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島根県 松江市

平成17年第2回 6月定例会 06月30日−05号




平成17年第2回 6月定例会 − 06月30日−05号







平成17年第2回 6月定例会



    平成17年第2回松江市議会定例会



議 事 日 程(第5号)

 平成17年6月30日(木曜日)午前10時開議

 第1 委員長報告(議第5号議案、議第58号議案〜議第82号議案、承認第38号〜承認第47号)

 第2 表決

 第3 休会について

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本日の会議に付した事件

 委員長報告(議第5号議案、議第58号議案〜議第82号議案、承認第38号〜承認第47号)

 表決

 休会について

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出 席 議 員(48名)

    1 番   田  中  明  子  君

    2 番   畑  尾  幸  生  君

    3 番   吉  金     隆  君

    4 番   森  脇  幸  好  君

    5 番   松  蔭  嘉  夫  君

    6 番   渡  部  美 津 子  君

    7 番   南  波     巖  君

    8 番   葉  山  泰  子  君

    9 番   朝  倉  弘 太 郎  君

    11 番   森  脇     賢  君

    11 番   津  森  良  治  君

    12 番   森  脇  勇  人  君

    13 番   宅  野  賢  治  君

    14 番   川  井  弘  光  君

    15 番   福  間  俊  夫  君

    16 番   桂     善  夫  君

    17 番   斎  藤  菊  市  君

    18 番   加  藤  富  章  君

    19 番   小  笹  義  治  君

    20 番   森  脇  敏  信  君

    21 番   板  垣     亨  君

    22 番   勝  部  加  代  君

    23 番   福  田  安  信  君

    24 番   太  田     薫  君

    25 番   田  村  昌  平  君

    26 番   篠  原     栄  君

    27 番   角  田  正  紀  君

    28 番   安  部  吉  輝  君

    29 番   加  本  市  郎  君

    30 番   林     干  城  君

    31 番   田  中  弘  光  君

    32 番   片  寄  直  行  君

    33 番   藤  田  彰  裕  君

    34 番   足  立  利  人  君

    35 番   三  島  良  信  君

    36 番   石  倉  茂  美  君

    37 番   山  本  勝 太 郎  君

    38 番   三  島     進  君

    39 番   飯  塚  悌  子  君

    40 番   田  中  豊  昭  君

    41 番   西  村  び  ん  君

    42 番   石  倉     幹  君

    43 番   後  藤  ?  一  君

    44 番   比  良  幸  男  君

    45 番   出  川  修  治  君

    46 番   中  村  晴  洋  君

    47 番   加  藤  滋  夫  君

    48 番   立  脇  通  也  君

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欠 席 議 員(なし)

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事務局職員出席者

   事務局長   中  島  秀  夫  君

   参事     富  田  豪  二  君

   書記     桔  梗  和  夫  君

   書記     遠  田     悟  君

   書記     野  津  真  一  君

   書記     和 田 守  晃  三  君

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説明のため出席した者

   市長     松  浦  正  敬  君

   助役     伊  藤  忠  志  君

   助役     片  山  重  政  君

   収入役    山  本  弘  正  君

   市長室長   友  森     勉  君

   総務部長   清  水  伸  夫  君

   総務部次長  松  浦  俊  彦  君

   財政部長   原        厚  君

   産業経済部長 能  海  広  明  君

   観光振興部長 木  村  和  夫  君

   市民部長   田  中  寛  美  君

   健康福祉部長 松  本  修  司  君

   環境保全部長 野  津  精  一  君

   都市計画部長 森     秀  雄  君

   建設部長   原     憲  二  君

   消防長    柳  原  知  朗  君

   教育委員会委員長

          吉  川  通  彦  君

   教育長    福  島  律  子  君

   副教育長   川  原  良  一  君

   副教育長   早  川     泰  君

   水道局長   小  川  正  幸  君

   水道局業務部長宅  和  勝  美  君

   ガス局長   谷     正  次  君

   交通局長   渡  部  一  雄  君

   市立病院院長 今  村  貞  夫  君

   市立病院事務局長

          油  谷  健  一  君

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 〔午後1時00分開議〕



○議長(立脇通也君) これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 委員長報告



○議長(立脇通也君) 日程第1は「委員長報告」であります。

 今期定例会において各常任委員会の審査に付した議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」及び議第59号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」から議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」まで議案24件、承認第38号「専決処分の報告について」から承認第47号「専決処分の報告について」まで承認10件、予算特別委員会の審査に付した議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」を議題とし、委員会における審査の経過並びにその結果について、それぞれ委員長の報告を求めます。

 総務委員長田村昌平君。

 〔25番田村昌平君登壇〕



◆25番(田村昌平君) 今期定例会において総務委員会に付託になりました案件について、去る6月27日に委員会を開催し審査しましたので、その経過と結果について御報告をいたします。

 議第63号「平成17年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,682万8,000円とするものであります。

 歳出で主なものは、公債費の長期債元利償還金、繰り上げ充用金は、16年度決算見込みにより17年度歳入から繰り上げ充用し補てんをするものです。歳入は、歳出に伴う特定財源の計上です。

 貸し付けの総数、時効などについて質疑があり、279名に貸し付けをしている。このうち149名の方は返済が終わっている。130名の方が償還業務が続いているが、そのうち110名の方が滞納している。時効については、毎月滞納者の方を訪問し、納付をお願いして時効が来ないように努めているとの答弁がありました。意見はなく、議第63号については全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第70号「平成17年度松江市八雲地域開発事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額をそれぞれ5,958万8,000円とするものです。これは、安価で良好な宅地供給を行うための開発事業であります。

 歳出の主なものとして、ゆうゆう住まいづくり事業費は、今回5区画の売り払い予定のうち2区画について簡単な整地と面積確定のための測量経費、公債費の長期債元利償還金を計上しております。歳入は、5区画の土地売払収入を計上しております。

 質疑の後、意見はなく、議第70号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第74号「平成17年度松江市鹿島町恵曇・講武・御津・佐太財産区特別会計予算」は、歳入歳出の総額をそれぞれ209万8,000円とするものであります。

 歳出で主なものは、それぞれの区の草刈り等の維持管理費です。歳入は、土地の貸付収入、基金預金利子を計上しております。

 財産の地目、面積等の概要についての質疑の後、意見はなく、議第74号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第75号「平成17年度松江市鹿島有線テレビジョン放送事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額をそれぞれ1億4,688万5,000円とするものであります。

 歳出で主なものは、自主放送番組制作業務委託料、長期債元利償還金です。歳入では、ケーブルテレビの使用料、一般会計よりケーブルテレビ事業費及び公債費の繰り入れを受けるものであります。

 今後、新市融合一体化のためどのような連結を考えているのか、また、この施設を今後どのように生かしていくのかなどの質疑があり、ここでの番組制作を鹿島町エリアだけでなく、マーブルテレビでも放送ができるようになっているので、多くの人に見ていただけるよう、新市の融合一体化に役立てていきたいとの答弁がありました。意見はなく、議第75号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第76号「平成17年度松江市鹿島電気通信事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額をそれぞれ3,391万円とするものであります。

 歳出で主なものは、電気通信事業管理運営費、長期債元利償還金です。歳入では、インターネット利用者からの使用料、一般会計より繰入金を受けるものです。

 質疑の後、意見はなく、議第76号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第77号「平成17年度松江市島根有線放送電話事業特別会計予算」は、歳入歳出の総額をそれぞれ2,299万9,000円とするものです。

 歳出で主なものは、大型改修に備えての積立金を計上しております。歳入では、月額1,530円を1,243戸から維持負担金として計上しております。

 質疑・意見ともになく、議第77号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 承認第39号「専決処分の報告について(平成17年度松江市住宅新築資金等貸付事業特別会計暫定補正予算(第1号))」は、当初予算にある繰り上げ充用金については、決算見込みによって計上する必要上当初の暫定予算には計上していなかったため、歳入歳出それぞれ3億4,640万円を追加し、歳入歳出暫定予算の総額を3億4,925万9,000円とするものです。

 歳出では、平成16年度の決算見込みの結果、歳入不足が生じたため平成17年度の歳入から繰り上げ充用し補てんするものであります。歳入につきましても、増額補正するものであります。

 質疑・意見ともなく、承認第39号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 以上で総務委員会の報告を終わります。



○議長(立脇通也君) これより総務委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって総務委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 教育民生委員長足立利人君。

 〔34番足立利人君登壇〕



◆34番(足立利人君) 教育民生委員会の委員長報告をいたします。

 教育民生委員会に付託された議案5件、承認1件について、去る6月27日委員会を開催し審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。

 議第59号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ147億2,642万8,000円と定めるもので、一時借入金の借り入れの最高額を7億円と定めるものであります。

 歳出には、保険給付費、老人保健拠出金等のほか被保険者の人間ドックや脳ドック等の補助、昨年度まで福祉部で実施していた健康福祉フェスティバルを同じような形で実施する経費、公民館と連携した健康づくり事業の経費等を計上しております。歳入は、歳出に見合う特定財源等が計上されています。

 質疑では、介護納付金の納付状況、直営診療施設勘定繰出金に対する国の補助、減免制度など、市民にわかりやすいように知らせる方法、また徴収員設置費について等の質疑がありました。

 質疑に対して、介護納付金の納付状況については、現年の介護分は88.65%である。直営診療施設勘定繰出金に対する国の補助については、調整交付金の一定の計算ルールにより国から入ってくるものである。減免制度などの市民への周知については、国保だよりや暮らしの便利帳等を利用したり、窓口に来られたときには直接話をしたりしている。徴収員設置費については、旧町村担当として1名増員し9名体制で行っている等の答弁がありました。

 意見に入り、一委員より、国保の加入者の構成は高齢者や低所得者が大半の世帯で、保険証がない世帯が700を超えており、短期保険証の発行世帯が1,800くらいなど大変な数になっている一方で、多額の基金と黒字を出しているので、このような会計は認められないと反対の意見がありました。また、一委員より、収納率向上に向けて努力していただくよう要望を申し上げて賛成するとの意見がありました。

 採決の結果、議第59号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。

 議第60号「平成17年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,521万5,000円と定めるもので、一時借入金の借り入れの最高額を300万円と定めるものです。

 歳出では、一般管理費、医業費等、歳入では、歳出に見合う特定財源等が計上されています。

 質疑に対し、医師については、常勤は内科、小児科の医師1名で、そのほかに島根大学から眼科の医師、玉造厚生年金病院から整形外科の医師が2週間に1回、それぞれの外来を開設していること。収支については、事実上少し黒字ではあるが、繰り入れているのは施設整備の償還に充てるもので、赤字を埋めるためにつぎ込んでいるのではないと答弁がありました。

 意見はなく、採決の結果、議第60号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第61号「平成17年度松江市老人保健医療事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ207億6,823万4,000円と定めるもので、一時借入金の借り入れの最高額を2億円と定めるものです。

 歳出は、医療給付費、一般管理費等で決算見込みにおける歳入不足に伴う繰り上げ充用金が計上されています。歳入は、歳出に見合う特定財源が計上されています。

 質疑に対し、繰り上げ充用金については、平成11年度、12年度、13年度とずっと収支が赤字で一番近いところで14年度会計に繰り上げ充用があり、その後はなく、今回また発生した。また、今後の老人医療については、平成14年10月の法改正で、70歳以上になる人は、前期高齢者となり5年後の平成19年10月以降に老人医療に移るということで、それまでの間は前期高齢者がどんどん増加していく等の答弁がありました。

 意見はなく、採決の結果、議第61号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第62号「平成17年度松江市介護保険事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ109億3,573万3,000円と定めるもので、一時借入金の最高額を9億円と定めるものです。

 歳出では、保険給付費、介護認定審査会費等を計上し、歳入は、歳出に見合う特定財源等が計上されています。

 質疑に対し、介護予防については、保険料、一般会計の公費を充てる部分が出てくるので、高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の見直しにおいて、両方の視点を持ちながら介護保険法の改正に対応していきたい。要支援と要介護1の認定者の数は、ことし4月末現在で要支援が1,302人、要介護1が2,179人である。法改正の周知については、10月改正分の個別通知をなるべく早くするとともに、9月広報でも周知を図っていきたい。平成16年度徴収率は、特別徴収が100%、普通徴収は今の見込みで90.59%等の答弁がありました。

 意見はなく、採決の結果、議第62号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」は、病院事業収益を83億6,036万8,000円、病院事業費を87億6,312万9,000円とし、新病院建設のため今年度は4億276万1,000円の赤字予算となるものです。業務の予定量は、1日当たりの平均患者数を入院417人、外来1,039人で、建設改良では機械備品整備費などのほか、新病院建設事業を予定しています。

 収益的支出では、給与費を前年比5.9%増とし、経費も対前年比21.4%増となっております。

 資本的支出では、新病院建設事業費91億1,684万円を計上、このほか企業債償還金を加え支出の予算は97億3,908万9,000円となっています。この支出に対する財源としては企業債、国及び県からの補助金、県交付金を充当するほか、一般会計繰入金を予定し、不足する財源4億1,331万9,000円については、内部留保資金等で充当するものです。

 債務負担行為の設定は、新病院の業務委託経費についてのもの。企業債の限度額は88億10万円を設定し、一時借入金の限度額については92億円とするものです。重要な資産の取得として、新病院で購入予定の医療機器2点が挙げられています。

 質疑では、部屋代差額について、病院事業のあり方について、増員した医師等について、病院の建設費について等の質疑がありました。

 質疑に対し、部屋代差額については、特床と言われる1万円の部屋から2,000円の部屋まで98床ある。病院事業のあり方については、病院の隣に保健福祉総合センターを設置し、ハード面だけでなく機能的な面からそこを利用して予防的なこと、いろいろな相談事、市民に対する啓発活動などを行い、地域密着型の医療を考えている。増員した医師については7名で、すべて数年経験したベテランの医師であり、看護師は25名で3年以上の経験者と新しい人が大体半分ぐらいとの説明がありました。療法士についても半々である。病院の事業費については、最終的には建設関係と設計から電算関係、什器とか備品を含めておよそ256億円余りになり、建設工事自体はおよそ163億9,000万円くらいであるとの答弁でした。

 意見に入り、一委員より、院長を先頭に医師、看護師、職員関係者の皆さんが一丸となり、新市民に愛され信頼される病院になるよう全力で取り組んでいただくことを強く要望し賛成する。また、一委員より、部屋代差額について市民に負担を求める仕組みになっており反対するとの意見がありました。

 採決の結果、議第82号は賛成多数で原案可決すべきものと決しました。

 承認第38号「専決処分の報告について(平成17年度松江市老人保健医療事業特別会計暫定補正予算(第1号))」は、歳入歳出それぞれ7,677万1,000円を追加し、歳入歳出総額をそれぞれ55億7,163万3,000円とするものです。平成16年度暫定決算において7,677万1,000円の歳入不足となり、平成17年度会計から繰り上げ充用し補てんするもので、歳入は過年度収入として国庫支出金から受け入れるものであります。

 質疑・意見ともなく、採決の結果、承認第38号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 以上で教育民生委員会の報告を終わります。



○議長(立脇通也君) これより教育民生委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって教育民生委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 経済委員長福間俊夫君。

 〔15番福間俊夫君登壇〕



◆15番(福間俊夫君) 経済委員会の報告をいたします。

 今期定例会において経済委員会に付託になりました議案22件、承認5件のうち、議第5号議案の外、予算に関する議案6件、承認3件について、6月28日に委員会を開催し審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。

 議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」は、農業委員会等に関する法律第7条第1項及び第10条の2の規定に基づき、松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関し必要な事項を定めるものであります。

 質疑・意見はなく、採決の結果、議第5号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第67号「平成17年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計予算」については、歳入歳出をそれぞれ4億9,127万2,000円とし、一時借入金の最高額を200万円と定めるものであります。

 質疑・意見はなく、採決の結果、議第67号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第68号「平成17年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計予算」については、歳入歳出をそれぞれ11億4,932万8,000円とし、一時借入金の最高額を7,300万円と定めるものであります。

 維持管理費の内容について質疑の後、意見はなく、採決の結果、議第68号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第69号「平成17年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計予算」については、歳入歳出をそれぞれ12億6,508万5,000円とし、一時借入金の最高額を5億8,800万円と定めるものであります。

 質疑はなく、意見に入り、一委員より、経費節減に努め、また売却を前向きに検討していただき、売り払い計画を立てていただきたいとの意見があり、採決の結果、議第69号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 次に、議第79号「平成17年度松江市ガス事業会計予算」は、収益的収支において、収入はガス売り上げ18億4,180万3,000円、液化石油ガス売り上げ3億6,240万6,000円、機器販売収益5,677万9,000円及び営業外収益4,222万5,000円等により、総収益として23億1,451万1,000円が計上されております。

 支出では、特別損失として向島施設の解体経費1億700万円を計上するなど、支出総額は22億5,903万9,000円、消費税を控除した純利益は430万3,000円が予定されております。

 また、資本的収支では、収入は建設改良に充てる企業債及び交通局からの貸付金戻入等で1億7,300万円が計上されておりますが、熱量変更が終わったことにより対前年度比約80%減であります。

 支出では、建設改良費、企業債償還金などにより支出総額は9億2,435万8,000円とするものでありますが、収入同様対前年度比40%減となっております。差し引き不足する額7億5,135万8,000円は、過年度分損益勘定留保資金、また当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税等資本的収支調整額で補てんするものであります。

 また、経営状況について、昨年度旧松江市の橋南地区における熱量変更終了に伴い、今後は都市ガス並びにLPガスの安定確保と保安の確保を図るとともに、より一層のサービスの向上に努めたい。しかし、規制緩和等によりエネルギー分野の競争は激化しており、環境性、経済性、安全性、供給安定性にすぐれた天然ガスのよさを積極的にPRし、販売量の増加に努めていきたい。また、熱量変更事業の繰り延べ勘定償却が平成17年度にピークを迎えること、向島施設の解体など厳しい経営状況ではあるが、平成22年度以降の単年度黒字化を目指して、より一層の経営健全化を図っていきたいとの説明がありました。

 質疑では、広告費について、どのような広告をされているのか、また民営化への取り組みについてどのような検討をされているのか等について質疑があり、執行部より、平成14年度の松江市ガスの検討委員会において、将来にわたって公営事業として継続することは極めて厳しいと予想されることから、今後民営化に向かって検討すべきであるとの方向性を示していただいた。熱量変更も終わり、今年度のところで検討委員会を立ち上げ、民営化の手法、時期等について検討していこうと考えている。民営化については、内部で検討していかなければならない部分もあり、職員の意見を聞き理解を進めていくことが重要と考えるとの答弁がありました。

 意見はなく、採決の結果、議第79号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 次に、議第80号「平成17年度松江市自動車運送事業会計予算」は、収益的収支において、収入では、定期旅客運送収益は新病院線7系統を新設する一方、減少する定期輸送人員を平成15年度並みに確保することを目標とし、対前年で7,700万円余り減少する見込み、また貸し切り収益はボートピアの貸し切りバスが撤退することにより1億1,350万円余り減少する見込みであり、営業収益全体で対前年度比24.6%減の6億3,292万4,000円が計上されております。

 支出では、営業費用において、正規職員数を51名から42名に減員したことに伴う人件費の減額などにより、対前年度比5.1%減の9億1,509万9,000円を見込み、営業外費用も含めた総支出額では対前年度比4.3%減の10億810万1,000円が計上されております。

 また、資本的収支では、支出では2台の天然ガス中型ノンステップバスを購入する経費、企業債償還金など総額で3億5,592万2,000円が計上され、収入においては、バス購入に係る企業債、一般会計からの補助金、天然ガス車購入に係る国からの補助金、総額1億3,457万円が計上されております。

 経営状況については、平成15年度に「経営健全化6カ年計画」を策定し、経営改善に努めてきたが、経営体質は改善の兆しが見受けられないことから、公営企業の原点に立ち返り、市民にとって最も利便性の高い交通サービスを提供するという公共性と、より一層経営体質を改善するという経済性を追求していく。また、市町村合併により行政区域が拡大したが、公営交通としてその役割が認知されるように努力していく考えであり、設置が予定されている「松江市公共交通体系検討委員会」において、利用しやすいバス路線の再編や民間企業との役割分担などが検討されるので、公営交通のあり方について根本的な見直しを行っていきたいとの説明がありました。

 質疑では、新病院の路線等新路線について、一畑バスと競合しないもので検討することについて、検討委員会の立ち上げ時期について、また今回問題点を明らかにするため赤字予算にされたが、収益性を向上する方策についてなどの質疑がありました。

 意見はなく、採決の結果、議第80号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第81号「平成17年度松江市駐車場事業会計予算」は、収益的収支において、駐車収益を対前年度比2.8%減、276万4,000円の減少と見込み、営業外収益を含めた収入総額では対前年度比3.6%減の1億3,044万円が計上されております。

 支出では、人件費の新陳代謝などによる効果、企業債利子負担の減少などにより対前年度比3.7%減の1億3,031万9,000円が計上されております。その結果、収支は12万1,000円の黒字を見込むものであります。

 資本的収支では、支出は、非常誘導灯などの整備費及び企業債償還金の合計8,528万4,000円が計上され、収入では、他会計補助金及び他会計貸付金返還金を合わせて6,736万6,000円が計上されております。また、観光客の利便性を追求するとともに接客業であることを認識し、利用される方に満足いただけるサービスを行う。引き続き堅実な経営に努め、黒字基調を堅持していきたいとの説明があり、質疑の後、意見はなく、採決の結果、議第81号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 次に、承認第42号「専決処分の報告について(平成17年度松江市湖南誘致企業団地建設事業特別会計暫定補正予算(第1号))」については、歳出に繰り上げ充用金4億8,900万8,000円を計上し、同額を財産売り払い収入として歳入に計上するものであり、10区画のうち2区画が未分譲地となっているものであります。

 質疑では、湖南誘致企業団地に対する問い合わせの状況について、分割して売却することについて等の質疑があった後、意見はなく、採決の結果、承認第42号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 承認第43号「専決処分の報告について(平成17年度松江市第二内陸工場団地建設事業特別会計暫定補正予算(第1号))」については、歳出に繰り上げ充用金10億7,627万8,000円を計上し、歳入は同額を財産売り払い収入として計上するものであり、27区画のうち16区画が未分譲となっているものであります。

 未分譲地の管理について質疑の後、意見はなく、採決の結果、承認第43号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 承認第44号「専決処分の報告について(平成17年度松江市第二卸商業団地建設事業特別会計暫定補正予算(第1号))」については、歳出に繰り上げ充用金6億7,702万5,000円を計上し、同額を歳入に財産売り払い収入として計上するものであり、35区画のうち5区画が未分譲となっているものであります。

 質疑の後、意見はなく、採決の結果、承認第44号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 以上で経済委員会の報告を終わります。



○議長(立脇通也君) これより経済委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 建設環境委員長加藤富章君。

 〔18番加藤富章君登壇〕



◆18番(加藤富章君) 今期定例会において建設環境委員会に付託されました議第65号「平成17年度松江市公設浄化槽事業特別会計予算」は、初めに下水道事業の概要について説明があり、その後、重点事業を中心に詳細な説明を受けました。

 松江市の市町村設置型合併処理浄化槽事業は、平成16年度末現在の管理基数は、個別処理槽が合計436基、集合処理槽が1基となっております。

 平成17年度の公設浄化槽事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億7,120万4,000円と定めるもので、歳入は、歳出に見合うもので分担金、国庫補助金、市債、また一般会計繰入金などであります。

 第2表の地方債は、起債についての限度額を定めるものであります。

 質疑・意見ともなく、議第65号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第66号「平成17年度松江市集落排水事業特別会計予算」を説明いたします。

 平成17年度の集落排水事業特別会計予算につきましては、歳入歳出予算の総額をそれぞれ24億1,604万2,000円と定めるものであります。

 まず、歳出は、魚瀬地区、菅浦地区の建設費などであります。

 第2表の地方債は、それぞれの起債については限度額を定めるもので、質疑で主なものは、平成21年度を目標に全市の下水道100%を目指すとあるが、本市の財政状況が厳しい中、全体のバランスを考えながら再検討する余地があるのかなどの質疑の後、一委員より、集落排水と下水道会計について事業ペースが速過ぎて全体の財政状況に影響が大きく反対であるとの意見があり、また一委員より、理解したので賛成であるとの意見に分かれました。

 採決の結果、挙手多数で議第66号は原案可決すべきものと決しました。

 議第72号「平成17年度松江市下水道事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ109億4,108万1,000円とするものであります。公共下水道建設費については、橋北地区では、川津、持田、法吉、生馬地区などの一部を、橋南地区では、古志原、大庭、津田、竹矢地区などの一部と国道9号線沿線の未整備箇所の整備、美保関町では、七類地区の処理場及び管渠、ポンプ施設を整備するもので、このうち委託料は日本下水道事業団への処理場建設工事委託費が主なものであります。また、八雲町日吉、東岩坂及び熊野の各地区の一部を整備する予定で、玉湯町では、湯町灘、湯町、玉造、湯田及び林の各地区の一部を整備する予定であります。

 歳出は、松江、美保関、八雲、玉湯地区の整備事業費等で、歳入は、負担金、使用料、国庫補助金等であります。

 第2表の地方債は、それぞれの起債について限度額を定めるものです。

 質疑・意見については、議第66号と同趣旨の内容でありました。また、一委員より、理解したので賛成であるとの意見に分かれ、採決の結果、挙手多数で議第72号は原案可決すべきものと決しました。

 議第71号「平成17年度松江市駐車場事業特別会計予算」は、歳入歳出それぞれ2億7,960万2,000円と定めるもので、歳出で主なものは、駐車場管理費では施設管理業務、駐車料金収納業務を委託する経費や機械の保守点検費、2項1目公債費などであります。

 歳入は、歳出に見合う駐車場使用料や一般会計繰入金が計上され、質疑で主なものは、毎年繰り上げ充用が行われているが、この会計はいつまでもつかなどの質疑の後、一委員より、地下駐車場をつくること自体赤字の原因である。当初より反対であった。一定の努力をしているのはわかるが、採算のめどが立たないと思っている。できるだけ早く見切りをつけるべきだったとの反対意見があり、採決の結果、挙手多数で議第71号は原案可決すべきものと決しました。

 議第73号「平成17年度松江市公園墓地事業特別会計予算」は、歳入歳出それぞれ1億4,062万3,000円と定めるもので、現在墓所数3,871基、墓所面積1万8,866平米で、整備率は56.3%とのこと。

 主な歳出については、1款1項1目事業費で新規の墓所の造成工事、面積は約2,200平米、墓所数は184基であります。

 歳入は、公園墓地使用料、公園墓地事業債などであります。

 質疑・意見ともなく、議第73号は全員異議なく原案可決すべきものと決しました。

 議第64号「平成17年度松江市簡易水道事業特別会計予算」は、歳入歳出予算の総額をそれぞれ22億4,969万2,000円とするものであります。

 歳出の主なものは、本庄簡易水道施設で行う第2期取水工事等、大野簡易水道施設では職員人件費と農業集落排水事業との共同施工で行う配水管布設がえ工事、上宇部尾簡易水道施設で配水管布設工事、未給水地区の整備を図るため納蔵簡易水道施設で配水管布設工事を行うものであります。

 また、新ごみ処理施設建設に伴う条件整備で、上講武地区14戸を給水区域に取り込むための変更認可申請及び平成18年度からの配水管を布設するための管路実施設計業務であります。

 加賀地区においては、水源の水質悪化及び統合小・中学校、マリンタウン建設などに伴う給水量の増加に対応するため、新水源を1カ所設け浄水場などの整備、菅浦、片江、笹子、七類地区では、水量の需要増に対応するため、豊富な水源2カ所を新設し浄水場、配水池、配水管などを整備、八雲町熊野、日吉、秋家、桑上地区は、配水管布設工事費などであります。歳入は、歳出に見合う特定財源を計上。

 第2表の地方債、簡易水道事業の限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めたものであります。

 質疑で主なものは、旧市町村間で繰り入れのルールが違うなど、質疑の後、一委員より、市の上水道と簡易水道には料金差があり、公共料金に差があってはいけないので、もっと補てんをしてもよいとの反対意見があり、採決の結果、挙手多数で議第64号は原案可決すべきものと決しました。

 議第78号「平成17年度松江市水道事業会計予算」では、年間予定量給水戸数7万2,427戸、給水量2,036万858立方メートル(自後訂正)を計画しています。合併によって3つの水道事業が誕生し、水道事業の統合に向けては、それぞれの料金体系が異なること、長期的な施設整備や経営計画の見直しなどの諸課題が残っており、こうした課題の解決には事業ごとの収支状況や財政状況を明確にしておくため、新松江市水道事業の予算では事業ごとに款で分けた予算編成としています。

 収益的収入は、松江水道事業では給水収益36億1,174万5,000円、下水道使用料徴収受託収益4,830万円、配水管移設補償に伴う負担金6,313万円など、その他営業収益7,673万4,000円などの営業収益などを合計として松江水道事業収益を前年と比べ2.0%、7,602万2,000円減の37億4,852万5,000円としています。

 松江鹿島水道事業では、給水収益3億7,559万3,000円、配水管移設補償に伴う負担金2,235万円など、その他営業収益2,389万4,000円などの営業収益など合計として松江鹿島水道事業収益を前年と比べ1.4%、571万4,000円増の4億1,713万2,000円としています。

 玉湯水道事業では、収益のほとんどが水道料金となっており、給水収益2億5,275万2,000円のほか、玉湯水道事業収益を前年と比べ9.4%、2,614万3,000円減の2億5,287万9,000円としています。3事業合わせた収入合計では、前年と比べ2.1%、9,645万1,000円減の44億1,853万6,000円としています。

 収益的支出は、松江水道事業、松江鹿島水道事業、玉湯水道事業、3事業合わせた支出合計では、昨年と比べ0.1%、580万3,000円減の42億2,825万3,000円としています。事業別では、松江で2.7%、玉湯で2.1%の減としておりますが、松江鹿島で柿原池の事故に伴う経費の増大で26.3%の増となっております。税抜きで収支差し引き1億1,452万1,000円の純利益を予定しております。

 資本的収入及び支出の予定額で、松江水道事業、松江鹿島水道事業、玉湯水道事業の3事業合わせた収入合計では、昨年と比べ17.8%、2億5,321万2,000円減の11億7,074万円としています。これは松江、玉湯の企業債借り入れの減によるものであります。

 資本的支出は、松江水道事業では、配水設備拡張費で尾原関連事業でソフトビジネスパークの進入路への配水管布設工事のほか、配水管の整備工事などを計上しています。企業債の償還金は7億944万1,000円としています。松江鹿島事業では、原水設備拡張費で講武川導水ポンプ増設工事などを、配水設備拡張費で国庫補助事業による古志浄水場の改良などを計上し、企業債の償還金は4,981万1,000円としています。

 玉湯水道事業では、配水設備改良費で玉造浄水場電気計装の更新を計上し、企業債の償還金は2,936万2,000円としております。3事業を合わせた支出合計では、昨年と比べ21.8%、7億208万5,000円減の25億2,021万3,000円としております。

 資本的収支については、収支差引不足額13億4,947万3,000円となり、これについては内部留保資金7億3,677万3,000円、減債積立金6億1,270万円で補てんする予定でおります。

 質疑で主なものは、企業手当の見直しは進んでいるのか、柿原池についての工事は、改良区やいろいろなところが関係してくるが、水道局についての基本的な立場を聞きたいなどの質疑の後、一委員より、水道会計は黒字だが、尾原ダムからの受水は資本的な投資をすることにより水道料金にはね返るとの反対意見があり、採決の結果、挙手多数で議第78号は原案可決すべきものと決しました。

 承認第40号、承認第41号、承認第46号、承認第45号、承認第47号の専決処分の報告については、いずれも平成16年度決算で歳入不足となった金額を平成17年度から繰り上げて補てんするもので、繰り上げ充用金として補正するものであり、いずれも質疑・意見ともなく、承認第40号、承認第41号、承認第46号、承認第45号、承認第47号は全員異議なく承認すべきものと決しました。

 以上で建設環境委員会の報告を終わります。



○議長(立脇通也君) 18番議員に申し上げます。

 ただいまの委員長報告の中で、議第78号の中で給水量が2,036万858立方メートル、単位の点で読み違えがございましたので御訂正をお願いしたいと思います。

 18番。



◆18番(加藤富章君) 単位を訂正します。



○議長(立脇通也君) これより建設環境委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって建設環境委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 予算特別委員長三島進君。

 〔38番三島進君登壇〕



◆38番(三島進君) 平成17年第2回定例会において、議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」審査のために設置された予算特別委員会の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 平成17年度予算は、新市発足後初めての当初予算であり、新市の一体化を図るため、従来からの課題の克服と、山陰をリードする経済・生活・文化中核都市を目指し、新市まちづくり計画に掲げられた諸施策の実現に向けた第一歩を踏み出す予算であり、「新市融合一体化の推進による快適な都市空間の創出」「観光と『ものづくり』を軸とした活力あるまちづくり」「日本一住みやすいまちづくり」「市民と協働した手づくり・オンリーワンのまちづくり」を視点に踏まえた編成とされております。

 しかし、本市においても景気回復のおくれによる市税収入の伸びは横ばいであるのに対して、市債償還の負担増、社会保障関係費の増、新市まちづくりの計画関連事業及び旧市町村の継続事業の計上などから、経常経費を抑制いたしましたが、予算総額は990億9,600万円となり、平成16年度の合併前の8市町村及び広域行政組合を合算した予算に比べ2.6%の増となっております。

 歳入は、市税が248億804万3,000円、地方交付税は200億5,038万7,000円、市債は167億3,835万円を計上し、不足する財源は基金の取り崩しなどにより対応されております。

 主な事業は、アワビ陸上養殖施設整備事業、市民活動センター整備事業、史跡出雲玉作跡(宮ノ上地区)整備事業、乳幼児等医療費助成事業、本庄地区防災道路整備事業など新規事業28件を初めとして、合併効果を生かしながら豊富な地域資源の活用と都市基盤整備の充実を図り、各地域の魅力や個性を一層伸ばす施策を中心に重点的、効率的な予算配分とした事業を組んだ予算であるとされております。

 本委員会は、去る6月24日開催し質疑を行いました。

 総括質疑では、特に普通建設事業費について合併前の財政計画と予算計上との乖離の問題、人件費削減に関し数年後からの退職者増見込みに伴う退職金の積み立てと確保について、多くの観光施設の中に漫然と市費の持ち出しが続いており、入場者増対策と収支均衡の考え方について、当初予算マトリックス分類において前年度よりマイナス部分があるが、減にされた理由についてありました。

 各款にわたる質疑では、議会費は、議長会が主催する海外視察研修の予算額と考え方など、また政務調査費の使途区分の明確化、領収書の添付の義務づけについて。農林水産業費では、林道整備事業に対する造林計画、山を利用する具体的な計画、内水面漁業振興費の額と日本海漁業の振興費との予算の差について。教育費では、公民館コーディネーターの配置の意義と役割、ねらい、また市民活動センターとコーディネーターの関係、小中学校の耐震診断と校舎の建てかえ計画、補修計画と方針についてありました。

 歳入については、国庫支出金中の電源立地地域対策交付金、ソフト部門の関係で合併協議の中での電源立地関係の地域振興に充当する約束の有無、また今年度及び来年度以降も関係の地域ごとに配分する約束の有無。基金繰入金中、島根教育・文化・福祉ゾーン整備基金繰入金では、基金の入りと繰り入れの関係で残額と合併前の特定目的基金の最終残額、またその財源について。財産収入では、市有地売却費の確保についてありました。

 債務負担行為では、松江歴史資料館(仮称)の再取得の見通し、財団法人松江市観光開発公社の湖北芸術文化村内のレストラン建設事業の借入に伴う金融機関に対する損失補償などについてありました。

 質疑終了後、詳細審査を各常任委員会を分科会とする4つの分科会を設置し、詳細審査を委託いたしました。本日、委員会を再開し、各分科会における審査の経過と結果について報告を求めたところであります。各分科会長より、それぞれ所管事項の歳入歳出について、審査内容の説明、報告を受けたところでありますが、予算特別委員会は議長を除く議員全員で構成する委員会でありますので、議案の詳細な報告につきましては、この際、割愛をさせていただきます。

 まず、総務分科会長からは、市広報の配布の基本的な考え方について、大橋川改修関連で国土交通省が行っている環境調査の進捗状況などの質疑があったこと。意見につきましては、合併に際し、山陰をリードする新市まちづくり計画ができている。その中で10年間の財政計画も定められている。三位一体の改革など国の施策があり、厳しい財政状況だと思うが、着実に新市のまちづくりを推進していただけるものだと考えている。1市7町村、新松江市の融合一体化を図った予算であるということで賛成であるとの意見と、原発依存財政が一層進展してきた。中国電力の寄附金による財政の健全性が著しく脅かされている。同和対策の法終了後もなお同和対策の推進がなされており、同和問題解決に逆行している。電子市役所の推進、海外視察など過大な予算措置であり反対との意見に分かれ、採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決したとの報告がありました。

 続いて、教育民生分科会長からは、防犯灯新設に対する補助数についてなど、また学力向上のための具体的施策等の質疑があったこと。意見につきましては、小中学校の建設費や学力を伸ばすための事業、私立保育所の施設整備や運営費の助成、障害者やひとり親世帯に対する福祉医療費助成、乳幼児などの医療費軽減のための助成などが計上された予算であり賛成である。また、今回の予算は、合併により持ち寄ったものであり、一気にオール松江とはならないが、これから仕事を進めていく中で出てくる問題や課題を整理しながら職務を遂行していただきたいとして賛成する意見と、福祉医療の改悪により負担が市民に転嫁されること、保育所や学童クラブの待機状況、学校給食の民間委託などにより反対との意見に分かれ、採決の結果、賛成多数により原案可決すべきものと決したとの報告がありました。

 次に、経済分科会長からは、テルサの指定管理費の金額及び管理費の内訳、また水産関連では稚魚・稚貝の放流事業、栽培漁業事業の全体的な規模、費用対効果などの質疑があったこと。意見はなく、採決の結果、全員異議なく原案可決すべきものと決したとの報告がありました。

 続いて、建設環境分科会長からは、新ごみ処理施設の検討状況、中心市街地の活性化をどう考えているかなどの質疑があったこと。意見につきましては、新ごみ処理施設についての予算には検討費が上がっているが、環境に及ぼす影響、今後のごみ処理計画についての影響が非常に大きく、もう少し論議を市民を交えてしていくべきもので反対との意見と、理解したとあり賛成との意見に分かれ、採決の結果、原案可決すべきものと決したとの報告がありました。

 各分科会長の報告に対しては、質疑はなく、採決の結果、議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」につきましては、賛成多数をもって原案可決すべきものと決しました。

 以上でありますが、予算審査に当たりましては、委員並びに執行部の皆様方の御協力を賜りましたことを深く御礼を申し上げ、予算特別委員会の報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(立脇通也君) これより予算特別委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって予算特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので発言を許します。

 39番飯塚悌子君。

 〔39番飯塚悌子君登壇〕



◆39番(飯塚悌子君) 日本共産党議員団を代表して議案5件について可決とした委員長報告に対し、反対の立場から討論を行います。

 合併後、初の予算である平成17年度予算の特徴は、予算全体の伸び率が前年度比2.6%の中で、普通建設事業が228億円、前年度比19.5%と突出しています。合併前の各市町村の継続事業、新規事業を精査しないで予算化したためです。その結果、普通建設事業のための市債は42億円も増加しました。これは市財政の危機を招く要因になります。

 さらに市の事業そのものにむだな事業、市の将来に禍根を残す事業がたくさん含まれています。城山北公園線拡幅と、殿町のど真ん中に47メートルもの南殿町再開発ビル建設は、住民を追い出し、歴史と景観を台なしにする事業です。つるべ湾を埋め立て・定住拠点団地を建設する事業は、住宅需要の実態とかけ離れたものであること、活断層の上に住宅造成するという無謀なものであり中止すべきです。野波漁港海岸事業は、必要もないグラウンドゴルフ場建設などスポーツ施設建設のための海岸埋め立てであり、護岸工事を名目にしたむだな公共事業であり中止すべきものです。

 むだな事業はこのほかにも数多くあります。林業の現状と今後の利用計画との関連も不明確な林道建設、人も車もふえることを前提にした道路建設の推進など、見直しも改善もなく予算化され、市民合意のない相変わらず開発型予算となっています。

 「日本一住みやすいまちづくりの推進」を掲げた予算ですが、乳幼児医療費、保育料の負担軽減に着手はされたものの、重度障害者の福祉医療助成制度は、県の制度改悪により原則1割負担という全国でもまれな負担増が押しつけられようとしています。それによって松江市の負担額は、旧町村分を合わせると、これまでの約3億円が3分の1に減額となります。

 それに対し、松江市が単独で上乗せする制度の対象は、住民税非課税者やひとり親家庭の所得制限緩和で、その持ち出しは2,700万円ほど。政府・与党の税制改定によって、来年から住民税課税対象者の拡大で非課税者は限りなく圧縮されていくことを考えると、市長のいう低所得者対策などと言えるものではありません。

 特別養護老人ホームの待機は3年前の249%、990人にも達し、介護用品支給事業の削減に見られるような在宅福祉の軽視とおくれが一層施設への流れを加速し、深刻にしています。学校給食の民間委託推進は、子供たちに安全安心な給食、心豊かな食教育の推進に逆行するものです。

 松江市は、全国唯一の原発立地県庁所在地となりました。原発誘致による電源立地地域対策交付金は、昨年の10億円から一挙に44億円に膨れ、一般会計総額の4.5%に当たります。新たに地域活性化事業も対象になるなど、交付金の範囲が広がっています。交付金は、防災対策に重点的に充てるべきです。旧島根町の原発交付金を原資とした2つの基金残高をめぐる予算計上ミスは、単なるチェックミスで済む問題ではありません。自治体買収と言える中国電力からの寄附金は受け取るべきではありません。

 同和対策に関する特別措置法が2001年で終了したというのに、なおも同和対策推進の予算です。障害者に対する自動車運転免許取得助成が10万円であるのに対し、同和対策の施策は25万5,000円、所得基準を設けず固定資産税を一律30%減免するなどの同和施策は逆に格差を広げています。教育分野における同和優遇の学力促進学級も、もう見直すべきです。

 市議会議員の海外視察は中止すべきです。

 以上の点から平成17年度予算に反対します。

 議第59号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」は、長引く不況による営業の低迷、失業、倒産などの影響で、短期保険証、資格証明書発行世帯は2,550件にも及んでいます。国保会計は、10億円余の基金積み立て、7億9,000万円の前年度決算黒字の剰余金となっており、保険料の引き下げは可能です。多額の剰余金積み立て、資格証明書発行の国保会計予算に反対いたします。

 議第71号「平成17年度松江市駐車場事業特別会計予算」は、駅地下駐車場と駅南口駐車場の予算です。日本共産党議員団は、地下駐車場建設そのものをむだな公共事業として反対してきました。駅地下駐車場は、一般会計から4,139万1,000円の繰り出しをした上に、繰り上げ充用金、実質上の赤字1億2,488万7,000円があり、この予算に反対いたします。

 議第78号「平成17年度松江市水道事業会計予算」は、尾原ダムからの受水を前提とした予算です。水道局長は、今議会で市の水需要は1日当たり6万3,000立方メートル、今後の水需要は横ばいと答弁しています。松江市の1日最大給水量は9万4,000立方メートルあり、十分水はあります。ことしのような渇水のときでも節水を呼びかければ1割近く水需要が減ります。10年、20年に1回の渇水対策のため尾原ダムからの受水で、市民に水道料金3割の値上げを求めるのではなく、雨水の利用などを含め節水を徹底し、市民に新たな負担を求めない水道行政に転換すべきであり、この予算に反対いたします。

 議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」は、8月からオープンの総事業費256億円を投じて建設された新病院事業の予算です。差額ベッドは、ベッド総数の21%、1億3,600万円の医業収益として計上されています。市民の病院が市民からますます遠い病院となる差額ベッド制度の実施であり、この予算に反対し討論を終わります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 43番後藤?一君。

 〔43番後藤?一君登壇〕



◆43番(後藤?一君) 議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」について、予算特別委員長の報告は原案可決であります。松政クラブを代表して委員長の報告に賛成の討論を行います。

 本予算案は、旧8市町村から引き継いだ継続事業の着実な実施と、合併時に作成された「新市まちづくり計画」に組み込まれた諸施策の実現に向けその端緒を開き、もって新市の一体化を図るべく編成された新松江市として最初の当初予算であります。

 予算総額は、合併効果による人件費の13億4,700万円余の削減、物件費、補助費等の縮減努力2億2,000万円余の減額要因をも含みながらも、総額990億9,600万円、前年比2.6%増の積極型予算編成となっております。

 歳入については、恒久的減税の影響額については、地方特例交付金、減税補てん債等、従前の方式で全額補てん措置がなされており、また通常債のうち合併特例債が34億5,000万円弱組み込まれており、普通交付税で5億4,800万円、特別交付税で7億円余、7億3,200万円の2分の1の合併補正がなされております。

 歳出では、「新市の融合一体化の推進による快適な都市空間の創出」「観光とものづくりを軸とした活力あるまちづくり」「日本一住みやすいまちづくり」「市民と協働した手づくり・オンリーワンのまちづくり」を施策の中心とし、各種事業が網羅されております。特徴のある事業や主要施策につきましては、午前中既に議員全員を委員とする予算特別委員会で各分科会長より報告がありましたので、この際割愛をいたしますが、地域型市民活動支援事業、自治会集会所整備事業など、市民活動推進の事業、各学校の整備事業や各公民館建設事業など、また各種子育て支援事業、観光、商工、農林水産振興事業、総合交通体系の検討調査、地域防災計画の策定、総合計画の策定事業費など、新市の一体感を醸成すべくバランスよく事業配分がなされているものと理解をいたします。

 また、普通建設事業費については、単年度150億円を確保するとのことでありましたが、228億円余の計上であり、特に単独事業について23.2%増の積極的な予算編成となっており、本予算案に賛成するものであります。

 以上でありますが、この際、若干要望事項を申し上げますと、結果的に26億円余の基金取り崩しを余儀なくされております。また、ポスト三位一体の改革と申しますか、今後の交付税の推移にも非常に不透明な部分がございます。今後の財政運営には、慎重の上にも慎重を期していただきたいと存じます。また、本予算の中に一般会計から外して処理されるのが妥当ではなかろうかと思われるものが散見をされますので、今後整理をしていただきますようお願い申し上げ討論を終わります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 6番渡部美津子君。

 〔6番渡部美津子君登壇〕



◆6番(渡部美津子君) 松江市議会1人会派、市民ネットワークの渡部美津子でございます。

 限られた時間と限られた情報の中ではございますが、このたびの議会に上程された議第58号から議第82号まで、新市のスタートに当たっての予算を、行財政の効率化を目指すとした合併の目的にふさわしいものであるか、おおよその市民の方々に理解をしていただけるものであるかという観点に基づき、過去の決算統計や入手できる範囲の財政推計などを駆使し分析し、私なりの検討を行いました。その中で、これから申し上げます4つ(自後訂正)の会計について反対の立場から討論を行わせていただきます。

 まず、議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」についてでございます。

 すべての会計のかなめとなる一般会計について、最大の特徴は、普通建設事業が突出した旧市町村の持ち寄りを含む過大な歳出予算であるという点でございます。入るをもって出るを制すという言葉がございますが、こたびの予算は逆に出るをもって無理やり入るを計算された歳入予算のように私は感じております。

 特に、過大な歳出につき合って出場された基金の繰り入れについてでございます。財政調整基金9億5,923万5,000円の減額、減債基金16億5,000万円の減額、これは旧市町村より引き継いだ財政調整基金、減債基金の約2分の1に相当し、合併早々基金が半分に減ってしまうという状態でございます。

 また、歳入予算の中に含まれる市有地売り払い収入でございますが、11億5,000万円余が計上されております。松江市は、平成11年、12年のうちから市有地の売り払いにて財源を捻出され公共投資を進めてこられましたが、額面上は23億円評価額はございます。土地のうちのどれほどが確実に歳入として見込めるものなのでしょうか、私は疑問に感じております。

 また、これまでの地方債発行額を上回る今回も地方債の発行が行われておりまして、歳入予算に占める市有地売り払い収入、基金繰入収入、地方債発行収入は全体の22.7%に上ります。

 これから市財政の引き締めは必至のものと考えますが、特に市民に痛みを伴う制度改革、行財政改革が進められようとしております。中でもこたびの予算に計上されました福祉医療費制度の県の改革に伴う松江市の予算減額でございます。福祉予算を削り、また別の福祉予算を拡充させる、こういうことで市民の皆様がこの予算に納得していただけるでしょうか。そうではなく、みずからの厚遇を見直し、そこに財源を求めてこそ市民の理解が得られる予算配分と言えるのではないかと私は思います。

 今回の歳出予算は、古くから続いている松江市の特権、慣例、そしてむだ遣いについて私の口から評価をさせていただきます。

 まず、幹部職員の方々に偏ったボーナスの加算についてでございます。議員も4割加算ということを私ずっと批判してまいりましたが、実は、公務員の方々も役職が上に行くに従ってボーナスの加算措置がございます。これらの役職加算の年間税金の持ち出し額は1億6,000万円に上ります。また、市長を初めとし助役、収入役、教育長、議長用に配置されている6台の黒塗り公用車の存在でございます。人口20万人の町に6台もの黒塗り公用車が必要でございましょうか。これらの年間維持費に係るコストを管財課に提供を求めた資料をもとに私は算出してみましたが、人件費を含め維持管理に係る経費は2,500万円でございます。民間でできることは民間にと言われながら、正規職員を2人配置した黒塗り公用車の維持には私は納得ができません。

 また、一般質問でも再雇用として取り上げました天下りの問題、そして入札制度の改革のおくれを指摘させていただきます。平成15年度の全国調査で、松江市の公共工事の落札率が県庁所在地部門で全国1位でございました。これらのことから、平成15年の9月の議会で市長さんに対し質問された議員さんがおられました。そのときも、今後の入札における競争性を加速させ、改革をするということをおっしゃっておられましたが、今回の私の一般質問にも全く同じとおりのお答えをいただきました。あれから2年の月日が経過し、その間、全く努力をされてこなかったのではないかと思います。年間100億円の公共工事を発注し、もし予定価格が10%落とせれば、そこで10億円の財源が確保できます。これらの努力をせずに、市民にだけ負担を求めるような行革のあり方に私は反対でございます。

 またもう1点、特に私の所管部門で出てまいりましたガス化溶融炉の建設問題でございます。新市になって、これまでの広域行政組合により本市の方に事業が移ってまいりましたが、これまでの検討のあり方を見ましても、ガス化溶融ありきで進められてきたのでは私はないかと思っております。にもかかわらず、7月には機種選定、環境への影響、そして安全の面での懸念、また維持管理に係るコスト、そして何よりも本市のリサイクルに取り組もうとする姿勢、ごみの減量化策に反する施策であることを申し上げます。

 次いで、議第64号「平成17年度松江市簡易水道事業特別会計予算」についてでございます。

 私は、合併に当たりまして松江・八束の公共料金、特に簡易水道の料金差に注目して各市町村の実情を調べております。中でも驚きましたのが、旧松江市内に存在していた上水道と簡易水道の料金格差でございます。1世帯5人いると計算して毎月30立米を使用すると仮定した場合に、1,700円の公共料金の格差が生まれます。同じように旧市町村の簡易水道料金と旧松江市の簡易水道料金は、倍半分の開きが出る地区がございます。私は、公共料金の公平性の観点から上水道と同じ料金で水を提供すべきであると考えております。しかし、松江市は、行財政改革に絡み簡易水道への繰り出しを圧縮する方向を考えておられ、また簡易水道では、今後の水質改善等さまざまな事業費の増大が予測されています。

 以上のことから、市民の負担に不公平をもたらす簡易水道予算に反対をいたしております。

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 次いで、議第60号「平成17年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」についてでございます。これは、宍道町の来待地区にある診療施設の会計でございますが、一般会計からの持ち出しが2,000万円余に及び、その内訳は、使用頻度の非常に低い高額な医療機器、また施設建設の償還金であると伺っております。利用実績を調べてみましても、人数的に余り多くなく、町内にほかの医療施設もあることから見直しを要求したく、この予算の採択にも反対をいたします。

 最後に、議第80号についてでございます。「平成17年度松江市自動車運送事業会計予算」についてでございますが、初の赤字予算ということでございました。バス事業は、これまでも政策的な路線や利用者のバス離れから赤字基調が続き、それらのコスト縮減を安価で身分の不安定な臨時職員の多数の雇用で埋めてこられました。さらに今後、運転要員の臨時職員比率を80%にまで上げる計画であると伺い、公共交通としてこのあり方が正しいのかどうか、私は疑問です。

 以上をもちまして私の反対討論を終え、皆様方の御判断を仰ぎたいと思います。



○議長(立脇通也君) これにて討論を終結いたします。

 これより表決に入ります。

 議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第5号議案は原案のとおり可決されました。

 議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第58号議案は原案のとおり可決されました。

 議第59号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第59号議案は原案のとおり可決されました。

 議第60号「平成17年度松江市宍道国民健康保険診療施設事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第60号議案は原案のとおり可決されました。

 議第64号「平成17年度松江市簡易水道事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第64号議案は原案のとおり可決されました。

 議第66号「平成17年度松江市集落排水事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第66号議案は原案のとおり可決されました。

 議第71号「平成17年度松江市駐車場事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第71号議案は原案のとおり可決されました。

 議第72号「平成17年度松江市下水道事業特別会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第72号議案は原案のとおり可決されました。

 議第78号「平成17年度松江市水道事業会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第78号議案は原案のとおり可決されました。

 議第80号「平成17年度松江市自動車運送事業会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第80号議案は原案のとおり可決されました。

 議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手多数であります。

 よって議第82号議案は原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま議決になりました議第5号議案外議案10件を除き、議第61号「平成17年度松江市老人保健医療事業特別会計予算」外議案14件及び承認第38号「専決処分の報告について」外承認9件を一括して採決いたします。

 議第61号議案外議案14件に対する委員長の報告は原案可決であります。

 承認第38号外承認9件に対する委員長の報告は承認であります。

 以上、委員長の報告のとおりそれぞれ決することに賛成の諸君の挙手を求めます。

 〔賛成者挙手〕



○議長(立脇通也君) 挙手全員であります。

 よって議第61号議案外議案14件及び承認第38号外承認9件につきましては、委員長の報告のとおりそれぞれ決しました。

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△日程第3 休会について



○議長(立脇通也君) お諮りいたします。

 議事の都合により、7月1日から7月6日まで休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって7月1日から7月6日まで休会とすることに決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

 〔午後2時52分散会〕