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島根県 出雲市

平成19年度第5回定例会(第1号 2月20日)




平成19年度第5回定例会(第1号 2月20日)





 
     平成19年度(2007)第5回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成20年(2008)2月20日午前10時00分


     閉 会 平成20年(2008)3月17日午後 2時55分





〇議事日程第1号


         平成20年(2008)2月20日 午前10時開議


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


第4.市長施政方針表明


第5.議第 74号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第6回補正予算


   議第 75号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 76号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第 77号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 78号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 79号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算


   議第 80号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第3


          回補正予算


   議第 81号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 82号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第 83号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 84号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第3回補正予算


   議第 85号 平成20年度(2008)出雲市一般会計予算


   議第 86号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第 87号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第 88号 平成20年度(2008)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第 89号 平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第 90号 平成20年度(2008)出雲市後期高齢者医療事業特別会計予算


   議第 91号 平成20年度(2008)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第 92号 平成20年度(2008)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第 93号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第 94号 平成20年度(2008)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第 95号 平成20年度(2008)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第 96号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第 97号 平成20年度(2008)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第 98号 平成20年度(2008)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第 99号 平成20年度(2008)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第100号 平成20年度(2008)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第101号 平成20年度(2008)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第102号 平成20年度(2008)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第103号 平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算


   議第104号 平成20年度(2008)出雲市病院事業会計予算


   議第105号 出雲市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例


   議第106号 出雲市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例


   議第107号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第108号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一


          部を改正する条例


   議第109号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第110号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第111号 出雲市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


   議第112号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第113号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第114号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第115号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第116号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第117号 出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第118号 出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例


   議第119号 出雲市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第120号 大社ご縁ネットの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第121号 出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第122号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


   議第123号 出雲市山村住宅の設置及び管理に関する条例及び出雲市小集落改良


          住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第124号 出雲市休日診療所の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する


          条例


   議第125号 出雲市行政組織条例


   議第126号 出雲市湖陵児童クラブの設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第127号 出雲市鷺浦墓地整備事業分担金徴収条例


   議第128号 稗原ダムの設置及び管理に関する条例


   議第129号 稗原ダムかんがい用水使用料条例


   議第130号 出雲市定住促進住宅駐車場条例


   議第131号 出雲市景観条例


   議第132号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第133号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(湖陵児童クラブ)


   議第134号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲ゆうプラザ)


   議第135号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市高齢者等


          生活サポートセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第136号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市高齢者等


          生活サポートセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


   議第137号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市生活支援


          ハウス)


   議第138号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市佐田認知


          症高齢者デイサービスセンター「ひだまりの家」)


   議第139号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第140号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


   議第141号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市生活支援ハウス)


   議第142号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市佐田認知症高齢者デ


          イサービスセンター「ひだまりの家」)


   議第143号 公の施設の指定管理者の指定について(認知症高齢者グループホー


          ム「せせらぎの家」)


   議第144号 公の施設の指定管理者の指定について(精神障害者グループホーム


          「はつらつホーム」)


   議第145号 公の施設の指定管理者の指定について(大社ご縁ネット)


   議第146号 公の施設の指定管理者の指定について(古志スポーツセンター)


   議第147号 公の施設の指定管理者の指定について(大社文化プレイスうらら館)


   議第148号 公の施設の指定管理者の指定について(大社健康スポーツ公園)


   議第149号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市ご縁広場・出雲市み


          せん広場)


   議第150号 公の施設の指定管理者の指定について(湊原体験学習センター等)


   議第151号 市道路線の廃止について


   議第152号 市道路線の認定について


   議第153号 「日本の心のふるさと出雲」応援寄附条例


第6.議第154号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第7.同第  6号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


   同第  7号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


   同第  8号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


第8.諮第  7号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





会議に付した事件


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


第4.市長施政方針表明


第5.議第 74号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第6回補正予算


   議第 75号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 76号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第 77号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 78号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第2回補正予算


   議第 79号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算


   議第 80号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第3


          回補正予算


   議第 81号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 82号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第 83号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第 84号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第3回補正予算


   議第 85号 平成20年度(2008)出雲市一般会計予算


   議第 86号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第 87号 平成20年度(2008)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第 88号 平成20年度(2008)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第 89号 平成20年度(2008)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第 90号 平成20年度(2008)出雲市後期高齢者医療事業特別会計予算


   議第 91号 平成20年度(2008)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第 92号 平成20年度(2008)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第 93号 平成20年度(2008)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第 94号 平成20年度(2008)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第 95号 平成20年度(2008)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第 96号 平成20年度(2008)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第 97号 平成20年度(2008)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第 98号 平成20年度(2008)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第 99号 平成20年度(2008)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第100号 平成20年度(2008)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第101号 平成20年度(2008)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第102号 平成20年度(2008)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第103号 平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算


   議第104号 平成20年度(2008)出雲市病院事業会計予算


   議第105号 出雲市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例


   議第106号 出雲市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例


   議第107号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第108号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一


          部を改正する条例


   議第109号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第110号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第111号 出雲市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例


   議第112号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第113号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第114号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第115号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第116号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第117号 出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第118号 出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例


   議第119号 出雲市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第120号 大社ご縁ネットの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第121号 出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第122号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


   議第123号 出雲市山村住宅の設置及び管理に関する条例及び出雲市小集落改良


          住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第124号 出雲市休日診療所の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する


          条例


   議第125号 出雲市行政組織条例


   議第126号 出雲市湖陵児童クラブの設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第127号 出雲市鷺浦墓地整備事業分担金徴収条例


   議第128号 稗原ダムの設置及び管理に関する条例


   議第129号 稗原ダムかんがい用水使用料条例


   議第130号 出雲市定住促進住宅駐車場条例


   議第131号 出雲市景観条例


   議第132号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第133号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(湖陵児童クラブ)


   議第134号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲ゆうプラザ)


   議第135号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市高齢者等


          生活サポートセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第136号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市高齢者等


          生活サポートセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


   議第137号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市生活支援


          ハウス)


   議第138号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(出雲市佐田認知


          症高齢者デイサービスセンター「ひだまりの家」)


   議第139号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター東須佐サポートセンター「かがやきの家」)


   議第140号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市高齢者等生活サポー


          トセンター西須佐サポートセンター「こもれびの家」)


   議第141号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市生活支援ハウス)


   議第142号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市佐田認知症高齢者デ


          イサービスセンター「ひだまりの家」)


   議第143号 公の施設の指定管理者の指定について(認知症高齢者グル−プホー


          ム「せせらぎの家」)


   議第144号 公の施設の指定管理者の指定について(精神障害者グループホーム


          「はつらつホーム」)


   議第145号 公の施設の指定管理者の指定について(大社ご縁ネット)


   議第146号 公の施設の指定管理者の指定について(古志スポーツセンター)


   議第147号 公の施設の指定管理者の指定について(大社文化プレイスうらら館)


   議第148号 公の施設の指定管理者の指定について(大社健康スポーツ公園)


   議第149号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市ご縁広場・出雲市み


          せん広場)


   議第150号 公の施設の指定管理者の指定について(湊原体験学習センター等)


   議第151号 市道路線の廃止について


   議第152号 市道路線の認定について


   議第153号 「日本の心のふるさと出雲」応援寄附条例


第6.議第154号 出雲市議会会議規則の一部を改正する規則


第7.同第  6号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


   同第  7号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


   同第  8号 出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任について


第8.諮第  7号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          副 市 長        長 岡 秀 人 君


          副 市 長        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          総務部長         児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       大 田   茂 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       吉 田 純 二 君


          環境事業部長       野 津 建 一 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより、平成19年度(2007)第5回出雲市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、議事録署名議員の指名を行います。議事録署名議員は、会議規則第78条の規定により議長において、2番、松村豪人議員、33番、杉谷寿之議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程案のとおり、本日から3月17日までの27日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月17日までの27日間とすることに決定いたしました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 はじめに、市長から地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告がありました。


 また、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査結果報告書の提出がありました。いずれも写しを配付いたしておりますのでご覧ください。


 以上で、諸般の報告を終了いたします。


 日程第4、市長から施政方針表明について、発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 皆様、おはようございます。


 ここに、平成19年度(2007)を締めくくる出雲市議会の開会に当たりまして、まさに平成20年(2008)が新市発展の成否を決する合併4年目という重要な節目を迎えるところであります。


 私はここに、私にとって第一期市政の総仕上げとなる平成20年度(2008)の出雲市政の基本方針について、私の考えるところ、決意を申し述べ、皆様のご理解とご協力をいただきたいと存じます。


 合併10年間の新市発展の針路設計たる「21世紀出雲のグランドデザイン」の6つの基本方策をもとに、産業や観光、教育、福祉、食育、芸術文化、スポーツ、男女共同参画、そしてこれらの基本となる安心安全など、多様なまちづくり条例を整備し、政策の基本的な方向性、目指すべき姿を明らかにするとともに、そのルールづくりに努めてまいりました。


 一方、市政における私の基本姿勢である市民の皆様との「対話と交流」の実践として、全市各地域で毎年度市政フォーラムを開催し、身近な要望・課題などを率直に伺い、皆様との共通の思いを深め、さまざまな地域課題の解決に取り組んでまいりました。


 新出雲市立ち上げの重要な節目となる平成20年度(2008)においては、将来の発展の基盤を根づかせ、花を咲かせ、そして実を結ばせるべく、これまで以上の固い決意により、夢と希望に輝く市政の運営に邁進していく覚悟であります。


 偽りや迷いの中で激動する世相に立ち向かい、私は「実」、「誠」、すなわち「誠実」「真実」を貫き、「実践」「実行」の「実」、まことの心をもって、西部日本海の時代をつくらんと全力で前進、前進、また前進とせんとするものであります。


 地方分権改革推進委員会が昨年11月に発表した中間的な取りまとめでは、地方自治体は中央政府と対等・協力の「地方政府」、すなわち自治行政権、自治財政権、自治立法権を有する地方分権の「完全自治体」を目指すべきと明記されたところであります。


 地方分権自治の担い手である基礎自治体としての市は、従来の国への依存体質を改め、企画立案、創意工夫の能力を高め、真の意味での自主・自立の地方分権を確立しなければなりません。


 このような基本的な立場に立って、本市が平成20年度(2008)に新たに打ち出す重点施策として次の5つを提示いたしたく存じます。


 第1には、本市の永続的な中長期に安定した財政運営の確立を目指し、事務や事業の見直し・簡素化、行政の効率化、職員定数・給与の適正化、各種負担金・補助金の見直しなど、いわば21世紀市政の経営改革を実践してまいります。


 第2には、本市における本格的な産業政策として、新ビジネスパーク構想の具体化など、ビジネスの誘致・集積を一層推進するとともに、中心市街地などにおける商業・サービス業等への積極的な支援を行っていきます。


 さらに、産業政策と不可分な観光戦略を出雲市の経済産業発展の新たな重点施策に据えるべく、新年度には市長を本部長とする「観光政策推進本部」を設置し、産業振興部を産業観光部に改め、同部に観光交流推進課と出雲ブランド課を設け、本部統括のもと、産業観光部をはじめ関係部課が総合的に参画し、観光政策の一体的・重点的強化を図ります。


 このような新体制のもと、「出雲阿國座」の創設、いちじく館の開設、「水産交流プラザ(仮称)」の設置、農業から林業・水産業に至る、いわゆる3F事業の助成策の推進など、市民の雇用と所得増大に向かって積極的な攻めの行政を展開してまいります。


 とりわけ、現在のヨーロッパ等の都市経済の新たな潮流として、斜陽となった工場等への絵画の展示・劇場化など、芸術文化を導入することによる「クリエイティブ・シティ(Creative City)」「創造発展の都」建設の顕著な動きがあり、本市としても芸術文化の力による新たなまちづくりに挑戦すべきと存じます。


 第3には、少子化対策として、また、障害者に温かい手を差し伸べる特段の施策として、0歳から3歳までの乳幼児医療費の無料化を新規に断行するとともに、妊婦健診助成を2回から5回に増やすほか、障害のある方への福祉タクシー事業についても、身体障害者1級の方に加え、身体障害者2級の方や、重度の知的障害者・精神障害者の方にも拡大してまいります。


 第4には、新たな環境政策として低炭素社会の実現を目指し、風力、バイオマス、水素ガスの活用など、地球温暖化防止のエネルギー戦略の実践に結びつけてまいります。


 第5には、新市の基本眼目である、住民が主役のまちづくりの一層の実現を期して、地域協議会の自主的な活動への財源措置、さらにコミュニティセンターの自主企画事業に充てる財源の一括交付、加えて旧2市4町各地域におけるイベント事業の予算配分にも地域の自主性を尊重するなど、自主、自立の気概と実践力を高める新たな財源配分の仕組みを試みます。


 平成20年度(2008)には、新市発足以来取り組んでいる重点諸施策に、以上の5つの重点施策を新たに加え、行政・市民・各団体がパートナーシップを組んで、真の意味での地方分権と住民自治の気概に燃えた「西部日本海域の中心都市」出雲の実現に邁進してまいります。


 他方、広域連携、広域行政についても、昨年末に2市3町(出雲市・雲南市・奥出雲町・飯南町・斐川町)で発足した「出雲の國・斐伊川サミット」では、産業、観光、教育、芸術文化、水源の森づくりなど、多様な市民、住民交流発展への共同事業について、先ごろ合意があり、新年度から具体的に取り組むこととなりました。


 古来、出雲圏域の仲間として教育、文化、産業、経済などで一体感ある発展をしてきた斐川町との間においては、このたび新市発足以来支援してきた消防業務の受託を今後3年に限り延伸することとなり、その間「出雲の國広域連携推進研究会」なるものを行政当事者間で立ち上げ、さまざまな分野での総合理解やパートナーシップを強化し、信頼関係の醸成に努めてまいります。


 以下、グランドデザインの6つの基本方策に沿って、新規施策を中心に平成20年度(2008)の重点施策を申しあげます。


 第1に、最優先の基本方策たる「21世紀産業都市の創造」です。


 まず、産業基盤の整備についてです。


 産業基盤の強化と産業投資の拡大・集積に一層力を注ぐこととし、新年度においては、県内外からの企業誘致や市内企業の集積を図るべく、山陰自動車道出雲インターチェンジ(仮称)周辺において、「新ビジネスパーク」構想の具体化を進めるほか、JR出雲市駅周辺地区での情報ビジネスや、ホテルを中心とした観光ビジネス、医療・福祉サービスなどの集積に努めます。


 中心市街地については、出雲地域の中核都市拠点地区及び平田地域の東部都市拠点地区の2地区で、国の認定を受けるべく「中心市街地活性化基本計画」策定の協議を重ねており、まちづくりの将来像の具現化に向け、関係の皆様方と手を携えて取り組んでまいります。


 本年夏にオープンする大型商業施設「ゆめタウン出雲」については、1,000人を超す新規地元雇用、120のテナント等による商業振興、地元産品の販売拡大、市外からの購買人口の流入、映像芸術文化の集積等により、多くの経済、文化効果をもたらすとともに、若者の定住促進にも寄与するものと期待されております。


 次に、農業振興についてです。


 米政策については、的確な需給調整が図られるよう、情報提供・指導を行うとともに、とも補償などの支援を行います。


 水田経営所得安定対策(品目横断的経営安定対策)については、国の制度の見直しを踏まえ、国・県などの事業を積極的に導入し、JAいずもとの連携のもと、意欲のある認定農業者や農業法人を育成してまいります。また、小規模農家や兼業農家が参加しやすい集落営農づくりにも取り組みます。


 高齢化や労働力不足に伴う遊休農地の増大に対しては、現状を的確に把握するとともに、多収穫米の試験栽培によるバイオエタノールや家畜飼料への活用方法の研究など、有効な対策の検討・実施を進めてまいります。


 次に、林業振興については、「21世紀出雲林業フロンティア・ファイティング・ファンド」を一層充実させ、出雲ふるさとの森再生事業を実施するほか、間伐、作業道整備、林業機械購入などへの支援を行うとともに、松くい虫被害対策を引き続き実施します。


 また、シカ被害対策については、新たな角度から「弥山山地人とシカ共生の森づくり基本方針」を策定し、シカの保護や資源としての利活用などを含めた総合的な対策を推進してまいります。イノシシ等による農林作物被害対策についても、防護施設の設置など被害の抑制に努めます。


 一方、農林業の基盤整備としては、簸川南広域農道が新年度には全線開通するほか、林道和久輪線の第2期区間の調査に着手するとともに、林道亀割線、佐津目線の完成を目指します。さらに佐田地域の一窪田地区には、飯の原農村公園を整備することとし、新年度は調査設計を行います。


 次に、漁港等の整備については、塩津、釜浦漁港の防波堤改良工事を引き続き施工するほか、釜浦漁港の船揚場の修繕を行うとともに、小伊津海岸通りの波浪対策について調査・検討してまいります。


 大社漁港に整備する産地市場なる「水産交流プラザ(仮称)」については、新年度には具体化に向け準備を進めてまいります。


 次に、「産業創出及び地場産業の振興」についてです。


 地域活性化のため、新技術や新製品の開発支援を引き続き実施するとともに、最新の技術・製品の紹介や、ビジネスチャンスの拡大を図るため、「出雲の國・斐伊川サミット」の市町とも連携し、「21世紀出雲産業見本市」を一層充実させてまいります。


 新エネルギー産業については、新出雲風力発電事業が平成21年度(2009)の操業開始を目指し、工事が本格化するほか、小柄船舶に搭載する水素エンジンの実用化に向けた研究が本格的に開始される予定であり、これらの事業を引き続き支援してまいります。


 また、このたび策定する「出雲市次世代エネルギーパーク整備計画」に基づき、新年度は新エネルギーに関する普及啓発事業を実施してまいります。


 次に、地場産業の振興については、「21世紀出雲農業フロンティア・ファイティング・ファンド」の効果的実施により、農業担い手の育成や農畜産物の生産振興を進めてまいります。


 特産振興では、ぶどうをはじめ、いちじく、柿、青ネギ、アスパラガス、菌床しいたけ、ブロッコリー、かんしょなどを「出雲ブランド」として確立するよう、その振興に力を入れていきます。特に、いちじくについては、いちじく館、実証圃場等を整備し、「多伎いちじく」の全国ブランド確立、品質向上、ビジネス化等に向けた研究、後継者育成に取り組みます。


 次に、「人材育成及び人材確保」についてです。


 ハローワーク出雲管内では、有効求人倍率が県内一になるなど、雇用の改善が続いていますが、若年者雇用については、依然として厳しい状況にあり、雇用のミスマッチ解消が課題となっております。


 このため、「ジョブ・ステーション出雲」では、職業紹介、就職相談等の就業支援に関わるきめ細やかなサービスを提供するとともに、キャリア支援セミナーを開催するなど、就職支援プログラムの充実に努めてまいります。


 一方、新規学卒者については、就職説明会の早期開催やホームページの就職情報の充実を図り、地元企業への優秀な人材の確保、若者の定住促進に一層力を入れてまいります。


 次に、農業の担い手対策については、「アグリビジネススクール」の講座内容を充実し、作る農業から儲かる農業への意識変革を図り、経営感覚にすぐれた足腰の強い農業者を育成し、アグリビジネスを出雲の地にしっかりと根付かせていきます。


 水産業における人づくりについては、JFしまねと共同で「21世紀出雲水産業フロンティア・ファイティング・ファンド」を引き続き実施し、漁業所得の向上や、それによる担い手漁業者の育成を目指します。


 第2の基本方策は、「21世紀出雲神話観光大国の創造」です。


 全市民の協力と参画のもと「神話の夢舞台出雲」の創造を合い言葉に、「ビジット出雲・全国キャンペーン10年計画」により、交流人口1,000万人を目指します。


 まず、「歴史・文化のシンボル空間整備」についてです。


 大社門前町整備の中核拠点である「出雲阿國座(仮称)」については、新年度は実施設計を終え、整備の促進に努めながら、経営や運営体制の検討など諸準備を精力的に進めてまいります。


 この「出雲阿國座」は、出雲の観光振興や地域経済の発展に大いに寄与する舞台芸術の拠点として、さらに教育基本法の目標に照らし、伝統と文化を尊重し、郷土を愛する心をはぐくむ、まさに日本の、出雲の精神文化を伝える場として、また、子どもたちの心の教育の場としての活用を図り、全国に、そして世界に情報発信してまいります。


 また、門前町観光の起点とすべく神門通り交通広場を整備するほか、大社ご縁広場に温泉スタンドを設け、観光旅館等宿泊施設や地域住民の温泉活用を促進してまいります。


 次に、「歴史・文化資源と豊かな自然資源を活用した観光回廊づくり」についてです。


 「出雲弥生の森博物館」については、平成22年(2010)春のオープンを目指し、本体建設に着手するとともに、博物館整備・活用検討委員会の意見を尊重し、運営体制や活用方法、企画展示の内容などの具体的な検討に入ります。


 また、新年度から8カ年計画で実施される出雲大社本殿をはじめ、国宝・重要文化財の保存修理について、国、県と連携して支援してまいります。


 田儀櫻井家たたら製鉄遺跡については、その調査・活用策をさらに推進し、周辺3カ所の関連遺跡を国史跡として追加申請する予定であります。


 立久恵峡わかあゆの里については、グリーンツーリズムの視点を取り入れた都市と農村の交流拠点とすべく、活性化計画を策定するほか、国立公園日御碕については、眺欄荘跡地に雄大な景観を生かした新たな集客の核をつくるべく、修景や整備計画の策定に取り組んでまいります。


 一方、「出雲神話まつり」や「神在月出雲全国そばまつり」など、出雲ならではの文化観光情報を全国に発信するとともに、文化、スポーツを中心とした各種大会等の誘致を進め、経済波及効果や交流人口の拡大を目指します。


 次に、「出雲の國ブランドの情報戦略」として、「神話の夢舞台 出雲」を全国に情報発信するために、PR効果の高い首都圏において、「出雲展」の開催や観光PRポスターなどにより積極的な広告宣伝を行うほか、出雲観光協会と協働して、旅行エージェント等に対し、旅行商品造成を働きかけるなど、出雲への誘客を図ります。


 また、「神在月文化振興月間」における各般の取り組みを強化するとともに、全国唯一の「神在月」出雲を全国に発信し、交流人口の拡大を目指します。


 第3の基本方策は、「21世紀都市・交流拠点の創造」です。


 広域交流都市にふさわしい活力に満ちた都市空間の形成を目指し、都市計画の基本的な方向を定める新たな「都市計画マスタープラン」を策定します。


 まず、「都市機能の整備」についてです。


 街路整備については、出雲地域では、上成新町線ほか6路線、県事業の出雲市駅前矢尾線ほか1路線、平田地域では、元町中の島線と県事業の中町瑞穂大橋線、大社地域では、北荒木赤塚線の整備を推進します。


 まちづくり交付金制度を活用した都市再生等のまちづくりでは、引き続き岐久海岸地区ほか4地区の整備を進め、街なみ景観整備では、出雲大社周辺の電線類地中化工事、神迎え通りの美装化など、門前町にふさわしい景観と空間を併せ持つ散策ルートを整備するほか、今市町八雲周辺、木綿街道周辺の道路の美装化を進めてまいります。


 次に、「広域交通網の整備」についてです。


 まず、山陰自動車道については、平成21年度(2009)末に開通予定の出雲インターチェンジ(仮称)までの早期供用開始、多伎インターチェンジ(仮称)から大田市朝山までの事業促進、出雲インターチェンジから多伎インターチェンジまでの早期事業着手、さらには悲願の早期全線開通に向け、引き続き関係機関に強力に要請してまいります。


 国道431号については、地域高規格道路「境港出雲道路」である東林木バイパスの県道矢尾今市線までの早期完成と、東林木バイパスから県道十六島直江停車場線までの歩道等の改良整備を、さらに県に強く働きかけてまいります。


 また、昨年5,000トン岸壁が完成した河下港については、官民一体となった新たな利用振興組織を立ち上げ、利用促進を図ります。


 次に、「地域内幹線道路等の整備」についてです。


 出雲インター線をはじめとする県道整備については、広域連携の基軸となる幹線道路ネットワークの形成に向けて、一層の整備促進を県に強く働きかけてまいります。


 主要な市道整備については、新たに策定した「第1次幹線市道整備10か年計画」に基づき、市内39路線の道路改良整備を進め、そのうち7路線については完成させます。


 生活道路及び下水路については、新たな3か年整備計画に基づき、改良整備を進めるほか、老朽化が進む道路橋の長寿命化修繕計画の策定に着手します。


 次に、「公共交通ネットワークの構築」についてです。


 バス交通については、地域の利用実態に即した路線及びダイヤの再編等を検討してまいります。


 一畑電車については、引き続き県や松江市とともに、鉄道基盤設備の維持・改良を支援するとともに、事業者へ一層の経営努力を促します。また、電車の持つ利点をPRするなど、市民の自発的な利用を促すプロジェクトを展開してまいります。


 出雲空港については、平成22年(2010)の羽田空港滑走路再拡張に向けた東京路線6往復化や福岡路線の3往復化、名古屋路線の運航再開等を関係機関にさらに強力に要請してまいります。


 次に、「高度情報通信社会の実現」についてです。


 本年4月から県内8市のトップを切り、本市の窓口において、パスポートの取り扱い業務を行うこととし、市民の利便性向上に努めてまいります。


 また、住民基本台帳カードについては、カードの無料交付及び証明書交付手数料の半額を継続し、一層の普及を図ります。


 地域情報化の推進については、新年度は佐田地域の毛津地区及び平田地域の美保・釜浦・猪目地区において、移動通信用鉄塔整備事業を実施し、携帯電話不感地区の解消に取り組んでまいります。


 第4の基本方策は、「21世紀環境先進都市の創造」です。


 本市では、「出雲市環境基本計画」の目標達成に向け、地球温暖化防止や省エネルギー対策の具体的な行動指針として、このほど策定する「出雲市地域省エネルギービジョン」に基づき、新年度には市民・事業者・市で組織する「出雲市環境保全推進協議会(仮称)」を立ち上げ、環境保全全般にかかわる取り組みを展開してまいります。


 まず、「循環型社会の構築」についてです。


 エネルギーセンターのごみ発電によるサーマルリカバリーなど、引き続き廃棄物の発生抑制・再使用・再生利用に積極的に取り組んでまいります。


 また、新年度から、一般廃棄物に係る収集・運搬の手数料とごみ処理施設への持ち込み手数料の改定を行い、増加するごみ処理経費の財源に充てるとともに、モデル地区を設定するなど、ごみ減量化・資源化を積極的に推進します。


 さらに、環境衛生組合を市内すべての地区で組織化し、そのネットワーク化を図るとともに、ポイ捨てや不法投棄のない都市を目指し、パトロールや啓発活動を強化してまいります。


 次に、「野生生物との共生」については、弥山山地での人とシカの共生の森づくりのほか、国際保護鳥トキの国内分散飼育地の指定に向け、飼育技術の向上を図るとともに、「トキ分散飼育センター(仮称)」の準備を進め、国に対し引き続き強力に働きかけてまいります。


 次に、「安全で安心な都市づくり」についてです。


 昨年制定した「出雲市安全で安心なまちづくり条例」に基づき、新年度には、「安全安心ネットワークフォーラム(仮称)」を開催するなど、市民と行政、関係団体などが相互に連携した取り組みを推進します。


 防災対策については、緊急時の情報伝達手段として優先的に取り組んでいるサイレン網の整備をさらに進めるとともに、ひらたケーブルテレビがJAいずもの参画も得ながら、平田地域で計画している告知放送システムについて、希望される加入世帯への受信端末期の購入費補助を始めます。


 原子力防災については、昨年に引き続き、住民避難を中心とした防災訓練などを実施してまいります。


 消防救急体制については、山陰自動車道出雲インターチェンジ(仮称)の供用開始に向けた西部の消防拠点整備に着手します。また、大規模災害に対応した緊急消防援助隊の充実強化を図るとともに、航空機事故などに対応した訓練を強化します。


 斐伊川・神戸川治水対策については、上流部のダム建設と中流部の斐伊川放水路の早期完成、遅れている下流部の大橋川改修の早期着工を、国、県等関係機関へ引き続き強力に要請してまいります。


 また、神戸川上流部の抜本的な改修の早期実現や、新内藤川、赤川、湯谷川、十間川、雲州平田船川の改修等の促進に向け、引き続き県等関係機関に強力に働きかけてまいります。


 交通安全については、国の自転車通行環境整備モデル地区指定を受け、自転車の交通ルールの遵守やマナーの徹底を図り、一層の交通安全に努めます。


 防犯については、防犯灯の整備や防犯ボランティア等の主体的な取り組みを支援します。


 次に、「快適な居住空間の整備」についてです。


 本市は、景観行政団体となった平成18年度(2006)以降、まず、景観まちづくり基本条例を定め、一昨年10月に設置した出雲市景観審議会から本年1月に答申を受け、「出雲市景観計画」を定めたところです。これにより、本市独自の屋外広告物規制を検討するほか、景観形成地域の指定や事業者等への助言・指導などを盛り込んだ「出雲市景観条例」を今議会に提案したところであります。


 本市においては、豊かな自然と古代出雲の文化・歴史資源を継承しつつ、賑わいと潤いのある真に心豊かな街並みの美学を求め、21世紀の景観都市の創造に取り組む決意であります。


 市営住宅の建設については、本年秋には、有原住宅1期を完成させ、既存住宅についてもリフレッシュ整備を進めます。また、木造住宅の耐震診断の補助制度を創設し、建築物の地震被害の防止を推進してまいります。


 下水道については、公共下水道事業では、平田地域の河下地区で新年度中の供用開始に向けた処理場の建設など、計画的に整備を進めてまいります。漁業集落排水事業では、平田地域の西地合地区で新年度から事業に着手するほか、大社地域の鷺浦地区で事業採択に向けた諸準備を進めてまいります。また、浄化槽整備事業についても、計画的に進めてまいります。


 上水道については、出雲地域で上津浄水場のクリプトスポリジウム対策に着手するほか、平田地域で県の用水供給事業からの受水開始に向け、配水管等の整備を進めてまいります。


 簡易水道については、日御碕簡易水道の改良整備と、大社地域の中山地区及び湖陵地域の蛇池地区の水道未普及地域解消事業を引き続き行うとともに、新たに平田東部地区の簡易水道の統合整備に着手します。


 第5の基本方策は、「21世紀人材育成都市の創造」です。


 まず、「少子化対策・子育て支援」についてです。


 経済的支援として昨年創設した第3子以降保育料の完全無料化を引き続き実施します。また、父子手当を創設するほか、3歳未満の乳幼児については、乳幼児医療費助成制度を拡充し、医療費の無料化に踏みきります。


 保育所については、待機児童の解消のため、川跡地区など人口急増地区における保育所の新設や、定員の拡大を行います。


 一方、子育て不安の解消のため、保育所や子育て支援センターなどで気軽に相談できるよう、体制の充実に努めます。また、日御碕幼稚園では、地域に保育所がないなどの事情を考慮し、長時間預かり保育を実施します。


 平成21年(2009)4月を目途に民営化する平田保育所については、移管先法人選定等の準備を進めてまいります。


 放課後児童対策については、「放課後子ども教室」と「放課後児童クラブ」を2本柱に小学校区で放課後の子どもの安全で健やかな活動場所を確保し、学校と地域、家庭が連携・協力していく体制を整えてまいります。


 幼児教育については、いわゆる小1プロブレム、小学校1年の問題の解消を目指し、「保幼小一貫教育推進研究委員会」による調査・研究を進めます。


 次に、「教育行政の改革」についてです。


 昨年8月に設置した「出雲市教育政策審議会」において、引き続き、地域・学校・家庭が一体となった、いわゆる「ふるさと学校」実現のための総合的な教育施策について、幅広い視点からご論議いただきます。


 他方、平成18年度(2006)に市内すべての小・中学校に設置された「地域学校運営理事会」については、昨年5月のイギリス教育視察の成果等を踏まえ、その強化が図られるよう支援してまいります。


 また、各中学校区に設立された「地域学校運営ブロック協議会」においては、地域学校運営理事会相互の連携を図るとともに、地域住民の皆様に子どもたちを見守り、応援していただく体制を整えてまいります。


 一方、学校事務の共同実施を進め、学校教育への多様な要請に対応できるよう、教員が子どもと向き合う時間を確保するとともに、引き続き「スクールマネジャー」を拠点中学校に派遣し、学校運営に対する支援や、地域行政との連携を図ってまいります。


 次に、「先進的な学校教育活動の実践」についてです。


 平成18年度(2006)から研究実践に取り組んできた「出雲式小中一貫教育」については、新年度から市内すべての小・中学校で実施してまいります。


 学力向上対策については、学習力パワーアップ事業や、ウイークエンドスクール事業など、一人一人に応じた学習を支援し、自ら学ぶ意欲を高め。基礎学力の定着・向上に努めます。


 さらに、小学校におけるスーパーイングリッシュ事業を継続するとともに、英語指導助手を派遣し、児童一人ひとりが楽しみながら生きた英語を習得できるよう努めてまいります。


 心の教育については、「ふるさと出雲」への愛着と誇りを培うため、「出雲弥生の森博物館」で歴史学習の授業を行うべく、市内の歴史的文化遺産を活用した古代出雲の歴史学習資料を開発・作成してまいります。


 また、子どもたちの心の糧となる読書の習慣を定着させ、学校図書館の一層の活用を促すため、新たに市内すべての小中学校に「読書ヘルパー」を配置し、教室や図書館での読書学習の成果を上げていきます。


 さらに、教育バスを追加配備し、市内全域での活用を実現することにより、小中学校の総合的学習をはじめ、社会科見学、文化・スポーツ学習など、児童生徒の校外学習の充実に努めます。


 不登校児童生徒への対応については、不登校対策指導員による訪問や相談活動など一人ひとりの実態に応じたきめ細やかな支援により、児童生徒の学校復帰に努めます。


 特別支援教育については、通級指導教室における専門的な支援やスクールヘルパーによる支援の充実を図るほか、専門的な知識を有する医療や心理、療育関係者などで構成する「特別支援教育推進委員会」による巡回指導の一層の充実を図ってまいります。


 人権・同和政策については、引き続き「同和教育をすべての教育活動の基底に据えた取り組み」を各学校で徹底させるとともに、フレンドシップ事業により、いじめを許さない人権意識の高い集団づくりに努めます。


 一方、このたび策定する「出雲市人権施策推進基本方針」に基づき、出雲市同和教育・啓発推進会議や、各地区同和教育推進協議会と連携を図りながら、同和問題をはじめとするさまざまな人権問題の解決に向けて一層努力してまいります。


 学校施設の整備については、川跡幼稚園の改築、四絡小学校の校庭整備、旭丘中学校及び塩冶小学校プールの移転用地取得のほか、校舎・園舎の改修を進めてまいります。


 出雲科学館については、本館に加え、昨年7月に完成した理科学習棟も活用し、市内すべての小・中学校児童生徒の理科学習への関心と意欲、学力のより一層の向上を図ってまいります。


 学校給食センターについては、平田地域に新センターを整備することとし、新年度には建設用地の測量調査、造成設計を行うとともに、厨房設備の基本設計に着手します。また、新センターの整備にあわせ、市内3つの給食センターの配食校の再編について具体的に検討を進めてまいります。


 次に、「文化・スポーツ・生涯学習の充実」についてです。


 「本物志向と住民参加」を標榜する出雲総合芸術文化祭については、昨年の出雲オペラ「カルメン」の好演を受けて、新年度からは市民自らが主体的に参加する事業に一層の重点を置いて展開してまいります。


 「神在月文化振興月間」の10月には、市民の作品展示やロビーコンサート、郷土出身声楽家によるガラコンサート、文化講演会などを盛り込んだ「市民参加事業オープニング(仮称)」を開催いたします。


 また、出雲フィルハーモニー交響楽団の記念すべき第10回定期演奏会の開催や、「出雲芸術アカデミー」での次代を担う子どもたちの育成など、住民参加による音楽芸術の地域づくりを強力に推進してまいります。


 スポーツ・レクリエーションの振興については、「出雲スポーツアカデミー」が3年目を迎え、中学生を対象とするジュニア・パートを継続発展させるとともに、小学生対象のキッズ・パートを引き続き実施します。


 大型スポーツイベントでは、第20回記念の「出雲全日本大学選抜駅伝競走」をはじめ、全国トップレベルの大会を開催します。


 生涯学習については、市民の多様な学習ニーズに対応できるよう、「出雲科学アカデミー」をはじめ「青少年のための科学の祭典」などの内容を充実させてまいります。


 国際交流については、中・韓両国から北米・ヨーロッパに広がる姉妹都市・友好都市等の交流を継続させ、次代を担う青少年の交流などを通じて、市民レベルでの相互理解の促進に努めます。


 特に、アイルランドについては、少年サッカーチームの交流の実績をもとに、ダブリン州のダンレアリー・ラスダウン区、あるいはラスダウン市との包括的な友好交流の協定締結の実現を目指します。


 次に、「男女共同参画の推進と青少年育成」についてです。


 男女共同参画の推進については、本年11月に「全国男女共同参画宣言都市サミット」を内閣府と共同で本市において開催し、国と他の宣言都市及び市民との連携・交流を深め「男女共同参画宣言都市いずも」を全国に発信してまいります。


 一方、今年1月に改正された、いわゆる「DV防止法」に基づき、配偶者等からの暴力防止、被害者保護に関する本市の基本計画を策定してまいります。


 塩冶地区に計画中の「青少年文化センター(仮称)」については、昨年11月の検討委員会の答申に基づき、青少年がお花、お茶、囲碁、将棋、かるた、書、俳句などの和文化に触れ、しつけや作法などを修養する場として、また、和文化を継承・普及・啓発する場として整備してまいります。


 次に、「コミュニティ活動と定住支援」についてです。


 コミュニティセンターについては、新年度は、国富コミュニティセンターと佐香コミュニティセンターの整備を進めてまいります。また、各地域の自主的な活動を活性化するため、コミュニティセンター自主企画事業補助金を、より使いやすい形に見直します。


 さらに、住民が主体的に地域課題を解決し、活力あるまちづくりを進めるため、各地域協議会に自主財源を措置し、その活動を積極的に支援してまいります。


 住民自治活動の原点である町内会・自治会の加入促進については、昨年作成した「町内会(自治会)加入促進マニュアル」に基づき、市・地域・事業者が一体となって積極的に取り組みます。


 また、定住支援については、U・Iターン者を対象として、新たに住宅建築・リフォーム助成の制度を設け、一層の定住促進を図ります。


 第6の基本方策は、「21世紀健康文化都市の創造」です。


 まず、「生涯にわたる健康づくり」についてです。


 このたび策定する「出雲市健康増進計画」に基づき、個人や家庭でできること、地域や職場でできること、行政がすべきことを具体的な行動目標として提案するとともに、地区単位で選任する健康づくり推進員と保健師等が中心となって、地域での健康づくりの輪を広げつつ、「一人一運動」の実践を促す市民あげての健康増進キャンペーンを展開してまいります。


 この一環として、出雲ゆうプラザについても、新年度から市の直営により安全・安心の健康増進施設として、一層の定着・発展に全力で取り組みます。


 また、「出雲市食育のまちづくり推進計画」に基づき、あらゆる場において食育の意義を啓発するとともに、食のボランティアや健康づくり推進員等が連携し、バランスのとれた食生活の普及に取り組みます。


 次に、新年度から義務化される特定健診や特定保健指導については、国民健康保険加入者を対象として実施し、特にメタボリックシンドロームの該当者には、食生活や運動に重点をおいた保健指導を行ってまいります。


 一方、がん対策については、「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定され、県内のがん診療の先導的・中核的役割を果たすことになった島根大学医学部附属病院に対して、地方公共団体から国等への寄附が制約されている中で、総務省に特に了解を得て、全国に先駆け、このほど本市からの寄附による「腫瘍臨床研究部門」を設置したところです。この研究部門では、受診しやすく効率的ながん検診体制の構築や、新たな早期診断法の確立、最先端のがん医療を受けられる環境整備などを推進します。


 また、増加傾向にある女性のがん対策については、マンモグラフィーによる乳がん検診や子宮がん検診の受診率向上により、がんの早期発見、早期治療を推進してまいります。


 母子保健については、従来2回であった妊産婦健診助成を国の基準である5回に増やし、健診費用の大幅な負担軽減を図ります。また、産後うつや育児不安を抱える母親が増えていることから、生後4か月までの乳児がいる全家庭を訪問する体制を整備し、子育て初期の家庭に対する支援を強化します。


 次に、「ぬくもりのある福祉サービスの充実」についてです。


 まず、障害者福祉については、「出雲市障害福祉計画」に基づき、地域特性を踏まえたサービスの提供など、障害のある方が暮らしやすい地域づくりに努めるとともに、障害者の就労などを支援するため、旧高浜小学校跡地に建設される障害者就労支援施設の整備費助成を実施します。


 さらに、福祉タクシー事業については、対象者を身体障害者1級の方に加え、身体障害者2級の方や、重度の知的障害者・精神障害者の方にも拡大し、障害者の自立と社会参加を一層促進してまいります。


 次に、高齢者福祉については、元気な高齢者には、老人クラブ助成などを行い、自立支援を必要とする高齢者には、ふれあいサロン事業、配食サービスなどの生活支援や、介護予防事業を実施します。介護が必要な高齢者には、多様で質の高いサービスを提供するとともに、介護保険事業計画に基づき、地域密着型サービスなどの基盤整備を行います。


 一方、新年度は、第4期介護保険事業計画の策定年度であり、国の療養病床の廃止・削減方針に伴う受け皿の整備などについて、計画に盛り込むべく検討してまいります。


 その他、高齢者虐待への対応強化、認知症高齢者とその家族を支援するための成年後見制度の普及等に努めてまいります。


 次に、「医療体制・保健制度の充実」についてです。


 総合医療センターについては、診断から治療・リハビリに至るまでの総合的な医療サービスを市民に提供する施設として、老朽病棟の改築整備を行うこととし、別途新設整備する健康福祉拠点施設とあわせ、その基本設計に着手しており、早期に実施設計を完了させ本年度中の着工を目指します。


 さらに、市民に対する医療サービスの向上と将来にわたって安定的な病院事業を継続していくため、地方独立行政法人化に向けた準備を進めてまいります。


 次に、新年度から始まる75歳以上の後期高齢者医療制度については、島根県後期高齢者医療広域連合と連携を図りながら、制度の円滑な実施に努めます。


 また、国民健康保険事業については、新年度から保険料の応能部分のうち資産割を廃止し、所得割に一本化して、負担能力に応じた賦課方式とするなど、安定的かつ適切な制度運営に努めてまいります。


 以上、平成20年度(2008)における市政の基本方針及び重点施策について申し述べてまいりましたが、それぞれの施策の実現のためには計画的な行財政運営が求められます。


 国においては、昨年「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が成立し、実質公債費比率をはじめとする新財政4指標の導入など、地方財政の再生・自立に向けた取り組みが強化されるとともに、地方と都市の地域間格差是正のための具体的な政策が着手されたところであります。


 特に、「ふるさと納税」制度については、心の豊かさを求める国民世論が急速に高まり、心のなごみと潤い豊かな我々出雲の國への関心が深まる中、その中心都市たる新出雲市の発展を願う出雲市出身の方々をはじめ、全国の皆様からご寄附を募り、二千年にわたる「神話の夢舞台」の都としてさん然と輝く出雲の春を、いま一たび花咲かせんと、「日本の心のふるさと出雲」応援寄附条例を制定したく存じます。よろしくお願いいたします。


 こうした中、今後の財政運営の羅針盤とすべく、新たな中期財政計画を策定したところであり、新市として長期的に安定した財政運営を軌道に乗せてまいります。


 その初年度となる平成20年度(2008)の当初予算は、一般会計が674億円であり、前年度当初と比較いたしますと0.3%の増であります。


 また、後期高齢者医療制度の創設に伴う老人保健医療事業特別会計の大幅な縮小などもあり、17の特別会計の総額は412億4,430万円で、対前年度18.4%の減であり、一般会計と特別会計の当初予算総額では、1,086億4,430万円で、対前年度7.8%の減となっております。


 他方、起債残高は新年度がピークとなり、実質公債費比率も平成23年度(2011)の23%台後半を上限とし、以後、抑制するという中長期の財政展望のもと、市民生活の充実・向上という基本目標を根底にし、「西部日本海域の中心都市」出雲の発展に努力してまいります。


 市民の皆様のご理解・ご協力を得て、明日に夢と希望の輝く大出雲市に向かって、ともどもに頑張っていきたいと存じます。


 このような中で、新年度中の完成を目指す新庁舎については、都市行政機能の高度化・効率化はもとより、市民集会やミニコンサート、ギャラリー、公文書館などの機能を備え、市民の交流や学習、芸術文化の舞台としても活用できる、いわば「市民センター」として準備を進めてまいります。


 さらに、現下の厳しい経済情勢や社会変動の中で、市民の皆様への新たな行政サービスの道を切り拓いていくためにも、本年4月から次のような組織・機構の再編強化を図りたいと存じます。


 まず、新出雲市ならではの新たな重要分野となる観光行政について、先に触れましたように、観光諸施策の総合化と特段の充実強化を図るため、観光政策課を観光交流推進課と改め、文化観光部から産業振興部に移すとともに、産業振興部内に「出雲ブランド課」を新設するなど、産業振興部と文化観光部を再編し、それぞれ「産業観光部」と「文化企画部」に改めます。


 加えて、市長を本部長とする「観光政策推進本部」を置き、全庁あげて観光戦略を横断的かつ総合的に推進する体制を構築してまいります。


 また、組織の肥大化を抑制し、効率性を重視する立場から、政策企画部、総務部を統合し、新たに「政策総務部」を置き、政策の総合力と機動力の強化を図ります。


 さらに、今日の経済環境の中で、消費者問題や生活困窮、多重債務などでお困りの市民の皆様に、気軽にご相談いただく総合的な窓口として、「出雲市生活・消費相談センター」を新たに立ち上げるとともに、特に市民税課に本年2月から「納税相談コーナー」を設けるなど、真に市民の皆様の立場に立って、きめ細やかな助言・相談等を行ってまいります。


 他方、本施政方針の冒頭で申しあげましたように、合併後3年間にわたり、21世紀出雲のグランドデザインの6つの基本方策に沿い、各般のまちづくり条例を整備してまいりましたが、合併4年目の新年度には、これら縦割りの諸条例を、いわば共通の横糸で結ぶまちづくりの基本条例なるものを制定し、新市建設のルールづくりの総仕上げにしたく存じます。


 この21世紀の大転換期、我が国の政治、経済、社会が激動する中で、行政は常に公正・公平な立場でさまざまな変化に柔軟に対応しつつ、激動の乱世を生きる心構えとして、孔子が説いた「一以て之を貫く」という心を失ってはなりません。何事にもあきらめることなく努力する、このねばり強い前進の先に輝かしい出雲の発展があり、日本の未来があると存じます。


 八雲立つ 出雲心を人問わば ねばりにねばり さらに前進


 議員の皆様、市民の皆様、今こそ「出雲の國」に住まう者として、誇りと自治自立の気概を持ち、光り輝く「神話の夢舞台出雲」の発展を求め、前進、前進、また前進していこうではありませんか。ご清聴ありがとうございました。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの施政方針に対する会派代表質問は、後日、改めて議事日程に挙げることといたします。


 日程第5、議第74号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第6回補正予算から議第153号、「日本の心のふるさと出雲」応援寄附条例までを一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 児玉総務部長。


○総務部長(児玉進一君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算案件を除く議案につきまして、ご説明申しあげます。


 お手元に配付いたしております議案書の目次をご覧いただきたいと思います。


 議第105号から131号までが条例案件、議第132号から152号までが単行議決案件であります。


 また、分冊しておりますのは、条例案件議第153号であります。


 最初に、議第105号、出雲市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例であります。


 議案書1ページをご覧ください。


 これは、「郵政民営化法等の施行に伴う関係法律の整備に関する法律」の施行及び「証券取引法」等の一部改正に伴い、関係条文を整理するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書2ページから4ページ、議第106号、出雲市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、「地方公務員の育児休業等に関する法律」の一部改正に伴い、育児と仕事の両立に向けた環境整備として、再度の育児休業ができる特別の事情を追加するなど、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書5ページ、議第107号、出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例であります。


 これも、「地方公務員の育児休業等に関する法律」の一部改正に伴うものであり、同様の趣旨で部分休業の対象となる子の年齢要件を緩和するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書6ページ、議第108号、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平成19年度(2007)に「出雲市女性センター」の施設名を「出雲市男女共同参画センター」に改称したことに伴い、施設のセンター長及び副センター長の名称について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書7ページから11ページ、議第109号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、行財政改革の一層の推進を図るため、特殊勤務手当を見直すとともに、視能訓練士の職を追加することなど、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書12ページ、議第110号、出雲市特別会計条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平成20年(2008)4月1日から後期高齢者医療制度が施行されることに伴い、後期高齢者医療に関する会計処理を行う特別会計を設けるため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書13、14ページ、議第111号、出雲市介護保険条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、「介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令」が公布され、税制改革の影響で介護保険料が激変する者を対象とした緩和措置が、平成20年度(2008)まで延長することができるようになったことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書15ページから17ページ、議第112号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例であります。


 これは、「古志スポーツセンター」及び「大社健康スポーツ公園」について、出雲市スポーツ施設条例において管理をするため、所要の条例改正を行うものであります。


 また、この改正に伴い、附則におきまして「古志スポーツセンター設置及び管理に関する条例」と「大社健康スポーツ公園設置及び管理に関する条例」を廃止するものであります。


 次に、議案書18、19ページ、議第113号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、現在、使用時間の制限を設けていない宍道湖公園の多目的グラウンドなどの施設について、開館時間等を明記するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書20、21ページ、議第114号、出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例であります。


 これは、現行の「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」に改正され、平成20年(2008)4月から「後期高齢者医療制度」が創設されることに伴い、この法律を引用する条例について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書22、23ページ、議第115号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平成20年(2008)4月から新たに児童クラブを開設し、また、既存の児童クラブの名称や位置を変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書24、25ページ、議第116号、出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例であります。


 これは、子育てに伴う保護者の経済的負担をより一層軽減し、安心して子どもを産み育てることができる環境をつくるため、3歳未満の区分における医療費の本人負担額を無料化することについて、所要の条例改正を行うものでございます。


 次に、議案書26ページ、議第117号、出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、健康教室への参加促進を目的に、安価に設定していた「教室参加者の使用料」を廃止するため、所要の条例改正を行うものでございます。


 次に、議案書27ページから31ページ、議第118号、出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例であります。


 これは、「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」に改正され、この法律を引用する条例について、法律名を変更するとともに、使用料及び手数料を一部変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書32、33ページ、議第119号、出雲市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、一部の簡易水道について、計画給水人口及び計画一日最大給水量を変更するとともに、平田地域の一部の簡易水道と飲料水供給施設を東部統合簡易水道に統合するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書34ページ、議第120号、大社ご縁ネットの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、大社ご縁ネットの有線放送電話及びインターネットの月額利用料を減額することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書35、36ページ、議第121号、出雲市漁業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、平田地域の塩津において整備を進めていた漁業集落排水施設が完成することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書37ページ、議第122号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例であります。


 これは、建築基準法施行令の一部改正に伴い、施行令を引用する条例について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書38ページから40ページ、議第123号、出雲市山村住宅の設置及び管理に関する条例及び出雲市小集落改良住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、山村住宅の2か所及び小集落改良住宅の駐車場を有料化するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書41、42ページ、議第124号、出雲市休日診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、市民の診療に対するニーズに柔軟かつ速やかに対応するため、診療日及び診療時間について、所要の条例改正を行うものであります。


 また、休日診療所以外の診療所の診療日及び診療時間については、現在、規則で規定しておりますが、これを条例に明記するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書43ページから48ページ、議第125号、出雲市行政組織条例であります。


 これは、観光戦略を本市の経済産業発展の重点施策に据え、特段の推進及び充実強化を図るため、また、市民への新たな行政サービスの道を切り拓くため、平成20年度(2008)から新たな組織・機構の再編強化を行うことに伴い、所要の条例改正を行うものでございます。


 次に、議案書49ページ、議第126号、出雲市湖陵児童クラブの設置及び管理に関する条例を廃止する条例であります。


 これは、平成20年度(2008)から市内すべての児童クラブの運営を、各地域における運営委員会に委託する方式に統一することに伴い、出雲市児童クラブ条例において規定するため、本条例を廃止するものであります。


 次に、議案書50、51ページ、議第127号、出雲市鷺浦墓地整備事業分担金徴収条例であります。


 これは、平成20年度(2008)に実施を予定しています鷺浦墓地整備事業により、利益を受ける墓地使用者から、事業費の分担金を徴収するため、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書52、53ページ、議第128号、稗原ダムの設置及び管理に関する条例であります。


 これは、島根県が建設を進めてきた稗原ダムが、平成20年(2008)3月に完成し、県から譲渡を受け、4月から供用開始することに伴い、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書54、55ページ、議第129号、稗原ダムかんがい用水使用料条例であります。


 これは、ダムから放流するかんがい用水の使用料を定めるため、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書56ページから58ページ、議第130号、出雲市定住促進住宅駐車場条例であります。


 これは、市営住宅駐車場の有料化にあわせ、土地の所有が出雲市で建物の所有・管理が、島根県住宅供給公社である市内5カ所の定住促進賃貸住宅の駐車場を有料化することに伴い、新たに条例を制定するものであります。


 次に、議案書59ページから64ページ、議第131号、出雲市景観条例であります。


 これは、「出雲市景観まちづくり基本条例」に基づく景観計画の施行にあたり、景観法で条例に委任されている事項や、計画の円滑な遂行を促すための施策を規定するため、新たに条例を制定するものであります。


 以上が、議第105号から131号までの条例案件であります。


 なお、条例案件につきましては、条例等関係資料に新設及び改正の要旨、新旧対照表を載せておるところでございます。


 続きまして、単行議決案件の説明を申しあげます。


 議第132号は、辺地にかかる総合整備計画の変更についてであります。


 議案書65ページから81ページをご覧ください。


 これは、辺地に係る総合整備計画のうち、塩津・三保・釜浦辺地、野郷・地合辺地、鰐淵辺地、橋波辺地及び日御碕辺地に新たに公共的施設を追加して整備するため、「辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律」第3条第1項の規定に基づき、計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第133号及び議第134号は、公の施設の指定管理者の指定期間の変更についての案件であります。


 議第133号は、議案書82ページをご覧ください。


 これは、「湖陵児童クラブ」を地域の運営委員会に委託することとしたため、指定期間を短縮することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第134号は、議案書83ページをご覧ください。


 これは、「出雲ゆうプラザ」の指定管理者から、施設の管理業務を継続していくことが困難であることを理由に、平成20年度(2008)以降の管理業務を辞退する申し出があったため、指定期間を短縮することについて、議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議第135号から138号、公の施設の指定管理者の指定期間の変更について及び議第139号から142号、公の施設の指定管理の指定についてまでの案件であります。議案書は、84ページから91ページでございます。


 議第135号と139号の、「出雲市高齢者等生活サポートセンター東須佐サポートセンター(かがやきの家)」、議第136号と140号の「出雲市高齢者等生活サポートセンター西須佐サポートセンター(こもれびの家)」、議第137号と141号の「出雲市生活支援ハウス」及び議第138号と142号の「出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンター(ひだまりの家)」の4施設は、指定管理者である社会福祉法人出雲市社会福祉協議会から、組織機構の改革に伴いこれらの施設管理業務を、新たに佐田地域で設立された社会福祉法人に移管するため、平成20年度(2008)以降管理業務を辞退する申し出がありましたので、指定期間を平成20年(2008)3月31日までに短縮し、4月1日からは、新法人を指定管理者として指定することについて、議会の議決を求めるものでございます。


 次に、議第143号から150号は、公の施設の指定管理者の指定についてでございます。議案書92ページから99ページであります。


 議第143号、「認知症高齢者グループホーム(せせらぎの家)」、議第144号、「精神障害者グループホーム(はつらつホーム)」、議第145号、「大社ご縁ネット」、議第146号、「古志スポーツセンター」、議第147号、「大社文化プレイスうらら館」、議第148号、「大社健康スポーツ公園」、議第149号、「出雲市ご縁広場・出雲市みせん広場」及び議第150号、「湊原体験学習センター等」の8施設につきましては、指定期間が満了することに伴い、それぞれ平成20年(2008)4月1日から指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第151号は、市道路線の廃止についてであります。議案書100、101ページをご覧ください。


 これは、神戸川築堤工事(斐伊川放水路事業)及び布施川通常砂防工事に伴い、6路線を廃止しようとするものでございます。


 次に、議第152号は、市道路線の認定についてであります。議案書102ページから104ページをご覧ください。


 これは、神戸川築堤工事(斐伊川放水路事業)、布施川通常砂防工事及び西地合漁業集落環境整備事業に伴い、9路線を認定しようとするものでございます。


 最後になりましたが、分冊しております議第153号、「日本の心のふるさと出雲」応援寄附条例であります。


 これは、「日本の心のふるさと」として、恵まれた自然、歴史、文化や伝統を有する出雲の國を、こよなく愛し、支援したいと願う出雲市出身者をはじめ、全国の方々からご寄附を募り、寄附金を財源として地域づくりをするため、新たに条例を制定しようとするものでございます。


 以上、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いします。


○財政部長(伊藤 功君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算に関係いたします議第74号から議第83号までの平成19年度(2007)補正予算、議第85号から議第102号までの平成20年度(2008)予算についてご説明申しあげます。


 それでは、はじめに補正予算案についてでございます。お手元にございます薄緑色の補正予算書の1ページ、平成19年度(2007)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧いただきたいと思います。


 今回の補正予算は、事務事業の進捗に合わせ、本年度の決算見込みに基づき補正するものが中心であり、総額は、一般会計1億3,400万円の減額。9つの特別会計総額で23億1,968万円の追加、合わせますと21億8,568万円の追加としております。


 一般会計につきましては、後ほど議案に従ってご説明いたしますので、ここでは、議第75号、国民健康保険事業第2回補正予算から議第83号、廃棄物発電事業第1回補正予算までの特別会計の予算の概要についてご説明いたします。


 各会計の予算額については、総括表に記載のとおりでございます。詳細は、85ページから順次掲載しておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 まず、国民健康保険事業でございます。今回の補正は、決算見込みによりまして、療養給付費2億4,780万円、老人保健拠出金4,300万円、共同事業拠出金2,150万円の追加を内容とするものでございます。


 次に、老人保健医療事業でございます。


 これは、医療給付費の増加に伴い給付費を6億7,000万円追加するものでございます。


 次に、介護保険事業については、事業の進捗に伴い、各事業の増減がございますが、主なものとして平成18年度(2006)の決算剰余金の基金積立1億7,980万円を計上しております。


 次に、簡易水道事業でございます。今回は、借り換えによる法的資金の補償金免除の市債繰上償還4億4,337万5,000円などを計上しております。


 次に、下水道事業についてでございます。


 これも事業の進捗に伴い、各事業の増減がございますが、簡易水道事業と同様に行う市債繰上償還11億414万8,000円を主な内容とするものでございます。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。


 これは、決算見込みに基づき、農業集落排水事業分水洗便所改造資金融資あっせん1,310万円減額、市単独事業分1,550万円の減額などを計上しております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。


 これにつきましても、浄化槽施設の事業の進捗に伴い、浄化槽施設交付金建設事業2億770万円の減額などを計上しております。


 次に、高野令一育英奨学事業第1回補正予算でございますが、貸付金の繰上償還に伴う、基金積立金の追加428万円を計上しております。


 最後に、廃棄物発電事業でございますが、発電収入の増と平成18年度(2006)からの繰越金を財源として、一般会計繰出金1,700万円を計上しております。


 以上で、特別会計の説明を終わり、これより一般会計についてご説明申しあげます。


 3ページをご覧ください。


 議第74号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第6回補正予算でございます。


 第1条は、歳入歳出予算の補正として、1億3,400万円を減額し、予算の総額を706億9,100万円とするものでございます。第1条第2項、第2条、第3条、第4条及び第5条につきましては、次ページ以降で順次ご説明いたします。


 4ページをご覧ください。


 予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を「第1表 歳入歳出予算補正」として計上しております。


 歳入からご説明いたします。地方交付税につきましては、普通交付税の確定により、1億1,975万4,000円の減額、分担金及び負担金につきましては、草地林地一体的利用総合整備事業受益者負担金5,671万1,000円の減額、出雲エネルギーセンター関連他組合・他市町負担金2,826万3,000円の減額など、合計で9,316万2,000円の減額としております。


 使用料及び手数料につきましては、生活バス使用料を300万円減額としております。


 国庫支出金につきましては、児童福祉費負担金2,367万1,000円、公共土木施設災害復旧費負担金5,695万4,000円、社会福祉費補助金5,404万4,000円減額、道路橋梁費補助金3億6,400万円、住宅費補助金1億2,454万1,000円、社会教育費補助金6,256万円減額など、合計で4億267万6,000円としております。


 また、県支出金につきましては、総務管理費補助金5,596万8,000円減額、児童福祉費補助金2,700万円減額、選挙費委託金1,795万7,000円減額など、合計で1億3,819万2,000円の減額としております。


 財産収入につきましては、配当金156万円、物品売払収入369万1,000円などを計上いたしました。


 寄附金につきましては、スポーツ拠点づくり事業に14万2,000円を計上しております。


 繰入金につきましては、特別会計繰入金として、廃棄物発電事業特別会計からの繰入金1,700万円、基金繰入金として、減債基金1億円、庁舎整備事業基金9,100万円など合計で1億9,033万2,000円を計上しております。


 諸収入につきましては、貸付金元利収入1,360万円減額、県林業公社受託事業収入1,229万6,000円減額、過年度国県収入2,959万6,000円、市道改良工事関連イズミ負担金2億9,705万円、出雲エネルギーセンター管理費等負担金7,000万円減額など、合計で3億29万3,000円としております。


 最後に、市債につきましては、本年度の許可見込みにより合計7億4,860万円の減額といたしました。


 5ページの歳出につきましては、後ほどご説明させていただきます。


 6ページをご覧ください。「第2表 継続費補正」でございます。統合型地理情報システム整備事業ほか3事業を計上しております。平成17年度(2005)、平成18年度(2006)、平成19年度(2007)当初予算で総額とその年割額を定めたものでございます。


 博物館建設事業については、事業期間の変更とそれに伴う年割額を変更し、その他の3事業については、事業の進捗に伴い、減額変更するものでございます。


 次に、「第3表 債務負担行為補正」でございます。認可保育所施設整備補助については、新たに設定するものでございます。


 また、当初予算において設定した農業経営基盤強化資金利子補給、立地企業施設拡張促進助成については、対象事業費の増に伴い、その期間及び限度額を変更し、青少年活動拠点施設先行取得事業については、その期間を変更するものでございます。


 次に、「第4表 繰越明許費補正」でございます。介護保険施設整備事業ほか22事業につき、本年度中に支出が終わらない見込みとなりましたので、新たに設定し、出雲阿国座整備事業ほか2事業については、限度額をそれぞれ増額補正するものでございます。


 また、8ページから9ページの「第5表 地方債補正」は、地域振興基金積立及び市債繰上償還の財源として、今回新たに設定するものと、事業規模の変更により新庁舎整備事業ほか36事業について、限度額を補正するものであります。


 続きまして、11ページから13ページは、今回の補正予算の事項別明細書でございますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 次に、歳出について説明させていただきます。


 44ページをお開きください。決算見込みにより増減がございますが、主なものを申しあげますと、総務費につきましては、退職手当特別負担金2億1,000万円、新庁舎整備事業1,000万円減額、統合型地理情報システム整備事業3,000万円減額、地域振興基金積立2億円、46ページでは、参議院議員通常選挙費1,679万2,000円の減額をあげております。48ページでは、島根県知事・県議会議員一般選挙費371万5,000円減額、50ページでは、商業統計調査事務費170万円の減額など、合計で3億2,305万3,000円を計上しております。


 民生費につきましては、介護保険施設整備事業5,500万円減額、福祉灯油助成事業600万円、52ページでは、老人保健医療事業特別会計繰出5,259万5,000円、介護保険事業特別会計繰出2,903万3,000円の減額、私立認可保育所特別事業補助2,800万円減額、54ページでは、認可保育所施設整備事業補助金6,722万6,000円、私立認可保育所運営費負担4,730万円など、合計で4,389万6,000円を計上しております。


 次に、衛生費につきましては、がん対策推進事業1,380万円減額、ゆうプラザ管理運営費2,700万円、56ページでは、簡易水道事業特別会計繰出1,400万円減額、ごみ処理委託費7,000万円減額、58ページでは、病院事業会計繰出406万3,000円の減額、合計で6,969万円の減額としております。


 労働費につきましては、勤労青少年ホーム管理運営費990万円の減額、(財)島根県東部勤労者共済組合運営負担金224万円減額、合計で1,214万円の減額としております。


 続きまして、60ページの農林水産業費でございます。市民農園事業1,578万9,000円、立ち上がる産地育成支援事業1,100万円減額、草地林地一体的利用総合整備事業5,671万1,000円減額、農業・漁業集落排水事業特別会計繰出2,095万円減額、62ページでは、森林整備地域活動支援交付金交付事業1,350万円減額、公社造林事業1,229万6,000円減額、64ページでは、西地合地区漁業集落環境整備事業160万円など、合計で1億5,006万5,000円の減額としております。


 次に、商工費につきましては、出雲リサイクルプラザ管理事業6,000万円、66ページでは、国引荘改築事業4,239万円など、合計で6,349万円を計上しております。


 次に、土木費でございます。地方道改修事業1,110万円減額、県営事業負担4,373万円、街路の県営事業負担3,650万円の追加、70ページでは、下水道事業特別会計繰出3,140万円減額、市営有原住宅建替事業4,300万円減額など、合計で7,287万円の減額としております。


 次に、教育費でございます。72ページをご覧ください。鳶巣コミュニティセンター・幼稚園複合施設建設事業1,500万円減額、74ページでは、岐久小学校整備事業3,990万円減額、佐香コミュニティセンター整備事業1,100万円減額、76ページでは、博物館建設事業3億9,800万円減額、78ページでは、学校給食センター管理費550万円など、教育費合計で4億6,829万1,000円の減額としております。


 次に、災害復旧費でございます。78ページをご覧ください。現年発生災害復旧事業(農地及び農業用施設)2,000万円減額、80ページでは、過年発生補助災害復旧事業(公共土木施設)7,450万円など、合計で6,050万円を計上しております。


 最後に、公債費でございますが、今回は市債の繰上償還2億2,728万1,000円、市債償還利子7,916万4,000円の減額、合計で1億4,811万7,000円を計上いたしております。


 以上、補正予算についてのご説明とさせていただきます。


 続きまして、平成20年度(2008)当初予算案についてご説明いたします。


 お手元にございます藤色の当初予算書の2ページ、平成20年度(2008)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧ください。


 予算の総額は、一般会計674億円、特別会計総額412億4,430万円、合計1,086億4,430万円であり、対前年度当初予算に比較して7.8%の減となっております。


 また、本年度の特別会計につきましては、後期高齢者医療事業の新設により、前年度より1会計多い17会計となっております。


 一般会計につきましては、後ほど議案に従ってご説明いたしますので、ここでは、議第86号、国民健康保険事業から議第102号、廃棄物発電事業までの特別会計の概要を申しあげます。


 本年度各会計別の予算額は、総括表に記載のとおりでございます。詳細は273ページから掲載しておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 まず、国民健康保険事業でございます。全体では4億9,000万あまりの減となっておりますが、これは、医療費の新制度に伴う影響が主なものでございます。


 歳出では、保険給付費88億4,330万円、後期高齢者支援金等13億6,606万9,000円、老人保健拠出金3億4,057万3,000円、共同事業拠出金13億6,451万円などを計上し、主な歳入として国民健康保険料30億706万円、国庫支出金30億858万9,000円、前期高齢者交付金35億9,704万円などを計上しております。


 次に、国民健康保険橋波診療所事業でございます。


 歳出では、施設管理費1,010万円などを計上し、主な歳入である診療収入を1,016万円計上しております。


 次に、診療所事業でございます。


 歳出では、総務管理費9,410万円などを計上し、主な歳入である診療収入は8,530万円を計上しております。


 次に、老人保健医療事業でございます。後期高齢者医療制度の導入により、予算規模が大きく縮減しておりますが、歳出につきましては、医療諸費20億5,770万円などを計上し、歳入として支払基金交付金10億7,598万7,000円、国庫支出金6億4,861万8,000円などを計上しております。


 次に、新たに設けます後期高齢者医療事業でございます。


 歳出では、総務費1億2,950万円、後期高齢者医療広域連合納付金24億3,400万円などを計上し、歳入では、後期高齢者医療保険料10億9,000万円、一般会計繰入金14億2,534万円などを計上しております。


 次に、介護保険事業でございます。全体では保険給付費の増などにより5億1,200万円の増となっておりますが、歳出では、保険給付費103億2,790万円、地域支援事業3億6,786万円などを計上し、歳入では、介護保険料19億7,600万円、国庫支出金25億7,144万5,000円、支払基金交付金32億3,137万5,000円、繰入金17億8,625万円などを計上しております。


 次に、簡易水道事業特別会計でございます。


 歳出につきましては、簡易水道事業費として12億5,100万円、公債費6億3,400万円などを計上し、主な歳入として、使用料及び手数料3億1,000万3,000円、繰入金4億6,383万6,000円、市債7億1,210万円などを計上しております。


 次に、下水道事業でございます。


 歳出につきましては、下水道費として33億1,482万3,000円、公債費43億4,717万7,000円などを計上し、主な歳入として、使用料及び手数料10億1,200万円、国庫支出金5億8,218万8,000円、繰入金19億5,374万円、市債38億4,850万円などを計上しております。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。


 歳出では、農業集落排水事業費4億5,594万1,000円、漁業集落排水事業費6億4,250万8,000円、公債費11億7,555万1,000円などを計上し、主な歳入として、使用料及び手数料2億6,000万円、県支出金2億5,316万5,000円、繰入金10億1,670万8,000円、市債6億5,250万円などを計上しております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。浄化槽設置事業費1億8,324万1,000円、公債費1,925万9,000円などを歳出として計上し、主な歳入として、使用料3,200万円、繰入金4,260万円、市債8,100万円などを計上しております。


 次に、風力発電事業でございます。


 歳出では、総務管理費878万3,000円、事業費735万5,000円、公債費1,766万2,000円などを計上し、主な歳入として、事業収入2,960万円を計上しております。


 次に、ご縁ネット事業でございます。


 歳出では、総務管理費7,850万円、公債費500万4,000円などを計上し、主な歳入としては、事業収入8,524万4,000円などを計上しております。


 次に、企業用地造成事業でございます。


 歳出につきましては、東部工業団地施設費90万3,000円、公債費2,889万7,000円などを計上し、歳入につきましては、繰入金2,494万4,000円、財産売払収入255万9,000円などを計上しております。


 次に、駐車場事業でございます。


 歳出では、駐車場事業費8,560万円などを計上し、歳入では、使用料6,000万円、繰入金2,610万円を計上しております。


 次に、住宅新築資金等貸付事業でございます。


 歳出につきましては、公債費610万円を計上し、この歳入として、繰入金353万3,000円、貸付金元利収入256万7,000円を計上しております。


 次に、高野令一育英奨学事業でございます。


 歳出につきましては、育英奨学事業費360万円を計上し、歳入では、貸付金元利収入302万4,000円などを計上しております。


 最後に、廃棄物発電事業でございますが、歳出では、総務管理費として1,677万2,000円、公債費722万8,000円を計上し、歳入として発電収入2,400万円を計上しております。


 以上で、特別会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き一般会計についてご説明申しあげます。


 3ページをご覧いただきたいと思います。


 議第85号、平成20年度(2008)出雲市一般会計予算でございます。


 第1条は、予算の総額を定めるものであり、歳入歳出それぞれ674億円とするものでございます。第1条第2項、第2条及び第3条につきましては、次ページ以降で順次ご説明いたします。第4条をご覧ください。


 第4条は、一時借入金の借入限度額を62億円とするものでございます。


 また、第5条では、人件費について、歳出予算の各項を超えて流用できるよう、予算において定めるものでございます。


 4ページをご覧いただきたいと思います。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を「第1表 歳入歳出予算」として計上しております。


 歳入からご説明いたします。


 市税につきましては、収入実績等を勘案し、167億円を計上しております。


 地方譲与税から国有提供施設等所在市町村助成交付金までは、交付実績等から予算額を見込んでおります。


 地方特例交付金につきましては、所定の制度改正を見込み1億2,400万円を計上いたしました。


 地方交付税につきましては、新たに創設されました地方再生対策費を考慮しながら、普通交付税177億4,000万円、特別交付税19億円、合わせて196億4,000万円を計上いたしました。


 分担金及び負担金、使用料及び手数料につきましては、所要の額を積算し、計上しております。


 国庫支出金、県支出金につきましては、補助対象事業費見込により、国庫支出金46億8,085万4,000円、県支出金34億9,912万7,000円を計上しております。


 繰入金につきましては、庁舎整備事業基金繰入9億2,630万円をはじめ、総額で基金繰入金18億1,953万2,000円を計上いたしております。


 諸収入につきましては、貸付金元利収入など28億656万2,000円を計上しております。


 最後に、市債につきましては、各種公共事業の財源として見積もった地方債に、臨時財政対策債13億9,840万円を加え、合計で122億6,324万5,000円を計上いたしました。


 次に、6ページ、7ページの歳出につきましては、後ほど、主な内容をご説明いたしますので、ここでは款項別金額、歳出合計をご確認いただければと思います。


 次に、「第2表 債務負担行為」であります。出雲市が債務を負担する行為につき、その行為をすることのできる事項、期間及び限度額を定めたもので、上塩冶築山古墳駐車場等用地取得事業ほか2事業を計上いたしております。


 次に、9ページから10ページの「第3表 地方債」であります。本予算に計上している各種公共事業の財源として、平成20年度(2008)に起こす地方債等について定めたもので、出雲生活バス施設整備事業ほか56事業の限度額、起債の方法、利率等について定めたものでございます。


 続きまして、歳出予算に関しまして、新規事業を中心に主なものをご説明いたします。68ページをご覧ください。


 議会費につきましては、議会活動費1,300万円、政務調査費1,530万円など、議会費合計で3億9,702万8,000円を計上しております。


 次に、総務費であります。70ページをご覧ください。ここでは、電子調達共同利用システム事業708万9,000円を計上しております。


 74ページでは、公営企業金融公庫にかわり新たに設立される地方公営企業等金融機構への出資1,900万円、78ページでは、出雲総合芸術文化祭開催事業3,022万円、新庁舎整備事業55億9,100万円、80ページの方では、出雲の國・斐伊川サミット負担57万円、統合型地理情報システム整備事業1億1,520万円、82ページでは、全国男女共同参画宣言都市サミットinいずも開催費300万円、84ページでは、地域自治区運営費862万円、定住推進事業1,090万円、92ページでは、旅券事務費30万円など、総務費合計で109億3,050万円を計上しております。


 次に、民生費については、100ページから掲載をしておりますが、102ページをご覧ください。ここでは、出雲市健康福祉拠点施設(仮称)整備事業1,550万円、対象者を拡充いたしました福祉タクシー事業として2,000万円を計上しております。104ページでは、障害者自立支援として自立支援医療1億1,833万円、舗装具給付2,900万円、106ページでは、自立支援事業サービス給付事業14億2,590万円、特別対策事業2,178万円を計上しております。110ページでは、福祉医療費助成事業4億円、乳幼児等医療費助成事業2億5,660万円、114ページでは、後期高齢者医療事業特別会計繰出14億2,534万円、第3子以降保育料無料化事業1,200万円(認可外保育施設)、116ページでは、児童クラブ事業1億7,940万円、児童クラブ施設整備事業6,260万円、118ページでは、私立認可保育所運営費負担金32億7,730万円、児童手当給付費11億3,000万円、児童扶養手当給付費4億7,800万円、父子家庭児童育成手当給付費300万円、122ページでは、中国残留邦人等支援事業57万円、124ページでは、生活保護費8億円など、民生費合計で151億7,877万3,000円を計上しております。


 次に、衛生費につきましては、126ページをご覧いただきたいと思います。ここでは、地域医療共同研究事業として500万円を計上しておりますが、128ページでは、がん対策推進事業として2,650万円、新年度から直営とするゆうプラザ管理運営費1億3,900万円、130ページでは、一般予防接種事業1億6,310万円、妊婦・乳児健康診査事業5,307万円、132ページでは、特定健康診査事業500万円、後期高齢者健康診査事業1億805万円、140ページでは、一般廃棄物処理事業4億2,739万円、出雲エネルギーセンター管理費7億1,900万円、142ページでは、佐田クリーンセンター周辺整備費380万円、循環型社会形成推進施設整備事業630万円など、衛生費合計で41億8,231万円を計上しております。


 次に、労働費は、146ページをご覧いただきたいと思います。勤労者福祉対策融資資金貸付2億3,000万円、総合雇用情報センター管理運営事業618万円など、労働費合計で2億7,048万7,000円を計上しております。


 次に、農林水産業費についてであります。148ページから掲載しておりますが、142ページをご覧いただきたいと思います。


 ここでは、いちじくの里整備事業として2億6,000万円、佐田町におきます農村公園整備事業600万円、遊休農地対策事業100万円、農林水産振興がんばる地域応援総合事業160万円、21世紀出雲農業3F事業の特産振興事業2,750万円、農産振興事業2,750万円、160ページでは、21世紀出雲林業3F事業の林業振興事業として1,000万円、164ページでは、水産交流プラザ(仮称)整備事業200万円、21世紀出雲水産業3F事業の水産業総合対策事業1,800万円、166ページでは、鷺浦地区漁業集落環境整備事業として420万円、西地合地区漁業集落環境整備事業として2,000万円など、農林水産業費合計で31億6,223万9,000円を計上しております。


 次に、商工費でございますが、168ページから掲載しておりますが、172ページをご覧ください。ここでは、地域イベント支援交付金として3,250万円、174ページでは、大社町におきます泉源活用施設整備事業として5,500万円など、商工費合計で10億4,738万4,000円を計上いたしました。


 次に、土木費についてでございます。176ページから掲載しておりますが、180ページをご覧いただきたいと思います。地方道改修事業として15億5,234万8,000円、182ページでは、神門通り広場・交通広場整備事業2億3,600万円、生活環境道路改良事業3億5,000万円、186ページでは、生活環境下水路改良事業1億5,000万円、190ページでは、街路事業6億7,819万円、192ページでは、都市公園整備事業1億5,950万円、196ページでは、木造住宅耐震化促進事業104万円、市営有原住宅建替事業5億4,000万円、198ページでは、市営住宅駐車場整備事業1,950万円など、土木費合計で87億4,017万2,000円を計上しております。


 次に、消防費につきましては、200ページから掲載しておりますが、204ページをご覧ください。ここでは、出雲インターチェンジ対応の消防庁舎等整備事業として1,560万円を計上しております。206ページでは、防災情報伝達システム整備事業5,100万円など、消防費合計で19億2,145万3,000円を計上しております。


 次に、教育費についてでございます。208ページから掲載しておりますが、210ページをご覧いただきたいと思います。ここでは、地域学校運営理事会の推進事業として160万円、学校支援地域本部事業1,650万円、216ページでは、スクールヘルパー事業4,310万円、220ページでは、塩冶小学校プール改築事業4,370万円、222ページでは、中学校のスクールヘルパー事業として2,130万円、224ページでは、旭丘中学校整備事業1億1,340万円、230ページにおきましては、放課後子ども教室推進事業として1,780万円など、232ページでは、国富コミュニティセンター整備事業2億6,880万円、佐香コミュニティセンター整備事業1,630万円、234ページにおきましては、しまね子ども読書フェスティバルin出雲開催事業として40万円、236ページでは、スサノオホール施設整備事業480万円、240ページでは、博物館建設事業7億6,530万円、鰐淵寺歴史環境総合調査事業10万円、242ページにおきましては、出雲大社国宝本殿・重要文化財施設保存修理事業補助4,267万8,000円、252ページでは、学校給食センター再編整備事業1,720万円など、教育費合計で77億2,169万2,000円を計上いたしました。


 次に、災害復旧費につきましては、254ページをご覧ください。現年発生単独災害復旧事業として農地及び農業用施設災害復旧費50万円、公共土木施設災害復旧費50万円、合計で100万円を計上しております。


 次に、公債費につきましては、256ページに市債償還元金を104億8,225万4,000円、市債繰上償還4億3,284万1,000円、市債償還利子23億5,686万7,000円など、公債費合計で132億7,696万2,000円を計上しております。


 最後に、諸支出金につきましては、土地開発公社への貸付金5億5,000万円を計上しております。


 以上、平成20年度(2008)出雲市一般会計予算についての提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 原田上下水道局長。


○上下水道局長(原田恭平君) 登壇 本日上程されました議案のうち、水道事業予算についてご説明をいたします。


 別冊、平成20年度(2008)出雲市水道事業会計予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。


 第1条は、総則であり、第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。第3条は、収益的収入及び支出であります。事業収益として24億9,311万1,000円、第1項営業収益24億397万円の主なものは、水道料金であり、22億7,923万5,000円を計上いたしております。


 「第2表 営業外収益」は、加入金、受取利息、雑収益などでございます。第3項の特別利益は、過年度損益修正益でございます。


 次に、支出として事業費用23億4,945万4,000円を予定しております。第1項の営業費用は水源地・配水地の動力費、夜勤費、減価償却費、損益勘定、所属職員の給与費などでございます。第2項の営業外費用につきましては、企業債の償還利息、支払消費税などでございます。第3項特別損失については、過年度損益修正損など、第4項は予備費でございます。


 なお、収益的収支における平成20年度(2008)純利益は、税込みで1億4,365万7,000円を見込んでおります。


 続いて2ページをご覧ください。第4条、資本的収入及び支出でございます。まず、収入ですが、資本的収入として7億5,107万5,000円を計上しております。内訳として第1項の企業債3億9,000万円、第2項の固定資産売却代金は、量水器売却代金など、第3項工事負担金は、国、県及び市の公共事業にかかわる水道施設の移設負担金、第4項の他会計負担金は消火栓設置一般会計負担金でございます。


 次に、支出でありますが、第1款資本的支出として22億6,432万9,000円、内訳として第1項建設改良費、内容は第6次拡張改良事業、一般拡張改良事業でございます。第2項企業債償還金は、通常の定期償還額と繰上償還を合わせた元金償還額であり、第3項投資は、地方公営企業等金融機構に対する出資金、第4項は予備費でございます。


 以上、収入支出差し引き15億1,325万4,000円の資金が不足いたしますが、この不足額の補てんにつきましては、第4条本文控えのとおり、当年度分損益勘定内部留保資金などを充てることとしております。


 第5条は、企業債の借入限度額及び借入条件、第6条は一時借入金の限度額、3ページの第7条につきましては、営業費用と営業外費用の項款の相互流用、第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費をそれぞれ定めるものでございます。第9条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。


 なお、4ページ以降に予算に関する説明書を添付しておりますので、後ほどご覧をいただきたいと思います。


 以上、水道事業予算の説明とさせていただきます。


○議 長(今岡一朗君) 林総合医療センター事務局長。


○総合医療センター事務局長(林 誠治君) 登壇 議第84号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第3回補正予算についてご説明申しあげます。


 病院事業会計予算書の1ページをお開き願います。補正予算の概要につきましては、収入側では、当初計画の患者数を減じたことによる医業収益の減額と、支出では、それに伴います診療材料費及び人件費の減額を行うものであります。


 収支不足額は、昨年度決算の3億4,060万円からは5,000万円あまりを改善できる見込みですが、2億9,000万円ほどを見込んでおります。


 この要因としては、昨年度医師が後退減少する状況の中、患者数を減らさざるを得ませんでしたが、今年度医師を確保して一定程度体制を整え、回復に努めましたが、一度減った患者数が回復するまでに半年ほどかかったというのが大きな要因の一つです。


 それでは、第1条からご説明申しあげます。第1条は、総則でございます。


 第2条は、業務の予定量であり、病院事業では、入院患者数を1日当たりの平均30人を減じ123人に、外来患者数を72人減らし252人に、介護老人保健施設事業では、入所者数を1人減らし48人に、通所者数を2人減らし15人に補正するものであります。


 2ページには、第3条として、収益的収入及び支出の予定額を、収入で4億6,357万4,000円減額し、25億512万6,000円に、支出で2億8,615万5,000円減額し、27億9,514万5,000円に補正するものでございます。


 第4条は、3ページに載せておりますけれども、資本的収入及び支出の予定額を収入で869万円減額、支出で2,966万2,000円減額補正するものでございます。


 これは、医療機器等購入の入札残などに伴う減額補正でございます。


 4ページには、第5条として、企業債の限度額4,320万円を3,170万円に変更するものでございます。


 第6条には、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を1億2,615万6,000円減額し、16億1,740万6,000円に改めるものでございます。


 なお、5ページ以降に補正予算の説明資料といたしまして、実施計画、資金計画、給与費明細書、貸借対照表及び補正予算明細書を添付しておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 以上、病院事業に関します補正予算の説明といたします。


 続きまして、議第104号、平成20年度(2008)出雲市病院事業会計予算について、ご説明申しあげます。


 ピンク色の別冊の出雲市病院事業会計予算書にあげております。


 平成20年度(2008)は、総合医療センターの整備基本計画に基づき、実施設計を完了し、年度内には、工事着手に入る計画であります。


 また、介護療養病棟及び介護老人保健施設愛宕苑については廃止をし、病院のスリム化を図っていきながら整備、基本計画に示しています回復期リハビリ病棟を秋には立ち上げてまいります。


 回復期リハビリ病棟立ち上げのために4月より整形外科の医師1名の増員を決定をしており、医療技術スタッフの増員も行っていきます。


 それでは、病院事業会計の予算書1ページでございます。第1条は、総則でございます。


 第2条は、業務の予定量を定めるものでございます。病院事業では、病床数を199床とし、入院患者を年間5万8,441人、外来患者数は、年間7万3,927人予定をしております。


 次に、介護療養事業及び介護老人保健施設事業は、廃止までの3か月間を予定量として挙げております。


 次に、第3条に定める収益的収入及び支出でございます。まず、収入については、合計額27億17万4,000円を予定しております。この事業収益は、入院、入所、外来及び通所による収益が主なものでございます。


 また、健診業務充実による収入増も見込んでおります。


 2ページに移ります。支出について説明をいたします。支出合計を29億7,050万円予定しております。主なものは、職員給与費、薬品費、診療等の材料費などであります。


 なお、新年度は、支出が収入を2億7,032万6,000円ほど上回る収支不足となる予算を編成しておりますが、これは、先ほどご説明をいたしました療養病棟及び愛宕苑廃止に向けて入所者数を段階的に減らす、移行するなどにより、収入に見合う以上に固定経費が必要となる見込みであること、また、回復期リハビリ病棟を立ち上げ準備期間が必要であるなどから、こうした予算を計上しました。


 収支不足については、これを縮小すべく、経費節減はもちろんのこと、今後、愛宕苑や介護療養病棟のスムーズな廃止に向かい、また、整備基本計画が前進するよう、職員一丸となって努力してまいります。


 次に、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございます。


 収入については、合計2億7,675万2,000円を予定しております。資本的収入の内訳は企業債、他会計負担金収入でございます。


 次に、支出でございますが、支出合計を9億702万4,000円予定しております。第1項の建設改良費では、施設整備実施設計委託費及び医療機器購入費等を予定をしており、第2項では、愛宕苑廃止に伴い企業債繰上償還5億円あまりと、そのほかの償還金を計上しております。


 なお、収支不足額6億3,027万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることとしております。


 次に、第5条、企業債につきましては、建設改良費の資金に充てるものでございまして、限度額、借入条件等を定めるものでございます。


 第6条は、一時借入金の限度額を定めるものでございます。


 第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めております。


 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めております。


 第9条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。


 なお、こうした、今説明をいたしました各予算に関する説明資料を、4ページ以降に載せておりますので、後ほどご覧をいただきたいと思います。


 以上、病院事業に関します予算の提案説明といたします。よろしくご審議のほど、よろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 以上で、各議案の提案理由の説明を終わります。


 ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は、提案理由の説明までにとどめ、質疑等は後日改めて議事日程にあげることといたします。


 ここでしばらく休憩いたします。


 再開は午後1時といたします。


               午後 0時10分 休憩


               午後 1時00分 再開


○議 長(今岡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程第6、議第154号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 23番、牛尾尚義議員。


○23番(牛尾尚義君) 登壇 ただいま議題となりました議第154号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案者を代表し、提案理由の説明をさせていただきます。


 本案は、一般質問及び施政方針に対する会派代表質問における質問回数の制限を撤廃し、本会議における議論を、さらに充実させることにより、議会の活性化を図るため、会議規則を一部改正するものであります。


 会議規則では、第55条において、質疑の回数を3回までと定めており、質問の回数についても、第63条において、この第55条を準用し3回までと定めています。


 従って、第63条の中の「第55条、質疑の回数及び」の部分を削除することにより、質問の回数制限を撤廃するものであります。


 なお、規則改正につきましては、今議会から適用するため、公布の日から施行することとしております。


 以上、議第154号の提案理由の説明とさせていただきます。


○議 長(今岡一朗君) これより質疑に入ります。


 ご質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了します。


 お諮りします。


 ただいま議題としております議第154号、出雲市議会会議規則の一部を改正する規則につきましては、会議規則第37条第3項により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ご異議なしと認めます。


 よって、議第154号は、委員会付託を省略することに決定しました。


 これより討論に入ります。討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって、討論を終了します。


 これより採決いたします。


 本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、議第154号は、原案のとおり可決されました。


 ここでしばらく休憩いたします。


 直ちに全員協議会を開会いたしますので、関係者は委員会室へお集まりください。


               午後 1時05分 休憩


               午後 1時13分 再開


○議 長(今岡一朗君) 会議を開きます。


 日程第7、同第6号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任についてから、同第8号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで及び日程第8、諮第7号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについてを、一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております同第6号から同第8号まで及び諮第7号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって、同第6号から同第8号まで及び諮第7号は、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略して、採決を行うことに決定いたしました。


 これより採決いたします。


 はじめに同第6号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、同第6号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、出雲市今市町36番地9、成瀬達郎氏の選任に同意することに決定いたしました。


 次に、同第7号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、同第7号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、出雲市灘分町1112番地、槇野 裕氏の選任に同 意することに決定いたしました。


 次に、同第8号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、同第8号、出雲市固定資産評価審査委員会委員の選任については、出雲市大社町中荒木72番地、森脇慶昌氏の選任に同意することに決定いたしました。


 次に、諮第7号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって、諮第7号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市下横町38番地3、君野太美枝氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会といたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、この後、1時20分より全員協議会を開会いたしますので、関係者は委員会室にお集まりください。


               午後 1時15分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    松 村 豪 人





              出雲市議会議員    杉 谷 寿 之