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島根県 出雲市

平成21年度第2回定例会(第1号 5月26日)




平成21年度第2回定例会(第1号 5月26日)





 
     平成21年度(2009)第2回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成21年(2009)5月26日午前 9時59分


     閉 会 平成21年(2009)6月23日午後 0時07分





〇議事日程第1号


         平成21年(2009)5月26日 午前10時開議





第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)例月出納検査結果報告書


   (3)定期監査結果報告書


   (4)平成20年度(2008)出雲市継続費繰越計算書


   (5)平成20年度(2008)出雲市繰越明許費繰越計算書


   (6)平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算繰越計算書


   (7)平成20年度(2008)出雲市病院事業会計継続費繰越計算書


第4.市長施政方針表明


第5.議第  3号 平成21年度(2009)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第  4号 平成21年度(2009)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


   議第  5号 出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第  6号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第  7号 出雲市立図書館及び出雲市立平田学習館設置条例の一部を改正する


          条例


   議第  8号 出雲市簡易水道事業財政調整基金条例を廃止する条例


   議第  9号 辺地に係る総合整備計画の策定について


   議第 10号 出雲市過疎地域自立促進計画の変更について


   議第 11号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市里家センター)


   議第 12号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市平田デイ


          サービスセンター)


   議第 13号 介護認定調査時における要介護者転倒事故に係る損害賠償額の決定


          について


   議第 14号 工事請負契約の締結について(出雲市消防本部出雲西消防署(仮称)


          建築工事)


   議第 15号 備品の取得について(高規格救急自動車)


   議第 16号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 17号 市道路線の認定について


第6.特別委員会の設置について


第7.選第  3号 出雲市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙


第8.同第  4号 出雲市教育委員会委員の任命について


   同第  5号 出雲市監査委員の選任について


   同第  6号 出雲市公平委員会委員の選任について


   同第  7号 出雲市公平委員会委員の選任について





会議に付した事件


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)例月出納検査結果報告書


   (3)定期監査結果報告書


   (4)平成20年度(2008)出雲市継続費繰越計算書


   (5)平成20年度(2008)出雲市繰越明許費繰越計算書


   (6)平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算繰越計算書


   (7)平成20年度(2008)出雲市病院事業会計継続費繰越計算書


第4.市長施政方針表明


第5.議第  3号 平成21年度(2009)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第  4号 平成21年度(2009)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


   議第  5号 出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第  6号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第  7号 出雲市立図書館及び出雲市立平田学習館設置条例の一部を改正する


          条例


   議第  8号 出雲市簡易水道事業財政調整基金条例を廃止する条例


   議第  9号 辺地に係る総合整備計画の策定について


   議第 10号 出雲市過疎地域自立促進計画の変更について


   議第 11号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市里家センター)


   議第 12号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市平田デイ


          サービスセンター)


   議第 13号 介護認定調査時における要介護者転倒事故に係る損害賠償額の決定


          について


   議第 14号 工事請負契約の締結について(出雲市消防本部出雲西消防署(仮称)


          建築工事)


   議第 15号 備品の取得について(高規格救急自動車)


   議第 16号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 17号 市道路線の認定について


第6.特別委員会の設置について


第7.選第  3号 出雲市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙


第8.同第  4号 出雲市教育委員会委員の任命について


   同第  5号 出雲市監査委員の選任について


   同第  6号 出雲市公平委員会委員の選任について


   同第  7号 出雲市公平委員会委員の選任について





                 出 席 議 員


              1番 飯 塚 俊 之 君


              2番 板 垣 成 二 君


              3番 狩 野 正 文 君


              4番 木 佐   宏 君


              5番 西 村   亮 君


              6番 小 村 吉 一 君


              7番 大 国 陽 介 君


              8番 松 村 豪 人 君


              9番 遠 藤 力 一 君


             10番 山 根 貞 守 君


             11番 萬 代 輝 正 君


             12番 板 倉 一 郎 君


             13番 多々納 剛 人 君


             14番 川 上 幸 博 君


             15番 曽 田 盛 雄 君


             16番 福 代 秀 洋 君


             18番 広 戸 恭 一 君


             19番 直 良 昌 幸 君


             20番 坂 根   守 君


             21番 板 倉 明 弘 君


             22番 萬 代 弘 美 君


             23番 勝 部 順 子 君


             24番 米 山 広 志 君


             25番 山 代 裕 始 君


             26番 宮 本   享 君


             27番 原   隆 利 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


             17番 高 野 成 俊 君





               説明のため出席した者


          市長           長 岡 秀 人 君


          副市長          黒 目 俊 策 君


          教育委員長        大 谷 香代子 君


          教育長          中 尾 一 彦 君


          政策総務部長       児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       荒 木   隆 君


          文化企画部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       槇 野 信 幸 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         春 日 仁 史 君


          上下水道局長       大 田   茂 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          監査委員事務局長     影 山 雅 夫 君


          政策課長         長 見 康 弘 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局  長         吉 田 純 二


          次  長         高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係  長         村 尾 幸 紀


          書  記         小 村 和 恵





              午前 9時59分 開会


○議 長(山代裕始君) 皆さん、おはようございます。


 これより、平成21年度(2009)第2回出雲市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は33名であります。


 あらかじめ欠席または遅刻する旨の届出のあった議員は1名であります。


 直ちに、会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により議長において、4番、木佐 宏議員、31番、古福康雅議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程案のとおり、本日から6月23日までの29日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から6月23日までの29日間とすることに決定いたしました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 初めに、市長から、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告、同法施行令第145条第1項の規定による平成20年度(2008)出雲市継続費繰越計算書、同法施行令第146条第2項の規定よる平成20年度(2008)出雲市繰越明許費繰越計算書、地方公営企業法第26条第3項の規定による平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算繰越計算書、及び同法施行令第18条の2第1項の規定による平成20年度(2008)出雲市病院事業会計継続費繰越計算書の提出がありました。


 また、監査委員から地方自治法第235条の2第1項の規定による例月出納検査結果報告書、及び同法第199条第4項の規定による定期監査結果報告書の提出がありました。いずれも写しを配付いたしておりますのでご覧ください。


 以上で、諸般の報告を終了いたします。


 日程第4、市長から施政方針表明について、発言の申出がありますので、これを許可いたします。


 長岡市長。


○市 長(長岡秀人君) 登壇 皆さん、おはようございます。


 本日、ここに平成21年度(2009)第2回出雲市議会定例会の開会にあたり、市政に対する私の所信を表明するとともに、本年度の主要施策・主要事業について申し述べます。


 最初に、さきの市長選挙では、市民の皆様に大きな期待と信任を寄せていただき、出雲市2代目の市長の重責を担わせていただくことになりました。4月17日に市長に就任以来、1か月余りがたちますが、日に日にその責任の重大さを痛感しているところであります。これからの4年間、全身全霊を捧げて、市政運営にあたる所存でございますので、今後ともよろしくお願いを申しあげます。


 さて、私の所信を表明するにあたり、まずもって出雲市の未来を明るくする出雲〔IZUMO〕の真のブランド化を提唱いたしたいと思います。本市においては、全国に通用する出雲や出雲大社のネームバリューを活用したブランド化の取り組みがなされてきましたが、特産品などに力点が置かれていた感がいたします。しかし、これからは特産品などにとどまらず、地域全体のクオリティを上げ、高品質の「出雲」を創出していく、真の意味でのブランド化をすべきと考えます。


 すなわち農業・商業・工業・サービス業などの産業の各分野はもとより、教育・福祉・芸術文化・スポーツなどの各分野、出雲の風土が育てた歴史や文化、そして、市民の日々の営みに至るまで、トータル的なイメージ戦略を持って、出雲市全体をブランド化することが「豊かな出雲市」の実現に向けて前進する原動力になると考えており、今後その取り組みを進めてまいります。


 次に、3つの主要なポイントに絞って市政における基本方針を申し述べます。


 1点目は、開かれた市政の実現を目指した住民参加型システムの構築であります。


 私は、市長選挙において、多くの市民の方々が行政に対する不満や不信感を抱いていらっしゃることを強く感じたところでございます。このような現状において、市民の信頼を回復するには、「住民が主役のまちづくり」を進めなければならないと考えており、市政の透明性を高める徹底した情報公開・情報開示を行ってまいります。


 さらに、現代版の目安箱である「長岡ポスト(仮称)」を設置するとともに、若者から高齢の方まで幅広いご意見を直接聞くために市長面会日を設けるなど、市民の皆様との情報交換も行ってまいります。また、市政フォーラムについては、その内容等について再検討し、新しい形で開催したいと考えております。


 一方、今後の出雲市の市政運営やまちづくりを推進していくにあたっては、行政、議会、市民の役割や権利義務をいま一度見詰め直し、確認する必要があると考えております。このため、自治体運営の基本原則を定めたいわゆる市の憲法となる自治基本条例を制定したいと考えております。本年度は、市内部に研究会を立ち上げ、専門家を招聘し、条例の基本的な考え方や理念などについて調査研究を行ってまいります。


 さらに、この条例には、地域の将来を左右するような重要施策について、市民の声を反映する住民投票制度の規定も盛り込みたいと考えております。


 また、市議会におかれては、平成19年(2007)11月に、出雲市議会基本条例を制定されており、この条例を尊重しつつ、市議会や市民の皆様と十分に議論を尽くした上で条例を制定していきたいと考えております。


 2点目は、財政の健全化についてであります。


 本市は、合併後、旧市町からの継続事業である道路・街路・下水道などの生活基盤整備に加え、小中学校・幼稚園・コミュニティセンターなどの教育施設・地域コミュニティ施設の整備や新庁舎の整備等のプロジェクト事業を積極的に行ってまいりました。このことは合併新市の速やかな一体化を図り、15万都市にふさわしい社会基盤整備を推進する方針に基づいて実施されたものでありますが、一方、これによる借入金の返済が本市の財政運営を厳しい状況にしており、市政上の課題の解決に向けた施策の推進と、財政健全化とのバランスを欠いてきた感は否めません。したがって、今後は、中長期的な展望の中、事業経費の節減、適正な規模への公共投資の見直しなど、財政の健全化を強力に進めてまいります。そのため、各事業の費用対効果を見極め、継続事業も含めて見直しを行い、真に必要な事業を中心に予算措置を行います。これはすべての事業をゼロベースから評価する考え方を導入するということであります。


 一方、現在の経済情勢の中、地域経済の建て直しは喫緊の課題であり、市の緊急経済対策は積極的に行わなければなりません。このように緊急かつ重要なものには、しっかり対応していく考えであります。「選択と集中」を基本に予算を編成してまいります。


 次に、実質公債費比率については、平成24年度(2012)に23%台前半でピークを迎えると見込んでります。できるだけ速やかに20%未満となるように努力してまいります。そして、長期的には起債の許可が不要となる18%未満の安定水準を目指してまいります。


 また、行財政改革については、市長をはじめとする特別職等の報酬について、早急に報酬審議会のご意見を伺って、見直しを行うなど、総人件費の抑制に努めてまいります。さらに水道料金、下水道使用料や国保料などの手数料・使用料についても受益者負担の原則に基づき適正な負担となるよう見直しを進めてまいります。


 一方、前期5年の行財政改革実施計画が本年度終了することに伴い、その成果を検証しながら、平成22年度(2010)からの後期5か年の実施計画を策定いたします。加えて、将来にわたり安定的な財政運営を行うために策定している中期財政計画についても見直しを行い、できるだけ分かりやすい形で市民の皆様に公表してまいります。


 このような考え方の中、「出雲阿國座(仮称)」については、昨今の厳しい経済情勢もあいまって、市の財政運営を心配し、建設に反対する声が圧倒的に多い状況も踏まえ、建設を中止いたします。


 これにより、本議会に阿國座建設に係る継続費予算を廃止する補正予算を提案するとともに、地権者の方々など関係の皆様方に事情を説明し、ご理解を賜り、この件についての終息に向けた取り組みを進めてまいります。


 3点目は、産業の振興についてであります。


 真の地方分権時代における基礎自治体として、自立した市政運営を行っていくためには、自主財源をいかに確保し、増やしていくがそのかぎを握っており、本市の産業振興を強力に推進していく必要があります。


 まず、出雲大社をはじめとする数多くの魅力ある観光資源を有することになった新市の合併効果を発揮し、観光資源のネットワーク化など、積極的な観光振興政策を展開し、観光消費の拡大を図ってまいります。


 次に、地域資源である「ぶどう・いちじく・西条柿」などの農産品について、さらに付加価値を高めるため、農産物の生産者と製造業等の企業が連携して新しい商品、製品を開発する農商工連携に対して支援を行うフレッシュビジネスの創設を目指してまいります。


 また、新エネルギー普及の先進地である本市において、風力・バイオマス・太陽光などの新エネルギーについて、さらに積極的に地域や一般家庭への導入を促し、新エネルギーを生かした環境のまちづくり、すなわち低炭素型の出雲市の創出を目指してまいります。これにあわせて新エネルギー関連産業の立地も促進してまいります。


 さらに、新たな産業創出と賑わいのあるまちづくりの実現に向け、若者が全国から集う、専門学校、各種学校等の誘致に取り組んでまいります。


 以下、グランドデザインの6つの基本方策に沿って、本議会に提案いたします補正予算に盛り込んだ事業を中心に主要施策・主要事業についてご説明を申しあげます。


 まず、産業都市の創造についてであります。100年に一度と言われる経済危機の中、「緊急経済対策」として県の制度融資である資金繰り円滑化支援緊急資金にかかわる信用保証料補助金の予算を増額いたします。


 さらに、NPO法人21世紀出雲産業支援センターに企業情報の収集や支援制度等の紹介、ビジネスマッチングなど行う企業活動アドバイザーを配置し、企業活動を支援します。


 また、こうした取り組みに加えて、国の第1次補正に伴う緊急経済対策として、3か年整備計画に基づき、改良整備を進めている生活環境道路改良事業などを前倒し発注することとし、本議会の補正予算に盛り込んだところです。今後も国の動きを注視し、適切に対応をしてまいります。


 一方、雇いどめ等により、再就職、住居など様々な問題に直面する日系ブラジル人が増加する中、国際交流課にポルトガル語通訳を配置し、各種相談、再就職支援等を行います。


 次に、「農林業振興」については、まず、市と関係団体で実施している農業3F及び林業3F事業について、一層の充実を図ってまいります。


 さらに、県の農林水産振興がんばる地域応援総合事業を活用し、農業者等に対して支援をしてまいります。


 また、耕作放棄地対策については、昨年度設置した出雲市耕作放棄地対策協議会を中心として、土地所有者の意向確認を行いながら、地元の農業者や営農組織、JAいずもの生産法人などと連携し、耕作放棄地の復元と担い手の確保に取り組みます。


 次に、松枯れ対策については、本年度から樹幹注入と伐倒駆除を中心に進めることとしており、さらに抵抗性マツの植栽や広葉樹への樹種転換も行ってまいります。


 また、シカ対策については、昨年度策定した「出雲市シカ対策基本計画」に基づき、シカの保護を含めた総合的な対策を推進してまいります。


 次に、「漁業振興」についてであります。まず、大社漁港に計画している産地市場、「水産交流プラザ(仮称)」については、JFしまねとの協議を進め、本体工事に着手する予定です。さらに、塩津漁港、釜浦漁港の防波堤の改良整備なども進めてまいります。


 次に、「新エネルギーを活用した産業振興」についてであります。


 平田地域において建設が進められてきた日本最大級の「新出雲風力発電所」が先般4月1日に本格稼働をいたしました。これにあわせ市としては、本年度、風力発電に対する学習機能を有する「十六島風車公園(仮称)」を整備してまいります。また、平田商工会議所と地元北浜地区によって準備が進められている完成記念イベントに対しても支援を行ってまいります。


 一方、市内には間伐材や稲わら、家畜排泄物など十分に活用されていないバイオマス資源が多くあります。このバイオマス資源の利活用を通じた地域産業の活性化を図るため、また、これからの環境共生型社会に対応していくためにも、バイオマスタウン構想を策定してまいります。


 次に、「中心市街地活性化基本計画の策定」については、これまで出雲地域及び平田地域の2地域について、国の認定を受けるため協議を重ねてまいりましたが、今後は出雲地域の「中核都市拠点地区」に絞った形で国の認定を目指すこととし、平田地域の「東部都市拠点地区」については、市独自の活性化計画を策定し、支援する方向でそれぞれ関係の皆様と協議を行っていきたいと考えております。


 次に、『出雲神話観光大国の創造』について、ご説明申しあげます。


 大社門前町は、本年春に神門通り交通広場、ご縁広場温泉スタンドの供用を開始し、新たな出店や温泉旅館の実現など、門前町の魅力がアップしつつあります。本年度も引き続き出雲大社周辺の電線類地中化工事・美装化工事、神迎えの道の美装化工事など、「大社門前町の整備」に努めてまいります。


 次に、出雲の「全国への情報発信」についてであります。


 「出雲」の情報発信については、首都圏で電照看板やPRポスターの掲示を行うとともに、新たに関西圏でのPRも行い、本市の認知度向上やイーメジアップを図ってまいります。そして、制作がスタートした映画「BATADEN」については、本市のPR効果を高めるため、撮影はじめ制作全般にわたり積極的なサポートを行ってまいります。また、一畑電車のレトロ車両「デハニ50形」が観光資源として注目される中、その有効活用を検討してまいります。


 次に、「文化財の保護・活用」についてであります。


 平成22年(2010)春オープン予定の「出雲弥生の森博物館」は市民の歴史学習の活動拠点であるとともに、文化財の調査・研究センターとしての機能も合わせ持つものであり、本年7月から文化財課の事務所を移転し、市の文化財業務を開始いたします。また、市指定文化財でもある鰐淵寺金本堂の屋根修繕に対する補助を行うとともに、横見埋没林出土地の緑地公園化を進めてまいります。


 次に、『都市交流拠点の創造』について、ご説明申しあげます。


 まず、「幹線道路等の整備と都市機能の充実」についてであります。


 山陰自動車道については、本年度中に出雲インターチェンジが完成し、供用開始される予定であります。さらに、一般国道9号、出雲湖陵道路が国において正式に事業化が決定される中、山陰道の全線開通に向け、今後とも関係機関へ強力に要請してまいります。また、主要地方道出雲三刀屋線をはじめとする県道整備についても一層の促進を県に強く働きかけてまいります。


 次に、街路整備については、出雲地域では、上成新町線ほか6路線StationNameと県事業の出雲市と県事業の出雲市駅前矢尾線、平田地域では元町中の島線と県事業の中町瑞穂大橋線、大社地域では北荒木赤塚線の整備を引き続き促進してまいります。


 主要な市道整備については、「第1次幹線市道整備10か年計画」に基づき、市内31路線の道路改良整備を進め、そのうち6路線については本年度完成する予定です。


 このほか街なみ環境整備については、今市町八雲周辺や木綿街道周辺の道路の美装化を行うとともに、それぞれに建築物の修景助成を進めてまいります。


 また、老朽化が進む道路橋については、長寿命化修繕計画の策定に向けて引き続き調査・点検を進めてまいります。


 次に、「公共交通施設の整備」については、一畑電車の踏切事故が多発していることから、一畑電車株式会社が行う「平野5踏切」の警報機、遮断機工事に対し補助を行ってまいります。


 次に、『環境先進都市の創造』についてご説明を申しあげます。


 まず、「野生生物との共生」については、昨年12月、国際保護鳥トキの国内分散飼育実施地として決定を受けたことから、本年度は、「トキ分散飼育センター(仮称)」の建設を行い、来年度の本格的な受入れに向けて準備を進めてまいります。


 次に、「環境保全施策の推進」についてであります。


 本年4月に、出雲市レジ袋削減の推進に関する条例を施行し、「レジ袋を無料配布中止キャンペーン」など、市民への啓発に努めている中、7月1日から本格的にレジ袋の無料配布中止を実施してまいります。また、道路・河川など公共施設で刈り取った草の再利用を目指した刈草堆肥化事業を行い、廃棄物の有効利用とエネルギーセンターの負荷軽減を図ってまいります。


 次に、「安全・安心の都市づくり」についてであります。


 まず、治水対策として、斐伊川放水路事業の早期完成と県管理河川の改修整備を、関係機関に強く要請してまいります。


 防災対策については、佐田、多伎、湖陵地域、さらに出雲地域南部4地区の防災行政無線について、本年度中に実施設計を行うとともに、佐田地域において中継局の整備に着手してまいります。


 また、ひらたケーブルテレビの音声告知放送については引き続き受信端末機の購入費助成を行ってまいります。


 一方、本年1月に発生した雪害による河川への倒木対策については、出水期における二次災害を防ぐため、市の南部地域を中心に倒木撤去を行ってまいります。


 また、消防救急体制については、山陰自動車道出雲インターチェンジの供用開始に伴い、現在、神西新町に「出雲西消防署(仮称)」の建設を進めており、これに併せて、消防署の組織体制の見直しを行い、消防救急体制の一層の強化を図ってまいります。


 このような中、斐川町との消防救急業務の受委託については、現在の協定に期限があることから、斐川町の動向を見守りながら対応してまいります。


 また、本年10月には中国・四国ブロック緊急消防援助隊合同訓練を県内で初めて開催することとしております。消防技術の向上と市民の防災意識の高揚につなげてまいります。


 一方、携帯電話が利用できない地域の解消については、本年度多伎地域の頭名において移動通信鉄塔の整備を行います。


 また、都市公園施設の老朽化に備え、施設利用者の安全・安心を図るため、公園施設長寿命化計画を策定してまいります。


 次に、「上下水道の整備」についてであります。


 下水道については、出雲、平田、湖陵及び大社地域において、引き続き公共下水道事業の計画的な推進を図るほか、多伎地域の汚水処理場の改築を進めてまいります。


 また、漁業集落排水事業は、平田地域の坂浦と大社地域の宇龍で整備を進め、本年度中に供用開始をする予定であります。さらに、平田地域の西地合で引き続き管路の整備を進めるとともに、新たに、大社地域の鷺浦において実施計画業務に着手いたします。


 上水道については、引き続き第6次拡張改良事業に取り組みます。本年度は上津浄水場のクリプト対策事業、来原浄水場既存施設の耐震補強工事のほか新向山系の配水本管の整備を進めてまいります。また、平田地域においては、島根県水道用水供給事業からの平成23年度(2011)の受水開始に向け、施設整備を行います。


 一方、簡易水道では、新たに地合簡易水道、河下広域簡易水道及び湖陵簡易水道の上水道への統合整備事業や須佐簡易水道の浄水施設改良事業に着手します。


 水道料金や下水道使用料等については、審議会を立ち上げ、適正な料金のあり方やその改定の時期などの検討を進めてまいります。


 次に、『人材育成都市の創造』について、ご説明申しあげます。


 まず、「少子化対策、子育て支援」についてであります。


 本市は平成17年度(2005)から10年間を計画期間とした「いずも次世代育成支援行動計画(いきいきこどもプラン)」を策定し、延べ169の子育て支援事業を展開しています。本年度も家庭・地域・企業・行政の連携により事業のさらなる充実を図るとともに、後期5年間の行動計画の策定に取り組んでまいります。


 保育所の整備については、保育環境の充実と待機児童の解消を図るため、先般4月に民営化した平田保育所の施設整備に補助を行うなど、引き続き計画的に支援してまいります。


 また、女性の社会進出、核家族化などにより、放課後児童クラブの需要が年々拡大する中、受け入れ児童数の増加を図るため、本年度は平田小学校における手狭になった2つの児童クラブを統合して、新たな児童クラブを建設してまいります。


 次に、「学校教育活動の充実」についてであります。


 学校施設の耐震化については、昨年度実施した施設の耐震二次診断の結果に基づき、耐震化方針を策定し、耐震補強設計を進める考えです。また、残る小中学校についても、耐震二次診断を実施してまいります。その他、校舎・園舎リフレッシュ事業による施設修繕に努めてまいります。


 また、社会科見学や宿泊体験学習などで有効な教育バスを追加配備し、子どもたちの発達段階に即した特色ある体験活動の充実を図るとともに、本市独自の小中一貫教育の推進や小学校英語活動の充実に努めてまいります。


 人権同和教育については、引き続き「同和教育をすべての教育活動の基底に据えた取組み」を徹底するとともに、フレンドシップ事業を展開し、人権意識の高い集団づくりを進めてまいります。


 次に、「文化・スポーツ・生涯学習等の充実」についてであります。


 本物志向と住民参加を標榜し、本市に定着している出雲総合芸術文化祭については、NHK交響楽団や市川染五郎の公演、第2回市民芸術文化の祭典の開催など、本年も年間を通じて多彩なメニューを提供してまいります。


 また、出雲芸術アカデミーは本年度も幼児から高齢者まで約600名の受講者があり、音楽を通じて豊かな心と感性を育む人材の育成に努めるとともに、地域の文化活動の振興を図ってまいります。


 次に、スポーツ・レクリエーションの振興についてであります。


 出雲市のスポーツ振興施策の基本的な方針を示す「出雲市スポーツ振興基本計画」が、本年度で計画年度の前期を終えるため、これまでの実施状況を検証・評価した上で、後期に向けた基本計画の見直しを行います。


 さらに、4年目を迎えた出雲スポーツアカデミーについては、ジュニア育成コース、指導者養成コースを引き続き実施し、出雲から全国へ、そして世界を舞台に活躍する選手の育成に努めてまいります。


 また、スポーツ施設の機能の向上や利用の促進を図るため、大社健康スポーツ公園テニスコートの人工芝化や出雲健康公園多目的広場の防球ネットの改修を実施します。


 次に、「男女共同参画の推進」についてであります。


 現在の「出雲市男女共同参画のまちづくり行動計画」は、本年度で最終年を迎えることから、市民意識調査や市民グループとの意見交換等により課題を分析し、次期行動計画を策定してまいります。


 次に、「定住支援」についてであります。


 まず、新たな事業として国の定住促進空き家活用事業により、佐田地域の集落の空き家を借り上げ、定住希望者向けの住宅として整備をしてまいります。


 一方、高齢化が進み、地域共同体としての機能維持が困難となっている集落を守り支えていくことも大切でございます。このため、地域の実態調査や活性化策の提言をする集落支援員制度の導入や地域の暮らしを支える活動を行う企業や団体を募り、限界集落等の集落機能を維持させる制度、いわば「集落応援隊」制度について検討してまいります。


 最後に、『健康文化都市の創造』について、ご説明申しあげます。


 まず、メキシコに端を発し、世界的に蔓延しつつある「新型インフルエンザ対策」については、出雲市新型インフルエンザ対策推進本部を設け、総合的に対応しているところであります。さらに、先般国内感染者が確認され、国内においても感染の拡大が懸念される中、今後も国や県と緊密な連携をとりながら、適切な対応を行ってまいります。


 次に、「医療体制の充実」についてであります。医療体制については、疾病の予防から診断・治療・リハビリ・福祉に至るまで、一貫したサービスを提供する一体の施設として総合医療センター及び健康福祉拠点施設の施設整備事業に着手したところであり、平成23年度(2011)末の整備完了を目指します。


 また、将来にわたって安定的な病院事業を継続していくため、昨年度策定した「総合医療センター改革プラン」に基づき、医師・看護師などの医療スタッフの確保や経営改善に努めてまいります。


 次に、「福祉サービスの充実」についてであります。


 まず、障がい者福祉については、昨年度策定した第2期「出雲市障がい福祉計画」に基づき、障がい福祉サービスの基盤強化を図り、障がいがあっても地域社会の一員として人権が尊重され、主体的に生活していくことができる地域づくりを目指します。


 さらに、単独での移動が困難な重度の視覚障がい者について、福祉タクシー利用券制度を拡充し、重度の障がい者の社会参加促進を図るとともに、交通手段がなく、移動が困難な高齢者についても、本制度の適用について検討してまいります。


 一方、高齢者福祉については、新たな介護保険事業計画及び高齢者福祉計画に基づき、介護予防事業や高齢者の生活支援などの高齢者福祉施策を積極的に推進してまいります。


 また、介護する側もされる側も65歳以上という「老老介護」については、全国的に増加する傾向の中、その厳しい現状を改善するための支援策について検討してまいります。


 以上、私の市政に対する所信と本年度の主要事業などについて申し述べてまいりました。


 次に、6月補正予算の概要について、ご説明申しあげます。


 平成21年(2009)6月補正予算の一般会計につきましては、補正額が23億1,400万円であり、現行予算及び今回の補正予算を含めた総額では650億8,650万円となり、前年度同期と比較すると4.3%の減であります。


 また、特別会計では、国民健康保険事業のみで補正額は9,080万円としています。今回の補正予算では、国の経済対策に呼応し、地域活性化・経済危機対策臨時交付金など国の財源も活用して編成したところであります。


 冒頭に述べました開かれた市政運営のための徹底した情報公開・情報開示については、行政に対する関係者からの要望・働きかけを記録・公開する制度の導入や、外部監査制度の導入、請願や陳情内容の速やかな公表及び市の財政状況のわかりやすい公表など、具体的に取り組んでまいります。


 また、市の組織については、当面の組織課題に即応するため、7月1日に見直しを行います。さらに、来年4月1日に組織改革を行い、スリムで効率的、機動的な組織を構築してまいります。


 一方、市の窓口サービスの365日体制を検討するとともに、市庁舎が行政の事務所としてだけでなく、開かれた空間として市民の皆さんの憩いの場、交流の場となるように努めてまいります。


 さらに、支所や地域協議会のあり方、市職員と地域のかかわり合いなど、地域の活性化につながる協働体制について検討するとともに、事務事業の見直しや職員の資質向上についても精力的に取り組んでまいります。


 中国の「易経」の中に「楽天知命」という言葉があります。これは与えられ使命を知り、心のゆとりを持ち、憂えなく使命を果たしていくことを示唆した言葉であり、出雲市政発展という与えられた使命に全力を尽くしていく、まさに今の私の心境をあらわした言葉であります。


 「出雲」には、産業、文化などあらゆる面で良いものがたくさんあります。それらを見つめ直し、守り、活かし、自信と誇りを持って、真のブランド化に取り組み、我が出雲市が出雲市が全国に誇れる都市、子どもたちや若者が夢と希望を持てる「五つ星の出雲市」となるよう全力を尽くしてまいることを改めて申しあげまして、平成21年度(2009)の市長施政方針といたします。


 ありがとうございました。


○議 長(山代裕始君) ただいまの施政方針に対する会派代表質問は、後日改めて議事日程にあげることといたします。


 日程第5、議第3号、平成21年度(2009)出雲市一般会計第2回補正予算から議第17号、市道路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 児玉政策総務部長。


○政策総務部長(児玉進一君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算案件を除く議案につきまして、ご説明を申しあげます。


 お手元に配付いたしております議案書の目次をご覧いただきたいと思います。


 議第5号から8号までが条例案件、議第9号から17号までが単行議決案件であります。


 最初に、議第5号、出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。議案書1ページをご覧ください。


 これは、環境省において、浄化槽市町村整備推進事業実施要項が改正され、浄化槽の設置区域内の住宅所有者に対し、浄化槽施設の設置後1年以内に排水設備を設置することが義務づけられたことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書2ページ、議第6号、出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、川跡幼稚園の新築工事が8月に完成することに伴い、園舎の位置が変わることから、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書3ページ、議第7号、出雲市立図書館及び出雲市立平田学習館設置条例の一部を改正する条例であります。


 これは、これまでそれぞれの図書館に設置していた図書館協議会を統合し、全市的な立場からの図書館行政の意見を求めていくために、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書4ページ、議第8号、出雲市簡易水道事業財政調整基金条例を廃止する条例であります。


 出雲市簡易水道事業財政調整基金は、簡易水道事業の財政調整のため、出雲市簡易水道事業特別会計に余剰金が生じた場合に積み立て、また財政調整上必要と認めるときは、処分するために設置したものであります。平成20年度(2008)末をもって当該基金残高がなくなり、また今後は新たな積み立てについても見込めないことから条例を廃止するものであります。


 以上が条例案件であります。


 なお、条例案件につきましては、条例等関係資料に改正及び廃止の趣旨、新旧対照表を載せております。


 続いて、単行議決案件の説明をいたします。


 議第9号は、辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。議案書5ページから7ページをご覧ください。


 これは、小田辺地において移動通信用鉄塔施設を整備するため、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」第3条第1項の規定に基づき、辺地の総合整備計画を策定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第10号は、出雲市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。議案書8ページ、9ページをご覧ください。


 これは、佐田地域における定住促進空き家活用事業を追加するため、「過疎地域自立促進特別措置法」第6条第1項の規定に基づき、出雲市過疎地域自立促進計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第11号は、公の施設の指定管理者の指定についての案件であります。議案書10ページをご覧ください。


 これは、「出雲市里家センター」の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第12号は、公の施設の指定管理者の指定期間の変更についての案件であります。議案書11ページをご覧ください。


 これは、「出雲市平田デイサービスセンター」について、指定管理者の出雲市社会福祉協議会から機構・組織改革に伴い、平成21年(2009)10月以降の指定管理業務を辞退する申し出があったことにより、指定期間を短縮することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第13号、介護認定調査時における要介護者転倒事故に係る損害賠償額の決定についての案件であります。議案書12ページをご覧ください。


 これは、介護認定調査員が要介護者宅において、介護認定調査時に要介護者の移動を介助した際に発生した転倒事故に関し、損害賠償の額を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第14号は、工事請負契約の締結についてであります。13ページをご覧ください。


 これは、出雲市消防本部出雲西消防署(仮称)建築工事の工事請負契約の締結について、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第15号は、備品の取得についての案件であります。議案書14ページをご覧ください。


 これは、出雲市消防本部、出雲西消防署(仮称)に設置する高規格救急自動車を購入することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第16号は、新規就農者経営安定資金の返還免除についてであります。議案書15ページをご覧ください。


 新規就農者経営安定資金については、貸し付けを受けた新規就農者が就農後5年間市内において農業に従事した場合、資金の債務を免除することができます。今回、この条件を満たす借受者の返還を免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 最後になりましたが、議第17号は、市道路線の認定についてであります。議案書16ページ、17ページをご覧ください


 これは、西光坊地区2工区非補助土地改良事業に伴い、1路線を認定しようとするものでございます。


 以上、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いします。


○議 長(山代裕始君) 伊藤財政部長。


○財政部長(伊藤 功君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算に関係いたします議第3号及び議第4号についてご説明いたします。


 お手元にございますびわ色の補正予算の1ページ、平成21年度(2009)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧ください。


 今回の補正額は、一般会計23億1,400万円、特別会計では国民健康保険事業9,080万円であります。


 3ページをご覧ください。議第3号、平成21年度(2009)出雲市一般会計第2回補正予算でございます。


 第1条は歳入歳出予算の補正として、それぞれ23億1,400万円を追加し、予算の総額を650億8,650万円とするものでございます。


 第1条第2項並びに第2条から第4条につきましては、次ページ以降で順次ご説明いたします。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を第1表歳入歳出予算補正として計上しております。


 歳入からご説明いたします。


 分担金及び負担金につきましては、多伎町頭名地内において携帯電話の移動通信用鉄塔の施設整備を行うにあたって、通信事業者が負担するものでございます。


 国庫支出金につきましては、国の1次補正において盛り込まれています地域活性化・経済危機対策臨時交付金のほか、補助内示に伴う地域活力基盤創造交付金、道路整備交付金などの補助金を計上しております。


 県支出金につきましては、移動通信鉄塔施設整備事業、認可保育所施設整備補助、農林水産振興がんばる地域応援総合補助金などの補助金、あるいは県施行街路事業の委託金、スーパーイングリッシュ事業などに係る委託金を計上しております。


 繰入金につきましては、防災行政通信施設整備事業基金及び土地開発基金の一部を繰入れるため、基金繰入金を計上しております。


 繰越金につきましては、平成20年度(2008)決算見込みに基づく剰余金の一部を計上しております。


 諸収入につきましては、県林業公社受託事業収入のほか、財団法人自治総合センター助成金、スポーツ振興くじ助成金などを計上しております。


 市債につきましては、総務債、民生債、農林水産業債、商工債、土木債など所要額を計上いたしました。


 5ページの歳出につきましては、後ほど説明させていただきます。


 6ページをご覧ください。第2表継続費補正でございます。出雲阿國座(仮称)整備事業について、平成20年度(2008)から平成22年度(2010)までの3か年にわたり、総額28億1,910万円の継続費を予算化していたところですが、平成21年度(2009)及び平成22年度(2010)の2か年の年割額について、皆減とするものでございます。


 第3表債務負担行為補正でございます。民営化した平田保育所の改築整備に対し補助を行うことについて、認可保育所施設整備補助として補助金の一部を平成22年度(2010)から平成42年度(2030)まで、限度額4,722万円の範囲内で交付すること及び誘致企業の事業拡張に対する補助を行うことについて、助成金の一部を平成22年度(2010)から平成23年度(2011)まで、限度額8,000万円として計上するものであります。


 7ページは、第4表地方債補正でございます。移動通信鉄塔施設整備事業など13事業の財源として新たに計上するものと、事業規模の変更等により道路整備事業など7つの事業について限度額を補正するものでございます。


 続きまして、9ページから11ページは、今回の補正予算の事項別明細書でございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 次に、歳出についてご説明させていただきます。


 26ページをご覧いただきたいと思います。総務費につきましては、自治基本条例(仮称)制定検討費100万円、移動通信鉄塔施設整備事業5,180万円、28ページでは、佐田地域で3戸の空き家を借り上げ定住希望者向け住宅を整備する事業1,431万7,000円など総務費合計で2億1,307万4,000円を計上しております。


 民生費につきましては30ページからご覧ください。視覚障がい者に対するタクシー券交付枚数を月3枚から6枚へ拡充する経費210万円、精神障がい者入院患者退院促進事業250万円、平田コスモス児童クラブ整備費6,960万円、平田保育所改築整備補助等の経費1億8,158万円など、民生費合計で2億6,056万1,000円を計上しております。


 衛生費につきましては、32ページをご覧ください。道路河川などから発生する刈り草の堆肥化事業として190万円を計上しております。


 次に、農林水産業費につきましては飯野原農村公園整備費2億8,770万円、耕作放棄地再生事業661万8,000円、34ページでは、農林水産振興がんばる地域応援総合事業4,590万円、本年1月の降雪による市行造林及び公社造林の施業地における被害木の処理経費2,000万円、トキ分散飼育センター(仮称)建設工事費2億4,000万円など、農林水産業費合計で6億3,950万円を計上しております。


 次に、商工費でございます。36ページをご覧いただきたいと思います。「出雲」という地域全体をブランド化していくための戦略策定経費100万円、38ページでは立地企業事業拡張促進補助金など5,750万円、バイオマスタウン構想策定経費及び新出雲風力発電所完成記念事業補助500万円、十六島風車公園(仮称)整備事業1億円、立久恵峡・一畑薬師など観光施設のトイレ等を改修する工事費6,780万円など、商工費合計で2億6,551万4,000円を計上しております。


 次に、土木費につきましては、40ページからご覧いただきたいと思います。多井釜浦塩津線法面落石防止対策工事970万円、地域活力基盤創造交付金等国の補助内示に伴い地方道改修事業3億1,110万円の追加、年次的に実施しております道路改良工事を経済対策として前倒し、実施する生活環境道路改良事業2億円の追加、橋りょう長寿命化対策事業900万円、44ページでは都市公園施設の長寿命化計画策定経費600万円など、土木費合計で6億6,158万1,000円を計上しております。


 次に、消防費でございます。46ページからご覧ください。財団法人日本防火協会及び財団法人自治総合センターからの助成金交付に伴い、防火クラブ育成費40万円、自主防災組織育成事業150万円、48ページでは、防災情報伝達システム整備事業3,120万円、消防費合計で3,310万円を計上しております。


 次に、教育費でございます。学校教育用バス購入費1,280万円、50ページでは、校舎・園舎リフレッシュ事業として小中学校、幼稚園合わせて7,890万円、小中学校耐震化対策推進事業7,780万円、54ページでは、市指定文化財鰐淵寺根本堂屋根改修工事費補助740万円、横見埋没林保存事業380万円、出雲弥生の森博物館展示準備費600万円、スポーツ振興くじ助成金の交付を受けて実施する大社健康スポーツ公園テニスコート改修工事及び出雲健康公園多目的広場防球ネット設置工事4,650万円など、教育費合計で2億3,877万円を計上しております。


 以上で一般会計のご説明を終わりまして、次に、特別会計についてご説明いたします。


 57ページをご覧ください。議第4号、平成21年度(2009)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算でございます。


 第1条は歳入歳出予算の補正として、9,080万円を追加し、予算の総額を138億6,680万円とするものでございます。


 第1条第2項につきましては、58ページの第1表歳入歳出予算補正をご覧ください。歳入につきましては、国庫支出金3,900万6,000円、県支出金544万2,000円、共同事業交付金4,635万2,000円を計上しております。また、歳出につきましては、老人保健拠出金の増額請求がありましたので9,080万円を計上しております。


 以上、簡単でございますが、補正予算についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議 長(山代裕始君) 以上で各議案の提案理由の説明を終わります。


 ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明までにとどめ、質疑等は後日改めて議事日程にあげることといたします。


○議 長(山代裕始君) 日程第6、特別委員会の設置についてを議題といたします。


 まず、平成21年度(2009)における一般会計、特別会計及び企業会計に関する補正予算について、坂根 守副議長と私、山代裕始の2人を除くすべての議員32人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) ご異議ないものと認めます。


 よって、32人の委員で構成する予算特別委員会を設置することに決定いたしました。


 次に、上流部のダム建設、中流部の斐伊川放水路整備、下流部の大橋川改修及び神戸川上流部改修に関する調査について、委員定数11人の斐伊川・神戸川治水対策特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、11人の委員で構成する斐伊川・神戸川治水対策特別委員会を設置することに決定いたしました。


 次に、スマートインターチェンジの導入など、基幹的道路交通網の整備促進、一畑電車の支援策及びバス交通システムの構築の調査について、12人の委員で構成する総合交通対策特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、12人の委員で構成する総合交通対策特別委員会を設置することに決定いたしました。


 次に、出雲大社を核とした観光開発、広域ネットワーク化による全市的観光振興及び観光戦略に基づく産業の振興について、11人の委員で構成する観光産業振興特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、11人の委員で構成する観光産業振興特別委員会を設置することに決定いたしました。


 また、予算特別委員会、斐伊川・神戸川治水対策特別委員会、総合交通対策特別委員会及び観光産業振興特別委員会については、調査期限をそれぞれの審査が終了するまでとし、閉会中も審査を行うものといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、予算特別委員会、斐伊川・神戸川治水対策特別委員会、総合交通対策特別委員会及び観光産業振興特別委員会については、調査期限をそれぞれの審査が終了までとし、閉会中も審査を行うものと決定いたしました。


 なお、各特別委員会の委員につきましては、お手元に配付いたしました名簿のとおり、議長において指名いたします。


 この際、しばらく休憩いたします。


 直ちに斐伊川・神戸川治水対策特別委員会、総合交通対策特別委員会及び観光産業振興特別委員会がそれぞれ開催され、引き続き予算特別委員会及び全員協議会が開催されますので関係者はご参集願います。


              午前11時00分 休憩


              午前11時46分 再開


○議 長(山代裕始君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 先ほど開催されました各特別委員会において、正副委員長がそれぞれ互選されましたので、お手元の資料のとおり報告いたします。


 日程第7、選第3号、出雲市選挙管理委員会委員・同補充員の選挙を議題といたします。


 お諮りいたします。


 この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。


 お諮りいたします。


 指名推選の方法は、議長が指名することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、議長が指名することに決定いたしました。


 選第3号、出雲市選挙管理委員会委員には、出雲市枝大津町16番地8、下垣晴司氏、出雲市三津町372番地2、玉木?信氏、出雲市佐田町下橋波222番地、三島弥生氏、出雲市多伎町久村432番地2、柳樂真美氏を指名いたします。


 また、出雲市選挙管理委員会委員補充員には、第1順位に出雲市小山町428番地35、岡 賢治氏、第2順位に出雲市平田町2333番地、大谷民子氏、第3順位に出雲市湖陵町三部564番地6、岩?光郎氏、第4順位に出雲市大社町杵築東390番地、多々納今子氏を指名いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議長が指名しました皆様を出雲市選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人と定めることにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名いたしました皆様が、出雲市選挙管理委員会委員及び同補充員に当選されました。


 日程第8、同第4号、出雲市教育委員会委員の任命についてから同第7号、出雲市公平委員会委員の選任についてまでを一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております同第4号、出雲市教育委員会委員の任命についてから同第7号、出雲市公平委員会委員の選任についてまでは、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(山代裕始君) 異議なしと認めます。


 よって、同第4号から同第7号までにつきましては、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略して採決することに決定いたしました。


 これより採決を行います。


 出席ボタンを押してください。


               (出 席 確 認)


○議 長(山代裕始君) 初めに、同第4号、出雲市教育委員会委員の任命について、採決いたします。


 お手元の議案のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                 (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数32人、賛成32人。


 賛成全員であります。


 よって、同第4号は、出雲市大社町杵築東194番地、北島知江子氏の任命に同意することに決定いたしました。


 次に、同第5号、出雲市監査委員の選任について、採決いたします。


 お手元の議案のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                 (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数32人、賛成32人。


 賛成全員であります。


 よって、同第5号は、出雲市大津町576番地、勝部一郎氏の選任に同意することに決定いたしました。


 次に、同第6号、出雲市公平委員会委員の選任について、採決いたします。


 お手元の議案のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                 (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数32人、賛成32人。


 賛成全員であります。


 よって、同第6号は、出雲市塩冶町577番地、野津建一氏の選任に同意することに決定いたしました。


 次に、同第7号、出雲市公平委員会委員の選任について、採決いたします。


 お手元の議案のとおり、これに同意することの賛否について、投票ボタンを押してください。


                 (投  票)


○議 長(山代裕始君) これにて投票を終了いたします。


 投票結果を報告いたします。


 投票総数32人、賛成32人。


 賛成全員であります。


 よって、同第7号は、出雲市野石谷町295番地、河?京子氏の選任に同意することに決定いたしました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会といたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、この後13時から全員協議会を開会いたしますので、関係者は全員協議会室にお集まりください。


              午前11時54分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    山 代 裕 始





              出雲市議会議員    木 佐   宏





              出雲市議会議員    古 福 康 雅