議事ロックス -地方議会議事録検索-


島根県 島根県

平成24年_農水商工委員会(6月29日)  本文




2012.06.29 : 平成24年_農水商工委員会(6月29日)  本文


◯池田委員長
 では、皆さん、おはようございます。ただいまから農水商工委員会を開催します。
 それでは、本日は、農林水産部、商工労働部の順で所管事項の審査及び調査を行いたいと思います。その後に委員間協議を予定しております。また、終了後には産業人材育成コーディネーターとの意見交換会も予定しておりますので、皆さんよろしくお願いいたします。
 それでは、これより農林水産部所管事項の審査及び調査を行います。
 初めに、農林水産部長のごあいさつを受けたいと思います。
 原部長。


◯原農林水産部長
 それでは、農林水産部を代表しまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 池田委員長を始め、委員の皆様には農林水産行政の推進に当たりまして、平素から格別の御理解、御協力を賜っております。この場をかりて厚く御礼を申し上げます。
 本日の委員会では、一般事件案1件について御審議をお願いしております。それから、このほか7件の報告を行うこととしておりまして、そのうち、ことしの大きなイベントとしまして、10月25日から29日までの間、長崎県の佐世保市で開催されます第10回全国和牛能力共進会、これに本県も出品するわけでございますが、この県代表牛の最終選抜会を7月の27日金曜日に島根中央家畜市場において実施することとしております。本県からは1区から9区まですべての区におきまして27頭の出品をする予定でございまして、上位入賞を目指して、今、生産者や関係団体とともに一体となって取り組んでいるところでございます。
 それから、もう1点は、今年度から循環型林業の確立目指して、関係団体と連携して取り組みを強化しているところでございますけども、その一環として、川下対策としまして、県産木材製品の販路拡大を図るために、この4月に県内の生産事業者等と、県も一緒になっているんですが、全部で25団体から成る木材製品県外出荷しまね事業体連合というものを設立いたしました。この組織を主体としまして、県外における商談会、展示会の開催などに積極的に取り組むこととしております。この8月の4日土曜日に、大阪京セラドームにおきまして展示会、商談会を開催することとしております。
 それから、今回の報告事項にはないんですが、前回4月の委員会で報告させていただきましたが、7月の24日に毎日新聞社と島根県の主催で、全国農業コンクール全国大会というのを出雲市市民会館で開催することにしております。全国で20の代表の方が実践発表されます。本県からは3代表、3つの代表が発表されることになっておるところでございます。時間がとれる方は、できるだけ参加して聞いていただければというふうに思います。上位10点が名誉賞ということになりまして、名誉賞に選ばれれば農林水産祭に推奨されるということになっております。
 それから、これはこの2月議会での山根県議の質問にもありましたけど、やっぱりできるだけ幹部が現場に出ていって、よく意見を聞くようにというようなお話がございました。農林水産部でも随時そういうような機会を設けてやっておりますが、これは随時でやってましたんで、今年度からはそれを定例化しようということで、県内7地区それぞれに私以下、農林水産部の幹部の者が出ていって、各地方機関の職員の意見を聞くとともに、その管内における生産者の方々のところへじかに行って、意見交換するというようなこともやり始めております。議会が終わりました7月、8月あたり、精力的にそういったことをやろうというふうに考えているところでございます。
 なお、本日ですけども、次長の安松でございますが、昨日の28日から30日までの間、韓国で開催されます農工商エクスポ2012農業新技術ビジネス大展示会、こういうものがありまして、ここに出張させていただいております。本日の委員会を欠席していることを御了承お願いします。
 本日は十分な御審議賜りますようよろしくお願いします。私のあいさつといたします。


◯池田委員長
 ありがとうございました。
 それでは、付託議案の審査を行いたいと思います。
 一般事件案の審査を行います。承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認についてのうち、農林水産部所管分について説明してください。
 糸賀課長。


◯糸賀農林水産総務課長
 それでは、一般事件案について説明いたします。農林水産部関係の所管のものは、承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認について、この1件でございます。内容につきましては、お手元にお配りしております農林商工委員会資料の1ページのほうをごらんいただきたいというふうに思います。
 3月30日付の専決処分の総括表をつけております。課ごとに補正額を集計しておりますけれども、真ん中の欄、B欄でございますけども、ここの合計欄、15億7,800万余の減額を行うものでございます。内容につきましては、公共事業費あるいは補助事業費などの額の確定によりまして、それぞれ減額をするものでございます。内容のほうでございますけれども、食料安全推進課のBであります1億8,700万円余の減額補正をしております。これは家畜疾病危機管理対策事業につきまして、重大な家畜疾病の発生がなかったということで、残額を減額補正をしておるものでございます。それからその下、農地整備課の3億3,900万円余、それから森林整備課の8億4,100万円余、漁港漁場整備課1億8,600万円余の減額を計上しておるところでございますけれども、これはいずれも災害復旧事業、あるいは災害関連公共事業につきまして、2月補正以降において災害の発生がなかったことによる減額でございます。以上、一般事件案としまして、御審議をよろしくお願いいたします。


◯池田委員長
 それでは、ただいまの説明につきまして、何か質疑がございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、お諮りいたします。承認第1号議案の農林水産部所管分について、原案のとおり承認することとしてよろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 異議なしと認めます。よって、承認第1号議案につきましては、原案どおり承認すべきものとして決定いたしました。
 以上で付託議案の審査を終了いたします。
 次に、報告事項がございますので、執行部から説明を受けたいと思います。
 なお、質疑は説明の後、一括して受けることといたしますので、それでは、順次、説明してください。
 曽田課長。


◯曽田農業経営課長
 それでは、耕作放棄地全体調査の結果が出ましたので、御報告いたします。資料は、今の資料の続き、2ページをごらんください。
 表1、掲げておりますが、これは平成23年調査、この結果では耕作放棄地の合計面積が表の右側、合計の欄にございますとおり、23年、5,771ヘクタールとなっております。昨年よりも72ヘクタール減少いたしました。また、このうち農振農用地区域内で農業利用可能な耕作放棄地面積、これ表の真ん中どころ、二重線で囲った部分でございますけども、平成23年は875ヘクタールで、昨年よりも48ヘクタール減少いたしました。この内訳でございますけども、解消が進んだ面積がその下の187ヘクタール。逆に耕作放棄地がふえた面積が139ヘクタールとなっております。この差が、先ほど前年より48ヘクタール耕作放棄地が減ったという結果につながっております。
 なお、解消部分の187ヘクタールの内訳といたしましては、実際に営農が再開されたもの、それから営農再開のために基盤整備や草刈りなどが行われ、いつでも営農ができる状態になったものがございます、営農再開の事例といたしましては、そこに幾つか書いてございますけども、耕種農家による作物栽培、それから畜産農家による飼料作、そういう一般的な農家の解消に加えまして、企業やNPOによる解消事例もございます。また、市町村や農業委員会の指導がここ数年の調査及び法改正等により、非常に強化、徹底されてきまして、適切な農地管理がされたことによる解消事例も多く見受けられました。
 今後は、先ほど説明いたしました農振農用地区域内での農業利用可能な耕作放棄地、これはいわゆる圃場整備などが済んだ優良農地でございますので、これを少しでも耕作放棄地を解消して、あわせて発生防止につなげていきたいと思います。このため、先ほど申しましたような営農再開の有能な事例を県内に波及することは当然でございますけども、担い手がいない地域でのサポート経営体の育成や、中山間地域直接支払制度の有効な活用によって集落営農などを強化して、耕作放棄地がこれ以上広がらないよう努力していきたいと考えております。
 なお、市町村別の状況については、次のページ、3ページにございますので、ごらんをいただければと思います。以上です。


◯池田委員長
 中村管理監。


◯中村農業経営課管理監
 企業の農業への参入状況について御報告をさせていただきます。資料4ページをごらんください。
 まず、参入企業の確保状況についてでございます。昨年、平成23年度の参入企業数は8社でございまして、うち3社が県内、5社が県外企業でございます。これによりまして、平成24年3月末時点の参入企業は、累計で94社となっております。また、2で示しているとおり、参入企業の業種は建設業が56%、次いで食品製造業が12%などとなっています。4で、最近の参入事例を記載しております。平成22年度には浜田市での観光農業、あるいは同じく浜田市での菌床シイタケ栽培の取り組み事例がございます。また、平成23年度には、安来干拓地での野菜栽培、あるいは奥出雲町国営開発地でのトマトの水耕栽培といった事例がございます。
 次に、これまでに参入した企業の状況でございますが、県単独事業を活用した参入事例43社の直近実績では、生産額が13.4億円、雇用創出が約200名となっています。一方、経営収支状況につきましては、参入した農業部門で黒字のものが28%、赤字の状況にあるのが72%となっています。参入後のフォローアップにつきましては、農林振興センター、農業技術センター、商工団体等で支援チームを設置し、赤字が拡大している企業を対象に改善方法の検討や提案を行っております。
 また、商工労働部、土木部などと参入に向けた動向や各部の支援策の情報交換等を行っております。以上でございます。


◯池田委員長
 川上管理監。


◯川上農畜産振興課管理監
 第10回全国和牛能力共進会の取り組み状況について御報告いたします。資料は委員会資料の5ページになります。
 ことし10月に長崎県で開催されます第10回全国和牛能力共進会まで残り4カ月となりました。各区の取り組み状況を資料に表としてまとめました。出品区につきましては1区から9区まで9つの区に区分されており、先ほど部長のあいさつにもありましたように、本県ではすべての区に参加するということで、全体で27頭の出品を予定しております。取り組み状況の中で重立ったものを御報告させていただきます。1区の種雄牛につきましては、現在までに出品資格牛3頭を選抜しており、7月の最終選抜会で2頭を選抜することとしております。今後の繁殖基盤を担う若雌の2区、3区につきましては、2月中旬から候補牛を集畜した集合審査会等によりまして、現在30頭を選抜されたところです。地域の改良成果を競う第5区の繁殖雌牛群につきましては、昨年集畜審査を行い、大田地区を県代表と決定し、さらにことし5月1日に再度集合選抜会を開催し、6頭を選抜しております。第6区は、母、娘、孫娘牛の改良の流れや能力がどう受け継がれているかを確認する区ですけども、現在、安来、奥出雲、大田から3組がリストアップされたところです。7区につきましては、1頭の種雄牛から生まれた繁殖雌牛4頭と、去勢肥育牛3頭の枝肉をあわせて総合評価する区です。本県で造成した種雄牛、星乃郷号の産子で挑むこととしております。8区につきましては、若い種雄牛の子牛の産肉能力を審査するもので、本県で造成した種雄牛、百合花号の産子で挑むこととなっております。7区、8区、9区の肥育候補牛は、現在36頭まで絞られています。
 今後のスケジュールとしましては、5月31日に出品申し込みを行った種牛の部の候補牛を対象に、資料の下段に示しましたように、7月の27日に行う県の最終選抜会で県代表を決定することとしております。なお、肥育牛につきましては、集畜が困難なため、最終選抜会の前の農家巡回におきまして順次選抜し、最終選抜会においてその結果を公表することとしております。なお、3月28日に島根ワイナリーで開催しました全共決起大会において、候補牛飼育の代表から力強い決意表明もありまして、参加者一同、決意を新たにしたところです。今後とも関係者に随時情報提供を行い、関係機関一体となって取り組んでいきたいと考えております。以上です。


◯池田委員長
 石井農村整備課長。


◯石井農村整備課長
 それでは、しまね農業農村整備指針2012−2015の策定について報告をいたします。6ページをごらんください。
 今回の指針策定の経緯について説明させていただきます。平成21年度から23年度を対象とした前指針の計画期間が23年度で満了いたしました。また、今年3月に島根総合発展計画の第2次実施計画、また新たな農林水産業・農山漁村活性化計画の第2期戦略プランが策定されました。また、同じ3月に国のほうで新たな土地改良長期計画が策定されました。こういったことを踏まえまして、この7月に島根県の農業農村整備の新たな指針を策定することといたしました。計画期間は4年間でございます。
 7ページをごらんください。7ページは新たな指針の全体像でございます。真ん中に3つの基本方向を示しております。安定した生産活動を支える基盤の整備、安全で住みよい農村づくり、ふるさとを守る保全管理の3つでございます。1点目の安定した生産活動を支える基盤の整備につきましては、右のほうにございますが、3つの施策、担い手づくりのための基盤整備、農地の有効利用を進める基盤整備などで対応してまいります。2点目の安全で住みよい農村づくりにつきましては、安全で安心な農村づくり、快適に暮らせる農村づくり。また3点目のふるさとを守る保全管理につきましては、農業生産を支える基幹施設等の維持、保全等で対応いたします。右側のほう、白抜きになっているところがございますけども、4つ施策がございますが、これらは特に重点的に取り組む施策でございます。
 続きまして、8ページをごらんください。8ページは3つの基本方向の1点目、安定した生産活動を支える基盤の整備でございます。農業・農村の現状といたしまして、農家の高齢化、農業就業人口の減少、耕地面積の減少等がございます。一方で、ここでは示しておりませんが、集落営農組織数が、例えばこの10年間で1.5倍になるなど、新たに担い手がふえてきているということもございます。具体的な取り組みといたしましては、担い手づくりのための基盤整備として、圃場整備を今後4年間で約230ヘクタール完了させ、また、圃場整備対象面積の8割以上を担い手に集積することとしております。安来市の宇賀荘地区でございますが、圃場整備を契機に、190ヘクタールの農業生産法人、ファーム宇賀荘が設立されました。この農地の大区画化などによりまして、労働時間が7割減、生産コスト6割減を達成しています。また、農地の有効利用を進める基盤整備としまして、暗渠排水等によって水田の汎用化を進めることとしております。具体的には900ヘクタールの農地の排水条件を改善いたします。
 9ページに参ります。9ページは基本方向の2点目、安全で住みよい農村づくりについてでございます。現状としましては、全国的な傾向でございますが、集中豪雨等の増加が見られます。また、県土全域が災害に弱い特殊土壌地帯にございます。また、県内には5,000を超えるため池がございまして、改修が必要な老朽ため池が200以上存在します。こういったことを受けまして、安全・安心な農村づくりとして、地すべり対策、または老朽ため池対策を進めてまいります。この4年間に地すべり対策を12区域完了させ、また、ため池などを14カ所改修をいたしたいと思います。
 続きまして、10ページでございます。10ページは、基本方向の3点目、ふるさとを守る保全管理についてでございます。現状のほうにございますが、用排水機場、また用排水路とも多くが耐用年数を超え、いつ機能不全に陥ってもおかしくない状況にございます。10年後の平成34年には、用排水機場の8割、用排水路の6割を超える施設が耐用年数を超えることになります。こういったところから、基幹的な農業用施設の維持、保全に取り組むこととしております。各施設を点検、診断し、その診断結果に従って補修、補強、更新を選択いたします。こういったストックマネジメントの手法によりまして、施設の維持、保全に取り組んでまいります。具体的には用排水機場の更新、補修6カ所、農道施設の補修、補強を16カ所、行いたいというふうに考えております。以上、簡単ではございますが、指針の報告とさせていただきます。ありがとうございました。


◯池田委員長
 高橋木材振興室長。


◯高橋木材振興室長
 木材製品の県外出荷しまね事業体連合の設立と活動について御報告します。資料の11ページをごらんください。
 1の設立趣旨は、豊富な森林資源を活用して木材製品を製造し、県内の販路拡大を図るため、意欲的な製材所で県外出荷しまね事業体連合を4月25日に設立したところです。県外出荷に取り組む企業、団体の構成は、四角い枠のとおりでございます。
 2の出荷連合の活動としては、3年間を予定しております。ねらいは、製品を見てもらう、相手先との信頼関係を築き、販売先を確保する取り組みを行うこととしています。(1)では、製品を見てもらうために統一カタログを作成し、都市部での展示商談会を開催します。(2)では、相手先と県内製材所の信頼関係を築くため、県外の工務店を島根県に招いて、製材所の工場見学や製品の品質確認、商談会を開催いたします。さらに(3)では、確実な取引関係を確保するため、県外の工務店と協力して島根の木を使った住宅等の構造見学会、完成見学会を県外で開催することとします。
 次に、下の段の四角い枠をお願いします。出荷連合の最初の取り組みとして、8月4日に大阪市の京セラドームで展示・商談会を開催します。主催は出荷連合が行い、後援には大阪府木材連合会、大阪木材相互市場に協力してもらえることになりました。出展者は、しまね出荷連合から17社、ほか島根県と取引のある大阪の事業者2社も出展してもらえることになりました。この商談会の開催取り組みに当たっては、今年度から大阪事務所に配置された林業専門の職員が大阪の木材関係団体等への協力要請など精力的に活動してもらったところです。今後この商談会を通じて、県内の製材所と関西地区の工務店、木材問屋と信頼関係が深まり、県産木材の新たな販売ルートが確保できるように取り組みたいと思います。以上です。


◯池田委員長
 中東漁港漁場整備課長。


◯中東漁港漁場整備課長
 島根県水産基盤整備指針の策定でございますけど、資料は12ページをごらんください。
 指針につきましては、ことしの3月に素案を策定し、関係機関への意見照会、パブリックコメントを経て、修正意見等を踏まえまして、7月の公表に向け、ほぼまとまったところでございますけれど、今回はその概要について、要約版で説明いたします。指針の位置づけといたしましては、3月に策定されました国の長期計画を踏まえ、県の新たな農林水産業・農山漁村活性化計画における漁場・漁港・漁村の整備の基本的な考え方や展開方向を示したものであり、県民の皆さんにも広く理解いただける内容を目標として取りまとめております。
 内容につきましては、漁業生産、漁獲の場となる漁場の整備として、「豊かな資源づくり、水産資源を支える」、活動の拠点となる漁港と関連施設につきましては、「水産業の拠点づくり、漁業と浜の営みを支える」、生活空間としての漁村については、「暮らしやすい地域づくり、漁村の暮らしを支える」、と大きく3つのテーマと副題により構成されております。
 資料の左のほうになりますけれど、豊かな資源づくりですが、1番目に、島根県の基幹漁業と水深の深い沖合の漁場を操業する沖合底びき網、まき網、かご漁業などを対象とした排他的経済水域の漁場整備を挙げております。その中に、現在整備が進められておりますズワイガニ、アカガレイを対象とした保護礁、また国に要望しておりますアジ、サバなどを対象としたマウンド礁、いずれも国の直轄事業でございますけれど、計画策定には県が参画し、密接な連携をとりながら進めていること、事業の一部は県が負担していることなどから指針に盛り込んでおります。2番目は、沖合域の整備として、釣漁業が対象となるメダイなどや、県のブランド的な魚種でありますアマダイなどを対象とした漁場造成、3番目には、地域の沿岸から近く、浅い海域における小規模な魚礁や、アワビ、サザエなどの磯の資源を対象とした漁場づくり、藻場造成などとなっております。
 次に、資料の中ほどになりますけれど、水産業の拠点づくり、これには最初に漁港の基本となる防波堤や護岸、岸壁などの施設整備、次に、安全、安心な水産物を迅速に集出荷できる施設整備として、衛生管理型荷さばき施設の整備と、関連する製氷、貯氷などの機能施設の整備、あと、漁港内の臨港道路、市場と主要幹線道路を結ぶ漁港関連道を挙げております。また、これまで整備してきた施設の老朽化対策として、長寿命化を図るための機能保全工事の実施、漁港の耐震化や津波対策として、耐震強化岸壁の整備や、津波に対して壊れにくく、粘り強く機能を発揮し、漁業活動への影響を軽減する防波堤の整備を挙げております。
 あと、資料の右のほうになりますけれど、暮らしやすい地域づくりとして、住みやすい漁村環境づくり、主として市町村が整備をするものですけれども、漁業集落排水施設や道路、公園等の整備。次に、漁村の防災、減災対策の強化として、災害時の避難路、避難地等の防災施設の整備、津波・高潮などから被害を軽減し、集落を守るための海岸施設や防潮扉などを挙げております。
 続きまして、資料13ページの浜田漁港における工作物撤去、土地明渡請求事件裁判についてでございます。これにつきましては、先週の6月19日に判決がありましたので、経過を含めて御報告いたします。これは、浜田漁港内において産業廃棄物処理施設を占用許可終了後も撤去していないAと、Aから施設を譲り受け、許可なく占用を続けているBを相手方として、工作物の撤去、土地の明け渡し、損害金の支払いなどを求めて、平成23年5月2日に提訴していたものでございます。判決の内容でありますけれど、資料にありますように、工作物の撤去、土地の明け渡し、占用料と延滞金相当の金員の支払い等を命じるものでございまして、県側の主張が100%認められたものとなっております。今後の対応でございますけれど、A、B両者に改めて工作物の撤去と土地の明け渡しを要求し、これに従わなければ裁判所に代替執行の申し立てを行い、建物や機械類の撤去後、必要経費の請求、支払いを求めていくこととしております。以上でございます。


◯池田委員長
 それでは、ここで質疑を受けたいと思っております。先ほどの報告事項に対しまして、質疑のある方、どなたでも構いません、ございますでしょうか。
 浅野委員。


◯浅野委員
 言わんていっとったけども、耕作放棄地ですが、町村ごとのデータです。農業利用可能面積と一番しまいのH23解消面積の比較で、農業利用可能な放棄地を町村が本気になって何%解消したかいないうたら、一番悪いのは川本町で、ほとんどしちょらん。それから、次は江津市かな、たった1%。よくやってるのは安来市、半分やっとる。それから町では吉賀町が半分やってる。それで、この農業委員会が調べて、例えば松江なんかで、わしの想像だよ。農業利用困難、山になっとるとこだな。22年度は99ヘクタールだが、23年度は156ヘクタールになったと、山になっとる。これは農業委員会がそうほど、50町歩ほど調べちょらだったてことだ。そういうことも含めて、農業委員会がやっちょうとこと、いいかげんにやっちょうとことかあるわけで、そういうことをちょっとね、そうすうと、農業委員会はもっとしゃんとすうやんなる、町村のよ。だから、やったやったって言っちょうけども、農業委員会も補助金もらっとうでしょう、あれ、国から。ええかげんにやっちょうとこと、しゃんとやっちょうとことがある。現に松江なんか、50町歩だな、57ヘクタール、1年間で農業利用困難なというのは、山だわね。木が生えちょって山だってこと、ようやくわかったということだ。だから、それが本当ならもっと見とらんのか。いわゆる、台帳は農地だ。山でも再生可能と思われ、そりゃいきてみりゃ大きな杉の木の生えたりなんかしとうわけだから。農業委員会が本気でどうほどやったかということのデータを、農業委員会の監督機関が、ちょっと言ってもらうとありがたい。それが一つと、それは私の個人解釈ですよ。
 それから、やっぱり安来や何かは50パー、半分、開墾して農地にしたというわけだから、そりゃあ表彰してもええわ、これが本当だとすれば。いわゆる十分に農業委員会が調べんこにおいてこのデータだと、絶対に合わんということ。せっかくなんだから、今後ちょっとそいつを調べて、本当のところをやって。せっかく、大層金使ってこれやってるんでしょ、農林省から補助金が出て。本当の調査をやってもらいたい。そうから、もう農地とならんようなものは出さでもいいだ。それで、そうしちょいて、農地になるものだけで、草取ったりとか耕運機を入れたりして農地になるものが本当のところ何ぼで、農林部は。もう山になったものはほっとけばいいやろ、だから、そういうところをどげするかということで本当のデータか、うそのデータじゃないと思うよ。だども、そういう視点で市町村から出たのを、これは本当ですかということでもって、そろそろ農業委員会の補助金がなくなったはずだ町村に。だからそういう点をもうちょういやって本当のものを、いわゆるどこの町長がしゃんとしてやっとうか。広域合併だけえ市長なんてほとんど我関せずだけん。市長でなあても農林部長でもええわけだが、どこが本当にやっちょう。しゃんとこはちいと農林部長が来てありがとうなどと言って、やっちょらんとこはどげですかてなこと言っていただくことがありがたいなと。よろしくお願いします。


◯池田委員長
 曽田課長。


◯曽田農業経営課長
 委員御指摘のとおり、農業委員会による差というのが、正直ございます。昨年は県内の19市町村中、7市町村がほぼ完璧に調べていたという状況ですが、今年度この調査につきましては、2市町がまだ完全ではございませんけども、あとの市町は現地並びにGIS等を活用して、かなりというか、大事なところの畑についてはほぼ一筆ごとの調査に至っております。そのデータ的なものをいろんな調査をしておりますが、一つのデータといたしまして、この耕作放棄地に対する農業委員会の指導件数が、平成22年は全県で13件でありましたのが、23年は2,268件にまでふえました。これによって、かなり徹底された調査とその後の指導がなされてきたということでございます。
 それと、委員御指摘のとおり、余りにも山になったようなところにまで調査の手間をかけていてもむだではないかということでございまして、これは昨年来委員の皆様方からも御指摘がございまして、私ども町村並びに農業委員会と話をいたしまして、いわゆるこの農業利用困難、従来赤と言っておりましたけども、ここについては余り手間をかけずに、本当にだめなものならば非農地化をしていくという手続をどんどんしてください、あるいは調査対象からどんどん外してくださいということで、手間を省くようにお願いをした結果、今回かなりの市町村が精度の高いものを出してきていただいております。具体的には、先ほども申しましたけども、農業利用可能なところの農振農用地区域内、これが圃場整備などが済んだところでございますので、これについては非常に精度の高い数字となってきております。ここに関してふえた、減ったというのは今後ともしっかり把握ができますし、逆に言えばここをきちんと解消していく体制にようやく4年目にしてなり始めたというところでございます。御指摘のございましたとおり、今後とも農業委員会、市町村に対しては指導をかけて、徹底した解消策をしていくようにやっていきたいと思います。以上です。


◯池田委員長
 浅野委員。


◯浅野委員
 これで終わりますがね、農業委員会でも、町村にありますが。農林部長名か何かで、よその農業委員会と比較して出しゃいいだ。そうすうと、あらら、うちはこぎゃん怠けたということになっとうだいって出て、比較してよそのやつ公開したけんて何だか条例に違反するということはないわけだから、それも市町村に、市長、町長に出すがいい。広域合併で市長やなんかほとんどわからへん。また市長がやる気になって、そんならだれが耕作させるかということやなんかも含めてやらないけんわけだから。そぎゃん体制をつくってやっておるところはどんどんなるし、ええかげんにやっとりゃあなれへんわね。またすぐ荒れるわね。だから、そういうよそのデータも含めて教えてあげんと、市長さんやなんか何がわかるもんで、県下の市長で。だから、広域合併するとしゃんことがならんようになる。せっかくそれなのに、データ出いて、ここはがんばっとるが、あそこの市長は怠けてわかっちょらへんだけんな、ということが大体わかる。そげなことを教えてあげてよ。


◯池田委員長
 原部長。


◯原農林水産部長
 おっしゃることも含めまして、やっぱり成果がちゃんと出るような方策を市町村ごとに取り組んでもらうようにしたいと思います。


◯池田委員長
 曽田課長。


◯曽田農業経営課長
 今御指摘のとおり、委員の御指摘のことはいたします。それから、同じようなことを現場でも認識しておりまして、この7月に西部農林振興センター管内では、管内の農業委員会を全部集めまして、このような数字並びに優良事例を農業委員会の皆さんに御指摘して、解消事例をなるべく進めていこうというような研修会も予定しております。それも含めまして、全県下で今御指摘のとおりのことをしてまいりたいと思います。


◯池田委員長
 よろしくお願いします。
 ほかにございますでしょうか。
 嘉本委員。


◯嘉本委員
 しまね農業農村整備指針の策定のところで、パブリックコメントを聴取したと、もらったと、あるいは検討委員会で指針案を審議されたということになっておりますけれども、主な内容というか、発言といいますか、そういったもの、この指針のほうに反映はされておると思いますが、その辺のこと。あるいは、ちょっとこの指針から離れた農業農村づくりというか、いわゆるなりわいを立てていくための、こういうふうにあるべきだというようなことで、何か目立ったコメントがありましたら教えていただきたいですが。


◯池田委員長
 石井課長。


◯石井農村整備課長
 ただいまの委員の御質問でございますが、まずパブリックコメントに関しましては、1カ月間意見を募集しましたが、2件コメントをいただいております。例えば森林を良好に管理することが大事であると。生活用水だけではなく農業用水についても森林は重要な役割を果たしているので、こういった点での森林の大切さをしっかり理解してもらうことが大事だというコメントでした。また、森林を適切に管理していくために間伐や枝打ち等をしっかりやっていくというようなこと、そういったコメントでございました。非常にありがたく拝読させていただきました。一方で、この指針の中で、反映するということはちょっと難しいコメントでした。
 また、検討委員会でございますが、検討委員会につきましては、島根大学の名誉教授の福桜盛一先生を始め、著名な方にお集まりいただきまして、いろいろとコメントをいただいたところでございます。ただ、コメントといたしましては、農業農村整備が引き続き必要であるというふうなことでしたが、例えば最近のトピックとして、小水力発電、こういったものを現地に適した形でどう適用すべきか、もしくは既存のものを、実は農業農村整備では小水力発電はまだしてないんですけども、どういう対応をしていくのかを検討できないかと。新しい指針の中でもそういったポイントが示されており、小水力発電については、農業農村整備においては検討することとしておりますけども、必要な施策であるということでもしっかりやっていきたいと考えております。


◯池田委員長
 嘉本委員。


◯嘉本委員
 島根県におきましては、非常に積極的にこの整備については取り組んでいただいておりまして、安来なんかでも本当にやる気を持って、これから頑張らないけんなということでおります。そういった中で、この指針とはちょっと離れますが、やはり関連があることとして、やはり6次産業化法というものが通ったということで、これから粗生産だけじゃなくてそれに携わる付加価値をどういうふうにつくっていくかということが本当に大切になってくるというふうに思っております。農水省が言われております10兆円が100兆円になるというようなお話も聞いておりますし、何とかこれを機会に雇用の場を広げていっていただきたいなというふうに思っております。その際に、やはりキーワードになるのが商工関係の皆さんとの連携だというふうに思っております。いろいろな仕組みづくりを今、検討されておると思いますけれども、何とかこの商工関係の部の皆さん、行政の皆さん、そして民間企業の皆さん、あるいは金融機関、そういったものを含めて、どんな商売の種があるかというようなことを皆さんがぜひ吸い上げていただいて、実りあるものにしていただきたいというふうに思っております。そういう意味で、ぜひこの指針をしっかり進めてやっていただきたいというふうに思っています。以上、意見として申し上げておきます。


◯池田委員長
 よろしいです。ありがとうございました。
 そのほかございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 ただいまの説明、報告事項の説明以外に何かございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、以上で農林水産部所管事項の審査及び調査を終了いたします。
 執行部の皆さん、大変御苦労さまでした。
               〔執行部入れかえ〕


◯池田委員長
 それでは、続きまして、これより商工労働部所管事項についての審査及び調査を行いたいと思います。
 まず最初に、商工労働部長のあいさつを受けたいと思います。
 西山部長。


◯西山商工労働部長
 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 政府が発表いたしました6月の月例経済報告によりますと、全国的には復興需要等を背景に緩やかに回復しつつあるというような発表でございますが、我が島根県ということになりますと、まだまだ円高の問題、それから、それに伴う受注の減など非常に厳しい状況が続いております。5月に行いました100社調査におきましても、円高の影響、そして資源の高騰などによって業況は悪化すると。実際に売り上げや利益にも影響しているという企業がふえてきているところです。それに加えまして、一時、電力の需要のことも心配をいたしましたが、大飯原発の再稼働ということもあり、中国電力の5%の削減も3%にと、これは大飯が動くということが前提ではございますが、それに中国電力の説明によりますと、企業側に節電等のノルマを設定することはないというような発言もありました。生産上の支障があるということはないだろうというふうには思っております。
 ただ、4月1日から再生可能エネルギーの固定価格の買い取り制度が始まりました。これはすべて電力を使うものに上乗せがされます。そうしたものの影響が企業側、コストの増という形で出てくるんではないかというふうに心配をいたしております。今後とも夏に向けて企業を訪問をして、さまざまな意見を聞きながら業況をつかみ、適切な対応をとっていきたいというふうに考えております。
 それから、神話博しまねでございますが、いよいよ来月の21日にスタートいたします。会場の建設も準備、順調に進んでおりまして、神門通りを始め、大社地域の皆様の準備も盛り上がっているというふうに感じております。お客様にもぜひ喜んでいただきたいというふうに思っております。前売り券の販売状況ですが、本会議でも御答弁させていただきましたけども、目標の5万枚に対して約4万5,000枚程度売れております。今の段階では多分、4万5,000枚以上の数が売れているというふうに思っておりますが、ぜひ開会までには目標を超えたいというふうに思っております。
 また、あしたは県内の経済界の方々の発起で、神話博しまねを応援する会の設立大会が開かれます。知事も私も出かけまして、お礼を申し上げたいというふうに思います。県民を挙げた機運醸成に取り組んでいただくことを厚く御礼を申し上げたいというふうに思っております。そのほか県内各地でも石見銀山ウオーキングミュージアムや、石見の夜神楽毎日公演などが順次スタートしてまいります。県を挙げてのさまざまなイベントがスタートいたします。来られるお客様をおもてなしの心をもってお迎えをしたいというふうに思います。
 本日は、補正予算案、条例の改正案、専決処分案件、報告事項など御説明させていただきます。十分な御審議をお願い申し上げまして、ごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


◯池田委員長
 ありがとうございました。
 それでは、付託議案の審査を行いたいと思います。
 初めに、予算案の審査を行います。
 第86号議案、平成24年度島根県一般会計補正予算(第2号)のうち、商工労働部所管分についての説明をお願いいたします。
 新田課長。


◯新田商工政策課長
 失礼します。お手元の委員会資料、商工労働部所管分をごらんいただきたいと思います。第86号の補正予算案の関係でございます。
 めくっていただきまして、1ページになります。商工労働部予算の概要という表題になっております。上段が島根県全体の今回の補正予算の状況でございますが、そのうち商工労働部分4億円ということになっております。下段は、商工労働部の課別の予算の今回の状況であります。対象は、雇用政策課のほうで4億円の補正予算を今回お願いしております。
 めくっていただきますと、雇用政策課の事業の一覧になっておりますが、今回の4億円の補正予算が、1番、緊急雇用創出事業費ということになります。平成20年度から23年度を事業期間としておりました国基金事業の取り扱いの変更に伴いまして、今回補正をお願いするものでございます。以上であります。


◯池田委員長
 吉川課長。


◯吉川雇用政策課長
 それでは、資料の3ページについて説明をさせていただきます。緊急雇用創出事業のうち、重点分野雇用創造事業について補正をお願いするものでございます。この重点分野雇用創造事業につきましては、平成23年度までの不用額を活用いたしまして、5月に専決処分で2億円補正させていただいたところでありますが、国の基金事業の取り扱いの変更によりまして、平成23年度で終了いたしました緊急雇用創出事業、これは事業概要の左側に記載しているものでありますけども、この不用額につきましても重点分野雇用創造事業で活用することが可能となりました。緊急雇用創出事業の基金につきましては、資料の中に太枠で記載しておりますように、事業費の精算によりまして4億円の残額が生じたために、これを有効に活用いたしまして、今年度行っております重点分野の雇用創造事業の予算を補正させていただきたいと存じます。
 また、その補正予算による雇用創出の人数は、およそ160人を見込んでおります。説明は以上でございます。何とぞよろしくお願いいたします。


◯池田委員長
 ただいま説明がありましたが、これについて質疑ございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、お諮りしたいと思います。第86号議案、平成24年度島根県一般会計補正予算のうち、商工労働部所管分について、原案のとおり可決するものとしてよろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 異議なしと認めます。よって、予算案第86号議案につきましては、原案どおり可決するべきものとして決定いたしました。
 以上で、予算案の審査を終了いたします。
 次に、条例案の審査を行いたいと思います。第90号議案、知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例について説明してください。
 大星課長。


◯大星産業振興課長
 4ページをごらんください。知事の権限に関する条例の改正でございます。2ぽつ目に内容は書いてございますけれども、電気用品安全法に基づく事務について、知事の権限から市町村へ移譲するものでございます。その権限の内容については、3ぽつ目の事務の内容として下線の引いてあるところに記載しておりますけれども、電気用品販売事業者の業務に関する報告の徴収や、立入検査または質問など、こういった事務をこれまで県の権限としておりましたけれども、これを市町村に移譲するものとなっております。この根拠といたしまして、地域主権を目的として国の法律が、全国一律的に改正することとなりましたので、これに基づいて島根県としても今回条例を改正するものとなってございます。以上でございます。


◯池田委員長
 ありがとうございました。
 ただいまの説明につきまして、何かございますか。質疑ございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、お諮りいたします。第90号議案、知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決するべきものとしてよろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 異議なしと認めます。よって、条例案第90号議案については、原案どおり可決するべきものと決定いたしました。
 次に、一般事件案の審査を行いたいと思います。承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認についてのうち、商工労働部所管分について説明してください。
 新田課長。


◯新田商工政策課長
 続きまして、資料の5ページになります。承認第1号議案、3月30日付の専決処分でございます。先ほどの補正予算のとおり上段は県全体の予算の状況でございますが、うち商工労働部は6,300万円余の専決処分を行っております。該当課は、産業振興課2,700万円余、それから、雇用政策課3,600万円余の減額となっています。
 めくっていただきまして6ページになりますが、産業振興課2,700万余の減額分でございます。該当は、7番と10番ということで、それぞれ補助事業の実績の減に伴う専決処分でございます。それから、もう1本、雇用政策課、こちらが7ページになります。3,600万円余の減額にしておりますが、右の説明欄にございますように、高等技術校の旧校舎、高等技術校は平成23年4月から東西再編をしております。その旧校舎につきまして、撤去を行っております。それの実績精算減ということで専決処分をさせてもらっております。よろしくお願いします。


◯池田委員長
 ただいまの説明につきまして、質疑ございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、お諮りしたいと思います。承認第1号議案のうち商工労働部所管分について、原案のとおり承認すべきものとしてよろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 御異議なしと認めます。よって、承認第1号議案につきましては、原案どおり承認すべきものとして決定いたしました。
 以上で、付託議案の審査を終了いたします。
 続いて、請願の審査を行いたいと思います。なお、陳情は、新規、継続ともございません。
 事前に、請願・陳情文書表と請願書等の写しの配付をしておりましたので、内容についてはごらんいただけたと思います。新規の請願は1件でございます。事前に配付しております請願・陳情文書表の1ページをごらんくださいませ。請願第10号、平成24年度地方最低賃金改正等についての請願ですが、平成24年度地方最低賃金の適正な改正等を求める意見書を政府等に提出することを求める内容となっております。
 それでは、この請願をめぐる状況等につきまして、執行部から説明をお願いいたします。
 吉川課長。


◯吉川雇用政策課長
 それでは、請願に関連した現在の状況につきまして御説明いたします。請願の項目は、3つありますが、1項目めの経済諸指標、実体経済や県民の生活環境などを踏まえた適正な改正の関係と、2項目めの前段の最低賃金の適正な審議の確保の関係についての現状につきまして、あわせて最初に御説明をいたします。
 最低賃金につきましては、国の最低賃金審議会、この審議会は公益代表、労働者代表、使用者代表の同じ数の委員で構成されておりますが、この審議会におきまして、賃金の実態調査結果など各種統計資料を十分に参考にしながら審議が行われ、決定または改定されることとなっております。最低賃金審議会は、厚生労働省に中央最低賃金審議会が、都道府県の労働局には地方最低賃金審議会が置かれており、地域別最低賃金は、各地方最低賃金審議会の審議を経まして、都道府県の労働局長が決定または改定されることになっております。地域別最低賃金は、全国的な整合性を図るために、毎年中央最低賃金審議会から地方最低賃金審議会に対しまして金額改定のための引き上げ額の目安が提示され、地方最低賃金審議会ではその目安を参考にしながら地域の実情に応じた地域別最低賃金の改正のための審議を行っておられます。なお、この目安は賃金の参考として示されるものでありまして、審議を拘束するものではないというふうにされております。
 また、地域別最低賃金は、労働者の生計費、労働者の賃金、通常の事業の賃金支払い能力を総合的に勘案して定めるものとされ、特に労働者の生計費を考慮するに当たりましては、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、生活保護に係る施策との整合性に配慮することとされております。
 次は、2項目め、後段の最低賃金制度の周知徹底の関係であります。最低賃金につきましては、厚生労働省、労働局のホームページ、あるいは労働局、ハローワーク、労働基準監督署でのパンフレット、リーフレット配布のほか、記者発表やテレビ、あるいは市町村広報誌、商工団体会報、使用者団体・労働者団体広報誌、求人チラシの掲載、JR松江駅での広報など、さまざまな手段や方法で周知が図られております。なお、県におきましても、ホームページを始め、啓発の雑誌あるいは広報誌などにも掲載いたしまして、最低賃金制度について周知を図っておるところでございます。
 次は、3項目めの中小企業に対する助成の関係についてであります。国におきましては、最低賃金の改定の関係で最も影響を受ける中小企業への支援として、現在3つの支援策を行っております。1つ目が、相談支援でございます。これは各都道府県に最低賃金引き上げに向けてワンストップの無料相談窓口を設置いたしまして、社会保険労務士が賃金制度の整備や就業規則などの作成について相談に応じておられるものであります。なお、島根県の場合は、相談支援センターが経営者協会に、また相談支援コーナーが東部と西部の商工会に設置されております。
 2つ目が、業務改善に対する助成であります。これは事業場内の最も低い時間給を計画的に800円以上引き上げる中小企業に対しまして、就業規則の作成、労働能力の増進に資する設備、機械の導入、研修など、業務改善の実施に係る経費の2分の1を助成するものであります。
 3つ目は、業種別の中小企業団体に対する助成であります。これは最低賃金の引き上げの影響が大きい業種が、業界を挙げて賃金底上げのための環境整備、例えば業界団体による接客研修や共同購入などのコスト削減の実験的な取り組みなどに取り組む費用を助成するものであります。請願をめぐる状況につきましては以上であります。


◯池田委員長
 ただいま説明があったわけですが、質疑、意見等ございますでしょうか。
 和田委員。


◯和田委員
 私も紹介議員になっておるところでございますけども、実際の場合の、じゃあ雇用に、本当にこれ、こんなもんで人が来るんじゃなくて、実際もっと高いところじゃなきゃ人は来ないわけで、現実離れした金額にあるわけですから、そこのところは先ほども執行部のほうからもありましたように、実際の取り組みもそういう方向で進んでいるということでございますし、島根県は特別低いということになると、これによって負の連鎖みたいなことが起こって全体が、島根県の場合下がっていくというようなことがあるわけでございます。ぜひぜひ、これを採択にしていただいて、御理解を持って採択にしていただくようにお願いを申し上げます。


◯池田委員長
 ほかにございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 それでは、先ほど和田委員からの意見がございましたが、大変中小企業の多い本県でございます。労働者を使う側の大変さも苦労も、大変今、状況的には厳しいという状況もわかるわけでございます。そういう意味で、今回の請願につきましては、そういうことも含めてのこの請願でございます。そういう形で配慮するようにということの請願でもございますので、本請願につきましては採択とし、国に意見書を提出する取り扱いにしたいと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。
 それでは、そのように決定したいと思います。
 つきましては、意見書に案文についてでございますが、お諮りしたいと思います。
 しばらくお待ちください。
 それでは読み上げのほう、よろしくお願いします。


◯事務局(松島書記)
 それでは、意見書を読み上げます。
 平成24年度地方最低賃金改正等についての意見書。労働基準法第2条は、労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものと定めている。しかし、最低賃金の影響を受ける多くの未組織労働者やパートタイム労働者は、労働条件決定にはほとんど関与することができていない。
 こうした中、政府は先般の雇用戦略対話第4回会合において、最低賃金については、2020年までのできる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ全国平均1,000円を目指すこととしている。
 しかし今日まで、例えば島根県の審議会においては、島根県内勤労者の有効なセーフティーネットとなり得るような、島根県民へのナショナルミニマムを考慮した水準とは言いがたい議論がなされており、金額のみが議論の対象とされてきている。
 そこで国においては、平成24年度の地方最低賃金の改正に当たっては、雇用戦略対話の議論を踏まえ、全国の一般労働者の賃金水準、経済諸指標のほか、当該県の実体経済、県民の生活実態など、総合的な観点に立った適正な改正を図るべく努められることを要望する。
 そして地方労働局に対しては、未組織労働者やパートタイム労働者にも十分配慮した、当該地域最低賃金の慎重なる審議の確保及びその審議結果に基づいた当制度の周知徹底を指導すること、さらには、適正な最低賃金の設定のもと、中小企業に対する助成の拡充を実行されることを強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 以上です。


◯池田委員長
 この案文でございますが、いかがでしょうか。御意見ございますでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 よろしいですか。(「結構じゃないですか」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、意見書は案文のとおり決定したいと思います。なお、この意見書につきましては、島根県議会会議規則第14条第1項に基づく、本委員会取りまとめの議員提出議案とすることとし、意見書の提出者は、本委員会の賛成委員及び紹介議員としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 それでは、そのようにさせていただきます。また、提案理由説明を生越副委員長にお願いしようと思いますので、よろしくお願いいたします。提案者のことにつきましては、我々のほうで相談させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 継続の請願につきましては、これ以外はございませんので、請願の審査を終了いたしたいと思います。
 続きまして、報告事項がありますので、執行部から説明を受けたいと思います。なお、質疑は説明の後、一括して受けることといたしますので、それでは順次、説明のほうをお願いいたします。
 松本神々の国プロジェクト推進室長。


◯松本神々の国プロジェクト推進室長
 失礼いたします。お手元資料8ページをごらんください。神話博しまね、いよいよ開幕まで20日余りとなりました。その準備状況について御説明させていただきます。
 まず、特設会場のほうですが、総合案内、こちらのほうには英語ボランティアガイド、これを1名ないし2名配置してございます。そのほか、古代出雲歴史博物館、あるいは神話映像館、しまね魅力発信ステージについても、コンテンツにつきまして、今準備を進めております。特に魅力発信ステージにつきましては、約8,000人の県民の皆さんに御参加いただけるということで、県民挙げて盛り上げをいただくということになっております。また、設営工事のほうですが、映像館につきましては、既に6月1日から工事を始めております。また、魅力発信ステージ、その他の設営工事については、7月9日から行って、急ピッチで進めていきたいというふうに考えております。
 また、周辺の交通対策ですが、パーク・アンド・ライド方式、シャトルバス等を活用しまして、あるいは神門通りの北進を土日、祝日、お盆は交通規制を行うということで、できるだけ渋滞がないように取り組んでまいります。
 そのほか、出雲大社周辺、こちらもゆったりめぐり歩いて楽しんでいただけますよう、魅力あるイベントをいろいろ用意しております。うらら館での和紙彫塑展、あるいは旧大社駅での地元写真家、古川誠さんの写真展、そのほか子どもたちにも楽しんでいただけますよう神話フィギュアのジオラマ展、それから地元の食や農産品を軽トラ市みたいな感じで販売していただきます神門市、こういったことも地元の皆さんと一緒になって取り組んでまいります。そのほか、ガイドつきの巡回バス、それから出雲大社御参拝ガイド、それから神迎の道のほうも定時ガイドで、こういったところで周辺を散策していただこうというふうに考えております。
 済みません、1枚はぐっていただきまして、9ページです。AR神話博ということで、こちらは産業技術センターと県内立地企業が共同開発しましたAR、拡張現実感、こういった技術を使いまして、古代出雲大社の高層神殿をスマートフォンを活用して実際に体感していただこうと、こういった取り組みを行ってまいります。古代出雲大社の高層神殿につきましては、出雲大社の境内で、また東京国立博物館、京都国立博物館で行ってまいります。それから、神々の国しまねのマスコットキャラクター、しまねっこ、応援隊長の吉田くんにつきましては、宍道湖東岸でごらんになっていただけるということで、こういった楽しみも用意してまいります。
 続きまして、前売り券の販売状況ですが、部長のあいさつにもございましたが、そこには4万4,000枚と書いてありますが、今現在、4万5,000枚を超えております。目標5万枚まであとちょっとということで、私どもこれからしっかりまたPRして、販売を行ってまいりたいと思っております。また、団体バスの予約状況ですが、こちらも1,000台を超える予約の台数、また神話映像館への入場予約につきましても4万5,000人を超えているということで、好評を得ているところではございますが、また今後もこちらにつきましてもPRをして、たくさんのお客様にごらんになっていただきたいというふうに考えております。
 それから、続きまして、神話博しまね内覧会とオープニングについてです。大変御案内が遅くなっておりまして、大変申しわけございません。内覧会につきましては、7月20日、一応予定でございますが、午後1時からということで、こちら、常任委員会の皆様にもぜひお越しになっていただきたいと思います。後ほどまた御案内状を送らさせていただきます。こちらのほうがゆったりと映像館、あるいは周辺を散策、見ていただくことができるかなというふうに思っております。それから、オープニングのほうは7月21日土曜日ということで予定しております。こちらのほうはたくさんのお客様方も多分いらっしゃるだろうということで、委員長様、副委員長様のほうには、可能であればまたお出かけ等を考えていただければと考えております。時間につきましては、9時からステージのほうを開催します。テープカットというふうに入っておりますが、テープカットはその前に予定しているところでございます。
 それから、はぐっていただきまして、10ページでございます。神話博しまねは、出雲大社周辺を主会場に、県内各地を訪ね歩いていただこうというコンセプトのもと取り組んでおります。
 まず、1)番なんですが、世界遺産5周年ということで、大田市さんを中心に石見銀山ウオーキングミュージアムが6月23日に開幕いたしました。電気バスだとか、こちらもいろんなコンテンツがありますので、またごらんになっていただければというふうに思っております。
 また、隠岐のほうですが、こちらのほうは隠岐ジオパークフェスティバルのスタートイベントとしまして、隠岐祭が7月14日から開催されます。隠岐4島を挙げて取り組んでまいります。
 それから、石見のほうですと6)番目、神話サンドフェスタ、これがアクアス周辺で7月28日から約1カ月開催されます。
 また、県外におきましては、7)番ですが、古事記1300年、大出雲展が京都国立博物館で開幕いたします。こちらのほうで、また関西のほうの方にごらんになっていただいて、神話博のほうにも訪ねていただこうというふうに思っております。
 続きまして、11ページのほうですが、これは先ほどちょっとお話ししました工事の行程表、あるいは図面をつけておりますので、またごらんになっていただければというふうに思います。
 最後に12ページです。やはり県内の皆様に今回の神話博へぜひお出かけいただきたい、また盛り上げていただきたいということで、その取り組み状況を記載しております。県・市町村でのPRにつきましては、まず公式ガイドブックですが、こちらは春/、秋号を42万部作成して、ほとんど配布が終わっております。また、県のほうでは広報誌「フォトしまね」がありますが、この6月号で全戸配布で神話博しまねを県民の皆様にお知らせしたところでございます。また、開幕前にはテレビコマーシャル等も活用しまして、さらに盛り上げ、周知を図ってまいりたいというふうに思っております。
 そのほか2番、各界の皆さんのほうでは、観光関係施設でのプロモーション映像を上映していただいたり、あるいは公式メッセージソングの放送協力もいただいております。また、部長のあいさつにございましたが、明日6月30日に神話博しまねを応援する会が、設立大会を県民会館で開催されます。聞くところによりますと、130団体以上の方が参画されるというふうに伺っております。
 また各地域では、先ほど申し上げましたイベント等も行われますし、そのほか、今後、暑中見舞いの時期になってまいります。年賀状のときにも行いましたが、暑中見舞いも添えて神話博のPRを行っていただきたい、こういった取り組みも進めてまいります。また、県内各所でのぼり等をごらんになられることがあると思いますが、現在、観光施設、駅、あるいは道の駅、空港等にものぼりを掲出しておりますが、県民の皆様にも企業の皆様にもぜひ立てていただけませんかというようなまたキャンペーンも行っておりまして、現在550本を超える応募があったところです。そのほか、ガソリンスタンドの皆様も御協力いただいておりまして、またごらんになっていただけるかと思います。こういったことを通じまして、県内外にしっかりPRを行って、たくさんのお客様にこの神話博しまねにお越しいただきたいということで、今後も頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上です。


◯池田委員長
 安井課長。


◯安井観光振興課長
 13ページをお願いいたします。5月の委員会の際に、概要、経過の報告をいたしました件でございます。これは平成11年度の旅行業法の改正以降、新規に旅行業を登録される皆様に対して、誤った指導をしてまいりました。そのために必要のない登録免許税を納付されるという損害を与えましたことに対する賠償でございます。一覧表にありますように23の事業者の方におわびをし、支払われた登録免許税の額と経過利息相当額を速やかに賠償するということで、処理について納得をいただきました。専決処分を行い、すべての賠償を5月中に完了いたしましたので、御報告するものでございます。今回、こうした制度改正に伴う今後の事務処理のチェックの方法を改めることを行いました。改めて今回の不適切な処理をおわび申し上げますとともに、今後こうしたことがなく、適切な事務処理が行えるよう努めてまいります。以上でございます。


◯池田委員長
 室崎課長。


◯室崎企業立地課長
 企業立地課から、立地計画の認定1件と、生産拠点化補助金に係る事業開始の届け出受理について御報告いたします。資料は14ページになります。まず立地計画の認定ですが、今年度4番目の立地認定です。平成19年に雲南市加茂町に進出しました株式会社丸八ポンプが、現在の工場の隣接地に工場棟を新設し設備の増設を行うということで、6月19日にこれに関する覚書を締結しました。丸八ポンプ製作所は、食品や化学薬品など、工場の生産ラインで使われるポンプを開発、生産しておりまして、さまざまな液体、例えばジュースであるとかメッキなど、そういった液体がうまく流れるポンプをつくることを強みとしている企業です。調印式の場で社長のほうから、島根は優秀な人材を集めやすいので事業拡大を決めたというようなお言葉もありました。3年間で6名の雇用増を予定しております。
 続いて、15ページになりますが、生産拠点化支援補助金に係る事業計画の受理についてです。浜田市三隅町にあるキーパー株式会社、それからその関連会社でありますケーピー株式会社、益田市になりますが、株式会社トーイツの3社が、オイルシールなどを増産するということで生産拠点化支援補助金の申請があり、6月19日に事業開始届の受理を通知いたしました。生産拠点化支援補助金とは、資料の末尾に記載しておりますが、他県にも工場を有している企業が、島根の工場を拠点と位置づけて設備投資を行う場合に、雇用数を維持しておれば投資額の10%を補助するという制度でございます。昨年度に創設して以来、4件目となります。キーパー株式会社は、昨年4月に企業立地計画の認定を行いましたが、このときは神奈川県の本社工場での生産の大部分を三隅の工場に移すという計画でございました。これに対して今回の申請は、この生産移管の次のステップとして、島根県内でのさらなる生産拡大とコスト競争力の強化を図るために、生産設備を増設するものであります。キーパー株式会社が協力工場であるケーピー株式会社、それから株式会社トーイツとともにこの事業計画が予定どおりいくことで、島根の事業所が生産の拠点として一層重要な状況になることを期待しております。以上です。


◯池田委員長
 それでは、質疑を受けることといたします。先ほどの報告事項について質疑ございますでしょうか。何かございませんか。
 和田委員。


◯和田委員
 神々の国、歴博のイベント、順調なようでございますが、何か懸念が、課題があるというようなことがあれば、これからどう克服するかということを含めて、あればです。なかったらよろしゅうございます。要するに、我々も神々議連はつくっとるわけで、まだ協力が足りんようなことがあるようだったらせにゃいけんだろうし、そこらあたりも含めて、いや順調にいっとると、大丈夫ですよと、こういうことだったらそれでよろしゅうございます。難しいかいな。


◯池田委員長
 鴨木次長。


◯鴨木商工労働部次長(観光)
 神話博しまね、開幕までいよいよあと3週間となりました。課題が全くないかと言われると、それほど楽観はしておりません。気を引き締めてあと3週間、精いっぱいの仕事に励んでまいります。さらに、約4カ月と非常に会期の長いイベントでございますので、万が一不具合が生じた場合には、スピーディーにそれをカバーしまして、会期中に成長していける、そのようなイベントになるように心がけていきたいと思っております。おかげさまで団体予約、想定を上回る御予約をいただいておりますが、これは旅行エージェント様が一生懸命旅行商品をおつくりになって、私どものほうに送客をされようとしております。一方、最終的に旅行商品をお買い上げいただくのはお一人お一人のお越しいただく国内外の方々でございます。最終的にはそういったマーケットのところに、神話博しまねというのは楽しいイベントがあるからぜひ行ってみたい、そのように直接マーケットのほうでも評価いただけるように今後も努めてまいります。
 そのためには、まず満足していただける、そのようなコンテンツがあること。そして多くの場合、この種のイベントでありがちなことは、その会場にたどり着くまでに、例えば交通渋滞に巻き込まれてしまって、その間にいらいらがつのって、せっかくのイベントが十分に楽しめなかったというようなことがありがちでございます。今回の神話博しまねにつきましても、交通渋滞対策の面では可能な限りの対策を講じてきたつもりでございます。それを円滑に動かしまして、とにかくお客様にストレスなく会場にお越しいただき、ゆっくり滞在していただく。楽しかったと言っていただけるようなイベントにしたいと思っておりますし、そのような成長していけるイベントにできないかなと思っております。そして、そうすることがまた来年度の出雲大社の大遷宮以降、ますます島根の注目度が上がり、先につながる。そのときにはもちろん島根県内各地域、それぞれの地域にすばらしい地域資源などもございますので、今回のエントランスのイベントをきっかけといたしまして、島根県全体の各地域のよさが国内外の方々にきちんと伝わるようにしていきたいものだと考えております。以上でございます。


◯池田委員長
 和田委員。


◯和田委員
 別館から議会棟へ来る途中、堀川の橋を渡って、行ったり来たりする。たまに遊覧船に出会うわけ。私はできるだけ手を振ってあげたりしてあげると、向こうも喜んで。旅しとったら、自分らもそうだけど、旅先でそういう、直接話はしないにしても、ちょっとしたこの心の触れ合いみたいなものを感じると、非常に浮き浮きするし、気分がいいわけだ。そういう面では今回、地元中の地元の大社の皆さん方にはお客を迎え入れるためのいろんな研修とか、盛り上げをしていらっしゃることは非常にいいことだと思う。それから地元中の地元、大社の盛り上がり状況、それはもう関係する旅館業やら商売をやっていらっしゃる方々だけじゃなくて、全体の住民の皆さん方がそういう気持ちにならないけんわけだ。そのあたりどのように感じていらっしゃいますか。


◯池田委員長
 鴨木次長。


◯鴨木商工労働部次長(観光)
 出雲市の住民の皆さん、あるいは事業活動を行っていらっしゃる方々、大変盛り上がってきておられます。これは現場で間近に業務をしておる私どもにとって、本当に感じられるところでございます。幾つか例を申し上げますと、参道としての神門通りとかあります。街路事業の石畳化、これもいよいよ完成が間近になってまいりましたが、それに合わせまして、神門通りだけでなく、例えば神迎の道、あるいは宮内、そういったところも含めまして、おもてなしの気持ちを、気持ちを形にあらわしたい、美しく表現をしたいというようなことを地元の方々が申し合わせられまして、今、統一デザインでさまざまな色の日よけのれんを約80枚掲出をして、お客様をお迎えしようという動きが続いております。
 あとは旧大社駅の駅通りあたりも、紺色のバナーが軒々にはためいております。あと3週間でございますが、お越しいただいた遠来のお客様、まずはこの住民の皆さんがこういう美しい表現でお客様をおもてなしをしておられるんだと、それを見ていただくことによって、ああ、はるばる来てよかったと、このように思っていただけるのではないかと思います。また、事業活動の面でもさまざまな設備投資を掲げまして、準備を進めていらっしゃいます。


◯池田委員長
 嘉本委員。


◯嘉本委員
 先日、関連して宮崎のほうに、県議会のほうにお訪ねして、あるいは商工会議所、それとJAの皆さんのところに行きました。3者とも大変歓待していただきまして、特に県議会のほうは議長さんを始め、ぜひ島根県にならいたいというふうなことをおっしゃってまして、ちょっと正確な情報は持ち合わせませんが、当日行ったときに、次の日か何かに島根県のほうに実は派遣をしているんだよというようなお話も聞きまして、どういうルートで行かれたかわかりませんけれども、今早速その宮崎県でも同じような取り組みをされているということでございます。前回の一般質問の園山議員さんの発言でもございましたけれども、この地は本当に歴史の豊富なところで、出雲の風土記、全国に風土記というのはコピーが5つほど残っておるということですけど、完本という形で残っているのはこの島根だけだそうです、出雲の風土記。そういった意味で、あと20年間ぐらいは本当に息の長い活動をこつこつとやっていただきたいというふうに思っております。今回のイベントは、そういう意味ではホップ・ステップ・ジャンプのホップ・ステップぐらいだというふうに考えておりまして、ぜひ頑張ってやっていただきたいなというふうに思っております。以上です。


◯池田委員長
 御意見で。


◯嘉本委員
 はい。


◯福田委員
 ちょうど神話博の大社、地元での歓迎の状況を今、お話があったんですが、できるかどうかはわかりませんけど、京都がああして年間三千数百万、4,000万近い観光客があるんですね。それで、何回か京都行って、ああ、すごいなと思いますのは、夕方、夏、打ち水をするんですね。特に、やっぱり京都で夕方打ち水がしてあると、普通の民家もするんですね、放射熱を打ち水で非常に夕方涼しくなるわけですけども、ちょうどその7月からイベントが始まりますから、もし地元でできることであれば、その日よけもいいし、いろんなバナーを出したりすることももちろん地元の体制としてはいいことには違いないですが、さらに、できるかできんかは、地元の人がやる気ないよと言えばそれでいいんですけども、例えば夕方でも朝でもお昼でもいいんですが、参道その他、神門通り、いろいろありますから、地元の人たちが打ち水でもしようよねということになれば、来駕される人たちは多分気持ちもいいのかなという感じに思ってます。それは京都の例は、結構それ熱心にやってますから、もしそんなことでもできればいいかなと、希望をちょっと申し上げておきます。


◯池田委員長
 ちょっと私のほうから1点だけよろしいでしょうか。当日からいろんな関連、周囲のいろんな観光施設あるいは旅館、宿泊施設等からどんどんお客さんが来るわけですよね。その人たちに、例えば正確な情報、例えば駐車場はどこがいいよとか、そういうことがその現場にいる人たちがちゃんと案内できるような体制をしっかりつくっておかないと、皆さんに御迷惑かけるような形になるかと思います。その辺の徹底について、どういうふうになっているかというのを一つ。
 それと、もう一つは、タクシーでありますとか、バスはあれかもしれん、特にタクシーですよね、その方々がいろんなことをちゃんとわかってないと困る場合もあるかと思いますから、その辺のこと、徹底について、その辺についてどういうふうになっているか、その2点だけをお聞かせ願いたいと思います。
 堀江室長。


◯堀江神話博しまね推進室長
 先ほど情報提供については、できるだけリアルな情報が伝わるように、今、検討しているところでございまして、例えば地元のラジオを使ったり、そういうぐあいにして、例えば交通渋滞の情報、神話映像館の込みぐあい、そういった状況を伝えるようなことを考えております。
 それから、会場までの交通手段については、それぞれ毎日込みぐあいなどの状況を見ながら、ウェブサイトを使いまして、この日はこういうパーク・アンド・ライドを使っているというような情報、あるいは近くの駐車場まで御利用いただけますと、そういうような情報を随時流すことにしております。


◯池田委員長
 それが各施設と旅館等でしっかり把握できて、お客さんにちゃんと案内できるような形になるように徹底をお願いします。
 ほかにございますでしょうか。
 石原委員。


◯石原委員
 前売り券の販売枚数は4万5,000枚ということですが、下の団体のバスの4万5,000人とこれはリンクしている話なんですか。それとも前売り券の4万5,000枚と団体の予約の4万5,000人とは全くリンクしてないものなら9万枚は売れているというような見込みが立ったりするんですが、そこはどう理解すればいいんですか。


◯池田委員長
 堀江室長。


◯堀江神話博しまね推進室長
 今の販売済みの枚数はすべて前売り券の枚数でございますが、下の予約バス台数、入場予定人数については、この前売り券を購入されていただく団体の方もいらっしゃいます。だから前売り券を買って入場される方も含まれていますし、大抵の方は旅行クーポン券、こういうようなことを使って旅行会社の方はお見えになります。大抵の方が契約をされていまして、そのクーポンを使って、後で精算されると、こういうことになっております。一部、前売り券も買って、団体の方がお見えになるという。


◯池田委員長
 よろしいでしょうか。
 ほかにございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 それでは、質疑を終了させていただきます。
 そのほか何かございますでしょうか。(「ありません」と言う者あり)
 よろしいですか。
 ないようでしたら、以上で商工労働部所管事項の審査及び調査を終了します。
 執行部の皆さん、御苦労さまでした。
                〔執行部退席〕


◯池田委員長
 それでは、ただいまより委員間協議を行いたいと思います。
 先日、花の郷、それからトキ飼育センター、それから農技センターと視察、大変御苦労さんでございました。今、お手元に配っておりますが、調査報告でき上がっております。後でごらんになってください。今後もそういう形で皆さんの意向に沿いながら、調査をしっかりやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 初めに、委員長報告についてお諮りいたします。本委員会の委員長報告の内容について、特に盛り込むべきことがございましたら、御意見をお聞かせください。先ほど議論で……(「委員長に一任します」と言う者あり)
 よろしいですか。(「観光の現状をしっかり言ってください」と言う者あり)
 了解しました。しっかり報告させていただきます。
 それでは、委員長報告につきましてはこちらのほうで、正副委員長のほうへ一任させていただくということで、よろしいでしょうか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 ありがとうございます。
 次に、県外調査についてでございます。県外調査につきましては前回の委員会で決定していただいておりますが、具体的な日程をお配りしておりますのでごらんいただければと思います。13日は、高知県議会で、せっかくでございますので神話博しまねのPRも予定させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。また、11日の宿泊先につきまして、今、淡路のほうで泊まるか、それとも神戸あるいは明石あたりで泊まるか、ちょっと今検討しておりますので、しばらくお時間下さい。変更するようなことがありましたら、決定しましたら、また皆さんにお知らせしたいと思います。
 それについては何かございますか。よろしいでしょうか。
 次に、県内の実地調査についてでございますが、秋に1回県内の調査をもう一度この県外調査の結果を踏まえた形で、補完する内容で調査をしたいと考えております。内容は、まとまりましたらまた皆さんのほうにお諮りしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯岡本委員
 この前何かやったんか。


◯池田委員長
 1回やっております。
 石見のほうですね。江津のほうですね。川平。それから邑南町。


◯岡本委員
 今度、商工でしょ。
 商店街の実情とか……。


◯池田委員長
 一応ですね、テーマに沿った形で。


◯岡本委員
 テーマに。


◯池田委員長
 そうです。はい。
 何かそういうところもあればあれですけど、一応テーマに沿ってやらせていただきたいと思います。


◯岡本委員
 はい、わかった。


◯池田委員長
 次に、委員会派遣についてですが、次の委員会までに所管事項について調査活動を計画されている方があれば、委員会として派遣決定しておく必要がありますが、どなたかあるかということございまして、実は、先ほどありました県産材の大阪での拡販の事業につきまして、私、委員会を代表いたしましてぜひ行かせていただきたいということでございますが、よろしいでしょうか。
          〔「はい。お願いします。」と言う者あり〕


◯岡本委員
 それはええが、みんなも行くもんがおりゃ行かしゃええが。あんた代表でいいから。行ってもええじゃん。行くもんがおりゃあだで。あんたに限定せんでもええ。まああんた行かないけんけど。


◯池田委員長
 よく吟味して。


◯池田委員長
 それでは、次に閉会中の継続審査事項について、調査事件についてでございますが、お手元に配付しました継続審査及び調査事件につきましては、お手元に配付しておりますので、このとおりでよろしいでしょうか。
 そのほか、何かございますでしょうか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯池田委員長
 それでは、以上で農水商工委員会を閉会いたします。