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島根県 出雲市

平成18年度第4回定例会(第6号 3月 6日)




平成18年度第4回定例会(第6号 3月 6日)





 
     平成18年度(2006)第4回出雲市議会(定例会)会議録





    開 会 平成19年(2007) 2月20日午前10時00分


    閉 会 平成19年(2007) 3月19日午後 2時52分





〇議事日程第6号


      平成19年(2007) 3月6日 午前10時00分開議


第1.市政一般に関する質問


第2.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


第3.議第182号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


   議第183号 出雲地区ふるさと市町村圏協議会規約の変更について


   議第184号 出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会規約の変更について


第4.議第101号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第102号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第103号 平成18年度(2006)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第104号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第105号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第3回補正予算


   議第106号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第5回補正予算


   議第107号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第4回補正予算


   議第108号 平成18年度(2006)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第4


          回補正予算


   議第109号 平成18年度(2006)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第110号 平成18年度(2006)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第111号 平成18年度(2006)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第112号 平成18年度(2006)出雲市サイクリング・ターミナル事業特別会


          計第1回補正予算


   議第113号 平成18年度(2006)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計第1


          回補正予算


   議第114号 平成18年度(2006)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第115号 平成18年度(2006)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第116号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第117号 平成19年度(2007)出雲市一般会計予算


   議第118号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第119号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第120号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第121号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第122号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第123号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第124号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第125号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第126号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第127号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第128号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第129号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第130号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第131号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第132号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第133号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第134号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算


   議第135号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算


   議第136号 出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例


   議第137号 出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例


   議第138号 出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第139号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第140号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第141号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第142号 出雲市印鑑条例の一部を改正する条例


   議第143号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第144号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第145号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第146号 出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例の


          一部を改正する条例


   議第147号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第148号 出雲市農林業関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第149号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第150号 出雲市都市公園条例の一部を改正する等の条例


   議第151号 出雲市普通公園条例


   議第152号 出雲市生活バス運行事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第153号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第154号 出雲市立図書館設置条例の一部を改正する条例


   議第155号 出雲市消防団条例の一部を改正する条例


   議第156号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第157号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関


          する条例


   議第158号 公の施設の設置及び管理に関する条例の整備に関する条例


   議第159号 出雲市恩給条例を廃止する条例


   議第160号 立久恵峡ユース・ホステル条例を廃止する条例


   議第161号 出雲市コミュニティ広場設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第162号 出雲市多伎コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例を廃止す


          る条例


   議第163号 出雲市佐田コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例を廃


          止する条例


   議第164号 和田毅スポーツ振興基金条例


   議第165号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について


   議第166号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第167号 土地の取得について


   議第168号 土地の処分について


   議第169号 公の施設の指定管理者の指定について(平田ニュースポーツ広場)


   議第170号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲国際交流会館宿泊研修


          棟)


   議第171号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市うさぎ森林公園)


   議第172号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(立久恵峡ユース


          ・ホステル、立久恵峡わかあゆの里)


   議第173号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(朝原コミュニテ


          ィセンター)


   議第174号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(原田コミュニテ


          ィセンター)


   議第175号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(毛津コミュニテ


          ィセンター)


   議第176号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(窪田町コミュニ


          ティセンター)


   議第177号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館外壁他改修工事)


   議第178号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館増築及び内部改修


          建築工事)


   議第179号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第180号 市道路線の廃止について


   議第181号 市道路線の認定について


第5.請願第 5号 市道船津所原線(鐘築〜山寄農免道交叉点間)の整備を求める請願


   請願第 6号 塩冶コミュニティセンターの建物増築及び駐車場を求める請願


   請願第 7号 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める請願


          (意見書提出)


   請願第 8号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願


   陳情第29号 管工事における分離発注及び地元企業への優先発注を求める陳情


   陳情第30号 出雲大社野球場の代替地の確保と整備を求める陳情


   陳情第31号 一般県道出雲平田線の早期改良整備についての陳情


   陳情第32号 子どもの医療費助成制度の拡充を求める陳情


   陳情第33号 総合医療センターの整備計画の早期実現を求める陳情





会議に付した事件


第1.市政一般に関する質問


第2.諸般の報告


   (1)専決処分の報告


第3.議第182号 出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例


   議第183号 出雲地区ふるさと市町村圏協議会規約の変更について


   議第184号 出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会規約の変更について


第4.議第101号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第102号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第103号 平成18年度(2006)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第104号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第105号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第3回補正予算


   議第106号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第5回補正予算


   議第107号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第4回補正予算


   議第108号 平成18年度(2006)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第4


          回補正予算


   議第109号 平成18年度(2006)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第110号 平成18年度(2006)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第111号 平成18年度(2006)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第112号 平成18年度(2006)出雲市サイクリング・ターミナル事業特別会


          計第1回補正予算


   議第113号 平成18年度(2006)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計第1


          回補正予算


   議第114号 平成18年度(2006)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第115号 平成18年度(2006)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第116号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第117号 平成19年度(2007)出雲市一般会計予算


   議第118号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第119号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第120号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第121号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第122号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第123号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第124号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第125号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第126号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第127号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第128号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第129号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第130号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第131号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第132号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第133号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第134号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算


   議第135号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算


   議第136号 出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例


   議第137号 出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例


   議第138号 出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第139号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第140号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第141号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第142号 出雲市印鑑条例の一部を改正する条例


   議第143号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第144号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第145号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第146号 出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例の


          一部を改正する条例


   議第147号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第148号 出雲市農林業関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第149号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第150号 出雲市都市公園条例の一部を改正する等の条例


   議第151号 出雲市普通公園条例


   議第152号 出雲市生活バス運行事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第153号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第154号 出雲市立図書館設置条例の一部を改正する条例


   議第155号 出雲市消防団条例の一部を改正する条例


   議第156号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第157号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関


          する条例


   議第158号 公の施設の設置及び管理に関する条例の整備に関する条例


   議第159号 出雲市恩給条例を廃止する条例


   議第160号 立久恵峡ユース・ホステル条例を廃止する条例


   議第161号 出雲市コミュニティ広場設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第162号 出雲市多伎コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例を廃止す


          る条例


   議第163号 出雲市佐田コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例を廃


          止する条例


   議第164号 和田毅スポーツ振興基金条例


   議第165号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について


   議第166号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第167号 土地の取得について


   議第168号 土地の処分について


   議第169号 公の施設の指定管理者の指定について(平田ニュースポーツ広場)


   議第170号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲国際交流会館宿泊研修


          棟)


   議第171号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市うさぎ森林公園)


   議第172号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(立久恵峡ユース


          ・ホステル、立久恵峡わかあゆの里)


   議第173号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(朝原コミュニテ


          ィセンター)


   議第174号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(原田コミュニテ


          ィセンター)


   議第175号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(毛津コミュニテ


          ィセンター)


   議第176号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(窪田町コミュニ


          ティセンター)


   議第177号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館外壁他改修工事)


   議第178号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館増築及び内部改修


          建築工事)


   議第179号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第180号 市道路線の廃止について


   議第181号 市道路線の認定について


第5.請願第 5号 市道船津所原線(鐘築〜山寄農免道交叉点間)の整備を求める請願


   請願第 6号 塩冶コミュニティセンターの建物増築及び駐車場を求める請願


   請願第 7号 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求める請願


          (意見書提出)


   請願第 8号 リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願


   陳情第29号 管工事における分離発注及び地元企業への優先発注を求める陳情


   陳情第30号 出雲大社野球場の代替地の確保と整備を求める陳情


   陳情第31号 一般県道出雲平田線の早期改良整備についての陳情


   陳情第32号 子どもの医療費助成制度の拡充を求める陳情


   陳情第33号 総合医療センターの整備計画の早期実現を求める陳情





                 出 席 議 員


              1番  大 国 陽 介 君


              2番  松 村 豪 人 君


              3番  遠 藤 力 一 君


              4番  山 根 貞 守 君


              5番  萬 代 輝 正 君


              7番  多々納 剛 人 君


              8番  川 上 幸 博 君


              9番  石 川 寿 樹 君


             10番  曽 田 盛 雄 君


             11番  福 代 秀 洋 君


             12番  高 野 成 俊 君


             13番  広 戸 恭 一 君


             14番  小 汀 英 久 君


             15番  直 良 昌 幸 君


             16番  西 尾   敬 君


             17番  長 岡 幸 江 君


             18番  坂 根   守 君


             19番  板 倉 明 弘 君


             20番  萬 代 弘 美 君


             21番  勝 部 順 子 君


             22番  米 山 広 志 君


             23番  牛 尾 尚 義 君


             24番  山 代 裕 始 君


             25番  宮 本   享 君


             26番  原   隆 利 君


             27番  今 岡 一 朗 君


             28番  多久和 康 司 君


             29番  荒 木   孝 君


             30番  長 廻 利 行 君


             31番  古 福 康 雅 君


             32番  珍 部 全 吾 君


             33番  杉 谷 寿 之 君





                 欠 席 議 員


              6番  板 倉 一 郎 君


             34番  寺 田 昌 弘 君





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          助   役        長 岡 秀 人 君


          助   役        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教 育 長        黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          総務部長         渡 部 英 二 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       岸   和 之 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       児 玉 進 一 君


          環境事業部長       永 岡 博 之 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       田 中 敬 耕 君


          教育次長         荒 木 光 延 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消 防 長        大 田   茂 君


          総合医療センター事務局長 布 野 勝 己 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         福 間   浩 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        吉 田 美智子


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          係   長        木 村   亨


          書   記        曽 田 浩 司





               午前10時00分 開会


○副議長(荒木 孝君) 皆さん、おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は32名であります。


 欠席及び遅刻する旨の届け出があった議員は2名であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、市政一般に関する質問を行います。


 質問は、昨日に引き続き、順次これを許可いたします。


 なお、質問は要旨を簡明に、答弁は簡潔にお願いをいたします。


 まず初めに、4番、山根貞守議員。


○4 番(山根貞守君) 登壇 おはようございます。4番、河南クラブの山根貞守でございます。私は、通告制に基づきまして、2点についてお尋ねをいたします。


 まず、第1点目の質問といたしまして、出雲市コミュニティセンター運営事業について、お尋ねをいたします。


 新出雲市では、昨年の4月からこれまで旧出雲市以外の市町が公民館活動で行っておりました事業と、旧出雲市がコミュニティセンター事業として行っておりました事業を統一いたしまして、市内36カ所の新コミュニティセンターが誕生いたしたところであります。行政主導型から地域住民の発想による自主事業に対する支援を目的に取り組みがなされ、1年が経過しようといたしております。私も地域の皆様の発想による自主的な事業展開は、大変に結構なことだと思っております。そこで次の点について、お尋ねをいたします。


 1点目といたしまして、コミュニティセンターの職員の任用期間を1年間としなくてはいけないわけをお尋ねをいたします。


 次に、2点目といたしまして、当初コミュニティセンターの職員は5名体制で対応するとありましたが、現実は4名体制で、年間70日間の臨時職員で対応されておりますが、これに対して現場での対応に問題がなかったのかどうか、お尋ねをいたします。


 次に、3点目といたしまして、時間外勤務、いわゆる残業でございますが、これを行いましても、現実的には時間外手当は支給されずに、平日に振替休日で対応されているのが実態であります。しかし、この振替休日も月を越えての対応ができず、月後半でのいろいろな時間外勤務をいたしましても、振替休日の対応もできないのが現状でございます。こうした現状を承知しておいでになるのかどうなのか。また、承知しておいでになるとすれば、今後どのような対応をされるのか、以上、3点について、お尋ねをいたします。よろしくお願いをいたします。


○副議長(荒木 孝君) 岸地域振興部長。


○地域振興部長(岸 和之君) 登壇 おはようございます。ただいまの山根議員のお尋ねの出雲市コミュニティセンター運営事業について、お答えいたします。


 まず1点目に、コミュニティセンター職員の任用期間についてでございますが、コミュニティセンターでは、地域の総合センターとして、地域に合った業務遂行と運営を確保する必要があるため、センター職員は、地元の運営委員会の推薦を受けて、コミュニティセンター運営協議会において、1年間の任期で雇用をしているものであります。任用期間は1年でございますが、センター職員として地域において大切な人材だと推薦があれば、引き続き継続して勤めていただくこととなっておりまして、この雇用形態はこのまま続けてまいりたいと考えております。


 2点目に、コミュニティセンターの職員体制につきまして、4名体制で年間70日間の臨時職員対応で問題がなかったのかというご質問について、お答えいたします。


 コミュニティセンターへの移行に当たり、センター職員は5名以内と説明してまいりましたが、河南4センターにつきましては、各地域の自治組織や交通安全対策協議会、さらには青少年ネットワークなど各種団体の事務などにつきまして、支所の支援が見込めることなどから、1名減の4名以内の体制でお願いをしてきたところでございます。


 本年度、河南4センターでは、土・日・祝日も開館対応していただいておりまして、この対応のために配置されました臨時職員と合わせまして、支所との連携をとりながら、積極的に業務遂行をしていただいたものと理解しております。


 なお、職員体制等につきましては、本年度河南4センターでは、自主運営委員会が新たにできまして、地域住民の方の期待も大変大きくなったところでございまして、アシスタントのマネジャー化や臨時職員の雇用日数の見直しなどを図ったところでございまして、今後、支所のあり方も見据えながら職員体制については検討してまいりたいと考えております。


 3点目に、時間外勤務等の対応についてでございますが、コミュニティセンターは、1カ月単位の変形労働時間を採用しておりまして、センター長は、あらかじめ前月末に、翌月の業務予定を勘案し、勤務時間や休暇を含めて職員一人一人の勤務体制を計画していただいております。


 仮に、業務の都合上、計画変更の必要が生じましたときは、本人に事前通知をいたしまして勤務体制を変更することができることとしておりまして、災害等突発的なことがない限り、時間外勤務の発生を避けることができるものと考えております。当初は、この変形労働時間制度に対しまして、センター長にも戸惑いがございましたが、いろいろな相談もありまして、現在は計画的な勤務体制がなされているものと考えております。


 なお、改めて計画的な勤務体制につきましては、事務処理研修を行うなど徹底してまいりたいというふうに考えております。


 以上、答弁といたします。


○副議長(荒木 孝君) 山根議員。


○4 番(山根貞守君) そういたしますと、再質問をさせていただきます。


 まず、第1点目のコミュニティセンターの職員の任用期間について、再度お尋ねをいたします。


 このコミュニティセンターの職員は、出雲コミュニティセンター運営協議会会長、いわゆる会長は西尾市長さんでございますが、ここからコミセン職員として1年間の辞令が交付されておるところでございます。規則ではきちっと定年制なども位置づけられておりまして、センター長が70歳まで、その他の職員にあっては65歳までということになっております。また、服務規程等につきましても、市の職員に準ずる規定として細部にわたっていろいろ位置づけがなされております。こうしたコミセン職員を1年の任用期間とされることに対しまして、私は本当に地域の町おこしをそれぞれの地域性を取り入れた自主的な取り組み指導ができるのか、大変心配をいたしておるところでございます。


 先ほど、引き続き任用するというような答弁があったわけでございますが、当の本人といたしましては、毎年それぞれの地区の運営委員会が開催されて、改めて協議されて決められるということで、次の年の採用が決定をしておるという状況ではないわけでございまして、職員の皆様に対しても私は大変申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。雇用に対しては、それぞれの企業などに対して安定的雇用をしていただくように指導やお願いをしていかなきゃいけないのが、公の出雲市の立場でございます。この出雲市自らがこのような不安定な雇用状態で仕事をしていただくということは、甚だ遺憾であると言わざるを得ません。そうした状況の中で、こうしたいわゆる職員の立場に立った物の考え方をしていただきながら、今後、さらにこういった1年間の任用期間でないような検討を行う考えがあるのかどうか、再度お尋ねをいたしたいと思います。


 そして、次に、2点目のコミュニティセンター職員の体制について、再度お尋ねをいたします。


 コミュニティセンターは、年末年始の6日間を除いてその他は土・日・祭日を含んで年中無休で実施されております。臨時職員の方には主として土・日・祭日に対応をしていただくことを想定をして70日間の臨時職員賃金が予算計上をなされておるところでございます。本年度の土・日・祭日は年末年始を除きまして115日間でありました。それが70日の臨時職員対応ということは、その不足部分は結局職員で対応をせざるを得ないというのが実態でございます。先ほど申しあげましたように、身分保障も不安定な中で、仕事に対する要求だけをするのは酷ではないかというふうに考えておるところでございます。少なくとも土・日・祭日に合わせて振替休日も対応可能な職員体制を確保してコミセン事業展開をしていただきたいというふうに思っております。


 先ほど答弁の中にございましたが、このいわゆる地域性をかんがみということがありますが、そうした1年、年中無休でやるということは、その地域の人口とか人数とか、そういったことに限らず、年中無休でやるためには最低限、どの程度のスタッフがいないとローテーションが回らないのかというようなこともよくよく考えていただいた上での人員体制をやっていただかなければ、ただ単純に人数がこれだけだから、ここは人数が多いからいうことだけでは、いわゆる年中無休のローテーションはなかなか難しいというふうに私も思っておりますし、現実にもそうではないかというふうに思っておるところでございますので、そういったところも考え合わせながら、そうした振替休日等にもきちっと対応可能な職員体制でできるような検討は行われないのかということを再度お尋ねをいたしたいと思います。


 そしてまた、3点目の時間外勤務の件につきましても、先ほどは変形勤務体系ということで、いわゆる一人一人のその方の仕事を思いながら計画を立てていくと。時によってはいわゆる変形の勤務体制もやむを得ないということで対応がきちっとできるというような答弁であったのではないかというふうに思っておりますが、必ずしもそういうことにはなっていないわけでございまして、コミセンの事業はご存じのとおり土・日とか祭日、はたまた夜のいろいろな事業展開も多くあるわけでございまして、そういうふうな単純な考えだけではなかなかこういったコミセン事業の展開というのはうまくいかないのが現実であります。そういった現実をきちっとそれぞれ詳細にわたって把握をしていただいて、その上でこれだったらできるというような状況をぜひお願いをしたいのと、そしてまた、やはり昔のいわゆる役場時代にも、本庁職員と教育委員会の職員、お互いに協力し合うのは当たり前のことでありますが、なかなか言うは易く実際はなかなか難しいと。はたまたこのような全く別の団体のコミュニティセンターということになりますと、そうした支所の職員との連携プレーというのは、今まで以上に難しいものがあるというふうに思っておりまして、そういった頭の中で描いたようなことだけではうまくいってないというのが私が見させていただいた実感でございます。そういったところもこれから十分に見届けていただきながら、この点についてはご検討いただきたいと思いますが、まずは、この1点目と2点目についての再質問について、よろしくお願いいたします。


○副議長(荒木 孝君) 岸地域振興部長。


○地域振興部長(岸 和之君) 先ほどの山根議員の再質問についてお答えをさせていただきます。


 まず、2点の再質問でございますが、両方について言えますのは、実はこのコミュニティセンター事業につきまして、1年に2回、各コミュニティセンターの運営委員長さんに全員お集まりいただきまして、事業がスムーズに進められているかどうかというご意見をいただいて、検証をしていくこととしております。先ほど申しあげましたように、この中で先般、昨年の9月の運営委員会を踏まえまして、アシスタントの一部マネジャー化とか、それから臨時職員の勤務日数を70日としておりましたが、これを90日と見直すという方針変更をさせていただいたところでございます。これにつきまして、この90日という点でございますけれども、先ほどおっしゃいましたように、年間115日くらいの休日がございますと、そのうち行事が予定されていまして、職員が勤務に就かなければならない日数がかなりあろうと思います。そうした中で、現在70日を90日に増加することで、一定のカバーはできるのではないかというふうに考えておるところでございます。


 それから、順番が前後いたしましたが、職員の雇用期間1年間について再検討を行う考えがあるかということにつきましてでございますが、このまま1年間で継続をしたいと現在のところ考えております。ただ、これにつきましても、実は今月の下旬にも運営委員長会を開催する予定でございまして、いろいろと運営委員長さんからご意見を聞きながら進めてまいりたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○副議長(荒木 孝君) 山根議員。


○4 番(山根貞守君) それでは、再度お尋ねをいたしますが、70日を90日にされたという話も伺っておるところでございますが、先ほど115日の休みの中には、その事業があって職員も出ると。事業があるから職員が出るんであって、そういった土・日にその臨時職員の方は出なくて、職員が事業の合間にそういうふうなことも全部やるのかというと、なかなかその事業によってはそんなことまでやっておられないのが現状でございます。だから、そういう単純な計算で私はいかないというふうなことと、本当に運営委員長さんがそういった70日を90日間にすれば、十分にこの仕事ができるとか、そういう職員の勤務状況がうまくいくというふうに思っておいでになるのかどうか、私も甚だ疑問に思うところがあるわけでございまして、現場では、先ほど申しあげましたように、現実に振替休日もとれないような状況もたびたびあるわけなんですよ。さっき申しましたように月を越えての振替休日はできませんので、そうしますと、月後半のそういった事業が入ってきますと、事業によっては1人が一つの事業をやればいいわけですけど、ちょっとした事業だと、2人、3人がお互いに協力し合って、そういった事業展開をしますと、日常の業務がおろそかになるために、集中して月後半に振替休日等もできないというふうに私は聞いておるところでございますので、そういうふうなところの実態もやはりきちっと考えていただかないと、やっぱりおかしいのではないかなというふうに思っておるところでございます。


 それと、本当に1年間の任用期間でこれだけのコミセン事業を展開していくということを、それぞれのコミセンの運営委員長さんですか、1年間で十分ですわと、毎年私たちがその人選をして、いけんだったらやめさせて、次の者をと、そんなことを僕は言われるとは思いませんが、それは何かそういうふうな地域の運営委員会に人選を任せておるから、そこの中で決めてくださいという僕は一種の責任逃れのような感じがしてならないわけでございますが、そういったところについて、再度本当にそういった地域の運営委員会の委員長さん、委員さん方が1年間でいいですよ、これだけの大した仕事じゃないけん、1年間ほどでこの人はやってくれますわねというようなことにはならないと思う。ほとんどがコミセンの事業というのは、毎年行われておるという事業が主でありまして、新しい事業というのをいろいろ皆さん一生懸命アイデアを出して、開発して一つ一つの積み上げでその地域の独自性を取り入れた事業が少しずつ増えてきておるのが現実の問題でございます。そういった段階の中で、そういうふうなことを望んでおられる、そういう運営委員長の方が全員そういう気持ちなのかどうか、再度その点をお願いをしたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 岸地域振興部長。


○地域振興部長(岸 和之君) まず、1カ月間の単位の変形労働時間制について、振り替えがなかなか難しいということについてでございますけれども、センター長の方へは、あらかじめ計画性を持って業務予定表を前月末に出していただくようにお願いしておりまして、その中で例えば月末に事業が集中いたしますと、前半の方で振替休日をとっていただくようにお願いをしております。これは市の職員の場合も同じでございまして、例えば土・日に勤務をするというのは、平日に振り替えて休むような形にしているところでございます。同様の形で進めていただくようにセンター長さんの方へお願いはしておりますが、改めてこれは周知をするなり、徹底していきたいというふうに考えております。


 それから、1年の雇用期間についてでございますけれども、基本的には継続してと言いますか、実質的には更新をしてということだと思いますけれども、来年度に引き続いて雇用をさせていただく方がもうほとんどでございます。ご本人の意思で辞職なさる場合を除きましては、まずほとんど継続されているというのが実態でございます。そのような中で、やはり地域に合った業務遂行、それから運営を確保するために、今後とも今の運用を図る中で継続、更新という形をとらせていただいているところでございますので、ご理解をいただきたいと思いますし、また、運営委員長会でもいろいろと意見交換をして検討していきたいというふうに考えております。


○副議長(荒木 孝君) 山根議員。


○4 番(山根貞守君) それでは、この件につきましては、ぜひとも現場の実態をよく把握しながら、そういったことがないように努めていただきますようにお願いを申しあげまして、この質問は終わります。


 次の質問に移らせていただきます。


 次は、防災対策について、お尋ねをいたします。


 だれもが安全で安心をして住むことができるまちづくりを望んでいますことは言うまでもございません。昨年の7月豪雨災害におきまして、甚大な被災、または被害をもたらしたことは皆様方も記憶に新しいことと思います。出雲市では、早速出雲市災害時要支援ネットワーク事業を立ち上げられまして、新年度から実施に向けて取り組みがなされようとしております。この事業の目的は、災害時に各地区において、高齢者、重度障害者の方に速やかな避難誘導をしていただくための支援ネットワーク事業と伺っております。これによりますと、地区の支援者として、町内会長や近所の人などを決めて、高齢者や重度障害者名簿を作成し、本庁総務課、福祉推進課、そしてまたそれぞれの各支所、コミュニティセンターに保管して、災害時に各地区災害対策本部で活用することとなっております。この名簿は毎年更新し、民生児童委員さんがこの名簿により近況の状況把握をしておくことになっております。刻々と変わります老人世帯、重度障害者の状況、また新たに発生する老人世帯、重度障害者などの的確な把握が果たしてできるのか、また、名簿をつくっていただく町内会長、ほとんどが順番制の1年交代の方ではないかと思います。それに近所の人が名簿をつくり、協力していただく方は数千人にのぼるのではないかというふうに思われますが、果たして同じ目線で調査をして、正確な名簿ができ、それを毎年更新ができるのかどうなのかということが心配をしておるところでございます。そこで次の点についてお尋ねをいたします。


 1点目といたしまして、以前は、災害は忘れたころにやってくるというふうに言われておりましたが、しかし、災害はいつ来てもおかしくないというのが昨今の状況でございます。平成18年(2006)3月31日付で出雲市災害ボランティアマニュアルが策定をされておりますが、昨年の7月豪雨災害時にこのマニュアルに基づきまして対応されたものと思いますが、このマニュアルどおりにいかなかった部分があったとすれば、どの部分があって、どういうふうに改正をされたのか、お伺いをいたします。


 2点目といたしまして、それぞれの地区に避難場所が指定をされておりますが、元来、この避難場所は公共建物か地区集会所が大半を占めておったものと思われます。必ずしも安全面を重視した避難場所とは思えない避難所も多く見受けられます。山すそ、河川に隣接した場所など、二次災害が起きてもおかしくない場所にある建物が避難所となっているケースも見受けられます。また、避難場所が危険な箇所を通らなければ行けないような場所にある避難所などもあります。こうした避難所の点検や変更は、いつ、だれが実施されるのか、お伺いをいたします。


 3点目といたしまして、新年度から要支援者ネットワーク事業を立ち上げられ、これの基礎資料とするために「要支援者名簿」を平成18年(2006)12月までに取りまとめ、作成するというふうに説明があったところでございますが、名簿が作成されたのであれば、独居世帯、高齢者世帯、そしてまた重度障害者の方は、それぞれ何名になったのか、お伺いをいたします。


 次に、4点目の質問でございますが、本年4月から「地区防災組織」を市内全域に立ち上げ、自治組織として自治会長を代表として災害調査員、避難誘導員、厚生員で組織され、特にこの厚生員といたしましては、応急救護班、応急食糧班、生活必需品班、防疫に関する班を自治会で編制し、万一の災害時に対応することとなっております。自治会の方は、それぞれの役割をお願いをして、組織をつくることは可能であると思っております。しかしながら、素人と申しましょうか、一般の市民の方たちで万一のときに本当にそれぞれの役割分担によりまして、うまく機能するのかどうか大変に危惧するところでございます。組織編制後には、それぞれの自治組織に対しまして、どのような指導または実地訓練をされるのか、また、消防防災業務は表裏一体の部分がございます。現在、この消防防災業務につきましては、斐川町と業務委託をして対応されておりますが、今後、斐川町との受託業務を出雲市としてはどのように考えておいでになるのか。


 以上、4点について、お尋ねをいたします。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ただいまの山根議員のご質問にお答えいたします。


 大変重要な災害、防災、消防の問題をご指摘いただいたわけでございます。


 まず、ボランティアマニュアルというものを出雲市もつくっておりまして、昨年7月の豪雨災害時におけるマニュアルがうまく稼働したかどうか、マニュアルどおりにいかなった点はどういう点だということについてのご質問があったわけでございます。


 昨年7月の豪雨災害では、局地災害とはいえ、死者3名、床上浸水135棟、床下浸水65棟の大災害となったことはご承知のとおりでございます。市では、災害対策本部を立ち上げまして、被災者の安全確保及び災害復旧に努力したところでございます。


 他方、行政が立ち入ることのできない被災民家の後片づけに等については、昨年3月に出雲市と社会福祉協議会及び出雲市総合ボランティアセンター運営委員会の3者で作成いたしました「災害ボランティアマニュアル」に基づいて早速「災害ボランティアセンター」を立ち上げまして、ボランティアを市内外にわたって募りまして、対応したところでございます。


 出雲体育館内施設にございます総合ボランティアセンターに併設する形でこの災害ボランティアセンターが開設されまして、その間11日間、まさに1,400人のボランティアを要望のあった家庭や被災地の方に尽力していただくべく派遣し、ご協力いただいたところでございます。初めての災害ボランティアセンター開設でございまして、すべてマニュアルどおりにいくというわけにはいかなった面もございますけれど、概ね極めていい形でこのボランティアセンター、センター長さんはじめすばらしい活動をしていただきまして、立派にその機能を果たしていただいたことに対しまして、心から敬服しておるところでございます。


 ボランティアとして応援に駆けつけていただきました方々は、市内はもとより、市外、県内、さらに他県からも経験豊かな災害ボランティアの方がたくさん集まっていただきました。出雲市からかつてボランティアとして協力したまちからもたくさんおいでいただいたわけでございます。そのような中で、私はこのたびの総合ボランティアセンターがこういう形で緊急時にボランティアセンターを立ち上げられて立派にこなしたということは、特に全国からのボランティアの皆様の受け入れの円滑化等の処置、弁当の手配から居場所の管理から、あるいは派遣のための輸送機関の確保から、極めて順調にやっていただいたということでございます。このことは関西大地震等での経験則を前から私言っておりまして、ボランティアはいいけど、ボランティアのためのボランティアが必要になる。受け入れが大混乱だと。かえって足手まといになる。このことがないようにしてくれということを何度も言っておったんです。私のこの願いは見事に私は生かされたと思います。極めて順調にきちんと受け入れていただきまして、市内外から来られた方々がお困りになることがなかったように見受けました。私も二度、三度チェックに総合ボランティアセンターに出かけまして、ボランティアに来られた方々に頭を下げてお礼を言って回ってみたことも何度もありましたけれど、その皆様方の表情、私に対する言葉、すべてうまくいってるということで、自己実現というか、ボランティアのかいがあったという思いでお帰りいただいたということでございます。


 ただ、先ほど言いましたように、すべてボランティアのマニュアルどおりかという点では、こういうことがございました。ボランティアの募集を素早くやって、その的確な情報提供、もう少し素早い対応、あるいは必要なボランティアの確保等もあり得たかというような話もございましたけれど、これはこれで私はベストを尽くしていただいたということでございますけど、さらにこういう点にも頑張っていかなきゃならないということと、それぞれの被災地にボランティアのスタッフを置いておくと。スタッフが現地に張りついて頑張っていただくというような拠点づくり、こういうことも必要だなということが痛感されたようでございます。また、本部スタッフ、ボランティア本部のスタッフを十分確保することについて、もっと努力をするんだというようなことも言っておられたようでございます。


 あと、作業ニーズに応じた資材や機材の素早い手当て、確保、あそこのセンターに行かれた方はおわかりのとおり、スコップや道具がずらっときれいに並べてありまして、道具万端そろえていただいております。このことは今回初めてのことにしては大変よくできたと思っておりまして、今後ともこういう努力については、さらに注意していかなきゃいけない点ではなかろうかと思ったところでございます。


 次のご質問は、避難場所の点検や変更はいつ、だれが実施するか等々のご質問をいただいております。


 まず、避難場所の点検、あるいは避難場所の変更でございます。平成18年(2006)7月の豪雨災害の後、市では、避難所の総点検を行いまして、見直しを進めているところでございます。災害という緊急時には、できる限り身近で安全な場所に早目に避難することが重要であります。そのため、市では特に中山間地などの地域で民家や寺院などを含めた最も安全な避難場所や避難経路については、各町内単位で話し合ってもらっております。各町内でまず点検していただき、お決めいただくと。このような地域、町内でお話をいただくということが、また地域の防災力を高めることになるわけでございます。また、平野部においては、堤防越水などのリスクは地域一帯に共通することでございますので、学校など堅固な高い建物で避難していただくというようなことも考えているところでございます。


 いずれにいたしましても、避難場所もここの地区はここ1カ所だと、ここしかないということではなくて、1カ所あればもう1カ所、タナティブと言いますけど、とにかく選択の余地があって、状況に応じて対応できると。こちらは災害危ない、こちらの避難場所だけしかない、そこだけに行こうと思わないで、こっちもあるという形の選択できるような避難場所の複数化ということについてもご検討いただいておるわけでございまして、このような体制づくりについては、昨年末で大体できてきたところでございます。現在も最終調整を行っているところでございます。


 次のご質問は、要支援者、支援を要する方のネットワークをどういうふうに構築するかという事業でございます。市では、災害時に支援が必要な高齢者、障害を持っている方を地域で助け合って避難できるよう、だれが誘導するかを含めて要支援者、助けが必要な方の名簿づくりを進めてきたところでございます。その結果、昨年末までの段階でございますけれど、独居高齢者、ひとり暮らしの高齢者の方が670人、高齢者のみの世帯の方が907人、重度障害者の方が354人、合計1,931人の登録があったところでございます。議員ご指摘のとおり、これは時々刻々変わると、亡くなられた方、あるいは新たに障害を負われた方、動きが難しくなった方で、ございまして、毎年これはアップデートといいますか、情報を更新しなきゃいけない、改めて行わなきゃならないということがございますので、これは毎年やはりチェックを入れていきたいと思っているところでございます。


 次に、地区ごとの防災組織に対する指導または実地訓練についてもお答えいたします。市では、全地区に「地区災害対策本部」の立ち上げを働きかけておりまして、今年度末までにほとんどの地区で設置される予定であります。地区災害対策本部は、各地区の実情にあわせた組織としておりますので、各地区によりさまざまな組織形態になっております。


 主な活動内容は、現場での判断により住民の皆様の避難など災害の状況に応じた臨機応変の対応を行うこと、また道路冠水やがけ崩れなどの災害情報をいち早く市に提供してもらうことなどであります。救護や消毒などは基本的に市の災害対策本部が対応し、地区災害対策本部は情報提供や連絡調整等でご尽力いただくということが主な役割となっております。


 災害が発生した際に、市の災害対策本部と各地区災害対策本部が密接に連携していけるように、市では今後、各地区へ出かけ研修会や通報訓練などを行う予定で、あるいは考えでございます。いざというときの役割分担、これは私が経験則でこの間の状況で申しあげますと、やはり日ごろから医師会活動、町内会活動、土木委員さんの活動等が行き届いているところはうまくいってますね。上津地区なんかへ行きましたら、もう本当にぱっぱっぱぁーと手分けして土木委員さんが先頭に立って、各問題の方、足の悪いご家庭の方、どこにだれがいらっしゃるかわかっていて、みんなおんぶしてお運び申しあげたというようなことでございまして的確に動いておられます。そういうことは南部の乙立でも朝山でも的確に動いているわけでございまして、今後ともやはり日ごろの医師会、町内会活動というものの充実の中で災害対策本部の各地区での立ち上げ、そして役割分担がいざというときにスムーズにいけるようにご尽力もいただき、我々も精いっぱい応援していきたいというように考えているところでございます。


 最後、消防と防災業務の関係で、防災・消防、これ一体的に重要なものでありまして、いずれも市民の、住民の生命、財産を守るという極めて崇高な広域行政の責任でございます。とりわけ最前線に位置いたします市とか町の自治体の役割としては、市民の、あるいは町民の生命、財産を守るということはたいへん崇高な業務ではなかろうかと思っているところでございます。


 ご承知のとおり、斐川町との関係では、合併協議も法定合併協議会の中で最後まで、すべての事項について確認し合った中でございます。このような形で住民投票の結果、離脱ということになりましたけど、やはり本当に我々の意図が、考え方が的確に正確に伝わったかどうかということについて危惧するものであったわけでございますけれど、今日の事態においては、私は心から斐川町の住民の皆様方の生命、財産、お幸せを願うことについては、現町長に負けない情熱と愛情を持っているつもりでございます。でございまして、私は、県当局、総務部長が窓口でございますけれど、明確に申しあげておるんです。やはり、この生命、財産を守る消防業務の望ましい姿としては、やはり自らやる、組合にするか、自らやるかのどっちかでございますけど、その自治体が自らの業務としてやるというのが一番望ましいんじゃないかと、一番自然な形ではなかろうかと。そう無理されて、あくまでも私は委託でございますとか、いや受託でなければいけませんとか、そういうことではなくて、お互いに素直に考えて、住民の皆様の生命、財産を守るという崇高な業務にすべきじゃなかろうかと思うわけでございます。


 全国的にもいろんな形があるわけでございますけれど、合併協定協議までいった仲間でこういう形になっているのは残念でございまして、そういう意味では、ごみやし尿は技術的な面もございますので、これは委託、受託ということでやらせていただくという結論が合併協議の最終段階で、この合併協議会としてなされておりますが、消防はやはり自らやるべきことだというふうなことで、3年間ということであったわけでございます。しかしながら、基本的には、やはり一緒になってこの消防も本当に安全、安心の生命財産を守る崇高な業務をともどもにしていこうではございませんかということでございます。県当局にも明確にこのことを申しあげておりまして、総務庁には明確にメッセージを発しております。とにかく合併協議が整った直前まできた仲間であるから、このたび消防業務の継続ということでは、本当に合併協議の入り口に入っていただきたいと。そこで市議会の皆様方、今の出雲市の市民の皆様方のお心も休まるし、本当にありがたいなということになるわけでございますし、また、斐川の住民のことを思うことは先ほども言いましたように、だれにも負けない私といたしましては、心から温かく歓迎申しあげるという気持ちでいるところでございます。その点は決してご心配要りません。そういう意味ではお互いに素直に前途を考え、将来を考えて、粛々と前進すべきときが来ているんじゃなかろうかということを申し添えまして、私の山根議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。よろしくお願いします。


○副議長(荒木 孝君) 山根議員。


○4 番(山根貞守君) そういたしますと、再質問をさせていただきます。


 1点目の出雲市災害ボランティアマニュアルについてであります。このボランティア活動は、災害対策本部設置のように、いとまなく早急に設置が求められるものではありませんが、このたびの7月豪雨災害時におきましては、7月20日の洪水警報解除と同時に20日の午前9時にこのマニュアルに基づきまして、出雲市総合ボランティアセンター、そしてまた出雲市社会福祉協議会、出雲市災害対策本部の3者によりまして、出雲市災害ボランティアセンターが設置をされたところでございます。早速、チラシなどによりまして、被災者に対しましてはボランティアの派遣希望調査、また、ボランティア活動者の募集が敏速に行われまして、ボランティアの皆様の現地での積極的な活動により、被災者の皆様に大変に喜んでいただいたというふうに伺っておるところでございます。どうか備えあれば憂いなしということわざもございますように、このたびの災害を教訓に、さらなる充実した取り組みがしていただきますようにお願いを申しあげまして、この質問は終わります。


 次に、2点目の避難場所について、再度お尋ねをいたします。


 それぞれの地区の避難場所は、一時的な避難であろうかと思われます。数日間にわたっての避難であれば、当然学校とか体育館、コミセン、こういった施設になろうかと思います。一時的な避難であるがゆえに自主的に地区民の方が避難をされるケースが多いと思われます。そうしたときに、今の避難所でよいのか、災害にも大雨、地震、そしてまた火災、津波などいろいろな災害があります。また、避難所に危険な箇所を通らなければいけない場合、こういったときには必ずしも避難所ではなくても、その地域において安全な民家等をあらかじめお願いをして指定をするなど、いろいろな災害を想定した避難体制が必要だと思います。こうしたことこそ地区の皆さんに協力をしていただきまして、過去の災害地域の方が一番よくご存じであろうかと思います。こうしたことを参考にしながら、それぞれの災害に応じた避難場所、または避難経路、地区ごとに図面化するなどをして、常に地区において周知確認をしていただくことが大切なことではないかと、私は思って思います。そうした取り組みを今後していただけるかどうか、再度お尋ねをいたしたいと思います。


 次に、3点目の要支援者ネットワーク事業について、再度お尋ねをいたします。


 市では、要支援者ネットワーク事業を立ち上げ、出雲市での独居高齢者、高齢者のみの世帯、約6,000世帯、重度障害者約2,000人を想定をされた説明を受けたところでございます。これを調査していただく町内会長さん、これを自治会長さんと置きかえますと、出雲市には2,081の自治会がございます。それに同数の近所の人、そしてまた民生児童委員さんの方の応援をいただくことといたしますと、数千人の方の協力をいただくこととなります。正確な支援者名簿ができれば、万一のときには大変に心強い名簿となることは言うまでもありません。しかし、正確で漏れのない名簿をつくるということは、大変に難しいことではないかと心配をしているところでございます。


 未登録者への対応も大切でありますが、また、これが公が作成をいたします名簿でありますので、公平な対応が求められております。この支援者名簿は、どの程度の取りまとめができた段階で利用されるのか、再度お尋ねをいたしますが、先ほど市長さんの方からの答弁では、この人数につきましては、先ほど申しあげましたように独居、高齢者のみの世帯、合わせて独居の高齢者が670人、そしてまた高齢者の世帯が907人ということで、当初、市が想定されております6,000人とはほど遠い数字になっております。そしてまた重度障害者の方についても354人ということで、2,000人を想定されておる当初の計画とはほど遠い数字となっておるところでございますが、こうした状況の中で、本当にその全体、落ちがないような名簿がきちっとできるのかどうなのか、そういったところについて、いま一度質問をさせていただきたいと思います。


 次に、最後の4点目の地区防災組織について、再度お尋ねをいたします。こうした地区防災組織をつくり、地域から防災意識の高揚を高めていく取り組みには大変に結構な地区防災組織であると考えております。


 さきの質問の要支援者名簿も同じように、すそ野を広げた取り組みは大変に効果があると私も思っております。しかし、その後の対応が重要でありまして、また大変なことであると思っております。後のサポートがなければ、こういったものはつくったらつくったで、むしろつくったことが弊害になることもなきにしもあらずということもございます。この地区防災組織がうまく機能するかどうかは、今後の指導、また地区におけるお互いの認識、または訓練が不可欠と思いますが、そうしたことについて、先ほど市長さんの答弁の中では、こういったこともこれから取り入れて充実した取り組みをやっていくということでございましたので、どうかそういう方向で、ぜひともこういった地域の皆さん方がその気になることがこの防災に対しては一番意義深く、そしてまた有効な手段と思っております。そのためには地域の皆さんがよく承知して、そういった事柄に毎年1回でも2回でも地区の集会のときに、その地域の代表の方からの説明を受けながら、絶えず忘れないで、頭の中に入れて行動を敏速にしていただくというようなところを市の方で指導を特に強くお願いを申しあげて、この質問は終わりますが、先ほどの2番目、3番目の質問に対して再度お考えがあれば、お願いをいたしたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) まず、避難場所点検と地区でやるということだけど、本当にそれで大丈夫かということのご危惧もございましたが、町内単位で避難場所の設定をしていただくのは極めて適切なことで、我々は細かいとこまでわからないところも、やっぱり一番知っておられるのは町内、あるいは地元の皆さん方でございまして、それらを取りまとめて市としても把握しておく。町内でじゃあ適当に決めておいてください、我々はお任せしますということではなくて、それぞれの町内単位で設定された避難場所は全部把握しておくと、こちらの方で。それで絶えずそこについては注意喚起して大丈夫かと。そしていざというときはアドバイスもできるようにしておくということで、必ず地区で指定されたこの避難場所等が稼働できるように担保していきたいと、こういうことでございます。


 それから、要支援者のネットワークで、人数も、これは要するに災害のときにお手伝いしましょうかと。じゃあお願いしますと言って手を挙げられた方がこういう人数だと。高齢者で独居でも私より元気な人がいらっしゃるかわかりません。106歳でも戦うという人はいますから。タタタタタッという人もいらっしゃるし、いやあ、私はいいですと、走れまっせと、市長に負けませんよという方もいらっしゃるかわかりません。その結果、じゃあお願いいたしますと、いざというときは。という形で登録された方がこの人数だというふうにまたご理解いただくとともに、山根議員にご注意いただきましたんで、この人数が全部ではないという思いで、さらに綿密に調査して、できるだけ全部カバーできるようにしていきたいと思っております。


 また、先ほども答弁しましたように人数も変動しますからね、途中でお亡くなりになったり、あるいは新しくけがをされたり、故障が出たという方もいらっしゃるから、毎年やはりチェックしていかなきゃいけないと思っておるところでございます。


 災害対策本部、今年は9月の、あれは土・日が入りますから、3日ぐらいになると思いますけど、5地区、出雲市挙げての防災訓練を行いますけれど、その防災訓練の拠点だけではなくて、それぞれの地区でそういう節目節目にやはり対策本部の稼働性、機動力等をチェックしていただくということ、我々も絶えずこの問題については注意喚起していくということで努力させていただきたいと思ったところでございます。


 以上、答弁とさせていただきます。


○副議長(荒木 孝君) 山根議員。


○4 番(山根貞守君) それでは、この避難場所につきましては、今ご答弁をいただいたところでございますが、とかくこの全市一本で大きなもので避難経路とか避難場所がぐぢゃぐぢゃしてわかりにくいようなものが出ますが、やはりその地域地域のところのものをもちろん市とか支所の協力をいただきながら、地区の皆さん方の思いを入れた、そういうふうな避難場所、避難経路、避難のやり方等について、やっぱり考えていただいたものをつくって、それをまとめて市の方が地区ごとに管理をして、万一のときにはきちっと対応していただくというふうなところが、私はやっぱり指導型じゃなくて、こういったことは地域のやっぱり認識のもとに対応していただくことが万一のときに一番大きな効果が出るんじゃないかというふうに思っておりますので、ぜひともそういうふうなことでお願いをいたしたいと思います。


 それと、もう1点、3点目の要支援者の関係でございますが、私は当初の説明を聞いたときには、私は万一のときにはぜひ支援をお願いしたい、応援をお願いしたい、そういった方だけを取りまとめて名簿をつくるというふうには聞いておりませんでした。いわゆる独居の世帯とか、高齢者夫婦世帯、重度障害者の方々をそういうふうな、できるだけ落ちのないようにリストアップして、それで名簿をつくって、そういうふうなことを掘り起こしてつくった名簿ということで私は認識しておりましたが、私は、万一のときには助けてくださいと、手を挙げられた人は名簿をつくって、そこへ行くというふうな認識ではおりませんでしたが、そういったところについて、そこのところは一体どういうふうになっているのか。重度障害者ということになっておっても、それは障害程度は1級、2級、3級とあるわけでございますが、避難誘導を主としたやり方であれば、片方足がない人は歩けないとか、手が1本なくて、走ることはどんどん走れるけど、1級で重度だと。そこら辺もいろいろあるわけでございまして、そこら辺についてはやっぱり。(制限時間のブザー鳴る)じゃあまあ、そういうことで、ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 以上で、4番、山根貞守議員の質問は終了いたしました。


 次に、30番、長廻利行議員。


○30番(長廻利行君) 登壇 30番、大社クラブの長廻利行でございます。本定例議会に通告いたしております2点についてお伺いをいたしますので、よろしくお願いをいたします。


 まず、第1点目は、21世紀出雲神話観光大国の中核拠点である出雲阿國座についてでございます。


 この阿國座につきましては、施政方針の代表質問でも去る2月22日、2月23日の2日間にわたり、10人の代表質問のうち7人という多くの議員から質問がありました。とりわけ関心の高い重要な事業であると認識いたしておりますが、ここで大社地区の議員といたしまして、再度阿國座の再建の歴史と意義を述べてさせていただき、その早期実現に向けて改めて西尾市長、あなたのかたい決意のほどをお聞きしたいと考えております。


 さて、この阿國座については、平成となるや、出雲阿国を島根ブランドとして全国に売り出すことが提唱され、平成元年(1989)より阿國座再建を掲げ、出雲阿国の里帰り公演ということで、出雲阿国歌舞伎公演と大練りがスタートいたしました。そして、平成3年(1991)には多くの期待を胸に、かつての大社の地区に2つもあった阿國座を再建し、日本伝統芸能として日本の心を次世代に伝え、地域活性化の一助になることを目的として、出雲大社のご理解のもと、出雲阿國座振興財団が設立をされたところでございます。この設立に当たっては、西尾市長、あなたも文化庁時代に多大なご尽力をされたと常々聞いておりますが、文化庁、島根県、近隣市町村、出雲市、出雲大社など多くの方々のご協力により、財団による阿國座再建に向けた運動と阿国歌舞伎公演の運営が現在も続けられておるところでございます。


 一方、長年、歌舞伎の始祖、出雲阿国の顕彰活動を続けられている出雲阿国顕彰会も阿国祭りや、阿国を紹介する本の出版など、さまざまな活動を通して阿国を生かしたまちづくりを訴えてこられところでございます。そうした中、旧大社町時代には、財政規模などの問題もあり、その実現はできませんでした。まさにこのたびの平成の大合併に伴う合併効果により、21世紀出雲神話観光大国の創造の重点プロジェクトである大社門前町再整備の中核拠点として、西尾市長、あなたは出雲阿國座の創設を大々的に掲げられ、20年にわたる年月をかけた市民運動を熱い思いがいよいよ実現することになりました。こうして合併するや、いち早く21世紀大社門前町開発調査検討会議を立ち上げられ、阿國座も含めた大社門前町の開発について調査検討がなされ、皆様方もご承知のとおり、昨年2月にバイブルともなる報告書が提出をされました。それを受けて、出雲阿國座の整備については、昨年8月に出雲阿國座建築基本計画、基本設計策定委員会を立ち上げられ、プロポーザルで選ばれた地元設計業者の共同事業体とともに、鋭意基本計画と基本設計が現在進められているところでございます。大社門前町開発事業の中でも阿國座は先行して進められ、間もなくオープンする県立古代出雲歴史博物館とともに、世界に誇る出雲大社を中心に全国に発信できる拠点施設として、いち早く取り組まれていることに対し、改めて敬意を表する次第でございます。


 この阿國座は、地元だけでなく、内外からも大きな期待を寄せられております。今や歌舞伎を生かしたまちづくりの成功例として広く全国に知られているこんぴら歌舞伎がございます。この地からも熱いエールが送られております。日本で現存する最も古い芝居小屋、金丸座を舞台に毎年行われる松竹大歌舞伎は今年で22回目を迎え、四国の春の風物詩として定着をしております。この金丸座のある琴平町とは旧大社町時代から歌舞伎を通しての交流がございます。現在、友好都市として交流を続けておりますが、実は、私も琴平の山下町長さんとは直接お話しをしたことが何度もございます。山下町長さんのお話によりますと、歌舞伎のふるさとであり、阿国の生誕地出雲に、芝居小屋ができることは琴平町にとっても一緒に全国発信ができて、願ってもないことだとおっしゃっております。ただ、歌舞伎興行は春だけはやめてほしいと本音のところが出ました。本場の出雲が春にすれば、こちらに人が来なくなるという心配をしておられ、歌舞伎のふるさと出雲には到底かないませんと。出雲は神在月の秋に興行をしていただき、春は琴平、秋は出雲を定着させ、一緒に頑張りましょうと熱く語られたことを今でも私は強く印象に残っております。


 さて、阿國座の建設については、市民の中にいろいろ心配の声もあるように聞いております。特に、大社の住民は吉兆館の二の舞になるのではないかと心配しているようであります。このように大社の住民にとっては吉兆館のことがトラウマになっております。よく考えればわかることですが、吉兆館と阿國座とでは目的や性格も違い、もともと比較すること自体がおかしい話ではないかと私は思います。この誤解を払拭するためにも、今後市民にわかりやすく阿國座とは何なのかをこれまで以上に知らせていくことが必要であります。さらにこの阿國座を全国発信するためには、全国レベルのネットワークが非常に重要であると思いますが、何よりも地域に愛される施設、地域の人が誇りに思って自慢のできる施設でないと、外から来る人には感動を与えることはできないと思っております。そのためにも、早くから市民が阿國座の活用や運営に関して積極的に参画していくことが成功のかぎを握っているからと言っても過言ではございません。施政方針の中でも運営に関しては、平成19年度(2007)、具体的に詳細に検討していくと示されていますが、私はこのことが何よりも一番急がれることと思っております。特にこの阿國座の成功が及ぼす影響は、出雲市全体にかかわることであり、先ほど紹介いたしました出雲阿國座振興財団や出雲阿国顕彰会など、これまで活動をされてきた団体のみならず、単に大社地域の問題としてではなく、全市の問題として活動の輪を全市に広げていく必要があろうかと思います。そのためにも、市長、あなたの強いリーダーシップがかっていると思っておりますが、西尾市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 次に、第2点目は、間近にオープンを控えております県立古代出雲歴史博物館についての質問であります。


 この待望の博物館は、出雲の圏域の官民を挙げて、出雲大社の隣接地に誘致したものであり、全市民を挙げて歓迎するものであります。歴博については、日本の第一人者でもある設計者によるものであり、建物そのものも全国に誇れるものであります。一部には工場みたいという批判めいた声も聞いておりますが、島根の特色あるたたら製鉄をイメージし、背後の北山山系に溶け込むようにと考えられて設計されたものと私は聞いております。建築に関しては個人個人の感性の違いもあり、賛否両論はあっても仕方がないこととは思いますが、何よりも博物館はその中身が私は最も大事であると思います。


 昨年オープンし、私どもも視察をいたしましたが、予想を大きく上回る入館者で賑わっている太宰府天満宮に隣接した九州国立博物館と比べれば県立であり、規模こそ小さいですが、その収蔵物については、全く引けをとらない、いや、それ以上のものであると自負をいたしております。展示室の正面には平成12年(2000)に出雲大社境内より発見された鎌倉時代初期の本殿を支えた3本束ねの巨大柱を中央ロビーに配し、まずその大きさに圧倒されます。出雲大社に関する展示は、出雲大社の多大なるご協力により日本の神社を代表する出雲大社の偉大な歴史がわかりやすく紹介されております。また、全国の青銅器の出土数を大きく上回る発見のあった荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡の青銅器群には、まずその数に圧倒されます。他にも全国の風土記で唯一の完本である出雲の国風土記の紹介コーナー、また博物館ではこれまでタブー視されていた神話コーナーも大きな特色であります。特に出雲神話は日本の神話の7割以上を占めており、神話の舞台出雲になくてはならない、出雲だからこそできる展示であります。このようにどれをとっても日本の歴史の最高峰をいくものばかりであり、まさに全国に誇れる博物館と言えます。また、開館記念の特別展「祈りの心と美の形 日本の神宝ここに集う」神々の至宝展も全国有数の神社から、もう二度と外には出ることがないと言われている秘められた神々の美の史上最大規模の神宝、装束が数多く展示されると聞いております。これも出雲大社の隣接地にある博物館ということで、出雲大社のご協力がなければ成し得ないことであります。


 このように中身においては申し分のない博物館は、島根県も財政難の中、120億円ものお金をかけ、澄田県政最後の大事業として数々の批判を受けながらやっと実現を見たものであり、この博物館の動向は大きく注目されることが予想されます。出雲市においても、21世紀神話観光大国の中核拠点として、出雲阿國座とともに全国発信できるものと大いに歓迎している施設であります。そのためにも市としてこの博物館を今後どのように生かしていくかが求められていると思いますが、出雲市にも歴史施設として出雲弥生博物館の建設が進められておりますが、そのネットワークも必要であろうかと思われます。来る3月10日、11日の開館記念イベントも市を挙げて盛り上げていくように聞いておりますが、今後、出雲市としてこの博物館の活用やPR、さらには弥生博物館との役割分担とネットワークについて、どのように考えておられるか、お聞きをしたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ただいまの長廻議員のご質問にお答えいたします。


 まずもって出雲阿國座につきましては、長廻議員の終始変わらぬご情熱とこの熱情あふれるご支援、そしてこの問題についてのご見識に深く敬意を表する次第であります。


 阿國座についても、いろいろ先ほどお聞きするところから判断しても、大社町におけるこれまでの吉兆館等との関係とかいろいろあって、町民の皆様方にはいろいろご議論もあるということでございますが、しかしながら、このたびの歴史的な大転換については、大方の住民の皆様、あるいは市民の皆様も今回こそ最後のチャンスだと、しっかりやれというご激励をいただいているのが本当のところの実情ではなかろうかと思うわけでございます。


 大体、この問題については、あらかたいろいろご答弁申しあげておりますが、この際、ここで強調しておかなきゃならないのは、先ほどの金丸座のこともございましたけれど、地域挙げてのということは当然のことでございますけれど、何と言ってもこれは市民が情熱を持って、これはいいものだと、ここで自分もやってみたいと。ついては本物を見たいと。まず市民が歓迎し、市民が愛する劇場あるいは文化拠点にならなきゃいけないということが幾ら強調しても強調し過ぎることはないと思われるほどの重要性があるわけでございます。観光立県とか観光拠点と言いますと、とかく外からのお客さんの誘導に頭を使うわけでございますけど、中の市民、中の国民がどれだけ愛するか、フランスのあれだけのルイ王朝時代からの財産、フランス国民が世界に冠たる文化だと自ら尊敬し、自ら喜ぶ、ここに全世界のものが集まるわけでございまして、お客さん用につくったものは決して長続きはしない、自らが楽しむということが基本になければならないと思うわけでございます。


 幸いに出雲地域においては、昔から神楽の伝統や太鼓の伝統もありまして、実際に歌舞伎をやっておられる地歌舞伎、渡部さんがリードされておりますむらくも座等の実力ナンバー1のアマチュア団体もあるわけでございまして、必ずやこの阿國座の誕生とともにそれらの実践活動が、小学生のお子さんまで含めて広く、深く市民の中に定着していくということ、これが観光大国の基本じゃなかろうかと思っておりまして、そのような方向で、まずもって旗を振っていかなきゃならないと思っているところでございます。


 したがいまして、阿國座のことについては、後ほどの歴博も同じでございますけど、小・中学校、高等学校も市長自らも応援してくれという要請もございますので、高校生も含めてこの劇場シアター、本物はこれだと、日本の伝統文化の本物はここにきわまれるという思いで学んでいただく、歌舞伎とは何か、能とは何か、人形浄瑠璃とは何かということを古典に立ち返って勉強する、そして古文も学んでいただき、学習力の向上ということになれば、本当に二重、三重の喜びであるというふうに思うわけでございます。歌舞伎のカタログでも取り寄せて実際に読むと、見る前に読んでくるというぐらいの熱意があれば、もっともっとこの芝居がおもしろくなるわけでございまして、それぐらいの情熱と学習力をもってこれを支援していただく輪ができるようになれば、必ずや全国に輝く新しい日本の心の文化の拠点になると信じているものでございます。


 もう1つのポイントは、やはりハードの方は設計協議で大体の方向はじわっじわっとできつつございますけど、ソフトのネットワーク、先ほどの琴平町の町長さんの話が出ましたけれど、やはりこの市と町の連携はもとより、国立劇場、松竹はじめ関係の全国の本物の役者を養成され、そして演出、指導され、そして公演をされていますこういう本物の集団との連携、協力、これは大変大事にしております。旧大社町におかれては、松竹との関係で過去もう既に20年近く、いろんな節目節目でご支援のパートナーシップを築いてこられました。私も現館長、現宮司さんらとともに文化庁に働きかけたり、いろいろ自らも東京にいたときからこれを支援してまいりましたけれど、いよいよネットワーク化の中で何とか全国規模で出雲阿國座をたたえる、愛し、そして活用、利用する、そこで本物の集団をどんどん送り込むというネットワーク化、人的なネットワーク、これを構築するということは極めて重要でございます。また手段としては、大手の旅行業者等観光エージェント、あるいはその他PR関係の諸段団、そしてまた全国的なPRの場としての空港や駅の活用等々、あるいはメディアとしての雑誌、報道機関等の活用、大変大きな仕事が待っているわけでございます。むしろこういうソフトの方が大変でございまして、これからが本格的に極めて重要な準備の段階に入らんとしているところでございます。


 もう1つは、この阿國座の経営安定のための管理運営の仕組みをどうするかという問題があるわけでございます。これも、先ほど議員のご指摘のとおり、市民挙げて阿國座を中心とするこの文化の拠点の運営に自らも貢献する、あるいは応援するというこのネットワーク、その中で立派な管理運営団体を組織化していく、責任ある形でこれをやっていく。そして、経済的にも合理的な形でやっていくというこの仕組みづくり、そして稼働、これがまた新たな大きなテーマとして我々に迫っているところでございます。いよいよ最後の段階では、どういう出し物をどういう頻度で、いつ、どういうタイミングでやるか。私も神在月を中心とした秋の方がこんぴら歌舞伎との仕分けのためにもいいかなと個人的には思っていたところでございますが、まさに山下町長も同じことを言っておられたということで、今初めて聞いたところでございます。春と秋のすみ分け、これが全国でこの新しい日本の古典文化が東京、京都の大都市圏ではなくて、地域において広がりが見せられる最大のネットワークになってくることを願ってやまないところでございます。


 以上、このような中で、新たにこの阿國座と時を同じくして、あるいは先行する形で発足いたします古代出雲歴史博物館、県立のこの施設についての答弁をこれからやらせていただきたいと思います。


 この歴博と言われます古代出雲歴史博物館の内容とか役割について、今さら言うまでもございません。やはり、何と言っても箱物で終わらせてはいけないと。これを市民が中心となって何度も何度も利用する、学習する場として活用していく、参集する場としてここを楽しむというものに育て上げていかなければならないと思うわけでございます。この博物館については、既に議員から先ほどもご紹介いただいたように、古代出雲の歴史だけではないんですよね。たたらの製鉄の話から、あるいは石見銀山の展示もございますし、また新しいところでは一畑電車の電車まで飾ってあるということでございますので、そういう意味では、私は、この博物館は島根県の伝統的な歴史文化の百貨店だというふうに見ているわけでございます。それぞれのものがほどよく調和しながら、そしてウエートは出雲古代歴史に置きながら、全県的な視野で編成され、運営される百貨店方式の博物館だということでございます。


 望むべくは、やはりここで調査研究が行われると。この博物館が自らその場でどんどん研究をして、最新のレポートをわかりやすい市民向け、県民向けに解説書を出されて、毎回毎回、季節ごととか、年1回は新しい発見、新しい情報提供も含めて、そして講演会なり、あるいは企画展示、特別展等の催しがどんどん行われる、そういう調査研究機能を併設した形での博物館であったらなあと思うわけでございます。私は、島根県におかれまして、松江で調査研究部門という話がございましたけど、徐々にやはり博物館の本道に返っていただいて、ここでも調査研究機能を高めていただくという方向で今後運営がなされることを期待してやまないものでございます。


 そういう形でこの博物館から全国に向かっての情報発信が行われる中で、我々が間もなく立ち上げます出雲の弥生博物館、まだ名称は正式に決定しておりませんけれど、この博物館との連携プレーとか、あるいは荒神谷等の青銅の館、さらには松江における風土記の丘との連携プレー、これらはそれぞれの分野、それぞれの特色を掘り下げた、いわば専門店、ブティックというような関係になると思います。こういう専門店群、ブティック群がこのデパートメントストアの歴博と結んだネットワーク化をしていくということが、これからのそれぞれの施設の生きていく道ではなかろうかと、発展する道ではなかろうかと思うわけでございます。


 そういう意味では、このたびのこの博物館に向かいましては、博物館の館長からも要請いただいておりますけど、出雲の青少年の皆さん方、市民の皆様方が時々出かけて勉強する場として、これを活用させていただくということが重要だと思っております。県立でございますので、全県の小・中学生、高校生に開かれたものでなければなりませんけど、近くにおります我々は、最もその利用において責任を負っていくわけでございますし、また、それがスムーズに行われることによって、出雲、島根ひいては日本の歴史文化を学ぶ格好の施設となってくることを願ってやまないものでございます。教育委員会でのご判断もありますけど、学校におけるカリキュラムの中で総合学習等の場を活用して、できるだけこの博物館を子どもさん、児童生徒の皆さん、高校生を含めて参観し、そこでお話をお聞きして勉強していただく場としての活用、これを祈ってやまないところでございます。


 今日のニュースで私は感動しましたけれど、歴博に加えて、私は前から文化庁にいたときから、松江城はどうして国宝にならなかったというようなことを問題提起しておったんです。松浦市長さん、今日報道されていますけど、あれを重要文化財にしたのは原形をとどめる何か設計図みたいなものがあればというような話もございますけど、まだまだ工夫の余地があります。私なりにこれは国宝化に向かって応援していかなきゃならないと思っていまして、文化庁の職員にまた頼まなきゃいかんと思っていますが、すべてが連携して、連動して初めてこの歴史の拠点としての大社、松江も光ってくると。今や単独の市町でなくて、連携協力の時代でございますので、そういう方向でいよいよ日本国に向かっての最後の、経済的発展は立ち遅れましたけど、本当の心の文化はここにあるというところで頑張ってまいりたいと思うわけでございます。


 以上、長廻議員の質問に対する答弁とさせていただきます。


○副議長(荒木 孝君) 長廻議員。


○30番(長廻利行君) それでは、再質問をさせていただきます。


 先ほどの市長さんの答弁で概ねわかりました。やはりこの施設というものは、予算をつければ、これは粛々と基本設計、実施設計に向かって建てていかれるわけでございますけども、やはりああしてソフトというのは時間がかかるわけでございますから、先ほど人的なネットワークが大変重要であるというふうなことをご指摘もいただきましたもので、そのように検討もしていただかなければならないと。その際にちょっと今私申しあげたいことは、3月10日にオープンいたします古代出雲歴史博物館を支援する会という会がこの旧大社町時代の平成16年(2004)5月23日に立ち上がっているわけでございます。これの設立の趣旨は、古代出雲歴史博物館が広く愛され、親しまれるような施設になるよう、旧大社町として民間主体の支援組織を発足するというふうなことで、加盟団体は大社商工会であるとか、町内会会長連合会であるとか、観光協会等々でございまして、事業方針が広報・宣伝事業の実施、そしてボランティア事業の実施、おもてなし事業の実施、利用促進事業の実施ということで、このような事業で16年(2004)の5月23日に設立をされております。この古代出雲歴史博物館を支援する会の委員の名簿が名誉顧問として出雲大社の宮司様、そして管長様、北島国造家、そして日御碕神社の宮司様、参与として藤間元伝承館の館長さんとか、そして連合婦人会の会長の村上さん。会長には大社商工会であります小川峰夫さんが会長で約20人の方がこのように組織を立てられまして、この古代出雲歴史博物館を支援する会というものが、もう既に約3年までにはなりませんけど、近く前に立ち上がっておるというふうなことから、やはりこの阿國座も全国的なそのような、もちろん地元の体制づくりも当然ではございますけれども、やはりもうこのような世界に発信するというようなことを言われておるような阿國座を、いち早くそういうソフト面では全国的なネットワークの支援を立ち上げる、いわゆる阿國座を支援する会と申しましょうか、これは仮称、いろいろなネーミングはあると思いますけども、やはりそのようなことをもう既に、市長さん、あなたの代表質問の古福同僚議員の質問に対しては、平成21年(2009)秋には阿國座をオープンさせたいということでございますので、やはりこのそういうことになりますと、やはりそれなりにそういう組織といいますか、そういう支援団体をいち早く立ち上げて、これはもう世界に発信するようなことですから、全国ネットでやはりまずそのようなことにしないと、まず歌舞伎というもののあらゆるいろいろなものに使用ができるということで、神楽であるとか能であるとか、狂言であるとか、いろいろ言われておりますけども、やはりそれなりに今から準備して、そのような支援体制を整えることがまず第一じゃないかと私は思っております。


 そして、もう1点、私申しあげたいのは、こんぴら歌舞伎について、さらに詳しく申しあげますと、昭和60年(1985)に行われました第1回目は3日間の営業だったんですよ。そして、これの営業は5日間、昭和60年(1985)は3日間で5回の興行をしているわけなんですね。それから徐々に公演回数を増やしまして、昨々年度の平成17年度(2005)の公演回数は4月2日から4月17日までの16日間で32回公演、そして、公演収入は2億7,000万円、公演の経費が2億5,500万円、差し引きで1,500万円の収益が平成17年度(2005)のこんぴら歌舞伎の実績でございます。そして来場者は2万4,000人、1日平均が1,500人、うち県外者が1万7,000人、1日平均1,060人、うち宿泊者が8,500人、平均1日530人の方、そして波及効果といたしまして8,500人の方が泊まっていただいておりますので、宿泊費のほか2万円使っていただいたとすれば、概算1億7,000万円の要するにお金が琴平町に落ちたという計算になるわけでございます。そして、ちなみに平成18年度(2006)、昨年度は4月6日から4月24日の19日間で38回の公演をなされております。そして公演の収入は3億2,400万円(後刻訂正発言あり)、公演の経費が3億4,000万円(後刻訂正発言あり)で、ちょっとこれは若干赤字になっておりますけども、来場者が2万8,000人、1日平均1,500人、そして県外者が1万9,000人、1日平均1,000人、うち宿泊者が9,000人、1日480人と。これの波及効果を9,000人宿泊をいたしますと、約2万円に概算すると、これも1億8,000万円くらいのいわゆる経済効果があったというふうに言われておるわけでございまして、阿國座の場合もなかなかこれ単独で収支ということは非常に難しいと思いますけども、これは365日のうちに、ほとんどのあらゆる興行ができるように考えれば、私はそう問題ではないというふうに思っております。そして、今年も聞くところによりますと、金比羅の今の歌舞伎も予約がいっぱいだそうでございます。そして、そこで抽せん、どちらかというと抽せん待ちだと、キャンセル待ちだというふうな状況でございますし、そういうこともありまして、やはり私は仮に平成21年(2009)の秋にオープンするということになれば、歌舞伎役者さんも琴平の場合は3年前からいわゆる有名な歌舞伎役者さんは手当てをしないと、お願いをしないともうとても来ていただけないと。そうすると、平成21年、仮に秋のオープンのこけら落としには、有名な歌舞伎役者さんが来てこけら落としができないということになってもいけませんので、やはりそういうことも含めて、ソフト面も、箱物は先ほど申しあげましたように、予算がつけば粛々とできるわけでございますので、そちらの方もぜひとも市長さん、先頭に立っていただいて、先ほどお話のように国立劇場であるとか、そして松竹会社、大手のいわゆる旅行業者ですね、あらゆるチャンネルを利用していただいて、やはりそこら辺とのコンタクトを密にしていただいて、いち早く全国ネットの立ち上げをしていただくことを、もう一度そのような考えがあるかどうかということをお聞きして、第1点目の質問は終わりたいと思います。


 そして、第2点目の再質問でございますが、先ほど申しあげましたように、この古代出雲歴史博物館は、松江市との誘致合戦を経て、澄田知事の決断でこのたびのオープンの運びとなりましたが、先ほど申しあげましたように、まことに厳しい財政下のもとで、多額の建設費を投じた施設であり、歴史に埋もれてきた古代出雲の奥深さを伝える施設として、また出雲大社を中心にして、東の横綱、古代出雲歴史博物館、西の横綱阿國座として勝手に私が申しあげておりますけども、この両施設はこの神話の国夢舞台出雲の観光客を引き付ける起爆剤としなければなりません。そして、何よりも地域に愛される博物館に育て上げることが何よりも大事だと私は思います。そして、また、地域に必要とされなければ、歴史の中に埋もれてしまうと、博物館が。というふうな状態になりかねないと思いますので、県が建てた施設だからと言うことのないように、ぜひとも県とは綿密な連絡をとりながら、一体となって将来にわたってやはり出雲に建設をしてよかったなと思われるような、協力体制づくりとネットワークづくりが一番大事なことだと思いますので、重ねてこの点につきましてコメントがございましたら、市長さんからお願いをいたします。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) ご指摘いただきありがとうございます。まず、第1点の立ち上げは、この議会が終わりますと、私も早速また国立劇場、松竹等と打ち合わせに入りたいと思います。おっしゃるように、もういろんないい出し物となると、もう2年、3年前から仕込んでいきますんでね、その詰めをやっていかなきゃいかんと思っていまして、もう既に出かけておりますけど、あらあらの話でございまして、これから劇場の設計のことだけじゃなくてソフトの方ですね、これをもう詰めに入りたいと思います。


 あと、この歴博の方は、ご指摘のとおりでございまして、私も立場上、これまでのネットワークを使って国の拠点文化施設との連携協力が必要だと思っておりまして、既に出雲で構想しております弥生の森博物館は奈良国立文化財研究所が全面的支援というふうな形にもっていきたいと思っておりますし、歴博については、奈良国立文化財研究所もございますけど、佐倉の歴博も私はアプーローチしていきたいと思っていましてね、佐倉の国立歴史民俗博物館、これが連動しなきゃいけませんので、そんなことで特別企画展も今後ともやられるように地元としても応援していきたいと、こんな構想で着々と考えておりますんで、ご理解いただきたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 長廻議員。


○30番(長廻利行君) 神話の夢舞台出雲の実現のために、全力投球で頑張っていただきたいと思いますし、また、我々議員も一生懸命で、ともどもに頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。


 終わります。


○副議長(荒木 孝君) 以上で、30番、長廻利行議員の質問は終了いたしました。


 ここでしばらく休憩といたします。再開は午後1時といたします。


               午前11時44分 休憩


               午後 0時58分 再開


○副議長(荒木 孝君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。


 一般質問を続けます。


 9番、石川寿樹議員。


○9 番(石川寿樹君) 登壇 議席番号9番、新生出雲の石川でございます。今回は事前通告に従いまして、2項目について質問をさせていただきます。


 最初に、入札制度の改革、改善についてであります。


 実は、このことにつきましては、既に代表質問で我が会派の代表である珍部議員がすでに取り上げてておりますし、また一般質問の初日に板倉明弘議員からも同様の質問があっております。今議会におきまして、期せずして私も含めて3人の議員がこのテーマを取り上げたわけでございますが、裏を返せばそれだけ市民の皆さん方の関心が深いと言いますか、高いと言いますか、そういうテーマではないかなというふうに思っております。したがいまして、議会の場でやはりこの問題を取り上げることは、議員として当然の責務であるというふうに判断いたしまして、あえて重複はいたしますが、この問題を取り上げた次第でございます。


 なお、あらかじめお願いをしておきたいと思いますが、板倉議員と重複するところがございます。質問の途中でこの部分は答えが不要ですと申しあげますので、そこのところは時間の節約もございますので、ひとつお答えにならなくて結構でございますので、市長、その辺ひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 前置きは以上にいたしまして、早速本題に入りたいと思いますが、ご承知のように、昨年の10月から1カ月半の間に、公共工事をめぐる不祥事で福島、それから和歌山、宮崎の3県の知事が逮捕されるという、異常とも言える事態が発生したわけでございます。その結果、宮崎県ではタレントのそのまんま東さん、本名が東国原英夫さんと言うそうでございますが、知事が誕生しまして、世間をあっと言わせたというようなこともあったわけでございます。


 こうしたこともございまして、今や地方自治体が発注する公共工事に関する入札の問題、あるいは官製談合につきましては大変大きな社会問題になっておるところでございます。こうした問題につきましては、基本的には、これは政治家のモラル、姿勢に尽きると思うわけでございますが、特に大勢の市民の代表である首長におきましては、利益誘導に毅然とした態度をとると。このことについては言うを待たないところでございます。しかしながら、我が西尾市長のように、高潔にして真正直な政治家ばかりではないわけでございます。選挙のありよう等を考えますと、どうしても借りができまして、頼まれたら借りを返さなくちゃいけないと、こういうことで情報が漏れたりもするわけでございます。したがって、官製談合を防止するための根本的な対策は、人間の弱さをむしろ前提として、それをカバーする制度、具体的には入札制度そのものにメスを入れていかないと、この問題は解決しないだろうというふうに思っているところでございます。


 実は、国におきましても、総務、国土交通省の両省が地方自治体が発注する公共工事に関する談合防止策をまとめております。その要旨は、すべての自治体で一般競争入札を導入するんだと。今まで全都道府県なり政令指定都市では一般競争入札が導入されていたわけでございますが、市町村段階におきましては、全国では約半数だそうでございます。今回は、すべての市町村でも一般競争入札を導入するんだという国の方針を打ち出しておるわけでございます。


 また、今回不祥事が相次ぎました本家本元とも言える全国知事会におきましても、先般板倉議員から話がございましたように談合は詐取であると。だまし取る行為であると、犯罪だと、こういう方針をはっきり打ち出しておるわけでございます。グレーゾーンもないんだということでございます。


 こうした流れを受けまして、公共事業立国とも言うべき島根県におきましても、ご案内のように、来年度から1,000万円以上の県が発注する公共工事につきましては、一般競争入札を導入するという方針を打ち出しておるところでございます。


 そこで、我が出雲市の問題に入りたいと思いますが、まず本市の入札制度がどのような仕組みになっているのか、伺いたいと思います。


 その1つとして、最初の一般競争入札と指名競争入札の両方の制度が出雲市もあるんだけれども、その比率はどうなっているのかという質問については、既に回答があっておりますので、これについてはお答えは結構でございます。ただ、先般の回答の中で、一般競争入札の制度がありながら、合併をして約2年がたとうとしているわけでございますが、全く一般競争入札の実績がないと。これはまた大変驚くべきことではないかなあと思っております。と言いますのも、地方自治法の規定の上では一般競争入札が原則でございます。指名競争入札は例外であると、例外的に許可されているんだと、こういうことが明らかに法の上でも示されているわけでございます。


 次の質問、一般競争入札における対象工事の金額、参加者の資格についても先般回答があっておりますので不要でございます。ただし、指名競争入札における発注金額に応じたランク分け、あるいは地区割、地域割とも言いますけれども、これについてはどのような仕組みになっているか、簡単にお答えをいただきたいと思います。


 次に、本市における平成17年度(2005)及び18年度(2006)の落札率がどうなっているのか。これについても先般回答があっておりますので、回答は要りません。板倉議員に対する回答では、平成17年度(2005)が96%、平成18年度(2006)が95.63%という先般回答があったわけでございます。この落札率でございますけれども、私は非常にこれは高いと思っております。と言いますのも、一般競争入札制度を大幅に取り入れている自治体では、もう落札率が予定価格の80%ぐらいまで下がっているわけでございます。これに対し指名競争入札制度を墨守している自治体におきましては、限りなく落札率が100%に近いと言われております。ですから、出雲市の96%は限りなく100%に近いと言わざるを得ない、高いと言わざるを得ないわけでございます。


 そこで伺いますが、仮に本市において、公共工事の落札率が10%下がったと仮定するならば、どれだけ年間支出、税金の節約になるのか、お答えをいただきたいと思います。


 次に、本市におきましても、このたびの施政方針におきまして、新年度から郵便方式による事後審査型の一般競争入札を導入するんだとの方針が打ち出されておりまして、私はまことに時宜を得た施策ではないかと評価しておるところでございます。


 そこで、お尋ねしたいのは、この一般競争入札制度を導入するに当たりまして、工事金額を幾ら以上に設定するのか、また現在の入札制度は地区要件が非常に細かく設定されているわけでございますが、これをどのようにされるのかについて、お尋ねをしたいと思います。


 これも板倉議員に対する回答では、土木工事で5,000万円以上1億5,000万円のうちの約半数、建築工事では3,500万円以上3億円未満の全件を一般競争入札の対象にこれからしていくんだという回答があったわけでございますが、私は、これでは本気で入札制度の改革に取り組んでいるということはとても言いがたいと思うわけでございます。西尾市長は、常日ごろ、県とは横並びだよということをおっしゃるわけでございますが、先ほど申しあげますように、島根県においてすら1,000万円以上を一般競争入札の対象にするんだということを言っているわけでございます。


 ちなみに、先ほどの宮崎県、東国原知事でございますが、知事選のきっかけとなった官製談合の防止策として、入札制度の改革に真っ先に取り組むんだと。予定価格250万円以上の工事はすべて一般競争入札の対象にするんだということを、そういう方針を打ち出しているわけでございます。そのほか長野県では既に250万円以上を取り入れておりますし、神奈川県でも来年度からそういった方向で改革していくんだという方針であるようでございます。


 そこで、私はぜひこの点、市長にお尋ねしたいのは、透明性と公平性を確保するためにも、予定価格250万円以上のすべての公共工事を一般競争入札の対象とすると。かつ、今、地区割が非常に細かくされているわけでございますが、これも原則として撤廃して、市内全域の事業者を対象にする、そうした考えはないのか、この点について、市長の明確なお考えをお尋ねしたいと思います。


 次に、入札制度検討委員会が本市にはあるわけでございますが、これのメンバーを見ますと、助役ほかいずれも職員の皆さん方が構成メンバーになっているわけでございます。これでは広く市民の声を聞いて、市民の立場で監視なりチェックする組織とはとても言いがたいと思っております。


 そこで、この際、市民の代表、あるいは外部の有識者を加えた入札制度を監視するためのそうした委員会を組織なり、おつくりになる考えはないのか、お尋ねしたいと思います。


 なお、最後に予定しておりました予定価格を含む入札結果の電磁的な形での情報公開につきましては、既に回答があっておりますので、お答えは結構でございます。


 以上で入札制度に関する質問を終わりたいと思いますが、冒頭申しあげましたように、回答不要と申しあげたところは割愛されて結構でございますので、簡潔なご答弁をお願いいたします。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ただいまの石川議員の入札制度改革についてのご質問にお答えいたします。


 多くの点で石川議員のご質問でございますが、この入札制度の仕組み、やはり現実を見て改善していくということでございまして、我々の今の考え方をこれから申しあげます。


 出雲市の一般入札制度の仕組みの割合等についてはお答えしたとおりでございます。さて、この現在の指名競争入札でございますが、この対象は一般競争入札以外で目標対象額は130万円以上で、発注ランクは土木工事においては請負対象額は3,500万円以上をA級、1,500万円以上3,500万円未満をB級、1,500万円未満をC級としております。建築工事においては1億円以上をA級、3,500万円以上1億円未満をB級、3,500万円未満をC級としております。これが発注ランクづけでございます。


 また、地区割ということにつきましては、基本的には施工場所の地域に所在する業者を優先指名する。例えば出雲地域であれば出雲の業者を、平田地域であれば平田の業者を指名するというものでございますが、こういう指名をすることとして、指名基準数に満たない場合は隣接した地域に拡大しているというのが現在の状況でございます。この考え方は、合併協議における最初の段階で、暫定的にこういう形をとろうという合意のもとでやっているところでございます。


 2番目の問題として、落札率と落札率が低下した場合の支出の節減の効果でございます。95〜96%という数字を板倉明弘議員にも答えたところでございますが、落札率の低下による支出の節減については、請負対象額は年度において違いますが、仮に10%落札率が下がれば、平成17年度(2005)で約10億円、18年度(2006)1月末ですと約14億円の支出の節減となるということでございます。しかし、そういう落札率で応札が得られるかどうかということは未定でございます。数字上のデータで言えばそういうことになるということでございます。


 3点目でございますが、事後審査型の一般競争入札を今、導入しようとしていますが、新年度から。これについてお答えいたします。


 事後審査型一般競争入札、いわゆる郵便方式によるものでございます。土木工事においては5,000万円以上1億5,000万円未満、建築工事は3,500万円以上3億円未満で行います。土木工事は、対象工事の半数、建築工事は全件で試行するということでございます。参加資格の一つとして、出雲市内に本社を有する業者を対象とするということでございます。出雲地域や平田地域などの地域要件は設定しません。これらも本当は純粋一般競争入札は全国ですわね、もう。どこでもいいと、ゼネコンでも何でもいいというのが本当に純粋な一般競争入札なんですよ、はっきり言うと。しかし、そうはいかんだろうと、やっぱり地域の企業体、地域の経済ということもございまして、やはり本社が出雲市内にある業者を対象とするというような枠等があるわけでございます。


 なお、議員ご提案の予定価格250万円については、全件一般競争入札を行うべきではないかということですが、平成18年(2006)12月に全国知事会が策定した「都道府県の公共調達改革に関する指針」においては、1,000万円以上を一般競争入札に拡大と提言しております。また、国おいても「地方公共団体の入札契約適正化連絡会議」を設け、一般競争入札の義務づけを行うべきとの議論もされております。この制度については、国、県を通じ、市においても過渡期でございまして、いろいろ模索の段階に入っているというふうにご理解いただきたいと思います。そういう意味で今回提案している事後審査型一般競争入札は、試行、試みで行うということでございまして、さらに問題点を精査して、今後対象範囲を広げるというようなことも検討していきたいと考えておるところでございます。


 4点目として、入札制度の検討委員会について、ご質問いただいたわけでございます。


 入札制度検討委員会に市民の代表や外部の有識者を加えたらどうかということですが、現在、入札制度検討委員会は助役以下部内で組織しているものでございます。なぜ市民の、あるいは外部の方を入れないのかということについては、いろいろな考え方があろうかと思います。この考え方の一つとして、やはり私は公務員たる職員、助役以下の純粋、客観性、これを期待するわけでございます。これがなければ国家公務員法、地方公務員法違反でございまして、私も昔は国家公務員の鏡と言われた男でございますが、そのような立場から申しますと、この地方公務員の皆様方、純粋に公務員法の精神にのっとってやっていただくと。外部の方ももちろん適格性は期待できると思いますけど、いろんな情報も入ってくる、いろんな情報も出ていくということもございます。企業秘密にかかわるもの、それは外部に出すことについてはいささかどうかというようなこともございまして、内部の秘密で客観性ということで、こういうような形をとらせていただいておるわけでございます。以上、ご理解いただきたいと思います。


 入札情報の公表の問題については、お答えしているとおりでございます。


 以上、答弁とさせていただきます。


○副議長(荒木 孝君) 石川議員。


○9 番(石川寿樹君) 再質問をさせていただきたいと思いますが、今の入札制度の予定価格を250万円以上にしたらどうかとか、地区割を廃止したらどうかということについてですが、私も今、市長おっしゃったように、純粋な一般競争入札制度というのは全国だと。わかります。ですから、私が言っているのは条件つき一般競争入札、ということは、出雲市内の業者さんを大事にしてくださいよと。そういうポリシーは一緒でございます。でございますね。いうことでございます。


 それで、私は市長、試行的にこれからやっていくんだと。これからもう少しレベルアップもしていくんだという話でございましたので、安心したところでございますけれども、私は、市長は今度何か全国市長会でも手を挙げられるというような話を聞いておるんですけれども、少なくともこの入札制度ですね、これぐらいは全国の手本になるような先陣を切ってやられんとね、全国へ出てもこのぐらいの程度のものなら笑われますよ。ですから、市長は例えばリサイクルは世界一だとかおっしゃいますわね、日本一か。日本一でも世界一でもいいんですけれども、こういうことについても全国の先陣を切って我が出雲市はやるんだというぐらいの私は構えをね、ぜひとっていただきたいなと。これについて、もし所感があればお尋ねをしたいということでございます。


 それから、検討委員会でございますけれどね、これは今の入札に出たものをチェックするというのは、それは助役さん以下で結構だと思うんですが、こういう制度自体をね、まあ審議会はありますけどね。こういう入札の仕組みでいいのかどうかとか、そういうことについて市民の目線でチェックする、そういう検討委員会をつくられてはどうかなということなんです。ですから、それはいわゆる公務員、行政マンとしてやられる仕事は当然そういう検討委員会が必要だと思うけども、その仕組み自体を検討される組織をつくられたらどうかなということでございまして、お考えがあればお願いいたします。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 公共事業も経済企業体でございまして、全国都道府県、市町村において、その公共事業体が背負っているマーケットのシェアとか、経済における役割位置づけというものは大分違いますけれども、大都会地であればそういうことはあまり問題はない。特にゼネコン集団がいますからね、東京23区すべてには。全国区ですわね。地域に行けば地域の企業を大事にしようということで、出雲市と同じようなところは圧倒的に多いと。だから、全国水準がどこの辺にあって、これが全国のリーダーだと言えるものは今のところない。ただ、国土交通省もいろんな事件が起こってやむなくああいう方針を出してきたということで、これから地方においてもこういう改革の努力、何も事件が発生していないところも含めて、こういうことをやっぱり謙虚に受けたまわっていかなきゃならないという気持ちで、今回も試行ということでやってまして、さらに改善してやらなきゃいかんと思っているところでございます。


 そういう中で、やはり私はこの入札制度の仕組み、これは一体どういう価格で受け入れたらいいのかということを検討する仕組みなんですよね。これについては外部の方もいろんな意見があろうかと思いますけど、偏った意見というか、あるいは特定の利害を代表するかのごとき立場の方がもし入るとすれば、またいろんなことが起こりますんで、やはりその辺の客観性を考えながら検討してまいりたいと思います。いい方法があれば、また検討したいと思います。


 以上、答弁といたします。


○副議長(荒木 孝君) 石川議員。


○9 番(石川寿樹君) 次の質問に移りたいと思います。


 がらっと話題が変わります。児童クラブの関係でございます。


 このたびの施政方針におきまして、少子化対策、子育て対策の本格的な取り組みの一環として、新年度より3人以上の子どもを養育する家庭の第3子以降の保育所、幼稚園の保育料を完全に無料化するんだという方針が打ち出されたわけでございます。全国に先駆けてこういう画期的な少子化対策を出されたということについては、心から敬意を表するものでございます。


 ただ、子育てというのは、当然のことながら、保育園や幼稚園段階で終わるものではございません。問題は小学校に就学した後でございます。特に、昼間働いている家庭にあっては、学校が終わった後、子どもを安心して預けられる施設、放課後の子どもの居場所をどう確保するのか、大変これは重要な問題でございます。そうした観点からしますと、これまた施政方針の中で放課後児童対策として、出雲市放課後子どもプランを策定して、児童クラブや子どもの居場所づくり事業の拡大を図るんだと、こういう方針が出されておりまして、これまた時宜を得た施策ではないかなというふうに評価しているところでございます。


 ところで、私先般、地元の児童クラブ運営委員会に出席した際に、児童クラブの運営に携わっている委員の方や、あるいは日々子どもたちの世話をなさっている指導員の方から、児童クラブが直面しているいろんな問題や皆さん方の現場ならではの生の声をいろいろ聞く機会を得たわけでございます。その際、これは一考を要するなと、一緒に考えてあげねばならないなという問題が幾つかございました。


 これは、ある母子家庭の例でございましたが、児童クラブで2人のお子さんを預かっていたそうでございます。ところがある日を境にばったりと来られなくなったと。指導員の方も心配をされまして、その家庭訪問をされて、お母さんにどうしてこられませんかということで尋ねましたところ、実は、その児童クラブにぜひ行きたいんだけども、毎月の利用料がなかなか払えないと。やむなくやめることにしましたという、涙ながらの答えが返ってきたそうでございます。この話を聞かれまして、市長はどう思われるかということでございます。私は、本当はこうした家庭こそ児童クラブが必要なんではないかなと思うわけでございます。


 ちょっとこの家庭の例で、利用料を計算してみますと、2人でございまして、一部減免制度がございますので、大体当たり前ですと、約1万円ぐらいかかりますわね、おやつ代を含めて。2人ですと2万円なんですが、この家庭の場合では若干減免制度がありまして1万6,500円ぐらい、毎月負担するということになるわけでございます。ところがそこの家庭場合、月10万円そこそこの収入でございますから、とてもじゃないけども、こういう負担ができないということなんであります。そこで、西尾市長、提案でございますけれども、せめて市町村民税の所得割額がない世帯、いわゆる低所得世帯については、生活保護世帯は全額免除のようでございますが、これと同様に月額7,000円の利用料を全額免除されてはどうでしょうかということでございます。おやつ代まで全部ただにしろとは言いませんけれども、せめて利用料ぐらいだけは全額免除にされてはどうかなということを提案したいと思います。


 それから、いま1つ考えさせられた問題は、過去に注意欠陥多動性障害、ADHDと言うそうでございますが、こうした子どもさんを預かる事例があったようでございます。その際、この子どもさんのお世話に手を取られまして、他の多くの子どもさんになかなか手が回らなくなってしまったということで、児童クラブの運営に大変な混乱が生じたことがあったようでございます。指導員さんがおっしゃるには、何分限られたい委託料の中で、最少の人数でお世話に当たっているもんで、こういう児童を扱う場合、なかなか大変だという話でございます。


 そこで、お尋ねしたいのは、児童クラブが学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、あるいは高機能自閉症などの発達障害の児童をクラブが受け入れた場合に、どれだけの委託料の加算があるのかどうか、この点についてお尋ねしたいと思います。あるとすれば、加算額、年間で結構でございますので、どのぐらいな額になるのか。


 それから、もう1つ、児童クラブが複数で障害児を受け入れられた場合、委託料の加算はどのような計算になるのか、こういった点について、お尋ねをしたいと思います。


○副議長(荒木 孝君) 岸地域振興部長。


○地域振興部長(岸 和之君) 登壇 ただいまの石川議員の低所得世帯に対する児童クラブ利用料の全額免除と、発達障害児に対する委託料の加算にお答えをいたします。


 1点目に、市町村民税の所得割がない世帯など、低所得世帯については月額7,000円の利用料を全額免除してはどうかというご質問につきましては、児童クラブの保護者負担はおやつ代の実費分を除きまして、1人当たり月額で7,000円でございます。所得の少ない方に対しましては、減免の措置講じているところでございます。具体的には、生活保護世帯につきましては、全額を免除しております。また、市町村民税の所得割がない世帯につきましては、1人入会の場合、月額1,500円の減額、2人入会の場合は1人目は月額1,500円、2人目は2,000円を減額しております。このように保護者負担につきましては、応益負担の観点から一定のサービス提供に対しまして一定の負担を引き続きお願いしたいと考えております。しかしながら、母子家庭などへの配慮を含め、低所得者世帯の対応につきましては、今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。


 次に、2点目に、発達障害の児童を受け入れた場合、身体障害の児童を受け入れた場合と同様の委託料の加算の有無と加算額についてのご質問にお答えしたいと思います。


 身体障害児、知的障害児と同様にADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、高機能自閉症などの発達障害児の入会に当たりましても、介助の支援や児童の安全確保を目的といたしまして、児童クラブに対しまして委託料に年額68万9,000円の加算を行っているところであります。


 3点目に、複数の障害児童を受け入れた場合、委託料の加算の算定方法についてでございますが、加算額は国の補助基準によれば、原則として複数の障害児を受け入れた場合でも同額となっております。しかし、障害者の人数、程度によっては実態を調査の上、実態に応じて対応できるように今後検討してまいりたいと考えております。


 以上、答弁といたします。


○副議長(荒木 孝君) 石川議員。


○9 番(石川寿樹君) いずれの提案につきましても、今後検討をしていくんだというお答えがありましたので、それに期待をするものでございますが、特に、冒頭申しあげました低額所得世帯に対する利用料全額減免、これについてはぜひ実現をしていただきたいとお願いをしておきたいと思います。


 最後に、児童クラブの先ほどの障害児の受け入れについてでございますけれども、学校の場合は特別支援補助ヘルパーとか、あるいは特別支援教育ヘルパーがいらっしゃいまして、手厚いいわゆるサポートができるわけですが、学校が終わって、途端に児童クラブへ行きますと、そういうお子さんを受け入れた場合に、なかなか手が回らないという実態があるようでございまして、ぜひとも私は教育委員会、学校とそれから児童クラブの管轄は少子対策課ですか、でございますが、連携を密にして、1人の児童は同じでございますので、学校は教育委員会、午後は少子対策課、お互いが分離しないように、連携をとりながら、どうやってこの放課後の子どもたちを安心して預けれるような運営をしていくのか、ぜひそこのところをお願いをして、すべての質問を終わりたいと思います。


 以上でございます。


○副議長(荒木 孝君) 以上で、9番、石川寿樹議員の質問は終了いたしました。


 次に、2番、松村豪人議員。


○2 番(松村豪人君) 登壇 2番、松村豪人です。この議会は、沿岸地域の漁業に影響を及ぼす「磯焼け」の対策について質問いたします。


 合併後の出雲市は106キロの海岸線と漁港を有することとなりました。市の産業に水産業が加わったわけであります。こういうことで市長さんにおかれましても、自ら率先して海岸線の集落を何度も視察いただきまして、その都度、市長さんの言葉を借りれば大水産戦略会議を開催していただきまして、水産業の振興を願う者として感謝の念に絶えません。きっと会議の成果は全国市長会の場で発信いただけるものと期待しております。


 市長さんに見ていただいたあの海岸でございますが、実は「磯焼け」という現象が進行しております。「磯焼け」とは沿岸の岩礁域において、アラメだとか、テングサだとかの有用海草が急激に枯れてしまう現象でございます。海草がなくなって磯が焼けてしまったように見えるということで、こう呼ばれておりますが、これが困ったことに一たび海草が枯れてしまいますと、もう二度と復元しない。この結果、どういうことが起こるかと言いますと、海草はもとより、海草をえさとするアワビやサザエなどの貝類が減少して、採貝藻漁業、すなわち貝だとか、海草をとって生計を立てている漁業者に影響を及ぼす。それから、海草の生えているところをすみかとする魚も減っていくということになってまいります。


 実際、既に本市の沿岸部においても、この「磯焼け」が確認されている地域がございます。松江市の境、つまり平田地域の東の端から西へ向けて進行しているということでございます。「磯焼け」は沿岸漁業への影響だけではなく、海の環境保全にも影響を及ぼすと考えます。なぜならば、海草は海洋汚染の原因物質である窒素やリン化合物を吸収して、光合成によって酸素を放出する役割を果たしています。出雲市では山に木を植える植林事業を実施していますけども、海への植樹も必要になってきているのではないかと。こうしたことから、10年、20年先を見据えて、今から「磯焼け」の被害が拡大する前に、手遅れになる前に早急な対策を講じなければいけないという問題意識から、幾つかの質問をするものであります。


 先ほど申しあげましたように、「磯焼け」減少については、既に幾つかの地域において、これは現地の漁業者の皆さんによって確認されております。まず、行政としてはこの「磯焼け」についてどのような現状認識なのか。


 次に、海草が枯れてなくなってしまうという、この「磯焼け」でありますが、さまざまな原因があるようです。原因については何なのでしょうか。


 3点目ですが、私のところには2つの地区から「磯焼け」の状況を調べた図面が届いております。これは平田なんですけども、長い海岸線を抱える本市全体としては一体どうなのか。ここは速やかに実態調査をされて、現状把握された上であわせて有効な対策というものについて、検討を始められるべきと考えますが、どうでしょうか。


 4点目、沿岸の、とある地域においては、平成8年(1996)ころから、この「磯焼け」によって海草が全くなくなっている箇所があると聞いております。出雲市としてもアワビとかサザエの放流事業を実施されていますけども、こういった巻き貝はアラメなどの海草を食べて育っているわけでありまして、海草がなくなってしまうと育たなくなってしまう。例えばアワビを1キロ増やそうと思うと、海草は15キロ必要になってくると言われております。それだけにえさとなる海草は豊富にないと、いくら稚貝を放流したところで、アワビなどの貝類は増えようがないと思うわけであります。放流事業のことは事前通告しておりませんので、この場ではこれ以上申しあげませんけれども、こういった放流事業の実効性の問題と、それから現に採貝業を営んでいる漁業者は収入源がなくなってしまうという問題、出雲市の水揚げ金額は13億円、このうち採貝業は1億3,000万円、ですから10%です。担当課からいただいた市内の水揚げ量、水揚げ金額の統計を見ると、私が見る限り、「磯焼け」の確認されている地域のここ数年の採貝業の実績は下がってきております。これは磯焼けに起因するものではないのかと思ったわけであります。執行部として磯焼けにより近年の採貝藻業への影響はどう考えておられるのか、お尋ねするものであります。


 最後、5番目の質問です。「磯焼け」については、一般的にはいろいろと考えられているようです。ですから、有効な対策ということになりますと、原因がわからないから、どうしようもないということになってくるのかもしれませんが、沿岸の一部地域において、アラメやワカメなんかの海草が枯死している。全くなくなってしまっている箇所があるというのは事実でございます。繰り返し申しあげているように、海草がなくなると、海草をえさにしているアワビとかサザエなどの貝類が育たなくなってしまいます。こういうことになると大変です。どういう大変なことが起こるか。市長さんが次回来られたときは、もうアワビとかサザエが口に入らないかもしれない。それよりも漁業者の所得というものが、ただでさえきついのに、一層厳しいものになってくる。こうなっていると、出雲市の産業として漁業をますます発展させていくんだと、漁業者の育成や所得の向上に力を尽くすんだと言っているにもかからず、逆の現象が起こってくると、こういうことになってまいります。


 ちょっと前置きが長くなりましたけども、「磯焼け」の抜本的な対策というものは、今後ある程度時間をかけて原因を特定していく中で検討していくしかないのかなと思っておりますけど、海草が枯死して、藻場、海草の生えている場所が全くなくなってしまっているという箇所については、当面の対策として手を打たないといけないのではないかと考えているわけであります。海草類の新たな着生基盤というものを急いでつくっていかないといけない。対症療法になってしまいますけども、日本各地で「磯焼け」対策として行われている、例えばコンクリートブロックなどを使っての人工の藻場の造成とか、回復でございます。「磯焼け」した地域に海草を移植するということでございます。コンクリートでも石でもいいんですけども、別の海域で海草を着生させて、これを「磯焼け」の海にエイ、ヤアーと沈める人為的な藻場をつくっていくということでございます。


 今、なぜこんなことをしないといけないのか。昔の海は復元力があったんじゃないのかなあと思っております。海流の変化とか、水温が上がってきたら、この「磯焼け」現象がきっと昔からあったんだと思います。けど、いつか元に戻っていたと。今は人為的にでも手を打たないといけないなと思っておるわけでございます。幾つかの地域から速やかに対策を講じてくださいとの要望があります。こういった要望を踏まえて、私の立場からも早急に人為的、人工的に藻場を増やしていくことを強く要望するものでありますが、執行部の見解を伺っておきます。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ただいまの松村議員のご質問にお答えいたします。


 私もあまり耳慣れない言葉でこのたび勉強させていただきましたけども、「磯焼け」、いろんな現象があるということがわかってきたところでございます。まず、現状認識、この「磯焼け」問題についての現状をどのように認識しているかというご質問をいただいたわけでございます。ご承知のとおり、「磯焼け」とは海の藻場、海草が生える場所、繁茂する場所、その藻場の全部または一部がなくなっちゃうと、回復しないままになっちゃうと。一たび回復しないと、なかなか復元は難しいと。そこにはそういう回復しない状況が続くことによって、ご指摘のとおり、貝やアワビとかサザエなどの他の魚類も少なくなってくるということでございます。


 このことは調べますと、明治15年(1882)の農商務省報告にも既に記述されておるところでございます。随分古くからこの問題は提起されているわけでございますね。また、平成11年(1999)には環境省が過去13年間で全国で6,000ヘクタールの藻場が消失しているとの調査報告を行っております。本州においては、昭和50年代から各地域での海岸地先ですね、海岸の一部で「磯焼け」現象が見られ始めましたが、現在1カ所当たり1ヘクタールを超える大規模な「磯焼け」現象はないというような状況を把握しております。


 さて、こうした「磯焼け」現象、これはどうして起こるのか、原因は何かということでございます。いろいろな説がありまして、考え方もございまして、海水温の上昇、海草をえさとする動物、ウニや一部の魚類の増加、あるいは河川からの土砂や淡水の流入など、その原因についてはいろんな説がある。しかし、よく考えてみますと、明治15年(1882)に報告されているような事態、こういうことが当時から起こっていたのかということになりますと、よくわかりませんが、事態は昔より広がっているということも言えるかと思います。海水温の上昇、あるいは土砂や淡水の流入、淡水の流入は昔もあったでしょうか。土砂、もう1つ、私、海岸森林が崩壊していると、この問題も関係あるんじゃないかと思っていまして、実は藻場だけやなくて魚も少なくなったんですよね、海岸分に。非常に少なくなってきたということが十六島の方からも報告されております。


 でございまして、やはりこの対策、いろいろ検討しなきゃなりませんけど、一朝一夕にパッパッパッという回答はないかと思いますけど、以上述べたような状況の中で、やはり海岸をきれいにする、あるいは森づくりにもっと精を出すと。そしてCO2 対策ですね。気温の上昇を抑えていくとか、これはなかなか大変なことでございますけれど、いろんなことを講じていかなければならない課題だと思っています。こういうような課題に向かってさらに実態調査をして、有効な手だてを考えていかなきゃなりません。この実態調査の質問については、現場を最も知っておられます漁業者の皆さんから、「磯焼け」の状況をもう少し徹底的に聞いてみるということをやらせようとしております。また、原因が特定できない、いろんな原因から来ている問題でもございまして、本市だけでの問題でもない、県や国、水産省とも対策を協議していかなきゃならない課題だと思っております。


 全国各地での対策の事例といたしましては、食害動物のウニを駆除したり、人工的に藻場を造成するなどの研究事例もございます。いずれも根本的な解決には至っていないということでございます。


 さて、次に、本市における漁業、特に貝をとったり、海草をとったりする採貝、採藻業への影響はどうかということでございます。平成5年度(1993)以降の出雲市全体における採貝、貝の漁獲量、あるいは海草の水揚げ量のトータルは平成11年度(1999)までは180トン前後で推移しておりましたが、12年度(2000)は122トン程度に減少したわけです。しかしながら、その後増加いたしまして、平成16年度(2004)は294トンを記録しておるところでございます。「磯焼け」との直接的な因果関係はこのデータで見る限りは見受けられないというようなことになっておりますけれど、やはりこの問題は看過できないということについては変わりないわけでございます。


 対策として、コンクリートブロックによる藻場の造成、回復等の対策を速やかに実施すべきだというようなご指摘もいただいたわけでございます。この点については、現在、水産庁において「磯焼け」の原因と対策について、調査研究を行っておりまして、今後、「磯焼け対策」のガイドラインをつくるんだということになっているようでございます。本市としても、こうしたガイドラインにも注目しながら、有効な対応策等具体にさらに検討していきたいということでございます。


 何はともあれ、議員からのご指摘をいただきましたんで、早速、もう少しよく知っておられる現場の漁業者の皆さん方から、このことについての調査をもう少し行ってみたいと思います。その上でこの出雲圏域における全体を把握しながら、全国的にもさらに問題提起することがあればやっていきたいと、こういう考えでいるところでございます。


 以上、松村議員のこの問題についての質問に対する答弁とさせていただきます。


○副議長(荒木 孝君) 松村議員。


○2 番(松村豪人君) ありがとうございました。全国各地では、この人工の藻場の造成を行っているところも既にございまして、それで市長さんの答弁では、水産庁の検討結果を待ってからということでございますけど、財源的に国庫補助事業というのが難しければ、本市で水産業総合対策事業を実施しておりますから、これを活用して新年度から試験的にでもできないかなと思っておりますが、難しいですか。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 対策事業がここまで及ぶかどうかということだったんですけど、今のご指摘を受けて、これに対する対策事業を取り入れてやってみるということにしたいと思います。よろしくお願いします。


○副議長(荒木 孝君) 松村議員。


○2 番(松村豪人君) 早速対策をお願いしたいと思います。西尾市長さんは文部省時代に予算の担当官だったと。予算の担当官のときには、当時は西尾が通った後は草木も生えないと言われていたということでございますけど、今度は西尾が海辺を通ったら海草が生えて、タイも魚も増えたということになることを大変期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


○副議長(荒木 孝君) 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 誤解を招いたら悪いですからね、草木も生えないというのは、予算の査定がありますとね、必ず残金がいろんなところにあるんですよ、各省や我が省の中に。残金を全部刈り集めていくんですよ、私はザッザッザッと。こういう努力をして、予算編成にもう一生懸命汗を流してきたということを言っておるだけでございますので、よろしくご理解いただきますようお願いします。


○副議長(荒木 孝君) 以上で、2番、松村豪人議員の質問は終了いたしました。


 以上をもって、一般質問のすべてを終了いたします。


 ここでしばらく休憩といたします。再開は2時10分といたします。


               午後1時54分 休憩


               午後2時15分 再開


○副議長(荒木 孝君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。


 先ほど長廻議員の方から発言の申し出がございました。これを許可いたします。長廻議員。


○30番(長廻利行君) 先ほどの再質問の中で、数字の違いがございましたんで、ここで改めて訂正をさせていただきたいと思います。こんぴら歌舞伎の実績についてということで、17年度(2005)は公演回数4月2日から17日までの16日間の32公演で、公演収入2億7,000万円、そして公演経費が2億5,500万円と差し引きで1,500万円の収益ということでございました。これはそのままで結構なんですけども、そして、平成18年度(2006)の中で、公演回数4月6日から4月24日までの19日間で38公演で、ここで公演収入を3億2,400万円と申しあげましたけれども、3億4,000万円で、そして公演経費が3億2,400万円ということで、数字が間違っておりましたので、この分を訂正をさせていただきたいというふうにお願いいたします。


 以上でございます。


○副議長(荒木 孝君) ただいま長廻議員からの発言の訂正の申し出がございました。


 会議規則第64条第1項の規定によりまして、これを許可することに異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの発言は訂正をされました。


 続きまして、日程第2、諸般の報告を行います。


 本日、市長から地方自治法第180条第1項によって、専決処分の報告がありました。お手元にその写しを配付いたしておりますので、ご覧ください。


 以上で諸般の報告を終了いたします。


 日程第3、議第182号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例から議第184号、出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会規約の変更についてまで、並びに日程第4、議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算から議第181号、市道路線の認定についてまで一括議題といたします。


 議第182号から議第184号までについて、提案理由の説明を求めます。


 渡部総務部長。


○総務部長(渡部英二君) 登壇 ただいま追加上程されました3つの議案につきまして、提案理由をご説明申しあげます。


 最初に、議第182号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例でございます。お手元にお配りしております議案書1ページ、条例関係資料1ページ、2ページでございます。


 これは、国民健康保険施行令の一部を改正する政令が先般2月21日に交付され、4月1日から施行されることに伴い、基礎賦課限度額を53万円から56万円に引き上げるため、条例改正を行うものでございます。


 次に、議第183号、議第184号についてであります。これらは、地方自治法の一部改正に伴い、市町村の助役にかえて副市長を置くことについて、所要の変更をするものですが、協議会の構成団体との協議調整との関係がございましたために、今回追加提案するものでございます。


 議第183号、出雲地区ふるさと市町村圏協議会の変更についてでございます。これは、議案書2ページ、条例関係3ページ、4ページをご覧ください。


 これは具体的に申しあげますが、出雲地区ふるさと市町村圏協議会の規約を地方自治法第252条の6の規定に基づき、変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第184号、出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会規約の変更についてでございます。議案書3ページ、条例関係資料5ページ、6ページでございます。


 これは、出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会の規約を地方自治法第252条の6の規定に基づき変更することについて、議会の議決を求めるものでございます。


 以上、提案理由の説明といたします。よろしくお願いいたします。


○副議長(荒木 孝君) これより、議案に対する質疑を行います。


 まず、議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算について、歳入・歳出を一括して質疑を行います。別冊補正予算書3ページから83ページまでについて、ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第101号については質疑を終了いたします。


 次に、議第102号、平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正予算から議第115号、平成18年度(2006)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予算まで一括して質疑を行います。別冊補正予算書85ページから240ページまでについて、ご質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第102号から議第115号までについての質疑を終了いたします。


 次に、議第116号、平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算について質疑を行います。別冊出雲市病院事業会計第2回補正予算書について、ご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第116号についての質疑を終了いたします。


 次に、議第117号、平成19年度(2007)出雲市一般会計予算について、歳入・歳出を一括して質疑を行います。別冊予算書3ページから288ページまでについて、ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第117号については質疑を終了いたします。


 次に、議第118号、平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計予算から議第133号、平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算まで一括して質疑を行います。別冊予算書289ページから561ページまでについて、ご質疑ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第118号から議第133号までについての質疑を終了いたします。


 次に、議第134号、平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算について質疑を行います。別冊出雲市水道事業会計予算書について、質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第134号についての質疑を終了いたします。


 次に、議第135号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算について質疑を行います。別冊出雲市病院事業会計予算書について、質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第135号についての質疑を終了いたしました。


 次に、議第136号、出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例から議第164号、和田毅スポーツ振興基金条例までについて、一括質疑を行います。議案書1ページから81ページまでについて、ご質疑ありませんか。


 1番、大国議員。


○1 番(大国陽介君) 議第137号、出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、質疑を行います。


 政務調査費をめぐって、そのあり方について、全国で厳しい目が今向けられていますが、今回40万円から45万円へと値上げを提案されておりますが、この理由を伺います。


○副議長(荒木 孝君) 渡部総務部長。


○総務部長(渡部英二君) 本議会の初日におきましてご説明を申しあげましたとおり、今回の条例改正につきましては、地方自治法改正によりまして、議会の政策立案機能の強化ということが盛り込まれた。そのことに伴いまして、必要な市議会における調査研究に資するこの政務調査費の額を変更しようということでの今回の提案でございます。


 以上でございます。


○副議長(荒木 孝君) 1番、大国議員。


○1 番(大国陽介君) 45万円となった根拠というか、理由があれば教えてください。


○副議長(荒木 孝君) 渡部総務部長。


○総務部長(渡部英二君) 今回の改正につきましては、先ほどご説明を申しあげましたとおりでございます。


○副議長(荒木 孝君) 他に質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) ないようでありますので、これをもって議第136号から議第164号までについての質疑を終了いたします。


 次に、議第165号、島根県市町村総合事務組合の規約の変更についてから議第181号、市道路線の認定についてまで一括して質疑を行います。議案書82ページから103ページまでについてのご質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第165号から議第181号までについての質疑を終了いたします。


 次に、議第182号、出雲市国民健康保険条例の一部を改正する条例について、質疑を行います。追加議案書1ページについて、ご質疑ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第182号についての質疑を終了いたします。


 次に、議第183号、出雲地区ふるさと市町村圏協議会規約の変更について及び議第184号、出雲市及び斐川町斐伊川用水対策協議会規約の変更についてを一括して質疑を行います。追加議案書2ページから3ページについて、ご質疑ありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 質疑なしと認めます。


 これをもって、議第183号及び議第184号についての質疑を終了いたします。


 以上で議案に対する質疑を終了いたします。


 ただいま議題となっております議第101号から議第166号まで及び議第168号から議第184号の各議案は、お手元に配付いたしております常任委員会付託表のとおりであります。それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。


 なお、議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算のうち新庁舎建設に係る補正予算、議第117号、平成19年度(2007)出雲市一般会計予算のうち新庁舎建設に係る予算及び議第167号、土地の取得につきましては、お手元に配付いたしました庁舎建設特別委員会付託表のとおり、同特別委員会に審査を付託したいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○副議長(荒木 孝君) 異議なしと認めます。よって、議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算のうち新庁舎建設に係る補正予算、議第117号、平成19年度(2007)出雲市一般会計予算のうち新庁舎建設に係る予算及び議第167号、土地の取得につきましては、庁舎建設特別委員会付託表のとおり、同特別委員会に審査を付託することと決定いたしました。


 日程第5、請願第5号、市道船津所原線の整備を求める請願から請願第8号、リハビリテーション医療の日数制限撤廃の意見書採択を求める請願及び陳情第29号、管工事における分離発注及び地元企業への優先発注を求める陳情から陳情第33号、総合医療センターの整備計画の早期実現を求める陳情までを一括議題といたします。


 今期定例議会において受理いたしました請願・陳情は、お手元に配付いたしております請願・陳情書表のとおりであります。


 ただいま議題となっております請願・陳情は、請願・陳情書表に記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会といたします。


 お疲れさまでございました。


 なお、8日及び9日は総務常任委員会、12日は文教厚生常任委員会、13日は環境経済常任委員会、14日は建設水道常任委員会、15日は庁舎建設特別委員会がそれぞれ開会されますので、よろしくお願いいたします。


               午後2時31分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会副議長   荒 木   孝





          出雲市議会議員    広 戸 恭 一





          出雲市議会議員    米 山 広 志