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島根県 大田市

平成17年第410回定例会(第4号 9月16日)




平成17年第410回定例会(第4号 9月16日)





 
平成17年9月定例会





               大田市議会会議録





             平成17年9月16日(金曜日)


          ――――――――――――――――――――


                議事日程(第4号)


平成17年9月16日(金)午前9時開議


 第1 議長諸般の報告


 第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑


     議案第336号 平成16年度大田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定


             について


     議案第337号 平成16年度大田市水道事業決算認定について


     議案第338号 平成16年度大田市病院事業決算認定について


                             [決算審査特別委員長]


     議案第339号 平成17年度大田市一般会計補正予算(第4号)


             (歳入、所管歳出)


     議案第341号 大田市・温泉津町・仁摩町合併協議会の廃止について


     議案第342号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減


             少について


     議案第343号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減


             少及び同組合規約の変更について


     議案第344号 損害賠償の額の決定について


                                 [総務委員長]


     議案第339号 平成17年度大田市一般会計補正予算(第4号)


             (所管歳出)


                                 [経済委員長]


     議案第340号 平成17年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第


             2号)


                                 [厚生委員長]


 第3 討論・表決


     議案第336号 平成16年度大田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定


             について


     議案第337号 平成16年度大田市水道事業決算認定について


     議案第338号 平成16年度大田市病院事業決算認定について


     議案第339号 平成17年度大田市一般会計補正予算(第4号)


     議案第340号 平成17年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第


             2号)


     議案第341号 大田市・温泉津町・仁摩町合併協議会の廃止について


     議案第342号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減


             少について


     議案第343号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減


             少及び同組合規約の変更について


     議案第344号 損害賠償の額の決定について


 第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]


     議案第346号 和解について


     議案第347号 平成17年度大田市一般会計補正予算(第5号)


 第5 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]


     議案第348号 熊谷國彦氏に対する感謝決議について


       意第36号 JR不採用問題の解決に向けた協議の開始を求める意見書の


             提出について


            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


                会議に付した事件


 日程第1から日程第5まで


            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


            出  席  議  員  (21名)


    1番  宅 和 紀 行       2番  財 間 広 光


    3番  内 藤 芳 秀       4番  大 西   修


    5番  森 山 尚 志       6番  月 森 和 弘


    7番  木 村 幸 司       8番  有 光 孝 次


    9番  熊 谷 直 道      10番  石 ? 俊 朗


   11番  福 田 佳代子      12番  福 田   実


   13番  石 原 安 明      14番  林     仁


   15番  通 山 忠 治      16番  原   敏 夫


   18番  中 島 宏 喜      19番  清 水   勝


   20番  月 森 喜一郎      21番  下 迫 紀 弘


   22番  小 谷 正 美


            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


            欠  席  議  員  (なし)


            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


            地方自治法第121条による出席者


市長         熊 谷 國 彦  助役         蓮 花 正 晴


総務部長       松 井 幸 秀  民生部長       大 谷 正 幸


経済部長       皆 田 修 司  水道事業局長建設部長 那須野 強 志


市立病院事務部長   盛 川 弘 行  総務管理課長     福 間 文 彦


財政課長       知野見 清 二  人事課長       三 島 賢 三


企画振興課長     松 村   浩  社会福祉課長     岩 谷 正 行


商工観光課長     石 賀   了  建設管理課長     小 野 康 司


建設課長       岩 田   毅  市立病院総務課長   岡 本 彰 弘


教育長        松 本 陽 三  教育委員長      秦   雍 二


教委総務課長     松 村 淳 真  水道管理課長     川 上 佳 也


健康長寿課長補佐   水 田 雄 二  監査委員       大 野   進


            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


             事 務 局 職 員 出 席 者


事務局長       吉 田   勝  事務局次長      鳥 居 達 郎


議事係長       和 田 政 人  庶務係        小 谷 直 美





     午前9時01分 開議


○議長(小谷正美) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 ただいまのご出席は全員でありますので、議会は成立しております。


 本日の議事日程はお手元に配布のとおりといたします。





◎日程第1 議長諸般の報告





○議長(小谷正美) 日程第1、諸般の報告でありますが、先般、9月6日に開催の議会運営委員会において、委員長の互選が行われ、委員長に月森喜一郎議員が選出されておりますので、ご報告いたします。


 次に、去る8月29日、島根県市議会議長会の秋季定期総会が浜田市で開催をされ、これに正副議長が出席をいたしておりますので、ご報告をいたします。


 会議では、まず春季総会以降の事務報告を承認の後、議案審議に入り、各市議会から提出された7議案について審議を行い、いずれも原案どおり可決いたしました。


 このうち、中国議長会臨時総会提出議案として、出雲・益田両市より提出の「山陰自動車道の早期全線開通について」を両市連名で、大田・浜田両市より提出の「市町村の合併の特例に関する法律の経過措置団体にかかわる合併市町村補助金の維持について」を大田市の文面でそれぞれ提出することとし、残る3議案については、島根県市議会議長会の名において、関係機関に実現方を要望することになりました。


 引き続いての協議事項では、次期全国過疎地域自立促進連盟理事に、本会からはこのたび、大田市議会にかわり、雲南市議会が推薦をされておりますので、併せて、ご報告いたします。


 以上が、島根県市議会議長会の概要であります。


 なお、ご参考までに島根県市議会議長会提出議案、並びに成案となりました中国議長会提出議案「山陰自動車道の早期全線開通について」の写しをそれぞれお手元に配布いたしておりますので、ご覧おきいただきたいと思います。





◎日程第2 付託案件審査報告・委員長報告に対する質疑





○議長(小谷正美) 日程第2、付託案件審査報告及び委員長報告に対する質疑を行います。


 先に、常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたしました議案第336号から議案第344号までの9件を一括議題といたします。


 各委員会における審査の経過及び結果について、それぞれ委員長より報告を求めます。


 初めに、決算審査特別委員長の報告を求めます。


 8番、有光孝次議員。


              [8番 有光孝次 登壇]


○8番(有光孝次) おはようございます。


 去る9月6日の本会議におきまして、決算審査特別委員会に付託されました議案第336号、平成16年度大田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について、議案第337号、平成16年度大田市水道事業決算認定について、議案第338号、平成16年度大田市病院事業決算認定についての3議案について、その審査を終えましたので、結果と経過、可否判定の中で示されました主な意見と指摘についてご報告申し上げます。


 審査は、9月9日、12日、13日の3日間行い、12日には熊谷議員ご欠席でありましたが、残る委員会は全委員出席のもと、審査を進めたところであります。


 初日には、全委員と議長の出席を得まして、正副委員長を選出。委員長の不肖、私、有光、副委員長は石原議員が選任されました。


 決算審査を行うためには、執行された事業の成果を視察するべきだという意見にもとづき、委員会では大田市元気なまちづくり事業によって完成した山口町郷土館、波根町ふるさと散歩道の2カ所の視察を決め、12日には、これを実施し、地域の方々から実際にお話を伺い、立派な成果があったと実感いたしたところであります。


 審査の経過でありますが、委員会には市長、助役、教育長、水道局長、病院長、それに各部課長の出席を得まして、まず、15年度決算審査特別委員長報告対応等調書により、昨年の指摘事項に対する市の対応について報告を受けた後、平成16年度の決算状況について質疑応答を行い、また、必要に応じての資料請求を求め、慎重に進めたところであります。


 まず、議案第336号、平成16年度大田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についてですが、この決算の特徴を少し申し上げますと、景気回復の兆しが見られない経済環境と三位一体の行財政改革のもとでの歳出規模の抑制が求められた結果、歳入では市税収入が前年度に比較し、約2.4%減少、地方交付税は1.9%の減少、国県支出金は約28%の大幅な減少となり、総額で対前年7.9%減少した決算額となっております。


 歳出では、対前年で7.3%少ない歳出規模の中、教育費、総務費、農林水産業費が大きく減少し、公債費、土木費が増加いたしました。


 限られた財源の中で、選択と重点的配分によって、経費の節減は行われたものと思いますが、財政分析の各指数は悪化の方向を示しており、新市ではさらなる行財政改革が求められる状況にあります。


 このような特徴を持つ議案第336号、平成16年度一般会計、特別会計決算でありますが、審査結果は賛成多数で可決であります。


 可否判定の中で示されました反対意見としましては、国・県の施策をそのまま受け入れ、市民は負担増で苦しんでおり、地域の特産品も見出せず、活性化への道筋も見えないというものであり、賛成意見といたしましては、三位一体改革で少ない予算の中、あれもこれもでなく、あれかこれかの内容、優先順位を定めての執行、努力に敬意を表すというものでありました。


 次に、審査の過程で、16年度施策に対する改善を指摘する意見がありましたので、ご報告いたします。


 まず、歳入に関してであります。


 市税、手数料ほか、各種未収金の収納率改善には努力の跡が見られるが、健全な財政運営のためには、さらに一層の努力を願いたい。


 次に、歳出についてであります。


 地方バス路線については、タクシーに委託するとか、もっと他の方法も考え、民間活用しながら、利便性の向上も図り、同時に地域活性化も図る手だてを検討すべきではないか。


 公園施設整備については、多くの人が利用するよう、市民の声をよく聞いて建設し、利用度を高める活用策を検討すべきであること。


 環境衛生事業については、小中学校、地域等横の連絡を取って、多くの場所で多くの人が一斉に参加できるよう工夫してほしいと、このような意見があったわけでございます。


 次に、議案第337号、平成16年度大田市水道事業決算認定についてですが、審査結果は全会一致で可決といたしました。


 意見といたしましては、28件の給水停止は今までなかったことであり、効果もあったようだ。水道料金を長期的に維持するためには、このような施策も必要と思う。


 また、異臭等の予測は可能と思う。前もっての対策に努力を願いたい。石綿管の敷設替えに努力いただき、安全な水の供給をお願いしたい。未給水地区の早期改善のために一層努力してほしいというものでありました。


 次に、議案第338号、平成16年度大田市病院事業決算認定について、ご報告いたします。


 審査結果は全会一致、可決であります、


 意見といたしましては、市立病院は地域医療に果たす役割が大きいので、改善事項の指摘を受けた場合、真摯に受け止めていただきたい。


 また、原点に返って、基本方針にもとづき、運営してほしい。そして、病院が変わったなという印象を与えてほしい。新市の中核病院として機構改革し、医師の確保に引き続き努力し、中山間地域に派遣できるぐらい医師を確保してほしい。


 優秀な医師と市民に本当に愛される病院としての対応を望む。透析患者は出雲方面での治療は遠いので困っている。設備の増設を検討いただきたいというものでありました。


 50年にわたっての市政が幕を閉じるこの9月議会で、通年としては最後の決算に当たり、また熊谷市政4期の最終年度となる16年度決算審査を細かい意見もなく、細かい指摘をすることもなく、感慨を持って向かわせていただいた。多くの課題は残っているが、新しい大田市のスタートを迎えたいという一委員の意見を最後に皆様にご報告し、この16年度決算の認定について、全員のご賛同をお願いいたしまして、平成16年度一般会計、特別会計、水道事業、病院事業についての決算審査のご報告といたします。


○議長(小谷正美) ただいまの決算審査特別委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。


 続いて、総務委員長の報告を求めます。


 13番、石原安明議員。


              [13番 石原安明 登壇]


○13番(石原安明) おはようございます。


 それでは、委員長報告をさせていただきます。


 9月6日の本会議におきまして、総務委員会に付託されました議案第339号、平成17年度大田市一般会計補正予算(歳入、所管歳出)、議案第341号、大田市・温泉津町・仁摩町合併協議会の廃止について、議案第342号、島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少について、議案第343号、島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について、議案第344号、損害賠償の額の決定について、去る7日、全員出席のもと、委員会を開催いたしまして、その審査を終えておりますので、審査の結果並びにその審査の過程の中で出されました主な意見についてご報告を申し上げます。


 委員会には、熊谷市長始め、松本教育長、松井総務部長、福田消防長以下、関係課長の出席をいただき、質疑応答の形で慎重に審査をいたしました。


 初めに、熊谷市長のごあいさつをいただいた後、審査に入りました。


 初めに、議案第339号について主な意見を申し上げます。


 普通交付税について、17年度分については、約56億1,700万円が確定しており、未計上の約1億1,000万円が残っているとの説明であります。


 また、特別交付税については、今月の末に県とのヒアリングがあり、昨年度より約6%から7%減の見込みがあるとの説明でありました。


 また、災害復旧に関する質問に対しては、一定の基準を満たさなくても、発表すべきであるとの意見もあったところでございます。


 議案第341号、342号、343号については、特に意見はありませんでした。


 議案第344号については、今後、事故の職員に対する徹底した教育、また、若い職員の運転には十分に教育をなされるよう、そして、2人で公用車を使用する場合、1人は安全確認を必ず実施し、より一層の心構えを持たれるようにとの意見が出たところであります。


 以上、5つの議案に対して全会一致、賛成であります。


 議員各位のご賛同を申し上げ、ご報告とさせていただきます。


○議長(小谷正美) ただいまの総務委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。


 続いて、経済委員長の報告を求めます。


 9番、熊谷直道議員。


              [9番 熊谷直道 登壇]


○9番(熊谷直道) 報告をいたします。


 今議会におきまして、去る9月6日、経済委員会に付託されました議案第339号、平成17年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)につきまして、翌日の7日、委員全員出席のもと、経済委員会を開催いたしました。


 委員会には、執行部より蓮花助役を始め、皆田経済部長、那須野建設部長ほか、関係いたします担当課長出席のもと、審査を行ったところであります。


 その審査の経過並びに結果、可否判定において示されました主な意見についてご報告を申し上げます。


 本補正予算の主だった概要は、災害復旧事業及び国の割り当て増に伴う住宅整備事業であります。


 まず、経済部関連であります。


 去る7月2日の時間雨量73.5ミリの豪雨に伴う耕地、林道の災害について、農林課における林道施設災害復旧事業、農水整備災害復旧事業についての2件であります。


 農林課関連では、林道災害復旧事業補助対象事業として、路肩崩壊2カ所、補助対象外事業として、崩土除去2カ所であります。


 また、農水整備課関連では、現年耕地災害復旧事業として、事業費40万円以上の本災対象として、そのうち災害内訳、農地66カ所、施設が58カ所の被害によるもの。


 次に、13万円以上40万円未満の単独災害として、施設が14カ所、測量設計費、電算処理費であります。


 今回、補正は補助災害全体の80%であり、農地50カ所、施設が42カ所を計上いたし、残る補助災害は翌年執行いたすものであります。


 質疑であります。


 測量設計、電算処理について委託をしないとできないものなのかであります。直営で可能であるが、緊急を要することで、既に査定作業に入っており、体制に無理な面があるとのことであります。


 災害後、速やかに設計作業の手順を取りたいとのことであります。


 主だった質疑は以上であります。


 続いて建設部関係予算についてであります。


 建設課関連、現年土木災害復旧事業であります。


 災害状況全体では国庫補助42カ所、単独災害28カ所、市単独災害75カ所であります。このうち、後年度実施予定として、国庫補助が28カ所、単独災害が同じく28カ所、市単独災害が75カ所、また、測量設計委託を含め、合計金額にして、1億1,480万円によるものであります。


 質疑であります。


 国庫補助災害の次年度実施分について、補助の交付はいつごろなのか。また、次年度以降の復旧工事として、現況に支障がないのかであります。


 従来、災害は発生を含めて、3カ年で完了させるということをいたし、最近は早期復旧、初年度でほぼ80%を執行、残りは2年程度で復旧を終えるとのことであります。


 先送りとしての支障でありますが、できる限り、緊急度の高いところから順次復旧をいたし、次年度分については、生活上、比較的支障のないところと理解をいたす見解であります。


 次に、建築住宅課関連であります。


 公営住宅整備事業であります。


 このたび、まちづくり交付金の割当増となり、6戸分を建設、今年度16戸完成いたすものであります。


 質疑であります。


 現存住宅の老朽によって、入居者のいわゆる優先する転居は円滑に行えるかの意見であります。それぞれ優先する住宅、入居者がありますが、長く住んでいるところに愛着を持たれる方、あるいは高齢の方、そういった考えをもって、現状としては十分理解しつつも、円滑な移転をさらなる努力をいたす見解であります。


 また、今後の市営住宅事業の進め方についての意見であります。


 平成22年度以降のプランでありますが、今日現状としては、やがて新市となる温泉津、仁摩を含めて、まちづくり計画を踏まえ、速やかに総合開発基本構想をつくるよう手順をいたす。総合開発基本構想にのっとり進めていくとの回答であります。


 以上、経済委員会審議の経過や結果について、申し述べさせていただきました。可否判定においては、公用車事故賠償について、改めて、交通安全、そして管理に配慮していただきたいとの意見であります。そのほかの意見はなかったことを申し述べます。


 付託されました議案第339号、平成17年度大田市一般会計補正予算(第4号)(所管歳出)、原案どおり、全会一致、可決であります。


 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたしまして、報告を終わります。


○議長(小谷正美) ただいまの経済委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。


 続いて、厚生委員長の報告を求めます。


 14番、林 仁議員。


              [14番 林  仁 登壇]


○14番(林 仁) 本会議におきまして、厚生委員会に付託されました議案第340号、平成17年度大田市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を9月8日、委員全員出席のもと、執行部より市長、助役、民生部長、水田補佐の出席を得、審議いたしましたので、その結果を報告いたします。


 最初に、水田補佐より16年度退職者医療に伴う精算であり、財源は繰越金である。また、6月実績報告により精算するもので、一般分については12月確定し、2月返還するとの説明がありました。


 審議の結果、健全な国保運営を願うとの意見がありましたが、全会一致、原案可決であります。


 議員の賛同をお願いし、委員長報告を終わります。


 なお、厚生委員長として、この委員長報告、きょうで最後でございます。長い間、ありがとうございました。


○議長(小谷正美) ただいまの厚生委員長の報告に対し、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。





◎日程第3 討論・表決





○議長(小谷正美) 日程第3、これより本案9件について討論・表決を行います。


 まず、議案第336号を討論に付します。本案について討論の通告がありますので、発言を許します。


 11番、福田佳代子議員。


             [11番 福田佳代子 登壇]


○11番(福田佳代子) 私は日本共産党大田市議団を代表いたしまして、上程されております議案第336号、平成16年度大田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。


 議員各位の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


 平成16年度は、平成元年から16年間にわたって、市政を担当された熊谷市政の総決算ともいうべき年でございます。


 常に、公平、公正、市民本位を貫くとおっしゃってきたことに、3万3,000人余りの市民はどう評価するのでしょうか。


 第4次大田市総合開発基本構想では、平成18年の努力目標の人口を3万4,400人としていますが、合併を考えないとしたら、目標達成は難しい状況です。人口定住対策も大田市の重要課題でしたが、過疎に歯止めがかからず、毎年200人から300人の若年層を中心とした人口減少が続いています。


 今日までの熊谷市長のご努力には心からの敬意を表します。しかし、毎年100億円以上の財源を一般会計で使いながら、人口定住や地域活性化で大きな成果が見られないとしたら、それはいささか問題があったと考えるべきではないでしょうか。


 さて、今日の地方政治をめぐる新しい特徴は、国から地方へを合言葉に、三位一体改革と市町村合併が押しつけられています。自治体の自立の名のもとに、国の責任を放棄して、福祉や教育の最低水準を保障してきた地方への財政支出が大幅に削減され、受け皿となる行政規模の確立を口実に、市町村合併を押しつけるなど、自治体統制を強化するものです。


 04年度の政府予算案では、地方交付税と臨時財政対策債が前年度と比べ、合わせて3兆円近いマイナスとなり、04年度の予算編成をめぐって、自治体からは財源不足に悲鳴といった声が上がったと新聞が報じています。


 このことは、小泉内閣の三位一体改革による地方交付税削減の具体化と言えます。


 さて、歳入について申し上げます。


 地方交付税はマイナスの1.9%、1億2,400万円余り減の64億500万円余りとなりました。地方交付税は、平成12年度を100とした場合、平成16年度は88と下がり続けています。市税は給与所得者124人の減、IT産業の不振で法人税の減となり、対前年比7,200万円余りのマイナスとなりました。


 都市計画税については、対象地域の線引きを時代に合わせて修正する必要があります。現在の線引きは、相当以前に行われたものであり、異議を唱える市民も少なくありません。


 国の税制改正で個人負担が増え、その上に所得も上がらず、暮らしも本当に大変です。市税と国民健康保険料の滞納は7,068件、金額で4億400万円余りに達し、年々増えていることは重大な問題です。市民の暮らしを良くする政治と施策が求められます。


 収納対策については、休日徴収など、職員の努力の結果、1,200万円、対前年比500万円も多く徴収されていることに敬意を表します。


 しかし、あくまで、市民の厳しい暮らしに目を向け、暮らしが立ち直るような励ましといろいろな制度を紹介しながら、理解と納得による徴収であってほしいと思います。


 養護学校大田分教室の開設、知的障害者通所授産施設への支援は、市民要望に沿ったものであり、大いに評価いたします。


 元気なまちづくり事業で、山口町郷土館と波根町のふるさと散歩道整備事業を視察いたしました。


 山口町は老人クラブの人が中心となり、2,000点に及ぶ民具、生活用品、美術工芸品などが収集、展示されていました。ふるさとへの強い思いを感じるとともに、来館者も増え、元気なまちづくりにつながっているようです。


 子育て支援として、ファミリーサポート事業がスタートしましたが、いまだに軌道に乗っていません。何が問題なのかをつかみ、本格的な取り組みを期待します。


 母子家庭の入学就職支度金が半分に削られ、全体では43万円となりました。対象の子どもたちは74人です。17年度は廃止です。母子家庭で、必死で子育てしているお母さんたちは、「多くはないが、入学就職支度金があり、助かっていた。市も応援してくれているんだとうれしかった。なくなって残念です。もうほかの地域へ引っ越そうかなど思ったりもする」と話していました。


 県が廃止するからといって、市もやめるのではなく、継続することも考えるべきではないでしょうか。子育てしやすいまちづくりをと強く思います。


 高齢者福祉が次々と後退しています。介護予防、生活支援事業で国の補助金削減の影響で、外出支援、おむつ減らし推進事業など、4事業の廃止。独居老人牛乳支給事業が、月3回が2回に減らされ、財源は179万円余りです。安否確認で有効な事業であり、市単独事業でした。この事業も廃止となります。


 敬老会開催については、地域支援方式に変わりました。平成15年度822万円だった補助金は、247万円と大幅に減となりました。その結果、久利町が開催を取り止め、今年は大田町も取り止めとなりました。


 これまで、開催に向けて献身的に取り組んでこられた方たち、参加されていた高齢者の方たちとのいい意味での交流が断ち切られていきます。残念なことだと感じました。


 毎年指摘しておりますが、同和会運営費補助30万円と全日本同和会島根県連合会負担金9万3,000円はやめるべきだと考えます。連合会負担金は、雲南市では支部があっても、負担していないと聞いています。


 第一次産業の農林水産業で活性化の道を見出していただきたいものです。広い土地を持つ大田市です。ブドウ、柿、ブルーベリーやわさびなど、何が適しているのか、地元や県外の人たちの知恵や声を聞いて頑張ってほしいと思います。


 大田市商工振興融資制度貸付事業などは、銀行に預託してあるので使いにくく、実際に利用件数が少ないものがあります。市に窓口を設けて受け付け、融資のあっせんをしたらどうでしょうか。長引く構造不況、消費税5%への引き上げで、中小業者を取り巻く経営はますます厳しくなっています。実際に、兵庫県加古川市では、市の商工労政課が融資あっせんをしていて、業者から大変喜ばれています。


 教育委員会については、2つのことを指摘しておきます。


 1つは、山村留学事業は、市の定住対策や交流人口を増やす施策の中で、重要な柱の1つだと思います。山村留学の原点は、子どもたちの健やかな育ちを保障するものであることを忘れてはなりません。そのために、私たち大人が協力し合い、助け合って子どもを見守り、援助する必要があります。


 山村留学推進協議会は、新しい委員が選ばれて、組織されていないことが今回明らかになりました。


 2つには、監査委員からも指摘されていますように、学校給食、食器洗浄委託について、実績にもとづいての支払いではなく、年度当初の契約どおりの支払いが長年続いていました。この2つの問題での教育委員会の責任が問われると、私は思います。


 最後に、地方公務員は市民の公僕ということを忘れてはいけないと思います。幹部になればなるほど、長く仕事をすればするほど、初心を忘れず、市民の目線で市民に温かい目で仕事に励んでいただきたいと思います。


 10月1日に合併して、新しい大田市に生まれ変わります。市長もよく言われましたが、合併してよかったというまちになるように、期待いたしまして、反対討論といたします。


 議員の皆様のご賛同をお願いいたします。


○議長(小谷正美) 以上で通告による討論は終わりました。


 ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案に対する討論を終結いたします。


 これより、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案認定であります。


 委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 [起立多数]


○議長(小谷正美) 起立多数であります。


 よって、議案第336号は委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第337号を討論に付します。


 本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。


 これより、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は原案認定であります。


 委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 [起立多数]


○議長(小谷正美) 起立多数であります。


 よって、議案第337号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第338号を討論に付します。


 本案について、討論はありませんか。………討論なしと認めます。


 これより、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案認定であります。


 委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 [起立多数]


○議長(小谷正美) 起立多数であります。


 よって、議案第338号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第339号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する各委員長の報告は、原案可決であります。


 各委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第339号は、各委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第340号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第340号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第341号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第341号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第342号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第342号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第343号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第343号は、委員長の報告のとおり決しました。


 続いて、議案第344号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第344号は、委員長の報告のとおり決しました。





◎日程第4 市長提出追加議案上程[提案理由説明・質疑疑・討論・表決]





○議長(小谷正美) 日程第4、市長より追加議案が提出されておりますので、これを上程いたします。


 議案第346号、和解について及び議案第347号、平成17年度大田市一般会計補正予算(第5号)の2件を一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 本案2件につきましては、会議規則第33条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、本案2件については、委員会付託を省略することに決しました。


 提案理由の説明を求めます。


 熊谷市長。


              [市長 熊谷國彦 登壇]


○市長(熊谷國彦) 提案をいたしております追加議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。


 市道にかかわる損害賠償につきまして、このたび、和解をすることになりました。つきましては、議案第346号により和解について議決をお願いするものであります。


 また、議案第347号は、和解費用についての補正予算をお願いするものであります。


 以上、追加議案につきまして、その大要を申し上げましたが、それぞれ詳細につきましては、後ほど担当より説明をさせることにいたします。


 何とぞ、慎重にご審議の上、適切な議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明を終わります。


○議長(小谷正美) 那須野建設部長。


             [建設部長 那須野強志 登壇]


○建設部長(那須野強志) 議案第346号、和解につきまして、提案理由の説明を申し上げます。


 和解することについて、地方自治法第96条第1項第12号の規定によりまして、議会の議決をお願いいたすものでございます。


 和解の相手でございますが、大田市大田町大田ロ661番地4、上野輝美氏でございます。


 和解に至る経過でございますが、上野氏が木造瓦葺2階建の居宅、市道栄町諸友線沿いでございますが、を昭和57年に購入されまして、居住の用に供されていたところ、玄関部分の歩道に近い部分に沈下が見られるようになったところでございます。


 大田市では、歩道部分の掘削調査をしたところ、地上からは視認できない溜桝が発見されまして、この溜桝に周辺の土砂の流下が確認されました。この溜桝は市道栄町諸友線が国道375号から移管された昭和61年以前に設置されたものであり、国道管理下のときに現況のように埋められたものであります。しかし、その後において、大田市に移管されまして、市道に認定をしたものであり、現在の管理者であります大田市が管理の責任を負うものであります。


 上野氏と協議を行い、即決和解を行うことで合意を得たところでございます。


 次に、和解条項でございますが、1枚めくっていただきますと、別紙を掲げております。


 まず、申立人でございますが、先ほど申し上げました大田市大田町大田ロの661番地4、上野輝美氏です。相手方、大田市大田町大田ロの1111番地、大田市でございます。


 1つ目といたしまして、相手方は申立人に対し、本件の和解金として300万円の支払義務があることを認める。


 2つ目といたしまして、相手方は申立人に対し、前項に金員を本和解成立後1カ月以内に支払う。


 それから、3つ目といたしまして、当事者双方は本件に関し、和解条項に定めるほか、何らの債権債務のないことを相互に確認する。


 4つ目といたしまして、本件和解の費用は各自の負担とする。


 物件の目録でございますが、所在、大田市大田町大田字池窪ロ661番4、家屋番号、661番の4、種類、居宅、構造は木造瓦葺2階建でございます。床面積ですが、1階が78.04平方メートル、2階部分が47.29平方メートルでございます。


 以上で提案理由の説明を終わります。


○議長(小谷正美) 知野見財政課長。


             [財政課長 知野見清二 登壇]


○財政課長(知野見清二) それでは、議案第347号、平成17年度大田市一般会計補正予算(第5号)でございますが、これにつきまして、ご説明を申し上げます。


 補正予算説明資料をご覧いただきたいと思います。


 一般会計で300万円の増額でございまして、一般会計が補正後160億2,720万円に。また、特別会計と合わせました総額では、248億9,522万4,000円となるものでございます。


 その内容につきましては、2ページの方にお示しをいたしておりますが、土木管理費の土木総務費、家屋損害賠償金300万円でございまして、先ほどご説明がありました内容による支払いを予定するものでございます。


 その財源につきましては、普通交付税300万円を予定するものでございまして、普通交付税につきましては、当初、先ほど議決いただきました補正予算の中でもご説明を申し上げましたが、決定額56億1,797万3,000円に対して、この300万円を合わせて、55億673万4,000円が計上となったものでございます。


 補正予算書をご覧いただきたいと思います。


 3ページをお開きいただきたいと思います。


 議案第347号でございますが、平成17年度大田市一般会計補正予算(第5号)でございますが、次に定めるところによるものでございます。


 第1条、歳入歳出予算の補正でございまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ160億2,720万円とするものでございます。


 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるものでございまして、4ページの第1表でございます。歳入歳出予算補正、歳入でございまして、地方交付税300万円の増額で、補正後62億2,987万5,000円でございます。歳入合計、同額の増で、160億2,720万円でございます。


 歳出でございますが、土木費300万円の増で、15億5,761万8,000円に。


 土木管理費が同額の増で、7,598万9,000円に。


 歳出合計、同額の増で160億2,720万円となるものでございます。


○議長(小谷正美) 本案2件について、ご質疑はありませんか。


 11番、福田佳代子議員。


○11番(福田佳代子) 和解のことについて、わからない点がありますので、お聞かせいただきたいと思います。


 1つは、こういった事例が過去にあったのかどうなのかということと、それから、300万円の積算根拠を教えていただきたいということと、それから、この上野さんのところは、今回の和解によって家を修理されて、それで住まわれる、またというか、今も住んでいらっしゃると思うんですが、修理されて引き続き、住まわれるということなんでしょうか。


 お願いします。


○議長(小谷正美) 那須野建設部長。


○建設部長(那須野強志) 事例ですが、今、ちょっと記憶にははっきりしておりませんが、昔あったんではなかろうかと思いますけれども、はっきりしたところ、ちょっと持ち合わせておりません。


 それから、根拠でございますが、修理の内容でございますが、仮設、それから基礎部分、それから外壁の補修、それから内装につきましては、玄関とか階段、2階の和室の修繕とか、浴室の修繕でございます。それから、塗装でございまして、合計で300万円の根拠になっておるところでございます。


 それから、改修して住まわれるというぐあいに聞いております。


 以上です。


○議長(小谷正美) 11番、福田佳代子議員。


○11番(福田佳代子) わかりました。


 それで、最初の説明のところで、目に見えない所に溜桝があるんだというふうにおっしゃいましたが、その溜桝についての回収というか、そういうことは今回されなくても、もう沈下するということはないんでしょうか。


○議長(小谷正美) 那須野建設部長。


○建設部長(那須野強志) 溜桝としての用をたしておりませんので、きちっと水みちを止めて、きちっと埋めてしまったというようにしてあります。


 以上です。


○議長(小谷正美) ほかにありませんか。………ないようでありますので、以上で本案2件に対する質疑を終結いたします。


 これより本案2件について討論・表決を行います。


 まず、議案第346号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第346号は、原案のとおり決しました。


 続いて、議案第347号について、討論はありませんか。………討論なしと認め、本案を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、議案第347号は、原案のとおり決しました。





◎日程第5 議員提出議案上程[提案理由説明・質疑・討論・表決]





○議長(小谷正美) 日程第5、議員提案による決議案が1件、意見書案が1件提出されておりますので、これを上程いたします。


 まず、議案第348号、熊谷國彦氏に対する感謝決議についてを議題といたします。


 朗読いたさせます。


                [事務局職員朗読]


○議長(小谷正美) 補足説明があれば、これを許します。


 20番、月森喜一郎議員。


             [20番 月森喜一郎 登壇]


○20番(月森喜一郎) 感謝決議案の補足説明を申し上げます。


 このたび、ご勇退されます熊谷市長さんに本決議案の提出議員を代表いたしまして、感謝の言葉を申し上げたいと思います。


 熊谷市長さんは、平成元年4月、第4代目の市長に就任されましてから、きょうまで5期、16年余にわたり、大田市政を担われ、その卓越した識見と公平・公正の強い信念のもと、志を常に社会、公共におかれ、市政運営に携われてこられましたことは、私ども深く敬服するところであります。


 この間の事績を述べさせていただきますと、市長就任早々、21世紀の本市農業を標榜した農村総合整備事業に着手され、また、高齢化に対応するべく、高齢者福祉施策にも、その行政手腕をいかんなく発揮されました。


 また、平成11年2月には、当地域の医療を確保し、これを充実するために、国立大田病院の移譲を決断され、市立病院として開院されましたことは、当地域の住民にとりまして、この上ない喜びとするものであります。


 また、財政難にありながらも、過疎対策として、教育施設、コミュニティ施設、特に道路整備等に尽力され、また、公共下水道事業にも今年度より本格着手をされ、一定の道筋をつけられましたことは、地域環境保全の上で大きく評価いたすところであります。


 そして、懸案でありました大田市駅周辺土地区画整理事業も完工し、また2001年には石見銀山遺跡が世界遺産として暫定登録され、昨日、石見銀山遺跡とその文化的景観として、ユネスコの世界遺産に推薦することを正式に決定されましたことは、ひとえに氏の卓抜した指導力の賜物と、深く感謝するところであります。


 一方、地方分権の到来とさらなる財政基盤強化のため、邇摩郡2町との合併を英断され、氏の卓抜した指導力のもと、このたび、新生「大田市」が施行されますことは、本市の限りない躍進を思うとき、まことにご同慶に堪えないところであり、氏がこれまで当市に果たされた功績は実に偉大であるとここに改めて、深く感謝をいたすものであります。


 きょう、我々はこうして一堂に会して、熊谷市長にお会いできる最後の日になると思われますので、感謝の気持ちの一端を申し上げ、提案いたしております決議案に議員諸兄のご賛同を切にお願いいたしまして、説明を終わります。


○議長(小谷正美) 本案について、ご質疑はありませんか。………ご質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案は討論を省略して直ちに採決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                 [起立多数]


○議長(小谷正美) 起立多数であります。


 よって、議案第348号は原案のとおり決しました。


 続いて、意第36号、JR不採用問題の解決に向けた協議の開始を求める意見書の提出についてを議題といたします。


 朗読いたさせます。


                [事務局職員朗読]


○議長(小谷正美) お諮りいたします。


 本案は、会議規則第33条第2項の規定により、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、提案理由の説明を省略いたします。


 本案は直ちに採決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認め、本案を採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。


             [「異議なし」と呼ぶ者あり]


○議長(小谷正美) ご異議なしと認めます。


 よって、意第36号は原案のとおり決しました。


 ただいま議決いたしました決議、意見書は直ちに関係先へ送付いたします。


 ここで熊谷市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 熊谷市長。


              [市長 熊谷國彦 登壇]


○市長(熊谷國彦) お許しをいただきましたので、一言お礼に併せまして、ごあいさつを申し上げます。


 去る9月1日招集をいたしました本定例会には、平成17年度補正予算並びに平成16年度決算など、諸議案を提案をいたしましたところ、議員各位におかれましては、会期16日間にわたる本会議、あるいは常任、臨時委員会を通しまして、慎重にご審議を賜り、本日の会議におきまして、いずれも原案のとおり可決いただきましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。


 これによりまして、現大田市におけるすべての議事が終了し、10月1日の新生「大田市」の誕生に向けて、滞りなく準備が整ったところでございます。


 さて、大田市は昭和29年1月1日、安濃郡、邇摩郡の8カ町村の合併によりまして、市制を施行いたしました。


 その後も合併を重ね、昭和33年の第4次合併を最後として、安濃郡、邇摩郡、簸川郡、邑智郡内の17町村の合併によりまして、現在の大田市が誕生したわけであります。市制施行から50有余年、豊かな自然と歴史資源に恵まれ、激動する社会、経済情勢を乗り越えて、常に発展すべく手だてを尽くしながら、県央の中核都市として着実に発展をしてまいりました。これはひとえに、ふるさと大田市の発展を願い、市行政にご理解、ご協力を賜りました幾多の先人の方々と市民の皆様のご尽力の賜物でありまして、ここに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第でございます。


 10月1日、温泉津町、仁摩町と合併いたしまして、新生「大田市」が誕生いたしますが、現大田市における過去のいずれの合併に際しましても、多かれ少なかれ、紛争や混乱があったものの、住みよく豊かで明るい大田市を築こうとする住民相互の熱情によりまして、今日の大田市を築いてまいったのであります。


 このたびの合併につきましても、できるだけ速やかに1市2町の融和が図られ、新市における4万1,000余の市民が新生「大田市」のもと、一丸となって、新市に引き継がれます1市2町の豊富な地域資源、遺産を十分に生かしながら、新市建設計画に掲げられております「自然・歴史・ひとが光輝く だれもが住みよい県央の中核都市」の実現に向けて、邁進いただきますことを切に念願をいたすものであります。


 最後に、私ごとでありますが、平成元年に第4代の大田市長に就任して以来、常に公平・公正な市政に努め、市民各層の多様な要望、意見を反映させながら、私なりに献身の努力を払ってきたつもりでありますが、皆様のご期待に十分沿い得なかったことをここにおわび申し上げる次第であります。


 時の流れは早いもので、あっという間に5期16年余りが過ぎてしまいました。この間、波根地区工業団地の造成、国立大田病院の経営移譲、大田市駅周辺土地区画整理事業、公共下水道事業、石見銀山遺跡の世界遺産登録、そして、このたびの合併など、多くの課題に取り組み、いろいろな困難な事情もありましたが、市議会の皆様の絶大なご協力によりまして、市長としての重責を果たすことができましたことにつきまして、心から厚く御礼を申し上げます。


 また、先ほどは市議会の皆様から私に対する感謝の決議をいただきまして、本当に私として、まだまだやらなければいかんかったじゃないか、ざんきの念に堪えぬものがあります。


 そして、このたび、蓮花正晴助役、清水幸男収入役、松本陽三教育長につきましても、合併によりまして、9月末をもって退任となりますが、任期中におきまして、皆様から賜りましたご指導、ご鞭撻に対しまして、私が代わりまして、厚く御礼を申し上げます。


 新生「大田市」の誕生まで余すところ、あとわずかとなりました。新市の象徴となります石見銀山遺跡も政府として、正式に世界遺産推薦をすることが決定され、平成19年の世界遺産登録に向けて、さらに大きく前進をいたしました。


 大田市政50有余年の歴史に幕を閉じようとするこの時に当たり、新生「大田市」が大きく羽ばたきますことを心から祈念をいたしますとともに、多年にわたる皆様のご厚情に対し、重ねて衷心より深甚なる感謝の意を表し、第410回を重ねられました大田市議会の最終議会の閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。


 本当にありがとうございました。


                  [拍手]


○議長(小谷正美) この際、お許しをいただきまして、私からも一言ごあいさつ申し上げたいと思います。


              [議長 小谷正美 登壇]


○議長(小谷正美) 平成17年9月定例市議会を閉じるに当たりまして、お許しをいただきまして、一言ごあいさつを述べさせていただきます。


 9月1日開会されました本定例会も16日間にわたる会期、そのすべてを議了し、本日ここに閉会の運びとなりました。議長といたしまして、議員各位はもとより、執行部の皆様方のご協力に深く感謝を申し上げます。


 さて、議長就任以来、3年間を振り返りますと、国内外ともに、まさに激動の時期でありました。特に、地方自治体を取り巻く行財政環境はことのほか厳しく、小泉内閣のもと、国と地方の税・財政の一体的な改革、いわゆる三位一体の改革が強力に押し進められた時期でもありました。


 しかし、このような状況にありながらも、議員並びに執行部の皆様方には、市民の信頼と要望に応えるべく、懸命に努力されてこられましたことについて、議長といたしまして、衷心より敬意を表する次第であります。


 また、熊谷市長におかれましては、今期を限りにご勇退ということでありますが、先ほどの決議にもありましたように、平成元年の初当選以来、公平・公正な政治姿勢を貫かれ、行財政非常に厳しい時期にありながらも、市政の発展に大きく寄与された功績は図りしれないものがあり、ここに改めて議会を代表し、深く感謝を申し上げる次第でございます。


 さて、地方でできることは地方でという地方分権への動きが本格化した今日、また、本市の発展には、更なる財政基盤の強化が必要であるとの見地から、平成15年1月に邇摩郡2町との合併協議会が設置されました。この間、紆余曲折はあったものの、これが実現の運びとなり、来る10月1日、いよいよ新生「大田市」が船出することになりました。


 顧みますと、当大田市は昭和29年1月、2町6カ村が合併をし、県下で5番目となる市制が施行されました。


 記念すべき第1回の大田市議会臨時会は、激戦をくぐり抜けられた議員24名出席のもと、2月15日開催されておりますが、それ以後、三次にわたる合併を経まして、現在の大田市の姿となったところでございます。


 この間、県央における政治、文化、産業経済の中心として発展をし続け、今日の日を迎えたのでありますが、これもひとえに、この地をこよなく愛し、育んでこられました多くの先輩諸氏のたゆまざるご努力とご労苦の賜物でありまして、ここに改めて感謝を申し上げる次第でございます。


 このたびの合併は、平成19年の世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡を新市のシンボルとされ、地域の特性を活かしながら、誰もが住みよい県央地域の中核都市実現を目指すものであります。


 新市議会におきましても、地方分権の推進によって、議会の果たす役割はますます重要になってまいります。その職責の重さに改めて身の引き締まる思いがいたしますが、同時に、市民福祉の向上のため、多種多様な市民要望を市政に反映させるべく、決意を新たにいたした次第でございます。


 どうか、この上は、新市への移行が円滑に行われますことを願ってやみません。


 410回を数えた歴史あるこの大田市議会が本日、最後の日になろうかというこの場面において、私がこの幕引きを務めますことは、まことに万感、胸に迫る思いがいたします。


 今はただ、言葉にならないことをお許し願いたいと存じます。


 終わりに、このような重要な時期に、きょうの日まで浅学非才の私が無事、議長としての重責を果たし終えましたことは、ひとえに議員各位、並びに熊谷市長を始めとする執行部の皆様方のご協力の賜物であります。衷心より感謝を申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。


 大変ありがとうございました。


                [議長 議長席着席]


○議長(小谷正美) 以上で、本定例会に付議されました事件はすべて議了いたしましたので、第410回大田市議会定例会を閉会いたします。


     午前10時24分 閉会





 以上、会議のてんまつを記録し、その内容の正確なることを証するためここに署名する。


 平成17年9月16日





         大田市議会議長





         大田市議会議員





         大田市議会議員