議事ロックス -地方議会議事録検索-


島根県 出雲市

平成19年度第4回定例会(第5号12月17日)




平成19年度第4回定例会(第5号12月17日)





 
     平成19年度(2007)第4回出雲市議会(定例会)会議録





    開 会 平成19年(2007)11月29日午前10時00分


    閉 会 平成19年(2007)12月17日午後 2時00分





〇議事日程第5号


        平成19年(2007)12月17日 午前10時開議


第1.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


第2.議第 45号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算


 〃 議第 46号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


 〃 議第 47号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


 〃 議第 48号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


 〃 議第 49号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


 〃 議第 50号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第2


          回補正予算


 〃 議第 51号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計第1回補正予算


 〃 議第 52号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第2回補正予算


 〃 議第 53号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


 〃 議第 54号 出雲市診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 55号 出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 56号 出雲市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例


 〃 議第 57号 平田塩美集会所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例


 〃 議第 58号 出雲市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例


 〃 議第 59号 出雲市土地開発公社の定款の変更について


 〃 議第 64号 変更契約の締結について


 〃 議第 65号 市道路線の廃止について


 〃 議第 66号 市道路線の認定について


 〃 議第 68号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第5回補正予算


 〃 議第 69号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 70号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例


 〃 議第 71号 出雲市特別職の職員等に対する期末手当の支給に関する条例の一部


          を改正する条例


 〃 議第 72号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


 〃 議第 73号 出雲市後期高齢者医療に関する条例


第3.請願第 9号 出雲市内にフィッシャリーナの設置・整備に関する請願


 〃 請願第11号 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の見直し等


          を求める意見書の提出等を求める請願


 〃 請願第12号 健康保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願


 〃 請願第13号 森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書採択についての請


          願


 〃 請願第14号 鷺浦地区の漁業集落排水事業の早期導入を求める請願


 〃 請願第15号 湖陵神西新町線(仮称)の整備についての請願


 〃 請願第16号 悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販


          売法の抜本的改正に関する請願(意見書提出)


 〃 請願第17号 出雲市立中学校吹奏楽部における保有楽器の更新に対する補助金の


          予算化及びその支給を求める請願


 〃 請願第18号 最低保障年金制度の確立を求める請願(意見書提出)


 〃 請願第19号 後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願(意見書提出)


 〃 陳情第 7号 鳶巣幼稚園跡地の有効利用についての陳情


 〃 陳情第 8号 出雲市役所新庁舎建設に伴う職別・設備工事や建設関連資材・物資


          の地元調達についての陳情


 〃 陳情第 9号 父子家庭における手当てについての陳情


 〃 陳情第10号 平成20年度出雲市農業振興施策確立に関する陳情


 〃 陳情第11号 出雲市内告知放送における助成についての陳情


 〃 陳情第12号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


 〃 陳情第13号 いちじく館(仮称)建設に関する陳情


 〃 陳情第14号 林道和久輪線の抜本的な整備改良継続を求める陳情


 〃 陳情第15号 「ゆめタウン出雲」の出店に伴う市道四絡30号線の歩道設置等に


          ついての陳情


 〃 陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


第4.意見書第7号 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書


 〃 意見書第8号 森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書


 〃 意見書第9号 道路整備の財源確保に関する意見書





会議に付した事件


第1.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


第2.議第 45号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算


 〃 議第 46号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正


          予算


 〃 議第 47号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


 〃 議第 48号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


 〃 議第 49号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算


 〃 議第 50号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第2


          回補正予算


 〃 議第 51号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計第1回補正予算


 〃 議第 52号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第2回補正予算


 〃 議第 53号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


 〃 議第 54号 出雲市診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 55号 出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 56号 出雲市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例


 〃 議第 57号 平田塩美集会所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例


 〃 議第 58号 出雲市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例


 〃 議第 59号 出雲市土地開発公社の定款の変更について


 〃 議第 64号 変更契約の締結について


 〃 議第 65号 市道路線の廃止について


 〃 議第 66号 市道路線の認定について


 〃 議第 68号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第5回補正予算


 〃 議第 69号 一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例


 〃 議第 70号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例


 〃 議第 71号 出雲市特別職の職員等に対する期末手当の支給に関する条例の一部


          を改正する条例


 〃 議第 72号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


 〃 議第 73号 出雲市後期高齢者医療に関する条例


第3.請願第 9号 出雲市内にフィッシャリーナの設置・整備に関する請願


 〃 請願第11号 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の見直し等


          を求める意見書の提出等を求める請願


 〃 請願第12号 健康保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願


 〃 請願第13号 森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書採択についての請


          願


 〃 請願第14号 鷺浦地区の漁業集落排水事業の早期導入を求める請願


 〃 請願第15号 湖陵神西新町線(仮称)の整備についての請願


 〃 請願第16号 悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販


          売法の抜本的改正に関する請願(意見書提出)


 〃 請願第17号 出雲市立中学校吹奏楽部における保有楽器の更新に対する補助金の


          予算化及びその支給を求める請願


 〃 請願第18号 最低保障年金制度の確立を求める請願(意見書提出)


 〃 請願第19号 後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願(意見書提出)


 〃 陳情第 7号 鳶巣幼稚園跡地の有効利用についての陳情


 〃 陳情第 8号 出雲市役所新庁舎建設に伴う職別・設備工事や建設関連資材・物資


          の地元調達についての陳情


 〃 陳情第 9号 父子家庭における手当てについての陳情


 〃 陳情第10号 平成20年度出雲市農業振興施策確立に関する陳情


 〃 陳情第11号 出雲市内告知放送における助成についての陳情


 〃 陳情第12号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


 〃 陳情第13号 いちじく館(仮称)建設に関する陳情


 〃 陳情第14号 林道和久輪線の抜本的な整備改良継続を求める陳情


 〃 陳情第15号 「ゆめタウン出雲」の出店に伴う市道四絡30号線の歩道設置等に


          ついての陳情


 〃 陳情第16号 島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立


          と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求


          める陳情


第4.意見書第7号 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書


 〃 意見書第8号 森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書


 〃 意見書第9号 道路整備の財源確保に関する意見書





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          副 市 長        長 岡 秀 人 君


          副 市 長        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       大 田   茂 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       吉 田 純 二 君


          環境事業部長       野 津 建 一 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消防長          永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                 議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は33名であります。


 なお、あらかじめ遅刻する旨の届け出のあった議員は1名であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、諸般の報告を行います。


 本日市長から、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分の報告がありました。お手元に報告書の写しを配付しておりますのでご覧ください。 以上で、諸般の報告を終わります。


 日程第2、議第45号から議第59号まで、議第64号から議第66号まで及び議第68号から議第73号まで、並びに日程第3、継続審査中の請願第9号、今期定例会において受理いたしました請願第11号から請願第19号まで及び陳情第7号から陳情第16号までを一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、閉会中及び休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長並びに庁舎建設特別委員長の報告を求めます。


 はじめに、福代秀洋総務常任委員長。


○総務常任委員長(福代秀洋君) 登壇 おはようございます。


 それでは、総務常任委員会の報告をいたします。


 本委員会に審査の付託を受けております案件は、平成19年度(2007)一般会計第4回補正予算をはじめ、議案8件、請願・陳情4件であります。


 去る12月7日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ、執行部関係職員から説明を受け審査をいたしました。ここに、その審査結果を報告いたします。


 はじめに、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表 歳入歳出予算補正のうち、歳出については、総務費において佐田地域における移動通信鉄塔施設整備事業の追加450万円及び消防費において女性防火クラブへ消防ポンプ一式を交付する防火クラブ育成費100万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、繰越金として平成18年度(2006)決算剰余金の一部、2億4,361万円、防火クラブ育成費に係る日本消防協会助成金などの雑入が、236万円、市債3億6,650万円などが計上されています。


 次に、第3表 地方債補正では、いちじくの里整備事業及び林地崩壊防止事業に係る地方債の新たな追加と、事業規模の変更などに伴い道路整備事業、出雲阿國座整備事業などの6事業について、地方債限度額の増額が計上されております。


 以上、審査の結果、議第45号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第53号、出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、佐田地域の携帯電話不感地区の解消のため、吉野局移動通信用鉄塔施設を新設することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第58号、出雲市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例についてであります。


 これは、公職選挙法の一部が改正され、地方公共団体の長の選挙において、候補者が選挙運動用ビラを頒布することが可能になったこと、また、ビラの費用を公費で負担できるようになったことに伴い、新たに条例を制定するものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第59号、出雲市土地開発公社の定款の変更についてであります。


 これは、ゆうちょ銀行が設立され、郵便貯金の名称が預金に変わることから、出雲市土地開発公社の定款第24条から郵便貯金の文言を削除するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第68号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第5回補正予算についてであります。


 まず、第1表 歳入歳出予算補正のうち歳出については、出雲市一般職の職員の給与に関する条例の改定に伴う人件費の減など、4,200万円の減額が計上されております。


 一方、歳入につきましては、財政調整基金繰入金4,200万円の減が計上されています。


 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第69号、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、平成19年(2007)の島根県人事委員会勧告に基づき、島根県に準じて一般職の任期付職員の期末手当の支給割合を0.15月分引き下げるため、所要の条例改正を行うものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第70号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてであります。


 これも、議第69号と同様に、平成19年(2007)の島根県人事委員会勧告に基づき、島根県に準じて一般職の職員の期末手当の支給割合を0.2月分引き下げることなど、所要の改正を行うとともに、現給保障制度を廃止することに伴い、出雲市一般職の職員の給与の特例に関する条例を廃止するものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第71号、出雲市特別職の職員等に対する期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これも、議第69号、議第70号と同様に、平成19年(2007)の島根県人事委員会勧告に基づき、島根県に準じて特別職の期末手当の支給割合を0.15月分引き下げるため、所要の条例改正を行うものです。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 ここまでの、人件費に係る3議案、議第69号、議第70号、議第71号につきまして、委員会審査の中で一部の委員から行財政改革の一環として、民間給与とのバランスをとりながら、人件費総額を抑制することは妥当と認めるものの、出雲市経済の縮小を食い止るため、あらゆる業種を含めた出雲市全体の景気浮揚と雇用拡大を確実に促進することが重要な課題であり、このための最善の方策を早期に幅広く検討すべきとの意見があったことを申し添えます。


 次に、請願第16号、悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販売法の抜本的改正に関する請願(意見書提出)についてであります。


 本請願は、住宅リフォームや寝具・呉服・貴金属の販売などで消費者の支払い能力を無視した悪質商法による被害が全国的に続出していることから、クレジット契約による被害防止と取引の適正化のため、割賦販売法の抜本的改正を国などへ要求する意見書の提出を求めるものであります。


 審査の結果、悪質商法による被害は、大きな社会問題となっており、高齢者など消費者の被害を防止し、安心・安全なクレジット社会を築くためには、早急に割賦販売法の抜本的改正を行う必要性が認められるため、本請願は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第7号、鳶巣幼稚園跡地の有効利用についての陳情についてであります。


 本陳情は、鳶巣幼稚園及び鳶巣コミュニティセンターの新築移転に伴い、跡地の有効利用を図るため、屋外運動場公園と駐車場などを整備し、更に、現コミュニティセンターの建物を倉庫及び運動公園使用者用トイレとして、引き続き地元で利用することを求めるものであります。


 現地調査を行い、陳情者の説明を受けた上で委員会において審査した結果、地区内に小学校などがない鳶巣地区において、陳情者の請願は十分理解できるものであることから、本陳情は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第11号、出雲市内告知放送における助成についての陳情であります。


 本陳情は、JAいずもが、出雲・佐田地域において運用している有線放送について、施設が老朽化し、更新時期にきているため、市の災害緊急放送における役割を考慮し、本施設の更新費用と年間運営費に対する助成を求めるものであります。


 JAいずもの有線放送は、告知放送として有効であり、願意は十分理解できます。しかし、この有線放送が、出雲・佐田地域に限られたシステムであり、また、出雲地域での加入率が、必ずしも高くないことや、市として全市にわたる体系的な緊急放送システムの再構築を考慮すべき事項であることなどから、助成の範囲については検討の余地があり、審査の結果、本陳情は趣旨採択すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から採択にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 最後になりますが、陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏地域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情についてであります。


 本陳情は、島根原子力発電所に係わる安全を確保するため、発電所に近接する地区からの防災避難ルートの確立とその整備資金を中国電力へ求めること及び中国電力との安全協定の締結を求めるものであります。


 審査の結果、陳情者の訴えには理解できる点もあり、市として今後検討すべき事項もあると認められるものの、陳情書の内容については、更に詳細に調査する必要があるため、本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から不採択にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上で、総務常任委員会に付託を受けております案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


          (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、西尾敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 おはようございます。


 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 本定例会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件4件、条例案件5件、請願5件、陳情2件でありました。


 去る12月10日に委員会を開催し、西尾市長、長岡副市長、黒目教育長ほか、関係職員の出席をいただき、詳細な説明を受けました。ここに、その結果についてご報告いたします。


 はじめに、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表 歳入歳出予算補正につきまして、歳出の主なものといたしまして、民生費では、前年度の精算に伴う国県返還金1,634万1,000円、障害者自立支援サービス給付事業1億1,760万円、福祉医療費助成事業7,080万円、私立認可保育所運営費負担金2億3,000万円、児童手当給付費9,800万円などが計上されており、衛生費では、ゆうプラザ施設整備費900万円、平成温泉施設整備費230万円が計上されております。また、教育費では、子ども名作読書事業に100万円、各種大会派遣補助970万円が計上されております。


 一方、歳入といたしましては、これらを賄うべき国庫支出金、県支出金、寄附金などが計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第46号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 これは、歳入歳出予算にそれぞれ6,090万円を追加し、予算の総額を136億2,790万円とするものであります。


 第1表 歳入歳出予算補正のうち、歳出につきましては、財政調整基金積立293万2,000円、前年度の療養給付費負担金の精算に伴う返還金5,798万8,000円が計上されております。


 一方、歳入といたしましては、財政調整基金利子及び繰越金が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第47号、平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 これは、歳入歳出予算にそれぞれ3,250万円を追加し、予算の総額を147億3,135万1,000円とするものであります。


 第1表 歳入歳出予算補正のうち歳出といたしましては、前年度の県支出金の精算に伴う返還金3,250万円が計上されており、一方、歳入につきましては、諸収入として国庫負担金過年度収入が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第52号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第2回補正予算についてであります。


 これは、債務負担行為として、清掃業務、医療廃棄物の収集・運搬及び処理業務、給食業務、医事業務などの委託に要する経費について、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第54号、出雲市診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、老朽化した塩津診療所に替わる建物として整備を進めていた平田塩美集会所の改装工事が、平成19年(2007)12月に完成することに伴い、診療所の位置を変更することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第56号、出雲市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、県立湖陵病院がこころの医療センターとして、下古志町地内に移転改築されることに伴い、湖陵病院内にある湖陵小学校若松分校及び湖陵中学校若松分校も同様にこころの医療センターへ移転するため、学校の名称及び位置について、所要の改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第57号、平田塩美集会所の設置及び管理に関する条例を廃止する条例についてであります。


 これは、平田塩美集会所の用途を廃止して、施設を塩津診療所に変えることに伴い、条例を廃止するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第72号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、賦課方式の見直しと、平成20年(2008)4月1日から施行される後期高齢者医療制度及びそれにともなう医療制度改革のため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、一部の委員から否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第73号、出雲市後期高齢者医療に関する条例についてであります。


 これは、平成20年(2008)4月1日から後期高齢者医療制度が施行されることに伴い、本市において行う後期高齢者医療の事務等について規定を設けるため、新たに条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、一部の委員から否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 続きまして、本委員会に付託を受けました請願と陳情の審査結果につきまして、ご報告いたします。


 まず、請願第11号、性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の見直し等を求める意見書の提出等を求める請願についてであります。


 これは、性同一性障害者についての専門家の養成や医療機関の整備について県と協議をすることや、広く市民に理解を深めるための研修会や啓発活動等の実施、平成16年(2004)7月に施行された「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の全面的な見直し等を求める意見書を関係機関に提出することなどを求める内容であります。


 内容審査の結果、本請願につきましては、更に詳しく検討すべき必要があることから、継続して審査すべきものと決しました。


 次に、請願第12号、健康保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願についてであります。


 これは、だれもが安心して健康保険で良質な歯科医療を受けることができるようにするため、健康保険の適用範囲の拡大や、歯科医療従事者が、安定して歯科医療に従事することができることなど、健康保険で良い歯科診療の実現を求める意見書を関係機関に提出することを求めるものであります。


 請願者の願意は十分理解できるものの、良い歯科診療を健康保険で提供できるようにするためには、医療費の総枠の拡大や、基礎的技術料の大幅な引き上げ、また新規技術の健康保険適用など、診療報酬の抜本的な改善をはじめとし、多くの解決すべき課題があるため、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から採択すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、請願第17号、出雲市立中学校吹奏楽部における保有楽器の更新に対する補助金の予算化及びその支給を求める請願についてであります。


 これは、各中学校の吹奏楽部の活動は、その多くは楽器が購入できず、古い楽器を毎年修理しながら使用しており、生徒が負担する部費、学校からの活動費、そして地域の方々からの寄附等に頼る運営にも限界があるため、今後も活発に安心して続けられるように、各中学校吹奏学部の実情に合わせて、楽器購入のための補助金の支給を願うものであります。


 請願者の願意は、十分に理解できるものの、吹奏楽部も含めた中学校の部活動には大会派遣費に対する補助制度もあること、また吹奏楽部以外の部活動との公平性等を考慮し、本請願は趣旨採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から継続審査すべき、不採択にすべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、請願第18号、最低保障年金制度の確立を求める請願(意見書提出)についてであります。


 これは、公的年金等の控除の廃止などや、健康保険や介護保険の改正、来年度から施行される後期高齢者医療制度の実施などで、老後の生活設計が成り立ちにくくなっていることなどから、安定した生活を保障するための最低保障年金制度を確立するようにとの意見書を、関係機関に提出することを求める内容であります。


 最低保障年金を支給するためには、年金財源の確保が十分でないことや、無年金者や低年金高齢者の存在など、現行の年金制度そのものが、少子高齢化を迎えて、たくさんの課題を抱えている中で、これらの課題を解決しないままに、最低保障年金制度の確立を求めるのは、現段階では賛同できかねるとの理由から、内容審査の結果、不採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から、採択すべき、また、継続審査にすべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、請願第19号、後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願(意見書提出)についてであります。


 これは、来年度から後期高齢者医療制度が実施されるにあたり、後期高齢者がもれなく保険料を課せられることや、保険料滞納者には保険証不交付や保険給付一時差し止め等の制裁措置があること、また運営主体の後期高齢者医療広域連合会では、議員定数もわずか10名であり、住民の声が反映しにくいなどの理由から、高齢者が安心して必要な医療が受けられ、健やかな老後を過ごすことができるように、後期高齢者医療制度の抜本的見直しを求める意見書を関係機関に提出することを求めるものであります。


 請願者の願意は、十分理解できるものの、後期高齢者制度は、現在緒についたばかりでもあり、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決しました。なお、本請願につきましては、採択すべき、不採択すべき、継続審査にすべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、陳情第9号、父子家庭における手当てについての陳情であります。


 これは、父子家庭に児童扶養手当に準ずる手当ての支給と、父子家庭への行政サービスの向上を求めるものであります。父子家庭を取り巻く社会環境の厳しさは、十分に理解できることから、内容審査の結果、採択すべきものと決しました。


 次に、陳情第12号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情についてであります。


 これは、さらなる保育料の軽減や、同時入所にかかわらず、第二子の保育料の軽減、病中病後児保育施設の増設と利用しやすい環境づくりや、看護師の全園配置の早期実現、保育の特別メニューの充実など、安心して子どもを産み育てられる社会と環境づくりを求めるものであります。


 請願者の願意は、十分に理解できるものの、その実現のためには、多額の予算が伴うことや、保育園施設の整備や職員配置などの課題もあるため、内容審査の結果、趣旨採択すべきものと決しました。なお、一部の委員から、採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上で文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件につきまして、審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、坂根守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 登壇 環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件1件、条例案件1件、継続審査中の請願1件を含む請願2件、陳情3件でありました。


 去る12月11日に、西尾市長、長岡副市長、野津副市長をはじめ、関係職員の出席を得て詳細な説明を受け、また、請願・陳情箇所等の現地視察も行い、慎重に審査をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 はじめに、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表 歳入歳出予算補正のうち歳出について、総務費では、出雲阿國座整備事業1億9,200万円、農林水産業費では、いちじくの里整備事業1,200万円、担い手農地集積高度化促進事業450万円、松くい虫対策事業360万円、商工費では、ふるさと融資貸付事業3,800万円などが計上されております。


 一方歳入につきましては、国庫補助金として出雲阿國座整備事業費1億4,500万円、県補助金として、中山間地域等直接支払事業等208万円、委託金として矢野遺跡発掘調査費600万円などが計上されております。


 内容審査の結果、議第45号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、委員からは、出雲阿國座整備事業について、当初、総事業費は30億円と言われていましたが、想定試案として42億円という数字が示されたところであり、今後、市民に対して十分な説明を行っていくとともに、完成の目途を平成22年度(2010)中とし、それまでの間に時間をかけて議論・検討した上で事業を進めるべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、議第55号、出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、市が収集する一般廃棄物に係る手数料の改定を行うため、所要の条例改正を行うものです。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、当委員会に付託を受けました請願・陳情の審査結果についてご報告させていただきます。


 まず、請願第13号、森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書採択についての請願であります。


 本請願は、温室効果ガスの増加による地球温暖化現象が重要な環境問題となり、また、大規模な自然災害が発生していることから、山地災害の未然防止に向けた治山対策や森林整備・保全の一体的な推進が強く求められている一方で、産業としての林業の状況は依然として厳しい状況が続いていることから、新たな森林・林業基本計画の推進と、これを実現するための平成20年度(2008)予算の確保や、森林・林業の担い手の育成・確保及び国産材の安定供給体制の整備と利用拡大を軸とする林業・木材産業の再生に向けた諸施策の展開などについて意見書の提出を求めるものであります。


 地球温暖化対策及び林業・木材産業の再生は、本市においても積極的に取り組むべき課題であることから、本請願は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第10号、平成20年度(2008)出雲市農業振興施策確立に関する陳情についてであります。


 本陳情は、農畜産物の販売力や生産力を強化するための各種事業の実施及び新規就農者の確保と育成、また、用水路の改修や、有害鳥獣対策などの生産基盤の強化を目的とした農業支援施策の振興を求めるものであります。


 現在出雲市とJAいずもによる3F事業により、農産・特産・畜産の各分野の振興支援が行われておりますが、出雲市農業の更なる発展を求めるため、きめ細かな農業振興施策が必要であるとの考えから、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。


 陳情第13号、いちじく館(仮称)建設に関する陳情についてであります。


 本陳情は、多伎地域において、しまねブランド産品に指定されているいちじくの安定した生産や品質管理を行うとともに、生産者の高齢化などの諸問題を解決するため、いちじく館(仮称)の建設を求めるものであります。


 本施設は、いちじくの生産振興により、農地の保全、定住促進、地域の活性化が図られるものとして、計画されたものです。


 本件については、市で、平成19年度(2007)から20年度(2008)で建設を予定し、今議会に補正予算で調査・測量設計経費が計上されていることから、本陳情は採択とすべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第15号、「ゆめタウン出雲」の出店に伴う市道四絡30号線の歩道設置等についての陳情についてであります。


 本陳情は、出雲市大塚町に「ゆめタウン出雲」が出店することに伴い、交通量の増加が予想される市道四絡30号線の南北両側に、安全な歩道の設置を求めるとともに、地域住民の生活に支障を来たすさまざまな問題が起きた場合の行政側の窓口を定めることを要望するものであります。


 審査の結果、陳情者の心情は理解できるものの、市道の整備計画の策定状況、あるいは現在松江地方裁判所に対して提出されている、「株式会社イズミに対する開発許可処分の取り消しを求める請求」及び「開発許可の執行停止を求める申立」の経過についても見定めていかなければならないことから、今後も継続して調査を行う必要があると判断し、本陳情は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは採択または趣旨採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 続きまして、継続審査中の請願第9号、出雲市内にフィッシャリーナの設置・整備に関する請願についてであります。


 本請願は、プレジャーボートの不法係留から発生するさまざまな問題を解決するため、漁港における漁船と漁船以外の船舶との利用調整をするための総合施設であるフィッシャリーナの設置・整備を早急に図ることを求めるものであります。


 前回9月議会において、漁港管理者・河川管理者から意見聴取するなどの調査を行う必要があるとの考えから継続審査としたところであります。


 その後、本請願の内容について漁港管理者である島根県をはじめとする関係者より意見聴取を行ったところ、不法係留対策の必要性は認識されているものの、フィッシャリーナを設置するためには、漁港利用者の同意が必要であるほか、県の財政状況から現段階での整備は困難な状況にあるという回答でした。


 これらを踏まえ、改めて内容を審査した結果、不法係留対策が必要であるという請願の趣旨は理解できるものの、漁港を利用するフィッシャリーナを早急に整備することについては難しいとの判断から、本請願は趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 米山議員。


○22番(米山広志君) 私は、議第55号、出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、ただいま委員長報告では、原案可決ということでございました。委員会の内容でございますけど、2点について質問させていただきます。


 まず、1点は、今稼働しております出雲エネルギーセンターでございますけど、昨日現在、ピット3,700トンほど滞留をしているわけでございます。4,400トンのピットの容量に対して、昨日現在3,700トン滞留をしているということで、他の市町の分からは外部委託で、ごみを外部の業者へ委託されているわけですけど、委員会でエネルギーセンターへ、現地へ状況を見に行かれたかどうかがまず1点。


 そして、先ほど言いました、他の市町から搬入をされているごみがあるわけでございますけど、雲南市、大田市、斐川町でございますけど、その自治体に対して料金の動向がどのようになっているのか、委員会として話になったのかどうか、以上、2点についてお伺いいたします。


○議 長(今岡一朗君) 坂根守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 質問の1点目、ピットに滞留しているごみの量等、現地を視察に行ったかということでございますが、委員会としては行っておりません。


 2点目、出雲市以外の市町からのごみの搬入があるということは承知しておりますが、それに対しての委員会で質問が出たとか、状況がどうかということは全くありませんでした。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) ほかに。


 原議員。


○26番(原 隆利君) 議第45号の第4回補正予算に対する質疑でございますが、出雲阿國座整備事業の補正についてのことですが、せんだって、ああして新聞報道によりますと、出雲阿國座の管理運営収支のが市当局から発表になったという報道がありました。これについて具体的な議論が委員会の中であったかどうかをお伺いをいたします。


○議 長(今岡一朗君) 坂根委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) はい。新聞報道の2,350万円の赤字ということは、議題にのぼりましたが、執行部の方の説明は、市民会館の管理費もビッグハートの管理費もかかるということで、これが赤字ということではなく管理費という考えということの説明がありまして、委員会ではそれ以上のことはありませんでした。


○議 長(今岡一朗君) ほかにご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ほかにないようでございますので、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、長廻利行建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(長廻利行君) 登壇 おはようございます。


 建設水道常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、建設水道常任委員会に審査の付託を受けた案件は、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算など、議案8件、請願2件、陳情1件でありました。


 去る12月12日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ執行部関係職員に出席をいただき詳細な説明を受け、また請願・陳情箇所の現地視察を行い、慎重に審査をいたしました。ここにその経過並びに審査結果を報告いたします。


 はじめに、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表 歳入歳出予算補正のうち、歳出について、土木費では、地方道改修事業費3億1,200万円などが計上され、災害復旧費では、公共事業施設災害復旧費など合計2,050万円が計上されております。


 一方、歳入については、事業実施に伴う県支出金などが計上されております。


 また、第2表 繰越明許費については、地方道改修事業など4事業において、本年度中に支出が終わらない見込みとなったため、地方自治法の規定に基づき設定するものであります。


 内容審査の結果、議第45号の付託部分については、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第48号、平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 歳入歳出それぞれ4,220万円を追加し、予算総額を13億6,920万円とするものであります。


 歳出では、簡易水道設備の改良更新工事など4,152万円が計上され、一方、歳入では、市債3,990万円などが計上されております


 また、第2表 繰越明許費については、支障移転事業費などにおいて、本年度中に支出が終わらない見込みとなったため、地方自治法の規定に基づき設定するものです。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第49号、平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 歳入歳出それぞれ200万円減額し、予算の総額を76億9,700万円とするものであります。


 歳出では、維持管理費200万円の減額が計上され、一方、歳入では、一般会計繰入金を6,580万円減額、諸収入については消費税還付金6,380万円が計上されております


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第50号、平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 歳入歳出それぞれ2,000万円減額し、予算の総額を18億9,400万円とするものであります。


 歳出では、消費税納付金2,000万円の減額が計上され、一方、歳入では、一般会計繰入金を2,400万円減額、諸収入については消費税還付金400万円が計上されております


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第51号、平成19年度(2007)出雲市水道事業会計第1回補正予算についてであります。


 まず、資本的支出については、上島町導水ポンプ改良工事請負費を1億800万円、繰上償還を行うための企業債償還金を5億1,232万4,000円増額補正し、総額を35億5,981万2,000円とするものであります。


 次に、資本的収入については、企業債借換債1億6,400万円を取りやめ、上島町導水ポンプ改良工事にかかる工事負担金を8,800万円増額し、総額を11億4,175万9,000円とするものであります。


 補てん財源の補正については、資本的収入額が資本的支出額に不足する額を24億1,805万3,000円に改め、建設改良積立金、過年度分損益勘定内部留保資金で補てんするものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、議第64号、変更契約の締結についてであります。


 これは、斐伊川放水路事業に伴う市道神門293号改築工事契約の契約期間を延長し、また契約金額を引き下げることに伴う変更契約の締結について、議会の議決を求められているものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第65号、市道路線の廃止について及び、議第66号、市道路線の認定についてであります。


 これは、朝山地区ふるさと農道整備事業、県立こころの医療センター建設などに伴い、市道の19路線を廃止し、また19路線を認定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 最後に、請願・陳情案件であります。


 請願第14号、鷺浦地区の漁業集落排水事業の早期導入を求める請願については、海や河川の水質汚濁防止や生活環境の改善を図り、地域の活性化及び定住を促進する観点から、大社町鷺浦地区の漁業集落排水事業の早期導入を求めるものであります。


 審査した結果、本請願は採択すべきものと決定をいたしました。


 次に、請願第15号、湖陵神西新町線(仮称)の整備についての請願についてであります。


 この請願は、神西湖南側に位置する主要地方道湖陵掛合線から市道古志神西団地三部線に至る路線について、出雲インターチェンジに至るアクセス道として、また、今後、交通量が増大すると考えられること、更に、神西湖周辺の観光開発を行う上からも必要不可欠な道路であるということから、早急に新規事業としての採択を求めるものであります。


 審査した結果、本請願は採択すべきものと決定をいたしました。なお、一部委員からは、趣旨採択とすべきとの意見があったことを申し添えます。


 最後に、陳情第14号、林道和久輪線の抜本的な整備改良継続を求める陳情についてであります。


 この陳情は、上島町和久輪地内から稗原町角谷地内に至る林道和久輪線の未改良区間について抜本的な整備改良を求める陳情であります。


 審査した結果、本陳情は採択すべきものと決定をいたしました。


 以上で、建設水道常任委員会の付託を受けた審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 続いて、直良昌幸庁舎建設特別委員長。


○庁舎建設特別委員長(直良昌幸君) 登壇 おはようございます。


 それでは、庁舎建設特別委員会の報告を行います。


 今議会で庁舎建設特別委員会に付託を受けました陳情1件の審査につきましては、去る13日に市長、野津副市長はじめ関係職員の出席のもと特別委員会を開催し、詳細説明を受けながら審査を行いました。その結果をご報告いたします。


 陳情第8号、出雲市役所新庁舎建設に伴う職別・設備工事や建設関連資材・物資の地元調達についての陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、新庁舎建設にあたっては、地元企業による特別共同企業体に発注するとともに、建設に伴う職別・設備工事、建設関連資材、物資の調達も、地元企業が受注できるよう発注先企業に働きかけを求めるものであります。


 本件につきましては、昨年9月議会におきまして、今回と同様の主旨の出雲市役所新庁舎建設に関する陳情書が提出され、審査の結果採択されており、これを受け執行部では、地元企業の企業力向上への努力、地域経済への波及効果など、種々検討された結果、地元企業に発注することを決定されたところであります。


 ご承知のとおり、去る11月15日及び16日に、機体工事、設備工事とも、市内業者を構成員とする、特別企業共同体を対象に、入札を実施され、今議会初日に、工事請負契約の締結にかかわる議案が提案され、いずれも可決されたところです。


 執行部の説明では、入札公告の際には、建設関連資材の調達や、下請業者に関しての地元の業者を優先するよう明記し、また、今後においても工事を受注した企業に、建設関連資材等の調達を地元企業から行うよう指導していきたいとのことであります。


  以上、詳細審査の結果、陳情第8号につきましては、採択すべきものと決しました。


 なお、一部の委員から趣旨採択すべきとの意見があったことを付言します。


 昨日、午前10時より新庁舎建設工事安全祈願祭が催行されました。一日も早く、新市の合併効果を促進するためにも、庁舎の建設工事が始動したことを喜びたいと思います。


 今後は、執行部をはじめ設計管理業者並びに市内業者を構成員とする特別共同企業体が一致団結し、隣接する地域住民の協力を得ながら、市民に親しまれる多機能的な庁舎の建設に、安全第一をモットーに全力を挙げて指定工期内の完工を目指してご努力いただきたいと存じます。


 また、今後、本委員会は、2期工事事業として、公園広場整備事業計画等も含め、鋭意検討を進めていくことを申し添え、ご報告といたします。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより、一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。


 議案2件、請願2件、陳情1件について討論を行います。


 まず、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算についてであります。


 大社町の出雲大社球場に建設が予定されている出雲阿國座については、これまで何度も述べてきたとおり、全くもって住民の理解は得られていません。


 当初、20億円程度とされていた事業費は、計画が進められるたびに大きくなり、現時点では42億円もの多額の費用を要する事業に膨れ上がりました。その財源は、まちづくり交付金が8億6,300万円、合併特例債が31億7,000万円、一般財源が1億6,700万円となっていますが、まちづくり交付金はまぎれもなく国民の税金であり、交付税措置が行われるとされている合併特例債についても、国民の税金であることに何ら変わりなく、また、自治体にとって借金であるということは言うまでもありません。


 更にこのほど、想定試案として発表された管理運営収支10年計画によると、開館初年度の赤字額は248万4,000円、2年目が582万円、3年目が982万円、6年目以降から10年目までの赤字額は、毎年度2,348万4,000円にまで達するとの試算がなされていますが、現時点において阿國座での事業内容については、一体何がどのように行われるのか、ほとんど不透明なままであります。


 このような事業に、貴重な税金を際限なく投入することに、市民の理解が得られるはずがありません。観光や芸術文化の振興は、あくまでも住民主体で行われるべきであり、そこに住んでいる住民の中から湧き上がってくるというのが本来あるべき姿ではないでしょうか。


 出雲市が、出雲阿國座の建設を多額の税金を使ってごり押しすることに、地元大社町はもとより、市民からの批判の声が日に日に高まっているのは、皆さんも共通して感じておられるのではないでしょうか。


 今回の補正予算案では、建築実施設計、造成設計、用地測量等に係る費用として1億9,290万円を追加することが盛り込まれていますが、これらは到底認められるものではありません。


 よって、本補正予算案には反対であります。


 次に、議第55号、出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 本条例案は、リサイクルごみ以外の燃えるごみ、破砕ごみ、埋立ごみなどのごみ手数料、すなわちごみ収集のための指定ごみ袋を値上げするものであり、家庭用については、1枚当たり10円の値上げが行われるなど、市民負担の増加に直結するものであります。


 手数料値上げの理由は、受益者負担の原則に基づき、ごみ収集処理経費の推移を考慮しつつ、ごみ減量効果につながる手数料改定が求められているなどとされています。


 しかし、近年のごみ排出量の推移を見ると、家庭用、事業用の可燃ごみ、不燃ごみを合わせて、平成17年度(2005)は5万6,859トン、18年度(2006)は5万8,209トン、平成19年度(2007)見込みは5万5,672トンと、ほぼ横ばいであります。更に、平成23年度(2011)までの推計を見ても、ごみ排出量は減少傾向にあり、このような状況のもとで、ごみ手数料の値上げを市民に求める理由はどこにもありません。ごみ処理にかかる経費の推計の中で、今後、突出した伸びが予想されているのは、エネルギーセンターの管理費であり、増加する経費を安易に市民負担に転嫁させるべきではありません。


 ごみの減量に努めなければならないのは当然のことではありますが、行政が削減すべきものは、住民合意のない不要不急の事業であり、安易に住民負担増を求めるやり方には納得することができません。


 よって、本条例案には賛成することはできません。


 次に、請願第12号、健康保険でよい歯科診療の実現を求める請願についてであります。


 本請願は、健康保険でよい歯科医療の実現を求める意見書の提出を求めるものであり、歯科診療の患者にとって必要な治療が健康保険では十分に行えない現状の改善を要求しています。


 請願で指摘されているように、この間、歯科医院の経営と保険診療の内容を実質的に左右する診療報酬は、3回連続で引き下げられ、事実上、歯周病の定期管理は健康保険では行えなくなるなど、必要な医療が受けられない状況が広がっています。


 診療報酬の改善、歯科技工士、歯科衛生士の役割の評価、保険医療の大幅な拡大など、制度の改善は緊急の課題であります。


 よって、本請願は、採択すべきものであり、趣旨採択とした委員長報告には賛成できません。


 次に、請願第18号、最低保障年金制度の確立を求める請願についてであります。


 本請願が求める最低保障年金制度は、一定額の給付の上に保険料に応じた額を上乗せするという制度で、これを実現させれば低額年金や無年金者の問題、年金制度全体の空洞化、サラリーマン世帯の専業主婦の第3号被保険者問題など、今日の年金制度が抱えるさまざまな矛盾を解決する道が開けます。


 年金財源は、大型公共事業や軍事費などの浪費を削減するとともに、所得や資産に応じて負担するという経済民主主義の原則のもと、大企業や高額所得者に応分の負担を求めて確保し、不安定雇用に歯止めをかけ、年金の支え手を増やすなどの改革を実行すれば、その土台をつくることができます。


 最低保障年金制度は、憲法25条の生存権を保障する見地に立ったもので、将来も安心できる年金制度に向けて大きな役割を果たすものであると考えます。


 よって、不採択とした委員長報告には賛成できません。


 最後に、陳情第12号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情についてであります。


 本陳情は、保育料の軽減、病中病後児保育施設の増設、看護師の全園配置の早期実現、特別保育メニューの充実、仕事と子育ての両立支援のための広報・啓発などの推進、子育て情報ガイドブックの作成配布などを求めるものであり、保護者を対象としたアンケートの結果をもとに作成提出された陳情であります。


 保育料の更なる負担軽減をはじめ、子育て世代の願いを少しでも実現させることは、単なる費用負担の軽減にとどまらず、活力ある地域づくりに貢献し、少子化克服に向けての大きな力になります。本市における子育て支援の充実を強く求めるためにも、本陳情は採択されるべきものと考えます。


 よって、趣旨採択とした委員長報告には、賛成できません。


 今議会では、議会として市政運営の誤りに歯止めをかけ、市民の立場に立てるのか、あるいはそうでないのか、このことが大きく問われています。出雲市議会が住民の立場に立った判断をされることを期待し、討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


  22番、米山広志議員。


○22番(米山広志君) 登壇 22番、米山広志です。市民・新生クラブを代表して、議第55号、出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。


 今回の手数料改正の必要性について、まず、意識改革、2.費用負担、3.施設の維持管理が必要であるということが言われているわけでございます。


 まず、意識改革についてであります。日立製作所との協定書の中に、運転維持管理費では、ごみの年間の処理量が、平成16年度(2004)が約5万4,000トンに設定をされているわけでございます。それに対しまして、総搬入量が約6万トン。平成17年度(2005)が、同じく約5万6,000トンの設定に対しまして、総搬入量が約5万9,000トン。18年度(2006)が、約5万7,000トンの設定に対しまして、総搬入量が約5万8,000トンと、過去3年間、いずれの年度も総搬入量が大きく上回っております。エネルギーセンター稼働後、市民、事業所、あるいは団体にごみ減量化に向けての説明会、そして啓発が行われたのか、また、本年3月に策定をされましたごみ処理基本計画では、ごみの減量化で10年後には、現在のごみ排出量の20%相当を減量化する目標が設定をされているところでございます。


 策定後、担当部・課は出雲市民、事業所にごみ処理基本計画の目標を達成するのに、自治会、あるいはコミュニティセンター、そして事業所などに説明会を開催されたのでしょうか。市民、事業所の協力が必要不可欠でございます。意識改革は厳しい言い方かもしれませんが、まず、行政サイドに必要ではないでしょうか。


 2番目の費用負担についてであります。ごみ処理にかかる費用は、年間約13億5,000万円であります。市民一人当たりに換算をいたしますと、年間9,065円であります。経費節減対策は、ごみの分別の徹底とごみ処理の現状などの周知、情報開示が必要であります。いろいろな情報媒体を利用しての周知をしていく必要があります。ごみ処理手数料を改定をして、市民、事業者に費用負担を求めることで逆に不法投棄の増加が予想されます。


 3番目、施設の維持管理について述べたいと思います。出雲エネルギーセンターの保証期間がいよいよ来年の10月に満了を迎えることになります。運転管理費は、電力費、浄水費、燃料費、薬品費などあるわけでございます。今日、社会問題となっているのが原油価格の高騰であります。エネルギーセンターでは灯油が溶融炉スラグタップバーナー、そして小動物焼却炉、起動時、停止時、高温待機時、発電機などに使用をされています。


 灯油費が、平成17年度(2005)は約1億4,300万円、平成18年度(2006)が約1億4,500万円、そして今年度でありますけど、11月現在約1億1,800万円で、今年度末には原油価格の高騰によりまして、約2億円だと想像されているわけでございます。


 平成15年(2003)9月議会での私の一般質問で発電機関連の質問では、停電時の非常用、蒸気タービン発電機との連動運転の中で最も経済的な運用を図るための常用としての用途がある。そして、常用についてはプラント停止時に必要電力を補給する方法として、電力会社から補給と自家発電による補給との方法があるが、経済性の比較から自家発電からの補給を主にし、電力会社からは従、いわゆる主に自家発電、そして補給をするのが電力会社との主旨の内容の答弁でありました。


 しかしながら、原油価格の高騰により多くの民間会社は、既に自家発電を停止をしております。日立の管理見積りによりますと、自家発電の燃料費が平常時運転の約2.5割から約3割が始動停止、いわゆるエネルギーセンターが停止しているときに、2.5割から3割ぐらいは必要だということが提示をされているわけであります。


 当初の予定数量として1日当たり約2キロリットルから6キロリットルが使用量とされていたわけでございます。


 しかしながら、先月、11月は1日当たり約8キロリットルも消費されているわけでございます。


 以上、原油価格の高騰、これは化石燃料は限られた資源でございます。特にこれから冬季を迎えて原油価格の高騰が予想されるわけでございます。


 また、県施設への電力の特定供給、今、売電収入が年間約2,000万円でございます。おのずと答えが出てくるはずでございます。そして、来年の10月からの保証期間が満了切れとなるわけでございます。日立と当時広域事務組合の代表理事でありました西尾市長との協定書が、平成12年(2000)12月26日に締結がされているわけです。その内容の保証期間が切れた後の分でありますけど、維持管理費の特約として各年度の見積額を、運転維持管理費の経費が5%を超えた場合には、その超えた額について乙が負担しなければならない。乙というのは日立でございます。


 ただし、甲が見積り依頼時に提示した、いわゆる当時の広域事務組合、今は出雲市ですけど、提示をしたごみの算、あるいはごみの量に変化があった場合には、その限りではないという協定書が示されているわけでございます。


 また、賃金とか社会情勢、物価の変動により、運転維持管理費が著しく不適当となった場合には、甲と乙が協議するものとするということが協定書になっているわけでございます。


 従いまして、来年10月の満期満了を迎えるにあたって、出雲市の負担額が不透明であります。こういったこと、そして、先ほども言いましたごみの分別、減量化など極めて重要であります。旧出雲市では、ごみ指導員が配置されて、ごみの減量化にも尽くされたわけでございます。


 こういった問題点を、総合的に整理をして手数料の改定を見直すべき、このように思っております。


 従いまして、今回の料金改定の見直しについては、議第55号については反対をいたします。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 21番、勝部順子議員。


○21番(勝部順子君) 登壇 公明党の勝部順子でございます。


 議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算のうち出雲阿國座整備事業について討論いたします。


 今回、補正予算として上程されましたのは、建築基本設計、配置計画の策定に伴う実施設計費、造成工事費などの増額、事業用地の確定に伴う用地費、物件保障費及び調査費の増額など合わせて1億9,290万円です。


 阿國座の総事業費は、当初30億円と聞いておりましたが、42億円になることが明らかになりました。基本設計に基づいて見積りを行い、入口部分の用地買収の増加や、造成費や設計費の増などがかさんだと聞いています。9月に基本設計の概要を示されて、12月に42億円になるとは、大変に驚いています。


 一般質問でも取り上げましたが、市民の多くの方は、慎重論、反対意見、今なぜ建てなければならないのか、ほかにもやることがあるのではないかなどの意見を持たれています。


 今の時点では、賛成されている市民の方は少数だと思います。芸術、文化、教育などの費用は、行政でやるべきものではありますが、まず、市民の声を聞くことです。反対だと言われている方や、慎重論の方の意見も真摯に聞くべきです。市民になぜ阿國座が必要か十分に示し、市民の意見の集約に取り組まれることが重要と考えます。


 また、市民の方は、阿國座の建設が市民の負担増につながるのではないか、財政は大丈夫なのかなど不安をお持ちです。不安を取り除く努力も行政としての責務です。


 18年度(2006)決算において、監査委員からは、今後は箱物建設など多額の起債借入を伴うものについては、極力事業費を縮小するとともに、場合によっては後年度に先送りするなどの努力を望むとの指摘もありましたが、それは大変重要なものだと感じております。


 環境経済委員長からも報告がありましたが、時間をかけて議論、検討した上で事業を進めるべきだと思います。


 こうしたことを踏まえて、今議会中に示される中期財政計画をもとに議論をし、出雲市の財政に見合った規模で一番良い時期に完成し、市民の負担増につながらないよう強く要望し、討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 20番、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 私は、日本共産党を代表いたしまして、議案5件、請願1件について討論を行います。


 最初に、議第68号、2007年度出雲市一般会計第5回補正予算、議第69号、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例、議第70号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、委員長報告に反対の一括討論を行います。


 これら3議案は、いずれも任期付職員と一般職職員の給与に関する制度改正、それに基づく予算の減額などを主な内容としたものです。


 国の人事院勧告では、わずかではありますが、給与などが引き上げられ、今回それらに準じて若年層の給与を0.7%引き上げることや、扶養手当を月額500円引き上げることは当然のことであります。しかし、期末手当の支給割合については、国が0.05月の引き上げを行ったにもかかわらず、今回初めて国と違った県に併せて0.2月分の引き下げを行うことには道理がありません。


 更に、給与改定のもう一つの柱となっている出雲市行財政改革に沿った総人件費の抑制で、3年の昇給停止に等しい昇給抑制をはじめとして、昨年に続く大幅な職員給与の引き下げとなります。


 今回の影響見込み額は7億1,630万円とされ、補正予算では、その一部である4,200万円が減額されます。


 自治体の仕事は、何よりも住民の暮らしと福祉、生命と安全を守ることであり、その担い手である市職員は、専門性を市民の福祉向上に役立てる責務を持つ自治体労働者です。職員の働く意欲を促し、安心して職務に打ち込むことのできる条件を整備することは市の責任です。


 私は、以下5点の理由により、条例改正案には反対です。


 第1に、相次ぐ職員定員削減の上に、今後3年の昇給停止に等しい昇給抑制など、先の見えない職員給与引き下げの継続という、総人件費抑制策は、職員の士気の低下や組織の活性化、行政能力の低下につながりかねません。このことは市民サービス低下につながる恐れがあります。


 第2に、市職員の給与は、公務員労働者の生活だけではなく、年金、恩給、最低賃金、生活保護費の基礎となり、相次ぐ引き下げは、広く市民生活に悪影響を与えるものです。


 第3に、市職員給与の引き下げは、市内の消費購買力低下に影響を及ぼし、今後3年間の昇給抑制は、更に冷や水をかけることにつながるものです。


 第4に、給与引き下げは、民間賃金の動向に影響を与え、働く人たちの給与引き下げの悪循環を招くことは明らかです。


 第5に、今回の給与の引き下げは、市民合意のない不要不急の事業、事業予測を見誤った事業にメスを入れることなく提案をされました。安易に市職員への痛みを強いる行財政改革は、市長をはじめ市政への失望を広げるものです。多くの職員の給与引き下げを盛り込んだ議第68号、議第69号、議第70号の3議案について、我が党は認められません。


 次に、議第72号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、討論を行います。


 国民健康保険の高過ぎる保険料、そして保険料を払えない人からの保険証の取り上げは、命の格差まで生み出しており、深刻な社会問題となっています。


 今回の一部改正は、こうした切実な問題をなおざりにしたまま、70歳から74歳までの窓口負担が1割から2割に引き上げられます。福田首相と与党は、窓口負担増を凍結すると言っていますが、実態は負担増の1年延期にすぎません。


 そもそも7年前まで、外来1回850円などの定額制だった高齢者の窓口負担を、かかった医療費の1割から3割にしたのは、福田氏が官房長官を務めた森、小泉内閣、そのため全国各地で命にかかわるような受診抑制が横行しています。福田首相が高齢者の生活に配慮をするというなら、負担増そのものを撤回すべきです。


 人はだれも年をとります。若いころは元気でも高齢になればいろいろな病気が出てきます。高齢者いじめの負担増は認められません。


 今回の条例一部改正は、国の医療制度改悪によるものではありますが、実際の実施主体となる自治体として、国の改悪押し付けを批判をし、その害悪から住民・高齢者を守る立場で、負担軽減や制度見直しの声をあげていくことを強く求めるものです。


 また、条例改正とは直接関係ありませんが、来年度から基金による財政調整が半減され、国保料が引きあげられます。これは、切実な市民の願いを踏みにじるものです。


 以上、意見を述べ、議第72号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について反対を表明いたします。


 次に、議第73号、出雲市後期高齢者医療に関する条例と請願第19号、後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願について討論を行います。


 出雲市後期高齢者医療に関する条例は、来年4月から75歳以上、すべての高齢者と65歳以上で一定の障害がある人などを対象とする後期高齢者医療制度が始まることに伴い、市として条例を定めるものです。


 現行の老人保健制度は、国民健康保険などの拠出金と、国、自治体の補助金で運営されていますが、新たにつくられる後期高齢者医療制度は、国や自治体からの補助が5割、各医療保険から拠出が4割となり、残りの1割が後期高齢者からの保険料で賄う制度です。


 後期高齢者対象の独立した医療保険制度をつくることで、今後、後期高齢者の人口増に伴って、医療費が上がれば高齢者自身の保険料の値上げか、医療水準の引き下げかという二者択一を迫られます。75歳以上の高齢者から新たに徴収する島根県の一人当たり平均保険料は、年間6万6,000円と試算をされています。保険料は、高齢者一人一人が全員支払うことになっている上、原則として年金から天引きする過酷な仕組みとなっています。


 また、保険料を滞納した高齢者からは、保険証を取り上げる無慈悲な制度です。


 福田内閣と自民、公明は、後期高齢者医療制度による保険料徴収の一部凍結を言っていますが、その対象となるのは、現在サラリーマンの扶養家族として健保に加入している人だけで、凍結期間も半年間で、凍結とは名ばかりのごまかしにすぎません。


 後期高齢者医療制度の実態は知られるにつれ、その制度への危惧と批判の声が急速に広がっています。


 東京都議会では、石原知事や、結果として貧しい年寄りが早く死ねということになっては決してならないと答弁をし、都としての対応を約束するという異例の事態となっています。


 保険料の督促、滞納処分を行う市町村の担当職員からは、来年4月には反乱がおこる。80歳代、90歳代の人から保険証を取り上げるなんてできないなどの声が次々と上がっています。


 日本共産党は、後期高齢者医療制度の本来、来年実施を中止させようというアピールを発表し、制度を中止追い込むため、党派や立場を越えて協同することを広く呼びかけています。


 よって、議第73号、出雲市後期高齢者医療制度に関する条例には反対を表明いたします。


 後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願は、高齢者を邪魔者扱いし切り捨てるこうした改悪に対し、高齢者が安心して必要な医療を受けられ、健やかに老後を過ごすことができるように、後期高齢者医療制度を抜本的に見直すことを求め、意見書を政府並びに関係機関へ提出することを求めています。


 後期高齢者医療制度への凍結、見直しなどを求める地方議会の意見書は280を超え、広がり続けています。


 福島県議会では、高齢者の暮らしと健康保持にとって重大な影響を及ぼすことは必至だとして、制度実施の凍結を求める意見書が全会一致で可決をされています。


 出雲市議会でも、請願者の願意に応え、採択して意見書を提出することを強く求め、委員長報告の趣旨採択に反対を表明いたします。


 以上で討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 26番、原隆利議員。


○26番(原 隆利君) 登壇 26番、原隆利でございます。


 議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算に対する反対討論を行います。


 この中で特に、出雲阿國座整備事業、補正額1億9,290万円を増額補正することに対し、反対の討論を行います。


 本案件は、いよいよ出雲阿國座の実施設計を発注しようとするものであります。しかしながら、十分な内容検討が実施設計に向けたものに少なからず影響するとの考え方から反対の討論をするものでございます。


 出雲阿國座の基本設計画は、出雲阿國座建築基本計画設計策定委員会がこの12月10日に最終案をまとめられ、市長に提出されました。


 私が、これを手にいたしましたのは翌日の12月11日のことであります。本日まで提出からまだ1週間しか経過をしておりません。出雲阿國座建築基本計画設計策定委員会は、小川峰夫出雲商工会会長が就任され、顧問に松竹株式会社の武中取締役、同じく国立劇場の橋川舞台監督課長、同じく民族芸術交流財団統括プロデューサーの三隅氏といったそうそうたるメンバーが就任されて昨年の8月から検討を始められました。


 ざっと読ませていただきましたが、プランとしては専門家を交えてよくでき上っていると思います。問題は、この机上のプランをどう実践に移すかにかかっております。2、3疑問な点を申しあげて討論にかえたいと思います。


 例えば、出雲阿國座の軸と位置づけた歌舞伎公演を春と秋に2回に分けて延べ10日間開催する計画であります。全国からの集客を見込んでのことのようですが、大歌舞伎興行元の松竹へのギャラの支払いだけで1日1,500万円がかかると言われています。10日間では1億5,000万円になるわけです。


 出雲阿國座の収容人員は800名とされておりますので、1日2回公演で満員で1,600名。入場料一人1万円として、やっとギャラ分が賄える計算になります。


 宣伝経費や旅行社への手数料、各種印刷物など当然、主催者側、すなわち市の持ち出しとなるものと思われます。10日間公演1万6,000人の歌舞伎観客動員数は、この出雲にあって大きな賭けと言わざるを得ません。


 県外に客を求めれば、おのずと宣伝費は膨らみます。9月議会では、琴平町の金丸座を例に引いて、経済効果や観客動員数を強調されましたが、片や国宝の文化的価値の高い芝居小屋であり、人気の歌舞伎役者中村勘三郎さんの特別の深い思い入れがあるとも伺っております。


 また、この内容の中に、感興演出事業として芝居小屋体験ツアーが年間30日から40日間予定されております。これは、日本古来の芝居小屋の楽しみ方を体験してもらう企画とされていますが、このときの演目は、出雲歌舞伎むらくも座、出雲神楽、あるいは地域の伝統芸能を観劇してもらう計画となっております。


 出雲歌舞伎むらくも座には、別に定期公演が年4日間、また出雲神楽は年末年始の公演が、ほかに5日間程度予定されております。むらくも座も出雲神楽のメンバーも、そのほとんどがアマチュアの方であり、他に職業を併せ持つ方々であります。果たして、これだけの公演回数が消化できるでしょうか。公演には練習も必要でしょう。家族の理解はもとより職場の協力も欠かせないものであります。


 むらくも座の座長、渡部良治さんが、検討委員会の副委員長をお務めになっていますので、格別のご協力をいただけるものとは思いますが、おのずと協力に限界があるものと思います。


 さて、私のこの指摘は全くの的外れでしょうか。であるなら、なおのこと今少し時間をかけて、この基本計画案について詳細を説明すべきです。私自身、議会の立場にありながら、この最終基本計画を見たのが1週間前であります。それでこの、大社町門前町活性化の切り札とも言えるこの大事業に、ゴーサインを出せというのはあまりにも拙速過ぎると言わざるを得ません。


 ましてや、阿國座応援団として指名された大社町の方々にとって、戸惑い以外の何物でもないでしょう。経費削減の鍵は、大社町を中心とする阿國座応援団の盛り上がりにかかっていると言っても過言ではないでしょう。地元の方々のこの阿國座に対する愛着こそ、かえがたい財産と言えるのではないでしょうか。大社町地元の皆さんの心根を、西尾市長はどうご判断されているのでしょうか。


 現在、原油の高騰は、市民生活を直撃しつつあります。公共料金もごみ袋の値上げが今議会に提案されています。市民は今、一様に将来に不安を募らせています。その声が、公共事業の積極投資抑制となって表面化しているのです。


 今こそ、市長は十分な説明責任を果たし、市民の行き先不安を解消すべきです。概ねの同意が得られてから実施設計でも決して遅くはありません。


 以上で、私の討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 34番、寺田昌弘議員。


○34番(寺田昌弘君) 登壇 34番、寺田昌弘でございます。


 今回挙がっております、先ほどからお話あります出雲阿國座につきましての補正予算1億9,290万円、これについての賛成討論と、それから、先ほど常任委員長さん、特別委員長さん、そして討論された皆さん方の感想もひっくるめまして、討論をさせていただきたいと存じます。


 議会の方も各会派からお出かけをいただいて、阿國座を中心にした観光・産業特別委員会、平成17年(2005)の6月から16回重ねてまいりました。先ほどの検討委員会のお話にございましたが、12月10日に検討委員会の答申が市長に出されました。これが18年(2006)の8月から18回にわたって阿國座、あるいは門前町もひっくるめた答申であります。


 今なぜ阿國座かということが出ているわけであります。やはりこれは、背景とか、あるいは常識的な話から入りたいと思います。


 国の政策なり、あるいは時代背景というものが常に出雲市の市政、行政に反映していることは、それは歴史が物語っております。


 戦前、戦後を知る我々としては、戦前、戦後のあの食糧難で何もない、ものすごく厳しいところから立ち上がった先輩諸氏の皆さん方、そして我々もそれについていった経過の中で、ようやっと、日本らしい姿が出たのが昭和30年代であります。それまでというものは、農業立国でございましたから、貧乏この上ないわけでございます。その上に、軍事費というものが常に国家財政の40%、45%、戦争にもなりますと55%か60%は、もう戦費でございます。


 従って、貧乏の中の戦前でありますし、戦後は焼け野原からの立ち上がりであります。従って、先輩の皆さん方は、日本を工業国家にしなきゃならんと、アメリカに追いつけ追い越せというかけ声のもとに、一致団結して立ち上がったのが日本民族であります。そして、池田勇人さんが35年(1960)に出られる。40年代になりますと田中角栄さん、いろんな人たちが日本列島改造論、こうしたものを引っさげながら、日本は短期間のうちにアメリカに次ぐ経済大国になったのは、ご案内のとおりでございます。


 そして、その恩恵を受けながら、外国からの貴重な外貨を稼いだおかげで、それが今度、農業立国にでき得なかった部分を地方の方に建設投資という形でインフラ整備という形で、補助金という形で次々と手を打ってきたのが、昭和37(1962)、38年(1963)からあのバブルの崩壊までであります。


 ところが、現在になりますと、随分その副作用が出てまして、こういう右肩上がり、人口も明治23年(1890)の4,000万人からその倍になったのが昭和23年(1948)8,000万人。そして、1億人になって現在、1億2,800万人、大変調子のいい形でございます。


 ところが、これからは、だんだん人口が減っていく、これはご案内のとおりです。50年後には1億人を切る。100年後には4,500万人に日本の人口がなると。つまり、明治23年(1890)に返るということであります。しかも、今までは、若い層がたくさんいた人口分布でございましたが、これからは、皆さん方もご案内のように、大変高齢化が進んだ人口でございます。1億2,000万人、1億になったとき、4人に1人は65歳以上、そうした人口の動態と、それから上がってくる税収もひっくるめまして、一体これからどうなるかいなという感じがいたします。それが、ちょうど西尾市長さんが就任頃が、国債発行が220兆円でありました。昭和40年(1965)に国債を発行したのが2,000億でございまして、それから次々とやり出した。それが右肩上がりでございますから、景気もいいし、今国債を発行し、金が入った分で投資するよりも、国債を発行して前倒しで全国津々浦々まで立派な国土にしようというこの発想でございましたから、これはそれでよかったんです。


 ところが、今度それを発行したものが、とまらなくなった。そして現在では、皆さん方ご案内のように、国、地方自治体合わせて800兆の借金してしまった。220兆でさえ、あのとき竹下先生あたりは、危機的状態だと、日本が国家予算の3倍の借金をしたということは、危機的状態だとおっしゃっていた。


 ところがどうでしょう、今、800兆という金は、約80兆あまりぐらいですから、約9年分、10年分をもう既に借金をしている。税収は40兆、良く行って47、8兆でございますから、これは毎年使う一般会計のほかにこれだけの負債を負ってるということです。


 こう見ますと、だんだん人口は減ってくる、生産人口は減ってくる、それらにみんなおっかぶせてしまうという金額であります。しかしながら、これも、やはり高速道路もつくってほしい、道路も改良してほしい、あるいは、川も安全にしてほしい。


 出雲も、この20年間で約6,500億ぐらいな国費が投入されております。そういうことでございますから、この状態を見ながら、今後、地方というものはどうなっていくかということを、我々自身がきちっと整理しなきゃなりません。道路つくってください、川をつくってください、これの私は、陳情というものは、市民として国民として当然のことでございますから、あるいは、東京とか都会地よりもずっとインフラが遅れている地方というものは、もう少し同じようなベースにしてくださいというのは当然のことであります。


 ただ、そういう国の状態になっている中において、大きな流れというものは、これから地方の方にどうはね返ってくるか、これが大切であります。ですから、先ほど、先般来から言われております地方の方で自立をしてくださいという発想であります。夕張がああいう形になりました。前だったらああいうことはしやしません。ぱんとやってしまったでしょう。そして今度は、4つの項目をそれぞれ並べて、これから審査しますよ、だめなところは事前に国の指導をさせますよと、ここまで来たわけであります。


 従って、これからいつまでも国から金が来るというあてはできないということです。確かに、時によっては、政争の道具に使われて、民主と自民党との駆け引きの中で、いやいやもうちょっとこういうものに使わなけりゃいけない、ああいうものに使わなきゃいかないという流れは出とったとしても、これは大きな流れの中には入れない。一過性のものだと思っています。なぜなら、800兆、これが自然にでも、もうすぐ1,000兆という形になる。そしてそれを、今度返す皆さん方というのは、だんだん少なくなります。こういう状態でございますから、本当に地方のあり方というものを、今問われているところであります。


 一方、出雲を見た場合に、出雲市はご案内のように、よそから見たら大変経済の落ち込みが少ないということで、よそからうらやまれております。


 なぜか、先ほど言いますように、斐伊川・神戸川をはじめとした出雲市の普通建設事業費の180億よりほかにそうした毎年平均的に200億ぐらいの金が、買収費であるとか、土地代であるとか、工事費であるとかという形で、仕送りが東京からあったわけであります。


 しかし、これも、もう終わります。ここ5、6年で終わっちゃう。そして、また、今の話で国からの金というものも、だんだん細くなる。県からの県事業をひっくるめた県からのお金も細くなっちゃう。ですから、本当に自立ということが現実味を帯びてきたということも事実であります。


 その上に、出雲市も国と同じように、どんどん投資してまいりました。ご案内のとおりです。起債残高もご案内のとおりです。しかし、国と同じように、出雲市も14万8,000人から、この間の合併協で合意しております文書の中では、13万5,000人に人口は減ります。高齢化率は、今20%ばかりだけれども、それが30数%になります。もう既に、30数%になっている地域というのは、出雲2市4町で随分ございます。ですから、片一方ではこう、片一方ではこうということになりますと、次、出雲の経済というものをどう立て直して、どう後世に伝えるか、借金ほど伝えてはいけない。やはり、国にかわって自主的に入ってくる金というものが、自然に生み出せるようなシステムを、我々の時につくらなければならないと思います。


 斐川町で、今消防の問題が出ています。斐川町さんの方は、昔は農業でいくんだという町長さんの意向でございました。ですから、斐川村という全国で一番人口の多い村というものを最後まで存在させたのが斐川村であります。


 ところが、それじゃいかんと、やっぱり農業だけではもうやっていけない、財政が持たん。工業化の方向に進めなきゃならんということでご案内のように企業誘致をどんどん進められました。道路もつくられました、インフラもされました、あるいは、補助金も出されました。そういうことで、将来の夢を描きながら斐川町は前へどんどん進まれたと思います。もちろん、債務負担の60億とか70億、あのようなのは、やっぱりちょっと作戦ミスだったなあと、私、見ておりますけども、全体的に斐川町は、自立でいこうという発想が斐川村から町に変わった段階で出ております。


 もう一ついいことは、斐川町は、小高い山であります。そこをならしますとすぐ工業団地ができる。これは地理的条件に大変恵まれている。出雲市の場合は、北山ですと急傾斜地です。あるいは南山を見ても、そういう適地というのは少ない。ようやっと見つかったのが、この間の高速道路の近くの山の開発でありますが、こういうのが幾らでも斐川町にはある。ですから、何を言わんとしておるのかと言いますと、これから斐川町のような形というものも、一方では取り上げらざるを得ないと、一方では市民生活の身近な問題を取り上げて、どんどんやるべきであるということも間違いございません。下水道もやらなきゃいけん、今度、平田市には30何億かけて尾原から水が来れば、水道もやらないけない。あるいは、学校も建てないけん、保育園も建てないけん。こういうことを一方でやりつつ、これは30年、40年たってようやっと出雲市に還元できる税金として出てくるわけであります。


 しかし、短期的に出雲市の財政を裏打ちしようと思いますと、やはり斐川町が行っているような工業誘致、これが大切であります。それと同時に、出雲で考えられるということは、観光であります。ですから、今、1,700〜800万ぐらい海外に出た海外旅行者が、千万あまりに落ち込んでおります。つまり、バブルまでは随分出ましたけども、バブル以降は、もう、なかなか経済的に出て行かれないという部分が出てまいりました。


 従って、今国内の観光地というものは、各自治体が競争し合って観光客誘致に動いていることも事実であります。そういう中においても、出雲で勝てるという戦略は、観光行政、観光事業、観光というものを一つの事業として見るべきで、これがちょうど合併時のスタートと私は一致したんじゃないかなと思っております。


 つまり、出雲大社を中心にしたまちづくり、そして歴博ができました。幸いなことに、石見銀山が世界遺産に登録されました。また、2市4町それぞれの伝統文化、あるいはいろいろな文化財もございます。ですから、まず、大社に来ていただこう。そしてそれを石見にも来ていただこう、市内へもいろいろ見ていただこう、須佐神社にも行っていただこう、一畑さんにも行っていただこう、こういう観光戦略をきちっと今からつくりあげる。そしてそれも、多分、5年、6年かかると思いますけれども、そうしたものが、少しでも後世の税収につながったり、あるいは出雲市の活力になったりしたらなあということであります。


 従って、例えば、今、200万人来ていると言ってるんですけど、松江は500万人来ておる。この間聞きますと、京都は5,000万人だそうです。従って、全国ブランドの出雲大社、大社を中心にしたまちづくり、そしてそれを拠点とする。その点を歴博であって、またこの阿國座を点として求めるならば、そう大きい投資ではないと思います。100万人が1万円使っていただきますと100億であります。


 従って、こうした数字をこれから羅列しながら十分に理解を得る形の執行部は説明責任を市民にすべきであろうと思います。そういうことで、これから公共投資がなくなる、そういう中において、出雲が自立していくには、何と何と何が必要なのか、とりあえずは、工業誘致であったり、あるいはそういう観光行政になるかもしれませんけど、到底それが今までのものを維持するだけの力にはなりません、しかし、補助としてはできます。一つの点としてはできます。ですから、執行部としては、これから、出雲はこれからどうあるべきか。今までの起債償還をどうあるべきか。人口が減るという部分を、どうしたら食い止められるか。こういうことに専念すると同時に、説明責任をきちっとすべきだと思っています。


 斐川町にある出雲村田製作所は、来年の3月になりますと、300人の人員を募集して、3,000人体制にするそうであります。ですから、やはり、大変厳しい時はあるけれども、そういう形でいこうということ。


 従って、今度の42億の内訳を見ましても、実際に出雲市が出す金というのは10億を切ると、しかも、20年間でそれを償還するということでございますから、作戦さえ立てれば、私は十分にコントロールできる数字だと思っております。


 それから、先ほども話がございますように、10年間の収支計画、これは確かに執行部のお粗末であります。これから頑張ろうという形の中で、しかもこれが出雲の経済を支えていこうというものの中で、赤字がだんだん増えていくような計画は、私は是とできません。


 例えば、阿國座を見ていただこうということで数字が載っております。当初の2年間は5万人入ります。後2年間は3万人に落ちます。その後は、2万人に減ってしまいますよという計画でございます。これはいただけません。そうしたことをひっくるめて、私は、これから3年間きちっと説明責任と具体的な計画と、それから阿國座をつくった場合には、こういう手法でやろうというものをきちっと見出さなきゃならんなと思っている次第です。


 従って、市長さん、22年(2010)の春には、竣工したいという気持ちは分かります。早いほどいいと思います。しかし、まちづくりもひっくるめたインフラ整備、あるいは、移転家屋をしていただく皆さん方、そういう全体を考えたり、市民の皆さん方にきちっと説明ができる哲学を植え付けようと思いますと、あのまちづくり交付金が終わる18年(2006)から22年度(2010)までということを伺っておりますから、22年度(2010)の、つまり23年(2011)の3月ぐらいまでに竣工して、23年(2011)の春の、私は、こけら落としでいいんじゃないかなという感じがしているところです。そういう提案、つまり、市長さんより1年ちょっと遅れるわけでございますが、私は、1年間が貴重な時間になるんじゃないかなあと思っております。そういうことをひっくるめまして、1億9,290万の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 12時を若干過ぎましたので、ここで休憩をとりたいと思います。午後1時の再開といたします。


               午後 0時08分 休憩


               午後 1時00分 再開


○議 長(今岡一朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 これより採決を行います。


 はじめに、議第45号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第4回補正予算について採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第45号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第46号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算から議第52号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計第2回補正予算までを一括採決いたします。


 各案に対する文教厚生、建設水道の各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第46号から議第52号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第53号、出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例及び議第54号、出雲市診療所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について一括採決いたします。


 各案に対する総務、文教厚生の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第53号及び議第54号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第55号、出雲市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第55号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第56号出雲市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例から議第58号、出雲市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例までの3件について一括採決いたします。


 各案に対する総務、文教厚生各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第56号から議第58号までの3件は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第59号、出雲市土地開発公社の定款の変更について並びに議第64号、変更契約の締結についてから議第66号、市道路線の認定についてまでの4件を一括採決いたします。


 各案に対する総務、建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第59号並びに議第64号から議第66号までの4件については、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第68号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第5回補正予算について採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第68号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第69号、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例及び議第70号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について一括採決いたします。


 各案に対する総務常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第69号及び議第70号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第71号、出雲市特別職の職員等に対する期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第71号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第72号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第72号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第73号、出雲市後期高齢者医療に関する条例について採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第73号は、原案のとおり可決されました。


 次に、請願・陳情について採決いたします。


 まず、継続審査中の請願第9号、出雲市内にフィッシャリーナの設置・整備に関する請願について採決いたします。


 本請願に対する環境経済常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第9号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 続いて、今期定例会に提出されました請願・陳情について採決いたします。


 まず、請願第11号、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の見直し等を求める意見書の提出を求める請願について採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって請願第11号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、請願第12号、健康保険でよい歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願について採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって請願第12号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第13号、森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書採択についての請願から請願第16号、悪質商法被害を助長するクレジットの被害を防止するための割賦販売法の抜本的改正に関する請願(意見書提出)までの4件について一括採決いたします。


 各請願に対する総務、環境経済、建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも採択であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第13号から請願第16号までの4件については、各委員長報告のとおり、いずれも採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第17号、出雲市立中学校吹奏楽部における保有楽器の更新に対する補助金の予算化及びその支給を求める請願について採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって請願第17号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第18号、最低保障年金制度の確立を求める請願(意見書提出)について採決いたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、不採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって請願第18号は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第19号、後期高齢者医療制度の抜本的見直しに関する請願(意見書提出)について採決をいたします。


 本請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって請願第19号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第7号、鳶巣幼稚園跡地の有効利用についての陳情から陳情第9号、父子家庭における手当てについての陳情までの3件について一括採決いたします。


 各陳情に対する総務、文教厚生の各常任委員長及び庁舎建設特別委員長の報告は、いずれも採択であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第7号から陳情第9号までの3件は、各委員長報告のとおり、いずれも採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第10号、平成20年度(2008)出雲市農業振興施策確立に関する陳情について採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第10号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第11号、出雲市内告知放送における助成についての陳情について採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第11号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第12号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情について採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって陳情第12号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第13号、いちじく館(仮称)建設に関する陳情及び陳情第14号、林道和久輪線の抜本的な整備改良継続を求める陳情について一括採決いたします。


 各陳情に対する環境経済、建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも採択であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第13号及び陳情第14号は、各委員長報告のとおり、いずれも採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第15号、「ゆめタウン出雲」の出店に伴う市道四絡30号線の歩道設置等についての陳情について採決いたします。


 本陳情に対する環境経済常任委員長の報告は継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第15号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第16号、島根原子力発電所立地隣接危険圏域に係わる防災避難ルートの確立と防災道路新設整備費用負担を中国電力に要求と安全協定締結を求める陳情について採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第16号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 なお、採択されました請願・陳情は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果について報告を求めることといたします。


 また、継続審査と決定いたしました陳情については、引き続き閉会中に審査願うことといたします。


 日程第4、意見書第7号、割賦販売法の抜本的改正に関する意見書から意見書第9号、道路整備の財源確保に関する意見書までを一括議題といたします。


 各意見書について提案者の説明を求めます。


 まず、意見書第7号について、提案者の説明を求めます。


 11番、福代秀洋議員。


○11番(福代秀洋君) 登壇 ただいま議題となりました意見書第7号、割賦販売法の抜本的改正に関する意見書について意見書案文を朗読し、説明にかえさせていただきたいと思います。


 割賦販売法の抜本的改正に関する意見書


 高齢者に対する寝具・リフォーム工事等の次々販売被害、呉服等の展示会商法等、クレジット悪質商法被害が全国で多発し、ついには、多額のクレジット債務に負われた消費者が自らの命を絶つ深刻なケースすら発生しています。


 こうした被害が発生する要因としては、クレジットは、代金回収と商品の引き渡しを分化したシステムであり、販売事業者が消費者の資力等を無視した勧誘を行うなどの構造的危険性を有しているにもかかわらず、現行割賦販売法が被害防止に向けた法改正を行ってこなかったことなどが挙げられます。


 そこで、こうしたクレジット悪質商法被害の防止と消費者の被害回復、更には、消費者にとって安心・安全なクレジット社会を築くため、出雲市議会は、国会及び政府に対し、割賦販売法改正に当たって、次の事項を実現するよう強く要請します。


                  記


 1.クレジット事業者の既払金返還責任(無過失共同責任)


 被害の集中する契約書型クレジットについては、クレジットが違法な取引に利用された場合、クレジット事業者は、既払金返還を含む無過失共同責任を負うものとすること。


 2.クレジット事業者の不適正与信防止義務


 契約書型及びカード式も含め、クレジット事業者は、違法な取引にクレジットが利用され、顧客に被害が発生することを防ぐための調査等、不適正な与信を防止する義務を負うものとすること。


 3.過剰与信防止義務


 クレジット事業者に、過剰与信を防止するための調査義務等を明記し、更に過剰与信防止義務違反については、民事効を認める等、同義務が実効性のあるものとすること。


 4.契約書型クレジットに関する規制強化


 契約書型クレジットについて、カード式同様登録制度を導入し、かつ契約書面交付義務を明記すること。


 5.指定商品(権利・役務)制及び割賦要件の廃止


 原則として、指定商品(権利・役務)制及び割賦要件を廃止し、支障のある取引については、ネガティブリストにより対応するものとすること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成19年(2007)12月17日


                                   出雲市議会


 以上で提案説明を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 次に、意見書第8号について提案者の説明を求めます。


 18番、坂根守議員。


○18番(坂根 守君) 登壇 ただいま上程されました意見書第8号、森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書につきまして、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきます。


 森林の整備、林業・林産業の振興に関する意見書


 昨今、温室効果ガスの増加による地球温暖化現象が人類の生存基盤を揺るがす重要な環境問題とされる中で、平成17年(2005)2月には「京都議定書」が発効し、これを受け、同年4月に政府は「京都議定書目標達成計画」を策定しましたが、その中で森林は温室効果ガスの吸収源としての大きな役割が課されています。


 また、17年7月のグレンイーグルズ・サミットにおいて、違法伐採対策に取り組むことが地球環境の保全や森林の持続可能な経営に向けた第一歩であることが合意され、昨年7月サンクトぺテルブルク・サミットでもその重要性が再認識されたところです。我が国においても、政府及び業界が一体となって違法伐採対策への取り組みに着手したところであります。早急な定着が求められています。


 一方、近年大規模な自然災害が多発しており、山地災害を未然に防ぐため治山対策や森林の整備・保全の一体的な推進が強く求められています。


 このような中で、平成17年度にあっては、用材自給率も7年ぶりに2割を超える見込みとなり、平成15年度以降林業への新規就業者が増加するなど、わずかながらではありますが明るい兆しも見受けられます。しかしながら、今なお厳しい状況が続いている林業・木材産業の再生につなげていくには、森林吸収源対策としての森林整備を図るための追加的事業費の継続や新たな森林・林業基本計画に導入された工程管理の検証など、今後これらの兆しを助長・発展させるための強力な施策の展開が必要です。


 特に、追加的事業の緊急的な対応の中で、地方自治体や個人に係る費用負担が障害となるなど、現下の森林・林業・木材産業の厳しい実態を踏まえ、林業・木材産業の再生に向けた強力な施策の展開がなされるよう要請し、具体的には下記の事項についてその実現を強くお願いするものです。


                  記


 1.多様で健全な森林の整備・保全等を促進する新たな森林・林業基本計画の推進とこれを実現するための平成20年度予算の確保


 2.地球温暖化防止森林吸収源対策を推進するための追加的事業費の安定的な財源の確保と、事業執行に伴う地方財政追加措置及び森林所有者負担の軽減


 3.森林・林業の担い手の育成・確保及び国産材の安定供給体制の整備と利用拡大を軸とする林業・木材産業の再生に向けた諸施策の展開


 4.国民の安全・安心な暮らしを守る国土保全対策の推進


 5.国有林野にあっては、安全・安心な国土基盤の形成と地域振興に資する管理体制の確保


 6.地球的規模での環境保全や持続可能な森林経営を目指した違法伐採対策の推進


 7.森林整備地域活動支援交付金制度の継続・充実


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成19年(2007)12月17日


                                出雲市議会


 全員の皆さんのご賛同をよろしくお願いします。


○議 長(今岡一朗君) 次に、意見書第9号について提案者の説明を求めます。


 30番、長廻利行議員。


○30番(長廻利行君) 登壇 ただいま上程されました意見書第9号、道路整備の財源確保に関する意見書につきまして、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


 道路整備の財源確保に関する意見書


 道路は、地域の経済、産業、文化、教育、福祉、医療等あらゆる活動の基盤であり、その早期整備は、全市民が長年にわたり熱望しているところであります。


 公共機関の脆弱な地域にとって、高速道路をはじめ市町合併により拡大した地域間を結ぶ幹線道路の整備は、高齢化、少子化の進む中で地域の自立的発展や地域間交流の促進を図り、安全で安心な活力ある地域づくりを実現するために一層重要となってきております。


 出雲市においても、山陰自動車道の整備はもとより、多くの幹線道路や市民生活に密着した道路の整備さえも、未だ不十分であり、今後とも重点的、計画的に整備を図っていく必要があります。


 そのため、遅れている道路の計画的整備には、道路特定財源全額を道路整備費として確保することが絶対条件であります。道路特定財源の一般財源化は、整備の進んだ大都市とは異なり、車に大きく依存する私たちの地域においては、納税者たる市民の理解が到底得られるものではありません。


 よって、国におかれては、このような実情を理解され、次の事項を実現されますよう強く要望いたします。


 1.高速道路をはじめ、遅れている地方の道路整備に対する住民のニーズは極めて高く、地方が真に必要とする道路整備を強力に推進するため、道路特定財源の地方への配分割合を高めるなど、地方における道路整備財源の充実につとめること。


 2.高規格幹線道路である「山陰自動車道」及び「尾道松江線」は国土政策として国の責務において整備すべきであり、早期に完成するよう道路整備財源を十分確保すること。


 3.地域間格差をこれ以上拡大させないため、地方道路整備が着実に推進できるよう、道路特定財源の暫定税率を維持し、その全額を道路整備推進のために充当すること。


 4.貴重な財源である道路特定財源を維持し、地域の生活に密着した道路整備が安定的に実施されるよう、平成20年度以降も地方道路整備臨時交付金制度を継続すること。


 5.道路整備の中期計画は、遅れている高速道路をはじめ、橋梁等の今後増大する維持管理需要への対応など、地方の道路整備の現状を十分踏まえて作成すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成19年(2007)12月17日


                                   出雲市議会


 以上で、提案説明を終わらせていただきます。


 全員の皆様のご賛同をよろしくお願いをいたします。


○議 長(今岡一朗君) これより意見書第7号から意見書第9号まで一括質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第7号から第9号までにつきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議はありませんか。


            (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって意見書第7号から意見書第9号までは、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより一括討論を行います。討論はありませんか。


 20番、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 日本共産党を代表して、ただいま提出されました道路整備の財源確保に関する意見書案について討論を行います。


 本意見書では、出雲市にとって山陰自動車道の整備はもとより、多くの幹線道路や市民生活に密着した道路の整備さえもいまだ不十分であり、今後とも重点的、計画的に整備を図っていく必要がある。そのため、道路特定財源を全額道路整備費として確保することが絶対条件であるとされています。


 道路特定財源は、国道と都道府県道の舗装率が5%しかなかった50年前に、整備が急務だという理由で臨時特措法としてスタートをした制度です。舗装率が97%を超えた現在も、道路特定財源を続ける理由は全くありません。本当に必要な道路は、一般財源で建設できます。


 これまで、道路特定財源としての道路整備は、第二東名、第二名神など都市部の巨大道路整備に偏っており、過疎地への整備はわずかでしかありません。今後も首都高速の二重化や地下への高速道路化など、都市部への整備が進められます。民営化をされ特定財源を使いきるための無駄な道路をつくり続け、儲けを優先し、政官業の癒着を温存する道路公団では、期待される山陰道の建設はいつになるかわかりません。


 また、過疎地への地方道整備促進のためにも、一般財源化を国の責任で地方道整備予算を大幅に増やしていくべきであります。


 我が党は、道路特定財源の一般財源化を1970年代から主張し、社会保障、福祉、生活に密着型公共投資などにも使えるよう求めてまいりました。


 今朝の、各社新聞には、共同通信社の電話世論調査で、道路特定財源の一般財源化について、50.8%が支持するとともにガソリン価格などに上乗せをされる揮発油税の暫定税率維持には75.4%が反対。原油価格高騰の影響に苦しんでいる国民の間には、道路より家計との思いが募っていると、国民世論の中に道路特定財源の一般財源化の声が強いことを報じています。


 以上、意見を述べ、我が党は、本意見書案に反対を表明いたします。


○議 長(今岡一朗君) ほかに討論はありませんか。


 ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより、採決を行います。


 まず、意見書第7号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって意見書第7号は、原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第8号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって意見書第8号は、原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第9号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって意見書第9号は、原案のとおり可決されました。


 なお、可決されました各意見書は、関係機関等へ提出することにいたします。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会にあたり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 お疲れさまでございます。


 ここに平成19年度(2007)の第4回出雲市議会定例会の閉会を迎えまして、一言ごあいさつを申しあげます。


 今議会においては、初日に出雲市議会基本条例を可決制定されまして、出雲市議会としてのあるべき21世紀の姿、また、地方分権時代に対応した議会運営の基本方針を明確にされましたことに対しまして、心より敬意を表するものでございます。


 また、市といたしましても、合併以来新たな条例、例えば、男女共同参画の条例、あるいは文化・スポーツによるまちづくり条例、バリアフリー・福祉のまちづくり条例、そしてまた食育条例、更には神在月文化振興条例、そしてまた、安心・安全の総合条例等、新市の施策を展開するいろいろな道具立て、あるいは指針について、それぞれお認めいただき、条例としたところでございます。


 合併当初のまちづくりの理念に立ち返りまして、それらの条例のもとに、新出雲の新しい姿、これをまちづくりの基本条例として、まとめることの瑕疵、そつのないよう、今後とも、本議会、あるいは出雲市議会の皆さんを中心に、また、自治会等、皆さん方のご意見を集約して、次の段階でこれを考えていきたいと、こういうふうに思っておるところでございます。


 また、初日に可決していただきました、新庁舎建設に係る工事請負契約締結によりまして、去る16日は晴天にも恵まれまして、安全祈願祭も滞りなく行われまして、いよいよ建築工事が始まったところでございます。


 このたびの、新市の庁舎は、まさに新しいコンセプトをいろいろ取り入れていただき、また、取り入れてきたところでございます。


 例えば、市民の交流のフロアとしてのギャラリースペース、あるいは、古文書館機能を持った図書情報のコーナーであるとか、更には防災の拠点の施設であるとか、あるいはバリアフリー化を徹底すると、そして地下に大きな駐車場を設けて、できるだけ景観豊かに市庁舎の周辺を整備していこうということ。


 そしてまた、周辺には、中央市民公園広場、あるいは、お祭り広場の整備等、いわば、役所としての従来型の市役所機能に加えまして、市民センター的な機能、愛称市民センターと言っていい形のものが、全国的にめずらしい形で、また、県下では初の試みとして、こういう総合センターができるということは、誠にご同慶の至りでございます。


 また、地元における企業集団あげてのご努力の中で、立派にこれが完成しますことを祈ってやまないところでございます。


 そしてまた、このたびの議会では、一般会計第4回補正予算など、9つの予算案をお認めいただき、更に、ごみ処理手数料を改定する「出雲市廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部を改定する条例」、職員給与の削減等を実施する「出雲市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例」など、11の条例案件、その他につきまして、連日、本当に建設的に、前向きに慎重にご審議いただきまして、それぞれに適切なるご判断、ご決断をいただきましたこと、まことにありがとうございます。


 このような中で、職員の給与の問題は、まさに職員の皆様方には、痛みを伴うものでございますけど、このようなご協力、ご努力の中で、また、超過勤務時間も適正化される中で、与えられた時間の中で誠実に全体の奉仕者として頑張っていただくお姿、これを私は、市民を代表してまた、心から激励し敬意を表するところでございます。


 我々も、特別職として、このような努力の一環として、更に身を引き締めて頑張っていきたいと考えておるところでございます。


 このような改革のもとで、いろいろこれまでも行財政改革の取り組み、これを議会を挙げてご支援いただく中で、粛々とこれを推進していくわけでございますが、この厳しい局面は、単に予算の調整とか、給与の抑制ということではなくて、この段階を越えてその先には出雲市として輝かしい発展、夢と希望の持てるまちづくりを目指し、具体的に目標を掲げて今後とも頑張らなきゃならないと思っておるところでございます。


 また、本議会では、お約束いたしましたとおり、出雲市が長期的に安定して永遠に発展する基盤となる新しい財政運営の中期財政計画を策定したところでございますんで、この我々の行財政改革の取り組み状況も併せまして、この後の全員協議会の場で、皆様にご説明申しあげる段取りとしているところでございます。


 他方、国においては、法人二税を中心とした都市部と地方部の税収の格差を是正する具体策といたしまして、法人事業税を東京都など大都市圏から再配分する考え方が打ち出されつつございますが、他方、地方消費税の拡充の是非などの議論も活発に行われんとしておるところでございます。


 いずれも、地方の活性化なくしては国の発展はないというところを言わんとしておりまして、そのため、国の一層の行財政改革は、それによって推進されます、いわば無駄と言いますか、本質的でない諸経費の一層の削減、これを推し進めていただきたく、また、そのことは可能であると、私は、自己の経験からも言えることでございますが、それとともに今後における地方自治体の財源確保のあり方、更に一層の議論を高めていただきたいと念ずるものでございます。


 また、全国市長会を通じて、このことは明確に頑張っていかなきゃならない基本方針だと思っているところでございます。


 このような中、先ほども意見で出されましたけれど、道路網の整備、財源の確保の問題、これは中国5県一体的な発展、お互いに交流の場が整い、また全国からのお客様、あるいはビジネスでやってこられる通過点、あるいは目的を持って当地に向かわれる多様なビジネスの事業体の皆様にとって、本当に安心・安全、立派な道路網の整備こそが、この地域の発展、ひいては日本全体の発展に欠かすことのできない大きな国家的命題であると思っているところでございます。


 このような立場から、本議会におかれては先ほど、道路整備の財源確保に関する意見書が可決されたところでございます。我々の立ちおくれておる地方道路網、最低限の財源としても、現在の財政の仕組みからすると、道路特定財源を確保することは肝要で、基本的な課題となっているところでございます。


 それとともに、私は、やはり、県内における国の財政、県政のあり方、構造改革の中で、公共投資にあたるものの毎年の縮減、抑制のこの指針の中で、どれだけ立ちおくれておる日本海地域の道路整備等の基盤について、国家的視点から全国本当に戦う経済、東アジア交流の時代で頑張っていける経済体をつくり上げていくためにも、限られた財源を重点的に一気にこの山陰道をはじめ、日本海側の道路整備に割り当てていくという政治的決断、これが求められているところでございます。


 そのためにも、私は、特定財源だけではなくて、道路河川等の公共投資の抑制基調、これをどう考えるか、このままでいいのか、やはり、毎年毎年の縮減の歴代内閣の方針、これには問題がある。もし、問題がないとすれば、限られた縮減された財源だけれど、日本海域は重点的に10年で全部やってしまえと、いう明確な指針のもとに国会としての決意を改めてもらいたいと、こういうふうに思ってるところでございます。


 さて、話は転じまして、子どもの学力の問題、科学と芸術文化のまちづくりを標榜いたします出雲市といたしましては、科学館における新しい学習棟の増設もお認めいただき、これが稼働することによって、現在、市内全小・中学生が等しく意欲をもって楽しく理科の学習を含め、他の教科もだんだんだんだん興味関心が高まる中で、勉強にいそしんでるわけでございます。


 先ほどのOECD経済協力開発機構の国際学力テスト、15歳段階の結果でございますけれど、日本の科学とか数学の応用力、読解力、すべてで3年前より順位を下げておりまして、10位代から18位代に下がってきたというような状況の中で、出雲市としては、それなりに頑張っているのかなと思うところでございます。


 現に県の学力調査、あるいは文部科学省の調査でも、出雲市の小・中学生、いずれも最も良好な結果を示してるわけでございます。


 このような中で、我々といたしましても、未来を託する青少年の元気いっぱい、心も体もすくすくと豊かに育つ子どもの育成、児童生徒の育成、これに努力していきたいと改めて決意をしておるところでございます。


 さて、平成19年(2007)もいよいよ大詰めでございます。合併初年度の平成17年度(2005)以来、私は、施政方針の中で、夢と希望を高く神話の夢舞台出雲の創造に向かって、出雲ルネッサンスを巻き起こすべく幾つかのご提案を申しあげて今日に至っておるわけでございます。


 その中の一つといたしまして、芸術文化の振興の要として、また、観光戦略の要として、阿國座を中心とする門前町の再活性化、あるいは、平田地域から佐田地域を含め、出雲の中心地、この出雲の拠点地区、あるいは多伎、湖陵の自然景観豊かなところを含めての全地域挙げての新たな経済発展、新たな文化発展を標榜しているところでございます。そのための条例の改正、あるいは、提唱等もさせていただき、神在月文化振興条例の初年度たる今年の秋のこの賑わい、この勢い、これを更に加速させるべく来年度以降頑張っていかなきゃならないときを迎えておるところでございます。


 先ほどは、寺田議員おっしゃいましたように、国の財政、県の財政すべて地域は自らやってほしいと、自ら提案したら自らつくり上げるところには応援いたします。補助金ではなくて交付金という形で応援いたしますから、自ら頑張れと。自主独立自治の時代、真の意味での自立の時代が現実のものとしてまいってきていておるわけでございます。


 福祉の問題、教育の問題、多くの課題を市民の皆様、議員の皆様から頂いておるわけでございます。それらを一つ一つ地道に実現するために、基本的に先行すべきは財源でございます。財源を抜きにしては新しい施策の展開、福祉の充実、教育の充実、そして基本的には産業の振興を助成することは難しいという中で、何とかして財源を少しでも多く確保できるまち、財政力基盤の豊かなまちにしていくということが肝要だと思っているところでございます。


 そのためには、やはり、出雲市における現在の産業構造を将来に展望したときに、最初は農業経済を中心とする時代、そしてまた、四大紡、大和紡はじめ四大紡が支えた産業のまち、そして現在は、薬品産業、情報産業、あるいは組立金属加工業等々が支えるまち、そしてものづくりの段階からサービス産業発展させる段階にきておるわけでございます。


 このような中で、流通革命の中で大きな変動といたしまして、イズミの問題も出てきてるわけでございますが、中心市街地における各商店、あるいはショッピングセンター等の活力を何とか維持しながら、お互いに連携協力を図るような形での大きな新たなイズミの出雲ゆめタウン等の出雲での展開、これを両立させることによって、何とか雇用の増出、所得の増出、経済の発展ということも考えなきゃならないわけでございます。


 次なる局面といたしましては、何と言っても観光戦略があるわけでございます。いわゆる、新出雲、「神話の夢舞台」と言われますこの出雲において、新市発展の一番大きな局面は、私は、やはり観光政策だと思っております。それ以外の政策は合併するしないにかかわらず、それぞれの市が、あるいは町が従来どおりやっていかなきゃならない基本的な命題でございます。福祉にしても教育にしても農業にしても、あるいは環境問題にしても、それぞれやっていかなきゃならない課題。新たな2市4町が、新たな大出雲市となってはじめて実現するのは、また、全く新しい形で局面を展開させることができるのは観光戦略ではないかと思っているところでございます。


 今日の日本の経済構造も、やはり、ビジット・ジャパン、10年戦略、何とか観光大国として1,000万人、あるいは2,000万人という形で外国のお客様に来てもらいたいという政府を挙げての願いも、我々の地域が自ら立ちあがらないと政府全体、国全体の政策は動きません。そういう意味で、出雲は、これを実現させるための大きな手だてをもっている。出雲の大社、古代出雲の文化の遺産の上に新たな観光戦略は組めないのかということでございます。


 出雲圏も2,000年前の古代出雲文化の時代、そして、それを受けての雲太と言われる出雲大社の大木造建築物の造営、この古代のハイテク時代であった出雲文化も、中世、近世以来ずっと低迷した、あるいは停滞した形で今日の近代科学技術産業の中で立ちおくれてきてるということは、現実でございます。そのような中でも、やはり私は、いま一たび出雲に春を、出雲が全国の脚光を浴びて新しい文化発展の基盤、新しい文化発展のまちとなったとき、新たな注目を集められるのが、やはりこの出雲大社門前町を中心とする文化観光戦略の創造だと思っているところでございます。


 出雲阿國座というのは、こうした戦略の中の一つの点ではなくて大きな面を支える拠点であるという思いで、必ずや東京銀座の歌舞伎座、あるいは三宅坂の国立劇場から見ても、阿國座こそは、その景観美から中身の設備の状況から、あるいは色彩美から、デザイン性から、まさに中世以来出雲阿国ということで創造されました一つの文化形態、歌舞伎ということでございますけれど、それにとどまらず、文楽から浄瑠璃から、あるいは狂言から、更には太鼓や踊りや舞踊等々の日本の古典芸術文化の殿堂としての役割を果たすものとして注目されることとなろうと、そういうことにまた、しなければならないという思いで、これを立ち上げんとするものでございます。


 そしてまた、この伝統文化の我が古典的な芸術の舞台こそは、デザインにせよ、衣装にせよ、色彩感覚、美的センス、それぞれのものがハイテク産業、日本を支える大きな古典的な価値を持っているものでございまして、この出雲においてこれを伝承するんだと、このことが日本の産業発展の永遠なる基盤だと、中国、韓国の追いあげと言われますけど、このような伝統美をもって世界の文化遺産として君臨しておる歌舞伎とか、能とか、こういう世界をここに展開いたしまして、皆さん方とともにこれを大事にしていく、出雲からこれを発信し続けることが、出雲発の新たな日本の文化、世界の文化の一つの基底をなすものとして、私は、これを推進しなきゃならないと、そういう意味からも我々は、中世以降、立ちおくれたこの出雲に、新しい光をまた当てて、古代文化出雲いま一たびの春を迎えんとするものではなかろうかと思うところでございます。


 そして、市民の皆様のこのいろんなご意見、今日の議会でもいろいろ聞かせていただきました。せんじ詰めれば、財政状況は厳しいときに、これだけの投資をして、採算性はどうだと、経常経費のウェートが高くなるんじゃないか、財政面からの主としてのご議論ではなかろうかと思います。


 また、中身がよく分からない、中身についてもっと知らせてほしいという意味でのご反対の議論もよくわかります。


 で、ございまして、私どもは、今後、本議会で補正予算をお認めいただいたところで、誠心誠意この阿國座というものの財政の状況、あるいは運営の姿、そしてまた、そこで演じられますところの舞台芸術の姿、そしてその経営の姿というものを具体的に分かりやすく、もっともっとご説明して全市民の皆様のご理解を得るべく努力しなければならないということを今、痛感しておるところでございます。


 以上のような決意のもとに、本会議後の全員協議会の場におきましても、常任委員会では既に説明しておりますけれど、阿國座経営の基本計画書、この中身についても、もう一度つまびらかにいたしまして、皆様のご理解を得るべく努力せんとするものでございます。


 さて、話はまた、最後になりますけれど、この年の暮れ、12月28日には、かねて我々が県当局に強く要望を繰り返しておりました駅前交番がオープンいたします。出雲市の玄関口の防犯、安心・安全のまちづくりを一層強化するために、市民の皆様はもとより、観光客や帰省客を中心として、年末年始を安心して、駅周辺を中心に交流されますこのまちづくりについて、大きな一歩が前進することをともどもに喜びたいと思うわけでございます。


 来るべき平成20年(2008)が、出雲市にとってふるさとにとって、また一層輝かしい年となるよう、今は経済も厳しい、それぞれのお台所も厳しいという状況を我々は本当に心の中で痛感し、また、それを何とか好転したいという信念、願いのもとに、今頑張って明日の夢、希望輝く神話の夢舞台出雲のふるさと前進に向かって、全力で市政の運営にあたっていきたいということを改めて決意表明させていただきたいと思います。


 議員の皆様をはじめ、市民の皆様の新生大出雲の平成20年(2008)新春の一層のご健勝ご多幸を心からお祈り申しあげまして、本議会閉会にあたっての私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。


○議 長(今岡一朗君) これをもって平成19年度(2007)第4回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、この後、10分ほど休憩いたしまして2時10分から全員協議会を開会いたしますので、委員会室にご参集ください。


               午後 2時00分 閉会





 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              出雲市議会議長    今 岡 一 朗





              出雲市議会議員    大 国 陽 介





              出雲市議会議員    寺 田 昌 弘