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島根県 浜田市

旧浜田市議会 平成 8年第362回(12月)定例会 12月10日−03号




旧浜田市議会 平成 8年第362回(12月)定例会 − 12月10日−03号







旧浜田市議会 平成 8年第362回(12月)定例会



     第362回(平成8年12月)浜田市議会定例会会議録(第3号)





1. 日  時  平成8年12月10日(火)午前10時開議

2. 場  所  浜田市役所議場

        ──────────────────────────

 議事日程(第3号)

第1 一般質問

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 本日の会議に付した事件

第1 一般質問

        ──────────────────────────

            会       議

            午前10時0分 開議



○議長(三明忠君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 ただいま出席議員は25名で議会は成立しております。

 本日の議事日程は、一般質問であります。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(三明忠君) これより昨日に引き続き一般質問を行います。

 順次発言を許可をいたします。4番横田善雄君。

            〔4番 横田善雄君 登壇〕



◆4番(横田善雄君) おはようございます。

 私は、議席を得まして壇上からの質問は初めてでございます。そういう意味で先ほど同僚議員から励ましの声援をいただきました。よろしくお願いいたします。

 それでは、既に通告いたしております3点について簡潔に質問いたします。

 まず、1点目の仮称西公園建設計画についてお伺いいたします。この件については第357回議会、第359回臨時議会において21番坂田議員が質問されております。大谷前市長の答弁は仮称西公園の問題については、梨田元市長より二十数項目にわたる引き継ぎをいただいたが、この問題以外全部完了あるいは進んでいるが、西公園のみ残っている。現在進入道路のルートもほぼ固まったので関係機関と協議中であり、公園は広く市民の方々に利用していただくためにも、何としてでも建設したい決意でありました。大谷前市長は、この春退任されましたが心残りであったことと思います。当然、宇津市長へ引き継ぎされたことと思います。宇津市長は市政方針で大谷市政を継承すると表明され、この問題についても早期実現に向けて努力するとの答弁でありました。

 そこで質問いたします。5月臨時議会からでも半年経過しています現在、関係機関との協議はどことどこまで進んでいるかという点であります。この西公園の施設の構想、規模は、どのようなお考えなのか、この2つについてお伺いいたします。

 次に、2点目の長浜町に流れる江川川の改修整備についてでございます。

 この江川川の流域である長浜地区は、近年民間開発が進み宅地化され家屋が随分増えております。その影響を受け、ちょっとした雨が降れば鉄砲水のごとく流れ出し、下流がはんらんするようになっております。昨年の8月末の台風時期に大雨が降ったとき、江川川は満水状態で支線から流れ込む余裕がないため付近の休耕田は満水、その上付近の民家の庭先を流れ市道へ、市道は冠水し、人はおろか車も通行できない状態でありました。ちょうどそこへ私が直面したのであります。付近の住民の方々が何人か外へ出て心配そうに見守っており、ちょっと大雨が降るとこのありさまだから何とかならないものだろうかと私は相談を受けました。後日付近の状況を見に行きましたが、河口からJR山陰本線までは改修されており、山陰線の横断暗渠、その上流の断面不足だと私は思います。何年か前まではそれほど開発が進んでなかったので、市道が冠水するようなことはなかったと聞いております。江川川の拡張とあわせて支線の改修を住民は願っております。そこで、この河川改修計画があるかどうか、まずお伺いいたします。

 3点目の公共下水道の整備についてお尋ねいたします。

 このことについては第359回5月臨時議会で10番議員の質問に対し、市長は島根県下の公共下水道の普及率は14.5%と石見部では3つの町が事業着手したにすぎず低い状況で随分遅れており、下水道の必要性には十分認識し、市民生活環境の向上、浜田市の環境資源でもあるきれいな海と、海浜を守るためにも下水道事業を進めたいと答弁されております。私も下水道事業を進めることには全く同感であります。住みよい浜田、住みたい浜田にするためには日常生活の上で上水道はもちろん下水道なくて快適な生活環境とは言えません。自然環境を守るためにもぜひとも必要であります。

 そこで市長にお尋ねいたします。5月の臨時会で早急に基本計画をまとめると答弁がありましたが、あれから半年も過ぎているので当然計画がなされたと思います。どうでしょうか。お尋ねいたします。基本計画ができたなら今後事業計画になるのですが、この事業計画の決定は宇津市長の決断にかかっております。この事業計画決定は、いつごろになるのかあわせてどのようにお考えでおられるのかお伺いいたします。以上で壇上からの質問を終わらしていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(三明忠君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 4番横田議員のご質問にお答えいたします。

 1点目の仮称西公園建設についてでございます。この公園整備につきましては、5月の臨時市議会で21番坂田議員さんのご質問にお答えいたしております。仮称西公園の建設については梨田元市長からの懸案事項であり、また大谷前市長からも伺っております。西部地域に公園が少なく、その必要性を感じております。できるだけ早く建設を考えたいと思っております。この公園建設に当たっての経緯もいろいろ聞いておりますが、国道9号から公園を結ぶ進入道路の整備手法が一番の問題であるとされております。

 西公園の施設の構想、規模はどのように考えているかの質問でございますが、平成2年に仮称西公園基本計画を策定しておりますのでこれを基本として考えております。しかし、策定から7年経過しておりますので状況も変化しております。施設内容については地元の要望も聞きながら地域の方々が気軽に利用いただける公園にしたいと考えております。この進入道路計画の詳細、その後の経緯、2番目の江川川の改修整備につきましては担当部長から答弁をいたします。

 3番目の公共下水道整備計画についてでございます。大学のあるまちづくりを進め住環境の整備を図り人口定住化を促進する上で下水道の整備は欠くことのできない重要課題であると認識しております。公共下水道基本計画については現在計画策定中でありますが、今年度末にはまとめることといたしております。引き続き必要な資料の作成を行うとともに基本計画の資料をもとに財政負担や住民負担などの重要課題について検討を重ねてまいりたいと思います。下水道事業は極めて大規模なプロジェクトであり市民とのコンセンサスを図ることが大変肝要であります。下水道事業の意識啓発を図りながら議会と市民の皆さんにご理解とご協力をいただき事業計画の決定に向け進んでいきたいと考えております。以上でございます。



○議長(三明忠君) 建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 仮称西公園の進入道路の整備方法で何で行うかということが一番の問題であります。この進入道路にかかる建設費が約6億円くらいかかるため、どうしても補助事業に頼らざるを得ないという状況にあります。これらの補助事業採択を得るためには住宅宅地関連事業等そういう整備事業と一体的に取り組んだ事業構築を図らなければならない状況になっております。また、国の採択基準も面積的要件もありまして、まちづくりの取り組みの中で現実に事業が進められている。そういうものが確認できるものしか補助採択にならないという条件が非常に厳しくなってきております。したがいまして、1点目の関係機関との協議はどこまで進んでいるかのご質問でございますが、西公園とその周辺区域一帯を含めた開発事業計画の再検討を行っておりまして具体的には県と協議に至っておりません。できるだけ早く有利な補助構築を図りながら事業を進めるように考えております。施設とか規模でございますけれども、これは平成2年度に事業基本計画をつくっておりますが、規模につきましては約8ヘクタール、それから施設としましては多目的広場、野球場でありますとかテニスコート、ゲートボールそういうもので計画しております。以上でございます。

 それから、2点目の江川川の拡張及び支線の改修計画はあるかというお尋ねでございますが、これにお答えいたします。

 江川川はご指摘のように流域の宅地化が進んでおりまして、休耕地や農地についても今後十分宅地開発が予想されるところであります。現在この川につきましては具体的な実施計画はございませんが、将来の改修に備えて準用河川の指定の準備を進めている段階でございます。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。



○議長(三明忠君) 4番。



◆4番(横田善雄君) ただいま市長、部長の答弁をいただきました。何項目か再質問させていただきます。市長答弁で公園施設の構想、規模については地元の要望を取り入れて考えるとのことでありました。現在できている計画は、計画する前にどんな施設を希望するか地元市民の要望を取り入れて計画されたのではないかと思いますが、その点お尋ねいたします。

 それと関係機関との協議については他事業で住宅宅地関連の整備と一体的に取り組む状況であり国の補助、補助採択基準の面積的要件もあり厳しくなっておる答弁が部長からありました。その国の補助採択基準、面積的要件は最初から知っていなければならない要件だと思います。どう見ても真剣に取り組んでいるようには思えません。その上具体的な県との協議に至ってないとの答弁であり、昨年12月議会において大谷前市長は協議中であるよう答弁されております。昨年の答弁と今回の答弁が180度食い違っております。このことについて説明をお願いします。何事も目標なくては目的を達成することはできません。そこで市長にお尋ねいたします。この西公園事業はいつごろ、何年度を目標に事業開始する考えかお聞かせ願います。

 2点目の江川川の拡張と支線改修計画については、計画はないが将来必要だから準用河川の指定を受ける準備の段階であるとの答弁がありました。1点目の西公園と関連する流域でもあります。今後西公園と関連事業を含め民間宅地開発が予想されます。災害予防のためにも、ぜひとも早急に整備を行うべきことだと思います。それでは質問いたします。この申請はいつごろまでになされるのか、申請後何か月ぐらいで指定認可がおりるのかあわせてお尋ねいたします。

 3点目の公共下水道については、大学のあるまちづくり、住環境の整備、人口定住化を促進する上で下水道は欠くことはできない、平成8年度中に基本計画をまとめ次の計画検討すると答弁がありました。5月の臨時議会では本年度の基本計画策定後に具体的方針を出したいとも答えておられます。そこで私はもう一度お尋ねします。資金計画、事業着手年度、完成年度、供用開始年度、終末処理場の決定については5月の臨時会での答弁のごとく明快な答弁は現在求められませんので、体制づくり、つまり下水道を推進するためには担当課、係なくして計画推進することはできません。またしても計画倒れになるのではないかと心配しております。体制づくりのために新年度から担当課、係を設ける考えがありますかどうかお尋ねいたします。



○議長(三明忠君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 横田議員さんの再質問にお答えいたします。

 西公園のことにつきましては先ほど基本的な考えを申し述べたわけであります。いろいろ私自身も県会議員として十数年前からこの西公園の必要性を感じ、また助力をしてきたところであります。そういう中で梨田元市長、大谷前市長、一生懸命この問題については取り組んでおられた。これについてはよく承知をいたしております。そしてまた浜田商港の埋め立ての問題等もからんで効率的にタイアップしてやれるというメリットも当時はあったわけであります。そういう中でいろいろ大谷前市長取り組まれましたがご承知のような採土地の岩が出てきたと、非常にコストが高くかかると港湾との埋め立てに見合わないというようないろいろな問題が出てまいりまして結局西公園からの採土を取りやめたと、そういう残念な経過も承知をいたしております。そういう中でたまたま平成3年度から県立国際短大の新しいプロジェクトの問題が起こってまいりました、そういう中で浜田市もご承知のように野原、原井町周辺の受け皿づくりを展開をしてこられたと、そういうもろもろの問題がありまして、たまたまこの春私が市長になったということであります。そういう中で何としても西公園、あの地域に長浜と日脚あの一帯のあたりの現在ご承知のような山の状況、これは何とかしなければならない。そういうことは、地元の皆さん方の声を十分私自身も承知をいたしておりますし、私もその必要性というものは非常に痛感をいたしておるところであります。

 そういう経過がありまして若干横田議員さんのご指摘の点、非常に執行部の立場といたしましては難しい立場でもありまして、何とかこの打開をしなければならないと思っております。そういう中で現在浜田市も財政計画等の取り組みを、またいろんな面での、これから短期中期にわたってその見直しを現在進めておる。そういう中でこの事業も並行して何とか立ち上がらさなければならない。そういう難儀な作業がございます。そういう意味合いにおきまして私自身の考えでは、あの進入道路の問題が何らかの突破口が開けないものかとそういう点がございます。先ほど建設部長が申しましたようなこの道路事業への国、県の補助というものの道がさらにないか、この検討は早急にしなければならない。そのようにも思っております。そういう中でこの道路の問題が一つのめどがつきますと私はあの一帯の公園化というものはかなり進んでくる可能性がありはしないかと、そのようにも思っておりまして今後いろいろ議会とも、非常に難しい経過、そして現状そういうものを胸襟を開いて、提携しながら皆さん方と一緒になって地元の方々も巻き込んで何とか期待にこたえられる形にいたしたいと、そのように思っております。そういう意味におきましても、この財政計画の整合性を見きわめながら実施の目標を立ってまいりたいと思っておりますので、ご承知おきをいただきたいと思います。

 非常に苦しい答弁でございますが、ご了承いただきたいと思います。



○議長(三明忠君) 建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) この西公園の建設に当たっては基本計画をつくるときに地元の要望を聞いたのではないかということでございますけれども、基本計画をつくるときにはそういう要望を地元から聞いておりません。これから実施に当たりまして、どういう施設が欲しいかということは今から住民との話ができると思いますけれども基本計画の時点では一般的な運動場として取り扱っております。以上でございます。

 江川川の準用河川の指定を進めているかということでございますけれども、これは県との事前協議の段階で添付図面を今作成しております。それが整えば申請していきたいというように考えております。

 大体の認可の時期と申しますのはこの申請を行いまして、今まで杉戸川をやっておりますけれども一年ぐらいかかっております。

 下水道の関係でございますが、今の基本計画を策定中でございます。これにつきましては、基本計画と申しますのは浄化槽の位置でありますとか、管路の流れの経緯、そういうものを今やっておるわけでございますが、9年度につきましては、どこの処理を認可するのかというような都市計画決定の図書をつくるわけでございます。それを来年度も補助事業をいただいてやっていくということでございますので、そういう事業化の体制が整いましたら、そういう係等を推進して設けていきたいと建設では考えております。以上でございます。



○議長(三明忠君) 4番。



◆4番(横田善雄君) 西公園の問題につきましては、なかなか難しい質問かもしれません。答弁も明らかにできない状況かもしれません。そこで私なりに答弁をまとめますと、事業開始時期は約束することは難しいが、しかし間違いなくできるだけ早く進めると約束すると受けとめました。それでよろしいでしょうか。

 それと江川川の整備については、図面作成中でありますので早急に申請するということでありましたのでわかりました。認可されましたら西公園との関連もありますので早急に一定の方向を示していただきますようお願いしておきます。

 3点目の下水道の問題については、この問題はいつまでも課題として残ります。今後、市長の決断にかかっておりますので、早い時期に事業開始するようお願いしておきまして終わります。



○議長(三明忠君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 再々質問にお答えいたします。

 西公園、非常に難しい問題ははらんでおります。しかし大変地元の期待も高い。これをいかに地元の皆さん方に納得していただくか、このことではないかと、そういう意味におきましても先ほど言いましたように、何かの突破口が開けますと何とかなるんではないかと、そういう感じがいたしておりまして、何とか突破口を見つけること、これに最大限集中いたしまして将来公園化に向けて尽力したい、地元の皆さん方のご期待にこたえるように頑張ってみたい。そのように思っております。そういう意味におきましても地元の議会の方々、地域の住民の皆さん方のいろんな面でのご協力、また知恵を出していただければと、そのように一緒になってやってまいりたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。



○議長(三明忠君) 21番坂田幸男君。

            〔21番 坂田幸男君 登壇〕



◆21番(坂田幸男君) 既に通告をいたしております。大きく4つの問題について逐次質問をいたします。

 まず最初に、地方拠点都市地域基本計画の知事承認後の取り組みについてでございます。平成4年5月国土、農水、通産、郵政、建設、自治の6省庁を諮問官庁とする地方拠点都市法が成立、同年8月1日から施行されました。私は島根県の均衡ある真の発展は県西部の発展にあると確信いたしておりますだけに、これの実現に向けて厳しく議会での質問を行ってまいりました。この地方拠点法は、石見地域を生活基盤としている我々圏域住民にとって今世紀最後の地方の生き残り策であると位置づけているからでございます。地域指定に至るまでには極めて厳しい質問意見を述べさせていただきましたが、ようやく昨年3月指定が認められ基本計画も去る9月9日知事の承認が得られたと伺っております。島根県西部振興計画が今後の基本になるものと思われますが、これによりますと一つには浜田駅周辺拠点地区、2つには国際文化交流拠点地区、3つには浜田港臨海拠点地区の3つの拠点を中心に事業が進められようとしております。事業内容も浜田市の未来を切り開くすばらしい夢のあるものとなっております。がしかし、気になるのはこれらを結ぶ系統的な道路が明確になっていないということです。つまり、浜田駅、大学、浜田港そして駅、この3極を結ぶ道路はこれからの浜田市にとって極めて重要な役割を担うものであると考えられます。特に国際文化交流拠点地区の整備方針を見ますと島根県立国際短期大学を4年制に移行し、東北アジア地域研究センターを附属機関として整備し、島根国際センター西部支所との連携を図り有機的な文化コンベンション機能の位置づけを行うとともに、世界こども美術館創作活動館、海の見える文化公園を含めた国際文化交流ゾーンを形成するとあります。また、浜田市総合福祉センターの設置、島根県西部運転免許センターの建設、さらにはその他公共施設の建設も付近に予定されていると伺っております。いずれにいたしましても教育・文化・福祉施設の建物が集中しており、まさに教育・文化・福祉の拠点となっております。4年制大学への移行も目前に迫っているだけに、急を要する問題だと思います。

 そこでまず最初の質問に入りますが、?新しいまちづくりのためにだれもが利用しやすい交通体系の確立こそ極めて重要であると同時に急を要する問題であると考えますが、市長のご見解をお尋ねいたします。

 ?浜田港臨海拠点地区の整備についてお尋ねいたします。これらの事業は具体的には既存の事業を地方拠点都市法の地域指定に合わせ有機的に結合させて事業を推進させようとしているものと考えられます。したがって、これの整備方針を見ますと浜田港を環日本海交流の一翼を担い、21世紀の地域発展を先導する中核港湾、国際経済交流拠点として位置づけ、地場産業の振興や新規産業の導入などを図り圏域の産業経済の発展を支える基盤として整備する。さらに海洋性レクリェーション活動のためのウオーターフロントを形成し人々に親しまれる港づくりを推進するとあります。そこで、重点的に実施すべき事業の一覧の中に大きく8つの種別に分けて記載されている内容については計画どおり進めていかれるのかどうかお尋ねいたします。

 ?周布川河口の整備と日脚海岸の保全及び鈴井川河口の整備についてでございますが、この問題は港湾整備と大きくかかわりがございますので関連して質問いたします。浜田市立第三中学校の改築計画が学校統合計画審議会において決定する会議の中で、山を切って広大な敷地が造成されると当然のことではありますが保水力がなくなり、豪雨のときにはそのまま鈴井川に流出するので鈴井川の拡幅と河口の整備が必要であることを私は強く訴えました。その後、用地造成に合わせ川の拡幅は完了しておりますが、残念ながら河口の改修はなされておりません。そこでこれまで何回か同じ質問をいたしておりますので、まとめてお尋ねいたしますが周布川河口の整備と日脚海岸の保全及び鈴井川の河口の整備についての対策がどこまで進んでいるのか、お伺いをいたします。

 大きな2番目でございますが、高齢者在宅福祉サービスについてお尋ねいたします。

 今、毎日のように新聞、テレビをにぎわしているのが福祉を食い物にしている悪徳業者と高級官僚の問題であります。この事件は高齢社会を迎え家族介護の問題、福祉のあり方が政治に問われている真っただ中に起きた異常な官業癒着の汚職事件と言えるのではないでしょうか。厚生省というところは本来、国民の健康や医療、福祉など社会保障に責任を持つ官庁だと思い込んでおりましたが、大きな間違いでございました。エイズ薬害事件などに見られるように国民や患者よりも特定業者や権力者の利益を優先した結果が、善良な罪のない多くの人たちの尊い命を奪う結果となったのであります。当時の教訓が生かされるどころか、今また業者と癒着して国民の税金をばらまき、その一部を自分の懐に入れ高級マンションの購入、さらには高級車の贈与を受けるなどの疑惑が次々に明るみに出ております。しかも、この官僚は薬害エイズ問題で多くの国民から喝采を受けた前厚生大臣の推薦だというからますますもって国民にはわかりにくい。特別養護老人ホームの増設はこの浜田圏域にとって待望久しいものがあり、現行の330床で限度だと言われておりますが、待機者は入所まで2年も3年も待たなければならないというのが実態であります。以上のことを踏まえ質問に入ります。

 先日、社団法人ぼけ老人を抱える家族の会並びに老いを考える会のそれぞれの代表の方が市長に陳情されておりますが、陳情に対する結果の報告は既になされているのでしょうか。なされているとすれば内容等についてお聞かせ願います。

 大きな3です。JR120系列車の対策についてであります。

 既にご承知のとおりJR西日本鉄道株式会社本社大阪はトイレのないワンマン列車の運行を平成4年から京都、福井、広島、島根などのローカル路線に配備をいたしました。島根県内では木次線は平成4年8月、三江線には平成6年6月、そして山陰本線出雲─益田間には平成6年12月3日のダイヤ改正に伴い導入されました。なお、このダイヤ改正に伴う新型車両の導入について浜田、益田、三隅などの関係沿線自治体としてJR米子支社に対しトイレ設置の要望書を提出いたしております。また、関係自治体の議会も当時トイレ設置の要請などについて議会決議等を行っていただきました。さらに利用者の会としても島根県議会に対して請願等を行ってきたところでございます。特に昨年3月1日には島根県知事、JR米子支社に対しそれぞれ1万2,000人の署名を添えて利用者の会、社会党島根県本部、国鉄闘争支援島根県共闘会議、国労米子地本の4団体で陳情及び要請を行ったところでございます。

 この陳情に対し澄田県知事は地域鉄道として住民サービスの向上を図ることこそ国鉄民営化の主眼だったことを考えれば、要望事項にはすべて同感である。場合によっては、沿線自治体とも連携し、県が財政負担をする形で要望を実現したいと非常に力強く前向きな姿勢を示され私たちに勇気と希望を与えて下さいました。また、JR米子支社では当時の運輸課長が対応され現状では車両内にトイレ設置のスペースを確保することが困難であるが、今後検討したいということでございました。したがいまして、十分検討していただき結果は私ども利用者の会の方へ回答していただくようにお願いをしたところでございます。その後平成6年の6月島根県議会の総務委員会でトイレの問題が取り上げられておりますが、県交通対策課の答弁ではJRに対してトイレ設置を要望したがJRは新型車両は近距離輸送のワンマン運転用で車両の全長が短く冷房を備えたためトイレの設置ができないと回答があり、したがって、今後JRに対してトイレつき新型車両の開発も含めて要望していくことと同時に沿線自治体の意向を踏まえ、駅施設の改善も検討課題に挙げていることなどが当時新聞報道されておりました。市長は当時県議会議員でありましたのでよくご存じのことと思います。

 このようにJRは一貫して車両の構造改善は困難だと言っておりましたが、実は車両の改造は技術的に可能であるということが明らかになったのであります。それは、昨年の8月2日JR米子支社に要望書を提出して実に5か月目にしてようやく私のところへ回答がありました。なお回答は文書ではなく口頭による回答でございました。口頭での回答のために私の自宅に来られたのはJR米子支社の運輸課長と浜田鉄道部の部長、同じく次長の3名でしたが次長は車で待っておられました。時間は午後7時ごろだったと思います。内容については、これまで新型車両にはトイレは取りつけられないと考えていたが研究検討の結果、改造は技術的に可能であると図面を示しながら説明をされました。しかし、トイレユニットの設置の経費見込みとして一つには取りつけ費用の問題、1車両当たり約700万円、取りつけ車両数浜田鉄道部15両、木次鉄道部8両計23両、合計すると約1億6,100万円となる。

 2つには、汚物処理装置の設置が必要であり、これの工事費が約1億5,000万、設置箇所は浜田と木次の2か所必要だと。したがいまして、これで3億円総合計4億6,100万円となる。したがって、改造は可能ということは判明したが莫大な資金が必要であり、今後さらに資金面のこともあるので実施時期は明確にはできない。

 3つには当時宍道駅及び江津駅のホームにトイレを設置するため県と協議する計画でいる。経費については島根県のご協力をいただくように努力中である。

 以上のように改造は可能だということは明確になっております。したがいまして、あとは地方自治体としてどこまでトイレ設置への支援がいただけるのかということも含めて当時の大谷市長に対し口頭ではありますが県内8市市長会によるJR西日本大阪本社への要望陳情などのお願いもいたしました。さらに利用者の会として昨年11月29日、島根県交通対策課へ直接交渉にも行きました。県の認識としては、導入当初は冷暖房つきでスピードアップが期待されていたがトイレ問題は予想外であった。2つ目にはトイレ設置に対する財政支援については民間には財政支援ができるが、JRは特別公共団体であり完全な民間企業ではない。ということで車両改造などの直接的な財政支援は法的にはできない。宮崎県の例は利便性で基盤整備を行っているんだと。3つ目にはホームへのトイレ設置については県としては住民に広く利用できるのが前提であり、ホームへの設置は一部の人に限られるが、しかし管理責任をすべてJRが持てば支援できるという回答でございました。

 そこで利用者の会としては早速JR西日本大阪本社へ要請に行くための、署名活動に取り組んだのであります。そして今年2月7日澄田知事へJR大阪本社へ要請に行く前段として再陳情を行い2月26日大阪本社、翌27日運輸省への陳情をしたところでございます。その後窓口になっていただいた国会議員の方から利用者の会を中心とした団体からの運輸大臣への陳情をより確かなものにするためには島根県民を代表する知事が直接、運輸省、自治省へ要請することが重要だということでしたので、私ども社会クラブの議員団として宇津市長さんにこのことを澄田知事に伝えていただくようにお願いした経過もございます。ところがことし9月島根県の企画振興部の方から利用者の会を中心とする4団体の代表に会いたいという連絡が市の観光課を通してありました。去る9月27日市の庁舎内において島根県企画振興部次長と交通対策課の課長補佐のお二人にお会いいたしました。内容は一口に言って県としては、トイレ問題についてJRと折衝してきたがJR側から新型車両の改造は不可能であるということなので報告に来たというものでございました。

 これに対して我々としては、JRの技術陣が検討の上で改造図面を作成しておきながら今になって不可能だということは納得できない。また我々はただ単にトイレのことだけを問題にしているのではない。出雲市以西益田間にトイレのない列車が走るということは乗客の減少は深刻なものになり、ひいては県西部の経済発展を大きく阻害することになるということを県行政に携わる役人としてきちっと肝に銘じてほしい。したがって、今さら車両改造が不可能というJRの言い分を認めるわけにはいかない。さらに県西部の経済発展のためにも行政として真剣に対応していただくように宿題を与えて別れたところでございます。

 経過が非常に長くなりましたが、執行部はもちろん議員各位にも十分認識していただくという意味も含めあえてこれまでの経過の概要を述べさせていただきました。ご理解を賜りたいと思います。

 さて、ご承知のとおり去る7日JR米子支社が来年3月22日ダイヤ改正を実施するということが新聞報道されております。内容的には詳しいことはわかりませんが、新聞報道によると3月22日の改正は山陰線の西部地区米子、松江、浜田、益田間の活性化を重視し、米子─益田間を縦断する快速石見ライナーを上下合わせて9本新設し、最短3時間32分で結ぶとなっております。したがいまして、これが事実であるとするなら今年の3月のダイヤ改正で快速列車はすべてにトイレがつき、さらに来年3月のダイヤ改正において4.5往復の快速列車が運行されるとなれば、これまでの運動の一歩からさらに二歩前進であると評価できるのではないでしょうか。したがいまして、今日まで私たちの運動に理解を示して下さいました島根県知事並びに関係自治体の首長さん、さらには議会決議をしていただきました県下多くの自治体議会の皆さん、そして多くの県民の皆さんのご支援のたまものと深く感謝いたしております。

 ただ、少し気になるのは急行さんべが1往復廃止されたとはいえ、石見ライナーがなぜ上下9本新設されたのか。またその他の普通列車はどうなるのか。極めて心配でありますので、次の点について質問意見を申し上げてみたいと思います。

 まず、最初に心配の一つでありますが、来年7月から境港市で夢みなと博覧会が開催されます。JR米子支社が本当に島根県西部の活性化を重視した上でのダイヤ改正であれば、何ら心配する必要はありません。心から感謝申し上げたい気持ちでいっぱいでございます。しかし、この夢みなと博覧会終了後は一体どうなるのか、という心配がございます。我々も今後さらに乗車利用密度の向上のために協力いたしますが、関係自治体として一層の努力とJRへの要望を今後とも続けていただきたい。

 次に、未解決になっている残された普通列車の問題でございます。昨年8月に起きた悲惨な事件は今もって忘れることはできません。たとえ、近距離だからといっても安心できないのが現実でございます。特に人権にかかわる問題でありますので、引き続き全車トイレつき車両の要請と積み残し解消策についても行政側として、さらなる運動要請を続けていただきたいと思いますので市長のご見解をお聞かせ願います。

 大きく4つ目でございます。旧周布小学校の跡地利用についてお尋ねいたします。

 このことについては平成6年12月議会での私の質問に対し、企画財政部長さんから現在計画している公的施設は島根県環境保健公社石見支所の用地として2,900平米、周布連絡所及び周布公民館用地として約1,700平米、残る3,400平米についてはプールの関連もあるので今後さらに利用計画を検討することにしていると答弁されております。あれから2年が経過しようとしております。そこでお尋ねいたしますが、?として残る3,400平米についての利用計画はできているのでしょうか、お伺いいたします。?また、島根県環境保健公社の用地として造成されているところは造成から既に2年が経過していますがそれらしいものはありません。今後どうされるのかお尋ねいたします。?周布公民館の建設が平成9年10年で検討されておりますが、現在あるプールはどうされるのか。また、周布小学校のプール用地として取得している土地はいつまで寝かせておくのかお尋ねをいたします。以上で壇上からの質問を終わります。



○議長(三明忠君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 21番坂田議員さんのご質問にお答えいたします。

 1番目の地方拠点都市地域基本計画の知事承認後の取り組みについてであります。既にご承知のように浜田、益田地方拠点都市地域基本計画は去る9月9日に島根県知事の承認を受けました。いよいよこれから4市町が連携してこの事業の具体化に向け取り組まなければならないと考えております。この中で浜田市は3つの拠点地区を設定しております。この地区を重点的に整備し、都市機能の充実を図ることにより県西部の中核都市としての役割を担っていきたいと考えております。

 次に、1点目の交通体系の確立についてであります。浜田市には島根県西部の中核都市としてさまざまな施設が建設されてきており、特に野原町の国際文化交流拠点地区は浜田市民はもとより広域周辺市町村の方々にも利用していただける施設が集積され、さらには4年制大学も決定しております。ますます広域的な位置づけがなされる地区であります。現在の交通体系では当地区への幹線道路によるアクセスは浜田駅から浜田バイパスを経て当地区に至る道路しかないのが現状であります。当地区の将来の発展と利便性の向上を図る上からも浜田港臨海拠点地区へのアクセスは必要であります。したがいまして、浜田駅周辺拠点地区、国際文化交流拠点地区、浜田港臨海拠点地区の3つの拠点を結ぶ交通体系を明らかにして、事業推進を図ることが大変重要でありますので早急に取り組みたいと考えております。

 次に、2点目の浜田港臨海拠点地区の整備についてお答えいたします。ご質問にもありましたようにこの拠点地区は地方拠点都市地域の指定に伴い策定した基本計画の中に位置づけているものでございます。整備方針で述べておりますように、環日本海時代を展望したゲートウエイシティを実現するためには、21世紀の地域発展を先導する中核港湾国際経済交流拠点としての重要な役割を担っております。ご指摘のありました8つの重点事業は、5万トンバース等を中心とする運輸省サイドの事業。道路、公園等の関連事業は建設省サイドの事業に分かれます。このため、この計画の推進に当たっては運輸省サイドの事業は今検討されております浜田港港湾整備計画を基本として進め、建設省サイドの事業は今後県と浜田市の協議によりアクションプログラムを策定し、その整備を具体化することとしております。ご承知のようにこの地方拠点都市基本計画は国の関係6省庁のヒアリングをもとに、この9月に知事承認を受けたものであります。今後10年間の整備方向をより具体的にし国、県の最大の支援を受けて実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。

 3点目の周布川河口の整備と日脚海岸の保全及び鈴井川河口の整備について、及び2番目の高齢者在宅福祉サービスについては担当部長から答弁いたします。

 3番目のご質問にお答えいたします。島根県西部、特に出雲以西におけるJR山陰本線列車の利便性を高め、石見地域の発展を図ることは重要な課題であると考えております。このため先月27日山陰本線出雲市─益田間高速化利用促進協議会をスタートし、関係市町村や団体と連携を取り、地域の住民の方々に利便性のある運行を県と一緒にJRに働きかけ実現したいと考えております。先日発表されました来年3月のダイヤ改正によりまして石見ライナーが運行されることになりました。JRではこの石見ライナーを県西部の利便性の向上を前提として新設し、利用率を高めながら維持運行に努めたいとのことであります。また、石見ライナーはすべてトイレつき列車であります。トイレつき列車の運行や積み残しの解消策などの課題につきましても島根県と連携を図りながら努力してまいりたいと考えております。

 4番目の旧周布小学校の跡地利用については、担当部長から答弁いたします。以上であります。



○議長(三明忠君) 建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 3点目の周布川河口の整備、日脚海岸の保全及び鈴井川河口の整備についてお答えいたします。

 鈴井川の赤潮対策は昨年調査を行い、3案を作成して検討中でございます。また、周布川河口の整備についても毎年島根県に陳情を行っております。しかし、この地域は河川、海岸保全、港湾区域が密接に関連しておりまして、調整が必要であります。また、個々の対策を独自に行えば他への影響が懸念されることからも県を含めて総合的に検討中でありますので、ご理解のほどをよろしくお願いをいたします。



○議長(三明忠君) 福祉部長。



◎福祉部長(佐々木康夫君) 2点目の高齢者在宅福祉サービスについてお答えいたします。

 ご質問の陳情は、社団法人ぼけ老人を考える家族の会及び老いを考える会より11月12日に6項目にわたって受けたものでございます。これにつきましては12月5日に回答をいたしております。

 まず、1番目でございますが、ホームヘルパーの活動の充実及びホームヘルパーの資質の向上に関しましては、今年度給与の改善を実施しマンパワー確保のために努力をしているところですが、高齢者や介護者のさまざまな要望にこたえていけるよう老人福祉計画を基本として増員について検討してまいります。また、ヘルパーは定期的に研修を受け資質の向上に努めているところですが、今後とも引き続き努力してまいります。

 2番目のE型デイサービスの設置及びB型デイサービスの利用回数の増についてでございますが、痴呆性老人の介護は介護者にとって肉体的にも精神的にも大変な負担であろうと認識しておりますし、本市でも高齢者だけの世帯や共働き世帯が増加している現状からE型デイサービスセンターを早期に設置できるよう取り組んでまいります。また、3か所目のB型デイサービスセンターを来春設置することとしておりますが、サービス利用回数についても検討してまいります。

 3番目の在宅介護手当の創設でございますが、要介護高齢者の在宅生活を支援するために在宅介護手当の創設は有意義なことと考えております。したがいまして、市においても検討が必要であろうと思いますが、むしろ国民共通の課題として国が助成制度を創設するよう市長会を通じて積極的に働きかけをしているところでございます。

 4番目の公的訪問看護ステーションの設置及び訪問看護の充実についてでございますが、市はこの4月にいきいき福祉課の看護職を増員して訪問看護指導に力を注いでおります。今後とも高齢者サービス調整チーム等を通じて民間の訪問看護ステーションとも連携を図りながら、在宅介護を支援してまいります。

 5点目の在宅介護支援センターの相談機能の充実及び支援センターの増設についてでございますが、この春浜田市初めての在宅介護支援センターを市の直営で開設し、看護婦と社会福祉主事を配置して業務に当たっております。夜間休日等の対応については特別養護老人ホームの協力を得ているところですが、24時間専門職による対応の実現を目指して今後も検討してまいります。なお、来春には2か所目の在宅介護支援センターを設置し、要援護高齢者及び家族の身近な相談窓口として充実させてまいります。

 最後に在宅福祉サービスの周知徹底でございますが、このことにつきましては、高齢化が進行する中で在宅福祉サービスに対する市民の関心の高まりを強く感じておりますので広報等は高齢者に配慮したわかりやすいものになるよう工夫してまいります。また、民生委員との連携を強化して地域にサービスの情報が浸透していくよう努力してまいります。以上のとおり回答しておりますのでご理解を賜りたいと存じます。



○議長(三明忠君) 企画財政部長。



◎企画財政部長(小谷典弘君) 4番目の旧周布小学校の跡地利用についてお答えをいたします。

 1点目の3,400平米の利用計画についてでございますが、周布小跡地利用につきましては現在周布公民館、島根県環境保健公社の建設が計画をされております。この残りの用地につきましては、非常に厳しい財政事情の中でありますのでプロジェクト事業などに伴います公共事業の代替用地としての活用など処分を含めまして有効な活用計画を検討してまいりたいというふうに考えております。

 2点目の島根県環境保健公社の用地についてでございますが、島根県の医療計画の中で成人病予防センターは国立浜田病院の位置づけを踏まえて成人病予防センターに必要な機能を検討するということになっております。したがいまして、国立浜田病院の整備方針が明らかになって成人病予防センターの整備内容が決定をされるということになっておりまして、環境保健公社の方とされましてもこの成人病予防センターの整備計画に合わせまして移転改築を行いたいという意向でございます。時期は遅れておりますが、予定どおり移転改築の方針と伺っております。

 次に、3点目の周布小プールの建設計画についてでございますが、これまでこの建設につきましては教育委員会との協議を続けているところでございます。プールの取り壊しも含めまして先ほど答弁いたしました跡地利用との関連、また財政計画等あわせまして引き続き検討してまいりたいと考えております。以上でございます。



○議長(三明忠君) この際、暫時休憩いたします。

            午前11時13分 休憩

            午前11時29分 再開



○議長(三明忠君) 会議を再開いたします。

 一般質問を行います。

 21番坂田幸男君。



◆21番(坂田幸男君) 市長並びに各部長から答弁をいただきました。もう少し再質問をしてみたいと思いますが、まず1点目の問題でございますが今も大学周辺に行くのに特にこども美術館なり、あるいは福祉施設、そういうところに行くのに非常に不便だという声が強いのは市長も既にご承知のとおりでございます。問題は市民が利用しやすい方法を考えてやらなければならんと思います。道路が後追いをしておるわけでございますけれども、やはり市民が本当にあの位置にこういう施設があってよかったと利用しやすいと、そういう環境づくりをやるべきじゃないかという意味で私は言っておりますし、市長もその方向で取り組んでいきたいというお気持ちがありますようでございますので、多くは言いませんが、一つの考え方としては、私は道路があの3極を結ぶ道路ができれば市内からどっからでも公共交通が利用でき、バスが利用できる。いわば山の手線のように左回り、右回りで自由にどっちからでも行かれるというような交通体系を考えていただきたいし、そういう道路アクセスを考えるべきだと。そうすればあの大学周辺はさらに私は生きてくるものであり、将来に非常にいい影響を与えていくことになるんじゃないかとこのように考えております。この件についてはこれ以上のことを今ここで言ってもどうにもなりませんが、まずそういう気持ちでこれからもぜひ進めていただきたいということを要望をしておきたいと思います。

 それから、2つ目の臨海拠点地区の整備の関係でございますがアクションプログラムを組んでこれから実施に、実現に向けて取り組んでいくということでございますが、ただ一つ聞いておきたいのは、聞くところによりますと当初あそこに計画されておりました荷揚げ場、バース等がなくなる。島がなくなるという話も聞いております。当時、平成5年の段階で私も浜田港湾対策協議会の中に委員として入っておりましたが、その中での資料を見ますと、これは極めて長期的な計画ではございますがあれに臨港道路をつけて、そして商港の方から西公園そして9号へつなぐ道路が図面の上では線が引いてありました。先ほど4番議員さんが質問されましたが、西公園の関係についてもそういう意味では今の臨港道路をそういう方向に持っていくことによって、一つの突破口が開けるんではなかろうかなというような気がいたしておりますので、そこら辺についてどうなんかということと、もっと具体的にこの港の整備については、こういうふうに進めていくんだということ等々について知らしてほしい。教えていただきたいと、こういうふうに考えております。

 それから河口の整備の問題でございますが、これはもう随分長いんですよ。58年、60年、63年の災害で周布地区民が非常におびえておるのは結局今はもう改修されましたが、一番問題だったのは、あの津摩の入り口の問題でございます。もう手が届くとこまで水が来とったんです。それが、あの河口の導流堤の砂がとれて初めて水位がぐうっと下がってきた。その後あの津摩の入り口は改修工事をやっていただきました。あるいは、そのほか災害によって左右の久光橋の下の方が決壊しかけたところも改修をされております。さらに現在改修工事が進められておりますけれども問題なのは、あの砂をどうするんかということを、何とか早く方向を決めて前回の大谷市長の答弁では、これは4年ぐらい前のことですが、あの浜に来る砂のメカニズムを見きわめるのが非常に難しいと。が、この問題については何とか、当時港湾の8次計画中でございましたが、後半でございましたが、これを9次に載せるように整備計画に載せるようにしてほしいということで、私は一般質問の中でこの問題を取り上げました。その方向で取り組んでいくということであったんですが、検討検討では本当に本気で取り組んだんかどうかということはわからんわけです。具体的に県の土木なりそういうところとも非常にあの問題は土木との関係があり運輸省と建設省の関係が入り混じるところでございますので、難しい面もあろうかとは思いますが、私はあの鰐石から左右にずっと堤防を出して、そして北風なりあるいは西風を防いで砂がもっと、今の状態では砂は導流堤へ向いて行くわけですから、あの導流堤までに堤防をずうっと沖へ出していくことによって砂をそこでくい止めていく。そのことによって日脚海岸がまた取り戻されるんではないかということも考えられます。技術屋ではありませんので確かなことはわかりませんけれどもあの日脚の海岸に行って、この前も風が吹く日に行ってみたんですが、すばらしい波、そしてそれがすべて今の砂が寄っておる導流堤の方向へ向いて吹きつけておる。これをなんとかしないといかに周布川の堤防を強化されようと何をしようと一気に水が出たときには大変なことになる。そして砂浜を取り戻し、海水浴ができるように、あるいはもう一つは鈴井川の河口の問題もそうです。何かをやらないと今のままではどうにもなりません。大しけのときには必ずそれこそ三中の停留所がありますが、あの方までごみがずっと押し上げてきておったわけでございますので、そこら辺は具体的に何か考えがあるんなら3案をどのように考えておられるのかもっと考え方を明らかにしていただきたいと思います。

 それから、高齢者福祉、在宅福祉サービスの問題でございますが、これは先ほどご答弁いただきまして、そして既に5日に回答しておるということを聞きました。ただ、私はここで言いたいのは、E型デイサービスですね、これは入所したくても入れない特老に行くほどのこともないがそういう施設があればいいなと考えておられる方はたくさんいらっしゃると思うんです。現にそういう民間の方でそういうことに取り組んでおられる方が、ぜひそのものは必要であり、今のようなもっともっと公的なそういう施設をもっと設置してもらいたいと言っておられます。これはそういう介護者の人たちの在宅で介護しておられる方たちの気持ちを酌んでおられるわけでございまして、ぜひ実現をしてもらいたいし、当面1施設というようなことを言われましたが、どこを考えておられるのか。加えて部長さんには1回話したことがございますが周布にございますあの堀尾組の事務所の跡、これは極めて階段が危険であるとか何とかいうことを以前聞いたことがありますが、もっと研究をし、2階は使わない方法で下だけでもそういう施設に利用できないか。もっと研究されたらどうなのかなと。2階の関係については、方法によっては外から階段を上っていくということも考えられますし、大きく改造費をかけなくてもできるんじゃないかという気がいたします。したがって、そこら辺のご答弁をお願いしたいと思います。

 介護手当の支給でございますが、これは今までの回答より後退をしておるわけであります。大谷市長がこの市長会の会長で市長会として国へ要望していくんだと、そういうことでその時期は、今いうことはできないけれどもその方向で進んでおるということだったと思うんですが、この件については一体どうなのか。さっきの答弁では、国におんぶにだっこということですが、国は本当にやる気があるんかどうなのか、極めて疑問を持っております。したがって、無理だということになれば、私は無理だと思います。ということになれば早く介護手当については、県内でも多くの市町村が介護手当を出しております。そういう方向で介護者に対しての支援として、ぜひそこら辺は前向きに取り組んでもらいたいと思うんですがどうでしょうか。お伺いをいたします。

 それから、JRの問題でございますが、私もさっき言いましたように、これは、この問題はただ単にトイレがないというだけの問題を私は言っておるわけじゃございません。それはトイレがなかったことによって、たった浜田から益田へ行く間にああいう事故が起きたわけでございます。浜田から益田なら約1時間ぐらいなもんでしょう、普通列車で。それが耐え切れなかったという事故が去年の8月に起きております。それも極めて人権問題でもありますし、そういうことをこのまま放置しておるJRにも大きな問題があると思うんですが、それ以上に私はこの地方拠点法で地域の活性化、県西部の活性化をこれからみんなでやっていこう。そういうときにトイレのない列車が走っておる。乗る乗車率はぐんぐんぐんぐん減っていく。そういうような状態が続いたんでは、いかに地方拠点法に基づいて地域活性化を圏域の自治体が頑張ろうとしてもなかなか難しい問題が出てくるわけなんです。

 したがって、このことは、ただ単に一地域の自治体だけの問題ではない。島根県にとっても大事な問題だと思うんですから、そのことを県にも先日強く言ったわけなんです。ただ、JRで検討したができないと言いました、というようなことを言うてくるようなそういうことでどうなるんだと、私は思うんです。むしろ、県西部の地域経済の発展のためにも、ぜひ列車に乗りやすい、人が利用しやすい、住民が移動しやすい、そういう政治を行うのが県政であろうかと思いますし、地域自治体としてもそういう方向で、ぜひ県に今後取り組んでいくという要請をしていくということが重要だと思うんです。したがって、今までの経過では、さっきも言ったかどうかわかりませんが、地方財政再建促進特別措置法というのがあって、これが壁になって、地方自治体が列車にトイレをつけたりなんかすることができないということがあるんですね。このことについては以前市長にも申し上げましたが、運輸省にしてもそしてあのときには政務次官でしたか、何ていう人だったか名前は忘れましたが、その方が言われるには、運輸省もさることながらこの問題は自治省の問題なんだから、運輸省と自治省は、県知事さんはしょっちゅう出られるだろうから、ちょっと寄ってもらって、このことを島根県民の代表として公式にそういう申し入れをしてもらえば、また変わってくるんじゃないか。見解は少し見方、考え方が変わって緩和されてもらえるんじゃなかろうかと、こういうことも言っておられました。

 したがって、ここら辺も踏まえて、これからまだ普通便が残っております。ダイヤが出てこないとわかりませんけれども、出てきてからじゃもう遅いと思いますので、出るまでに普通列車はどうなんだと。何本かは減ると思うんです。4往復半、4.5往復という、上下9本ということになるわけですから、何ぼか普通列車が減ってくると私は想像できるんです。したがって、減った列車は一体どういうことになるのか。ぜひ、あの小さい列車では積み残しという問題も多く今まで出ております。そういうことも含めて、ぜひ市長さん、これからあれで終わったということではなしに、ようなったことは確かです。9便ほど今のトイレつきのライナーが走れば、便利は、便利にはなります。ただ、その便利性を、利便性を本当の意味で、島根県西部の活性化をJRは考えてやってくれたとすれば、もろ手を挙げて賛成であり、感謝したいという気持ちでございますが、この目的が、ただ単に夢みなと博そこへ一点に絞ってやられておったとするなら、大変なことだと思いますので、そこら辺についても今後の問題として、ぜひ真剣に取り組んでいただきたい。我々としても乗車率を高めるという意味では、今後大いに利用していきたいというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。市長さんのそこら辺の見解ももう一度聞いてみたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、4番目の周布小学校の跡地の問題でございますが、残る3,400平米については、公共事業の代替地と、を一つの考え方として持っておるということでございます。私は、それはやめていただきたいと思います。そうでなくして、今までも何回か言ったことがございますが、周布幼稚園をいつまでもあの位置で、あのままでいいということにはなりません。周布幼稚園に通うのは、長浜から来る人ではないんです。周布地区の人が行っておるわけです。ということは、折居から東の者日脚までの者が、そこへ行っておるわけでございますので、そういうことを考えたときには、やはり幼稚園というものは学校の近く、小学校の近くに設置すべきだと。今の園舎は仮園舎ということで設置されたというふうにも聞いておりますので、今すぐとは言いませんけれども、前回教育長さんには、可能な限り早い時期にと言ったら、非常にいい質問だといって初めてほめていただきましたが、そういう意味では、可能な限り早い時期にそういう周布小学校の近くに持っていくという考え方を、ぜひ持っておいていただきたい。そういう意味で、あそこはぜひ残しておいていただきたいというふうに思います。

 環境保健公社の関係につきましては、いろいろ事情があると思いますので、それは予定どおりだということであれば、やむを得んと思いますが、できるだけ早く国立病院の問題、あるいは成人病センターの県立病院としての移行の問題等々が、早く整備されることを要望しておきたいと思います。

 それからもう一つ、公民館の問題でございます。公民館は、既に9年、10年であそこに計画をされております。そこで、これは教育長さんにお願いなんですが、9年度で恐らく調査費がつき、調査測量が実施されると思うんです。したがって、そうなればもう実施設計を組んだ段階で地元からああでもないこうでもないということを言われるんじゃなしに、その前段で、計画を立てる段階で、地元の声をぜひ聞いていただきたい。これは、地元自治会としても陳情した経緯もありますし、関係者を集めて、意見を聞いた上で、調整をしていただきたいというふうに考えておりますが、教育長さんのお考えをお聞かせ願いたいと思います。以上です。



○議長(三明忠君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 坂田議員の再質問にお答えいたします。

 まず、浜田商港の整備の問題であります。現在、国におきましては、浜田商港の改定計画、第9次に向かっていろいろ検討が進められております。そういう中で、残念ながら人工島の問題が消滅、凍結した状態である。そういうことはご指摘のとおりであります。大変残念なことではあります。現在、国においては特にこの港湾、漁港、これに向かっては、やはり大蔵財政当局が厳しい締めつけをしております。我々港湾、漁港を抱える各県、またそれぞれの市におきましても、これは本当に大変な問題でありますので、そういうことにならないように強力に働きかけを行っておるところであります。そういう中で、現在運輸省におきまして、全国数百とある港湾の中で、現在のいわゆる輸出入の実績、それを基準にせざるを得ないという状況にありまして、その基準をもとに極力整備をしてやっていくという、今後大蔵当局にお願いするという整備計画の方針であります。そういう中で、島根県の唯一の重要港湾であります浜田商港も、非常に全国的な他県の商港と比べますと、いろんな面での数値は非常に低いというのが現状であります。そういう中で、私自身も市長に就任いたしまして、この浜田商港の将来的な展望というもの、また意義というもの、これを生かすために大谷前市長が一生懸命にやってこられましたポートセールスを中心にして、この浜田港を利用していただくことについて、一生懸命取り組んできたところであります。

 そういう中で、今回の改定計画でありますが、現在のところ、残念ながら非常に厳しい状況、またそういう数値、実績、利用状況でありますので、その利用を高めるということがまず第一ではないか。そういう面では、5万トンバースができますのが平成12年度でありますが、それまでのこの8年、9年、10年、これを有効に、とにかく現在のある施設を少しでも利用することによって、この需要を確保することが大事ではないか。昨年の例を見ましても、浜田商港に入れたくても物揚げ場がなくて、やむなく境港に回されたと、そういう実態もあるわけでして、そういうことがないようにということで、今の長浜の商港の跡地について、いろいろ県の方に再三足を運びまして、強力に働きかけをいたしております。

 そういう中で、先般、史上最高の100隻の輸入船を迎えたと。これは、ひとつの将来を展望した場合に、非常に明るいニュースであります。そしてまた、来年の4月からは、鰐石に針葉樹の合板工場もできるという明るいニュースも飛び込んでおりまして、県の港湾課の方にも強力に県でできることについては、とにかく市と連携をしてやっていくように、市も皆さん方市議会の方々とも、地元業界とも十分連携を取ってやっていこうと、市もちゃんとした役割分担は果たすということも明言しておりまして、今密接な連携を取ってやっております。そういう中で、浜田港の将来の整備の問題、これはやはり数値を高めていく。そして、浜田の港もどんどん外国の船が入りやすいような、そういう環境というものをつくっていく。そして、広島の山陽側の企業にも、どんどん対岸諸国への交易に使っていただく。そういうことを取り組んでいかなければならないと思っておりまして、そういう意味におきましても、来年度からこの改定計画に基づきまして、長浜周辺の再開発を含めて、国の金も入ってくる予定になっておりまして、とりあえずこの長浜の港を有効活用し、そして12年度の5万トンバースのオープンにつなげていくということにしなければならない。そういう意味におきましても、次期港湾整備計画には、これ5年後になるわけでありますが、とにかく大手を振って、運輸省の方にこれだけ実績を高めたから、人工島も含め、また先ほどもおっしゃいました西公園から9号線につなぐ道路の問題なんかも堂々と胸を張って出せるような、そういう数値というものをきちっと示さなければならないと、そのように思っておりまして、いずれにいたしましても、重要港湾の管理者であります県の責任は非常に重大であると、私自身は考えております。そういう意味において、地元の業界、団体との連携も深めながら、今後一生懸命取り組んでいく所存であります。

 鈴井川につきましては、建設部長の方から答弁させますが、非常にこの問題も、私自身県会議員時代からこの問題については陳情要請も受けまして、何度か市と県の間を行ったり来たりしたわけであります。非常にこの縦割り行政、港湾と河川、それに水産も絡みますんで、非常に縦割り行政の難しさというものがあります。そういう中で、先ほど坂田議員おっしゃいました、本当に導流堤を伸ばして、きちっとした防波堤をつくれば、もう一気に解決するわけでありまして、何とかそういうことに港湾の改定計画の中でやっていただけないものかと、そのように頭では思っております。しかしながら、これがさっき言いましたように、国の運輸省の港湾、浜田商港の港湾の事業の中でやる。5万トンバースもしなければならない、長浜の開発もしなければならない。そういう中で、この鰐石の導流堤、これは非常に難しいという事情はわかりますが、今後いろいろ方策を考えてまいる必要があるのではないか。そういうことでありまして、現在県の土木部と市といろいろ協議をいたしておりますが、今後いろいろな知恵を出しながらやっていかなければならない、そのように思っております。

 次のJRの問題でありますが、先ほどおっしゃいましたように、人権の問題、これはもう本当に私自身もそういうことに遭遇されたお年寄りの方、本当に惨めな思いをしておられる。本当に慚愧にたえない次第であります。そういう意味におきましても、この6月にも坂田議員さんが会長であります団体の方からも要望を受け、県とも精力的に働きかけをしてまいったわけであります。そういう中で、知事もJRの米子支社の方にも、また関西のJR西の本社にも足を運ばれまして、その趣旨については申し入れをいただいておると。我々の、また皆さん方のそういう意向というものも受けて動いていただいたものと、そのように思っておるわけでありまして、今後この山陰線のいわゆるトイレの問題、これもさることながら、やはり列車をどんどん走らせていただく。そういうことが、非常に、そういう問題が少なくなる一つの方法ではないか。そのためには、やはり総合的な将来のJRの見解はどうかと。そのことともあわせたご答弁になるわけでありますが、今後やはり車ではなくできるだけ列車を利用するという、地域住民の方々のご協力が必要ではないか、そのように思っております。私も県会時代からこの出雲以西の複線電化、そんな夢みたいなことよりは、高速化、利用促進を、そういう戦略でやるのが一番ベターではないかと。

 大谷市長、また県の方にも強く、他の県会議員の方々と要請を重ねてきたところであります。このたび、先ほど申し上げましたように、先月の末、高速化利用促進期成同盟会ということで、新たに旗上げをしたわけでありまして、今後松江─益田間が21世紀初頭には2時間で結べるように、というのは澄田知事の県議会での公約でもありますし、この実現に一年でも早く到達するように、浜田市としても協力をしなければならない、そのように思っております。どちらにいたしましても、都会地へ行きますと、非常にスマートでカラフル、快適、見る目にも快適そうな列車がどんどん行き来をしております。都会地のみならず、都会地周辺のローカルの地域にも、非常にそういう列車がどんどん往来をしておりまして、そういう中で、この特に山陰線の出雲以西、これはですね、本当に残念なことであります。そういう意味におきましても、この山陰線の鉄路、線路ですね。大正10年にこの浜田駅ができ上がったわけでありまして、ちょうど75年になりますか。そういう意味におきましても、その先人がつくっていただいたこの財産をやはり見直す。そういう面では、この山陰線をもう一度みんなで大事にする。そういう意識を高めるということも大事ではないかと、そのように思っておりまして、このたびの石見ライナーの創設というのは、非常にJR米子支社の兵東支社長さんの英断であると、私自身は大変感謝もいたしていることを申し添えたいと思います。以上であります。



○議長(三明忠君) 福祉部長。



◎福祉部長(佐々木康夫君) 福祉関係のご質問でございます。

 まず、1点目のE型のデイサービスの件でございます。ご指摘いただきました周布の建物についてでございますが、これにつきましては、E型デイサービスをここで実施できないかということで、いろいろ検討した経緯もございます。これにつきましては、かなり改造費ですか、これがかかるということで、現在のところ立ち消えになっておりますが、現在計画をいたしておりますのは、熱田町の介護ホームを現在実施しておりますが、そこでできれば来年からでもE型デイサービスを実施したいということで、現在県とこれについては協議を進めておるところでございます。

 それから、2点目の介護手当でございますが、これにつきましては、先ほども申し上げましたように、本年度も市長会を通じまして国へ制度化について要望をいたしております。確かに、ご指摘のように介護手当という痴呆の老人を抱えている方にとりましては、24時間目が離せないということで、非常に大変だろうと思っております。これまでとってきました、考えてきた施策では、この限られたこの財源の中で、より有効なこの支援事業を実施したいということで、ほかの事業への充実に力を注いでまいったわけでございますが、ご指摘のようにこれにつきましても、県下各市大半の市が実施しているという状況でございますので、当市としては今後の検討課題とさせていただきたいと、このように思っております。



○議長(三明忠君) 建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 3点目の周布川河口、日脚海岸の保全及び周布川河口の整備の件についてでございますが、周布川の河口の砂をどうするのかというご質問でございますが、先ほど市長も申されましたように、非常に難しい問題でございます。県といたしまして、導流堤を取り除いた場合、河口を広げればさらに水深が浅くなるという県も懸念をしておりまして、非常に苦慮しております。

 それから、周布川の高潮対策でありますが、浜田市が3案を作成しております。護岸を海まで伸ばす方法、また導流堤をつくって河口をせく方法、3つ目には防波堤をつくって波を止める、これを3点を提案して検討していただくように県にお願いをしておるところでございます。また、砂がなくなった日脚海岸への保全対策も合わせて、河口、海岸、港湾、こういう枠を取り除いて検討していただくように、県に強く要望してまいりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(三明忠君) 教育長。



◎教育長(古原忠雄君) 周布公民館のことにつきまして、ご質問がございましたが、長い間の周布公民館は懸案でございましたので、平成9年度からいろいろ具体的なものに取り組んでまいるように、今努力をいたしておるところでございます。地元の意向につきましては、市の内部的な調整、さらには来年度予算へ向けての市議会の議決を経てから地元の方に入って、ご要望なり、そういうものをお聞きしたいと、このように考えておりますので、来年度の新年度予算の議決を得てから、したがって来年の4月以降になるかと思いますが、そのような方向で努力をしていきたいと、このように思っております。以上です。



○議長(三明忠君) 21番。



◆21番(坂田幸男君) 大変長くなりまして申しわけないと思います。すぐおきますが、市長さんの考え方についてはよくわかりました。特に、JRが言っておるのは、どういいますか、快適なとか、スピードアップとか言っておりますが、これはたったこの前のことですが、10月の中旬だったと思いますが、夕方浜田から益田に向かう列車が、長浜駅で、本人さんに言わせれば20分ぐらいのような気がしたが、実際には15分だったかもしれんと、が、何にも言わずに、車内放送があるわけでもなしに、何にも言わずに、列車がそこへとまって、長浜の駅に止まって動かん、どうしたんだろうか、どうしたんだろうかと言いよったら、おばあさんがトイレに行って帰ってきた。そういう、少なくとも15分はそこで待たされましたということを言っておられました。そういうことで、そういうことがある限り、新型車両で快適で、スピードアップとこんなことを言っておりますが、絶対にスピードアップにはつながらんということを、理解をしておいていただきたいと思います。

 それから、高齢者問題ですが、今の堀尾組の事務所なんですが、あれはせっかく市が買い取ったわけでございます。あのまま放置しておくのは非常にもったいない。したがって、検討はされたんだろうが、もう一回再検討してみていただきたい。どうすれば、金をかけずに利用できるのか、ということも合わせて検討していただきたいということを要望して終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(三明忠君) この際、暫時休憩をいたします。

            午後0時13分 休憩

            午後1時30分 再開



○副議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。

 午前中に引き続いて一般質問を行います。24番遠藤公輝君。

            〔24番 遠藤公輝君 登壇〕



◆24番(遠藤公輝君) 失礼いたします。既にご通告申し上げております3つの問題につきまして、順次質問いたしますので、ご明快なるご答弁を賜りますようよろしくお願いいたします。

 まず最初に、浜田商港の機能充実と活性化についてであります。浜田商港は、今から500年前の室町時代より朝鮮半島との交易が行われるなど、古くから対外貿易の要所として発展してきました。明治28年、1895年に開港外貿易輸出港としての特別輸出港の指定を受けまして、さらに明治29年に神戸税関浜田出張所が開設されるなど、明治32年には、時の政府によりまして正式に開港されました。以来100年もの間、島根県唯一の貿易港として整備され、発展してきたのであります。そして、昭和32年、1957年5月20日には、国の重要港湾として指定を受けました。浜田商港は、流通拠点港として、これまでに約300億円という多くの投資が行われ、近代的な商港として、1万5,000トンの船が入港できるようになり、さらに現在、第8次港湾整備計画によりまして、5万トンバースの建設が進行中であります。

 そこで質問に入りたいと思いますが、浜田商港内にある周辺土地の再開発と、野積場の確保についてであります。浜田商港の輸出入品の多くは、南洋材及び北洋材を中心とする木材でありまして、特に昭和39年11月に周布木工団地が完成して以来、日本海合板、現在西日本海合板、島根木材市場、現在は周布小学校の敷地になっているところでございますが、藤原木材、協和木工等が進出いたしまして、事業を開始し、さらに昭和43年に5,000トンバースが完成、昭和45年植物検疫所浜田出張所の開設、昭和46年に神戸税関浜田支所、浜田海上保安部等の浜田港湾合同庁舎が完成しまして、浜田商港は、外材を中心としました輸入港としての活況を呈するようになったのであります。最近は、浜田商港に外材を積んで入港予定の船が、野積場がいっぱいで木材を荷おろしする場所がないため、仕方なく浜田商港をキャンセルして、境港や舞鶴等の他港へ回る船が増えました。このようなキャンセル船の数は、平成5年度には13隻、3万5,400立米、平成6年度には4隻、1万5,800立米、平成7年度には8隻、2万4,300立米になるという報告を聞いております。

 そして現在、浜田商港に入港して木材を港におろしますと、港の利用税としてトン税が支払われることになっておりますが、そのトン税は1トン当たり36円で、そのうちの20円が浜田市へ還元されることになっています。この額は、平成6年度23万7,743トン、トン税は850万円で、浜田市の還元分は約470万円であります。平成7年度26万1,092トン、トン税は930万円、浜田市の還元分は約510万円、平成8年の9月、今年の9月までに25万6,049トン、トン税にして920万円、浜田市還元分約510万円になると聞いております。一方で、浜田商港のキャンセル船がどんどん増えるということは、このキャンセルとなった船の分だけ浜田商港の輸入取扱実績が下がるということになり、したがって、トン税の浜田市還元分の額も少なくなるということになるわけであります。最近は、浜田商港の利用はますます増加しておりまして、本年中には過去最高の取扱量になることが予測されています。現在、木材の入荷予定数は、年間20万立米にも上っており、したがって、現有の野積場や水面貯木場の不足は、ますます浜田商港のキャンセル船の増加を生み出す原因となっておりまして、このような傾向が続くとなると、大手商社や木材問屋、各木材関連業者等は、不本意ながら野積場の、卸場の不足する浜田商港から撤退せざるを得ないというようなことが起こってくるのではないかと心配されております。

 このように、野積場が少ない浜田商港の設備や機能の欠陥は、重大な問題でありまして、浜田商港の危機的な問題として、早急に野積場の確保等は解決していかなければならない大切な問題であります。現在、平成10年度完成を目指して5万トンバースの建設が進んでおりますが、それまでの間暫定措置として、浜田商港内の周辺の未活用土地を再開発して野積場等を確保し、きちんと舗装等をして、貿易港としての、拠点としての機能が、十分発揮できるように早急に整備していかなければならないと思いますが、いかがでございましょうか。ご答弁いただきたいと思います。

 それから、聞くところによりますと、平成9年の4月操業を目指しまして、現在浜田市の鰐石地区に北洋材である針葉樹を利用した合板工場が、新しく建設されると聞いております。この新設工場は、投資額が25億円と言われ、コンパネの合板にして月産25万枚生産。従業員の数も開業時には70名ぐらいになると聞いておりますが、この工場は、原木となる北洋材の針葉樹を年間12万立米消費するというような大きな工場であり、工場の操業をストップさせないためには、どうしても原木の在庫を常時3か月分、約3万立米ほどはストックしておかなければならないと聞いております。浜田商港は、現在木材の野積場が不足しているため、浜田商港に入港予定の多くの船を他港に回すというキャンセルを出している状態であるのにもかかわらず、この上、年間12万立米という木材を必要とする新しい工場が浜田にできるとなると、ますますキャンセル船が増加するということが予想され、浜田商港を利用する大手商社や問屋、そして木材関連業者は、浜田から撤退することになるのではないかと大変心配しているわけであります。最近の景気の低迷や不透明さが続いている現在、浜田市にこのような大きな合板工場が新しくできることは、雇用の場の拡大や浜田市の経済の活性化にもつながることであると思いますし、浜田商港の利用促進や商港の発展となることでもあり、したがって、浜田商港の野積場の確保は、浜田市としても全面的に支援していかなければならない重要な問題でありまして、しかも緊急を要する大切な問題であると思いますが、いかがですか。ご答弁をお願いしたいと思います。

 小さい2番ですが、周布・鰐石水面貯木場の利用と周布川河口付近の整備についてであります。

 現在、浜田商港に入荷した木材を敏速に整理して、周布・鰐石等の水面貯木場に曳航して、両地区の水面貯木場を有効活用していかなければならないことは、ご承知のとおりでありますが、現在、年間の運航可能な日数は、日本海が荒れて仕事ができない日も多いために、年間約60日ぐらいしかないと聞いております。最近、周布川河口が狭くなったり、浅くなったり、また一部岩石等が出ているために、船が出入りする航路として利用できる川幅が狭くなっていて、地元の漁船約50隻等の出入りや、浜田商港から周布、鰐石の両水面貯木場へ木材を曳航するときなどは大変危険であると聞いております。一日も早く周布川河口付近の整備を行って、安全に船が航行できるようにする必要があると思いますが、いかがでございますか。ご答弁をお願いしたいと思います。

 それから、2番目の問題でございます。

 市内商店街の活性化と環境整備についてであります。浜田市内には、現在、イズミ、ジャスコ、サティという3つの大型店が進出して、競争を激化しております。その上ナフコという大型店も周布に進出すると聞いております。人口5万人を切る浜田という小さな商圏の中で、大型店同士がお客を引っ張り合い、安売り合戦を行って、お互いにしのぎを削るというような現象は、ますます地元の既存商店街を衰退させ、次から次へと市内の商店を閉店に追い込み、その結果、市内の商店街は空き店舗ばかり目立つようになり、従来の商店の集合体としての商店街の特性、魅力は次第に失われつつあり、今や商店街の機能を有しないようなところも出ている状態であります。このように地元商店街や、地元の個人商店などのいわゆる地域型、地域密着型の商業形態が崩壊していくことは、浜田市という地域社会にとっては大きなマイナスであります。市内における商店街の存在は、単に市民のための買い物の場というだけではなく、地域住民のコミュニティの空間としても大切な場所でありまして、特に最近は市内に居住するお年寄りの方たちから、近所の買い物をする商店が次々と閉店したために、遠くまで買い物に行かなくてはならないと言って、大変困っているという声をよく聞いております。このように大型店進出に伴う商店街の崩壊、空き店舗の増加は、市民の生活の上にも大きな影響を与えているということができます。

 そこで質問に入りたいと思います。1番目の市内商店街の公共街路整備と都市計画道路等の整備促進についてであります。私たち会派では、先日広島の方へ行政視察に行ってまいりました。昨日の議員の質問の中にもありましたように、広島では、平成10年完成を目指して、町の真ん中の紙屋町の交差点という路面電車や交通量の一番多い交差点の地下を、直径45メートルの円形の公共中央地下ホール、東西440メートル、南北225メートルの公共地下道とこれに付随した地下商店街、そして206台に上る地下駐車場を建設する工事を行っておりました。工事費は総額で660億円と言われ、建設省の直轄事業として公共中央地下ホールを152億円で建設しておりまして、残りの工事を県と市と民間による第三セクター会社、広島地下街開発株式会社、資本金100億円の会社をつくりまして建設を行っているものでありました。公共事業による土地の高度利用による都心の魅力的な空間形成と都市機能の充実強化を図る新しいまちづくり事業として、大変注目されているところの事業であります。

 このように今や、商店街の活性化のために積極的に国及び地方自治体が公共事業を含めた新しいまちづくり事業に取り組んでいくということは、低迷する商店街を魅力ある、活力ある空間として活性化させる上で大変すばらしいことであると思います。

 浜田市では、平成11年4月か平成12年には、4年制による島根県立大学が新しく開校し、約1,000名に及ぶという学生や学校関係者たちが、浜田にやってきて生活するということであります。そのためにも、浜田市、現在浜田市で予定され、また進めようといたしております商店街の活性化に結びつく5つの公共事業である1つは、浜田駅前銀天街の街路整備事業、2には鏡山大橋片庭町線の都市計画道路の建設、3つ目には大学から市内商店街への近道である清水町野原線の拡幅改良工事、4番目には新町商店街の道路の側溝整備と路面の舗装工事、5つ目には浜田駅周辺拠点地区整備事業等でありまして、どの事業も低迷する商店街の活性化と環境整備を促進する上で大切な事業であります。都市機能の充実と若者の定住化のためにもほうっておくことはできず、どんどん積極的に進めていかなければならない事業だと思いますが、いかがでございましょうか。

 以上、浜田市が取り組んでいる現在の5つの事業につきましては、現段階における事業の取り組みの状況や進行状態、どのように現在進められているのか、事業の着工予定や完成目標年度等についていつごろになるのか、市長はじめ担当部長等の事業に取り組もうとする決意や計画等につきまして、ご答弁をお願いしたいと思います。

 それから、小さい2番目ですが、商店街の空き店舗対策についてであります。

 私は、この問題につきましては今まで2度にわたって本会議で取り上げ、質問させていただいておる問題であります。既存商店街の空き店舗対策については、浜田市としましては現在どのように進めようとしているのか。また、既存商店街の空き店舗を利用して新しく店舗を出そうと計画している人々に対する助成制度はどうなっているのか、お伺いしたいと思います。ぜひ、ご答弁をよろしくお願いいたします。

 3番目の祭りと町おこしについて質問を申し上げます。

 日本のどこの町や市に行ってみましても、その町を代表するような祭りがありまして、毎年全国各地や県外、市外からたくさんの見物客がその町にやってきまして、とてもにぎやかで楽しい祭りの様子がテレビを通してよく見かけることができます。私は、浜田で毎年行われる2つの大きな祭りにつきまして、質問に取り上げ、これらの祭りが本当に町おこしとなるような祭りとなるためにはどうしたらよいのか。問題点があるとしたらどこに問題があるのか。私なりにいろいろと指摘して質問いたしますので、ご答弁をよろしくお願いいたします。

 まず、浜っ子まつりについてであります。浜っ子まつりは、現在春の大名行列や浜田ハイヤ節の踊りを中心とした浜っ子春祭りと夏の花火大会や地元の神楽、民謡の踊り、その他市民の夜店等による浜っ子夏祭り、2つの大きな浜っ子まつりがあります。毎年多くの市民や、企業、団体の協力のもとに、盛大に開催され、遠く広島や市外からたくさんの方々が浜田に見物に来られるところの最大のイベントであります。しかしながら、最近は少しマンネリ化して、祭りに参加しているものと祭りを見物に来ているものが、本当に楽しい雰囲気の中で盛り上がっているような様子が何か欠けているのではないかと思われますし、その原因はどこにあるのか。あるとしたら、どのようにしたらより多くの市民の方々が楽しんで、喜んで参加してもらえるようなにぎやかな祭りとなることができるのか。私は、特に春のこの浜っ子まつりにつきまして、再検討する必要があると思いましたので質問させていただきたいと思います。

 まず、祭りのコースについてであります。現在、浜っ子まつりのコースは、浜田漁港を出発点にしまして、京町、栄町、新町、紺屋町、牛市、朝日町そして銀天街を通って東公園に至るコースになっておりますが、コースが大変長すぎて、途中ほとんど観客もない町の中をただだらだらと歩いてるところもありまして、祭りが盛り上がらない原因の一つになっているという点を考えますと、祭りのコースをもう少し工夫すると、再検討をする必要があるのではないかと思いますが、いかがでございましょうか。

 2番目にコースについて巡回型のコースにしたらいかがかということでございます。現在のコースは、長いコースをただ1回だけ通り過ぎて終わりという状態であります。コースはもっと短く、その上に、さらに観客に対して、一、二回程度繰り返して見せ場をつくるような巡回型のコースに変更したらどうかと思いますが、そうしたら祭りに参加する方も、祭りを見学する方も、もっと楽しくにぎやかに祭りは盛り上がるのではないかと思いますが、いかがでございましょうか。

 それから、メーン会場についての観覧席等をつくってはどうかということであります。メーン会場となるような場所とか広場には、多くの人々が見物できるように観覧席等をつくって、特にお年寄りや子供たちがゆっくりと楽しく見られるように会場づくりをしたら、もっと祭りが盛り上がり、多くの人々が集まるのではないかと思いますが、いかがでございましょうか。この点についても、一つの検討する材料ではないかと思います。

 それから、祭りの開催日数ですが、祭りは現在1日で開催されておりますが、それを2日間に開催したらということであります。祭りはたった1日で終わるという今のやり方は、大変淡泊的で、これを全面的に変更して2日間の開催とし、1日目は文化ホール等の会場を借りて、その第1部、第2部として、第1部は浜田の郷土の民謡や歌や踊りを見せる場とし、第2部は太鼓とか石見神楽の大会を見せる場とするようにして、2日目には昼から市内のコースを総踊り大会と称して、町内の子供から大人まで、あらゆる団体や企業等が参加して、にぎやかに踊りまくったらもっと楽しい祭りになるのではないかと思いますがいかがですか。

 それから、5番目に全国ハイヤ節の大会の開催についてであります。ハイヤ節は、昔北前船によって、全国各地に伝えられたところの民謡と踊りであります。何年かに1度は、全国のハイヤ節のルーツと称する各地に伝わります、ハイヤ節の歌と踊りを浜田に呼んで、そして今年長崎県の平戸市で開催された全国ハイヤサミットのように、また来年は熊本県の牛深市で開催されるハイヤサミットのように、全国のハイヤ節で結ばれた都市との友好、交流を大切にしていきながら、浜田市でも全国ハイヤサミットを開催するようにしたら、全国のハイヤ節が伝わる町から歌と踊りを提げて浜田に集まってくるというような、にぎやかな楽しい祭りができると思います。いかがでございましょうか。

 以上、何点か指摘しました各問題点につきましては、今後浜っ子まつりをよりにぎやかで楽しい祭りとするための方法であると思います。マンネリ化した浜っ子まつりを、もう一度原点に戻し、若い人たちからお年寄りの方々まで巻き込んだところの楽しい市民総参加の祭りとするために、ぜひ再検討していただきたいと思います。市長及び担当部長よりご答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、小さい3番の2ですが、BB大鍋フェスティバルについてであります。BB大鍋フェスティバルは、毎年11月3日、文化の日を中心に石見海浜公園を利用して開催されています。本年で6回目を迎え、今では広島方面からもたくさんの人が来られるようになったところのフェスティバルとして年々盛んになり、本年も大変よい天気に恵まれまして、約3万人の人が集まったと報道しておりました。BB大鍋フェスティバルは、浜田市役所の若い職員の方たちがアイデアを出し合って始めたところの大会でありまして、毎年多くの市民の方たちによる出店や宝探しゲームや神楽大会や自動車の新車ショー等子供から大人まで楽しめるフェスティバルとして、毎年多くの方々に楽しみに期待され、参加する人が年々多くなったことは大変うれしいことであります。しかしながら、海浜公園は駐車場がすぐいっぱいになって、入り口で車の進入を制限しなければならないという状態でありまして、車で少し遅く来られた方や後から来られた方は、海浜公園の入り口の前のリゾート線の道路の両側に駐車する等、ほかに駐車する場がないために、人々は車がどんどん通過するところの国道9号線をまたいで急いで渡ったりしなければならず、とても見ていると危険であります。また、帰りには海浜公園より車で出ようとしても、9号線を通過する車が多いためになかなか9号線に出られないために、中には待ちきれなくなって急いで飛び出したりした車と9号線を通過する車両等が接触する事故を起こす例もありまして、交通整理にはもっと力を入れていかないと大変危険であると思いました。そこで、私はここまで育った祭りでありますBB大鍋フェスティバルを、BBという名前からも想像されますように、水産都市浜田市のシンボルとして、浜田市の水産振興のためのイベントとして位置づけ、この際BB大鍋フェスティバルの開催場所等をお魚センターや4号市場、5号市場付近にしたら浜田にふさわしいフェスティバルとなりやしないかと思うのですが。そして、やがて平成12年にはマリン大橋も完成しますし、水産振興や交通問題の上から、この際この大鍋フェスティバルにつきましても再検討してみる必要があると思いますが、いかがでございましょうか。ご答弁をお願いしたいと思います。以上、壇上よりの質問を終わらせていただきます。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 24番遠藤議員さんのご質問にお答えいたします。

 1番目の浜田商港の利用促進のための機能整備と活性化についてであります。先ほど遠藤議員さんは、これまでの浜田商港の歴史的な沿革、そして大変わかりやすい数字を上げての問題提起をいただきました。心から敬意を表したいと思います。今後、国・県への陳情の際にもそのことを十分たたき込んで、強力に進めてまいる参考とさせていただきたいと思います。

 浜田港の活性化につきましては、現在進めております5万トン岸壁をはじめとする福井地区の整備が当面の課題と位置づけられております。秋口から埋め立て工事に着手するなど、工事は順調に進捗しております。一日も早い完成のため、平成9年度以降の事業費確保のため、引き続き活発な運動を展開していかなければならないと考えております。今後、浜田港が発展していくためには、木材の取り扱いを増やすことはもちろんでありますが、対岸諸国との定期航路開設による新たな貿易も必要であります。しかし、これとて一日にしてできるものではなく、5万トンバースの完成までには不定期でも航路を開設させておく必要があります。それまでの間は、先ほども坂田議員さんのご質問にも答えたわけでありますが、現有の施設を有効利用していく方法しかないわけであります。管理者であります島根県に対して、強力な要望活動を展開しておりますので、議員各位のさらなるご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。なお、詳細につきましては担当の部長から答弁いたします。

 次に、2番目の市内商店街の活性化と環境整備についてであります。大型店の進出や消費者ニーズの変化などにより、現在の商店街を取り巻く環境は、一段と厳しい状況にあると存じます。商店街は経済活動の場であると同時に、地域住民のふれあいや憩いの場としての役割もございます。この機能を守っていく努力が必要であると存じます。

 浜田駅周辺の拠点地区整備につきましては、地方拠点都市づくりの取り組みを進める中で、定住や交流拠点として推進することといたしており、今後関係者との協議を進めながら推進してまいりたいと思います。具体的には、担当の部長から答弁いたします。

 3番目の祭りと町おこしについてお答えいたします。大名行列と浜っ子ハイヤ踊りパレードを中心とした浜っ子春祭り、夏の夜空を飾る花火大会をメーンにした浜っ子夏祭り、そして秋に石見海浜公園で開催されますBB大鍋フェスティバル。浜田市の年間を通じた3つの大きなイベントとして位置づけ、市民総参加でよりにぎわいのあるものに育てていきたいと考えております。なお、春の浜っ子ハイヤ踊りパレードにおきましては、遠藤議員さんも直接参加されましてご指摘をいただいておりますだけに、非常に傾聴に値する質問であろうかと思っております。コースのその内容、またコースの再検討、そしてまたメーン会場のあり方など、種々問題提起をいただきました。この浜っ子まつりにつきましては、実行委員会の会長も務めさせていただいておりまして、今後そういう場でも、また議論を深め実のあるものにしていかなければならない、そのように思っておりますので、一層の議員各位のご指導を賜りますようにお願いいたします。



○副議長(高見庄平君) 黒川建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 浜田商港の利用促進のための機能整備と活性化について、1点目と小さい2点目をご説明申し上げます。

 1点目の浜田商港内にある周辺土地の再開発と野積場の確保についてでございますが、現在浜田港の状況はご質問の要旨の中で詳しく申されたとおりでございまして、南洋材の原木を中心とした輸入でありまして、長浜地区の限られた土地の中で、企業努力によりまして、年間20万立方メートル程度の取り扱いで推移しております。しかしながら、野積場が狭いため、利用者の要求に100%こたえるものでなく、毎年数隻から多いときには十数隻の木材船のキャンセルをしているのが実情であります。浜田港の発展を願うものといたしまして、利用者のニーズにこたえることが一番だと判断しておりますが、このような状況の中、来年4月からは鰐石地区に針葉樹を原材料とする合板工場が操業を開始する計画もあり、この使用量は年間12万立方メートルと言われております。現在でもキャンセル船があるなど狭い野積場の中で、32万立方メートルを取り扱わなければならないということは、幾ら企業の努力によりましても無理だということは認識しております。限られた土地の中で、この逼迫した状況に対応するためには、ご指摘のように港湾区域内の遊休土地の有効利用を図ることしかないと判断しております。長浜地内には、未使用の老朽建物がたくさんあり、これを管理者において撤去していただき、跡地を福井地区が完成するまでの間、使用させていただくことが一番だと考えておりますので、島根県に対して強く要望しているところでございます。この景気低迷の時代に新たな工場ができるということは、浜田港の活性化のみならず、島根県の経済に与える影響は大きなものがあります。また、地元にとりましても雇用の場の拡大につながることであり、浜田港を擁する浜田市としては、操業に支障を来さないように、島根県に対して引き続き強力に要望してまいります。

 引き続きまして、2点目の周布、鰐石水面貯木場の利用と周布川河口付近の整備についてでございますが、これは先ほどの21番議員の坂田議員の質問にお答えいたしましたように、非常に困難な問題でございます。現在の水面処理場が処理ができる原木については、いかだを組み周布川河口から鰐石地区と周布地区の水中貯木場へ曳航しております。しかし、河口が狭い上に西側に浅瀬があり、風の強い日には漁船や曳航船の出入りに支障を来しているということは、地元の皆さんから浜田市と島根県に対し要望が出されております。浜田港管理所としては、水中貯木場への安全な航路を確保するため、しゅんせつにより対応したいとして、来年度予算の要求をされておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 大きい2の1でございますが、市内商店街の公共街路整備と都市計画道路の整備促進についてでございます。このご質問にお答えいたします。

 現段階で取り組んでいる5つの事業の進行状況についてお答えいたします。1点目の駅前銀天街通りの街路整備についてでございますが、商店街が取り組みます活性化事業と市の街路事業を一体的に取り組むこととしておりますが、現在駅前銀天商店街活性化事業が再調整されておりまして、この状況を踏まえ、整備についてはさらに双方で協議を行うこととしております。

 2点目の都市計画道路鏡山大橋片庭線の道路整備についてですが、平成6年度から着工し、平成12年度までの7年間の事業認可を受けて事業を進めておるところでございます。現在、建物移転補償と用地買収を順次行っておりまして、今後も継続して進めたいと考えております。

 3点目の清水野原線の拡幅改良工事は、平成7年度から着手しており、今年度の用地買収等が完了いたしましたので、これから工事に着手いたします。この事業につきましては、継続して早期完成に向けて努力をいたしておるところでございます。

 4点目の新町商店街の側溝整備と道路の舗装工事についてでありますが、側溝整備につきましては、通水断面の検討でありますとか、排水経路、流量計算等を調査しております。舗装工事につきましても側溝整備計画が定まれば、合わせて実施の方向で検討してまいりたいと考えております。

 5点目の浜田駅周辺拠点地区整備事業でありますが、本年の9月9日島根県知事より基本計画の承認があったところですが、第361回市議会定例会におきましてお伝えしたとおり、定住の起爆剤となる文化交流拠点として、また島根県西部の中核都市として広域的な機能集積を図るため、その計画を積極的に推進する所存であります。

 事業の進行状況でございますが、浜田駅前西部土地区画整理事業は、平成9年度の事業完成を目指して、今進めております。浜田駅北を中心とした駅周辺につきましては、土地区画整理事業により基盤整備をすることといたしておりまして、基本構想の策定、施工地区の実態調査、現況測量、土地権利関係調査等の基礎調査を行っております。また、計画上必要な浜田駅機能集積に係る調査も行って、JRとの協議を今進めております。本年はJR用地の確認と基本計画の策定を行い、今後は実現可能な計画とするため、国道9号の改修、JR施設の移設、浜田駅南北一体化に係る検討、地区住民のコンセンサス等十分協議してまいりたいと考えております。着工、完成の予定につきましては、課題も多く時期を明確にはできませんが、積極的な努力を重ねてまいる所存でありますので、ご理解並びにご協力を賜りたいと考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 島津経済部長。



◎経済部長(島津博君) 商店街の活性化と環境整備についての2点目の空き店舗対策でございますが、商店街の形態を維持するためには、消費者ニーズを満たすような多様な業種の集積が望ましいと考えております。したがいまして、空き店舗が増えつつある状況は、各商店街にとりまして非常にお困りの事態であることを認識しております。

 ご指摘のありました出店希望者への助成制度につきましては、個店への助成を考える前に、なぜ空き店舗が増えているのかという問題の原点を見直さない限り、十分な効果は上がらないものと考えており、商店街の活性化に向け、行政、商工会議所、商工会、商店街関係者が連携して、いろいろなアイデアを出し合いながら、問題の打開に努めてまいりたいと存じます。

 これまでの取り組みの状況でございますが、空き店舗対策は商店街全体の機能回復を前提に進める必要があり、その対策に対する民間の要望を把握すべく、商工会議所にもお話をしてまいりましたが、現段階では商工会議所の方からの要望は出ていない状況であります。また、他市の実態を調査いたしましたところ、空き店舗出店者への助成制度や融資制度を設けている自治体や商工会議所の事例がありましたが、いずれも現段階では利用者が非常に少ない状況にあります。こうした中で、今年浜田駅前銀天街協同組合が島根県中小企業振興公社の助成制度を利用されまして、空き店舗対策の実験的な事業として石見情報センターを開設しておられます。助成制度がなくなってからの運営は、厳しい状況が予想されると伺っております。このようなことから、現段階では個店への助成が必ずしも商店街活性化の有効な対策にはならない場合もございますが、引き続き問題解決に向けて商工会議所等と協議してまいりたいと考えております。

 3点目の祭りと町おこしの1点目の浜っ子まつりの企画運営につきましては、実働型の組織体制にするために従来の浜っ子まつり実行委員会及び企画委員会を見直し、平成8年7月から浜っ子まつり振興会及び浜っ子まつり実行委員会に再編成し、取り組みを進めているところでございます。この中で、浜っ子まつり振興会は祭りの支援、承認機関として、また浜っ子まつり実行委員会が祭りの企画立案、実行機関として、実行委員長も民間から就任していただき、民間主導による取り組みを進めるよう位置づけております。これまでにも、参加団体や商店街の意向も組み入れて、実行委員会の中でそれぞれ決定をしながら、お祭りが開催されているところでございます。市民の積極的な参加によって、浜っ子まつりが盛んになることは必要なことと考えておりますので、ご提案のありました件につきましては、今後浜っ子まつり実行委員会の中で積極的に論議をしていただきたいと考えております。

 また、各種全国規模の交流につきましては、関係機関、市民団体など市民挙げての開催機運の情勢を見ながら検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

 それからもう一点、2点目のBB大鍋フェスティバルについてでありますが、市民の皆様のご協力によりまして、年々その内容も充実してまいっております。本年第6回目のBB大鍋フェスティバルが11月3日に終了をいたしました。この催しは、官民一体となった手づくりのイベントとして、市内の関係団体等で構成する実行委員会形式により企画立案され開催されております。市民の多くの皆様に参加いただくために、会場と水産加工団地、ゆうひパーク、浜田駅などをシャトルバスで結んでおりまして、交通面のカバーやイベントが東に偏らないよう、全市的なものになるよう配慮されているところでございます。

 毎年実行委員会において、イベント内容については種々検討され、論議を交わされており開催されているところでございます。質問として出しておられます交通安全対策につきましても、今後十分行ってまいりますが、これからもなお一層注意して行うよう実行委員会に諮り、対策を立ててまいりたいと思います。また、会場を漁港周辺に開催したらというご提言でございますが、現在ではイベントに必要とする広場がマリン大橋の工事等で確保が困難でございますので、ご提言の件につきましては、今後、実行委員会等関係組織の中で十分論議していただくようにしてまいりたいと考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 24番遠藤公輝君。



◆24番(遠藤公輝君) 失礼いたします。再質問をさせていただきます。

 最初の浜田港湾の、浜田商港の特に野積場の問題でございます。現在の野積場の広さにつきましては、浜田商港と同じ程度の木材を輸入している港であります駿河港というのがあります。その野積場の広さは、浜田港の野積場の現在の面積約3万平方メートルぐらいですが、それの3倍も現在あるわけです。同じ木材を輸入する量でありながら、野積場は3倍の面積をちゃんと準備してやっていると。いうところに、ひとつ、やっぱりもっと浜田商港の野積場を広く確保して、利用者の浜田商港に入りやすいような環境づくりというものが特に大事ではないかというように思います。特に、先ほど申しましたように、この鰐石にできます針葉樹の合板工場にありましては、投資額が25億円という大変な金額でもございますし、従業員も多くの従業員をこれから使うと。そして浜田商港を利用してその北洋材を1万立米ですか。年間12万立米輸入するわけでございます。こういうような、今なかなか企業を誘致しても非常に条件が整わなくて、企業が誘致しにくい環境にあるわけですが、こういうような浜田商港を利用して、こういうように新しく浜田に工場ができると。浜田商港を利用する。こういうような、やはり利用者があるときにはそれにこたえていくということをやらないと、浜田商港は利用するにはなかなか利用しにくい港として、多くの現在の利用者が浜田商港からその利用を撤退するというようなことが起こってくるんではないかと思うんですが。そういう点、やはり現有の施設では十分ではありませんし、とても20万立米を12万立米増加して32万立米の面積を確保するということは大変なことであります。ですから、先ほどお答えいただきましたように、県にどんどん未利用の未活用の商港内にある土地を整備していただいて、そしてその野積場として利用していただくように、これは来年の4月操業でございます。一日も早くこれを県の方に進めていただくようにお願いしていただきまして、この点につきましてはやはり早急に手当てしなしと、浜田商港の利用はパンク状態になるということがわかっておりますので、特に積極的に進めていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。

 それから、野積場の現在使用されております状態を、先般浜田商港に行って調査をしてみましたが、正式に野積場というところだけでなくて、たくさんのところを使用しているわけですが、中には舗装もされずに、土砂のままで使用しているところもありました。そのために、野積場の中は泥だらけで、木材を積みおろしする車の大きなタイヤによって中が掘り返されて、大きく穴があいて、有効に利用する敷地というか、面積の部分がかなりそれによって減少しているというようなこともあります。ですから、やはり野積場として使用する以上は、きちっと舗装をして、その土地の範囲内が有効に利用できるように、やっぱりこの点についても早急に改善していただきたいと思いますが、この点についてはいかがでございましょうか。

 それから、鰐石の曳航の船の木材を引っ張っていくとき、大変危険であります。現在、この河口の底の方には岩石が出ているということも最近発見されたということも聞いております。こういうものもやはり早急に撤去して、航行の安全が確保されるように、早急にやっぱり整備するということも必要だろうと思いますが、いかがでございましょうか。

 それから、先ほど市長さんもご丁寧に5万トンバースの問題についてご説明をいただきました。現在建設中の5万トンバースを中心とする浜田商港の、浜田港の発展を考えますと、やはり将来はコンテナ貨物の取扱量が増加していくことが予想されます。したがって、コンテナターミナル用の用地の確保とか、冷凍コンテナ用の電源設備の施設の整備、こういうこともやはり今からきちっと、5万トンバースができるときにきちっと整備されるように準備していかなければならないと思いますが、いかがでございましょうか。ご答弁をいただきたいと思います。

 それから、浜田商港の現在設備の中で、他の港湾との大きな違いというものはクレーンの設備がないということであります。したがって現在はクレーンつきの貨物船が入って、それで木材をおろすとかいうように、クレーンつきの貨物船しか利用できないという弱点があるわけであります。現在浜田商港に入港する貨物船の積み荷の多くはばら積みの貨物が多く、将来港湾の施設整備の上から考えますと、コンテナ貨物とばら積み貨物の両方に利用できるような多目的のクレーンを設置する必要があると思いますが、いかがでございましょうか。この点についてもご答弁をいただきたいと思います。

 それから、今浜田商港に行ってみますと上屋が2棟あります。この中を調査してみたんですが、現在は浜田商港に入るものは丸太ばかりでなくて、ベニヤ板に半分加工されたような半製品の木材製品がどんどん入ってきております。これからのその利用を考えますと、浜田港の5万トンバースの方へも、この半製品の入るような上屋を広く建てていく必要があるんではないかと予想されますが、県営の上屋の増設等につきまして、やはり計画の上でどうなってるのか、ご答弁をいただきたいと思います。

 それから、2番目の商店街の活性化と環境整備についてであります。

 島根県立大学ができて多くの学生が浜田にやってくるわけですが、学生や関係者たちが浜田にやってきてその浜田の様子を見たときに、商店街が空き店舗ばかりでほとんど閉まってるというような寂しい町であったら、学生たちはどんなこの浜田の町のイメージとして受け取るかということであります。私はそういう点において、この浜田の現在の商店街の空き店舗につきましては、やはり松江市が現在定めておりますように、店舗の改装とかそういう資金につきましては、300万円から2,000万円を低利融資で年2.5%ですか、2.25%ですか、所要資金の80%を貸し出す制度をつくっております。またそのほか、国の通産省においてもこの空き店舗対策による融資制度に対しては援助しているわけでありまして、やはり浜田のこの空き店舗対策についてはほってはおかれん、どんどんその空き店舗が増えますと商店街の魅力が失われます。活力が失われて、しまいにそこがゴーストタウン、廃墟となってしまう。もう回復できないような商店街になってしまうということであります。どんどんその商店街の中に新しく進出しようとする方々の温かい援助を、温かい助成制度をつくりまして、援助して、そしてしっかりと応援してもらいたいというふうに考えておりますが、もう一度その点についてはご答弁いただきたいと思っております。

 最後の祭りと町おこしについてであります。浜っこまつり、先ほど市長さんも本当に大切な祭りとして一生懸命いろんな点を検討しながら盛り上げる必要があるという答弁をいただいております。その中で、私提案した中で全国のハイヤサミットというのを取り上げました。これは昨年に第1回、佐渡で行われまして、前大谷市長に対して招請があったわけですが、市長としましても準備不足もありまして、これに対して援助もなく欠席をしたというのが事実であります。ことし第2回目の長崎でありました平戸におきましては、民間団体が自主的に浜田市長の、宇津市長の名前に基づいて参加をしたというようなこともあります。第3回目は来年の熊本の牛深市で行われます。現在浜っこまつりで盛んに踊っております浜田ハイヤ節のその原型であります歌と踊りは、この熊本の牛深市の好意によって歌と踊りを参考にしてアレンジしてつくったというものであります。そういうような因縁もありますし、ぜひとも応援して参加する人をたくさんつくっていかなければいけないなというように思っているわけでございますが、こういう全国的な祭りには各首長さんや教育長さんたちがたくさん参加してサミットを開いております。そういう点について、今後市長さんとか教育長さんが直接参加して、そういうような北前船の景勝地であるハイヤ節の各都市との友好や交流を重ねていくお気持ちがあるのかどうか、その点についてもお答えいただきたいと思います。

 それから、この祭りというものを考えますと、ひとつの私は高齢化によって現在人口が減少し地域生産の活動が低下しておりますけれど、外部から入ってくるお客さん、そういう方々による交流人口を増加させていく一つのイベントであるというように思っております。こういう交流人口を増加させることは浜田市の活性化につながることだというように思いますので、ぜひともその祭りの盛んになること、にぎやかになることはやはり一つの大きな市の重要な活動として取り組んでいかなければならないというように思っておりますが、いかがでございましょうか。以上、ご答弁いただきたいと思います。

 先ほどまたBB大鍋フェスティバルにつきましては、現在マリン大橋が建設中であるために、ちょっと建設で場所ができんというようなこともよくわかりました。やはり将来浜田の水産振興のためにはどうしてもやはり水産業の発展ということが大切だと思いますので、こういう点にイベントの位置づけをして発展させてもらうようにお願いしておきたいと思います。後よろしくお願いします。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 再質問にお答えいたします。

 浜田商港の諸問題について、いろいろ改めてご提言をいただきました。私自身も市長に就任いたしましてから殊さら強く感じておることばかりであります。例えば5万トンバースができてもコンテナ船が入るのか、またクレーンの施設があるのか、そういうような提起も、問題点の指摘も地元の方々、業界の方からもお聞きいたしておりまして、これまでも数度となく県の方にも働きかけております。9月定例会、県議会におきまして、浜田市選出の渡辺県議もこの問題について絞って澄田知事に考え方をただしておられまして、県もそれなりの認識をいたしておると思っております。そういう意味におきまして、また本日のいろんな提言、改めて県の方に強く申し入れてまいりたい、そのように思っております。

 そして、次の空き店舗対策でありますが、これも昨日牛尾昭議員のご質問にも答えておりますが、やはり商工会議所がやはりもっとリーダーシップをとってもらう必要があると、そのように私は思っております。そういう面で行政として本当に支援できること、これはもう本当にてきぱきと対応しなければならない、そのように思っておりまして、3年後に4年制大学になりましてからは、今後現在の短大の学生さんの4倍の方が来られるわけであります。そのこともさることながら、今おられる短大の学生さんにも寂しい思いをさせちゃいかんという意味におきましては、浜田市の行政もさることながら、商工会議所の責任は非常に大きいものがあると、そのように思っておりまして、特にこの商店街の問題、この空き店舗、やはりご指摘のように暗いイメージを与えるということは非常にマイナスの点があります。そういう意味で早急に今後商工会議所と詰めをしてまいりたい、そのように思っております。

 なお、物揚げ場の問題についてもちょっと言い落としましたが、これも先ほども坂田議員さんのご質問にも答えておりますが、本当にこの重要港湾の管理者は島根県であるわけであります。境港が近いからということはわかりますが、私自身はそれなりに浜田のことについては目を向けていただいておると、そのように思っておりますが、先ほど質問のときにもキャンセル船の実態というものが出ておりました。本当に残念なことであります。そういう意味で今月中には3,000平米の物揚げ場が市の水道部等にも指示いたしまして確保されることになっておりますし、さらに来年そのような針葉樹の工場ができる。これはきちっとした対応を浜田市としてもしなければなりませんし、管理者の島根県にも強く引き続き要望してまいりたい、そのように思っております。

 それと、最後の私への質問でありますが、牛深市で来年開かれますハイヤサミット、これは非常に現在の商工会議所の石原会頭さんはじめ、浜田節の原点でありますハイヤのいわゆる音響を取り入れられた浜田ハイヤ節、非常にリズムがテンポが速くなり、非常にすばらしいものができたと思っております。そういう意味でこれをさらに先ほどのハイヤサミット、この浜田にぜひ来ていただくような、そういう下ごしらえをしなければならないと思っております。それと同時に、来年、近いうちにぜひ牛深市に出向きたいと、私自身も出向きたいと、そのように思っておりましたが、遠藤議員先ほどおっしゃいましたような、来年度牛深市で開催されるということでありましたら、ぜひ日程を調整いたしまして牛深市にはおじゃましたい、そのように思っております。よろしくお願いします。



○副議長(高見庄平君) 建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 今野積場不足等市長申されましたが、周布川河口につきまして岩石が出ておるということでございますが、この撤去につきましても引き続き県の方に積極的に要望してまいりたいと思います。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 24番遠藤公輝君。



◆24番(遠藤公輝君) ありがとうございました。大変積極的なご答弁を賜りまして感謝いたしております。ぜひ重要港湾であります浜田港のこれからの発展、この点につきましても県の方に本当に実態を話していただきまして、強く要望していただくようにお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○副議長(高見庄平君) 2番江角敏和君。

            〔2番 江角敏和君 登壇〕



◆2番(江角敏和君) ご苦労さまです。通告しております質問要旨に沿って大きく3項目について、単刀直入に質問いたしますので、誠意あるご答弁をお願いいたします。

 1項目目の主要事業の進展、進捗状況と対応について質問をいたします。

 浜田市における主要事業が国、県事業と連携が図られながら推進をされております。この事業推進は地方拠点都市指定による地域整備や浜田市の総合振興計画とも関連して、浜田市の発展と市民生活の向上に大きくかかわる事業であります。現在多岐にわたる事業が推進されていますので、2項目目に質問します交通対策にも今後関連してくると思われる事業について、県事業も含んでおりますが、以下何点かの事業の進展、進捗状況と対応、そして国・県事業に付随する市の予想される事業について質問をいたします。完成年度と事業を述べながら、項目的に質問いたしますので、概況、概要を簡単にご答弁お願いいたします。

 1つは平成11年開学に向けた4年制大学移行の見通しと対応についてであります。この事業につきましては、既に全員協議会で推進室を設置をして事業推進を図っていく旨の報告がありました。来年4月からは4名体制として、11年開学に向けて努力を傾注されていくことも拝聴しております。11年開学といいますともう余り期日がないわけでございますが、12年開学にずれ込むことがあり得るのかという点も含めてお伺いをしたいと思います。

 2つに、平成10年開港に向けた重要港湾浜田港5万トンバースと平成11年完成予定の浜田漁港整備事業マリン大橋建設の進捗状況と対応、特にバース埋め立て採土の不足が言われておりますけれども、その対策と見通しについてお伺いします。

 3つに、今月20日オープンと報じられております勤労者総合施設建設事業屋内スケートリンクの正式なオープン日と、隣接で実施されております泉源開発事業のボーリング調査状況について。

 4つに、基本設計がまとまり、これ県の方ですけれども、平成12年オープン予定と言われております県遊空間整備事業、海洋ミュージアム建設に伴う浜田市の対応と、これに伴う今後付随する事業が市として予想されるのかどうかをお伺いして、1項目目の質問といたします。

 次に、2項目目の浜田市の総合交通対策について2点ほど質問をいたします。

 1つは1項目目で質問しました事業が平成10年から12年にかけての完成予定となっております。この施設への市民や市外からの交通移動が予測されますけれども、施設の性格あるいはマリン大橋の開通を考えましても、将来を見通した公共交通の維持確保や利便性の向上に向けた浜田市の総合的な交通対策が必要と思われます。県の方ではことし6月に島根県地域交通計画策定委員会による公共交通機関の維持整備に関する計画答申がかなり詳細に出されておりますが、浜田市としてもこれまでの公共施設設置と駐車場を含む交通手段確保の経験からも、また前述しました主要事業の完成が今後も控えている中で、個別事業対応でなく総合的な交通対策を検討、対応していかなければなりませんが、この点についてお伺いをします。

 2つ目は11月27日に、きょうも答弁の中で触れられておりましたけれども、山陰本線高速化利用促進協議会が発足されました。その協議会の8年度事業の内容と次期ダイヤ改正における急行さんべの廃止等の対応、対策についてお伺いしたかったのですが、質問通告した以降にプレス発表等ダイヤ改正の発表がありましたので、特に協議会の8年度事業中心にお伺いしておきたいと思います。

 最後の3項目目の地域防災について、3点お伺いいたします。

 ご案内のように、今月6日に長野県小谷村で土石流災害が発生し、現在9人が遺体で発見され、まだ5名の方が行方不明になっておられます。ほとんどの方が遠方から働きに出ておられ、正月の帰省を控えての事故にご家族の悲しみははかり知れないものと存じます。心よりご冥福とまたお見舞いを申し上げたいと思います。また改めて災害の恐ろしさと、報道されておりますように、上流にセンサー等が設置されていたならばと思うときに、防災対策の重要性について改めて痛感しているところでございます。

 そこで、その項目の中の1点目について質問をいたします。

 浜田市地域防災計画についてですが、これまでも各議員の皆さんから質問が出されております。特に震災、災害時の震災対応、震災編の見直しの策定時期、これ県の方ですが、それに伴う浜田市の具体策策定時期はいつごろになるのかお伺いいたします。

 2つ目に地区防災、水防対策にかかわる河川改修についてですが、特に本日も横田議員さんが質問されました熱田長浜地区は海に面した市内唯一の近隣商業地帯であり、山手は地すべり指定区域、また河口は海岸保全地区になっております。昨年江川川だけでなく、円通寺川もあふれております。関係地区住民の方は大変に心配しておられます。江川川についての対応については理解できたわけでございますが、今後円通寺川等の河川改修も必要と思われますが、今後の方向性についてご答弁をお願いいたします。

 最後に、3つ目の野外拡声受信局、防災無線等の拡充について、その設置箇所の設定と、それから設置数の考え方と、今後も拡充が必要と思いますが、その方向性についてお伺いをし、1回目の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 2番江角議員のご質問にお答えいたします。

 1番目の主要事業の進展、進捗状況と対応についてであります。

 まず、4年制大学開学に向けた見通しとその対応につきましては、本年2月の定例県議会において、知事が4年制大学は県立国際短期大学を母体に開設準備作業が最も順調に進んだ場合、平成11年度開学を目標に取り組むと答弁されています。現在県においては、県立大学設置準備委員会で開学の時期、規模、入学定員など基本的な方針について審議中であります。平成9年の2月にその審議の結果が発表される予定であります。したがいまして、市といたしましての対応といたしましては、その方針を踏まえ検討してまいりたいと考えております。

 2点目の重要港湾浜田港の5万トンバース及びマリン大橋建設の進捗状況についてであります。5万トンバース建設につきましては、現在埋め立て部分の外郭施設の据えつけが一部を除き終了しております。埋め立てる範囲が一望できるようになっております。埋め立て工事は本年9月に着手され、現在順調に進捗しており、平成10年度末に完成の予定であります。埋め土につきましては、現在主要地方道浜田美都線工事の残土で対応しております。今後公共工事などの残土を主として埋め立てることとしており、予定数量は確保できていると伺っております。

 次に、浜田漁港整備事業マリン大橋の建設につきまして、現在平成6年度に着手された橋梁部の下部工が順調に進められております。平成9年度から上部工に着手され、計画どおり11年度に完成の予定というふうに伺っております。

 3点目の勤労者総合施設建設事業屋内スケートリンクのオープン予定と泉源開発事業のボーリング調査事業の状況についてであります。ご承知のとおり、屋内アイススケートリンクは勤労者のスポーツ施設として、雇用促進事業団によって建設中であります。工事は順調に進捗しており、事業団の竣工検査を得なければなりませんが、小・中学校の冬休みには仮オープンをする予定で準備をしていただきたい、そのようにお願いをいたしておりまして、ほぼ今年20日過ぎには仮オープンの運びとなりました。

 次に、泉源開発事業につきましては、本年度から浜田市土地開発公社に調査とボーリングをお願いいたしておりまして、現在400メートル余りを掘削しております。引き続き本年度末までの掘削の予定であります。

 次に、4点目の遊空間整備事業につきましては、去る11月22日、知事から白イルカ、サメをメーンにした中国四国地方最大規模の海洋型ミュージアムを建設することが発表されたのであります。本年度は基本設計、実施設計を行い、平成9年度から建設に着手され、平成12年春のオープンの予定であります。海洋型ミュージアムの総事業費は約80億円、周辺整備を合わせると約120億円の投資がなされます。遊空間整備に伴う総合的な検討を行うため、島根県が事務局となり、国、地元自治体、地元経済界、通信交通等の公共機関、旅館組合等で石見海浜公園遊空間整備利活用促進協議会が本年5月に設立され、事業の進捗に合わせて検討がなされております。また、この事業を起爆剤に地域の活性化を図るため、島根県、浜田商工会議所、江津商工会議所、浜田市、江津市で石見遊空間整備に伴う民活導入検討会を本年10月に設置いたし、民間活力導入に伴う事業展開のあり方について検討を進めているところであります。

 2番目のご質問にお答えいたします。

 まず、1点目のご質問でありますが、浜田市は21世紀を見据えた都市機能の充実や市民生活の向上にかかわる事業を推進しております。これらは平成10年から逐次完成してまいりますが、施設等を利用する上で重要な役割を持つのは公共交通であります。しかしながら、島根県における公共交通機関の維持整備に関する計画の中でも述べられておりますが、機動性や快適性の面から自家用自動車やバイクといった私的交通手段が高い頻度で利用され、今後も増大することが予想されております。ご質問の総合的な交通対策につきましては、公共交通機関の特性が最大限に発揮できるような環境整備、あるいは私的交通手段との役割分担が必要であると認識しております。施設の利用度、周辺の今後の開発の可能性なども考え合わせ、公共交通の需要、市民のニーズの把握に努めるとともに、収益性を求められる企業側とも連携を図りながら対応してまいりたいと思います。

 2点目の山陰本線高速化利用促進協議会の発足と次期ダイヤ改正についてお答えいたします。先ほどもお答えしたわけでありますが、これまでの山陰本線の出雲市以西益田までの複線電化を促進しようと、昭和56年5月に期成同盟会を設立されました。しかし、昭和60年度から国鉄民営化の推移を見守るため、事実上休眠状態となっておりました。その後平成6年から利用促進を事業に盛り込み、活動してまいられましたが、所期の目的としておりました複線電化の実現については見通しが立たず、実現の可能性も薄らいだ感があります。そこで期成同盟の平成8年度の総会におきまして、県の長期計画にあります高速化を全面に押し立て、山陰本線出雲市─益田間高速化利用促進協議会と名称を変更し、新たな活動を起こすことといたしました。

 なお、平成8年度事業と次期ダイヤ改正について、及び3番目の地域防災については担当部長から答弁をいたします。以上であります。



○副議長(高見庄平君) 島津経済部長。



◎経済部長(島津博君) 平成8年度事業及び次期ダイヤ改正についてでございますが、次期ダイヤ改正については質問がないということでございますので、平成8年度の山陰本線の高速化利用促進協議会の事業内容について答弁を申し上げます。

 市長からも答弁がありましたように、先月の27日に山陰本線出雲市─益田間高速化利用促進協議会がスタートしたところであります。平成8年度事業としましては、平成8年度が活動期間も少ないことから、関係機関と情報交換しながら高速化利便性向上に向けた陳情要望等の展開と、利用促進、啓発事業の支援を行うことを継続しております。特に利用促進につきましては島根県の山陰本線活性化委員会の中で利用促進事業が展開されておりますので、こうしたものと一体となりまして展開をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 竹中総務部長。



◎総務部長(竹中弘忠君) 3番目の地域防災についてお答えします。

 まず、1点目の浜田市地域防災計画、これの震災編についてでございますが、阪神・淡路大震災の被災を契機といたしまして、従来の防災計画をより具体的、実効性のあるものとするために、全国的にこの震災編の見直しが進められておるところであります。島根県におきましても、島根県防災会議の専門部会として地震対策検討部会が設置されまして、平成7年度から平成8年度の2か年をかけて大規模地震の被害想定調査を行いました。さらに、平成9年度に新たな震災編が策定をされる予定になっております。この調査は県下59の市町村におきます災害が起こる要因を自然的、そして社会的条件の両面から資料収集をしまして、さらに実効性のある震災編の策定を目的としたものです。この調査結果につきましては、平成8年度末に取りまとめられ、その資料は各市町村へフィードバックされます。この震災編の策定に活用されることになっております。したがいまして、当市の計画につきましてもこの調査結果を参考としまして、県の震災編と整合性を図りながら取り組みを進める必要があります。平成10年度の策定を予定しております。なお、災害一般に関する浜田市地域防災計画の基本計画編並びにその附属資料につきましては、平成8年度版として既に策定をしております。

 続きまして、3点目の屋外放送塔についても私の方からお答えさせていただきます。

 当市の防災行政無線の屋外放送塔並びに個別受信機の設置につきましては、昭和58年の豪雨災害の被災体験から昭和60年度に1億4,000万円の費用を投じて設置したものでございます。この施設は初期段階の的確な情報提供と素早い避難行動を目的としまして、さまざまな角度から検討した結果、31か所に設置をして運用開始をいたしました。その後、昭和63年度に朝日町、相生町の2か所を増設しまして現在に至っております。また、難聴地区への補完措置といたしまして移動式の車載型及び携帯型の無線機、その他消防団や自主防災会等への可搬型無線機の貸与によりまして、緊急時への対応策を講じておるところでございます。さらに、個別受信機につきましても設置希望者の把握や助成措置等の施策を講じまして、現在までに239か所を設置いたしております。設置の基準でございますが、58年、63年の被害実態をもとに、風水害や津波等の危険性が高いと予測される地区を選定の順位といたしております。今後における施設整備につきましては、情報手段が格段に進歩しつつあります今日的な状況を踏まえながら、さらに検討をしてまいりたいと考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 黒川建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 2点目の熱田長浜地区の河川改修計画についてお答えいたします。

 この地区で比較的大きな流域を持った河川は江川川と円通寺川であります。江川川につきましては、4番議員のご質問にお答えいたしましたとおり、準用河川の指定に向けて今準備をしております。円通寺川は河床勾配が非常に少なく、土砂の堆積がまたそのために多いわけでございまして、また冬季には砂による河口閉塞が起きている状況であります。毎年地域の皆様や港湾管理所で排除していただいております。改修計画につきましては今後検討をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○副議長(高見庄平君) 2番江角敏和君。



◆2番(江角敏和君) 若干再質問をさせていただきたいと思います。

 事業の進展、進捗状況と対応についての4年制大学の関係ですけれども、まだ正式には11年開学というようなことにはなっていないようですけれども、それに向けて努力がされておるし、今後そういう方向での委員会等で協議をされながら推進されていくというふうにあったと思います。特に県や市の分担といいますか、あるいは官民一体となったできるだけ11年開学に向けた努力が必要かと思いますけれども、その開学に向けて市の方でも受け入れ体制を整えていくという意味におきまして、学生アパート等の経営希望調査等を実施されております。10月18日が締め切りだったように思いますけれども、助成制度も含めて行っていくというふうに伺っておりますけれども、この段階で希望状況というのはどのぐらいあったのかという点について、特にきょうも言われておりますように、4年制大学になりますと400人の増、あるいは500人とも言われておりますし、かなりの学生が増えてくるわけですし、今回だけで対応が済む問題はないと思いますが、この調査の結果について1点お伺いしてみたいと思います。

 それから、5万トンバースについては予定どおり採土の方も確保しておるということですし、マリン大橋の方も計画どおり11年に向けて進んでおるということですので再質問はいたしません。

 それから、勤スポについて、勤労者スポーツセンターについて、ご答弁では小・中学校の利用のために20日過ぎを仮のオープンだというふうにご答弁いただいたわけですけれども、これは正式には仮がとれて正式なオープンというのはいつになるのかということを再質問させていただきたいと思います。

 それから、泉源開発についてでありますが、400メートル今進んでおるようですが、かなり400メートル掘った段階でもいろんな形でいい方向に進んでおるのか、泉源が見つかる状況なのかというような点についても一定程度わかるんではないかというふうに思われますけれども、特に泉源開発をするというのはこの泉源を利用していくということにもかかわってくることでありますので、これはまだ期間12年ごろまででしたでしょうか、この事業が行われるわけですが、泉源を掘り当ててからの次の事業展開といいますか、利用というようなものも考えていかれることとは思いますけれども、このボーリング箇所からいいましても、今勤スポの横の方で調査をされておられると思いますが、この利用について今後の一定程度の、まだ泉源見つかっておらないのですが、一定程度の方向性があるのかというふうなことについてもお伺いしておきたいと思います。

 あと主要事業については順調に進んでおるということですので、その事業をできるだけ早く市の方としても努力をしていく必要があろうかと思います。

 それから、2つ目の浜田市の総合交通対策についてでありますけれども、先ほど言いましたようにかなりの事業が進展をして、完成もしていく予定でありますけれども、松江市の方でこの公共交通、特にバスを中心としたシンポジウム等が開催をされておるようですけれども、少しこういう施設の建設が進む状況を見据えて、やっぱり総合的な対策というものが必要だろうと思います。とりわけすぐにそういう対策という形で組織等も難しいとは思いますが、松江のようなシンポジウム等を開催をしながら、この公共交通についての認識をさらに強めて意識の啓蒙等も含めて図っていく必要があろうかと思いますが、こういった点についてはいかがでしょうか。

 それから、山陰本線の高速化利用促進協議会の事業内容についてお伺いをしましたけれども、ダイヤ改正に対する要望等も当然利便性の向上という意味で含まれておると思いますが、この協議会の開催時期が11月27日ということでもろもろの事情があって遅れたとは思いますが、その時期には8年度事業で確認されたこと、ダイヤ改正の要望等があるわけですが、既にこの時期に次期のダイヤ改正が決まっておるよというような方向性を出されるというようなJRの動向だったんだろうと思いますが、やっぱりこういう開催時期も少しダイヤ改正に要望を反映していくような意味合いも含めて、開催時期の検討というようなものも必要であろうかと思いますので、開催時期について要望を反映できるような時期に開催していただきたいということで、今後のこの協議会の方向性についてお伺いしたいと思います。

 それから、最後に防災の関係ですけれども、震災編等の見直し等2か年かけて調査結果をして県の方もそれ以降本格的な震災対策等の方針を掲げているようですけれども、少し早めて、震災編をつくれば大丈夫だというような問題ではありませんが、少し早めて、市の方も絡ませて震災対策については努めていく必要があろうかと思いますので、これは要望で終わらせていただきたいと思います。

 それから、地区の水防等の河川改修を含めて、円通寺川の関係でご答弁いただきました。今後検討していくということであります。特に長浜小学校の校門付近のところもあふれるというようなこともございまして、校庭をずっと取り巻いて川が流れております。そういう教育機関の小学校付近の川でございますので、さらに検討段階から実質の改修工事等の方向に立っていただくよう、この学校のそばということもありますんで、再度この改修に向けての決意等お伺いしておきたいと思います。

 あと防災無線の関係ですけれども、特に野外拡声装置について再度質問したいわけですが、熱田地区には1か所しかこれがついていないんじゃないかと思います。特に熱田につきましては約1,600世帯この地区に世帯数ありまして、団地としても石原だとか小福井、それから東福井団地等もできまして、設置基準等の説明ありましたけれども、やはり密集しているこの住宅地に無線の配置という、野外拡声装置等の設置が必要だろうと思いますんで、再度、今33か所ということですが、今後これを増やしていく予定がないのかということをお伺いして終わりたいと思います。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 江角議員さんの再質問にお答えいたします。

 3点ほど私の方からお答えいたします。

 スケートリンクにつきましては、いわゆるオープンというのは竣工式やった後のオープンという意味で申し上げて、当初は1月明けであったんですが、やはり冬休みに帰る学生のために検査等を早くしてくれないかということを市長就任依頼お願いをいたしまして、竣工式は来年に入ってから、事実上仮オープンと申しましたが、実際にはほとんどオープンと同様な検査も終わって、きちっとした氷も張って、来ていろいろエンジョイできる、そういう形になるのが12月20日過ぎということになったわけでありまして、事実上のオープンと受け取っていただいてよろしいと思います。

 2番目の総合交通の問題、いろいろ種々ご指摘ありました。松江のようなシンポジウムをやったらどうかというようなこともございました。いろいろな提言も踏まえ、先ほど答弁いたしましたことも勘案しながら諸団体との、また企業側との、また行政との連携というもの、話し合いというものを進めてまいりたい、そのように思っております。

 それから、3番目の山陰本線の高速化利用促進期成同盟会、これは就任依頼、JRの米子支社の支社長にもお会いいたしまして、とにかく高速化、そしてまた浜田駅の利用促進、またこれは益田、江津、それぞれの停車駅との利用促進、沿線の利用促進ということがありますんで、益田の実は市長選挙7月の下旬にありましたが、それを実は待っておったわけであります。いろいろな諸般のご承知のように情勢によりまして、結局は11月の下旬に今回はせざるを得なかったいうことでありまして、そういうことで来年の平成9年度はやはりご指摘のように早く期成同盟会を開催をするということで、とにかく来年に入りましてからさらにこの浜田駅を中心に各沿線利用促進を高めていく。そのことが最終的には近々高速化につなげていただく。また午前中坂田議員いろいろご指摘がありました。また先ほども江角議員がおっしゃったようなそういう問題が少しでもなくなるように、そういうことを進めていく突破口に、とにかく利用促進ということを強力に行政として、また一般の方々にも強く働きかけ、お願いをしたいと、そのように思っておるところであります。したがいまして、この同盟会の総会の時期は年度の前半に行うということにいたしたいと、各期成同盟会の方々にも自治体にもお願いをしたいと、そのように思っておるところであります。



○副議長(高見庄平君) 小谷企画財政部長。



◎企画財政部長(小谷典弘君) 大学の4年制化に向けまして、アパートの希望調査の結果がどうかと、こういうご質問でございます。先ほど市長の方からもご答弁申し上げましたように、現在準備委員会で開学の時期、それから入学定員が何人になるのか、こういうことを委員会でまだ審議中であるということでございまして、これがまだ明らかにならない段階での調査ということでございますので、十分な調査にはなっていないというふうに考えておりますが、この10月18日時点で希望を調査いたしましたところ、14人の方、126戸の希望数が出てきてるところでございます。これ先ほど言いましたように、定員が600人になるのか800人になるのか、それからこの開学年度はいつになるかということによりまして、やはりアパート経営をされる方についてもおのずからまた考え方が変わってくるというふうに思っておりまして、これについては大学側がつくる学生寮等踏まえながら、もう一度調査をしてみる必要があるというふうに考えておりますので、一応結果だけをお知らせしておきます。



○副議長(高見庄平君) 竹中総務部長。



◎総務部長(竹中弘忠君) 屋外放送塔の問題ですが、ご指摘がありましたように、もうちょっと増やしてほしいというようなことですけれども、これは密集しているからというようなことでなくて、やはりいかにその地域が聞き取れるかということが一番大事なことかと思います。先ほど申しましたように、この基準としまして水害あるいは津波、こうした危険度の高い地域において優先的にやっていくんだということを考えておりますが、もう一つは、さらに新しい機器もこれから開発されますので、そういった面でも今後全般的な見直しということも必要になってくるかと思いますけれども、現状では今のところでご勘弁をいただきたいというふうに考えております。



○副議長(高見庄平君) 島津経済部長。



◎経済部長(島津博君) 泉源開発の利用計画についてご質問でございましたが、泉源のボーリングにつきましては今年度末までには一定の方向が出るというふうに考えております。そうしたことで、現在庁内各関係部で今後利用するための方針を決める判断となるような検討委員会、そうしたことを判断するための前段の検討委員会というものをつくりまして、いろんな角度から福祉とか観光とか、いろんなサイドから検討をしてみるという委員会をつくって、現在いろんな検討を始めておるところでございます。そうしたものを踏まえまして、どうした方向に利用することができるかということをこれから決めていきたいということにしておりますので、ご理解いただきたいと思います。



○副議長(高見庄平君) 黒川建設部長。



◎建設部長(黒川正則君) 円通寺川の改修についての決意でございますが、小学校付近を流れておりまして、そういう危険性もありますので、改修計画を同時に踏まえまして今後進めてまいりたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。



○副議長(高見庄平君) この際、暫時休憩をいたします。

            午後3時27分 休憩

            午後3時42分 再開



○副議長(高見庄平君) 会議を再開いたします。

 引き続いて一般質問を行います。3番牛尾博美君。

            〔3番 牛尾博美君 登壇〕



◆3番(牛尾博美君) 私の質問が最後となりますので、皆様方大変お疲れのようですが、いましばらく頑張っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 通告しておりました3点について質問したいと思います。

 まず最初に、欧米先進国と比べて日本が立ち遅れていることの一つにボランティアの問題があります。国際貢献や海外援助、NGO活動から環境や人権に関する市民運動、そして福祉や地域のPTA活動まで今日ほどボランティアという用語が頻繁につかわれている時代はなかったと言えるでしょう。特に社会的にハンディを持つ人、障害者や高齢者の人々に対する福祉面においては、今後ボランティアの必要性、重要性がますます要求されるものと思われます。

 また、ボランティア活動は個別のばらばらな活動や民間組織による活動を経て、昭和45年ころから厚生省が全国社会福祉協議会を通じて育成に乗り出し、地方自治体も育成に力を入れるようになりました。当浜田市においても平成8年4月からこれまでの浜田市奉仕活動センターから浜田市ボランティアセンターに名称変更し、ボランティアの登録、研修等の活動をしていますが、福祉はもちろんのこと、昨年の阪神・淡路大震災を契機に消防庁では災害時に活動するボランティアと自治体との連携を検討し、自治体が防災計画を策定する際のボランティアの支援、連携をどう取るかの調査研究委員会を発足させたというニュースが新聞で報道されました。このようにボランティアの社会、行政のニーズは日増しに高く、重要な位置を占めるようになってきました。

 先日、ある初老の夫婦とお話をしました。自分たちはそれぞれ浜田に生まれ、そして結婚し、3人の子供たちも私なりに育て成人しました。子育ても終わり、これからは私たち夫婦の好きなことをしようと2人で話しました。そしてもう一つやろうと、それはこれまでの自分たちの持っている知識や経験、それと残された時間を何とかお世話になった浜田のために恩返しがしたい。少しでもいいから浜田の役に立ちたい。そういうことをしようと決めたそうです。またある23歳になる建設会社に勤める若い青年は、今は仕事で手いっぱいだけども、人のためになることをしたい。お金はないが体力と行動力だけはありますと笑って言います。本当に頼もしい限りです。余り無理をせず、自分のやれることから手がけ、人のため、社会のため、そして自分のためにボランティアをしてみたいと思っている市民やグループがこの4万8,000人の浜田にたくさんおられます。そして今、一人一人が何かやらなければ、社会のために何か奉仕がしたいという意識を持ち始め、それが年ごとに強くなっていくものと思われます。これこそ住んでよかったと思える浜田を支える本当の市民パワーではないかと思います。

 それでは、質問の第1として、今現在のボランティアセンターに登録されている個人、グループの数、また企業などの数はどれぐらいあるのでしょうか。またその目標はどれくらいでしょう。

 質問の第2として、市民へのボランティアに関する情報の提供の方法はいかがなもんでしょう。

 そして3番目に、今後浜田市独自のボランティアの構想があればお伺いしたいと思います。

 生涯教育の一環としてのボランティアの育成ということも大変重要であり、これからさらに市民による市民のためのボランティア活動を積極的に推進し、拡大すること、そして行政が単にマンパワーとしてこれを利用するだけでなく、もっといろいろな場をつくり、力強くボランティアを支援することがこの浜田の将来にとって大変有効で必要なことではないかと思われます。浜田市のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。

 続きまして、市民サービスについてお伺いしたいと思います。

 全国各自治体で「さわやか行政運動」が推進され、職員の的確な対応や事務処理の迅速化など、行政サービスの総点検と改善が積極的に実現されつつあり、実際市役所の窓口業務も以前と比べると対応もよくなってきたとの市民の声を耳にします。しかし一方で、島根県下、出雲はもちろん松江でも、平成6年から松江駅前の松江サティに市民サービスコーナーを開設し、市民により利用しやすい市民の窓口として業務を開始し、ことし11月、同じサティの2階から便利でわかりやすい1階に移し、市役所が休む土曜日、日曜日、祝日にも住民票などの各種証明書の発行など、忙しい市民のための市民サービスコーナーを新設されました。取り扱い時間は午前10時から午後5時までだそうです。元出雲市長の岩國さんは、出雲市の中で一番サービスのいいところはどこかと市民に尋ねたら、出雲市役所だと市民が答えてくれるぐらいのサービスを提供しなければならない。そのためには市役所で待つのではなく、こちらから出向いていくくらいの姿勢でなければならないと言われました。浜田市において、浜田市民サービスコーナー設置の計画があるのでしょうか。あるとすればいつごろから開設されるのでしょうか、お伺いいたします。

 また、他市の例を挙げて質問させていただきますが、以前千葉県の松戸市ですぐやる課という課が誕生しました。一時全国的に有名となったユニークな係でした。最初は市民の苦情相談の窓口として、溝のどぶ板の取り替え、道路の陥没の修理、市の所有地の木の枝が通行の邪魔になるから切ってくれなどと、自衛隊で鍛えられた1メートル80ぐらいの職員と中堅クラスの職員との2人で西に東にと動き回り、大変な目に遭いながら、1日五、六件の苦情処理をこなしていったそうです。最初の1か月で1,800件に近い市民からの電話が殺到しましたが、それらの80%以上が比較的すぐにやればできるような苦情だったので、軽トラックにくわやスコップなどを積み込み、できるだけその日のうちにやってしまうように努力した結果、月がたつにつれその件数も減り、市民からは本当によくやってくれるとの評判を得るようになりました。また、市役所の中でもすぐやる課だけが松戸市役所の代表ではない。彼らに負けてはならないと、それぞれの課が市民に喜ばれる課にと立ち上がり、役所内は大変に盛り上がり、市民にとって非常にいい雰囲気になった。その結果、松戸市民は自分たちの意見や苦情が希望がかなえられる町になってきたことを喜び、他市からも移住してくる人も多くなったと聞きました。本当にすばらしいことではないかと思います。

 浜田市においてこういった市民サービスの窓口として、苦情や相談に対応する新しい係の新設はいかがなものかと、ご意見を、ご所見をお伺いしたいと思います。以上、壇上からの質問を終わらせていただきます。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 3番牛尾博美議員のご質問にお答えいたします。

 まず最初にボランティアについてでございます。議員ご指摘のとおり、現在の高齢社会において、住みなれた地域の中で、高齢者も障害者も健常者とともに安心して生活するためには、行政サービスだけでは賄えない状況にあります。在宅での手厚い支援体制をとるためには民間のマンパワーが必要となります。このためボランティアの協力が必要であり、ボランティア活動の占める役割は大変重要なものだと認識しております。今後福祉教育や啓発活動を通じて市民の方々にボランティアの重要性を認識していただき、ボランティアの意識の高揚を図りたいと考えますので、一層のご指導をお願いしたいと思います。

 さらにまたご指摘がありましたように、ボランティアをされる個人、団体への強力な支援、これも必要ではないかと考えます。関係者の皆さん方とご相談しながら着実に実施してまいりたいと思っております。

 次に、2番目の市民サービスについてお答えいたします。

 浜田市におきましては、さわやか行政サービスの一環として、接遇マニュアルによる指導や接遇の研修等を実施いたしております。その成果があらわれてきております。私は施政方針でも申し上げたわけでありますが、市職員のさらなる活性化が市の活性化につながるものと考えております。このため、今後さらに職員の活性化及び市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。

 さらにまたご指摘のありました、松戸市におけるすぐやる課、これは当時私も県会議員になった当初の20代のころの話であります。非常に感銘を受けたことであります。そういう松戸市がやられたようなそういう課ができないものか、その点は議員ご指摘のとおりでありまして、今後関係部局ともまた執行部とも協議をしながら、できることからやってまいりたい、そのように思っておりますので、ご指導いただきますようにお願いいたします。



○副議長(高見庄平君) 佐々木福祉部長。



◎福祉部長(佐々木康夫君) 1番目のボランティアについて、3点にわたってお答えいたします。

 まず、1番目のボランティアについての1点目のボランティアセンターの個人、グループ、企業等の登録についてでございますが、このボランティア登録は浜田市社会福祉協議会で行っております。現在登録されております数は個人が30人、グループが21団体でございまして、企業としての登録は現在のところございません。また、浜田市社協で活動が活発になされ始めました福祉員、福祉推進員制度もボランティアとしての位置づけがされるものでございます。この数は福祉員が321人、福祉推進員は現在のところ752人ですが、各地区で委嘱されますと1,500人を超える数となります。また、その目標はどれくらいかとのご質問でございますが、これにつきましては、市民の皆様の積極的な姿勢によるところが大きく、できるだけ多くの方々に登録をしていただき、活動に参加をしていただきたいと考えております。

 2点目のボランティアへの情報提供の方法についてでございますが、主に浜田市社協の広報紙「しろやま」を通じて、また総合福祉センター内のボランティア交流室に情報誌を置き、さらに必要に応じて市の広報紙で参加募集等を行っております。

 3点目の今後のボランティア構想についてでございますが、多様化する福祉ニーズに的確に対応し、高齢者も障害者も健常者とともに安心して生活できる地域社会を目指すためには、行政サービスだけでは不足する状況が出てまいります。このため地域社会においてきめの細かい支援体制をとれる民間マンパワーの組織化が不可欠であり、ボランティアの育成、ボランティア時間貯蓄制度、有償ででもこの利用ができます支援体制づくり等が必要になると考えております。現在市内に地域の老人クラブが約80団体ございますが、この中からシルバーリーダーやシルバーヘルパーの要請を行っており、この方たちに核となって友愛活動を行っていただき、元気な高齢者が虚弱な高齢者を援助するという意識も持っていただき、ボランティアに参加をしていただくことが重要だと考えております。今後ボランティア教育や啓発活動を行い、ボランティアの育成、活動できる条件整備、ネットワーク整備など、浜田市社会福祉協議会とともに、市といたしましても積極的に取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 小谷企画財政部長。



◎企画財政部長(小谷典弘君) 2番目の市民サービスについての、まず1点目の市民サービスコーナーの設置についてでございますが、ご質問にもございましたように、出雲市、松江市では大規模小売店での市民サービスとして、住民票とかあるいは印鑑証明等の交付を実施をされております。このことにつきましては、浜田市におきましても週休2日制の実施がされるときに、浜田市としてもどう対応すべきか、住民サービスの低下をさせないためにも、どういうふうにすべきかということでの検討を重ねてきた経緯がございます。その中で、浜田市は住民票等の電送システムを既に取り入れておりまして、各連絡係で住民票等の交付というのが他市に比較して行き届いていると、こういう点がございます。このために遠くからの休日利用というのは少ないということが一つはございます。

 それから、もう一つは浜田駅周辺でのサービスがいいのか、あるいは市役所でやることがいいのか、こういったことも議論をしたわけでありますが、民間の方の施設を利用してということになりますと、コンピューター等の機器も導入しなければいけませんし、そういった面ではかなりの投資が必要となります。また市役所がやはり市の中心部であるいうことで、むしろ駅周辺でなくても市の方がもっと利用しやすいんじゃないかと、こういった考え方に立ちまして、休日における市民サービスとして、平成4年の8月から日曜日の午前中に職員3名によりまして窓口を設置して、現在住民票、印鑑証明等の交付やあるいは戸籍届け書の受領事務等を実施しているところでございまして、現在1回当たり平均して4件ぐらいの方が申請をされてるというのが現状でございます。

 このため現段階で市民サービスコーナーをどうするかということでございますが、具体的には計画は持っておりませんけれども、現行体制の中でさらなる市民サービスの向上に向けて取り組んでいく必要があるというふうに考えておるところでございます。

 次に、2点目のすぐやる係についてでございますが、最も苦情が多い土木関係につきましては建設課に既に道路パトロール班を設置をいたしております。専用の車で専任者3名によりまして、側溝のふたの取り替えや、あるいは道路の補修、こういったものを実施をしております。また、環境清掃対策課では職員2名によりまして、清掃パトロールのパトロール班を編成してごみステーションの指導であるとか、あるいは不法投棄の監視等を常時市民の要望に対応をしてきているところであります。これらもすぐ対応する係として市民の皆様方からの好評をいただいているところでございます。

 そのほか、各種苦情の処理につきましては、各所管における対応を強化をしながら、かつ迅速に処理をするよう指導してまいっております。また、相談窓口でもいろいろな苦情等もあるわけでございますが、ご質問にもありますように、松戸市におきましては、昭和44年にすぐやる課を設置をされています。浜田市におきましても、この当時すぐやる課というのが非常に流行いたしまして、浜田市の中でもいろいろ検討した経緯もその当時ございます。昭和42年に市民相談係というのをこのときに設置をいたしまして、すぐやる課に対応できるような、そういった体制を構築したわけでございますが、その後相談件数が年々減少いたしまして、昭和46年にこの係を廃止したという経緯がございます。

 しかし、現在ますます住民ニーズの多様化、専門化する相談内容に対応するために、専門知識を有する方々に相談員をお願いをいたしておりまして、行政、人権相談、あるいは消費生活相談、総合相談等を開設をいたしておるところでございます。また、この地域の問題でございました弁護士不在ということから、弁護士による法律相談につきましても、石見法律相談センターで実施をしていただいているところでございます。

 したがいまして、現段階におきましては、いわゆるすぐやる係の設置は考えておりませんが、苦情処理については各所管における処理体制をさらに充実しながら、相談窓口につきましても引き続き専門の相談員によって実施をしたいと考えております。特に住民サービスの充実、これは大変重要なことでございます。先ほど市長の方からもご答弁ございましたように、松戸市の例も大いに参考になるところでありまして、さらにこの行財政改革推進本部の中の行政サービス部会の中で、引き続き変遷を踏まえながら、検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。



○副議長(高見庄平君) 3番牛尾博美君。



◆3番(牛尾博美君) 積極的に取り組んでいるということ、特にボランティアに関してもそうですが、ありがとうございました。思い起こしますのに、昨年に神戸の大震災の後、大変神戸の人には悪いんですが、凍えるようなその寒さの中、家も家族も、最も大事な家族までもすべて焼け焦げてしまって、何もなくなってしまったようなそういう神戸の市民が、被害者でありながら、何もなかったようにお互いに声をかけ、そして励まし合う光景を見たとき、あるいは遠い北海道や東京から若い学生がいち早く駆けつけて、若いボランティアたちが一生懸命やってるのをテレビで新聞何かで見たときに、私だけじゃなく、皆さんもそうだと思うんですが、心が洗われて、何か温かいものを感じて、日本もまんざらじゃないなという、あの光景を見られてそういうふうに思われたのは私だけじゃないんじゃないかというふうに思うわけです。

 そんな個人的なことは別にして、浜田のボランティアセンターに登録された人やいわゆるグループだけじゃなくて、さっき申しましたように何か自分の特技や経験とか、余暇を使って社会のためになることをしたいという市民が自分の回りにも非常に多いんですね。もちろん福祉ボランティアということはこれから社会のニーズが増大するということは目に見えてわかっていることですが、それだけではなくて、ボランティアっていうのは例えて言いますと畳ケ浦とか城山にある浜田城跡とか、そういった観光、旧所名跡なんかの案内にもそういうところに私がやってみたいという人もおります。あるいは、公共施設や公園なんかの清掃なんかもあります。あるいは図書館とか資料館での本の整理やお手伝いとか、あるいは昨日お話にありました10番議員の藤原議員が言われました、質問にありました手話通訳者、その方が福祉課の窓口にぜひおってもらいたいということについても、既に手話通訳のボランティアっていうのも数人おられまして、こういった利用っていうのも、利用って言うのは大変失礼かもわかりませんが、そういうことも当然考えられるのではないかと思われます。

 しかし、そういったボランティアをしようにも情報が少ないし、あるいは窓口がわからないと、どうしたらいいのか迷っているという人が少なくないというふうに思うわけです。こうした潜在的社会貢献のできるマンパワーを浜田市や浜田市ボランティアセンターが中心になって、積極的に先頭に立って、音頭をとっていくことが大変重要ではないかというふうに思うわけです。

 現在浜田市にはシルバー人材センターというのがあります。これは60歳以上の方の登録を原則としておりますが、例えばその60歳の枠を外して、もっと幅広いより多くの市民からのボランティアを受け入れ、そして登録する。そしてこれを全面的に支援していくと、仮にこの運動を4万8,000浜田市民総ボランティア運動として、浜田市全体で市民運動として位置づけ、そして展開し、組織し、それぞれ一人一人の特技や経験などをマンパワーとして登録して、障害者や高齢者、また困っている市民を助け、援助していく。そしてまず市長を先頭にして、浜田市の職員の方も登録し、そして我々市会議員も率先して登録し、一つの市民運動として盛り上げていったらどうかと、こういった計画はいかがなもんでしょうか、ぜひお伺いしてみたいと思います。

 それから、2番目の市民サービスコーナーですが、実情も余り知らずに言ってしまった部分がありまして、大変失礼をいたしました。しかし、このことに関して言いますと、いまだ市民にそういう啓蒙といいますか、情報の提供がちょっと少ないんではないかという部分があるような気がします。よく私も聞きますけど、土曜、日曜の休日に市役所があいていれば住民票がとれるのにというふうに、何とかならんだろうかという市民の意見をしょっちゅう聞くんですけども、現実に日曜日の午前中あいているということも私も知らなかったもので、ぜひそういった意味で、そういうことをもう少し私も聞きまして、そういった市民に対して答えるべく、窓口があるんだよということを言っていきたいと思います。

 この件に関しては、松江や出雲も率先してやっておられますので、もしできることであるなら、今ある実際に4年からやっておられるものを積極的にまず情報を流し、市民に知らしめるということを積極的にやっていただければ、私が質問した問題は少なからず解決して、市民に対するサービスと、そういうものが充実するのではないかというふうに思います。

 3番目にすぐやる課的な係の件ですが、市長の力強いお言葉もありまして、こういったものを考えていこうという姿勢を酌み取ることができました。行政改革とか地方分権と言われ、政府も地方も本格的に本気で取り組まなければいけない、そういう状況の折、また新たにすぐやる係的な苦情処理あるいは市民相談コーナーの係のセクションを増やすということは、人材とか経費とか、そういったいろんな問題があるかもしれません。しかし、市民の意見や要望、相談、苦情などがいつも市民が直接言ってもなかなかやってもらえないというのはいまだにしょっちゅう聞くわけです。

 そういうすぐやる課を設置した場合に、恐らく最初は市民からの苦情ばかりかもわかりませんが、浜田市がもっともっと積極的にいらっしゃいという姿勢だけじゃなくて、もっと積極的に勇気を持ってそういう係なんかを1つに、窓口を1つにして、親身になって親切にかつ丁寧に市民の相談に対応していけば、今のような市に対する市民の不満や不信感というものが少なくとも減少することは確実だと思いますし、また日常市民生活の支障を来すようないろんな問題解決も早期に解決するものと思われます。昨年オープンした先ほど言われましたように、石見法律相談所も浜田を中心に予想を超える方々が相談に行っております。いろんな意味で市民の中には言ってもだめだというような市への不満とかあきらめの気持ちっていうのがかなり多くあります。もう少し市民に喜んでもらえるような、そういったことに積極的に取り組み、そして具体的に実現に努力していただきたいと、そういうふうに思います。そのように要望したいと思います。



○副議長(高見庄平君) 市長。

            〔市長 宇津徹男君 登壇〕



◎市長(宇津徹男君) 再質問にお答えいたします。

 基本的なことでありますので、私の方から3点お答えしたいと思います。

 まず、ボランティアの組織づくり、市長を先頭にしてということでありまして、私自身もそのような形にぜひしたいと思っております。ちょうど12月1日の日曜日でありましたが、例の中国石嘴山市、王貴増市長さんがおいでになっておった時期であります。夜帰りましたら、ある浜田市西部のお年寄りの方から、市の職員の方がわざわざ障子を張りにきていただいた。大変寒い日でもあったのに、本当にうれしかったという話でありました。私家内からその電話のことを聞きまして、これはホームヘルパーの方がやられたんかなと思っておりましたら、翌日出てみましたら、報道関係で市内の労働組合の福祉関係の労福協といいますか、この方々が約300人以上、チームに分けて市内全域にわたってこのようなサービスをされたということを実はマスコミの方からお聞きしたわけでありまして、大変感銘を受けたわけであります。そのことが市長のおかげでそういうことをやっていただいたと、私自身が褒めていただいたと、これは本当にゆるがせにできないことであるわけでありまして、その関係の団体の方にはすぐお礼を申し上げたわけでありますが、事ほどさように、そういうことからやはり市長というものに対しての市民の見る目、悪いこともそうでありますが、いいこともみんな私の手柄になる。そういうことは本当にありがたいことでありまして、今後牛尾議員さんご指摘のような4万8,000総ボランティア運動の展開、これはぜひそういう組織づくりというものができれば、そのように思いながら再質問をお聞きしたわけであります。今後各関係部長とも相談しながら、また議会の方々とも一緒になって検討してみたい、そのように思っております。

 日曜窓口については、先ほども企画財政部長の方から答弁いたしましたが、非常に地道にはやっておられるなと、市長に就任いたしまして大変職員のご労苦に感謝しておるわけであります。件数が平均4件ということでありまして、やはりそういう面では積極的に情報を流す必要があるんではないか。広報「はまだ」には適宜時期的にきちっとそういう広報をしておると思うわけでありますが、今後さらに市民に周知徹底いただくようなこういうことにしたい、そのように思っております。

 すぐやる係にしても、市民から来られるの待つのではなくって、どんどん出かけていくという姿勢も大事ではないかと。最近三隅町がああして公民館ごとにそういういわゆる行政の出前というような形で、今の清谷町長が始められたというふうに町長からもお聞きいたしました。そのようなことが今大事ではないかと、そのように思っておりまして、市民の方々が市役所というものはなかなかやってくれない、そういうあきらめの気持ちを持たれるということが一番怖いことでありまして、そういう面では市民の中に飛び込んで、出かけていくような、そういう行政も考えてみたいと。あれもこれも言や、本当に宇津市長何やるんかいのと、そういうことになろうかと思いますが、今後皆さん方と先ほどの牛尾博美議員の本当に熱心なご提言を受けて対処したいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○副議長(高見庄平君) 3番牛尾博美君。



◆3番(牛尾博美君) きのうの県会議員の一般質問の中で、県が作成した老健福祉政策に掲げられている、平成11年末までに県内のホームヘルパーを1,300人確保するという目標が現在50%以下であり、11年までの達成が難しくなっていると。その対象としてホームヘルプ事業を実施している市町村に対して、農協や民間ボランティアを公的サービスとして制度に組み入れていくことでホームヘルパーの確保の目標を達成していきたいというニュースをきのうの夜ちょっと見ました。今浜田でもいろいろな団体が主催して3級ヘルパーの養成講座などがいろいろ行われて、ボランティアとして登録され、実際に出番を待っているというふうな、そういう状態であるということも聞きます。

 既に時代はもう既にボランティアを必要としておりますし、行政もボランティアを必要とし、ボランティアもまた行政の支援とそして制度の確立を求めているように思われます。どうか浜田市においてもボランティア運動が啓蒙され、育成、そして支援されて、浜田の大きな市民の力となりますようにどうぞよろしくお願いしたいと思います。どうもありがとうございました。



○副議長(高見庄平君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。皆様ご苦労さまでございました。

            午後4時22分 散会

        ──────────────────────────

  出席議員(25名)

 1番  川  神  裕  司 君       2番  江  角  敏  和 君

 3番  牛  尾  博  美 君       4番  横  田  善  雄 君

 5番  下  隅  義  征 君       6番  ?  松  三  男 君

 7番  佐 々 木  喜  久 君       8番  山  本  富  彦 君

10番  藤  原  芳  男 君      11番  牛  尾     充 君

12番  徳  原  繁  一 君      13番  江  口  修  吾 君

14番  牛  尾     昭 君      15番  中  村  建  二 君

16番  小  川  泰  昭 君      17番  湯  浅     勝 君

18番  高  原  好  人 君      19番  土  井     博 君

20番  高  見  庄  平 君      21番  坂  田  幸  男 君

23番  大  屋  俊  弘 君      24番  遠  藤  公  輝 君

25番  三  明     忠 君      27番  花  手  政  勝 君

28番  河  上  佳  典 君

        ──────────────────────────

  欠席議員(3名)

 9番  向     惇  雄 君      22番  本  田  正  人 君

26番  佐 々 木  悦  淨 君

        ──────────────────────────

  地方自治法第121条により説明のため出席した者

市長      宇 津 徹 男 君      助役      徳 富 鞆 之 君

収入役     福 重 照 正 君      教育委員長   山 崎   彬 君

教育長     古 原 忠 雄 君      監査委員    牛 尾 公 介 君

総務部長    竹 中 弘 忠 君      企画財政部長  小 谷 典 弘 君

経済部長    島 津   博 君      建設部長    黒 川 正 則 君

市民環境部長  佐々木 達 男 君      福祉部長    佐々木 康 夫 君

水道部長    倉 本 昇 明 君      教育部長    信 田 久 樹 君

総務課長    中 山 長 久 君      人事課長    濱 岡 靖 昭 君

財政課長    篠 原 英 臣 君      企画振興課長  齋 藤   實 君

消防庶務課長  木 鷺 正 勝 君      学校給食センター所長

                               畑 岡 正 弘 君

教育総務課長  伊 津 浩 季 君      世界子ども美術館室長

                               三 浦 陸 雄 君

生涯学習課長  宮 本 延 寿 君

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  事務局職員出席者

事務局長    吉 田   滋        事務局次長   高 橋 正 弘

議事係長    吉 田 康 秀        主任書記    大 塚 隆 信

主任書記    篠 原   修

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