存じのとおりこの出発が平成4年の9月に月1回ということを皮切りに始まったわけですが、平成7年の4月からは2回に、この4月からは毎週というふうになるわけですが、これの先ほどおっしゃいました言葉で言いますと受け皿といいますか、そういうことについてはなかなか行政だけでは対応できない、家庭、社会、そういったところで一体となって取り組んでいかないといけないというものだと私は認識しておりますが、教育委員会としましては、今の段階であるいは今後の計画としまして、昨年週5日制に対応する推進本部なり推進委員会を教育委員会の方に設置しました。それから、先ごろ市民の皆様を交えての協議会というものを設置しまして、今取り組んでいるとこです。あるいは、平成14年度の新規事業に子供やすぎ探検隊というものを実施する計画でおります。あるいは趣旨の徹底だとか活動の場や機会をふやす働きかけをするだとか、あるいは学校と協力して休日の過ごし方の指導だとか催し物等の情報提供をするだとか、そういったことに積極的取り組んでいきたいというふうに思っております。

 それから2点目は、ちょっと5日制のことと教育課程のことがよくわかりませんでしたが、御存じのように教育課程も変わりましたので、教科書も変わりました。内容も、一般の言い方で言いますと3割削減というような、そういうことも言ってます。ですから、基礎、基本はしっかり教えると。一方で、新しく始まりました総合的な学習については、市内の各校は一昨年度から試行をずっと来ております。その様子を私どももいろいろ聞いてますけども、大体趣旨に沿った方向で進んでいるというふうに今認識しております。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(内藤美雄君) 比田建設部次長。

            〔建設部次長 比田敏夫君 登壇〕



◎建設部次長(比田敏夫君) 中島議員さんの4番目の御質問にお答えします。

 下水道計画と今後の取り組みについて、認可区域外はどのように整備を進める考えなのかという御質問でございます。

 現在、安来市では公共下水道、農業集落排水事業、合併処理浄化槽設置補助等を実施して下水道整備を進めております。このうち流域関連の公共下水道につきましては、現在全体計画面積が891.8ヘクタールでございます。このうちの事業認可区域面積が434.9ヘクタールの計画で現在事業を進めておるところでございます。平成13年度末には、事業認可区域に対しまして、汚水の整備率が60.8%、整備面積といたしまして264.4ヘクタール、普及率では38.8%、水洗化率では76.7%となる見込みでございます。

 御質問の件につきましては、現在生活排水処理施設整備計画策定業務におきまして、生活排水処理の効率的、合理的な整備に向けまして見直し作業に着手しておるところでございます。また、早期に整備区域を拡大するため、現行の手法にとらわれず、いろんな手法につきましても、整備につきましても検討してまいりたいと思います。なお、公共下水道につきましても、整備状況を見ながら、事業認可区域の拡大を図って整備を進めることといたしております。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 11番中島議員。



◆11番(中島隆夫君) それぞれ御答弁ありがとうございました。若干再質問をさせていただきます。

 まず、1点目の経済の活性化という大きな題目でございますけども、これ一つ中を分析するのに、例えば我々いろいろ視察に行きます。その視察場所で必ず安来市を紹介する中で、安来は安来ハガネといった鋼の町と農業の町であるということで紹介をするわけでございますが、所によっては、我々はよく安来ハガネというものは承知しておりますけども、そう説明しても場所によっては、それはどういうものだということはわからないところもあろうかと思います。我々も建設経済委員会で先般都城の方へ視察に伺いました。そのときに安来ハガネということを言ったですけど、それは何に使われますかとかというような程度でございまして、そういったときに、例えば安来ハガネというようなことになりますと、小さいものになりますと、ジレットのかみそり、それから包丁とかつめ切りとか、そういった小さいものから大きいものになりますと、先般打ち上げられましたH2Aのロケット、この部品等いうものまで幅広くあります。そういった中で、日立がつくっておりますかみそりあるいは包丁とか、そういうものを持参しながら、こういうものがありますということでPRをしていくということも一つの方法ではなかろうかと思っております。

 また、米につきましても、無洗米というものを今JAやすぎで扱っております。そういったものを小さい大きい10キロとか20キロではなくて、あるいは3キロとか5キロとか、少量のものを持って行きながら、こういうものがありますというようなこともしながら、少しでも消費拡大につなげていくということも必要ではなかろうかと思っております。

 あわせまして、いろいろ議長さんあるいは市長さん、東京の方へ陳情されます、また、東京あるいは大阪等にも安来会等があります、そういった中で、また安来の製品もPRをして、あるいは所によってはアンテナショップと申しますか。安来の農産物製品だけ扱っておるというようなお店でもつくっていくということも、一つの活性化になっていくんじゃないかと思っておるものでございます。そういったことをひとつこれからも考えていただきたと思います。そういって、小さいところから盛り上げて、そしてまた市民、住民一緒になって努力していくという考えでおるところでございますので、その点につきましてそういう考えを取り入れていくかいかないかということを再度御説明をお願いをいたします。

 それから、少子化の件でございますが、少子化もいろいろ本当に難しい問題でございます。かといって避けて通れない問題でもあります。しかしながら、やはりその原因というものをきちんと明確に把握して、そしてその対応を一つ一つ処理していけば、必ずやこれが実ってくるんじゃないかというぐあいに思っております。いろいろとその環境の整備、生まれやすい、そして子供が育ちやすいという環境の整備ということは非常に、文書あるいは口で言うのは見やすいわけですけども、いざこれを実際に本当に取り上げて取り組んでいくということになりますと、本当に難しい問題です。しかしながら、いろいろこれも手を打っていけば、例えば住宅あるいは商店にいたしましても、ある程度バリアフリー的な階段のないような廊下をつくるとか、店に入るのにそういうようなスロープでもつくってやるとかといったようなぐあいに改造していけば、例えば妊婦さんになりますと、本当に1メートルも2メートルも先じゃないと足元がわからないにといったような状態になられますと、本当に階段があったり段差があったりしますと、つまずいて転げるといったようなことも考えられます。そういった形の中で、本当に難しいわけですけども、あるいは妊婦さんとそれから小さい子供さん3歳児未満の夫婦の方の専用の住宅でもつくっていくとかというようことでも、例えばの話ですけども、考えて本市の一人でも多く人口がふえていくということも一つの方法ではなかろうかと思っております。非常に難しい問題ですけども、そういうことを一つずつ何らかのよそにないようなことを取り入れて、本市をアピールをして人口をふやしていくという方法を考えていただけないだろうかなと思うものであります。

 それから、3点目の学校の週5日制がスタートするということについてでございますが、今実際にこれ14年の1月ですが、文部科学省が調査した小学校の5年生と中学校の2年生、そして高校2年生の生徒の土曜日、日曜日と連休になると、そしたらどういうような過ごし方をするかというアンケート調査をされたところの表がありまして、若干お話を申し上げますと、小学校の5年生はどういうような過ごし方をするかということでございますが、1番目に公園など外で遊ぶというような子供さんが32.3%、それからテレビ、ゲーム、それからパソコンで遊ぶという生徒が29.4%、それから映画や買い物などで外出するという生徒さんが28.4%、それからゆっくり休み、寝るという生徒さんが19.7%、こういったような主なウエートを占める上位からの状況ですけども、こういった状態です。それから、中学2年生になりますと若干違いまして、ゆっくり休む、寝るというのが38.7%というぐあいに多くなります。それから2番目に、映画や買い物で外出ということが37.3%と、それからテレビ、それからゲーム、パソコンで遊ぶという生徒さんが20.3%というような状況です。それから、高校生になりますと、ゆっくり休み寝るという生徒さんが47.5%、それから映画や買い物で外出という生徒さんが44.9%、音楽鑑賞、それから趣味で過ごすという生徒さんが24.4%、それから家族や友達とおしゃべりをするという生徒さんが20.2%というようなことで、非常にこの数字を見てみますと、大体2番目ぐらいに来るのが映画や、それから買い物などで外出をして過ごすというような状況であります。こういったことから、やはりどうしても子供さんは、どっちかといったら外とか遊びの方に目が向いていくというのがどうも現状のようです。

 それで、親御さんで土曜日が休みになるという方が、毎週土曜日が休みであるという方は、大体の46.3%の親御さんは土曜日が休みになるというようなことを言っておられます。それから、半月のうち半分は休めるというような方が13.6%、それからほとんど休めないという方が27.7%といったぐあいに親御さんも土曜日が休みになったりならだったりするということでございます。このことから、やはりこれからの土曜日が休みになってきますと、子供さんの学習も非常に難しくなってくるということで、これがひいては非行に走ったり、そういう方向になると非常に大変ではなかろうかと思いますので、この休みの中への学習あるいは5日間の学習の中で、あるいは土曜日の休みは宿題を出すとかというような形で、学校の教育方法も変わってくるんじゃないかというぐあいに思っておるところでございますが、果たしてこの学習内容については、先ほど次長さんの方の説明を伺いますと、いろいろ指導書によって指導していくということでございますけども、その指導方法そのものについても、そういうことを考えながら指導書ができておるのかおらないのか、その点あわせてお伺いをしたいと思います。

 それから、第4点目の下水道の整備計画でありますけれども、一番今問題になっておりますのは、当赤江地区の方は国道9号線には公共の大きな管が走っております。その管が走っておっても、そのそばでもなかなかその管につながれないといったような現状でありまして、本当にいろいろ皆さん要望はされておりますけども、その区域が入ってないためにできないということで困っておるところでありますけれども、公共ができれば東出雲の方では農集で工事をしながら公共に接続をして処理をしているというようなことも伺っておりますので、できればそういった工事は農集でしながら、末端処理は公共の流域の方へ接続をしていくといったような工事方法でもできれば一日でも早く下水道の整備をお願いをしたいと思うものでございますけど、非常に難しいかと思いますけども、その点を考え再度御答弁をお願いをいたします。



○議長(内藤美雄君) 井上経済部長。



◎経済部長(井上進君) 中島議員さんの再質問にお答えしたいと思います。

 まず、安来ハガネの製品あるいは無洗米等安来の特産品のPRでございます。これにつきましては、今後もいろいろな機会をとらまえまして行っていきたいというように考えております。



○議長(内藤美雄君) 大森市民生活部長。



◎市民生活部長(大森栄君) 中島議員さんの再質問にお答えしたいと思いますが、少子化対策についてですが、非常に難しい、大きな問題だろうというように思っております。環境整備の必要性につきましては、十分認識しているところでございます。先ほども答弁いたしましたようにソフト面といいますか、子育て支援事業も実施しておりますので、その辺で何らか実施していきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(内藤美雄君) 永島教育次長。



◎教育次長(永島典男君) 続いて、お答えしたいと思いますが、私どものとりましたアンケートと文部科学省がとりましたアンケート、趣旨といいますか、それがちょっと違うかもしれません。私たちは、一番心配したのは一人きりになっていないか、だれかと一緒にいるのかというあたりを中心にアンケートをとってますので、設問の項目も若干違ったりしてます。先ほどおっしゃった映画とか云々、その辺は私どもは余りしないで、友達と一緒に遊ぶかとか、あるいはスポーツ、習い事あるいはスポ少だとか、そういったようなことをとったりなんかしてます。ですが、傾向としてはやっぱり先ほどおしゃった、文部科学省が、1月ですか、とった、まとめたあの結果と大体似てると思いますが、保護者の方の土曜日休まれる率というのははっきり出てませんけれども、ちょっと安来は、先ほどおっしゃった全国の46.3%ですか、それよりは若干低いかなという気は、私はしてますが、はっきりそれを問ってませんので、お父さん、お母さん、とにかくどなたか土曜日休みの人がおられますかというようなとり方をしてますので、こちらは、ちょっと何ともお答えしにくいとこがあります。

 それから、指導書とおっしゃいましたが、教科書のことでしょうか。基礎、基本はしっかりやるのかということですが、先ごろ文部科学省も、今ごろ学力のことでいろいろ論争があるためにちょっと発表しました。宿題はどんどん出すようにとか、あるいは学力の心配な子は補習もするようにとかというようなことを出しました。そういう方向で、そういった学力面について保護者の不安にこたえるように今しております。こちらもその姿勢でおります。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 比田建設部次長。



◎建設部次長(比田敏夫君) 中島議員さんの再質問の件にお答えします。

 整備区域、認可区域の外であってもほかの手法も含めて、一日でも早く整備ができるような手法を考えなさいというような質問であったかと思いますけども、先ほどもちょっとお答えしましたけども、生活排水処理施設整備計画という業務につきましては、公共、農集、合併浄化槽あるいは市町村設置型の合併浄化槽の設置も含めて、その中で検討してまいりたいというふうに考えておりまして、公共だけで申し上げますと、全体計画の中で事業認可区域というのが、非常に割合としてはまだ434ヘクタールぐらいですので、少ないわけでございますけども、非常におっしゃいますように事業費が相当かかる事業でございまして、そこら辺もございまして、認可区域を一挙に拡大ということがなかなか難しい部分でございますけども、整備状況を見ながら公共の部分につきましては、認可の区域を拡大をしながらでも整備を進めてまいりたいというふうな計画でございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(内藤美雄君) 11番中島議員。



◆11番(中島隆夫君) 経済の活性化、それから少子化対策についての質問については、大体理解をしたところでございますが、あと5日制の学校の問題と、それからこの下水道の関係について再度質問をさせていただきます。

 この自由学習が取り入れられるわけでありますが、この自由学習の中にきょうも助役さんの方から答弁がありましたように風力発電、あの施設を見るだけでも学習になるという答弁がございましたが、私はもう一つ考えてみますのに、やはり先生方がいろいろな資格を持ったり、そして実力のある先生を見るだけでも、生徒はああ、なるほどなと、あの先生は偉い先生だなということで学習になるんじゃないかという考えをするものでございます。

 そこで、これは1999年に国際教育到達度評価学会(IEA)という記号でもそうですが、ここが日本の中学生の理科が好きか嫌いかという統計をとったそうです。世界、これ23カ国の国の中学生の、そういう調査をしたら日本は22番目だったということで非常に日本の中学生は理科離れがしておるという現状のようであります。そういったことを考えますと、当安来市におきましては、日立金属安来工場という立派な会社の中に、そういった従業員さん、非常に優秀な従業員さんがいらっしゃいます。そういった方を学校の理科とか、いろいろ電気あるいは機械なり、そういった教科のあるいは講師とか、そういうようなことに安来市独自で取り入れて、お願いをするというような考えがおありになるのかないのかということを再度質問をさせていただきます。

 それから、下水道の件でございますけども、今合併処理浄化槽、それから公共、それから農集等で対応しておるということでございますけども、この中に合併浄化槽と、それから市町村設置型の合併浄化槽あるいは集落排水という事業で対応するというようないろいろな方法があります。なかなか公共あるいは農集ができないということになりますと、じゃあ何するかと、個々でやるということになりますと合併浄化槽ということになりますけども、この合併処理浄化槽を個人が設置したら、後の維持管理は市の方でやっていくというようなことででも取り入れて、個人で合併浄化槽を設置して水洗化率を上げていくというような考えがおありであるのかないのか、その点もひとつあわせてお伺いをします。



○議長(内藤美雄君) 永島教育次長。



◎教育次長(永島典男君) 再質問にお答えしたいと思います。

 先ほどおっしゃいました自由学習というのは総合的な学習のことだと思いますが、この総合的な学習は趣旨が子供たちが課題を見つけて、そしてそれを解決していく。そのプロセスでいろんな力がついていくんじゃないか。例えば、1例ですけれども、出雲そばを自分たちも植えて食べてみようというようなことが仮にあったときに、子供たちがそばを植えようとする。そのときに教師がもちろんそれを知っててもいいわけですけれども、知らなくても今ごろは地域の人なんかおられますし、そばを実際にお店でやっておられる人もおられます。そういった人に外部講師として来てもらって、いろんなことを教えてもらいながら、そして植える。最後は自分たちで食べたりするんですけども。食べてあるいは収穫がたくさんあっておいしかったのがいいかどうかというのもある意味で問題なんです。収穫がないのがいい場合もあるんです。挫折するといいますか、失敗するといいますか、そういう経験を通して、じゃもう一回挑戦しようというバネになるかもしれませんし、どちらかといいますと趣旨というのはそういうところにございますということが1点と。それから、日立金属には、今小学校4年生だったと思いますが、地域の産業を学習するときがありますので、市内の全小学生は日立あるいは和鋼博物館に行って、そこで勉強をしております。そういった地域の産業は、できるだけ積極的に取り入れるように私どもも働きかけていっております。

 以上でございます。



○議長(内藤美雄君) 比田建設部次長。



◎建設部次長(比田敏夫君) 中島議員さんの再質問にお答えします。

 先ほど説明いたしました生活排水処理施設整備計画策定業務の中で、この業務は、いわゆる集合処理と個別処理等に金額、費用を比較いたしまして、ある程度の整備区域を定めるというふうな計画でございまして、さっきおっしゃいました個人で設置された浄化槽の維持管理を市が負担してという考え方は、今ちょっとその中で考えておりますのは、市町村設置型という考え方で議員さんおっしゃっておられるんじゃないかと思いますけども、その計画の中にも個別処理の一つといたしまして、市町村設置型浄化槽という考え方も検討の中に入れております。市町村設置型といいますのは、設置も市がいたしまして、当然管理もそういうことになろうかと思いますけども、料金をいただいてそういうものをつくるというのが市町村設置型でございまして、計画策定におきましては、当然その個別処理の中に、そういった市町村設置型の計画も検討してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(内藤美雄君) 中島議員。



◆11番(中島隆夫君) ありがとうございました。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(内藤美雄君) 以上で11番中島議員の質問を終わります。

 以上で一般質問を終了いたします。

 よって、本日の日程は終了いたしました。

 3月12日、13日、14日、15日、18日は各部委員会をよろしくお願いいたします。

 次回本会議は3月19日午前10時から開議いたします。

 本日はこれにて散会いたします。

 御苦労さんでございました。

            午前11時30分 散会