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島根県 出雲市

平成20年度第1回定例会(第5号 6月26日)




平成20年度第1回定例会(第5号 6月26日)





 
     平成20年度(2008)第1回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成20年(2008)6月10日午前10時00分


     閉 会 平成20年(2008)6月26日午前11時20分





〇議事日程第5号


         平成20年(2008)6月26日 午前10時開議


第1.承第  1号 専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市一般会計第


          7回補正予算)


   承第  2号 専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市簡易水道事


          業特別会計第3回補正予算)


   承第  3号 専決処分の承認について(出雲市税条例の一部を改正する条例)


   承第  4号 専決処分の承認について(出雲市都市計画税条例の一部を改正する


          条例)


   承第  5号 専決処分の承認について(平成20年度(2008)出雲市老人保健医


          療事業特別会計第1回補正予算)


   承第  6号 専決処分の承認について(平成20年度(2008)出雲市風力発電事


          業特別会計第1回補正予算)


第2.議第  1号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算


   議第  2号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算


   議第  3号 出雲市監査委員条例の一部を改正する条例


   議第  4号 出雲市行政財産使用料条例の一部を改正する条例


   議第  5号 出雲市安全で安心なまちづくり条例の一部を改正する条例


   議第  6号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第  7号 出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関


          する条例の一部を改正する条例


   議第  8号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第  9号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


   議第 10号 出雲市立小学校及び中学校設置条例及び出雲市立幼稚園条例の一部


          を改正する条例


   議第 11号 出雲市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 12号 出雲市消防本部手数料条例の一部を改正する条例


   議第 13号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第 14号 多伎地域伝統文化伝承施設の設置及び管理に関する条例を廃止する


          条例


   議第 15号 公の施設の指定管理者の名称の変更について


   議第 16号 工事請負契約の締結について


   議第 17号 工事委託協定の締結について


   議第 18号 備品の取得について


   議第 19号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 20号 市道路線の廃止について


   議第 21号 市道路線の認定について


   議第 23号 工事請負契約の締結について


第3.平成19年度(2007)


   陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


   平成20年度(2008)


   請願第 1号 県道出雲インター線拡幅に伴う神西小学校及び河南中学校の通学路


          の確保と市道神西170号線への歩道新設についての請願


   陳情第 1号 出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情


   陳情第 2号 行政主導の審議会等の構成員の半数を女性で構成すること等を求め


          る陳情


   陳情第 3号 小中学生学校給食受益対象者の3人目からの給食費の全額免除を求


          める陳情


   陳情第 4号 毎年多額の維持管理費を要する湖遊館の速やかなる閉鎖を求める陳


          情





会議に付した事件


第1.承第  1号 専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市一般会計第


          7回補正予算)


   承第  2号 専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市簡易水道事


          業特別会計第3回補正予算)


   承第  3号 専決処分の承認について(出雲市税条例の一部を改正する条例)


   承第  4号 専決処分の承認について(出雲市都市計画税条例の一部を改正する


          条例)


   承第  5号 専決処分の承認について(平成20年度(2008)出雲市老人保健医


          療事業特別会計第1回補正予算)


   承第  6号 専決処分の承認について(平成20年度(2008)出雲市風力発電事


          業特別会計第1回補正予算)


第2.議第  1号 平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算


   議第  2号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算


   議第  3号 出雲市監査委員条例の一部を改正する条例


   議第  4号 出雲市行政財産使用料条例の一部を改正する条例


   議第  5号 出雲市安全で安心なまちづくり条例の一部を改正する条例


   議第  6号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第  7号 出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関


          する条例の一部を改正する条例


   議第  8号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第  9号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


   議第 10号 出雲市立小学校及び中学校設置条例及び出雲市立幼稚園条例の一部


          を改正する条例


   議第 11号 出雲市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を


          改正する条例


   議第 12号 出雲市消防本部手数料条例の一部を改正する条例


   議第 13号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第 14号 多伎地域伝統文化伝承施設の設置及び管理に関する条例を廃止する


          条例


   議第 15号 公の施設の指定管理者の名称の変更について


   議第 16号 工事請負契約の締結について


   議第 17号 工事委託協定の締結について


   議第 18号 備品の取得について


   議第 19号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第 20号 市道路線の廃止について


   議第 21号 市道路線の認定について


   議第 23号 工事請負契約の締結について


第3.平成19年度(2007)


   陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


   平成20年度(2008)


   請願第 1号 県道出雲インター線拡幅に伴う神西小学校及び河南中学校の通学路


          の確保と市道神西170号線への歩道新設についての請願


   陳情第 1号 出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情


   陳情第 2号 行政主導の審議会等の構成員の半数を女性で構成すること等を求め


          る陳情


   陳情第 3号 小中学生学校給食受益対象者の3人目からの給食費の全額免除を求


          める陳情


   陳情第 4号 毎年多額の維持管理費を要する湖遊館の速やかなる閉鎖を求める陳


          情





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          副 市 長        長 岡 秀 人 君


          副 市 長        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        大 谷 香代子 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          観光政策推進本部次長   大 田   茂 君


          政策総務部長       児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       荒 木   隆 君


          文化企画部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       井 上 明 夫 君


          環境政策部長       児 玉 俊 雄 君


          産業観光部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          監査委員事務局長     吉 田 純 二 君


          政策課長         長 見 康 弘 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりでございます。


 日程に入る前に、議長の方から議員の皆様方に申しあげたいと存じます。


 出雲市議会会議規則第141条の規定において、議員は議会の品位を重んじなければならないと定めています。先般、6月12日に行った一般質問において、質疑の方法及び内容に不適切な点があったという指摘がありましたので、この点について議会運営委員会での協議結果に基づき、議長から当該議員に注意を促したところであります。議員におかれましては、特に本会議や委員会における発言や行動については、十分注意していただき、本市議会の品位の保持に努めていただくようお願いいたします。


 日程第1、承第1号から承第6号まで、日程第2、議第1号から議第21号まで及び議第23号、並びに日程第3、継続審査中の平成19年度(2007)陳情第16号、今期定例会において受理いたしました請願第1号及び陳情第1号から陳情第4号までを一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長の報告を求めます。


 初めに、福代秀洋総務常任委員長。


○総務常任委員長(福代秀洋君) 登壇 おはようございます。


 それでは、総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けております案件は、平成20年度(2008)一般会計第1回補正予算をはじめ議案12件及び継続審査中の陳情1件であります。


 去る6月18日に委員会を開催し、審査をいたしました。ここに、その審査結果を報告いたします。


 初めに、承第1号、専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市一般会計第7回補正予算)のうち付託部分についてであります。


 これは、本年3月31日に専決処分された補正予算について、議会の承認を求めるものであります。付託された第2表地方債補正については、県営土地改良事業負担など7事業において、地方債限度額の変更をするものであります。


 審査の結果、承第1号の付託部分につきましては、承認すべきものと決定いたしました。


 次に、承第3号、専決処分の承認について(出雲市税条例の一部を改正する条例)についてであります。


 これは、地方税法等の一部を改正する法律が本年4月30日に公布、施行されたことに伴い、個人住民税の寄附金税制の拡充などについて、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。


 次に、承第4号、専決処分の承認について(出雲市都市計画税条例の一部を改正する条例)についてであります。


 これも同じく、地方税法等の一部改正に伴い、関係条文を整理するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。


 次に、議第1号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、「第1表歳入歳出予算補正」のうち、歳出では、消防費において、財団法人日本防火協会及び財団法人自治総合センターからの助成金の交付決定に伴い、自主防災組織育成事業200万円などの増額が計上されております。


 一方、歳入につきましては、繰越金として、平成19年度(2007)決算見込みに基づく余剰金の一部7,038万円、諸収入として、財団法人日本防火協会及び財団法人自治総合センターからの助成金340万円、また、市債が1億3,020万円計上されております。


 次に、「第4表地方債補正」では、水産交流プラザ整備事業、川跡幼稚園移転改築事業など3事業に係る地方債の新たな追加と、事業規模の変更などに伴い、道路整備事業など2事業に係る地方債限度額の増額が計上されております。


 以上、審査の結果、議第1号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第3号、出雲市監査委員条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が制定されたことに伴い、監査委員が財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率、並びに、それらの算定の基礎となる事項について審査を行うこととなったため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第4号、出雲市行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、地方自治法の一部改正に伴い、関係条文を整理するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第11号、出雲市コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、鳶巣コミュニティセンターの移転新築に伴い、コミュニティセンターの位置の変更について、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第12号、出雲市消防本部手数料条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、被災者の費用負担軽減を図るため、り災証明及び救急証明の発行に係る手数料を廃止することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第13号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令が一部改正されたことに伴い、補償基礎額のうち配偶者以外の扶養親族に係る加算額を引き上げることなどについて、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第15号、公の施設の指定管理者の名称の変更についてであります。


 これは大社ご縁ネットの指定管理者である大社ご縁ネットワークが特定非営利活動法人の法人格を取得したことに伴い、指定管理者の名称を「特定非営利活動法人 大社ご縁ネットワーク」に変更するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第16号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、国富コミュニティセンター建築工事について、1億6,800万円の工事請負契約を締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第18号、備品の取得についてであります。


 これは、出雲市消防本部消防車両等整備計画に基づき、本年度更新予定の高規格救急自動車を購入するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 最後になりましたが、継続審査となっております平成19年度(2007)陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情についてであります。


 本陳情は、島根原子力発電所に係る安全を確保するために、発電所に近接する地区からの防災避難ルートの確立と、その整備資金を中国電力へ求めること、及び中国電力との安全協定の締結を求めるものであります。


 本陳情に関しましては、昨年度12月議会から審査をしてまいりました。この間、視察などを行った結果、本陳情にある安全協定の締結については、市としても今後積極的に取り組むべき事項であるとの意見で一致しております。しかし、陳情書全体についてはさらに事実関係の確認、内容の精査が必要であります。また、これに関し中国電力からの意見聴取も行う必要があるとの判断から、さらに調査研究が必要であるとの結論に至りました。本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 以上、総務常任委員会に付託を受けております案件についての審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、西尾 敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 本定例会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、承認案件2件、予算案件1件、条例案件5件、陳情2件であります。


 去る6月19日に委員会を開催し、西尾市長ほか関係職員の出席を得て、詳細な説明を受け、審査を行いました。ここに、その審査結果について報告いたします。


 初めに、承第1号、専決処分の承認について(平成19年度(2007)出雲市一般会計第7回補正予算)のうち付託部分についてであります。


 これは、第1表繰越明許費補正のうち、認可保育所施設整備費補助の繰越明許費の限度額を変更することについて、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたものであります。


 内容審査の結果、付託部分については、承認すべきものと決しました。


 次に、承第5号、専決処分の承認について(平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計第1回補正予算)であります。


 これは、平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計の決算において、国庫負担金及び支払基金交付金の一部が平成20年度(2008)の歳入になることから、歳入不足になる見込みとなったため、平成20年度(2008)予算から不足分を繰上充用するものであります。


 内容審査の結果、承認すべきものと決しました。


 次に、議第1号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表歳入歳出予算補正につきましては、歳出の主なものといたしまして、民生費では、障害者自立支援法の制度改正に伴うシステム改修費、衛生費では、出雲ゆうプラザ事故の損害賠償金が計上されております。


 また、教育費では、県の委託事業であるスクールソーシャルワーカー活用事業、学校図書館元気チャレンジ事業、伝統文化を尊重する教育実践事業の経費のほか、市内小・中学校へのAED設置経費、旭丘中学校整備に係る用地取得の追加経費、川跡幼稚園移転改築事業費が計上されております。


 一方、歳入としまして、それらを賄うべき国庫支出金、県支出金などが計上されております。


 また、第2表継続費につきましては、川跡幼稚園移転改築事業を今年度と来年度の2カ年継続事業とし、総額4億330万円の継続費を計上するものであります。


 以上、内容審査の結果、付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第5号、出雲市安全で安心なまちづくり条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、安全で安心なまちづくりを推進する関係行政機関が設立されたこと、及び地域活動団体の名称が変更されたことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第6号、出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、平成20年(2008)4月から国の肝炎治療特別推進事業実施要綱に基づき、県が肝炎治療医療費助成事業を開始したことにより、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第7号、出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンター「ひだまりの家」の位置表示を修正するため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第8号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、新たに「四絡第3児童クラブ」を開設することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第10号、出雲市立小学校及び中学校設置条例及び出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、学校教育法等の一部を改正する法律の施行により、この法律を引用する条例について、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、陳情2件についてご報告いたします。


 まず、陳情第2号、行政主導の審議会等の構成員の半数を女性で構成すること等を求める陳情についてであります。


 本陳情の具体的な陳情項目は、1つ、行政主導の審議会、検討委員会、協議会などの各構成員の半数を女性で構成すること。2つ、構成員の選定にあたっては、充て職横すべりの弊害リスクを真摯に受け止め、改善に努めるとともに、年齢構成も会議内容に見合った人材確保に努力するよう求める。というものであります。


 現在、市では、「男女共同参画まちづくり行動計画」に基づき、審議会等への女性枠の設置、多彩な人材の起用、委員の一部公募を行うなど、平成21年度(2009)末で女性の参画率40%を目標に、女性の積極的な参画を推進しているところであります。


 しかし、本年4月1日現在の女性の参画率は26.1%の状況であり、地域の実情を踏まえながら、その参画率の向上に努めてきてはいるものの、各構成員の半数を女性にするには、まだ多くの課題があると思考されます。


 本陳情は、女性の参画に偏重した期待感を示す一方で、男女共同参画を行政が取り組むことに疑問を投げかけるなど、その内容に矛盾した点があり、本委員会としては、内容審査の結果、本陳情は、不採択にすべきものと決しました。


 次に、陳情第3号、小中学生学校給食受益対象者の3人目からの給食費の全額免除を求める陳情についてであります。


 これは、少子化社会における子育て支援の1つとして、小中学生学校給食受益対象者の3人目から給食費の全額免除を求める陳情であります。


 学校給食に係る経費負担については、「学校給食法」において、学校給食の実施に必要な施設・設備及び給食に従事する人件費は、自治体の負担とし、それ以外の経費は学校給食を受ける保護者の負担と定められております。現在の学校給食費は、食材購入に係る経費がほとんどであり、受益者負担の原則により保護者が負担すべきものと考えます。


 また、経済的な理由により、就学が困難な児童生徒がいる世帯については、学校給食費や学用品などの必要経費を援助する就学援助制度により対応されており、内容審査の結果、本陳情は、不採択すべきものと決しました。


 なお、本陳情において、配慮を欠いていると思われる表現があり、委員からは、内容が受け入れがたいとの指摘がありましたことを申し添えます。


 以上で、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件につきまして、報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、坂根守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 登壇 環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成20年度(2008)一般会計第1回補正予算など議案6件、陳情2件でありました。


 去る6月20日に委員会を開催し、西尾市長、長岡副市長、野津副市長をはじめ関係職員の出席を得て、詳細な説明を受け、慎重に審査をいたしました。ここに、その結果を報告いたします。


 初めに、承第1号、専決処分の承認についてのうち、付託部分についてであります。


 これは、平成19年度(2007)出雲市一般会計第7回補正予算の第1表繰越明許費補正として、「草地林地一体的利用総合整備事業」について、年度内に支払いが終わらない見込みとなったため、3,717万5,000円の繰越明許費を設定すること及び「いちじくの里整備事業」の繰越明許費の限度額を1,116万円に変更することについて、専決処分するものであります。


 内容審査の結果、承第1号の付託部分については、承認すべきものと決定いたしました。


 次に、承第6号、専決処分の承認についてであります。


 これは、落雷によるキララ・トゥーリマキ発電所の設備の故障に対する損害保険金が平成20年度(2008)歳入となることにより、平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計決算において、776万9,000円の歳入不足が生じるため、平成20年度(2008)予算から不足分を繰上充用するものであります。


 内容審査の結果、承認すべきものと決定いたしました。


 次に、議第1号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の主なものについて、農林水産業費では、「農林水産振興がんばる地域応援総合事業」2,465万3,000円、「森林づくり交付金事業」4,922万5,000円、「水産交流プラザ(仮称)整備事業」2,300万円などが計上されております。


 次に、商工費では、「出雲ブランド推進事業」500万円、「木綿街道まちづくり事業」150万円、「商店街活性化支援事業」860万円、「観光基本計画策定事業」910万円が計上されております。


 一方、歳入では、「たち上がる産地育成支援事業」、「農林水産振興がんばる地域応援総合補助金」、「森林づくり交付金事業」などの県支出金と、「環境基金」などからの繰入金が計上されております。


 次に、第3表債務負担行為補正では、農業制度資金の利子補給申請があったことから、「農業近代化資金利子補給」と「農業経営基盤強化資金利子補給」について、新たに債務負担が設定されております。


 以上、内容審査の結果、議第1号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続いて、議第14号、多伎地域伝統文化伝承施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例についてであります。


 これは、多伎町の田儀地域伝統文化伝承館「花馬館」と小田地域伝統芸能保存伝習館「神楽館」を行政財産から普通財産に変更し、施設を多目的に活用できるようにするとともに、地元による維持管理とするため、条例を廃止するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第19号、新規就農者経営安定資金の返還免除についてであります。


 これは、貸し付けを受けていた新規就農者の資金の債務を免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第23号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、出雲市大津町地内に建設が予定されている「出雲弥生の森博物館建築工事」について、5億6,700万円で工事請負契約を締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 続きまして、当委員会に付託を受けました陳情2件の審査結果について報告いたします。


 まず、陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、現在、出雲市大社町地内に建設が予定されている出雲阿國座関連予算の凍結と再考、並びに運営内容の見直しと1年以上の検討期間を取ることを求めるものであります。


 出雲阿國座については、3月から5月にかけて、市内12カ所で「『出雲阿國座』の創設に関する市民説明会」が開催され、参加者からさまざまな意見が寄せられました。その結果については、市より報告を受けておりますが、その内容やこれまでの経過を踏まえ、今後陳情者をはじめ市内各団体や市民からの意見を聴取し、さらに議論を重ねた上で、議会の方針を示していく必要があることから、審査の結果、本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 続いて、陳情第4号、毎年多額の維持管理費を要する湖遊館の速やかなる閉鎖を求める陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、出雲市園町の宍道湖公園「湖遊館」について、維持管理費の赤字解消は実現できないとして、施設の閉鎖を求めるものであります。


 当該施設の運営状況等について執行部から説明を受けたところ、陳情書に記載された維持管理費の金額が事実と異なること、また、指定管理者制度の導入により、効率的な運営と積極的な集客イベントの開催に努められ、近年は利用料収入も安定しているとのこと、さらには、近県の同種の施設が閉鎖される中、山陰地方唯一の本格的なウィンタースポーツ施設として、関係者から広く必要とされ、市民からも親しまれている施設であることから、本陳情は全員一致で不採択すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 22番、米山広志議員。


○22番(米山広志君) 陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情について、2点について質問をさせていただきます。


 先ほど委員長の報告によりますと、市内12会場で3月から5月にかけて市民説明会が開催をされたと。そのことによって、内容と結果について、市の執行部から説明を受けたということでございました。委員長は12会場のうち何会場行かれたか、まず、お尋ねをさせていただきます。


 といいますのは、再三にわたりまして、市の執行部から議員の方に、私もでございますけど、説明会の会場の場所と日時が数回にわたって議員にも連絡がありました。委員長として何会場行かれたかが、質問の1点目でございます。


 それから、その陳情に対して、陳情者から委員会として、意見を聞くとか、あるいは説明を聞くということを委員会として相談されたかどうか。


 以上、2点について。


○議 長(今岡一朗君) 米山議員に申しあげますが、委員長個人に対する質問が前段にあったと私は受けとめましたので、その点については答弁はここではする必要がないのではないかという判断をさせていただいて、後段の部分についての委員長の答弁をお願いいたします。


 坂根環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) じゃあ、後段の部分についてお答えします。


 環境経済常任委員会では、陳情者と、この陳情書について、6月20日の常任委員会までには話はしておりません。面会はしておりません。


 なお、この6月20日の常任委員会で継続審査にした理由の1つとして、今後陳情者の意見、それ以外の団体の意見も広く聞いたらということで、今後そのようにしていきたいということで進めていきたいと思います。


 以上です。


○議 長(今岡一朗君) 他に質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ないようでありますので、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、長廻利行建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(長廻利行君) 登壇 建設水道常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算をはじめ議案7件、請願1件です。


 去る6月23日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ執行部関係職員に出席をいただき、詳細な説明を受け、慎重に審査をしたところでございます。ここに、その審査結果を報告いたします。


 初めに、承第2号、専決処分の承認についてです。


 これは、3月31日に専決処分した平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第3回補正予算について、地方自治法第179条第3項の規定により承認を求めるものであります。


 補正の内容は、湖陵地区における水道未普及地域解消事業について、平成19年度(2007)中に支払いが終わらない見込みとなったため、繰越明許費を設定するものであります。


 審査の結果、承認すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第1号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 歳出につきましては、土木費として、道整備交付金など国の補助内示に伴い、地方道改修事業3億4,996万円の増、交差点改良事業990万円の減、平田船川・湯谷川改修関連道路改良事業5,000万円の減、都市計画道路天神一の谷線の計画変更に係る測量設計費920万円など、土木費合計で2億9,926万円が計上されています。


 次に、歳入につきましては、国庫支出金として、国の補助内示に伴う「地方道改修事業」、「道整備交付金」に係る補助金の増額、財産収入として、神門87号線道路改良工事における先行取得用地を県へ売却することにあたっての土地売払収入が計上されております。


 以上、審査の結果、議第1号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第2号、平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算についてでございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,700万円を追加し、予算の総額を76億9,500万円とするものでございます。


 歳出につきましては、河下浄化センターの建設地が変更となったため、脱臭設備、基礎工事費の増として2,700万円が計上されております。


 次に、歳入につきましては、分担金及び負担金133万4,000円、国庫支出金1,596万6,000円、市債970万円が計上されております。


 また、継続費補正は、河下浄化センター建設事業についての年割額を変更し、総額を3億300万円から3億3,000万円に増額するものであります。


 次に、地方債補正は、下水道事業の地方債の限度額を増額するものであります。


 以上、審査の結果、議第2号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第9号、出雲市普通公園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、新たに整備した「からさで大橋多目的広場」及び「中町公園」について、条例に追加して規定するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第17号、工事委託協定の締結についてであります。


 これは、市道多伎学校線(2工区)道路改良事業に伴う山陰線江南・小田間保神原跨線橋改築工事2億8,827万6,000円の委託協定の締結を西日本旅客鉄道株式会社と行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第20号、市道路線の廃止についてであります。


 これは、ゆめタウン出雲建築事業、一般県道遙堪今市線特定交通安全施設等整備工事、一般国道9号出雲バイパス築造、神門307号改良工事及び広域基幹河川改修事業(湯谷川)に伴い、市道26路線を廃止するものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、議第21号、市道路線の認定についてでございます。


 これは、ゆめタウン出雲建築事業、市道今市6号線外2線改良工事、一般県道遙堪今市線特定交通安全施設等整備工事、一般国道9号出雲バイパス築造、一般県道三刀屋佐田線地方道路交付金(改良)工事及び城川石場線道路改良工事に伴い、市道40路線を認定するものでございます。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 最後に、請願第1号、県道出雲インター線拡幅に伴う神西小学校及び河南中学校の通学路の確保と市道神西170号線への歩道新設についての請願についてであります。


 請願の要旨としては、?工事期間中の神西小学校及び河南中学校の児童・生徒の通学の際の交通安全が確保されるよう必要な措置をとる。?県道出雲インター線の供用開始と拡幅に伴う交通量の増加に対して安全な通学路が確保されるよう、市道神西170号線に歩道を新設すること。?県道出雲インター線と神西170号線及び市道神門87号線の交差点に信号機を設置することの3点でございます。


 審査結果、本請願は採択すべきものと決定をいたしました。


 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより、一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。


 承認案件1件、議案1件、陳情4件について、日本共産党を代表して討論を行います。


 初めに、承第3号、出雲市税条例の一部を改正する条例の専決処分についてであります。


 この条例改定は、4月30日に成立した地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴うものでありますが、次の理由により反対をいたします。


 第1に、上場株式等の配当、譲渡益の軽減税率を期限付きとはいえ、延長していることです。本来の税率20%のところを2003年から軽減され10%になっています。この軽減措置は金持ち減税との批判を受け、2008年度末で廃止されるものであります。にもかかわらず、経過措置で一部の減税を残すことは認められません。


 第2に、上場株式等の譲渡損失と配当所得の損益を通算できるよう特例措置が導入されたことであります。金融所得に対する分離課税20%は、所得税の累進課税と比較して税率が有利になるもので、今回の改定でも損益通算の上限は設けられておらず、金融資産を持つ富裕層に対する優遇を広げることになり、不公平であります。


 第3に、個人住民税が公的年金から天引きされる制度が導入されることです。年金からは既に所得税、介護保険料に加えて後期高齢者医療保険料が4月から天引きされ、さらに国民健康保険料も10月から天引きされることになっています。そして、今回の条例改定によって、65歳以上の公的年金受給者から個人住民税を2009年10月支給分の年金から天引きすることになります。本人の意向を踏まえないで、年金から一方的に税金や保険料を天引きすることに対して、年金を主たる収入としている受給者を中心に怒りが広がっています。年金記録に不備があり、支給漏れも相次ぐ中、税や保険料が一方的に天引きされることは納得のいくことではありません。


 よって、以上の理由により、本条例改正案の専決処分には賛成できません。


 次に、議第23号、工事請負契約の締結についてであります。


 本議案は、2010年のオープンが予定されている出雲弥生の森博物館の建築工事契約を中村組・浜村建設・内藤建設工業特定建設工事共同企業体と5億6,700万円で締結するものであります。


 出雲弥生の森博物館は、外構工事を含む建設費に13億円近くを要する施設であり、年間の維持管理費は4,000万円程度と見込まれています。これまでも述べてきたとおり、歴史文化の振興や埋蔵文化財の重要性を否定するものではありません。また、本市で出土した埋蔵文化財の現在の保存状況が満足できるものであるとも考えておりません。埋蔵文化財センターの機能を持つ施設は、必要なものであると考えますが、現時点で住民合意は不十分であり、施設の活用方法や規模などを見直し、事業内容を広く住民に知らせ、合意を得た上で建設するのがふさわしいものと考えます。


 よって、本議案には賛成できません。


 次に、陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情についてであります。


 本陳情は、この間行われた出雲阿國座についての市民説明会で中止を求める意見が相次いだことなどをするどく指摘し、1つに、出雲阿國座関連予算の凍結と再考、2つに、運営内容を見直し、同意を得るためとして1年以上の検討期間を設けることを求めています。


 出雲阿國座の建設計画については、本陳情の提出者である「出雲市を愛する会」や地元大社町の「住みよい大社のまちづくりを考える会」の皆さんによる署名活動などに見られるように、市政に対する不信と怒りが日を追うごとに強まっています。住民運動の盛り上がりや、各地での説明会で明らかなように、事業に対する市民の合意はなく、全くと言っていいほど理解は得られていません。それどころか、むしろ事業内容が明らかになるにつれ、批判の声がどんどん強くなっているではありませんか。


 これまでの強気の姿勢は若干弱まったものの、市長は2011年春にオープンさせると、あくまでも建設に固執しておられ、ここまで高まっている市民の声を素直に受け入れようという姿勢はいまだに見られません。


 議会に求められているのは、市民の声をいかに代弁し、行政運営に反映させるかであります。出雲市政は一体だれのためにあるのか、行政や議会がどこを向いて運営されているのかといった住民自治の根幹にかかわることが、今大きく問われているのであります。出雲阿國座の建設について、市民の声は明らかにノーであり、本事業は直ちに凍結、中止すべきであります。


 よって、本陳情は、趣旨採択すべきものと考え、継続審査とした委員長報告には賛成できません。


 次に、陳情第2号、行政主導の審議会等の構成員の半数を女性で構成すること等を求める陳情についてであります。


 本陳情は、陳情理由の冒頭で、なぜ男女共同参画を行政が取り上げ、対策として取り組まねばならないのかよくわかりませんとし、行政が男女共同参画の推進に取り組むことそのものに疑問を抱いているようにも受け取れます。男女共同参画の推進は、大いに賛成でありますが、本陳情には賛同できません。


 次に、陳情第3号、小中学生学校給食受益対象者の3人目からの給食費の全額免除を求める陳情についてであります。


 この間の原油や穀物高騰などによる食材費の値上げは、給食費にも影響を及ぼしています。本陳情は、3人目からの給食費の全額免除を求めるものであります。子育てに係る経費の負担軽減ということでは理解できる側面もありますが、陳情理由で述べられている中には理解しがたいことも多くあり、本陳情に賛同することはできません。


 最後に、陳情第4号、毎年多額の維持管理費を要する湖遊館の速やかなる閉鎖を求める陳情についてであります。


 本陳情が指摘するとおり、スケートリンク湖遊館は、毎年多額の維持管理費がかかり、今後のあり方についての検討は当然議論されるべきであると考えます。しかし、住民の健康づくりやスポーツ振興は市民の生活にとっても大切なことであり、単に施設の収益だけで判断できるものではありません。平田湖遊館については、利用者や市民の意見を十分に集約した上で、今後のあり方を考えるべきであります。


 よって、速やかなる閉鎖を求める本陳情には賛同できません。


 以上で討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


 福代秀洋議員。


○11番(福代秀洋君) 登壇 真誠クラブの福代秀洋です。会派を代表いたしまして、陳情第1号に関して討論を行います。


 陳情の内容は、阿國座の運営内容を見直し、市民の同意を得るために1年以上の検討期間を設けること。そして、主題となっておりますのが建設関連予算の凍結、再考を求めるものであります。


 今年1月、出雲市議会自民協議会では、市長に対しまして阿國座建設については、建設の意義やその経済効果、収支について、さらに検討を重ねるとともに、市民の積極的な合意を得る必要があるとして、3項目の申し入れを行いました。


 1項目めが観光戦略を具体的に策定し、阿國座の位置づけ、果たす役割を明示すること。2項目めが阿國座の運用計画を明示し、それに基づく現実的な収支試算を示すこと。3項目めが阿國座建設で出雲市が受ける経済効果を示すこと。以上、3点であります。


 しかしながら、私たちの会派では、現時点で、これらに対する十分な精査がされ、明確な結論が出されたとは考えておりません。また、市民の積極的な合意を得るに至っていないこともまた事実であろうと考えております。


 このような状況の中で、本陳情にあるように、1年以上の検討期間を設けることは必要なことであり、また予算を凍結することにも一定の合理性があると考えております。したがいまして、本陳情は、趣旨採択あるいは採択すべきものと考えております。


 環境経済委員長の報告は継続審査とのことでございました。重要な案件であり、さらに慎重に審査をしようとされることについては尊重すべきことだと考えております。環境経済委員会において活発かつ慎重な調査、検討が行われることを期待いたしまして、継続審査に賛成をいたしたいと思います。


 なお、執行部におかれましては、環境経済委員会で継続審査という結論が出されたことを重く受け取っていただきまして、願意に沿った慎重な対応をされるように求めまして、討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


 原 隆利議員。


○26番(原 隆利君) 登壇 26番、原 隆利でございます。


 市民・新生クラブを代表いたしまして、陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情に対する環境経済委員会の審査の結果は継続審査でありますが、採択すべきとの観点から討論を行います。


 陳情者の願意は、出雲阿國座建設の凍結にあることは明白であります。3万8,000名にのぼる署名の意思も中止であり、市が主催された説明会の民意も中止にほかなりません。


 8月1日に関係諸団体からの意見聴取を予定されていますが、民主主義の基本は1人1票であります。西尾市長自身にも議員の私にも市井の市民の方にも平等に1人1票であります。関連諸団体の責任者だからといって10票も20票も持っているわけではございません。今、正しく民意を問うなら、住民投票にゆだねることでしょう。もはや民意は熟しています。議員が真剣に市民の声に耳を傾けるなら、おのずと結論は出せるはずであります。西尾市長もよく議会と執行部を車の両輪に例えられますが、予算編成というハンドルは市長が握っており、予算執行というアクセルも市長の意思にかかっています。本当の意味の車の両輪なら、せめてブレーキの制御は議会が動かすべきではないでしょうか。そこに議会制民主主義の存在意義があるのではないでしょうか。


 こうして議論している間にも、今までに可決した予算執行は粛々と進められています。改めるにちゅうちょすることは傷口を広げる結果になるのです。


 議員の皆さん、ちまたの市民の声に真摯に耳を傾けて、陳情の採択を求める次第です。


 以上で討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決いたします。


 初めに、承第3号、専決処分の承認について採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、承認であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、承第3号については、原案のとおり承認されました。


 次に、承第1号、専決処分の承認について、承第2号、専決処分の承認について及び承第4号、専決処分の承認についてから承第6号、専決処分の承認についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する各常任委員長の報告は、いずれも承認であります。


 各委員長報告とおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、承第1号、承第2号及び承第4号から承第6号までについては、いずれも原案のとおり承認されました。


 次に、議第1号、平成20年度(2008)出雲市一般会計第1回補正予算について採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第1号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第2号、平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算について採決いたします。


 本案に対する建設水道常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第2号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第3号、出雲市監査委員条例の一部を改正する条例から議第21号、市道路線の認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第3号から議第21号までは、それぞれ原案のとおり可決されました。


 次に、議第23号、工事請負契約の締結についてを採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、議第23号は、原案のとおり可決されました。


 次に、請願、陳情を採決いたします。


 まず、継続審査中の平成19年度(2007)陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、平成19年度(2007)陳情第16号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、今期定例会において受理いたしました請願・陳情について採決いたします。


 まず、請願第1号、県道出雲インター線拡幅に伴う神西小学校及び河南中学校の通学路の確保と市道神西170号線への歩道新設についての請願を採決いたします。


 本請願に対する建設水道常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、請願第1号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第1号、出雲阿國座建設関連予算の凍結と再考等を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって、陳情第1号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第2号、行政主導の審議会等の構成員の半数を女性で構成すること等を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は、不採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第2号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第3号、小中学生学校給食受益対象者の3人目からの給食費の全額免除を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は、不採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第3号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第4号、毎年多額の維持管理費を要する湖遊館の速やかなる閉鎖を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は、不採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、陳情第4号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 以上で請願・陳情の採決は終了いたしました。


 なお、採択されました請願は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果について報告を求めることといたします。


 また、継続審査と決定いたしました陳情につきましては、引き続き閉会中に審査願うことといたします。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会にあたり、市長から発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ここに平成20年度(2008)第1回出雲市議会定例会の閉会にあたりまして、ごあいさつを申しあげます。


 本議会においては、出雲市教育委員会委員の任命、出雲市公平委員会委員の選任の人事案件、補正予算に係る予算案件、条例案件や単行議決案件など多数の案件につきまして、連日、それこそ建設的に、真摯に、一生懸命ご審議いただきまして、いずれも原案どおりご可決いただきました。まことにありがとうございます。


 さて、我が国をめぐる状況、国際社会の展望を考えますと、今、まさにエネルギーの問題、食料の問題、これをどうやって安定的な確保をしていくか、このようなことを考えるときに、どうしてもこういう問題がはっきりしてこないと景気の低迷、経済の停滞ということは避けられない憂慮すべき状態が続いております。


 来る洞爺湖サミットで地球温暖化対策、これが大きな議題になるわけでございますけれど、我々もこのような中で、緑の保全と、これから迎えます出水期における防災等のため、松林を守るということで、松くい虫防除の特別の事業も昭和57年度(1982)以来、旧出雲市を含めてずっとやってまいったところでございます。今回の事態につきましては、現在、早急にその原因を究明すべく調査委員会を立ちあげ、この夏休みまでには、その調査結果を明らかにしていただきたいと期待しているところでございます。今後ともこの市民の健康の安全管理と防災、あるいは環境の保全、これが両立する方向で、どうしてもやはりこれは避けて通れない課題でございます。年内には一つの結論を持って、皆さんが安心して安全な状況の中で頑張っていただける環境をつくっていくということが、また我々に課せられた大きな課題となっているところでございます。


 目を転じて、観光戦略のことでございますが、国においても、日本に訪れます外国人旅行客が2010年までに1,000万人に増やすということで、ビジット・ジャパン・キャンペーンということで、現在の500万人水準のものを倍増するんだということで、新たな組織としても本年10月1日には官公庁が発足するということでございます。出雲市においても、この観光産業という、この切り口が非常に重要な局面を迎えておりまして、そのような観点から議会におかれても観光産業を出雲市の1つの柱として、組織の改正、特に出雲市における観光戦略の本部の設置、あるいはブランド課の設置、さらには産業支援センターの充実等も図らんとしているところで、こういう方向についてご理解いただいているところでございます。


 また、観光の面ではやはり平成17年度(2005)以来、私は何度もここで明確に大出雲市発展は観光大国をつくるんだと、そのいろいろな中で歴史的資源としての神社・仏閣あるいは出雲阿国等の歴史資源を活用するという局面、そして芸術とかスポーツとか、イベントによる観光事業、そしてまた日御碕灯台等、景観を活用する観光、こういう3つの柱を中心とした戦略図を描いて、ご説明申しあげてきておるわけでございます。


 条例も2つつくったわけでございます。出雲神話観光大国建設条例及び出雲神在月文化週間、文化月間を促進する条例、2つあるわけでございますが、さらに、これからこの観光戦略本部が事務局となりまして、出雲観光におけるいわば経済的な分析から、特に経済波及効果の問題、あるいは施設の整備を単体としてではなくて、ネットワーク化するにはどうしたらいいかというような問題等々、そういうことについての審議を促すための戦略会議を間もなく発足させますが、そのような作業に並行して外部からいろんな知恵を導入しながら、この問題についての市民の皆様方のご理解を増進していくということが重要な局面となっております。


 また、本当の文化価値を求める、文化価値とは何か、日本が世界に貢献するものとして、このいわゆる歌舞伎とか、あるいは人形浄瑠璃とか、これは石見銀山に先立って世界の文化遺産に指定されている。これを我々は歌舞伎の発祥の地、この出雲の地において顕彰するということは、いわば国際的な大ドラマシアターとされておりますシェークスピアを讃えるシェークスピア劇場の存在というものに匹敵する大きな活力を持つものだという思いは募るわけでございます。


 しかし、何はさておき、財政問題、経費をどうするかという問題があるわけでございまして、その辺の理解も十分またいただくべく我々もさらに勉強してみたいと決意を改めているところでございます。


 本議会におかれましても、先ほどの陳情案件に対する継続というご決定、十分また議会の中でご論議、ご協議いただきまして、我々が求めます方向と、しかるべく形で一致できますことを願ってやまないところでございます。


 我々も責任ある執行部、責任ある議会として平成17年度(2005)以来、これだけの議論をしてきたわけでございます。無責任にこれを放棄するわけにはいかないんじゃないかと思っておるところでございます。何とか全市民的な、まあまあ全員の一致ということはなかなか難しいわけでございますけれど、まあ大体こんなところかというところでの解決策をお互いに模索するのが議会制民主主義の責任というものじゃないかと、私は痛切に感じているところでございます。


 そういうようなことで、今後とも、議員の皆様方とは率直に意見交換をし、我々もできるだけのまた対案を出したり、情報を提供して、ご議論を促すべく努力させていただくことをお誓い申しあげる次第でございます。


 また、このような中で、出雲市の現在の産業や経済の動向を考えましたときに、やはりこの市内における建設関連の産業、単に直接的な土木建設業だけではなくて、電気工事等を含めての、あらゆる意味での広がりのあるこの出雲市の伝統的な基盤産業、大変苦しい状況にございまして、まだ水面下に隠れているところがございますけど、もっともっと厳しい状況になります。我々の持っているデータでもそれは明らかでございます。


 そしてまた、このエネルギー危機の中で、農業、漁業、本当に苦労されております。私も先日もぶどう農家にも出かけましたし、漁業者との懇談もしております。大変な状況でございます。7月15日には、一斉に休業されるという漁業の深刻な危機、こういうことについても、ともどもにまた議論して、的確な誤りのない保護策を我々は確立していくべきではないかと思うところでございます。


 さらにまた、流通産業の面では、ご存じのとおり、先日映像センターとしては山陰最大規模のものを備えたゆめタウン出雲が発足した中で、市街中心部におけるマーケットの縮小の声、あるいはそれを懸念する声が上がっておるわけでございます。このようなことについても現在のショッピングの体制、あるいは各商店街のなりわい、こういうことも十分頭に入れながら、関係機関にも働きかけ、団体にも働きかけて、また、大手の会社にも働きかけて、何とか市内の大きなマーケット、市内中心のこれまでやってきたマーケットにおけるともどもに発展する道を考えていかなきゃならないということで、特段の努力を傾注する覚悟でございます。


 いずれにいたしましても、国内外のこの厳しい経済状況を見たときに、一層強力な農・工・商、あるいは情報やサービスや観光にわたる産業政策の必要性が非常に高まっているところでございます。今後とものまたご支援、ご助言、よろしくまたお願い申しあげる次第でございます。


 さて、いよいよ私も平成7年度(1995)の旧出雲市以来、対話と交流の実践ということで、毎年1回は各地に出かけたフォーラムを開催させていただいておるところでございます。本年度も本日、6月26日の夕刻の大津地区を皮切りに、市内37会場でこの市政フォーラムを開催することとしております。地区住民の皆様をはじめ議員の皆様のご参加、ご協力を得て、合併4年目の区切りの意味も含めたこの市政全般にわたる運営についての質疑、討論、提案等有意義な議論、意見交換の場となることを願ってやまないところでございます。


 いよいよ厳しい季節といいますか、梅雨入りになりまして、出水期を迎えるわけでございます。いまだ大きな水が出ていないわけでございますけど、このような段階こそ一昨年7月の尊い人命が失われました、あの神戸川上流部中心とする集中豪雨災害、このことを教訓にいたしまして、災害時の体制の事前確認や職員の皆様の意思疎通を図るなど、万全の体制と準備を持って防災はもとより、もしもの災害発生時における情報伝達、避難誘導など、適時的確に実施していきたいと考えております。


 さらに、目を国内外に向けたときに、中国四川の大地震に続きまして、先般6月14日の岩手・宮城内陸地震が発生し、地震に対する不安感が非常に高まっております。空白地域と言われても、何千年空白でも出てくるというような状態でございます。本地域は、平安時代にはどうもあったようでございますけど、千年の時の流れを経て、いつその空白期を越えた大激震が来るかわからないという絶えざるこの警戒心、これが重要ではなかろうかと思っているところでございます。このような気持ちを持って、この9月に催します全市挙げの防災訓練をはじめいつも心を戒めながら頑張っていかなければならないと考えているところでございます。


 さて、この梅雨が明ければ、やはり夏本番、この夏を待っておられます市民の皆様方、特に地域挙げてのお祭り、これによって出雲市のまた活力を上げようという盛り上がりが感じられる中で、今年も8月10日、11日に予定しております第3回出雲神話まつり、この大きなイベント、ページェントといわれるものを中心といたしまして、市内各地でそれこそ連動的にそれぞれの地区の伝統的な行事、お祭りを組みながら、それを実践しながら、この出雲における21世紀に向かっての前進するぞという活力を強力に盛り上げていきたいと、こういうふうに念じているところでございます。


 議員の皆様におかれましては、大変またお忙しい夏を迎えるわけでございますけど、どうぞ十分に健康に留意されまして、こうした市民挙げてのイベント等にも積極的にご参加いただき、ご激励いただくことをお願い申しあげまして、今議会閉会にあたっての私のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。


○議 長(今岡一朗君) これをもって平成20年度(2008)第1回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、この後、11時30分より全員協議会を開会いたしますので、委員会室にご参集ください。


               午前11時20分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    遠 藤 力 一





              出雲市議会議員    珍 部 全 吾