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島根県 出雲市

平成19年度第2回定例会(第5号 6月28日)




平成19年度第2回定例会(第5号 6月28日)





 
     平成19年度(2007)第2回出雲市議会(定例会)会議録





    開 会 平成19年(2007)6月11日午前10時00分


    閉 会 平成19年(2007)6月28日午前11時45分





〇議事日程第5号


      平成19年(2007)6月28日 午前10時開議





第1.諸般の報告


   (1)全国市議会議長会表彰及び感謝状の伝達


   (2)その他


第2.承第 6号 専決処分の承認について


第3.議第 5号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 6号 出雲市監査委員条例の一部を改正する条例


   議第 7号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部


         を改正する条例


   議第 8号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の


         一部を改正する条例


   議第 9号 出雲市伊秩やすらぎの森の設置及び管理に関する条例の一部を改正す


         る条例


   議第10号 出雲市公立学校教職員の服務の宣誓に関する条例及び出雲市公立学校


         教職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条


         例


   議第11号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第12号 出雲市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び出雲市消防団条


         例の一部を改正する条例


   議第13号 出雲市教育政策審議会条例


   議第14号 土地及び建物の取得について


   議第15号 工事請負契約の締結について(鳶巣コミュニティセンター建築工事)





   議第16号 工事請負契約の締結について(四絡小学校校舎大規模改造工事)





   議第17号 工事請負変更契約の締結について


   議第18号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第19号 新たに生じた土地の確認について


   議第20号 町及び字の区域の変更について


   議第21号 市道路線の廃止について


   議第22号 市道路線の認定について


   議第23号 工事請負契約の締結について(庁舎建設用地造成工事(既設杭撤去等


         工事))


第4.平成18年度(2006)請願第 8号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意


                    見書採択を求める請願


   平成18年度(2006)陳情第33号 総合医療センターの整備計画の早期実現を求


                    める陳情


   請願第 1号 稗原コミュニティスクールプール改修整備についての請願


   請願第 2号 都市計画道路大曲来原線の新崎交差点〜大津里道踏切間の道路拡幅


          並びに大津里道踏切の改修工事に関する請願


   請願第 3号 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する請願(意見書提出)





   請願第 4号 保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法適用除外


          を求める請願(意見書提出)


   請願第 5号 畜産飼料価格高騰に関する請願(意見書提出)


   陳情第 1号 地域医療体制の充実強化に資する出雲市立総合医療センター整備計


          画の早期実現を求める陳情


   陳情第 2号 市道高松95号線の改良整備についての陳情


   陳情第 3号 市道川跡226号線(通学路)の拡幅についての陳情


第5.同第  5号 出雲市監査委員の選任について


第6.意見書第1号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書


   意見書第2号 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する意見書


   意見書第3号 畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書





会議に付した事件


第1.第1.諸般の報告


   (1)全国市議会議長会表彰及び感謝状の伝達


   (2)その他


第2.承第 6号 専決処分の承認について


第3.議第 5号 平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算


   議第 6号 出雲市監査委員条例の一部を改正する条例


   議第 7号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部


         を改正する条例


   議第 8号 地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の


         一部を改正する条例


   議第 9号 出雲市伊秩やすらぎの森の設置及び管理に関する条例の一部を改正す


         る条例


   議第10号 出雲市公立学校教職員の服務の宣誓に関する条例及び出雲市公立学校


         教職員の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条


         例


   議第11号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第12号 出雲市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び出雲市消防団条


         例の一部を改正する条例


   議第13号 出雲市教育政策審議会条例


   議第14号 土地及び建物の取得について


   議第15号 工事請負契約の締結について(鳶巣コミュニティセンター建築工事)


   議第16号 工事請負契約の締結について(四絡小学校校舎大規模改造工事)


   議第17号 工事請負変更契約の締結について


   議第18号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第19号 新たに生じた土地の確認について


   議第20号 町及び字の区域の変更について


   議第21号 市道路線の廃止について


   議第22号 市道路線の認定について


   議第23号 工事請負契約の締結について(庁舎建設用地造成工事(既設杭


         撤去等工事))


第4.平成18年度(2006)請願第 8号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意


                    見書採択を求める請願


   平成18年度(2006)陳情第33号 総合医療センターの整備計画の早期実現を求


                    める陳情


   請願第 1号 稗原コミュニティスクールプール改修整備についての請願


   請願第 2号 都市計画道路大曲来原線の新崎交差点〜大津里道踏切間の道路拡幅


          並びに大津里道踏切の改修工事に関する請願


   請願第 3号 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する請願(意見書提出)


   請願第 4号 保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法適用除外


          を求める請願(意見書提出)


   請願第 5号 畜産飼料価格高騰に関する請願(意見書提出)


   陳情第 1号 地域医療体制の充実強化に資する出雲市立総合医療センター整備計


          画の早期実現を求める陳情


   陳情第 2号 市道高松95号線の改良整備についての陳情


   陳情第 3号 市道川跡226号線(通学路)の拡幅についての陳情


第5.同第  5号 出雲市監査委員の選任について


第6.意見書第1号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書


   意見書第2号 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する意見書


   意見書第3号 畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書





                 出 席 議 員


              1番 大 国 陽 介 君


              2番 松 村 豪 人 君


              3番 遠 藤 力 一 君


              4番 山 根 貞 守 君


              5番 萬 代 輝 正 君


              6番 板 倉 一 郎 君


              7番 多々納 剛 人 君


              8番 川 上 幸 博 君


              9番 石 川 寿 樹 君


             10番 曽 田 盛 雄 君


             11番 福 代 秀 洋 君


             12番 高 野 成 俊 君


             13番 広 戸 恭 一 君


             14番 小 汀 英 久 君


             15番 直 良 昌 幸 君


             16番 西 尾   敬 君


             17番 長 岡 幸 江 君


             18番 坂 根   守 君


             19番 板 倉 明 弘 君


             20番 萬 代 弘 美 君


             21番 勝 部 順 子 君


             22番 米 山 広 志 君


             23番 牛 尾 尚 義 君


             24番 山 代 裕 始 君


             25番 宮 本   享 君


             26番 原   隆 利 君


             27番 今 岡 一 朗 君


             28番 多久和 康 司 君


             29番 荒 木   孝 君


             30番 長 廻 利 行 君


             31番 古 福 康 雅 君


             32番 珍 部 全 吾 君


             33番 杉 谷 寿 之 君


             34番 寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          副 市 長        長 岡 秀 人 君


          副 市 長        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教育長          黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          総務部長         児 玉 進 一 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       大 田   茂 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       吉 田 純 二 君


          環境事業部長       野 津 建 一 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       岸   和 之 君


          教育次長         山 本 文 夫 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消 防 長        永 岡 博 之 君


          総合医療センター事務局長 林   誠 治 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         鐘 築 健 治 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        高 橋 直 樹


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        小 村 和 恵





               午前10時00分 開会


○議 長(今岡一朗君) おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、諸般の報告を行います。


 去る6月19日に、東京において開催されました全国市議会議長会第83回定期総会において、永年勤続議員等の表彰が行われましたので、報告いたします。


 本市議会関係では、多久和康司議員と私、今岡一朗が議員在職20年以上として、議員特別表彰を受賞いたしました。


 また、寺田昌弘議員が、全国市議会議長会評議員及び国会対策委員としての功績により、感謝状を受けられました。


 受賞者の皆様に心からお喜びを申し上げますとともに、ここにご報告申し上げます。


 では、ただいまから、感謝状及び表彰状の伝達を行いたいと思います。


 お名前をお呼びいたしますので順次前にお出かけください。


○議会事務局長(青木 博君) それでは、多久和康司議員さん。寺田昌弘議員さん。前の方にお出かけをいただきたいと思います。


○議 長(今岡一朗君) 表彰状


 出雲市 多久和康司殿


 あなたは、市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第83回定期総会に当たり、本会表彰規定によって特別表彰をいたします。


 平成19年(2007)6月19日


 全国市議会議長会会長 藤田博之 代読


 おめでとうございます。


                 (拍手)


○議 長(今岡一朗君) 感謝状


 出雲市 寺田昌弘殿


 あなたは、全国市議会議長会評議員として、会議運営の重責に当たられ、本会の使命達成に尽くされた功績は、まことに顕著なものがありますので、第83回定期総会に当たり深甚な感謝の意を表します。


 平成19年(2007)6月19日


 全国市議会議長会会長 藤田博之 代読


 お疲れさまでした。おめでとうございます。


                 (拍手)


○議 長(今岡一朗君) 感謝状


 出雲市 寺田昌弘殿


 あなたは、全国市議会議長会国会対策委員会委員として会議運営の重責に当たられ、本会の使命達成に尽くされた功績は、まことに顕著なものがありますので、第83回定期総会に当たり深甚な感謝の意を表します。


 平成19年(2007)6月19日


 全国市議会議長会会長 藤田博之 代読


 お疲れさまでした。おめでとうございます。


                 (拍手)


○議 長(今岡一朗君) 以上で、全国市議会議長会の表彰伝達を終わります。


 次に、本日市長から、今期定例会初日に提出された地方公営企業法第23条第6項による平成18年度(2006)出雲市水道事業会計予算繰越計算書について、差しかえの申し出がありましたので、これを認めることといたしました。お手元に配付いたしておりますのでご覧ください。


 日程第2、承第6号、専決処分の承認について、日程第3、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算から議第23号、工事請負契約の締結について及び日程第4、平成18年度(2006)請願第8号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願から、陳情第3号、市道川跡226号線(通学路)の拡幅についての陳情までを、一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長及び庁舎建設特別委員長並びに総合医療センター対策特別委員長の報告を求めます。


 はじめに、福代秀洋総務常任委員長。


○総務常任委員長(福代秀洋君) 登壇 総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成19年度(2007)一般会計第2回補正予算をはじめ、議案9件、請願1件であります。


 去る6月18日に委員会を開催し、西尾市長をはじめ、執行部関係職員から詳細な説明を受け審査をいたしました。ここに、その結果を報告いたします。


 はじめに、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表、歳入歳出予算補正のうち、歳出については、総務費において平成21年度(2009)固定資産税評価額替えにかかわる標準宅地の鑑定評価業務委託料4,643万円及び監査委員の1名増員に伴う報酬の追加96万円が計上されております。


 また、消防費においては、河下地区及び窪田地区における自主防災組織に対する備品購入助成350万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、繰越金として平成18年度(2006)決算剰余金の一部、3,690万円、わかあゆの里支障物件撤去にかかわる県補償金などの雑入が、5,493万円。また市債が3億1,400万円計上されています。


 次に、第2表、地方債補正では、泉源活用施設整備事業にかかわる地方債の追加と事業費の増額に伴い、道路整備事業及び街路整備事業にかかわる地方債限度額の変更がなされております。


 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第6号、出雲市監査委員条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、監査機能の充実を図るため、監査委員を1人増員し、現在の2人から3人に変更するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第7号、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、国会議員の選挙等の執行経費の基準の関する法律が改正され、投票管理者、開票管理者、選挙長、投票立会人、開票立会人、選挙立会人の費用弁償が、それぞれ100円ずつ減額されたことに伴い、所要の条例改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第8号、地域の振興を促進するための固定資産税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、所得税法等の一部を改正する法律により、租税特別措置法が改正されたことに伴い、これらを引用している本条例について、所要の改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第11号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、非常勤消防団員等にかかわる損害補償の基準を定める政令が改正されたことに伴い、補償基礎額の加算額の引き上げを行うことについて、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第12号、出雲市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び出雲市消防団条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、消防組織法が改正されたことに伴い、これを引用している本条例について、所要の改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第15号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、鳶巣コミュニティセンター建築工事について、3億618万円で工事請負契約を締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第19号、新たに生じた土地の確認について及び議第20号、町及び字の区域の変更についてであります。


 これらは、島根県が河下港改修事業など3事業の施行により、公有水面を埋


 め立てた土地約4万平方メートルが新たに生じた土地であることを確認し、また、この土地を既存の町及び字に編入することについて地方自治法に基づき、議会の議決を求めるものであります。


 審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 最後に、請願第4号、保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法適用除外を求める請願についてであります。


 本請願は、保険業法の改正に伴い、平成18年(2006)4月から今まで根拠法のなかった共済が、保険業法の適用を受けることになり、各種団体が運営する自主的な共済が、保険会社と同様に会社設立の義務づけや保険経理人の選任など、一律の規制と負担を強いられ、存続の危機に追い込まれているとのことから、これら自主的な共済事業を保険業法の適用から除外するよう意見書の提出を求めるものであります。


 審査の結果、請願者が訴える障害者団体や、PTAなどの各種団体が運営する共済事業の危機的状況について、本市の実態を把握することなど、今後も継続して調査を行う必要があることから、本請願は継続審査とすべきものと決定いたしました。


 以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


          (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、西尾敬文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(西尾 敬君) 登壇 おはようございます。


 ただいまより、文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 本定例会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、専決処分の承認を求める案件1件、予算案件1件など計7件と、継続審査中の請願1件を含む請願2件でありました。


 去る6月20日、25日に委員会を開催し、西尾市長、長岡副市長、黒目教育長ほか、関係職員の出席をいただき、詳細な説明を受け、また、請願箇所につきましては、現地視察を行い慎重に審査をいたしました。ここに、その結果についてご報告をいたします。


 はじめに承第6号、専決処分の承認についてであります。


 これは、平成18年度(2006)の出雲市老人保健医療事業特別会計において、歳入額が不足する見込みになったことに伴い、平成19年度(2007)会計予算から不足分を繰り上げ充用するため、同会計の平成19年度(2007)予算を専決処分したものであります。


 内容審査の結果、承第6号については、承認すべきものと決しました。


 次に、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 歳入では、県支出金としてフレンドシップ事業、スーパーイングリッシュ事業などにかかる委託金が計上されております。


 歳出のうち教育費の主なものについては、教育政策審議会開催経費30万8,000円。フレンドシップ事業95万円。スーパーイングリッシュ事業の実施経費64万6,000円が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 続きまして、議第10号、出雲市公立学校教職員の服務の宣誓に関する条例及び出雲市立公立学校教職員の服務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、学校教育法の一部改正により、食に関する指導の推進のため栄養教諭制度が創設され、今年度から島根県教育委員会がこの制度を導入し、県内で14名のうち1名の栄養教諭が長浜小学校に配置されたことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第13号、出雲市教育政策審議会条例についてであります。


 これは、21世紀出雲を担う子どもたちの、よりよい教育環境の実現を目指し、経済、福祉、環境等の分野の視点から、教育改革をはじめ市の教育政策に関する重要事項について、総合的に調査審議する出雲市教育政策審議会を設置するため、条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第14号、土地及び建物の取得についてであります。


 これは、第三中学校校地移転事業の一環として、出雲市土地開発公社が、第三中学校南校庭用地を先行取得し、自転車置場、部室等の整備を行っておりましたが、これらの土地、建物を市で取得するため、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第16号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、四絡小学校校舎大規模改造工事の請負契約締結について、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。


 次に、議第17号、工事請負変更契約の締結についてであります。


 これは、岐久小学校屋内運動場・プール改築工事請負契約の設計変更に伴う変更契約の締結について、議会の議決を求めるものであります。


 説明によりますと、今回の変更の理由は、校舎と屋内運動場間に防火シャッターを設置すること、外構擁壁設置、外構の舗装工事の地盤改良工事を行うことになったため、工事請負の変更契約をするものであります。


 内容審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しました。


 なお、安易な変更契約の締結については、厳に慎むべきであること、また、防火シャッターの設置については、必要となった時点ですぐに変更契約で対応されていないことなどにより、一部の委員からは否決すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、本委員会に付託を受けました請願についてであります。


 平成19年度(2007)請願第1号、稗原コミュニティスクールプール改築整備についての請願についてであります。


 この請願の要旨は、昭和45年(1970)に建設された稗原コミュニティスクールプールと、その附属設備等について老朽化が激しく、早急に改築整備を求めるものであります。


 本請願の稗原コミュニティスクールプールが建設されたほぼ同年代の、昭和45年(1970)ごろから昭和40年代後半まで集中的に建設されており、教育委員会では義務教育施設全体の改築計画に沿って、順次改築を行ってきているところであります。


 老朽化が激しく、改築整備を求める請願者の願意は充分理解できるものの、市の財政状況を鑑みて、補修工事も含めて緊急性の高いものから順次行っている状況であります。


 内容を審査した結果、本請願は趣旨採択すべきものと決しました。


 続きまして、継続審査中の平成18年度(2006)請願第8号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願についてであります。


 本請願の要旨は、昨年4月の診療報酬改定により、リハビリテーション医療について、90日から180日の日数制限が設けられたことにより、全国保険医団体連合会の調査では、脳血管疾患等リハビリテーションだけでも全国で4万人、島根県でも300人の患者がリハビリを打ち切られたと推定されていました。


 本請願は、リハビリテーション医療の継続により、身体機能の維持や回復が見込まれる場合であっても、厚生労働省が定める除外規定以外の疾患では、日数で打ち切られてしまうため、リハビリ医療は身体の維持、寝たきり防止のために必要であり、国民の生命と健康、患者の人間としての尊厳を守るために、リハビリテーション医療の日数制限の撤廃を求める意見書を、国に提出するよう求めるものであります。


 本件につきましては、ご承知のとおり4月に国においてリハビリテーション点数の改定が行われたところでありますが、請願者の求めている、日数制限の撤廃には至っていない状況であります。


 内容審査の結果、本請願は採択すべきものと決しました。


 なお、一部の委員からは、趣旨採択すべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 以上で文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件の審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 原議員。


○26番(原 隆利君) 今、西尾委員長から報告を受けましたが、文教


 厚生委員会は20日と25日の2日にわたって委員会が開催されております。審議内容からして、どうして2日にわたったのか、特になぜ25日の再審議の日が必要であったかという点について、改めてご説明をお願いしたいと思います。


○議 長(今岡一朗君) 西尾議員。


○16番(西尾 敬君) 原議員さんの質問に答えたいと思います。


 先ほど申し上げましたとおり、20日に常任委員会を開催いたしまして審議


 をしたところでございますけれども、委員の一部から執行部の説明が若干不足していると、もうちょっと詳しい説明を聞かなくてはいけないという提案がございまして、副委員長、事務局、それぞれ相談をいたしまして、再度委員会を開きました。


 当初、その委員さんには、個人的に説明を聞けばいいんじゃないですかということも言いましたけれども、やっぱり全員で同じ内容の詳しい説明を聞いた上で、再審査をすべきだということでございまして、委員会に諮りました結果、そのようにすべきだということになりましたので、再度委員会を開いたという経過でございます。


 以上でございます。


○議 長(今岡一朗君) 原議員。


○26番(原 隆利君) 慎重審議には、異論はございませんですので、結構なことだったと思いますけれども、ただ、今ありましたように、執行部側の説明が不充分だということがございました。


 今後、こういうことがないようにお願いをして、私の質疑を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ないようでありますので、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、坂根守環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(坂根 守君) 登壇 環境経済常任委員会の報告をいたします。


 本定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成19年度(2007)一般会計第2回補正予算など、議案3件、請願2件でありました。


 去る6月21日に委員会を開催し、西尾市長以下執行部の出席のもと、慎重に審査いたしました。ここにその経過並びに結果を報告いたします。


 はじめに、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表、歳入歳出予算補正のうち衛生費では、地球温暖化問題やエネルギー問題に対する理解を深め、省エネへの取り組みを推進することを目的とした出雲市地域省エネルギービジョン策定経費840万円。商工費では平成18年(2006)7月豪雨災害により被災した「わかあゆの里」に残るバンガローなど災害復旧工事の支障となる物件の撤去費として2,070万円などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、議第5号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 議第9号、出雲市伊秩やすらぎの森設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例は、佐田町一窪田の出雲市伊秩やすらぎの森の隣接地の寄附を受けたことから、この土地を施設用地の一部として一括管理することに伴い、所要の条例を改正するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第18号、新規就農者経営安定資金の返還免除についてであります。


 これは、貸し付けを受けていた新規就農者の資金の債務を免除することについて、議会の議決が求められているものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、当委員会に付託を受けました請願2件の審査結果について、ご報告させていただきます。


 まず、請願第3号、WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する請願についてであります。


 本請願の要旨は、現在、政府が行っているWTO及び日豪EPA/FTA交渉について、その結果については、日本の農業に多大な影響を及ぼすことが懸念されていることから、これらの交渉に当たっては、国内の食糧自給や農林水産業に影響を及ぼさないことを基本とした、確固たる態度で対応することを求める内容の意見書の提出を求めるものであります。


 日豪EPAにおいては、小麦や砂糖などの重要品目の関税が撤廃された場合、日本の農林水産業だけでなく、関連産業にも大きなダメージを与えるおそれがあるとされております。


 審査の結果、本請願は全会一致で採決すべきものと決定いたしました。


 続いて、請願第5号、畜産飼料価格高騰に関する請願についてであります。


 本請願の要旨は、エネルギー需要の先行き不安や原油価格の高騰などを背景に、近年、燃料用穀物の需要が増加したため、飼料価格が高騰し、家畜飼料を輸入に頼る国内の畜産農家の経営が圧迫されていることから、配合飼料価格補填金制度の抜本的改正と国産粗飼料の普及推進対策の強化を求める内容の意見書の提出を求めるものであります。


 審査した結果、畜産飼料価格高騰に対する各種の支援によって、畜産農家の生産意欲向上と、畜産経営の維持・拡大が図られるものと判断し、本請願は全会一致で採択すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、長廻利行建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(長廻利行君) 登壇 おはようございます。


 ただいまより、建設水道常任委員会の報告をさせていただきます。


 今期定例市議会において、建設水道常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算など、議案3件、請願1件、陳情2件でありました。


 去る6月22日に委員会を開催をいたしまして、西尾市長、野津副市長ほか、関係職員の出席のもと、慎重に審査を行いましたところ、ここにその経過並びに結果を報告いたします。


 はじめに、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表、歳入歳出予算補正のうち歳出については、商工費として大社ご縁広場にある温泉の泉源を活用した温泉スタンド整備にかかる設計業務費300万円。土木費として地方道の改修事業費3億8,670万円。街路事業費2億円などが計上されております。


 一方、歳入につきましては、街路事業などに伴う国庫支出金が計上されております。


 内容審査の結果、議第5号の付託部分については、原案どおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第21号、市道路線の廃止について及び議第22号、市道路線の認定についてであります。


 これは、国道9号出雲バイパスの建設に伴い、終点の変更などのため市道の7路線を廃止し、また、8路線を認定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、今期定例市議会に提出されました請願1件、陳情2件についての審査結果をご報告をいたします。


 請願第2号は、都市計画道路大曲来原線の新崎交差点、大津里道踏切間の道路拡幅並びに大津里道踏切の改修工事に関する請願についてであります。


 請願の主旨は、大津里道踏切においては、事故が発生しやすい危険な状況にあり、事故防止のため道路拡幅、歩道の整備、踏切の改修を求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び市の執行部から説明を受け、慎重に審査をいたしました。


 大津里道踏切については、JR山陰本線と一畑電車北松江線の連続立体交差事業第2期工事の方針が、事業主体である島根県によって示されていない現段階では、抜本的な踏切改良や道路拡幅ができない状況にあります。


 しかしながら、この踏切の交通量は非常に多く、朝夕の通勤、通学時を中心に、交通渋滞が発生し、また、通行上大変危険な状況にあり、請願の主旨は充分に理解できるところであります。


 本委員会といたしましては、抜本的解決策である連続立体交差事業第2期工事の推進に向けて、事業主体である島根県に対しての、市による更に強力な働きかけを求めるとともに、当面においては、でき得る限りの安全対策を実施すべきものであると考えるものであり、本請願は採択すべきものと決定をいたしました。


 次に、陳情第2号、市道高松95号線の改良整備についての陳情であります。


 この陳情の主旨は、市道高松95号線は、国道9号出雲バイパスと国道431号を結ぶ主要な東西幹線として期待されるとともに、地域振興にも寄与する点から、早急かつ抜本的な改良整備を求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び市の執行部からの説明も受け、慎重に審査をした結果、本陳情は採択すべきものと決定をいたしました。


 次に、陳情第3号、市道川跡226号線(通学路)の拡幅についての陳情であります。


 陳情の主旨は、北陽小学校の近辺において、急速に住宅の宅地化が進み、また、川跡幼稚園の移転新築により、車両の通行量がますます増えると予想され、児童の通学に危険を伴う状況にあることから、市道川跡226号線について、市道今市川跡日下線から北陽小学校校庭入口までの区間の道路拡幅改良整備を求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び市の執行部からの説明を受け、慎重に審査をいたしました結果、本陳情は採択すべきものと決定をいたしました。


 以上、建設水道常任委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、直良昌幸庁舎建設特別委員長。


○庁舎建設特別委員長(直良昌幸君) 登壇 今期定例市議会におきまして、庁舎建設特別委員会に審査の付託を受けましたのは、単行議決案件1件でありました。


 去る6月25日に特別委員会を開催し、西尾市長、野津副市長をはじめ、執行部職員の出席を得まして、詳細説明を受けながら慎重に審査をいたしましたので、その結果につきましてご報告を申し上げます。


 議第23号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、庁舎建設用地造成工事として、実施する既設杭の撤去、この工事にかかる工事請負契約について、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。


 説明によりますと、新庁舎建設工事に支障となる既存の杭のうち791本について、上部4メートルをはつり、撤去し、70本を破砕撤去すること及び新庁舎の地下室部分の遮水静止工事に伴う土砂約2万2,000立米の掘削を行うこととなっております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 なお、一部の委員から否決すべきとの意見があったことを付言をいたします。


 以上、庁舎建設特別委員会の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、板倉明弘総合医療センター対策特別委員長。


○総合医療センター対策特別委員長(板倉明弘君) 登壇 総合医療センター対策特別委員会の報告を行います。


 今期定例市議会において総合医療センター対策特別委員会に審議の付託を受けました案件は、陳情2件であります。


 去る6月26日に長岡副市長をはじめ、執行部関係職員の出席を得まして、総合医療センターの整備計画等について詳細な説明を受け、慎重に審査を行いました。その結果を報告いたします。


 まず、平成18年度(2006)陳情第33号、総合医療センターの整備計画の早期実現を求める陳情であります。


 本陳情は、本年3月定例議会において、継続審査となっていたものであり、その主旨は、高齢化が進む平田地域にとって、長年の歴史を持つ地域の安全・安心のシンボルであり、地域の医療に不可欠の存在である総合医療センターの整備計画を早期に実現するよう求めるものであります。


 本陳情は、提出後に多数の地域住民による署名活動も実施され、総合医療センターが果たすべき役割に対する住民の期待は非常に大きく、総合医療センターの早期整備の必要性について、その主旨は充分理解できることから、慎重審議の結果、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは、趣旨採択とすべきとの意見があったことを申し添えます。


 次に、陳情第1号、地域医療体制の充実強化に資する出雲市立総合医療センター整備計画の早期実現を求める陳情であります。


 本陳情は、平成18年度(2006)陳情第33号とほぼ同じ内容であり、慎重審議の結果、採択すべきものと決定いたしました。


 なお、一部委員からは、趣旨採択すべきとの意見があったことを申し添えます。


 また、本委員会は、本年5月の市議会臨時議会において、総合医療センターの整備等の調査を目的として設置され、今期定例市議会会期中に2回の特別委員会を開催しましたが、閉会中も引き続き総合医療センターの整備計画について、運営形態など多様な視点から集中審議を行う予定であります。


 以上、総合医療センター対策特別委員会に付託を受けました案件についての審査結果の報告を終わります。


○議 長(今岡一朗君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより、一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 26番、原隆利議員。


○26番(原 隆利君) 登壇 26番、原隆利でございます。


 先ほど、西尾文教厚生委員長に質問をいたしまして、質疑を出しましたところ、文教厚生委員会の中で執行部の説明が不充分で、従って委員会が2日にわたって審査が行われたようでありました。


 このことにつきましても、当然のことでございますが、17号の工事請負契約の締結についてのことであったようでございます。


 この問題につきまして、一見何の問題があるだろうかというふうな疑念をお感じの議員さん方もおありでございましょうが、私は、少しこの問題につきまして、皆さん方にぜひお考えをいただきたいということから、討論に立った次第でございます。


 この議案は、岐久小学校の屋内運動場及びプール改築工事の契約金額を1,150万円増額変更しようとするものであります。


 この増額に至った追加工事内容を確認をいたしましたところ、3つの問題点が浮かび上がりました。これは先ほど、説明があったとおりでございますが、一つは、地盤が粘土質であり軟弱であったために、表土約30センチメートルを地盤改良をするという問題。もう一つは、盛り土の関係で擁壁をかさ上げする予定であったが、強度に不安があり、改めて擁壁をつくり直すことになった。最後の3つ目ですが、これがもっとも重要かつ金額的に大きなものでございますが、既設校舎に防火シャッターを設置する。この3点でございます。


 このために、設計変更が生じまして、1,150万円の増額変更になったということでございました。


 私自身、県の営繕課に8年間勤務した経験がございます。工事請負契約の変更契約も何度か経験をいたしました。


 しかし、今回のこの変更内容は、例えば、地下から涌水が以上に多量にわきあがったとか、思わぬ豪雨で地形の変形があったとか、天変地異による予見不可能な事態が発生した場合以外は、よほどのことがない限り変更理由としては認めなかった、このような県の営繕課の方針がございました。


 しかし、この基準に照らし合わせてみますと、今回のこの変更契約内容については全く該当しない事項であります。


 もっとも、かつての県の方針がすべて今現在通用するとは思いませんが、あまりにも安易な契約変更は多くの弊害を生じるおそれがあるから、あえて苦言を呈する次第であります。


 それには、まず、設計業者、大田市にある三谷設計でございますが、今回の工事は。そしてまた、工事発注者、今回は出雲市です。そして、請け負った側、今岡工業・朝山技建、特定建設工事共同企業体の3者のそれぞれに私は、責任があると思います。


 もっとも大きな過失責任を自覚していただきたいのは、設計した三谷設計であります。特に、既存校舎も今回の屋体も、すべて包括設計した設計事務所が、防火のための竪穴区画を見落とし、防火シャッターを設計に入れていなかったことは、重大な過失であり、この責任問題を明らかにしなければなりません。防火のための竪穴区画は、姉歯建築事務所で問題になった構造計算と同様に、こと人命にかかわる防災のための重要な建築要件の一つであります。いわば、建設設計のいろはとも言える基本条件であります。これを見落とすことなど設計事務所としては、本来あってはならないことであります。


 次に問題とすべきは、このような図面が提出されても、建築確認の段階で建築主事がチェックして、そのミスを本来発見しなければなりません。その意味において、設計事務所の図面をうのみにした出雲市の建築主事にもことの重要性を充分に認識していただかねばなりません。


 併せて、出雲市は充分な現地調査を行っていないことが挙げられます。現場が軟弱な粘土質の地盤であることは、見れば分かることであります。その現場に雨が降り、建設重機が侵入すれば当然泥沼化することは予見できることであります。


 また、学校用地でありますから、今後、重車両が頻繁に出入りする可能性は非常に低いわけであります。


 従って、地耐力は、一般道路並みの必要は、ありませんし、今回充分な養生をして着工すれば、泥沼化する事態は避けられたはずであります。地盤改良までせずに学校駐車場は完成したでありましょう。


 擁壁の問題も、単にかさ上げすればよいと判断した市側の根拠はどこにあったのでしょうか。かさ上げでは強度的には不充分とした業者側に簡単に妥協したのであれば、これは明らかに市の設計ミスであり、そのことをまず、明確にして、再びこのようなことが発生しないように対策を講じるべきです。


 次に、請負業者側の問題です。請負業者は請け負った金額で図面どおりに完成さえすればよいというものではありません。少なくとも、公共建築物を建設するに当たっては、市民の財産をたてるのだという自覚のもとに、その責任の重さと公共性をまず認識していただきたいものであります。


 指名を得ると図面が渡され積算に入ります。当然、プロの専門家として図面をチェックして、不ぐあいな点があれば事前質問書で提出しなければならないことになっております。もちろん、現場に赴いて説明を受けて、図面との整合性をただしていくことは当たり前の作業であります。その事前チャックが甘かったことについて、請負業者の瑕疵もないとはいえません。


 今回の工事に該当しないとは思いますが、後からいろいろと図面に難癖をつけて追加工事で見てもらおうというような、姑息な手段は厳に慎むべきであります。


 ましてや、事前に図面の不備がわかっておりながら黙っていて、落札してから追加工事で埋め合わせてもらおうといった悪質な行為はないことを信じております。


 少し長くなり恐縮ですが、今回の件に限らず、毎議会のように契約変更の議案が提案される出雲市の現在の工事発注の姿は、決して正常とは言えません。安易に変更契約を認めると、入札制度自体が形骸化し、職員の緊張感も失われ、完成した建築物の信頼性すら損なわれてしまいます。結果として税金の無駄遣いにつながります。


 このような視点から、強く今回の件について警鐘を鳴らして、私の討論を終わります。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


 1番、大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。


 議案3件について討論を行います。


 まず、議第19号、新たに生じた土地の確認について及び議第20号、町及び字の区域の変更についてであります。


 これら2つの議案は、県が実施している河下港整備事業により公有水面の埋立が行われ、新たに土地が生じたことに伴うものであります。島根県が主体的に進める河下港整備事業は、1997年から10年計画で進められ、総事業費は約45億円。5,000トンバースの港をつくり、県のパンフレットによれば、地域の振興と活性化に資するとしていますが、この事業の効果には疑念を抱かざるを得ません。


 平成18年(2006)11月27日付で、島根県公共事業再評価委員会より出された公共事業再評価についての意見具申では、事業における便益のうち98%は現在、河下港を利用しているわずか4社の石材関連会社が、石材の運搬に大型船を活用でき、物流の効率化が図れることによる輸送コスト削減である。このような限定的な個別企業のみのメリットは、どのようにして納税者である県民に対して還流されるかを説明する必要があるとの指摘がなされています。


 また、現在、河下港を利用している企業は、十数社にとどまるなど、河下港の整備によってもたらされるメリットは限定的なものであります。


 更に、隣接する臨海工業団地への企業進出は、分譲率25%と厳しい状況であり、将来の見通しもありません。


 よって、河下港整備に伴うこれらの議案には賛同できません。


 次に、議第23号、工事請負契約の締結についてであります。


 市役所新庁舎の整備については、これまでも述べてきたとおり、現在の本庁舎の老朽化が進んでいることや、庁舎の賃貸料、利便性などの問題を考慮したとき、建て替えを計画すること自体に異を唱えるものではありません。庁舎の建て替えは今後のまちづくりを考える上でも重要な事業であり、既存施設や支所の活用も視野に入れ、住民参加のもとでの充分な協議と意見集約が必要であります。


 新庁舎の建設計画は、平成20年(2008)12月を完成目標とされており、拙速であります。よって本議案には賛成できません。


 以上です。


○議 長(今岡一朗君) 他に討論はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決いたします。


 はじめに、承第6号、専決処分の承認について採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、承認であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって承第6号については、原案のとおり承認されました。


 次に、議第5号、平成19年度(2007)出雲市一般会計第2回補正予算について採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第5号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第6号、出雲市監査委員条例の一部を改正する条例から、議第16号、工事請負契約の締結についてまで及び議第18号、新規就農者経営安定資金の返還免除についてを一括採決いたします。


 各案に対する総務文教厚生及び環境経済の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 各委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第6号から議第16号まで及び議第18号は、それぞれ原案のとおり可決されました。


 次に、議第17号、工事請負変更契約の締結についてを採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第17号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第19号、新たに生じた土地の確認について及び議第20号、町及び字の区域の変更についてを一括採決いたします。


 各案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第19号及び議第20号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第21号、市道路線の廃止について及び議第22号、市道路線の認定についてを一括採決いたします。


 各案に対する建設水道常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって議第21号及び議第22号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第23号、工事請負契約の締結についてを採決いたします。


 本案に対する庁舎建設特別委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(今岡一朗君) 起立多数であります。


 よって議第23号は、原案のとおり可決されました。


 続いて、今期定例会において、受理及び継続して審査いたしております請願・陳情を採決いたします。


 はじめに、平成18年度(2006)請願第8号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、採択であります。


 本請願は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって平成18年度(2006)請願第8号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、平成18年度(2006)陳情第33号、総合医療センターの整備計画の早期実現を求める陳情に対する総合医療センター対策特別委員長の報告は、採択であります。


 本陳情は、特別委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって平成18年度(2006)陳情第33号は、特別委員長報告のとおり、採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第1号、稗原コミュニティスクールプール改修整備についての請願に対する文教厚生常任委員長の報告は、趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第1号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第2号、都市計画道路大曲来原線の新崎交差点から大津里道踏切間の道路拡幅並びに大津里道踏切の改修工事に関する請願に対する建設水道常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第2号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定しました。


 次に、請願第3号、WTO及び日豪EPA/FTA交渉に関する請願に対する環境経済常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第3号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第4号、保険業法の制度と運用を見直し、自主的な共済の保険業法適用除外を求める請願に対する総務常任委員長の報告は、継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第4号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、請願第5号、畜産飼料価格高騰に関する請願に対する環境経済常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって請願第5号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第1号、地域医療体制の充実強化に資する出雲市立総合医療センター整備計画の早期実現を求める陳情に対する総合医療センター対策特別委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第1号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定しました。


 次に、陳情第2号、市道高松95号線の改良整備についての陳情に対する建設水道常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第2号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第3号、市道川跡226号線(通学路)の拡幅についての陳情に対する建設水道常任委員長の報告は、採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって陳情第3号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 以上で請願・陳情の採決は終了いたしました。


 なお、採択されました請願・陳情は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果について報告を求めることといたします。


 また、継続審査と決定いたしました請願・陳情につきましては、引き続き閉会中に審査願うことといたします。


 ここでしばらく休憩いたします。


 直ちに全員協議会を開催いたしますので、委員会室にご参集ください。


             午前11時11分 休憩


             午前11時18分 再開


○議 長(今岡一朗君) 引き続き会議を開きます。


 日程第5、同第5号、出雲市監査委員の選任についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 同第5号については、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) ご異議なしと認めます。


 よって同第5号は、提案理由の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、採決を行うことに決定しました。


 これより採決いたします。


 同第5号、出雲市監査委員の選任については、お手元の議案のとおりこれに同意することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって同第5号、出雲市監査委員の選任については、出雲市荒茅町2685番地2、吾郷紘一氏の選任に同意することに決定しました。


 日程第6、意見書第1号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書から、意見書第3号、畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書までを一括議題といたします。


 はじめに、意見書第1号について、提案者の説明を求めます。


 16番、西尾敬議員。


○16番(西尾 敬君) 登壇 ただいま上程されました意見書第1号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書につきまして、案文を朗読して説明にかえさせていただきたいと思います。


 リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書


 昨年4月の診療報酬改定で、リハビリテーション医療(以下リハビリ医療という)について、90日から180日の日数制限が設けられました。


 全国の開業医団体の調査、昨年9月から11月によれば、これにより脳血管疾患等リハビリ(上限180日)だけでも、全国で1万7千人(推計4万人)の患者さんがリハビリを打ち切られ、島根県でも120人(推計300人)の患者さんがリハビリを打ち切られています。


 現状では、慢性期、維持期の患者さんでも、それ以上機能が低下しないように、不自由な身体に鞭打ってリハビリに精を出している患者さんは少なくありません。


 「手指を含む上肢機能や嚥下障害などで6カ月を過ぎて回復してくるケースがある」「同じ疾患でも、状態によって改善する日数は患者ごとに違うのに、一律に日数制限するのは誤り」との意見が多数の専門医から寄せられています。


 テレビや新聞、雑誌でも紹介されたように、自ら脳梗塞の後遺症で重度の右半身麻痺、言語障害、嚥下障害となり、リハビリ医療を受けながら何とか文筆活動を続けている東京大学名誉教授・多田富雄氏は「リハビリは単なる機能回復ではない。社会復帰を含めた人間の尊厳の回復である。それを奪う改定(リハビリ利用の日数制限)は人間の尊厳を踏みにじるものである」と訴えています。


 またリハビリ医療は身体機能の維持に必要であり、寝たきりを防ぎ、医療費節減にも役立っており、リハビリ医療の日数制限(打ち切り)は医療費抑制にも逆行する策であるといえます。


 厚生労働省では、状態を維持するためのリハビリについては介護保険で対応するよう指導されていますが、介護保険は、加齢に伴う疾病による介護状態を支えるための介護サービスを提供する制度として設計されており、リハビリ医療を打ち切られた患者さんに対応するだけの設備もマンパワーも整っていません。


 したがって、介護リハビリでは、リハビリ医療で実施されるような原因や年齢を問わず、医師の監視のもとでの厳格な機能回復、維持訓練のプログラムを実施することは不可能です。


 また、仮に介護保険で対応するとしても、それは介護保険財政を圧迫することにもつながります。


 以上のことから、国民の生命と健康、患者さんの人間としての尊厳を守るために、リハビリ医療の日数制限を早急に撤廃されるよう求めます。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成19年(2007)6月28日


                              出雲市議会


 全員の皆さんのご賛同をよろしくお願いをいたします。


○議 長(今岡一朗君) 次に、意見書第2号及び意見書第3号について、提案者の説明を求めます。


 18番、坂根守議員。


○18番(坂根 守君) 登壇 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する意見書の提案説明を行います。


 ただいま上程されました意見書第2号、WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する意見書につきまして、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきたいと思います。


 WTO及び日豪EPA/FTA交渉に対する意見書


 WTO(世界貿易機関)交渉の進展が見られない中、2国間によるFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)の動きが加速している状況にあります。とりわけ今年4月からは政府は、オーストラリアとのFTA・EPA締結に向けて交渉を開始しており、交渉結果如何では日本農業に多大な影響を及ぼすことが懸念されます。


 農産物輸出大国のオーストラリアから輸入農産物は、牛肉や乳製品、小麦、砂糖など、大半が日本にとって高関税で守られた重要品目であります。農林水産省の試算によると、これらの4品目の関税が撤廃された場合、国内生産が約8,000億円減少し、関連産業を含めると被害は甚大となります。オーストラリアとの間で協定締結となれば、アメリカ・カナダにも同様に市場開放をせざるを得ないこととなり、日本農業は破滅しかねません。このためWTO・FTAなどにおける農業分野の交渉に当たって、国内の食糧自給や農林水産業に影響を及ぼさないことを基本とした確固たる態度で対応されるよう、下記のとおり要請します。


                  記


 1.WTOの農業交渉では、世界的な飢餓の拡大や地球規模での環境悪化につながることのないよう、農林水産業の多面的機能の発揮や食糧自給能力の向上を要求し、各国の多様な農林水産業が共生・共存できる貿易ルールに改めるよう毅然とした姿勢で対応すること。


 2.FTA・EPA交渉にあたっては、国内の食糧自給や農林水産業に影響を及ぼさないことを基本とした対応をすること。特に日豪EPA/FTA交渉に当たっては、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目を除外するとともに、万一これらが受け入れられない場合は、交渉を中断すること。


 3.WTO・FTA・EPA交渉についての情報公開を徹底し、各国の農業者や消費者、市民の声を反映すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。


 平成19年(2007)6月28日


                              出雲市議会


 全員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


 続きまして、2点目、畜産飼料の価格高騰に対する意見書の提案説明を行います。


 ただいま上程されました意見書第3号、畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書につきましては、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきたいと思います。


 畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書


 今、国会において畜産飼料価格が高騰しています。これは、エネルギー需要の先行き不安や、原油価格の高騰を背景に、トウモロコシ等がバイオエタノール原料として供給され、飼料作物の需給バランスが不均衡になったため起きている現象です。


 家畜飼料の大部分を輸入に頼っている国内の畜産農家は経営継続の危機に直面しており、この状態が続けば日本の畜産は壊滅し、消費者の食生活にも重大な影響を与えることとなります。


 現在、配合飼料価格安定対策事業により高騰した配合飼料価格につきましては、補填金が支払われておりますが、制度の仕組みにより当該四半期の配合飼料価格が直前1年間の配合飼料価格を超える場合、その超える額を限度に補填金が交付されているため、配合飼料価格が一定の高値のまま推移すると、補填金支払いが不可となります。


 また、飼料原料の大部分は輸入に頼っており、国外の作況、船運賃価格の変動等の国際的情勢により、飼料価格は大きな影響を受けます。


 つきましては、国産原料を利用した低価格飼料の開発、並びに国産粗飼料の確保、増産への取り組みが今後ますます重要となってきます。


 畜産物の販売価格は畜産物の需給関係により決定するため、飼料価格の高騰により上昇した生産費を、畜産物価格に転嫁することは、困難な状況です。


 よって、国におかれましては、このような状況を重く受け止められ、次の事項を実現されるよう強く要望いたします。


 1.飼料基準価格を設定し、それを上回った場合、補填金を交付する等により、配合飼料価格安定対策事業の抜本的改正を行い、畜産農家の実質負担が軽減される措置をとること。


 2.粕類等を原料とした低価格飼料の開発を行うこと。


 3.飼料用稲の品目横断的経営安定対策への組み入れ等を行い、国産粗飼料の自給率と利用を高めること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。


 平成19年(2007)6月28日


                              出雲市議会


 全員の皆様のご賛同をよろしくお願いします。


○議 長(今岡一朗君) これより一括質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第1号から意見書第3号までにつきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 異議なしと認めます。


 よって意見書第1号から意見書第3号までは、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(今岡一朗君) 討論なしと認めます。


 これより採決を行います。


 はじめに、意見書第1号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃を求める意見書について、採決をいたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって意見書第1号は、原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第2号、WTO及び日豪EPA/FTA交渉に関する意見書について採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって意見書第2号は、原案のとおり可決されました。


 次に、意見書第3号、畜産飼料の価格高騰対策に関する意見書について採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(今岡一朗君) 起立全員であります。


 よって意見書第3号は、原案のとおり可決されました。


 なお、可決されました各意見書は、関係機関等へ提出することにいたします。


 以上で議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 いよいよ平成19年度(2007)第2回出雲市議会定例会の閉会となりました。


 この議会におかれましては、一般会計第2回補正予算をはじめ、21世紀出雲を担う子どもたちによりよい教育環境の実現を目指すため設置いたします出雲市教育政策審議会条例などの条例案件、工事請負契約の締結などの単行議決案件、出雲市教育委員会委員の任命などの人事案件外多数の案件について、本当に連日熱心にご議論いただきまして、前向きのご提言、あるいはご注文をいただき、それぞれ心を受けとめて頑張らなきゃならないという決意の中で、原案どおりいずれもご可決いただき、まことにありがとうございます。


 とりわけ、私は、このたびの条例案で出しました、教育政策審議会、これを重視しておったわけでございます。安倍内閣も教育改革ということで、3つの法案が通っておるところですけれど、私は、全国市長会でもつとに指摘をしておりますけれど、真実、改革の真実は現場にあると、現場の声からするとこの改革法案はどれも的を得てないと私は思っています。


 特に、教育委員会を、場合によっては、また文部科学大臣が指導するというようなことは、これあってはなりません。教育委員会は地方分権自治の象徴なんです。戦後、動乱期において止むを得ないこともございましたけれど、今は、これは委員会は、独立して地方分権を象徴する教育分権自治の要であると言われているところでございますけれど、これについて何か問題があったら県の教育長じゃ力がないから、大臣が介入しますというやり方が、いかがなものかということをはじめ、教員の免許の任期制、10年間で更新しますというのも、テストをやれば先生の質がよくなるかと、そういうもんじゃないんですね。


 心の問題、コミットメント、英語で言っちゃいけませんね。心を打ち込んでやるかどうか、この姿勢の問題、情熱の問題なんです。情熱があるようにするにはテストじゃないんですよね。毎日毎日のコミュニティにおける地域住民の皆様方の語らいの中で、皆様に激励をいただきながら、先生が一生懸命やる体制をつくっていく、各学校でそのために理事会も発足したところでございます。


 やはり、改革のニーズをよくよく見詰めて、現在どうなっているかということを、地方が一番よく知っているわけですから、地方分権自治、教員の人事権も財源も、だから10万以上の町にはいただきたいと、我々が責任をもってやりますと、何度言っても、いやそれじゃ、政治的介入が起こると、政治的介入というのはいかがなものかと、地域によってはそういうところもあるから、市長さんはいいけれど、外はちょっと難しいというようなことも国会議員さんは聞いたんですけど、それはでも、そういう状況になったら、今の選挙制とマスメディアと、あるいはオンブズマンの皆さん等の社会的チェックの機能が発達しておりまして、決してゆがめることはできません。もうそんなことであれば、即、リコール、あるいは次の選挙は危なくなるというのは、チェックの仕組みが戦後の一時期と違って、格段に整ってきておるんです。そしてベルリンの壁崩壊以来のイデオロギー論争の停止、各市議会のご議論を聞いてみて、また、ここでも私も静かに見ておりますけれど、もはや思想論争で闘う時代じゃないんです、教育を。みんな教育状況の整備ということでご心配いただいてる中で、私は、地方の分権自治の先頭を走るものとして、教育行政をお願いしたいと言っておるところでございます。


 そういう意味で、このたびの政策審議会、教育委員の皆様は、もちろん入っていただき、教育委員会は学校教育中心にやっていただいてますけれど、学校教育の現場だけの問題では現在の教育の問題は語れないと、やはり、福祉の問題や、お父さんお母さんの経済の状況の問題から、コミュニティにおける地域のつき合いの問題、こういうものを含めて総合的に教育というものをどう考えるかというときになっておりまして、教育委員の皆様方が5人を中心にご議論いただく中で、そういう意見も参考にしながらご審議いただくという場での、この教育政策審議会、これは非常に画期的な動きになったと思っております。これを全員一致で今議会お認めいただいたことに対しまして、改めて深く敬意と感謝の言葉を述べる次第でございます。


 さて、国の経済財政諮問会議は、去る6月19日に本年度の経済財政改革の基本方針、いわゆる骨太の方針2007を決定したところでございます。


 地方分権の改革につきましては、先ごろの三位一体改革、財源はあなたにあげますと、そのかわり補助金は減らしますという中で、ふたを開けて見たところ、財源は税目は来たけれど財源はなかなか税源がないという、この地方にとっては、なかなか厳しい改革の第一歩でございます。総務省において、交付税の問題、大変ご尽力をいただき、これも何とか今日の姿でぎりぎりのとこを保っておりますけれど、来年度以降は、交付税も抑制ぎみの中で、競争原理を働かせるということで、競争条理に乗るような地域は特別の加配もするというような、何か地方の財源であったけれど、競争的ファンドみたいな形で、申請主義、実力評価主義に変わってくるというのも、我々は向っていかんとするところもございますけれど、全国のあまたの中小の町から見られますと、これも大変不安な要因ではなかろうかと思っておるところでございます。


 我々といたしましては、財源の充実は交付税の改革を一つ取ってみても、やはり分権自治の方向に、今いってるのかどうか、よくよくこれを検証しなきゃならないときでございまして、何とか20年度(2008)予算についても、特別交付税を含めて、交付税の更なる改革、そして合併10年間は、何とか特別に面倒を見ます。10年以降は云々という話は、合併推進の最初の段階での仕組みとしていいわけでございますけれど、今日の各市町の財政状況を見るに、この考え方も改めてもらわなければいけないと、これがこれからの政治の戦いになろうかと思っているところでございます。


 いずれにいたしましても、本市においては、我が市の真の意味での地方分権自治確立のため、経済や産業、観光、教育、福祉など、あらゆる分野において政策の質の向上、機能の強化、行財政改革の一層の推進の中で、必ずメリハリのきいた市政運営を実現することによって、市民の皆様に明日は明るい、今は苦しいけれど、明日は明るくなるという展望の中で、ともどもに頑張っていきたいものだと思っているところでございます。


 他方、私の市政の基本姿勢でございます対話と交流の実践といたしまして、毎年度、各市、全市の各地域で開催しておりました市民フォーラム、今年も7月12日の大社地区遥堪を皮切りに、37の地区を会場に開催するわけでございます。地区住民の皆様のご参加の中で、議員の皆様方の積極的な、またご参加、あるいはご貢献をよろしくお願い申し上げる次第でございます。


 加えて今年は、医療問題とか教育問題、あるいは観光戦略とか、健康増進、なかんずく産業振興の問題、全市にわたって共通のテーマが明確になってきておるところでございます。


 以上、述べたような5つのテーマについて、全市民総がかりでの討論集会の場も設定したいと考えておるところでございます。


 これから、うっとうしい梅雨の時期に入ります。7月が問題なんです。6月が昔から梅雨のシーズンと言ってますけど、出雲地域の過去の豪雨災害の事例を見ますに、7月中旬、これは要注意でございます。昨年の本当の大水害、大変な惨事、これを教訓に生かしながら、本年は更に万全の態勢をとって準備に日夜心を砕いておるところでございますけれど、防災はもとより地域住民の皆様上げての体制整備が必要でございます。


 本市といたしましては、もしもの災害発生時における情報伝達、避難誘導に遺漏なきよう、全力を挙げてまいりたいという決意でございます。


 この梅雨の時期が明けるならば、8月はいよいよお祭のシーズンでございます。第2回となります新市統一のシンボルとなっております出雲神話祭、これを今年も浜山公園を主会場に開催するわけでございますけれど、このような実績の中で、新市全体の祭りのムードが上がるという見通しのもとで、先々、更に来年度以降、この祭りを全市的に一体的に盛大に催すべく、更に先を見ながら準備にいそしんでいるところでございます。


 いよいよ出雲市も3年目となりますと新市とは言わないと、3年目が一番重要だという思い、合併後5年間が勝負と言いますけれど、3年目がうまくいけば軌道に乗るという思いで、今年いっぱい、今年も既に稼働期に入っておりますけれど、議員の皆様方、市民の皆様方、どうかともどもに元気いっぱい前進していきましょう。よろしくお願いいたします。


○議 長(今岡一朗君) これをもって平成19年度(2007)第2回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 なお、この後、1時から全員協議会を開会いたしますので、委員会室にご参集ください。


 お疲れさまでした。


             午前11時45分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会議長    今 岡 一 朗





          出雲市議会議員    西 尾   敬





          出雲市議会議員    板 倉 明 弘