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島根県 益田市

平成22年第474回 3月定例会 03月10日−04号




平成22年第474回 3月定例会 − 03月10日−04号







平成22年第474回 3月定例会



                平成22年3月10日

                (議事日程第4号)

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 本日の議事日程

第1 一般質問

      (個人質問)長谷川 昇、山根哲朗、大久保五郎、永見おしえ、

            澁谷 勝各議員

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 会議に付した事件

本日の議事日程のとおり

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 出席議員(27名)

1 番   前 田   士 君          2 番   河 野 利 文 君

3 番   安 達 美津子 君          4 番   久 城 恵 治 君

5 番   中 島   守 君          6 番   松 原 義 生 君

7 番   井 藤 章 雄 君          9 番   永 見 おしえ 君

10 番   弘 中 英 樹 君          11 番   林   卓 雄 君

12 番   大久保 五 郎 君          13 番   福 原 宗 男 君

14 番   宮 内 智 士 君          15 番   野 村 良 二 君

16 番   寺 井 良 徳 君          17 番   山 根 哲 朗 君

18 番   平 谷   昭 君          19 番   澁 谷   勝 君

20 番   石 田 米 治 君          21 番   波 田 英 機 君

22 番   岡 田 正 隆 君          23 番   安 達 幾 夫 君

24 番   佐々木 惠 二 君          25 番   久 保 正 典 君

26 番   長谷川   昇 君          27 番   大 畑 茂三郎 君

28 番   山 崎 一 美 君

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 欠席議員(0名)

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 出席した議会事務局職員

局長       岩 本 清 治        次長       国 司   広

係長       澄 川 雄 司

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 説明のため出席した者

市長       福 原 慎太郎 君    教育委員長    尾 庭 昌 喜 君

教育長教育部長事務取扱           会計管理者出納室長事務取扱

         三 浦 正 樹 君             大 畑   強 君

総務部長兼経営企画部長           危機管理監    桂 木 正 則 君

         領 家 貞 夫 君

福祉環境部長兼保健センター長        産業経済部長文化交流課長事務取扱

         豊 田 忠 作 君             堀 江 勝 幸 君

建設部長     石 川   保 君    水道部長     篠 原 栄 次 君

美都総合支所長  斎 藤 清 一 君    匹見総合支所長  斎 藤 幸 士 君

消防長      杉 原 寛 臣 君    総務管理課長   田 中 和 明 君

農林水産課参事  椋 木 孝 光 君    教育総務課長   林   秀 輔 君

農委事務局長   田 中 康 博 君    監査公平局長   桐 山 和 明 君

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              午前9時0分 開議



○議長(前田士君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(前田士君) 日程第1、昨日に続き一般質問を続けます。

 それでは、質問を許します。

 26番 長谷川昇君。

              〔26番 長谷川 昇君 登壇〕



◆26番(長谷川昇君) 皆さんおはようございます。

 一般質問もきょうで3日目となりました。質問も重複しておりますので、議事進行のために簡単明瞭に御質問いたします。明快な御回答をお願いいたします。

 さきに通告をいたしましたとおり、3点についてお伺いをいたします。

 第1点目は、市長の政治姿勢についてでありますが、これは同僚議員とかなり重複をしておりますので、後ほど質問席より質問をさせていただきます。

 それでは、第2点目、養護老人ホーム清月寮についてであります。

 清月寮は、昭和52年3月に建てかえられ、築後30年が過ぎ、老朽化とスプリンクラーの設置等で再度建てかえ時期が来ております。福原市長就任後、2度にわたり地元自治会と指定管理者である希望の里とで建てかえ要望をしたところでありますが、昨年12月17日に益田市より、4回の検討委員会を重ねてこられ、益田市の方針内容として、1つ、民設民営、2つ、土地は法人が確保すること、3つ目、場所についても法人が決めるという方針内容を告げられ、これについて地元の声を聞きたいということでありましたが、要望書を読まれた上の回答であったか、市長にお尋ねをいたします。

 第3点目は、新規の県営中山間地域総合整備事業についてでありますが、これについては質問席より質問させていただきます。

 以上、壇上よりの質問を終わり、あとは質問席で質問させていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) おはようございます。本日も一般質問よろしくお願いいたします。

 それでは、長谷川議員の御質問にお答えをいたします。

 養護老人ホーム清月寮についての御質問であったかと思います。清月寮につきましては、指定管理者制度をいち早く導入をいたしまして、現在希望の里福祉会による運営を行っております。昭和52年に現在の場所に新築移転をされ、30年以上が経過をしておりますが、年々入所者の高年齢化が進む中で、介護を必要とする高齢者も増加し、その対応を図るためにこれまでも大規模改修を行ってきたところでございます。

 しかしながら、施設の老朽化から修繕を繰り返している状況でございまして、今後も多額の修繕費が見込まれることや、介護保険の利用施設として現在の施設基準を下回っていること、また道路の幅員が狭く、緊急車両の進入の困難さがあること等から、これまで地元の方々や法人からも早期建てかえについての御要望をいただいているところでございます。

 この建てかえに当たりましては、その必要性とあわせて機能を維持しつつ、官と民との役割分担の中で、より効率的な運営を図ることが必要であることから、高齢者施設の今後のあり方についても検討することとして、昨年6月に庁内関係部局による清月寮改築等検討委員会を設置し、改築の必要性、運営の手法、土地の選定等についてこれまで5回の協議を行ってまいりました。

 現在もまだ協議中のところでございますけども、方向性として4点現在出しております。1つは、先ほども申し上げましたが、清月寮については建てかえが必要な施設であるということです。2点目は、今後の運営については、その機能を維持し、適切な運営が確保できる民間法人にゆだねていきたいと、いわゆる民設民営の手法がよいということでございます。そして3点目が、養護老人ホームの待機者も80人と多いことから、今後の改築に当たっては20人ぐらいの増床が必要ではないかということでございます。そして4点目が、土地の選定につきましては、地元の要望も踏まえ、安心・安全が確保されることを最優先にして、現在幾つかの候補地を出して検討をすることとしております。ですので、12月の御回答、これまでもずっと要望をいただいている中での12月の回答というふうに御理解をいただければと思います。市としては、できる限り早く方針を出していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 市長にお尋ねをいたします。

 今の清月寮のことについてでもありますけれども、益田市の指定管理者はすべてあり方検討会とかそういうものにかけずに、庁議で民設民営、そういうようなものに決めていかれるんでしょうか、そこをお伺いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず初めに、この清月寮の検討は庁議でというわけではなく、内部の検討委員会であるということですね。それから、庁議というのは、以前も申し上げたかもしれませんが、庁内のいろんな課題の調整をするという機関でございますので、決定機関ではございません。最終的には市長が意思判断をするということが、市としての決定機構です。もちろんいろんな今庁議であったり特別職会議というものを通してさまざまな意見は聞いておりますけども、決定機関ではございません。その上で、これからのことについてはそれぞれ判断をしていきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) それでは、今問題になっております益田の市立の学校給食センターは、安全・安心を基本理念として公設民営というような方法でされますけども、今言っております養護老人ホームとか指定管理者設備は、すべて民設民営にされるのかをお尋ねをいたします。

 それと、給食センターとそういう養護老人ホームとかあるいは指定管理者にされてるその違いですよね、民設民営にされた部分と公設民営にされる部分の違いはどのようにあるんでしょうか、お伺いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的に民間でできることは民間でというのが私の思いでもありますので、設備から何から全部民間でできるというものは、やはり民設民営でも可能であるというふうに思います。給食の場合は、やはりあれだけの大がかりなものという意味では、民間ではなかなか難しいというふうに判断をしておりますので、そういう中での市としての決定に至ったということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、給食センターについては大きいから、民設民営では難しいということを言われましたですけど、できるという方がおられたらそういうことにはされるということですか。難しいという判断は、どのところをつかまえて難しいと判断されるんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ちょっと私が今先ほどの答弁、説明不足がありましたので、訂正をいたします。

 今回の給食センターの公設民営というのは、教育委員会等での議論を経た上での決定でございますので、私が今できるできないという意味での議論を申し上げましたが、その決定でということで公設民営ということを答申が出され、最終的に市の方針として決定をしたということでございますので、そのように御理解をいただければと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 昨日から市長の方針としては、公正、公平、透明性、それから開示というようなことですけど、今の検討会というのはどういうメンバーで検討されたんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 関係各部長等集まっていただいての構成員ということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) それは庁内の人だけですね。これは今の言われる庁議と全く変わらないのじゃないですかね。庁議と今検討会というのはどんな違いがあるんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 検討委員会につきましては、福祉環境部を初めとしまして建設部、それから総務部長等含めて、これについてはすべて庁議のメンバーが入っているということではございません。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今市長が言われた庁議で決めてるわけではないちゅって言われますけど、庁議以外の人が検討委員会に入っておられんのじゃないです。庁議で決めた部分と変わりはないんじゃないでしょうかね。どうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) この検討委員会というのは、あくまでも検討の委員会ですので、これ別に決定してるわけじゃありませんで、検討してきた経過を今申し上げた状況です。ですから、庁議というのは部長級が全庁的に基本的には入っておりますので、この清月寮の検討委員会は清月寮の改築に関係する関係部署の職員が集まって構成をしておりますので、全く性格が違います。

 それから、別に検討委員会というのは、日赤の建てかえもあれば地域情報化のこともあればさまざまやっておりますので、これだけが別に特別なものではないということは御理解をいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) それでは、次の土地は法人が確保すること、また場所についても法人が決めることという益田市の方針ですがということで出向いてこられました。益田市が抱えている指定管理者制度の設備すべてこのようにされるのか、また益田市のまちづくりとの関係はどのようになるんでしょうか、お伺いいたします。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 先般お話しに行ったのは、市の方針の決定ということではなくて、検討委員会の──あの時点4回までですが──状況で、こういう方向性の中で検討委員会ではこういう話がされてますということのお話をさせていただいたということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今部長のほうで決定ではないと言うんですが、決まってはおらないけど、ただ地域へ持ってこられたら、決定でもないようなものを持ってこられるんです。どういう相談に来られたんです、これ持ってこられたときは。こういうことを提示されるということは、およそ決まったことじゃないんですかね。どういうことなんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 先ほど申し上げましたように、検討委員会の中でこういう方向で検討してるということの内容を報告させていただいたということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) それはよくわかります。検討委員会でそういう相談されたり、そういうことをしたんでしょうけど、地域へ公民館で皆さんを集めて話された中で、こういう内容を話されておるわけですよね。それで、我々は要望書を市長あてに出してるわけですよ。そういうような、今内容と、読まれた返答でないような、本当に私なんかからいいますと乱暴な回答だったと思うんですよね。そういうような感じを、感じを受けるというか、もう決まってきたような言い方でございましたよ。市長の私は決裁を受けて地域へ出られたと思って解釈をしておりますけど、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) ある程度基本的な方向の中で、市長にも御相談申し上げてますが、最終的に決定ということではなくて、検討委員会ではこういう話が出されておりまして、地元からはこういう要望も出てますということを含めて、検討委員会の結果として、今の状況ではこういう方向ですということの報告はさせていただいております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 12月17日に来られたのは、前伝として、前伝というんですか、そういうことを伝えて、地域へ値踏みをしに来られたんですか、どうなんですか、これ。もしうまいこといきゃあまあそのまま、地域から反対が出れば云々というような、そういう安易な受けとめ方にしかできんのですけど、どうなんです、ここらあたりは。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 先般地元に行かせていただいたのは、庁内の中で検討委員会をこういう状況の中で進めておりますという、私としては状況報告というようなつもりで出かけさせていただいたというのを考えています。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 部長はそういうつもりで来られたでしょうけど、来られた時期も12月17日、12月議会の会期中だったですかね、非常に年末も押し迫ったときですけど、そういう、どういうんです、話をしに行くというような段階ではなく、その場で、後でも述べますけど、非常にもう建設もしなきゃいかんし、そういう動きをしなきゃいかんので、何か回答を求めたいような様子でありましたですけどね。それはおおよそ庁内で結論が出たから来られたと思って思っておりますけど、地元では、どうなんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 先ほど申し上げましたように、最終的に庁内での最終決定ということではございませんで、あくまでも方向性の確認はしていただいておりますが、検討委員会の結果の状況を踏まえて、ある程度の考え方を地元に話をさせていただいたというふうな状況であります。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 壇上でも述べましたように、要望書を読まれた上での回答だったでしょうかということなんですよ。要望書より全然、もう回答にならないような回答を庁内で出ましたということでお持ちをいただいたって、どうしようもないんじゃないです。何の意図があったんです、地元説明は。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 私としては、早急にその方向性を出さにゃいけないという部分がございまして、その辺を含めて検討委員会での状況を、今までそのあたり報告してなかった部分がございますので、検討委員会の状況を地元に報告させていただいたということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 要望に沿ったような内容ではないものを持ってこられて地元説明というのは、どういうことなんでしょうかね。それを踏まえて、ましてや大事な問題なんですよ、民設民営、これから指定管理者全部されるのか。そういうようなものを、私も議員ですけど、議会でもそういうようなものを全然聞いてないですし、今も言ったように、透明、公正、公平、公表、公開ということもまだされてないうちに、指定管理者は民設民営、土地もどういうんですか、指定管理者に任す、それから場所も指定管理者に決定される、そういうものをお持ちになっておるわけじゃないですか。これはどういうことなんですか。今まで言っておられます、繰り返しますけど、透明性、公正、公平、公表、公開、これとは全くかけ離れておるんではないでしょうかね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) お静かにお願いします。公平、公正、公開ということは言っておりますけども、それと今回申し上げたことが私は別に矛盾するとは思いません。ただ、誤解がある部分があれば、それは訂正なりおわびをしなきゃいかん部分があると思いますけども、隠して決めたということではありませんので、あくまでも検討委員会で経過の過程を今申し上げたということなんで、それについて何をただすかというのは、また長谷川議員から御質問があるかもしれませんが、ちょっと今私議論を伺いながら、こちらで別に隠そうという意図はありませんし、別に勝手に決めたということはありませんので、そこは誤解がないようにお願いできればと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今市長が言われる、ちょっとそこは私と市長との見解の相違というんですか、皆議員27名おられますけど、このことですよ、指定管理者が今後はすべて民設民営、土地は指定管理者が決めるんだ、そういうことは公開されておりますか。そこのところを言ってるんです。我々議員あるいは市民、他の指定管理者にも今後はそうなりますよというような報告がありましたか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今回のことは、先ほどから繰り返し申し上げておりますように、検討委員会の経過の過程を申し上げたということというふうに、私ちょっと詳細の報告は実際受けておりませんけども、そういう状況の中で今聞いておりますので、民設民営にするとかそういう話の方針ではございませんので、あくまでも清月寮に関しての中の検討の話でございますので、これからのほかの施設について全部そうだということではございませんので、そこはこちらからそのように何も言っておりませんので、それは誤解のないようお願いしたいのと、そうかと言われては、そうではありませんということははっきり申し上げておきたいと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) それはそこにおきましても、清月寮だけを民設民営にされるんですか。他の今言うように指定管理者については、今後どのようにされるんです。

 それと、それはそれで考えると言われるのか、なぜ清月寮だけを民設民営にされるのかをお聞きをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 繰り返し申し上げているように、ほかの施設のことは今回話をしておりませんので、ほかの施設のことは私は今議論に上る俎上の問題ではないというふうに思います。ですので、するとかしないとか以前に、こちらから何も申し上げておりませんので、ありません。

 それから、清月寮はなぜかというのは、それは民間でできることは民間にお任せをするというのがこれまでの私の方針ですし、そういうことを今内部でも民間でできるんではないかということで検討をしてる段階ですので、決定をしているものではありませんので、そこは誤解のないようにお願いしたいと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今の市長の説明でいきますと、同じ指定管理者の中でも別々に取り扱われるわけです。清月寮は清月寮、それから他のことは、それにそういうものが起こったときにそういうものを考えられるわけですか。全体の一貫したものというのはされないわけですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) また今後そういう全体的な見直しをするということが状況になれば、考えることはあると思いますけども、私のほうから市として今市の施設を全体を見直すなんてことを言ったことはありませんので、長谷川議員がそのように御質問されて、今まで何度か、もう3回目か4回目で今お答えになりますけども、それはありませんと申し上げてるんで、ないんです。ですから、清月寮に関しては今建てかえの問題があるので、今個別に検討をしているということで御理解をいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) このことについては、他の指定管理者に対してもいろいろな波紋というんですか、そういうものが出てくるんではないかと思いますので、よろしくお願いしておきます。

 清月寮のスプリンクラーの取りつけは、平成24年3月までが期限となっております。スプリンクラーを取りつけられるのか、建てかえをされるのか、市のほうでは決まっておるでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) スプリンクラー整備の期限というのは、もう24年3月までというふうになっておりますので、こちらはいずれにしても入居者の方の安全は守らなければいけない、また義務を果たさなければいけないというものですので、そのことはしっかりやっていきたいというふうに思います。もちろん建てかえの時期について、できる限り早く方針を決めたいというものはございますので、そこについても関連性がございますけども、いずれにしても入居者の安心・安全は守るべきというふうに考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) もし建てかえをされるとすればどういう、地元としたら要望書を出しておりますけど、どのようなお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、建てかえについてはさまざまな今検討をしているところでございますので、その地元の御要望も踏まえながら、いずれにしても結論を出していく必要があると考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) これは土地開発公社のことになるんですけど、競馬場の跡地に土地開発公社の用地売却検討資料の中で、土地利用及び処分予定表の中に福祉ゾーンというのがありまして、処分地予定で1万4,257平米記入してありますが、これは希望の里が清月寮として求めておる面積と同じような面積になっておるんですが、清月寮用の用地として求められておるのでしょうかどうでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) 公社のほうも兼ねておりますので、私のほうからお答えをさせていただきます。

 現在、あすこで福祉法人の方が土地を求められ、うちと今進めておるわけでございますが、そうした中で、その隣接地を福祉ゾーンという位置づけをしておりますが、これが清月寮の用地ということではございません。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 清月寮が求めております面積が1万5,000平米というようなことを聞いておりますけど、それに似た面積ですけど、これではないということですね。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) 具体的な施設、そういう用途を決めたわけではございませんので、清月寮一本に絞っておるわけではございません。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 清月寮については地元より要望が出ておりますし、もともと養護老人ホームについては、西益田というんですか、横田の方の篤志の方がおって、益田市でも一番最初に養老院としてできた場所でもあります。地域の人もかなり福祉に対しては、もう50年来というんですか、それらにわたっておりますので、非常に親しみを覚えておりますので、ぜひ地元要望にこたえていただきたいと思います。

 養護老人ホーム清月寮については、これで終わります。

 3点目の新規の県営中山間地域総合整備事業についてをお尋ねをいたします。

 平成22年度、事業採択申請の年ですが、この事業でどのような進捗状況になっておるでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) お答えいたします。

 中山間地域総合整備事業につきましては、中山間地域の立地条件に沿った農業生産基盤、また農業生産環境等の整備を総合的に行うことで、農業、農村の活性化を図るとともに、あわせて地域の定住促進、国土、環境の保全等に資する事業でございます。当地区におきましては、平成10年から20年にかけて事業実施されておりまして、引き続き中山間地域の住民の方から要望もあり、新規採択に向けて今努力しておるところでございます。

 長谷川議員の御質問の進捗状況につきましては、地元要望を今現在取りまとめ、地区ごとの説明会が先日終了いたしましたところでございます。近日中に実施の可否の返事を受け、22年度の採択申請、また23年度からの事業着手に向けて予定しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) この事業は何年ぐらい続く事業でしょうか。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) 事業着手から一応5年間ということでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今年22年度に事業申請になっておりますけど、この22年に事業申請をしないと、もう間に合わないということでしょうか。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) 議員さんの言うとおりでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) まだ締め切りを、締め切りというのか、もう締め切りはされておるんでしょうけど、これから検討をされておられるんでしょうけど、この事業の総事業費っていうものは、およそ幾らぐらいになるかわからんのでしょうか。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) 今先ほども申しましたように、各地区の説明会が終了いたしまして、各地区から要望等がございますけども、まだ概算額等はまだはじいておりません。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) この事業について市長にお聞きをいたします。

 農業生産基盤整備事業ですが、地元負担が事業費の約5ないし10%内外の予定と市のほうからの説明では聞いておりますが、過去の中山間地総合整備事業では、地元の負担が5%で施行されておりました。今回も前回同様な負担か、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 結論から申し上げますと、現在検討中でございます。御案内のとおり、これは国が55%、県が30%で、その他負担が15%ということでございまして、前回は長谷川議員御指摘のとおり市が10%、受益者が5%ということでございました。要望があります今事業の概算金額が出た段階で、最終的に益田市の負担を決定をしたいというふうに考えております。できる限り前回の負担の割合に近づけるように努力をしたいと考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、実は各この事業に該当する地域は、皆さんが話し合って前へ進めておられるわけですよ。その中で一番は負担金の問題が、10%と5%だったら倍半分違うということで、非常にこれが問題になってる。10%でもやるのか、5%でも申請したんだけんやるのかというところが地元では一番関心を持っておりますし、問題にもなるわけです、話をしていく上で。ぜひ早いうちにおよその負担率を、今市長はできるだけ前回並みにということでございますんで、そういう方向でぜひしていただきたいということと、もう一つは、これは地区名を出していいのかどうかわかりませんけど、向横田町で河川に沿って溝が非常に大水で崩壊をして、あともういつまで続くかわからないような状況でおって、総額大体2,000万円というような概算の見積もりだそうです、用水路。これについても中山間地のこの事業に当てはまるのですけど、これについても同じような負担割合になるでしょうかどうでしょうか、お聞きをしておきます。



○議長(前田士君) 堀江産業経済部長。



◎産業経済部長(堀江勝幸君) 同じ負担でございますので、よろしくお願いします。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 事業採択が決まり、この事業に当てはまるんであれば、ひとつお願いをしておきます。

 今、市長も言われましたように、農業生産基盤整備事業には国が55、県30、その他が15ということで、市が以前は10%、受益者負担が5%ということでございました。それで、最近やっておられます県営基幹水利施設ストックマネジメント事業では、国が50、県が25、その他が25になっております。それで、この負担割合が市が17.5%、受益者農家が7.5%ということで今回の予算にのっております。これを見ても、その他の負担割合が市が3分の2、受益者というんですか、受益者が3分の1というような割合になっております。それからいっても、今後の農業生産基盤整備については、前回並みにということでお願いしたいんですけど、その点市長どうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほど申し上げたとおりなんですが、ただ先ほどのストックマネジメント事業は、3分の2、3分の1とかということで決めたわけではありませんので、市がどこまで負担をすべきか、受益者の方がどこまで負担をすべきかという観点で私は最終判断をしております。ですので、財政非常事態宣言の中でどのようにするかということは、やはり考えなければいけませんし、そういう状況にありますので、受益者の方もやはりそれなりの覚悟をやはり持っていただきたいなというふうに思っております。もちろん努力をしていきたいと思っております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) わかりました。時代が違い、そのように政権もかわってきておりますので、そういうようなことは重々わかっておりますけど、公正、公平にひとつよろしくお願いをしておきます。

 それでは、私が自席でと言っておりました市長の政治姿勢についてでございますけど、同僚議員と重複しておりますけど、ちょっと違う部分でお尋ねをいたします。

 市長は所信表明で市職員半減を約束され、平成21年度施政方針でも益田市定員適正化計画を策定されることを約束されていましたが、いまだ発表になっておりません。現状を見ておりますと、場当たり的な人事をしているようにしか見えません。

 市長が地区振興センター、公民館の運営体制について、平成22年度実施可能なところから職員を配置しないということが地区振興センターに回っております。西益田のような人口4,550人、1,750世帯の大きな地域の行政サービスは、地域の実情に合わせていただきたいと思います。市長の所信表明で、中山間地対策として出先機関の強化に取り組みますとありますけど、ここの整合性はどうなんでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず初めに、何をもって場当たり的かというのはよくわかりませんけども、いずれにしても地区振興センターの引き揚げは平成19年からもうやっていることでございますし、私も方針が変わらないということで続けていることでございます。

 それから、出先機関の強化は、きのうまでの議論でも申し上げておりますが、正規職員を配置しなければ強化できないというわけではありませんし、西益田地区が人口を抱えていることは承知をしておりますけども、現在でも益田地区、吉田地区では正規職員を配置しなくてもやっております。ですから、私は地元の方には、例えばうちは人数が多いのでよそと比べて嘱託職員をもっと数を配置をしてほしいとか、そういうことは議論はやっぱりあるべきだと思いますけども、正規職員がいなければできないということには当たらないというふうに考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 市長の言われる今の部分はよくわかるというか、私には余りよくわからないです。というのは、益田、吉田というのはここの本所に近いですから、ここへ出向いてこられます。西益田の場合はかなり距離もあります。

 それと、今言われるように、昨日から言われておるように、民間というんですか、そういうような力で自立していくような地域、これもわかります。そのことについては、西益田もしていくだろうと思っておりますし、していかなきゃいけないと思っておりますけど、私が言うサービスは行政サービスなんですよね。

 行政サービスは4,500人、人数の云々というようなことを言われましたけど、西益田は4,500人を控えて、かなりの方が行政サービスを求めて出張所というんですか、地区振興センターに来られるわけですよ。それを嘱託職員、16日勤務の方へするというのと、行政サービスがそのような嘱託職員で可能でないわけですよね。そこのところをお尋ねをしておるし、地元としても要望をしておるわけです。それについて市長どのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は益田地区であれ高津地区であれ、高津地区に至ってはもう川を越えて向こうで、なかなか本庁にすぐ来ればいいという状況にはないと思いますけども、ですからその地区、人数がもちろん多いことは、人口が多いのはわかりますけども、正規職員がいなければできないということには当たらないというふうに思います。ですので、行政サービスはどのように担うかということは、やはり地区ごとに今後は考えていただきたいというふうに思います。

 私はある地区の方に申し上げたのが、例えば1,000万円ずつということはあり得ませんけども、人口とは違いますので、例えば1,000万円ずつ地区で自由に使えるとして、それを本当に正規職員の人件費800万円に使うのかどうか、皆さんで考えていただきたいということを申し上げました。ですから、そういう視点で地域地域のことを今後考えていただくようになれば、また考え方が違ってくるものと私は考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今、市長の答弁の中に、行政サービスは地区地区で考えてほしいというような答弁がありましたけど、これ行政サービスは地区地区で考えることなんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ちょっと言い方が間違っておりました。訂正いたします。行政サービスは、もちろん市として全体で提供すべきものであります。地区でできることは地区で考えるべきという意味でございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) そういう言い方だったら理解できます。その行政サービスは市でするべき行政サービスを、ぜひ西益田地域でしていただきたいというのが要望なんですよ。それで、公民館だとかあるいは地域振興について、自分のところは自立してやりなさいよということについては理解しますし、そのことについてはそれは言われるとおりだと思うし、そういう方向でいくんだけど、行政サービスを人数の多いところに画一的に一緒にただ職員を引き揚げるというのはいかがなものかと言っておるわけでございます。そのところをどのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 長谷川議員のおっしゃることはよくわかります。正規職員がいたほうがいいという議論は、それはいろんな地区からもあります。ある地区のように、正規職員がいては自分たちが甘えてしまうので、あえて引き揚げてもらったというような地区もございます。

 ですので、私はそういう意味では、正規職員は限られた数ですから、その人数をどう配置をするかということを考えたときには、私はできる限り専門性と能力を高めるということが大事であるというふうに思っております。もちろん地区振興センターで能力、専門性が高まらないかというと、そんなことはないと思いますけども、よりどこに使うかということを考えたときには、私はコーディネート的な役割なり皆さんの支援なり、後方支援ができるような役割をするほうが効果を発揮しやすいという考えでおりますので、そのように考えているところでございます。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) このことについては市長とちょっと距離があるように感じますけど、私が言っておるのは、あくまでも行政サービスをもっと西益田というんですか、きめ細かくしていただきたいということで、地域振興あるいは公民館事業については、市長が求められてるようなものは地域でやっていかないといけないと思っております。そういう観点から職員の配置というのはお願いしておるわけでございますので、よろしくお願いいたします。

 それと、この経緯については、これは前回は市のほうで公民館長まで、あるいは出張所として行うんだって、西益田は一回公民館を市の職員で公民館長までやられた経緯があるんですよ。それは今の以前のことなんですよ、前のことなんです。そのような形で、地域には猫の目のようにしょっちゅうあそこを変えておられるんですよね、市からいえば。市長はまだ在任されて少しですんで、前のいきさつがどのようになってるか御存じないでしょうけど、そのように地域はかなりの市長がかわれるたびに奔走をしております。そういうものが底辺にありますんで、そこらも踏まえてひとつ考慮していただきたいと思います。

 時間がないので、もう一点、市長の政治姿勢というよりも、医療に関してお聞きをいたしたいと思います。

 市長の政治姿勢の中でもう一つは、地域医療に対して市長就任以来、所信表明でも安心・安全な地域医療を受けられる体制づくりをされて、平成21年度施政方針でも重要課題として取り上げられております。地域医療を守る取り組みには一生懸命取り組んできておられますけれども、里帰り出産ができなくなったり、益田日赤病院から脳神経外科医が突然浜田医療センターへ持っていかれるような、現状は後退しているような状況にしか見えないし、益田市ではもうどうしても手の届かないような状況に見えておるわけです。

 そうした中で、市民は皆医療保険を払って、全国一律に医療を受けられる仕組みになっております。そういう保険制度ですが、市長はここらあたりをどのようにお考えか、また医療保険を徴収している国、県にどのように働きかけておられるか。これは昨日の御回答がありましたけど、もう一度簡単でいいですけど御説明をお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも市長会等を通じて医療については国、県にも働きかけをしておりますし、意見を申し上げております。先般申し上げたように、議会のほうでもぜひいろんな決議等をお願いしたいと申し上げたのは、やはりいろんな県のほうに行っても、議会はどうなんでしょうかっていうことをよく聞かれます。ですから、執行部、議会が一体となるという姿勢を出すためにも、それぞれで声を上げていくということが私は必要だと思います。益田市の市議会は医療対策の特別委員会をつくって一生懸命やっていただいておりますというのを、私もいろんなところで必ず一言つけ加えるようにしておりますけども、そういう益田市民が誇る市議会でございますので、ぜひとも一体となってやらせてもらえればと思います。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) やっぱり国でしなきゃいかんところは、ぜひお願いをしていただきたいと思います。

 そういう面から私が一番これで心配をしておるのは、今年の新規事業で医師の招聘事業について、市長はトップセールスをして益田市が招聘した医師は確保できるでしょうが、従来日赤におられた、病院におられる医師の引き抜きとかあるいは異動については、病院側と益田市は話ができるような状況なんですか、どうなんでしょうか、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 結局人事権が医師の場合はありませんので、市とか県にですね、警察とか教員とはちょっと違うという面があります。しかしながら、これは鳥取大学の先生も言われたのは、派遣をするのはお願いして行ってもらっていると、しかしその医師がどうするかは医師の問題だということですので、あとは我々がどうやって医師が住み続けたいと思えるような益田をつくるか。これは私も市長と語る会全会場で市民の皆さんにも申し上げておりますけども、とにかくそういう益田をつくるしかありませんので、教育の向上、お子さんを安心して預けられる教育の確保であったり、市民がやっぱり感謝を伝えるということをやっぱりやっていく必要があると思います。そういう意味では、私も今後さらに日赤の先生方と私自身も直接お話をする機会をどんどんつくっていきたいと思いますし、市民の皆さんとのそういう懇談の場も、市として支援できることがあれば支援をしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 今言いますように、私が一番心配してるのは、益田市の一般財源を投入しながら、トップセールスをしながら、時間も費やしながら医師は招聘してくる。片一方では、今言われるように人事権がないので、従来からおられる医者は引き抜かれる、されても、全く現状を維持することすらできないような状況じゃないかなというのを心配しているわけです。

 例えば昨日も皆さんからありましたように、石見交通の補助金は出してるけど、減便については何ら相談もないのに片一方は進められてるというような状況とよく似た状況にあるんではないかなというような気がするわけですよ。かなり一般財源を入れながらも、本当は傘下でない病院ですんで、そこらのところをどのように考えておられるかということをもう一度お聞きしますけど、前と回答は一緒でしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的に先ほど申し上げたとおりなんですが、とにかく医師の方が引き抜かれるというときにも、いや、自分はここから動きたくないと医師の人が抵抗を示すぐらいのやはり町にならんといかんなと思いますね。医師の人が引かれるといったら、ああそうですかって言って戻るっていうことは、この町に魅力がないっていうことですから、やっぱり益田にぜひ住み続けたいと思えるような町、もしくは市民が医師を歓迎するということが大事だと思っております。



○議長(前田士君) 26番 長谷川昇君。



◆26番(長谷川昇君) 市長が一生懸命やられる医療の対策というのはよくわかるんですけど、実態はそういうような実態なんですよね。力を注がれるけど、どうにも自分の意の届かないそういうような部分に我々市民から見とっても見えるんですよ。例えば浜田へ脳神経外科を持っていかれる、もう指をくわえて見ているしかどうしようもないというようなのが実態なんです。

 そういうようなことにならないように、これは仕組みの問題だろうと思うんです、国の。ぜひここを変えないとできんのじゃないかなと思っておりますので、国へちょいちょい行かれて原口総務大臣にも会われるようですけど、こういうところを要望していただきたいなと思っております。

 以上で一般質問を終わります。



○議長(前田士君) 以上で26番長谷川議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前9時57分 休憩

              午前10時7分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 17番 山根哲朗君。

              〔17番 山根哲朗君 登壇〕



◆17番(山根哲朗君) 17番議員の山根哲朗であります。

 平成22年3月第474回益田市議会定例会に当たり、私は産業振興について、そして地域振興についてお尋ねをいたします。

 その題材は、平成21年10月に策定をされた益田市産業振興ビジョン、そして本議会の冒頭に福原市長から述べられた平成22年度施政方針、さらにはこの3月に公表された益田市学校給食センター建設事業基本計画の中から課題を拾い、一般質問を行います。

 まず、産業振興については、益田市の産業振興ビジョンの19ページからでございますが、少し読みます。「本ビジョンでは、「地域の自然、文化を大切にしながら自立した地域経済の確立」を基本理念とし、地域全体で産業を育てるという意識を共有し、ふるさとを愛し支えていく「ひとづくり」と産学民官・産業間の連携による「総合産業化」によって既存事業の拡大と内発的な新事業を創出し、外貨の獲得と市内循環を活性化させることで雇用者所得の維持・増大と雇用の拡大を図り、益田らしい地域産業の創出に取り組みます。」というふうに書き述べられています。

 そこで、市長が描かれている益田らしいというイメージはどういうものでございましょうか、お尋ねをいたします。

 そして、地域振興につきましては、本年度の施政方針の中で4ページにございますが、「第5次益田市総合振興計画は、22年度の策定に向けて現在取り組みを進めているところであります。」というふうにおっしゃいました。現在の総合計画のその準備の進みぐあいについてお尋ねをいたします。

 以上、壇上からの質問といたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 山根議員の御質問にお答えをいたします。

 産業振興ビジョンの中の益田らしさについての御質問と、第5次総合振興計画の状況についての御質問だったかと思います。

 益田らしさのイメージということでございますけども、産業振興ビジョンのサブタイトルとして「地域の自然、文化を大切にしながら、自立した地域経済を確立」というふうにありますように、この益田市が持つ歴史や文化、自然、高津川を初めとした自然をやっぱり生かしていくということであるというふうに考えております。それから大事なことは、自立ということにも関係してきますが、そういう起業家精神の富んだ町だと思っておりますので、そういう人づくり、人材開発であるというふうに考えております。

 そういう意味では、イメージ的には、産業でいうとちょうど今キューサイさんがケール栽培から青汁をつくっていただいておりますけども、ああいう形での農商工連携のようなイメージ、また山根議員も深くかかわっておられるかもしれませんが、美都地域のやっぱりユズの加工等々、そういう地域の高津川流域の資源をしっかり生かしていくという産業振興のイメージというふうにとらえていただければというふうに思います。

 そして、益田市にはさまざまこの地域ならではの起業家の方々がつくられた全国に誇る企業がいっぱいありますので、そういう企業をどんどん生み出していくというようなイメージでとらえていただければというふうに考えております。

 次に、第5次総合振興計画でございますけども、22年度中の策定に向け、現在推進体制と準備を進めているところでございます。推進体制といたしましては、総合振興計画審議会を設置をし、委員20名のうち住民を代表する委員を14名、知識経験を有する委員を2名、そして市議会を代表する委員を4名としております。

 住民を代表する委員のうち3名の方については公募によるものといたしまして、広報及びホームページにおいて周知を図って、3月15日より募集を開始する予定としております。また、知識経験を有する委員につきましては、島根県立大学等の御協力をいただきながら人選を行っているところでございます。さらに、専門的な知識を有する業種の支援を受けるために、策定支援業者の選定を行っております。

 今後、庁内におきましても、総合計画策定委員会及びプロジェクトチームの設置を行うこととしております。

 以上です。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ありがとうございました。

 キューサイさんがお見えになってから、やはりこの益田のある意味のイメージというのが、そういう方向もあり得るということを定着させたかなという感じも私も持ってまして、結構な方向であるし、イメージだと思います。

 そこで、今のこの市長のお言葉の中でということもありますけれども、最近特に高津川をイメージする、あるいは高津川をもとに商品開発をというふうな話がよく出ておりまして、それで以前からというか、今も生きてはいる形ですけれども、綺羅星7の中で高津川というふうなものがそういうふうに計画の中で浮上してきたというふうに私の認識の中ではございまして、その綺羅星7の計画を整理をしていく中で、一方には益田川があるということなんですよね。

 さきに、この間益田広域のこの場で議会が行われて、吉賀町のある議員の方から、山根さんと声をかけられて、議会が終わりましてから、益田川のことがあるんじゃが、私は余りわからんのでちょっと気になってはいるんだが、高津川、高津川ちゅうても大丈夫なのかという問い合わせを受けました。そこで私は、そのころにその仕事にかかわっておりましたものですから、いやそれは包括をして、いわゆるこの圏域は益田川というものをメインにしてやろうという認識はお互いに自治体の中ではできていて、そのことが前提でできていて、今日この広域はさまざまな事業に取り組んで進んでますということを申し上げたんですけれども、それで恐らく間違いないと思うし、市長もそのことはあれでしょうか、市長になられてからそんな話というのは担当の現場というんでしょうかね、担当者なり担当課のほうからその辺の認識の話というのはちゃんとお聞きになってますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) それは益田川についてということでしょうか。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ちょっと説明の仕方が悪かったでしょうかね。いわゆる高津川、高津川ということをしきりに主張すると、しかし一方には二級河川ではあるけども益田川があるんじゃが、その益田川の流域の方も随分おられるわけで、その関係はせやあなあんかと、私らは吉賀町だけれども、非常にちょっと心配するんだがということなんですよ。で、私が先ほど担当者であって、実はこういう経過を踏んでいてこうなんですよという話を差し上げたんですけども、その議員の方に、市長もちゃんとその辺は御承知いただいてるんでしょうね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 市の担当者とちょっとそういう話をしたかというのは記憶が定かでございませんけども、私も益田川に深くかかわった地域で育ってきましたので、そういう私から見ても、高津川を中心にすべきだというふうに思いますし、昔のことを考えますと河口は一つでございましたので、益田川も一つの大きな高津川流域というふうに私はみなすべき、みなしていいんではないかと思いますので、山根議員とも認識は変わらないというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ありがとうございました。私と認識が変わらないというよりも、綺羅星7計画を策定をしていった経過の中で、そういう認識でつくってますから、その辺のことをやっぱりお互いにきちっとわかってないと、変な勘違いがあったらいかんなということで、失礼であったかもわかりませんが。

 きょう質問3日目で、非常に重複をした部分がございます。が、既に市長が御答弁なさっていらっしゃる部分については触れずにいきたいと思いますが、私が違うことをお尋ねしたいことは項目としてはあるかもわかりませんので、御理解をいただきたいと思います。

 そこで、産業振興ビジョンの中では、基本方針のところでも物づくり、産業の振興の中でも人材の育成ということには非常に力点が置かれています。そこで、このことは口で言うのは大変簡単であります。22年度の施政方針の中でも、行政職員の育成ということにも触れていらっしゃいます。これはやっぱりどういうんでしょうかね、具体に方法を示して、人材育成のプログラムと言うべきでしょうかね、そういう段階を踏んだもの、きょう私が、これはおまえこがあせえやっちゅうて言うたけえって、すぐできるもんじゃないというものがあると思うんですよ。ですから、その辺のことは市長はどういうふうに具体に進めていきたいとお考えになってるかということを少しお尋ねしてみたいんですが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 山根議員のおっしゃるとおりであるというふうに思います。基本的には、まずふるさとへの愛情がないと何も始まらないと思いますので、今教育委員会ではそういうふるさと教育というか、郷土を愛するという今プログラムを今からやろうとしております。その上で、産業振興に密接にかかわる部分としては、やはり高校生の段階でのレベルアップ、もしくは地元企業への理解等ですね。それから、大学生の段階での地元企業等への就職促進、もしくはこれは高校生も入りますけど情報提供。今現段階で社会人になって就職していらっしゃる方のレベルアップ等々、それぞれ段階でやっていく必要があるというふうに考えております。

 そして同時に、起業家教育にも取り組みたいということを申し上げておりますが、これも将来の仕事をみずからつくれる、つくることのできる人材の育成ということでの取り組みということで、産業経済部と教育委員会が一体となって今後検討していく必要があると考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 決して悪い言葉というとらえ方をせずに言うと、市長がよくおっしゃる若者、ばか者、よそ者と、私たちも従来若いころには青年団というものがございまして、青年団ばかになれということを本当に私たちよりも若い人には言ってきたものです。がしかし、そういう団体も今は本当に点でしか存在しないというものになってしまいまして、ある意味本当に残念なんですけれども、青年団などが一番異業種交流もできて、先輩にも教えてもらうことがあるという意味では、大事なものなんだがなという気持ちがあります。

 さてそこで、いわゆる若い人を育てる、仕事の上でも生活の上でもということになると思うんですけども、以前は修行という世界がございまして、今とは時代が違いますけれども、勉強はほどほどにして、あの人のところへ行って大工の修行をせえというようなこともあった時代ですが、今はそれは間違いで、しっかり勉強して、そして就労するということなんですけれども、私は人材を育成するという、本当に先ほども言いましたが、簡単なようでとても難しいこと。これはもう私も50の半ばを過ぎて、以前も申し上げたことがあるかと思うんですけれども、50を過ぎたらごちゃごちゃ言う立場は引いて、若い人に任せようと若いころから思っておりましたが、いまだにこんなところに立っとって申しわけないんですけれども、それが本当だと思います。

 しかし、それは人生50年という時代かなと思ったりもしますが、そこで私もこの年になってつくづく思うんですけれども、やはり若い人たちがなさったりおっしゃったりすることをいろいろ言うべきでないなと、私たちがどこまで任せ切れるかと。それは市長でいらっしゃる福原さんも、行政のトップリーダーとして同じことが言えるんではないかなと思えるんですね。その辺何か、今いきなりですけども、どんな感じでこれまでの市長をお務めになってますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 松下幸之助は「任せて任さず」という言葉を言っておりまして、やはりこのことを自分も常に意識をしながらやってきたつもりでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 「任せて任さず」、さすがに松下幸之助さん、すばらしいと思います。確かにそのとおりですよね。任せるちゅうても、全く知らん顔をしてよそを見とったんじゃいけんということなんでしょうけども、しかし気になるけえちゅうて時々言うと、またそれも任せてないことになるという、非常に押したり引いたりが難しいところだと思うんですが。

 私、24年間美都町役場で仕事をさせていただいて、町長には生意気だと、やめてしまえと言われたことがあります。なるほどと思われるでしょうけれども。大失態というか、大失敗をしたことがあります。それが1つと、それからちょっと自慢できる話をもう一つちょっと紹介をして、市長のお役に立てればと思うんですが。

 最初にというか、私最初に入りまして戸籍係で6年間ほど仕事をしましたんですけども、おじさんがある方が窓口にお見えになって、養子縁組の届けの用紙をくれといってお見えになったんです。それで、戸籍の用紙の色というのはいろいろございまして、これは法で決まってるわけじゃなくて、ですけども大体おおよそ決まってるんですね、色が。その養子縁組届の用紙を差し上げたんですけれども、縁組届と離縁組届は若干色が違うんですけども、養子縁組届をくれと言われたのに離縁組届の用紙をお渡ししたんですよ。そのときは窓口へお見えになりました。もう平身低頭、お断りを申し上げて、もちろん交換をしてですね。

 それからしばらくしましたら、お嬢さんがいらっしゃって、その方と御結婚されるという予定だったんだけれども、その前に養子縁組届を男性の方とされて、いわゆる昔流にいう婿養子をもらうということですよね。婚姻届の用紙をくれといっておっしゃったんです、同じ方ですよ。事もあろうか離婚届の用紙を渡してしまいまして、晩に家に電話がかかってまいりまして、不機嫌なんですよ。よく存じ上げてる方ですからね。あ、この間はありがとうございましたって言ったら、用紙が離婚届なんじゃがと。夜もう遅かったですから、明くる朝早く御自宅にお伺いして、奥さんというかおばちゃんはにやにやにやにや笑うとられました。牛のだ屋におるけん行ってみんさいちゅって。だい肥を起こしておられました。臭いだい肥の上へ2人立って、ひたすら私は平身低頭お断りを申し上げてこらえてもらったんですけれども、恐らく今でしたら新聞ざたでしょうね、これ、と思います。けれども、処置はちゃんとしたつもりです。でも、上司も何もしてくれませんから、今のように。今でしたらちゃんと課長がついていくとかそういうことをしたと思うんです、今ならそうすべきでしょうし。実に振るいのくるような間違いでございました。

 もう一つ、ちょっと自慢できることは、一般質問というのはこういうことを話す場ではないのかもしれませんが、参考のために。転入届にいらっしゃったんです、お母さんが。お子さんが何人かおられるんですよ。たしか4人いらっしゃったと思います。1人おんぶして、3人の子供さんがいすに座っているんですね。転入届の用紙を見ましたら、お子さんの名前が2人しか書いてないんですよ。御主人が先に来られまして、ある仕事の関係で。ですから転々としていらっしゃるんですね、もともと九州の方でございましたけれども。ちょっと疑問に思ったもんですから、お子さんがないですけどどうされたんですかとお尋ねしたら、ないんじゃと。は、何がないんですかと。いや、戸籍がないじゃと言われるんですよ。一番上のお兄ちゃんとその下、幼いほうの2人、おぶっておられる子供さんともう一人の子供さんはあるんですけども、大きいほうが2人書いてないんです。ですから、出生届をしてないということですよね。

 なぜそういうことが起きたかと、別の部屋へお連れしていろいろお話を承りましたら、転々としたのでないんですと。しかし、転々としたのに、どこの町役場へ行っても市の市役所へ行っても、窓口でそういうことを言われたことはないんですかと、ありません。まあかかわるまいということなのかもわかりませんが、しかし私の常識の中ではこれはいかんと思いましたから、すぐ手続の方法があるんですけれども、しかし出生届ですよ、問題は。どこで生まれたかというところから始まりまして、捜しました。いらっしゃいましたよ、産婆さんが。その方が覚えていらっしゃいましたから、すぐ連絡をとっていろいろして、裁判所の手続を踏んで戸籍がちゃんとできました。そして、美都町の小学校へ入られました。これもやはり今の時代でしたら大問題なことだと思います。それほどの期間、子供に戸籍がなかったという。

 しかし、私が2つのお話を、私の大失態も踏まえてお話をしたのは、ほかにも失敗談はたくさんあります。私の24年間の自慢できる話は今の1つぐらいしかありません。けれども、やめてしまえと私は言われたことがありますけれども、やめることはなかったですよね。それは地域の方も職場の仲間も、いろいろな面でやはり、許してきたと言えば言葉が少し大き過ぎて間違いかもわかりませんけれども、やはり先ほどの松下先生のお話に近いなというふうに思っております。

 もし福原市長なら、私を見られて、最初の失敗ですよ、どうされますか。突然のお尋ねでございますが。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私もサラリーマン時代、多くの失敗をしてきましたので、おっしゃることは大変よくわかります。私は営業でしたので、店長が行くという状況ではなく、みずからおわびに行っていたというのは、山根議員と余り変わらなかったかなというふうに思いますので、市長段階で判断をするものではないかなという認識でおります。ですから、私としては課長段階での判断でできることではないかなという認識でおります。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) そういう話が市長のところまで上がりましたら、おお、山根哲朗があのときあがあなこと言いよったのうということを思い出してくだされば、私も幸せでございますので、よろしくお願いします。

 さて、産業振興の農林水産品の高付加価値化ということもこの中にあります。この農林水産品の高付加価値化ということをもういろんな人が言い始めて随分たってるわけですけれども、さあこれからですね。産業振興ビジョンの中でどこからこれを手がけるかと、第一歩をどこから踏み出すんだということは、市長としてどのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) やはり2つありまして、高津川そのものをどうやってイメージを持ってもらうか。もう一つは、個々の商品のレベルをどう上げるかということだと思います。

 高津川全体のという意味では、これは益田市だけではなく、圏域全体でやっていかなければいけないことでございまして、例えば昨年は7月に広島のちゅーピーパークというところで高津川流域フェアというのを行いましたし、今後もさまざまな情報発信を行っていかなければいけないというふうに思っています。

 そして、個々のものという意味では、やはりどうやってどこに何をどういう形で売るかということが大事ですので、ここはやっぱりマーケティングの戦略が大事だと思っています。ですので、施政方針の中でもマーケティング対策を強化をしたいというのはそういうことでございまして、市内のものにはいいものがいっぱいありますけども、もっと付加価値が高められるなあというものがたくさんございますので、そういうものの一つ一つの商品を磨き上げていく。特に益田ブランドを中心にやっぱりまずやっていくことが、よそのいろんな商品を頑張っていらっしゃる方も、益田ブランドになればこういうふうになれるんだということが一つの大きな柱ではないかなと思っております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長もよく御存じであろうと思うんですけれども、先日あるお勉強会で、真砂へ行ってお勉強会に出席して出てきたお弁当のことなんですけれども、市長も恐らく気がついていらっしゃると思います。(有)真砂のお弁当に必ずこういうものがついて出ます。ごらんになったことはないでしょうかね。真砂のお弁当ということで、どうやってつくっとるかと、それでこの弁当に心がけた気持ちも書いてあります。そのメニューが全部書いて、どこでとれたかも全部書いてあります。まずここからなんですよね、まずここから。ほとんどできていません。

 その勉強会の中でちょっとおしゃべりする時間があったもんですから、このお弁当のことを最初に紹介というか、私なりの気持ちを申し上げました。ならば、たまたまそこに会社の関係の方がおいでになってまして、いやまあ本当、そがあ言ってもろうて食べてもらうんが一番うれしいんじゃとおっしゃってましたよ。やっぱり大上段に構えるのではなく、私たちのこの生活のリズムの中からこういうものを気がついていくと。本当に気がつきの世界なんですよね。

 やりにくいのは、この間の一橋大学の関教授のお話を一緒に市長と聞いたもんですから、あれがなかったらもっときょう一般質問やりやすいんですけれども、非常にばつが悪いというか、そういう気持ちをしとりますが。

 それとやっぱり私が思いますのは、生活の知恵、おじいちゃんやおばあちゃんの生活してこられたものですね、そのまんま、例えば折りの中にヒノキの葉っぱを入れてましたよね。あるいはナンテンの葉っぱを皿に敷くと。御承知のとおりこれ殺菌作用があるということでしょうし、それからイチジクがよく、最近は余り屋外トイレがある家はないですけれども、農家にはございました。そのそばには必ずイチジクが植わっていたものですけれども、これもイチジクがいわゆる消毒作用があるというだったかですかね、そういうものなのでということなので、無駄なことはされてないわけですよね。それをどう気づくかと、それをどう伝えていくかと、このことを本当に、またもとへ戻ってですよ、やれば、私はそんなに高津川のちゅうていうて言わんでも、さらっと言っても大丈夫じゃないんかなと、こういうこともぜひ参考にしていただきたいと思いますが、いかがでしょう。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ぜひ参考にさせていただきたいと思います。私が施政方針の中で、フランスで最も美しい村という連合への加盟の町への旅行がはやっているというか、注目を浴びているということを申し上げましたけども、やっぱり一流の田舎まちの考え方も今山根議員がおっしゃったことも、そういう方向で基本的にはやっていくべきで、物質文明に犯されたままのものの、取り入れなければいけないものもありますけども、そういうやり方とは違うやり方をすべきであると考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 産業振興ビジョンの中で、森林資源を活用した循環型産業の振興についても触れていらっしゃいます。これぞ今の政治の流れといいましょうか、そういうものに乗って的を射ている考え方だというふうに思っておりますけれども、さてそうはいいながら、森林といいましょうか林業といいましょうか、この50年間置き去りにされていたと言えば少し言い過ぎかもわかりませんけども、そういうことの中から、私も森林組合のお世話をさせていただいているから言うんではありませんけれども、やはりこれだけ連携というかお互いの関係と申しましょうか、離れていたら、やっぱりまずテーブルに着いて、その最初のところが非常に大事な気がするんです。産業支援センターへ行く前にという気がいたしますけれども、市長はどんなお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これはもうほかのあらゆる物にも言えると思います。やっぱり今まで横の連携がないことが非常に多くて、もったいないことをしていることが大変多いように思います。産業振興ビジョンの推進には、産業支援センターを中心になってさまざまな取り組みを行っていく予定にしておりますけども、やはり林業に関しても、例えば清流高津川を育む木の家づくり協議会であったり、私が会長を務めておりますが、高津川流域林業活性化センター、こういう団体が山根議員御存じのとおりありますので、一つのテーブルに着いてそういうことを話し合っていくことが大事であると思っております。

 今後はバイオマス利活用推進協議会も設置を予定しておりますので、やっぱりさまざまな関係者が集まって、どうしていくかということを考える必要があるように思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ありがとうございました。その方向でのお取り組みをくれぐれも希望いたしておりますので、お取り組み方よろしくお願いしたいと思っております。

 さて、地域振興の関係ですけれども、第5次総合振興計画の関係も着々と準備が進んでいるようであります。しかし、私もいつかも一般質問の中で申し上げたことがございます。この総合振興計画をこれからおつくりになることと、それから63ですかね、市長が公約をしていらっしゃる、これは細部にわたった分ですから余り具体には関係がないとしても、一流の田舎をということをもう常におっしゃってます。施政方針の中でもいろいろそれに触れておられますけれども、こういうことと総合振興計画における関連という面で、市長の御自身のお気持ちの中では、難しさもあるなということをお感じになっていることがあるんではないかと思うんです。あるいは、こういうことだけは盛り込みたいというお気持ちもあるのではないかと思うんですけども、その辺はどんな感じで今いらっしゃるんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 理念的なものは私であれだれであれ、市民が全体で共有すべきものであるというふうに思います。ですので、理念であるとか方向性は、市長がだれであれやっぱり変わらないものにしないと、また市長がかわってこう変わる、こう変わるでは、厳しいなと思います。

 それから、長期政権をやられる方もおられますけども、基本的に一人の市長が何十年もやるということはあり得ませんので、そういう意味では、しかしまちづくりは長期で50年、100年スパンで考えなきゃいけないということを考えると、やはり1つは市長の思いも大事なんですが、市民全体でそういうものを共有していくということが私は一番大事であるというふうに考えます。

 私としては、一流の田舎まちということを申し上げたのは、きのうもお話ししましたが、とにかくこれまでの物質文明社会の発想、考え方の方向性を変えたいということがありましたので、あえて声高に申し上げてる部分もありますけども、そこの方向性への市民の全体での共有を今後図っていきたいと、それを総合振興計画という形であらわしていければというふうに思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 全く市長のおっしゃるとおりだと思います。地方自治法の第2条第4項には、市町村はその事務を処理するに当たっては、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならないというふうに定めてあります。ということは、今市長がおっしゃったように、首長がだれであっても、この市のまちづくりの基軸がぶれちゃいけんよということであります。ですから、今市長がきちっとやっぱり認識をしていらっしゃること、私は本当に安心をいたしました。ありがとうございました。

 障害者福祉のことを述べていらっしゃいます。今、益田には立派な養護学校がございます。この議会の質問の中でも出てますけれども、きのこハウスの立派に右肩できていることもございます。うまくそういうところに軌道に乗れた人、あるいは学校あるいは施設だけで乗れなくなってひきこもりになってというような方もいらっしゃいます、残念ながら。やはり親御さんがおっしゃるのは、私が生きている間はいいけれども、いなくなったときにこの子がどうして生きていけるかと、そういう社会をつくってくださいよということを本当におっしゃるんですね、涙ながらに。よくわかります。

 ですから、私たちの使命ですけれども、本当に産業振興ビジョンにしてもかなりハイレベルなことが書いてあります。しかし、私は農家ですけれども、ユズを扱っても思うんですよ。本当にこれが例えば選別だとかパックするだとか、さまざまな仕事がございます。その中にどうやって、いや障害の方であるなしにかかわらず、やはりこの地元の産品であれば、多くの人がもっとどうやったらかかわれるのかなということを常に気にするんですけれども、どうもうまくいかないということがございまして、やはり申し上げたいのは、市長が民でできることは民でというふうにおっしゃって、そのこともわかります、当然です。経済活動はそうしなければいけません。

 けれども、やはりいろいろな産業だとかいろいろ仕事の現場を見ていて思うのは、やはり行政がちょっと横からこうしたらどうかということを言ってくださったほうがここはいいのかなというふうなものが、なきにしもあらずなんですよね。そういうことも考えの中に1つは置いてほしいなという思いが私はあるんですが、市長のお考えとか受けとめ方というのはどんなもんでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も全く同感です。ですので、行政が、私が言ってるコスト削減とかというのは、行政が直接やるべきということは人件費が高かったりするので、できる限り減らすべきだという意味であって、山根議員がおっしゃるようなちょっとしたアドバイスであったり支援であったりという部分は、やっぱり行政がすべき部分も多々あると思いますので、そこは行政の果たすべき役割であると考えております。

 実際、率直に申し上げまして、現在の私も市政を運営する中でさまざまな担当職員、現場の皆さんがもっと声を上げてもらわんと困るということを私は言っております。ですので、現場で一番関係してる人たちが、ここはこうすべきだという思いをもっと言ってほしいということを言っておりますので、今後もそのようにしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 既に同僚の議員の質問の中から出ていますが、地域づくり支援事業の中で資源(宝)調査を行うと。これが何ですかというふうなもう話は出てますので、あえて聞きませんけれども、やはりその上で益田市にとって何が得手で何が不得手で、何があって何がないのかというこの実態もきちっとやはりつかんでほしいと思うんですね。それがないと、いかに宝物だというものが発見できたとしても、ずうっと重たいものを下げて立っとるだけになったんでは意味がないですから、そのことをしていただきたいということを申し上げておきたいのと、それから下関に唐戸市場というのがあるのを御存じでしょうね。

 国道191号線は、あの下関から広島の加計までずっと走ってます。この沿線にはずうっと集落があって、自治体もあります。私はこの条件を少し生かせないかなと、物すごい車が通るんです、あれ。きょろきょろきょろきょろすりゃあええぐらい通るんですよ。通るばっかりです。このことを生かして外貨を獲得する仕掛けを益田市に何かせにゃいけんと思うのと、それからよく語られる20地区に公民館がございますが、それらと連携して、やはりそれぞれのこの地域のおもしろみといいますかね、そういうものを表現していくというふうなことを何となく私考えているんですが、やっぱりそんなこともちょっと参考にしていただけたら大変幸せなんですが、ただ、ただ言うように、これみんな行政で考えてくれとかやってくれということを言ってるわけではありません。何か示唆を与えるときに、こんなことも考えてみましょうかというふうなことも、やっぱり行政としてもとらえていてほしいということを私が願っているんですけども、こんな考え方についてはいかに思われるでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) その点につきましても全く同感でございます。ですので、やっぱりそういう気づきを行政のほうから住民の皆さんにある面では提言する、提案するという意味でも、行政の職員はさまざまないろんな事例を知っておく必要があると思いますし、情報を持っとかなきゃいけないので、だからこそ先進事例なり専門性なりを高めてほしいという私の思いがあるということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ありがとうございました。

 教育長、大変お待たせいたしました。学校給食の議論をこれから少しさせていただきたいと思います。

 このことも既にいわゆる基本理念のところで、私がお尋ねしたいことは御答弁をなさってます。ですから、同じことはお尋ねいたしませんけれども、この計画の中に、この計画の中にですよ、食育に関する事業はやりません、地元食材を積極的に使用した地産地消のような事業はやりませんとは書けませんからね。これは今机上でできているものです。ですよね。そこに非常に不安もあるし、いろんな方の思いもあると思うんです。ですから、この学校給食をテーマに質問をなさっている方のときには、傍聴者がかなりお見えになりました。やはりこれだけ関心事だと思うんですね。

 私が以前、これは以前の寺戸教育部長と少し話ししたときのことなんですけども、私の思いは3カ所ぐらいにしてこの益田市の学校給食をやるのが、教育長と一緒でベストは自校方式だと、しかしそこまでは言わんがと言ったら、寺戸教育部長は当時ですよ、当時、それは山根議員、金がかかり過ぎてやれんやれんちゅうてあの調子ですよ。ところが、その一般質問のやりとりの中で聞いていると、どうも金が要るけえやれんやれんとは言いながら、きちんとシミュレーションがしてあったんではないんかなという気がしたんですが、その辺は間違いないですかね。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 山根議員の御質問にお答えいたします。

 そのあたりのシミュレーションについては、現在美都で250食の場合にはどうなのか、500食の場合にはどうなのかということは手持ちとして持っておりますけども、それ以上のものはありません。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) なるほど、そうするとやはりこれまでの同僚議員がいろいろお尋ねになった事柄について、昨日でしたかね、市長がそれはきちんとやっぱりお示しする必要もあるでしょうということをおっしゃってますから、期待をして待ちたいと思います。

 そこで、私の考えをさらに続けたいと思いますけれども、私がなぜ、3カ所に限らずですよ、数カ所という言い方にしましょうか、こうしたほうが望ましいか。るるこれまで語られておりますように、学校給食における役割といいますか使命といいますか、やっぱり時代を追って変わってきてます。このことはお互い認識する必要があると思うんですけれども、その中で私は、この地域振興のところで取り上げておりますけれども、思いますのは、やはり特に言われる地産地消、食育、このことだけ取り上げても、私はあの学校給食センターという大きな5,000食をつくるのを、益田市が総体を挙げて地域住民の皆さん御協力をお願いできませんかと、そのために仕組みづくりをしましょうと、できるかもわかりません、やれるかもわかりません。

 しかし、私が数カ所にしたほうが望ましいと思うのは、A、B、Cというそれぞれに分けたとします。そうすると、この地域間競争というのが始まりますよね。うちじゃこう工夫しよう、うちじゃこう工夫しようと。やはり地域に活力をもたらす、そのほうが今の益田市あるいは将来的な益田市を考えても、どうしても大きな仕組みづくりというのは難しくなるし、それから言葉は悪いかもしれませんけれども、あいまい性というふうなものも出てくるかもわかりません。といった面では、悪い意味ではなくて、いい意味の競争をやっぱり提起していくと、行政の側が。そういうことも考えてみるべきではないかというふうに思うんですけれども、教育長その点についてはいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 基本はやはり自校方式だろうと思いますけども、これが2カ所あるいは1カ所という考え方になるというのは、やはり益田市の今の財政状況を中・長期的に見たときに、経常収支比率は警戒ラインではなくて危険ラインをはるかに超えておるし、積立金についても警戒ラインじゃなくて危険ラインはるかに超えておる。そういういわゆる財政再建の観点からいったときに、将来の子供たちに責任が持てるのかというそういうことが大きな課題として私はあるのではないかなと思っております。

 それから、2ないし3カ所あった場合には、お互いに切磋琢磨していいものができるんじゃないかというお考えですけども、私はそれこそ益田らしい、いい地産地消のシステムづくりというのは可能だろうと考えているわけです。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 学校給食を語るときに、財政論が先に来るのか、どういう給食であるべきなのかということが先に来るのかとでは、やはりこの構えが私は違うと思います。私の考えはあくまでも、それは何にもないのにつくられやしませんよ。それは全然要らんことはないんですから。それはそうだけれども、やはり子供は宝、ここに愛情を持って生きていてもらって郷土愛を語る、あるいはこの町に戻ってきてもらうということを私たちが正々堂々と言う以上は、私はやっぱり今先ほども申し上げましたけれども、市長がおっしゃっているようなことで言えば、要するに一流のということになれば、財政が苦しい中でもそのことを絞り上げて、学校給食に絞るんだという考え方も生まれなくはないと思うんですね。

 以前教育長に申し上げたことがあるようなないような、最近すっかり物覚えが悪くなりまして。大手食品メーカーが、食育学習と称して学校や地域などに出かけていっているとことは御存じでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 認識しておりませんでした。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 大手食品メーカーとだけ申しておきますけれども、各社が学校の何とか時間というふうなものの中へ入ってきて、その会社でつくったいろんなものを持ってきて、こういうものを食べましょうと、カルシウムがどうのこうのというふうなことをやるわけですよ、先生も含めて。おいしいですしね、おいしいというのはどうでしょうかね。お子さんのお菓子なんか食べられたこともあると思いますけれども、ああいうものを持ってきてやるわけですよね。

 これに私は打ち勝っていくというのは、自治体の基本的な物の考え方しかないと思うんですね。その中で、自治体の枠の中で今人々は生きているわけですから。であるからこそ、私は財政論も大事だけれども、うちの町でベストな給食をやるのはどうすりゃいいかといったら、私は3カ所論になるわけですよ。そう思われませんか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 このあたりは見解の相違ということになるかもしれませんけども、やはり安全・安心、これを基本理念といたします。それこそ地域の宝であり、私たちの後を継ぐ子供たちのことを考えたときに、それがまず第一に担保されないといけない。

 しかし、それだけではいけないと思います。乏しい財布の中をみんなでどう有効に使うのか。そして、その一時点だけじゃなくて、5年先、10年先、50年先、負の遺産を残したらいけない、そういう考え方というのはきちんとやっぱり踏まえないといけないし、地域の経済の問題であると現状の経済がどうなっているのか、あるいはいずれの施設も大変状況が悪い、老朽化してですね、あるいは学校給食衛生管理基準に照らしてみても、早急に施設を整備しないといけない、そういう建設を早期にしないといけない等々のことを考えたとき、全体のバランスの上で1つにしたいという考え方に立っているということでございます。御理解いただきたいと思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 申しわけないですが、御理解できません。今の段階ではですよ、今の段階では。私の中で本当に5,000人のセンターをつくって、本当におっしゃるような給食ができるということであれば御理解をいたしますけれども、今の段階ではなかなか難しいと。

 見解の相違で違をとるとけんかになりますから、同じことでやり合うのはもうこれぐらいにいたしますけれども、1つだけやっぱり美都の学校給食のことについてはぜひとも触れておきたいと思うんですが、あれ合併の産物ですよね。当時福原市長もいらっしゃいませんでしたし、三浦教育長もいらっしゃいませんでした。本当に、せんだってもこの議場で申し上げたんですが、詳しいいきさつが本当にわかっていらっしゃる方というのは、もう本当に見渡しても見渡しても見えないなという感じの中で、やはりあれはああいう形で今学校給食がなされているというのは、よいとか悪いとか別にして、やはり合併によるねじれ現象の結果であったというふうに私はとらえています。

 ですから、非常に強固にというか頑固にと言いましょうか、三浦教育長の御説明があるんですけれども、やはりその前提というか聞く前提は、この合併によるねじれ現象をある意味では正す、直すというものが前提にないと、いきなりこの計画書のことについて語りましょうかというふうにのすけたのでは、少し議論が硬直するかなというイメージを私は持っていますので、そこのところはぜひともいろんな方にその状況をお聞きになって臨まれたほうが私は賢明だというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 おっしゃるとおりだと思います。やはり地域の方々にとって美都学校給食共同調理場はどういう意味を今日まで持ってきたのか、やっぱりそこをしっかり認識した上で、これからの一連の取り組みをしていかないといけないと思います。そういう観点に立って、20の公民館、地区振興センターに参りまして説明いたしますけども、とりわけ美都地域においてはなるべく多く時間を割いて、あるいは機会を割いて説明に参りたいと考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ありがとうございます。

 さて、この学校給食が今、日本農業新聞、全国農業新聞というものがございますけれども、本当に連日のように地元との関係、つながりというものをある日には1面で取り上げて、農家や農協と今おっしゃったこの仕組みづくりの点で非常にクローズアップされてます。そういうことももう競争が始まっていると。報道ですから、どこまで本当やらわからんと言うちゃあ御無礼ですけれども、かなり飾ったものもあるかもわかりません。けれども、これは間違いなく始まってますね、そういう競争が。ですから、はあ言わんちゅうてけんかになっちゃいけんのですけども、けんかになっちゃいけませんけれども、ある意味5,000のものをやるというのは、この時代の流れに逆行してはいないかという疑問も私の中にはあるわけです。

 さて、今5,000人のというものが想定されていて、一方ではバイオマスという世界がいろいろ言われてますけれども、そういうシステムだとか燃料供給だとかそういうことは、バイオマスの観点は持っていらっしゃるんですか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 新しい学校給食センターをつくるということで、また今後さまざまな問題をクリアしていかないといけないと思います。そのバイオマスの観点についても、今後検討課題になっていくだろうと思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長、今の教育長とのやりとりをお聞きになっていたと思いますけれども、私は市長が一流の田舎まちということをおっしゃるのは、本当大変すばらしいことだと思います。

 そこで、同じやるんなら、同じやるんならば、仮に5,000人になるかもしれません、給食センターが。日本一目指すと、同じやるんなら。今のシステムづくりもですよ。そういうきちんとやっぱり目標を持って、同じ説明するんなら、5,000人だって安全で、食育やって、地産地消もやりますけんちゅっていろいろ並べるんではないこに、日本一を目指しましょういねと、そういうことがきちっと出ませんかね、市長思いの中で。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 夢を壊しちゃいけないんですが、お気持ちは非常に大事だと思います。ですから、何をもって日本一というのかというのもありますし、それが食材なのか何なのかということも含め、今後検討していく必要があると思います。

 ただ、コストとの関係がやっぱりありますので、そこのだれが負担をするのかというのは、やっぱり常に考えなきゃいけないと。その上でやるというのは、非常にすばらしいことだと思いますので、皆さんの保護者の方も含めて、どういう負担を皆さんがお考えになりながらやられるか、給食に何を求めるかという合意形成が必要であると考えます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) いろいろ申し上げましたけれども、ありがとうございました。お互いに人材として育ちたいということを申し上げて、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で17番山根議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前11時6分 休憩

              午前11時16分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 12番 大久保五郎君。

              〔12番 大久保五郎君 登壇〕



◆12番(大久保五郎君) 12番議員の創明会の大久保五郎でございます。

 第474回定例会、さきに通告いたしました大きく2点について御質問をさせていただきます。お昼前で、皆さんの体の60兆の細胞が食事を要望しておられるかもわかりませんが、しっかり質問をいたしますので、答弁のほうよろしくお願いを申し上げます。

 1つ目として、市長の施政方針の中で、主要施策1番目として行財政基盤の強化を示されております。自治体経営を行う上で、人材育成と財務強化といった行財政基盤を強化することは、企業経営と同様に最も重要である。行政、市民、民間企業の3者がそれぞれの役割を担う、新しい自治体経営を行うために、引き続き事務事業を見直し、行政でなければできないことに集中すると示された。また、そのため、外部の第三者や市民の視点で市の事務事業等をチェックする事業仕分けを実施し、行財政改革の推進を図ると示されました。

 そこで、平成21年9月、第4次益田市行財政改革審議会田中稔会長より、益田市行財政改革推進計画に対する評価書がまとめられました。審議会は28回を数えております。評価書をもとに忠実に改革を推進し、持続可能な自治体経営に向けてこれまで以上の取り組みの継続を期待するとあります。私も議会で前安達議長より諮問を受け、現前田議長委員長のもと、副委員長として財政改革特別委員会、20回に及ぶ会議で審議をしてまいりました。この評価書についての進捗について、また9つの重点課題評価に当たって、各重点項目に掲げた課題を解決するための改革項目の達成状況を内部、外部からの視点で評価されたとありますが、福原市長の評価に対する所感、取り組みへの優先順位、決意をお願いいたします。

 大きく2つ目、教育方針について。

 「益田市の子どもの素顔」学校教育白書第2刊、平成21年3月にお示しをされました。教育行政の使命、教育に対して市民が信頼感を持って安心して暮らせる町をつくることだと考えるとございます。白書は、今子供たちのために何をすべきかの視点から、児童・生徒の学習や生活の実態について、現状や課題の把握に努められております。益田市教育アンケート、保護者向けですね、また県の学力調査、平成19年、20年をもとに分析されて作成をされております。白書が明らかにされました大きく子供たちの生活習慣における課題から、教育方針に1つ目として、方針の中にもございます電子メディアとのかかわり方、家庭での学習習慣、読書習慣の定着など取り組むと示されました。それぞれ具体的な取り組みについてお伺いをいたします。

 以上、壇上での質問とし、項目別に質問席にて行います。明快な御答弁をお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 大久保議員の御質問にお答えをいたします。

 私のほうからは、行革に対する評価書に対する所感と、取り組みの優先順位についてお答えをいたします。

 皆様方の御協力をいただきまして、これまでも行財政改革の取り組みをしていただき、評価書をいただいたところでございます。大久保議員御指摘のとおり、A評価が46、B評価が27、C評価が1ということで評価をいただいておりまして、私といたしましては、皆さんそれぞれこれまでも庁内でも努力をされてきたと思いますし、協議会の皆さんもそれぞれ評価をいただいたというふうに思うんですが、私が率直に思いますのは、もう少し厳しく見ないと、この行革は難しいだろうなというのが率直なところでございます。

 C評価の行政評価というのは、もうやっていないのは論外としましても、A評価の46項目でも、例えば福利厚生、こちらが少しずつカットはされてきておりますが、全国の他の事例を見ますと、もう支出を行っていない自治体も相当数ございます。ですので、そういう意味では、今年度予算案では福利厚生の部分では半額で300万円で予算を計上しております。

 それから、旅費の規定の見直しにつきましても、例えば宿泊旅費の規定等々、私から見て大手企業よりも高いなというところもありますし、まだまだしっかり見直す必要があるところはあるというふうに思います。

 それから、ふるさとメールにつきましても四百数十通というのがありましたが、本当に益田市の広報をやっていく上で、実行してることは評価すべきことですけども、400で効果があるのかどうか、やっぱりこういうところはしっかりと庁内でも議論というか、もう効果を検証しなければいけませんし、やっていかなければいけないと思います。

 ですから、Aが46といっても、私から見たらまだまだ取り組むべき部分がありますので、今後これをさらに洗い直していく必要があると思います。ですから、これは議会の皆さんからも、ここが足りないじゃないかというやはり御指摘を今後もいただければ大変ありがたく思いますので、ともに行革に取り組んでいければというふうに考えております。

 そういう中で、取り組みの優先順位といたしましては、やはり事務事業の見直しをしっかり行っていくことが大事でありますので、事業仕分け等を行うということを申し上げておりますが、しっかりと市民、民間の皆さんの目線で行政の事務事業を見直していく必要があるというふうに考えております。

 施政方針のほうでの優先順位という意味では、繰り返しになりますけども、やはり地域医療の対策というものが一番の優先順位であるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 大久保議員の学校教育白書第2巻に出ております教育上の諸課題への具体的な取り組みについての御質問にお答えいたします。

 まず、学校では教員の授業力の向上を目指し、家庭では子供の学習習慣、読書習慣の定着に努め、地域では地域ぐるみの教育システムの構築を進めなければならない、そのように考えております。

 第1点目の家庭学習につきましては、島根県学力調査結果が出た段階で、各学校の校長、教務主任等とヒアリングを実施して、各学校の課題について取り組むよう指示しておりますし、益田市学校教育研究会というのがございますけども、その中で各学校で成果が上がっている事例を集めた事例集、その策定に今当たっております。でき上がり次第、各学校でそれを共有しようと考えております。それから、家庭学習の手引というのを各学校で次々つくっておりますけども、それもお互いに共有して成果を上げたいと考えております。

 2つ目の生活習慣につきましては、学校だより等で「早寝早起き朝ごはん」、あるいは電子メディアの問題について取り組んでいるところでございます。

 3つ目の電子メディアの問題につきましては、保育所、幼稚園、小・中高各機関、非常に平成21年度大きな盛り上がりを持って取り組むようになっていると思います。このたびメディア教育研究会を開催したり、さらに電子メディアと上手につき合うことを考える益田市小・中学生標語コンクールを実施いたしまして、先般表彰式を開催したところです。これを機会に、家族でメディアとのかかわりを話し合うと、メディアとどうつき合ったらいいのかということを各家庭でしっかり考えるようになっていただきたいと考えております。

 4つ目の読書習慣につきましては、今年度から学校図書館の図書購入費を増額するとともに、県教育委員会の事業であります子ども読書活動推進事業によりまして、学校図書館に司書、ボランティア等を配置いたしました。児童・生徒が図書館を利用する機会が大幅にふえておりますし、読書冊数もふえる傾向にあります。

 こういう4つを上げましたけども、これらの諸課題を解決するためには、学校、家庭、地域のみんなが互いに連携を強化して推進していくことが非常に重要であるということは論をまたないことだと思っております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) やはり評価書の中身、それから各県内の自治体あるいは全国の自治体でも、いろいろこの評価をされて見直しをされておるわけですが、いずれにしても行財政改革は、やはり市民の理解と協力がなくしてやはり成果は得られないというふうに思いますので、やはり市民の皆さんによくわかるように、理解をしていただくようなやはり発信することも大切なことじゃないかというふうに思います。

 私もこの特別委員会、あるいはこの評価書を出されまして、もう少しやはり議会の中でこのことについてやはり協議すべきであったというふうに思いますが、今遅いわけではありません。今からそのように取り組んでいかなければならないというふうに思います。

 それから、今市長は最優先で医療改革、医療についてということで、これも本当に前議長の諮問で特別委員会、石田委員長、松原副委員長、私もそのメンバーの一人として、本当に議会で初めて全国でもこの医療問題について取り組んだということで、早速市長も地域医療対策室というのを設置されたわけでございますが、しかしながら同僚議員から質問がありましたように、次から次へと難題、難問が起きてまいりまして、それぞれの議員からの御質問もあったわけですが、その中でやはり医学生の奨学金制度というものを創設されまして、これは本当に即効性はないにしても、将棋の世界では「と金の遅早」というような格言もございまして、これは必ず将来的に効果が出てくるというふうに思うんですが、今島根医科大学、この益田市からの奨学金、地域推薦枠があるわけですが、どのような状況になっておるでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えいたします。

 島根大学医学部地域枠推薦による医学生の状況でございますが、現在4年生が1人、2年生が1人、1年生が2名というような状況であります。それから、今回市長推薦の地域枠推薦につきまして、3名の方が新たに合格をされておられます。

 以上です。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 平成22年度は3名合格されたということで、本当にこの方々が名医になって、益田市の医療に本当に御尽力いただければというふうに強く願っておることであります。引き続きこのことは、市長もぜひとも努力をしていただきたいというふうに要望しておきます。

 それから、定員管理及び給与の適正化、14項目、評価がこれはB。私はCというふうに評価をしております。これは超過勤務、これについて私は12月議会でも質問をさせていただきまして、補正で1億5,600万円の補正を組まれたということで、その12月議会で市長は10%の超過勤務を縮減するというふうに御答弁をいただきましたが、今年度22年度、このお約束は達成されますでしょうか、お伺いします。22年度です。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 22年度、ぜひ達成に向けて努力をしていきたいと思っております。ここ数カ月ですけども、庁議の席や部課長会議の席でも各部課の超過勤務の表を配って、皆さんにも見ていただいて、しっかり自覚をしてもらうようにしております。それから、ことしに入ってから先般話をしたところですけども、これまでやはり超過勤務というものがかなりなし崩し的になってる側面もありました。ですので、今後は管理職が命令をしない超過勤務については認めないというふうに今指示をしておりますので、そういうなし崩し的な超勤がないように、これは職員の健康管理上も大変重要でございますので、そのようにそれを徹底していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) ぜひとも達成されるように強くお願いをしておきます。評価の中にもそういうことがきちんと評価書の中にございます。

 それから、やはり定員管理のところでありますが、これはどうも物差しがない、減らせばよいというものでもないが、給与との関連がある。地方の実態に合った給与と定員管理をあわせてやっていく必要があるのではないかということも、この評価書には載っております。

 いずれにしましても、今の益田市の状況、それからけさの報道によりますと、海外の有力企業といいますか投資家が日本の市場から撤退を始めてる、このままいくと本当に日本は大変なことになるんじゃないか。同僚議員が、22年度はいいが、23年度の予算、交付金あたり、もうどういうことになるか見当もつかないと、こういう御発言もありまして、まさにこの日本の今の状況を見ますと、けさのコメンテーターも、それからいろいろ言われておる中で、やはり日本の今の経済競争力が非常に低下しとるんだと。したがって、法人企業の法人税が納められない、税収不足になっておるということは、これは非常に大問題であるということで、本当にまさに日本丸が沈没しなければいいがということを盛んに今問われております、言われております。

 それから、やはり益田市の財政を見るときに、固定費っていうのがお示しになったのは約96.9%。これを93%の目標を持ってやるというふうにおっしゃってますが、この固定費を削減するという方法は、やはり幾ら考えても人件費のカットしかないんですよね。ほかに削るものがないんですね、これだけの固定費になってますから。ということで、市長は民間に任せることは民間にというふうに公約でありますが、この4年間、4年間で公約に示された職員の数について、このことをどのように達成されるか、お伺いいたします。職員の定数ですね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は職員半減ということを公約にうたったわけでございまして、半分でもやっていける仕組みをつくらないと、この我が益田市は生き残れないというふうに考えておりますし、これは変わりません。やはりそういう発想で、やっぱり全事務事業、全各課を見直していかなければいけないと考えております。

 そういう中で、定期採用というものは今後やはり若干名ずつでもしていく必要があるというふうに思っておりますので、それはそれでしつつも、やはり人はどんどん減らすと、このことが重要であるというふうに考えております。現在のところ、例えばですけども、定期採用を3名ずつ行っていって、これが定年退職そのままいくと、平成24年4月の時点では447名になる見込みであります。これが一つの目安というか、なると思いますが、いずれにしても事務事業を見直して、民間でできること、市民の皆さんでできることは、ぜひとも市民の皆さん、民間の皆さんに担っていただくということが重要でございますので、この方針を計画に落とし込んでやっていきたいと思います。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 市長はパーキンソンの法則っていうのは御承知でしょうか。知っておられますか。これはイギリスの経済学者が20世紀初頭に書かれたということですが、その中に、公務員の数が減れば手続が減って税金が安くなる、逆に公務員がふえると手続がふえて税金もふえると、こういうことを指摘しております。

 人件費の額を減らせばいいものでもない、公務員が減って初めて改革が始まる。この考えのもとに10年間取り組んでこられて、4,700人の公務員を10年で1,000人削減された、これは東京の杉並区の山田区長でありますが、そのことによって職員を減らす、人手が足りない、それは民間委託に回す。大体6割の経費でこれができる。そうすると4割の真水ですね、真水が出る。そうすることによって、借金942億円あったのが今179億円、10年でですね、貯金、財政調整基金に当たるもんだと思いますが、220億円だったものが現在550億円。

 それで、きのうも同僚議員ありましたが、隠岐の海士町の山内町長は、これは御自分の報酬を50%カット、議会は40%、職員はみずから30%カットされて、今財政危機を乗り切られたというそういう手法もあるわけですが、やはりいきなり30%カットというのも非常に厳しい数字なんですが、こういうことをされている自治体もあるわけで、岩手県の矢祭町は根本前町長ですね、これもまさに実行されてるわけです。市長はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 東京都の杉並区長は私も存じ上げておりますけども、やっぱり人が減るということで、みずから職員が仕事を民間に任せるようになったと、自分たちで考えるようになったというふうにおっしゃっておられました。ですから、益田市の場合、まだこういうふうにしたいという提案が少ないんですけども、これは今後出てくるというふうに私は信じております。ですから、杉並区の場合は60%でしょうか、市の業務を民間化するということで、もう計画をつくってやっておりますので、やはり市の職員も今から本当に自分たちの仕事がやるべきなのかどうかということは、より見直してほしいと思いますし、見直さざるを得ない状況になってくるというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、人を減らすということが私も最も重要だというふうに考えておりますので、このことをやっていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 3項目めの事務事業の見直し、これは行政評価制度の導入あるいは人事評価制度、自己申告制度の活用とかというふうにあるわけですが、これはここで余り時間がございませんので、1つ紹介をしたいということがございまして、栃木県高根沢の町長で高橋克法さんという方、52歳の方ですが、この方が生み出したキャッチフレーズ「地産地消」「ないものねだりからあるもの探し」「手間、隙、かけて」「新らしい幸せの物差しを」「足るを知る者は富む」というふうな、私も地産地消をどなたが言われたのかなということで、ようやくそのなぞが解けましたが、町長さんは制度設計によって社会の仕組みをよくする、「役所の常識は世間の非常識」、役人の意識は簡単に変わらないというふうに述べておられますが、私もそのように思うところであります。

 それから、4番目の自主性、自立性の高い財政運営の確保、これは最も重要であるというふうに思うんですが、市長も壇上での御答弁で、ここの評価は4の(1)の?から?まですべて評価がBランクなんですよね。ここらあたりに本当、一番の益田市のやはり改革していかねばいけないということの大きな目標があるというふうに考えております。

 時間の都合もございますので、今の評価書については終わりまして、次に教育方針に参ります。

 今まで学校教育と家庭教育というのがあって、家庭に踏み込むというのは今まで非常に先生方にとっても一歩踏み込みづらいというようなそういうことがあったと思うんですが、竹下和男先生は、学校教育と家庭教育というのは今までは何か重ならない、これが重なってのり代がきちんとあると、これをつなぐのに非常につながりがよくなるというふうにおっしゃってるんですが、教育長はどのようにお考えですか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 今、益田市の子供たちが置かれている諸課題を考えますと、そこのところが最も大きな課題だろうと思います。そういう仕組みづくりについて、教育方針の中でも触れていたわけなんですけども、1つは現在学校評価システムというのがあります。それから、2つ目は学校支援地域本部というのがあります。そういうものを十分活用して、学校と家庭と地域が一体となって取り組んでいかないといけないと考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 先ほど申し上げました「益田市の子どもの素顔」学校教育白書第2刊でございますが、本当にページ数も86ページに及んでおるわけでございますが、非常に委員の方々も真剣にこの白書をまとめられたということに敬意を表したいというふうに思います。

 その中で、学力向上ばかりが偏重ではないんですが、この白書40ページの教科に関する調査結果で、小学校、中学校、これが平成20年度県学力調査結果の概要ということで、教科に関する調査の概要で平均到達度一覧、それから達成率一覧、それから意識に関する調査の概要の中のスコア欄、これが非常に島根県下達成率を下回る結果となっているということで、私も昨年3月にこの学力については御質問をさせていただきまして、この1年経過して、教育長としてどういう状況にあるととらえられておりますか、お伺いします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 この学校教育白書第2刊の中で分析されてるわけですけども、これは同時に改善点を示しているということで、これを小・中学校及び関係機関へ配布しており、そういう認識のもとに取り組んでいただきたいと。

 それからもう一つは、5月にこの学校教育白書概要版を作成いたしまして、市内の小・中学校の教職員、それから保護者、関係機関、非常に広範囲にわたって配布しております。皆さんにこういう教育課題認識していただいて、地域一丸となって取り組んでほしいという願いでそういうことをやっております。

 個別に今学力向上に対する施策については、先ほどもちょっと触れましたけども、小・中学校の校長会を初め市教育委員会の中に学校教育研究会というのがあります、そういうものを使ったり、先行事例をいろいろ参考にしながら、柔軟にかつ大胆に取り組んでいるところでございます。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 同僚議員からプランプランとありましたが、非常に行政のプラン、こういう白書にしても評価書ですね、こういうことがいろんなこれはまとめられて、そのことは本当に大変な労力を使っていいものをつくられて、しかしながらそれを市民の皆さんがいかに活用されるかというこのことが非常に、教育委員長なり三浦教育長にしてもそこのあたりがやはり見えてこない。学校給食にしましても、いろいろ同僚議員が本当たくさんの方が御質問されましたが、やっぱりそういうことが今まで取り組んできたことがなかなか見えてこないというところが、私は一つの大きな問題じゃないかというふうに、事が起こってさあどうだというようなことになっていると思うんですがね。

 ですから、やはり教育行政というのは息の長いことですから、市政運営もですわね、そういう今やらなければならないこと、それから短・中・長ですね、そういう施策が重要になってくると思うんですが、その中で家庭の意識と現場の先生方の意識のずれっていうのがあるわけですわね。だから、そこらあたりがあるんですが、その周りの改善はどういうふうにされようとしていますか。

 というのは、テレビを見る、ゲームをする、それから睡眠時間にしても、アンケートによるとこれぐらいは本を読んでたりテレビを見たりというのに、先生が感じるのはどうもぼやっとしとる、あくびをするが、どうも目の輝きがないとかっていう、そういう現場の先生方との差がどうも顕著に見えるっていうことがこの白書にあるわけですね。そのあたりの改善をしていくという、今の家庭教育で本当にそれが近づく、先ほど言いました重なったのり代がふえるというところの点について、教育長お考えを。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 一つの例として、児童・生徒が睡眠不足であるかどうかというような調査をいたしますと、子供たちがそうだという回答と教員がそうではないかと思う回答、随分差があると。つまり、教員の側からいうと、一人でも睡眠不足じゃないかと思われる子供がいると、パーセンテージが高くなるというよう問題はあるだろうと思います。

 いずれにいたしましても、もっともっと学校の教員と家庭、保護者の連携というのが促進されないといけないだろうと思います。そういう意味で、このたび教育審議会というのを設置しておるということも御理解いただきたいと思います。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 朝食についても、朝食もいろいろありまして、ジュース1杯、牛乳1杯飲んででも、これは朝食をとったということですね。きちんと栄養バランスを考えた、家庭のお母さん、お父さんが真心を込めて愛情込めた食事をいただいて学校に来る児童・生徒か、あるいはそういうジュース1杯、牛乳1杯の、これもなかなか数字的には見えないわけですわね。

 学校給食いろいろありますが、安心・安全というような要望をする給食、やはり家庭がきちんとしてお昼をいただく。先ほど言いましたように人間は60兆の細胞があって、おなかがすいたら食べないと餓死してしまうから、食べたいという本能が芽生えてくるわけですわね。それがいつもいつもそういうきちんとした栄養バランスのとれた食事を与えられないということは、やはり子供の成長にも大変問題があると。

 私は、同僚議員にもありましたが、やはり家庭でしっかり食育、味覚、そういうものはして、これは余り学校給食があるけえ、まあせやなあというようなことではやっぱりいかんと思うんですよね。そこらあたり、これは私の感想です。

 テレビ、ビデオ等のゲーム、今携帯、パソコンなんか大変メディアの弊害があるんですが、先ほど教育長が発表されましたが、中身まで言われませんけえ安心しましたが、標語最優秀「夕ごはんぼくのニュースがわだいだよ」ですね。これは西益田小学校の大持歩君ですか、それから中学校の部で「ゲーム病誰か気づいて孤独のサイン」、これは美都中3年の宮川紗代さんですかね、という、のぼりもどうもできているようで、ぜひともこういうことで大いに。

 川本小学校あたりで盛んにノーメディア、テレビを見ない運動を展開をされておりまして、その中でまず目当ての一つ、これは1週間ほど期間を限定して、必ず食事どきはテレビを消そう、2つ目は個人が立てる目標、例えば水金土は絶対にゲームもテレビも見ないようにというふうに自分で目標を立てて、パーフェクト率65%とかそういう、子供自体、子供っていいますか児童・生徒自体がそういう自分自身で目標を立てて、それを達成していく。お母さん、親の感想あたりを見ますと、非常にテレビとかゲームをしないと、やっぱり本を読んだり外遊びをしたり、生活習慣が変わっていくというふうに、詳しくは述べませんが、そういう感想が載っておるわけですね。

 ですから、益田市内の学校でもノーメディア、テレビを見ないようにしようということを実践されている学校もあるようでございますが、ぜひともこういうことを取り組んでいくようにされたら、また違うことが成果が出てくるんではないかというふうに思いますが、教育長どういうふうに。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 子供たちが24時間をどう活用するのかという観点から、メディアとのつき合い方というのを考えていかないといけないと思います。先ほどもお話ししましたように、学校だけじゃなくて、保護者、地域も一体となりまして、いわゆる地区振興センター、公民館も今立ち上がっているという段階にあると思います。

 それから、いわゆるノーメディア、ノー電子メディアのほかに、さっき議員御紹介されたアウトメディアですね、食事どきはテレビを消しましょうというようなそういう運動をどんどん広げていかないといけないだろうと考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 今の家庭生活習慣の中で、やはり一家団らんの時間が非常に少なくなってるというふうに言われておりますね。この議会の中で一般質問の中でいろいろやりとりがありまして、お弁当の日っていうのが、これは香川県の竹下和男先生が提案されまして、これは子供がつくる弁当の日は、地域に根ざした食育コンクール2003年で最優秀賞、これは農林水産大臣賞を受賞されて、食育実践方法で、これは3つの決まりがあって、1つ目に子供だけでつくる、2つ目に5年、6年生だけ、3番目、10月から、これはですが、月1回、年5回。親は決して手伝わないでください。あるいは弁当づくりの基礎的な知識と技術は学校が責任を持って教えます。こういうことでスタートして、弁当の日で日本を変えるという意気込みで実践をされて、全国で、ちょっと古いデータなんですが、昨年までで20都道府県、133校の実施校があって、島根県17校というふうにあるわけですが、これは決して誤解してもらっては困るんですが、給食をやめようというそういうことではありません。

 キーワードは、これは一家団らんであり、弁当ということを通して一家団らんを話題をつくったり、本当に正しい食文化といいますか、そういうものを学び取ったり、親への感謝であるとかいろんな、一口で簡単に申し上げるような中身ではないんですが、本当に考えさせられる、先生の講演がありまして、これを本当に読んでみますと、思わず涙がこぼれるような、ああ、なるほどなというそういう感銘を受けたわけですが、これは御紹介がありましたが、4月28日に東中で、明くる日に西南中学校、講演をされると。東中はPTAの総会で先生をお呼びしたと、その以前に10月末でしたか、東中にもおいでになってるということで、やっぱり考え方として、本当大いに家庭生活ですね、それから食に対するそういうものが本当に多く圧縮されてるんじゃないかというふうに思います。

 次に、市長、教育長にお伺いするわけですが、方針の中に最重要課題の一つで、自分とふるさとをみずからの言葉で愛情を持って語れる自立した人間の育成、教育長は子供たち一人一人が自分やふるさとを自信と誇りを持って表現することのできる自立した人というふうに述べておられまして、これは教育白書2ページ、それから4ページに教職員の学習指導に対する心構えと学校教育で身につけることの必要性、教職員、それから保護者、これが教職員に対して84.7%、とても高い、やや高い合わせて84.7。それから、保護者に当たっては、とても望む、まあまあ望む、小学校5年生の親で77.2%、中学校2年生で約70%。この市長、教育長が本当に最重要課題と思ってらっしゃるのが、非常にその意識がここらあたりずれがあるんじゃないかというふうに思いますが、市長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 大久保議員の御指摘は、郷土や国を愛する心というものでの項目であったというふうに思います。これは一言で言うと、戦後の教育の成果ということであろうというふうに思います。ですので、地域を省みなかった、これは学校だけの問題ではなく、地域、家庭も含めて、益田のことであれば益田におらんでもええみたいな話があったり、国に対しても同様であろうというふうに思います。

 学習指導要領にもそのようなことが書いてありますし、教育基本法も改正をされておりますので、やはりこれは非常に重要なことであると思いますし、根本であるというふうに思います。特に、我々医療の議論なんかでも、ドクターヘリとか医師の確保は国の責任でって言ってるわけですね。国の責任でって言っときながら、その国を愛さないというのはどういうことなんだっていう話になるんで、やはりそういうふうに思う、国というのを大事にしつつ、お互いに暮らしていくということが大事であると、郷土に対しても同様であると考えます。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 キャッチフレーズのようなあの言葉というのは、非常に重い意味を持たせているつもりです。その達成のために、益田の子郷土愛育成事業、そのほかのいろんな事業に取り組むということですが、これに対する私の考え方を少し述べさせていただきますと、この率はやはりいわゆる国際交流というか、海外に出るあるいは海外の子供たち、教職員と触れ合っていない、話をしていないから、こういうパーセンテージになるような感じがいたします。そういうことを考えたとき、やっぱり家族が仲よく、そして地域住民を支え合い認め合う、褒め合う、そういう地域がないといけないし、そしてみんなやっぱり過去、現在、未来、縦軸としての歴史ですね、それを学ぶ。さらに日本、世界という横軸としての世界を知ると、そういうことを通して郷土や国に対する認識というのが深まっていくんではないかと考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 郷土や国を愛する心ということで、私がちょっと不思議に思ってるということをちょっとお話をしたいというふうに思います。

 国旗についてでございます。益田市は国家あっての地域、地域あっての国家ということで、私は議員になりまして、この議場に何か欠けてるものがあるんじゃないかなというふうに感じてまいりました。これは国旗と市旗でございます。島根県8市で本会議場に国旗、市旗が掲揚されてないのは、益田市と大田市と江津、3市だけであります。もちろん県議会にはございます。

 国旗・国歌法は平成11年8月13日公布され、法律第127号であります。法律を守るのは、国民のやはり義務であるというふうに思います。同年9月文部公報に、学習指導要領にも示されておるところであります。学校教育、家庭教育の中で、郷土や国を愛する心を身につける必要性の意識が低いのは、やはり大きな問題であろうというふうに思います。この本会議場に傍聴に来られた市民、とりわけ児童・生徒たちの目にいかに映るでしょうか。私は一日も早く国旗、市旗がこの本会議場に掲揚されることを強く願うものでございます。これは一般質問ではございません。市長、所感がありましたら。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 議場のことですので、私がどうこう申し上げる立場にありませんが、一言だけ申し上げますと、市庁舎は毎日国旗、市旗を掲げておりますし、市長室も私が就任してから国旗と市旗をポストに、ポストといいますか、立てかけております。

 やはり成人式でも国歌斉唱のときに、これは国歌の話ですけど、わざわざしたり、2002年のワールドカップのときには相手の他国の国歌に対してブーイングが起こったりするという状況を見ると、やっぱり国旗、国歌に敬意を払うというのは世界の常識ですので、やっぱりこれが法律でなくても国旗、国歌で取り扱ってる国はいっぱいありますから、法律で定めてないから国旗、国歌でないというよくわからない議論がありましたけども、そういうことであってはいかんなと思いますので、やはり私は国旗、国歌に敬意を払うのが世界の常識で、国際社会で我々日本人が恥をかかないようなやはり教育は今後していくべきだというふうに考えます。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 安心をいたしました。

 では、学校給食に関してですが、私は議員の立場として釈明といいますか、しなくてはならないことがございます。これは、ことしの1月25日ごろに子ども達の学校給食を考える市民の会、このチラシが、これは子供たちの声に耳を澄ませて、これは代表者も何もありません、そしてこれが益田市各小・中学校長殿ということで、子ども達の学校給食を考える市民の会として、代表者名も何もなしにあります。

 私が問題とするのは、この学校給食あり方検討会では、15名の委員で7回にわたって真剣に論議されました。その中で、このチラシの中身は、このチラシの3行目、「市民が参加した過去の学校給食あり方検討会では、給食民営化推進の方針が打ち出されたことは一度もありません。」こういうことが書いてあるんですね。それで、私はあり方検討会、議会から2名出てますし、これは全くの事実誤認であるわけですね。こういうチラシを各保護者に配って、違う情報をもってこの教育行政あるいは市政の行政を間違った方向にされるとは、とんでもないことだと思うんですよ。

 このことについて、時間もないんですが、教育長にお伺いしたいわけでありますが、このチラシを各学校に配布されたか、それから教育長はこの事件についていかにお考えか、対応されたか、簡潔にお願いいたします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 子ども達の学校給食を考える市民の会から各小・中学校長に、学校を通じて保護者へチラシの配布をお願いしたいということがありました。今議員が御指摘のように、その内容を見ましたら明らかな間違いがあるということが判明いたしました。教育委員会では、子ども達の学校給食を考える市民の会に対しまして、誤りを訂正して配布するようお願いするとともに、各小・中学校長に対しては、教育委員会の指摘事項が改善されていないチラシについては、学校を通じた配布をやめるよう指示いたしました。

 しかしながら、教育委員会が指摘した事項が改善されることもありませんでしたし、改善されていないチラシの配布が学校のうち小学校3校、中学校3校で行われたと、非常に残念なことであります。

 このような益田市学校給食あり方検討会でのPFI手法による給食実施の推進はやむを得ないとした審議、答申を否定するような、事実誤認と思われるようなチラシが配布されていることについては、大変遺憾なことであるというように考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) このようなことが再度起きるということは、いろんな教育審議会をしてもあり方検討会をしても、そこで一生懸命考えて答申を出したこと、これが故意に曲げられて市民に宣伝をされるということは、私は重大な問題だと思いますよ。根本的な考え方を改めないと、私はこのことは私の個人の人格をも否定されるような、私はそういうふうに思っているんです。あり方検討会は何を検討したんか、こういう市民の声ですよ。これはあり方検討会の方々も私お聞きしまして、これはとんでもないことだと、こういうことなんですよ。

 こういうチラシが、間違ったチラシが市民の皆さんのところに配布されて、これは1月と書いてありますね、2010年1月。その後、署名活動が1万人あって、その声はどうするんだというふうにありましたが、私はこういうことが、事実を曲げられたことが宣伝されて、その後に署名活動をしてくださいというふうに来れば、私は、ああ、それはあり方検討会は何しとるんだということで、やはり署名されると思うんですよ。私はそういう意味では、今回の1万というふうにありますが、私は憤りを考えているんです。そのことについて教育長はどのように思われます。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 益田市教育委員会といたしましては、小・中学校長会を初めとして学校、子供さんを通じて保護者にこちらの考え方を伝える、あるいは学校給食会、美都の地域協議会、匹見の地域協議会、さまざまなところで説明をいたしました。しかしながら、こういう状況の中で、2月23日には「食の安全」を守る市民フォーラム実行委員会、5,194筆の、そして2月26日には子ども達の学校給食を考える市民の会、4,860筆の署名が出てまいりました。趣旨が違うということで、延べ人数としては約1万ということですが、重複もあるわけでございます。

 いずれにいたしましても、こちらがきちんとした説明責任を果たしてなかったという責任もあります。いろんな情報が錯綜しておるということもありますので、3月20日過ぎから約1カ月をかけて丁寧な説明に参りたいと思います。私は、非常に多くの誤解が市民の中に渦巻いておるように思います。その解消によって皆さんに新しい学校給食センターとは何かということを十分理解していただけると、理解していただくように努めてまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 12番 大久保五郎君。



◆12番(大久保五郎君) 時間もございませんが、このことが山陰中央新報2月27日に記事として記載されて、あえてここではお名前は申しませんが、やはりこういうことが、それもしかもこの新聞に載っている名前を見まして、もう愕然としたわけですね。何とこの学校給食あり方検討会委員の中におられる方がそういうことをされてる。これは私は非常に許すことのできない、あり方検討会の委員の皆さんに私は謝罪を求めたいというふうに、そこまで思っておる。

 コメントは要りませんが。私たちが一生懸命検討したあり方検討会の中身を、やはり市民の皆さんにしっかり知っていただきたいという思いで発言をしました。

 以上、質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で12番大久保議員の質問を終わります。

 この際、午後1時まで休憩いたします。

              午後0時16分 休憩

              午後1時0分 再開



○副議長(波田英機君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 9番 永見おしえ君。

              〔9番 永見おしえ君 登壇〕



◆9番(永見おしえ君) 9番、公明党の永見おしえです。

 第474回益田市議会定例会におきまして、さきに通告をいたしました2点について質問いたします。1点目は市長の施政方針について、2点目は教育方針についてであります。

 先ほども「任せて任さず」という松下氏の言葉の紹介が市長のほうからございましたが、私も今回、松下氏の言葉を引いて話を進めていきたいと思います。松下氏の言葉の中に、「変化の時代だからこそ、より一層お客様の声に耳を傾け、そこから新しい方向を見出したい。」という言葉であります。

 皆さんもよく御存じのように、松下氏は有名な二またソケットなどを開発するだけでなく、みずから売り歩いたと言われています。この商品はいかがでしょうか、どのくらいの価格なら売れるでしょうかと持って回りながら意見を聞き、それらの声をもとに改善を加えていったと言われています。まさに現場の人であったと言えるのではないでしょうか。

 机上の空論ではなく、実態を足と目で確かめた上で政策立案をすることこそ大事であると考えます。変化の激しい時代は、今も変わらないと思います。市長に就任されて1年7カ月、市長と語る会や内外の視察、トップセールス等5つの柱を示されていますが、内外の意見や声をもとに、この22年度の施政方針をつくられたのでしょうか。そうした内外の意見や声が施政方針のどこに反映されていたのか、お尋ねをいたします。同僚議員からも質問がありましたが、再度お聞きしたいと思います。

 2点目は、教育方針についてであります。

 市長の施政方針を踏まえ、教育長は教育方針を述べられました。教育は、未来を担う子供たちに希望を託す営みと言われております。地域の宝であり、無限の可能性を秘めた子供たちの能力を最大限に伸ばすため、教育施策の着実な実行に努めてまいりますと言われました。そうした中で、今必要なことは、目標を持ち、挑戦できる環境づくりであり、子供たちへの励ましが大変必要な時代ではないかと考えます。メディアづけの毎日の中で、子供たちにどう目標を見つけ、挑戦する心を育てていくかが大事ではないでしょうか。

 また、ふるさと教育の推進については、一人一人が自分やふるさとを自信と誇りを持って表現することのできる自立した人となるよう、小学校、中学校を通じて郷土愛をはぐくむための益田の子郷土愛育成事業に取り組み、ふるさと読本や、森や海や川などの益田の自然や地場産業等の体験プログラムをつくってまいりますと言われました。大変いいことだと思います。

 高校に入ってボランティア活動を体験した子供さんが、初めは嫌だったけど、今は地域のボランティア活動に参加することが趣味ですと話してくれました。とてもうれしかったです。私は、小学校、中学校、高校のときに、保育園や幼稚園、介護施設等に体験学習とあわせて何かをお手伝いさせてもらい、そこで人とかかわる中で学ぶことがたくさんあると思います。そうした事業にしていきたいと思いますが、教育長のお考えを伺います。

 以上、壇上からの質問とし、あとは質問者席から質問いたします。よろしくお願いいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 永見議員の御質問にお答えをいたします。

 初めに、永見議員のほうからは机上の空論という言葉がございましたけども、何をもってそのように言われるのかが私にはわかりませんし、もしそれが市政の現場を見ずして言う、それこそ机上の空論であれば、大変失礼な話であるというふうに考えますので、我々政治家はやはり言葉を大事にする職業、人間でございますので、ぜひ言葉を大事にしていただきたいなというふうに感じております。

 私としては、市長と語る会等々で御意見を伺っているということは、これまでも申し上げたとおりでございます。そして、施政方針での新しい取り組みというのは、基本的に市民の皆さんの声をお聞きをして反映をしているものでありまして、これは議会の皆さんからの声も含めてでございます。我々議会での議論というのは、そのためにあるというふうに考えております。そして同時に、組織で市役所は動いておりますので、市長にすべて情報が、市民の声が聞けるという状況ではありませんので、組織で含めてそういう政策立案を行っているところでございます。

 松下幸之助の話も、商売を始めたころはみずから売り歩いたということはあると思いますけども、10万人企業になってからという話ではありませんので、私たちも市役所組織として市民の声を反映させていきたいと考えております。

 以上でございます。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 永見議員の御質問にお答えいたします。

 益田の子郷土愛育成事業については、地域の大人や子供と話し接することで学習を深め、人間としての生き方を学ぶこと、豊かな自然、ふるさとでつくられた産物等にじかに触れ、体験することで学びの喜びや充実感を高めること、さらに郷土の歴史、文化、産業等に触れ、体験することで生活を豊かにし、地域に貢献する気持ちをはぐくむことができる、そういう事業として推進してまいりたいと思います。

 議員御指摘の小・中・高のときに保育所や幼稚園、介護施設等でボランティア活動、体験活動を行うことについては、既に取り組んでおり、大きな成果を上げている学校もありますことから、今後拡充していくよう検討してまいりたいと思います。

 また、子供たちが希望と誇りを持って自分の未来を切り開いていくためには、大人がよきモデルとなり、お互いが支え合い、認め合い、褒め合う社会を形成するとともに、さまざまな教育活動を通じて子供たちが未知の知識に関心を持ち、仲間と協力して学ぶことの楽しさや、生涯にわたって学び続ける意欲を持つことが大切であると思います。そういう意味で、児童一人一人が目的意識を持ち、将来の夢や希望を持ち、望ましい勤労観や職業観を身につけ、みずからの進路を主体的に切り開く能力や態度を育成することをねらいとするキャリア教育に、これまで以上に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 今、市長、教育長のほうから答弁をいただきまして、市長のほうからは机上の空論ではなくということに対して、言葉の使い方に気をつけるようにと言われましたけれども、机上の空論ではいけないということを言ってるのであって、今市役所がそういうふうな状態だとか、市長がそういうふうな状態であるとかという意味ではありません。市長が今まで歩いてこられたさまざまな意見をきちっととらえた上で、今回の施政方針となったのかどうか、机上の空論であってはいけないというのを、それは理解していただくべきではないかと思いますが、それに対して何かございますか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう趣旨は理解をしておりますが、ここの場面でその言葉を持ち出される必要性は私はないというふうに感じましたので、そのようにお答えをした次第でございます。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 押し問答をしても進みませんのでやめますけれども、そういうことは絶対にないとは言えないと思いますので、そういうことのないように、現場を歩きながらされてるということを私も評価しながら、そういうところをどういうふうに出されたのかというふうに聞いているわけでありますので、そこら辺は理解をしていただきたいと思います。

 それでは次に、施政方針の中で、市役所が市民から必要とされ、これまで以上によい仕事を行っていくためには、あいさつの徹底が何よりも重要と考えます、あいさつが益田で一番交わせる職場を目指し、市民満足度の向上に努めてまいりますと言われておりますが、市民の満足度はどのようにして調べられるのか。

 昨年、文教厚生常任委員会で茨城県の牛久市に視察に行きました。ここでは毎年市民アンケート調査をしておられます。市のサービスについて市民の皆さんがどう感じているのかをとらえることで、市民ニーズの移り変わりを把握し、今後の行政サービス改善の基礎資料とするために実施するというふうにあります。また、その範囲は16歳以上の方で3,000人に配布し、今まで17年、18年、19年、20年としてこられて、非常に満足している、満足している、やや満足しているというのを合計すると、20年度は85.4%、市民の方が牛久市に住み心地に満足しているという結果が出ております。この結果について、私はすばらしいと思いました。

 行政サービスの水準は納めた税金に見合っていると思いますかという問いに対しては、6割の人が感じているという結果が出ております。

 益田市においてもこの市民アンケート調査をしてみてはいかがでしょうか。こういうふうに資料もいただいてきておりますが、こうしたアンケート調査をすることによって、市民のニーズにもっとこたえていけることができるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 大変御提案をいただきましてありがとうございます。私もやはり、より幅広く市民のニーズを酌み取る意味でも、市民アンケート調査というのは必要だというふうに思いますので、新年度、また総合振興計画も策定いたしますので、検討していきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひともやっていただいて、市民の声をしっかりと受けとめて、行政発の、今回の2日間聞いておりまして、やっと市長がやりたいことが少し見えてきたかなというふうな気がしておりますが、自立を促す、また行政からのアプローチっていうのも本当に必要だと思いますので、そうしたところに生かされていけばいいかなというふうに思いますので、ぜひお願いしておきます。

 それから、その続きの中で、行政が過敏に加入することでっていう部分については、この2日間の議論の中で何度も出てきております。とにかく地域が自立していくという、その危機感を感じてないというその言葉も、本当に私たち市民として自覚していくことも大事だなというふうに感じましたし、自立していくための支援をする、アドバイスをしていく、そうした中で一流が磨かれていくということは理解をいたしましたが、まだまだ地域によってその差というものというか、皆さんがそれを本当に市長の言葉として受けとめて、これから地域をどうしていこうかっていうところにまだ至ってないのではないかと思いますが、そこら辺については市長はどういうふうに考えておられますか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) それは御指摘のとおりだと思いますので、やはり今からも永見議員おっしゃるように、私自身もそうですし、市として全体でそのことは言い続ける、もしくは仕組みをつくっていく必要があるように考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりとそうした市民との信頼関係というか、お互いが理解し合うそういうつながりをしっかりとつくっていく必要があるのではないかと思います。

 次に、2番目の安全・安心のまちづくりの中で、健康づくり活動の中で自殺防止対策を入れていただいたということは、大変私もうれしく思います。12月に自殺対策についてお話をし、本当に市民の声をしっかりと受けとめるそういう体制づくりをしていただきたいと思います。

 そうした中で、高齢化率が30%の超高齢化の益田市であり、きょうもありましたように、医師不足、看護師不足という現状の中で、健康で長生きを目指す全市を挙げた健康づくりの環境整備が大変大事になってくると思います。しかし、現在調査の中では、運動する人は3人に1人と言われています。3人に2人は運動をしていないということになります。

 先ほども言いました視察に行った牛久市には、おおむね65歳以上の方を対象にしたうしくかっぱつ体操というのがあるということが載っておりまして、ホームページにも体操について詳しく載せてありました。益田市でもさまざまな会合等では、音楽に合わせた運動とかっていうのはあると思いますが、ぜひ益田の益田体操みたいなのをつくってはいかがでしょうか。そういったところについてのお考えがあれば、お聞きしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 牛久市の体操は私もちょっと存じ上げておりませんので、またホームページを見させていただこうと思いますけども、大変おもしろい興味深い御提案であるというふうに思います。

 市の保健センターで行っておりますまめな教室でも、音楽に合わせた体操が参加者に大変喜ばれているというふうに報告を受けております。また、大田圏域では「早おき、体そう、朝ごはん」という合い言葉で親子でラジオ体操を推進しておられるということですので、益田市の中でどう健康づくりと今永見議員がおっしゃった運動、体操を位置づけるかということを、健康ますだ市21等で今後検討していく必要があるんではないかと考えます。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひそういう運動を起こしていきたいと思います。

 先日、安田地区の地区振興センターで社会福祉協議会がこれも主催した中で、医師会の先生を通して「ストレスと運動」ということで講演を聞かせていただきました。本当に少しの運動で体が骨粗しょう症も解消されるというようなこともお聞きしましてびっくりしたんですが、片足を立てて30秒なら1分間両方やるだけで、骨というのは力を出していくという、そうしたお話を聞きまして、それ以外にもいっぱいあったわけですが、それともうとにかく歩くということも大事なことだということで、私も挑戦をさせていただきましたが、少しでもそうした体を動かすというそういうことからまず始めていくことも大事かと思いますので、ぜひ益田市でも長寿益田を目指してやっていきたいと思います。

 次に、安全・安心のまちづくりの中の4でがん対策についてあります。がん対策については、益田市においても受診率向上を目指して大変努力をしていただいていると思います。そうした中で、女性特有のがんである乳がんと子宮頸がんの無料クーポンの実施についてお聞きをいたします。

 21年度から始まりまして、22年度が2年目になります。5歳刻みで、5年連続しないとすべての女性に行き渡りません。今年度も継続をしていただけるのか、お聞きしたいと思います。

 また、無料クーポンは3月末までが受診となっていると思いますが、この1年で受診率が上がったかどうかというのがわかれば、お知らせいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えいたします。

 女性特有のがん検診につきましては、乳がん検診は40歳、45歳、50歳、55歳、60歳ということでございます。子宮がん検診につきましては、20歳、それから25歳、30歳、35歳、40歳の方を対象に検診の無料クーポン券を配布する事業で、今年度国の10分の10の事業として実施いたしましたが、新年度につきましても実施する予定でございます。

 受診率についてでございますが、まだ事業が終了しておらず、見込みでございますが、乳がん検診につきましては、昨年度1.9%が今年度は6.5%程度に、それから子宮がん検診につきましては、昨年度9.2%が今年度は10.7%程度に上昇すると見込まれています。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 大変うれしいことに検診率も上がっているということですので、ぜひ続けていただきたいと思います。全国的にも、子宮頸がんの無料クーポンで受診したらがんが見つかったけれども、早期発見で本当に助かったという喜びの声が来ております。他の検診の大腸がんやら胃がん検診よりも受診率は上がったという報告も先日出ておりましたので、ぜひとも続けていただきたいと思います。

 私は、22年度のクーポンがいただけると思うんですが、昨年乳がん検診だけは行ってまいりまして、本当に行くことによって、安心してこの1年が過ごせるなということを実感をいたしましたので、啓発活動等もしっかりと行っていただきたいと思います。

 次に、その子宮頸がんの周知とワクチンの接種についてお聞きしたいと思います。

 先ほども言いました女性特有のがんの中でも、発生率、死亡率が最も高いのが子宮頸がんです。日本では毎年、子宮頸がんで3,500人の人が亡くなると言われています。子宮頸がんはウイルスによって感染します。粘膜感染です。特に近年は、若い世代の発症が目立っていると言われます。

 しかし、子宮頸がんは予防できる唯一のがんとも言われます。子宮頸がん感染予防ワクチンは既に世界101カ国で承認されていたのに、日本で承認されたのは去年であります。去年の12月から発売、接種が始まりました。接種費用は1人4万円から5万円ほどかかります。これは3回接種分でありますが、自己負担で接種を受けるのは大変なことです。

 先進諸国は皆公費助成で子宮頸がんワクチンを投与しています。オーストラリアやイギリスのように、12歳になった女性全員にワクチンを投与するという国もございます。日本でも少しずつ理解と関心が広がって、接種もふえてきているように聞いておりますが、益田市においても早急に周知をしていただき、ワクチン接種の助成も考えていただきたいと思いますが、御所見を伺いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 子宮頸がん等につきましては、私が男性ということもあって、余りこれまで詳しく存じ上げなかったというのが率直なところでございました。しかしながら、昨年9月ですか、がんサロンの全国交流会が出雲市で開催されたんですが、その会場で私なりに勉強させていただきまして、やはりこれは非常に重要だなということを痛感をいたしました。

 子宮頸がんのワクチンにつきましては、永見議員御案内のとおり、その接種で20代、30代で8割、全年代平均でも6割の子宮頸がんが予防できるというふうに言われておりますので、大変有効であるというふうに考えております。現在、市内では赤十字病院のみで接種可能でございますけども、周知につきましては、その有効性とともに広報をホームページでしっかりと周知をしていきたいと考えております。

 今後のワクチン接種の料金の助成についてでございますけども、これは今後の検討課題というふうにしたいというふうに思います。国等に対してもしっかりと要望をしていきたいと思いますし、市としての助成は今後検討してまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひ啓蒙活動をしっかりとしていただく、また国への要望活動もお願いしたいと思います。最近ではテレビで女優の仁科亜季子さんだったですかね、違ったか、女優の方が自分もそういうふうなことにかかったということで、いろんな会合等を開いて啓発活動をしているという報道もされて、少しずつ広がってきているように思いますが、ぜひとも啓発活動をお願いしておきたいと思います。

 次に、人づくりと次世代育成の中で、次世代育成支援という中でHibワクチンの公費助成について、これは本当に先進的な取り組みをしていただいたというふうに思っております。ぜひ対象者において全員が無料で受けられるように検討していただくよう、要望をまずはしておきたいと思います。

 あわせて、小児用肺炎球菌ワクチンの公費助成についてお願いをしたいと思います。これが2月24日から発売が開始になりました。細菌性の髄膜炎の原因となるHibが、子供の細菌の中での病気というか、発生率はHibが6割で1番なんです。次に肺炎球菌が2割ということが今わかってきておりまして、Hibワクチンと両方接種することで、重度の細菌感染症の予防に効果があるというふうに今言われてきています。まだまだ国のほうにも働きかけてる今状態の時期ではありますが、せっかくHibについての助成をしていただいたということにあわせて、ぜひともこれはやっていただきたいなというふうに思いまして、私のほうから提案をさせていただきましたが、市長のほうにはこうしたことは入っていますでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私もそのような状況を承知をしております。今回は財政は非常に厳しい中でございますけども、やっぱり子供に重大な後遺症が残ったり命にかかわってはいけないということで、まずそのHibワクチンから、これは無料というわけにはいきませんけども、助成という形で始めさせていただきました。今永見議員御指摘の小児肺炎球菌ワクチンについても、今後大きな検討課題であると思いますので、国の動向等も見ながら今後検討してまいりたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 秋ごろには多くなるというようなことも答弁でありましたし、しっかりと周知をしていっていただきたいなというふうに思います。

 ここで、ますだ健康ダイヤル24事業について大変喜びの報告がありましたので、少しお話をさせていただきたいなと思いますが、熱が下がらずに困って電話をしたところ、本当に丁寧に対応していただいたという喜びの声をいただきました。どういう内容かといいますと、汗が出たら着がえをさせなさいとか、ミルクを飲ませても大丈夫ですとか、とにかく熱が高過ぎたら頭がおかしくなるんじゃないですかって聞いたら、そんなことはありません、そういう今状態ではありませんみたいな形で、とにかく丁寧に話をしてくれたっていうふうに私のほうに電話がありまして、本当に私もこのますだ健康ダイヤル24の事業に対して、皆さんがそういう対応をしてくださってるということをこういう場でひとつ報告させていただけたらなと思いまして、紹介をさせていただきました。

 この電話をした方も、その日は病院に行かずに、次の日にきちっと病院に行ったというふうに、急患にならなかったというそういう対応をしたということですので、本当にこういうことも周知をしてあげて、若いお母さんたちが安心して使えるような事業ですので、しっかりと周知をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、6番目の市民活動と地域振興の中で、地域振興についてということがございます。これについてはきのうもじっくりとしっかりと答弁があったわけですが、地区振興センターと公民館のあり方について市長のお考えをお聞きしたいと思って通告をいたしました。

 平成17年のときに地区振興センターっていうのが提案されて、地区振興センターは市長が任命をし、公民館は教育長が任命するという2つの事業を持ちながら出発をしたときに、さまざまな議会でも議論になりました。私自身も、地区振興センターが上でその中に公民館があるのか、公民館が上で地区振興センターなのか、その時期はそういうふうなところまで議論が行ったように覚えておりますが、あれから5年が過ぎたわけです。

 教育長の話の中では、地区振興センター、公民館と2つのあわせてお話をされます。市長のほうは、地区振興センターの中でいろんな事業をし、それに対して地域が自立して、そこに行政はアドバイスをしながら新しい地域づくりをしていくんだというふうにお話をされるわけですが、これから先、この地区振興センターと公民館のあり方というのはこのまま進めていくほうがいいとお考えなのか、きのうの答弁では今からそこら辺は考えると言われたのか、そこら辺をもう一回確認をさせていただきたいと思いますが。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 地域の運営という意味では、これからやはり地域の皆さんと意見交換をしながら考えていく必要があるというふうに思います。ですので、今後の大きな課題であるというふうに思いますけども、いずれにしても両方、地区振興センター、公民館ともに重要な地域での拠点ということに変わりはございませんので、これをどう位置づけるかということが今後の大きな課題であると考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりとそこら辺のところを分けるべきか分けてはいけないのか、そういうところも私もはっきりした私の中で気持ちはないわけですが、ただ自治会としてその中で生活する方々の意見の中に、事業が多過ぎるとか、事業をこなしてるだけだというような声も聞かれますので、そうしたそこに市長が言われる自立とか、自分たちでどう地域づくりをするかっていうことがきちっと入っていけば、またそれは変わってくるのかもしれませんけれども、今の段階ではそうした問題も含めて、きちっとした方向性を出していくことが大事ではないかと思います。

 また、職員の配置等も答弁がありましたので今回控えますが、そういうことも含めてしっかりとした方向性というのを出していっていただきたいなというふうに思います。

 公民館活動については、今までやってきた生涯学習等、社会構築のために頑張っていくというそこら辺のところも、今度はそれを踏まえた地区振興センターのあり方っていうのも考えなきゃいけないのではないかと思いますので、教育長、教育部局ともしっかりと話をされながら、そこら辺の方向性っていうのは出していっていただきたいと思いますので、課題としてまた次の機会にお話をさせていただけたらと思いますので、しっかりとした議論をお願いをしておきます。

 じゃあ、教育方針についてであります。

 先ほど教育長のほうから、いろんな体験学習については成果が上がっているというお話でありました。ボランティア精神っていうのは、自然な中からついてくるのもあると思うし、いろんな経験を嫌だなと思いながらもしていく中でもついてくる、さまざまなことがあると思いますので、そういう精神が自然につけるような学習、体験になったらいいかなというふうに思います。

 1つ、浜田の小学校に行ったときに、学習発表会に行ったわけですが、浜田の小学生が遠足に益田に来て、ブドウ狩りとかそういうのを楽しみ、石見空港に行った、すごい楽しかったっていうのをそのクラスの全員で発表するわけなんですが、その最後のときに、石見空港に行ったときの話をしながら、ここにきょうお集まりの皆さん、ぜひ石見空港の飛行機を利用してくださいと呼びかけるわけです。私すごくうれしくなりました。益田から来たのは私ぐらいしかいなかったかもしれませんけど、あっ、こういうところでも自分たちの活動したことを発表してくれて、また語りかけてくれるということにとてもうれしく思いました。

 そういう経験が、ということは、そこで受けたいろんなお話を自分たちが、あっ、これはみんなに話して、石見空港をもっと利用してもらわなきゃいけない、大変だっていうお話があったのかもしれませんけど、そういうことをとてもそれを聞いてうれしくなりましたので、そうした体験がもっともっとできたらいいし、発表する場もあればいいなというふうに思いますので、そうした体験活動であっていただきたいと思います。

 次に、学校教育の充実の中で、読書活動の推進というのがございます。同僚議員からもありましたが、司書教諭の配置については充実をしていくと、本当に大変私も何度か質問をしておりますので、うれしく思っております。新年度にも何人か配置をされる、ボランティアの配置もされると思いますが、そこら辺の答弁はありましたでしょうか。もう一度よろしくお願いします。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 本年度は、平成21年度ですけども、島根県が実施している子ども読書活動推進事業の中の一事業であります学校図書館司書等配置事業によりまして、小学校に3校、中学校に1校、合計4校に司書Aを配置しております。この司書Aというのは、配置基準に沿い、6学級以上の学校を対象に1日5時間勤務していただくというものですけども、その司書Aを配置しております。その他の小・中学校26校には、図書ボランティアを配置しています。

 新年度につきましては、司書Aを小学校で12校、中学校で4校、合わせて16校、4校から16校へ拡大するというものです。その他の小・中学校におきましては、ボランティアを配置いたします。学校図書館のさらなる充実に努めてまいりたいと思います。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 本当にたくさんの方が入っていただけるということで、しっかりとした図書整備をまずしっかりしていただいて、子供たちに読書の楽しさがどんどん広がっていくようにしていただきたいなと思います。

 次に、県の事業として図書費にも力を入れていくというふうに聞いておりますが、益田市の図書館の蔵書についてどのくらいあるのか、わかればお聞きしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 益田市立図書館は第2次蔵書計画で定めた分類項目に基づき、毎年図書、雑誌、視聴覚資料等を購入しております。目標として掲げているのは年額1,700万円ということでございますが、平成18年度が1,124万8,000円、平成19年度が830万円、平成20年度が865万円、平成21年度が1,110万円の決算額となっており、21年度はもう少しかかるわけですけども、今の段階では1,110万円となっております。目標額1,700万円確保に今後努めていかないといけないと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) その図書館の今度は活用方法、そうしたものについての周知活動をしていただいていると思いますが、そこら辺があればお聞かせください。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 図書館のPR、活用方法につきましては、ホームページや市の広報で行っております。来年度の改善点といたしまして、新たに図書館だよりの発行を検討しております。市内外の公的施設に配布して、図書館の利用方法、新刊本の紹介などを掲載し、PRに努めたいと思います。

 また、今後の取り組み方向としては、ケーブルテレビの活用ということが非常に大きな事柄になるだろうと思っております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひともしっかりとした活用ができるように、益田市においては図書館活動は活発だとは思いますが、もっともっとできるようにしていただきたいなというふうに思います。

 次に、絵本を学校巡回していく活動をしてるというところがあるというふうに聞いておりますが、図書館の絵本の貸し出しをして見せるということはできるのでしょうか。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 益田市立図書館には、50冊単位に1カ月の長期貸し出しを行うという団体貸し付けの制度があります。学校、保育園、幼稚園、読み語りのボランティアなどが積極的にこれを利用されているんですけども、平成20年度には106の団体に1万419冊貸し出しを行っております。今後、児童図書をふやしまして、冊数や期間などの条件を拡大することを検討しております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりと活用ができるようですので、こういうことも周知をしていただきながら、子供たちへの絵本の見る機会をふやしていただきたいと思います。

 また、議会室に入るところに子供と本のかけ橋になろうという講演もあるように書いてありましたので、ぜひこういうこともしっかり、チラシがありましたけど、私たちもそういうところに行きながら、読書についてのことを学んでいきたいなというふうに思います。

 次に、食育についてであります。

 学校給食の食育について今回さまざまな議論があったところですが、学校給食の食育について少し書いて、馬居教授の話がありましたので、馬居さんという方ですので、うまい話ではなくて馬居教授のお話がありましたので、少し読んでみたいと思います。

 食育は、食の安全と食の教育です。給食の始まりは、1889年の山形での貧困児救済でした。その後も給食は栄養補給を目的に整備され、偏食や食べ残しが問題視されました。だが、食中毒事件により、調理の安全基準が問われることになりました。同時期、子供の肥満が問題になり、食のバランスへの関心が高まりました。食物アレルギーが命にかかわることもわかってきました。短時間に大量の食材を処理する給食には、極めて高い安全性と安心のハードルが課せられました。子供たちの協力も大事です。小学1年生から自分たちで準備することが求められます。栄養士が作成した教材には、食品の種類と働き、栄養バランス、健康な食事のとり方など学習課題が満載です。さらに、食の教育は食の文化の構築とセットです。日本の学校給食は、世界に誇る日本の食文化です。そして、学校教育における重要度は、国語や算数と同じになりました。正規の教育課程に位置づけられた食育であれば、当然無償にすべきです。生涯を通じて食の基礎基本を養うために、毎日の学校昼食を活用した食育の果たす役割は重要になってきていますというふうに話が載っておりまして、本当にこの食の時代的な背景というか、そして今の学校給食の重要性というのを私は感じたわけですが、教育長はどのように感じられているんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 平成17年6月に制定されました食育基本法の中で、食育というのは国民的な課題であると、そのように規定されているわけです。当然学校において、家庭において、地域においてそれぞれの義務を果たさないといけないということが書いてあるわけでございます。学習指導要領の中でも、やはりそのことが取り上げられておる。そういうことを総合いたしますと、学校教育における食育については、従来の学校教育の3本柱である知育、徳育、体育に新たに食育を加えまして、学校教育の4本柱として位置づける必要があると考えております。それぞれ知育、徳育、体育が、それに食育がそれぞれ関連し合うことで成果が上がるものと考えております。

 また、食育については、やはり学校だけでは推進できない。特に家庭ですね、それから地域が連携をとりながら、それぞれの役割を果たしていくことが重要であると考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) もちろん食育はまず家庭からということはもちろんでありますが、学校での給食センターもこうした食育をしっかりと備え、皆さんが納得できるような新しい給食センターになっていくように望んでおります。

 視察に行きました長野県の駒ケ根市でも、今回の一般質問でも何回かありましたが、弁当づくりを挑戦している、これも食の自立ということで、1年生から6年生でお弁当づくりをしていているというふうにお聞きをいたしました。また、高校生になったら自分でつくれるようにしたいということで、挑戦もしているというお話でした。

 市内の高校でも、我が子が行ってるときもみそ汁と卵焼きと御飯を炊くことは学校で教えてもらったということで、それが生きてるんかどうかわかりませんが、この1年間、きちっと自炊をしてくれておりますので私も助かっておりますが、そうしたことをしっかりとしていくことも大事だろうと思いますが、益田市としての家庭との連携というのは、何らかのものがあるんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 食育の一環といたしまして、全国で今約300校が弁当の日を実施しております。県内では雲南市が本年度からすべての小・中学校で、自分で調理した弁当を持参する、そういう取り組みを始めておられます。益田市におきましては、益田東中学校で弁当の献立作成、西南中学校では弁当の日を既に実施しております。これによりまして、食に対する家庭の意識、感謝の気持ちを高める等、効果を上げているものと思っております。今後、弁当の日の取り組みにつきましては、保護者の皆様と協議しながら、さらに推進していきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりと学校、家庭、それから地域と連携しながら、食育をしっかりと広げていきたいと思いますが、きょうでしたかね、食育かるたをつくっているというのが載っておりまして、これは愛知県の豊田市で、親子で遊んでもらいながら食に関心を持ってもらおうというかるたです。かるたの句は、市の特産物や郷土料理などを題材にし公募し、絵札は市内のこども園に通う園児らに書いてもらったというようなのでつくってあるようですが、オというのでは「おいしいね、その一言で幸せに」とか、サというのは「猿投桃、口に広がる幸せの味」、猿投桃っていうのはこの地域の桃だそうです。それから、「大地の風、豊田のお米おいしいな」、チ、「地産地食」ここでは地産地食と言っておられるみたいですが、豊田市では食べることに注目して地産地食というふうに言ってるということで、「地産地食、新鮮おいしいエコロジー」とか、「ヘボ料理、じいちゃん手づくりおいしいよ」って、このヘボ料理っていうのは、ええっ、何でそんな下手な料理と思いますが、これはヘボとはクロスズメバチのことだそうでございます。こういう地域のものを題材にしてつくったかるたが、上手につくってあるのが載ってますので、ぜひまたこういうことにも挑戦をしていただきたいなというふうに思います。

 最後になりましたが、市長に仕分けについて最後お聞きをしたいと思います。

 同僚議員からも質問がございました。私も何年か前の一般質問で、ぜひ仕分けはすべきだと提案をしたことがございますので、やっていくべきだというふうに思いますが、現状を理解し課題に対応した組織でやっていかないと、きちっとした解決はないというふうに考えますが、最後に市長の御所見を伺いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 事業仕分けについては、しっかりやっていきたいと思います。永見議員がおっしゃった現状、課題に対応した組織というのは何を意味するかちょっと理解が今できませんが、いずれにしても市民の皆さんや多くの方々に入っていただいて、事業仕分けを行っていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 課題に対応した、そういうことがきちっと理解できる、それは市民の方も私は大事かもしれませんが、ちゃんとそういう必要な課題がわかるまずは人も必要であろうというふうに私は思っておりますので、そうしたことも踏まえてやっていただきたいと。22年度新たな挑戦で、自立の益田市を目指して市長のリーダーシップにしっかりと期待をしておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(波田英機君) 以上で9番永見議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後1時50分 休憩

              午後2時0分 再開



○議長(前田士君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 19番 澁谷勝君。

              〔19番 澁谷 勝君 登壇〕



◆19番(澁谷勝君) それでは、いよいよ一般質問も最後になりました。お疲れのところと思いますが、もう少しおつき合いいただきたいと思います。

 19番目ともなりますと、せっかく言おう言おうと楽しみにしとったものがどんどん人に先に越されまして、後どうしようかなと思うところがあります。若干そういったために、重複しないようにということで、若干少しぶれますけども、その辺のところはお答えできるところで結構ですから、よろしくお願いいたします。

 地域の過疎化の加速は今後さらに強まり、地域の孤立から住民の孤立、ついては人がいなくなると自然が荒れ、地域伝統文化や地域の歴史が消滅する。中世の益田市のとりでや出城があった地域が荒れてきますと、中央の益田氏の歴史がほころんでまいります。少子・高齢化と人口減少という国の大きな歴史のうねりの中で、当市はどう過疎化に抵抗し、住民が経済を営み、実際に住み続けて、後世にこれまであり続けた地域の歴史をどう増幅して伝承していくかが、当市の大きな命題になっているとも言えると思います。

 この非常に大切な時期、今後国からの交付金あるいは補助制度が危うくなる、マイナス方向に動くことが懸念されているこの大切な時期に、約60億円の巨費を投じて我々の時代になし遂げようとする情報基盤整備事業は、言いかえれば将来の当市の過疎地域の生き残りを大きく左右する重要な事業であり、これをどうまちづくりに役立てていくのか、あるいは過疎化にどう抵抗していくのか、この辺につきまして庁内全員がひとつ一体感となって、共通認識を持って取り組んでいただきますようお願いいたしまして、ぜひとも前向きの御回答をいただきたいと思います。

 第474回益田市議会定例会におきまして、前もって通告いたしましたのは次の2点でございます。1点は平成22年度施政方針について、2点目は平成22年度教育方針についてでございます。

 それでは、1項目めの平成22年度施政方針について入らせていただきます。

 私の今回の質問は、地域情報通信基盤整備事業に関する庁内体制のあり方に対して行おうとするものでございます。

 先日、総務常任委員会の自主的な勉強会で県内CATV先進地3カ所の視察を行いましたが、ケーブルそのものについては全体または一部が同軸ケーブルが使われていて、今後その地域はすべてを光ケーブルにかえていきたいというのに対して、むしろ後発の当市のほうが、交付金等の補助率の有利性に加えて、全体が利便性の高い、利便性の大きい光ファイバー網であることから、私はよそより一歩進んだ状況にあるというふうに理解いたしました。つまりこのことは、取り組み方いかんによっては、よそ以上に可能性を秘めていると感じた次第でございます。

 施政方針では、地上デジタル放送への対応、自主放送、緊急音声告知、遠隔医療といった市民の安心・安全確保に加え、自治体の電子化、児童・生徒の地域教育への取り組み等、幅広く目標を述べられております。すばらしいことではありますが、問題は来年の3月にはでき上がる事業でございます。いずれも市民の理解と協力、協働が必須であるわけでございます。

 本事業の重要性を行政が本当に理解しているならば、どの範囲まで利用を広げるか、そのために今なすべきことは何か、私は既にこの今時点に庁内横断的組織が発足して、市民を巻き込んだ熱い議論が展開されているべきではないかと思います。市長の言われる一流の田舎まち実現に近づけるには、今回の大型プロジェクトは今期在任中の大チャンスであると私は思います。本事業の総責任を持つと市長は明言されました。であればなおさら、施設の設備ができてから考えるという手法は到底なじめないはずであろうと思いますが、市長のお考えをまずお尋ねいたします。

 平成22年度教育方針についてお尋ねいたします。

 教育方針では、当市の喫緊の課題は児童・生徒の学力向上であり、このためにソフト、ハード両面にわたって教育条件の整備に一層の充実を図るとございます。また、施政方針でも、教育改革推進室を中心に、教員の指導力向上と児童・生徒の学力向上を目指すと書かれております。

 新学習指導要領では、PISA調査からも学習活動として思考力、判断力、表現力の育成が不可欠であるとされ、教育方針でも児童・生徒の学習習慣の確立、言語活動の充実とともに、思考力、判断力、表現力、活用力の育成が重要課題であると述べられております。

 ここで、思考力、判断力、表現力の育成には、少年の間の読書力の育成が大きくかかわっているという指導者は多ゆうございます。特にテストにおいても記述問題にはこうした力が求められ、テスト配点が高いという現状から、知情意の総合的な能力形成にあわせて読書活動に力を入れる、見直す絶好の機会であると私は考えます。

 残念ながら学力到達度において、現存する県内の東西格差是正への取り組みという現実から、教員の授業力の向上、図書活動の推進を主として掲げておられる教育長に、読書活動の持つ可能性をどのようにとらえておられるのか、お尋ねいたします。

 以上を壇上での質問といたしまして、以後は質問者席から行わせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) それでは、澁谷議員の御質問にお答えをいたします。

 地域情報通信基盤整備事業につきましては、市の重要な施策ということで進めているところでございます。澁谷議員がおっしゃるように、今後の利活用をしっかりと考えていくということは大変重要でございまして、現在のところ1月22日に地域情報化推進室を設置をいたして、職員体制の充実を図ったところであり、また庁内の連携会議も行っているところでございます。しかしながら、これらの体制の整備というのは設備のほうに重点を置いております。ですので、澁谷議員が御指摘のように今後どう利活用するかということは、今後庁内横断的にしっかりとやらなければいけないというふうに考えております。

 また同時に、市民の皆さんも一緒になって夢を語るというようなそういう場も必要であるというふうに思いますし、今後どのように利活用していくかということが大変重要であるというふうに考えますので、今後庁内のみならず、市民の皆さんと一緒になって検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 澁谷議員の読書活動の持つ可能性についての御質問にお答えいたします。

 読書活動は、知情意の総合的な能力の形成の面で欠くことのできないものだと考えております。御指摘のとおり、OECDのPISA調査など各種調査によりますと、我が国の児童・生徒は、思考力、判断力、表現力等を問う読解力に課題があると言われております。

 文部科学省の新学習指導要領では、各教科等を通じて言語に対する関心や理解を深め、言語能力をはぐくむ上で必要な言語活動の充実を図ることとしております。その中でも読書は知的活動を増進し、人間形成や情操を養うために大変重要です。望ましい読書習慣を身につけるためには、学校の教育活動全体を通じて、多様な指導の展開を図ることが大切であるとされています。

 学校教育白書第2刊により、益田市の児童・生徒については、学力と読書習慣の相関関係が極めて高いということが明らかになっております。したがって、学校の教育活動全体を通じ、また家庭において読書活動を推進するということは、子供の人格形成や人生を豊かにするということとともに、学力向上の大きな原動力となるものと考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) ありがとうございました。

 教育長におかれましたら、この後この辺に関連してしっかり質問させていただきますので、市長にお尋ねいたします。

 私は昔、この議場で私質問したことあるんですけども、かつて私は、本当にそういうすぐれた人物だったと思いますが、外国の統計学者のコンドラチェフという人の波、周期律ですか、この辺のところに非常に昔とりこになったことがあります。このとき彼が言われたことに、本当に経済が落ち込んだときに、マイナスのときに、本当に技術的な革新が起きる、あるいは発見、発明が行われると、いわゆるそういうことを言われたことがございます。

 やはり今益田市は、これから来年の予算についても大変になってくるというがけっ縁におるわけです。まさにこのときであるわけでございます。したがって、早急に対応すると言われたら、本当に早急にやってほしいんですよね。事業仕分けも大変大切です。しかし、それよりも先に、先ほど言われたようにハードの面だけじゃなくしてソフトの取り組みが私はやらなきゃいけない。その庁内が一丸となってしっかり頑張ってるところ、その熱意に市民は動かされると思います。そして、みんな提案してくると思います。興味を持つと思います。そういったことをしっかり市の執行部の人方が一番それを理解していただいて取り進めていただきたいと、そのように思います。議会サイドにでも、この辺については担当部を通してからしっかり監視していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

 ここで私がちょっと申し上げたいのは、先ほどの前言でも申し上げましたけども、過疎に悩む地域で懸命に地域おこしを取り組まれている組織を。市長は施政方針で評価されておりました。地域の美しい自然と地域の文化を後世に残すこと、為政者として当然心すべきことでございましょうが、肝心の人がいなくなると、伝承文化も地域も消滅してしまうわけでございます。こうした中で、733平方キロに分散する当市の小さな単位、村、町、分散してるわけでございますが、その過疎化や文化消滅とかあるいは自然崩壊に抵抗するという観点から、今回採用されるCATVをこの辺について、滅び行く地域をどうつなぎとめていくか、この辺のことについて市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 例えば施政方針でも取り上げました萩の会であったりさまざまな団体がありますので、そういう団体の御紹介であったり、もしくは地域、例えば美都地域にもヤブツバキというのがありますけども、恐らくなかなか徒歩で歩いて1キロぐらい歩かなきゃいけませんので、行ったことあるという方も少ないでしょうし、そういういろんな地域で頑張っていらっしゃる方、場所というものをしっかりと光を当てていくというのは、ケーブルテレビならではというふうに思います。そういう意味では、そういう方法での活用ということは十分に考えられると思っております。そして、地域のいろいろ実情というものも、市民の皆さんにお知らせをするということができると考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) その辺までは市長と全く見解は同じでして、そこからまた議論を進めさせてもらいます。

 当市の高齢化率はもう30%を超えましたよね。独居老人の世帯も今後さらにふえ続けると予測されております。医者も減りました。入院ベッドも限界があって、在宅介護・医療を余儀なくされると。高齢者の求める安心・安全は、今後さらに増加してくると私は考えますが、この辺について市長の御見解をお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も全く同感でございます。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 先日の同僚議員の質問に、自殺と高齢化について関連性について質問がございました。私お聞きしておりまして思い出したのは、「もしそのときに言ってくれればこんなことにはならなかったのに」。これはテレビ報道で日常茶飯事で聞かれる言葉でございます。体力の衰え、行動力の減退、それから仲間づき合いの減少、近所で何が起こっているのか知らぬ情報からの孤立。ある相談員の言葉に、障害を持たれている方から電話がかかることがあるわけですけども、他愛のない内容も多々ありますが、心の接点を求めているのであろうということが言われておりました。何げない会話の中にあっても、ひょっとすると心のSOSがあるのではと緊張感もあるというふうにして私はお聞きしました。

 先日視察した奥出雲町で、タッチ型パネル式双方向通信のテレビ電話システムを採用し、当初75歳以上の世帯に600台を無償貸与した。今後はさらに貸与台数をふやしていく方針であると言われておりました。訪れた私ともう一人の同僚議員が、実際にそれにさわって動作させてみました。貸与機は貸し与えるものは現在では約8万円ぐらいで入手できると、利用者の負担は通常の電気代または電話代のみである。そして一番いいのは、安否確認や行政への連絡、買い物も、複雑な操作なくして簡単に行えるということでございます。独居老人の高齢者や障害を持つ方に、安心・安全に対する新しい武器を提供できる、私はそういうふうに感じました。

 安心・安全の確保を当市はずっと言い続けております。防災や防犯、自殺予防対策に、将来にわたって信用できるタッチパネル式テレビ電話の要望が出てこようと思いますが、市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 双方向の通信が可能なテレビの電話の導入ということになると、これは非常に要望が寄せられる可能性もあるというふうに考えております。このためには、インターネットを使う場合と、LANといういわゆる小さな地域のネットワークを使うという両方の場合が考えられます。どちらも今回の事業によって可能になるというものでございます。

 インターネットを使う場合は、個人でIP電話に加入をして、別世帯で暮らしている例えば子供さんであったりそういう方と通信できるということでございます。もう一つ、地域でのネットワークをつくる場合には、システムのもとになるサーバーを拠点になる場所に置きまして、拠点の機関と利用者の側のほうにパソコンを置いて通信が可能になります。要するにこの方法でパソコンにテレビカメラを取りつけて運用しているのが、先ほど御紹介があった奥出雲町のサポートシステムでございます。

 ですので、今後テレビ電話に限って考えれば、テレビ会議、いろんな地区センター長であったり病院であったり学校であったり、そういうテレビ会議が考えられますし、在宅介護の支援、また在宅医療の支援、子育ての支援等が考えられますので、今後の導入を検討できるんではないかと考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) ありがとうございます。やはり先ほど申しましたように、当市の場合は本当に有利な条件で今進めておりますし、それからそれだけの能力はこの職員の中にしっかりお持ちと思っておりますので、ぜひその辺のところを確かな情報を集積されて、ぜひこれ取り組んでいただきたいと。

 聞いておりまして私は驚いたのは、まだ採用されてそれほど時間がかかってないにもかかわらず、もう4度も改修されたとありました。私たちは何も使ってない間に、ほかのほうはどんどんどんどんより使いやすいように、より高齢者の方があるいは一般の方が使いやすいようなそういう方向に改修してるわけです。その差がどんどん開いていくと。これはやっぱり負けちゃいけんと思いますよ。我々のところも高齢化率が非常に高いわけですから、よそで起こる問題は絶対うちのほうでも起こると。益田ではそれ以上のすごいもんがやっぱり出されたというぐらいになれば、それこそ市長の言われる一流の田舎まちに近づくんじゃないでしょうか。私はそのように思うところでございます。ぜひそれをやっていただきたいと思います。

 ちなみに、余り数字のことは言うまいと思ったんですけど、奥出雲町の今経常収支比率ですか、これが85.3、それから実質公債費率が23.9、起債制限比率が15.1。ただし、財政力指数は0.18しかありません。そういう状況の中で、彼らは苦心し苦心しながらやってるわけですよね。その辺のところもひとつしっかり勉強するところはしていただいて、彼らが培ってるノウハウを強引に奪ってくるぐらいの、それをやっぱり欲張っていただきたいと私は思います。

 次にお尋ねしたいのは、情報インフラ、先ほど申しましたように当市は県内でも有数の光ケーブルの、全体が光ケーブルが敷設される都市になるわけで、仲間入りするわけでございますが、情報インフラを利用した地域おこしや新ビジネスチャンス、教育や学習への取り組み等、これまで常識を超えた象限に突入できる機会を得ますが、これについて益田バージョンのケーブルテレビ利用方法の確立について、市長のお考えをお尋ねいたします。

 これについてはあるテレビで、まちおこしに一生懸命携わっている人のそこの一婦人の方がこう申されておりました。地域おこしとは、地域の人おこしであると。普通の年老いた老婦人のお言葉でございました。私聞いておりまして、本当にそのとおりだなと、奮い立つのはやっぱり人間であるというふうにして、やっぱりそういう一生懸命取り組んでるところのリーダーというのは考え方が違うんだなというふうにしてから感心いたしました。

 そのことについて、今後新しいビジネスチャンスを生んでいくということ、この辺につきまして、教育のことはあと教育長にお尋ねいたしますんで、市長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も全く同感でございます。NHK元アナウンサーの鈴木健二さんが「地域おこし心おこし」という本を書かれて、私も読んだことがございますけども、やっぱりそういう人おこし、心おこしということが重要であると思いますので、こういう地域情報通信基盤整備によってそういうことが、より可能になればというふうに思っております。

 益田独自のものというのは、私も今こうだということがなかなか言える状況にありませんけども、それこそ市民の衆知を集めてそういうものをつくり上げていく必要があるんではないかなと考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 市長が言われたことをしっかり期待して見ておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、少し言いにくいことではあるんですけども、市役所の中の庁内体制っていうか、職員のあり方ということで続いて御質問するんですが、窓口業務に当たる職員の対応についてお尋ねいたします。

 1月に視察した大阪狭山市で会った受付は、女性の方が立っていたんですけど、立ちっ放しで仕事をしとりました。あの方はどなたですかってお聞きしたら、あれは民間人ですよと言われました。それで、特にその後、私聞き方が正しかったとは思うんですけども、そこにおられた職員の案内された方に、えらい立った方が応対されてるようなんだけども、どうしてですかって言ったときに、そこは職員の方ができるだけ立って来訪者を迎えると、そういう体制をとってるということを私はお聞きしました。

 実際にどういったことをしてるのかっていう確認したわけでありませんから、私はそれは一概にこうだとか言えませんし、またその中で市政の中がデスクワークも踏まえてどういうような効果が出てるかっていうのは、申しわけありませんが、その辺についてはしとりませんが、ただ1つだけ言えるのは、私ども職場の中でもスリッパを履いてやる仕事、あるいは靴を履いてやる仕事、もう次に動作に移るときの心構えとスピードが違います。やはり立って当たるっていうようなそれぐらいの心構えは必要じゃないかなというふうに思った次第でございます。

 と申しますのは、今回の同僚議員の質問も、前回もございましたが、やはり実際の住民の評価は、残念ながら、大変しっかりやっていただいてる、ありがたいっていう評価がほとんどですけども、中には待たせるであるとか、きちんとした対応をしてくれんとか、間違った指示を出して、それを指摘したら逆に怒られた、知らん顔されたと、たらい回しにされてもとに戻った、こういう話が今でも時々まだ散見されます。

 残念なことですが、やはり一生懸命頑張っておられる方の中におって、たまにそういうふうなことが見られるということは、やっぱり直していかにゃいけんのじゃないかなということで、あえて私は御質問したいんですけども、市役所に訪れた住人を待たせずに、しかも丁寧に適切な対応が本当にできるだけ短い時間で済ませるというような、それでまた帰るときに、来られた方がありがとうございましたと声をかけて帰られるような、行政のプロっていうのは私はそんなもんじゃないかと思うんですよ。そういうようなものについて、その行政サービスのプロの自覚の徹底っていうものについて、市長はどうお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず初めに、いろいろと至らない部分があったとすれば、それはおわびをしなければいかんというふうに思います。その上で、自覚というのはやはりしっかりと我々が共通認識として持って、それをやはり市民から認められるようにしなければいかんというふうに考えます。

 私はあいさつ唱和ということはずっと言っておりますけども、最近管理職の前で申し上げたのは、市の職員、我々が気づかないうちに、一般市民から見たら非常に横柄な態度に見えることがあるので、これは今から逐一注意を、いっぱいあり過ぎて一気に言えませんですので、逐一注意をするという話をしたんですが、きょうも早速、ポケットに手を突っ込んでる職員が結構おりますんで、ポケットに手を突っ込まないようにということを申し上げて話をしましたけども、やっぱりこういう一つ一つが市民から見たら非常に横柄であったり、プロとしての自覚に欠けるというふうに見られる側面もありますので、やはり姿勢からしっかり直していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) せっかく一生懸命頑張られる方がほとんどなのに、やっぱりそういうものが声が聞こえるというのは寂しいことですから、よろしくお願いいたします。

 次に、これは危機管理監のほうにお尋ねいたします。

 今回、地球の裏側とも言えるチリで地震が勃発しました。それによって南太平洋、北太平洋を越して日本にも津波が押し寄せたわけでございますが、これに対して、私はもし日本海で、あるいはその沿岸で起きた、日本の海岸で起きた、海岸付近で起きたときにどういった影響を及ぼすんだろうかなと、これはだれも考えただろうと私は思うんです。

 私なんかでも津波っていう波なのかなと思うと、とんでもない、大きな水塊の移動であるというようなことから、改めて非常に勉強になりましたし、水が押し寄せてくるときのその浸入水のこの力のすごいことを改めて驚かされました。この辺につきまして、危機管理監の今回の津波の経験から、当市が学ぶべきものはどういうものがあったのか、お尋ねいたします。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) お答えします。

 学ぶべき点は2つあると思います。1つは、日本海の対岸というか、日本海で津波というか地震が起きた場合、これについては伝達等の専門的な資料を松江気象台のほうからいただきました。説明も受けましたので、この内容についてもう一度詳しく検討していきたいと思います。いずれにしても、一、二時間のうちに益田市に津波が押し寄せるということが考えられますので、いち早く沿岸部の地域に対して避難勧告、それから広報車、防災行政無線等で寸断なく高台へ避難する等の避難措置が肝要だと思っております。

 以上です。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 危機管理監の時間さえあればおっしゃりたいことはたくさんあると思うんですけども、今はちょっと時間がありませんので、またお伺いいたしたいと思いますが、実は我々の本当の素人の考えで、1メートルの津波が来るときには、2メートルのところへ上がっとけば大丈夫なんだろうと、避難所はそこへ目がけて行けばいいんだろうと、そういうふうに考えとったんですけど、実はそうじゃないわけですよね。この浸入水の威力っていうのはすごいもんですしね。

 そうしたときに、こういったことを勘案して、例えば1メートルの津波が予測できるときの避難所、2メートルの津波が予測されるときの避難所、こういったものについて現在のハザードマップ、いろいろと緊急の場合の避難場所指定その他がございますが、その辺のところについてのもうあれでしょうか、検討は始められておりますでしょうか。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) 昨年作成しましたハザードマップは、洪水・土砂災害ハザードマップということで、洪水と土砂災害に対応したハザードマップです。ですから、地震とか津波に関して申しますと、避難所はこれで十分かと言われると、十分ではないとお答えします。今後、津波の浸水想定区域等を計算しましたハザードマップの作成についても考えていかなければならないと思っております。

 以上です。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) わかりました。ぜひよろしく、これこそしっかり研究していただいて、益田ではどうするんだというようなそういうものをぜひつくり上げてほしい、そして今度CATVがもし使えるとなれば、これを使ったときはそのときはどうするんだという、どういったものをどのような方法でどこどこに優先的に届けるんだというようなこともあわせ持って、具体的にそういうものを検討していただきたい。この件については、私また後日別の議会で質問いたしますので、ぜひそのときにはしっかりしたものを見せていただきたいと思います。

 それと、私、市長に最後の1つだけお尋ねしたいと思います。

 市長は、ちょっとこれ混乱してくるんですけど、500人の市職員の組織は専門職を持った重要な資源であると言われております。それから一方で、施政方針では、行政が過剰に介入することで、市民や民間企業、地域の芽を摘むことがないようにということも言われとります。

 そうしますと、これは一方では職員の半減ということも言われてるわけでございますが、このときに行政には能力開発とか工夫とか、それに努力する、そして500人規模だからこそできること、職員にもっと、自分の職員を信じてから能力をしっかりまだ引き出せるというのであれば、この今おる間に私はしっかりした、できることを今やっとかにゃいけないんじゃないかと、私は一方でそう思うわけでございます。

 市長の言われることはよくわかるんです。経常収支比率もこれはむちゃくちゃに高いと、何とかしなきゃいけない、当たり前のことなんですが、しかしこの数がどんどん減っていくというとき、今だからこそできること、能力開発したり、あるいは意識を向上をしたときにできることはないのかということも、同時にその辺を気遣っていただきたいと私は思うわけでございます。私はこうしたことが一つの一体感となって、行政の中の一体感ともなって、また市民もそこに同調してくると思うんですけども、その辺について、非常に発言しにくいことかもわかりませんが、市長にお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私が常々申し上げておりますように、非常に市役所組織を見て思うのは、能力が非常に高い人材が集まっているというふうに思います。しかしながら、これが残念ながら、市民の皆さんからもさまざまなお声、御指摘をいただくということにも象徴されているように、能力開発、人材開発がされてないなということを感じております。これはやはり職員にとっても不幸なことでありまして、そういうところに今までお金を注いできてこられなかったという面が私は大変大きいと思います。ですので、そういう意味での能力開発というのは大変重要であると思いますから、私はさまざまな面でそこにはお金を惜しまず投資をしていきたいというふうに考えておりますし、職員にもそのことは伝えております。

 しかしながら、それと500人規模がいなければいけないかというと、そうではないと思うんで、私は少人数でも行政がやるべきことに集中すべきであるというのが私の考え方でございます。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) お言葉ではございますが、今益田市がこれから苦しいまんま今の状況でずっといくんだったらいいんですけども、これから何か奮起しなきゃいけないというときに、やはりトライするチャンスというのをやっぱりしっかりそこも考えていかにゃいけんのじゃないかなということで申し上げました。これは市長の方針ですから、それは私はどういうこともありません。それで結構でございます。

 それでは次に、教育長のほうにお尋ねいたします。

 先ほどOECDの調査、読解力が不足しているというようなこともありましたし、今度は新学習指導要領では言語活動ということに触れられております。読書と言語活動はとにかく大きく関連しているというようなお話があったと思いますが、その中で学力の東西各差が本当に言われて久しゅうございます。当市でも子供読書活動支援計画であるとか、学校支援地域本部であるとかというようなことが積極的に取り組まれているわけでございますが、結局は能力のある子供はたくさんおりますが、これをどう育て上げていくかという点で、よいと思うことは何でもやるというぐらいの意気込みがまず欲しい、そして財政出動も含めた思い切った政策をとる絶好の機会と考えますが、これをお尋ねいたします。

 子供の学力が上がるということは、市民に本当に大きな期待を上げています。いつも石見部が低いと言われ続けているというのは、市民の僕はある意味では自信をなくしてくるんじゃなかろうかということで、ぜひそういったものについて、その中で読書活動推進のもたらす効果について、基本的にどういうもの、確かに今簡単にはお聞きしましたが、基本的にそのコアとなるもの、何が、なぜそれが必要なのかというところをお聞きしたいと思います。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 読書、何が必要なのかということなんですけども、人間生まれまして、いわゆる大脳の中にニューロンという神経線維がありますけども、それをどうつなぎ、ネットワークをつくっていくのかということで、人間らしさというのが成り立つんだろうと思いますけど、そのときにやっぱり言語活動ですね、それをどう取り組んでニューロン繊維が結びつくのか。そこで、我々の場合には日本語を通して思考していくわけですけども、それを支えるものは読書である、そういう考え方を持っております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 教育長がおっしゃられるとおり、同僚議員の質問のときもやはりそういう御返答だったと思います。新学習指導要領の中で、ここに見てみますと、やはり思考力、判断力、表現力等の育成、これは言語活動にとっては不可欠である、またこれが人材あるいは市長の言われる地域おこしであるとか次世代の担い手育成であるとか、それから起業家が生まれるような人たちをつくっていくとか、そういうところに全部かかわってくると思うんですが、同時に書かれとるのは、これらの学習活動の基礎となるのは、数式などを含む広い意味での言語であり、その中心となるのは国語であるというふうにして書かれております。

 私はまさにこのとおりであろうかと思うんですが、そういった意味で、一方ではこの言語活動と言われました。これは広い意味で広範囲な意味で言語活動と言われとるわけですけども、この辺の言語に関する能力をはぐくむに当たっては、読書活動が不可欠であるということも指導要領に書かれとります。

 それで、こうした中で、私自身先般ある学校を訪問してまいりました。その訪問した小学校では、学校司書、学校司書という言い方が正しいか、この辺が混乱するんですけども、入ったことによって、学校図書館の本の貸出数が以前の4,200冊から1万冊を超えたというような評価を受けられた。また、その貸し出した本が、その子供だけではなくして、家庭の中でほかの家族も読まれていたということがございました。やはりここの指導要領の中にもやはり書いておりますが、読書習慣の確立に当たっては家庭の役割が大きいと。それから、学校、家庭、地域を通じた読書活動の一層の充実が必要である。まさにこれがうまくいってる例かなというふうに感じました。

 今こういった成績をどんどん上げつつあるという実態について、教育長はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 現状といたしまして、司書、それからボランティアを小・中学校に配置しているわけですけども、その結果、小学校においては89%、中学校では83%の学校で図書館利用の児童・生徒数が増加しております。それから、貸出冊数についても小学校で100%、中学校で58%の学校が増加しております。変化がなかった学校もありますけども、減少した学校はないと。司書、ボランティアの配置は、非常に大きな効果が上がっているということが言えます。

 学校図書館の掲示物や本の整備も進みましたし、子供たちが安心して居心地がよい図書館というようにもなっております。特に司書のほうですね、1日5時間という勤務をされる司書が配置されているすべての学校では、年間貸出冊数が倍増しております。それから、学校の図書館が子供で満員になる、そういう格段の効果が上がっているということが言えます。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 今教育長が言われたとおりだろうと思います。私もお聞きしまして、ほかのところも聞いてみたんですけども、やはり同じようなお答えがございました。やはり効果があるんですよね。それで、すべてがすべてこれが原因であるとは当然私も申しませんが、大きな学力を上げる一要素であるということから、必死になってやっぱり根本的にここを、ちょうどいいスタッフが今そろっているときでございますんで、取り組んでいただきたいと思うわけでございます。

 時間の関係で、もう一、二点、ちょっとお尋ねしますが、実は今教育方針のほうでも書かれておりますが、学校の図書データベース化が言われております。これ私の記憶では、間違ってなければ学校図書データベース化は、数年前にたしか山口市に発足したものと思いますが、中心はやはり専門家のいる市立図書館であったと、おいて置かれたと。そういうことで始まったわけでございますが、そのときに当たった方が、やはり中心には専門家のいる市立図書館として組織することが有効であったというふうなお話をお聞きいたしました。

 やっぱり真に子供たちの読書力を高めて、あわせて学力の向上を目標とするならば、むしろこういったものを直営としてきちんとした組織化が必要と考えますが、どうお考えでしょうか。少なくとも当市の子供たちの学力向上に必要な本事業がきちんとした効果が出るまでは直営として、図書館司書、大学で32単位取らなきゃいけないと私は理解しとりますが、図書館司書が5名おられる、これは事実でしょうか、図書館には。たしか5名って私確認しました。5名もおられるそういう専門家がおられるところをぜひ中心に置いて、そういったしっかりした図書館機能のあり方というものももう一遍検討していただいて、しっかりした組織がここで構築できるのではないかということで検討していただきたいということが私は申し上げたかったわけでございます。

 また同時に、図書館司書、今の言った5人も含めて、今度は学校司書であるとかボランティアとか、それから教育委員会、このあたりが全部入ったところの総合的なこういう話し合いの場というのも非常に有効じゃないかと思うんですけども、それをお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 公立図書館、この場合に益田市立図書館が果たす役割、極めて大きいという御指摘、同感でございます。その管理システムについて、平成23年度から更新するという考え方で、現在さまざまな研究をしております。その中で、益田市立図書館、それから美都の図書館、それから公民館にも図書室がありますのでそれ、そして各小・中学校の図書室、これをデータベース化いたしまして一元化すると、ネットワークによる相互利用の可能性を今検討しております。小・中学校ではもう着々と進んでおります。極めて重要な役割を果たしているということから、今後さまざまな可能性について検討してみたいと思います。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 教育長のほうはさすがに私よりかはるかに多くの資料を持たれておりますし、それから経験もすごい持っておられます。また、教育委員長もしっかりここで経験をもとに活躍されておられるわけです。これだけのスタッフがそろってるときに、ぜひ今回いい結果を出していただきたいと、そのためには何でもやるっていうぐらいの馬力で当たっていただければと思います。

 あと一つ、図書バスについてお尋ねいたします。

 益田市は御存じのように県内一の広さを持つわけでございますが、残念ながら小・中学校はこの広い面積の中にばらまかれておるわけですよね。そうすると、これは小・中学校で有効な読書活動ときめ細やかな情報交換ができるシステムが、どうしても必要じゃないだろうかということです。幾らデータベース化されても、それを融通し合う、狭いエリアの市であれば、それは簡単に自転車でも何でも行けるんでしょうけども、広範囲にばらまかれた学校図書館は、そこの蔵書あたりを有効に利用し合うということであれば、手段が必要でございます。

 そういった中で、データベース化をすることによって子供たちの読書環境はよくなるが、現状では学校司書が、私が聞いた人は自転車で貸し借りしてるというようなこともちょっとお尋ねいたしました。こういう状況の中で、ひとつ学校群の間で回る、あるいは図書館等を回って有効な運送手段を確保していただきたい。それが図書バスであると思います。

 これはこのバスは、本来子供の本のみならず、教職員間の読書最新情報であるとか知識の種を運ぶバスとして採用すべきと思いますし、過疎化地域の活性化に私は寄与していくんじゃないかと思いますが、このバス、図書バスの可能性について教育長にお尋ねいたします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 図書バス、いわゆる移動図書館についてお答えしたいと思いますけども、大変有効なものであるという考え方のもと、現在調査を進めておるところです。この移動図書館は、特に中山間地域の小・中学校、保育所など、図書館までの距離が遠いため利用しにくいという条件を克服するため、おおよそ1,500冊程度の図書を搭載した図書バス、それで地域の学校や施設を巡回訪問して、子供たちに本で親しんでもらおうとするもので、年間大体480カ所の訪問を想定、そういうことで今調査しているところでございます。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) 福原市長、今教育長がそういうふうにして述べられておりますが、この辺で強力にやっぱりサポートしていただくというそういうお気持ちはありますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も読書に関しては、自分の反省も含めて大変重要であると考えておりますので、しっかりと教育委員会と連携をしてサポートしたいと考えております。



○議長(前田士君) 19番 澁谷勝君。



◆19番(澁谷勝君) よろしくお願いいたしまして、これが最後の質問となります。

 給食調理場の件なんですけども、もうこれは多いからやめたほうがいいと言われたんですけども、私のところでやりたいのは、地域おこしもかかわっておりますんで、御質問したいと思います。

 私が取り上げたいのはHACCPのことです。このHACCPは、調理場の構造あるいはそういう配置その他について、そういったものを尊重してやると言っとりますが、これを食材まで手を伸ばすというつもりはございませんでしょうか。

 と申しますのは、御存じのようにHACCPというのは、その食物を運ぶのにも健康的で安全でなきゃいけません。したがって、箱についてもきちっとした消毒をされたりとか、あるいは例えば殺菌冷海水みたいな形で洗ったりとか、そういった運送手段にも気をつけなきゃいけない、当然安心・安全にもつながってくるわけでございますし、こうしたものが実際に動いてまいりますと、今度は洗浄するという、コストに若干はね上がるかどうかわかりませんが、その辺のところの新しいビジネスも起こってまいります。

 それで、こういった観点からいえば、地元の食材を優先せざるを得ないわけでございます。こういうことも踏まえて、私は最後これで確認して質問を終えたいと思いますが、こういったものを実際に取り組むお気持ちがあるかどうか。

 それとついでに、この中で排水を処理をするということで、きれいな水を出すと、きちっとした排水処理としてますが、当面は無理としても、その後ISO取得までに働きかけていくのか、調理場の使った排液は一切外には出さない、再利用するというようなところまでそういうものを求めていくのか、より私は食育のほうには教育については効果があると思いますが、この2点につきましてお尋ねして、私の質問を全部終わりたいと思います。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 新しい学校給食センター建設整備の基本方針の一つであるHACCP概念の対応については、学校給食衛生管理基準でHACCPの考え方に基づき学校給食の衛生管理をすることが明記されているところです。

 HACCPの考え方は、食品が汚染される可能性のあるポイントを重点的に監視して、食中毒を未然に防ごうというものであります。給食をつくる側、食品をつくる側、この考え方が広がりつつありまして、学校給食の面で食中毒が減少しているということは、そういう背景があるものと思っております。

 学校給食施設あるいは設備だけではなくて、食品の選定、食品の検収、保管等についての基準や定期的に検査を行うことが衛生管理基準に定められましたので、この考え方で建設整備をやりたいと思いますけども、今御指摘の件でございます。地産地消を推進するときに、地元食材の利用についてHACCP概念を導入することはいかがかということでございますけども、そのメリットも十分認識できますが、今後いろいろな手法について検討してまいりたいというふうに考えております。

              (19番澁谷 勝君「ありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(前田士君) 以上で19番澁谷議員の質問を終わります。

 以上で一般質問はすべて終了いたしました。

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○議長(前田士君) 本日はこれにて散会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

              午後2時58分 散会