議事ロックス -地方議会議事録検索-


島根県 益田市

平成21年第471回12月定例会 12月10日−02号




平成21年第471回12月定例会 − 12月10日−02号







平成21年第471回12月定例会



                平成21年12月10日

                (議事日程第2号)

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 本日の議事日程

第1 一般質問

      (個人質問)寺井良徳、佐々木惠二、林 卓雄、安達美津子、山根哲朗、

            久城恵治、井藤章雄、中島 守、河野利文、大久保五郎、

            石田米治、永見おしえ、大畑茂三郎、平谷 昭、松原義生、

            澁谷 勝、福原宗男各議員

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 会議に付した事件

第1 一般質問

      (個人質問)寺井良徳、佐々木惠二、林 卓雄、安達美津子、山根哲朗、

            久城恵治各議員

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 出席議員(27名)

1 番   前 田   士 君          2 番   河 野 利 文 君

3 番   安 達 美津子 君          4 番   久 城 恵 治 君

5 番   中 島   守 君          6 番   松 原 義 生 君

7 番   井 藤 章 雄 君          9 番   永 見 おしえ 君

10 番   弘 中 英 樹 君          11 番   林   卓 雄 君

12 番   大久保 五 郎 君          13 番   福 原 宗 男 君

14 番   宮 内 智 士 君          15 番   野 村 良 二 君

16 番   寺 井 良 徳 君          17 番   山 根 哲 朗 君

18 番   平 谷   昭 君          19 番   澁 谷   勝 君

20 番   石 田 米 治 君          21 番   波 田 英 機 君

22 番   岡 田 正 隆 君          23 番   安 達 幾 夫 君

24 番   佐々木 惠 二 君          25 番   久 保 正 典 君

26 番   長谷川   昇 君          27 番   大 畑 茂三郎 君

28 番   山 崎 一 美 君

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 欠席議員(0名)

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 出席した議会事務局職員

局長       岩 本 清 治        次長       国 司   広

係長       澄 川 雄 司

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 説明のため出席した者

市長       福 原 慎太郎 君    教育委員長    尾 庭 昌 喜 君

教育長      三 浦 正 樹 君    会計管理者出納室長事務取扱

                               大 畑   強 君

総務部長兼経営企画部長           福祉環境部長兼保健センター長

         柳 井 孝 雄 君             豊 田 忠 作 君

産業経済部長   斎 藤 清 一 君    建設部長     石 川   保 君

水道部長     篠 原 栄 次 君    美都総合支所長  領 家 貞 夫 君

匹見総合支所長  斎 藤 幸 士 君    教育部長     寺 戸 紳 児 君

消防長      杉 原 寛 臣 君    総務管理課長   福 原   司 君

人事課長     堀 部 利 幸 君    情報政策課長   古 岡 千代次 君

教育総務課長   林   秀 輔 君    農委事務局長   田 中 康 博 君

監査公平局長   桐 山 和 明 君

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜







              午前9時0分 開議



○議長(前田士君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(前田士君) 日程第1、一般質問を行います。

 質問に先立ち、皆様方に申し上げておきます。質問に当たっては、議事進行に格別の御協力をお願いいたします。なお、執行部におかれましては、質問の趣旨をよく把握して、簡潔に答弁をお願いいたします。

 それでは、質問を許します。

 16番 寺井良徳君。

              〔16番 寺井良徳君 登壇〕



◆16番(寺井良徳君) おはようございます。

 一般質問初日の1番目ということでありまして、師走に入りましてことしも残り少なくなってまいりました。そんな中で、第471回益田市議会12月定例議会におきまして、さきに通告をいたしました安全・安心のまちづくりと幼児教育についての2点を質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。

 まず初めに、1点目の安全・安心のまちづくりについてであります。

 御承知のように、10月26日に島根県立大学の女子学生を襲った痛ましい事件は、まさかこの地方でという思いが頭の中をよぎりました。親元を離れた19歳の女子学生が、海外留学という夢に向かって一生懸命に勉強をし、アルバイトでお金をためて着実な歩みを始めたやさきの事件、残念な姿で命の歩みを奪われてしまった、残酷で、言葉では言えない痛ましい事件であります。私も同じ年代の子供を持つ親の一人としても、余りにもむごい、唐突で信じがたい出来事であり、無念を想像しても、人間として断じて許せない行為であります。

 どんな事件がいつどこで起こるかわからない今のこの時代、この事件に限らず悲惨な事件が後を絶ちません。次から次へと、どの事件がどうだったのかさえわからなくなるほどのことであります。

 我が益田市においては、日々地区・地域安全推進委員の皆様を中心に、関係機関、団体ボランティアの力強い地域安全活動を展開され、頭の下がるところでございます。

 先般11月20日に初めて開かれました学校や行政、警察、自治会等の関係者の方々での防犯体制を強化する取り組みを始めようと、益田市安全・安心まちづくり会議が立ち上がったわけであります。

 そこで、益田市として緊急性のある危機管理体制として、危機管理対策室を新たに設置したところでもあります。市長の21年度の施政方針に、危機管理体制の構築に万全を尽くすとつづってあります。担当管理監も大きな力を発揮していただくことを期待しているところでもあります。こうした防犯の問題について、緊急時対応できる対策等について、市としてどのような考えでおられるのかをお伺いいたします。

 次に、2点目の幼児教育について質問をさせていただきます。

 人間が人的、物的、有形無形のあらゆる環境とのかかわり合いの中で自分自身を形づくっていく、その生涯を通じて人間形成の過程の中でも、乳幼児教育、子育ては、まさに教育の原点であるということは言うまでもございません。さらに、その胎児の時期を含む乳幼児期における子育てのあり方が、その後の人間形成に極めて重要な意味を持ち、大きな影響を及ぼしていくことも確かであります。

 平成18年12月には、国の教育基本法が60年ぶりに改正になり、私立学校の有する公の性質及び学校教育において果たす重要な役割にかんがみ、国及び地方公共団体はその自主性を尊重しつつ、助成そのほか適当な方法によって、私立学校教育の振興に努めなければならないと条文が新たに規定されたわけであります。

 平成19年6月、学校教育法等の一部を改正する法律が施行され、学校の種類について、幼稚園をまず最初に規定し、小学校、中学校へとつながる学校教育の始まりとして、幼児教育が明確に位置づけられました。そして、平成20年には10年ぶりに幼稚園教育要領が改正されました。今後はますます社会全体でも、幼児教育に対する重要性の共通認識が広がっていくと考えられます。

 そこで、当益田市においては、御承知のように県内唯一公立の幼稚園が未整備の市であり、市内5つ私立幼稚園が専門の幼児教育機関として、それぞれの私学の精神に基づき、よりよい成果を目しながらきょうまで努力されているところであります。

 年々少子化が進行し、乳幼児数が減少する中、益田市を担う豊かな心と成長する子供たちには、公正、公平な扱いが必要であると考えられます。益田市の幼児1人当たりの市単独補助金を見ましても、実に幼稚園と保育園では1対22と驚くべき格差もあることも周知であります。対応対策としてどのようにお考えなのかをお尋ねし、以上、壇上からの質問とし、あとは質問者席より質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 皆さんおはようございます。

 本日より一般質問、どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、寺井議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 安全・安心まちづくりについてと幼児教育についての御質問であったかと思います。

 御回答をさせていただく前に、今回臥龍山で遺体となって発見をされました島根県立大学生の平岡都さんに対しまして、心から哀悼の意を表します。

 さて、今回浜田市で起きました事件は、我が益田市におきましても非常に大きなショックを与え、恐怖と不安が増大するものでございました。大学はございませんけども、多くの高等学校や石見高等学院を抱える当市といたしましても、決して対岸の火事ではなく、今ここにある危機であるというふうに認識をしております。

 私は、自分の身を守るというときに、自助、共助、公助という言葉がございますけども、やはりまず自助、みずから自分の身を守り、そしてともに助け合い、そして公が助けるというそういうやはり仕組みが重要であるというふうに考えております。しかし、そういう中で公としてどういう責任が果たせるかということでございますけども、寺井議員からの御質問にありましたように、私の平成21年度の施政方針におきましては、危機管理体制を充実し、さまざまな事態に対処するといたしているところでございます。そのため、本年4月より危機管理対策室を設置をし、また7月より部長級の危機管理監を任用するなど、体制の整備を進めてまいりました。

 そういう中で、本年は7月の豪雨、そして新型インフルエンザの蔓延など、まさに危機管理対策事案が数多く起こっており、現在では新型インフルエンザ対策を進めるために、定期的に月に2回、危機管理対策本部会議を開催し、対策の検討や職員間の情報の共有に努めてまいりました。この危機管理対策本部会議におきまして、前々回よりこの浜田市での事件を受けた防犯体制の強化についても検討を行っているところでございます。

 今後もこういった大きな事件や事故の発生に対する対処や対策の検討につきましては、益田警察署ほか関係機関との連携を強化をし、的確な情報の収集と分析を行う中で、危機管理対策本部会議を中心として対応していく所存でございます。

 また、事件や事故が起こった際には、市民の皆様へ警戒や協力をお願いするためにも、迅速かつ正確な情報提供が不可欠でございます。このために、引き続き安全・安心メールの加入者の増加に努めるとともに、早くてわかりやすいメール送信を心がけ、安全・安心メール機能を充実をしていく所存でございます。

 市といたしましても、現在目標を掲げて安全・安心メールの加入の促進を行っているところではございますけども、ぜひとも市民の皆さんにも一人でも多くの方に加入をしていただきたいと思いますし、議員の皆様にも市民の皆さんへの呼びかけ、また加入促進をお願いをできればというふうに考えております。

 次に、幼児教育についてでございます。

 子育てにつきましては、私の所信表明や施政方針におきましても、これからの益田市のかぎを握るのは人であり、人づくり、次世代育成に力を入れて、教育、子育ては益田でと言われるような町を目指すことを示してきております。この方針のもと、学校教育の充実、耐震化の前倒しなど学校施設の対策、そして乳幼児医療費助成を初めとする次世代育成支援などの事業を進めているところでございます。

 子供と子育て支援は、ゼロ歳から高校の年代に至るまでの継続した幅広い取り組みでございますけども、特に就学前は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う非常に大切な時期であり、子供の健やかな成長を支える環境づくりが重要と認識をいたしております。そのために、幼児教育を担う家庭、地域、社会、施設等がそれぞれに機能を発揮できるよう、市として必要な支援を行っていかなければならないというふうに考えております。

 私立の幼稚園の皆様方には、これまでそういう幼児教育を支えてきていただいておりますことに心より感謝を申し上げる次第でございます。

 寺井議員の御指摘のように、益田市における財政負担の面で幼稚園と保育所の現状を見ますと、開きのある数字となっているところでございますが、それぞれの制度の特性や施設の実態等を勘案をして、今後も必要な支援の充実を図っていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、市長から答弁いただきました。

 まず初めに、通告の安全・安心まちづくりについてから入らせていただきます。

 先ほど壇上でも申しましたように、このたびの県立女子学生の生々しい殺害事件は、残酷で、あってはならない、悲しく痛ましい事件であります。だれもがまさかこの隣の浜田市で、あるいはまさかこの地方で、この地域でという思いであろうと思います。女子学生の恐怖感は想像もできないものであったろうというふうにも思うわけであります。また、御家族の方々の無念を想像し、言葉にはあらわせない限りであろうと思います。一日も早い犯人逮捕に願うばかりでありまして、心から、先ほど市長も言われましたように、御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。

 県立大学といえば、以前大学の誘致合戦で、我が益田市と浜田市はかつて激しい誘致の展開をしたことも記憶に御承知だろうというふうにも思います。あれから浜田市に立派な大学設置となりまして、益田からも市内の高校を卒業して進学する生徒も毎年いるわけでありますし、益田市としても毎年新年度予算においては、県立大学支援協議会負担金ということで、補助金を前向きに県立大学にバックアップして支援してきているところでもございます。こうした益田市とお隣の浜田市との連携の中で、益田市として大きくかかわることであろうと私は思っております。

 そこで、益田市として浜田市あるいは県立大学に対する対応については、現状どのようになされているのかをまず初めにお尋ねいたします。市長にお尋ねします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 現在、益田市におきましては、先般の11月20日にPTAやボランティア、さまざまな団体の方々と安全・安心まちづくり会議を行って、それに対する対応を今検討して行っているところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) いや、私は益田市としてこんなに大きくかかわり合いがある中で、益田市としての対応はどうだったんかということをお聞きをいたしたんです。やってないということでありましょう。それは益田市としておかしいですよ。基本的な対応をやっぱり先ほども壇上でも言いましたように、隣の浜田市でありまして、やっぱりそのあたりは益田市としてそうした支援金も出しておる中で、対応はやっぱりして私はいくべきだろうと、早いうちにしていくべきだろうというふうに思います。市長、その辺いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう会議の中で、現在防犯灯の設置等の要望も出されておりますし、そういうことを今検討をしているところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 私は対応について、こうした事件があって、対応について、例えば御冥福をお祈りしに出向いたかとか、そういったこともありますけども、益田市としての対応は、例えば見舞金とかそういったことも私は必要だろうと思うんですよ。感情を込めた。そのあたりが対応がなされてないということでございまして、少し残念に、益田市として、この5万市民を抱える益田市として大変残念だなという気がいたしておるところでございます。

 それでは、益田市のトップの市長として、この事件があったことにかかわり合いを、今益田市もそうしたことを私言いましたけども、トップとして、市の代表としての対応はどうなんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 浜田宇津市長に対ましては、私からもお見舞いを直接口頭で申し上げたところでございますし、私自身、先ほど申し上げたように人ごとではないと、まさに臥龍山というのはこの191号線がつながっているところでございまして、どちらかというと益田市に直結をしているというふうに考えてもいいというふうな認識を持っておりますので、そのような対応をさせていただいたところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) やっぱり生徒を抱える対応として、教育委員会としてはどういう対応をされましたか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 寺井議員の御質問にお答えいたします。

 教育委員会としては、具体的に申しますと、県の教育委員会からの通知を各学校に配付すると同時に、益田市教育委員会としてもこの事案について重く受けとめまして、別途注意及び調査、具体的に申しますと防犯ベルの所有、あるいは街路灯の状況、そういうことについて調査し、具体的な対応を図ろうと考えました。

 それから、知事さんあるいは県議さんのほうからもいろいろな要望がございまして、それについて具体的に対応する場合に、教育委員会だけじゃなくて、オール益田市で対応すべきという考え方で、特別職等でお話しし、危機管理対策室のほうにそういうお話をしたという状況でございます。

 それから、各学校におきましては、防犯教室を開く、あるいは危機管理対応マニュアルがございますが、それに基づきまして主体的にいろいろな対応をとっております。

 以上です。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) わかりました。私が言うことは、こうした大きな事件があって、この5万人を抱える益田市として支援対策も支援のほうもしておるという中で、やはり浜田市あるいは県立大学のほうへ出向いて、やはりその辺の誠意も見せていただいたんかなという思いで発言させていただいたんです。やっぱりそうした対応が、やっぱりお隣の浜田市ということにもありますし、大事ではなかろうかなと、基本的なことではなかろうかなという思いなんです。

 私は、言うまいと思っておりましたが、私は市民の負託を得ました一益田市議会議員として、市民の代表として、11月9日に浜田市役所とそれから県立大学と、切ない、本当に切ない気持ちでございましたけども、御冥福をお祈り申し上げに参りました。本当に恐縮されておられました。私は、早い対応で、これは当たり前のことを当たり前にしたというように私は思っております。なぜなら、人の命は本当に大切であるから、私はそういった対応をすぐとらさせていただいたわけであります。

 当然それは益田市も今支援金も出ているところでありますし、益田市の高校を卒業した学生も数多くおりますし、私もそういった家庭のお子さんも承知しておりますし、そういった対応をとらせていただいたんですけども、やはりそういった対応は適時的確にされるべきだというふうに思いますし、私は益田市としてやっぱり恥ずかしいなという気が今感じたところであります。そういった対応をやっぱりとるべきだなと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 本題に入らさせていただきます。

 犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するために、11月20日に学校、行政、警察、自治会、ボランティアの関係者の皆さんによって、安心・安全のまちづくり犯罪対策会議が開かれたところでありました。防犯体制を強化することにより、一層の防犯の意識向上に向けていかなくてはならないわけであります。会議の中でも防犯灯の取り扱いについての意見が集中したわけでありますが、行政支援を早急に行うためにも、益田市としての対応が注目されているわけであります。益田市として危機管理課も設置して、緊急性のある対応についてどのように考えておられるのかをお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 議員おっしゃいますように、安全・安心まちづくり会議の場におきまして最も多く要望が出されましのが、防犯灯の設置についてでございます。これまで防犯灯の設置につきましては、設置箇所の選定や設置灯数等、各自治会の判断にお任せしまして、市としては設置に係る経費の一部を助成するという方向で支援を行ってきておりました。しかし、一方で自治会と自治会の間、また家のないところ等では、自治会としての必要性が少なく、結果的に通学路であっても防犯灯の設置が進まないという現状でございます。

 そうした中で、安全・安心まちづくり会議での要望を踏まえた上で、学校周辺及び通学路における防犯灯設置要望につきまして、学校と自治会双方から要望がある場合におきましては、市の設置もしくは工事費の全額補助という形で支援してまいりたいと考えております。現在、各学校及び自治会に対し、要望の検討や取りまとめについてお願いをしておるところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 取り組みについてわかりました。

 防犯灯、街路灯について、益田市内も幼稚園から保育園、小学校、中学校、高校と、それから専門学校、看護学校、それから養護学校と施設等も数多くあるわけでありまして、そこには必ず道路が国道あるいは県道、市道、それから枝道ということで入っておるところでございますけども、こうした防犯灯、街路灯についてはまだ未整備の箇所が、私も夜回ってみますのに、未整備の箇所は数多くあるんです。設置に向けて早急にやっぱり進めていかなくてはならないと思います。特に夜間については、子供やら学生、女性、高齢者を守ることの必要性ということでございまして、街頭活動強化をしていかなくてはならないということは承知されておられると思います。

 街路灯については、地域を挙げて今推進して、青色防犯灯の普及が始まっているわけでありまして、各自治会によっては、夜間通路の暗い場所の取り組みにはわかるんだが、自治会への負担金が重くのしかかる傾向であるということで、よく耳にいたすところであります。益田市としても通学路を中心に暗い場所の把握調査はされていると思いますが、いかがですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 先ほども申し上げましたように、今学校、自治会等でその調査をお願いしておるというところでございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) そうした今しておるということでございますが、やっぱり早急に対応していかなくてはならないということをお願いをしておきます。

 その街路灯、防犯灯については、新設でそこに設置いたしますと、1カ所が大体4万円程度かかるということも聞いておりますし、その補助金として4分の1であって、自治会も本当に非常に厳しい中で、自治会費も厳しい中で、なおかつその維持の問題、蛍光灯の交換にしても1基が3,150円ぐらいかかると。それからまた、1セット交換すれば、約3万円ぐらいかかるということも聞いております。

 電気料も当然その自治会の負担にもなってきますし、お金の要ることで、状況はわかるけども、やっぱりお金の要ることだということも聞いておりますけども、こうした浜田の事件があって、今浜田市も相当そうした配慮もされておるようにありますけども、防犯対策強化について、状況は、本当に財政状況厳しい中ではありますが、何とか市としても支援して軽減に向けての対応の考えはないのか、お尋ねをさせていただきます。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 先ほども申しましたが、学校と自治会と両方での要望があれば、市による設置もしくは全額工事費の市の負担というようなことは検討しております。さらに、その維持管理費について、従前のこともございますが、その辺のところの検討もしてまいらないとならないとは考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 検討が遅過ぎると思いますよ。今回12月補正でこうして上がってきておりますけども、やっぱりその対応については12月補正でも上げるぐらいのことをしないと。私はそう思いますよ。今回の12月補正でこうした犯罪についての防犯対策について全く上がってないじゃないですか。やっぱりこうした事件は、犯人もまだ見つかってないということもありますし、治安の情勢が日に日に増してきているということもあって、必ずその対応というのは早くしないと、きょうのあしたという私は意味のとり方を持ってますけども、このあたりをスピーディーにやっていただきたいと思います。

 いずれ補正で上がってくるのか、新年度予算で上がってくるのかわかりませんけども、そうした対応をやっぱり今回の12月補正で上げるべきだと私は思いますよ。人ごとじゃありませんからね。危機管理のほう、こうした構築に向けたということなんですが、危機管理体制としてどうなんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほど申し上げましたように、4月から危機管理対策室を設置をして、7月から危機管理監を部長級で置いておりますので、そういう中での今対応を行っているということでございます。私といたしましても、寺井議員が御指摘のとおり急ぐ必要があると思っております。この12月で補正かどうかというのは、またさまざまないろんな手続がありますのであれですけども、いずれにしても急がなければいけないというふうに考えております。

 ただ、やみくもにまた不安をあおるというのもまたどうかというふうに思う面もありますので、落ちついて、しかもスピーディーに行っていくということが大事だろうと考えます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) やっぱりこうした事件が起こった後には、市民の皆さんの不安というのが一番私も耳にいたしますけども、かかわってくることなんです。ですから、そうした対応もやっぱり早急にしてほしいなという思いで発言をさせていただきました。

 この市長の21年度施政方針を見てみますのにも、危機管理の構築ということは載っておりますし、もちろん災害、防災、それからインフルエンザ等も上がっておりますが、防犯に対しては全く字がないんです。だから、そのあたりもやっぱり防犯に対する治安というのは、やっぱり日に日に増しておりますので、そのあたりもよろしくお願いをいたしたいと思います。

 次に、防犯カメラの設置についてなんですけども、ああして防犯カメラといいますと、本来ならプライバシーの問題等ありながら、市民を信じるという姿勢からは、防犯カメラというのはいかがなものかなというお声もあります。

 今回の事件を受けて、人間の生命を守るということから、子供や学生、女性、そして高齢者、市民の不安と恐怖を取り除くことが私は第一であろうと、先ほど言いましたけども、第一であろうというふうに思いますし、犯罪のない益田市でなければならないわけであります。防犯カメラを積極的に設置している市では、車上ねらい、刑法犯罪、ひったくり、声かけなど、容疑者の検挙にも大きく検挙率が高くなっているということも出ておりました。不安と恐怖感を大きく持っての効果であろうというふうにコメントも出ておりました。いつ起こるかわからないこの事件に対して、私もそうだろうなというふうに感じたところであります。

 今現在、益田市には防犯カメラの設置は数にしてどのぐらいあるんですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 防犯カメラに関しましては、市内では高津小学校周辺で益田警察署が設置したカメラが7台ございます。これ以外に公的機関が設置したカメラはございません。ビルや店舗管理者が、みずからの店舗の安全管理のために設置したものがあるのみとなっておりまして、その正確な数は、私どもも益田警察署としても把握をいたしていないのが実情でございます。

 防犯カメラの設置につきましては、今後その必要性も含め、益田警察署と連携し、検討してまいりたいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今部長のほうから答弁ありましたように、益田市で7台ということであります。1基についてこれはたしか100万円ぐらいかかるんだということもお耳にいたしておりますけども、やっぱりそういった対応を私はとるべきだろうというふうに思いますし、先ほど部長申されましたように、早急に警察等も連携をとって検討していただきたいと思います、早急に。いかがですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) そのように協議の回数をふやし、その方向でやっていきたいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 次に、防犯ブザーについてお伺いをさせていただきます。

 防犯ブザーについては、小学校の生徒を中心に配付している現状でもあろうと思いますし、高津小学校付近の電柱にもということも聞いております。今の現状はどのぐらいまで普及しているのかをちょっと御説明していただけますか。教育委員会。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) お答えいたします。

 先ほど教育委員長が教育委員会の取り組みを申し上げましたように、このたびの浜田でのことを受けて、校区内の安全点検を実施するように学校長を通じて指導をしたり、あるいは防犯ブザーの携行等の状況についても再度点検をするようにということで指導したところであります。

 今現状の防犯ブザーを子供たちに持たせている状況でございますが、小学校では全児童2,715人中、所持児童数が1,327人、携行児童数が715人ということで、26.3%の状況になっています。中学校では少しその所持率が下がりまして、全校生徒1,442人中、所持生徒数が94人、それで携行を常にしとるという者が5人ということで、ほとんど携行してない現状がありました。防犯ブザーを携行するよう、さらに指導はしてまいりたいと思っております。それから、その数についても、学校と協議をしながらまた準備をすることも、また今後考えてまいりたいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今部長のほうから答弁ありました。数も出ましたが、このあたり、そういった新しく入ってくる小学生の1年生あたりにどのように周知をされておられますか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) 今日の防犯ブザーの子供たちへの提供については、防犯協会のほうから温かい御支援をいただく中で、子供たちに持たせているということがあります。

 もちろん新しく新入生で入ってきた子供たちに、これの使用についてはもちろん学校で指導をいたしますが、学校の現場の声を少しお話をさせてもらいますと、今学校のほうでそういうことが起きたときに、その危機管理マニュアルの中で子供たちに、そういうふうに手を引っ張られるとかそういう事案が起きたときに、とにかく大声を出す、それから逃げる、それから近くの民家に助けを求めると、まずはこのことを子供たちに徹底をして指導をしているという現状がございます。

 あわせて、持たせます防犯ブザーについても、そういう防犯ブザーが活用できる余裕があれば、その防犯ブザーを常に使えるような、かばんの奥にしもうとったんじゃ意味がありませんから、常に防犯ブザーが使えるような状況において通学をさせるというような、そういう指導をいたしている状況でございます。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) ありがとうございます。何の意味がある、持たせて何の、ただ持たすだけということではなくして、やっぱり周知徹底が必要だろうと思いますので、そのあたりの周知徹底、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 益田市の安全・安心のまちづくりに対して全力を挙げて、いつ何が起こるかわからないというその事件に対して、市民も全市民で意識づけをして向上しながら、みんなで守っていく益田市でありたいという思いでございます。

 また、ことしも残り少なく、年の瀬を迎えるに当たりまして、対応対策のほうを何とかスピーディーによろしくお願いをいたしたいと思います。

 それでは、次の項に入らさせていただきます。

 幼児教育について、壇上でも申し上げましたように、幼児教育の子育てはまさに教育の原点であるということは言うまでもございません。さらに、胎児の時期を含む乳幼児期における子育てのあり方が、その後の人間形成に極めて重要であり、重要な意味を持ち、大きな影響を及ぼしていくということも、今現代の時代、確かであろうかと思います。

 益田市の幼児教育については、幼稚園と保育園と目的と理念は双方違うわけでありますが、将来を担う子供たちに幼児教育の指針は益田市としてどのようにお考えになっているのかをまず初めにお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでの経過も含めて申し上げますと、寺井議員も御案内のとおり、平成17年3月に策定をいたしました次世代育成支援計画「よろこび・しあわせ・つなげようプラン」、これに基づいて現在次世代育成支援を進めているところでございまして、こちらでは社会みんなで子育ての喜びを分かち合うということと、次世代を担う子供を育てるということを基本目標として、幅広い事業に取り組んでいるところでございます。特に、子供の育ちにおきましては、生涯にわたる人間形成や生きる力の基礎をはぐくむ重要な役割を担います幼児期の教育や、子供たちがみずから学ぶ力を身につけることの重要性の観点から、事業を進めているところでございます。

 また、教育委員会におきましては、平成18年に学校教育白書をまとめまして、益田市の目指す児童・生徒像を学び取る力、豊かな心、たくましい体力、実践力を持った子供を具体的に示して施策が進められているところでございます。

 そして、その上で私が昨年就任以来、私は自分とふるさとのことを自分の言葉で愛情を持って語れる自立した人間ということを申し上げておりますけども、こういうことを今後加味しながら、指針としてやっていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 私はこれ持っとるんですけども、益田市幼稚園教育振興計画ということで、平成12年度から平成16年度ということで、益田市幼稚園教育振興計画策定委員会ということで策定をされました。この後、見直すということで、平成21年度においては、平成20年度に引き続き、この幼稚園の奨励費の対象範囲の拡大を図ってまいる計画であるということでありますが、この計画以降をどのようになっているのかをお伺いいたします。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) お答えいたします。

 今議員から言われましたように、幼稚園教育振興計画、平成12年度から16年度の5カ年計画で策定をしておりました。その後において、それが切れたわけでございまして、それの見直しについて検討したいということも申し上げてきましたが、現時点においてはその見直しをいたしておりません。

 幼稚園教育において、益田市の場合は全私学の幼稚園ということの中で、財政的支援、そういう面については幼稚園連合会のほうからも要請があり、また議会においてもその請願、陳情が採択をされ、それを受け、教育委員会としてもその就園奨励費等について、徐々にではありますがその支援を進めてきたところでありますが、計画については16年で終わって、17年以降についてその策定をしていないという状況で、大変それは申しわけなく思っております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 全くやってないということでございます。平成20年には10年ぶりに幼稚園教育要領が改正されたということにもかかわらず、私はやるべきだろうと思いますよ。市教育委員会として私はちょっと怠慢だろうというふうに、できてないということを聞いて、そうして感じたわけなんですが、このあたりやっぱりその後の支援プランもできんのんじゃないですか。いかがですか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) 議員の言われるとおりでありまして、この幼稚園教育について、この21年度から子育て支援の一元化ということの中で、子育て支援課のほうにその幼稚園のほうも業務部署が変わったということもあります。国のほうで示されています支援プログラムというものが18年から22年で今定められているわけでありまして、今議員が言われるのはそのとおりでありまして、教育委員会とそれから子育て支援課と連携をして、今言われることについては次世代育成ということの観点からさせていただきたいというふうには思ってます。ただ、今まで途切れてたということについては、大変申しわけなく思っております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今部長答弁ありましたけども、やっぱり子育て支援課と連携をとらないと、私は益田市の子供、益田市を担う子供たちが私はかわいそうだと思うんですよ。いいにも悪いにもかかわらず、やっぱりそういった対応は早くとっていただきたいし、ちゃんとこうして策定を、委員会がありますんで、ちゃんとこうした計画を出していただきたいと思います。これについて、なかったことに対しては、私はちょっと本当がっかりいたしました。そういった意味でも、早急にこうした立ち上げを、今までとまっとったという中で立ち上げをしていただきたいと思います。よろしいですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは幼稚園だけに限らないということで、私のほうから答弁させていただきます。

 先ほど教育部長からも答弁申し上げましたとおり、今年度から幼稚園に対する事務を子育て支援課で行うことといたしております。これはやはり保育園は子育て支援課、幼稚園は教育委員会ではばらばらで、子供は一緒でございますので、幼・保一元化というのはまた大きな課題だとは思うんですけども、これの議論はまだこれから続くといたしましても、まず一番基礎自治体の我が益田市がばらばらにやってるようではまずいということで、一元化をしたところでございます。

 そういう中で、今後幼稚園というだけではなく、保育園の子供たちも含め、乳幼児全般の就学前児童の教育に係る計画として、教育委員会と市長部局で連携をして、また関係機関や関係者の方々とも議論しながら、策定に向けて検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、市長から答弁いただきましたが、よろしくお願いをいたします。

 先般11月13日に、益田市幼稚園連合会と、それから益田市私立幼稚園のPTA連合会の主催による幼稚園教育懇話会が議員との中でございました。私もそのときに出席をさせていただきました。そこで園の切実な意見が出されました。平成21年4月現在で、益田市の私立幼稚園は5園で208人と、それから益田市の認可保育所については29園で1,528人ということでございました。保育所の場合は、毎月の増員がありますので、今はたしか1,700人ぐらいになっていると、超えているというふうに思っておりますけども、部長、そうですよね。ですよね。

 壇上でも言いましたように、格差については非常に大きな格差があるわけでありまして、幼稚園は幼稚園として、保育園は保育園として、日々努力をされていることはしみじみ痛感しているところでもございます。

 その懇話会の中で、幼稚園に関する資料も提出をされました。さらに、その中に収支計算書と貸借対照表まで提出をされて、私はそのときびっくりいたしました。なかなかこうした園の実情、それからそうした貸借対照表についてなかなか出せるもんではないなというふうに思いましたけども、そのお話を聞いて、切実な思いでございました。市から出る単独の補助金といたしましては、幼稚園が2万1,000円、保育園が28万9,505円と、何と13.7倍の格差ということでもございました。

 今回のこの12月1月号の市の広報にも出ておりますように、益田市内の幼稚園の状況ということで、園児1人当たりDランクの市民税所得割額18万3,000円以下の世帯で1万2,000円ということで、事業推進として補助対策を国の基準のDランクまで拡大を目すことを承知されておられると思いますけども、国の基準の完全実施に向けての取り組みはできないのか。今回、先般本議会で12月補正で今回予算措置がございました。今後、奨励費として、来年を含めて今後見通しはどうなんかなということをお伺いをさせていただきます。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 就園奨励費の補助金につきましては、御案内のとおりこれまでも段階的に補助の実施を充実を図ってまいったところでございます。そういう中で、一部国の補助基準に達していない区分がございまして、先般も保護者の皆さんや関係者の皆さんから御要望をいただきましたし、これまでも継続して要望をいただいているところでございます。

 私も、子育て家庭の経済的負担の軽減は最も要望の高いというふうにこれは考えておりますし、こういうことを少しでも解決をするために、他の軽減施策の状況なども踏まえて、今後検討してまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 懇話会の中でも本当切実な話でございましたので、要望も出ているということも今市長言われましたので、どうぞよろしく検討のほうも前向きにお願いをしていただきたいと思います。

 私も子供時代は幼稚園を卒園いたしましたけども、今はその園はなくなっていまして、寂しい思いをいたしております。何とか手を差し伸べていただきたいという思いと、財政状況も益田市として本当に大変厳しい中で、よりよい支援が何とかできないもんだろうかなという気持ちも大きく持っております。

 私立幼稚園の運営について、教育の目的を実現しながら、厳しい中での経営、そして教育の健全化を保ちながら進んでいるのが、この前の懇話会でのお話の現状でございました。地域の幼児教育の機能に充実を向けて、目的を持った事業補助を考えるべきであろうと私は思っておりますし、そうすることが本来の目的、姿であり、子育ての支援となることが一番であるというふうに思いますけども、益田市としてこのあたりの運営等も、いろいろ国の施策等もある中でございますけども、このあたりは何とかそうした手を差し伸べていただけるようにお願いができないもんかなと思いますが、いかがですが。



○議長(前田士君) 10分前です。

 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 寺井議員が御指摘のとおり、私立の幼稚園の運営状況、経営状況というのは大変厳しい状況にあるということを認識をいたしております。そういう中で、預かり保育などさまざまな活動や、幼・小連携などの取り組みを進めていただいているということも認識をいたしております。

 これまで市といたしましては、厳しい財政状況の中で、運営費の補助や教育研修会の補助を削減をしてきたという経過もございます。そういう中で、私といたしましては、子育て、教育に対しては力を入れるということを申し上げてきておりますので、就学前の教育がどうあるべきかという視点から、また保・幼・小の保育園も含めた連携の中でどうあるべきかということを勘案をして検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 16番 寺井良徳君。



◆16番(寺井良徳君) 今、市長から前向きな答弁をいただきました。就学前の教育がいかに大事であるかということを今述べられておられたわけでありますけども、本当に私もそのように思います。ぜひともよろしくお願いをいたします。

 最後になりますけども、益田市として子供たちの教育、そして育成のためには、幼稚園と保育園と相互協力しながら、豊かな心を養い、個性的、創造的で人間性あふれる益田市の子供の支援を行政としてバックアップしていく必要があろうかと思います。このあたりは、何度も言いますけども、懇話会のお話を聞いて私も、出られた議員も十数名おられました。本当に皆切実な思いであったろうと思います。こうした思いをぜひともお願いをいたしまして、私の質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で16番寺井議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前9時55分 休憩

              午前10時5分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 24番 佐々木惠二君。

              〔24番 佐々木惠二君 登壇〕



◆24番(佐々木惠二君) 先般通告をいたしました一般質問をさせていただきます。

 私は、ダム事業についてとエコ対策についてでございます。

 ダム事業につきましては、先般11月27日に新聞発表にございました。矢原川ダムの新規採択の見送りを国土交通省が打ち出した記事でございました。市としてこの二十数年、美都町丸茂下、そして宇津川下など地元の方々にダムの位置の変更や、そして事業遂行を説明をしながら待たせている問題を、地域の要求に対し速やかに対応をすべきだが、具体的にどうするのかをお尋ねをいたします。

 また、質問者席から質問をさせていただきたいと思いますけども、益田川ダムについてでございます。

 昭和47年に予備調査の着手をいたしまして、40年近く経過をいたしました平成19年3月に完成を見たわけでございます。その間、地元の協議も300回以上も協議を重ねておると聞いております。物心ともに地元住民に多大な御苦労をおかけしておることと察するわけでございますが、このことに対しまして、益田川ダム地元対応の残事業と課題についてのことに対しまして、市としての対応をお尋ねするものでございます。

 続きまして、エコ対策についてでございます。市として今後のエコの対応や経費節減に対する対応につきましてどのようなお考えがあるか、お尋ねをいたします。

 また、太陽光の対策や省エネの機器助成について、国やそしてまた県は対応をしておりますが、そしてまたほかの市町村でも独自に上乗せをして、経済対策の面や温暖化の防止、そして資源の有効利用の活用も含め、助成制度を取り入れているところもございます。そうした中で、対応が今後必要と考えますが、お尋ねをいたします。

 また、これも質問者席からでございますが、エコや経費節減に関するバスの乗降者対策についてお尋ねをいたします。

 先般、新聞にもございました。そしてまた、本日12月10日でございますが、本日より石見交通が平均8.8%の乗車運賃の値上げを本日からいたしたわけでございますが、今後市民の負担がふえ、そしてまた乗車率が低下するのではないか、またそれによって自治体の負担を市としてどう考え、またふえるのではないか、そして悪循環になるのではないかというような危惧もするわけでございますが、そしてまた交通の確保を行いながら、今後いかに対応していくのかをお尋ねするものでございます。

 以上、ダム事業についてとエコ対策についての発言項目でございます。何とぞ誠意ある御回答を賜りますようよろしくお願いを申し上げる次第でございます。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) それでは、佐々木議員の御質問にお答えをいたします。

 矢原川ダムの対応と、益田市としての経費節減、そして太陽光や省エネ機器導入についての御質問にお答えをいたします。

 矢原川ダム事業につきましては、地域住民の生命、財産を守り、安全・安心な生活のために必要な事業であると認識をいたしております。平成20年度には浜田市と連携をいたしまして、矢原川ダム促進期成同盟会を設立をいたしまして、国、県に対して早期の建設採択を目指して今日まで要望活動に積極的に取り組んできたところでございます。しかしながら、8月の政権交代によりまして、新政権ではダム事業を取り巻く環境が大きく変わり、見直しがされることになったところでございます。

 そういう中で、矢原川ダムは昭和58年の大災害を契機に事業化されたダムでございまして、地元からの要望等を踏まえ、その要望にこたえていくためにも、国、県に対しまして計画どおりに事業促進が図られるよう、今後も強く要望し、対応してまいります。

 次に、エコ対策についてでございます。

 経費節減に対する対応についてでございますけども、益田市といたしましては、執務に取り組む姿勢として効率化、コスト意識の徹底に日々取り組むことで、経費節減に努めております。その中身といたしましては、クールビズやウオームビズの奨励、そして執務時間以外の消灯、裏紙の使用、省電力モードの設定、アイドリングストップ等の取り組みを実施をしているところでございます。

 次に、太陽光発電の対策でございますけども、佐々木議員が御案内のとおり、国の補助でございます地域グリーンニューディール基金を活用しまして、本年度総合福祉センターに太陽光発電パネルとLED照明を設置することといたしております。また、教育委員会におきましても、今議会において補正予算を上程しておりますように、小・中学校3校に教育用太陽光発電パネルの設置を予定をしております。このように、今後も公共施設への太陽光発電装置の導入には積極的に取り組んでいきたいと考えております。

 そういう中でのこうした省エネ関連への補助制度といたしましては、現在一般住宅の太陽光発電への補助制度は、国の制度として1キロワット当たり7万円、島根県が本年12月より1キロワット当たり4万円の補助制度を実施しております。県につきましては条件がございます。そして、県内の市町村におきましても、松江市を初め5市2町で補助をしている状況もございまして、財政的には非常に厳しい中ではございますけども、地球温暖化対策におけるCO2排出量の削減及び省エネルギーの推進のためには支援策が必要であると考えており、導入に向け現在検討を進めているところでございます。

 また、省エネ機器の補助につきましては、国におきまして家電製品や自動車等でエコポイント制度を実施しておるところでございますけども、市町村での取り組みといたしましては、対象機器の範囲、導入の効果等の判断が難しく、県内でも実施は皆無である状況も踏まえますと、制度導入は困難であるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) まず、ダム事業につきましてから質問をさせていただきます。

 まず、矢原川ダムでございますけども、11月19日にでございますが、市長が上京されまして、同盟会のほうで陳情をされたというふうにお聞きしておりますが、そうした国への状況の中で、対応なりこっちの要望なり、そうした経過なりを見て、経過なり状況をお知らせいただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも要望活動は年に最低2回は行っておりまして、国土交通省に対しましては、会長が浜田市長でございますので、浜田市長とともにこれまでも浜田河川国道事務所整備局を含め、先般本省に19日は伺いまして、国土交通省は大臣以下の方々、そして財務省も大臣、副大臣、政務官の方々に要望書を提出をしたところでございます。また、地元選出の国会議員の方々、また事務所の方々にも重ねて要望をお願いをしたところでございまして、私たちといたしましては地元の事情をしっかりお訴えをして、早期採択に向けて要望活動をしてまいったところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 地元の声を代表して、市長がそうした要望活動をされたということでございますが、11月27日に新聞発表がございました。そのことを受けて、先ほど今後も要望して対応してまいりますという答弁がございましたけども、市長はこの新聞報道を見てどういうふうに受けとめられたか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは選挙前までの民主党の主張、もしくは政権交代後の民主党のさまざまな考え方や方向性を見ておりまして、厳しい状況になるということはある程度予測をしておりました。そうはいっても、やはり採択見送りということは、これまでの経過からすると大変唐突な印象を持っております。しかしながら、新規建設が凍結をされたわけではないというふうに考えておりますし、そのように聞いておりますので、今後もとにかく地元のこの数十年にわたる地域の皆さんの御苦労、そういう思いも含めて、国や県に対して要望を重ねていきたいというふうに考えております。

 また、12月3日には今後の治水対策のあり方に関する有識者会議というものが中央のほうで開催をされております。今後のスケジュールの中で、来年の夏ごろに中間の取りまとめがされるというようでございます。そういう意味では、引き続き要望活動につきましては、浜田市と一体となって連携をして対応していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 凍結ではないけれども、これからのことを含めまた要望活動もして対応もしていかなくてはならないという答弁でございますが、非常にしかしながら厳しい状況下であることについては間違いはないんではないかなと思っておりますが、市長お尋ねいたしますが、20年8月にダム対策協議会から要求書が市に対しても出ておりますが、この要求書を御存じでございますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 存じ上げておりますし、この内容を拝見をいたしましても、やはり地元の皆さんのこれまでの長年の切実な思いというものが凝縮されているというふうに感じたところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) その中で、確認、周知をされておることでございますが、その中で、福原市長あてに協議会のほうから、矢原川治水に対する地域の要求書として出ております。この島根県が取り組んでいる矢原川ダムの建設事業推進に当たり、関係する地域としてたびたびの要求をいたしますというふうに出ております。これまで十数年の歳月、当局の本当に、これは言い方がどうか、甘い言葉に言い回されてということが出とります、正直な話。そうした中で、地元対策協議会としては、怒りと行政不信がいっぱいの中の要求でありますというところから始まっとるわけですね。

 それで、集落再編においては、年々地域内の戸数や人口が減少し、集落機能が低下する中、将来を考えた対策が必要なとき、ダム建設が現実味を増したため、事業説明の中ではダム建設にあわせて集落再編も協議検討し、同時並行して取り組む旨の言質もあり、当時の町長も住宅建設、補修等の着手は見合わせるようにと言われた。その中で、新築、修理もせずに高齢となり、困っている状況になっておるところから、いわゆる細かい地域開発要求項目が始まっとるわけです。それで、集落再編であったり、道路整備であったりということが続いてきておるわけでございます。

 そうしたことは市長、これを見られて知っとられるわけですが、私は市長にお尋ねをしたいのが、私は19年のたしか12月に、一般質問で前市長にこのことについてさせていただいたことがございます。そうしたときに、今の福原市長も傍聴に来ておられました。本当ありがたいなと思っておりましたし、それからまた20年になりまして、いろんな公約、また地域をどうも政治活動されておられた中で、地元の方々から、今度立候補される福原候補者が来られて、一般質問をお聞きしたけども、やはり今後についてしっかり対応してまいりますということも、それは言ってない、言ってあるという口論になってもいたし方ないんですけど、地元から私本当聞いとります。

 そうして福原市長が市長になられて、いわゆる私が言いたいのは、そうして市としてただ要求する、要望するということだけで事足りるのかという、私が言いたいのはそこなんですね。県がやらないから、国がやってくれないから県が困る、県が言ってくれないから市も困る、市も県の責任にする、国の責任にするといったところですね、一番たらい回しにされて困るのは地元、一番迷惑してるのは地元なんですよね。先ほど言いましたように経過もあるわけですね。

 そうしたことをいつまでも、要望をしていくのは大事でしょうけども、やはり道路であったり、それから簡易水道のことであったり、集落再編のこともあったり、防災の問題であったり、でき得ることは私はする必要があると思うんです。何十年もなにもせずにいるわけですから、これは市として本当にやっていくことが、県に要望していくけど、なかなかうまくできないでは本当に困るし、検討をしてまいりますでは困る。被害者は地元であるということを認識の上で、市長、本当にこの対応についていかがされるおつもりですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 佐々木議員が今御指摘のとおり、私も当時議会の傍聴をさせていただきましたし、その後地元に回らせていただいてお声をお聞きをいたしました。私自身、現場は何度も通っておりますし、どういう方がどういうところにお住まいかというのは大体まだ頭に残っておりますので、そういう意味では皆さんのさまざまな御苦労、もう地域から離れられた方もおられるということも存じ上げております。

 そういう中で、県のほうにはこれまでも、そういう経過があるのでとにかくしっかりと丁寧な説明と対応をしてくださいと、事務的な対応だけでは困るということは私のほうからも再三申し上げております。そして、佐々木議員が御指摘のとおり、じゃあ県や国がやらないから何もできないのかというと、やはりそういうわけにはいかないというふうに思いますし、そうすべきではないと思っております。そういう意味では、整備がおくれております市道の改良の整備に向けて検討していきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 市道に向けても検討し、対応するということでよろしいですかね。いわゆる検討するのは、いつまでも検討なんですよ。でも、これは対応していかれないと困るし、市長も地元の協議会なり地元の声を早速でも、この新聞報道が出られて困惑をしておられる住民がおられるわけですので、対応するということと、市長が出て交渉なり声を聞くという2点、できませんか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 地元のほうに伺ってお声をお聞きするというのは、私も大変大事であるというふうに認識をしておりますので、それこそ早急に検討したいというふうに思います。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) いわゆる検討でなしに対応して、市長、いずれの今後のことを処置を検討でなく、声を聞きながら対応していただきたい。よろしいですかね。よろしいですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 早急に地元に私みずからが入りたいと思います。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) そのように検討でなしに対応してください。もう二十何年間待っておる。人のことじゃなしに自分のことと思って、ちょっと少し考えてみて、少しじゃなしに物すごく考えてみてもらいたいと思います。

 そして、矢原川ダムにつきましては市長がそういう答弁いただきましたので、期待をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 そして、質問者席からとございました益田川ダムでございますが、まず残工事というものがかなりというか、課題が残っておるところでもございます。まず、益田川ダムは旧美都町から益田市にわたっての上流でございますけども、そうした中でダムも平成十数年に進捗状況を見たところでございました中で、不特定用水の確保ということで、笹倉地区、朝倉地区に20メーターぐらいの不特定用水供給の確保をするというダムを設置するということでございました。

 私ちょっとそのときには、益田市の用水の関係で水の確保がという説明を受けて、非常に難しいので、笹倉ダムを補強することによって水をためて、益田市のほうの不特定用水を対応しようということで聞いておったんですが、どうもそれはそれで認識しとった。

 しかしながら、どうも地元におろしていくと、笹倉ダムをきちっと整備する、コンクリートを張りつけて整備するということが行われていくと聞いたんですが、地元からどうも聞くと、漏水が始まっておるからいわゆるコンクリート補強する、そしてまた漏水が出るから、そんなことを地元が聞いたわけだから、澄川益田線こんなところを改良して、またそこの笹倉ダムの下流に住んどる地域は物すごく不安になるから、これは大変だから迂回をしてくれということで、益田澄川線を迂回して笹倉ダムの左岸側に向いて迂回しようという計画が出てきた。

 しかしながら、今も工事をやって、それはダム条件の一つだというふうに私は認識しとるんです、そうしたいきさつの中でですね。そのことについて状況等、今後早期に解決、道路を改良して解決することをしないと、いつまでたっても笹倉住民はいつまでもそういった終わらないことになる、気持ちの中で済まないところもあるので、その辺の状況と対応お聞かせください。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) 県道益田澄川線の件でございますが、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、現在の改良ルートになりましたのは、そういう漏水とかいろいろな問題がありまして、今の現在の左岸側のルートとなったところでございます。

 この事業につきましては、笹倉ダムの再開発と県道整備がセットということでございまして、平成13年から事業が行われております。13年から県単事業ということでなかなか進まなかったわけでございますが、平成19年に交付金事業としてようやく整備をされております。今現在、21年度末の予定では、事業進捗が事業費ベースで22%の予定でございます。かなり時間たって、金額もかかっておるわけでございますが、これにつきましては橋梁部が長いということと、全延長1,230メーターのうちトンネル部が629メーターというような工事費がかかる部分があるのが原因でございます。

 また、島根県におかれましても、この事業が地域プロジェクトの笹倉ダム関連事業として位置づけられておりますし、市といたしましても当初の交渉経過を踏まえ、島根県に対して早期整備の要望等を強力に取り組んでいきたいと考えておるところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 早期にやっていくということをとにかく考えとるんじゃなしに、実行していただきたいと思いますので、要求を、いつまでたってもダム事業は終わりませんので、よろしく要求、また要望方をお願いをする次第でございますが、まだほかにもございます。

 昭和63年時にその地域からダム再編、ダムのことについて、集落が移動にかかわって非常に苦しい状況で、定住対策についても難しいので、63年から県のほうにも定住で分譲住宅をやってくれということもございました。そして、平成十何年にも要望を町のほうにしておるところでございます。

 この分譲住宅造成事業については、美都町長寺戸和憲様が地元笹倉自治会長のほうに、地元のほうに回答書を出しております。その回答書は、笹倉自治会から強く要望がありました笹倉地域の分譲住宅造成事業については、益田市、美都町、匹見で合併の協議でありますので、新市計画に盛り込むとともに、事務事業の調整の中でも引き継ぎ事項として残し、できるだけ早く実現をできるように取り組みをいたしますという回答書が出ております。

 そうした中で、我々も合併をしてから見ておりますと、21年ごろにはプランでもあったわけでございます、どうも20年、21年のプランからなくなっておるということもございまして、非常に地元からも危機感を言われとるわけでございますが、この辺の引き継ぎ事項等、市長は御存じであるかをまずお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ダム事業のこれまでの地元交渉の中で、佐々木議員御指摘のような定住対策として分譲団地、10区画の分譲団地の整備が要望されているということは承知をいたしております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 承知をされておられる中で、何で、細かいと言われれば細かいかもわかりませんけども、地元とすればその回答をいただいておることについては心待ちにしておるものがあるわけですが、そのことについて対応はいつされるのですか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 対応ということにおきましては、美都地域におけます主要事業ということで、地域協議会のほうに報告をいたしております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 地域に主要事業として報告をされとるということですが、その報告することによって、この分譲宅地につきましては、この回答を平成15年9月26日にいただいたときには、もう地元の中ではもう調整が済んで、いつでも地元の了解が得れるように、買収等も必ずできるようにちゃんと地元協議は済んでおるわけですけども、何が問題でこれが進められないんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 地元の方々の要望というのは理解をいたしております。ただ、分譲団地となりますと、やはり需要がどれだけあるかということが一番の大きな課題となります。そういう意味では、昨今のこの土地の移動が冷え込んでいる中で、どれだけの見込みがあるのかということをやはり見きわめながら取り組む必要があると考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) いや、ですから地元の方々から苦情が出るわけですよ。いわゆるそれは確かにそうでしょう。ただ、ダムの問題についてあった旧美都町時代から、これは今の顧問さんが約束をしとられるわけです。引き継ぎをして必ず早期に取り組みをいたしますとあるわけです。それで地元の供給であるだとかなんとか、もちろん美都町地内も四十数区画になって、ほとんどが四十何区画ほとんどなっとる、買収してあるし、笹倉地区もほとんど買収してあります。いろんな事情はあるにしても買収は終わっとる。そうした中で、この63年からできておる、そしてまた15年9月に回答も来ておる中で、様子を見てということでは地元が納得しませんよ。

 そうしたことを21年にはやりますということが私合併したときにはのっとって、21年には消えておることについて、この文章があることを何で無視されたんですか、無視するならするなりの方法があるんじゃないですかということが、内部調整をいいぐらいに何でできないんですかということがお尋ねで聞きたいんですよ。ただこれは無視できる問題では私はないと思う。以前からのダムの約束事ですから。ですからいつまでたってもこの問題は残ります。対応できませんか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、先ほど申し上げましたとおり、その需要動向を見ながらやはり判断をしていく必要があるというふうに考えておりますし、また地元との調整も含めさせていただきたいと思っております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 需要動向も必要かもわかりませんが、地元の対応も十分していただきたいと思っております。今されると言ったんで、してください。そうしないと、これは63年からの約束事でありますので、市長の市政に影響すると思いますし、こうした地域の中で、寺戸顧問がやると言っとるのに何でやらんのんかということもあるわけですから、そうしたことは確実に実行してもらわないと私は困る、地域は困りますので、検討して地元の声を聞いてください。よろしいですか。

 それでは、またほかにもございますが、そうした中で、今後益田川ダム関連もいろんな問題抱えとります。いわゆる今皆さんが行って楽しまれておりますひだまりパークであったり、グラウンドゴルフ場であったり、そしてまたさくらドームもあったり、管理運営もしております、一生懸命されておられます。

 そうした中で、以前は市の直営でやっておりまして、そしてまた公民館の嘱託職員がそこへ行って事業をお手伝いしたり、そしてまた作業をしたり、そしてまた地元の方々も一緒になって取り組んだり、役場の受付をやっとられた方、そして管理組合の方々がそこに行ってまたお仕事をされたりというような直営をやっておられました。それから管理組合という嘱託職員から、また職員の同胞である嘱託職員の組合組織がそこで管理運営をやるようになりました。

 それからまた、今後そうしたことは全部引き上げて指定管理となったわけですから、そこの嘱託職員さんは職を失ったわけです。ですから、そこで会社をおつくりになられて、指定管理組織に臨むということになったわけです。そのときにその何十年も笹倉、朝倉で一生懸命ダム協議会について一生懸命対応された方と一緒になって、会社をつくられて運営をしておられるわけです。

 そうした御苦労に際して非常に不安になるのは、雇用の問題と、地域で皆様方今後にやろうかという問題を不安になる問題があるので、今後指定管理制度について何年か年度は来るわけですけども、やはり単独指定も、本当にお考えになりながら、今エイトやそして温泉ともチームを組みながらいいぐらい進んでおる。もちろんサービスも厳しくやらにゃいけん、効率も図らにゃいけん、それは市の指導もしていかにゃいけんのは実態そうですけども、今後の安心したそうした管理運営を任されないと、やはりいい事業にならんし、そうしたことで地元が崩壊することもなってはならないのと私は思うのですが、市長のお考えをお尋ねします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私から見ましても、ひだまりパークを初めとした管理というのは、職員の皆さんは非常にあいさつも気持ちいいですし、本当市役所が見習わなきゃいかんなというぐらい、私はしっかりした対応をしていただいているというふうに思っております。

 そういう中で、佐々木議員も御案内のとおり、ダム周辺施設の管理につきましては、環境保全の観点から、将来にわたって十分な管理を行うという地元合意の中で、これまでの経過がございます。そういう中で、指定管理は何度も申し上げておりますが、基本的には公募でございますけども、地元自治会の有志の皆さんで組織を立ち上げられまして、単独指定となった経過もございますので、それらを踏まえた指定管理を検討していかなきゃならんというふうに思っております。ですので、私といたしましては、できる限り地元で対応できるものは、やはり地元でやっていただくというのが一番ふさわしいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 市長の答弁をいただきました。そうしたことを、やっぱりそういう思いを市として温かく見守っていただきたいということが、私申し上げたいところでございます。そうした地域の中の役割で、皆さん一生懸命やろうということを思っておられることもそうです。市として確実に対応していただきたいというふうに思っております。御答弁いただきましたので、そういうお考えを持って市政運営に取り組んでいただきたいというふうに思います。よろしくお願いを申し上げますが、それから続きましてエコ問題について移りたいと思っております。

 質問者席からまずお尋ねをするということでございました。本日より運賃が8.8%上がるということでございます。けさも私はバスに乗ってきましたから、きょうから上がるらしいなという方もおられたり、何、きょうから上がるんというような方もおられたり、いろんな方がさまざまにおられますけども、そうした中で、非常に今年度1億3,600万円ですか、先般予算措置をされると、市のほうもされてるということでございます、されておられます。

 そうした中で、今後料金が上がることによって、補助金増にもつながるのかどうかわかりませんが、市長にお尋ねしますが、この上がることによって乗車率が下がるのではないかというふうに私懸念するんですが、市長はどういう感覚がございますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 民間交通事業者のほうも、平成8年6月の改定以降、消費税の税率がアップをされた後も運賃を据え置いてこられたという中での、乗客の減少に歯どめをかけてこられたというふうに考えております。また、さまざまな合理化もなされてきたというふうに認識をいたしております。そういう中で、民間の事業者のほうも、国や県、市からの補助金を少しでも減らすためのやむなく運賃改定に至ったというふうなことを認識をしております。

 そういう中で、乗車減になる可能性があるかどうかということでございますけども、こちらも全くないかというと、やはりそうではないだろうなというふうに思うんですけども、やはり今の交通バス路線というのは、非常に必要とされている路線だというふうに考えておりますので、そういう意味では、これまでほとんど値上げが13年間もなかったという意味では、乗降客の方にも御理解をいただく必要があるのかなというふうに考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 理解をしていただけるのではないかなという答弁はわかりますけども、しかしながら乗車率減になると、私、だれが考えても不安なのは、乗車率が下がれば補助金増につながりはしないかというふうに感ずるわけですが、その辺市長はどのようにお考えですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 乗客が減ると、御指摘のとおり補助金が増額になるという可能性は大でございます。そうすると、そのための対策といたしまして、市といたしましては現在益田市公共交通活性化協議会というものを立ち上げまして、益田市の公共交通の総合連携計画というものを策定中でございます。この協議会では、実現可能で持続性のある新たな公共交通のあり方に関する計画を策定予定でございまして、協議会のほうで生活交通路線への補助金の削減についても、目指す方向として位置づけられておりますので、協議会において十分に検討してまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 私が思いますのは、今後公共交通活性化協議会と先ほども言われましたことについて計画を立てていくということでございますが、補助金が増になる、もしならないということになると、また計画は別にして、今後再度運賃のまた値上がりにつながるようなことであっては、本当交通の確保は市民に対してできなくなるということで、先般資料を地域振興課からいただきましたけど、乗車密度も本当国・県の対する美都町益田とか益田日原だとか、そういうまたがるところにつきましては国・県の補助対策がありまして、ただ乗車率も3.5人以上とか、3人とか以上とかないと補助が出ないというところもあるわけですけども、益田市の場合はほとんど市内回りについて足らなかったら、全部市が補てんせにゃきゃならないというところもあって、非常にほとんど乗車密度が3人であったり2人であったりというようなことの資料がもうほとんどなんですよね。

 こうしたことを私考えるのに、いろんなこともお聞きしたいんですけども、市長、少し経費節減も、市の負担が少なくなることは経費節減なので、そのためにはやっぱり乗車率を上げるとして、やっぱりトップみずからやはりそうした利用するということが私は必要だと思うんですよ。市長、言い方が悪いですけど、必要と思うんですよ。やっぱりみんなが何げなく気持ちよく、だれでもそういう公共交通でバスにさっと乗れるんだと、乗るんだと、あれは車持ってないから乗れんのとかというんじゃなしに、乗れるんだという意識的なものに常に日常的に、私市民としえ変えていかにゃならん、必要が少しでもあるんではないかなと思っとるんです。

 市長が例えば黒塗りの車を乗られてどっかへ移動されるのは結構でしょう。それが全部悪いとは言わんし、ないけど、たまにはバスに乗って移動したりというお気持ちが市長が少しでもあれば、また変わってくる。職員も変わっていくでしょう、部長さんも変わってくるかもしれませんが、そうしたことでそういう気持ちになってバスに乗られたり、乗ろうという気持ちはございませんかね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも私自身、今の現住所に引っ越す前まではバスで通勤することもございました。今はちょうどもう歩ける距離でございますので、歩いて通っておりますけども、時間を見ながらまた考える、そういう使える部分はぜひとも使用していきたいというふうに思います。

 また、バス以外のその他のものに関しましては、JR等を含め、できる限り公共交通機関を使用しております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 先ほどここでノーマイカーデーということで、毎月20日、ノー残業デー、水曜日はバスを使えたらということで、バスを使うならというようなことで書いてありますけども、これは市長、市民のほうへもさることながらですが、職員さん、部長さん方に職員さんに、このときの20日とかできるだけバスを乗ろうよというような運動、声を市長かけておられますか。どうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも庁内でのそういうノーマイカーでの取り組みというのは実施をしているところでございます。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) くどいようですが、総務部長、そうしたことでどれぐらいあれですかね、本当に皆さん、総務部長もそうでしょうけども、豊田部長も斎藤部長も石川部長も会計管理者もそうですが、やはり20日でもバスに乗られて、皆さん笑われるんですが、水曜日、バスに本当に乗ってこうという気持ちでおられたり、そしてそういったことは着実に見えておるというふうに総務部長思われますか。どうでしょうか。客観的に、具体的な数字を提示してくださいとは言いませんが、お気持ちはどうでしょうかね。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 確実に20日、水曜日に皆実施しているかということにつきましては、確実にそれがされているとは思いませんけども、ただノーマイカーデーという意識は持っていると思っています。ですから、指定された日以外に実施している職員もいることは承知しております、私もですが。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 認識があっても、なかなか乗らないということもあってはないように努めてもらいたいと思いますが、今市長部局のほうでお尋ねをしましたが、教育長、時々自転車に乗っておられますが、雨の日とかバスに乗ろうとか、そういうような気持ちはございませんか。そしてまた、職員の皆様にそういうことがあるでと、20日であろうがというような、どうであれ、公共交通機関をバスに乗ろうじゃないかというようなことを指導されたり言われたりすることがございますか、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 佐々木議員の御質問にお答えいたします。

 個人的には自転車で通勤しております。なぜかというと、健康のこともありますし、エコということも大げさに言いますとあります。自然の空気をいっぱい浴びて、きょろきょろしながら通勤するのは、とても気持ちのいいものです。それから、雨のときにはバスを使っております。そうしますと、子供たちあるいは地域の状況が非常によくわかるということです。

 さて、教育委員会全体の問題ですけども、市長部局と一緒にこういうことは足並みをそろえて、やはり何日にはできるだけエコという観点から公共交通機関を利用しようじゃないかということは、やはり統一してやる必要は私はあるだろうと思いますし、そういうことであれば、やはり職員にしっかり協力してやろうということを呼びかけていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) いわゆるエコもさることながら、益田市の自主財源を本当に出していくということを、こうした経費節減を少しでも乗降率によって少しでも対応できて、また市民の皆さんも運賃が少しでも上がらないように、安く提供できるようにするのは、行政としての務めだろうというふうに思います。

 市長にお尋ねいたしますけども、先ほど部長、教育長からも答弁いただきましたが、やはりそうした意識を持って現実に市の職員も対応してくると、やはり市民も変わってくるんではないかというふうな認識も私はするわけですけど、市長は市民の皆さん方に対して、こうした市としての、市長としての呼びかけをして、こうしたエコ、そしてまた財源の確保に対すること、運賃がぼんと上がったことに対して、やはり今後皆さん方に不安かけないように、交通体系の計画も含めて乗車向上を促すようなコメントなり、そうした広報なり、そうしたことを私はしていく必要があるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まさにおっしゃるとおりであるというふうに思います。やはり乗るためには、まず便利なものになる必要があると思いますので、これまでの路線、佐々木議員も御案内のとおり、非常にある区間、これは益田の駅前通りなんかはどんどんバスが来ても、なかなかそうじゃないところには行きにくかったりということもありますので、そういうことを今見直しを今後かけていくところでございますけども、そういう利用しやすいものに今後変えていくということが必要だろうというふうに思います。それと同時に、やはり庁内を初めとして率先垂範ということも大事だろうと考えております。

 先般も市長と語る会におきまして、ノーマイカーデーのことが広報に書いてあるけども、市役所としてできてないんであれば、そこまで大きく掲げるのをやめてほしいというような趣旨の御意見をいただいたことがございます。そういう意味では、まず我々が庁内の中でしっかりやっていくということを今後深めていくためにも、私からもさらに呼びかけを強めたいと思っております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 市長もそうした声を聞いておられるようでありますので、1億3,600万円も税を投入しての運行、そしてまた今回きょうより8.8%運賃が値上げになったということの悪循環を何とか阻止しないと、市政運営には本当厳しいものがあるというふうにも感ずるところでありますので、今市長答弁いただきましたので、そうしたものを徹底しながら進めていただきたいと思いました。

 続きまして、先ほど御答弁をいただきました太陽光の関係でございますが、国、県も補助をいたしておりますし、それから今後市のほうも対応していくと、対応したい、対応する方向で検討しとるということを市長は答弁ありました。確実に対応していくことが必要であろうと、私は市長の言われるとおり思いますので、しかしながら私少し感ずるのは、先般国の仕分け、事業仕分け等でそうした太陽光について、エコについて非常にいろんな仕分けがあったわけでございますけども、ただこのことについて、国、県が補助しておるけども、市も今度やろうじゃないかと、幾らでもやろうじゃないかと、幾らかでもやろう、経済対策になるからやろう、そしてまたエコ対策になるからやろう、市長が言われたとおり。

 でも、今後について国がまたなくすようなことでは何にもならないわけです。そうした意味で、国に対して市長として徹底して要求、要望もしていきたいと、いっていただきたいと思いますが、市長としての答弁をお聞きします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 国の対応がどうなるかというのは、今後見なければわかりませんので、その辺を注視をしたいと思います。新聞報道にもございましたとおり、事業仕分けの判断と、私は政治判断は違うというふうに思っておりますので、そのように見守りたいと思います。

 鳩山総理もCO225%削減ということを、あれは国際公約と言っていいと思いますけども、言っておられますので、そういう中では一つの大きな重要な要素だろうと思いますので、そういう状況を見守りながら、必要なものにつきましては要望もしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 24番 佐々木惠二君。



◆24番(佐々木惠二君) 今、市長のほうからも要望していくということでございますので、何とぞそうしたことも徹底して国に対しては要求、要望していただきたいと思いますし、くどくなりましたけども、さきのダムのこと、矢原川ダム、益田川ダムの残事業のことにつきましても、徹底して配慮して対応していただきたいということを要望して、私の一般質問を終わります。



○議長(前田士君) 以上で24番佐々木議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前10時55分 休憩

              午前11時5分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 11番 林卓雄君。

              〔11番 林 卓雄君 登壇〕



◆11番(林卓雄君) 一般質問の初日3番目でございます。林でございますが、どうかよろしくお願いいたします。

 時間の関係で12時に入るかもしれませんけども、お許しを願えたらと思います。

 今定例議会第471回益田市議会に、さきに通告いたしました2点についてお伺いをいたします。

 来年3月末で期限切れになります過疎法の延長が決まり、1970年の過疎法の導入から3回にわたる10年ごとの延長、いずれも議員立法でありましたが、今回も議員立法で延長対応をする方向になり、私自身も少し安堵したところでございます。

 島根県を初めとする全国の至るところで、過半数を高齢者が占める集落の増加で、過疎地域の状況は依然深刻であります。どこに住んでいても、最低生活が保障されなければいけないと思います。

 1点目は、中山間地域、いわゆる益田市周辺地における再生と活性化についてであります。

 2010年度の予算概算要求額の刷新会議仕分け作業から見ましても、心配しておりました中山間地域等支払制度については、265億7,000万円の予算どおりでございましたけども、農業振興などモデル事業、農地データベース化の補助、農地集積加速化事業、これなどは廃止でございます。経営体育成、強い農業づくり、農畜産機械リース、農地収益力向上支援、これなどについては2分の1から3分の1の削減でございます。農地・水・環境保全向上対策は、232億円と1割の削減で続行することになっております。税金の無駄は放置できないことは当然でございますけども、中山間地域に対する必要な施策はきちんとしてほしいと思うところでございます。

 本市におきましても、人口減少、急激な高齢化、また税収の落ち込みの中、住民の安全・安心な生活を支えるこの中山間地域の政策を今度どう組み立てていくのかをお伺いしたいと思うところでございます。

 2点目は、鳥獣被害対策についてであります。

 この鳥獣被害対策といえば、中山間地が抱える課題として全国の自治体が根本的な解決を見出せない中、近年にはアライグマの被害などは平場地域にも見られるようになってまいりました。これまでの被害防止対策は、駆除、追い払い等は主に農業者が行ってまいりました。鳥獣の被害の深刻化、そして広域化と社会問題になってきておりますけども、市民への暮らしを守る観点から、鳥獣対策には地域が一体となる戦略が欠かせないところでございます。例えばごみを捨てない、残飯を置かない、カキの木などのなりものは手をつけない場合には切ってしまう、そういうような住民の改革もあわせ、地域一体となり、鳥獣被害防止対策が必要ではないかと考えますが、今後本市におきましてこの鳥獣対策の取り組みをお伺いしたいと思います。

 1点、2点目のそれぞれの詳細につきましては、質問者席よりさせていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 林議員の御質問にお答えをいたします。

 中山間地域の活性化についてと、鳥獣被害対策についての御質問であったかと思います。

 私は、それぞれの御質問にお答えする前に、やはり2つの御質問に共通する課題というのは、地域力をいかに向上させるかということであろうというふうに思っております。そういう中での対策が今後必要になるということが、この2つの大きな今御質問の両方に共通する大きな課題であろうというふうに思います。

 そういう中で、中山間地域というのは豊かな自然や古くからはぐくんできた文化を有し、地域住民の生活の場としてゆったりとした居住環境を提供するなど、さまざまな魅力を持っているというふうに考えます。そういう中で、中山間地域における人々の農業や林業などの営みが、水源涵養などの環境保全を担い、その中から生まれる豊かな食材が、都市部の人々に安全・安心な食を提供するという非常に重要な役割を担っているというふうに考えております。

 しかしながら、御指摘のような人口減少、高齢化などが大変進んでおるところで、これからの地域の存続というものが重要な課題であると認識をしております。

 私もそういう中で、中山間地域をこれまでさまざま回らせていただく中で、大変強い思いを持っているところでございまして、選挙のときに掲げた公約の中をごらんいただいても、中山間地域対策にかなりの項目があるということは御承知いただいていることと思います。

 そういう中で、中山間地域にとって大事なことは、どのようにしてみずから稼ぐという仕組みをつくるかであろうとも思います。みずから稼ぐ仕組みをつくるということをどうやって市がバックアップをしていくか、このことが中山間地域対策の根本の柱であろうと思っております。

 そういう状況の中におきまして、第5次益田市総合振興計画を現在市民の力を結集して活力ある益田市を目指すための計画として策定中でございまして、この計画の中にも中山間地域の推進に関する基本目標を定め、豊かな自然、文化、歴史に包まれた活力ある安心して暮らせる益田市の中山間地域の実現を目指して、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 本年度からは、中山間地域の支援事業といたしまして、地域づくり支援事業及び地域づくり支援研修生事業を新たに加えて取り組んでおります。来年度以降、私が掲げました公約のさらなる実現も含め、持続可能な地域社会の実現に向けて力を注いでいきたいと考えております。

 次に、鳥獣対策でございますけども、これも林議員から何度も御質問をいただいているとおり、喫緊の課題であるというふうに認識をいたしております。そういう意味では、有害鳥獣対策には短期的な対策と長期的な対策の両方が必要であると考えます。短期的な対策といたしましては、先ほどのお話がありましたことも含め、捕獲防護柵等の侵入防止施設の設置、誘引物の除去、さらに猿の場合には追い払い等の対策がございます。これまでも農家の方を中心に取り組んでこられた経緯もあり、その取り組みに対しまして行政といたしましても支援を行ってまいりました。

 このうち防護柵等侵入防止施設の設置につきましては、農家の皆さんだけではなく、これまでも地域ぐるみでの対策が求められておりますし、地域住民の皆さんの御協力があったものと認識をいたしております。誘引物の除去につきましても、住民の皆さんの御協力がなくては十分成果は上がらないというふうに考えております。現実にこうしたことに地域全体で取り組んでいる事例がございますので、そうした事例をさらに広げてまいりたいと考えております。

 次に、長期的な取り組みといたしましては、まず森林の生息環境の整備がございます。これは特に熊の対策として必要だというふうに考えております。さらに、緩衝帯の設置等の人里の環境整備、駆除班の減少傾向に歯どめをかけるための駆除班員の確保、さらには鳥獣対策全体を管理、指導する人材の確保等が必要と考えております。

 森林の生息環境の整備につきましては、大変息の長い取り組みになるかと思いますけども、これらのことは徐々に具体化していく必要があると考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 市長から答弁をいただきまして、すべてそれが今の中山間地における急務でございまして、それでは順によって、小さな項目で申しわけございませんけれども質問させていただこうと思います。

 この過疎法の制定されて40年たっているわけでございまして、一向にこの過疎に歯どめがかからない、これが実態でございます。今調べてみますと、過疎対策を通じて島根県には今まで3,533億円の財政資金が投じられていると聞いておりました。考え方によりますけども、この過疎法があったからこそ何とか今の集落が持ちこたえた、そういうような結論だと思います。

 それで、市長はいつも、先ほども壇上でおっしゃいましたけども、外部の人材を呼び込み地域の活性化を進めると、その中で地域づくり支援研修生事業についてお聞きしますけども、今我が地区あたりにも1人いらっしゃいますが、この事業の目的、そして経過、実績についてお伺いいたします。市長にお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これはもう私の公約にもあったものでございまして、私といたしましては、外部の方々に来ていただいて、外の目でやはり地域を見てほしいという思いでございます。これまでの地元の方だけで何とかなるという地域もあるでしょうけども、やはり多くの地域がそれだけでは難しいというところから、よくよそ者、若者、ばか者が必要だというふうなことを言われますけども、そういう意味でもやはり外の人の存在が必要であるということで始めたわけでございます。これが今、10月以降入っておりますので、現在のところこの成果を今すぐにというものではないというふうに考えております。

 また、私といたしましては、無駄遣いをもちろんするということがあってはなりませんけども、しかし簡単に成果が出るというものでもないというふうな認識を持っております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) この支援研修生事業というのは10月からであったということで、それではこの事業の公民館、地区振興センター、これは併設しておりますけども、ここのかかわり合いは今現在どうなっているでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 今やっておることといいますのが、先ほど市長が申し上げましたように、いわゆる各地域に入り聞き取り調査を進めているという状況でございまして、地区振興センターとも協議はしていると思いますけども、情報収集のほうが主になっているというのが現状だと思います。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 今、現在のところ地区振興センターの運営は、地区の10名の運営委員さんで組織していらっしゃいます。そして、それぞれの地区振興センターが活性化を図るための計画策定し、市から地域づくり支援事業費などを活用して目的を達成しているところでございます。これは市のほうから、地域振興課のほうから、例えば公民館の地区振興センター、併設でございますけども、地区振興センターに統括する地域振興課として、これをしなさい、そういう指示はどこまでおやりになるんですか、お出しになっていらっしゃるんですか。これは地区にお任せするんですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それにつきましては、今回の把握した基礎データをもちまして、地域住民が生かして、地域づくりに主体的に取り組もうとする地域の支援体制を初めとして、関係機関との調整を図ってまいりますけども、そのときには地区振興センターもしっかり絡めてそういう地域づくりを、その特色を生かした地域づくりをやるような方向性でございます。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 公民館と地区振興センター、地区振興センターは平成16年11月に設置されてますよね。それで、公民館は社会教育法に基づいて進んでおるわけでございますけども、今市長が答弁されたこと、振興基本計画おつくりになると、それは反対に、市長そうでしたよね、振興計画をつくるということでございましたよね。ということは、今までには新市建設計画なのか、益田市の総合活性化プランの中に地域振興のことはあるけども、そういうような法的な根拠でこうするというものが今設置条例だけはあるけども、あとのものはないということなんですか。市長、お伺いします。

              (市長福原慎太郎君「計画がないかっていうことですか。計画がないかっていう話ですか」と呼ぶ)

 そうですよね。今のこの設置条例を見ましても、業務を5つ上げてあるだけ。反対に言うと、私から見ると、例えばやる気のある振興センターとやる気のない振興センターがあった場合には、温度差がかなりあるんだろうと。そのためには、統一してる考えを行政側がどう指示してるかということを私はお聞きしてるんです。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 温度差があるということにつきまして、これがそれだというものを把握いたしておりません。そうした中では、地域地域によってその地域づくりの内容が違うかとは思いますけども、やる業務的なものは統一したもので指示をしておるというところです。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 今私が壇上で申し上げてる中山間地域、これは美都であり、匹見であり、旧益田市の周辺地のことばかりじゃないんです。この3地区以外は大体に中山間地に、例えば島根県の中山間地域活性化基本条例の中にあるんですよね。だから、私はそこがお聞きしたかったわけです。今の振興基本計画をつくるということは、例えばこの県の中山間地の活性化基本条例をもとにしてつくるとか、何をもとにしておつくりになるんですか。何かの法を照らし合わせておつくりになるんですか、市長。先ほど壇上でおつくりになるということをおっしゃってましたけど、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 市の総合振興計画は、これまでも策定をされたものでございます。そういう中で、合併をした後のものというものが、新市建設計画というものはございましたけども、総合振興計画はございませんので、このたび新たに策定をするということでございます。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) それでは、今後この市域にある20の地区振興センターには、例えば公民館の立場、それから地区振興センターの立場として、市が行政の役割として何かを指示をお出しになるということですね。例えば定住については、空き家情報は地区振興センター、あなたがやってくださいよ、今やってるんですか。やってればそれでいいんですが、そういうような指令をお出しになってるんですか。まだ言えば、福祉のほうで、また収納、税金未納の方に対してのそういう業務もあるじゃないですかということを、私が公民館の部分じゃなくて、こっち側の地区振興センターのことを今言ってるんです。

 だから、そういうことをお出しになってらっしゃるんですかということになると、今振興総合計画をお立てになるということですから、それにそれじゃあ盛り込むわけすね、市長。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今、先ほど私が総合計画に盛り込むというのは、中山間地域のことを定義をして、中山間地域の問題もしっかり取り組んでいくという話でございます。地区振興センターとまた本庁との役割分担というのは、また今後それはそれでやらなければいけないというふうに考えております。私自身は、地域自治組織というものを今後より整備をして強化をしていきたいということを考えております。ですから、地区振興センターが中核になるとは思いますけども、地区でやるべきこと、行政でやるべきことというのをしっかりすみ分けをして、責任は地区のほうにも果たしていただくような仕組みをつくっていきたいということでございます。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 地域づくりの積極的に展開できるような行政の体制をつくっていただきますように、このことについてはお願いしときましょう。

 次は、定住になりますけども、機構改革の中、地域づくり支援係、中山間地域に対策と定住推進とありますけども、そこで今までの周辺地においてどのような施策をされたのか。それと、今の例えば定住の今の空き家情報あたり。この私の定住というのは、本当に中山間地のことばかりでございまして、同僚議員は一般、若者の定住で出ておりますけど、私はこれちょっと幅が狭いかもしれませんが、そこの位置づけというのはどういうことを市が今までおやりになられたことかと、地区振興センターの今のどういうことを指示をお出しになられたかというのを、出してなかったらそれで結構ですけど、市長、答弁お願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 定住対策という中で、そういうしっかりとした対策が打てていたかというと、それはまだ、御指摘がこれまでもいただいておりますけども、まだまだ強化をする必要があるというふうな認識でおります。ですから、地区振興センターの単位によっては、やられている地区と、やっぱりそうでない地区というのがあると思いますので、今後はそういうことを先ほど申し上げましたように、地区ごとにしっかりできる仕組み、またそれを市がバックアップする仕組みをつくってやっていく必要があると考えております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 定住の我々の地区には実績がございまして、教育長のお言葉をおかりすると、百の議論より一歩の前進というのがあるわけでございます。

 そこで、今のこの定住につながる条件というのは、まず住む家があるということ、それから生活環境、自然がすばらしいということも含めてあります。そして、一番最終的の定住になるときには、地域、集落の温かい受け入れがないと、なかなかこれ難しいんですよ。特に外国人さんということになったりすると、かなり問題があると集落の方が思うほうが多い。それで定住につながる田舎暮らし、農業体験、これ短期滞在は民泊がありますからできるわけですが、我々実績のあるところに例えば中期、長期の滞在ができる施設というものが欲しいということになると、まだ私は実績を上げたい、そういう気持ちでおるんですが、市長、そこはいかがですか、その施設。施設つくっていただくとか、いや、それは空き家を市が買い取ってしましょう、そういうところっていうのはいかがでございましょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ちょっと私とそういう意味では考え方が違うのかなという気もしたんですけども、基本的に私は民の力が存分に発揮される社会であるべきだと思ってますので、民の力が発揮されるっていうことは、行政は口出しをしない、手を出さない、引っ込むということが大事だと思ってるんですね。そういう意味では、地域の皆さんの力が出るような仕組みという意味では、やはり行政が余りやるべきではないなと。もちろん、こういうところはちょっと手伝ってほしいということがあると思います。そういうところを市が手伝うということは十分考えられますし、やらなければいけないと認識をしております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 今、浜田市においても定住対策で前回からやっていらっしゃいましたね。十五、六人でございましたか、その予算でやってらっしゃる。これは就農体験の3カ月から半年ぐらいでしたかね、それをやってらっしゃる。今、浜田におきましても、市長の所信表明の中に重点施策5点を上げたその中に、定住対策を新設してこの浜田市も定住、IUターンの相談窓口を一本化にすると考えを出しておられます。私は今、全国の自治体がいかに都市住民を受け入れるか、受け入れられるか、そのことについてはもう競争してるところだと思います。

 市長はいつも答弁には、教育、福祉、産業の振興、医療ということを、それが整ってからということをよくおっしゃいますけども、いや、言っていらっしゃいますよ。それで、それが整うんじゃなくて、今、今ビジネスチャンスであるという、今受け入れ態勢をするという、民の力からって、民の力が弱いから私が言ってるんですよね。だから、協働してそういう考えは出して、そして助成金のあるような制度があれば、以前私が申し上げましたけども、担い手支援のスタッフの方が、あの荒れた家をボランティアで草刈りに来られましたよ。私はびっくりしましたね。そういうところの人と人のつながりの心の中でもやっていただいたほうが、私は今住んでる地域では必要ではないかということで、これだけお願い申し上げとるわけでございまして、ぜひとも浜田も一元化にする、期限はまだ決まってないそうでございますが、市も一元化になりつつあるけども、まだ横断的なことはちょっと欠けてるところが多い。だから、浜田市に負けないようにひとつ施策を講じていただけたらということで、市長、済いませんがお願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 誤解のないように最初にちょっと訂正するというか、確認をいたしますと、私は医療、教育、経済が重点施策として取り組むということはずっと申し上げておりますけども、これが整わないと定住ができないと言った覚えはありません。ですので、そこはちょっと誤解のないようにお願いをしたいと思います。

 その上で定住窓口の一本化でございますけども、こちらはこれまでも議会のほうから御指摘をいただいてた部分でございまして、少し遅くなりましたが、来年1月から経営企画部の地域振興課のほうに一本化をするという運びにしております。そして、22年度からさらに体制の強化を図るべく検討してまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) その定住というのは、全般的な定住だろうと思いますから、例えば農業関係、この周辺地に住むということになると、例えば今農業委員会の関係もありますので、そのことはまた考えていただけたらと思います。

 続きまして、集落支援員制度の件でございましたけども、先日農政研究会の議員団で雲南市の視察研修に行きましたけども、雲南市には集落支援員が現在33人おられました。今のところ過疎法の延長が決まったばかりでございますので、この支援員制度があるかないかは不透明でございますが、そこで先ほどちょっと質問させていただきましたけども、その集落支援員を専任の方じゃなくて、今住んでいるリーダー格の者になるように、これは決まってからで結構ですけども、もし決まれば、今の地区でリーダー格の者に兼任をさせる、あれ年間40万円でございましたよね、それを採用、増員していただけたらということで、まだこれは仮定的なことになるかもしれませんが、市長、済いませんが。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 議員御指摘のとおり、政権交代があった中で、今後どうなるかというのは不透明だというふうに思います。しかしながら、私が中山間地域を回ってみてもそうですし、それこそ林議員から御提案をいただいて参加をさせていただきました水源の里シンポジウム等々、さまざまな私も勉強を重ねてまいった中で、やっぱり外部の力なしに地域が再生をするというのは相当難しいというふうに思っております。そういう意味では、形が変わっても、恐らく集落支援員のような制度が今後も続くだろうというのが私の認識でございます。

 そういう意味では、雲南市では先ほど33名というお話もありましたが、益田市としてもやはりどういう形がいいのか、その地域づくり支援研修生等の関連等もございますけども、いずれにしても外部の方、もしくは中の方のリーダー格の方を育成をしていくという両方が必要だと思いますので、今後の増員ということは検討を強くしていかなければいかんと思っております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 査定も難しく、多分総務省に出すそれこそ書類もあるんだと思いますけども、このことについてはまたよろしくお願いできたらと思います。

 続きまして、益田ブランド認証制度についてお伺いしたらと思います。

 市民一人一人が自信と誇りを持てる地域を代表する商品、特産品、製品を益田ブランドとして認証し、その生産、販売、商品開発について重点的に支援を行うこの制度でございます。今29品目ございましたよね。

 その中で、私は以前から申し上げておりますこの益田ブランド認証制度って非常にいいと思います。いいと思いますが、分野が企業開発部分と農業、漁業分野と分けていらっしゃる。これいろいろな考え方があります。それは市場原理で、市場に出たら、企業であろうが農業個人であろうが法人であろうが農業法人であろうが、それは同じスタートラインに並ぶことは重々承知しておりますが、22年度の事業もありますけども、この地域振興の産業振興を図る部分と、以前から申し上げております1次産業、加工の2次産業、販売の3次産業、この農業、地域を守る6次産業という分野をつくっていただいて、そこでそこはそこで6次産業の中で切磋琢磨で競争していただく、そして地域振興していただくというそういうようなリンクをしていただきたいんですが、いかがでございますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) おっしゃるように、もうこの6次産業化というのが大きな課題であるというふうに思っておりますので、そういう連携、リンク、必要なものはぜひともすべきであると考えております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) ありがとうございます。本当に中山間地というようなところは、目に見えない人と人のつながりでございまして、ぜひともそういうところをゼロにするか1にするか、それから始めたほうが私はみやすいというところがありますので、そういうような質問をさせていただきました。

 それでは、有害駆除のことについてお伺いいたします。

 まず、経済部長、大変済いませんが、先般の私の質問がございました、環境庁がおつくりになられた保護法7条1項の7号ということで、公道では銃器を撃ってはならない、そこを何とか条件で外して出していただくわけにはいかないだろうかということを言いました。それはちょっと考えとってくださいませ。

 それじゃあ、なぜそんなことを言うかというのは、実は私の地区に猿が出ました。この猿は、猟友会にお願いをしましてどうにか1匹を捕獲し、生け捕りをし、2匹を射殺しました。追い払うだけでは、また津和野町に入ったもの、萩に行ったものが帰ってくるんですよ。だから、私は被害者の気持ちをもう少し酌んでいただくために、その保護法の35条には特例があるんですよ。そこがわかってない。だから、今回は猿が出たときには、その条件を外していただきました。7条1項7号というものを外していただきました。

 ところが、外していただくのはいいですが、猿というのはじっとしておってもらえませんから、猿が出たときには初めからそれをその私が言う保護法のもの、撃ってはいけないという条件のところを特例にするというもんで除外していただかないと。例えば二条、匹見、美都、ちょっと市役所にまた来るまでの時間がかかるところは駆除にも何にもなりませんから、外してくださいということでございます。その点を検討していただけるということでございましたけども、いかがでございますか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) お答えをいたします。

 もともとの基本には狩猟法がございますんで、そこをすべて条件なしに、特例を使って全部がいつもいつも許可が出てるという、そういう状況にはなかなかできないとも思います。ただ、いろんな被害状況がございますので、そうしたことを十分お互いに協議する中で、先ほど言われましたように許可をした例があるということでありますので、もともとのそこの法律を益田市だけが全部外すということにはならないかというふうに思っております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) それは経済部長の答弁をいただいた中、津和野町には外してあるんですよ、初めから。だから、小さなところで益田市だけで判断をすると、警察、公安委員会に行く、いや県のほうに行く、例えば中四国農政局、中四国農政局あたりに電話されましたかね、されたことありますか。そういうことは多分、今まで私がきのう聞いた限りにはありません。ということでございますから、これはまたもう少し、すぐこうしなくちゃいけないというんじゃなくて、猿の駆除のときには必ずこれを入れていただくように。

 これは今専門家に聞きますと、猿はまだいいほうでございまして、シカがもう出てきておるそうです、出雲、山口は防府、もう長門峡まで来てるそうでございますから、これは非常に今後の課題になると思います。

 それから、熊のことについては所轄が県でございますので、ちょっと私は外しております。

 それで、この平成20年度の実績あたりを見ますと、イノシシが751頭、すごいですよ。猿が9匹、鳥類が32羽、その他が47、金額にして630万円出ておりますね、奨励金が。だからこそ、特にカラスあたりも、飯田に行かれたことはありませんかね、皆さん。あの荒れたときには電信柱に皆下がってますよ、あれ。何千羽でしょうね、あれ。これは、ああ、カラスがようけおるという問題じゃなくて、農業をされた方、それから農業でない方、何が問題があるといったらふん害ですよね。そういうところがあるというところを、私が今回違うスタンスでちょっと質問させていただいてるんです。

 それから、これ、市長、今の益田市の被害防止計画というのが出ております。これは農林省の鳥獣害防止総合対策事業の20年から22年の中で出ておって、その被害防止計画を立ててるんですが、それは目を通されましたか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ざらっと目を通したという記憶はございますが、今詳細についてはちょっとはっきりしておらんところでございます。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 非常に深刻な問題が今来ておりまして、例えばちょっとアライグマ、アライグマ。被害防止計画にはアナグマというのがありますが、アナグマと当然アライグマは違います。アナグマは何かってったらあのムジナでございますので、余り難しい専門用語をお書きになってるからちょっとわからないところがあるんですが、アライグマ、今これは益田市域全体に出ておりますね、県の資料いただきましたけども。そのアライグマは、鳥獣被害防止計画には当然ありません。益田市域全体にこれは捕獲、目撃、被害情報があるわけです。

 これ、猫とアライグマだけをちょっと比較してみますと、いたずらを比較してみますと、猫が1ならアライグマは10以上でございます。例えば生ごみなんかについた場合には、ごみステーションの中にあってもばらばらにします。どういうことなのかというと、例えば農業をおやりになってる方がよく言われるんですが、スイカ。スイカは自分が手が入るだけ穴をあけたら、全部中を食べてます。それから、猫はそんなことようしませんので、例えば戸棚、引き戸の戸棚、それからかぎのかかったふた、これ全部あけます。これ今これから市街地、平場に出とったら、これは大変な問題になると思います。

 だから、そういうこともちょっと入れておりますけども、とにかく住民それぞれの意識改革というのが必要でございますが、今後この被害防止計画だけじゃなくて、鳥獣対策ということで、市長、ひとつ済いませんが、またそういうことも踏まえてやっていただけたらと思いますが、答弁いただけたらと思います。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) やはりこういう有害鳥獣がこういうふうになったというのは、どこか自然のバランスが崩れてるんだろうというふうに思います。今議員御指摘のとおり、だんだん平場のほうにも出てきているということは、もうこれは全体の問題であるというふうに思いますので、そういう観点からの対策を進める必要があると考えております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) それから、この被害防止計画の中の全般的なものを見ますと、被害状況の把握が本当にアバウトなんです。ということはなぜかというのは、共済組合さん、猟友会さん、それからJAさんあたりの情報はつかんでらっしゃる。ところが、益田市はそれぞれ個人の被害は全然載せてないんですよね。ねえ、経済部長、そうでしたね、あれ。

 だから、そういうところというのは、このつくったものにいちゃもんつけるわけじゃないですが、そういうような本当に本当に困ってらっしゃる人がおる。そういうことに対しても、これは地域振興、再生につながる、活性化につながることだから私が申し上げてるところなんですが、なぜ情報あたりの集約というのがうまくできないのかなということで、その集約ができてないと、例えばこれからの手の打ち方、それから今後はあれはデータベース化にするというお約束じゃなかったですかね、今の農業委員会がやってらっしゃる。そういうところでなると、鳥獣それぞれの種類別の被害、それから地区別の小さなもの、それを集約していかないと、これは解決しないと思います。

 そういうところで、これは今後とも、よその都道府県では個人の被害も出てらっしゃるんですが、そういうところまでは難しいかもしれませんが、今まで以上の事細かく情報を把握していただけたらと思います。被害情報を把握していただけたらと思いますが、経済部長。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) 今御指摘のとおりでございまして、そういう情報収集には努めてまいりたいというふうに思います。ただ最近、例えば私、美都の出でございますけども、美都の辺で熊を目撃した場合に、皆なれてしまいまして、情報として実は集まらなくなってきてるのが一方でございます。そうしたことではなかなかうまくいきませんので、何とかそういうシステムを図りながら、情報収集がきちっとできるような取り組みも進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 今の農水省の事業のあと残すところは1年と少しばかりでございますが、そのことについて、これは今あれですか、現在今のソフト面、ハード面からこの事業を今入れてらっしゃいます、年間200万円でしたか、いただいてるところだと思いますが、これの今の事業の取り組みから、効果、成果というものが目に見えるものが出てるんですか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) ちょっとそこら辺、まだ詳細に私が聞き取りをしてなかったといいますか、把握しておりませんので、ちょっと十分なお答えができませんけども、まだまだ作業中だというふうに聞いております。完全なものにまだ地番等含めてきれいに入ってない部分もあるようには聞いてますので、十分な利用ができてるかというと、十分とはなかなかいけないと。ただ、航空写真程度で入っておりますので、いろんな様子をそういう必要ある場合にはかなり利用はされてるというふうには理解しております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) ぜひとも22年度までが区切りでございますので、精力的にやっていただけたらと思います。

 あと、鳥獣対策ということになると、行政的に職員が出てどうこうするというんじゃなくて、やはり駆除班といいますのはやはり猟友会でございますが、そこの猟友会さん、担い手ということになるわけでございますが、ここの啓発、一人でも多く猟友会の会員が多くなるというようなことの取り組みというのはいかがでございますか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) 現在、各猟友会、各地区含めて猟友会の会員数が少なくて困ってるということを具体的にまだお聞きしてるという状況ではございません。確かに高齢化をしてきているというのは、現実匹見の猟友会さんあたりは随分高齢化して大変だと、なかなか奥山へ入れなくなってるという方がいらっしゃるというようなことは聞いておりますんで、地区地区によってはそうした問題も一方ではあるのかなというふうに理解をしております。

 ただ、新たに市として猟友会の会員さんをふやすという具体的な取り組みは、現在のところいたしておりません。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) これはぜひとも、実態が実態でございますから、そういうことでしたら、今の駆除班、有害駆除班のメンバーの平均年齢が何歳であるかというのは統計があるのかどうか。平均年齢が高いからこうするということは、それじゃあ今のところはないんですね。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) 具体的な取り組み案を持っていると状況ではございません。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) これをスタートとしてまたやっていただかなくちゃいけないんですが、あと担い手ということもぜひとも、この捕獲班員の減少から見ますと、これ狩猟免許の取得の推進というものをしていただけたらという気もしております。

 それから、例えば今このような高齢化になってまいりますと、モンキードッグ、追い払い犬の養成というのがあるわけでございまして、私のもらったデータの中には全国の中にあるわけでございますが、益田市は水と森の協議会の中でもずば抜けて先進事例であるというようなモンキードッグあたりは、金のかかることかもしれませんが、どうでございますか。それができなければ、市として独自の先輩猟友会の方に頼むとか、そういうことが私は必要だと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 質問者、残り10分でございます。

 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) モンキードッグ、中国地方では議員さん御承知のように、まだ事例がないという状況が一方でございます。先進事例のお話を若干伺ったところによりますと、ここでこの一画で追い払うと、次のところへ行くということで、必ずしも地域全体で効果が上がっているということではない一面もあるというふうに聞いております。

 したがいまして、取り組むにすれば、地域合意どういうふうにとって、全体でどういうふうにやるかという問題も一方でありますのと、非常に養成期間がかかることも含めて、経費が非常にかかるし、いわゆるそれを取り扱われる猟師さんといいますか、猟友会の人もかなり日数、負担がかかってくるという一面もございますので、先進事例にきちっと学びながら、有効な手法であるという確認ができれば、何らか検討を進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) そこでもとに返りますけど、やはり追い払いは繰り返しになるということですから、今猿の駆除の場合の有害駆除の場合には、先ほど申しました保護法の7条1の7号というものを把握していただくようにお願いしたらと思います。

 最後に、総評でコメントいただきたいと思いますが、中山間地の再生、活性化については、地域振興課、農林水産課、産業振興課の横断的でないところもありますので、今後は横断的な施策をしていただきたい。

 実は、先ほど申しました雲南市に参りまして、雲南市は雲南ブランドというのを掲げていらっしゃいました。市長がいつも言っておられます一流の田舎まち、これが両方の上に掲げてあると思えば、実は雲南ブランドはすべて、例えば食育をすると耕作放棄地の解消、そういうのもすべてリンクをしておりますけども、例えば私はやや市長が今整備していらっしゃるそのものには、私の見方が違うのかもわかりませんけども、強いパイプでリンクはしてないところもある、横断的でないところというところがありますので、今後ともひとつ一元化になっていただきまして、中山間地、この再生、活性化ということでお願いできたらと思います。市長、コメントがありましたらよろしくお願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 御指摘のとおり、やはりそういう意味では浸透し切れていない部分と、市全体としての施策というふうになっていない部分もあるかというふうに思います。そういう意味では、今後先ほど申し上げました総合振興計画の策定も含め、そういう中でやはり議員がおっしゃるような統一的なそういう取り組みが必要になると考えております。



○議長(前田士君) 11番 林卓雄君。



◆11番(林卓雄君) 私も地域づくり支援事業のお金をいただきまして、今14アールというものを耕作放棄地を戻しました。あと、今草を刈って、あとどうするかということを一生懸命にやっておりますので、できることは協力させていただきますんで、今後ともひとつよろしくお願いいたします。

 以上で林の一般質問を終わります。ありがとうございます。



○議長(前田士君) 以上で11番林議員の質問を終わります。

 この際、午後1時まで休憩いたします。

              午前11時59分 休憩

              午後1時0分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 3番 安達美津子君。

              〔3番 安達美津子君 登壇〕



◆3番(安達美津子君) 日本共産党の安達美津子です。私は、第471回定例議会におきまして、さきに通告しておりました3点について質問いたします。

 1点目は、ケーブルテレビ事業についてです。

 さきの9月議会において、地域情報通信基盤整備事業費51億7,387万円が賛成多数で可決されました。そして、ブロードバンド施設の運営事業者を公募し、益田市地域情報通信基盤施設運営事業者選定委員会において審査され、その結果、萩ケーブルネットワーク株式会社が選定されました。しかし、10月20日に開かれた総務委員会の調査会において、65カ所も黒く塗りつぶされた萩ケーブルネットワークの提案書等が示されました。市長は就任以来、徹底した情報公開、情報を開示していくと言われながら、このような資料を提出するということは、市長のお考えと反するのではないでしょうか。また、なぜ黒塗りした資料を出さなければならないのでしょうか。その点について市長のお考えをお聞きいたします。

 2点目は、学校給食についてです。

 学校給食調理場が老朽化し、また学校給食衛生管理基準に適合しなくなったため、早急な調理場の建てかえを行わなければならなくなりました。そうした状況にあって、一方では国、地方を通じて財政状況が非常に厳しいという現実もある中で、平成18年3月の益田市行財政改革大綱において、PFI手法の適切な活用事案として学校給食共同調理場整備が盛り込まれ、その後PFI手法の導入可能性調査が実施されました。

 この結果の検証を踏まえ、安心・安全な給食の提供を目的としたPFI手法の適切な活用による学校給食施設整備のあり方について、益田市学校給食あり方検討会へ諮問がなされました。そして、学校給食あり方検討会は、20年3月に、審議過程においては、第4次行財政改革審議会の答申を踏まえた益田市の現状では、現在の給食を維持し、今後も実施されることを踏まえてのPFI手法による給食実施の推進はやむを得ないという大半の意見でありましたと答申がなされました。

 しかし、その後、平成20年5月、学校施設整備特別対策委員会が設置され、審議を重ねた結果、PFI手法による建てかえではなく、公設民営での建てかえという基本構想が示されました。今日まで市の重要施策を方向づけするに当たり、委員会、検討会等を設置し、諮問し、答申を受けたことは数多くあり、またその答申は最大限尊重されてきました。

 そこで、お伺いします。あり方検討会の答申をどこで、だれが、どのように検証、検討し、方針変更になったのでしょうか。

 3点目は、小中学校再編実施計画についてです。

 教育委員会は、学校再編に対する基本的な考え方について、益田市学校整備計画審議会に諮問し、その答申を受け、20年8月に益田市立小中学校再編計画を策定しました。そして、市役所内部の学校再編計画推進協議会で議論を重ね、益田市立小中学校再編実施計画案が示されました。実施計画案で示された再編の枠組みは、現在の小学校19校が9校に、中学校12校が8校というものでした。

 市長は、まちづくりにおいて一流の田舎まちということをよく言われます。私は、小規模校であるからこそ、地域の皆さんとともに取り組めることがあり、そのことにより地域が元気になり、子供たちのふるさとを思う気持ちも生まれてくるのではないでしょうか。私は、それが一流の田舎まちに通じる一つの施策になるのではないかと思います。地域から学校がなくなれば、それだけ地域の衰退を早めることになり、市長の言われる一流の田舎まちと逆行するのではないでしょうか。市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、壇上からの質問といたします。詳細は質問者席より質問いたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 安達議員の御質問にお答えをいたします。

 私のほうからはケーブルテレビ事業と小中学校再編計画についての2点、お答えをさせていただきます。

 まず初めに、情報公開の件でございます。

 私は、安達議員御指摘のとおり、徹底的に情報公開を進めるという方針でこれまでもやってきております。ホームページでも市長交際費は全額公開、日程についてもほとんどすべて公開をしておりますし、さまざまなものをとにかくホームページを通じて、またさまざまなところで公開をしていこうという姿勢で行っております。

 そういう中で、今回のケーブルテレビの選定の件でございますけども、選定委員会の委員氏名とプロポーザル提案書の内容の一部について非開示といたしたわけでございますけども、これは次の理由からでございます。

 まず初めに、選定委員の氏名につきましては、選定委員会規定を開示する際に、行政職員以外の市民代表及び有識者の委員氏名を黒塗りにしております。氏名を公表することは、個人を特定することになり、委員をお引き受けいただいた方に個人的に御迷惑がかかることがあってはならないというふうに考えましたので、開示をいたしませんでした。しかしながら、弁護士と相談した結果が参りまして、その結果、開示をすべきであるというふうに御指摘がございましたので、この点につきましては開示をいたしたいというふうに考えております。

 次に、提案書につきましては、会社の財産権を害するおそれがあるというふうに考えましたので、提案者である萩ケーブルネットワークについて、開示について確認をいたしました。回答は、提案書のサービス内容については開示をしてもよいが、金額に関係する箇所は、あくまでも提案であるため、利用料金に関係する部分については開示をしないでほしいということでした。

 これは、利用料金は今後益田市との協議の中で確定をすることになりますので、利用者、市民の皆さんに提案金額が明らかになると、提案金額が確定金額と誤解をされ、金額が仮に高いと判断をされた場合、加入説明会に回る前にケーブルテレビには入らないという先入観を与えてしまうおそれがあるため、つまり提案金額と実際の金額が違う場合に、提案金額がひとり歩きするおそれがあるため、会社の運営に支障が出る可能性があるという理由でございました。

 そういう理由から、回答について内部で検討をし、正当な理由と判断をしましたので、一部黒塗りをして開示をいたしました。

 しかしながら、現在は非開示とさせていただいておりますが、これは時期が来れば開示をしたいというふうに考えております。それは、時期につきましては、ケーブルテレビの料金が決まり、その他のものが発表されてからというふうに考えております。

 次に、小中学校再編についてでございます。

 私は、御指摘のとおり一流の田舎まちを目指したいということをこれまで何度も申し上げております。そういう中で、地域の中心的な役割を果たしていた学校が廃校になることに対する地域の皆さんのさまざまな不安、また反対の御意見等があるということも深く認識をしております。しかしながら、これは学校だけの問題ではなく、それこそ地域の問題として、地域の子供たちがどうあるべきなのか、どうなることが子供たちの本当に長期的な視点でいいのかというところから考えるべきものであるというふうに私は思っております。

 そういう中で、例えば種地区のように、学校が廃校になった後も地域が皆さんが本当に元気に、そしてしっかりと活動をしていらっしゃる地域もあります。種地区には先般も大学の先生が、種地区を指定して視察に来られました。そういう地区もございますので、必ずしも学校がなくなることイコールすべてだめになるということではないというふうに考えております。

 そういう中で、学校再編計画は益田市役所全体の問題としてとらえ、ただ単に地域の跡施設の有効活用だけではなく、再編後の地域がそれぞれ活性化をしていく方策を庁内の関係部局と地域の皆さんとが十分に協議を行い、検討を重ねて推進していくことが大変重要であるというふうに考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 安達議員のあり方検討会の答申についての御質問にお答えいたします。

 益田市学校給食共同調理場の建てかえに係る建設整備につきましては、平成19年10月に益田市学校給食あり方検討会を設置し、教育委員会といたしまして次のような諮問をいたしました。逼迫する益田市の財政状況を踏まえ、現在の給食を維持し、今後も提供していきたいという考え方から、安心・安全な給食の提供を目的としたPFI手法の適切な活用による学校給食施設整備のあり方についてというものです。

 そして、7回に及ぶ審議の後、平成20年3月に答申をいただきました。その内容は、益田市の現状では、現在の給食を維持し、今後も実施されることを踏まえてのPFI手法による給食実施の推進はやむを得ないという大半の意見でありましたというものでした。

 それを受けまして、平成20年5月に学校施設整備特別対策委員会、これは教育委員5名から構成されるものです、これを設置し、具体的な検討に入りました。その検討の根拠になるものが、あり方検討会の答申の中に、先ほどの主文のほかに、PFI手法導入に当たっては、財政的な検証、事業の課題解決と将来の給食のあり方を見据えていくことが必要であること、またPFI手法を積極的に推進する意見と懸念される問題点等から、PFI手法について明確に反対する意見もあったと明記してありますので、PFI手法を多角的にとらえて検討するということにいたしました。PFI手法あるいはそれ以外の手法においても、合併特例債などの活用により、財政的に新しい学校給食センター建設が可能であるかどうかを改めて見きわめることといたしました。

 そうした審議の過程で、平成20年12月定例会において、市長がさまざまな観点から公設公営から民設民営まで、PFI手法を含めて比較検討をし、本当に益田市の学校給食にとってどの手法が一番よいか選択することが必要であるとの答弁をいたしました。

 特別対策委員会は、平成21年4月までの間、計16回開かれたわけでございますけども、5つの手法、6つの観点で議論し、検討を重ねて、最終的に公設民営の判断に至ったという次第です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 審査委員の方の氏名は開示すると今答弁されましたので、質問が終わる時間までに配っていただけないでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) はい、それではそのように手配させていただきます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 提案書の件ですけれども、企業の財産権云々や金額がひとり歩きするというような答弁で、市民に誤解がということでしたけれども、十日くらい前に匹見の地域協議会でケーブルテレビのことについて説明会を行われてますよね。その中で、例えばということの例として、加入料が5万円、月々の利用料が2,000円程度という話を情報政策課が話されたと聞きましたが、間違いないでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 私は行っとりませんので確認はいたしておりませんが、地域協議会には行ったという報告は受けております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 匹見の総合支所長がおられますのでお聞きいたしますが、そういうふうな例えとしての金額は出たんでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤匹見総合支所長。



◎匹見総合支所長(斎藤幸士君) それでは、お答えいたします。

 これは委員さんのほうから、例えばの話で料金設定についてはどのように考えているかということで質問がございました。そのときに、他市の状況等を参考にして、今言われました金額等の説明をされました。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 出てるじゃないですか。決まった金額ではないかもしれないけれども、この提案書も決まった金額ではないかもしれないけれども、そういうふうに情報政策課が例えばの話をしてるわけですよ。議会は例えばの話すら聞いてないんですけれど、私もうここまで来たら隠す必要もないと思うので、きちんと公表してください。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そういう中での例えばの話と、例えば議会の中でも私たちはもう周辺地域の事例の一覧表は示してるわけで、それは一つの例えばだというふうに思います。

 それと、ほかの件では誤解を招くから先に行政のほうで公開してもらっては困るという御意見をいただきながら、今回のものは公開しろというのは、私はつじつまが合わないなというふうに思うんですね。ですから、これは今回の結果は弁護士にも相談をした結果でございますので、公開をする予定にはしておりません。もちろん先ほど申し上げたように、金額が決定をして、その後の公開ということは考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私はこの提案書は、私市民のものだと思ってます。行政だけのものじゃないですよ。

 それじゃお聞きしますけれども、財産権って言われるのならば、その財産権のどこを侵すのか教えてください。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それは先ほど市長が壇上でも申し上げたと思いますが、いわゆる会社としてその時点での提案でございます。それで、それがいわゆる先に数字が走るというようなことは問題があるというようなことを言ったかと思います。それともう一点は、市長も申しましたが、その件につきましても顧問弁護士のほうの判断を仰ぎましたことによりまして、一応一部非開示という方向で顧問弁護士の回答もいただいたところであります。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) それじゃお聞きしますが、黒く塗りつぶされた箇所は、事前に顧問弁護士の方が指示されたんですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 顧問弁護士の指示ではございませんで、こちらが判断したものについての判断を仰ぎました。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私は、その執行部が判断されたことについて、皆さんがやったことについて、その理由を問うてるんですよ。財産権として判断されたんならば、財産権というか、行政情報公開条例に基づいて判断されたんならば、その判断された理由を今聞いてるんですよ。

 言いますよ。開示することにより、当該法人または当該個人の競争上の地位、財産権、その他正当な利益を害するおそれのあるものって、益田市行政情報公開条例第6条(2)のアに書いてありますが、公表できない理由は、当該法人等または当該個人の競争上の地位なんですか、財産権なんですか、それともその他正当な利益を有するどこと判断されたんですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 主には財産権でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 知的財産というか、財産権といってもいろいろありますけれども、財産権のどの部分に該当すると判断されたんでしょうか。



○議長(前田士君) 答弁できますか。

 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 大変済みません、遅くなりました。営業に関する外部に公表されていない情報でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) それが知的財産に当たるんですか。このたび出ているのは、提案書で黒く塗りつぶされてるのは全部数字なわけですよ。企業がいろいろノウハウとかなんとかって隠してる部分ではなくて、数字のそこだけの部分なんですけれども、それがそこに該当するんですか。数字、金額だけですよ。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 黒塗りをしている部分につきましては、金額のみならず、別途資料というようなのもございます。そういうところを黒塗りもしてございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私は、料金、金額を聞いてるんですよ。黒塗りしてるのは金額のところだから、そこが本当に財産権に当たるんですかって聞いてるんですよ。だって、そちら財産権だって言われたじゃないですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 基本的に料金がそこに示されてありますのは、いわゆる益田に対する営業用の数字でございまして、いわゆる萩とは異なっております。そうしたところから、会社のほうでは開示してほしくないということで回答があったと思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) でも、そういうところに皆さん、総務部長も選定委員の一人で決められちゃったわけでしょう。そんなこと言っとったらば、事業が前に進まないじゃないですか。いずれはわかることでしょう、それならば。萩での金額と益田での金額が違うということが。それに、もう選定も終わってるわけだから。そしてもう一つは、やっぱり市民が一番知りたいことじゃないですか、どうだったのかということと、それともう一つ、私が絶対に許せないのは、議会に黒塗りを出したことです。私、議会にそういうふうなことをすること自体が、私は許せないです。それに対して黙ってる議員じゃいけないと思うので、私はこうして今頑張ってるんですけれど。もう終わったことじゃないですか。明らかに公表すべきですよ。どうでしょう。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 終わったことと言われますけども、金額は今詰めてることでございますから、それを今詰めてることが誤解を与えないようにということで我々は判断をしているわけですし、それこそ議会の皆さんから顧問弁護士の判断を聞いたらどうかという話を聞いて、我々もしっかり確認をした結果が今の今回の答弁で判断ですから、それは多分矛盾をしていると思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 違いますよ。議会が顧問の弁護士さんの判断を仰いだらって言われたのは、石見ケーブルに対する判断を仰いだらっていう意味だと思います。

 議長、私はやっぱり議会としてこういうふうな黒塗りの資料を出してくるっていう姿勢に対して、議会がこれでいいのかっていうことも問われてますし、もう一つは、これからの事業のあり方について、このようなことがあっていいのかっていうことも思いますので、時間もないので、議長、休憩とって整理していただけないでしょうか。



○議長(前田士君) 暫時休憩いたします。

              午後1時25分 休憩

              午後1時52分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開ます。

 先ほど安達議員より、議会において議長の対応という要請がございました。協議しました結果、議会として益田市行政情報公開条例にのっとり、執行部の今日の対応は了といたしました。これによって、顧問弁護士に相談等の結果により、先ほどの答弁のとおりでございます。

 これは、今日までの契約に至るまでの経過として、議員御承知のようにこの事業に応募された両社において、プロポーザル等において、契約の内容については両社とも公開をしないでくださいという形のものが当初において話の中においてあった様子でございますもんで、それを今後、公開をすれば今後の事業に対して競争等の原理によって非常に厳しい問題が出るということで、その対応を行っているということでございます。これをもって弁護士さん等も、既に終わってる氏名等においては公表はいいけど、今後事業を進めるに当たって支障を来すものについては非公開でよろしいという相談結果だということで御理解をいただきたいと思います。

 以上です。

 質問続けます。残り時間35分です。

 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 次の質問をいたします。

 加入率が利用料や今後の事業者の運営、さらには今後施設の維持管理に大きな影響を及ぼすことになるのではないかと思いますが、その点どうでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 加入率につきましては、国への交付申請における加入見込みは50%で提出しておりますが、運営事業者の萩ケーブルネットワークは、これまでの20年間のケーブルテレビ運営経験がございます。そうしたところから、加入率を算定して料金設定をすることとなりますが、それにあわせまして市としても加入率向上に向けての努力をしたいと思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) いや、私が聞きたかったのは、その加入率が今後の事業を運営するに当たって、利用料や施設の維持管理に、加入率がですね、及ぼすことになるのではないかって聞いてるんですが。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 維持管理費等を十分賄えるような加入率にすることが大事であるというふうには思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 簡単に言うと、加入率が今後の利用料や施設管理に大きく影響してくるということでの理解でいいんですね。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) その方向です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) そうであるのならば、市として事前の加入調査が必ず必要と考えますが、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) この件につきましては、事前にアンケートをいたしておりません。そうした中で、事業の内容並びにそういうものを市民に広く知っていただくこととあわせ、いわゆるサービス内容、今のような加入の内容等につきましてアンケートはする必要があろうというふうに考えておりますので、調査内容につきましては内部で十分検討しまして、できるだけ早く実施しようと考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ちょっと確認するんですけれども、加入の調査なのか、サービス内容についての調査なのか、どちらですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 主としてはサービス内容になろうかと思っております。それで、加入につきましては、今度運営事業者と一緒に説明会に回ります。そのときに順次やっていく必要があろうというふうに思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) じゃ、次の質問いたしますが、益田市は加入調査をしていない中で、それぞれ公募された事業者は加入率をどのように算出したのでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それは先ほども申しました、いわゆる20年間のケーブルテレビの運営経験から加入率を算定しておられると思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 予想した加入率が低かった場合や、また高かった場合、その差額はどうなるんですか。IRU契約に関係するんでしょうか、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それには関係いたしません。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 浜田市のケーブルテレビのIRU契約の中の施設の貸付料についてというところがあるんですけれども、浜田市ですが、貸付料の算定に係る加入率は、テレビ80%、インターネット20%を基準値とします。ただし、加入率が基準値を上回った場合は、借り受け人、つまり事業所の運用利益としますというIRU契約を結ばれてるんですが、この形態自体は益田市の場合でも変わらないと思うんです、ただその基準値が幾らかになるかは変わるかもしれませんけれども。加入率によって市の負担が先ほどもIRUの契約には関係ないと言われましたけれども、この基準値をどこに何%にするかによって、市の持ち出し、負担が変わるのではないかと思うんですよ。そういうふうな加入率がわからない、調査をしない中で、この基準値をどのようにお考えになられるんでしょうか。その基準値がわかろうと、きちんとしたものにしようと思ったらば、なおのこと加入調査が必要じゃないでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) このIRU契約につきましては、浜田市がやってる分が絶対的なものではないということで、益田市は益田市独自のIRU契約を結ぶということでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 私が言いたいのは、IRU契約ったらいろいろあるかもしれませんけれども、加入率の基準値っていうのでもっての算定っていうのは、益田市の場合もう全然ないんですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) その辺について、今後詰めていくということにしております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) そうしたらば、その基準値、加入率の基準値っていうのは必要なわけでしょう。それならばなおのこと加入調査をしないと、この基準値をどこに設定するかによっては、市の持ち出し云々かんぬんが変わるんじゃないですか。



○議長(前田士君) 情報政策課長、答弁されますか。総務部長なさいますか。

              (3番安達美津子君「課長、お願いします。課長、課長、答弁お願いします」と呼ぶ)

 古岡情報政策課長。



◎情報政策課長(古岡千代次君) IRU契約で結ぶ内容につきましては、先ほど浜田市の例をとられて言われましたけども、契約の仕方については、基準的な契約の結び方とか条項については国のほうから示されておりますので、そこでは何を契約するかということで、主には光の伝送路部分についての契約ということで、それを長期間貸し出すという契約のひな形になっております。各自治体において、その契約の相手方とどういった内容について契約するかということについては、その自治体と事業者との間で結ぶものでありますので、今みたいに加入見込みを入れるような契約を益田市の場合は入れようとは思っておりません。電柱の共架料とか保守管理の維持費とかありますので、その辺については事業者のほうですべて負担していただくというような契約を結ぶつもりでおります。だから、加入率に左右されて市の負担がふえるというぐあいに考えておりません。

 以上です。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) じゃあ、次の質問いたします。

 今一番不安に思っておられるのが、共聴組合に加入している皆さんだと私は思っております。高齢化する地域の中で、利用料金によっては今までどおりの生活を維持できるかどうかくらいの不安に感じている問題だと思っております。私は先般の9月議会で、萩市では共聴組合を解散してケーブルテレビに加入した世帯は、多チャンネルは見られないけれども、525円という特別料金というか、そういう設定があるがという質問をいたしましたが、実際に総務委員会で萩ケーブルへ視察に行った折、この共聴組合のことをお聞きしたら、共聴組合の全世帯が525円ということではなくて、共聴組合の7割の方が多チャンネルプランに加入することが条件で、残りの3割の方が525円というプランに加入できるという説明でした。つまり、だれもが525円ではないということがわかったのですが、提案書にも共聴世帯の特別措置として別に月額使用料が提案されていますけれども、萩市と同じような形での加入の形をとった場合での料金提案なんでしょうが、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 益田市独自のものというふうに考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) そしたら、その7割とか6割とか4割ということは全く関係ないという解釈でよろしいですね。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) そのように思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) もう一つ、共聴組合の方が今一番気にしておられるのが、今既にアンテナというか、テレビを見るためにいろいろ線が張られてるわけですけれども、今度ケーブルになったら、今の鉄塔とかそういうようなもの撤去しなければならないんじゃないかと。もしその撤去するのであれば、その費用はどうなるのだろうかということを大変不安に思っておられますが、その点は市はどのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) その件につきましても検討していくことといたしております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 検討ということは、その費用を市が全額持つというような検討の方針なんでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) その辺、全額かどうか、その辺も含めて今後協議検討していきたいということでございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 結局、共聴組合の方にしてみれば、本来はケーブルでなかったらば交付金で、割と安い金額で改修工事ができて、利用料なんかも今までどおりの金額で済んだわけですよ。だけど、ケーブルになれば今度はそうではなくなってくるという実態が出てくるので、私はこの撤去費用については、市の政策で進めることなので、市がきちんと対処しなければならないのではないかと思います。

 次にお伺いします。

 この事業を進める上で、公共施設へのつなぎ込み方法なんですが、交付対象外ではないと思いますが、どうでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 交付申請の見積もりにつきましては、一般の世帯数で行っております。公共施設の接続につきましては、現在対象に入れておりませんけども、今後実施設計の中で取り入れたいと思っております。加入料等の取り扱いは、今後検討したいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 例えば美都支所や匹見支所や小学校、中学校などたくさんの公共施設がありますけれども、これをつなぎこむのは市の一般財源からの持ち出しになるのではないかと思いますが、費用はどれぐらいかかると見込んどられるんでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 今時点、実施設計にまだ入っておりません。そうした中で、どこまでの対象とするかということも含めて、実施設計の中で検討したいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) それはいつわかるのでしょうか、結果は。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) その件につきましては、実施設計終了後、工事発注に至る間ということになりますか。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 期限、期限、いつか。日にちです。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 期限としましては、先般お示ししたかと思いますが、来年の2月の頭にはもう着工の必要があるというふうに思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 提案書の中に、益田市様へのお願いという項目があります。事業者が益田市に求めていることなんですけれども、4つあります。1つは、各地区自治会への説明会の周知及び会場手配等、御協力をお願いします。2つ目は、市広報等でのPR及び各支所、公共施設へのパンフレット等の常備。この1つ目と2つ目は比較的簡単に対応できると思いますけれども、3つ目ですが、住民からの問い合わせ対応のお願い。4つ目は、既設テレビ共同受信施設の状況及び移行促進の協力とあります。この3つ目と4つ目に対しては、市はどのような対応をお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) これについても積極的に協力していく必要があるというふうに思っております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) それは積極的に協力していかなきゃいけないでしょう。向こうが求めたことに対して、皆さんそこに決めたわけだから。だけれども、積極的にといっても、じゃあ具体的に住民からの問い合わせ対応のお願いについては、どのように対応をお考えでしょうか。もうパンフレット配った、パンフレットというかチラシを配ったじゃないですか、皆さん。もう対応も実際にあると思うんですよ。じゃ、そこ詰めてお聞きします。どのように対応をお考えですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 電話対応、それから窓口対応につきましては、ただいま情報政策課のほうで対応いたしております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) じゃあ、4つ目の既設テレビ共同受信施設の状況及び移行促進の協力、ここについてはどのような対応をお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) これも実際組合のほうへお伺いして、お願いをするという形をとることになると思います。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ちょっと今の答弁を聞いて、私は、本当に大丈夫ですか。今3つ目の住民からの問い合わせ対応のお願いについては、情報政策課が電話をとっている状況と答弁ありましたけれども、十分な職員の配置をしないと、事業を進めていくのが私は大変難しいのではないかと思っております。今の情報政策課の職員の方は、従来の既存の仕事をしながら、この新しい事業も短期間に進めなければならないので、私は専門的な知識の人材配置が必要ではないかと思います。市長は十分な体制をつくっていくと言われておられますが、どういった職員配置をお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでもさまざま環境をつくっていくということを申し上げておりますし、11月1日付で1名、兼務ではございますけども配置をしております。今後、実施設計ができ上がってきますと、工事設計書の確認作業が必ず出てまいりますので、そういう意味では対応できる職員を数名配置したいというふうに考えております。

 それから、萩ケーブルネットワークとの協議が調いましたら、加入料やそういう利用料金を持ってケーブルテレビの説明に地域に出向くことになりますから、そういう中ではまた専任の職員も配置も考えたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、事業が円滑に進むような配置を考えていきます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 11月1日の方は兼務なんですけども、その後また何人かと言われましたが、その方も兼務としてお考えなんでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今後、その辺は状況を見なければいけない面もありますけども、いずれにいたしましても支障が出ないような体制をつくりたいと考えております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 支障が出ないような体制づくりをよろしくお願いいたします。兼務ってなった場合、今ある仕事のところから行かれるわけですよね。そうすると、今あるところがまたおろそかになってはいけないはずなんですよ。ですから、そういうことがやっぱり市民サービスにもつながっていくので、手厚い職員配置をお願いいたします。

 私は当初から、利用者は市民であり、市民の理解、協力が得られなければ、事業として成功しないと訴えてきました。そのもとに立つのであれば、加入調査、意識調査を私は早急に行うべきですし、ましてや議会に黒く塗りつぶされた何ら意味のない資料を提出するなど、私は議会軽視、ひいては市民軽視だと思っております。

 市民の多くは、少なくとも加入料、利用料は幾らになるのか、サービス内容はどうなのかを早急に求めています。早急に私は公表すべきだと思っております。次の学校給食の建てかえについても関連しますけれども、事業の推進に当たっては、透明性と情報をきちんと公開して進めていくべきだと思います。市長、再度意見をお伺いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的に情報は公開すべきだというふうに申し上げております。これは別に市に限らず、県だろうが国だろうが、行政の情報をじゃあ全部100%オープンにするかって、そんなことはないわけで、外交文書でも何年かたってから出すということもやってるわけです。私は全然公開をしないなんてことは一言も言っておりません。

 加入料も、だからこそしっかりとした加入料を出すべきであって、提案をした加入料は正式な加入料じゃありませんから、そこは誤解の与えるような質問は、私は逆にお控えをいただきたいなというふうに思いますし、そういう意味では我々としてはしっかりとした加入料を提示するということが責務であるというふうに考えております。そして、しかるべきときには、冒頭最初に申し上げたとおり公開をしてまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 誤解があるようなって、私別にちゃんとした資料としてきちんと議会へ出すべきだと思っておりますので、誤解なんかじゃありませんよ。

 次、私は子供たちに学校給食のことについて質問いたします。

 私は、子供たちに安心・安全な給食を届けるために、早急な調理場の建てかえが必要という考えで先般の9月議会で質問いたしましたが、あっせん案を盾に質問に答えていただけませんでした。しかし、今回労使合意にならない中で基本構想が示されたのですけれども、なぜ今なんでしょうか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) お答えします。

 全員協議会でもちょっと触れさせていただいたと思いますけれども、まずは学校給食調理場の建てかえを一日も早くやらないとやれないという、特に吉田小学校の調理場のところが大変老朽化がひどくなってきているというそういう状況の中で、基本構想でお示ししましたように、24年度の供用開始を目指したいという、今からやっても24年度ということなんですけれども、そういうことの中で、年度当初に教育長のほうは学校給食の基本計画に、整備については年度内に基本計画を皆様方にお示しをしますということは当初に言っております。

 そのことを言っておりますけれども、その前段の基本構想が明らかにされない。それが9月議会においても、我々は早くなるべく基本構想を早く出して、皆様方の意見を聞いて基本計画をつくりたいという思いがございまして、基本構想と基本計画が近づく、ひっつくということは非常におもしろくないというか、時間がその間に欲しいという思いもありました。

 でありますけれども、組合との交渉がなかなかつかない中で、いよいよ12月議会を控えたということもあります。9月からあっせん案をのんで、誠意を持ってお互い交渉しろということにおいて、10回の交渉を重ねました。重ねましたが、労使の結論に至ることができませんでしたので、もう時間的に限界でありますということを申し上げて、このたび基本構想を発表させていただいたと、こういう次第でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 平成20年5月に、学校施設整備特別対策委員会を設置され、21年3月まで15回開催され、メンバーは教育委員5人で、その結果、学校給食建てかえの方針が公設民営でという基本構想が示されたわけですけれども、私は学校給食あり方検討委員会の一人でもありますが、私は20年9月と21年6月と先般の9月議会で、調理場の建てかえについて質問してきました。しかし、その中でこのような特別委員会を設置して協議しているなど、私は答弁いただいておりません。なぜそのことが公表できなかったのでしょうか。しかも、委員会は非公開で行ったとありましたけれども、この会は秘密会ですか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) それではまず、2点に分けてお答えをいたします。

 まず最初に、議員さんが特別委員会で検討しているということを議会へ報告をしなかったのはなぜかということであります。

 あり方検討会の答申を受けて、学校施設整備特別委員会を設置して検討していることについて、議会へ報告はいたしておりませんでした。しかし、平成20年12月定例会において、議会の議員の方から、市長がまず現在行っている手法、PFI手法も含めて検討をいたしたいということを申し上げ、それでその議員さんが、いろんな手法で検討しているというふうなことだが、教育委員会の現場ではどういうふうに検討されているのかという御質問をちょうだいいたしました。これについて、教育委員会のほうでは具体的に安心・安全な給食提供を第一義として、財政効果とか地元経済への影響とか早急な建てかえと、こういうことの観点から今教育委員会で検討しているという、こういうことをこちらのほうから申し上げさせていただきました。確かに議会のほうに検討委員会でしているという言い方ではありませんけれども、そのことは議員からの質問において、私どもがそういうことを今検討しとりますよという情報発信はさせてもらったところであります。

 それから、非公開の取り扱いがどうかということがございました。

 まずこれは、まず法的な考えから申し上げます。先ほどの議論にもございましたが、私どもは行政情報公開条例第6条の第5号、実施機関内部、実施機関相互の審議検討または協議に関する情報であって、開示することにより率直な意見の交換もしくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に住民の間に混乱を生じさせるおそれ、または特定の者に不当な利益を与え、もしくは不利益を及ぼすおそれのあるものについては、不開示情報の扱いとするという、この規定に照らして審議経過は非公開とした次第であります。

 具体に申しますと、建設及び運営手法の選択を審議する場でございました。公民を問わず、現在……。



○議長(前田士君) 質問者に、質問時間残り10分です。



◎教育部長(寺戸紳児君) 公民を問わず、現在市が業務委託しているその地元民間業者の方あるいはその事業所で従事している職員の方々のいわゆる将来にかかわることが、その手法の選択によってはあることでございます。ですから、その審議経過の中で、そういうことの携わっている方々に不安を抱かせることはいかがかということの配慮の中で、先ほどの条例に照らして行ったということと、あわせてもう一つは、選択手法によっては、入札に関すること等もございますので、そのことも配慮しながら、先ほどの条例に照らして非公開の取り扱いにさせていただいたという次第でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) その議会での話は確かに私も聞いております。それと特別委員会が設置された話は、私全然別個の話だと思いますよ。

 それともう一つ、第6条が第何号、私もちょっと今わかりませんけれども、あり方検討会でもPFIの手法を検討したときに、今の委託先の業者の名前やそういったことはいろいろ出てきたわけですよ。だけど、あり方検討会は委員名も公表されて、議事録もとって、その議事録はホームページでも公開になったんですよ。特別委員会の議事録はあるんですか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) 特別委員会の議事といいますか、記録はございます、存在しております。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) その議事録を提出していただきたいんですけれど、一般質問がもう時間がないので、終わった後でも結構ですが。黒塗りのないようにお願いいたします。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) お答えします。

 私どもはこの審議経過は非公開でしましたが、基本構想を定めたときに、関係する業者の方々には、議員の皆様方に公表するにあわせて、関係する業者の方々には不安をあおってはいけないということで、この基本構想の説明に全部の業者を回りました。そういうこともございますので、この今あります記録については、議員の求めに応じて開示をさせていただきます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ちょっともう時間がないんで、どうしてもちょっと1つ聞きたいんですけれど、選定委員さんが5人がいろんな、PFIはどうなのか、公設民営はどうなのか、公設公営はどうなのかということで6種類に分けて手法別の比較表をつくっておられて、それぞれ点数をつけておられます。その結果、一番高い評価点が公設民営方式だったということで、この手法別比較表があるわけですけれども、その中で一番私見たときに意味がわからなかったのが、既存委託先への影響というところなんですけれど、ここの評価点が一番高いのが公設民営方式なんですよね。私は、既存委託先への影響度をはかるのに、公設民営でやった場合……。



○議長(前田士君) 残り5分です。



◆3番(安達美津子君) はい。どこが受けるのか。民設民営でやった場合、どこが委託先になるのかわからないわけでしょう。わからないのに、何でここで評価ができるのかなと思ったんですが、どんなことをイメージされて評価されたんでしょうか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) お答えいたします。

 既存委託先への影響の項目ですが、現在市が業務委託しておりますそれぞれの業者の方について、何十年とお世話になっているその業者の方ですけれども、新給食センターの各運営指標における影響度を考えて、影響度が少ないほど地元経済の活性化を図れる度合いというものを採点をしたということ。この今ある業者の方々を保護しようという考え方ではありません。私たちが選んだ手法によっては、今携わっている方々の業者が、その選んだ手法の結果によって、自分たちは非常に参画しにくいとか、参画しても十分にこれはもう生き残っていけないとか、そういう度合いを選んだという考え方でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) ということは、公設民営方式でやった場合、もう委託先がどこであるかということをイメージというか、もうはっきりしてイメージして点数をつけたということですか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) 全く違います。この私どもが今民営化で考えている方法においては、入札を考えています。公募ということを考えてございます。その中で勝ち抜けるか勝ち抜けないかは、それは結果でございます。ですから、今ある業者の方を保護しようという考え方でこの手法を求めているということはありません。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) じゃあ次に、今後この基本構想が進んだ場合のことですけれども、美都の調理場についてお聞きいたしますが、美都の調理場はなくなってしまうわけですが、美都は地域の方のお米やお肉やその他食材を地元の商店から仕入れるなど、地産地消や地域経済へ配慮した取り組みがなされていますが、地元の経済への影響をどのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) これは以前から議員さんも御心配をいただいていた件でございます。納入業者の方とか生産農家の方々ということの問題がございます。地産地消推進を図る上からも、地元生産者の方の食材が給食において使用できるような仕組みは、今後においても必要と考えております。献立作成において、地元食材を積極的に使用していくこととします。現在、農林水産課を中心として、生産者と納入業者と栄養士から成る学校給食食材の地産地消会議を毎学期ごとに行っております。これも引き続いて行いながら、地元の食材の計画的な使用ができることを、いろんなそういう形の中で取り組みを進めてまいります。

 それから、美都学校給食会で働いている職員さんの処遇についてですが、これは全協でも私が申し上げましたように、給食実施者といたしまして今現在受けとめておりますので、何らかの形で検討をしてまいります。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) 今度の基本構想は5,000食対応でしょう。5,000食対応で、今言われたような本当にことが取り組みができるかどうか、私無理だと思いますよ。

 次お聞きしますけれども、今回示されたのは基本構想ですけれども、実施計画に向けてどのようなスケジュールで進めるのでしょうか。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。1分前です。



◎教育部長(寺戸紳児君) 今、基本構想をお示ししました。先ほど申し上げましたように、年度内に基本計画を発表させていただきます。この間が短いということは、非常に私も気にしとるんですけども、関係者の方々とのお話し合いをし、酌み取れる意見はしっかり酌み取って基本計画に盛り込みたいと思います。

 それから、土地の整備について土地開発公社のほうに、これが何をさておいても土地の整備を急がないと、24年ということにつながってまいりません。そこをまず急いでいきたいというふうに考えています。その後、実施計画というものも定めてまいります。また、そういうことについては、節々に応じて議会の皆様方にも明らかにしてまいりたいというふうに考えています。



○議長(前田士君) 3番 安達美津子君。



◆3番(安達美津子君) いろいろな意見を集約する中で、この基本構想が変わるんでしょうか。



○議長(前田士君) 以上で3番安達議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後2時28分 休憩

              午後2時39分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 17番 山根哲朗君。

              〔17番 山根哲朗君 登壇〕



◆17番(山根哲朗君) 17番議員の山根哲朗でございます。

 平成21年12月第471回益田市議会定例会に当たり、私は副市長の辞職に関する件、そして益田市行政の職場の環境に関する件について一般質問を行います。

 本年9月定例議会において、私どもは副市長の懲戒に関する審査委員会を設ける決議を議会で行いました。賛成15、反対11の数でございました。そのことに基づいて、その調査審査委員会を早急に設置すべきであるということを議長は文書で10月19日に市長に対して要請をいたしましたけれども、ナシのつぶてでありました。そして、何事もなく副市長は辞職をいたしました。

 そもそも福原市長は、椋木副市長が本年の衆議院議員選挙のさなかに、益田市の部課長に対して残暑見舞いと題して送りつけたあの文書とその行為について、どのようにとらえていらっしゃるのでしょうか、お伺いいたします。

 2つ目の質問です。益田市の行政における職場環境でございます。

 まず、副市長が不在となりました。これに関する次の人事についてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。

 そして、最近は行政を推進する上で、庁議、そして課長会というものがほとんど開催されず、市長、副市長、教育長、その特別職の集まりの中で物事が決定し、トップダウンという形で進められているというふうに伺いましたが、これに関する問題点は浮上はしていないのでありましょうか。

 以上、壇上からのお尋ねといたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 山根議員の御質問にお答えをいたします。

 前副市長の辞職についてと、益田市行政の職場環境についての2つの御質問であったかと思います。

 まず初めに、残暑見舞いの行為とその文書についてという御質問であったかと思います。私が思いますに、残暑見舞いの行為そのものはとがめられるべきものではないというふうに思いますが、このたびの問題は、その文面と中身が特定の政党の支援を要請するかのようにとられかねないところであり、またその後の議会における対応に問題があったことというふうに考えております。したがいまして、私ども特別職一同は、市政を混乱させた責任を痛感し、先般謝罪を申し上げたところでございます。また同時に、椋木副市長も、この本会議場で謝罪を申し上げたというところでございます。

 そして、その文書そのものに対する私の考えでございますけども、現在、司直の判断を得ていない中で、直接的に私見を答弁することはいたしかねます。しかし、国民の注目の非常に高い国政選挙におきまして、市の管理職に自覚ある行動を促すことが目的であったとすれば、もう少し違った方法もあったのではないかというふうに感じているところでございます。

 次に、2番目の益田市行政の職場環境についてでございます。

 副市長の後任人事につきましては、私といたしましては早期にふさわしい人に就任をいただきたいという気持ちはずっと持っておりますので、ふさわしい方がおられれば、議会のほうにもまた御相談をさせていただきたいと思いますし、御理解と御承認をお願いいたします。

 次に、特別職会議と庁議のお話でございますけども、まず事実関係を確認しておきますと、庁議は第2、第4木曜日を基本的に月2回行われておりますので、開かれていないという事実はございません。少なくても私が就任前は開かれていないということが、余り開く回数が多くないということはございましたけども、私が就任以降、整備をさせてもらっているところでございます。そして、特別職会議は毎週火曜日と金曜日に朝8時から行っております。トップダウン方式で動いているという事実はありませんので、そもそもの質問の前提が違いますので、答弁は差し控えさせていただきます。

 以上です。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長から答弁をいただいたところでありますけれども、それに反応する前に、私があえて副市長問題をとらえたことについて説明をしておく必要がありますので、若干時間をいただきます。

 もちろん一般質問は、執行機関に対して事実の説明を求めて、また所信をただすということであります。また、質問に対する不審な答弁等、あるいは問題があって、本年9月定例議会のさなか、9月18日には副市長問題調査会を開催をしてます。しかし、未解決の問題を残したまま副市長は辞職をしたということもあって、この問題を取り上げています。

 また、特に、特にこの問題は、この法制国家日本における益田市という町の民主主義ということが非常に危ぶまれる状態にあるという懸念をしたものですから、あえてこの問題を取り上げているということをお伝えをしておきたいというふうに思っております。

 さて、市長の御答弁でありますけれども、残された問題点、課題点というふうに私が思っている点についてお尋ねをしてまいりたいと思いますが、その前に月2回の特別職会、あるいは庁議については定期的に行っているというお話でありましたが、その開催がどうということではなくて、この開催の中身、あり方というところが、本当に庁議として、あるいは課長会として議論できているのかという点を懸念をしているわけであります。その点について市長はどのようにとらえていらっしゃいますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほども申し上げましたとおり、これまで庁議が定期的に開催されることがなかったというものを、庁議を月2回定例的に開催をし、そしてその上部機関としての最高意思決定機関としての特別職会議を週2回開催をしているということは、意思決定がより明確にスムーズになっているというふうに判断をしております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 副市長の件でありますが、後任の人事については急ぎたいということでありますが、当初女性という限定をされた中で御当選をなさいました。その点についての御見解をお聞かせください。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 女性の感性が必要だということで公約に掲げさせていただいたということでございまして、これまでも答弁をさせていただいたかと思いますし、市長と語る会等でもすべての会場で御説明をさせていただきましたが、女性の感性が必要だということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長、副市長が今やめたと、公約に掲げてどうだという話をしてるんじゃないんです。これからについて、あなたが最初に考えてこられたことと、今のこの益田市のあり方を考えて、当時の公約ということとの絡みを私は聞いてるんです。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、私はふさわしい方がおられれば、副市長に就任をいち早くしていただきたいという思いでございますので、そのように考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 特に女性であるとか男性であるとかということにこだわらないというお考えなのですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 女性副市長ということを公約に掲げておりますから、これは女性でふさわしい方がおられればそれが一番いいと思いますけども、副市長にふさわしい方をいち早く就任をしていただくということが一番最優先順位でありますし、これまでも申し上げておるかと思いますけども、今の益田市政において必要なことは、組織体制を強化をするということであるというふうに思います。これは山根議員からも何度か組織がなっとらんという御指摘をいただいたとおりの御指摘のとおりでございますので、そういう面での体制整備を急ぎたいということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) それでは、先ほど申し上げました9月18日に副市長問題調査会を議会で設けたその後のもろもろの関連についてお尋ねをしてまいります。

 市長は、あの副市長の問題が議会の中で明らかになって、すぐ減給するということを世に示されました。またすぐ取り下げるということをされたわけですけれども、そして辞表を受理したと。結局、何ら副市長の責任を問わなかったということに結果としてなりますけれども、その点はいかにお考えなんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そもそも副市長は虚偽答弁をした後に、先ほど申し上げましたとおり、この本会議場で謝罪をしてるんですね。ですから、謝罪をしたという人間が私はどこまでそれを問われるべきなのかというと、非常にそれは我々よくよく考える必要があるというふうに思いますね。ですから、しっかり謝罪をしてない人間に対してどうなっとるんだということは必要だと思いますけども、もう山根議員に対しての虚偽答弁があった次の日に、冒頭謝罪をしているわけですよね。ですから、私は謝罪をした時点で、基本的には副市長の多くの責任は果たしたとは言いませんが、謝罪をしたということで、そういう意味でのそれ以上問い詰める必要があるかというと、私は少ないというふうに思います。

 しかしながら、テレビ報道等もされ、またさまざまな新聞報道もされ、益田市民に多くの不安を与えたという側面がございます。ですから、私と副市長を含め減給にしたいということで、提案をさせていただいたわけでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 今の市長の御答弁については、後の関連が出てくるところがありますので、そこで触れていきたいと思います。

 さて、前田議長名で要請書を10月19日付で市長にお渡しをしているわけです。11月27日付で回答書をいただきましたが、その私たちが求めた要請と回答とは全くすれ違っているというふうに私は思っています。確かに市長が回答書で書いていらっしゃるように、地方自治法の中に不受理の規定はありません。それは間違いございません。

 しかし、今回の事件は、発覚から相当長い時間を経過をしているわけです。ですから、益田市懲戒審査委員会を招集して、その結論を得る時間は十分にあったというふうに思えるわけです。したがって、あれだけ社会の中でごたごたした問題ですから、今回の副市長から出された辞表に対しては、やはりきちんと法令にのっとって対応すべきではないのかという話を副市長に対してされるべきではなかったのかとあくまでも思いますけども、この点はいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は先ほど申し上げましたとおり、副市長は謝罪をしておりますし、私もさまざま勘案した結果、懲戒審査委員会にかけるものには当たらないというふうな判断をしております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 先ほどの11月27日、回答書の中で市長は、他の地方自治体の事例にかんがみましても、これまでに副市長等の特別職の進退にかかわる問題について、辞職の申し出を受理せずに、懲戒審査委員会の設置を進めて懲戒手続が行われた事例は皆無ですというふうに答えていらっしゃいます。ところが、いわゆる司直の手に渡って結論はまだ出ておりませんが、まあこんな前例があること自体が不思議ですよ。それぐらいとんでもない事実なんですね。ですから、NHKの全国ニュースでも前代未聞というまくら言葉がついて、この事件が紹介をされているわけですよ。それでも今お答えになったような見解をお変えになるつもりはありませんか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) この懲戒審査委員会というのは、私の認識といたしましては、そういう責任をとって辞職をするということがない者に対して適用をすべきものであるというふうに考えております。椋木前副市長の場合は、みずから辞職という形で責任をとったわけですので、その必要はないと考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) あれだけテレビ、新聞で数多く報道された、そして11月末に辞職するということをこの議会に告知をされた時点で、副市長は、副市長の精神面も限界だというふうにお話をされました。であるならばですよ、であるならば、そこのところを市長が見たのであれば、市長は無理由解職することもできるわけですよ。そういうことはお考えにはならなかったわけですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 考えておりませんでした。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 今回は辞職ということになりました。退職金はどうなりますか。そして、その退職金の金額はいかほどになりますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 退職金に対しては、私は特にタッチをしておりません。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) タッチをした人が答えてください。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 退職金につきましては、130万円強であったと思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ということは、基本的には支払うという計算で進んでいるということですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) あくまでも試算でやった数字がそれということでございまして、その手続的なものは、人事課のほうで何ら事がなかったら進んでいるということになると思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 懲戒処分を受けたわけじゃないよ。だから、進んでいると思いますじゃない、進めにゃいけんじゃないかね。違う。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 進んでいます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長、私たちが決議をしたのは懲戒審査委員会ということですけれども、そのいわゆる法の前提は、職務の内外を問わず、副市長が公職上の信用を失うべき行為があったと私たちは見たからですよね。とすると、これまでの市長の答弁でいくと、そういうふうに見なかったということですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私といたしましては、最終的に懲戒審査委員会にかけるものではない、かけるべきものとは判断をしていないということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 私どもは当然、繰り返しますけれども、懲戒の事由があり、事由というのは事のよしです、懲戒処分をすべきだと判断をしていたわけであります。したがいまして、市長は市民並びに私たちに対して、平成21年10月19日時点、私たちが要請書を出した時点ですよ、懲戒事由はなしと判断していた根拠、または懲戒事由はあっても懲戒処分の必要がないと判断していたその根拠を改めて市民に対して説明をする必要があると思いますし、また今回の回答書は11月10日、辞表受理の日ですよね、その時点の市長の考えを述べたものでありまして、およそ要請書でお伺いをしている点には全くお答えになっていません。したがって、市長は地方自治法施行規程に定める懲戒事由の解釈とですよ、懲戒事由の解釈と、椋木副市長の事件に対する当てはめを説明しなければならんのんですよ。ここまではわかりましたか。それをしないということになれば、市長は単なる懲戒権の放棄ということになります、これまでの御答弁だとですよ。

 また、一たんは、先ほども言いましたけども、副市長の減給の処分ということを世に明らかにされました。すぐ提案を取り下げるという騒ぎになったわけですけれども。その今回の減給処分を発表したと、しかしその行為と今回の懲戒処分をしないということの整合性も、市長には説明をしていただく必要もあるわけです。これぐらい物事は混乱しているわけですよね、これまでの経過の中で。

 もし市長がその御説明をなさらないというのであれば、しないということの説明は世に対して要るわけですけれども、この点はどのように御判断されますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 副市長が結局辞職という形なりましたから、9月議会で提案をしようとした減給ができなかったということでございますので、そのように御理解をいただければというふうに思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長という立場は、副市長に対して懲戒を行うか否か、そういうことについて広範な広い範囲の裁量権をお持ちだと思うんです。一応そうだと思います。しかし、市長のその裁量も、あるいは恣意にわたる部分があるかもしれない、ひょっとしたら。あるいは今回の判断が社会通念上、著しく妥当性を欠いていると。そして、市長の裁量権を濫用したというふうなことがもし社会的に認められるとしたら、既にそういう最高裁での判例が昭和47年と59年に出ているんですね。

 仮にそういうふうになった場合に、あるいは議会として100条第1項を作動させる、そしてまた監査委員会に監査請求を起こすというふうな事態が起こらないとも限りません。これはわかりませんけども。これは仮にということですが、そういう点についてはいかにとらえていらっしゃいますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 何度も申し上げておりますが、二元代表制である一方の議会に対して、私が何かを今申し上げるという立場にはないというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 先ほども申し上げましたように、私は民主主義の議論の自由性、あるいはあなたがおっしゃったあの、この議案を取り下げたいというときに、私どもが意見を申し上げたら、ならば議会は議会の権能としてやればいいじゃないですかと言われましたよね。ですから、私はあなたの重要な問題についてお伺いをしているわけですよ。

 さて、9月18日の椋木副市長問題調査会、市長も御出席をいただきました。その中で、同僚議員がこのように聞いています。市長に一言だけお聞きしたいです。本会議場で質問のあったこの一連の文書のことについて、市長は事実を知らなかったというふうに御答弁されたと思うんですけど、これは今も変わっておりませんかとただされました。覚えていらっしゃいますか。これに対して市長は、変わっておりません。文書を出されたということは、選挙が終わった後ですかね、そういうことがあったということは報告を受けました。しかし、文面はそれこそ7日の日に初めて、山根議員の質問のところで初めて聞いたということでございますと市長は答えていらっしゃいます。

 そこで、その9月7日ですよ。椋木副市長が部課長に送ったという文面をこの場で私が読み上げて、まず福原市長にお尋ねしましたね、私は、市長、この文書を見られたことがありますかと尋ねました。福原市長は、私は今初めて伺いましたと答弁しておられます。御記憶ですね。私は、この答弁は少しおかしいと思うんですよ。

 調査会の場で同僚議員が先ほどのように問いかけている。確かに私はこの文書を見られたことがありますかと聞いています。確かに見たことはなかったでしょう。けれども、選挙後に何かを出したということを聞いていらっしゃるわけですよね、市長は。そうでしょう。なら、なぜそのように御答弁なさらないんですか。

 いや、私がもし答弁をする立場であったら、言いますよ、その場で正直に。私とあなたの感性の違いですかね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は、この文面を見ましたかと言われましたですね。ですから、文面を聞いたのは初めてですというふうに答えました。もしその文書を出した事実を知っていたかと聞かれたら、文書を出した事実は聞いていましたとお答えしたと思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 私でしたら、今その文面の内容を聞いたのは初めてだと、しかし副市長が何かを出したらしいということは選挙後に耳にしていたというふうに正直に答弁したと思いますよ。あなたがそういうふうに答弁する必要がないと思われるんであれば、それはそうでしょうけれども、私は一般市民の立場で述べてますから。私は、私に言わせれば、あなたは副市長以上に虚偽答弁をしているというふうに思いますけどね。それはとらえ方の違いでしょうけど。

 そこで、先ほど来、副市長はこの本会議場で謝罪をしているというふうにおっしゃいました。9月9日の本会議開会宣言を議長がされた直後、副市長が発言を求めておられます。それが今市長が副市長は謝罪をしたというふうにいっておられる部分ですけども、そのところを読み上げますよ。

 「昨日の本会議場で私の発言に関しまして、初日の発言と昨日の発言の中身が違っているということに対しまして、改めておわびをしたいと思っております。昨日、陳謝するつもりで平谷議員の御質問に対して答弁をしたわけでございますけど、言葉としてあらわしてなかったということで、改めて本会議場で議員の皆様方の前できちんと陳謝をしたいと思っております。このようなことで議会をいろいろ私のために時間を割いてしまったということは、非常に反省をしております。今後このようなことがないように、市長をしっかり補佐していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」これが全部です。

 どこが謝罪してますか。時間を割いたとか、きのう言うたことときょう言うたことが違うたということはおっしゃってます。けれども、問題の本質が何であって、そのためにA、B、Cについてこういうことを迷惑をかけたという点については、何にも触れられておりませんよ。そしてまた、11月30日の臨時議会の際に登壇をされて、副市長が辞職のごあいさつをされました。その中でも、その中でも私は具体にはそういう点には触れられていないというふうに聞きましたけれども、市長はそれでも、謝罪をしたというふうに先ほど言われましたけれども、今これを読み上げてもそのように聞かれましたか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 議長、その前に、先ほど山根議員の私に対する虚偽答弁という発言は、侮辱もしくは品位を汚す発言だと思うんですが、いかがですか。そういう発言があってよろしいんでしょうか。



○議長(前田士君) 暫時休憩します。

              午後3時16分 休憩

              午後3時17分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 議長としまして、別に答弁に対してはそのような判断はいたしません。

 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は、椋木副市長がそういう本会議場で謝罪をしたというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 副市長が謝罪をしたかどうかということがこれは問題ではなくて、公職の上において先ほど申し上げるような社会的に品格を汚すというふうなことであったかどうかということを行政罰を問うたわけでございまして、司直のほうがどうなっているかということを私たちは全然聞いているわけではないわけですよ。違いますか。ですから、益田市として、この益田市としてですよ、あれだけ全国で話題になった事柄を益田市としてはなにもしないのかと、大事な問題はここなんですよね。

 私たちがあっちこっち行っても、今でもですよ、今でも。私はもうはっきり言って、益田市という名刺を出すのが恥ずかしいです、今。この間も親戚の結婚式がございまして、この日曜日に、そのときでもやっぱり話題になるんですよ。市長はこの点についてはいささかもあれですか、お考えになったり感じたりされたことはないですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私自身は、山根議員よりも恐らく数多く外の方とお会いする機会も多いと思いますけども、私自身がそのようなことを言われたということは、これまで一度もありません。また、副市長がみずから辞職をするという時点で、責任をとっているというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 大変済いません、私は市長のように活動範囲が広くないものですから、余り多くの人とは出会っておりませんけれども、私の出会う範囲では、そういう話題が今も全国で飛び交っているというふうに申し上げておきたいというふうに思います。

 さて、この問題については以上でおきたいと思いますけれども、ただ何度も繰り返しますように、やはりこの益田市としての対処というものは、私は十分にいってないというふうに考えてますから、今後も場合によってはこの問題を、また場所を変えてでも追及をしていかなければならない状況になるかもしれないということを申し上げておきたいというふうに思います。

 さて、先ほども同僚議員と議論になっておりましたけれども、CATVの関係でございますが、そのままお聞きしましょう、CATVの事業が円滑に推進をするというふうに市長はお考えになってますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 円滑に遂行することが我々の責務であり、そのための環境を整えるのが私の責任であると思っております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ことしの紅白歌合戦は、そのCATVで見られるんじゃというふうなことをテレビ共聴アンテナの説明会に来て当時聞いたという話も伺ったんですけど、このまんまいくと紅白歌合戦は見られんわけですけれども、そういう御説明をなさった経緯があるんですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) CATVではなく、地デジが見られるという対応で、見られるということは説明で行ったというふうに報告を受けておりますけども、CATVという話ではないというふうに思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 私は、どこでどういうふうに何をおっしゃってきたかということは別にして、私は非常に、先ほども人員の体制のことで不安の声が同僚議員から上がってました。私は、このままいくと間に合わないということを感じてます。市長も先ほど体制の整備をということはおっしゃいましたが、どうもその時点その時点で数名の配置をというふうなことをおっしゃってまして、支障が出たらというふうなことも先ほど言われましたけれども、私としてはもう出ているというふうには感じてます。

 12月4日に総務常任委員会の調査会を開催をいたしました。市長が御出張でその場にはいらっしゃいませんでしたが、いらっしゃいませんでしたがですね、説明に来られた職員の方々が、ぱっと正面を見ていらっしゃらないわけですよ。常にうつむいてる。まるで総務常任委員会のきょうは相談会だなというふうに私は申し上げたんですけれども。

 例えば先ほど議論になっていた加入料がどうなるのか、あるいは月々の料金がどうなるのかというふうなことについて言えばですよ、言えばです、まあ基準値がどうの、加入者がどうのという率の問題もあります。が、基本的に大事なことは、事業主体が益田市ですから、まずはやはり益田市が試算をして、そのことでもって一方では進むということがあるべきではないのかということがその調査会で出たんですよ。そうしたら、当然そうだと思いますというお返事でしたよ、その委員会における職員の皆さんがですよ。ところが、実はそこまで手が回らないんだというふうにお答えになってるわけです、職員の方は。市長、そういう事情はしっかり承知をしていらっしゃるわけですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) そもそも5月の終わりから6月にかけて、この地域情報通信基盤整備事業をやろうというふうなことで話を進めておりますから、そういう意味ではもともとがタイトなスケジュールですので、そういうふうに手が回らないというのは私も理解をしております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ならば、手が回るようにすぐ手を打つということはなさらないのですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 時間的な側面で私は先ほど申し上げたつもりなんですけども、ですから人数の問題ではないというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) まあ大変失礼な、また侮辱をしたという話になっちゃいけませんけども、今の担当していらっしゃるところで、私は具体に言ってしまうと、あの事業に対する素人の集まりだと。当然別な専門のところは持っていらっしゃいますよ、しっかり。それはそれなんだけれども、この事業を進める上においては、詳しくは知らない方ばかりだから無理なのではないかということも、この間総務常任委員会の調査会の中で申し上げました。市長はそういう目では見ていらっしゃらないんですか、職場の実態を。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、先ほども答弁をさせてもらいましたけども、対応できる職員の配置も含め、検討したいということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 対応できる職員ちゅうのはどこにおるんですか、今益田市の中に。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) それを配置をしたいということでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長はよく言われますよね、よそ者、若者云々と。私はこの間、先ほども話がありましたけども、萩ケーブルテレビジョン株式会社を見させていただきました。すべてを万事が万事を見てきたということでありません、許せる範囲を見せていただいたわけでしょうが、やはり見せていただく範囲、最低4名のすっかり専門家が必要だというふうに思います。1人は、やっぱりきちんと機械のことが、ここにも似たような機械がこまいのがありますけども、こういうものがすべてわかる人ですよね、扱える人。そして、アナウンサーのような経験者ですね。それから、物事をプロデュースしてきた人、あるいは番組を編成するというふうなプログラマーといいますかね。そういう者がいないと、今の状態のスタッフの中では、最終的に萩ケーブルになるのかどうかわかりませんけれども、話し合いにならんと思うんですよ、話し合いに。今言えば、かるたとトランプがやりとりをしたような感じだと思うんですよ。そんな感じは市長はあれですか、見ていらっしゃいませんか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ちょっと今、山根議員の御指摘が運営の内容の話なのか、ちょっと外部なのかわかりませんが、私自身はそのようにはとらえておりません。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) いやいや、今からIRU計画を進めるという上でも、あるいはケーブルを引っ張っていこうとする上でも、基地局も要りますよね。そういうものをいろいろやりとりするのに、私は必要な人材であると、これがいなければこれは無理だなと、できないなというふうに思いました。

 先ほども質問でありましたけれども、市の職員はいわゆる苦情、相談等の対応に当たってほしいというのが業者から出ているという話もありましたが、そういう観点で分別して分けてみると、私から見たら、あの萩ケーブルテレビジョンを見させていただいた上で、あっ、このスタッフがいたら、こっち側もこのスタッフがいないと、これは完全にIRU契約を結ぶまでにいかんなというふうに思ったということです。いかがですかとお尋ねをしているわけです。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は市長の立場ですので、この500人の組織のすべての細かいところまでを逐一把握をしている立場ではないというふうに思います。そういう意味では、課長、部長の報告を受けながら体制を整備するのが私の責任であるというふうに思っておりますので、課長、部長のそういう報告を聞きながら体制整備をしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ですからお尋ねしているんですよ、あなたに。ほかの人に聞いて解決するんなら、ほかの人に聞きゃあええじゃないですかね。そうでしょう。定例にそういう課長会とかやっていらっしゃるんですから、既にそういうふうな御報告は受けていらっしゃるんじゃないですか。この間全員協議会で、私は聞いとらんちゅう話もあったじゃないですか。そういうことだから聞いているわけです。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) ですので、これ先ほども答弁したように、職員を数名配置をしたいということを申し上げておりますので、今後配置をしたいと考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) だから、その職員の内容について、数がふえりゃあええちゅうもんじゃないんですよね。と思って、その点についてどうお考えなのですかとお尋ねをしているだけです。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほども申し上げましたけども、工事設計書の確認作業に対しまして対応できる職員数名、それから加入促進の説明会等への集中的に出かけるようになるので、専任の職員を配置したいと先ほど申し上げたとおりでございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 話題をかえますが、石見ケーブルからいろんな申し入れが来ております。これを今後どのように取り扱っていかれるお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 申し入れの内容について御教示いただければと思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 石見ケーブルから申し入れられている内容について、市長は把握をしていらっしゃいませんか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 済いません、萩ケーブルとちょっと勘違いをしておりました。大変失礼しました。

 石見ケーブルについては、適切に対応したいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) その適切というのはわかるんですけど、適切に、もう少し具体に。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 今時点の分では、先般行政情報の開示請求を受けました分につきまして弁護士の見解が出ましたので、それの回答をしようとしております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) やっぱりこういういざこざの場合、一番大事なのはフットワークだと思うんですよ。ボクシングでも負けのときにはぱちっと向こうへはじかにゃなりませんよね、スーパーパンチを。一緒だと思いますよ。

 それと、あえてお尋ねをしておきますが、このCATV事業と同時に、こういう石見ケーブルさんからはいろんな申し入れが来てます。まさか、まさかですよ、先ほど来、副市長の懲戒処分云々ということを私は議題にして時間をかけましたが、まさかこの案件などに副市長が絡んでいたというふうなことはないでしょうね。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほどお配りをさせていただいた規定にございますとおり、副市長は選定委員会のメンバーでございまして、委員長を務めておりました。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) そのことは、私も自席で配っていただいてよくわかっております。つまり、石見ケーブルさんからいろいろ申し入れが出てます。そういうことに関する問題で、副市長が辞職をしたというふうなことの絡みはないですかとお尋ねをしているんです。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 副市長の辞職とケーブルテレビの問題は、全く関係ないというふうに私は考えております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) さて、これまで一向に説明がなくて私気になってるんですが、つまりこれ、あれですよね、有線テレビジョン放送なり電気通信役務利用放送というふうなもの、そしてまたインターネットをやれるということですから、電気通信事業法に基づく云々、私も専門家でないですからわからんですが、そんなもんも関与してくるのではないかと思っております。その点の説明が一向にないのですけれども、ここら辺はどういう状況なんでしょうか。



○議長(前田士君) 質問者、質問時間残り10分です。

 古岡情報政策課長。



◎情報政策課長(古岡千代次君) 議員さんおっしゃいますように、有線テレビジョン放送法においては、放送局の設置の場合、必ず届け出が要ります。その関係についても、運営事業者である萩ケーブルネットワークのほうから設置の申請届を出すようになっております。あわせて、事業法の関係、それから役務提供の関係です。その辺の法律に関する届け出についても、益田市の場合は設備を設置すると、実際にその設備を設置したものを運営をする運営事業者のほうで、萩のほうで手続をするということになっております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) これに基づいて、これまで予定をしていた施設よりも、さらに加えて例えばスタジオを設けないけんとか云々かんぬんというふうなことは出てこないのですか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) スタジオ等は必要となります。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) ということは、これまで予定をしていた業務量よりもふえる、つまり忙しゅうなるということでしょうか。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それは、実施工事の中に入りますので、実施設計のほうでその辺のところの精査はすることは必要であるというふうに考えます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) それは私もわかりますが、聞いとるのは、あなた方のことを聞いとる。そのままで世話ないんかちゅうて。今、市長と私が人事体制のことをやりとりしよるのに、だいしょう気を使うて聞きんさいね。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) それを対応できる職員はおりませんので、先ほど市長が言いましたように、専門の職員を配置するというようなことも必要であろうかというふうに思います。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) しっかり体制整備してください。

 学校統合に関して、この間11月20日でしたか、文教厚生委員会で調査会がありまして、地域へ出向いてしっかり教育長部局も市長部局も一緒になって、学校統合に関して地域に理解を得られるように説明をして歩くんだという話でした。ところが、副市長がやめてしまわれましたので、この点はどのようになさいますのか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 山根議員の御質問にお答えいたします。

 11月20日の文教厚生委員会常任委員会におきまして、副市長をトップとする学校再編推進協議会としての案、これを益田市内の全地区に出向いて説明すると申し上げました。副市長をトップとする1班と、もう一つは教育長班、2班でということを申し上げましたけども、あのように副市長が辞職をいたしましたので、副市長が不在の間は、教育長班1班でもって説明に出向きたいと思っております。なお、教育委員も出席するということにしております。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) この説明は、11月20日に文教厚生委員会の調査会であったというふうに今言いました。副市長が出された辞表を市長が受理されたのが11月10日、10日前に辞表が受理をされているにもかかわらず、文教厚生委員会ではそのように説明をされました。これは一体どういうことですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私は10日に受理をしたということは申し上げておりません。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 21年11月27日付の例の回答書ですよね、私たちがいただいた。辞表については、平成21年11月10日に受理しておりますがと書いてありますが、これはどういうことですか。



○議長(前田士君) 質問時間、残り5分です。

 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 10日の日に出されたということは確かでございますけども、私がそういう意味での正式に自分で受理をしたというふうな判断をしたというのは、もう少し後でございます。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) 市長、ちょっと待ってくださいよ。これは公文書ですよ。受理って書いてある。何日後か知らんが、こっちの常任委員会の説明会があったのと後先か知りませんが、仮に受理しとらんにしてもですよ、受理していないにしても、私はそういうものが出た後で文教厚生委員会の常任委員会があって、教育長は知っとられたんですか、副市長から何か出とったちゅうの。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 正確なこと、いつそういう事実があったかということは記憶にありません。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) これね、わざわざ問題をもます気はありませんが、議会に対する説明を、何日に受理したっちゅうて書いとる、それで何日に何があったか覚えとらんって、これはちょっと私は許しがたいことだと思いますけれども、休憩をとってそれこそ整理をしていただくわけにいきませんか。残り時間わずかですが。



○議長(前田士君) 時間延長を行います。

 暫時休憩します。

              午後3時35分 休憩

              午後3時55分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 市長、答弁願います。



◎市長(福原慎太郎君) まずもって、議会の皆様方に11月27日付でお出しをさせていただいた文書、この11月10日に受理という表現が適切ではございませんでしたので、こちらを、預かった日は確かでございますけども、おわびをさせていただいて訂正をさせていただき、また再提出をさせていただければと思います。大変申しわけございませんでした。

 経過を御説明申し上げますと、10日に副市長から辞表が提出をされ、私が預かったということは事実でございます。しかし、私が最終的に自分の中で受理をした、決断をしたというのはもう少し遅い段階でございます。前田議長のほうが16日か17日か、ちょっとこちらは定かではありませんが、少なくともどちらかの日にちに市長室にお見えになって、10月19日付の議会からの文書の回答をということでお見えになられました。そのときにも私はまだ副市長の辞職についてのことをお話を申し上げておりません。ですので、その時点でも正式に受理をしているということではなかったわけです。そうして、議長のほうに口頭でお伝えしたのが22日の日です。そして、正式には24日の日の朝、口頭で議長室にて、正式に副市長が辞職をしたいということを受理をしたということを報告をさせていただきました。

 そういう経過でございますので、10日に受理という表現が適切ではないということで、おわびをさせていただいて訂正、また再提出をさせていただければと思います。大変済いませんでした。



○議長(前田士君) 17番 山根哲朗君。



◆17番(山根哲朗君) これから4分ですか。4分のうちの今が入っとったんですかいね。



○議長(前田士君) 入ってるそうでございます。



◆17番(山根哲朗君) 本当にいろんな意味で心配です。本当に今のお話を聞いても、私は涙が出そうですよ。だから、もっとやっぱり市長は市民の目線に立ってしっかりと行政を運営してほしい、これしか言うことがありません。

 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で17番山根議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後3時57分 休憩

              午後4時6分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 4番 久城恵治君。

              〔4番 久城恵治君 登壇〕



◆4番(久城恵治君) 創明会の久城でございます。

 皆様お時間が気になると思いますけども、スムーズな進行をいたしますので、答弁のほうもよろしくお願いいたします。

 2009年度も余すところ1カ月を切りました。2009年度は歴史的な政権交代が行われ、今現在、国では公約、マニフェストに対する考え方、また事業見直し、事業仕分けも含めていろいろと予算に関する諸問題が取りざたされていますが、政権に関係なく以前より問題提起されていた国と地方の関係、役割をどう考え、仕組みづくりをしていくかという問題がますます焦点になること、また地方の生き残りをかけたお互いの戦いが熾烈をきわめることは、今後間違いのない事実であります。

 地域主権という時代に入れば、みずからが自立し、県や国に基礎自治体の考え、ビジョンをしっかりと伝えられ、具体的な計画を提示できること、そしてそれを具現化できる人材と人的パイプを持っている自治体が生き残れる、そのことがより如実になってきました。

 今頑張っている地方自治体といま一歩な自治体の格差は、今申し上げましたような自治体としての姿勢、資質、そして何より人材によるところが大きな要因となって、格差の広がりへとつながっているように思います。そういった視点で、当益田市も確認し、チェックをしていかなければならないと思います。このことは、今後の益田市発展のため大きな要因であり、常に意識をしていかなければならないことだと思います。

 そして、自治体経営を行う経営感覚のもう一つの大きな要素として、バランス感覚があります。この感覚はなかなか身につきにくく、磨くことも難しいわけですが、現在のような時代においては、時代を読む嗅覚と、現在市民の方々が何を考えているか、多数の意見は何なのかを読み取る感覚、この両方の感覚を鋭敏にし、機に応じてバランスをとる、これは大変難しいことですが、しかし非常に大事なことであります。そして一方で、一緒に働く方々と問題意識を共有しながら、一つの方向性へ導いていく。

 今申しましたように、人材育成と組織構築、バランス感覚、人心把握、そしてその上に立っての決断力、今求められているトップの能力は非常に高いものだと思います。福原市長が若くしてこのことにチャレンジしていることは敬意を表します。だからこそ、いま一度現状認識をしっかりと行い、来るべき厳しい平成22年度に向かって、組織の見直しと予算の裏づけのある具体的なビジョン、戦略戦術の提示、それをベースにした益田市の力強い発信をお願いしたいと思います。

 前置きで完結してしまいそうですが、改めて市長のその感覚を確認し、現状に対する認識を共有する質問を行いたいと思います。

 さきに通告してあります2点に関して、1つは、若者の定住に対する経済対策についてです。今現在、この益田市の経済状況に関して、市長の率直な感想、感覚をお伺いします。

 そして、あとの1点は教育に関して、若者定住に対する教育の意義について、今後の益田市を守る若者像とはと、こちらは教育長と教育委員長にお伺いします。お二人が並んでおられると、私、高校時代に返ったような妙な緊張感がございますが、あえて御質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

 以上、壇上からの質問とし、詳細は質問席よりお伺いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 久城議員の御質問にお答えをいたします。

 現在の益田市の経済状況に関する認識についての御質問であったかと思います。

 先月の内閣府の月例経済報告や中国経済産業局の経済動向でも、景気は持ち直しの傾向にあるが、自立性に乏しく、失業率が高水準にあるなど、依然として厳しい状況にあるという報告でございましたが、とりわけ本市におきましては、その状況は一段と厳しいものがあるというふうに受けとめております。

 市内企業にお聞きをいたしますと、昨年同期と比較すれば、生産量が緩やかに伸びてきているという企業もあるようでございますが、業種によっては円高の影響を含め、全体としては利益率が伸びず、見通しに不透明感が強く、今後も厳しい状況が続くと言われており、個人消費の動向に大きく影響を受ける商店等は、さらに厳しい状況にあると認識をいたしております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 尾庭教育委員長。



◎教育委員長(尾庭昌喜君) 敬愛する久城議員にお答えします。

 先ほどの質問で、私は益田市に定住し、リーダーシップをとれる若者、さらにはふるさとを離れ遠くの地にあっても、家族やふるさとに思いをはせることのできる人をどう養成すべきかとの観点に立って、若者像を考えてみたいと思います。

 まず、具体的な事例から入りますと、高校生の地元、県内という意味ですけども、就職率は、出雲部と石見部では大きな差があります。大ざっぱな数字ですが、出雲部およそ7割から8割、石見部は2割から3割というふうになっています。これにはさまざまな要因がありますが、この件につきましては時間の関係で本日は省略しますが、教育の果たす役割も大きく関係しています。

 シンク・グローバリー、アクト・ローカリー、すなわちふるさと益田や島根に軸足を置いて、世界的視野、つまり広い視野に立って行動できる人になってほしいと9月議会でお話ししました。

 さて、教育とは自立を目指すものであります。自立とは、自分の頭で考え、自分で判断し、みずからの意思で行動できることです。このような自立を促す条件が2つあります。1つは、自分に対する自信と誇りを持つこと、自分の住んでいる町に誇りと愛着を持つということでもあります。自分に対する自信と誇りを持つことによって、自分を大切に思うことができる、そうして初めて他人を大事にすることができます。

 次に、つながっていくこと、仲間をつくることです。人はだれも一人では生きていけません。家族や仲間、地域があって初めて自分の思いや意見を聞いてもらったりして、物事を判断し、協力して実行していくことができます。

 先日、桑山紀彦さんの講演をお聞きしました。山形県の精神科医で、国際的に、特に紛争地域でNGO活動をしている人です。桑山さんの「ふるさとに真実がある」との言葉がとても印象に残りました。人の生き方、あり方の根っこはふるさとにある、ふるさとの大切さを忘れてはいませんかとのメッセージとして受け取りました。

 子供たちが自立するためには、基本的学力、体力、生活力等は当然なことですが、ふるさとに対する自信と誇り、そして大切に思う心は重要です。こうした心をはぐくむためには、家族、地域、学校が一体となって取り組むことが求められています。

 以上です。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 久城議員の御質問にお答えいたします。

 手短に、抽象的にということになってしまいました。益田市を守る若者に期待すること2点あります。まず、一人一人が確かな学力、豊かな心、健やかな体などの生きる力を有し、社会や人とのかかわりの中で自分の生き方を考え、決定し、行動していく力、問題解決能力を持つ社会人、職業人として成長してほしいなと思っております。個人で言いますと、先ほど久城議員が言われたバランス感覚ということになると思います。

 それからもう一点は、その上でということですが、今日国際化、情報化、少子・高齢化など急激な社会の変化が見られます。そういう現代社会でたくましく生きていかねばならないことから、ふるさと益田に軸足を置いて、過去、現在、未来という時間軸と、家庭、益田、日本、世界と広がる空間軸、両面の視野を持って、自分やふるさとを自信を持って表現することのできる自立した人であってほしいなと思います。世の中に対する、久城議員がさっきおっしゃられた言葉で言いますと、嗅覚を持ってほしいなと思っております。

 以上のことについて、今度は具体的に教育委員会として何ができるかということが問われることになると思います。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) ありがとうございました。

 それでは、経済対策について一つ一つ御質問を手短にしたいと思います。

 先ほど市長からお伺いいたしましたように、経済に関しては非常に市長も危機感も持っておられるし、取り組まなければならない優先順位は高いというふうに感じました。その上で、当然医療や福祉や教育等さまざまな課題がある中で、予算面も含めて経済対策に対する来年度予算案の優先順位、優先度をお聞きしたいんですけども、現実問題、今回の例えば職員の給与カットにしましても、これ人事院の勧告があって、国全体でやってることなんですけども、やはり本来行財政改革というのは、これは国も地方もそうですけども、やはり捻出された予算を何に使うのかと、このことがやはり明確にされなければいけないと思います。

 ただ単純に改革をしても、将来展望のない改革というのは、今現在のデフレスパイラルと同じ現象に陥ります。特にこういう小さい町では、そういった傾向が強く出てくると思います。最終的には公的年金や公的資金で生き残れる方を除いては、この町を後にしてしまいます。特に若者層は、子育てを前に現実の生活を守ることから、広島や大阪、大都市圏に間違いなく向かいます。やはり理想や理念では飯は食えません。ぜいたくではなく、ある程度の住民所得が得られる経済環境、市場へのキャッシュフローを考えることは、行政がイニシアチブをとるべきだと思いますが、それも含めていかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私がことしは医療、教育、経済を重点的にということを申し上げてきておりますけども、そういう中でも久城議員御指摘のとおり、22年度はやはり経済というものに対してさらに重きを置かなければいけないというふうに考えております。そういう意味では、先般策定をいたしました産業振興ビジョンに沿って、さらに人材育成も含め、経済対策に取り組む必要があると考えます。

 これは先般、隠岐の海士町で活躍をしている岩本さんという男性の方が来られて言ったんですが、やはり仕事がないから帰れないというのは言いわけだと、仕事を自分でつくるようでなければならないということを子供たちに伝えてるっていうふうに言ってましたが、私もこれまで議会でもお話をしてきたとおりでございまして、やはりどうやって力を引き出すのかという経済政策が必要であって、お金をもちろんここに、全体的な面での経済というのは、市も含めて考えなければいけませんけども、やっぱり個々の個人、企業、団体の力を引き出す政策が私は必要であると考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) そこで、私も経済委員会に属してますので、一般質問するのは少し気がひける部分もあるんですけども、やはり非常に重要な問題だと思いますので、あえて一般質問させてもらいましたが、今ある経済問題、経済対策、市におけるですね、それに対しての優先順位ということについてお聞きしたいと思います。

 我々議員も、今までの状況下で、こういった議場や委員会で質問して答弁をもらって済ませていましたけれども、もうなかなかそのような押し問答では、市民の方々もなかなか納得していただけない状況になってるというふうに思います。解決策のない質問や答弁なら、議会も今の市役所も要らないというように思われても、僕は仕方がないんじゃないかなというふうに思います。

 そこで、経済分野、特に今の経済部は非常に幅が広く、我々もただ執行部提案、出されてきた議案や議題に対して質問をして、その都度同じような答弁をいただいてるというふうに思いますが、一度事業を客観的に見る上でも、事業見直し、事業仕分けではありませんが、これは多分前副市長がやっていただけるというふうに前言われてて、いらっしゃらなくなったので、これはどこかでやっていただかなきゃいけないなと思うんですけど、少なくとも経済分野に関しては、いま一度機会点、機会点というのはこれから攻めていこうという分野ですね、それと問題点、過去においていろんな課題を抱えている問題に分けて、一応それに優先順位をつけていただけないかというふうに思います。特に問題点においては、タイムリミットのある問題もあると思います。

 優先順位を決める基準というのは、予算とか時間とか難易度とか、基軸にはそういう優先順位が来ると思うんですけども、やはりこの作業を行って、やはり議会側も解決策になる、例えば必要があればプロジェクトチーム等をつくって、解決に向かう姿勢を示す必要が私はあると思うんですけども、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 全く久城議員のおっしゃるとおりであるというふうに思います。やはり、今後さらにこの地方分権の時代ですから、執行部と議会がそれぞれ提案をし合って、いい政策をつくっていくということが大事であると考えます。そういう中で、益田市としての優先順位というのはつけていかなければいけませんし、そのための事業仕分け的な手法も、今後皆さんの前にしっかりとお出しをする必要もあるというふうに考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) できましたら、今経済委員会でもいいんですけど、何かペーパーベースで少しお示しをいただければ、非常に我々もこれから経済委員会として取り組むのに大きなステップになると思うんですが、部長、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) 文書でお出しをできないということじゃございませんけども、経済委員会ということになりますと、きちっとした期間での御相談ということになりますので、どういうふうに進めるのかということも踏まえていろいろお話をさせた上で、対応をできる部分はきちっとさせていきたいというふうに思います。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) そこで、先ほど市長からも御答弁がありました3年のスパンですか、産業振興ビジョン、これは前回も触れさせていただきましたけど、やはりまさにこの計画が計画で終わらないためにも、非常に大きな指針に来年度以降なるんじゃないかと思いますが、その中で産業振興戦略会議と産業支援センターに関して、これ具体的な取り組む内容が決まっていれば、お教え願います。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) それぞれの期間につきましては、ビジョンでお示しをさせていただいとるとおりでございます。今のところ中身につきましては、いろんなケースを想定をしながらどう対応していくのかということで、担当部局のほうで協議を今させておるところでございまして、まだ成案をきちっと見てるという状況じゃございませんので、1月末までにはアクションプランを含めてきちっとお出しができるように作業を進めなさいということで、今頑張っとるところでございますので、いましばらくお時間をいただきたいというふうに思っております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この会議のあり方であるとかセンターの位置づけというのに関しては、後ほどまた御質問しますので、ここでは割愛しますけども、多分またこの計画を外してしまうと、やはり益田市の産業おこしの灯は消えるというふうに思いますので、実効性のある計画になるようによろしくお願いします。

 そこで次に、今回の経済委員会の行政視察でも行ったんですが、バイオマス関係に関して、バイオマスタウン構想はどこへ行ったのかと。議会も陳情採決をしたまま追求もしていないかというふうに思いますので、この辺の状況説明をお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) このバイオマスの活用というのは、この地域にとっても地球環境にとっても大変重要であるというふうに考えております。そういう中で、市としてもぜひともバイオマスタウン構想に取り組みたいということを申し上げているわけでございますけども、現在関係課によります策定検討委員会を立ち上げまして、取り組んでいるところでございます。

 11月末時点での状況を御説明をいたしますと、現在素案を作成をいたしまして、中国四国農政局と協議を行っているところでございます。今後は、12月中に庁内策定検討委員会で最終確認を行い、1月にはパブリックコメントを実施を予定いたしております。そして、その公表を年度内にしたいと考えているところでございます。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 先日視察へ行かせていただいた葛巻の町も、本当に非常にこれを一つの、当然7,000人の町ですから、当然益田市と比較は単純にできないんですけども、非常にこれを基軸に交流人口もふやしてるし、産業としての成り立ちもしっかりしているということで、やはり益田市が新たな基軸を持つ機会点になると思いますので、ぜひともこれは完成をしていただきたいなというふうに思います。

 そこで、こういったことを成功になし得るためには、具体的に、これは何回か今までも質問をしたと思うんですけど、行政と民間、あと市民がどういう形で意識を共有しながら経済対策、産業振興を行うためにはどうしたらいいか。例えば商工会議所等、そういうところとどういう連携をしたらいいか、協働の仕組みですね、この辺はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 行政と経済界とのつながりという意味では、これがやはり経済政策を進める上でも大変大きいかぎを握るというふうに思っております。私も商工会議所の会頭もさまざまな意見交換をさせていただいておりますし、今後、先般も要望に来られた際に、さらに連携を密にしていきたいと、定期的に食事をしたり、昼間でもですね、とにかく場をつくりましょうということをこの間もお話をしたところでございまして、そういう意味ではそういう連携を含めて、さらに交流を深めたいと思っております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この辺が市長が所信表明で語られていた新しい自治体経営ということに大きくつながってくるんだろうなと思います。こういったことで仕組みをつくっていかないと、なかなか市長が言われるような新しい自治体のあり方っていうのは、やっぱりつくれていけないと思うので、やっぱりそういった意味で、今後市民とか民間の意見集約の方法っていうのは、やはり考えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。

 例えばいろんな審議会であるとか、いろんな市民の方から意見を伺う会っていうのはあるわけなんですけども、冷静に考えると議会も我々も市民代表ですから、我々も市民の意見を集約する場と、ここは膨大なお金をかけてそれをやってる場なんですけども、それとは別にいろんな市民の会があるわけなんですけど、やはりどういう形で市民の意見を集約するのがいいかっていうのも、やっぱり今後考えていただかないと、やはり意見を拾うだけ拾って、じゃあどういう形で集約していくかっていうのは非常に、市長が最終的に決断をされるわけですけども、やはりそれに対して議会はどうかかわるのかとか、例えばいろんな審議会の内容なんかも、我々は多分一切情報的には入ってきてないわけなんで、ですけど実際に行政側の議案として上がったときには、その市民の代表の意見として上がってくるわけなんですね。それを我々は審議するという、ある意味では非常に複雑な市民の意見集約の仕方をしてるというふうに思いますので、議会のあり方も含めて、市民からの意見集約の仕方っていうのは、今後よく考えていかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思います。

 そこで、1つ御提案というか、いわゆる相反する別組織の方々が、やはり共有の目的をつくることが必要なわけで、そういった場合によくウイン・ウインな関係をつくるという言葉があると思います。ウイン・ウインな戦略をつくるというのは、ウインというのは勝つという意味なんですけども、これは両者がお互いにハッピーになるという戦略でございます。そのほかどういう関係があるかっていうと、ウイン・ルーズっていう関係は、自分が勝って相手は負ければいいという、ルーズ・ウインというのは、自分は負けても相手が勝ってほしいと、あとルーズ・ルーズっていうのは、お互いにだめだと、アンハッピーだという戦略だと思うんですけども、物事の考え方っていうのは、常に両者がハッピーになるような戦略を立てるということが僕は非常に大事なことなんじゃないかなと思います。

 そういった意味で、本当に今までの会議のあり方──いろんな会議ですね──が本当に有効なのかということも、やはり考えていかなきゃいけないんじゃないかなと思います。やはり形式的な会議であるとか、コミュニケーションのための懇親会というだけでは、なかなか解決していけないものがあるんじゃないかというふうに思います。やはり、いわゆる会議の方法や計画をつくっていくプロセスにも、今までと違う新しいアプローチをとらなければ、同じ手法ではまた同じ結果を生んでしまう可能性があります。

 私も企業にいるときに、企業の中では営業と開発、マーケティングと人事というような相反するセクションが共通のゴールを持つために、横断的な会議を行います。その根底に共通の意識を芽生えさせるために、お互いの立場や意識を理解し、協働して仕事をしていく上で研修を行ってます。ここに1つあるのは、7つの習慣という、これもいわゆる研修プログラムの一つなんですけども、これは非常に哲学的な、聞けば当たり前のことを説明していくんですけども、こういったことを外部機関と一緒に研修を持つことで、非常に会議の能率、あと物事の考え方っていうのが非常に進んでいくと思いますので、単純に利害関係を求める会議を開いても、お互いに利害が反するだけですので、こういった根底に残る共通認識を持つためのプログラムを一度一緒に受けた後でそういった会議を受けると、つくるというようなアプローチも、市長が求める新しい自治体経営というものをつくる上では必要なんかじゃないかなというふうに思いますので、遠回りなようですけども、意外に近道かもしれません。これは提案でございます。

 この項目の最後になりますが、どうやったら解決のプロセスはとれるのかということで、いろんな問題を解決していく上では、その解決の道のりというのをつくらなきゃいけないんですけども、これについては市長、お考えはありますでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 解決のプロセス、道のりということでございますけども、いずれにしても人間同士が行うものですから、やはり人間関係をしっかりしていくということが大事だろうというふうに思います。ですので、先ほど顔を合わせる場をふやすということも申し上げましたし、久城議員の御提案のように、何かを一緒にやるっていうことも今後大事だと思いますので、そういう意味では産業振興ビジョンの作成、策定というのは、まさにそういうことを一緒になって経済界の皆さんとさせてもらったということで、やはり共通の目標というものができたと思います。ですから、今後もアクションプログラムを含め、そういう場をつくっていくことがお互いに大事なんではないかというふうに考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) この研修の中にも、この問題解決のプロセスっていうのがあるんですけど、やはりいわゆるマニュアルなんですけども、そのマニュアルにのっとってやるということも非常に大事で、物事が壁に当たったときっていうのは、この障害というのがなったときには、必ず相反する利害があったりとか、いろんなことで障害になってしまうんですけども、どうしてもそういう問題がたくさんふえてしまうと、皆さん何となくもう難しいなというので、もうそれ以上努力しないと、いわゆる問題を抱えたまま閉塞してしまうという形で、問題解決になかなか向かわないという。

 だから、やはり問題解決するためには、一個一個、一つ一つ解決していくしかないと。そうしないと大きい問題は解決できないよっていうような内容をこのプログラムの中で学ぶんですけども、そういった意味で、やはり近道っていうのはないと思いますので、非常に根気の要る問題が非常に多いとは思うんですけども、それをあきらめないで、執念を持って、熱意を持ってやることが必要だと思います。

 先日、農政研究会で雲南市に視察に行かせていただきました。この雲南のブランドプロジェクトっていうのは、僕すばらしいなと思いまして、まさに雲南市をブランドにするというプロジェクトだと思うんですけど、これまさに今回の機構改革で経済部が一緒になりましたんで、経済部で結構完結できるプログラムだなというふうにすごく思いました。

 そういった意味で、斎藤部長、来年度は経済部が何とか明るい兆しを市民に見せられるようにしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) 部長という立場でちょっと答えにくい部分もございますけども、ああして産業振興ビジョンを一応公表しました。つくり上げるまでにもいろんな方の御助言もいただきながら、御指導をいただきながらできたところでございまして、議会の中でもお話がございましたように、つくったときが終わりじゃないよということも重々肝に銘じとるつもりでございまして、現場を含めて一生懸命やっていきたいというふうには思っております。

 ただ、今まで経済対策、産業振興、どちらかというとややもすると対症療法的な部分が多かったのかなというふうな一部反省もしておりまして、今からはこのビジョンに基づいて物を新しくつくっていくという作業がこれに加わってくるということを思ってまして、そういうノウハウが十分蓄積されてる状況でございませんので、一つ一つ小さな成功体験を積み重ねながら、意識改革も図っていきたいというふうに思っておりますので、またいろいろ御支援をいただければというふうに思います。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) よろしくお願いいたします。

 それでは、2番目の教育について御質問をいたします。

 先ほど教育委員長と教育長からありがたい御答弁をいただきました。私ももっと早く聞いていたら、もっといい人生になってたかなというふうに思いましたが、そこで若者の定住に対して教育の果たす意義と、そのために実際に行っている政策やプログラムについて、もう前にも一度お話を聞いたと思うんですけど、状況について説明をお願いします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 若者定住につきましては、ふるさと教育の推進により基盤づくりに取り組みたいと考えております。今年度の教育方針で述べましたように、現在益田の子郷土愛育成事業に取り組んでおります。2カ年をかけまして郷土の自然、歴史、文化、伝統芸能、産業等を内容とするふるさと読本、仮称です、その作成、それから学校の地域性を生かしながら農林水産、牧畜等の体験プログラムの作成により、小・中学校9カ年で系統的にふるさと教育を推進することとしております。遅くなっております。スピード感を持って対処したいと考えております。

 また、もう一点、若者定住、ふるさと教育に欠かせないものとして、大人が郷土愛を持って、益田がいいところだという気持ちを持って生活すること、地域ぐるみでお互いに支え合い、認め合い、褒め合うきずなづくりに取り組むことも大切だと考えております。学校、家庭、地域が総ぐるみで取り組むことが、ふるさと教育の成否、若者定住を決める重要な要素だと思っております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 今、御答弁の中にも、プログラムは進んでいるけど、スピードアップをしなきゃいけないということなんですけど、同時に非常に大きな問題として学力向上の問題があると思うんですが、これは島根県を挙げて大きな問題となっていると思うんですけど、この辺の対策についても学校現場にはおりているのでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 学力向上対策につきましては、小・中学校長会におきまして、全国の先進的な事例等を紹介しながら、危機感を持って取り組むよう指導しております。8月には学力調査結果の分析と対応策についてヒアリングを行っております。全教職員が情報を共有すること、共通認識を持って対処すること、それから学校だより等で分析結果について保護者への説明責任を全うすることを指導しております。

 あわせて、市教育委員会の管轄下に益田市学校教育研究会というのがございますけども、従来の小・中学校の管理職、教諭、養護教諭のほかに、益田教育事務所の指導主事、それから県教育委員会高校教育課の学力向上担当の調整監、それから高校の校長を加えまして取り組んでいるところです。

 さらに、今年度益田市教育委員会と東部の小・中学校10校が文部科学省の研究指定を受けまして、学校評価制度の充実、改善に取り組んでおります。この制度は、各学校がみずからの教育活動、その他の学校運営について目標を設定し、その達成状況について評価することにより、学校運営を改善しようとするものです。学校及び保護者、地域住民などの学校関係者が評価することにより、学校、家庭、地域が学校の現状と課題について共通理解を深め、相互の連携、協力を促すとともに、教育委員会がその結果を踏まえて学校に対して支援を行うと、そして教育水準を向上させるというものです。これは学校教育法及びその施行規則によって義務化されております。

 今年度からこの制度に改善を加えまして、今年度途中からということになりますけども、学校評価の目標を焦点化し、2つの目標にしなさい、網羅的ではいけないと。1つは、市の教育委員会が指定いたしまして学力向上、それから2つ目は学校独自の目標を掲げてよろしいということにしております。これは非常に中身が問われるものでして、数値目標とか取り組み目標とかそういうものを上げることになります。したがって、自分の学校の結果を正確に分析しないと、何をすべきかということは出てこないということです。

 喫緊の課題をこのように明確にして、児童・生徒がよりよい学校生活を送ることができるように、学校と教育委員会あるいは関係者が連携、協力して学校運営の改善を図っていきたいと、きずなを深めていかないといけないと、そう考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 今、教育長が言われたふるさとに関することと、あと学力向上、この2点が本当にきちっと実効性があるものになれば、僕は本当に若者定住っていう実際の形で、何らかのアクチュアルは必ずとれるんじゃないかなというふうに思うんですけども、実際の現場の学校とのギャップっていうのは、実際教育委員会が出される施策とのギャップっていうのはないのでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 学校の教職員、昼夜を分かたず非常によく子供たちのために使命感を持って務めておるというふうに私は見ております。教育委員会は、各学校に対して独自の通知のほかに、文部科学省であるとか県の教育委員会あるいは各機関の通知を情報という形で提供しております。各学校におきましては、情報のあらしということで、間々緊急度であるとか優先順位が明確にわからないというようなことがあります。今後、問題点を解消するために、双方向で情報のやりとり、ギャップを詰めていかないといけない、埋めていかないといけないと思っております。そういうことから、来年度教育委員会体制を強化するため、指導主事をふやして、学校との連携を促進していくことを検討しております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 私もPTAで活動させていただいている一人なんですけども、やはり実際に先生方は本当に手を抜いてるわけではなくて、一生懸命一人一人、本当に遅くまで頑張っていらっしゃって、やはりこれは企業でも一緒なんですけども、こういったIT化になって、情報というのは非常に瞬時にしてたくさんの情報を送れるようになったんですけども、それを実際に受け取って、それを消化していく人間のほうがやはりついていかないという部分が非常にあって、メールなどもメールの中に優先順位の高いとか中とか低いとかつけて送れるよとかと言われるんですけども、じゃあ実際にそれを見たからといって、メールの中の行間まで読めるわけじゃないですので、やはりその辺をあえて優先順位をつけていただくのは、やはり校長先生であったり教育委員会であったりするんだろうなと思いますので、今教育長が言われたように、実際に現場で本当にそういったことをおろせる方が、本当に実効性のある活動ができるかということに、教育委員会の方針がきちっと現場に徹底しておりるということがかかってるというふうに思いますので、ぜひともその辺の情報の流し方とその徹底の仕方に関しては、再度考えていただければなというふうに思います。

 強制力ではなく、本人たちがみずから考え、行動することっていうのは、市長が若者に言ってることで、これは我々大人が行わなければ、子供は本当の意味ではわからないというふうに思います。そのためには、先ほど経済の件でも触れさせていただきましたが、いかにやはり現場に対して熱意と行動力を持って、十分な説得材料を持っていくかにかかっていると思います。そういった意味での教育委員会の姿勢というのはいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 御指摘のとおり、十分な説明、説得材料が必要であると思います。特に、学校教育のあり方については専門性が問われると思っておりますので、学校現場の教員や保護者、市民の意見とともに、専門家による意見や幅広い見地からの考え方、さまざまな情報とその分析や調査結果などが必要だと考えております。

 そのため、このたび益田市教育審議会を設置いたしたということでございます。委員には学識経験者、保護者代表、学校関係者、関係諸機関の代表、公募委員、各界の代表から成る審議会といたしました。さまざまな観点から意見をいただくと、その決定事項については説得力があると、そのように考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 教育審議会に関しては、その趣旨とか目的については私も理解をいたしました。やはり問題は、そこで出てきた内容をどう反映していくかということで、先ほども触れましたけども、たくさんの方からたくさんの意見を聞けば、材料はたくさんふえるわけですけど、それをどう料理するかという問題が大きな問題になります。最終的には、現場にいる子供たちにどう影響を与えるかが問題ですから、はっきり言ってその集約するプロセスとかっていうのは、我々やPTAには関係ないわけで、いかにその意見を拾うかというよりも、今はどうやってそれを徹底するかということが大事なことだというふうに思います。

 ところで、学力向上と並んで職業観を持たせるいわゆるキャリア教育について、以前にも同僚議員からも質問がありましたけど、益田市の今の現状をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えする前に訂正を申し上げます。

 益田市教育審議会については、条例審議会ということで、まだ議決されてないということでございまして、おわびし、訂正を申し上げます。議員の皆さん方、よろしく御理解の上、お願いしたいと思います。

 それでは、キャリア教育について考え方を述べさせていただきます。

 児童・生徒一人一人が目的意識を持って、将来の夢や希望を持ち、望ましい勤労観や職業観を身につけ、みずからの進路を主体的に切り開く能力、態度を育成するということがキャリア教育の目的です。小学校段階から全教育活動を通じて取り組むことが必要であると思います。総合的学習の時間でふるさと教育をこれまで取り組んでおりますけども、さまざまな物づくり体験が行われておりますけども、こうした取り組みもキャリア教育の一部分です。

 私といたしましては、学校教育におきまして児童・生徒に対しみずからの体を動かし、汗を流して働く事の大切さ、あるいは仕事とは忍耐を伴うものであると、そういうことを教えていくことが大切であると考えております。

 また、6月議会に河野議員のほうからキャリア教育についての御質問がありまして、その中で市長が、今後若者が仕事がないから益田に住まないということでなく、益田で仕事をつくるという起業家精神を育ててほしいというように答弁いたしました。教育委員会としても、そういう経験というのは、仕事をする上で創意工夫の大切さであるとか物づくりの喜びを体験することもなりますので、将来への可能性を広げることになると思います。今後、関係機関と連携いたしまして、起業家精神をいかに培うのかということにも取り組みを検討してまいりたいと思います。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) これ、経済産業省のほうにもこういうキャリア教育のプログラムっていうのはあると思いますので、ぜひともそういう横断的なつながりの中で、益田におりるキャリア教育のプランになっていただければなというふうに思います。

 益田市にやはり定住させるということは、あらゆる職業につく子供を育成するということです。子供たちの可能性に対して大きなチャンスを与える環境づくりは、大人である我々の責任だろうと思います。

 ただ、どんな職業につくにしても、学習習慣のない子はどの道に行っても挫折をしてしまいます。そういった意味では、学力の問題は大きいのですけども、ここで言う学力というのはデータ上の学力というよりも、生活面での学習習慣をどう植えつけるか。教育委員会の方が一番理解されてると思いますけど、いかに改善の方法を学校現場に、保護者に意識づけし、徹底できるか、私もPTAとして微力ですが自助努力をしたいと思います。目に見える改善プロセスをお願いします。教育長のみずからを奮い立たせる、また我々を勇気づけるコメントを最後にいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 教育論議、さまざまなお立場の方がさまざましています。近年では、経済格差が教育格差にということを教育社会学者は言っております。しかし、ついせんだっての日本経済新聞、大阪大学の清水先生が書いておられましたけども、この50年間の全国学力調査を分析してみると、必ずしもそうは言えない。学校と家庭と地域のきずな、連携こそが決め手であるということを書いておられます。

 子供同士で授業を教え合う、これは学び合い授業を今やっております。同時に、教員同士で教え合う同僚性の発揮ということがあります。そして、地域の人は地域の人で、やはり先ほど申し上げましたけども、お互いに認め合う、支え合うきずなづくりということが大切だと思います。教育に関してそういう連携、社会総ぐるみで取り組むことで成果を上げていきたい。それで、また最初に返りますけども、教育審議会がそういう場になるといいがなと、お互いに学びの場になるといいがなと思っております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 最後になりましたが、今現在、国も模索、地方も模索という混沌とした時代でございます。そういった時代に、マイナス面ばかりを見てできない理由を考えたり、過去を振り返って昔はよかったと言っても、現状打開にはなりません。まずやはりみんなで考えた、このみんなで考えたっていうこの意見集約が一番大変なんですけども、そういったビジョンをしっかりと市民に明確に示して、その目的達成のための戦略戦術を粛々と進めること、そして小さい成功の積み重ねをすることで自信をつけて、大きな成功の足がかりをつくること、そしてそのベースにはみんなで協力してやることと継続をして行うことが肝心だと思います。来年度の市長の所信表明と22年度予算に期待をしたいと思います。最後に市長からコメントをいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 来年度のコメントということでよろしいでしょうか。

 先ほど申し上げましたとおり、混迷の時代ですけども、私は益田市の未来は明るいとずっと申し上げております。そういう意味では、この地域の力を我々が自覚をすることが大変大事だと思いますし、先ほどの教育の話で言いますと、やはりあの人のようになりたいというような大人がふえることが大事であるというふうに思いますので、私自身がまず市民の皆さんからそのように思われるように、しっかりと努力をしてまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 4番 久城恵治君。



◆4番(久城恵治君) 5時には終わりました。私の一般質問を終わります。



○議長(前田士君) 以上で4番久城議員の質問を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(前田士君) 本日はこれにて延会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

              午後4時56分 延会