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島根県 出雲市

平成17年度第6回定例会(第5号12月16日)




平成17年度第6回定例会(第5号12月16日)





 
     平成17年度(2005)第6回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成17年(2005)12月 1日午前10時00分


     閉 会 平成17年(2005)12月16日午後 1時50分





〇議事日程第5号


       平成17年(2005)12月16日 午前10時00分開議


第1.決議第 1号 出雲市役所庁舎建設促進に関する決議


第2.議第99号乃至議第108号


 議第 99号 平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算


 議第100号 平成17年度(2005)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算


 議第101号 平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


 議第102号 平成17年度(2005)出雲市休日診療所事業特別会計第1回補正予算


 議第103号 平成17年度(2005)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


 議第104号 平成17年度(2005)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算


 議第105号 平成17年度(2005)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1回補


        正予算


 議第106号 平成17年度(2005)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予算


 議第107号 平成17年度(2005)出雲市水道事業会計第1回補正予算


 議第108号 平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第2回補正予算


 議第113号乃至議第175号


 議第113号 平田ふれんどりーハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する


        条例


 議第114号 佐田伝統芸能伝承館「文化練習館」の設置及び管理に関する条例の一部


        を改正する条例


 議第115号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


 議第116号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第117号 出雲国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第118号 多伎地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第119号 湖陵福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第120号 出雲市里家センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第121号 出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する


        条例


 議第122号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正


        する条例


 議第123号 いずも福祉用具プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第124号 北山健康温泉保養施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第125号 出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第126号 出雲市湖陵保健福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正す


        る条例


 議第127号 出雲市多伎介護予防リハビリテーションセンターの設置及び管理に関す


        る条例の一部を改正する条例


 議第128号 出雲市すさのおの郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第129号 出雲市八雲風穴公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第130号 立久恵峡ユース・ホステル条例の一部を改正する条例


 議第131号 立久恵峡わかあゆの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第132号 出雲市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第133号 出雲市クアハウス湖陵の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第134号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第135号 佐田総合資源リサイクル施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


        する条例


 議第136号 平田勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第137号 出雲市営駐車場条例の一部を改正する条例


 議第138号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


 議第139号 出雲市放置自転車の防止に関する条例の一部を改正する条例


 議第140号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


 議第141号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


 議第142号 出雲市民会館の設置及び管理に関する条例


 議第143号 ビッグハート出雲の設置及び管理に関する条例


 議第144号 平田文化館の設置及び管理に関する条例


 議第145号 スサノオホールの設置及び管理に関する条例


 議第146号 出雲文化伝承館の設置及び管理に関する条例


 議第147号 出雲健康公園の設置及び管理に関する条例


 議第148号 平成スポーツ公園の設置及び管理に関する条例


 議第149号 出雲市佐田老人福祉センターの設置及び管理に関する条例


 議第150号 出雲市平田デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例


 議第151号 出雲市生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例


 議第152号 出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関する


        条例


 議第153号 出雲市湖陵デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例


 議第154号 出雲市児童館の設置及び管理に関する条例


 議第155号 パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例


 議第156号 出雲市都市公園条例


 議第157号 出雲市立図書館設置条例


 議第158号 出雲市神西親水公園の設置及び管理に関する条例


 議第159号 出雲市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例


 議第160号 出雲市男女共同参画のまちづくり条例


 議第161号 出雲市食育のまちづくり条例


 議第162号 出雲市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例


 議第163号 出雲市国民保護協議会条例


 議第164号 21世紀出雲のグランドデザインを定めることについて


 議第165号 出雲市男女共同参画都市宣言について


 議第166号 工事請負契約の締結について


 議第167号 工事請負変更契約の締結について


 議第168号 市営土地改良事業の施行について(鳥居田地区農業用用排水施設事業)


 議第169号 市営土地改良事業の施行について(堤廻下地区ため池等整備事業)


 議第170号 市道路線の廃止について


 議第171号 市道路線の認定について


 議第172号 地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例


 議第173号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を


        改正する条例


 議第174号 出雲市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


 議第175号 出雲市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を


        改正する条例


第3.請願第7号乃至請願第9号


 請願第 7号 川下台場の保存についての請願


 請願第 8号 四絡95号線の道路改修を求める請願


 請願第 9号 川下台場の保存を求める請願


 陳情第20号乃至陳情第30号


 陳情第20号 佐田地域へのケーブルテレビ整備についての陳情


 陳情第21号 消費者行政の充実強化を求める陳情


 陳情第22号 「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」


        〜観光施策に係る陳情〜


 陳情第23号 「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」


        〜主要地方道大社日御碕線に係る陳情〜


 陳情第24号 神西湖遊覧(やかた舟)計画に対する支援を求める陳情


 陳情第25号 2006年度(平成18年度)私立保育所(園)関係予算・他について


        の陳情(意見書提出)


 陳情第26号 仕事と子育てが楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


 陳情第27号 市道松寄下浜線の改良整備についての陳情


 陳情第28号 高松幼稚園並びに高松コミュニティセンター移転(複合施設)敷地確保


        についての陳情


 陳情第29号 出雲市立平田小学校校舎の新築又は大規模改修を求める陳情


 陳情第30号 国富公民館の新築を求める陳情


第4.意見書第6号 民間保育所運営費の一般財源化及び調理室設置義務廃止に反対する


          意見書





会議に付した事件


第1.決議第 1号 出雲市役所庁舎建設促進に関する決議


第2.議第99号乃至議第108号


 議第 99号 平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算


 議第100号 平成17年度(2005)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算


 議第101号 平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算


 議第102号 平成17年度(2005)出雲市休日診療所事業特別会計第1回補正予算


 議第103号 平成17年度(2005)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算


 議第104号 平成17年度(2005)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算


 議第105号 平成17年度(2005)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1回補


        正予算


 議第106号 平成17年度(2005)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予算


 議第107号 平成17年度(2005)出雲市水道事業会計第1回補正予算


 議第108号 平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第2回補正予算


 議第113号乃至議第175号


 議第113号 平田ふれんどりーハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する


        条例


 議第114号 佐田伝統芸能伝承館「文化練習館」の設置及び管理に関する条例の一部


        を改正する条例


 議第115号 出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例


 議第116号 宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第117号 出雲国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第118号 多伎地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第119号 湖陵福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第120号 出雲市里家センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第121号 出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する


        条例


 議第122号 サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正


        する条例


 議第123号 いずも福祉用具プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第124号 北山健康温泉保養施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第125号 出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第126号 出雲市湖陵保健福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正す


        る条例


 議第127号 出雲市多伎介護予防リハビリテーションセンターの設置及び管理に関す


        る条例の一部を改正する条例


 議第128号 出雲市すさのおの郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第129号 出雲市八雲風穴公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第130号 立久恵峡ユース・ホステル条例の一部を改正する条例


 議第131号 立久恵峡わかあゆの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第132号 出雲市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第133号 出雲市クアハウス湖陵の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第134号 出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第135号 佐田総合資源リサイクル施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正


        する条例


 議第136号 平田勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条


        例


 議第137号 出雲市営駐車場条例の一部を改正する条例


 議第138号 出雲市普通公園条例の一部を改正する条例


 議第139号 出雲市放置自転車の防止に関する条例の一部を改正する条例


 議第140号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


 議第141号 出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例


 議第142号 出雲市民会館の設置及び管理に関する条例


 議第143号 ビッグハート出雲の設置及び管理に関する条例


 議第144号 平田文化館の設置及び管理に関する条例


 議第145号 スサノオホールの設置及び管理に関する条例


 議第146号 出雲文化伝承館の設置及び管理に関する条例


 議第147号 出雲健康公園の設置及び管理に関する条例


 議第148号 平成スポーツ公園の設置及び管理に関する条例


 議第149号 出雲市佐田老人福祉センターの設置及び管理に関する条例


 議第150号 出雲市平田デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例


 議第151号 出雲市生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例


 議第152号 出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関する


        条例


 議第153号 出雲市湖陵デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例


 議第154号 出雲市児童館の設置及び管理に関する条例


 議第155号 パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例


 議第156号 出雲市都市公園条例


 議第157号 出雲市立図書館設置条例


 議第158号 出雲市神西親水公園の設置及び管理に関する条例


 議第159号 出雲市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例


 議第160号 出雲市男女共同参画のまちづくり条例


 議第161号 出雲市食育のまちづくり条例


 議第162号 出雲市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例


 議第163号 出雲市国民保護協議会条例


 議第164号 21世紀出雲のグランドデザインを定めることについて


 議第165号 出雲市男女共同参画都市宣言について


 議第166号 工事請負契約の締結について


 議第167号 工事請負変更契約の締結について


 議第168号 市営土地改良事業の施行について(鳥居田地区農業用用排水施設事業)


 議第169号 市営土地改良事業の施行について(堤廻下地区ため池等整備事業)


 議第170号 市道路線の廃止について


 議第171号 市道路線の認定について


 議第172号 地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例


 議第173号 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を


        改正する条例


 議第174号 出雲市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


 議第175号 出雲市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を


        改正する条例


第3.請願第7号乃至請願第9号


 請願第 7号 川下台場の保存についての請願


 請願第 8号 四絡95号線の道路改修を求める請願


 請願第 9号 川下台場の保存を求める請願


 陳情第20号乃至陳情第30号


 陳情第20号 佐田地域へのケーブルテレビ整備についての陳情


 陳情第21号 消費者行政の充実強化を求める陳情


 陳情第22号 「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」


        〜観光施策に係る陳情〜


 陳情第23号 「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」


        〜主要地方道大社日御碕線に係る陳情〜


 陳情第24号 神西湖遊覧(やかた舟)計画に対する支援を求める陳情


 陳情第25号 2006年度(平成18年度)私立保育所(園)関係予算・他について


        の陳情(意見書提出)


 陳情第26号 仕事と子育てが楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情


 陳情第27号 市道松寄下浜線の改良整備についての陳情


 陳情第28号 高松幼稚園並びに高松コミュニティセンター移転(複合施設)敷地確保


        についての陳情


 陳情第29号 出雲市立平田小学校校舎の新築又は大規模改修を求める陳情


 陳情第30号 国富公民館の新築を求める陳情


第4.意見書第6号 民間保育所運営費の一般財源化及び調理室設置義務廃止に反対する


          意見書





                 出 席 議 員


              1番  大 国 陽 介 君


              2番  松 村 豪 人 君


              3番  遠 藤 力 一 君


              4番  山 根 貞 守 君


              5番  萬 代 輝 正 君


              6番  板 倉 一 郎 君


              7番  多々納 剛 人 君


              8番  川 上 幸 博 君


              9番  石 川 寿 樹 君


             10番  曽 田 盛 雄 君


             11番  福 代 秀 洋 君


             12番  高 野 成 俊 君


             13番  広 戸 恭 一 君


             14番  小 汀 英 久 君


             15番  直 良 昌 幸 君


             16番  西 尾   敬 君


             17番  長 岡 幸 江 君


             18番  坂 根   守 君


             19番  板 倉 明 弘 君


             20番  萬 代 弘 美 君


             21番  勝 部 順 子 君


             22番  米 山 広 志 君


             23番  牛 尾 尚 義 君


             24番  山 代 裕 始 君


             25番  宮 本   享 君


             26番  原   隆 利 君


             27番  今 岡 一 朗 君


             28番  多久和 康 司 君


             29番  荒 木   孝 君


             30番  長 廻 利 行 君


             31番  古 福 康 雅 君


             32番  珍 部 全 吾 君


             33番  杉 谷 寿 之 君


             34番  寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          助   役        長 岡 秀 人 君


          助   役        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        打 田 義 富 君


          教 育 長        黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       渡 部 英 二 君


          総務部長         荒 木   隆 君


          財政部長         原 田 恭 平 君


          文化観光部長       米 田 拓 朗 君


          市民福祉部長       児 玉 進 一 君


          環境事業部長       永 岡 博 之 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部次長      吉 川 昭 司 君


          都市整備部長       布 野 勝 己 君


          下水道部長        田 中 敬 耕 君


          教育次長         岸   和 之 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          水道局長         青 木   博 君


          消防長          大 田   茂 君


          総合医療センター事務局長 荒 木 光 延 君


          政策課長         槇 野 信 幸 君


          秘書課長         福 間   浩 君


          財政課長         伊 藤   功 君





                議会事務局出席者


          局   長        栗 原 俊 雄


          次   長        杉 谷   茂


          次   長        吉 田 美智子


          係   長        北 村 高 明


          書   記        曽 田 浩 司





               午前9時58分 開会


○議 長(寺田昌弘君) 皆さん、おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は33名であります。


 なお、あらかじめ遅刻及び遅刻の届け出があった議員は1名であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、決議第1号、出雲市役所庁舎建設促進に関する決議を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 15番、直良代昌幸議員。


○15番(直良昌幸君) 登壇 皆様、おはようございます。


 それでは、皆様のお手元に配付をしていただいております文案を朗読によって理由説明を行いたいと思います。


          出雲市役所庁舎建設促進に関する決議(案)


 本市は、平成17年(2005)3月22日、2市4町が合併し、人口約15万人の新出雲市として新たな歩みを始めた。


 新市発足後8箇月を経過した今日、合併による行政事務の拡大や職員数の増加等を含め、本庁舎機能に様々な問題が顕在化してきた。


 現在の本庁舎は、建設以来47年を経過しており、老朽化が顕著である上、改正建築基準法の新耐震基準には適合しない建築物であり、災害等緊急事態発生時に市民生活の安全を確保するための危機管理拠点施設として構造上大きな問題を抱えている。


 また、今後10年以内に、約9億円を要する空調・電気・給排水設備の全面改修と県道出雲市駅前矢尾線の街路事業により、庁舎敷地の東側約1,700平方メートルが街路用地となる見込みのため、平成20年から23年の間には、旧消防庁舎と議事堂を含む本庁舎の一部の解体・撤去を余儀なくされている。


 一方、合併による本庁職員の増加により、本庁・別館を含め11箇所に分庁する結果となり、窓口業務が分散し、市民や来庁者に多大の不便をかけているという憂慮すべき現状で、業務執行上も極めて非効率的である上、分庁舎、駐車場の賃貸料を年間約7,000万円支出するなど財政上の過重な負担も伴っている。


 以上のことを総合的に勘案すると、今後の行政需要に即応し、かつ、利便性の向上と行政運営の簡素化・効率化、財政の健全化が図られ、高度情報化社会、省エネ対策、不測の事態に対応する危機管理施設機能等を兼ね備えた庁舎の建設は市民の願いであり、喫緊の課題である。


 新市のシンボルとして親近感のある新庁舎の早期建設は、15万市民の一体感の醸成と未来へ躍動する日本のふるさと出雲の國つくり拠点として不可欠のものである。


 よって、次の事項への具体的な取り組みを速やかに促進するものとする。


 1.新庁舎建設用地については、2市4町市長・町長会の確認事項を重く受け止め、現在地若しくは元県立中央病院跡地を含む近接地とし、速やかに場所の選定を行うこと。


 2.新庁舎建設は、市民の意向を充分反映させながら、21世紀グランドデザインを始めとする様々なまちづくり施策との整合性を図り、合併特例債を有効活用するなど中期財政計画に明確に位置付けし、財政の確保に努めること。


 3.新庁舎は、新出雲市の活力と魅力あるまちづくりの拠点施設として、平成20年(2008)12月竣工を目途に建設すること。


 以上、決議する。


 平成17年(2005)12月16日


                               出 雲 市 議 会


 議員の皆様全員のご賛同をお願いをいたします。


○議 長(寺田昌弘君) お諮りいたします。


 ただいま議題となっております決議第1号につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、決議第1号につきましては、質疑、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決を行うことに決定いたしました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


 大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。決議第1号、出雲市役所庁舎建設促進に関する決議について、討論を行います。


 本決議案は、市役所本庁舎の建て替えに当たり、平成20年(2008)12月竣工を目途に建設することと、建設時期までもが明記をされています。確かに現在の庁舎は築後47年と老朽化も進んでいることや、分庁舎の賃貸料、利便性などの問題も抱えており、建て替えを計画することは自然なことであると考えます。


 しかしながら、この決議案では示されている平成20年(2008)12月という竣工時期はわずかに3年後であり、そして、竣工時期の根拠の1つとされている県道拡幅の工事も今日の県の財政難を考えれば、今後の見通しは不透明であります。庁舎の建設には多額の経費がかかり、今後のまちづくりを考える上でも大変重要な事業であります。そして、既存施設や支所の活用も視野に入れ、住民参加のもとでの十分な協議と検討、意見の集約が必要であると考えます。よって、本決議案には賛同できません。


 以上で討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論ございませんか。


 長廻利行議員。


○30番(長廻利行君) 登壇 30番、大社クラブの長廻利行でございます。私は、市役所庁舎は、できる得る限り早期に建設すべきという立場から決議第1号に賛成の討論を行います。


 現在の庁舎は築後47年であり、老朽化と安全性の問題に加え、合併による職員数の増加、業務量の増大等により執務室が著しく狭隘となり、市民窓口が数施設に分散するなど、本来、一体的に配置されるべき行政機能に応じた部門配置が困難な状況であり、市民の皆さんの利便性が大きく損なわれていることは市民サービスの拠点として、まことに憂慮すべき現状であります。


 また、来客・公用車・職員駐車場の借上料を含め年間約7,000万円の多額の賃貸料を負担している上に、空調設備等も老朽化しており、10年以内に約9億円かけて全面改修する必要もあり、多大な財政負担も伴うことになります。


 さらに、現在、来客・公用車・職員駐車場地として元県立中央病院跡地を借地利用しておりますが、県所有地の払い下げについて、平成18年(2006)3月末をもって公共団体に払い下げする場合の売却評価額の全面特例、公園・道路の場合は2分の1、公営住宅の場合は30%、庁舎等は減免なしが廃止されるため、仮に将来、利用を視野に入れて取得しようとする場合、18年(2006)3月までに決断すれば財政負担が軽減されます。その上、県道出雲市駅前矢尾線3工区改良に伴い、平成19年度(2007)には用地測量、建物調査、平成20年(2008)から23年度(2011)用地買収、建物移転補償等、平成25年度(2013)完成の計画で、現在の庁舎敷地面積のうち、約1,720平方メートルが県の街路用地となる見込みであります。庁舎の一部を解体、撤去、改修の必要があり、早急に新庁舎建設に向けて基本構想、基本計画の策定等、具体的な検討に着手すべきものであると考えます。


 合併協議当初は、庁舎建設に合併特例債が適用されないとして、庁舎建設は先送りされておりましたが、その後、合併特例債が建設に充てられることとなり、2市4町首長会においても新庁舎の早期建設が確認されております。


 今後、庁舎の規模、機能等については庁舎建設に関する検討委員会(仮称)及び執行部に専属プロジェクトチーム等を設置し、平成20年(2008)12月竣工を目標とし、市民の皆さんの意見を取り入れながら、時代に即応した経済的かつ効率性の高い庁舎建設に直ちに取り組むべきものと考えます。


 以上、決議第1号に対する賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論ございませんか。


 石川寿樹議員。


○9 番(石川寿樹君) 登壇 議席番号9号、新生出雲の石川でございます。私は、先ほど直良議員から提案のございました新庁舎建設促進に関する決議第1号に対しまして、新生出雲を代表して反対の立場で討論を行います。


 私も庁舎の老朽化、あるいは県道拡幅によります買収の問題、さらには施設が分散していることによります不便さ、こういった点については十分認識しておるところでございます。従いまして、今回提案のあった決議文の前文につきましては、大いに理解をしておる1人でございます。しかしながら、後段の第3項において、平成20年(2008)12月竣工を目途に建設すること。つまり建設時期を明記することにつきましては、どうしても理解ができません。


 第1の理由は、これまで議会で十分に討論、議論がなされてこなったことでございます。ご案内のように、合併後、議会には新庁舎建設特別委員会が設置をされました。今回の提案者でございます直良議員が委員長でございます。ところが、なぜか、この12月までに1回しかこの特別委員会が開催をされていないわけでございます。直良議員は、新庁舎建設は最優先事項であるということをおっしゃっておるわけでございますが、であるならば、なぜこれまでに委員会を精力的に開催されなかったのか。また、委員会で審議された内容を、例えば全員協議会の場で報告をされ、この委員会に属してない議員もいるわけでございますから、そういった議員の意見も十分に聴取される、そういう労をとられなかったのか。そして、一番不思議に思いますのは、この12月になって、私に言わせれば、あわてふためいたように委員会をされ、強引に事を運ばれたことでございます。私は、常々直良議員は良識の塊、私は議員の鏡、そういうことで私の同志である珍部議員以上に崇拝、尊敬をしてまいりましたが、今回の一連の行動はどうしても理解できないわけでございます。


 いま1つの理由は、新庁舎が出雲市の行財政に及ぼす影響が数字をもって明らかにされていない点でございます。今議会で議員提案条例として初めて地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例が提出されました。私は、市長がこの問題をなおざりにされているならともかくとして、きちっと審議会を設置されまして、積極的にこの問題に取り組んでいらっしゃる。そういう中で、こういった条例を出すことがどうかという、いささか疑問視をしているわけでございますが、しかしながら、議会、議員の権利でございます、こうした条例提案権を積極的に活用する、そういう道を開かれたことについては大変評価をしておるところでございます。


 ところで、この条例の第3条、市長の責務において、市長は行財政改革を強力に推進していく責務を有するということがうたわれております。このように、市長に対しまして行財政改革を積極的に推進すべきだと言いながら、一方では、まだ数字は確定しておりませんが、70億とも80億とも言われる新庁舎を日時を区切って建設せよという話でありますから、どう考えても私は矛盾した話だと思っているところでございます。


 例えば、一般の家庭で家を建てる場合でも、今幾ら蓄えがあるか、将来の収入はどうか、あるいは金を借りてやる場合、返済ができるかどうか、そういったことを1つ1つ点検しながら、じゃあいつ建てようかということを決めるはずでございます。


 私は、先般の全員協議会で案文の中に新庁舎の建設が財政の健全化につながるんだという記述がございましたので、それならば、そのシミュレーションをされたのかどうか、数字的な裏づけがなされているのかどうか、この点についてただしたわけでございますが、いまだにはっきりした回答を得ておりません。


 なお、市長も施政方針の中で、市役所本庁舎改築問題については、厳しい財政状況の中で優先すべき事業、急ぐべき事業に十分配慮しながら、市民の皆さん方のご意向や本市の将来の姿を慎重に見極めて調査検討に取り組んでいくんだと、こういうことをきちっとおっしゃっているわけでございます。私は、非常にこれは当を得た方針だと思っておりますが、そういうこともある中で、議会での議論も十分されてない、あるいは財政的な裏づけも明らかでない、これでは市民の皆さん方に納得いく説明ができるはずがないわけでございます。ましてや竣工日を明記した決議文に賛同せよと言われても、私は無理な話だと思っておるところでございます。


 以上、私の考えを申しあげまして、今回の決議文に対しましては、残念ながら賛成できないということを申しあげたいと思います。


 以上でございます。


○議 長(寺田昌弘君) 次に、原 隆利議員。


○26番(原 隆利君) 登壇 26番、原 隆利でございます。私も、今回提案されました出雲市役所庁舎建設促進に関する決議に対し、反対の討論を行いたいと思います。


 先ほどまで共産党の大国議員や石川議員新生出雲のご意見が披瀝をされました。この中で言われたことは、議員間の議論が十分ではない点、そしてまた財政問題が十分に検討されていない、こういう状況の中での完成期日を明記しての決議文はおかしいという疑問点が問題とされました。


 私は、この点はもっともだと思いますし、いま1つ大事なことは、やはり市民へのコンセンサスがどうかという問題であります。こういう大きな庁舎建設という大問題、そしてまた金額的には100億近いものが要ると言われている庁舎建設に対して、最も大切なことは、やはり市民の間で十分なこのことに対する議論がなされ、そしてまた恐らく賛否両論あるでしょうけれども、そういう議論がある程度尽くされて、集約された上で議会として、こういう決議は当然のことと思いますけれども、今現在、果たして市民の間でこの問題が十分に取りざたされていると言えるでありましょうか。この点に私は大きな疑問を感じるわけでございます。


 特に、3項目目に新庁舎のこの完成を平成20年(2008)12月という、これからわずか3年しか期間がないわけであります。こういう完成期限を明記することは、3年間というのは、建物の規模から考えて、市民に検討時間が十分に与えられているとは言えないと思います。このまま議会が決議に従って粛々と事が進行することを意味し、市民意見の反映の場が事実上なくなってしまうことを懸念するわけであります。


 また、市民への説明に最も大切な要点は、やはり石川議員ご指摘の財政問題であります。庁舎建設による財政への影響などを明確に収支経常比率等をもって示した時点で建設時期を定めるのが、私は適当と考える次第であります。


 庁舎の整備の必要性は十分に私は認めておるところでございますが、やはりまず市民へのコンセンサスを図る、この点において完成時期を明記することには反対であります。したがって、市民クラブを代表いたしまして、反対を明確にして討論を終わります。ありがとうございました。


○議 長(寺田昌弘君) 板倉明弘議員。


○19番(板倉明弘君) 登壇 19番、政雲クラブの板倉明弘であります。私は、市役所庁舎建設の促進に関する決議について、賛成の討論を行います。


 3月22日の合併後、8カ月が過ぎようとしている今、この決議は、新庁舎の早期建設に向けて、議会として具体的な取り組みを速やかに促進することを目的とした内容です。新庁舎の建設は、市民のコンセンサスを得るためにも、余り性急に結論を出すことなく、十分に時間をかけて討論、検討すべきとの意見はまことに正論であると考えます。しかし、この問題は、今突然に取り上げられた問題ではありません。新出雲市の庁舎問題については、平成16年(2004)8月20日の合併協議会において、2市4町の市長・町長会の統一見解として、新出雲市において本庁舎となる現出雲庁舎の収容能力、老朽化の度合い、東側隣接県道の拡幅事業の進捗及び合併特例債の活用等を総合的に勘案した場合、新庁舎の整備が新市発足に際し、避けて通れない課題であることを共通に認識し、新市建設計画に位置づけているところである。したがって、新市発足に当たっては早急に庁舎整備のしかるべき検討委員会を設置し、庁舎の位置、規模、機能、配置、施設設備の内容、財源、建設時期など、具体的に整備の方針を検討していく必要があると認識しているとの報告からスタートしたと私は認識しています。


 昨年の9月1日、2市4町による合併協定調印式後の9月議会の中で、私を含め3人の議員がこの問題について一般質問を行いました。旧出雲市の議員さんにとっては、まだ記憶に新しいところだと思います。


 私は、昨日、9月議会の議事録を改めて読み直しました。公明党の天野議員さんからは、「合併協議の中で首長会の統一見解として、新庁舎の建設を急ぐ理由とその根拠を示す責任があるのではないか」との質問がありました。それに対し、西尾市長は、「県の合同庁舎の活用は不可能、総務省より新庁舎建設に合併特例債が活用できること、民間施設の借上料が年間4,000万円、現庁舎老朽化で9億円の全面改修費、県道駅前矢尾線拡幅事業での移転などの対応があり、早急に新市発足に当たり庁舎整備検討委員会の設置が必要である」と答弁されておりました。


 また、石川議員さんの質問は、「庁舎の建設問題については、新市において避けて通れない課題であることは認めるが、早急に、かつ具体的に検討していく必要があるのか。合併当初から巨額の税金を投じて財政を悪化させるような箱物づくりは2番手、3番手に位置づけられるべきだと考える」との質問に対し、市長は、「新庁舎は早急にあわてて建設するという意味ではなく、県道の拡幅に伴い、現庁舎の敷地及び建物の一部が切り取られることが予想されており、事前に調査の準備をしておくという意味である。この庁舎建設のために学校などの施設整備が遅れることがないようにすることは当然のことである」と答弁されております。


 私は、「庁舎建設がなぜ避けて通れない課題になったのか、新市建設計画に盛り込まれたのか、合併前に市民や町民の皆さんに理解していただくために、市長、町長として説明をする責任があるのではないか」との質問を行いました。それに対し、市長は、「この問題は、避けて通れないという課題であるということと、我々も来年3月までの任期がありますので、この問題について共通の認識のもとで、住民の皆様への答えという形で我々の考えを明らかにしていく説明責任を全うしたいと思う」と答弁されております。


 この本庁舎に隣接する出雲市駅前矢尾線の道路拡幅整備事業については、平成14年9月議会に、四絡地区の代表者から請願が出されております。この請願の要旨は、駅前矢尾線の国道9号から9号バイパスの交差点の間の道路の拡幅整備について、当初は平成20年代半ばの着工予定だったものが、平成10年代後半に短縮されることになった。この道路は、9号バイパスの開通や県立中央病院の移転開院、また宅地化などにより、1日1万数千台もの交通量があること、また、S字カーブ地点での接触事故や縁石に乗り上げる事故などが多く発生しているため、さらに計画を短縮して実施することを求める要望でありました。採決の結果、全会一致で採択されました。


 着手時期について、事業主体の県は、四つ角交差点から国道9号線までの整備のめどがつく平成19年(2007)としています。また、この道路は鉄道の第2期連続立体交差事業を10年間凍結する見返りとして、当初計画より早く着工する見直しをした経緯や合併支援道路として位置づけられ、合併推進債が期限付きで充当できることも認識しておかなければならないと思います。


 この間、我々自民協議会では、庁舎用地の客観的要件と用地確保の可能性や庁舎機能の問題点、土地利用上の問題点についても勉強してまいりました。有識者による検討委員会の設置やプロジェクトチームを設置し、住民意向の集約を図ることが私は執行部には求められていると思います。そこで、この決議は執行部に対し行動を促すものであります。全議員の賛同をお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより採決いたします。


 決議第1号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、決議第1号は、原案のとおり可決されました。


 日程第2、議第99号から議第108号まで、及び議第113号から議第175号まで、日程第3、請願第7号から請願第9号及び陳情第20号から陳情第30号まで、一括議題といたします。


 ただいま議題となっております各案件につきまして、休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長の報告を求めます。


 まず、牛尾尚義総務常任委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 登壇 総務常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において総務常任委員会に審査の付託を受けた案件は、予算案件1件、条例案件34件、単行議決案件4件、請願2件、陳情5件でありました。


 このうち議第109号から議第112号については、去る12月1日に既に議決していますので、その他の部分について、去る12月9日、長岡助役、野津助役、田中収入役をはじめ関係職員の出席を得ながら、詳細に説明を受け、慎重に審査をいたしました。ここにその結果をご報告いたします。


 初めに、議第99号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の主なものについて、先の人事院勧告に伴う給与改定による人件費の補正が議会費から教育費までの各款に計上されているほか、議会費では、議長会等活動費150万円、国際交流促進事業300万円。総務費では、公共工事積算共同利用システム事業621万8,000円、職員退職手当等1億2,755万1,000円、新市制施行1周年記念式典開催事業310万円、市の木・市の花制定事業30万円、市民憲章制定事業60万円、一畑電車活性化事業1億2,535万円、商工費では、観光文化振興事業600万円、消防費では、防火クラブ育成費100万円、その他消防施設整備事業240万円、教育費では、市民会館施設整備事業500万円、台場遺跡発掘調査事業220万円などが計上されております。


 一方、歳入については、これらを賄うべき県支出金、寄附金、繰越金、諸収入、市債が計上されております。


 次に、第3表地方債補正では、一畑電車活性化事業の財源として地方債の追加が行われております。


 以上、内容審査の結果、議第99号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。


 なお、一部の委員からは否決すべきとの意見があったことを付言いたします。


 次に、議第113号、平田ふれんどりーハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第114号、佐田伝統芸能伝承館「文化練習館」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第115号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例、議第117号、出雲国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第128号、出雲市すさのおの郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第129号、出雲市八雲風穴公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第130号、立久恵峡ユース・ホステル条例の一部を改正する条例、議第131号、立久恵峡わかあゆの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第132号、出雲市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第133号、出雲市クアハウス湖陵の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第134号、出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第136号、平田勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第142号、出雲市民会館の設置及び管理に関する条例、議第143号、ビッグハート出雲の設置及び管理に関する条例、議第144号、平田文化館の設置及び管理に関する条例、議第145号、スサノオホールの設置及び管理に関する条例、議第146号、出雲文化伝承館の設置及び管理に関する条例、議第147号、出雲健康公園の設置及び管理に関する条例の審査結果をまとめてご報告いたします。


 これらの条例については、いずれも地方自治法の改正に伴い、従来の管理委託制度により管理運営を委託している公の施設について、平成18年(2006)9月1日までに指定管理者制度に移行する必要が生じているため、関係規定を盛り込むよう所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、これらの条例案件はすべて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から、これらの条例案件すべて否決すべきとの意見があったことを付言いたします。


 次に、議第139号、出雲市放置自転車の防止に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、自転車放置禁止区域以外での放置自転車に対応するため、自転車放置禁止区域以外の道路及び市が設置する施設の駐輪場においても、禁止区域内と同様の措置を講じることができるようにするため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第140号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、住宅火災による死者数の増加、特に65歳以上の高齢者の死者が過半数を超えるなどの状況に鑑み、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、火災の早期検知のための簡易な住宅用火災警報器を設置することを義務づけるよう、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第141号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律が施行され、同法を引用している条例の引用条項が変わるため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第159号、出雲市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例についてであります。


 これは、地方公務員法の一部改正により、職員の任免、職員数、給与等の人事行政運営等の状況の公表に関する事項を定めることについて、条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第160号、出雲市男女共同参画のまちづくり条例についてであります。


 これは、男女共同参画のまちづくりに関し、基本理念を定め、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、市の施策の基本となる事項を定めることにより、男女共同参画を総合的かつ計画的に推進し、男女共同参画社会を実現するために条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第161号、出雲市食育のまちづくり条例についてであります。


 これは、食育基本法に基づき、食生活をめぐる環境変化に伴い、食育のまちづくり推進に関する市の基本方針、市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、食育施策の基本となる事項を定めることにより、健康で豊かな人生を送るための知識を学び、実践する出雲の食育のまちづくりを推進し、健康で文化的な市民生活と豊かな地域社会を実現するために条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第162号、出雲市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例及び議第163号、出雲市国民保護協議会条例の審査結果をまとめてご報告いたします。


 これらは、武力攻撃事態における国民保護のための措置に関する法律の規定に基づき、武力攻撃等から住民の生命、身体及び財産を保護し、住民生活等に及ぼす影響を最小限に抑制するため、市に対策本部を設置すること、また、国民保護のための計画策定及び保護措置に関し、広く意見を求め、その施策を総合的に推進するための協議会を設置することに関し、条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、これらの条例案件、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からはこれらの条例案件、いずれも否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第164号、21世紀出雲のグランドデザインを定めることについてであります。


 これは、地方自治法第2条第4項の規定に基づき、合併後10年を見据えた本市の目指すべき将来の姿と、そこへ進むための基本戦略を示し、市民と行政が協働して取り組む基本的な方針を示すグランドデザインを定めることについて、議決を求めるものであります。


 出雲市の将来像を「西部日本海域の中心都市」と題し、将来像実現への基本方針として、1、21世紀産業都市の創造、2、21世紀出雲神話観光大国の創造、3、21世紀都市、交流拠点の創造、4、21世紀環境先進都市の創造、5、21世紀人材育成都市の創造、6、21世紀健康文化都市の創造を掲げ、それぞれの戦略プロジェクトを明確にしております。あわせて2015年の人口を20万人、交流人口1,000万人を目標にしております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第165号、出雲市男女共同参画都市宣言についてであります。


 これは、市民一人一人が歴史と文化を誇り、自分らしく生きる喜びに満ちた出雲市を目指す出雲市男女共同参画都市宣言について、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第166号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、多伎いちじく温泉施設整備の工事について、契約額2億1,525万円をもって今市水道株式会社・株式会社園山設備・新和設備工業株式会社特定建設工事共同企業体と請負契約を締結することについて、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第167号、工事請負変更契約の締結についてであります。


 これは、平成16年(2004)12月議会に、旧多伎町で議決された多伎町タラソテラピー施設建設工事について、設計の変更に伴い契約金額を14億700万円から14億8,342万4,250円へ変更し、また、工期についても平成16年(2004)12月23日から平成18年(2006)1月20日までを、平成18年(2006)2月20日までと1カ月間延長するよう変更する契約の締結について議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第172号、地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例についてであります。


 これは、議員提案による条例案であり、現在、国において三位一体改革が具体的に実行に移されるなど、地方分権社会の構築に向けた流れが急速に進展している中、地方分権時代に対応できる自主的で、自立したまちづくりと行財政運営を確立するため、市長及び議会が双方の立場を尊重しながら、行財政改革を強力に推進し、21世紀にふさわしい自立発展都市出雲市を実現することを目的に制定するものであります。


 中身としては、目的、基本方針から始まり、市長の責務、議会の役割を明らかにするほか、市長の行財政改革に対する基本姿勢及び行財政改革に向けた取り組みなどを定めております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは否決すべきとの意見がありましたことを付言いたします。


 次に、議第173号、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議第174号、出雲市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議第175号、出雲市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の審査結果をまとめてご報告いたします。


 これらは、いずれも出雲市特別職報酬等審議会の答申を受け、所要の条例改正を行うものであり、主な改正点としては、議員報酬の5%減額改定、市長の給与5%の減額改定、助役、収入役及び教育長については8%の減額改定を行い、平成18年(2006)1月1日から適用しようとするものであります。


 内容審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、請願、陳情の審査結果をご報告いたします。


 まず、請願第7号、川下台場の保存についての請願、請願第9号、川下台場の保存を求める請願の審査結果をまとめてご報告させていただきます。


 これらの請願の要旨は、出雲市河下町に所在する台場群が文久3年に松江藩が築いた最新の西洋式台場であることが判明し、県内に開国の歴史を刻む台場遺跡が十六島湾にしか保存されていない状況を踏まえ、後世に向かって遺跡の有効な保存、活用策を求めるものであります。


 主な請願内容としては、1、学術研究者を交えた発掘調査による台場遺跡の範囲の確定を行うこと。2、県が進めている河下港湾改修工事に伴うアクセス道路の敷設計画を遺跡の完全保存を前提にして行うこと。3、兵站場跡に建設しようとしている下水処理施設の計画を変更すること。4、十六島湾に残る河下2基、十六島1基の計3基の台場と十六島遠見番所跡を県史跡と、更には国指定となるような調査、保存施策を講じること。5、最近、大社町において台場に関する資料が発見されたことから、遺構の発掘調査のみならず、史料にも裏付けされた台場の歴史的意義を明らかにし、遺跡の意義をさらに高めることなどであります。


 委員会に先立ち、現場視察を行い、審査した結果、県内で唯一、十六島湾にしか保存されていないこの台場遺跡の完全保存・活用は必要であり、保存に向けて最大限、県などの協力を得ながら、県史跡、更には国指定を目指し、あわせて台場遺跡の歴史的意義についても明らかにしていくことが必要であると判断し、本請願は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第20号、佐田地域へのケーブルテレビ整備についての陳情であります。


 本陳情は、テレビ放送の地上デジタル化に伴う対応及び行政情報の全市への配信のため、佐田地域へのケーブルテレビの整備を求め、併せて加入者負担の軽減を求める内容であります。


 審査の結果、現在、出雲市において佐田地域を除く、すべての地域でケーブルテレビが整備されている状況であり、合併してから新市の行政情報はもとより、防災情報、イベント情報など、全市への配信を一体的に行い、市民が情報を共有することが必要であることから、ケーブルテレビの整備と加入者増のための負担軽減は必要であると判断し、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第21号、消費者行政の充実強化を求める陳情についてであります。


 本陳情は、近年、消費者生活をめぐる環境が急激に変化し、複雑になってきた中、架空請求や不必要な住宅リフォーム契約など、消費者が巻き込まれるトラブルが急増し、広範な消費者被害を発生させているため、消費者が安心して暮らすことができる地域社会の実現と市町村での消費者行政の更なる充実強化を求めるものであります。


 具体的陳情内容としては、1、地域住民に最も近く、気軽に相談できる消費者相談専門窓口の開設。2、適切な助言とすばやい対応を行っていくための消費者相談専任職員の配置。3、広報誌などを活用した地域に密着した情報提供の強化。4、地域における啓発活動や高齢者に配慮した家庭訪問など、よりきめの細かなサービスを提供していくため、行政、公民館、学校など地域を構成する多様な主体でつくる協議会等を設置し、地域で一丸となって消費者行政が推進されるような体制の基盤整備と充実強化の実現であります。


 県及び市においては、現在、消費者トラブルが後を絶たない中、消費者が安全で安心できる消費生活を送ることができるよう、連携を図りながら、それぞれ支援を行っており、本市としても毎週1回相談窓口を設け、広報活動についても精力的に行っている現状にあります。しかし、陳情項目にある消費者相談専任職員の配置と地域を構成する多様な主体でつくる協議会等を設置し、地域で一丸となった消費者行政が推進されるように体制の基盤整備と充実強化の実現という点については、県と市の役割分担のもと、状況を見極めながら十分な検討を要し、趣旨は賛同しつつも、実現性の面でははっきりとした確信が持てないため、審査の結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第22号、「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」〜観光施策に係る陳情〜についてであります。


 本陳情は、出雲大社の門前町を形成する大社町を広域観光地域として位置づけ、観光大国出雲の創造に向け積極的な観光振興に関する各種事業の早期実施を求めるものであります。


 具体的な陳情項目としては、1、歌舞伎をはじめ古典文化の総合的舞台である阿国座の建設促進。2、門前町再生に向けた温泉、これは源泉ということでありますが、これを核にした交流保養施設の整備と配湯、これは湯を配るという意味の配湯など、利活用計画の早期決定。3、日御碕の老朽化施設、廃墟などの撤去及び跡地の利活用計画の樹立。4、旧JR大社駅周辺の公園化についてであります。


 審査の結果、出雲大社というブランドを核にし、市としても観光戦略を大きく掲げ、交流人口1,000万人を目指し、21世紀出雲神話観光大国建設促進総決起大会を開催するなど、観光大国出雲の実現に向けて大きく前進している中、本陳情項目については観光振興施策として重要なものばかりであり、市の観光振興に大きく寄与していくものと考え、採択すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員からは趣旨採択すべきとの意見があったことを付言いたします。


 次に、陳情第24号、神西湖遊覧(やかた舟)計画に対する支援を求める陳情についてであります。


 本陳情は、昭和初期頃に神西湖にあったやかた舟による湖上遊覧を再現し、地域活性化につなげるため、やかた舟の建造費、係留施設及び桟橋の整備等、市に支援を求めるものであります。


 審査の結果、やかた舟の再現により神西湖及び周辺を地元の努力で、より活性化させようという思いに大いに賛同できるものであり、採択すべきものと決定しました。


 次に、陳情第28号、高松幼稚園並びに高松コミュニティセンター移転(複合施設)敷地確保についての陳情であります。


 本陳情は、高松幼稚園の老朽化が進むと同時に、高松コミュニティセンターの立地条件の悪さにより地盤沈下などが起きていること、及び人口増により施設が狭隘となっている現状から、急速に宅地化が進む高松地区において、高松幼稚園の西側に高松幼稚園と高松コミュニティセンターの複合施設の移転候補地として用地の取得を求めるものであります。


 本陳情については、旧出雲市の平成16年度(2004)12月議会において、コミュニティセンターのみの移転のための同用地の事前取得を求める陳情に対し採択した経緯があります。今回は、高松幼稚園との複合施設という形で陳情を提出されており、委員会に先立ち現地調査を行い審査した結果、高松小学校と近接したこの場所に、高松幼稚園と高松コミュニティセンターの複合施設を建設することは、公共施設の集合化による人と人との交流及び効率性の確保の点から好ましいことであり、その実現に向けての場所として適していること、高松幼稚園及び高松コミュニティセンターの改築はいずれ遠くないうちに必要になることから、用地の事前取得を行うことは妥当であると判断し、採択すべきものと決定いたしました。


 以上で総務常任委員会の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 原 隆利議員。


○26番(原 隆利君) 議第172号の議員提案の条例案について、提案の時に指摘しておきましたが、字句の検討がなされたかどうかのことだけお答えを願いたいと思います。


○議 長(寺田昌弘君) 牛尾委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 特に、そういうことはございませんでした。


○議 長(寺田昌弘君) ほかに質疑はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ないようでありますので、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、山代裕始文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(山代裕始君) 登壇 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件5件、条例案件19件及び陳情4件であり、去る12月12日、西尾市長、長岡助役、黒目教育長、山本総合医療センター院長をはじめ執行部関係職員の出席を得まして、詳細な説明を受け、慎重に審査を行いましたので、ここにその結果をご報告いたします。


 なお、審査の参考とするため、現地視察を行っております。


 初めに、議第99号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出の主なものとして、民生費では、障害者自立支援法の成立に伴い、新制度移行に係る申請受付及び利用者負担金区分決定等の準備を行う障害者支援費制度施行事業、いきいき子どもプランの事業評価を行い、次年度以降の着実な事業の推進と取り組みに対する見直しを行う次世代育成支援行動計画推進事業、私立認可保育所に対する運営費負担金、衛生費では、小児救急対応ハンドブックを作成し、子どもの急病時の対処方法、救急医療機関の役割、かかりつけ医の必要性等を周知する救急医療活動普及事業などが計上されております。また、教育費では、北浜小学校においてアスベスト対策を行う校舎リフレッシュ事業、四絡小学校において特別支援教室及び普通教室を整備する校舎増改築、大規模改修事業、湖陵図書館設置事業などが計上されております。


 一方、歳入では、負担金、国庫支出金及び県支出金が計上されております。


 次に、第3表地方債補正では、事業規模の変更により、2事業の補正を行うものであります。


 主な質疑としては、北浜小学校の飛散性アスベスト対策工事に用いる工法について、文部科学省が示す屋内運動場等の基準面積について、市内における小児救急医療体制についてありました。


 以上、審査の結果、議第99号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第100号、平成17年度(2005)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算についてでありますが、本案は、三位一体改革による調整交付金制度の変更に伴い、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億1,600万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして高額医療費共同事業医療費拠出金、被保険者に対する医療費通知経費、被保険者に対する還付金、国庫支出金の精算に伴う返還金などが計上されております。


 一方、歳入では、国保制度改正等による国庫負担金及び国庫補助金の減額のほか、高額医療費共同事業交付金、一般会計繰入金、繰越金、県負担金、県補助金が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第101号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算についてであります。


 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,800万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ103億6,900万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして、介護保険制度改正に伴う介護予防対応型事務処理システムの構築経費が、一方、歳入では、一般会計からの繰入金が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第102号、平成17年度(2005)出雲市休日診療所事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ310万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,100万円とするものであります。


 歳出では、患者数増に伴う医療業務委託費及び薬剤費が、一方、歳入では外来収入、一般会計繰入金が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第108号、平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第2回補正予算についてであります。


 本案は、収益的収入では、入院患者数及び外来患者数の下方修正による減額、一方、収益的支出では、患者数の減少に伴う薬品費や看護師が確保できなかったことによる人件費の減額が計上されております。


 また、資本的収入及び支出では、改革推進委員会の中間報告を受け、ナースコール、院内LAN工事の設備投資を延期したことによる減額が計上されております。


 次に、債務負担行為では、清掃業務委託、医療廃棄物の収集・運搬・処理業務委託、給食業務委託、医療事務・診療報酬請求・介護報酬請求業務委託の4件について、期間及び限度額が定められております。


 主な質疑としては、患者数減少の原因についてあり、これに対し執行部から診療報酬や薬剤費引き下げ等の医療費抑制政策、臨床研修医制度の導入による医師不足等について答弁がありました。


 審査の結果、今後の経営改善を強く要望し、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第116号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第118号、多伎地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第119号、湖陵福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第120号、出雲市里家センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第121号、出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第122号、サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第123号、いずも福祉用具プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第124号、北山健康温泉保養施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第125号、出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第126号、出雲市湖陵保健福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第127号、出雲市多伎介護予防リハビリテーションセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第148号、平成スポーツ公園の設置及び管理に関する条例、議第149号、出雲市佐田老人福祉センターの設置及び管理に関する条例、議第150号、出雲市平田デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第151号、出雲市生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例、議第152号、出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第153号、出雲市湖陵デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第154号、出雲市児童館の設置及び管理に関する条例及び議第157号、出雲市立図書館設置条例について、一括してご報告いたします。


 この条例案件19件は、いずれも地方自治法の改正に伴い、従来の管理委託制度により、管理運営を委託している公の施設について、平成18年(2006)9月1日までに指定管理者制度に移行する必要が生じているため、関係規定を盛り込むよう所要の条例改正、または新規の制定を行うものであります。


 主な質疑といたしましては、施設の管理、使用の許可、使用料の徴収等指定管理者の権限について、指定管理者制度に移行した場合のチェック体制及び個人情報の保護について、委託料の決定方法について、指定管理者制度導入の方向性についてありました。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から条例上、指定管理者の指定方法については、選択できるとされているものの、今回提案された施設については、公募はなじまず、現在管理を委託している公共的団体を指定するのが妥当であり、反対するとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、陳情4件について、ご報告いたします。


 まず、陳情第25号、2006年度(平成18年度)私立保育所(園)関係予算・他についての陳情(意見書提出)でありますが、本陳情は、私立保育所に対する補助金の継続、保育所の施設整備、年度途中の保育士の確保、専門的立場からの指導等による保育環境の充実、幼保一元化・総合施設の拡大に対する対応、検討委員会の設置、民間保育所運営費の一般財源化に反対する意見書及び調理室設置義務廃止に反対する意見書の提出を求めるものであります。


 審査の結果、急速に進行する少子化により、地域における子育て支援や家庭と仕事の両立が社会的に重要な課題となる中、子どもたちが健やかにたくましく育つ保育環境の充実を図るため、行政の積極的な支援が欠かせないこと、また、三位一体改革による保育所運営費の取り扱いについても地方六団体により生活保護費見直しの代替案として、民間保育所運営費の一般財源化を盛り込んだ提言書が提出された経緯はあるものの、税源移譲が不透明な現段階では、現行制度の堅持が妥当であると判断し、本陳情については採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第26号、仕事と子育てが楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情についてであります。


 本陳情は、第3子の保育料の無料化を含む保護者負担の軽減、病中病後保育施設の増設、看護師の全園配置、保育所に関する情報の公開、特別保育メニューの拡充、事務局による保育相談等に対する助成を求めるものであります。


 審査の結果、陳情第25号と同様に、安心して子どもを産み、育て、家庭や子育てに夢や希望が持てる社会を実現するために、行政が積極的な施策を展開し、支援していくことには賛同するものの、保護者会連合会の取り組みに対する助成については、他の団体を考慮した場合、現段階では困難であると判断し、本陳情については趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第29号、出雲市立平田小学校校舎の新築又は大規模改修を求める陳情についてであります。


 本陳情は、児童が安全で安心して学べる教育環境の整備を図るため、平田小学校の新築または大規模改修を求めるものであります。


 審査の結果、本校は、昭和42年(1967)に建築された後、大規模改修もされないまま現在に至っており、外壁のはく離など老朽化が著しく、地震による危険度が非常に高いこと、平田地域の特別支援教育の拠点校として通級指導が行われているが、教室が狭隘であること、トイレ等の教育環境に問題があることなどから、小学校の再編方針を踏まえた整備計画以前の問題として早急に地震等に対する処置を講じ、子どもたちの安全を確保する必要があると判断し、本陳情については採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第30号、国富公民館の新築を求める陳情についてであります。


 本陳情は、コミュニティの拠点施設として、一日でも早い公民館の新築を求めるものであります。


 審査の結果、本公民館は、昭和48年(1973)に建築された後、大規模補修もされないまま32年も経過しており、ところどころで雨漏りがするなど老朽化が著しいこと、また、土地・建物の基準面積が市の施設基準を大幅に下回っている折、地域におけるコミュニティの場、または避難所としてふさわしくない環境下に置かれていることなどから判断し、本陳情については採択すべきものと決定いたしました。


 以上、文教厚生常任委員会に付託を受けました案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、杉谷寿之環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(杉谷寿之君) 登壇 それでは、環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成17年度(2005)一般会計算第4回補正予算をはじめ議案5件であります。去る12月13日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。ここにその経過並びに結果を報告いたします。


 初めに、議第99号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算のうち、歳出の主なものについては、衛生費では、出雲エネルギーセンター剪定枝等チップ化設備環境影響等調査費など、農林水産業費では、立ち上がる産地育成支援事業、企業参入促進整備事業、環境にやさしい農業実践支援事業、さらに平成18年(2006)1月1日に予定されている漁協合併に伴う合併促進支援である水産業振興対策事業など、商工費では、大型小売店舗出店に係る影響調査に対する調査経費の補助としての商工業発展推進事業や商店街活性化支援事業、そして住宅リフォーム助成事業などが計上されております。


 一方、歳入につきましては、事業実施に伴う県補助金、基金繰入金が計上されております。


 以上、内容審査の結果、議第99号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第135号、佐田総合資源リサイクル施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については、佐田総合資源リサイクル施設が平成18年(2006)4月から指定管理者に移行する予定であるため、設置及び管理に関する条例について所要の改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続いて、議第155号、パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例については、議第135号と同様、パルメイト出雲とその敷地内にある公開空地について、平成18年(2006)4月から指定管理者制度に移行する予定であり、パルメイト出雲及び公開空地の設置及び管理に関する条例について、条例の題名を変更し、指定管理者制度移行に伴う所定の改正のため、全部改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第168号、市営土地改良事業の施行についてであります。


 高松地区において、昭和36年(1961)に築造された用水路は、老朽化などによる漏水が年々著しくなっている現状にあるため、平成18年度(2006)から平成19年度(2007)にかけて市営土地改良事業、鳥居田地区農業用用排水施設事業として、用水路改修事業を施行することについて、土地改良法第96条の2第2項の規定により議決を求めるものであります。


 施行場所は、松寄下町地内、延長1,609メートル、総事業費は3,573万5,000円であります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 さらに、議第169号、同じく市営土地改良事業の施行についてであります。


 多伎町小田地内の堤廻下地区ため池は、老朽化により非常に危険な状態であります。また受益農地の転用等により、受益がなくなり、維持管理して存続する必要がなくなっているものであります。そこで、平成18年度(2006)に市営土地改良事業として、総事業費2,070万円をもって、このため池の廃止工事を施行することについて、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上、環境経済常任委員会に付託を受けました案件につきまして、審査報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 続いて、古福康雅建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(古福康雅君) 登壇 建設水道常任委員会からの報告を申しあげます。


 今期定例会において、本委員会に付託を受けました案件は、平成17年度(2005)一般会計第4回補正予算をはじめ議案12件、請願・陳情3件でありました。


 去る12月14日に、西尾市長、野津助役をはじめ執行部関係職員の出席を得まして、詳細な説明を受け、また請願・陳情箇所につきましては現地視察も行い、慎重に審査をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 初めに、議第99号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、歳入歳出予算のうち歳出の主なものについて、防衛施設周辺民生安定施設整備事業に427万6,000円、街路事業として上成新町線の用地取得、建物等移転補償等に5,400万円、新田川親水公園整備事業として上津地区の新田川に県の環境整備事業にあわせて周辺住民の自然体験学習、地域交流活動のための憩いのスペースとしての公園を整備するための事業用地取得費に1,350万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、土木費国庫補助金に地方道路整備臨時交付金2,970万円などが計上されております。


 次に、繰越明許費では、地方道路改修事業をはじめとする6事業が本年度中に支出が終わらない見込みとなりましたので、地方自治法の規定に基づき設定するものであります。


 次に、地方債補正には、街路事業について、事業規模の変更により補正するものであります。


 以上、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第103号、平成17年度(2005)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 本案は、歳入歳出予算としてそれぞれ4,220万円を追加し、予算の総額を15億7,120万円とするものあります。


 歳出では、主なものとして支障移転工事の追加、平田簡易水道灘平配水管移設工事などが、一方、歳入では、主なものとして工事負担金、一般会計からの繰入金、消費税還付金が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第104号、平成17年度(2005)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 本案は、歳入歳出予算としてそれぞれ7,340万円を追加し、予算の総額を72億9,540万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして消費税納付金が計上されております。


 一方、歳入では、主なものとして下水道受益者負担金、一般会計からの繰入金、消費税還付金が計上されております。


 次に、繰越明許費では、公共下水道事業が本年度中に支出が終わらない見込みとなりましたので、地方自治法の規定に基づき設定するものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第105号、平成17年度(2005)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1回補正予算でございます。


 本案は、歳入歳出予算としてそれぞれ530万円を追加し、予算の総額を17億6,230万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして消費税納付金が、一方、歳入では、主なものとして一般会計からの繰入金、消費税還付金が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第106号、平成17年度(2005)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予算であります。


 本案は、歳入歳出としてそれぞれ480万円を追加し、予算の総額を3億5,380万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして消費税納付金、市設置浄化槽工事に伴う水洗便所改造資金融資あっせん事業預託金が、一方、歳入では一般会計からの繰入金、消費税還付金、水洗便所改造資金貸付金元利収入が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第107号、平成17年度(2005)出雲市水道事業会計第1回補正予算についてであります。


 まず、収益的収入につきましては、給水管工事費の追加に伴う原因者負担金を3,000万円増額するものであります。また、収益的支出については、今年度上期に多発しました濁り水対応のための時間外勤務手当及び配水管移設工事に伴う給水管切替工事費として4,221万2,000円を増額するものであります。


 一方、資本的収入につきましては、建設改良費の減額により、その財源である工事負担金を3,000万円減額するものであります。また、資本的支出については、配水管工事費の減及び人件費の増により3,941万2,000円を減額するものであります。


 補てん財源の補正については、当初の予算に定めた資本的収入額が資本的支出額に不足する額を14億7,997万2,000円に改め、この不足額を補てんする財源として当年度分の消費税資本的収支調整額等を改めるものであります。


 以上、収益的収支及び資本的収支、それぞれ的確に計上されており、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第137号、出雲市営駐車場条例の一部を改正する条例、議第156号、出雲市都市公園条例及び議第158号、出雲市神西親水公園の設置及び管理に関する条例であります。


 これらの条例につきましては、いずれも市施設の管理について、指定管理者制度への移行に係る改正及び新規の制定であります。地方自治法の改正に伴い、従来の管理委託制度により管理運営を委託している公の施設については、平成18年(2006)9月1日までに指定管理者制度に移行する必要が生じております。そのため関係規定を盛り込むよう所要の条例改正及び新規の制定を行い、平成18年(2006)4月からの移行を図るものであります。


 審査の結果、原案のとおりいずれも可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第138号、出雲市普通公園条例の一部を改正する条例であります。


 これは、先ほど議第158号にかかわる出雲市神西親水公園を指定管理者制度に移行するため、普通公園条例から削除し、また新たに管理する公園として枝大津北広場、サニーヒルズ大社団地緑地の2公園を追加するため、所要の条例改正を行うものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第170号、市道路線の廃止について及び議第171号、市道路線の認定についてであります。


 これは、市道高松183号線において、国道9号出雲バイパス関連道路整備事業に伴い、終点を変更し、一旦廃止し、再認定するもの、また稗原地区の稗原163号線において稗原ダム建設工事関係道路について、県からの譲与に基づき市が管理すべく認定するもの、また、平田地域の久多美地区及び西田地区において平田船川河川改修事業により整備された堤防道路について、市が管理するよう市道認定するもの2件についてであります。


 審査の結果、原案のとおりいずれも可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、今期定例会に提出されました請願第8号、四絡95号線の道路改修を求める請願についてであります。


 本請願は、ラピタ西側を走る四絡95号線は、国道9号線以南の道路改良が進んでいるところもあり、日々交通量が増加にありますが、道路幅員が狭い上に歩道もなく、通行者や住民の安全が脅かされており、また、数年後に計画されております県道駅前今市矢尾線の改良により、今後通行量が飛躍的に増加することが予想されます。早急に道路の改良をすることを求めるものであります。


 現地視察を行い、請願者及び執行部からの説明を受け、慎重に審査をしました結果、採択すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、陳情第23号、「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」〜主要地方道大社日御碕線に係る陳情〜についてであります。


 本陳情は、日御碕観光を取り巻く環境、現在多くの憂慮すべき点を抱えております。さらに、この厳しい状況に拍車をかけているのが大社日御碕線の狭隘で、蛇行した道路状況であります。よって、平成15年(2003)開通の2号トンネルに引き続き二俣1号トンネルの早期完成に向け、事業が促進されるよう、島根県に対し働きかけを求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明も受け、慎重に審査をしました結果、採択すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、陳情第27号、市道松寄下浜線の改良整備についての陳情についてであります。


 本陳情は、市道松寄下浜線は、通学の基幹道路となっておりますが、市道松寄下小山線など周辺道路の整備に伴い自動車の通過量が増大し、朝夕のラッシュ時には歩道もなく、交通安全の面から危険な状態であるため、未整備の1.15キロメートルの改良整備が早期に実現することを求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明も受け、慎重に審査をいたしました結果、採択すべきものと決定をいたしました。


 以上、建設水道常任委員会に付託を受けました案件につきまして、審査の結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。


 議案4件、陳情1件について、討論を行います。


 初めに、議第162号、出雲市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例、議第163号、出雲市国民保護協議会条例についてであります。


 この2件の条例案は、国民保護法の成立に伴い制定されようとするものであります。国民保護法は武力攻撃事態法に基づき、米軍や自衛隊が軍事活動を行う際に、国民保護の名で国民を統制、管理、動員する法律です。武力攻撃事態法では、日本が攻撃を受けていない状態であっても、政府が武力攻撃予測事態と認めれば、自衛隊は行動を開始し、国民を動員できる仕組みとなっています。


 つまりイラク戦争のような事態が起こり、政府がこれを武力攻撃予測事態であると見なせば、自衛隊を戦闘地域まで出動させて米軍を支援し、そしてこの作戦に自治体、民間企業、国民を動員することができるようになっています。外部からの不当な侵略や大震災や大規模災害のときに、政府や地方自治体が国民の保護に当たらなければならないことは当然のことであります。これら有事法制における国民保護計画は、第1に、米軍と自衛隊の軍事行動を最優先するための国民動員計画であること、第2に、アメリカの戦争に地方自治体や公共機関、その労働者を動員するという計画であり、災害救助における住民避難計画とは根本的に異なるものであります。よって、これら有事関連法の制定に伴って、国、地方自治体、指定公共機関の責務を定め、国民に戦争協力させるという一連の動き、そして、その具体化を進めるこれら2件の条例案には反対であります。


 次に、議第164号、21世紀出雲のグランドデザインを定めることについてであります。このグランドデザイン案では、住民が主役のまちづくりとの基本理念がうたわれていることや、依然として厳しい状況の続く雇用問題解決に向けた取り組み、学校教育施設の整備など、出雲市の将来に欠くことのできない内容が多く含まれています。しかし、その一方で、先ほども述べましたが、有事法制に基づく国民保護計画や終結すべきである同和教育の推進、また、住民サービスの低下につながりかねない行政事務の民間委託の推進などが含まれています。よって、本議案には賛成することはできません。


 次に、議第172号、地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例についてであります。


 この条例案は、第1条で安定した行政サービスの提供及び住民福祉の向上に寄与することを目的とされています。しかしながら、第6条の(3)では、積極的に民間委託を推進し、コスト削減を図ることとされています。民間委託の推進は、住民福祉の向上と相反することが多くあり、積極的に推進すべきものではありません。また、同じく第6条の(8)では、市税の滞納防止を図るため、収納対策を強化することとされています。長引く不況と相次ぐ負担増で公共料金や税金を滞納している市民は増加の傾向にあります。この収納対策の強化は、不況にあえぐ滞納者に対する制裁措置の強化につながり、この強化が自治体の信頼を損ねることにもつながりかねません。よって、本条例案には賛成できません。


 今日の情勢のもとで、自治体の本来あるべき姿は住民の暮らしの守り手となることであります。そして、行財政改革は、現在の事業を住民、職員の参加のもとで見直し、行政サービスを向上させることを第1にするべきであると考えます。


 最後に、陳情第22号、「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」〜観光施策に係る陳情〜についてであります。


 私は、出雲大社門前町の再生は、本市の観光産業の振興においては必ず成功させなくてはならない事柄であると考えます。本陳情で述べられている阿国座の創設については、現在、21世紀大社門前町開発調査検討会議において、施設の建設も含め検討されている事項であります。施設の建設に当たっては、建設コストや維持管理費を広く公開するとともに、陳情者のみならず広く市民の合意を得て進めるべきものであると考えます。これらのことを考慮したとき、阿国座の早期建設を求める本陳情は、採択ではなく趣旨採択すべきものと考えます。


 以上で討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) 次、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 20番、日本共産党の萬代弘美でございます。私は、日本共産党市議団を代表いたしまして、議第99号、2005年度出雲市一般会計第4回補正予算、第113号から議第137号、議第142号から議第158号のそれぞれ公の施設に指定管理者制度導入にかかわる条例改正について、あわせて議第160号、出雲市男女共同参画のまちづくり条例について、討論を行います。


 まず初めに、議第99号、2005年度出雲市一般会計第4回補正予算について討論を行います。


 本補正予算には、一畑電車活性化事業1億2,535万円、私立認可保育所運営費負担金3億4,500万円などのほか、少額ですが、大型店イズミの出店にかかわる影響調査に対する調査経費の補助として、商工業発展推進事業150万円や、住宅リフォーム助成事業超過分として1,180万円、四絡小学校校舎増改築、大規模改修事業3,000万円、北浜小学校のアスベスト対策工事費360万円など、緊急、切実な住民の要望にこたえたものや、市民の暮らしを支える欠かせないものなど、必要な補正が組まれており、我が党はこうした努力に対し評価をするものです。


 しかし、本補正予算には一般職員の給与一律0.3%の引き下げや扶養手当の引き下げ、一方で勤勉手当の引き上げという国の人事院勧告をもとに、年間ベースで賃金の引き下げを行うものが計上されております。今回の職員給与の引き下げについて、大国陽介議員が、今議会初日に、出雲市一般職員等の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する討論で問題点を指摘し、反対をしてまいりました。リストラによる民間賃金の抑制が公務員給与を抑え、さらに民間賃金に波及するという賃下げの悪影響があらわれていること、また、小泉内閣が小さな政府の掛け声で進めている公務員攻撃のねらいは、住民サービスの切り捨てとともに、国も身を削っているのだからということを口実にして消費税、所得税の大増税を国民に納得させる下準備とも言えるものです。何の責任もない職員の給与引き下げや市民に次々と負担を強いることは認めがたく、議第99号に反対を表明いたします。


 次に、議第113号から議第137号、議第142号から議第158号までの42議案について、一括討論します。


 これら42議案は、地方自治法第244条第2項公の施設の設置、管理及び廃止が改正されたことに伴って、公共施設の管理者規定をこれまでの委託方式から指定管理者制度に改め、それぞれ条例の一部改正や全部改正を行うものです。これまでの管理委託制度と新しく導入される指定管理者制度の大きな違いは、委託方式での管理委託先が自治体などの公共的団体、政令で定める出資法人に限定をされ、注文どおりに管理をすることが求められていたのに対し、指定管理者制度では、株式会社等の営利法人が施設全体を管理できるようになり、自由に料金を決め、管理団体の収入にできるなど、管理団体の権限が極めて大きくなることです。こういう仕組みにすることが、公の施設を将来にわたって住民の利益の向上につながるものか、何よりも公の施設に対する自治体の責任が果たせるのか、ここに重大な問題があると我が党は考えるものです。


 今回の条例改正に反対する理由の第1は、指定管理者による管理について、条例では法人その他の団体であって、市が指定するものに管理を行わせることができる。また、指定管理者を指定しようとするときは、公募によることができるとされ、指定管理者の指定が無基準であることです。営利企業の参入を何ら歯止めもなく許すおそれがあり、公共性の確保に疑問があります。


 第2の理由は、公共施設の利用料金制をこの指定管理者制度にフルに活かして民間業者が参入しやすいような仕組みとなっていることです。


 本条例改正に当たって、利用料金の設定は条例で定められた枠組みの中で限定されていることから、利潤追及などで利用料金が高額になることはないとしつつも、指定管理者たる民間事業者が公の施設の管理を通じ、適正な利潤を上げることも想定されるとして、利潤追及を否定されませんでした。この利用料金制をフルに活用して、これまで無料であった事業、業務に受益者負担の原理が徹底されること。サービスも金次第という考え方がまかり通ること、徹底した管理の効率化が追及され、新たなサービス低下と公共性からのずれを招くことになりかねません。


 以上の意見を述べ、議第113号から議第137号、議第142号から議第158号までの議案に対し反対を表明いたします。


 次に、議第160号、出雲市男女共同参画のまちづくり条例について、若干意見を述べ賛成の討論を行います。


 国の男女共同参画社会基本法が制定をされて6年余りになります。基本法で義務づけられた都道府県男女共同参画計画は、すべての都道府県で策定をされ、努力義務とされた市区町村でも2005年3月末現在、1,013の自治体で策定をされています。合併後の新しい出雲市において、早速、出雲市男女共同参画のまちづくり懇話会を立ち上げ、その答申をもとに旧出雲市、旧平田市の条例を生かして今議会に条例を提案をされたことは、高く評価をするものです。


 条例の前文には、出雲市では今なお家事、育児及び介護における女性の負担が依然として大きく、性別によって役割を固定化する意識が存在し、女性の社会参加も十分に進んでいない状況にある。また、社会問題として対応が急がれる男女間の暴力についても市内の相談件数の増加傾向にあり、その他関連する多くの課題が残されたまままであると、新たに起きている深刻なDV問題など、市内の女性が抱える困難な課題について、具体的に書かれています。また、ジェンダーフリーの考え方をもとに、男女が互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮する男女共同参画社会の実現を求めています。


 基本施策の中では、暴力等の防止及び被害者への支援として、ドメスティック・バイオレンス及びセクシュアルハラスメントを防止する施策を講じるとともに、これら被害を受けたものに対し必要な支援に努めるものとすると積極的な対策支援について取り上げられていることなど評価ができます。


 しかし、旧出雲市の条例に比べ、幾つか後退しているものもあります。その1つは、本条例は全体として精神条例となっており、旧出雲市の条例で実現すべき姿として、家庭、地域、職場、学習啓発意識改革について、具体的に明確にしていた取り組むべき課題や目標がありません。


 2つには、本条例では、前文でジェンダーフリーを目指す目標を掲げられていますが、ジェンダーの定義がありません。基本理念には政策など企画立案及び決定に参画することについて、それぞれ能力適正に応じて機会が確保されることとなっているなど、一般的な表現となっています。この間、全国的に条例化が進む中で、一部の人たちから性別、役割分担の固定化等戦前の家族間や男尊女卑の考えを持ち込む動きが生まれてきました。これらは憲法や教育基本法の改悪をねらう動きと一体となっているのが特徴です。


 女性施策を推進する上で障害と性別による差別的扱いなど、問題の本質を見えにくくするものです。


 以上、若干の意見を述べましたが、これから策定される行動計画で充実を図られるよう要望し、議第160号に対する賛成討論といたします。


○議 長(寺田昌弘君) 原 隆利議員。


○26番(原 隆利君) 登壇 26番、原 隆利でございます。私は、議第172号、地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例について、討論を行いたいと思います。


 この条例は、行政経費の節減と財政の効率的運用を求めるものであり、自治体として当然の義務をうたった条例であります。このことに対し反対するものではございません。しかしながら、今回のこの大切な条例の議員提案の経過に若干の疑問を感じましたので、所見を述べさせていただきたいと思います。


 まず、条例は地域限定のいわば法律ともいえる非常に重要なものである点であります。15万市民がその網の中に等しく入るものであり、条例を定めるには憲法をはじめ各種の法令、そしてまた告示、規則といったものとの整合性を図る必要があることは言うまでもありません。したがって、条例の制定には慎重に、かつ十分議論を尽くす必要があるべきものと思います。また、議員の中でも当然意識統一が行われるべきであると、私は感じている次第であります。


 今後は、全議員で十分な検討、議論する場を設けられることを強く要望いたしまして、この条例には賛成を表明をいたします。


 以上であります。


○議 長(寺田昌弘君) 山根貞守議員。


○4 番(山根貞守君) 登壇 4番、河南クラブの山根貞守でございます。私は、議第172号の地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。


 この条例は、前文及び目的に掲げておりますとおり、国において三位一体改革が具体的に実行に移されるなど、地方分権社会の構築に向けた流れが急速に進展している中、地方分権時代に対応できる自主的で自立したまちづくりと行財政運営を確立するため、市長及び議会が双方の立場を尊重しながら、行財政改革を強力に推進し、21世紀にふさわしい自立発展都市出雲市を実現することを目的に提案をされておるところであります。


 新市が誕生いたしましてから約8カ月余りがたち、今議会において21世紀出雲のグランドデザインの策定がなされるなど、まさに本格的に新市が動き出したこの時期に、本条例を制定することには大いに賛同できるものであります。いずれ近いうち必ずや到来してきます真の地方分権型社会に対応できるよう、また、税源移譲により地方の権限が強化され、そして創意工夫を凝らした魅力あるまちづくりを実現するためにも、現段階から行財政改革を強力に推し進め、将来にわたり行財政改革の基盤を確立させることが何よりも重要なことであります。


 そこで、条例中、市の執行機関の長である市長の責務及び行財政改革に対する基本姿勢と取り組み事項は努力規定でありますが、今、真に合併直後の行財政改革の意識改革のもとで真剣に取り組まなければならない最も重要な課題であります。


 今、今議会におきまして議員提案という趣旨から、第4条の議会の役割につきまして、議会といたしましてもこの行財政改革を進めるに当たりましては、15万市民の代表機関として市が進める行財政改革の進捗状況及びその適否について注視をいたしまして、市民の意見集約に努めながら、積極的に提言を行うことを規定いたしておるところでございます。


 議会も行財政改革に対し、積極的にかかわり、責任を果たしていく精神が明らかにされておるところでございます。現在の行政需要の増加並びに少子高齢化時代を迎えるこの背景にあっては、行財政改革をどこまでスピーディーに、また強力に推し進めるか、全国の首長の力量が今、厳に問われているところであります。今や行財政改革を否定するものは全く何もなく、むしろ首長だけではなく、市民の代表機関であります議会の責任もますます重大な立場に置かされておるところでございます。このたびの議員提出議案といたしましては、全国的にもあまり例のない、このような主旨の精神条例を制定し、全国に先駆けてこの行財政改革に積極的に取り組む姿勢をぜひアピールをしていただき、未来にはばたき、次代を担う子どもたちに安定した明るいふるさと出雲を創設するために、ぜひとも必要な条例であると考えております。


 また、先ほど大国議員からは滞納の問題や個別のいろいろな条件等によって反対討論があったところでございますが、この行財政改革につきましては、このような個別な事柄について、どうこうということではなくて、この行財政改革推進に当たっては、そのような個別なことについて、おろそかにすべきでないと私は考えておるところでございます。ぜひともこの条例案に対し、1人でも多くの議員のご賛同をよろしくお願いを申しあげまして、私の賛成の討論とさせていただきます。


○議 長(寺田昌弘君) 他に討論はございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 採決が残っておりますが、時間でございますので、ここでしばらく休憩いたします。


 再開は、午後1時10分から行います。


               午後12時07分 休憩


               午後 1時08分 再開


○議 長(寺田昌弘君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 これより、採決を行います。


 初めに、議第99号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第4回補正予算を採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告はいずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第99号は原案のとおり可決されました。


 次に、議第100号、平成17年度(2005)出雲市国民健康保険事業特別会計第1回補正予算、議第101号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第2回補正予算、議第102号、平成17年度(2005)出雲市休日診療所事業特別会計第1回補正予算、議第103号、平成17年度(2005)出雲市簡易水道事業特別会計第1回補正予算、議第104号、平成17年度(2005)出雲市下水道事業特別会計第1回補正予算、議第105号、平成17年度(2005)出雲市農業・漁業集落排水事業特別会計第1回補正予算、議第106号、平成17年度(2005)出雲市浄化槽設置事業特別会計第1回補正予算を一括採決いたします。


 各案に対する文教厚生・建設水道常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第100号から議第106号までは、原案のとおり可決されました。


 次に、議第107号、平成17年度(2005)出雲市水道事業会計第1回補正予算及び議第108号、平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第2回補正予算を採決いたします。


 各案に対する文教厚生・建設水道常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第107号及び議第108号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第113号、平田ふれんどりーハウスの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第114号、佐田伝統芸能伝承館「文化練習館」の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第115号、出雲市スポーツ施設条例の一部を改正する条例、議第116号、宍道湖公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第117号、出雲国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第118号、多伎地域福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第119号、湖陵福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第120号、出雲市里家センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第121号、出雲市南部福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第122号、サン・アビリティーズいずもの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第123号、いずも福祉用具プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第124号、北山健康温泉保養施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第125号、出雲ゆうプラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第126号、出雲市湖陵保健福祉センター設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第127号、出雲市多伎介護予防リハビリテーションセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第128号、出雲市すさのおの郷の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第129号、出雲市八雲風穴公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第130号、立久恵峡ユース・ホステル条例の一部を改正する条例、議第131号、立久恵峡わかあゆの里の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第132号、出雲市国民宿舎の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第133号、出雲市クアハウス湖陵の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第134号、出雲市目田森林公園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第135号、佐田総合資源リサイクル施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第136号、平田勤労青少年ホームの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第137号、出雲市営駐車場条例の一部を改正する条例、議第142号、出雲市民会館の設置及び管理に関する条例、議第143号、ビッグハート出雲の設置及び管理に関する条例、議第144号、平田文化館の設置及び管理に関する条例、議第145号、スサノオホールの設置及び管理に関する条例、議第146号、出雲文化伝承館の設置及び管理に関する条例、議第147号、出雲健康公園の設置及び管理に関する条例、議第148号、平成スポーツ公園の設置及び管理に関する条例、議第149号、出雲市佐田老人福祉センターの設置及び管理に関する条例、議第150号、出雲市平田デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第151号、出雲市生活支援ハウスの設置及び管理に関する条例、議第152号、出雲市佐田認知症高齢者デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第153号、出雲市湖陵デイサービスセンターの設置及び管理に関する条例、議第154号、出雲市児童館の設置及び管理に関する条例、議第155号、パルメイト出雲の設置及び管理に関する条例、議第156号、出雲市都市公園条例、議第157号、出雲市立図書館設置条例、議第158号、出雲市神西親水公園の設置及び管理に関する条例、議第162号、出雲市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例及び議第163号、出雲市国民保護協議会条例を一括採決いたします。


 各案に対する総務・文教厚生・環境経済・建設水道の各常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第113号から議第137号まで及び議第142号から議第158号まで、並びに議第162号から議第163号までについては、原案のとおり可決されました。


 次に、議第138号、出雲市普通公園条例の一部を改正する条例、議第139号、出雲市放置自転車の防止に関する条例の一部を改正する条例、議第140号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例、議第141号、出雲市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例、議第159号、出雲市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例、議第160号、出雲市男女共同参画のまちづくり条例、議第161号、出雲市食育のまちづくり条例を一括採決いたします。


 各案に対する総務・建設水道の各常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第138号から議第141号まで及び議第159号から議第161号までについては、原案のとおり可決されました。


 次に、議第164号、21世紀出雲のグランドデザインを定めることについて及び議第167号、工事請負変更契約の締結についてを一括採決いたします。


 各案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第164号及び議167号については、原案のとおり可決されました。


 次に、議第165号、出雲市男女共同参画都市宣言について、議第166号、工事請負契約の締結について、議第168号、市営土地改良事業の施行について(鳥居田地区農業用用排水施設事業)、議第169号、市営土地改良事業の施行について(堤廻下地区ため池等整備事業)、議第170号、市道路線の廃止について及び議第171号、市道路線の認定についてを一括採決いたします。


 各案に対する総務・環境経済・建設水道の各常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第165号、議第166号及び議第168号から議第171号までについては、原案のとおり可決されました。


 続いて、議第172号、地方分権確立に向けた出雲市行財政改革推進条例を採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第172号は原案のとおり可決されました。


 続いて、議第173号、特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、議第174号、出雲市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議第175号、出雲市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を一括採決いたします。


 各案に対する総務常任委員長の報告は原案可決であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第173号から議第175号までについては、原案のとおり可決されました。


 続いて、今期定例会において受理いたしました請願、陳情を採決いたします。


 まず、請願第7号、川下台場の保存についての請願及び請願第9号、川下台場の保存を求める請願を一括採決いたします。


 請願第7号及び請願第9号に対する総務常任委員長の報告はいずれも採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第7号及び請願第9号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、請願第8号、四絡95号線の道路改修を求める請願を採決いたします。


 請願第8号に対する建設水道常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第8号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第21号、消費者行政の充実強化を求める陳情を採決いたします。


 陳情第21号に対する総務常任委員長の報告は趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第21号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第22号、「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」〜観光施策に係る陳情〜を採決いたします。


 陳情第22号に対する総務常任委員長の報告は採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第22号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第26号、仕事と子育てが楽しく両立できる保育制度の充実に対する陳情を採決いたします。


 陳情第26号に対する文教厚生常任委員長の報告は趣旨採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第26号は、委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第20号、佐田地域へのケーブルテレビ整備についての陳情、陳情第23号、「観光大国・出雲の創造に向けた、出雲大社の門前町の再生に向けて…」〜主要地方道大社日御碕線に係る陳情〜、陳情第24号、神西湖遊覧(やかた舟)計画に対する支援を求める陳情、陳情第25号、2006年度(平成18年度)私立保育所(園)関係予算・他についての陳情(意見書提出)、陳情第27号、市道松寄下浜線の改良整備についての陳情、陳情第28号、高松幼稚園並びに高松コミュニティセンター移転(複合施設)敷地確保についての陳情、陳情第29号、出雲市立平田小学校校舎の新築又は大規模改修を求める陳情及び陳情第30号、国富公民館の新築を求める陳情を一括採決いたします。


 陳情第20号、陳情第23号から陳情第25号まで及び陳情第27号から陳情第30号までに対する総務・文教厚生・建設水道の各常任委員長の報告は、いずれも採択であります。


 委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第20号、陳情第23号から陳情第25号まで及び陳情第27号から陳情第30号までについては、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 日程第4、意見書第6号、民間保育所運営費の一般財源化及び調理室設置義務廃止に反対する意見書を議題といたします。


 提案者の説明を求めます。


 24番、山代裕始議員。


○24番(山代裕始君) 登壇 ただいま議題となりました意見書第6号、民間保育所運営費の一般財源化及び調理室設置義務廃止に反対する意見書について、案文を朗読の上、提案理由とさせていただきます。


    民間保育所運営費の一般財源化及び調理室設置義務廃止に反対する意見書


 1.民間保育所運営費の一般財源化について


 三位一体改革をめぐっては、11月26日、平成17年度・18年度に実施する全体像について政府と与党が合意し、民間保育所運営費の国庫負担金は、削減対象から除外されたところです。


 しかし、今後の状況は全く不透明であり、もし、一般財源化が公立保育所のみならず、民間保育所にまで波及した場合、これまで日本の保育を支えてきたナショナル・ミニマムを崩壊させ、地域間格差が増大し、財源確保が厳しい市町村や財政難の自治体では、保育の質の低下等を招くこととなり、今、国の最重要課題である少子化対策にも逆行することになります。


 2.調理室設置義務廃止について


 「食育基本法」の制定により、健康づくりのための食育の推進に関する基本的取り組みとして、家庭、保育所等における健全な食習慣の確立の推進が掲げられました。


 また、厚生労働省が策定した「子ども・子育て応援プラン」にも「すべての保育所において、給食その他保育活動を通して「食育」を推進する」と定められており、各保育所での取り組みが求められています。


 乳幼児期の「食べること」は、子育ての中で大きな柱の一つです。五感を育て生きる力を培う乳幼児期だからこそ、おいしそうな匂いや身近な所で食事が作られていく様子を毎日体験することに大きな意義があります。


 一方、調理する側からは、アレルギー児への個々の対応、子どもに合った離乳食の実施など、一人ひとりの子どもの年齢や体調の変化に合わせたきめ細やかな対応を行うことができます。


 子どもの顔、調理するものの顔の見える食事づくりをするために、また、積極的に地産地消を取り入れた地域に密着した保育所給食を通して「食育」を推進するために、自園給食が必要であり、調理室の設置は不可欠です。


 よって、民間保育所運営費の一般財源化・調理室設置義務廃止に反対し、現行の制度の堅持を強く要望します。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成17年(2005)12月16日


                               出 雲 市 議 会


 全議員の賛同をよろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) これより、質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第6号につきましては、会議規則第37条の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、意見書第6号は、委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより、討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 本案は可決することに賛成の方は起立願います。


               (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、意見書第6号は、可決されました。


 なお、可決されました意見書は関係機関へ提出することにいたします。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 本日ここにおいて平成17年度(2005)第6回出雲市議会定例会が閉会の運びとなりました。


 今議会に提出いたしました案件は、平成17年度(2005)一般会計、7つの特別会計及び水道事業会計、病院会計のそれぞれ補正予算、条例案件として給与等の改定、指定管理者制度の導入以降に係る関係条例の改正、そして新たに制定する条例として男女共同参画の実現に向けた市の基本の施策でございます男女共同参画のまちづくり条例、食育のまちづくり条例を推進し、健康で文化的な市民生活の実現に向けた施策の基本を定めた食育のまちづくりの条例、また、単行議決案件として21世紀出雲のグランドデザインを定めるなど、171の議案、さらに報酬等審議会の答申を踏まえた追加提案をいたしました関係条例など多数の案件がありましたが、連日、本当に真剣に一生懸命ご審議いただきまして、いずれも原案のとおり可決いただいたところでございます。まことにありがとうございます。


 また、9月定例議会から継続して審査いただいておりました出雲市タラソテラピ―施設の設置及び管理に関する条例、また臨時議会に提案しておりました旧2市4町の平成16年度(2004)一般会計、特別会計の決算認定につきましても、それぞれご認定いただき、まことにありがとうございました。


 さて、本日はまた新たな決議とされまして出雲市役所庁舎建設促進に関する決議案というものが出されまして、これを認められたわけでございます。


 この庁舎問題につきましては、既にご存じのとおり、平成16年(2004)8月20日、旧2市4町市長・町長会におきまして、合併協議会の最終段階でこの問題の重要性、将来における課題性についてご説明し、認識を共通にさせていただいたところでございます。


 すなわち、旧2市4町市長・町長会では、出雲市において本庁舎となる現出雲市庁舎の収容能力、老朽化の度合い、東側隣接県道の拡幅事業の進捗及び合併特例債の活用等を総合的に勘案した場合、新庁舎の整備が新市発足に当たって避けて通れない課題であるという共通の認識を提示し、合併協議会でもこれを承っていただいたところでございます。したがって、これを受けて新市になりましてからは、具体の問題を解決するという立場で、実践に移さなければならないということが当初からあったわけでございます。


 そういう立場から、本年6月の本市議会定例会におきまして、私の平成17年度(2005)合併初年度の施政方針におきまして、次のようなことを述べているところでございます。合併協議の際に、新市において避けて通れない課題として提起された市役所本庁舎改築問題につきましても厳しい財政状況の中で、優先すべき事業、急ぐべき事業に十分配慮しながら、市民の皆様のご意向や、新市の将来の姿を慎重に見極めつつ、調査検討に取り組んでいく必要があるという考え方を提示したわけでございます。


 これを受けて、市の執行部では、この夏の終わり以来、9月当初から助役をヘッドにした検討作業を進めてきておりまして、時あたかも本議会におかれましても、この問題は避けて通れないと、現在の状況を見るにつけ、いろんな条件を考えるにつけ早期に建設促進すべきであるという決議を今日いただいたわけでございます。


 さて、私といたしましては、このような経緯にかんがみまして、なお、この決議でも述べておられますけど、新市建設計画の推進との整合性、そしてまたこの1年に足らない期間ではございましたけど、市内38カ所、いろいろな皆さん方の市民の交流対話の中で出てきた諸課題等々の問題の処理を新市建設計画の中でうまく処理していくということは非常に重要になってきているということがございます。


 他方、財源の問題云々というよりも、哲学の問題、機能の問題としてこれは私は考えなきゃならないと思うわけでございます。この8カ月間、実質7カ月程度でございますけれど、市の運用を実際にやってみたときに、市役所職員の皆様方、特に本庁の組織において、建設あるいは文化事業等観光政策もそうでございますけど、極めて重要な部隊がそれぞれ分散割拠されている、あるいはそうせざるを得ない状況の中で、なかなかマネジメントがうまくいかない。私の言うこと、あるいは考え方の浸透の度合いもなかなか難しいし、また各部署におられる皆さん方の生態、活動状況も把握しにくい、呼べば答えるという状態にはなっておりますけど、若干そこにタイムラグ等があるというようなことでございます。


 そういう意味で、現段階において、まず、15万市民の目でどう考えるかということが基本でございます。15万の市民の皆様方におかれて、市役所に直接来られる方は限られております。いろいろ意見があって、まだ1,000人ぐらいでしょう。大変不便だと。たらい回し、あっちこっち行かなきゃならないというクレームがございます。しかし、14万9,000人の皆さんはどう考えておるかということもまた15万市民の代表としての市長はよく考えておかなきゃいけないということでございます。よく分からないけれど、市役所の庁舎は後回しでいいという議論もあると思います。学校、公民館、川や山やそして何よりも道路、スクールバス、福祉バス、みんな立ち遅れている、みんな厳しい、どれもこれも満足いくものはないという声の中で、これを市民の皆さんはどう見られるかということがあるわけでございます。ただ、マクロの行政をひとり、ここの庁舎の中にいて考えるときに、やはりそういうことについてお世話するためにも、うまく能率よく対応できないと、これは行政の中に入っている方でないと分からないところがございまして、適時適切、的確にそういう細々としたニーズにも対応する行政の仕組みを効率良く動かして財源の手当も細かく、ピンポイントに、有効に措置していくような行政の事務の執行が滞ることになれば、この15万市民の皆様の個々の要望にもこたえられないということで、やはり中枢機能は効率よく遂行できるようにしておかなきゃいけないというような立場もあるわけでございます。


 そのような2つの立場、旧2市4町、15万市民圏域にわたる生活万般のお世話と行政の執行の能率化、あるいは適切さの確保、その中に解を求めていかなきゃならないということじゃなかろうかと思うわけでございます。


 でございまして、合併協議会での課題提起、新市での施政方針、そして議会での議決、これらのことを踏まえながら、やはり私はこれから可及的速やかに本当のニーズはどこにあるか、本当の思いはどこにあるか、そして市民の皆さんの思いを遂げるにはどうしてあげたらいいかということを考えながら、この3つ、4つの重要な連立方程式の解を求めていかなきゃならないということでございます。限られた財源でございますけど、この予算配分の仕方、これも財政バッジティング、テクニックもあるわけでございます。ただ単にお任せ、お任せ、部長さん方にお任せのような部局予算であってはできません。一品一品私の責任において査定をして、きちっとやらなきゃいけないということでございまして、国のような部局予算でやっているような形ではとてもまとまりません。


 でございまして、今日の議決も踏まえ、また、この議決の前から我々の方で課題としてもってやっておりましたこの問題についての対処の努力、現在助役を中心にやっていただいてますけど、私も既に時々刻々報告を受けながらいろいろアドバイスもしてきておるところでございます。これらの中で、必ずや全市民、15万市民の皆さんがまあまあこういうところかというようなところでの解を求めるべく、これから努力してまいりたいと、こういう決意でいるところでございます。


 さて、そのような中で、その他本議会において多様なご意見、ご指導をいただいたわけでございます。これらのことを真摯に受けとめまして、今後の平成18年度以降の市政運営に適切に反映させていきたいと考えているところでございます。


 新出雲市誕生という、この圏域における歴史的な輝かしい、また厳しい年でございました平成17年度もいよいよ大詰めでございます。去る3月22日に大同団結して以来、21世紀の出雲の國つくりがスタートしたということで、私も初代の出雲市長として、全市民の皆様の信任と付託をいただきながら、今日まで日夜頑張ってまいっているところでございます。議員の皆様におかれましても、それぞれの立場、あるいは議員の皆様全体としての立場からいろいろ新市の方向づけについてご審議いただき、ご助言、ご指導いただいてきたわけでございます。


 このような中で、新市の発足も1年近くになるということで、来年3月の記念日にはやはり発足の記念式典も行なわなきゃならないということでございまして、そういう意味でこの1年を締めくくるとともに、合併10年間が極めて重要だという思いがあるわけでございます。最初の年こそ、うまくスタートを切ると。限られた10年の特別の配慮をいただけるこの期間内にどれだけの基盤をつくったかということが極めて重要でございます。そのために新市が掲げております、新しい6つの柱、重点施策に基づきまして平成17年度、初年度も構造計画の元年としてダッシュよく飛び出しているわけでございます。そのための大きな仕組みづくりの一環といたしまして、総合開発審議会、行財政改革審議会、中央教育審議会など9つの審議会、懇話会を立ち上げ、各般の多様かつ貴重なご意見、ご提言をいただき、それぞれ条例や大綱とか計画とかそういう基本的な戦略として、とりまとめつつあるところでございます。


 また、旧2市4町単位に置かれます地域協議会におきまして、まちづくりの方向づけについて、御答申もいただきました。そして、各論として、市内38カ所における夜間ではございますけれど、市民フォーラムにたくさんの皆さんがお集まりいただきまして、個別具体のご提言もいただいたわけでございます。


 このような中で、向こう10年間をにらむ新市の総合的な発展計画としての21世紀出雲のグランドデザインを取りまとめたところ、本議会でもこれをお認めいただいたということでございます。ここに至って、総合的なグランドデザイン、地域ごとの開発計画、そして、個別具体のそれぞれのご提言、3本柱がそろったわけでございます。後は行動あるのみ、後はアクションでございます。行政はアクションをやってこそ初めて責任が全うできますし、行ったことが末永く評価されると。14年やって2〜3年後で評価が落ちるようではいけません。10年やって20年やって、輝くような行動を残せるかどうか、これが新市における、あるいは行政における、本質的に重要な我々の責務でございます。ここに居並ぶ行政の幹部一同、議会の皆様方、市民の皆様方の付託に応えるべく日夜懸命に走っており、また情熱と誠意を持って立ち上がるべく努力をしていただいております。また、私も毎月のごとく全職員に対しまして、放送メディアを通じて新市の職員としてのあるべき姿について、私の思うところを述べさせていだたいておるところでございます。


 まさにこのような状況の中で、我々の命運を決する国家財政の最後の問題が今、まさに討論されつつあるわけでございます。すなわち三位一体改革における財政の問題としての国庫補助金、負担金を税源として地方に移すと。そのかわり補助金を国はカットします。


 そして、最後の問題、交付税をどうするかというのが来週月曜日、12月19日こそ決戦の日でございます。そのため私も特別なる要請文を昨日も緊急要望として全国市長会を通じて提言しているところでございますが、何といっても現在の地方財政計画のやりくりの中で、総務省に対する財務省のこのプレッシャーというのは、あと4兆円程度削ってほしいと、地方交付税を、こういうプレッシャーがかかっておりまして、この4兆円を削る案がそのまま認められますと、平成16年度(2004)のような、また地財ショック、小さなまちはほとんどやっていけなくなるというふうな状態、出雲市としても極めて厳しいダメージを受けるわけでございます。そのようなことがないよう、地元選出の国会議員の先生も含めて大いに頑張ってもらわなきゃならない局面を今迎えておるところでございます。まさしく19日、来週月曜日、この地方財政の根幹を成す平成18年度(2006)の交付税の問題はどうなるか、大変大きな関心を持ち、また決意を持ってうまくいくよう働きかけていかなきゃならないと思っているところでございます。


 いずれにいたしましても、そのような状況の中で我々といたしましては、全職員挙げて笑顔で丁寧、市民の喜び自分の幸せとの合言葉をもって、本庁、支所一丸となって平成18年(2006)新市も頑張る決意でございます。議会の議員の皆様方、市民の皆様方、皆様方のご指導と我々に対するご協力、提携連立の中で何とか、あるいは大いにこの新出雲市の具体的な、本格的な建設のときを元気よく迎えたいと思います。議員の皆様方の新年におけるご健勝を心からお祈りいたしまして、本議会閉会のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) これをもって、平成17年度(2005)第6回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 なお、この後、直ちに全員協議会を開会いたしますので、委員会室にご参集ください。


               午後1時50分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会議長    寺 田 昌 弘





          出雲市議会議員    川 上 幸 博





          出雲市議会議員    今 岡 一 朗