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島根県 松江市

平成17年第2回 6月定例会 06月23日−04号




平成17年第2回 6月定例会 − 06月23日−04号







平成17年第2回 6月定例会



    平成17年第2回松江市議会定例会



議 事 日 程(第4号)

 平成17年6月23日(木曜日)午前10時開議

 第1 一般質問

 第2 市長提出案件(議第5号議案〜議第82号議案、承認第35号〜承認第47号)

 第3 予算特別委員会の設置について

 第4 請願第1号・請願第2号、陳情第1号

 第5 選挙管理委員会委員の選挙について

 第6 選挙管理委員会委員補充員の選挙について

 第7 休会について

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本日の会議に付した事件

 一般質問

 市長提出案件(議第5号議案〜議第82号議案、承認第35号〜承認第47号)

 予算特別委員会の設置について

 請願第1号・請願第2号、陳情第1号

 選挙管理委員会委員の選挙について

 選挙管理委員会委員補充員の選挙について

 休会について

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出 席 議 員(48名)

    1 番   田  中  明  子  君

    2 番   畑  尾  幸  生  君

    3 番   吉  金     隆  君

    4 番   森  脇  幸  好  君

    5 番   松  蔭  嘉  夫  君

    6 番   渡  部  美 津 子  君

    7 番   南  波     巖  君

    8 番   葉  山  泰  子  君

    9 番   朝  倉  弘 太 郎  君

    10 番   森  脇     賢  君

    11 番   津  森  良  治  君

    12 番   森  脇  勇  人  君

    13 番   宅  野  賢  治  君

    14 番   川  井  弘  光  君

    15 番   福  間  俊  夫  君

    16 番   桂     善  夫  君

    17 番   斎  藤  菊  市  君

    18 番   加  藤  富  章  君

    19 番   小  笹  義  治  君

    20 番   森  脇  敏  信  君

    21 番   板  垣     亨  君

    22 番   勝  部  加  代  君

    23 番   福  田  安  信  君

    24 番   太  田     薫  君

    25 番   田  村  昌  平  君

    26 番   篠  原     栄  君

    27 番   角  田  正  紀  君

    28 番   安  部  吉  輝  君

    29 番   加  本  市  郎  君

    30 番   林     干  城  君

    31 番   田  中  弘  光  君

    32 番   片  寄  直  行  君

    33 番   藤  田  彰  裕  君

    34 番   足  立  利  人  君

    35 番   三  島  良  信  君

    36 番   石  倉  茂  美  君

    37 番   山  本  勝 太 郎  君

    38 番   三  島     進  君

    39 番   飯  塚  悌  子  君

    40 番   田  中  豊  昭  君

    41 番   西  村  び  ん  君

    42 番   石  倉     幹  君

    43 番   後  藤  ?  一  君

    44 番   比  良  幸  男  君

    45 番   出  川  修  治  君

    46 番   中  村  晴  洋  君

    47 番   加  藤  滋  夫  君

    48 番   立  脇  通  也  君

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欠 席 議 員(なし)

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事務局職員出席者

   事務局長   中  島  秀  夫  君

   参事     富  田  豪  二  君

   書記     桔  梗  和  夫  君

   書記     遠  田     悟  君

   書記     野  津  真  一  君

   書記     和 田 守  晃  三  君

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説明のため出席した者

   市長     松  浦  正  敬  君

   助役     伊  藤  忠  志  君

   助役     片  山  重  政  君

   収入役    山  本  弘  正  君

   市長室長   友  森     勉  君

   総務部長   清  水  伸  夫  君

   総務部次長  松  浦  俊  彦  君

   財政部長   原        厚  君

   産業経済部長 能  海  広  明  君

   観光振興部長 木  村  和  夫  君

   市民部長   田  中  寛  美  君

   健康福祉部長 松  本  修  司  君

   環境保全部長 野  津  精  一  君

   都市計画部長 森     秀  雄  君

   建設部長   原     憲  二  君

   消防長    柳  原  知  朗  君

   教育委員会委員長

          吉  川  通  彦  君

   教育長    福  島  律  子  君

   副教育長   川  原  良  一  君

   副教育長   早  川     泰  君

   水道局長   小  川  正  幸  君

   水道局業務部長宅  和  勝  美  君

   ガス局長   谷     正  次  君

   交通局長   渡  部  一  雄  君

   市立病院院長 今  村  貞  夫  君

   市立病院事務局長

          油  谷  健  一  君

   選挙管理委員会委員長

          堀  内  伊  助  君

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 〔午前10時00分開議〕



○議長(立脇通也君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 一般質問



○議長(立脇通也君) 日程第1「一般質問」を昨日に引き続き行います。

 順次発言を許します。

 28番安部吉輝君。

 〔28番安部吉輝君登壇〕



◆28番(安部吉輝君) おはようございます。私は、大変すがすがしい朝を迎えております。私は、今回の選挙で八束選挙区から新生の松江市議に送り出していただきました松政クラブの安部でございます。新松江市となり、大松江市となり、初めての一般質問でございます。こうした大勢の傍聴の方々を前にイレギュラー発言がないように気をつけたいと思います。御答弁をよろしくお願いいたします。

 議会初日にも市長の所信表明で触れられ、21日の一般質問でも触れられた部分もあると思いますが、まず旧町内の課題、あるいは悩みごとから質問させていただきます。

 初めに、地場産業の振興についてであります。

 1、特産ボタンの振興についてお伺いいたします。

 新生松江市の中の大根島は、ボタンと薬用ニンジンの島として栄え、特にボタンは、生産量日本一の確固たる地位を誇る農産物で、それを花売りおばちゃんによって全国津々浦々にまでその名を知らしめた揺るぎのない基幹作物であります。県外へ行きますと、松江は知らなくても花売りおばちゃんの島、大根島なら知っているよという声も多く聞かれます。かくかように花の島、ボタンの島としてその名が定着し、それによる島内及び内外周辺地域の観光島としての波及効果も考慮すると、かなりの重要な産業となっております。

 観光として、島内にある周年ボタンの咲くボタン庭園とティファニー美術館は、人口の多い関東地区にあれば確実に大勢の客を呼べるすぐれた集客施設だとある業者の方が言われたことを思い浮かべます。

 近年不況の折に、アメリカ・ニューヨークのテーマパーク、ロックフェラーガーデンとブルックリン植物館に大変な紆余曲折を経てボタン園を開園し、またヨーロッパ花のイベントへの出展など、小さなまちより大きな発信をして、それがボタンの珍しさも手伝い、大変好評を博しているのは市長さんの所信表明でも触れられたとおりであります。

 平成9年には、県により国際牡丹シンポジウムなるものが中国、アメリカ、オランダ、ブータンからの各ゲストをお招きし、2日間八束町内で開催され、成功裏に終えたことを御記憶の方も多いと思います。また、周年観光及び出荷を目指し、周年開花の促成、抑制ボタンは平成9年特許を出願し、平成11年6月、ボタンの開花時期の調整方法として八束町が既に特許を取得しております。ですから、正月咲かせるボタンほか調整して咲かせるボタンは、生産販売するには町の許可が必要で、そのパテントは今八束町から松江市に移っているものと思います。

 今後、大松江市にあっても、このように期待されるこの特産を海外への販路拡大も含め、県花でもある貴重で美しい特産を生かされ、その他にも活用される用意があるかどうかお聞かせ願います。

 第2に、特産薬用ニンジンの振興についてお伺いします。

 旧松江藩と非常にかかわりのある薬用ニンジンは、長期円高による価格低迷と不作による影響で収穫量が昭和40年をピークに年々減少し、価格面でも昭和55年をピークに徐々に下降しております。数年前まで、私も生産者の一人として生産及びその加工をしておりましたが、諸般の事情によりそれを断念せざるを得なくなりました。それが非常に残念で、農業者としてお恥ずかしい次第であります。

 折しも平成21年の開館を目指す江戸文化の松江市歴史資料館に、松江藩を支えた産業として薬用ニンジンの名が残るようです。1805年、松江藩が古志原でニンジン栽培に成功してから1825年開設された寺町人参方、八束町とゆかりのある古志原の二子等の地名に歴史の名残が見受けられます。

 そういった歴史的見地から見ても、文化的見地から見ても、また福島の会津若松、長野の上田、そして我が島根の大根島の3大産地だけという貴重な特産、松江藩の財政を支えた高級な特産として新聞でも報じられましたが、今後も何らかの措置を講ずるべきではないかと思います。

 しかし、一般質問締め切りの6月15日、八束支所で、松江市と生産者プラスJAも含めた実態調査、聞き取り調査の取り組みが今始まったばかりということでありますので、引き続きこれを市長にお願いするといたしまして、対策についてある程度の方向づけができましたころ、改めて質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、中海干拓・本庄工区の事後処理についてであります。

 このことについては、一般質問の初日、2人の方が質問に立たれました。かなり重複するところがありますので、やめますと言いたいところですが、今現在、そこの水辺に住む者として、そこに根を張って暮らす私、一原住民の嘆きとしてお聞きいただきたいと思います。一部重複するところは割愛をいたします。

 1、堤防の開削と漁業振興についてお伺いします。

 私の郷土も含めた昔の中海は、水産資源豊かで宍道湖漁業の数倍もの漁獲があったと聞いております。昭和38年、中海干拓事業がスタートし、昭和56年、それによって森山堤防、大海崎堤防等で中海が閉鎖され、水の循環が一気に遮断されました。それが水質悪化を招き、中海漁業が衰退する一因となったのは周知の事実であります。

 私は、平成元年、大規模農業を目指して、まず中海干拓事業揖屋工区に増反をし、常に私のホームグラウンドである本庄工区に思いをはせ、そこに夫婦での夢を託した者の一人であります。旧松江市と八束町で、干拓賛成の農業者仲間たちとも夢に向かってその代表として活動なり行動も起こしました。

 しかしながら、幸か不幸か時代の趨勢で国に翻弄され続けた中海干拓事業は中止となり、今それに伴う計画変更などの手法手続も終わり、現在、干拓竣功の残務事業が行われているところです。当時、夢を絶たれた私どもにとりまして、非常な打撃で、惨めな悔しい思いをしたのを覚えております。しかしながら、いつまでもそうばかりは言っておられません。結果は結果として真摯に受けとめ、美しい海が目の前に戻ってきたんだ、残ったんだとポジティブに解釈をし、今は、そこで暮らす一住民として未来に向けての中海の活用及び中海の再生を願うものであります。

 ここで一部をはしょります。

 旧八束町では、平成14年6月、中海漁業協同組合により提出された堤防開削─ここでは八束町では潮通しと申しておりました─潮通し、漁業振興を含む中海の自然環境回復策の推進が陳情され、採択された経緯があります。今年度も県と中海漁協により放流が予定されている俗名ホンジョウエビ──ヨシエビ、モロゲエビと言うそうでございますが、高級で大変珍重されるものです。また、青手ガニ等、宍道湖七珍に負けない豊富な魚介類が生息する中海を自然豊かな海に再生し漁業の振興を図るため、開削に規模の大小の差こそあれ、イデオロギーにとらわれないそこに生活する人々にとっての一刻も早い森山・大海崎堤防あるいは西部承水路の開削が望まれるところです。

 現状のままでは、干拓賛成派にとっても反対派にとっても、もろ刃の剣として残る存在だろうと思います。堤防開削、漁業の振興についてお答えがありましたら、お聞かせ願います。

 次に、第2点といたしまして、県道八束松江線の整備促進ついてお伺いいたします。

 現在、整備が進められている県道八束松江線─通称湖岸道路は、合併協議の新市の建設計画にあり、中海干拓事業の中止に伴う地域振興策として、八束町地内の北西岸の道路を島根県が整備するものであります。

 国土交通省が行った昨年10月に開通した江島大橋の交通量調査によりますと、開通後は開通前より2割増の1日1万6,500台以上の通行量という調査結果が出ております。八束町地区内の交通量は確実に増加をしております。

 また、県道本庄福富松江線が来年3月には完成と聞いております。それに伴い八束町地区内の交通量はますますの増加が予想され、そのため現状では、交通混雑と中央部にある学校児童生徒を含めた交通事故が懸念されております。私も現在PTA会長を引き受けている関係上、学校関係者、また保護者からそのことを数多く指摘されております。

 そしてこの路線は、本庄工区の堤防を兼ねた道路で、まだ護岸整備がされてなく、高潮どきには今現在でも人家、農作物に浸水被害が出るのが現状であります。そしてさらに、大橋川が改修されるともなれば、中海の水位は上昇しないと言われましても、最下流に位置する住民の方々にとって、それが常に不安の種となっているのは否めない事実でございます。

 このように県道八束線は、交通の緩和、防災、治水上の観点からも非常に重要で、早期完成が望まれているところです。市長の今後の取り組みなどをお聞かせ願います。

 最後に、環境(ごみ)問題についてであります。

 日常生活に直接かかわるごみ問題については、市内各地区でもそれぞれに悩みはあると思います。八束町地区内では、合併当初、未回収、不回収のごみが各収集所にあふれ、町内では大きな社会問題となっておりました。合併に伴い、収集方法が大きく変わり、今までは週5日収集されていたごみが合併後は週2日となり、燃やせないごみに関しては月2日だけとなったことが大きな原因と思われ、住民の方々に大きな負担となっております。

 その地元の方々への不安や戸惑いを解消するため、分別方法を繰り返し繰り返し説明することや現状への認識を高めること、そしてそのための協力態勢を整えることで、行政も地元住民サイド及び各種団体等もボランティアで懸命に努力を重ねているところであります。

 6月初めまでに地区の要請により支所の関した説明会が15回以上、プラス役員会の会合が数回で、1,500世帯中延べ1,000世帯以上が参加をし、毎日のように地区役員が分別と清掃をされてきました。今後、数地区で何回かの会合を開き、当番制で分別清掃を徹底されるようでありますが、ある2地区では毎日朝か夕方、交代で9月まではそれを続ける予定だと聞いております。それを担当される地区役員の方に、私としても本当に頭の下がる思いがいたし、心より敬意を表したいと思います。

 そして、その後の住民の方々の反応は、今までと違い確実によい方に意識の変化が見られると聞いて、大変うれしく思っているところであります。また、外部からの不法投棄、不法持ち込みも数多くあり、交代でパトロールや見張り、点検など、対応に苦慮しているとのことです。

 町外では、犬の放置と粗大ごみの不法持ち込みは八束町へという笑うに笑えない話もまことしやかにささやかれているところです。そんなことを言わせないためにも、今後とも周知徹底を図り、そのための地元説明会や会合、指導等にかなりの時間と労力を要すると思いますが、その時間的配慮、人的配慮に関して理解をいただけるものかどうかお聞かせ願いたいと思います。

 以上、質問いたしますのでよろしくお願いします。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 安部議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、地場産業の振興についてということで、ボタンの振興につきましていろいろと御意見なり御質問あったわけでございます。おっしゃいますように、八束町のボタンは、生産量が日本一ということでございまして、新市にとりましても極めて重要な基幹作物だと考えているところであります。新松江市といたしましても、県内外に向けてPR活動の推進だとか、あるいは販路の拡大、こういったものに取り組んでいるところでございます。

 具体的には牡丹まつりの開催、ジャパンフラワーフェスティバル2005への出展等々、内外への情報発信に努めているところでございます。

 それから、海外への新たな販路の拡大策ということで、今回の予算の中にも計上いたしておりますけれども、台湾に向けての売り込みを計画いたしておりまして、そこでの展示商談会、それからテスト輸出などを計画をいたしているところであります。今後とも、引き続きPR活動の推進、それから販路の拡大に取り組んでいく必要があると思っておりますし、さらに高品質化に向けましての新技術の普及、栽培指導などによりまして、生産の振興、品質の向上に努めていきたいと考えております。

 2点目は、中海干拓・本庄工区の事後処理という問題でございまして、堤防の開削という問題でございました。この堤防の開削につきましては、私は、従来から、用途が終わったものについては、速やかに取り壊しをやって、閉ざされた水域をなくして、できるだけ昔の自然に戻していくということが必要だと申し上げているところでございます。そういう観点から、堤防の開削につきましては、やるべきだと思っているわけでございますけれども、この問題につきましては、西村議員にもお答え申し上げましたように、中海協議会の場で議論をされるべき問題だと考えております。

 それから、県道松江八束線の整備促進という問題でございます。お話にもございましたように、この県道八束松江線でございますけれども、松江市内から八束町、それから境港、これらを結ぶ観光物流上大変重要な路線だと考えております。

 それから、議員もおっしゃいましたように、道路が護岸としての機能を果たしているということでございますので、防災、治水上の観点からも非常に重要な道路だと考えております。したがいまして、現在島根県におきまして積極的に事業が進められているところでございますけれども、この路線につきましては、平成16年の10月に江島大橋が開通をいたしまして、それにあわせて江島工区の500メートルが供用開始をされております。昨年度から馬渡地区と入江地区の両工区、延長1,600メートルの施工が開始されているわけでございまして、今後、松江市といたしても、県に対しまして早期完成に向けて要望していきたいと思っております。

 3点目は、環境問題、ごみの問題でございます。八束地区は、御指摘がございましたように、これまでの収集頻度の違い等によりまして、一部の地区でごみの集積所が満杯となったということでございますけれども、区の役員の皆さん方に分別と収集日程等につきましての説明を行って、地区住民の皆さん方の手で改善がなされつつあるということでございます。各地区の区長さん方から、分別徹底を図るための説明会の要望が寄せられまして、4月から6月までの間で975名の参加があったところでございます。各地区の役員の皆様方の御尽力、そして地区の地域の住民の皆さん方の御理解、御協力に対しまして本当に感謝を申し上げたいと思っております。

 あわせて、不法投棄の問題もございますので、17年度の廃棄物適正処理対策事業、これは県とそれから市町村、産廃協会で行うものでございますが、その事業の重点監視地域に指定をいたしまして、不法投棄の発生、あるいは再発防止、廃棄物の適正処理、こういったことに徹底を図っていきたいと思っております。今後も地域の担当職員を配置をいたしまして、地域住民の皆さん方と密接な連携をとって、ごみ問題に対します苦情・相談を、地域の皆さん方とともに啓発活動を推進していく考えでございます。

 また、説明会の日程につきましては、地域の住民の皆さん方が参加しやすいように今後とも調整をしていきたいと思っている次第でございます。



○議長(立脇通也君) 能海産業経済部長。



◎産業経済部長(能海広明君) 中海漁業の振興策について質問にお答えいたします。

 中海も、議員御指摘のように過去に豊富な魚介類が生息していたところでございまして、西村議員にもお答えしましたとおり、堤防開削の方向性を見きわめまして、県あるいは周辺自治体との連携によりまして、本市の水産振興策を定めたいと考えておりまて、昔の魚種の回帰を図りたいと考えているところでございます。



○議長(立脇通也君) 28番。



◆28番(安部吉輝君) 以上、終わります。



○議長(立脇通也君) 5番松蔭嘉夫君。

 〔5番松蔭嘉夫君登壇〕



◆5番(松蔭嘉夫君) 松政クラブの松蔭嘉夫でございます。新人ですので、ふなれでございますが、よろしくお願いいたします。それでは、通告に従いまして質問いたしますので答弁をお願いいたします。

 私は、水産業の振興についてお伺いします。

 合併により宍道湖の内面漁業が主であった松江市に、日本海、中海の海面漁業が加わりました。特に、日本海沿岸の鹿島町、島根町、美保関町では、水産業は基幹産業となっております。海面漁業における3町の状況は、平成10年の漁業経営体数は751経営体で、県全体の25.8%、漁獲金額は73億4,817万円で26.8%を占めております。このように、水産業は市の主要な産業であります。

 しかし、漁業経営体数、漁獲金額とも年々減少を続け、従事者の高齢化、後継者不足など、水産業を取り巻く環境は厳しいものがございます。

 松浦市長さんにおかれては、水産業が市の重要な産業との御理解のもと、6月1日の機構改編では、産業経済部に新たに水産振興課を設置され、水産振興に取り組む体制を示されたことに関係者は非常に期待をいたしております。そういたしますと、質問に入らせていただきます。

 まず、漁港関係整備事業ですが、漁港は、生産活動の基地、漁村住民の生命、財産の保全等さまざまな役割を担っております。長中期間にわたる計画的な整備が必要です。漁場造成(築いそ)事業、鮮度保持施設等の整備事業、漁業地域の環境整備事業等多くの事業があります。また、魚つき保安林の整備とともに、漁業振興のため植林事業の促進も必要であります。これら基盤整備事業は、積極的に推進する必要があると考えます。その整備方針を伺います。

 あわせて、漁協等が事業主体の事業の補助率について、合併前の旧町ではばらつきがあったと思いますが、合併後、市の考え方を伺います。

 2点目は、つくり育てる漁業、栽培漁業ですが、マダイ、ヒラメの放流、アワビ、イワガキ等の養殖が行われています。平成15、16年度事業で鹿島・島根栽培漁業振興センターが完成し、毎年アワビの稚貝40万個が生産されます。関係漁協で放流、養殖される計画になっております。2ないし3年で8センチ程度に成長したアワビを出荷する計画でございます。

 しかし、魚介類は、販路が課題となっております。一々申しませんが、先進地ではさまざまな取り組みがなされております。市の特産品として付加価値をつけ、販路の拡大ができないものか伺います。また、稚貝購入代金等、旧町で行った単独補助金について、今後の対応を伺います。

 3点目は、担い手・後継者の確保対策ですが、この問題は、漁業だけではなく第1次産業にとって非常に難しい問題であると認識しております。新規自営漁業者育成事業等支援制度等を活用し、また新規の制度をつくるなど、積極的な取り組みが必要と考えていますが、いかがでしょうか。

 最後に、水産業振興とは少し視点が異なるかもしれませんが、島根半島の風光明媚な海岸線を生かしたマリンリゾート、水産観光業についてでございます。

 島根半島には、美保神社、メテオプラザ、加賀の潜戸、マリンパーク多古鼻公園、原子力館等、景勝地、観光施設が数多くあります。観光定置網、スキューバダイビングなどもあります。しかし、今までは行政区域の違い、道路整備のおくれ等が障害となり、一体的ゾーンとして機能いたしておりません。新松江市となった今、一体のルートとして位置づけ、水産業と観光業を連携させることにより一層観光客が増加するものと思われます。島根半島地域の観光振興についてお伺いいたします。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 松蔭議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 水産業の振興ということで数点御質問がございました。議員の方も御指摘がございましたように、水産振興というものにつきまして、大変範囲が広がったということもありますので、今回、部といたしましては、これまでの産業振興部を分けまして、産業経済部をつくって、そしてその中に水産振興課を設けたわけでございます。水産振興課を今後窓口にいたしまして、関係者の皆様方の御意見も十分お聞きをしまして、それを政策の中に反映をさせていきたいと思っているところでございます。

 まず、漁港の整備事業ということでございますけれども、現在漁港の整備事業につきましては、県の管理漁港が5カ所、それから市の管理漁港が3カ所、水産基盤整備計画に基づきまして実施をしているわけでございます。今後とも、この整備計画をもとに、この漁港の整備を計画的かつ効率的に進めていきたいと思っております。

 それから、漁場の造成事業でございますけれども、沿岸漁業の生産基盤でございます人工漁礁の漁場の整備、あるいは築いそ造成といったものによりまして漁獲量の維持、下支えに寄与するものでございますので、これにつきましても計画的に造成を進めていきたいと思っております。

 それから、鮮度保持施設等の整備事業でございますけれども、近年は、水産物の品質、鮮度に対します評価はますます厳しさを増している、厳しくなっているわけでございます。したがいまして、品質向上、それから鮮度保持によります高付加価値化が大変大事なことになるわけでございますけれども、鮮度保持の施設というのは、そのために大変重要な施設だと考えておりまして、今未設置箇所3カ所ほどございますけれども、この整備に今積極的に取り組んでいきたいと思っております。

 それから、漁業地域の環境整備でございますけれども、これも地域住民の方々と一体となりまして、安全で快適な生活環境を実現するように努力をしていきたいと思っております。

 そして、魚つき保安林の整備、あるいは漁業振興のための植林事業ということでございますけれども、これも植物プランクトンの増殖、あるいは魚の寄りつき場を確保する上で大変重要なことでございますので、森林を守り育てる活動ということに漁業関係者と一緒に連携して取り組んでいきたいと思っております。

 それから、漁協等が事業主体の場合の補助率が区々に分かれているということでございますけれども、これにつきましては、合併協議の中で決定をいたしました交付要綱に基づいた補助を考えているところでございます。

 それから、水産業の振興の2点目でございますが、栽培漁業、アワビ、イワガキ等の振興ということでございます。昨日の御質問等でもお答え申し上げましたけれども、本年度から県の単独事業で島根県産品の支援コーディネーター事業が実施されまして、これによって販路の拡大と、それからブランド化を図っていく、そういった事業が始まっております。御指摘がございましたアワビ、イワガキの販路拡大等につきまして、この事業での取り組みを検討してまいりたいと思っております。

 それから、稚貝の購入代金等の旧町で行いました単独の補助金の取り扱いでございますけれども、合併協議の中でこれも決定いたしました交付要綱に基づいた補助を考えているところでございます。

 それから3点目は、後継者の確保対策ということでございますけれども、現在、県の単独事業として新規自営漁業者育成事業がございます。ただ、この事業は、沿岸漁業が対象でございまして、沖合漁業が対象となっていないということでございますが、このために沖合漁業を含めました事業の拡充が今後必要だと認識をいたしておりまして、このことを県に要望していきたいと思っております。

 それから、新規制度の創設というお話でございますけれども、どのような支援策が考えられるのか、あるいは必要があるのか、先ほど申し上げましたが、漁業団体の皆さん方と話し合いの場を持っていきたいと考えております。

 最後に観光振興を水産業と結びつけて行うべきではないかという御提案がございました。まさにそういうことだろうと私も思っております。島根半島、いわゆる国立公園でもございます。この島根半島を活用いたしました観光振興のためには、半島が持っております海岸線あるいは景勝地、それから歴史的な文化遺産、それに豊富な水産資源などの観光資源、こういったものを活用した観光メニューの創設が大事だろうと思っております。

 具体的には、古来から伝わる伝統行事、それからアゴすくい漁の体験だとか、観光の定置網、体験ダイビング、こういったものを取り入れて、民宿あるいは多古鼻の宿泊施設などとタイアップいたしました滞在型の観光メニューを創設していきたいと思っております。これからは受入態勢の充実、それから情報発信、こういったことを行うことによりまして、それぞれの施設において魅力を高めていかなければいけないと思っておりますし、あわせまして道路網の改良整備も大事だと思っております。それによりましての交通アクセスの改善も行っていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 5番。



◆5番(松蔭嘉夫君) 前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございました。今後の水産振興をお願いいたしまして、私の質問は終わらせていただきます。



○議長(立脇通也君) 27番角田正紀君。

 〔27番角田正紀君登壇〕



◆27番(角田正紀君) 草の根市民クラブの角田でございます。昨日と一昨日と重複いたしますけれども、通告どおり質問をさせていただきます。

 まず、初めに平和問題についてお伺いいたします。

 ことしは、日本が1945年のポツダム宣言を受諾して第2次世界大戦が終結してから60年の節目の年を迎えています。沖縄での一般市民を巻き込んだ悲惨な戦争や本土への無差別空爆など、多くの国民の命が戦争で犠牲になりました。二度と再びあのような忌まわしい戦争は起こしてはなりませんし、また、他国へも過去の世界大戦の経験、特に広島、長崎への被爆経験から核兵器廃絶、平和の大切さを訴えなければなりません。

 9.11テロ以降、テロ撲滅とイラクでの大量破壊兵器の存在を理由としたアメリカによる戦争が勃発しました。しかし、アメリカの強大な軍事力をもってしても、いまだ自爆テロなど市民を巻き添えにした紛争が終わらず、多くの犠牲者が出ていると報道されています。まさにベトナム戦争と同様に泥沼化しています。一刻も早く国連の力を結集し、戦争を終結させることが必要ではないでしょうか。

 60年といえば、人間でいうと還暦という節目の年であります。還暦とは、暦は60年で一回りするという意味だそうです。二度と戦争を繰り返さないという意味で、新松江市でも平和行政の取り組みをぜひ行っていただきたいが、市長のお考えをお聞きします。

 また、宍道町では昭和60年9月28日、八束町では昭和60年12月25日、玉湯町では平成元年3月17日、島根町では平成元年3月17日、旧八雲村では平成元年3月23日、旧松江市では平成3年7月1日、地球環境保全と平和都市宣言を決議され、美保関町では平成8年3月25日に議会決議として非核都市宣言がされています。

 新松江市でも、核兵器廃絶と平和な世界をつくるために非核都市宣言をぜひ行っていただきたいが、お考えをお聞きしたいと思います。

 次に、竹島問題について質問いたします。

 先日、6月20日、小泉首相と韓国の盧武鉉大統領の会談が行われ、日韓双方の溝が埋まらず、両国関係の悪化が報道されています。その原因の一つであります島根県議会が竹島の日制定条例を成立させ施行していますが、先日の報道では、韓国・慶尚北道議会が毎年10月を独島の日と定め、日本との交流を制限する条例を制定しました。日韓両国が領有権を主張する竹島を国際紛争の火種としていけば、せっかく積み上げてきた日韓の国際交流が断絶してしまうことになりはしないでしょうか。特に、若い方たちの交流、きょうの新聞でも、松江商業高校の修学旅行の相互交流、あるいは隠岐や浜田の水産高校実習船での交流が緒についたばかりなのに断絶していいでしょうか。

 松江市は、晋州市と姉妹都市を結び、私も訪問させていただきましたが、両市の職員の派遣交流など今年度予算にも計上されていますが、現状はどうなっているでしょうか。中学生の卓球やバスケットのスポーツ交流も中止では、子供たちが余りにもかわいそうです。

 また、米子空港のソウル便の乗客数減で、存続が危ぶまれています。3月に条例が制定された後に急減、平均搭乗率は2月に7割を超えていたのに3月は54.4%、4月は43%にまで落ち込み、01年4月就航以来の最低を記録したと報じられています。今年度の予算では、中国との交流促進が計上されていますが、韓国についての交流促進についてのお考えをお聞きします。

 昨年の韓流ブームの中、市長は、市民予芸大会で「冬のソナタ」を熱唱され、歌唱力は当然ですが、かつらとコート、マフラーは最高によく似合い、ペ・ヨンジュンが松江に来たようで拍手喝采でした。ことしは日韓友情年ということで、日韓両国の友好親善は大きく進展するものと大変期待をしておりました。近くて遠い国であった長い歴史の雪解けを竹島の日条例、小泉首相の靖国参拝、歴史教科書問題で一気に冷え込んでしまいました。ぜひとも日韓友情年の推進を松江市として推し進めていただきたいが、お考えをお聞きしたいと思います。

 次に、交通問題についてお伺いいたします。

 4月25日、5月の連休を前にして乗客の多くの方が家族で休暇を楽しみにしておられたはずです。そして、乗客の一人一人が幸せな家庭を持っておられたのに、一瞬のうちに107名の方の命を絶ち、500名近くの方が重軽傷を負うという尼崎JR脱線事故の大惨事が起きてしまいました。御家族の怒りの言葉を聞いていると、私自身、悔し涙と怒りが込み上げてきました。お亡くなりになられた方の心からの御冥福をお祈りし、負傷された方の一日も早い御回復を望むものです。

 今から18年前の1987年4月1日、日本国有鉄道がJRに移行した当初から所属組合による差別、国鉄清算事業団での毎日のレポート書きや草取りなど、日勤教育が行われてきました。私は、職員がJR組織への命令と服従意識に変えない限り、本務につかさせない国鉄分割民営化での不当労働行為を当初から問題にしてまいりました。また、強圧的な労務管理が職場の雰囲気を悪化させ、事故の発生につながることを言い続けてまいりました。松江市議会へもこの間、JR不採用問題を請願議員として訴えてきましたが、民間企業の問題は、自治体行政になじまないと否決されてきました。

 この国鉄分割民営化によりJR会社が誕生しましたが、安全より利益や運行ダイヤを重視する企業姿勢がこのような大惨事を引き起こしたのではないでしょうか。事故の第一原因は、運転手の現場での時速70キロの限界速度を大きく上回る100キロ超のスピードが脱線をもたらしたにしても、そういう無謀な焦りの心理を引き起こす背景には、JR西日本という会社の処罰でおどす定刻厳罰主義、乗降駅を1つふやしたにもかかわらず、運行時間は変わらないなどの、根底にある過密ダイヤの強行、効率主義、営業優先主義といった企業体質が大惨事を招いたのではないでしょうか。また、運転手は、人が起きていない早朝の勤務や人が寝静まる深夜まで列車を走らせ、不規則勤務の連続であります。運転手も生身の人間ですから、トイレに行きたいときもあれば、腹痛も起こすはずです。それなのに、運転手には人間ロボット化というよりロボット以上の曲芸運転を強いらせてきました。

 多くの識者が評論されているように、私企業は顧客を大切にしなければ市場から抹殺されるが、公共部門の民営化は、顧客サービスを重視しなくても国民はJRを使わなければならないようになっているので、利益向上と労務管理が最優先で、乗客の安全は二の次にしても市場から淘汰されることはないと言われています。また、営業数字の向上だけが目標と雇われ経営者は思っていたのではないかと指摘しておられます。

 国でも自治体でも公共部門の民営化が叫ばれていますが、今国会で論議されている郵政民営化でも、名前が郵便局株式会社と官営を残すと思われることが議論されていますが、国民へのサービスがないがしろにされることが同様な動きとして大変危惧されます。松江市では、給食部門の民営化が具体化されていますが、食の安全性の確保ではJR事故と共通点があると考えますが、公共部門の民営化についての基本的な市長のお考えをお聞きします。

 私の住む馬潟・八幡町内でもJRが通っていますが、複線化により狭い町内の住居のそばを大きなカーブがある中走っています。伯備線もカーブの多い線路です。また、山陰本線の高速化で沿線自治体も資金を出しているわけですが、ATSなどの列車制御装置の装備がJR西日本は古いタイプと報道されていますので、沿線住民は大変不安であります。早急な改善の申し入れをJR西日本に松江市としてすべきですが、お考えをお聞きします。

 また、新任になられました渡部交通局長に、公共交通部門の交通局を持つ松江市として、このたびのJR事故を教訓に乗客や市民の安全を第一に運行していただきたいが、その安全運行についての対応をお聞かせください。

 また、先般、松江市公共交通住民意識調査報告書がまとまりました。その中で、バスを中心とした公共交通ネットワークの構築が言われていますが、市議選挙で有権者が言われたのは、公共交通空白地帯の高齢者の方たちの、バスを通してくださいとの強い要望でした。報告書では、今後の議論と読み取れますが、公共交通機関空白地域におけるコミュニティーバスの運行もぜひとも実現していただきたいが、お考えをお聞きします。

 次に、大橋川拡幅と治水対策についてお聞きします。

 市長は、所信表明で、大橋川改修事業計画を松江市の将来を左右するビッグプロジェクトと位置づけられ、治水面にとどまらず都市景観や水景観の保全を初め、親水域の活用や中海・宍道湖をつなぐ水面の利活用を含むまちづくりの視点で推進する決意を述べられています。そして、早急に検討委員会を設置し、まちづくりの基本構想策定に着手するとのことですが、大橋、新大橋のつけかえ、両岸の築堤防が、なれ親しんだ城下町の景観への影響、立ち退き地権者の同意、まちづくりに係る松江市負担等、市民は賛否両論であります。この検討委員会が市民の自由な討論の場となるよう期待をしております。そして市民からの公募など当然必要ですが、市長の検討委員会について立ち上げを含めて構想をお聞かせ願います。

 また、私は、黒田、春日町の方から出された北田川・中川改修の陳情を議会は満場一致で採択しているにもかかわらず、全く進捗しないので業を煮やしている一人ですが、大橋川改修がまず先のような答弁でいつも先送りですが、黒田町の市民の方たちは、毎年大雨が降ると床下に水が入ってくる状況を、松江市、島根県の行政の方たちは見ていながら、対応が遅々として進まず、150年に1回の大雨の心配ばかりするのでは、大橋川改修などできやしないと冷やかな目で見ておられます。このような市民の素朴な訴えに耳を傾けるべきですが、お考えをお聞きします。

 また、尾原・志津見ダム、斐伊川・神戸川治水事業の上流部、大橋川拡幅調査事業の中流部、鳥取県側の高潮対策の下流部の、これまで国土交通省は治水事業でどれだけの予算をかけてきたかお聞かせください。

 市長の言われるように、宍道湖・中海は圏域60万人が経済、産業等の恩恵にあずかっている自然の恵みであります。そして大橋川拡幅事業は、60万人の意思を反映した事業であるべきであります。判断の過程において、圏域60万人の住民投票も視野に入れた判断をすべきと考えますが、お考えをお聞きします。

 最後に自治体選挙についてお伺いしたいと思います。

 過般の松江市議会選挙において、旧松江市内の複数の自治体の方から自治会推薦について半ば強制的な締めつけが行われているという話を伺いました。もとより自治会推薦は違法ではありませんが、さまざまな思想信条の人で構成される自治会で、構成員に対して投票を強制したり票を割り当てすることは、投票の自由を拘束するもので許されるものではありません。

 この問題に関して、片山鳥取県知事は、自治会というのは典型的な組織であり、そこに生活している人の生活の便宜とか安全であるというものを目的にしており、政治理念も違うし、いろいろな人がおられるので、政治意識とか選挙に当たっての考え方というものは多種多様で、そこでこぞって1人の候補を推薦するというのは通常あり得ないだろうと思います。そこにフィクションがあるのではないかと思います。自治会の成員の皆さんが、ぜひ自由な見解を述べてフィクションがないようにしてもらいたいと、県議会で答弁されています。これを受けて鳥取県選挙管理委員会が中心となって昨年3月に開いた明るい統一地方選挙推進大会で、選挙に当たっては、選挙人の自由な意思に基づく投票を著しく制限する自治会や地区推薦は行わないように望みますとの決議をしています。

 私は、片山知事の答弁と同じで、民主主義の観点から見ても、自治会推薦と称して構成員に投票を強制する一部自治会のあり方に問題があると考えます。市長及び選挙管理委員長は、有権者の自由な意思による投票を妨げるような自治会推薦や地区推薦をやめさせるために、松江市においても啓発活動をされる考えはありませんか、見解をお聞きし、私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 角田議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、平和問題ということでございまして、戦後60年での新松江市の平和行政の取り組みを行うべきではないかということでございます。御指摘のように、核兵器を廃絶して戦争のない平和な社会を築いていくことは、次代の若者へ引き継ぐ重要な課題だと思っております。教育行政、それから国際交流事業など、関係の深いところを中心にいたしまして平和行政を進めていきたいと思っております。

 それから、非核都市宣言をやるべきではないかということでございますけれども、新松江市あるいは国際文化観光都市といたしましても、核兵器廃絶と平和を求める宣言は重要だと考えております。この宣言の取り扱いにつきましては、新市において調整するという合併協議がございますので、これを踏まえて今後議会とも協議をしてまいりたいと思っております。

 それから2点目は、竹島問題に関連いたしまして、韓国との友好交流ということについて今後どういうふうに考えていくかということでございますが、まず晋州市との交流でございますが、晋州市の方からは、先般3月でございますけれども松江市あてに書簡が届いておりますけれども、これは竹島問題により現時点では、友好的な雰囲気の中で交流を行うことが難しいと判断をしたという旨の書簡でございますが、そうした晋州市側の意向を踏まえまして、交流を行うのに適当な環境が整うまで交流事業を留保するということにいたしております。しかしながら、引き続き両市の担当部署で情報交換もやっておりますので、こういったことをさらに密にいたしまして、交流再開の時期を探っていきたいと思っております。

 それから、米子─ソウル便の就航でございますけれども、これは山陰地方の国際化にとりまして大変重要な役割も果たしておりますし、また観光にとりましても大変大事な便だと思っております。今後、関係の機関あるいは周辺自治体とも連携をいたしまして交流人口の拡大を図っていきたいと思っております。

 それから、日韓の友情年の推進ということでございますけれども、これは国家間でいろいろな問題があるわけでございます。しかし、自治体レベルにおきましては積極的に交流を推進をするということで、地方からの日韓の友好親善ということに寄与していくことが大変大事だと思っております。先ほど申し上げましたように、環境が整い次第、交流を再開すべく時期を探っていきたいと思っております。

 それから3点目は、交通問題でございまして、公共部門の民営化はけしからんというお話でございますが、余りしゃくし定規に物事を考えるというのもどうかと私も思っております。今回、御提案申し上げております中に、指定管理者制度という創設もございます。これはいわゆる民間の熟度が非常に高まっていると、あるいは公共分野におきましても質の高いサービスが提供できるいう前提があるからこういう制度ができるわけでございます。したがいまして、これは何もかもすべて民営化していくと、あるいは民間委託をするということではなくて、従来から申し上げておりますように、官民の役割分担をきちっと行って、さらに市民サービスの維持向上を前提にいたしまして、民間でできるものは民間で行っていくということを基本スタンスとして進めていきたいと思っております。

 それから、JR福知山線の事故に伴って伯備線、山陰本線等につきまして、松江市としてJR西日本に早急な改善の申し入れをすべきではないかという御指摘でございます。これにつきましては、島根県の方から事故後でございますが、JR西日本米子支社に対して安全確保の申し入れが行われております。そして、これに対して5月末でございますけれども、JR西日本の方から安全性の向上計画を策定をして県の方へ説明がなされております。それから、松江市は、島根県鉄道整備連絡調整協議会を通じましてJR西日本に安全な運行が最重要事項だということで要請をいたしているところであります。今後ともこの協議会、関係団体と連携をいたしまして、安全な運行を最重点とした活動に取り組んでいきたいと思っております。

 それから、公共交通の空白地域の対策ということでございますが、これは一昨日でございましたが、林議員にもお答え申し上げましたとおり、バスを中心とした公共交通ネットワーク、これを構築をしていこうと、役割分担を考えながらということでございますが、これの中で十分検討していきたいと思っております。

 4点目は、大橋川の拡幅と治水対策ということでございます。今後の検討委員会につきましての立ち上げを含めて市長の構想ということでございますけれども、御指摘のとおり、護岸の形状だとか、あるいは橋のかけかえといった本当にいろいろ解決すべき課題はたくさんあるわけでございますけれども、ともかく市民の合意形成、これが基本でございます。これを基本として、昨日もお話がございましたが、景観や水辺の環境、こういったものを生かした魅力あるまちづくり計画を策定をしていくと、このための検討委員会と位置づけてやっていきたいと思っております。

 2点目は、黒田町、春日町の治水対策の進捗状況ということでございますけれども、根本的には、やはり大橋川の改修事業に尽きるわけでございますけれども、御指摘ありました黒田・春日地区の治水対策、これにつきましては、その中でも北田川、中川の改修が不可欠になるわけでございます。

 しかし、いずれの改修にも時間を要するわけでございまして、そこで当面の対策といたしまして、県と松江市とで設置いたしております松江市橋北地区内水排除対策検討会議を設置いたしておりますけれども、そこで協議をいたしました結果、黒田・春日の低地部において部分的な内水排除対策を講ずることにいたしたところでございます。この工事につきましては、今年度から行うということでございまして、対策工事といたしましては、1つは排水ポンプの設置3カ所、2つ目は流入防止ゲート弁の設置、3つ目は護岸の改修と、これらを施工いたしていきたいと思っております。

 それから、中海・宍道湖圏域の住民投票というお話でございますけれども、この大橋川の拡幅事業につきましては、市民の皆様方の代表でございます議会とも十分これは協議をしながら、議会の中でも議論をしていただくと、それを踏まえて結論を出していくというふうに思っております。先ほどの検討委員会の中でも市民の皆さん方の御意見を十分反映させていきたいと思っておりますので、住民投票をするつもりはございません。

 残余の問題につきましては、担当の部局長の方からお答えをさせていただきます。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 大橋川関連のことで斐伊川・神戸川水系、この関係でいかほどの資金が投下されたかということにお答えをいたします。

 斐伊川・神戸川治水事業に関した経費ですが、主な事業の集計が平成16年度末で3,400億円、これは国交省の数値でございます。

 それから、下流の中海関係でございますが、これは、護岸の整備などが長年にわたって少しずつ行われた関係から集計が困難であると、このように国交省の方から聞いております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 渡部交通局長。



◎交通局長(渡部一雄君) 抱負についてお答え申し上げます。

 先日来、御回答申し上げているとおりでございまして、本日御指摘の安全運行につきましては、経済が悪くなれば必ず採算性、それから利益優先という言葉が出てくるわけでございますが、御指摘の安全運行につきましては、この前提になるという考えにつきましては私も意見は一緒でございます。これらにつきましては、引き続き人の生命を預かる仕事という観点から教育等を行ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 堀内選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員会委員長(堀内伊助君) 角田議員の御質問にお答えしたいと思います。

 自治会が立候補者を推薦すること自体は、公選法で直接規制するものではございません。私ども選挙管理委員会といたしましても、松江市明るい選挙推進協議会と連携をいたしまして、公正かつ明るい選挙の推進に引き続き努めていきたいと、そのように考えております。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 27番。



◆27番(角田正紀君) ひとつ要望ですが、晋州との交流ですね、時期を来てからということですが、それを待たずにぜひ民間とか、そういう交流を推し進めていただくことを要望しまして終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(立脇通也君) 18番加藤富章君。

 〔18番加藤富章君登壇〕



◆18番(加藤富章君) 松政クラブの加藤富章でございます。質問も3日目になりますと、何人も重複している質問がありますので、私が通告しております1点目の新市のまちづくり、指定管理者制度と6点目の交通問題についての質問を取り下げ、重複しない問題についてのみ質問をさせていただきますので、御答弁をよろしくお願いをいたします。

 松江市制が施行され116年の歴史と伝統も、この春の大合併により新たな歴史の1ページが開かれ、その記念すべき議会でこうして質問をさせていただく機会を与えていただきました市民の皆様に対し、この場をかりて厚くお礼を申し上げます。

 それでは、質問に入ります。

 初めに、新市の特例市実現に向けた取り組みと現状についてお尋ねいたします。

 平成14年11月に松江・八束合併協議会の設置以来、本市は特例市の実現を夢見て今日までそれぞれの分野で努力をされてこられたところでありますが、東出雲町の合併離脱により、本年10月の国勢調査を間近に控えた今、人口20万人に約2,000人及ばないとのことで、現在ではその夢実現も不可能ではないかと危惧いたしております。また、3月には特例市実現対策会議を立ち上げておられるようでございますが、今の現状や可能性、今後の取り組み内容についてお尋ねいたします。

 県西部旭町では、人口の減少による定住対策、雇用の創出や経済の活性化を図るため、所有する工業団地を転用し刑務所誘致に尽力され、本年春には新規建設予定地として決定されるなど、今その実現に向けた取り組みに懸命に努力をしておられると聞いております。

 本市にも松江刑務所が設置され、比較的軽微な犯罪者が収容されておりますが、昨今の犯罪者増加に伴い、法務省では昨年3月に収容施設の増築工事に着手され、本年4月に完成し、ことしの11月から12月をめどに180人を収容されると聞きました。また、来年は、さらに390人を収容する計画で、その工事が本年着手されるようであります。特例市を目指す松江市にとって、職員家族もふえ経済効果も見込まれる大変ありがたい状況にありますが、収容時期や運用計画について、国や県に対し早期実現に向けた働きかけをすべきであると考えますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 2点目の質問は、教育問題に関連し2点お尋ねいたします。

 その1点目は、青少年の非行防止と学力低下の問題について伺います。

 近年、校内暴力やいじめについてさまざまな問題が取りざたされておりましたが、最近は余り新聞報道もなく、ある程度鎮静化したのではないかと見ておりますが、実際の教育現場では、今どのような状況でしょうかお尋ねいたします。

 県内では、昨年1年間に傷害や恐喝など、粗暴犯で補導された20歳未満の少年が96人に上り、前年に比べ倍増したとの県警のまとめが新聞に報道されておりました。中でも特記すべき事案として、斐川町で4人の少年が集団で高校生を暴行し3週間の大けがを負わせた傷害事件や、浜田の外国人研修宿舎襲撃事件の凶器準備集合で18人もの少年が補導される悪質きわまりない犯罪のグループ化が目立ち、県内で補導された非行少年の数は1,147人に上るなど、今子供たちの社会規範が荒廃していると言わざるを得ません。

 新聞、テレビの報道にもありますが、出合い系サイトで知り合った女性に首輪をつけて3週間も監禁し、また遊ぶ金欲さに平気で人を殺し、事の重大さや物事に対する分別のなさが指摘され、反省どころか責任転嫁をする青少年が増加し、教育のあり方が問われ、その抜本的な見直し策として、ゆとり教育も導入されました。しかし、昨年OECDでの国別学力調査で、日本の子供たちの学力低下が顕著となり、今また方針転換されるのではないかと懸念するところであります。

 市長は、所信表明の中で、個性を伸ばす教育力日本一を目指す人づくりを松江市の教育方針に掲げ、いじめや不登校の子供をめぐる問題の対応に、新たに青少年支援課を新設し支援体制を確立すると述べておられますが、その制度や取り組みによってどのような効果を期待しておられますか、お尋ねいたします。

 その2点目は、国旗・国歌法の取り扱いについてお伺いいたします。

 近年、学校や公共施設でもごく当たり前のように国旗が掲げられ、卒業式や入学式に国歌君が代が斉唱されるようになりました。これは平成11年2月、広島県立世羅高校の校長がこの取り扱いに悩み自殺をされたことに端を発し、急激な世論の高まりから慣習的に取り扱っていたこの問題を、国民の間からも法制化が叫ばれ、平成11年8月、国旗・国歌法として施行されたところであります。今ではさまざまな行事に定着し、祝日には国旗を掲げる家庭をたくさん見かけるようになり、特に若い世代の家庭にその傾向が強く、こうした変化は大変喜ばしいことであると感じております。

 昨年、小学校の入学式を終えた2週間後に新入生の保護者という母親から電話を受けました。それは、小学校の入学式に地域を代表する来賓の中に国旗に向かず、保護者の方を向いて国歌も歌わない方がおられますが、これは一体どうしたことでしょうか。子供たちがまねをして国歌を歌わなくなったらどうされますかとの電話で、国の象徴である国旗・国歌に誇りを持つのは当然国民の義務で、強制はできないにせよ自分の国の国旗を否定するような態度の来賓がどこにありますか。流浪の民と同じではないですかと話されました。私は、そのお母さんの国旗に対する思いに感動し、今回この質問を取り上げさせていただきました。

 この法律が制定されるまでには、国会でもさまざまな議論がなされ、成立した経緯もあり、広く国民にその存在が認められる今、大切にはぐくまれた日本の伝統や文化、歴史の集積がこの国旗に表現され、今、日本の子供たちに失われつつある国を愛し人を愛する心の欠ける要因の一つがここにあると感じております。私たち議員も、この議場が市民を代表して働く神聖な場所と考えるならば、国家・国民を象徴する国旗を率先してこの議場に掲げ、議会に送り出していただいた市民の皆様に対し敬意と感謝の念を持って入場すべきであると考えます。

 日本人に宿る忘れてならぬ恩義、捨ててならぬ仁義、失してならぬ礼儀の大切な日本の真心は、生まれ育った郷土へのこうしたささやかな配慮と感謝の心によってはぐくまれると思いますが、皆様はいかがお考えでしょうか。

 この法律が制定された今、全体の奉仕者たる公務員の法令に従う義務と、内心の自由との関係は大変難しい問題であると思います。しかし、こうした国旗に対する親の気持ちが子供たちへ伝わる教育の仕方と教職員のあり方について、市長また教育長はどのようにお考えなのか、御所見をお伺いいたします。

 3点目は、広報紙の見直しによる行財政改革についてお伺いいたします。

 いつ、だれに、どんな目的で、何を伝えたいのか、回覧で済むもの、また家庭で保存してほしいもの、さまざまな市の広報紙がありますが、どうも字数の多いもの、組織機構に関するものには余り関心を持って見ていただけないように思います。きょう配られたはずの広報紙が、翌朝ごみ袋に捨ててあるのを偶然ある地区で見かけました。広報紙をつくるために、一生懸命知恵を絞ってつくった担当者のことを思うと少し残念でなりません。せっかく手間と費用をかけ、地域の皆様の協力によって全世帯に配布される市の広報紙も家族1人か2人が見て捨てられるようでは、情報化社会の行政サービスの名のもとにむだな費用をかけたごみを各家庭に配るのと同じで、行財政改革を口癖のように唱えなければならない今日、少ない費用で最大の効果を目指す行政サービスとは言えないような気がいたします。

 そこで、新市となった今、財政健全化に取り組む当分の間の経過措置として、発行部署、回数、内容をよく検討し、市民の理解と協力を得た行政改革の一つとして経費節減に取り組んでみてはいかがでしょうか。広報紙の重要性は十分理解をしておりますが、民間も自治体も厳しい財政運営をしなければならない今、不要な紙をリサイクルに回す努力をするより、むだを省いた費用を健全な予算として身近な基盤整備や子育て支援に回す努力をした方がもっと市民の信頼と共感の得られる行財政運営につながると思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 4点目は、観光対策についてお尋ねいたします。

 平成16年における旧松江市の観光客入り込み数は、対前年比2.5%減の450万人となったようで、その内容を見ると、6月以降に連続して発生した台風や集中豪雨、地震の発生と高校総体による一般観光客の宿舎不足など、やむを得ない事情が重なりやや減少しておりますが、おおむね前年どおりの結果で推移したことは、何とか国際文化観光都市松江市の面目が保てたように思います。

 県外の議会から、松江市へ視察に訪れた視察目的においても、この3年間連続して中心市街地活性化と観光対策への関心が高かったようであります。本年は合併を記念した行事も予定されていると聞きますが、その事業内容はどのようなものでしょうかお尋ねいたします。

 そこで、私も観光対策について提案させていただきます。

 1点目は、県外観光客のリピーター対策と経済活性化についてであります。

 今議会で、海外観光客誘致に補助金制度の導入が提案されておりますが、合併記念の行事として、ことし結婚を予定している8組の県外カップルを募集し、旧市町村の名所旧跡を利用した結婚式を挙げてもらい、その費用の一部を支援してはどうかいうものであります。例えば、松江市ではティファニー美術館かフォーゲルパークで式を挙げ、堀川めぐりをしていただき、八雲では熊野大社、玉湯町では玉造温泉、宍道町では来待ストーンというように、それぞれ旧市町村の観光スポットを活用し、新婚さんに人生の思い出づくりをサポートするものであります。募集は、全国に発信し、応募の動機や年齢、予算、同伴者の数、エピソードを添えて、事情があって式を挙げたくでもできなかった高齢者の方にも応募を呼びかけ、式の内容は、事前に企画を登録された地元業者に委託し、応募者の予算に応じた挙式を提供し、市では今後の観光大使を条件に補助金と辞令書を交付し、松江市の知名度アップに貢献してもらうものであります。

 民間業者の企画を募集する制度を導入することで、さまざまな話題性のある奇抜なアイデアや事業が生まれ、また観光プロモーション制度を活用することで波及的な経済の活性化も図れ、仮に応募者に30万円助成しても、家族、親族、友人など同伴者もあれば挙式の費用、引出物、宿泊費など、経済効果も見込める一石二鳥の策となり、その実績を踏まえ、今後は冬場の格安企画として費用を明らかにして募集すれば、費用に敏感な若者にとって結婚するなら松江で式を挙げようと年間を通じた観光と縁結び事業に発展し、観光客誘致にもつながると思いますがいかがでしょうか。

 また、企画やおもてなしの仕方によっては、応募された方々もこれから松江市のリピーターとして再び訪れてもらえるのではないかと思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 2点目は、合併を記念し新松江市民歌、また讃歌の募集について伺います。

 私は、子供のころ市内に買い物に出かけると、どこの商店街か忘れましたが、いつも耳にしていた歌を今でも忘れません。その歌の歌詞は、皆さんも御承知の松江大橋唐金擬宝珠と歌われた「松江夜曲」であります。本当に松江らしさを想像させる情緒あふれる名曲であると感じております。

 ある市では、学校の生徒が共同でつくった卒業式の歌が全国の学校で歌われるほど評判となり、今ではその地を訪ねる学生や観光客がたくさんあると聞いております。松浦市長も先ほど角田議員が言われました冬のソナタのヨン様に負けず劣らぬ歌唱力をお持ちでありますが、歌の持つ魅力は絶大で、私も昭和38年に三波春夫が歌った東京音頭が流れると、当時の学生時代や東京オリンピックのイベントを思い出すなど、感慨深い思い出がたくさんあります。

 そこで、記念事業の一環として松江市民歌や讃歌を募集し、堀川遊覧船や市内の商店街で常時放送するなど、荷物にならぬお土産を観光客に提供してみてはいかがでしょうか。名所旧跡の多い松江市ならば、さぞ立派な感動を与える市民歌や讃歌ができると思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 以上で私の質問を終わります。どうか御答弁よろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 加藤富章議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、特例市の実現に向けた取り組みと現状ということでございます。この特例市の実現についてどうなのかと、あるいはこれの取り組みは今後どうなのかという話でございます。

 人口の動態につきましては、この議会でもお答えを申し上げているところでございますけれども、住民基本台帳の登録者数は、社会減ということに今なりまして、全体的に減少傾向ということでございます。しかし、国勢調査は、住民基本台帳人口ではなくて、現にそこに住んでいるかどうかと、そしてまた外国人の皆さん方もそこの中に入ってくるということでございますので、住民基本台帳の数がそのまま国勢調査の数になるということではないと思っております。

 そういう意味で、最近の新築マンションだとか、あるいは単身者向けのアパートなどの増加がこの松江では大変著しいわけでございますので、住民基本台帳登録の有無にかかわらず、そうした国勢調査対象人口は増加をしているのではないかと私ども思っているところでございます。

 しかし、これにつきましては、正確できめ細かな調査の実施が重要であると思っております。そういう意味で、特例市の実現対策会議を立ち上げまして、今後どういう形で実現を図っていくかということを今話し合いをしているわけでございますが、この取り組みといたしましては、調査員の確保、それから町内会・自治会での周知と協力依頼、特に大学への周知と協力依頼、それからいろいろな施設等の把握、それからマンション、アパート、寮等の情報収集、それから施設、集合住宅への協力依頼、さらに広報活動といたしまして、市報、懸垂幕、ポスター、公用車、バスへのステッカーの貼付、こういったようなことをこれから積極的にやっていきたいと思っておりまして、何とかこの特例市の実現に向けて邁進していきたいと思っております。

 その関係で、松江の刑務所のお話がございました。この情報につきましては、加藤議員の方から事前に情報をいただきまして、私どもそれを受けて、松江の刑務所の方ともいろいろと情報交換をやらせていただいたところでございまして感謝を申し上げる次第でございます。

 御指摘がございました180人分の増築工事でございますが、既に完了いたしておりまして、今月から徐々に入所が始まっております。それから390人の増築は、ことしの夏ごろから工事開始が行われまして、18年度中の完成を目指しているということでございます。

 それから2点目は、教育問題に関連をいたしましていろいろお話がございましたけれども、その中で青少年支援課を新設したけれども、その目的と効果、支援体制という御質問でございました。

 この青少年支援課でございますけれども、これまで生涯学習課で所管をいたしておりました青少年健全育成に関する部分と、それから学校教育課で所管しておりました生徒指導に関する部分を統合した、そしてここを窓口にいたしまして関係機関、関係団体と連携をしていこうと、そして青少年を支援する体制を強化していくという発想でございます。

 この前提といたしまして、実はいろいろ教育委員会の方とも話をお聞きしている中で、最近の先生方は大変忙しいというお話を聞いているところでございます。もちろん、それは学校の教科のいろんな準備とか、そういったことでも忙しいということがあるわけでございますが、それ以外に子供の非行の問題だとか、あるいは校内暴力の問題、それからさらには、いろいろな保護者との対応に大変時間を費やしているという話を聞いております。それを、それぞれの先生方が対応することになりますと、いわゆるその他の生徒あるいは児童に対しましての教育だとか、そういったものがなかなか手薄になってくるという問題がございますので、こういった問題については何か担当いたしますセクションといいますか、そういったものをきちっと決めて、そこが一つの窓口になって対応していくことがいいのではないかと常がね考えていたわけでございますが、そういうふうな一つのものといたしまして、これは一昨年でございましたが、県警の御支援もございまして、青少年支援センターをスティックの3階でございますけれども、設けたところでございます。所長さんが1名と、それから指導員が4名でございまして、これはもちろん児童生徒の個人の相談あるいは保護者の相談もそうでございますが、それと同時に、学校あるいは教育委員会との連携といったことをここでやっていこうということで発足をいたしたものでございます。

 今度つくりました青少年支援課もそことの連携をぜひ密にとって、先ほど申し上げましたいろいろ今先生を取り巻きます困難な状況があるわけでございますので、それらをやはり解消していくものとして機能させていきたいと思っております。

 それから、教育問題に関連いたしまして、国旗・国歌の取り扱いということでございますけれども、教育委員会の方から聞いたところでも、本市の学校におきましては、国旗の掲揚及び国歌の斉唱につきましては、適切な指導が行われていると聞いているとろでございます。

 それから、広報紙の見直しにつきましての行財政改革につきましては、担当の部長の方からお答えをさせていただきたいと思っております。

 それから、観光対策ということで御質問あるいは御提言がございました。今回の合併記念行事ございますけれども、これは8月1日に合併功労者の顕彰等を行う記念式典を開催する予定にいたしております。

 それから、さらに今年度実施されます主な観光イベント、例えば水郷祭とか、あるいは文化イベントでございます市民美術展、こうしたものにつきましても合併記念行事という冠をかぶせまして行っていきたいと思っているところであります。

 それから、県外の観光客のリピーター対策ということで、大変奇抜な御提言をいただいたところでございます。これをお聞きいたしまして、私は昔勤めておりました宮崎市の、新婚ブームの際に、大変たくさんの方が新婚旅行のメッカとして宮崎市の方に訪れられたということを思い出していたわけでございますが、ちょうどああいうふうなものも1つの参考にされたのかなと思っておりますけれども、ちょうどことしの5月でございましたけれども、出雲から安来までの広域連携で神話の国縁結び観光協会を設立をいたしております。これのキーワードは、縁結びをキーワードにいたしまして、縁結びに関連したような事業、あるいは商品開発、こういったものをどんどん打っていこうと、そしてこの地が縁結びに関係するところであるということで、ある意味では統一して全国に発信していこうじゃないかということを申し合わせているわけでございますが、そういう意味では、御提案の内容は非常にぴったりだと思っております。今後、どういう形で実現、実施をしていくか、これにつきましても我々も十分検討していきたいと思っております。

 それから、歌のお話でございますけれども、この問題については、先ほども宣言等々もございましたが、合併協議の中では今後の検討ということになっておりますので、現在既に歌につきましては、旧町村におきましても、そういった歌も制定をされているところもあります。そういうこともございますので、今後検討させていただきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 友森市長室長。



◎市長室長(友森勉君) 広報紙の見直しによる行財政改革を行ってはどうかということにお答えをいたしたいと思います。

 1つは、側面的なことですが、広報物の配布について、配っていただく方にできるだけ苦労していただかないように、昨年のところで市民活動推進課の方において統一的に、統合的にお配りをしたいというようなこと、あるいは市の関係ではないところからの配布物の依頼については、ちゃんと手数料を払っていただくようなことなどの努力をしております。

 それから、広報紙そのものについて、すぐ捨てられるようなものではなくて、ちゃんとしたものをつくりなさいという御指導をいただいたと思っておりますが、合併もしたことであります。最少の経費で最大の効果で市の情報をお伝えをしなければならないと思っておりますので、内容を充実させるように努力いたしたいと思います。

 それから、ペーパーレス化ということでインターネットを通じても今アクセスしていただけるようにしておりますが、インターネット環境がもっと整いましたら、また次の手も打てるかと思っております。引き続き努力をしてまいりたいと思いますので、いろいろな御意見をお寄せいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 福島教育長。



◎教育長(福島律子君) そういたしますと、青少年の非行等の関係のところでございますけど、お答え申し上げます。

 平成16年度の問題行動等の状況でございますが、これは旧松江市でございますが、暴力行為が小学校でゼロでございます。それから中学校で91件、前年に対しまして小学校は21件減、減っております。それから中学校が35件の減でございます。確かにそういう減少の傾向ではございますけれども、なお慎重に状況を注視していく必要があると考えております。

 それから、国旗・国歌の件でございますけれども、指導要領に基づきまして適切に各学校で行われておりまして、すべての学校で国旗の掲揚及び国歌の斉唱が実施されておりまして、児童生徒への指導も適切に行われておる、そういう状況でございます。



○議長(立脇通也君) 18番。



◆18番(加藤富章君) ありがとうございました。終わります。



○議長(立脇通也君) この際しばらく休憩いたします。

 〔午前11時46分休憩〕

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 〔午後2時23分再開〕



○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問再開に先立ち、松浦市長より6月21日の本会議においての比良議員の質問に対する答弁について、また原財政部長より6月16日の本会議においての議第58号 平成17年度松江市一般会計予算の提案説明について、一部訂正したいとの申し出がございますので、発言を許します。

 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 今議会に提案いたしております平成17年度一般会計予算説明書の中に誤りがありましたので訂正をさせていただきます。

 つきましては、6月21日の本会議におきまして比良幸男議員の御質問に対する答弁の中で、「財政調整基金、減債基金を合わせまして23億5,000万円」と、また「合わせまして35億円の財源不足」とお答えを申し上げましたが、「財政調整基金、減債基金を合わせまして26億923万5,000円」に、また「合わせまして37億5,923万5,000円の財源不足」に訂正をさせていただきます。詳細につきましては、全員協議会において説明をいたさせます。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 6月16日の本会議におきまして平成17年度予算説明をいたしました際に、「財政調整基金を7億円、減債基金を16億5,000万円取り崩すこととし、一般財源の総額を566億99万5,000円」と説明をいたしましたが、「財政調整基金を9億5,923万5,000円、減債基金を16億5,000万円取り崩すこととし、一般財源の総額を568億6,023万円といたしました」に訂正をお願いするとともに、おわびを申し上げます。よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) これより一般質問を再開いたします。

 6番渡部美津子君。

 〔6番渡部美津子君登壇〕



◆6番(渡部美津子君) 大変長らくお待たせいたしました。市議会無会派、自称市民ネットワークの渡部美津子でございます。初めての一般質問でちょっと欲張って12問質問しております。前置きはなしにして、早速本題に入りたいと思います。

 まず、共済会事業の見直しについてでございます。

 職員厚遇との批判が高かった共済会補助が昨年度実績の7,000万円より57%減額され、今年度より3,000万円になったと予算書の方では載っております。しかし、共済会実施事業の何をどのように見直して、また職員の福利厚生事業の何をどのように見直してこの3,000万円に落ちついたのでしょうか。共済会実施事業の具体的な見直し方針をお聞かせください。

 2つ目、これも職員厚遇問題に絡んででございますが、職員の海外研修の実施についてお尋ねいたします。

 私は、情報公開制度を利用して本庁及び各企業局、また広域、そして消防本部の海外視察研修の実態を調査しておりました。毎年毎年20人から30人の職員の方々が見識を養うため、いろいろな名目で海外の方にお出かけになっています。財政危機のこの情勢の中、とても不思議なことだと思っておりまして、詳しく個別の事業をお調べいたしました。その中で、特に病院の海外視察は観光的な色彩が非常に強いのではないかと、こういう研修をするならば、いっそのこともっと職務に役立つ研修に切りかえたらどうかという提案をしていた経緯も踏まえまして、国際交流事業参加を含む今年度の職員の海外研修派遣について実施計画をお聞かせ願いたいと思います。

 また、松江市は、福利厚生団体として島根県内のすべての市町村で構成する島根県市町村職員互助会、これに加入しておりまして、こちらにも補助を出しております。また、先ほど1問目で取り上げました共済会の方にも補助を出しております。そしてこれは補助を出しておりませんが、庁舎内の自販機の売り上げ等を財源として、もう1つ福利厚生を行う団体、市職員互助会というのがあるそうでございます。具体的には、ここの互助会はどういう事業をされているのでしょうか。その財源についてもお聞かせいただきたいと思います。

 続いて、これも職員厚遇の一種でございますが、市の幹部職員の方々が退職されてから市の関係団体に再度お勤めになる、再雇用制度というのが松江市にはございます。局長級、部長級、課長級、それぞれに報酬月額が人事課によって決められており、2度のお勤めをされている方が多いようにも伺っております。平成15年度、16年度、17年度の人数、雇用先の団体名、公費支出額についてお聞かせ願います。

 次いで、期末手当の役職加算について伺います。

 この間、議員のボーナスが加算されているというお話をいたしましたが、今回は、職員の特に役職の方に、上に行くほど手厚くなっている役職加算についてお尋ねいたします。この役職加算が導入された経過、今年度の期末手当役職加算の対象職員人数及び加算分の総額をお聞かせください。

 そして6点目、公共工事の落札率について伺います。

 平成16年度に旧松江市が発注した5,000万円以上の建設工事に係る件数、総落札金額、落札率をお聞かせ願いたい。また、平成16年度からは、予定価格の事前公表を導入されましたが、これによる落札率低下効果についてもあわせてお聞かせ願いたいと思います。

 7点目、松江市の抱えている不良資産の整理についてでございます。

 土地開発公社及び土地開発基金の長期保有地についてお伺いいたします。土地開発公社及び土地開発基金が現在保有する土地のうち、取得後5年以上経過した塩漬け土地について、これが10年経過すると私どもは古漬け土地と呼んでいるんですが、具体的な処分見通し、あるいは処分についての検討状況を伺いたいと思います。

 そして8点目、上水道、簡易水道、そして幼稚園保育料の合併後の調整方針について伺います。

 私は、松江市に引っ越してきて6年になります。その前は旧玉湯町の住民でございました。玉湯町から松江市に引っ越して水道代が実に倍になった。さまざまな住民負担のギャップを身をもって体験して、これで合併後はどうなるんだろうかということが非常に気になっておりまして、合併協議の途中から各種の公共料金の違いを調べてまいりました。その中でも、特に玉湯町は水が安かったですが、上下水道、そして簡易水道、松江市は同じ市内でありながら上水道と簡易水道の値段が違います。また、下水道も公共下水道と農業集落排水事業、これの料金も違います。地区によっては簡易水道、農集、これがセットで扱って一緒になっている地区がございますので、そうなると割高感は一層でございます。これの調整方針について、合併協議会では合併5年後をめどに調整するとございましたが、どのような方針で調整されるのでしょうか伺いたいと思います。

 また、幼稚園保育料についてでございますが、合併協議会の中で、保育所の保育料については松江市分を値下げ、子育て支援に配慮してそういう方針が出ており、これについては拍手を送りたいと思います。しかし、幼稚園保育料等については、合併後の調整ということになっていたと思います。これも私どもが住んでおりました玉湯町あるいは宍道町、鹿島町、八雲村、郡部の旧町村と松江市の料金は大変に違います。松江市は、現在月額保育料が8,700円、一番安い鹿島町ですと5,500円でございます。また入園料も松江市は4,000円と断トツでございます。ちょっと古いデータなんですが、平成13年度の文部科学省のデータによりますと、入園料と保育料、年間の全国平均は7万4,000円でございます。玉湯町が大体これに該当しまして、松江市はプラス3万円、保育料、入園料を合わせると10万円を超えてしまう。子育て支援の観点を踏まえ、これらをどのように調整されるかということをお伺いしたいと思います。

 また、これも気にかかっておりましたが、旧町村の消防団員の報酬等の調整についてでございます。これも大変に格差がございまして、どのように調整していかれるかをお聞かせ願いたいと思います。

 次いで、松枯れ対策、農薬空中散布の実施についてでございます。

 先日、西村議員から御質問がありまして、ちょっとダブるかもしれませんが、私も玉湯町で平成7年度より農薬空中散布が完全中止された、こういう経過を踏まえまして旧島根町で実施されている松枯れ対策、農薬空中散布に関し、安全対策、効果、そして空中散布以外の松枯れ対策の実施状況をお伺いしたいと思います。

 また、指定管理者制度の導入についてでございます。

 現在、直営で運営している施設、特に郡部の施設たくさんございますが、この施設に対しての導入方針、また管理者の公募、非公募の線引きについてお伺いしたいと思います。

 そして、最後の質問でございます。

 公債費負担適正化計画の策定についてでございます。

 平成13年、平成17年には財政調整基金も底をつくという危機的な中期財政見通しが示され、それに基づき行革大綱がつくられ、その実施項目の中にこの公債費負担適正化計画の策定が盛り込まれておりました。しかし、その後一向に達成される気配がございません。財政基金に関しては、たくさんの議員さんが質問され、中期財政見通しをつくっていくというような答弁があったように記憶しておりますが、ちょっと私の質問は趣旨が違っておりまして、公債費負担適正化計画でございますので、これをどういうふうにおつくりになっていくのか、またやめられるなら、そうはっきりと御答弁願いたいと思います。以上でございます。よろしくお願いします。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 渡部議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、共済会の事業の見直しということでございますけれども、17年度の交付金につきまして、まず1つは、大幅に引き下げをやったということでございます。7,000万円を3,000万円、これにつきましては、慶弔給付などの市町村の職員互助会との重複事業を廃止をしたということでございます。さらに、今回新たにといいますか、実施する主な事業といたしましては、健康増進、それから次世代育成支援対策、こういった事業について、この共済会で事業を実施をしていくことにいたしております。

 それから、職員の海外派遣研修の実施でございますけれども、海外派遣研修が18名でございます。職員の相互派遣、友好都市でございます中国の銀川市、杭州市、韓国の晋州市へ計6人、それから海外派遣といたしまして全国市町村の国際文化研修所研修メニュー及び友好都市杭州市への独自派遣など計12名でございます。それから、国際交流事業関連派遣といたしまして24名でございます。

 それから、市職員互助会の実施をしている福利厚生事業ということでのお尋ねでございますが、財源は、これは職員の生命保険の個人掛金の団体割引手数料及び職員向けの自動販売機の売上手数料でございます。事業内容といたしましては、マッサージ機などの健康器具の購入等々でございます。

 それから、再雇用制度でございますが、平成15年度で22名、16年度で20名、17年度で14名でございます。再雇用の雇用先でございますが、松江市の観光開発公社、松江市シルバー人材センターほか7団体、今年度の公費の支出額の予定でございますけれども、3,480万円余りでございます。

 それから、期末手当につきましての役職加算でございますが、これは民間におきましては上位役職ほど支給割合が増す実態があるということで、こうした民間支給との均衡を図るということから、平成2年度に人事院勧告によりまして制度化されたものでございます。国や他の自治体に準じて導入をいたしたものでございまして、対象職員数が1,470人、加算分総額が1億6,000万円でございます。

 それから、公共工事の入札の落札につきましてのお問い合わせでございますけれども、平成16年度の旧松江市が発注した予定価格5,000万円以上の建設工事、件数27件、総落札金額が28億6,830万円、落札率が97.67%。

 それで事前公表前、これが平成15年度でございますが─の予定価格5,000万円以上の工事の落札率が97.29%、それから事前公表後、これが平成16年度でございますが、97.67%でございまして0.38ポイント高くなっているということでございます。この1年の実績を踏まえまして、今後より競争性の増大を図るための入札制度等の改善について現在取り組んでいるところでございます。

 それから、土地開発公社及び土地開発基金が保有する土地で、取得後5年以上経過した土地についての状況でございます。取得後5年を経過をして未計画の土地でございますが、土地開発公社保有分が6件、土地開発基金の保有分が3件、これらの土地につきましては、事業の代替地及び有効な土地利用も含めて引き続き処分に努力をしていきたいと思っております。

 それから、いろいろな公共料金の調整でございますが、これにつきましては、担当の部長の方からその状況につきましてお話をさせていただきたいと思います。

 それから、消防団員の報酬等につきましても同様でございます。

 それから、松枯れ対策の農薬空中散布の実施でございますけれども、安全対策、効果、空中散布以外の実施状況ということでございますけれども、安全対策につきましては、島根町内及び他の市町、それからその他の関係機関に実施の事前通知をいたしております。それから空中散布実施時の現場への立入規制、予告看板の設置12カ所、交通誘導員の配置6名、完了時の水質調査1カ所、大芦地区の簡水施設、医療救急体制の確保、指定病院が松江市立病院でございます。

 効果でございますが、昭和56年より継続的に実施をしてきておりまして、被害を最小限度に食いとめることができているということであります。それから空中散布以外の実施状況といたしましては、伐倒(薫蒸処理)駆除でございます。

 それから、指定管理者制度の導入でございますけれども、まず、現在直営で公募している施設に対しての導入方針ということでございますが、民間企業のノウハウ等の導入によりまして、市民サービスの向上、施設の効果的な運営が期待できるといった施設につきましては、積極的に指定管理者制度の導入を基本といたしていきたいと思っております。ただし、民間事業者が類似の施設を運営しているものにつきましては、民間移譲につきましてもあわせて検討の上判断をしていきたいと。

 それから公募・非公募につきましては、原則公募ということにいたしております。ただし、施設の設置目的、利用状況、管理運営状況、それから現在受注している団体の設立経過等から公募によりがたいと認められる場合には非公募ということでございます。非公募施設といたしましては、国際交流会館、公民館、児童クラブ、フォーゲルパークなどでございます。

 そして、旧町村分についてどのようなスケジュールかということでございますが、旧町村分につきましては、非公募によりまして1年間現在の管理委託先を指定管理者に指定をいたしまして、今年度中に運営状況を精査の上、公募施設を決定をすると。18年度に公募いたしまして、19年の4月に指定管理をスタートさせるというスケジュールにいたしております。

 それから、公債費の適正化計画の策定方針ということでございますが、私どもは、これまでもそうでございますけれども、公債費の負担の適正化につきましては、中期財政見通しを策定をして、その中で普通建設事業費の抑制策などを盛り込んで適正化を図っていくということで、特別適正化計画をつくる予定はございません。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 松本健康福祉部長。



◎健康福祉部長(松本修司君) そういたしますと、私の方からは8番目の上下水道、簡易水道、幼稚園保育料等のところでございますが、幼稚園保育料についてお答えをしたいと思います。

 幼稚園につきましては、御承知のとおり旧松江市19園、それから旧鹿島町に3園、旧宍道町に2園、旧玉湯町2園、旧八雲村1園でございまして、計27園ございました。それからですね、これにつきましては、いずれも先ほどございましたように値段が違います。保育料違います。そういうことでございまして、15年の7月25日、これは第9回目の合併協議会でございますが、このときにですね、こういうふうに協定がされております。公立幼稚園保育料等の取り扱いについては、当分の間現行のとおりとし、新市において幼保一元化の検討を踏まえて将来的に統一に向けての調整を図ると、こうなっております。平成17年度におきまして、内部的な検討委員会を発足させまして検討に着手をしてまいりたいと思っております。

 なお、この値段につきましては、保育料につきましてはですね、公共料金でございますので、条例に基づきます松江市公共料金審議会、以前の形ではございませんが、いずれそういう条例に基づきました審議会を経まして決定するということになろうと思っているところであります。以上です。



○議長(立脇通也君) 原建設部長。



◎建設部長(原憲二君) 私は、8番目の下水道料金に関しまして、現段階の調整方針を伺うということでございますのでお答え申し上げます。

 公共下水道、集落排水処理施設及び公設浄化槽の各使用料でございますが、お話がありましたように、非常にこれ各事業所といいましょうか、旧市町村まちまちでございまして、また非常に格差があるわけでございます。現行は、この合併協議会の中では、大体6年をめどに統一ということを言っているわけでございまして、現段階準備をいたしているところでございます。

 当面は、現行制度をそのまま引き継ぎまして、段階的に調整をしていくという考えでおるところでございまして、調整の方法といたしましては、3年目に初回の改定、平成19年に行って6年目の平成22年度に統一を完了したいという2段階のプロセスで検討いたしているところでございます。

 いずれにいたしましても、処理人口が76%の松江市でございますので、基本的にはやはり松江市の使用料体系に合わせざるを得ないということで、考えているところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 柳原消防長。



◎消防長(柳原知朗君) 御質問の9番目、旧市町村の消防団員の報酬等の調整について、調整方針等お伺いでございます。

 昨日もお答えしておりますけれども、消防団は、現行の旧体制のまま8つの消防団を引き継いでおりまして、5月に連合消防団を発足したところでございます。その中で、協議をする環境が整ったということでございますので、これから鋭意協議をしてまいりたいと思います。

 基本的には、消防団の統合ということは、組織、活動、処遇、資機材等々同じように合わせるというように考えております。以上です。



○議長(立脇通也君) 宅和水道局業務部長。



◎水道局業務部長(宅和勝美君) 上水道、簡易水道料金の調整方針についてお答えをいたします。

 上水道につきましては、合併時の調整におきまして旧松江市水道局、旧松江鹿島水道企業団及び旧玉湯町の水道事業、すべての料金につきましては、独立採算の経営を基本に新市移行後も現行のとおりとし、事業ごとに必要に応じて随時調整すると決まっております。現在、この3事業は松江市水道局がすべて事業運営を行っておりますけれども、現在、全体の建設改良計画を含めました財政計画を改めて作成をしているところでございます。この計画に沿いまして、独立採算による経営が維持できるように料金の調整を図っていきたいと思っております。

 また、簡易水道につきましては、32の事業があるわけでございます。これも平成22年度を目途に統一する方向で調整をすることになっております。それぞれの各事業、課題を多く抱えております。そういった合併後の簡易水道の事業計画につきましても、改めて作成する中で健全な経営が図られるように適正な料金設定を設定していきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) 先ほどおじきを忘れておりました。失礼いたしました。

 再質問に入りたいと思います。

 まず、共済会事業の見直しについてでございますけれど、なぜ3,000万円の補助が必要か、また市職員互助会とも事業とも絡みますが、全体でどういう福利厚生事業をしておられるのか1回オープンにして、松江市としてどれに対して補助をするのが適当かというような議論になっていくのが自然じゃないでしょうか。私どもが、これを取り上げた最初のころは7,000万円、前年度と同額の補助だと言われていて、もう少ししていきますと5,000万円なって、今度は3,000万円なって、事業の中身を議論することなく金額が下がってきている、本当に2つもの互助会に補助を出し続けることが適当かどうかも含めて、もう少し全体をオープンにしていただけないものでしょうかお伺いします。

 また、職員の海外研修についてでございますが、これは金額ベース的にいかほどになりましょうや。そしてこれは本庁だけの人数でしょうか、それとも各企業局も合わせての人数でございましょうか。特に病院、今年度の実施計画をお持ちでしたら人数をお聞かせください。

 再雇用制度についてでございます。

 先ほど雇用先の団体名をちょっとはしょって言われましたが、私は、いわゆる天下りですね、これに公費を出し続けることが本当に適当かどうか、勤務先の団体名と照らし合わせて考えてみたいと思いますので、どうかすべての団体の名称を明らかにしてください。

 また、期末手当の役職加算についてでございます。

 斐川町の方では、昨年度より2年間期末手当の役職加算を原則凍結、ゼロにしております。松江市もこれを凍結するだけで1億6,000万円の財源が確保できます。市民に負担を強いるいろいろな計画が進められようとしてますが、まず、みずからの足元を役職加算から見直すお考えはないでしょうかお尋ねいたします。

 次に、入札の落札率についてでございます。

 私どもは、これを毎年継続調査をしておりまして、調査のタイトルは談合疑惑度ランキングと申します。特に、島根県の方は、調査初回、そして昨年と2年続けてワーストワン、大変に不名誉なことで、今年度もしまたワーストでしたら、3年連続オンリーワンの島根県ということになっております。松江市は、初回の調査では落札率が全国一、これもオンリーワンの断トツのパーセンテージで1位でございました。私どもは、この調査にかかる以前から、落札率を落とすことで公共工事のコスト削減ができるということを何度も何度も何度も申し上げてきております。先ほど歳出の抑制ということが出ましたが、具体的にどのような努力をされて公共工事の特に落札率の低減に努められるのでしょうかお聞かせ願いたいと思います。

 次いで、保育料の調整についてでございます。

 17年度に内部検討と言われましたけれど、どうかこれをオープンにやっていただきたいと思います。合併の調整方針は、余りにもわかりにくうございます。もう少しはっきり聞かせ願いませんでしょうか。

 また、簡易水道についてでございます。

 松江市の簡易水道は高いことは、先ほどの質問でも申し上げました。行革方針の中で、簡易水道に対しての繰り出しをもっと引き締めるんだという方針が出てたように思いますから、今後さらに料金が値上げをなるんじゃないかと思っています。6年目をめどに3年ごとに見直しをして、松江市に合わせていくんだよと言われましても、蛇口をひねって出る公共料金の格差がこれ以上広がることはいかがなものかと思います。これについても御答弁をお願いしたいと思います。

 公債費負担適正化計画についてでございます。

 これは策定する考えはないんだよと市長さんの方がおっしゃいました。中期財政計画と公債費適正化計画、これは最終的にでき上がった歳入歳出それぞれ人件費が何年度に幾らというような数字は同じようなものですが、それに至るプロセス、住民への説明度、内容のわかりやすさということが全然違ってまいります。

 例えば、市が出しておられる中期財政計画でございます。これはよっぽど財政に知識のある人にしか読み解けません。なぜこういうことをくどくど申し上げるかというと、現在公表されている起債制限比率、また経常収支比率、こういった表に出ている財政指標よりも我が市の財政状況はもっと厳しいのではないかと思っております。これは公債費に準ずる債務負担、そちらの財政課の方では、準公債費と呼んでおられます隠れ借金の返済金とでも申しましょうか、こういうものの存在でございます。

 財政部長にお尋ねしたいんですが、これらの準公債費をきちっと公債費並みにカウントして起債制限比率を再計算されたら何%になりましょうか。

 こうした危機感を共有し、全市で一定方向、財政の抑制を図らなければならないという市民も巻き込んだ財政健全化に取り組んでいくためには、ぜひとも公債費負担適正化計画あるいは財政健全化計画という名前の方がよいかもしれません。市民にわかりやすい計画を立てていただきたく、再度お尋ねをいたします。以上です。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) まず、共済会の問題でございますけれども、これは渡部議員とは考え方がいろいろ食い違うかもしれませんけれども、私どもは、ある意味では雇い主でございます。したがいまして、そこで働く人たちの福利厚生については当然責任を持っておりますし、法的にもそれを負担していく義務があるわけでございます。

 そういう観点で、この共済会をつくって、そして共済会に対しまして負担をしているわけでございますが、しかし、この共済会への負担のあり方、あるいは共済会の事業の中身、こういったものにつきましては、それは渡部議員がおっしゃるように、当然時代とともに見直しをやっていく必要がある。それから、いわゆる市町村共済組合の互助会とのダブりの問題も御指摘がありましたので、こういった事柄を一つ一つ検討する中で今回結論を出していると、これで終わりということではなくて、当然いろいろな形で少しずつ時代の要請に合わせながらやっていかなければいけないと。

 しかし、これをなくせばいいというものではないと。それはやはりこれをなくしてしまえば、今度は職員の福利厚生に当然影響してきます。やはり勤労意欲にもつながってくるし、あるいは今後の職員の採用という点につきましても、やっぱり採用する場合に、そこを受験する方々は、どのような福利厚生施設があるのか、あるいは制度があるのかということもその職場を選ぶ一つの基準になるわけでございますので、そういう点で、この共済会、あるいは福利厚生事業は、今後とも堅持をしていかなければいけないということだと思います。全体をオープンにということはもちろんことでございまして、これからもオープンに議論をしていきたいと思っております。

 それから、あとの問題については担当の方からもお話をさせていただきますが、期末手当の役職加算の問題でございますけれども、これを凍結せよということでございますけれども、これは先ほど申し上げましたように、一つの人事院勧告という制度の中で、国もそして地方の職員の給与体系もこれまでずっと決まってきているものであります。ですから、これはやはり堅持をしていくと、これが今の公務員の労働基本権が制限されている中でのやはり我々としまして尊重しなければならない制度だと思っております。

 ほかの団体がこれを凍結しているから凍結しろということは、全然当てはまらないわけでございまして、それはそれぞれの団体の問題があると思います。私どもは、基本的に給与につきましては、やはり人勧に沿ってこれからも尊重しながらやっていかなければいけないと思っているところでございます。

 それから、落札率の問題が言われました。確かに談合の問題とか、そういったことがあってはならないということは当然のことでございますが、落札率だけを見て、それが高いからけしからんということには私はならないと思っております。やはり予定価格をどのように設定をするのかということによっても、それは当然落札率といいますか、それが決まってくるわけでございますので、そういう点もぜひ御認識をいただきたいと思っております。

 残余の問題につきましては、担当の部長の方から答えさせていただきます。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) 私の方からは、海外研修について、海外派遣研修についてお答えをしたいと思います。

 まず、海外派遣研修18名ということでお答えをしたわけですが、いわゆるその中には職員相互派遣の6名と海外派遣研修の12名とに分かれます。このうち、12名の海外派遣研修については701万6,000円の予算を計上しております。それから、職員相互派遣6名については176万円の予算を計上しているところでございます。

 それから、続きまして再雇用、すべての団体の名称を明らかにということでございました。そうしますと、今から言いますのでよろしくお願いします。よろしゅうございますか。たしか年度別で答えてということでしたので、御質問。平成15年度、土地開発公社、観光開発公社、教育文化振興事業団、国際交流協会、勤労福祉振興協会、東部勤労者共済会、松江体育協会、松江シルバー人材センター、松江市老人クラブ連合会、松江市民生児童委員協議会、松江市総合文化センター、松江市生涯学習センターと文化協会で22名でございます。それでいわゆる委託料等については5,739万2,461円でございます。

 続きまして平成16年度は、団体については基本的に同じです。計20名。委託料等いわゆる人件費相当分ですが、5,107万2,513円でございます。

 それから平成17年度です。これは9団体でございます。観光開発公社、土地開発公社、松江市国際交流協会、東部勤労者共済会、松江体育協会、松江シルバー人材センター、松江市老人クラブ連合会、松江市民生児童委員協議会、松江市生涯学習センター、合わせて14名でございますが、人件費等は3,480万385円でございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 公債費の適正化計画に関連いたしまして債務負担、準公債費といいますか、含めた起債制限比率と、何%かということでございますが、今、新市になりまして16年度の決算作業中でございまして、いましばらく時間がかかりますので、またの機会にお答えをさせていただくと、お知らせするという格好にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それから、今の中期財政見通しでございますが、この公債費負担適正化も含めたもので、できるだけ市民の方にわかりやすいようなものを10月をめどにつくっていきたいと思っておりますので、そこの辺ひとつよろしくお願いをいたします。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 松本健康福祉部長。



◎健康福祉部長(松本修司君) 内部的な会議だけでオープンにしろということでございます。

 基本的にオープンでまいります。といいますのは、最終的に条例で設定をされておりますところの外部委員会、これはすべて市職員は1人も入っておりません。全部民間の方でございますけど、そこに諮るための準備でございますので、それで内部でございますが、決して非公開とか、そういうふうなことは考えておりませんので、そのように御理解いただきたいと思います。



○議長(立脇通也君) 油谷市立病院事務局長。



◎市立病院事務局長(油谷健一君) 海外研修について、特に市立病院はということでございましたのでお答えいたします。

 先ほど総務部長がお答えしたように、例年自治体病院協議会主催の視察研修に我々も参加しておりましたけれども、今年度については予定がございません。ただし、国際学会の発表のための海外、これは発表のために行くわけでございますが、そういったものがもしあれば、内容によっては派遣するということは出た段階で検討したいと考えております。



○議長(立脇通也君) 宅和水道局業務部長。



◎水道局業務部長(宅和勝美君) 簡易水道料金でございますけれども、簡易水道そのものにつきましては、それぞれの例えば水源の確保が不十分であったり、施設整備がおくれておったり、それから例えば公債費がたくさん残っておったりというふうな、それぞれの環境が違うわけであります。

 現在、旧松江市を除く簡易水道につきましては、基本的にすべて収支不足は繰入金で賄っておられます。したがいまして、松江市よりも安くなっているということも事実であります。しかしながら、水道事業は福祉事業ではございません。やっぱり適正な負担が必要であろうと思っております。したがいまして、あくまで我々といたしましては、適正な料金改定は目指していかなきゃいけないと思っております。



○議長(立脇通也君) 6番。



◆6番(渡部美津子君) 海外旅行についてですが、病院の方は凍結と伺って非常に評価したいと思います。ただ、県の方も財政危機にかんがみ3年ぐらい前から凍結しているような現状もございます。それは海外にも勉強に行かせたい、手厚くしたい、もっとよくしてあげたい、お給料もたくさんあげたい、手当もつけたい、そう思うのはだれしもでございますが、お財布には限りがございます。何かを切り詰め、何かを残さなければなりません。また、合併に伴っていろいろなサービスを堅持しようと思えばここにもお金がかかります。どちらに使うかの問題であると思いますので、もう少し踏み込んで考えていただきたいなと思った次第でございます。

 最後にもう1つ、落札率の問題ですが、先ほど市長の方が予定価格が低いから落札率が高いんだよというようなことをおっしゃったと理解してよろしいでしょうか。松江市の方は、設計額よりかなり予定価格の方を抑える、歩切りというようなことでもやっておられましたら、そういったこともあわせてお聞かせ願いたいと思います。

 また、先ほど答弁がお忘れだったと思います。競争性を高めるためにどんな努力をしておられますかということをお尋ねしておりますので、これをお聞きして私の質問を終えたいと思います。以上です。



○議長(立脇通也君) 松浦市長。



◎市長(松浦正敬君) 落札率と予定価格とがすべて1対1で対応しているということで言ったわけではなくて、落札率を考える場合に、そういう予定価格の値段といいますか、そういったことも勘案しなければいけないんだよということを申し上げたわけでございます。

 もちろん、競争原理を働かせながら、この競争入札といのが原則でございますので、そのようにこれからもやっていきたいと思っております。



○議長(立脇通也君) 12番森脇勇人君。

 〔12番森脇勇人君登壇〕



◆12番(森脇勇人君) 合併特例におきます美保関選挙区より選出されました松政クラブ所属の森脇勇人でございます。松政クラブ所属の森脇がこれから3人質問いたしますが、私は、美保関の森脇でございますので、皆さんよろしくお願いいたします。

 一昨日来、会派の代表質問で比良、林両議員より財政、マニフェスト、総合計画などなど、全市をとらえた内容のものがなされております。私は、少しローカルになりますが、個別の案件につきまして質問をさせていただきます。

 さて、私の地元美保関町で今月11日に開催された宍道湖・中海水域アゴすくいサミットにおかれましては、島根、鳥取両県の関係者、また宍道湖・中海圏域の各首長、議会関係者、関係される自治体の文化・観光行政関係者約100名の皆様に美保湾での伝統漁業アゴすくいを経験していただき、国の登録有形文化財建造物である美保館旧館におきまして美保関の伝統や文化に触れていただきました。松浦市長、立脇議長、森脇副議長におかれましても、地元として参加され、まことにありがとうございました。これは、地元の観光協会の方々の実行委員会組織が企画されたものですが、人が人を呼び、多種多彩な方々が参加され、これからの中海・宍道湖圏域の水産、文化、観光、政治をテーマとするには格好の人脈をつなぐ会であったと私は思います。

 市長の所信表明でもありました中海・宍道湖60万都市圏における中核都市としての役割を果たす上では、まさしくこういった人脈とのかかわりが不可欠になろうと思われますし、これからの漁業を生かした観光のヒントになったと思われます。以上のような内容を踏まえた上で通告どおり4項目7点について質問をいたします。

 1点目の質問は、隣接した市や町とのかかわりについて伺います。

 合併し隣接した市や町との交流やかかわりが今までの旧八束郡と旧松江市の関係から、新松江市においては境港市、米子市、安来市、出雲市、斐川町などなど、先ほど来述べてきました中海・宍道湖圏、また日本海を共有する自治体や国、隠岐の町村とふえていき、さまざまな問題での協議が今まで以上にふえてくることが予想されます。市長所信表明の中にも、県境を越えた都市間連携においてリーダーシップを発揮し、圏域の連携と一体化を図りたいとの御発言もございました。今後、連携について具体的にどのような機会や場所を設けていき、市長が圏域のリーダーとしてどのようなアクションを起こしていかれるのか、市長のプランをお聞かせください。

 また、合併前に旧町村がかかわっていた内容のものが少しばかりございます。例えば、旧美保関町や八束町がかかわっていた境港管理組合などもそのうちの一つであります。これは重要港湾境港が島根、鳥取両県に位置していることから、昭和33年に両県による一部事務組合として境港管理組合が設立され、境港の整備管理運営が行われているものであります。平成17年度におきましても、境港管理組合の7月までの公共工事の第1回発注見通しでございますが、美保関町では、男鹿地区公有造成護岸工事、森山地区ほか航路護岸補修工事、八束町におきましては、江島地区泊地しゅんせつ工事、案内標識設置工事、江島1号岸壁防食工事などなど概算で9,600万円の事業が計画されており、鳥取県側では臨海道路の補修など概算で1億4,300万円の事業が計画されております。あくまでこれは概算で発注見積もりでございますが、旧美保関町と八束町では、町長が管理組合に委員として参加して、こういったものに意見を述べてこられましたが、今後は松江市長として市長みずから参加される機会があると思いますし、また今後発言力が強くなってくると思われます。

 境港は、現在山陰地方最大の物流拠点港として年間約1万5,000隻の船舶の入港があり、FAZ指定を受けていることから、対岸貿易を主体とした環日本海の西の拠点港として、さらに重要度を増していきます。6月2日に開催された境港利用促進懇談会にも市長は参加されておられますが、市長の今後の境港管理組合での取り組み、プランについて御意見をお聞かせください。

 2点目の質問は、公共交通のあり方について伺います。

 公共交通について、今後のプラン、また基本計画につきましては、所属します松政クラブの林干城議員を初め、数名の議員より質問がございましたが、私は、具体的なサービス内容や新路線について伺いたいと思います。

 先般、議員に対しても松江市公共交通体系研究会が行った松江市交通住民意向調査報告書が配付され、進捗状況やアンケートについて確認できました。市長所信表明の中でも、総合交通体系の構築に向けて松江市公共交通体系検討委員会を立ち上げ、平成18年度からの新路線の実現を目指して取り組みたいとのお言葉もございました。市長の取り組みに大変期待を持っておりますし、新路線の実現に協力を惜しまないものであります。

 その上で、少しばかり私の考えを述べさせていただきます。まず、現状ですが、私の地元美保関町におきましては、町内は大人200円、通学については小学生、中学生、高校生、専門学校生は無料のコミュニティーバスが運行されております。しかし、美保関町バスターミナルから松江駅までは学生割引の3カ月もの─これ半額なんですが、約6万円かかります。1年間では約24万円の交通費がかかります。高校生を持つ親御さんの中には、半額の片道定期を購入して車で送迎をされたり、仕事をやめて送迎されている方々も多く見受けられ、こういったことが市内学校周辺の混雑の原因にもなっております。

 これは、単に料金が高いからというだけではなく、バスの運行時刻や乗りかえなどの不便さによるものもございます。また、宍道支所から松江駅までの距離と、美保関支所から松江駅の距離はほとんど変わらないのですが、宍道駅から松江駅間17キロはJR路線で320円ですが、美保関支所から松江駅間は一畑バス、町民バスの乗り継ぎで930円かかります。これはJR線の境港から米子を経由して松江駅までの46.8キロ、820円よりも高い料金になります。

 しかしながら、交通弱者の方は、幾ら高いからといっても、それを利用しないわけにはいきません。私は、公共交通はまず利便性と運賃、特にバスを常時使わなければならない交通弱者の方々へのサービスの充実が望まれると思います。そのためには、現在一畑バスが行っている旧優待券を発行されていたんですが、それに似た65歳以上定期券(エバーグリーンパス)、こういったものに近いサービスが学生や一般の方々に適用されることであったり、今10分違えば都合の悪い乗り物となってしまいますので、的確な運行時間を把握して利用者に応じた運行をすることが大事であると思います。

 市長は、総合交通体系の構築について18年度からの実現を目指されるわけですが、そのためには国土交通省の認可手続などを考えれば、12月ぐらいまでには具体的な内容を詰めなければならないと思います。また、一畑バスとの徹底した話し合いが必要になると思いますが、市長の公共交通に対しての具体的なサービス、新路線などについて思いをお聞かせください。

 また、隣接した市や町を結ぶ公共交通については、これは私が住んでおります美保関町であるとか八束町、そういったところが境港と隣接しております。そういったもの、今後どのように考えておられるかもあわせてお伺いいたします。

 3点目として、支所とまちづくり予算についてお伺いいたします。

 合併し2カ月が過ぎ、各支所においても少しずつ業務になれてきましたが、決裁権がないため本所で聞いてほしいなどの回答が支所のあちらこちらから聞こえてきます。この件につきましては、葉山議員より機能分担、まちづくり予算の一括配分などについて御質問がありました。現在、連絡会議など7回行われ、課題の整理を行っているとの市長の答弁もございました。私は、特に公共施設の維持管理については緊急性の高いものもありますので、今年度の予算についてお伺いいたします。

 地域まちづくり予算については、今後、支所長において地域まちづくり指針と地域まちづくり予算の執行計画が作成され、予算の執行については、事業規模や金額、内容に応じて効率かつ適正な予算執行を図る必要のあるものは本庁で執行し、迅速かつ円滑に予算執行を図る必要があるものは支所長及び支所の課長の専決区分に応じて支所で執行されることとなっています。

 また、平成17年度において全市的な視点で検証し、あり方について検討作業に入ることとなっていますが、本年度の予算において支所の支所長及び各課長の専決区分における枠配予算はいかほどあるのかお聞かせください。

 4点目として、漂着ごみの対策についてお伺いいたします。

 合併し新松江市には、県管理漁港6港、市管理漁港12港、重要港湾1港、県管理港湾1港、市管理港湾25港と各海水浴場や海岸といった新たな財産ができ、さまざまな利点があるかわりに管理についてさまざまな問題もあります。

 その一つとして挙げられるのが、日本海沿岸では既に各地域で問題になっている海岸漂着ごみであります。海岸漂着ごみについては、漂着した海岸の管理自治体が処理をしなくてはならず、旧町村におきましては、例えば観光費を充てたり県からの補助を受けたり、ごみ処理予算の補正予算を組んだりと、さまざまな対応をされ、多くの処理費用をかけ処理してきました。ほかの自治体では、船が座礁し、そのままにされ、その処理までさせられていることもございます。ちなみに、漂流しているごみについては保安庁の管轄でございますが、実際には海岸に流れ着くのを待って、各自治体が処理しているのが現状でございます。

 毎年、各自治会で海岸清掃を行いますが、新松江市での漂着ごみについての処理方法が明記されておりませんでした。今回は支所との連携でうまく処理をされたみたいですが、秋には、またたくさんの漂着ごみが発生いたします。今後、処理方法についてどのように対応されていかれるのかお伺いいたします。

 また、漂着ごみのほとんどが漁具、材木、ノリの消毒用のポリ缶など、明らかに産業廃棄物と見られるものがありますが、そのほとんどがハングル文字のものであり、ここ数年わざとではないかと思うくらいふえております。当然、今後も処理について市におかれましても考えてもらわなければなりませんが、そういった実態を調査し、県とも協議してしかるべき対策を講じるべきと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。

 以上4点につきお伺いしますが、方針等市長述べられております市長の思い、そういったものを発言していただければと思っております。質問を終わります。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 森脇勇人議員の御質問にお答え申し上げます。

 隣接した市や町とのかかわりということで御質問がございました。今回の所信表明でも申し上げておますように、この合併を機にいたしまして宍道湖・中海圏域が非常に一体感が高まってきたということでございますので、私もちょうど中心部に位置する首長といたしまして、リーダーシップをとってやっていきたいと思っております。

 それで、どのような機会あるいは場所を設けていくのかということでございますけれども、中海圏域につきましては4市の連絡協議会がもう既に10年前から発足をいたしております。先般もいろいろと話し合いをいたしております。それから、宍道湖沿岸自治体首長会議というのがございまして、これも今回出雲市が大合併をいたしましたので、松江市と出雲市、斐川町と、この2市1町とでこれからもこの連携を続けていきたいと思っております。

 それから、観光連携ということで団体の連携強化というのが今言われておりまして、1つは神話の国縁結び観光協会ということで、これは島根県の東部の市町村が集まって、そしてそれに県も加わってつくり上げた観光協会でございます。これにつきましては、これからの課題といたしまして、鳥取県、米子市、境港市の参画もお願いをしていかなければいけないと思っておりますが、先般商工会議所等が中心になりまして、県境を越えた組織が立ち上がっておりますので、こうしたものとのこれから連携を強めていかなければいけないと思っております。

 具体的にどういうふうな事業から着手をしていくかということでございますが、いろいろな市長さん方との話し合い等をやっておりますと、共通の問題といたしましては、やはり観光だろうと意見が一致をいたしております。それ以外に清掃なり、そうしたことも言われておりますけれども、まずはやはり広域観光の事業実施ということを中心に据えて、それに伴ってそれがまたいろいろな課題、あるいは共通にそれを処理していくということで連携が密になっていくのではないかと思っております。

 それから、境港管理組合での今後の取り組みでございますけれども、境港は、本市の玄関港でございます。今回の江島大橋の開通によりまして、物流が一層活発になったということで、さらに日本海の対岸諸国とのつながり、こうした貿易、交流の拠点として発展することが期待をされるわけでございます。

 この島根県内の利用荷主の3分の1が松江市の企業になっております。したがいまして、境港の貿易振興会と連携をしながら、利用促進懇談会などの開催を通じまして、さらに利用を高めていくように働きかけていきたいと思っております。

 先日は、お話もありましたようにメッセでこの利用懇談会がございまして、私は初めて出席をさせていただきましたけれども、本当に境港は、松江の表玄関だということをその際非常に実感をしたところでございまして、これからそうした利用の促進を境港市等ともよく協調しながらやっていきたいと思っております。

 それから、境港はFAZいわゆるフォーリン・アクセス・ゾーンという輸入促進地域になっております。本市では、くにびきメッセが展示会や商談会の受け皿として位置づけられておりますので、くにびきメッセの活性化の面からも境港の利用促進を図る必要があると考えております。

 それから、近年は国内外の観光クルーズ船の寄港が非常にふえております。昨年の実績、これは平成7年から始まって延べ13隻の62回の寄港と聞いておりますが、昨年の実績でも外国船が8回、それから日本船が4回、松江方面への観光が10回ありまして、1,900名という大変たくさんの方がこれを利用されているということでございます。東京や大阪にはない日本らしさが、松江城とかあるいは美保神社、こういったところで感じられるということが評価をされているんだと伺っているところでございまして、中海圏域の広域観光の視点で新たな観光商品の造成ということで取り組んでいきたいと思っております。

 それから2点目は、公共交通のあり方ということでございまして、この問題につきましては林議員にお答えしたとおりでありますけれども、まずこうしたバスを中心とした公共交通ネットワークを構築をしていかなければいけないだろうということで、その際には市民と、それから事業者と行政が一体となって取り組んでいかなければいけない、そういった環境づくりをまずは一つはつくっていかなければいけないだろうと、これは今回検討委員会という中で実現を図っていくわけでございますけれども、その場合にバス事業者が担っております役割に応じて公的支援の実施をやっていかなければいけない、市営バスだけに公的支援が偏ったり、そういうふうなことがとかくいろいろと意見があるところでございますので、そうした問題につきまして、公的支援というもののあり方を十分念頭に置きながら考えていきたいと思っております。

 それから、隣接した市や町を結ぶ公共交通につきましての考え方でございますけれども、旧美保関町、旧八束町には境港市と往来のある住民、地域がありますので、旧両町では渡船、それからコミュニティーバスの運行を支援してきたわけでございます。これまでの経緯に配慮をしながら、利用状況、交通体系の検討委員会での議論を踏まえまして、効率的で利用しやすいサービスを提供していきたいと思っております。

 それから、支所と予算の配分の関係につきましては、担当の部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 それから、最後に漂着ごみの問題でございますけれども、この漂着ごみをだれが処理をするかということにつきまして、実は明確な規定がないわけでございます。海岸の管理につきましては、海岸法に基づきまして島根半島は県管理になっているわけでございます。しかし、県がやりませんので、やむを得ず市が処理をしている、これが実態でございます。今年度に入りまして5地区計9.7トンの漂着ごみを処理をいたしているところでございます。森脇議員の方からも御指摘がございましたように、市として地域住民の御協力あるいは各支所との連携を図って海岸の一斉清掃デーを設けるなど、計画的にこれからも行っていかなければいけないだろうと思っております。

 しかし、だれがこれをどういう負担でやっていくのかという問題については、これは県の方とよく協議をしていかなければいけない問題だろうと思っております。これからお話がありましたように、漂着ごみ、産業廃棄物等々もあるとお聞きいたしておりますので、市長会などを通じまして海岸漂着物の防止、国、県、市の役割分担の明確化、それから財政支援、それから外交の問題、外交努力も含めました対策、そういうふうなものを講じてもらうような要望、こういったこともこれから積極的に行っていきたいと思っているところでございます。



○議長(立脇通也君) 原財政部長。



◎財政部長(原厚君) 支所とまちづくり予算ということでございまして、本年度予算は支所でどの程度枠配分されているかということでございますが、予算につきましては、枠配予算という形はとっておりませんでして、支所で執行した方が効率であるという事業ごとに配分をいたしております。

 例えば、一般管理費とか光熱水費、庁舎の維持保守、マイクロバスの運行経費、地域協議会経費、それから自治会振興費、有線放送、防犯灯設置補助、農園の管理費など、それぞれ事業ごとに予算を決めまして、それを各支所の方に配分をしているという状況でございますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(立脇通也君) 12番。



◆12番(森脇勇人君) 再質問といいますか、通告に出しておりませんので、お答えはまた後で聞きに伺いますが、迅速かつ早急にということで支所の予算が望まれるものがございます。今御説明のありましたものを管理費として出しておられますが、実は旧町村と新しい松江市の仕組みの違いの中に管財のシステムがございます。そういったことで、管財課に1回1回要求しなくてはならない、またそこで見積依頼をして入札をしていただかなくてはならない、そういったことがあるため旧町村の、すなわちすぐ対応するというようなことが、例えばワンクッション置いて対応することが現実になっていると思います。

 先ほど来、葉山議員の質問のときにも連絡会議などを7回程度行っているということでございますが、どんどん連絡会議を行って、そういった部分についての改革についても御検討くださいますよう依頼をいたしたいと思います。以上です。



○議長(立脇通也君) 10番森脇賢君。

 〔10番森脇賢君登壇〕



◆10番(森脇賢君) 松政クラブの森脇賢でございます。本日は5項目について質問いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 まずは教育について質問いたします。

 昨年の12月、OECDが14カ国・地域の15歳27万6,000人を対象に実施した国際的な学習到達度調査の結果が発表されました。それによると、日本は前回8位だった読解力が14位に、数学の応用力は1位から6位に低下いたしました。これは学校週5日制、学習内容3割削減と関係があると考えておりますが、その中で、休暇にさまざまなことを経験する機会がさらに必要だと考えております。学力は気力、体力に支えられるものだと思いますが、土、日の地域活動への参加を通じた気力、体力づくりについての御所見を伺います。

 一方では、本当の学力は生きる力だと思います。また本当の学力とは何かという考えが必要だと考えております。私は、かなり勉強は嫌いでしたが、勉強が伸びるかどうかは、まず勉強が好きかどうかではないでしょうか。人間は好奇心や向上心が備われば、みずからが進む方向を見つけて自発的に向上していこうと考えるものだと思います。生活から身につく学力についてのお考えを伺います。また、どのような方策がよいと考えられるのか伺います。

 もう1点ですが、子供たちが本来の日本のアイデンティティーや地域の文化、文明、偉人を知る機会をつくることも重要です。かつての日本や地域から学ぶことは多くあります。松江においては、教育に関連して日本体育協会の設立にかかわった岸清一氏のことを子供たちがさらに詳しく知る機会が必要だと考えておりますが、このことについて御所見を伺います。

 2点目に道州制について質問いたします。

 明治初期には、西郷隆盛などの志士が奔走し、廃藩置県をなし遂げました。幕末、明治初期の志を持った人間が今いたら、道州制を推進するのではないでしょうか。

 一昨年の秋に、各党はマニフェストに道州制の導入を政策課題として掲げました。その中には、北海道を先行モデル地域と位置づけ、道州制特区にするという案もありました。また、総理大臣の諮問機関である地方制度調査会も一昨年11月13日の地方自治制度のあり方に関する答申の中で、道州制について引き続き議論を進めるとした上で、基本的考え方、役割と権限、区域と設置、税財政制度、連邦制との関係及び検討事項に関する論点を整理し公表しました。

 道州制は、単に区域や規模が大きくなるだけではなくて、現在国が所管している事務事業を大幅に道州に移譲して、国の役割を外交、防衛、金融、通商、司法などの分野に限り、内政に関することはその大半を道州が所管することに改めるところにその目的及び意義があります。その意味では、道州制は地方制度の改革にとどまらず、国家体制の枠組みを変更することになると思います。また、国と地方に通じた行政の仕組みを改革するものになると考えますが、道州制についてのお考えを伺います。また、道州制を検討していくに当たっての県、市の今後の役割についてどのように考えられるのかお聞かせください。

 次に、経済について質問いたします。

 全国企業短期経済観測調査による設備投資の動向を見ると、大企業の2005年度設備投資計画は、製造業で前年度比3.4%増、非製造業で0.3%減になっており、中小企業では製造業15.1%減、非製造業17.0%減になっています。松江においても、多くを占める中小企業の設備投資は同様に改善されておりません。機械設備投資の供給統計である資本財出荷はおおむね横ばいです。企業団地へのソフト関連会社の進出もあり、ソフトウェア投資は緩やかに上昇しているようにも見られます。設備投資の現状についてどのように把握されているのか伺います。関連して、松江市の企業団地の空き状況について伺います。

 また、この地域においても雇用情勢の改善を進めていけば、個人消費も増加していくものと考えております。新規求人数は緩やかな増加傾向とも見られますが、完全失業率が高水準ながらも低下傾向で推移するなど、雇用情勢には厳しさもあります。

 通告と順番は変わりますが、まずは雇用情勢の改善に向けての対策を伺います。また、個人消費についてどのように把握されているのかを伺います。また、中心市街地を含め商店街の景況についてどのように把握され、またどのように取り組まれれるのか伺います。また、製造業、建設業の景況、雇用情勢、出荷額についてどのように把握され、取り組まれるのかを質問いたします。

 次に、観光について質問いたします。

 観光入り込み客1,000万人を達成するためには、広域的に約60万人の中海・宍道湖圏域で連携し、交流人口がふえるように観光振興を図っていただきたいのですが、御所見を伺います。

 松江市には、松江城、武家屋敷、小泉記念館などがあり、江戸の文化が残っている松江市は、一定の地域で江戸時代のまちづくりをしていくことが長期的には成功すると考えておりますが御所見を伺います。

 もう1点ですが、水郷祭でアクロ・エアロバティックス航空ショーというのを開催していただきたいと思います。これは、飛行機で上下左右360度の自由度を生かして回転、スピン、ロール、急上昇、急回旋、急旋回をしながら飛ぶスポーツです。日本の第一人者は、松江市出身の横山さんです。ぜひ宍道湖か中海あたりでアクロ・エアロバティックス航空ショーを開催するためにも、水郷祭で横山さんに飛行機で飛んでもらうよう働きかけていただきたいのですが御所見を伺います。

 もう1点、宍道湖・中海の水質について質問をいたします。

 この地域は、斐伊川水系として発展をしてきました。恵まれた自然の中で、農業や漁業などの長い歴史で培ってきた技術や知識を継承してきました。この地域の自然と共生するあり方を残し、育てていっていただきたいと思います。宍道湖に注いでいる複数の河川と、その河川の支流となっている河川の水質については、さらに検証されるべきだと思います。

 合併することによって、宍道湖・中海、美保湾、日本海に面したまれに見る水の先進地となることが可能だと考えております。今後、宍道湖・中海につながる河川の水質についてどのような取り組みで管理されるのか、お考えを伺いまして質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 森脇賢議員の御質問にお答え申し上げますが、第1点目の教育の問題につきましては教育委員会の方からお答えをいただきたいと思います。

 第2点目の道州制の問題につきましてのお話でございまして、道州制の問題について、これは地方の問題というよりも国のあり方の問題だという御指摘がございましたが、まさにそのとおりだと私も思っております。一般的には、この道州制の問題は、地方分権という考え方でいろいろと議論がとかくされがちでございますけれども、本来からいいますと、この道州制の問題というのは、行き着くところは国というのはどういう仕事をやっていくのかということに行き着いていくだろうと思います。したがって、国が今行っている仕事と、それから今後の国というものがどういう役割を果たしていくのかということの差の中で、その道州制を考えていく、そしてその道州がどういう仕事を引き受けていくのかということになっていくんだろうと思っております。

 2番目の質問の中にありますけれども、県、市の今後の役割ということを議論していくときに、いわゆる道州制ということと都道府県合併ということがごちゃまぜに考えられていく傾向がとかくあるのではないかと。今の傾向でいきますと、やはり道州制イコール都道府県合併というふうに見られがちだと思います。しかし、それは質的には全然違うものだと我々は思っているところでございます。

 したがって、そういう場合に、今の県というのはどうあるべきかという問題が、これはやはりまじめに考えていく必要があるんだろうと思っておりますが、現実問題としては、まだ県を道州制との関係でどういうふうに考えていくかということについては、明確な意見はないように私も思っておりますけれども、この点はきちっとしていかないと市町村が今度道州制の中でどのように位置づけられていくのかはっきりしないということにもつながってまいりますので、道州制の中で県というのはどういうふうに扱うのかということを我々もよく考えていかなければいけない問題だと思っております。

 それから3点目は、経済の問題でございまして、いろいろと数字等につきまして御指摘がございました。まず、設備投資の現状でございますけれども、松江市だけの現況について判断できる数値はございませんけれども、日本銀行の企業短期経済観測調査によりますと、山陰における製造業の設備投資は、平成16年度は前年度を上回る見込み、平成17年度は前年度を下回る計画ということになっております。

 それから、島根県設備投資動向調査─これは日本政策投資銀行の松江事務所の調査でございますが─によりますと、製造業が電機、機械、鉄工、それから輸送用機械、こういった業種が牽引役となって大幅な増加と、これは平成15年度に比べまして62.7%増と言われております。

 それから、企業団地の空き状況でございますけれども、朝日ヒルズの工業団地が全体が27区画ございますけれども、そのうちの未分譲が16区画、それから湖南テクノパークが10区画のうちの2区画、クレアヒルの松江が35区画のうちの5区画、それから宍道南企業団地が20区画のうちの1区画でございます。

 それから、雇用情勢でございますけれども、4月の松江地区の有効求人倍率が0.68でございます。全国的には0.94倍でございまして、しかもこれが緩やかながら上昇傾向になっているようでございます。島根県の労働局の職業安定部、ハローワーク、ふるさと島根定住財団、こういったところとの連携をより密にしながら、求人情報の収集、提供に努めていかなければいけないと思っております。

 松江市といたしましても、指定管理者制度などを活用いたしまして、直接的な雇用の創出を図ってまいりたいと思っております。

 それから、個人消費でございますけれども、政府の月例経済報告6月によりますと、全国的には企業収益の改善、個人消費の増加が見られるという報告になっておりますけれども、松江市内では、個人消費の動向は依然として厳しい、景気の回復が実感できない状況になっております。

 それから、日本銀行の松江支店が5月に発表いたしました山陰の金融経済動向によりますと、個人消費は総じて弱めの動きが続いているということになっております。例えば、百貨店の売上高を見ますと、これは4月でございますが、主力の衣料品、食料品が低迷をして14カ月連続で前年を下回ったと。それから量販店の売上高、これも4月でございますけれども、売上高は前年を若干上回っておりますが、顧客1人当たりの購入金額が低下傾向。それから家電量販店の販売額、これは3月でございますけれども、薄型テレビ、DVDレコーダー等の映像関連商品が引き続き好調で2カ月ぶりに前年を上回ったということになっております。それから主要温泉地の旅館、ホテルの宿泊客数、これも3月でございますが、前年同期を2.8%下回っているという状況になっております。

 それから、商店街の景況でございますけれども、商業統計調査によりますと、旧松江市の小売業の商店数、従業員数、商品販売額、これを平成14年と平成11年で比較をいたしますと、商店数は104店の減で1,867店、従業員数が251人の減で1万1,846人、それから年間商品販売額が約67億4,000万円の減で約2,115億円になっております。

 同じく旧松江市の商業集積地の状況を比較いたしますと、商店数が41店の減で1,000店、それから従業員数が320人の減で6,331人、年間商品販売額が約34億4,000万円の減で約1,098億円ということになっておりまして、こうし状況から見ますと、総じて個人消費の落ち込みによって商業集積地、それから小売業全体も大変厳しい状況であるということがうかがえるわけでございます。

 比良議員にもお答え申し上げましたように、商店街の空き店舗解消に取り組んでいく必要があると思っておりますし、指定管理者制度等の導入によりましてカラコロ工房あるいはカラコロ広場等の主要施設の運営を民間主導で行えるように、これが商店街活性化につなげていきたいと思っております。

 それから、製造業、建設業の景況、雇用情勢、出荷額ということでございますけれども、製造業については平成15年の工業統計調査によりますと、島根県の製造品出荷額が1兆円前後で推移をいたしておりますけれども、松江市では約950億円とピーク時の7割程度の落ち込んでおります。今後の取り組みにつきましては、田中豊昭議員へお答え申し上げましたように、販路拡大のための補助金、研究開発のための助成金、小規模事業者に対しての設備・運転に関する融資などの取り組みをこれからも行っていきたいと思っております。

 それから、建設業の景況でございますけれども、県が実施をいたしました建設産業経営実態アンケート、ヒアリング調査結果で見ますと、平成16年の決算期の売上高と平成11年の決算期の売上高の変化で見ますと、約74%の企業が減少、売上高減少率では30から50%減少と答えた企業が最も多く約34%ということになっております。

 それから、雇用情勢も平成11年をピークに減少傾向でございます。今後、公共事業費の減少によりまして一層厳しい経営環境になるものと予想いたしております。これから県とも連携いたしまして、各種支援制度に関する情報提供、それから新分野進出への取り組み、こういったものにつきましての支援を行っていきたいと思っております。

 それから4番目は、観光の問題でございますけれども、中海・宍道湖圏域での観光振興、この問題につきましては、これまでも何回か今回の本会議でも御答弁申し上げたとおりでございます。

 ことしの5月でございますけれども、神話の国縁結び観光協会を設立をいたしまして、県を含めまして5市町が専属のスタッフと、それから事業費を出し合って事務局を今運営をいたしております。

 今後、中海圏域の観光振興につきましては、この縁結び観光協会と、それから鳥取県西部の広域観光連携組織でございます大山山麓リゾート・観光推進協議会、それから先日民間主導によって発足いたしました中海・宍道湖・大山圏域観光連携事業推進協議会、この3組織が連携を図って観光開発、情報発信などの振興策に取り組んでいきたいと思っております。

 それから、江戸時代のまちづくりをやっていくことが長期的には成功していくのではないかとの御指摘でございますが、私もそのとおりだと思っておりまして、まさにそのオンリーワンのまちづくりということがそのことだろうと思っているところでございます。そのために平成21年度の開館を目指しまして、松江市の歴史資料館を開設すべく準備を進めているところでございますけれども、この歴史資料館が城下町松江の成り立ちと歩み、松江城下の人々の暮らし、水とともに生きる、松江藩を支えた産業といったものを展示の柱として楽しく歴史体験ができて、市民や子供たちや観光客が何回でも行きたくなるような施設を目指していきたいと思っております。

 それから、この計画の中では、北殿町を初めといたしまして周辺を江戸時代のイメージに合ったまちづくりとするように地元の皆さん方と一緒になって今取り組みを進めているところでございます。

 それから、6点目の宍道湖・中海の水質でございますけれども、これは宍道湖・中海の水質保全と浄化を目的といたしまして、斐伊川水系水質汚濁防止連絡協議会、それから宍道湖水質汚濁防止対策協議会などなどの組織があるわけでございますが、こういった組織と連携をして地域あるいは事業所への啓発を図って共同いたしまして水質保全、浄化に取り組んでいきたいと思っております。

 それから、松江市から宍道湖に流入いたします主な河川につきましては、松江市生活排水対策推進計画に基づいて水質調査を行って、水質状況の実態把握をする予定にしております。

 なお、県管理河川の水質調査につきましては、今後県において実施をされるように要請をしていきたいと思っております。

 残余の問題につきましては、担当の部長の方からお答えさせていただきます。



○議長(立脇通也君) 木村観光振興部長。



◎観光振興部長(木村和夫君) 水郷祭でアクロ・エアロバティックス航空ショーを開催してほしいという御提案でございます。

 御承知のように水郷祭、8月6日、7日にことしの場合は両日、新松江市誕生記念祭として開催をされるべく、恒例の花火大会を中心といたしまして市民レガッタを含めた内容で既に準備を進めているところでございます。何と申しましても、大変夏の風物詩として動員力のあるイベントでございます。それだけに今後も大変な工夫が必要だというふうにも感じておるところでございまして、議員御指摘のアクロ・エアロバティックス航空ショーも十分研究、検討をしたい内容だと思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(立脇通也君) 福島教育長。



◎教育長(福島律子君) 教育関係についてお答え申し上げます。

 気力、体力づくりについてということでございますが、子供たちの気力、体力をはぐくむためには豊かな体験が不可欠でございまして、地域での交流活動やスポーツ活動に積極的にかかわることが大切であると考えております。

 次に、学力についての考えをということでございますが、学力とは、知識や技能はもとよりこれに加えて学ぶ意欲や自分で課題を見つけ、みずから学び、主体的に判断し行動し、よりよく問題を解決する資質や能力までも含めたものと、そのように考えております。

 学力をこのようにとらえまして、多様な生活体験等は子供たちの学びの力を広げ、深めるものであると認識いたしております。

 続きまして、その方策でございますけれども、ただいま学校では、生活科や総合的な学習の時間など体験を重視した学習や活動を行っておりまして、子供たちに多様な体験をさせることが大切であると考えております。

 次に、岸清一氏を知る機会をということでございますが、岸清一氏につきましては、現在松江市におきましては小学校3年生に配付いたしております社会科の副読本「わたしたちの松江」や道徳の副読本の島根県版、さらにまた松江市教育委員会が作成いたしました「松江人物ものがたり」等によって紹介をいたしているところでございます。以上でございます。



○議長(立脇通也君) 10番。



◆10番(森脇賢君) ありがとうございました。終わります。



○議長(立脇通也君) 4番森脇幸好君。

 〔4番森脇幸好君登壇〕



◆4番(森脇幸好君) ラストバッター、3人目の森脇、松政クラブの森脇幸好でございます。これまで玉湯で16年間ほど質問を受ける立場でございましたけれども、このたびは質問をする立場となりました。また、渡部議員とはかなり濃密な、濃厚なお話をしておりましたが、このたびは同じ方向を向いておるという何か異様な気持ちですが、安心もしておるところでございます。それで、このたびの質問は、全体的には玉湯町に偏った質問になろうかと思います。また、要点のみを御質問いたします。

 まず、松江市立病院へのバス運行について質問いたします。

 合併後のバス運行につきましては、公共交通体系研究会で住民の意識調査等が行われ、先般その報告書もでき総合的に検討をされております。特に、このたび新築移転いたします市立病院のバス運行についての期待が大きく、また問い合わせもたくさん受けております。住民意識調査の中の自由意見の中にも75件というたくさんの要望・意見があっております。開院まで残り少なくなってきておりますが、特に玉湯からのバス運行につきましては、一部一畑バス路線と競合する区間もありまして、問題点も多かろうと思いますが、どのような計画か伺います。何らかの方法で運行はされるものと期待をいたしておりますが、住民の不安、期待がありますので、現時点での大まかな考え方でも早急に示す必要があると思いますが、いかがお考えかあわせて伺います。合併してよかったと、特におじいさん、おばあさんが喜んでいる顔、あるいは悲しんでおられる顔を思い浮かべて答弁をしてください。

 次に、新市のまちづくり計画及び旧町村の総合振興計画について伺います。

 合併後の地域の融合を図るためにも、そして合併協定書にも、それぞれの市町村の総合振興計画に定めた事業を尊重し、重点化を図りながら効果的な振興整備を進めるとあります。新市まちづくり計画とあわせ、合併前にそれぞれの町村で策定されました総合振興計画を実施しなければなりませんが、基金の取り崩し20数億円という厳しい財政状況の中で、今後どのようにこの約束を守り進める計画か伺います。

 特に、市長が重点施策として掲げられおります観光関係の事業について伺います。松江市の観光入り込み客1,000万人構想と関連のあります玉造温泉宿泊客100万人構想、この100万人につきましては、きのうですかおとといですか、質問にも出ましたけれども、特に積み上げた数字ではなく、わかりやすい数字の100万人という数字でございますが、この構想の実現のための玉造温泉街の道路整備あるいは電線の地中化等の基盤整備が計画されております。今年度から、その計画に向けての社会実験、一方通行等の社会実験等を行う計画であると聞いておりますけれども、宿泊客数が伸び悩んでいる現在、非常に急ぐ問題であります。社会実験の結果もあろうかと思いますが、現時点での計画を伺います。

 また、玉造温泉街の入り口─旅館街の入り口ですね─に計画されております観光の情報発信機能、あるいは住民の交流の場、福祉・生涯学習機能を備えた仮称でございますが、ふれあい湯の郷交流館の建設計画について、地権者にその内容をよく御理解いただき用地の確保がなされておりますが、今後のその建設計画についても伺います。

 最後に、都市計画法に定めます区域区分について伺います。

 現在、市街化区域と市街化調整区域の区域区分、いわゆる線引きでございますが、この制度が設けられております町村は、県内では松江圏都市計画区域であります旧松江市、そして旧安来市、東出雲町、そして旧玉湯町のみであります。この区域区分を設けることは、都市のスプロール化を防ぐためには必要なことだと私は思っております。合併した現在、旧松江市、旧玉湯町だけではなく、新市全体として土地利用について当然見直しをする必要があると思います。都市計画税との関連もあり、住民負担に関係する重要なことでございます。最終的には、知事が決定をすることであると思いますが、この区域区分を今後も継続する考えか、あるいは廃止する考えか、また継続する場合、現状でいくのか、新市全体で見直しをする考えか、またこの見直しの年度は多分平成20年度くらいだと思いますけれども、現時点でのお考えを伺います。以上です。(拍手)



○議長(立脇通也君) 松浦市長。

 〔市長松浦正敬君登壇〕



◎市長(松浦正敬君) 森脇幸好議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。

 まず第1点目は、松江市立病院へのバス運行についてということでございますけれども、玉湯からバスを新病院へ直接乗り入れるということにつきましては、現在一畑バスと交渉を続けているところでございます。ただ、一畑バスも、これは営業という面もございますので、なかなか難航しているのが実情でございます。

 2点目は、新市のまちづくり計画と、それから旧町村の総合振興計画についてということでございますけれども、大変今厳しい財政状況にあるということにつきましては、森脇議員も御理解をいただいているわけでございますけれども、合併前の市町村の総合振興計画を踏まえまして策定をいたしました新市のまちづくり計画、これをもとにしてつくりました市の将来像、山陰をリードする経済・生活・文化中核都市、これを目指してまして、松江市が将来にわたって発展し続けるために最大限に努力していきたいと思っております。

 しかし、そのためには何と言いましても行財政基盤の確立ということが、これが絶対に必要なわけでございますので、この本会議でも申し上げておりますように、まず中期財政見通しといったものを策定をいたしまして、その上で事業の優先順位をつけていかなければいけないだろうと思っております。

 その際には、事業の目的、それから目標の明確化、その事業効果、施設管理、運営経費を具体的に検討の上、適切かつ効率的な計画を作成をして実施していきたいと思っております。

 それから、玉造温泉街の基盤整備についてということでございますけれども、玉造温泉街の基盤整備につきましては、新市のまちづくり計画の中で8つのプロジェクトのうちの1つということで位置づけているわけでございます。昨年度、地元の自治会、それから旅館組合等で温泉街の基盤整備事業を検討する委員会が開かれまして、その1つは、温泉街のにぎわいづくり、それから温泉街の一方通行化等の社会実験の実施という提言がなされたところであります。

 今年度、この社会実験と基盤整備の検討委員会を設立をいたしまして、社会実験を行って、一方通行化等の判断と温泉街の基盤整備の内容を検討していきたいと思っております。事業実施につきましては、国の補助制度等を取り入れて早期に実施をしていく予定にいたしております。

 それから、ふれあい湯の郷交流館の今後の建設計画ということでございますけれども、この施設につきましては、旧玉湯町におきまして基本計画を策定をされまして、新市に引き継いだものであります。建設予定地が玉湯の温泉街入り口の山陰自動車道下の用地、ことしの3月に取得をしております。この交流館の内容でございますが、1階に観光情報室、体験工房、図書室、住民サロン、2階に学童クラブ、子育て支援センター、多目的ルーム備えと、屋外に足湯等を整備した、人と人との触れ合い、交流のできる施設と基本計画でうたっているわけでございます。

 今後、この計画にありますさまざまな機能のニーズを踏まえていく必要があるということ、それから観光客あるいは住民等の利用者の視点に立ちまして、管理運営面も含めて効果的、効率的な施設のあり方を検討して事業計画をまとめていきたいと思っております。

 なお、先ほど申し上げましたとおり、中期財政見通しを早急に策定をして、それに基づいて計画的に事業実施をしていきたいと思っております。

 それから、最後に都市計画の線引きについて、どういうふうに考えていくかということでございます。都市計画法が施行されまして、この線引きの制度ができて、もう既に40年以上たっているわけでございます。いわゆるスプロール化を防ぐためにこうした線引きの制度ができ上がったということも事実でございますが、一方において、中心市街地がこれによって寂れてしまったということ、それからモータリゼーションの発達によって市街地、市内への自動車の乗り入れなり、そういう問題も出てきたというようないろいろな新しい問題も出てきているわけでございます。そういう大きな立場からいいますと、この線引きの制度も見直しをやっていく必要があるだろうと私は思っておりますし、個別の今の線引きの区域につきましても、見直しをやっていく必要があるだろうと思っております。特に、この島根県におきましては、全域が都市計画区域あるいは線引きをやっているわけじゃなくて、ほんの限られた地域がこういった線引きの区域になっていることが果たしてこのままでいいのかどうかという問題もあると思います。

 そういう目で、玉湯町のこの線引きを見た場合に、私、選挙の中でも申し上げましたが、玉湯町の極めて特異な現象として50年以上人口がふえもしないし減りもしないという状況が続いているわけでございます。これは一体何でそういうことになっているのかということは非常に疑問を持っております。それと、今回の合併によって一番メリットといいますか、受ける地域というのは、やはり玉湯町が一番大きなメリットを受けているのではないかと私も思っておりますが、それと同時に、松江の中心街から玉湯にかけましての道路整備が極めて進んでいるということが、これは9号線、あるいは9号線のバイパスなり、あるいは昔の9号線の整備、こういったものを見てもわかるわけでございますけれども、そうすると、そういうふうな言ってみれば環境整備ができ上がった中で、この玉湯町の定住条件をつくっていかなければいけないと。そのためには、今回の合併というのは非常に大きなチャンスだと思っておりますが、それとこの都市計画の線引きをどういうふうに考えていくのか、それをよくこれから検討していかなければいけないだろうと。

 しかし、一方で東出雲を見てみますと、あそこも線引きがあるわけですが、非常にどんどん今人口がふえているという状況がありますので、一概に線引きがあるために人口が停止をしているとも言えないかもしれないです。そこらを玉湯地域の発展を十分に念頭に置きながら考えていかなければいけない。事務当局は、これは絶対にこの制度は守らなきゃいかんといって、こういう答弁書を書いておりますけれども、私は、そういうものは全然読んでおりませんが、いずれにいたしましても、今申し上げましたような観点で、これは人間のつくっている制度でございますから、これからの松江市全体の活性化に向けてこの線引きのあり方は考えていかなければいけないと思っているところでございます。



○議長(立脇通也君) 4番。



◆4番(森脇幸好君) 病院へのバス運行につきましては、旧玉湯町議会でも要望のあった事項でございます。

 また、ここに1通の手紙があります。(手に持って示す)少し紹介いたしますと、8月から新築なった病院にて医療が始まるということです。自家用車で行ける人はそれでいいのでしょうが、市バス等公共交通機関に頼っている者にとっては、そのダイヤ、時刻、バス停、最近は薬も院外処方だったりして、いろいろと環境の変化に戸惑っています。もう、時既に5月半ば─これ5月半ばにもらいましたけども─となり、早急にバス等の運行状況等、高齢者、障害者、生活弱者にも通院治療続行が可能なようにお力添えをいただけますようよろしくお願いいたします。昨今は、地域で生涯を終えられるようにという動きになっております。そうであれば、なおさら生活路線バスとして玉湯町ともつないでいただいて、田和山方面へも直行できれば何かと好都合かと考えますという松江市立病院家族会一同、光雲会からいただいておりますので、こういう切実な願いを早くかなえていただきますことを要望いたしまして質問を終わります。



○議長(立脇通也君) これにて一般質問を終結いたします。

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△日程第2 議案等質疑



○議長(立脇通也君) 日程第2、議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」から議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」まで議案78件及び承認第35号「専決処分の報告について」外承認12件を一括して議題とし、順次質疑に入ります。

 議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」から議第47号「松江市都市計画審議会条例の制定について」まで議案43件について質疑はありませんか。

 19番。



◆19番(小笹義治君) 議第6号から、以下指定管理制度について全体としてお尋ねしますけれども、1つは、指定管理制度をおつくりになった場合に、それぞれのところへ管理者を選定されるということですが、その場合に、いわゆる幾らで請け負っていただくかということの基準でございますけれども、これがどうなっているかということが1つと、それからもう1つは、議会の関与というのは、契約のとき指定管理者がどなたさんであるかということだけが条例に載っておりますが、あと収支報告とか事業報告、契約の内容等、こういうことに対しての議会の関与はどうなってるかということをまずとりあえずお聞きします。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) すいません、1点目ちょっと聞こえませんでしたが、指定管理者につきましては、こうして条例の部分で議会の議決を経るわけでして、その後選定委員会等を通していくわけです。最終的に、公募による選定委員会を通って指定になれば、当然、指定の議決をまた議会の方で受けるという流れでございます。

 1点目をもう1度、ちょっと私の方聞こえませんでしたから。



○議長(立脇通也君) 19番。



◆19番(小笹義治君) 1点目は、契約の内容で、具体的に契約をされるときのどのような金額になるかというその目安ということです。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) いわゆる設計額、仕様額と呼ばれるものだと思いますが、その分についてはいろいろな目安がございます。従前の委託料等を参考にする方法とか、あるいは人件費等の積算の方法等がいろいろございます。現在、今検討中でございます。



○議長(立脇通也君) 19番。



◆19番(小笹義治君) もうちょっと詳しくお聞きしますけれども、いろんな事例がありますが、その一つが市民農園、この場合は、収入の倍ほど経費がかかってるはずでございます。こういうところに対して出す場合には、何十何円というのは別といたしまして、一応経費が収入の倍かかっているから、ほぼその程度で出されるのか出されないかということ。

 それからもう1つは、城や小泉八雲、武家屋敷、これ共通入場券等も含めて3つのトータルでは相当な黒字でございますが、この場合にはどういうふうな出し方をなされるかということ。

 それから、もう1つ、先ほどの質問の中で、途中で、例えば収支報告とか事業報告というのは、議会はもう関与しないから、これは情報公開制度で勝手に取って調べていただきたいということで委員会等で質疑はできないということですか、そういう点も含めてお願いします。



○議長(立脇通也君) 清水総務部長。



◎総務部長(清水伸夫君) その途中については、当然ホームページ、広報等に情報提供をさせていただくわけですので御理解をいただきたいと思います。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。



◆19番(小笹義治君) ちょっと、まだ答弁が終わってません。



○議長(立脇通也君) 能海産業経済部長。



◎産業経済部長(能海広明君) 市民農園の指定管理料でございますけれども、現在までにつきましても、使用料、現在の委託料につきましては、使用料だけでなく一部税負担もしているところでございまして、現状を考えまして今後、適切な管理料を定めていきたいと思っておるところでございます。



○議長(立脇通也君) 木村観光振興部長。



◎観光振興部長(木村和夫君) 松江城ほかの観光施設につきましても、現在検討中でございますのでよろしくお願いします。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 32番。



◆32番(片寄直行君) 議第5号の松江市農業委員会の選挙問題ございますが、今回選挙区を設けられたということですが、選ぶ側から見て、1票の格差がどうなのかという点が知りたいところでして、各選挙区ごとの有権者数、これらを教えていただきたいし、格差がどうだというふうな点の状況分析があれば教えていただきたいと。以上です。



○議長(立脇通也君) 能海産業経済部長。



◎産業経済部長(能海広明君) 今回の選挙区につきましては7選挙区ございまして、松江湖北選挙区が選挙人の数では2,369人、委員の定数で6人、それから松江東選挙区が2,143人で4人ございます。それから松江湖南選挙区が2,070人で5人、それから鹿島・島根選挙区が1,921人で4人、美保関・八束選挙区が1,309人で3人、八雲・玉湯選挙区が1,601人で4人、宍道選挙区が2,224人で4人、合計しますと選挙人は1万3,637人で、委員の定数が30人となっております。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 32番。



◆32番(片寄直行君) 私は、2つ質問をいたしましてね、後段の質問というのは、格差がある場合にどのように分析をしていらしゃるかという、この点にまだお答えになってないと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(立脇通也君) 能海産業経済部長。



◎産業経済部長(能海広明君) 格差につきましては、どういいますか、地域に旧村あるいは松江市の場合ですと旧村ですけれども、今度合併いたしました旧町村部につきましても、各地域について旧村部から最低1名程度の委員さんが出るような定数になっているかと考えているところでございます。



○議長(立脇通也君) ほかに質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) ほかにないようであります。

 これをもって議第5号議案から議第47号議案まで議案43件に対する質疑を終結いたします。

 議第48号「財産の取得について」から議第57号「島根中学校屋内運動場棟建築工事の請負契約締結について」まで議案10件について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第48号議案から議第57号議案まで議案10件に対する質疑を終結いたします。

 議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」につきましては、後ほど予算特別委員会を設置し、これに付託いたしますので、この際質疑を省略いたします。

 議第59号「平成17年度松江市国民健康保険事業特別会計予算」から議第77号「平成17年度松江市島根有線放送電話事業特別会計予算」まで議案19件について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第59号議案から議第77号議案まで議案19件に対する質疑を終結いたします。

 議第78号「平成17年度松江市水道事業会計予算」から議第82号「平成17年度松江市病院事業会計予算」まで議案5件について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって議第78号議案から議第82号議案まで議案5件に対する質疑を終結いたします。

 承認第35号「専決処分の報告について」及び承認第36号「専決処分の報告について」質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって承認第35号及び承認第36号に対する質疑を終結いたします。

 承認第37号「専決処分の報告について」質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって承認第37号に対する質疑を終結いたします。

 承認第38号「専決処分の報告について」から承認第47号「専決処分の報告について」まで承認10件について質疑はありませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 質疑なしと認めます。

 これをもって承認第38号から承認第47号まで承認10件に対する質疑を終結いたします。

 これにて質疑を終結いたします。

 議第58号議案を除く、ただいま議題となっております議第5号「松江市農業委員会の選挙による委員の定数及び選挙区等に関する条例の制定について」外議案76件及び承認第35号「専決処分の報告について」外承認12件は、お手元に配付いたしてあります付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

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△日程第3 予算特別委員会の設置について



○議長(立脇通也君) お諮りいたします。

 議第58号「平成17年度松江市一般会計予算」につきましては、47人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって議第58号議案につきましては、47人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員47人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よってただいま指名いたしました47人の諸君を予算特別委員に選任することに決しました。

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△日程第4 請願第1号・請願第2号、陳情第1号



○議長(立脇通也君) 6月16日までに請願第1号「福祉医療費助成事業現行継続を求めることについて」外請願1件及び陳情第1号「玉造厚生年金病院・玉造厚生年金保養ホームの存続について」を受理いたしました。

 本件につきましては、お手元に配付いたしてあります付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

 議事の都合により、この際会議時間を延長いたします。

 この際しばらく休憩いたします。

 〔午後4時35分休憩〕

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 〔午後5時04分再開〕



○議長(立脇通也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第5 松江市選挙管理委員会委員の選挙について



○議長(立脇通也君) 日程第5「松江市選挙管理委員の選挙」を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって選挙の方法は、指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって議長において指名することに決しました。

 松江市選挙管理委員に堀内伊助君、狩野文男君、水凌章雄君、渡部時子君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました4人の諸君を松江市選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よってただいま指名いたしました4人の諸君が松江市選挙管理委員に当選されました。

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△日程第6 松江市選挙管理委員会委員補充員の選挙について



○議長(立脇通也君) 日程第6「松江市選挙管理委員補充員の選挙」を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって選挙の方法は、指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって議長において指名することに決しました。

 松江市選挙管理委員補充員の第1順位に岩垣保寿君、第2順位に福田汎君、第3順位に森脇計?君、第4順位に藤原悠君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました4人の諸君を松江市選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よってただいま指名いたしました4人の諸君が松江市選挙管理委員補充員に当選されました。

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△日程第7 休会について



○議長(立脇通也君) お諮りいたします。

 議事の都合により、6月24日から6月29日まで休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(立脇通也君) 御異議なしと認めます。

 よって6月24日から6月29日まで休会とすることに決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

 〔午後5時07分散会〕