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島根県 益田市

平成21年第468回 9月定例会 09月08日−03号




平成21年第468回 9月定例会 − 09月08日−03号







平成21年第468回 9月定例会



                平成21年9月8日

                (議事日程第3号)

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 本日の議事日程

第1 一般質問

      (個人質問)石田米治、中島 守、松原義生、平谷 昭、永見おしえ、

            弘中英樹、福原宗男、宮内智士、佐々木惠二、大久保五郎、

            河野利文各議員

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 会議に付した事件

第1 一般質問

      (個人質問)石田米治、中島 守、松原義生、平谷 昭、永見おしえ、

            弘中英樹各議員

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 出席議員(27名)

1 番   前 田   士 君          2 番   河 野 利 文 君

3 番   安 達 美津子 君          4 番   久 城 恵 治 君

5 番   中 島   守 君          6 番   松 原 義 生 君

7 番   井 藤 章 雄 君          9 番   永 見 おしえ 君

10 番   弘 中 英 樹 君          11 番   林   卓 雄 君

12 番   大久保 五 郎 君          13 番   福 原 宗 男 君

14 番   宮 内 智 士 君          15 番   野 村 良 二 君

16 番   寺 井 良 徳 君          17 番   山 根 哲 朗 君

18 番   平 谷   昭 君          19 番   澁 谷   勝 君

20 番   石 田 米 治 君          21 番   波 田 英 機 君

22 番   岡 田 正 隆 君          23 番   安 達 幾 夫 君

24 番   佐々木 惠 二 君          25 番   久 保 正 典 君

26 番   長谷川   昇 君          27 番   大 畑 茂三郎 君

28 番   山 崎 一 美 君

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 欠席議員(0名)

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 出席した議会事務局職員

局長       岩 本 清 治        次長       国 司   広

係長       永 岡 克 広

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 説明のため出席した者

市長       福 原 慎太郎 君    副市長      椋 木 和 雄 君

教育委員長    尾 庭 昌 喜 君    教育長      三 浦 正 樹 君

会計管理者出納室長事務取扱         総務部長兼経営企画部長

         大 畑   強 君             柳 井 孝 雄 君

危機管理監    桂 木 正 則 君    福祉環境部長兼保健センター長

                               豊 田 忠 作 君

産業経済部長   斎 藤 清 一 君    建設部長     石 川   保 君

水道部長     篠 原 栄 次 君    美都総合支所長  領 家 貞 夫 君

匹見総合支所長  斎 藤 幸 士 君    教育部長     寺 戸 紳 児 君

消防長      杉 原 寛 臣 君    総務管理課長兼選管事務局長

                               福 原   司 君

人事課長     堀 部 利 幸 君    教育総務課長   林   秀 輔 君

監査公平局長   桐 山 和 明 君    農委事務局長   田 中 康 博 君

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              午前9時0分 開議



○議長(前田士君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(前田士君) 日程第1、昨日に続き一般質問を続けます。

 それでは、質問を許します。

 20番 石田米治君。

              〔20番 石田米治君 登壇〕



◆20番(石田米治君) おはようございます。

 一般質問も2日目を迎えました。どうか誠心誠意、丁寧な市民にわかりやすい答弁を期待いたしまして質問に入らせていただきます。

 第468回定例議会の開催に当たり、さきに通告いたしております発言項目2件について質問をいたします。

 第1点目は、選挙の開票事務の迅速化についてであります。

 歴史に残る政権選択の選挙が終わり、担当職員においては早朝からの投票事務に始まり、開票事務終了まで長時間多大な労力を要し、大変御苦労さまでした。選挙の開票事務は、公職選挙法において正確かつ迅速に選挙の結果を出す努力が求められております。それにも増して、開票事務は正確性を確保しながら効率性や迅速性が求められているという点において、行政の典型的な事務ととらえることができ、時間短縮による人件費の削減のみならず効率化を追求するということと、今以上に職員の業務に対する集中力の増加という意識改革の重要性にも寄与するものであります。

 さて、開票事務改善の先駆けとなったのが東京都の多摩市長選挙であります。平成18年4月18日の産経新聞の朝刊に、「コンマ1秒の節約実る。多摩市長選46分で開票終了」という記事がきっかけとなり、以後「コンマ1秒運動」という、いかに正確に早く選挙開票事務を行うことができるか、全国の自治体で研究、実践する大きな運動となっています。それまでの選挙の開票作業時間は、正確さを優先する余り、選挙の開票は時間がかかるもの、統一開票の場合は大体が深夜または明け方に結果が出るものという思い込みから、作業の迅速化、効率化に対する改善は余り行われず、記事を見た関係者に大きな波紋を投げかけました。

 そこで、多摩市長選の記事の内容を御紹介いたします。

 1つ、迅速化の一番のポイントは、疑問票の確認と位置づけ、市選管が独自のマニュアルを作成、配布し、みずからの判断による効率的な処理の周知徹底を図った。

 2つ、有権者が11万5,000人の多摩市と同規模の自治体では、開票に2時間以上かかっている。

 3つ、手のあいた作業従事者は、ほかの係を手伝い、全員で共通目標を持って開票事務を行った。

 4つ、票を束ねていた輪ゴムをやめ、イチゴパック等のトレーを活用など、0.1秒の小さな節約の積み重ねが大きな改善につながったことなど、創意工夫、アイデア等の事例が紹介されていました。

 このことは、総務省選挙部の選挙特報でも、各自治体に開票について迅速化に取り組むよう、事前の模擬開票の実施、開票事務従事者の服装などの細かな内容にまで踏み込んだ通知が行われています。一言で開票事務を迅速化し効率化を上げるように言っても、選挙の種類、候補者数、また有権者数、投票者数、立会人のチェック、疑問票のチェック等、開票事務従事者の努力ではどうにもならないこともあるのは十分理解をいたしております。

 地方自治法において、地方公共団体は最少の経費で最大の効果を上げるよう求められています。このことから、選挙の開票事務改善が市役所全体の業務の効率化を図り、ましてや行政改革、すなわち市民サービス向上の新たなる第一歩につながるものと考えます。

 そこで、市長にお尋ねいたします。

 産経新聞の記事を紹介いたしましたが、選挙事務改善のみならず、市役所全体の業務改善、効率化について現状どのように取り組んでおられ、今後どのように取り組んでいかれるのか、お考えをお伺いいたします。

 第2点目は、新しい自治体経営についてであります。

 月日がたつものは早いもので、市長就任1年目を経過いたし、まさに光陰矢のごとしであります。昨年9月の議会の所信表明において、市政運営の基本的な考え方を述べられました。その中で、未来へ益田市が安定して永続的に存続できるよう、新しい自治体経営の仕組みづくりに取り組むことを力強く述べられたことが昨日のように思えてなりません。そこで、新しい自治体経営のあり方として、市職員、市民、民間企業の3つの力が存分に発揮できることが重要で、そのための仕組みをつくることが不可欠であるとあります。このことについて、1年経過した今日、どのように検証され、2年目の市政運営に取り組んでおられるのか、お尋ねいたします。

 以上、壇上での質問は終わり、あとは質問者席よりいたしますので、よろしく御答弁をお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) おはようございます。一般質問2日目よろしくお願いいたします。

 それでは、石田議員の御質問にお答えをいたします。

 1点目は、選挙の開票事務の迅速化、そして2点目は新しい自治体経営の仕組みについての御質問であったかと思います。

 まず、選挙開票事務の迅速化と市の業務との関係でございますけども、私も石田議員と問題意識は全く同じでございます。石田議員が取り上げられたその多摩市の事例を私もその当時、新聞、テレビ等で見ておりまして、当時たしか私の記憶ではスピードアップに向けてやられたことが机の高さを調整するであるとか、その机の下にテニスボールの半分をつけるとか、スポーツシューズ、動きやすい靴を履くとか、そういうことが取り上げられておりました。あと仕分けの箱とか、いろんな工夫がされておったわけですが、私から見たら今ごろこんなことをやってるのかというのが率直な感想でございました。民間では、もうそういう改善提案は逆に山のように出てきて当たり前でありまして、今ごろやるということは本当に官と民というのは、これだけ仕事のやり方が違うんだなあということを当時驚くやらあきれるやら思ったことを記憶をしております。そういう意味では、民でできることは民でというのは当たり前の話だというふうに当時から思っておるところでございます。

 そういう中で、私が行政に携わる中でどういうことをしているかということを申し上げたいと思いますが、私は市職員半減ということを公約に掲げております。これは庁内に入っても一貫をして伝えております。ですので、簡単には増員を認めないというのが基本的な方針です。仕事があるので人が足りないということを各課からお話がありますけども、今ある仕事がどうなのかと、減らせる仕事はないのかということをまず各部課長には話をするようにしております。そういう中で、これまでどおりの仕事は基本的にはだめだと、進歩がない限りは同じことをやっていては全く意味がないということを申し上げているところであります。

 先般も、ある事業のことでちょっと驚いたことがありまして、課長会議でも、これが当たり前だと思っているようでは困ると、普通に考えたら改善できることをもっと現場から意見を出してほしいということを話をしたところであります。そういう意味では、今事務事業の見直しも進めておりますので、今後事務事業の見直しをしながら、本当に民間でできることは何なのか、行政でやらなければいけないことなのか、そして本当にやる必要がある仕事なのかどうか、そのことを今後見きわめたいというふうに考えております。

 そういう中で私が一番感じたことは、やはり仕事等に対する素直さと、その気づく気づき、この2つが大事だろうというふうに思います。この素直さと気づく感性を持つ職員は、非常に事務改善の提案が出てきたり、さまざまな効率化の提案があるというふうに考えます。それをするために、今私といたしましては昨年からあいさつ運動、やはりあいさつをできるということは気づくということですので、そういうあいさつ運動の徹底、今回、先般の課長会議では、各朝礼であいさつ唱和を全課で、これまでは任意でしたけども、全課で徹底するように指示をしたところでございます。

 また、気づくという意味では、掃除、身の回りをきれいにするということでありまして、今度トイレ掃除の実施をまず幹部から始めたいというふうに思っております。そういう気づくということをしっかりとまず幹部から徹底をすることで、庁内全体が石田議員御指摘のような選挙事務の改善を含めた市役所業務の改善につながるというふうに考えております。

 また、私自身のこういう考えは、今後10月以降、全職員に対象の研修という形で話をしていきたいと考えております。

 そして、2点目が新しい自治体経営の仕組みについてでございますけども、基本的には所信表明で申し上げました行政と民間企業、そして市民、この3者が一体となった自治体経営の仕組みをつくるということが重要であると考えております。

 そういう中では、やはり民の自立というものが一番大事ではないかと考えております。1年間通して一番感じたことは、市民の皆さんもそうですし、民間企業の方々もやはり官依存、この傾向が非常に強いということでございます。もちろん全く行政のかかわりなしにやってくださいというわけではないんですけども、できる限りここまでは自分たちでやって、ここからは行政にお願いしようというんであればいいんですが、どうもそういうふうには、まだまだこれからかなあという感じが私はいたしております。そういう意味では、市民の皆さん、民間の皆さんにもお話をしていくことと同時に、コストがどれだけかかっているかっていうことをやはりしっかりとお伝えする必要があるのかなあと思います。もちろん行政はコストだけでは割り切れませんけども、しかしコストを無視して考えることは不可能ですので、コストがこれだけかかっていますけども、皆さんどうされますか、負担をする覚悟はありますかということをしっかりとお話をして、覚悟がおありということであれば、やはり考えていくことも今後出てくる面もあるのかなあと考えております。

 そういう意味では、私が職員を減らして行政の役割を減らすということを申し上げておりますけども、基本的には官の役割を減らしていくと、守備範囲を減らしていくというのが民の自立につながると思っておりますので、新しい自治体経営の仕組みに向けては、とにかくできる限り、先ほど申し上げましたとおり、行政の役割を減らして民の自立を促すと、こういうことを今後もやっていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) 市長も非常に選挙の事務を通じての業務改善ということの取り組みは非常に私も同感でありますし、市長もそのような考えで行っているということで、非常に私もひとまず安心いたしました。普通、選挙の開票事務というのは、独立行政機関でありますから、とかく人ごとじゃないけど、そういった感じを持たれがちなんですね。今の答弁で市長の考え方はよく理解いたしました。

 では、ちょっと細かいことを選管のほうにお尋ねいたしたいと思います。

 益田市においては、効率的な選挙の開票事務の短縮のためにどのような工夫や努力をしてきたのか。また、開票作業の明確なタイムスケジュールや終了目標時刻の設定の意義、事前に開票事務担当職員を対象とした開票事務の説明会を行い、職員一人一人が開票作業工程を十分把握、共有することが大切であると、そのように私は思います。当然、立会人に対しても事務改善の意義を説明して納得を得て、立会人も開票事務の重要な一員であるということを認識してもらう必要があると思います。そこで、事前の研修または説明会等をどのように行っているか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(福原司君) お答えいたします。

 まず、事務改善の事例でございます。

 先ほどの多摩市の事例にもございましたけども、益田市におきましても開票台の高さを20センチ程度上げて職員の負担の軽減を図るとともに、服装につきましても軽装で行うということをやっております。

 それから、前回の選挙からでございますけども、開票前に立会人の方に投票缶の施錠の確認をしていただいた後に、立会人の席に着いていただくようにしました。これによりまして、10分から15分の時間の短縮になっていると思っております。そうしたことによりまして、前回の衆議院選挙よりも約50分程度、今回の開票事務におきましては短縮ができたという実績がございます。

 それから、説明会でございますけども、開票につきましては、それぞれの班、これの班長に集まっていただいて、最初から最後までその班長と一緒に確認をいたしておりまして、班長からそれぞれの班の職員に指示が行っているというふうに思っております。

 それから、立会人への説明でございますけども、立会人の方の届け出は選挙日の3日前ということになっておりまして、今回の選挙の場合には27日が届け出の期限でございました。立会人の方も選挙活動をされてますので、選挙期間中にお集まりをいただくというのは困難でございますので、選挙当日の開票前にお集まりをいただきまして説明をさせていただきました。先ほど議員言われましたように、立会人の方も当然開票事務の効率化に寄与していただく必要がございますので、御理解を求めている次第でございます。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) 私は、やはり開票事務担当者と立会人が、先ほども申しましたけど、事務改善の意義をお互いに共通認識を持ちながら共有するということが言いたかったんです。ですから、今後もさらなる工夫を加えていただいて、このたびはそれは3日前という規定があるでしょうが、しかし3日前であっても、どうしたらできるか、事務改善ができるかということを常に頭に置きながら事務作業には取り組んでいただきたいと思います。

 では、続きまして開票事務時間の効率化を図ることは、選挙結果を市民に早く知らせるということが公選法にもございます。そういった役目もありますし、超勤手当等の削減や経費の抑制につながることはもとより、翌日の通常勤務を控える職員の労務軽減につながって、さらには何といっても職員の健康管理や体力的な負担軽減につながるという効果があります。その上、開票事務は係を超えて多くの職員が共通の目標として行う数少ない共同作業であります。開票事務改善については、一致団結して積極的に取り組むことで、役所の悪弊と言われている縦割りの行政意識を打破し、チームワークの重要性を再認識させることが可能なんではないでしょうかね。どのようにお考えでしょうか。



○議長(前田士君) 福原選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(福原司君) お答えいたします。

 石田議員がおっしゃいますように、開票時間を短縮することによってよいことがたくさん生まれます。おっしゃいましたことと関連しますけども、職員の連帯感、それからふだん仕事では余り接する機会のない職員同士がこの開票作業によって通常の仕事にも生かせるということもございます。今回の開票事務におきまして、まだまだコストの削減、時間短縮につながる幾つかの課題も見つかっておりますので、次回選挙に向けて、それを着実に実行していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) 今後の開票事務に生かしていきたいという、いろんな課題があるということも言われましたが、私はやはり事務事業においては、この検証をいかに、どのような検証の仕方をするかということが一番大切であると、そのように思います。工夫してください。

 そこで、お手元に配付させていただきました資料をひとつ目を通していただけたらと思います。これは市議会議員選挙と市長選挙の開票事務迅速化の成果をあらわしたもんなんです。

 資料の説明の前に、お尋ねをいたします。

 このような視点から、開票の事務改善に取り組まれたことはありますかどうか、数値をもって。



○議長(前田士君) 福原選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(福原司君) 議員がお示しをいただきましたこういう数値に沿って今まで取り組んだことはございません。ただ、基本的には前回の開票確定時間、これを最低でも上回るという目標のもとに、ある程度の予定時間を設定をして事務をとり行ってきた経過はございます。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) では、資料説明をいたしたいと思います。

 この1から10まで項目がありますが、その中で特に市民サービスと事務処理量、そして効率化という点に注目をしていただきたいと思います。

 この市議会議員選挙、上ですね。上の市議会議員選挙においては、7番を見ていただきたいと思います。所要時間、平成16年7月25日の選挙では179分でございました。それが平成19年9月9日に行われた選挙では129分、ですから50分短縮されたんですね。ということは、効果としては市民に対してより早く結果を知らすことができ、市民サービスの向上が図られたということなんです。これは先ほど申しました公選法においても、いち早く市民に知らせるということがあるんですね。

 それから、8番の1人が1分間に処理した票数は1.37票、それが19年9月の選挙では1.97票、ということは事務処理量が1.44倍と改善されたということなんです。

 それから、その下の9番を見ていただきたいと思います。1人が1票を処理するのに要した時間、すなわち1人当たりの事務量でございます。その事務量も13.37秒改善されて1.44倍の効率アップしたことが数字にあらわれています。

 ですから、私はこういった数値をもとに創意工夫はつながっていくと思うんです。事務改善にもつながるわけですから、数値でもってやっていただきたい。参考にしていただきたいと思います。ほかに詳しゅうお聞きしたいことがあれば、私も協力いたします。

 先ほど申されましたが、選管のほうで前もってお聞きしたんです。どういったことがあったのと、先ほど言われたとおりでございます。動きやすい服装や運動靴、また開票台を高くしたと、そのように言われておりました。このように開票事務を取り上げてみましても、事務改善がなされたことがはっきりと数字にあらわれています。改革は、このような小さな改善の運動の積み重ねから起こるものと私は思います。行政意識を持つことにより目標数値を定め、業務推進は必要かと考えますが、市長、再度どのように受けとめておられますか、お伺いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も全く同感でございます。選挙の公約にはしておりませんが、私が自分の63項目の公約を上げる前に、その10倍ぐらいいろんなメモがあるんですけども、そのメモの一つの中には、開票率、開票スピード日本一を目指すというのが自分の中にはありまして、ひそかにそういう思いは持っておりました。ただ、私は選挙管理委員会を指揮する権限は有しておりませんので、それをどうこう直接申し上げる立場にはありませんけども、石田議員がおっしゃるように、この選挙開票事務を通してさまざまな連帯感や、その業務改善へのいろんな感性、そういうものが日常の業務にも生かされるものと考えております。ですので、そういう意味では、いろんなスポーツ等を通じて得られるものと似たようなものがあるのかなあというふうに考えております。

 今回、こういう数値で見せていただきまして、職員も大分努力をしてスピードアップが図られたなあということで大変うれしく思っております。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) では、2点目に移らせていただきます。

 当然のことながら、先ほど市長も壇上で言われておりましたが、社会経済の大きな変革期にある今日においては、既成概念にとらわれず、市民と行政それぞれが担う役割と責任を明確に自覚し、協働によるまちづくりを推進していくことは当然でございます。そのような中で、職員を市役所において最も大きな財産と位置づけて、能力、専門性が最大限発揮され、益田市活性化のために不可欠であると所信表明の中でございます。

 そこで、行政改革とは、市長と若干ずれがあるかもしれませんが、ちょっとお尋ねします。

 職員の数を減らし、業務を民間委託するだけでなく、余剰人員を削減する必要はありますが、適正人数になっている部署においては、それ以上の削減は残った人への業務のしわ寄せとなり、市民サービスの低下を招く結果となります。現状において効率化をまず徹底的に追求することが行政改革の第一歩ではないかと思いますが、現状での市民サービスの検証も踏まえてどのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的には石田議員おっしゃるように、必要な部署には必要な人数をやはり配置する必要があるというふうに思います。ですので、余剰人員がいるとは思いませんが、市役所としてやるべき仕事かどうかという、そういうことを人件費が平均七、八百万円かかる市職員がすべき仕事かどうかということを観点にして考え直さなければいけないという意味でありまして、必要な仕事はとにかく配置をしていく必要があると思っております。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) そうした中で、常に庁議等または一般職員からも、今市民サービスということに対して市民のほうからの御意見等は、市長、そういったことは聞かれておりますか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 毎日、私のところには市長への手紙、それからメールでの市長への手紙、それから下の相談所のところで書かれたものとか、さまざまなものが私のところに届いております。そして、基本的にはその市長への手紙は、庁議で幹部職員全員共有するようにしているところでございます。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) やはり組織というものはコミュニケーションが第一でございます。市長みずから各担当課のほうへ行っていろいろとお聞きされる。表面だけのお話でなしに、本音の部分も聞いていただくようにしていただきたいと思います。

 では最後に、もう一度市長の新しい自治体経営についての考えをお聞きいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。

 大変厳しい財政環境の中で効率的な行政運営が行われるよう、開票事務にとどまらない市役所全体による業務でこれまで取り組んできた効率性の追求は、今後においても徹底してまず行うべきだと思います。職員一人一人が市民から負託された職務の重さを十分自覚して、市民の視点に立って業務に取り組み、さらに大切なことは各事業の目的、効果を原点に返って検証することが大切であると私は考えます。

 それともう一つ、常に市民の満足度を追い求め、より質の高いサービスの提供を図ることが求められていると思います。再度、市長、新しい自治体経営についてお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先ほど申し上げましたとおり、行政と民間と市民の皆さんが、3者がしっかりとスクラムを組んでいくというのが私の目指す姿でございます。そういう意味では民の力を引き出す、いかに引き出せるかがこれからの行政の仕事ではないかというふうに思っております。ですので、今、日本に求められているものは、以前も申し上げましたが、明治の初めの先達たちが自立ということを大変、自主独立ということを言っておりますけども、そのこと、この気概を取り戻すということではないかというふうに思います。ですので、行政としては民の力を引き出すような仕組み、施策を今からやっていきたいと思っております。

 また、行政のほうは、石田議員おっしゃったように市民の皆さんの目線で、しかも専門性を高めていくということではないかと思います。

 手前みそで恐縮ですけども、最近は市長への手紙等でもお褒めの言葉を大変いただくようになりました。市民サービス課の対応がよかったと、市役所にこの年になって行きたくなったという80代の女性の方、それから先般山口市のほうにも水道で給水に行った職員の対応が非常にいつ行ってもよかったというお褒めの言葉、本当にこれは職員の努力によるものでありまして、市民の皆さんに対するそういう考え方というものが徐々に広まってきたなあというふうに思っております。

 また、行政の専門性をこれから高めていかなければなりませんけども、私は先般も課長会議でも話をしたんですが、とにかく研修にはしっかりと力を入れるので、少々の予算的なことは余り考えずに、とにかく行きたいものがあったら相談してほしいということをしたところでございます。ですので、行政の専門性を高めるために、今後人材育成にはしっかりと力を入れていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 20番 石田米治君。



◆20番(石田米治君) 常に新しい自治体経営を検証しながら市政に邁進していただきたい、そのように思います。

 以上をもって私の質問を終わります。



○議長(前田士君) 以上で20番石田議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前9時40分 休憩

              午前9時50分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 5番 中島守君。

              〔5番 中島 守君 登壇〕



◆5番(中島守君) おはようございます。中島守でございます。

 第468回益田市議会9月定例会におきまして、さきに通告しております1つ目は人事評価制度と定員適正化計画について、2つ目は経済活性化のプロジェクトについて質問いたします。

 まず、人事評価制度の進捗状況についてでありますが、昨年の第455回3月定例議会におきまして、私は益田市人材育成基本方針に基づく実施計画を早期に策定し、具現化に向けた人事評価制度の導入をすべきであると質問させていただきました。

 その後、2008年5月に実施計画が策定されたところでございます。それによりますと、この制度の構築のために庁内に検討委員会を立ち上げ、職員周知、試行を経て本格実施をしていきますと記されており、本年度はこの制度を試行実施し、22年度から本格実施していくと示されております。さきの6月の定例議会でも、このことについて同僚議員の一般質問での答弁で、総務部長が座長となり13名の委員で人事評価検討委員会を立ち上げ、2回の検討会議を実施したと、遅くとも8月末までに制度設計をするとの回答でありましたが、その後の取り組み状況について尋ねます。

 また、この人事評価制度の本格実施がいつごろになるものか、あわせてお尋ねをいたします。

 次に、経済活性化プロジェクトについてであります。

 本年第464回3月定例議会の一般質問で、私は益田市の疲弊した経済、産業を総合的な角度から活性化する一つの切り札になると想定される経済活性化プロジェクトを提案させていただきました。その内容は、本市の自然豊かな空港に隣接し、日本海が一望できて、しかも中国山地を望む雄大なロケーションを背景にした国営農地開発地内の遊休地の一角に、首都圏あるいは関西圏の定年退職者を呼び入れる簡易宿泊施設貸し農園つき、別名滞在型クラインガルテン、これを建設する提案でございました。

 この提案に対しまして市長は、何か動かないと何も始まらない。すばらしい提案をいただきありがたいと、益田市も平成11年に益田みらい農業都市づくりを目指した計画を策定して、予定地の先行取得も行っているので、今から考える必要があると思うと、新設される産業経済部の担当課の所管事項である交流と定住を横断的に考えていきたいと答弁されました。このプロジェクト推進に向けた質問をさせていただきます。

 以上、壇上からの質問とし、以降は質問者席から質問させていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 中島議員の御質問にお答えをいたします。

 人事評価制度につきましては、先ほど中島議員の御指摘のとおり、6月議会では答弁をさせていただいたところでございます。

 以後の進捗状況でございますけども、現時点におきましては8回の検討会議を実施をし、評価の基本的な仕組み、それから評価シートの内容等について検討を加え結論を出しましたので、基本的な制度設計については終了したというふうに認識をしております。

 評価の基本的な仕組みといたしましては、能力評価や業績評価、そして自己評価をしてもらうこと、また面談をして評価結果を本人に全面開示をする。年2回の評価をする等々でございます。今後は、評価マニュアルの作成、労働組合との協議、評価者研修の実施、職員への説明や研修などを実施する予定にいたしております。

 したがいまして、現時点では人事評価制度の試行につきましては平成22年度から、本格実施につきましては23年度からしていきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 当初の20年5月に策定された計画からいたしますと、1年ずれるというふうなことで受け取らせていただきます。

 特に、この人事評価制度の導入の目的、これは言うまでもなく職員がやりがいを感じて生き生きと働き、自分の持てる能力を最大限に発揮できるようサポートすること、またその能力を活用して組織力の最大化を図り、市民によりよい行政サービスを提供することであろうと思います。このことについていかがでしょうか、総務部長。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 導入の目的でございますが、大きく言って3点程度あろうかと思っております。1点目は職員の能力開発、2点目は人材育成と人事政策への有効活用、3点目は、よりよい職場風土の形成、これらを全体として考えれば、御指摘のように導入することによって市民によりよい行政サービスを提供するということにつながるんじゃないかと考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 既に人事評価制度をしております自治体でいきますと、大阪の守口市がございます。民間では相当の企業で、この人事評価制度というのは導入しております。民間では、人事考課制度というふうに普通呼んでおりますけども、そのような格好で導入しております。

 内容は余り変わりませんけども、年2回、人事評価に基づいて昇級、昇格、賞与の査定も行っております。先ほど市長も申されましたが、この評価の後の査定結果については、評価者より本人にフィードバックされ、用務に対する意欲を喚起し、自己啓発を促すものとなっている。これは民間でも同じでございます。このことについて、特に賞与の査定について市長の御見解をいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 結論から申し上げますと、最終的には給与等へも反映をさせる必要があると思っております。

 機会の平等は保障しなければいけませんけども、やはり能力のある、能力、努力によって違いが出るのは私は当然だというふうに思います。努力をしてもしなくっても変わらないんであれば、人間なかなかやる気も出にくいと思いますし、特に行政という組織はつぶれない、もしくは解雇されないという立場でありますから、そういう中でよりやる気を引き出すという意味でも、給与等への反映というのは当然であるというふうに考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) ぜひその今市長が言われましたような方向で、この人事評価制度が定着しますことを期待したいと思います。

 次に、定員適正化計画について尋ねます。

 同じく6月の定例議会で同僚議員の一般質問の中で、市長は定員適正化計画に関して、新卒採用にはこだわらず民間の経験ある方を中心にできる限り採用したいと答弁されておられます。6月定例議会で提案されました、現在就任されてますが、危機管理監の任用に関して私はある程度評価をいたしました。民間の専門ノウハウを持った人を採用するほうが行政効率が格段によくなるケースは、まだまだ多くあると思います。

 地元の一般企業の給与水準が低い中にあって、収入が高く安定している公務員への就職希望も多く、過去本市においても数名の募集定員に対して何倍もの希望者が殺到しており、難関を突破して優秀な職員が採用できている状況にあると聞いております。しかし、嘱望してやる気満々で入ったものの、数年もすると職場の雰囲気にならされ初心を忘れてしまう、そんな職場風紀が役所の中にはあるのではないでしょうか。

 各課で朝のミーティングを行ってる状況はお聞きしておりますが、始業時間の8時半ぎりぎりに庁舎に駆け込む職員を何人見るでしょうか。市長が考えておられる定員適正化計画のための職員採用について、新卒にこだわらず専門知識を有した民間の経験者を採用しても、やる気のある職員を阻害するような職場環境であってはなりません。益田市人材育成基本計画における人事評価制度は、まさに職員の適材適所の配置により、繰り返しになりますが、職員の最大限の努力を引き出して市民サービスの向上を図ることが目的でございます。

 市長、先ほど言いました各課でのミーティングっていう話を申しましたが、職員は臨時かもわかりません。ですが、朝仕事をしようかというときに、ぎりぎりに入っては仕事はできません。そういったことの部分もやはり目を光らせていただいて、本当に人事考課制度、このもとになるのは、まず職員が職場にぎりぎりに入ってくるレベルでは、とても制度の導入には至りません。そういったことで、そういった部分をもう一度、市長みずからの目で点検を願えたらと思います。このことについて、市長、お考えをひとつお願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 中島議員御指摘のとおりであるというふうに思っております。

 私自身も、春から朝礼をまずは徹底をするということをしました。これは一遍にいろんなことはできないと思いまして、まず朝礼を各課でやろうということで話をしました。案の定、そういう中で今議員御指摘のような、市民の皆さんから、8時半になって朝礼をするとは何事だというような御意見をさまざまいただいております。普通の民間では考えられないと、今議員おっしゃるとおりでございます。

 そういうことで、先般の課長会議で、先ほどの石田議員からの御質問のところで、あいさつ唱和を徹底するということを申し上げました。もう2つ申し上げまして、あいさつ唱和の徹底と8時30分までに朝礼を終了するようにという2つを課長会議で話をしまして、今後その徹底を図っていきたいというふうに考えております。

 ですので、8時半までに朝礼を終了し、8時半からはお客さんをしっかりお迎えをして仕事ができるようにする。まさに民間であれば当たり前のことを当たり前のようにやっていきたいというふうに考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) ありがとうございます。

 次に、人事異動についてお尋ねをいたします。

 特に専門性を求められる職種におきましても、現状は一般職からの人事異動が行われているように思います。市民の側からいたしますと、職員の異動によって専門性が要求される職場に全く専門知識を有しない職員が着任することになり、無駄な時間をつぶすこととなり、経費の無駄遣いであるとの指摘を耳にします。専門性を求められる職種の人事異動については、必要最小限度にとどめる必要があると考えますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 議員御指摘のことも含め、今後しっかりと検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 今回6月定例会で、地域活性化・経済緊急対策臨時交付金に係る事業に関する補正予算の一つであります庁内情報化推進事業費、これはOA業務用端末機の更新に係るパソコンの購入でありますが、8月の臨時議会におきまして総額5,061万円のパソコン495組の財産取得が議案上程されて承認されました。地元一般企業では、景気の冷え切った経済環境の中で、型式の古くなった購入後10年近くもたったパソコンでも買いかえずに使用できる間は使用してるという厳しい現状の中で、行政だけが国の経済緊急対策で補助金をもらったとはいえ、庁内情報化のための5,000万円余りを投じた補正予算は、市民には理解しがたい内容だったように思います。これからは、行政サービス向上のために、しっかりこれを活用しなければならないと思います。

 行政サービス向上の一例を申し上げます。

 県では、既に土木建築関係の手続や確認にパソコンを利用したメールにより、施工業者または入札参加予定業者との間で図面等の受け渡しやインターネットでの仕様書確認ができる状況であると聞いておりますが、本市においてはいまだにその体制が十分でないと聞いております。庁内情報化推進事業によって導入した機器の活用によって、製図作業や図面作成、また設計作業が正確に処理できると言われております三次元処理能力が可能となっているCADシステムの活用等により、行政サービスの向上が図られなければ何の意味もないと思いますが、いかがでしょうか。

 そのためには、職員がそれぞれの部門において業務の簡素化を図るために情報機器を確実に使いこなせるレベルが求められるんです。先ほど市長が申されました、これは同僚議員の質問の答弁になっておりますが、職員がいろいろな面で研修に行きたいという折には惜しまずということでございましたので、ぜひここらあたりを本当に導入したこの情報機器で業務の簡素化を図る上での業務研修には、ぜひとも多くの職員を参加をさせていただきたいというように思います。

 ちょっと長うなりましたが、先ほど一例の関係で、まず建設部長にお答えを賜りたいと思います。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) インターネットを利用しました土木建築工事等の手続について私のほうからお答えをさせていただきます。

 御質問のインターネットを通じました活用におきましては、受注者、発注者の負担が軽減されることとなります。

 当市の状況でございますが、電子入札システム並びに入札情報サービスにつきましては、島根県並びに5市3町、ちなみに松江、出雲、浜田、雲南、益田、奥出雲、邑南、吉賀町でございますが、それらによりましてシステムの共同開発を行いまして、今年度4月から運用を開始しております。

 内容といたしましては、おおむね1,000万円以上の一般競争入札の建設工事並びにコンサルタント業務で行っております。

 入札情報サービスにつきましては、県と同様でございまして、主に入札案件、入札結果情報を行っておりまして、入札案件情報では入札の告示、仕様書等を含めた設計図書がインターネットを通じて手続が可能となっております。

 1,000万円未満の指名競争入札については、まだなっておりませんので、今後島根県と歩調を合わせ、次年度以降、順次拡大する予定でございます。

 入札結果情報につきましては、電子入札を実施しております一般競争入札と電子入札以外の指名競争入札などを含めて、閲覧が可能となっているような状況でございます。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 後段の職員の、市長にお伺いしましたけれども、職員のそれぞれの部門においての簡素化を図るべく確実に使いこなせるレベルになるようにということの中で、総務部長のほうからちょっと御意見をいただければ。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) まず、活用度でございますけども、インターネットを通じた情報収集、それからメール送受信によります文書交換の時間省略等を行っておりますし、またホームページにつきましては各課の職員が作成して載せるように今いたしておるところでございます。そうした中で、議員言われますように、そういうことの向上といいますか、そういうことについては今後もしっかりやっていきたいと思っております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 市長、研修に参加するについては金は惜しまないと言われましたんで、ぜひとも職員研修に参加させて有効活用を図るように進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 次に、定員適正化計画に関してでありますが、6月の同じく同僚議員の質問の答弁の中で、総務部長は事業の見直し、事業の進捗状況、また民間でできるところがあるのかないのかについてさまざまな検討をしなければならないので、いま少し時間がかかると思っていると答弁されました。先ほどの同僚議員の質問にも市長のほうからこのことについてはございましたが、再度もろもろありますけれども、定員適正化計画はいつになったらでき上がるのか、これをお願いいたしたいと思います。



○議長(前田士君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 定員適正化計画の策定時期につきましては、6月議会のときにも申し上げておりますけれども、職員採用のことを考えれば、遅くても10月中旬ごろまでには計画を作成する必要があるというふうに考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) ありがとうございます。

 いずれにしましても、職員のやる気を喚起し、市民サービスのさらなる向上を目指した人事評価制度の早期実施と市長の選挙公約でございました市職員半減、サービス倍増、この具現化をするベースとなる定員適正化計画が早期に計画策定されまして進むようにお願いをしたいと思います。

 それでは、次の経済活性化プロジェクトに関係して質問をさせていただきます。

 この経済活性化プロジェクトでございます滞在型貸し農園つきのクラインガルテンの建設に向けた検討会の立ち上げについての提案に移ります。

 本年3月の定例会の一般質問で御提案申し上げましたが、昭和60年に旧益田市だけで5万4,000人の人口がありました。平成16年に匹見町、美都町と合併した現在、5万一千数百人余りで、減少に歯どめがかかっておりません。萩・石見空港を利用した観光客を含めた交流人口の拡大による経済の活性化、また企業誘致による雇用の確保による若者定住が求められております。特に、21年度は萩・石見空港の利用拡大については、2010年の羽田空港拡張に合わせた東京路線の複便化の実現に向け、官民が一体となって利用促進に取り組んでいるところでもございます。臨空ファクトリーパークの未分譲地を30.5ヘクタール抱える中で、いろいろな角度から企業誘致に結びつく可能性を模索しながら、幅広い展開をする必要があると思います。

 先般、7月に政務調査で福島県の喜多方市を視察する機会を得ました。喜多方市は、東北新幹線を乗り継いで首都圏から約3時間余りの距離にありながら、人口が減少しておる5万4,000人の喜多方ラーメンで有名な町でございました。肥沃な土地と気候条件がそろった非常に食味のいい米が生産される水稲中心の農業が展開されております農業の町でもありました。観光と農業の融合によって、人、物、金を流動させることが農業、農村の活性化につながるものであると考え、市政の重点施策として農村地域にある資源を活用し、首都圏からの交流人口を増大するグリーンツーリズムを展開してきました。平成11年から取り組んできたこの取り組みは、現在年間1万2,000人が農村民泊に訪れている状況と聞きました。このグリーンツーリズムにより農家の副収入が確保され、農村の活気を生み出すなど、経済効果も上がっている状況にあると伺いました。

 一方、喜多方市は本市と同じように平成4年に、総事業費228億円、開発面積900ヘクタールで完了した国営農地開発地を抱えております。造成工事の完了から11年が経過した平成15年には、担い手の減少、高齢化に伴い農地の遊休化が進行したため、市では遊休化を食いとめるための農業参入企業を募集しました。結果として8社が参入していますが、そのほとんどが赤字経営の状況にあると聞いたところです。

 今後、喜多方市では、グリーンツーリズムとは異なる首都圏の定年退職者をターゲットにした滞在型クラインガルテンを雄大なロケーションを背景にした国営農地開発地の遊休地に建設し、新たな展開を始めるための検討会を立ち上げたようであります。ちょうど私が提案しております益田市と全く同じの状況でございます。益田市と喜多方市、地理的環境は違うものの、いずれも農業が中心の町です。10年以上にわたる農産物価格の低迷によって、離農や高齢化により農地の遊休化が進み続ける国営農地開発の持つ悩みを抱える点では、全く同じ環境にありました。

 お尋ねしますが、今現在本市の国営農地開発地内にどれだけの遊休地が発生しているか、把握されているでしょうか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) お答えします。

 平成20年度末の時点で約28ヘクタールの未耕作地が存在をしております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) この28は、これからのとちょっと関係いたしますが、開発公社あるいは県の農業公社が持っている土地は含まれておりますか。



○議長(前田士君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) いわゆる益田の国営農地開発地ということであります。入っております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) もう一度済みません、含んでるんですか。含んでる。

              (産業経済部長斎藤清一君「はい」と呼ぶ)



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 今、本市におきましては、国営農地開発地内に益田みらい農業都市づくり用地として益田市土地開発公社が取得しております施設用地が2.7ヘクタール、その隣地には県の農業公社が所有しておる農地、これは点在している分も含めてですが、12.8ヘクタールございます。この合わせただけで15.5ヘクタールございます。ですから、あと13ヘクタールがそれ以外ということだろうと理解します。

 特に、この農業都市づくり用地は、西部の国営農地開発地内の中心にある市原地区のど真ん中にございます。10年もの間放置されているこの用地を将来どのようにしていくか、総合的な角度から活用の検討を急がなくてはならないと思います。

 その活用の一つが私が提案いたします滞在型クラインガルテン建設でございます。滞在利用者同士と開発地への農業入植者、また周辺地域住民とのコミュニティーが構築され、本市農業、農村の活性化はもちろんのこと、このガルテンへの長期滞在による経済効果、また萩・石見空港の利用促進、交流人口の拡大による産業経済活性化と観光人口の拡大、さらには企業誘致への連動効果などが期待できるんではないかなと考えられます。ぜひこのプロジェクト推進に向けた検討会を早急に立ち上げていただきたいと思いますが、市長にお尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 中島議員からすばらしい提案をいただきました。ぜひとも市としても検討会を立ち上げたいというふうに考えます。やはりいかにして人を連れてくるかということがこれからの益田にとって最重要の課題でございますし、あるものを生かすと、まさにある土地をしっかり生かしていくことが大事であるというふうに考えております。

 また、これまでこの土地の有効活用について突っ込んだ検討をしてこなかったということもあるというふうに報告を受けております。ですので、どういう方向性が考えられるのかということを幅広く検討していきたいというふうに思います。

 益田市では、市民農園タイプの農園や棚田のオーナー制度はありますけども、中島議員が御指摘の御提案のような滞在型のクラインガルテンというものはございませんので、そういうことを含め、また幅広くほかのことも含めて検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) ありがとうございます。

 市長、そこでいつごろまでに立ち上げるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今年度中には立ち上げをしたいというふうに思います。ですので、立ち上げ自体は市が主体となって立ち上げていきたいと考えておりますけども、やはりこれを運営というのを市がやるということはなかなか難しいと思いますので、民間の方も含め、どのようにして運営ができるか、していくべきかということも含めて検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 5番 中島守君。



◆5番(中島守君) 特に、そのことは大事だと思います。箱はつくったけれども、要するに需要調査不足と、私は期待もしておるんですけれども、やはりその辺の実際つくって運営するについて、本当に来ていただけるかということは十分に検討する必要があると思いますし、それも検討の中で十分練って具現化に向けた御努力をお願いしたいと思います。

 最後でございますが、今回の衆議院選挙の結果を受けまして、政権与党が自民党から民主党にかわります。今後、政治がどのように変わっていくのか、地方自治体にとっても非常に関心のある一方で、地方が切り捨てられるんではないかとの不安もございます。しかし、どう変わろうとも、限りある財政予算の中で、執行部と議会は市民と一緒にまちづくりに取り組んでいかなくてはなりません。今後、益田市人材育成実施計画に基づく職員各位の御奮闘と経済活性化プロジェクトの推進に向けた検討会の立ち上げをお願いして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で5番中島議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午前10時25分 休憩

              午前10時35分 再開



○議長(前田士君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 6番 松原義生君。

              〔6番 松原義生君 登壇〕



◆6番(松原義生君) 6番議員の松原義生でございます。第468回益田市定例市議会におきまして一般質問をさせていただきます。

 通告をいたしました質問に先立ちまして、2件ほどお伺いをいたしたいと思います。

 その一つは、昨日の山根議員からありました副市長の文書の問題でございます。副市長は、このことについて存じないという御返答をいただきました。しかしながら、けさの新聞記事を見ておりますと、一部そういった暑中見舞いを出したというような発言もされておるようでありまして、議会での発言と新聞社に対する発言とが食い違っておるような気がいたしますので、ここはやはり副市長の名誉と益田市の名誉のために、改めてお伺いをしておきたいと思います。

 もう一つは、同じく昨日の議論の中で寺井議員が教育問題に対する質問をされました。その中で、市長は80歳以上の高齢者の皆さん方が礼儀正しくて、そして何よりも教育勅語が大切という話をされた。また、台湾の方々からも同様の話を聞いたということを話されました。私は、この問題について非常に戦前回帰のそういう気持ちがしております。このような発言は、この議会だけではありませんでして、ことしの成人式の中でも成人者に贈る言葉として特攻隊の精神の話を説かれましたし、また戦没者慰霊式でも多くの方々が「さきの大戦」という表現をされる中で、「大東亜戦争」という表現もされました。私たちは第2次大戦以降、多くの国々に多大な惨禍を与え、そしてまた国内でも多くの人々が犠牲になりました。そういう反省に立って今の日本国憲法があり、平和を求める日本の国民感情があると思っています。私は、益田市長が市民を代表して発言される場合に、ぜひともこういう立場を尊重されて十分に御吟味をいただくようにお願いを申し上げたいと思います。

 そこで、きのうのこの市長の答弁を聞かれた教育委員長はどのようにこれを教育行政の中でとらまえられましたでしょうか、その辺の感想をお伺いをしたいと思います。

 それでは、通告をいたしました2点について触れさせていただきます。

 まず、医療問題についてでございます。

 既にどなたも御存じのように、産科、小児科、そして救急医療の分野でお医者さんが足りず、また診療報酬の引き下げによって病院経営は塗炭の苦しみにあえいでおります。とりわけ、自治体立病院は多くを一般会計から持ち出さざるを得ない、そういう事態に陥っておりました。総務省が平成19年12月に、公立病院ガイドラインを提示をして病院の立て直しを求めております。これら公立病院は、地域医療を確保するために不採算部門ではあっても、担うべき医療を確保するために地方自治体の財政支出もやむなしとしておるわけでありまして、一定の国の基準に基づいてそういう支援をしております。

 そこで、公立病院に関する財政措置のあり方検討会というものが国によって立てられておりますが、その中の議論では、益田市のように自治体立病院、公立病院を持たない自治体では医療法31条に規定する公的医療機関の設置主体、これは日本赤十字社あるいは済生会、厚生連等がその中に入りますけれども、平成20年11月25日の報告書で公立病院の経営形態の多様化を踏まえた財政措置ということで、公立病院と同等の医療機能を担う公的病院に対する助成に関する財政措置ということを言われておりました。非常にわかりにくいんですが、要は公立病院と同じように公的病院にも財政措置をすべしという勧告を出されたわけであります。

 そこで、お尋ねをいたします。

 この総務省自治財政局の公立病院に関する財政措置の改正要綱において、益田市の場合には益田赤十字病院がこれに該当いたします。市は、その助成についてどういうふうに対処をされるおつもりか、お伺いをしたいと思います。

 もう一つは、益田赤十字病院の改築問題でございます。

 かねてより、同病院ではこれを建てかえるということを表明をされ、場所等についても種々検討される中で、益田市と協議をされてきておると思います。私は下本郷に住まいがありますので、ぜひとも同一場所でというふうには考えますけれども、しかしながら益田市として計画的な対応が必要と思います。今日、益田市はどのように考えておられるでしょうか。

 次に、新型インフルエンザについてお尋ねをいたします。

 全国的に新型インフルエンザが猛威を振るってまいりました。まさに市として危機管理機能が発揮されるべき、そういう事態だというふうに考えております。今、市ではどのような対策を考えておられるでしょうか、伺います。

 大きく2つの点でございます。きのこハウスについてお伺いをいたします。

 この6月議会で、悪臭対策について補正をされました。現状その実施はどういうふうになっておるでしょうか、対応についてお伺いをいたします。

 また、このきのこハウスは、障害者の就労支援施設として全国的にも誇れるすばらしい施設であると私は思います。この施設が市の障害者支援計画に今後どのように位置づけがされて、そして活用されていくのか、そのことをお伺いをいたします。

 以上、壇上からの質問とさせていただきまして、以後は質問席からの質問といたします。



○議長(前田士君) 通告外の質問について、尾庭教育委員長、答弁なさいますか。

              (教育委員長尾庭昌喜君「はい」と呼ぶ)

 尾庭教育委員長。



◎教育委員長(尾庭昌喜君) 失礼します。お答えします。

 昨日もちょっと関連してお話をさせていただきましたけれども、私たちはどんな子供を育てたいかという観点に立って、やっぱり一生を過ごしたときに、ああ生まれてよかったなという思いで子供たちが過ごせるような、そういう教育をしていきたいと思ってます。そのために最も大事なことは何かといいますと、それは命を大切にする、あるいは平和を大切にするということだと思います。

 それで、私は、私たち人類は2回の世界大戦をしまして、世界じゅうで5,500万人、日本では310万人のとうとい命が奪われたと言われております。私たちが目指すべきは、二度と戦争を起こしてはいけないと、そういう立場に立っております。その上で、じゃあ子供たちにどういう教育をするかということに関連しての教育勅語ということのお話だったと思います。

 私は、市長が教育勅語のどの部分を評価し、あるいはどの部分を評価しないというところは十分に把握しておりませんので、ただ私は教育勅語を子細に読んで十分に理解してるわけではありませんけれども、例えば親を大切にする、目上の人を大切にするということは、これは時代を超えて、あるいは国を超えて非常に重要なことだと思っています。そういう部分も、あるいは教育勅語の中に含まれているかもしれません。その部分、私は普遍的なもので大事にしたいと思ってます。

 ただ、さっきの戦争に関係しますけれども、私たちの歴史というのは国家のあり方、国家と国民のバランスをどうとってくるかという、それが人類の戦いであったと思います。私はそのときに、もちろん国家を大事にするというのは前提ですけれども、その中で国民の自由とか平等とか、そういうふうなものをどこまでバランスをとるかということは非常に重要なものだと思います。そういう意味で、私たちは戦後立派な憲法というものをつくりました。これは私は世界に誇るべき憲法だと思ってます。同時に、それを基本にしまして教育基本法というふうなのがあります。ですから、私は現行の段階において憲法や教育基本法を大事にしながら子供たちを育てていきたいと、このように考えています。

 以上です。



○議長(前田士君) 今の答弁に質疑されますか。

              (6番松原義生君「質疑はいたしません。ありがとうございました」と呼ぶ)

 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) それでは、松原議員の御質問にお答えをいたします。

 まず初めに、通告外のことについて誤解があってはいけませんので、御説明をさせていただきたいと思います。

 まず初めに、戦前回帰というのが何を意味するのか定義がはっきりしておりませんので、これについてはお答えをする立場にありませんので控えさせていただきますけども、私はやはりなぜ戦争が起こったのかということをしっかり考えるということが一番今の日本にとって重要だろうというふうに思っております。そういう意味では、私は大きな原因は軍事官僚が現場を無視して突っ走っていったということが大変大きなものであって、今の日本の官僚主導の体制もほとんどそれが変わらない、ここに大きな原点がありまして、そういうところに力をしっかり入れるべきであろうというふうに思っております。

 また、日本は社会主義、共産主義の国とは違って言論の自由がありますので、そういう意味では言論について、発言について制限をされるということはないと思いますけども、自分の発言についての趣旨が曲がって伝わる、こういうものはよくありますので、そのことについての御説明を申し上げたいと思います。

 きのう、教育勅語という話をいたしましたけども、基本的に私が思うのは、今先ほど尾庭委員長からも話があったような、そういう価値観、普遍的な価値観というものが失われている、そのことによって社会の混乱を来しているんではないかという問題意識でございます。ですので、劇団四季のシベリア抑留を描いたミュージカル「異国の丘」の曲の中にもありますけども、「父、母を敬い、兄弟結ばれ、妻を愛し、友を信じ、幼きは守れ、いとしき者たちよ」という歌詞がありますけども、まさにこの精神は教育勅語の精神でございまして、こういうものをしっかりと大事にすべきであるという発言をさまざまな方がおっしゃっておられると思いますし、私も全く同感でございます。

 それから、戦没者追悼式での大東亜戦争という言葉でございますけども、これは当時の日本の国として決定をしたものが大東亜戦争という言葉でありまして、太平洋戦争という言葉は御案内のとおり戦後GHQが大東亜戦争という言葉の使用を制限し、太平洋戦争という言葉を日本で使用するようにということから今普及してきたものであって、当時の言葉で歴史的事実の言葉をそのまま使うことに対して私は問題があるとは思っておりません。この戦争を正当化するとか正しかったとかというつもりで私も使っているわけではありませんので、誤解のないようにお願いしたいと思います。

 それから、成人式での特攻隊の遺書でございますけども、これも当時、私申し上げてるように特攻隊を正当化するつもりも戦争を正当化するつもりもないということをはっきりとあの場で申し上げております。しかし、若い方々に皆さんと同じような世代の方々が国を守るため、家族を守るため、ふるさとを守るために亡くなったという人がいた事実はしっかりと知ってほしいと、そのことを私は申し上げたことでありまして、あの後いい話だったという話は伺っても、けしからんという話は私のところには届いておりません。ですので、私の思いを素直に受け取っていただければ問題はないかというふうに考えております。

 それでは、通告のありました御質問にお答えをいたします。

 まず、医療問題についてでありますけども、公的病院に関する財政措置の改正要綱に関してでございます。

 国では、公立病院に関する財政措置のあり方検討会の報告を踏まえて、公立病院に関する平成21年度以降の地方財政措置について地方交付税による財政措置の増額や対象病院を公的医療機関に拡大する改正がされました。益田市では、益田赤十字病院が該当いたします。救急告示病院は、規模に応じ周産期医療、小児医療では病床1床当たりの限度額が示され、その範囲で市の助成額に対し特別交付税が措置されるものでございます。

 市立病院を持たない当市にとりまして、益田赤十字病院、医師会病院の果たす役割は、申し上げるまでもなく大変大きく、当市のみでありませんで、当圏域にとってもかけがえのない施設であるというふうに認識をしております。圏域内の完結率が大変高いというのも、医療水準の維持に向けて両病院で頑張っていただいているおかげであると認識をしております。

 近年、診療報酬の引き下げや医師不足による勤務医の減少に端を発して、病院経営が大変厳しくなっていることも承知をしております。このことに関しましては、国の制度の改正の趣旨を生かした措置をとっていきたいと考えております。

 次に、益田市として赤十字病院の改築問題についてどういうふうに考えているかということでございますけども、日赤の新病院の建築につきましては、市としてまちづくりの観点や地域振興、地域経済の面からも、現在地での改築を望むものであり、そのことによる諸課題の解決に向けては可能な限り協力することをお伝えをしてあります。

 私自身も就任前はよくわからなかった面がありますけども、就任をしてさまざまな情報を得、やはりこれまでの過去の経緯、現在の日赤病院の建設までの経緯も含めますと、やはり現地での建てかえが一番適切であるという認識を持っております。

 また建設支援のための市内部の組織については、早急に立ち上げることにしております。

 また、病院の建設に関しましては、既に日赤との協議も始めておりまして、今後十分に連絡調整をしながら進めていきたいと考えております。

 次に、新型インフルエンザの対策についてでございますけども、先般も申し上げましたとおり、感染を完全に予防することは不可能に近いと考えております。緩やかな感染拡大はほぼ間違いないというふうに思っておりまして、とにかく社会的な混乱を来す急激な感染拡大を防止をしたいというふうに思っております。

 そういう意味では、私も7月ぐらいから担当のほうには9月以降は秋に向けて、このインフルエンザ防止についての大きな市としての動き、市民へのPRをしていきたいということを既に指示をしてきたところでありまして、当時は若干まだ早いかなあと思ったんですが、早過ぎるぐらいがちょうどいいだろうということで指示をいたしました。しかしながら、御案内のとおりもう8月から感染がさらに急拡大しておりますので、今後それに向けての予防策をとっていきたいと考えております。

 これももう皆さんに申し上げておりますとおり、予防には手洗い、うがいの励行、マスクの着用、せきエチケット等々、市民の皆さんお一人お一人の基本的な動作、動きというものが大事になってまいりますので、そのことをお願いをしたいと思います。

 また、市内での蔓延状況や国や県の対応、ウイルス等の変化など、情報の収集や職員間の情報共有を確実に実施をして、市広報では新型インフルエンザに対する記事の連載、また安全・安心メール、防災行政無線及び窓口や会議においてのチラシの配布等、市民への周知徹底を図っていきたいと考えております。

 また、各地区にも出向いて直接市民の皆さんにも呼びかけをし、マスクや消毒剤等備蓄物品の使用についても、計画に基づいて適切に処理をしてまいります。

 市役所の業務が麻痺することがないよう、事務継続計画に基づいて、これらのことは対処してまいりたいと考えております。

 それから、きのこハウスについてでございますが、悪臭防止対策について現在どのようになっているかという御質問でございます。

 悪臭防止対策につきましては、市の技術顧問制度を活用して改善対策の助言をいただいたところでございます。現在、技術顧問の中電技術コンサルタントと工事発注ができるよう協議をしております。9月中に契約をして、10月以降発注を予定をしているところでございます。

 次に、障害者就労支援施設としての今後の考え方についてでございます。

 平成19年10月より、御案内のとおり就労継続支援A型事業所として再出発をしたところでございます。将来にわたり、この会社が事業展開をしていくことは障害者の安定的な就労の場の確保、そして地場産業の振興の観点からも重要な施策であり、市としてもこれまで同様に、きのこハウスを障害者施策の中核施設として位置づけ、関係機関とも連携をしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 副市長の問題はよろしいですか、御発言はよろしいですか。



○議長(前田士君) 椋木副市長。



◎副市長(椋木和雄君) けさほどのニュース報道を私も拝見しましたけど、あそこに書いてあるとおりでございまして、残暑見舞いは出しました。ただし、文言については私のものという、私自身が認識できる内容ではないので、ノーコメントだというふうにして記者の皆さんにはお話をしたところです。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) この問題については議長にお任せをしますので、あとよろしくお願いしたいと思います。

 さて、私の質問内容のほうに入ってまいります。

 公立病院と同等のいわゆる公的病院の扱いについて、非常に前向きな御発言をいただきましたので、私も本当にそのことを病院のほうにもお伝えをしたいと思います。

 ただ、これがいわゆる特別会計に国から入ってくるということで、市のほうでも少し悩んでおるというお話を聞きましたが、その辺の疑念は別にありませんか、お伺いします。



○議長(前田士君) 答弁は。

 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 今時点で特別会計に入るとか入らないという、その状況についてはまだ確認をしておりません。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) それは、多分いわゆる厚労省の通知を読んでおらないからだろうと思いますね。特別交付税で処置をするというふうにありますので、そうなるだろうと思います。

 その辺の私は特交というのは非常に市にとっても見えにくい、ごめんなさい、特交、特交、言い間違い。ああ、どうぞ、それじゃ。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 特別交付税の扱いというのは聞いております。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 特別交付税というのは、なかなかいわゆる全体量がはっきりしない中で説明をされても、一体市に本当にどうなのというようなところがあるので、非常に市としてもいたしい部分があるかもしれませんが、しかしいわゆる医療機関に関しては、やはり市民の命を守る大切な機関ですので、まずは優先をしていただくということでぜひともお願いをしたいと思います。先ほどの市長の答弁で結構でございます。よろしくお願いします。

 それから、つけ加えてちょっと申し上げておきますけれども、このいわゆる公立病院に関する財政措置のあり方検討会の中に、実は島根県参与、島根県病院事業管理者であります中川先生が入っておられます。この前のドクターヘリの講演会にも来ていただいて講演をいただいておりますけれども、いわゆる島根だけではなくて全国に走って、そういった公立病院の立て直しに奔走されておられますので、ぜひそういう趣旨も酌み取っていただいて、そういう心強い方が島根にもおられるということで、ぜひとも私どもも力をおかりしたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、赤十字病院の改築問題です。

 もう既に話を始めておるよというお話でございました。若干そういう意味では、始めたけれども今とまっておるのかもしれませんが、赤十字病院との継続的な話し合いをぜひ持っていただいて、前に進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 現在も益田赤十字病院といろいろ協議を進めておりまして、これからも引き続き調整しながら進めていきたいと思います。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) この建てかえについては、大変ないわゆる財政も関連をしてくると思います。そこで、そういうふうな事業を展開していく場合には、市の大きな事業として、それも先ほどおっしゃったようにまちづくりの一つの計画として、私は来年から策定をされる振興計画の中にきちっと明記をして、そして取り組んでいかれないと、今後国のほうと協議をするにしても、いろんな面で私は対応が違うというふうに思いますので、その辺を思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 確かにおっしゃられるとおり、金額的にもかなり大きな助成等含まれる部分があろうかと思いますので、振興計画の中にもやっぱり入れていく必要があろうかというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) それでは、インフルエンザについてお伺いをしたいと思います。

 まず、きょうも新聞に、「22都県、流行ピークに」というような記事が載ってまして、その中にも医師不足のことが上げられておりますね。その中で、青森、静岡、島根など多くの自治体が平常、平時から医師が足りないという記事になってまして、まあそうだろうと思います。島根といった場合に、特に西部はいわゆる医療機関の数も少ないですし、ここが一番厳しいのではないかというふうに思ってまして、その辺でのこれからの対応をきちっとしていかないと、本格的な流行のときに混乱が起きるというふうに思いますので、それについて少しお伺いしたいと思います。

 まず、益田市の感染状況は今どうなってますか。

 私が質問をしたいのは、これは世界的なインフルエンザの流行と多大ないわゆる犠牲者を伴うということでもあって、私はこれはもう既に危機管理対策だというふうな認識でおります。ですので、特に今回危機管理監に桂木氏をお迎えしたわけですから、その辺からもぜひその対応についてお伺いをしたいと思いますが、まずはその感染状況の把握についてお願いしたいと思います。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) お答えします。

 6月19日、厚生労働省から出された運用指針の改定以降、クラスターサーベイランスといって、個々の発生ではなくて集団の発生のおそれがある、その兆候があるところを調査しております。ですから、今の個々の発生状況としては、保健所としても今つかんでない状況です。かなりの数はあると思います。

 集団的な兆候として益田市が把握したのは4件でありまして、最初は8月2日、市内の中学生3名、それから8月21日、市内の事業所で3名、それから9月2日、高津小学校の4名、それから昨日発生しました高津中学校の2名であります。引き続き保健所と情報をやりとりして、危機管理のほうはやっていきたいと思います。

 以上です。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) そういった集団的な場所で起こるということが、これはやはりそっから外に出さないような工夫が一番必要だろうというふうに思います。

 そこで、益田市でマスクを購入されたり、あるいは消毒薬を備蓄をされたりということがあると思います。それらの今後の活用方法なんです。1つは、松江市の場合はかなり早い時期で市内の皆さんに提供いたしました。本当に効果があったかどうか、私もよくわかりませんが、しかしもうこのように大勢の方が感染しそうな場合の対応についてどういう扱いをするか、お聞きをしたいと思います。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) お答えします。

 現在、益田市では、小児用と合わせまして約30万枚のマスクを備蓄しております。このマスクには、抗ウイルス性のマスクやサージカルマスクと申しまして、その使用方法は効果的に使うこととしております。原則的にマスクは個人で準備していただいて、自分やもしくは家族が発症された場合は、自分から菌をほかの人に移さないという意味で、自分で買ったものを着用していただきたいと考えております。

 市の備蓄物品の配布に関しましては、集団感染が起こった場合、さらなる感染拡大を引き起こさないため、その集団に対してマスクを配布する。それから、市内の物流状況をよく考えまして、在庫がないとかということで個人の備蓄が困難であり、重篤者というか、重篤の患者が発生するような社会的な破綻を来すような状態になりましたときに、手持ちのマスク等を配布するように考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 私は、小学校でも中学校でもそうですが、私の親もそうであったように、何、風邪引いたぐらいで怠けるなと、学校へ行けえとよく言われましたけども、今回はそうではないというふうに思ってまして、家庭内で患者が発生したんだけども、そういったマスクもないという場合に、市のほうにお願いして幾らか提供いただくというようなことは可能でしょうか、お伺いします。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) その状況にもよると考えますけど、どうしても必要だということになれば考えていきたいと思います。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 厚労省がこのインフルエンザのワクチン、タミフルがよく言われておりますけれども、9月4日の日にその辺の優先順位の発表をされましたですね。まずは医療従事者を優先をするということでありました。あとは妊婦とか、あるいは基礎疾患のある方に早くから使ったほうがいいという、もう風邪を引いてしまったらなかなか効果もないというようなことを言っておられましたが、その辺のいわゆる薬の確保の状況とか、そういうふうなものは何か情報をつかんでおられますでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 内容的には、私ども新聞、それからインターネットの厚生労働省のホームページ等で確認する程度でございますが、先般新型インフルエンザの接種についてということで、どういう対象者をしたらということで、9月6日から9月13日まで今現在パブリックコメントを実施しております。こうした中で、どういう方をということで皆さんの意見を聞くという方法でありまして、最優先接種対象者という中では1番目に医療従事者、それから妊婦さん、それから基礎疾患を有する者、それから小児、1歳未満の小児、母親ということで、その他として小・中高校生、それから高齢者65歳以上ということで、今の段階では厚生労働省では、これについて皆さんの御意見を聞くという段階でお聞きしております。

 以上です。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 特に、人工透析をされておる方とかという、そういう基礎疾患をお持ちの方については非常に危険性が高いというふうに言われておりますが、それはどのような方法で確認をし、またどこから連絡が行くようになるんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) ワクチンにつきましては、近く県のほうから、県で近く説明会があるというふうにお聞きしてますので、その段階である程度の形が出てくるんじゃなかろうかというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) いずれにしましても、先ほど市長が言われましたように、この9月の中旬から10月にかけてが一つの山が来るだろうと言っておられますが、ただ日本製のワクチンにしても10月からというような厚労省の発表もありまして少しタイムラグがあるんで、非常にどうかなという気がしますので、ぜひ医療機関等も含めて対策をお願いをしたいと思います。

 私は昨年、タミフルの予防注射をしました。こういう方々は、ことしの場合にもある程度の効果があるんでしょうか。そういう市民が、いや、私個人が聞くんじゃないんですが、市民にもたくさんそういう方がおられて、もし何でしたらそういう方々は後の番に回ってあげるということもできるんではないかという意味合いにおいて、その辺の効用を聞いてはおられませんか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) いろいろなうわさ等は私もお聞きしてますが、実際具体的に医学的根拠の中でこうだということはお聞きしておりません。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 私は最初にこれ危機管理というふうに申し上げました。危機というからには、担当部署だけではなくて、私は市の職員みんながこのことに認識を深めて、そして地域、地域で市民の皆さんに懇切丁寧な対応、説明をするぐらいの体制を持っていかないと、この時期、非常に早く感染をしていきますから、私はそれに市として総力を挙げて対応していただきたいと思うんですが、市民への周知の方法、先ほど広報とかというふうに言われましたけれども、そのような手法でいいのかなという気がしますが、改めて市長、お願いします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 松原議員のおっしゃるとおりでございまして、これをどうやってやるかというのが非常に大きな問題です。これまでもこの問題ではなくても、行政の情報というのはお伝えしなければならないんですけども、そうはいってもなかなか手段がないままに不足でしたということが恐らく今までのいわゆる行政の多くそういう面があったというふうに思います。しかし、インフルエンザに関しては、そういうわけには本当一番いかない問題でございます。そういう中で、けさほども特別職会議で話をいたしましたけども、市民の皆さんにまず安心・安全メールにとにかく入っていただきたいと、今2,000件ちょっと超えたところでございますので、これをやはり今からさらにふやしていくことを今、ちょうどきょうも指示をしたところでございます。

 それから、広報の連載申し上げましたが、各種団体、市民団体、さまざまな団体がありますけども、そういうところに出向いていこうと、各学校にも今から職員が手分けをしていくこともちょっと検討しようということで、きょうけさほどちょうど指示をしたところですけども、どういうふうにして各学校とか団体とかさまざまなグループに入っていくか、市民の皆さんに周知をするかっていうのを今担当のほうで検討するように指示をいたしましたので、今後それをもって市民周知を図っていきたいと思います。

 また、庁内の統一という意味では、現在月に2回庁議を行っておりますけども、今までは感染が発見されたらということでやったり、いろいろ動きがあったときにやっておりましたけども、先月から庁議の前段階でもう定例的にやろうということで、今、月2回は必ず定例的に、あってもなくても集まるということで今危機管理の対策本部会議を行っているところでございます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 私からの提案ですけれども、実は私が住んでおる自治会のこれから敬老の日があるんですが、その敬老の日に福祉環境部から豊田部長さんのとこから1名おいでをいただいて、高齢者の方々にどういう症状が出るのか、そのときにどうしたらいいのか、どこへ行けばいいのかということを懇切丁寧に説明してもらおうと思ってます。もう一斉に敬老会の行事を始められると思うんで、そこにぜひ市のほうから日程を聞かれてぜひ話をさせてくださいというような働きかけをされたらいかがでしょうか。そういう方法も私はあるんではないかと思うが、いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 現在チラシも準備をしているようでございますので、さらに徹底ができるようにしていきたいと思っております。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) では、インフルエンザをおいて、きのこハウスについて質問をしていきます。

 まず、これから技術顧問等も含めて10月以降に発注をされるということでした。私は、この件についての総務委員会議論を聞かさせていただいております。まず、この悪臭物質が何であるのか。それから、どういった数値にあるのか。この場所は、悪臭防止法の規制地域ではありませんので、その辺の処置をするためには、悪臭防止法に準じたやはりそういったデータをきちんと持っておいて、市民にきちんとそういう説明をする必要があるだろうなあというふうに思ってまして、その辺でその辺の数値は測定をその後されたでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 臭気の測定につきましては、今設計のほうの管理業務の中に予定してまして、工事の施工前と工事後において測定する予定というふうに考えてます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 私が申し上げたいのは、設置の根拠となるデータとして取得しておくべきだということなんです。測定前と測定後を比較するための測定ではないんです。なぜその機械がそこに必要かということを問われたときに、こういう状況ですから設置をしなきゃなりませんと明確に答えられなきゃいけないと思うんですよ。

 私は悪臭防止をすることに全く反対ではありませんけれども、実は私も市長が気絶しそうなかったという発言をたしかされたような、違いますか、後で説明してください。相当きついにおいがしたという話をされました。私も現地へ行って臭気をかいでみました。まさに側溝のところに悪臭と蒸気がばっと出てくるんですけれども、原料がトウモロコシであったり、あるいはおがくずであったりということですから、そういったものの例えばトウモロコシとかジャガイモを蒸したようなにおいのきついやつが出るなあとは思いましたけど、それほど人体に害があるんかなあという思いはしました。

 ただ、それは私が一遍行ってかいだだけのことですから、常習的にそれをかいだ立場とは違いますので即断はできませんけれども、しかしそういうふうなことを例えば私がそういう質問をしたときにでも適切に答えられるようにこの臭気を把握する必要があると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 臭気につきましては、実際そのときの時間帯、それから風向きなどの気象条件によってかなり異なると思います。それで、大気中に蒸気とともに放出される部分がありますし、気流に乗じて隣の会社のほうへ行くというような状況もあります。

 そうした中で、実際一番そのにおいが出ますのがエリンギの培地がありますよね、それを高温殺菌する時点でのかなりにおいが強いということで、議員さんが訪問されたときは時間帯が何時だったかというのはわかりませんが、大体昼、時間帯によって、その日によって違うんですが、大体一番ひどいのはその1時間とか2時間とか、そのあたりが一番ひどいということで、それ以外の時間帯に訪問したときは、私も余りそんなに強いというにおいを感じた記憶はありませんが、その時間帯についてはかなり強いにおいを感じております。

 それで、中に物質的に見ますと、硫黄系化合物の分がかなり含まれているということで、かなり臭気の原因になっているんだろうというふうに思ってます。ですから、先般総務委員会でもお話ししましたように、かなり近づいたらかなりにおいが強いという、入り口付近を歩きますとかなりにおいが強かったというふうな状況でございます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 対策の一つとして拡散ということもあるわけですね。それが先ほど硫黄系酸化物、まあわかりませんけど、そういうもんだというふうなお話があって、それが還元作用で体に悪影響が出るというんなら、また違う処理があるでしょうけども、例えば煙突の高さを高いものにして、空気中で拡散するという方法もなくはないんですね。だから、まあもう少し本当は検討してほしいなという気がしますが、いずれにしてもそういう数値はやはりきちっと握っておいていただきたいと思いますので、これはお願いします。

 この運転費用が年間200万円ぐらいかかるというふうにお聞きをしておりますが、これはいわゆる会社のほうでの負担をという話をされておりますけども、それはまさに会社の費用負担になるんですが、いかがなもんでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 基本的に設置経費につきましては市のほうで負担と、設置しますので、あと維持管理につきましては基本的には会社がというふうに基本的には考えております。しかしながら、実際今の段階では年間200万円という当初の予定でございますが、この部分について、今先ほどお話ししましたように、実際においが出るのが1時間か2時間ということでございまして、その時間帯で運転した場合にランニングコストが幾ら出るかという金額もあろうかと思います。その辺のことを見まして、それから会社とも協議しながら進めていきたいというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) ぜひ会社側ともしっかり話し合いをして、納得のいく方法で対処していただきたいと思います。

 この障害者就労支援施設なんですけれども、会社でもすごく努力をされて、今最低賃金を一生懸命支給をされています。全国のそういったA型支援施設の中でも、この最低賃金が払えるというのはすごいことだと私は思っています。中には1万円であったり2万円であったりという、自分の障害者の年金と合わせても、とても生活に及ばないような実態で皆さんが将来に不安を感じてる中で、このいわゆる施設は大変そういう意味では益田市が誇れる施設ではないか。まさに市長が言うところの田舎まちで誇れる一つの施設ではないかなというふうに思ってます。

 ただ、このエリンギというのは、日本の本来キノコではありませんけれども、非常に不安定な生物といいましょうか、らしくて、いわゆるいつ不調になるかわからないという状況の中では、いわゆるシイタケ栽培という安定的なキノコの生産をあわせて並行してやってバランスをとりたいという、これはいつだったか、もう市のほうの文教なり、あるいは全協でもお話があったと私は覚えておりますけれども、その辺のシイタケ栽培の今日的な状況についてお伺いしたいと思います。



○議長(前田士君) 質問者、質問時間残り10分です。

 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 菌床シイタケにつきましては、経営基盤の強化を図るため、エリンギ以外の農産物の生産、販売を検討する中で、現在数回の調査研究をしております。試験栽培等工場内で行っているというな状況でありますが、今後も安定して生産できる試験栽培を繰り返すことによって、それともう一点、市場動向、それから販売経路等を見きわめながら、その方向性を今後いろいろ検討していきたいというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 会社側で少し事情をお伺いをしたんですけれども、国からの助成金を得て第3次目になるんかな、3,000万円ぐらいの支援でやりたいけれども、市のほうでこれについてはやらないというふうな話を聞いたがどうかという返事を私は聞いておりまして、その辺はどうなっておりますでしょうか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 確かに今エリンギの生産について、ある程度今の20年度においては単年度黒字というような状況でありますが、もう少しエリンギの生産の中でのやっぱり安定性を求める中で、シイタケ栽培につきましても、今後その辺のことを含めてやっぱり検討すべきだろうということで、今の段階ですぐシイタケを栽培したらという方向には今至ってないというような状況であります。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) さっきの話と違うんじゃないんですか。さっきは経過を見たいと言ってたけども、そういうんではないという、よくわからない。

 実は、施設のほうの側も残念がっておられたんですよ。せっかく国のほうは10分の10の補助金をつけてやろうと言ったものを、もう断りましたというんで、こんなばかな話ってあるんかなと私は思いましたけど、実はこの今施設は、当初私どもがお聞きしたのは30名の障害者の方々を何とか集めたいということで努力をされておりましたが、今この施設は何名いて、あとどれぐらいの障害者の方を受け入れる能力があるんですか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 21年3月末現在で36人でありまして、それで4月1日から定員を40人としております。国の通達の中で定員の1.5倍までいいということですので、60人までは受け入れが可能というふうに考えてます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) これについても、やはり益田にあります養護学校にお伺いしても、この会社に対する期待度というのは非常に高いんですね。そういう意味では、障害者のみならず一般の方々も同じ数ぐらいは雇用していかないと運営ができないという状況ですから、地域の雇用力に大変多大な貢献をしておると思います。

 そういう意味で、何よりもこの生産がまず順調であらねばなりませんけれども、その一方で安定化のためのシイタケ栽培というのは、私はやっぱり非常に大きな価値があったと思うんですね。だから、今回これを取りやめられたという真意は、先ほどの話と違うところではどこにあるんですか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) シイタケ栽培を取りやめたということではありません。もう少し試験栽培をして、その動向を見たいということでございます。



○議長(前田士君) 残り5分です。

 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) そうすると、そのいわゆる国の補助金も今はええと言われて、今後いわゆるエリンギだけでやっていくときの不安定さに対する市としてのカバーはどういうふうになるんですか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 実際にエリンギ栽培しておりまして、今後どういう、例えば今シイタケという話が出ましたが、将来的にどういう栽培がいいか等を含めて、シイタケ栽培も含めて今後どういう規模、経営基盤を強化するためにどういうものを続けていったらいいだろうかということを基本的にこれから考えていきたいと、会社側を含めて協議していきたいというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) これについて、会社側では奥出雲町のシイタケ栽培の視察に行かれております。あそこは町挙げて生産団地をこしらえて、もう町長も本気ですね。農家の方も中には1,000万円ぐらいの収益が上がっておりますというお話でした。議員の有志で視察に行かせていただきましたけれども、ちょっと私どもも驚いております。市のほうで、この施設の視察をされましたか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 私が知ってる限りでは視察をしておりませんが、今後奥出雲町等を参考にしながら、これから検討していきたいというふうに思ってます。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) エリンギの生産一本に絞れという、そういう指示の前に、やはり自分たちもシイタケの栽培がどうなのかということを研究するということは大切なことじゃないんですか。そこんところが漏れておいて、そしてエリンギだけやりなさいよと言われても、会社側は一生懸命エリンギもやるけれども、カバーする作物をしたいという、この意図をおけと言われたときには非常に困惑してるんですよ。そういう意味で、このシイタケ栽培について早く会社側ともう一回話をしていただいて、どういうふうな調整が必要なのかということをぜひとも検討いただきたいと思いますが、いかがですか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) いろいろと御提案をありがとうございました。

 まずやらなければいけないことが黒字昨年度はなりまして、これで安定化をさせなきゃいけないという部分と、松原議員がおっしゃるように今後の大きな柱という部分と両方ありまして、このバランスをどうとるかというところで非常に苦慮している面がありますけども、おっしゃるようにきのこハウスのほうともしっかり話をしながら、お互いに理解、納得ができるようにして今後進めていく必要があると考えております。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 先ほど養護学校の卒業のことも話しました。来年の春には11名が卒業される予定で、そのうち二、三名を何とかきのこハウスにお願いしたいということで、今実習も既に経験をされておるそうです。また、次年度には22名が卒業される予定で、三、四名がそういうことをお願いをしたいというふうに言っておられまして、今後もやっぱり出てくるんですね。そうすると、確かに60名までは何とかなるよとはいいながらも、施設のキャパの問題も私はあろうかと思います。そういう意味で、早急にやはりこの障害者支援計画を立てる中で、この工場をどういうふうにこれから活用していくかということをぜひとも見出していただきたいと思います。最後に市長、いかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私も障害者の皆さんからのさまざまなお声をお聞きする中、やはりこの就労支援というのが一番大きなものであるというふうに認識をしております。そういう中でのきのこハウスの役割というものは、これまでもそうですし、これからも大きいと思います。ですので、経営の安定化を図りながら、より多くの方が携われるように、今後市としても努力をしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 6番 松原義生君。



◆6番(松原義生君) 学校でお聞きをしますと、やはり生活ができる見込みの所得があるときに、その障害者の方々の笑顔あるいは町へ出ていこうという意欲が非常に高まったというふうに話しておられます。ですので、市としてもこういう方々をぜひとも支援をして、将来が見えるような障害者対策をしていただきたいことを最後に申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で6番松原議員の質問を終わります。

 この際、午後1時まで休憩いたします。

              午前11時35分 休憩

              午後1時3分 再開



○副議長(波田英機君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 18番 平谷昭君。

              〔18番 平谷 昭君 登壇〕



◆18番(平谷昭君) 第468回定例市議会において、さきに通告いたしました経済対策、第三セクターの2点について質問をいたします。

 2009年8月30日、政権交代をかけた衆議院選挙において国民の下したこれ以上ないほどの明確な形で政権交代を選びました。1955年以来、保守合同以降、54年間の長期政権を維持してきた自民党、世界でもまれな覇権政党が退場し、民主党を中心とする新しい政権が誕生したのであります。

 このような現況において、ある報道機関、9月1日の論説で、時代の閉塞感を打ち破る新しい政治エネルギーに期待が高まる一方、島根のような地方に新政権の誕生がどのような影響を与えるのか、不安と戸惑い、自民党が政権の座からおりることによって島根県は国政との新たなつき合い方を迫られている。長年なれ親しんできた自民党との関係が絶たれた後、新たな中央政権とどう向き合い地域を発展させていくか。島根にとって自民党は、これまで頼りになる父親のような存在でありました。地元選出の自民党議員は、地元と中央省庁とのパイプ役を演じながら、地域振興の後ろ盾となることを任じてきた。利益誘導の伝統的な自民党政治と深くかかわってきた島根県の政治風土、その依存姿勢に対する評価は屈折するが、地域が支えられてきた事実は否定できない。そうした政治的パターナリズム、父権主義ともいうのでありますが、この枠組みが政権交代によって変えられていくのか、それとも継承されていくのか。変更されるとしたら、その各論の工程はどのように描かれるのかと論じ、いきなりの父親離れに島根は耐えられるのか、前途に身構えると結んでいます。

 政権交代に対する公共依存度の高い島根県内の経済界を中心とする不安と戸惑いを直視した論説であります。とりわけ本市の地域経済は公共依存度が極めて高く、産業構造の変革もままならない現状においては、地域経済を守るためには民主党を中心とする政権になろうとも、地域の実情を訴える陳情活動は避けて通ることはできないのであります。むしろ強力に推し進めなければならないと考えるのであります。まさに新たな政権へのルート、チャンネルづくりは喫緊の課題であります。

 そこで、お伺いいたします。

 市長におかれてはどのように認識され、どのような作業を進められているのか、披瀝願います。

 以上、壇上からの質問とさせていただき、通告させていただいた経済対策、第三セクターについての理解を深める質問は質問席よりお伺いをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 平谷議員の御質問にお答えをいたします。

 民主党に政権交代をした中でのこれからの中央への要望、陳情等をどうするかという御質問であったかと思います。

 まず初めに、今回の選挙の結果というのは国民が出した結果でございまして、これは厳粛に受けとめる必要があるというふうに考えております。また同時に、政権交代というのは、民主主義国家においては、ある意味では当然、当たり前のこと、普通のことでありまして、これをそれほど驚いて受けとめる必要はないというふうに認識をしております。

 そういう中で、私の問題意識といたしましては、政権交代があろうがなかろうが、この益田市の置かれている状況は大変厳しいというふうに認識をしております。日本全体で1,000兆円を抱える借金の中で、益田市がこれまでどおりのやり方で生き残ってはいけないという問題意識から、そもそも私は市長選挙に立候補したわけでありますし、そういう問題意識をまず持っているところでございます。

 そういう中で、昨年就任してすぐに竹下亘さんが財務副大臣に就任をされました。私が上京してお話をしたときに、アイデアをぜひとも持ってきてほしいと、これからはアイデアに予算がつくということをおっしゃられました。財務当局の副大臣を務める方がそのようにおっしゃられるということは、これまでどおりのやり方が自民党政権の間においてももう難しくなってきているということを如実に示してるんではないかというふうに思います。ですので、自民党政権が続こうが民主党政権になろうが、いずれにしてもこれからはアイデアに予算がつく時代であるというふうに思っております。

 また、この1年間、中央の省庁の方々と話をしても、現場からの提案がぜひ欲しいということを直接的、間接的も含めて皆さんがおっしゃっておられます。ですから、現場からの提案に対していろんな予算がつく、そういう仕組みにどんどん変わってきているというふうに認識をしております。

 そういう中におきまして、まずはこれ県選出の国会議員の方々がおられますので、与・野党を問わず、これまでも与党の方、野党の方にも県選出の国会議員の方には陳情要望活動を行ってまいりました。ですので、今後も自民党、民主党、その他問わず、要望活動、陳情活動は行っていく必要があると思っております。また、県の市長会を通して行う活動等も、これまでどおり強化をしていく必要があると考えております。

 その上で、私もこれまでも申し上げておりますけども、やはり事務方同士のつながり、市の幹部職員、一般職員と県職員、国の職員とのつながりが大事だということを繰り返し申し上げておりますので、そこのネットワークづくりをこれからも事務方のほうでも進められるように、研修の充実、勉強会の参加等を行っていきたいと考えております。

 と同時に、やはり今回の政権に新しく携わられる方々には、しっかりとこの地方の現場の声を届ける必要があると思っております。これまでも5月の水防演習の際にお見えになられました谷口国土交通大臣政務官には、当初の視察ルート予定を変更していただいて、大浜の国道9号線を見ていただくようにお願いをして手配をいたしました。また、高速道路の建設を決定する国土開発幹線自動車道建設会議、このいわゆる国幹会議のメンバーである自民党の先生方だけではなく、民主党の議員の方にもこの春には要望活動をして、それぞれの議員の方から必要な道路はつくらなければいけないということをお聞きをしたところでございます。ですので、これからも民主党の政権の方々にも、ぜひとも現場を見ていただくように要望を続けていきたいと考えております。

 また同時に、私自身の個人的なつながりであります民主党の国会議員の方々とのつながりをしっかりと今後さらに深めていきたいというふうに思っております。先般、たまたまどれぐらいおられるかということを数えてみたんですが、松下政経塾の関係、また元市長の方々など約40名ちょっとの方の民主党の国会議員の方を、今回の新人議員も含めて私の知っている人がおりますので、そういう方とのつながりを今後も深めていって、ぜひともこの地方の現場の声を届けていきたいと考えております。

 次回上京時には、これらの国会議員の方々、与・野党問わず、また新しい議員の方々にあいさつ回り等を行って、しっかりとつながりを持っていきたいと考えております。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) まさに昨今のこのような時代になってくると、松下政経塾御出身の市長にとっては、我々の新たなチャンネルづくりに対して大いに役立つものと私は評価をしておるところでございます。

 しかしながら、54年の長きにわたって政権を維持してきた自民党は、それなりに地域に貢献をしてきた。また、それなりの組織づくりがきちっとできておるわけでございます。すなわち県議会においても市議会においても、当然のようにきちっと陳情ができるような体系ができた。こういう体系になってくると、私は福原市長がいかに人脈が広うても一人だけではもう無理だと思うんです。例えば、益田市と議会がどう対応できるのか、また事務方もどう対応できるのか、このチャンネルづくりは早急にやらなきゃならない、こういう今位置にあろうかと、このようにも考えておるところでございます。

 そういう意味では、市長におかれては議会にどのようなことを今度は求められるのか、それを1つお伺いしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私といたしましては、これまでも申し上げてきましたとおり、これからはやはり地方がみずから考え決定して責任をとるということが大事でございますので、議会の皆様方とは、繰り返し申し上げておりますけども、二元代表制のもとでやはりきっちりとした議論を市民の前でオープンなところで交わし、そして本当に益田市のためにはどうあるべきかということを真剣な議論をお互いにしていくということが大事であるというふうに考えております。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 市長がおっしゃられると、きっとそういう理路整然とした言葉になるんだろうと私は理解するんですが、しかし54年間の長い半世紀にわたってあるこのいわゆる分配政治といいますか、陳情政治という、この環境は今突然中央の政権がかわっても、それまでの構造は全く変わらないんですよね。そうしますと、それまでの構造を理解しつつ新たな中央政権への陳情活動という、また理解活動という、地域の窮状を訴える活動というのを、これをやらなきゃならない。確かにアイデアが勝負だよと言いながらも、今までも何度もあったじゃないですか。いろんなメニューがあった中で、アイデアを持ってきたら補助金を出しますよとか、こんなことをやって頑張ったら金出しますよというのは、今までも何度かあったと思うんです。しかし、それはやっぱり一つの現象、現象というんもおかしいですが、一つの事柄であって、なかなかそれが達成できないというのが実情だろうと思うんです。

 今、益田市の現状を考えると、まさに三割自治そのまんまでございます。そうしますと、中央省庁とのかかわりを無視して今後の益田市政の運営というのは考えられないと思うんです。今まさに小泉内閣以来、地域間格差というのも叫ばれておりますし、地域の経済はまさに疲弊、疲労のきわみにあることは事実でございます。これを立て直すには、3割の予算だけでこれを立て直すことはもう不可能な状態です。ですから、どうしてもこの地域の特性、この地域の生き方、生きざまというのをきちっと中央省庁に伝えなきゃならない。そして、それを理解していただくことによって、あらゆる手助けをしていただくということをしなきゃならん。

 先ほど市長が申し述べられたように二元代表制であるというなら、私たちは中央の政治行動、議院内閣制を見てやるのはまた一方では大事なもんでありますが、地方の市民の目線で我々はきちっとした政治活動を展開していって、その必要な道具として中央省庁を使っていくという、こういう構図をつくらなきゃならない。ですから、私は賛否両論あると思うんです、陳情活動というのは。しかし、陳情活動はなくならないんです。しなきゃあ益田地域の地域住民を守ることができないんです。ですから、これはあえて今の民主党政権は新聞紙上いろんな今メッセージを出してますが、いろんな無駄は省くとか、いろんなことはいっぱい言ってます。予算の見直しも言ってます。しかし、その中にも必要なものは必要なものとしてきちっと我々がメッセージを送らないと、この益田の町の地域住民も、また経済も守ることはできないと思うんです。

 そういう意味で、私は陳情活動がなくならないというふうに思うわけでございます。ですから、先ほどもありましたし昨日もありましたが、副市長、いろいろと発言をなされて選挙のことについていろいろ物議を醸しとる。私は、ある意味じゃ理解できるんですよ。副市長、私は全く反対じゃないです。これ、いけないとは言わないです。なぜ理解できるかといったら、今言ったように中央省庁、いわゆる権力構造がある中で54年間も生きてきて、まだ我々はそれに全く遭遇してきてない。うわさではなるかもしれないという、こういうムードはあったが、私自身もなるとは思わなかった。まだ54年もなるなる言いながらならなかったんだから、また今度もならないだろうということになると、どうしても地域の父親的な存在である政党に我々の窮状を訴えるというのは当然の行動だと思うんです。だから、私はその考え方は理解できる。

 そうなんですよ。理解はできるんですが、今変わったんです。あったときにたまたま、昨日も同僚議員が随分遠慮されて質問されとりました。できればうまくおさめたいなという思いもきっとあったでしょう。しかし、あなたの答え間違っとる。全く我々が質問しようとする、いわゆる執行部と、そして議会と目的を共有していこうということにあんたは全く理解をしてない。これが問題なんです。

 私は、その中身が、中身が選挙違反とか何か、これは司直が決めたらいいことであって、判断することだと、私らがどうこう言うことじゃないんです。やったこと自体がどうこうということじゃないんです。しかし、私が怖いのは、もし我々が聞き及んでやったときのあれは出とるのは管理職相手に出とるというふうに私は伺っております。新聞のこの論評の中でも、それらしいことを、管理職たあ書いてないが、そういう文言を話したことがあるという。私はきょうこの議会で多くの管理職が聞いたときに、あなたがこの市を束ねる副市長としての発言として確かに適正かどうかということを問いたいんです。彼らがこれから益田市政を運営していくときに、あなたの号令、あなたの指示を信じてついていくとしたら、あなたは大変な間違いを犯してしまっとるということになるんです。あなたを信じられなくなったら、職員のほうは不信感だけ募ってしまうんですよ。その不信感の延長線上には、心の荒廃がなってしまうんです。深刻なのはそこなんですよ。それが強いて言えばチャレンジ意欲までなくしてしまうということで、益田市はだれが救うかということになるんですよ。

 だから、私はここで、先ほども議長のほうから御相談ありました。このことについて先ほどの松原議員、同僚議員と言わなきゃいけないんですかね、議事録からいくと。同僚議員の質問の中で議長に預けると言われた。私はたまたま議運委員長でございますから、どう取り扱うかという御相談を受けました。私はそのときに申し上げたんです、今みたいなことを。できるなら、こんなことで、こんなことでと言ったら山根議員には失礼なんですが、大変な重い言葉であったのは承知しとるんですが、わかっとる中でこういうことの言葉遊びなんてやめてほしい。無礼もきわまりないと思う。多くの市民が今のこれから経済対策の話を、これがもともとの原稿の中へ書いてないもんだから、ここに余り時間とると話にゃならんし、一番大事なとこが話にならにゃあ、話ししなきゃわからんだろうということになるわけなんですが、私はこういう人心が荒廃するようなことがあるようなことがあってはならん。間違いはあるでしょう。思いはそういう思いであったことも私は承知しております。戦いですから、あらゆる手段を使って勝たなきゃならんというのも戦いなんです。法を犯してまで戦おうということじゃありませんが、私は副市長がやられたということは決して否定するもんじゃない。きっとその背景には今の政治構造が変わらないだろう。変わったらこの陳情ラインというか、このやり方そのものを根底から見直さにゃいけんということになるだろう。どうしたらいいか。こんなことになってくると、何としてもという気持ちは市民の立場に立ったら当然だと思う。

 しかし、後始末が悪い。私はそう思います。昨日の発言からきょうの新聞記事を皆とってみました。こんなことで今回の文書が自分のものかコメントはしない、何考えとるのということでしょう。自分のやったことならやったと堂々と言ったらいいじゃないですか。やらなかったらやらなかったというてきっちり言ったらいいでしょう。だれを思って遊んどるかということなんですよ。いけない。あなたは変わらん。あなたに期待することは、私は副市長を任命するというときに、当時私は副議長を仰せつかっておりました。市長は切々と唱えられた。今、益田市をよくしたいために、私の足らざる行政経験とか人心を掌握する、こういう術を持っとるのは椋木副市長しかいない。だから、何とかこれを任命したいということで、選任をしたいという、こういう熱い思いで訴えてこられたことを私はいまだに思い出します。あなた、これは大なしになってしまうということなんですよ。

 私は、あえて声を大きゅうして、決してどなり上げとるつもりではない。もともと声がこんなもんですから、優しく言うのもなかなかできないことでございますから、ひとつその辺のところは御勘弁願いたいと思いますが、副市長、考え方をお聞かせ願えますか。



○副議長(波田英機君) 椋木副市長。



◎副市長(椋木和雄君) 先ほどの平谷議員の御質問の中で、私なりに考えてみますと、私がどなたかに出したその文言にあらわされてる内容のものが何らかの方法でお手に渡ったというふうに理解をせざるを得ないというふうに思いました。

 記者にインタビューを受けたときには、あくまでもあて先がないんで、ワープロ文章ですので、私としては、あて先がない限りは認められないという言い方をしたわけですけど、それはやはり公選法違反の疑いがあるという指摘をされましたので、それならしかるべきときに司直が私に任意同行を求めるか何かあった段階では認めざるを得ない内容かもしれないとは思っておりましたけど、それが怖かったということがありました。

 今、お話をお伺いしまして、山根議員もちょっとそんなことをおっしゃったかなと今思い出しておりますけど、あて書きがあるものを持ってるんだというふうにお話をされたかもしれませんし、今、平谷議員からそういうふうに受け取りをせざるを得ないということでございますので、文書の内容については私のものに間違いないということをこの際はっきり言いたいと思います。

 なお、私自身は法に触れることを極力避けるような形で書かないと、こういうことになるなという思いがあって、固有名詞は一切出さないとか、自分なりに判断してやった結果ですので、あとはもし警察に事情聴取されるんなら対応していかないといけないかなと思っております。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 副市長の回答に評価をいたします。

 しかし、やっとる背景というのは、多分これは選挙違反とか公職選挙法ということにはならないでしょう。しかし、公務員として中の倫理の問題についてはいささか、私はそれは間違ったら改めたらいいと思うんですよ、目的を共有するために。だから、何となくなろうというような市政環境はつくったらならないということを私は言いたかっただけ。私は副市長がこう話される、その背景というのは痛いほどわかる、私が逆だったら、きっと同じことをやっとると私は思いますから。なぜなら、私たちは執行部と議員という立場は違っても、二元代表制という中で市民主体の中の我々は政治活動をやっとるわけですから、手段は違っても、仮にも鳩山由紀夫を育てるために私は政治やっとるわけじゃない。麻生太郎を育てるために政治活動をやっとるわけじゃない。ここの地に住んどる市民一人一人の負託を受けてバッジをつけさせていただいとる、議席を預からせていただいておるわけですから、私はこのことに関しては、そういう思いから話させていただいておるんです。ですから、決して副市長一人責めるつもりは毛頭ございません。私ならきっと私も同じことをやっただろうと、このことは申し添えておきたいと思いますが、しかしこのことに関しては、やっぱりきちっと、あったことはあったこと、なかったことはなかったこととして、きちっとあくまでも市民目線で考えていきたいと。昨日からきょうという心痛はお察しは申し上げますが、一応そういうふうに副市長も認められて、陳謝というふうに私は受けとめさせていただきますが、それでよろしゅうございますか。

              (副市長椋木和雄君「はい」と呼ぶ)

 そういうことで、この質問は終わらせていただきます。

 それから、市長、もう一つ伺いたいのは、先般もこのチャンネルづくりで島根県の県会議長が山口県とかいろんなとこの議長と集まって、今一生懸命なんですね。今まで自民党政権ありという、先ほど壇上で申し上げましたように、これが父親であったもんですから、この父親に相談したら何でもうまくいったが、いけなくなったということがあって、それで最近ではどうも新しいチャンネルをつくらなきゃいけんという、こういうことをやっとるようでございますが、県との連携はうまくいっとるんですかね、益田市の。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 私自身、知事、副知事含め、幹部の方とも懇談をさせていただいておりますし、これまでよりは強まっているというふうに思います。

 ただ、やはり空間的な距離、物理的な距離というのがありますので、これをどう埋めるか、それがやっぱり心理的な距離にお互いになっている面もありますので、これをどう埋めるかというのは今後課題でありますので、先ほど申し上げましたように職員に対して、とにかく県との関係も国との関係もしっかり強くするようにということを話をしているところでございます。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) こういう時節ですから、私はあえて市長に英断をお願いしたいのは、職員を東京の島根県事務所に1人送ったらどうですか。期間限定で結構なんですよ。ということで、中央省庁の動きをどう我々のこの地域のメニューにそぐうものがあるかどうなのか。市長はすぐインターネットを開きゃあ何とか見えるということになるんでしょうが、私はインターネットができないもんですから、ようやく携帯を消すことができたぐらいのことで、それよくわからないんですが、そういう意味からいくと私は情報収集は顔を見て目を見て、きちっとその中身を判断するというのが私の生きざまだろうと思うんです。ですから、ある意味では東京のほうの東京事務所に一角を借りて、期間限定でもひとつ検討されてみたらと思いますが、どんな御意見お持ちでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 今初めて伺ったことですので、今後検討したいと思いますけども、1つ言えることは、非常にいい御提案だなあというふうに思います。なぜかといいますと、私自身が市長に就任をして東京に何度も行っておりますけども、インターネットで情報は確かにとれるんですけども、それこそ県議さんが主催の勉強会に参加をして中央官庁の方々と直接話を聞いて、その後一緒に懇談をする場を持つことで、その中央官庁の現場感覚というのはやっぱり持てております。ですので、先般から部長もできる限り連れていっておりますけども、そういう意味では平谷議員から今御指摘があったものは、期間限定ということであれば本当に可能だと思いますんで、しっかり検討したいと思います。ありがとうございました。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) それでは、経済対策に入らせていただきます。

 景気の一部を持ち直す指標は昨今よく出ているわけなんですが、産業界は雇用拡大には消極的で、7月の完全失業率は季節調整値で5.7%、過去最悪を記録して、またこれを更新しております。雇用情勢は今後さらに悪化するおそれありと各紙とも報道をされております。とりわけ産業基盤が脆弱な本市において、雇用問題は極めて深刻な問題として私自身とらまえております。

 私は、かつていろいろ経験させていただきました。ある企業に所属しておりまして、多くの仲間の別れも経験しておりますし、再建も経験しております。私は、そのときに私の信念とか想念とかを通り越して執念として私は持ち続けとるのは、しんどい、つらいと言っても何がつらいかといっても、私は働く意思があるのに働き場がないということが一番つらいと思うんです。夢さえはぐくむことはできないし、働きたいという者が働けないというつらさが、いろんなつらさというのはあるでしょうが、私はこれを実感しております。

 そういう意味で、とりわけ雇用ということについては、私自身かなり神経質になって今日まで私自身仕事もさせていただいておるわけでございます。そういう意味から、私は益田市の雇用問題は深刻な問題としてとらまえております。

 私は、よく役所でも、けさほど、また昨日からも雇用問題について同僚議員が質問をされております。私は一番大事なのは、現状をはっきり認識するということが大事じゃないかと思うんです。確かに産業振興ビジョンの概要の中でも、いろんな想定を出されとる。これは、このビジョンのつくり方というのは、すごく立派なビジョンなんです。これは役所がつくるといつもこのパターンであって、私はこの裏が見たいんですよね。背景があってどんなところが苦しんどるのか。そして、これをどう救い上げていって、ここにつなげてくるのかということをしたい。市長が話されると、私は一々ごもっともだというふうに理解するんですが、もう一つ市長と私が違うのは、体験が私のほうが相当多いと思う、倍ありますからね。経験して、その中で100度の熱さは手をつけて熱さを知っとる。市長は、そんなことはつけんでも100度は熱いということを言っておられる。これぐらいの差があるという、例えが正しいかどうかわかりませんが、そういうふうなちょっと違いはあると思うんです。

 そういう意味から、いっぱい調べられるとわかるわけなんですが、答えをやりとりすると時間も来るようですが、少し産業経済部の中の優秀な方がいろいろと資料を請求しましたら本当いい資料をどんどんいただきまして、益田市の今の経済実態と、こういきますと、まず益田市の税収のもとになる、いわゆる課税所得というのがありますね、益田市の経済の中に課税所得。これがどういうふうになっとるかといいますと、これは平成17年度の資料なんですが、230万6,000円というのがどうも、まあ市長そこを、市長が答えますか。市長が話しされたほうがいいですかな。私がしゃべるよりか、答えるチャンスがあっていいでしょう。

 いいですか。同じ資料でしょう、それ、きっと。

 これは私が話しますが、230万円何がしなんです。そして、これに対していわゆる参加しとるというか、課税所得の人数、昔私やったことがあるんですが、約3万人でしょう。3万人の1人当たりの課税所得というのが17年で約230万円、これは平成17年なんですよ。この数字をベースに多分この産業振興ビジョンをつくっとると思うんですが、しかしこれから小泉内閣の、4年前の2005年ですか、小泉改革の劇場が始まってから地域間格差があって、相当な地域は疲弊してしまったという事実がありますね。それから、昨年の秋にはリーマンショックがあって、100年に一度という金融不況がありました。そして、ことしにつながっとるわけですから、当然この数値はこれうのみにできないと思う。少なくとも右肩上がりにはなってないし、右肩下がりには確実になっとるというのがこの数値だろうと思うんです。そうすると、推定しかないが、私はこれは200万円にも限りなく近い状態になってるだろうし、3万人は切っとる課税所得者になっとると思うんです。

 そして、これが三割自治の税収だということなんです。その三割自治の税収がどこに行くかといったら、ほとんどが職員の給料へ行っとるんですから職員頑張れよというのは、あえて一言は言いたいんです。あなた方に期待する能力と労働の対価として支払われとるこれだけのものが、払ったものがすべてあなた方に行っとるということなんです。私は減せとかどうこう言うんじゃないんです。労働の対価とか期待値が賃金だとしたら、それに見合うものをやっていただいたら結構だということなんです。高い、低いというんじゃない。

 それで、今こういうことになってきますと、けさでしたか、福祉環境部長に資料も出して、主な生活保護世帯でどれぐらいの年収があるのか、ちょっとモデルケースをといって言ったんですが、そうしますと夫婦で子供2人、お父さんが35歳、お母さんが30歳、小さいことまでモデルケースつくっとるんですが、子供が9歳と4歳、小学校でということで221万円ぐらいあるということなんです。これがすべてだとは言いませんよ、いろんなケースはあるでしょうから。それで、標準3人世帯で33歳の男子、29歳の女子、4歳の子供、これが年額にすると177万円、これが今益田市の経済の実態なんです。経済という財政実態ともいうことなんですが、生活実態といったほうがいい。これは、そうしますとよくよく考えてみると、ワーキングプアちゅう言葉がよく出てますが、これも働く貧困層と訳される。フルタイムで働いても生活保護の水準以下の収入しか得られない労働者層のことという、こういうことになる。だったら、益田市はどんな町ということなんですよ。こんな町なんです。だから、今我々はこんな町をどうかしなきゃならんというのが執行部と議会と一生懸命考えなきゃならないんです。

 議会も反省しなきゃならないのは、一つ一つ会派をつくったら、いや、パワーゲームをやっとる時代じゃないんです。執行部と心を一つにして、今この層をどれだけ水準を上げて、どれだけ将来の夢を見さすか、夢をはぐくますか、夢と希望を持たすかということを我々は考えていかなきゃいけんのが我々の政治だろうと思うんです。これが二元代表制、我々の原点じゃないかと思うんです。ぜひともこのことをわかっていただきたいんです。

 今、益田市の雇用の実態についても、これ市長、伺いますが、これも一応通告しておりますんで、益田市の雇用実態、求人、求職、この辺のところをちょっとお答え願えますか。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 一般質問だけえ、なるべくやりとりしなきゃならん思うて気を使ったわけなんですが、私のほうが資料持ってますんで話ししますが、これは益田の、7月31日の公表されたあれなんですが、求人が756人で求職が1,594人。ということは、800人の方がこの町の中で何でもやりたいといってもできない状態にあるんです。そういうことでしょう。求人と求職の7月の格差ですから、何でもやりますと言っても働けないのが800人おる。何%というとなかなかわかりづらいんですが、そういう傾向にあるということなんです。

 ほいで倒産にしても、この7月にしても、21年度のこれを見ても、4月から6月の事業所数64件で解雇者が315人、そして昨年同期と比較しても、昨年同期は53件で139人、一方政府では景気が回復基調にあるとは言いながらも、益田は全くなってないじゃない。生活水準だってそういう状態じゃあないですか。だから、行政も頑張らなきゃいけないんです。

 頑張る、頑張る言っても、なかなか目的がきちっと示されてないとしたら、私は常々いろんなところでお話ししとるのは、やっぱりナンバーツー至上最強説というのを私はいつも言うんです、組織は。市長はだれでもええとは申し上げません。しかし、ナンバーツーがどれだけナンバーワンに対してどれだけの仕事を処理をしてきちっと上げるかという、こういうシステムができれば、組織は一番強いんです。市長のナンバーツーは副市長でしょう。副市長のナンバーツーは、また次に部長がおるでしょう。部長のナンバーツーは課長がいるでしょうと、これがナンバーワンに対して尊敬の念を持てるような組織構造をつくれば、必ず仕事はできると思うんです。

 まあ突き詰めてみりゃあ、人材育成ということになるんですが、市長がお話しされる人材育成になると言葉遊びのように見えてならないもんだから、申しわけないですが、私はそういうふうにしか受けとめられないんです。やっぱり本物をつくるというのは、そっからつくっていかないと、だから先ほど副市長にもきついことを申し上げた。あえて私は考えていくなら、行政と議会との関係であるなら、我々が案外ナンバーツーであるかもしれない。当然のこととして、我々がなすべき役割というのを当然果たさなきゃならんだろうと、こういう役目も持っておるというふうに思っております。

 こういう状況でございます。きょうの新聞を見てまたぞっとしたんですが、「デフレ懸念じわり」なんていうて日経新聞なんかに、これは29日ですか、きょうじゃないですね。29日の新聞にはそんなことを書いてあったんですが、そうしますともはや益田市の経済は極めて深刻な状態になってくるということは、もう予想はできると思うんです。そうしますと、産業振興ビジョンというのは大事になってこようと思うんです。このことについては、先般同僚議員もお話をさせていただいておりますが、一応このスケジュールをもう一度ちょっと、今みたいなことをお話しした中を考えていただいて、当然緊急的にやらなきゃならんことも当然あるでしょう。中・長期的展望に立ってやらなきゃならないこともあるでしょう。しかし、政策があって、それに対して一つずつ対策を講じてくる。今この町には市長の公約はあっても、政策が見えない。すなわち刹那的な対策に終始しとるように思えて仕方ないんです。そういう意味で、できるなら私はこの産業振興ビジョンが本当に益田市の中心におる産業振興の経済再生の政策として位置づけられるなら、私はぜひともこのことがもっと中身の濃いものになっていただければなと、こんなふうにも思うわけでございますが、ひとつこのスケジュールをお聞かせ願います。



○副議長(波田英機君) 斎藤産業経済部長。



◎産業経済部長(斎藤清一君) お答えを申し上げます。

 今のところ、9月15日に最後の策定委員会を開催をする予定にしております。その後、議会との日程調整もございますけども、市長に答申をするという運びにしております。それを受けて、最終的に益田市の産業振興ビジョンとして御提示をさせていただくことになろうかと思っております。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 答えるとそういう答え、今話したのに何にもわかってないじゃないですか。今緊急対策で、こんな人が今益田の町にたくさんいるんですよということでしょう。ということになると、やっぱり緊急対策は今これはすぐやってみましょうとか、この中・長期はちょっと時間を下さい、こういう格好で、優秀な職員たくさんおるじゃないですか。

 私は、せっかくの質問の機会ですから、私は決して部長がやらないと言うんじゃないんです。官僚的な答弁は余りなれないようにしていただきたいね。せっかく市長が今までのいわゆる行政手法というのに対して、それじゃああかんということで市長選を打って出られて、そしてその評価を得られて、それで市長に当選された。それでも市長はなかなか御苦労なさって、次にはやっぱり職員を大事に、職員のことに対してまとめ役が要るということで副市長を選ばれたというふうに私は推測しとるんですが、違いますかね、市長。

 そうしますと、職員も市長の方針に変わってくれなきゃ。ということなんですよ。当然これにやったら、政策をこれは真ん中に持っていこうとしたら、それぐらいの気概を持って、そのため先ほど賃金まで触れたのは、期待能力に対して支払う賃金だってあるんです。同じことをやっとるんだったら、そりゃ賃金じゃないですよ。出来高の報酬もあるでしょう。期待に対する報酬も賃金じゃないですか。そのための賃金をいただいとるなら、私は賃金もらったからやれというんじゃないし、それだけ期待されとるというふうにもう少し矜持を持っていただいて、その仕事に取り組んでいただきたいと、このように思う一人でございます。

 それで、こん中でなんですが、前々からちょっと御質問しとるんですが、バイオマスタウン構想というのは一体どっかへ消えたの、お聞かせ願います。



○副議長(波田英機君) どなたがお答えになりますか。

 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) 間もなくでき上がることになっております。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 部長、すし屋の出前みたいなことは言わないでください。何度言っても間もなく間もなくと言ったって、今から握るようなことだったら最初から今から握ると言わにゃあどうするの。

 バイオマスタウン構想というのは、今益田市でやらなきゃいけんのは、80%近いような森林資源があって、これだけのもの、資産がある、これをどう使って益田市に産業おこしをするかということでしょう。そして、今新たな民主党政権は、CO2削減あれ25%言ったの。だって、これは大変な数値で、まあ私が政権を批判するわけにはいかないんですが、しかしそれにさえバイオマスタウン構想をやっていけば寄与できることもあるんでしょう。そして、今いっぱいメニューが出とるんでしょう。あなた方やらなくていいから、目をつぶっとってください。若い方に指示出してくださいよ。目がきらきらしてますよ、私が話ししたら。やってみたい、一緒に連れていくが行こうかと言うたら、行ってみたいまで言いますよ。とめないでくださいよ。とめないことがあなた方の最大の仕事かもしれない。私はそれ、酷なようですが、そう言わざるを得ないんです。

 それと、もう一点伺いますが、私はこれは市長にも陳情を言った経緯があって、これだけのことを言いながら陳情のことを言うのもおかしいんですが、日晩山が森林公園としてなって、あそこの方々がイン対策として、みずからの手で一生懸命、都会の人を呼ぼうと努力されとるのを私伺いまして、いささか私も、まさに市長が言われる協働ということは、こういうことで発生的にみずからそういうことをやられるというのは、私はいささか感動したわけでございまして、いろんなことであそこで学ばせていただいておるわけなんですが、そのイン対策としてやろうということでいろいろ御提示もなさっとるんですが、あれはやっぱり検討していく必要があろうかと思うんですが、市長の思いはどうですか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先般、地元の方にもお越しをいただきました。また、真砂地区の方そのものも、とにかく市内の20地区の中でも非常に自立の気概を持って一生懸命取り組んでいらっしゃるというふうに敬意を持っているところでございます。

 私自身も今度11月ですかね、お邪魔して皆さんと一緒に歩きながら懇談をさせていただきたいというふうに思っておりますので、また皆さんの御意見を伺いながら、市でできることをさせていただきたいと思っております。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) よろしくお願いします。

 やはり市民の中にだれもかれもというわけじゃないんですが、やっぱりそういうふうにみずから一生懸命やられて、その方が一生懸命手を差し伸べてほしいとか意見をいただきたいというときには、素直に手を差し伸べて、素直に意見をするということが私はいかに大事かということを私も承知しておりますので、ぜひともその辺のとこを酌んでいただきたいと思っております。



○副議長(波田英機君) 残り10分です。



◆18番(平谷昭君) 第三セクターしっかりやろうと思うたんですが、さりげなくやらせていただきます。

 第三セクターというのは3つありまして、副市長ね、このこともよく承知だろうと思うんですが、きょう私が質問しようとする内容は。第三セクターのことというのは、昔1990年代に入って、官は民の経営に安易に依存して、逆に民は官の後ろ盾で安住して、官民のなれ合いが結局第三セクターが今日みたいな赤字体制、慢性的に、各自治体ともこの処理に悩んでおるのが実態だろうと思うんです。本市にもそういうことはあるわけなんですが、しかし私は先般も言いましたのは、第三セクターというのはきちっとこれを原点に戻さないと、考え方、思想、先ほど市長も回答の中でどっかでお話をされて、民のできることは民に、官は官として何をやるかということは、民に学ぶもの、官が行うものときちっと区分けをするという、私は単にコストダウンだけじゃないと思うんです。考え方の問題だろうと思うんです。姿勢も問われとると思うんです。

 そして、第三セクターが公はまちづくり等の全体の企画をプラン、調整役としての役割、ここから出てはいけないと思うんです、私は。そして、民はすぐれた経営感覚、経営のノウハウ、経営能力を最大限に生かしてもらうということで初めておのおのの力が生きてきて、そして公は民の経営に安易に依存してはいけないし、また逆にそれも逆もあかんという、こういうことはいつも言われとるんだが、結果的にそれがならないということで、いつも悩み大きいことになるわけなんですが、私はやっぱりその考え方はもう一回考えていただいたほうがいいと思うんですよ。私は副市長の思いが、やってやろう、こうやってやろうと、今副市長がやらなきゃいけんのは、個々の職員全体の意識をきちっと同じ方向に持っていく。厳しいことは厳しいこととして指導する。そして、育つものはきちっと育ってくる。そして、このことが市長が大きな計画、政策実現するためにナンバーツーとしての責任を果たすということに私は専念するべきだろうと思うんです。それでさえ、とてもじゃないが、相当の能力を要求されるだろうし、相当な体力を要求されると思うんです。

 そういう意味からいくと、副市長がきっとあのときにはまだなり立てで、頑張ろうという気だけだったと思うんですが、ひとつ考える必要があろうかと思うんですが、これは副市長にお聞きするよりか、市長、どうですか、それは。副市長だけでぽんといくわけじゃないですが、あなたが許可したから行ったんでしょうから、ある意味ではあなたの責任も大きいということなんです。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的には、私が最終責任を負う立場でございますので、おっしゃるとおりであると思います。

 第三セクターもさまざまありまして、そのエイト、ひきみというのは、御案内のとおり旧美都町、匹見町時代からの会社でございまして、それで町長が社長で今日まで合併をしてきたということでありまして、こういう地域の会社というのは、だれかに雇われ社長というものを用意する場合もあるんでしょうけども、行政の長が責任を持ってというのがこれまでのあり方であったというふうに思います。

 現在、例えば海士町でも、ふるさと海士という第三セクターはやっぱり町長が社長ですし、そういう流れの中で今回、これまで顧問が社長を務めておられましたけども、市長か副市長にというような感じで話がありまして、副市長とも相談をして就任をしたというのが実際のところでございまして、ですのでこれが副市長でないと、じゃあどういう立場でどう責任をとるのかということは、しっかり考えていかなきゃいかんのかなあというふうに思うんですが、今のところ私は率直に申し上げまして、なかなかほかの手だてが思い浮かばないというのが率直なところでございます。



○副議長(波田英機君) 18番 平谷昭君。



◆18番(平谷昭君) 市長、それは確かに設立経緯はそうだろうと思うんです。私が言いたいのは、本当に残して、本当にそこにおる従業員の夢をはぐくもうと思うたら、そんな簡単なことで決めちゃいけないんですよ。要は、やはりきちっと役割分担をして、今やらなきゃいけん仕事が当然あって、それ以外にスタッフがいないかどうかという話なんですよ、これ。だって、民から学ぶというて、民間経営を学ぶことがすべてじゃないんですよ。公は公としての役目があります。民間経営というのは失敗の連続ですよ。あん中から学ぶというのは効率化だけですよ。コスト政策だけなんですよ、極論言うと。ほとんど皆そんな失敗してますよ。



○副議長(波田英機君) 5分前です。



◆18番(平谷昭君) そういう状況ですから、学ぶといっても民なら正しいということにはならん。民から学ぶのは、一番大事なエキスはそこにあるということを知らなきゃいけないし、学んでいただかなきゃいけないし、今言うと、いやあ、従来から、だったら従来から何にも変わらなきゃいいと言いながらも、政治でさえ変わったでしょ、54年ぶりに。これ変わらなけりゃ、我々何ぼでも絵はかけるんですよ。あれはあのまんまやっとりゃあええ、答えたら前例踏襲でいいという、こういう格好になろうかと思うんです。世の中が変化する。我々も市民を守るためには、どうして市民を守るかという姿勢の中から変化に対応していかなきゃならんと、このように思ってますんで、市長がどうしても強い思いで言うんだったら、言うんだったらというため口にはなっとるんですが、言われるんでしたら、私はやっぱりなぜできたのか、なぜこうやってこうなるのか、ほいでこうだということのきちっとした理論的な説明、変化に対応して、それがどう変化した軌跡までの説明をきちっとしていただかにゃあならんと思う。それは多分できないと思います。というのは、それほどの必然性はないからです。

 ということで、以上質問を終わります。



○副議長(波田英機君) 以上で18番平谷議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後2時0分 休憩

              午後2時12分 再開



○副議長(波田英機君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 9番 永見おしえ君。

              〔9番 永見おしえ君 登壇〕



◆9番(永見おしえ君) 9番、公明党の永見おしえです。第468回益田市議会定例会におきまして、さきに通告いたしました2点について、1点目に市長の市政運営について、2点目に住みよいまちづくりの実現について質問いたします。

 1点目の市政運営についてであります。

 昨年7月に市長になられて1年になりました。この間、市長として、また行政マンとしての行動をどのように分析しておられますか。昨年9月の所信表明の初めに、益田市の現状は、減少を続ける人口、多額の借金を抱えた財政、極度に疲弊した地域経済と過去に例を見ないほどの危機的状況に直面しています。この危機的状況並びに閉塞感を打破することが私に対する市民の皆様の御期待であると受けとめていますと言われております。この危機的状況にどのように手を打ってこられたのか、また今打とうとしておられるのか、具体的にあればお聞かせをください。

 2点目の住みよいまちづくりの実現についてであります。

 これも先ほども同僚議員からも質問がありました。大変厳しい雇用情勢であるということであります。経済的に大変厳しい現状が続いております。総務省は、7月の完全失業率が過去最悪の5.7%になったと公表いたしました。私の近くにも近所の方が、息子が仕事をやめて帰ってきたが、益田にも仕事がないとか、仕事を探してほしいという声が聞こえてきます。こうした益田市の今の現状をどのように受けとめておられるか、お聞きをいたします。

 以上、壇上からの質問として、あとは質問者席から質問をいたします。よろしくお願いいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 永見議員の御質問にお答えをいたします。

 1点目は、これまで1年間たつ中でどういう手を打ったかという御質問で、2点目は益田に仕事がないこの現状についてどうかという御質問であったかと思います。

 1点目につきましては、まずこの多額の借金を抱える市政運営を何とかするために、行財政改革が大変重要でございますので、私自身が就任してすぐに給与カットを行うほか、特別職の給与減額、職員の給与減額を行い、財政改革の姿勢を示してきたところでございます。

 また、おかげさまで財政3カ年計画の最終年度であります今年度の当初予算では、当初目標どおり財政調整基金を取り崩すことなく編成ができたところでございますし、地方債の発行につきましても、おおむね計画どおり抑制をしてきたところでございます。

 そういう中で、新しい市政運営を行う上で4月には機構改革を行い、地域医療対策室の設置、そして危機管理対策室の設置、文化交流課の設置等を行ってまいりました。地域医療対策では、これまで申し上げましたようなさまざまな医療対策、そして危機管理の部門でも危機管理監の就任等、インフルエンザ対策等に邁進してきたところでございます。

 また、これからの人づくりであります教育の分野では、学校教育課を設置をして、さまざまな教育施策を実施をできる体制を図ってまいりました。

 そして次に、2番目の御質問でございますけども、先ほど来の御質問等にもありましたように、益田市の求人状況また雇用状況というのは大変厳しいものがあるというふうに認識をいたしております。そういう中で、国の経済対策等を活用した公共事業の増額、昨年度に対しまして約4割増の措置をしたところでございまして、地域経済の維持に向けて予算を組んだところでございます。

 また、緊急経済対策等これまで申し上げましたとおり、さまざま取り組んできたところでございます。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) さまざまな問題に取り組んできたというふうに、そのことに対しては本当に評価をしていきたいと思います。

 そうした中で、今回は所信表明の中で市政運営方針というのが5つ、方針として出されておりました。この5つについて伺いたいと思います。

 まず第1に、みずからが各方面へのトップセールスを展開するということについてであります。この1年間の取り組みを聞かせていただきたいと思いますが、昨日の同僚議員の質問にもありましたが、台湾のほうに行かれたというお話でございましたが、ほかにトップセールスとしてのものがありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 国内の企業訪問という意味では、関西方面の誘致企業、また名古屋のこれから誘致をぜひともしたいという企業等を訪問してまいりました。

 また、福岡のほうではキューサイファームさんにお邪魔したり、その際には九州益田会の方々とも8年ぶりにそういう益田会を開催をしていただくなど、そういうこともこれまでやってまいったところでございます。

 そういう中で、トップセールスというのは販路拡大や企業訪問ということもありますけども、とにかく私が動いてできる限りいろんなところにみずから行くということも含んでおりまして、市内でも休日返上で数多くのイベント等にも参加をしてきておりますし、広島に訪問した際も、これまでは例えば整備局の要望に行って、それで帰るということがありましたけども、経済産業局に行ったり運輸局に行ったり、全日空の広島支店であったり、合銀や島根県の広島事務所であったり、そういうさまざまなところにみずから足を運ぶということをやってまいったところでございます。

 今後は、さらに広島方面へのPRを集中的に重ねていきたいと思っております。まだまだ益田と浜田の認知度というのは相当の開きがあるというふうに思っておりますので、この近くでいきますと広島へのPR等も含めて、みずから動くという姿勢はこれからも続けていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりと動いていただきたいと思いますが、やはり広島ということになると、道路の問題等も出てくると思いますので、一日も早い道路整備に向けても力を注いでいただきたいなというふうに思います。

 次に2番目には、奉仕、サービスの徹底についてでありますが、その中でもあいさつが活発に交わされる市役所にしていくということが出ております。徹底をされたと実感されておられますでしょうか。先ほどもでしたかね、同僚議員からもいろいろとありまして、あいさつ運動の徹底をしたということで終わったような気がするんですが、実感としてきちっと徹底をされたと感じておられるかどうか、伺いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) あいさつ運動自体は、職員に考えてもらって提案をしてもらって、4月から朝礼で唱和をしようということを始めました。ですので、最初、全課で全部義務ではないということを申し上げておったのは、そういうことでございます。

 もちろん、あいさつ唱和をすればいいというものではなく、やはりみずから普通にするようになるというふうな場にしていくっていうことが大事でございますので、私自身も積極的に声をかけるようにしておりますし、そういう中で非常に市役所自体が明るくなったのではないかなあというふうに私はとらえております。

 職員に聞いても、今まであいさつをしなかった人がするようになったとか、市民の皆さんに伺っても、市役所が雰囲気が明るくなったねということをお聞きをするようになりました。先ほど来、お話をさせていただいたような市民サービス課へのお褒めの言葉とか水道の給水へのお褒めの言葉、またほかにも市長への手紙で苦情がいっぱい多かったんですけども、お褒めの言葉をいただいたり、職員が早く対応してくれたんでよかったというお礼のおはがきをわざわざ下さったり、そういうことがここ数カ月でさらにふえたように思っております。

 そうはいっても、まだまだおしかりをいただくこともたくさんございますので、この辺は少しずつではありますけども、徹底を図っていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 市長が言われるように、あいさつ自体、前に比べたら、私も意識改革は大分言ってきたつもりですけど、少しずつよくなってるかなとは思いますが、まだまだ職員の共通意識としての認識度というか、そこら辺はもう少しではないかなというふうに思いますので、これはしっかりと続けていっていただきたいなと思います。

 次に3番目に、人を生かし衆知を集めること、職員は常に現場で市民や民間企業の皆さんとしっかり対話をし、どういう思いを持っておられるかということを意識させ、現場から常に発想する現場主義を徹底していくというふうにありますが、現場からの声がどんどん上がってきているのか、お聞きをいたします。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これがやはり一番重要な問題でありまして、職員はそれぞれ一生懸命やってくれてるとは思うんですけども、私が管理職の方にも話をしているのは、現場の皆さんが一番現場のことをわかってるので、情熱を持っていろんな提案をしてほしいということを常々話をしております。ですので、現状ではもう少し上がってきてほしいなというのが率直なところでございます。これが職員が声を上げにくいという空気があれば、これは変えていかなければいけませんし、私自身も見直すべき部分があれば、自分自身がやっぱり言われやすいような雰囲気をつくっていかなきゃいかんなあというふうにも考えております。

 いずれにしても、私自身が現場に極力足を運ぶようにして、今後現場からの声がどんどん出るような、そういう職場にしていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 先ほど同僚議員の質問の答えに、気づきというのがあったと思うんですが、やはりそこら辺の気づきがあれば、それによって考えていくとか、現場でのいろんな問題に対しての意識も変わってくるのではないかと思いますので、そこら辺の意識をしっかりと持っていただくように取り組みを進めていただきたいと思います。

 第4に、徹底して情報公開を進めること、このことによって市民の皆さんにも市政に対してもより一層関心を持っていただくとともに、さらなる信頼や協力をいただいて、住民の主体的な地域づくり活動につなげてまいりたい、このことについてはいかがでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも公平、公正、公開という原則のもとに情報開示を心がけてきたところでございます。市長に就任してからは、ホームページに直ちに市長の部屋を設けまして、私のメッセージ、それからプロフィール、所信表明や市長の行動等を掲示をいたしました。おかげさまで、私よりも私の日程に詳しい市民の方がふえたなというふうに思っております。

 ほかにも、昨年10月からは市長コラムをホームページ、広報紙の両方で掲載をして、私の考え方を申し上げてきたところでございます。また、今年度からは市長交際費の支出状況を開示をしておりますし、6月からは市長の行動結果を市長トピックスという形で追加をしております。また、報道の発表資料のほうは、プレスリリースということで統一をして、要点を絞った発表を行うことにしたところでございます。

 いずれにしても、まだまだ公開が進んでいるかというと、いろんな御指摘をいただきますし、先般も質問の中でケーブルテレビの問題については、やはりもう少し私自身がしっかりとオープンにすべきであったという反省をいたしました。ですので、今後はよりいろんな皆さんから疑念が持たれていること、わからないことというお声はたくさんまだまだ伺っております。こういうことを一つ一つとにかくガラス張りの行政ということで、徹底的にクリアにしていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりと皆さん、市民の皆さんと市役所というか、行政とが一緒になってやれるような、気持ちの上でまだまだそこら辺に隔たりがあるのではないかなというふうに思いますので、情報公開も含めてお願いをしておきたいと思います。

 第5番目に、失敗を恐れず果敢に挑戦していく、挑戦する市役所になっているというふうに思われているか、お聞きをしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これは率直に申し上げまして、先ほどの現場の声とも関連しますけども、もう少し挑戦がしてもらえたらなあというのが率直なところでございます。

 ただ、これは今これを急にというのも、ある意味では酷かなと思うのは、これまでの数十年のやはり蓄積があって、そういう中である意味では押さえられてきた部分もあろうかというふうに思うんですね。ですから、これを今まで言われてつぶされてきたものを急にいいよと言っても、なかなか変わりにくい、言いにくいという部分もあるのかなあということを感じております。ですので、私自身も少々の失敗は気にせずにどんどんチャレンジをということは言っておりますけども、これは言い続けるしかないなあというふうに思いますし、今後、人がかわる中で人事異動の中で恐らく職場の雰囲気も変わると変わってくるのかなあということを期待をしております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 失敗というのはだれにもあるものだと思いますので、それはそれとしながらもですが、市民の皆さんへの説明責任っていうのは、やはりきちっとできるような体制でやっていかなければいけないのではないかというふうに思います。

 以上、1年間の市長のさまざまな挑戦を聞かせていただきました。

 次に、2番目に入らせていただきます。

 住みよいまちづくりの実現についてでありますが、本当に今益田市の中も大変厳しい状況が続いております。住みたい益田市、住んでよかったと思える益田市にするために、技術を身につけていくことっていうのが大事ではないかなっていうふうに思いました。ここら辺のところが私もどういうふうに表現をしたらいいかなっていうふうに迷ったとこなんですが、益田市としてこれからの産業なり施策なりを明確にして、将来のために人材育成をしていくっていうことが必要ではないかなと。そのために、23年に県立益田、今度は石見高等技術学校になるんですかね、今県立の技術校ですけども、23年にはそれが完成するわけですが、益田市の人材育成のためにその技術校をしっかり活用できるような今から体制づくりが必要ではないかなと。益田市が今からどういうふうにしていくのかっていうことをまずしていくことが大事ではないかと思うんですが、そうした中での先ほどからずっとありますような産業振興ビジョンというのがそこに入ってくるのではないかとは思うんですが、今益田市に必要な仕事、これから何をするのかによって、そういう人材育成というのが変わってくるのではないかっていうふうに思いますので、そうした働きかけを今からしていくことが大事ではないかというふうに私は考えたわけですが、市長、このことについてはどういうふうにお考えでしょうか。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 基本的には、これからも高等技術校との連携というのは大変大事であるというふうに考えております。

 これまでも、さまざま緊急雇用対策会議等でも連携をしてきておりますし、私自身もこの緊急対策の中での高等技術校での講義、講師を春にさせていただいております。ですので、今後はより連携を深めていきたいというふうに考えておりますので、人材育成の中で高等技術校が果たす部分とさまざまいろんな部分があると思いますので、産業振興ビジョンの中でこういうものを位置づけをして取り組みを進めていきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりと活用ができるように研修会等が、先ほどもありましたが、そういうとこでもできるような体制が組めたらいいのではないかというふうに思います。

 今、仕事がなくて困ってる、そういう話もしましたが、そうした中で本当にいろんな悩みを抱えている方がたくさんおられます。仕事のこととかお金の問題、心の病、そうした方々、その苦しんでる方々に手を差し伸べるような市としての総合窓口、そういうものをぜひつくっていただきたいなというふうに思いますが、市長のお考えを伺いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 永見議員がおっしゃるようなさまざまな問題を抱えていらっしゃる方の総合相談窓口の必要性っていうのは十分認識をしております。これまでも市民の皆さん来られたら、関係する部署の問題が複数にまたがれば、その関係者を呼んでお話を伺っているというふうにしております。

 ただ、いずれにしてもやはり一つの相談窓口があって一カ所で済むというのは市民サービスにとって必要でございますので、来年度実施に向けて今後検討していきたいと考えております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひとも市役所に相談に来た人のしっかり話を聞いてあげる、市役所に行けば話を聞いてもらえるというような雰囲気をつくっていただけたらいいなと思いますし、プライバシーのこともありますので、しっかりとそういう場所をつくっていただいたらうれしいと思います。

 次に、住みよい町にしていくために必要なものの中に医療問題というのがあると思います。同僚議員からもありましたが、市内の産科がやめられました。里帰り出産ができないということも本当に切実な問題ではありますが、出産がまたできないっていうことになれば、もっと大変な状況だと思います。働きかけを今強化していくというような答弁だったと思いますが、医師の確保が一番大事であろうと思いますが、医療対策室としての取り組みがあればお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えいたします。

 市では、医療スタッフの確保ができないことにより、分娩を休止されている市内の産科の診療所につきまして、里帰り出産再開を含んだ周産期医療体制の充実のために、ぜひとも分娩の再開が必要であるという認識に立ちまして、保健所、それと関係機関と連携しまして、分娩再開のための方策を医師会、益田赤十字病院と協議するとともに、内部協議をいろいろと進めておりました。

 診療所医師が日赤で分娩を行うオープンシステムについての打診、あるいは診療所の公設民営化についての検討もいろいろ重ねてまいりましたが、やはり医療スタッフの確保が解決できず、有効な支援策がなかなか打ち出せないというような状況であります。残念ながら、そういう状況の中で産科診療所につきましては、9月3日をもって診療所を休診されることになりました。

 今後、市としても里帰り出産の再開も含めた周産期医療体制の充実、それから強化推進に向けて、益田赤十字病院の産科医師の増員に向けて、全力で取り組んでいく考えであります。

 以上であります。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 一日も早く赤ちゃんを本当に安心して産めるような体制づくりを進めていただきたいと思います。

 次に、新型インフルエンザ対策についてお聞きをいたします。

 猛威を振るっている新型インフルエンザが冬に流行と言われておりましたが、9月、10月になる。いや、それよりも9月下旬から10月というふうになってきまして、今や毎日のように患者さんがふえ続けています。手洗い、うがいの励行や乳幼児や妊産婦さん、持病のある人などへの情報提供が大変大事だと思いますが、危機管理についてのお考えを伺います。

 また、庁内で発生したときの対応や企業への対応、またマニュアルづくりなどが今できているのかどうか、あわせてお聞きをしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) お答えします。

 午前中も市長が答弁しましたように、新型インフルエンザの感染を完全に予防することは、もはや難しいと思います。緩やかな感染拡大はほぼ問題ないと思いますけど、社会的な混乱を来すような急激な感染拡大は適切な手段を施し防止する必要があると思います。感染予防には、皆さん言っていられるように手洗いの励行、感染者のマスク着用、せきエチケット、それから集団の回避などが有効な手段です。

 では、これらの感染予防法を市民へどうやって周知徹底するか、また市民がどうやってそれを実行していただくかということに問題がかかっていると思います。市としては、市広報の連載、それから安全・安心メール、それから防災行政無線及び窓口や会議においてのチラシの配布、それから市でいろいろと行われる会議のほうへ直接出向いていって、5分間でも話をさせていただくと、そういうようなことをして周知徹底を図っていきたいと思います。

 また、各地区に出向いても、感染予防対策について地区の住民に直接話しかけていきたいと思っております。

 マスク、消毒剤備蓄物品の使用については、計画に基づいて適切に処理します。

 それから、市役所の業務が麻痺しないように、これも事業継続計画に基づいて対処します。

 マニュアルについては、9割以上完成しております。今週中にすべて完成させて、ちょっと感染の拡大が早引いたもので、今週中にマニュアルを作成し、それに基づいて実施していきたいと、このように考えております。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 市役所等で発生した場合、その患者となられた方は、すぐ休んでいただくというふうにはなると思うんですが、そこら辺の対応といいますか、職員に対しての徹底はもうされているんでしょうか。



○副議長(波田英機君) 柳井総務部長。



◎総務部長(柳井孝雄君) これにつきましては、まず職員の家族、それから職員の健康状態、こういうものにつきましては、もしそういうことがありますと、担当の課長のところへすぐ報告と、それでその報告者につきましては基本的には休めと。それから、職員の報告がありましたときには、すぐそれで休ませます。

 それから、それの報告は、すべて人事課長のほうへ集約いたしまして、トップのほうへ報告をいたしております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) しっかりした対応をお願いしたいと思います。

 次に、9月1日から新学期が始まってまいりました。市内においても、きょうも報告がありましたように、感染が少しずつですが、広がっているように思います。そのことが家庭を通して社会に拡大していくことも考えられるわけですが、学校の対応についてお聞かせをいただきたいと思います。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 永見議員の御質問にお答えいたします。

 市教育委員会といたしましては、学校に対してインフルエンザ対策として、これまでに30回程度、通知文を出しております。8月28日には、2学期の始業式に向けて、新型インフルエンザ流行期における臨時休校措置等の対応方針というマニュアルを策定し、各学校へ配付いたしました。

 この対応方針には、出席停止や複数発生した場合の保健所及び市教育委員会への連絡、また学級及び部活動等での集団感染に係る対応、重症化リスクのある児童・生徒、教職員への対応などを示しております。

 実は、きょう、高津中学校から、きょうは運動会の振りかえ休業日なんですけども、職員が集まりまして緊急に対応策を検討して、その結果、9月9日から11日までの3日間、1年3組が学級閉鎖、それから2年生、これは学年閉鎖するとの届け出がありましたので、皆様に御報告いたします。

 なお、各学校におきましては、児童・生徒に手洗い、うがいの励行など新型インフルエンザの感染予防対策を徹底するとともに、各家庭に対しても感染予防対策やインフルエンザ様の症状が出た場合の対応などの周知を図っております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 世界保健機構が出してきた患者の分析をした結果といいますか、インフルエンザの重症化の兆候ということがちょっと載っておりました。休んでいても呼吸が荒いとか顔が蒼白になる、血たんが出る、胸の痛みがある、3日間以上高熱、低血圧、小児では注意力散漫になり、起床困難、遊びへの興味が減退などっていうふうに、これはもう最悪な状態の部分だと思いますが、そういうふうにならないためには、しっかりした予防が必要だと思います。

 それと、やはり体温をはかるということが大事になってくると思うんですが、家ではかってこれなかった子たちのために、体温計をしっかりと買って準備してるというとこもあるみたいですが、益田市としてはそこら辺の対応はされてますでしょうか。



○副議長(波田英機君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) そのあたりのところの学校対策をどうさせるかということで、教育長が申し上げましたが、2学期が始まるに当たりまして、学校に対して教育委員会のほうから3つの物品を与えたところであります。まず1つは、手洗い消毒液、それからもう一つは、そういう熱が出た子供が出たときに、その机とかをふくメディクロスというエタノール系のふき取りのもの、そうしてもう一つが今議員から言われました即観察ができる体温計、非接触型皮膚赤外線体温計ということで、順次子供の額に当てて体温をはかっていくという、そういう体温計を一応学校に配置をして、朝の健康チェックにぜひそれを役立ててほしいというような、こういう対応も今図っているとこでございます。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) すばらしい手の打ち方で大変うれしく思います。

 先ほどもありました安心・安全メールでございますが、今2,000件ぐらいということでありましたが、情報提供において大変大事だと思います。私たちもその携帯、安心・安全メールが入ってきたことで、あ、今どこかで発生をしたので気をつけにゃいけんねっていう声かけができるという意味からも、とても大事だと思うんですが、活用していただけるように情報提供なり啓発が必要ではないかと思いますが、これからどういうふうにされるか、伺いたいと思います。



○副議長(波田英機君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) お答えします。

 益田市安全・安心メールは、平成19年6月から運用を開始してます。きょう現在で2,230件の方に登録していただいております。この間、新型インフルエンザのほか、大雨、洪水等の防災気象情報、声かけ痴漢などの防犯情報、それから災害とかそのことによる幹線道路の通行どめなど多くの情報約205件、市民に提供してまいりました。

 この安全・安心メールは、このような新型インフルエンザ、災害情報など危機管理事項について迅速かつ正確に住民に届けることができることから、市の情報提供の重要なツールであります。

 では、これをもっとたくさんの方に登録してもらうにはどうすればいいかということで、現在益田市洪水土砂災害ハザードマップというのを全家庭に配りました。そのハザードマップにも、どうしたら登録できるのかということを載せています。また、ほかにも新型インフルエンザの予防の啓発のチラシにも、どうしたら登録できるかということを載せております。これ以外にも、市長と語る会等で各地区に出かける場合、それ以外でも出かける場合に、直接地区の人たちに情報提供というか、こういういいことがあるんだよということで、登録の仕方を教えていきたいと思います。それから、これ以外の場合でも、適時適切といいますか、機会あるごとに安全・安心メールということについて市民に知っていただくために努力していきたいと思います。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひ皆さんに活用していただいて、それぞれが自分の身を守るというためにもやっていきたいなというふうに思います。

 次に、薬物問題について少し触れさせていただきたいと思います。

 きょうも新聞にあったんですが、有名芸能人の覚せい剤所有・使用事件や大学生による大麻使用などが社会問題化しているということで、警視庁が先月発表した平成21年度上半期の薬物銃刀情報っていうのがあるんですが、その中で昨年の1月から6月までと、ことしの1月から6月までを比べたときに、覚せい剤の押収量が昨年が40.9キロで、ことしが262.7キロという、6.4倍もふえてるんですね。それから、大麻草の押収量が758本から6,361本と8.3倍もふえてます。大麻事犯件数というのも1,681件から1,907件、13.4%増加してる。大麻事犯件人員というのが1,192人から1,446人で21.3%ふえていると。覚せい剤の検挙人数というのは減っているそうなんです。だけども、押収された大麻が物すごいたくさんの量になっているということがきょうの新聞に載っておりました。

 もう一つは、最近流行している合成麻薬のMDMAという、そういうのを持ってて検挙された人のうちで少年及び20歳代の若者層、そういう人たちが約5割を占めてるという大変悲しいことが起きております。こうした薬物に対しての取り組みというのが国としてもまだまだおくれていたのではないかなというふうに思います。小さいときから薬物に手を出さないための教育が大変必要だと思います。家庭でも話をしていかなきゃいけないんですが、ある大学の教授の話の中で、日本の薬物に対しての教育は恐怖教育であるっていうふうに言われておりました。危ないからだめだ、だめだというような教育であろうと思います。海外の学校では、幼児期、小学校、中学校、高校、その学習の中でその年齢に応じたやり方で教えているということです。例えば、理科の教室の中で薬物の成分だとか種類だとかっていうのを学んでいくと、そういう中で危険であることを知っていくというふうに言われておりました。やはり家庭の中で一番大事なのは、それは絶対やっちゃいけないんだっていうことを、それも恐怖教育のようにも思えますが、それをやることによってどういう状態になるのかとかという話は一つの話の中でしていかなければいけないと思いますが、今学校としての取り組みというのはどのようにされているのか、そういう取り組みがあるのか、お聞きをさせていただきます。



○副議長(波田英機君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 薬物乱用について今議員おっしゃられましたように、中学生、高校生の覚せい剤事犯検挙者は減少傾向にあると。しかし、近年大麻やMDMA等の合成麻薬事犯の検挙者に未成年者及び20歳代の者が多いと、青少年を中心に乱用の状況があるということのようです。

 このような状況下で、文部科学省は昨年の9月に薬物乱用防止教育の充実についてという通知文を全国の都道府県教育委員会のほうに出しておられます。それによりますと、1として小・中学校及び高等学校等においては、児童・生徒への薬物乱用防止教育の充実のために、体育であるとか保健体育であるとか道徳、特別活動というような授業を活用して、さらに学校の教育活動全体を通じて薬物乱用の怖さを指導してほしいと。

 それから2つ目は、すべての中学校及び高等学校において、年に1回は薬物乱用防止教育を実施するとともに、地域の実情に応じて小学校においても薬物乱用防止教育の開催に努め、警察職員、麻薬取締官OB、学校薬剤師等の協力を得て、その指導の充実を図ること等々とあります。

 益田市においては、過去2年、もちろんのことなんですけども、児童・生徒、学生等の薬物乱用の例はありませんけども、益田警察署からの情報によりますと、学校での薬物乱用防止教室の実施状況は、過去2年間で小学校は19校中1校、中学校は12校中7校、延べで11校ございます。そういう状況にあります。

 今後、市教育委員会といたしましては、すべての中学校と小学校に対して、地域の実情に応じて薬物乱用防止教室を実施して、児童・生徒が薬物を絶対に使わないよう、そういう規範教育をするように指導してまいりたいと思っております。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) ぜひともやっていただいて、私も「だめ絶対!」キャンペーンに何回か参加をさせていただきまして運動してきましたが、やはりその恐ろしさというのをしっかりと小さいときから教えていくということが大事ではないかと思います。しっかりとした取り組みをお願いしたいと思います。

 最後に、さまざまな課題や家庭、学校、地域、行政が一緒になって取り組みをしていかなければ、住みよい町、住んでみたい益田市にはなっていかないと思います。そのお互いが努力をしていかなければいけないときであるというふうに考えますが、最後に市長の就任2年目の決意をお聞きしたいと思います。



○副議長(波田英機君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) まず、1年間、皆様のおかげで市政運営ができましたことに感謝を申し上げます。その上で2年目ということでございますけども、所信表明、そして施政方針で申し上げた理想に向かって、私自身まずは私が率先垂範をすること、そして職員と一体となって目指すべき姿の市役所にしていくこと、そして3つ目は、医療、教育、経済という大きな3つの重要課題に果敢に取り組んでいきたいと考えております。

 以上です。



○副議長(波田英機君) 9番 永見おしえ君。



◆9番(永見おしえ君) 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(波田英機君) 以上で9番永見議員の質問を終わります。

 この際、10分間休憩いたします。

              午後2時55分 休憩

              午後3時5分 再開



○議長(前田士君) この際、議長を交代いたします。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 10番 弘中英樹君。

              〔10番 弘中英樹君 登壇〕



◆10番(弘中英樹君) 10番議員の弘中でございます。一般質問も2日目、最後になりましたが、いましばらくの間おつき合いのほどよろしくお願いを申し上げます。

 第468回益田市議会定例会におきまして、あらかじめ通告をしておきました2点につきまして一般質問をさせていただきます。

 まず1つ目として、市長の市政運営についてお聞きをいたします。

 これまでの社会資本整備から社会保障、地域福祉、子育て支援など経済的、安定的に提供する必要がある行政サービスへと重点を移しつつあります。少子・高齢化に伴い、社会保障等に関する経費は今後さらに増加をいたします。地域住民が将来にわたって安心して生活できることは、益田市の再生、活性化を図る上で最も必要なことであり、厳しい財政状況の中で市民生活の向上のためにもしっかり取り組んでいかなくてはなりません。住民の皆様が安心して暮らせるまちづくりと地域医療、高齢者に対する福祉、介護サービスの確保、生活交通の確保の取り組みを含めて取り上げていかなければなりません。特に、中山間地域あるいは限界集落を含めた地域振興、産業振興による雇用対策、将来の益田を担う子供たちの健全な育成、保護者の子育ての負担を軽減する地域住民の生活に関連する課題に対して対応していかなければ、益田市の再生はないと思いますが、市長はどのようなお考えをお持ちか、お伺いをいたします。

 特に、財政力の弱い益田市にとっては、地方の再生、活性化に向けた独自の新たな取り組みを進めるだけの財源確保が困難であると思いますが、どのようなお考えを持っているのか、お尋ねをいたします。

 2つ目として、新学習指導要領についてお尋ねをいたします。

 新しい知識、情報、技術が政治、経済、文化を初め社会のあらゆる領域での活動の基盤として、飛躍的に重要性を増しております。いわゆる地域基盤社会の時代と言われています。このような知識、基盤社会、社会化やグローバル化、アイデア等、知識そのものや人材をめぐる国際競争を加速させる一方、異なる文化や文明との共存や国際協力の必要性を増大させているように思います。このような状況において、確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和を重視する生きる力をはぐくむことがますます重要になっていると思います。例えば、思考力、判断力、表現力が問題になっているのではないかというふうに思います。読解力で成績分布の分散が拡大しており、その背景には家庭での学習時間など学習意欲、学習時間、生活習慣に課題があるように思います。21世紀を生きる子供たちの教育の充実を図るための教育の資質、能力の向上や教育条件の整備をする必要があると思いますが、いかがでしょうか、市長にお伺いをいたします。

 あわせて、三浦教育長の御意見もお聞きしたいと思います。

 以上、壇上での質問は終わり、質問者席にて質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。

              〔市長 福原慎太郎君 登壇〕



◎市長(福原慎太郎君) 弘中議員の御質問にお答えをいたします。

 益田市の再生の方策についてと財源確保について、また教育条件の整備の御質問であったかと思います。

 益田市の再生の方策ついてでございますが、弘中議員がおっしゃるように、さまざまな課題に今後対応していかなければならないというふうに思っております。そういう中での財源の確保というものが最も大きな課題の一つであろうというふうに考えております。益田市におきましても、今議会に補正予算を提出しておりますとおり、税収の落ち込みは大変顕著でありまして、底を打ったと言われる景気もまだまだ低迷をしているということで、この財政状況が急速に改善をするということは望めないというふうに思います。また同時に、人口減少がこれから進む中でさらに厳しくなるというふうに考えたほうがいいということは、私も施政方針で申し上げたとおりであります。

 そういう中で、私は繰り返し職員半減ということを申し上げておりますけども、そういう中でとにかく行財政改革を徹底的に行うことで未来への投資をする資金を生み出すと、これを使って未来に対する投資をしっかりしていくということが現在の市政に求められていることであると考えております。

 その次に、教育についてでございます。

 まず初めに、私たちがしっかり考えなければいけないことは、時代が変わったということを本当に深く認識をすることであり、私は近代物質文明の限界であるということを申し上げましたが、そのことをしっかりと認識した上でのこれからのどういう人づくりが必要かということを考えていくことが大事だというふうに思います。私は、かねてから自分とふるさとを自分の言葉で愛情を持って語れる自立した人間ということを申し上げておりますけども、こういう人材育成に向けての諸条件を整備していく必要があると考えております。先般申し上げましたとおり、教育基本法も改正をされ、今後教育がますます正常化をされていくというふうに考えております。

 また、新しい学習指導要領も制定をされたところでございます。やはりここで考えなければいけないのは、これまでも学習指導要領に基づいた教育がされてきたのかどうかということをやはり検証する必要があるんではないかと思います。例えば、教員の資質の向上、教材や施設の整備、こういうものが本当に学習指導要領に基づいたものになっているのかどうか、このことを検証する必要があるというふうに考えております。

 また、市としての教育条件の整備という意味では、学校教育課の新設であったり、ふるさと教育の推進をということは申し上げておりますし、図書の購入を含めた読書活動をより推進をしていく必要があると思いますし、耐震化や備品の整備等の学校施設の整備充実、また先般申し上げましたが、指導主事を市単独でも配置をしていくことなどで教育の諸条件を整備をしていく必要があると考えております。

 また、社会教育の面でも、やはり今後は生涯学習や市民スポーツを充実させていくことも必要であると思います。

 以上です。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 弘中議員の御質問にお答えいたします。

 教育の充実に関する考え方は市長と同様でございますけども、少し私の立場から別のことを申し上げたいと思います。

 子供たちの健やかな育成のためには、確かな学力、豊かな心、健やかな体などの調和のとれた生きる力を育成することが必要だと考えています。そのためには、学校はソフトの面で申しますと教員が、例えば積極的な授業研究、授業公開等を初めとするさまざまな教員研修の実施、さらに共同的な学びを目指した学び合い授業の実践などによりまして、授業のより一層の充実を図る必要があると考えております。

 ハードの面では、学校の施設設備を充実すると、この夏には保健室、すべての学校におきまして空調を整備いたしましたけども、そういうことを進めていく必要があります。

 このことによりまして、教員にとって働きやすい環境の整備、さらに子供にとっては勉強がわかる、友達と仲がよいと、学校に行くのは楽しいと、そういう教育条件を整備することが大切だと考えております。これらによりまして教育の質の向上を図ることにより、子供たちが家庭の経済力の格差、あるいは生まれた地域によっての教育格差、それを受けることがないようにしなければならないと考えています。そのことによって、益田市民が教育に対して信頼感を持って安心して暮らせる町にすると、それが教育行政の大きな責任であるというように考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 新学習指導要領につきましては、また後で質問させていただきます。

 それでは、順を追って質問をさせていただきますので、よろしく答弁のほうお願い申し上げます。

 政権交代の今後の益田市の見通しについてお尋ねをいたします。

 第45回の衆議院選挙が8月18日告示、8月30日投票、12日間の長い選挙戦でございました。今回の選挙は、政権選択が最大の焦点であったように思います。この選挙戦を見て、市長はどのような感想を持たれるか、まず最初にお聞きをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 一言で言えば、国民が変化を求めた選挙ではなかったかというふうに思います。戦後50年間、やはり自由民主党は保守合同からの、先ほどもお話がありましたけども、日本を資本主義陣営の中で反映をさせていくという中での役割を果たしてきたと思います。そういう中でのいろんなひずみが出てきて、国民としてはこれまでも何度も変えるチャンスがあったと思いますけども、ある意味ではようやく一歩を踏み出したというふうにも受けとめております。

 いずれにしても、今後も政権交代は続いてあると思いますし、どういう政権があろうとも、恐らく国民は今以上の政治を行ってほしいという気持ちで投票行動が行われるんではないかと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 民主党のマニフェストを見ると、子供手当あるいは出産支援、公立高校の無償化、年金制度の改革、医療介護の再生、農家の戸別所得保障、暫定税率の廃止、高速道路の無料化、雇用対策といったことが書かれております。これらが本当に実施されれば、大変すばらしいことだというふうに思っていますが、その点についてはどういうお気持ちをお持ちでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 恐らく民主党も、これまでの活動の中で現場の国民の声を聞く中での恐らくこれまでは手当てがされなかった部分をやっぱり何とかしなきゃいかんということで、マニフェストに掲げられたものであると認識をしております。

 財源の問題は、今でさえ、これまでも国家予算の半分近くが借金によって賄われてきたわけであって、財源がどうこう言う議論というのは私はどうかと思うんですが、ただいずれにしてもだれかが負担をしなければなりませんので、その負担とサービスのやはりあり方というものを国民と本当に議論をしながら進めていく必要があるのではないかというのが私の認識でございます。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) まだ現時点では民主党の政策というものは余りはっきり出ていないわけでありますが、これから政策等の中身が出てくるというふうに思います。益田市として国にしっかりとした対応をしていただくように切に要望しておきます。

 先般7月30日、31日と、萩市議会と合同で山陰道益田・萩間の早期整備について、上京し要望活用を行いました。特に、益田・萩間の整備は、空港利用、観光連携など本市発展のためにも必要不可欠であり、一たび災害や交通事故が発生すると、迂回路もないため医療の緊急輸送路等の確保が急務になっております。また、三隅・益田間の道路についても同じことと思います。人口の少ない地域の道路及び要らない道路はつくらないというふうに言っておりますが、その点についてはどう考えられているのか、市長の思いをお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 益田・萩間につきましては、我々も7月に期成同盟会の際にちょうど道路が、191号線がとまりまして、迂回をして萩に駆けつけましたし、山口やさまざまなところから皆さんおくれてまさに駆けつけられまして、道路の必要性を全員で痛感をしたところでございます。

 そういう中で、要らない道路はつくらないというふうにだれがどのように発言されたかわからないんですが、先ほど申し上げたとおり、国幹会議のメンバーである民主党の議員の方々は必要な道路はつくるというふうにおっしゃっておられますので、私はそれほど心配はしておりません。

 ただ、先ほどの暫定税率の廃止等、道路が本当に無駄なというか、いろんな使われ方をしたものは確かにありますけども、そうはいってもかなりの部分はほとんどが道路整備に使われておりますので、その道路整備の必要性というものを今後恐らく地方の方々が陳情、要望する中で、私は理解がされるんではないかなあというふうに思っております。そういう中で、余り心配はしておりませんけども、よりこれまでもこの地域の9号線1本しかない、191号線1本しないという現状は訴えていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) やはり道路は交通の便、市民の向上のためにも観光面、いろんな面において大変必要な道路でありますので、そのことはしっかりとやはり国のほうに訴えていただいて、ぜひ一日も早く完成することを切に願っているとこでございます。

 引き続いて、定住対策についてお伺いをいたします。

 少子・高齢化、人口減少が続く中で、若者の定住促進や団塊の世代の受け入れが大きな課題になっております。定住対策の施策に関し市民の声を聞くために、定住対策懇談会を開催し、定住問題についてのあらゆる角度から議論を交わし、定住対策へ生かしていく方策はとれないものかどうか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 弘中議員御指摘のとおり、やはり定住の促進の中での団塊の世代の方々の受け入れというものは大変大きな課題であるというふうに認識をしております。

 御提案のありました定住対策の懇談会につきましては、市長と語る会や最近始めました訪問座談会等で、幅広く市民の皆さんから声をお聞きする機会をつくっておりますので、今後定住対策に絞った懇談会も検討していきたいと、重要な施策ということで検討していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 本市におきましては、匹見地域振興課が取り組みをしていることを9月2日全協の席でも報告がございました。大変よく頑張っているというふうに思います。

 島根県の取り組み状況を見ると、財団法人ふるさと定住財団が中心になってU・Iターンを推進をしているとこです。その中でも特に産業体験者助成事業が実績を上げているというふうに書いてございました。邑南町では就労相談員が中心になって受け入れ態勢の充実を図っています。U・Iターン希望者への定住地としてのPRが不十分だというふうに思っておりますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) これまでも以前申し上げましたとおり、ふるさとメールの登録や、さまざまな体験ツアー等の情報提供等も行っておりまして、それなりにやってきているとは思います。しかし、弘中議員が御指摘のとおり、まだやれる余地が全くないかというと、やはりまだまだあるんだろうなあというのが率直な認識でございまして、今回旧匹見の県職員宿舎を田舎暮らし体験施設として整備を進めていきたいということも申し上げておりますけども、そういうものの活用、それから11月に東京で行われる石見定住フェアに対する参加等、これからPRをさらに強化をしていきたいと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) U・Iターンの希望者へのニーズの対応がやはり不十分だからこそ、各部局間及び県、市との連携、総合的な情報発信体制、対応窓口というような整備が必要だというふうに思いますが、その点についてはいかがでございましょうか。



○議長(前田士君) 福原市長。



◎市長(福原慎太郎君) 先般御答弁申し上げましたとおり、これにつきましては、この秋の人事異動の際に窓口を設置をしたいというふうに思っておりますので、弘中議員の御指摘も含めましてしっかりと対応していきたいと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 続きまして、孤独死を防ぐ擁護対策についてお尋ねをいたします。

 近年、高齢化社会、日本の深刻な問題になっている独居老人問題、少子化問題、団塊の世代の高齢化など、毎日のように新聞、テレビ等で報道されてます。この益田市においても、ひとり暮らしの高齢者がたくさんいらっしゃいます。孤独死とは、近親者や周辺の人を初めだれともつき合いがなく、ひとり寂しく亡くなり、その後長期発見されないというふうに書いてございました。この対策として、地域力、自治会、近所の助け合い、声かけをしていかなければならないというふうに思います。例として、ある自治会の取り組みを紹介をしてみたいというふうに思います。

 ふえる高齢者ひとり暮らしの人に、例えばふれあいサロンあるいはいきいきサロンを開設をして、歌を歌ったり、お茶を飲みながらお話をしたりグラウンドゴルフをしたりしています。常に声かけをするように地域ぐるみで活動していらっしゃいます。ひとり暮らしの老人に対しては、担当の人を決めて気にかけて接するようにしているようです。少しでも顔を見ることがなければ、家に行って様子を見る。こういう市としてひとり暮らしの老人の数、今どのぐらいいるのか。あるいは、今社会福祉協議会あたりがこういう対策をされてるというふうに聞いておりますが、市としての対応はどのようにされているのか、お伺いをいたします。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えいたします。

 ひとり暮らしの高齢者の方の数でございますが、8月末現在3,603人でございます。

 高齢者の方々が安心して暮らせるために、声かけや見守り等の安否確認体制づくりが必要であるということから、現在市におきましては、1点目といたしましては地域の民生委員、児童委員、福祉委員などの地域の方々による声かけや見守りを行う小地域ネットワーク事業というのを行っております。

 それから、2点目としましては、緊急時への対応を図るために緊急通報装置の設置というのを行っております。

 それから、3点目としては、日ごろから災害に備えて安全確保を行うために、災害時要援護者支援システムの整備ということで、連絡をとるような体制をとっております。

 それから、4点目としましては、老人クラブ友愛訪問員やシルバー、ヘルパーによる訪問やふれあい事業の実施。

 それから、ごみ出しのできない高齢者に対しては、家庭まで回収に出向くことで、触れ合いや安否確認を行うふれあい収集事業というのを行っております。

 それから、6点目としましては、食事の配達時に合わせて手渡しによる安否確認を行う配食サービス事業などを実施しております。

 また、こうした安否確認の体制の推進に合わせて、高齢者の方々の不安の解消を図るために、地域包括支援センターや相談窓口の周知、それから関係機関との連携を行っておるところでございます。

 また、先ほど議員さんのお話の中にありました自治会の方々のお力添えというのも大事だというふうに考えております。

 それから、ひとり暮らしの高齢者の方々は閉じこもりがちになるということで、疎外感や孤独感が高齢者不安を増大させることがあります。高齢者の方々が生きがいを持って暮らせるための支援として、いきいきサロンや老人クラブ、シルバー人材センターへの支援も行っておるというような状況であります。

 以上でございます。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) ちょっと1つほど孤独死の例を言わせていただきます。

 ことしの春だったと思いますが、その地区の人たちが、あるおばあちゃんの姿が見えないということで、夜になると家の中で電気が薄暗くついていると。戸をたたいてみたんだけれど、返事がないと。そして、警察に届け出をしたほうがいいのかどうかということで話をしておられました。すぐ警察の方に電話をして現場へ来ていただいて、玄関を破って入ってみたら、ふろの中で死んでいたと。そして、解剖したら、やはり脳梗塞だったということで聞いてたんですが、死後4日たっていたそうでございます。

 こういうことは、民間でも協力体制はできるというふうに思います。例えば、新聞配達の人だったら、新聞が何日もたまればおかしいなとか、いろんな方策ができるというふうに思いますが、この点についてはどういうふうに思われますか。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) 行政だけでなくて、やはりそういう民間の方々とのそういうふうな安否確認していただくという方法があろうかと思います。そういう部分で、今後どういう方法があるか等を含めていろいろ検討してまいりたいと思います。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) しっかりそういったきめ細かな対応もやはりしていっていただきたいというふうに思います。

 それでは、次の項に行きます。

 事業認可になりました常盤工区、県のほうでは京町・吉田東工区というふうに言われるそうでございますが、6月24日に京町・吉田東工区が事業認定になったと全員協議会の中で報告がございました。京町・吉田東工区のみが残っていたわけでありますが、中島染羽線県単事業の中で最後ここだけが残っていたというふうに記憶をしております。現在、駅前工区あるいは京町工区もそうですが、現地を見ていただいたら本当によくわかりますけれど、歯抜けの状態で活気がなさ過ぎるように思います。京町・吉田東工区については、何としても活気のあるまちづくりにしていただきたい。今後の取り組みについてお伺いをいたします。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) 中島染羽線については、私のほうからお答えをさせていただきます。

 京町・吉田東工区、通称常盤工区でございますが、去る6月24日に事業認可を受け、7月に地権者説明会を行ったところでございます。今年度は用地や建物調査を行うべく、スピードを上げるために4工区に分けて着手しておりまして、それと並行して地権者の将来の計画等の意向調査を9月から始めておる状況でございます。

 意向調査におきましては、市も同席いたしまして周辺の状況を把握しながら、持続可能な中心市街地に移行させるためにも、空洞化を避けなければならない取り組みをしていく必要があると考えておるところでございます。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) また、市役所周辺はどのように考えられているのか、お聞きをいたします。



○議長(前田士君) 石川建設部長。



◎建設部長(石川保君) 市役所周辺につきましては、権利関係、底地と建物とか、そういう関係でございますが、いろいろ複雑な関係があります。そうした中で、より課題が多いところでございますが、市役所前の交差点改良に伴います市役所に向かっての市道改良に合わせ、それに隣接する街区の地権者の意向も踏まえ、土地利用のあり方などを検討してまいりたいと考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 行政と地域住民が一体となってやはり取り組んでいかないと、同じことの繰り返しになってしまうような気がしてなりません。県単事業で難しいのかもしれませんけれど、市としてのやはり方向性だけはしっかり出していただいて、活気あるまちづくりにしていただきたいというふうに思います。

 続いて、新学習指導要領についてお尋ねをいたします。

 インターネットを開いて見ていたんですが、たまたま見ていたんですが、「早寝早起き朝ごはん」、これが憲法違反と書いてありました。何でかなあと思ってみたら、憲法は思想、信条の自由を保障しているのに、「早寝早起き朝ごはん」はライフスタイルの押しつけになるから憲法違反だと書いてありました。この問題が起きたのは、今学力の低下問題への一つの対策として起きたというふうに思っておりますが、三浦教育長、どのように思われますか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) 御質問にお答えいたします。

 どの子供も向上心持っており、どこまでも伸びようという存在だと思います。次代を担うこのような子供たちの潜在能力を最大限に伸ばしてやることが大人の責務だと思っております。市教育委員会は、これまで保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校等と意見交換を進めてまいりましたけども、それぞれ共通の悩みとして、基本的生活習慣が身についていないということを訴えております。家庭における基本的な生活習慣の基盤となるものは、「早寝早起き朝ごはん」だと思います。子供は学校で元気でないと満足な学校生活を送ることはできません。元気の源は、十分な睡眠と食事であると考えております。早起きによって体が目覚め、しっかり朝御飯を食べることが大切だと思います。

 また、島根県学力調査結果、生活学習意識調査結果等、各種の調査結果を見ますと、「早寝早起き朝ごはん」と学力と体力との関係は極めて高いと、そういう数値が出ております。子供たちの幸せを考えたときに、「早寝早起き朝ごはん」の運動というのは、粘り強く継続して取り組むべきことだというふうに考えております。

 市の教育委員会としても、昨年度啓発用のポスターをつくりまして関係機関に配布しておりますし、ことしも学校教育白書第2巻の概要版をつくりまして、こういった運動の啓発を図っているとこでございます。

 ただし、保護者の仕事の関係によりまして、いろいろ家庭環境が難しいことがございますから、指導する際には子供や保護者に対して、そういう配慮を十分しておく必要があると、そのように考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 新学習指導要領というのは21年4月からスタートしておりますね。きょうまでの取り組み状況、あるいは今後の方向性についてはどうでしょうか。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 新学習指導要領につきましては、小学校が平成23年度から、中学校が翌年の平成24年度から新教育課程に完全移行することになります。

 平成21年度、今年度はその移行期間ということでございまして、小学校においては、算数、理科、体育が時数がふえ、新たに外国語活動、益田の場合には英語ということですけども、時間が生まれ、総授業時数は200時間増加いたしました。中学校においては、総授業時数は変わっておりませんけども、数学、理科が増加し、その分選択科目であるとか総合的な学習の時間が減少すると、それでもって調整しております。

 今後、小学校は平成23年、中学校は平成24年が完成年度ということになりますけども、小学校の1、2年生は週2時間、3、4、5、6は週1時間授業時数がふえます。中学校は、1、2、3年生とも各1時間ずつ授業時数がふえると、そういうような方向に動いてまいります。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 現在の教科書、これ教師が思うほど児童はわかってないというようなデータが出ております。小学校の教員の61%が教え子は教科書の内容を8割以上理解していると思っているのに対し、実際には8割理解をしている子供は20%に達していない。教科書の理解度をめぐる教師と児童・生徒の意識のギャップが出ているそうです。教科書の内容をどの程度わかっていると思いますかという質問に対し、小学校では教師の61%が8割以上と答えたのに対し、同様の答えを児童では18.6%にすぎなかった。7割から6割程度と答えたのは教師の36.3%、児童では34.6%と大差はなかったそうです。

 こうしたギャップは、中学、高校でも見られ、中学校で7ないし6割程度とする教師が64.8%に対し、生徒は43.5%、逆に5ないし4割程度とする教師は16.1%にすぎないのに、生徒では36.5%に上ったと。先生が考えているほど子供たちは教科書を理解してないことになるというふうに思いますが、どのようにこの結果を見て思われますか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 三浦教育長。



◎教育長(三浦正樹君) お答えいたします。

 この調査が学習を終えた直後のことなのか、それとも数カ月経過してのことなのか、どのように調査したものなのか、教科書の内容といいましても、どのレベルのことなのか、詳細がわからないので、一般論としてお答えいたします。

 小学校、中学校、高校と進むごとに授業内容が高度となりますし、かつ授業のスピードも上がっていく関係で教科書が理解できないと、そういう率が高まる傾向にあるということは認識しております。この調査によりますと、教員が考えているほど子供たちは教科書を理解していないということですが、本来教員は毎時間ごとに児童・生徒に教えながら、発問等により、どの程度理解しているのか評価することになっているんです。そのように努めないといけないわけです。

 また、教員は教科書を終えた後にテストを実施し、児童・生徒の努力の成果を見ますが、テストというものは、そもそも教員みずからが教えるべき内容をきちんと教えることができたかを確認するものです。自己を振り返る材料となるものです。教えたつもりでも実は教えていなかったということがそれでわかるわけです。

 したがいまして、教員は児童・生徒がどの程度教科書を理解しているか把握して、不十分なら放課後補習するとか宿題等によって定着を図る努力をする必要があるんだと、そのように考えております。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 今回、一般質問の中でインフルエンザについて質問がございましたが、重複するかもしれませんけれど、あえて質問をさせていただきたいというふうに思います。

 今回、夏休み中の部活動でインフルエンザに集団感染をしたというふうなのが載っておりました。公立の小学校や一部の私立高校では、8月24日時点で全国で少なくとも212校に上り、2,400人以上の児童・生徒や教職員に感染したか、感染の疑いがある。今後、都道府県別では一医療機関当たりの患者数が全国で最も多い沖縄県が私立を合わせると115校と最多で、神奈川県の99校、福岡県の63校、東京都の50校、感染者数については報告は出ているが、多くの自治体が集団感染と認識をしながら正確な人数はつかんでおらず、実際の感染者ははるかに上回る可能性がある。集団感染が判明しているのは、特に運動部で野球、剣道、バレーなどの運動部が目立ち、甲子園で全国大会に出場した高校野球、島根県の私立立正大湘南高校も集団感染で、ベンチ入り選手が18人から13人にまで減る事態になったことは御存じのことと存じます。

 一方、2月期がスタートをしている北海道では、19校で170人の新型インフルエンザの感染や感染の疑いが判明をしています。益田市内で感染者が出た場合、市及び教育委員会としてどのように対応されているのか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 桂木危機管理監。



◎危機管理監(桂木正則君) 市としての対応についてお答えします。

 先ほどの永見議員の質問と重複するかもしれませんけど、要は感染予防対策を市民に周知徹底する。周知徹底しても、実行していただかなければ何もならないんで、いかに実行してもらうかということがポイントになると思います。

 そういった中で、安全・安心メールやチラシの配布等、先ほども申し述べましたけど、これはともすれば一方通行のような形になりがちです。そういった中で、先般高齢者福祉施設、それから障害者福祉施設、それから保育所と幼稚園の施設の施設長に集まっていただきまして、それぞれ3回ほど保健所と一緒になって感染予防の講習会を開いたところです。

 このように実際市民に訴えかけるということが大きなインパクトになると思いますので、これからは当然今までやってきたこともやりますけど、直接地区に出かけていって、感染予防に対して直接市民の方に対策を申し述べるとか、市内で開かれる会議等に出まして、5分でも10分でもいいから感染予防対策についてわかっていただくということでやっていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(前田士君) 寺戸教育部長。



◎教育部長(寺戸紳児君) 教育委員会のほうからは、感染者が出た場合の学校対応について御説明申し上げます。

 先ほど教育長が既に市内の中学校において、あしたから学級閉鎖、学年閉鎖が出たというようなことを回答申し上げましたが、そういう判断をして既にもうそういう対処をしようとしとるわけでございますけれども、この判断は学校長が判断を最終的にするわけでございまして、その学校長がする判断をするその基準といいますか、どういう状態になればそういう判断をしていくかというあたりのところが、このたびのインフルエンザ対応の教育委員会から示しているマニュアルということになるわけでございます。そのあたりを少し簡単に御説明申し上げます。

 児童・生徒あるいは教職員に孤発性インフルエンザが出た場合、これはもうその者が出席停止、発症後1週間または解熱後2日経過までということになるわけですけれども、複数発生した場合ということの対応でございます。

 それで、まず学級の対応と、それから部活動の対応に分けて考えとるんですけども、学級の対応では、短期間に多数が出た場合、その短期間に多数がというとどういうことかというと、発症日3日間の範囲内でその多数が出た場合、それは25人以上の学級の場合には4人、25人にまだ満たない学級の場合には3人、これ以上の者が発症日3日間の範囲内で出た場合は、複数感染という扱いとして学校医と相談の上、それが学級閉鎖であれば4日間を行うと。

 それからまた、同時にこれ以上の者が感染拡大が大きく出た場合と、そういう場合については、保健所や学校医の助言指導のもとに、学級閉鎖以上の学年閉鎖であったり臨時休校のことを検討するということにいたしております。

 それから、部活動の場合でございますけれども、部活動の部員の中で複数以上の発生が出た場合については、部活の休止を4日間としましょうと、こういう目安のマニュアルを各学校のほうに示しているわけでありまして、最終的には学校長が学校医とか保健所の助言指導のもとに判断をしていくという、こういう対応を今とらせているところでございます。



○議長(前田士君) この際、時間延長を行います。

 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) インフルエンザ対策として、市内の病院との連携はとれているのかどうか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えします。

 市内の病院との連携でございますが、益田圏域では西部県民センター益田事務所が事務局となりまして、益田地区新型インフルエンザ対策推進会議を設置し、対策について協議を行っております。この会議は、行政、警察、消防、益田市医師会、益田赤十字病院、津和野共存病院、それから六日市病院等で構成されておりまして、病院を含めた関係機関が連携を持って、地域の最新の実情に応じた対策を進めております。

 また、市としましても、必要に応じて医師会、益田赤十字病院とも連絡をとりながら進めている状況であります。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) ちょっと読み切れないところもあったんですが、危機管理対策会議を開催をして、市内の全病院に対して受け入れ態勢を確保する、要請するシステムというのはできているのかどうか、お尋ねをいたします。



○議長(前田士君) 豊田福祉環境部長。



◎福祉環境部長(豊田忠作君) お答えします。

 医療機関の受け入れにつきましては、島根県が国の方針に基づき県医師会と協議をしまして、7月10日以降、原則県内すべての医療機関で発熱患者の診療を行うこととなっております。

 また、今後も新型インフルエンザに関し、医療機関への要請が生じる場合は、島根県からの統一した要請になろうかというふうに考えております。

 また、市といたしましても、必要な調整につきましては今後益田保健所と連携をとりながら行っていきたいというふうに思っています。



○議長(前田士君) 10番 弘中英樹君。



◆10番(弘中英樹君) 最後に、県教育委員会は9月3日、新型インフルエンザと見られる集団欠席のため、浜田市の浜田高校が学校閉鎖したと発表しております。県内では初めてで、今後秋、冬にかけて猛威を振るうことになるかもしれません。感染の拡大防止に全力で当たっていただきますようにお願いをして、一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(前田士君) 以上で10番弘中議員の質問を終わります。

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○議長(前田士君) 本日はこれにて延会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

              午後3時55分 延会