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島根県 松江市

平成18年第1回 3月定例会 03月08日−04号




平成18年第1回 3月定例会 − 03月08日−04号







平成18年第1回 3月定例会



    平成18年第1回松江市議会定例会



議 事 日 程(第4号)

 平成18年3月8日(水曜日)午前10時開議

 第1 一般質問

 第2 議 第135号 学齢児童及び学齢生徒の教育事務の受託について(議案上程、提案理由の説明)

 第3 議 第54号 指定管理者の指定について

 第4 議 第61号 指定管理者の指定について

 第5 議 第76号 指定管理者の指定について

 第6 議 第79号 指定管理者の指定について

 第7 議 第80号 指定管理者の指定について

 第8 議 第75号 指定管理者の指定について

 第9 議 第83号 指定管理者の指定について

 第10 議 第87号 指定管理者の指定について

 第11 議 第1号 松江市名誉市民条例の制定について

 第12 議 第2号 松江市国民保護協議会条例の制定について

 第13 議 第3号 松江市国民保護対策本部及び松江市緊急対処事態対策本部条例の制定について

 第14 議 第4号 松江市手数料徴収条例の一部改正について

 第15 議 第5号 松江市指定管理者の管理する集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第16 議 第6号 松江市国民健康保険条例の一部改正について

 第17 議 第7号 松江市立浩生寮条例の廃止について

 第18 議 第8号 障害者自立支援法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

 第19 議 第9号 松江市障害者自立支援審査会の委員の定数等を定める条例の制定について

 第20 議 第10号 松江市児童クラブ条例の一部改正について

 第21 議 第11号 松江市介護保険条例の一部改正について

 第22 議 第12号 介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

 第23 議 第13号 松江市立小学校、中学校及び幼稚園設置条例の一部改正について

 第24 議 第14号 松江市地区集会所設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第25 議 第15号 松江市公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第26 議 第16号 松江市運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第27 議 第17号 松江市指定管理者の管理する運動施設設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第28 議 第18号 鹿島堀部史跡公園整備基金条例の廃止について

 第29 議 第19号 松江市八雲郷土文化保存伝習施設設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第30 議 第20号 鹿島・島根栽培漁業振興施設整備運営事業種苗放流等推進基金条例の一部改正について

 第31 議 第21号 松江市星上山スターパーク案内所設置及び管理に関する条例の廃止について

 第32 議 第22号 松江市指定管理者の管理する農村改善センター設置及び管理に関する条例の制定について

 第33 議 第23号 松江市きれいなまちづくり条例の制定について

 第34 議 第24号 松江圏都市計画(松江国際文化観光都市建設計画)地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について

 第35 議 第25号 松江市営住宅条例の一部改正について

 第36 議 第26号 松江市下水道条例の一部改正について

 第37 議 第129号 松江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について

 第38 議 第130号 松江市職員の給与に関する条例及び松江市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について

 第39 議 第131号 松江市旅費支給条例の一部改正について

 第40 議 第132号 松江市職員の退職手当に関する条例の一部改正について

 第41 議 第133号 松江市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

 第42 議 第134号 松江市事務分掌条例の一部改正について

 第43 議 第27号 新たに生じた土地の確認について

 第44 議 第28号 町及び字の区域の変更について

 第45 議 第29号 町の区域の変更及び字の区域の廃止について

 第46 議 第30号 財産の取得について

 第47 議 第31号 財産の無償譲渡について

 第48 議 第32号 市道路線の廃止について

 第49 議 第33号 市道路線の認定について

 第50 議 第135号 学齢児童及び学齢生徒の教育事務の受託について

 第51 議 第34号 指定管理者の指定について

 第52 議 第35号 指定管理者の指定について

 第53 議 第36号 指定管理者の指定について

 第54 議 第37号 指定管理者の指定について

 第55 議 第38号 指定管理者の指定について

 第56 議 第39号 指定管理者の指定について

 第57 議 第40号 指定管理者の指定について

 第58 議 第41号 指定管理者の指定について

 第59 議 第42号 指定管理者の指定について

 第60 議 第43号 指定管理者の指定について

 第61 議 第44号 指定管理者の指定について

 第62 議 第45号 指定管理者の指定について

 第63 議 第46号 指定管理者の指定について

 第64 議 第47号 指定管理者の指定について

 第65 議 第48号 指定管理者の指定について

 第66 議 第49号 指定管理者の指定について

 第67 議 第50号 指定管理者の指定について

 第68 議 第51号 指定管理者の指定について

 第69 議 第52号 指定管理者の指定について

 第70 議 第53号 指定管理者の指定について

 第71 議 第55号 指定管理者の指定について

 第72 議 第56号 指定管理者の指定について

 第73 議 第57号 指定管理者の指定について

 第74 議 第58号 指定管理者の指定について

 第75 議 第59号 指定管理者の指定について

 第76 議 第60号 指定管理者の指定について

 第77 議 第62号 指定管理者の指定について

 第78 議 第63号 指定管理者の指定について

 第79 議 第64号 指定管理者の指定について

 第80 議 第65号 指定管理者の指定について

 第81 議 第66号 指定管理者の指定について

 第82 議 第67号 指定管理者の指定について

 第83 議 第68号 指定管理者の指定について

 第84 議 第69号 指定管理者の指定について

 第85 議 第70号 指定管理者の指定について

 第86 議 第71号 指定管理者の指定について

 第87 議 第72号 指定管理者の指定について

 第88 議 第73号 指定管理者の指定について

 第89 議 第74号 指定管理者の指定について

 第90 議 第77号 指定管理者の指定について

 第91 議 第78号 指定管理者の指定について

 第92 議 第81号 指定管理者の指定について

 第93 議 第82号 指定管理者の指定について

 第94 議 第84号 指定管理者の指定について

 第95 議 第85号 指定管理者の指定について

 第96 議 第86号 指定管理者の指定について

 第97 議 第88号 指定管理者の指定について

 第98 議 第89号 平成17年度松江市一般会計補正予算(第7号)

 第99 議 第90号 平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)

 第100 議 第91号 平成17年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計補正予算(第3号)

 第101 議 第92号 平成17年度松江市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)

 第102 議 第93号 平成17年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第3号)

 第103 議 第94号 平成17年度松江市公設浄化槽事業特別会計補正予算(第4号)

 第104 議 第95号 平成17年度松江市集落排水事業特別会計補正予算(第5号)

 第105 議 第96号 平成17年度松江市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)

 第106 議 第97号 平成17年度松江市下水道事業特別会計補正予算(第5号)

 第107 議 第98号 平成17年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計補正予算(第4号)

 第108 議 第99号 平成17年度松江市鹿島電気通信事業特別会計補正予算(第1号)

 第109 議 第100号 平成17年度松江市水道事業会計補正予算(第4号)

 第110 議 第101号 平成17年度松江市ガス事業会計補正予算(第3号)

 第111 議 第102号 平成17年度松江市自動車運送事業会計補正予算(第3号)

 第112 議 第103号 平成17年度松江市駐車場事業会計補正予算(第3号)

 第113 議 第105号 平成18年度松江市国民健康保険事業特別会計予算

 第114 議 第106号 平成18年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算

 第115 議 第107号 平成18年度松江市老人保健医療事業特別会計予算

 第116 議 第108号 平成18年度松江市介護保険事業特別会計予算

 第117 議 第109号 平成18年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

 第118 議 第110号 平成18年度松江市簡易水道事業特別会計予算

 第119 議 第111号 平成18年度松江市公設浄化槽事業特別会計予算

 第120 議 第112号 平成18年度松江市集落排水事業特別会計予算

 第121 議 第113号 平成18年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計予算

 第122 議 第114号 平成18年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算

 第123 議 第115号 平成18年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計予算

 第124 議 第116号 平成18年度松江市八雲地域開発事業特別会計予算

 第125 議 第117号 平成18年度松江市駐車場事業特別会計予算

 第126 議 第118号 平成18年度松江市下水道事業特別会計予算

 第127 議 第119号 平成18年度松江市公園墓地事業特別会計予算

 第128 議 第120号 平成18年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算

 第129 議 第121号 平成18年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計予算

 第130 議 第122号 平成18年度松江市鹿島電気通信事業特別会計予算

 第131 議 第123号 平成18年度松江市島根有線放送電話事業特別会計予算

 第132 議 第124号 平成18年度松江市水道事業会計予算

 第133 議 第125号 平成18年度松江市ガス事業会計予算

 第134 議 第126号 平成18年度松江市自動車運送事業会計予算

 第135 議 第127号 平成18年度松江市駐車場事業会計予算

 第136 議 第128号 平成18年度松江市病院事業会計予算

 第137 承認第1号 専決処分の報告について(平成17年度松江市病院事業会計補正予算(第3号))

 第138 議 第104号 平成18年度松江市一般会計予算

 第139 予算特別委員会の設置について

 第140 陳情第9号 「公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書」提出について

 第141 陳情第10号 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービス拡充を求めることについて

 第142 陳情第11号 「医療制度改革関連法案」の廃案を要望する意見書採択を求めることについて

 第143 休会について

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出 席 議 員(47名)

    1 番   田  中  明  子  君

    2 番   畑  尾  幸  生  君

    3 番   吉  金     隆  君

    4 番   森  脇  幸  好  君

    5 番   松  蔭  嘉  夫  君

    6 番   渡  部  美 津 子  君

    7 番   南  波     巖  君

    8 番   葉  山  泰  子  君

    9 番   朝  倉  弘 太 郎  君

    10 番   森  脇     賢  君

    11 番   津  森  良  治  君

    12 番   森  脇  勇  人  君

    13 番   宅  野  賢  治  君

    14 番   川  井  弘  光  君

    15 番   福  間  俊  夫  君

    16 番   桂     善  夫  君

    17 番   斎  藤  菊  市  君

    18 番   加  藤  富  章  君

    19 番   小  笹  義  治  君

    20 番   森  脇  敏  信  君

    21 番   板  垣     亨  君

    22 番   勝  部  加  代  君

    23 番   福  田  安  信  君

    24 番   太  田     薫  君

    25 番   田  村  昌  平  君

    26 番   篠  原     栄  君

    27 番   角  田  正  紀  君

    28 番   安  部  吉  輝  君

    29 番   加  本  市  郎  君

    30 番   林     干  城  君

    31 番   田  中  弘  光  君

    32 番   片  寄  直  行  君

    33 番   藤  田  彰  裕  君

    34 番   足  立  利  人  君

    35 番   三  島  良  信  君

    37 番   山  本  勝 太 郎  君

    38 番   三  島     進  君

    39 番   飯  塚  悌  子  君

    40 番   田  中  豊  昭  君

    41 番   西  村  び  ん  君

    42 番   石  倉     幹  君

    43 番   後  藤  ?  一  君

    44 番   比  良  幸  男  君

    45 番   出  川  修  治  君

    46 番   中  村  晴  洋  君

    47 番   加  藤  滋  夫  君

    48 番   立  脇  通  也  君

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欠 席 議 員(1名)

    36 番   石  倉  茂  美  君

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事務局職員出席者

   事務局長   中  島  秀  夫  君

   参事     富  田  豪  二  君

   書記     桔  梗  和  夫  君

   書記     遠  田     悟  君

   書記     野  津  真  一  君

   書記     門  脇     保  君

   書記     和 田 守  晃  三  君

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説明のため出席した者

   市長     松  浦  正  敬  君

   助役     伊  藤  忠  志  君

   助役     片  山  重  政  君

   収入役    山  本  弘  正  君

   市長室長   友  森     勉  君

   総務部長   清  水  伸  夫  君

   総務部次長  松  浦  俊  彦  君

   財政部長   原        厚  君

   産業経済部長 能  海  広  明  君

   観光振興部長 木  村  和  夫  君

   市民部長   田  中  寛  美  君

   健康福祉部長 松  本  修  司  君

   環境保全部長 野  津  精  一  君

   都市計画部長 森     秀  雄  君

   建設部長   原     憲  二  君

   消防長    柳  原  知  朗  君

   教育委員会委員長

          吉  川  通  彦  君

   教育長    福  島  律  子  君

   副教育長   川  原  良  一  君

   副教育長   早  川     泰  君

   水道局長   小  川  正  幸  君

   水道局業務部長宅  和  勝  美  君

   ガス局長   谷     正  次  君

   交通局長   渡  部  一  雄  君

   市立病院院長 今  村  貞  夫  君

   市立病院事務局長

          油  谷  健  一  君

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 〔午前10時00分開議〕



○議長(立脇通也君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(立脇通也君) 日程第1「一般質問」を昨日に引き続き行います。

 順次発言を許します。

 12番森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) おはようございます。松政クラブ所属の森脇勇人でございます。けさはですね、大変さわやかな朝を迎えたわけでございますが、二番せんじのお話になりますが、質問戦も3日目になりました。同一内容、また同一項目ということが出てきまして、執行部の皆様方には大変御迷惑かけると思いますが、少し視点を変えながら質問をしていきたいと思います。それでは質問に入ります。通告どおり3点のことについてお伺いをいたします。

 まず、公共用地跡地についてお伺いいたします。

 公共用地の跡地については、昨年の9月、12月議会において松政クラブ所属石倉茂美議員、三島進議員、中村議員からもガス局跡地、市立病院跡地、県立プール跡地について、利用計画、また提案を含めた質問がなされたところでございますが、執行部からは、土地利用計画策定委員会で売却を含めた利活用計画について、検討中、また全庁的な検討プロジェクト組織を立ち上げ、今後検討したいということでございました。私は、今回質問するに当たり、この事案について、過去どのような質問、またどのような回答がなされてきたのか検証しながら質問を行いたいと思います。

 まず、病院跡地について伺いますが、旧松江市議会の平成13年第3回6月定例会におきまして、民主・市民クラブより跡地の有効利用について質問がなされており、回答として、松江市保健医療福祉ゾーン検討委員会の中で検討していると答えられています。また、平成14年第6回12月定例会において、林干城議員の質問に対しては、周辺環境との整合性もあわせて総合的にこれから検討していきたいと答えられています。合併後、平成17年6月定例会、同じく林議員の再質問に対しては、跡地については個別に考えていくとの答弁をなされております。

 その後、冒頭にも述べていますが、私の所属会派の3名の先輩議員が提案を含めた質問をなされております。昨年9月定例会での石倉茂美議員の質問、12月定例会の三島進議員の質問の回答で、ここで初めて土地利用計画策定委員会を立ち上げて検討を進めている、全庁的な検討プロジェクト組織を立ち上げ、今後検討していくとの執行部の御答弁がありました。

 そこでお伺いしますが、平成13年に取り組まれていた保健医療福祉ゾーン整備検討委員会、これは新市になりどのようになっているのでしょうか。解散しているのであれば、跡地の利用計画をどのようにまとめたのかお聞かせください。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 保健医療福祉ゾーン整備検討委員会、この存続は新病院の開設までということとしておりました。現在、解散しております。

 そして、市立病院の跡地利用ということについては、そこでは継続課題だということで引き継いでおります。当時の企画財政部へそのことを引き継いだという実態でございます。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 解散したということで企画財政部の方に引き継がれたということでございますが、次に、昨年6月議会には、林議員の再質問に対して個別に検討したいということでした。これが先ほど来述べておりますように、12月議会の土地利用計画策定委員会で検討を進めているとの御回答です。この土地利用計画策定委員会の構成メンバーと現在の内容、進捗状況ですね、それと今後のスケジュールをあわせてお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) この質問につきましては、昨日、加藤議員の方にもお答え申し上げましたけれども、この土地利用計画策定委員会のメンバーでございますが、助役を筆頭にいたしまして関係の部長で構成しているわけでございます。この病院跡地につきましては、早急に利用目的、そうしたものを決めまして対応していかなければいけないと思っておりますけれども、やはり行政としてどのようにあの地域を利用していくのが一番理想的なのかという姿と、昨日も申し上げましたが、地元の皆さん方の思いというのがあります。そうはいっても現実にあの土地を利用する方の需要といいますか、そういったものがどういうものがあるか、いろいろな関係者がおりますので、そこらは、うまくかみ合わせながら検討していかなければいけないと思っているところでございます。

 現在、商工会議所ともいろいろと相談をしながら、現実的な利用の仕方というものがどういうものがあって、実際にどのような需要というものがあるのかということをいろいろと今探っているところでございます。そうしたことを繰り返しながら、早急にこれからまとめていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 検討中ということでございます。

 次に移ります。次に、県立プール跡地について、12月議会での三島議員への答弁では、県立プール敷地は、市有地であるくにびきメッセ敷地との交換を含めて、県有地である第一中学校敷地や市有地である松江北高との県市相互無償貸借関係、すべて協議中との御回答でございましたが、これはいつからの懸案で、県との協議はどの程度行われているのでしょうか。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) まず、県立プールでございますが、これはそもそも現在のメッセが建っている第二中学校跡地でございます。コンベンション施設としてくにびきメッセというものを二中跡地に建設をするということが決定したときでございますので、平成3年から始まったということです。現在、新しいプールが総合運動公園にできましたので、これにかかわることについては、さらに平成11年から新たな展開になって現在になっているということでございます。

 それから、一中と北高の問題ですが、北高が赤山へ帰りたいということ、あるいは附属中学校の島大周辺への集中化ということがございまして、49年に北高が今の赤山へ移ってますので、47年ごろから始まった事柄でございます。

 現在の事務の段階ですが、相当煮詰まったところまで事務交渉をいたしております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) この土地につきましてですね、市としての交換の時期、また解体工事の時期などは、いろいろお話しているところだと伺うんですが、予定されている時期というのをどの程度で見ておられますでしょうか。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 先ほども申し上げましたけれども、現在、事務的に濃密に詰めているところでございまして、まだ申し上げられる段階ではございませんが、できるだけ早い時期に決定をしたいというふうに考えております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) なるべく早く決めていただきたいと思っております。ちなみに、約2万2,000平方メートルの敷地面積があると言われておりますが、この評価額は幾らになりますでしょうか。

 あわせて、ガス局の跡地約7,000平方メートルについてもお聞かせください。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 県立プールの評価については、県から鑑定結果もいただいておりません。伺ってもいない状況でございます。

 それから、ガス局跡地について、これは台帳上、簿価ですが4億5,200万円ということで今計上しているところでございます。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 現在、敷地面積の評価額というのが出てないわけでございますが、出せないということでございます。

 ガス局についての金額は4億5,200万円ということで、想像するに相当な金額になるというふうに思えるところでございます。金額が高くなればこの時期でございます。なかなか買い手を探すのは大変でありますし、単独の部局でですね、計画を立てるのもままならないと思います。そういったこともあって、この数年間、利用について進捗しないのかなという私の個人的な思いもあります。

 そこで、検討委員会で協議されるのもよろしいと思いますが、合併した旧市町村の遊休地、例えば役場跡地であるとか、学校の跡地であるとか、さまざまな遊休地等がございますが、その遊休地活用も含めて、計画的に公有財産の有効活用プランをつくられてはいかがでしょうか。

 あわせて、公有財産の貸し付け、売却促進、市民ニーズにこたえた有効活用、例えばPFI事業での活用なども含めて、調整する部署をつくられてはいかがなものでしょう。御所見を伺います。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) 重要課題でございます今御指摘がございました病院の跡地であるとか、あるいは県立プールの跡地等の活用につきましては、先ほどお話がありました土地利用計画策定委員会で検討していきたいと思っておりますが、そのほか、たくさん御指摘ありましたように、遊休地があるわけでございます。これにつきましては、もっと活用を図れというのは、この本会議でもたびたびお話を伺っておりますので、せっかくの御提案でございますので、そのような、これは組織といいますか、検討委員会のようなものをつくりまして、利用の仕方であるとかスケジュール、こういったものをぜひ立てていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 急げ急げというようなお話をしているんですが、検討委員会でしっかり検討していただいて、前向きにやっていただきたいなというふうに思います。

 少し紹介するんですが、昨年総務委員会で福岡市の方に視察に行っておられます。私は、視察に同行することができなかったんですが、総務委員会に参加されました議員さんより福岡市のですね、財産の活用プランというのをいただきまして、中身を見ますと、相当詳しくやっておられます。単独部署で、これは福岡市の財政局の方でつくっておられますが、やはり単独の部署をつくっていただいて、そういったところで計画的に行っていただきたい。速やかにというところも含めてですね、検討委員会の方でお話いただいたものをこういったことでまとめ上げていただきたいなというふうに思います。

 少し私の所見を述べさせていただきますが、私は、病院跡地につきましては、平成14年の旧松江市12月定例会で、林議員が提案されている、隣接していますNHK、ここに病院跡地も活用した局舎の建てかえを市、県を挙げてお願いして、文化情報の拠点として整備してもらったらどうかという御意見に意を同じくするところがございます。まさしく今、観光入り込み客1,000万人を目指す松江市としましても、広く全国に情報発信するためには、中国地方のキー局として、NHK松江放送局の一層の整備が望まれるものでありますし、旧病院跡地の例えば駐車場部分、これはそのまま活用できる内容であるというふうに思います。また、県立美術館から宍道湖の夕日スポット、また橋北の松江しんじ湖温泉、城山と、歩きながらの人の流れができると思われ、周辺地域の活性化につながるものと思います。

 また、ガス局跡地につきましては、市民が水辺に親しめるよう、今試験的に運航されています。きょうの新聞にも出ておりましたが、水上タクシー、水上バスですね、これの離発着場とか、合併してさまざまな特産物がふえた松江市の農産物、水産物の例えば卸売の直販センターなど、そういったものを松江の真ん中で、名所となるような市場を考えてみてもよいと思います。

 県立プール跡地は、やはり総合体育館の建てかえ用地として使われるべきだと思いますが、立地条件が大変いいところでございますので、有効活用をまた考えていただきたいと思います。

 るる思いを述べてきましたが、跡地利用について今回ですね、所属会派の加藤議員の提案にもありましたように、会派内でもさまざまな思いや意見がございます。慎重に物事に対処するのもよいことと思いますが、物件によっては既に数年たっているものもあり、調べましたところ平成12年ごろからですね、議会より提案や質問がなされております。

 これからですね、そういった検討委員会を5年、10年もかけて検討するということではなく、先延ばしにして塩漬けなどと批判されないよう、先ほど述べてきた跡地についても、有効利用について計画スケジュールを立てていただきたいと思いますが、御所見を伺います。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) 大変貴重な御意見を賜りましてありがとうございました。そういったものも含めて検討していきたいんですが、冒頭に申し上げましたように土地の売却ということになりますと、なかなか随契というわけにはいかないわけでございます。したがって、これは入札ということになるわけですが、入札ということになれば、相手方がどういう利用をするのかというようなことも、当然これは我々としましてはチェックをしなければいけないということがありまして、私たちの思いと、それから相手方の思いというものが必ずしも一致するかどうかという問題もあるわけでございます。そういうふうなものも含めて、これから十分検討してまいりたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 丁寧な御答弁ありがとうございました。

 次に進みます。2点目、中期財政見通しについてお伺いいたします。

 平成18年度の予算編成方針におきまして、投資的経費を30%削減していかなければならないという考え方のもとで、継続事業・新規事業をどのような基準、方法、手法で見直しをしていくかに当たって中期財政見通しがつくられたわけでございますが、要因は、人口減、三位一体の改革によるたび重なる地方交付税の減によるものと、合併当初190億円と見込んでいた普通建設事業費が約38億円ふえたこと、これは平成16年度当初予算措置がとられていなかった市民活動推進センターの整備事業費11億200万円、保健医療福祉ゾーンの土地の買取事業20億9,900万円、東津田中央線整備事業6億4,000万円、合わせて38億3,200万円、こういったものがふえた。積上式ですので一概にこれというわけではございませんが、いずれの事業も市民生活に欠かせない事業であり、整備しなくてはならないものばかりであります。

 そのような中で、財政の健全化、行政改革をやっていかなければならないということで、9月7日に合併前の施設整備計画調整会議を立ち上げられ、両助役、全部長で組織を構成し、事務局が地域調整課、財政課、行政改革推進課に置かれ、検討され、10月に私どもに示されたわけでございますが、事業内容の検討について支所長、支所の課長など、旧町村時代に直接事業にかかわってきた方々の協議はなされたのでしょうか。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 事業調整に当たってですが、そもそも論から申しますと、合併前から部会をつくって、各町村の関係者が何度も何度も積み上げてきたものが根本でございます。

 それから、昨年4月からの協議したものもございますが、その事業に関係する支所及び支所の関係職員とともに検討して協議をし積み上げたものでございます。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 松江市ではですね、顧問制度がございます。旧町村長さん方がですね、顧問になっておられますが、こういった事業の見直し、保留、先送りにつきましては、顧問の意見も聞くべきと私は思いますが、今回そういった内容につきまして、顧問とは協議をなされたのでしょうか。

 また、今年度顧問会議は何回開催されたのでしょうか。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 顧問会議という全体会議は開催いたしておりません。しかしながら、今年度、個別の問題については、それぞれ御相談をさせていただきながら行っております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 全体会議はないということでございますが、顧問制度をつくったわけでございまして、こういった計画の内容の変更、大きな流れの変更につきましては、御相談されてはいかがかというふうに思いますし、全体会議等も開かれるべきだというふうに私は個人的に思います。

 次に移ります。通告いたしてないものですから、この部分についてはですね、後で請求をいただきますが、先ほど来協議された内容、中期財政見通しのことにつきまして、例えば支所長、関係課長と協議なされた内容があると思いますので、そういったものの資料がございましたら、後で御相談に行きたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。

 次の質問に入ります。

 継続的な事業や事業終期が定まっている原発特別措置法に基づくようなものを前倒ししたわけですが、保留、先送りされている事業の中で、国や県の補助を受けているもの、例えば起債の適用を受けて事業着手したものについて、そういったものを先送りということになれば、補助金であれば補助金の返還や起債の適用の取り消しなどが行わなければならなくなるものも出てくると思いますが、そのような場合の交渉も国、県との確認の上で先送りというふうにされたのでしょうか。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 今回の中期財政見通しでございますが、普通建設事業の計画期間については17年から21年でございますが、各事業課から出ました事業計画に基づきまして、地方財政制度あるいは起債制度とか、いろいろな制度がございますので、そういう制度とか、あるいは今後の収入見込み、それから起債残高の推移、基金残高の推移、あるいは各種の財政指標の推移等、本市の財政状況を考慮しながら総合的な判断をしたということでございますし、それぞれの事業につきましては、必要性あるいは緊急性、それから事業の熟度等から、この事業期間内に行う事業あるいは後期事業、そういったものを策定をいたしたところでございます。

 したがいまして、事業を実施する場合でございますが、庁内で適否判断をしてから、その後に関係機関に対して協議をしていくというふうな順序になっていくものと思っております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) 最後に意見を述べようと思ったんですが、ここで少し意見を言わせていただきます。

 やはり、こういった国や県とのかかわりというのをですね、旧町村のときにもしてきたと思います。信頼関係にあると思うんですよ。そこで、新聞報道等が先に出たりしまして、調整がままならない間に報道されますと、やはり上部団体である国であるとか県であるとか、こういった起債をつけているのにということで、御相談がない場合であれば不快に思うんではないかなというふうに個人的に思います。調整をしっかりやっていただきたいなというふうに思います。

 続きまして、今回の継続事業が見送られまして、合併時に計画のなかった新規事業、17年度からですが、新たに始められた事業というのがございますが、私の個人的な考えでございますが、本来合併時の継続事業を完結し、新規を見送るというのが私は妥当であるというふうに思うのですが、いかがお考えでしょうか。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 中期財政見通しでございますけれども、特に普通建設事業の計上につきましては12月議会でお答えをしたとおりでございますが、この新市での、先ほど申し上げました事業の必要性とか緊急性、あるいは事業の熟度など、全体を考慮しながら計上いたしたところでございます。

 また、後年度といたした事業につきましても、新市の各種の検討委員会の審査の方向性が出てから具体化する事業、あるいは住宅マスタープラン、需要調査も含めてでございますが、策定をまって具体化する事業など、調整を要する事業については後年度といたしたところでございます。

 後年度といたしました事業につきましても、財政見通しに基づきまして本市の財政の健全化をしていく中で、財政状況等に応じまして事業化に向けてスケジュール等の変更等をしていくこともございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) よくわかりました。

 次に3項目め、定住対策についてお伺いいたします。

 市長施政方針の第1番目に定住対策の推進と産業の振興を挙げておられます。12月議会でも私も定住対策について質問しましたが、内容には全く共感するものでございます。しかしながら、先ほど来、質問しております中期財政見通しの中で、先送り、保留にされている事業の中には、古江団地建設事業、鹿島の本郷地区住宅団地整備事業、島根町のマリンタウン加賀公営住宅建設事業、美保関町の定住拠点団地建設事業、八雲の宮谷グリーンタウン団地建設事業、玉湯の湯町町づくり事業市営住宅、灘地区集会所などがございます。

 これらはいずれもですね、旧市町村の人口の少ない地域での過疎対策の意味合いの深い事業ばかりだと思いますが、財政改革を行う中で、住宅団地の造成を見送る中での今回市長の方針を達成するためには、言葉だけではなく過疎地域の定住対策について中身、内容が求められると思いますが、方針達成のためのこういった事業を先送りにしてですね、方針を達成するんだという市長のプランをお聞かせください。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) この定住対策につきましては、今回の議会でもたびたび申し上げておりますように、私も最重点課題という形で取り組んでいきたいと思っております。そのためには、まず今回、住宅マスタープランというものをつくっていきたいと思っているわけです。

 その住宅マスタープランというのは、当然のことながら、今回大きくなりました旧町村部も含めて、それから市内の中心部も含めてどのような適地があるのかということと、さらにそれに対しまして需要予測というものもやっていかなければいけないと思います。

 したがって、こうした住宅マスタープランを策定するに当たりましては、市民の皆さん方のアンケート調査なり、そういったものを実施をしまして市民ニーズの把握に努めて、そしてそれを内容に反映をさせていくというふうな作業が要ります。そういうことをやった上で、そうした適地を対象にしました住宅団地の造成、そうしたものに取りかかっていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 森脇勇人君。



◆12番(森脇勇人君) ぜひとも御検討して、こういった事業が進捗するように報告をお願いしたいところでございます。

 住宅団地の建設事業の目的といいますか、実は旧町村でですね、住宅マスタープランもつくっておられますし、今現在、私の地元でございますが美保関町は、一番人口の過疎化が進んでいるところでございます。待ったなしのところでございまして、年間約100人減ってまいります。5年の統計調査があるたびにですね、500人、600人というような形で、この10年間毎年減ってきているのが現状でございます。待ったなしの状況でございます。

 美保関町も含めまして島根町、鹿島町、大変スペースがないところでございまして、市長も選挙で歩かれて御存じだと思うんですが、駐車場へとめて自分の自宅へ帰るのに買い物袋を下げて300メートル、400メートル、下手すると500メートル歩くのは当たり前でございまして、そういった環境のところが約60%、70%を占めております。平たい土地で、駐車場で横づけで家に住みたいというのは、我が町を含めて、そういった地域の方々の夢でもございますが、私も交通体系の検討委員会なんかにおきますと、500メートル離れておるけんバス停つくれというような意見も出ております。逆に我々当たり前の生活をそれをしているわけでございまして、やはりそういったことについて早急に解決をするためにも定住促進住宅ということを当時の町が考えたわけでございます。

 これは、大変お金もかかることでございますので、見直しも必要だとは思いますが、それにかわるどんなプランをしていくのかということが大事になってくると思いますので、見送るということであれば、しっかりした定住対策についての検討をしていただきたいというふうに思います。

 最後に、少し意見を述べさせていただきます。

 定住対策を推進するためのセクション、企業誘致活動を推進するセクションを設けることには大賛成であり期待もしております。先ほど述べましたように、定住対策を今までしてこなかったわけでなく、過疎地域の定住対策は旧町村で取り組まれてきた内容のものでございます。合併して旧町村がなくなったわけではなく、旧町村での取り組み、対策など引き継がれていき、よりよい内容にしていかなくてはなりません。土地対策のように、なかなか方針が決まらなく長々と検討するのではなく、的確に判断いただき、行動を速やかに起こしていただきたいというふうに思います。

 また、今年度の予算要求のされ方、また旧町村の議員はどの時期でどのタイミングで意見を行えばよいのかということで大変迷いました。そういったこともございまして、2月に要望書を出すというような不手際もございまして御迷惑をおかけいたしましたが、今回の中期財政見通しのような方針の策定、また検討委員会などの立ち上げなど、地域事情などへの対応や、我々今回選挙区のもとで選ばれた議員でございます。そういった議員への詳しい説明が少しなされないまま新聞報道等がですね、先行するやり方には、私はなじめないものがございますし、賛成しかねるものもございます。まず、議会に報告をいただいて、それから新聞報道などで取り上げられるよう、今後取り計らっていただきたいという意見を添えまして、私の一般質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(立脇通也君) 24番太田薫君。



◆24番(太田薫君) 市民クラブの太田薫でございます。今回は、4月オープンの市民活動センターに絞って質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

 今議会に出された市長の施政方針には、市民参加で、市民・行政共通の道しるべ、市民の皆様と思いを一つにして、自己決定・自己責任によるまちづくり等、キーワードは市民であると理解をしたところです。市民との協働なくして住みやすい松江はないと確信をいたしました。

 また、重点施策が5つ挙がっておりますけれども、一言で私なりに申し上げますと、定住と産業振興、住みやすいまちづくり、観光、リサイクル、安心・安全なまちづくり、この5項目であります。

 その2番目に、住みやすいまちづくりで市民参加、市民活動の促進がうたわれております。その中の4月にオープンする市民活動センターについてでありますが、施政方針のこのくだりを読んだときの私の率直な感想を言わせていただきます。

 市民センターをつくりました。市民の皆さんどうぞ使ってくださいという印象を持ちました。行政から与えられたものではなく、市民みずからが設計の段階からかかわり、運営も含め、自分のものとしてセンターを使う、こんな実感を持ってこそ、それぞれの活動が充実し発展していくのだと思っています。つくりましたからさあ皆さん使ってくださいではなく、市民が、あなたがつくったセンターです。松江市は応援していきますよ、そんな思いが伝わってこなかったのが残念です。

 しかし、そうであったとしても、市民のセンターとして市民の財産になるよう頑張らねばと思っております。

 市民との協働の例として2つだけ例を申し上げさせてください。去年の秋に長野県の茅野市に視察に行きました。そこで市民と行政が協働してつくった施設について印象的でありましたので紹介をさせていただきます。

 茅野市駅前の商業ビルのキーテナントが営業不振で撤退をした。その空きスペースの利用方法についてアンケート調査を行い、市民ニーズをとらえた公共施設をつくることになった。調査の結果、子供を中心とした5つの施設をつくることになり、その5つの施設の中の1つに「CHUKOらんどチノチノ」として、中高生だけが利用する施設が整備されました。改修費は3億円です。若者の夢や希望をかなえる場として、市民と行政が協働で汗を流す。今後も市民ニーズを適切に把握する。市民組織の運営委員会を中心に進めていくということを中心にしながら展開されてきております。

 その内容を簡単に申し上げますと、駅前の大型ショッピングセンターの一画に地元の中高生が運営する中高生のための施設「CHUKOらんどチノチノ」があります。一歩足を踏み入れますと、一面鏡張りのダンス教室や音響機材が整った音楽室が2部屋。これも初めは1部屋の原案だったようですが、子供たちの意見を取り入れて、半分に分けて2部屋となったということです。そして簡単なキッチンを備えた歓談ルーム、放課後になると高校生が集まり思い思いの時間を過ごす。もちろん学習コーナーもありテレビも置いてございます。この「CHUKOらんどチノチノ」が誕生したのが2002年の4月。財務管理やイベント企画など、すべて地元中高生でつくる運営委員会27名が仕切る。施設設計や利用規約策定など開設準備も中高生が手がけた。成人・市民によるサポート委員会もあるが、助言するのは子供たちの求めがあった場合だけ、あくまでも主役は子供たち。施設利用も中高生だけに限られ、大人の目を一切気にする必要がないというものです。

 ただ、子供たちによる運営には当初多くの大人から反発があったという。市が率先して若者のたまり場をつくるのか、教育関係者からの非難は特に厳しかった。何度もワークショップを開き、市民レベルで腹を割って教育論議を重ねた。最終的に子供を信用する大人になろうとの共通認識で決着した。

 開設から今日まで、その中、すべてが期待どおりだったわけではない。開設当初には、施設内で高校生の喫煙が発覚し問題になったこともあった。当時の運営委員会は、利用する子供たちを交えて連日利用方法を議論した。問題を起こせば大人に施設を取り上げられるとの思いが子供たちにあったかもしれないが、子供たちに自己責任の気持ちが芽生えたことも確か。結果がどうあれ、解決に取り組む姿勢が大切とサポート委員である市職員の山本さんは力を込める。結果的には、大人の助言は一切受けなかった。利用者同士による監視体制を確立。その後、問題は起きていないという。

 施設利用は、年間延べ1,200人前後。地元の中高生の大多数が施設を利用していると、こういう記事が出ており、視察に行ったときの印象であります。

 子供たちが企画、運営で大人は見守るだけ。喫煙も含め、問題を起こせば自分たちで解決する自己責任。ショッピングセンターの一画にあること。その同じフロアには若者が集まりそうなアンティークな店が多く並んでいることも驚きでした。

 実例として、子供の居場所づくりについて申し上げましたが、要するに私が申し上げたいのは、現場の者が、当事者が中心になって議論を重ねてこそ立派な施設ができるということを申し上げたいのであります。

 もう1つ例を申し上げさせてください。

 これは松江市内の内中原小学校の図書館であります。間伐材を使った木の香りのする、温かみのある広々とした図書館でした。先日、私も行って見させていただきましたが、随所にアイデアがあり、気配りがなされていて、いつまでもそこにいたくなるような図書館でした。まさに行列のできる図書館のようであります。そこに至るまでには、行政と学校だけでなく、現場で働く司書の方、学校図書館を育てる会、図書ボランティア、PTA、教頭を初め、司書教諭を中心とする先生方が何度も何度も集まって、図書館のレイアウトから備品、そして今後の運営に至るまで議論された結果があのすばらしい図書館になったようであります。

 加えて、子供たちにもどんな図書館にしたいかを調査され、きちんと子供たちの意見も取り入れられてレイアウトがなされておりました。このことは簡単なようですが、すごいというふうに思いました。

 その過程には、市の建設部の職員がつぶさにメモを取り、教育委員会も同席する中で、使いやすいものに、居心地のよい空間にと図書館を使う子供たちの側に立って改修がなされたようであります。

 行政がこんなにも市民の意見を取り入れ、意見を交換する姿勢に私は感動いたしました。行政もやればできるという思いを強くいたしました。

 18年度予算を見て、司書職員も3名増員となり、うれしい限りです。次代を担う子供たちに一遍にとは申しませんが、年次的に職員をふやしていただきたいと切に願うものであります。一昨日の後藤議員に対しての市長の答弁を本当に心強く聞かせていただきました。

 えらい前置きが長くなって申しわけございませんが、市長の市民活動に対する基本的な考えをお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 市長。



◎市長(松浦正敬君) 余り大上段に振りかぶると大変でございますけれども、もちろんこれまでは行政がいろいろな形でまちづくりということをリードしてきたわけでございますが、いろいろと皆さん方の価値観も多様化してまいりますし、なかなかそういう意味で、そういったものにこたえ切れなくなってくると、どうしても画一的なものになってまいりますので、そうすると、むしろ市民の皆さん方のアイデアであるとか、活動というものにお任せした方がいいんじゃないかという面も多々あります。

 特に、地域活動あるいは地域づくりというようなものにつきましては、むしろ地域の皆さん方あるいはボランティアの皆さん方がアイデアを出していただいて、それを我々行政が人的な、あるいは財政的な支援をしていくと、そういうことがむしろ何といいますか、当たり前といいますか、それがオーソドックスな、そういう時代ではないかと思っております。私は、それを積み重ねることによって、この松江というものがオンリーワンのまちになっていくだろうと。そして、それを支えてくれる市民の皆さん方が非常に松江というものに対してかかわりを持って、そして愛着を持って誇りを持っていただくと、そういうことになっていくんだろうと思っているわけでございます。

 また、そういった地域活動に参加していただく皆さん方にとりましては、むしろそれが生きがいになっていくと、そういうことにもなっていくのではないかと思っております。

 今、お挙げになりました内中原のお話につきましては、きのう議会が終わってから私の決裁箱を見ましたら、市民の皆さんの中で市長への手紙ということで、大変すばらしいものをつくっていただいたということで大変感謝のお手紙が入っておりまして、私も大変うれしく思ったわけでございます。

 一方、きょう御指摘あります市民活動センターのいろいろな造作といいますか設備、そういったことについては、いろいろな苦情も私もいただいております。ここらあたりは非常に難しいところでございまして、市民活動そのものにお任せばっかりというのは、これはやっぱり行政としても一つのまちづくりというものに対しての考え方を持っているわけでございますので、そこらをどううまくかみ合わせていくかというのは非常に難しいし、またこれは大事なことだろうと思っております。

 行政の方もまだまだそういった点になれない点はあると思いますけれども、いろいろな経験を通して、市民活動とのコラボレーションといいますか、そうしたことをこれからも追求していきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ぜひ市民の思いを大事にしながらやっていっていただきたいと思います。

 2番目に市民活動センターと男女共同参画センターについてのお考えを伺いたいと思います。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) 私の方から市民活動センターの部分について説明をさせていただきます。

 従来から地域での活動やさまざまな分野で活動を行っておられました市民の皆様方の団体から、活動の拠点が欲しいという要望が多く寄せられたわけでございまして、このたびその団体の活動の拠点施設として市民活動センターを整備したものでございます。

 市民が自主的に行う活動を推進する支援機能を備えているところでございます。具体的には、ミーティング、情報誌の発行などの作業を行う施設、これを提供しておりますし、情報の収集や発信、活動団体の交流やネットワークづくり、そして協働の推進に向けた取り組み、相談や研修等を行うものでございまして、市民活動を推進する上で重要な施設であるというふうに考えております。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) 市民活動センターについてはわかりました。今おっしゃったとおりかなと思いますが、男女共同参画センターについてはどのように。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 男女共同参画センターでございますが、男女共同参画施策を実施をし、市民活動を支援するための拠点施設として男女共同参画推進条例にも規定をされております。私どもは、男女共同参画を推進する上で重要な施設であるというふうに認識をしております。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) 総務部長さんから簡単に答えていただきましたんですが、まさにその条例どおりかとは思いますが、私の考えも少し聞いてください。

 私は、男女共同参画センターは、男女平等な社会にするためのポジティブアクションの1つというふうに考えております。この社会が真の意味で平等になれば、この男女共同参画センターは必要ないというふうに思っております。市民活動の1つとして組み込まれるようなものではないと考えております。市民活動センターを一体的に活用していくということもありましょうが、男女共同参画センターが市民活動の中に埋没してしまうのではないかという懸念をしております。

 そこで、男女共同参画センターの位置づけはどのように考えていらっしゃるのかということをお伺いしたいんですが、似たようなお答えが返ってくるんでしょうか、よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 位置づけということでございます。

 私も基本的には、男女共同参画センターとこの市民活動センターの設置目的は異なっていると考えております。おのおの目的に沿った事業が取り組まれるべきではないかと考えております。したがって、この男女共同参画推進のための事業につきましては、引き続きこの男女共同参画センターにおいて取り組んでいくべきものと考えております。

 また、事業の中には、市民活動の側面もあるわけですし、また市民活動センターにおいて各分野で活動をしておられる市民の方が分野を越えて相互交流を図るということで、今まで以上に男女共同参画を広く市民の皆さん方に周知をできると私どもは期待をしているところでございます。

 今後は、女性のチャレンジ支援事業あるいは女性の相談事業、それから情報の収集及び提供を初めとする固有の事業の充実を図っていきたいと思っておりますし、市民活動センター事業とも密接に連携をしたいと思っております。幅広く市民の皆さん方への浸透といいますか普及といいますか、これを図りながら男女共同参画事業に取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) 次の質問に移ります。

 松江市の市民活動団体は幾つあるのか。その中で法人格を持っている団体は幾つあるのかをお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) お答えします。

 松江市における市民活動団体の数は約2,000というふうに把握をしているところでございます。うち法人格を持つ団体の数は44団体でございまして、島根県が認証しているのが41団体、内閣府が認証しているのが3団体と把握しております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ありがとうございました。

 次に、市民活動センターについて伺います。

 先ほどお伺いしたのは市民活動についてお伺いしたつもりだったのですが、どうもごっちゃになっているのかなというような気がしております。

 市民活動センターについて伺います。一昨年、16年の8月と17年の3月に市民活動センター検討市民会議が持たれております。小委員会も含めさまざまな意見が出たようでありますけれど、次の3点について伺います。

 会議の内容はどのようなものであったのか。

 2つ目、また市としてその内容をどのように受けとめられたのか。

 3つ目、その内容を踏まえ、今回市民活動センターが設置されておりますが、ハード面でどういうものが生かされて、ソフト面ではどんなところが取り入れられ、今後取り入れられようとしているのか、その3点について伺います。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) お答えをいたします。

 検討市民会議でございますけれども、この検討市民会議につきましては、スティックビルを市民活動センターとして活用するという基本方針について、市民活動団体等の意見を幅広く聞き、計画策定につながる目的で設置をしたところでございます。

 検討項目といたしましては、改修計画策定に当たっての意見聴取、2点目が活動センターの運営組織について、そして3点目が利用が予想される活動団体の連携の方向性について議論をいただいたところでございまして、また市民活動にかかわる町内会・自治会等の地域型団体やNPO、ボランティア団体などの目的型の団体、それぞれの持つ特性を生かすように今後のネットワーク化を図る提案を行ったところでございます。

 委員会は2回、委員数は22名、小委員会を2回、委員の中から7名を開催をしたところでございます。

 そして2点目の、内容を主としてどのように受けとめたかということでございますが、市民会議において委員の皆様から活発な意見、センターの機能のあり方とか、あるいはネットワークの必要性など、またふだんの活動の中からいろいろな思いとして地元の特性であるとか、あるいはレイアウト、活動場所の確保など、いろいろ御意見をいただきまして参考とさせていただいたところでございます。

 検討を重ねた中で、スティックビルに市民活動センターを整備するという市の方針を御説明し、御理解をいただき、その後の改修やオープン準備に生かしてきたものであると思っております。

 それから、3点目のハード面で生かされた部分ということの御質問でございますけれども、整備に当たりましては、大規模改修はせずに既存の構造を基本としながら、1つのまとまりのある公共的施設になるよう、4階以上は基本的に現在の構造を利用し、主に1階から3階について市民活動の場として改修を行ったところでございます。特に、1階の市民交流広場につきましては、エスカレーターを撤去しオープンスペースを生んだこと、そして2階には受付を、貸し館窓口を一本化をし、レイアウト的に全体が見渡せる場所に選定をし、作業スペースの配置などを行ったところでございます。

 そして、各種相談に乗れるような静かな場所も希望があったため、3階に行政コーナーを一本化し、相談室を設けたところでございます。

 それから、ソフト面でどんな取り入れがされ、今後取り入れようとしているのかということでございますけれども、市民活動団体に関する行政の窓口を一本化をし、活動しやすい環境整備に向けて関係課と調整を行うこととしております。

 今後の管理運営の方法といたしまして、仮称でございますがサポートクラブというものを設置しまして、登録団体の中から貸し館業務やイベントの企画等に参画をしてもらう組織をつくってまいりたいと思っております。

 それから、利用者協議会というのを設けまして、利用者間の運用ルールを策定・検証・見直し等を行ってまいりたいと思っております。

 3点目は、運営協議会というのを設けまして、運営体系を行政も事務局などにかかわっていく考えをしているところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) 今、答弁をいただいたところなんですが、言われることはよくわかりますけども、何となく私がいろいろ今まで活動してきたのにかかわって思いますのには、ちょっとこういう言い方どうかわかりませんけど、貸し館的な印象かなというふうに受けとめました。それもしょうがないのかなとは思いますが、やはりそれも含めてといいましょうか、もっと活動が活発になることを願いながら、もっと私たち市民がその方向に向けて利用していかなくてはという思いを強くしておりますので、御支援をお願いしたいというふうに思います。

 次の質問なんですが、市民活動センターについて先ほども聞いたんですが、今度は運営についてということで御質問をいたします。

 先ほどの答弁の中に、運営協議会をつくるとかという話で幾らか出ておりましたので、ちょっとダブるかもしれませんが、市民活動センターの運営についてお伺いしたいというふうに思います。

 スティックビルの中には、市民活動センターと男女共同参画センターと生涯学習センターの3つのセンターが同居するわけですが、運営には何というんですかね、施設管理面とソフト面の、いわゆる組織的運営と、企画講座などをやる仕事があるわけですが、このソフト面の運営をどのように考えているのかということをお伺いしました。

 先ほどその運営について少しお話しされたんですが、それ以上のことはきっと言っても、どういうふうなのを求めてもそれは無理なのかなと思いますので、ソフト面の運営についてはこれぐらいにしまして、直営ということでありますが、市民とどういうふうに直営がですね、市民とはどんな形でコラボレーションできるのかということをお伺いしたいと思います。

 それからもう1つは、この市民活動センターの運営のチェックといいましょうか、評価といいましょうか、そういうものはどういうふうにされようとしているのかをお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) お答えをいたします。

 先ほど貸し館的なことが主ではないかというふうな御指摘もございましたけれども、運営につきましては、センターの中に自主事業といたしまして、市民団体の育成・研修事業や相談事業などを行っていく予定にしておりまして、そのためにセンターにコーディネーターを配置して、自主事業を充実させていくという考え方を持っているところでございます。御理解をいただきたいと思います。

 それから運営につきましては、幅広い視点を持って運営していかなければならないという考え方で、センターの利用者が参加をする、先ほど申し上げました運営協議会とか利用者協議会、サポートクラブなどを運営体系として検討しているところでございます。

 それから、2点目の直営と市民とのかかわり合いということでございますけれども、先ほどから申し上げておりますように、具体的なセンターの運営や企画に利用団体等も参加をしていただくという考え方を持っております。特に、運営協議会につきましては、幅広い視点においてこのセンターの運営を協議していただく必要があるということで、学識経験者の方にも加わっていただきまして、この運営協議会を進めていきたいと思っております。

 それから、かかわりとしてセンターの自主事業につきましては、ボランティア団体とかあるいはNPO法人を対象といたしました講座、研修の開催、こういうことに対しまして、入門講座なども含めて実施する予定にしておりまして、事業に参加していただくことによりまして、協働ということが推進していくと考えておるところでございます。

 それから、3点目の運営についてのチェック、評価ということでございますが、先ほど来から申し上げておりますこの運営協議会の機能といたしましては、センター運営全般について協議を行っていく機関と同時に、その協議事項として実施事業の評価なども含んだものと考えているところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ありがとうございました。できますれば、1年に1回ぐらいその運営がどういうふうになったのかというふうな、何というんですか、評価表みたいなものも出していただくとうれしいなというふうに思って聞かせていただきました。

 今直営になっているということなんですが、直営にした理由をお聞かせいただきたいことと、それから指定管理者制度をこれから導入されるのかどうなのか、されるとしたらいつごろなのかということもお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) 直営とした理由でございますけれども、将来的には、それぞれの団体にこの運営を行っていきたいと考えておりますけれども、現在、さまざまな団体が、福祉、環境など、それぞれの分野で専門的に活動されているわけですけれども、これらの団体がすぐに管理運営をすべて行うようになるには一定の期間が必要と考えておりまして、今後、先ほど来から申し上げておりますサポートクラブとか、あるいは利用者協議会に参加される団体が少しずつ運営に参加されることによりまして、管理運営のノウハウを養っていただければと考えておるところでございます。

 それから、指定管理者を導入することにつきましては、将来的にはそういう指定管理者制度に基づいて管理をお願いしたいと考えているところでございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) いつごろ予定しておられるんですか。



○議長(立脇通也君) 田中市民部長。



◎市民部長(田中寛美君) 明確な期間は申し上げられませんけれども、先ほど来申し上げておりますように、いろいろ運営にかかわっていただく状況を見ながら、指定管理者制度に移行してまいりたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) わかりました。いささかちょっとひがんで申し上げると、直営にしなければまだそういう市民団体が育っていないのかなというふうな思いがちょろっといたしましたんですが、次に移ります。

 次の質問なんですが、まちかどトークについて伺います。

 一時期マスコミ報道がされておりましたが、最近このまちかどトークについては目に触れることがありません。現在のまちかどトークの状況をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、市民の声を聞く、現場を見るということの重要性を一議員の私でさえ毎日実感をしているところなんですが、市長におかれましては、そのことが特に求められているというふうに思います。セットされた場所とか式典だけに行かれるのではなくて、その実態を現場の生の声を聞かれてはいると思いますが、より一層聞いていただきたいというふうに思っているところです。

 聞くところによりますと、2月25日にありましたプリエールフェスティバルに行かれて、予定時間をオーバーして見ていただいたというふうなことで、女性の皆さんがいろいろ話しておりました。そのときの感想もお聞かせいただければうれしいなと思います。

 それとまちかどトークの今後はどのように発展していくか、展開されていくのかということも、3点お伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) このまちかどトークというのは、一方では各地域の座談会というのをやってましたので、それ以外にいろいろ活動をやっておられるような団体、あるいは座談会の中では取り上げられないようなグループの方々とか、そういった人たちの意見をいただこうというふうな試みでまちかどトークというのを始めたわけでございますけれども、今までで19回開催しております。ただ、年々しりすぼみになっておりまして、17年度では幾つかの団体、グループが問い合わせをいただいたんですけれども、結局、正式な申し込みに至らなかったために開催をしていないということでございまして、これからもぜひそういう申し込みをどんどん積極的にやっていただければ大変ありがたいと思っております。

 それから、2月25日のプリエールのフェスティバルを見に行ったわけでございますけれども、率直なところ、私、太田さんなり勝部さんなりいろんな形で、これまで男女共同参画センターの重要性ということをいろいろ教えていただいておりましたが、なかなか頭の中だけでの話でございまして、実際のところどういうことを核としてやっているのかということがよくわからなかったんですけれども、この間のフェスティバルを見まして一目瞭然だというふうに思いました。

 といいますのは、男女共同参画というと非常に難しいわけですけれども、女性の皆さん方のいろんなボランティア活動というのが、これだけたくさん今市内の中で行われているということが非常に驚きでございました。60数団体の方々がそれぞれフリーマーケットを開いたり、あるいはコミュニケーションのやり方の手ほどきだとか、大変、我々にとりましては非常に驚きでございまして、こうした方々が松江市の中で活動し、そしてまた男女共同参画というようなものを、活動を通していろいろと訴えておられるんだということがよくわかったところでございます。それと同時に、女性の皆さん方のパワーというものを改めて感じたところでございます。

 それで、今後のまちかどトークというものについてどのように考えているかということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、まちかどトークへの申し込みが非常に少ないということでございまして、これはやっぱりなかなかかた苦しいのかなと、そういうのを申し込んでやるということも、申し込まれる方もなかなかそれを運営していくということも大変かなということもありまして、むしろこれからはこちらから出向いていった方がいいのではないかと。それで、さっきも太田さんもおっしゃっていましたが、現場の声を率直なところ聞く方がかえって効果的ではないかと思っていまして、先ほどのそういったフェスティバルもそうですし、この間御紹介ありました鹿島町のみのりの里での交流だとか、それから変わったところではこの間、殿町で「おもひで横丁」というのをやりまして、これはちょうど昭和40年代の給食を復元するような、島大の学生たちがやっておりましたけれども、そういった人たちとのいろんな交流だとか、それからこの間も畑尾議員も御紹介あったヨシの植栽だとか、それから法吉小学校へ突然視察に行ったりというようなことで、むしろこちらから出向いていって、いろんな形で、構えないような形での意見交換の方がかえって効果的ではないかと思っておりますので、まちかどトークは、それはそれとしてお願いするとして、今後はそういうような形で現場にも積極的に出向いていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ぜひそのようによろしくお願いいたします。

 次の質問に入ります。不審者の実態についてお伺いしたいと思います。

 奈良、広島、栃木と全国的に立て続けに児童の痛ましい事件が起きております。子供たちを守るために各地でいろいろな対策がなされていますが、私の住む川津でも「ほんそ子守ら会」という会で、住民の皆様が朝立ちやパトロールを民生児童委員と一緒になってボランティアを募り活動されております。

 さらに、2月20日には島根県の民生児童委員協議会モデル指定事業として「かわつ水草会」が設立されました。川津の真ん中を走る今の朝酌川は、昔、水草川と呼んで、水草が茂り、格好の子供たちの遊び場であったようです。それにちなんで「かわつ水草会」と名づけられ、犯罪や事故のない川津、福祉の川津を目指して、住民でできることは住民でとネットワークづくりが進められております。

 そんな中にあって不審者は後を絶たず、毎週のように不審者発生の情報を孫がおうちに持って帰っております。おとといも学校から不審者、不審電話に対する防犯対策についてお願いというのを持って帰りました。これは3月1日の16時30分から3月1日18時30分、3月2日18時──これは不審電話です。というふうに学校としては随分気を使ってやっているわけですが、12月議会で、桂議員への答弁がありまして、不審者について教えてはいただいたんですが、その後、3月までのところで何件くらい発生しているのか。それから、どこらあたりがそういう発生が多いのか、また旧八束郡地区の状況はどうなのかをあわせてお伺いいたします。



○議長(立脇通也君) 早川副教育長。



◎副教育長(早川泰君) 子供の安全を守るということにつきましては、とりわけ12月以降、各地域を挙げて取り組んでいただいております。委員会としても非常に感謝しております。お尋ねの件でございますけれども、3点ございますが、こちらの方で大変失礼かと思いますが、まとめるような形でお答えをさせていただきたいと思います。

 12月議会以降2月末までの今、データを集計しておりますけれども、学校から入っている情報の件数は不審者10件、変質者4件、合計14件でございます。それから、旧八束郡のことをお聞きになっておりますので、八束郡のことについての数値を申し上げますと、同じく12月以降でございますが、変質者1件ということでございます。不審者の情報はございません。

 それから、その場所ということでございますが、実はこの場所というのは特定が非常に難しいという面がございます。教育委員会に入ってくる情報は、主として松江市立の小学校、中学校からの情報でございます。このほかにも県立関係の情報とか、あるいは市立の児童生徒についても土曜日、日曜日とかいうようなところで発生した件数もございますので、地域の特定ということは非常に難しゅうございます。学校単位の情報は把握しておりますけれども、それらをまとめてみますと、全体に市の北東地域が多いと。この地域で大体全体の38%を占めているという状況でございます。今申し上げました38%というのは4月以降のデータをもとにしております。12月以降はデータが少ないので特定の地域ということはできません。

 それから、八束郡の方でございますけれども、これも4月以降ですが、件数では11件でありますが、地域間の特にどこそこで集中しているということはございません。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ありがとうございました。

 最後に、救命機器AEDについてお伺いをいたします。

 ちょっと前の新聞に救命機器AED1,204件、自主回収へ、使用不能のおそれという記事が載っておりました。初日に加本議員からも質問があっておりましたので、そのときお伺いしたことはもう結構でございますけれど、松江市も17年度予算で予算書には3台設置されたというふうに書いてありました。この機器、予算書には3台と書いてありましたけど実際は5台入ったようでありますが、この5台の機器が自主回収の対象になった機器なのかどうなのかということが1つです。

 それから、どのようにその機器が使われているのか。

 それから、この機器の使用回数は1年間ということになりますが、どういう状況であったのか。

 それから、管理はどのようにされているのかということをお伺いしとうございます。



○議長(立脇通也君) 松本健康福祉部長。



◎健康福祉部長(松本修司君) それではお答えをいたしたいと思います。

 5台でございますけれども、幸いなことに回収機器ではございませんでした。ちゃんとしたものでございますので御安心をいただきたいと思います。

 それから、どのように使われているかということでございますが、これはまだ使用回数含めて、これも幸いなことにまだ使われておりません。たんびに使われるようなことでは困りますので、使われていないということでございます。

 それから、使われ方については、これは音声ガイダンスということで、音声で基本的にはどなたでも使えるように指導があるんです。その声の指示に従いまして使っていく格好になっておりますが、先ほどございましたように、松江市の施設には5カ所設置しております。これについては、そこにいる職員に対しまして講習を受けさせております。したがいまして、職員が出かけまして、何か起こったら──まだ一度もございませんけれども、さっと行ってこの活用するという格好になっております。以上です。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) すみません、管理の方はどういうふうになっているんでしょうか。



○議長(立脇通也君) 松本健康福祉部長。



◎健康福祉部長(松本修司君) 大変失礼しました。管理は、簡単に開閉ができるボックスを用意しておりまして、ボックスの中に入れまして、どなたでも取り出せるという形の管理をさせていただいてます。かぎをかけるとか、そういったことはしておりません。以上です。



○議長(立脇通也君) 太田薫君。



◆24番(太田薫君) ありがとうございました。ふなれで、いろいろもうちょっと聞きたいというようなところもありましたが、これで終わりにさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(立脇通也君) 4番森脇幸好君。

 〔4番森脇幸好君登壇〕



◆4番(森脇幸好君) 松政クラブの森脇幸好でございます。本日は、我が玉湯町から男性の方、そして女性の方、たくさん傍聴にお越しをいただいております。これは松浦市政への期待のあらわれであります。

 一昨日、加本議員、斎藤議員から新年度予算887億9,400万円、八八七九四のごろ合わせで母泣くよとかパパ泣くよとか言われましたけれども、おばあさんも泣くのでしょうか。それはそれといたしまして、傍聴の方が情けなくて泣かれないよう、感激して泣かれるような答弁をお願いいたします。

 最初に、松江玉造ハーフマラソンについて伺います。

 この大会は、昭和33年に松江─玉湯間、現在の袖師でしょうか横浜でしょうかね、それから湯町の間に有料道路が開通となりまして、それと同時に玉造毎日マラソンとしてフルマラソンと20キロの部でスタートした大会でありまして、日本陸連の公認コースとして全国からたくさんの選手を迎え、開催されてまいりました。

 昭和41年の第9回大会には、御存じのように君原健二選手も参加されるなど、耐暑マラソンあるいは新人の登竜門の大会として盛大に開催されてまいりましたが、暑い時期のマラソンということでの制約、また暑いときに北海道マラソンが開催されるようになったということで、有力選手の参加の減少、そして交通事情の変化などによりまして、その存続が論議されてまいりましたが、島根陸上競技協会の熱い思いによりまして、平成16年の第47回大会まで続いてまいりました。

 しかし、昨年の第48回の大会から男女のハーフマラソンに種目も変更され、松江玉造ハーフマラソンとして再スタートを切ったところでありますが、この大会も仄聞いたしますと廃止が検討されているというふうに聞いております。

 玉造温泉への集客をねらい、先人の並々ならぬ御努力により始まった別府大分毎日マラソンとともに伝統あるこの大会を財政事情等だけで片づけていいのでしょうか。特に松江市は、今観光入り込み客1,000万人構想を掲げており、スポーツであれ何であれ1人でも多くの方に我が松江市に来てもらい知ってもらう施策が必要であります。

 私は、発着点にこだわるものではありません。合併し新しい魅力的なコースも検討できると思っております。ハーフマラソンはもとよりフルマラソンの復活を期待するものでありますが、市長の見解を伺います。

 次に、同じくスポーツ関係でありますが、しおかぜ駅伝への参加について伺います。

 本年で第15回を迎えますしおかぜ駅伝は、益田─浜田間の海岸線の過酷なコースを走る大会であり、その選手の中から都道府県対抗駅伝、そして大学駅伝、また先般、横浜の女子駅伝にも選手を輩出している伝統ある大会となっております。県内のほとんどの市町村が参加し、中学生そして高校生、一般の混成チームでの参加で、練習から大会まで混成チームであるがゆえに非常に有意義な大会であり、これまでにこの大会が果たしてきた役割は大きなものがあると思っております。

 私も第3回大会から毎年選手と行動をともにしておりますが、特に中学生との練習、また大会時の食事など触れ合いができる数少ない場であり大切にしてきたところであります。

 昨年の第14回大会は、市町村合併後の初めての大会でありましたが、旧市町村単位での参加が可能であり、かなり減りましたけれども49チームが参加いたしました。本年の第15回大会も同様に開催されると聞いております。

 しかし、本年、松江市は3チームに絞り参加すると、これも仄聞しておりますが、チーム数が減少すれば、中学生、高校生と触れ合う人数が当然減ってまいります。単にこれも財政的な観点から減らすのではなく、スポーツ以外にこの大会がもたらすものがあるということを考えていただきたいと思いますが、所見を伺います。

 また、この大会への参加のことばかりでなく、もろもろの行政の判断に当たって、地元の意向も聞いた上で判断願いたいと思います。例えば、この駅伝への参加については、これまでのチームの監督等から意見をよく聞く必要があると思いますが、あわせて伺います。

 次に、松江市立病院への玉湯・宍道方面等からのバスの運行について伺います。昨日、畑尾議員、西村議員の質問と関連いたしますが、質問させていただきます。

 昨年の6月議会で、この件について質問いたしましたが、その後もたくさんの方から質問、要望をいただいております。多分きょうお越しの傍聴者の皆さんもこのことはたくさん聞いておられると思っておりますが、玉湯・宍道方面だけではなく、その要望は強いものがあると思いますが、その後の検討状況を伺います。また、結論が出てないとすれば、結論がいつ出るのか伺います。

 次に、省エネルギーモデル校について伺います。

 松江市では、現在、リサイクル都市日本一を目指し、環境基本計画の策定などを進めるなど、諸施策に取り組まれ敬意を表しております。私も環境基本計画策定委員として、自然環境の保全・活用、循環型社会の構築、地球環境の保全などについて取り組んでいるところでありますが、その中で特に感じますのは、旧松江市民の方の環境に対する意識の高さに驚いているところであります。

 さて、松江市では、省エネルギーモデル校を指定し、省エネに積極的に取り組んでおられますが、その取り組み状況と成果をお尋ねいたします。

 また、市長は、その指定の際、取り組みが優秀な学校へ褒美的なものを出すと約束されたと聞いておりますが、まだその約束が果たされていないと聞いております。約束を果たされることにより、その取り組みはさらに進むものと思いますが、いかがお考えか伺います。

 最後に、消防力整備に伴いますドクターカーシステムの導入についてお尋ねします。

 実は昨日、私の長年の友でありました旧玉湯町の元消防団長を失いました。彼とは団長と副団長という間柄でありまして、この質問のことも先日話をしたばかりであり、非常に残念であります。心から御冥福をお祈りいたします。

 さて、松江市では、消防力の強化を図るため、消防力整備実施計画を策定し、宍道町へ西分署が建設され、そして今後、玉湯出張所の移転など、全市の施設整備が検討されております。消防は、防火・消火はもとよりでありますが、近年特に救急業務が市民の生命、身体を守る上で必要不可欠な行政サービスとなってきており、救急業務の質の向上を図り、救急救命処置の高度化を進めることが社会的要請であり、すべての市民が安心して暮らせる社会の基盤となるものであります。整備実施計画の中には、高規格救急車の導入、そして救急救命士の養成など、強化に向けた計画が立てられており心強く思っております。

 さて、救急要請の中には、心肺蘇生を必要とする傷病者など、一刻を争う重症例も多いと思われます。心肺停止に限らず重症例には現場での診断、治療行為を可能とするため、救急隊に加え医者を乗せたドクターカーを同時に出動させ、現場において共同で救命処置を行うことが有効であります。

 先般、同僚議員とともに仙台市、船橋市の先進地の視察を行いましたが、当然のことながら高い成果を上げております。このドクターカーシステムを導入するためには、救急隊と同乗する医師が近くにいることが条件であります。

 昨年8月には新しい市立病院もできたことであり、病院長初め、スタッフの方も燃えておられ協力もいただけるものと思っております。

 視察先とこの松江市を比べますと、人口の規模、人口密度など、いろいろな課題も多いと思いますが、市民が安心して暮らせるまちづくりのため、早急に検討・導入し、1人でも多くの市民の生命、身体を守る必要があると思いますが、市長の所見を伺います。以上よろしくお願いします。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 森脇幸好議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 第1点目の松江玉造ハーフマラソン大会の問題でございますけれども、これを新しいコース、あるいはフルマラソンとして復活させる考えはないかという御質問でございますけれども、今、森脇議員もおっしゃいましたように、大変長い歴史持ったマラソンでもございますし、それからまたこれは地元の皆さん方の大変な熱意で始まったものでもありますし、地元の玉造温泉の観光組合の皆さん方、こうした方々のこれまでのいろんな支えで成り立ってきたものだと思っております。

 現在、このマラソンのあり方につきましては、玉造の温泉観光協会あるいは松江市の陸協などの関係者の方々に参加をいただいて、マラソン検討会というもので現在検討いたしているところでございます。平成18年度中に方向性を定めてまいりたいと思っておりますけれども、やはり地元の皆さん方の熱意というものがどの程度のものなのか、こういったことも1つの大きなポイントになるのではないかと思っております。

 それから、しおかぜ駅伝につきましては担当の教育委員会の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 それから3点目は、市立病院への玉湯・宍道方面からのバス運行ということで、その後の検討状況、それからいつごろ結論が出るのかというお話でございますけれども、この問題につきましては、森脇議員を初め、さまざまな方々から市立病院への乗り入れということを要望いただいているということでございます。御承知のとおり、今玉造温泉から松江まで一畑バスが通っておりますけれども、当然のことながら、一畑バスとの協議ということになるわけでございます。現在、私どもも一畑バスと鋭意協議をしておりまして、この必要性ということにつきましては、一畑バスにおいても一定の理解をいただいていると思っております。ただし、やはり朝晩の、いわゆる通勤時を中心にいたしますと、どうしても病院に立ち寄っていくということになると、バスに乗っている時間が非常に長くなってしまうという問題を指摘をされているところでございます。

 したがいまして、今後そうしたことについて何か解決するような方法があるのかどうか、あるいはまた別の方法があるのかどうか、現在その実現に向けまして検討委員会の方で検討をいたしているところでございます。

 そして、この結論につきましては、年内に結論を出していきたいと思っているところでございます。

 それから、4点目の省エネモデル校につきましてのお話でございますが、これは教育委員会の方から現状につきましてはお話をさせていただきますが、以前、私はドイツに参りましたときに同じようなことをやっておりました。やはり、環境問題というものを市民なりそうした人たちに徹底をしていく場合に、子供たちの教育にこれを使っていくということが一番大事だと。その場合に一番きくのは、森脇議員の言葉をかりると、何か褒美をあげるのが一番いいんだと、つまり経済的なメリットというものを与えていくことによってやる気を出していただくと、こういうことがあるということでございまして、こうした省エネナビというものを全校に導入をしたという経緯がございますので、そういったこともひとつ御理解をいただきたいと思っております。

 今後そうした経済的なメリットということにつきましては、18年度の当初に17年度の取り組みを踏まえまして配分していきたいと思っております。

 ドクターカーの問題につきましては、消防の方からお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(立脇通也君) 柳原消防長。



◎消防長(柳原知朗君) ドクターカーの問題についてお尋ねでありますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 昨年1年間、松江消防の管内におきまして救急出動を7,038回行っておりまして6,652人の患者さんを搬送いたしております。このうち重傷者は750人、さらにそのうち心肺停止の患者さんは195人でございました。この患者さんは24人の救急救命士を中心とした救急隊が対応しておりまして、この18年4月からは、いよいよ救急救命士によります薬剤投与が始まってまいります。そのための研修を今行っている最中でありますけれども、この救急救命士によります薬剤投与が始まれば、心肺停止の患者さんの救命率が今以上に上がっていくものと確信をいたしているところであります。

 議員が御指摘のドクターカーのシステムは、おっしゃいますように大きな都市を中心に運用されておりまして、現場での医師によります救命処置が行われることによる救命効果が高いと、このように言われておるものでございます。

 玉湯出張所の移転に関しましては、新市立病院との連携を特に重視しておりまして、ドクターカーの運用も将来的には必要になってくるだろうと考えております。そのため、現在行っております救急事例の検証などを積み上げまして、実現に向けての検討に入ってまいりたい。このように考えております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 福島教育長。



◎教育長(福島律子君) それでは、しおかぜ駅伝について、まずお答え申し上げます。

 議員さんおっしゃいますように、しおかぜ駅伝は、従来から性別、年代別の混成チームとして参加することで、チーム内の選手同士の交流が図られまして、大変有意義な大会であるということを認識いたしております。

 合併によりまして、3チーム程度を基本に出場することで今調整中でございますが、今後は新市全体でチームを編成することとなり、地域を超えた参加選手の交流が図られ、新市の一体感の醸成など、新たな効果が生まれてくるんではないかと、そのように考えております。

 なお、平成18年度の大会の参加につきましては、各地域体育協会や松江市陸協の皆様と調整を図っていきたいと考えております。

 続きまして、省エネモデル校の件についてでございますけれども、取り組み状況とその成果でございますが、まず省エネルギー教育推進モデル校事業は、財団法人の省エネルギーセンターが行うものでございまして、本市におきましては平成15年度から取り組んでおります。

 指定の状況といたしましては、平成15年度に旧松江市立の全小中学校30校と島根大学附属小中学校が指定されております。また、平成17年度には、さらに旧八束郡の全20校と、さらに開星中学校も指定されております。

 この事業におきましては、全市的な取り組みを行ったのは、どうもこの松江市が全国で初めてでございまして、松江市方式として全国的にも注目されておる事業でございます。

 モデル校では、リアルタイムで電力消費量を表示する省エネナビ、これを設置するなどいたしまして、学校を挙げた省エネへの取り組みや学習活動を展開いたしております。その結果、子供たちの省エネに対する意識は着実に高まってまいっておりまして、家庭も含めた省エネ活動が広がってきていると喜んでおるところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 4番。



◆4番(森脇幸好君) ハーフマラソン並びにしおかぜ駅伝につきまして要望いたしておきます。

 先ほど申し上げましたように、マラソンとか駅伝への参加だけでなく、あらゆる事業・制度について、それぞれの地域における背景やその事業がもたらした成果があります。とかく、ひがみかもしれませんが、旧松江市のものは触れられずに旧町村のものが廃止をするかのように思います。これはひがみであります。例えば、マラソンについても、間もなく行われますレディースマラソン、これが悪いというものではありませんが、同じまないたの上で検討願いたいと思っております。

 また、先般松政クラブとして要望もいたしましたが、特に合併直後ということもありますので、地元の意見をよく聞いて、旧町村の事業・制度であっても、よいものはさらに発展、伸ばしていくという気持ちで取り組んでいただきたいと思っております。これは要望いたしておきます。

 それから、松江市立病院までのバス運行についてでありますけれども、合併してよくなったものは何でしょうかということで話がよく出ます。必ずといっていいほどごみ袋代が安くなったという話が出ます。まだほかに防犯灯の電気代の地元負担がなくなったとか、あるいは財政規模が大きくなった関係で、小さな町村では単年度ではできなかったような修繕等々ができるようになったとか、住民の皆様にはわからないことがたくさんあります。

 このバス運行につきましては、合併したからこそ実現が可能であると思っておりますし、合併してよかったというふうに実感できるものであると思っております。どうか市長が先頭に立ってこれを実現させるという強い言葉をもう一度いただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

 それから、ドクターカーシステムにつきましては、これは一朝一夕ではできない事業でございますので、早目に検討に入っていただきたいというふうに要望しておきます。以上よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) 実現に向けまして努力をしていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 議事の都合により、しばらく休憩いたします。

 〔午前11時45分休憩〕

 ──────────

 〔午後1時00分再開〕



○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開き一般質問を行います。

 3番吉金隆君。

 〔3番吉金隆君登壇〕



◆3番(吉金隆君) 松政クラブの吉金隆でございます。通告に従って一括質問をさせていただきますので、御回答の方、よろしくお願いいたします。代表質問から3日目、18番目の質問となりましたので、重複する部分もあるかと思いますが、若干切り口を違えておるつもりでございますので、その辺御高察の上、御回答くださいませ。

 一般会計予算につきまして初日より三日続けて、ごろ合わせで何々泣くよ何々泣くよと比喩されてまいりましたが、こういうことが続きますと、せっかくつくられた執行部の方たちが最後には泣くのではないかというふうなことを案じておりまして、私は、執行部の一般会計の予算作成にかかわられました苦心に対し深く敬意を表し質問を開始したいと思います。

 最初に、道州制についてお伺いいたします。

 平成の大合併があめとむちの市町村合併特例法によりようやくまとまりつつある昨今、昨年10月に政府の副大臣会議のプロジェクトチームが簡素で効率的な政府を構築するには道州制が有効とする中間報告をまとめ、2月には地方制度調査会が小さな政府実現のため、全国を9から13のブロックに分け道州制を具体化した答申を出しました。そして、全国知事会では賛否両論があったようでございますが、研究会で道州制採用の方向でまとめられ、平成17年3月に発展的に特別委員会に設置、推進が図られております。

 1871年の廃藩置県の後、1888年に現在の47都道府県の境界が確定して以来120年継続維持してきた制度を、3度目の市町村合併が終結し、国民の多くが新しい枠組みに戸惑いやちゅうちょをしている中、拙速に進めなければならないのでしょうか。

 また、鳥取県の片山知事の言葉をかりるまでもなく、財政困難な折にたびたび語られてきたという経緯や中央省庁の解体なくして現実味を帯びてこないということも思えます。特区としての先行を試みた北海道でも、現実には権限の移譲が全くままならず、熱が冷めているとも報道されております。

 私が、ここで道州制問題を取り上げましたのは、全国を9から13のブロックに分けて道州制をひこうというとき、早くも中四国の9県をブロックにすれば、瀬戸大橋で結ばれ通勤・経済の交流もあり、1つの経済圏を形成していると岡山市が、また中国5県を想定した広島市では、商工会議所などが州内主要都市を結ぶ州都便の構想を立てたりと州都争いは既に動き出しているようにも思えます。

 そんな中、山陰の将来は、また山陰の雄、松江市はどうなるのかと憂うからでございます。幸い近年、山陰の両県は協力的関係にあり、同一の利害を有する部分も多いので協調可能だとは思いますが、いかがなものでございましょうか。

 また、これからは朝鮮半島・中国大陸を相手とした外交・経済がより重要となることから、古くから語られておりますが、環日本海の中心都市として松江市がもっと力をつけ、州都に名乗りを上げるのも可能かと思いますが、いかがでございましょうか。このことを考えますときに私は、旧八束郡の7町村の方々が松江市との合併の折に心配された思いにも似ているのかと思ったりもいたしております。

 松浦市長は、旧自治省の御出身ということもあって、当初より道州制のことをよくお話しでございましたが、ここで急ぎ道州制導入を考えるべきか否か、また州都争いについてのお考えをお伺いしたいと思います。

 次に、松江市内の県立普通高校普通科の通学区域に関する質問をさせていただきます。これは代表質問で後藤議員が松江東高における歴史的背景も述べておられますが、よろしくお願いいたします。

 2月14日に学区検討委員会より、現行の小学区制の継続が発表され、私は大変安心をいたしました。この問題は、県立学校再編成の中で表出してきたように考えているのですが、松江市として余り表立って意見を述べられなかったように記憶しております。確かに専門学科の通学区域の全国的な流れは、41都道府県で全県1学区となっており、残りの6県のうち3県は学区を撤廃する予定だそうです。しかし、本県では、新聞発表のとおり現状はよい効果を生んでおり、再編成基本計画による普通科教育において、松江市の北・南・東高となっている現在の小学区制を廃止する合理性も感じません。近県では、かなり以前より全県1学区制が採用され、東西の2校に集中し、高校入学自体が目的化するなど弊害を多く耳にするのですが、どのようにお考えでしょうか。また、将来はどのようになるべきだとお思いでしょうかお尋ねします。

 そして同様に、校区の問題でございます。

 東京都品川区では、学校選択制を採用し、学力向上を目指しておられます。松江市では将来、同様の形態をお考えでしょうか。

 昨年12月21日に内閣府の規制改革・民間開放推進会議により、学校選択制の実質的実現などを盛り込んだ第2次答申が出され、翌22日に閣議決定され、学校選択制がより推進されていく雲行きでございます。

 これは、学ぶ側本位の改革とされていますが、先進のイギリス、オランダ、スウェーデンでは独立した教育監督部局を設け、詳細な項目に基づく厳正な定期監査が行われているようです。

 私は、制度の未整備のまま見切り発車される危惧を感じております。そしてこれは新たな格差拡大の要因になるのではとも心配いたしております。

 そして私は、大都市と松江市とでは状況が異なり、同じ議論にならないとも思っております。公教育とは、どこでも平等に、またより高く行われるべきだと考えておりますがいかがでしょうか。

 また、昨年視察をいたしました杉並区では、構造改革特別区域法に基づき、教員を独自に採用し、杉並師範館で再教育を施し現場に配置しています。平成19年にはこれが全国展開されるようです。その地域の思いを継承したり、地域の個性を醸成させるのに適していると思いますが、この件についてもお考えをお聞かせください。

 次に、本市では、行財政改革大綱と中期財政見通しを踏まえつつ、松江市総合計画審議会による平成19年から同28年までの10カ年の総合計画策定の作業に入っています。

 しかし、一方では既に平成17年から同26年までを視野に入れ、合併に際し、松江八束合併協議会が作成した新市まちづくり計画がございます。御承知のように総合計画は、新市が地方自治法にのっとり市議会の議決を経て策定するものである、そういう面において、新市まちづくり計画より優位性を持つものと考えます。したがって、両計画に整合性を欠く場合、地域協議会の意見を聞き、都道府県知事と協議し、議会の議決を経て変更しなければならないと考えますが、いかがでしょう。

 合併の後、状況の変化が生じることや、予想し得なかった事象が起きることは十分に考えられます。本市においても、例えは稚拙でございますが、8軒の家族が少し大きな家を建てて、たちまち同居をし始めたというふうに考えてもよろしいかと思います。いろいろと習慣が違ったり住みにくいことも多いかと思いますが、それぞれ8軒が痛み分けすることで乗り切らなければならないものと思っております。既に財政措置の面では満足できないことも発生しているものと認識しておりますが、今後の対応はどのようにお考えでしょうかお聞かせください。

 最後の質問でございます。

 人口減少・超高齢化社会にふさわしいまちづくりを目指し、大規模小売店舗立地法、中心市街地活性化法、改正都市計画法、いわゆるまちづくり三法の見直しが各界の賛否がある中、2月6日に閣議決定されました。

 人口増を前提にした拡大型のまちづくりを見直し、ヨーロッパなどで主流となっておりますコンパクトシティーへの方向転換を図るものでございます。中心市街地における大規模な空き店舗への新規参入が容易になったり、床面積1万平米以上の巨艦店の郊外への立地が原則的に規制されたりし、中心市街地の再生を促すようです。

 これは内閣に設置されている中心市街地活性化本部へ中心市街地活性化基本計画を提出し認定を受けなければなりません。

 本市は、従来の中心市街地活性化基本計画を平成10年に全国で3番目という早い提出を果たされております。そしてそれに連動し松江商工会議所でもTMO(タウン・マネージメント・オーガナイゼーション)構想の認定を受けられ、その活性化に寄与されていることは御高承のとおりでございます。このたびも、さきの質問で触れましたが、総合計画策定作業に並行し、速やかに中心市街地活性化基本計画を策定され、早期に松江市中心市街地の再生に取りかかるべきだと考えますが、いかがでございましょうか。

 大きく分けて4項目、小さいところで9点の質問をさせていただきました。どうぞ丁寧な御回答をお願いいたします。以上です。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 吉金議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、道州制の問題についてということでございますが、道州制の問題につきましては、今、吉金議員が御質問の中で述べられましたように、いろいろなところでいろいろな考え方が述べられておりますし、地方制度調査会も一定の結論を出したという状況があるわけでございます。

 私の方で、今、道州制というものをどういうふうに考えているかという話でございますので、私の個人的な考え方ということで言わせていただきますけれども、私は、道州制という問題と都道府県合併という問題は、これは区別して考えていかないといけない問題だと思っているところでございます。

 市町村合併とかあるいは都道府県合併というのは、ある意味では現在あります市町村あるいは都道府県、それぞれの権限をそのままに保持しながら規模を大きくしていくというものでございます。それに対して道州制というのは、いわば国の形というものをどういうふうにしていくかという問題でございまして、国と地方とのあり方ということを根本的に問い直すものだと思っております。

 よく言われますように、道州制をした場合には、国は外交であるとか防衛であるとか、あるいは為替の問題だとか、そういう問題に特化をすると。それ以外の内政上の問題については、すべて道州の方に任せていくというふうな考え方になっているわけでございます。仮にそういう考え方に立つといたしますと、これは地方の方から見ますと、ある意味では権限移譲という側面があるわけでございますけれども、国の方からいいますと、これは国の今のあり方というものを大幅に変えていくことにほかならないわけでございますので、両面あるということでございます。

 したがって、今後道州制ということを議論していく場合に、地方の側からだけで議論をしていくということは非常に危険性があると思っているわけでございます。したがって、まず国の形ということでございますので、国の方からこの問題については議論をしていかないといけない。自分たちの今の日本というものをどういうふうにしていくんだということを提起をして、その上で道州制というのをどういうふうにしていくかということを議論していかないと、単なるまた国と地方との間の個別の権限移譲だとか、そういうふうな問題に矮小化されてしまうんではないかと思っているところでございます。

 昨今の三位一体の改革だけをとりましても、今の国の権限あるいは財源の移譲ということに対して、あれだけの抵抗をすると、自分たちの財政再建の手段化に使ってしまうというふうなことを見ますと、まだまだこの道州制の問題というのは、非常に時間がかかるんではないかと思っているところでございます。むしろ道州制の必要性というものについては、国の方からまず提起をすべきだと私は思っております。それを受けて、地方の方でどういう対応をするかということを考えていかなければいけないのではないかと思っております。

 したがって、州都の問題につきましても、そういうふうな中で当然議論していかなければいけないわけでございまして、今、州都がどうのこうのということを言っているのは、大変大きな府県がそういうことを言っているのを見ますと、どうも都道府県合併というようなものに矮小化しているきらいがありますので、そこはやはり根本的に違うということを我々は認識しておかなきゃいけないし、主張しなきゃいけない。そういう意味で、今、吉金議員がおっしゃいましたように、例えば経済首都と行政の首都というのが異なってもいいのではないかというふうな御指摘もございましたので、そういう意味からいえば、今後のこの山陰地方あるいは中国地方というものがおっしゃるように、大陸を向いている点からいえば、この松江というものも、1つの州都としては当然有力候補だと私も思っております。

 それから、2点目の県立普通高校の普通科の校区等の問題につきましては、これは教育委員会の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 それから、3点目は、新市まちづくり計画と総合計画の整合性ということでございまして、この問題につきましては、一昨日でございますが、山本議員にお答えしたとおりでございまして、現在、審議中の新市の総合計画というのは、新市まちづくり計画を尊重して行うということにいたしておりまして、まちづくり計画との整合性を欠くことにはならないと思っております。

 一方で、その総合計画の策定に当たりましては、現在の財政状況を踏まえました中期財政見通しとの整合性を保っていく必要があると思いますし、また単に歳出削減ということだけではなくて、税収その他の歳入増を図っていく、例えば産業振興であるとか定住対策ということによりまして歳入増を図っていくということも大変大事だと思っておりますし、また多数の市民の皆さん方に総合計画については参画をしていただくと。しかも具体的な事業というものをその中に盛り込んでいきたいと思っておりますので、そういう意味では、施策の優先度というものを明らかにして、数値目標を設定した上で着実に実施をしていきたいと思っているところでございます。

 まちづくり三法の問題につきましては担当の部長の方からお答えをさせていただきます。



○議長(立脇通也君) 森都市計画部長。



◎都市計画部長(森秀雄君) まちづくり三法の御質問でございますが、本市は昨年の合併によりまして旧町村単位に拠点を持つことになったわけでございます。このために新市の総合計画や都市のマスタープランなどでは、それぞれの地区の特色や拠点バランスを考慮して整備方針を検討したいというふうに考えておるところでございます。

 御質問の中心市街地活性化基本計画でございますが、定住策を基本といたしまして、先ほど申しましたような総合計画、マスタープランなどと整合性を図りまして、平成18年度より改定に着手いたしまして、国の認定を受けまして中心市街地の再生に早期に取り組んでいきたいと考えているところでございます。



○議長(立脇通也君) 福島教育長。



◎教育長(福島律子君) それでは県立普通高校の普通科の校区等の件についてまずお答え申し上げます。

 この件につきましては、一昨日後藤議員の御質問にもお答えしたところでございますが、検討委員会の議論の中では、選択の自由や規制緩和という意見もございますが、現時点では学区制は維持されるべきものだと考えております。

 それから、将来的にも区割りの見直しや一定の緩和策などを行うことによりまして、より効果的な学区制となることを願っております。

 それから、小中学校におきます学校選択制等の件でございますけれども、都会の地域におきましてこの学校選択制というのは、学力向上等の特色ある教育方針を持つ私立の学校への入学者が増大いたしまして、公立の学校への入学者が大きく減少したことから、その対策として採用されているケースが多うございます。

 本市におきましては、現在のところ校区を維持いたしまして、地域に開かれた学校づくりや個性を生かす教育を推進すると同時に、どこの学校でも同様に学力向上も含め高い水準の教育が行われることを目指しておるところでございます。

 また、教員の独自採用の件でございますけれども、議員御指摘の課題を実現していく上でも、本市への教職員の人事権移譲が必要だと考えております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 3番。



◆3番(吉金隆君) 教育長さん、市長さん、皆さん御丁寧にありがとうございます。

 普通高校の校区のことにつきまして、私が特に聞きたかったのは、そういう論議が始まっても松江市として余り表立った言葉が出てこなかったような感じがして、やっぱり自分ところのまちの問題だという認識を持って私はおったので、もうちょっと松江市の考え方を表に出されたら。静観しててもこうなるだろうという安心なお気持ちがあったのかとは思いますが、そういう何か立場をとっていただきたかったなと、私は思いました。以上です。ありがとうございました。



○議長(立脇通也君) 15番福間俊夫君。

 〔15番福間俊夫君登壇〕



◆15番(福間俊夫君) 松政クラブの福間俊夫でございます。

 合併後、早くも1年が経過しようとしています。新設合併であり、新市まちづくり計画に期待を持って参加したわけでありますが、この2年、交付税の減少、持ち寄り予算などで大変な財政難に直面したのが現実であります。中期財政見通しの提示を受け、理解をしようと努力しているきょうこのごろでございます。しかし、ほかに納得しがたい身近な疑問が幾つかあり質問をさせていただきます。

 まず、支所の空きスペースの有効利用について伺います。

 合併により支所職員数の減、議会の消滅により、各支所では半分以上が活用されず空きスペースになっています。旧町村役場と違い、利用が減り活気が失われているのが現状であります。ほとんどの役場は、旧町村の中心部にあり、このままでは各地域の中心部が廃れていくことにもつながります。行く行く9年後ぐらいには支所はなくなりますが、無用の建物にするのではなく、今から検討していく必要があります。利用方法としていろいろな市民活動団体の事務所スペースとして、ミニスティックビル化です。また、19年度に合併いたします南北商工会の事務所としてなどありますが、現在、その空きスペースを活用する動きが全くないように思われますが、何か規制でもあるのか、市の条例でもって活用をできないのか伺います。

 次に、支所のマイクロバスについて伺います。

 合併において高齢者福祉事業は、介護予防、生活支援の観点から、可能な限りサービスを維持または向上させる方向で調整するとなっております。支所のマイクロバスは、福祉事業に欠かせぬものであり、玉湯町では福祉関係に50%利用しています。特に、高齢者福祉においては介護予防と閉じこもりを防ぐため、各町内会ではふれあいサロン事業に重点を置き、日帰り小旅行が特に盛んであります。万一廃止になれば、福祉の低下は免れず、他の努力をしても今のサービスを維持することはできません。18年度は引き続き配備する計画でありますが、廃止ということを耳にしたこともあり、今後に大変な不安を持っています。各地域の福祉向上に大事な役目を担う支所のマイクロバスの19年度以降の見通しについて伺います。

 次に、ケーブルテレビ施設整備事業について伺います。

 19年度には、新市全域がケーブルテレビ回線で接続され、情報の共有・公平化、そして新市の一体感のために大変喜ばしいことであります。

 島根町では、長い年月と努力により、新情報システムFTTHが導入されますが、ケーブルテレビとの違い、そして既に完了している鹿島町はどのような方式になっているのか伺います。

 先日、NTTに出向き少し勉強いたしました。島根町方式は、原子力災害に備えた緊急避難の指示、伝達処理の強化であり、また加入金、工事費もなく、全戸加入であります。それに対し、マーブルテレビは加入金、工事費があり、加入率も問題になります。将来を見据えた場合、島根町方式がよいように感じました。

 合併とは、合併以前の不均一なものを合併後均一にしていくものであります。各地域は、立地条件が異なりすべてはできませんが、せめて公共料金、情報はこれに当てはまると思います。しかし、今度の情報システムの方向は、合併後に同じ市で新たに格差を生み出し、融合一体化に逆行すると思われるが、このことについての所見を伺います。

 次に、観光について伺います。

 新市として観光入り込み客1,000万人構想の実現に向けて出発した17年でありましたが、「愛・地球博」の開催が日本の真ん中愛知県で長期間開催、そして大雪など不運に見舞われ、前年対比1.6%減、玉造温泉も過去最低を記録し、苦い出発となりました。

 しかし、縁結び協会など広域連携団体がたくさんでき、18年度はできるものから着手していかれると思います。18年度予算においては、観光入り込み客に対する新規事業がたくさん盛り込まれ、また松江観光協会も統合する予定であり、18年度は大いに期待するものであります。

 観光での外客誘致にとって名所旧跡、観光施設、イベント、交通、PR、この5点が大変重要であると考えます。

 まず、その2次交通、ぐるっとレイクラインの利用についてですが、玉造温泉は、過去には一畑バスの定期観光が5コースありましたが、現在はすべて廃止となり、今では、玉造温泉旅館組合が出雲空港経由出雲大社行き1便、そして足立美術館が自社バスでの美術館行き1便あるのみです。民間の努力としては経費の問題から現状ではこれ以上できません。

 そこで、公共の2次交通にお願いするしかありません。合併即時玉造温泉へレイクラインの乗り入れを期待していましたが、一畑バス路線との関係、バス業界の不況など、大変難しい問題を含んでいます。今、松江市公共交通体系整備計画策定委員会が開催され、本年度末には方針が決定されますが、温泉街にはレイクラインバスが似合うし、また観光の2次交通としてぜひ必要であります。朝夕各2便ずつだけでも乗り入れに努力していただきたいがどうでしょうか。

 市立病院のバス運行は、先ほど森脇議員さんが質問されたので省きます。

 次に、観光イベント開催について伺います。

 まず、観光振興部の皆様が精力的な活躍により、たくさんの観光イベントが開催されていることに敬意をあらわすものであります。観光入り込み客を今以上にいかにしてふやすか、その1つの方法としてお客の主力を市民参加型──例えば水郷祭、鼕行列などと、外客誘致型──松江水燈路、まつえ暖談食フェスタ、出雲・玉造アートフェスティバルなどとはっきり区別する必要があるのではないでしょうか。

 そして、外客誘致イベントの成果を上げるためには、開催期間の延長、最も重要なものはPRであり、各施設の営業者、旅行エージェントに早く伝達し、商品としてコース設定に組み込まれるようにすべきであります。そのPRと営業を行うには、早ければ早いほどよく、最低半年前には情報発信する必要があります。現在の2カ月前からの発信では十分に効果を発揮できないと思うが、いかがでしょうか伺います。

 続いて、歴史資料館について伺います。

 建設場所が北殿町、担当所管が教育委員会から観光振興部へ変更、このことは観光施設としての位置づけが最優先であると思います。松江城を中心に北殿町の活性化、塩見縄手の利用拡大、その集大成として資料館建設があると考えます。

 資料館については、全国的に見ても経営に苦戦しているところがほとんどであります。基本計画書ができ上がり、これに基づいて事業を進め、松江市の新しい目玉商品として成功することを願うものでありますが、北殿町住民の皆様のやる気、駐車場問題等難問がたくさんあります。基本計画書の内容に、北殿町のまちづくりがたくさん盛り込まれております。北殿町のまちづくりが資料館建設より優先、または同時進行すべきであり、北殿町のまちづくりをなくしては、小泉八雲記念館、武家屋敷に続く単に箱物が1つふえただけになり、建設効果が薄れます。北殿町のまちづくりが本年の予算、そして中期財政計画の中にも載っていませんが、なぜなのかその所見を伺います。

 次に、松江市交通局の貸し切り部門について伺います。

 市町村合併に伴うバス路線再編を検討する松江市公共交通体系整備計画策定委員会より、路線バスの赤字解消には年間120万人の利用増が必要との厳しい試算が示されました。現代のマイカー全盛期において、その数字はまず不可能だと感じます。そういう状況の中での日々の経営改善は大変な困難が予想され、苦労をお察し申し上げます。

 そして、収益部門のもう1つの柱、貸し切りについても大変低迷しています。民間との競争が激しく、価格競争になれば弱く、この先ますます先細りが懸念されます。来年度の新市融合をテーマに中海・宍道湖周辺を中心とした貸し切りバス事業の展開を期待し、また観光バスは走る広告塔としての宣伝効果はありますが、市民への公共性、利便性が少ない貸し切り部門については、経営健全化の一端として、交通局のスリム化のため、一考の余地があるのではないかと思いますが、見解を伺います。

 最後に17年度一般会計歳入予算の財産収入について伺います。

 17年度当初予算では、市有地売却収入として11億5,000万円計上してありますが、年度末近くになった現在、どのような状況になっているのか伺います。以上であります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 福間議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、支所の空きスペースの有効活用ということでございます。

 この問題につきましては、私も選挙のマニフェストの中に掲げておりまして、当然そういう状況が来るということを予想しておりました。また、当選直後も各支所を回りましてその実態というものもつぶさに見てきておりまして、そういうこともございまして、この支所の空きスペースの活用につきましては、庁内で検討プロジェクト会議というものを組織して、ことしの1月に基本方針の策定をしたところであります。

 活用につきましては、とにかく活用していただくということを大前提にしまして、例えば文化施設─市民ギャラリーであるとかミニ音楽ホール、それから地域のコミュニティー施設─NPO法人であるとかボランティア団体等の活動拠点、それから生涯学習施設としての地域の図書館、それから観光施設としての地域観光案内所、それから利便施設、地域住民の利便施設としてコンビニであるとか、あるいは軽食の喫茶店、それから市の関連団体の事務所としまして各種の外郭団体、福祉施設等々が考えられると思っております。

 この間の質問の答弁でも申し上げましたけれども、今回鹿島の支所に地域包括支援センターの事務局を置くことも今回やることにしたわけでございますが、いずれにしましても、これについては各支所が窓口になって、それぞれの庁内の関係者と協議をしていただく必要があるだろうと思っておりますし、また、こういった有効活用していただきたいということでの私どもの広報紙あるいはホームページに掲載をいたしまして周知を図っていきたいと思っているところでございます。

 それから2点目は、支所のマイクロバスの問題でございますけれども、支所のマイクロバスにつきましては、旧町村の時代から地域の皆さん方に大変利用していただいているわけでございます。ただ、今の利用の仕方につきましては、道路運送法に抵触するおそれがあるということが1つあります。それから、事故が発生した場合にどこが責任をとるかというところがはっきりしていないというところがあります。こういうふうな問題がございましたので、まずはその点をはっきりさせていく必要があるということで、新しく運行に関する要領というものを定めて、1つは、公務に使用する場合、これは当然のことですが、それからもう1つは、市が主催、共催、後援する行事、あるいは大会に使用する場合、こういった場合は来年度も引き続き運行するということにいたしたところであります。

 いずれにしましても、平成19年度以降の運行につきましては、本庁支所にかかわらず統一した使用目的によって運行していくということが好ましいわけでございますので、できるだけ早く方針を決定いたしまして、地域協議会等と協議していきたいと思っております。

 それから、ケーブルテレビの問題でございますけれども、島根町の場合は、これは平成14年度に国の補助事業ということで公民館とか学校などを結びます地域イントラネットを整備をいたしました。その後、経済産業省の交付金を受けまして、公共施設から家庭までを全線光ファイバーで整備する計画を立てて、今年度から整備工事に着手をしているところでございます。

 一方、鹿島町とか旧松江市におきましては、この間もお話がありましたように、電信柱の関係は光ファイバー、そこから各家庭には同軸ケーブルと、こういうふうな施設整備ということになっておりまして、これから整備する地域におきましても同様の方式によってやっていくということになっております。

 そこで、これを18年度、19年度、2カ年間で基盤整備というものをやっていくつもりでございますが、御指摘のように、合併前に整備済みのもの、それから合併前から計画されてきたシステムの違いによりまして、その利用者の経費負担にも多少の違いが生じてきますけれども、今後の市民負担の公平という観点で、これは調整をしていきたいと思っております。

 それから、4点目の観光の問題の中のレイクラインの問題がございまして、この問題については、私もマニフェストの中で明確に言っておりますので、ぜひ実現に向けて努力していきたいと思っておりますが、御指摘ありましたような民間業者との競合の問題がありますので、例えば時間を調整するとかいろいろな方法が考えられるのではないかと思っておりますので、それは検討していきたいと思っております。

 なお、4月以降に貸し切り事業といたしまして玉造温泉と松江駅などを結ぶレイクラインの運行を予定をいたしているところでございます。

 残余の問題につきましては担当の部長の方からお答えをさせていただきます。



○議長(立脇通也君) 木村観光振興部長。



◎観光振興部長(木村和夫君) 観光イベントの開催について、最低半年前には情報発信する必要があるのではないか。現在の2カ月くらい前からの発信では十分に効果は発揮できないではないかということでございます。まさに議員御指摘のとおりでございます。そのために関係機関の協力を得まして、早期にイベントの内容等を決定する必要がまずあるわけでございます。これについて努力をしてまいりたいと思います。

 しかしながら、どうしてもなかなか早急に決まらないということもございます。そういうことに対しましては、まだ詳細に決まらない段階でございましても、いろいろ仕分けをいたしまして、旅行エージェント向け、あるいは旅行雑誌などによります全国向け、そしてタウン誌など近郊に対するPR、こういったものをそれぞれ開催時期など早くから情報発信をする部分、あるいは具体的なイベント内容を示す部分、これらを分けまして、段階的に行っていきたいと考えております。

 それから、松江市歴史資料館の整備の関係で、北殿町のまちづくりに関してのことでございます。

 今年度中に基本計画を終えまして、来年度は実施計画に入るわけでございます。並行して北殿町のまちづくりというものを進めていかなければならないわけでございます。

 まず、まちづくりの基本でございますけれども、これは住民主体ということで考えていかなければならないわけでございまして、そこに住む人々がみずから考えていただきまして、行動していただくことで、行政はそれをうまくサポートしていくということが求められているわけでございます。

 そういう中で、北殿町におかれましては、昨年9月、商店会の会員、あるいは町内会の役員によってまちづくり委員会が結成をされたところでございまして、水燈路に合わせてイベント実施をしたりなど、まちづくりに向けた動きが始まったところでございます。

 ハードの面に対しては、道路の電線類の地中化や、あるいはカラー舗装、こういったものの財源的に措置が必要なものについては既に完了しているわけでございまして、今後は、まちづくり計画あるいは景観計画、こういったものに対していわゆるソフト面で地元と行政が協力をして進めていくということになろうかと思っております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 私の方からは、17年度一般会計歳入予算の財産収入の状況についてお答えを申し上げます。

 財産収入の売り払いの予定でございますが、本年度約2億9,700万円見込んでおります。

 なお、17年度決算見込みにつきましては、後藤議員にお答えをしたとおり、執行段階のこの経費の節減あるいは市税等の増収によりまして黒字決算を見込んでおります。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 渡部交通局長。



◎交通局長(渡部一雄君) 松江市交通局の貸し切り部門についての御質問でございます。お答えいたします。

 18年度の貸し切り部門の事業展開につきましては、昨日畑尾議員の質問にもお答えいたしております。18年度につきましては、従来全国の観光地に向けてのツアーというものが中心でございましたが、新年度におきましては、身近なふるさとということで、圏域内の観光ツアーを企画いたしたいと考えております。

 こういう新しい事業展開とあわせまして、交通局が持っております強みというのがございます。議員御指摘、競争が激化いたしておるわけでございますが、そういういま一度事業の強みというものを生かしながら再度事業を展開していきたいと考えております。

 そういう中で議員御指摘の一考の余地があるのではないかという御質問でございますが、これについては18年度の実績等を見る中で検証していきたいと考えております。以上です。



○議長(立脇通也君) 15番。



◆15番(福間俊夫君) レイクラインバスについてちょっと伺うんですけど、18年度には、旧町村の観光資源を生かした新ルート運行により滞在型観光の確立を目指すとなって増車かなと思ってましたけど、これは単に修理に変わったわけですけど、これは財政優先のためでございますでしょうか。

 それとあと2つほどお願いですけど、特に支所のマイクロバスの存続を願ってます。

 それともう1つですね、昨年、神在月のイベントですか、武者行列と鼕行列、同日開催を見学したわけですけど、鼕行列のすごいエネルギッシュさと、またはそれに反する武者行列の地味、何ですか寂しさを一緒に感じたわけです。武者行列を生かすにはやっぱりお城かなと。ことしには間に合いませんけど、来年からはお城まつりに合わせて武者行列をされたらいいんじゃないかなと思うところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) 最初の何か資料をちょっと読み上げておられましたが、ちょっともう一度お願いしたいと思います。



◆15番(福間俊夫君) レイクラインバスですけど、18年度にはですね、旧町村の観光資源を生かした新ルート運行により、滞在型観光の確立を目指すための増車されるんじゃないかなと期待しておったわけですけど、予算見たら修理に終わってましたんで、観光より財政を優先されたんかなということをお聞きしたかったわけです。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) とにかく、車両はもちろん確保しますけれども、先ほど申し上げましたような状況もございまして、こちらの事情だけで運行するというわけにもいかないものですから、今協議検討しているということでございます。



○議長(立脇通也君) 27番角田正紀君。

 〔27番角田正紀君登壇〕



◆27番(角田正紀君) 草の根市民クラブの角田でございます。

 まず初めに、国民保護法についてお伺いしたいと思います。

 今議会に国の国民保護法に基づく国民保護協議会条例並びに国民保護対策本部及び松江市緊急対処事態対策本部条例が提案されております。アメリカでの9・11テロやアフガニスタンやイラクの武装勢力への武力攻撃事態等における国民の保護が目的でこの法律が成立いたしました。そして都道府県での計画案を受けて、市町村段階でも国民保護協議会と対策本部がつくられるわけですが、これらの計画は武力攻撃に備えて日本の自衛隊の武装強化にほかならないのであります。

 保護計画の策定作業が続いている秋田県の知事は、世界のあらゆる紛争が武力攻撃によらない平和的手段で解決されることは、人類共通の願いであります。秋田県の国民保護計画の策定目的は、有事に備えるものでありますが、前文において、「国際平和を希求する秋田県が、国民保護法やその他関連する法律、ジュネーブ諸条約などの国際人道法に基づいて作成したもの」として、平和な社会の実現に向けた思いを盛り込むこととしております。計画策定後は、県民に広く周知するとともに、関係機関との緊密な連携体制を構築するなど、県民の安全確保に努めてまいりますと述べられています。

 国際人道法の初めての条約である1864年のジュネーブ条約(第1回赤十字条約)は、赤十字国際委員会の前進である五人委員会が提唱し、スイス政府の招請によりジュネーブ外交会議で採択されました。戦闘で傷ついた兵士、捕虜、戦闘に参加しない文民を保護する。海上にある軍隊の傷者、病者及び難民者の改善。戦闘において敵に不要な苦痛を与えない。文民と戦闘員、また民間の施設と軍事施設とを区別して攻撃を軍事目標に限定する。が4条約として基本的な考え方になっています。そして1977年の4条約を補完する2つの追加議定書ができました。

 2005年3月現在、国連加盟国191カ国である中、1949年のジュネーブ4条約締結国は192カ国となっており、このジュネーブ4条約は世界共通のルールと言っても過言ではありません。1977年6月8日に採択されたジュネーブ条約第1、第2追加議定書については、日本政府が2004年6月、第159回通常国会にて加入を批准し、8月31日に正式に加入、2005年2月28日に日本において両議定書が発効しました。

 第1議定書第5章は、特別の保護下にある地区及び地帯として無防備地区と非武装地帯を例示しています。無防備地区は、第1追加議定書第59条第1項に、紛争当事者が無防備地区を攻撃することは、手段のいかんを問わず禁止するとして、無防備地区が軍事目標にならないことを示しています。同条第2項は、紛争当事者の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近、またはその中にあって、居住地区であって敵対する紛争当事者による占領に対して開放されているものを無防備地区として宣言することができるとしています。紛争当事者の適当な当局とは、紛争当事国政府以外のものを含み、無防備地区宣言の主体は地方自治体等であると解釈されています。無防備地区の条件は、59条第2項に1、すべての戦闘員が撤退しており、並びにすべての移動可能な兵器及び軍用設備が撤去されていること。2、固定された軍事施設の敵対的な使用が行われないこと。3、当局または住民による敵対行為が行われないこと。4、軍事行動を支援する活動が行われないことです。

 宣言手続は、同条第4項に、敵対する紛争当事者に対して申し入れることとされ、通告された紛争当事国は受領したことを確認し、その地区を無防備地区として攻撃してはならないとあります。

 日本政府の考えは、国際的武力紛争時の軍事行動にかかわる判断であり、軍司令官を抜きに自治体が宣言できるとすると混乱を招くことや、軍事や外交に関する問題は、政府の専権事項であるといった理由から国に帰属していると解釈しています。

 しかし、「適当な当局」が英文では複数形であることから、国家全体とは区別した無防備地区という設定の趣旨そのものから見て、自治体は無防備地区の宣言をされるというのが世界の解釈であります。

 現在、主要先進国でこのジュネーブ条約追加議定書に加入していないのはアメリカ合衆国だけであります。

 前置きが大変長くなりましたが、私は、アメリカ合衆国だけが国際的ルールを批准しないで超強大な軍事力で世界の警察たる振る舞いをし、イラク戦争を例にとるならば、アメリカの気に入らない国は、ならず者国家として全く無防備な文民も容赦なく殺りくしていることに本当に怒りを覚えています。また、民間施設だろうと病院だろうと学校だろうと砲弾を撃ち込むことが、果たして正義でしょうか。そして、この超大国アメリカ合衆国に追従して世界の軍隊として君臨している日本の自衛隊、そして、その有事の備えや後方支援としての日本国民を武装攻撃の保護のために国民保護法に基づいて訓練や動員することが本当に正しいことでしょうか。

 第2次世界大戦において広島、長崎に原爆を投下され、軍事施設、民間施設、軍人・文民全く無差別に破壊され、殺りくされた経験を持つ私たち日本国民は、世界のあらゆる紛争が、武力行使によらない平和的手段で解決されることを人類共通の願いとして持つべきであります。

 国民保護協議会設置においても、自治体には住民の平和と安全と人権を守る責任と権限がありますから、無防備地域宣言やジュネーブ諸条約などの国際人道法に基づいて計画をつくるべきですが、市長のお考えをお聞きします。

 松江市は、京都と並び歴史ある文化遺産があり、第2次世界大戦でも空爆を免れました。松江市民を守るというならば、武力に訴えるのではなく、非武装・非核武装による平和都市宣言を世界に向けて発信すべきであります。それが真の国際文化観光都市であります。平和都市宣言は、前の議会でも合併後の課題と答弁がありましたが、再度お考えをお聞きし、この問題を終わります。

 次に、福祉行政についてお伺いします。

 昨年の富山県でのグループホームでは、夜間1人勤務していた職員が認知症高齢者の方を虐待し、死亡させた事例がありました。

 昨日の畑尾議員の質問にもありましたし、また、きのうのNHKの「クローズアップ現代」でも放映されておりましたが、先般の長崎県大村市での認知症の高齢者が入居しているグループホームの施設の火事が発生し、7人の方が亡くなられました。亡くなられた方に心から御冥福をお祈りしたいと思います。

 厚生労働省は、この火災を受けて4月から不寝番の夜勤を義務化することを決めたと報じられています。これまで宿直が基本としていたわけですが、事件で一転、方針を変更しました。しかし、施設現場の声としては、夜勤1人体制では火災、地震、盗難、救急、虐待などにいずれも小規模な施設がゆえに入居者の安全は守り切れない実態です。

 今、松江市においても多くのグループホームが建設されています。グループホームの現状と、松江市の関与の状況についてお聞かせください。

 次に、現在は島根県がグループホームの指導、監査を行っていますが、18年度からは、その権限が松江市に移譲されますが、本市のグループホームへの指導、監査の課題についてどう考えておられるのかお聞きしたいと思います。

 そして、グループホームを運営する事業主への指導と、そこで働く職員の皆さんへの援助が大変重要だと思います。人材育成は、福祉にかかわる全体の課題ですが、特にグループホームで働く人々の研修や人材育成策について、松江市としてのお考えをお聞きします。

 次に、新予防給付のサービス提供に関係してお聞きします。

 4月から介護保険制度見直しの大きな柱の1つである要支援者に対する予防プランの策定について、介護保険事業計画によれば、市内5カ所の包括支援センターで約4,000人の方の介護予防プランが作成される計画ですが、対応できないということで、指定居宅介護支援事業者に委託ということが言われていますが、その確保ができるでしょうか。松江市の取り組みについてお伺いします。

 また、今回の制度見直しで予防プラン策定事業者と同一法人のサービス利用ができないことになりましたが、利用者本人のサービス利用意向はどのように尊重されるのか、お考えをお聞きしたいと思います。

 そして、このたびの見直しで、軽度対象者の福祉用具レンタル5品目(介護ベッド、車いすとこれらの附属品、徘回感知器、移動用リフト)が原則給付対象外となっています。例えば、現行の要支援者とか要介護1の方でベッドをレンタルしている方が利用できなくなるが、その方たちに松江市としてはどのような対応をされるのかお聞きしたいと思います。

 次に、松江市では、来年度から精神障害者通院費の自己負担を5%から1割に引き上げる障害者自立支援法が4月に施行されるのを受け、松江市は、月額の自己負担上限1,000円に抑えて差額を負担する助成制度が今議会に提案されています。現在の実質自己負担ゼロから自己負担の割合が倍増になることに障害者団体の方が懸念をされ、助成額の拡大を要請しておられましたので、この助成制度は大変評価すべきと考えています。この制度が障害のある方たちにとって住んでよかったと言える松江市になるように努力をされている市長に大変感謝をしておられます。一層の制度拡充を期待していますが、お考えがあればお聞かせください。

 また、一昨年10月、福祉医療制度の見直しで、身体・知的障害の方の医療費に係る自己負担が増大しましたが、松江市では、身体・知的障害の方の経費負担はどのようになったでしょうか。見直し後の現状をお聞かせください。

 そして、身体・知的障害者も同様な対応が必要と考えますが、お考えをお聞きし、私の質問を終わります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 角田議員の御質問にお答え申し上げます。

 1点目の国民保護法の問題でございまして、1つは、国民保護協議会設置においても、無防備地域宣言やジュネーブ諸条約などの国際人道法に基づいて計画をつくるべきではないかという話でございますが、ことしの1月20日に閣議決定を受けました島根県の国民保護計画の保護措置に関する基本方針の中で、国際人道法の的確な実施の確保について明示をされております。松江市の国民保護計画の策定に当たりましては、国の基本方針、それから島根県の国民保護計画との整合性を図りながら作成することにいたしております。

 それから、平和都市宣言をすべきではないかという話でございます。私どもも、核兵器の廃絶、あるいは恒久平和を求めます平和都市宣言というのは大変意義深いものだと思っております。それで、現在、スポーツ都市宣言をすべきだという要請も受けております。それからまた現在は、市民憲章の制定などの検討もいただいておりますので、こうしたものにあわせて、その制定の時期、あるいは内容、これらを議会とも御協議をして、基本的な考え方をまとめていきたいと思っております。

 それから、福祉行政の中の大きな3点目の障害者支援ということにつきまして答弁をさせていただきますけれども、精神障害者の通院費の自己負担助成の新設ということでございます。

 お話がございましたように、通院の医療費が自立支援法によりまして原則1割の自己負担ということになりますので、このことが受診の抑制につながらないように、負担上限は1,000円に抑えることにいたしたというものでございます。

 御報告ありましたように、当事者の方々あるいは御家族の方々から大変感謝をいただいているところでございまして、私ども現時点におきましては、これが精いっぱいの支援だと考えております。

 それから、こうした措置をいわゆる福祉医療制度の対象者、つまり身体・知的障害者も同様な対応をとるべきではないかと御提案でございますけれども、福祉医療制度とこの精神通院医療費助成というのは大きく異なる点がございます。それは、福祉医療制度というのは、あらゆる医療機関の受診につきまして低所得者の負担軽減を図っていくというものでございます。それに対しまして、精神通院医療費助成というのは、精神通院の医療のみを対象にして、早期受診をすることによって精神障害の重度化を防止をしていくと、障害そのものを防止をしていくという目的でございます。この医療費が非常にかさむことによって、精神障害というのがさらに進んでいくということを懸念した結果としまして、今回こういった措置をとらせていただいたということでございますので、御理解をいただきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 松本健康福祉部長。



◎健康福祉部長(松本修司君) そういたしますと、私の方から福祉問題につき7点お答えをしたいと思います。

 第1点目からでございます。グループホームの現状と課題というふうなことで、松江市内における設置の現状と松江市の関与ということでございますが、2月15日現在、16事業所189床でございます。ただし、現段階では徐々にまたふえてきておりまして、3月のうちには270床を超えるんではないかという見通しになっているところでございます。

 それから、指定の権限とか、指導監査の権限といいますのは、現在島根県にございますので、現段階ではそうした面では関与いたしておりません。

 2点目でございますが、今度権限移譲といいますか、地域密着型サービスといいますか、そういう中でグループホームの権限が保険者におりてまいります。そういうときに指導監査の課題についてどう考えるのかということでございますが、権限がおりてまいりますので、スムーズに引き継ぎが必要であるということから、現段階、島根県の指導監査の際には、私どもの方の担当も同行しまして一緒にやらせていただいている、こういう状況でございます。

 それから、地域密着型サービス、これはグループホームだけではございませんけれども、こういうことについて権限がおりてまいりますので、きちんと指導監査ができるように研修等を積みまして体制の強化を図っていきたいと。そういう中で運営全般につきましても積極的に助言なり指導ができるように、また適正な事業運営ができるように努めてまいりたいと思っております。

 3点目、グループホームでございますが、働く人々の研修、あるいは人材育成策ということで、松江市の考え方ということでございますが、現在、島根県におきまして、グループホームの研修というのは年に3回行われているところでございます。3回のうち2回が松江市で行われております。

 また、制度改正を受けまして、松江市といたしましても、特に新予防給付を中心として、この3月10日に研修をすることにいたしております。

 それから、今後につきましても、やっぱり研修はとても大事なことでございますので、島根県とも連携を図りながら、充実をしてまいりたいと。そして指導監査等も、きっちりできるようにやっていきたいと考えております。

 そしてまた情報の提供、あるいは共有化をすることで、事業の運営につきましても適正にやっていただこうと、こういう考え方でいるところでございます。

 それから、今度は新予防給付の関係でございます。

 御承知のように新予防給付というのが要支援1、2の方を中心に今度やられることになったわけでございますが、そのときの指定居宅介護支援事業者、つまりケアプランをつくる人が大丈夫かと、こういうことでございますが、私どもとしては、地域全体で高齢者の自立支援に取り組んでいくという視点に立ちまして、新予防給付のケアマネジメントにつきましては、基本的にはこれは地域包括支援センターがやることになってますが、委託も可能でございますので、いわゆるこの居宅介護支援事業者に委託する方針でいるところでございます。

 そして、2月7日に事業者の説明会を開催させていただきまして、そのときにもその旨をちゃんと話をしましてやっておりますし、その後も各事業所を訪問いたしまして確認をさせていただいているといいますか、協力を要請しておりまして、現在のところ、円滑に移行ができると考えているところでございます。

 それから、今度は予防のプランの策定に関連をして、簡単にいいますと、ケアプランをつくったところの事業所ではサービスを受けられないよというふうにするという方式にしているわけでございます。これは過剰なサービスを避けるといった意味もあるわけでございますが、ただ利用者の御本人がどうしてもそこでやってもらいたいと、そういうこともあろうと思いますが、そういうときには、前段のプランをつくったところではサービスを受けないというのを原則としておりますが、それは原則でございまして、基本的には利用者の希望をかなえる形でやっていきたいと思っております。

 それから、福祉用具の関係でございますけれども、御承知のように軽度の人、要支援1、2あるいは要介護1の方が対象になって、議員御指摘の5つの福祉用具が貸与されておったわけでございますが、どうもこれは余り自立支援ということでは役に立っていないというふうなことから、このたび介護給付といいますか、予防給付から外されたということでございます。ちなみに、現在御利用の方につきましては、この4月から6カ月間の経過措置がございまして、その間は使っていただくことになっております。また、要支援1、2であっても、どうしても必要だという例外的なものについては一部認められるようでございますので、松江市として、それ以上特別な措置はやはり自立支援を促すといった意味からも講じるべきではないんではないかと考えているところであります。

 それから、障害者支援の中の福祉医療制度の関係で1点でございますが、福祉医療制度の見直しによって、松江市では身体・知的障害の方の経費負担はどうなったのか、見直し後の現状をお聞きするというふうなことがございました。これにつきましては、10月から改定があったわけでございますが、島根県の国民健康保険団体連合会、ここの10月から12月までのデータをちょっと見せていただきまして、松江市の制度が入る前の段階でございますが、県の制度による診療実績集計を見させていただきますと、制度改正後になりますと受診1件当たりが2,300円、それまでの改正前が平均450円だったということでございますので、高くなってきていることは事実でございます。

 しかしながら、低所得者世帯の方々に対しましては、市でも御承知のような単独の助成をいたしておりますので、それよりいささか下がっているかなと、こういうふうになっているところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 27番。



◆27番(角田正紀君) 国民保護協議会の件でちょっと1点だけ関連して質問させていただきたいんですが、この協議会ができますと、計画がその協議会に諮問されるわけですね。そうしますと、基本的人権や財産権など非常に大事なことが議論されるんですけれども、この議会に対しては、もうこれからは議論の余地が全くないわけですか、その辺をちょっとお聞かせください。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 当然保護計画については、この協議会の中で御審議をいただくということですが、議会に対しては何らかの説明が必要だろうと考えています。



○議長(立脇通也君) 5番松蔭嘉夫君。

 〔5番松蔭嘉夫君登壇〕



◆5番(松蔭嘉夫君) 松政クラブの松蔭嘉夫でございます。最終ランナーになりまして、何とかゴールへたどり着くよう頑張ってまいりたいと思います。通告に従いまして質問いたしますので答弁をお願いいたします。

 初めに、水産業の振興について伺います。平成18年度市長施政方針の中で、水産振興について力強い表明をいただき、既に答弁をいただいたような質問もありますが、よろしくお願いいたします。

 市におかれては、水産業を市の重要な産業と位置づけられ、17年度新たに産業経済部に水産振興課を設置され、基盤整備を初め、さまざまな施策を行い、この振興に取り組んでいただいておりますことに関係者は期待し、また喜んでおります。

 しかし、水産業を取り巻く環境は、漁獲高の減少、従事者の高齢化、後継者不足など、依然厳しい状況でございます。また、近年の大型クラゲの被害、漁船等燃料価格の高騰はさらに拍車をかけております。

 旧島根町地域では、5統あった定置網が2統廃業になり、3統の定置網が操業しております。定置網がなくなりますと、就労の場がなくなるだけではなく、地域の活力も失われていくような気がします。漁村では漁があって初めて漁業者だけではなく地域が活気づいてまいります。

 そういたしますと、前置きはおいて質問に入らせていただきます。漁港・漁場等基盤整備事業についてですが、申すまでもなく漁港は、生産活動の基地としての機能はもとより、漁村住民の生命・財産の保全等さまざまな役割を担っております。この整備には、多大な財政負担が必要となります。長中期間にわたる計画的な整備が必要だと考えます。この整備方針についてお伺いいたします。

 2点目は、大型クラゲ被害対策についてお伺いします。

 大型クラゲには、定置網、小型底びき網等が大きな被害を受けています。クラゲが網に入りますと魚が入らない。入っても鮮度が悪くなる。クラゲの処分に大きな労力がかかる等、漁業者の多大な負担となっております。この被害は全国的なものであり、国(水産庁)において出現状況の把握、改良漁具の導入、洋上駆除の実施等緊急対策が講じられているようですが、零細な沿岸漁業者にとっては根本的な解決にはならない状況です。県におかれても、制度融資等支援策を検討されているようですが、市としても利子補給などできないものか、対策があればお伺いします。

 3点目に、つくり育てる漁業、栽培漁業についてですが、マダイ、ヒラメ、アワビ、アカウニ等の放流、アワビ、イワガキ等の養殖が行われています。海洋資源の枯渇する中、ますます重要となっていくものと思われます。この中で少し細部にわたりますが、今回はアワビについて質問いたします。

 昨年末、養殖アワビを試食される市長さんがテレビ、新聞に報道されました。メニューは刺身、炊き込み御飯等だったようで、大変おいしいとおっしゃっておられました。覚えておられましたら、この場でもう一度感想をお願いいたします。

 漁協によりますと、報道された後、反響が大きく、多数のアワビの注文があったが、品物がなくこたえることができず残念だったとのことでございます。アワビを松江市の特産品、ブランドとして位置づけ育成したらと考えますが、市長さんの所見をお伺いいたします。

 さて、平成15年度、16年度事業で鹿島・島根栽培漁業振興センターが完成し、17年度より栽培が開始されております。順調に生育しており、今年12月から来年2月にかけて、3センチ程度に大きくなった稚貝が40万個生産され、鹿島、島根の漁協に20万個ずつ配分されると聞いております。鹿島では、陸上養殖が計画され、17年度、18年度で施設整備が進められております。島根では、養殖と放流の両方が行われるようです。養殖は沖合養殖、海面養殖の2通りの方法であります。いずれも3センチ程度の稚貝を2ないし3年かけて育て、8センチぐらいまで成長したアワビを出荷するものですから、この二、三年間は収入がありません。初期設備投資も必要です。立ち上げ支援が必要と考えますが、市の考えを伺います。

 また、養殖は当然えさが必要です。養殖ワカメ、昆布等を与えておりますが、夏場のえさについて困っております。冷凍したものは早く傷みますし、コストもかかります。自然の海藻等を与えていますが、規模が大きくなれば磯焼けの原因にもなり、天然の魚介類に悪影響を与えてしまいます。市におかれてもこの対策を行われているようですが、状況をお聞かせください。

 続いて、養殖アワビの販路についてでございますが、最初に申し上げましたように市長さんの試食の様子が報道され、大きな反響があったわけですから、松江市のブランドとして生産者と一体となったPRが必要であると思います。例えばイワガキ、サザエとセットとしたインターネット販売、松江しんじ湖温泉、玉造温泉の旅館等での食材としての活用などはどうでしょうか伺います。

 この項目の最後に放流事業について伺います。

 放流は、海上からのばらまきではタコ、ヒトデなど天敵に食べられ生存率が低いようです。潜水による方法、シェルターを設置する方法など行われているようですが、お考えがあれば伺いまして、水産振興についての質問を終わります。

 次に、レインボーの加賀港寄港廃止後の地域振興について伺います。

 平成10年に隠岐─本土(加賀港)間の新航路が開設されて以来、県都松江市と隠岐の結節点として、県の高速交通体系と隠岐振興の一翼を担ってまいりました。しかし、乗船客の伸びが見込めないとの理由で抜港となりました。地元として非常に残念でありますが、寄港廃止を受け入れ、新たな視点に立っての地域振興が必要との判断がなされたものであります。

 市におかれても、これに理解を示され、18年度調査費を予算計上されることになっております。島根地域協議会から地域振興について提案書も提出されております。地域に密着した対策が必要と考えられますが、この調査事業のコンセプトといいますか、基本的な振興方針についてお伺いします。

 また、地元は早期の事業実施を期待しておりますので、事業スケジュール等がわかればお伺いします。

 また、島根半島並びに隠岐島を含む広域的な観光振興についても調査、検討されるようですが、2つの事業について連携が必要だと考えます。この事業の基本計画等についてお伺いして質問を終わります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 松蔭議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 水産業の振興についてでございます。

 数点にわたりまして御意見ございましたが、1つは、漁港・漁場等の基盤整備事業についてどのように進めていくかということでございますが、まず、水産庁と協議済みの漁港・漁場整備事業計画、それからまた、さきに私どもの方で策定いたしました中期財政見通しに沿いまして、これは計画的に整備をしていきたいと思っております。

 それから、大型クラゲの被害対策でございまして、これは御指摘がございましたように、国におきましては、経営体質強化緊急総合対策基金51億円というものが創設をされております。それから県の場合は、新たな融資制度の事業を創設する予定と聞いておりますが、私ども本市といたしましても、今後国と、あるいは県と連携を図りながら、支援策について検討していきたいと思っております。

 それから3点目は、アワビの養殖事業ということでございますけれども、まず昨年末に養殖アワビを試食をさせていただきまして、大変これは私は思った以上に、思った以上にというのはおかしいんですが、大変柔らかくて、これは本当に大変おいしいものだなと。ぜひこれは皆さん方たくさんの人に食べていただければと思っておりますが、私の食べたものがテレビで映って大変なPR効果になったということでございますので、私はいつでも動く広告塔でやらせていただきたいと思っております。

 それからもう1つは、市の特産品として育成をすべきではないかということで、おっしゃるとおりでございます。今、松江市がつくり育てる漁業ということを進めようとしておりますけれども、その中核といたしまして、それから新たな市の特産品として位置づけをやっていきたいと思っております。

 それから、初期投資、私も鹿島町の栽培漁業センターを見させていただきましたけれども、3年程度かかるということでございますので、今、初期投資につきましては、現在も支援策を講じているところでございますので、引き続きこれは支援をしていきたいと思っております。

 それから、えさの確保ということでございますけれども、どんなことをやっているかと、こういうことでございますが、漁協で、島根町地先の海域で、これは平成14年度から実施をしておられますが、アラメであるとかクロメの養殖試験、これに対しまして支援を行っておりまして、大変順調な生育を確認をいたしているところでございます。この養殖が可能になると、いわゆるネックになっております飼料の確保につながっていくのではないかと思っております。

 それから、販路の確保ということでございますが、基本的には、まず地産地消ということで、本市を訪れました観光客などに宿泊施設等を通して広く提供していきたいと考えております。

 その上で、ともかくいろんな形でPRを生産者の皆さん方と一体となりまして行って、一定の生産力のめどが立てば、県等とも連携をしながら大都市の市場への販路開拓にも打ち出していきたいと思っております。

 それから、放流ということでございまして、これはもう松蔭議員が一番よく御存じだと思っておりますが、なかなか効果的な方法が確立されてないというのが現状のようでございます。現在、県とか、あるいは民間企業によりまして松江市の海域において試験が行われているところでございます。その結果を待って、効果的な放流方法を確立していきたいと思っているところでございます。

 それから、レインボーの加賀港の廃止につきましてのいろんな地域振興策につきましては、詳細につきましては担当の部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。レインボーの廃止に伴いまして地域振興ということを県の方とも確約をいたしておりますので、県それから商工会議所とも力を合わせてやっていきたいと思っているところでございます。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) それでは、一括お答えをさせていただきたいと思います。

 1つは、大きな島根半島全体での取り組みというものがございます。これは県、地元あるいは我々も参加をして、商工会議所も参加をして広域的な観点で調査をするということでございます。

 一方は、県と市がタイアップしてレインボーの加賀港廃止後のことについてのものですが、これは前段申し上げたものと密接に連携をさせて考えたいと思っております。コンセプトとしては、平成18年度調査事業を行いますが、地域の資源を調査をして、今ある資産を観光商品化に向けて商品化戦略プランを練っていきたいと考えております。そして、この振興をどう図っていくかということの中で、特に大切だと思っておりますのは、計画の段階から地元の皆さんとかかわっていただいて、密接に連携をとりながら組み上げていきたいと思っております。そして、地元にメリットがある形で組み上げたいと強く願っております。

 それから、スケジュールについては、調査の中で明らかにしていきたいと思いますので、また御相談をさせていただきたいと思います。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 5番。



◆5番(松蔭嘉夫君) 漁業の振興につきましては、一義的には当然事業者、また団体の漁協等が行うべきものだということは私も存じておりますが、何分、零細な事業者が多い中で、市の方、市長さんの温かい御支援の方向性を伺いまして、大変ありがとうございました。以上で質問を終わります。



○議長(立脇通也君) 議事の都合により、しばらく休憩いたします。

 〔午後2時35分休憩〕

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 〔午後2時50分再開〕



○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第2 追加議案上程 提案理由の説明



○議長(立脇通也君) 日程第2、議第135号「学齢児童及び学齢生徒の教育事務の受託について」を議題

といたします。

 提出者の説明を求めます。

 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 本日、追加提案をいたしました議案について御説明申し上げます。

 議第135号 学齢児童及び学齢生徒の教育事務の受託につきましては、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づき、松江市と東出雲町は、協議により規約を定め、東出雲町の学齢児童及び学齢生徒の教育事務を松江市が受託するものであります。

 以上、概要を御説明申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げる次第であります。

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△日程第3 議第54号議案



○議長(立脇通也君) 日程第3、議第54号「指定管理者の指定について」を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、37番山本勝太郎君を除斥いたします。

 〔37番山本勝太郎君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第54号議案について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第54号議案に対する質疑を終結いたします。

 山本勝太郎君の除斥を解除いたします。

 〔37番山本勝太郎君除斥解除〕

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△日程第4 議第61号議案



○議長(立脇通也君) 日程第4、議第61号「指定管理者の指定について」を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、8番葉山泰子君を除斥いたします。

 〔8番葉山泰子君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第61号議案について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第61号議案に対する質疑を終結いたします。

 葉山泰子君の除斥を解除いたします。

 〔8番葉山泰子君除斥解除〕

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△日程第5 議第76号議案



○議長(立脇通也君) 日程第5、議第76号「指定管理者の指定について」を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、40番田中豊昭君を除斥いたします。

 〔40番田中豊昭君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第76号議案について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第76号議案に対する質疑を終結いたします。

 田中豊昭君の除斥を解除いたします。

 〔40番田中豊昭君除斥解除〕

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△日程第6 議第79号議案



○議長(立脇通也君) 日程第6、議第79号「指定管理者の指定について」を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、30番林干城君を除斥いたします。

 〔30番林干城君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第79号議案について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第79号議案に対する質疑を終結いたします。

 林干城君の除斥を解除いたします。

 〔30番林干城君除斥解除〕

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△日程第7 議第80号議案



○議長(立脇通也君) 日程第7、議第80号「指定管理者の指定について」を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、47番加藤滋夫君を除斥いたします。

 〔47番加藤滋夫君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第80号議案について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第80号議案に対する質疑を終結いたします。

 加藤滋夫君の除斥を解除いたします。

 〔47番加藤滋夫君除斥解除〕

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△日程第8 議第75号議案〜日程第10 議第87号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第8、議第75号「指定管理者の指定について」から日程第10、議第87号「指定管理者の指定について」まで議案3件を一括して議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、10番森脇賢君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君を除斥いたします。

 〔10番森脇賢君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥〕



○議長(立脇通也君) これより質疑に入ります。

 議第75号外議案2件について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第75号議案外議案2件に対する質疑を終結いたします。

 森脇賢君、山本勝太郎君、飯塚悌子君、石倉幹君の除斥を解除いたします。

 〔10番森脇賢君、37番山本勝太郎君、39番飯塚悌子君、42番石倉幹君除斥解除〕

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△日程第11 議第1号議案〜日程第42 議第134号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第11、議第1号「松江市名誉市民条例の制定について」から日程第42、議第134号「松江市事務分掌条例の一部改正について」まで議案32件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 6番渡部美津子君。



◆6番(渡部美津子君) 議第129号、松江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてお尋ねします。

 これは職員組合の活動に対する組合休暇というものの部分の追加でございますが、これと従前からございます松江市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例、通称ながら条例、この関係の解釈の仕方をお聞きしたいと思います。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 御質問のありました、いわゆる勤務時間、休暇等に関する条例、これは組合休暇の関係を今回お出しをさせていただいておりますし、それから職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例、これは通称は、ながら条例ということで言っておりますが、基本的に、このながら条例では、給与を受けながら組合の活動ができるということの特例を定めているわけでございます。この中で入っているのは、基本的には適法な交渉、あるいはそれに付随する準備時間、準備期間、これらがいわゆる給与を受けながら、いわゆる勤務時間中に活動ができるという、特例で定められております。したがって、それ以外、例えば上部団体等との協議会というようなものをですね、今回、組合休暇ということで、基本的に無給として休暇として認めるという形になったわけでございます。ですから、あくまでも特例としてこのながら条例があると。組合の業務あるいは活動については、この特例の条項でその時間帯だけは給与を受けながら活動することができるということになっております。そういう関係でございます。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) 新設の組合休暇の方は理解ができますが、これまでながら条例の方で適法な交渉及びその準備期間ということの解釈がきちっと定まっておらず、しかも文書による申告というのが行われていないから、実態がどうであるのかというのは把握しようがなかったという問題がございます。ここまでが適法な交渉で準備期間という明確なガイドラインが必要だと思いますし、こちらの方も文書申請というもので枠をはめていく必要があると思います。そうでなければ今回の組合休暇の範囲と、ながら条例の範囲の線引きが難しくなります。この点について1点確認しておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 私どもは、組合とは従来から信頼関係といいますか、そういったことでやってまいりました。したがって、社会通念上、大きな逸脱行為はないと思っております。ただ、その準備時間、適法な交渉そのものは条例上きちっと明記をされておるわけですから、その準備時間あるいは準備期間、こういったものについては明確な定義がございません。ケース・バイ・ケースで考えていかなきゃならないと考えております。ただ、おっしゃることの趣旨も十分理解はできますので、基本的にですね、他の自治体等の状況も勘案しながら検討してまいりたいと考えております。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) 再度確認です。先ほど組合と執行部の信頼関係を言われましたが、一番大切なのは市民との信頼関係ということになりましょう。新しい組合休暇の方は文書申告が必要でございます。ながら条例の方はどうなさるんですか、この点をお願いします。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) それらを踏まえて今後検討してまいりたいということでございます。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) ほかにないようでありますので、これをもって議第1号議案外議案31件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第43 議第27号議案〜日程第50 議第135号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第43、議第27号「新たに生じた土地の確認について」から日程第50、議第135号「学齢児童及び学齢生徒の教育事務の受託について」まで議案8件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第27号議案外議案7件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第51 議第34号議案〜日程第97 議第88号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第51、議第34号「指定管理者の指定について」から日程第97、議第88号「指定管理者の指定について」まで議案47件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第34号議案外議案46件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第98 議第89号議案



○議長(立脇通也君) 日程第98、議第89号「平成17年度松江市一般会計補正予算(第7号)」を議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第89号議案に対する質疑を終結いたします。

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△日程第99 議第90号議案〜日程第108 議第99号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第99、議第90号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」から日程第108、議第99号「平成17年度松江市鹿島電気通信事業特別会計補正予算(第1号)」まで議案10件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第90号議案外議案9件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第109 議第100号議案〜日程第112 議第103号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第109、議第100号「平成17年度松江市水道事業会計補正予算(第4号)」から日程第112、議第103号「平成17年度松江市駐車場事業会計補正予算(第3号)」まで議案4件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第100号議案外議案3件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第113 議第105号議案〜日程第131 議第123号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第113、議第105号「平成18年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」から日程第131、議第123号「平成18年度松江市島根有線放送電話事業特別会計予算」まで議案19件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 6番渡部美津子君。



◆6番(渡部美津子君) 議第110号、松江市簡易水道事業特別会計及び議第112号、松江市集落排水事業特別会計、議第118号、松江市下水道事業特別会計についてお尋ねいたします。

 一般会計の方では、昨年11月、中期財政計画を出され、ある程度中長期的な見通しを持って予算を評価することができます。また、一般会計の中では、特別会計に対する繰出金が大きな比率を占め、そこのコントロールというのが課題になってくると思いますが、繰出先の各会計の予算の策定に当たって、中期計画あるいはこれに類するものがつくられているのかどうか、直近の作成時期及び来年度の作成方針についてお聞かせ願えたらと思います。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 簡水、集落、下水の中期財政見通しでございますが、策定したものもございますし、策定中のものもございますので、整理をさせていただきまして、いずれはきちっとつくりたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) いずれはきちっとしたいということは、今きちっとしていないということですか、お願いします。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 三事業ともに中期見通しはつくっておりますが、今回、予算を策定をいたしましたので、それの数字に直したもので見直しを行っていこうということになっておりますので、若干時間はかかると思っておりますので、御了解いただきたいと思います。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) ほかにないようでありますので、これをもって議第105号議案外議案18件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第132 議第124号議案〜日程第136 議第128号議案



○議長(立脇通也君) 次に、日程第132、議第124号「平成18年度松江市水道事業会計予算」から日程第136、議第128号「平成18年度松江市病院事業会計予算」まで議案5件を一括して議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 6番渡部美津子君。



◆6番(渡部美津子君) 先ほどの質問の続きの企業会計編でございます。水道、ガス、交通、そして病院、それぞれの会計において経営戦略プランあるいは中期財政計画、それらに類する計画がつくられているのか、直近の作成時期及び来年度の作成時期、そして公表方針についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(立脇通也君) 今村病院長。



◎市立病院院長(今村貞夫君) 市立病院では、新病院の建設・移転に際しましてですね、つくってございますので、お見せできます。



○議長(立脇通也君) 宅和水道局業務部長。



◎水道局業務部長(宅和勝美君) 既に水道事業の経営戦略プランを16年の3月につくっておりまして、それを毎年ローリングする形で進めております。



○議長(立脇通也君) 谷ガス局長。



◎ガス局長(谷正次君) ガス事業の経営戦略プランにつきましても15年度のところで策定をいたしております。ただ、14年度決算に基づいておりますので、今根本的に見直しをしております。いずれ近いところでこれが策定できるようになっておりますので、またお知らせをしたいと思います。以上です。



○議長(立脇通也君) 渡部交通局長。



◎交通局長(渡部一雄君) 自動車運送事業会計につきましても15年度に策定をいたしております。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) 病院の方、今お持ちの分は申しわけない、16年のものではないですか。



○議長(立脇通也君) 油谷病院事務局長。



◎市立病院事務局長(油谷健一君) そうでございます。17年度決算が締まりましたら、それに合わせてローリングする予定でございます。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) ほかにないようでありますので、これをもって議第124号議案外議案4件に対する質疑を終結いたします。

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△日程第137 承認第1号



○議長(立脇通也君) 次に、日程第137、承認第1号「専決処分の報告について」を議題とし、これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって承認第1号に対する質疑を終結いたします。

 これにて日程第3から日程第137までの議案134件及び承認1件に対する質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております案件につきましては、お手元に配付いたしてあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△日程第138 議第104号議案



○議長(立脇通也君) 日程第138、議第104号「平成18年度松江市一般会計予算」を議題といたします。

 本案につきましては、予算特別委員会を設置し、これに付託いたしますので、この際質疑を省略いたします。

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△日程第139 予算特別委員会の設置について



○議長(立脇通也君) お諮りいたします。

 議第104号「平成18年度松江市一般会計予算」につきましては、47人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって議第104号議案につきましては、47人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員47人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よってただいま指名いたしました47人の諸君を予算特別委員に選任することに決しました。

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△日程第140 陳情第9号〜日程第142 陳情第11号



○議長(立脇通也君) 次に、3月1日までに受理いたしました日程第140、陳情第9号「『公共サービスの安易な民間開放は行わず、充実を求める意見書』提出について」から日程第142、陳情第11号「『医療制度改革関連法案』の廃案を要望する意見書採択を求めることについて」まで、陳情3件を一括して議題といたします。

 本件につきましては、お手元に配付いたしてあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△日程第143 休会について



○議長(立脇通也君) お諮りいたします。

 議事の都合により、3月9日から3月28日まで休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって3月9日から3月28日まで休会とすることに決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

 〔午後3時12分散会〕