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島根県 出雲市

平成18年度第3回定例会(第5号12月18日)




平成18年度第3回定例会(第5号12月18日)





 
     平成18年度(2006)第3回出雲市議会(定例会)会議録





    開 会 平成18年(2006)12月 1日午前10時00分


    閉 会 平成18年(2006)12月18日午前11時25分





〇議事日程第5号


     平成18年(2006)12月 18日 午前10時開議


第1.議第 74号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算


   議第 75号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 76号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 77号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 78号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第4回補正予算


   議第 79号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算


   議第 80号 平成18年度(2006)出雲市水道事業会計第1回補正予算


   議第 81号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第1回補正予算


   議第 82号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 83号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 84号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第 85号 出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 86号 パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 87号 出雲市下水道条例の一部を改正する条例


   議第 88号 出雲市特定環境保全公共下水道施設の設置及び管理に関する条例等


          の一部を改正する条例


   議第 89号 出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例及び出雲市浄化槽施


          設分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第 90号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第 91号 島根県後期高齢者医療広域連合の設立について


   議第 92号 土地の取得について


   議第 93号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市西部高齢者健康交流


          館)


   議第 94号 公の施設の指定管理者の指定について(交流館はまぼうふう)


   議第 95号 工事請負変更契約の締結について(大池線道路改良(その3)工事)


   議第 96号 公有水面埋立に関する意見について


   議第 97号 市営土地改良事業の施行について


   議第 98号 町及び字の区域の変更について


   議第 99号 市道路線の認定について


第2.陳情第 7号 「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」


          出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進について


          の陳情


   陳情第11号 国の療養病床の廃止・削減計画の中止等の意見書採択等を求


          める陳情


   陳情第21号 地域密着型サービスの改築等に関わる建設費の補助を求める


          陳情


   請願第 4号 JR江南駅利用者対策についての請願


   陳情第25号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


   陳情第26号 西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児


          童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情


   陳情第27号 平田幼稚園の適正規模化と速やかな改築を求める陳情


   陳情第28号 出雲市立平田体育館の早期建設を求める陳情


第3.意見書第8号 「療養病床の廃止・削減計画の中止を求める意見書」





                 会議に付した事件


第1.議第 74号 平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算


   議第 75号 平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 76号 平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正


          予算


   議第 77号 平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


   議第 78号 平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第4回補正予算


   議第 79号 平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算


   議第 80号 平成18年度(2006)出雲市水道事業会計第1回補正予算


   議第 81号 平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第1回補正予算


   議第 82号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


   議第 83号 出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正


          する条例


   議第 84号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


   議第 85号 出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


   議第 86号 パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


   議第 87号 出雲市下水道条例の一部を改正する条例


   議第 88号 出雲市特定環境保全公共下水道施設の設置及び管理に関する条例等


          の一部を改正する条例


   議第 89号 出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例及び出雲市浄化槽施


          設分担金徴収条例の一部を改正する条例


   議第 90号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


   議第 91号 島根県後期高齢者医療広域連合の設立について


   議第 92号 土地の取得について


   議第 93号 公の施設の指定管理者の指定について(出雲市西部高齢者健康交流


          館)


   議第 94号 公の施設の指定管理者の指定について(交流館はまぼうふう)


   議第 95号 工事請負変更契約の締結について(大池線道路改良(その3)工事)


   議第 96号 公有水面埋立に関する意見について


   議第 97号 市営土地改良事業の施行について


   議第 98号 町及び字の区域の変更について


   議第 99号 市道路線の認定について


第2.陳情第 7号 「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」


          出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情


   陳情第11号 国の療養病床の廃止・削減計画の中止等の意見書採択等を求める陳


          情


   陳情第21号 地域密着型サービスの改築等に関わる建設費の補助を求める陳情


   請願第 4号 JR江南駅利用者対策についての請願


   陳情第25号 子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


   陳情第26号 西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児


          童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情


   陳情第27号 平田幼稚園の適正規模化と速やかな改築を求める陳情


   陳情第28号 出雲市立平田体育館の早期建設を求める陳情


第3.意見書第8号 「療養病床の廃止・削減計画の中止を求める意見書」





                 出 席 議 員


              1番  大 国 陽 介 君


              2番  松 村 豪 人 君


              3番  遠 藤 力 一 君


              4番  山 根 貞 守 君


              5番  萬 代 輝 正 君


              6番  板 倉 一 郎 君


              7番  多々納 剛 人 君


              8番  川 上 幸 博 君


              9番  石 川 寿 樹 君


             10番  曽 田 盛 雄 君


             11番  福 代 秀 洋 君


             12番  高 野 成 俊 君


             13番  広 戸 恭 一 君


             14番  小 汀 英 久 君


             15番  直 良 昌 幸 君


             16番  西 尾   敬 君


             17番  長 岡 幸 江 君


             18番  坂 根   守 君


             19番  板 倉 明 弘 君


             20番  萬 代 弘 美 君


             21番  勝 部 順 子 君


             22番  米 山 広 志 君


             23番  牛 尾 尚 義 君


             24番  山 代 裕 始 君


             25番  宮 本   享 君


             26番  原   隆 利 君


             27番  今 岡 一 朗 君


             28番  多久和 康 司 君


             29番  荒 木   孝 君


             30番  長 廻 利 行 君


             31番  古 福 康 雅 君


             32番  珍 部 全 吾 君


             33番  杉 谷 寿 之 君


             34番  寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          助   役        長 岡 秀 人 君


          助   役        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        嘉 儀 裕 行 君


          教 育 長        黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       荒 木   隆 君


          総務部長         渡 部 英 二 君


          財政部長         伊 藤   功 君


          地域振興部長       岸   和 之 君


          文化観光部長       板 倉   優 君


          健康福祉部長       児 玉 進 一 君


          環境事業部長       永 岡 博 之 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       田 中 敬 耕 君


          教育次長         荒 木 光 延 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          上下水道局長       原 田 恭 平 君


          消 防 長        大 田   茂 君


          総合医療センター事務局長 布 野 勝 己 君


          政策課長         井 上 明 夫 君


          秘書課長         福 間   浩 君


          財政課長         板 倉 勝 巳 君





              議会事務局出席者


          局   長        青 木   博


          次   長        吉 田 美智子


          次長補佐         佐 藤 恵 子


          係   長        村 尾 幸 紀


          書   記        曽 田 浩 司





               午前 9時59分 開会


○議 長(寺田昌弘君) 皆さん、おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は33名であります。


 なお、あらかじめ遅刻する旨の届け出のあった議員は1名であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、議第74号から議第99号まで、日程第2、継続審査中の陳情第7号、陳情第11号及び陳情第21号、並びに今期定例会において受理いたしました請願第4号及び陳情第25号から陳情第28号までを一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、閉会中及び休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長並びに庁舎建設特別委員長の報告を求めます。


 初めに、牛尾尚義総務常任委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 登壇 総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において総務常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件3件、条例案件3件、単行議決案件2件、請願1件、陳情1件でありました。


 去る12月11日に西尾市長、長岡助役、野津助役、田中収入役をはじめ関係職員の出席を得まして議案の詳細な説明を受け、また請願箇所については現地調査を行い、慎重に審査をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 はじめに、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出の主なものについて、人事異動、退職手当組合特別負担金の計上並びに共済費負担率の増加等に伴う人件費の補正が議会費から教育費までの各款に計上されているほか、総務費では追加決定に伴い備品等の整備を助成するコミュニティ助成事業420万円、ハザードマップ作成に係る基礎調査経費430万円などが計上されており、商工費では、コンベンション開催支援事業300万円、まち歩きマップ作成及び古代出雲歴史博物館開館にあわせた記念イベント開催費等500万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、これらを賄うべき県補助金、繰越金、諸収入、市債が計上されております。


 次に、第4表地方債補正では、新庁舎整備事業の財源としての市債が新たに計上されているほか、事業規模の変更により街路事業について限度額が補正されております。


 以上、内容審査の結果、議第74号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 なお、一部の委員からは否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第75号、平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表歳入歳出予算補正のうち歳出について、一般職人件費2,920万1,000円の補正が行われております。


 内容審査の結果、議第75号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第77号、平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表歳入歳出予算補正のうち歳出について、同じく一般職人件費1,750万円の補正が行われております。


 内容審査の結果、議第77号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第82号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、出雲市国富町に平田ニュースポーツ広場を新設することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第83号、出雲市移動通信用鉄塔施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、携帯電話の不感地区解消のため、移動通信用鉄塔施設として見々久局を新設することに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第90号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が施行され、障害等級ごとの障害について総務省令で定めること等の措置が講じられたことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第92号、土地の取得についてであります。


 これは、出雲市土地開発公社から鳶巣コミュニティセンター・幼稚園等複合施設用地として、出雲市東林木町890番地4ほか2筆の土地を取得するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第98号、町及び字の区域の変更についてであります。


 これは、島根県が土地改良法第85条の規定に基づき、県営経営体育成基盤整備事業荒茅地区を施行したことに伴い、荒茅町及び松寄下町の従来の町界及び字界が原形をとどめなくなったため、町界及び字界を変更するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、当委員会に付託を受けました請願・陳情の審査結果についてご報告させていただきます。


 まず、請願第4号、JR江南駅利用者対策についての請願についてであります。


 本請願の要旨は、同駅が大正2年(1913)に駅舎を建設してから今日まで約90年の年月を経た出雲市内の駅舎の中で最も古い建物となっており、昨今、才谷トンネルの開通により利用客も増加している状況にある中、利便性を向上させるため駅舎の整備等並びに待合室の移設を含めた昇降路の整備を求める内容であります。


 現地調査を踏まえ、慎重に審査した結果、本請願は採択すべきものと決定いたしました。なお、一部の委員から継続審査にすべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、陳情第28号、出雲市立平田体育館の早期建設を求める陳情についてであります。


 本陳情の要旨は、昭和43年(1968)に建築された同体育館が地盤沈下が進むなど老朽化が著しく、また、天井が低いなど設備が不備であり、また駐車場も狭い傍ら利用者が多く、調整等にも苦慮していることから、東部拠点都市に相応しい建物、また、平田地域の屋内スポーツの中心になるような規模の総合体育館の早期移転建設を求めるものであります。


 審査した結果、現在の同体育館の老朽化及び設備の状況並びに利用者の状況等を踏まえると、早急な建て替えは必要であると判断し、本陳情については全員一致で採択すべきものと決定いたしました。


 次に、継続審査中の陳情であります。陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情についてであります。


 本陳情については、前回9月議会において、本陳情に記載されている事業は、大社門前町開発事業全体の一部分であり、現在、観光・産業振興特別委員会において大社門前町開発事業全体について鋭意審議が行われている中、本陳情に記載されている事業の効果並びに出雲大社を中心にした交流人口1,000万人の実現性について、同特別委員会での審議結果を踏まえ、全体事業を掌握しながら本陳情の要望事項を更に慎重に検討していく必要があるとの理由で、継続審査することに決定したところであります。改めて今回執行部から進捗状況等を聴取しましたが、未だ具体的な事業計画が定まっていない状況であり、今後も引き続き観光・産業振興特別委員会での議論を見守りながら、更に時間をかけて慎重に審査すべきと判断し、全員一致で継続審査することと決定いたしました。


 以上で総務常任委員会に審査の付託を受けました案件の審査結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ご質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、山代裕始文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(山代裕始君) 登壇 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 今期定例会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算をはじめとする予算案件5件、条例案件2件、単行議決案件3件、そして継続審査中の陳情2件を含む陳情5件であります。


 去る12月12日に、西尾市長、長岡助役、黒目教育長をはじめ関係職員の出席を得まして、詳細に説明を受けるとともに、陳情につきましては必要に応じて現地視察を実施し、慎重に審査をいたしました。ここにその結果をご報告いたします。


 まず、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 第1表歳入歳出予算補正のうち歳出につきましては、民生費のうち社会福祉費として国民健康保険事業特別会計への繰出金3,500万1,000円、旧高浜公民館跡地に出雲地域北部の高齢者を対象にした介護予防と健康増進を図る拠点施設を整備する介護保険施設整備事業5,450万円、平成16年度(2004)旧多伎町からの補助金で積み立てられた福祉施設等整備基金の返還に伴う地域福祉基金積立1億円、生活介護や就労継続支援等を利用している知的障害者に地域で自立した生活が営めるよう家事等の支援、食事、入浴等の介護及び日常生活における相談支援を行う障害者ケアホームの整備に対する建設費補助4,000万円、福祉医療費助成事業追加3,650万円などが計上されております。


 また、児童福祉費では、実施園の増等に伴う私立認可保育所特別事業補助1,330万円、入所児童数の増等に伴う私立認可保育所運営費の追加6,950万円、生活保護費では医療扶助費の増加に伴う生活保護費の追加3,200万円などが計上されております。


 衛生費のうち、保健衛生費では平成温泉、ゆうプラザの設備、ポンプ等の改修工事費2,182万6,000円などが計上されております。


 一方、歳入につきましては、分担金及び負担金では、負担金として入所児童数の増、保育所新設に伴う私立認可保育所の保育料310万円、国庫支出金では国庫負担金として私立認可保育所運営費1,809万6,000円、医療扶助費の増加に伴う生活保護費2,400万円、国庫補助金として介護保険施設整備事業5,250万円などが計上されております。


 また、県支出金につきましては、県負担金として私立認可保育所運営費904万9,000円、また県補助金として、支給対象者の増加に伴う福祉医療費助成事業2,290万円などが計上されております。


 繰入金については、地域福祉基金繰入金4,200万円、諸収入では社会福祉法人多伎の郷からの補助金返還金1億円が計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第75号、平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 歳出では、医療制度改正に伴うシステム構築経費580万円、平成17年度(2005)国庫支出金の精算に伴う返還金3,699万9,000円が計上されております。


 歳入につきましては、一般会計繰入金3,500万1,000円、繰越金3,699万9,000円が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第76号、平成18年度(2006)出雲市老人保健医療事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 歳入歳出予算の補正として、それぞれ220万円を追加し、予算の総額を143億7,842万9,000円とするものであり、歳出につきましては、平成17年度(2005)県支出金の精算に伴う返還金、一方、歳入につきましては、審査支払手数料交付金及び医療費交付金過年度収入が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第77号、平成18年度(2006)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算のうち付託部分についてであります。


 歳入につきまして、一般会計繰入金1,750万円が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第81号、平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第1回補正予算についてであります。


 債務負担行為として清掃業務、医療廃棄物の収集・運搬及び処理業務、給食業務の委託に要する経費についての支出負担行為の期間及び限度額を定めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 続きまして、議第84号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例についてであります。


 本件は、旧長浜幼稚園園舎内に設置されている長浜児童クラブが旧園舎の取り壊し計画に伴い、長浜小学校北側隣接地に移転し、位置が変更となるため所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 次に、議第85号、出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例であります。これは出雲市立総合医療センターの一般病床数202床を近年の病院事業収支の状況をかんがみ、200床未満とした方が医科診療報酬点数表において算定上有利となるため、病床数を3床減の199床とすることとし、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 続きまして、議第91号、島根県後期高齢者医療広域連合の設立についてであります。


 本案件は、地方自治法第284条第3項の規定により、島根県内の全市町村の参加のもと島根県後期高齢者医療広域連合規約を定め、同広域連合を設立することについて議会の議決を求めるものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第93号、公の施設の指定管理者の指定について(出雲市西部高齢者健康交流館)は、出雲市西部高齢者健康交流館の設置及び管理に関する条例に基づき、同施設の指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第94号、公の施設の指定管理者の指定について(交流館はまぼうふう)であります。


 出雲市介護予防・健康増進拠点施設の設置及び管理に関する条例に基づき、交流館はまぼうふうの指定管理者を指定することについて、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、陳情の結果について報告いたします。


 陳情第25号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情についてであります。


 本陳情は、出雲市認可保育所の保護者会連合会から提出されたもので、本市において安心して子どもを産み育てられる子育てに優しい社会と環境づくりがさらに前進するよう、保育料のさらなる軽減や特別保育メニューの拡充等、7項目について求めるものであります。


 内容審査の結果、採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第26号、西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情についてであります。


 西田・鰐淵の2地区では、数年前から児童クラブ設置要望があるものの、1地区では利用希望者が市の設置基準の5人を満たさず、現在まで設置に至っておらず、一方、北浜地区では平成15年4月に旧平田市直営による児童クラブが開設されたものの、年々在籍児童数が減少し、来年度からの存続は困難な状況となっています。こうした事情から、地元では3地区合同での児童クラブの設置を検討され、3地区の保護者を対象とした利用希望調査でも10名程度の希望者があり、次年度以降も希望者数が増加の傾向にあることから、西田地区楽焼作業場の和室を候補として、19年(2007)4月からの3地区合同児童クラブの開設及び西田地区まで3キロメートル以上ある北浜地区、鰐淵地区の児童の通所手段についての配慮を求めるものであります。


 児童クラブ設置候補地である西田地区楽焼作業場を視察し、陳情者の方々や執行部から説明を受けましたが、この施設に児童クラブを設置した場合の北浜・鰐淵地区の児童の通所手段としては、執行部からは小学校から児童クラブまではタクシー、児童クラブからの帰りは保護者の自家用車での迎えを想定しているとのことでありました。


 内容審査の結果、来年4月からの設置を希望する陳情者や保護者の切実な願いは十分理解できるものの、児童クラブへの通所手段としてタクシーを利用することが適切かどうか。また、タクシー利用を認めた場合の今後開設する他の児童クラブへの影響、また遠方の児童クラブに迎えに行く保護者の負担等について、さらに詳しく検討した上で判断すべきとの意見が多数であったため、本陳情については、さらに継続して審査をすべきものと決定いたしました。


 続きまして、陳情第27号、平田幼稚園の適正規模化と速やかな改築を求める陳情についてであります。


 本陳情の趣旨は、10の小学校区から190名の児童が通園している県内でも最大規模の平田幼稚園は、昭和46年(1971)に現在の園舎が建築されており、老朽化と地盤沈下により教育環境が悪化していること、また園児の45%が2台のバスで通園しており、遠方の児童は約50分かけて通園している状況を解消するため、平田地区西部に60人程度の規模の第3の幼稚園を建設し、適正規模の平田幼稚園の改築を求めるものであります。


 内容審査の結果、採択すべきものと決定いたしました。


 最後に、継続審査中の陳情2件について、報告いたします。


 まず、陳情第11号、国の療養病床の廃止・削減計画の中止等の意見書採択等を求める陳情についてであります。


 現在、慢性病を抱える高齢者などが長期に入院する療養病床には、医療保険適用の医療型25万床と介護保険適用の介護型13万床の合わせて38万床がありますが、本年6月14日に成立した医療制度改革関連法により、政府は、医療費削減の一環として平成23年度(2011)末までに6年をかけて医療型は15万床に削減し、介護型を廃止する方針を打ち出しました。


 本陳情の趣旨は、この療養病床の再編計画が進むと、島根県では現在3,000床ある療養病床のうち1,000床の介護型療養病床は廃止され、約2,000床の医療型療養病床は800床削減されることとなるなど、多くの療養病床を持つ医療機関が経営破綻に追い込まれる一方、どこにも行き場のない、いわゆる「医療難民」、「介護難民」が各地であふれることになることが予想されるため、療養病床の削減計画を中止するとともに、国民が安心して暮らせるよう医療、介護、福祉制度や施設等の基盤を充実させることを求める意見書を国に提出することを求めるものであります。


 内容審査の結果、採択すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から趣旨採択にすべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、陳情第21号、地域密着型サービスの改築等に関わる建設費の補助を求める陳情についてであります。


 本陳情は、本年度から市町村の地域密着型サービスとして制度化された認知症対応型デイサービス、認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護の事業のうち、市から小規模多機能型居宅介護の施設整備事業者として選定された社会福祉法人ことぶき福祉会が現在の施設をこれらの3つの施設を統合化した施設に改築するため、その建設費の一部助成を求めるものであります。


 この地域密着型サービスについては、第三期介護保険事業計画の中で出雲市の場合は、日常生活圏の13圏域を定めて、それぞれ整備目標を定めて計画的な整備を図っているところであります。執行部からの説明では、市ではこの地域密着型サービス施設の整備計画については、事業者において自己資金により整備するとの方針で事業者を公募してきたところですが、新たなサービス体系へのちゅうちょや整備費用の観点から応募する事業者が少ないこともあり、整備計画が順調に進まないとの懸念があるとのことであります。このことから、当初の方針の見直しを図り、13の日常生活圏域全体における施設整備について、平成18年度(2006)に創設された国の地域介護・福祉空間整備等交付金を十分に活用しながら、計画達成に向けた具体的な方策を検討したいとの説明があったところであります。


 内容審査の結果、平成18年度(2006)に新たに創設された地域密着型サービスの施設整備事業者として既に選定されている陳情者以外の事業所に対する助成等、公平性を十分配慮した上で、建設費の一部を助成することが適当であると判断し、本陳情については採択すべきものと決定いたしました。


 以上で文教厚生常任委員会の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、杉谷寿之環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(杉谷寿之君) 登壇 それでは、環境経済常任委員会委員長報告をいたします。


 今期定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算をはじめ議案4件であります。


 去る12月13日に委員会を開催し、西尾市長、長岡助役、野津助役をはじめ、執行部関係職員の出席のもと、詳細な説明を受け、慎重に審査をいたしました。ここにその経過並びに結果を報告いたします。


 初めに、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の主なものについては、農林水産業費では、島根県の21世紀しまねの農業担い手育成基盤整備促進事業補助金を土地改良区へ交付する土地改良事業負担及び補助に1,018万4千円、松くい虫対策事業への追加として994万円が計上されております。


 また、商工費では、市街地活性化重点地区整備事業として、東部都市拠点地区の中心市街地活性化基本計画に係るまちづくり会社としても位置づけられています株式会社中ノ島ニューシティプラザの増資に対する出資金120万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、松くい虫対策事業に伴う県補助金が計上されております。


 内容審査の結果、議第74号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第86号、パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、事務室として使用していた部屋を貸し出し用の会議室として位置づけ、また、各利用料金の時間区分を変更するため条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 議第96号、公有水面埋立に関する意見については、公有水面埋立法の規定により、島根県知事から諮問のあった件について、議会に議決が求められているものであり、埋立予定地は道路用地の確保を目的とする大社町宇龍地区内の公有水面940.5平方メートルであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続いて、議第97号は、市営土地改良事業の施行についてであります。


 下横町及び高松町地内の下向地区用排水施設が老朽化などにより、漏水が著しいため、市営土地改良事業として用水路改修を施行することについて、土地改良法の規定に基づき議会に議決が求められているものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、古福康雅建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(古福康雅君) 登壇 建設水道常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会におきまして、本委員会に審査の付託を受けました案件は、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算をはじめ議案9件であります。


 去る12月14日に委員会を開催し、西尾市長、野津助役をはじめ執行部関係職員に出席をいただき、詳細な説明を受け、慎重に審査をいたしました。ここにその審査結果を報告いたします。


 初めに、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出については、土木費において、国の予算内示に伴う街路事業費の追加1億5,000万円及び出雲市駅前大津線関連の一中踏切改良工事における工事負担金5,180万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、事業実施に伴う国庫補助金8,250万円が計上されております。


 次に、第2表繰越明許費では、地方道改修事業をはじめとする5事業において、本年度中に支出が終わらない見込みとなりました額について、繰越明許費の設定をするものであります。


 続いて、第3表債務負担行為補正では、一中踏切改良工事における工事負担金について、平成19年度(2007)に限度額4,000万円の債務負担行為を設定するものであります。


 以上、審査の結果、議第74号の付託部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第78号、平成18年度(2006)出雲市簡易水道事業特別会計第4回補正予算についてであります。


 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ500万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ13億8,570万円とするものであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出では、日御碕地区簡易水道配水管改良に係る建設費500万円が追加されております。


 一方、歳入では、事業実施に伴う県補助金、市債がそれぞれ250万円ずつ計上されております。


 次に、第2表繰越明許費では、統合簡易水道事業において本年度中に支出が終わらない見込みとなりました1億2,000万円について繰越明許費の設定をするものであります。


 続いて、第3表地方債補正では、事業費の増額に伴い市債の限度額を変更するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第79号、平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算についてであります。


 本案は、公共下水道事業において本年度中に支出が終わらない見込みとなりました9億1,000万円について、繰越明許費の設定をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第80号、平成18年度(2006)出雲市水道事業会計第1回補正予算についてであります。


 まず、資本的支出については、人事異動などに伴う職員給与費を830万円増額し、総額を30億2,429万7,000円とするものであります。


 次に、補てん財源の補正については、資本的収入額が資本的支出額に不足する額を830万円増額し、15億5,619万8,000円に改め、増加した不足額を当年度分損益勘定内部留保資金等で補てんするものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第87号、出雲市下水道条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、下水道法が改正され、関係条文が整理されたことに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第88号、出雲市特定環境保全公共下水道施設の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例についてであります。


 これは、特定環境保全公共下水道施設、農業集落排水施設及び漁業集落排水施設において、新規加入する場合の公共ますの設置に要する費用を、従来は新規加入者が負担していたものを市が負担することに改めるとともに、旧市町の区域ごとに異なる加入負担金の額を全市で統一することについて、所要の条例改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第89号、出雲市浄化槽施設の設置及び管理に関する条例及び出雲市浄化槽施設分担金徴収条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、新市の汚水処理整備計画に基づき、公共下水道等の集合処理区域以外において、市が浄化槽施設を設置していく区域を市内全域に拡大することに伴い、設置する浄化槽施設の規模及び対象となる住宅の定義を明らかにするとともに、受益者分担金の額を全市で統一するため、所要の条例改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第95号、工事請負変更契約の締結についてであります。


 これは、本年6月議会で議決しました大池線道路改良(その3)工事について、設計の変更に伴い契約金額の増額と工期の延長をする変更契約を締結するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 最後になりましたが、議第99号、市道路線の認定についてであります。


 これは、斐伊川放水路事業、市道十六島線道路改良工事などに伴い、新たに4路線を認定しようとするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上、建設水道常任委員会に付託を受けました案件について、審査の結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 続いて、直良昌幸庁舎建設特別委員長。


○庁舎建設特別委員長(直良昌幸君) 登壇 それでは、庁舎建設特別委員会の報告を行います。


 12月7日の本会議で庁舎建設特別委員会に審査の付託を受けましたのは、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち庁舎建設に係る部分であります。


 去る12月15日に西尾市長、野津助役をはじめ関係職員の出席のもと、特別委員会を開催し、詳細な説明を受け、慎重に審査を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。


 議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分でありますが、歳出予算補正については、庁舎整備事業、用地及び中央広場用地として県立中央病院跡地及び跡地内の国有地等を取得する経費として16億8,500万円を計上し、歳入においてはこの財源として中央広場用地に係るまちづくり交付金3億1,650万円及び庁舎整備事業基金繰入金6,850万円が計上されています。


 今回取得しようとする土地の面積は県有地2万3,660.23平方メートル、国有地190.4平方メートル、土地開発基金所有地175.14平方メートルの合計2万4,025.77平方メートルであり、取得費の積算に当たっては、県有地は平米当たり10万9,000円とし、敷地内の残置杭処理費及び広場用地、これにかかわる県の減免措置を考慮して積算、国有地については平米当たり10万9,000円以内で、また土地開発基金所有地については現在の帳簿価格で積算し、総額16億8,500万円が計上されたところであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。


 なお、一部の委員から否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 既にご高承のとおり、新庁舎建設のための建築基本設計及び実施設計についてはプロポーザル方式により業者選定が終わっており、今後基本設計・実施設計が本格的に進められることになります。また、今回、こうして用地取得費が計上され、予定では3月議会に土地取得議案を提案されるとの説明も伺ったところであります。


 新庁舎建設事業が着々と推進されつつあることは大変喜ばしく、この上は今後さらにスピードを上げ、本事業の推進に全力を挙げて取り組まれることを強く要望し、庁舎建設特別委員会のご報告といたします。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 1番、大国議員。


○1番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。議案2件について討論を行います。


 まず、議第74号、2006年度出雲市一般会計第4回補正予算についてであります。本補正予算には、旧高浜公民館跡地に出雲地域北部の高齢者を対象とした介護予防と健康増進を図る、介護予防拠点施設整備事業、市内2カ所の法人が計画する障害者福祉施設の整備に対する助成、保育所増設に伴う運営費補助などが盛り込まれています。市民の願いに応え、このような基盤整備を進めることは非常に重要なことであります。しかし、本補正には新庁舎を県立中央病院跡地に建設するため、新庁舎整備事業に土地取得費16億8,500万円を追加することなどが含まれています。新庁舎の整備については、現在の本庁舎の老朽化が進んでいることや、分庁舎の賃貸料、利便性などの問題も抱えており、建て替えを計画することに異を唱えるものではありません。庁舎建て替えは今後のまちづくりを考える上でも重要な事業であり、既存施設や支所の活用も視野に入れ、住民参加のもとでの十分な協議と意見集約が必要であります。住民からは合併して何もいいことない、住民の声を十分聞かないまま、どんどん物事が進んでいく、行政が遠のいたなどの声が上がっています。建設計画は平成20年(2008)12月を完成目標とされており、あまりにも拙速であります。よって、本補正には反対いたします。


 次に、議第86号、パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 この条例改正案は、出雲市駅前のパルメイト出雲に会議室を追加するほか、多目的室、和室の各部屋の使用料区分をこれまで1時間単位であったものを3時間から4時間単位へと変更するものであります。しかし、同時に、わずかではありますが、使用料を値上げするものであります。公の施設に求められるものは、市民福祉の増進や利便性の向上であり、使用料を値上げすることではありません。よって、本条例改正案には賛同できません。


 ワーキングプアと呼ばれる働いても働いても豊かになれない人たちに象徴されるように、格差の拡大と貧困の増大が社会問題となっています。いざなぎ越えと呼ばれる景気に一部の大企業が大きな利益を上げる一方で、庶民にその実感は全くありません。負担増と社会保障の切り捨てが、かつてない勢いで行われている今、政治は何のためにあるのかということがするどく問われています。市民の毎日の暮らしや福祉を応援し、充実させる政治こそ今求められています。このこと申し上げ討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) 20番、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 日本共産党の萬代弘美でございます。私は、日本共産党を代表いたしまして、議第91号、島根県後期高齢者医療広域連合の設立について、反対の立場から討論を行いたいと思います。


 本議案は、2007年2月1日から島根県内全市町村が後期高齢者の医療制度に関する事務の処理をするため、規約を定め、島根県後期高齢者医療広域連合を設立することについて提案をされたものです。


 後期高齢者医療制度は、75歳以上のすべての高齢者と65歳以上の寝たきりの認定を受けた高齢者を対象として、現在加入している国民健康保険や組合健保などから切り離し、独立した医療保険制度とするものです。島根県単位で設立される広域連合の議会の議員定数は10人で、多くの自治体で市町村長、市町村議員が広域連合議会に入ることができません。こうしたことから一番身近で実態をつかめる市議会などが関与できなくなり、市民の声が反映しづらい問題点があります。


 新制度の最大の問題は、後期高齢者の医療給付費が増えれば後期高齢者の保険料の値上げにつながるという仕組みになっていることです。そのことが受診抑制につながることにもなり、高齢者の命と健康に重大な影響をもたらすことが懸念されることです。保険料はこれまで家族に扶養され、直接保険料を払っていなかった人を含め、すべての後期高齢者が介護保険と同様に年金天引き方式などで徴収をされます。


 島根県の保険料は全国平均額年間6万円程度より多少低く抑えられると言われていますが、多くの高齢者が介護保険料と合わせ毎月約1万円を天引きされることになります。これでは今でも生活に苦しむ高齢者をさらに追い込むことになります。さらに保険料の滞納者には国保と同じく短期保険証、資格証明書が発行されます。従来、後期高齢者は障害者や被爆者などと同様、短期証や資格証を発行してはならないとされてきました。医療保障なしで生きていけない弱者から保険証を取り上げるという情け容赦ない制度となっています。


 こうしたことから、議第91号、島根県後期高齢者医療広域連合の設立については、これまで長年にわたって社会のために貢献された高齢者が安心して医療にかかれる制度とはなっていないということを述べ、反対を表明いたします。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより、採決を行います。


 初めに、議第74号、平成18年度(2006)出雲市一般会計第4回補正予算を採決いたします。


 本案に対する各常任委員長及び庁舎建設特別委員長の報告はいずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第74号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第75号、平成18年度(2006)出雲市国民健康保険事業特別会計第2回補正予算から議第79号、平成18年度(2006)出雲市下水道事業特別会計第3回補正予算までを一括採決いたします。


 各案に対する総務・文教厚生・建設水道各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第75号から議第79号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第80号、平成18年度(2006)出雲市水道事業会計第1回補正予算及び議第81号、平成18年度(2006)出雲市病院事業会計第1回補正予算を一括採決いたします。


 各案に対する文教厚生・建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第80号及び議第81号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第82号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例から議第85号、出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例までを一括採決いたします。


 各案に対する総務・文教厚生の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第82号から議第85号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第86号、パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第86号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第87号、出雲市下水道条例の一部を改正する条例から議第90号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例までを一括採決いたします。


 各案に対する総務・建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第87号から議第90号までは、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第91号、島根県後期高齢者医療広域連合の設立についてを採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第91号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第92号、土地の取得について及び議第93号、公の施設の指定管理者の指定について(出雲市西部高齢者健康交流館)を一括採決いたします。


 各案に対する総務・文教厚生の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第92号及び議第93号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、議第94号、公の施設の指定管理者の指定について(交流館はまぼうふう)を採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第94号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第95号、工事請負変更契約の締結についてから議第99号、市道路線の認定についてまでを一括採決いたします。


 各案に対する総務・環境経済・建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第95号から議第99号は、いずれも原案のとおり可決されました。


 次に、請願、陳情について採決いたします。


 まず、継続審査中の陳情第7号、陳情第11号及び陳情第21号について採決いたします。


 初めに、陳情第7号、「21世紀出雲神話観光大国の創造=大社門前町開発事業」出雲阿國座(仮称)の創設・泉源活用事業等の推進についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第7号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第11号、国の療養病床の廃止・削減計画の中止等の意見書採択等を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第11号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第21号、地域密着型サービスの改築等に関わる建設費の補助を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第21号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 続いて、今期定例会において受理いたしました請願・陳情を採決いたします。


 まず、請願第4号、JR江南駅利用者対策についての請願を採決いたします。


 本請願に対する総務常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第4号は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第25号、子育てと仕事が楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第25号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第26号、西田地区楽焼作業場の一部借用による西田・北浜・鰐淵地区合同児童クラブ開設及び通所手段の配慮についての陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は継続審査であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第26号は、委員長報告のとおり継続審査とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第27号、平田幼稚園の適正規模化と速やかな改築を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第27号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第28号、出雲市立平田体育館の早期建設を求める陳情を採決いたします。


 本陳情に対する総務常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第28号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 なお、採択されました請願、陳情は、市長並びに関係機関に送付することとし、その処理の経過及び結果についての報告を求めることといたします。


 また、継続審査と決定いたしました陳情については、引き続き閉会中に審査を願うことといたします。


○議 長(寺田昌弘君) 日程第3、意見書第8号、療養病床の廃止・削減計画の中止を求める意見書を議題といたします。


 提案者の説明を求めます。


 24番、山代裕始議員。


○24番(山代裕始君) 登壇 ただいま上程されました意見書第8号、療養病床の廃止・削減計画の中止を求める意見書につきまして、案文を朗読いたしまして説明にかえさせていただきたいと思います。


        療養病床の廃止・削減計画の中止を求める意見書


   去る6月14日、通常国会において、「医療制度改革関連法」が成立いたしました。これにより、今後6年間で現在38万床ある療養病床のうち23万床(6割)が削減されることになりました。これを島根県に当てはめると、現在3,000床ある療養病床のうち、1,000床の介護療養病床は全廃され、約2,000床の医療療養病床は800床削減され、僅か1,200床程度になります。


 また、今年10月から医療療養病床に入院する70歳以上の患者のうち、医療の必要度が低いと見なされる患者の食費・居住費が保険給付から外されました。該当の入院患者は、大幅な負担増を強いられ、入院継続が困難になり、やむなく退院する方が多数出るものと推測されます。


 7月1日から療養病床の入院基本料が大幅に削減され、特に入院患者の5割を占めるといわれる、厚生労働省が言うところの「医療の必要度が低い」とされる患者の入院基本料が大幅に引き下げられ、県内の開業医団体の調査によれば、療養病床を持つ大半の医療機関が大きな減収を強いられ、医療機関の45%が「療養病床の閉鎖」、「他の施設への転換」に追い込まれていることが明らかになっています。


 しかし、島根県の第三期介護保険事業支援計画(平成18年度〜20年度)では、介護保険施設数は、すでに国が示された参酌標準を超えており、今のところ、国や島根県の計画が見直されない限り、医療機関が病棟(病床)を介護保険施設へ転換できる余地はないと考えられます。療養病床、老人保健施設、特別養護老人ホームの3施設では待機者が多く、入院(入所)までには数カ月から数年かかると言われています。特に、特別養護老人ホームの待機者は全国で38万人、島根県では約6,000人と報告されています。(平成18年3月調査)このまま行けば、多くの療養病床をもつ医療機関が経営破綻に追い込まれる一方、どこにも行き場のない、いわゆる「医療難民」、「介護難民」が各地であふれることは明らかであります。


 こうした中で、住民の身近にあって地域医療や介護に重要な役割を担っている中小病院や有床診療所の入院機能をより充実、拡大させることが求められています。


 つきましては、地域住民が、いつでも、どこでも安心して医療や介護を受けられるようにするために、下記の事項を要望します。


                  記


 1.療養病床の削減計画を中止すること。


 2.国民が安心して暮らせるように、介護保険事業計画の参酌標準を見直し、医療、介護、福祉制度や施設等の基盤を充実させること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成18年(2006)12月18日


                          出 雲 市 議 会


   全員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) これより質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 ただいま議題となっております意見書第8号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、意見書第8号は委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


             (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 意見書第8号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。


              (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、意見書第8号は原案のとおり可決されました。


 なお、可決されました意見書は関係機関等へ提出することにいたします。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ここに平成18年度(2006)第3回出雲市議会定例会を閉会するに当たりましてごあいさつを申しあげます。


 今議会においては、一般会計第4回補正予算ほか8つの予算案件、9つの条例案件、9つの単行議決案件、そして人権擁護委員の人事案件、それぞれにつきまして、連日、建設的、前向きに、慎重にご審議いただきました。以上、申し上げた案件以外にも適切なるご判断をいただいたところでございます。そして、すべてご可決いただきまして、まことにありがとうございます。


 この12月議会では、多くの議員の皆様方から、特に学校におけるいじめ問題や自殺問題等学校教育にかかわる問題指摘、あるいは意見の陳述をいただいたところございます。そうした中で、このたびご承知のとおり、国会において教育基本法改正案が先週末に可決、成立いたしまして、我が国の新しい戦後教育を画する教育理念がまた示されたところであります。


 しかしながら、過去幾代の内閣において、期待される人間像に始まり、第3の教育改革、昭和46年(1971)の大改革、そして中曽根内閣の臨教審、森内閣の教育改革国民会議、そして安倍内閣における再生会議、国の方針は定められるども地域の学校現場はますます混乱してきたというのが戦後教育改革の動向でございます。


 私は、いろいろこの旧出雲市、新出雲市において教育行政の最終的な責任者としてお世話させていただいておりますが、その立場から見まするときに、本当に教育の問題は現場にある、真実は現場にあるということを痛切に感ずるところでございます。問題の所在、どう対応するかは、法律では全般的な激励はいただく中でも、具体の実践になりますと、現場を預かっておりますこの地方教育行政における実践の場からの改革以外にはないと信じているものでございます。


 他方、国の規制改革・民間開放推進会議におきましては、今月下旬に最終答申がなされます。答申の中身といたしましては、現行教育委員会制度の抜本的な改革を行うべきとの指摘が出ようとしているところでございます。安倍総理も教育再生会議等の議論を踏まえ、次に残された問題といたしましては、法改正を含めて教育委員会制度の抜本的見直しに着手する考え方と示唆されているところでございます。


 しかしながら、現在の動向を見ますると、国の権限を強化するというような議論も相当出ておりまして、権限強化とともに地方分権自治が侵されるというようなことがあってはならないというような思いもございます。地方における教育委員会行政の改革こそは、最終的に次世代の皆様方を養育する安全、安心、そして活力、創造性豊かな教育の現場、改革の決め手になろうかと思っているところでございます。


 今こそ選挙で選ばれました市長及び議会の皆様方がイギリスにおける例のごとく、一致団結、教育は現場にあると、改革は現場にあるという思いから、問題解決型のこの教育行政を福祉とか経済とか、他の関連主要施策との総合戦略の一環として教育改革に取り組むべきだと思うところでございます。


 また、改革の実を上げるためには、住民本位のまちづくり、地域におけるあらゆる人材や組織を総動員してこれに対処していく必要があろうかと思うわけでございます。


 このような中で、教育改革の問題は一市にかかわるものではなくて、全国的にやはり一緒になって動いていかなきゃいけないという立場から、私も引き続きあらゆる場面を通じて全国に改革の要を唱える情報発信を行うとともに、地域を挙げて教育現場における問題解決志向の出雲方式、すなわち学校運営委員制度の創設、導入からスクールヘルパー、あるいは文化やスポーツのアカデミー、そして食育のまちづくり、学校給食の改善、そして科学館等の運営、いわゆるこの出雲方式の定着に向かって、議会の皆様とともに市民の皆様の期待に応えて引き続き頑張っていく決意でございます。


 こうした中、国・地方の役割分担の見直し、地方の自主性、自立性を高めることを基本理念とし、このたびの国会におきまして地方分権の推進体制等を定めた地方分権改革推進法が去る8日に成立いたしました。いよいよ三位一体改革に始まりました地方分権改革の第2期の時を迎えたところでございます。第2期における地方分権は、確かな第一歩を踏み出しましたけれど、その内実はこれからの我々の働きかけ、我々の活動にかかっていると思うところでございます。


 関係県における知事による官製談合事件等により、逆風も吹いておりますけれど、住民に最も身近な地方が自分で物事を決め、実行できるという地方分権の大きな流れを停滞させることなく、むしろ英断を持って加速していかなきゃならないと信じているものでございます。


 一方で、国と地方との役割分担、パートナーシップのあり方等議論を尽くした上での道州制の実現も大きな課題になろうとしているところでございます。この道州制実現の基盤として、高速道路網の整備等は欠かせない大きな事業でございます。その財源としての道路特定財源は、一般財源化されることなく、島根、出雲地方のように立ち遅れている地域の道路整備等基盤整備のために重点的に配分されることが必要と考えております。この声を届けるべく今議会初日において、道路整備の財源確保に関する意見書が可決され、国の関係機関に提出されたことは、まことに時宜を得たものであったと思います。


 道路特定財源の一部を一般財源化するとの閣議決定もあったところでありますが、我々の立場といたしましては、また私自身も引き続きこの立ち遅れている地方道路網の整備のための最低限の財源保障としての道路特定財源の活用は不可欠でございます。この道路特定財源につきましては、平成20年度(2008)において法改正を期して、さらに一般財源化に向かって動かんとしている内閣の方針もございますけど、引き続き全力を挙げて関係機関に最低限の道路財源としてのこの特定財源の死守に向かって努力していく決意でおるところでございます。


 本年も残すところ少なくなったわけでございます。新出雲市の実質的なスタートであった合併初年度、そして合併2年目のこの平成18年度(2006)という重要な年におきまして、21世紀出雲のグランドデザインに基づき3つのまちづくりの基本的姿勢、すなわち、住民が主役のまちづくり、地域特性が光るまちづくり、地方分権時代に対応するまちづくりを一層明確化するとともに、多くの重要な戦略、戦術を推進し、着実に市政を前進させることができたのも議員の皆様方のご理解、ご協力、また市民の皆様方のお支えがあったからだとここに深く感謝し、決意を改めているところでございます。


 来るべき平成19年(2007)が出雲市にとって、さらに輝かしい年となるよう、私は出雲の発展が、島根の発展、日本の発展につながるとの信念のもと、引き続き神話の夢舞台、日本のふるさと出雲の創造に向かう気概を持って市政の重責を全うしたいと考えているところでございます。


 議員の皆様をはじめ市民の皆様の新年における一層のご健勝、ご多幸を心から祈念申しあげまして、本議会閉会に当たっての私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。


○議 長(寺田昌弘君) これをもって、平成18年度(2006)第3回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 お疲れさまでした。


 なお、この後11時35分から全員協議会を開会いたしますので、委員会室にご参集ください。


             午前11時25分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会議長    寺 田 昌 弘





          出雲市議会議員    高 野 成 俊





          出雲市議会議員    牛 尾 尚 義