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島根県 益田市

平成22年第477回 9月定例会 09月06日−02号




平成22年第477回 9月定例会 − 09月06日−02号







平成22年第477回 9月定例会



                平成22年9月6日

                (議事日程第2号)

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 本日の議事日程

第1 一般質問

      (個人質問)寺井良徳、安達美津子、佐々木惠二、久城恵治、長谷川 昇、

            中島 守、井藤章雄、石田米治、山崎一美、林 卓雄、松原義生、

            永見おしえ、山根哲朗、福原宗男、平谷 昭、澁谷 勝、

            大久保五郎、河野利文、野村良二各議員

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 会議に付した事件

第1 一般質問

      (個人質問)寺井良徳、安達美津子、佐々木惠二、久城恵治、長谷川 昇、

            中島 守、井藤章雄各議員

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 出席議員(27名)

1 番   前 田   士 君        2 番   河 野 利 文 君

3 番   安 達 美津子 君        4 番   久 城 恵 治 君

5 番   中 島   守 君        6 番   松 原 義 生 君

7 番   井 藤 章 雄 君        9 番   永 見 おしえ 君

10 番   弘 中 英 樹 君        11 番   林   卓 雄 君

12 番   大久保 五 郎 君        13 番   福 原 宗 男 君

14 番   宮 内 智 士 君        15 番   野 村 良 二 君

16 番   寺 井 良 徳 君        17 番   山 根 哲 朗 君

18 番   平 谷   昭 君        19 番   澁 谷   勝 君

20 番   石 田 米 治 君        21 番   波 田 英 機 君

22 番   岡 田 正 隆 君        23 番   安 達 幾 夫 君

24 番   佐々木 惠 二 君        25 番   久 保 正 典 君

26 番   長谷川   昇 君        27 番   大 畑 茂三郎 君

28 番   山 崎 一 美 君

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 欠席議員(0名)

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 出席した議会事務局職員

局長       三 浦 敬 司        次長       国 司   広

係長       澄 川 雄 司

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 説明のため出席した者

市長       福 原 慎太郎 君    副市長      石 川   保 君

教育委員長    尾 庭 昌 喜 君    教育長      三 浦 正 樹 君

会計管理者出納室長事務取扱         経営企画部長   折 笠 史 典 君

         大 畑   強 君

危機管理監    桂 木 正 則 君    総務部長     領 家 貞 夫 君

福祉環境部長兼保健センター長        産業経済部長   堀 江 勝 幸 君

         田 中   敦 君

建設部長     斎 藤 幸 士 君    水道部長     篠 原 栄 次 君

美都総合支所長  斎 藤 清 一 君    匹見総合支所長  下 瀬 茂 美 君

教育部長     門 脇 幸 見 君    消防長      杉 原 寛 臣 君

政策企画課長   川 原 敏 之 君    地域振興課長   山 本 裕 士 君

総務管理課長   田 中 和 明 君    財政課長     藤 岡   寿 君

教育総務課長   林   秀 輔 君    学校教育課長   林   光 明 君

農委事務局長   田 中 康 博 君    監査公平局長   桐 山 和 明 君

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              午前9時0分 開議



○議長(前田士君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(前田士君) 日程第1、一般質問を行います。

 質問に先立ち、皆様方に申し上げておきます。質問に当たっては、議事進行に格別の御協力をお願いいたします。なお、執行部におかれましては、質問の趣旨をよく把握して簡潔に答弁をお願いいたします。

 それでは、質問を許します。

 16番 寺井良徳君。

              〔16番 寺井良徳君 登壇〕



◆16番(寺井良徳君) おはようございます。創明会の寺井でございます。9月議会一般質問初日の1番ということでございます。

 この夏、日本全国各地、記録的猛暑の続く毎日であり、我が益田市においては、大雨洪水警報から避難勧告まで、そして梅雨明け後、過去にない高温猛暑続きで幾度も全国に名の届く状況であり、いつまでこの暑さが続くのか、この議場におられる市長を初め執行部、職員、各議員、そして市民の皆様の体調と管理にはくれぐれも気をつけていただきたいと念じておるところでございます。

 そんな中で、第477回益田市議会9月定例議会におきまして、さきに通告をいたしました市長の政治姿勢について質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 早いもので、市長におかれましては就任から丸2年が経過し、3年目に入ったところであります。合併後、初の益田市長選挙は、益田市のこれからの方向を決める極めて大切な選挙であったと言っても過言ではありませんでした。市政の変革か継続・前進かを焦点に、市民に激しく訴えた熱い一騎打ちの選挙であったことは御承知のとおりであり、ついきのうのように思えてなりません。「市長がかわれば益田が変わる」、この言葉をキャッチフレーズに福原カラーをどこまで出し切るのか、折り返し地点を迎えた今年度、限られた時間の中で待ったなしの政策実現への取り組みが問われるところであります。

 今、益田市の経済状況を見たとき、いつまでたっても疲弊する景気や雇用情勢など、大変厳しいものがあります。市民の安全・安心で住みよく生活できるまちづくりに全力で取り組まなければならないときでもあります。そこで、福原市長は一流の田舎まちを掲げ、庁内でも市職員全員を対象にした研修会を行いながら業務運営を遂行しているところでもあります。

 政策ビジョンについて、一流の田舎まち実現に向けてどこまで市民と共有し、目に見える具体的な政策でいかれるのかどうなのか、極めて大切で大事なことであるにもかかわらず、現状が現状であり、そう感じているのは私一人ではないと思います。さまざまな問題、課題が山積みされている、そんな現状に直面している中、これから市長が目指すビジョンとはどのようなものなのかをお尋ねし、あとは質問者席より質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 皆さんおはようございます。本日より一般質問、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、寺井議員の御質問にお答えをいたします。

 市長が示すビジョンとはどのようなものかという御質問であったかと思います。

 私がまず申し上げなければいけないのは、やっぱりビジョンの定義をはっきりさせる必要があるんであろうというふうに思います。さまざまないろんな言い方で日本ではビジョンというものが使われているように思いまして、寺井議員のおっしゃるビジョンというのが何かということが私もはっきりしない部分がございます。直訳すると幻想とか幻とかというようなものもあります。そういう中で、未来像というふうに私は定義をさせていただいて、その上で答弁をさせていただきたいと思います。

 未来像という意味でのビジョンという意味では、私は就任前より一流の田舎まちということが私の益田市が目指す未来像であるということはずっとお訴えをしてきたとおりでございますし、就任をして以来も所信表明、そして施政方針の中で一流の田舎まちのためにどうするかということをお話をさせていただいておりました。

 その考え方、繰り返しになりますけども、益田にあるものを生かして本物、一流のものをつくるということが根本的な考え方でございますし、近代物質文明社会を脱却したまちづくりを行っていきたい、これが根底な考えでありまして、益田にあるもの、田舎のよさを生かして一流のものをつくるというのが一流の田舎まちでございます。そして、その3つの側面から人間、経済、視覚と、3つの側面からお話をさせていただいておりまして、それぞれふるさと教育でありますとか、生涯現役のための医療でありますとか、危機管理でありますとか、経済、そして視覚的側面、さまざま具体的に2年間を取り組んでいるところでございます。これをさらに市の計画として落とし込んでいくという意味では、これから現在着手しております第5次総合振興計画の中に市民の皆さんと議論しながらビジョン、それからの未来像というものを市民の皆さんと共有を図っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、市長のほうから答弁いただきました。

 未来像の定義ということで、ビジョンはその定義という中において未来像というところで今説明があったり、私もわからない部分を今から質問させていただきますので、お願いをいたしたいと思います。

 未来像ということについて、本当にもう就任から2年たって、これからの未来像はどうなのかというところも極めて私は必要であると、明確にすることが必要であるというふうに思っております。

 まず初めに、一流の田舎まちについて、これは今壇上で市長も言われましたように、人間、経済、視覚の3つの側面であるんだという御説明でございました。市長から幾度もこうしたことの説明は私も聞いておりますけども、ここでちょっと確認をさせていただきますけども、人間的側面については、私の思いと市長の思いが違うんかな、どうかなということで確認をさせていただきます。

 だれもが自信と誇りを持って元気に暮らしていけること、田舎のよさ、地域のつながりのよさを生かすこと、それを市民全体で共有していく、ふるさと教育、教育は益田でと言われる益田市にと。次に経済的側面については、感動を呼ぶ物づくりとサービスのまち、公共投資や公共事業は国からの交付金が削減される中で、いかに外貨を獲得していくか、物づくりとサービスを提供していく経済構築をすると。次に視覚側面について、あるものを生かして本物をつくる、地域の景観、風景というものを生かし、美しい風景、文化が息づくまち、市民の地域への愛着を高めることであるということで大きくこの3つの側面を掲げて、市長おられますけども、間違いないかとちょっと確認させていただきます。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 大枠という意味では、寺井議員がおっしゃったことと私認識は同じでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) ありがとうございます。

 益田を愛する市長の思い、誇りを持てる魅力ある益田市にとって、もちろん私も市長と同じ気持ちであります。

 今、市長はみずから掲げる一流の田舎まちを理解してもらうために、壇上でも申し上げましたが、市職員を対象とした市長研修会を実施され、行政サービス、業務運営に当たっているところだとお聞きをしております。そういう中で、市長は一生懸命にされているということは私は実感をいたしております。

 市長が目す将来像あるいは具体的、明確なビジョンが見えないという声も実際出ております。こういうことですから、市長と職員との間に大きな私は何かギャップがあるんじゃないかというようにも心配をいたしておるところであります。市長に直接接する人間がこういったことも言われるということですから、市長の一流の田舎まちにとってどのようになってるんかなあというような素朴な気持ちであるんです。

 大方は私が冒頭確認させていただきましたように、市民の方々が言われるようにそうだろうなあというようにも思っております。我々議会にもいまだもって明確、具体的なビジョンがないということについては、市長就任から3年目となり、第5次益田市総合振興計画を策定する年になっても、先般初日の全員協議会でも同僚議員のほうから厳しい質問も出ました。市長が言われる一流の田舎まちを実現するために今後のまちづくりをもっと明確に、今市長も言われましたように、未来像ということについて私は打ち出す時期がもう今、来ているんじゃなかろうかなというように求められますが、いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、ビジョンの定義が必要だというふうに私は申し上げたとおりでありまして、ビジョンというのが直訳すると幻影とか、そういうような話であるとすると、具体的に幻というものを答えれるのかどうかということはあります。

 具体的にすべきはその実現に向けての政策であって、ビジョンを、私の認識ではですね、ビジョンを明確にするというものではないというふうに認識をしております。そういう意味で、ビジョンを明確、具体的にすべきものというものとは違うというふうに私は認識をしております。ですから、明確という意味では、私は一流の田舎まちということをずっと申し上げておりますから、これは明確であろうというふうに思います。

 それから、私も雑誌をこれまで読んだ中で、経営ビジョンを明確にしろという社員の言葉があるが、そういうことが本当に可能なんだろうかと、そもそも幻というものの意味合いのものに対して明確にする、具体的にするということが可能なんだろうかというような記事もございました。そういうことを考えると、我々横文字をあいまいな定義で使ってることが非常にあります。ですから、そういう意味ではきちっとそこを明確にして議論をすべきではないかなあというのが私の認識でございます。

 ですから、私は未来像を示して、それに至る具体的にどうするのかということは具体的な話としてすべきだと思いますけども、未来像というのを私は掲げているというふうに認識をしとります。

 それから、その雑誌に書いてあったことですけども、やはりビジョンの共有というものは発信する側と受け取る側のそれぞれの両方に問題があるというふうなことも書いてありましたので、私といたしましてはしっかりと共有できるように職員の研修も行ってきたところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 未来像を示して具体的に未来像を掲げていくということでありまして、それは市長の目す一流の田舎まちに最終的に結びつくんだというところで今説明ありましたけども、庁内はもちろん、市民の皆様と共有して、そして議会とも共有して私は示していくことが必要であるというように日ごろから思っておりまして、よろしくお願いをしていきたいと思います。

 次に、職員半減、サービス倍増についてであります。

 職員半減、サービス倍増について公約の大きな目玉として選挙をされたわけであります。そして、市長の就任直後は、報道にはこの公約を市民との約束で選挙を行ったわけでありますから、少しでも早く遂行することが私、市長としての大きな責任であると考えておりますと強い就任直後のコメントでございました。

 市長が就任した2008年度の市職員数は491名ということであります。現在は464名ということでございますが、これ間違いないですか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) はい、間違いありません。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 当初募集についても職員募集を募りながら、急遽募集を中止、その後議会との大きな議論の進めの中で、10年度には9人を新規採用、11年度には5人を採用と大変喜ばしいことであります。

 今後においては、退職者数よりも新規採用数を減らす自然減を軸として、職員数の減少を進めることとしているわけでありますけども、大きな目玉の公約として市長就任から折り返し地点の今3年目に入った時点で、今後の2年間の考え方は具体的にどのように進めていかれるのかをお聞きいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、この公約につきましては、私が掲げた公約の中でも最大の公約でありますので、何を置いてもやる公約であるというふうな認識を持っとります。しかしながら、これは4年間で実現できるものではありませんので、しっかりと定員適正化計画も定めたところでございますけども、こういうことも含めて今後長期的な考え方で削減をしていきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) はい、わかりました。

 ことしの3月に、人事課のまとめた定員適正化計画では、2015年──平成27年度の職員数は420人とまとめて、大きな差が出ているわけでありますけども、この点、兼ね合いはどうなのか、言うなれば先ほど市長言われましたように、市長在任期間4年間ということもあるわけですから、この辺の兼ね合いはいかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) すべての行政の計画というものは継続性があり、長期的なものでありますから、兼ね合いをすべて言うと総合振興計画も何とか計画も全部成り立たないことになります。そういう意味では、私が現在就任をしている間の中では、そういう方向性でしっかりやるということでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 続いて、大きい公約というよりも、63の市長の公約についてということで質問をさせていただきます。

 市長就任後、3年目に入るわけでありまして、市民の皆さんとの63の大きな項目を掲げ、既に公約がレーンから外れたものや現在、実行進行中のもの、あるいは計画、準備段階のもの、全く無理があり、手つかずのもの、現状においてはさまざまあろうかと思います。私は、市長が掲げた63の項目の目玉公約以外、すべてのものがどうこういう気持ちは全くありません。それはそれとして考えていくべきであろうと思っております。

 そういう中で、現在危機管理体制の構築、産業支援センターの創設にも、あるいは高齢者、障害の福祉事業、バリアフリーの小さいところまで積極的に懸命に取り組んでいることに本腰が入って、市民の評価もあり、今後大きく期待も持てるところでもあります。

 現在の状況は、そして今後の見通しはどのようになっておるんでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今、寺井議員が御指摘のとおり、63の公約のうち、もう実現できたものと検討中のもの、まだ未着手のもの、検討中のものも含めてさまざまございます。これを一つ一つ今後さらに進めていきたいというふうに考えております。

 そういう意味で、今2年間たちまして、経営企画部の体制を一新をしたところでもございますし、今後さらに細かい政策をどのように各課で行っていくかということを今検討をしているところでございます。精査中でございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今いろいろさまざま私も言いましたけども、そのようであろうなというふうに思いますが、大きく期待の持てるものはどんどん進めて、スピードアップして進めていただければと思います。

 次に、市長が益田市一番の営業マンとしてのトップセールスについて質問をさせていただきます。

 市長の所信にもありますように、みずからが益田市の一番の営業マンとして、国内、海外への農林水産加工品など拡大、集客、企業誘致、国や県との関係の構築、市内各地での対話など、トップである私自身がまずしっかりと動いてまいるとつづってあります。私自身、民間の企業人として経験もあります。市長が益田市の宣伝、いわゆるPR、売り込みをすることについては、私は必要であり、大切なことであるというように思っております。

 市長の公務については本当に忙しく多忙で、市長就任以来、県内外、東京はもちろん、全国北海道から鹿児島まで土曜日、日曜日は別といたしましても、5泊から4泊、3泊ぐらいの日程でお出かけになって、いろんな面で御活躍をされておられるということも承知いたしておりますし、その出張に出向かれることについて要望あるいは陳情、会議、視察、今年度は特に当初より萩・石見空港の問題で機会は本当に多いようであります。過去、前牛尾市長時代に比べても毎月倍以上、出張に出向かれているところでもあろうかと思います。

 逆に、市長がこれだけ出張されることについて、庁内体制は本当に大丈夫なのかなあという心配する思いは私一人でなく、議員はもちろん市民の方々からもそういった声を聞くところであります。

 素早い庁内組織も今行われておるところでございますし、ナンバーツーの副市長以下も、部長、課長としっかりした組織のもと業務遂行に当たってきているわけでありますが、本当に庁内体制は大丈夫なんかなあという気持ちがありますが、いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私としては、特に問題を感じておりませんが、そういう意味では寺井議員初め、議会の皆さんが行政をチェックするという役割を持っておられますので、問題があればぜひ御指摘をいただければと思います。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 私は、市長の県内外の出張関係の資料は手元にいただいて物を申しております。そういうところで発言をさせていただきますけども、トップの市長でなければならない国の省庁関係への出張を初め、国政の関係、あるいはまたさっき言いましたように、今年度、特に全日空への要望、そしてさまざまな総会、会議、出席しなきゃならないことは絶対に出席し、市長として当然のことであります。

 こうして見てみますと、資料の手元にもありますけども、5月の長野県へのアルプスの囲碁まつりから東京・北里研究所訪問までの5泊6日の日程や、この9月議会を目の前にして、決算でもあります大切なこの9月定例議会の前の8月25日からの北海道の視察から水源の里シンポジウム、神奈川県への世論の調査までの3泊4日と、大変忙しい中での出張でございました。こうして出かけていろいろな勉強されることは、私は大変に喜ばしいことであり、本当に市長としてそうであるんだなあというふうにも思います。

 8月のこの出張あたりは、大切な9月議会を目の前にして、市長の政策と益田市との結びつきがどこまであるんかなあというふうな気がいたしておりますが、いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 議会が目の前だから出れる、出れないという問題ではないというふうにまず思います。

 それから、北海道につきましては、水源の里シンポジウムにつきましては、これまでもそれこそ議会のほうから前市長のほうに提言があり、私も就任以来、3回続けて出席をしているところでございます。過疎地域の問題をどう解決するかということを全国の関係者が集まって行うシンポジウムでございますし、各地からは議員の方が特に集まっておられるようなシンポジウムでございます。

 そういう中で、今回北海道であるものに対しまして、さらに行ったという意味では、旭川市の近くに美瑛町という町がありまして、これは日本で最も美しい村連合の会長を務めておられる町でございます。私は、美都や匹見の地域協議会の皆さんにもぜひこの日本で最も美しい村連合に入られてはどうでしょうかというような提言、提案をさせてもらっています。そういう町長にお会いしてお話をしたり、視察を行うこと、それからこれは近くに行ったからでございますけども、旭山動物園というのは前からこれは一度、プライベートでもいいんですけども、いずれのタイミングで行きたいというものがありましたから、そういうものは近くにちょうど行きましたら視察にお邪魔をさせてもらいました。

 それから、北海道の今回シンポジウムを行ったという意味では、音威子府村というところでは、全国から集まる美術工芸高校がございます。これは益田市がこれから高校の問題に、県立高校を初め取り組んでいくときにどのような取り組みがされているか、こういうものをしっかりと見たいという思いで行きました。

 そして、帰りに神奈川県の藤沢市に寄りましたのは、討論型の世論調査をするということが、これは日程がちょうど重なりましたので、せっかく行くんであればそのまま帰るんではなくて、半日視察をして帰ろうということで帰ってきたところでございまして、それぞれ目的を持って、これまでいずれかのタイミングでは行きたいというものをたまたまうまく日程を組めたということで、このたび訪問したところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 市長のほうから詳しく説明がございました。

 いろいろ視察、また勉強という中において、今全体的にもう3年目に入ってきているんですから、益田市にとってどのようにそういった答えが出てくるのか、反映されるのかどうなのかお聞きをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、そんなに簡単に結果が出るんであればだれも苦労しないと思うんですね、まず。1期で市長をかえてはいけないという話が昔ありましたけども、であれば1期で答えが出るのかなということを私思いますけども、私は方向性は出せるけどもなかなか難しいということをまず申し上げたいと思います。しかしながら、全く2年間たって出てないかというとそんなことはありませんので、幾つか申し上げますけども、例えば医療の面では、今年度から行っておりますレジナビフェアへの出席、これも昨年7月の段階で住民活動の全国シンポジウムに私がみずから行ったことによって、そういう情報をもらいましたし、自治医科大学のテレビ会議、それからHibワクチンの助成等もそういう中の人との出会いの中でそういう情報をもらって政策に実現できてるわけであります。

 そういう意味では、やっぱりまず出て話をしないと始まらないというところがございますので、そういうことを今現在進めておりますし、今度11月に千葉県の東金病院のほうにも視察に行きますけども、これもやはりそういう出会いからであります。そのつながりをずっと我々が医療対策室初め大事にしてるからでございまして、そういうことを生かしているところでございます。そのほか企業誘致や全日空の交渉、マラソンのスポンサー等々、言えば切りがありませんけども、時間もあれですので、こういうところで今の段階では答弁を終わりたいと思います。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 市長が今答弁されましたように、本当にそうだろうなあというふうに私も思います。そんなに出向いていって、すぐすぐその成果が出るもんでもありませんけども、もうそういったところに来ているということについても御理解もしていただきたいと思います。

 これだけ一生懸命に外へ出向いていかれるということについて、財政面から考えれば一番だれもが心配するとこであります。これだけ幅広く日程をかけて出張され、出張旅費についてはどうなってるんですか、公費である以上、予算的に出どころはどうなっとるんですか。



○議長(前田士君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 平成22年度予算におきましては、市長の旅費といたしまして300万円の予算が措置されているところでございます。また、8月末現在での執行額でございますが、約184万円が執行済みとなっている状況でございます。

 また、予算の款項目等につきましては、款が総務費、項が総務管理費、目が一般管理費、その中に市長行政事務費として含まれているところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) ここは本会議場ですからしっかり議論をさせていただきます。

 今部長のほうから金額も出ました。本当に私も言いましたように、前の牛尾市長時代とははるかに大きく活動されてるなということについて、これだけの予算をかけておられるということにつきましては、先ほどから私が申し上げますように、市民の代表として行かれることについても市の公費を使って行かれるわけでありますから、しっかり市民に反映し、共有できるものをお願いをしたいというところで質問をいたしました。

 話は変わりますけども、これだけ出られることについてでありますが、先々月、7月30日の日でございました。午前中はちょうど全員協議会開催、その後浜田市での浜田・益田間主要地方道改良促進期成同盟会総会ということで、もう一つは矢原川ダム総会がございました。

 市長、このことについてお耳にされたかどうかはわかりませんけども、この日は市長は出席の予定であったにもかかわらず、急遽欠席ということで市長代理として建設部長の出席でありました。ほか国県事業推進室の参事、そして担当課、議会からは議長、建設委員長、それから副委員長、美都からは議員と美都の代表者という出席でございました。一方、浜田市側から市長を初め各議員、部長、課長、担当課、県から県議会議員、部長、課長、担当課とそうそうたるメンバーの出席でございました。

 御承知のように、浜田市側については整備促進され、力強く動き出している状況であり、一方の益田市側においては、今二十数年もの要望の中で、非常に先の見えない不透明で厳しい状況の中であるにもかかわらず、会議の出席は本当にならなかったのかなあという寂しい思いでありました。ましてや、この会議の副会長である福原市長の欠席ということで、ますますそういった気持ちがわいてきたわけでありますけども、我々益田市側として大変肩身の狭い思いをした会議でありました。

 会議の最後に、浜田市側のトップから益田市さんがこういう出席状況においては、非常に日程的にも入れた中でなかなか厳しいものがあるんだなあという物言いでございました。来年は、交代制で会議を益田市で前向きに考えていきたいということで、最後の開催は益田市でということでの決議でございました。そのとき、議長も大変深々と頭を下げられ、益田市側として、私個人的な気持ちであったのかどうかわかりませんが、本当にこうした状況が寂しい思いがした会議であったなあというような思いで帰りました。帰りの中でも美都町の代表者である出席された方も、益田市としてこのような状況でいかがなのかと大きな声を上げられた場面もありました。市長においては、出席とされておりながら、突然に欠席ということで何があったのか私はわかりませんが、代理の部長も市長の都合はわからないということでありました。市長、もう少し足元を固めていかれることも、市長笑っておられますけど、本当の気持ちですよ。私は、本当に寂しい思いがいたしましたんですが、こういう状況をいかが思われますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、その会につきましては、もう事前の段階で内部で協議をして出席をしないということを決定をしております、私自身が。ですから、誤解のないようにお願いをしたいと思います。

 それから、益田市で行っております期成同盟会の会、事務局が益田市で持ってる会には、浜田市からも建設部長が、副会長が浜田市長であっても浜田市の建設部長が出席をされているという状況でありまして、これはことしも去年も変わるものではありません。そういう意味では、益田市長が参加しないからどうこうという問題では私はないと認識をしております。ですから、お互いにそういうふうにやっておるという面もあるということはぜひ御理解をいただきたいと思います。

 それから、ちなみに私は昨年のその同盟会には出席をいたしておりますので、そういう中での判断もあったということはぜひ御理解をいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 私も直接は部長からも聞いておりませんけども、私の思いを言ったんですが、こういうことも本当に大切なことであって、やっぱり足元も固めていかれるのが私は必要ではないんかなあというように思っておるとこであります。

 これは出られる、出られんという、出張されるということについて関連した質問でありまして、あわせて私の耳に聞いているところでありまして、この圏域、5万幾らかの市民の代表とて、圏域のリーダーとしてリーダーシップをとって行政運営をされてることは承知いたしておりますけども、市長の日程がなかなかつかめず、頻繁に日程変更され困っているというような会議協議の事項、調整が非常に難しいとの圏域の関係する方からの少しお耳をいたしたとこであります。私の耳に入ったんですけども、こういうこともあるということも承知していただきたいと思いますし、このことは関連して質問させていただきますけども、10月24日には近畿益田会が予定されているところでもあります。益田会から何カ月も前から市長の日程が本当に忙しくとりにくいために、出席を願い、気配りをしながら予定を入れたと、この24日にやるというふうに聞いております。出席ということで、近畿益田会として大変皆さん喜んでおられるということも聞いておりました。ところが、急遽欠席ということで、その返事を返されたということであります。このあたり市長、どうなっとるんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) この件も事実を申し上げますが、昨年の10月の近畿益田会の段階で、私のことしの10月の日程はほぼ詰まっておりましたから、もうこの日とこの日しかあいておりませんと、どちらかで調整できるんであれば私は出席が可能ですということを昨年の近畿益田会の段階で近畿益田会の役員の方に申し上げております。そういう話をさせてもらいましたけども、向こうから御案内をいただいたのは、今御指摘のような日程でございましたので、それであればもう私は出席できないということで、副市長が今出席予定ということでございます。ですから、ちょっと事実をしっかり確認をしていただきたいなあと思います。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) そういうことが耳に入りましたからお話しさせていただいとるんですが、じゃあこの1年前から大きな日程というのは何なんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは変わったものもありますけども、少なくても10月の上旬は佐毘賣山サミット、第3週は空港マラソン、そして第4週か第5週で台湾に行くチャーター便か雪舟サミットが入る予定でございました。結果的に雪舟サミットは11月に変わりましたけども、そういう状況で第1週か第2週の土日のいずれかのタイミングしかないということは、もう去年からはっきりしておったわけでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 1年前からの段取りということでお聞きをしましたけども、先般も益田まつりで近畿益田会の方も本当に皆一生懸命帰られまして、家族全員で帰られてパレードも行ったというようないきさつもあったりいたしますので、そのあたりはつながりをちゃんと持っていただきたいなあという思いでございます。

 次に、文書の件について質問をさせていただきます。

 私この文書持っとるんですけども、先般回答があったということについてでありますけども、昨年12月、浜田の県立大学の痛ましい事件を受けて、私も質問をさせていただきました。

 ことし年明け1月12日に緊急防犯灯の設置事業に係る照明設置の要望について石見高等看護学院のほうから提出があったところであります。箇所は昭和町の公園管理地内とJR高架橋付近への設置要望でございました。

 内容については、執行部のほうも御承知でございましょうけども、公園管理側からは可能な範囲で対応すると、道路管理者の下水道課からは照明灯は設置はできませんということで、平成22年の先般8月10日の益田市長福原慎太郎氏の印鑑が添えてございました。

 既に要望して、4月の初めには新年度予算で設置済みでございました。4月のちょうど桜の花が咲くごろの設置でございまして、8月10日時点で可能な範囲で対応しますという回答が出ておりまして、もう約4カ月もたってこういう回答というのはいかがなものかということと、もう一点はJRの山陰線の高架付近について、7月の中旬ぐらいには設置可能であるという報告もいただいたのにもかかわらず、これはできないというようなちぐはぐな回答であるんですが、最終的に益田市長福原慎太郎氏の印鑑が押してあると、益田市判が押してあるということに対して、こういった体制はどうなっているんですか。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) この件についてお答えします。

 この事業は学校の要望に基づき、自治会が設置する防犯灯に対して補助をしますという内容のものなんですけど、自治会の防犯灯の管理費なんかの負担を幾らかでも軽減するために、要望を受けて一たんその場所を管理している管理者、道路なら道路の管理者に防犯灯と共有する照明灯はつけられませんでしょうかと問い合わせをしております。この件については、この事業が開始する前にすべての自治会と、それから学校のほうに文書で通知します。

 今回の文書ですけど、回答文書には施設管理者から設置できないという回答があったのをそのまま載せて、ですから自治会のほうで設置のほうを検討してお願いしますという内容だったんです。文書の主題が2本あってなかなかわかりにくい文書だったと思います。今後、このようなことがないように文書の書き方等を改めたいと思います。よろしくお願いします。

 以上です。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、危機管理監のほうからいただきました。

 私この文書を持ってるんです。回答が8月10日ということで、先ほど申しましたようにかなり日程が過ぎてそうした回答であるということについては、本当にいかがなもんかなあというお問いもいただきました。

 本当に担当課の桂木危機管理監においては、本当によく頑張っておられて敬意を表すとこでありますけども、そうしたそのまま文章を載せて出すということについては、やはり庁内で精査をしてちゃんとそういったところで出すべきではないかと、正直にそのまま出してしもうたと言やあそれまででありますけども、やはりそうした面をきちっと整えをしていただきたいということと、いただく側については一体これは何なんかなあと、幼稚園のレベルでいただいたものなんかなあということも言われました。本当にそういった面では公文書でありますので、気をつけて出していただきたいというように思います。

 それから、市長の政治姿勢について、これは最後になりますけども、来年は御存じのように市議会議員の一般選挙でございます。以前はずっと市長、市議会議員とのダブル選挙であったわけでありますけども、ああして合併をして1年前倒しをして市議会選挙となったわけであり、市長、市議会議員の選挙は1年を置いて別々に分かれたわけであります。財政面でも大変厳しい中、これから特に事業仕分けなども予定されている中で、市民の皆さんからも間近になったということで、選挙をするたんびに大きな公費が、お金が要るんではないかなあと心配される方もおられたり、最近そうしたことを私にもよく耳にするところであります。

 1回市長選挙するに当たって、どのぐらいの金額が必要なのか、お伺いいたします。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) お答えいたします。

 前回の市長選ですけど、約2,920万円ですね。ちなみに、市議選ですと4,840万円という経費が必要になります。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、総務部長言われましたように2,900万円、約3,000万円ぐらいの金額が必要なんだなあということも私も確認をさせていただきました。

 話は余談でありますけども、前の市長さんにもある議員から大変財政状況が厳しい中で、市長よりも、市長の選挙も1年前倒しをしてダブル選挙にしてはということもお耳に入れたかと思います。市民の手間暇や将来の益田市のメリット、これが4年に毎回1回と、そういうダブル選挙ということを考えれば切実な問題であるということのお話もいたしたところでありました。そういったお話の中でなるにならなかったというところでもありましたけども、福原市長におかれましては、そういう声の中で、今お話をいたしましたが、どのようにお考えでございましょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、民主主義には時間とお金がかかるということは我々がしっかり共通理解を持つ必要があると思います。それを持てないということであれば、もう市長も議員も全員選挙で選ばなくていいというような議論になってしまうというふうに思いますね、行き着くとこまで行くと。そういう意味では時間とお金がかかるという前提に立って考えるべき、その中でどこまでコストを減らせるかということを考えるべきであろうと思います。

 そういう中で、統一地方選挙というのも戦後そのような中で始まったと思いますけども、今現在、統一の率が3割を切っているという状況でありまして、どんどんずれているというのが全国の状況であります。私は就任前にもいろんな方から聞かれる中で、そのようなことをずっと常々話をしてきました。ですから、益田市がたまたま50年以上、一緒のダブル選挙をやってきただけであって、全国のほかのところではそれが当たり前ではありませんよということを申し上げてまいりました。

 それで、じゃあ市長をどうするかということでございますけども、これは前市長も同じだと思いますけども、市長や首長が途中でやめて、またやめると、次のもともとの任期が来るとまた選挙をやらなきゃいけないわけですね。ですから、そういう意味では全く問題の解決にはならないわけです。そういう状況があるということと、ですから私はそのような考えには立ちません。同時に、もし寺井議員がそこまでおっしゃるんであれば、議会を解散した場合にはそういうことはないはずでございますので、ぜひ議会のほうでそういうような提案をしていただいて、次の市長選挙に合わせていただくとコストの削減になるんではないかと考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 選挙をするに当たっては同じことだろうと思いますので、今市長の気持ちをお伺いをしたというところでございます。

 時間も余計ありませんので、今回は市長の折り返し地点の3年目ということで、市長の政治姿勢についていろいろ質問をさせていただきました。

 いろいろと市長には政治姿勢ということでるる説明もございましたように、項目等も上げておられます。市長みずから公約を重視しながら、みずから描いている益田市の将来像を市役所の職員はもとより、益田市民皆さんと共有し、住民目線でよりわかりやすく、より具体的な政策実現に向けて反映されることの必要性、そして市長就任折り返し地点の今、よりスピーディーに丁寧な姿勢で構築していかれることを切にお願いをいたしまして、期待も大きくしながら、私も政治姿勢についてのいろんな面で議論もさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしまして、私の質問をこれで終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で16番寺井議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前9時52分 休憩

              午前10時1分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 3番 安達美津子君。

              〔3番 安達美津子君 登壇〕



◆3番(安達美津子君) 皆さんおはようございます。日本共産党の安達美津子です。私は、第477回益田市議会定例会におきまして、さきに通告しておりました3点について質問いたします。

 1点目は、非核平和都市宣言の益田市の市長としての政治姿勢についてです。

 被爆65周年を迎え、ことしも広島、長崎で平和記念式典がとり行われました。広島の記念式典には、国連の潘基文事務総長が国連のトップとして初参加、またアメリカのルース駐日大使、フランスとイギリスの臨時代理ら核保有国政府の代表者も初めて参加する記念すべき式典となりました。こうした流れは、今日まで被爆者を中心とした各種団体や国民のたゆまぬ運動と地道な努力がようやく世界の国々を、また人々の心を動かしてきたと考えます。

 潘基文事務総長はあいさつの中で、被爆者の方が生きている間に核兵器廃絶を実現しようと世界に呼びかけました。また、秋葉広島市長は平和宣言で、核の傘から離脱し、核兵器禁止条約締結の音頭をとることを日本政府に求めました。5月には核不拡散条約再検討会議がニューヨークで開かれ、核兵器の完全廃絶を目指す行動計画を盛り込んだ最終文書を全会一致で採決するなど、核兵器のない世界に向けて重要な一歩を踏み出しました。

 核兵器のない世界の流れが急速に世界へ向かって大きく広がろうとしている中で、1988年、市民の願いをいち早く受けて、非核平和都市宣言をした益田市の市長として非核平和への思いを改めてお聞きいたします。

 2点目は、経済対策についてです。

 市内の中小業者は売り上げの減少と資金繰りに大変苦慮しています。島根県の制度融資である資金繰り円滑化支援緊急資金の島根県信用保証協会益田支店管轄の取扱件数は8月末で742件、融資総額は112億3,333万円に上ります。この制度により多くの中小業者が苦境を乗り越えました。しかし一方では融資を断られたり、既存の債務を条件変更し、厳しい状況の中で何とか営業を続けて頑張っておられる方も少なくありません。

 また、益田市の21年度の決算報告によると、市税、保険税、負担金等の収入未済額が20年度と比べて4,654万円増加し、また不納欠損額も531万1,000円と増加しました。こうした数字は益田市の今日の深刻な不況、厳しい経済状況を反映した結果ではないでしょうか。

 そうした厳しい経済状況の中、島根県保険医協会が島根県内の開業医を対象に行ったアンケート調査で、歯科の75%、医科の27.6%の医師が、「過去1年以内に経済的理由で治療が中断した患者がいた」と回答したことが新聞報道されました。また、全国保険医団体連合会のアンケート調査で、「この半年間で窓口負担の未収金があるか」の問いに対し、5割近い医療機関が「ある」と回答し、「生活保護受給患者や無保険者がふえた」ともアンケートに寄せられています。経済不況は人の命まで脅かすという現実が見えてきます。

 個別には質問者席から質問いたしますが、このような厳しい経済情勢における市民生活の状況を市長はどう認識し、どのような対応をしようとしているのかお聞きいたします。

 3点目は、事業仕分けについてです。

 国の事業仕分けに始まって、今や多くの自治体が事業仕分けを行っています。益田市もこの事業仕分けを提唱している構想日本に業務委託し、事業仕分けを実施することになりました。

 事業仕分けの目的は、事業そのものの必要性、目的、あり方等を外部の第三者や市民の視点で見直すことにより、行財政全体の再構築、行財政改革の推進のために事業仕分けに取り組む、単なる事業費の削減だけでなく、市民に事業の内容をよく知ってもらうことが重要となっています。また、一方では、今回の仕分けの結果が即、予算に反映されるものではないと答弁されています。しかし、事業仕分けの目的の中で、単なる事業費の削減だけでなく、行財政全体の再構築、行財政改革の推進のために事業仕分け、このことがメインになることは明らかです。先行している自治体の例を見ても、約1割の予算が削減できたとの例もあります。また、そのメリットがないと事業仕分けの予算自体が事業仕分けの対象になるのではないでしょうか。市民に事業の内容をよく知ってもらうこと、このことは大変重要なことと理解いたしますが、事業の費用対効果、また特に少子・高齢化の著しい本市にあっては、費用対効果で判断できないもろもろの施策もあります。まずは議会と市職員が実施している事業を厳しくチェックし、見直すことが大事です。それが職員、議会の本来の仕事です。

 そこで、改めて今回の事業仕分けの目的を壇上より質問し、詳細は質問者席より質問いたします。よろしくお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 安達議員の御質問にお答えします。

 核兵器の問題に対する思い、それから現在の厳しい経済状況について、それから事業仕分けの問題についての御質問であったかと思います。

 核兵器の問題につきましては、大変私も強い思いを持っておりまして、以前も申し上げたことがあるかもしれませんが、中学校のときには校内弁論大会で世界平和についての弁論を発表したこともございます。

 この8月1日にも、私これまで何度も訪れておりますけども、改めて広島の原爆資料館を訪問をして平和公園等を訪れたところでございます。やはりあの状況を見ると、だれも核兵器の使用というものを肯定できる人はいないであろうというふうに思います。また、特にアメリカが行った広島、長崎への原爆投下は非戦闘員を殺りくするという、これは明らかに国際法の違反であるというふうに思っております。そういう意味では、この行為自体につきましては、我々日本人が断じて忘れるべきでもありませんし、断じて許すべきでもないというふうに考えております。

 そういう中で、アメリカにおきましてもオバマ大統領が昨年プラハにおきまして、核の不拡散に関する演説を行うなど、先ほど安達議員が御指摘のとおり、ことしの平和式典には多くの方々が、関係者が参列をするなど、大きく世界が動き始めているというふうに認識を持っております。そういう中で、我が益田市の宣言にもありますように、世界唯一の核被爆国の国民としてあらゆる核兵器の廃絶を訴え、世界の恒久平和を願うということを今後さらに私としては行っていく必要があると考えております。

 続きまして、経済情勢についての御質問でございました。

 益田市におきましても、近年生活保護世帯数、それから国民健康保険税の滞納額が増加している状況にありまして、これは議員御指摘のように大変憂うべき状況にあると認識をしております。そういう意味では、さまざまな角度から経済対策を行っていくということを十分にやっていく必要があると考えております。また、これは政府に関係する問題でもありますけども、やはりセーフティーネットと言われる安全対策をしっかり行うということも今後大事になってくるというふうに思っております。

 一方で、戦後の日本の厳しい状況、それから世界じゅうで教育を受けられず、飢えに苦しんだり、仕事がない、本当に一日ひどい状況で生活をしている世界じゅうの方々を考えると、我々日本人はまだ恵まれているというふうにも言えるというふうにも思いますので、そういう意味では、そういうしっかりと民の力を引き出すような政策もあわせて行っていくこと、このことがやはり重要であると考えております。

 3点目に、事業仕分けの問題でありますけども、まず私が疑問でありますのは、この事業仕分けをやって、今回2回目という中で今御指摘のような議論があるというのは、私はもっともだと思いますけども、まだやらないうちから細かい話であれが悪い、これが悪いというような議論が果たして適切なのかというとちょっと私は疑問なところがございます。やはり市民の皆さんの視点でチェックをするということは、私も所信表明以来、繰り返し申し上げてきておるところでございまして、そういう中での事業仕分けというふうに御理解をいただきたいというふうに考えております。

 今回、公共サービスの再構築に向けた議論の場ということで実施をいたしますけども、具体的には大きく3つの目的を持って取り組んでまいります。

 1つは、施政方針でも申し上げましたように、外部の第三者や市民の視点で市の事務事業をチェックをして、行財政改革の推進を図るということでございます。そして、2つ目が単なる事業費の削減だけではなく、市の実施している事務事業の内容や課題について、市民の皆さんに知っていただく、また関心を持って参画をしていただきたいという目的でございます。そして3点目が、職員の意識改革でございます。職員が新しい視点を持って業務を執行することでよりよい公共サービスが提供できるように努めてまいりたいと考えております。

 以上、3つの目的で今回の事務事業は実施をする予定でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 非核平和の思いのほうから質問いたします。

 今、市長答弁いただいたとおり、本当そうだと私も思います。ですが、8月6日の原水爆禁止2010世界大会が広島で開催されました。その世界大会に向けて一歩でも二歩でも核兵器、核廃絶の世界に向けて歩こうと国民平和大行進がこの益田市でも行われ、市長より大変すばらしいメッセージも寄せられました。しかし、このとき、前回、前の年はいただいた核兵器のない世界をという署名に今回は残念ながら市長から署名をいただけませんでしたが、どういった理由からでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は、核兵器の廃絶というものは大変大事であるというふうに考えております。これは先ほど申し上げたとおりでございます。しかしながら、核兵器のいろんな問題というのはさまざまな政治的な要素が絡むなあということを感じていることも事実でございまして、そういうものを極力廃してやっていく必要があると思っておりますので、そういう懸念がされることにつきましては、私としてはなるべく距離を置いたほうがいいのではないかという判断をしたところでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ここで市長と核兵器はどうなのかという、そもそもの核兵器自体のことを議論するつもりはありませんけれども、しかし世界の恒久平和は本当人類共通の願いです。広島、長崎の惨禍を先ほど市長も述べられましたけれど、繰り返してはなりませんし、平和を守り、市民の生命と財産を守るのは市長の個人的考えを超えて、自治体の長として私大きな役目だと思うんですよ。ですから、福原慎太郎、益田市長福原慎太郎と署名することが市長の個人的思いがあるのならば、せめて私は益田市とだけでも署名することは考えられないんでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 個人的な動きであれば、私はまだ動きやすいと思いますけども、市長だからこそ、そのような判断をしたということでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 実際、この県内で市町村で署名がいただけなかったのは益田市、市長は置いといても市として署名がいただけなかったのはこの益田市だけなんですよ。ペナントに署名をいつもいただいてましたので、普通のこの文書に署名ではなくて、こういうペナントに署名をいただいて、原水禁世界大会の会場に並べるという署名なんですけれど、市長名がなくてもそのペナントに、例えば松江市とか出雲市という書き方で署名も寄せられてます。そういったものの署名ですので、そういったことも考えられないでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今、現段階でどうこうということをちょっと答えれるような私が把握をしておりませんので、これは今後しっかりと精査をしながら考えていくべきものと考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) やっぱり非核平和宣言都市の市長として、私はぜひ益田市とだけで結構ですので、ぜひ署名がいただけたらと思いますので、来年御検討いただきますようお願いいたします。

 それと、この8月になって大変米軍の低空飛行訓練の騒音が激しくなったなあと私感じてるんですけれども、市長は気にならないでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私が8月は益田市を留守に、先ほどの質問でもありました留守にしていたことがありますので、そのときに飛んで来られたらちょっとわからないですね。

 ただ、1回大きい音を聞いたという記憶はございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) この8月になって、回数というよりも飛ぶ時間が、すごく旋回する時間がすごく長くなったような感じがするんですよ。益田市の高津上空で米軍機の飛行記録を低空飛行を中止する会の方が記録をとっとられるんですが、この8月は9日、高津上空には来たと、だけどその回数は38回、来てるという記録をとっとられます。

 益田市も記録をとっとられると思いますが、続けてとっとられますよね。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 私が答えるべきかどうかちょっと迷っとったんですけど、総務課に私がおりましたときには記録を十分とっとりまして、いわゆる安達議員がおっしゃったような方々と突き合わせをしたり、アメリカのほうの米軍のほうへ申し入れをしたり、そうしたことをしておりまして、現在その辺が記録をとったかどうかというあたりはちょっと私自身、今把握をしておりません。申しわけありません。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) 米軍機の飛行の件については、一応浜田市を中心とした連絡会みたいなんがありまして、それで記録をとるようにはしておりますけど、実際具体的なところはまだいっておりません。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 手元に平成18年に益田市が米軍の低空戦闘訓練飛行の即時中止を求める益田地域連絡会の方へ米軍機の戦闘訓練飛行中止の要請についての回答を市が出されておられます。その中に米軍飛行機騒音等のチェック体制は益田市役所本庁舎、美都総合支所、匹見総合支所において継続しますというような回答を益田市さん出されてるんですが、今の答弁だとしていないということがはっきりわかったんですが、じゃあ今後どこがどうきちんととられるんです、美都も匹見も問題だと思いますが、答弁お願いします。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) その辺のところをもう少し調査を庁内でいたします。その後、いわゆる総務部と支所、両支所のほうで記録をとるような体制を整備をいたしたいと思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ちゃんときちんととってください、こうやって文書まで出しておられるんですから。

 それで、なぜこれ聞いたかっていうと、今から4年後、米軍再編計画によると4年後に益田から車で2時間余りの岩国基地が極東最大の基地になります。2014年までに厚木基地から空母艦載機やFA18戦闘機など57機が岩国へ来るんですよ。普天間基地からは空中給油機も移駐させる計画です。岩国基地に新たに5,000人の米軍の兵士と家族が移ってくることになっております。もう既に岩国基地は97年から沖合移設の基地拡張工事が進められて、この10月にはもう完成です。今でも米軍の低空飛行訓練の騒音が激しい日があるのに、基地が強化されれば、戦闘機が57機も来れば今以上に激しくなることは十分予想されます。

 それと、もう一つですけれど、日米合意で岩国基地から半径180キロ圏内にNLP訓練──夜間離発着訓練の施設をつくることがもう既に日米合意されておられます。岩国基地から益田市は半径180キロ圏内に入るんじゃないですか、確認です。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 正確には距離をはかったわけではありませんが、安達議員おっしゃるのならば多分入るんじゃないかと思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私が言うから入るちゅうのは、それはそんなことはないと思うんですよ。まず、普通益田から岩国までだったらば、車で約2時間あればおつりが来ます。ということは大体120キロということなんですよ。そうすれば、十分180キロ圏内に入りますし、そこにNLP訓練、夜間の米軍機の離発着の訓練の施設をつくるということは、すごい私この周辺の市町村にしてみたら大変重要な問題じゃないですか。結局、岩国基地の周辺の市町村はすごくこの訓練施設をつくることに対して反対してるから、結局は今、米子空港まで例に挙がってるわけですよ、この訓練場ということで。

 私がやっぱり一番言いたいのは、明らかにそうなれば低空飛行訓練が今より激しくなるわけですから、市民の安心・安全、命を守るためにも、低空飛行訓練の基地中止をきちんと求めて、市町村として市として求めていくべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) さまざまな状況を見ながら判断をしたいと思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 済いません、先ほどの地域連絡会へ市が出した回答文書の中で、米軍機の低空戦闘飛行訓練の即時中止については、住民の安全を守る立場から関係当局へ要請しますって、このように市は回答してるんですけれども、私このとおりにきちんとやってください、文書を出してきちんと対応するって言ってるわけですから、市長よろしくお願いします。いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) しっかり精査をして判断をしたいと思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) よろしくお願いいたします。

 次に、経済対策についてお聞きいたします。

 今回の補正予算に高齢者等住宅リフォームの3,000万円が予算計上されていますが、この3年間の事業ということでしたが、20年からの年度ごとの件数と総事業費の実績をお聞きいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) それでは、ただいまの高齢者の住宅改修の3年間の件数及び工事実績でございますけれど、まず平成20年度、これは申請が120件でございます。施工工事の金額が6,600万円となっております。続きまして、21年度でございます。これは申請が362件でございまして、施工実績が2億2,000万円でございます。22年度は、今年度途中で7月末現在の状況でございますけれど、申請が216件、施工実績で1億7,500万円となっております。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 市長は、この事業の取り組みや成果をどのように評価されておられますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) この事業を実施したことによりまして、高齢者の方々からは住宅のバリアフリー化によって転倒等の防止につながるなど、暮らしやすい環境が整備されたという声を聞いているところでございます。また、施工業者の方々からも、この事業をきっかけに住宅リフォームの発注であるとか、増改築等の工事が件数が増加をしたということで、1件当たりの工事金額も今年度平均80万円を超えるということで、経済効果もあったというふうに聞いております。そういう中で、私としても一定の経済効果はあったと評価をしております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私も市長の思いと全く一緒です。建築関係の方からも不況で仕事起こしが大変だと、お客さんも財布のひもが大変かたい、しかしこの事業が呼び水となり、営業がやりやすく、また受注もとれ、売り上げも伸びたというお話をお聞きいたしました。

 先ほども市長もありましたが、この制度は高齢者や障害者の方々の主には転倒予防とあわせて経済対策を目的にスタートしました。3年経過後に見直すこととなっていましたけれども、先ほど答弁があったように、この制度は市内の住宅のバリアフリー化と経済対策に大いに寄与していると思います。今日、なおまだ低迷する市内経済状況の中で、この制度をさらに発展させる意味で、出雲市が取り組んでいる住宅リフォーム制度に転換すべきではないかと提案いたします。

 ちなみに、出雲市では、高齢者や障害者の方々の枠を取り払い、すべての住宅リフォームを対象に、工事費50万円以上で助成金額は工事費の10%で最高で10万円までです。出雲市のこの住宅リフォームですが、平成20年の予算は約3,800万円で、施工高が6億8,000万円、21年度は予算3,400万円で施工高8億円です。22年は、7月末ですが、予算が2,700万円で予定施工高が6億円です。私は、経済対策として効果ある事業だと考えますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまで益田市がやってきた高齢者住宅のリフォームも、出雲市のリフォーム事業も経済効果という意味ではやっぱりあるということはわかります。あとはこの3,000万円、4,000万円単位のお金をどうするかということでございまして、市の厳しい財政状況の中でどう優先順位をつけるかという判断だというふうに思っております。そういう中におきましては、効果が一定程度あるということは理解をしておりますけども、どこまでできるかということは今後の検討だろうというふうに考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 3年経過する中で、今回補正が組まれてるのも駆け込み需要がすごく多いんではないかと思うんですよ。やっぱりこれは大変評価が高いし、市民も評価しているということだと思いますので、出雲方式になるか、今までの制度を続けていくかはいろいろ考えはあるかもしれませんが、ぜひともこういった高齢者等住宅リフォームを続けていっていただきたいと思います。続けていくという方向で検討は願えますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 続けると言われると非常に厳しいというふうに思います。

 補助金というのは、本来は出さなくても民間の皆さんの御努力で経済が回るというのが健全な私は資本主義社会であると思います。しかしながら、経済状況が厳しいとか、よりここに重点的に市民に目を向けてほしいとか、そういう意味での補助制度だと思っておりますから、今回3年間をやったということは、そういう意味での成果が出ているというふうに思いますし、これを続けるかどうかということは総合的にやはり判断をする必要があると思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私、今やっぱり呼び水というか、中小零細業者の建設関係の方に対しても、今大変なとき頑張れって、背中をぽんと押してやるような制度自体が、施策がやっぱり益田市として必要だと思いますので、私はそれが十分この住宅リフォーム制度がその一端、一翼を担っていると思いますので、今までどおり続けていっていただきたいと思います。

 次に、市税、国保税等の減免制度についてお聞きいたします。

 この4月より国の制度として非自発的失業者、つまり解雇、リストラ等に遭った方のことですが、国保税の計算に当たり、前年所得を掛ける0.3で計算する軽減措置が設けられましたが、8月末までのところで軽減を受けられた方は何人おられましたでしょうか。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) 22年度から創設された制度でございますけれど、8月末現在では60件の該当がございます。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) リストラ解雇に遭われた方がこの4月から今までで60件、60世帯というんですかね、おられたという人数は私大変多い人数だと思うんですが、市長はこの60件という人数を聞いてどう思われますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでの私データを把握しておりませんので、これが多い、少ないということを今申し上げる段階にはないというふうに思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 益田市も独自の市税、国保税の減免制度が昨年創設されたわけですけれども、今までこの制度の適用になった方は何人おられたのでしょうか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 個人の住民税の減免状況ですが、申請件数が11件で12人が申請件数です。そして、減免額が31万5,700円となっております。これ県民税を含めてです。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) 続きまして、国保税の減免の状況でございます。

 まず、所得が減になったことによります減免は1件で、金額は9万4,000円でございます。また、社会保険の旧扶養者にかかわる減免につきましては、20件で金額が55万2,000円でございます。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私この前、市役所の国保の窓口に、この益田市独自の減免制度の資料をちょっと用があったので、議会が終わった帰りに国保の窓口へ寄ったんですが、そのときに窓口の方に益田市独自の減免制度のそういった書いたものが欲しいんだけれども、出してくださいってお願いしたら、窓口の方が、「はあっ」て言われたんですよ、はあっちゅて。それで、「国の制度の非自発的離職をした場合のこの制度のことですか」って言われたので、「いやいや、これは国の制度だから益田市独自のがあるでしょう、その資料を下さい」と言ったら、「はああ」と言うて、「ちょっと待ってください」、何かしばらくごそごそごそごそやって、やっとこれですと出されてきたんですよ。私は、制度があるというのを知っているけれども、普通に何もわからない市民の方が相談に行かれたときにどう対応されとられるのかなっと思ったんですよ、本当。

 これちょっと別の話ですけれど、高齢者の方がタクシーでしょっちゅう市役所に来られるんですよ、いろんな後期高齢者とか国保とか、はがきが届くころになると、意味がわからないから、電話をしても意味がわからないからということで、タクシーを呼んでわざわざこの窓口まで来て聞いとられる姿を何人も私お見かけしました。だから、本当に何もわからない市民の方が相談に行ったときに、私は本当、何人この減免制度が適用になっているんだろうかなと思ったんですよ。だから、私はそれぐらいの認識の程度しか市の担当課にはないのかなとちょっとびっくりいたしました。

 それでお伺いするんですけれども、浜田市では国民健康保険税の場合、世帯の被保険者が全員非課税の場合、均等割部分2万7,000円を全額免除しています。また、収入減少の場合も所得の減少率や所得により減免額を決定しています。益田市でも市民の立場に立って、私はもう少し活用しやすい内容に変えていくべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

 ちょっと人数を聞いて大変活用しにくいものがやっぱり原因としてあるのではないかなと思ったんですが、2点質問しますけど、活用しにくい理由はどこにあるのかという点と今後どのような対策を、活用しやすいためにどのような内容に改善すべきかとか、その2点をお聞きいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) 益田市のほうの国民健康保険税の減免の基準でございますけれど、これは住民税と同様なものになっております。ですので、浜田市のように所得が一定の割合で減ったことに対しての減免措置をいたしておりません。あくまで生活保護基準とか、そういうものに達しているとか、そういうことによっての減免だけが現状でございます。

 それの今議員さんのほうから浜田市のようにとの考えはないかということでございますけれど、減免につきましては前年のときに減免の見直しをしております。毎回毎回ということもそれは制度が十分落ちつくまで、ですので早急に今の制度をまた変えるという考えはございません。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私、きのうたまたま用事があって浜田へ行ったんですが、浜田の公民館のところにこんな大きなポスターが張ってありました。そのポスターには、市民税、国保税の負担が軽くなる場合がありますので、お気軽にお問い合わせくださいと、そのポスターには浜田市は県下で最も充実した減免制度を取り入れていますっていうこんな大きなポスターが張ってあったんですけれども、私はやっぱり益田市でも市民の立場に立って、もう少し活用しやすい制度に、内容に改善すべきだと思いますが、先ほど今すぐにはならないと言われましたが、今後長期的にも無理でしょうかね、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今、安達議員が先ほどから御指摘があった窓口での対応でありますとか、今ポスター、内容は別にしてそういうポスター等で市民の皆さんにわかりやすくお示しをするということは、我々が市として改善をしていかなければいけないというふうに思います。これはすぐにでもできることですので、やはりこれは早急に担当課のほうでやるように指示をしたいと思います。

 ただ、内容につきましては、先ほど部長も申し上げましたとおり、まだ1年余りでございますので、状況を見ながら判断をする必要があると思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私はもう少し改善しやすくなる余地があると思いますので、御検討をお願いいたします。

 次に、就学援助についてお聞きいたします。

 前回の一般質問で明確な答弁がいただけませんでしたが、今年度より新たにクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の3項目が準要保護世帯についても交付税措置の対象になったのではないでしょうか、改めて確認いたします。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) 回答します。

 そのとおりでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) では、この3費目を追加措置した場合の小学校、中学校での市の予算は幾らになりますでしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) クラブ活動費について小学校で約110万円、中学校で約200万円、児童・生徒会費は小学校で約180万円、中学校で120万円、PTA会費は小学校で約130万円、中学校で90万円、トータルで約830万円ということになります。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私の独自の調査ですが、中学校になると、市内の中学校の場合ですけれども、1年生では年間の学校側の集金額が8万7,681円で、それに対して就学援助費が9万8,620円と就学援助費のほうが1万939円多くなってるんですが、しかし入学時には最低でも制服、体操服代と約12万円は必要で、実際には不足しているということです。2年生では、学校の集金額が12万822円で就学援助費が11万5,598円、5,224円の不足ということです。3年生では、集金額が9万570円で就学援助費が7万6,138円で1万4,432円の不足です。これは実際に学校が集金している金額で、このほかにクラブ活動の種類によっては別途費用が発生しています。こういった実態を教育委員会は調査しているのでしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) お答えします。

 今、私の手元に資料がございませんので、追って御回答いたします。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 平成21年度の益田市教育委員会点検・評価報告書の個々の就学援助についての外部評価委員会の評価にはこう書かれてます。まず、準要保護世帯の児童数ですが、平成20年度は599人、それに対して21年度が691人と人数がすごくふえてます。そうした中で外部評価委員会の評価が、「本市の経済状況において、就学援助対象者は増加の傾向にあり、児童・生徒の実態をしっかり把握することとともに、適切かつタイムリーな就学援助が行えるような体制づくりが必要である。認定基準は地域の実情に即したものとし、定期的に結果や効果の分析の必要がある」、このように評価されてるんですが、この評価に対してどのように取り組まれるおつもりですか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) お答えいたします。

 具体的な取り組みはまだ決めておりませんので、今後検討します。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) この認定の児童数がふえていますが、だけれども以前は生活保護基準、掛ける1.5倍の認定基準が1.2に下がったと、下がった中で生徒数がふえているということは、それほど低所得者の世帯がこの益田市内ふえているっていうことだと思うんですよ。

 厚生労働省の調査で、世帯ごとの所得格差が過去最大に広がっていることがわかりました。貧困と格差が広がる中で、家計の状況によっては義務教育が保障されないことになりかねません。私は、実態をちゃんと調査し、クラブ活動費など新たな費目を就学援助に追加すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) お答えします。

 まずは現状をしっかり把握することが大事なのかなというふうに感じてます。ですから、新たに予算措置が必要になるクラブ活動費等については、県内他市の状況も見ながら慎重に議論をしていきたいというふうに思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) この就学援助費、平成12年から一円も上がってないじゃないですか、それまではわずかでも10円とか20円の単位だけれども、少しずつでも金額が上がってきたんですよ。平成12年以降は一円も上がってない、もう10年たってる現状があるわけですよ。ですから、私はその実態を調査されて、3品目を一遍にっていうのが一番理想だけれども、例えばクラブ活動費だけは今回中学生の分にはつけようと、次の年には小学校も何とか助成しようと、そういうふうなことをきちんと考えていただきたい、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) 御提案の件も含めながら慎重に議論していきたいと、そういうふうにお答えさせていただきます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) よろしくお願いいたします。

 次は、暑さ対策についてお聞きするんですけれども、2学期になり、学校も始まりましたが、暑さは一向に衰えません。市内の小・中学校から保護者に対して教室の室温が34度、5度になり、子供たちが熱中症になってはいけないので、扇風機をお借りしたいと保護者あてにプリントが出されました。私は、このプリントを見たとき、議員としてとても恥ずかしいと感じましたが、教育長はどう思われましたでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 安達議員の御質問にお答えいたします。

 熱中症予防については、県の教育長義務教育課通知もありまして、そういうものを各学校に通知し、十分配慮するように指導しとります。

 それから、今の恥ずかしいというお気持ちですけども、私たちはやはり子供たちの安全・安心ということを第一に考えないといけないということからいろいろ動きました。しかしながら、市場では扇風機がないということもあります。そういうことの中で、緊急措置としてそういうことを検討したということでございます。今後、前向きにこの問題については取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) この暑さは今に始まったことではないので、本来はもう7月ぐらいの段階でも、私は教育委員会がやる気であれば十分対応できたことではないかなと思いますが、現在の扇風機の設置状況はどのような状況でしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) お答えいたします。

 データ的には8月末現在での数字でございますが、小学校132学級、普通学級でございますけれども、そのうち83学級に設置、また中学校、こちらも普通学級でございますが、58学級のうち23学級に設置しているという状況でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) この年々暑さが増している環境状態で、子供たちが安心・安全で過ごせる教育環境の整備は教育委員会の責任です。未設置の教室には保護者から借りるのではなく、行政が責任を持って設置すべきです。今後の設置に向けての取り組みはどのようにお考えでしょうか、来年設置でしょうか。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) お答えします。

 今年度、未設置の学級については、現在学校が校長、PTA会長と連名で各家庭に依頼をしてそろいつつあるという状況は伺っております。

 それで、私のほうといたしましても、その教室の暑さ対策は非常に気になるとこでございましたので、先週扇風機の設置状況がうまくいってないようなところにつきましては、直接出向いて各学校の校長、教頭等の管理職の要望を聞いて回ったところでございます。当然のことながら、学校には管理職がおりますので、管理職の方針のもと扇風機を要望する、要望しないということはしてるとこでございますが、学校の要望を聞きながら今後の対策を考えたいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 来年は必ず設置してください。いつまでも保護者が扇風機を持っていくような私、教育環境というか、益田市はちょっと本当いけんと思いますよ。先ほど私がもし教育長だったらば、このプリント見たら恥ずかしいどころじゃなくて、穴があったら入りたい気持ちになります。来年はぜひ設置をお願いいたします。

 次に、事業仕分けについてお聞きいたします。

 そもそも事業仕分けの対象になる時点で、その事業が既に見直したいもの、廃止したいものではないでしょうか、わざわざ事業費を使ってコンサルタントに依頼しなくても、庁内でできることではないかと私は思います。

 ここに益田市行財政改革推進計画に対する評価書があります、評価書が。これは行革審の第4次益田市行財政改革審議会が出している評価書ですが、ここにはこう書いてあります。「このたび本審議会の任期が満了することから、これまでの計画に沿った進捗状況を整理、評価し、益田市行財政改革推進計画に対する評価書としてまとめました。同評価書をもとに忠実に改革を推進し、持続可能な自治体経営に向けて、これまで以上の取り組みの継続を期待するものであります」と、こう書いてあるんですが、私はこの評価書には、例えば審議会の評価がAとかBとかCとか、担当課の評価がAとかBとかCとかということでいろいろ評価基準取り組み状況、委員の意見並びに取り組みに対する評価と今後の課題等が取りまとめられてます。私は、これをもっと練れば事業仕分け等をしなくても十分できることではないかなと思うんですが、その点はどうお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでそういうことができなかったという事実を私は踏まえなければいけないなと思いますね。例えばこの議会においても、お金がふえるお話とお金を減らす話とどちらが多かったかというとふえる話のほうが多かったわけで、やっぱりということはなかなかそれが難しいということであろうと思います。

 私も事業仕分けはもう就任以来考えていたということを話をさせてもらいましたけども、これ自身も本来であれば、市役所の中の事務事業見直しを指示をしてきました。それでできるものであれば、それで早くやりたいと思いましたけども、残念ながらそれができない現実があるということを考えるとやらざるを得ないということでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私、本当益田市、少子・高齢化が著しい市としてやっぱりそういった社会保障というか、そういったもろもろの施策に係る費用はこれふえざるを得ないと思うんですよ。減らすちゅうことは、私ちょっと無理というか、そういった面が市としてあるのではないかなと思いますが、だからできなかったから、今回のやり方ですけれど、仕分け人の議論を聞き、実際に判定を下すのは無作為抽出で選ばれた市民判定人の60人の方ですよね。しかし、この市民判定人は議論に参加できず、傍聴するだけで判定するわけじゃないですか、そしたらこういったやり方でこれで本当にいいのかなと、責任ある判定が下せるのかなと思うんですよ。じゃあ、この判定結果の責任は一体だれがとるんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、判定の結果は判定の結果として、それを尊重させていただいて、最終的には予算に反映させるかどうかというのは我々が判断をするということでございます。もし、無作為に選んだ市民の判断が信用できないというであれば、民主主義社会は成り立たないと思いますね。選挙はどうなるんだという話になりますから、私はそれは民主主義に対する冒涜であると思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私は、無作為で抽出したこの人の判定が信じられんとか、そんなことは言ってないですよ。やり方としてどうかなと思うんですよ。市民の声を聞くって言いながら、私はその選ばれた人が議論に参加できず、傍聴しとるだけで、それでこういった判定を出すっていうことが、私はそのほうが不思議で不思議でやれないんですよ。

 先ほど私、壇上でも言いましたけど、本来ならば私これ議会と市の職員の仕事です。それができないっていうのは、私ね、市長、自分に返ってくることだと思いますよ。市長おかしいですかね。私、この事業仕分けを考えれば考えるほどわからなくなるんですよ。本来ならば、議会と職員が議論すればできることにもかかわらず、それができなかったから、じゃあコンサルタントに、はいっていうことは、私、市長の責任にも返ってくると思いますけど、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は、議会でできないからやるという話ではなくって、私はこの事務事業の行政の執行部の中でできないからやるというだけです。議会でやるべきというんならやられたらいいじゃないですか、何でやらないんですか、じゃあ、やられるべきでしょ。今、大阪市やさいたま市、横浜市、京都府等でやられてますよ。議会でやるべき仕事というんであれば、安達議員が議会の中でやられたらいいと私は思います。ですから、私は執行部の中でこれをやるというだけの話ですから、執行部の中で粛々とやっていきたいと思っとります。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) それは執行部の中で粛々とと言われれば、何か私、本当に議会が必要でないような感じがすごく私してくるんですよ、そういうふうな言われ方をされると。

 先ほども言いましたけど、益田市は少子・高齢化が著しい自治体の中で、高齢者福祉や子育て環境を守るためにどうしても費用対効果が図れない事業、しなければならない事業を抱えてるわけですよ、そういった事業が私はこの事業仕分けで廃止や、または見直しという判定が出るおそれがあるのではないかなあと思っております。

 他の自治体の事業仕分けの結果を見ると、高齢者の紙おむつの補助金や生活困窮者への貸付制度などに廃止の判定が出て問題も生じています。私は、本来こうしたことをやるのは職員、議会の役目ですと、にもかかわらず300万円も予算づけして市民に事業の内容を知ってもらうと称してやると、実施するっていうことには私は納得できません。

 以上です。答弁は結構です。

 以上で質問終わります。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) 安達議員の質問に回答保留していた件につきましてお答えいたします。

 就学援助に係る質問で、学校徴収金額につきましてお尋ねがございましたけれども、教育委員会では把握していないということでございます。お答えいたします。



○議長(前田士君) 以上で3番安達議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前11時0分 休憩

              午前11時10分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 24番 佐々木惠二君。

              〔24番 佐々木惠二君 登壇〕



◆24番(佐々木惠二君) 今回、通告をさせていただきました一般質問をさせていただきます。私は、今後の下水道整備事業についてと事業仕分けについて一般質問をさせていただきます。

 まず、下水道整備事業についてでありますが、私は市町村合併後、下水道の整備については汚水処理施設の充実に早急な対応を問い、生活環境の整備のおくれを解消する質問をさせていただいたところでありますが、改めて質問をさせていただきます。

 益田市も財政の問題と国、県の対応もあり、汚水処理整備構想がおくれを来していたわけでありますが、益田市も今回平成22年6月24日付で益田市建設部下水道課より報告がなされています。平成20年度全国平均汚水処理人口普及率は84.8%、島根県は68.5%で40位、益田市は25.9%と発表しています。今現在、全国平均は90%近く、島根県は70%近く、そして益田市は30%ぐらいと推定できます。この現状を見たときに効率的に、かつ市民の公平性、住民のニーズ、快適な生活環境に向け、解決をしていかなくてはならないと考えます。

 河川水質の保全は自然環境、生活環境の快適性を図るとともに、高津川を水質日本一を目指すことを市としての意気込みをお聞きするとともに、特産品であるハマグリやアユなど、それぞれ生産性の向上のためにも益田川、高津川の浄化も必要と考えるが、いかがですか。

 市としては、都市下水集合処理計画以外の箇所は、今後は個人処理施設の整備方針を固めている。その中で個人設置型浄化槽と市町村設置型の方法がありますが、私は市行政の政策のもとで進めていかない限り、周辺の汚水処理普及率は上がらないと考え、市町村設置型を進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。

 それは普及率を上げるには、集合処理施設が整備されない区域において戸別に汚水を処理するもので、市町村の補助金で個人等が設置するものも必要でありますが、今の現状では普及が進んでいないのが実態であります。今後は、市町村が公営事業として浄化槽を設置し、管理するものを進めていくと考えるし、他市町村も公共下水集合処理は別にして、農集・漁集処理から市町村設置型に移行している地域が大半で、普及率も向上している実態があるからです。ぜひ早急に前向きに検討し、汚水処理施設整備の充実を図っていく必要があるが、いかがでしょうか。

 続きまして、事業仕分けでございます。できるだけ同僚議員の重複は避けてまいりますが、確認をさせていただきます。

 私は、市民の皆様方に少しこの事業仕分けのあり方が危険性を伴うと感じるものの一人でございます。それは今までの市民、議会、執行部の考え方や事業経過の蓄積と歴史があり、それぞれの事業経過があるものであります。国政の事業仕分けのテレビ報道のような過激なものにはならないとも思いながらも、市政の丁寧さも大切な事業遂行に必要であるように思うからです。

 私は、新市建設計画の考え方と事業仕分けの整合性についてどうですか、そして目的について単なる事業費の削減でなく、市民の皆様方に内容をよく知っていただくことが最も重要な目的とありますが、単なる事業費削減でなくというところがどうもひっかかり、削減ありきの考え方で進むというふうに受けとめられる感がいたします。少しわからない部分もあるので、説明を願います。そして、仮によい事業であるならば、予算計上の上乗せや、またよりよい事業になるための発想はないのか、お聞きいたします。

 以上で質問者席からさせていただきます。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 佐々木議員の御質問にお答えをいたします。

 下水道事業についてと事業仕分けについての御質問であったかと思います。

 佐々木議員御指摘のとおり、高津川または益田川も両方含めて、今後さらに水質浄化をしていかなければいけないというふうに考えております。特に高津川につきましては、先般発表された結果におきましては、1グループとわずか0.1ミリグラム・パー・リットルの差で実質の水質は2位ということでございますので、大変悔しい思いもしたところでございます。これも昨年よりも数値がよくなっておりますので、これは流域の皆様の本当に大きな御努力のおかげであるというふうに思っとります。そういう中におきまして、さらにいろんな皆さんと一緒になって水質浄化を行っていく必要があると考えております。

 そういう中で、特に重要であるのが佐々木議員の御指摘のありましたように、汚水処理人口の増加であるというふうに思っておりますし、そういう中で市といたしましても、中心部以外のところは基本的には個別の浄化槽設置ということで今後やっていきたいということをお話をさせてもらっているところでございます。

 現在は設置補助金で普及を促進をしております。そういう中で御指摘のように市町村の設置型は市の事業でありまして、安心感と導入初期費用の負担軽減等の理由によりまして、単独浄化槽及びくみ取り家屋の方からの設置に係る意識が向上し、普及促進につながるものというふうに思っております。ただ、初期費用に対する住民の負担軽減は図られますけども、少子・高齢化が進む中で新たな事業を立ち上げることにつきましては、財政的または体制的、将来的経費等を含め、慎重に検討する必要があるというふうに考えております。

 続きまして、事業仕分けについてでございます。

 こちらもこれまで佐々木議員がお話がありましたように、これまでの状況なり踏まえて判断する必要があるというふうに考えております。特に合併に対する新市建設計画、これに対するものといたしましては、基本方針としてこれまで地域が培ってきた個性を生かし、特色ある生活文化や産業を創造し、発展していくということがうたわれておりますので、やはりそういうことを踏まえた判断をしていく必要があると考えております。特に予算編成過程につきましては、ことしは極力オープンに、よりしたいというふうに考えておりますので、どういう状況の中で判断がされたかということをより市民の皆さんにクリアにしたいというふうに考えております。そういう意味におきましては、市民判定人による判定が行われますけども、こちらは最終的に判断するというものではありませんので、そういうものを踏まえた総合的な判断をしていきたいと考えております。

 続いて事業仕分けに対する説明でございますけども、先ほど少しお話をさせていただいたとおり、やはり外部の第三者、市民の皆さんの視点を入れるということ、それから市民の皆さんにもしっかり事務事業を御理解をいただくということ、課題を知っていただくということ、そして3点目が職員を初めとした我々執行部のやはり気づかない部分に対する指摘をいただくという、この3つの大きな目的から考えております。

 私は、やはり市民の皆さんの常識というのは非常に正しいというふうに思っております。個人個人で言うとそうでない場合もあるかもしれませんし、短期で見るとそうでない場合もあるかもしれませんけども、中・長期的に見て、また幅広い御意見を伺った中での市民の常識というものは私は正しいというふうに判断をしております。そういうことを前提に考えております。

 そして、よい事業である場合には上乗せがないのかということでございましたけども、これはもちろん減らすということもあるかもしれませんし、もっとやるべきということも考えられると思いますので、そういうことを踏まえて、これは事業仕分けがなくても議員の皆さんからの御指摘もしくは内部での検討を踏まえて、普通でもやるべきことだと思いますけども、事業仕分けにおいてもそういう御意見が出るということは十分考えられると思っております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 市長のほうから御答弁をいただいたわけでございますが、まず下水道の整備のことから少し具体的といいますか、状況について具体的に質問をさせていただきたいと思います。

 少し話は市長の所感を含めてお尋ねをするわけですが、先ほど市長のほうも下水道整備については必要不可欠なものであると、そしてまた今後も早急にできるだけ進めていかなくてはならないという御答弁をいただいたわけですが、あと予算の状況について、今後について大きな課題だということもございました。

 その中で、実際市民の皆さんがどう思われとるかということもありますし、市長に若干ちょっとお尋ねをしたいんですけども、市長さんは県外の方から立派なお嫁さんをもらわれましておめでとうございました。そういう中で、こっちの市内の中心部に住んでおられるというふうにお聞きします。そうした中で住んどられるところが合併槽であるか、または集合処理ではないと思いますが、単独槽であるか私はわかりませんけども、ただ都会から来られてこちらで御結婚されて、またそうですね、地域で我々はきのうも河川清掃やりましたけども、下水道どぶ掃除もあるでしょう、そうした汚泥の処理をやはり自治会、集落、常盤でしたら常盤の集落でどぶ掃除もやるでしょう。そういった中で、遠くから来られた奥様が都会と違って90%、25%という差があったり、もちろん結いの心でみんなでやることはみんなでやらにゃあいけないというのも実際わかりますけども、実際不衛生な面、そしてまた逆に浄化に対する意識の面、だんなさんは市長なんだからちゃんとどうにかならないのとか、都会はこうよとかということが逆に声があるのかどうなのか、まずその辺のところもお尋ねしたいなと思っておるとこでございます。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう市長だからってどうこうということは、一切これまでも話をされたことはございません。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) はい、わかりました。

 では、都会と比べて浄化に対する速度が遅いといいますか、普及率が悪いことについて、奥さんじゃなくてもよろしいですが、よそから見られてこの地域に帰ってきたいなあとか、この地域はこうだなあ、外に住んでたらこうだったけど、この地域ではこんな不便だなあ、生活環境悪いなあという声を実際お聞きされたこともあると思うんですが、その辺のところで市長さんとしてのコメントをいただきたいなあと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは大変重要な問題でございまして、佐々木議員も御指摘のとおり、やはりこの地域にUターンもしくはIターンで帰られる方が多く、特に若い方がその水洗トイレというものを求めておられるという声は聞いております。

 ですので、美都地域での農業集落排水の料金の是正の際にも、地域の方から負担の話が多くありましたけども、私はこれは都会の方から見たら非常にある意味で不可欠な要素なので、インターネットと同様に不可欠な要素なので、皆さん逆に言うと武器を手にされてますよということを私からは申し上げさせてもらったことがございます。ですので、そういう意味では本当に必要な不可欠な要素であるという、定住の要件であると考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 私も市長の言われたように、定住の条件には私は欠かせないもんだとつくづく思います。後で述べますが、やはりそうした下水整備というのはやってみて、本当に加入してみてわかるということもありますので、これは後からちょっと確認をしたいというふうに思いますけども、その中で、私通告の中で益田中心地の汚泥排水が不衛生、先ほどもありましたが、夏なので下水の悪化がひどくて都市下水、用水をそっから確保しとるというところもあるようです。そうした中で、一般の雑排水とか、それから悪臭もひどい、生活環境がどうなんかという、これでまた農業に対する生産といいますか、稲とかそうしたものが本当にいいのかなあ、不快感を味わっておられるんじゃないかなあというような感じがしてならないんですが、市長その辺のところも認識がおありになればお聞きしたいなあと思いますが。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これも私自身が見る中でも非常に汚れている水路が多数見えますし、においやいろんなものを見ると非常に気分が悪いなあということは多くございます。私が小学生、中学生のころよりもやっぱり悪化をしているところもありますので、そういう意味では非常に問題意識を持っております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) そうした御認識もあるようでございます。

 その中で、公共下水道の全体計画区域というのが益田市も計画持っておられますが、その辺のところを具体的にいつまでにはできるんだというのがわかればお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤建設部長。



◎建設部長(斎藤幸士君) 公共下水道につきましては、本年度3期の認可をとりまして、それから中心市街地に向けて整備をしていく予定でございます。

 年度的なもんは、具体的なもんはわかりません。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) せっかく残念なのは、こうして汚水処理施設整備構想というのが立派な構想ができております。財政問題もさることながら、やはりそうしたことを早目に年度計画を私は市長、立てるべきだというふうにも思うんですよ。

 何でかといいますと、先ほど申しましたように全国的には90%、ここでは25%という、今30%ぐらいなったんですかね、31%になったんかもわかりませんが、その環境ではやはりこうやって一般質問をさせていただいても、まだ都市下水の計画区域に上がっておるけども、そうしたことがまだ年度がわからないというのは、非常に寂しい思いがお聞きしてもするわけなんですね。そうしたことがありますので、いろいろまた市長にもお尋ねをしたいと思いますが、この辺のところについての確認をしたいんですが、まず先ほど、ちょっとその前に衛生的な意識というものを少し確認したいんです。

 建設部長は、まだそんなことはわからんよということなんですけど、実際この公共下水にかかわるこの地域で、側溝に対して汚泥を自治会でも我々も汚泥を取り除いたことがありますけど、やはり下水のゲートがおりとりますから、いわゆる用水に確保せなくちゃならんからということで逆流したり、明らかに汚泥としてしか見られないような、我々も側溝の道路端に置いて後、自治会でまた回収をされるようですけども、それが本当臭くてならない、汚泥ですから、幾らたっても汚泥は汚泥だと思います。

 それに対して少しお尋ねをするんですが、この汚泥はどこに処分をされておられますか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 斎藤建設部長。



◎建設部長(斎藤幸士君) 自治会等が行う側溝清掃につきましては、環境衛生課が土壌回収をして処理をしております。

 都市下水路の清掃につきましては、藻につきましては焼却処分、土につきましては残土処理場、それからヘドロにつきましては業者に委託して産廃処理をしているところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 福祉環境部長にお尋ねをいたしますけども、これちょっと聞くんですけども、この汚泥についてどっかへ仮置きされたり、置いておられてにおいがあって困るがとかそれは別にして、どっか置いとられるというようなことはございませんですか。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) 業者のほうに委託して産廃の処理をしておるわけですけれど、西部地域のほうで埋め立てという形で処理をしております。

 以上です。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) そういうことではございますが、逆に言いますと行政として、いわゆる一般廃棄物としてとらえる、民間の一般廃棄物としてとらえるならばということで、市民の皆さんから若干聞いたことがあるんですが、横田のほうの向横田のほうに片田原のほうに仮置きしとるんだということを聞いたことがありますが、もう一遍確認しますが、そうしたことはございませんか。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) 仮置きといいますか、そちらのほうへ埋め立てましてきちんと対応しております。

 以上です。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 埋め立ててきちんと対応しとるというのはどういう意味の対応か、法律的なとこのぎりぎりのとこだというふうにも私、部長さん思うんですよ。いわゆる汚泥はあくまでも汚泥です。そういった一般の産廃処理のするべきものはきちんとすると、ただ埋めたけども置いとくというのがきちんとすると言えばそうかもわかりませんが、ただ住民の皆さんからいろんな不衛生だとか、そしてにおいがするというようなことがあってはならないし、ただ市民の皆さんから聞いたことがあるのであえて申し上げたわけです。その辺の対応は考えていただきたいと思います。

 そして、そういったことがあるからこそ、それは企業が商店が出したんなら企業産廃になるけども、同じ汚泥でも民間が出したら、それは法律によってはある面、大丈夫であろうというようなこともあるわけでございますが、その辺の認識がまあまあと言いながら、私は公共下水道の今の完了工期についてまだ物申せないというような感じがして、そういった認識があるからそうではないかと、これは早急にやらなくちゃならんというふうにこの汚水、この地域の不衛生な部分をやらなくてはいけないと思えば、やはりさきの計画をきちっと進めながらやっていかなくてはならないと感じるわけですが、市長その辺のところはいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) いずれにいたしましても、適切に処理をする必要があると考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) いずれにしても、その処理の仕方も大切でございますが、計画年度もないと言われたことについて、市長お答え、今話の中でこれは早う決めにゃいけないなあと、いつまでにはこういったことをこうせなくちゃならないなあということがあれば所感をお尋ねします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今ちょっときちっとした年数を私が覚えておりませんけども、長期的には今下水道の計画というのはございますので、それを踏まえてやっていきたいと思いますし、これをどう早くするかというのがやはり問題でございますので、財源との絡みもありますけども、私としては一日も早くやりたいという思いを持っております。

 一方で、中心部はそういう状況で集合処理いたしますけども、それ以外の地域につきましては個別処理をするという方向性が出ましたので、ここは今度は合併浄化槽をしっかりと普及をしていくということをやっていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 副市長、以前ベテランでございましたので、下水については市長がいつ完了かというのは覚えておられないというような御答弁もありましたので、わかる範囲ちょっと教えてください。



○議長(前田士君) 石川副市長。



◎副市長(石川保君) 公共下水全体では1,118ヘクタールを計画をしとります。その中で都市計画決定を行っているのが484ヘクタールと、それは益田川と高津川に挟まれた区間でございますが、その中で事業計画については50ヘクタールずつぐらいで5カ年で今行っておりますけれども、当初の計画よりも今若干早い計画でございます。

 その484ヘクタールが、じゃあいつかということになりますと、これはやはり市長が申しましたように財源的な問題もありますので、明確には言えませんけれども、5カ年ごとで一番有利な補助制度が益田の場合、約50ヘクタールずつぐらいやるのが一番負担がかかりませんので、そういう面で進めてまいりたいと思っております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 比較的明朗な御回答をいただきましてありがたく思っとりますが、いわゆる50ヘクタールを5カ年、そしてまた副市長言われるように若干早くなっておるということも現状を踏まえれば今後の処置もできようし、また市長の言われたできるだけ早くしたいということも兼ね備えて、少しでもそうした地域住民の皆さん方のニーズや、そして公平性というものも考えていく必要もあると思いますので、できるだけ早く推進をしていくことが必要でなかろうかと思います。

 先ほど高津川のことも市長若干言われましたが、高津川水質日本一について、もちろんソフトな部分も必要でしょうけども、ちょっとお聞きするんですけども、近隣の市町村の普及率について、例えば浜田であるだとか、三隅であるだとか、吉賀であるだとか、津和野であるだとか、そういった今の普及率というのを確認をされたりしておられますでしょうか、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤建設部長。



◎建設部長(斎藤幸士君) 今近隣市町村の普及率等の資料を持ち合わせておりませんが、後ほど調べて御報告させていただきます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 普及率について、私も提起をさせていただいておるとこですが、部長意識の問題だというふうには思うんですよ。こうして私通告させてもらって近隣はこうだ、我々うちはこうなんですよということになると、普及率はこうで、だからちょっとまだですねとかというような答弁も欲しいということもあったからあえて聞きたかったんですが、私は私なりにちょっと見てみますと、浜田市では隣の三隅が78%でございます。浜田市の中で弥栄が65%、それから旭が75%、旧町でですね、ございます。それで、聞くところによると金城と浜田があるんですが、それを含めると浜田全体では40%前後というふうに聞いておりまして、浜田、金城がちょっと押し下げとるなという感がしたんですよ。

 それはそれとして、何でかなと調べてみますと、先ほど個人設置型の補助型推進を図っていきたいというふうに市長も何度か答弁をされたわけでございますが、この旧村の関係もあるんですが、三隅、弥栄、旭では市町村設置型を行っておるということなんです。逆に、市長が言われるように財源がないからそれをするとなかなかできない、でも個人設置の補助型でいくとお金がかからなくて済むということもあるわけですけど、一応個人処理施設という方向でいくとすれば、やはり市町村公営事業として浄化槽を設置する管理のほうが明らかに、市長言われたように普及率は上がっておるというふうに、だれが考えてもそう思うわけです。それをいち早くしなくてはならないというふうに思いますし、逆に吉賀では市町村設置型と農業集落排水は集合処理をやっとりますけど、どこも農業集落排水、漁集、公共下水やっておりますけど、それで後は市町村設置型でやるところが多いというのは、吉賀ではプラス、ですから市町村設置型を利用して今60%ぐらいになっておるようです。津和野は個人設置型をはっきり言うては市町村設置型でないのですが、今のところ50%、2%そこそこだと聞いております。

 そうしたような感じで、やはり普及率を上げるためには今のような市町村設置型、いわゆる個別処理施設の整備の中で、個人設置型浄化槽でなく、市町村設置浄化槽が一番普及率が高いんではないかというふうに数字では出ます。出ますが、その辺で一斉にするというのは問題もあるかもしれないし、ただその辺のところを実際数字を見た中で判断されて、やはり一遍に進むかどうかはわからないにしても、そういった方向で市のある程度、主導によってやっていくことが必要ではないかというふうに数字を見て思うんですが、再度市長どのように、見解をいただければと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 市町村設置型でやることで普及率が上がるという御意見をこれまでも私も伺ったことがあります。一方で、非常に大きな財政負担になるよという御意見も伺ったこともありまして、汚水処理人口を上げなきゃいけないと、比率を上げなきゃいけないという部分と財政をどう抑えるかというこの両面を考えなければいけないわけでございまして、そういう中におきましては、現状ではやはり個人設置型を補助制度がございますので、こちらを推進していくということが望ましいのではないかなあというふうに私自身考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) それは市長の言われるように、この年度計画にもございますが、個人設置型でいきますと補助事業ですから手を挙げないと、応募をしないとそれの事業にはならないわけですから、ですから非常に個数が下がっていく、下がるといいますか、それは市町村設置型より下がるわけですね、普及率の、その辺のところと今の予算の問題と、それから浄化と地域の生活環境の問題を少しいろいろ研究されて、他市町村とですね、研究されて私はやらないと、いつまでたってもこの整備は進んでいかない、普及率は上がらないというふうに感じるわけです。そしてまた、都市下水はきちっとそうした格好で5年計画で50ヘクタールという副市長の答弁いただきました、以内ではできると、やる方法でいくんだろうと。その残されたところの集合処理に該当しないところについては、先ほども言いましたけど、公平性から考えると非常に同じ税金払って私たちとこはいつなるの、ということがあるよりも、みんなでやろうよという意識ができる地域は地域として、例えば10軒でも20軒でも一人でもできるところはやる方向に持っていくと、浄化が早く進むんではないかなあと私感じるんです。

 市長、今の答弁はそこまでは考えてもらえそうにはないんですが、ただ活性化プランでございますが、昨年の12月の活性化プランで、これはたまたま美都地域にございましたが、農業集落排水事業では都茂地区というのがあるんですが、これは要するに二川、仙道をやりまして農業集落排水を終わったときには、都茂地区で合併前から二川地区、仙道が終わったら行いますという町政の方針があったわけです。これは市長も御認識いただいておると思いますが、あったわけです。

 ただ、そういった流れの中でこの益田市の総合活性化プランには、22ページには農業集落排水は都茂地区、22年度より検討する、またはこの事業実施を検討するというふうにあった歴史というものはありますし、実際これは市長になられてからも市長が提案をされとるわけですね。そうしたこともあるので、そういう集合処理は本当に経費的に本当難しいというんであれば、そうしたことを真剣に考えてもらいたいというふうに私思うんですよ。本当にありがたい話で、仙道地域できのう河川清掃をやりましたけども、いつも非常に100戸単位の集落で大きな側溝といいますか、下水が流れておりましたが、要するに洗剤だとかいろんなものが出て物すご汚かったけども、この2年ですね、加入率の問題もあるかもわかりませんが、結構そういった皆さんが下水をつなぎ込んどられるので、全然水がきれいです、全然違います。そしてまた、それが益田川まで出ておるということは、私は非常にありがたいし、私も結構個人的には遅くぎりぎりに、本当いつまでにというのがありましたので、それぎりぎりだったんですが、早くすればよかったなあという認識もありますし、下水の汚泥処理の快適な生活空間が味わえるという認識もあります。

 そうした意味で、振り返ってみると上流はどうなんだと見ますと、上流はなかなか今の言う単独であったり、くみ取りであったりするわけですし、そうした格好で意識も個人設置型でいきますとなかなか進まない、高齢化が進んで進まないというような気持ちがするんです。ただ、若い人が住んでおられたり、また新しい人が帰ってこられたりというような気持ちがある地域であれば、もし市町村設置型を10基でもこの地域でやられませんかとか、市町村が考えてますよということであると、やはりだんだんと普及率が私は上がってくるというふうに思いますが、そうした過去の美都町時代では仙道が終わったら都茂をやるよということで、集合の農業集落排水はできないんであればそういった個別でもそうしたことをモデル的に検討し、考えていくことはできないのか、市長に強くお尋ねをしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 佐々木議員の御指摘またはお気持ちは大変しっかりと受けとめたいというふうに思います。

 そういう中で、やはり御指摘のとおり、公平性というものは大変大事になってまいりますので、都茂地区でした場合にほかの地区はどうするんだということも含め、将来的にどうしていくかということが大変問われてくると思いますので、そこを踏まえてやはり判断をする必要があるというふうに考えております。現状の中では、大変厳しいという状況であるというふうに言わざるを得ないというふうに考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 基本的には、そうした気持ちの中で本当に現状では厳しいということでございますが、事業仕分けのことにもかかわるところもあるんですけど、新市建設計画というのがありまして、合併して予算計上というのもあろうと思うんですが、そうした合併をしたことによって予算計画、財政計画もある程度なされてきた部分もありますし、ある程度堅持せなくちゃならん問題もあるわけですけども、合併した以前からそういった約束事に近いような市政がですね、公平性のこともありましょうけども、町政が約束事に近いことで乗り込んだきたけども、新市となっては非常に厳しいからということになると非常に寂しい気がするわけです。もちろん、都茂地区以外はどうなんかということもあるかもわからんけども、ただ旧町ではそういった経過があったということもあるので、厳しいながらにもひとつ御検討をいただくと、モデル的にも検討しようじゃないかとか、モデル的にも逆に市がやってみようとか、いろんな手法を使おうではないかということで、本当に少しでもですね、市長この生活環境整備の中で少しでも検討する余地は残されてないですか、どうですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 汚水処理をしっかりしなきゃいかんということの問題意識は私も佐々木議員と同様でございます。ですので、そこについては全く違いはございません。

 あとはどれだけ市が負担できるかということでございますので、そこは検討の余地がないかというよりは、やはり数字をしっかり出して、それはお見せをする必要は、我々も内部で検討をまずする必要があると思いますし、そういう説明をする必要はあると考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) しっかりその辺のところを数字も見ながら、普及率の市長、向上も必要だろうと思います。いわゆる普及率の向上が必要ということは、逆に言うと公平性につながるというふうに私は思うんですね。私はそう思いますし、そうした町にならないと、せめて下水のことはですね、ならないとならないと思いますので、十分御検討はいただきたいと。

 また、このことにつきましては、私も新市になってからのことでございましたけども、御意見を申し上げたとこもあります。以前の経過もありますので、今後についてまた御質問をさせていただき、少しでもそうしたことが早くなるように、普及率が上がるような施策を考えてもらいたいというふうに思いますので、この件につきましてはこれで置きたいと思いますので、今後調査し、また一般質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 続きまして、事業仕分けのほうでございますけども、同僚議員からも話がございましたけども、議会の役割と事業仕分けの関係をどうなんかなあということについて、若干市長も答弁もいただいたわけでありますけども、市長のその答弁の中では、公共サービスや第三者の視点から見ることも大事なんだよと、また市民の皆さんが認識を持ってもらうこと、それからまた市職の意識の改革という3点を挙げられましておられたんですが、ただ本当に議会が予算審議もしておる、また予算補正もしておる、そしてまた決算審議も中でしておるということに対して、やはり削減できるものは削減をする、また同じ答弁をいただくことになるかもわかりませんけども、そうした議会との関係の整合性というのをやりゃあ議会やってもええじゃないかというように聞こえるのはちょっと難儀なところもあるんですけど、議会とその事業仕分けの整合性という関係というものを若干丁寧にちょっと御説明をいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほどの御質問のときには、議会で本来やるべきではという話でしたので、それであればそれはされたほうがいいんではないかということを申し上げました。

 これはそれぞれでやってやはりいいものだと思います。ですから、私たちは行政の内部の状況の中で事業仕分けを行って、さまざまな視点の中で議論をしたいということでございます。ですから、二元代表制でございますので、これが一方で議会のほうでなされて、議会としてまた執行部のほうに意見を出されるということも非常に結構なことではないかというふうに思います。ですから、それぞれの内部の中での一つの事務事業に対する勉強も含めた仕分けというふうに私は理解をしておりますので、そういう中では特にバランスが悪いとか、そういうものではないというふうに思います。

 ただ、一般的にですね、これはあくまでも一般論で申し上げますけども、一般論で言うとどちらかというと減らす、もしくは市民のという話になると、野党的な立場の方がされることが本来の姿なのかなあというのは、これは国政においても地方においても、本来はそうなのかなあということは一個人としては思っているところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 確かに市長の言われるとおり、そうした立場の方がやられるというのがそうしたことにつながるのかもわかりませんが、私は先ほども全国のいろんな御意見もあったかもわかりませんが、市職員の説明の不足であったり、事業の説明がしっかりできてない、今までの経過が置き去りにされておって、そうしたことで一方的に外部から第3の視点から見るという立場のときに、非常に説明不足のところがある危険性があるのではないかというふうにも感じたとこもあるんです。と言うのは、いわゆる地域の実情が違ったり、そしてまた中山間地域の立場、市街地の立場、限界集落の立場、例えば自治を見てもですね、そういったこと高齢化の進んどるところ、いろんなことがあって、それを同一に評価というのは非常に危険な面もあるというふうにも思うんですよね。そうしたことがあるので、十分そうした説明不足であるとか、経過を時間をかけて丁寧に私は取り組むべきというふうに本来の事業仕分けはと思うんですが、市長その辺のとこで御答弁いただけたらどうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そのように思います。これは説明の問題というのは、本当に我々執行部の説明が不足している部分等で議会の皆さんにもいろいろ御迷惑をおかけしている部分がございますけども、内部の予算査定の段階においても実際これはあります。ですから、今年度の予算の査定の例で言いますと、私がヒアリングをする中で、必要性を感じないので切るということがありましたが、その後になって、やはりこういう理由できちんと予算は前年どおり確保してほしいという話がありました。ですから、そういうものについては、もちろん確保いたしましたけども、これは予算をしっかり要求をする担当課がそこは本腰を入れんといかんよということはその際にも話をしましたけども、これは、ですから予算の執行部の中でも市民に対しても、議会の皆さんに対してもしっかり話をしなければいかんというものでございますので、残念ながらここのトレーニングをまだまだなされていない部分がありますので、事業仕分けも一つのいい機会なのかなあというふうに考えております。

 それから、であるからこそ事業仕分けの判断だけでいかないというのは、判断どおりにいく場合もあるでしょうけど、そうでないというのは我々そういうところで政治家の判断が求められるわけでありまして、執行部は私、市長がそういう政治判断のもとに予算編成を行い、そして議会の皆さんはその予算案を見て、最終的に可決をするか否決をするかという判断もしくは修正するかということも含め、判断をされるというのが本来の議会制民主主義のあり方であると考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) そうした中でも、やはり今言われたように職員、そしてまた携わる行政マンがしっかり把握をした中で主義主張をしながら、またそれも一つは修練の場にもなるかもわからんし、その行政をつかさどる者として責任を持てる行政をしていくというのは大変必要だというふうにも思いますので、その辺の教育はしっかり市長も整えていただきたいというふうに思います。それがないと、ただ単にということになると危険な部分があると言ったのは、私はそのことを申したいわけでございますので、申し添えておきます。

 それで、新市建設計画とのポイント、充実をどう考えておるかということをちょっとお尋ねしたいんですが、今後の都市計画もありますけど、合併当時の計画でまだ行われてないようなものがあったり、それを計画にあるけどもということがあって、その事業仕分けそのもので削減されたり、なくしたりするということは非常に危険な部分もあるので、この辺のところはいかがであるのかというふうなことをちょっとお尋ねをしたいんです。

 もう時間もありませんが、事業仕分けありきで新市の建設計画を、対応を、例えば支所や匹見や美都や、そうした合併に対する大義を重んじて、人数は少ないけども対等で合併しようよという大義があったわけですね。そうしたことをやっぱり重んじていただく必要があるわけですけども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 合併協議を踏まえたそういうさまざまな美都、匹見の皆さんの思いであったり、これまで計画をされたことというのは、いろんなことがある中で極力実現をすべきであるというふうに思います。これは旧益田市のものもそうですし、それぞれのものがそうであると思います。

 ただ、そういう中で財政状況が厳しい中でどう優先順位をつけるか、もしくは今すべきなのか、もう少し延ばすのかという判断は、これは事業仕分けがあろうがなかろうが判断をすべきものであります。特に、私は平成26年度で財政目標を達成するということを話をさせてもらっております。そういう意味では、財政の再建と職員の減というのが一番の今益田市がやらなければいけないことでございます。それこそ合併をしてから10年後から、地方交付税がどんどん減少していくのは佐々木議員も御存じのとおりでございまして、この平成31年までにどう備えるかというのが今我々執行部、議会含めて市民の皆さんに責任を果たす立場の者が考えなければいけないというふうに思っておりますので、そこを踏まえて最終的には判断をしたいということでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 市長の今後の財政計画に基づいてと言われたわけですね、それはそれとして当然な説明であろうというふうに思います。しかし、市長が言われた26年度までというのは、我々美都・匹見・益田と合併した財政計画に基づく観点からしますと、26年度まではという、26年度までに、逆に言えばいいも悪いもいろんな角度でそれまでにというのもあるし、それまでに充実しときたいというのもあるこの建設計画であるわけです。

 それは何かといいますと、先般もいろいろ説明もございますように、財政の問題では合併算定がえ等もございますよね。要するに、美都と匹見と合併しまして、益田が合併しまして単独ではそうでないけども、一緒に合併したから9億1,100万円のそういう算定がえとして国の、いわゆる交付税処置もなされておりますよね。それから、合併特例債という、今どれぐらいになったんかわかりませんけども、当初は140億円とも130億円とも言われた有利な起債を発行してもよろしいですよ、また合併による貯金もしてもいいですよという背景の中というものが、そしてまた26年度からは5年間で段階激減補正がかかる、9億円の激減補正かかる、それは市長の言われたとおりです。

 ただ、合併を対等として、何回もここで言うわけですが、対等として合併の大義を認識したからについては、やはりそれまでに味わえる、益田市が9億1,100万円、今年度という財源の多いものをいかにちゃんと26年までには周辺部もちゃんとしてもらいたいということを逆に私は言いたいわけなんですね。市長は、それは財政的な問題があるので、26年までにそれ以降のことを対応するために今絞っとくんですよというように聞こえたわけだけども、私とすればそういう認識が、食い違いがあるかもしれないけど、周辺地域に住んでおる……有利なものはどんどん合併によって特例債であり、過疎債、辺地債を持ってきた。そしてまた、合併特例による交付税処置を持ってきた、そうしたことを優しさを持って対応してもらいたいと、9億円違うであれば多少色をつけてもらいたい、さきの浄化槽の整備でも一緒ですわ、一緒ですわ。活性化プランには載っておる。市費であっても22年には来とるというんなら、農業集落排水はできんけど、これしょうじゃないかというぐらいの気持ちが、合併しなかったら9億円もないわけじゃし、合併特例債もないわけじゃし、辺地債もない、過疎債もないわけですね。そうしたことを大義を重んじていただきたいということを再度言わさせていただいて、市長、認識わかっておると思いますが、その辺のところは十分御検討いただきたいと思いますが、再度あえて御確認をさせていただきます。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 佐々木議員のおっしゃるとおりであると思います。ですので、私もしっかりその辺必要性を踏まえて判断をさせていただきたいと思います。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 丁寧な御回答もいただきましたし、その辺のところを踏まえて検討もしていただくということでございますので、十分同じ市でもございますので、トップリーダーは市長でございますので、その辺のところは十分認識を入れて対応していただきたいと思います。

 最後に、これは1点だけでございますので、ちょっとこれからも事業仕分けについて気になるとこですので、効率効果も図りながら、重複するかもわかりませんが、優しさを持つ丁寧な政治運営に今後私は市長思うのに期待したいと逆に思うんですよ。ふやすものもあれば減すものある、それはあるかもしらん。

 ただ、優しさを持って丁寧にやっていただきたいというふうに思うわけですが、先ほどもこれからも通告にあるかもわかりませんが、あえて市長にこの日本一の田舎まちをつくる政治姿勢の中で、この事業仕分けに、もし市長が本当に思いの中で期待できるものがあればお伺いし、私の一般質問を終わります。

 いわゆる本当に日本一の田舎まちをつくるという市長の政治姿勢がありますわ、そうしたことが事業仕分けの中で期待できたり、またよりよい方向のまちづくりをしていくんだという事業仕分けと自分の思いと期待できるものがあれば何でも結構ですので言っていただいて、私の一般質問を終わりますので、はい。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 大変済いません。

 市民がやはり元気で参画をするという意味では、事業仕分けということを通じて市民の皆さんがより市政に参画をしていただくことがつながるんではないかと考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 斎藤建設部長。



◎建設部長(斎藤幸士君) 先ほど近隣の汚水処理の普及状況でございますが、よく調べておられましたけど、これは21年の末でございます。島根県が70.4%でございますが、浜田市が38.9%、それから津和野町が52.6%、吉賀町が56.8%でございます。

 以上です。



○議長(前田士君) よろしゅうございますね。

 以上で24番佐々木議員の質問を終わります。

 この際、午後1時まで休憩いたします。

              午後0時8分 休憩

              午後1時0分 再開



○副議長(波田英機君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 4番 久城恵治君。

              〔4番 久城恵治君 登壇〕



◆4番(久城恵治君) 創明会の久城でございます。第477回9月定例会において、さきに通告してあります2点について質問いたします。

 まず1点、福原市長が2年前の市長選挙戦、そしてその後の市政において、続いて掲げている一流の田舎まちづくりについてお伺いします。

 今、現在混乱する国政の中で、元気な地方とそうでない地方の二極化が進んでいます。その二極化が起きている原因はさまざまありますが、総じて共通していることは元気な町ではその町、その自治体のビジョンが明確であることと、そして首長の強いリーダーシップにより、もたらされていることだと言えると思います。我々もほかの自治体の成功体験を学ぼうと視察に参りますが、共通してベースにあるものはこのビジョンとリーダーシップであろうと思います。午前中の市長の答弁の中でビジョンは未来像というふうに市長解釈されると、その未来像と、そしてリーダーシップとはということを話せば長くなりますので、ここでは論じませんが、この2つの言葉の意味と解釈の仕方については、市長と我々議員が、そして職員の方々、そして市民の方々が共通の認識を持つべき、いや持たなければならないことだと思います。本日は、このような観点から質問をさせてもらいます。

 福原市長も市政を預かられて2年が経過しました。いま一度この2年間の市政を総括し、次の2年に向けて改善すべき点、継続すべき点、より強調すべき点を明確にして市政運営に当たっていただきたく、あえてこの質問をいたします。一流の田舎まちづくりについて、この2年間の総括と所感を壇上よりお伺いします。

 詳細については、また2点目の平成23年度予算については、質問席より質問いたします。

 以上、明快な御答弁をよろしくお願いいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 久城議員の御質問にお答えをいたします。

 この2年間の総括ということでございますけども、一流の田舎まちというのが私の掲げるまちづくりのビジョンでございまして、それに向けてまちづくり、市政運営を進めてきたというふうに考えております。

 そういう中で、私といたしましては動き始めている部分とまだこれからの部分とあるように考えております。動き始めた部分という意味では、3つの視点ということで人間、経済、視覚と3つの面でこれまでもお話をしてまいりましたけども、それぞれの部分でより市民の皆さん、また市役所の庁内がより情報というか意識が共有化できたというふうに考えております。特に、視覚的な部分という意味では、余りこれまで意識をされなかった部分もありますので、よりそういうところが意識を持ってもらいやすくなったかなあということを考えております。そういう意味では、動き始めたものがあることは大変喜ばしいと思っております。しかしながら、一方でまだ動いてない部分、動いてないというか、まだ不十分な部分もございまして、特に職員半減というのは、これをやることが私は益田市の再生の一歩だというふうに考えておりますので、このことをより庁内でしっかりと徹底をしたいと、これが最重要課題であるということを庁内で意識の共有を図りたいというふうに考えております。

 また、一流の田舎まちづくりへの組織の内部での動きというのも、これまで動き始めたというふうに先ほど申し上げた部分もありますけども、やはりまだ今回2年目でもう一度、全職員に研修を行いましたけども、まだまだなかなか一流の田舎まちが説明できるかということの問いに対しましては、そういう状況にはなかなかなっていないなあということを感じておりますので、そのことをまず組織としてやっていくということが大事であると考えます。

 そして、市民の皆さんという意味では、これまでも例えば経済の面で言うと、これまでどおりではうまくいかないということは御理解をいただいていると思うんですが、そうはいいつつも市や県、国が何とかしてくれるんではないかというようなまだまだ状況にあるように思います。そういう意味では、市がこれだけ身を削ってやるので、市民の皆さんもこれまでどおりではいきませんよということをやはり危機感を共有して、ともに頑張っていくということが大事であると思っております。そういう意味では、事業仕分け等を行って、さらに市民の皆さんに御理解をいただくということ、それから来年度からこれはケーブルテレビが始まりますけども、さまざまな形で情報発信をより行って、市民の皆さんに市政の現状について御理解をいただき、ともに協働していくという形がつくれればというふうに考えております。

 残り2年間で私がすべきことは、以上のとおりでございます。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 御答弁ありがとうございました。

 きょうの質問は、市長の2年間のされてきたことを私なりに点検するという意味もありますけども、基本的には次の2年間に向けてどのようなスタートをしていただけるかという意味で質問をしていきたいというふうに思います。

 まず、詳細な質問に入る前に、一流の田舎まちとはということに言及をしなければなりません。市長の公式のホームページの中で、一流の田舎まちに対する断片的なイメージまた考え方が述べられています。少し読んでいきたいと思います。

 東京・欧米志向をとめて一流の田舎まちを目指す。一流とは、あるものを生かして本物をつくる。田舎とは、温かな人間関係、地域の伝統文化、一流の田舎まちとは地域のつながりをもとにだれもが自信と誇りを持って元気に生きる町、感動を呼ぶ物づくりとサービスの町、美しい風景、文化が息づく町、よろしいですか、とあります。非常にすばらしいことが書いてあるというふうに思います。このことから、選挙戦、また市政運営を通じて市民の方々や我々市民の負託を受けた議員が何を考え、感じたかということをもう一度やはり整理しておかなければならないというふうに思います。

 一般にですね、一般ですよ、先ほどの言葉から出てくるイメージというのは、豊かな自然であったり、田舎独特の人間関係とか教育とかしつけ、益田の持っている文化や歴史、昔の町並みといったイメージではないかというふうに思います。そして、このような財産を大事にする、もっと磨くんだというメッセージにとるのが普通の一般的な方の感覚だというふうに思います。そういったイメージに当てはまる地域は、やはりまさしく益田で言えば匹見であったり、美都であったり、そして益田市のほとんどと言ってよい中山間地域のイメージと重なるのが普通だというふうに思います。ですから、市長の姿勢運営の方向性は、まずこういった地域の今後の方向性、活性化、人材の確保といったところに政策の優先順位がいくのであろうというふうに、私は益田地区に住んでおりますけど、私も思っていました。

 そこで、市長が掲げた63の公約、このことについてお伺いします。

 市長公約63の公約と一流の田舎まちづくりとの整合性についてお伺いします。

 63の公約は市政改革、教育・子育て、産業・経済、医療・福祉、文化観光・環境、中山間地対策と6つの分野に分かれていますが、これらの公約と一流の田舎まちづくりにどういうつながりがあるのかお聞きいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、行財政改革というのはこの大前提ですね、市政運営を行う上での大前提ですので、これはどういうまちづくりであれ、私は必要であると思います。

 そういう中で、例えば医療、教育、それから中山間地対策というのは一流の田舎まちで言うと、人間的な側面で私が説明をさせてもらっていますので、ふるさと教育であったり、生涯現役であったり、地域のつながりのよさと、これが田舎のよさですので、そういうところにつながってくると、経済というのはもうそのまま経済ですし、文化というものは3番目の視覚的な部分にもかかわりますし、経済の部分にもかかわってくるということでございます。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この辺がやはり市長、こういうように僕は前にも質問したと思うんですけども、このように質問をするとそのようにお答えになるんですが、なかなかこの辺が市民の方、いや私が聞いてなかなかその理解するのが、言葉の上での理解はできるんですけど、イメージとして考えたときになかなかそれが直結してきてないというふうに私は思うんです。

 きょうは、そういった意味では私自身も市長と私と考えが違うということで、あと2年間を送るわけにもいきませんので、しっかりとこの一流の田舎まちについては議論したいなと思いますし、もっとわかりやすくしていかないと市民の方に伝わらないんじゃないかなと、逆に言うとこれから職員の方にいろんなメッセージを投げるにしても、もう少しかみ砕いてわかりやすくしていかないと伝わっていかないんじゃないかなという意味で、次の質問をさせていただきたいと思います。

 私が市長がちょうど就任された最初の9月の定例会で一般質問をさせてもらってます。そこで、やはりビジョンを達成するには戦略と戦術が必要ですよと、また工程表が必要ではないですかと御意見させてもらったように記憶しております。前にも説明したかと思いますけども、そのときにですね、やはり63の公約というのはあくまで政策、いわゆるアクションプランの一つの集合体であって、ビジョンを掲げて目標を立てると、その目標を達成するためには必要な戦略を練りますね、そのビジョンを達成するためにどうしたらいいかという戦略を練るわけですね。だから、どうやったら一流の田舎まちづくりができるか、そのための戦略づくりをします。その戦略に基づいて戦術を考えます。例えば一流の田舎まちづくりの一つの戦略が歴史や文化を生かした観光交流人口の増大だというふうにします。その戦略には目標が必要ですね。年間200万人と置くとすると、その目標達成のために戦術が出てきます。例えば歴史や文化を生かす方法ですね、ハード面、ソフト面、それを考える戦術、またどうやって交流人口や観光をふやしていくかという意味では交通手段を考えなければ、インフラの面ですね、これを考える戦術、またそれをどうやって告知するかという戦術ですね。そういった戦術の下に今市長が63の公約の中に掲げられてます、例えば撮影の町とか、古民家再生プロジェクトとか、そういうものが出てくると思います。

 ですから、今ちょうど民主党政権で今マニフェストのことが出てますけども、非常に公約のことでもめるのは、国家ビジョンがないところでおのおのの公約を果たそうとしても、結果的にはビジョンのもとにその公約が成り立ってないとおのおのの公約を実現したからといって、じゃあ本当にそのビジョンに届くのかというのは、僕、組み立てが逆だと思うんですよね。やはり先に国家ビジョンなり何なりが明確にあって、その下にいろんな公約が出てくるのが僕は基本的な考え方だと思うんですわ。そういった意味でビジョンの下に整理されて、優先順位をつけられて、なおかつ時系列に工程表をつくらなければならないと、そして当然状況が変わったり、いろんなアクシデントが起きますから、中間でサマリーをしながら手直しや修正を加えなければならないと、これは企業では必ず戦略を持って目標達成にいきますので、当たり前に実行していることだというふうに思います。しかし、行政ではなかなか難しい。確かに今までの時代においたそういった考え方をしなくても、それでよかったですね。縦割り行政の中でおのおのが目的を達成し、おのおのが仕事をすればそれで成り立っていたんですけども、しかし今は市長が一流の田舎まちを掲げるように、行財政改革を掲げるように戦略的に自治体を運営する必要があると、市民の方々もそれを期待している、だから市長の一流の田舎まちというメッセージが的を射たというふうに思います。

 そこで、きょうこの63の公約が私の手元にあるんですけども、ケーブルテレビの推進というのが31番目にあります。まさに本年度のメインの事業です。事業規模も国の大きな負担があるとはいえ62億円、議会も議決した案件です。すべてが順調にいくと信じていますけども、この事業が一流の田舎まちづくりの戦略の優先順位としてどのぐらい高かったか、そして工程表にはどのタイミングでやるべきだったか、大事なのはやはり僕そこだというふうに思いますね。確かにいろんな予算の問題があるので、やりやすさとかタイミングとかというのがあるんですけども、やりやすさから政策をやると非常に今の戦略とか戦術というものが崩れてきますね。困難でも一流の田舎まちづくりの戦略にとって一番優先順位の高いものからやるべきだというふうに思います。何よりも先に行わなければならないのは、少し時間はかかっても焦らず、ビジョン、戦略、戦術といった計画の全体と進行のための工程表を示して、議会と市民にそのことの意味と意義を共有してもらうことが一番最初のステップだったというふうに思います。

 そこで、現段階での工程表と政策の優先順位はどのようにお考えかをお聞きいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的に久城議員のおっしゃるとおりであるというふうに思います。そういう中で、今の我々市政の中でそれができているかというと非常に心もとないというのが状況でございます。

 これはどういう心もとないことがあるというと2点ありまして、1つは我々のまず組織の問題ですね。これは幹部の中でも伝統的に政策企画部門が弱いと言われるように、我々市政の中で、そういうことがこれまでもう長年にわたって残念ながらなされてこないまま、ここに来ていると。今、折笠部長に来てもらって、そういう経営企画部門からしっかり筋を入れて立て直すということを一つ一つ行っていますし、それが例えば議会答弁書の作成も含めて、かなり今改善されてきていることは事実です。そういう中で、今後政策のことについても今見直しを行っておりますので、そういうことをしっかりとやっていかなきゃいかんなということでやっております。

 もう一つは、これが悩ましいところでやはり財政的な問題でありまして、地域情報通信基盤の整備というのは、まさにそういう状況の中で優先順位が一気に上がったという部分もありますので、ここは非常に悩ましい部分がありますけども、いずれにしてもそれは財政状況を安定させることと緊急時でも対応できるような、いずれにしても工程表をしっかりつくるということで、今後は対応していきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) そういった意味で工程表と大きな全体計画というのがやはり見えてないと、例えばケーブルテレビが、その事業が起きたときに市民の方は非常に受け入れをするのに、今でもいろんな意味での問題があると思うんですけども、何で今ケーブルなのというようないろんな意見がございました。でも、確かに市長、公約の中に書いてあるんですよね。

 じゃあ、これをすべて見て市民の方が市長を支持したかというと、これもまた疑問なとこもあるわけで、ですからやはり一度この公約を含めた今の全体計画を早く明示して、ああこういうことで、一流の田舎まちをつくるためにはこういうことをしていくんだなと、そのためには、まずこれからやるんだなというものを丁寧に説明をしてあげないと、これからもいろんな事業をやるために、そんなの初めて聞いたよということが出てきては非常に、当然財政負担、税金を使ってやることですから、そこの辺の納得性がないだろうなというふうに思います。

 ところで、原点に戻るんですが、一流の田舎まちをつくる、地域の活性化をすることと、この市長が掲げる行財政改革、同じように公約の中には羅列をされるんですけども、実際に本当に同時並行して行えるのかということをお伺いします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) もうこれはやらなければいけないことですので、お金を削るばっかりでもいけませんし、お金を出すばっかりでもいけないと。ただ、いずれにしても行財政基盤を今、整えないと10年後には非常に恐ろしい時代が来ると思っておりますから、今からしっかりやると。かといって、全く結局ゼロに、お金を使うものがゼロではありませんので、使うべきところにはしっかり投資をするという考え方でやっていきたいと思っとります。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) そこの整合性をとっていく、同時にやらなきゃいけないというのもわかるんですが、そこをやはり整理をしていかないと一流の田舎まちという、僕この一流の田舎まちというのは、市長がいろいろおっしゃってる中で一番市民に定着した言葉だろうなあというふうに思いますよね。大体老若男女どなたに聞いても一流の田舎まちって言いますから、その言葉がどんどん先行していって、じゃあ一流の田舎まちっていうんだけど、ちょっと違うんじゃないのというのはやっぱりその言葉のイメージと実際に市で起きてること、行われてることにやはりギャップがあるんじゃないかなあというふうに思います。

 事業仕分けに代表される効率化を図る、無駄をなくすという、これは一般論として大いに受け入れられます。しかし、失うものも確実にある。負の面を見てはできないこともたくさんあることも事実ですから、しかしやはり中山間地において、例えば学校の統廃合で拠点がなくなるとか、給食施設がなくなって小さい雇用の場がなくなるとか、これは非常にやはり大きなことですよね。別な形で地域振興をすると言うのは簡単ですけども、実際には跡利用も含めて振興策が徹底されてないのが現実だというふうに思います。これは今市長が言われるように非常に難しい問題です。しかし、一流の田舎まちづくりの観点からすると理解しづらいというふうに思います。

 地域活性化のかぎ、中山間地の活性化のかぎというのは、人材と人が集う拠点だろうと思います。この2つを抜かれると気持ちはあっても進めていくのは非常に難しい、間違いなく今日の日本がそうであるように、市場原理のもと、あえて手を加えなければ人口の多いところに人は集積し、お金のあるところに経済が流れる、これは当たり前のことだと思います。その中で一流の田舎まちづくりをするのは大変難しい。しかし、それがこの益田市の現実であり、市長に政治のリーダーシップに期待されていることだというふうに思います。

 予算がないからできない、また市場原理にゆだねていくというのは簡単なことです。でも、やはり市長の一流の田舎まちという言葉にあるように、益田市独自の地域活性化戦略、教育ビジョンを打ち出す、その困難を乗り越えてくれる知恵と政治力に市民の期待があるのだというふうに思います。

 私は矛盾すると思うんですが、一流の田舎まちづくりに対して、市長の今後の考え方をお聞かせ願います。私が言うように矛盾がないならば説明をしていただければと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は、矛盾はしていないというふうに思っております。

 なぜかというと、私が言う一流の田舎まち、ですから皆さん田舎まちのほうが先行する場合が多いんですが、あくまでも一流のですから、一流のということは、それなりの都会に出ていってもどこに出ていっても恥ずかしくない、例えば経済であれば商品とサービスをつくっているっていうことですね。

 先般も益田市内でもMランド益田校と松永牧場に対しまして、キラリと光る益田の企業ということで表彰させていただきました。例えばこの2社に代表されるような会社が益田にはほかにもあります。そういうところは益田市に、厳しい状況においても全国トップクラスの活躍ができるわけですね。ということは、美都、匹見地域であれ、どの地域であれ、そういうことは可能なわけです。日本という国も資源がない中で、ここも世界の第2位の経済大国になりました。シンガポールという国も東京23区と同じような面積でしかない状況にありながらも、24時間の空港であったり、さまざまな戦略で、今日本の1人当たりGDPより多い所得を上げているわけですね。その国に共通するのはやっぱり教育であって、人材育成の戦略であるというふうに思います。そういう意味では、益田市がやるべきはやはり子供たちの教育であり、そういう経済を担う、もしくは地域を担う方々に対する人材育成、そして第一歩をしるすときの助成であったり補助であったり、そういうことをしっかりやっていくことが益田市にとって大事であると思っております。大事なことは、市民の皆さんにもやれるということとやらなければならないということをこれから訴え続けることであると考えております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 市長がおっしゃることは非常にわかるんですけども、いわゆる成功例と今の現実の益田が置かれてる状況と、そこへ導くまでにどういうふうにしたらいいかっていうのをやっぱり具体化していかなきゃいけないと、だから精神論ではそこには届きませんので。

 今言われたように、いろんな企業がいろんな形で活躍もされてますし、そういった企業がふえてくることは望ましいですが、先ほど言ったように効果的な手を、この手っていうのがお金の場合もあるし、知恵の場合もあるし、いろんなことが考えられると思いますけど、だけれども733平方キロの中でほとんどが山なわけですよね。この益田、吉田、高津地区っていうのは、ある意味では非常に、一時期コンパクトシティーっていう施策の概念が入りましたけど、ある意味じゃあもうこのほとんど3つの地区に集約されてきつつあって、ほっといたらどんどんそういう集約が始まっていくと。そういう中で、やはりこの吉田、高津、益田の町は、この町そのものは都会と比べて差別化できるような町じゃないと思うんですよね。特に今高津は非常に人口が流入して人口的には人が入ってますけども、じゃああの町並みは、私ずっと東京近郊に住んでましたんで、埼玉県に行ってもたくさんああいう町並みはございます。ですから、町としての差別化を図れないですよね。やはり差別化が図れる地域っていうのは中山間地域、あるいは美都、匹見であろうと思うんです。ここを輝かせるためにどうしたらいいかっていうことをやはり精神論ではなく、どうやって具体的にその道筋をつけていくかっていうことをやはり早くそれをしていかないと、気がついたらこの3つの地区に集積されて、いわゆる手の入らない森林部が残ってしまうというふうに私は思うので、その辺の施策の優先順位というのをどうお思いかなと思ったんですけど、もうちょっとその辺をお願いします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう意味で、私自身も美都、匹見地域を初め、周辺地域はほとんど就任前に回らせてもらってますし、そういう中でお声を聞いております。ですから、危機感を最も持っている地域でございます。63項目の公約の中でも、あえてそういう中山間地域の項目をつくったのも、そういう思いからであります。先般も担当部署には、とにかく23年度から検討段階じゃなくて実行しろということを話をしたところでございまして、これを新年度からは実行できる、一つでも多く実行できるように具現化と予算化を急ぎたいと思います。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) じゃあ次に、角度を変えて質問をいたします。

 この63の公約、また一流の田舎まちづくりを行う上での組織体制づくりについてお伺いします。

 先ほどのビジョン、戦略、戦術、施策と工程表ができても、それを動かす組織が機能しなければ意味がありません。昨年、機構改革を行いました。今、現状ビジョン達成への組織体制が組めているのかお伺いします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私自身の問題意識といたしましては、組織ですね、これまだまだ強化しなければいけないと思います。今年度、8月までに終わりましたけども、全職員に対する研修の場でも、皆さんは優秀だけどもトレーニングがなされていないと、そして議会を初めさまざまなところから組織の体をなしていないという指摘をいただいているということは、私もはっきり話をさせてもらいました。それに対する具体論もこうこうこうこうこうだということで、組織としてなってないということを話をさせてもらいました。議会から同じ質問を何度も受けて何でやってないんだということを聞かれることもそうだという話を本当に恥ずかしながらさせてもらったところでございまして、こういうことがないようにしっかり組織の強化を図っていきたいと思いますし、さらに次年度以降の課題としては、庁内での人材育成に力を入れていきたいというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この春から石川副市長と折笠経営企画部長が着任されて、いよいよ体制的には整ったんじゃないかなというふうに思います。

 そこで、現状の組織体制と今後の組織体制づくりに対して、お二人余り発言がないようですので、お二人、一言ずつお聞かせ願えればと思います。



○副議長(波田英機君) 石川副市長。



◎副市長(石川保君) 庁内の組織体制でございますが、確かに十分だとは思っておりません。これをどう立て直すかということが最大の課題でございます。まだ手探りの状況ではございますが、これが整えられるよう努力していくつもりでございます。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) 今ほど市長、副市長からも申し上げましたが、私自身もまだ庁内で組織として仕事ができる体制では十分だとは思っておりませんので、今後もしっかり、個人個人として能力ある方はおられますので、そういう方々が実力を発揮しながら、ちゃんと組織立った仕事ができるように庁内体制を整えていくよう頑張ってまいりたいと思います。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 滑らかな御答弁ありがとうございます。そこから突っ込んでもしょうがないので、今のコメントで置きたいと思いますが。

 市長が今言われましたように、組織体制に問題がなければ、やはり人材育成とか人事評価とかということについて向かっていくべきだと思うんですけど、きょうはそのことについてはお聞きしませんけども、制度はあくまで制度なので、その制度に魂を入れるのは人だと思いますので、それがまたできているかどうかという評価は市民の方々がすると思いますので、自己満足に陥らないように客観性を持って進行していただきたいというふうに思います。

 この項の最後の質問になりますが、今後の一流の田舎まちづくりに対するビジョン達成のための工程表について、まず現在どうなってるのかと、あと第5次総合振興計画とまちづくり基本条例とどうリンクさせていくのか、この辺をお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 工程表につきましては、先ほど少し申し上げましたとおり、今後公約の精査の中でしっかりと示したいというふうに考えております。

 また同時に、総合振興計画との関連でございますけども、この中に入れ込んでいくかどうかということはちょっと検討をしなければなりませんけども、いずれにいたしましても関連はいたしますので、そこの部分を検討していきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この間の総合振興計画の全協での説明の中にも、一流の田舎まちというのを市長掲げて質問もいろいろありましたけども、これを頭に置くんであればこれに沿った計画をきちっとつくるべきだというふうに思います。そして、市民の方、また我々も納得がいく内容をつくれば、僕は別にその一流の田舎まちが真ん中にあることは間違ってないと思いますので、ぜひともその言葉が言葉で終わらないような計画をきちっとつくっていただきたいなあというふうに思います。

 そこで、折笠部長にお聞きしますけど、時間的に非常にタイトになってきておりますので、あと何回いろんな会議が開けるかどうかわかりませんけども、この辺本質的な議論だけはきちっとして計画はつくらなきゃいけないと思うんですよね、形式的にたたきをつくっていいですねっていうようなことじゃ困ると思いますので、たとえ何回かでも短い時間でも密度の高い議論をするべきだと思うんですけど、この辺の準備とか御用意はいかがでしょうか。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 今の議員から御指摘がありましたとおり、行政の側で形だけをつくって、後から追認していただくという計画も従来多々あったところだと思います。ただ、そういうことでは、この益田市の置かれている危機的な状況に対しまして対応していくためには、市の執行部ももちろんでございますし、議員の皆様もそうですし、それから市民の皆様もそれぞれいろいろ思ってるところはあると思います。私自身もあちこち回って、益田市の方っていうのは非常に市を愛してる方は多いと思いますので、そういう方々が益田市をよくしていくためにどういうふうにしていったらいいかという思いをできる限り受けとめて、計画をつくっていかなければならないと思います。

 御指摘のとおり、計画のスケジュール、押しております。本当であれば、もうそろそろ具体的に議論をする検討の場を開催しまして、議論を始めていなければならないところでございますので、可能な限り早急に委員会の立ち上げができるように、引き続き取り組みを進めてまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) まちづくりビジョンとして、僕は一流の田舎まちというのは非常にいいビジョン設定だというふうに思いますので、それに近づいていくためにステップアップしている姿を市民の皆様に着実に見せていくことが肝要だというふうに思います。もし、軌道修正を行うならば、この2年経過した今、第5次総合振興計画作成の今、明示しておくことが僕は必要だというふうに思います。マニフェストの変更は状況に合わせて必要だというふうに思います。大事なことは市民の方にしっかりと明示し、理解を求めることだというふうに思います。

 最後に、市長、揺るぎないビジョンとして一流の田舎まちづくりを貫くおつもりでしょうか、新たなる決意をいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私のまちづくりの方向性というものは、もう長年ふるさと益田に対する思いが入っておりますので、それが揺るぐことはございません。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) じゃあ、具体的な行動を、あるいは工程表をきちっと明示してもらって、次の2年間に期待をしたいと思います。

 次に、2番目の質問に入りたいと思います。平成23年度予算について質問いたします。

 まず、今現在における来年度予算の見通しをお伺いします。

 今年度は、11月に先ほどからもあります事業仕分けを行います。その結果や今現在計画されている案件は確実に組み込めますでしょうか。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 平成23年度の予算編成に向けましては、歳入面では税収や交付税等の収入の増額が見込まれないような状況がありまして、また歳出面におきましては扶助費、公債費等の義務的経費が増大する傾向がある中で、平成22年度以上に大変厳しい予算編成になるんじゃないかと思っております。このような状況にありまして、平成23年度の予算編成に向けましては、23年度において見込まれる財源をもとに必要最小限の事業の選択を行っていくとともに、担当部課に対しまして一定の予算の枠を示して、枠配分方式の採用をいたしまして予算編成を進める方針で現在検討をしておるところでございます。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 非常に来年度に向けて厳しい見込みであるということは、我々も想像がつくわけですけども、これは決算認定の中でも、会議の中ですね、議論にもなると思いますけども、今現在の財政指標はこの間、決算の内容も説明がありましたけども、若干改善されたように見えますけども、間違いなく将来負担がふえてくるというふうに思います。監査委員の意見書にもありましたけども、財政改革プランをいま一度明確にすべきだと思いますけども、その辺はいかがでしょうか。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 財政改革プランを現在12月に策定、公表するように作業を進めておりますが、この策定に当たりましては、例年中期財政計画をローリングという形で示しておりますけど、そういう形でなしに、ある面からすればこの10年後を見通したような中で、基本的に5カ年間をどうするかというように、より具体的な内容の濃いような形の重点項目を示しまして、お示しをまた別にさせていただこうと思っております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) それはいつごろまでにできますでしょうか。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 12月議会までにはお示しをしようと思っております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 市長も午前中、言っておられましたけど、どうしても我々も議論の中で歳出の議論というのはするんですけども、やはり自主財源の少ない当市のような自治体では、どうしても依存財源に頼るために歳入議論というのはほとんどしないつうか、できないのが実情です。しかし、本来は経営感覚からすれば、先に歳入を考えて歳出を考えるのが当たり前なわけなんで、この歳入の確保に向けて執行部としてお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 歳入があってこそそれぞれの施策に取り組むことができるものでありまして、財源の確保が大変重要であるという認識は十分しております。このことから、歳出面のみならず、自主財源確保に向けた取り組み、具体策の検討につきましても、再度各課へ徹底させるとともに、依存財源の比率が高い現状から、国・県等の関係機関等に対しましても、引き続き情報収集、積極的な働きかけを行ってまいりたいと思います。

 また、新しい財源の考え方といたしまして、いわゆる市民の皆さんの力ですね、民活、そういう部分のお力もこれからかりるというような状況の中での財源の活用ということも、これからも検討していかなければならないのじゃないかと思っております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) ちょっと最後の民活っていうのの説明をもう少し詳しくお願いできますか。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 通常、財源といいますと税であるとか交付税とか、いろいろそういう決められた形になりますけど、また違った視点からも市民の皆さんのパワーをかりて、いわゆる我が道の整備ですか、それとか3M事業とか、そういう方々、いろんな考え方が育っておりますので、そういう市民の皆さんの力をかりて市政を運営していくということを一つの財源としても、考え方としても大切ではないかと思っております。



○副議長(波田英機君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) その辺がやはり市長がいつも所信表明でも言われるように、新しい自治体経営であるとか、市民との官民協働っていうのは、やっぱそこのところが具体化していかないとなかなか本当の意味での……基本的に官民協働であるとか、市民と行政とのかかわりというのは今でもたくさんあるんですけども、今部長が言われるような実際に歳入あるいはそういった面でかかわってきて、初めてそれが定着してくるんだろうなというふうに思いますので、ぜひともその辺の仕組みづくりを、この仕組みづくりがなかなかうまくいかないと思いますので、ぜひとも、これは行政側が提示するだけじゃなくて民間側も提示する必要があると思いますけど、必要なことだと思いますので、よろしくお願いします。

 どちらにしても、前段のまちづくりをするためにも、人と経済の活性化がないと持続可能なまちづくりはできないと思います。特に今現在は、経済活性化と雇用の問題の改善がないと市内圏域にお金も流れませんし、何より元気が出ません。だからといって、急にホームランは打てませんから、やはりしっかりと方向性を定めて計画をつくって種をまいて、確実に収穫していくことしかないというふうに思います。

 本日は、市長の新たなる決意も確認しました。市議会は国政における野党ではありませんから二元代表制のもと、益田市をよくするという共通のゴールに向かってお互いに意見交換をする場だというふうに思ってます。そういった相互連携ができて確実に成果が出るようにしていけたらというふうに思います。

 以上で私の一般質問を終わります。



○副議長(波田英機君) 以上で4番久城議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後1時43分 休憩

              午後1時54分 再開



○副議長(波田英機君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 26番 長谷川 昇君。

              〔26番 長谷川 昇君 登壇〕



◆26番(長谷川昇君) 清流会の長谷川でございます。きょうは、7名の一般質問者がおられますし、私の質問も5番になっておりますんでかなり重複もしておりますけど、議事進行に努めますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 第477回益田市議会9月定例議会におきまして、さきに通告をいたしましたとおり、3点についてお伺いをいたします。

 1点目は、財政再建についてであります。

 市長が初当選された平成20年9月の定例市議会で、市長所信表明をされてから今年で丸2年が経過をいたします。その所信表明の中で、益田市の現状は減少を続ける人口、多額の借金を抱えた財政、極度に疲弊した地域経済と、過去に例を見ないほどの危機的状況に直面しており、倒産寸前であるこの危機的状況並びに閉塞感を打破することが私に対する市民の皆様の期待であると受けとめています。また、市民負担の増加やサービスの低下、将来世代への負担の先送りは絶対に避ける。また、将来投資の資金を確保するという強い信念を持って益田市政において財政改革を断行いたしますと言っておられます。

 平成22年度の今年度の施政方針で計画を策定すると言っておられますが、いつ示されますか、お伺いをいたします。

 また、平成22年度完成の地域情報通信基盤整備事業──ケーブルテレビ総事業費約62億円、実質市負担──市債が約7億円と説明を受けておりますが、平成19年度決算数値で経常収支比率危険エリア、公債費負担比率も危険エリア、積立金現在高比率も危険エリア、地方債現在高比率が準警戒エリアとなっていますが、ケーブルテレビ事業を入れると数値及びエリアがどのようになってるのかお伺いをいたします。

 2点面は、経済対策についてであります。

 益田市の現状は、国の経済対策も途絶え、デフレがますます進み、経済は停滞し、景気は踊り場ではなく降下をしております。そうした中で、企業は雇用調整基金等を使いながら何とか踏みとどまっておりますが、どの業種も販売不振で物が動かず、異業種転換もできず、余儀なく廃業か倒産をするしか方法がないのが現状です。そうした中で、市長就任以来、トップセールス営業マンとして販路の拡大、集客、企業誘致、国と県との関係構築等トップセールスをされた現状と成果について、また今後の施策についてをお伺いをいたします。

 3点目は、今後の施策についてですが、1つ、私たちのみち事業について、2つ、清月寮の建てかえについて、3つ、学校給食センター建設についてを質問席より質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、壇上よりの質問は終わります。



○副議長(波田英機君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 長谷川議員の御質問にお答えをいたします。

 財政再建についてと経済対策についての御質問であったかと思います。

 財政再建計画がいつ示されるのかという御質問でございましたけども、先ほども答弁申し上げましたとおり、12月議会において公表できるように現在進めているところでございます。

 また、財政指標についてでございますけども、先般お話をした中で、今度地域情報通信基盤整備事業を加味させた場合、どうなるかという御質問であったかと思います。

 そういう中におきまして、21年度決算に影響してくるのは、地方債現在高比率のところでございまして、現在244.4%の準警戒エリアでお示しをいたしておりますけども、これが見込み値といたしましては、14.4%増で258.8%になる見込みでございます。

 続きまして、各方面へのトップセールスの成果ということでございますけども、こちらも午前中の質問でも答弁をいたしましたけども、いずれにいたしましても医療、経済等々で私自身がトップセールスを行うということに変わりはございません。この間、国や県との関係等も強化をしてきたつもりでございますし、市民の皆さんのところにもできる限り現場に足を運んできたところでございます。

 経済面で特に申し上げますと、全日空の関係への要望また交渉というものを行ってまいりました。そして、誘致企業のぜひ誘致をしていただきたい企業という意味では、昨年の2月ですけども、大阪市で企業立地セミナーというものも開催いたしましたし、大変重要な企業さんに対しましては、先般7月にも訪問いたしましたけども、関西または東海方面に出向くたびに訪問しているところでございます。こういう今の現在の厳しい状況でございますので、すぐ立地ということにはなりませんけども、現在企業立地という意味では貸し工場ということも提示をさせてもらっていますから、今後立地がいただけるものというふうに思っておりますし、そうなるように今後さらに努力をしていきたいと考えております。

 また、営業本部というのを立ち上げるということを先般から申し上げておりますけども、現在それに向けての準備、もしくは職員のまずは研修をしっかりやっていこうというところで、今研修を今月から行うことにしております。これは約10名の職員に少数ということになりますけども、全員にやることももちろん大事なんですけども、まずは意欲のある人間、人材に対しましてしっかり研修を行って、庁内を引っ張っていけるようなそういう体制をつくっていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、市長のほうから答弁があったのは、21年度決算時の財政指標であったかとは思います。また、21年度70億円ぐらいのものを今年度へ持ち越しておりますので、その数字は今あらわれてないんじゃないかなと思っております。ケーブルテレビの償還が始まるのはもっと先、3年後からと思いますんで、それは含まれていない数字かと思います。

 平成22年度市政の財政再建の中の財政指標の経常収支比率90%未満、積立金現在高比率を30%以上を22年度から5年間で達成し、危険エリアを脱却することを目標に、新たな財政計画を策定しますと言っておられますが、平成22年度は計画なしに予算を立てておられます。今後、建物だけでも学校給食センター、益田日赤の建てかえ、小学校の耐震化、小・中学校の再編、清月寮の建てかえ、県道中島染羽線市役所前の整備、今言われましたファクトリーパークの貸し工場等々があります。将来世代への負担の先送りは絶対に避けると言っておられますが、5年で危険エリアを脱却することができますか、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私といたしましては、この3月議会でそのようなことを申し上げておりますので、そうできるような予算を組んでいく、財政計画を組んでいくということでございます。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) わかりました。

 福原市長が就任されたときに、私の益田市は倒産寸前ですかという問いに市長は答弁をされております。「私の市政運営は外部環境に簡単に左右される状況であってはならない、ある程度余裕を持った自治体経営を行わなければと考えている。確かに実質公債費比率そのものが県下で2番目によいほうであるが、私は全国ではどうなんだという考えを持っている。赤信号みんなで渡れば怖くないといって渡れるのであればいいが、渡れないのであれば自主独立の自治体経営を行わなければいけないと認識をしております。経常収支比率においては、私は数年前より90%を超えたらもうひどい自治体だと考えておりました。私は、益田市の96%の経常収支比率で本当にこれが健全な状態なのかというと大変危険であると思います。地方交付税が本当にこのままでずっと続く保障があるのか、だれも保障できないわけです。地財ショックがあったとおり、これからも第2の地財ショックがないとも限りません。こういう状況の中で、益田市民に対して責任を持つ私は経営を行う立場から、やはり健全エリアに近いほうまで持っていく。危険エリアにある限りは、私は倒産寸前であると言っても過言ではないという認識を持っております」と、このような答弁でした。

 私も市長も財政には大変危機感を持っておりますが、何年後には危険エリアを脱却し、経常収支比率を90%以下にできるか伺います。また、財政非常事態宣言がいつごろになったら解除になるのかも、あわせてお伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 財政の健全化の目標というのは、もう3月議会で申し上げたとおりでございまして、平成26年度までに実施をするということでございます。

 財政非常事態宣言につきましては、現在のところ、まだ見通しが立っておりませんので、それの見通しが立った段階で判断をすべきものであると考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 以前、平成19年度、20年度、21年度の財政再建の3カ年計画をつくるときには、平成26年からは財政を持ち直してかなり借金も少なくなって、ある程度夢を見られるような財政になるんではないかなという、当初3カ年計画をつくられるときの脱却する目的が平成26年でございました。ところが、今の先日の財政の報告を見ますと、ピークが平成26年になっております。それから、今述べましたように多くの事業を抱えております。そうしますと、26年からよくなる方向ではなく、それがずっと並行して続くんじゃないかと思いますけど、それはどのようなお考えでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう可能性は全くゼロではないというふうに思いますね。ですから、経常経費を削るということと事務事業を見直す、また事業を精査をする、そして事業を今やるべきものともう少しおくらせるものということをしっかり判断をしていくということであろうと思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、同僚議員の前の質問にもありましたように、合併特例債が10年使用できるんだということで、その期間のうちに健全な財政運営に持っていきたいということと、それを利用しながら、残された事業を遂行していきたいというのと非常に問題があるわけですけど、ここのところを10年以内、今総務部長からは今後出す再建計画は5年をめどではあるけど、10年のスパンでそこらあたりを考えるということではあるんですけど、ぜひそういう計画書を提出していただきたいと思いますけど、非常に工事量ですか、この工事量といいますか、その事業を省かれない事業ばっかりだと思っておりますけど、市長そのあたりのところをどのように、もうちょっと詳しく御説明をしていただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私が今思うのは、長谷川議員がおっしゃるその省かれない事業というのは何を意味してるのかちょっと理解できませんので、答弁ができない状況でございます。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 言いましたように、学校給食センターあるいは日赤の建てかえ、これは市が関係ないと言えば関係ないのかもしれないけど、そういうわけにもいかないんじゃないかなと思っておりますし、小・中学校の計画を出されておりますんで再編計画、それから県道中島染羽線においても、市のほうで県には早期実現を要望されておりますけど、市役所前のその整備について等々がそれを含めてのことでございます。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、全く使うお金がゼロであればともかく、ゼロではございませんので、優先順位の問題であるというふうに思います。ですから、何を優先させて、何はそうでなくなるのかということをしっかりと判断をするということであると考えます。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) いずれにしても、再建計画を出されるということでありますんで、ぜひそこらを踏まえて出していただきたい。これがないと先への質問だとか、いろいろなものができませんので、ぜひ長期にわたって、今10年間をスパンとしてとらまえておられましたけど、ぜひそういう計画を出していただきたいと思います。後出しじゃんけんにならないように、ひとつよろしくお願いをしておきます。

 それでは、次の質問に移ります。

 産業振興ビジョンを策定し、支援センターを立ち上げられましたが、壇上で述べましたように市内の現状は今が大変な状況と思います。支援センターは、経済対策にどのような成果を上げているか、即効性がある施策が必要と思いますが、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 産業支援センターは、昨年策定をいたしました産業振興ビジョンをもとに、それをさらに具現化をしていく、そのための組織としてこの4月に設置をしたところでございます。特に独自の本年度からの支援制度といたしまして、新商品開発、それから販路開拓、創業フォローアップの支援制度というものを創設をしております。現在、多くの事業者の方から御相談をいただいておりまして、7月末現在で新商品開発のほうは45件、それから販路拡大のほうは30件というような相談をいただいているところでございます。こういうことを通して、とにかく一つ一つ行っていくことが大事であると思いますし、そのことが雇用の増加につながるというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、質問しましたようになかなか即効性のあるものと言えばなかなか難しいかと思います。今、新聞紙上を見ておりましても、アメリカにしても日本の国の経済にしても、皆さん今即効性というんですか、そういうものを模索しておられますけど、なかなか的確ないいものがないように思っております。

 そうした中、この5年に1度の国勢調査が今年10月1日から始まります。この調査で過去の5年間、交付税等が決まります。きめ細かな対応をして人口を減らさない努力が必要と思いますが、他の都市、市町村では国勢調査対策本部等を立ち上げられているとかを聞いておりますが、益田市はどのようなスタッフ体制で取り組みをされ、どのような指示を出されているのかお伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 今、議員から御指摘のございましたとおり、国勢調査というのは今後5年間の交付税の算定であるとか、各種施策の立案の基礎になる非常に大変な調査でございまして、定められました基準に従って、1人も漏れがないように調査をしていくということが非常に大事かと思っております。

 今、議員さんからも御指摘ございましたとおり、松江市とか浜田市においては国勢調査の実施本部を設置してるということは伺っております。益田市におきましては、実施本部は設けておりませんが、現在の体制といたしまして正規職員が2名、専任が1名と兼任が1名でございます。それから、臨時職員の方が1名が国勢調査の業務に従事しております。また、7月以降につきましては、庁内各課から非常勤の職員さんに応援をいただいておりまして、時期によって繁忙の状況が違いますんで、1名から4名の応援をいただいて今調査に当たっているところでございます。引き続き正確な調査になるよう努めてまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) わかりました。今言いましたように、これをもって過去5年の交付税、あるいは市のいろんな問題が決まっていきますんで、きめの細かい努力をしていただきたいと思いますし、一人でも多くの人口が数えられるように、ひとつお願いをしておきます。

 そうした中で、ケーブルテレビ等の大型工事をやっております。職員、従業員、また他の仕事でも長期に滞在される方のホテル、旅館、定宿、飯場等の調査はどのようにされておりますか、お聞きをしておきます。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) 国勢調査の基準といたしまして、3カ月以上、当該地域に住んでいるか、あるいは住むことが見込まれる方ってのが対象になります。調査に当たりまして、調査員の方にそういう方がおれば漏れなく調査するようにということは伝えているところでございます。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) この国勢調査を意識して、そういう方たちへの要望なり、いろんなものの指示とか、そういうものは意識してはやっておられないわけですか。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) 例えば国勢調査を意識して、3カ月以上滞在していただきたいというような要望かと思いますが、済いません、私の承知している限りは特段そういったことはやっておりませんで、もちろん工事に必要な期間いていただくというのは当然でございますので、ちゃんといたときには実数を把握するということに努めてまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 調査でございますんで、作為的にはいかんかと思いますけど、1人違えば、私の聞いたところによりますと8万円の交付税が違うというように聞いておりますけど、この8万円の交付税というのは正しいんでしょうかどうでしょうか、わかるでしょうか。



○副議長(波田英機君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 22年度で試算しますと9万円ぐらいになるということです。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 例えば9万円で5年といいますと、5、9、45万円ぐらいが違いますし、人数が多ければそれだけ交付税の算入が違いますんで、ひとつぜひお願いをしておきます。

 そうした中で、個人保護法等によって拒否された方への協力の要請というのはどのように対応されておるんですか、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 基本的には、国勢調査というのは全国民の方を対象にやっているものでございますので、御理解いただいて調査してもらうというのが基本ではございます。

 今回の国勢調査からは、そうはいいながらなかなか調査に時間がかかることもあってお答えいただくのは難しい方もいるということで、郵送による回答も可能となっておりまして、そういうことも丁寧に御説明しながら調査に御協力いただいてまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 地区振興センターにおいては、この説明がありまして、今言われましたように拒否というんですか、できないという方については封書で本所のほうへ送っていただくようにしておるということを聞いております。

 そうした中で、今言われましたようにスタッフの体制でございますけど、今2名と臨時職員1名ということと、これからの応援ということでありますけど、そこらのスタッフは足りるのかどうかという質問なんですけど、これはそういうようなものが来てみないとわからないという面もあろうかと思いますけど、そのようなときの対応というのは想定されて考えておられるんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 実際に、国勢調査で調査票をいただいた後にチェックする部分というのが非常に手間がかかるところでございまして、そこのところにつきまして、もしスタッフが足りないようなことがあれば、庁内も庁外から臨時で応援いただくことも含めて必要な体制を確保してまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) わかりました。

 いずれにしても、この国勢調査によって交付税が決まってくるという重要な国調でございますんで、ひとつ抜かりのないようにひとつお願いをしておきます。

 それでは、3点目に入りたいと思います。

 1つは、私たちのみち事業についてであります。

 この事業は、市民の末端まできめ細かい人に優しい大変よい事業と思っておりますが、対象路線が第3条の1項で一般の通行の用に供される関係住宅が2戸以上ある生活道路であり、中山間地の僻地では2戸以上という生活道路が少なく、また昔は2戸以上あっても、過疎化が進み1戸になっていたらこの事業が使えないんですけど、今国民の生活が第一という時代、過疎地域で頑張っておられる皆さんに、また経済対策の上からも、1戸でも対象になるような事業拡大はできないのでしょうか、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私たちのみち事業につきましては、これ昨年度から実施をさせてもらっておりまして、申請件数14件で、そのうち12件が路面舗装ということで大変皆さんに喜んでいただいております。

 そういう中で、2戸以上というものが変更できないかということでございましたけども、この関係住宅が2戸以上ということにしたのは、やはり公益的な見地からこの事業を実施していく上で、私道と公共性の高い道路との区別をつけるためということでございます。しかし、今長谷川議員がおっしゃったようなことも含め、さまざまな場面がございますので、2戸以上にかかわらず、例えば起終点が公道へ通じるなど通り抜けが可能な生活道路であったり、そのほか公共性が高いと特に認めた場合等も対象になるケースがございます。ですので、2戸以上を変えるということはちょっとなかなか難しい状況にありますけども、それぞれ御相談に応じたいと思いますので、担当部署のほうまでお気軽にお問い合わせをいただければ大変うれしく思います。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 大変いい御回答を得たんですけど、実は中山間地ですね、今言われる起点から始まって通り抜けができるとか、そういうのはなかなか中山間地では難しいんですよね。自分とこの家へ行くだけの道、これは私道になろうかと思いますけど、今回なぜこれを云々したかといいますと、今回の水害のときにこういうのに直面したんですけど、土木のほうの工事にも含まれない、またどういうんですか、農林水産のほうの網にもかからないということで、自分とこへ入る道が崩れたということで、これ距離があったりありますんですけど、これが50万円かかっても100万円かかっても、自分で直さないといけないというような方ができたときに何とかしてあげられたらなということで、私たちのみちに適応しないのかと思いましたら、今言う2戸というのがかかっております。それから、自分ところの家だけという以外にはできない、行く道でないというような道なんですけど、こういうところへ何とか手を差し伸べられる方法はないかということで今これをお願いしてるとこなんですけど、そういう方たちへの支援というのは難しいでしょうか。

 それと、今国のほうでは国民生活第一というようなことをキャッチフレーズに挙げて言っておられますけど、国のほうの施策でもこういうのはないんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほど申し上げたように、その他公共性が高いと特に認めた場合ということも対象になりますので、まず御相談いただければというふうに思っております。

 あと国のことに関しては、ちょっと私も今存じ上げませんけども、いずれにいたしましても市のほうで今こういう制度をつくっておりますので、できる限り多くの方に御利用いただきたいというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、市長の言われました公共性に富んだものという解釈なんですけど、これ係員のほうへよく伝達をしといていただけないと、今の文面で言いますと、ああやって書いてありますとそれはもう初めからだめですということになりますんで、これが公共性が高いのかどうかという判断を係員というんですか、窓口ではようしないと思うんですよ。そうすると、市長のとこへ持っていかないとこれ判断が難しいんじゃないかと思うんですけど、そこらあたりはどうなんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) なかなか仮定の質問というのはほかのことも含めていっぱいありますので、お答えを全部し切れませんけども、いずれにいたしましても担当課、もしくは担当部のほうで判断できないものについては、また副市長もおりますし、私のほうまで来れば、またそれぞれ判断をしたいと思っとります。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 公共に供するということについては、そういう解釈でいいということでありますね。はい、わかりました。

 ぜひこれはいい施策だと思っておりますし、当初250万円という予算でありましたけど、何ぼかふやしていただければ、それで一応こういう形のものも取り扱われるように今後入れていただきたいと思います。

 2つ目に、清月寮の建てかえについてでございます。

 現在ある西益田地区に建てかえを要望しておりますが、財政状況が厳しい中、またいろいろ事業が増加している中で、このままだと老人ホーム清月寮の建てかえは先送りになるのではないかと心配をしていますが、現在の協議の状況はどのようになっておるかお伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 現在、清月寮の建てかえにつきましては、用地の候補地についての検討や今後の民設民営に向けての手法等の検討を進めているところでございます。

 議員御心配の部分もあろうかと思いますけども、清月寮の状況というのは私自身、現地を見ておりますので、その建てかえが不要だというような判断は全くしておりません。ですので、そういう中で検討課題を一つ一つ整理をしながら、課題を進めていきたいというふうに考えておりますし、早期に方針を示していきたいというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) わかりました。

 そうした中で、清月寮のスプリンクラーの整備でございますけど、これは国のほうで義務づけられておりますけど、その期限が平成24年3月までになっておりますが、その対応についてはどのようにお考えでしょうか、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは24年3月が期限でございまして、これは義務でもありますし、それ以前に入居者の方の安全の確保という観点からしっかりと進めていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今の答弁であると、当然来年ちゅうですか、24年でございますんで、それまでには建てかえができないというように判断をしたんですけど、そういうことなんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今この場でちょっとその状況をまだ申し上げる段階にはないというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 民設民営の方向でと言っておられます。行政手続も必要であるかと思いますし、総工事費も民設民営でやるとすれば、私は計算したわけじゃないんですけど、十二、三億円から15億円ぐらいまで、土地も入れればかかるんではないかなと思っております。そういうことなんで、早い方向で協議をして、その方向を決めていただきたいと思います。よろしくお願いをしときます。どうでしょうか、その御回答をいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 答弁としては先ほどと同様でございますけども、早く方針を出すということでやってまいります。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 3つ目は、学校給食の建設についてであります。

 平成29年度までに学校の再編に取り組まれております小・中学校31校を17校に、平成30年度には小・中学校生徒が3,121名プラス教職員462名、計3,583人、約3,500人の学校給食ですということでありましたけれども、しかし先日の全員協議会で生徒数が変更になり、3,669名プラス教職員ということで、教職員462名ということで4,131名のクラスが208から162、46減になります。平成30年度には、生徒数が教職員合わせて4,100名ぐらいになろうかと思います。生徒数は減少傾向ですが、壇上で述べましたとおり、財政が非常に厳しい折、もっと安く建設する方法はないのか、お伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 長谷川議員の御質問にお答えいたします。

 最初に、児童・生徒数の推計について大変御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。

 ただいまの益田市立学校給食センター(仮称)の建設整備事業費につきましては、21億3,800万円を事業費として上げております。今後実施設計を作成する中で、例えば建築工事、電気設備、それから厨房の機器工事あるいは土地、食数等について十分精査し、削られるところはきちんと削って、今後予算案として提示してまいりたいと思っとります。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 我々ずっと今まで論議しておった中では、食数が少なくなれば安くなるのではないかなというようなことを考えておりました。しかしながら、しきりに論議の中で5,000食が全然変わっていないのが今までの議論の中でございました。

 今言いますように、生徒数は平成30年度を今私が言っておりますんで、24年度の完成ということでありますんで、5年後ぐらいのことを言っておるんですけど、いずれにしても減る方向でありながら、全然安くならない論議であったように思いますので、ぜひそのことで、要は安全・安心な食物を低価な給食センターで提供してほしいというのが私の要望ですんで、よろしくお願いをしておきます。それで御回答をください。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 長谷川議員と基本的な物の考え方は全く同じでございまして、次世代を担う若者たちに負の遺産を残さない、かつ公平な児童・生徒たちにサービスを提供したいと。新しい学校給食センターができた。だけど、ある部分の生徒は新しいところですばらしいサービスの提供を受ける、他の部分の子供たちはそれがないということもいかがかということがございます。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今の件ですけど、論議の中でそのことも出ておりました。しかし、今言われるように負の遺産を先延ばししないということになれば、どちらかをお願いしないとうまいこといかんのじゃないかと思うわけです。同一サービスのものをするのがやっぱり一番いいのはいい、間違いはないんだろうと思いますけど、そういうとこも踏まえて安くできる方法を考えていただきたいと思います。

 それともう一つ、先般の全協で生徒数が違っておるということで、私も一般質問しますんでということで述べたところですけど、どういう違いであったのか、その後、調べられたでしょうか。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 児童・生徒数の推計の問題でございますけども、基本的に文部科学省のほうで10年間の児童・生徒数調べというのを毎年やっております。ことしについて言いますと、平成22年から32年までの10年間の子供の数はどうなるのか、社会的な流入流出は抜きにして、ちょうど生まれた者の数をそっくりそのままどんどんどんどん順次上げていくという方法です。そういうやり方をしますと平成21年度に生まれた者、1歳ということ、今22年度ですからまだ進行中ですから、まだ子供は生まれるわけですけども、22年度から23年、24年、25年、25年度生まれた者が32年度の小学校1年生ということで、これをどう推計するのかということです。

 簡単に言いますと、今の1歳から5歳までの子供の人数、平均402です。402というのは、現在の小学校1年生が426人ですからそう大きな減はないということです。しかも、この5年間については402は上がったり下がったり、上がったり下がったりしとりまして、何とその減少率は0.9997です。大変うれしいような話なんですが、それをもとにして今年度何人生まれるのか、さらに平成25年までの推計値を出したと、この数字が小・中学校再編成のほうに使われておりますし、このたびについて大変恥ずかしい話ですけども、大きな誤差があって修正させてもらったということです。

 このたびについては、非常に去年、おととしと見ましても誤差がないんですけども、先ほど言われました3,121の分ですけども、これは平成20年8月以前に小・中学校再編成の担当の者がどうも作成したようです。そして、実際に使うのは、現在の再編成というのは22年から29年度まででして、30年は使ってないんです。ですから、それ以前の分は信頼性があるんですが、20年、25年、30年というように5年刻みで担当の者が数字を作成した。30年については、作成した者も十分直接使わないということがあったんでしょうか、精査してなかった。そして、その数字をもらった者も検証せずにそのまま使ったということで、そのあたりの問題がこのたび生じたんではないかと思っております。今後、こういうことが絶対ないように、十分数字については精査して御提供申し上げたいと思っております。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今言われましたように、この数値の云々というより、計算間違いじゃないかなと思い、実は平成22年3月、ことしの3月に学校給食センターの仮称で基本計画を出されております。このときの数値がそうであって、この数値は学校再編の数値を引用して、そこと違ってはいかんので持ってきたっちゅうて言われますけど、学校再編成の数値は、先日出されました数値によく似ておるんですよ、そんなに二、三十しか違ってないです。今、前ので言いますと550ぐらい違ってるんですよね、生徒数が。ほいで、よく見ますと小学校の値が1,857になって、この中学校は間違ってないんです、よく似ておるんですけど、小学校の数値が大幅に500ぐらい間違っておるという、これも学校編成についても学校給食センターについても、同じ教育委員会から出ておる資料です。これが市長部局から出て、それとの食い違いというんであればまだしもですけど、ましてや計画を立てるときの基本になる数値をこのような間違いがあったんでは論議にならないのじゃないかと思いますんで、ぜひ小学校生の数値のところが計算間違いというんですか、数値の間違いであるというように私は後で調べて見ておりますんで、それで間違いないでしょうか。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 原因を今明確に申し上げることができませんけども、余りにも数値が違いますので、何らかのミスがあったものだと認識せざるを得ないということです。

 さっき話しましたように、計算式自体はいいわけですけども、その計算の過程で何らかのことがあったんではないかと思っとります。作為的、意図的なことが行われたということは私は全く考えておりません。



○副議長(波田英機君) 26番 長谷川 昇君。



◆26番(長谷川昇君) そのことは理解いたします。

 それでは、とにかく学校給食についてはひとつ安価でできる方法をひとつお願いをし、以上で私の一般質問を終わります。



○副議長(波田英機君) 以上で26番長谷川議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後2時45分 休憩

              午後2時54分 再開



○議長(前田士君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 5番 中島 守君。

              〔5番 中島 守君 登壇〕



◆5番(中島守君) 5番議員の中島守であります。

 第477回益田市議会9月定例会におきまして、さきに通告しております1つ目は、人事評価制度の進捗状況について、2つ目は滞在型クラインガルテン整備の可能性について質問いたします。

 まず、人事評価制度についてであります。

 このことについて、私は平成20年3月の定例議会及び平成21年9月定例議会で質問させていただきました。平成20年5月に人事評価制度の実施計画が策定され、人事評価検討委員会を立ち上げて以来、本格実施に向けて協議が進められていると思いますが、その進捗状況についてお尋ねをいたします。

 次に、滞在型クラインガルテン整備の可能性についてであります。

 平成21年3月、平成21年9月の定例会で一般質問で提案させていただきました。私は、本市の疲弊した経済産業を総合的な角度から活性化する一つの切り札になる、この経済活性化プロジェクトとして滞在型クラインガルテン──宿泊施設つき貸し農園、この整備建設を提案させていただきましたが、その後、クラインガルテンという言葉は新聞紙上にも頻繁に出るようになり、身近な言葉になってまいりました。

 先般、8月11日と24日の2日間、清流高津川を育む木の家づくり協議会の高津川流域型都市と田舎の二地域居住部会主催の視察研修会に案内をいただきまして参加をさせていただきました。この内容は、クラインガルテン整備モデル地域選定調査に係る視察研修会でありました。そこで、この事業について概要をお尋ねいたします。

 以上、壇上からの質問とし、以降は質問者席から質問させていただきます。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 中島議員の御質問のお答えをいたします。

 人事評価制度の進捗状況とクラインガルテンの概要についての御質問であったかと思います。

 人事評価制度の進捗状況についてでございますけども、こちらは昨年度の段階で基本的な制度設計を完了いたしまして、現在は評価マニュアルを作成中でございます。この評価マニュアルを策定した後に、今年度秋には評価者研修を実施をしたいというふうに考えております。そして、本格実施は組合協議、職員説明会、研修等を経て、来年度──平成23年度に行いたいというふうに考えております。

 次に、クラインガルテンについての御質問でございますけども、中島議員御指摘のとおり、現在田舎暮らしがしたいという思いを持ったり、移住を決断する前に体験入居ができたりする、いわゆるお試しの田舎暮らしを望む都市住民が多くおられまして、特に退職を迎えています団塊の世代を中心に農山漁村への居住などの動きがございます。こうした状況の中、先ほどもお話がありましたように、地域の活性化等につなげる起爆剤として清流高津川を育む木の家づくり協議会が国土交通省の事業、長期優良住宅等推進環境整備事業に応募し、選定をされたものでございます。

 なお、事業の概要につきましては、産業経済部長より説明をさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) それでは、長期優良住宅等の推進環境整備事業の概要について御説明をさせていただきたいと思います。

 この本事業の目的でございますけども、1点目は具体的なコンセプトといたしまして、都市と農村を結ぶ二地域の居住の普及促進を図ることが1点目でございます。2点目に、高津川流域材を使用した体験宿泊型のクラインガルテンの整備を行うことの2つの目的をこの事業目的といたしております。

 先ほど市長も言いましたように、事業主体は清流高津川を育む木の家づくり協議会15団体で構成されておる協議会でございます。

 本事業の内容でございますけども、3点ございます。1点目は、二地域居住型クラインガルテン整備のための調査、またモデル地域の選定調査でございます。2点目に、シンポジウムと集落座談会の開催等があります。3点目に、広報活動等の事業内容でございます。

 なお、事業費といたしまして950万円の予算がついておるようでございます。

 今事業につきましては、事業主体が家づくり協議会ということでございますけども、当市も会員でございますので、そういったことで協力支援等を行うように考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) それでは、人事評価制度の具体的なことにつきまして質問をさせていただきます。

 先ほど市長も答弁いただきましたけれども、21年の9月定例議会の一般質問の市長の答弁におきましては、8回の評価検討委員会を開催し、評価の基本的な仕組み、評価シートの内容等について検討を加え、結論を出したので、基本的な制度設計についてはほぼ終了した認識を持っていると、また今後、先ほどと重複いたしますけれども、今後は評価マニュアルの作成、労働組合との協議、評価者研修の実施、職員への説明や研修などを実施する予定とし、昨年の9月時点になりますが、23年度から本格実施、試行を22年度からということでございます。

 今、先ほど答弁いただきましたように、本格実施につきましては23年度からということで、昨年の9月時点の回答いただいたものと同じでございますが、ただ評価マニュアルの作成ということでございますが、大変一番のベースになりますのはこの評価マニュアルでありまして、これが一番時間をかけてつくる必要があると思っております。この辺のどのような形でなさるのかをお聞きしたいと思います。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 中島議員がおっしゃったように、大変スケジュール的に押してきております。その辺の一つの理由といたしましては、人材育成の定員適正化の取り組みの計画にまとめたもんがありますけど、その中に22年3月に定員適正化計画を策定をしてきたということが一つあります。また、本年4月以降では、益田市の人材育成基本方針に基づいて実施計画にかかわります基本項目の、26項目ありますけど、その辺の点検実施をしてきたというところでございます。また、その中に人事管理制度に関する人事評価制度の導入についてがありまして、平成21年度の下半期におきましては、目標管理や評価のシートの作成、評価マニュアルの作成に取り組みまして、引き続いて平成22年度上半期も同様に取り組んでいるところでございます。

 評価制度導入の作業の進捗が大変おくれておりますけど、評価マニュアルを速やかに仕上げまして、次の段階へ進んでまいりたいと思っております。

 まず、その評価マニュアルの項目といたしましては、人事評価制度の目的であるとか、評価の概要、また業績評価、それとか意識、姿勢、能力評価というような1章から4章、またさらにもう少し加えてるような形で今現在検討をしておるというところでございます。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 先ほど同僚議員の質問の中で、市長は職員の意識改革、組織の強化、庁内での人材育成の強化をしていきたいというふうに答弁されとります。まさにこの人事評価制度の目的は、この職員の能力開発、それから組織力の向上のための人材育成とその活用、よりよい職場風土の形成ということで、昨年の9月の、これは行財政改革特別委員会が9月18日に開催されてますけれども、この中でその資料で人事評価制度の制度設計ということで、2枚にわたって書かれております。

 この基本的な考え方というのは先ほど言った分ですが、人材育成型の評価制度とし、自分が育つ楽しさ、仕事をなし遂げたときの充実感、満足感を味わい、人に認められる喜びを知ることができる制度にするということがうたわれております。職員に気づきが得られるように自分自身が評価、自己評価をすることにあわせて、評価結果を本人にフィードバックできる制度とする。また、わかりやすくシンプルな制度にする。3つ目が客観性、納得性の高い制度にすると、そういった方向で進めているんだということでございます。

 実はこの中で、先ほども言いましたけれども、大変評価マニュアルと、大阪の岸和田市っていうのが先進的に取り組みをしておりまして、昨年、私一般質問のやりとりの中で「大阪の守口市」と申し上げましたが、実は「岸和田市」でございました。

 大変こんな厚い冊子でございます。こういったものでありまして、この中には評価シートからどういう目的でやるのかという心構えからすべて入っとります。

 この中に、最初にです。前文を紹介しますと、岸和田市は平成18年、新しい人事制度を構築するために、その中心となります人事、向こうでは考課制度と言ってますけど、人事評価と読みかえていただいて結構ですが、この試行を平成15年度から開始して、従来の人事評価制度の常識を破って新たな、全く新たな発想で開発された人材育成型の制度として全国の自治体から注目を集めておるというのがこの岸和田の分であります。15年度から管理職を対象に行って、16年度からは一般職も対象に加え試行を行い、平成18年から運用開始、人事評価制度結果は人材育成と昇給、昇格、人事異動の参考にも活用されてると。

 この中に岸和田市の、これ18年10月の策定された職員向けのマニュアルです。

 この「はじめに」というんがあるんですが、「岸和田市が目指すもの」、全文を紹介しますと、「分権改革の推進により地方自治は新たな時代を迎えていますが、一方では多くの自治体が深刻な財政危機に直面しています。この財政危機を克服し、分権型社会を実現するためには、これまでの行政運営のあり方をみずからの力で改革することが求められます。そして、行政運営を改革するには、組織マネジメントを改革するだけでなく、何よりも改革を実行する職員の能力開発と意識改革が不可欠だと言えます。この改革の成否は、その自治体がどれだけマンパワーを向上できるかにかかっているのです」と、そしてこの結びですね、「結び」には、「人事考課は職員についての実績と能力を考課するものであり、人格や人間としての価値や優劣を評価するものではありません。職員が自分の能力レベルを知り、能力開発に役立てること、適材適所の配置を実現し、職員が能力を最大限に発揮し、組織力を高めることを目的とするものです。制度の目的、内容を十分理解した上、積極的に活用し、人材の育成と自己の能力アップに取り組んでいただきますようお願いします」というのがこの全文に書いてあります。まさに、福原市長がこれからやろうとしてることと全く同じであります。

 このマニュアルをきちっとしたものにして、早急に、先進事例あろうと思いますけども、早期に策定をして、これに基づいて本当に職員の皆さんのやる気が出てくるような制度にぜひとも近づけて、23年度からの実施に向けてしっかりしたベースをつくっていただきたいなと思います。

 市長の平成22年の施政方針の中の主要施策の行財政基盤の強化、その中の市役所職員育成という中にやっぱりきちっと書いておられます。「自分と益田市にプライドを持った職員の育成による組織の強化は緊急の課題である。市役所の最大の財産である職員の能力向上を図るため、各種研修への派遣、職員の自発的な専門研修に対する支援など、研修機会の充実に努めます。また、萩市や横浜市など他自治体、中央省庁との職員交流や人事評価制度、自己申告制度の活用などにより、組織力の向上、活性化に向けて、これまで以上に取り組んでまいります」と、市長施政方針の中で述べられとります。

 この方針は、市長いまだ変わってはおりませんですね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ええ、全く変わっておりません。それどころか、先般も職員研修の中でも、私の現在の状況は地方公務員法で規定をされた適正に評価をするということがなされていない状況であるということを全職員に話をしております。ですから、しっかりとした人が報われると、そういう組織にするためにも、次年度から適切に実行していくということを話をさせてもらってますから、これはもう他自治体で当たり前のようにやっていることですし、組織の活力を見ても、当然やる人が報われないとやる気を失うというのは当然でございますので、しかも適正にやっぱり公平公正に評価をするというふうにやっていきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 先ほど一番このベースになる大事なものが人事評価制度マニュアルであるということを申しました。それに関連する中に目標管理シート、それから能力評価シート、業績評価シートがございます。聞くとこによりますと、島根県では既に人事評価制度が運用されてるというふうに聞いております。

 この辺のシート作成に当たって、これは当然評価制度マニュアルの中に当然載せなくてはならないものでありますが、どのようにしていく予定なのかをお聞きしたいと思います。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) シートでございますけど、シートは目標管理シート、能力評価シート、業績シートとなっておりまして、すべて現在策定を終えておりまして、評価制度の基本的な考え方をもちまして、その人材育成型の評価を考えていきたいと思っとります。

 また、その基本的な考え方につきましては、前回、行革の特別委員会等でも御説明をいたしておりますが、能力と業績評価2本立てとする、また職務職階に応じて評価シートを分けると、いろいろもろもろ6点ほど説明をさせていただいております。この辺のシートの使い方によりましては、必ず本人自己評価がベースになるようにいたしまして、能力アップを図っていきたいと思ってます。

 まず、この人事評価制度の導入につきましては、評価することが職員の適材適所の配置や人材育成、職場環境の改善、そして定員適正化と一体となって、とにかく組織力がアップするような形の中でシートが活用されなければならないと思っとりますので、その辺につきましてもことし試行、来年実施というような形の中で実施をしてまいりたいと思っております。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 現在、県のほうでされている状況というのを把握しておられませんでしょうか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 人事課のほうで、先日、県が実施しているところを調査をしたということを聞いております。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) いや、それはいいんですが、その状況がどういった状況にあるかというのはつかんどられませんか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 現在、私が申しわけないですけど、その状況をつかんでおりません。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 浜田市の状況っていうのが何かこの間、浜田市がやろうとしてるていう情報を聞いたんですけど、その分は把握されてますでしょうか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) 県下の人事評価の取り組み状況からいたしますと、松江市、出雲市が全職員、安来市が管理職ですね、江津市が全職員というように状況をつかんでおります。浜田市は試行中ということでございまして、実施予定が益田と大田という状況ですね、それと雲南市が試行中という状況をつかんでおります。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) よそがやるから益田市もやるんだという分ではいけないと思います。基本的に、市長が考えておられますその人事評価制度については、絶対するんだという意識を持っとられますので、本当に何のためにするのかというところをしっかりマニュアルにも記して、それを全職員が共有しないとだめであります。今、これから組合との交渉が最後にあるということを聞いておりますけれども、やはり全職員がこの目的を何のためにするのかというところをしっかり共有していかないとこの制度は意味を持ちません。ですので、その辺をしっかりお互い議論しながら何のためにするのか、最終的には市民のためです。

 要するに、職員がやりがいを感じて生き生きとして自分の持てる最大の能力を発揮するっていうことが目的であります。そして、その能力の最大化を図って市民によりよい行政サービスを提供するということでありますので、私はそんなことは必要ないよというような人がいらっしゃいましたら、それは方向としては一致にならないわけでございますので、その辺の理解を本当に全職員に求めていくというこのマニュアルのこれが一番重要だと思うんです。これをどのようにしてつくるか、評価マニュアルとかというのは、シートとかというのは案外よその参考できると思うんですけど、この中に何を入れ込んでいくか、その目的とそれをみんなが共有する体制をいかにつくっていくか、これができれば私は市長、職員の意識改革というのは確実にできると思います。

 そういう意味では、民間では既にかなりのとこでやっておりますので、実は私も以前勤めしよった折にもやっておりました。一番気をつけなくてはならないのがこれから、先ほどもありましたけども、要するに評価する、人事考課といいますから考課と評価は一緒なんですが、評価者訓練を同じような目線でやらなくてはならないと。要するに、評価者は管理職でありますので、一般職の方を評価するわけですが、その評価者の目が、いやわしゃこいつ嫌いじゃがなあ、嫌われてもやれんけえ、当たりさわりのないとこにしょうかと、要するにA、B、C、Dと通常は5段階でやってますが、5段階の真ん中どころにするかと、嫌われてもしょうがないからなというふうなことで評価しますと、その評価者の目線が皆変わっていって、何をしとるのか全くわからないというふうな状況になります。ですから、この評価者研修というのが本当にまた次のステップでは大事になります。早くやるのが、計画どおりやるんが一番いいんですけども、このマニュアルをきちっと作成して、よその事例も聞きながら、本当の評価者である管理職の目線を一緒にそろえていくっていうことが一番大事な分になろうと思いますので、この辺は、まずやったということが先行して意味のないものにならないように、ひとつこの辺はしっかりやっていただきたいなと。総務部長、その辺いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 領家総務部長。



◎総務部長(領家貞夫君) おっしゃるとおりでして、人の見方によっていろいろその評価の内容が違うと思っております。また、そのあたりが我々の今の組織の中でも一番問題があるんじゃないかと思っとりまして、いわゆるそれぞれの部、課のマネジメント力にも発揮されてくるんじゃないかというように感じておりますので、その辺の徹底をマニュアルの中でも図りながら取り組んでまいりたいと思っとります。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) きょうも同僚議員から出ましたけれども、22年度に策定いたします本市の基本的かつ総合的なまちづくりの指針となります第5次益田市総合振興計画、この中に基本施策、益田市職員人材育成基本方針に基づいた次世代を担う職員の育成、とりわけ人材育成のための人事評価制度の確立という項をぜひとも当然のこととして盛り込むべきだと、私は思っとりますが、市長いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 総合計画につきましては、今後議論を具体的にしていくことになりますけども、中島議員おっしゃるように組織力の強化であったり、人材育成というのは最も大事なこれからの益田市にとって市役所にとって必要なことでございますので、盛り込んでいく方向で考えていきたいと思っとります。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) それでは、ひとつその分はよろしくお願いいたします。

 続いて、大変先ほど来から財政指標が厳しくなるという話の中で、また私は金を使うほうの提案をするわけでございます。滞在型のクラインガルテンの整備計画についてであります。

 答弁につきましては一応理解をしたとこでございますが、このソフト事業、事業者は益田市でないわけでありますが、それに会員として名を連ねとるということで、私も参加させていただいたんですけども、このソフト事業、国の補助事業10分の10ということでございまして、高津川の流域の市町がクラインガルテン整備の調査研究を行って、流域の木材を使用した滞在型の休憩小屋ですね、これをつくって都会の方々の二地域居住の方向にする、ガルテン建設の具体化するという一つの計画を模索する機会であったと解釈しておりますけれども、壇上でも申しましたけども、このクラインガルテンという言葉が最近頻繁に本当出てまいります。滞在型市民農園という言葉でよく出ますけれども、国土交通省のホームページによりますと、このクラインガルテンというのがずっと並んでます。もともとドイツ語で「小さな庭」という意味でありますが、1864年にドイツで誕生して、日本では滞在用の休憩小屋、これをドイツ語では「ラウベ」というふうに言っとるようですが、これが備わった市民農園を示しております。

 平成4年ぐらいから建設が進むようになって、その管理運営は自治体や第三セクター、また自治体から指定を受けた指定管理者などが行っております。耕作放棄地の増加による農村の荒廃防止やグリーンツーリズムの振興など目的に開設された、農林水産省のこのホームページによればです、全国に約60カ所程度が滞在型の分があるようであります。詳しい数字がつかみにくいんですけども、全国で約60カ所といったとこであります。

 また、国土交通省のほうでは、先ほどありましたように平成17年から都会と田舎に2カ所に地域居住するという二地域居住ということで、地域活性化が提唱されまして、都市住民が定期的あるいは反復的に農山漁村の同一地域に滞在するライフスタイルの振興が図られてきております。こういったことで、特に団塊の世代の方々をターゲットにして、二地域居住の実践者、実際に2地域で行き来しながら生活をしてる方々というのが国土交通省の推計によれば、平成17年で約100万人いらっしゃるようです。今後さらに増加するというふうに見込まれております。

 こうしたクラインガルテンの建設が進んだ背景には、自治体でやはり益田市にも私が提案するように、多くの団塊の世代にこちらに来ていただいて、お金を落としていただいて、それによって地域経済が活性化しないかというふうな思惑を抱く自治体が多いということで、かなりふえてきとるという状況でございます。

 また、国のほうでは、農林水産省と国土交通省、内閣府などの多くの機関が相互に関連する事業推進メニューが用意されております。ですので、農水省だけの予算じゃなくて国交省の予算、内閣府の予算を使ってこれができる状況にもあると、ハード、ソフト両方ありますけれども、特にソフト事業はこういった関係省庁が関連する中で組み込まれておるということでございます。

 当然、コストを伴いますので、行政が負担があるわけでございますので、時流に流されるだけでなく、それが本当に地域に何をもたらすのか、これを建設することで何をもたらすか、これをよく検討して進めていく必要があろうと思います。それぞれ地域、置かれた環境は皆違うわけでございますので、その辺をしっかり検証しながら、これをつくるとなればどういうことに効果が出てくるんだろうかというふうなことをしっかり検討して、ぜひとも益田市で取り組みをいただきたいなというふうに思っております。

 ちょっと私がしゃべる言葉が多うなってんですが、市長、今私が申し上げた時点で、現在、今クラインガルテンのハード事業の建設についてどんなお気持ちでいらっしゃるか、とりあえずこの段階をお聞きしたいと思います。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 交流人口を拡大をすることであるとか、二地域居住ということはこれは大変重要なことでございますので、一人でも多く益田市にそういう方に住んでいただける、もしくは来ていただけるということは重要ですので、市としてはそれをやらなければいけないというふうに思っております。

 そういう中で、その方法が、クラインガルテンという方法がいいのかどうかということは今後、今そういう事業もやっていただいておりますので、そういうものをしっかりと十分に検討していく必要があると考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 島根県内の飯南町のクラインガルテン志都の里というのを調査で訪れました際に、これも先ほど言った流域の活性化協議会の関係の一緒に参加させていただいたんですが、その指定管理の代表者がいみじくも言っとられたことを思い出すわけですが、事業導入に際しまして先進地をいろいろ見て回ったと、しかし見て回ったのはどういうラウベという滞在型の小屋ですね、これをどんなんがあるかちゅうのを見て回ったにすぎなかったと、よう考えてみると受け入れる側に基本的な理念がないといけませんねというのを言われました。

 志都の里、建築して5年以上になったと思いますが、あきが出ておりまして、入所者の都合によって2戸あきが出てるということでございましたけれども、なかなか難しい部分がある、今になって考えるともう少し最初の理念を検討すべきだったと、例えば住民票は移さないんです。都会に住民票を置いたまま来ますから、そこで出るごみについては生活のごみも当然出るわけです。その辺の都会から田舎暮らしを求めてきた、そういうのを望んできた人にあれもしなさい、これもしなさいというのを強制するというのは、それを逃れるために来た人間にそれを最低限はしてもらわにゃいけんというところを言ってなかったということなんです、要は。だから、なかなか入所者のだれにその中心になって話しかけりゃいいかわからないというようなことで今悩んでいらっしゃるという現実を聞きまして、そのためには最低限の入所のための規約とか当然あるんですけれども、ルールといいましょうか、そういったこともしっかり入所者につなぎながらやっていかないと、最初のスタートが一番大事なというのをつくづく感じました。

 私が益田市のクラインガルテンの建設の理念といいましょうか、この益田の温暖で豊かな自然環境が残された緑豊かな丘陵地である国営の開発地内ですね、喜阿弥をイメージしておりますが、都市との交流を促進する滞在型市民農園を開設して農地、施設用地の遊休化を解消し、なおかつ萩・石見空港を利用した地域資源の多面的な活用、難しく言っとりますが、要は益田市の歴史文化、観光の名所ですね、こういったものを活用しながら交流人口を拡大して、それが産業経済活性化を図ることにつながっていきやしないかと、これが私の考える建設の理念であります。かなり今ちょうど空港の問題がございますけれども、大阪主体でありますけれども、東京のほうからも多くの方に来ていただくような体制がこういったことでできないかというのを今感じて、私はしっかり考えておるとこでございます。

 もともと耕作放棄地の増加による農村の荒廃を防ぐ、先ほども言いましたけども、これを防ぐことから出発したクラインガルテンが費用面とか、あるいは住民の協力も含めた受け入れ態勢の工夫によって成果を上げてる例は少なくありません。すべて市が全部フォローしなくてはならないというものではございませんので、その辺何か一つの方向をつくりながら、地域の住民の協力も得ながらこういったことができないかということで、今本当に私はこのことばっかし考えております。地域の資源を活用して、かつ課題を解決する手段として人の誘致策を考えていくべきでございます。

 一方的な説明になって申しわけございませんが、実はもうちょっと言わせてください。

 先月8月18日に水産政策研究会で高知大学に行きました。その際、四万十町のクラインガルテン四万十に視察させていただきました。場所は、高知市内からバスで2時間余りのとこでありまして、決して交通の便利がよいとこではございませんでした。高知県の農業大学校跡地の活用ということで、そういったことで高知県は移住促進事業ということでガルテンを建設されました。総事業費が1億6,100万円でございまして、滞在型のラウベが15区画ございました。

 その構想を実現するために平成8年に発祥の地のヨーロッパへ200名の視察団を送り込んだということを聞きました。それで、その大分後でありますが、17年にクラインガルテンの研究会を立ち上げて21年度の事業実施にこぎつけたということで、かなり研究をなされておられたということに感動いたしました。そういうことで、この決して便利のよくない、高知市からすぐかなと思ったら、大分遠いとこでございまして、ここでやられてるということを聞いて、一番参考になるのは、見た中ではこの四万十かなと思いました。いろいろ推進体制なりもかなりいろいろ幅広い方々が参画いたしまして、推進体制もつくっとられましたんで、一番参考になるのがクラインガルテン四万十かなというような感じを思っとります。

 益田市が平成12年に益田みらい農業都市づくりの実施計画を策定しておられます。施設用地として、土地開発公社が2.7ヘクタールを取得して10年間がそのままになってるというふうな状況がございます。隣接地には、島根県の農業振興公社の所有の土地もあるということであります。先ほど言いましたけれども、この第5次総合振興計画、この中に益田みらい農業づくり実施計画、これをひとつ差しかえる、変更ですね、産業振興の視点で都市住民との交流の促進を目指すクラインガルテン整備促進構想を主要課題に位置づけて取り組みを具体化できないか、それを市長にお伺いします。



○議長(前田士君) この際、時間延長を行います。

 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今、中島議員からいろいろと御説明いただきましてありがとうございました。

 今後、計画の中でどう位置づけるかということは、先ほども申し上げましたが、現在調査を行っていただいている部分もありますので、そこの報告を受けながら、また状況をしっかり把握をして十分検討して考えていきたいと思っとります。



○議長(前田士君) 5番 中島 守君。



◆5番(中島守君) 最後になりますけど、やるんであれば四万十町の事業推進体制を参考にすべきであろうという私の考えですが、慎重な中にもやっぱりスピーディーさを持って、この構想というのは実現できれば一番理想ということでございます。慎重の中にもスピーディーさを持って、この滞在型のクラインガルテン建設整備がしっかり検討され、早期に実現されることを願って、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で5番中島議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後3時38分 休憩

              午後3時48分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 7番 井藤章雄君。

              〔7番 井藤章雄君 登壇〕



◆7番(井藤章雄君) 拓進会の井藤章雄でございます。長時間にわたる一般質問で皆さん方にはお疲れのことかと思いますが、いましばらくおつき合いをお願いします。例年ですと、1年で最もしのぎやすい季節を迎えるわけですが、今年は依然として厳しい暑さが続いております。

 ここに、第477回9月定例会を迎え、2点について質問をいたします。

 まず1点は、少子・高齢化社会が一層進む中で、若い人たちの出会いの場を応援する婚活支援事業の実施についてであります。

 益田市の高齢化率は既に30%を超え、日本の人口は2007年を境に減少に向かっております。少子社会の進展は、さまざまな形で日本社会に悪影響を与えております。わかりやすい現象では、保育園や幼稚園の園児の減少による経営や運営の問題、さらには小・中学校や高等学校の統廃合による地域の衰退、そして将来の医療や年金、介護等社会保障制度の維持の面からも大きな問題を投げかけております。この益田市においても、現在過疎化の進行による限界的集落や危機的集落も多数見受けられ、やがて集落崩壊のおそれが現実のものとなる状況が今後ますます進むものと思います。今までにも何人かの同僚議員から人口減少による過疎化対策の質問がありました。先日、出雲市で開かれた市議会議員研修の講演の中においても、今後の大きな問題は日本の人口減少と経済成長や労働力不足が大きな課題であるとの話をされました。

 このような社会現象を憂い、各自治体においては男女の出会いのお世話、いわゆる婚活支援事業に取り組んでいるところもふえております。この事業の内容は、結婚相談所の開設とか、会員を募り、出会いイベント情報などを紹介する等、地域の実情によってさまざまなことが行われております。

 9月2日の新聞に、佐賀県武雄市の婚活支援事業の様子が掲載されておりました。縁結びをするお結び課が誕生したと大きく報道されておりました。婚活支援事業と少子化対策を直接結びつけることは難しいこととは思いますが、定住促進や人口流出の防止といった深刻な地域事情とも絡んで、自治体独自の支援事業はふえることはあっても減ることはないとの見方がされております。

 各自治体では、常日ごろから家庭と育児が両立しやすい環境づくり、地域社会での子育て支援、保育所の充実強化など、次世代育成支援に向けての積極的な政策の推進が図られております。当市においても、市民サービスの一環として次世代を担う若者層の良縁につながる男女の出会いの場を提供する婚活支援事業の推進に取り組む考えはないかをお尋ねをいたします。

 2点目は、平成22年度から始まった子ども手当についてであります。

 国民の間でもいろいろな意見はありますが、将来の社会を担う子供の健やかな成長を社会全体で応援するという趣旨からすれば必要な制度と考えます。特に最近の不況、経済事情の悪い中では正規労働者の雇用が減少し、臨時や派遣労働者が増加し、安定した収入の確保が難しい状況にあります。このような背景から、子育て世帯からは子育てや教育にお金がかかるので、支援してほしいという声が強いのも事実であります。要は、受給する方が趣旨に沿って子ども手当を使用しているかどうかであります。

 先日、農政研究会に属している議員で訪れた隠岐の海士町では、出生児に対し手厚い支援がされていることを伺いました。

 間もなく第2回目の支給がされるわけですが、当市の該当者約6,200人に対する請求手続は順調に終了したのでしょうか。転入や転出あるいは出産による定期支払いの遅延とか、窓口や電話でのトラブルといった事例はなかったのかどうかをお尋ねいたします。

 以上が壇上からの質問とさせていただき、詳細については質問者席からお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 井藤議員の御質問にお答えをいたします。

 婚活支援事業の推進についてと子ども手当についての御質問だったかと思います。

 この婚活支援事業の推進についての御質問は、大変私としてはお答えをしにくい御質問でもございますけども、お答えをいたしたいと思います。

 少子化の要因はさまざまこれまでも指摘がありますけども、やはり一番の原因は私を初めとする適齢期の人間の晩婚化が原因であるというふうに私も思っておりますので、そういう意味ではその辺の責任の一端を感じているところでございます。そういう中で、どのようにして男女の出会い、また結婚に結びつけるかということは大変重要な課題であるということは、私自身も認識をしておりますし、身を持って経験をしてきたところでございます。

 そういう中で、市としてこれをどうするかというのは非常に難しい問題でございまして、今後の市民のニーズやさまざまな状況を踏まえて検討していく必要があるというふうに考えております。また、島根県におきましても、既に縁結び応援施策に取り組んでいるところでありますので、今後こういうようなことも含めて有効に活用していく必要があると思っております。

 次に、子ども手当についてでございますけども、この手当につきましては、やはり創設された目的のとおり、子供たちの健やかな育ちのために用いられることを願っております。

 本市におきましては、6月10日に第1回目の支給を行いました。6月の支給は、2月、3月分の児童手当と4月、5月分の子ども手当を合わせて支給した方もありますので、支給額に関する問い合わせ等はございましたけども、特段のトラブルはなく終えていると報告を受けております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 市長のほうから婚活事業についていろいろ説明をいただきました。

 なかなか難しい面もあるということは私も理解はできますけれども、全国の自治体の中ではそうはいいながらも実際に取り組んでいるというところも結構あるという事実もございます。

 それで、新しい事業を始めるということになりますと、当然職員や業務量の増加が考えられますけれども、正規職員ではなく、嘱託あるいは臨時職員での対応というのはどうなのでしょうか。

 佐賀県武雄市の状況を新聞でごらんになった方もあろうかと思いますけれども、公募で採用された課長が非常勤で対応されているということが載っておりました。既に問い合わせもたくさん来ているということが報道されておりました。また、自治体によりましては商工会議所とか、あるいは社会福祉協議会、こういったところと連携をとりながら進めている自治体もあると聞いておりますけれども、当市では、今後積極的に検討する気は本当にないのかどうか、もう一度重ねてお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 検討する気はないと私が答弁をしたつもりはございませんので、いわゆる昔は地域の方等がそういうお世話をされていたということで、結構、間を取り持ったというふうにも聞いておりますし、そういうことが今地域社会が薄れているという状況の中で、なかなかないのをどうするかという問題であるというふうに思っています。

 これを行政としてやるべきかどうかというと、最終的にはどこがやるにしても、今現在地域力がこれだけ落ちている中で考えなければいけない大きな課題であるというふうに思っとりますが、行政が出ると民の力が出てこないという側面もありますので、やはり民の力をどう生かすかという観点で私は考えるべきものであるというふうに思っております。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 私のちょっと言い方が若干違っておりまして申しわけなく思います。市長は、検討はしたいという気持ちは述べられたと、私ももちろん認識をしとります。その点、訂正といいますか、私の誤解があったということを一応申し述べておきます。

 行政が余り出ると民がどうしても引っ込んでくると、そういう部分もあるんだと、そういう答弁もございました。それは考え方によってはそのとおりかと思います。しかしながら、こうしてこの後また質問いたしますけれども、人口が非常に減少している当市にとっては、できれば今も言いましたように、武雄市のように正規の職員でなくても、あるいは商工会議所とか、あるいは社協等との連携もとりながら、ぜひとも前向きに検討していただければ私もうれしく思います。

 1人の女性が生涯産む子供の数をあらわす合計特殊出生率、これが3年連続して微増したと厚生労働省は発表いたしました。しかし、それでも世界で最も少子化が進んでいることに変わりありません。年ごろの息子や娘を持つ親の気持ちとしては、できるだけ早く良縁を得て身を固めてもらいたいというのが偽りのないところだと思います。私の周りでも、30代あるいは40代の独身者は何人もおられます。両親も困ったものだ、何とかよい縁に恵まれないかと心配をしておられます。確かに最近の若い人たちの意識や考え方も変わってきてはおります。

 しかし、こうした現象を何とか手助けしようと真剣に考えている自治体がふえているのも事実でございます。少子・高齢化に向けて、自治体の果たす役割はより一層重要になりますが、市長はこの点についてどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 御質問のお答えですけども、私は井藤議員とちょっと認識が違うのは、公共的な部分でのサービスを提供しなければいけない役割がふえるという意味では、非常に認識は一致をいたします。ただ、それを市役所、行政がすべきかどうかという手段の部分では若干違うという意味でございます。

 これまでも、先ほどちょっと申し上げそびれましたけども、市内圏域でそういう御縁を結ばれる、やっておられるボランティア団体の方とも意見交換をさせてもらったこともございます。ですので、そういう方々に対する支援でありますとか、例えば今後NPOや市民組織のようなものを市がバックアップをして設立をするとか、そういうことの方面での検討というものはしっかりやっていく必要があるんではないかなあと思いますけども、そこで市が直接実施をすべきかどうかっていうのは、やはり慎重に判断をすべきであろうというふうに思っとります。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 若干市長との認識のずれもございますが、市長の言われることも私も理解はできますが、全国の自治体においては現実には、新聞に報道されておりますように、あるいは新聞以外にも以前にも私もいろいろな書物で見ております。そうしたことでだんだんとこういうことに自治体が積極的に乗り出しているということも事実でございますので、その辺を多少は加味していただいて、これから検討をしていただければ私も質問をしたかいがあるというふうに思っておるところでございます。

 当市における人口というものも毎年自然減少が著しく減少しとると思います。間もなく5万人を割る日が近いと思いますが、昨年1年間に生まれた子供の数と死亡された人の数はどのようになっておるのか、その点をお伺いいたします。



○議長(前田士君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 平成21年度の数字でございますが、出生者数が398名、死亡者数が610名でございます。差し引きでございますと212名の減ということになっております。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 今のお答えによりますと平成21年度は出生と、あるいは死亡された方、この方との差が212名と、このように今御答弁をいただいたわけですが、この7月末現在の住民基本台帳上での益田市の人口は5万850人、このように市民サービス課のほうに掲載されております。単純にこれから割り出していきますと、あと4年ばかりすると益田市は5万人を割ると、そういう状況になろうかと思います。

 ところで、そういう状況なんですが、各自治体がいろいろな機会を提供しながら、この事業の支援に乗り出している理由というのは、先ほども言いましたような理由があるからではないかなというふうに思っとります。婚活はもはや個人的な活動のみでは限界があるからだと思います。かつては、先ほど市長も答弁されましたように、男女の出会いの場をお世話する仲人さんという方も見受けられましたが、今はほとんど耳にしません。今日このような事業が積極的に取り組まれているのは、少子化の進展によるさまざまなひずみへの危惧、特に長年の懸案である地方の過疎や人口流出を自治体みずから何とか改善しよう、食いとめようと必死になって考えられた結果だと思います。今までに他の自治体のこうした状況を調査されたというようなことはありませんでしょうか。



○議長(前田士君) 折笠経営企画部長。



◎経営企画部長(折笠史典君) お答えいたします。

 婚活支援事業に特化した他の自治体の調査というものは、これまでのところは行っておりません。

 ただ、議員が冒頭よりおっしゃっておりますとおり、少子化であるとか人口減少に伴う種々の問題が出ているということは当然私どもとしても承知しておりますので、そういった少子・高齢化、人口減少対策としてどういうことをやってるかといった取り組みについては、他自治体にも情報収集というのもしてきたところでございます。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 今答弁いただきましたように、特別に調査はしてないけれども、情報収集はしてきたというお話がございました。できるだけ今後もいろいろと制約はあろうかと思いますが、そういった点も考慮しながら進めていただいたらというふうに思っております。

 私が住んでいる横田町の上野は数年前に空き地が整備され、そこにアパートが建ち、若い夫婦が入居し、個人住宅も数軒建ち、そのおかげで子供たちの明るい元気な声、遊ぶ姿が見られるようになり、周りの人も大変喜んでおられます。こうした現実が各地で見られるようになればどんなにか地域が活気を帯び、そして少しでも過疎化に対し、よい影響が出るのではないかと思っております。

 先日、水産研究会に属している議員で香川県や高知県に視察に行ってきました。先ほど中島議員からもその様子が詳しく述べられました。そうした視察の中の一つに、クラインガルテン四万十の事業を見学し、地域と都市住民との交流による定住対策を勉強してきました。婚活支援事業とは直接関係はありませんが、交流を促進する中で定住や人口の増加に結びつく事業だと思います。こうした事業を通して男女の出会いへと発展することも考えられます。私としては、ぜひともこの婚活事業を前向きに検討し、実りあるものにしていただくよう強く要望をいたし、この質問は終わります。

 続きまして、子ども手当についてお伺いをいたします。

 いろいろと賛否両論ある中で、間もなく2回目の支払いの時期がやってきます。文教厚生常任委員会調査会の中でも説明はありましたが、手続の遅延者には7月の広報で周知を図り、申請漏れをなくすということでございましたが、現在の状況はどうでしょうか。いまだ未提出者があるとすれば、その対策は今後どうするのか、あわせてお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) お答えいたします。

 子ども手当につきましては、マスコミ等でも大きく報道され、周知されたところですけれど、市では対象者それぞれ個人通知をいたしております。さらに、申請漏れがないように7月以降はホームページにも掲載しておりますけれど、毎月の広報の1日号に「子ども手当の申請はお済みですか」の記事を掲載しております。

 子ども手当は、6月の支給に申請が間に合わなかった方でも、今月9月末までに申請をされますと次回の10月の支給日に当初の4月にさかのぼって支給をされます。市のほうではこういう形で広報等しておりますので、6月の支給に間に合わなかったけれどということである追加で申請をされた方が現在116名おられます。そういう方、これは広報等していることにより、新たに申請がなされたものであります。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 私も広報を見まして7月1日号にちゃんと掲載してありました。それも確認をしとります。そういうことによって、今も部長のほうから回答がありましたように、116名の追加申請があったということで非常に喜んでおりますけれども、ここで私がなぜこういうことを言うのかといいますと、やはり申請漏れや申請忘れがあるということが多分にあるのではないかと、そういったようなことでどうしても受給ができないということが起こりますと、後々のトラブルになるということが心配されるから質問をしたわけでございます。今後もこういった申請漏れがないように、引き続いて広報等によって皆さんに周知を図っていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。

 さらに、特に公務員の方については職場での支払いということで、把握や確認に手間取った自治体があったと、そういうことが新聞報道にございました。当市ではどうなのでしょうか、また外国人の方に対しては添付書類の関係で提出がおくれたと、そういうようなことはなかったのか、この2点についてお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) まず、公務員に対する子ども手当でございますけれど、これは児童手当と同じでございまして、益田市の支給ではなく、それぞれの公務員が所属する事務所が手当を支給いたします。ですので、市のほうではすべての方に通知はいたしましたけれど、どなたが公務員かということの把握をきちんとはしておりません。それぞれのその通知の中で公務員の方は職場で手続をされるようにということの記載をしておるところでございます。今までの児童手当と同様でございますので、それぞれの職場で確実に手続が済んでいると、このように公務員については考えておるところです。

 あと外国人につきまして、必要書類等のおくれでというような事態はなかったかということでございますけれど、外国人の方につきましてはそれぞれの方が事前に個人で情報収集をされ、必要な書類というものをきちんと事前に自分で整備されておられます。現在、益田では2名の方に支給しておりますけれど、そういう状況もあって添付書類等がおくれた云々ということで支給がおくれたということはございません。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) どうしても公務員の方については職場での支払いということで、その職場職場での支払いがされるということで、市としては確認が難しい、そういうことはこちらもよく理解できます。

 それで、結局そういう方でなくして、一般の方がこの10月の支払い申請に間に合わなかった場合には、6月に支払った分はもう支給されないというようなことも聞いておりますが、その点は間違いないでしょうか。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) あくまで4月にさかのぼって支給されるのは、9月までに申請書を出された方になりますので、それ以降出された場合、4月までさかのぼってということにはなりません。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) よくわかりました。そういったことがあるからこそ支給漏れのないように、今後も広報をしっかりやっていただき、周知を図っていただきたいということをお願いをいたします。

 ところで、税や料金は常に公平公正に負担する観点から、今回の子ども手当の支払いを機会に、保育料や給食費の未納者への対応を積極的にとられた自治体もあります。この点については、6月定例会において同僚議員からも質問がありました。支払いが振り込み扱いであるために難しい面はあるとは思いますけれども、自治体によっては未納者には窓口払いとして、相談をしながら理解を求め、効果を上げたところもあると聞いております。

 当市においては、何らかの対策を実施し、効果を上げられたのでしょうか、また今後の対応をどう考えているのか、この点をあわせてお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) お答えします。

 子ども手当につきましては、益田市の場合は口座のほうに振り込みをしておりますので、現金支給はしておりません。ですが、6月の1カ月間は現況届を提出するという月でございましたので、保育料を滞納しておられる方につきましては、お金は口座のほうへ振り込みますけれど、納付をしていただくお話もいたしましたし、その結果、即全額納付という場合には至らなくても、計画書をそれの約束をしていただきまして、現在納付がきちんと続いているという事例が幾らかございます。

 それと、次は今度10月の支給でございますけれど、これにつきましては当然保育料の滞納者につきましては、通常督促状というものを出しておりますけれど、10月はこの子ども手当の支給月でありますので、それを踏まえて保育料の支払いについて別に文書も添えて出すこととしております。

 以上です。



○議長(前田士君) 門脇教育部長。



◎教育部長(門脇幸見君) 回答します。

 私のほうからは給食費の未納についてでございますが、本年5月でございますが、文部科学省から給食費の未納問題への対応に関する通知というものをいただいているところでございます。

 教育委員会では、子ども手当の2回目の支給に向けて、各学校に対しましてこの文部科学省の通知をいたしまして、保護者に対して協力依頼をするということについて周知を図ったところでございます。

 子ども手当は6月から支給されてるところではございますが、益田市学校給食会及び美都学校給食会からは今年度において、現時点のところ未納はないというふうに聞いております。今後、未納が発生した場合や平成20年度、21年度の給食費未納分につきましては、該当の学校と連携をし、納入についてお願いしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 今の答弁で、益田市としても振り込みはしてるんだけれども、いろいろなことによって未納者に対して対応してるんだということがある程度理解ができました。特に現況届の通知にあわせて分納の計画書を出させたとか、あるいは給食費については文科省の通知を学校へ配付して未納の解消に取り組んだと、そういったような報告を受けましたので、今後ともこうした公平公正の見地からしっかりとやっていただけたら私もうれしく思います。

 次に、当市においては転入転出や新しく子供が生まれた場合等の改定認定の手続、あるいは支払いでトラブルとなったケース、先ほど特にトラブルはなかったということは伺っておりますけれども、こうしたことが完全に解消できるためには、やはり市民サービス課等との連携を十分とりながら、申請漏れが発生しないよう配慮されたかと思いますけれども、そうした他課との連携についてお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) まず、転入転出、出生につきましては、まず市民の皆様は市民サービス課の窓口のほうに行かれるわけですので、市民サービス課のサービスガイド、そちらのほうに転入の場合は、転出の場合は、出生の場合はと、それぞれ子ども手当について子育て支援課のほうで手続をいついつまでにしてくださいと、そういう形のサービスガイドを用意していただきました。それで案内してもらっておりますので、今までのところはトラブルは発生しておりません。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 今お聞きしますと、やはり市民サービス課等との連携を図りながら十分やってるということでございますので、非常にいいことだなというふうに思っておるところでございます。

 子ども手当は支給を受けず、寄附をすることができますけれども、当市においては受給の辞退者、こういった方はおられるのかどうかをお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) お答えします。

 現在までのところ、寄附を申し出られた方はおられません。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) この制度がスタートする時点では、全国には何人かの辞退といいますか、国に寄附すると、そういったような方の声も聞きましたが、益田市ではないということでございます。

 これはこれでどうこういう問題ではございませんけれども、子ども手当が支給されたことによる経済効果でございますが、今のところ目に見えて影響が出たということも感じられないわけですが、その点についてどのようにお考えなのか、また今後どう考えられるのか、この点についてお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 田中福祉環境部長。



◎福祉環境部長(田中敦君) お答えいたします。

 これは内閣府の調査では、子育て中の親の4割の方がこの子ども手当を貯蓄に回すと、このように答えているようです。

 今年度、市といたしまして、これは今までの児童手当を含む金額になりますけれど、9億6,000万円の予算措置をしております。具体的なそれで影響とか効果について現在のところ把握してはおりませんけれど、この益田市内に9億6,000万円のお金が流れていくということで、一定程度の経済効果とか消費拡大につながる面は、これは必ずあると、このように考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 7番 井藤章雄君。



◆7番(井藤章雄君) 制度がスタートとして第1回目の支払いがあったということで、即経済効果があらわれるというようなことはなかなか考えられないかと思います。今の田中部長の答弁にもありましたように、約4割が貯蓄に回すと、そういう結果も出ておりますので、なかなか難しい面もあろうかと思いますが、やはり9億6,000万円というものが予算措置されて、益田市の住民の皆さんに入るわけでございますので、今後少しでも経済効果があらわれることを願ってやみません。

 いろいろときょう質問をいたしましたが、限られた予算の中で市民の多くの要望を精査しながら、いかに効果を上げるかということは本当に大変なことと思います。とはいっても、先ほどから言っておりますけれども、婚活支援事業というのは地方の過疎化や少子化対策に結びつく大きな問題であるからこそ全国の自治体が取り組んでいるのだと思います。当市においても、ぜひ一歩も二歩も進んだ検討をぜひお願いしたいと要望をいたします。

 すべての面において住民の皆さんから拍手が送られるということは大変難しいことでございますが、少しでも市民や他の自治体から益田市は頑張っているなあ、そういうふうに注目されるような、そしてぜひ益田市に行って勉強してみようよ、そういうふうに他の自治体から思われるような益田市を目指し、より一層サービスの向上に力を注いでいきたいものでございます。

 以上、私の思いの一端を述べ、質問を終わります。



○議長(前田士君) 以上で7番井藤議員の質問を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(前田士君) 本日はこれにて延会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

              午後4時29分 延会