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島根県 出雲市

平成20年度第2回定例会(第5号 9月26日)




平成20年度第2回定例会(第5号 9月26日)





 
     平成20年度(2008)第2回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成20年(2008)9月 2日午前10時00分


     閉 会 平成20年(2008)9月26日午後 1時55分





〇議事日程第5号


         平成20年(2008)9月26日 午前10時開議


第1.議第 24号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 25号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算


   議第 26号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例


   議第 27号 出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第 28号 出雲市税条例の一部を改正する条例


   議第 29号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例


          の一部を改正する条例


   議第 30号 出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例


   議第 31号 出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例


   議第 32号 多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 33号 宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 34号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 35号 平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第 36号 出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 37号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 38号 出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 39号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第 40号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 41号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 42号 出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止す


          る条例


   議第 43号 出雲市まちづくり基本条例


   議第 44号 出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例


   議第 45号 出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例


   議第 46号 土地の取得について


   議第 48号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター介護予防施設)


   議第 50号 工事請負契約の締結について(川跡幼稚園改築建築主体工事)


   議第 51号 備品の取得について(出雲市新庁舎電動ロールスクリーン他)


   議第 52号 備品の取得について(出雲市新庁舎ブラインド他)


   議第 54号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 55号 字の区域の廃止について


   議第 56号 市道路線の廃止について


   議第 57号 市道路線の認定について


第2.認第 18号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定について


   認第 19号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について


第3.平成19年度(2007)


   陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


   平成20年度(2008)


   請願第 2号 「国の社会保障費削減方針撤回」の意見書採択を求める請願


   請願第 3号 政府に対し「燃油、資材、穀物の高騰から中小業者・国民の経営と


          くらしを守る対策を早急に講じるよう」との意見書採択を求める請


          願


   請願 第4号 弥山山地・湖北山地における人とシカ共存の森づくりに関する請願


   請願第 6号 学校施設等への一日も早い耐震化を求める請願


   請願 第7号 漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書の提出を求め


          る請願


   陳情第 1号 出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情


   陳情第 5号 宍道湖公園湖遊館の設備の更新等に関する件についての陳情


   陳情第 6号 出雲阿國座(仮称)の早期建設についての陳情


   陳情第 8号 旧石橋酒造の土地・建物の早期取得を求める陳情


第4.議第 47号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第 49号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


第5.議第 53号 備品の取得について(出雲市新庁舎会議室AV機器)


第6.請願第 5号 2009年度(平成21年度)私立保育所(園)関係予算等につい


          ての請願(意見書提出)


第7.陳情第 7号 出雲市農業振興施策確立に関する陳情


第8.認第  1号 平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について


   認第  2号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  3号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          歳入歳出決算認定について


   認第  4号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  5号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  6号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  7号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  8号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  9号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 10号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 11号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第 12号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 13号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第 14号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第 15号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 16号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計歳入歳


          出決算認定について


   認第 17号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


第9.議第 58号 出雲市議会基本条例の一部を改正する条例


   議第 59号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第10.意見書第1号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書


   意見書第3号 漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書


第11.意見書第2号 現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書





                 会議に付した事件


第1.議第 24号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 25号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算


   議第 26号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例


   議第 27号 出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第 28号 出雲市税条例の一部を改正する条例


   議第 29号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例


          の一部を改正する条例


   議第 30号 出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例


   議第 31号 出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例


   議第 32号 多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 33号 宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 34号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 35号 平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第 36号 出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 37号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 38号 出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 39号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第 40号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 41号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 42号 出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止す


          る条例


   議第 43号 出雲市まちづくり基本条例


   議第 44号 出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例


   議第 45号 出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例


   議第 46号 土地の取得について


   議第 48号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター介護予防施設)


   議第 50号 工事請負契約の締結について(川跡幼稚園改築建築主体工事)


   議第 51号 備品の取得について(出雲市新庁舎電動ロールスクリーン他)


   議第 52号 備品の取得について(出雲市新庁舎ブラインド他)


   議第 54号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 55号 字の区域の廃止について


   議第 56号 市道路線の廃止について


   議第 57号 市道路線の認定について


第2.認第 18号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定について


   認第 19号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について


第3.平成19年度(2007)


   陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


   平成20年度(2008)


   請願第 2号 「国の社会保障費削減方針撤回」の意見書採択を求める請願


   請願第 3号 政府に対し「燃油、資材、穀物の高騰から中小業者・国民の経営と


          くらしを守る対策を早急に講じるよう」との意見書採択を求める請


          願


   請願 第4号 弥山山地・湖北山地における人とシカ共存の森づくりに関する請願


   請願第 6号 学校施設等への一日も早い耐震化を求める請願


   請願第 7号 漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書の提出を求め


          る請願


   陳情第 1号 出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情


   陳情第 5号 宍道湖公園湖遊館の設備の更新等に関する件についての陳情


   陳情第 6号 出雲阿國座(仮称)の早期建設についての陳情


   陳情第 8号 旧石橋酒造の土地・建物の早期取得を求める陳情


第4.議第 47号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第 49号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


第5.議第 53号 備品の取得について(出雲市新庁舎会議室AV機器)


第6.請願第 5号 2009年度(平成21年度)私立保育所(園)関係予算等につい


          ての請願(意見書提出)


第7.陳情第 7号 出雲市農業振興施策確立に関する陳情


第8.認第  1号 平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について


   認第  2号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  3号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          歳入歳出決算認定について


   認第  4号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  5号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  6号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  7号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  8号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  9号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 10号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 11号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第 12号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 13号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第 14号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第 15号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 16号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計歳入歳


          出決算認定について


   認第 17号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


第9.議第 58号 出雲市議会基本条例の一部を改正する条例


   議第 59号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第10.意見書第1号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書


   意見書第3号 漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書


第11.意見書第2号 現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市長           西 尾 理 弘 君


          副市長          長 岡 秀 人 君


          副市長          野 津 邦 男 君


          収入役          田 中 雄 治 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          観光政策推進本部次長   大 田   茂 君


          政策総務部長       児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       荒 木   隆 君


          文化企画部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          監査委員事務局長     吉 田 純 二 君


          政策課長         長 見 康 弘 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局  長         青 木   博


          次  長         高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係  長         村 尾 幸 紀


          書  記         小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は32名であります。


 なお、あらかじめ遅刻する旨の届け出のあった議員は2名であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、議第24号から議第46号まで、議第48号、第50号から議第52号まで及び議第54号から議第57号まで、日程第2、認第18号及び認第19号並びに日程第3、継続審査中の平成19年度(2007)陳情第16号、平成20年度(2008)陳情第1号、今期定例会において受理いたしました請願第2号から請願第4号まで、請願第6号、請願第7号、陳情第5号、陳情第6号及び陳情第8号を一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、閉会中及び休会中に行われました各常任委員会並びに庁舎建設特別委員会の審査結果の報告を求めます。


 まず、福代秀洋総務常任委員長。


○総務常任委員長(福代秀洋君) 登壇 おはようございます。


 それでは、総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けております案件は、平成20年度(2008)一般会計第2回補正予算をはじめ議案10件、請願1件及び継続審査中の陳情1件であります。


 去る9月10日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ執行部関係職員に出席をいただき説明を受け審査をいたしました。ここにその審査結果を報告いたします。


 初めに、議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算のうち、歳出では、総務費において、ふるさと納税制度に係る「日本の心のふるさと出雲」応援寄附事業300万円、住宅リフォーム助成金の申込件数の増による定住推進事業の追加1,400万円、市税還付金の追加7,500万円など、消防費においては、出雲インター供用開始に向けた新消防庁舎の造成経費など消防庁舎等整備等事業の追加1,830万円、防災情報伝達システム整備事業の追加250万円などが計上されています。また、教育費においては、佐香コミュニティセンター整備事業費3,020万円が追加されております。


 一方、歳入につきましては、事業実施に伴う国庫補助金945万円、基金繰入金1,167万円、市債3億1,755万円などが追加され、また、繰越金として、平成19年度(2007)からの決算剰余金の一部2億6,783万円が追加計上されております。


 次に、第2表継続費補正では、佐香コミュニティセンター整備事業について、今年度と来年度の2カ年で総額2億8,800万円の継続費が新たに設定されております。


 続いて、第4表地方債補正では、事業規模の変更などに伴い、新庁舎整備事業、街路事業、旭丘中学校整備事業、青少年文化センター整備事業など13事業に係る地方債限度額の増額が計上されております。


 以上、審査の結果、議第24号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第26号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてであります。


 これは、地方自治法の一部改正により、議員の報酬に関する規定が整備されたことに伴い、「出雲市特別職報酬等審議会条例」及び「出雲市議会政務調査費の交付に関する条例」について、それぞれ所要の改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第27号、出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、公益法人制度改革のための法整備により、「公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律」の一部が改正されたことに伴い、条例の題名変更など所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第28号、出雲市税条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、納税者の税負担の平準化を図るため、平成21年度(2009)から固定資産税の第3期の納期を変更する条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第29号、地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、いわゆる「企業立地促進法」の公布に伴い、同法で定める区域内で、新規立地や増設を行う事業者に対し、固定資産税の課税免除を行うため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第30号、出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、都市計画税の課税標準の特例について定めた、地方税法附則の条項の改正に伴い、これらの条項を引用する部分の改正と、あわせて先ほどの固定資産税の納期変更にあわせ、都市計画税の第3期の納期についても、平成21年度(2009)から変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第42号、出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止する条例についてであります。


 これは、公の施設の指定管理者の指定に関する手続きを統一するため、それぞれの施設ごとの条例中に、指定管理手続き等の規定を盛り込むこととし、当該条例は廃止するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第43号、出雲市まちづくり基本条例についてであります。


 これは、出雲市におけるまちづくりへの市民参加の基本指針などを定めることにより、市民、市議会、市行政が連携、協働して、地方分権自治の担い手にふさわしいまちづくりを推進するため、新たに条例を制定するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から、今回はこの条例を制定するには適当な時期ではないとして、否決すべきとの意見があったことを申し添えます。


 次に、議第44号、出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例についてであります。


 これは、地方自治法の一部改正により、議員の報酬に関する規定が整備されたことに伴い、議員の報酬の名称を「報酬」から「議員報酬」に改めるとともに、議員の報酬等に係る規定を他の行政委員会の委員等と分離して、新たに条例を制定するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第55号、字の区域の廃止についてであります。


 これは、地籍調査事業の促進のため、佐田町高津屋地内のすべての字及び佐田町一窪田地内の一部の字を廃止するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、請願第3号、政府に対し「燃油、資材、穀物の高騰から中小業者・国民の経営とくらしを守る対策を早急に講じるよう」との意見書採択を求める請願についてであります。


 本請願は、昨今の燃油、資材、穀物等の高騰により、中小業者の経営と国民の暮らしが危機的状況に陥っているとして、政府に対し、早急に対策を講じることと、及び投機マネーへの規制を国際社会に求めることについて、意見書の提出を求めるものであります。


 審査の結果、本請願の趣旨は十分理解できるものの、要望内容にガソリン税の暫定税率に否定的な部分があります。出雲市議会では暫定税率を維持すべきとの意見書を可決しており、本請願は趣旨採択すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から、同様の理由で不採択とすべきとの意見があったことを申し添えます。


 最後になりましたが、継続審査となっております平成19年度(2007)陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情についてであります。


 本陳情は、島根原子力発電所に係る安全を確保するために、発電所に近接する地区からの防災避難ルートの確立と、その整備資金を中国電力へ求めること、及び中国電力との安全協定の締結を求めるものであります。


 本陳情については、昨年度12月議会から審査を行っており、8月には、島根原子力発電所及び島根県原子力防災センターの視察も行い、安全協定に関し中国電力及び島根県の意見も聴取いたしました。


 慎重に審査した結果、安全協定の締結につきましては、市としても今後積極的に取り組むべき事項であり、陳情内容には賛同すべき点もあります。しかし、陳情に至る経緯等の説明については事実と異なる部分があると思われます。また、事実と確認できない点には当事者の名誉にかかわる部分もあり、本陳情は全会一致で不採択すべきものと決定いたしました。


 以上、総務常任委員会に付託を受けております案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、西尾 敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 おはようございます。


 ただいまから、文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 本定例会において文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件1件、条例案件3件、単行議決案件3件、認定案件1件、請願2件であります。


 去る9月11日に委員会を開催し、西尾市長ほか関係職員の出席を得て、詳細な説明を受け審査を行いました。ここにその審査結果について報告いたします。


 初めに、議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表歳入歳出予算補正につきまして、歳出の主なものといたしましては、民生費で、障がい者就労支援施設並びにケアホームの施設整備補助金4,090万円、児童数の増加及び障がい児加算額の改定に伴う児童クラブ委託料の追加1,700万円など、衛生費では、ゆうプラザ各種設備ポンプ等の改修工事費2,100万円など、労働費では、平田ふれんどりーハウスの改修工事費1,000万円が計上されております。


 また、教育費では、小中学校の耐震診断実施経費として、小学校費4,076万円、中学校費1,121万円、旭丘中学校整備に伴う盛土工事費の追加5,000万円、青少年文化センター整備事業として土地開発公社から土地・建物を一括買い戻す経費6,154万3,000円などが計上されております。


 一方、歳入としまして、それらを賄うべき使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、付託部分については原案のとおり可決すべきものと決しました。


 なお、一部の委員から、青少年文化センター整備事業について反対する立場から、否決すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、議第31号、出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、地方自治法の認可地縁団体に関する規定が改正されたことに伴い、これらの規定を引用する部分について、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第39号、出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、国からの通知に基づき、島根県が肝炎治療医療費助成事業の制度を創設したことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第40号、サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、サン・アビリテーズいずもの多目的室の使用料を利用実績にかんがみ、1,000円から300円に変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第46号、土地の取得についてであります。


 これは、旭丘中学校の移転用地として、灘分町1816番地の1ほか6筆の土地を取得するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第48号、公の施設の指定管理者の指定についてであります。


 これは、出雲市高齢者等生活サポートセンター東須佐サポートセンター介護予防施設の指定期間が満了することに伴い、平成20年(2008)11月1日から平成25年(2013)3月31日までの指定管理者を指定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第50号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、川跡幼稚園改築建築主体工事について、契約金額2億5,389万円の工事請負契約を締結するものであります。内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、認第19号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について、ご報告いたします。


 平成19年度(2007)の病院事業の概要につきまして、一般病床199床、療養病床50床及び介護老人保健施設50床で運営され、患者数は前年度と比べ入院での一般病床の患者数は増加したものの、外来患者数、療養病床ともに減となり、また、介護老人施設においても減となりました。


 次に、収支状況についてでありますが、収益的収支では、平成18年度(2006)と比較し、若干改善されたものの、3億1,247万円の赤字決算となり、一方、資本的収支では、9,577万円の収支不足額が生じ、過年度分損益勘定留保資金で補てんする決算となっています。病院事業における未処理欠損金は、前年度繰越欠損金8億884万円を合わせると11億2,131万円となり、決算審査意見書にも述べられているように、経営状況は極めて憂慮すべき段階と思われます。


 新病院建設事業についても、可能な限りの費用の圧縮などを検討するとともに、現在保有している企業債については、繰上償還や有利なものへの借り換えをするなど、経費節減のため一層の努力が必要であります。


 また、監査委員の意見書にもありました薬品の在庫管理については、新病院建設に伴い、新システムの導入が検討されているとのことであり、在庫管理には、今後、効率化を図るようにしていただきたいと思います。


 委員からは、公立病院として、地域医療を守るという使命に立ち、赤字経営の早期脱却に向けて、院長をはじめ、職員一丸となって意識改革、経営改革を進めるべきとの意見がありました。


 以上、意見を付して、内容審査の結果、本決算につきましては、認定すべきものと決しました。


 続きまして、請願2件について、ご報告いたします。


 請願第2号、「国の社会保障費削減方針撤回」の意見書採択を求める請願についてであります。


 本請願の要旨は、政府、与党が進める医療、介護、健康保険などの社会保障費の削減方針があらゆる分野で国民生活を脅かしているとして、社会保障費の削減撤回を求める意見書を政府並びに関係機関へ提出するように求めるものであります。


 請願の趣旨は理解できるものとし、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決しました。なお、採択とすべきとの意見がありましたことを申し添えておきます。


 次に、請願第6号、学校施設等への一日も早い耐震化を求める請願についてであります。


 本請願の要旨は、すべての小中学校・幼稚園・保育所の耐震診断の実施とその結果を公表し、構造耐震指標が0.3未満の建物については、直ちに改築・補強を行い、それ以外の未耐震施設については、計画的に耐震化を進めることを求めるものであります。


 請願の趣旨は理解できるものとし、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決しました。なお、採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上で、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件につきまして報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、坂根 守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 登壇 環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件2件、条例案件8件、単行議決案件1件、請願2件、継続審査中の陳情1件を含む陳情5件であります。


 去る9月12日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ、関係職員の出席を得て詳細な説明を受け、慎重に審査をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 はじめに、議第24号、平成20年度出雲市一般会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の主なものについて、総務費では、「出雲総合芸術文化祭開催事業」321万7,000円、「国際姉妹・友好都市交流事業」160万円、農林水産業費では、「農林水産振興がんばる地域応援総合事業」621万7,000円、「農地・水・環境保全対策費」190万円などが計上されております。


 また、商工費では、「出雲ブランド推進事業」450万円、「新ビジネス創業支援事業」1,000万円、「企業誘致促進費」2,120万円などが計上されております。


 一方、歳入では、「農林水産振興がんばる地域応援総合補助金」、「出雲長浜中核工業団地企業立地促進補助金」などの県支出金、衛生費寄付金などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、議第24号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第25号、平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 これは、歳入歳出予算にそれぞれ900万円を追加し、予算の総額を5,076万9,000円とするものです。


 歳出につきましては、消費税等の納税経費127万5,000円、風力発電施設修繕費772万5,000円が計上されております。


 歳入につきましては、風力発電協会保険金900万円が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第32号、多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第33号、宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、現在市が直営で管理している多伎山村文化資源保存伝習施設及び宍道湖市民農園について、指定管理者制度を導入するため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第34号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、本年度末に指定管理の期間が満了する平田体育館について、次期指定管理者を募集するにあたり、利用料金制度を導入するため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第35号、平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第36号、出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第37号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第38号、出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これら4つの議案は、平田スポーツ公園、出雲市平田B&G海洋センター、宍道湖公園及び出雲市立木綿街道交流館の4施設について、利用料金制度を導入するとともに、指定管理者の指定の手続きに関する条項を追加するため、それぞれ所要の条例改正を行うものであります。


 いずれも内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第45号、出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例についてであります。


 これは、平成21年(2009)春、多伎町地内に設置する「いちじくの里」について、施設の目的や内容、管理方法など、必要な事項を定めるため、新たに条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第54号、新規就農者経営安定資金の返還免除についてであります。


 これは、貸し付けを受けていた新規就農者の資金の債務を免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、本委員会に付託を受けました請願・陳情の審査結果について報告いたします。


 まず、請願第4号、弥山山地・湖北山地における人とシカ共存の森づくりに関する請願についてであります。


 本請願は、現在本市で検討されている「シカ対策基本方針」の策定に関し、シカの生息環境整備のための強度間伐を行い、シカの餌場を作ること、森林所有者の高齢化などに伴う労働力不足を補うため、林業従事者の増員など、継続的な森林整備・管理が行えるシステムづくりを行うこと、森林整備に充てる財源の確保及び捕獲費の削減などの施策導入を求めるものであります。


 内容審査の結果、本請願は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、請願第7号、漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書の提出を求める請願についてであります。


 本請願は、昨今の燃油価格の高騰により、廃業に追い込まれる漁業者が後を絶たない状況にあって、国の燃油高騰水産業緊急対策について、すべての漁業者が事業を実施できるよう、事業費の増額と事業導入条件の緩和措置を早急に講ずること、また、漁業用燃油の安定的確保を図ることを求め、国や関係機関に対し、意見書の提出を求めるものであります。


 内容審査の結果、本請願は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第5号、宍道湖公園湖遊館の設備の更新等に関する件についての陳情についてであります。


 本陳情は、湖遊館の施設と設備、特に老朽化した冷凍装置について、適切な修繕と計画的な更新を進めるよう求めるものであります。


 湖遊館の冷凍装置については、設置から16年が経過しておりますが、現時点においては、適切に保守点検を行い、必要に応じて修理を行うことにより、当分の間は使用可能であるものと判断し、本陳情は趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第6号、出雲阿國座(仮称)の早期建設についての陳情についてであります。


 本陳情は、出雲市の観光交流拠点施設として、また、大社門前町再生整備事業の中核施設として、出雲阿國座の早期建設を求めるものであります。


 出雲阿國座の建設については、環境経済委員会と観光・産業振興特別委員会において、合同協議会を開催するなど、鋭意検討を行っているところであります。


 また、8月1日に開催した、市内14団体との意見交換会においても、出席者から賛否について様々なご意見をいただいているところでございます。また、約4万人の反対署名が集められ、市長に提出されています。これらを重く受けとめ、さらに慎重な審議が必要であるとの判断から、本陳情は継続審査とすべきものと決定しました。


 次に、陳情第7号、出雲市農業振興施策確率に関する陳情についてであります。


 本陳情は、「管内農畜産物の生産振興と地産地消を核とした消費拡大の推進」、「原料・飼料・肥料等の生産資材の価格高騰に対する支援措置」、「21世紀出雲農業フロンティア・ファイティング・ファンド事業の継続」など8項目にわたる農業振興施策を求めるものであります。


 本市においては、農業振興を重点施策の一つとして位置づけ、各種の支援や振興策が講じられているところであり、陳情のあった農業振興施策については、いずれも必要性は認められるものの、重要性、緊急性、優先度を見極めたうえで、実施する必要があるとの判断から、内容審査の結果、本陳情は「趣旨採択」すべきものと決定しました。


 次に、陳情第8号、旧石橋酒造の土地・建物の早期取得を求める陳情についてであります。


 本陳情は、東部都市拠点地区の中心市街地「木綿街道」にある旧石橋酒造の土地・建物について、破産処理に伴う第三者への所有権移転を未然に防ぎ、地域の活性化とまちづくりに活用できるよう、市において早期に取得確保することを求めるものであります。


 本委員会において、現地視察を行い、陳情者から直接説明を聞き、慎重に内容を審査いたしました。旧石橋酒造は、歴史と伝統を伝える建物であり、「木綿街道」を中心とした地域活性化において、重要な役割を果たすものであり、陳情者の願意は理解できるものの、今後の事業計画などについて、十分な検討が必要との判断から、本陳情は趣旨採択とすべきものと決定いたしました。


 次に、継続審査中の陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、現在、出雲市大社町地内に建設が予定されている出雲阿國座関連予算の凍結と再考、並びに運営内容の見直しと1年以上の検討期間を取ることを求めるものであります。


 陳情第6号と同様に、出雲阿國座の建設については、さらに慎重な審議が必要であるとの判断から、本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告の中で、日程第7の件が委員長報告にありましたので、後ほどまたご報告いただきたいと思います。


 それでは、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、長廻利行建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(長廻利行君) 登壇 おはようございます。


 建設水道常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算をはじめ議案5件です。


 去る9月16日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ執行部関係職員に出席いただき、詳細な説明を受け、慎重に審査しました。ここにその審査結果を報告いたします。


 議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出につきましては、農林水産業費では、県営土地改良事業負担金及び土地改良補助金の追加として2,952万円、土木費では、道路台帳の整備経費として2,500万円、補助内示に伴う防衛施設周辺民生安定施設整備事業3,848万2,000円の減、県道改良事業に係る県営事業負担金の追加として920万円、補助内示に伴う街路事業の追加7,800万円、街路整備に係る県営事業負担金の追加として1,390万円が計上されております。


 歳入につきましては、県営土地改良事業施行に伴う地元分担金、及び国の補助内示に伴う街路事業などの国庫補助金が計上されております。


 次に、第3表債務負担行為補正につきましては、市道長浜103号線外4線の道路改良事業について、国からの補助金が2カ年に渡って交付されることになったため防衛施設周辺民生安定施設整備事業について平成21年度(2009)に限度額3,407万8,000円及びJR山陰線での委託工事である大津中央一の谷線山廻架道橋改築事業について平成21年度(2009)から平成23年度(2011)までで、限度額5億4,800万円の2件の債務負担行為が新たに設定をされております。


 以上、審査の結果、議第24号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第41号、出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、住宅困窮度の高い世帯に対して、住宅の適切な供給の促進を図るため、優先入居等の措置を講じること、また、入居者の選考方法を現行の「登録制」から、「抽選制」に変更することなどについて、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第56号、市道路線の廃止についてであります。


 これは、斐伊川放水路事業、出雲長浜中核工業団地の分譲、北荒木赤塚線都市計画道路事業などに伴い、9路線を廃止しようとするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第57号、市道路線の認定についてであります。


 これは、宅地開発による寄付、斐伊川放水路事業、出雲長浜中核工業団地の分譲などに伴い、11路線を認定しようとするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 最後に、認第18号、平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定についてであります。


 昨年度は、合併により地域ごとに異なっていた水道料金について、6月検針分から全市の料金を統一され、平均で4.76%のアップの改定を実施しております。また、この料金改定では、用途別料金体系から口径別料金体系への変更も行っております。


 業務量の状況については、給水戸数4万2,028戸、給水人口12万3,797人で昨年度と比べ、微増しております。水道普及率は前年度と同じ97.8%であります。また、年間総配水量は1,611万9,000トン余り、年間総有収水量は1,473万1,000トン余りで、有収率は前年度と比べ1.34%低い91.39%という状況でありました。


 次に、収益的収支の状況については、収入のうち、水道料金は料金改定などにより前年度に比べおよそ6,000万円増の約21億4,500万円で、他の収入を加えた収入合計は、昨年度より3,600万円ほど増えて23億5,400万円余りとなりました。


 支出は、昨年度より8,300万円ほど増えて、約21億2,500万円であり、収入から支出を差し引いた2億2,900円余りが平成19年度(2007)の純利益であります。


 次に資本的収支の状況についてですが、収入は、企業債が3億800万円、国庫支出金が9,400万円余り、工事負担金が約4億1,400万円など、収入合計は8億2,100万円余となりました。


 支出は、第6次拡張改良事業費が約5億1,300万円、一般拡張改良事業費が約9億7,600万円、企業債償還金は6億7,600万円余りの高金利債繰上償還分を含め11億7,300万円余りで、支出合計は約26億6,200万円となりました。


 収入合計から支出合計を差し引くと18億4,000万円余りの収入不足となりますが、これについては、損益勘定内部留保資金などで補てんされております。


 審査の結果、認第18号につきましては認定すべきものと決定をいたしました。なお、一部の委員からは不認定とすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 続いて、直良昌幸庁舎建設特別委員長。


○庁舎建設特別委員長(直良昌幸君) 登壇 それでは、庁舎建設特別委員会の報告を行います。


 9月8日の本会議において、庁舎建設特別委員会に審査の付託を受けましたのは、予算案件1件、単行議決案件3件であります。


 去る9月17日に、西尾市長、野津副市長をはじめ関係職員の出席のもと、特別委員会を開催し、詳細な説明を受けながら、慎重に審査を行いました。


 付託案件のうち、ただいま議題となっております案件について、審査結果をご報告いたします。


 議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算のうちの付託部分であります。


 今回の補正予算は、歳出補正はなく、歳入補正のみでありまして、その内容は、太陽光発電設備にかかわる環境省補助の交付決定に伴う補助金減額、環境基金からの繰入金の減額及び起債の増額決定見込みに伴い庁舎整備基金繰入金を減額補正しようとするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第51号及び議第52号についてでありますが、いずれも新庁舎建設に伴う備品の取得に係る契約案件であります。


 議第51号は、新庁舎1階から2階の吹き抜け部分や6階などに設置する電動ロールスクリーンほかを購入しようとするものであります。議第52号は、各階に設置するブラインド等を購入するものであります。


 詳細に審査しました結果、議第51号及び議第52号の各議案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上、庁舎建設特別委員会の報告といたします。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより、一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 1番、大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。請願1件、陳情3件について、討論を行います。


 初めに、請願第3号、政府に対し「燃油・資材・穀物の高騰から、中小業者・国民の経営とくらしを守る対策を早急に講じるよう」との意見書採択を求める請願についてであります。


 本請願は、燃油費の高騰で売り上げの50%が燃料代に消えていくとの運送業者の切実談、鉄筋や金物類が値上がりし、見積もりを頼んでも値がつけられないと言われているとの工務店の苦しみ、穀物類の値上げを価格に転嫁できないとの食品卸売業者の悲痛な叫び、配合飼料の値上がりでもう限界との農家の悲鳴など、市内の中小業者の声を紹介し、政府に対し、諸物価の高騰から中小業者・国民の経営と暮らしを守る対策の早急な確立とともに、燃油や穀物の高騰の主要な原因となっている投機マネーの規制を国際社会に求めるとの意見書を採択することを求めています。


 この間の物価の高騰は、特に中小業者の経営を逼迫させるとともに、広く国民生活を足元から脅かしています。問題は、これら一連の高騰が需給関係だけでなく、投機マネーによって増幅されていることであります。経済産業省が発表した通商白書によれば、125.5ドルの原油価格のうち50.8ドルが投機資金による押し上げ分であり、同様に7.8ドルの小麦は2.7ドルが投機による押し上げ分であり、投機マネーによって実に4割前後も価格がつり上げられています。この価格押し上げは、中小業者をはじめ国民には何の責任もなく、この問題は政治の責任で解決するしかありません。投機マネーの規制強化は急務の課題であります。


 以上のことから、本請願は採択とし、出雲市議会として意見書を国に提出すべきものと考えます。


 よって、趣旨採択との委員長報告には賛成できません。


 次に、陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情並びに陳情第6号、出雲阿國座(仮称)の早期建設についての陳情についてであります。


 陳情第1号は、この間行われた出雲阿國座についての市民説明会で、中止を求める意見が相次いだことなどをするどく指摘し、1つに、出雲阿國座関連予算の凍結を再考。2つに、運営内容を見直し、同意を得るためとして1年以上の検討期間を設けることを求めています。


 出雲阿國座の建設計画については、本陳情の提出者である「出雲市を愛する会」や地元大社町の「住みよい大社のまちづくりを考える会」の皆さんによる署名運動をはじめとする活動に見られるように、行政に対する不信と怒りが日を追うごとに強まっています。住民運動の盛り上がりや各地での説明会で明らかなように、事業に対する市民の合意はなく、全くと言っていいほど市民の理解は得られていません。それどころか、むしろ事業内容が明らかになるにつれ、批判の声がどんどん強くなっているではありませんか。強気の姿勢は若干弱まったものの、市長はあくまでも建設に固執し、ここまで高まっている市民の声を素直に受け入れようとする姿勢はいまだに見られません。議会に求められているのは、市民の声をいかに代弁し、行政運営に反映させるかであります。出雲市政が一体だれのためにあるのか、行政や議会がどこを向いて運営されているのかといった住民自治の根幹にかかわることが今大きく問われているのであります。


 8月24日付の島根日日新聞では、県立大の学生が行った世論調査で、出雲阿國座の建設の是非について、反対と回答した人は80%にのぼり、賛成はわずか5%という結果が出されたことが報じられています。出雲阿國座の建設について、市民の声は明らかにノーであり、本事業は直ちに凍結、中止すべきであります。


 よって、陳情第1号は趣旨採択、事業の推進を求める陳情第6号は不採択すべきものと考え、それぞれを継続審査とした委員長報告には賛成できません。


 最後に、平成19年度(2007)陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情についてであります。


 本陳情は、島根原子力発電所に近接する伊野地区住民の安全確保のための費用負担を電力会社に求め、さらに防災安全協定の早期締結を求めるものであります。安全協定の早期締結など、理解できる側面もありますが、陳情書で述べられている文章中には、理解しがたいことも多くあり、賛同することはできません。


 よって、不採択とした委員長報告に賛成をいたします。


 以上で終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他にございませんか。


 萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 私は、日本共産党を代表して、議案8件と水道決算認定並びに請願2件について、討論を行います。


 最初に、議第32号、多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第33号、宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第35号、平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第36号、出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第37号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第38号、出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第45号、出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例について、一括討論を行います。


 これら7件の議案は、新しく出雲市が建設したいちじくの里を建設と同時に、指定管理者制度を導入するものや、これまで市の直営で管理されていた多伎山村文化資源保存伝習施設と宍道湖市民農園を指定管理者制度に移行するもの、平田スポーツ公園、出雲市平田B&G海洋センター、宍道湖公園、出雲市木綿街道交流館の旧平田市で指定されていた4施設の指定管理者の指定の手続きなどを個別条例に規定するものなど、いずれも公の施設の管理を指定管理制度で行おうとするものです。


 公の施設は地方自治法で規定されているように、住民の福祉を増進する目的をもって、その利用に供するための施設であります。指定管理者については、規定が無基準であり、営利企業の参入を何の歯止めもなく許すおそれがあり、公共性の確保に疑問があります。


 よって、議第32号、議第33号、議第35号から議第38号、議第45号の7件の議案に対し、反対を表明いたします。


 次に、議第43号、出雲市まちづくり基本条例について、討論を行います。


 本条例案は、全体としてはどこのまちにでも当てはまるような一般的な内容となっておりますが、幾つか見過ごせない問題があります。問題の第1は、まちづくりに対する行政の責任などが明確でないことです。本条例の前文や目的の中には、市民、市議会及び行政が連携、協働して地方分権自治の担い手にふさわしい出雲市まちづくりを推進すると繰り返し述べられており、これ自体は当然のことであります。しかし、そのために市民、市議会、行政がどういう責任や役割を持ってまちづくりに取り組むのか、どんなまちづくりを進めようとするのかがよく分かりません。市民の役割については、条例の第3条で、市民のまちづくり参加として取りあげられていますが、連携、協働して取り組む行政や議会についてはありません。


 参考までに、宝塚市やさぬき市、八戸市など、他市のまちづくり基本条例では、まちづくりに取り組む市の責務、市長の責務、職員の責務、議会の役割などを明確にしています。市民については、市民の権利と責務ということで、単に責任だけを規定することなく、権利についても明記されています。


 第2は、まちづくり基本条例とは、相入れない行政運営をやられている問題についてです。山陰最大規模のショッピングセンター「イズミ」がオープンして3カ月が過ぎますが、生活環境の面では周辺住民から騒音と排ガス、夜間照明が生活に与える影響は予想以上との声が上がっています。既存商店街も一層不況に追い込まれています。これは、国が2006年5月にまちづくり3法を改正し、無秩序な大型店進出に歯止めをかける中、出雲市ではイズミの駆け込み出店を容認してきたことによるものです。こうした中で周辺住民の住環境を守り、商店街の振興に向けて適切な改善指導が必要になっています。


 また、今問題となっている出雲阿國座は、市民の大多数が建設の中止を求め、その声が日を追うごとに増えているにもかかわらず、市長は建設にどこまでも固執して、市民の声に耳を傾けようとする姿勢が見られないことです。


 このような市政運営を行っていて、条例の基本指針でもある住民が主役のまちづくり、地域特性が光るまちづくり、地方分権時代に対応するまちづくりは絵にかいたもちではないでしょうか。こうした問題の解決なしに、本条例に市民の賛同は得られないと思います。


 第3は、議会の海外視察を中心とした国際交流に根拠を与えるということについてです。本条例制定の趣旨の一つとして、国内外他地域との交流、連携の基本指針を定めることが挙げられ、全体が7条の条文から構成されている本条例の第5条で具体化がされ、特に海外との国際交流については、市民、市議会及び市行政は情報交通革命が進展し、世界各地との時間距離が大幅に縮まる中で、海外諸都市との交流及び連携を通じ、それぞれの発展と世界平和に寄与していくものとすると詳細に述べて強調をされております。これは議会の海外視察にお墨付きを与えるものです。国内外他地域との交流や世界平和を否定するものではありませんが、市民がまちづくりとして求めていることは、もっと身近な国際交流活動であり、そうした様々な取り組みの支援ではないでしょうか。議会の海外視察については、これまでも繰り返し指摘を行っていますが、厳しい経済状況のもとで、市民生活における貧困と格差の広がりが深刻です。暮らしの不安が増しています。このようなとき、議会ばかりが多額の税金を使って海外視察を続けることは、市民の理解が得られていません。


 以上の意見を述べ、議第43号に反対を表明いたします。


 次に、認第18号、2007年度出雲市水道事業会計決算認定について、討論を行います。


 本決算は、市民に負担増を押し付ける水道料金改定が含まれております。合併後のそれぞれ地域で異なった利用料金を機械的にならし、さらに水道事業第6次拡張事業の事業費などを見込んだ水道の料金改定が図られ、一部地域で値下げとなったものの、全体としては値上げとなりました。多くの市民が増税や負担増で生活が一段と厳しくなっているとき、値上げを抑える真剣な努力も十分とは言えない、これらの決算認定に反対を表明いたします。


 次に、請願第2号、「国の社会保障費削減方針撤回」の意見書採択を求める請願について、討論を行います。


 本請願は、政府、与党が進める社会保障費削減があらゆる分野で国民生活を脅かしている中で、さらに政府の重要施策の基本方針である「骨太の方針2006」において、2007年度から2011年度までの5年間で社会保障費をさらに1.1兆円、単年度2,200億円削減する方針を打ち出したことに対し、国は十分な社会保障予算を確保すべきであると社会保障費削減方針の撤回を求めて、政府並びに関係機関への意見書を提出すること、その1点を求めたものです。


 先ほど文教厚生常任委員長は、趣旨採択と報告されましたが、肝心の意見書は国へ提出しないという態度です。これでは請願者の願意にこたえたことにはなりません。先月8月8日には、島根県医師会、島根県歯科医師会、島根県薬剤師会、島根県看護協会のそれぞれの団体の会長名で社会保障費の削減は島根県民にとって死活問題であるとして、社会保障費の年2,200億円削減撤廃の決議を上げ、関係機関へ送るなど、この島根県でもかつてないような運動が広がっています。また政府、与党内からも2,200億円のマイナスシーリングはほぼ限界と舛添厚生大臣が述べるなど、見直しを求める声が多々上がっています。市民の暮らしや福祉の充実を願う議会として、請願者の願意に応え、国の21年度予算において、社会保障予算が十分に確保されるよう、本請願を採択し、速やかに意見書を提出することを強く求めるものです。


 よって、文教厚生常任委員長の趣旨採択に反対を表明いたします。


 最後に、請願第6号、学校施設等への一日も早い耐震化を求める請願について、討論を行います。


 本請願は、学校などの施設は子どもたちにとって安心、安全な場所でなければならない上に、災害時には地域の人たちの避難場所としての役割を果たさなければならないということから、安全性のまだ確認されていない施設について、自治体の責任で一日も早く耐震化事業を実施することを求めております。


 具体的には、すべての小中学校、幼稚園、保育所の耐震診断の実施とその結果の公表や耐震構造指標が0.3未満に該当する小中学校、幼稚園、保育所の改築補強、それ以外の校舎・園舎の耐震化を計画的に進めることを挙げています。


 日本共産党は、早くから耐震診断を国庫負担などで早期に実施すること、耐震化工事への国庫補助率を引き上げる国の財政措置を強化することを提案してまいりましたが、中国四川省で起きた大地震の教訓などから、文部科学省もやっと学校施設の低い耐震化率に危機感を持ち、自治体の耐震化事業の負担を軽減する特別措置法を成立させました。


 このような中で、出雲市では先般小学校18棟、中学校4棟の合わせて22棟の耐震診断を2008年度に実施すると報告がありました。このような中、文教厚生常任委員長の報告では趣旨採択でしたが、採択を行って、請願者の願意に応えるべきであり、趣旨採択に反対を表明いたします。


 以上で討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


 米山広志議員。


○22番(米山広志君) 登壇 22番、米山広志です。私は、議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算について、討論を行います。


 青少年文化センター、これ仮称でございますけど、その整備事業として、このことについては、塩冶町の旧宍道邸の物件でございます。今年の1月に出雲市土地開発公社が先行取得した土地及び建物について、債務負担行為により平成20年(2008)から平成27年(2015)の8年間で買い取る計画でありましたが、土地建物取得費を合併特例債の対象事業に認められる見込みとなり、一括買い取ることになり、これが後年度からの債務負担に係る利息を軽減をされる補正でございます。


 私は、文化と名がつけば何でもありでは賛同ができません。塩冶地区は、従来から塩冶コミュニティセンターの駐車場の拡張、また、塩冶小学校周辺の市道の拡幅などの課題があり、優先順位からすれば、これらの解決が先決であります。他の予算については異論はありませんが、以上の理由から反対をいたします。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 初めに、議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算について、採決いたします。


 本案に対する各常任委員長並びに庁舎建設特別委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第24号は可決されました。


 次に、議第25号、平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算から議第31号、出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例までを一括採決いたします。


 各案に対する総務、文教厚生、環境経済の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第25号から議第31号までについては、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第32号、多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第33号、宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を一括で採決いたします。


 各案に対する環境経済常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第32号及び議第33号については、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第34号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第34号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第35号、平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例から議第38号、出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例までを一括採決いたします。


 各案に対する環境経済常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第35号から議第38号までについては、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第39号、出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例から議第42号、出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止する条例までを一括採決いたします。


 各案に対する総務、文教厚生、建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第38号から議第42号までについては、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第43号、出雲市まちづくり基本条例について、採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第43号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第44号、出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例について、採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第44号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第45号、出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例について、採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第45号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第46号、土地の取得について、議第48号、公の施設の指定管理者の指定について、議第50号、工事請負契約の締結についてから議第52号、備品の取得についてまで及び議第54号、新規就農者経営安定資金の返還免除についてから議第57号、市道路線の認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する各常任委員長及び庁舎建設特別委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第46号、議第48号、議第50号から議第52号まで及び議第54号から議第57号までについては、いずれも原案のとおり可決されました。


 続いて、認第18号、平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定について、採決いたします。


 本案に対する建設水道常任委員長の報告は、認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、認第18号は、委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、認第19号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について、採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、認第19号は、委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、日程第3の請願・陳情について、採決いたします。


 まず、継続審査中の平成19年度(2007)陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は、不採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、平成19年度(2007)陳情第16号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、同じく継続審査中の平成20年度(2008)陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情について、採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、平成20年度(2008)陳情第1号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 続いて、今期定例会において受理いたしました請願・陳情を採決いたします。


 初めに、請願第2号、「国の社会保障費削減方針撤回」の意見書採択を求める請願を採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、請願第2号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、請願第3号、政府に対し「燃油、資材、穀物の高騰から中小業者・国民の経営とくらしを守る対策を早急に講じるよう」との意見書採択を求める請願を採決いたします。


 本請願に対する総務常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、請願第3号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、請願第4号、弥山山地・湖北山地における人とシカ共存の森づくりに関する請願を採決いたします。


 本請願に対する環境経済常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第4号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、請願第6号、学校施設等への一日も早い耐震化を求める請願を採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、請願第6号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、請願第7号、漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書の提出を求める請願を採決いたします。


 本請願に対する環境経済常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第7号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、陳情第5号、宍道湖公園湖遊館の設備の更新等に関する件についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第5号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、陳情第6号、出雲阿國座(仮称)の早期建設についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第6号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、陳情第8号、旧石橋酒造の土地・建物の早期取得を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第8号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 日程第4、議第47号、公の施設の指定管理者の指定について及び議第49号、公の施設の指定管理者の指定についてを一括議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、29番、荒木 孝議員の退席を求めます。


             (29番 荒木 孝議員退席)


○議 長(今岡一朗君) ただいま議題となっております議第47号及び議第49号につきましては、休会中の文教厚生常任委員会において審査されました結果について、委員長の報告を求めます。


 西尾 敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 議第47号、公の施設の指定管理者の指定について及び議第49号、公の施設の指定管理者の指定についての2件の案件につきまして、文教厚生常任委員会での審査結果をご報告いたします。


 これは、佐田町地内にある出雲市高齢者等生活サポートセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」、出雲市高齢者等生活サポートセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」の2施設について、指定期間が満了することに伴い、平成20年(2008)11月1日から平成25年(2013)3月31日までの次期指定管理者を指定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより一括採決を行います。


 議第47号及び議第49号に対する文教厚生常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第47号及び議第49号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 29番、荒木 孝議員の除斥を解除いたします。


             (29番 荒木 孝議員着席)


○議 長(今岡一朗君) 日程第5、議第53号、備品の取得についてを議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、24番、山代裕始議員の退席を求めます。


             (24番 山代裕始議員退席)


○議 長(今岡一朗君) ただいま議題となっております議第53号につきまして、休会中の庁舎建設特別委員会において審査されました結果について、委員長の報告を求めます。


 直良昌幸庁舎建設特別委員長。


○庁舎建設特別委員長(直良昌幸君) 登壇 ただいま議題となっております議第53号、新庁舎の備品の取得について、審査結果をご報告いたします。


 議第53号は、新庁舎の新庁舎1階大会議室、6階に整備されます全員協議会室などに設置されるマイク、プロジェクター等の視聴覚機器を購入するため、議会の議決を求めるものでありまして、内容審査の結果、原案可決すべきものと決しました。


 以上、報告いたします。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 議第53号に対する庁舎建設特別委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第53号は、原案のとおり可決されました。


 24番、山代裕始議員の除斥を解除いたします。


             (24番 山代裕始議員着席)


○議 長(今岡一朗君) 日程第6、請願第5号、2009年度(平成21年度)私立保育所(園)関係予算等についての請願を議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、5番 萬代輝正議員、7番 多々納剛人議員、25番 宮本 享副議長、34番 寺田昌弘議員の退席を求めます。


 (5番萬代輝正議員、7番多々納剛人議員、25番宮本 享副議長、34番寺田昌弘議員退席)


○議 長(今岡一朗君) ただいま議題となっております請願第5号につきまして、休会中の文教厚生常任委員会において審査されました結果について、委員長の報告を求めます。


 西尾 敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 ただいま議題となっております請願第5号、2009年度私立保育所(園)関係予算等についての請願につきまして、文教厚生常任委員会での審査結果をご報告いたします。


 この請願は、1つには、保育所運営費の財源確保の拡充や、現行の保育制度の堅持を要望する意見書を国に対して提出することを求めるものであり、2つ目には、耐震診断及びAEDの設置についての助成を求めるもの、3つ目として、現在継続している市単独補助金の継続と拡充について、4つ目として、保育士の人材の掘り起こしや、登録制等の方法により、保育士確保への対応策を願うものであります。


 以上、内容審査の結果、請願の趣旨は理解できるものであり、本請願は、採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から趣旨採択すべきものとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 請願第5号に対する文教厚生常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第5号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 以上で7番 多々納剛人議員、25番 宮本 享副議長、34番 寺田昌弘議員の除斥を解除いたします。


 (7番多々納剛人議員、25番宮本 享副議長、34番寺田昌弘議員着席)


○議 長(今岡一朗君) 日程第7、陳情第7号、出雲市農業振興施策確立に関する陳情を議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、5番 萬代輝正議員は引き続き除斥となります。


 ただいま議題となっております陳情第7号につきまして、休会中の環境経済常任委員会において、審査されました結果について、委員長の報告を求めます。


 坂根 守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 登壇 陳情第7号、出雲市農業振興施策確立に関する陳情について、環境経済常任委員会の審査結果を報告いたします。


 本陳情は、管内農畜産物の生産振興と地産地消を核とした消費拡大の推進、原油・飼料・肥料等の生産資材の価格高騰に対する支援措置、21世紀出雲農業フロンティア・ファイティング・ファンド事業の継続など8項目にわたる農業振興施策を求めるものであります。


 本市においては、農業振興を重点施策の一つとして位置付け、各種の支援や振興策が講じられているところであり、陳情のあった農業振興施策については、いずれも必要性は認められるものの、重要性、緊急性、優先度を見極めた上で、実施する必要があるとの判断から、内容審査の結果、本陳情は趣旨採択すべきものと決定いたしました。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 陳情第7号に対する環境経済常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第7号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 以上で5番、萬代輝正議員の除斥を解除いたします。


             (5番 萬代輝正議員着席)


○議 長(今岡一朗君) なお、今定例会において採択されました請願・陳情は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果について、報告を求めることといたします。


 また、継続審査と決定いたしました陳情については、引き続き閉会中に審査願うことといたします。


 日程第8、認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定についてから認第17号、平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、休会中に行われました決算特別委員会の審査結果の報告を求めます。


 曽田盛雄決算特別委員長。


○決算特別委員長(曽田盛雄君) 登壇 それでは、決算特別委員会の審査結果を報告いたします。


 去る9月8日の本会議において、13名の委員で構成する決算特別委員会が設置され、認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について及び認第2号から認第17号までの各特別会計歳入歳出決算認定の合わせて17件の決算案件が決算特別委員会に付託されました。


 委員には、今岡一朗議長、宮本 享副議長、長廻利行議員、多久和康司議員、原 隆利議員、牛尾尚義議員、勝部順子議員、板倉明弘議員、直良昌幸議員、福代秀洋議員、山根貞守議員、大国陽介議員と私曽田盛雄が選任され、直ちに第1回委員会を開会し、委員長に私、曽田盛雄、副委員長に多久和康司議員が選出されました。本会議終了後の第2回委員会においては、審査方法及び審査日程について協議を行い、その結果、各常任委員会所管別に決算案件をそれぞれ分割した上で順次審査を行うことといたしました。


 本委員会は、9月18日、19日、22日の3日間、西尾市長、長岡副市長、野津副市長をはじめ、本決算の調製責任者である田中収入役ほか関係職員の出席のもとに開催をいたしました。


 委員会では、平成19年(2007)出雲市一般会計・特別会計歳入歳出決算書並びに同附属資料である主要施策の成果を中心に監査委員の詳細な意見が付された決算審査意見書などを参考にしながら、各事業予算が適正かつ有効に執行されたかなどについて、慎重に審査を行いました。ここにその結果について、ご報告いたします。


 まず、最初に平成19年度(2007)の決算概要について申しあげますと、一般会計と特別会計を合わせた決算総額は、歳入が対前年度比1.3%増の1,231億9,000万円で、歳出が対前年度比1.8%増の1,221億2,000万円、収支差引額は10億7,000万円で、これから翌年度へ繰り越すべき財源3億7,000万円を差し引いた実質収支額は7億円の黒字という結果でありました。


 しかし、この黒字は、前年度からの繰越金や財政調整基金の9億5,000万円の取り崩しによるものであり、これらを控除した実質単年度収支は、一般会計が約6億円余りの赤字であり、特別会計も国民健康保険事業をはじめ7会計で実質単年度収支において赤字決算となっております。


 本委員会では、主要施策の成果のすべての事業について、予算執行にあたり、市民の福祉向上に寄与されたか、また費用対効果の面においても適切な執行であったかなど、執行部に補足資料の提出や説明を求めながら、詳細に審査を行いました。


 その結果、認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定については、内容審査の結果、認定すべきものと決定をいたしました。なお、一部の委員からは、阿國座関連事業や学力テストに要した経費など不適切な執行があったとの理由により、不認定にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、認第2号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、内容審査の結果、認定すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員からは、国民健康保険料が高いことや資格証の発行は不適切であるなどの理由により、不認定にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、認第3号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第4号、平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、及び認第5号、平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、内容審査の結果、いずれも全会一致で認定すべきものと決定をいたしました。


 次に、認第6号、平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、内容審査の結果、認定すべきものと決定をいたしました。なお、一部の委員から、保険料が高いとの理由により、不認定にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、認第7号、平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第8号、平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第9号、平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認第10号、平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算認定については内容審査の結果、いずれも認定すべきものと決しました。なお、一部の委員から、水道料金、下水道使用料の値上げがあったなどの理由により、不認定にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、認第11号、平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第12号、平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第13号、平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第14号、平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第15号、平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第16号、平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認第17号、平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算認定については、内容審査の結果、いずれも全会一致で認定すべきものと決定をいたしました。


 以上、審査の結果をご報告いたしましたが、審査の過程において、各委員から次のような決算についての意見並びに来年度予算編成に向けての意見がありましたので、今後の市政運営において十分に反映していただきたいと思います。


 まず、起債残高についてであります。


 現在、起債残高は、一般会計及び特別会計の会計では、およそ1,953億円に達しており、今後の事業実施にあたっては、安易な起債の借り入れに頼ることなく、可能な限り経費の圧縮に努め、起債残高の削減に向けて一層努力すべきとの意見がありました。


 次に、未収金対策についてであります。


 監査委員からも指摘されておりますが、一般会計における不納欠損額が約6,107万円、収入未済額が約9億4,824万円、国民健康保険事業などの特別会計と合わせると、不納欠損額が約1億7,759万円、収入未済額が約17億5,374万円などとなっており、合併以降年々増加する傾向になっております。未収金は一般会計においては、市税のみならず保育料、市営住宅家賃など、特別会計においては国民健康保険事業、介護保険事業、下水道事業などあらゆる事業で発生しており、未収金の収納対策の強化は本市にとって緊急かつ速やかな対応が求められていると言えます。景気回復の実感がなく、非正規雇用者の増大などにより、個人所得も伸びない状況の中で、収納率を上げることは大変困難なことだとは理解できるものの、厳しい家計をやりくりして、懸命に支払っていただいている多くの市民の状況を考慮すれば、悪質な滞納者に対しては毅然とした態度で対処すべきであります。今後は初期滞納の段階で対応を強化するなど、少しでも収納率がアップするような抜本的な対策を講じていただくよう求めるものです。


 また、地籍調査事業の推進や下水道施設の接続率アップなどもそれぞれ中長期的な増収につながるものであり、こつこつと地道に取り組むべき課題であります。


 以上、委員からは、今後なお一層の行財政改革に取り組むとともに、効果的かつ適正な予算執行に努めていただき、起債残高の削減に向けた不断の努力を強く要請するとの意見がありましたことを申し添え、平成19年度(2007)の一般会計・特別会計の各決算案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 米山広志議員。


○22番(米山広志君) 1点ほど質問をさせていただきます。


 平成19年度(2007)の一般会計の成果の中の104ページの?の大社町史の編さん事業の中で1,170万円ばかり執行がされているわけでございます。ほとんど人件費でございまして、そこらあたり議論になったかどうか、1点について伺います。


○議 長(今岡一朗君) 曽田決算特別委員長。


○決算特別委員長(曽田盛雄君) そのことについてお答えしますけれども、今、米山議員からありましたことについては、委員会でいろいろ協議をさせていただきました。ですけれども、これはいろいろ、大社町にあっては、やってきたということで、委員会としては致し方ないだろうということになったところでございます。


○議 長(今岡一朗君) 他にございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 1番、大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。


 認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について、認第2号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第6号、平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第7号、平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第8号、平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第9号、平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認第10号、平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算認定について、先ほどの委員長からの報告は認定でありましたが、これらの報告に対して反対する立場で討論を行います。


 決算の認定は、議会が決定した予算が適正に執行されたかどうか、数字が正確であるかどうかを審査するだけではなく、次年度の予算編成にあたって住民の立場から行政効果を評価するという、極めて重要な意味を持つものであると理解しています。以下、この立場に立って、反対の理由を申しあげます。


 まず、認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定についてであります。


 今、格差の拡大と貧困の増大が深刻になる中、ガソリンなどの燃油や食料品をはじめとする物価の高騰が家計を直撃しています。市民にとって身近な行政である自治体に求められているのは、国民、市民の生活を応援し、暮らし、福祉の施策を市民の立場に立って充実させることであります。


 しかしながら、19年度(2007)決算を見るとき、第3子以降保育料無料化や保育所・幼稚園の整備拡充など、一部には評価できる施策もあったものの、合併による均一化のもとでの住民サービスの低下や、住民合意の得られていない箱物事業にいつまでも固執するなど、全体的に見れば、市民の願いに正面から応えないどころか、市民の意に反した行政運営が行われたと言わなければいけません。各論的に8点申しあげます。


 第1に、議員の海外視察についてであります。2007年度は、議会費の国際交流促進事業で約430万円が執行され、うち305万円余りがフィンランド、中国、韓国への海外視察のために支出されています。昨年6月8日付で監査委員より提出された随時監査の結果では、国際交流については観光目的とか、たんなる表敬訪問に見られないよう議員活動、行政運営にどう生かされるか、あるいはどのように生かそうとしているのか、具体的に示されるべきとの指摘がなされ、さらなる検証が求められました。議員の海外視察への補助金は、特に現在の社会経済情勢の中、到底市民の理解が得られるものではないことを強調するものであります。


 第2に、同和対策事業の特別措置法が終了したにもかかわらず、本市においては、同和団体への補助金など、事業は継続され、教育の分野でも同和教育をすべての教育の基底に据えるとして、他に特化して行われています。早期に事業を終結すべきであり、同和教育は人権教育の一環として行われるべきものであると考えます。


 第3に、行財政改革のあり方についてであります。本市の行財政改革は何の責任もない職員の給与削減に加え、公の施設への指定管理者の導入などで、安易な効率化の追求が行われています。公の施設の安全性の担保、労働環境の悪化や従業員のサービス残業の増加など、矛盾が生じています。実態に即した検証と改善が求められます。


 第4に、市民の投票する権利を奪う投票所の削減が行われたことです。これまで市内に119カ所あった投票区域、投票所が74投票区域、投票所へと大幅な削減が行われました。国民の基本的な権利である参政権を大きく切り縮めるものであり、とても容認できるものでありません。投票行動への影響はなかったとの認識は改めるべきであります。


 第5に、支所機能の低下です。支所職員は、毎年削減され、大幅な住民サービスの低下を招いています。各地域協議会の充実とともに、支所機能は縮小ではなく、拡充することこそ住民に求められています。


 第6に、税や保険料などの滞納整理について、税金や保険料の滞納世帯の増加の背景には、市民の生活状況の悪化があり、滞納世帯には生活困窮の家庭が多く含まれています。悪質な滞納者への毅然とした対応は当然のことではありますが、単に連絡がとれないことをもって悪質と判断するのは、あまりにも機械的であり、住民の生活を支えるべき自治体のとるべき態度ではありません。


 第7に、全国学力テストの参加についてです。全国学力テストは、既にその目的を失っています。全学校、全生徒の学力を調査し、順位付けすることなど、子どもたちや現場で働く教職員にとっては圧力でしかありません。教育に競争と格差を持ち込む全国学力テストは中止すべきであり、出雲市として参加する必要はありません。


 最後に、出雲阿國座についてです。昨年度は出雲阿國座に関連して明許繰越分を含め約4,400万円が支出されました。計画段階より住民参加と住民合意はあまりにも不十分であり、今では市民から失笑を買っているではありませんか。莫大な税金を投入し、将来の見通しも不十分な出雲阿國座事業は、住民の理解は到底得られません。事業は直ちに凍結・中止すべきです。


 以上のことを踏まえ、平成19年度(2007)決算を通して市政のあり方を考えたとき、とても市民の願いに応えたものであったとは言えません。よって、平成19年度(2007)一般会計決算は、委員長報告は認定でありますが、不認定とすべきであると考えます。


 次に、認第2号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。


 本市の国民健康保険加入世帯は、6月1日現在、1万9,502世帯であり、このうち約10.7%の2,077世帯が保険料を滞納しているという状況です。保険料を滞納すれば、有効期限が3カ月に定められた短期保険証が交付され、滞納して1年が経過し、一定の判断がされれば、医療費全額を窓口で支払わなければならない事実上の保険証の取り上げである資格証の交付が行われます。短期証の交付は1,075件、資格証の交付は314件であります。さらに少なくとも罪のない子どもにまで資格証が交付されていることも、この間明らかになっています。


 保険料は毎年のように値上げされ、もはや負担は限界を通り越しています。保険料を納めることができない世帯は、同時に生活が困難となっている世帯であることが考えられます。これらの市民が行政からの納付の呼びかけに応じないからと言って、一方的に短期証を交付したり、事実上の保険証の取り上げである資格証を交付したりすることは、住民の暮らしを支える自治体としてやってはならないことであります。


 よって、認定とした委員長報告には賛成できません。


 次に、認第6号、平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。


 平成19年度(2007)の出雲市の介護保険料の基準額は月額4,480円と県内では非常に高い水準です。また、この間の介護保険法の改悪により、利用できるサービスは縮小され、サービスの利用抑制が働き、介護給付費は大幅に下がりました。保険料を納めていても、十分にサービスを利用できない人が広がるという一方で、介護保険会計の黒字分を積み立てた基金が大幅に増加するなど、いびつな構造で、基金残高は約4億2,000万円に達しています。


 今、介護福祉分野の人材不足と労働環境の悪化は、あまりにも深刻です。国庫負担率を引き上げ、介護報酬を引き上げることは急務の課題であり、同時に、高過ぎる保険料の引き下げと介護サービスの充実こそ求められています。


 よって、認定とした委員長報告には賛成できません。


 最後に、認第7号から認第10号までの簡易水道事業、下水道事業、農業・漁業集落排水事業、浄化槽設置事業の決算認定についてであります。


 これら4件の決算は、市民に負担増を押し付ける水道・下水道料金改定が含まれています。合併後のそれぞれの地域で異なった利用料金を機械的にならし、さらに水道事業第6次拡張事業の事業費などを見込んだ上下水道の料金改定が図られ、一部地域で値下げとなったものの、全体としては値上げとなりました。多くの市民が増税や負担増で生活が一段と厳しくなっているとき、値上げを抑える真剣な努力も十分とは言えない、これらの決算の認定に反対を表明いたします。


 以上で決算認定に対する討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 初めに、認第1号、平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。


 本案に対する決算特別委員長の報告は、認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、認第1号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、認第2号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。


 本案に対する決算特別委員長の報告は、認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、認第2号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、認第3号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認第5号、平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する決算特別委員長の報告は、いずれも認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、認第3号から認第5号までは、委員長報告のとおり、いずれも認定することに決定いたしました。


 次に、認第6号、平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認第10号、平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する決算特別委員長の報告は、いずれも認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、認第6号から認第10号までは、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、認第11号、平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認定についてから認第17号、平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する決算特別委員長の報告は、いずれも認定であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、認第11号から認第17号までは、委員長報告のとおり、いずれも認定することに決定いたしました。


 ここで、しばらく休憩いたします。


 再開は午後1時20分といたします。


               午後 0時08分 休憩


               午後 1時20分 再開


○議 長(今岡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程第9、議第58号、出雲市議会基本条例の一部を改正する条例及び議第59号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 23番、牛尾尚義議員。


○23番(牛尾尚義君) 登壇 ただいま議題となりました議第58号、出雲市議会基本条例の一部を改正する条例及び議第59号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案者を代表し、提案理由のご説明をさせていただきます。


 まず、議第58号、出雲市議会基本条例の一部を改正する条例については、地方自治法の改正により、同法第100条中で項ずれが生じたため、引用条項について、所要の改正を行うものであります。


 次に、議第59号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則については、同じく地方自治法の改正に伴い、現在開催されている全員協議会及び理事会について、同法に定める議案の審議または議会の運営に関し、協議または調整を行うための場と位置づけ、議会活動の範囲を明確化するため、所要の改正を行うものであります。


 以上、議第58号及び議第59号の提案理由の説明とさせていただきます。


○議 長(今岡一朗君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第58号及び議第59号につきましては、質疑、委員会付託を省略して、直ちに討論、採決を行いたいと思います。これにご異議はございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、議第58号及び議第59号につきましては、質疑、委員会付託を省略して、討論、採決を行うことに決定いたしました。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより一括採決を行います。


 議第58号、出雲市議会基本条例の一部を改正する条例及び議第59号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第58号及び議第59号は、原案のとおり可決されました。


 日程第10、意見書第1号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書及び意見書第3号、漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書を一括議題といたします。


 初めに、意見書第1号について、提案者の説明を求めます。


 11番、福代秀洋議員。


○11番(福代秀洋君) 登壇 ただいま議題となりました意見書第1号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書について、案文を朗読いたしまして、提案理由の説明にかえたいと思います。


           新たな過疎対策法の制定に関する意見書


 過疎対策については、昭和45年(1970)の「過疎地域対策緊急措置法」制定以来、3次にわたる特別措置法の制定により、総合的な過疎対策事業が実施され、過疎地域における生活環境の整備や産業の振興など、一定の成果を上げたところであります。


 しかしながら、人口減少と高齢化は特に過疎地域において顕著であり、路線バスなど公共交通機関の廃止、医師及び看護師等の不足、耕作放棄地の増加、森林の荒廃など生活・生産基盤の弱体化が進むなかで、多くの集落が消滅の危機に瀕するなど、過疎地域は極めて深刻な状況に直面しています。


 過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、また、都市に対して、食料・水資源の供給、自然環境の保全といやしの場を提供するとともに、森林による地球温暖化の防止に貢献するなどの多面的・公共的機能を担っています。


 過疎地域は、国民共通の財産であり、国民の心のより所となる美しい国土と豊かな環境を未来の世代に引き継ぐ努力をしている地域であります。


 現行の「過疎地域自立促進特別措置法」は平成22年(2010)3月末をもって失効することとなりますが、過疎地域が果たしている多面的・公共的機能を今後も維持していくためには、引き続き、過疎地域の振興を図り、そこに暮らす人々の生活を支えていくことが重要です。


 過疎地域が、そこに住み続ける住民にとって安心・安全に暮らせる地域として健全に維持されることは、同時に、都市をも含めた国民全体の安心・安全な生活に寄与するものであることから、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要であります。


 よって、新たな過疎対策法の制定を強く要望するものです。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


 平成20年(2008)9月26日


                          出雲市議会


 以上で終ります。


○議 長(今岡一朗君) 次に、意見書第3号について提案者の説明を求めます。


 18番、坂根 守議員。


○18番(坂根 守君) 登壇 ただいま上程されました意見書第3号、漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書につきまして、案文を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきたいと思います。


        漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書


 四方を海に囲まれた我が国において、水産物の安定供給を図ることは、健康で充実した国民生活を維持するとともに、食料自給率の向上を図る上からも極めて重要な課題であり、我々、水産業を基幹産業とする水産都市は水産業の拠点として水産物の安定供給に大きな役割を果たしてきたところである。


 このような中、漁業をとりまく環境は、燃油価格の高騰、漁業資源の減少、漁業後継者の減少、漁船の高船齢化など極めて厳しい状況にあります。


 特に、最近の漁業用燃油価格の高騰は、漁業者の自助努力の限界を超え、出漁しても利益が望めないことから、多くの経営体が危機的状況に直面しており、漁業者は一斉休漁という手段をもって国政、国民にアピールしたところであります。


 このことを受け、国も燃油高騰に対する緊急対策を打ち出したところでありますが、事業導入には更なる省エネ操業の実施が必須条件の措置であり、余力のない漁業者にとっては厳しい選択を迫られる内容であります。


 よって、国におかれては、極めて厳しい水産業の実状を十分理解していただき、喫緊する下記事項について緊急措置を講じられるよう要請するものです。


                   記


  1.国の燃油高騰水産業緊急対策について、全ての漁業者が事業実施出来るよう事業


   費の増額と、事業導入条件の緩和措置を早急に講ずること。


  2.漁業用燃油の安定的確保を図ること。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


 平成20年(2008)9月26日


                         出雲市議会


 全員の皆様のご賛同をお願いします。


○議 長(今岡一朗君) これより一括質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第1号及び意見書第3号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、意見書第1号及び意見書第3号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 意見書第1号、新たな過疎対策法の制定に関する意見書について、採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、意見書第1号は原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第3号、漁業用燃油高騰に対する緊急支援措置を求める意見書について、採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、意見書第3号は原案のとおり可決されました。


 日程第11、意見書第2号、現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書についてを議題といたします。


 地方自治法第117条の規定により、5番 萬代輝正議員、7番 多々納剛人議員、25番 宮本 享副議長、34番 寺田昌弘議員の退席を求めます。


 (5番萬代輝正議員、7番多々納剛人議員、25番宮本 享副議長、34番寺田昌弘議員退席)


○議 長(今岡一朗君) 意見書第2号について、提案者の説明を求めます。


 16番、西尾 敬議員。


○16番(西尾 敬君) 登壇 ただいま上程されました意見書第2号、現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書につきまして、案文を朗読いたしまして、説明にかえさせていただきます。


         現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書


 平成20年3月28日、新たな保育所保育指針が告示されました。これによってすべての保育所が遵守すべき保育内容および最低基準が明確に示され、また、これまで以上に保育の質の向上が求められてきます。


 しかし、最近の保育制度をめぐる規制改革や地方分権の動きにおいて、一般財源化、幼保一元化、児童福祉施設の最低基準の引き下げなどが議論されている状況です。


 次代を担う子どもと子育て家庭を社会全体で支援する次世代育成支援施策を充実させ、「子どもが健全に育つ社会」「子どもを生み、育てることに喜びを感じることのできる社会」を実現できるよう、下記の事項について要望いたします。


                   記


  1.保育所運営費の財源確保の拡充


  2.直接契約方式の導入や直接補助方式への転換をせず、現行制度の堅持


  3.国の責任として定める児童福祉施設最低基準の拡充


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。


  平成20年(2008)9月26日


                         出雲市議会


 全員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) これより質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第2号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、意見書第2号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 意見書第2号、現行の保育制度を堅持し、拡充を要望する意見書について採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、意見書第2号は原案のとおり可決されました。


 以上で、5番 萬代輝正議員、7番 多々納剛人議員、25番 宮本 享副議長、34番 寺田昌弘議員の除斥を解除いたします。


 (5番萬代輝正議員、7番多々納剛人議員、25番宮本 享副議長、34番寺田昌弘議員着席)


○議 長(今岡一朗君) なお、可決されました意見書は、関係機関等へ提出することにいたします。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会にあたり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ここに平成20年度(2008)第2回出雲市議会定例会閉会にあたって、ごあいさつを申しあげます。


 今議会においては、予算案件2件、20件に及ぶ条例案件、平成19年度(2007)の決算認定案件19件、そして新庁舎の備品取得などの単行議決案件が12件と数多くの案件につきまして、連日、真剣に、真摯に、一生懸命ご審議賜り、いずれについても原案どおりご可決いただき、誠にありがとうございました。


 特に、新市誕生4年目という節目の年に、合併協議で合意されたまちづくりの3つの眼目と出雲市民憲章のもとでの、本市のまちづくりの基本的な考え方を示します「出雲市まちづくり基本条例」を提案し、ご可決いただきましたことは、大変意義深いことと存じております。今後とも、市民・市議会・市の行政が、より密接に連携・協働して、分権自治の担い手たる出雲市のまちづくりを推進していかなければならないと考えております。


 さて、原油高騰の歯止めがかからない、若干かかったものの、依然として高止まりしているという中で、国内の経済は、国民の皆様の生活全般にわたり苦しい状況が続いております。景気・経済に対する不安、生活に対する不満が募っておるところでございます。さらに、これに追い打ちをかけるように米国発の金融危機、住宅金融のサブプライムローンに発したこの危機、まさに次々広がりつつございます。先般は、米国最大級の証券会社リーマン・ブラザーズの崩壊、そして先頃入ってきたニュースでございます。米国最大の住宅金融会社ワシントン・ミューチュアルという会社が崩壊いたしました。まさに次から次への崩壊でございます。


 このような中で、今議会において、私は本当に議会開会中、議会に出ながらも、農業関係の皆様方、漁業関係、林業関係の皆様、特に漁業の皆様には全員関係者にお集まりいただき、いろいろお話をお伺いしました。また、生活困窮者の皆様の声も聞くように努力してきております。


 このような中で、市といたしましても、国県の対応を待つだけではなくて、自ら主体的に、地方分権自治でございます。よそのまちがこう言っとるから、よその地区でこう言われているからじゃなくて、自らの問題として、やはりこの危機を少しでも和らげて差し上げるように努力しなければならないと、こういうふうに思っているところでございます。


 ついては、12月議会に向かって、所要の対策について、厳しい財政状況下でも捻出しながら、何らかの新しい対策を講じていかなきゃいけないという決意をかためているところでございます。


 他方、現在の市内の経済のこの混迷の状況を打破し、何と言っても小売店、飲食店、あるいはタクシー、さらには印刷、広告関連産業等々、いわゆる観光産業に関連する業界に元気を出してもらうということが、これまでの旧出雲市でもとれなかった制度、大出雲市になったらとれる制度、すなわち観光経済政策を早急に充実させなきゃならないときを迎えておるのじゃなかろうかと思います。


 市といたしましても、ご存じのとおり、観光戦略の推進本部、出雲ブランド課を立ち上げ、この神在月に向かってはブランド課も総動員で頑張ります。戦略会議も現在、鋭意ご検討いただいておりますけど、この出雲市議会の全員協議会、10月下旬に予定されている協議会には、この出雲における観光文化の戦略、それはまさに阿國座問題にとどまらず、全域にわたっての観光経済の戦略、その経済効果、その経済的な意味合いを含めた概要報告をいただきたく、現在作業を促しているところでございます。


 それに関連して、阿國座の問題がいつも取りあげられ、今議会でもご論議をいただいたところでございます。皆様方のそれぞれの立場で地域住民の皆様方から、それぞれ意見が提出されたり、あるいは助言が出されたり、皆さん方もそれらのことをよくお聞きいただいていると思いますし、私もよく聞いているところでございます。聞くということを前提にしながらも、やはり我々は代弁者としての私の役割もございますけれど、新しいまちづくり、21世紀に向かってどうやってこの地域を発展させるかについての夢や希望を持って、一つのビジョンを持って、自分なりに集めた情報を持って、自分なりの見識を持ってこれを説明して、そしてそういう方向にご協力いただくという任務もあるわけでございます。


 行政は、国民、市民の皆さんのお声をいただきながら、さらに夢多き、あるいは希望の持てる新しい21世紀の世界をどう開いていくかというビジョンのもとでの行動も求められているところでございまして、私は旧出雲市長以来、かねてから言っております。これからの大出雲市の発展は産業、農業、林業、商工業はもとよりでございますけど、出雲市で今まで足りなかったこと、科学技術とか芸術文化、これがなきゃいきけないということで、科学館についても私の提唱を受けてご理解いただき、今日に至っているところでございます。


 私は、次の戦略、観光経済というものが新しく入ってきた。大出雲市になったら、これが打てるという確信のもとに、市民の皆様方、多様な中でお忙しいわけでございます。いろんな情報を分析し、そして、こういうこともありますよという提言もしなきゃいけない。説明しながら提言していく、このこと。市民の皆様に新しいビジョンをこういうこともありますよということをご紹介しながら、ご理解いただく、そういう先導性も私には課せられているんじゃなかろうかと思っているところでございます。市民の皆さんのご意見、ご提言を受けながら、先導的なイニシアチブ、そのバランスをどうとっていくか、この辺のところが難しいところでございます。ただ単に待ってていいのか。そうではない、動かなきゃなかなか大変だということでございます。


 平成18年度(2006)で、この合併にあたっての神話観光大国の建設の条例もお認めいただいたわけでございます。その中で、出雲の観光は歴史文化資源を生かすこと。芸術・文化・スポーツのイベントを生かすこと。そして、自然資源、この美しい景観、美しい海や川を生かすこと。この3つが観光戦略のかなめだと言っておるところでございます。阿國座については、この3つがちょうど全部当てはまる大事業ではなかろうかと思います。そのような中で、出雲市の新しい突破口がある。突破口は我々にしか考えられないと。ほかのまちからはいろいろご意見いただきますけど、全部は分からないんですね。出雲阿国の存在感も詳しく歴史的にきちっと押さえて、これをどう生かす、どう花を咲かせるかということについては、我々自らでないとなかなかできません。そのことを全国に発信しなければならないのではなかろうかと思うところでございます。


 いずれにいたしましても、議会の皆様におかれましては、これからさらにご検討、ご審議いただくわけでございますけども、できるだけ早期に、皆様方のご決断のもとで現在執行しております5億円の予算の上で、どう考えるかということについてのご判断を賜りますよう、高いところからでございますけど、心からお願い申しあげる次第でございます。


 次に、かねてから問題となっておりました松くい虫防除に係る薬剤空中散布の問題、このことについては一昨日、ご承知のとおり出雲市がお願いいたしました健康被害の原因調査委員会から報告書の提出がありました。


 調査委員会におかれましては、6月11日の1回目の会議から9月18日まで、8回にわたり、委員の皆さんがそれぞれの立場で真剣に、熱心にご議論・ご検討いただき客観的にして、科学的な検討結果が出てまいったわけでございます。やはり学問の世界、有機化学の世界でございまして、一方的な結論じゃなくて、考え方、立場の違い、あるいは方法論の違い等々もございまして、3つの結論が併記されておりますけど、中でも農薬空中散布の可能性も否定できないという意見が一番多かったように見受けられます。


 このような結果を受けまして、本市といたしまして、これから10月3日にも、来年度以降この松くい虫防除対策をどう考えるかということについての、出雲市松くい虫防除の検討会議なるものを立ち上げまして、市民の皆様のご懸念やご心配、できるだけ早く緩和し、松くい虫の防除、あるいは松の防衛、今後はこうあったらいいかという総合的な対策をご協議、ご検討いただきまして、これを受けて来年度以降の我々の施策に反映していきたいという考えでございます。


 また、これと同時に、北山におけるシカの食害の問題に端を発しました「人とシカの共生の森づくり」、これに対する報告書も提言がございましたし、これについての第一報来るべく具体的な準備をまさにこの秋からはじめていかなきゃいけない状況でございます。


 さらに、昨日はお許しをいただきまして、佐渡の方に出かけまして、トキの放鳥の記念式典に参加させていただきました。この国際的な天然記念物トキは27年ぶりに日本の空に舞い上がったわけでございます。昨日、秋篠宮ご夫妻もご臨席のもとで、10羽のトキが元気よく飛び立って、そしてその中の数羽はまた田んぼに降り立って、えさをついばむ姿も見受けられました。10羽のうちよく見ますと6羽はGPS、いわゆる衛星による位置測定機器をつけておりまして、どこにどういう形で今いるかということが把握できる形になっておりまして、この自然放鳥の成果が出雲市におけるトキの分散、飼育の時期、可能性、これを決定するやに思うわけでございます。できるだけ早くこの出雲市も他の幾つかの地区とともに、トキを分散して飼育していただきたいという決定が環境省においてなされることを願ってやまないところでございます。そのための準備もこれから鋭意我々はやっていかなきゃならないと思います。佐渡における飼育の状況、準備、段取り、これまでの努力の姿、よくよく勉強してまいりました。そういうことを頭に入れて頑張ってまいりたいと思うところでございます。


 さて、いよいよ神在月がまいります。これを考えて、昨年は皆様のご賛同を得まして、「21世紀神在月文化振興条例」が制定され、いよいよこれを実現すべく芸術文化や伝統芸能、スポーツ、食文化、産業、教育など、各般にわたる取り組みを重点的に、具体的に実施してまいります。


 まず、10月17日から19日の3日間、「神話の夢舞台出雲展」ということで、東京有楽町マリオンにおきまして、「出雲を語る夕べ」と「出雲の観光と物産展」を開催し、首都圏からも出雲の観光・文化・特産品の情報発信を強力に行っていく考えでございます。


 次に、本物志向と住民参加を標榜し、平成7年(1995)以来、毎年度実施しております出雲総合芸術文化祭により培われた文化性の高い出雲の土壌に花を咲かせ、実を結ばせるため、本年度初めての試みといたしまして、10月25、26日の両日にわたりまして、出雲市民会館を主会場に、出雲市民総参加型の「出雲神在月 市民芸術文化の祭典」を開催することとしております。


 中身といたしましては、我が国の古代日本の文化研究の第一人者、梅原 猛先生による新たなる出雲ビジョン、「新たなる出雲の文化論を語る」ということでの講演会を予定しておるところでございますし、また、フィガロの結婚・椿姫等で構成いたします「オペラの誘い」、囲碁・将棋フェスティバル、市民の作品展示とワークショップなど、多種多彩な内容を盛り込んでいるところでございます。


 さらには、いよいよ出雲全日本大学選抜駅伝競走も今年度で20回目の記念の大会となります。これを記念いたしまして、関係諸団体の皆様方に深く謝意を表し、感謝状を贈呈するとともに、さらにこの駅伝にあわせまして、「出雲全国そばまつり」、さらには「21世紀出雲産業見本市」と次々と新たな事業を実施し、出雲文化をこの上なく盛り上げていきたいと考えているところでございます。


 さらに、本年度からは、本格的に事業展開しております出雲の國・斐伊川サミットの共同事業がございます。出雲市、雲南市、斐川町、奥出雲町、飯南町のこの2市3町によるところの共同事業、斐伊川サミット共同事業を飾る第一弾といたしまして、11月3日には、「出雲の國伝統芸能交流大会」を大社文化プレイスうらら館で開催いたします。出雲神話・古代出雲・斐伊川といったキーワードに基づく今後のこの2市3町の取り組み、これがまた新しい出雲圏の文化を奏でるものになることを目指して頑張ります。


 そして、本年11月6日、7日、「男女共同参画都市宣言」の全国の大会が出雲市で開かれます。これは、平成17年12月に出雲市で宣言いたしました男女共同参画都市宣言をもとに内閣府と共同で全国集会を出雲で開催するものでございます。皆様方におかれましても、この男女共同参画のまちづくり、この本当の姿、本当の意味合いについて、直接にご参加、またご臨席いただきまして、一層の理解が全市民、各界各層、特に青少年の皆様も含めて、これが行き渡るよう、ともどもに頑張っていきたいものと考えているところであります。


 また、本年度は、市政フォーラムを6月以来実施しておりますが、いよいよこの議会終了とともに、10月1日から再開ということで、平田地域、佐田地域、多伎地域、湖陵地域、大社地域と市政全般にわたる要望、課題などを率直に伺い、活発な意見交換を行う市民の交流と対話のフォーラムを開催するという段取りでございます。


 この実りの秋、食欲の秋、芸術・文化の秋、スポーツの秋、いよいよ秋本番でございますが、行政のやるべきことも目いっぱい頑張らなきゃいけませんし、何よりもこれに賛同していただく市民の皆様方のご参加、ご協力、市民自らの盛り上げもたくさん予定されているところでございます。


 議員の皆様、市民の皆様、これからいよいよ神在月文化振興とともに、出雲の國が21世紀に光輝くふるさととなりますよう、ともどもに前進していこうじゃございませんか。よろしくお願い申しあげまして、本定例会の閉会のあいさつとさせていただきます。


○議 長(今岡一朗君) これをもって平成20年度(2008)第2回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、この後、2時5分から全員協議会を開会いたしますので、委員会室の方にご参集ください。


               午後1時55分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    山 根 貞 守





              出雲市議会議員    古 福 康 雅