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島根県 出雲市

平成21年度第5回定例会(第1号 2月22日)




平成21年度第5回定例会(第1号 2月22日)





 
     平成21年度(2009)第5回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成22年(2010) 2月22日午前10時00分


     閉 会 平成22年(2010) 3月23日午後 2時16分





〇議事日程第1号


         平成22年(2010) 2月22日 午前10時開議


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)例月出納検査結果報告書


   (3)随時監査結果報告書


第4.市長施政方針表明


第5.予算特別委員会の設置


第6.議第 65号 平成21年度(2009)出雲市一般会計第6回補正予算


   議第 66号 平成21年度(2009)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第 67号 平成21年度(2009)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第 68号 平成21年度(2009)出雲市後期高齢者医療事業特別会計第1回補


          正予算


   議第 69号 平成21年度(2009)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 70号 平成21年度(2009)出雲市簡易水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 71号 平成21年度(2009)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 72号 平成21年度(2009)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第2


          回補正予算


   議第 73号 平成21年度(2009)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 74号 平成21年度(2009)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第 75号 平成21年度(2009)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 76号 平成21年度(2009)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第 77号 平成22年度(2010)出雲市一般会計予算


   議第 78号 平成22年度(2010)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第 79号 平成22年度(2010)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第 80号 平成22年度(2010)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第 81号 平成22年度(2010)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第 82号 平成22年度(2010)出雲市後期高齢者医療事業特別会計予算


   議第 83号 平成22年度(2010)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第 84号 平成22年度(2010)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第 85号 平成22年度(2010)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第 86号 平成22年度(2010)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第 87号 平成22年度(2010)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第 88号 平成22年度(2010)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第 89号 平成22年度(2010)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第 90号 平成22年度(2010)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第 91号 平成22年度(2010)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第 92号 平成22年度(2010)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第 93号 平成22年度(2010)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第 94号 平成22年度(2010)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第 95号 平成22年度(2010)出雲市水道事業会計予算


   議第 96号 平成22年度(2010)出雲市病院事業会計予算


   議第 97号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例及び出雲市一般職員の勤務


          時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 98号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一


          部を改正する条例


   議第 99号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第100号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


   議第101号 スサノオホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第102号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第103号 出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第104号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第105号 出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第106号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


   議第107号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


   議第108号 出雲市国民健康保険直営診療所設置条例等の一部を改正する条例


   議第109号 出雲市行政組織条例


   議第110号 出雲市議会の議決すべき事件を定める条例


   議第111号 出雲市定住促進空き家活用住宅の設置及び管理に関する条例


   議第112号 出雲市・斐川町合併協議会の設置について


   議第113号 辺地に係る総合整備計画の策定及び変更について


   議第114号 公の施設の指定管理者の指定について(山村住宅、特定公共賃貸住


          宅、小集落改良住宅)


   議第115号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市西部高齢


          者健康交流館)


   議第116号 道路改良工事に起因する家屋沈下事件に係る損害賠償額の決定につ


          いて


   議第117号 出雲市公有林採石変更契約の締結について


   議第118号 工事請負契約の締結について(飯の原農村公園センターハウス・屋


          根付広場建築工事)


   議第119号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第120号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第121号 市道路線の廃止について


   議第122号 市道路線の認定について


第7.議第 64号 出雲市表彰条例の一部を改正する条例


第8.同第  9号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 10号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 11号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 12号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 13号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 14号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 15号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 16号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 17号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 18号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 19号 出雲市特別功労表彰者の選定について


第9.諮第  8号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第  9号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第 10号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





                 会議に付した事件


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)例月出納検査結果報告書


   (3)随時監査結果報告書


第4.市長施政方針表明


第5.予算特別委員会の設置


第6.議第 65号 平成21年度(2009)出雲市一般会計第6回補正予算


   議第 66号 平成21年度(2009)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第 67号 平成21年度(2009)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第 68号 平成21年度(2009)出雲市後期高齢者医療事業特別会計第1回補


          正予算


   議第 69号 平成21年度(2009)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 70号 平成21年度(2009)出雲市簡易水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 71号 平成21年度(2009)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 72号 平成21年度(2009)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第2


          回補正予算


   議第 73号 平成21年度(2009)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 74号 平成21年度(2009)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第 75号 平成21年度(2009)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 76号 平成21年度(2009)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第 77号 平成22年度(2010)出雲市一般会計予算


   議第 78号 平成22年度(2010)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第 79号 平成22年度(2010)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第 80号 平成22年度(2010)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第 81号 平成22年度(2010)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第 82号 平成22年度(2010)出雲市後期高齢者医療事業特別会計予算


   議第 83号 平成22年度(2010)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第 84号 平成22年度(2010)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第 85号 平成22年度(2010)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第 86号 平成22年度(2010)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第 87号 平成22年度(2010)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第 88号 平成22年度(2010)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第 89号 平成22年度(2010)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第 90号 平成22年度(2010)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第 91号 平成22年度(2010)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第 92号 平成22年度(2010)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第 93号 平成22年度(2010)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第 94号 平成22年度(2010)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第 95号 平成22年度(2010)出雲市水道事業会計予算


   議第 96号 平成22年度(2010)出雲市病院事業会計予算


   議第 97号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例及び出雲市一般職員の勤務


          時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 98号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一


          部を改正する条例


   議第 99号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第100号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


   議第101号 スサノオホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第102号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第103号 出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第104号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第105号 出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第106号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


   議第107号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


   議第108号 出雲市国民健康保険直営診療所設置条例等の一部を改正する条例


   議第109号 出雲市行政組織条例


   議第110号 出雲市議会の議決すべき事件を定める条例


   議第111号 出雲市定住促進空き家活用住宅の設置及び管理に関する条例


   議第112号 出雲市・斐川町合併協議会の設置について


   議第113号 辺地に係る総合整備計画の策定及び変更について


   議第114号 公の施設の指定管理者の指定について(山村住宅、特定公共賃貸住


          宅、小集落改良住宅)


   議第115号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市西部高齢


          者健康交流館)


   議第116号 道路改良工事に起因する家屋沈下事件に係る損害賠償額の決定につ


          いて


   議第117号 出雲市公有林採石変更契約の締結について


   議第118号 工事請負契約の締結について(飯の原農村公園センターハウス・屋


          根付広場建築工事)


   議第119号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第120号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第121号 市道路線の廃止について


   議第122号 市道路線の認定について


第7.議第 64号 出雲市表彰条例の一部を改正する条例


第8.同第  9号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 10号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 11号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 12号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 13号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 14号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 15号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 16号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 17号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 18号 出雲市特別功労表彰者の選定について


   同第 19号 出雲市特別功労表彰者の選定について


第9.諮第  8号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第  9号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第 10号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





                 出 席 議 員


              1番 飯 塚 俊 之 君


              2番 板 垣 成 二 君


              3番 狩 野 正 文 君


              4番 木 佐   宏 君


              5番 西 村   亮 君


              6番 小 村 吉 一 君


              7番 大 国 陽 介 君


              8番 松 村 豪 人 君


              9番 遠 藤 力 一 君


             10番 山 根 貞 守 君


             11番 萬 代 輝 正 君


             12番 板 倉 一 郎 君


             13番 多々納 剛 人 君


             14番 川 上 幸 博 君


             15番 曽 田 盛 雄 君


             16番 福 代 秀 洋 君


             17番 高 野 成 俊 君


             18番 広 戸 恭 一 君


             19番 直 良 昌 幸 君


             20番 坂 根   守 君


             21番 板 倉 明 弘 君


             22番 萬 代 弘 美 君


             23番 勝 部 順 子 君


             24番 米 山 広 志 君


             25番 山 代 裕 始 君


             26番 宮 本   享 君


             27番 原   隆 利 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市長           長 岡 秀 人 君


          副市長          黒 目 俊 策 君


          副市長          河 内 幸 男 君


          教育委員長        水 谷   勲 君


          教育長          中 尾 一 彦 君


          総合政策部長       伊 藤   功 君


          総務部長         児 玉 進 一 君


          財政部長         荒 木   隆 君


          地域振興部長       梶 谷 基 雄 君


          文化企画部長       吉 井 貴 史 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       槇 野 信 幸 君


          建設事業部長       森 山 健 治 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         吉 田 純 二 君


          教育次長         春 日 仁 史 君


          上下水道局長       大 田   茂 君


          消防長          板 倉   優 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          会計管理者        山 本 文 夫 君


          監査委員事務局長     影 山 雅 夫 君


          政策企画課長       鎌 田 靖 志 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局  長         永 岡 博 之


          次  長         高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係  長         村 尾 幸 紀


          書  記         小 村 和 恵





              午前10時00分 開会


○議 長(山代裕始君) おはようございます。


 これより、平成21年度(2009)第5回出雲市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 直ちに、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により議長において、7番、大国陽介議員、28番、多久和康司議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程案のとおり、本日から3月23日までの30日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月23日までの30日間とすることに決定いたしました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 本日市長から、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告がありました。


 また、監査委員から同法第235条の2第1項の規定による例月出納検査結果報告書及び同法第199条第5項の規定に基づく随時監査結果報告書の提出がありました。いずれも、写しを配付いたしておりますのでご覧ください。


 以上で、諸般の報告を終了いたします。


 日程第4、市長から施政方針表明について、発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 長岡市長。


○市 長(長岡秀人君) 登壇 おはようございます。


 本日、ここに平成21年度(2009)第5回出雲市議会定例会の開会にあたり、市政に対する私の所信を表明するとともに、新年度の主要施策と主要事業について申し述べます。


 昨年4月、多くの市民のご信任をいただき、市長という重責を担わせていただくことになりました。この間、私は、まず、開かれた市政の具体化と行財政改革など、市民に信頼される透明で公平公正な市政運営と将来にわたって持続可能な地域づくりに着手してきたところであります。


 2年目にあたります新年度は、これらの取り組みをさらに進めながら、新しい出雲市づくりの元年として、子どもたちや若者をはじめ、すべての市民が夢と希望を持てる「五つ星の出雲市」の実現をめざし、昨年、提唱いたしました出雲の真のブランド化に向けた取組みをより見える形で進めていきたいと考えております。具体的な取り組みの方向性として、「出雲の魅力を発掘し再認識する取組み」、「出雲の魅力を磨き高める取組み」、「出雲の魅力を市内外に発信する取組み」などを基本に検討してきたところです。


 出雲の真のブランド化を実現することにより、市民一人ひとりが出雲の魅力を再認識し、郷土に自信と誇りを持つこと、出雲を愛することが、この地域を豊かにする原動力になるものと信じております。


 新年度には、市民による検討組織を立ち上げ具体的なご提案をいただき、自ら実践につなげていただく仕組みづくりを進め、可能なものから実施していきたいと考えております。


 子どもたちや若者が恵まれた自然の中で健やかに育ち、高齢者が安心して生き生きと暮らせる、活気に満ちた豊かな出雲市の実現に向けて邁進してまいりたいと考えております。


 次に、3つの主要なポイントに絞って、市政における基本方針を申し述べます。


 1点目は、開かれた市政の実現をめざした住民参加型システムの構築についてであります。


 開かれた市政運営のためにスタートした市長面会日や市長ポストの活用、充実を図るとともに、要望や陳情内容の速やかな公表、市の財政状況のわかりやすい公表など、徹底した情報公開・情報開示に努めてまいります。


 また、外部監査制度については、新年度中の条例制定に向け準備を進めてまいります。


 まちづくりを進めるにあたっては、何より、市民の信頼や納得、協力を得ることが必須であり、行政が先頭に立って旗を振って進める時代ではないと考えております。


 そのためには、「市民が主役のまちづくり」を一層進めなければならず、今一度、市民・議会・行政の役割や権利、義務を見つめ直し、再認識する必要があります。このような立場から自治体運営の基本原則を定めた、自治基本条例の制定を考えており、この条例が実効性のある条例となるよう、新年度からは、有識者や公募の市民に参加いただく検討の場を設けていくこととしております。


 2点目は、財政の健全化についてであります。


 本市の企業会計を含めた全会計の平成20年度(2008)末における地方債残高は、2,095億円であり、この元利償還金が、財政運営を非常に厳しいものにしております。また、地方交付税についても、合併算定替として特別加算されていたものが、合併後10年を経過する平成27年度(2015)からは段階的に減額され、平成32年度(2020)には一本算定となることから、将来は35億円前後の一般財源の減額が予想されるところであります。


 また、少子高齢化が進み、社会保障関係費の大きな伸びも見込まれるなど、将来を見据え、今から大幅なスリム化を図らなければ、市の財政運営は極めて厳しいものになります。


 財政の健全化に向けては、財政運営の方向性について聖域を設けず抜本的に見つめ直し、すべての事業について、ゼロベースを基本に、市民の目線に立った真に必要な事業を予算化する方向に転換してまいります。


 その一つとして、平成22年度(2010)の当初予算編成作業と並行して、本来、市が関与すべき事業であるかどうか、費用に見合った効果が出ているかなどを評価の視点として、予算担当課による一次評価をもとに、「ゼロベース評価プロジェクト会議」において二次評価を行い、直ちに実施可能なものについては、当初予算案に反映させているところです。


 さらに新年度は、事業仕分けの視点も含んだゼロベース評価を進めるため、有識者や市民からの公募委員を含む「ゼロベース評価委員会(仮称)」を設置し、各事業における行政と民間との役割分担などについて、広く検証・評価をいただきたいと考えています。その結果・内容については、市民への説明責任を果たしつつ、次年度以降の予算等に反映してまいります。


 こうした取り組みを踏まえ、将来にわたり安定的な財政運営を行うために策定している「中期財政計画」についても、できるだけわかりやすい形で公表してまいります。


 3点目は、産業の振興についてであります。


 一昨年の金融危機に端を発した厳しい財政環境が続く中、公共事業費削減の流れもあり、本市経済も深刻な影響を受けております。このような状況を打開するため、緊急経済対策を積極的に行ってまいります。


 一方、地方分権の一層の推進が言われる中で、市民が将来にわたって安心して暮らせる、自立した都市づくりを進めるため、観光をはじめとする産業の振興、さらには雇用の確保に努めてまいります。


 観光振興については、出雲大社をはじめとする数多くの観光資源を活かして出雲らしさを体験していただき、繰り返し訪れていただけるような観光戦略を推進し、滞在力の強化を図ることで、観光消費の拡大をめざしてまいります。


 次に、農林水産業については、戸別所得補償制度の導入をはじめとして、大きな変革期を迎えております。


 このようなときこそ、関係者の努力により築きあげられてきた地域の取組みが後退しないよう十分配慮しながら、出雲市における将来の農林水産業の進むべき方向性をしっかりと見定め、それに即した施策を選択し、集中して展開していくことが重要であると考えております。


 一方、地域の経済・産業については、産業構造の変化、グローバル化、地球環境問題への対応など、これを取り巻く環境が急激に変化しております。


 こうした中、地域を支える産業・企業が持続的に成長を続けていけるよう、農商工連携や産学官連携、企業間のビジネスマッチングなどを支援し、新たな産業やビジネスの創出、新製品の開発を促してまいります。


 以上のように、観光振興や産業創出の取組みをより一層広げるために、出雲を応援していただける企業、経済人とネットワークづくりを進め、各地に「出雲の応援団」をつくってまいりたいと考えています。


 さらに、若い人たちがふるさとを離れることなく、学び、働けるような環境づくりとして、専門学校や各種学校等の誘致にも引き続き取り組む考えであり、新年度は看護師不足解消と若者の定住をめざし、看護系専門学校の誘致にも取り組んでまいります。


 以下、グランドデザインの6つの基本方策に沿って、新年度予算に盛り込んだ主要施策・主要事業についてご説明申しあげます。


 まず、産業都市の創造についてであります。


 新規の企業立地や既存企業の事業拡張については、市内の空き工場などの低・未利用地の活用を含め、私自らトップセールスを行いながら、引き続き積極的に取り組んでまいります。


 また、本市が先進的に取り組みを進めている風力・バイオマス・太陽光などの新エネルギーについては、現在策定中の「出雲市バイオマスタウン構想」に基づく地域資源の活用や民間における水素の利活用を支援するとともに、新エネルギー関連の企業・研究機関の立地に向けた取組みも行い、環境にやさしいまちづくりを推進してまいります。


 さらに、市内産品の販路拡大と観光情報の発信を図るため、都会地での物産フェアや商談会等への参加支援を行うともに、東アジアを中心に海外も視野に入れた販路の開拓に取り組んでまいります。


 次に、中小企業対策については、現下の円高・デフレ等の厳しい経済状況に直面する中小企業者に対し、低利・長期の有利な資金を提供する県の中小企業制度融資の利用者を対象として、信用保証料の補助を引き続き行ってまいります。


 中心市街地の活性化については、商店街等の空店舗を解消するために改装費や家賃の補助を引き続き実施するとともに、「中心市街地活性化基本計画」の認定に向けて、関係する商業者、商工団体等と協議を重ねてまいります。


 次に、雇用対策については、国の緊急雇用創出事業等を活用し、新年度に24事業で136人の雇用創出をめざしてまいります。離職者に対する再就職支援については、ハローワーク出雲、商工団体、職業訓練機関との連携を強化し、ジョブ・ステーション出雲において就職相談から職業紹介、就職後のフォローアップまで、雇用関連サービスをきめ細かに提供してまいります。


 農林水産業の振興については、現在、米戸別所得補償モデル事業及び水田利活用自給力向上事業を実施するための予算案が国会で審議されております。実施にあたっては、米の生産数量目標に即した生産を行うことを基本とし、関係機関と連携して推進します。特に、縮小が求められている調整水田、自己保全管理水田においては、麦、大豆、飼料作物に加え、地元での消費が確実に見込めるそば、飼料用米等の生産を推進し、「地域水田農業ビジョン」の見直しも行いながら、水田の有効利用と自給率向上につなげてまいります。


 林業については、林産、木材流通・利用に至る現状と課題を検証する中で、建材用途のほか、バイオマスとしての活用やCO2削減をはじめ、環境面での価値の付与など、出雲産材の活用方策を多面的に検討してまいります。


 また、水産業の振興については、水産資源の持続性を高めるため、ヒラメやアマダイ、キジハタの中間育成・放流を行う栽培漁業を引き続き推進するとともに、内水面漁業の資源維持に努めてまいります。


 県営大社漁港に計画している水産物産地市場については、魚価の向上や地産地消の推進を図ることを目的に、新年度の完成をめざして整備を進めてまいります。また、西地合地区において引き続き集落道の整備を行ってまいります。


 以上のような取り組みを踏まえ、豊かな出雲の自然環境から生み出される地域資源を再認識し、さらなる可能性も探求して新たな農林水産業の振興策をかたちづくり、実現可能なものから実施してまいります。


 次に、出雲神話観光大国の創造についてご説明申しあげます。


 昨年11月28日に待望の山陰自動車道斐川−出雲間が開通いたしました。これにより、本市も全国の高速道路ネットワークの一員となり、観光地へのアクセスが格段に向上いたしました。本年5月には、一畑電車を舞台とした映画「RAILWAYS」が全国200館規模で上映予定であり、平成25年(2013)5月には、出雲大社の正遷宮を迎えます。この追い風を千載一遇のチャンスととらえ、本市の多彩な観光資源を活用した観光客の誘致を図ってまいります。


 まず、出雲観光協会の活性化を支援し、観光客誘致の体制強化に努めてまいります。そして、県や関係自治体と連携した新たな観光キャンペーンの検討に着手するとともに、都会地での観光情報発信を強化してまいります。


 さらに、大社門前町の再生については、電線類の地中化や出雲阿国ゆかりのスポットにつながる道の美装化に取り組み、門前町にふさわしい空間整備、歴史的散策ルートの整備に努めてまいります。


 また、県事業である大社門前町のメインストリート「神門通り」の整備や国道431号勢溜周辺の歩道整備を地元の協力を得て促進してまいります。


 本年4月から、JRのトロッコ列車「奥出雲おろち号」が、日曜日を中心に一部出雲市駅発になります。また、本年10月10日には明治43年(1910)に国鉄出雲今市駅が開業して100周年を迎えることとなります。トロッコ列車を活用したツアー商品の開発など、滞在型観光の新たな資源になるものと期待をしているところであります。


 次に、都市・交流拠点の創造について、ご説明申しあげます。


 まず、広域交通網の整備と地域内幹線道路等の整備についてであります。


 山陰自動車道については、出雲インターチェンジ以西の早期開通をめざし、一般国道9号出雲・湖陵道路や多伎・朝山道路の事業推進、湖陵から多伎までの早期事業化を国に強く要請してまいります。


 また、国道431号など県管理国道及び主要地方道出雲三刀屋線をはじめとする県道についても、改良整備の推進を県に強く働きかけてまいります。


 主要な市道整備については、「第1次幹線市道整備10か年計画」に基づき、市内28路線の道路改良整備を進め、そのうち7路線については、新年度の完成を目指します。


 生活道路及び下水路については、現在の3か年整備計画に基づき、引き続き整備を進めるとともに、計画の最終年度にあたる新年度には、新たな計画を策定してまいります。


 次に、都市機能の充実についてであります。


 このたび策定した「出雲市都市計画マスタープラン」に基づき、新年度は、用途地域の見直しに着手してまいります。


 街路整備については、出雲地域では、上成新町線のほか6路線と県事業の出雲市駅前矢尾線、平田地域では、元町中の島線、大社地域では、北荒木赤塚線の整備を推進してまいります。


 まちづくり交付金制度を活用した都市再生等のまちづくりについては、引き続き、今市地区のほか2地区の整備を進め、街なみ環境整備では、今市町八雲周辺や木綿街道周辺の道路美装化を行うとともに、建築物の修景助成を進めてまいります。


 なお、公共交通ネットワークについては、特に日本航空の経営破綻により既存路線の維持が危惧されている中で、利用促進協議会を通じて一層の搭乗率向上に努めるとともに、既存路線・便数の維持確保につきまして、関係機関に強く要請してまいります。


 次に、環境先進都市の創造について、ご説明申しあげます。


 まず、環境保全施策等の推進についてであります。


 新年度中に予定されております国際保護鳥トキの分散飼育の開始に向けて、「トキ分散飼育センター(仮称)」の建設や飼育体制の整備を行ってまいります。


 出雲の自然を舞台に、トキをシンボルとした、人と自然が共生できる、環境にやさしいまちづくりを進め、これを契機として環境や自然保護に対する意識が高まることを期待しております。


 また、地球温暖化防止の取り組みとして、住宅用太陽光発電システム設置費補助などの施策を推進し、化石エネルギーから再生可能エネルギーへの転換を進めてまいります。


 一方、昨年7月からのレジ袋無料配布中止の取組みにより、CO2の削減やごみの減量化など、環境意識の啓発に努めてまいりました。現在、協定締結店におけるマイバックの持参率は85%にまで達しており、今後も、「NO!レジ袋推進協議会」を中心に取組みを進めてまいります。


 また、国の「平成の名水百選」に選定されている浜山湧水群については、出雲文化伝承館に名水の活用に向けた施設を整備し、地域固有の資源を継承してまいります。


 次に、安全・安心の都市づくりについてであります。


 治水対策としては、斐伊川放水路事業の早期完成と斐伊川・神戸川治水対策3点セットの一つである大橋川改修事業の早期着工を国に強く要請してまいります。また、新内藤川、赤川をはじめとする県管理河川についても、改修整備の推進を県に強く働きかけてまいります。


 防災対策については、佐田、多伎、湖陵地域、さらに出雲地域の南部4地区の防災行政無線を、実施計画に基づき、年次的に整備してまいります。


 消防救急体制については、本年2月の消防組織再編による出雲西消防署の新設により、さらなる消防能力の向上に努めてまいります。また、老朽化が進む平田と大社の消防署庁舎について、具体的な整備計画を検討してまいります。


 斐川町との消防救急業務の受委託については、協定の期限が平成23年(2011)3月までとなっていることから、早急に具体的な方針を検討してまいります。


 次に、快適な居住空間の整備についてであります。


 市営住宅については、新年度から一部業務を除き、島根県住宅供給公社へ、管理を委託し、県営・市営住宅の一体管理によるコスト縮減と効率化を図ります。また、有原住宅2期工事の実施設計に着手してまいります。


 上水道については、大社地域において未普及地域解消事業に着手するとともに、引き続き、上津浄水場のクリプト対策事業、新向山系の基幹管路の整備及び平田地域の県水道用水供給事業からの受水開始に向けた施設整備を行います。


 一方、簡易水道については、平田東部地区での簡水統合整備や、地合、河下広域及び湖陵の各簡水の上水道への統合整備を進め、須佐簡水の浄水施設改良事業や多伎簡水の老朽施設更新等を引き続き行います。


 下水道については、出雲、平田、湖陵及び大社地域において、引き続き、公共下水道事業を計画的に推進するほか、多伎地域の汚水処理場の改築を進めてまいります。漁業集落排水事業では、平田地域の西地合で汚水処理場の建設に着手するとともに、大社地域の鷺浦において、管路施設の整備を進めてまいります。


 なお、昨年末から審議をいただいております水道料金や下水道使用料については、答申を受けた後、必要な見直しを行ってまいります。


 次に、人材育成都市の創造についてご説明申しあげます。


 まず、子育て支援については、「いずも次世代育成支援行動計画(いきいきこどもプラン)」後期計画に基づき、家庭・地域・企業・行政の連携により、子育て支援事業のさらなる充実を図ります。


 保育所の整備については、保育環境の充実と待機児童の解消を図るため、国や県の交付金制度等を活用し、改築整備を進めます。


 また、放課後児童クラブについては、北陽こどもクラブの移転新築や荒木児童クラブの移転整備を進めるなど、環境の改善を図ってまいります。


 次に、教育委員会機能の強化についてであります。


 より開かれた教育委員会にするため、定例教育委員会の議事録の公開や「教育委員と語る会(仮称)」、教育委員の学校訪問などについて、検討・実施し、情報公開や広聴機能を強化してまいります。


 次に、教育運営システムの充実については、学校の応援団として定着しつつある地域学校運営理事会のさらなる充実を図り、引き続き、地域を挙げて子どもたちを見守り、育てる体制づくりに努めてまいります。


 また、小中一貫教育・保幼小一貫教育による発達段階を踏まえた教育を推進し、子どもたちをめぐる様々な課題の解決に向けた取組みを進めるとともに、0歳児からの一貫した保育・教育のあり方等についても検討してまいります。


 次に、学校教育等の充実についてであります。


 「心の教育」の充実と「確かな学力」の向上が、学校教育に課せられた責務であるとの認識のもと、日々の教育を推進しているところですが、昨年7月の市内触法少年による非行事件は大きな衝撃でありました。


 このような事件を二度と起こさないために、各学校において、道徳教育や様々な体験学習等を通した「心の教育」を積極的に行うとともに、「生命を考える教育」の集中期間を設け、生命の大切さや子どもの人権擁護についての教育を、強力に推進してまいります。


 また、特別支援教育については、通級指導教室における専門的な支援や医療、心理、療育関係者などで構成する「特別支援教育推進委員会」による巡回相談を充実させるとともに、スクールヘルパーを増員し、学校における支援体制を強化してまいります。


 次に、人権・同和教育については、引き続きフレンドシップ事業を展開するなど、各学校において「同和教育をすべての教育活動の基底に据えた取組み」を徹底してまいります。


 また、人権・同和問題については、出雲市同和教育・啓発推進会議や各地区同和教育推進協議会と連携を図りながら、本市における同和問題をはじめとする様々な人権問題の解決に一層努力してまいります。


 次に、学校施設等の整備についてであります。


 学校施設の耐震化については、耐震診断の結果に基づき、平田小学校南校舎の耐震補強工事を実施します。


 また、平田地域東部の新中学校の校舎及び屋内運動場等の実施設計に着手するとともに、佐田中学校の改築に向けた造成計画等の予備調査を進めてまいります。


 一方、老朽化した平田・大社の学校給食センターの再編整備については、「新東部学校給食センター(仮称)」の建設に向けて、新年度は敷地造成二期工事を実施するとともに、建築・設備の実施設計に着手します。


 次に、生涯学習については、出雲の歴史、伝統などを学ぶ「出雲國講座(仮称)」をはじめ、出雲科学アカデミー事業等の充実を図り、本市のまちづくりにつながる人材育成に取り組みます。


 また、青少年育成については、青少年育成支援の基本方針となる「子ども・若者計画」の策定に取り組むとともに、子ども・若者育成施策の総合的な推進のための枠組みづくりや社会生活を営む上での困難を有する子ども・若者を支援するためのネットワーク整備に取り組みます。


 「市民との協働」については、市民の自主的・主体的なまちづくり活動やボランティア活動、NPO活動への支援を行うとともに、地域の課題解決に市民と行政が連携して取り組むための協働のあり方についても検討してまいります。


 次に、文化・スポーツの充実についてであります。


 本年4月29日に史跡公園とともに全面オープンいたします「出雲弥生の森博物館」については、文化財調査及び研究の成果を広く市民に公開展示するとともに、歴史学習の場として活用してまいります。


 さらに、昨年10月に多伎町で12万年前の石器が発見され、全国の歴史研究家の注目を集めている砂原遺跡については、現在進められている詳細な分析調査の結果を踏まえ、全国に情報発信してまいります。


 出雲総合芸術文化祭については、出雲市民オペラ「椿姫」公演など市民参加型事業を推進するとともに、劇団四季ミュージカルや京劇など、本年も年間を通じて多彩なメニューを提供してまいります。


 なお、新年度からは、芸術文化事業をより市民に根付いたものにするため、これまで市が直接実施していたものの多くを出雲市教育文化振興財団で実施いたします。また、本市の芸術文化振興施策や事業のあり方について、全市的な視点で検討してまいります。


 スポーツの振興については、「出雲全日本大学選抜駅伝競走」や「出雲カップU−18サッカー大会」など全国トップレベルの大会を開催するほか、第30回の記念大会を迎える「出雲くにびきマラソン大会」など市民参加の大会を開催してまいります。


 国際交流については、経済交流の可能性も追及しながら、友好交流都市等との交流や民間交流の支援を行ってまいります。


 また、男女共同参画の推進については、第2次「出雲市男女共同参画のまちづくり行動計画」に基づき、家庭・地域・職場・教育現場での推進を図ってまいります。中でも、ワーク・ライフ・バランスの推進と女性への暴力防止に向けた取組みを重点的に進めてまいります。


 次に、集落支援については、新年度から、高齢化が進み地域共同体としての機能維持が困難になっている地域に「集落支援員」を配置し、現状把握と地域が直面している課題の解決に取り組みます。


 また、高齢化により、草刈り、水路の清掃、除雪等の共同作業が困難になっている限界集落等に対して、企業や団体等のボランティアによる「集落応援隊」を導入し、支援を行ってまいります。


 最後に、健康文化都市の創造についてであります。


 「総合医療センター」及び「出雲市健康福祉拠点施設(仮称)」の整備事業については、新年度に、新棟部分が完成し、がん診断における最新の医療機器であるPET−CTの運用開始を予定しており、島根大学医学部附属病院や県立中央病院との連携も図りつつ、がんの予防、がん医療水準の向上を図ってまいります。


 また、将来にわたって安定的な病院事業を継続していくため、地域医療を守り、健康、安心安全の拠点として地域の声が反映できること。医師・看護師をはじめとする医療従事者のマンパワー確保ができること。意思決定にスピード感があり、社会・医療情勢に柔軟かつ機動的に対応でき、より経営効率をあげられることの3点を踏まえ、運営形態の検討を進めるとともに、引き続き、医師・看護師などの医療スタッフの確保や経営改善に努めてまいります。


 次に、生涯にわたる健康づくりの推進についてであります。


 市民一人ひとりが「生涯を通じて輝いて生きる」ために、「出雲市健康増進計画」に基づき、妊婦、乳幼児、児童・生徒、成人を対象に、引き続き、様々な健康増進事業に取り組んでまいります。特に、経済的理由で治療を受けることができず出産をあきらめることがないよう、一般不妊治療費の助成制度を新年度から創設します。


 また、女性のがん対策について、マンモグラフィーによる乳がん検診の普及に努めるとともに、ヒトパピローマウィルス検査を併用した子宮がん検診を実施し、がんの早期発見、早期治療を推進してまいります。


 近年増加し、未だ減る傾向にない自殺については、県や自死遺族の会との連携により、自殺予防に取り組んでまいります。


 食育については、現在の「出雲市食育のまちづくり推進計画」が、新年度で最終年を迎えることから、現状や課題を分析し、次期計画を策定してまいります。


 次に、福祉・高齢者サービスの充実についてであります。


 障がい者福祉については、特に精神障がいによる長期入院患者の退院を促進するため、4月から出雲市社会福祉協議会と連携し、アパートに入居する際に保証人が得られない精神障がい者に対する家賃等の債務保証制度を創設し、住まいの確保を図り、障がい者の地域での自立した生活への移行を促進してまいります。


 高齢者福祉施策については、老老介護による心理的・経済的負担の軽減を図るために、生活支援サービス利用券給付方式による「老老介護支援事業」を本年10月から実施してまいります。


 また、新年度から出雲・平田・湖陵・大社地域において、高齢者福祉タクシー利用券交付事業を開始するとともに、佐田・多伎地域については、引き続き、外出支援事業を実施することにより高齢者の外出機会確保を図ってまいります。


 以上、平成22年度(2010)における市政の基本方針及び重点施策について申し述べてまいりました。


 次に、平成22年度(2010)の当初予算の概要について、ご説明申しあげます。


 平成22年度(2010)の当初予算は、一般会計が620億6,000万円であり、骨格予算で編成した平成21年度(2009)の6月補正後と比較しますと4.6%の減であります。


 また、特別会計では、下水道事業特別会計における補償金免除繰上償還の完了による大幅な縮小などがあり、17の特別会計の総額は384億7,940万円で、対前年度3.5%の減であり、一般会計と特別会計の当初予算総額では1,005億3,940万円で対前年度4.2%の減となっております。


 特に、特別会計の中では、国民健康保険事業特別会計において、合併以来の保険料抑制策や後期高齢者医療制度創設に伴った制度改正などの影響による急激な保険料引き上げを抑制し、平準化を図っていくため、一般会計から5億円の貸付を行うこととしております。


 なお、国民健康保険事業特別会計への貸付を含めて、一般会計の財源不足額は8億円となったところであり、これについては、財政調整基金の繰入れにより対応したところであります。


 また、緊急経済対策については、新築の戸建て持ち家住宅の取得を支援することで、地域経済の活性化や一層の定住促進を図るため、当該住宅に係る固定資産税の負担軽減について制度化してまいります。


 さらに、新規高卒者等の雇用確保のための支援や、建設産業の新分野への進出に対する支援のほか、引き続き、住宅リフォーム助成事業による経済対策も実施してまいります。


 なお、平成21年度(2009)補正予算では、国の経済対策に呼応し、第2次補正予算に盛り込まれました「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」など国の財源を活用して編成したところです。


 起債残高については、今後減少の見込みでありますが、実質公債費比率については、近年発行した起債の元金償還が始まることから平成25年度(2013)の23%台前半をピークに、以後逓減するという中期的な財政見通しのもとに当初予算を編成したところでございます。


 行財政改革については、冒頭の基本方針で述べました以外にも、人件費の抑制や手数料・使用料の見直しなどに着手してきたところであり、出雲市行財政改革審議会答申を踏まえ、近く策定予定の第2期「行財政改革実施計画」に基づき、積極的に取り組んでまいります。


 また、市の組織については、大胆な見直しにより部・課等を再編・改組し、市民にわかりやすく、スリムで効率的、機動的な組織を構築するため、本年4月から次のような機構改革を行います。


 まず、市長部局では、地域振興部、文化企画部及び環境政策部を統合改組して「文化環境部」を、建設事業部と都市整備部を統合し「都市建設部」を置くなど、3部8課1室を削減するとともに、教育委員会部局においては、事務局に「教育部」を新設します。


 主なものとしては、交通政策課の業務と総務課の防災部門を統合し、「防災交通課」として危機管理監のもと総務部に設置します。また、学校・家庭・地域が一層連携して青少年の育成に取り組むため、教育委員会に「青少年育成課」を新設します。


 このほか、総合政策部に「地域振興調整監」を、文化環境部に「環境政策調整監」を置くなど、4部に調整監を置き、部の統廃合に伴うスムースな移行と喫緊の行政課題に対する執行体制の強化を図ってまいります。


 また、本庁に各地域のまちづくり等を支援する担当職員を置き、支所と本庁との連絡調整など支所機能の充実を図ります。


 次に、斐川町との合併については、本年に入り、斐川町民の住民発議による法定合併協議会設置に向けた手続がなされたところであり、これを受け、本日、法定合併協議会の設置に関する議案を提案させていただいたところであります。


 終わりになりますが、私は年頭にあたり、市政運営に臨む思いを創造の「創」という一文字に託しました。この「創」という文字には、「はじめる」とか「はじめてつくる」、「物事をはじめる」などの意味があります。「市民と一緒に、誇りを持てる新たな出雲市を創る」との思いをこめたものであります。


 昨年は、開かれた市政の具体化と行財政改革を中心に手掛けたところであり、言わば、助走期間でもありました。


 10年、20年先も安心して暮らせる「五つ星の出雲市」をめざして、全力で取り組むことを申しあげ、新年度の施政方針といたします。ありがとうございました。


 なお、2月12日からカナダのバンクーバーにおいて冬季オリンピックが始まりました。日本時間の24日には、いよいよ本市出身の浅津このみさんがボブスレーに登場します。日本代表、出雲市代表として私たちも一生懸命応援しようではありませんか。


 また、将棋の世界では、里見香奈さんが女流名人位を獲得し、倉敷藤花とあわせ2冠になりました。大変うれしいニュースであります。心からお祝いを申しあげたいと思います。


 次代を担う若い人たちの活躍が市民にとっての誇りとなり、また勇気と力を与えてくれるものと思います。今後のお二人のますますの活躍を祈って開会にあたっての施政方針といたします。ありがとうございました。


○議 長(山代裕始君) ただいまの施政方針に対する会派代表質問は後日改めて議事日程にあげることといたします。


 日程第5、予算特別委員会の設置を議題といたします。


 平成22年度(2010)出雲市一般会計、特別会計及び企業会計に関する予算並びに同補正予算並びに平成21年度(2009)補正予算についての審査のため、委員12人で構成する予算特別委員会を設置いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ご異議なしと認めます。


 よって、委員12人で構成する予算特別委員会を設置することに決定いたしました。


 なお、予算特別委員会の委員につきましては、お手元に配付いたしました名簿のとおり、議長において指名いたします。


 日程第6、議第65号から議第122号までを一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 児玉総務部長。


○総務部長(児玉進一君) 登壇 ただいま上程されました議案のうち、予算案件を除く議案につきまして、ご説明申しあげます。


 お手元に配付しております議案書の目次をご覧いただきたいと思います。


 議第97号から111号までが条例案件、議第112号から122号までが単行議決案件であります。


 最初に、議第97号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例及び出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例であります。議案書の1ページ、2ページをご覧ください。


 これは、労働基準法の一部改正を受けた人事院勧告及び島根県人事委員会勧告の趣旨を踏まえ、月60時間を超える時間外勤務に係る手当の支給割合の引き上げ等について所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書3ページ、議第98号、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、船員保険法の一部改正により、非常勤の船員の公務災害補償に関し、同法に基づく給付が行われなくなったことから、当該職員を本条例の対象職員とするため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書4ページから6ページ、議第99号、出雲市手数料条例の一部を改正する条例であります。


 これは、都市計画法に基づく開発行為の許可等の権限及び租税特別措置法に基づく優良宅地造成の認定の権限が、県から市に移譲されることに伴い、開発行為の許可等の申請手数料を追加するなど、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書7ページ、8ページ、議第100号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例であります。


 これは、地方税法改正を受け、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が施行されたことに伴い、保険料の賦課所得及び軽減判定所得の算定方法について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書9ページ、議第101号、スサノオホールの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、スサノオホールの大ホールの利便性向上を図るため、調理実習室を楽屋に改修し、用途を変更することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書10ページ、11ページ、議第102号、出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、佐田地域の佐津目及び多伎地域の頭名において整備を進めておりました移動通信用鉄塔施設の完成に伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書12ページ、議第103号、出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、第4期介護保険事業計画・高齢者福祉計画により在宅介護支援センターを平成22年(2010)3月31日をもって廃止することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書13ページ、14ページ、議第104号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例であります。


 これは、「平田コスモス第1児童クラブ」同じく「第2児童クラブ」を統合し、平成22年(2010)4月1日から「平田コスモス児童クラブ」として運営することに伴い、児童クラブの名称と位置を変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書15ページ、16ページ、議第105号、出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、大社町日御碕及び宇龍において整備を進めていた漁業集落配水施設が完成し、供用開始することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書17ページ、18ページ、議第106号、出雲市普通公園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、出雲だんだん広場など新たに整備した3つの広場等について、名称と位置を規定し、普通公園として管理するため、所要の条例改正をするものであります。


 次に、議案書19ページ、20ページ、議第107号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例であります。


 これは、個室ビデオ店等の防火安全対策が示されたことに伴い、個室型店舗の個室に設置される外開き戸について規定するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書21ページから23ページ、議第108号、出雲市国民健康保険直営診療所設置条例等の一部を改正する条例であります。


 出雲市国民健康保険直営診療所設置条例、出雲市病院事業使用料及び手数料条例など4つの条例において、診療報酬に係る使用料の算定方法の根拠については厚生労働省告示「診療報酬の算定方法」を引用しておりましたが、行政事務の簡素・合理化を図るため、告示の引用から根拠法令の引用の規定に変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書24ページから30ページ、議第109号、出雲市行政組織条例であります。


 これは、社会経済情勢の変化や喫緊の行政課題に的確に対応するとともに、市民に分かりやすくスリムで効率的、機動的な組織を構築するため抜本的な組織・機構の見直しを本年4月から行うことに伴い、条例の全部を改正するものであります。この再編改組により現在の11部51課11室から3部8課1室を削減し、8部43課10室にスリム化を図る予定であります。


 なお、本条例改正の附則におきまして、「出雲市建築審査会条例」など10の条例の一部を改正するものであります。


 次に、議案書31ページ、議第110号、出雲市議会の議決すべき事件を定める条例であります。


 これは、総務省の定住自立圏構想推進要綱により、定住自立圏形成方針を策定し、変更し、及び廃止することについて、地方自治法第96条第2項に規定する議会の議決すべき事件とするため、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書32ページから39ページ、議第111号、出雲市定住促進空き家活用住宅の設置及び管理に関する条例であります。


 これは、佐田地域の3つの空き家住宅を借りあげて整備した定住促進空き家活用住宅、大呂住宅、反邊住宅、下橋波住宅を設置することに伴い、施設の設置及び管理に関する事項について、新たに条例を制定するものであります。


 以上が条例案件であります。なお、条例案件につきましては、条例等関係資料に新設及び改正の要旨、新旧対照表を載せております。


 続いて、単行議決案件の説明をいたします。


 議案書40ページから43ページをご覧ください。


 議第112号は、出雲市・斐川町合併協議会の設置についてであります。


 これは、出雲市と斐川町が合併による新市の円滑な運営の確保及び均衡ある発展を図るための基本的な計画の作成、その他合併に関する協議を行うため、出雲市・斐川町合併協議会を設置することについて、地方自治法第252条の2第3項及び市町村の合併の特例に関する法律第4条第5項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議案書44ページ、議第113号、辺地に係る総合整備計画の策定及び変更についてであります。あわせて別冊辺地に係る総合整備計画をご覧ください。


 これは、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」第3条第1項の規定に基づき、塩津・美保・釜浦辺地、野郷・地合辺地、畑村辺地の総合整備計画の策定、及び鰐淵辺地、猪目辺地、畑・別所辺地の総合整備計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書45ページ、議第114号、公の施設の指定管理者の指定についてであります。


 これは「山村住宅、特定公共賃貸住宅、小集落改良住宅」の指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書46ページ、議第115号、公の施設の指定管理者の指定期間の変更についてであります。


 これは、「出雲市西部高齢者健康交流館」については、指定管理者の諸事情により、管理を継続していくことが困難となったため、指定期間を短縮する変更を行うことについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書47ページ、議第116号、道路改良工事に起因する家屋沈下事件に係る損害賠償額の決定についてであります。


 これは、神西154号線道路改良工事に起因する家屋沈下事件に関し、損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書48ページ、議第117号、出雲市公有林採石変更契約の締結についてであります。


 これは、出雲市公有林採石契約の採石量の減量に伴う変更契約を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書49ページ、議第118号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、飯の原農村公園センターハウス・屋根付広場建築工事の工事請負契約の締結について、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書50ページ、議第119号及び議案書51ページ、議第120号は、新規就農者経営安定資金の返還免除についてであります。新規就農者経営安定資金については、貸し付けを受けた新規就農者が就農後5年間農業に従事した場合、資金の返還を免除することができます。今回、この条件を満たす借受者の返還を免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書52ページ、53ページ、議第121号、市道路線の廃止についてであります。


 これは、一般国道9号出雲バイパス築造、長浜357号線築造、一般県道多伎江南出雲線改築などに伴い、4路線を廃止しようとするものであります。


 最後になりましたが、議案書54ページから56ページ、議第122号、市道路線の認定についてであります。


 これは、長浜357号線築造、一般県道多伎江南出雲線道路改築などに伴い6路線を認定しようとするものであります。


 以上、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。


○議 長(山代裕始君) 荒木財政部長。


○財政部長(荒木 隆君) 登壇 それでは、ただいま上程されました議案のうち、予算に関係をいたします議第65号から議第75号までの平成21年度(2009)一般会計及び特別会計補正予算、そして議第77号から議第94号までの平成22年度(2010)一般会計及び特別会計予算について、ご説明申しあげます。


 初めに、補正予算についてであります。お手元にございます、びわ色の補正予算書1ページ、平成21年度(2009)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧いただきたいと存じます。


 今回の補正は、国の2次補正に伴います「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」を活用して前倒し予算化する事業や、わかあゆの里整備事業の追加、株式会社新出雲ウインドファームへのふるさと融資貸付、地域振興基金積立などのほか、事務事業の進捗にあわせ、本年度の決算見込みに基づき補正するものが中心であります。


 総額は、一般会計17億円の追加、特別会計は10会計の総額で2億2,030万円の追加、合わせますと19億2,030万円の追加といたしております。一般会計につきましては後ほどご説明申しあげますので、議第66号、国民健康保険事業第3回補正予算から議第75号、ご縁ネット事業第1回補正予算までの特別会計の予算概要をご説明申しあげます。


 各会計の予算額、計は総括表に記載のとおりでございます。詳細は93ページから順次掲載をいたしておりますので、後ほどご覧賜りたいと存じます。


 まず、国民健康保険事業でございます。歳出では決算見込みにより保険給付費2億6,786万3,000円、共同事業拠出金13万7,000円であり、歳入では国県支出金、前期高齢者交付金、繰入金、繰越金などを計上しております。


 次に、診療所事業でございます。歳出ではインフルエンザ蔓延による休日診療所診療経費の増加見込みにより570万円の増額、歳入としては診療報酬を計上しております。


 次に、後期高齢者医療事業でございます。歳出では決算見込みにより広域連合負担金1,749万円の増額など、歳入では一般会計繰入金の減額や広域連合納付金還付金の追加などを計上いたしております。


 次に、介護保険事業でございます。歳出では介護給付費準備基金の積立1億6,325万6,000円の増額のほか、決算見込みにより地域支援事業費1,137万円の減額など、また歳入としては繰入金及び繰越金の追加のほか、保険料、国県支出金の減額などを計上しております。


 次に、簡易水道事業でございます。歳出では支障移転工事の決算見込みにより1億5,570万円の減額や、市債償還公債費1,190万円の減額、歳入では工事費負担金、水道使用料、一般会計繰入額の減額、繰越金の追加などを計上しております。


 次に、下水道事業でございます。歳出では水洗便所改造資金融資あっせん680万円の減額、流域下水道維持管理負担金1,500万円の減額、流域下水道事業建設費負担金2,240万円の追加など、歳入では一般会計繰入金の減額、市債の追加などを計上しております。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。歳出では水洗便所改造資金融資あっせんについて、農業集落排水事業分として520万円の減額、漁業集落排水事業分として230万円の減額や鷺浦地区補助建設事業4,100万円の追加など、歳入では一般会計繰入金の減額、市債の追加などを計上いたしております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。歳出では水洗便所改造資金融資あっせん410万円の減額や浄化槽施設建設事業2,052万円の減額などを計上し、歳入では受益者分担金、県支出金、貸付金元利収入及び市債の減額などを計上しております。


 次に、風力発電事業でございます。歳出では決算見込みにより維持管理費を100万円増額し、歳入では発電収入の減額と基金繰入金の追加を計上いたしております。


 次に、ご縁ネット事業でございます。歳出では決算見込みにより維持管理費325万円の減額及び基金積立金1,545万円の追加、歳入では使用料及び繰越金の追加を計上しております。


 以上で特別会計の説明を終わり、これより一般会計についてご説明申しあげます。


 3ページをご覧ください。議第65号、平成21年度(2009)出雲市一般会計第6回補正予算でございます。


 第1条は歳入歳出予算の補正として、17億円を追加し、予算の総額を701億3,650万円とするものでございます。


 第1条第2項及び第2条から第5条につきましては、次ページ以降で順次ご説明申しあげます。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を「第1表歳入歳出予算補正」として掲げております。


 歳入からご説明申しあげます。


 市税につきましては、景気低迷等により市民税を中心としまして、合わせて3,000万円の減額、地方交付税につきましては、普通交付税について、今年度の交付見込額により追加計上をいたしております。


 分担金及び負担金につきましては、移動通信鉄塔施設整備事業分担金237万円の減額、農地有効利用支援整備事業分担金300万円の追加など、合計で404万円の減額といたしております。


 使用料及び手数料につきましては、指定管理移行に伴い、ゆうプラザ使用料を720万円減額といたしております。


 国庫支出金につきましては、負担金として生活保護費負担金の追加、私立認可保育所運営費負担金及び現年発生補助災害復旧費負担金の減額など、補助金では、地域活性化・公共投資臨時交付金3億5,000万円、地域活性化・きめ細かな臨時交付金5億1,850万円のほか、子ども手当事務費、わかあゆの里整備事業、地方道改修事業、街路事業など、補助事業の追加のほか、事務事業の進捗に伴う増減などにより、合計で11億5,541万2,000円の追加といたしております。


 また、県支出金につきましては、負担金として後期高齢者医療事業及び国民健康保険事業の保険基盤安定拠出金の追加など、補助金では、介護基盤緊急整備等臨時交付金の減額など、また委託金では衆議院議員総選挙費の減額など、事務事業の進捗に伴う増減などにより、合計で7,405万1,000円を減額いたしております。


 財産収入につきましては、基金預金利子204万5,000円を計上いたしました。


 寄附金につきましては、「日本の心ふるさと出雲」応援寄附金など1,479万1,000円を計上いたしております。


 繰入金につきましては、基金繰入金として庁舎整備事業基金など3つの基金繰入金を合計で1億906万9,000円減額といたしております。


 繰越金につきましては、平成20年度(2008)決算に基づく剰余金の一部を計上いたしました。


 諸収入につきましては、貸付金元利収入を1,110万円減額、受託事業収入を1,494万円減額、その他雑入といたしまして2,600万4,000円の減額など、合計で5,204万4,000円を減額いたしております。


 最後に、市債につきましては、地域振興基金積立に伴う4億7,500万円、病院事業への出資分1億9,000万円、ふるさと融資貸付6億円の市債のほか、本年度の許可見込みにより合計6億8,400万円の追加といたしました。


 5ページの歳出につきましては、後ほどご説明申しあげます。


 次に、6ページをご覧ください。「第2表継続費補正」であります。新庁舎整備事業ほか4事業を計上しております。いずれも既に継続費予算を設定いたしたものでありますが、事業の進捗に伴い年割額を変更し、減額変更するものでございます。


 次に、6ページ中ほどから8ページにかけましては、「第3表繰越明許費補正」であります。今回補正予算として計上いたしました地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用する農地有効利用支援整備事業、生活環境道路改良事業、街路事業などをはじめ42の事業について、本年度中に支出が終わらない見込みとなりましたので、新たに繰越明許費を設定し、介護保険施設整備事業ほか3事業については、その限度額を補正するものでございます。


 次に、「第4表債務負担行為補正」であります。私立保育所施設整備資金利子補給について、新たに債務負担行為を設定するとともに、立地企業施設拡張促進助成については、操業開始時期の遅れにより、その限度額を変更するものでございます。


 また、9ページから10ページの「第5表地方債補正」は、地域振興基金積立ほか5事業について、今回新たに計上するものと、事業規模の変更により新庁舎整備事業ほか32の事業について、その限度額を補正するものであります。


 続きまして、11ページから13ページは、今回の補正予算の事項別明細書でございますので、後ほどご覧を賜りたいと存じます。


 次に、歳出についてご説明申しあげます。


 44ページをご覧ください。議会費につきましては、議員報酬及び期末手当支給率の改定等に伴い1,020万円の減額としております。


 総務費につきましては、退職手当特別負担金等の追加分、4億1,124万円、財政調整基金積立2億146万7,000円、48ページでは、地域振興基金積立5億円など、合計で9億7,979万2,000円を追加いたしております。


 次に、民生費であります。50ページでは、介護保険施設整備事業4,035万1,000円の減額や56ページでは、生活保護費5,000万円の追加など、合計で7,200万7,000円を減額といたしております。


 次に、衛生費につきましては、指定管理者制度移行に伴うゆうプラザ管理運営費550万円の減額、60ページでは入札減による循環型社会形成推進施設整備事業6,004万円の減額、総合医療センター整備事業に係る病院事業への出資金1億9,000万円の計上など、合計で3,504万9,000円を追加いたしております。


 続きまして、農林水産業費でございます。62ページをご覧ください。土地改良事業負担及び補助3,668万円、農地有効利用支援整備事業2,000万円を追加する一方、農業・漁業集落排水事業特別会計繰出金を2,826万5,000円減額するなど、合計で1,666万5,000円の減額といたしております。


 商工費については66ページでございます。株式会社新出雲ウインドファームへのふるさと融資貸付事業6億円、68ページでは、わかあゆの里整備事業2億3,430万円の追加など、合計で7億6,941万円を追加いたしております。


 次に、土木費でございます。70ページでは、補助内示に伴う地方道改修事業1億2,000万円の追加、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した生活環境道路改良事業1億円の追加、72ページでは、同じく補助内示及び、きめ細かな臨時交付金を活用した街路事業2億4,180万円を追加する一方、74ページでは、下水道事業特別会計繰出を1億3,379万3,000円減額するなど、合計で2億2,217万1,000円を追加いたしております。


 次に、消防費につきましては、76ページをご覧ください。決算見込みにより消防庁舎整備事業2,130万円の減額など、合計で4,811万円を減額いたしております。


 次に、教育費でございます。78ページをご覧ください。奨学事業基金への積立として600万円、80ページから82ページでは、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用した小中学校・幼稚園の校舎・園舎リフレッシュ事業として7,900万円、84ページでは、同じくきめ細かな臨時交付金を活用した文化施設改修事業8,680万円など、教育費合計で3,965万円を追加いたしております。


 次に、災害復旧費については、86ページをご覧ください。決算見込みによりまして、合計で2,909万円を減額いたしております。


 最後に公債費でございます。88ページをご覧ください。決算見込みによりまして、市債償還元金、利子について1億7,000万円の減額といたしたところでございます。


 以上、補正予算についての提案理由の説明とさせていただきます。


 続きまして、平成22年度(2010)当初予算案についてご説明を申しあげます。


 お手元にございます、もえぎ色の厚手の当初予算書2ページ、平成22年度(2010)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧ください。


 予算の総額は、一般会計620億6,000万円、特別会計総額384億7,940万円、合計1,005億3,940万円であり、骨格予算で編成した前年度当初予算に比較して3.1%の減、6月補正後予算と比較をいたしますと、4.2%の減となっております。


 なお、本年度の特別会計につきましては、前年度と同様17の会計となっております。


 一般会計につきましては、後ほど議案に従ってご説明を申しあげますので、ここでは議第78号、国民健康保険事業から議第94号、廃棄物発電事業までの特別会計の概要をご説明申しあげます。


 本年度各会計の予算額は、総括表に記載のとおりでございます。詳細は269ページから掲げておりますので、後ほどご覧賜りたいと存じます。


 まず、国民健康保険事業でございます。歳出では保険給付費96億209万円、後期高齢者支援金等13億8,479万8,000円、共同事業拠出金17億109万4,000円などを計上し、主な歳入として国民健康保険料32億626万1,000円、国庫支出金37億782万9,000円、前期高齢者交付金26億7,328万1,000円、保険料引き上げを抑制し、平準化を図るための一般会計からの借入金5億円などを計上いたしております。


 次に、国民健康保険橋波診療所事業でございます。歳出では施設管理費1,030万円などを計上し、主な歳入である診療収入は835万5,000円を計上いたしております。


 次に、診療所事業でございます。歳出では総務管理費9,430万円などを計上し、主な歳入である診療収入は8,654万9,000円を計上いたしております。


 次に、老人保健医療事業でございます。歳出につきましては、医療諸費142万円などを計上し、歳入としては繰入金195万円などを計上しております。


 次に、後期高齢者医療事業でございます。歳出では総務費5,888万7,000円、後期高齢者医療広域連合納付金26億6,541万3,000円などを計上し、歳入では後期高齢者医療保険料10億3,900万円、繰入金16億8,490万円などを計上いたしております。


 次に、介護保険事業でございます。歳出では保険給付費112億4,290万円、地域支援事業費3億2,053万円などを計上し、歳入では介護保険料19億2,779万8,000円、国庫支出金28億6,954万8,000円、支払基金交付金33億9,643万8,000円、繰入金20億3,634万9,000円などを計上いたしております。


 次に、簡易水道事業でございます。歳出につきましては、簡易水道事業費15億5,053万4,000円、公債費4億5,996万6,000円などを計上し、主な歳入としては、使用料及び手数料2億9,308万7,000円、繰入金5億2,395万3,000円、市債7億8,560万円などを計上しております。


 次に、下水道事業でございます。歳出につきましては、下水道費28億1,990万6,000円、公債費27億8,709万1,000円などを計上し、主な歳入としては使用料及び手数料10億7,287万円、国庫支出金6億6,750万円、繰入金17億7,973万6,000円、市債19億2,820万円などを計上いたしております。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。歳出では農業集落排水事業費4億2,033万5,000円、漁業集落排水事業費3億1,576万6,000円、公債費11億3,889万9,000円などを計上し、主な歳入としては使用料及び手数料2億6,140万円、県支出金9,375万円、繰入金9億6,549万円、市債4億2,070万円などを計上いたしております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。歳出では浄化槽設置事業費1億3,519万7,000円、公債費2,860万3,000円などを計上し、主な歳入としては使用料及び手数料3,611万円、繰入金5,371万6,000円、市債3,510万円などを計上しております。


 次に、風力発電事業でございます。歳出では事業費1,226万5,000円、公債費1,766万2,000円などを計上し、主な歳入としては事業収入2,400万円、繰入金739万2,000円などを計上しております。


 次に、ご縁ネット事業でございます。歳出では総務管理費7,000万円、基金積立金1,297万6,000円などを計上し、主な歳入としては事業収入8,437万2,000円などを計上しております。


 次に、企業用地造成事業でございます。歳出につきましては、東部工業団地施設費97万1,000円、公債費942万9,000円などを計上し、歳入につきましては繰入金544万5,000円、財産売払収入255万9,000円などを計上いたしております。


 次に、駐車場事業でございます。歳出では駐車場事業費9,100万円を計上し、歳入では使用料6,100万円、繰入金3,000万円の計上となっております。


 次に、住宅新築資金等貸付事業でございます。歳出につきましては、公債費260万円を計上し、この歳入として繰入金64万4,000円、貸付金元利収入195万6,000円を計上しております。


 次に、高野令一育英奨学事業でございます。歳出につきましては育英奨学事業費360万円を計上し、歳入では貸付金元金収入234万円などを計上いたしております。


 特別会計の最後の廃棄物発電事業でございます。歳出では総務管理費1,147万1,000円、公債費722万9,000円を計上し、歳入として発電収入1,870万円を計上いたしております。


 以上が特別会計の説明でございます。


 続きまして、一般会計について、ご説明申しあげます。


 3ページをご覧いただきたいと存じます。議第77号、平成22年度(2010)出雲市一般会計予算でございます。


 第1条は予算の総額を定めるものであり、歳入歳出それぞれ620億6,000万円とするものであります。


 第1条第2項から第3条につきましては、次ページ以降、順次ご説明申しあげます。


 第4条をご覧ください。第4条は、一時借入金の借入限度額を62億円とするものであります。また、第5条は人件費について、歳出予算の各項を越えて流用できるよう予算において定めるものであります。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を「第1表歳入歳出予算」として掲げております。


 歳入からご説明申しあげます。


 市税につきましては、景気の落ち込み等によります影響及び収入実績等を勘案し、161億3,200万円を計上いたしております。


 地方譲与税から国有提供施設等所在市町村助成交付金までは交付実績等から予算額を見込んでおるところでございます。


 地方特例交付金につきましては、所定の制度改正を見込み、2億2,600万円を計上いたしました。


 地方交付税につきましては、普通交付税179億円、特別交付税19億円、合わせて198億円を計上しております。


 分担金及び負担金、使用料及び手数料につきましては、所要の額を積算し、計上いたしたところでございます。


 国庫支出金、県支出金につきましては、補助対象事業費の見込みにより、国庫支出金68億7,803万8,000円、県支出金39億3,779万7,000円を計上しております。


 繰入金につきましては、基金繰入金10億4,851万3,000円を計上いたしております。


 諸収入につきましては、貸付金元利収入など21億3,232万5,000円を計上いたしました。


 最後に市債につきましては、各種公共事業の財源として見積もった地方債に臨時財政対策債31億円を加え、合計で65億3,010万円の計上となっております。


 次に、6ページ、7ページの歳出につきましては、後ほど内容をご説明申しあげますので、ここでは款項別金額、歳出合計をご覧いただきたいと存じます。


 次に、8ページの「第2表債務負担行為」であります。出雲市が債務を負担する行為につき、その行為をすることのできる事項、期間及び限度額を定めたもので、出雲環境センター管理委託費のほか農業経営基盤強化資金利子補給、立地企業施設拡張促進助成、新エネルギー産業立地奨励金、そして管理代行制度及び指定管理者制度を導入する市営住宅管理運営費について掲げております。


 次に、9ページから10ページの「第3表地方債」であります。本予算に計上いたしております各種公共事業の財源として、平成22年度(2010)に起こす地方債等について定めたもので、出雲生活バス整備事業ほか40事業の限度額、起債の方法、利率等について定めたものであります。


 続きまして、歳出予算に関しまして主なものについてご説明申しあげます。


 68ページをご覧いただきたいと存じます。議会費につきましては、議会活動費1,000万円、政務調査費1,530万円など、議会費合計で3億8,185万9,000円を計上いたしております。


 次に、総務費につきましては、70ページから掲載しております。まず、70ページでは行政改革推進費86万円、78ページでは自治基本条例(仮称)制定検討費180万円、出雲ブランド推進事業400万円、84ページでは定住推進事業2,000万円、集落支援事業510万円、94ページでは参議院議員通常選挙費6,200万円、98ページでは国勢調査事務費5,500万円など総務費合計で51億3,050万8,000円の計上となっております。


 次に、民生費につきましては、102ページから掲載しておりますが、104ページをご覧いただきたい存じます。国民健康保険事業特別会計に対し急激な保険料上昇を平準化するため、臨時貸付を行う経費5億円、106ページでは障がい者自立支援医療1億3,910万円、障がい者相談支援事業6,905万円、108ページでは障がい者自立支援サービス給付事業18億2,670万円を計上しております。110ページでは、高齢者福祉タクシー事業220万円、老老介護支援事業660万円、112ページでは福祉医療費助成事業3億8,000万円、乳幼児等医療費助成事業2億8,000万円、116ページでは後期高齢者医療事業特別会計繰出金16億8,490万円、118ページでは、児童クラブ事業2億3,550万円、122ページでは私立認可保育所運営費負担金39億6,000万円、児童扶養手当給付費4億9,000万円、子ども手当費25億5,788万円、126ページでは、生活保護費9億6,000万円など、民生費合計では188億9,050万7,000円の計上となっております。


 次に、衛生費につきましては、128ページをご覧ください。自殺防止対策緊急強化事業として200万円、134ページでは一般不妊治療費助成事業366万円、136ページでは浜山湧水群活用事業2,610万円、住宅用太陽光発電システム設置費補助720万円、142ページでは出雲エネルギーセンター管理費7億2,330万円、144ページでは神西一般廃棄物埋立処分場整備事業5,520万円、146ページでは病院事業出資2億円など、衛生費合計で44億5,786万4,000円を計上いたしております。


 次に、労働費は148ページをご覧ください。勤労者福祉対策融資資金貸付2億3,000万円、緊急雇用奨励金交付事業1,000万円など労働費合計で2億7,454万5,000円を計上しております。


 次に、農林水産業費についてであります。150ページから掲載をいたしておりますが、154ページをご覧ください。耕作放棄地再生事業824万3,000円、農林水産振興がんばる地域応援総合事業4,906万円、156ページでは、土地改良事業負担及び補助9,080万円、各種土地改良事業5,350万円、158ページでは松くい虫対策事業1億9,114万円、有害鳥獣被害対策事業7,275万円、160ページではトキ分散飼育センター(仮称)整備事業5,200万円、トキ及びトキ近似種飼育事業1,810万円、トキによるまちづくり事業450万円、162ページでは作業道開設事業1,820万円、164ページでは水産物産地市場整備事業4億960万円、166ページでは西地合地区漁業集落環境整備事業8,500万円など、農林水産業費合計で31億8,194万6,000円を計上いたしました。


 次に、商工費につきましては、168ページをご覧ください。中小企業融資資金貸付事業2億6,920万円、170ページでは企業誘致促進費1億6,306万円、商店街活性化支援事業1,750万円、建設産業新分野進出支援事業500万円、172ページでは観光文化振興事業7,680万円など商工費合計で11億1,234万8,000円を計上いたしました。


 次に、土木費は176ページから掲載いたしておりますが、180ページをご覧ください。地方道改修事業10億1,200万円、182ページでは生活環境道路改良事業1億5,000万円、186ページでは生活環境下水路改良事業1億5,000万円、188ページでは街路事業9億6,970万円、190ページでは都市公園等整備事業5,150万円、公園リフレッシュ整備事業5,600万円、194ページでは市営住宅管理外部委託費7,470万円、市営有原住宅建替事業2,800万円など、土木費合計で68億1,290万円を計上いたしております。


 次に、消防費につきましては、198ページから掲載いたしておりますが、202ページをご覧ください。通信施設・設備整備事業350万円、積載車整備事業2,760万円、その他消防施設整備事業5,860万円など、消防費合計では18億4,525万7,000円の計上となっております。


 次に、教育費についてであります。206ページからの掲載となっておりますが、208ページをご覧ください。学校支援地域本部事業3,560万円、210ページでは不登校対策事業886万円、ティーム・ティーチングによる学習力パワーアップ事業3,478万円、214ページでは小学校校舎リフレッシュ事業6,201万円、スクールヘルパー事業4,330万円、218ページでは塩冶小学校プール改築事業6,070万円、小学校耐震化対策推進事業8,140万円、中学校校舎リフレッシュ事業2,886万円、220ページでは中学校スクールヘルパー事業2,144万円、222ページでは平田東部新中学校整備事業6,080万円、佐田中学校整備事業200万円、224ページでは平田幼稚園改修事業2,420万円、228ページではコミュニティセンター管理運営委託5億4,200万円、232ページでは出雲芸術アカデミー運営事業3,000万円、236ページでは博物館管理費2,700万円、246ページでは学校給食センター再編整備事業1億9,650万円など、教育費合計で63億3,623万8,000円の計上となりました。


 次に、災害復旧費につきましては、250ページをご覧ください。現年発生単独災害復旧事業として農地及び農業用施設災害復旧費200万円、林道災害復旧費200万円、公共土木施設災害復旧費200万円、合計で600万円を計上いたしております。


 次に、公債費につきましては、252ページに市債償還元金を108億8,753万2,000円、市債償還利子を22億5,049万6,000円、一時借入金利子500万円の合計で131億4,302万8,000円を計上いたしております。


 最後に諸支出金は土地開発公社への貸付金4億6,700万円を計上いたしております。


 以上、概略のみでございましたが、平成22年度(2010)出雲市一般会計予算についての提案理由の説明といたします。何とぞよろしくお願い申しあげます。


○議 長(山代裕始君) 大田上下水道局長。


○上下水道局長(大田 茂君) 登壇 本日上程されました議案のうち、水道事業予算についてご説明いたします。


 別冊平成22年度(2010)出雲市水道事業会計予算書の1ページをご覧ください。


 第1条は総則であります。


 第2条は業務の予定量を定めるものでございます。


 第3条は収益的収入及び支出であります。事業収益は23億72万7,000円で第1項の営業収益は22億5,564万1,000円であり、主なものは水道料金で21億6,544万1,000円を計上しております。第2項の営業外収益は加入金、受取利息、雑収益などであります。第3項の特別利益は過年度損益修正益でございます。


 次に、支出として事業費用22億1,372万4,000円を予定しております。第1項の営業費用は水源地・配水池の動力費、薬品費、減価償却費、損益勘定所属職員の給与費などでございます。第2項の営業外費用につきましては、企業債の償還利息、支払い消費税などでございます。第3項特別損失については、過年度損益修正損などでございます。第4項は予備費でございます。


 続いて、2ページをご覧ください。第4条は資本的収入及び支出でございます。まず、収入ですが、第1款資本的収入は8億8,551万1,000円を計上しております。内訳として第1項の企業債5億円、第2項の固定資産売却代金は量水器の売却代金、第3項の国庫支出金1億4,068万3,000円、第4項の工事負担金1億6,204万7,000円は国県及び市の公共事業にかかわる水道施設の移転負担金、第5項の他会計負担金6,212万6,000円は県受水に伴う簡易水道事業会計負担金及び消火栓設置に伴う一般会計負担金、第6項の他会計出資金2,060万円は未普及地域解消事業及び老朽管耐震化事業に対する一般会計出資金でございます。


 次に、支出でございますが、第1款資本的支出は21億6,505万6,000円、内訳として第1項建設改良費18億3,826万5,000円、内容は第6次拡張改良事業、一般拡張改良事業でございます。第2項企業債償還金は通常の定額償還額で3億2,574万1,000円でございます。第3項は予備費でございます。


 以上、収入支出差し引き12億7,954万5,000円の資金が不足いたしますが、この不足額の補てんにつきましては、第4条本文記載のとおり当年度分損益勘定内部留保資金などを充てることとしております。


 第5条は企業債の借入限度額及び借入条件などを定めるものであり、第6条は一時借入金の限度額を定めるものでございます。


 3ページの7条につきましては、営業費用と営業外費用の項間の相互流用につきまして規定し、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。


 第9条は、棚卸資産の購入限度額を定めるものでございます。


 なお、4ページ以降に予算に関する説明書を添付しておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。


 以上、水道事業予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議 長(山代裕始君) 林総合医療センター事務局長。


○総合医療センター事務局長(林 誠治君) 登壇 議第76号、平成21年度(2009)出雲市病院事業会計第2回補正予算について、ご説明いたします。


 補正予算書の1ページをご覧いただきたいと思います。本年度は総合医療センター及び健康福祉拠点施設整備計画に基づき新棟建築工事が本格的にスタートしました。工事箇所に隣接する病棟などにおきましては、療養環境への影響が生じたことに加え、医師、看護師の確保は依然として厳しい状況にあります。


 こうした中、より良質で細やかな医療を提供し、診療収入の底上げを図るべく診療報酬上の施設基準の見直しを図り、一般病棟においては11月より看護基準を引きあげるとともに、回復期リハビリテーション病棟においても4月の上位基準取得に続いて6月からは6床を増床し、38床として稼働してまいりました。病室への影響が大きい工事もまだございますが、本年1月以降は入院患者数はわずかながら増加傾向となったところです。しかし、医師の交代や常勤医師の確保が進まないことなどもあり、当年度、年度当初の予定数を確保することは厳しい状況にあることから、今回の補正におきまして病院事業の医業収益等の減額と人件費や経費の減額を行うものであります。


 補正予算の第1条からご説明いたします。第1条は総則でございます。


 第2条、業務の予定量ですが、病院事業では入院患者数を1日平均30人減じ139人に、外来患者数は6人増やし306人に補正するものであります。


 3条の収益的収支は、予定額を収入合計で2億3,184万4,000円減額し、合計22億4,769万2,000円に、支出合計で1億6,513万5,000円減額し、26億3,574万8,000円に補正するものでございます。


 これにより本年度の差引収支額は、昨年度比3,000万円縮小するものの当初予定額よりは6,000万円程度増加し、3億8,000万円余りの差引収支不足となる見込みであります。


 1ページの一番下、4条、資本的収入及び支出の予定額、収入合計で149万9,000円増額し、支出合計で133万3,000円増額補正するものであります。補正後の収支差引2,570万2,000円は過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。


 なお、今回の補正予算は、施設整備事業の財源として合併特例債を充てる出資金を充当し、企業債を減額するとともに国、県の補助を得て実施する新型インフルエンザ対策関連の外来設備整備に係る増額補正を行うものです。


 第5条は、企業債の限度額8億9,970万円を7億970万円に変更するものでございます。


 6条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として職員給与費を1億88万8,000円減額し、16億3,038万円に、公債費を40万円減額し、40万円にするものです。


 なお、4ページ以降には補正予算の説明資料といたしまして実施計画、資金計画、給与費明細書、貸借対照表及び補正予算明細書を添付しておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 以上が病院事業に関します補正予算の説明とさせていただきます。


 続きまして、議第96号、平成22年度(2010)出雲市病院事業会計予算について、ご説明いたします。


 平成22年度(2010)は出雲市立総合医療センター整備事業が大きく進展いたします。この12月には最新の医療機器であるPET−CTを備えた新棟部分が完成し、来年1月には診察室、病棟の移転等を行い、新棟での診療を開始いたします。また、これに続き、既存病棟の改修工事に着手するなど、診療環境が大きく変わっていきます。


 一方、医師、看護師の確保につきましては、島根県全体で極めて困難な状況になっておりますけれども、引き続き医師、看護師、医療スタッフの確保に最大限取り組むとともに、改革プランに基づき3つの視点から経営形態についても検討を進めたいと考えます。


 加えて、0.19%増という極めてわずかですが、10年ぶりの診療報酬のプラス改定、これが4月に予定をされております。これに対応できる病院運営を推進し、地域で必要な医療を安定的に継続的に提供すべく一層経営改善に努めてまいりたいと思います。


 1ページ、ピンク色の表紙の予算書でございますけれども、第1条は総則でございます。


 第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。新年度は新棟の診療機能の移転や既存病棟改修に伴う仮移転を予定しており、この点を考慮した業務の予定量を定めました。病床数は199床とし、入院患者数を年間5万6,575人、外来患者数は年間7万2,147人を予定いたしました。


 次に、第3条に定める収益的収支、収入合計25億4,912万円を予定しております。この事業収益は入院及び外来による診療収入が主なものでございます。支出合計では28億6,100万円を予定しております。主なものといたしましては薬品、診療費等の材料費、職員の給与費などであります。新年度は新棟部分の完成に伴う診療機能の移転により診療や療養環境への影響が懸念され、患者数の大幅な増加は見込めないなどを考慮し、差し引き3億1,188万円の収支差引の予算を編成しております。病棟移転の影響を最小限にとどめ、医師、看護師、医療スタッフの確保に努め、収支不足の縮減を図るべく職員一丸となって努力を進めてまいります。


 1ページの下から2ページ、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございます。まず、収入では合計額を23億5,526万7,000円予定しております。資本的収入の内訳は企業債、他会計負担金及び他会計出資金等でございます。2ページ、支出の方ですけれども、支出合計を24億1,051万2,000円予定しております。主なものは第1項の建設改良費22億6,779万5,000円であります。施設整備に係る継続費30億2,910万円のうち22年度(2010)年割額13億2,430万円をもって実施する建築工事等のほか機器備品等整備購入事業として債務負担行為を設定している備品購入費8億円に係る画像検査装置や電子カルテシステムの購入費などであります。収支差引不足5,524万5,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものであります。


 第5条の企業債につきましては、建設改良費の資金に充てるもので限度額を19億3,710万円とし、借入条件等を定めるものであります。


 第6条は、一時金借入の限度額を15億円と定めるものでございます。


 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を、第8条は議会の議決を経なければ流用することができない経費を定めるものです。


 また、第9条は、棚卸資産の限度額を10億円と定めるものでございます。


 3ページ以降に予算に関する説明資料を添付しておりますので、ご覧をいただきたいと思います。


 以上、病院事業に関する予算の説明といたします。よろしくお願いいたします。


○議 長(山代裕始君) 以上で、各議案の提案理由の説明を終わります。


 次に、議第112号、出雲市・斐川町合併協議会の設置についての質疑を行います。


 議第112号について、質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第112号については、出雲・斐川合併特別委員会に審査を付託したいと思います。これにご異議はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、議第112号については、出雲・斐川合併特別委員会に審査を付託することに決定いたしました。


 ただいま議題となっております各議案のうち、議第112号を除く各議案につきましては、本日は提案理由の説明までにとどめ、質疑等は後日改めて議事日程にあげることといたします。


 日程第7、議第64号、出雲市表彰条例の一部を改正する条例を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 27番、原 隆利議員。


○27番(原 隆利君) 登壇 27番、原 隆利でございます。お手元に配付しております議員提出議案の議第64号、出雲市表彰条例の一部を改正する条例の提案を行いたいと思います。


 お手元にあります資料の改正の要旨のところの改正理由をご覧いただきたいと思います。この出雲市表彰条例で規定する自治功労者表彰の対象者のうち4年以上市長の職にあった者、8年以上市議会議員の職にある者又はあった者及び12年以上副市長、収入役及び教育長の職にある者又はあった者を在任期間のみをもって自動的に表彰の対象とすることは昨今の社会情勢、市の厳しい財政状況を考慮したときに、市民の理解が得られるものではないことから、該当する条文を改正する所要の条例改正を行おうとするものでございます。


 そもそもこの自治功労者表彰といいますのは、合併後初めての適用を受けて表彰するものでございます。今回、この条例改正を行いませんと、これが前例になって次回からの条例改正が非常に困難になるという情勢がございますので、私、提案者といたしましては、ぜひこの機会に条例改正をお願いするものでございます。


 そもそも議員にありましては、議員や首長は私がやりますと手を挙げて、いわば他者を蹴落として当選をいたしました。住民福祉の向上に誠心誠意努力するのは当然の責務であります。その上に報酬を受けてやっているわけでございまして、決して無償のボランティアで行っているわけではございません。特に議員においては、予算編成権も執行権もないわけでございます。その者が市民挙げて表彰に値するかどうかは、より慎重な判断が必要と思います。したがって、議会承認を必要とする特別功労表彰を適用すればよろしいかと思うわけでございます。


 時代は確実に変わりました。住民監視の中で大方の市民の同意が得られる表彰を行うべきであり、そのことが表彰の価値を高めるものであると信じるものでございます。


 以上が私の提案理由でございます。議員全員の皆さんの賛同をもって条例改正を行いたいと思いますので、よろしくお願いを申しあげます。


○議 長(山代裕始君) 以上で提案理由の説明を終わります。


 これより質疑に入ります。


 議第64号について質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了します。


 ただいま議題となっております議第64号につきましては、総務常任委員会に審査を付託いたします。


 ここでしばらく休憩をいたします。


 なお、1時から総務常任委員会が開催されますので、関係者は委員会室にご参集願います。その後、引き続き予算特別委員会が開催されますので、よろしくお願いします。ご苦労さまでした。


              午後 0時02分 休憩


              午後 2時00分 再開


○議 長(山代裕始君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 休憩中に開催されました予算特別委員会において、委員長に宮本 享議員、副委員長に多久和康司議員がそれぞれ選任されましたので報告いたします。


 ただいま議題となっております議第64号につきまして、休憩中に開催されました総務常任委員会の審査結果の報告を求めます。


 曽田盛雄総務常任委員長。


○総務常任委員長(曽田盛雄君) 登壇 それでは、総務常任委員会の報告をいたします。


 本日、本委員会に審査の付託を受けました案件は、議第64号、出雲市表彰条例の一部を改正する条例であります。


 本会議休憩中に委員会を開催し、黒目副市長をはじめ執行部関係職員に出席をいただき、慎重に審査を行いました。ここにその審査結果を報告いたします。


 これは、現行の出雲市表彰条例で規定する自治功労表彰の対象者のうち、「4年以上市長の職にあった者」、「8年以上市議会議員の職にある者又はあった者」及び「12年以上副市長、収入役及び教育長の職にある者又はあった者」について、該当の職に一定期間就いたことによる在任期間のみをもって自動的に表彰対象者とすることは、昨今の社会経済情勢や市の厳しい財政状況をかんがみ、市民の理解が得られるものではないという理由により、表彰対象者から除くため議員提案により所要の条例改正を行うものであります。


 本案に対して賛否の意見がありましたが、採決の結果、本条例案は賛成少数で否決すべきものと決しました。


 以上で、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。


○議 長(山代裕始君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより、討論を行います。


 討論はありませんか。


 30番、長廻議員。


○30番(長廻利行君) 登壇 30番、大社クラブの長廻利行でございます。私は、議第64号、出雲市表彰条例の一部を改正する条例の提案に対する反対討論を行います。


 今回の表彰条例の一部を改正する条例の提案につきましては、市長や議員の在任期間のみをもって自動的に表彰の対象とすることは、厳しい財政状況を考慮したときに市民の理解が得られないというのが改正の理由であります。表彰の意義、目的は市民だけでなく、市長や議員などの職責のあったものに対してそれぞれの立場で果たしてこられた功績や労苦を激励するとともに、広く市民の模範として周知することが表彰という行為の重要な目的であることならば、年数を基準として表彰することは客観的な選考ができ、公平な選考基準の1つとなるものと考えます。


 加えて、表彰の意義、目的の重要性をかんがみ、財政状況が厳しいから表彰すべきではないという指摘は改正の理由として私は乏しいと言わざるを得ません。


 また、今回の合併5周年記念の表彰式につきまして、12月議会では750万円の開催経費を認めたところであります。が、その後執行にあたっては会場を無料の会場に変更し、アトラクションを簡素化するなどして経費の軽減に努められ、また被表彰者数の予算が計上されていた半数くらいの100名強の人数となったこともあり、開催経費が予算の約半分の300万円台でおさまる見込みであるということであります。さらに、表彰者から市長、市議会議員、副市長、収入役、教育長を削除する提案となっておりますが、市長をはじめとする市の特別職及び市議会議員だけを表彰者から削除するに足る理由は1つも明確に示されておりません。


 こうしたことから今回の条例改正の提案につきましては、あまりにも客観性に欠ける提案と言わざる得ません。


 以上で今回の条例改正の提案に対する反対討論といたしますので、多くの皆様方のご賛同をいただきますようお願いをいたします。


○議 長(山代裕始君) ほかに討論はありませんか。


 4番、木佐議員。


○4 番(木佐 宏君) 登壇 4番、平成の世直し人、木佐 宏でございます。私は、議第64号、出雲市表彰条例の一部を改正する条例について、賛成の立場から討論いたします。


 このことにつきましては、先ほど反対討論が出た中でいいんじゃないかという考えもあるかと思いますが、私は旧平田市時代に平成の世直し人として、市長はじめ同僚議員も多い人は3人ぐらい広島高検に告発し、起訴猶予になった人もいます。そうしたいろんな刑法に触れるようなことをやって、起訴にならなくても起訴猶予あるいは不起訴になっても鳥取県なら当然起訴されて逮捕されるようなことが見過ごされてきた。こういう中で、社会の規範とすべき人がそういうことをやって世の中を悪くしている。そういう人たちが自動的に4年だ、8年だということで表彰すること自体、他の一般の皆さん方に対する特別功労とはきっちりと分けて考えています。


 さかのぼれば、いろんな全国的に有名になった事件もございます。これとて問題をないがしろにして、もみ消して逃れている。こういう首長もおります。平成8年(1996)、皆さん方も思い起こしていただければ、そういう方たちも、あれは17年(2005)でしたか、議員のいろんな問題、不正につきまして、当時の松江地検の検事も、あるいは警察の偉い人も広島高検に告訴してあります。これもそういう一方的な形で不起訴になっていますが、こういう方たちを私は絶対にそういうふうな表彰してはいけない、そして提案者の中にありましたように、今度初めてのこういう条例、ここでやりますと後々まで響いて、あるいは5年先にまたこれ以上に難しい問題が起こるということがございました。そのとおりだと思います。そういう意味で、私はこの一部改正条例に大賛成したい。皆さん方はそこまで深く考えて、提案説明の中で不穏当な発言があった、なかったということがございましたけども、それはそれとしてやはりもっと深く考えていただきまして、皆さん方の賛同をいただきたいというふうな立場から賛成討論といたします。


○議 長(山代裕始君) ほかに討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより、採決を行います。


 出席ボタンを押してください。


               (出 席 確 認)


○議 長(山代裕始君) 議第64号、出雲市表彰条例の一部改正についてを採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は否決であります。


 委員長報告のとおり決定することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成24人、反対9人。


 よって、本案は委員長報告のとおり否決とすることに決定いたしました。


 この際、しばらく休憩いたします。


 直ちに全員協議会を開催いたしますので、関係者は全員協議会室にご参集願います。


              午後 2時13分 休憩


              午後 2時30分 再開


○議 長(山代裕始君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程第8、同第9号から同第19号までを一括議題といたします。


 お諮りします。


 ただいま議題となっております同第9号から同第19号までにつきましては、提案者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決を行いたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ご異議なしと認めます。


 よって、同第9号から同第19号までにつきましては、提案者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決を行うことに決定いたしました。


 これより、採決いたします。


 出席ボタンを押してください。


               (出 席 確 認)


○議 長(山代裕始君) 初めに、同第9号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成25人、反対8人。


 よって、同第9号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市渡橋町、西尾理弘氏の選定に同意することに決定いたしました。


 ここで地方自治法第117条の規定により、29番、荒木 孝議員の退席を求めます。


               (荒木議員退席)


○議 長(山代裕始君) 次に、同第10号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数32人、賛成24人、反対8人。


 よって、同第10号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市佐田町反邊、荒木 孝氏の選定に同意することに決定いたしました。


 以上で29番、荒木 孝議員の除斥を解除します。


               (荒木議員着席)


○議 長(山代裕始君) 次に、同第11号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成25人、反対8人。


 よって、同第11号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市多伎町小田、伊藤 裕氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第12号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成25人、反対8人。


 よって、同第12号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市湖陵町差海、桑原壽之氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第13号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成25人、反対8人。


 よって、同第13号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市大社町杵築南、田中和彦氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第14号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成24人、反対9人。


 よって、同第14号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市大社町杵築西、手錢白三郎氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第15号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成24人、反対9人。


 よって、同第15号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市灘分町、多久和忠雄氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第16号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、同第16号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市今市町、渡部 勇氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第17号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、同第17号、出雲市特別功労表彰者の選定については、出雲市里方町、里見香奈氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第18号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、同第18号、出雲市特別功労表彰者の選定については、川越市、土江寛裕氏の選定に同意することに決定いたしました。


 次に、同第19号、出雲市特別功労表彰者の選定については、議案書に記載のとおり同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、同第19号、出雲市特別功労表彰者の選定については、福岡市、和田 毅氏の選定に同意することに決定いたしました。


 日程第9、諮第8号から諮第10号までを一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となりました諮第8号から諮第10号までにつきましては、提案者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決を行いたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ご異議なしと認めます。


 よって、諮第8号から諮第10号までにつきましては、提案者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決を行うことに決定いたしました。


 これより、採決いたします。


 出席ボタンを押してください。


               (出 席 確 認)


○議 長(山代裕始君) 初めに、諮第8号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、諮第8号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市小境町1805番地、梶谷宣雄氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 次に、諮第9号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、諮第9号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市大社町杵築西2279番地3、園山雄一郎氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 次に、諮第10号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書の記載のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数33人、賛成33人。


 よって、諮第10号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市大社町杵築南736番地、渡部洋子氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会いたします。


 なお、この後全員協議会を開催しますので、全員協議会室にお集まりください。全員協議会の終了後、予算特別委員会が開催されますので、委員の皆様は委員会室へお集まりください。


 また、明日は出雲・斐川合併特別委員会が開催されます。


 どうもお疲れさまでございました。


              午後 2時46分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    山 代 裕 始





              出雲市議会議員    大 国 陽 介





              出雲市議会議員    多久和 康 司