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島根県 出雲市

平成17年度第4回定例会(第5号 9月26日)




平成17年度第4回定例会(第5号 9月26日)





 
     平成17年度(2005)第4回出雲市議会(定例会)会議録





     開 会 平成17年(2005)9月 8日午前10時00分


     閉 会 平成17年(2005)9月26日午後12時35分





〇議事日程第5号


       平成17年(2005)9月26日 午前10時開議


第1.議第72号乃至議第88号


 議第 72号 平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算


 議第 73号 平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算


 議第 74号 平成17年度(2005)出雲市企業用地造成事業特別会計第1回補正予算


 議第 75号 平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第1回補正予算


 議第 76号 出雲市農業委員会の選挙による委員の選挙区の設定に関する条例及びさ


        んぴーの出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第 77号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


 議第 78号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


 議第 79号 出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


 議第 80号 出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例


 議第 81号 出雲市漁港管理条例及び出雲市港湾管理条例の一部を改正する条例


 議第 82号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第 83号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


 議第 84号 出雲市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例


 議第 85号 長期継続契約を締結することができる契約を定める条例


 議第 86号 出雲市地域振興基金条例


 議第 87号 出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例


 議第 88号 21世紀出雲神話観光大国の建設促進条例


 議第90号乃至議第98号


 議第 90号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組


        合規約の変更について


 議第 91号 可燃性一般廃棄物処理事務の委託の廃止について


 議第 92号 可燃性一般廃棄物処理事務の委託について


 議第 93号 変更契約の締結について


 議第 94号 工事請負契約の締結について


 議第 95号 備品の取得について


 議第 96号 平成16年度(2004)出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会会計の決


         算認定について


 議第 97号 市道路線の廃止について


 議第 98号 市道路線の認定について


第2.認第1号乃至認第6号


 認第  1号 平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成16年(2004)4月1


        日から平成17年(2005)3月21日まで〕決算認定について


 認第  2号 平成16年度(2004)平田市水道事業会計決算認定について


 認第  3号 平成16年度(2004)大社町上水道事業会計決算認定について


 認第  4号 平成16年度(2004)平田市立病院事業会計決算認定について


 認第  5号 平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成17年(2005)3月


        22日から平成17年(2005)3月31日まで〕決算認定について


 認第  6号 平成16年度(2004)出雲市病院事業会計決算認定について


第3.平成17年度(2005)


 請願第1号乃至請願第2号


 請願第 1号 福祉医療に関する請願


 請願第 2号 島根県知事に福祉医療に関する意見書の提出を求める請願


 陳情第1号乃至陳情第2号


 陳情第 1号 イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情


 陳情第 2号 イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情


 陳情第6号


 陳情第 6号 新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情


 請願第4号乃至請願第6号


 請願第 4号 カネボウ跡地での瀧川産業?による被害からの救済に関する請願


 請願第 5号 日御碕中山地区の水道設備についての請願


 請願第 6号 都市計画街路「医大前新町線」の早期全線事業着手に関する請願


 陳情第9号乃至陳情第19号


 陳情第 9号 鳶巣幼稚園における3歳児保育の早期実施に関する陳情


 陳情第10号 ?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情


 陳情第11号 出雲市立佐田中学校校舎全館、屋内運動場及び校地の整備に関する陳情


 陳情第12号 神戸堰改築に伴う市道高松8号線の拡幅改良整備についての陳情


 陳情第13号 川跡幼稚園の移転建設についての陳情


 陳情第14号 平成18年度出雲市農業政策確立に関する陳情


 陳情第15号 国道9号大島交差点以西の交通安全対策についての陳情


 陳情第16号 神西小学校通学路整備についての陳情


 陳情第17号 「ゆめタウン出雲」を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求


        める陳情


 陳情第18号 出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店


        計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情


 陳情第19号 「?イズミ」出店の反対を求める陳情


第4.意見書第5号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書


第5.議員の派遣について





会議に付した事件


第1.議第72号乃至議第88号


 議第 72号 平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算


 議第 73号 平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算


 議第 74号 平成17年度(2005)出雲市企業用地造成事業特別会計第1回補正予算


 議第 75号 平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第1回補正予算


 議第 76号 出雲市農業委員会の選挙による委員の選挙区の設定に関する条例及びさ


        んぴーの出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第 77号 出雲市手数料条例の一部を改正する条例


 議第 78号 出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例


 議第 79号 出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例


 議第 80号 出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例


 議第 81号 出雲市漁港管理条例及び出雲市港湾管理条例の一部を改正する条例


 議第 82号 出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例


 議第 83号 出雲市火災予防条例の一部を改正する条例


 議第 84号 出雲市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例


 議第 85号 長期継続契約を締結することができる契約を定める条例


 議第 86号 出雲市地域振興基金条例


 議第 87号 出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例


 議第 88号 21世紀出雲神話観光大国の建設促進条例


 議第90号乃至議第98号


 議第 90号 島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組


        合規約の変更について


 議第 91号 可燃性一般廃棄物処理事務の委託の廃止について


 議第 92号 可燃性一般廃棄物処理事務の委託について


 議第 93号 変更契約の締結について


 議第 94号 工事請負契約の締結について


 議第 95号 備品の取得について


 議第 96号 平成16年度(2004)出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会会計の決


        算認定について


 議第 97号 市道路線の廃止について


 議第 98号 市道路線の認定について


第2.認第1号乃至認第6号


 認第  1号 平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成16年(2004)4月1


        日から平成17年(2005)3月21日まで〕決算認定について


 認第  2号 平成16年度(2004)平田市水道事業会計決算認定について


 認第  3号 平成16年度(2004)大社町上水道事業会計決算認定について


 認第  4号 平成16年度(2004)平田市立病院事業会計決算認定について


 認第  5号 平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成17年(2005)3月


        22日から平成17年(2005)3月31日まで〕決算認定について


 認第  6号 平成16年度(2004)出雲市病院事業会計決算認定について


第3.平成17年度(2005)


 請願第1号乃至請願第2号


 請願第 1号 福祉医療に関する請願


 請願第 2号 島根県知事に福祉医療に関する意見書の提出を求める請願


 陳情第1号乃至陳情第2号


 陳情第 1号 イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情


 陳情第 2号 イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情


 陳情第6号


 陳情第 6号 新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情


 請願第4号乃至請願第6号


 請願第 4号 カネボウ跡地での瀧川産業?による被害からの救済に関する請願


 請願第 5号 日御碕中山地区の水道設備についての請願


 請願第 6号 都市計画街路「医大前新町線」の早期全線事業着手に関する請願


 陳情第9号乃至陳情第19号


 陳情第 9号 鳶巣幼稚園における3歳児保育の早期実施に関する陳情


 陳情第10号 ?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情


 陳情第11号 出雲市立佐田中学校校舎全館、屋内運動場及び校地の整備に関する陳情


 陳情第12号 神戸堰改築に伴う市道高松8号線の拡幅改良整備についての陳情


 陳情第13号 川跡幼稚園の移転建設についての陳情


 陳情第14号 平成18年度出雲市農業政策確立に関する陳情


 陳情第15号 国道9号大島交差点以西の交通安全対策についての陳情


 陳情第16号 神西小学校通学路整備についての陳情


 陳情第17号 「ゆめタウン出雲」を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求


        める陳情


 陳情第18号 出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店


        計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情


 陳情第19号 「?イズミ」出店の反対を求める陳情


第4.意見書第5号 自治体病院の医師確保対策を求める意見書


第5.議員の派遣について





                 出 席 議 員


              1番  大 国 陽 介 君


              2番  松 村 豪 人 君


              3番  遠 藤 力 一 君


              4番  山 根 貞 守 君


              5番  萬 代 輝 正 君


              6番  板 倉 一 郎 君


              7番  多々納 剛 人 君


              8番  川 上 幸 博 君


              9番  石 川 寿 樹 君


             10番  曽 田 盛 雄 君


             11番  福 代 秀 洋 君


             12番  高 野 成 俊 君


             13番  広 戸 恭 一 君


             14番  小 汀 英 久 君


             15番  直 良 昌 幸 君


             16番  西 尾   敬 君


             17番  長 岡 幸 江 君


             18番  坂 根   守 君


             19番  板 倉 明 弘 君


             20番  萬 代 弘 美 君


             21番  勝 部 順 子 君


             22番  米 山 広 志 君


             23番  牛 尾 尚 義 君


             24番  山 代 裕 始 君


             25番  宮 本   享 君


             26番  原   隆 利 君


             27番  今 岡 一 朗 君


             28番  多久和 康 司 君


             29番  荒 木   孝 君


             30番  長 廻 利 行 君


             31番  古 福 康 雅 君


             32番  珍 部 全 吾 君


             33番  杉 谷 寿 之 君


             34番  寺 田 昌 弘 君





                 欠 席 議 員


                  な   し





               説明のために出席した者


          市   長        西 尾 理 弘 君


          助   役        長 岡 秀 人 君


          助   役        野 津 邦 男 君


          収 入 役        田 中 雄 治 君


          教育委員長        打 田 義 富 君


          教 育 長        黒 目 俊 策 君


          政策企画部長       渡 部 英 二 君


          総務部長         荒 木   隆 君


          財政部長         原 田 恭 平 君


          文化観光部長       米 田 拓 朗 君


          市民福祉部長       児 玉 進 一 君


          環境事業部長       永 岡 博 之 君


          産業振興部長       中 尾 一 彦 君


          建設事業部長       吉 井 貴 史 君


          都市整備部長       布 野 勝 己 君


          下水道部長        田 中 敬 耕 君


          教育次長         岸   和 之 君


          教育次長         杵 築   伸 君


          水道局長         青 木   博 君


          消防長          大 田   茂 君


          総合医療センター事務局長 荒 木 光 延 君


          政策課長         槇 野 信 幸 君


          秘書課長         福 間   浩 君


          財政課長         伊 藤   功 君





                議会事務局出席者


          局   長        栗 原 俊 雄


          次   長        杉 谷   茂


          次   長        吉 田 美智子


          係   長        北 村 高 明


          書   記        曽 田 浩 司





               午前10時03分 開会


○議 長(寺田昌弘君) 皆さん、おはようございます。


 これより、本日の会議を開きます。


 ただいまの出席議員は34名、全員であります。


 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程のとおりであります。


 日程第1、議第72号から議第88号まで及び議第90号から議第98号まで、日程第2、認第1号から認第6号まで、日程第3、継続審査中の請願第1号、請願第2号、陳情第1号、陳情第2号、陳情第6号及び今期定例会において受理いたしました請願第4号から請願第6号並びに陳情第9号から陳情第19号までを一括議題といたします。


 これより、ただいま議題となっております各案件につきまして閉会中及び休会中の委員会において審査されました結果について、各常任委員長の報告を求めます。


 まず、牛尾尚義総務常任委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 登壇 ただいまから総務常任委員会の報告を行います。


 今期定例市議会において総務常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件1件、条例案件7件、単行議決案件3件でありましたが、議第89号につきましては、開会初日の9月8日に既に議決しておりますので、残りの部分について、去る9月15日、西尾市長はじめ関係職員の出席を得まして詳細な説明を受け、慎重に審議をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算のうち歳出の主なものについて、議会費では、議場の中継放送用カメラ設置工事費に300万円が計上されております。総務費では、旧平田市のテレトピア計画に基づき、小中学生が地域の伝統文化などを題材として、自らが取材・編集し、ケーブルテレビ等を利用して情報発信を実施する「キッズスタジオ事業」に750万円、合併特例債を活用した地域振興のための基金造成を行う「地域振興基金積立」に2億円などが計上されております。商工費では、観光戦略会議開催経費や観光PR看板設置経費などを盛り込む「観光文化振興事業」に492万8,000円、見晴らしの丘公園ログハウス施設修繕等管理運営費に1,530万円などが計上されております。また、教育費では、平田本陣記念館の空調設備改修工事、本館等屋根銅板取替工事等管理運営費に600万円などが計上されております。


 一方、歳入につきましては、これらを賄うべき県支出金、繰越金、市債が計上されております。


 次に、第3表地方債補正では、地域振興基金積立ほか1件の財源として新たに計上するものと、事業規模・起債種別の変更により4事業の補正を行うものであります。


 以上、内容審査の結果、議第72号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第76号、出雲市農業委員会の選挙による委員の選挙区の設定に関する条例及びさんぴーの出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、平成17年(2005)7月8日に北部第二土地区画整理事業の換地処分を公告したことに伴い、翌日7月9日から同事業地の新町名、枝大津町、中野美保南1丁目から3丁目、中野美保北1丁目から3丁目の効力が発生したため、これらの町の新設に伴い、関係する2つの条例について所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第83号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律等が平成16年(2004)6月に施行され、指定数量未満の危険物及び指定可燃物の取り扱う場所の位置を条例で定めることとなったほか、数量1,000キログラム以上の再生資源燃料が指定可燃物に追加されたことなどに伴い、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第84号、出雲市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例についてであります。


 これは、印鑑登録証明書、住民票の写し等の交付申請など13項目について、条例等に基づく手続をオンライン化・電子化する電子申請等受付システムを本年10月6日から運用開始することに伴い、新たに条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第85号、長期継続契約を締結することができる契約を定める条例についてであります。


 これは、平成16年(2004)11月の地方自治法の改正に基づき、条例を制定することにより、印刷複写機、パソコン、車両等のリース契約とこれに付随する保守業務などを対象範囲として、複数年度にわたる契約を締結することが可能になったため、新たに条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第86号、出雲市地域振興基金条例についてであります。


 これは、市町村合併の特例に関する法律に基づき、合併後の地域振興及び市民の一体感の醸成を図るための連携の強化または合併関係市町の区域における地域振興を図るため、合併特例債を財源として新たな基金を創設するものであり、そのための基金条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第87号、出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例についてであります。


 本条例は、平成18年(2006)春、多伎町地内にタラソテラピー(海洋療法)施設を開館することに伴い、同施設の設置及び管理に関する事項について、地方自治法の規定により新たに条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、条文中、本施設は、指定管理者による管理を行うことができるとしていますが、今までにないこのような大規模な施設を指定管理者制度により管理させることについて、指定管理者を指定する際の条文に不足部分がないか、例えば、原則公募による選定を義務づけることや、選定方法の明確な規定の条文化、学識経験者の意見を求めることができる規定の追加など委員の中からさまざまな意見が出されたため、さらに時間をかけて慎重に検討すべきではないかとの結論に至りました。


 また、さらに今回の合併により旧多伎町から継続して本事業を実施することになりましたが、これまで施設整備、管理運営費など十分検討がなされてきたこととはいえ、合併後の新市において、改めて違った視点で管理運営費を精査する必要性も感じられ、再度十分に調査し、条文中、別表にあります各施設の利用料金などについても、これらの管理運営費の精査をもとに再検討すべきとの判断をいたしました。合併後、半年しかたっていない現在、このような総工費18億円もの施設について、多くの疑問点が浮上してきたため、本施設の設置及び管理運営の基本を定める本条例については、本委員会としてもさらに調査研究を行い、理解を深めることが必要であり、早急に結論を出すことはできないと判断し、議第87号については継続審査とすることに決定いたしました。なお、一部の委員からは否決すべきであるとの意見がありました。


 次に、議第88号、21世紀出雲神話観光大国の建設促進条例についてであります。


 これは、新市の重点施策であります交流人口1,000万人の神話観光大国を目指し、個性豊かな魅力あふれる観光地づくりを推進していくため、市民の参加と協働による観光の振興に力強く取り組み、前進していくために条例を制定するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第90号、島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更についてであります。


 これは、本年10月1日に予定されております市町村合併(新「浜田市」、新「大田市」、吉賀町)により、島根県市町村総合事務組合を構成している団体数が7減少し、8市13町村になることと、新「浜田市」が島根県市町村総合事務組合の退職手当制度に加入するため、組合規約の変更が必要となることから、市町村合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第95号、備品の取得についてであります。


 これは、出雲市消防本部車両等整備計画に基づき、本年度更新予定の高規格救急自動車(平田消防署配備分)について新たに購入するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 以上で、総務常任委員会に審査の付託を受けました議案の審査結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


 22番、米山広志議員。


○22番(米山広志君) 22番、米山です。先ほどの委員長報告の中で、議第87号、出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例の委員長報告の中で継続いうことであります。私は継続でよろしいわけでありますけど、基本計画の中で多くの疑問が出たということが委員長報告の中で言われたわけであります。委員会の中でどのような疑問な点が出たのか、お答えをお願いをいたします。


○議 長(寺田昌弘君) 牛尾尚義総務常任委員長。


○総務常任委員長(牛尾尚義君) 報告の中で申し上げたとおりでありますが、例えば利用料金を定める条例が別表についておりますけど、非常に幅が広くとられております。このようなものの計算根拠というようなものがどこから算出されたものかということについても質疑がなされましたが、管理費が今後年間平均1,000万円ぐらいはかかるだろうということの中から、これぐらいの利用料の設定をしなければいけないだろうというようなことも出ているわけですが、果たして海水を使って、それも温水に温めた、こういう水回りの施設が年間1,000万円ということで賄えるだろうかと、いろんな事例を見ても、あるいはそれではとても賄えないのではないかということから、もっとたくさんの類似の施設を見た上で、この辺も見きわめてみたいと。さらにそういうことが料金設定、こういうところに及ぶということであれば、その辺ももう少し研究の余地が残ってはきやしないかと、こういう点もございました。


 また、海水を使う療法ということですが、一般にタラソ病というような名前も出ており、これは正式な名前ではないと思いますが、そういったような事例があるということも先般のこの議会でも出たことでございますので、そういうことが予想されるとすれば、やはり本当にそういう事例があるのかないのか研究も足りないのではなかろうかと。また、そうであれば、指定管理者を選ぶときの条件の中に専門家、識見者の意見をきっちりと取り入れてからそういう指定をしなきゃいけないのではないか、そういう点が条例の中で漏れていやしないかというふうなことが主に出されております。


 もう1つ、十分に討議をされてきて合併後へ継続されたことであるとはいえ、新市になってだれも先例をまだ見聞もしていないということからの1つの不安感というものも確かに委員の中にも心理的に働いたのではないかと、これは私のちょっと個人的な部分ですけれども、そういうことのために審議の時間が足りなかったということが1つの要素として挙げられると思いますので、次の議会開会までの間にさらに勉強を深めて研究していこうと、こういうところから継続ということにさせていただいたと、こういうことでございます。


○議 長(寺田昌弘君) ほかにご質疑ございませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ないようでありますので、これをもって質疑を終了いたします。


 次に、山代裕始文教厚生常任委員長。


○文教厚生常任委員長(山代裕始君) 登壇 文教厚生常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において、文教厚生常任委員会に審査の付託を受けました案件は、予算案件3件、条例案件3件、決算案件2件及び陳情3件であり、去る9月16日に長岡助役、黒目教育長をはじめ執行部関係職員の出席を得まして、詳細な説明を受け、慎重に審査を行いました。


 また、継続審査となっておりました請願2件について、去る8月23日に慎重に審査を行いましたので、ここにその結果をご報告いたします。


 なお、審査の参考とするため、現地視察を行っております。


 初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算補正のうち歳出の主なものとして、総務費では、平田支所に即日交付用のカード発行端末を設置する住民基本台帳ネットワーク推進事業、民生費では、医療法人かんど会が設置する精神障害者福祉ホームの施設整備に対して補助する障害者福祉施設整備事業、介護保険施設給付費の見直しにより、食費と居住費が全額利用者負担になることに伴い、一定の要件を満たす介護サービス利用者の負担の軽減を図る社会福祉法人等利用者負担減免事業、塩冶第3学童クラブを開設する児童クラブ事業、衛生費では、鷺浦診療所と連携して健康相談、健康教室等を開催して、主に鵜鷺地区の高齢者の健康づくりの推進を図る地域健康づくり推進事業などが計上されております。また、教育費では、旧出雲市以外の児童・生徒の受け入れ体制を整えるために行う科学館増築事業、昭和56年(1981)の新耐震基準施行以前に建築された市内の小学校及び中学校を対象に建替、あるいは耐震補強等の優先度を判断するために行う校舎・屋体耐震化優先度調査事業などが計上されております。


 一方、歳入では使用料及び手数料、県支出金などが計上されております。


 次に、第2表債務負担行為補正では、障害者福祉施設整備事業、第三中学校校地移転事業について、期間及び限度額が定められております。


 主な質疑としては、サービスコーナー及び自動交付機の利用状況について、今後の障害者福祉施設に対する支援について、児童クラブの設置基準について、学校教育における社会人活用事業に係る指導者の配置計画について、科学館の理科学習に対する評価及び効果について、校舎・屋体耐震化優先度調査後の建設計画について、第三中学校校地移転事業に係る安全対策についてでありました。


 以上、審査の結果、議第72号の付託部分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第73号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算についてでありますが、本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,670万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ103億5,100万円とするものであります。


 歳出では、主なものとして制度改正に伴うシステム開発費、平成16年度(2004)国県等支出金の清算返還金が、一方、歳入では、主なものとして国庫支出金、一般会計からの繰入金が計上されております。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から住民の負担増を伴う介護保険制度の改正であり、反対するとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、議第75号、平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第1回補正予算についてでありますが、本案は、重度心身障害児(者)短期入所事業を新規に行うための備品整備と医師確保及び医療技術の向上を図るための医師研修経費を計上するものであります。


 主な質疑としては、重度心身障害児(者)短期入所者の受け入れ数について、企業債借り入れ先の決定方法についてでありました。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、条例案件3件及び決算案件2件について、ご報告いたします。


 まず、議第78号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例についてであります。


 本案は、塩冶地区において、本年10月から市の委託事業として塩冶第3学童クラブを開設することに伴い、条例に名称及び位置を定めるものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第79号、出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 本案は、出雲市総合医療センターにおいて、10月から重度心身障害児(者)短期入所事業を開始するに当たり、所要の改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第80号、出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例についてであります。


 本案は、出雲市総合医療センターにおける重度心身障害児(者)短期入所事業の開始、平成17年(2005)10月の介護保険の制度改正並びに病院事業使用料及び手数料の徴収項目の追加に伴い、所要の改正をするものであります。


 審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 なお、一部の委員から、食費及び居住費が原則入所者負担となる介護保険制度の改正に伴うものであり、反対するとの意見がありましたことを申し添えます。


 次に、認第4号、平成16年度(2004)平田市立病院事業会計決算認定について及び認第6号、平成16年度(2004)出雲市病院事業会計決算認定についてでありますが、この2件につきましては、同一病院における決算でありますので一括して審査を行いました。


 平成16年度(2004)におきましては、一般病床202床、療養病床60床及び介護老人保健施設50床で稼働し、患者数につきましては、外来患者数は総数8万5,142人で、昨年度に比べ6,786人の減となり、入院患者数は一般病床では総数4万6,883人で昨年度比4,866人の減、療養型病床では総数2万1,460人で、昨年度比235人の増となりました。


 また、介護老人保健施設では、入所者数は総数1万7,945人で昨年度比203人の増、通所者数は総数4,677人で昨年度比122人の減となりました。


 次に、収益的収支では、外来収益が大幅な減となり、介護老人保健施設事業収益を含め26億4,134万3,000円余の決算額で、前年度に比べ2億2,841万円余、約8%の減となりました。一方、支出では、薬品費等が減少し、1億4,900万3,000円、約5%減の28億3,431万8,000円余の決算額となりました。これにたな卸資産の購入に含まれる仮払消費税及び地方消費税分の雑損失を加え、収支差引2億585万3,000円余の赤字決算となりました。


 次に、資本的収支では、収入の総額は3億6,348万3,000円で、内訳は企業債、他会計負担金及び地域医療推進交付金であります。一方、支出総額は5億1,448万3,000円余で、内訳は建設改良費、企業債償還金及び退職給与金であり、収支差し引き1億5,100万円余の不足が生じましたが、過年度分損益勘定留保資金で補てんされております。


 主な質疑としては、理想とする医師及び看護師の人数について、全国的に見た自治体病院の経営状況について、保険及び福祉施設との連携についてでありました。


 審査の結果、地域内の他の医療機関との連携、役割分担を具体的に進められるよう要望し、本決算は全会一致で認定すべきものと決定いたしました。


 なお、本会議及び委員会において、病院長の出席を求める意見がありましたことを申し添えます。


 次に、陳情3件についてご報告いたします。


 まず、陳情第9号、鳶巣幼稚園における3歳児保育の早期実施に関する陳情についてであります。本陳情は、鳶巣地区の幼児教育充実のため、平成18年度(2006)より、鳶巣幼稚園において3歳児保育を実施するよう求めるものであります。


 審査の結果、園舎予定地に文化財が出土したために園舎新築が1年間延期となっているものの、現施設の空き教室において実施可能であり、また、鳶巣地区における保育ニーズを考えた場合、早期に実施する必要があると判断し、本陳情については採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第11号、出雲市立佐田中学校校舎全館、屋内運動場及び校地の整備に関する陳情についてであります。


 本陳情は、佐田中学校の生徒の安全及び教育活動のさらなる充実のため、校舎全館、屋内運動場の建設及び校地の整備を求めるものであります。


 審査の結果、本校は、昭和38年(1963)に建築され、これまで改修工事が行われているものの非常に老朽化が進んでおり、耐震性にも問題があること、また地盤が低いため冠水のおそれがあり、地域の避難所として問題があることなどから、新市建設計画に基づき、早期に施設整備を行う必要があると判断し、本陳情については、採択すべきものと決定いたしました。


 次に、陳情第13号、川跡幼稚園の移転建設についての陳情についてであります。


 本陳情は、川跡幼稚園の移転建設を早期に実施するよう求めるものであります。


 審査の結果、本園は、昭和32年(1957)に建築された旧川跡小学校を利用して保育を実施している状況にあり、園舎の老朽化がかなり進んでおり、また、園庭や周辺道路が狭いことや保育室が2階にあるなど、保育環境に問題があることから、新市建設計画に基づき、早期に施設整備を行う必要があると判断し、本陳情については、採択すべきものと決定いたしました。


 次に、継続審査となっておりました請願2件について、ご報告いたします。


 まず、請願第1号、福祉医療に関する請願についてであります。


 本請願は、県の福祉医療費助成事業において、1割負担が導入されることに伴い、市独自での助成措置を講じ、同事業を後退させることなく継続するよう求めるものであります。


 審査の結果、請願者の願意は十分に理解できるものの、市独自の支援策が提案され議決されていること及び県や市の財政状況を踏まえた場合、現行の事業を後退させることなく継続することは、現状では困難であると判断し、本請願については、趣旨採択すべきものと決定いたしました。


 次に、請願第2号、島根県知事に福祉医療に関する意見書の提出を求める請願についてであります。


 本請願は、1割負担の導入など、福祉医療費助成事業の見直しを撤回し、同事業を現行のまま継続する旨の意見書を島根県知事に対し提出するよう求めるものであります。


 審査の結果、請願第1号と同様に、請願者の願意は十分に理解できるものの、当該事業を現行のまま継続することを求める意見書を提出することは、現状では適当でないと判断し、本請願については、趣旨採択すべきものと決定しました。


 以上、文教厚生常任委員会に付託を受けました案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ご質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 次に、杉谷寿之環境経済常任委員長。


○環境経済常任委員長(杉谷寿之君) 登壇 それでは、環境経済常任委員会の報告をいたします。


 今期定例市議会において環境経済常任委員会に審査の付託を受けました案件は、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算をはじめ議案5件、請願1件、陳情5件及び継続案件としての陳情3件でありました。


 去る9月20日及び昨日25日に委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。ここにその経過並びに結果を報告いたします。


 初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算のうち付託部分についてであります。


 まず、第1表歳入歳出予算のうち歳出の主なものについては、農林水産業費では、出雲農業振興地域整備計画策定費、たち上がる産地育成支援事業、企業参入促進整備事業、いきいき集落営農推進事業など、そして商工費では、商店街活性化支援事業、さらに災害復旧費では、7月の梅雨前線豪雨による被災箇所の復旧事業が計上されております。


 一方、歳入につきましては、事業実施に伴う分担金及び負担金、県支出金などが計上されております。


 以上、内容審査の結果、議第72号の付託部分については、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。


 次に、議第74号、平成17年度(2005)出雲市企業用地造成事業特別会計第1回補正予算についてであります。


 本案は、出雲市東部工業団地の元利償還、維持管理に関する特別会計でありますが、歳入歳出予算額それぞれ3,275万6,000円を追加し、予算の総額を1億425万6,000円とするものであり、歳入は、東部工業団地への企業進出に伴う土地売却収入を計上、また、歳出には、売却収入による市債繰上償還費が計上されております。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 議第81号、出雲市漁港管理条例及び出雲市港湾管理条例の一部を改正する条例については、我が国が国際海上交通の簡易化に関する条約の批准を予定していることに伴う条例の一部改正であります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続いて、議第91号、可燃性一般廃棄物処理事務の委託の廃止について及び議第92号、可燃性一般廃棄物処理事務の委託については、10月1日に市町村合併により新たに大田市が設置されることに伴い、大田市外2町広域行政組合からの事務の委託の廃止及び新大田市の事務委託について、議会の議決が求められているものであります。


 内容審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、今期定例会に提出されました請願1件、陳情5件、継続案件となっている陳情3件についての審査結果を報告いたします。


 まず、請願第4号、カネボウ跡地での瀧川産業株式会社による被害からの救済に関する請願についてであります。


 陳情の趣旨は、瀧川産業株式会社が大津町で実施している鉄くずリサイクル事業について、鉄粉の飛散、鉄くず積み下ろし、プレス加工時の騒音と振動、大型トラックの進入による交通安全の危惧などの問題が発生しているとのことから、工場の移転を求めるものであり、移転ができない場合は、現在地における粉じん・騒音対策、搬入・搬出車両対策を求めるものであります。


 現地調査による現状把握や請願者、事業者双方からの事情聴取の結果、また騒音については規制値を超えているという市の調査結果などから、騒音や粉じん、搬入搬出車両の通行に係る問題点について、改善に向けた対策が必要であると判断いたしました。


 現在、この騒音について、市から事業者に対して9月末を回答期限として改善対策を講じるよう申し入れがなされているところでありますが、事業者においては、粉じん飛散防止や騒音防止を目的としたストックヤードの建設に着手するなど、改善対策に取り組まれている状況にあります。今日、資源リサイクル産業は、言うまでもなく産業振興に欠かすことのできない重要な産業であり、事業者において改善対策が取り組まれつつある現状を考えると、事業者に対し適地への移転を性急に求めるのではなく、現在地において十分な対策の実施を求め、県及び市には引き続き各調査を実施されるとともに、事業者に対し的確な指導を要請するものであります。


 さらに、本事案に関しては、事業開始に当たっての事業者の住民説明が十分ではなかったのではということは否めず、今後の住民と事業者双方の理解が重要であるという認識から、事業者の努力はもちろん、行政当局の仲介の労もまた要請するものであります。


 以上の理由から、本請願は趣旨採択すべきものと決定したものであります。


 次に、陳情第14号、平成18年度出雲市農業政策確立に関する陳情であります。


 広域行政合併により広域的な農業支援が可能となった中で、農業生産のさらなる向上を図るための支援を求め、農業政策の確立を求める陳情であります。


 内容審査の結果、農業は出雲市における基幹産業であり、農業政策は今後とも重視されるべきものであるという判断から、本陳情は採択すべきものと決定いたしました。


 次に、株式会社イズミによる「ゆめタウン出雲」出店計画にかかる陳情についてであります。6月定例市議会において付託を受け継続審査としているもの3件、今期定例市議会において付託を受けたもの4件、あわせて7件の陳情について一括審査いたしました。


 陳情を列挙いたしますと、次のとおりであります。まず、継続審査としているものは、陳情第1号、イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情、陳情第2号、イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情、そして陳情第6号、新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情であります。


 今期定例市議会において付託を受けた陳情として、陳情第10号、?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情、陳情第17号、ゆめタウン出雲を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求める陳情、陳情第18号、出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情、陳情第19号、?イズミの出店の反対を求める陳情であります。


 陳情第1号、陳情第10号、陳情第19号の趣旨は、「ゆめタウン出雲」の出店が地域経済に多大な影響を及ぼし、中心市街地の活性化を阻害するという観点から、出店計画が撤回されるよう強力な対応策を求めるものであり、陳情第2号、陳情第18号は、生活者の権利の確保・増進、景観の確保、農地の確保の観点から株式会社イズミの出雲北部出店計画の撤回に向け、強力な対応策の推進を求める陳情であります。


 一方、陳情第6号、陳情第17号は、「ゆめタウン出雲」を核とした新しい市街地の街づくり計画が早期に実現できるよう支援並びに促進を求める陳情であります。


 当該陳情については、出店計画に対して反対する立場と推進する立場、相反する陳情が提出されるという重大さにかんがみ、6月定例議会においては付託を受けていた陳情が継続審査となったところでありますが、本委員会においては、6月議会閉会以降、委員会・協議会を都合6回開催し、市からの状況説明や陳情者や開発事業者といった関係者からの意見聴取、現地調査を行い、審査を重ねてまいりました。


 さて、今回のゆめタウン出雲の出店は、周辺地域の環境に対して大きな変化をもたらすことは容易に想像できるものであります。特に、生活環境に対し重大な影響が生ずるという周辺住民の皆さんの不安や深刻さは十分に理解できるところであります。


 また、現在、島根県土地利用対策要綱に基づく開発協議が進められていますが、開発協議の中でも指摘されている数多くの解決されなければならない重要な課題があることも事実であります。特に、県内医療体制の中核である県立中央病院に隣接しておりますが、交通渋滞が確実視される中で、救急車両や一般の病院利用者及び関係者などの通行に支障を来すおそれがあり、確実な対応策が不可欠であります。


 いずれの課題につきましても、今後、個別の法律上の手続、あるいは協議が進められていくことになります。開発協議で提示された条件については、すべてがクリアできなければならない、その過程の中で、開発事業者に対しては問題解決に向けた具体的な対応策を強く要望するものでありますし、特に、市長におかれましては、その責任において開発事業者に対し的確な指導を行い、確実な対応策を担保として進められることを要請するものであります。


 さらに、事業予定地の地権者については、すべての方の同意がなされているということではありますが、周辺住民の皆さんに対する事業説明に不十分な点も見受けられ、そのことが周辺住民の皆さんの抱える不安の一因となっているのが現状であります。開発事業者には、早急な住民対応を求めるとともに、地域住民のコンセンサスが得られるようなゆめタウンの名にふさわしい地域開発を目指していただくことが強く望まれるものであります。


 また、ゆめタウン出雲の出店は、地域経済に対して大きな変化をもたらすとの懸念があります。確かに多大なる影響が出てくるものと認識しております。しかし、一方で、新市の将来を見据えた場合に、ゆめタウン出雲の出店は、活力あるまちづくりのために望ましいとする意見もあります。中心市街地の状況等を見ますと、大変厳しい環境の中にあることも承知しており、今後とも中心市街地などへの商業振興方策については継続していただき、強力に推進すべきものと考えております。中心市街地の商店街、共同店舗、既存量販店など関係者の皆様の切磋琢磨とゆめタウン出雲出店の相乗効果により、新生出雲市としての商業エリアの再形成に期待するものでもあります。


 以上、いろいろな角度から本委員会といたしまして審査してまいったところでありますが、最後に申し述べなければならないことは、大規模小売店舗立地法をはじめ現行の法体系の中では、ゆめタウン出雲出店計画に対して直接的に中止を求めることは困難であるということであります。


 開発協議につきましても必要な法律上の手続、開発の実施に際して留意すべき事項などを取りまとめて、開発事業者に知らせる趣旨の制度であります。


 以上のことを勘案し、慎重に審査した結果、陳情第6号、新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情及び陳情第17号、「ゆめタウン出雲」を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求める陳情については、採択すべきものと決定しました。


 なお、一部委員からは趣旨採択とすべきとの意見、そして継続審査とすべきとの意見があったことを申し添えておきます。


 また、陳情第2号、イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情及び陳情第18号、出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情については、周辺地域の生活環境の保持について、十分な配慮が必要であり、その対応策が確実に実施されなければならないと考えておりますが、陳情の願意が出店計画の撤回を求めるものであることから、不採択すべきものと決定いたしました。


 なお、一部委員から趣旨採択すべきとの意見、継続審査とすべきとの意見があったことを申し添えます。


 さらに、陳情第1号、イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情、陳情第10号、?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情、陳情第19号、「?イズミ」出店の反対を求める陳情については、不採択とすべきものと決定いたしました。


 なお、一部委員から継続審査とすべきとの意見があったことを申し添えておきます。


 最後に、一言申し添えておきますが、委員会といたしましては、ゆめタウン出雲の出店について、さまざまな意見がある中において、このたび熟慮に熟慮を重ね、判断をいたしたものであります。私どもの新生出雲市は、合併を契機に大きく生まれ変わっていかなければなりません。絶えず進化を遂げていく風土を目指すべきものと考えます。


 市長におかれましても、全市民が注目している本件に対し、その責任において、将来に悔いのない適切な判断を示されるようお願いするものであります。


 以上で環境経済常任委員会の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ご質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 続いて、古福康雅建設水道常任委員長。


○建設水道常任委員長(古福康雅君) 登壇 建設水道常任委員会のご報告を申し上げます。


 今期定例会におきまして、本委員会に付託を受けました案件は、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算をはじめ議案12件、請願・陳情5件であります。


 去る9月21日に西尾市長、野津助役をはじめ執行部関係職員の出席を得まして、詳細な説明を受け、また請願・陳情箇所につきましては現地視察も行い、慎重に審査をいたしました。ここにその結果を報告いたします。


 初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算のうち、付託部分についてであります。


 まず、歳入歳出予算のうち、歳出の主なものについて、土木費では、9号バイパス関連道路整備事業に9,900万円、湖陵総合運動公園野球場改修事業に6,400万円、宅地開発推進事業費に881万5,000円等が計上されております。


 また、災害復旧費では、現年発生いたしました公共土木施設の災害復旧費など、7,510万円が計上されております。


 一方、歳入につきましては、公共土木施設の災害復旧事業に係る国庫支出金、また、諸収入として県道整備事業等に伴う補償金等が計上されております。


 以上、内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 次に、議第77号、出雲市手数料条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、建築物の安全性及び市街地の防災機能の確保を図るために、建築基準法の改正及び景観法の施行に伴う、関係法律の整備等に関する法律が施行されたことに伴い、特定行政庁における許可及び認定等に関する規定について、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、議第82号、出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。


 これは、市営パークタウン住宅(第2期工事分)について、平成17年(2005)11月1日から供用開始するため、所要の条例改正を行うものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、議第93号、変更契約の締結についてであります。


 これは、旧出雲市の平成16年度(2004)6月議会において議決されました中国地方整備局長と市の斐伊川放水路事業に伴う市道神門293号線改築工事に関する契約について、取り付け道路についての委託金を含むよう変更し、契約額を11億2,853万9,325円にするものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第94号、工事請負契約の締結についてであります。


 これは、北荒木赤塚線橋梁上部工の工事請負契約を締結するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。


 続きまして、議第96号、平成16年度(2004)出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会会計の決算認定についてであります。これは合併時に廃止をしました出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会の平成16年度(2004)の会計決算について、出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会の廃止に関する協議書の規定により、市議会の認定に付するものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、議第97号、市道路線の廃止について及び議第98号、市道路線の認定についてであります。


 これは、新内藤川改修工事及び築山土地区画整理事業等に伴い2路線を廃止し、16路線を認定しようとするものであります。


 内容審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。


 続きまして、認第1号から認第3号までの合併前、3月21日までの旧出雲市、旧平田市、旧大社町の水道決算であります。いずれも打ち切り予算となり例年との単純な比較ができない特殊な年となりました。


 まず、認第1号、平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成16年(2004)4月1日から平成17年(2005)3月21日まで〕決算認定についてであります。


 業務の状況につきましては、給水戸数、給水人口ともに増加し、給水戸数2万9,797戸、給水人口8万7,552人となり、行政区域内人口に対する普及率は昨年と同様の98.4%となりました。また、新市暫定期間を含む年間の配水量、給水量とも前年を上回り、有収率は95.17%と前年度比を0.46ポイントの増となっており、効率のよい事業がなされていることを示す数字となっております。


 収益的収支につきましては4億1,835万1,338円の純利益が生じ、これは当年度未処分利益剰余金として減債積立金、繰越利益剰余金に充てられております。


 一方、資本的収支では、主な事業として、第5次拡張事業としての来原浄水場整備事業、新向山配水池整備事業、稗原町三坂地区水道未普及地域解消事業、石綿セメント管の更新事業等が実施され、収支において10億5,943万1,687円の不足額が生じたため、損益勘定内部留保資金などで補てんされております。


 続きまして、認第2号、平成16年度(2004)平田市水道事業会計決算認定についてであります。


 旧平田市では、簡易水道事業も水道会計の中で処理されております。業務の状況につきましては給水件数9,602件で、前年度に比べ23件増加し、給水人口は前年と同じ2万8,909人であり、行政区域内の人口に対する普及率は99.1%で対前年比0.2%の増となりました。年間の配水量、給水量とも前年を下回っておりますが、有収率は上水道87.4%、簡易水道88.8%、合わせて87.7%となり、寒波による凍結災害により大量の水の喪失があった前年度に比べ2.8ポイントの増となっております。


 収益的収支につきましては、上水道、簡易水道合わせて6,516万8,656円の純損失が生じ、これは前年度繰越利益剰余金で補てんされており、当年度末の未処分利益剰余金は2億5,686万2,351円となりました。


 一方、資本的収支では、主な事業として上水道において、5カ年計画の最終年度であります灘分浄水場施設改良事業や本庄水谷地区の水道未普及地域解消事業等が実施され、また、簡易水道では主な事業として、田の戸専用水道施設改良事業、相代浄水場設備改良事業等が実施され、上水道、簡易水道を合わせた収支において6億6,032万9,470円の不足額が生じたため、損益勘定留保資金などで補てんをしております。


 次に、認第3号、平成16年度(2004)大社町上水道事業会計決算認定についてであります。


 業務の状況につきましては、給水戸数、給水人口ともに増加し、給水戸数3,838戸、給水人口1万2,265人となり、行政区域内人口に対する普及率は76.2%となりました。年間配水量は前年度に比べ減少しているものの、給水量は増加しており、有収率は94.6%となり、前年度より1.5ポイントの増となり、評価できる数値となっております。


 収益的収支につきましては、2,322万6,978円の純利益が生じ、これは欠損金に補てんされております。


 一方、資本的収支では、主な事業としては、農業集落排水事業に伴う老朽管の布設工事などが実施され、収支において4,447万8,555円の不足額が生じたため、損益勘定留保資金などで補てんされております。


 続きまして、新市になりましてからの認第5号、平成16年度(2004)出雲市水道事業会計〔平成17年(2005)3月22日から平成17年(2005)3月31日まで〕決算認定についてであります。


 新市における給水人口戸数は、4万98戸、給水人口12万2,640人となりました。


 収益的収支につきましては、8,083万7,560円の純損失が生じておりますが、合併前の事業の繰越利益剰余金で補てんし、当年度末の未処分利益剰余金は5億1,787万6,467円となっております。


 一方、資本的収支では、支出総額14億4,241万5,179円に対して収入総額は16億9,463万6,885円となり、2億5,222万1,706円の収入増となっております。


 審査の結果、認第1号から認第3号及び認第5号は、全員一致で認定すべきものと決定いたしました。


 続きまして、今期定例会に提出されました請願第5号、日御碕中山地区の水道設備についての請願であります。


  本陳情は、この地域の水不足解消のため、水道施設の早期整備を求めるためのものであります。現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明を受け、慎重に審査をいたしました結果、この地区の方々の水の確保に対するご苦労については、十分認識しているところでありますが、現在、集落が点在しているという状況を踏まえ、執行部において今後住民の皆様の意見を聞きながら、水不足の解消方法が検討されようとしているところであり、経費を含めた具体的な計画案がまだ示されていないこともあり、本請願は、趣旨採択とすべきものと決定いたしました。なお、一部の委員からは採択との意見がありました。


 続きまして、請願第6号、都市計画街路「医大前新町線」の早期全線事業着手に関する請願についてであります。


 本陳情は、島根大学医学部前から間府川までの事業認可区間に加えて、それ以北の未認可区間においても早急に事業認可を受け、医大前新町線全線全体の早期事業着手を求めるものであります。現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明も受け、慎重に審査をしました結果、採択すべきものと決定しました。なお、一部の委員からは趣旨採択との意見がありました。


 続きまして、陳情第12号、神戸堰改築に伴う市道高松8号線の拡幅改良整備についての陳情についてであります。


 本陳情は、平成19年度(2007)末に完成予定の神戸堰の改築工事に伴い、神戸堰管理橋から市道高瀬川右岸線までの市道高松8号線の拡幅改良整備を求めるものであります。現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明を受け、慎重に審査をしました結果、採択すべきものと決定しました。


 続きまして、陳情第15号、国道9号大島交差点以西の交通安全対策についての陳情についてであります。


 本陳情は、国道9号大島交差点以西は、インター開通後、山陰道利用者による交通量が増加することが予想されるため、この交差点以西の神西小学校北交差点、ひがしや入口交差点の改良並びに南側歩道の新設により、車歩道の安全確保を求めるものであります。現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明も受け、慎重に審査をしました結果、採択すべきものと決定しました。


 続きまして、陳情第16号、神西小学校通学路整備についての陳情についてであります。


 本陳情は、市道神西61号線にある吉祥寺橋より南方にかけて市道神西102号線との交差点までの間、通学の安全のために歩道の整備を求めるものであります。


 現地視察を行い、陳情者及び執行部からの説明も受け、慎重に審査をしました結果、小学校の通学路となっているこの箇所は拡幅整備の必要性は十分に理解するところでありますが、支障となる家屋も多く、事業効率の面からみても十間川の改修に伴う吉祥寺橋の整備とあわせて行うことが好ましいと考えますが、現在、この改修計画がいまだ具体化していないことなどから、趣旨採択すべきものと決定しました。


 以上、建設水道常任委員会に付託を受けました案件について、審査結果の報告を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 これより一括討論を行います。


 討論はありませんか。


 1番、大国陽介議員。


○1 番(大国陽介君) 登壇 1番、日本共産党の大国陽介でございます。議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算、陳情第1号、イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情、陳情第2号、イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情、陳情第6号、新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情、陳情第10号、?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情、陳情第17号、「ゆめタウン出雲」を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求める陳情、陳情第18号、出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情、陳情第19号、「?イズミ」出店の反対を求める陳情について、討論を行います。


 まず初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算についてであります。


 本補正予算案では、民生費のうち児童クラブ事業、障害者福祉施設整備事業や教育費の校舎リフレッシュ事業、校舎屋体耐震化優先度調査事業など、市民の福祉、教育の充実のためには欠くことのできない重要な事業など評価すべきものが多くあります。しかしながら、本補正の農業予算のうち、企業参入促進整備事業について賛同することができないため、本補正予算案に反対いたします。


 以下、主な理由を申し述べます。日本の食料自給率は約40%で、食料の6割を海外に依存するという先進国でも他に例のない状況に陥ったままです。ところが、政府が本年3月に行った食料・農業・農村基本計画の見直しでは、食料自給率の引き上げ目標を5年先送りするよう閣議決定されました。我が国の食料自給率の危機的低下の原因は、歴代の自民党政府がアメリカや財界の利益を第一に食料の外国依存を進め、農産物の輸入自由化や価格政策の放棄などを行ってきたからにほかなりません。1970年以降日本を除くサミット参加国のすべてが手厚い保護政策で自国の農業の発展に力を入れ、食料自給率を向上させていることと比べても日本政府が行ってきた農業政策の異常さは際立っています。


 小泉内閣は農政改革という名のもとで農産物輸入を一層拡大し、輸入品との競争に耐えられない農業経営の切り捨てや農業予算の大幅な削減に乗り出しています。つまり、市場競争に農業を完全にゆだね、それに耐えられる大規模経営だけが残ればいいという姿勢です。農業の担い手の確保や国内生産の拡大など、我が国農業の発展の最大のかぎは、再生産を確保できる農産物価格の実現であり、そのための政府による価格保証や下支えが必要であると考えます。農家の受取価格がコストを下回っては生産を維持できるはずはなく、市場原理任せでは海外から輸入されてくるものに太刀打ちできません。本事業は、長引く不況や公共事業の削減で厳しさが増す建設業の不況対策、あるいは耕作放棄地を減らすという点ではよい面もありますが、株式会社の農業参入は利潤追及優先となり、もうからなければ事業を撤退することは明白であります。農家の実態と国民の声を軽視して行われる農業改革の中で、本事業の予算化には慎重にならざるを得ず、本補正予算案には賛同することができません。


 次に、株式会社イズミの出店に関連する陳情第1号、第2号、第6号、第10号、第17号、第18号、第19号についてであります。


 株式会社イズミが大型店舗「ゆめタウン出雲」を県立中央病院北側に2007年秋の開店を目指し、出店しようと計画を進めています。この計画に対し、提出された陳情はイズミの出店に賛成、反対の双方から提出されたものであります。日本共産党出雲市議団は、昨年の旧出雲市9月議会からこの問題を取り上げ、新市でも本年6月議会の代表質問、今議会では一般質問で萬代弘美議員が出店計画の中止を求め質問を行ってきたところであります。


 以下、イズミの出店に反対する立場から意見を述べさせていただきます。


 第1に、地域経済に与える影響についてであります。先ほどの委員長報告では、出店を止める法的根拠がないとのことです。昨年の7月26日に日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会のいわゆる中小企業4団体が政府に提出したまちづくりに関する要望では大店立地法を含むまちづくり3法に対し、全国の中心市街地は活性化するどころか3法制定時よりさらに寂れている。現実は市場主義の行き過ぎにより、コミュニティが衰退していると指摘し、さらには高齢者が生活の不便を強いられるなど、さまざまな社会問題が増大している。さらに既成市街地への官民投資がむだになり、大規模な農地転用や無秩序な郊外開発によって良好な農地や田園景観が失われつつあると、現行法の問題をするどく指摘し、現行の法律では地域の秩序は守れないとの立場に立ち見直しを要望しています。つまりは、現行の法律には問題があり、各地で無秩序な開発が進められ、このままでは問題が一層深刻化し、重大な危機をもたらすということを警告しているのであります。


 出雲市の商工会議所をはじめとする各団体からも相次いでイズミ出店反対の意見が表明されていることは言うまでもありません。この出雲市に店舗面積3万8,000平方メートルもの巨大店舗が進出するならば、全店舗面積の7割を大型店が占めることになり、中心市街地のさらなる衰退どころか、既存の大型店の存続さえも危うい状況に陥ることは避けられず、イズミと地元商業施設や小売業者との共存共栄はあり得ません。


 第2に、イズミ出店に伴う交通問題についてであります。


 出雲地域共同店舗協議会が本年8月に、専門機関に依頼して実施された調査では、ピーク時に1,700台の車での来客が予想され、3.6キロメートルの渋滞となり、県立中央病院を出入りする緊急車両に大きな影響を与えると警告しています。地域住民はもちろん市民の命への影響が予想されます。


 第3に、予定地周辺の住民の皆さんへの影響についてであります。イズミの店舗建設計画では、住宅地がイズミの敷地に取り囲まれてしまいます。周辺住民から構成される出雲市北部の環境をまもる会が提出した陳情でも述べられているように、イズミ敷地内に住宅が遠慮しながら存在するという、これまでの快適な環境とは正反対の悪条件にさらされ、車の排気ガス、騒音、広大なアスファルトによる気温の上昇など、交通問題ともあわせ劣悪な生活環境となってしまい、重大な影響が及ぼされます。9月22日に島根県地域振興部が株式会社イズミに提出した開発協議の調整状況に関する通知では、特に周辺地域の生活環境の保持について適切な対応を求める意見があることが強調されています。


 以上の理由により、住民合意のない株式会社イズミの出店は認めることはできません。よって、イズミ出店の反対を求める陳情第1号、第2号、第10号、第18号、第19号の委員長報告はそれぞれ不採択、出店を推進する陳情第6号、第17号の委員長報告は採択でありますが、これに賛同することはできません。


 地方自治体及び住民の代表であるこの議会の果たすべき役割は、住民の暮らしを守ることにこそあると考えます。法整備が不十分な今日時点において、無秩序な開発から市民を守る、そして市民が頼れるところは行政と議会しかありません。このことを強調し、私の討論を終わらせていただきます。


○議 長(寺田昌弘君) 3番、遠藤力一議員。


○3 番(遠藤力一君) 登壇 3番、公明党、遠藤力一でございます。公明党を代表して陳情第18号、出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情及び継続審査中であった陳情第2号、イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情について、討論を行います。


 まず初めに、公明党はイズミ出店に関して賛成の立場であることを明確にしておきます。その上に立って、この2つの陳情の内容が、特に周辺住民の方々の居住環境を守りたいとの切実な思いから出されたものであることを重く受けとめ、環境を守ってほしいというその文面について趣旨を尊重し、趣旨採択といたしました。


 県との開発協議において、事業実施に当たって特に留意する事項に、周辺地域の生活環境の保持に十分配慮との文面があります。出店に賛成し、採択する限り議会として監視していくべきではないでしょうか。


 15万都市となり、出雲市はこれからますます発展し、またこのような問題が出てくるでしょう。今後も住民の方々の環境に関して議会、そして行政が関与すべきであることが必要であると主張し、討論といたします。


○議 長(寺田昌弘君) 次に、19番、板倉明弘議員。


○19番(板倉明弘君) 登壇 19番、政雲クラブの板倉明弘でございます。私は、請願第4号、カネボウ跡地での瀧川産業?による被害からの救済に関する請願について、討論を行います。


 この請願の趣旨は、瀧川産業株式会社が本年5月9日からカネボウ跡地において、地元住民には事前に詳細な説明もなく、鉄くずのリサイクル事業を開始され、また、完全操業していない現在でも鉄粉の飛散、鉄くず積み下ろし、プレス加工時の騒音・振動、大型トラックの進入による交通安全の危惧など、いろいろな問題が起きたことから、地元有志による瀧川産業進出反対期成同盟会を結成し、鉄くずリサイクル工場の適地への移転、そして移転がどうしても無理な場合、現地での操業には全体を覆ったドームのような、このような外部に漏れない建物を建設し、粉じん・騒音対策をとり、また搬入搬出車両対策を十分にとることを求めています。賛同する大津自治協会、大津環境衛生組合連合会、出雲地区交通安全対策協議会大津支部、大津まちづくり協議会、大津地区土木委員会の各団体の代表と2,500人の住民署名、また、被害実態や瀧川産業との直接交渉の経過など、資料を添えて請願されています。


 この同盟会の被害調査では、のどが痛い、目やにが出る、頭痛がするなどの身体の変調を訴える人、金魚が数多く死んだ、家の中が鉄粉でざらざらする、車のボディに鉄粉が刺さってさびが出る、騒音・振動が大きい、朝6時半ごろから大型トラックが出入りし迷惑している。搬入車両が多くて朝渋滞する、通学する子供たちが交通事故に遭う危険性があるなど、多くの苦情が寄せられています。そして、このまま現地での操業が続く限り、子供、孫の世代に至るまで、未来永劫にこの苦しみが続くことが予想され、どうか私たちを助けてくださいと切実な訴えをしていらっしゃいます。


 私は、この公害とも言える環境汚染の背景には、2つの問題点があると考えます。1つは法律の不備です。古鉄やブリキ、トタンくず、鉛管くずなどの金属くずは廃棄物の処理及び清掃に関する法律で規定されており、産業廃棄物に指定されています。しかし、産業廃棄物処理施設の設置許可の対象品目にこの金属くずはなぜか入っていません。木くずや瓦れき類、廃プラスチックの破砕施設は日量わずか5トン以上する施設でも設置をしようとする者は知事の許可を受けなければなりません。不適正処理に対しては行政指導が厳正に行われるほか、廃棄物処理法に基づく改善命令や措置命令等の行政処分が行われます。また、罰則も大変重いものとなっています。しかし、金属くず破砕施設は許可をとる必要がないという全くの欠陥法律なのです。したがって、瀧川産業は準工業地域に用途指定をされているカネボウ跡地の場所へ住所移転の届け出をすればよいことになっているのです。それも事後の届け出でよいそうです。所管する出雲保健所は8月3日に受理をし、住民へ説明会を開くことを指導していますが、これとて法的に強制力はないようです。


 2つ目は、行政側の姿勢です。5月の中旬ごろから瀧川産業の東側に当たる山廻地区で鉄粉の飛散による被害が出始めました。地元住民の皆様は、この間、騒音や粉じんの規制について出雲保健所や市の環境事業部に相談や被害救済の申し入れを何度も行っていらっしゃいます。私は、市の環境事業部と保健所が連携協力して粉じんや騒音・振動の測定を実施し、被害の実態調査をなぜ早期にやらなかったのか。そして、適切な指導ができなかったのか、大変残念に思います。


 今、枯れ草や剪定樹木の焼却をする際に出る煙に対しても周辺住民からの苦情に厳しい行政指導が行われている状況です。また、過去のアスベスト飛散が原因による健康被害が社会問題化しているのはご承知のとおりです。行政側も遅ればせながら、8月の下旬から市が騒音調査、県の保健所が粉じんの調査を実施し、1日平均で68デシベルと騒音規制法の基準値65デシベルを超えていたとして、9月14日に改善を求める指導をし、今月末までに改善方法の回答を求めました。瀧川産業も住民の抗議の声に対し、7月下旬、関係自治会を通じ文書で謝罪し、10月下旬を目途にストックヤードを建設し、問題の解決に全力を尽くすとし、被害の補償に対しても新しい建物の完成後に対応したいとの考えです。先日、隣接する東側の農地に行ってみました。荒れ地に樹勢している蒲の穂の葉、これが多数枯れておりました。そして、大きな里芋の葉、里芋はかなり植えてありましたが、その葉に斑点がたくさんありました。私は、これを見るなり、ぞっとした気がいたしました。市民の生命と財産を守ることは、行政の何よりも優先する重要な責務です。先般の環境経済委員会の中での市長の答弁、被害実態を把握し、対応は率先垂範、今後問題が残れば他所への移転を含めて進言していくとの発言を重く受けとめております。


 以上のことにより、環境経済委員長報告の趣旨採択に賛成します。


 以上で討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) 次に、20番、萬代弘美議員。


○20番(萬代弘美君) 登壇 私は日本共産党議員団を代表いたしまして、議第73号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算、議第80号、出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例、議第87号、出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例、継続審査中の請願第1号、福祉医療に関する請願、請願第2号、島根県知事に福祉医療に関する意見書の提出を求める請願に対し討論を行います。


 初めに、議第73号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算に対し、反対の討論を行います。


 今回の補正予算は、1億1,670万円でその大部分1億76万9,000円は、2004年度介護給付費精算に伴う諸支出金の償還金関係であり、当然補正として計上すべきものです。しかし、今回の補正予算の主な事業内容には、国の介護保険法の一部改正により、今年10月から介護保険施設などにおいて、利用者の方の居住費、食費を全額自己負担とする見直しにかかわる経費など、見過ごせない問題があります。今回の国の改定により、介護保険給付費は平年度ベースで5%、3,000億円の節減となり、その分利用者1人当たり平均で年間39万円の負担増となってはね返ってくると言われています。低所得者対策として、特定入所者介護サービス費が創設をされましたが、それでもなお年金収入のほとんどを入居費として払う、また年金を超える負担を強いられる人もおられる、こういったことで不安が広がっています。この問題については、先般の一般質問でも取り上げ、経済的理由から安心して介護が受けられないという事態をなくすために、自治体独自の減免、救済対策を緊急にとるよう求めてまいりました。しかし、十分な実態把握もされず、拙速な国の法改正や施策を後追いをして、住民に身近な自治体の主体性がますます減退しているように感じます。介護保険制度は自治体の公的責任の発揮が不可欠です。国言いなりで後退させるのではなく、改善に取り組み、介護保障の確立を行うことこそ合併して本当によかったと思えるような新出雲市の存続にかかわる問題ではないでしょうか。


 10月実施を控え、独自の負担軽減制度を創設をし、直ちに対応する自治体が次々と生まれています。東京荒川区は、通所介護と通所リハビリの食費について、世帯全員が住民税非課税の人を対象に各施設が定める食費自己負担額の25%を補助し、これによって通所介護と通所リハビリを利用している半数の人が対象となる措置をとっています。また、長野県松本市では、これまでも国の社会福祉法人減免制度を拡充して取り組んできましたが、さらに独自にこれまでの制度と今回の国の制度の不十分なところを拡充するなど、負担軽減制度の拡大が図られています。しかし、こうした市独自の努力も全く見られない、出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算は認めがたく反対を表明いたします。


 次に、議第80号、出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例に対し討論を行います。


 本条例の改正の1つは、出雲市総合医療センターにおける重度心身障害児(者)の短期入所事業開始に伴う利用料に関するものです。この短期入所事業は対象者の切実な要望にこたえた点は評価をいたしますが、しかし、今回実際に適用されるのは、わずか1ベッドであり、さらに体制を整備をして速やかに拡充を図られるよう強く要望します。今回の条例改正の2つ目として、10月からの介護保険の制度改変に伴い、愛宕苑など介護保険施設の食費、居住費の徴収金額を新たに設けて全額自己負担化されたことは同意ができません。食費が1日1,380円、居住費は個室で1日1,640円、個室以外1日320円など、厚生労働省が示す基準額をほとんどそのまま設定をされております。今回対象となる老人保健施設愛宕苑や療養病床を利用されている人の中には、特別養護老人ホームの待機者として長期にわたって利用されている方も多い中で、大変な負担増になることが心配です。今回の負担増の影響と問題点についてはこれまで繰り返し指摘を行ってきたとおりです。こうした中で唯一出雲市の公立病院と施設において国の責任放棄に横並びで、住民に痛みを押しつけるのではなく、独自に被害を食いとめる施策を行うのは当然です。


 以上、意見を述べ、今回の条例改正には反対を表明いたします。


 次に、議第87号、出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例について、討論を行います。


 タラソテラピー施設については、6月議会の予算に対する討論の中で、開館して3年目という岩手県宮古市のタラソテラピー施設の実際例を紹介をして、昨年度の赤字が1億円にもなるということや、海水の塩分による施設の傷みが激しく、5年ごとに3,000万円から4,000万円の修理費がかかり、将来にわたって維持、管理、運営が大変な施設であること。また、海水を温めることによって生じる雑菌の増殖を抑えるために、多量の塩素を使うことによる皮膚病が増えている問題など、健康増進施設と相反する状況を紹介して、施設の見直し、再検討を求めてまいりました。


 これに対し、出雲市タラソテラピー施設では雑菌を抑えるための多量の塩素使用については、固形塩素を使用しないで電解水を使用するので皮膚病などの心配はないと説明をされています。しかし、こうした問題点の多い管理運営については、条例では指定管理者に行わせることができるということや、指定管理者は公募によることができるとあるだけで、管理運営費の見通しなどは明らかにされていません。特に、ゆうプラザ、クアハウス、市内温泉施設との連携を挙げられていますが、それぞれの施設が管理運営に苦慮しているとき競合することによって、他施設の運営をも一層厳しくすることにならないでしょうか。また、健康増進施設といっても、特殊な海洋療法を売り物に、利用料がトリートメント利用料300円以上1万円以下、プログラム利用料は1,000円以上2万円以下という料金に見られるように、利用料が異常に高く、市民一般に広く利用できるというものではありません。このような施設は大切な税金を使って行う自治体の仕事ではないと考えます。


 先ほど来、問題として取り上げている介護保険の見直しによる大幅な利用料の負担増など、社会保障が次々と後退させられているとき、市民にとって一番身近な自治体がその防波堤となって市民の暮らしを守ることが今何よりも優先課題ではないでしょうか。


 先ほどの委員長報告では、条例中の指定管理者の位置づけの問題や利用料、管理運営費について、もう少し検討すべきなど理由を挙げ、継続審査との報告があり、慎重に対応することは理解ができますが、そもそも自治体の仕事として取り組むべきものでないということを重ねて申し添えまして、本条例について継続審査するまでもなく、中止すべきであり、反対を表明いたします。


 次に、継続審査扱いとなっていました請願第1号、福祉医療に関する請願、請願第2号、島根県知事に福祉医療に関する意見書の提出を求める請願について、ただいま文教厚生委員長の趣旨採択との報告に対し、一括して意見を述べます。


 本請願は、提出者が出雲市社会保障推進協議会代表、中尾光良ほか5名、出雲市身体障害者団体連合会会長、新宮文夫氏、全国心臓病の子どもを守る会島根県支部支部長 糸賀修也氏、全国膠原病友の会支部長、藤原久美子氏、出雲市民病院腎友会会長 宮本 守氏など、市内5つの障害者団体の代表が結束をして提出をされ、大国議員をはじめ4名が紹介議員となって提出をされたものです。島根県の10月実施を前に改めて県知事に対し、1割負担の撤回、現行制度継続を求める意見書の提出を求め、県が1割負担を実施をした際には、市独自で助成することを強く求められております。


 私は、この問題を6月議会の一般質問で取り上げ、市長からは県に対しては引き続き要望していくという答弁がありました。また、本請願が6月議会で継続審査扱いとなったことに対しても、県の10月実施を目前にした重要な時期に継続審査ではなく、採択をして市としての一層の努力を求めることはもとより、島根県の福祉医療継続に向け、意見書を上げるよう強く求めてまいりました。


 今回、文教厚生常任委員会では、切実な要望にこたえるために休会中に審査を行ってきましたが、ただいまの委員長報告では、2つの請願について、請願者の願意は十分理解できるとしながらも、6月議会において出雲市独自の努力による予算措置がされたばかりという状況に配慮して、趣旨採択との報告がなされたところです。出雲市が独自に負担の軽減措置など努力をされたことに対する評価は言うまでもありませんが、議会としてもせめて県に対し意見書を提出することを訴えるものです。また、市当局には請願者の願意を今後ともしっかりと受けとめて、10月実施後も受診控えなど、問題がないかを見きわめながら慎重な対応を行われるよう要望するものです。


 以上の意見を述べまして、趣旨採択には賛成をし、討論を終わります。


○議 長(寺田昌弘君) ほかに討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ないようでありますので、これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 初めに、議第72号、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算を採決いたします。


 本案に対する各常任委員長の報告は、いずれも原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第72号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第72号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第73号、平成17年度(2005)出雲市介護保険事業特別会計第1回補正予算を採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第73号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第73号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第74号、平成17年度(2005)出雲市企業用地造成事業特別会計第1回補正予算を採決いたします。


 本案に対する環境経済常任委員長の報告は、原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第74号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第74号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第75号、平成17年度(2005)出雲市病院事業会計第1回補正予算を採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第75号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第75号は、原案のとおり可決されました。


 次に、議第80号、出雲市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例を採決いたします。


 本案に対する文教厚生常任委員長の報告は、原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第80号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第80号は、原案のとおり可決されました。


 続いて、議第87号、出雲市タラソテラピー(海洋療法)施設の設置及び管理に関する条例を採決いたします。


 本案に対する総務常任委員長の報告は、継続審査であります。


 お諮りいたします。


 議第87号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、議第87号は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 続いて、議第76号、出雲市農業委員会の選挙による委員の選挙区の設定に関する条例及びさんぴーの出雲の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第77号、出雲市手数料条例の一部を改正する条例、議第78号、出雲市児童クラブ条例の一部を改正する条例、議第79号、出雲市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例、議第81号、出雲市漁港管理条例及び出雲市港湾管理条例の一部を改正する条例、議第82号、出雲市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例、議第83号、出雲市火災予防条例の一部を改正する条例、議第84号、出雲市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例、議第85号、長期継続契約を締結することができる契約を定める条例、議第86号、出雲市地域振興基金条例及び議第88号、21世紀出雲神話観光大国の建設促進条例を一括採決いたします。


 議第76号から議第79号まで、並びに議第81号から議第86号まで、及び議第88号の各議案に対する各常任委員長の報告は、原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第76号から議第79号まで、並びに議第81号から議第86号まで、及び議第88号については、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第76号から議第79号まで、並びに議第81号から議第86号まで、及び議第88号については、原案のとおり可決されました。


 次に、議第90号、島根県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について、議第91号、可燃性一般廃棄物処理事務の委託の廃止について、議第92号、可燃性一般廃棄物処理事務の委託について、議第93号、変更契約の締結について、議第94号、工事請負契約の締結について、議第95号、備品の取得について、議第96号、平成16年度(2004)出雲市・斐川町南神立橋区間管理協議会会計の決算認定について、議第97号、市道路線の廃止について及び議第98号、市道路線の認定についてを一括採決いたします。


 議第90号から議第98号までの各議案に対する各常任委員長の報告は原案可決であります。


 お諮りいたします。


 議第90号から議第98号までについては、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、議第90号から議第98号までについては、原案のとおり可決されました。


 続いて、認第1号、平成16年度(2004)出雲市水道事業会計決算認定について、認第2号、平成16年度(2004)平田市水道事業会計決算認定について、認第3号、平成16年度(2004)大社町上水道事業会計決算認定について及び認第5号、平成16年度(2004)出雲市水道事業会計決算認定についてを採決いたします。


 認第1号から認第3号まで及び認第5号に対する建設水道常任委員長の報告は、いずれも認定であります。


 お諮りいたします。


 各決算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、認第1号から認第3号まで及び認第5号は、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 続いて、認第4号、平成16年度(2004)平田市立病院事業会計決算認定について及び認第6号、平成16年度(2004)出雲市病院事業会計決算認定についてを採決いたします。


 認第4号及び認第6号に対する文教厚生常任委員長の報告は、いずれも認定であります。


 お諮りいたします。


 各決算は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、認第4号及び認第6号はいずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。


 次に、請願・陳情について採決いたします。


 まず、継続審査中の平成17年度(2005)請願第1号、福祉医療に関する請願及び請願第2号、島根県知事に福祉医療に関する意見書提出を求める請願を一括採決いたします。


 請願第1号及び請願第2号に対する文教厚生常任委員長の報告は、いずれも趣旨採択であります。


 お諮りいたします。


 請願第1号及び請願第2号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、請願第1号及び請願第2号は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、平成17度(2005)陳情第1号、イズミの開発許可申請に対し、市の不同意を求める陳情を採決いたします。


 陳情第1号に対する環境経済常任委員長の報告は、不採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第1号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第1号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第2号、イズミの出雲市北部出店に対し、市に出店の不同意を求める陳情を採決いたします。


 陳情第2号に対する環境経済常任委員長の報告は、不採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第2号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第2号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第6号、新しい市街地街づくり計画実現への支援ならびに促進についての陳情を採決いたします。


 陳情第6号に対する環境経済常任委員長の報告は、採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第6号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第6号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 続いて、今期定例会において受理いたしました請願、陳情を採決いたします。


 請願第4号、カネボウ跡地での瀧川産業?による被害からの救済に関する請願を採決いたします。


 請願第4号に対する環境経済常任委員長の報告は趣旨採択であります。


 お諮りいたします。


 請願第4号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第4号は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 請願第5号、日御碕中山地区の水道設備についての請願を採決いたします。


 請願第5号に対する建設水道常任委員長の報告は趣旨採択であります。


 お諮りいたします。


 請願第5号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第5号は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、請願第6号、都市計画街路「医大前新町線」の早期全線事業着手に関する請願を採決いたします。


 請願第6号に対する建設水道常任委員長の報告は採択であります。


 お諮りいたします。


 請願第6号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、請願第6号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 次に、陳情第10号、?イズミの大型店出店計画について反対を求める陳情を採決いたします。


 陳情第10号に対する環境経済常任委員長の報告は不採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第10号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第10号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 続いて、陳情第16号、神西小学校通学路整備についての陳情を採決いたします。


 陳情第16号に対する建設水道常任委員長の報告は趣旨採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第16号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第16号は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第17号、「ゆめタウン出雲」を核とする出雲市新市街地街づくり計画の実現を求める陳情を採決いたします。


 陳情第17号に対する環境経済常任委員長の報告は採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第17号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第17号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 陳情第18号、出雲市北部の住民環境と生活権に重大な影響を与える巨大大型店の出店計画が撤回されるよう強力な対応策の推進を求める陳情を採決いたします。


 陳情第18号に対する環境経済常任委員長の報告は不採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第18号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第18号は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 次に、陳情第19号、「?イズミ」出店の反対を求める陳情を採決いたします。


 陳情第19号に対する環境経済常任委員長の報告は不採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第19号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 多 数)


○議 長(寺田昌弘君) 起立多数であります。よって、陳情第19号は委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。


 続いて、陳情第9号、鳶巣幼稚園における3歳児保育の早期実施に関する陳情、陳情第11号、出雲市立佐田中学校校舎全館、屋内運動場及び校地の整備に関する陳情、陳情第12号、神戸堰改築に伴う市道高松8号線の拡幅改良整備についての陳情、陳情第13号、川跡幼稚園の移転建設についての陳情、陳情第14号、平成18年度出雲市農業政策確立に関する陳情及び陳情第15号、国道9号大島交差点以西の交通安全対策についての陳情を一括採決いたします。


 陳情第9号及び陳情第11号から陳情第15号までに対する各常任委員長の報告は採択であります。


 お諮りいたします。


 陳情第9号及び陳情第11号から陳情第15号までは各常任委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、陳情第9号及び陳情第11号から陳情第15号までは委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 ここで市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) ただいまは、この旧出雲市、そして新市にわたって重大な懸案事項でございました本市に対するイズミの出店計画について、議会においてご決断をされたところでございます。この重大な懸案事項につきましては、長いといいますか、1年以上に及ぶ経過がございます。昨年7月にイズミ側から出店計画が明らかになって以来、市街中心地の商業者の皆様、出店計画地の地域の皆様、地権者の皆様などから賛否両論にわたっていろいろ要望、陳情がございました。その中で、市の執行部に対しまして市内の経済団体等から中心市街地の衰退を招くなどの理由により、また出店計画地周辺にお住まいの方々からは、生活環境への影響を憂慮しての反対要望が我々の方に重ね重ね出されてきたところでございます。他方、新市街地のまちづくりを進める会からは、この出店計画がまちの賑わいや利便性の向上、活力の高揚につながるとの考えから促進要望も出され、市といたしましては、これらを踏まえつつ最善の策を探し求めてまいったわけでございます。


 こうした状況下で、旧出雲市議会に対してもそれぞれの立場から陳情が出され、当時の議会の皆様、委員会の皆様により昨年9月、12月、そして本年3月と3議会にわたり慎重に審議が重ねられてきたわけでございます。こうした旧出雲市議会に対する陳情は、合併により審議未了となりまして、改めて新市のこの議会に提出され、この議会におかれまして環境経済常任委員会が設けられ、6月議会、この9月議会と審議が続けられてきたところであります。その審議経過及び審議の結果につきましては、先ほど杉谷環境経済常任委員長からの報告がありましたが、この間、委員長はじめ委員の皆様方、本当に精力的に日夜にわたり、そして現場での調査も含めての精力的な情報収集の上で、最終的に昨日、委員会でご決定なさるということ、そして、この本議会でただいまのような結果を見たことに対しまして、皆様方のご尽力に対しまして心からの敬意を表するものでございます。


 市といたしましても中心市街地の将来につきましては、たび重なる要望活動などで多くの関係者、有識者の皆様方のご意見やご要望を伺い、さらには先般は中心市街地振興懇話会も開催し、直接の中心市街地の皆様方のご意見もいただき、ご要望等も拝聴する努力を重ねてきたところでございます。その中では、依然としてイズミ出店に対する既存店舗への影響を憂慮する声も強く厳しいものがあるとともに、既に関係者の中にはそれぞれのお考えで大型店とのすみ分けを目指した新たな店舗展開や地域密着型の販売事業の実施など、イズミ出店を念頭に置いた動きも出てきており、中心市街地の皆様の力を結集すれば、ともに栄える道も開けるのではないかとの意向も見受けられます。


 市といたしましても、これまで21世紀の新出雲市の建設を期して西部日本海の中心都市としての経済発展、市民生活の向上を図るという立場から、中心市街地には巨額の投資を重ね、多様な商業振興策を旧市の段階から既に展開してまいったところでございます。


 私自身も中心市街地にかける思いは、この直接の商業者の方と同じでございまして、今後、中心市街地の皆様方とともに、守りではなく、攻めの姿勢で活性化に向けた取り組みをさらに積極的に推し進めたいと決意しているところでございます。


 さらに、先ほど杉谷委員長、おっしゃいましたが、新市は絶えず変化し、絶えず進化する、状況の変化に応じて発展を模索していくというお話もいただいたところでございます。我々の市町村合併、ご覧のとおり来る10月1日には島根県下で21の市町にまとまるわけでございますが、その先は何があるか。中国5県一体の1つの大きな経済圏、1つの大きな行政体としての発展を期さなきゃならない状況も出てきているのではなかろうかと思うわけでございます。私自身は、このたびのこのイズミの出店については、広島の資本じゃなくて、出雲の資本だと、中国一体の資本であるという思い、このイズミの立場におかれましても、出雲市の商業発展、地域の商業者の皆様方、小売業者の皆様方の発展を応援すると、このことは社長も何度も言っておられますが、真にそれを実現し、真心を持ってそれをやっていただくということを強く強く、絶えず絶えず申し上げているところでございます。


 他方、この出店計画について、周辺の皆様がご心配されております生活環境への影響は極めて重大な問題があるわけでございまして、市といたしましても騒音等の公害問題、交通対策、防災等についてそれぞれの部署で検討し、問題点等を本件事業を計画する株式会社イズミに対し、開発協議の意見書などを通じて指摘してまいったところでございます。これから農振法や大規模小売店舗立地法など個別の法律に基づく手続の中で、出店計画をさらに精査し、出店計画地周辺の皆様の生活環境への思いをもって、事業者に対し鋭意適切な指導を行うとともに、市がなすべき対策については積極的に対応していきたいと考えております。


 以上の方針に沿って、また本議会で示されましたこの皆様方のご判断を踏まえながら、本件出店計画については、諸要件が整うことを前提に受け入れる方向で、この問題に取り組まさせていただく考えであることをここに議会の皆様方、市民の皆様方に表明する次第でございます。


 出雲市もいよいよ西日本海中心の都市として発展を遂げんとする、その中で地域の経済の発展、福祉や文化の発展、これが何よりも肝要でございます。そして、ゆめタウンと言われる名のごとく、みんなが祝福をして出発できる、この厳しい道ではございますけど、そういう方向に持っていくべく最善の努力をこれからも重ねていくことを改めて申し述べまして、私のこの問題についての考えといたします。よろしくお願いいたします。


○議 長(寺田昌弘君) 日程第4、意見書第5号、自治体病院の医師確保対策を求める意見書を議題といたします。


 提案者の説明を求めます。


 24番、山代裕始議員。


○24番(山代裕始君) 登壇 ただいま上程されました意見書第5号、自治体病院の医師確保対策を求める意見書につきまして、案文を朗読の上、提案説明とさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。


           自治体病院の医師確保対策を求める意見書


 自治体病院は、地域の中核病院として、高度医療、特殊医療、小児医療、救急医療など多くの不採算部門を担いつつ、地域における医療提供体制の確保と医療水準の向上に努めています。


 しかしながら、昨年4月から実施されている新たな医師臨床研修制度の必修化に伴う大学による医師の引き揚げや、医師の地域偏在、診療科偏在等により、地域医療を担う医師の不足が深刻化しています。


 特に、小児科や産婦人科については、過酷な勤務条件、医療訴訟の多さなどの要因により医師希望者が減少しており、医師の確保が極めて困難な状況にあります。そのため、各地で診療の縮小・休止や廃止に追い込まれる病院が相次いでいます。


 このような中、各自治体は、医師確保に向けて、懸命の努力を続けていますが、医師の確保は、大変困難な状況にあり、地域医療の確保・継続が危ぶまれています。


 よって、国におかれては、行政、大学、学会、医師会等との連携のもと、地域の医師確保対策として、下記事項を早急に実現されるよう強く要望します。


                   記


 1.地域医療を担う医師の養成と地域への定着を促進するため、奨学金制度の構築や医学部入学定員における地域枠の設定・拡大、一定期間の地域医療従事の義務化など、新たなシステムを構築すること。


 2.深刻化している小児科、産婦人科等の医師不足を解消するため、診療報酬等の更なる充実を図るとともに、行政・大学・医療機関等の連携により抜本的な対策を講ずること。


 3.地域間医療格差を解消するため、中核病院を主軸とした医療ネットワークの構築と連携の強化、医師をはじめ看護師、助産師等の医療従事者の必要人員の確保と養成など、地域医療の充実に向けた諸施策を確立すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。


 平成17年(2005)9月26日


                          出 雲 市 議 会


 全員の皆様方のご賛同をよろしくお願いします。


○議 長(寺田昌弘君) これより、質疑を行います。


 ご質疑はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 質疑なしと認めます。


 これをもって質疑を終了いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております意見書第5号につきましては、会議規則第37条の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) ご異議なしと認めます。よって、意見書第5号は委員会付託を省略することに決定いたしました。


 これより、討論を行います。


 討論はありませんか。


              (「なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 討論なしと認めます。


 これをもって討論を終了いたします。


 これより採決を行います。


 お諮りいたします。


 本案は可決することに賛成の方は起立願います。


                (起 立 全 員)


○議 長(寺田昌弘君) 起立全員であります。よって、意見書第5号は可決されました。


 なお、可決されました意見書は関係機関等へ提出することにいたします。


 日程第5、議員の派遣についてを議題といたします。


 会期中に斐伊川・神戸川治水対策特別委員長をはじめ各特別委員長から議長に対し、特定事項等についての所管事務の調査のため、閉会中の議員派遣の申し出がありました。


 お諮りいたします。


 ただいま各特別委員長から申し出がありました閉会中の議員派遣の件につきましては、各委員長の申し出のとおり決定することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と言う者あり)


○議 長(寺田昌弘君) 異議なしと認めます。よって、各特別委員長から申し出のあった閉会中の議員派遣の件は申し出のとおり決定いたしました。


 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。


 西尾市長。


○市 長(西尾理弘君) 登壇 ここに平成17年度(2005)の第4回出雲市議会定例会の閉会に当たりましてごあいさつを申し上げます。


 今議会において提出いたしました案件は、平成17年度(2005)出雲市一般会計第3回補正予算案件及び介護保険事業特別会計予算ほか2件の特別会計の補正予算案件、そして条例案件、そして単行議決案件、水道事業会計の決算認定等でありましたが、議員の皆様方におかれましては、本当に一生懸命慎重にご審議いただき、それぞれにご判断、ご決断いただきまして、まことにありがとうございました。


 その中で、先ほどごあいさつでも申し上げましたイズミの出店計画の問題、この問題についての関係者の皆様方の憂慮する声、ご心配の声を十分念頭に置くことは当たり前のことでございまして、その中でやはり我々は本当の意味での合併が本当に日本の発展につながると、そのための次の段階を先見性をもって展望するということ、そしてどんなにきつくても必ず前進の気概で、英知を持って前進すれば道が開かれるというような思いでともどもに頑張ってまいりたいと、こういう決意でございます。これ以上はるると申し上げませんけど、論より証拠、実践をもってそれをやっていかなきゃならないということではなかろうかと思うわけでございます。


 また、タラソテラピーの問題、これについてもご議論いただきましたし、瀧川産業の問題についてもご議論がございました。いずれにいたしましても、共通の問題があるわけでございまして、それは市民の福祉、市民の生活の充実、生きがい感の創出、そして産業の発展、要するに市の発展を願う立場からの憂えの声、心配の声であろうかと思います。それぞれの声に耳を傾け、私自身今日までいただきました議会の皆様方のこのご議論、このご判断を受けて今後とも頑張ってまいりたいと思っているところでございます。


 なお、この議会では21世紀に向かっての出雲の活力の源泉たる観光振興条例についても全会一致でご承認いただいたわけでございます。新市における最大のテーマは産業政策ということで発足させていただいておりますが、このことについては既にもう予算も認めていただいておりまして、まさにいろんな事業を立ち上げているさなかでございます。産業も商工業はもとより、農業から林業、最近では漁業の問題、これに力を入れて新たな仕組みを検討しつつございます。そういう中で、また出雲市ならではの共通の大きなテーマとしての観光政策、これを文化と見るか、産業と見るか、両方にまたがる大きな活動ではなかろうかと思いますが、この観光政策の発展こそやはり日本の立場でもそう言われておりますけれど、出雲新市においては、まさしくそれが極めて重要なテーマとなっているという認識のもとに、決意を改めていろんな仕掛けを今立ち上げんとしているところでございます。どうか議員の皆様方、市民の皆様方におかれましても、この新条例のもとで一致団結、それぞれの役割分担の中で力強く前進していきたく存ずる次第でございます。


 市町村合併が進みまして、10月1日の新浜田市、新大田市などの誕生により、県内の市町村も21市町村、8つの市と13の町村でございますが、こういう構成になるわけでございます。このような分権の進展と合併の促進の中で、どうしても新出雲市の宿命的な役割として県央のまち、大田圏も県央でございますけど、出雲圏が経済的に見て、人口のウェートから見て、まさしく県央のまちでございます。これが島根のエンジンとして、来るべき21世紀における中国5県一体の新たな大きな広域行政、広域経済圏の中で光輝く西日本海の雄として、場合によっては松江圏も引っ張るぐらいな勢いで頑張らなきゃならないというような宿命観に身も心も燃えたぎらんとしているところでございます。


 そういう中で、この秋には、間もなく21世紀の産業見本市2005年を開催いたしますし、大学駅伝、夢フェスタ等々これまでの事業をさらに拡大しながら頑張りますし、また、若者向けの、ヤング向けのポップスコンサート、大相撲出雲場所など活気を呈する催しが目白押しでございます。1つ1つが新市発展に向かっての活動でございます。この我々の努力が島根の発展につながり、ひいては日本の発展へつながるとの思いでそれぞれの事業を最大限に盛り上げながら、科学技術と芸術文化、これが我が日本国の生命線、出雲市民の大きな躍動のかぎを握るものということで、これを絶えず念頭に置きながら基盤整備から産業・文化・福祉・教育発展のために頑張ってまいりたいと、こういうことでございます。


 これからいよいよ本番の出雲市政が展開するわけでございます。議員の皆様方におかれましては、引き続きのご指導、ご助言、よろしくお願い申し上げまして、私の本議会での閉会のあいさつとさせていただきます。


○議 長(寺田昌弘君) これをもって、平成17年度(2005)第4回出雲市議会定例会を閉会いたします。


 ありがとうございました。


 なお、この後1時30分から全員協議会を開会いたしますので、委員会室にお集まりください。


               午後12時35分 閉会








 地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








          出雲市議会議長    寺 田 昌 弘





          出雲市議会議員    板 倉 一 郎





          出雲市議会議員    荒 木   孝