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島根県 出雲市

平成20年度第4回定例会(第5号12月15日)




平成20年度第4回定例会(第5号12月15日)





 
     平成20年度(2008)第4回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成20年(2008)11月27日午前10時00分


     閉 会 平成20年(2008)12月15日午前11時53分





〇議事日程第5号


         平成20年(2008)12月15日 午前10時開議





第1.議第 82号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


第2.議第 62号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第 63号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


   議第 64号 平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 65号 平成20年度(2008)出雲市後期高齢者医療事業特別会計第1回補


          正予算


   議第 66号 平成20年度(2008)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算


   議第 67号 平成20年度(2008)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


   議第 68号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 69号 平成20年度(2008)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1


          回補正予算


   議第 70号 平成20年度(2008)出雲市病院事業会計第1回補正予算


   議第 71号 出雲市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例


   議第 72号 出雲市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


   議第 73号 出雲市立保育所設置条例の一部を改正する条例


   議第 74号 出雲市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 75号 財産の無償譲渡について(出雲市立平田保育所)


   議第 76号 工事請負契約の締結について(佐香コミュニティセンター建築工事)


   議第 77号 工事委託協定の締結について(都市計画道路大津中央一の谷線(2


          工区)街路事業に伴う山陰線直江・出雲市間384K284m付近


          山廻架道橋改築工事委託)


   議第 78号 備品の取得について(スクールバス車両)


   議第 79号 市道路線の廃止について


   議第 80号 市道路線の認定について


第3.請願第 8号 神戸堰記念公園と記念館の設置を求める請願


   請願第 9号 「協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書」


          を政府等に提出することを求める件についての請願


   請願第10号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求める請願


   請願第11号 貧困の連鎖を断ち切り、市民生活を底上げすることを求める請願


          (意見書提出)


   請願第12号 市道塩冶143号線までの歩道整備についての請願


   陳情第10号 使途基準外違法支出乱発政務調査費の廃止を求める陳情


   陳情第13号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


   陳情第14号 漁業協同組合JFしまねとイオンの直接取引についての陳情


   陳情第15号 安全・安心な公共事業を推進するため、国土交通省の事務所・出張


          所の存続を求める陳情


   陳情第16号 物見遊山で名ばかり行政視察を廃止し、施策反映に不可避、必然的


          事態時のみ視察実施制度に即時改革を求める陳情


   陳情第17号 簸川西農免農道に歩道の設置及び局部改良を求める陳情


第4.陳情第11号 特別養護老人ホームにおけるスプリンクラー設備設置に対する助成


          を求める陳情


   陳情第12号 特別養護老人ホームの増床等を求める陳情


第5.議第 83号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第6.意見書第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書


   意見書第6号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書





                会議に付した事件


第1.議第 82号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


第2.議第 62号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第 63号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


   議第 64号 平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 65号 平成20年度(2008)出雲市後期高齢者医療事業特別会計第1回補


          正予算


   議第 66号 平成20年度(2008)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算


   議第 67号 平成20年度(2008)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


   議第 68号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 69号 平成20年度(2008)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1


          回補正予算


   議第 70号 平成20年度(2008)出雲市病院事業会計第1回補正予算


   議第 71号 出雲市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例


   議第 72号 出雲市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


   議第 73号 出雲市立保育所設置条例の一部を改正する条例


   議第 74号 出雲市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 75号 財産の無償譲渡について(出雲市立平田保育所)


   議第 76号 工事請負契約の締結について(佐香コミュニティセンター建築工事)


   議第 77号 工事委託協定の締結について(都市計画道路大津中央一の谷線(2


          工区)街路事業に伴う山陰線直江・出雲市間384K284m付近


          山廻架道橋改築工事委託)


   議第 78号 備品の取得について(スクールバス車両)


   議第 79号 市道路線の廃止について


   議第 80号 市道路線の認定について


第3.請願第 8号 神戸堰記念公園と記念館の設置を求める請願


   請願第 9号 「協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書」


          を政府等に提出することを求める件についての請願


   請願第10号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求める請願


   請願第11号 貧困の連鎖を断ち切り、市民生活を底上げすることを求める請願


          (意見書提出)


   請願第12号 市道塩冶143号線までの歩道整備についての請願


   陳情第10号 使途基準外違法支出乱発政務調査費の廃止を求める陳情


   陳情第13号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


   陳情第14号 漁業協同組合JFしまねとイオンの直接取引についての陳情


   陳情第15号 安全・安心な公共事業を推進するため、国土交通省の事務所・出張


          所の存続を求める陳情


   陳情第16号 物見遊山で名ばかり行政視察を廃止し、施策反映に不可避、必然的


          事態時のみ視察実施制度に即時改革を求める陳情


   陳情第17号 簸川西農免農道に歩道の設置及び局部改良を求める陳情


第4.陳情第11号 特別養護老人ホームにおけるスプリンクラー設備設置に対する助成


          を求める陳情


   陳情第12号 特別養護老人ホームの増床等を求める陳情


第5.議第 83号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第6.意見書第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書


   意見書第6号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市長           西 尾 理 弘 君


          副市長          長 岡 秀 人 君


          副市長          野 津 邦 男 君


          収入役          田 中 雄 治 君


          教育委員長        大 谷 香代子 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          観光政策推進本部次長   大 田   茂 君


          政策総務部長       児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       荒 木   隆 君


          文化企画部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          監査委員事務局長     吉 田 純 二 君


          政策課長         長 見 康 弘 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局  長         青 木   博


          次  長         高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係  長         村 尾 幸 紀


          書  記         小 村 和 恵





              午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 ただいまの出席議員は34名全員であります。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、議案第82号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例、日程第2、議第62号から議第80号まで並びに日程第3、請願第8号から請願第12号まで、陳情第10号及び陳情第13号から陳情第17号までを、一括議題といたします。


 まず、はじめに議第82号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を求めます。


 児玉政策総務部長。


○政策総務部長(児玉進一君) 登壇 おはようございます。ただいま追加上程されました、議第82号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、提案理由をご説明申しあげます。


 追加議案書1ページをご覧ください。


 これは分娩に関連して脳性麻痺となった小児に、補償金を支払う産科医療補償制度が創設され、平成21年(2009)1月1日以降の分娩から開始されることになりました。


 この制度に加入する医療機関が支払う掛金3万円について、出産費用に上乗せされ、出産した被保険者が負担することとなります。このため現行の出産育児一時金35万円に3万円を超えない範囲で保険者が定める額を加算する健康保険法施行令等の一部を改正する政令が、平成20年(2008)12月5日に公布されたところでございます。


 この改正主旨を勘案いたしまして、本市の国民健康保険加入者に対しましても同様な措置を講じるため、所要の条例改正を行うものであります。


 以上、簡単ではございますが提案理由の説明といたします。


 よろしくお願いします。


○議 長(今岡一朗君) 議第82号について質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 議第82号につきましては、文教厚生常任委員会に審査を付託いたします。


 この際、しばらく休憩いたします。


 直ちに文教厚生常任委員会が開催されますので、関係の皆様は委員会室にお集まりください。


              午前10時04分 休憩


              午前10時20分 再開


○議 長(今岡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、休会中及び休憩中に開催されました各常任委員会の審査結果の報告を求めます。


 はじめに、福代秀洋総務常任委員長。


○11番(福代秀洋君) 登壇 総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成20年度一般会計第5回補正予算をはじめ議案4件、請願・陳情3件であります。去る12月5日に委員会を開催し、執行部から説明を受け審査をいたしました。


 ここにその審査結果の報告をいたします。


 はじめに、議第62号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出では、総務費において老朽化した市所有建物の解体工事費3,100万円、新庁舎整備に伴う現庁舎改修工事及びテナントビル原状回復経費3,400万円、市長・市議会議員選挙費1,420万円などが計上されております。また、消防費において、防災情報伝達システム整備事業が2,600万円追加されております。


 一方、歳入につきましては、個人市民税1億2,000万円、地方特例交付金5,543万円、地方交付税5,775万円、繰越金として平成19年度(2007)からの決算剰余金の一部1億9,401万円、市債1,040万円がそれぞれ追加計上されております。


 次に、第4表、債務負担行為補正では、市長・市議会議員選挙費として限度額3,600万円、有線放送施設更新助成として限度額1,000万円の債務負担行為が新たに設定されております。


 続いて、第5表、地方債補正では、出雲市健康福祉拠点施設整備事業及び小・中学校の校舎リフレッシュ事業に係る、地方債限度額の増額が計上されております。


 以上、審査の結果、議第62号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第71号、出雲市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは新庁舎の竣工に伴い、出雲市役所の位置を現在の今市町109番地1から今市町70番地へ変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第72号、出雲市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは地方税法等の一部を改正する法律の施行により、個人市民税の税額控除の対象となる寄附金として、地方公共団体等への寄附に加え、国立大学法人などの公益的な法人等への寄附を追加するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第76号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは佐香コミュニテイセンター建築工事について、1億8,690万円の工事請負契約を締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、請願第10号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求める請願についてであります。


 本請願は、地域の公共サービス水準の確保と地方分権推進に向けて、国から地方への税源移譲と地方交付税機能の強化により、地方財源の充実・強化を図ること。また、地方交付税の財源保障機能と財政調整機能の強化を図り、自治体間の財政力格差を是正することなどを求め、国の関係機関に対し意見書を提出することを求めるものであります。


 審査の結果、請願内容の趣旨は十分に理解でき、地方分権の理念に沿った自治体運営を行うため、地方財政の充実・強化を図ることを強く国に対して求めていくこととし、本請願は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第10号、使途基準外違法支出乱発政務調査費の廃止を求める陳情についてであります。


 本陳情は、市議会議員の政務調査費について、使途が不透明で使途基準外の不当な支出の乱発が懸念されるとして即時撤廃を求めるものであります。


 本市議会の政務調査費については「出雲市議会政務調査費の交付に関する条例」及び同規則において使途基準を定めるとともに、すべての支出について領収書の写しの添付を義務づけております。また、使途の明確さと透明性を確保するため、昨年度はより具体的な「政務調査費使途基準ガイドライン」を策定し、今年は更に判例等を参考にした、より客観性の高い運用を求めて、このガイドラインの「運用基準」を定め、市民への説明責任を一層果たすよう不断の努力をしているところであります。


 審査の結果、本市議会において本陳情で指摘されたような政務調査費の不正な支出はないと思われるものの、市民からこのような陳情があったことを重く受けとめ、内部での精査を行うため、本陳情は継続審査とすべきものと決定しました。なお、一部の委員から、政務調査費の違法支出や使途基準外の不正支出の事実はなく、陳情者の主張には賛同できないとの理由で、不採択とすべきとの意見があったことを申し添えます。


 最後に、陳情第16号、物見遊山で名ばかり行政視察を廃止し、施策反映に不可避、必然的事態時のみ視察実施制度に即時改革を求める陳情についてであります。


 本陳情は、市議会議員の公費による行政視察について、市の施策に反映するために不可避な場合に限って行い、予算消化のような視察は廃止するよう議会改革を求めるものであります。


 審査の結果、本市議会において本陳情で指摘があった物見遊山的な行政視察は行っておらず、陳情者の主張は事実とは違うものの、このような陳情があったことを重く受けとめ、視察のあり方、改革の必要性などについて調査・検討を行うため、本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 以上、総務常任委員会に付託を受けました案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、西尾 敬文教厚生常任委員長。


○16番(西尾 敬君) 登壇 ただいまから文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 本定例会において文教厚生常任委員会の審査の付託を受けました案件は、予算案件6件、条例案件2件、単行議決案件2件、請願1件、陳情3件であります。去る12月8日並びに本日の本会議休憩中に委員会を開催し、西尾市長ほか関係職員の出席を得て、詳細な説明を受け慎重に審査を行いました。


 ここにその審査結果について報告いたします。


 はじめに、議第62号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 第1表、歳入歳出予算補正のうち歳出の主なものとして、民生費では前年度の精算に伴う国県支出金返還金7,069万円、出雲市健康福祉拠点施設整備事業380万円、障がい者自立支援サービス給付事業1億1,640万円、乳幼児医療費助成事業3,650万円、私立認可保育所運営費負担金2億3,500万円、生活保護費1億1,800万円などが、衛生費では一般予防接種事業2,620万円が、教育費では特別支援教室整備費として小学校費430万円、中学校費250万円、各種大会派遣補助230万円、学校給食センター管理費600万円がそれぞれ追加計上されております。


 一方、歳入では、それらを賄うべき分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、繰入金などが計上されております。


 第2表、継続費補正では、総合医療センターと合築される出雲市健康福祉拠点施設整備事業について、新たに今年度から4カ年にわたり総額4億5,190万円の継続費が設定されております。


 以上、内容審査の結果、議第62号の付託部分について、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第63号、平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 これは歳入歳出予算にそれぞれ4億4,300万円を追加し、予算総額を135億1,900万円とするものであります。


 第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出では、退職被保険者等に係る保険給付費1億3,942万6,000円、共同事業拠出金2億3,582万円などが追加計上されております。


 歳入では、これらを賄うべき国庫支出金、療養給付費等交付金、共同事業交付金などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第64号、平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 これは歳入歳出予算からそれぞれ6億3,500万円を減額し、予算総額を16億7,016万3,000円とするものであります。


 第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出では、老人保健医療給付費6億3,513万3,000円の減額などが計上されております。


 歳入では、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金、一般会計繰入金の減額などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第65号、平成20年度(2008)出雲市後期高齢者医療事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 これは歳入歳出予算にそれぞれ6,930万円を追加し、予算総額を26億730万円とするものであります。


 第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金6,930万円が計上されており、歳入では、それに伴う一般会計繰入金が同額計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第66号、平成20年度(2008)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 これは歳入歳出予算にそれぞれ1,520万円を追加し、予算総額を111億6,920万円とするものであります。


 第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出では、前年度の精算に伴う国県支出金返還金1,520万円の追加などが計上されております。


 歳入では、これらを賄うべき国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金が計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第70号、平成20年度(2008)出雲市病院事業会計第1回補正予算についてであります。


 これは介護老人保健施設事業の終了に伴う、企業債の繰上償還に係る経費の追加及び総合医療センター施設整備事業について、新たに本年度から4カ年にわたり総額30億2,910万円の継続費を設定するとともに、本年度分の事業費を計上するものです。


 主な内容については、資本的収入及び支出において、収入では病院事業の企業債2,670万円が増額などにより、収入合計を3億345万2,000円とし、支出では病院事業の建設改良費2,830万円の増額、企業債の繰上償還を1,775万1,000円追加して、支出合計を9億5,307万5,000円とし、資本的収支における不足額には過年度分損益勘定留保資金を充てるものです。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、議第73号、出雲市立保育所設置条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは出雲市立平田保育所を平成21年(2009)4月1日から民営化することに伴い、所要の条例改正をするものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、一部の委員から、保育所の民営化には反対との理由から、否決すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、議第75号、財産の無償譲渡についてであります。


 これは、先ほどの議第73号に関連するもので、平田保育所の民営化に伴い、保育所の建物を移管先法人である社会福祉法人に無償譲渡するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、一部委員から、先ほどと同様の理由で、否決すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、議第78号、備品の取得についてであります。


 これは佐田地域で運行しているスクールバス車両について、年次計画に伴い3台を更新するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、本委員会に付託を受けました、請願及び陳情の審査結果について報告いたします。


 まず、請願第11号、貧困の連鎖を断ち切り、市民生活を底上げすることを求める請願についてであります。


 本請願の要旨は、貧困の連鎖を断ち切り、誰もが安心して生活し続けることのできる社会にするために、不安定就労者や低賃金労働者の雇用関係の改善に取り組むこと。地方への安易な権限移譲をせず生活保護費の国庫負担割合を増やし、年金や生活保護などの社会保障制度を充実させることなどについて、意見書の提出を求めるものであります。


 請願者の願意は十分理解できるものの、国への要望としては中小企業の救済など、総合的な経済政策にもっと重点を置くべきなどとの理由から、内容審査の結果、本請願は趣旨採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から、採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、陳情第13号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、安心して子どもを生み育てられる社会と環境づくりのための支援として、さらなる保育料の軽減と、同時入所にかかわらない第2子の保育料の軽減、病中病後時保育専用施設の新設と看護師の全園配置の早期実現、特別保育メニューの充実、企業への広報・啓発と環境づくりの推進などを求めるものであります。


 内容審査の結果、少子化対策は今後も一層力を入れるべきであり、本陳情は採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から、第3子保育料の無料化など、他自治体に比べて本市の施策はかなり進んでいる状況にあることから、趣旨採択とすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 続きまして、本日、追加上程されました、議第82号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは分娩の際に脳性麻痺となった小児に補償金を支払う産科医療補償制度が創設され、この補償制度に係る掛金が出産費用に上乗せされることになったため、出産育児一時金について、現行の35万円に3万円を上限として加算することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上で、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件につきまして報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対して質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、坂根 守環境経済常任委員長。


○18番(坂根 守君) 登壇 環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件1件、請願1件、陳情1件であります。去る12月9日に西尾市長をはじめ関係職員の出席を得て、詳細な説明を受け慎重に審査をいたしました。


 ここにその結果を報告いたします。


 はじめに、議第62号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出について、総務費では出雲メセナ協会補助事業550万円、農林水産業費ではトキ受け入れ準備調査事業980万円、商工費では、コンベンション開催支援事業250万円などが計上されております。


 一方、歳入につきましては、寄附金、繰入金が計上されております。


 次に、第4表、債務負担行為補正では、漁業近代化資金利子補給と木綿街道旧石橋酒造取得事業について、新たに債務負担行為が設定されております。


 内容審査の結果、議第62号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、当委員会に付託を受けました請願・陳情の審査結果についてご報告申しあげます。


 まず、請願第9号、協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書を政府等に提出をすることを求める件についての請願であります。


 本請願は、誰もが希望と誇りを持ち、仕事を通じて安心と豊かさを実感できるコミュニティをつくることや、人や社会とのつながりを感じる働き方などを目指して、組合に参加する人すべてが協同で出資・経営を行い、協同で働く形を取る協同労働の協同組合について現在のところ法的根拠がなく、また、社会的な理解も不十分であることなどから、速やかな法制化を求める意見書の提出を求めるものであります。


 働くことに困難を抱える人々が増大する中、新しい働き方を支える仕組みが創出されることは、市民主体のまちづくりや地域の活性化につながるとの判断から、内容審査の結果、本請願は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第14号、漁業協同組合JFしまねとイオンの直接取引についての陳情についてであります。


 本陳情は、燃油高騰対策の一環として、国の直接取引推進事業を実施している漁業協同組合JFしまねに対して、市場において買受人と同様に公正な取り引きを行うよう市に対応を求めるものであります。


 JFしまねとイオンの直接取引については、11月17日にJFしまねと陳情者である浜田漁商協同組合ほか、県内仲買人組合5団体との間で協議が行われており、市場取引を尊重しながら、これまでの流通を補完するものとして直接取引を継続するということで、一応の合意が得られているところであります。


 本陳情については、陳情者の願意については理解できるものの、漁業者の経営の安定が図られるためには、JFしまねと仲買人組合の自主的な協議によって、よりよい方向を見出すべきものであることから、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、長廻利行建設水道常任委員長。


○30番(長廻利行君) 登壇 ただいまから建設水道常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成20年度(2008)一般会計第5回補正予算をはじめ、議案8件、請願2件、陳情2件であります。


 去る12月10日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ執行部関係職員に出席をいただき、詳細な説明を受け慎重に審査をいたしました。


 ここにその審査結果を報告をいたします。


 議第62号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算のうち、所管の付託部分についてであります。


 まず第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出につきましては、衛生費では簡易水道事業費特別会計繰出の追加200万円、農林水産業費では白枝幹線用水路ほか2線改修のための土地改良事業補助の追加100万円、土木費では採石関連道路改良事業1,150万円の減額、多伎インター関連道路整備事業450万円、組合施行土地区画整理事業に対する補助金3,500万円、がけ地近接等危険住宅移転事業における移転延期に伴う補助592万円の減額などが計上されております。


 歳入につきましては、がけ地近接等危険住宅移転事業に係る国庫補助金及び県補助金の減額、古志採石関連環境整備事業資金の繰入金の一部減額、諸収入では、多伎インター線関連道路整備事業に伴う県からの補償金が計上されております。


 次に、第3表、繰越明許費では、地方道改修事業、斐伊川放水路関連道路整備事業及び防衛施設周辺民生安定施設整備事業につきましては、いずれも本年度中に支出が終わらない見込みとなったため、繰越明許費を設定するものであります。


 続いて、第4表、債務負担行為補正では、団体営土地改良事業補助の白枝幹線用水路ほか2カ所について、出雲市土地改良区が行う工事費の補助として、平成21年度(2009)から平成29年度(2017)までの期間で、限度額900万円の債務負担行為が新たに設定されております。


 以上、審査の結果、議第62号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第67号、平成20年度(2008)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算であります。


 これは歳入歳出予算にそれぞれ1,020万円を追加し、予算の総額を18億9,920万円とするものです。


 歳出につきましては、河川改修に伴う補償工事である乙立浄水場新設井戸築造工事費820万円、維持管理費の追加によるものです。


 歳入につきましては、一般会計繰入金200万円及び諸収入として県からの補償金820万円が計上をされております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第68号、平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算であります。


 これは公共下水道事業につきまして、本年度中に支出が終わらない見込みとなったため、4億7,500万円の繰越明許費を設定するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第69号、平成20年度(2008)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1回補正予算であります。


 これは漁業集落排水事業につきまして、本年度中に支出が終わらない見込みとなったため、2億1,800万円の繰越明許費を設定するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第74号、出雲市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは水道事業第6次拡張事業の今後の実施に当たり、事前に平成21年度(2009)以降の事業計画の内容を変更する必要があるため、所要の条例改正を行うものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第77号、工事委託協定の締結についてであります。


 これは都市計画道路大津中央一の谷線2工区街路事業に伴う、山陰線直江・出雲市間山廻架道橋改築工事の委託協定を、西日本旅客鉄道株式会社と締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第79号、市道路線の廃止及び議第80号、市道路線の認定についてであります。


 議第79号は、新内藤川床上浸水対策特別緊急事業、赤川付替事業及び一般県道大社立久恵線道路改良工事に伴い、6路線を廃止しようとするものであり、議第80号については、同様の工事などに伴い9路線を認定しようとするものであります。


 審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、請願第8号、神戸堰記念公園と記念館の設置を求める請願についてであります。


 本請願は、斐伊川放水路事業の中心的構造物である新神戸堰の建設を記念して、多目的に活用できる記念公園の開設と神戸堰の歴史、構造等のPRと研修のできる記念館の設置を求めるものです。


 現地調査を行い、慎重に審査をいたしました結果、対象となる用地の今後の利活用に当たっては、行政などの公共的な利用だけではなく、民間開発も含めた検討など、今後も更にいろいろな角度から十分な検討が必要であることから、本請願は継続審査とすべきものと決定をいたしました。なお、一部の委員から、採択または趣旨採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、請願第12号、市道塩冶143号線までの歩道整備についての請願についてであります。


 本請願は、市道大津一の谷天神線のうち、都市計画道路医大前新町線から東へ市道塩冶143号線まで、300メートル区間の歩道整備の早期実施を求めるものです。


 現地調査も行い、審査した結果、本路線は通学路として安全を確保する必要があり、全会一致で本請願は採択すべきものと決定をいたしました。


 次に、陳情第15号、安全・安心な公共事業を推進するため、国土交通省の事務所・出張所の存続を求める陳情についてであります。


 本陳情は、地方分権の流れにおいて、国の地方切り捨ての政策を許さず、災害時に市民の生命と財産を守り、国の責務として社会資本整備を推進するため、国土交通行政の執行体制の強化を求めるものであります。


 審査の結果、地方整備局の事務所・出張所は、地方の道路・河川整備に必要な組織であり、全会一致で本陳情は採択すべきものと決定をいたしました。


 最後に、陳情第17号、簸川西農免農道に歩道の設置及び局部改良を求める陳情についてであります。


 本陳情は、長浜地区内を通過する簸川西農免農道について、通行車両の増加に伴い、危険度が一層増しているとして、歩道の設置及び局部改良を求めるものであります。


 現地調査も行い、審査した結果、陳情内容は理解できるとして、全会一致で本陳情は採択すべきものと決定いたしました。


 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 1番 大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介です。


 日本共産党を代表して、議案2件、請願1件について、委員長報告に反対する討論を行います。


 はじめに、議第73号、出雲市立保育所設置条例の一部を改正する条例及び議第75号、財産の無償譲渡についての2つの議案についてであります。


 これらの議案は、市立平田保育所を今年度いっぱい限りで廃止し、公立施設から民間施設へと移行するための議案であります。公立保育所民営化検討委員会への諮問書では、今回の民営化の目的は、組織のスリム化とコスト削減による行財政運営の効率化を図るためとされています。保育所は極めて公共性の高い施設であり、自治体が最も責任を持つべき分野の一つであります。単にコスト削減のために民営化するのでは、保育に対する行政責任の後退だと言わなければいけません。公立と違い私立の保育所の場合、職員の給与は保育所運営費の中に含まれ、子どもの生活費や管理費などと一緒に、平均的な基準を基にし保育単価として支払われます。しかも給与水準を決定する勤続年数による加算は10年程度で頭打ちとなるなど、保育の専門家としての社会的な身分の保障が不十分であり、制度的に矛盾を抱えている状況です。


 今求められるのは、子どもたちも職員も安心できるように、保育環境を充実させることです。保育施策の充実は全市民的な願いであり、安易な民営化はこの願いに逆行するものです。


 よって、これら2つの議案には賛同できません。


 次に、請願第11号、貧困の連鎖を断ち切り、市民生活を底上げすることを求める請願についてであります。


 本請願は、1つに、不安定就労者や低賃金労働者の雇用関係の改善、2つに、地方に責任と費用負担を押しつける安易な権限移譲は行わず、生活保護の国庫負担割合を増大させ、年金や生活保護などの社会保障制度を充実させること。


 以上の2つの事項について、関係機関に意見書を提出することを求めるものであります。


 90年代後半から進められた雇用の規制緩和によって、派遣労働者、期間・契約労働者をはじめとした、低賃金で使い捨ての非正規雇用が全国に広がりました。県内でも10年前と比較し、非正規労働者の雇用者に占める割合は19.8%から30.4%へと急増。これによって国民の所得は減少し、貧困と格差の拡大という大きな社会問題を引き起こしています。


 請願で指摘されているとおり、年収200万円未満の給与所得者は全国で1,000万人を超えています。総務省が行った平成19年(2007)就業構造基本調査によれば、島根県内では23.8%の世帯が年収200万円未満となるなど、貧困は大きく広がりを見せています。貧困の連鎖を断ち切るためにも雇用環境の改善、生活保護などのセーフティネットの整備をはじめとする、社会保障制度の充実は緊急の課題であります。


 本請願は採択し、出雲市議会として意見書を関係機関に提出することを求めます。


 以上のことから、意見書の提出を伴わない趣旨採択とした委員長の報告には反対であります。


 以上で討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 はじめに、議第62号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第5回補正予算について採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第62号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第63号、平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算から議第70号、平成20年度(2008)出雲市病院事業会計第1回補正予算までを、一括採決いたします。


 各案に対する文教厚生、建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第63号から議第70号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第71号、出雲市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 なお、本案は地方自治法第4条第3項の規定に基づく特別多数議決であり、出席議員の3分の2以上の同意を必要とし、議長も採決に加わります。


 本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第71号については原案のとおり可決されました。


 次に、議第72号、出雲市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第72号については原案のとおり可決されました。


 次に、議第73号、出雲市立保育所設置条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第73号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第74号、出雲市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する建設水道常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第74号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第75号、財産の無償譲渡について採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第75号については原案のとおり可決されました。


 次に、議第76号、工事請負契約の締結についてから議第80号、市道路線の認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する総務、文教厚生、建設水道の各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第76号から議第80号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、本日、上程されました議第82号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第82号は原案のとおり可決されました。


 次に、請願・陳情について採決いたします。


 まず、請願第8号、神戸堰記念公園と記念館の設置を求める請願について採決いたします。


 本請願に対する建設水道常任委員長の報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第8号は委員長報告のとおり、継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、請願第9号、協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書を政府等に提出することを求める件についての請願及び請願第10号、地方財政の充実強化を求める意見書の提出を求める請願について、一括採決いたします。


 各請願に対する総務及び環境経済の各常任委員長の報告は、いずれも採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第9号及び請願第10号は委員長報告のとおり、いずれも採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第11号、貧困の連鎖を断ち切り、市民生活を底上げすることを求める請願について採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は趣旨採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、請願第11号については委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第12号、市道塩冶143号線までの歩道整備についての請願について採決いたします。


 本請願に対する建設水道常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第12号は委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第10号、使途基準外違法支出乱発政務調査費の廃止を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第10号は委員長報告のとおり、継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第13号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度充実に対する陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第13号は委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第14号、漁業協同組合JFしまねとイオンの直接取引についての陳情について採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は趣旨採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第14号は委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第15号、安全・安心な公共事業を推進するため、国土交通省の事務所・出張所の存続を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する建設水道常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第15号は委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第16号、物見遊山で名ばかり行政視察を廃止し、施策反映に不可避、必然的事態時のみ視察実施制度に即時改革を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第16号は委員長報告のとおり、継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第17号、簸川西農免農道に歩道の設置及び局部改良を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する建設水道常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第17号は委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 日程第4、陳情第11号及び陳情第12号について一括議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、5番、萬代輝正議員の退席を求めます。


             (5番 萬代輝正議員 退席)


○議 長(今岡一朗君) ただいま議題となっております陳情第11号及び陳情第12号につきまして、文教厚生常任委員会において審査されました結果について、委員長の報告を求めます。


 西尾 敬文教厚生常任委員長。


○16番(西尾 敬君) 登壇 文教厚生常任委員会に付託を受けました、陳情案件2件について報告いたします。


 まず、陳情第11号、特別養護老人ホームにおけるスプリンクラー設備設置に対する助成を求める陳情についてであります。


 これは平成19年(2007)6月に公布された消防法施行令等の改正に伴い、平成24年(2012)3月末までに特別養護老人ホームにスプリンクラー設備の設置が必要となったことから、その設置経費について市の助成を求めるものであります。


 本陳情の趣旨は十分理解できるものとし、内容審査の結果、採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から、グループホームや障がい者福祉施設など、他にもスプリンクラー設備を必要とする社会福祉施設があるなどの理由により、趣旨採択にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、陳情第12号、特別養護老人ホームの増床等を求める陳情についてであります。


 これは平成20年度(2008)中に策定される、市の第4期介護保険事業計画において、特別養護老人ホームの整備枠の増床と、その増床計画の実施に当たっては陳情者である出雲地区民間特養懇話会の、会員法人の既存施設10施設について増床を求めるものであります。特別養護老人ホームへの待機者が増え続けている中で、整備枠の増床については十分に理解できるものの、増床計画の実施においては特定の事業者だけではなく、広く新規参入事業者にも開放するべきとの理由により、内容審査の結果、本陳情は趣旨採択にすべきものと決しました。


 以上で、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました、2件の陳情案件につきまして報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 まず、陳情第11号、特別養護老人ホームにおけるスプリンクラー設備設置に対する助成を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第11号は委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第12号、特別養護老人ホームの増床等を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は趣旨採択であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第12号は委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに決定いたしました。


 以上で、5番、萬代輝正議員の除斥を解除いたします。


             (5番 萬代輝正議員 着席)


○議 長(今岡一朗君) なお、今定例会において採択されました請願・陳情は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果についての報告を求めることといたします。また、継続審査と決定いたしました陳情については、引き続き閉会中の審査を願うことといたします。


 日程第5、議第83号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 23番、牛尾尚義議員。


○23番(牛尾尚義君) 登壇 ただいま議題となりました議第83号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案者を代表し提案理由の説明をいたします。


 本案は新庁舎議場における表決の際に、投票による表決として押ボタン式投票を導入することから、出雲市議会会議規則について所要の改正を行うものであります。


 以上、誠に簡単ではございますが、議第83号の提案理由の説明とさせていただきます。


○議 長(今岡一朗君) これより質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第83号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略して、直ちに討論、採決を行いたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、議第83号につきましては、委員会付託を省略して、討論、採決を行うことに決定いたしました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 議第83号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第83号は原案のとおり可決されました。


 日程第6、意見書第5号、地方財政の充実・強化を求める意見書及び意見書第6号、「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書について、一括議題といたします。


 各意見書について提案者の説明を求めます。


 まず、意見書第5号について提案者の説明を求めます。


 11番、福代秀洋議員。


○11番(福代秀洋君) 登壇 意見書第5号、地方財政の充実・強化を求める意見書について、案文を朗読し、提案理由の説明とさせていただきます。


 地方財政の充実・強化を求める意見書


 地方分権の推進、少子・高齢化の進行、産業・雇用対策、地球規模や地域レベルの環境保全需要、災害・事故に対する安全対策など、地域の行政需要が増大しており、地方自治体が果たす役割はますます重要になってきています。


 一方、平成20年度(2008)に創設された地方法人事業税の国税化と都市部の税収を活用した「地方再生対策費」は、格差是正策としては不十分であり、地方分権に逆行する措置であります。さらに、過去の景気対策と地方交付税の大幅圧縮により、自治体財政硬直化を招いた国の財政責任は極めて重いにもかかわらず、自治体財政健全化法のもとで地域・自治体に財政責任を押しつけ、医療、福祉、環境、ライフラインなど住民生活に直結する公共サービスの低下をもたらすことは、容認することができません。


 このため、平成21年度(2009)予算は深刻化する地域間格差の是正と公共サービスの充実に向け、地方財政圧縮を進める政策の転換を図り、地方税の充実強化、国が果たす財源保障に必要な財源を確保することが重要であります。さらに、住民に身近なところで政策や税金の使途を決定し、地方分権の理念に沿った自治体運営を行うことができるよう、平成21年度(2009)政府予算における地方財政への充実・強化をめざし、政府に対し次のとおり求めます。


                   記


 1.医療、福祉、環境、ライフラインなど地域の公共サービス水準の確保と地方分権推


   進に向けて、国・地方の税収配分5:5を実現する税源移譲、地方交付税機能の強


   化により地方財源の充実強化を図ること。


 2.自治体間の財政力格差は、地方間の財政調整によることなく、地方交付税の財源保


   障機能・財政調整機能の強化により是正を図ること。


 3.地方自治体の意見を十分に踏まえた対処を行うこと。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


 平成20年(2008)12月15日


                                   出雲市議会


 以上で、提案理由の説明を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 次に、意見書第6号について提案者の説明を求めます。


 18番、坂根 守議員。


○18番(坂根 守君) 登壇 ただいま上程されました意見書第6号、「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書につきまして、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきたいと思います。


 日本社会における労働環境の大きな変化の波は、働くことに困難を抱える人々を増大させ社会問題となっています。また、2000年以降の急速な構造改革により、経済や雇用、産業や地方など、様々な分野に格差を生じさせてきました。


 働く機会が得られないことで、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」「偽装請負」など、新たな貧困と労働の商品化が広がっています。また、障がいを抱える人々や社会とのつながりが作れない若者など、働きたくても働けない人々の増大は、日本全体を覆う共通した地域課題です。


 一方、NPOや協同組合、ボランティア団体など様々な非営利団体は、地域の課題を地域住民自ら解決することを目指し事業展開しています。この一つである「協同労働の協同組合」は、「働くこと」を通じて、「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生を目指す」活動を続けており、上記の社会問題解決の手段の一つとして、大変注目を集めています。


 しかし、現在この「協同労働の協同組合」には法的根拠がないため、社会的理解が不十分であり、団体として入札・契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかるなどの問題があります。


 既に欧米では、労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての法制度が整備されています。日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広がり、10,000を超える団体がこの法制度化に賛同し、また、国会でも超党派の議員連盟が立ち上がるなど法制化の検討が始まりました。


 雇用・労働の問題と地域活性化の問題は不離一体です。だれもが「希望と誇りを持って働く」、仕事を通じて「安心と豊かさを実感できるコミュニティをつくる」、「人とのつながりや社会とのつながりを感じる」、こうした働き方を目指す協同労働の協同組合は、市民事業による市民主体のまちづくりを創造するものであり、働くこと・生きることに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で仕事をおこし、社会に参加する道を開くものです。


 国においても、社会の実情を踏まえ、課題解決の有力な制度として、「協同労働の協同組合法」の速やかなる制定を求めるものです。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


 平成20年(2008)12月15日


                                   出雲市議会


 全員の皆様の賛同をよろしくお願いします。


○議 長(今岡一朗君) これより意見書第5号及び意見書第6号について、一括質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております、意見書第5号及び意見書第6号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、意見書第5号及び意見書第6号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 まず、意見書第5号は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、意見書第5号は原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第6号は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、意見書第6号は原案のとおり可決されました。なお、可決されました各意見書は、関係機関等へ提出することにいたします。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会に当たり市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 平成20年度(2008)の第4回出雲市議会閉会のときを迎えたわけでございます。


 本議会におかれては予算案件10件、条例案件5件そして単行議決案件6件と、多くの案件について連日熱心に真剣にご審議賜り、執行部に対してもいろいろご助言、ご指導いただきまして、いずれの案件も原案どおり可決ということでございます。誠にありがとうございます。


 この議会ではとりわけ出雲阿國座の問題、この重大性にかんがみ、平成18年度(2006)以来いろいろこの議会でもご審議、ご論議いただいてきたわけでございます。この場におきまして私自身、市民の皆様方のより一層の理解を求め、そして全市民的な喜びの中でこれを立ち上げなきゃならないという立場から、3つの問題について、改めてこの場を通じましてアピールしたいと思います。事柄は、要するにいまだ一生懸命努力して説明し情報提供し、あらゆるご質問にもお答えし、市民の皆様方との出会いの場でいろいろ私もアピールしておりますけど、まだなかなか14万市民の皆様方ご理解いただけないところがございます。3点でございます。


 1つは、この阿國座の予算、このたび総事業費42億円を32億8,200万円と大幅に縮減しましたが、このうちいまだこの32億円は市民が負担しなきゃならない。この市民が厳しい財政、経済状況の中で、税負担している財源がこちらに持っていかれるというご意向、あるいはご意見を持っている方も多いわけでございます。この機会に申しあげますけれど、このたびの事業は、国が新市発展のための基盤整備として国土交通省と、そして総務省の特別のお計らいで、ハードのいわば新市一体の発展の基盤となる公共的施設の整備、統廃合、あるいは、まちづくりの再生整備事業、こちらの方に充てるという考え方で、国から約22億円強の財源が入るということでございます。


 市の負担は20年で9億7,700万円というところでございまして、初年度は1億2,000万円、あと3年据え置いて金利を含めて4,400万円台の拠出をしていくと。20年で分割という形でございまして、所要経費の約7割は国が補てんすると。市民の皆様の税金、それは所得税と言えども税金ではないかという議論になれば、すべてが税金でございますけれど、市民の皆さんが直接市にお納めいただく市民税等からの負担は、20年間で10億円以下の額に圧縮したということでございます。


 もう一つは、この合併特例債とか、まちづくり交付金、こういう金と言えども福祉や医療や教育や、その他市民の生活の財源として使うべきじゃないかというご意見があるわけでございます。このたび国が補てんいたします財源、総事業費の約7割に相当しますけれど、合併特例債これを22億9,800万円発行する。このうち7割は国が金利を含めて借金の返済について保証すると。国が財源を出すというものでございます。そして、この合併特例債を先ほど言いましたように、新市の一体的な発展のための基盤整備、あるいは新市に複数の施設がある。これを古くなったものを改めて一つにまとまった施設に統合するというようなときに適用されると。このたびの住民の皆様の交流センター、阿國座もその中の一つに入りますけれど、そういうカテゴリーのものなどを含めての施設整備だと。学校等はもとよりでございますけれど、そういう形のものでございます。


 まちづくり交付金もまちづくりの再生事業と、これは国土交通省の基盤整備事業でございまして、いわば厚生労働省とか文部省関係の所管の事業に充てるものではないという形のものが、制度的に明確になっているところでございます。今回の阿國座のような事業を行わなかったらどうなるか、それはもう30億円強のうちの7割ぐらいの財源が国から出ない。自らやりなさいということで、ほかに何かこの財源を節約したら出雲の福祉、教育施設の整備とか、あるいは特にソフトの面ですね、いろいろ図書館の事業とか、いろいろ今日この議会でもご指摘いただきましたけど、そういうものには充てられないということでございます。そして、このような形で新市の特典として認められている財源を活用して、経済の発展を図らなきゃいけない。我々といたしましては、どういう形で新市の発展を図ったらいいのか、いろんな場で私も問い合わせたり、あるいは照会したりご意見を交わしているところでございますけど、なかなか現在の厳しい世界的な金融危機も到来した中で、出雲における経済の豊かさ、財源の強化を図るべき新しい施策が見出し難いという状況でございます。したがって、こうした観光経済ということも強調しましたけれど、このような阿國座の事業も観光、文化の創造事業ということで、お客さんもたくさん来ていただく。もちろん市内外、県民の方もたくさんいらっしゃいます。県外からもこのようなものについての期待感は高まっている中での我々の思いでございます。他に経済政策でやるべきことはありますけど、より大きな新しいものとしては、こういうものじゃなかろうかと思っているところでございます。


 もう一つは、この阿國座は歌舞伎座でないということなのです。阿國座は歌舞伎座だと松竹がきてやるそうだと、それも年間1週間、2週間、ほかには用途があまりないということでは全くないわけでございまして、この阿國座も市民の皆様方がこうした出雲阿国という中世の人物、このご業績、こういうものをたたえながら自らもやってみるということで、いわば市民会館は西洋音楽を中心にやっておりますけれど、この古典文化の姿、地歌舞伎もあれば太鼓もあれば神楽もあれば日本舞踊も民謡もあるという中で、それぞれ楽しみいつくしみ、そして練習されているお子さんから高齢者の皆様たくさんいらっしゃいます。そういった方々のひのき舞台としてもご活用いただくということで、年間を通じて貸館も含めて、そういった和文化の創造発展の発信の場であるということでございます。決して歌舞伎座ではないと。ではなぜ阿國座と言うんだと、それは出雲阿国というものが表象するところの、中世の伝統的な文化の一つのパターンを示された生誕の地であると。いわば聖地であると。そういう意味でこれを顕彰しながら、我々の伝統的な文化の発信の拠点にしていくということでございます。


 時あたかも、もう昨日来報道されておりますけど、中国においてもこの文化騒乱の中で、金、金、金、銭金で追い込まれたところが多いストレス社会、やはりこのたびは国学、中国と言えば儒学を復興しなければならないということが、ほうはいとして起こったところでございます。儒教の四書五経はもとより、あらゆる万巻の書が若い方々を中心に読まれるようになった。心の文化、心の潤い、これが出雲で言えばこうした古典的な文化の振興でございます。これが観光につながると。でも基本はそこにあるということでございます。


 皆さん方におかれまして、議会の皆様方、リーダーシップを取っていただき、我々もまた努力させていただき、市民挙げての心の豊かな出雲づくりと簡単に言う中で、本当の実践はここにあるのだと、これが我々の全国の心のふるさととしての再出発。そして、それが新たな観光経済を呼び込むというところに、このたびの事業の意義があろうかと思うところでございます。


 以上、3点についてこの壇上からでございますけど、議員の皆様方、市民の皆様方に改めてアピールするところでございます


 さて、世界の経済状況はご存じのとおりでございます。我が国においても当面やはり雇用の危機でございます。非正規社員の方々、パートタイマーの方々、どんどん失業の危機におびえておられますし、現にそういう犠牲になられてお困りの方も多くなってきているところでございます。出雲市としても足下における足元における雇用状況を見ながら、我々といたしましてはジョブ・ステーション出雲というものをつくって、毎日のごとくたくさんのお客様と言いますか、関係の皆様の相談にあずかっているところでございますが、このたび明後日の12月17日に出雲市緊急雇用相談所ということで、今までのジョブステーションの業務に加えて、緊急相談業務を追加して強化していこうと思っているところでございます。また、出雲地域では斐川町も入れまして雇用推進協議会をつくっておりますけれど、この関係者が相集いまして、今月26日には出雲地区緊急雇用対策決起集会を開催する予定でございます。


 国においてもこの平成21年度(2009)予算の中で、雇用対策を重視していただいておりますけれど、こうした国の対策を待つだけではなくて、自らもこの雇用問題についてお互いに情報交換して、やるべきことはやるということでございます。先に11月の臨時議会では、緊急経済対策も若干打たせていただいておりますけれど、許されるならば1月にもまたそうした場を設けさせていただくことができれば、我々としては第2弾の経済対策もやはり考えていかなきゃならないんじゃなかろうか、雇用問題あるいはマーケットの充実の問題、そして、また、要すれば状況を見ながら住宅対策というようなこともあろうかと思っているところでございます。


 そのような中で、いよいよ新庁舎の建設が佳境に入りまして、予定していました今月12月末というところは、若干延伸止むを得ない状況でございまして、来年、新春1月20日前後には完成ということを目指して、今、大車輪で施工業者の皆様、頑張っていただいているところでございます。これを祝して新出雲市として来春2月21日竣工記念の式典、そして21日から22日にかけまして、市民の皆様の見学会も予定しているところでございます。この庁舎は、私自身、現在の状況ではなかなかこれだけのものを造るまちも少ないわけでございますし、また、県有地をご活用いただいたと、50億円に達するとも評価されました用地を、本当に特別なお計らいで取得させていただいたというふうなこと、県挙げてのご支援ということも念頭に置きながら、21世紀における公務の行政の、特に地方行政における拠点のサービス機関というものはこういうものだということを、我々の責任において発信しなきゃならないと思っているところでございます。そういう意味で、新市役所の庁舎は市役所の職員の業務、議会の議事堂だけではなくて、市民の皆様がいろんな機会に訪れていただき、これを愛していただき、ご活用いただく潤いの場となっていかなきゃならないと思っているところでございます。それを取り巻く庭園についても、同じような配慮をしていく考え方でございます。このような中で、いよいよ来春には議員の皆様方、私自身も市民のご審判をいただくときがまいるわけでございます。私自身については、やはり新市発展の大眼目でございます出雲の10年計画、21世紀出雲のグランドデザイン、6つの基本方策、これを推進するということ。そして90に及ぶ戦略プロジェクト、提案されているもの、これをこの4年間でも大半なものに着手しました。相当事業も進捗しております。ただ、また道半ばで立ち上げ、道筋を明らかにしなきゃならないものもございます。そういう意味で地方分権自治の砦としての出雲のあり方、これを十分に肝に銘じ、市民の皆様方にいま一度ご審判をいただきたいと思うところでございます。


 何といっても出雲が輝けば西日本海域がやはり元気になると、この地域、特に島根、鳥取が元気になれば日本の発展になるというふうなことで、出雲市の責任も大きいということでございます。


 市政の中でこの議会でもいろいろご要望いただき、あるいは市民の皆様がおっしゃいました対話と交流、市長、阿國座はどうなったかというようなご指摘もいただいております。私も対話と交流を念頭に置きながら、平成17年度(2005)以来いろいろな形でアピールしてまいっております。そして、事柄によってはご理解いただくのは難しいこともあると、しかし、本市においてこれは間違いない道であるという、信じるところがあればこれを訴えていくと。我々としては市民の皆様の要望を受けて即刻、即座にどんどんやっていくもの、あるいは中間的に2、3年かけて、あるいは5、6年かけてというものもあろうかと思います。更に10年かけてというところもあろうかと思います。その要望に応えていくということはもとより、一生懸命やっているつもりでございます。しかし、中ではこういうかなり精神的な、いわば出雲阿国の再興だというふうなことでの阿國座の問題などは理解し難い。難しい。でもこういう方向は日本の芸術文化戦略としてもやるべきだと、東京、大阪、京都だけでやっとると、この地方において本格的なこうしたものを新しく整備してやるところは出雲だけだというような思いで、私はそうした先進性のものについては、市民の皆様に何とかご理解いただくということでアピールしていく責任もあろうかと思うのです。そういう意味で、今後についてはこの事業につきまして、更に冒頭来申しあげてきておりますような諸点について十分ご理解いただくよう、そして誠実に本当に市民の皆様のことを本当にいつも思いながら、誠実に一生懸命頑張っていくというところで、頑張らせていただくことができればと思っているところでございます。


 斐川町の問題もあるわけでございます。平成13年(2001)以来、足かけ8年に及ぶ斐川町との合併協議、任意合併、法定合併協議、全部整ったところでもなかなか合併という問題、理解が難しい。総合的にいろんなことを分かってもらわなきゃならないわけでございます。住民投票も結果のとおりでございました。でも、この4年、3年たった現段階におきまして、状況もまた変化しております。私は斐川町、勝部町長さんはじめ執行部の皆様方との誠実な心の交流と信頼関係をもって、今粛々と合併問題の研究をさせていただいております。議会におかれてこの問題については、基本的には議会の皆様方、市民の皆様方のご理解、ご賛同を得なければどうにもなりませんけれど、その前段の準備的な作業という意味を込めまして、勉強会をさせていただいているところでございます。いずれにいたしましても、次なる段階ではこの問題は避けて通れない課題ではなかろうかと。斐川町の皆様方のご努力、動向を静かに、また情熱を込めてお待ち申しあげているということでございます。


 来春以降いろいろ国政の場でも、あるいは県政、市政の場でも町政の場でもいろいろ変化のある年でございます。しかしながら出雲市は先ほど来申しあげておりますように、この市庁舎の再発足、あるいは弥生の森博物館、出雲の古代文化を展示するにこれだけの大きな総合的な集中的なものはないと思われるものが構築されつつございます。私もつぶさにあそこへ出かけまして、この間、工事現場も見ました。予想よりはるかに立派なものができそうでございます。そして、また文化、芸術、こういうものも新たな出雲の出発ということではなかろうかと思います。


 そして教育改革、これこそ次なる戦いとしてはさらなる大きな課題がございます。学校事務を教官の皆様方からターンをさせていただいて、教員の先生方はとにかく子どもの学習、教育に専念していただく。事務体制は行政の場で一元的に支える。教学と経営の分離、国立大学における経営方式、大学における経営方式を小・中学校の段階でも、日本で初めてこれを取り入れんとするところでございます。このような役割分担の中で必ずや児童・生徒の皆さんと先生との交流が増えて、この教育の発展、学習はもとよりでございますけど、生活指導あるいは校外学習におけるいろんな催し物についての先生方のリーダーシップ、これが必ずや出雲市の児童・生徒の皆様を善導して、本当にたくましく21世紀に地域社会で頑張る人材、日本や世界で頑張る人材をつくる道ではなかろうかという思いで、教育改革を前進させなければならないと思うわけでございます。


 このような出雲のいわばルネッサンス、出雲ルネッサンスの提唱こそ次なる市政における前進の標柱だと思っているところでございます。来年は丑年、一歩一歩着実に歩めということでございますが、十二支の動物どれを見てもみな前進型でございます。後に下がる動物は一人もいないという中で、時には横に時にはバックしながらも必ず意識は前だということで、議員の皆様方、市民の皆様方と手をつないで頑張っていきたいと、こういう思いでいっぱいでございます。


 どうか、議員の皆様方、来年はいよいよ新しい年でございます。それぞれの皆さん方が地域の皆さん方の信頼を得られまして、切磋琢磨頑張られまして、良いお年をお迎えいただきますよう心から念願するところでございます。


 市民の皆様方におかれましても、本当に良い年になりますよう心からお祈り申しあげまして、本議会閉会の私のあいさつとさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議 長(今岡一朗君) これをもって平成20年度(2008)第4回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでございました。


              午前11時53分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    板 倉 一 郎





              出雲市議会議員    荒 木   孝