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島根県 出雲市

平成18年度第4回定例会(第1号 2月20日)




平成18年度第4回定例会(第1号 2月20日)





 
     平成18年度(2006)第4回出雲市議会(定例会)会議録





    開 会 平成19年(2007) 2月20日午前10時00分


    閉 会 平成19年(2007) 3月19日午後 2時52分





〇議事日程第1号


      平成19年(2007) 2月20日 午前10時開議


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)湖陵町土地開発公社清算結了に関する報告書


   (2)専決処分の報告


   (3)例月出納検査結果報告書


第4.議第100号 出雲市がん撲滅対策推進条例


第5.市長施政方針表明


第6.議第101号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第102号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第103号 平成18年度(2006)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第104号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第105号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第3回補正予算


   議第106号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第5回補正予算


   議第107号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第4回補正予算


   議第108号 平成18年度(2006)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第4


          回補正予算


   議第109号 平成18年度(2006)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第110号 平成18年度(2006)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第111号 平成18年度(2006)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第112号 平成18年度(2006)出雲市サイクリング・ターミナル事業特別会


          計第1回補正予算


   議第113号 平成18年度(2006)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計第1


          回補正予算


   議第114号 平成18年度(2006)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第115号 平成18年度(2006)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第116号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第117号 平成19年度(2007)出雲市一般会計予算


   議第118号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第119号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第120号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第121号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第122号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第123号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第124号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第125号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第126号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第127号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第128号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第129号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第130号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第131号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第132号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第133号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第134号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算


   議第135号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算


   議第136号 出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例


   議第137号 出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例


   議第138号 出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第139号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第140号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第141号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第142号 出雲市印鑑条例の一部を改正する条例


   議第143号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第144号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第145号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第146号 出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例の


          一部を改正する条例


   議第147号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第148号 出雲市農林業関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第149号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第150号 出雲市都市公園条例の一部を改正する等の条例


   議第151号 出雲市普通公園条例


   議第152号 出雲市生活バス運行事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第153号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第154号 出雲市立図書館設置条例の一部を改正する条例


   議第155号 出雲市消防団条例の一部を改正する条例


   議第156号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第157号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関


          する条例


   議第158号 公の施設の設置及び管理に関する条例の整備に関する条例


   議第159号 出雲市恩給条例を廃止する条例


   議第160号 立久恵峡ユース・ホステル条例を廃止する条例


   議第161号 出雲市コミュニティ広場設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第162号 出雲市多伎コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例を廃止す


          る条例


   議第163号 出雲市佐田コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例を廃


          止する条例


   議第164号 和田毅スポーツ振興基金条例


   議第165号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について


   議第166号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第167号 土地の取得について


   議第168号 土地の処分について


   議第169号 公の施設の指定管理者の指定について(平田ニュースポーツ広場)


   議第170号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲国際交流会館宿泊研修


          棟)


   議第171号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市うさぎ森林公園)


   議第172号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(立久恵峡ユース


          ・ホステル、立久恵峡わかあゆの里)


   議第173号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(朝原コミュニテ


          ィセンター)


   議第174号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(原田コミュニテ


          ィセンター)


   議第175号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(毛津コミュニテ


          ィセンター)


   議第176号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(窪田町コミュニ


          ティセンター)


   議第177号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館外壁他改修工事)


   議第178号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館増築及び内部改修


          建築工事)


   議第179号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第180号 市道路線の廃止について


   議第181号 市道路線の認定について


第7.平成18年度(2006)


   陳情第 7号 「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿


          國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情


   陳情第26号 西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児


          童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情


第8.諮第  8号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第  9号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第 10号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





会議に付した事件


第1.会議録署名議員の指名


第2.会期の決定


第3.諸般の報告


   (1)湖陵町土地開発公社清算結了に関する報告書


   (2)専決処分の報告


   (3)例月出納検査結果報告書


第4.議第100号 出雲市がん撲滅対策推進条例


第5.市長施政方針表明


第6.議第101号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算


   議第102号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第3回補正


          予算


   議第103号 平成18年度(2006)出雲市診療所事業特別会計第1回補正予算


   議第104号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第3回補正


          予算


   議第105号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第3回補正予算


   議第106号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第5回補正予算


   議第107号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第4回補正予算


   議第108号 平成18年度(2006)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第4


          回補正予算


   議第109号 平成18年度(2006)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予


          算


   議第110号 平成18年度(2006)出雲市風力発電事業特別会計第1回補正予算


   議第111号 平成18年度(2006)出雲市ご縁ネット事業特別会計第1回補正予


          算


   議第112号 平成18年度(2006)出雲市サイクリング・ターミナル事業特別会


          計第1回補正予算


   議第113号 平成18年度(2006)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計第1


          回補正予算


   議第114号 平成18年度(2006)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計第1回


          補正予算


   議第115号 平成18年度(2006)出雲市廃棄物発電事業特別会計第1回補正予


          算


   議第116号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算


   議第117号 平成19年度(2007)出雲市一般会計予算


   議第118号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険事業特別会計予算


   議第119号 平成19年度(2007)出雲市国民健康保険橋波診療所事業特別会計


          予算


   議第120号 平成19年度(2007)出雲市診療所事業特別会計予算


   議第121号 平成19年度(2007)出雲市老人保健医療事業特別会計予算


   議第122号 平成19年度(2007)出雲市介護保険事業特別会計予算


   議第123号 平成19年度(2007)出雲市簡易水道事業特別会計予算


   議第124号 平成19年度(2007)出雲市下水道事業特別会計予算


   議第125号 平成19年度(2007)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計予算


   議第126号 平成19年度(2007)出雲市浄化槽設置事業特別会計予算


   議第127号 平成19年度(2007)出雲市風力発電事業特別会計予算


   議第128号 平成19年度(2007)出雲市ご縁ネット事業特別会計予算


   議第129号 平成19年度(2007)出雲市企業用地造成事業特別会計予算


   議第130号 平成19年度(2007)出雲市駐車場事業特別会計予算


   議第131号 平成19年度(2007)出雲市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算


   議第132号 平成19年度(2007)出雲市高野令一育英奨学事業特別会計予算


   議第133号 平成19年度(2007)出雲市廃棄物発電事業特別会計予算


   議第134号 平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算


   議第135号 平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算


   議第136号 出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例


   議第137号 出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例


   議第138号 出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第139号 出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


   議第140号 出雲市特別会計条例の一部を改正する条例


   議第141号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


   議第142号 出雲市印鑑条例の一部を改正する条例


   議第143号 出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第144号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第145号 出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例


   議第146号 出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例の


          一部を改正する条例


   議第147号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する


          条例


   議第148号 出雲市農林業関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第149号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第150号 出雲市都市公園条例の一部を改正する等の条例


   議第151号 出雲市普通公園条例


   議第152号 出雲市生活バス運行事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第153号 出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例


   議第154号 出雲市立図書館設置条例の一部を改正する条例


   議第155号 出雲市消防団条例の一部を改正する条例


   議第156号 出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一


          部を改正する条例


   議第157号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関


          する条例


   議第158号 公の施設の設置及び管理に関する条例の整備に関する条例


   議第159号 出雲市恩給条例を廃止する条例


   議第160号 立久恵峡ユース・ホステル条例を廃止する条例


   議第161号 出雲市コミュニティ広場設置及び管理に関する条例を廃止する条例


   議第162号 出雲市多伎コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例を廃止す


          る条例


   議第163号 出雲市佐田コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例を廃


          止する条例


   議第164号 和田毅スポーツ振興基金条例


   議第165号 島根県市町村総合事務組合の規約の変更について


   議第166号 辺地に係る総合整備計画の変更について


   議第167号 土地の取得について


   議第168号 土地の処分について


   議第169号 公の施設の指定管理者の指定について(平田ニュースポーツ広場)


   議第170号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲国際交流会館宿泊研修


          棟)


   議第171号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市うさぎ森林公園)


   議第172号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(立久恵峡ユース


          ・ホステル、立久恵峡わかあゆの里)


   議第173号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(朝原コミュニテ


          ィセンター)


   議第174号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(原田コミュニテ


          ィセンター)


   議第175号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(毛津コミュニテ


          ィセンター)


   議第176号 公の施設の指定管理者の指定期間の変更について(窪田町コミュニ


          ティセンター)


   議第177号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館外壁他改修工事)


   議第178号 工事請負変更契約の締結について(出雲市民会館増築及び内部改修


          建築工事)


   議第179号 新規就農者経営安定資金の返還免除について


   議第180号 市道路線の廃止について


   議第181号 市道路線の認定について


第7.平成18年度(2006)


   陳情第 7号 「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿


          國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情


   陳情第26号 西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児


          童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情


第8.諮第  8号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第  9号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて


   諮第 10号 人権擁護委員候補者につき意見を求めることについて





                 出 席 議 員


              1番  大 国 陽 介 君


              2番  松 村 豪 人 君


              3番  遠 藤 力 一 君


              4番  山 根 貞 守 君


              5番  萬 代 輝 正 君


              6番  板 倉 一 郎 君


              7番  多々納 剛 人 君


              8番  川 上 幸 博 君


              9番  石 川 寿 樹 君


             10番  曽 田 盛 雄 君


             11番  福 代 秀 洋 君


             12番  高 野 成 俊 君


             13番  広 戸 恭 一 君


             14番  小 汀 英 久 君


             15番  直 良 昌 幸 君


             16番  西 尾   敬 君


             17番  長 岡 幸 江 君


             18番  坂 根   守 君


             19番  板 倉 明 弘 君


             20番  萬 代 弘 美 君


             21番  勝 部 順 子 君


             22番  米 山 広 志 君


             23番  牛 尾 尚 義 君


             24番  山 代 裕 始 君


             25番  宮 本   享 君


             26番  原   隆 利 君


             27番  今 岡 一 朗 君


             28番  多久和 康 司 君


             29番  荒 木   孝 君


             30番  長 廻 利 行 君


             31番  古 福 康 雅 君


             32番  珍 部 全 吾 君


             33番  杉 谷 寿 之 君


             34番  寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          助   役        長 岡 秀 人 君


          助   役        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教 育 長        黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          総務部長         渡 部 英 二 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       岸   和 之 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       児 玉 進 一 君


          環境事業部長       永 岡 博 之 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       田 中 敬 耕 君


          教育次長         荒 木 光 延 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消 防 長        大 田   茂 君


          総合医療センター事務局長 布 野 勝 己 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         福 間   浩 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





                議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        吉 田 美智子


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        曽 田 浩 司





               午前10時00分 開会


○議 長(寺田昌弘君) おはようございます。


 これより、平成18年度(2006)第4回出雲市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は全員であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、議長において13番、広戸恭一議員、22番、米山広志議員を指名いたします。


 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました会期日程案のとおり、本日から3月19日までの28日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から3月19日までの28日間とすることに決定いたしました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 初めに、市長から地方自治法第243条の3第2項の規定による湖陵町土地開発公社清算結了に関する報告書の提出及び同法第180条第2項の規定よる専決処分の報告がありました。


 また、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査結果報告書の提出がありました。いずれも写しを配付いたしておりますのでご覧ください。


 以上で、諸般の報告を終了いたします。


 日程第4、議第100号、出雲市がん撲滅対策推進条例を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 宮本 享議員。


○25番(宮本 享君) 登壇 皆さん、おはようございます。


 ただいま上程されました議第100号、出雲市がん撲滅対策推進条例について、提案説明を申しあげます。


 本条例は、昨今のがんによる死亡者数の増加に伴い、がん撲滅に向けた本市のがん対策に関する各種施策を定め、がん対策を総合的かつ計画的に実施していくことを目的に制定するものであります。


 皆さんご承知のとおり、国において「がん対策基本法」、島根県において「島根県がん対策推進条例」が制定されていますが、この背景には、「がんと共に生きる会」会長として、がんと闘いながら、がん医療の地域格差の解消と日本のがん医療全体の向上を国や社会に主張してこられた故佐藤 均さんの多大な努力がありました。このことは、がん患者やその家族が抱えるさまざまな問題を広く伝えるとともに、多くの人々に勇気と希望を与えました。佐藤さんの出身地であるこの出雲の地から、がん対策をより実効性の高いものにしていくため、市町村レベルでは初めてとなる条例を制定し、がん対策を市の主要施策として位置づけ、本市のがん対策に向けた取り組みを全国へ発信していくことを決意したところであります。


 また、本条例に「撲滅」という用語を入れておりますが、現在の医学において、がんを撲滅するというのは困難なため、厚生労働省をはじめ広く「征圧」という言葉が使用されているところであります。しかし、本条例で、市内の都道府県がん診療連携拠点病院との連携を強化し、がん専門医の育成や高度医療の開発に対し、支援を行うことで、がん撲滅に向けた大きな期待を寄せ、また市独自で可能な限りさまざまな予防対策を施すことで「征圧」ではなく、あくまでも「撲滅」に向けて取り組む決意のもと、このような表現にしたところであります。


 以上、まことに簡単ではございますが、本条例の提案説明とさせていただきます。


 全議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第100号につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、議第100号につきましては、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決を行うことに決定いたしました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


 勝部順子議員。


○21番(勝部順子君) 登壇 ただいま提案がありました議第100号、出雲市がん撲滅対策推進条例につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。


 本条例は、具体的には、市内の都道府県がん診療連携拠点病院との連携を強化し、地域のがん医療水準の向上を図るとともに、がん予防対策及び患者会等の活動に対する支援の充実に努め、本市ひいては島根県のがん対策のさらなる向上に寄与していくことを目的にしているものであります。


 本条例の最大の特徴として、第5条に、厚生労働省が各都道府県に概ね1カ所指定します都道府県がん診療連携拠点病院との連携を強化し、必要な支援を行うことを明記している点にあります。先ほど、提案説明にもありましたように、「がんと共に生きる会」の会長でありました故佐藤 均さんは、がん医療の地域格差の解消を最も訴えておられました。住み慣れた地域で治療を受けたいという患者の思いを大事にし、市がこの都道府県がん診療連携拠点病院で行われるがん専門医の養成や高度医療の開発に対し支援を行うことで、地域医療の向上に大きくつなげるものであります。


 このがん対策に関しては、最近、新聞紙上等で大きく取り上げられるようになりました。がん医療水準の向上と環境改善へ向けた機運が次第に高まっていることをあらわしています。私も昨年、まだ若い友人をがんでなくしました。その際、がんと向き合う患者とその家族の本当に心傷む思いに触れたとき、今、行政が本気で取り組んでいかなければならない課題だと痛感しております。各病院でがんサロンが設置されるなど、患者間のネットワークが大きく進んでいる中、本条例中、これらの支援に努めることも明記しております。


 また、1月19日には、県内のがん患者やその家族が企画されました「がんをいっしょに考える集い」が市内で開催され、国立がんセンターの垣添忠生総長の基調講演に続き、がん患者の皆さんから実体験に基づいての意見を発表されたと伺いました。垣添総長は、この講演の中で、日本のがん検診の受診率が低いことに触れられ、早期発見の必要性と検診の重要性を強調しておられました。また、がん医療の最大の課題は、医療機関の格差解消であると言われておりました。一方、がん患者からは、不足する抗がん剤や放射線治療の専門医の育成などを強く求めておられました。


 国において成立いたしました「がん対策基本法」が本年4月に施行され、また、島根県においても平成19年度(2007)中に「がん対策推進計画」が策定されるなど、まさに本年は「がん医療充実の元年」と言えます。今回の条例提案は、まさに時にかなったものであり、この出雲の地から、がん対策に関する取り組みを情報発信し、全国へつながっていくことを大きく期待するものであります。


 以上で賛成討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって、討論を終了いたしました。


 これより採決を行います。


 議第100号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第100号は、原案のとおり可決されました。


 日程第5、市長から施政方針表明について発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 市議会議員の皆様、市民の皆様、まずもっておはようございます。


 平成17年(2005)3月の新出雲市発足以来、私は合併後10年間の輝かしい針路設計たる「21世紀出雲のグランドデザイン」の6つの重点施策をもとに、産業や観光、芸術文化、スポーツ、男女共同参画、食育、福祉など多様なまちづくり条例を整備するなど、新市建設の基本設計を整え、具体的な事業を逐次立ち上げてまいりました。


 さらに、私の市政の基本姿勢である「対話と交流」の実践として議員の皆様との論議や協議を基本に、平成17年度(2005)・18年度(2006)の両年、全市各地域で市政フォーラムを開催し、身近な要望・課題などを率直に伺い、全市民の皆様と共通の思いと認識のもと、さまざまな問題解決に取り組んできました。


 私は、合併当初の10年計画達成のためにも、最初の5年間の立ち上がりが合併の成否を決するとアピールしてきましたが、3年目を迎える平成19年度(2007)は、いよいよ新市を軌道に乗せる正念場であります。今こそ神話の夢舞台に大輪の花を咲かせるべく「出雲ルネサンス」を巻き起こすとの決意を持って、市政運営の先頭に立たたんとするものであります。


 すなわち、創意と工夫の出雲方式の行財政改革を定着させつつ、全市にわたり利便性高く画竜点睛を欠くことのない生活基盤の充実とともに、創造性と文化性あふれる産業活動の振興を促し、洗練された生活感覚や豊かな芸術文化、やすらぎと潤いのある、出雲ならではの伝統文化に輝く心豊かな市民生活の創造たる「出雲ルネサンス」を標榜し、一層グレードの高い市政の発展に邁進したく存じます。


 他方、「地方分権改革推進法」が昨年12月に制定され、平成12年(2000)に始まった地方分権改革もいよいよ第二期に入ったところであります。「住民に最も近い地方が自分で物事を決め実行できる」という地方分権の大きな流れが加速しているなか、住民の生活に直結している基礎的自治体としての市に権限と財源を集積し、国・県とのつながりも上下関係ではなく、対等な横の関係による連携・協力のパートナーシップへと変革し、真の分権自治を進めなければなりません。


 とりわけ、この平成19年(2007)から本格化する第二期の分権改革では、「国と地方」というより、「国と県と市」における分権自治、役割分担を明確化する中で、基礎的自治体としての市の役割・機能を強化することが重要であります。そのためにも、県境を越えた市町村間の協力体制の確立は欠くことのできないものであり、新たな広域行政体としての道州制のあり方、方向づけについて、市民の皆様や議員の皆様とともに、議論を深めていきたく存じます。


 こうしたなか、我が出雲市は「西部日本海域の中心都市」として、宍道湖・中海交流圏と、石見銀山やグラントワ等芸術文化ネットワークを擁する石見文化圏との連携軸の中心となり、また、出雲空港・河下港を玄関口とする隠岐との交流も展望しつつ、島根のエンジンとして全県を支えていかなければなりません。


 以上のような展望のもとに、平成19年度(2007)の市政運営の方針をグランドデザインの6つの基本方策に沿って、新規の施策を中心にあらあら申しあげ、市民の皆様、議員の皆様の一層のご理解、ご協力をいただきたく存じます。


 第一に、本市発展の最優先の重点施策たる『21世紀産業都市の創造』です。


 まず、「産業基盤の整備」についてです。


 我が国の経済情勢が、いざなぎ景気を超える戦後最長の景気拡大を迎える中、いまだ島根・鳥取両県では、産業基盤整備の立ち遅れから景気回復も足踏み状態であり、企業誘致による市内への産業投資の拡大に、一層力を注いでいく必要を痛感しております。


 そこで、新年度においては、昨年11月の「出雲ビジネス誘致・集積懇話会」の提言を踏まえ、外部からの企業誘致や市内企業の集積を進めるべく、「新ビジネスパーク」の基盤整備に逐次、具体的に着手してまいります。


 中心市街地については、平成18年(2006)6月の改正中心市街地活性化法の施行に伴い、出雲地域の「中核都市拠点地区」及び平田地域の「東部都市拠点地区」の2地区で、新たな「中心市街地活性化基本計画」の策定に取り組んでいます。早急にこの2地区について国の認定を受け、新年度から、それぞれがめざすまちづくりの将来像の具現化に向けて、街路整備、都市福利施設の整備等を重点的に推進するとともに、空き店舗の有効活用など商業活性化や賑わい創出に関係団体や企業、商店主、住民の皆様とともに強力に取り組んでまいります。


 また、新年度に市街地北部に出店が計画されている大型商業施設については、単なるショッピングモールではなく、映像芸術等の集積により、21世紀の市民生活に大きなインパクトを与える一大文化産業として地域産業の牽引力が期待されております。


 さらに、JR出雲市駅周辺地区においては、「りそな情報センター」に引き続き新たな情報ビジネス進出の動きがあり、この地域にIT関連企業の集積を進めたく、いわば情報ビジネス特区として特段の支援策を講じてまいります。


 次に、農業振興については、新年度から新たに導入される3つの改革政策を着実に推進します。


 まず、「米政策改革」では、出雲市水田農業推進協議会において的確な需給調整が図られるよう、指導や情報提供を行うとともに、とも補償などの支援を行ってまいります。第二に、「品目横断的経営安定対策」では、JAいずもと連携し、認定農業者や農業法人の育成、兼業農家や小規模農家を取り込んだ集落営農の組織化・法人化を促進します。第三に、「農地・水・環境保全向上対策」では、農業用施設の維持改善や農村の自然・景観を守っていく地域活動を支援します。


 一方、農業基盤の整備としては、県営稗原地区かんがい排水事業等が新年度に完成する予定であるほか、斐伊川沿岸地区国営農業用水再編対策事業等のかんがい排水事業が引き続き実施されるとともに、県営出雲南地区中山間地域総合整備事業がスタートします。


 次に、林業振興については、「21世紀出雲林業フロンティア・ファイティング・ファンド」を創設し、間伐や作業道整備、林業機械購入などへの支援を出雲地区森林組合等と共同で支援してまいります。


 森林が持つ水資源涵養、災害防止など公益機能が重要視される中で、出雲ふるさとの森再生事業や松くい虫被害対策を市民の皆様のご理解・ご協力を得ながら、引き続き実施します。


 また、有害鳥獣による農林作物被害対策については、防護施設の設置など被害の抑制に最大限努力します。


 次に、水産業の振興については、特に、定着性が強いアマダイやキジハタの栽培漁業化の推進に力を入れてまいります。


 また、大社漁港で整備予定の「出雲水産交流プラザ(仮称)」については、魚価の安定、漁業所得の向上、地産地消の推進、水産観光の振興等を図るものとして、新年度には基礎調査など諸準備を進めます。


 他方、塩津、釜浦漁港の外郭施設の改良を引き続き実施するほか、鵜峠漁港の物揚場の修繕を行います。また、沿岸域での漁獲増大を図るため、釜浦地区に人工漁礁の造成を実施します。


 次に、「産業創出及び地場産業の振興」についてです。


 新たな技術、製品の開発に意欲的な企業への支援策として、「新ビジネス創業支援事業」を引き続き実施するほか、最新の技術・製品の紹介やビジネスチャンスの場の拡大を図るため、「21世紀出雲産業見本市」の一層の充実を期します。


 また、21世紀出雲産業支援センターにおいては、新たにブランド発信の拠点として民間の先進的な発想による特産品の情報発信も行っていきます。


 21世紀を切り拓く新エネルギー産業については、「新出雲風力発電事業」が平成21年度(2009)の操業開始をめざして、本年2月に着工いたしましたが、「出雲バイオマスエネルギープラント」では、森林業関係者から原料となる剪定枝、木材等の木質バイオマスの提供を受け、本格稼動に向けた諸準備を進める予定であります。


 さらに、水素社会構築への取り組みとして、水素エネルギーを利用したエンジンの研究施設の進出を働きかけるとともに、フォーラムなどの啓発活動を実施するほか、関連企業の誘致や市内企業の事業参入を促進します。


 次に、地場産業の振興については、2年目に入った「21世紀出雲農業フロンティア・ファイティング・ファンド」を一層充実させ、担い手の育成や特産・畜産振興の助成策を強化し、最先端で戦う農業者を力強く支援します。


 特産振興では、県内最大産地であるぶどうについて、高度化ハウスの導入、ウィルスフリー苗への改植等による高品質化・省力化を推進するとともに、大粒系新品種の導入や、他の果実との複合経営化を進めます。また、柿、いちじく、青ネギ、アスパラガス、菌床しいたけ、ブロッコリー、かんしょなどの振興にも力を入れていきます。


 特に、いちじくについては、「いちじくの里整備事業」を立ち上げ、「多伎いちじく」の全国ブランドの確立や品質向上・ビジネス化等に向けた研究、後継者育成等を期してまいります。


 畜産振興では、引き続き優良牛の導入や受精卵移植、繁殖・肥育の地域内一貫体制の充実等により「いずも和牛」の振興を図るほか、牛乳・鶏卵のさらなる良品質化を進めるとともに、「出雲ブランド」を最大限に生かした県内外での販路開拓あるいは販売促進を積極的に支援します。


 他方、快適な住環境の向上や建築技術の継承等をめざす住宅リフォーム助成事業についても引き続き実施します。


 次に、「人材育成及び人材確保」についてです。


 少子高齢化による生産年齢人口の減少が大幅に進み、企業活動に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。


 昨年8月に開設した「出雲総合雇用情報センター」すなわち「ジョブ・ステーション出雲」においては、若者や女性、高齢者等の潜在的労働力の発掘等による就業促進、人材確保を図るとともに、積極的に求人開拓を行い、引き続き効果的な職業紹介に努めてまいります。


 また、出雲地区雇用推進協議会では、ハローワーク等関係機関との連携・協力のもと、地元企業の魅力を発信するため、セミナー、就職説明会等の開催はもとより、ホームページによる就職情報の提供に一層力を入れてまいります。


 一方、農業の担い手対策として、昨年7月に「アグリビジネススクール」を全国に先駆けて開校しました。新年度においては、アグリビジネス科、就農チャレンジ科に加え、アグリビジネス実践研究科(仮称)を設置し、経営感覚に優れた足腰の強い経営者を育成し、さらなるアグリビジネスの創出につなげていく考えです。


 水産業における人づくり・人材確保については、JFしまねと共同で「水産業総合対策事業」を引き続き実施し、漁業所得の向上や担い手漁業者の育成をめざします。


 さて第二の重点施策は『21世紀出雲神話観光大国の創造』でございます。


 本市は、平成17年(2005)に「21世紀出雲神話観光大国の建設促進条例」を制定し、「神話の夢舞台 出雲」の創造を合言葉に、交流人口1,000万人をめざしているなか、何よりも重要な基盤となるのは人づくりであります。そのため、昨年発足した「出雲文化観光学院」による研修講座の充実はもとより、家庭・学校・地域挙げてのあいさつ運動や「おもてなしの心」の涵養など、出雲観光協会を中核に全市民あげての観光振興への情熱と結束が求められております。


 こうしたなか、新出雲市の10年計画の始動とともに、県立古代出雲歴史博物館がオープンとなり、「出雲阿國座(仮称)」の創設、60年ぶりの出雲大社の正遷宮等、出雲神話観光大国の夜明けを迎えております。神話の国出雲のイメージを全国に発信するまたとないこの機会に、国のグローバル観光戦略における「ビジット・ジャパン・キャンペーン(Visit Japan Campaign)」にあわせ、「ビジット・出雲・全国キャンペーン10年計画」を提唱し、「神話の夢舞台 出雲のまつり」を盛りあげたく存じます。


 とりわけ、今日、若い世代を中心に、わが国の古代文化への関心や思いが希薄になるなか、「バック・トゥー・ベーシック(Back To Basic)」すなわち「基本に返れ」の精神に鑑み、本市においては、古代出雲文化をめぐる交流活動の増進を目的とする条例を制定したく存じます。条例では、日本文化の中で定着している我が出雲の「神在月」に因んで、「出雲神在月文化振興月間(仮称)」なるものを定め、産業・文化・観光・教育等さまざまな分野での学習や、賑わいの場を市民総参加で創出し、心豊かな出雲文化を全国に、さらに全世界に発信していきたく存じます。


 このような構想のなか、新年度に取り組む重点施策は次のとおりです。


 まず、「歴史・文化のシンボル空間の整備」についてです。


 大社門前町の再生は、「21世紀出雲神話観光大国の創造」の極めて重要な柱であります。この門前町整備の中核である出雲阿國座については、新年度に、実施計画や用地の確保・整備に取り組むほか、その利用・活動の方針や管理運営の仕組みを、いよいよ詳細かつ具体的に検討してまいります。


 次に、「歴史・文化資源と豊かな自然資源を活用した観光回廊づくり」についてです。


 西谷墳墓群史跡公園の整備を引き続き行うとともに、新年度には、平成21年度(2009)オープンをめざし、博物館の建設に着手します。


 また、平成20年度(2008)から予定されている国宝出雲大社本殿等の保存修理については、国、県及び出雲大社と具体的な支援策の調整協議に入るほか、田儀櫻井家たたら製鉄遺跡等の史跡整備や中村1号墳など、遺跡の発掘調査等を全国の大学・研究機関と連携して行います。


 国立公園日御碕や昨年7月の豪雨により被害を受けた立久恵峡わかあゆの里については、観光地にふさわしい活用策について、さらに検討いたします。


 一方、全国への発信をめざす新しい夏の祭典「出雲神話まつり」や「神在月出雲全国そばまつり」などを一層盛大に開催するとともに、さらなる交流人口の拡大を図るため、コンベンション支援制度の活用等により、文化・スポーツを中心とした各種大会等を積極的に誘致します。


 次に、「出雲の國ブランドの情報戦略」として、21世紀出雲産業支援センターによる出雲ブランドの情報発信とともに、「神話の夢舞台 出雲展」の開催や、旅行商品の企画造成に向けたエージェント等への積極的アプローチ、本市のイメージポスターの掲出、神話の国縁結びの観光協会等々と連携した広域観光キャンペーンなど、「心のなごみ 一生に一度は出雲へ」をキャッチフレーズに、大都市圏を中心に観光PRと一層効果的な観光客誘致に取り組みます。


 次に、第三の重点施策は『21世紀都市・交流拠点の創造』です。


 新年度には、現在の都市計画区域を再編し、新たな都市計画マスタープランの策定や、用途地域の全体見直しに着手し、一体的・効率的な都市空間の形成に努めます。


 21世紀出雲市政の中枢となる市役所新庁舎については、県立中央病院跡地に、市民の憩いの空間と防災機能を備えた出雲中央広場(仮称)をあわせて整備することになりました。本年秋までに新庁舎の基本設計・実施設計を終え、平成20年度(2008)中の完成をめざします。


 また、新庁舎完成後に残る現庁舎については、新庁舎建設調査検討委員会の提言等を念頭に置いて、本市の現有施設では十分対応できていない市民活動のニーズが満たされるよう、当面、有効に活用すべきと考えております。


 都市中心部の街路整備については、まず出雲地域において、引き続き上成新町線外9路線、県事業の出雲市駅前矢尾線外2路線の整備を推進してまいります。


 平田地域では、新たに後川薬師線の整備に着手するとともに、引き続き県事業の寺町瑞穂大橋線の整備を推進します。また、木綿街道整備計画を策定し、特色ある伝統的なまちづくりを支援していきます。


 大社地域では、引き続き北荒木赤塚線の街路整備を実施するとともに、門前町再生整備計画の一環として、道路、交通広場等の整備を進めます。


 他方、都市再生等のまちづくりの推進については、まちづくり交付金制度を活用した都市再生の取り組みとして、新たに東部都市拠点たる平田地区の整備に着手するとともに、岐久海岸地区、八幡原川地区、今市地区及び大社地区の4地区の整備を引き続き進めてまいります。


 街なみ環境整備事業では、出雲大社周辺の電線類地中化工事や今市町八雲周辺の小公園整備を行うとともに、建築物の修景助成を行います。また、良好な景観の創造に向け、出雲市景観計画を策定します。


 地籍調査については、土地の保全と利用のニーズに沿って、継続的・重点的に調査の充実に努めます。


 次に、「広域交通網の整備」についてです。


 まず、山陰自動車道は、昨年11月斐川インターチェンジまでの区間が開通したところであります。平成21年度(2009)末の出雲インターチェンジ(仮称)までの開通をめざし、新年度は、斐伊川橋梁上部工事や所原トンネル工事など、ほぼ全区間において工事が本格化することとなります。あわせて、交通の難所である多伎・朝山間が近年、事業着手されましたが、引き続き出雲インターチェンジから多伎インターチェンジ(仮称)までの間の事業着手はもとより、県民の悲願であります山陰自動車道の早期全線開通に向けて、関係団体が一致協力して、さらに強力に働きかけます。


 また、国道9号出雲バイパスは、いよいよ平成19年度(2007)中の供用開始に向けて、残された「出雲平田線付近から斐川町富村の国道9号接続箇所まで」及び「出雲大社線から神戸橋南詰の芦渡町交差点まで」の両区間において、工事が急ピッチで進められております。


 地域高規格道路「境港出雲道路」については、国道431号東林木バイパスの早期全線開通をめざし、引き続き西へ向かって埋蔵文化財調査と工事が進められています。さらに、平田地域に向けての事業が継続されるよう、ルート案の早期決定を県当局に強く求めたいと思います。


 一方、河下港については、5,000トン級岸壁が本年3月に完成し、新年度から利用可能となります。新たに創設される「みなと振興交付金」を活用した利用促進策を検討していくとともに、湾内の静穏度改善に向けた沖防波堤の早期建設を国・県に対して強く要望してまいります。


 次に、「地域内幹線道路等の整備」についてです。


 県道整備については、出雲インター線、大社立久恵線、出雲平田線、斐川一畑大社線など県道の立ち遅れ著しいものがありまして、一層その整備促進を強力に働きかけてまいります。


 主要な市道整備については、引き続き市内34路線の道路改良整備を進めるとともに、そのうち2路線を完成させることとしております。次期「幹線市道整備計画」を策定いたします。


 市管理の道路や河川の除草・浚渫については、ボランティア活動への支援を充実させるなど、地域住民との協働による取り組みをさらに進めてまいります。


 次に、「公共交通ネットワークの構築」についてです。


 バス交通については、県立古代出雲歴史博物館や島根ワイナリー等を巡る新たなバスルートを検討するほか、地域の利用実態に即した運行形態の見直し、路線の再編等を進めてまいります。


 一畑電車については、従来の欠損補助方式から鉄道の基盤部分の経費補助方式へ、支援策の転換を図ったところであり、県や松江市とともに、事業者へ一層の経営努力を促します。


 出雲空港については、21世紀出雲空港整備利用促進協議会の会長市として、既存路線・便数の維持確保やサービスの向上、名古屋路線の運航再開等を関係機関にさらに強く働きかけます。


 次に、「高度情報通信社会の実現」についてです。


 発行枚数が2万枚を超えた住民基本台帳カードの一層の普及に努めるなど、引き続き市民サービスの迅速化、高度化をめざすとともに、本市のホームページの機能・内容の充実を図り、情報戦略の一層の強化に努めます。


 地域情報化の推進については、新年度は佐田地域の吉野地区において、移動通信鉄塔施設整備事業を実施し、引き続き携帯電話不感地域の解消に向けて取り組んでまいります。


 第四の重要施策は『21世紀環境先進都市の創造』です。


 地球温暖化の問題から廃棄物の処理といった身近な生活の問題まで、環境に関するさまざまな分野の施策を総合的かつ計画的に推進するため、市や市民・事業者が取り組むべき行動指針を盛り込んだ「出雲市環境基本計画」を本年3月に策定し、環境への負荷軽減に取り組んでまいります。


 まず、「循環型社会の構築」についてです。


 エネルギーセンターのごみ発電によるサーマルリサイクルなど、引き続き3R、すなわち廃棄物の発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・再生利用(リサイクル)に強力に取り組み、「世界一のリサイクル都市」の実現に向けて、一層努力いたします。


 また、新年度からは、市内各地域においてリサイクル市を開催し、衣類・古布のリユースやリサイクルに取り組みます。


 さらに、環境美化の推進、ごみ減量化の実現に向け、出雲地域での環境衛生組合の自主的な活動を引き続き支援するとともに、全市への拡大も検討してまいります。また、市民団体や事業者の環境美化活動に対しても、引き続き支援を行うなど、行政、地域、市民、事業所が一体となった取り組みを進めていきます。


 また、「動植物との共生」については、国際保護鳥トキの国内分散飼育地指定に向け、飼育員の技術向上を図るとともに、「トキ飼育センター(仮称)」の設計業務に着手し、国に対して引き続き強力に働きかけてまいります。


 次に、「安全・安心な都市づくり、まちづくり」についてです。


 防災対策については、昨年7月の豪雨災害の教訓を生かし、災害に強いまちづくりを進めるため、市と地区災害対策本部、町内組織等が連携した「地域防災ネットワーク」をつくり、防災体制の一層の強化を図ります。


 また、緊急時の情報伝達手段として、まず平田地域においてサイレン網を整備するとともに、JAいずもの新通信システムやFMいずも、携帯メールの活用について検討します。また、防災意識の向上と安全で迅速な避難のため、浸水想定区域や土砂災害警戒区域、避難所等を表示したハザードマップを作成して全戸配布を行うこととしております。


 さらに、地震被害から市民の生命と財産を守るため、「出雲市建築物耐震改修促進計画」を策定します。


 消防救急体制については、大規模災害や大事故等に対応するため、緊急消防援助隊中・四国合同訓練へ部隊を派遣し、災害対応能力の強化を図ります。


 救急業務については、AEDを使用した応急手当を行う救命講習を引き続き実施するとともに、消防団員等による応急手当普及員の養成に努めてまいります。


 消防団については、6消防団の現有体制を1消防団13方面隊に統合し、地域に密着した防災活動を展開するとともに、自主防災組織・消防クラブ等の育成強化に努めるほか、水防団についても、機動性のあるゴムボート等の配備を進め、水防活動の強化に努めます。


 斐伊川・神戸川治水対策については、上流部のダム建設事業、中流部の斐伊川放水路事業の早期完了と、下流部の大橋川改修工事が早期に着工されるよう、国・県等関係機関へ強く働きかけてまいります。


 斐伊川放水路事業については、神戸堰の改築やJR山陰本線神戸川橋梁、神戸橋の架け替えなど、工事の最盛期を迎えておりますが、今後は、懸案となっております高水敷、グリーンステップの利活用などの検討を進めていきます。


 また、神戸川上流部については、昨年7月の豪雨災害の復旧に併せ、暫定改修が進められており、引き続き、抜本的な改修の早期実現に向けて、関係機関に強力に要請してまいります。


 その他の県管理河川改修事業については、新内藤川、赤川、平田船川の改修工事が進捗するとともに、湯谷川は家屋調査等が引き続き行われ、十間川水系河川は、改修に向けた専門的な検討が進められております。


 防犯・交通安全については、通学路等の安全確保のため、防犯灯の整備を進めるとともに、防犯ボランティア等市民の主体的な取り組みを支援し、犯罪のない明るいまちづくりをめざします。


 交通安全活動については、交通指導員の育成及び活動強化を図るとともに、安全意識の啓発や交通安全施設の整備等を推進していきます。


 次に、「快適な居住空間の整備」についてです。


 市営住宅の建設については、本年10月には、大社地域で上分住宅が完成予定であり、新年度から有原住宅1期の建設に着手します。


 民間の宅地開発や賃貸住宅建設に対する支援を引き続き実施するとともに、来原住宅跡地において、民間の技術や資力を活用した分譲住宅地の開発を行います。


 さらに、新しい住宅政策として、民間住宅の有効活用の方策を検討します。


 また、多くの方が利用する民間施設における吹付けアスベスト等の除去について、補助制度を立ち上げ、市民のアスベスト被害を未然に防止してまいります。


 都市公園整備については、愛宕山公園の再整備を進めるほか、公園リフレッシュ整備事業等により市内の公園の遊具・トイレの改修等に努めます。


 下水道整備については、平成18年度(2006)に策定した出雲市汚水処理整備計画に基づき、事業を推進してまいります。


 公共下水道事業では、出雲、平田、湖陵及び大社地域の整備を推進します。漁業集落環境整備事業では、平田地域の塩津、坂浦地区、大社地域の宇竜地区で引き続き整備を進めます。


 また、市設置型浄化槽の整備区域を全市に拡大するとともに、個人設置型の合併処理浄化槽維持管理補助金についても全市に拡大します。


 上水道については、平成18年度(2006)末をもって第5次拡張改良事業が終了することから、新たに第6次拡張改良事業に取り組み、安全で良質な水道水の安定供給をめざします。新年度は、尾原ダムから平田地域への受水を可能とする施設整備の準備や、来原浄水場での自家発電施設の整備等を行います。


 簡易水道については、日御碕簡易水道の改良を引き続き行うとともに、中山地区の一部と蛇池地区において水道未普及地域解消事業に着手します。


 次に、第五の重点施策についてです。すなわち『21世紀人材育成都市の創造』です。


 まず、「少子化対策・子育て支援への本格的な取り組み」についてです。


 平成17年(2005)2月に策定した「いずも次世代育成支援行動計画(いきいきこどもプラン)」の実践をフォローアップすべく、「子育て支援市民協議会(仮称)」を立ち上げ、企業・地域・家庭・行政が相協力して、計画の実現に邁進したく存じます。


 経済的支援の拡充策としては、特に、全国でも画期的な本市独自の新規施策として、3人以上の子どもさんを養育されるご家庭の、第3子以降の保育所・幼稚園の保育料完全無料化に踏みきります。第1子、第2子の年齢は問いません。このような新しい制度を打ち出したいということでございます。


 また、国の制度改正に伴い、児童手当の乳幼児加算を創設し、3歳未満の第1子、第2子に対する手当を倍増し、一律1万円とします。


 保育所については、平成18年度(2006)末から19年度(2007)にかけて、4園の新設と3園の増改築を行い、新年度には、市内における待機児童が解消できる見込みであります。また、休日保育や一時保育、特定保育の充実に努めるとともに、病後児保育の拡充について検討します。


 一方、地域に保育所がないなどの事情を考慮し、稗原幼稚園、東幼稚園及び湖陵幼稚園において、長時間の預かり保育を実施します。


 放課後児童対策としては、「出雲市放課後子どもプラン」を策定し、児童クラブや子どもの居場所づくり事業の拡大を図っていきます。


 幼児教育については、「出雲市幼児教育振興計画」を本年3月に策定し、総合的に推進してまいります。


 いわゆる小1プロブレム、小学校1年生問題解消のため、「幼小一貫教育推進研究委員会」を設置し、幼小一貫教育について調査・研究を行うほか、発達障害など特別な支援を要する幼児については、引き続き適切な支援に努めます。


 次に、「教育行政の改革」についてです。


 本市では、昨年4月、地域の経済や福祉関係など多様な人材を結集した「地域学校運営理事会」を全市内小・中学校に導入、設置したところであります。このような中で、新しいこの理事会制度は全国的にも極めてまれなケース、あるいは初めてと言われているものでございまして、このような制度発足を受けて、新年度においては、学校運営理事会の機能の明確化、活動の強化が図られるよう支援してまいります。


 さらに、教育先進国の学校理事会等の教育行政制度、すなわち独立の学校運営の教育委員会、アメリカ合衆国の制度によらない先進各国の学校運営理事会等の行政制度を実地に調査し、本市ならではの地域住民の皆様のために、本当に役に立つ、あるいはふるさとの学校となる学校運営のあり方について研究を進めてみたいと思います。


 こうした教育行政の改革については、国政の最重要課題の一つとされ、教育再生会議等で議論されているなか、改革の真実は現場にあるとの観点から、「教育委員会設置の選択制」の導入など教育行政制度の弾力化に向けて、全国に働きかけて頑張ってまいりたいと思っているところでございます。


 この意味で、本市においては、新年度から「出雲市教育政策審議会(仮称)」を設置し、多様な市民の皆様方から、教育政策の基本的な考え方や重点的な活動内容について、年間を通じ、随時ご議論・ご提言をいただき、教育委員会における施策の展開に役立てていただきたく存ずる次第であります。


 一方、近年、学校に対する多様な要請から業務が増大し、教員に子どもたちと向き合う時間やゆとりがなくなりつつあると言われております。このため、学校事務の共同実施をさらに充実させるとともに、市職員をスクールマネジャー(仮称)として市内4地域の拠点校にまず派遣し、拠点校のみならず校区内の小中学校間の事務的な連絡、連携業務や、学校事務業務の円滑な処理を支援してまいりたいと考えているところでございます。


 次に、「先進的な学校教育活動の発展」についてです。


 かねてから6・3制による義務教育制度のさまざまな問題点が指摘されているなか、本市においては「出雲式小中一貫教育」に着手したところでありますが、新年度には、モデル校区を追加指定するとともに、それぞれの中学校区で実践的な取り組みが進むよう支援してまいります。


 学力向上対策については、「学習力パワーアップ事業」を引き続き実施するとともに「ウィークエンドスクール事業」、土曜日における補修授業を全市に拡大し、基礎学力の定着・向上に努めます。


 さらに、国際的な視野で考え、行動する力を養うため、英語によるコミュニケーション能力の育成をめざす「スーパーイングリッシュ事業」を引き続き充実・強化してまいります。


 「心の教育」の充実については、さまざまな体験や人との関わりが重要であることから、各学校で特色ある体験活動が展開できるよう、総合的学習推進事業の一層の充実を図ってまいります。


 さらに、「ふるさと出雲」への愛着と誇りを培うため、西谷墳墓群や青木遺跡など貴重な歴史的遺産を活用した「古代出雲学習」のあり方について検討を進めます。


 また、「心の愛読書」については、全児童生徒一人一冊分を配布しているなかで、子どもたちが世界や日本の名著を気軽に楽しく回し読みし、涙と感動の出会いにより、心の糧となることを期待しております。


 不登校児童生徒への支援については、すずらん教室、光人塾と不登校対策指導員との連携によるきめ細やかな支援体制の充実・強化に努めます。特に、家庭に引きこもりがちな児童生徒については、指導員による訪問・相談活動により、学校復帰への支援に努めます。


 特別支援教育については、学習障害、注意欠陥多動性障害、高機能自閉症など、軽度発達障害の児童生徒が増加している現状に鑑み、引き続き通級指導教室における専門的な支援や、「特別支援教育ヘルパー」・「特別支援補助ヘルパー」制度の充実を図ってまいります。


 人権・同和教育については、同和教育をすべての教育活動の基底に据え、あらゆる人権問題を解決していこうとする意欲と実践力を身に付けた児童生徒の育成に努めるとともに、いじめを許さない人権意識の高い集団づくりを進めていく「フレンドシップ事業」を展開します。


 一方、出雲市同和教育・啓発推進会議や各地区同和教育推進協議会と連携を図りながら、人権施策推進基本計画の策定に取り組み、同和問題をはじめ、さまざまな人権問題の解決に一層努力してまいります。


 学校施設の整備については、年次計画に基づき、旭丘中学校や川跡幼稚園の改築に着手するほか、校舎・園舎リフレッシュ事業による改修などを進めていきます。


 出雲科学館については、新年度には新館が完成することから、2学期以降は、市内の全小中学校を対象とした理科学習が実現することとなります。


 学校給食については、安全・安心でおいしい栄養バランスのとれた給食の提供を基本とし、地産地消を積極的に進めるなど、魅力ある給食づくりに努めるほか、学校給食を教材とした実践的な食育活動に取り組んでまいります。


 平田及び大社の学校給食センターの老朽化に伴う改廃や、対象校の再編については、具体的に検討してまいります。


 次に、「文化・スポーツ・生涯学習等の充実」についてです。


 本市においては、「本物志向と住民参加」をテーマに出雲総合芸術文化祭を毎年開催し、幅広く鑑賞や参加の機会を提供するとともに、出雲芸術アカデミーを創設し、全国最先端の次代の人材育成などに成果をあげております。新年度は、ジュニアオーケストラの一層の充実をはじめ、市民参加による出雲の創作オペラ「カルメン」の上演など、全国に先んじた芸術文化の都づくりをより一層強力に進めてまいります。


 他方、囲碁・将棋などの伝統的な国民生活文化では、芸術文化祭の事業の一環として推進しておりましたところ、日々たゆまぬ努力を重ねられ、全国トップレベルの将棋の女流棋士となられました里見香奈さんのように、全国に輝く逸材も生まれつつあるところであります。


 この際、囲碁・将棋・かるたから華道・茶道・書道にわたる幅広い国民生活文化の活動を通して、青少年の心の潤いと修養のオアシスとして、いわば「青少年文化センター」にふさわしい活動の場を検討してまいりたく存じます。


 スポーツ・レクリエーションの振興については、昨年7月に開校した出雲スポーツアカデミーにおいて、中学生の「ジュニア・パート」の競技種目を拡大するほか、各種の競技を体験させ潜在的な身体能力を引き出す小学生の「キッズ・パート」を実施します。


 大型スポーツイベントでは、引き続き「出雲全日本大学選抜駅伝競走」や「出雲カップU−18サッカー大会」18歳以下のサッカー大会など全国トップレベルの大会を開催します。


 一方、生涯学習については、科学館新館を活用し、新たな企画展や「青少年のための科学の祭典」など大規模なイベントの充実を図るとともに、出雲科学アカデミーにおいては、市民の多様かつ高度な学習ニーズに対応した講座内容を充実させてまいります。


 図書館については、湖陵図書館の開館や各館共通のサービスを可能とする図書館ネットワークにより、地域の生涯学習の拠点として機能の充実を図ります。


 また、「出雲市子ども読書活動推進計画」に基づき、子どもの読書環境の整備・充実を図るとともに、保育所・幼稚園・学校に司書職員や専門ボランティアを派遣し、読書活動を支援してまいります。


 次に、「男女共同参画の推進と青少年育成」についてです。


 男女共同参画のまちづくり行動計画により、家庭、地域、職場、教育現場における各種啓発活動を積極的に推進してまいります。


 特に、「女性センター」の名称を「男女共同参画センター」に変更し、男性の参画を促す講座の開設や出前講座の拡大など、男女共同参画のまちづくりの拠点にふさわしい活動を展開してまいります。


 一方、全国的にドメスティック・バイオレンスの相談件数、家庭内暴力の相談件数が増加傾向にあるなか、女性相談については、女性と子どもの関わりあいを重視する立場から、新たに「出雲市女性相談センター」を子ども支援センター内に併設し、相談機能の充実を図ります。


 青少年育成については、「21世紀出雲市青少年ネットワーク条例」に基づき、各地区における家庭、学校、地域社会が連携・協働する青少年育成のネットワークを図るとともに、子ども会活動の支援を行い、子どもたちの健全育成を推進してまいります。


 この青少年の健全育成には、家庭、学校、地域を通じての安全・安心の保障が何よりも基本であり、これは乳幼児から高齢者まで、また障害者や女性等にも共通する全市民の重大な関心事であります。すなわち、「災害からの安全」「犯罪からの安全」「交通事故からの安全」「校内暴力からの安全」「いじめからの安全」「弱者虐待からの安全」「家庭内暴力からの安全」の7つにわたる市民の安全・安心の保障が緊急かつ重要な課題となっております。このため、本市においては、単に防災・防犯だけでなく、この7つの基本的な安全・安心をめざす総合的なまちづくり条例を制定し、その趣旨の実現に市民の皆様、議員の皆様とともに取り組んでまいりたく存じます。


 次に、「コミュニティ活動と定住支援の本格的な取り組み」についてです。


 昨年4月に全市でスタートした地域の総合的な交流センターとしてのコミュニティセンターは、新年度においては、特に「次代を担う子どもの育成」のため、さまざまな角度で地域活動を強力にサポートしてまいります。


 全国的に大きな課題となっております定住支援を本格的に強化するなかで、町内会・自治会の加入については、特に市外からの転入者が多いアパート・マンションでは、町内会・自治会の結成等が難しい面もあるなか、集合住宅にふさわしい町内会・自治会の結成や自治協会等への加入を、市と自治協会等が一体となって促してまいります。


 国際交流については、中・韓両国から北米・ヨーロッパに広がる姉妹都市・友好都市との全世界的なネットワークを一層充実させ、21世紀市民社会に向かって、あるいは市民世界に向かって、市民レベルでの相互理解の促進に努めます。


 最後の第六の重点施策は『21世紀健康文化都市の創造』です。


 まず、「市民活動の源泉たる健康の増進」についてです。


 メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病の予防には、運動と食生活に重点をおいた日常の取り組みが何より大切であります。


 このため、市民が自ら実践する健康増進活動、すなわちウォーキング、ラジオ体操、各種ニュースポーツ、テニス、水泳、温水浴など全市民挙げての「一人一運動」を幅広く働きかけ、参加を促していくことが極めて重要と考えます。


 同時に、「ゆうプラザ」や「クアハウス」、「マリンタラソ」などを有効利用した水中運動等の普及にも一層力を入れてまいります。


 また、「出雲市食育のまちづくり推進計画」に基づき、家庭、学校、地域など、あらゆる場において食育の意義を啓発するとともに、新年度に策定する「出雲市健康増進計画」に基づき、各地区に「健康づくり推進員」を配置し、バランスのとれた食生活や個々の体力に応じた運動習慣の普及・啓発に取り組みます。


 さらに、国保ヘルスアップ事業を導入して、生活習慣病予防の健康づくり事業を実施するとともに、効果的な健康支援プログラムの検討を進めてまいります。


 また、平成20年度(2008)から市町村国民健康保険や健康保険組合などの保険者による、40歳から74歳までを対象とした健康診断や保健指導が義務化される予定であります。これを円滑に実施するために「特定健康診査実施計画」を策定します。


 がん対策については、早期発見・早期治療をめざし、受診しやすい検診体制の充実を図ります。また、島根大学医学部に対しまして、最先端のがん治療研究や教育体制への支援を強化いたします。この観点から、このたび議員提案で「出雲市がん撲滅対策推進条例」が制定されましたことは、まことに時宜を得たすばらしいご提案であります。市といたしましては、この地元地域における対策推進というものに何よりも肝要なのは、がんの基礎研究の推進であります。ニクソンのがん対策10年戦略、中曽根内閣におけるがん対策戦略、すべて目標に達しておりません。必ず、この10年、20年で基礎研究、特に人間の遺伝子情報を全部解明した上には、あらゆるがんに対する対抗策を筋道を立てて究め、新薬開発に結びつけるんだという国家的戦略も世界の最先端の医療研究体制をもってしてもなお難しい。しかしながら、全国市長会等を通じて国の基本戦略の極めて重要な健康対策の一環としてのがん対策についての基礎研究の重点化、投資的な努力とともに研究陣容の核を持って、必ずや早期にがんの発症ルートの解明、それに対する基本的な治療法の開発、これを強力に促していきたいということをこの場を借りて改めて決意を表明させていただきたいと思うわけでございます。


 さて、母子保健においては、安全・安心な予防接種のため、かかりつけ医による個別接種の定着を図ります。虫歯予防については、1歳6か月児健診におけるフッ化物塗布事業を継続実施するとともに、予防効果の高いフッ化物洗口事業を行っていく小学校の拡大に努めます。


 このほか、青少年期の心と体の健康づくりとして、性やたばこの学習支援を強化するとともに、不登校や引きこもりなど行き場のない子どもの居場所づくりを引き続き行います。


 次に、「ぬくもりのある福祉サービスの充実」についてです。


 「出雲市地域福祉計画」に基づき、行政・市民・事業者等の連携により、さまざまな地域課題を解決し、地域で支えあうぬくもりのあるまちづくりをめざしてまいります。


 障害者福祉施策については、障害者の就労や地域生活への移行等を促進するため、サービス基盤を整備するとともに、障害者団体の代表者等で新たに立ち上げる出雲市障害者自立支援協議会による点検・評価を踏まえ、福祉サービスの質の向上に努めます。


 新年度は、相談支援事業所を6か所に拡充し、障害者福祉サービスの利用援助やケアマネジメントの推進を図るとともに、障害者共同作業所については、地域活動支援センターへの移行も含め、個別の状況に応じた支援を行ってまいります。


 また、福祉医療制度や障害者福祉サービスの市独自負担軽減策を継続します。


 高齢者福祉施策については、要介護状態にならないため、また要介護状態を軽減するため、介護予防事業を積極的に推進します。


 市内6地域に設置した高齢者あんしん支援センターにおいては、介護予防型デイサービスを全市で展開するとともに、健康づくり教室による啓発活動、健康運動指導士等を派遣するふれあいサロン活動などを行います。


 同時に、治療食や見守りを重視した配食サービス、外出機会の増加を図る福祉バスの運行など、高齢者の生活支援を充実します。また、高齢者虐待の防止、認知症高齢者やその家族への支援として、成年後見制度の活用や啓発活動の充実に努めます。


 また、小規模多機能居宅介護施設等の地域密着型サービス拠点については、第3期介護保険事業計画に沿って整備を進めます。さらに、療養型病床の廃止、削減に伴う受け皿の整備についても検討します。


 次に、「保健・医療・福祉ネットワークの構築と医療体制の充実」についてです。


 まず、出雲市立総合医療センターについては、医療機能の特化や保健福祉施設との連携強化及び経営形態の見直しを含めた合理化に努めるとともに、施設整備に向けた準備を進めてまいります。


 また、「健康福祉拠点施設整備基本計画」を策定し、地域に不足している障害者福祉サービスの充実に向けて取り組むとともに、総合医療センターが今後担うべき予防医療やリハビリテーション機能を本格的に活用するなど、保健・医療・福祉ネットワークの構築をめざします。


 また、平成20年度(2008)から実施される75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度については、本年2月に設立されました島根県後期高齢者医療広域連合と連携しながら、制度の円滑な導入をめざして準備を進めてまいります。


 以上、平成19年度(2007)における市政の基本方針及び重点施策について概要を申し述べましたが、厳しい財政状況が続くなか、市民の皆様の期待に真に応えうる市政を継続するためには、行財政改革の断行が肝要であります。


 このため、昨年策定した「21世紀出雲市行財政改革実施計画」に基づき、以下の3つの観点から戦略的・具体的に所要の改革を実現してまいります。


 まず、「行政の効率化」については、分権時代にふさわしい事務事業の見直しを行うとともに、市が自ら実施している公共サービスのうち、民間で行うことがより効果的である業務は民間に委ねる、との観点に立って、「官」から「民」への移行を進めてまいります。新年度からは早速、公立保育所・介護老人保健施設の民営化、環境センターの民間委託などを積極的に検討してまいりたいと思います。


 公共工事の入札制度については、新年度から郵便方式による事後審査型の一般競争入札を導入するとともに、電子入札の検討も進めます。また、談合を抑止するため、指名停止措置や違約金を強化するなど、より透明で競争性の高い入札制度に改めてまいります。


 次に、「定員管理と給与の適正化」については、職員数の削減や職員給与の適正化、総人件費の抑制・縮減に努めるとともに、人事評価、職員研修も強化します。人員削減の対応といたしましては、民間において雇用を増やすという観点からの雇用対策についても念頭に置いてまいりたいと思います。


 さらに、「自治自立の財政運営」については、自立的・計画的で持続可能な財政運営をめざすとともに、使用料等の受益者負担の適正化と補助金等の見直しに取り組みます。


 一方、市町村合併や地方分権改革により、市の役割と責任が一層増大しているなか、組織運営面における自主性・自律性を高めるとともに、トップマネジメント機能の強化が求められております。このため、本市においても、先般の地方自治法の改正を受けまして、本年4月から「助役」制を「副市長」制に改めます。


 このような新しい指導体制のもと、新市としての諸施策を効率的かつ適切に執行する体制を整えるため、次のような組織・機構の拡充・改組を行う考えです。


 とりわけ、少子・高齢化のなかで、団塊の世代を含め新市民の受け入れ体制を強化する観点から、「日本のふるさと出雲」の情報発信を積極的に進めるとともに、住居や職業、教育、福祉、文化の紹介などをワンストップで特定の組織部局で一斉に総合的に行うサービス、ワンストップサービスを行う窓口、いわば「定住支援情報センター」とも呼ぶべき組織を新たに立ち上げます。


 次に、産業分野では、市道と農林道などの整備を一体的に行うなど、農林業の基盤整備の効率的な執行のため、農林基盤課を産業振興部から建設事業部に移管します。


 次に、観光分野では、門前町整備行政の一元的・一体的な推進体制を強化するため、都市整備部の大社門前町建設室を「大社門前町整備課」として拡充・改組します。


 次に、景観行政では、街なみと調和のとれた住環境等の整備をまちづくり推進課と一体的に推進するため、建築行政を行う建築管理課を都市整備部に移管します。


 次に、教育行政では、学校と連携を図りながら、いじめや不登校などの抜本的な対策を講じるため、教育委員会に新たに「児童生徒支援室」を設置します。


 そして、男女共同参画では、女性センターを「男女共同参画センター」に改称し、その機能強化を図るため、センター内に「男女共同参画室」を新設します。


 このような新体制のもとで、平成19年度(2007)、合併3年目の本市の財政を取り巻く環境は、国庫補助負担金改革や地方への税源移譲、新年度からの新型交付税の導入などにより、依然として先行きが不透明で極めて厳しい状況です。


 合併協議において策定した新市の財政計画のなかで示されている財政運営の趨勢をみるに、公債費の増大もあって当面は難しい局面にありますが、これを乗り切れれば先は明るいという展望のもとで、今後とも、英知の限りを尽くし、その難局を乗り切る覚悟であります。


 平成19年度(2007)の当初予算は、一般会計が672億2,000万円であり、前年度当初と比較いたしますと1.7%の減であります。


 また、16の特別会計の総額が505億7,300万円で、対前年度4.6%の増であり、一般会計と特別会計の当初予算総額では1,177億9,300万円で、対前年度当初予算で0.9%の増となっております。


 近年、内閣総理大臣の所信表明として、「米百俵の精神」や吉田松陰、福沢諭吉などの遺訓が取りあげられています。これらに共通していることは、どんな難局に直面しても明日に夢や希望を求め、現状突破の気概が何よりも重要だと語っておるところでございます。この気概こそ、私がかねてシンプルにしてわかりやすいモットーとして掲げておりますところの「前進、前進また前進」の気概と気脈相通ずるものであると考えるところでございます。21世紀の大転換期のうねりの中で、今ほどこの前進の気概が求められている時はありません。萎縮し浸潤すること、これは極めて前途を危うくするものであります。


 真に心豊かで活力ある21世紀都市出雲の創造・発展こそが私の不動の目標であり、まさに新市立ち上げの重要なこの時期に、市民の皆様や議員の皆様とともに、「百尺竿頭一歩を進む」との創意工夫、改善、改善また改善の努力をもって、前進、前進また前進する決意であります。


 全市民の皆様方、議員の皆様方、われわれの想像を絶する、いろんなものが変化する激動の21世紀に入っているところでございます。今後とも私自身も元気いっぱい、勇断をもって断固前進する覚悟であります。どうかよろしくお願い申しあげます。


 ご清聴ありがとうございました。


○議 長(寺田昌弘君) 施政方針に対する会派代表質問は、後日改めて議事日程にあげることといたします。


 日程第6、議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算から議第181号、市道路線の認定についてまでを一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 渡部総務部長。


○総務部長(渡部英二君) 登壇 ただいま上程されました議案のうち、予算案件を除く議案につきまして、ご説明を申しあげます。


 お手元に配付しております議案書の目次をご覧いただきたいと存じます。議第136号から議第164号までが条例案件、議第165号から議第181号までが単行議決案件であります。


 最初に、議第136号、出雲市個人情報保護条例の一部を改正する条例でございます。


 議案書1ページから3ページをご覧ください。これは、本人や遺族の権利・利益の保護や個人情報保護をより強化するために、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書4ページ、議第137号、出雲市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、地方自治法の一部改正によって、議会の政策立案機能等の強化が図られたことに伴い、出雲市議会の政務調査費の額を変更することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書5ページ、議第138号、出雲市一般職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、人事院規則の一部改正に伴い、国に準じて休息時間を廃止することについて、所要の条例を改正するものであります。


 次に、議案書6ページ、議第139号、出雲市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、人事院勧告に基づき、国の「一般職の職員の給与に関する法律」が一部改正されたことに伴い、国に準じて扶養手当の支給額を変更するとともに、補職名等を変更することなどについて、所要の改正をするものであります。


 次に、議案書7ページ、8ページ、議第140号、出雲市特別会計条例の一部を改正する条例であります。


 これは、出雲市サイクリング・ターミナル事業について、直営による管理施設でなくなったことに伴い、特別会計で処理する必要がなくなったため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書9ページから12ページ、議第141号、出雲市手数料条例の一部を改正する条例であります。


 これは、建築基準法の一部改正に伴い、既存の手数料を変更するなど、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書13ページ、議第142号、出雲市印鑑条例の一部を改正する条例であります。


 これは、閲覧を禁止している印鑑登録原票やその他印鑑登録証明に関する書類を法令または出雲市個人情報保護条例の規定に基づく開示請求に限り開示することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書14ページ、議第143号、出雲市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例であります。


 これは、学校教育法の一部改正により、「盲学校、聾学校、養護学校」の名称が「特別支援学校」に変更となることに伴い、所要の条例改正を行うものであります。また、結核予防法が廃止され、結核に関する規定が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に統合されることに伴い、条例から結核予防法の文言を削除するものであります。


 次に、議案書15ページ、16ページ、議第144号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例であります。


 これは、北浜地区に設置しております「北浜うみの子児童クラブ」を廃止し、西田地区に西田地区及び鰐淵地区を合わせた3地区の児童を対象とする「ひかり児童クラブ」を新設するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書17ページ、議第145号、出雲市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例であります。


 これは、結核予防法が廃止されたことに伴い、結核予防法の文言を削除することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書18ページ、19ページ、議第146号、出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、高齢者の介護予防・健康増進拠点施設として、新たに「今市元気交流館」と「交流館きたのさと」を設置することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書20ページ、21ページ、議第147号、出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、公園内に新たにオートキャンプ場を設置することに伴い、利用料金を定めることなどについて、所要の条例改正を行うものであります。


 議案書22、23ページ、議第148号、出雲市農林業関係事業分担金徴収条例の一部を改正する条例であります。


 これは、中山間地と平たん地の分担金額の算出方法の統一化と、激甚災害時の分担金免除について、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書24、25ページ、議第149号、出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは、市営来原住宅の用途を廃止するため、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書26ページから28ページ、議第150号、出雲市都市公園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、都市公園内の行為の禁止事項及び行為の制限事項の見直しと都市公園に移行可能なものは、当該個別条例を廃止して、都市公園条例で設置及び管理することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書29ページから43ページ、議第151号、出雲市普通公園条例の全部を改正する条例であります。


 これは、先ほどと同じく出雲市普通公園条例を出雲市都市公園条例に準拠する形で、全部改正を行い、また普通公園条例に移行して管理することが可能なものは、個別の設置及び管理に関する条例を廃止して、普通公園条例で設置及び管理することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書44ページ、45ページ、議第152号、出雲市生活バス運行事業の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例であります。


 これは公共交通網の見直しの一環として、生活バスの路線のうち、利用者の特に少ない路線を廃止することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書46ページ、47ページ、議第153号、出雲市立幼稚園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、古志幼稚園、鳶巣幼稚園及び東幼稚園の3つの園舎の移転新築工事が完了することに伴い、各幼稚園の位置を変更することについて、所要の改正を行うものであります。


 次に、議案書48ページから50ページ、議第154号、出雲市立図書館設置条例の一部を改正する条例であります。


 これは、新設する出雲市立湖陵図書館を追加するとともに、各図書館の休館日及び開館時間を変更することについて、所要の条例改正を行い、また、条例の名称を出雲市立図書館及び出雲市立平田学習館設置条例に変更するものであります。


 次に、議案書51ページから52ページ、議第155号、出雲市消防団条例の一部を改正する条例であります。


 これは、旧市町単位で設置しております6消防団を平成19年(2007)4月1日に出雲市消防団として統合することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書53ページ、54ページ、議第156号、出雲市上下水道局企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例であります。


 これは、行財政改革の一環として、企業職員手当を廃止し、また、支給実態のない宿日直手当を廃止することについて、所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書55ページから57ページ、議第157号、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例であります。


 これは、地方自治法の一部改正に伴い、助役に代えて副市長を置くことについて、また、吏員制度の廃止に伴う所要の条例改正を行うものであります。


 次に、議案書58ページから74ページ、議第158号、公の施設の設置及び管理に関する条例の整備に関する条例であります。


 これは、地方自治法の改正で、指定管理者制度が導入されたことに伴い、「管理の委託」の規定を削除することや、施設の行為の制限、禁止等の規定を都市公園条例や普通公園条例に準拠した形に改めることなど、56条例の改正を行うものであります。


 次に、議案書75ページ、議第159号、出雲市恩給条例を廃止する条例であります。


 これは、受給対象者がいなくなったため、この条例を廃止するものであります。


 次に、議案書76ページ、議第160号、立久恵峡ユース・ホステル条例を廃止する条例であります。


 これは、平成18年(2006)7月豪雨災害により甚大な被害を受けた立久恵峡ユース・ホステルを閉鎖するため、この条例を廃止するものであります。


 次に、議案書77ページ、議第161号、出雲市コミュニティ広場設置及び管理に関する条例を廃止する条例であります。


 これは、旧佐田町において整備された各コミュニティ広場を行政財産から普通財産に改めることについて、所要の条例廃止を行うものであります。


 次に、議案書78ページ、議第162号、出雲市多伎コミュニティ施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例であります。


 これは、旧多伎町において整備された各コミュニティ施設を行政財産から普通財産に改めることについて、所要の条例廃止を行うものであります。


 次に、議案書79ページ、議第163号、出雲市佐田コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例であります。


 これは、同様に旧佐田町の各コミュニティセンターを行政財産から普通財産に改めることについて、条例の廃止を行うものであります。


 次に、80ページ、81ページ、議第164号、和田毅スポーツ振興基金条例であります。


 これは、プロ野球の投手であります和田毅氏から贈られた寄付金を原資として、少年少女のスポーツ活動に資する基金を創設するため、基金条例を制定するものであります。


 以上が条例案件であります。


 なお、条例案件につきましては、条例等関係資料に新設及び改正の要旨、新旧対照表を載せております。


 続いて、単行議決案件の説明を申しあげます。


 議第165号は、島根県市町村総合事務組合の規約の変更についてであります。議案書82ページでございます。


 これは、地方自治法の一部改正により、地方公共団体の吏員とその他の職員の区分を廃止するものとされたことなどに伴い、島根県市町村総合事務組合の規約を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第166号は、辺地に係る総合整備計画の変更についてであります。議案書83ページから85ページをご覧ください。


 これは、辺地に係る総合整備計画のうち、橋波辺地に新たに公共的施設を追加して整備するため、計画を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第167号は、土地の取得についての案件であります。議案書86ページでございます。


 これは、島根県並びに国から出雲市新庁舎整備事業及び出雲中央広場(仮称)整備事業等用地を取得することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第168号は、土地の処分についての案件であります。議案書87ページでございます。


 これは、株式会社出雲精茶が東部工業団地に立地することに伴い、土地を売却処分することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第169号から議第171号までは、公の施設の指定管理者の指定についての案件であります。


 議第169号は、議案書88ページでございます。


 これは、平田ニュースポーツ広場の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議第170号は、議案書89ページをご覧ください。


 これは、出雲国際交流会館宿泊研修棟の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議第171号は、議案書90ページでございます。


 これは、出雲市うさぎ森林公園の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第172号から176号までは、公の施設の指定管理者の指定期間の変更についての案件であります。


 議第172号は、議案書91ページをご覧ください。


 これは、既に指定管理者を指定しております立久恵峡ユース・ホステル並びに立久恵峡わかあゆの里のうち、立久恵峡ユース・ホステルは平成18年(2006)7月豪雨災害に伴いユース・ホステルを閉鎖すること、また、立久恵峡わかあゆの里については施設利用することが当面困難であることから、指定期間を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 議第173号から議第176号は、議案書92ページから95ページをご覧ください。


 これは、出雲市佐田町の朝原、原田、毛津、窪田町コミュニティセンターについて、それぞれ既に指定管理者を指定しておりますが、設置及び管理に関する条例を平成19年(2007)3月31日に廃止するため、指定期間を変更することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第177号及び議第178号は、工事請負変更契約の締結についての案件であります。議第177号は、議案書96ページをご覧ください。


 これは平成18年(2006)9月議会で議決されました出雲市民会館外壁他改修工事について、契約金額を変更する変更契約の締結について議会の議決を求めるものであります。


 議第178号は、議案書97ページでございます。


 これは同様に、平成18年(2007)9月議会で議決されました出雲市民会館増築及び内部改修建築工事について、契約金額を変更する変更契約の締結について、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第179号は、新規就農者経営安定資金の返還免除についての案件であります。議案書98ページをご覧ください。


 これは、貸し付けを受けていた新規就農者の資金の債務を免除することについて、議会の議決を求めるものであります。


 次に、議第180号は、市道路線の廃止についてであります。議案書99ページ、100ページでございます。


 これは、一般国道9号出雲バイパス築造工事、市道路線再編、市道神門中筋線道路改良工事及び簸川西農免農道の譲与を受けたことなどに伴い、5路線を廃止しようとするものであります。


 最後でございますが、議第181号は、市道路線の認定についてであります。議案書101ページから103ページでございます。


 これは、道路の寄付、障害者就労施設整備事業、市道路線再編、一般県道稗原木次線道路改良事、主要地方道出雲奥出雲線道路改良工事、市道多久線道路改良事業、一般県道鰐淵寺線道路改良工事及び市道西浜1号幹線道路改良事業、市道神門中筋線道路改良工事及び簸川西農免農道の譲与を受けたことに伴い、14路線を認定しようとするものであります。


 以上、提案理由の説明といたします。


 よろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) 伊藤財政部長。


○財政部長(伊藤 功君) 登壇 おはようございます。


 ただいま上程されました議案のうち、予算に関係いたします議第101号から議第115号までの平成18年度(2006)補正予算、議第117号から議第133号までの平成19年度(2007)予算について、ご説明いたします。


 それでは、初めに補正予算についてであります。


 お手元にございます補正予算書の1ページ、平成18年度(2006)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧ください。


 今回の補正予算は、事務事業の進捗にあわせ、本年度の決算見込みに基づき補正するものが中心でございます。総額は、一般会計21億円の減額、特別会計総額で7億9,782万円の追加、合わせますと13億218万円の減額としております。一般会計につきましては、後ほど議案に従ってご説明いたしますので、ここでは、議第102号、国民健康保険事業第3回補正予算から議第115号、廃棄物発電事業第1回補正予算までの特別会計の予算の概要について、ご説明いたします。


 各会計の予算額・計は総括表に記載のとおりでございます。詳細は85ページから順次掲載しておりますので、後ほどご覧ください。


 まず、国民健康保険事業でございます。歳出では、決算見込みにより、国保事業事務費166万7,000円、老人保健拠出金733万円、共同事業拠出金500万円などを計上し、歳入として国県支出金、共同事業交付金などを計上しています。


 次に、診療所事業でございます。歳出では、嘱託員人件費243万1,000円減額、医師診療業務委託費を156万9,000円減額し、歳入で繰入金を400万円減額としております。


 次に、老人保健医療事業でございます。医療給付費7億4,600万円、医療費支給2,910万円、レセプト審査支払手数料220万円を計上し、歳入では審査支払手数料交付金、国県支出金などを計上しております。


 次に、介護保険事業でございます。介護保険事業事務費343万5,000円、賦課徴収事務費246万2,000円の減額、介護給付費準備基金積立1億9,632万7,000円などを計上し、歳入では繰越金などを計上しております。


 次に、簡易水道事業でございます。歳出では、平田簡易水道維持管理費3,130万円減額、簡易水道施設補助災害復旧費962万円の減額などで、歳入では分担金負担金、使用料手数料などの減額を計上しております。


 次に、下水道事業でございます。歳出では、水洗便所改造資金融資あっせん、1,700万円減額、総務管理費1,250万円などを計上し、歳入では繰入金の減額、市債の増額などを行っております。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。歳出では、農業集落排水施設補助災害復旧費4,350万円減額、宇竜地区補助建設事業500万円減額など、歳入では県支出金、市債などの減額を計上しております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。歳出では、平田地区浄化槽交付金建設事業8,500万円減額、佐田地区浄化槽交付金建設事業1,730万円減額などを計上し、歳入では分担金及び負担金、繰入金及び市債の減額などを計上しております。


 次に、風力発電事業でございます。風力発電事業基金積立1,484万円を計上し、歳入として繰越金などを計上しております。


 次に、ご縁ネット事業でございます。歳出では、維持管理費200万円減額、ご縁ネット事業基金積立730万円を計上し、歳入では、繰越金などを計上しております。


 次に、サイクリング・ターミナル事業でございます。歳出では管理運営業務費1,500万円減額、サイクリング・ターミナル事業基金積立617万円を計上し、歳入では使用料の減額、繰越金などを計上しております。


 次に、住宅新築資金等貸付事業でございます。起債償還元金150万円、起債償還利子5万円を計上し、歳入では繰入金などを計上しております。


 次に、高野令一育英奨学事業でございます。歳出では奨学貸付金346万円を計上し、歳入では貸付金元金収入を計上しております。


 最後に、廃棄物発電事業でございます。維持管理費1,019万2,000円、一般会計繰出金319万2,000円の減額などを計上し、歳入では、発電収入を計上しております。


 以上で特別会計の説明を終わり、これより一般会計についてご説明申しあげます。


 3ページをご覧ください。議第101号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第5回補正予算でございます。


 第1条は、歳入歳出予算の補正として21億円を減額し、予算の総額を741億7,200万円とするものでございます。第1条第2項、第2条、第3条、第4条及び第5条につきましては、次ページ以降で順次ご説明申しあげます。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を第1表歳入歳出予算補正として計上しております。


 歳入からご説明いたします。地方譲与税から地方特例交付金までにつきましては、それぞれ決定見込みに基づき所要額を追加計上しております。


 分担金及び負担金につきましては、現年発生補助災害復旧事業受益者分担金3,500万円減額、出雲エネルギーセンター関連他組合・他市町負担金4,906万2,000円の減額など、合計で1億18万円減額しております。


 使用料及び手数料につきましては、幼稚園使用料690万円減額、ビッグハート出雲使用料300万円減額、ごみ処理、収集手数料1,090万円減額としております。


 国庫支出金につきましては、小学校費負担金7,125万5,000円減額、公共土木施設災害復旧費負担金5億3,109万7,000円、合併市町村補助金3億3,000万円減額、小学校費補助金9,575万5,000円など、合計で8億6,491万6,000円の減額としております。


 また、県支出金につきましては、障害者介護給付費1,310万円減額、児童手当給付費1,452万7,000円減額、農業費補助金5,337万7,000円減額、災害復旧費補助金4億3,001万4,000円減額、市税徴収委託金500万円、遺跡発掘調査委託金2,370万円減額など、合計で5億4,798万1,000円の減額としております。


 財産収入につきましては、基金預金利子682万9,000円、財産売払収入2億4,355万円の減額を計上いたしました。


 寄附金につきましては、スポーツ拠点づくり事業などに202万円を計上しております。


 繰入金につきましては、特別会計繰入金として廃棄物発電事業特別会計からの繰入金319万2,000円の減額、基金繰入金として財政調整基金を2億円減額など、合計で1億9,051万5,000円を計上しております。


 また、繰越金につきましては、平成17年度(2005)決算に基づく剰余金を計上しております。


 諸収入につきましては、出雲エネルギーセンター管理費等負担金2億6,000円減額など、合計で1億9,541万1,000円の減額としております。


 最後に、市債につきましては、本年度の許可見込みにより合計6億1,110万円の減額といたしました。


 5ページの歳出につきましては、後ほど説明させていただきます。


 6ページをご覧ください。第2表継続費補正でございます。統合型地理情報システム整備事業ほか2事業を計上しております。平成17年度(2005)及び平成18年度(2006)の当初予算で総額とその年割額を定めたものでありますが、事業の進捗に伴い減額変更するものでございます。


 次に、第3表債務負担行為補正でございます。私立認可保育所施設整備資金利子補給ほか2事業について新たに設定するもの、また、平成18年度(2006)当初予算において設定した街路事業用地先行取得事業(その8)は国の交付金の追加に伴い、本年度執行が可能となったため、廃止するものでございます。また、当初予算において設定した農業経営基盤強化資金利子補給ほか2事業については、対象事業費の増に伴い、その期間及び限度額を変更するものでございます。


 次に、第4表繰越明許費補正でございます。出雲阿國座整備事業ほか25事業につき、本年度中に支出が終わらない見込みとなりましたので、新たに設定変更するものでございます。


 また8ページから9ページの第5表地方債補正は、事業規模の変更により、移動通信用鉄塔施設整備事業ほか32事業について、限度額を補正するものであります。


 続きまして、11ページから13ページは今回の補正予算の事項別明細書でございますので、後ほどご覧ください。


 次に、歳出についてご説明させていただきます。50ページをご覧ください。


 総務費につきましては、出雲阿國座整備事業5,200万円減額、ケーブルテレビ施設整備事業600万円減額、52ページでは、有線放送電話施設撤去費1,200万円減額など、合計で8,456万3,000円を減額しております。


 民生費につきましては、介護保険施設整備事業1億1,660万円、54ページは、老人保健医療特別会計繰出6,903万円、56ページは児童手当給付費5,300万円減額など、合計で2,005万7,000円を計上しております。


 次に、衛生費につきましては、簡易水道事業特別会計繰出6,057万5,000円、58ページでは、ごみ処理委託費2億2,000万円の減額など、合計で2億5,016万9,000円の減額を計上しております。


 続きまして、農林水産業費でございます。たち上がる産地育成支援事業3,850万円減額、農業・漁業集落排水事業特別会計繰出5,751万円、62ページでは、水産物流通拠点施設整備事業1,000万円減額など、合計で2,795万6,000円の減額を計上しております。


 次に、商工費については、出雲リサイクルプラザ管理事業6,000万円、64ページでは、国引荘改築事業1,873万9,000円など、合計で9,607万2,000円を計上しております。


 次に、土木費でございます。64ページから掲載しておりますが、66ページをご覧ください。地方道改修事業5,630万円減額、生活環境道路整備事業5,600万円減額、神門堰管理橋橋りょう整備事業3,680万円減額、68ページでは、まちづくり交付金事業(街路)3,500万円減額、70ページでは、下水道事業特別会計繰出8,570万円減額、市営上分住宅建替事業4,425万円減額など、合計で4億1,768万3,000円の減額としております。


 次に、教育費でございます。鳶巣コミュニティセンター・幼稚園複合施設建設事業4,100万円減額、72ページでは、岐久小学校整備事業2,600万円減額、東幼稚園移転新築事業4,600万円減額、74ページでは、コミュニティセンター施設整備事業4,450万円減額など、教育費合計で2億3,415万8,000円の減額としております。


 次に、災害復旧費でございます。78ページをご覧ください。現年発生補助災害復旧事業(農地及び農業用施設)4億5,460万円減額、80ページでは、現年発生補助災害復旧事業(公共土木施設)7億7,800万円減額など、合計で13億9,160万円の減額としております。


 最後に、公債費でございます。82ページをご覧ください。市債償還元金2億700万円、市債償還利子1,700万円減額、合計で1億9,000万円を計上しております。


 以上、補正予算についての提案理由の説明とさせていただきます。


 引き続きまして、平成19年度(2007)当初予算について、ご説明いたします。


 お手元にございます黄緑色の表紙の当初予算書2ページ、平成19年度(2007)出雲市一般会計・特別会計予算総括表をご覧ください。


 予算の総額は、一般会計672億2,000万円、特別会計総額で505億7,300万円、合計1,177億9,300万円としており、対前年度当初予算に比較し0.9%の増となっております。


 また、本年度の特別会計につきましては、サイクリング・ターミナル事業の廃止により、前年度より1会計少ない16会計となっております。一般会計については後ほど議案に従ってご説明いたしますので、ここでは議第118号、国民健康保険事業から議第133号、廃棄物発電事業までの特別会計の概要を申しあげます。


 本年度各会計の予算額は総括表に記載のとおりでございます。詳細は289ページから掲載しておりますので、後ほどご覧ください。


 まず、国民健康保険事業でございます。歳出では、保険給付費87億9,480万円、老人保健拠出金20億1,513万3,000円、介護納付金6億9,530万円などを計上し、主な歳入として国民健康保険料41億6,424万円、国庫支出金32億7,989万6,000円などを計上しております。


 次に、国民健康保険橋波診療所事業でございます。歳出では、施設管理費1,040万円などを計上し、主な歳入である診療収入を1,048万円計上しております。


 次に、診療所事業でございます。歳出として総務管理費9,720万円などを計上し、主な歳入でございます診療収入は8,073万円を計上しております。


 次に、老人保健医療事業でございます。歳出につきましては、総務管理費5,110万円、医療諸費144億1,940万円などを計上し、歳入として支払基金交付金76億3,658万円、国庫支出金45億1,166万6,000円などを計上しております。


 次に、介護保険事業でございます。歳出につきましては、保険給付費98億8,490万円、地域支援事業3億4,093万円などを計上し、歳入では、介護保険料18億9,600万円、国庫支出金26億5,150万9,000円、支払基金交付金30億8,489万6,000円、繰入金17億2,194万5,000円などを計上しております。


 次に、簡易水道事業特別会計でございます。歳出につきましては、簡易水道事業費9億950万6,000円、公債費4億1,349万4,000円などを計上し、主な歳入として、使用料及び手数料3億1,108万円、繰入金5億3,079万8,000円、市債2億3,630万円などを計上しております。


 次に、下水道事業でございます。歳出につきましては、下水道費51億2,966万7,000円、公債費25億6,833万3,000円などを計上し、主な歳入として、分担金及び負担金2億7,923万円、使用料及び手数料9億5,006万5,000円、国庫支出金12億4,650万円、繰入金20億560万5,000円、市債31億2,970万円などを計上しております。


 次に、農業・漁業集落排水事業でございます。歳出では、農業集落排水事業費3億8,873万7,000円、漁業集落排水事業費5億2,921万円、公債費9億8,305万3,000円などを計上し、主な歳入として、使用料及び手数料2億5,900万円、県支出金2億663万円、繰入金10億3,536万6,000円、市債3億2,860万円などを計上しております。


 次に、浄化槽設置事業でございます。歳出では、浄化槽設置事業費3億5,134万6,000円、公債費1,615万4,000円などを計上し、主な歳入としては、分担金及び負担金3,576万円、使用料及び手数料3,000万円、繰入金4,416万円、市債1億8,860万円などを計上しております。


 次に、風力発電事業でございます。歳出につきましては、総務管理費886万8,000円、事業費1,327万円、公債費1,766万2,000円などを計上し、主な歳入である事業収入は3,295万円を計上しております。


 次に、ご縁ネット事業でございます。歳出では、総務管理費7,118万円、公債費5,466万9,000円などを計上し、歳入では、事業収入1億336万円、繰入金3,795万円などを計上しております。


 次に、企業用地造成事業でございます。歳出につきましては、東部工業団地施設費90万3,000円、公債費1億4,691万2,000円などを計上し、歳入につきましては、繰入金7,357万5,000円、財産収入7,192万8,000円などを計上しております。


 次に、駐車場事業でございます。歳出では、駐車場事業費1億1,580万円などを計上し、歳入では、使用料及び手数料5,500万円、繰入金6,130万円を計上しております。


 次に、住宅新築資金等貸付事業でございます。歳出につきましては、公債費690万円を計上し、この歳入として、繰入金393万2,000円、貸付金元利収入296万8,000円を計上しております。


 次に、高野令一育英奨学事業でございます。歳出につきましては、育英奨学事業費310万円を計上し、歳入では貸付金元利収入298万4,000円などを計上しております。


 最後に、廃棄物発電事業でございます。歳出では、総務管理費1,477万2,000円、公債費722万8,000円を計上し、歳入として、発電収入2,200万円を計上しております。


 以上で特別会計の説明を終わり、これより一般会計についてご説明申しあげます。


 3ページをご覧いただきたいと思います。議第117号、平成19年度(2007)出雲市一般会計予算でございます。


 第1条は予算の総額を定めるものであり、歳入歳出それぞれ672億2,000万円とするものでございます。第1条第2項、第2条、第3条及び第4条につきましては、次ページ以降で順次ご説明いたします。


 第5条をご覧ください。第5条は一時借入金の借入限度額を62億円とするものでございます。また、第6条は人件費について歳出予算の各項を超えて流用できるよう予算において定めるものでございます。


 4ページをご覧ください。予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額を「第1表歳入歳出予算補正」として計上しております。歳入からご説明いたします。


 市税につきましては、税源移譲、収入実績等を勘案し165億円を計上しております。


 地方譲与税については、税源移譲に伴う所得譲与税の廃止がありますので、総額8億円を見込んでおります。


 利子割交付金から国有提供施設等所在市町村助成交付金までは交付実績等から予算額を見込んでおります。


 地方特例交付金につきましては、所定の制度改正を見込み、1億800万円を計上いたしました。


 地方交付税につきましては、普通交付税175億円、特別交付税21億円、合わせて196億円を計上いたしました。


 分担金及び負担金、使用料及び手数料につきましては、所要の額を積算し、計上しております。


 国庫支出金、県支出金につきましては、補助対象事業費見込みにより国庫支出金50億3,823万9,000円、県支出金41億3,272万1,000円を計上しております。


 繰入金につきましては、基金繰入金20億2,956万8,000円を計上しております。


 諸収入につきましては、貸付金元利収入など28億8,964万2,000円を計上しております。


 最後に、市債につきましては、各種公共事業の財源として見積もった地方債に臨時財政対策債14億8,790万円を加え、合計で111億5,028万5,000円を計上いたしました。


 次に、6ページ、7ページの歳出につきましては、後ほど主な内容をご説明いたしますので、ここでは款項別金額、歳出合計をご覧いただきます。


 次に、8ページ、「第2表継続費」でございます。事業完成に数年度を要するものについて、総額とその年割額を定めたもので、市営有原住宅建替事業及び博物館建設事業を計上しております。


 次に、「第3表債務負担行為」であります。出雲市が債務を負担する行為につき、その行為することのできる事項、期間及び限度額を定めたもので、出雲環境センター運転管理委託事業ほか5事業を計上しております。


 次に、9ページから10ページの「第4表地方債」であります。本予算に計上している各種公共事業の財源として、平成19年度(2007)に起こす地方債等について定めたもので、出雲生活バス施設整備事業ほか54事業の限度額、起債の方法、利率等について定めたものであります。


 続きまして、歳出予算に関しまして新規事業を中心に主なものについてご説明いたします。


 70ページをご覧いただきたいと思います。まず、議会費につきましては、議会活動費1,799万円、政務調査費1,530万円など議会費合計で4億178万3,000円を計上しております。


 次に、総務費でありますが、72ページから掲載しております。80ページをご覧いただければと思います。出雲総合芸術文化祭開催事業5,630万円、出雲阿國座整備事業2億9,480万円、新庁舎整備事業1億2,230万円、82ページでは、河下港利用促進事業200万円、統合型地理情報システム整備事業1億5,360万円、84ページでは、女性相談センター運営事業259万円、88ページでは、定住支援事業100万円を計上しております。98ページをご覧いただければと思いますが、ここでは、参議院議員通常選挙費8,000万円など、総務費合計で63億174万1,000円を計上しております。


 次に、民生費については106ページから掲載しておりますが、108ページをご覧いただきたいと思います。介護保険施設整備事業6,000万円をあげております。110ページでは、障害者自立支援としてサービス給付事業13億3,600万円、自立支援事業1億320万円、補装具給付3,000万円、また障害者地域生活支援として地域活動支援事業4,704万円、相談支援事業5,100万円などを計上しております。114ページをご覧いただきたいと思います。ここでは、後期高齢者医療制度事務費9,260万円を計上しております。116ページでは、福祉医療費助成事業3億4,000万円、乳幼児等医療費助成事業2億8,500万円、122ページでは、第3子以降保育料無料化事業、認可外保育施設でございますが1,050万円、児童クラブ事業1億4,700万円、児童クラブ施設整備事業6,300万円、124ページでは、私立認可保育所運営費負担金30億円、児童手当給付費10億円、126ページでは、母子家庭自立支援給付金事業267万2,000円、128ページでは、要保護世帯向け長期生活支援資金貸付事業100万円など、民生費合計で141億3,842万9,000円を計上しております。


 次に、衛生費につきましては132ページをご覧ください。がん対策推進事業として2,700万円、138ページでは、思春期の居場所支援事業64万円、142ページでは、鷺浦共同墓地整備事業700万円、146ページでは、衣類等リサイクル事業126万円、152ページでは、塩津診療所整備事業3,500万円など、衛生費合計で43億4,229万2,000円を計上しています。


 次に、労働費は154ページをご覧ください。勤労者福祉対策融資資金貸付2億3,000万円、総合雇用情報センター管理運営事業640万円など、労働費合計で2億8,474万3,000円を計上しております。


 次に、農林水産業費についてであります。156ページから掲載しておりますが、160ページをご覧いただければと思います。ここでは、カントリーエレベーター増改築助成1,000万円、164ページでは、草地林地一体的利用総合整備事業1億3,501万7,000円、166ページでは、農地・水・環境保全向上対策費2,169万円、170ページでは、林業振興事業800万円、172ページでは、漁場造成事業3,000万円、174ページでは、新規自営漁業者定着支援資金貸付事業360万円など、農林水産業費合計で37億9,157万3,000円を計上しております。


 次に、商工費でございます。176ページから掲載しておりますが、178ページをご覧ください。新ビジネスパーク整備事業500万円を計上しております。180ページでは、次世代エネルギーパーク構想策定事業950万円、182ページでは、出雲神話観光大国賑わい交流推進事業1,517万円など、商工費合計で12億7,746万9,000円を計上いたしました。


 次に、土木費についてであります。186ページから掲載しておりますが、190ページをご覧いただければと思います。地方道改修事業費として24億9,930万円を計上しております。192ページでは、神門通り広場・交通広場整備事業4億円、生活環境道路改良事業5億円、194ページでは、市道四絡30号線道路改良事業2,761万5,000円、196ページでは、知谷橋橋りょう整備事業2,700万円、202ページでは、街路事業10億9,280万円、204ページでは、都市公園整備事業3,550万円、206ページでは、出雲市建築物耐震改修促進計画策定事業450万円、208ページでは、木綿街道沿線建物修景事業200万円、民間施設吹付けアスベスト等除去支援事業500万円など、土木費合計で110億2,731万9,000円を計上しております。


 次に、消防費につきましては、212ページから掲載しておりますが、216ページをご覧いただきたいと思います。ここでは、通信施設・設備整備事業3,500万円、高速対応設備整備事業2,946万8,000円、218ページでは、防災情報伝達システム整備事業1,500万円など、消防費合計で19億9,203万1,000円を計上しております。


 次に、教育費についてであります。220ページから掲載をしておりますが、222ページをご覧ください。地域学校運営理事会推進事業として200万円、幼小一貫教育推進研究事業15万5,000円、224ページでは、帰国・外国籍児童生徒支援事業150万円、学習力パワーアップ事業400万円、228ページでは、鳶巣コミュニティセンター・幼稚園複合施設建設事業4億1,890万円、232ページでは、四絡小学校校舎増改築・大規模改修事業13億4,880万円、岐久小学校整備事業2億150万円、238ページでは、旭丘中学校整備事業582万円、幼稚園長時間預かり保育事業725万5,000円、240ページでは、川跡幼稚園移転改築事業1億5,220万円、244ページでは、放課後子ども教室推進事業2,058万円、246ページで国富コミュニティセンター整備事業5,100万円、佐香コミュニティセンター整備事業5,000万円、254ページでは、博物館建設事業4億32万円、ふるさと出雲文化財活用事業290万円、出雲弥生の森整備活用事業829万円など、教育費合計で101億750万5,000円を計上いたしました。


 次に、災害復旧費については、268ページをご覧ください。過年発生補助災害復旧事業として、農地及び農業用施設災害復旧費1億6,480万円、文教施設災害復旧費380万円、その他施設(消防施設)災害復旧費460万円、合計で1億7,320万円を計上しております。


 次に、公債費につきましては、270ページに、市債償還元金を104億2,879万6,000円、市債償還利子23億2,811万9,000円、一時借入金利子500万円、公債費合計で127億6,191万5,000円を計上しております。


 最後に、諸支出金は、土地開発公社への貸付金5億9,000万円を計上しております。


 以上、平成19年度(2007)出雲市一般会計予算についての提案理由の説明とさせていただきます。


○議 長(寺田昌弘君) ここでしばらく休憩いたします。再開は午後1時といたします。


               午後12時10分 休憩


               午後 1時00分 再開


○議 長(寺田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 原田上下水道局長。


○議 長(寺田昌弘君) 原田上下水道局長。


○上下水道局長(原田恭平君) 登壇 本日、上程されました議案のうち、水道事業予算について、ご説明をいたします。


 別冊平成19年度(2007)出雲市水道事業会計予算書の1ページをお開きください。


 第1条は総則であり、第2条は業務の予定量を定めるものでございます。


 第3条は収益的収入及び支出であります。事業収益として24億4,154万1,000円、第1項営業収益23億4,921万5,000円の主なものは水道料金であり、4.76%の改定率で22億2,375万6,000円計上いたしております。第2項の営業外収益は加入金、受取利息、雑収益などであります。第3項の特別利益は、過年度損益修正益でございます。


 次に、支出として事業費用23億1,224万3,000円を予定をいたしております。第1項の営業費用は、水源池、配水池の動力費、薬品費、修繕費、減価償却費、損益勘定、所属職員の給与費などでございます。第2項の営業外費用につきましては、企業債の償還利息、支払消費税などであります。第3項特別損失については、過年度損益修正損など、第4項は予備費でございます。なお、収益的収支における平成19年度(2007)純利益は、税込みで1億2,929万8,000円を見込んでおります。


 続いて、2ページをご覧ください。第4条資本的収入及び支出でございます。まず収入ですが、資本的収入として12億1,775万9,000円を計上しております。内訳として、第1項の企業債5億6,000万円でありますが、このうち1億6,400万円は、過去の高利率債を現在の低利率で借り換えする借換債でございます。第2項の固定資産売却代金は量水器売却代金、第3項国庫支出金は来原浄水場整備事業の補助金、第4項工事負担金は国、県及び市の公共事業にかかわる水道施設の移設負担金、第5項の他会計負担金は消火栓設置一般会計負担金でございます。


 次に、支出でありますが、第1款資本的支出として29億3,948万8,000円、内訳として、第1項建設改良費、内容は第6次拡張改良事業、一般拡張改良事業でございます。第2項企業債償還金は通常の償還額と借り換えに伴う元金償還額であり、第3項は予備費でございます。


 以上、収入支出差し引き17億2,172万9,000円の資金が不足いたしますが、この不足額の補てんにつきましては、第4条本文記載のとおり当年度分損益勘定内部留保資金などを充てることとしております。


 第5条は企業債の借入限度額及び借入条件等を定めるものであり、第6条は一時借入金の限度額を定めるものでございます。


 3ページの第7条につきましては、営業費用と営業外費用の項間の相互流用について規定、第8条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。


 第9条はたな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。


 なお、4ページ以降に予算に関する説明書を添付しておりますので、後ほどご覧をいただきたいと存じます。


 以上、水道事業予算の説明といたします。


○議 長(寺田昌弘君) 布野総合医療センター事務局長。


○総合医療センター事務局長(布野勝己君) 登壇 病院事業会計予算のご説明を行います。


 議第116号、平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第2回補正予算についてご説明を申しあげます。白色の予算書の第1ページをお開き願います。


 まず、補正予算の主な事業の概要につきましては、患者数を下げたことによる医業収益の大幅減額と、それに伴います診療材料費及び人件費の減額を行うものであります。


 これは、今年度医師が減少する一方で医師の確保ができないという状況の中、常勤医師の総数が病院開設以来最低の11名となったことが大きな要因でございます。


 それでは、第1条からご説明を申しあげます。第1条は総則でございます。


 第2条は業務の予定量であり、病院事業では入院患者数を1日平均37人減らし119人に、外来患者数を123人減らし262人に、介護療養事業では入院患者数を3人減らし56人に、介護老人保健施設事業では通所を1人減らし17人に補正するものであります。


 第3条は収益的収入及び支出の予定額を収入で6億768万7,000円を、支出で2億1,122万7,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。


 第4条は資本的収入及び支出の予定額を収入で478万3,000円減額、支出で1,466万5,000円減額補正するものでございます。


 4ページには、第5条として企業債の限度額2,320万円を1,920万円に変更するものでございます。


 第6条には議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費を1億1,763万9,000円減額し、16億563万5,000円に改めるものでございます。


 なお、5ページ以降には補正予算の説明資料といたしまして、実施計画、資金計画、給与費明細書、貸借対照表及び補正予算明細書を添付いたしておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。


 以上、簡単でございますが、病院事業に関します補正予算の説明といたします。


 続きまして、議第135号、平成19年度(2007)出雲市病院事業会計予算について、ご説明を申しあげます。


 初めに、平成19年度(2007)の医師確保の状況につきまして、ご報告を申しあげます。平成18年度(2006)には、常勤医師が開院以来最低の11人までに落ち込んでいましたが、この4月から島根大学の協力を得まして内科医が2名、整形外科医が1名、外科医が1名、合計4名の採用が確定をいたしました。これによりまして平成19年度(2007)の常勤医師は合計で15人となる予定でございます。新年度は新たなる改革の一歩といたしまして、回復期リハビリを始めるとともに、検診事業をさらに一層充実させ、病院改革のスタートの年として事業を進めてまいる考えでございます。


 それでは、病院事業会計予算のご説明を申しあげます。


 予算書の1ページをお開き願います。


 第1条は総則でございます。


 第2条は業務の予定量を定めるものでございます。病院事業では、昨年度病床数を減らし199床とし、入院患者数を年間5万5,971人、外来患者数は年間7万9,055人予定をいたしております。次に、介護療養事業では入院患者数を年間1万7,934人、介護老人保健施設事業では入所者数を年間1万7,934人予定し、通所者数を年間4,998人予定いたしたところでございます。


 次に、第3条に定める収益的収入及び支出でございます。まず、収入についてでございますが、合計額29億6,870万円予定いたしております。この事業収益は第1款、第2款、第3款とも入院、入所、外来及び通所による収益が主なものでございます。


 2ページをお開き願います。次に、支出についてご説明をいたします。支出合計を30億8,130万円予定いたしております。主なものにつきましては、第1款、第2款、第3款とも職員の給与費、薬品、診療等の材料費などでございます。


 なお、新年度は支出が収入を上回る予算、いわゆる赤字予算を編成しておりますが、経営健全化計画を策定し、今後赤字を解消するよう努めてまいりたい考えでございます。


 次に、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございます。まず、収入についてでございますが、合計額2億5,325万8,000円を予定いたしております。資本的収入の内訳は企業債、他会計負担金収入でございます。


 次に、支出でございますが、支出合計を3億8,810万1,000円予定いたしております。第1項の建設改良費ではソーラーパネル及び給湯設備改修工事、検診業務を充実させるため内視鏡システムを主なものとし、必要な医療機械の購入を予定いたしており、第2項では企業債の償還金を計上いたしております。


 なお、収支不足額1億3,484万3,000円につきましては、2ページの中ほどの括弧書きで記載しておりますが、過年度分損益勘定留保資金で補てんすることといたしております。


 次に、第5条企業債につきましては、建設改良費の資金に充てるものでございまして、限度額、借り入れ条件等を定めるものでございます。


 第6条は一時借入金の限度額を2億円と定めるものでございます。


 第7条は予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めております。


 第8条につきましては、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。


 第9条はたな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。


 なお、4ページ以降に予算に関する説明資料を添付いたしておりますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。


 以上、まことに簡単ではございますが、病院事業に関します予算の説明といたします。よろしくご審議をいただきますようお願い申しあげます。


○議 長(寺田昌弘君) 以上で各議案の提案理由の説明を終わります。


 ただいま議題となっております各議案につきましては、本日は提案理由の説明までにとどめ、質疑等は後日改めて議事日程にあげることといたします。


 日程第7、継続審査中の平成18年度(2006)陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情及び同じく継続審査中の平成18年度(2006)陳情第26号、西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情を一括議題といたします。


 ただいま議題となっております継続審査中の平成18年度(2006)陳情第7号及び平成18年度(2006)陳情第26号につきまして、閉会中の委員会において審査されました結果について、総務常任委員長並びに文教厚生常任委員長の報告を求めます。


 初めに、牛尾尚義総務常任委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 登壇 総務常任委員会の報告をいたします。


 去る2月5日に、総務常任委員会を開催し、継続審査中の陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情について、審査を行いましたので、その結果をご報告いたします。


 本陳情については、前回12月議会において、本陳情に記載されている事業は、大社門前町開発事業全体の一部分であり、現在、「観光・産業振興特別委員会」において同事業全体について鋭意審議が行われている中、本陳情に記載されている事業の効果並びに出雲大社を中心とした交流人口1,000万人の実現性について、同特別委員会での審議結果を踏まえ、慎重に審査していく必要があるとの理由で継続審査としたところであります。


 そこで、去る2月5日に同特別委員会と総務委員会の合同協議会が開催され、執行部から同事業全体についての中間報告が行われ、来年度取り組む事業について具体的に説明を受け、質疑を行いました。その後、急遽、総務委員会を開催し、本陳情の内容について審査した結果、要望事項は妥当なものであると判断し、「採択」すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から「不採択」にすべきとの意見がありましたことを申し添えます。


 当委員会においては、これにあわせて陳情箇所の現地視察を行ったほか、陳情者から直接要望を聞く機会を設けました。本事業は、合併後の新「出雲市」発展のかぎを握る大きな事業であり、今後、これらの事業を実施していくためには、相当の年月と多大な経費を要するものであります。当委員会としても大社門前町の活力を取り戻し、また、観光客の増加を図り、「出雲市」を広くPRしていく上で、本事業を推進していくことは必要であると考えます。


 あわせて、陳情者をはじめとした地元大社町民全体の賛同と盛り上がりも必要不可欠であり、本事業を成功に導く重要な要素と言えます。ぜひとも本事業への投資が将来にわたり大きな効果を生み出すよう、行政と住民が一体となって取り組んでいくことを強く要望し、本陳情に対する総務常任委員会委員長報告とさせていただきます。


 以上であります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員会報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、山代裕始文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(山代裕始君) 登壇 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 継続審査中の平成18年度(2006)陳情第26号、西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情について、去る1月26日に委員会協議会を開催し、長岡助役をはじめとする執行部関係職員の出席を得まして、12月定例会以降の状況等について説明を受け、さらに1月29日に委員会を開催し、審査をいたしました。


 ここにその結果についてご報告いたします。


 西田、鰐淵地区においては、数年前から児童クラブ設置要望があるものの、両地区とも利用希望者が市の児童クラブ設置基準、「単一小学校区で5人以上の対象児童が確実にいること」を満たしておらず、現在まで設置に至っておりません。


 一方、北浜地区では、平成15年(2003)4月から旧平田市直営による児童クラブが実施されておりますが、年々在籍児童が減少し、来年度のクラブの存続が困難な状況となってきています。


 このような事情から、地元では、3地区合同での児童クラブの設置を検討され、西田地区楽焼作業場の和室を候補地として、本年4月から合同児童クラブの開設と、北浜、鰐淵小学校からの通所手段についての配慮を求める本陳情が提出されました。


 今回、執行部からは、合同児童クラブの設置基準について、具体的な説明があり、その内容としては、単一小学校区単位で5人以上の対象児童が確実にいない場合でも、隣接する小学校区で合わせて5人以上の対象児童が確実におり、合同で運営委員会を設けて運営する場合に、合同児童クラブの設置を認めること、また合同児童クラブ設置場所以外の校区からの通所手段としては、設置場所まで確実に児童を送り届けることや、運行の安定性、融通性等を考慮し、原則として市が委託するタクシー事業者またはバス事業者とし、市が負担する経費としては、長期休業中等を除く授業日のみの片道運行分の経費とすること等が示されました。


 また、今回、西田地区に合同児童クラブを設置した場合と西田、北浜2地区に児童クラブを単独設置した場合の経費比較についても説明があり、仮に2地区に単独設置した場合、合同児童クラブ設置と比較して、委託料が2倍になる一方、国・県支出金は1カ所分となること等から、市の負担は単年度で300万円以上多くなることが示されました。


 内容審査の結果、西田地区楽焼作業場に合同児童クラブを設置すること及び他の小学校区からの通所手段としてタクシーを利用すること、そして、児童クラブへの迎えや授業日以外の送迎は、保護者の自家用車を利用すること等について、該当児童・保護者を初めとする地域住民の合意が十分に得られていること、また、児童クラブの単独設置と比較して経費の面で優位性があり、人数確保の面からも今後安定的な児童クラブの運営が見込めること等から、本陳情については、全会一致で採択すべきものと決定しました。


 以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 20番、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 日本共産党の萬代弘美です。継続審査中の陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情について、ただいま総務常任委員長から要望事項は妥当であり、採択との結論に対し、反対の討論を行います。


 本陳情は、21世紀大社門前町開発調査検討会議が昨年2月に提出をした最終報告の内容を整備することが不可欠であるとして、具体的には、神門通りの整備、出雲阿國座の創設、観光保養交流拠点の整備を求めています。


 我が党は、この間、大社地区と市全域を対象としたアンケートを二度にわたって実施をしてまいりました。30億円とも言われる多額の建設費を伴う阿國座の建設については、今必要ないとする人がアンケートに答えた人の9割にのぼっています。また、アンケートにはたくさんの建設反対の声、意見が寄せられており、その一部を紹介いたしますと、活性化につながるという確かな数字があるのでしょうか。税金の使い方をもっと大切にしてほしいです。高齢化する出雲市、福祉に回してください。これ以上箱物は要らない、ソフト面を充実すべきだ、はっきり言って税金の無駄遣いとしか思えない、市民の生活に何が必要か考えるべき、議会は私たち住民の声を生かし反対してほしいなどです。以前にも増して阿國座建設反対の声は広がっています。このような市民の反対の声を押し切って、阿國座をはじめとする事業を推し進めることは、観光行政だけでなく住民参加のまちづくりの根本が問われる問題です。観光振興や出雲大社門前町の再生に異論を述べるものではありませんが、まちづくりは住民参加のもと幅広く意見を集約したもとで行うべきであると考えます。


 市民の意見と乖離をする本陳情は、採択ではなく、不採択とすべきものと考え、総務常任委員長報告に反対を表明いたします。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 初めに、平成18年度(2006)陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、平成18年度(2006)陳情第7号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、平成18年度(2006)陳情第26号、西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、平成18年度(2006)陳情第26号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 この際、しばらく休憩いたします。


 直ちに全員協議会を開会いたしますので、委員会室へお集まりください。


               午後1時27分 休憩


               午後1時34分 再開


○議 長(寺田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程第8、諮第8号から諮第10号までについて、一括議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております諮第8号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについてから諮第10号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについてまでは、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、諮第8号から諮第10号までは、提案理由の説明、質疑、委員会付託、討論を省略して採決を行うことに決定いたしました。


 これより採決いたします。


 初めに、諮第8号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、諮第8号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市小境町1805番地、梶谷宣生氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 次に、諮第9号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、諮第9号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市大社町杵築西2279番地3、園山雄一郎氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 次に、諮第10号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、議案書に記載のとおり、これに同意することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、諮第10号、人権擁護委員候補者につき意見を求めることについては、出雲市大社町杵築南736番地、渡部洋子氏の推薦に同意することに決定いたしました。


 以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 本日は、これをもって散会いたします。


 お疲れさまでした。


               午後1時36分 散会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会議長    寺 田 昌 弘





          出雲市議会議員    広 戸 恭 一





          出雲市議会議員    米 山 広 志