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島根県 出雲市

平成20年度第2回定例会(第1号 9月 2日)




平成20年度第2回定例会(第1号 9月 2日)





 
     平成20年度(2008)第2回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成20年(2008)9月 2日午前10時00分


     閉 会 平成20年(2008)9月26日午後 1時55分





〇議事日程第1号


         平成20年(2008)9月 2日 午前10時開議


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)平成19年度(2007)出雲市請願陳情処理状況報告書


   (3)平成19年度(2007)一般会計・特別会計主要施策の成果


   (4)平成19年度(2007)財産に関する調書


   (5)平成19年度(2007)出雲市土地開発基金運用状況調書


   (6)平成19年度(2007)出雲市継続費精算報告書


   (7)平成19年度(2007)出雲市健全化判断比率報告書


   (8)平成19年度(2007)出雲市公営企業会計資金不足比率報告書


   (9)例月出納検査結果報告書


   (10)定期監査結果報告書


第4.議第 24号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 25号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算


   議第 26号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例


   議第 27号 出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第 28号 出雲市税条例の一部を改正する条例


   議第 29号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例


          の一部を改正する条例


   議第 30号 出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例


   議第 31号 出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例


   議第 32号 多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 33号 宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 34号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 35号 平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第 36号 出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 37号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 38号 出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 39号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第 40号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 41号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 42号 出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止す


          る条例


   議第 43号 出雲市まちづくり基本条例


   議第 44号 出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例


   議第 45号 出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例


   議第 46号 土地の取得について


   議第 47号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第 48号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター介護予防施設)


   議第 49号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


   議第 50号 工事請負契約の締結について(川跡幼稚園改築建築主体工事)


   議第 51号 備品の取得について(出雲市新庁舎電動ロールスクリーン他)


   議第 52号 備品の取得について(出雲市新庁舎ブラインド他)


   議第 53号 備品の取得について(出雲市新庁舎会議室AV機器)


   議第 54号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 55号 字の区域の廃止について


   議第 56号 市道路線の廃止について


   議第 57号 市道路線の認定について


第5.認第  1号 平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について


   認第  2号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  3号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          歳入歳出決算認定について


   認第  4号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  5号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  6号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  7号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  8号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  9号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 10号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 11号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第 12号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 13号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第 14号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第 15号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 16号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計歳入歳


          出決算認定について


   認第 17号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 18号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定について


   認第 19号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について





会議に付した事件


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


   (2)平成19年度(2007)出雲市請願陳情処理状況報告書


   (3)平成19年度(2007)一般会計・特別会計主要施策の成果


   (4)平成19年度(2007)財産に関する調書


   (5)平成19年度(2007)出雲市土地開発基金運用状況調書


   (6)平成19年度(2007)出雲市継続費精算報告書


   (7)平成19年度(2007)出雲市健全化判断比率報告書


   (8)平成19年度(2007)出雲市公営企業会計資金不足比率報告書


   (9)例月出納検査結果報告書


   (10)定期監査結果報告書


第4.議第 24号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 25号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算


   議第 26号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関


          する条例


   議第 27号 出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第 28号 出雲市税条例の一部を改正する条例


   議第 29号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例


          の一部を改正する条例


   議第 30号 出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例


   議第 31号 出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例


   議第 32号 多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 33号 宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 34号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 35号 平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


          例


   議第 36号 出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部


          を改正する条例


   議第 37号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 38号 出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 39号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第 40号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 41号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 42号 出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止す


          る条例


   議第 43号 出雲市まちづくり基本条例


   議第 44号 出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例


   議第 45号 出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例


   議第 46号 土地の取得について


   議第 47号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第 48号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター介護予防施設)


   議第 49号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの


          家」)


   議第 50号 工事請負契約の締結について(川跡幼稚園改築建築主体工事)


   議第 51号 備品の取得について(出雲市新庁舎電動ロールスクリーン他)


   議第 52号 備品の取得について(出雲市新庁舎ブラインド他)


   議第 53号 備品の取得について(出雲市新庁舎会議室AV機器)


   議第 54号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 55号 字の区域の廃止について


   議第 56号 市道路線の廃止について


   議第 57号 市道路線の認定について


第5.認第  1号 平成19年度(2007)出雲市一般会計歳入歳出決算認定について


   認第  2号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  3号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          歳入歳出決算認定について


   認第  4号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  5号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第  6号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  7号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第  8号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第  9号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 10号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 11号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計歳入歳出決算認


          定について


   認第 12号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 13号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計歳入歳出決


          算認定について


   認第 14号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定


          について


   認第 15号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入


          歳出決算認定について


   認第 16号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計歳入歳


          出決算認定について


   認第 17号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計歳入歳出決算


          認定について


   認第 18号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算認定について


   認第 19号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算認定について





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市長           西 尾 理 弘 君


          副市長          長 岡 秀 人 君


          副市長          野 津 邦 男 君


          収入役          田 中 雄 治 君


          代表監査委員       勝 部 一 郎 君


          教育委員長        大 谷 香代子 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          観光政策推進本部次長   大 田   茂 君


          政策総務部長       児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       荒 木   隆 君


          文化企画部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          監査委員事務局長     吉 田 純 二 君


          政策課長         長 見 康 弘 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局  長         青 木   博


          次  長         高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係  長         村 尾 幸 紀


          書  記         小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより、平成20年度(2008)第2回出雲市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 これより、本日の会議を開きます。


 開会にあたり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 おはようございます。


 今日からいよいよ本格的な、残暑ぶり返しかというような暑い夏でございましたが、いよいよ9月の議会、発足でございます。県内各自治体議会のトップをきっての開会ではなかろうかと思っております。


 さて、ご存じのとおり、昨夜は臨時国会を前に福田首相の辞意表明というまことに驚くべき情報が流れまして、皆さん方もびっくりされたことと思います。このような中で、我が国の社会や経済の状況は、ご存じのとおり原油高、あるいは原材料、飼料高等々で我が出雲市における農・工・商あらゆる分野における経済活動もずっと苦しい状況でございましたけれども、ここへ来てさらに停滞余儀なくされるという局面が心配されるわけでございます。


 特に、これまで本市におけるいわば基幹産業とされておりました建設関係の産業界、我々の把握するデータでも大変厳しい状況に直面されているところでございます。


 他方、商業・流通産業についても、ゆめタウン出雲の発足とともに、いよいよ中心の商店街の振興策、出雲における拠点地区、そして平田における拠点地区、それぞれ新しいアイデアと方策をもってご支援申しあげなきゃならないということではなかろうかと思います。内閣府におけるこの中心街の拠点地区としての認定も出雲市は文化や芸術におけるまちづくりということを標榜し、平田地区については出雲の中心地区については、そういうことで、平田地区については木綿街道の整備、推進ということで訴えているところでございます。


 さらに、この長浜工業団地を中心とする工業の状況につきましては、おかげさまで平田における新しい、特に自動車関連産業の発展、充実、そして薬品産業を中心とする出雲における中核工業団地を中心とした動き、これらの活動を一層ご支援申しあげながら、未利用地や遊休地について、さらなる企業誘致に努力をしていかなきゃならないということではなかろうかと思っております。


 また、農業や林業、畜産業につきましては、飼料高、原料高で困窮するという声を聞く中で、農業、林業、漁業にわたるいわゆる3Fの事業展開、これを一生懸命今やっているところでございます。


 特に、林業につきましては、松くい虫防除に係る空中散布の問題がございます。現在、その原因究明を調査委員会で急いでおりまして、いろいろまじめに真剣にお取り組みいただきまして、当初より若干時間を要しておりますが、私の期待するところ、今月末を目途には何らの結論をお願いしたいという気持ちでいるところでございます。これを受けて来年以降の方針につきまして、どう考えるかという問題を論議するための松くい虫防除を含めた、いわゆる松の保護の政策を検討する組織を早急に立ちあげたく考えるわけでございます。


 漁業については、市内における漁場の整備、予算の執行も順調に図られているところでございますが、さらに今後の流通の促進、魚価の安定、ということで水産交流プラザなる仮称でございますけれども、この施設の整備について現在営々として実施設計を行っているところでございます。


 このような状況の中で、いよいよ我が市の経済発展、あるいは島根県全域にわたる発展を考えたときに、いよいよこの観光経済というのが非常に重要になってくるんじゃなかろうかと思っておるところでございます。そのために本市においては、さきに出雲市の観光戦略会議を立ちあげて、現在、鋭意審議を始めていただいているところでございます。この中では、全体の流れの中で阿國座をどういうふうに位置づけるか、その経済効果の問題、また阿國座に限らず市内全域にわたる拠点的な観光施設、あるいは交流の場の今後の振興方策、あり方等についてもご論議いただくべく現在鋭意ご検討いただいているさなかでございます。


 さて、お許しをいただきまして、去る8月20日から23日にかけまして、先般6月5日に日本国として初めてアイルランドの都市と友好交流都市を協定いたしましたアイルランド、ダブリン県、ダンレアリー・ラスダウン市を今岡市議会議長とともに訪問したところでございます。我々のアイルランドのこのまちの市長さんはじめ議会の代表団を温かく迎えることもあったことも影響していると思いますけれども、予想以上にアイルランドのまちの出雲市に対する情熱的な歓迎ということでございました。市長はもとより議会代表団、入れ代わりたち変わり、絶えず私の回りに議会の議員も5人、6人、多いときには10人も集まっていただき、今後に向かっての期待表明もいただきましたし、行く先々でのご案内もいただいたところでございます。このことは今岡議長もつぶさにお感じになっているところではなかろうかと思っておるところでございます。


 もう1つ、このたびサッカー国際大会をアイルランドが開催するということで、5カ国から8チームが参加した、本当の意味でのあの地域での国際大会でございました。英国の代表的な少年チーム、あるいはスウェーデン、オランダからも来ておりましたが、この5カ国、8チームの中で出雲選抜チームは本当によくやりました。これは3回目の派遣でございましたけれども、経験者によりますと、今回はますますよくなり、自信を持って、国際的なあの大舞台で堂々たる勝利をおさめることができた。すなわちオールアイルランドの選抜の少年チームに1対0で勝ちをおさめたという輝ける業績、成果を上げまして、子どもたちも本当に胸を張って自信を深めたところでございます。僅差で破れたときには、キャプテンはピッチの真ん中で泣きじゃくっているというような感動的な一シーンもございまして、私は出雲の子も元気づけて応援して、舞台を与えれば絶対大丈夫という思いを非常に強くしたところでございます。


 今後のこのアイルランドのダンレアリー・ラスダウン市との交流につきましては、具体的な行動が必要だと、トム・ジョイスという新しい市長も申しておりますし、関係の議員からも強いラブコールがございまして、その具体の事業の1つとして、ぜひとも本格的な日本庭園をこのまちの中につくりたいということで、その予定庭園地に、我々、議長ともどもご案内いただきまして、2人で植樹祭、植樹を、あれはモミジの木だと思いますけれども、日本庭園はここにつくるんだという真ん中に記念のモミジの植樹もさせていただいたというようなことで、早急にアイルランドから庭園の設計者、あるいは植栽の権威を派遣するから、出雲でご指導いただきたいというような申し出もいただいたところでございます。


 いずれにいたしましても、ラフカディオ・ハーンがはるか遠く故郷を望んでもかなえられなかったこの僻遠の地と言われましたアイルランドが身近な交流友好のまちとなったということで、最後のこのサッカー大会が終わってからの夕食会では前市長オカラハン氏とともどもに歴史的な協約であったと、締結であったと。この友好都市締結を機会に頑張ろうと誓い合って帰ったところでございます。


 他方、このアイルランド訪問に併せまして、このたび英国において観光振興、芸術文化の発展を通しての21世紀のまちづくりに向けた取り組みが目覚ましいとされておりますマンチェスター、バーミンガム、ニューカッスル・ゲーツヘッドそしてシェイクスピア生誕の地であるストラトフォード・アポン・エイボンを視察調査してきたところでございます。アイルランドとの間は本当に古史の間でございますが、この英国の状況を後ほどまた議会の皆様方に報告を詳しく申しあげるわけでございますけれども、特に感じましたことは、18世紀以降の産業革命の先達でございますこの英国において、当時、重工業を中心とするまちであったマンチェスター、バーミンガム、ニューカッスルをはじめこれらのまちが一様にいわば急速に文化とか芸術とか、あるいはスポーツ、レジャー等の活力をもってまちづくりを進めるということで、まちの賑わいを大転換を図らんとしておりますし、その実績もどんどん目の当たりにいたしまして、今後における英国の活力はやはりグレードの高い、質の高い、市民生活、国民生活、これを文化や芸術や、そして英国は基礎科学の面では世界の最先端の国でございますけれども、そういうものを通じて人類に貢献しようとしている。また、その国の発展を図らんとして、新しい本当の意味での世界全体を見渡しても尊敬される国家として発展せんとしている姿を垣間見ることができました。


 我々の訪問中にはオリンピックの報道がもう朝から晩まで流されておりましたけれども、そのオリンピックの報道でグレートブリテン、英国は史上かつてないほど躍進したと、まさに金メダルラッシュということでございまして、英国も20個以上の金を獲得して、このスポーツとか文化による国家の威信、国民の士気高揚、前進、これをもっともっとやるべきだという世論がほうはいとしてあがっているという状況でございます。そういう意味で、伝統的なまちもクリエイティブ・シティ、いわゆる創造的文化前進のまちとしての発展を期す覚悟が見受けられたところでございます。


 以上のような状況を帰国報告ということでさせていただく次第でございますが、出雲市においても、いよいよ新市発足以来、これまで数多くのまちづくりに関する条例、計画等を制定し、それぞれの分野では粛々と事業をこなしながら前進しているところでございます。


 このたび今議会に対しまして、新たなまちづくり条例といたしまして出雲市まちづくり基本条例を提案させていただいたところでございます。この条例は、出雲市のまちづくりの基本姿勢として合併協議の中で合意された3つの眼目を改めて明らかにするとともに、平成18年(2006)3月に議決いただいた出雲市市民憲章のもとでの市民のまちづくり参加の基本指針や国内外他地域との交流連携の基本指針を定め、市民、市議会、市行政が密接に連携・協働して、地方分権実施の担い手にふさわしいまちづくりを推進していかんとすることを目指すものでございます。


 また、昨日は議員の皆様のご臨席もいただきながら、多伎中学校を主会場として多伎地域を中心に出雲市防災訓練を実施したところでございます。本年度は従来にない試みといたしまして、市内全地域での防災訓練が必要であるという考えのもと、市内全地域での防災本部、いわば地区災害対策本部をそれぞれ立ちあげていただきまして、主会場である多伎中学校の防災訓練と連動した形での市内全域にわたる情報伝達訓練も行ったところであります。災害時における迅速かつ的確な情報伝達は災害対応の基本でございまして、非常に重要であると考えており、昨日の情報伝達訓練の状況を検証し、さらに工夫改善に努め、来年度以降もいよいよ実質的な形で、さらにこの防災体制の強化に取り組んでいきたいと考えているところでございます。


 さらに、多伎地域においては、住民の方々による7カ所の指定避難所への避難訓練も行っていただきました。今年の訓練は災害時における要支援者の方々の避難に特に力点を置いて行ったところでございまして、私も3カ所の避難所を巡回し、それぞれの皆さん方と久しく質問等を受けながら懇談の機会も持たせていただいたところでございます。このような実践訓練に皆さん真剣に取り組んでおられ、残暑厳しい初秋のこの時期、本当に早朝からのご参加に対しまして心から感謝申しあげ、敬意を表する次第でございます。


 なお、国内においてこういう防災訓練と相前後して地球温暖化の影響とは断定できませんけれども、異常気象というような状況の中で、局地的豪雨が国内各地で多発しておりまして、この出雲地域においても昨夜は警戒というような状況にも一時立ち至ったところでございます。このような状況の中、災害に対する備えを常に怠ることなく、さらには防災ネットワークの維持強化に努めながら、安心安全の出雲市づくりに今後とも尽力してまいる所存であります。


 この一環といたしまして、本議会に対しまして、早速佐田地域、多伎地域、湖陵地域と出雲地域の南部4地区におけるデジタル式防災行政無線の最新鋭のものを整備していくべく、今議会にその基本設計策定に係る補正予算も提出させていただいたところでございます。いずれは市内全域にわたってこの防災行政無線を張りめぐらすわけでございますけれども、当面のこの施策といたしまして、南部のこうした関係地域から立ちあげていきたいと、こういうことでございます。


 さらに、目を転じまして、この夏の成果といたしまして、市内で総勢出雲市から62名が参加した全国中学校体育大会が行われました。その成果は、著しいものがございまして、ソフトテニスでは男子の大社中学校が全国優勝でございます。柔道は女子44キロ級で安達沙緒里さんという方が第2位、第一中学校でございます。陸上競技男子400メートル、第一中学校全国第3位、柔道女子48キロ級、第一中学校、飯塚さん、全国第5位という全国規模の大会で、すばらしい成績をおさめてくれたわけでございます。


 さらに、小学校5年、6年による全国ホープス卓球大会では、稗原クラブが準優勝という立派な成績をおさめるなど、市内小中学生のスポーツレベルは確実に向上しております。国際的な戦いでは先ほど言いましたように出雲選抜FCがオールアイルランドに勝ったということでございます。


 一方、芸術分野では、音楽の方で第一中学校吹奏楽部が全国大会の出場権を得たところでございまして、合唱では第一中学校、第三中学校、平田中学校が中国大会の出場権を獲得しております。いわば文武両道において、我が出雲市の子どもたちの精進は目をみはるべきものがございまして、やはりこれは指導者のご努力のおかげ、自信を持たせれば子どもは際限なく発展することを示すものではなかろうかと思います。


 さらにまた、先月末にはこの4月に実施されました全国学力テストの結果が公表されております。具体的な順位、ランキングは公表しないということでございますけれども、市内の小学校6年生と中学校3年生も頑張っておりまして、全県のトップレベルの高い実力を示してくれました。特に、中学3年生は全国まさにトップレベルの高成績でありまして、市内の小中学生が先ほど言いましたように勉学に、そして芸術、あるいは体育・スポーツにまさに実力を発揮、前進の姿でございます。さらに、欲を言えば、やはり学校はふるさとの学校としてよみがえらなければならないという思いから、各学校での理事会の皆さんのご尽力をいただいておりますけれども、先生の公正、主体性、これを確保するための全校改革、島根県のご努力、決断、特に全国の立場から、ふるさとの学校をつくるということで市町村の立場を強化し、協調する政策転換を強く求めるものでございます。


 以上のようなお話をさせていただいた上で、本議会でお諮りする案件は、予算案件といたしまして、一般会計第2回補正予算と風力発電事業特別会計第2回補正予算の2件、条例案件といたしましては、先ほど説明しました出雲市まちづくり基本条例など20件でございます。さらに、本議会では決算案件もお願いせんとするものでございます。決算案件といたしましては、平成19年度(2007)の一般会計歳入歳出決算認定など19件でございます。また、単行議決案件が12件となっております。詳細につきましては、担当部長から説明させますが、今議会における議員の皆様のさらに適切なるご審議、ご決定、よろしくお願い申しあげまして、本議会開会にあたっての私のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により議長において、4番、山根貞守議員、31番、古福康雅議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程案のとおり、本日から9月26日までの25日間といたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ご異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から9月26日までの25日間とすることに決定いたしました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 初めに、本日市長から、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告、同法第125条の規定による平成19年度(2007)出雲市請願・陳情処理状況報告書、同法第233条第5項、第241条第5項及び同法施行令第166条第2項の規定による平成19年度(2007)一般会計・特別会計主要施策の成果、平成19年度(2007)財産に関する調書及び平成19年度(2007)出雲市土地開発基金運用状況調書、同法施行令第145条第2項の規定による継続費精算報告書並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項による平成19年度(2007)出雲市健全化判断比率報告書及び平成19年度(2007)出雲市公営企業会計資金不足比率報告書の提出がありました。


 また、監査委員からは地方自治法第235条の2第1項の規定による例月出納検査結果報告書、同法第199条第4項の規定による定期監査結果報告書の提出がありました。


 それぞれお手元にその写しを印刷配付いたしておりますのでご覧ください。


 以上で、諸般の報告を終了いたします。


 日程第4、議第24号から議第57号まで、日程第5、認第1号から認第19号までを一括議題といたします。


 初めに、各議案について、提案理由の説明を求めます。


 児玉政策総務部長。


○政策総務部長(児玉進一君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算・決算案件を除きます議案につきまして、ご説明いたします。


 お手元に配付しております議案書の目次をご覧ください。


 議第26号から議第45号までが条例案件、議第46号から議第57号までが単行議決案件であります。


 最初に、議第26号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例でございます。


 議案書1ページをご覧ください。これは、地方自治法の一部を改正する法律の公布により、議員の報酬に関する規定が整備されたことや、政務調査費について根拠としている条項が改正されたことに伴い、所要の条例を改正するものでございます。


 次に、議案書2から3ページ、議第27号、出雲市公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整理等に関する法律が公布され、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が改正されたことに伴い、条例名の変更等、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書4ページ、議第28号、出雲市税条例の一部を改正する条例であります。


 これは、納税者の税の月別の負担の平準化を図る目的で、固定資産税の第3期の納期を平成21年度(2009)から変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書5、6ページ、議第29号、地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の公布により、本市において同法で定める集積区域内に新規立地や増設を行う事業者に対し、固定資産税の課税免除を行うため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書7ページ、8ページ、議第30号、出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例であります。


 これは、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の一部を改正する法律及び一般社団法人及び一般財団法人に関する法律が公布されたことに伴い、都市計画税の課税標準の特例について定めた地方税法附則の条項が改正されるため、これらの条項を引用する所要の条例改正を行うものであります。


 また、都市計画税の第3期の納期につきましても、平成21年度(2009)から変更するため、所要の条例改正を行うものでございます。


 次に、議案書9ページ、議第31号、出雲市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例であります。


 これは、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が公布されたことにより、地方自治法の認可地縁団体に関する規定が改正されたことに伴い、これらの規定を引用する条例について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書10ページから18ページ、議第32号、多伎山村文化資源保存伝習施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第33号、宍道湖市民農園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これらは、多伎山村文化資源保存伝習施設及び宍道湖市民農園について、指定管理者制度を導入するため、その手続の規定を盛り込む等、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書19ページ、議第34号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平田体育館について、利用料金制度を導入するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書20ページから39ページ、議第35号、平田スポーツ公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第36号、出雲市平田B&G海洋センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第37号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第38号、出雲市立木綿街道交流館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平田スポーツ公園、平田B&G海洋センター、宍道湖公園及び木綿街道交流館の4施設につきまして、利用料金制度を導入するとともに、指定管理者の指定の手続に関する条項を追加するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書40ページ、議第39号、出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例であります。


 これは、肝炎治療医療費について、島根県が肝炎治療医療費助成事業の制度を創設し、乳幼児等医療費助成事業補助金交付要綱に規定したことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書41ページ、議第40号、サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、サン・アビリティーズいずもの多目的室の使用料を1,000円から300円に変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書42ページから44ページ、議第41号、出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、住宅困窮度の高い世帯に対して住宅の適切な供給の促進を図るため、優先入居等の措置を講じること。また、入居者の選考方法を現行の登録制から抽選制に変更すること等、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書45ページ、議第42号、出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止する条例であります。


 これは、一部の指定管理者制度導入施設において、出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続に関する条例の規定に基づき手続等を行ってきたところですが、それぞれの施設の設置及び管理に関する条例のそれぞれに指定管理手続等を規定することとし、出雲市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例を廃止するものであります。


 次に、議案書46ページから48ページ、議第43号、出雲市まちづくり基本条例であります。


 これは、出雲市におけるまちづくりへの市民参加の基本指針などを定め、市民、市議会及び市行政が密接に連携、協働して、21世紀の地方分権自治の担い手にふさわしい出雲市のまちづくりを推進するため、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書49ページから52ページ、議第44号、出雲市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例であります。


 これは、地方自治法の一部を改正する法律が交付されたことにより、議員の報酬の規定に係る者を他の行政委員会の委員等の報酬から分離し、議員の報酬の名称を議員報酬と改め、議員報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給方法を条例で定めることとされたことに伴い、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書53ページから58ページ、議第45号、出雲市いちじくの里の設置及び管理に関する条例であります。


 これは、平成21年(2009)春、多伎町多伎地域内にいちじくの里を設置することに伴い、施設の設置及び管理に関する事項につきまして、新たに条例を制定するものでございます。


 以上が条例案件であります。


 なお、条例案件につきましては、条例等関係資料に廃止、新設及び改正の要旨、新旧対照表を載せておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 続きまして、単行議決案件の説明をいたします。


 議案書59ページをご覧ください。議第46号は、土地の取得についてであります。


 これは、旭丘中学校移転用地を取得することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議案書60ページから62ページ、議第47号から議第49号は公の施設の指定管理者の指定についてであります。


 議第47号、出雲市高齢者等生活サポートセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」、議第48号、出雲市高齢者等生活サポートセンター東須佐サポートセンター介護予防施設及び議第49号、出雲市高齢者等生活サポートセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」の3施設については、現在の指定期間が満了することに伴い、公募で選定した指定管理者の候補者を次期指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議案書63ページをご覧ください。議第50号は、工事請負契約の締結についての案件であります。


 これは、川跡幼稚園改築建築主体工事の工事請負契約の締結について、議会の議決を求めるものであります。


 議案書64ページから66ページ、議第51号から議第53号は、備品の取得についての案件であります。


 議第51号は、出雲市新庁舎電動ロールスクリーン他を購入することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議第52号は、出雲市新庁舎ブラインド他を購入することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議第53号は、出雲市新庁舎会議室AV機器を購入することについて、議会の議決を求めるものでございます。


 議案書67ページ、議第54号は、新規就農者経営安定資金の返還免除についての案件であります。


 新規就農者経営安定資金につきましては、貸し付けを受けた新規就農者が就農後5年間市内において農業に従事した場合、資金の債務を免除することができます。今回、この条件を満たす借受者の返還の免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議案書68ページから72ページ、議第55号は、字の区域の廃止についての案件であります。


 これは、地籍調査事業促進のため、佐田町高津屋地内のすべての字及び佐田町一窪田地内の一部の字を廃止することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議案書73ページから75ページ、議第56号は、市道路線の廃止についてであります。


 これは、斐伊川放水路事業、出雲長浜中核工業団地の分譲、神戸川広域基幹河川改修事業、山陰本線出雲市西出雲間神戸川橋りょう改築工事、国営斐伊川沿岸事業平田船川漁船係留施設工事及び都市計画道路事業に伴い、9路線を廃止しようとするものであります。


 議案書76ページから78ページ、議第57号は、市道路線の認定についてであります。


 これは、宅地開発による寄附、斐伊川放水路事業、出雲長浜中核工業団地の分譲、神戸川広域基幹河川改修事業、山陰本線出雲市西出雲間神戸川橋りょう改築工事及び国営斐伊川沿岸事業平田船川漁船係留施設工事に伴い、11路線を認定しようとするものでございます。


 以上、提案理由の説明といたします。よろしくお願いします。


○議 長(今岡一朗君) 伊藤財政部長。


○財政部長(伊藤 功君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算に関係いたします議第24号及び議第25号並びに決算に関係いたします認第1号から認第17号までについて、ご説明申しあげます。


 まず、お手元にございます藤色の補正予算書の1ページ、平成20年度(2008)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧いただきたいと思います。


 今回の補正額は、一般会計6億6,400万円の追加、特別会計では風力発電事業900万円の追加でございます。


 3ページをご覧ください。議第24号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第2回補正予算でございます。


 第1条は、歳入歳出予算の補正として、それぞれ6億6,400万円を追加し、予算の総額を686億9,900万円とするものでございます。


 第1条第2項並びに第2条から第4条につきましては、次ページ以降で順次ご説明いたします。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を第1表歳入歳出予算補正として計上しております。


 歳入からご説明いたします。分担金及び負担金につきましては、県営土地改良事業施行に伴います地元負担金を計上しております。


 使用料及び手数料につきましては、利用児童数の増加に伴う児童クラブ使用料の追加を計上しております。


 国庫支出金につきましては、国の補助内示に伴う街路事業及び小中学校の耐震診断実施に伴う小中学校耐震化対策推進事業などの補助金を計上しております。


 また、県支出金につきましては、県の補助内示に伴う、障がい者自立支援特別対策事業及び神戸天然物科学株式会社の事業用地拡張に対する出雲長浜中核工業団地企業立地促進補助金などの補助金、また、学校支援地域本部事業の追加などに係る委託金を計上しております。


 寄附金につきましては、環境基金積み立てのための指定寄附として計上しております。


 繰入金につきましては、庁舎整備事業の財源変更に伴います庁舎整備事業基金及び環境基金の繰入金の一部減額並びに国際交流活動事業基金及び土地開発基金の一部を繰り入れるための繰入金を計上しております。


 また、繰越金につきましては、平成19年度(2007)決算に基づく剰余金の一部を計上しております。


 諸収入につきましては、新分野進出等企業支援補助金に係わる地域総合整備財団からの補助金、舞台芸術の魅力発見事業助成金などを計上しております。


 市債につきましては、総務債、農林水産業債、土木債、消防債及び教育債に所要額を計上いたしております。


 5ページの歳出につきましては、後ほど説明させていただきます。


 6ページをご覧ください。第2表継続費補正でございます。佐香コミュニティセンター整備事業について、平成20年度(2008)及び平成21年度(2009)の2カ年にわたり事業実施するものとし、総額2億8,800万円を計上するものでございます。


 第3表債務負担行為補正でございます。市道長浜103号線外4線の道路改良事業について、国からの補助金が2カ年にわたって交付されることとなったため、防衛施設周辺民生安定施設整備事業について、平成21年度(2009)に限度額3,407万8,000円を設定し、また、JR山陰線での委託工事となります大津中央一の谷線山廻架道橋改築工事について、平成21年度(2009)から平成23年度(2011)まで、限度額5億4,800万円を新たに設定するものでございます。


 次に、7ページをご覧ください。第4表地方債補正でございます。新庁舎整備事業ほか12件の地方債につきまして、財源構成または事業規模の変更により限度額を補正するものでございます。


 続きまして、9ページから11ページは、今回の補正予算の事項別明細書でございます。これにつきましては、後ほどご覧いただきたいと思います。


 次に、歳出についてご説明いたします。


 26ページをご覧ください。総務費につきましては、主なものといたしまして、出雲総合芸術文化祭のうち大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会の開催に係る負担金の増額として321万7,000円、ふるさと納税制度に係る特産品PR経費として300万円、フランス、ナンシー市で開催される日仏自治体交流会議へエビアン市とともに参加する経費160万円、申込件数の増による住宅リフォーム助成金の追加経費として1,400万円、所得変動に係る減額措置適用に伴う市県民税の還付金として7,500万円、28ページでは、来年度から始まる個人住民税の公的年金特別徴収に伴う情報伝達システム整備経費として516万円など、総務費合計で1億1,364万8,000円を計上しております。


 次に、民生費につきましては、同じく28ページに湖陵福祉センターなど福祉関連施設の改修経費として550万円、30ページでは、高浜地区での障がい者就労支援施設並びにケアホームの施設整備補助金として4,090万円、障がい者自立支援特別対策事業として411万6,000円、児童数の増加及び障がい児加算額の改定に伴う児童クラブ委託料の追加経費として1,700万円、新待機児童ゼロ作戦に基づく保育サービス等の利用状況調査実施経費として140万円など、民生費合計で8,808万4,000円を計上しております。


 衛生費につきましては、32ページをご覧ください。食育のまちづくり推進計画に係るアンケート調査実施経費として20万円、ゆうプラザの各種設備、ポンプ等の改修工事費として2,100万円、環境基金への指定寄附積み立て30万円、衛生費合計で2,150万円を計上しております。


 労働費につきましては、平田フレンドリーハウスの改修工事費を計上しております。


 次に、農林水産業費につきましては、34ページをご覧ください。各事業の進捗に伴い、農林水産振興がんばる地域応援総合事業など4件について事業費を追加し、農林水産業費合計で3,793万7,000円を計上しております。


 次に、商工費でございます。同じく34ページでございますが、10月17日から19日に、東京で開催する神話の夢舞台出雲展の開催経費等の追加として450万円、財団法人地域総合整備財団の助成を受けて小規模商品開発に対して補助を行う新ビジネス創業支援事業に1,000万円、出雲長浜中核工業団地への誘致企業への用地取得に対する助成金として2,120万円、36ページでは、わかあゆの里再整備に伴う基本設計経費として190万円、商工費合計で3,760万円を計上しております。


 次に、土木費につきましては、同じく36ページをご覧いただきたいと思います。道路台帳の整備経費として2,500万円、長浜中核工業団地への企業進出に伴う市道付け替え工事として1,990万円など、38ページでは、補助内示に伴い街路事業7,800万円の増など、土木費合計で1億751万8,000円を計上しております。


 次に、消防費でございます。同じく38ページでございますが、消防庁舎整備に伴う造成経費等の追加として1,830万円、40ページでは、防災行政無線システム整備に伴う基本設計経費として250万円など、消防費合計で2,180万円を計上しております。


 次に、教育費でございます。同じく40ページでございますが、国の委託事業である学校支援地域本部事業に1,260万円の追加、42ページでは、小中学校での耐震診断実施経費として小学校費へ4,076万円、中学校費へ1,121万円、旭丘中学校整備に伴う斐伊川砂搬入盛土工事費として5,000万円の追加、青少年文化センター(仮称)整備事業費として6,154万3,000円、44ページでは、佐香コミュニティセンターの建設事業費として3,020万円、平田図書館の空調改修工事費として1,500万円、教育費合計で2億2,591万3,000円を計上しております。


 次に、特別会計についてご説明いたします。


 47ページをご覧ください。議第25号、平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計第2回補正予算でございます。


 第1条は、歳入歳出予算の補正として、それぞれ900万円を追加し、予算の総額を5,076万9,000円とするものでございます。


 第1条第2項につきましては、48ページの第1表歳入歳出予算補正をご覧ください。歳入につきましては、風力発電協会保険金として諸収入900万円を計上しております。また、歳出につきましては、総務費として消費税等の納税経費127万5,000円、事業費として風力発電施設修繕費772万5,000円を計上しております。


 以上で予算関係の説明を終わらせていただきます。


 引き続き、平成19年度(2007)一般会計及び特別会計の決算についてご説明いたします。


 お手元にございます平成19年度(2007)出雲市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の1ページをご覧ください。


 認第1号から認第17号までの一般会計及び16の特別会計の決算につきましては、総括表によりご説明いたします。


 まず、一般会計につきましては、ご覧のとおり歳入決算額706億6,622万3,329円に対し、歳出決算額698億33万4,887円であり、歳入歳出差引額は8億6,588万8,442円でございます。ここからさらに、平成20年度(2008)の繰り越した事業の財源であります明許繰越額、逓次繰越額及び事故繰越額の合計2億6,258万621円を差し引いた残額6億330万7,821円が実質的な収支となっております。


 これらの繰り越し措置につきましては、本年6月市議会に報告させていただいたところでございます。


 このような措置につきましては、簡易水道事業、下水道事業及び農業・漁業集落排水事業の特別会計においても同様でございます。


 また、老人保健医療事業特別会計におきましては、差引残高が不足となっておりますのは、国庫負担金及び支払基金交付金の一部交付決定が予算枠により、平成20年度(2008)に歳入になったことに伴い、平成19年度(2007)決算において歳入不足が生じたためであります。


 なお、風力発電事業特別会計におきましても、同様に差引残高が不足となっております。これは、落雷事故によりキララ・トゥーリマキ発電所の設備修理費及び損失収益に対する損害保険金の受領が平成20年度(2008)の歳入になったことに伴い、平成19年度(2007)決算において歳入不足が生じたためであります。


 この2会計の不足額は、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づき、本年5月に補正予算を専決処分し、平成20年度(2008)予算で繰上充用をしておりますので、ご理解いただきたいと存じます。


 次に、特別会計でございます。


 まず、国民健康保険事業特別会計では、歳入決算額139億5,739万2,316円に対し、歳出決算額138億4,509万9,975円、差引残額1億1,229万2,341円となっております。


 以下、各会計の歳入歳出差引につきましては、国民健康保険橋波診療所事業特別会計537万2,964円。診療所事業特別会計805万9,196円。老人保健医療事業特別会計2億4,416万2,505円の不足。介護保険事業特別会計2億1,404万3,267円。簡易水道事業特別会計598万766円。下水道事業特別会計100万円。農業漁業集落排水事業特別会計9万7,011円。浄化槽設置事業特別会計0円。風力発電事業特別会計776万8,977円の不足。ご縁ネット事業特別会計492万616円。企業用地造成事業、駐車場事業、住宅新築資金等貸付事業、高野令一育英奨学事業ともに収支差引0円。廃棄物発電事業特別会計67万1,059円となっております。


 以上が、一般会計及び特別会計の決算の概要でございます。各会計における剰余金につきましては、平成20年度(2008)会計の歳入に繰越金として収入することとしております。


 なお、それぞれの会計における主要事業の成果、あるいは決算附属資料等につきましては、一括してお配りしてございますので、審議の段階でご参考にしていただければと思います。


 以上、簡単でございますが、一般会計及び特別会計の予算及び決算の提案理由の説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 原田上下水道局長。


○上下水道局長(原田恭平君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました認第18号、平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算についてご説明をいたします。お手元の平成19年度(2007)出雲市水道事業会計決算書1ページ、2ページをご覧ください。


 第1款、収入の総額であります事業収益の決算額は、24億6,809万234円となりました。第1項営業収益の主なものは、水道料金でございます。


 次に、支出であります。第1款支出の総額であります事業費用の決算額は、21億9,612万8,463円となりました。第1項営業費用の主なものは、給与費、減価償却費、第2項営業外費用の主なものは、企業債利息であります。


 なお、収入支出の詳細は、附属資料の収益費用明細書に記載しております。後ほどご覧をいただきたいと思います。


 次に、3ページ、4ページ資本的収入及び支出でございます。まず、収入についてでありますが、第1款収入の総額であります資本的収入の決算額は8億2,135万8,909円となりました。


 次に、支出についてご説明いたします。第1款支出の総額であります資本的支出の決算額は26億6,163万2,583円となりました。


 主な事業は、第6次拡張事業としての来原浄水場整備事業、排水管拡張改良事業でありますが、企業債償還金につきましては、7%以上の高利の企業債元金償還額6億7,632万3,245円を含んでおります。


 以上、収入から支出を差し引き、18億4,027万3,674円の資金が不足し、下段欄外に記載しておりますように、損益勘定内部留保資金などで補てんをいたしております。詳細につきましては、資本的収支明細書を後ほどご覧をいただきたいと思います。


 次に、5ページ、6ページは損益計算書でありますが、6ページの最下段、当年度未処分利益剰余金は4億9,184万9,819円でございまして、この処分につきましては、11ページの剰余金処分計算書(案)に記載しておりますとおり、減債基金に1,147万1,648円積み立て、翌年度繰越利益剰余金を4億8,037万8,171円とするものでございます。


 以上、水道事業決算についての説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願いをいたします。


○議 長(今岡一朗君) 林総合医療センター事務局長。


○総合医療センター事務局長(林 誠治君) 登壇 認第19号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算について、ご説明いたします。


 病院事業会計決算書1ページをお開き願います。まず、事業の報告の概況ですが、平成19年度(2007)は一般病床199床、療養病床50床、介護老人保健施設50床で稼働してまいりました。


 患者数につきましては、前年度に比較し、一般病床の入院患者数は増加したものの、外来患者数、療養病床入院患者数、介護老人保健施設の入所・通所は減少しました。この主な要因は、平成19年度(2007)は年度当初から15名の医師を確保することができたものの、前年度における急激な医師不足に伴う患者離れの影響が平成19年度(2007)に入っても続いたことによるものなどであります。これに加えて、本年1月感染性胃腸炎が発生したことに伴い、入院調整措置を講ずる必要が生じたこと、さらに療養病床、介護老人保健施設については、20年度(2008)中途での廃止を視野に入れて年度末には入院や入所の調整をしたことによるものであります。


 なお、平成20年度(2008)におきましては、一般病棟入院者数は増加傾向に転じておりますが、今年度は施設整備計画に基づき療養病床と介護老人保健施設を廃止し、新たに回復期リハビリテーション病棟を開設する過渡期にあります。既に老健施設は5月末に、療養病床は6月をもってサービスの提供を終了いたしました。回復期リハビリテーション病棟は7月から試行を経て、8月より28床で事業運営を開始したところであります。今後一層地域での連携を深めながら、回復期病棟の安定的運営に努めてまいりたいと存じます。


 2ページには、平成19年度(2007)の議会議決認定事項、行政官庁認可事項を挙げております。


 3ページには職員数を載せております。


 4ページ、工事の概況、備品の購入状況等を載せております。


 6ページ、7ページには患者数、8ページ、9ページにはそれぞれ3事業の収益及び費用を載せております。


 10ページ、11ページには企業債及び一時借入金の概況、会計経理に関する事項を挙げております。


 次に、収支状況と決算報告をいたします。収支状況は1ページ後半に書いております。決算報告は13ページから載せております。


 収益的収入及び支出の収入についてご説明いたします。第1款、第2款、第3款の3事業の収入合計は、決算額24億239万2,930円であり、予算額に対しまして1億273万3,070円の減であります。


 15ページの支出でありますが、第1款、第2款、第3款の3事業の支出合計では、決算額27億467万2,947円で、予算に対する不用額は9,047万2,053円であります。


 収支差引は前年度の3億5,000万円余りに比較して、約4,000万円ほど改善したものの、3億1,247万1,837円の不足となりました。


 次に、17ページの資本的収入及び支出の収入については、第1款、第2款、第3款の3事業の収入合計は、決算額2億5,752万1,628円であり、予算額に対しまして549万6,372円の減であります。


 支出を19ページに挙げておりますが、第1款、第2款、第3款の決算額3億5,329万3,622円で、これに翌年度繰越額は2,804万7,307円ございますので、予算に対する不用額は1,399万8,071円であります。


 収支差引9,577万1,994円の不足を生じましたが、過年度分損益勘定留保資金で補てんをしております。


 なお、施設整備に関する基本設計につきましては、新年度への事業繰越しを行ったところでありますが、本年5月末に基本設計は完了しております。


 21ページ以降に財務諸表を、さらに30ページからは附属書類として収益費用明細書等を添付しておりますので、ご覧いただきたいと存じます。


 以上、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計決算についての説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、認定いただきますようお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 以上で、各議案の提案理由の説明を終わります。


 次に、認第1号から認第19号に関し、監査委員の決算審査意見について発言を許可いたします。


 勝部代表監査委員。


○代表監査委員(勝部一郎君) 登壇 皆さん、おはようございます。


 監査委員の勝部でございます。このほど、平成19年度(2007)の出雲市一般会計・特別会計決算、公営企業会計決算、出雲市財政健全化判断比率及び出雲市公営企業会計資金不足比率の審査を終了いたしましたので、その結果についてご報告申しあげます。


 昨今の経済情勢はアメリカのサブプライムローンに端を発した景気後退懸念や原油・穀物価格の高騰など、想定を超える経済環境の悪化により、国においては実質成長率を下方修正せざるを得ない状況となり、地方においても景気回復を実感できぬまま、今後さらに厳しい展開が予測されているところであります。


 本市におきましては、合併後、出雲の國づくりを標榜され、その指針となる21世紀出雲のグランドデザインの基本方策をもとに、市民との対話と交流を実践される中で、様々な地域課題に取り組まれてまいりました。


 また、市政の経営改革の実践、地域特性を生かした積極的な行政の展開を図ってこられましたことに対して深く敬意を表するところであります。


 こうした状況の中、本市も合併3年目の決算となり、合併の成否を問う上で、正念場の年度となりました。しかし、本市の財政状況も年々厳しさを増してきているところであります。


 それでは、最初に平成19年度(2007)出雲市一般会計及び特別会計決算の審査結果についてご報告申しあげます。


 まず、各会計の歳入歳出決算書と、その附属書類及び基金運用状況調書につきましては、関係諸帳票及び証拠書類と照合点検の結果、計数的には正確であることを確認いたしました。


 次に、平成19年度(2007)の決算状況について、概要を見てみますと、一般会計と特別会計を合わせた決算総額は、対前年度比で歳入は1.3%増の1,231億9,000万円、歳出は1.8%増の1,221億2,000万円、収支差引額10億7,000万円で、これから、翌年度へ繰り越すべき財源3億7,000万円を差し引いた実質収支額は、7億円の黒字という結果でありました。


 これを会計ごとに見ますと、一般会計並びに繰上充用を行った老人保健医療事業及び風力発電事業を除く特別会計が黒字、あるいは収支差引ゼロとなっております。


 しかしながら、前年度からの繰越金や財政調整基金9億5,000万円の取り崩し額がなかった場合を想定した実質単年度収支は、一般会計が6億円を超える赤字、特別会計も国民健康保険事業をはじめ7会計で赤字となっております。


 財政調整基金の取り崩し額については、前年度に比べますと半減しておりますが、合併後3年間における36億円の取り崩しによって残高はいよいよ19億円を下回る状況となってきております。


 次に、財政状況を示す数値を見ますと、財政基盤の強さを示す財政力指数は、0.494、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は94.8%、公債費の財政負担状況を示す起債制限比率は16.1%となっております。これらを前年度と比較しますと、財政力指数こそ若干の改善とはなっているものの、そのほかの指数はいずれも悪化しており、経常収支比率は対前年度比0.6ポイント増、起債制限比率は対前年度比1.3ポイント増となっております。


 一方、地方債残高は、一般会計と特別会計を合わせた平成19年度(2007)末が1,953億9,000万円であり、前年度より26億4,000万円、率にして1.4%増加しております。


 確かに、財政上有利な合併特例債が80億円以上増え、その他の起債が50億円以上減ってはいますが、合併特例債も実質3割相当は市の負担であり、後年度への負担が重荷とならないよう、起債残高削減に向けた不断の努力をお願いしたいと思います。


 申すまでもなく、合併の目的は、行政の効率化と財政の健全化に資することにあります。よって、まずは財政収支の均衡を図り、負担金、補助金の見直しなど、行財政改革による思い切った支出の削減、事業計画の縮減、延期などにより、基金をしっかりと積み立て、財務体質の強化を図ることが先決であると思います。


 次に、今回の審査において、特に気づきました収納対策について申しあげます。


 平成19年度(2007)における本来入るべき収入が一般会計と特別会計で約17億5,000万円未収となっております。この未収金は合併後、毎年増加してきており、その収納対策はまさに焦眉の急と言わざるを得ません。今さら申しあげるまでもなく、貴重な収入があってこそ、市民のための様々な施策が可能であり、これ以上増加することは許されないところであります。


 さて、最も未収金の多い一般会計では、その90%が市税であり、平成17年度(2005)に7億2,000万円であった未納額が平成19年度(2007)には8億4,000万円にまで達しました。わずか3年間で17%も増えており、さらに増加する気配であります。市民の義務として懸命に納付いただいている大多数の市民のためにも、支払う能力があると認められる人で払わない人に対しては法的手段も視野に入れた厳しい姿勢で対処すべきであると考えます。


 また、特別会計では、介護保険事業、下水道事業、農業・漁業集落排水事業、住宅新築資金等貸付事業において未収金が増加していますので、あわせて徴収の徹底をお願いいたします。


 収納事務に対しては、平素から大変な苦労をされていると承知しておりますが、精励恪勤、自主財源確保のため、また市民間に不公平を感じさせないためにも一層の収納努力をお願いするものであります。


 なお、審査を実施した中で、特に収納対策のほか5項目について、意見を付しておりますが、詳細は意見書に記載しておりますのでご参照ください。


 次に、平成19年度(2007)公営企業会計決算の審査結果について、ご報告申しあげます。


 初めに水道事業、病院事業各会計の当年度決算に係る諸帳簿及び証拠書類について照合点検しました結果、計数的に正確であること、また、審査に付されました決算書類は、地方公営企業法及び関係法令に準拠して作成されており、経営成績並びに財政状態が適正に表示されていることを、それぞれ確認いたしました。


 なお、各会計の決算についての詳細は、決算審査意見書に掲載しておりますので、割愛させていただきますが、若干気づいた点について申し述べさせていただきます。


 まず、水道事業会計決算の審査結果についてであります。


 平成19年度(2007)において、合併時における懸案事項でありました水道料金の統一を図るとともに、用途別料金体系から口径別料金体系への変更、さらには将来の水道経営を見据え、総体で4.76%アップの料金改定が実施されたところであります。


 このように大きな料金制度の改革を伴った平成19年度(2007)決算でありますが、平成18年度(2006)と比較して次のような特徴が見られたところであります。


 まず、収益的収支では、収入の根幹である水道料金収入につきましては、料金改定が年度中途の6月検針分からあったことなどにより、2.9%の伸びにとどまりました。


 一方、支出では、新来原浄水場関連資産の償却開始による減価償却費の21.7%増があったにもかかわらず、人件費や支払利息の減などにより、全体で4%の増におさまったところであります。その結果、収支差引約2億3,000万円の純利益を計上し、引き続き黒字決算となりました。


 また、資本的収支につきましては、国が創設した公的資金補償金免除繰上償還制度を利用し、高利な地方債の繰上償還を行ったことにより、収支不足額が6億円余り増加しました。しかし、これは将来負担の軽減に大いに寄与するものであり、評価できるところであります。


 さて、水道事業についてでありますが、第5次拡張事業が平成18年度(2006)に完了し、引き続いて平成19年度(2007)から第6次拡張事業がスタートしたところであります。この第6次拡張事業では、上津水源のクリプトスポリジウム対策、給水量確保のための配水池増設、平田地域における県受水のための整備など、数多くの事業が計画されております。


 一方、簡易水道等の平成28年度(2016)水道事業への統合という国の方針を受け、平成19年度(2007)において簡易水道事業等を上水道事業に統合する計画が作成されたところであります。一部は市の一般会計から繰り出される予定とはいえ、水道事業の負担はかなり大きなものになると推察されます。


 第6次拡張事業においても、膨大な資金が必要な上に、加えて簡易水道統合に係る事業資金も必要なところであり、それぞれの事業の必要性は認めるところでありますが、事業期間の調整を行うなど余裕を持った企業経営ができるようさらなる検討が必要ではと考えるところであります。


 今後とも水道事業の企業性を一段を発揮され、より効率的な経営に取り組まれ、市民のライフラインとして安全で安価な水の供給にご努力いただきますようお願いいたします。


 次に、病院事業会計決算の審査結果について、ご報告申しあげます。


 病院事業会計は、平成8年度(1996)以降、12年連続の赤字決算となり、平成19年度(2007)決算における純損失額は3億1,000万円を超え、累積赤字であります未処理欠損金は11億2,000万円にも達しました。病院の経営状況は極めて憂慮すべき段階に来ており、経営の安定が喫緊の課題であると言わざるを得ません。


 こうした状況を打破するための抜本的な対策として、このたび新病院へと生まれ変わらんとする計画がいよいよスタートし、病院の運営形態も市の直営から、平成22年度(2010)を目途に地方独立行政法人へ移行されることになりました。そこで今後の経営健全化に向けて、次の点を要望いたします。


 まず、大規模改修の財源についてであります。今回の総工費は約39億円とされ、この財源のほとんどに起債を予定されておりますが、昨今の財政状況の中での多額の起債は比較的有利な起債を利用するとは言え、膨大な利子を伴う借金であることに違いなく、さらに経営を圧迫しないかと心配されるところであります。


 既存施設の有効活用や維持管理費のさらなる節減にも取り組まれ、起債借入額の減額に努められるようお願いいたします。また、患者数につきましても近年減少を続けてきておりましたが、医師等の確保、高性能な医療機器の導入、地域における緻密な活動等により、徐々にではありますが、回復傾向にあるように見受けられるところであります。


 しかしながら、医療を取り巻く環境は依然として非常に厳しいものがあります。今後も経営健全化を図る中で、市民に親しまれ、愛される病院づくりに不断の努力をお願いいたします。


 なお、このほかにも審査を実施し、意見を付した対象項目もありますが、詳細は水道事業並びに病院事業の決算審査意見書に記載しておりますので、ご参照ください。


 次に、平成19年度(2007)出雲市財政健全化判断比率並びに平成19年度(2007)出雲市公営企業会計資金不足比率の審査結果について、ご報告申しあげます。


 この審査は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律、いわゆる財政健全化法が本年施行され、このたび初めて健全化判断比率4指標と公営企業の資金不足比率が算定され、審査に付されたところであります。


 審査の結果、いずれも適正に作成されているものと確認いたしました。


 まず、財政健全化判断比率についてであります。1つ目の指標である実質赤字比率については、黒字との判定で比率は算定されておりません。しかし、多額の基金を取り崩した上での黒字決算であること。逆に言えば、基金の取り崩しがなければ、赤字決算であることを念頭に置く必要があります。


 2つ目の指標である連結実質赤字比率も黒字のため比率は算出されておりません。


 3つ目の指標は、実質公債比率であります。3カ年平均の比率は21.6%であり早期健全化基準の25%未満でありますが、単年度数値では、平成17年度(2005)20%であったものが18年度(2006)に21.9%、19年度に22.9%と急速に悪化しており、地方債残高がこのまま増え続ければ、近い将来に基準を超えるのではと危惧しております。


 4つ目の指標は、将来負担比率であります。この指標は新たに定義された指標で、一般会計等が将来負担すべき実質的な負担の標準財政規模に対する比率であります。今回、258.3%とこの比率も早期健全化基準の350%を下回りました。しかしながら、この数値も今後の事業計画等を考えますと、決して安全であるとは言いがたいと思います。


 次に、公営企業会計の資金不足比率についてであります。風力発電事業以外はいずれも経営健全化基準の20%をクリアしております。風力発電事業はこの基準を上回る31.1%となりましたが、これは落雷等偶発的事故により修理費が発生したためであります。しかし、翌年度に保険金相当が確実に収入となるため、今年度は特に問題はないものと思われます。


 財政健全化法に基づいた今回の比率は、全国の自治体が初めて算定したものであり、現段階では他団体との比較はできませんが、健全化基準を下回っているからといって手をこまねいていて傍観することなく、常に危機感を持って財政運営にあたっていただきたいと思います。


 以上、申しあげてまいりましたが、最後に市政を考えますときに、ロングスパン、長い目で市政を、都市造りを、ウォーク・ドント・ラン、進まねばならぬが急いではいけない、スローリーバットスティディ、ゆっくりではあるが着実にといったスタンスが必要ではないかと思います。


 市長のモットーであります前進、前進、また前進も本市の10年、20年後を見据えた場合、いわばウサギのように早く走るのではなく、カメのようにゆっくりではあるが着実に前進することと受け止めたいと思います。


 合併の集大成である現時点において、やるべきときにはやらねばならないと考えますが、将来にわたり健全財政を維持する上から、今後においては着実な歩みを期するところであります。こうしたことも念頭に置いていただき、21世紀の大転換期にあって、夢と希望に輝く出雲市の発展に向け、永続的な安定した財政運営の確立を目指され、市政の経営改革にあたられんことを切望いたします。


 以上、平成19年度(2007)出雲市一般会計・特別会計決算審査、平成19年度(2007)出雲市公営企業会計決算審査、平成19年度(2007)出雲市財政健全化判断比率及び平成19年度(2007)出雲市公営企業会計資金不足比率の報告とさせていただきます。失礼いたします。


○議 長(今岡一朗君) 以上で、決算案件に対する監査委員の決算審査意見についての発言は終了いたしました。


 ただいま議題となりました各議案につきましては、本日は、提案説明にとどめ、質疑等は後日改めて議事日程にあげることといたします。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会いたします。


 なお、この後11時40分から全員協議会を開会いたしますので、委員会室にお集まりください。


               午前11時30分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    山 根 貞 守





              出雲市議会議員    古 福 康 雅