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平成22年_農水商工委員会(6月16日)  本文




2010.06.16 : 平成22年_農水商工委員会(6月16日)  本文


◯中村委員長
 それでは、ただいまから、農水商工委員会を開会いたします。
 本日は、農林水産部、両部共管、商工労働部の順で所管事項の審査及び調査を行います。その後、委員間協議を行いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、農林水産部の所管事項についての審査及び調査を行います。
 初めに、農林水産部長のごあいさつを受けたいと思います。
 石垣部長。


◯石垣農林水産部長
 皆様、おはようございます。農林水産部代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 委員の皆様におかれましては、日ごろから、農林水産業、農林水産行政の推進に当たりまして格別の御理解、御協力、御支援をちょうだいしておるところでございます。改めまして厚く御礼を申し上げたいと思います。
 本日の委員会におきましては、一般事件案1件、報告事項3件、御審議をお願いしたいと存じます。後ほど担当課長のほうから詳細にわたって御説明をさせたいと存じます。よろしくお願いをいたします。
 報告事項の中では、宮崎県における口蹄疫の発生への対応、あるいは最近の漁業動向等について御報告をさせていただきたいと思います。
 口蹄疫、宮崎県でなお終息の気配見えないところでございます。畜産農家の皆さんも大変な御不安を感じておられるのではないかと思っております。県内の全畜産農家に対しまして、消毒剤の無償配布2回目を行うこととしております。また、昨日来の報道にもありますけれども、空港、フェリー港、その他での靴底の消毒等、予防措置、侵入阻止に向けて全力を尽くしてまいりたいと思っております。
 また、一たん不幸にして発生した場合には、初動の対応が大変重要でありますことから、その点につきましても関係者との間での情報連携を密にして、今後とも引き続き緊張感を持って侵入阻止等の対策を考慮してまいりたいと考えております。
 また、本日報告させていただきます漁業につきましても、魚価の低迷、燃油高騰等に伴うコストアップ等、厳しい経営状態が続いているという中での最近の漁業の動向とその対応方向等につきまして御報告をさせていただきたいと思います。
 なお、報告事項ではございませんけれども、参考資料におきまして、農林水産業・農山漁村活性化計画につきまして、先般3月、委員会で84のプロジェクトの実施状況見込みについて報告いたしましたが、昨年度の実績がまとまりましたので、これを添付しておるところでございます。
 委員の皆様におかれましては、引き続きまして活力のある農山漁村の実現、農林水産業の持続的振興のために各般の施策の推進に当たりまして御助言、御協力をお願い申し上げまして本日のごあいさつとさせていただきます。どうか本日はよろしくお願いいたします。


◯中村委員長
 ありがとうございました。
 続いて、付託議案の審査を行います。
 初めに、承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認について、農林水産部所管分の審査を行います。
 執行部から説明をお願いします。
 烏田課長。


◯烏田農林水産総務課長
 それでは、一般事件案について御説明をいたします。承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認についてでございますが、説明はお手元の農水商工委員会資料により説明させていただきます。
 なお、議案のほうにつきましては、議案その3の一般事件案の7ページから8ページに記載してございます。また、詳細につきましては、議案資料の予算に関する説明書の中の53ページから56ページ、及び75から77ページのほうに記載してございます。説明の方はこの委員会資料の1ページのほうで説明させていただきます。
 これは、平成22年の3月31日付の専決処分による補正予算でございます。各課ごとに補正額を計上しておりますけども、農林水産部全体では、一番上の欄にございますが、7億1,600万円余の減額を行うものでございます。減額の主な理由につきましては、公共事業費や補助事業費の額の確定による減額でございます。特に、内訳の中の農地整備課、それから森林整備課、漁港漁場整備課が非常に大きな減額補正をしているところでございますが、これは枠計上をしておりました災害公共事業、及び災害関連公共事業において、2月補正以降におきまして、災害発生がなかったことによる減額でございます。
 以上でございます。何とぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。


◯中村委員長
 ただいまの説明について、質疑はございますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 ないようでございますので、それでは、お諮りをいたします。
 承認第1号議案の農林水産部所管分について、原案のとおり承認をすることとしてよろしゅうございますか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 異議なしと認めます。よって、承認第1号議案につきましては、承認することを決定をいたしました。
 続いて、報告事項について、執行部から説明をお願いいたします。


◯酒井食料安全推進課長
 宮崎県における口蹄疫の発生の対応について報告いたします。お手元の資料、2ページ目をお開きいただきたいと思います。
 発生状況と現地の防疫措置状況についてでございますが、6月の14日現在で289例の宮崎県内での発生が認められております。なお、本日朝の時点でも、その後の続発というふうなことは発表になっておりませんので、現在のところ289例と、昨日からそういう状況で推移しておるということでございます。
 発生場所についてでございますが、次のページの地図も御参考に見ていただきたいと思います。いわゆる児湯郡の周り、日向灘に面した都農町、川南町等の固まりとえびの市、それから都城市の大きな固まりというふうなことになっております。トータルで先ほど言いました289例、約19万9,000頭余りの発生となっております。児湯郡及び西都市方面では、移動制限区域10キロ圏内でのすべての牛、豚を対象として、殺処分を前提といたしましたワクチン接種を実施しております。現在この地域では、患畜が未処理約3万頭、それからワクチン接種で未処分の家畜は約6万9,000頭、まだ残っております。患畜については6月20日、ワクチン接種の家畜につきましては6月末で処理完了予定と宮崎県のほうでは発表しております。また都城市、日向市、宮崎市方面につきましては、ワクチンの接種を実施せず、殺処分による防圧を実施中でございます。
 なお、宮崎県は、都城の発生農家周辺1キロ圏内11戸、97頭の抗体検査を行って、すべて陰性であったと、15日、昨日発表しておるところでございます。えびの市は6月4日金曜日に、移動制限並びに搬出制限を解除、いわゆる正常化の確認ができたというふうに発表されておるところでございます。
 続きまして4ページ目をごらんいただきたいと思います。県の対応状況についてでございます。
 侵入防止のための各種会議を開催しております。資料には記載してありませんが、昨日16時から、県の危機管理連絡会議を知事出席のもと、開催したとこでございます。また、消毒剤及びリーフレットの配付につきましては、侵入防止の意識啓発の意味を込めまして、第2回目として16日から、約2,000戸の配布を始めているところでございます。また、市場開催に当たりましては、昨日は西部の子牛市場が開催され、また本日は中央子牛市場が開催されております。消毒の徹底に努めているところでございます。
 さらに宮崎県への獣医師の派遣の状況でございます。家畜防疫員、農林水産部側の獣医師は、累計8名となっておりますが、済みません、実は昨日交代で9名目を派遣しておるところでございます。また、健康福祉部へも協力依頼がありまして、獣医師を昨日より2名派遣というふうな状況でございます。
 侵入防止のための靴底消毒の実施につきましては、隠岐航路、空港とフェリーの港でございます。これについて靴底の消毒を6月12日から実施しておりますし、出雲と石見の萩・石見空港等につきましても、目標は本日でございますが、資材整い次第、実施していきたいと思っておるところでございます。
 また、当面の畜産経営の維持に必要な資金についても、5ページの8のところに掲げておる資金で対応しているとこでございます。また、島根県が保有しております雌雄牛の関係で、凍結精液の緊急避難というふうなことにつきましても、精液を保管している雲南市木次町近隣での口蹄疫の発生を想定いたしまして、農家への精液供給に支障がない体制を構築するため、6月10日から、江津にあります江津家畜衛生部の方へ、年間の供給本数と同等の6,900本を分割して保管管理しておるところでございます。
 参考までに口蹄疫発生後の中国地区の防止状況について表にまとめておりますが、昨日の西部市場につきましては、平均34万7,000円余り。前回比で104%でありました。以上でございます。


◯中村委員長
 続いて、薮木課長。


◯薮木森林整備課長
 それでは、しまね企業参加の森づくりの現状と拡充策について御説明いたします。資料の6ページの方をお開きください。
 平成18年11月に、多様な主体による県民参加の森づくりを一層推進するということで、企業の社会的責任活動の一環としまして、企業の主体的な森林保全活動を支援する制度ということで創設しております。当初は、6ページにあります2のIの実践型のみで実施をスタートしてございます。6ページ、7ページにありますように、現在までのところ、4月21日に協定を締結しました山陰中央新報社を始め、現在まで7社、1団体が県下の9地域、おおむね35ヘクタールの森林で、竹の伐採や下草刈りなどの保全活動を実施しておりまして、昨年度も延べ841人の参加を得ております。
 このたび、さらに制度への参加企業を増ために、従来の社員等が直接作業を行う実践型に加えまして、II番にあります寄附型を森林整備ということで、寄附型も加えることにいたしました。企業等の関心の高い要整備森林のCO2の吸収量をこれに合わせて県が証明することにより、魅力度を増すということで、社会貢献活動への動機づけとしまして、多様な担い手による森林整備を一層進める手段としたいと思っております。
 お手元に緑のリーフレットを配らせていただいておりますけども、このたび、企業等への売り込みのツールといたしまして、お手元に配付しておりますこのリーフレットを作成いたしました。内容は、開いていただきますと、左には企業の森づくりのメリット、右側には森林保全活動実施までの流れを、ごく簡単に理解いただけるように説明を加えております。また、裏側の方には、今回提供します認証制度事業にCO2の吸収認証についての説明を加えております。このリーフレットを使いまして、7月からは県外企業への売り込みも本格的に実施を開始していきたいというふうに思っております。
 また、このリーフレットにつきましては、県外在住の遣島使720名、それから山陰合同銀行の県外支店、それから県の県外事務所にも送付しまして、PRの協力をいただくという予定にしてございます。以上でございます。


◯中村委員長
 河原課長。


◯河原水産課長
 それでは、水産課からは、最近の漁業動向と対応方向について御説明させていただきます。資料は9ページからでございます。
 9ページ左のグラフは、まき網漁業の出漁日数12月から3月までを載せております。ごらんいただいてわかりますとおり、この冬はしけが大変多く、出漁日数がかなり少なくなっております。この傾向は、まき網漁業だけではなくて、他の小型底びきや定置網でも同じような傾向が見られております。
 右側のグラフは、主要の魚種の単価の平均をグラフにしております。マアジ、ブリ、サザエ等、主要な魚種で下落が見受けられます。ただし、ムシガレイが2009年、2010年、単価が伸びておりますが、これは干物の加工用の位置づけでありまして、JAS法によりまして産地表示が義務づけられておりますので、中国産との、海外産の外国産のものよりも、国産、浜田産のものが好まれるということで、単価が上がったものと思われます。
 続きまして、10ページでございますが、左上にマアジの単価の推移を出しております。例年、5月から7月ごろ、マアジのしゅんの時期、脂の乗った時期には、単価が高くなるわけですが、2009年のように、5月、6月になりましてもさほど単価が伸びないというのが現状でございます。
 左下のブリの単価、及び右下のブリの漁獲量についてでございますが、右下の漁獲量の推移にありますとおり、2009年の冬から2010年の春にかけまして、ブリがかなり漁獲されております。これによりまして、左の単価のグラフでございますが、近年にないほどの低価格で推移しております。右の上のグラフには、漁獲量と単価の相関を載せておりますが、点線で示すとおり、おおむね2005年から2008年までのように、漁獲量がふえれば単価が下がる、また反対に漁獲量が少ないとき、品薄のときには高値で取引されるという負の相関関係が一般的な関係でございますが、2009年のように、量が少ない時期でもなかなか単価が伸びないというのが特徴的なことでございます。
 続きまして11ページでございますが、まき網漁業、小型底びき網漁業、それから大型定置網漁業の12月から3月までの漁獲量、漁獲金額の推移を載せておりますが、先ほど来説明しましたとおり、冬場のしけによる漁獲日数の減少や、魚価の低迷により、ほとんどの漁業種類で漁獲量、漁獲金額ともに減少しております。
 続きまして、12ページですが、魚価安に対しまして、少しでも高く売り込むというものを取り組んでおります。その事例を少し御紹介いたします。1番では、美保関の生きしめサワラの出荷でございますが、最近多く漁獲されるようになりましたサワラを高品質のまま岡山の市場に直接販売したところ、漁家の実質的な手取りは50%以上アップしたという事例が御報告されております。
 これらにつきましては、平成22年3月、東京で実施されました全国青年女性漁業者交流会におきまして発表されまして、農林水産大臣賞を受賞しております。
 また、大社のブリのように、生きしめによる高鮮度化によりまして、大社縁結びぶりというブランドで商品化もなされております。
 3番目に小型底びき網の未利用魚の付加価値向上でございますが、小型底びき網では、商品価値にならないような小型の魚がたくさんとれますが、これらを漁業者と加工業者が連携いたしまして、小型のニギスの南蛮漬けや、それからまき網漁業に小型のアジがとれた場合には、地元の加工業者がフライ用に加工するなど、地元で漁業者と加工業者の連携によります商品開発が行われております。
 続きまして13ページですが、これら取り組みは始まったばっかりでございますので、まだ付加価値向上に関する取り組みは少しでございますが、今後の方策といたしまして、短期的な方向といたしましては、悪化しております資金繰りに対する県単の融資制度を創設いたしました。これにつきましては、次のページにありますが、後ほど説明いたします。
 2番目としまして、魚価の下落や燃油の高どまり等に対しまして、出漁しても経費が回収できないことへの対応といたしまして、国の輪番休漁の事業を使いまして、漁業者が輪番で休漁し、その間、植樹や海岸清掃、放流などを行うことにより、人件費や燃油代が出るという事業でございますが、経営の安定化に有効だと考えておりますので、今後PRを行い、掘り起こしを図っていきたいと考えております。
 また、中長期的な対応といたしましては、経営リスクの軽減等に対しまして、幅広に今後検討していきたいと思っております。利用者の意見をよく聞き、できるものについては早急に取り組んでまいりたいと考えております。
 魚価・流通対策に対しましては、特に輸送コストの負担が大きい離島であります隠岐地域におきましては、現在も活用しております離島漁業再生支援交付金や、売れる水産物づくり推進プロジェクト事業を活用し、より一層流通改善や魚価の向上に取り組みたいと考えております。
 それ以外のことにつきましては、今後、売れる水産物づくり推進プロジェクトで実施する内容につきまして、さらに検討を深めていく予定でございます。
 14ページでございますが、先ほど御説明いたしました緊急支援資金の創設についてでございますが、まず背景といたしまして、国の動きの中で、燃油高、魚価安等の厳しい経営状態の長期化に伴いまして、21年度に創設されました緊急保証対策ですが、この中身といたしましては、貸し倒れ等の際の基金協会の負担を軽減するということと、8,000万円まで、無担保で保証が可能というような、このような制度を国のほうは22年末まで延長するということが決まっております。
 また、本県の状況といたしましては、先ほど来説明してきましたとおり、出漁日数の減や燃油の高騰、さらには魚価の低迷等、漁業者の資金繰りが急速に悪化しておりますので、それを受けまして、平成21年度に創設いたしました燃油対策運転資金を再度制度化いたしまして、今回、漁業経営の安定化を図ることといたしております。
 基金の概要につきましては、下の枠の中に書いておりますが、融資の限度額が8,000万円、融資の利率は1.2%、償還8年以内、融資枠2億円ということで、おおむね平成21年の燃油対策運転資金に準ずる制度資金といたします。なお、これは本日、農水商工委員会が終わりましたら、プレス発表を行い、17日、あすより、取り扱いが開始できるものと考えております。以上で報告を終わります。


◯中村委員長
 3件、御報告ございました。
 これらにつきまして、質疑はございますか。
 佐々木委員。


◯佐々木委員
 口蹄疫の問題については、きのう自民党議連として、4項目の提言をさせていただいたところです。しっかりと対応してもらいたいと思います。この問題については、初動体制がおくれたということでこういうことになったというような話も聞いてますし、宮崎でそういったことがあったということですから、ほかのところであれが来ても大丈夫だろうというような感じはするわけですけども、ぜひきちっとした体制をとっていただきたいということを要望しておきます。以上。


◯中村委員長
 尾村委員。


◯尾村委員
 続いてじゃあ、口蹄疫の問題で何点か聞きたいと思いますが、一つは県が相談窓口をつくりましたですよね。相談窓口を設置して、これは県内各地につくっているわけですけども、相談の受け付けといいますか、それはどういう状況に今なっておりますですかね。相談の内容といいますか。


◯中村委員長
 景山課長。


◯景山農業経営課長
 現在把握しておりますのは、雲南の普及部に3件相談があっておりますが、経営的な内容よりも石灰の配布の状況ですとか、そういった衛生環境の相談がございまして、それにつきましては、家畜衛生部の方へ連絡をして対応しております。


◯中村委員長
 尾村委員。


◯尾村委員
 この問題で今、原因究明が農水省においても精力的に行われていると思いますけども、現時点で、県としてつかんでいることがあれば、お答えいただきたいと思いますけれども。


◯酒井食料安全推進課長
 原因究明についてでございますけど、公式な農水省からの発表というものはほとんどない状況でございます。ただ、新聞報道などで、えびのに発生した要因として、これはあくまでも新聞報道でございますが、川南町と関連農場としてえびの市に農場があるというふうなところ。そこで車の移動があったというふうなことが国の対策究明チームのほうでコメントがあったというふうな新聞報道は出ておりますけども、まだ正式な究明チームからの取りまとめた方法というものはまだ出ておりませんので、そういった状況でございます。


◯中村委員長
 尾村委員。


◯尾村委員
 いろいろ考えないけんというふうに思うわけですけども、私は何点かちょっと資料を見てみたら、一つ、中国、韓国など口蹄疫が発生している国からの、稲わらの輸入の実績の状況というのを少し調べてみたんです。稲わらの輸入国の輸入検査の数量ですね、輸入検査数量というのは、植物防疫所というところがやっているようでございますけれども、輸出国は中国と韓国だということで、直近資料が2008年度の資料でした。2008年度の輸入検査数量でいうと、中国からが16万トンなっとるんですね。中国からがね。韓国からは85トンということで、中国、韓国合わせて16万300トン。これが2008年度の輸入検査数量の実績なんですよ。16万トン。2007年度というのが、中国が約2万トン、それから韓国が1万1,300トンで07年の検査数量の実績というのは3万1,400トンとこうなってるわけです。それ以降は時間の関係で言いませんけども。
 それでいろいろ私もホームページ等で見てみると、畜産農家の間からは、少なくとも口蹄疫発生国からの稲わらとか、それから肉類の輸入禁止措置をとってほしいと。こういう声が農水省に届いてるということになっとって、稲わらの問題でも加熱が、圧縮された稲わらの内部まで、圧縮されているわけですから、その加熱が内部まで行き届いてないのではないかというようなことを心配する声も出てるわけなんですけどもね。
 私は、そういう声が実際畜産農家から上がってると。今、酒井さん、答えられたように農水省では専門委員会つくって、原因究明だとか、感染ルート解明やってるんだけども、先ほど言ったような輸入検査実績だとか、それから内部まできちっと行ってないじゃないかというそういう声があるわけで、やっぱりそれについては、農水省のほうは、その農民の声に対して殺菌処理を義務づけているから心配ないということをどうも言っているようだけども、しかしどうかなと。実際今、これだけ口蹄疫の問題起こってるわけで。ですから、口蹄疫が多発している国から輸入を続けるべきではないじゃないかという農民の声もあるわけですよね。
 だから、私はその立場で、少し農水省がすべての解明だということかもしれんけど、そうじゃなくてやはりそういう危険があるものは、やっぱり遮断をかけるということを私は政府は決断すべきじゃないかなというふうに思うわけで、この点で当然、中央においてはそういう畜産農家が声を出してるわけですが、島根県のほうとしても、これ答弁してくださいというのも大変でしょうからいいですんで、そういう点等も少し考えてみてほしいということを要望という形で結構ですんで、発言しておきたいと思います。


◯中村委員長
 ほかにありますか。いいですか。
 岡本委員。


◯岡本委員
 今、尾村君の関連ですがね、実際に今は現実に松永なんかが特に大量的に入れとるんだと思うんだけど、島根県でいうと、何業者ぐらいがどのぐらいの量をとっておるんかね。現実に口蹄疫が出てからもまだ輸入しているわけでしょ。どのぐらいの量が入っているかというのは把握しとるわけ。


◯中村委員長
 持田課長。


◯持田農畜産振興課長
 ことしの22年の実績というのは、把握しておりませんけども、21年の実績では、5つの業者、県内の業者が合計して1,531トン輸入しているという実績です。ただ、県外業者からも購入している畜産農家もおられるということで、総量というのは把握できておりません。


◯中村委員長
 岡本委員。


◯岡本委員
 それは、こういう事態だから、いまだに把握せんということはおかしいんで、ちょっと早いことどういう実態があるかぐらいのことはしとかんと、それが一番の原因だと言われとるわけだから、だろうと言われとるわけだし。それは一番中国から入っとんだけど、これは報道だけど、口蹄疫というのは日本、韓国もそうだけど、韓国ぐらいまでは徹底してやるが、ほかの中国だとかあるいはアフリカだったら、蔓延しておるところはほとんど手当てをしていない、野方図にそのまま投げてある状態。しかも口蹄疫にかかったものをそのまま食べて入る状況というのは、どこの国も、今、後進国はほとんどその状態が残っとるから、この口蹄疫が絶えることはないということがもう言いよるわけで、そういう中で、そういうとこから入れないけんということであれば、たかが5社ぐらいのことでありゃ、その実態ぐらいはちゃんと調べとって、それがすぐ対応できたりとかそういうことができるようなすぐそれを調査して、今現状はどうなのかとか、どういう検査をしておるかとかいうぐらいなことは。空港にマットおいて足の話はもちろんやるべき。現実にそこから来るものが多いわけだから、そういうところをもうちょっと手を入れとくべきことじゃないんじゃない。今言っとるので、わからんというような話ではおかしいんじゃない、どうかな。


◯中村委員長
 持田課長。


◯持田農畜産振興課長
 その県内の5業者については、ちょっと早急に当たってみたいです。


◯中村委員長
 ちょっと関連で。
 その1,500トンはどこから入ってくるんですか。浜田に入ってきますか。(「浜田とか神戸」と言う者あり)
 持田課長。


◯持田農畜産振興課長
 必ずしもその浜田、境港ということではなくて、県外の港から入ってきて、県内の業者が扱っているという場合もあると聞いております。ちなみに浜田港に入っている稲わらというのは、平成21年はありません。(「輸入っちゅうのはない」と言う者あり)はい。20年度は2,280トン入っております。


◯中村委員長
 現在はないんでしょ。(「今はないでしょ。ことしは」と言う者あり)


◯園山委員
 稲わら説がここのところは今、強力だけど、僕は必ずしもそうは思わんわけ。稲わらだったら、日本じゅうもう16万トンから入っとれば、今だって、中国からの稲わらは、輸入禁止になってないわけだから、だから、もし稲わらが原因だったら、日本じゅうもう口蹄疫が出とるわけだ。そうじゃなくってこの宮崎県のは、僕もよくはわかりませんが、A型とO型とあって、今回は韓国か中国から飛び火したやつで、多分人間がその菌を持ってきたじゃないか。人間の可能性が強いのではないかと、こう言われているわけですよ。だから、人間が持ち込んだ。靴についておったのか、何についておったのかわからんけど、人間が持ち込んだ。だから最初に出たときに殺処分をきちっとやって、封じ込めでしまっておきゃ済んだものを、これは宮崎県知事にも大きな原因があるんですよ。49頭殺さなかったんだから。自分ところの種雄牛を特別に何日も、本来はもうやらないけんものを県がみずから所有しておるものを一番最初に殺処分をして、大体農家のことを考えればね、そりゃ気持ちを考えれば、自分のとこはまだ全く感染してないものまで封じ込めのために殺さないけんということを決められておるのに、いや、宮崎県の種雄牛は宮崎のために必要だとか、あるいはスーパー種雄牛は、超法規的措置で外へ出すとかというようなことをやったがために、殺処分が全然おくれてる。いまだにまだ済んでないわけでしょ。だから封じ込めができてないわけですよ。だから、国家の非常時だとかなんとかって口では言ってるけど、全くそういうことになってないわけだ。封じ込めしてないんだから、まだ広がるだわからへん、今たまたま。だから、例えば都城なんか、僕は友達もたくさんおりますけど、物すげえ豚の産地ですからね。だからもうとにかく豚にちょっとでも行けば、もう何十万頭では済まんわね。1つの農場で10万とか、15万とかってあるんだから。だからとにかくやっぱりもう、何だろうともう、封じ込めするんだったら500メーターだとか、1キロだとか決めて、もう本当に国策で。1都道府県の問題じゃないと思うだ。国策できちっとやるべきだわね。(「それを今までやったから、こがにならんかったわけだ。この前までは」と言う者あり)
 今までは、10年前なんかも、やっぱもうきちっと最初の発生の時点できちっと殺処分をやっているから、なるんだけど。それを全部人任せだから。だから何ぼでも広がるんだ。
 だからこれ島根県だって、対岸の火事じゃなくて、いつ来るかわからんわけだから。もう飛行機に乗ってくりゃ終わりだわね、そういう国からね。もう韓国や中国で実際、口蹄疫まだどんどん広がっているわけですから。だからそれはやっぱりもう、たまたま空港にマットをということだったけど、とにかく畜舎の入り口にとにかくもう、一般の人たちは立ち入りを例えばさせないとか、あるいはするときはもう、靴から、洋服から全部滅菌した上で、しかも入らないとかね。やっぱりもうそれを徹底的にやるしか方法はないわけ。だから空港だわ、駅だわという問題ではなくって。どうしようもないだ、これは。(「何か原因になるところぐらいは、ちゃんと調査しておくべきだな」と言う者あり)
 そりゃね、北山なんかシカがおるんだけん。これだって、偶蹄類だわね。これを殺してしまえば、どげにもならんわけだ。(「いや、殺しゃあええ」と言う者あり)
 これは家畜だないだけん。これはもう山の中、自由に動いておるだけん。だから本当に、いつ、今は宮崎だけど、これはいつここへ来るだや、わからんわけですよ。だから少なくとも対岸の火事じゃないよと。とにかく起こったときにはもう、どうしようもない。とにかく、たとえそこからコンパスで何メーターのところは全部、すぐ殺処分をするという、やっぱりそういうことでならんと。おちらとしたもんだわ、そりゃ。あの宮崎県の対策なんてね。選挙どげするんかね。


◯中村委員長
 あそこは似たようなものをさっき稲わらを、こっちに去年、おととしと実績ないって言ったですけども、浜田のほうに。だけど実際、韓国へ、その辺との貿易やっているわけですから。


◯園山委員
 実際、稲わらが入ってこなきゃ、そりゃ商売にならんというか、それはどげしゃもないんだと。だからいいとか悪いとかじゃなくて、これはもう徹底して滅菌してもらって、とにかくもう入れるしか今ないわけだから。ないんだけん、日本に、稲わらは。だけん、これはもう稲わら説というのは、それは理屈ではあるかもしれんけど、現実問題、稲わら説、稲わらが本当に問題だったらもう、日本中もう広がってしまっとるはずだから。それがないということは、稲わらじゃないんです。


◯岡本委員
 今はまだそれは何かわからんから、そういうことをいろいろ調べよるわけだけど、それも一つはやむを得ない。そればっかり言っとっちゃ。


◯園山委員
 とりあえずは、畜舎にもう一般の立ち入りを、絶対きちっとさせないということを徹底してください。


◯中村委員長
 それでは、以上でないようでございますので、報告事項については終わります。
 そのほかありますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 それではないようでございますので、農林水産部所管事項の審査及び調査を終わります。御苦労さまでございました。
               〔執行部入れかえ〕


◯中村委員長
 それでは次に、両部の共管事項について調査を行います。
 それでは報告事項について、説明をお願いをいたしたいと思います。
 質疑は一括した説明をいただいた後でしますので、よろしくお願いします。
 新田課長さん。


◯新田しまねブランド推進課長
 失礼します。それではお手元の農水商工委員会資料、両部共管分の1ページ目でございます。にほんばし島根館のリニューアルについて、このことについて御説明させていただきます。
 さきの2月議会におきまして、にほんばし島根館、15年11月オープン以降6年を経過し、あり方を検討した上で、今年度丸7年目を迎える中で、にほんばしのリニューアルということで、予算も含めまして御審議いただいて、今年度迎えておるところでございます。
 9月議会を待ちますと、詳細の状況についての御報告が直前になってしまうものですから、今議会で進捗につきまして、現時点のところの御報告をさせていただきます。
 事業の目的はそこにありますように、首都圏での情報発信に向かいまして、販路拡大の強化、あるいは若干手薄になっておりました消費者動向のフィードバック機能、こういったことを評価するということで、全体的な内装の変更、あるいは映像による演出の強化ということを行うべく、事業が考えられております。
 一つはイベントスペースの拡充ということで外観も含めまして、内装が事務室が非常に広かったということもあって、事務室を縮小しつつ、奥部にありますイベントスペース、あるいは観光コーナー、こういったところを拡充いたしまして、おいでになったお客さんが、奥の方までしっかり歩いていただけるような内装に改めていくというようなことを考えておりますし、レジのシステムを改良しまして、顧客情報をしっかり活用するというふうなことを念頭に置いた改修工事を行うことを想定しております。あわせまして、県の情報発信ということもございます。店内の商品、あるいは県全般の観光情報、こういったことも館内で紹介していくということを念頭に置いて、映像による演出の強化を行っていくというような内容でありまして、現時点、スケジュールはすべての改装工事が完了して、きっちりしたオープンとしましては、10月の中旬ごろを想定しておりまして、丸7年目を迎えるまでのところで完了したいというふうに思っております。現在、事務的に作業を進めているところでありまして、改修工事につきましては、7月の中旬から下旬のところで工事を発注したいというふうに思っておりまして、現在実施設計の作業中であります。映像につきましても7月下旬ごろには、業務発注したいというふうに今、段取りを組んでおるところです。
 ちなみに、奥に向かって30メートルぐらい奥行きがあるもんですから、その中で物販部分は、前面の3分の2程度。工事そのものは、店の営業を行いながら、物販部分は什器の配置移動みたいなことがメーンですので、営業を行いながら基本的にはやっていきたいと思います。最終的に奥部の方は、若干仕切って、きっちりした内装を仕上げていくというような形でやっていきたいというふうに今、思っておりますが、詳細の工程、あるいは工期、こういったことは、できるだけ効率的なやり方に持っていきたいというふうに思ってまして、現在営繕課、あるいは現場のにほんばしのほうと調整をしながら進めておるところであります。
 ちなみに、オープンに向かって、正式オープン前後のところでできるだけPRもしていきたいというふうに思っておりまして、オープニングイベントにつきましては、オープン前後のところでできるだけ効果的なPRをしていくべく、庁内に連絡会議もございますので、そういったところで諸々のPRの関係の企画を検討していきたいというふうに思っております。
 あわせまして、日々の運営につきましては、できることは当然のことながら日々開店をしつつ、こういったリニューアルを機に改めるべきところは、仕組み的なことも含めて、できるだけ皆さんに御期待に沿うべく改めていくような検討もあわせていきたいというふうに思っております。以上です。


◯中村委員長
 もう一つ。
 高田室長。


◯高田しまねブランド推進課管理監(貿易促進支援室長)
 それでは引き続き、資料の2ページをお願いいたします。今後の貿易振興のあり方に関する検討について御報告をいたします。
 このことにつきまして、今年度関係部局、関係機関等で構成します検討会を設置いたしまして、企業、団体等の意向調査も行いながら取りまとめたいと考えております。
 検討の趣旨につきましては、昨今の経済情勢の激変と貿易を取り巻く環境が大きく変化している中で、改めて現状分析、課題整理を行いながら、広い意見交換等を通して今後の貿易振興のあり方を見出そうとするものでございます。
 検討項目といたしましては、これまでの取り組みの評価・検証、あるいは品目ごと、また対象となる国、地域ごとの今後の輸出拡大の可能性、輸出拡大に向けた課題と対応策、さらには効率的かつ効果的な支援体制のあり方、こういった点を考えております。
 検討の体制といたしましては、県の関係部局といたしまして、農林、商工、土木、こういった各部の関係課、さらに貿易支援機関としてのJETRO、産業振興財団、浜田港振興会、こういったところの参加も得まして、検討会を設置するとともに、その下に実務者レベルのワーキンググループを置きまして、具体的な作業を進めることとしております。
 検討のスケジュールといたしましては、ワーキンググループにおきまして、おおむね夏ごろまでに、企業、団体等に対するアンケート調査、あるいはヒアリング等、情報の収集整理を行いまして、その後検討会での議論を経て、11月を目途に中間報告をまとめたいと考えております。その後、中間報告に対する各種の御意見を賜りまして、修正、あるいは肉づけ等を行い、来年の3月を目途に最終的な取りまとめを行いたいと考えております。以上でございます。


◯中村委員長
 ただいまの2件の報告につきまして、何か質疑はございますか。
 園山委員。


◯園山委員
 にほんばし島根館は、やっぱり一つは、島根県の物産観光館とのリンクだわね。島根県の物産観光館とにほんばし島根館のせっかく運営主体が一緒なんだから。これをどうやって商品情報とか、いわゆる情報を受ける、あるいは発信するというこの作業をどううまくやっていくかっていうのが一つの、僕は役割を果たす一つの大きな問題だと思う。もう一つは、ウエブサイト、今、島根県だって3割ぐらい、商品販売の3割ぐらいは今、ウエブサイトの売り上げですよ。デパートなんかはもう4割ぐらいになってますよ。ウエブサイトを使った売り上げ、いわゆる通販と言われる。そうすると、ウエブサイトを活用して、例えば商品情報を発信する、あるいは島根県の情報を発信する。じゃあ、それを関東圏の人たちに、実際、にほんばし島根館へ来てもらうと、どういうことが体験できるのか、どういうことが実現できるのかということを、きちっとウエブサイトとのリンクをどうするかっていうことが大事だと思うので、せっかくリニューアルするわけですから、今まではそういう視点は全くないわけでね。そういう概念もなかったから。今度、やっぱりそういう点をきちっと入れて、マーケティングをするなり、あるいはプランニングをするところできちんとそういうものを入れてほしいと。特に、意見を求めるとすれば、例えば池田さんなんかは、そういう知識もあるし、あるいはバイヤーとしての目もありますので、十分相談というか、活用されたほうがいいと思いますね。
 それから、貿易振興室の人に、これは質問というわけではないが、貿易振興室はどういう役割を担っているのかということですよ、目的が。例えば、外国で商売をしたい、外国で仕事をしたい人たちの支援機関なのか、あなたのところは。支援機関なのか。あるいは、島根県の産業を、例えばマーケットを今までは国内、この近隣だったけれども、それを例えば中国とかインドとか、そういう地域へターゲットをきちっとつくって、そこへ島根県の産業戦略として、そこをプラットホームにして島根県の企業を、実際そこへ持って行って企業活動をさせていくという、例えば県の産出額が、たかだか2兆5,000億ぐらい。島根県のGDPの総額が全部でそのぐらいだと。それを例えばもう、人口も減って、マーケットもこまんなって、それはもう頭打ちだと。だけどそれを、例えば中国とかインドとかそういうところへ、成長圏へ産業のターゲットを持っていくことによって、例えばそれを10%、20%大きくしていくんですよと。そういうその計画をあなたのところで練って、戦略を練って、じゃあ具体的にお金も用意しましょうと、支援しますよと。そういうふうに実際するのか。具体的に実施部隊になるのかね。そこのところをきちっとどういう役割をこなすかということを、きちっと腹を決めてかからないと、結局、組織はつくったけど、それは何のための組織ですかと。情報収集のための組織ですかと。あるいは広報のための組織ですか。あるいはだれかが出るときに、ちょっと後から支えてあげますわという組織なのかね。何をやりたいのか。どうするのかということをまず決めてさばらないと、全く3年前につくったけども、何していいだやわからんという状況がまだ続くと、僕は思うわけ。
 だから、せっかく過去の検証をして、これから何をするかってやるんだったら、まず本当に貿易振興室というのは、何をするセクションなのかということを県庁の中でやっぱりきちっと決めて、さばってほしいですね。そげせんと、何をお願いしていいだい、わからんですよ、具体的にあなたのところに。JETROの役割をお願いするのか、あるいは商工会議所とかそういう団体の役割をお願いするのか、わからんでしょ。この部分をうちが受け持つんですよと。そこのところをきちっとしてほしいわ。


◯中村委員長
 今の園山委員の発言について。


◯園山委員
 コメントがあればね、やればいいし。コメントがなければ、また9月にでも二、三カ月考えて返事ください。


◯中村委員長
 小林部長。


◯小林商工労働部長
 2点、御意見をちょうだいいたしました。まず前段のにほんばし島根館のあり方について。おっしゃいますように、一点ございましたが、松江の方の物産館とのリンクの問題、もしくはウエブサイトを活用してマーケティング具体的にどうするかは、また考えるとして、御提案の筋はごもっともだと思っております。御提案の趣旨に沿うような具体的なものも、この際、あわせて考えていきたいと、こう思っております。その際には、池田委員のお話もございましたが、議会の皆様方ともしっかり議論をしていきたいと思っております。これが最初の答弁です。
 あと、貿易に関する検討ということですが、貿易室の、役割、ミッションを明らかにした上でと、こういったことです。議員おっしゃいましたように、一つは、個別の県内企業の貿易に関する支援、相談といったような役割、それから県として、貿易というものについての戦略といったようなものを立てる、どっちなんだと、こういうことですが、私は、ある意味で両方だと思っております。とりわけ後段の方が、御指摘のように、必ずしも明らかでなかったという反省を私どもが持っております。
 したがいまして、今回の検討、限られた時間ではありますが、先ほど御説明しましたように、県内業者等々のアンケート、意見をとったりしながら、戦略的なるものを今年度のところでアウトプットしたいと。片一方で、前段御指摘のあった個別の企業の支援は、ここにも出ておりますが、県に行けば産業振興財団等との役割分担を持っております。これと一緒になって、やることは片一方はやっていきたい。走りながら、もう1回考えてみたいと、こう思っております。以上です。


◯中村委員長
 岡本委員。


◯岡本委員
 今、貿易のことですが、これは要するに、今までやったことをもう一遍検証するというのは、企業だとか、そういうこれを貿易担当じゃなかったのに、アンケート調査ということだったら、当然のことだけども、基本的には、県が主導的にやるんか、どこに持たせてどれだけのものをどういうふうに役割分担してやらすかというのがまず、さっきの話みたいに見えてないのが一つだし、それからいつまでも、補助金、補助金を出してやらせる、やっちゃあという考え方が果たしていいのか。
 それからもう一つは、ほかの港と、浜田の港のどこに違いがあるのか。どこを改善せないけんのかという点が、全然さっきからも出てきてないんですよ。あそこの中の利用の問題を含めてすべてのことに。それから農林水産と商工の役割だとか、どういう点が問題があるから、そこはどうせないけんのか。何回もそのことについては、もう指摘してあるはずなんです。あとは倉庫の利用の問題もそう、機械の利用の問題だってそう、保全地域の利用の問題だってそう、何ぼかは改善してきたものの、ほかとどうなっておるかと。あるいは利用料の問題も含めてですよ。そこのところ企業だから、お互いに金が安いほど人は利用するわけだから、そこがどこが違うかということが、全然考えられてないでしょう。たったあれだけしかない保全地域を、お互いがどう使うかということも考えられてはおらん。それはだれが握っておるか、土木が握っておるからですよ。その営業を一生懸命やって、条件を整えてやるためには、商工がやるんだけど、商工がそれが自由にできる状況にはなってないわ。そういうところの改善というのは、この今言われた中では、何、皆さんにアンケート調査で聞きますよいうだけの話で、根本的なものが、そのもの自体がそうなっておらんじゃないですか。だから一つの例として、浜田の港を越えて下関になぜ行っておるかって、何が原因かというのを何で調べん。何回も言うけど、それも調べてないじゃないか。どの業者が何をどこへ持っていっておるかと調べても、いまだにわしのところにそのものが来てない。なぜ浜田にともらんこうにそのまま向こうへ行くんかいということを、何回も言うとる、そのものを出してくれて言うても、いまだに出てこんじゃない。あんたらだって、何ぼ言っても、あんた方に言うてもやってくれんから、わしゃほかんとこから何ぼかもうとるが。それが何の原因かっちゅうのを調べてないじゃない、それからあと1年以上になるよ、わしが言うてから。そがんとこを根本的に直さんこうおって、機械の管理の問題、倉庫の管理の問題も含めてですよ。そういうところから先にやってこんと、ここばっかしアンケートをとってやったとしても、最終的にはリスクの問題だから値段が合わんと利用しませんよ。そこのことを何回もやってくださいということをお願いしとるじゃない。
 私は最後は県庁におって、遠く離れて200キロも離れたところへ、いろんなことを出して一々上げてもうたりするということよりも、拠点をむしろあそこに移して本気でやるんなら、あそこへ移してあそこですべてのことができるぐらいのことを、ある程度権限を持たせてやれるぐらいの機能を持って最終的にいかんと、ここに親分が座っとって、ああ、そうかい、そうかいって、待ってや、ほんならちょっと検討するけんちゅうような話で、本当に商売ができるんかちゅうことなん、問題は。そういう問題も含めてもらわんと。
 それから土木の権限の問題と商工の権限、さっきわし言いかけた問題もう1回整理されてないでしょ。使うとしてもこの条例がひっかかるけん、これはだめですとか。そういうことを整理してください言うて、あの中古車のときにあれだけのことをやって、条例を変えてもらったり、あるいは貸し付けの金利の問題も変えたりしてやったじゃないですか。そういう問題でまだ整理されとらんものをいっぱい僕は提案しとるはずですよ。何年もそこを整理されてないじゃないですか。
 それで一体、島根県を越えて東の荷が島根県を越えて下関へ何ぼ行っとるか、その量を出してみてください、それ業者がどれだけあるんですかということを、何回もお願いしとる。それすら出てこんでおって、こんなワーキングで話聞いたってわかる話じゃないじゃない。それはもっと商工の方に、あの港自体を権限を持って自由に土地から何からそのことができるような条件づくりをせないけんし、そのためにはそこに今、例えて言やあ倉庫の利用の問題もそうだし、あるいは機械の利用の問題もそうだし、それから利用料の問題もそう、そうすると利用料の問題も当然、出てくるから。そういうところまで早く手を入れて、いろんなこともできて、将来的な相手をやらないけんから、そこを早く整理しましょうやということは、提案しとるつもりなんです。そこの部分がきょうの説明の中には何も出てきてない。それはどうなんだ。


◯中村委員長
 高田室長。


◯高田しまねブランド推進課管理監(貿易促進支援室長)
 今、岡本議員、御指摘のとおり、我々も以前からそういったことで浜田港の貿易振興について、そういった徹底されたそういう調査というものが、十分になされていなかったということは、非常に反省をしておりまして、今回のこの検討の中にもそういった御指摘も踏まえながら、今後の浜田港の振興について、そういう企業さんのニーズも、もちろん踏まえた上で、その内部のいわゆる縦割りということではなくて、関連する部局が連携をしてそういった対応策を考えていくための組織として、今回、立ち上げることにしておりますんで、その辺は御理解をいただきたいと思います。また今後とも御指導をお願いしたいと思います。


◯岡本委員
 この資料には、この今の説明じゃ、そんな説明は入ってなかったと私は理解しとるけど。ただこれ、企業さんらとの話だけでっていう話のように聞こえたと思うけど、それはそれでやっぱり、利用拡大するためには当然それは大切なことなんだけど、それを受け入れするそのもの自体がちゃんとしてないこおって、こがんことばっかり先やったって対応したって、相手は相手にせんよ、企業は、ということだけ言うときますわ。


◯中村委員長
 検討項目の(3)の中でしっかり指摘を。


◯園山委員
 あのね、いい。


◯中村委員長
 はい、小林部長。


◯岡本委員
 ま、部長が先ちょっと。


◯園山委員
 浜田港のね……。


◯中村委員長
 ちょっと。


◯岡本委員
 今の答弁を先にさせてください。


◯園山委員
 関連、関連。


◯中村委員長
 関連、はい。


◯園山委員
 浜田港の振興というのは、貿易を振興をする上で島根県が持っている、その対外港湾は浜田だから。だから浜田港の振興イコール貿易振興というのは、それはあるよ。だけど、浜田港の振興というのは貿易振興の全部の中の一つだわね。ところがその一つもきちっとしてないわけだ。それは何でかって言ったら目的がないけんだわね。とにかく例えばコンテナの本数を2,000本にせないけんとか、2,500本にせないけんとかということがね。島根県でその島根県の産業を、島根県のその工場、そういうところが例えば海外を相手にして物を売るとか仕事をするとかだよ、そういうことと結びつかんけんだわね。コンテナの本数をふやすことが目的になってしまって。そういうその個別事項ばっか、あんたたちがやるから、何でそのコンテナの本数が少ないのかとか、何でその県内の事業所が外を見らんのかということを掘り下げらんと。だから例えば、原因を究明せえって先生が何ぼリクエストされても、目の先、コンテナの本数をことしは2,000が1,500になった、ああ、500どげすうだというようなことばっか考えるから、上のここのとこの配分分ばっかおっちょうような感じだと僕は思う。だから物事自体もきちっと見据えらんとだめだと言っておるわけですよ。同じことだと思うよ。


◯岡本委員
 そりゃもうそこを考えてもらわんと。


◯中村委員長
 そうですか。


◯岡本委員
 なった、こうなったいうだけのことで。


◯中村委員長
 小林部長。


◯小林商工労働部長
 浜田港の振興ということは、言葉が説明が足りなかったんですが、この検討の一つのポイントだと、こういうふうに考えてます。
 この間、いろいろな御指摘に必ずしもこたえ切れてないことを改めて反省しておるわけですが、浜田港は正確には貿易というだけではなくて、その県内の企業の方の利用だけではなくて、県外企業の方の活用でありますとか、さらには国内の出入の港でもあります。単純に県内企業の貿易の振興というだけではなくて、浜田港のあり方というものも少し広目に考えながら、土木部も含めて今回この中で検討は進めさせていただきたいと思っております。以上です。


◯中村委員長
 ほかにありますか。よろしゅうございますね。(「はい」と言う者あり)
 それではないようでございますので、報告事項は終わります。
 この際、何かほかにありますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 ございませんのんで、以上で両部共管事項の調査を終了いたします。御苦労さまでした。
 3分休憩。
                 〔休  憩〕


◯中村委員長
 次に、商工労働部の所管事項について審査及び調査を行います。
 初めに、商工労働部長のあいさつを受けたいと思います。
 商工労働部長。


◯小林商工労働部長
 雇用情勢でございますが、全国的にはいろんな指標を見てみますと、相当回復してきたというふうなところが見てとれるわけですが、一方、県内の状況でございますが、製造業では全国的な回復の動向を踏まえまして、稼働率が上がっているというこういう状況でございます。しかしながら、例えば有効求人倍率、4月では0.65ポイントと、依然として持ち直しは見られませんし、消費、これも低迷が続いております。県内の経済雇用情勢は依然として厳しい状況が続いておりまして、県内の企業の方の景気回復感は薄いと、こういうふうに認識しております。私どもといたしましては今後とも経済雇用対策、機動的に行っていきたいと思っています。
 こういう状況の中で先月5月26日には、知事、教育長等々と、経済団体に対しまして来年3月の学卒者の求人要請を実施いたしました。また現在、県内の企業、1,000社訪問を行いまして、求人をふやしていただく、こういうふうな要請をしているところでございます。
 また、島根産業活性化ファンド、先日、設立させていただきました。御案内のように当初予算で認めていただいたわけですが、新産業創出プロジェクトの事業化のスピードアップですとか、新しい商品の開発の開拓、こういった新分野にチャレンジする企業を応援しようとするものでございます。今後、投資先の企業の発掘等を進めてまいります。
 本日の委員会では県内空港の利用促進に、こうした観光振興対策事業の補正予算1件、それから報告事項として3つの項目、それぞれ後ほど担当課長から説明をさせます。よろしく御審議、御意見をいただきますようお願いを申し上げます。
 なお、本日は西山次長、どうしても欠かせない業務が重なりました。申しわけございませんが欠席をさせていただいております。よろしくお願いいたします。


◯中村委員長
 それでは、付託議案の審査を行います。初めに予算案について審査を行います。
 第69号議案、平成22年度島根県一般会計補正予算の関係分について、説明をお願いいたします。
 鴨木課長。


◯鴨木商工政策課長
 お手元に商工労働部所管分と表紙に書きました委員会資料を配付させていただきました。1ページ、表紙をめくっていただきまして、下の方にページをつけておりますが、1ページ、商工労働部予算、6月補正予算案の概要を御説明申し上げます。
 1ページの上、1番に一般会計歳出予算、全体像を記載しておりますが、6月補正の欄をごらんいただきますと、県全体としては2億円余の補正でございます。このうち商工労働部として6,200万円の補正をお願いをするというものでございます。下2番の方に課別の歳出予算を掲げておりますが、今回は観光振興課のみでございます。
 めくっていただきまして2ページでございます。課別予算の概要を記しておりますが、今回は観光振興課、6,200万円をお願いするものでございます。12番でございますが、県内航空路線緊急利用促進事業費としてお願いするというものでございます。3ページに具体的な事業内容を掲げておりますので、観光振興課長の方から御説明をさせていただきます。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 それでは、3ページの内容につきまして説明させていただきます。事業の目的でございますが、御承知のように前回の委員会でも御報告をいたしましたように、県内空港の利用促進対策、これが喫緊の課題となっています。これにつきまして地域振興部所管で利用促進対策、1億3,800万円余の予算計上をさせていただいておりますが、こちらに移行いたしまして誘客の基盤となる観光振興対策に重点的に取り組むものでございます。
 2、事業の概要でございます。実施主体、社団法人島根県観光連盟、予算額、6,200万円をお願いしているところでございます。3空港別の内容でございます。まず、出雲空港でございます。こちらにつきましては、愛称化を活用した誘客の推進を考えております。なお、愛称化につきましては交通対策課を主管といたしまして、愛称検討懇話会を立ち上げまして現在、検討がなされておりまして、7月末に決定するというスケジュールでございます。こうした中ではございますが、愛称を単につけただけでは、なかなか誘客の促進に結びつかないということは当然のことでございまして、こちらに記載しておりますように、まず観光情報の発信、誘客宣伝を行うことにしております。具体的には愛称に関連した観光スポットとガイドマップを作成いたしまして、県内外で配布すること等を考えております。2)空港愛称化を記念した旅行企画でございます。愛称にちなみました旅行商品を造成いたしまして、販売に合わせまして店頭キャンペーンを考えているところでございます。
 次に、隠岐空港でございます。こちらは個人客・少人数グループの誘客の強化を中心に考えております。1)観光情報の発信、誘客宣伝でございます。旅行商品時期と連動した雑誌媒体による情報発信に加えまして、2ぽつ目に書いておりますが全国規模の福利厚生会社を活用した誘客でございます。こちらにつきまして少し説明させていただきますと、現在、観光連盟の基金事業で全県を対象にいたしまして全国規模の福利厚生会社で旅行商品を提供して、かなり成果も上がっているところでございます。ここに新たに空港利用の特典キャンペーンをつけることによりまして、空港利用を活用した誘客を強化してまいる、こうしたものでございます。2)地域資源を生かした観光の魅力づくりでございます。こちらにつきまして、隠岐の地域資源を生かした新たな観光メニューへの支援を通しまして、開発、拡充を図っていきたいと思っております。次に、3)二次交通対策でございます。隠岐につきましては観光地周遊のための二次交通が弱いということもございまして、新たにレンタカー貸し出し体制の強化ですとか、新しいタクシープランの開発等を検討をしているところでございます。なお、2)、3)につきましては隠岐観光協会への補助という形で実施したいと考えております。
 次に、萩・石見空港でございます。こちらにつきましては観光地としての魅力づくり全般の強化を考えております。1)観光情報の発信、誘客宣伝でございます。こちら2ぽつ目に書いておりますが、東京・大阪等のカルチャーセンターを活用いたしまして、いわば学びと現地への旅行をセットにした誘客を考えております。それから2)で地域資源を生かした観光の魅力づくりということで、民間提案による地域資源を生かした体験型メニューづくりへの助成という形で展開したいと考えております。1件100万円以内で15件程度を現在のところ想定しております。それから3)新たな旅行需要の掘り起こしということで、こちらも都市圏の企業の研修、先ほど隠岐空港のところで申し上げました、福利厚生事業の活用、また大学ゼミ等の誘致活動等、新たな事業をきめ細かく掘り起こしていくことを考えております。それから4)で観光人材の育成でございまして、こちらは特に旅行商品の開発とか販売といったようなものの研修会をメーンに展開していきたいと思います。
 なお、2)、3)につきましては、石見観光振興協議会、こちらへの補助という形で考えております。また、それぞれの事業の取り組み時期は、右欄のところに、それぞれ記載しております。これにつきまして一番下にゴシック米印で書いておりますけれども、とりわけ旅行商品の造成ですとか雑誌での情報発信、こちら仕込みの方に数カ月等要するところでございまして、既にございます観光連盟の基金、これを活用して既にもう事業着手している分がございまして、補正予算成立させていただいた後に補てんする形で実施していきたいと思っております。以上でございます。


◯中村委員長
 ただいまの説明を聞きまして何か質疑はございますか。
 園山議員。


◯園山委員
 出雲空港の愛称化について、県はもう愛称化ということを前提にして物を進めておられますが、これに対しては私ははっきりと住民の支持があるとは思えません。何で今さら出雲空港の名前変えらないけんというのが、少なくとも私の回りでは半分ぐらい、愛称がついてもそりゃいいかもしれんけど、という人は半分ぐらい。なして今さら出雲空港がいけんや、島根県の中で出雲という名前が一番売れとうにかあに、何でそぎゃんとこへわざわざ名前変えらないけんや、というのがあります。だから、愛称化のその検討というのは、愛称化をつけないことも私はきっちり検討してもらいたいと思います。
 それから、2つ目は、萩・石見空港は1月4日をもって大阪便がなくなります。今、一番考えらないけんのは、じゃあ1月4日以降、大阪便が運休したときの観光商品、あるいは石見から大阪便がなくなったその先にどげしていかないけんのかということを考えらんと、本当に、東京便もなくなりますよ。今、石見空港も大阪便があるおかげで東京から、例えば東京へ午後帰って行く人たちは、大阪を一つバウンドして帰れるんですよね。ところが、今の東京便は朝早く来て、朝早く帰ってしまうでしょ。そうすると、これ観光利用がほとんどできないんですよね。朝帰るなんていう観光客はほとんどおらんわけですから、朝来れば次の日の夕方まで1泊2日だったら観光するわけですよね。だからもう事実上、石見へは日帰りはできらんやになりますよ。そうすると今までは大阪便があったから、大阪バウンドで帰れたんですけど、もう空港、飛行機を使って観光旅行というのは、ほんに難しくなる。そうなってくると、じゃあ石見空港と出雲空港を活用するとか、石見空港と隠岐空港を活用するとか、朝、石見空港へ着いた人が例えば午前、午後を石見から出雲へ向かって行って、次の日、例えば松江とか安来とかを行って、出雲空港から帰るとか、米子空港から帰るとか、そういうような旅行商品をこれからは考えていかないと、間違いなく激減しますよ。
 ところが、そういうその視点がこれ感じられないんですよ。今つくる商品ていうのは、もう夏の商品なんかありませんよ。もう夏の商品なんか今からつくったって遅いですよ。今、考えるのはもう秋と来年の冬、春ですよ。そうするともうこの予算を使った戦略というのは、もう視点を来年、ことしの秋以降、もう来年の春に向かってやっていかないけんですよ。だけどそんなもん全然、感じられませんよ。私はね、こりゃだめですよ。こぎゃんことではと思います。
 それから、まだまだ。言いたいことはまだある。それから、今、「RAILWAYS」という映画が結構、売れてますよ。出雲空港からじゃあ電車に乗ろうと思ったら、どこへ行かないけんですか。出雲空港から出雲の駅か松江の駅しか行かれんだないですか。タクシーで平田の駅へ行くしかないじゃないですか、一番近い駅は平田の駅ですよ。だけどバスはかすめて通って平田の駅にはとまらない。何でこんなわざわざ全国ネットで毎日、一畑電車の風景、平田が舞台になった映画があって、それも今、邦画のランキングでは全国3位ですよね。一日に1万人以上の人が見とるのに何で県はこのこういう取り組みをきちっとしないんだろうというのが、私はセンスを感じないのよ。本当にこの地域を売ろうと本当に思っているのか。こういうのは一体どういうことなのかなと思う。
 それから、個人客をターゲットにするんだったら、もう徹底的に公共交通機関を空港とリンクさせないと、個人客なんか来ませんよ。石見空港の一番の弱さというのは萩とか、あるいは浜田とか益田とか津和野から空港までの時間がかかる、あるいは高い。それがネックなんです。だから本当に応援するんだったら、それをただにするぐらいの行政支援を考えてやらないと、人は乗らないですよ。
 隠岐の観光協会や石見の観光振興協議会やなんかに丸投げしてね、何が物がうまいこといくもんで。これは本当にどうやったら人が乗るのか、これは空港利用なんだから。だから空港利用なんだから、どうやったら空港に人が集まっていくのか、飛行機に乗るのかということを徹底的に検証して、それに一番、効果が高いものに重点投資すべきですよ。こんなばらばらにして、何が効果やなんか上があますもんや。こりゃもうだめなことが目に見えてますよ。僕はその6,200万円の予算がいけんと言っとるわけじゃない。要するに、それを生き金にするか死に金にするかの問題だよ。その島根県の観光連盟にはもう基金があって、観光商品の造成とかそういうものは、そこの中でできるはずだよ。これは空港利用を促進するために本当に一番、効果があることに集中して、すぽんと投資すべきだよ。こがん、ちょんぼわて、ちまちまちまちましたようなことで人は乗りませんよ。これは断言します、わしは。だからこういうお金の使い方だったら僕は、6,200万円の予算の執行には同意しかねますよ。これ本当にもう一回きちっと練り直すんだったら同意しますよ、どうですか。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 今、園山議員から数点、御指摘いただきまして、まず1つずつお答えいたします。
 まず、出雲空港の愛称化について名前をつけない選択もあるのではないかということで、私も「声」の欄、失礼いたしました、山陰中央新報の「こだま」欄でそういう御意見が載っていたというのも拝見しております。なお、こちら縦割り申しわけございませんけれども、交通対策課を主管とする今、検討懇話会が立ち上がっておりまして、そちらの中で検討されております。その中でも必要性がないという意見もございました。そういうことも踏まえまして、今、アンケート調査をしております。その結果を見てどういう愛称が必要かということに向けて、今、検討が第1回の会議がなされるという1点の結論が出てきております。
 ただし、何度も申し上げますが名前をつけただけでは誘客がふえるとも思っておりませんで、名前をつけることによりまして出雲空港という名前が消えるわけではございませんで、愛称をつけることによりまして、さらにそこを活用していく。そういう点で私どもは対策をしていきたいと考えておりますが、なお何度も申し上げますが愛称検討懇話会の方で、つけるつけないも含めましてもちろん検討されるというふうに思っておりますので、その辺は県議の御意見はまた懇話会の方にもお伝えしたいと思っております。
 次に、この空港を活用した利用促進でございますが、大前提といたしまして私どものところは、観光振興の部分で実施するものでございます。ただこれ、私どもだけで実施するわけではございませんで、地域振興部の予算で計上しております利用促進、こちらとワンセットで活用することによりまして効果が上がると思っております。ただし、私どもは観光振興でございますから、若干、時間がかかるものも含めております。少し将来を見据えて空港と直結するような、特に石見の場合ですと観光の基盤を整備しないと、いい商品がつくれないということがございますので、そことリンクしてやることにしております。
 特に園山議員御指摘になった、今すぐこの空港の利用率を上げる対策につきましては、本日の委員会では資料をつけておりませんけれども、前回の委員会でつけさせていただきましたように、地域振興部の交通対策課の方でさまざま検討がなされております。ただ、私どもも一緒になってプロモーション活動、歩いております。その中で園山議員、御指摘になりました、例えば石見だけの往復じゃないといったような商品化につきましては、もちろんエージェントさんとも協議させていただいております。特に石見の場合、今、東京からの、東京便の心配でございますが、石見空港のイン、アウト、同じ例えば団体商品を使って出るというのは結構、少なくて、どちらかでインで、アウトが他空港になる、これが一番売れております。また空港、片道が例えばJRで石見に入ってくるといったようなパターンもございまして、片道でも利用促進を図る必要がございまして、そうしたところに効果的な宣伝経費ですとか、商品化に向けた助成をすることによりまして、御指摘のような来春に向けた観光商品につきましても、現在さまざまなエージェントとお話をさせていただいているところでございます。
 それから、最後に二次交通のお話がございました。とりわけ石見の方でも二次交通、これは重要な課題でございまして、地域振興部予算の中でも例えばレンタカーというものを活用した二次交通もございますし、今、既定予算の中でどうしたらいいかということ、特に浜田方面に向けての観光客以外の方も含めました二次交通につきまして、新たに再検討をされるということも聞いております。無料化のお話ももちろんございますが、現行、動いております石見交通の定期バスとの関連もございまして、なかなかすぐに調整できるところではございませんが、二次交通というのは非常に重要な課題と思っております。こちらにつきましては引き続き検討していきたいと思っております。
 それから「RAILWAYS」につきましても、今、さまざま商品化に向けましてエージェントと話しておりまして、ただ日本旅行がいろんな商品、つくっていただくというのもございます。この中でも二次交通というのは非常に大きな課題だと思っておりまして、例えば季節運行をさせるというような視点も含めまして、今後さらに検討していきたいと思っております。現状ではそういうところでございます。


◯中村委員長
 園山議員。


◯園山委員
 いっぱい答弁してもらいましたけどね、何にもできてないんですよ。だって、僕は一つの例にとったのは「RAILWAYS」の封切りというのは、山陰地区は5月の22で、5月の29日に全国一斉ロードショーになることはわかっているんでね。だけども5月の28日と29日と、どう変わったのかといえば、何にも変わってないわけです。少なくとも出雲大社か出雲駅へ行くバスが、例えば平田の駅を経由して行くとかね、そういう形があれば、そういう動きがあれば、リクエストは今までに何回もあってるわけだから。だけども残念ながら、それはうちの担当じゃありませんよ、それは地域振興部の交通対策課の担当ですよと言わんばっかりの答弁するじゃない。この状況では、僕はとにかく今、石見空港の搭乗客を、乗降客をふやすために予算を重点投入する、例えば1億円かかったって2億円かかったって、本当に搭乗率が40%のもんが60%、70%になって、大阪便が路線維持ができるなら安いもんだと思いますよ。復活させるためには、もっと財政負担が必要になるかもしれんから。だから別に短期的にどおんとお金をつぎ込むことに、全く私は否定しないし、もっと本当に効果があるんだったらやるべきだと思う。だけども、観光面からバックアップをしていくのは、少なくともきょうからっつうのは無理だわね。
 今、メニューをつくるって言えばもう来年の、ことしのほんに秋口ももう11月、12月ぐらいからの商品造成にしかならん。そらもう自分がその業界に身を置いとるからわかる。今はどんなに商品、持っていったってもうそりゃ無理だわ。だから今ですよ、商品をつくるんだったらもう本当に11月以降の商品しか無理だと。けど具体的に、じゃあ実効が上がるのはどげかって言えば、来年の正月以降ぐらいの商品に思い切った提案とか、そういうものがされるべきだと思う。それにはやっぱり、どういう商品、冬場の商品をどういう商品をつくればいいのかとか、それから素材としてどういうものが提供できるのかというのは、本当に限定的で、そんなこっちからも、こっちからも、こっちからも取り組むことは不可能だわね。今ある素材で勝負するしかないわけだから。特に石見なんかわね。そうすると、こんな4つも5つも政策メニューたったこれだけのお金しかないのに、それだけそのところへ資源を分散させてしまったら、効果は限定的になりますよということを言っとるわけでしょ。だからもっと間口をぐっとちっちゃくして、せっかくのそのお金が生き金になるようにしたほうがいいですよと言っておるわけですよ。だから、そういうふうにしませんて言ってるわけだから。ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ返事して、そういうふうにはしませんって言ってるわけですから。だから、そういうふうにしませんということだったら、私は同意しませんよって言ってるわけです。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 園山議員がおっしゃるように効果的な対策につきまして、基金という自由性のある執行方法をとっておりますので、改めて今、検討させていただきたいというふうに思っております。


◯中村委員長
 今、基金、下に書いてあるけど、実際には例えば2)の事業なんかは動き出してるでしょ。
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 2)につきましては、少しやっぱり長期的なスパンを考えておりまして、これにつきましては今はもう募集に着手しているところでございます。したがいまして、すべてを全部リニューアルするというようなことは、もちろんできませんけれども、中身につきまして必要なものに対しまして基金という特性を生かしまして、今、重点的に対応をさせていただきたいと思います。特に、3)に関連いたしまして、例えば農山漁村というようなところの子どもプロジェクトで実際動いておりましたが、なかなか難しいというようなこともございまして、そうした観点ではいろいろ石見観光振興協議会とも連携しながら、効果的な方法を場面、場面で動きながら考えさせていただきたいというふうに思っております。


◯中村委員長
 岡本委員。


◯岡本委員
 園山議員が言うことも、一理も二理もありますが。まずもっとポイントを絞ってやらないけんことと、これは私らの所管は観光振興課だけだから、こういう説明だということなんだけども、実際このものの、たとえば萩なら萩のことを、この事態になって石見振興協議会ちゅうのは、利用率を80%上げます、この間、総会をせえ言ったらはっきり宣言しとるんですよ。どこが根拠があってやるとかじゃない、半分寝とったが、ばかばかしくて。なりもせんこと言うとるわけだから。しかも、年間の経費は8,000万、今まで何十年、10数年使うて一つも効果のないことやって、来た者が100何人ほとんど寝とったわ、見とっとら、わしも寝とったが。そういうような状況だから、例えて言や、きょう説明してもらわんでも、この間テレビ見とったら県庁内の各部が連携してやりますということで、やられたことぐらいは、ここので出してもおうて、その中でこういうことを私のとこは担当でやりますよっちゅうような説明をしてもらうんなら、全体がわかってわかるけども、そがなことがない、ここの部分だけですよと言われたら、今のような話にしかならんじゃないですか。
 一体、萩なら萩をどうやろうと、みんなでこういうことを今、目的にやって、この部分を観光でやるんですよと言うんなら話はわかるけども。ここだけ言われれば今との話にしかならんじゃないですか。だから私がこの前の提案したのは、例えて言やレンタルタクシーの話も出たけども、そんなものは二、三人の話じゃないかと、80%の利用率を上げようと思うたら、例えたら60人乗りだったら30人分を常にいけるような形をとるんであれば、あの周りの浜田、益田全部合わせたところの、まず修学旅行ちゅうものを企画させりゃどうですかと、そういうことを、ほかのところと話ししてみてもどうですかという提案を私したじゃないですか。そのことは一体どうなったのかと。
 もう一つは、さっき園山議員も言われたけども、石見空港に来てそのまま、また帰るプランばっかしじゃだめだから、レンタルタクシーよりもむしろそれだけの金を使うんなら、バスをただにして観光ルートを2つか3つつくって、さっき言うように出雲から帰ってもええし、萩に帰ってもええし、あるいは石見空港に戻ってまた帰る便もいいかもしらんが、新しい機材を使うわけにはいかんから、30人ぐらいを当てにして、そのバスでガイドをつけてルートをつくってただで回れるようなエージェントと協力して、こういうプランを立てるけ、あんたらやってみてくれんかということを、都会の旅行業者、あるいは地元の旅行業者とも、そういう即効性のあることを、こういうふうにやっちゃあどうですかということも提案したんだけども。ほんなら教育委員会がどう言うたかっちゅうのは、きょうのこの話なんか何にもないし。これ見とったらレンタルタクシーなんかまた消えてしもうとるしな。だから、この全体が我々はわからん、ここだけ観光振興課だけですけんって言われたって、どがいすりゃこっちゃ、だれも皆わからんじゃないですか、どれだけのものをやろうかっちゅうとる。それを見せてもらわん限りは、それはたとえ観光課だけかもしらんけども、議論のものがないでしょ、メニューが全然、こんな話。そういうことをやられて、テレビまで出てあんたらがこんな円卓を囲んで、一日か二日知らんけどやったんまで、これだけ緊急事態でやりますよって出ておった、顔が。そこでどがいな議論がなされたかっちゅうような議論も、何にも出てこんじゃない、わしらのとこに。そんなことで、その中のこれを一部やりますよって言ったて、本当にそれは全体で言や効果あるうちの一つになるかならんかわからんが、それができんじゃないの。それが今のこの緊急事態の特に、石見・萩なんかちゅうのは1月4日からはだめになるちゅうのはわかっとるんだから、その対策をどうやったかいう中で、我々のこの観光に係るものはこうなんですよちゅうような説明があってこそ当然な話じゃないか。これは議論できんよ、こんなことじゃ、わしら。


◯中村委員長
 前の全協のときに交通対策課、地域振興部の資料と出してもらったわけですがね、観光振興課のこれも。それで、そのときに一応やったんで、今回はあえて地域振興部のやつは求めなかったんですよ、資料として。


◯岡本委員
 だからそれは全体がこれだけあるが、そのうちの観光がこの分を担いますよっちゅうような説明じゃなかったら、これは緊急対策にならんじゃないの、こんなことだけやりますよいうのなら。


◯中村委員長
 ということで、その分で一応……。


◯岡本委員
 そういう説明なけりゃ、資料だけなけりゃ説明でもあればまだしも、ここだけ言われてこれは当たり前の次の話だよ。それから一番の問題は、さっき園山議員も言ったが、石見観光だとかそこへ金を丸投げしたけいうて、それがどれだけ生きたかちゅうのが全然出てこん。さっきも言うように8,000万も使うたものが、10年間続けてこの低落になっとることなんで、丸投げじゃのうて、この分の成果を上がるために、こういうことに使ってくださいというのが、このたびの緊急対策の一つの意味のある、わしゃ出し方だと思うんだけど……(「緊急だから」と言う者あり)
 緊急なんだから、これは。そのことがなけにゃ、こがなことやったって意味がないわな。そのものを教育委員会と一緒になって、それじゃあ周りの分の中学校、高校の分を差し向きこれだけ当てますとか。そういう話が出るんならわかるけど、そういうんじゃなかったら、こんなことでやたら観光課へ投げました、やるでしょうで、観光、80%言うて、みんなが笑いよったけど、あんときは80%なんて。本当にできるんですかいう、あの人も何回もしつこうに言いよったんが1人おったけども。どうなんかね、一体。そういう本当に萩を何とかせなやれんというための話し合いちゅうのは、どういうものが行われたかちゅうのは、わからんのよ、わしらには実際には。


◯中村委員長
 小林部長。


◯小林商工労働部長
 5月の前回の委員会で地域振興部の状況について御説明しましたが、その後の状況の、例えば地元での総決起大会とか、いろいろ確かに議論もあっておりますので、地域振興部の今、対策はどうかとか、最近の利用促進協議会での議論等々について、今、ちょうど昼からでございますが、委員長の御理解があれば、一たんここで休会させていただいて、地域振興部分の予算等々について、この後、改めて説明させていただいて、その上で御提案させていただいております観光振興課の予算について御審議いただけたらと思います。


◯岡本委員
 もう一つ、ええ、ええ。
 だから、このさっきの緊急事態なんだから各部が一緒になって、こういうことをやるのは、その頭はだれがやるんかちゅうことを今の話で、だれがやるんかっちゅうことだわね。地域振興部が頭でやるんか、観光を中心にして観光が頭で全体を取りまとめてやりますんですよっちゅう話だったら、何もないでしょ、今の話だと。それがなけりゃできんでしょ、そんなことしよっても。この協議会なんかも動かんよ、そういう指示の仕方だったら。この緊急事態なんだから皆さんが集まって、こういうことをやるためにその頭はここで取りまとめして、こういう形でやりますよっちゅう形が出てこんかったら、これできんじゃないの。それが今の、出雲は何にしてもええかもしらんけど、石見の場合はもう1月4日という日にち決められて、さっきも言うように、それじゃあそれがだめなら次のことをどうするかっちゅうのも、これは大きな問題です、地域の問題として。東京便をどげやって残すかということも、もう協議せないけん時期に来とる。やれにゃどうするかということも、せないけんぐらいな緊急事態に来とると、わしは思うとる。それを地域振興部呼んで、地域振興の話、今からさせますわっちゅうような、話じゃわしゃおかしい。そうじゃのうて、全体をこのものが皆さんが集まった各部があるけ、役割分担しとるが、その取りまとめはここで、ここが集中的にいろんなことを出して、もう全部どうなったか状況を把握して全部やりますよっちゅうなのは、どこになるかっちゅうことが決まらにゃ、こんなことはできんでしょ。こんな緊急対策やるのに。


◯園山委員
 ポイントは2つあると。一つは、大阪便の運行再開を目指すために手を打つのか。(「そう」と言う者あり)
 あるいは、東京便の存続を、東京便を絶対、存続させらないけんために手を打つのか、どっちかなんだよ。ところが、見えんが、それが。


◯岡本委員
 両方とも見えんわね。こんなもんわかっちょるけん、同じようにまた考えるよ。


◯園山委員
 そうで、あれもこれもは無理なんだ。だから、僕らはもう大阪便は1月4日にってもうだめですって言われたなら、じゃあもう東京便を残すためにどげせないけんのかという、観点に立って考えると。だったらもうとにかく秋から冬の商品、来年の春の商品造成を徹底的にやっていくということだったら、金は生きるかもしれん。だけど、そうじゃなかったらもう、大阪便の路線をもう一回、復活してもらうために、じゃあ80%。80にするためにはじゃあ、集中的にだあんとやるんだと。だけど、今すぐのことを観光面でやるって言えばもう、何もかんもみんなただにしますけん来てくださいぐらいに……(「そりゃそうだ」と言う者あり)やらにゃ、とても無理じゃないかと思うよ。(発言する者あり)
 だから、そこんとこをよく考えて出されないと、根がたった3000万だわね。


◯中村委員長
 はい。


◯岡本委員
 ただ、さっき話で石見観光協議会は80%ちゅうのは、復活のために1月4日までになあようなっちゃならんけということでは、どうも話を聞いとれば、はっきりそこは言わんかったが、石見観光協議会は皆さん方はとにかく80%までもこうして、1月4日で中止になっとるというのを戻してもらいたいという思いを持ってやっておられるというのは、ひしひし感じた。だからその方向で皆さん方も検討されたのか。今、言うようにそれはそれでもうだめになりゃだめになって、次のことも一緒にして、皆さん方が集まって、この緊急事態をどうするかいうて、やったんかやらんのかというのが、わしゃ本当、聞かせていただきたいし。その中心はどこでやるんかと。ほんなら、だめならどうするんかとかいう、短期間で結果出して、次々、打っていかないけんことを、今から地域振興課なら地域振興課の話を聞いてもらいますよと言っとると、わしらは決断するのはいつすりゃいいの。教育委員会も呼びますよというような話になってくりゃ。


◯中村委員長
 鴨木課長。


◯鴨木商工政策課長
 庁内の連絡調整、あるいは検討体制についてお答えいたします。
 既に庁内の連絡会議、2回、開催しております。地域振興部長がヘッドになりまして、すべての部局の主管課長、さらには特に関係の深い関係課を集めて会議をしております。その中で、空港別に、やはりその対策の重点が違いますので、3空港を並べた議論をいつまでもしていても、これは実効性がありません。(「それは当然や」と言う者あり)
 したがって、3空港ごとにさらに重点的な議論をするための、3空港ごとの対策チームをつくるということで、今週あたりから早速動き出すということにしております。それぞれの3空港ごとの対策チームについても、空港対策という面と、観光振興という面、いわばツートップになって、庁内関係課を巻き込んで具体的な議論に入れるように進めているところでございます。


◯園山委員
 いや、だから、いい。


◯中村委員長
 うん。


◯園山委員
 だから、ちゃんとちょうどそこのとこは補てんはないけんいいけど、どっちかね。要するに、石見空港は、ほかはちょっと置いちょいて、石見空港は大阪便の80%をことし達成するためにつぎ込むのか、絶対、東京便を残すために効果的な手を打つためにやるのか、どっちかね。たった3000万や4,000万しかないんだで、金が。


◯中村委員長
 石見空港の利用促進協議会は、基本的には今、言ったように大阪便を残すと。大阪便がなくなったら東京便もなくなるっていう話、そういう危機感をもってやっているわけで。だから両方とも残したいという提案です。


◯岡本委員
 だからそれはわかっとる。それはさっき言うたとおりだけども。それに対してどうやるか……。


◯園山委員
 だったら即効性のあるものをやらないけんだけん。


◯中村委員長
 それで、今さっき言ったように、その2番目の事業というのも、具体的に動き出しているわけだから。これもさっきも、山口市を中心にして広域観光もやってるし、その辺の話もどんどんどんどんしてるし。これは募集時間が6月になってて、民間の実施時期が7月ってことで、それはそれに間に合わせないといけないけれども、ちょっとこれはおくれるかもしれないけど、緊急対策ということでやっているわけで。


◯岡本委員
 だから、そういうことをもうちょっとつけ加えて言っていいですか。言わせてもらえりゃ、例えて言や益田市が当地だけれども、益田市に言わせれば県のほうは、わしは市長と直接、話したが、それは県のほうにやってもらわなやれんけんという言い方になっとるわけだ。そういう言い方になっとるんだ。直接、話ししたんだから。だから、そういう話でだれがやるんかいう、そういう役割、わしらにちゃんと説明するんなら、これはこういう形、これはこういう形でやりますよということがわからんと、全体に本当に残せるんかという議論にはならんと思うよ。ああ、そうこれやってみなさいよ、ああ、そうですか、だめだったですかっていうだけで、わしら終わるんですか。そうせな、わしらの判断は、これだけを見てから、わしはそう思うけど、これだけ見てから、ああ、これは確かに残りますねという判断にはならんと思う。皆さん、どう思われますか。


◯中村委員長
 はい玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 東京便か大阪便かという御質問ございましたが、こちら本会議の方でも答弁させていただいているところでございますけど、両方をねらってやっているところでございます。
 大阪便につきましては、利用率80%を掲げておりまして、こちらにつきましては本日、大変説明不足で申しわけなかったと反省しておりますけれども、地域振興部の予算のところで緊急の利用促進に取り組んでおります。一応、予算立てするときの積算といたしまして地域振興の緊急対策で1万3,000人余りの利用増を図りたいと。実は80%になるためには、平成20年と比較いたしまして1万4,000人の上乗せが必要というのが出ておりまして、地域振興部の対策で1万2,500人強の図っていきたい。残りの上乗せ分をさまざまな、例えば個人客向けの情報発信等を御利用いただくということで、私どもの観光対策もそちらのほうに寄与したいと思っとります。
 なお、東京便につきましても、やはり危惧されるところでございまして、乗り継ぎ便のこと等を含めまして、片道で利用して東京から来ていただくというようなことも、私どもの事業を通じてやっていきたいと思います。
 なお、2)につきましては、私どもがいろいろ旅行商品を考えるときに、何よりも石見に魅力がないと来ていただけない。それから今のダイヤから見て、必ず石見に宿泊していただく、そういたしますと夜、何か楽しいこととか必要でありますとか、食事が必要ということで、あわせまして早急な面も含めまして、地域の魅力づくり、2)に記載しておりますところでやっていきたいと思っております。
 それから、私どもが予算を補助という形でやります、石見観光振興協議会、これにつきましては、石見の大田から鹿足、日原までのすべての市町が入りました、観光のための連携措置でございます。こちらと、先ほど80%の利用増を目指して、さまざまセンター的に取り組む。こちらは石見空港の利用促進協議会がございまして、私どもは補助を出すところはそちらではございませんで、広域観光のところに出して、重点的に観光面でフォローしていきたい、このように考えています。


◯中村委員長
 それと、これはこの間も新聞に出てましたけども、地元のある自治体も独自に、県もやるけれども、自治体もある程度相談しながら独自に町としてこの空港利用対策をやろうということで、6月定例議会中ですから、そういう提案をして、市町村の議会へ、そういう部分もありますんで、それに呼応して今、県がこれでやろうということなんで、そういうことで、そういう相乗効果を持ってやっていくということで。


◯岡本委員
 いや、それはわかるけど。


◯中村委員長
 それで、基本的には現行の運航体制を堅持していくっていう、そういう姿勢でやっていくということでございますので。今の運航体制を、それを維持していくという、そういう考えで。そういうふうにして理解をしていただきたいと。


◯岡本委員
 だけど、今まで。


◯園山委員
 ちょっと水入りにさや。


◯中村委員長
 小林部長。


◯小林商工労働部長
 この件は5月24日、ANAの執行役員が知事を訪問して、今後の方針を伝えられました。そこで、総括してその際、知事がコメントしてるわけですが、確認ですが、ANAは来年の1月4日をもって運休すると。ただ、今後の搭乗実績を見て運航を再開する可能性はあると、こういうふうにANAの方が言いました。県のほうもそう受け止めました。
 したがって、地元の御要望もあります。当面、目標の搭乗率を80%をもって取り組むと、こういうことです。したがいまして、県としては、一つは当面は大阪便の1月4日以降ですね、再開ということを目指していくというのが一つの方針です。それがために、地域振興部の方は文字どおり緊急対策として、5月に常任委員会でも御説明しましたように……(「1万円の補助」と言う者あり)等々とか、乗り継ぎの二次交通部分の助成等をやっていく。
 ところで、私ども観光サイドでは、そうした80%っていう緊急の目標も片一方にらみながら、それまでにおっしゃいますように東京便も心配です。したがって、やや中長期的な観点から石見の観光の魅力度をアップしたいというのは基本的な考え方です。したがって、今、ここで御提案させていただいている石見空港の商品造成等々はことしの秋ということで考えておりますが、当然、来年度のところでもこういったことは考えていきたいと、こう思っております。とりわけ、この財源が県の観光連盟の基金ということで、先ほど課長も言いましたように、比較的、機動的に使うことができますので、来年度についてもこういったことは東京便のことも考えて、それこそ生きた金になるようにしていきたいと思ってます。


◯岡本委員
 だから、何回も言うんですが、要するに総合的に萩・石見空港のこと言うんだけど、連携してどういうことで、どういう効果を上げているかいうのは、総合的なものがもしかまとまったものがあれば、私たちに下さいよ。


◯園山委員
 そげなもんがあれば出すわい。


◯岡本委員
 こげなもん、なけな、こがなあならせんわ、こういう措置だって、はい、そうですかっていう話じゃないじゃない。


◯園山委員
 あのね、いい。何時までやるのか、わからんけど、とにかく緊急対策だと。あんた、広域だとかなんとか言うでしょ。それは大田から日原までの全部の町村が、それぞれがどんな対策打ったって効果なんか上がるわけないわね。こんなものをとにかく、大阪便を本当に残そうとすれば、大阪便で来る人たち、要するに1日20人でしょ。ふやさないけんのは。今、40%なんだから。70人乗りの飛行機で80%だと五十五、六人乗らないけん。今はそれが三十四、五人しか乗っとらんと。だったら20人ふやさないけんと。じゃ、その20人、マイクロバス1台だ。マイクロバス1台の観光客、ビジネス客なんかふえへんわけだから。とにかく、そういう人たちが毎日とにかく乗ってくれるような仕掛けをするしかない。だったらその仕掛けはどっかに特化して、アクアスだろうが、石見銀山だろうがどっかに特化して、そこへとにかく行く人に関してはこれだけの補助をしますよっていう形で、ただで100円とか200円で観光バスを走らせるとか、そういうことをしないと、それは達成なんか不可能だわね。こっちの町村もやります、こっちの町村もやります、こっちの町村もやります。それはいいことだ。だけど、それはやったって、お金を何ぼつぎ込んだってその効果は上がらんわね。こういうときはとにかく、いいとか悪いとかは別にして、そこへ向かってぼおんとその資源を投入していくしか方法はないわね。1日10万円。3,000万だって。10カ月で、1日10万円の財政資金をそこへ投入していくしかないでしょ。
 例えば極端な話、萩でもいい。萩に向かって毎日マイクロバスを飛行場から出しますと、観光つきで。それでもいい。それで例えばJTBならJTBが乗ってごせば、それでもいい。それで80%をきちっとクリアしたら、来年の1月以降の、例えば見通しがついてくるっていうことだったら、それにじゃ、3,000万出しましょう、4,000万出しましょう、いいだないか。だけど、それが不明確な状況で、あれもやります、これもやりますでは、効果は上がらん。効果が上がらんことがみすみすわかっとるものに、財政資金を出しますっていうものを、同意はならんのよ。僕らは、5,000万でも1億でもあるだけの資金をみんなそこへ投入して、本当に路線維持を図らないけんだったら、お金を、それは民主党の……(「ばらまき」と言う者あり)何だいだよ。一問一答では、そんな効果なんかあらへんだないかと、やくてもないだないかというニュアンスのことを言われたわ。だけど、僕らはあえて財政資金を1億つぎ込んでも、2億つぎ込んでも路線が維持できて、その石見観光なり、石見のビジネスのツールとして、航空路線が確保されるんだったらいいと。つぎ込んだって。だけど、それが、実効が上がる可能性があるかどうかということを一生懸命言っとるわけ。今のこのプランでは僕は無理だ。


◯岡本委員
 いや、関連だけど、極端にさっき私はもう言うとるんだけど、例えていや利用拡大協議会の皆さん方が、あの中には農協さんもおりゃいろんな皆さんもおるわね。その人らを旅行に行かせて、ただで、今言うたように行かしゃ、何ぼかね、今のくらいで済むわけだ、こがいなことせんでも。利用拡大協議会の皆さん方が、観光協会なら観光協会、あるいは商工会なら商工会の会員の皆さん方が協力してくれて、その人間が各自乗っていって、1月4日までに80%、うんとやりゃ、乗ってくれるんだ、そういう対策をとりゃいいじゃないか。何回も言いよるじゃないですか、わしが。その方がこがいなことでやって一々煩わしいことをするよりも、同じ3,000万の金を使うなら、そういう使い方すりゃ、必ず利用が上がるから今、教育委員会にも子どものこともやってくださいというのは、そのことを言いよるわけでしょうが。それが緊急対策の使い方ですよということを何回も言いよるじゃない。利用拡大協議会で半分も寝とって、農協が何の協力をしとるんだ。観光協会が何の協力をした。商工会議所が何の協力したか。実際に何もしてないわね。ただ市町村がそのこと言う、はい、わかりましたって言うけど、何もせんかった結果でしょうが。緊急対策なら今のようなことをせんとだめだっていうことを言いよる。商工会さん、100人ほどお願いしますよ、農協観光さん、あんたのとこも100人お願いしますよ。そうすると合計で1月4日にはこれだけやって80%確保できますから、そのために金が要りゃ、何ぼかうちは支援するけ、やってくださいという形が出んにゃ、こがいなことをいつまでも同じような堂々めぐりやられますか、どう、しましたか、やったかね、やっとらん、結果だめだったんかっていう話になってしまうじゃないですか。だから、そういうことを皆さん方で、役割分担をどうしてやれるんかっていうことを、やってくださいっていうことを何回も今も言いよるじゃない。それが、今のだけの緊急対策ですよ。何のために拡大協議会が集まっとるんかい。それはもう、そうだわな。そのことをやってくれ……。


◯中村委員長
 ちょっとちょっと、これはイン、アウトという言い方はおかしいけど、大阪や東京からお客さん来てもらうための対策方法をやってる。


◯岡本委員
 いや、来るとか、今度は利用率を上げるってことなんだから……。


◯中村委員長
 今、岡本委員が言われたのは、これは地域振興部で今やってる。


◯岡本委員
 だから、それをやらさあ、ええんぞ……。


◯園山委員
 だけど、地域振興部がやっとるやつは全く効果がないんだわ。


◯岡本委員
 だから、そのことを役割分担をちゃんとして、確実にそのことが出るようなことをやってもらうようなことをやらなだめだっちゅうんだ。そんなことは、今、経済が、観光のなにが上がるとか、別の話だ。


◯園山委員
 これで、インはしませんよ。僕は断言しますよ。


◯岡本委員
 だから、そういうことを観光の分はそれはこれで役割はいいですがん。このものが全体としてどれだけの効果があるかっていうことを総合的に緊急対策として、どういうことを打ったかということを見せてもらえりゃ、そりゃええですよ。


◯園山委員
 これでは無理ですよ。


◯中村委員長
 小林部長。


◯小林商工労働部長
 今、岡本委員がおっしゃいます、言ってみれば地元の金をかけなくてもできるようなアウト対策ですね、これについては先ほど、鴨木課長の方から説明しました空港ごとに各部局、今、具体策を練っております。そういった点は、これからもしっかりやっていきます。


◯岡本委員
 練るよりは、そのことを出しゃあええじゃないか。


◯小林商工労働部長
 いえ、働きかけておりますんで、これからもしっかりやっていきます。


◯園山委員
 だから、インは無理だ、これじゃ。


◯尾村委員
 委員長、まだずっとやるんですか、私も何項目も質問がありますんで。このままやるんです。休憩なしでやる。


◯岡本委員
 飯を食おう。飯を。ええわ、飯を食っても。


◯絲原委員
 休憩しよう。


◯岡本委員
 昼からもやりゃええ、まだ説明もある、説明事項も。大事なことだ。報告事項もあるじゃない。


◯中村委員長
 これを区切って。


◯岡本委員
 ええじゃない、今やらんでも。


◯絲原委員
 区切れんわ、なかなか。


◯中村委員長
 それじゃ、休憩をしまして、1時に再開します。


◯尾村委員
 1時。


◯中村委員長
 あ、1時5分。


◯尾村委員
 1時15分。
                 〔休  憩〕


◯中村委員長
 それでは、委員会を再開をいたします。
 引き続いて、審査を行いたいと思いますが、午前中のあれで出ました庁内のその後、5月11日に全員協議会において、この観光振興課っていうか、商工労働部だけじゃなくって、地域振興部の対応についても説明があったわけですけれども、その以降、今日までに、また具体的な庁内の連絡会議等々があったわけでして、その辺の動きが見えてこないということですので、そのあたりの報告をまずしてください。
 鴨木課長。


◯鴨木商工政策課長
 全庁を挙げた執行体制につきまして、できれば資料で御説明をさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。


◯中村委員長
 はい。


◯鴨木商工政策課長
 ただいま、お手元に配付をしました資料でございます。県内航空路線・利活用連絡会議というものを設置しております。この設置日は1ページの一番下に書いておりますように、5月25日に設置をいたしました。この前日、5月24日でございますが、ANAの執行役員が県庁を訪問されまして、知事に対してANAとしての経営判断を伝えられました。これがこの前日でございます。
 確認の意味でもう一度申し上げますと、その際、ANAの方から大阪線については来年の1月4日まで、具体的には1月5日からは運休をしたいという。ただし、島根県が目標搭乗率80%を目指して利用促進に取り組む。で、結果がついてくれば運航再開の可能性について協議をするというような趣旨のことが、その際、伝達されたものでございます。
 早速、翌日5月25日にこのような連絡会議を設置をし、全庁を挙げて執行に取り組むということにしております。その後、具体的には5月25日が1回目、6月1日が2回目ということで会議を重ねております。
 次のページごらんいただきますと、それではだれが司令塔なのかという点についての御質問ございましたが、地域振興部長を会長に、地域振興部の次長を副会長にいたしまして、委員のところをごらんいただきますと、各部局の主管課長をすべてそろえております。それに加えまして、特に関係の深い事業課、広聴広報課、交通対策課、観光振興課、ブランド推進課、企業立地課、港湾空港課によりまして、会議を重ねてきております。
 なお、このような全庁的な全体会議は定期的に開催してまいりますが、3空港それぞれに置かれた状況も対策の力点も違いますので、3空港ごとに対策チームを設置をして、具体的な議論をする必要があるということで、現在、そういった方向で作業を進めております。この対策チームの中では、利用率を具体的に上げていくために、どうするのかという中身についても、突っ込んだ議論をしておりますし、それぞれの対策を各部局が情報共有することが大事でございます。さらに、各部局ごとの対策に連動性がなければなりませんので、そういった点についてもお互いに注意喚起をしております。そのことに加えまして、各部局、職員、あるいは各部局の関係団体の皆様方にもお願いをしまして、3空港の利用促進を図っていくということの要請活動を行おうということで、申し合わせをしているとこでございます。3ページには具体的な名簿をつけさせていただきました。
 なお、その次の4ページでございますが、この庁内の連絡会議におきまして、地域振興部の方から、具体的にこのような資料で、庁内に対して、今回の県内航空路線、緊急利用促進、地域振興部の立場で予算計上をお願いをして、どのような対策に取り組みたいかという点についての説明があっております。
 なお、今から御説明いたしますが、これは、6月補正予算で御審議をお願いしております。この補正予算の提案に当たっての積算の考え方でございまして、実施に当たりましては、この対策チームの議論を踏まえて、より機動的、弾力的にやっていきたいということでございます。したがいまして、このとおり、このまんまやり続けるということではなくて、こういうような考え方で補正予算をお願いした後、機動的、弾力的な執行をやっていくと。そういう趣旨で3空港別に対策チームを設けて、実効性を確保していこうと、こういう考え方でございます。
 まず、1の(1)でございますが、萩・石見空港につきましては、県の予算額として8,000万、これを地元の利用促進協議会に交付をいたしますので、協議会の事業費ベースでは1億2,000万程度予定しております。
 具体的な中身でございますが、大阪線、東京線の利用者の強化対策をしたいということで、まず、1)番でございますが、県が、そして今後は地元が双方向で団体ツアーの商品に対する造成支援を行いたいというものでございます。具体的にはぽつに書いておりますように、団体ツアー商品を造成いたします旅行会社に対して、助成を行う。あるいは、企画販売面での支援を行うというものでございます。
 2)番でございますが、県外からのイン対策でございますが、モニターツアーの実施ということでございまして、これは運賃を全額助成をするということによりまして、将来の利用につながるような、そのような誘客に重点的に無償の航空券をプレゼントをすると、このような考え方でございます。
 それから3)番目でございますが、ウエブを利用すべきだということで、これは航空会社がウエブのサイトを持っておりますし、そのほか、例えば楽天トラベルのような旅行会社、このウエブ上のチケット予約というものは大変大きなウエートを占めておりますので、そういったウエブ上での販売キャンペーンを行いたいということでございます。
 さらに4)番でございますが、これは5月、6月、既に地元のほうから報道発表をされまして、キャッシュバックとして進めておるものでございますが、緊急的な、特にアウトに軸足を置いて、もちろんインも対象にしておりますが、航空チケットを利用された方に対して、キャッシュバックを行うということを決めております。
 さらに午前中にも御審議いただきました二次交通の問題が大変重要ということで、乗り合いタクシー等の拡充を行いたいと。具体的にはことし3月から運行しております、空港−津和野間の乗り合いタクシーをどうやって充実させていくか。それに加えまして、浜田方面に二次交通対策をどうすればいいかというようなことを想定をしております。
 (2)番、隠岐空港でございますが、隠岐空港につきましては、夏場はジェット便が就航しておりますが、それ以外の時期にどうやって利用者をふやすかっていう観点で、対策を打ちたいということでございます。
 具体的には1)に書いておりますように、県外からの個人ツアー商品の造成に対して支援を行いたいというものでございます。
 さらには2)に書いておりますように、将来的に東京直行便の運航を目指したい。そういう意味で、東京から伊丹経由、あるいは出雲空港経由で隠岐の方に訪れていただく。そういうような利用者に対する運賃助成を行いまして、東京直行便の就航に向けた機運醸成、あるいは実績づくりを行いたいというものでございます。
 そして、4ページの一番下に空港愛称化関連ということで書いておりますが、これは午前中、議論ございました空港の愛称問題について現在、懇話会で議論が進められております。愛称が決まりましたならば、それを活用したPR活動、あるいは必要なサインといったものを行いたいということでございます。
 先ほど御説明いたしましたように、これは本日、御審議いただいております総務委員会のほうで地域振興部所管の予算案についても御審議いただいておりますが、6月補正予算を提案するに当たりまして、その積算上、このような考え方で、合わせまして1億3,800万余になりますが、お願いをしているというものでございます。具体的には成果が上がりますように、先ほど申し上げました3空港別の対策チームで十分に議論をいたしまして、機動的、弾力的に対策を打っていきたいと、このように考えているものでございます。
 以上、全庁挙げました執行体制をこのようにとっているということについて御説明をさせていただきました。


◯中村委員長
 質疑、ございますか。
 尾村委員。


◯尾村委員
 午前中、特に萩・石見空港の存続に向けて集中的な議論があって、私としては石見空港の大阪便、それから東京便が存続することを願うという前提の上で、何点か質疑させていただけると思うわけですが、確認としてまず1点目聞きたいのは、先ほど玉串課長答えられましたんで、確認です。
 今度の対策を総額2億円という県費を投入かけると。これは利用促進対策でかける、観光振興対策で2億円かける。この2億円という県民の税金をかけるわけですが、それはなぜかけるかといえば、一つにはすべてがこれが石見空港分とは言いませんけども、石見空港に関していえば搭乗率の80%を目指すと。人数でいえば1万4,000人ですと。1万4,000人のうち、地域振興対策分、所管分、いわゆる利用促進対策にかかるもので、1万2,500人。差額分の1,500人というのが、商工労働部のこの対策や、または地元での対策等々で見込んでるということで、これはこれでいいわけですね。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 先ほどそのように申し上げました。ただし、これは予算積算上のことでございまして、今後さらにそれを目標に航空利用促進対策をするというものでございます。


◯尾村委員
 それで、県費をかけるわけですから、これは利用促進対策にしても、それから観光振興対策にしても、県費をかけるわけです。税金を入れるわけです。その点で考えたときに、当然、その飛行機の存続は願うわけですけども、地元の促進協は当然、80%を目指して頑張るわけですね。首長やみんな頑張るわけですよ。じゃ、一番その便宜を、恩恵を受ける一般市民の間では、今回のANAが今言っている1月4日までで、場合によっては運航をやめますよという、この発表に対して、地元の一般市民はこれについてどう考えているというふうに県としては認識されてますか。


◯中村委員長
 玉串課長ちゅうが、今のは……。観光振興課長答えられますか。


◯小林商工労働部長
 統計的なものっていうものはもちろんありませんけれども、先日の萩・石見空港存続総決起大会というのが、グラントワのほうで開催されました。そこには、益田市、津和野町等々、県の西部の市町村長さん、もしくは地域の住民の方々、合わせて……(「1,500人」と言う者あり)1,500人の方がお出かけになりまして、熱く熱くその存続を願う声、会場に響きました。地域の方としては地域振興のキーとして、また、定住のキーとして、存続を望む声が非常にあるというふうに私は理解しております。


◯尾村委員
 わかりました。時間の関係上、これ以上には言いませんが、今、ここは農水商工委員会ですから、観光振興対策についての議論が中心であると思います。しかしながら、事これは緊急利用促進事業の中での観光振興の問題、それから利用促進の問題、ここはどうしても離しては議論できないものですから、私が発言する中で観光とは違う部分があるかもしれませんけど、そこは御容赦いただきたいと思います。その点での答弁を求めるということはしませんので。
 私は、今回の問題をまず、そもそも論で考えたときに、観光の、今この委員会に出されてるのは観光分野の予算が提案されてるわけですけども、だけども石見空港に関していえば、これ、そもそも論で考えたときにどうかという点で、いろいろちょっと調べました。
 何を調べたかというと、まず、港湾空港課に行って、石見空港開港時に伴う許可申請書をもらってきました。この許可申請書は昭和62年の7月17日に、当時、運輸大臣、橋本龍太郎様で島根県が出しています。これは昭和62年のことです。西暦でいえば1987年。このときの、そのいわゆる需要予測ですね。すなわち、県が運輸大臣に許可を求めた需要予測の数がどうなっているのか。これは御存じだと思いますけれども、昭和57年当時で、石見−大阪路線での航空需要というのは10万1,000人あるというふうにたたいたんです。今から30年前に。10万1,000人の潜在航空需要があるとたたいたんです。これは昭和57年です。
 それで、航空需要予測値っていうのを、ずっとたたいてるんですよ、5年ごとに。私はこれ見て、本当にちょっとこれはもうこれは終わったことだといえばそれまでかもしれませんが、昭和65年には、これは石見−大阪便ですね。昭和65年といえば平成2年。平成2年には14万6,000人、石見−大阪便であると。それから昭和70年度、これは平成7年ですね。これは18万人飛ぶと、乗ると。それから昭和75年度、これは平成12年ですね、これは21万5,000人乗ると。それから昭和80年、これ平成17年になります。平成17年には25万7,000人乗りますよという需要予測だったんです。これはあくまで、需要予測だから、私はこれは過大な予測だったというふうに思うけども、この問題、今ここで議論しませんが、だけど、平成17年には25万7,000人乗るということで始めた事業だったんです。結果がどうなんかというと10分の1なんですよ。今、2万5,000人なんですよ。だから、予測値は25万7,000人だけど、実際の利用客というのは2万5,000人なんです。だから予測値の10分の1が実績ということなんです。
 私は今回、これは観光振興対策でつくるにせよ、観光振興で予算というか、方向を考えるにせよ、地域振興部が考えるにせよ、1つはやっぱり絶対やらなきゃならないことは、予測数値の1割しかない。ここはなぜなのかというところはしっかりまず総括すると。先ほど報告があったここの連絡会議はもちろんですけど、やはり各セクション、セクションで、ここは総括していかないと、私は始まらないと思うんです。緊急だということだから、いろいろな議論あったですよ。無料にして乗せりゃいいじゃないかだとか、いろいろあるかもしれませんけども、だけど県費を投入する以上は行政がやったことが実態とは乖離だったと。すべて行政に責任があるわけじゃないけども、だけどもこの乖離はどこに原因があったのか。ここをしっかり総括することが今後の石見空港をどうしていくかという、本当、利用客をどうふやすかということを考えていく、方向性を立てていく、まず、行政がやらなきゃならない最低限の仕事なんですよ。ここが全然説明がないわけです。これは農水商工委員会だからいいですが、私、地域振興部で総務だったら、ここの説明がないと、また2億出しますよというのは、ちょっとどうですかと言わざるを得ないという点があります。
 それで、また、税金投入をかけるという点で商工でいえば、企業誘致だったんです。この予測立ってるのは企業誘致、いわゆる企業の呼び込み方式がずっと当時はやってましたから、とにかく工業団地つくって企業呼んで、そこで雇用つくるという全国的に呼び込み方式が展開されてきたわけで、石見空港もそうだったんです。それで、石見臨空ファクトリーということになったわけです。
 知事も今議会の答弁で、この路線ていうのは産業振興のために大事だ、地域の振興のために大事だ、企業誘致のために大事だということを本会議で答弁されてるんです。だけど、じゃ、企業誘致の実績どうかと。石見臨空ファクトリーパークは今、どうなってるかと。これは益田市との覚書もあって、いろいろ問題があったんだけど、実績からいうと企業誘致は今、29.7%なんですよ、石見臨空は。莫大な投資してその今の償還で大変になってるわけですよ。だから、これでまた今、県費使ってるんですよ、ここの問題で。だから、企業誘致で29.7パーの分譲率であり、まだ残地でいうと30ヘクタールあるわけですよ。じゃ、今後、企業誘致が進むかどうかという問題もあるわけで、企業誘致の需要があるのかないのか、企業誘致がこういう状態であって、幾ら私、緊急で金つぎ込んでいったとしても、当然、乗ってもらうのはその企業の人ばっかりじゃないけど、だけど、ここの問題もリンクかかってくるわけですよ。だから、この点での私は総括をやっておかないといけないのではないかなというふうに思うわけです。
 それから、もう一つは、住民の合意というか、県民合意で、部長は先ほどああいう答弁されたけど、私ども日本共産党は、共産党益田市委員会で、だあっと歩きました。聞き取り調査。アンケート調査まではやり切りませんでした。だけど、基本的にやっぱりあるかないかといえば、あってほしいと。あるかないかといえば、だれだってあってほしい。だれだって飛行機飛んでほしい。だけども、これ、仮に1月4日まで搭乗率80%を確保したとして、どんな手使ってでも。だけど、1月4日以降どうなりますか。1月4日以降どうなりますか、これ。また、病人じゃないけど、点滴打つんですか。県費を投入し続けるんですか。私はここのところはいかがなものかなというふうに思って、私ども歩いたときに、住民はとにかくやっぱり飛んでほしいと。だけど、ANAが言ってる80%は本当にただにせん限り、ほぼ無理に近いという、そういう声が私ども多かった。
 で、むしろどういう声を受けたかというと、税金の投入の仕方として問題があるんじゃないかと、運賃助成とか。これ一部の人だけが恩恵を受ける。それは航空便残すためだと言えば、そういう議論もあるでしょう、だけど、問題があるじゃないかという意見もかなりあった、私が歩いたとこでは。だから、私はこの点での地元住民はそれは飛んでほしいと思っておるけども、私は住民合意はできてないと、税金投入に関しては、そういうふうに私は思います。
 それから最後ですけども、出た意見として、私は今、地域公共交通が本当、ずたずたとなってるんですよ。2億円という金を打つときに、私はどうかなと思うのは、福祉医療が平成17年に1割負担になって大変なことになったんだけど、透析患者の人が、今、県内かなりおるんですね。透析患者の人のアンケート調査が出とって、私はこの透析患者の人のアンケートを見てびっくりしたんですけども、これは腎友会がアンケートとったんですが、腎友会の会員で1,277人が透析なんですよ。透析会員さんがおるんです。アンケートの回収が637名からあって、約半分のアンケートの回収があったんですけれども、本当にその地域公共交通がずたずたなって、車が運転できない人なんかはタクシーで行ったりとかされとって、この中で、通院で透析ですから週3日、4日行かないけませんから、通院の自己負担で1カ月に10万超すという人も何人かあります。(「尾村さん、もうちょっと」と言う者あり)はい、わかりました。5,000円を超すっていう人も、3分の1近くあるんですよ。出た意見としてはこれだけ地域公共交通がずたずたなってるときに、やはりそこのところは余り助成ていうのはなくて、一部の人だけ飛ばす。こういうことでどうなんかという意見があったということも申し述べておきたいと思います。
 最後に私はこれ、静岡県の調査をもらったんですが、今、国内98空港ありますね。国内98空港で利用促進協議会とか、懇談会つくってるのが98空港あって、島根県含めてそういう促進団体つくっとるのが25県あるんですよ。25県あって、この島根もそうなんですけど、税金投入かけたり、いろんなことやってるのが30空港あるんですよ。だから、ここでももう地域間競争がすごいことになってるんですよ、どの空港も。もう一つ一つ言いませんけども。だから、言ってみれば税金の投入合戦が始まってると。ANAの2010年度の事業計画というのもインターネットから見てみたんですけど、ANAはもう完璧厳しいですよ。2010年度の計画でも増便はたくさんあるんですよ、採算のとれるとこは増便があるんだけど、だけど休止、減便、こういうところなんかももう出てきとるんですね。ANAはもうしっかり言っとんですよ。赤字のとこは飛ばないって。こうなってるわけで。ここも民間ですから、企業ですから。だから非常に厳しい状況等にあるということで、私はちょっと今、何点か言いましたけども、そういう点から県費投入という観点で、今日時点での2億、商工労働部では2億もありませんけども、この県費の投入には賛成できないというふうに思っております。


◯中村委員長
 ほかにございますか。
 ないようでございますので、結論出したいと思いますけれども、いろいろ議論いただきました。厳しい意見もあるし、本当に心配をされて御議論もございました。
 そういう中で、やはり現実問題として、1月4日ということがあるわけですので、やはりそこをやっぱり、あくまでこれは緊急対策ですので、そこを目指して、きちっとやっぱりやっていくということであろうというふうに思っております。
 それで、それからもう一つ今、尾村委員がいいましたように私たちの委員会に出てるのが、これは観光振興対策ということですけど、あくまでもこれは利用促進対策で、それを観光部門でどうして頑張ってやろうかということですから、その意識をはっきり持っていただきたいというふうに思ってます。
 利用促進対策ですので、これは、いうことであります。こうした位置づけで、やはり今後ともきちっとした庁内の組織つくっておられるけれども、機動的な連携体制っていうのは、しっかり図っていただきたいという、緊張感持ってやってもらいたいというふうに思っております。
 それから、そういう過程でいろいろ事業これから実施していく中で、やはり機動的、場合によっては弾力的にやっぱり枠内ですけれども、予算の、見直して集中して効果が上がる、成果が上がる、結果が出るっていう、そういうことを絶えず意識して、事業執行に臨んでもらいたいというふうに思っております。
 それからもう一つ、そうした中で、やはり効果の上がるなっていうメニューっていうものが、事業執行の過程で出てきたら、どんどんどんどんそっちにシフトしていくぐらいのそういう気持ちでやってもらいたいというふうに思ってますし、そのことは改めてまた中心は連絡会ですけども、そうしたこともその連絡会の中で絶えず、絶えずやはり主張していただいて、きちっとやってもらいたいというふうに思っております。
 それからもう一つが、商工労働部としてやっぱり岩盤対策は基本的には部署で言えば、これは地域振興部になろうかと思っておりますから、その上で観光振興課のほうと連携をとりながら動くわけですから、これはやっぱりしっかりしていただかないといけないので、そこについてはやはりこれは商工労働部として、しっかり注文をつけていただきたいというふうに、地域振興部に対していただきたいという、そういう思いでおりますので、その辺をぜひしっかり理解していただきたいということで、多少の注文ということになると思いますけれども、ということで踏まえていっていただきたいというふうに思いをしておりますので、その辺もしっかり受けとめていただければというふうに思っております。
 いうことで、私、委員長としてはそういう判断でおりますので、結論を出したいと思いますけども、ええっと……。


◯岡本委員
 ちょっと1点お願いします。
 今の委員長のでいいと思いますが、あくまでも緊急対策でその目標というのは掲げておると、80%ということで出とるだと。80%を確実にやるんだという目標だということはしっかり入れてもらわんと、緊急対策にならんわけです。だから、目標は80ですということ、ちゃんと目標にしてもらわんと、これやらんかったらANAも聞かんということになるということなんだが、そこはもうちょっと出してもらいたい。


◯中村委員長
 今、岡本委員からも出ましたように、数字がもう示されてるわけですので、それをやればまた、考えられるということを全日空の方は言ってるわけですんで、それも大事なことだと思いますんで、絶えずその部分は意識していただいて、80%の。それは観光振興だけで80%ということにはならんので。
 連絡会の中でやるわけじゃなく、あくまでもそういう連絡会で全庁挙げて取り組む中でやるわけですので、その辺のことも委員会として議論があったということを、連絡会の方で、きちんと報告してもらいたいと思いますのでいうことで、動いて……。
 よろしいですか。


◯園山委員
 あくまでも、効果が発現する。効果が発現する対策をきちんととること、これが条件だね。


◯中村委員長
 機動的、弾力的にね。(「はい、しっかり」と言う者あり)
 それでは、お諮りをしてよろしゅうございますか。(「はい」と言う者あり)
 第69号議案について、原案のとおり可決することとしてよろしい方々の委員さんの挙手を求めます。
                〔賛成者挙手〕


◯中村委員長
 挙手多数。よって、付託されました第69号議案は、原案のとおり可決することで決定をいたしました。
 次に、承認第1号議案、専決処分事件の報告及び承認について、商工労働部所管の審査を行います。
 執行部の説明をお願いします。
 鴨木課長。


◯鴨木商工政策課長
 それでは、委員会資料4ページでございます。平成21年度の一般会計補正予算でございますが、3月31日に、知事専決処分によりまして補正を組んでおります。その報告をさせていただき承認を求めたいというものでございます。
 4ページの上側、1番に書いておりますが、一般会計の最終補正予算としては、県全体では、下の方に書いておりますが、28億7,800万円余の増額でございます。このうち商工労働部は3億6,300万円余の減額でございます。
 下のほう、2番でございますが、課別の内訳でございますが、企業立地課3億4,100万円余の減額、さらに雇用政策課2,100万円余の減額でございます。
 次のページ、お移りいただきまして、5ページには企業立地課の減額の内容を説明をさせていただきたいと思います。2番に書いておりますように、企業立地促進助成金でございますが、この実績減に伴いまして3億4,100万円余を減額したいというものでございます。
 そして次のページ、6ページでございますが、雇用政策課でございます。6番の項目でございますが、緊急雇用創出事業、これも実績減に伴いまして2,100万円余を減額をしたいというものでございます。既に3月31日付で知事専決処分により補正を出させていただいたところでございますが、御承認をいただきますように、どうかよろしくお願いいたします。


◯中村委員長
 ただいまの説明について、何か質疑はございますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 それでは、お諮りをいたします。承認第1号議案の商工労働部所管分につきまして、原案のとおり承認することとして、よろしゅうございますか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 異議なしと、認めます。よって、承認第1号議案、商工労働部所管分は承認することと決定をいたしました。
 続いて、請願の審査を行います。なお、陳情は、新規、継続ともございません。
 請願は、継続分の2件でございます。
 まず、請願第33号、文書表の1ページをごらんください。協同労働の協同組合法(仮称)の速やかな制定を求める意見書を政府等に提出することを求める件についてですけれども、執行部からその後の状況について説明をお願いいたします。
 曳野課長。


◯曳野雇用政策課長
 それでは、3月のこの委員会以降の状況について御説明申し上げます。
 4月14日に超党派によります協同出資、協同経営で働く協同組合法を考える議員連盟、この総会が行われましたが、この総会において法律案が承認され、その後、各会派に持ち帰って、現在、調整が行われております。今国会への法律案の提出までには至ってはおらないという状況です。


◯中村委員長
 ただいま説明がございましたですけども、御意見、質疑はございますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 ないですか。
 それでは、1番としまして、引き続いて、継続にしたいと思いますけれども、4月14日に国会における超党派の議員連盟の総会において法案が了承されまして、現在、了承されたというか、持ち帰ったということだろうというふうに聞いておりますけど、現在、各会派によって、調整が行われているということでありまして、今国会における提出は、先ほどありましたように見送られたということでありますし、今後、それの調整案が国会も控えてまた調整をされるっていうことであろうかと思いますが、その辺の状況もありますですし、次期委員会におきまして、私としては、改めて判断材料となる情報を整理した上で、詰めた議論をしたいと思っておりますけれども、よろしゅうございますか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 それでは、そのように決定をさせていただきたいと思います。


◯園山委員
 継続でしょ。


◯中村委員長
 継続です。要するに、次期委員会で詰めた議論をいうことでございます。
 なお、執行部におかれましては、手狭のところでしっかり情報収集をしていただきたいというふうに思いますけれども、特に議員提案ですので、出すとすれば、国会のほうの動きをしっかり把握しておいてください。
 次に、請願第51号、文書表の2ページをごらんください。最低賃金法の抜本改正と、安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める請願についてですが、執行部から、その後の状況について説明をお願いしたいと思います。
 曳野課長。


◯曳野雇用政策課長
 まず、最低賃金についてであります。最低賃金につきましては、2008年6月20日に開催されました政労使が参加する成長力底上げ戦略推進円卓会議におきまして、1つは、その中長期的な引き上げについて、賃金の底上げを図る観点、趣旨から、生活保護基準との整合性、小規模事業所の高卒初任給の最も低位の水準との均衡を勘案して、これを当面5年間程度で引き上げること。2つ目には、この方針は最低賃金の国全体の水準に係るものであって、地域別最低賃金は地域の実情を踏まえた地域最低賃金審議会において、自立的に決定されるものであるという、こういうことについて合意されたところでありますが、本年6月3日、政労使の代表で構成する雇用戦略対話において、当面はこの円卓会議の合意を踏まえ、取り組むということですが、2020年までの目標として、新成長戦略に掲げます平均で名目3%、実質で2%の経済成長を前提にいたしまして、できる限り早期に全国最低800円を確保し、景気状況に配慮しつつ、全国平均1,000円を目指すということとしました。その目標を達成するため、最も影響を受ける中小企業に対する支援を検討することについて合意いたしましたが、その具体的な施策につきましては、現在明らかになっておりません。
 2つ目の中小企業支援対策及び下請取引の適正化についてであります。先ほど説明いたしました円卓会議におきまして、中小企業の生産性の向上に当たっては、政労使が一体となって、生産性向上プロジェクトを推進し、特に中小企業の下請取引につきましては、下請ガイドラインの普及啓発に係る取り組みを強化するなど、下請適正取引等の推進に全力を挙げることについて合意されたところでありますが、下請いじめを防止する中小企業いじめ防止法の制定の具体的な動きは伺っておりません。
 最後に3番目でございますが、労働者の雇用維持と、安定雇用の創出についてであります。雇用の安定、創出については平成21年3月23日にその実現に向けて、政労使で一致協力して取り組むことに合意いたしました。現在、雇用調整助成金を活用した雇用の維持やふるさと雇用再生特別交付金事業、緊急雇用創出事業によります雇用の創出を進めるとともに、地域ごとの重点雇用分野の設定や、雇用創出アクションプランの策定を行うこととなっておりますが、現在のところ、このアクションプラン等具体的な内容については不明瞭でございます。以上です。


◯中村委員長
 ただいま説明がございましたが、質疑、御意見ございますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 状況的に徐々に徐々に進んでいるようなところもありますけど、基本的には状況に変化ないということで、継続ということでよろしゅうございますか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 それでは、このように決定をさせていただきます。
 続いて、報告事項について執行部から説明をお願いいたします。
 なお、質疑は説明の後、一括して受けることにいたしますので、よろしくお願いをいたします。


◯安井産業振興課長
 産業振興課でございます。
 では、7ページをお願いいたします。7ページの地域産学官共同研究拠点整備でございます。これ現在、実施設計等を進めておりますテクノアークしまねの敷地内で設置する電波暗室棟の整備についての御報告でございます。
 まず、昨年度、事業を早めるために事前調査等に活用いたしました政策企画局の政策企画推進費の執行状況ですが、1)の利用が見込まれる電子電気関係企業への利活用調査、2)の地質調査等実施いたしまして、これらを踏まえまして企業の意向もできるだけ取り入れて、3の基本設計、基本計画を策定いたしました。この総額は402万円余でございます。これを踏まえまして、現在、建物と電波暗室の実施設計、入札準備等行っております。今後の整備のスケジュールでございますが、そこに書いておりますとおりですが、建物の建設工事に8月から着工する予定でございます。国のほうでは、並行して中に入れます機器、14余りありますけれど、これの調達を進めていただくようになっております。最終的に機器が入って、稼働が始まるのが来年2月ということで、それを予定して進めてまいります。
 続きまして、8ページをお願いいたします。次世代自動車等技術研究会についてということでございます。
 これ6月1日に、31社の県内企業が参画した次世代自動車等技術研究会を立ち上げました。この技術的には日産自動車株式会社の協力を得まして、県は産業技術センターを中心に産業振興財団、産業振興課で推進してまいります。この研究会では、電気自動車など、今後、生産あるいは市場が拡大していくと見込められる先端技術の研修と、それから昨年補正で措置いただきまして繰り越しておりますけど、電気自動車を購入いたしまして、その分解実習等を通しまして、県内の金属系と電気電子系、両方の企業に今の自動車構造の変化等を十分理解していただいて、新しい取引の拡大、参入につながるよう支援していくものでございます。
 今後、県内の自動車産業、関連産業ですけれど、これをどういうふうに支援していくかということにつきましては、この研究会の活動、あるいは企業のニーズ、あるいは市場の動向等踏まえて十分検討いたしまして、その支援の方向性、あるいは方策等を取りまとめたいと考えております。この検討状況につきましては、今後適宜、御報告させていただきます。以上でございます。


◯中村委員長
 松本室長。


◯松本産業振興課情報産業振興室長
 資料の9ページをごらんいただきたいと思います。「RubyWorld Conference 2010」の開催について御説明をいたします。
 昨年度、第1回目の世界会議である「RubyWorld Conference 2009」を開催いたしました。今年度も9月6日、7日の2日間の日程で、くにびきメッセにて開催したいというふうに思っております。このカンファレンスはRubyに関する最新技術の情報や言語仕様の国際標準化の動向、先進的なビジネス活用事例などを紹介するさまざまなセッションを通じて、Rubyがより多くの領域に普及することを目指しておりますが、とりわけビジネス領域でこれが活用されるよう、その拡大を目指して有益な情報を集め、そして発信することを目的とした大会、開催したいと思っております。
 そのため、今年度の開催テーマの中には、ユーザー視点での導入事例の紹介、こういったものも取り込みながら、ビジネス利用の拡大に向けたこの動きを島根から加速させる、そういう目的を持ってやっていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯中村委員長
 それでは、質疑に入りたいと思います。何かございますか。
              〔「なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 なしですか。(「はい」と言う者あり)
 それでは、ないようでございますので、報告事項については終わります。
 そのほか、何か商工労働部の関連についてありますか。


◯中村委員長
 園山委員。


◯園山委員
 ごめんよ。


◯尾村委員
 いいよ。


◯園山委員
 ソフトビジネスパークに保育所をつくるという話を以前聞きまして、提案を公募をされてどうも審査があったやに小耳に挟みました。なぜ、報告がないんだろうか。


◯中村委員長
 室崎課長。


◯室崎企業立地課長
 この委員会の場で御報告しておりません。申しわけございません。
 5月27日に、ビジネスパークの保育所の事業者の決定をいたしました。これについては、県のホームページの方で、報告をさせていただいておりますが、申しわけございません。この場で、改めて御報告させていただきます。


◯園山委員
 いや、もう、いいね。まず、済みません。僕はそういう姿勢は大嫌いなんですよ。第一、公募をしますよと、皆さん、ソフトビジネパークはそういう社会福祉施設をつくる場所ではないけども、これはそこで働いている人たちの福利厚生のためになるから、それ、目的外利用について、御配慮いただきたいということを言っておいて、決めてしまったら、県のホームページに掲載してあるけん、別にそれ見りゃいいがなと言わんばっかしのまずことでしょ。普通だったら、大体公募をかけるんだったら、その公募の要件とか、どういう手順で、どういうふうな形で、これを決定するかっていうのを報告すべきですよ、その過程を全部。
 僕が小耳に挟んだとこでは、決定に当たって決め手になったのが、分譲価格を、要するにこの土地を何ぼで買ってくれるのかということを聞いて、その一番高い、例えば池田さんは1万円で買います。中村さんは1万5,000円で買います。岡本さんは2万円で買いますっていったら、その2万円で買いますって言った人に決まったと。(「ありがとうございます」と言う者あり)そういうふうに聞いた。これは一様にみんながそれを聞いたときに、ふうん、今回はその保育所っていうのは、ソフトビジネスパークの土地を売ることが目的だったのかと、というふうに聞きましたわ。本来は保育所を例えば公募するっていえば、そこを何ぼで買いますかっていうのは、例えば3万円なら3万円という売り値が決まっとれば、それ以上で買うのは一緒なはずだ。保育所をつくるということが目的だ。土地を処分するということが目的なら高い方がいい。だけど、保育所をつくって、その保育所がすばらしい保育所であればあるほどいいということなら、もっと違う観点で選ぶのが、僕は普通だと思う。ところが、何か入札して、土地の値段を一番高いに出いたとこに決まったと。その決まったとこは、保育実績も何にもない。これから社会福祉法人の申請しますよという、どうも、とこが落札したと。でね、ほおっと。少なくとも僕らの常識にはそういう常識はない。その高くに出しゃ、やるのは何か、目的と手段とが何かえらい違うのと。だから多分、何か不明朗なことでもあって、報告しないんだろう。保育所をつくることが目的じゃなかったんだろう。そこへ出る企業がないから、この際、保育所でも建てさせてしまおうと、そういうことだったんだな。


◯中村委員長
 室崎課長。


◯室崎企業立地課長
 委員のおっしゃるお話のことについてですが、我々としてはもちろん保育所を整備するという立地企業のため、それから今後の立地促進のために、保育所を整備するというのが目的でございます。審査につきましては、委員がおっしゃるように土地代についても、審査においての得点としてのものをしております。これは、2月の26日に公募を開始をいたしましたが、この時点で既に決まっておりました。あわせて、財務に関する審査、それから事業計画に関する審査を合わせたものとしての得点で、最終的に判断をしております。
 財務と事業計画について、それぞれ審査を行いましたが、応募いただいた事業者の方は4社でございました。このうち、既に社会福祉法人になっていらっしゃる方が2社、今後、法人を設立予定の方が2社ということでございました。4社、それぞれ専門的な方も交えまして審査を行いました結果、財務、事業計画とも4社ともにいずれも問題はないとの結果となりました。つまり、ビジネスパークに保育所を整備、運営する事業所としては、どなたも的確という判断をさせていただいたところでございます。ただし、一方で、土地代が企業様に分譲する価格3万5,400円でございます。坪で換算しますと11万7,000円程度になりますが、保育所といいますと、通常、宅地価格としての売買となるわけですが、この坪11万7,000円はソフトビジネスパークの近傍同種の価格としては、安い価格だというふうに考えました。せっかくの土地資産であるため、少しでも高く購入いただけるものであればということで、そのほうがよいと考えましたので、その得点のところも加味させていただきました。
 実際に保育所を決めて開園をしていただいて、保護者の方が安心して子どもさんをお預けいただける保育所ならということが一番大事でございます。我々のほうとしては立地企業の利便施設の観点から審査をさせていただいたものでございますが、もちろん社会福祉法人としての認可等の審査については、今後、松江市を主体として行われることになりますので、その専門的な審査については、そちらのほうにゆだねたいと思っております。


◯園山委員
 済みません。私はね、もとへ戻せとかそういうやぼなことは言いませんが、ソフトビジネスパークの地価が周辺に比べて安かろうが高かろうが、今回はソフトビジネスパークの中へそういう福利厚生施設に類するもんですが、そういうものが建つということになって、その分譲価格は、そこのソフトビジネスパークの分譲価格が平米当たり何ぼって決まっとれば、それはその価格以上で買いますという人は全部得点は一緒だわね。それが、事業の目的が福利厚生施設をつくることが目的で、そこを高く売ることが目的じゃない。あなたやちは、それは間違っていると僕は思いますよ。そりゃ高く売ればいいかもしれん。だけど、高く売ることによって、無理せないけんわけですから、必ず。特に新しいとこなんかは、財務内容がどうとかこうとかって言われますけども、新しいとこにそげに財務内容がいいわけないじゃないですか。実績も何もない、その新設法人が。それは、もう必要最小限度のイニシアルコストでその賄わないけんだったら、あなた、決まった価格があれば、それ以上で買う人はみんな得点は一緒ですよ。それよりも、そこでどういう保育をするのか、どういう保育サービスをしていくのかという保育の内容でもって、きちっと審査をされるべきですよ。それが甲乙つけがたいわけないじゃないですか。
 必ず、保育所を運営していくその法人の人たちには、いろんなコンセプトがあって、いろんな保育にかける思いがあるわけですよ。少なくともそれをきちっと判断できる人たちが、審査に当たるべきですわね。それがたまたま新設法人だろうが何だろうがいいけど、そんな点数が一緒だなんていうことは絶対にあり得ませんよ。それは判断する人が間違ってますよ。二度と再びこんなね、寂しい思いを僕はしたくないですね、もう。間違ってますよ。福利厚生施設をつくることが目的だったら、分譲価格は決められた値段以上出せばみんな一緒なはずだ。それを高いに出いたけん、あんたとこにやらせますっていうのは、それは全然違うよ、それは。それは、あんたはもう全然履き違えている。僕はそう思う。もちろんその4社、応募されたとこは全部立派なとこだったと思いますよ。だけど、決め手になったもんが土地の値段を何ぼで買うかが決め手になりましたなんていう、そんな日本じゅうの笑いもんになりますよ、そんな決め方したら。


◯中村委員長
 ほかにありますか。


◯池田副委員長
 2点だけ。まず1つはこないだ土木のほうに聞いたんですけど、西郷港の岸壁の今度就航されるのが7月末、8月2日が就航ということを聞いたんですが、そこの中にいわゆる建物の施設の改装してるわけですよね。そこにどういうテナントが入って、どういう観光施設が入るかっていうのは把握されていますか。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 一応、そこの中には現在、隠岐の港に入っていらっしゃるさまざまな方が観光環境がありますが、隠岐汽船等々ということと、あと売店整備、そしてまた食事どころの整備でそういうところにお入りいただく方を今、募集中というお話を聞いております。そういう状況でございます。


◯池田副委員長
 それは、例えばそこの協議会のほうにすべてお任せみたいな形になってるわけですか。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 もちろん、さまざま先ほど申し上げましたように観光以外の施設もお入りになるということで、隠岐のほうで協議会とそれから隠岐の隠岐支庁等ございますが、そちらの関係者の方で検討されているというふうに聞いています。町も中心として。


◯中村委員長
 池田委員。


◯池田副委員長
 私、大変心配してるんですよ。オープンしたはいいけど、例えば営業時間だとか、その内容だとか、本当にお客さんが満足するものができるのか、その辺をやっぱりすごく吟味しなきゃいけないと思うですよ。土木だとか地域振興だとかっていう、その専門外のところが今、メーンでやってるわけですよね。しっかり私、入んなきゃいけないと思うんですよ。だからじゃ、その岸壁はきれいになったと。お客さんがどういうふうな形になってるか、ちゃんと戦略を持ってやっぱりやっていかないけんわけですわ。1階、2階、3階があって、それをどういうふうに使われるかっていう、ちょっと私もちらっとしか聞いてませんけど、隠岐汽船がその物産のメーンになってやってる。そのこと自体、すごく私は不安でしようがない。不安でしようがない。だから、その辺は例えば営業時間であるとか、どういう形にするだとか、その辺のことは私は本当に県があれだけ予算をかけてつくってるわけですから、しっかりやっていただきたい。
 きょうはさっき、園山先生が1つ、もう一つの点は空港の名称変更の件ですけど、名称変更してどういうことを目的にやるのか、戦略がないとやっぱりいけないと思うんですわ。ただ名前変わっただけで、あそこの中は全然変わっとらんだったら、私は何だい意味ないと思いますけども。そういう意味で例えば、空港ターミナルビルと何かお話なんかされてるんですか。


◯中村委員長
 玉串課長。


◯玉串観光振興課長
 空港のことにつきましては、先ほど申し上げましたように、3空港ごとに関係の課と集まりまして、中身を決めるということがございまして、当然、名前を決めちゃわなきゃいけませんで、空港のしつらえ等も6月補正予算のところでも一応出せていただいておりますが、予算は今、計上させていただいております。その中で、どういうふうにしたら効果的かということは、交通対策課、私ども、それから検討委員会のほうに御意見もいただきながら、しっかり入って協議して、いいものをつくりたいというふうに思っております。


◯池田副委員長
 例えばだからその空港内のいろんな施設に対しても、いろんな売ってるものとか、例えばそういうサービスの部門ですよね、その辺なんかも空港の名前変わったけん、だけんどうするかとか、例えばそういう関連の商品を置くだとか、例えばできるかどうかわからんけど、みんな出雲空港に来たけんって出雲大社に行くわけじゃないですわね。例えば、そういうお守りとかなんとかちゃんと買えるかそういうのはわからんけど、そういうことをするだとか、何かそういうやっぱり名前にちなんだこと、例えば縁結び空港か何かわからんですよ、何が出てくるかわからんけど、そうであって、そういうことも含めて、やっぱり考えていかんといけんと思いますので、だから、名前が決まったところで、じゃそれに対してどういう形でその空港のほうはやるのかみたいな形。出雲空港使うとやっぱり出雲空港を使うわけですわ。名前が変わったけん、出雲空港を、変わったその名前を使うわけございませんので、だからそういうものを付加してやっぱりいかなきゃいけないと思いますので、その辺のところの詰めもしっかりお願いして、これは意見です。お願いします。


◯中村委員長
 それでは、商工労働部の所管事項の審査及び調査を終了いたします。どうもお疲れさまでした。
                〔執行部退席〕


◯中村委員長
 それではただいまから、委員間協議を行います。
 初めに、委員長報告についてお諮りをいたします。本委員会の委員長報告の内容について、特に盛り込むべき事項があれば御意見をいただきたいと思いますが。
 岡本委員。


◯岡本委員
 先ほどの緊急対策のことについては、委員会として申し上げたことについては、必ず入れてほしい。


◯中村委員長
 わかりました。
 ほかにございますか。


◯園山委員
 愛称化ですね、出雲空港の。愛称化は変えらんという選択肢も含めて検討すべきだと思いますよ。


◯池田委員
 効果があるかどうかですよ。


◯中村委員長
 執行部の中にも。


◯絲原委員
 だけどもう変えることで進んじょうへんかいな。
 第1回目があったけど、何で変えるかっていうこと。


◯園山委員
 だけど、1回目でそういう意見があったらしいけど、変えるということで検討しますって……(「そこで進んじょうです」と言う者あり)何か県がそげ言ったらしい。諮問は変えるということで諮問します。古事記の1300年だいって、大枚のお金を使ってPRするんだよ、これから。そげすうと、例えば縁結びだとか、御縁だとかっていう名前が仮についたら、それと全く整合せんようになる。


◯絲原委員
 神様に御縁がある。


◯岡本委員
 ハクチョウ空港。


◯中村委員
 オロチ空港とか。


◯絲原委員
 オロチは。


◯園山委員
 いや、だから、出雲オロチ空港でも、いろんな意見が出るかもしれんけど、だけど……。


◯中村委員長
 きょうは本当に、名前にちなんだあれをやるっていうけど、これ関係のないような……。


◯絲原委員
 だけど、もうそれで進んじょうですよ、そげに。変えることで。


◯岡本委員
 だけど、さっき……。


◯園山委員
 ただ、さ県わね、もう変えるという前提でやっちょりゃいいけど、だけど空港利用者なんかは、そげに名前が変わって何だ、そげにお客さんがふえるもんでって、まじで言っとる。大体、その飛行場の人がそげ言っとられるがね、名前変えたくらいでそげに人がふえりゃ結構ことですけど、お金がかかるだけだないですかって言っちょう。


◯岡本委員
 そげなことじゃ、萩・石見空港なんか萩いうのは外してほしいわ。何の協力もせんのに。萩、先に出して。萩言うだけで……。


◯園山委員
 だからそういうやっぱり指摘があったと、本当にその検討に当たってという、ちゃんと指摘があったことをちゃんとふかして……。


◯中村委員長
 時間をかけて慎重な検討委員会の議論を求めたいっていう、そういう意見がありましたっちゅう言い方でいいですか。


◯池田委員
 効果も含めて。


◯中村委員長
 ちょっとそこまでは言えん。


◯園山委員
 いや、もう実際、あきれとるんだけん。


◯中村委員長
 だけん、時間をかけて……。


◯園山委員
 こうやって、打ち出の小づちでも持っとるかいねというね。


◯中村委員長
 性急にならないで、時間をあらゆる……。


◯岡本委員
 すーと飛ぶだけ、やっぱりハクチョウ空港がええわ。


◯中村委員長
 それではええわね、それで。時間をかけて。余り……。


◯園山委員
 急がずに、慎重に慎重にやってごせっということを言ってください。


◯中村委員長
 意見がありました。


◯岡本委員
 神話につながらんでもええじゃない。


◯中村委員長
 そのほか、正副委員長に一任していただいていいですか。(「はい」と言う者あり)
 それじゃ、そのようにさせていただきます。


◯岡本委員
 立派なやつにしてください。


◯中村委員長
 委員長報告につきまして全部御意見でございまして。
 次に、県内実地調査についてですが、お手元にもお配りしました計画案について、ちょっと事務局の方から説明をお願いします。


◯事務局(渡部書記)
 失礼します。それじゃ、県内調査について御説明させていただきます。
 日程につきましては、7月22日木曜日、23日金曜日の1泊2日ということで設定をさせていただいております。
 初日でございますが、全行程、議会バスで移動いたしますが、議会別館前を8時半に出発ということで、最初に松江市春日町にございます環境にやさしい家づくりの会、こちらのほうを予定しております。こちらのほう、建築業者や製材業者、NPO法人等で組織されとる団体でございまして、県産材で環境に優しい家づくりというような取り組みをしておる団体でございます。
 続きまして、いずも八山椒有限会社でございます。こちらのほう、減農薬栽培によるサンショウ栽培をしておるところでございまして、いわゆる農商工連携という形で、パスタとサンショウを活用したパスタソースなど開発しておりまして、中小企業庁の農商工等連携の事業計画の認定を受けとるというような団体でございます。
 その次が、有限会社木次ファーム、こちら養鶏場になりますけども、飼料米を与えた、こめたまごというものを商品化しておられます。県認定の美味しまねという認証も受けておる団体でございます。
 その次が仁多郡森林組合、こちらのほうは作業道と高性能林業機械による利用間伐、こういったところを予定をしております。
 その次が……。


◯園山委員
 森林組合、何だいかね、精進かね、そのこの日の。玉峰山荘の…、仁多郡森林組合。


◯渡部書記
 奥出雲仁多米株式会社ということで、堆肥を使った土づくりなどによりまして、環境保全型農業に取り組んでおられます。
 以上で初日を終わりまして、宿泊のほうは玉峰山荘のほうを予定をしております。
 2日目でございますが、出発いたしまして、最初に飯南町頓原にございます株式会社ファーム木精、こちらの方に参ります。消費者への直接販売、それから産直市への出荷、そういったことによりまして先進的な米経営をしておる団体でございます。
 その次、カウベルのほうに向かいます。こちらのほうは100%地元産米の米パンでありますとか、地元産牛乳や野菜を使用した加工品を販売しております。こちらのほうで昼食をとりながら説明を聞くというような考えにしております。
 その次に、株式会社タナベ、こちらのほうで視察をいたしますが、大阪への木材加工品の出荷への取り組み、こういったものを視察いたします。
 以上で終わりまして、予定では4時過ぎぐらいには県議会別館前へ帰るという行程で……。


◯園山委員
 渡部さん、済まんけどね、全部見たいのはようわかあよ。だもね、あんたやちみたいに若いもんばっかりじゃないだけん。


◯事務局(渡部書記)
 前回も御指摘いただきましたけども、済みません。


◯園山委員
 あんた、ここには喜寿を超えた人もおられる。最初からそういう人が出られんでもええですという、うん、もちろん欠席だわね。だけど、最初からそういう人は出られんでもええですという……。


◯絲原委員
 初めから出らんでもええっていうやな。


◯園山委員
 やっぱね、せめて60歳ぐらいの人が、参加してそれで、何とかちょっと失礼だども、何とか出らいなというぐらいの日程を組まんとは、きゃん、あんた、僕はまだ若いけん、ええよ、だけども60を超えた人たちはやっぱりこれはちょっと考えーわ。7月22日って、あんた摂氏30度を超えるよ。(「一番暑いときだな」と言う者あり)それで、バスの中で例えば二十四、五度のとこから外へ出て、ちょっとまたぬくうなったら、またそのバスに上がって、しゃんことじゃ、必ずもう23日は。もうちょっとあんた配慮しなはいやあ。


◯中村委員長
 畜産をやめて2つやったんで、それでまた……。


◯園山委員
 だけん、奥出雲仁多米なんかはもう行かんで。


◯絲原委員
 森林組合、パスしないや。


◯園山委員
 奥出雲仁多米なんていうのは毎年行きちょう。


◯中村委員長
 行っとるかいね。


◯絲原委員
 もう、大分来られた。


◯岡本委員
 行ったよ、わしらも何回も。


◯園山委員
 何回も行きちょう。


◯岡本委員
 この木次ファームも行ったし、パン屋も行ったし、まあ、ええだ、わしら行っても、これらが行っとらんだけ、ええだが。


◯園山委員
 ただ、もうちょっと2つ、3つちょっとやめて、もうちょっとおっちらとしない。そうで、朝間を8時半や……。


◯中村委員長
 いや、本当助かる。僕は前の日……。


◯園山委員
 あんたやちは8時半から世話やかんなんかもしれんけど、僕やちゃ8時半にここへ来らかと思ったら、大変だって。特に平日やなんかい。


◯中村委員長
 それじゃ、こうしてください、2日目は変えない。1日目をちょっと間引いて、それで少し時間を、僕が西から出てこれるよう。


◯園山委員
 だけん、例えばあなたが朝間一番に来りゃ間に合うやなふうにするとかね。


◯岡本委員
 11時出発じゃないか。


◯中村委員長
 10時出発とか。


◯園山委員
 10時でええ、10時で。


◯事務局(渡部書記)
 それでは委員長また御相談させてください。失礼します。


◯園山委員
 10時から4時まででいいけん、そうでもう4時半ごろに玉峰に行きて、そげせにゃ死んでしまうで。


◯事務局(渡部書記)
 わかりました。


◯園山委員
 僕やちは7月11日でもうここにいじめられてへとへとになっとるんだから。


◯事務局(渡部書記)
 はい、じゃ、まあそうさせていただきます。


◯中村委員長
 だから、第1日目はちょっと調整させていただいて、少し時間をおくらせたり、余裕を持たせるということで。


◯岡本委員
 森林組合に来ていらんいうって、行くなや、あげなとこは。


◯園山委員
 森林組合は絶対行かないけんだ。


◯尾村委員
 松江はええわ。


◯中村委員長
 ということで、それじゃまた調整をして皆さん方にファクスで後、日にちは変えないということで。


◯岡本委員
 絲原邸に行ってから、お茶ぐらい飲もうや。


◯尾村委員
 絲原記念館で休憩入れて。


◯岡本委員
 あの大広間で。


◯園山委員
 朝間、行きてお茶でもよばれるだ。


◯中村委員長
 それで基本的には、ですから、地元の議員さんの御案内をさせていただきます。


◯園山委員
 地元の議員、そこにおる。(「木次がおおわい、木次が」と言う者あり)


◯中村委員長
 いうことで、あと何だっけ。
 それから委員会派遣についてですけど、先ほどの県内調査の委員派遣の手続を進めたいと思いますので、皆さん方、全員出席していただけると思いますけれども、御都合つかない方はおられますでしょうか。
 今度の22、23。
 委員派遣の手続を進めますので、よろしくお願いします。
 また、これ以外の調査で、所管事項について活動を計画されている方があれば、委員会として派遣決定しておく必要がありますけれども、どなたかございますか。


◯岡本委員
 またあったら言います。


◯中村委員長
 なるべく早く申し出て、それでは当面、現時点ではないということで。(「はい」と言う者あり)
 それから次に、委員会の閉会中の継続審査及び調査事件については、お手元に配付したとおりとしてよろしゅうございますか。
             〔「異議なし」と言う者あり〕


◯中村委員長
 それでは、そのようにいたします。
 最後にそのほか全体として。(「ありません」と言う者あり)


◯園山委員
 ただ、きょうは最後に僕はちょっと言ったけど、ああいう要するに、僕はたまたまホームページ出てたから、検索しとったら何かえっと思ったけん。ただ点数なんか出てないのよ。ここに決まりましたっというふうにしか出てないんです。


◯絲原委員
 だけど、やっぱり報告事項として入れるべきだと。


◯園山委員
 当然だわ。


◯中村委員長
 そりゃ……。


◯園山委員
 分譲してもいいかから始まって……。


◯中村委員長
 途中で変わったりしたんでしょう、入札に……。


◯園山委員
 そげだよ。それから人間もかわっとる。


◯岡本委員
 部長が言わないけんわな、最後の答弁はな。


◯園山委員
 大体、西山がおかしいぞ。


◯中村委員長
 そのことで、気配を感じて。


◯園山委員
 それできょう出とらんじゃないだねか。


◯岡本委員
 後でテープ聞かしてやるだ。


◯尾村委員
 議事録に載るで。


◯中村委員長
 それじゃ、以上で終わります。
 慎重、審議ありがとうございました。