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鳥取県 伯耆町

平成21年 9月第 6回定例会(第2日 9月18日)




平成21年 9月第 6回定例会(第2日 9月18日)





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    第6回 伯 耆 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)


                           平成21年9月18日(金曜日)


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                         平成21年9月18日 午前9時開議


日程第1 一般質問


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              本日の会議に付した事件


日程第1 一般質問


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               出席議員(13名)


      1番 篠 原   天        2番 渡 部   勇


      3番 勝 部 俊 徳        4番 幸 本   元


      5番 遠 藤 俊 寛        6番 細 田   栄


      7番 影 山 辰 雄        9番 野 坂 明 典


      10番 大 森 英 一        11番 中 田 壽 國


      12番 幅 田 千富美        13番 入 江 正 美


      14番 長谷川   盟


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               欠席議員(1名)


      8番 小 村 公 洋


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               欠  員(なし)


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             事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 阿 部   泰   書記 ─────── 椎 木   慈


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            説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 森 安   保   教育長 ────── 圓 山 湧 一


 監査委員 ───── 井 上   望   総務課長 ───── 鞍 掛 宣 史


 なのはな生活課長 ─ 足 澤 秀 基   会計課長 ───── 小 林 寿 子


 地域再生戦略課長 ─ 斉 下 正 司   住民課長 ───── 上 田 博 文


 総合福祉課長 ─── 小 原 章 信   地域整備課長 ─── 小 村 恵 吾


 産業課長 ───── 白 根 弘 道   教育次長 ───── 可 児 弘 俊


 総務室長 ───── 井 本 達 彦   教育委員長 ──── 伊 藤   浩


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◎午前9時00分開議





○議長(長谷川 盟君) おはようございます。


 ただいまの出席議員は13人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付してあります別紙のとおりであります。


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◎日程第1 一般質問





○議長(長谷川 盟君) 日程第1、一般質問を行います。


 休憩いたします。


              午前9時01分休憩


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              午前9時02分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開いたします。


 通告の順序に従いまして、3番、勝部俊徳議員の質問を許します。


 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 議長のお許しをいただきましたので、一般質問を通告によりましてお願いいたしたいと思います。


 きょうの一般質問は、通告いたしておりますとおり私は3点いたしております。


 まず、1点目は伯耆町の学校のあり方に対する検討会の答申のそれについての今後の対応の問題、そして2番目は伯耆町の図書館のあり方の検討委員会の検討答申に対するそれについての諸問題、そして3点目は鳥取県政に対する伯耆町からの県政要望について、その中身は伯耆橋のガードレールの安全構造物の設置の問題、それから野本川あるいは清山川、別所川、そういうところの河床整備、いわゆる防災上の河川整備、これの点について、以上3点御質問申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 まず、1点ずつお願い申し上げたいと思います。


 まず初めに、伯耆町の学校教育検討会というものがございまして、これは昨年の2月に教育委員会の方から諮問がなされまして学校教育検討会が立ち上げられ、この7月の24日にその最終答申案が教育委員会の方に提出されたというふうに伺っております。これについて御質問申し上げます。


 まず初めに、この答申の内容でございますが、大まかに申し上げて答申内容を御確認してから御質疑を申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 私の理解の仕方は、まず1点は小中一貫校ということを導入して、それから小学校におきましては校区制をしいて、そしてその校区制というのは旧溝口地区は二部、日光それぞれの小学校は溝口小学校に行く、それから旧岸本町におきましては八郷小学校は岸本小学校に行くというふうなこの校区編成が基本的なスタイルと受けとめております。それから、小中一貫校という制度を導入しながら、なおかつ日光、二部、八郷、この3校につきましては分校化を図る。そしてなおかつ、その分校化を図った八郷、日光、二部の各小学校におきましては、5年生、6年生は小中一貫校という名のもとに本校、いわゆる溝口小学校あるいは岸本小学校にそれぞれ編入されるというふうな形、そして残った1年から4年生はそれぞれ今までの二部小学校の分校、そして日光小学校の分校、そして八郷小学校の分校というふうになるというふうな受けとめ方をいたしております。


 それから、もう1点は、この答申案につきましてはたくさんの17回もの皆様方の御慎重な御検討結果であろうと思いまして、その点は高く評価をいたしますけれども、その後、この検討結果につきましては平成25年、その4月、いわゆるあと3年半後ぐらいでしょうかね、これをめどにこれからは専門委員会を立ち上げて、この検討結果を推進していくようにというふうな御提言である。そして、その専門委員会というものは先般の教育長さんの御説明ですと12名の専門委員を立ち上げ、うち7名は現在の伯耆町に御勤務なさっている小・中学校の教員7名、そして学識経験者5名というふうな内容だというふうにお伺いいたしております。


 以上の点について、理解は正しいかどうかお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今、勝部議員さんがお話しになりました点、大方の部分、一貫校という言葉と、それから一貫教育という言葉があるわけですけども、一貫教育ということをまずは進めていくということでして、一貫教育をその2つの学校一体型になっていったときに、それと一つの学校としてとらえていくという点で一貫校というような言葉を使っておりますけども、大きいくくりで一貫教育ということで御理解いただければというように思いますが、そういう点で先ほど御指摘になった点は一通り答申はそういう形で出していただいているということでございます。


 それで専門委員会につきましては、そこで検討していただいて教育委員会の方で対応していくということになろうかと思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 今、教育長さんのお話ですと、私は小中一貫教育と申し上げましたけれども、これも多分教育長さんがおっしゃっている意味はいわゆる同じ敷地で小中一貫教育をするという方式と、今回皆様方の御提案なさっているのは、本校舎と分校との分離型の一貫教育の一貫校という意味だというふうに理解してよろしいでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) このたびの検討会の方で検討されましたのは小中一貫教育を進めていこうということで、できるだけ小学校と中学校との関係を密にして、同じ目標に向かって進んでいこうということが確認されました。


 ただ、その中で分校という形で各地域の思いというようなものも踏まえて、4年生までは分校という形でということで答申としては出されております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 伊藤教育委員長さんに追加で一般質問通告をさせていただきましたけども、伊藤教育委員長さんとして、教育委員会委員長さんとしての小中一貫校あるいは小中一貫教育、御見解を承りたいと存じます。


○議長(長谷川 盟君) 教育委員長。


○教育委員長(伊藤  浩君) 学校教育検討会の協議経過につきましては、すべての教育委員が注目してきたところでして、教育委員会におきましても検討会とほぼ同じ時期に小中一貫教育に関する検討をスタートさせました。小中一貫教育に関しましては全国的にも注目されているところでありますが、伯耆町の教育委員会といたしましてはこのたびの答申を受けて児童生徒の実情をよく御存じの学校の先生方の知恵もいただいて、伯耆町における小中一貫教育の姿を明らかにして進めてまいりたいと考えております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 教育委員会としてのデータの把握の仕方ですけれども、私は県内では前に教育長さんもおっしゃったように鳥取市にあります湖南学園というのが1校だけだと思います。これも非常に特区的なもので、私もちょっと調べてみましたらこの湖南学園というのは旧鳥取市にある学校で、いわゆるあれは吉岡温泉の近くにある、割と山の中というふうな学校で、小学校、中学校が同じ敷地にあるわけですよね。それで小学生が101名、この5月1日、そして中学生が52名という形です。これは在来からの旧溝口町さんの学校も、多分今の小中が分離するまではそういう意味では同じ敷地にあったというふうに私は承知しております。


 私は、この小中一貫校なるもののまだ全国での教育的な見地での一定の評価は受けていないと認識しております。中国地方でも、私は今のところ2008年度現在ではこの1校だけではないかと承知しておりますが、その辺の小中一貫校あるいは小中一貫教育、これの全国的な把握の仕方を教育委員会さんの御見解を承りたいと存じます。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 小中一貫教育ということにつきましては、先ほど委員長も話されたように大変注目されております。それで文部科学省の方も、全国的にはいろいろな研究開発ですとか研究推進校の学校ごとのグループとか地域等を指定しながら進めておるところでして、小中一貫教育全国連絡協議会というところのデータで見てみますと、ことしの7月現在ですと施設の一体型というのが22都道府県で開校を含めて40校現在進めてられているという状況でございます。そして施設分離型というようなことになりますと、1,900校というようなことが全国の小中一貫教育連絡協議会のデータからいいますとあるところでございます。ですので、これについては今あちこちで研究に取り組まれておりますし、県内でも取り組みとしてはやっていきたいという意向で取り組まれ始めているということだけは聞いております。以上でございます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私は、この答申を皆さん方が一生懸命御検討なさったこと、それは本当に評価をいたしますが、一つの私は危惧をいたします。御心配申し上げますのは、いわゆる小中一貫教育とか小中一貫校とか、これは割と私も教育者ではありませんのでその点では余り論議をする気はございません。ただ、この小中一貫教育なるものが分校化をし、なおかつ5、6年を本校に吸い上げて、残った1年生から4年生、そういうもので本当に果たして実際に実現が可能かどうか、私は非常に心配をいたします。その根拠の一つといたしまして、分校というものはこの鳥取県内には今日現在では大山町の赤松分校が今年度はあります。ただ、来年度から廃止になります。そして来年度から、多分倉吉市の山奥にある1校だけが分校です。全国でも、小学校というものが約2万2,000幾ら、約2万3,000としておきましょうか。その中で、学校基本調査では、5月1日の文部省統計ですけれども、これは280程度しかないんですよね。10年前は580、10年後の今は280。分校化というのは、これは非常に時代の流れに逆行すると私は考えております。現に、日南町さんも統合されました。大山町さんもそうです。県内でもやはり見当たらないところなんです。そこへ私どもが3校も新規に分校といって突入していく理由は何なのか。そして1年生から4年生までが残って、本当にこれができるのか。私はその点非常に危惧をいたします。


 そして、分校化にした場合どういう弊害が、答申書にも掲げてありますように私も同じことは思いますが、まずこれのいわゆる保健担当の先生もいらっしゃらない、学校の事務職の先生もいらっしゃらない、管理職の先生もいらっしゃらない。そして、何か物を一本買うのに本校にすべてお伺いしなきゃいけない、学校行事も分校の1年から4年生まで何もできない。本当にこれが現実的だろうかというふうな、私は本当にそれが現実的だと言い切れるのかどうか。教育長さんあるいは教育委員長さんいずれでも結構ですが、お答えいただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 検討会の委員の方々は、長い間審議をされてこの答申を出されたところでございます。委員の皆様方も、先ほど議員御指摘の点の危惧というものも持ちながらも、地域と学校との関係ということも配慮してそういう答申となっております。それで私たちもこれから先、実際に学校で直接子供たちとかかわっていただいている先生方に加わっていただいて、どういう点が課題になるのか、実際これをどう進めるのがいいのかというところを審議していただいて、そういう資料をもとに教育委員会としては判断をしていくということでございまして、検討会の答申そのものについてこれからいろいろその中でも検証していく必要のある部分で、委員会の方でそういう表現もつけていただいておりますので、検討をこれからまた続けていきたいというように思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私がお尋ねしているのは、現時点で結構ですが、こういう分校化をして4年生までを残して、5、6年だけ本校に行かせて、現時点での御見解はいかがですか、重ねて聞きます。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今ここで私が検討会で検討されて出していただいたものにつきまして、これをよしとかだめだとかというようなことについては見解は差し控えさせていただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私、一つ不思議なことがあるんですよ。このたびの一般会計の補正予算が、9月補正ですね、この中に学校教育の教育費の中でこの答申のとおりに、このあり方検討の答申では専門委員会を置いて、先ほど申し上げました12名の方を置いて、今後3年半後の実施に向けてやってくださいと書いてあるんですよ。そのとおりの補正予算書が盛り込んであるんですよ。いわゆる28万円という金額です。これは12名の方々の御出席なさった費用弁償報酬なんですよね。これが補正予算でぽんと入ってきてるんですよね、9月補正で。ということは、この分校化と小中一貫教育というものを既に教育委員会ではもうお認めになって、この線で走るんだというふうに私は受けとめざるを得ないんですが、その点での御見解はいかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今のことについてですけども、先ほどの28万円だったでしょうか、私、額はあれですけども、そういうことでこれから検討していただく内容は、検討会の答申の中で示していただいておりますようにこうやって学校運営をこれから伯耆町としてやることがよいということで答申はいただいておりながら、検討会の方々がその中にはこういう危惧する点があるということをあわせて答申の中に述べておられます。そういう危惧する部分について、そのこと一つ一つについて検討し、第1点は小中一貫教育ということについて新しいどういう姿でこれをつくっていくのが伯耆町の中での望ましいあり方か、それからもう一つは、先ほどの分校等も含めてそういうことについてはこういう問題があるとか、こういう点でやればとってもいいとか、いろいろそこで意見をまとめていって、そして教育委員会として住民の方々の方に説明をさせていただくということで、今の段階でそれで進めていくということではございません。検討を始めるということでございます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 再度確認いたしますけれども、この専門委員会、住民委員会は、基本的には小中一貫教育を前提として、分校化も前提として、その分校も5、6年生を本校に行かせるという前提でお進めになるのかどうか、その点はいかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 前提ということではありませんで、そこで示されたことについて、その実施に向けたときの課題等を明らかにしていただく。それから、こうやればいいという姿を示していただく。そういうことで進むための資料、そういうものを専門的な立場で提言していただいて、教育委員会の方で協議していくということが必要だと考えております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私ね、いわゆるこの前の検討委員会ですよね、皆さんがこの7月に答申なさったのは。これはいわゆる教育委員会なり教育長さんの私的諮問機関なんですよね。公的じゃないんですよね。それでね、私はこれとまた全く違う答えを出されるということは非常に想像しにくいんですよね。例えば分校化じゃなくて本校一本方式とか、そういう答えが出ることは私はとても想定ができないと思うんですよ。やはり答申案に沿った御検討だと思うので、非常にこの点心配いたします。


 それから、答申案の中でも答申がどうのこうのじゃなくて、教育委員会さんなり、あるいはこれは設置者はいわゆる町長ですのでね、学校の、法的には。その点では非常にまた町長さんにも後お尋ねは申し上げますけども、中身は非常に不思議な答申がありましてね、前にも通告はいたしておりますけど、学校の耐震化の問題と新築の問題がこの答申案の中で出ておりましてね、溝口小学校は新築、岸本小学校は改修、耐震化補強、いわゆる新築はしなくてもいい。そして二部小学校も耐震化補強なんですが、この点で一つお伺いしたいのは、通告にもいたしておりますように溝口小学校は建築年次は昭和44年の建築、岸本小学校は2年古くて昭和42年の建築、これについて、なぜ溝口が新築になって、岸本は改築あるいは耐震化になったのか。そして、耐震強度の数字は岸本小学校が0.38、溝口小学校が0.42。耐震強度は0.3未満は大規模地震等で倒壊の危険性があるという数字は岸本小学校の方がはるかによくないんですが、なぜこういう新築と改築とに分かれたのかお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 岸本小学校も当然新築ではないかというその御質問でございますが、今回の答申内容で中を読んでいただきますと、岸本小学校につきましては早期に耐震補強や改築に着手することというように述べられております。決して新築を否定しているものではないと受けとめております。あくまでもコストとそれから教育環境、これを勘案しながら学校施設の耐震化を進めてまいりたいというように考えております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) それはちょっとお答えが私は不十分ではないかと思いますが、いわゆる昭和42年に建てた岸本小学校は耐震精度も弱くて、溝口町の小学校の方が強いんですよ。いうならば、両方なぜ新築と言わないかなんですよ。答申では言っていただけなかったか、その点を教育委員会としてはどのように御理解なさるのかなんですよ。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) これにつきまして、これから先それぞれの学校のあり方等が決まってくる。その専門委員会等からの資料もいただきながら学校を固める。その時点で検討いたしますので、今、片方がどうこうというようなことではなくて進めておるところでございます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) それは専門委員会とかあり方検討会の委員さんの話ではないんですよ。教育委員会さんがデータをお持ちなんですよ、このデータは。耐震精度結果は教育委員会さんがお持ちのデータなんですよ。それをあり方検討会の委員さんにお示しになっていらっしゃらないから、このような結果が出たんだと私は思うんですよ。私は、その点はデータをあり方検討委員会さんにお示しになった上での結論なのか、その点はいかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 検討会の皆さんには、耐震診断の結果が出てその次の検討会には提出して、皆さんその情報としてはすべて出しております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私は、溝口小学校の耐震精度もこれも非常に問題がある数字だと思っています。岸本小学校は、もっともっと問題のある数字だと思っています。私は、新築というならば両方新築というふうな改めて御論議をなさる方がよろしかろうというふうに御提言申し上げたいと思います。


 それから、今後の溝口中学校も新築となってましたけれども、答申書でも財政面と運営面と答申の方でも御心配の向きは非常に記されてございます。新築新築と簡単に2文字で申し上げても、多分私の想像ですと小学校1つ建てるのにどう最低切り込んでも10億、まともにいけば15億、そのような金額を所要すると思います。


 例えば私の仮定論で言うと、二部の小学校も耐震補強しなきゃいけません。そして溝口小学校は新築、そして岸本小学校も新築、そして溝口中学校も新築、こんなことになったらとんでもない金額で、多分40億とか50億とか相当な数字が出ると思います。その辺のことも考えて、非常になかなか難しい御判断が、これから御当局の皆さんを初め住民の皆様も難しい判断を迫られると私は思います。


 私は、この答申案の根底に流れているものは、検討委員会の皆様は非常に地域の皆さんを大事にされた答申だとその点は高く評価させていただきたいと思います。日光に学校がなくなると、日光の皆様も本当にいろんな面でお困りになるとか、寂しくなるとか、二部もそうです。それは私はわかります。私は一つの提言としてこの場で一つ申し上げたいのは、今のまま、鳥取県下で小学校が149校ございます。そのうちの23%、いわゆる34校は100人未満の本校でございます。これは5月1日の学校教育基本調査、文部省の、私、一校一校つぶしました。100人以下の本校小学校扱いがいわゆる34校もあるんですよね。一番ちっちゃいのは、皆様御案内のようにそこの旧会見町の鶴田にある会見第二小学校、これはことしの5月1日で13人です。それでも本校できちんとやっておられます。八郷小学校は、この2学期から3名ふえて75名です。この五、六年後でも60名は下りません。いわゆる1学年10人は下らないんです。私は、一つの方向として御提案をいたしますけれども、この四、五年は本校のままずっといっていただいて、その間、一つの提案として私的諮問機関ではなくて公的諮問機関である、いわゆる琴浦町さんなんかのやり方はこうなんですよ。学校の適正配置に関するいわゆる審議会設置条例をきちんと条例で設置されて、委員を任命されるんですよ。私的諮問機関ではないんです。そこへ地区の代表者、いわゆる部落の代表者ですね、それからPTAの役員さんの代表者、それから学識経験者、それから学校の関係者その他行政の関係者、いろんな人が入られてきちんと協議されるんですよ。私どものこれからの専門委員会というのは、いわゆる非常に私はある意味ではだめとは言いませんけれども偏っているんです。教育関係者7人というのは多分小学校長さんをおっしゃってるんじゃないかと私は想像するんですが、非常に偏った中での御審議を専門委員会でやろうとなさっている。これは私は非常に危ないと思っています。私はやはりきちんと条例整備をして、総合計画審議会でもいろんなものでも全部きちんと条例事項の審議会の委員を定めて、いわゆる各界から人選をしてきちんと討議をなさるのが私は一つの筋道ではないかと思います。それをこの五、六年、四、五年とかなさっていた本校扱いで皆さんいっていただいて、その間に小中一貫校とか小中一貫教育とか、いわゆる分校化が本当にいいのか悪いのか、そして5、6年生を行かせるのがいいのか悪いのか、いろんな御協議をなさっていただく。


 例えば校区制でも、校区制は今一つの旧溝口、旧岸本の縛りになってますけど、県境を越えた岡山県の千屋というのがありますよね、千屋はこれは中学校がこんな現実なんですよ。あれは新見市に今なっていますよね。あれは新見市で、中学生が千屋では非常に少なかったんですね、もう少なくなっちゃって。そしたら30キロ離れた新見市内に行ってもいいですよ、それから地元の千屋中学に行ってもいいですよ、フリーにしちゃったんですよね。そしたら現実にはどういうことが起きたかというと、中学校の1年生がゼロになっちゃった。その年は2年生、3年生だけになってしまった。次の年はだれもまた行かないから3年生だけになっちゃった。こういう現実もあるわけで、いわゆるフリー校区制で分校化とかそういうものを一緒に進めるのも一つの究極の選択だと思いますけれども、私は基本的な提案としてこの四、五年はとにかく本校で皆さん行っていただいて、その中で本当に小中一貫教育、あるいはそれが分校化によるものが全国的にも例は皆無だと私は信じておりますが、そういうことが本当にいいのか悪いのか、本当にもう一度真摯に御検討を、公的な審議会を設置していただいて、いわゆる各界から人選を賜ってその中で御審議なさるのが一つの方法ではないかというふうに思いますが、その提言は御検討していただく気持ちがあるでしょうかないでしょうか、お伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今そういう御提言いただきました。実は、議員も御承知のように学校の耐震診断をしておりましてIs値が0.7未満については耐震補強が必要で、これについては国の方も平成26年までに行えばこれについては助成するというような今仕組みで進んでおります。そういうことで、それぞれの学校、多くの学校についてその補強等の作業にはタイムリミットがございます。そういうことを判断しながら、早期に学校をどうするかという点を決めていくということが必要だろうというように考えておるところでございます。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 以上で教育長さんを終わりまして、町長さんに御質問通告を総括的にいたしておりますので、町長さんによろしくお願いいたします。


 町長さんに基本的なことだけお伺いいたします。学校の設置者は基本的には町長さんであられると思いますので、その点よろしくお願いいたします。


 今もお話がるるございまして、小学校もいわゆる学校教育の小中一貫教育、そして分校化ということになりますと、耐震補強なり新築なり、いろいろ私も先ほど申し上げましたように例えば1校15億の新築とすれば小学校2つ、例えば中学校1つ、そうすると45億、それから耐震補強とで50億、下手すれば、そういうふうな財政負担。その中にはいわゆる学校教育の補助金もございますでしょうけれども、非常に財政負担も大きくなったりすると思いますし、今後の展開についてどのような考え方で、私は基本的にはいけるところまで本校でいって、その時点で立ちどまって、統合するとかどうするかはもう一度改めて先の話でもう一回立ちどまって考えるべきで、すぐに分校化、統合してしまえというふうに私は申し上げているのではなくて、基本的に将来的に新築も必要になったり耐震化もなったりしますが、財政的なことについての町長さんの考え方をお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 御承知だと思いますけども、学校は設置者は町ですけども、その管理運営はすべて委員会にゆだねられていて、今回の話というのはどちらかというと委員会にゆだねられている事項を委員会としてどう判断をしていくかというのを出すための作業。それは議員もおっしゃっているとおりでありまして、私が聞いていて思うのは、やっぱりその答申というのは一体何なのかと。これから教育委員会の受けとめ方としては、答申をベースにしながら具体的なことをさらに検討しますよと。恐らくそれは教育委員会としての判断を出すべき作業だろうというぐあいに思っていますので、その点について、教育長が答弁された内容について別に変わった感想は持っていませんけども、ただ、議員がおっしゃったような財政負担ということについては、これは非常に多大なものになるだろうというのは答申を見た第一印象として思いましたし、これが果たしてどこまでやるのかなということについては、単に教育委員会と町の財政当局とのすり合わせということだけにとどまらず、議会はもちろんですけども、住民の合意形成ということが非常に重要になってくる案件、場合によっては住民投票とかそういったことまで領域に踏み込まざるを得ないような事態もその財政負担によっては想定されるだろうというぐあいに思っております。


 そういうことで、ただ、私は教育は非常に大事だという感じは議員と同じように思ってるんですよ。ですから、その財政負担を伴ってもやらないといけないことをやるということを町民の皆さんが御理解されれば、それはほかのものを削ってでもやらないといけない事態は想定されます。つまり今申し上げるとするならば、議員もおっしゃいましたように子供たちにとって今後、学校1校つくれば20年30年です。20年30年いい教育環境が提供できる、いわゆる教育のミッションに立ち戻った検討をさらに具体的に進めて、答えを教育委員会としての判断を出してほしいという気持ちでおります。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 非常に町長さんに前向きな御答弁を賜りましてありがとうございました。


 いわゆる町民の皆様のいろんなお言葉も賜りながら、そして例えば各地区のバランスのとれた開発も考えながら、そして保護者や教育を受ける児童生徒の皆さんがよりよくなられるように、今後とも鋭意検討していただきますようにお願いして質問を終わります。ありがとうございました。


 続けて2問目お願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) どうぞ。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 2番目の質問点でございますが、伯耆町の図書館の問題につきましてまた答申が出てまいっております。この答申につきましては5月の14日に諮問が行われておりまして、そして4回の審議で終了しております。そして会議録をネット上に公開してあります。その検討会の会議録を読ませていただきますと、事実上3回で終結いたしております。そして4回目は総括的な取りまとめということになっておりまして、そしてこの8月、盆過ぎの18日にこの答申が教育委員会の方に図書館の検討委員会から出されたというふうに承知をいたしております。


 その内容でございますが、このように理解しておりますがよろしいか、まず初めに御確認申し上げたいと思います。


 この図書館は、いわゆる現在溝口地区の溝口図書館を本館とし、岸本の公民館の図書室は分館とする。そして溝口図書館は拡張して整備すべき、そして岸本公民館図書室は特徴のある整備をする。とりわけ児童図書の充実などに努めるべきではないかというふうな御提言だったというふうに思っておりますけれども、そしてこの9月の補正予算にいわゆる調査費が、溝口公民館の改築調査費ですよね、これは260万補正予算として上程されております。このような理解の仕方でよろしいか、確認いたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) そういうことで特に異議はございません。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私一つ、この問題は、私がこの場で言うのは少し僣越でございますけど、この9月定例会の議会中に全員協議会が何度も何度もこの問題で審議されまして、非常に議員の皆様方もお気遣いをなさっておられます。私はこの中で、まず日光公民館の図書室、それから二部公民館の図書室、そして文化センターの図書室、そして岸本公民館の図書室、そして溝口図書館、これの全体的な討議の状況が少し溝口図書館のみに集中してしまって、拡張ありきに、そのほかがおざなりになっているのではないかというふうに懸念をしますが、その点はいかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 図書館検討会の方で御検討いただきましたのは、まず伯耆町の図書館のあり方という点で検討されました。それでその中で図書館という位置づけでは、現在の溝口図書館を本館として岸本公民館図書室を分館とする。ただ、それぞれの公民館、二部、日光それぞれにあります図書館につきましてもそれぞれそのつながりをよくしていく。いわゆるシステム化ということで、全体的につながりのいい図書館を伯耆町としてつくっていくというように協議されてきております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 5月の14日にこの検討委員会が立ち上げられております。私は、検討委員会の皆様方は非常に制約された条件の中で御審議をせざるを得なかったんではないかというふうに少し御心配の向きを申し上げます。いわゆる早く結論を出してというふうな教育長さんのお言葉が端々に感じられるんですよね。一定の条件のもとで早く結論を出して、早く溝口図書館を単純に狭いから拡張しましょうよというふうな、ちょっと言い方はぶっきらぼうなんですが、検討委員会の皆さんは非常に制約された条件で結論を急がされたというふうな感が、たった3回の会議でいわゆる結審するわけですよね、検討会が。これは普通、異例中の異例だと思うんですよ。たった3回というより、もう事実上2回で結論が出ちゃってるんですよ。私は、非常に検討委員会の皆様方本当に審議をする時間も環境もなかったというふうに心配しています。


 それで、私はこの溝口図書館を拡張するという本当の真意は何だったのか、何を目指して拡張されるのか、その点のいわゆる本旨というか目的は何だったのか、一言伺いたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) これから先の町民の皆さんが図書館に来られて、そこで資料を探したりしていただく。そういういろいろな図書館機能というものが充実していくようにするためには現在のところが狭くなっておるということで、そういうことからこれから先機能を高めていく、みんなが使いやすい図書館にするということで進められたというように受けとめております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 教育長さん、受けとめておりますではなくて、教育委員会さんがこのようにしたいから集まってくれとおっしゃったのではないんでしょうか、確認します。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) いろいろ町民の皆さんからも図書館のことについては日ごろから聞いてもきておるところでして、そういうことで教育委員会等で協議していただいて、それから検討会を立ち上げてお願いしたということでございます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 私、この基本的に溝口の図書館がもう広過ぎて困るとか、そういうことは決して私も思っていませんし、確かに狭いといえば狭いんですよ。それはわかります。これも地震の後おつくりになった公民館図書館でしてね、公立のね、いわゆる平成15年にオープンしてるんですね。今から六、七年前の話なんですが、それで私は会議録を読んで一番心配する点は1点あるんですよ。それは、会議録を読むと教育長さんがおっしゃっているのは第1回目でこのようにおっしゃってるんですよ。溝口分庁舎、いわゆる役場の行政機能の部屋を3分の2つぶして図書館を拡張する。その範疇で検討してくれと教育長さんおっしゃってるんですよね。それでその点について、私は分庁舎をつぶすという考え方について非常に違和感を覚えるんですが、その点どうでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) ちょっとその私の方からそういうことをということは、記録としてそういうのが出ておりましたですか。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 会議録の中に載っています。


○教育長(圓山 湧一君) これは委員の方から出ておることでして、委員の方からそういうあそこの有効活用ということをするのがいいということで出ておるところでして、私がそういうように3分の2とればいいとかいうようなことは申しておりません。


 ただ、委員が言われてそういう話は言葉としては出ておるかもしれませんけども、そこに出席しておられる委員さんの方から向こうの方を使ってやるのがいいじゃないかということが出て提案されたところでございます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) もし私が認識違いだったらそれは撤回させていただきますが、本筋は皆様方の検討委員会の会議録を読ませていただきますと、分庁舎の1階を基本的にはつぶして図書館を拡張するというのが本筋だったというふうに受けとめております。それは私は非常にまずい選択だろうと今でも思っております。1階の分庁舎は、行政機能として私がなぜ疑問に思うかという点を申し上げますと、今後福祉とか介護保険とか児童相談とかいろんな面でももっともっと活用すべき私はスペースだろうと認識するからです。今、行政機能は基本的にはこちらの本庁舎の岸本側にあるわけですね。分庁舎には、例えば介護保険の包括支援センター機能などは全くありません。それから、福祉の相談専門員も全くいません。これからは、社会福祉事務所は今まで県の事務事業でしたけれども、この伯耆町もこれを取り入れようとしております。そうすると、いわゆる生活保護の申請機能でありますとかいろんな福祉事務所機能も取り込んでいかないといけないと思います。ただ、それを本庁舎一本でじゃさばいてしまいますよと言えば、旧溝口地区の皆様方は非常に不利益をこうむることになると私は思います。私は、ある程度分庁舎はもっと行政機能を充実させてあげるべきというふうに考えております。


 その点で、図書館がいいか悪いかといえば、図書館が悪いと言う人はいないと思うんですけれども、ただやり方の話だと思うんです。それでいろんな面で、今は中の1階を今の分庁舎の公民館機能の公民館事務室もつぶし、個別の住民さんの皆さんとの相談室もつぶし、宿直の部屋もつぶし、そういうことをして1階の事務室も公民館事務室につぶしていくというふうな御計画だと思いますけれども、これはいろんな面でもっともっと慎重に多角的に検討していただく必要があるんじゃないかと思います。


 私は、あの分庁舎の1階はやはり行政事務のお年寄りが例えば福祉の相談に行かれたり介護保険の申請に行かれても、今は基本的には本庁舎でないと機能が私はないと思っています。二部のお年寄りが本庁舎に来るには、ディマンドバスを使えば分庁舎で一回おりてまた乗りかえて、そしておまけにこの岸本の本庁舎の方まで来なきゃいけない。これが現実なんですよね。やはりそういう機能は私はふさわしくないと思っています。やはり一定の行政機能は分庁舎でも持っていかないと、溝口地区の皆様は非常に御不便や不安感をお持ちになると私は信じております。そういうふうな御配慮も一定なされながら、今後の建設計画は本当に慎重にやっていただきたいと私は願っております。


 ただ、単にやはりこれは私は、時間の関係もあります手短に申し上げますが、合併支援交付金ありき、いわゆるこれは今年度使い切ってしまわないといけないから早くやってしまえというふうな悪い言い方がもし根底にあるなら、そのやり方については本当に再度また御検討賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 先ほど議員の方から、溝口分庁舎を全部図書館にしてしまえということだというようなお話がありましたが、検討会の中でそういうことは出ておりませんし、そこで出たのはやっぱり1階は町民の方が来られるところだと。そういう場所は必要だということは確認しながら進めてきておりますので、先ほどのお話について、いわゆる住民の方が役場に行って相談するのは2階か3階だというようなことではなくて、1階にはそういうものが必要だということは何回も話として出てきておりますので、一たん回答させていただきます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 分庁舎の1階を全部というふうな話は、それはないと思いますよ。ただ、分庁舎の1階をいわゆる図書館につぶしてというお話があったんでしょという確認なんですよ。という意味ですが、その点いかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 1階の分庁舎のある部分も含めてその検討することが必要だということで、その機能とのどの程度かということについては、その中ではこれから先は双方詰めていかんといけんという話でしたが、そこのスペースも活用できんだろうかということで話されたことでございます。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 議長。


○議長(長谷川 盟君) はい。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 発言の食い違いがありますけんね、休憩して議事録を確認するという時間はとれんもんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 休憩します。


              午前9時50分休憩


     ───────────────────────────────


              午前9時55分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 ただいまの発言で一部教育長から訂正を求められておりますので、発言を認めます。


 どうぞ。


○教育長(圓山 湧一君) 先ほどのことについてでございますけども、第4回、一番最後の検討会のときでございますけども、どういうふうに行ったかということで、先ほどの今のなのはな生活課の3分の2くらい、1階スペースの3分の2くらいをということで行ってその数値というのは出した部分でして、これについては現在の機能というようなことを考えたときに、なのはな生活課の機能、そういうことからいうとその部分までぐらいしかとれんだろうというようなことから、こういうようなことで数値は出た数字でございます。そういう点で、先ほど申しましたけども、機能としてどうこうということではなくて、それぐらいだったら可能だろうかというようなことで、私の大変甘い判断で答えたという点でお断り申し上げます。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 御丁寧にありがとうございました。


 その点ではいいんですが、それはそれといたしまして私は分庁舎をもう少し大事にしていただくというふうな考え方で、余りたくさん申し上げても私もあと時間が押していると思いますので手短に申し上げなければいけませんので。


 いわゆるもう1点は、大事なことは分庁舎の福祉機能をもっと充実して、もう一度再検討をお願いしたいということ。ほんで議会の皆様方もその点を大変御心配なさっているということもお含みいただきたいと思いますし、それからあと日光の公民館図書、それから二部の公民館図書、そして三部の文化センターの公民館図書、これも本当に本も古ぼけて、やはり大事にしてやってほしいと思います。それから、もちろん学校図書もそうです。これもただ買うだけではまたスペースの問題、学校図書司書もたった月に5日しか配置してないんじゃないですかね、あれはね。その点ちょっと私も不見識ですが、その学校図書司書の方にもまたシステム入力の作業までさせるというふうな計画もあったりしますので、その点慎重にお運びいただきたいと思います。


 それと、もう1点お伺い教育長さんにしたいのは、岸本公民館の図書室ですよね、これを今後どのような位置づけなさるのか。旧岸本町では、今から十五、六年前から藍田教育長さんを先頭に滋賀県の志賀町とかいろんなところへ検討委員会つくられまして行って勉強されまして、ただ単品で図書館つくってもメンテナンス費用もかさむし、今の財政的には難しいということで見送ってきた経緯もあって、旧岸本町の人もその点は我慢しておられます。


 私は、図書室と図書館とは全く法的な扱いも違うもんだと認識しております。多分、教育長さんも同じ御認識だと思います。提言書では、岸本公民館図書室は溝口図書館の分館としと、こういうふうになってますよね。これは非常にあいまいな表現なんですよね。岸本の公民館の図書室を図書館とするのか、今後図書室のままで据え置くのか、その点の御見解はいかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 岸本の公民館の現在の図書室につきましては、やっぱり図書館としての分館ということにすることによって機能が充実してくるというように考えております。


 それでこれにつきましては平成18年にそういうことが、いわゆる社会教育施設をほかのものに転用するその転用の仕方というようなことがちょっと容易にできるようにということで、文部科学省の方から通知も出ておるようでございますので、いわゆる条例で定めた図書館として設置することが必要だというように考えております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 再度確認ですけれども、いわゆる条例化をして、私の希望は溝口の図書館を本館とするならば、そして再整備するならばこれもよしとしたいと思います。そして、旧岸本町のこの岸本公民館図書室はやはり条例整備をして、一定の整備を行った上で図書館法という図書館の申請扱いをして、きちっとした司書とかを置いて、溝口にも司書も置き、岸本の方にも司書を置き、そしてきちっとしたシステム統合もし、そしてなおかつ本の配給にも皆様方に支障を来さないよう、そしていわゆる貸し出し密度、いわゆる町民の皆様方が利用していただく頻度が高まるようにきちんとした整備をされることを期待いたしますが、この点の確認をいたしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) それぞれについてその条例を整備して、図書館としての機能を持たせていく。それと、本館、分館ということで有機的につないで、全町的な図書館運営ができるようにしていきたいと考えております。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 時間も押してまいりましたので、町長さんに一言図書館問題をお尋ね申し上げたいと思います。


 図書館問題も、御説明ですと今の溝口図書館の改築費用は、はっきりとはわかりませんけども数千万円を所要するというふうなことでのこの間の全員協議会での話がございました。それから、岸本公民館図書室も耐震化が今調査中だと伺っておりますので、まだ数字的なものは出てませんので、これを岸本公民館そのもの本体をぶち壊して新しく建てるか、あるいは耐震強度が耐震補強工事だけで済むならばそれをするのか、その選択はこれからにゆだねられると思いますけれども、財源的なものの見通しとか、それから今後の溝口図書館の整備に要する所要費用、あるいは岸本公民館のいわゆる耐震の問題、改築の問題、図書室整備についての総合的な御所見を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) まず溝口図書館の改築、これは設計をこれからするわけですけども、いろんな議会での熱心な議論をいただいて、きのうの全員協議会でも幾つか比較検討もしながら答えを出そうよということでありますので、そういった進め方を教育委員会がされて、もう一回本予算、いわゆる改修工事を行う本予算の時点でまた再度議論をお願いしたいというぐあいに思っています。予算的には、もくろみといいますかね、もくろみで聞いてるのは4,000万程度。その財源には、町の一般財源と2分の1については県からの合併に伴う交付金というのを充てるというのが今のスキームであります。


 あと、岸本公民館の改修については、今耐震診断実施していますので、これが年内ぐらいに出てくるだろうと。ただ、岸本公民館は旧岸本町区域の唯一の公民館ですし、それを図書だけの観点で検討するのはちょっと拙速ですので、使っておられる方々の意見を聞くような会から始めて、改修の方向とか、例えばコンテンツを詰める、そういう作業を行った上で、なるべくそれを本当は短縮しながら、なるべく新しい公民館ができた方が皆さん使いやすい。それから、細かいことに入りますとエレベーターがなくて大変だとか、御高齢の方は、いろいろあります。本当にあすこは早く直さないといけないんですよ。それで総合計画は22年度に設置してありますので、若干その各種の検討を段階的というよりも並行しながら進めて、今の総合計画の改修年度に何とかめどつけるようなことを考えると、これも来年度予算になるべく御審議をいただけるように、22年度の当初予算で御審議をいただけるように進めたいというぐあいに思っています。その財源については、恐らく合併特例債を充当するだろうという考えでおります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 勝部議員。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 最後に1点だけ。町長さんに一つまた御提言ですけれども、先ほどもるる申し上げましたように本館は溝口図書館でもちろん結構ですし、それから岸本公民館の方も今おっしゃったような前向きに御検討賜るような形ですと大変私も期待を抱いております。


 そして三部の文化センター、そして日光の図書館、二部の公民館の図書館、そして学校図書館、そしてそれぞれもまた御検討を改めていただきますようにお願い申し上げて質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 3番目の質問に移らせていただいてよろしいでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) どうぞ。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 手短にいたしますので、よろしくお願いいたします。


 これは通告の3番目で、手短に申し上げますのでよろしくお願いいたします。


 県政要望ですけれども、伯耆町から鳥取県への……。


○議長(長谷川 盟君) 時間が来ました。


○議員(3番 勝部 俊徳君) 休憩時間も入れて。


○議長(長谷川 盟君) 休憩時間はカウントしておりません。


○議員(3番 勝部 俊徳君) わかりました。じゃ撤回いたします。


○議長(長谷川 盟君) これで終わります。


     ───────────────────────────────


○議長(長谷川 盟君) 休憩します。


              午前10時07分休憩


     ───────────────────────────────


              午前10時15分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 次に、1番、篠原天議員の質問を許します。


 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 本日は、通告に基づきまして4点ほど御質問させていただきます。


 早速でございます。まず、森安町政がスタートいたしまして8カ月余りが経過しております。打ち上げ段階を終えて軌道にうまく乗り、今後は巡航速度で町政に邁進されるということになると思います。


 それで幅広い町民の御意見をお聞きしながら、なおかつ諸課題に関してスピード感を持って対応していくために、巡航速度を維持する上でやっぱり推進するその推進力として副町長の人事というのが懸案になっておりますが、これにつきましてそろそろ選任されるべき時期じゃないかというふうに考えております。この点につきまして、まず町長の御意見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 副町長の選任ということでありまして、1月の30日が就任でしたですけども、8カ月。その間の考えというのは、基本的には町の予算編成時から次の予算編成時までの1カ年のサイクルを自分なりに掌握してみるという作業としてやってまいりましたので、大体そういう段階はある程度自分なりにはわかってきたなという考え方でおります。


 そのときに副町長を置かなかったのは、やっぱり自分でやってみないとわからないという感覚がどうしても私的にはありましたので、あえて皆様方には御心配とか、若干御不便もかけながらやってきたということであります。


 ただ、大体できてきたという実感はありますし、あとはさきの総選挙で政権交代もあって、これから町の行財政がどのようになっていくのか今の段階でまだわかりませんけども、恐らく新しい課題が出てくるだろうというのが第1点。


 それから、新型インフルエンザなど私が病気にかかる可能性もあるわけでして、いろんなことで議員がおっしゃったように駆動系をふやしていくというのは大事だなというのは最近感じておりました。


 というようなことで、今、選任の準備を急いでやっております。当然人物を見定めた上でですけども、まず意中の人がほぼ固まったという状況でございますので、本議会に、これ恐らく最終日になると思いますけども御提案をさせていただいて、御選任を御同意をいただくような手順とさせていただきたいというぐあいに思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 一応アイデアの方がまとまっているということを聞きまして、非常に安心しております。もちろんあってはならないことではありますけども、危機管理上も副町長職というのがやはり非常に大切であるというふうに認識しておりますので、よろしくお願いいたします。


 続きまして、先ほどもちらっと話に出ましたけれども、新型インフルエンザについての対応につきまして町長にお伺いしたいと思います。


 限られた人員と限られた予算で差し迫った脅威に対して我が町が何をできるかということについては、おのずと限界もございます。しかしながら、町民にとりましても非常に脅威になっておりますし、いよいよ蔓延期を迎えてこの脅威に対して町が何をできるのかという点について御見解を伺いたいと思っております。


 まず、第1点目としまして、町単独では対応が難しい問題に関しまして、国、県との連携の状況及び基礎自治体として我が伯耆町ができること、あるいはやろうとしていることについて御意見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 新型インフルエンザでありますけども、御承知のとおり八郷小学校で今集団感染が出て、本日から2学年、学級数2つですけども学級閉鎖の措置をとっておられます。それからそれ以前に、7月の終わりでしたですけども、旧岸本地域内でのクラブ活動で同様な集団発生が出て、学校を一時閉鎖といいますかね、そういう扱いをしていただいた。そこを決めていくやり方というのは、学校からいろんなお話を聞いて、それを町の対策本部というのをつくっていますけども、これは5月に設置したものですが、そこでもうちょっと保健、医療の担当セクションなどを交えながら決めている。ですから、情報収集は基本的にはその対策本部で行っております。


 あと、その迅速な対応に心がけるというのが一番今回の場合大事でありまして、県は常にインターネットなどで配信しておられますので、そのことはとにかく毎日チェックする。どういう状況になっているか、他団体の様子はどうなのか毎日チェックするということをまず行いながら、町民の皆様には町のホームページですとか防災無線、あとケーブルテレビなどによりまして情報提供を迅速に行うということであります。


 あとは何ができるのかということになると、これは非常に難しいというのがやりながら実感として思っていますが、基本的には情報提供を行う。それから町は行政体でありますので、その行政機能を損なわないようにまず内部管理はしっかりとやらないといけない。職員に対するうがいとか手洗いとか、自分がまずならないように行政機能を維持するためのそういうことをやっておりますし、あとは町民の皆様に対してこれから、今までやってきたことに感染防止、蔓延防止に向けてうがい、手洗いなどの励行などに加えて、これから大事になってくるのは恐らくワクチン接種が11月とか言われていますけども、それらの人のピックアップ、優先順位もそれぞれ決まってきますので、そういうピックアップが出てくるでありましょうし、それから蔓延期に入れば当然県と連携したイベントの見直しといったことについても踏み込まざるを得ないだろうと思っております。


 なお、医療の分野にもう完全に入っていますので、その医療を行っていただく町の医師の方と連携といいますか、意見交換をするような場面がもしかしたら本当のピークを控えるような時期には必要になってくるかもしれないというのが1点。


 さらには、これは国保の関係でいくと、資格証、これ窓口全額負担ですけども、少数いらっしゃいます。そういった方の国保の扱いをどうしていくのかといったようなことも、これは基礎自治体として考えていくべきことということになろうかと思います。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) それぞれ国、県が役割を担うべき分もありますし、先ほど町長申し上げられましたとおり町としてできる範囲でこの点に取り組むということでございますが、ワクチンの接種可能な時期がもうしばらくかかると。一方、我が町においては集団感染等の危惧も出ておりますので、この点に関しましてワクチンではなく抗インフルエンザ剤ですね、いわゆるタミフルとかそれからリレンザと言われるものなんですけれども、これらの備蓄についてはたしか県の管理事項であったというふうに認識しておりますが、その点について何か県から情報等の提供等があっておりますでしょうか。というのは、つまり十分に備蓄があるとかいうことについては何か情報がありましたらお聞きしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) タミフル、リレンザについての情報は、例えばどれぐらいどこの医療機関でというような今まで発表になったもの以外についてはありません。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 続きまして、住民の皆様への情報提供に関して御質問申し上げます。


 今も町長の方からちょっとお話がございましたけども、現状、新型インフルエンザに対応したワクチン、これは国産のものだと思いますけれども、その接種が開始可能な時期と、それからどの程度の量が確保可能なのかということについての情報をお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ワクチン接種の問題について公式な話というのはないわけでして、あくまでも報道ですとかそういったことに基づいての現段階では把握しかできておりませんが、厚生労働省が9月4日に発表した表のとおりですけども、ワクチン接種の優先順位というのは医療従事者、これ100万人、あと妊娠中の方100万人、順番で優先順位からいくと基礎疾患を有する方が900万、1歳からの就学前の児童が600万、1歳未満の児童の御両親、これが200万人ということで、これをどこまでカバーしているのか。恐らく輸入のワクチンも、これ臨床をどうするのかということなんかもいろいろまだ課題があるような報道になっていますので、そこらあたりがぜひクリアされて、今、例えば2回打たないといけないですけども、2回が1回でもいけるんじゃないかとかいろんなデータ検証がされていますので、そこらあたりでこれは議員と私の立場はどちらかというと同じで、そういう検討をぜひ急いでなるべく早く厚生労働省においてワクチン接種の具体策が出るのを期待するとともに、急いでいただくように待っているという状況であります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 先ほど話しましたワクチンの確保がある程度限られた数からスタートしていくということで、今、厚労省も含めてワクチン接種の優先順位というものについていろいろ取りざたされております。これがはっきりとした方針が出る前にこれについてとやかくというのはちょっと時期尚早とは思いますけれども、例えばそういう方針が出た場合に、我が町において医療従事者がどの程度、あるいは基礎疾患のある方がどの程度、あるいは妊婦さんの方がどの程度ということについて、数の把握等というのは基礎自治体である町の役割になっていくのでしょうか、それとももう少し上の県とか国のレベルの役割になっていくのでしょうか、その点についてお聞きしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これは全く憶測でしか物が言えないので御勘弁をいただきたいと思いますけども、恐らく医療従事者については県が把握されると思います。というのは、協力医療機関を登録されたのは県でありますので、県が把握をしないといけない事項だろういうぐあいにおります。


 ただ、妊娠中の方については、これは母子手帳を出しますので、それは県でなくて町の事務ですので、町で恐らく把握することになるだろうと。


 あと難しいのが、基礎疾患を有する方について恐らくちょっと方針が定まらないのではないかと。ただ、これは医療のカルテから出さないと恐らくだめだと思われますので、そこらあたり恐らく県の事務になってくるのではないかなというぐあいに思われます。


 あと児童の関係については、恐らく町が整理していくことになるだろうと。大体予想ではそういうイメージで思っています。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 一応確認させていただきますが、仮定の話ではありますけども、要するに基礎疾患あるいは妊婦の方等がその優先順位の中に入ってきた場合には、これは基本的には入ってますよということを広報して、あとは本人の方が医療機関あるいは保健機関に行って、私が基礎疾患があるとか妊娠しているということを申告されて、そちらで受けられるというような形になるということでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) まず、妊娠中の方はこれは町で把握、母子手帳の段階ですので、これは町で把握できると思います。ただ、基礎疾患の方は、今議員がおっしゃったような申告制になるのか、それとも医師の、これはカルテが電子化されてないのがほとんどですのでそれがどうなるかわかりませんが、恐らく医療機関でやらないとなかなか難しいのではないかなと。これ感想として思っています。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) ありがとうございます。


 続きまして4点目でございますが、これは長期的なビジョンに立った検討課題であると思います。早急になかなか対応が難しいとは思いますけれども、新型インフルエンザも含めインフルエンザ全般について、高齢者の方の重症化の要因の一説には約4割が細菌性の肺炎のために命を落とされるというケースが非常に多いと。この状況にかんがみ、日本国内の自治体においてこの細菌性の肺炎を重篤化を防ぐための肺炎球菌ワクチンの接種が高齢者の方に対して公的助成で行われている。伯耆町を取り巻く近隣の市町村でも、この肺炎球菌ワクチンの接種が公的助成が行われているという実態はございます。この点に関しまして、今後我が町の方針はいかがでございましょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ワクチン接種、肺炎球菌はまだ町でやってなくて、これについては国保の審議会を開催したときにも医療機関の方から提案がありました。実際に高齢の方ですけども1回打てば5年間は打てないというか打たなくていいというか、そういうことになるもんですから、非常に効果は大きい。近隣でも取り組まれているところは幾つかあります。そういう事例も今は研究している段階ですけども、本当はできるだけ早くやりたいなという気持ちでとらえております。ただ、そこに至るまでの財源をもう少し慎重に見出したいなということがありまして、これは積極的課題として認識しているということであります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) ぜひ御検討いただきたいと思います。蔓延期の重症患者の窮状等は、医療機関の病床の確保等をなかなか困難なものにするという側面もございますし、また財政面でいいますとインフルエンザが起こるたびに公的医療費の負担が基礎自治体の方にも負担としてかかってくる。それを軽減するために、次善の策として予防を徹底するという意味で一つの有効な方策であるというふうに考えておりますので、御検討のほどひとつよろしくお願いいたします。


 インフルエンザにつきましては、冒頭にも申し上げましたとおり限られた人員、限られた予算の中でおのずと町の方でできることというのは範囲は決まってくるもんだと思っております。我が町におきましては早くから対策本部を立ち上げられて、鋭意この点で協議できることは何かということをいつも念頭に置かれて対応されているということについて、極めて大きく評価をするものでございます。ワクチンの接種が可能になるまでしばらくの間は予防がまず第一だと思いますので、私ども議員も含め、あるいは役場職員全員含め今何ができるのかということをやっぱりよく考えて、住民の皆様に対してできれば啓蒙活動のようなこと、例えば町が主催する諸会議の冒頭でインフルエンザに対しての注意を呼びかける等々、地道な努力をやっぱりこれからやっていくべきではないかというふうに考えております。


 続きまして、指定管理者制度についてお伺いをしたいと思います。


 公設民営の流れの中で、我が町でも3年ほど前から条例を制定しまして指定管理者制度を導入しております。何件かの対象物件に関しまして更新の時期を迎えておりまして、各対象施設について評価がなされ、一定の評価を得ているということでございますが、3年が経過しまして、ここでいま一度この制度を継続するに当たって制度運用面でこれから改善すべき点があるんではないかということを考えております。


 そこで、まず第1点目として契約更新の時点で総合評価がされているわけですが、契約期間中の各施設と行政との定期的な目的管理会議とか収支の報告会等々、その都度従来の制度の中で実施をされてきたのかどうかという点についてお伺いをしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 指定管理者制度でありますけども、これが自治体の施設を第三者に管理していただくということで、制度の根本はそこにあるわけですけども、役所として投げっ放しになってはいけないというのがその根底に、やっぱり役所として責任を持たないといけない部分があるというのは議員おっしゃるとおり、私はそういうぐあいに今聞いておりますし、ですからそういったことを現場でやっぱり改善点を出したりよりよい指定管理にしようというぐあいに考えれば、今おっしゃったような定期的な意見交換の場というのはこれはあるべきだというぐあいに思っています。


 ただ、その指定管理者の物件がそれぞれいろいろ分かれている。例えば清掃だけで済むような公園管理などもあればお客様サービスが基本になるようなもの、場合によっては集客施設、それぞれ分かれています。


 そこで、町として全施設共通で定めているのは、業務報告書を提出していただいてその内容を面談などを持ちながら確認する。それから、年度終了時の1年間の業務報告書を出していただいてその内容を確認しながらお互いに意見交換するといったようなところが主であります。ただ、主に集客施設などでは、ゆうあいパルなどですけども、これは年4回の報告と2回の検討会を行う。それから、リフトなどについても毎月のように実際に意見交換をやっているというようなことがありますので、まずはベースとしてその報告をいただくときに意見交換をするというのをベースに置きながら、足りないところは随時評価するように、これは施設担当課というのは当然ありますので、指示をさせていただきたいというぐあいに思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) まさに私の言いたいことが町長の口から言われましたので、特にこれ以上申し上げることもないわけでございますが、条例上必要に応じて町は指定管理団体に対して財務諸表の提出とか、あるいは監査権があるとか、そういうようなことが条例には書かれておるわけでございますけども、私が申し上げたいのは、まさに町長もおっしゃいましたけども、そういう指定管理者さんと寄り添ってよりよい運営をしていくために、きめ細かい目配りをやっぱり町としても今後やっていく。それが各物件ごとにばらつきがあってはならん。やっぱりしっかりといずれの物件に関しても必要なときに必要な話を当事者間で行って、よりよい運営ができるようにということが理想であると思いますので、その点をひとつよろしくお願いいたします。


 続きまして、財政運営面での健全性あるいは透明性というものを住民に対してお示しする上でも、今、指定管理物件の中で指定管理料というものが町から支出されている物件について、特に契約段階あるいは契約終了後の見直し等で事前に適正な指定管理料の算定、あるいはその支払う名目の正当性についての判断等についてしっかりと事前に検討がなされるべきというふうに思っておりますが、この点について今後制度的なものの拡充という点についてお伺いしたいと思っております。いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 指定管理料でありますけども、これは指定管理者が施設を管理する維持管理及び運営に必要な経費を支払うというのが基本でありまして、もともとのところに立ち戻ると、指定管理料というのは導入以前の直営、または業務委託によって支出していた経費を基礎にいたしまして、制度導入により5%から10%の経費減を見込む。また、施設運営に伴う事業収入の見込み額を加味して積算をするという、作業手順としてはそういう手順を行って、この経費削減については県も大体同じ考え方だったと理解していますが、結局は民間運営に移行することによって役所よりもよりよいコスト意識で向かっていただけるのではないだろうかというような、あとは人件費の水準なども加味されていたと思いますけども、そういったことで若干減額をして設定をした。


 今回、更新施設については指定管理の方の受託といいますか、指定管理者の決算状況を踏まえたまず指定管理のベースを置いて、その上に物価変動などを加味をして設定をしております。あとは集客施設であればどの程度の集客が見込めるのかといった要素も勘案しながら、指定管理料それからいわゆる納付金などの考え方を決定をしていく。その段階では、指定管理の選定委員会の御意見をお聞きして定めるというやり方をしております。今回、町で積算をしていた指定管理料について、その中で検討が加えられて一部修正になる。有識者の方からの意見で修正になるというような事例も出てきております。そういったところがもうちょっと拡充できるところがあるかないのか、これからも出てきますので、検討は加えさせていただきたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) 制度スタートに当たっては、やはりそういう形の既存の公設公営の場合のコストに対してどの程度というような形での算出の基準であったので、ある程度妥当性があるというふうに認識しております。


 今後、指定管理も年を経るごとにその辺の制度というのはやっぱりおのずとしっかりしていくべきであると思いますし、そのためにはやっぱり運営途上にある指定管理先にやっぱり町の職員さん出向いていただいて、本当のところの数字の裏にある内実をしっかりと把握していただけば、より精度を上げるのには役立つのではないかというふうに考えております。今後とも管理はゆだねたとしても町の施設、あるいは町の公的目的で運営されるものでございますので、しっかりとした目配りをよろしくお願いしたいと思っております。


 続きまして、福島にございます伯耆町清掃センターについてお伺いしたいと思います。


 同センターは、平成23年より米子のクリーンセンターへのごみの搬入開始に伴いまして22年度末をもって廃止の運びとなるわけでございますが、この点に関しまして、廃止に伴う住民サービスへの影響を十分留意する必要があるというふうに認識しております。


 そこで、既に業務移管の検討段階でいろいろと十分に検討はなされているであろうと思いますけれども、再度お尋ねいたします。


 町の財政面あるいは住民サービス面で、今回の業務の移管から想定されるメリット、デメリットについてどのようなものが想定されるのかということについてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 伯耆町の清掃センターについての、米子市クリーンセンターへのごみ搬入、いわゆる暫定搬入と言われているものでありますけども、これは頭が痛いという言い方をすると失礼になるかもしれませんけども、具体像が出てきてないというのが一番今の課題です。というのは、暫定搬入を23年度から行うということだけは合意ができている、ある場所で決まっているという事実はありますけども、それが一体幾らの値段で、じゃどういう条件下で搬入、例えば搬入回数ですとかそういったものが、あと直接搬入をどうするかとか事業系をどうするかとか、そういったいわゆる細部についてなかなか検討が、検討といいますか、いわゆるこれは条件提示がなければ検討できないわけでして、その条件提示がないので検討はできていないというので、非常にちょっと気をもんでいる案件の一つであります。


 ただ、そうはいっても本当どうなんだろうというのを一回検討したことがありまして、現在その米子のクリーンセンターに日吉津村は搬入しておられるんですよ。それから旧淀江町分も出てますけども、そこの日吉津村を例えば例にとったときには、現在福島で焼却をしているいわゆる総経費について、若干米子市のクリーンセンターに搬入した方が経済的といいますか、メリットが出るのではないかという算出をしておりますけども、これはあくまでも日吉津村を例にとっただけでありまして、そこの値段が出ないことには、それはもしかするとデメリットになるかもしれないというのがありますので、不安要素と言うべきかどうかわかりませんが、検討ができない。


 あとは若干その運搬距離というのが出てきますので、そういったことがどうはね返ってくるのかというような具体的な検討がまだなされなければならないというぐあいに思っております。ですから、町としては米子市のクリーンセンターへの搬入を決めたその場所、西部の広域行政管理組合でありますけども、そこの場でもう少しその暫定搬入の具体化を急いでもらわないといけないという態度で向かわないといけないというぐあいに思っておりますし、その過程で例えばデメリットが出てくるというようなことになってくると、デメリットを少なくする、またはデメリットを生じさせない、そういった対応に心がけたいというぐあいに思っております。これはただ出てこないと何分にも検討ができないというのが今の状況であります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) とにかく住民サービスの面で、目に見えた形でのサービスの低下が起こらないようにということにぜひとも御留意いただきたいと思います。


 一方、住民へのサービスも非常に重要なことでございますが、厳しい経営環境下、町内進出企業あるいは事業体の方にとってもこのごみ処理の問題、あるいはそれに絡むコストの問題というのは非常に大きな問題であるわけでございます。今、福島の清掃センターの方に搬入されているごみの中で、どの程度町内の事業体の方がメリットを感じていらっしゃるのかはちょっと私もつかんでおりませんけれども、これが米子のクリーンセンターに移ることによりあるいはそのコストの負担をお願いせざるを得ないとか、あるいは搬入が割と柔軟な対応が行政としてできづらくなるとか、そういうような面、経営面で圧迫するような事象が起こり得るのであれば、特に事業体の場合そのような課題が生じた場合に対応までにかなりの時間を要するということがございます。一方で、おしりの方は平成22年度末ということでもう決まっておりますので、やはりできるだけ早急に、もしそのような経営面を圧迫するような事象が生じる可能性があるということであれば、やはりなるべく早目に事業体の方にその申し入れをされるなり、あるいは御相談に乗るなりという形の対応をお願いしたいというふうに思っております。いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 町内で伯耆町の清掃センターで今処理をしていますいわゆる事業所関係のごみといいますか、まず全体、総体でその福島の伯耆町清掃センターで処理しているごみの総量というのは大体1,100トンぐらいあります、年間に。それに対していわゆる事業所の方々、事業所系といいますか、出てくるごみというのは300トン弱ぐらいあります。これが米子のクリーンセンターにどんなふうに納入することになるのか、暫定搬入においてというのはまだしっかりとした検討ができていない。


 例えばの話で言いますと、米子のクリーンセンターは恐らくトン当たり1万9,000円ぐらいになるんじゃないかというような話もあるんですよね。ただ、これは提示がないのでわかりません。これは現在の伯耆町の手数料、これトン当たりですと1万円というのがありますので、非常にコストアップになる。コストアップといいますか、コストというよりもその費用が上昇するということになります。ですので、ここの取り扱いはかなり慎重にやらないと難しい問題だなというぐあいに思っています。


 ただ、このごみの問題を処理していくそのスキームというのは、やっぱりある程度単町で考えるよりも西部の広域でというのがありますので、そこの中で例えばどんなふうな処理を行っていくべきなのか、米子のクリーンセンターというのも一つのアイデアかもわからない。ただ、集中化することによりデメリットというのも当然出てきます。そういったことをちょっと多角的に検討しないといけないというぐあいに思っておりまして、今、西部広域ではそういった計画づくりをして、年度内には何とか検討をといった話をしておられます。


 ただ、私が思っていますのは、そのごみをどんどん焼いていく、いわゆる油をどんどんかけて焼いていくという時代は徐々に徐々に転換しなければならないなという意識でおります。ですから、なるべく本当は環境に優しい、集中化することによって環境にいろんな影響が出てきますので、分散してそれぞれが何か、例えば燃料化もあるかもしれない、食品系でしたらコンポスト化による対応もあるかもしれません。そういった焼却だけに頼らない方法、事業所においてもそういった可能性がないかどうか、いわゆる減量化につながるような可能性がないかどうか、抜本的にこの際考えてみたいなというぐあいに思っております。そういった中では、事業所の皆さんの今置かれている経営状況とか、それから将来的なそのごみ処理の考え方とかいうことは十分お聞きしてみたいというぐあいに思っています。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 篠原議員。


○議員(1番 篠原  天君) なかなか大もとのその数字が決まらないところで、対応のしようもないという現状ではあると思います。ただ、町内の事業体の方の死活問題イコール要するに町内の雇用問題でもあるという側面もございますので、できるだけその辺に十分な配慮をいただきたいというふうに考えております。


 以上をもちまして私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


     ───────────────────────────────


○議長(長谷川 盟君) 次に、2番、渡部勇議員の質問を許します。


○議員(2番 渡部  勇君) 議長、参考資料として配付してもよろしいでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 結構です。


 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) 渡部です。このたび初めて質問させていただきますけど、大変緊張しておりますが、森安町長とはにこっとするような議論をよろしくお願いいたします。


 初めに、町長が選任され8カ月がたちましたが、これからの町長のカラー、特色はどのように出されるのかいうのが最初の質問事項です。


 町長は、1月の選挙において町民の皆さんから大きな期待、そして多くの支持を受け当選され、現在に至っております。


 3点ほど伺いますけど、まず最初に1月の日本海新聞紙上におきまして、町長が町政に経営感覚を取り入れることを言っておられますが、現在どのように取り組みをなされているのか伺います。


 2点目に、同じく新聞紙上におきまして町職員の意識改革、職員の一人一人のスキルアップを図りたいと述べておられます。どのように町長として指示をされているのか伺います。


 3点目に、これから12月にかけて来年度本予算組みをされると思いますが、森安町長の特色が出せる予算案があれば教えていただければと思います。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) まず、経営感覚をというお話をたしか言いました。就任して8カ月ですけども、実感からいくと随分長かったなという気持ちで、以前はそういうことを言っとったなという気持ちも、これは無責任ではなくて思っています。短時間だという御意見もあるかもしれませんけども、8カ月は私にとって非常に長かったというのをまずお断りした上で、経営感覚を取り入れたいというぐあいに思ってましたのは、役所の仕事というのは基本的に前例を踏襲しながらやっていくことが多いんです。それでそれは役所の仕事というのはすべて法に根拠を持ちますので、特に基礎自治体の場合、法で行っていく事業が多うございますので、そういうときにルーチンワークになりがちだということを自分自身の、以前、役所の職員をしていたときのとらえ方も思い浮かべながらそういうぐあいに反省を込めて思っておりましたので、やっぱり一つの仕事をするときにその根拠だとかその現場の状況だとか、それから例えばこれによってどういう効果が出てくるんだとか、そういうことを一つずつ踏みながら物事を進めていくようにしてほしいし、そうあるべきだろうという考え方のもとに言ったのが、その経営感覚を取り入れる。これは職員一人一人にいわゆる心がけてほしいこととして言ったつもりでおります。ですから役所は役所ですので、公的な部分というのはもうけを上げるためにやるとこではありません。当然税をいただいて、その税によってよりよい地域づくりに向けて努力するのが役所の仕事でございますので、ただしそのときにも貴重な財源をどう使っていくのがいいのか、一つずつやっぱり根拠をとらえながらその効果も考えながらやってほしいということで申し上げたというぐあいに思います。


 ですから、職員についてはいろんな稟議が上がってくるんですけども、そのときにこれはどんなことをもともと意図しておるんだとか、どんな根拠に基づいてやっているんですかとか、前年と比べてじゃどの程度改善するんだとか、そういったことは常に気をつけながら問いかけるというようにしております。


 同様に、職員の意識改革というのもまさに同じような感覚でこの当時言ってたなというぐあいに思いまして、外を見てほしいと。現場を見ると同時に外を見てほしいという気持ちがありまして、研修参加などについても厳しい財政状況ではありますけどもその機会を見つけてスキルアップが図れるように、その動機づけを行っているところであります。


 3点目としておっしゃった特色が出せるような予算案ということですけども、これはいろんな考え方があると思うんですけど、私はあんまりトップダウンというのは好きではありません。基本的に町政は私のものではありません。住民の皆さんのものでありますので、私一人でできるわけではありません。ですから町の職員が、ことしからパートナー職員制度というのも導入しましたけども、そういったところでいろんな町民の皆さんの感覚、声が出てきて、それを当然どんどんどんどんビルドインしていくわけになりませんからね、財政状況上。ですからスクラップしないとビルドできないですから、あえて言えばスクラップ、スクラップしないとビルドできませんので、そういうときに町民の皆さんの意見をお伺いしながら有効な施策を打ち出していくというのが一番の私の意図するところであります。


 ですから、3番目の特色が出せる予算案についてということでありますけども、これについてはまだ予算編成前の段階で、私がちょっと申し上げて方向を縛るようなことは差し控えさせていただきたい。もし足りないものがあれば、その編成時点で私としてコンタクトといいますかね、そういうのはちゃんとやっていくつもりでおります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) 2番目のスキルアップとは、やはり職員意識の向上と私は理解しております。町職員の意識改革とは、町民の皆さんへの行政サービスの向上に結びつくものであると思います。であるならば、例えば町職員が課長、室長などの幹部になる前には民間企業、いわゆる地元企業でもいいんですけど、実践研修などをどのようにやっていくのかと私は考えるんですけど、なぜなら本人の意識改革はもちろん、部下の意識改革のリーダーにもなるのが幹部であるのじゃないかと私は考えるんですけど、どうでしょうか、町長。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 民間での研修を否定するものではないんですけども、映画でありましたですよね「県庁の星」。あの後ああいう研修がはやったかというと、どうもそうではないようでございまして、やっぱり公務員の仕事というのは公務員の仕事を通しながら民間の皆さんの感覚を、いわゆる公共サービスに生かしていくのかということでありますので、その研修を民間のフィールドで行うということを否定するものではありませんけども、それによって例えば1週間で本当にそれがわかるのかとか、じゃ1カ月になったらその仕事どうするんだとか、幾つか課題があるということもぜひ御承知おきいただきたいというぐあいに思います。また他団体でそういう事例があるかもしれませんので、参考に調べるということは続けさせていただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) そこで3番目の、町長、来年度の予算で、私もいろいろ予算の中に反映していただきたいなというようなことでちょっと提案してみたいと思います。


 今年度は町長の予算の中にはさほど出されてないと思います。来年度から町民の皆さんが、なるほどな、新町長になったら違うなと思われる事業を行ってほしと考えておるわけです。


 そこで、ここに参考資料等見ていただければいいんですけど、こういう花街道、これは県道松江大東線に昔からやっておられます。そこで、私も公民館主事の方にちょっと話を聞かせてもらいました。忌部花街道というところに。それで何か生産者のリーダーがおられまして、こういう花を何回か植えかえておりますよという、各自治会、老人会などに提案しておられるんだそうです。そういう話を聞いてきました。


 そこで、いわゆる大山を望むフラワーパークとっとり花回廊は言うまでもなく伯耆町内に位置し、花壇として西日本最大級のフラワーパークです。町内外から来園される皆さんに、立派な施設のあるすばらしい伯耆町であると肌で感じていただけるような、きらりと光る魅力ある町づくりを必要ではないでしょうかと考えます。


 例えば、とっとり花回廊のひざ元の駅前及び庁舎から町立美術館までの道沿いに花を植える。町民の皆さん、老人会の皆さん、保育所の子供たち、そして小学生、中学生も参加して一緒に花づくりをしていくことも重要な地域教育の一環ではないかと思います。まさにこのような教育、協働の町づくりがそういう予算の中に反映されてもいいじゃないかと私は思うから、ここにちょっと言わせていただきました。町長、どのように考えておられますでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) このことについて、他団体の取り組みで参考になるものはどんどん参考にすればいいと思うんですけども、あくまでもその地域の特性があっての話ですので、こういうことは役所が本当にこういう方向でやりましょう、やってくださいというものかどうかというのはちょっと私は疑問がありますが、今、念頭に置いていますのは、結局伯耆町はこういう大山を背景にしてきれいな町というイメージなんですよね。きれいな町を形づくるものとは何なのかということを考えると、それはやっぱり道にごみがないとか、本質がですね、それとかあとは街頭の草刈りがきちっとしてあるとか、まず基礎的な部分は私はそういうところにあるというぐあいに思っております。ですから、いろんな老人クラブの皆さんの学級とか何かに招かれたときでも、私は常に最後にお願いをするのは、元気で散歩しておられるんで、ごみがあったらレジ袋を持っていただいて何とか拾ってもらえませんかと、そういうところを私はお願いをしております。ですから、協働ということがいわゆるこういう形としてあらわれる協働というのもありましょうし、私はそれをさらにその以前にあるようなごみがない、だれでもごみがなくてきれいな方がいいわけですよ。そういったことを今は考えております。


 こういった取り組みについて、実際に本当は集落の活性化交付金などというものが町内には既が制度が設定されていて使っておられるところもありますし、それから町づくりの観点で二部の地域のある集落などは家の軒下にみんな育てたプランターを置くとか、そういう活動もしていらっしゃるところもあります。


 このことを事象にとっているのではなくて、それぞれの特性に合わせたいろんな町づくりが、なおかつその経費を大きくかけるんではなくてできていくようなのを理想としております。というのは、町民の皆さんの温度感を去年からずっと感じているのは、やっぱり財政再建ということが非常に皆さんが強く期待をしておられました。過度の財政負担を後年度の世代になるべく残さない、そういう財政運営をということを言っておられたのは非常に肌身にしみて感じておりましたので、何回も繰り返しておりますけども、事業をビルド、ビルドするんじゃなくて、やっぱりスクラップ、スクラップしてビルドするという手続が基本的な町政の事業財政運営のスタンス。その中で、なおかつ効果を上げていくというのが考え方であります。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) よくわかりました。


 それでは、2点目に参ります。伯耆橋の歩道橋について、国道ではありますが歩道、車道ともに狭く、特に冬場の圧雪や凍結時には事故の危険性が多い場所と思われます。


 そこで3点ほど伺いますけど、現在伯耆橋についている歩道は車道との境にあり、側板が大変強度が弱く、いつも車がぶつかり壊れている状態が続きます。通学路であり、またお年寄りの方など庁舎、公民館、学校などへ歩いて行かれますが、大変怖い、危ないと言っておられます。PTAからも毎年小学校の方から要望も上がっております。老人会などからも私も聞いております。


 そこで、1番目に伯耆橋の上流、上側か下側かに歩道橋を単独につくる計画案があるのでしょうかないのでしょうか、それがまず1点。


 2点目に、計画があればいつごろなのか。なければ、町民の皆さんがどのようなお願いを行政側にすれば計画案にのせていただけるのか。


 3点目に、日野川下流の日野橋、そして八幡橋にも単独の歩道橋がつくられようとしております。下流からつくられておりますが、今度は伯耆橋の番ではないでしょうかと考えますが、そしてこの橋自体が昭和45年と大分古くなっております。そうするとそういういろいろな計画案が出てもよろしいじゃないかと思いますけど、担当課長でもよろしいですので答弁をよろしくお願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 伯耆橋の歩道橋の観点からおっしゃいましたですけども、この伯耆橋が非常な交通の、この181号線ですね、要衝になっていて、それがなおかつ橋が老朽化している状況というのは御承知のとおりです。何とかならないかということについて、これは管理者は県でありますので、県と現場を見ながら、これは本当たびたび担当課の方で一緒に現場を見ながら、ちょっとでも改善できんだろうかというやり方をして、県に対する実際の要望、例えばガードレールをもうちょっと延ばせませんかとか、それとか待合のところができないだろうかとか、そういった要望とか現場の確認を行っています。ですからこういうことを取り上げていただけるように、要望活動というのはこれはやればいいわけですので、要望活動をしていきたいなというぐあいに思っていますが、歩道橋についてはその際の確認としては計画がないという話でありました。


 これは実はあそこの大寺の地内から役場周辺までの交通を伯耆橋の歩道橋で解消していくのがいいのか、それとも抜本的に車の流れを、例えば今、五千石からのバイパス工事がなされてて年内には一部供用、それで今度は大寺に出てくるわけですね。今度はそれが花回廊の方の道路にかなりはけるでしょうけども、そういったことが一つはありますし、これは急がないといけません。


 それから、もう一つは、大寺、いわゆる坂長からおりてきて、そこから本当は橋をかけてもらう方がいいという要望をしているわけです。ですから、私は同じ橋をかけてもらうんだったら交通が、車の流れが構造的に変わっていくような仕組み方の方が本当はいいんじゃないかなというぐあいに思っております。


 ただ、それにも非常に時間がかかるわけですので、議員がおっしゃったようなその歩道橋というものを、歩道橋はじゃせんでもいいけんこれやってくれと。それだったら早くなるかと。じゃそれができんだったら歩道橋をやってごせと。だけど、今度は歩道橋をやったらじゃこれはせんでええですかというようなことはやりとりの中で非常に難しい部分があるんですよね。ただし、町の立場としてはそれを丸ごとやってくれというのが一番いいわけですので、そういった県とのやりとりについては続けていきたいなというぐあいに思っております。


 ただ、いろんな財政上の制約がある中ですぐすぐにということはないにしろ、基本線として申し上げておきたいのは、やっぱりあそこの大寺地内の状況を考えると車の流れを構造的に変えていくようなことを考えていかないと解消がちょっと難しい。その方向では、力の注ぎ方としてはまずそれを第一に注いでいきたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) 同じようなことになるんでしょうけど、町長も御存じのように7月に開催されました交通安全大会においても、地区からのそういうお願いという、問題点として取り上げられました。今、現状にあすこの歩道橋が大変狭い。自転車でも交互ができんというような、お年寄りの方も大変車のときには冬場怖いということを言っておられましたので、多くの町民の皆さんが持っておられます疑問点でございますので、また前向きによろしく行政側からも県の方に問いかけていただきたい、問題点をお願いしたい。それと、ガードレールの件もよろしくお願いしたいと思います。


 それでは3点目に行きますけど、植田正治美術館についてなんですけど、これは毎回毎回取り上げられておりますが、森安町長もまだまだ議論が足らないと言っておられますので、ちょっと私も聞いてみたいなという観点がありましてここに質問事項として上げさせていただきました。


 開館14年目の町立美術館の存在理由が、作品と建築が国内に誇る、あるいは世界に誇る一流のものというだけでは、運営費に充てている税金を払っている住民の納得は得られない。国内に誇れるならば県立にすればいいですし、世界に誇れるならば国立にすればよいのではないでしょうか。


 まず1点目に、観光収入目当ての施設ならば担当は地域再生戦略課の商工観光室だと。教育委員会担当ならば、少なくとも次代への幅広い文化教育に寄与する施設であるのが当然だが、その役目を今の美術館は果たしているのでしょうか。その辺の見解は、教育長でも町長でもよろしいですので伺います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) あえてじゃ私の方からお答えをしたいと思いますけども、この美術館について議論が尽くされていないと。これは将来的なあり方です、思っております。そういったことをしっかりと議論して、課題から本当は出していかないといけないんでしょうけども、これは教育委員会の役目だというぐあいに思っております。


 その上で、所管がどうなのかというお話がありましたが、所管については私はあんまり本当は、長の立場で言うべきことかどうかわかりませんけど、あんまりこだわってないというのが、それは先ほどの職員のスキルアップですとか経営感覚というとこで申し上げたように、どこが何を持とうとプラスに運営していくというモードでやれば最終的には地域にとって有益な施設運営になるというぐあいに思っておりますので、教育委員会が所管したから教育文化行政のことだけ考えときゃいいよと。それは観光のセクションが所管したら観光のことだけ考えておけばいいよというつもりは毛頭ないですし、そういったとらえ方は職員には常に、もうちょっと目線は広く持って効果が広く出るようにしてくださいよと、そう検討しましょうよというのは強く言っておりますので、今の美術館がその観点でまだまだ集客努力とかそういうのが足りないという御意見は、これはあると思います。ただ、今の限られた財政と職員は当然学芸員も少ないわけですので、そういった体制の中で年に3回模様がえをしながら特別展を行うというような努力というのは、かなり努力しながらやっているという見方は私としてはしております。


 ただ、そこがもう少しいろんな植田事務所との関係ですとか、もうちょっと外に打って出るようなそういうモードでもう少し建設当時の重たい判断を実現できるように検討を教育委員会、これは所管のとこがしないといけませんので、所管のとこにおいてしてもらうようにお願いをしているという状況であります。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) わかりました。


 2点目には、伯耆町出身者の若者が県外で自分たちの作品が展示されない。無関係な町立美術館を誇りに思えないのが当然なんです。今まで小学生、中学生の作品展示がないのはなぜか。また、展示室D、1階は日常的にはあいているようですが、写真に限定せずに町民の作品展示に開放する考えはありませんかどうなのか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 管理運営のことでありますけど、あえて状況を説明しながらちょっと考え方を述べさせていただきたいと思いますけども、まず伯耆町立写真美術館はこれは写真美術館としてつくってあって、その成り立ちは植田正治さんという郷土の写真家の方の生涯撮ってこられた作品を寄附しますと。その寄附をしたものをもって美術館をつくるという大原則がありますので、そこから外れたような運営は、これは基本的に寄附が成り立たないわけですので、それが寄附をいただいたときの契約の条件によってそうなっております。


 ただ、それはあくまでも写真以外のものということでありまして、写真についてはこれは今回19日からですか、町の写真展などもありますし、展示はしている。


 それから、その町の写真展の中には高校生以下の部も設けて広く作品は募集しておりますというような状況であります。


 ただ、なかなか小・中学生という今御指摘でありましたので、小・中学生ということになるとその高校生以下の部の中ではなかなか応募も、それから当然賞とかそういうことになると難しいという、実際そういう見方もありますので、もう少し、例えば小・中学生の部をつくるとか、もう少し工夫があってもいいかもしれないなというぐあいに思います。これは恐らく教育委員会の方でもそういう実施団体の方と若干の話し合いを来年度以降についてしていただけるだろうというぐあいに思っております。


 あと町民の作品展示に開放することはできないかということですが、これは写真を限定せずにということになると、当初の先ほど申し上げた館の成り立ち、それから収蔵作品は何をもってその館をつくるのかというところに抵触する事項だと思いますので、現時点ではこれは写真以外の作品については難しい、できないというぐあいに思っています。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) 町長が今言われたように、写真以外には展示ができないという答弁をいただいたんですけど、しかしながら町民の疑心暗鬼はこれだけ赤字が続いているのに契約を解消できない。今、町長が言われましたようにそういう条件が制約上あるわけですから、設置時、町にとってかなり不利な内容で契約をしてしまったからというもの、契約内容の公開が前提で、誤解の解消や以後の指針など適正な議論、これからも議論がしていけるんじゃないかと思うんですけど、町長、どうでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) まず、その契約内容の公開といいますか、議論をする中では契約書というのは隠した状態で議論を進めてきたわけではないというぐあいに聞いております。ただ、これは議員も恐らく契約書をお読みになっていらっしゃるとは思うんですけども、あくまで個人と町との契約でありますので、これを広く積極的に公開、公表していくようなものではないというぐあいに思っております。


 ただ、情報開示請求などについてはこれは全部開示が妥当でありますので、そのような意見がある場合には開示を行うというぐあいに思っています。


 ただ、この契約書の内容が町にとってかなり不利な内容で契約してしまったからといくだりにつきましては、必ずしも私はそうは思っていません。というのは、そもそもが寄附をいただくということですので、私物を寄附するということですので、物をもらうわけですので、物をもらうという内容がもらうという行為を成立させる上でもらった側が不利な状況というのは、どちらかというといただくというのがまず物すごく大きなメリット、メリットと言っては失礼ですけどもありまして、そこに対して作品の取り扱い、例えばその作品をさらにもとの持ち主の方が使われるときには権利はその持ち主の方でやっていただきますよとかそういう条項はあるんですけども、その条項が町にとって著しく不利だとは私は見ておりません。


 あと、この寄附があって少なくとも美術館ができるという流れになりますので、その流れの中で寄附の目的をこの契約書の中で明確にするというのも、これは寄附の契約書としては至極当たり前というぐあいに私は見ております。


 ただ、現段階でいろんな御意見があって、それとこの内容についてまだ履行が果たされていないことも若干あるというような状況から考えて、美術館のあり方を、後ほどまた話があるかもわからないですけども、財団の公益法人制度の終点があるわけですね、25年という。そこまでにはいずれにしてもこの契約書が何らかの見直しが必要になるということは間違いございません。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) ありがとうございました。


 最後に、町長、県教育委員会の教育総務課のホームページにも次のように説明が載っております。参考資料として渡しておりますけど、目的として伯耆町民の文化振興に寄与する、また事業内容は写真講座、文化講座及び資料提供などの普及事業あるいは芸術文化の振興に関する事業とうたってありますが、現状はこの目的、事業内容をどの程度満足させているのか、町民の理解をいただいているのかというところはちょっと町長の考えも……。


○町長(森安  保君) 管理運営なんで、教育委員会で。


○議員(2番 渡部  勇君) 教育長でよろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) これは管理しておりますその契約の中でこういうことがうたわれておりまして、それでそれぞれこういう内容について事業は進めております。ただ、学芸員1人が中心になってその企画等を行っておるということで不十分な部分はあろうかと思いますけども、こういうことをそれぞれ進めながら行っているということで、これは承知していることでございます。


○議長(長谷川 盟君) 渡部議員。


○議員(2番 渡部  勇君) 初めての一般質問に立ちまして、大変短い時間でありましたけどこれで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


     ───────────────────────────────


○議長(長谷川 盟君) 休憩します。


              午前11時25分休憩


     ───────────────────────────────


              午前11時35分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 次に、4番、幸本元議員の質問を許します。


 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 通告に基づきまして質問をさせていただきます。


 1つ目には複合商業施設建設に伴う交通対策について、2点目には耕作放棄地解消対策について、3つ目には小学校の分校化について質問をいたします。


 初めに、複合商業施設建設については町内外からの利用者による消費拡大はもとより、地元従業員の採用など本町において地域の発展と活性化が図られるなど効果に大変期待をするところであります。


 一方、建設予定地の周辺の道路交通においては問題が残っておると考えます。


 そこで、次の2点について町長にお尋ねをいたします。


 1点目は、国道181号線の上り右折に対して混雑、渋滞が予想されるため、右折レーンを増設する考えはないか。


 2点目は、国道181号線から入る岡島屋とパチンコ屋の間の町道殿河内1号線は道幅が狭く、国道から進入の車両、国道に出る車両で進入、進出の困難が予想されます。道路拡幅の考えがないかお尋ねをいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ゆうあいパル前の商業施設の件でありますけども、これは着工段階になっています。それに伴って、地元説明会でも議員おっしゃったような交通について混雑が予想されるんではないかと。何か解消せないかんじゃないかという話は実際に出ておりますし、これについては道路管理者であります県と協議は持っております。


 その状況をお話をしますと、道路構造令の基準でいくと延長120メートル必要ということでありまして、これはただ現地の用地買収は非常に困難を伴うのではないかと。建物の移転などが出てくるというような話があって、早急な対応はこれは無理というぐあいに聞いております。実際私も現場を見て、そうなんだろうなという感じがしております。


 ただ、これは先ほどの渡部議員のお話にもありましたけども、ことしの年内には五千石からのバイパスがある意味開通、そこを避けるような形で開通してくるんですけども、それの影響がどうなるのかというのが1点。これは私が例えば県の担当者であった場合でも恐らくそういう、そこは新たな要素ができるのでちょっと様子を見ないと判断できないんじゃないですかという考え方は理解をしております。


 ただ、やってみないとわからないという話ではこれは余りにも無責任になるので、例えばあそこの渋滞解消、国道181号線の渋滞解消について信号機がありますけども、そこの信号機を時差式に変えてある程度クッションできないかとか、そういったいろんな可能性について県と協議をまだまだ重ねている状況ということであります。


 あと町道の拡幅について、これは町道の拡幅が必要となるかどうかというのは、その国道の混雑状況も見ながらでないと判断できないと思います。それは周辺の道路改良を6月の補正予算で認めていただいてこれからまさに着工するわけでありまして、そこらあたりの状況を見た上で、これは何かそういう無責任な話をしているわけじゃないんですけども、ある程度町として幾つか改良するポイントを既に上げさせていただいてやっておりますので、その効果を見ながら対応させていただきたいというぐあいに思っています。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 前向きな検討をいただいておりまして、ありがとうございました。


 現在でも岸本温泉への利用客のお客様、この右折のお客様が多いということでありまして、時間帯によっては渋滞が相当発生をしております。そのことによって苦言も聞いておるところでございますが、この商業施設の営業が始まればこれまで以上に渋滞が予想されるということでありまして、今、町長からお話がありましたように様子を見てということでありますが、その辺は十分に考えていただきまして、今後検討していただきたいと思います。


 参考までですけども、この岸本温泉の利用者は15時から18時ごろ、一番このころがピークで、全体の3分の2程度の、これは土日なんですけれども、占めておるなと感じております。それと、渋滞が平日米子方面に向かっていく自動車が多い時間帯、これも17時から18時ごろ、これがピークのようでございまして、この時間帯に1時間ほどですけどもあそこで様子を見たわけでございますが、全部で右折する車が249台ございました。それでその中で一番長くつながった車が20数台ありまして、これは大型トレーラーなんかも中にはありましたけれども、分部近くまで続いたというような状態を見ております。その辺確認しておりますので、この辺も踏まえて今後いい方向で検討いただいたらと思うところでございます。


 次に、耕作放棄地解消対策についてお尋ねをいたします。


 国際的に食糧事情が不安定化する一方、今後とも農地面積の減少が見込まれる中、国民への食糧の安定供給を図るため優良農地の確保と耕作放棄地を解消することが必要不可欠であるということで農林水産省が耕作放棄地解消策を進めているところでありますが、本町の耕作放棄地解消対策について町長にお尋ねをいたします。


 まず1点目が、耕作放棄地を解消し所有者による耕作再開が本来の姿でありますが、また望むところでありますが、担い手の借り手による耕作、また企業等の新規参入、畜産農家などによる利用、これらが考えられるところでございますけれども、これらの耕作が不可能な場合の対応策をお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ちょっと先ほどの大殿商業集積の関係で、もしかして意図が違ってたらと思いますので若干補足させていただきたいのは、様子を見ながらすべてを対応するということでなくて、事前にできることはすべてやった上で、その上でできないところは様子を見ながら対応ということでありますので、事前に何もせずに様子を見るということではございませんので、それは補足をさせていただきたいというぐあいに思います。


 あと、耕作放棄地について御質問がございましたですけども、いろいろなことをやった上で耕作再開が不可能な場合の対応というのは、これは私の頭の中には思い浮かばない。いろんな対応をやった上で不可能な場合の対応というのは、もうそれは耕作できないんじゃないかなというぐあいに考えざるを得ないというぐあいに思います。ただ、そこまでに努力を尽くすということがありまして、これは農業経営の健全な発展というような大きなお題目もありますが、さらにせっかくの大事な私有財産でありますので、なるべくその私有財産をしっかりと使っていただきたい、本来目的に基づいて使っていただきたいということから、まさにそこの組織のミッション、農業委員会の組織のミッションをしっかりと認識した上でその役割の発揮ということを大いに期待させていただきたいというぐあいに思っております。町長部局として、さらに一緒になってその効果が出るというように取り組んでいくことはもちろんでありますが、まず旗を振っていくそのミッションを持つ農業委員会の役割にまずは期待をしたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 私もちょっと説明不足の感もあったかなと思いますけれども、なぜこの耕作が再開できないかと申しますと、条件不利地の区域が結構あるんだと。平地と比べて中山間地域が伯耆町にはたくさんあるということで、条件不利地がある。そういう中で現在荒廃地となっておるということでありまして、やはり農産物の生産性が低いという観点も加味して、生産しても合わないということで荒廃地になったんだなと、そのように思っておるところでございまして、農家の所有者の方はなかなか再開に向かわない面があるんじゃないかなと思うところでございます。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


 質問でしょ、今。


○議員(4番 幸本  元君) いや、今……。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 自分の説明不足の面があったかと思いまして、追加でちょっと内容について深く説明したということであります。


 では、次に進みます。2点目ですけども、利便性の悪い水田、畑または西部地震等で耕作不能となった水田が耕作放棄地となっております。耕作再開ができない農地や利便性を考えた中で、再開の意思がない農地を農家に負担をかけないために無理な解消に努めるべきでないと思いますが、どのようにお考えなのかお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これも同じお答えになってしまうんですけども、議員おっしゃいましたような借り手を探す、それから新たな参入者を募る、それから農地でありながら作物の生産というよりも放牧ですとかそういった利用を考えるというようなことを行った上でなおかつそれができないということになると、これはもうまさに財産の原則でありますので、その所有者が望まないものをこうしなさいああしなさいと。例えば必ず復元されないとあきまへんでとかいうような話は、それは当然ないものというぐあいに承知しております。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 先ほどもちょっと触れましたけど、農水省が平地、中山間地域、これも耕作放棄地解消に同じ考え方で進めておるところでございまして、本町では条件の悪い地域が多い。それで耕作放棄地がふえておるということでありまして、大坂、富江あたりは震災による水路が壊れて水田が使用ができないというようなことが現実となって、耕作放棄地がふえておるという部分もあります。そういうことで、この解消することは極めて困難であるところもあります。農業経営基盤強化促進法に基づいて、農業委員会の指導またそういう法的処置をとることないように農業委員会、産業課等々連携をしながら遊休農地所有者の意向確認をし、また国の事業であります耕作放棄地再生利用緊急対策等を考えた上で農家の立場に立った取り組みをしてほしいと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 森安町長。


○町長(森安  保君) 先ほどもお答えしたとおりですので、これは耕作を行うのがだれかということがないと、耕作再開はその所有者であろうが第三者であろうがそれはあり得ないというぐあいに思います。ただ、それを命令という、いわゆる法的措置に農業委員会が訴えられるかどうかということについては、農業委員会でよく議論していただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 大体わかりましたが、農家の立場に立った考え方で取り組んでほしいと最後にお願いをしておきます。


○議長(長谷川 盟君) 次、進めてください。


○議員(4番 幸本  元君) 次に、小学校の分校化についてお尋ねをいたします。


 本町において、小・中学校の児童生徒が大きく減少していることから、今後の学校教育の体制やあり方、学校の姿など今後の教育行政の方向性を検討するため伯耆町学校教育検討会を設置され、諮問に対する17回にも及ぶ慎重審議の結果、答申案が示されました。この間、委員、関係者の皆さんには多大な御苦労があったことと推察し、敬意を表するところであります。


 ただ、今後この答申を尊重し、学校のあるべき姿にしなければならないと思うところでありますが、次の点について教育長に質問いたします。


 1点目は、日光、二部、八郷小学校の分校化が答申されました。この答申内容には、分校化になった場合の考え方のアンケートがなされてない。答申ではアンケートがベースになっていることから、分校化を考える上でまず第一に入れるべき項目ではなかったかということと、2点目には分校化を考える前に住民に対して小中一貫校に向けての十分な説明会等をし、理解を得ておく必要があったのではないか。この2点について教育長にお尋ねいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今、議員御指摘のとおりでございますけども、分校ということにつきましては町内の小・中学校の先生方を対象に分校になったときの課題とか問題点、それから分校のよいところ、そういうようなことについては先生方を対象にはアンケートをとっております。ただ、保護者や地域の方々に対するアンケートということについては、そういう項目を設けておりません。


 それでこのアンケートでございますけども、これは町民の皆さんの学校に対するいわゆる思いや期待というようなことを把握するということが大きなねらいでございます。児童生徒数が減少する中での学校配置の方策につきましては、児童生徒の教育という面から検討を深めて、町民の皆様方に御理解をいただきたいと考えております。


 それから、小中一貫校に向けてということでございますが、小中一貫校または小中一貫教育、こういうことについての説明会についてでありますけども、これも分校化ということと同様にこれから先の伯耆町教育の姿を考えたときに、その検討会の委員の皆さんはこれだということで提言されたことでございます。今後早い時期に、大体9月の終わりから10月の遅いところが中ごろまでかかりますけども、保育園や小・中学校の保護者の方々にまずはこのたびの答申の説明をさせていただいて、そして小中一貫教育についてはその中でも御理解をいただいたり御意見をいただいたりしたいと思います。答申の説明をして、それについての御意見を伺うということで、とりあえずは今お子さんをお持ちの保、小、中の保護者の方々を対象に小学校区ごとに説明会を開催するようにしております。その後、今度は第2弾として地域の方々も含めた説明会ということになろうかと思っております。以上でございます。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 先ほどの小中一貫教育ですかね、これに対しての答申に対しての説明会をするということでありますが、これは逆ではないかなと私は今感じたんですけれども、このまず理解をいただいた上でこのアンケート等、教育者ばかりだなくってやはり父兄とかそれから保育園児の保護者とか、そういうところに十分な理解を得てそのアンケートでもとられたらまた違った結果が出たんじゃないかなと私は思うところであります。


 それと、もしこの分校化が決定したら、分校より本校に通わせたいと考える方もあるということでございます。多くの方といろいろ、父兄の方それから保護者の方ともお話しした中で、分校に行くんだったら本校に通わせたい。住所まで変更してでも通わせたいという父兄の方もございました。そういうことでありますんで、やはりこのちょっと手順が逆だったかなと思っております。


 それと、よく言われますのがこの分校で教育のシステムが変わっていくということで、1年生から4年生までは複式学級、5年生、6年生は本校に学習に出るという格好になりますと、4年生までは本当に複式学級ですからこの辺も弊害が出てくる。やはり上級生の姿を見てはぐくむものだというような声も出ておりますし、やはり小規模校では弊害が多いなと。現在でも分校だなくってもやはりそういう声がありました。私も教育者でありませんから、町内外の教育者の方にもいろんな角度からもお話を聞いたところですけれども、小規模校、分校とかになったら、教育は集団ではぐくむものだということもおっしゃって、少人数だと教育が退化していくと。極端な話がそういう先生もございましたし、それから答申の中で教育効果を高める上で適切な学級規模は20人から24人だと。これは教育者の立場から回答があったということでございます。この複式学級になり、2学年が一緒に学習することでよい点も提示されておりますけども、少人数化はよい点より弊害が多いんじゃないかと思われます。グループの編成など多様な学習形態を困難にしたり、少人数のためにあらゆる学習経験を奪うことにつながるということと、思春期の多感な時期を固定化した人間関係の中で過ごすことが社会性形成上どのように影響しているかという懸念もされております。このことからも、少人数化はよい点より弊害が多いと考えると。大きな目的でありますこの小中一貫校を目指すのであれば、こういう分校化でなくて本校にでも集結してやるべきだなと思っております。


 初めて私もそういう父兄の方とか保護者の方とお話ししまして、特に日光なんかは少ない。これは本当に分校のような形だなと。形態は違いますけれども、とにかく少人数では切磋琢磨して自立ができんじゃないかという声も聞いております。


 次に、将来小中一貫校を目指すなら、分校化ではなく旧町単位で1校ずつ、あるいは全町で1校に統合し早急に小中一貫校を推進すべきと考えますが、教育長の考えをお伺いします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今、小中一貫教育を目指すなら一遍にもうやってしまうのもいいじゃないかというようなことでございます。


 これから先、先ほども申しましたようにまずは保護者の方々に説明をしながらそういう声を聞き、それから先ほどの議員がお話しになりました分校に行かずに本校にというようなことなども、そういう声も聞きながら進めていくことが大事だろうと思います。


 それで先ほどの通告の中で町全体で1校にということにつきましては、これは現在のところは考えておりません。ただ、分校化ということはやめて一遍にということも、これから先の審議の中でそういうことになるということはまた選択肢としては出てくるだろうというようには思います。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 教育の考え方は大体わかりましたが、これは答弁は要りませんけれど、もう一言申し上げておきたいなと思いますけれども、答申の中で検討課題として出ております。地域の人々の思いに配慮し、分校化によってすべての小学校を存続させることが提言に盛り込まれておるところでございますが、分校で残すことで住民と地域に対しての配慮と、こういうことでありますが、このことは大人の地域を思った配慮ということだと認識をしておるところでございますが、だれのための学校かと考えれば児童が学ぶ場所でありますから、児童の立場に立った、視点に立った配慮でないといけない。これが一番大事なことだなと思っております。親の視点でやられては、子供は本当にたまったもんじゃないなと。将来成人になって、分校でなくてよかったなと思うような施策をお願いしたいという考え方でございますし、それと分校と本校ということでは公平性が保たれないと思います。いろんなことを学べる環境をつくってやることが親や地域に対しての配慮であって、行政の役割である、このように思うところでございます。教育長には以上であります。


 次に、町長にお尋ねをいたしますが、先ほど勝部議員の質問で総合的な受けとめ方についてはお聞きしたわけでございますが、私、6月の一般質問で若者定住対策をしたわけでございますが、この分校化によってますます魅力がない地域になりはしないかと非常に心配するところでございますが、町長の考えをお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ちょっと考えを述べるのは差し控えたいと思います。それは、教育委員会でまだこれから検討が続く。今まさに提言が出て、これからそのことを教育委員会としてかみ砕いた検討をされるという段階で、私は勝部議員がおっしゃったように学校設置者、最終的にはその立場がありますので、現段階でその議論の方向を縛るようなことは差し控えさせていただきたいと思いますが、ただ、自分の体験でいいますと、私は分校でしたのでその体験だけを申し上げますと、私は分校でしたけども1学年に同級生が全部で4人、私を入れて5人おりました。そういう意味で、今から考えると確かに分校で家から近いところで、ちょっとかげんが悪くなったらすぐ帰ったりとか好き勝手なことをしてましたけども、それなりに分校が必ずしも教育環境が劣っていたとは思っておりません。先生方にはしっかり愛情を持って接していただいて、私としてはいい授業をしていただいたなというぐあいに思っています。


 ただ、分校ですので、おっしゃったように本校というところに最終的に行くわけですよ、私は4年からでしたけども。そのときに若干の気おくれとか、そういったことがなかったかどうかというと、それは事実やっぱりありました。そういった体験程度しか申し上げられませんが、今おっしゃった今回の教育検討会の答申がこれからどうなるかということを注意深く見守るというのがまず一つと、それは議員がおっしゃったように教育のミッション、これは子供たちのためにあるということでありますので、そのミッションを踏まえた検討を期待したいというのが第2点目と、なおかつそのことをいわゆる若者定住と結びつけて考えるのは若干ちょっと無理がある。本当のところは、いい教育が実現できればそれは定住を促すような、逆にプライオリティーといいますかね、そういった効果をもたらすであろうと思っておりますので、ぜひともいい教育が実現できるような検討をお願いしたいと思いますし、期待をしております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 幸本議員。


○議員(4番 幸本  元君) 今の私の質問は、これから子供が小学校に上がるまでに帰ってくる計画をしておった人があるんですけれども、この方が分校になるんだったらもう帰らないという方がいらっしゃいました。現実の話でありまして、そこのところが心配するところでありまして質問したところでございます。今後の専門委員会で検討されるというわけでございますが、伯耆町の未来を切り開く教育の振興に全力で取り組んでいただくことをお願いをいたしまして質問を終わらせていただきます。


     ───────────────────────────────


○議長(長谷川 盟君) 休憩いたします。


              午後0時08分休憩


     ───────────────────────────────


              午後1時10分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開いたします。


 初めに、山陰放送より撮影の申し出があり許可しておりますので、報告します。


 それでは、次に9番、野坂明典議員の質問を許します。


 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) それでは、質問いたします。


 今回は、先ほど政権が交代になりました。それによりまして、各自治体相当な影響があろうかと思います。ただ、まだ政権が発足して、16日の夜だったと思いますから、まだ2日ほどしかたってません、はっきり言って。それでまだどういうぐあいに影響があるかなんて聞いてもしようがないことかもしれないですけれども、通告が2日だったものですから、もう大分前にこの国会が始まっていたと仮定して通告したもんですから、なかなかいい質問にならなくて申しわけないですけども。


 もう1点は、岸本公民館の改築のスケジュールはどうかいうこと。これは3月の議会にも私質問しておりまして、そのときには図書館検討委員会の答申を待って進めるようなお話でありましたので、このたび図書館のあり方に対する答申がありましたので、それでどうなろうかと思って確認の意味も込めて質問したいと思います。


 では、まず初めに政権交代が及ぼす本町への当面の影響でございます。


 先ほど申し上げましたように16日の夜になって鳩山内閣が発足して、まだまだその全容がわからない段階でございますけれども、選挙中に既にもう大型補正予算は凍結するんだということがございまして、その後もいろいろありました。凍結するような話も随分出てきております。その辺が本町に今までの予算を、既に決まった予算を途中で凍結しなくちゃならないのがあるんじゃないかなと思って、その辺を心配してお聞きするわけですけれども、でもいずれにしてもまだ日にちが浅いもんですから何とも言えないですけど、感触程度のことになろうかと思いますけれども、町長の感触をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 政権交代の影響ということですけども、これ基本的に非常に多大なものがあるだろうというぐあいに思っています。それが今年度の本町の行財政運営にどの程度出てくるのか、来年以降どう出てくるのか、これはちょっとまだわからないというところでありまして、なるべく早くその全体像が明らかにされる。なおかつそれがマニフェストもしっかり出てるわけですので、その説明責任をもってその政権与党からしっかりと示されて、何かそれが、今回感想的に言うとマニフェストというのがありましたので、そのマニフェストに載っていることについてどこまで確保したかということは置いたとしても、それを実行していく政権としての責任というのは非常に重たい。だけどもそれが現実に即したときに、今回の地方と国とのいわゆる温度差などもあって、なかなかそうも簡単にいかないということが現実にぶち当たるわけですけども、そのときにじゃどういう選択をする、どういう考え方で選択をするということがしっかりと説明でもって示されて、なおかつ理解されていく。そういうものでなければならないなというぐあいに思っています。


 それで議員先ほど、時点の若干のずれがあってというお話をされましたですけども、実際に組閣のあたりからのテレビも私もずっと見てましたけども、当初非常に、こういう言い方はどうかわかりませんが、何でもできるんですよというような威勢のいい話が多くて、ちょっとどこまでどうなのかなというような見方をしていましたが、きょうの時点、例えば本年度事業に影響しそうなものということで、基金事業の執行停止というのが随分話題になりましたですけども、本日の閣議決定で第1次補正予算の執行についてということで閣議で決定したものについては、自治体向けの基金事業は執行停止の対象から除外することを明記したということになってます。ただし所管大臣の自主的判断によって決定するということですので、まだまだ時間がかかるのかなというぐあいに見ていますが、1つ2つ気がかりだったことが若干ある程度わかってきたのかなというのを見ると、いわゆる国の負担金、国事業に対する地方負担金軽減目的で地域活性化・公共投資臨時交付金というのがことしの補正予算でつくられました。これを鳥取県も随分使って、いわゆる事業量を拡大しているんですよ。その事業量を拡大しているもんですから、この基金が執行停止または削減対象になると、直接これが当たっていないにしてもその事業全体のボリュームがしぼんでくるということで随分関心ではありましたが、何とか閣議では削減対象とはされない見込みとされております。


 それ以外は、地方向けの15基金については削減対象にしないということで、例えば本町の予算の関係からいいますと消費生活相談窓口をつくる。地方消費者行政活性化基金110億円、内閣府ですけども、これは削減対象とはしない見込みとなっております。


 それから、本町でも随分使わせていただいていろんなマンパワーを活用している緊急雇用創出事業臨時特例交付金、採用事業ですね、それも3,000億円ですけども削減対象とはしないとされております。


 あとは介護の処遇改善の話が随分出てました、去年もことしも。介護職員の処遇改善等対策基金4,700億円余り、それから介護基盤の緊急整備事業、これ2,500億円余りですけども、この2つについてもその介護の処遇改善なんかの必要性にかんがみて対象にはしないという方針のようでありますし、もう一つ、公共施設などの庁舎のエコ改修、これはまだ予算には上げてませんけども、取り組みの方針を持っているものの一つですけども、公民館改修などのエコ改修に係る地域ニューディール、グリーンニューディール基金547億円、これについても補正予算でありますけども執行停止対象からは除外するというようなことがきょうの閣議で決まっておりますが、本年度分についてはと、少なくともということになっているもんですから、来年度以降については恐らく予算の中で判断されるだろうというぐあいに思っています。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 私もけさの閣議のことまでよくわからなかったもので、きょうは丁寧な回答いただきまして何か一部安心したようなところもありますけれど、来年度から非常にまた違った形になってくるでないかとは思います。これはもう今からああだこうだ言ってもしようがないことで、もっと決まってから動かないけないと思いますけれども、そういうことで行政はやはり幾ら政権がかわっても継続するものは継続しないと困るのは住民だと思いますので、その辺は十分政権の方も、ここで言ったって聞こえるわけじゃないですけども、心して動いていただきたいとは思うわけでございます。


 2番目に、国の来年度予算がこの調子なら大分おくれるんじゃないかという新聞報道なんかもありまして、そうかなと思っております。ただ、そうしますれば当然各自治体の予算の組み方もいろいろはっきりしたものが組めないということで、困ってくることがあり得ると思いますけれども、これもまだどうなるかわかりませんので、ダムはやめるんだということ、もう近隣の1都4県の知事さんは相当抵抗されておりましたけども、あれがどうなるか、多分やめると言ったからやめるんだろうと思います。


 それと、もう一つ、きのうの記者会見で後期高齢者のあれをやめるんだという発言が大臣からありました。やってまだ2年もたたないようなものを急にやめる、あれに相当電算処理で各負担がかかっておりますし、やめてどうするかということもないし、いつやめるかということもなかったから、これはまだもうしばらく続くんかなと思ったりしております。いずれにしても来年度予算を組まれる、これからいろいろ本町も予算を組んでいかないといけないと思いますけれども、それについて例年どおりいかないじゃないかと心配するわけですけれども、その点の方は町長の感想をお願いしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 確かに今議員おっしゃったように、ことしのことについてはある程度めどがついてくる中で来年に向けて動き出さないといけない時期でありますので、一番気になるのは地方財政計画です。地方交付税法によって国は地方財政計画を定める。もう既に来年のもできてますけども、それを新しい総務大臣が例えば見直すということをされれば、恐らく予算編成というのは国のいわゆる一般会計の予算編成の比ではない影響を受けると思います。そこがどうなるか、非常に気がかりも持ちながら、不安を持ちながら注目しているというところであります。まず、既に出されて決定段階に近い状態のところにある地方財政計画はそのままいくのかどうかというところに注視したいなというぐあいに思っていますが、ただ、伯耆町の予算編成自体はこれは出と入りを制御するにとどまらずやっぱり現場で必要なものは積み上げないといけないなということがありますので、これは例年どおりの日程で基本的な作業を行いつつ、今言ったような根底が覆るような状態がもし起これば、その都度修正を加えさせていただいて最終的には議会で御審議いただくような流れというぐあいに思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) そういうことでわからないけれども、住民生活でありますから必要なものは多分なくなるということはないと思いますので、ただ、政策面のものは多少変更があって、これはまた当然だろうと思っております。その辺のところをよく見きわめながら、財政運営をお願いするところでございます。


 続きまして、岸本公民館の改築のスケジュールについてということを質問するわけですけれども、この質問も通告が今月の2日だったものですから、まだ内容的にちょっとピントが外れてる点もあったり、特に今回の補正予算でこういうところの議題が上程されるとは、ちょっとまだ早いかなと思って想定してなかったもんですから、答申に対する意見の募集が進行中のところでこういう予算が上程されるとは本当に想定以外のところだったものですから、かなり違和感を感じ得ないところでありました。


 前から図書館のあり方が決まらないと公民館の改築にかかれないというようなことでございましたので、図書館の一定の方向が出たならば岸本の公民館の改築もかかれるんじゃないかと思っております。いわゆる答申の結果が、その岸本公民館の改築に深いかかわりがあるということは間違いないところだと思うんです。公民館の改修は合併以来強く望まれている事業であり、いえば総合計画に盛り込んだ約束した事業で、早期に着工していただきたいと思うのであります。


 この岸本の図書館は、先ほど勝部議員がおっしゃったように既に平成10年ごろでしょうか、そのもうちょっと前につくるということには総合計画であったわけなんですけれども、私が議会に出たのが平成11年のときです。そのときの岸本町の財政は非常に厳しい、今の伯耆町よりはるかに厳しい状況であったんです。当時、河合町長だったんで、紙1枚、鉛筆1本についてもむだにするなという、とにかく出ることを制限しなければ絶対に改革はできないんだという強い決意で何年かで一応財政再建のめどを立てられました。そういうことで、そういう状況で図書館をなんていうのはもってのほかだというような雰囲気でございました。それでも3年目のときに保健福祉センターを、これもやむを得ず近隣にそういうものがどんどんできておるに本町にだけないというのは非常に寂しい面であって、保健福祉センターをつくられたわけです。


 そして、さあ今度は図書館だという意気込みであったところが、保育園が相当悪くなってとてもあれじゃもたないということで、こしき保育所の新築にかかったわけです。いよいよ今度は公民館だということになるわけですけれども、そのときにこしき保育所の前に健康福祉センターをつくって、さあこれから図書館だいうときに合併があったですね。合併問題が浮上したために、これはもう図書館どころじゃなしに合併どうするかということでその論議がそっちの方に集中してしまって、合併後にやればいいんだからということで持ち越して、合併後の事業として合併協議会のまないたの上に乗っけてもらってその図書館をつくるんだということで、本来ならもうずっと前に相当な図書館ができたと思うんです。お金もちゃんともう図書館をつくるときに用意ができてたんですけども、合併いうことで合併してしまったんです。


 合併したら今度はどういうことが起こったかというと、小泉内閣で三位一体の改革が始まって、交付税がどんどんどんどん下げられてきた。本当にそういう厳しい状況であったけれども、保育園が老朽化したからまずそっちを先にしないといけないということで、また図書館は後になった。どんどんどんどん後になってきておったわけですけれども、やっとこのたびこれから公民館の改修にいよいよ手がつくということだろうと思いますけれども、伯耆町になって農業も観光も文化も可もなく不可もない、ただ平凡な町になってきたように思うんです。そういうこともありますので、旧岸本町民が合併のよりどころであった岸本公民館の改修というものをぜひやっていただかないといけないと思うんでございます。


 前置きが長くなりましたけども、次について二、三確認したいんです。


 というのも、大体相当長い間、何回も全員協議会なりいろんなもので図書館とか公民館については大体のところは確認できておりますけれども、また勝部議員のきょうの午前中の質問でもかなり明らかになっておりますけれども、私の方からもちょっと確認の意味で二、三聞いてみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


 まず、教育長さんにお願いするわけですけれども、このたび答申ができましたけれども、その答申についてのどういう感じで受けとめられておりますかということと、分庁舎の利用について答申の中に部分的に盛り込んでありますけれども、どうもその内容だけではよくわかりませんですので、その点について再度よろしく回答いただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) お答えいたします。


 今回、図書館検討会から貴重な答申が提出されましたが、その内容にもありますように伯耆町の図書館を生涯学習社会の拠点施設として位置づけ、住民一人一人が必要とする情報を提供でき、どの世代の住民にとっても豊かな心をはぐくむ場となるように、図書館の整備に努めてまいりたいと存じます。


 また、分庁舎の利用ということについてでございますけども、図書館それから公民館、それから分庁舎を含めた1階部分、これを合理的な利用の仕方を検討しているというようなことでございます。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 分庁舎の利用ということは本当に大事なことで、あんな立派なものがあれだけあいてるのは本当にもったいないというか、そういうことと思います。だから外にはみ出すような改築も必要かもしれないけれども、それよりは今のものをもっと有効に使えばあいてるところはたくさんあるわけですから、その使い方をもう少し検討された方がいいような気がするんです。


 私は、もういっそのこと分庁舎全体を図書館にして、それでなのはな課は図書館の位置にぐらいにでも移るような気持ちで、そしたら立派な図書館、見かけもいいし内容も広くなっていいじゃないかと思いますけど、そういう考えは起こらないでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今言われたなのはなのところの話、ちょっといいぐあいに聞き取れませんでして。


○議員(9番 野坂 明典君) なのはな課は今の図書館の位置に移動して、分庁舎全体を図書館にするということはいかがでしょう。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) いわゆる入れかわるというような形だろうかと思いますけども、ちょっとこれを私がどうこうというようなことを言えば大変なことになるだろうと思います。控えさせていただきます。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) そうであろうと思います。何も教育長だけのことでそういうことはできないと思いますけど、私、考えの一つとして、分庁舎は本当に文化的な建物だと思うんです。分庁舎にするよりは、図書館に全部、5階、6階ぐらいは博物館にするとか、そういうような考えはあってもよかったなと思うんですけど、きょうはもう大分終わってますので終わりますけども。


 2番目に、図書システムはどういうものかということであって、これもまだ質問書いたときには資料はもらっていなかったわけで、システムの資料をいただきましたから内容的には、ああ、こういうもんかなと思いますけど、ただ、あれを見るだけでは本とか何かの配送に相当どうなんだろうかなと。それがちょっと心配なもんで、その辺はどう考えられていらっしゃったのかなと思ってお聞きします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 配送というのは、いわゆる資料をどうやって輸送するのか、移動させるのかということだろうと思いますが、具体的には他の町村等でいいますとそれを移動させる車を用意して運ぶというようなことを行っておるような自治体もあるようです。これから先、具体的に考えていくのに、伯耆町は現在デマンドバス等でも割合細かく走っております。そういうようなことも含めて総合的に、きょう午前中等にも話がありましたように岸本の図書館と分館と溝口の本館の方とをつなぐということについてもできるだけ速やかにということになりますと、ああいうようなものが何回も移動しておるというようなことも、利用するということもこれから先の協議では進めていくことが必要だろうなというように考えております。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) そういうことでしょうけれども、いずれにしても同じようなものを町内に2つ置くというのも問題があると思います。同じ本にしても、同じ本を両側に設置することはむだが多いと思いますので、その辺をいろいろいいシステムかなと思って見ておりましたけれども。


 そこで、今の図書館は図書館として、岸本公民館の図書室を図書館の分室にするという答申が出ております。答申ですからこれは決まったわけではないとは思いますけれども、この間言うように。答申の中にこう書いてあるんですよね。岸本公民館の図書室は学校の子供がたくさんおるから、その機能充実を図ること。その際、分館として今まで以上に子供の読書活動を云々と。それと、最後に施設面については今後岸本公民館の改修にあわせて検討するとここに書いてあります。ということは、そういう分館にするという段階において相当議論があったと思うんですけども、その内容はどんなことを議論されて分館にするということになったんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 分館ということについては、そう大きな議論はされておりません。それよりも、2つの間が有機的に物が動いたり連絡がとり合えるような仕組みをつくっていこうというようなことの方が議論としてはされておりまして、県立図書館の方からも支援課の課長がアドバイスで入ってもらっておりましたので、そういうような方からも他の市町村等の取り組み等について助言をいただいたりしてきたところでございます。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 分館についてはそれほど議論は深まってなかったということなんでしょうけれども、でも分館にするということはどっかのところで何かあってそういうことになったんだろうと思いますけれども、それは3回目の協議会のときかな、どういうとこに取り扱いましょうかということが議論になっていたと思うんですよね。ただ、その内容が深みがあったかどうかということはまた別なことだと思いますけれども。


 それでちょっとお聞きしますけれども、伯耆町に2つの図書館があってもいいのか悪いのか、その辺をちょっとお伺いしたいですけど。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 今の御質問は、それぞれ図書館として、分館ということではなくて2つをということでございますが、私は伯耆町の図書館を運営していくという立場から2つ図書館ということもいいでしょうけども、2つが有機的につながって運営ができればより合理的な運営になっていって、サービスが向上するじゃなかろうかなというように考えております。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 分館で別に悪いということはないとは思いますけれども、ただ、それが司書の配置とかいろんなことで差が出てくるとちょっとどうかなということも考えます。


 また、何年か前、前任の教育長が言われた言葉に公民館を改築したときに図書館をするときには、ここがもう本館になるんだということを明言されておりました。それが政権がかわればいろいろ政策も変わりましょうけども、教育長がかわれば極端にぱっと変わってしまうんかなと思っておりましたけど、その点は何も意見はございませんか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) このたびの協議の中でそういうことについてはあんまり出ておりませんでして、すんなり話としてはいってしまっておって、特にこれについて議論をしてどうだったというような記憶が私自身にはないところですけども。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 議事録にそんなことは一切載っておりませんので、多分なかったんだないかなと思います。


 ただし、そういうことがあったことは事実だと思うんです。大分前ですから、私の質問じゃなかったですけれども、この本会議のだれかの質問のときにそういう答弁があったように覚えております。そういうことがありましたのですけれども、言葉として言うぐらいのところかもしれないですけども、いわゆる図書館が機能するようにするためにはどうしたが一番いいか、またどれが一番いいかということなんですけども、その中で岸本図書室は特色のある分館にするんだということはありましたけど、その特色とはどういうことなんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 小学校や中学校も近いというようなことから、子供たちも結構そこに立ち寄って利用しているというような実態もあるようです。それでそういう点で、普通のいわゆる大人の方の対応ということはもちろんですけども、子供たちへの対応を配慮した仕組みをそこにつくっていくことがいいじゃないかなというように考えておるところです。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 今、確かに子供たちの利用が多いと思います。一般の方の利用もありますけれども、どっちかいうと子供たちの利用がはるかに多いと思う。図書の内容もありますし、図書館の設備面からいってもなかなか大人が利用してそこでじっくり閲覧するとかそういうこともできないような状況でございますので、その利用頻度が子供たちが主で大人が少ないというのはそれはまた設備の面もかなり影響することですから、一概に現在の利用状況を見て将来のことも予測するのはいかがなことかなと思うことでございます。


 図書館のことについてはそのぐらいにしておきまして、公民館の新築についてあとは町長にお伺いするわけですけれども、総合計画にある岸本公民館の改修にはどういうスケジュールでこれから取り組んでいかれるのかお聞きいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 岸本公民館の改築に向けたスケジュール、今、耐震診断やってますので、これが年内に大体わかってくるだろうと思っています。その時点で、改築でいけるのか、それとも本当に改めないといけないのかということを再度検討しないといけませんが、改築にいけるだろうという前提で考えると、あとはこれまでもお話ししているように利用者の方の声を聞いて、いわゆる中身、その改修の方向を見定める作業が1点。


 できれば、22年には総合計画で改修が上がってますので、そこになるべく間に合うようにしようと思うと、22年度予算に向かうときに並行しながらの作業をしていくことができれば一番短期間でできるだろうと思いますが、余りにも履行を急ぐ余りに中身の詰めが不十分なままでもいけませんので、そこはちょっと様子を見ながらという時間を余り持たずに、なるべく22年度予算でその改修の方向が議論いただけるように急いで取り組んでもらうように担当部署には、教育委員会ですけども、お願いをしていきたいなというぐあいに思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) スピード感を持って対処していただくのは非常に結構なことで、そのようにお願いするわけでございますけれども、このたびの図書館のようにスピード感だけ先走って何かパブリックコメントの欄が欠落しているような状況ではちょっと困るわけですけれども、だからってゆっくりそればっかりにやってたんじゃ岸本小学校のようにもう始まってからまだまだいつになって工事にかかるかわからんような状態ではこれはまた困ったもので、あれをもっと早く壊す段階から設計にかかっても別に悪くなかったんじゃないかなと思うぐらいな気持ちですので、だから一々いいだ悪いだとはいろいろあろうかと思いますけれども、スピード感と、そしてパブリックコメントというものを大事にしてこれから取り組んでいってもらいたいと思うんです。


 財政の面でちょっとお聞きしますけど、総合計画にある岸本公民館の改修の費用は大体どのぐらいなことが、財政担当の課長さん、よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 鞍掛課長。


○総務課長(鞍掛 宣史君) 今、総合計画の前期計画の中では、総経費4億円ということで計上させていただいております。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) 今、財政課長の話によると4億円ということでございますようですけれど、それを全部使うか使わんかというのはまた別の問題ですので、ただそれだけは用意してあるようでございますので。ただし、合併のときにその4億円はどういうぐあいになってでき上がったものかということもちょっとお話ししといたがいいかなと思ったりするんです。


 今、合併協議会が6年前ぐらいかな、あったときにいた議員としておるのは議長と私とぐらいで、あとみんな新しい人にかわってしまっておりますので、ちょっとだけその辺のところをお話ししとこうかなと思います。


 いわゆる合併するときに新町の基金をいかにするかということで、岸本町と溝口町が6億円ずつ持ち寄って12億円の基金でスタートしようということが決まってたと思うんです。それで、あと事業は何をするかということはまたその協議会において、その金額ちょっと覚えてないですけど、大体同じような程度の両町が金額でやっていこうという大まかな決まりができたと思うんです。議長もよく御存じだろうと思いますけど。そういうことで、そのときに図書館の改築でもずっと岸本町は先に先に延ばされてきた事業でしたので、その辺もしっかりお金をつぎ込んでいいものをつくろうということで合併に入ってしまったわけですけれども。だからその辺のところもありますので、その辺も昔の町民がずっと思ってたこともございますので、忘れないようにして立派なものをつくっていただきたいと思います。その点、いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) いきさつは十分承りました。


○議長(長谷川 盟君) 野坂議員。


○議員(9番 野坂 明典君) そういうことで、大体いろいろときょう用意しとったことは答弁いただきましたので、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


     ───────────────────────────────


○議長(長谷川 盟君) 次に、11番、中田壽國議員の質問を許します。


○議員(11番 中田 壽國君) 11番、中田壽國でございます。私は、通告書に従い大きく2項目について町長並びに教育長にお伺いをいたします。


 まず初めに、旧溝口町で整備した宇代公園、いわゆる鬼の館、鬼ミュージアム、おにっ子ランド、多目的グラウンド、農村改善センター、後に今の有線テレビジョンセンターなどでありますが、鬼の関連施設の今後の整備について町長にお伺いをいたします。


 初めに、1点目について、少し鬼に関する宇代公園のことと経緯を私が知ってる範囲で述べさせていただいてから質問をさせていただきたいと思います。


 平成2年、日本のバブル経済が崩壊後、旧溝口町では鬼を生かした町づくりを目指し、日本最古の鬼伝説の町をPRして鬼に関連する施設を多くつくってまいりました。その中でも、宇代公園の整備は町の一大プロジェクトとして多額の投資を行い、数年を要し、平成8年、鬼の館を初めとする施設を完成させオープンさせました。鬼の像には、竹下総理の1億円創生資金も投入させてできたというように記憶しております。そして明年、平成9年においておにっ子ランドの遊園地と多目的グラウンドが完成したものでございます。おにっ子ランド並びに鬼ミュージアムは、平成9年の開園当時は年間6万人もの来園者がありにぎわいましたが、平成16年には2万人以下に激減をしてまいりました。開園当初から、その施設の管理を町の第三セクターの観光事業団に委託しておりました。平成18年、指定管理者制度の導入に伴いこの施設を指定管理に出すよう提案がありましたが、議会では否決をしました。現在直轄で管理され、おにっ子ランドは無料開放、また鬼ミュージアムは休館と今現在なっております。現在の経済状況からも、そして経費節減からも大変に勇気ある決断であり、私はよかったのではないかと今思っております。


 しかし、宇代公園内の施設の管理運営がそれぞれの施設ごとに役場の担当課が異なっており、非常に効率が悪いように思います。おにっ子ランド及び鬼ミュージアムと園内にあるトイレ2カ所は、地域再生戦略課の商工観光室が現在担当しております。昨年までは産業振興課の商工室が担当しておりました。そして、公園全体の草刈り、除草等も商工観光室でどうも担当しているようです。そして、鬼の館内と多目的グラウンドの中は教育委員会が、また有線テレビジョンセンター内は地域再生戦略課の町づくり推進室が担当しております。それぞれ縦割りの組織で施設の管理をしており、非常に非効率であると思います。


 一体的に管理することについて、町長に宇代公園全体に対して基本的なスタンスをお伺いをいたします。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 宇代公園の管理の、基本的には一体化というお話での御質問でありましたけども、設置のいろんな経緯を披瀝になって、当時いろんな時代背景はあったんでしょうけども、その当時の行政、それから議会も含めて重たい結論を導かれて向かわれたものというぐあいに思っております。


 ただ、今の一体化の話について申し上げるとすると、少なくともその施設目的、いわゆる設置目的についてはこれは統一されたものではありません。ミュージアムはミュージアム、おにっ子ランドはおにっ子ランド、多目的グラウンドはそれ、あとテレビジョン、それから鬼の館、それぞれがいわゆるエンドユーザーが違うものでございまして、それをばらばらに分けてるというのもそれはそれなりに行政としてはあり得る。ただし、使われる方が例えばグラウンドを駐車場に使うときに、鬼の館の利用とあと海洋センターに両方に手続しないといけないとか、煩雑さが出ているのもこれ事実であります。


 ただ、中田議員がおっしゃったその効率的、いわゆるコスト削減という観点からいうと、今のところはいろんな組織に薄く振ってあるんですよね、職員の人役が。これをまとめると、恐らく新しい人役が発生する可能性が出てきます。それが今と比べて、どこかを削ればいいんですけども、それが削られない場合にはこれは純増ということになりますので、私は物すごく積極的に全速力で管理運営に走っている時代であればそういう可能性もあるとは思うんですけども、今のようにどちらかというとその状況に合わせて住民の皆さんに不便がないようになるべく工夫しながらというところで管理しているその実態からいうと、いろんなセクションが薄く日常業務の中で向かっているやり方というのもこれは一つはあるというぐあいに思っております。


 ただ、これがいいというわけでもありませんので、今のやり方の中では恐らくアイデアが出ないんですよ、いろんなアイデアが。ですからいろんなところに分かれているためにアイデアが出にくい可能性があるので、例えばなるべくまず担当課で集まって、どういう、これ電気なんかもあるんですよね。電気の契約なんかも例えば大口契約になってるのがいいのか、それとも個別に見直した方がいいのかといろんな細かい話があるんですけども、そういうところをアイデア出しができるようなミーティングですよね、これをまず至急やらせないといけないなというぐあいに思っております。その中で、一体化によって例えばコスト削減ができるということが出てくるようであれば、その方向で検討も可能であるというぐあいに思っております。


 一体化で新しい例えば組織に集約してコスト削減が果たせるかという段階にはまだ来てませんので、これはちょっとこれからの組織をまたがった検討をしてみてからだなというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 今、町長から答弁をいただきましたが、例えばグラウンドの中の除草なりはやっております。除草剤まいたりやっております。1メーター出たもうフェンスの外は草ぼうぼうでございます。聞いたら、それは管轄が違うと。それから、鬼の館の中だけで外は全然草等があっても関係ありませんと。ごみが投げてあっても関係ありません。指定管理は部屋の中だけですというような回答でありました。


 2点目に関係ありますけども、あの中に1人か多いときは2人、何にも用事がないような格好で管理をされています。それだったら、そこに全体の管理をするセクションを置いても別に費用的には十分賄えるではないかと思いますし、そこの事業に対しての問い合わせ等は電話で転送して分庁舎の方で管理するとか、有線テレビジョンの方に兼務で1人、以前はそうしておりましたがあすこの事務所に1人置くとか、いろいろな経費節減の面もあります。早急にミーティングを開いて、いい案を出すように言っておられました。


 それから、午前中の渡部議員の質問で所管する課はどこということはこだわらないというような答弁もありましたので、総合的にもう一度見直しをして一体的に管理する気があるかどうか、再度答弁を願いたいと思います。


 この宇代公園の周りにも、上がる坂の右側も相当大きな土地を町として買い上げもしておって、そこは崩して将来は駐車場にするとか、とんざしておりますけれどもいろいろな案もあったようです。


 それから、遊園地の西日本一長いローラー滑り台も今、半分までは草刈りをしておりますけども、利用者はほとんどないと言っておりましたけども、上の方はもう草に覆われております。そして遊園列車の奥の方は陰ですので、もう腐食がほとんど進んでおります。遊園列車を展示したら結構子供が喜ぶなという人もありましたけども、それらはシャッターをおろして駅舎の中にしまってあります。あれも腐食が進んでこないうちに、もう利用しないものなら片づけるなりした方がいいだないかと思いますし、総合的な管理なり一体化について再度意見があれば町長にお答えを願います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 検討をするということを申し上げたとおりありまして、こういう話を数回、私、就任してから議場でもですけどもお聞きしておりますけども、検討されてきた結果の上に今があるというのが私の考え方ですので、もう一回そういうことも十分過去の経緯、どのような検討がされたのかということをもう一回再度勉強させていただいた上でさらなる検討を進めさせていただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) よく過去の経緯も、私は少しは述べましたが勉強していただいて、旧溝口町側の人も余り知られなかったこともあろうかと思いますので、早急に管理の方法、経費節減を含めて検討を願ったらというように思います。


 続いていいですか。


○議長(長谷川 盟君) どうぞ。


○議員(11番 中田 壽國君) それでは、2点目のお尋ねに入らせていただきます。


 午前中にも篠原議員からの関連質問もあったようですが、指定管理について申し述べたいと思います。


 鬼の館ホールは、合併後年々使用頻度が大幅に減少しております。決算報告書によると、平成19年から20年度で約1割弱需要が減っております。しかし、今年度募集の指定管理委託料は当初の3年前に出した金と同額の金を提示してあります。使用しない日でも開館して事務所に事務員が常駐しておりますし、常駐させる必要はないように思っております。使用申し込み等の連絡があれば、先ほど言いましたように電話連絡等は転送してどっかで受ければよいのではないかと思っております。そして、直轄で対応もできる状態でないだろうかと思っております。


 そして何よりも、この施設は指定管理に出していますけれども使用しない方が経費がかからず利益が出る。営業努力をしない方がよいという、このような施設は指定管理者制度になじまない施設であると思います。3年前のこの施設の指定管理者制度の導入時にも、私は同趣旨での反対討論をしました。年間1,200万円以上、1,200万ちょっとですけども、月額ですると100万円以上の経費であります。隣の有線テレビは、直轄で今管理しております。直轄で管理するなど、経費節減を図ることができると思います。指定管理に出すことについて、町長の所見をお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) また過去にさかのぼってのお話なんですけども、指定管理に出す時点でのデータを私も見ましたですけども、直営のときに大体1,200万から1,500万ぐらいかかっていたというデータをもらっております。指定管理料は1,200万ということで、ある意味、午前中にも話がありましたけども、ある程度削減率なんかを見込みながら設定した数字ではないかなというぐあいに思っております。その時点でいくと、職員人件費は0.5人分しか算入していないということであります。


 あの指定管理は経費の節減はもちろんでありますけども、利用者の利便性の向上ということも大事な眼目にありまして、鬼の館の使用回数は平成15年度に192日であったものが20年度については174日ということで、1割減っているという話ではありますけども、要らん日に毎日人がおるというような状況かどうかは、この数字から見るとちょっと判断しがたい。ある意味2日に一遍は使われているというのが実態のようであります。


 これをあいてる日だけ行ってやれやという話は、それは議論としてはあるんだろうと思いますけども、サービスとして果たしてどうなのかなという点を考えないといけませんし、それから何かだんだんとちょっとデフレスパイラルぎみの、もういつやめてしまうだいやみたいな感じの管理運営になりはしないかなという危惧が若干お聞きしていて思ったということを申し上げたいと思いますが、今回の指定管理に当たりましては、現在の指定管理方式を継続するというぐあいにしておりますのは、現在の指定管理を上回るような直営は難しいのではないかという判断をしているものであります。それは人件費の従前の状況、それから光熱水費が非常に大を占めるというような状況がありますので、そういった観点から指定管理を上回るような直営は難しいという判断をして出しているものであります。


 したがいまして、管理については改善点を先ほども言いましたようにもうちょっと経費がいっぱいかかる電気代とか何かその辺で工夫がないのか、もうちょっと知恵を出すようなことをさせてみたいなというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) この施設の使用するに当たり、非常に駐車場もないし高齢者等は便利が悪い。相当歩かなくてはいけない。非常に使用勝手が悪いということはあります。


 そして、今、開館した当時はまだそれでも今のような経済状況でなくて町が補助して演歌歌手を呼んだり相当ないろいろな行事もやっておりました。今現在使われているのは鬼っ子太鼓の練習とかそういうのも夜やっておりましたけども、高齢者の人が便利が悪いということで町民体育館の方で練習したりして、鬼の館の使用を大分避けておられます。私は、指定管理に出さずに直轄でそれこそ隣の有線テレビジョンと一体化でもして鬼ミュージアムの管理やその隣のトイレの掃除等もある程度できるような体制でやった方がええではないかというように思います。


 今、遊園地、おにっ子ランドは人材センターからの派遣で1人管理、草刈り等いろいろやっております。来客はほとんどありませんので、草刈り専門のような格好でやっておられます。鬼の像の横のトイレも管理が非常に悪く、この前、役場にも指摘しておきましたけども、水が流れない、小便は詰まってあふれておりました。それで真ん中のトイレは段ボールでふたがしてある状態でした。もうちょっと管理体制なりも直轄でやればよくなるではないかなというように考えております。その辺で、何か課長か町長か、もう一度お答えを願います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 今御指摘いただいたようなことについてはこれは改善できる話ですので、改善を指示したいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 了解しました。


 それでは、3点目についてお伺いします。


 旧溝口町では、町おこしを目指し鬼に関連した施設や整備を多く実施してまいりました。合併後の現在も、その施設の維持管理や整備に毎年多額の投資をしております。バブル期が終えんをした現在、利用者の少ないところや見直しを必要と考えられる施設については指定管理に出している、清掃委託に出している鬼住山の管理等、それからそれに付随して鬼の電話ボックスの管理も委託をしております。不必要なものは撤去するなり、鬼の電話ボックス等は撤去するなり、あるいはNTTに払い下げしてもよいのではないかと思います。駅前の鬼の電話ボックスは駅前改良のときに撤去するはずでしたが、これも撤去は今なされてないようです。トイレ清掃も鬼住山の入り口と頂上、そしてインターチェンジと3カ所清掃委託を出しておりますけども、鬼住山の入り口等はほとんど利用者がないように思っておりますし、見直しをしてもよいではないかと思います。


 そして、現在は消してありますけれども鬼の像のライトアップ、鬼のトイレ、それはインターチェンジのところですが、これもライトアップも今現在は最近消してあるようですが、電気料は従量制ならともかく定額制等であったならそれは解約して廃止手続をしていただきたい。きのうもインターチェンジのボックスへ行ってみましたが、電話ボックスはこうこうと電気がついて、これは町で皆管理をされておるという話でした。鬼の電話ボックスは二部にも1カ所設置されてあります。ほかにも鬼に関する、旧溝口町ではソフト面でシンボルマークとか鬼もなかとか鬼に関するいろいろな行事等もやってまいりました。それらを含め、旧溝口町で実施してきた鬼関連の施設について、今後伯耆町としてどのような取り組みをされますか、将来的な考えを町長に御意見を伺いたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これもまた過去のことで、こういう言い方がいいのかわかりませんけども、私は過去を生きることはできませんので、これからどうしていくかということについてお話をするしかございませんが、御質問いただいて過去の資料をひもといてみると、平成5年から平成9年にかけて鬼関係の事業で21億3,700万円余りが投入されております。それがどちらかというとほとんど施設物、いわゆる施設をつくられたものがほとんどでございまして、今まさに中田議員がおっしゃったように施設はつくったからには管理せないかん。そう簡単に取り壊せません。管理費の問題とか、それから経年劣化とかいろんな問題が出てきているというのが事実であります。


 これについて、将来どうしていくのかということをお話しする前に、一つこれからの伯耆町の行財政を展開していく中である意味教訓にしなければならないというぐあいに思っております。これは議会の皆様とも共有しなければならないというぐあいに思っております。つまり、やっぱり何か物をつくっていくときには後年度その負担がどうなってくるのか、更新はどうするのか、そういったことについて町民の生活にどれぐらい密接してくるのか、行政がやるべきことなのかどうなのか、そこらあたりの観点の検討を以前よりももっともっと慎重に検討しなければならないというぐあいに思っております。


 ただ、その中で、確かに今回も図書館の問題について拙速でないかというお話をいただいたことについては、こういうことも含めながら次回以降はもうちょっと慎重な検討をしなければならないなというぐあいに感じたところであります。


 将来的にこの鬼関係のものを、いわゆるそれは施設としてどうするのか、また文化としてどうするのかという話について、施設については基本はその更新の時期などに使われない、または不必要であるというふうな判断がされるものが出てくれば、それは安全対策などの観点を考えながら撤去というのは一つの方向だろうというぐあいに思っております。


 あと、文化の面につきまして、太鼓とかいろいろ取り組まれているもの、そういうことについては住民の皆さんの中に当然根づいてくるものでありますので、これは大事に応援をさせていただきたい、していくべきものというぐあいに考えております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 1点だけ、鬼の電話ボックスの処理、対応をどうされるか、考えがあればお答えを願いたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これは意見を聞いてみないといけませんけども、本当に議員がおっしゃるように要らないものという判断があるようであれば、これはNTTとかとも話はしないといけませんが、撤去というのは一つの方向であろうというぐあいには思っております。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 撤去もあれですけれども、NTTに払い下げするなりして、経費節減は3カ所も清掃委託なんかやっておりまして早急に図れるではないかというように考えます。実施をしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) NTTは民間会社でありますし、非現実な御提案だと思っております。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 今、町長は非現実の提案だと言われましたが、私は逆に民間だからみやすいのではないかというように考えております。できると考えております。答弁は結構です。


 それでは、2項目について教育長にお伺いをいたします。


 初めに、文化財の整備についてであります。


 文化財は、貴重な歴史教育並びに本町の観光資源であると思います。本町には国、県、町指定の文化財が14件あり、その中には町指定無形民俗文化財、いわゆる福岡神社の蛸舞神事も指定されており、保存、継承されております。


 そこで、1点目であります。指定されている文化財に対し、現地に行っても説明板がないところや老朽化して見えないもの、倒れているものもあり、整備が必要であると思います。また、場所、位置などもわかりにくく、道路に案内標識板の設置も必要であると思います。これらを設置することについて、教育長の所見をお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 御指摘のとおり設置から大変時間も経過しておりまして、老朽化しているものとか説明板のないものなどがあり、新たに設置または改修することが必要だと考えております。そういうことから、今年度は6件の指定文化財について案内看板を設置する予定にしております。具体的な設置方法や設置場所につきましては、現在関係機関と協議中であります。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) ちょっと遠回りになりますけども、ことしの夏ごろからですか、福岡でかあちゃんそばというのを公民館的なところでやっておりまして、町長もどうも食べに上がられたようですが、その100メーターも行かないうちに、今、町指定のツバキの大木があります。この前、食べに行ってほかの人にもこの先に町の文化財のツバキの大木がありますよ言ったらびっくりしておられましたけども、それも全然案内板も何もありません。上には、高いところですので、そこに溝口町指定文化財という石柱が立っておるだけでございます。去年の決算書を見ても、木の勢いを調べる、樹勢を調べるためにまた多額の費用も毎年のように使っておる木でございます。それから、岩立の神社の杉の木やいろいろ町指定のところもすぐ道路べりにありますけども、だれも知らずに通り過ぎております。ツバキなど特に金をかけてそういう調べをしたり、活性剤や肥料をやったりして守っている木でございます。町民に広く知ってもらうべきだと思います。早急に整備等をしていただきたいというように要望いたします。


 もう1点、要望しておきたいと思います。二部の公民館で毎月二部塾というのを開いて、多くの人が歴史文学の講座を聞きに来ておられます。二部は雲州松平候の出雲街道の要衝でありまして、参勤交代のときの本陣宿もあります。観光客も結構東京の方から出雲街道を訪ねての旅とかというやつで寄っておられます。ボランティアガイドをされている人もあります。そこにも同じように看板なりあれも全然立っておりません。これは早急に案内板なり説明文を設置をしていただきたいというように要望しておきます。


 それでは、2点目に行かせていただきます。


○議長(長谷川 盟君) 続けてください。


○議員(11番 中田 壽國君) この2点目の質問も、先ほどの説明板や案内板と同じく昨年6月に同趣旨の質問をいたしました。町内各箇所に郷土の民俗資料が保管されております。また、平成12年の鳥取県西部地震の際、建物を壊された民家から収集した大変貴重なものも保管しております。保管したままでございます。しかし、保管場所が環境が悪く保管されているところもあります。早急に整備、陳列する必要があると思います。これは遺跡掘りも大分やっておりますけど、貴重な遺跡も含まれております。


 昨年の質問の回答は、文化財保護審議会の意見や地元の要望などを受け検討したいということでありましたが、検討などはされたか教育長にお伺いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 資料についてでございますけども、文化財保護審議会の方にも諮ったところでございます。それで議員がおっしゃいますのは、二部の小学校の上の老人憩いの家というですか、あそこに保管してある資料のことだろうと思いますが、確かに傷んでおるということは事実でございます。それであのものをほんならどこに持っていくかということでいろいろ探してみるところですけども、あれを例えばスペースがあるからということで日光の方に持っていくということは、何かその集められた状況からいいますとなじまないだろうと。それから、あの中の資料は以前ずっと前に小学校のPTAの方々も集められて、学校の教室の中に展示しておられたりした。そういうようなものも含まれているというようなことも伺ったところでございますが、そういうようなことで、これが出たのは二部の小学校の方の特別棟の改築等のときに外に持って出んといけんということで出た。出たら今度は帰るところがないというようなことでして、これから先、二部地区の空きスペース等も今後の学校等の、また向こうの方にも行くことですけども、そういうことも含めながら検討していき、いずれまたどっちにしても二部の小学校等の学級数等も減ってきたりすれば、そういう教室を資料として展示するような場所にするというようなことも選択肢の一つではないかというようにも思いますし、また地元の方々にもそういうものをどっか展示して町民の皆さんに見ていただく、利用していただくような場所ができればと思っておりますが、今のところ皆さん方、保護審議会の委員の方々もそれを外に持って出るということについてはいろいろ疑義があったりしておるというようなことでございます。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) 二部の場合は、木造校舎を解体したときに学校で空き校舎に収集しておったものを昔の保育所のところにとりあえず移転をした。床がもうしけって傷んでちょっと改修もしたりしたところに置いてあります。重要なものは、日光の公民館にも大分運びました、震災のときに。日光の公民館にしても、一応ガラスでは仕切りをして体育館に置いてあります。それの陳列なり整備なりをして、説明なりをして陳列して見てもらうという状態ではないように思います。もう少し着物は着物、農具は農具でいろいろと陳列する方法もあろうかと思います。


 根雨の民俗資料館に行きますと、非常によく田舎の暮らしとかいろいろな分野に分けて陳列をして、非常に子供やだれでもわかりやすくしてあります。いろりをつくったり障子をしたり、そこに農具やいろいろなものを並べたりもして、そのパートごとに並べておられまして、非常にいいなと思います。江尾にしても、江尾城の下のあすこにきれいに並べております。それから、溝口では青年の家に重要な長山遺跡のあれもあすこに、投げっ放しと言えば語弊があるかわかりませんが、投げっ放しで置いてあります。この隣の、何回も言いますけども、教育文化会館にも旧岸本で掘った遺跡が大分置いてあるようです。私は、一同に集めてでも展示、整理する方法を模索していい時期ではないかというように思いますが、再度答弁をお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 大変貴重な御提言いただいておりまして、実は私どもも昨年度の後、そういうものを陳列してみんなに見てもらうような場をつくろうということで、文化財の担当等も前向きに検討いたしました。そうしましたときに、発掘調査と大変期限の迫った急な事業が去年の今ごろからだったでしょうか、ずっと去年、ことしともう文化財の担当も雨だろうが何だろうがというようなことで大変慌ただしい仕事を続けてきておりまして、ちょっととんざしておるというのが実態でございまして、今、伯耆町内、事業がいろいろある中で発掘関係等も出てきておりまして、ちょっと当分の間、発掘ということで職員の仕事の量等も考えながら、またそういうことは担当者も頭に入れておるのは事実でございますけども、御了解いただければと思います。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) よくわかりました。他町のことを言って申しわけないですけども、日野町では古文書を地元のそういうたけた人にお願いをして解読をしていただくとかというような作業もやっておられまして、非常にいいことだなというように私もこの前ちょっと根雨の図書館に行って聞いて帰ったようなことです。民俗資料館に行くとあすこに電話が置いてありまして、直通電話がありましてかけるとすぐに5分もせんうちに公民館の職員があけていろいろと説明をしたりしておるというのが実情でありますので、ぜひ他町に負けないような文化財の生かし方をしていただきたいというように思います。


 それでは、続きまして3点目をお伺いいたします。


 20年度の当初の予算で、伯耆町ガイドブックを作成するということで251万5,000円の予算が組まれておりました。町内の文化財を町内外に周知し、町民に町内の文化財について認識を深めてもらうということが計画されておりましたが、完成したでしょうか、どうなったのか教育長にお伺いをいたします。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育委員長(伊藤  浩君) 昨年度から伯耆町の文化財ガイドブックを作成するに当たりまして、本町の歴史や文化に精通された8名の方に編集委員を委嘱して編集作業を進めていただいております。その編集方法といたしましては、合併前に平成5年にそれぞれ両町が作成したガイドブックをもとに行っております。それでこの合併前のガイドブックというのは、作成されてからそれが今時間もたっておりまして、内容等について、内容それから評価という点で再検討することも必要になっております。同じようなものがあってもまとめ方等がやっぱり違っておって、そういうものをそろえて新しいものをつくっていくということで、なかなかこれが難航しております。


 それから、発掘調査などで新たな発見とか進展もございまして、それらを中に反映することが必要だというようなことで、大体21年の3月に完成させることができずに、今年度に繰り越しております。今もそういうことで転々と委員さん方に集まっていただいて、それぞれの作業を協議しながら持って帰って新しいものをつくってということで、それぞれ突き合わせ等していただいておりますけども、今のところまだ完成しておりません。遅くとも今年度じゅうには作成、でき上がるようにということの委員さん方もみんな話し合ってはいただいておりますが、そういうことで大変委員さん方難航して作業を進めていただいておるということでございまして、作業が結局1年おくれるというようなことになるわけですけども、作業そのものは進めていただいているということを御報告いたしまして御了解いただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 中田議員。


○議員(11番 中田 壽國君) このガイドブックについては、私、去年、案内標識板や説明板をつくっていただきたいと言ったときに、今年度はガイドブックを作成するんでとりあえずはこの方をやりたいということで、単年度予算で繰り越しの話は何も聞いておりませんでした。それで質問をさせていただいたわけです。今年度なら今年度に繰り越しの予算編成をしていただきたかったなというように今思っておるところでございます。いずれにしても、文化財は非常に町民に対して歴史教育、文化活動、いろいろな面で重要なものでありますので、強力に推し進めていただきたいということを要望して私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


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○議長(長谷川 盟君) 休憩いたします。


              午後2時32分休憩


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              午後2時45分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開いたします。


 6番、細田栄議員の質問を許します。


 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) それでは、一般質問をさせていただきます。


 3点について質問いたします。1点目は福祉事務所の設置について、2点目が有線テレビの早期統合について、3点目が地元企業育成と入札制度の改善について、この3点を質問させていただきます。


 1点目の福祉事務所の設置についてでありますが、社会福祉法の定めによりまして都道府県や市は設置の義務規定がございます。ただし、町村にありましては条例で設置することができる、いわゆる任意の設置でございます。本年4月現在で、全国ではわずか27町村が福祉事務所を設置しておられるようでございます。鳥取県では最近町村設置の機運が高まっておりまして、どうやら来年4月から県内では日吉津村、江府町、日南町、この3町村が福祉事務所設置の準備をしておられるように新聞に書いてございました。


 そこで、本町の対応についてお伺いするわけなんですけれども、福祉事務所の主な事務内容と本町に設置するメリットは何か。従来県の業務でありましたので、なかなか町村の皆さんにはなじみのない仕事かと思いますので、説明をいただきたいと思います。


 そして、本町はこれにどのように対応していかれるお考えなのか。まずは基本的なことをお聞きしてから詳細の質問に入らせていただきます。よろしくお願いします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 細田栄議員の御質問にお答えしたいと思います。


 まず、福祉事務所設置でありますけども、福祉事務所の主な業務、それから設置するメリット、また本町の対応方針ということでありますが、福祉事務所は社会福祉法で定められた施設であります。市町村の福祉事務所の場合、事業内容は生活保護法によるもの、それから児童福祉法によるもの、母子及び寡婦福祉法によるもの、老人福祉法によるもの、身体障害福祉法及び知的障害者福祉法に定める援護、育成、それから更生の措置に関する事務のうち市町村が処理することとされているものをつかさどると定義をされておりまして、現在のところ県が町村に設置を働きかけている福祉事務所の業務は、基本的には生活保護法、いわゆる保護費の部分、それから児童福祉法による、または母子・寡婦福祉報告による3事務というぐあいに聞いております。


 基本的な考え方として、福祉はいわゆる対人サービスの部分が非常に強うございますので、なるべく本当は身近な基礎自治体が行うのに基本的にはなじむ制度だろうというのがありまして、全国ではその事例は御紹介いただいたように数少ないんですけども、お隣の島根県では全部町村には設置をされております。これは合併の経過があって、町村でも人員に若干の余裕を抱えながらというところがあったもんですから、そこに事務を担っていただく。ただしこれは法定受託事務ですので、地方財政法によりまして交付税及びその補助金、負担金によってその事務を賄うというぐあいにされており、町村にあってはその措置が若干県における措置よりもちょっと厚目に出るというか、交付税でいえば算入過多という状況ということがありまして、プラスが出る。いわゆる財源的なプラスが出るというようなことも試算が一部されておりますけども、これについては詳細なところもっと事務内容が決まってこないと、そう簡単にはそのとおりうのみにすることはできないなということであります。


 ただし、最初に申し上げましたように身近な事務、対人サービスで身近な事務ということから考えて、なおかつ今の流れ、新政権の流れでもありましょうが、なるべく基礎自治体の機能を強化していくというような観点からいくと、この事務については本町におきましてもその可能性について、これは積極的にとらえていくべきものというぐあいに考えております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 今お伺いしまして、基本的には身近な自治体、基礎自治体で処理するのがより住民サービスが向上するのではないかという観点から、積極的な姿勢を示されました。


 そこで、もう少し深めていきたいんですが、従来は当然県の福祉事務所で決定、支給されておりました生活保護費、この3法の中でも生活保護費の占める、事業費的な、金額的なものなんですが、一番大きいと思われますので、そのあたり現在の伯耆町の保護世帯数とそれから年間の支給額はどの程度の規模になっておりますのか。


 それと、最近の社会情勢を反映いたしまして、私はますますこの保護世帯、保護費とも増加傾向にあるんではなかろうかと思うんですが、17年に伯耆町が発足してから今までにどのような推移、中飛ばしで結構ですので、合併時は何世帯、幾らぐらい、それが現在ではどれぐらいな世帯数に支給額が増加しているのかということをお知らせいただきたいと思います。


 さらに、福祉事務所を本町に設置した場合、従来は国と県で全額保護費を支給していただいてたわけなんですが、先ほど町長の説明で町負担が生じてきます。しかし、それは交付税とかそういったもので措置されるので、今のところはむしろ余計目に入ってくるということなんですが、その金額を今のベースで換算いたしますと純町の負担といいますかね、交付税を含めた金額で構わないんですが、どれぐらい町の負担が生じてくるのかということです。


 それから、本町規模の福祉事務所を設置した場合、何人ぐらいの専任職員が必要なのか。それから、その福祉事務所に従事する職員の資格はどういったものが必要なのか。


 それから、当然福祉事務所設置に伴います人件費、事務費、支給額のほかにこういった事務的経費も必要になってくるわけでして、先ほど国の財源補てんは今のところ交付税ということなんですけれども、もう少し詳しく説明いただければというふうに思います。とりあえずここまでお願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 今の保護の状態、それから年間どれぐらい入れていっているのかというような話、それから職員の設置、どれぐらい専任職員が要るのか、その資格は何なのか、これについては担当課長からの答弁とさせていただきたいというぐあいに思います。


 あとは交付税についてどの程度の見込みを立てているのかといいますと、県の試算によればですけども、いわゆる算入過多といいますか、保護費の部分、いわゆる保護費が4分の1で大体1億2,000万ぐらい保護費があったうちの3,000万ぐらいが負担となったと試算、そういう条件下で試算をすると、特別交付税で措置する金額はその3,000万をさらに四、五千万上回るのではないか、いわゆるプラスが出るのではないかという試算を見せていただいておりますけども、あくまでもいわゆる事務量が、例えば県の人件費に対する負担とかそういったものがいわゆるトータルコストでどの程度かというのが出てこないと、その試算がいわゆる本当にプラスとして出るかどうかというのは、何か言い方が悪いんですけど、まだうのみにできない。若干そういう気持ちでおります。事務に対しては積極的な気持ちでありながら、その試算についてまだ若干ちょっとこれは事務員的な感覚で、うのみにできないなというぐあいに今は思っているということがあります。この点については、近々県の福祉保健部の方から面談依頼があっておりますので、本当にトータルコストでどうなのかといったあたりも含めて詳細を聞いてみたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 小原課長。


○総合福祉課長(小原 章信君) それでは、私の方からのお答えをしておきます。


 まず、本年の9月1日現在の生活保護世帯数でございますが、現在58世帯でございます。平成17年の平均の世帯数となりますが、42世帯でございました。単純に16世帯の増加ということになっております。


 あと保護費の支給額でございますが、昨年度、平成20年度になりますが、総額で1億2,080万円でございます。平成17年度では8,653万円という数字が出ておりますが、県の方からのいただいた数字でございますが、県では町村ごとの管理をされておりませんので、概算の数字だというのをお断りをしておきます。大体3,427万円の増加ということになっております。


 それと、保護費の一部を町負担ということになりますが、保護費の財源割合、これは国庫、国が4分の3を持ちます。残り4分の1が町ということになるわけで、平成20年度のベースでお答えをいたしますと、年間の概算の保護費が1億2,080万円でございますので、国分が9,060万円、一般財源で3,020万円というふうになります。


 あと、福祉事務所の職員数についてでございますが、組織的には社会福祉法で規定をされておりまして、福祉事務所には所長、それと現業員、これはいわゆるケースワーカーと言われておりますが、この指揮監督を行う査察指導員、それと家庭訪問等を行い直接援護事務に当たります現業員、ケースワーカー、それと庶務を行う職員を置くものというふうに規定をされております。


 その中で、査察指導員と現業員、これは社会福祉主事の資格が必要だということでございます。現業員、ケースワーカーにつきまして、この社会福祉法では被保護世帯数によって標準的な数が示されております。それによりますと、被保護世帯数160世帯以下の場合は2名というふうに規定がされておりますが、あくまでも標準ということでございますので、これに縛られるものではないということでございます。以上でございます。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) おおむね福祉事務所の概要がわかったところなんですけれども、伯耆町も恐らく設置の方向で今検討を進められていると思うんですが、再度お尋ねしたいと思いますが、本当にことしの4月現在で全国でまだ27町村しか町村では福祉事務所を置いておりません。先ほど町長が言われましたが、島根県は本当に突出しして多うございます。現在13町村、それから広島県が8町村と中国地方が際立って多くて、設置している県の数でいうと全国でわずか6県でございます。その中でも、島根、広島が飛び抜けて多いということでございます。これは何か県の方から、むしろ伯耆町の方から福祉事務所を設置したいという声を上げたのか、または県の方から福祉事務所を設置してくれないかというような働きかけがあったのか、それについてはどうだったんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 県からの働きかけであります。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) わかりました。


 次に、また関連してもとに戻るかもわかりませんが、町長の方に説明していただきました福祉事務所の3大業務であります生活保護の決定、特別障害者手当の認定、母子家庭の自立支援の業務、こういった仕事は基本的に国の基準どおり運用すべきでありまして、伯耆町だけ認定を甘くしたり厳しくしたりする余地は全くないと思いますし、むしろ自治体間でばらつきがあってはならないというふうに思います。


 そこで、町で設置する必要性について、先ほど県からの要請があったということでございますが、県からだけではやはり弱いわけでして、伯耆町として住民の皆様の最後のセーフティーラインを確保するためにぜひともこの業務は町で持ちたいという強い決意を私は聞きたいわけなんですけども、現場を担当する課長の答弁で結構なんですが、実際現場を預かってて、当然生活保護のときには県だけが勝手に来てやるわけじゃなくて、町の職員も一緒に立ち会って調査をしたりアドバイスをしたりされてると思いますが、そのときに福祉事務所が町になくて困ったようなケースがあったかどうかお聞かせいただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 小原課長。


○総合福祉課長(小原 章信君) 福祉事務所が町になくて困ったケースがあったかということでございますが、反対にそういうケースがあっては困るわけでございまして、ほとんどすべて細田議員おっしゃられるように県の福祉事務所とうちの担当職員が一緒に話を聞いたりということで今対応しております。


 ただ、県と役場というのがかなり住民さんの気持ちの上でもやはり県の方が遠いのかなという気持ちというか、そういったことを感じております。やっぱりまずは役場に相談するというのがほとんどでございまして、なおかつうちの担当がその方のお話を聞いて、またさらに福祉事務所にも同じような話をする。そういう二重の手間もございますし、反対にその保護が決定になった後についても、やっぱり相談は町の役場の方に最初はしてこられます。うちが受けて、県の福祉事務所と相談するというようなかなり時間的にもロスというものがございますし、やっぱり住民の方にとっては役場が第一ということを感じております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) やはり住民にとっていかに市町村役場が身近で頼りにしているかということであろうかと思いますが、福祉事務所の職員さん、ケースワーカー、特に非常に困難な仕事と高度な知識、経験を要するわけでして、いきなり伯耆町で福祉事務所を立ち上げてもその人的、その頭数はそろえられてもケースワーカーの本当に確保と能力が一番大事だと思うんですが、さっき言われた社会福祉士の資格だけ持っておってもペーパードライバーでは即戦力とならないというふうに思うわけです。


 そこで、職員の研修計画を地道にやって準備を進めていかないと、いきなり開店をしても難しいんじゃないかなと思います。その辺の研修計画とか、それと一つ提言は、実際県の福祉事務所で経験を重ねておられますケースワーカー、そういった方を1年でも2年でも派遣していただいて一緒に業務をこなしていくとか、ある程度安全装置を持っておりませんと事務所だけ開いても非常に余計住民の方に迷惑かけるというようなことが懸念されるんですが、その辺の研修計画はどのようにお考えになっておりますでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 設置を前提にしたような話をし過ぎてもいけないんですけども、研修が必要だというのはおっしゃるとおりです。そう簡単にあしたから書類が回ってきて、簿冊だけ来ればできますよという話ではこれはございません。ということで、この事務を本町に福祉事務所を設置して行っていくということをもうちょっと検討する余地は残ってますけども、基本的にやってマイナスになる事務ではないというとらえ方はしておりますし、どちらかというとプラスの方が大きいであろうと、住民サービスでは。その観点から、22年に設置するということはできませんので、23年に向けて設置をいよいよ、その県の福祉保健部の考え方も財源措置、法定受託事務の原則がどうなるのかといったあたりも聞いてみないといけません。そういったことを聞いた上で例えば23年度から設置するとすれば、4月から当然その福祉事務所内で研修をしていかないといけないだろうなと思っておりますが、22年の4月から行われる町村にあっては、これから研修するということをお聞きしております。もちろん保護世帯の対象世帯が少ないからということもあるとは思いますが、その辺の状況もよく調べてみて、研修計画は組みたい。ただ、23年からとすると、22年の4月から少なくとも9カ月ぐらいは県の事務所に出さないと多分だめだろうなという気持ちでおります。


 それと、あと県からの職員派遣をどうするのかというのは、これも人件費を払って来てもらうのか、指導でただで来てもらうのかという原則のところがありまして、これは一般論として主観で聞いてほしいんですけども、県の福祉事務所のこの業務の仕分けというのをした当時の考え方からいうと、担当課長が言いましたように、町村に引き取ってもらって町村でやってもらったことをいわゆる福祉事務所に上がってきて、若干の法令審査とか行った上で、いわゆる決済系の部分がかなり多くなってきていて、現場、特に伯耆町などの実態は現場の福祉事務所が本来的に現場まで出てきてやらないけない部分を、かなり伯耆町役場はやっておられたというような見方をしていたのも一つ事実でありますので、そういった観点を考えれば、これまでの蓄積は私は少なからずあるだろうというぐあいに思っております。


 したがって、研修を1年なら1年仕組むことによってある程度の人材育成は可能であろうし、その上で県から無料で来ていただけるんであれば、その派遣についても当然協議してみたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) では、この項の最後の質問にさせていただきたいと思うんですが、町村に設置した場合、今のところ交付税で算入ということでありますが、基本的には私は国の義務的な費用として扶助費で措置されるべきではなかろうかなと。いわゆる法律補助といいますか法律扶助といいますか、財源を確定しておく必要があるんではなかろうかというふうに思います。


 県の福祉事務所も交付税なのか扶助費なのかちょっとお尋ねをしたいんですが、最後に本当に何かと議論の多い生活保護費であります。これから減ることはなくて、ますます増大すると思われます。特に医療費保護、介護保護、一般の生活プラス病気になられた、介護状態になられた。たちまちその保護の請求が出てくるわけでして、本当に増大することが懸念されます。


 それと、福祉事務所開設に当たりましては膨大な条例整備とか付随する規則、県からの受け渡し、そういった大変な作業量になると予測されます。今後、全国の趨勢を見ながら、福祉事務所の開設には慎重な判断と十分な準備期間をとって進めていただくように思うんですが、総括的に最後に町長の答弁をお願いいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) おっしゃるとおりといいますか、そのとおりだと思います。ただ、これは新しく発足した政権の姿勢というものが恐らく色濃く出てくることの一つではないかなというぐあいに見ています。その過程で、余りにも地方自治体としてその責任を、いわゆる住民サービスの責任を全うすることを若干妨げるという話はなりませんので、基本的には積極的に取り上げるべきものという整理でまず向かっていきたいというのが第1点と、あと議員おっしゃったように扶助費で、これは法定受託事務ですので、扶助費、いわゆる明確な財源が本当はいいんですよ。いいんですけども、新政権はひもつき補助金やめると。いわゆる地方には一括交付金化で勝負するという話が出ていますので、恐らくこれについてもそういう扱いが予想されるのではないかと。その際には、地方負担については当然地方交付税ですので、それもなおかつ条例設置の場合には県の基準で普通交付税を算定して、それを市制移行といって特別交付税に乗せかえさせる手段なんですけども、普通交付税から特別交付税に、そういう手段なので、一応財源がむにゃむにゃっと算定されることはないだろうというぐあいに思っております。やっぱりこれは恐らく新政権の中の扶助費については一括交付金化の動きがどうなるか、そこらあたりを注意深く見ていきたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) それでは、福祉事務所の項を終わりまして次に有線テレビの早期統合について質問させていただきます。


 伯耆町有線テレビの一元化について、デジタル化にあわせて整備するという方針になっておりましたが、中海テレビと一日も早く統合いたしまして、同一料金で同じ情報を伯耆町民全員が享受できるように早急に統合できないかという質問でございます。


 1点目が、中海テレビとの統合時期はいつごろを予定しておられるか。統合するという方針は決まってるんですが、この辺の何年何月ぐらいまで言っていただければありがたいと思いますが。


 それで次に起こってまいりますのが、統合した結果、料金体系がどうなっていくのかという心配がございます。料金統一の考え方について、具体的にちょっと例示を挙げて質問したいと思いますが、現在の受信料は岸本地区の中海テレビ、ベーシックコース、多チャンネルでございますが、月額2,940円でございます。デジタルコースで3,990円でございます。一方、町営テレビの溝口地区の鬼っ子テレビは多チャンネルで1,575円、一般地上波1,050円と料金に2倍以上、3倍の開きがございます。これはもちろんチャンネル数が違いますから一概に料金だけ論議するわけにいかないんですが、住民の皆さんに払っていただく料金からすれば3倍ぐらいの開きがございます。ただし、岸本地区につきましては合併当初から1世帯当たり月額1,000円の補助、聴視料の減免がしてございます。それにしても、まだ2,940円と倍の料金になります。これは合併前に旧岸本町が基金として積んで合併をしたわけなんですが、既にかなり使ってると思いますが、1年当たり中海にこの1,000円部分が総額で幾らになるのか。それから、平成17年からことしまでで幾ら中海に払ったのか。一日でも早く統合すれば、補助金が少なくて済んだのではないかということでございます。とりあえずここまでちょっと質問したいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 有線テレビの早期統合ということで、まず中海テレビとの統合時期、溝口地域に中海テレビのサービスを導入する時期については、22年の4月から始まって23年の3月に終了を見込むということで現在調整を進めております。


 次に、料金の話なんですけども、これも議員おっしゃったとおりで、旧岸本町の視聴料に対する助成は、20年度決算で1,800万余であります。ですので、平成17年度から20年度までの累計で7,400万余であります。21年度末の累計予定額については9,300万余ということでありまして、基金に幾らあと残があるかというのは、ちょっと担当課長の方に整理させてみたいと思いますので。


 これは旧岸本町が合併前に造成いたしました地域情報化推進基金を取り崩して充当させていただいております。一日でも早く統合すれば補助金が少なくて済んだのではないかということでありますが、これはそのとおりでありまして、早く統合して安い統一料金にできておれば少なく済んだということは言えるだろうと思います。ただし1点あるのは、デジタル化を控えて中海でもなかなかその料金体系、いわゆるデジタルコースの料金体系しか受けないと。それであとアナログのいわゆる一般コースについて募集を停止するというのを決定されたのは去年の終わりごろだったような感じだったですけども、そんなことでなかなかその料金体系というのが提示できてこなかったということも、これ少なからず影響はしておるだろうと推察をしております。結果、今までかかってきた。


 それに加えて、これも議員おっしゃいましたが、合併調整の段階で当面旧町で進めてきた運営方式を引き継いで、合併後5年を目途に一元化を目指して検討を行うとなっており、これにあわせて前述の今言いましたような補助金のための基金が財源として確保されたという経過もあり、これについては統合が今まで延びてきて、その財源として貴重な基金でありましたけどもその目的基金を使いながら使ってきた、軽減をしてきたということについては、今の私の立場としては納得できるというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 斉下課長。


○地域再生戦略課長(斉下 正司君) 平成21年度末での残額になりますが、地域情報化推進基金ということで、21年度末には675万3,000円の残ということでございます。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 済んだことはしようがないんですけども、それでもシステム統合するまでに9,000万余りの補助金をみすみす払わなきゃいけなかったのかなということでありますので、本当に今22年4月というふうに明言されましたが、できるだけ早く統合していただきたいと思います。


 統合に当たってなんですけども、中海テレビ一本になりまして情報も一本化されます。それに3チャンネルの鬼っ子テレビや中海テレビが乗って、町民皆同じ番組が見れるようになるわけなんですが、その中海テレビの新料金の設定について、伯耆町チャンネルのほか地上波のみの低料金設定、これもぜひとも交渉していただきたいし、それから今見てるような多チャンネル、多くのチャンネルを見たいという人もあります。それはそれでもう少し高額な聴視料を払っていただいて見ていただければいい。いわゆる選択肢の幅を広げていただきたいということでございます。


 その基本的な考えなんですけども、少なくとも今、溝口地区の月額1,000円、これより少ないチャンネル数では当然不満があるでしょうし、逆にこの1,000円を超えるような地上波、一番安いプランが1,000円を超えては私はいけないと思いますので、この1,000円以下におさまるような交渉をしていただきたいし、町としてはどのような考えで、これから中海テレビと具体的なこの聴視料の交渉をしていただかなきゃなりませんので、その辺の思いをお聞かせいただければと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これは全体がデジタルになっていくという中で、どこまで見れるんだという話が、私も一視聴者として感じるところが非常に多うございます。特に伯耆町のように高齢化の進んでいる地帯にあって、皆さんが同じものを、数多くのチャンネルをごらんになるというのは非常に少ないであろうし、また逆の見方をすれば、地域の非常に有益なニュースが、それから今情報取得がメディア、インターネットかテレビかいずれかですので、そういった観点でいけば、生活環境ということを重視して情報のソースを多チャンネルによってふやすというのも片や重要な使命であるというぐあいに思っています。


 そこで、まず一番ベーシックなところをどこに置くかというと、これは町のいわゆるメディアに対する関与として、情報発信が適切に行われるべきという考えがありますので、町の基本チャンネル、中海では3チャンネルですけども、それとそれに付随したようないわゆる地上波の再送信がいわゆる一番ベーシックになる部分で、そこについてこれまで月額525円という金額、そういっためどを持ちながら中海テレビさんと交渉をしていますよということをお話をしてきたと思いますが、それについてかなり高い精度で煮詰まってきたということであります。


 また、これについてもこれで実際にスタートするということになりましたら、これは22年の4月から始めるということを言ってますので、そこまでに再度そのバリエーションも含めて御説明をさせていただきたいと思いますが、大体これまで報告させていただいた線で進んでいるということであります。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 今、町長の方から具体的に3チャンネルと。もちろん中海テレビは中海さんが流してこられると思うんですが、それにこのあたりの地上波、これで525円のプランということで、本当に余り多チャンネルを見られない方にとっては本当にいきなり低額になって喜ばれると思いますので、ぜひともこのあたりきちっと詰めていただいて、選択肢をふやしていただきたいということです。最低525円で地上波を見る、それから3チャンネルを見る。そのほかに、あとはもう希望に応じてお金を払っていただいて多チャンネルを契約していただく。望ましい姿になろうかと思いますので、ぜひとも交渉を詰めていただきたいと思います。


 次の質問に入ります。地元企業の育成と入札方法の改善についてでございますが、地元企業育成のため、建設工事や備品等の購入、印刷業務について、できるだけ地元企業に発注したいと常々言っておられるわけなんですが、具体的にこの程度の工事、仕事は地元にお願いしているよという基準のようなものがありましたら、まずそれを説明していただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 最初からちょっとすれ違うような話になるかもしれませんが、基準という基準を、いわゆる明確な文章規定のような基準を設定しておりません。ただ、指名競争入札を行う場合、指名審査の委員会の中でそういったことを重視しながら進めております。これは建設工事でありますが、それ以外にも備品購入や入札業務のお話があったようなものについても、考え方は基本的には同様でございます。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 特に建設工事については先般発注状況をいただきましたが、それなりに地元の建設業さんでできることは地元、プラス米子、西伯郡の業者をお入れになっておやりになってるようですし、町内企業だけで入札していらっしゃるケースもありますので、それはそうかなというふうに思いますが、こんだけ本当に仕事量が減ってまいりましたので、地元でできる仕事はできるだけ地元の企業に発注していただければというふうに思います。


 米子市の例を申し上げて申しわけないんですが、米子市の特に印刷業務などは市内に本店を置く企業というふうにもう明言されてるケースが多くて、他町からは入ってこれないケースもあります。それからもちろん簡易な修繕工事、500万程度の土木工事についてもほとんどの場合、米子市に本店を置く事業者に限るというようなことを設けておられますので、その辺はもう少し枠を広げていただいて、できるだけ地元でできることは地元でお願いをしたいと思います。


 そこで、建設工事や測量設計、いわゆる入札に付された結果、その入札の結果をホームページで公表されるお考えはないかどうかお尋ねをいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これもこれまで何回か意見をいただいておりまして気になっていたところでして、他団体の状況を見ながら検討してきました。これは今度24日の全員協議会においてホームページへの公表の仕方について考え方を示させていただいて、議員の皆さんの御意見をちょうだいしたい。それで了解が得られれば、即刻実施に移したいと思っております。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) わかりました。ぜひとも結果なんで、どういう企業さんがどういう入札を入れられたか、どういうメンバーでおやりになったか、そういったことが一目瞭然わかりますので、ぜひともそういった公開をしていただきたいというふうに思います。


 次に、3点目の焼却場とかリフトの、ほとんどこの2つに限っていただいて結構なんですが、機械設備の修繕工事、数千万単位のものもあります。こういった余りなじみのないもの、土木ですと町の職員が設計をしたり外注に出して設計したり、建築ですと建築事務所に発注をして設計をしてもらったり、建物なんかは工事管理、施工管理まで委託に出しておるわけなんですが、こういった機械設備の修繕工事のいわゆる起工設計はどのようにしてつくられているのか説明いただきたいと思います。


 後段の工事発注は指名競争入札かとか3年間の状況、資料提供を求めておりましたが、本日いただきましたのでここのところは資料の説明は不要でございますので、こういった焼却場、リフトの機械設備の修繕工事の起工設計というのはどのようにしてつくられているのかお聞きをしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 焼却場、リフトなどの修繕工事の起工設計の話ですけども、これについては設備の設置業者など、いわゆる専門業者ですけども、見積もりを依頼して、それをもとに起工設計書を作成しているということでありますし、入札のとこまで言われましたでしょうかね。


○議員(6番 細田  栄君) いえ、そこだけでいいです。


○町長(森安  保君) 設計を作成をしております。


 それと、せっかく準備しましたので入札の状況をざっとお話をさせていただくと、建設工事総体でいいますと平成18年度が71件あった。19年度は40件、これは随分財政健全化などの関係で減る。20年度についても26件ということで、全体で137件であります。あと町内業者さんが落札されたものが102件ということで、随分町内の事業者の方は努力していただいております。平均落札率も、18年度が96、19年度も96、20年度は95というような状況で、伯耆町のこれまでの例を聞いてみると、起工設計をつくって入札の予定価格に行く段階でのいろんな検討ですとか設計書をつくる段階でも相当シビアな積み上げを図っているということがございまして、かなり事業者の方にとってはある意味厳しい価格競争もいただきながらやっていただいているなという感じを持っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 今、全体的な入札状況を説明していただいたわけなんですが、私が今回お尋ねしたい、指摘をしておきたいのは、焼却場とかリフト、非常に町に技術者がおりません。こういった工事を発注するに当たって、本当に公平性やら競争性が十分発揮されているのかなという論点で質問をさせていただきます。


 18年度の清掃センター、100万以上の工事が3件ほどございます。いずれも1社見積もり随契、3社見積もり随契、いわゆる随意契約で契約をされております。炉体の耐火工事が409万5,000円で99%、それから灰出しコンベヤーのチェーンの改修が1社随契で174万3,000円、98.8%、耐火物のほかの修繕工事が785万4,000円で99.7%。同じく19年度は全部清掃センター1社随契でございます。それから、20年度も入札は1件もなくて2社または3社によります随意契約でございます。


 それから、いろいろ議会でも論議をさせていただきましたリフトの修繕工事、平成18年、1社随契で409万5,000円、予定価格どおり100%の随契でございます。1社ですから、こういうことになるのかなと。それから19年度、第3リフトの減速機1,186万5,000円、99.1%、3社の随契でございます。20年度のリフト、1,764万円、3社見積もりの随契ですが98.8%。私が申し上げたいのは、せっかく相見積もりとか今町長の方から設置業者、いわゆるメーカーさんの見積もりをもらわれて、それを起工設計書に書き直しておると。3社、複数以上の見積もりをとるためには、仕様書とか使用材料の一覧とか、それから当然工期とかそういった設計書がないと見積もりする側は見積もりできないと思うんです。そうすると、もう少し頑張れば入札に付される設計書ができるんではなかろうかというのが1点。


 それと、逆にメーカーさんに設計書をつくってもらって、その設置メーカー以外のところで工事をしていただく。そして設計をしたところが建築のように施工管理、工事管理までやっていくというふうになると緊張感もできるんですが、今この資料をいただいてる限りは、設置したところが見積もりを出して、工事のメンバーに入って随意契約で落札をしてるというように見受けられるんですか、その辺はどうなっておりますでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 小村課長。


○地域整備課長(小村 恵吾君) 見積もりの関係でございますけど、緊急に必要により競争入札に付することができないという理由で随意契約を行っております。


 先ほど町長お答えいたしましたが、機械設備の修繕工事というのは緊急なものでございまして、なかなか入札まで持っていくわけに時間の余裕がございません。機械等をとめるわけにもいきませんので、どうしても随意契約で緊急に直さなければならないというのが実態でございます。


 それから、メーカーに設計書をつくらせてほかの業者にやらせてはということですけど、やはり機械設備につきましてはメーカーの特殊的なもの、そのメーカーでなければ直せないもの、そういったいろんな条件がございまして、なかなかほかの業者では手が出せないというような実態もございます。以上でございます。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 焼却場については突発のことも想定できるんですが、このリフトの大口につきましては19年、20年、1,000万を超えるもの、これは突発でやってるわけではなくて、当然予算要求もありましたし予算をする段階、または予算が通ってからでもいいんですけれども、1社随契もありますし3社随契もありますし、逆に言うと焼却場はもう来年で、23年からは使わないということもありますので、リフトは今後のこともありますので今後毎年数千万ずついく可能性もありますので、突発だから随契したというのは乱暴過ぎるんじゃないでしょうかね。もう少しできるだ入札に付すように努力していただきたいなと思うんですが、絶対入札できないのかどうなのか、その辺がちょっと私まだ理解できません。


○議長(長谷川 盟君) 斉下課長。


○地域再生戦略課長(斉下 正司君) それでは、リフトについて状況を御説明させていただきたいと思います。


 まず、基本的にリフトはプラント設備と同様でして、設計、製作、施工というのを一体的に行います。これにつきまして、その現場に合わせた設計なりメーカーによりましてそれぞれが独自に機械とか備品とかを組み合わせていってつくっていくわけです。そうしまして、何かの部品を交換するというときに、他社の部品では規格が合わない。それに合わせるためには、周辺の部品も交換しなければいけないというようなことが発生してまいります。それを行って仮に修繕を行ったとしても、何か事故があった場合にはではどちらの機械が原因だったのかというようなことが非常にあいまいになってくるというようなことが考えられます。


 それと、一番大きな問題といたしまして、日本のリフトのメーカーが現在3社となっております。海外にもメーカーはあるんですけども、日本では大手さんと言われる会社は3社しかありません。仮に先ほど見積もりをとったところに設計監理を任せるということを行いましても、先ほど申し上げましたようにプラント設備としてそれぞれが自分ところの規格でやるものですから、他メーカーの規格がわからないというようなことも発生いたします。できたら入札にかけたいんですけども、そういった諸状況を勘案いたしますとなかなか難しいというのが実情でございます。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) ということは、最初につくったメーカーが部品を提供してくれないという意味でしょうか。部品が供給できるんであれば、そのつくったメーカーが設計をして、そのとおり施工させるのは工事屋はだれでもできるというふうに思うんですが、その部品の調達ができないから足元を握られて入札に付せないとしたらこれはゆゆしき問題だと思うんですが、部品の供給は受けれないという意味ですか。


○議長(長谷川 盟君) 斉下課長。


○地域再生戦略課長(斉下 正司君) 当然部品の供給はやってくださいというお願いすればできると思います。それは当然できると思うんですけども、もう一つ、リフトの修繕をする場合には、この修繕を陸運局の方に届け出て許可をいただく必要があります。その際に、そのプラント設備と申しましたこのリフト全体がどの部分が修繕で、他への影響はどうなのかというようなところも陸運局の方へは報告を求められます。したがいまして、他の例えば大手さんでしたら対応がもしかしたらできるのかもしれませんけども、それにしても時間がかかり過ぎる。それから手間暇とお金を考えれば、やはりどうしても機械設備を設置した業者の方が有利になるということは否めないと思います。


○議長(長谷川 盟君) 細田議員。


○議員(6番 細田  栄君) 近くの例で、伯耆町にあります西部広域のリサイクルプラザ、灰溶融施設、それから米子市の浄化場、これも従来は、今、斉下課長が説明されたような形でやっておったようでございます。しかし、いろんなことがありましたけれども、数年前から基本的にはすべて入札というふうにやっておられます。リフトとの違いはありますが、焼却施設、灰溶融施設、いずれもすべてプラントであろうかというふうに思います。そちらの方で実際できてる事例もございますので、今懸念いたしますのは、もう言われたとおりお金を払うしかないように、その競争原理が全く働かないように見えるんですよ。そのあたりはもう少し掘り下げていただいて、どうすれば適正な契約ができるのか。南部町さんの清掃センターなども設計はどっかセンターにお願いして設計をされたり、ある程度そういうものが入ると価格のチェックもできると思うんですよ。今はもう本当に見積もりもらって、それを起工設計にしたら言いなりじゃないですか。だから少なくとも同じとこが施工するにしても設計をどっか外部でちょっとチェックをしていただいて、当然お金は要ります。で、この価格は適正かどうかという検証はやっていただきたいなと思いますので、最後にそのお答えいただいて終わりたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) まず、できることはやりたいなというのはそのとおりでありますし、私も疑問を持って担当者から、例えばリフトとかも聞きましたが、リフトについてやっぱり最後に、あ、これはと思ったのは、さっき担当課長が2回目に言った陸運局、いわゆる輸送の施設の安全性、そこらあたりで、ううん、これはちょっと厚いなというような感じを持ったという次第であります。


 あと、通常の修繕などについていわゆる突発的でないようなもの、例えば焼却炉ですとかそういうものについて、リフトももちろんそうかもしれませんが、他団体の様子などもちゃんと勉強した上でできるところは改善を加えたいというぐあいに思います。


○議員(6番 細田  栄君) 終わります。


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○議長(長谷川 盟君) 休憩いたします。


              午後3時41分休憩


     ───────────────────────────────


              午後3時50分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 お諮りいたします。本日の会議時間は、一般質問を午後5時以降も行うため延長いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(長谷川 盟君) 御異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長いたします。


 次に、12番、幅田千富美議員の質問を許します。


○議員(12番 幅田千富美君) それでは、通告に基づきまして町長、教育長に対しまして4点質問をいたします。大きくいいまして、この不況のもとでの雇用問題、誘致企業の従業員地元優先雇用について、そして教育委員会の教育検討会の答申、これへの対応について、そして3点目は国保の医療費窓口負担の減免制度創設について、そして最後はHibワクチンの公的接種について質問をいたします。


 最初に、誘致企業の従業員地元優先雇用についてお尋ねをいたします。


 今回の選挙で、国民も町民も自公政権きっぱりのこの審判を下しました。そして鳩山新政権が誕生し、新しい歴史の1ページが開かれました。大歓迎です。私たちも、国民の願いが届く政治へとよいことには大いに賛成をし、そして悪いことにはちょっと待ってよ、この反対の態度、そして住民の目線から問題点をただして、国民が主人公、この新しい政治を目指して一層奮闘する決意でございます。その立場から、町政に責任を負っていらっしゃる町長に対して今回4点の質問を準備いたしました。


 最初に雇用の問題でございます。深刻さが増しております雇用情勢、これを改善するためには国と地方自治体の緊急雇用対策、そして景気対策、これが急がれます。労働者派遣法の抜本改正、国と地方の緊急雇用の対策の実施、急がれています。


 町内の誘致企業が進出協定に基づいて地域貢献を求める立場から、工場進出に当たりまして進出協定第5条で従業員の地元優先確保、これをうたっておりますけれども、その点についてお尋ねをいたします。


 これまでも何度か誘致企業、地元企業との定期協議を持って、地域改善への社会的貢献、情報交換など果たされるように対案をいたしてまいりましたが、どんな進展を見ておりますのか。そして、各誘致企業、地元企業の状況把握、どのようになっているのかお伺いいたします。


 新町合併直前でありましたけれど、旧溝口町で操業開始となりましたコカ・コーラウエスト大山プロダクツ、07年度では62人中の22名が町内の採用ということでありました。その後どうなっておりますでしょうか。今回、日量4,000トンの水をくみ上げて商品化して販売をする。総工費10億円を投じて倉庫を増設する。そして10月の上旬には稼働するということで、この際の地元の雇用、優先して採用するという報告でありましたけれど、どのような状況になっておりますでしょうか。


 少なくとも、進出協定に基づいての地元雇用といいますと、住民の皆さんの認識では50%以上というのが言葉どおりであろうというふうに思いますが、どのようでしょうか。


 そして、今後の雇用についてでありますけれど、ごらんのとおり大変な失業者が出ています。企業の倒産、そして誘致企業の撤退もありますし賃金の不払い、このような状況も参っております。雇用状況は若者を中心に大変な状況になっています。私、調べましたけれど、20年度の社会保険から国民健康保険にかわられた方が、若い人を中心にして、もちろん定年退職の方もありますけれど250人を上回っているという状況にありまして、深刻さを感じております。ぜひともこの新規採用に当たっては中途採用、新卒も当然でありますけれど、中途採用についても対象にされていくというような話し合い、その姿勢について町長の御姿勢をお尋ねいたします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 雇用対策というお話でとらえたいと思いますけども、できることとできないことがありまして、雇用対策は国の事務でありまして、組織が地方にも設けられております。労働局、ハローワークですけども、労働問題、先ほどおっしゃったような賃金関係のトラブルについては労働局が当たる、それから雇用開拓についてはハローワークが当たるというのが基本でありまして、基礎自治体としては地元に企業がなるべく来ていただけるような雇用の芽をつくる。それから、その企業さんとのやりとりの中で、地元をなるべく優先して使ってくださいよというお願いをするということが基本的な基礎自治体としての雇用への取り組みであります。


 その中で、ちょっと順序はどうなるか、逆になるかもわかりませんけども、まず5割以上地元で雇用してもらうようにという話について、この数値目標を入れることについては恐らく労働関係の法律に違反するというぐあいに思います。ちょっとこれはできかねるんじゃないかなと。もちろん気持ちとしてはなるべく多く雇用してくださいという態度で向かうわけでありますけども、それを何かの条項で残していくということについては、これは否定的な見解というか、恐らく世間的な常識もそうだというぐあいに思っております。


 それから、雇用状況ということで、地元の雇用状況をざっと持っているデータでお答えをすると、町内の工業団地などに進出された企業さん、それから進出に当たって、コカ・コーラもそうですけども、町がお手伝いをした企業さん9社というところで見ると、その雇用状況は約300名近い職員がいらっしゃまして、町内の方の地元の雇用状況ということでいくと37%ほどであります。これが高いか低いか、私は非常に頑張っていただいているというぐあいな評価をしております。


 それから、特定の企業さんでおっしゃいましたコカ・コーラウエスト大山プロダクツにおかれては、総職員の方が41名いらっしゃいまして、それの中で町内在住者の方は15名、率でいくと約37%でございまして、これも努力をいただいているというぐあいに思っております。


 それから、新卒も対象にというのも、これも現在の厳しい雇用情勢というのはこれは企業さんも当然共通認識でありますので、当然のこととして企業としても考えていただいていることだというぐあいに思っております。以上です。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) 37%で、頑張ってくださっているということであります。以前、住田町長の場合にもお尋ねをしました経緯がございまして、その点からすると若干前進している面もありますが、大山プロダクツにつきましてはむしろ減ってきているというふうに思います。これは恐らく正職員の数というふうに把握させていただいてよろしいでしょうかどうでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これは正職員の方が37名と、非正規職員が3名の方、合計して41名ということであります。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) そういたしますと、むしろ当初よりも下がっているなというのが実感であります。私が申しておきたいのは、誘致条例も準備をいたしまして、そして雇用の場を確保するということで、もちろん町の固定資産税の減免も3年するということであらゆる努力をして貢献をして、そして例えば20年度には埋蔵文化財の試掘調査費も町費で出そうということを行いました。


 そして、大山プロダクツさんの進出に当たりましては県の条例適用ということで、これも二度ほどの大きな1億を超える援助金、交付金を受けて進んでいます。私が申し上げたいのは、本当に大きな資源を1円の水源税も取らないで、雇用の場を確保するのだということで誘致してきているその会社が、やはり企業の責任に当たって、前回もこの企業の全貌について、経営実態や世界の中での水企業の中で5本の指どころか1番、2番の企業でありますから、それにふさわしい社会貢献をなさっていただくようなことをやっぱり町長として求めていただきたい。こういう状況でありますから、やはりそういう企業が入っとっていい町だなということが言えれるような状況をつくっていただきたい。今、先ほども言いましたように10億からかけて、また当初2,000トンであった水を4,000トン丸々でもくみ上げれるような状況をつくってきているという状況の中でやはりそこは雇用の場を確保ということになれば、まあ大体半分は町民を採用していただくというのが住民の皆さんの思いだと思うんですよ。でありますから、やはりそこはきちんと目配りをしていただいて、襟を正して、雇用は確かに国の責任でありますけど、そういうことを準備して万端整えてここに来てくださっているということでありますれば、やはりそこは毅然とした態度で交渉していただく、県にも指導を求めるというような状況も、ハローワークへのお願いもしていくということをしていただきたいと思うんですけれど、そういった要するに働きですね、町民の雇用の状況の中で、今、新しくそういうことが出されとって、町民の皆さんもやはりそれができるから、働く場ができるのでいいなと何か救いの女神のように思っていらっしゃる。それにこたえていく姿勢というか町政が今求められると思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 何となく労働行政、いわゆる企業経営に労働監督で町が規制をせよというようなお話に聞こえてしようがないんですけども、私はそういうつもりはございません。企業活動の中で、当然地元貢献というのは考えていただいているのは事実でありますし、先般、若干の反対もございましたけども基金もいただいて、それを地域振興に役立てるというような活動もしております。


 それから、企業の取り組み、これの取り組みが後退したというお話をされましたけども、物すごく大山プロダクツの社長さんは気にしていらっしゃって、お会いするたびに今の状況はこうなんですよと。これは例えば職員が結婚されて、一時的にちょっと住居が必要になるので市部に転出しないといけないんですよということで、ちょっと数が率が落ちて申しわけないですよというようなところまで気にかけて企業活動していらっしゃいますよ。それについて、私はありがとうございますと。やっぱり町内の雇用について、これ以上の維持をぜひお願いしますという話をいたしますが、5割以上にしてくださいというような話を、それを数値目標として掲げるというのはいささかどうなのかなというのが第1点と、どうしてもその企業の活動というのは囲い込むわけにはいきません。労働というのもいわゆる流動的なものであります。ですから、当然町の方も他の町または就業の機会というのはやっぱり幅広いわけであります。そういったところの労働市場、西部圏域で全体労働市場がもう少し膨らんでいくということが基本的には求められることであります。町内の企業におかれて議員がおっしゃったようなことを全く考えずに、町内、もうそんなもん関係ないと。どこでも従業員さん雇うときには、もう全然そんなことは意識してませんよと言われるところは一つもございません。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) そんなことを私は申しているわけではないのです。町が誘致企業に当たっての計画と、それから条例に基づいてどうであるのか、それから定期協議を行って懇談も行って、そういった働きかけを町長さんが先頭に立ってやってくださいよということでありますので、そんな命令したり企業の中に入って人事まで権利をかさにというようなことを言ってるわけではなくって、やはり迎えた町としての特区の政治姿勢というのを問うているわけでありまして、その点については間違えないでください。私は、法を侵してまでやってくださいなどと言ってるつもりではありませんので。


 時間がありますので次に行かせてもらいます。


 2点目であります。伯耆町の学校教育検討会答申への対応についてお尋ねをいたします。


 午前中の討論の中で、勝部議員そして幸本議員の御回答があった中で、私もさまざま受けとめさせていただいたところでありますが、深める立場から討論したいと思います。


 まず第1点目に、八郷と二部と日光を分校にして5年から岸本と溝口、小中一貫教育にするということで、溝口の小学校、中学校を新しく建てかえるという答申になっています。


 そこで、まず最初にその小中一貫学校というのはまだ名前は決めないと。中身については検討委員会でということで、教育プログラムは後日ということでありますけれど、学校の建築は同敷地内にその小中一貫校を設置されるという中身なのでしょうかどうでしょうか。教育行政についてはお伺いいたしましたが、そこをまず最初に確認させてください。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) まず小中一貫校、溝口について同一敷地内にということかどうかということでございましたが、濃い小中一貫教育ということを進めていくということで、一体型のものを設置して進めていきたいという検討会の意向でございます。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) それでは、そこを念頭に置いて質問をさせていただきます。


 まず、小中一貫教育の県内の実施例、午前中も出ておりましたけど、鳥取の湖南学園、これが1校あるということでありますけれど、大変な苦労をして運営されているというふうに聞き及んでおりますけれど、この県内実施例と、そのメリット、デメリット、この間の教訓、どのように受けとめていらっしゃるのか、その点まずお聞かせください。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 湖南学園につきましては、初めは小学校と中学校それぞれに校長を配置して移行に取り組んできて、そして昨年度からですか、1人の校長で運営するように、そして副校長を置くということで体制をつくって進めてきております。


 この小中一貫教育を進めていく上で大変だと言われるものは、やっぱり新しいものをつくっていくということで、大変苦しい部分もあったことと思います。あそこの学校のホームページ等でも取り組みの状況というようなことが公開されておりますが、現在、私どもの町で考えていきますものについて、そういう体制を、今事例もいろいろ多くなってきております。日本でいろいろ進められている。鳥取県内は今それぞれの町が中心ですけども、小中一貫教育を進めていこうということで検討を始めるかどうかというような段階でございます。そういう点で、私どもの方もこれから先どういう姿の教育をしていくのかということについていろいろな情報を集めたりしながら、伯耆町の中でも溝口地域、岸本地域それぞれの学校の地域の特徴、そういうものを把握してつくっていきたいというように考えております。


 特区でやっていく部分については、特にいろいろな部分での工夫もしながらされておりますけども、そういうことも一通り学習指導要領で小学校の1年生から中学校までの定めもございます。そういうものを特区として取っ払ってやっていくのかどうかということも含めて、これから検討していきたいと思っております。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) 私、今回7月の1日に発行されました教育振興尚徳会という会報を今持ってきておるんです。そこに木下学園長さんが書いていらっしゃるんですけれど、この学校も昨年度から開校した学校でありまして、そして全国からいろいろ視察が来られるということで、そこに視察に来られるときには大体財政問題で視察に来ておられると。小学校も中学校も一緒だから安うて済むだろうということで、どうなっとるかいなという感じで来ておられるけど、教育とはそういうものではないですぞと。この間にどれだけの努力をしてここに至ったかと。開校するまでの準備が大変なことであったというふうにおっしゃっているんです。そして20年度湖南学園が誕生して、昨年度は先ほど言われたように別々校舎で教育をされたけれども、ことしはもう校長も副校長も教頭も各1名体制、小学校、中学校の中で1名体制でいって、運動会も行ったと。そうしましたらば、小学校の低学年、中学年は必死でするんだけれども、もう高学年、中学生は最初のスタートはよかったんだけど、本気で走っとらんというような、中学校、もう大きな子供とよちよち歩きの幼稚園から上がったような子供と同じ学校で教育するということの一体感の醸成の難しさということを痛い目するほど感じ取っておられて、だがしかし教員のさまざまな検討会やミーティングやら何やらでそこを突破するようなことをやってきているということで、先生が急激に力量をアップしたというような点が書いてあるんだけれど、いずれにしてもこの教育の厳しい現状の中で先生も本当に、一番教育界で先生が病人が生まれてきているという状況の中、そして大きな学校になればなるほど不登校の子供が生まれたり、細かいところに目配りがいかないというようなところの難儀な点もいろいろあって、それを突破しなきゃいけないという課題もはっきりとおっしゃっているわけでありまして、本当に研究課題なのかなという点があります。


 それともう1点、後お聞かせ願いますけれど、住民のアンケート、住民合意なんですけれど、この町民の教育アンケートに基づいた結果であっただろうかということなんです。これを見させていただきますと、確かに1,283通しながら800弱の回収で62%の回収のその中からも読み取れる皆さんの声は、圧倒的な人が現在の小学校の配置を見直さず校区を再編する、他校との交流を進めて現在の配置を維持する、小学校は地域の拠点なので現在の配置を見直さない、どのアンケート結果でも55%以上、もう2つの小学校にしなさい1つの小学校にしなさいちゅうのはわずかなものというのが結果なのですよ。そういう状況の中で、しかもアンケートに小中一貫校ということが一つもうたってない結果で、先ほど言われたようにこの小中一貫校についてのアンケートは教員だけとったというふうにおっしゃいましたけれど、いずれにいたしましてもこれは大変な内容を含んだ検討の答申であり、しかもこの小中一貫校、住民の方に聞きますと雲をつかむような話だと、何にもわからんというふうにおっしゃっています。これを先ほどの午前中の討論を聞きますと、決めていただいてからビジョンを明らかにして住民に説明をして理解を求めるというふうにおっしゃいますけど、教育のあり方、教育の権利は地域住民一人一人、国民一人一人、子供にも権利があるわけでして、そこの合意は、町長さんも言われたけど住民投票もしなきゃいけないというふうなことをおっしゃっておりましたけれど、それだけ重いものがあるなということであります。


 そこの検討結果と説明をどんなスピードとどんな厚さでしていかれるのか。そしてしかも県内には実績経験もメリットもデメリットもまだはっきりしない、去年でき上がったものだけの鳥取県の教育委員会の中での実績状況の中で進めていいものなのかどうなのか。そこら辺でのざっくばらんな教育長さんの見解、ぜひとも聞いておきたいと思いますがいかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 先ほどの議員が御指摘になりました小中一貫教育ということについては、教員にしか聞いてないがということでございました。教員だけに聞いたというのは分校のことについてでございまして、小中一貫教育ということについては特に聞いておりません。


○議員(12番 幅田千富美君) わかりました。


○教育長(圓山 湧一君) では、その住民合意ということについてでございますが、このたびこの答申が出てこれから先、これを一たん保育所、小・中学校の子供さんを持っておられる保護者の方を対象に小学校区ごとにすべて説明、一たん検討会の答申ではこういうふうになっております、それとあわせて検討会の中でぜひやろうと言われた小中一貫教育、このことについての説明をさせていただいて御意見をいただく。そしてその御意見をまとめて、そして専門委員会等で焦点を絞った形で課題に向かって資料をつくっていただく。そしてこの小中一貫教育といったときに、それぞれの方が思われるものも違っているだろうと思います。今年度は一通り皆さんに案内もいたしましたけども、僻地教育の鳥取県僻地教育研究会の方で勉強する中で小中一貫校の取り組みについて勉強しようということで、たまたま日光の小学校の校長が会長をしておりまして、そういう役員の中の打ち合わせてで愛媛県の松山にあります、ちょっと間違っておったら済みませんけど日浦小・中学校だったと思いますけど、そこの校長先生に来ていただいて、それを立ち上げるまでの経過、それから立ち上げてからの現在までの経過、そういうものについてもお話を聞きました。


 それから、ことしの夏の8月11日には町の教育振興会の研修会ということで、夏休み中にこれは東京で先進的に取り組んでおられるところから校長先生に来てもらって、伯耆町の保、小、中、そういうところの先生方を対象に、また広く案内をしてぜひ来てみてくださいということで広報もしたことでございますけども、ここでも一通りいろいろなイメージを抱いていただくような研修をしております。そういう点で、学校の先生方らを中心に今頭の中にイメージとしては次第にそれぞれが像を描いていただいているじゃなかろうかなというように思っております。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) もう既に、教育委員会の方では小中一貫校の方の研究をどんどん進めていらっしゃるということであります。私もその同校に勉強させてもらいに行かせていただきました。その内容についてはある程度知っているつもりでありますが、しかし町長さんにお尋ねしたいんです。これまで旧溝口町も岸本町も学校教育施設の整備というのは大変封建にやられておりました。それはリゾート開発型の町政が続いてきた。これは国の誘導によるものでありましたけれど、この間、私も議員をしておりましたから手のひらに乗せるほどよくわかっております。本当に学校関係者の皆さん、校長先生、PTAを初めとして毎年毎年学校の施設の改修や耐震化のことについて陳情書も上がっていました。議会でも検討したこともあります。そして提言したこともあります。


 がしかし、それにさばりつかないで、やるやると言いながら合併協議会では5年以内に各学校の、合併してそれをきちんとするということを言いながら今回まで来ています。そして、学校耐震化工事は前教育長さんは5年以内に耐震化して、教育施設を改修します、住田町長も合併協議の中でその建設計画の中にその改修計画も入れてきたというのが経緯です。がしかし交付税が減らされて、そして健全化計画を立てられて、そして二転三転してとうとう文部省は中国の四川省のああいったこともあって耐震化診断を早くせよと。そしてしかも26年までにやった場合にはかさ上げをしてやるぞということを言ってくださっておりますが、降ってわいたように教育検討会がつくられて、その検討が1年半もかかってされてきてるということで、むしろ溝口の学校の教育の施設を耐震化工事するというのではなくて、新しいものを建てようかというような話に今なってきているということで、この検討会がもとを正せば文部省が合併とあわせて学校統合の柱を、文部省というよりも財政の方ですよ、総務省の方でそういったところからの号令もあって、骨太方針もあってこういったことがどんどんどんどん進んできているということなんですけれど、町長にお尋ねしますが、この新町建設計画5カ年以内というような改修になってここの段取りに来てるんですけれど、耐震化診断の結果、溝口の小学校、中学校、岸本の小学校、この基幹校になります学校の耐震化工事の方向はどのようにお考えでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 教育委員会の御検討を待つということです。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) やはり前町長さんがもうその道筋を立てて、そして検討される委員さんのメンバーを見て、年をとった人だななんて勝手なことを言っておられたようでありますけれど、本当にその検討委員さんの中には子供を抱えて教育の最中にあります、そして分校化をターゲットに上げられている八郷の小学校の父兄も二部の小学校の父兄も日光の小学校の父兄も参画していないところで、蚊帳の外でどんどんその話し合いが進められているというのが本当にいいものかということなのです。


 私、いろいろと聞かせてもらっていますけど、今までの話を見ましても、アンケートの結果からしましても、住民から要望が出たものではない。行政側の一方的な提起によって検討がされたものである。委員の皆さんも17回も議論をされましたけれど、結局は財政問題の方に行かざるを得ないということで、苦渋の結果がここに出てきているというふうに思えるわけです。そして地域の皆さんは、この議論の中で地域が活性化されるものでなくって、特に分校のターゲットに当てられている地域の皆さんは非常な悲しみと動揺と不安、これが広がっています。決して地域の振興にはなっていません。いっても、この教育をかかる上ではやっぱり学校の教育、子供の教育、教育とは何ぞや、教育に与えている影響はどのようなことなのか、地域の核としての役割は学校はどうであるのか、住民合意は欠かせない、この3点がどうしても中心になって、住民がみずから選ぶような学校をつくっていかないといけないわけでして、そういった点では手法においても検討の内容においても本当に希望のあるものではないというふうに思います。


 先ほど午前中、勝部議員さんがおっしゃいましたけど、私もこの検討はこれで終わりにして中身をどんどん進めることはない。本当に地域の皆さんが言っていらっしゃるんですよ。できるところまでやってください。そしてあれで困るんだったら他校との交流学習も進めてくださいとおっしゃって、全国見ますと1カ所の学校が50人以下の学校がたくさんあるんです。高知県なんかはもう5割以上がその該当です。佐渡島なんかはもう5人とか7人とか8人の学校もあるんですよ。そして地域を守っている。


 言いたいのは、財政問題といいますけど、文部省、国のお金と県のお金で人材は確保されている。学校の施設の改修についても国が援助してくれる、国の責任なんですよ。今、新しい政権は高校教育の無償化ということをしっかりとマニフェストに掲げられています。もう中学校義務教育はもちろんそうですけれども、高校教育についても無償化、高校全入の方向に行く、こういうのが当たり前ですし、それから世界の状況の中でももう学校教育、教育の公的支出というのはそれこそ経済協力開発機構、OECDですね、これの28カ国中の中で一番最後から2番目、トルコの次なんですよ、日本は。未来の子供を教育するところにお金をかけない国になった、異常な国になっているんです。ですから、そこで日々頑張っていらっしゃる教育関係者や父母やその地域の方々の苦しみがここにあるわけでありまして、今どんどん進めることはない。しばらくこの25年、6年の間にしっかりと状況を、今、子供に対して真剣に向き合う、いい教育をしていく、ここにこそ力を入れて、そしてそういう状況になったときは地域の皆さんがそれは3人でも5人でもやってごせなんて言われません。地域から声が上がってくるんですよ、そういうときには。そこまで待つ、そのことが必要。そのことの方がうんと財政状況からもいいです。


 ですから、溝口の小学校も中学校も岸本の中学校も耐震化診断した結果に基づいて耐震工事をしていく。仮に新しい学校を建てるにしても、そこは何かのコミュニティーセンターになって使えるんですよ。それを投げといて新しいものにしたらめぐか何するか、より地域が荒廃していくことにつながっていきますので、私は今ここは凍結すべき、状況を見るべき、このことをまず提案しておきたいと思います。


 そして、3点目に行きます。3点目は、国保の窓口の一部負担、3割負担、これを減免する制度の創設、これについてお尋ねをいたします。余り時間がないようでありますから。


 今、高過ぎて払えない国保税ということで払えない方がたくさん生まれているというので、全国では453万人が払えていない。そして5世帯に1世帯が滞納しているという深刻な異常な事態になっている。これは国がこれまで、80年代までは50%国が負担していましたけれど、この骨太方針、福祉切り捨てという状況の中で今27%まで減らされてきている。それをそっくり国保税の住民に負担かけてきている。このことから、大きな負担になってきているわけです。そして払えない人が蔓延している。この経済不況の中で仕事もなくなったということで、本当に医療にかかるときにこの窓口負担が大変なことになって命を落とすということだって生まれてきているというのが現状でありまして、そして医療機関の中でも大変な滞納が大きな社会問題になってきているということでありまして、厚生労働省がこの間の国会の共産党の小池議員の答弁で厚労省の舛添大臣がセーフティーネットの観点からもこういった制度をやりたい、検討するということで、要するに医療の窓口の負担が払えない生活困窮者に対して、認定された方にその医療費を減免するという制度をつくっている自治体が、合併しましたから幾らになりましたでしょうか、1,800幾らの基礎自治体になりますが、そのうちの55%、1,003の自治体がもう既にその制度をつくっているという状況の中で、国が半額補助しようということを明言いたしました。そして、この7月には厚労省の方から通達が自治体の方に来てると思います。うんとそこら辺を配慮した運用にしなさいということで、モデル事業もこの10月から、9月からかな、始まるという事態になっているんですけれど、町長さん、この前回の国保引き下げの点についてお尋ねしたときにも言いましたんですけれど、ぜひこの制度をつくって生活困窮者を救済していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 前回のその国保の国庫負担率が下がったときのことは説明しましたが、再度誤解を解きたいと思いますので説明させていただきますが、あれは三位一体改革によって県への税源移譲がなされて、県がその調整交付金として各保険者に交付するという制度に変わりましたので、国の負担が切り下げられたものを国保加入者にそっくりかぶせたというのは誤解でありますので、これは御認識を変えていただけたらと。数回続いておりますので、公式な議場でありますので変えていただけたらというぐあいに思っております。


 あと、一部負担金の減免制度、確かにこれはことしから厚生労働省において各都道府県においてモデル事業を実施して、その結果を検証して、22年度には運用のための一定の基準を出してくるというぐあいになっております。ただ、これは窓口負担ということではいわゆる窓口での医療機関と、それから当然診療を受けられる方にとってはこれはいいことなんですけども、2分の1は保険者負担になりますので、これは当然国保財政を圧迫する要因となる。そこのところは再度、これからどんな基準が出てきて、それに対して本当にその負担割合のままなのかといったようなことを見てみないと、今の段階で実施に向けて前向きなお話をする段階にはないというぐあいに思っております。いずれにしても、この基準が出てきた後にどういった対応が本来的にあるべきなのか検討をしたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) 先ほど町長が言われました点について、再度はっきりさせておきたいと思います。


 国庫負担は、1984年、50%でありましたが、現在では27.1%に下げられている、これが事実であります。国庫負担の削減分が保険料を高騰させている。そして収納率向上にのみきゅうきゅうとしてきたこの保険料の取り立て行政というのは国の法律で決まっておりますから、自治体がそれをそっくり受けてやってきているというのが現実の事実でありますので、その御認識ははっきり見てとっていただきたいというふうに思います。


 そして、先ほど国の指示があってから、待ちますというような御回答でありますが、やはり地方の現実を見て、そして一歩進んでやりながら国を変えていくというような町長であってほしいなということを申し上げたいと思います。


 かつて鳥取県の国保の負担というのは65歳以上の高齢者は無料でしたし、健康保険は本人の方は無料でありました。それが1割負担となり、どんどんどんどん国民負担がふえてきているというような実態の中から、やっぱり政治を転換せよという国民のノーの声が今回の結果になってあらわれたというふうに思います。町長さんもそういう情勢もきっちりととらえていただいて、本当に住民の立場で身をもって立ち向かって、そして国にも、変わってきているわけですから、大いに地方から声を上げていくというスタンスで頑張っていただきたいと思います。


 最後になりますが、Hibワクチンの公的接種についてでございます。


 Hibワクチンといいますのは、現在新型インフルエンザがもう世界じゅう猛威を振るっておりまして、国民を不安に陥れております。何といいましても、国の責任でこれを防ぐという対策が急がれています。新しい政権もそのことを言っていますので、これが早く実施されることを声を上げていただきたいというふうに思います。


 子供の高熱によります病気で、細菌による感染症のうち最も恐ろしいのが細菌性髄膜炎、そして口蓋炎です。咽頭炎です。脳を包んでいる髄膜炎の中でこの菌が増床いたしまして、そして血液の中に侵入してくるということから、脳障害を起こす。死亡に至るということで、もし命を取りとめたとしても後遺症に苦しむ人がたくさんいる。後天的な障害者の中には、こういったことからなる方もたくさん生まれているんです。


 しかし、Hibワクチンを接種するならほぼ100%防ぐことができるということが明らかとなって、世界保健機構、WTOですね、1998年、各国政府にHibワクチンの定期接種、これを勧告しているんです。世界193カ国のうち定期接種をしていない国が60カ国あるんですが、これも日本が入っているわけです。先進国はもちろんですけど、アフリカの諸国なんかももう接種を行ってきているというのが国際的な状況であります。おくれているのはアジアであるわけでありまして、今、このワクチンは三種混合と同時に4回接種で5歳まで接種できるとされています。1回七、八千円かかりますから、一人の子供で3万円かかる。とても自己負担ではやりきれないというところで、今、地方自治体が独自に助成制度を設けて子供の命を救っている、このような自治体が今広がっているわけです。本町も、ぜひとも子供を大切にする町として定期接種を始めて国に実施を求めていく、そのお考えについてお尋ねします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これについては特段の異論はないんですけども、1つだけ問題になるなというのは、これワクチンの日本は確かにおくれてまして、承認が2007年、ワクチンはすべて輸入であると。供給開始は昨年の12月ということで、品薄で出回ってない。接種はすべて予約制だということになっております。こういったところを構造的に変えていくのは国の責任だろうというぐあいに思っています。


○議長(長谷川 盟君) 幅田議員。


○議員(12番 幅田千富美君) やることはいいが品薄だという観点だということをおっしゃっていまして、今、日本の企業もこの開発に大きな力を入れているということで、もう間もなく普及するだろうというふうに思います。以前にも住民の健康を守る、そして予防医療、このことについて提言もしてきた経緯もございます。前住田町長のときにも、Hibワクチンではなくて肺炎球菌ワクチンの接種、このことについてもお尋ねをした経緯もあります。小原課長さんの方から御答弁をいただきましたことを覚えておりますが、やはり医療にかかって、その医療費が高くて国保税を上げる、医療費を上げるんだというようなスタンスではなくて、町民が健康で生き生き暮らしていけれる、そして予防に力を入れていく。これこそ国民の幸せになり、そして町の一番大事な仕事であります町民の生命を守っていく、命を守っていく、この課題に挑戦していけれるというふうに思うわけです。


 肺炎球菌ワクチンについては、江府町がもう20年近く前から実施されておりまして、これについて成果が上がっている。医療費を軽減して、国保税も引き下げている。さまざまな健康対策も進められておりますが、あそこは一歩研究するに値する町だなというふうに思っています。ぜひともそういう視点から、この猛威を振るっている新型インフルエンザ、今、どんどんと新しい菌が発生してくるということと同時に、これは細菌性でありますから抗生物質を初期の段階で早く診断をして駆逐すれば済む病気でもあるんですけれど、今この抗生物質の耐性菌といいますか、効かなくなっているというのが非常に大きいわけなんです。そういうことから、このHibワクチンの接種というのは効果がある。そして7カ月を過ぎますと、4回でなくて3回と回数を下げてもいいらしいんですけれど、いずれにしても赤ちゃんのときにそういう病気になって手おくれをしたというようなことになってくるわけです。私の知人も、たった一晩の高熱を救急車で連れていかなかったがためにそういうことになりまして、そして養護学校に通って今障害者として母も子供も家族も立ち向かっているという状況にあるわけですので、ぜひともこの取り組み、予防の医学というところでぜひ取り組んでいただきますことを求めて、私の質問は以上で終わります。


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○議長(長谷川 盟君) 休憩します。


              午後4時45分休憩


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              午後4時50分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 10番、大森英一議員の質問を許します。


 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 10番、大森でございます。9番目いうことで、いささか疲れてしまいましたですけど、元気を出してやりたいと思います。


 通告によりまして、町長に政治姿勢についてということでお尋ねさせていただきます。


 このたびの選挙でございます。私と町長の立場は反対であったようでございますが、一々気にさわる質問になるかもしれませんけど、お互いに冷静な答弁に努めたいというふうに考えております。


 1番目が、第45回衆院選の結果を受けて、森安町政への影響はあるかということでございます。率直な質問をさせていただきました。ずっと町長の御答弁を拝聴してまいりますと単刀直入な答弁されますので、私もそのような感じでおつき合いをしたいなというふうに思います。


 質問の前に、議会冒頭のあいさつを拝聴いたしました。少し気になるフレーズがありましたので、真意をまず確かめておきたいなと思います。


 要約で、政権交代についてこのようにおっしゃっておられます。これまでの選挙とは違い、マニフェスト選挙だった。選んだ責任の一端を果たすため、手元にマニフェストを置きチェックし、政権と伯耆町の振興とをどう折り合いをつけていくか意を用いていくというごあいさつでございました。


 私が気になるフレーズといいますのは、冒頭に言いましたように反対の立場の中で選んだ責任を果たすというふうにおっしゃられましたけど、今回の選挙、町長には選んだ責任はないのではないかと仄聞いたしておりますが、まずいかがでございましょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) どこの部分をお答えしていいのかちょっと悩みますけども、マニフェストによって今回各党がマニフェストを出されて、それをもとに戦われたということからいくと、どの程度の自覚をして投票行動が行われたのかということは別に置きましても、少なくともそのマニフェストの実行についてそれぞれが監視する。私は首長の立場もあれば住民の立場もありますが、一国民としてもそれは監視していかなければいけないなというぐあいに思っていますし、なおそこだけを取り上げられましたけども、私はその後にそういった過程、説明責任を果たされている過程を通して民主主義が非常に成熟していくことを願っておりますというぐあいに申し上げたつもりでございまして、まさに全体として真意をとっていただけたらというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 了解いたしました。


 先ほどの伯耆町の振興とどう折り合いをつけるかということ、これはまさに私も同感でございます。私がこういった思いでいろいろ今回お聞きする中で、私への3月議会への答弁を聞く限り、このたび政権与党が言っております国民の生活が第一とは大分考えが違うように思うわけです。そこで、本当に折り合いをつけていただけるのかという私の心配があるわけです。その点いかがでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ちょっとこれも御質問の意図を十分組み入れないで答弁するかもわかりませんけども、国民の生活第一という民主党のマニフェストについて別に含むところは一切ございませんし、その実行力に期待をしております。


 なお、これもまたちょっとやぶ蛇なことになるかもしれませんけども、私はそこの部分じゃなくて今お話しされた以外のことを言うかもしれませんけども、地域主権という言葉に非常に違和感を持っておりまして、というのは憲法に基づいて国民主権ということがうたわれておきながら、地域主権という言葉について殊さらに誇張がありましたので、そこはちょっと違和感を持ちながら向かっておりましたが、きのうからの政権交代されて首班指名が終わった後の新総理のお話を聞いていると、国民主権という観点での、その方向での新しい政治をつくっていくんだというような会見をお聞きして、ああ、なるほどこういうところに意図があったのかというような思いに今至っているところであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) ということは、私がこの後尋ねていくのは、地域が疲弊しとる中で、政権与党がやはりその国民生活が疲弊しとる中で、それをまず生活第一に考えて予算配分をするんだということの私は理解をしておりますが、それとは違うということですかね。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) また食い違うかもしれないんですけども、全くそういうことを言ってるつもりはございませんで、ただ、政策を実行していくときには常に検証と説明責任が求められるということを申し上げておりますし、それからマニフェストの選挙だったということを踏まえながらも、なおかつやっぱり新聞の世論調査などによると各種施策についてかなりの国民の意識のずれがある。そこらあたりについて、若干政権運営、政権がこれから説明責任を果たして政策選択をされていく過程で、十分その意図するところを把握していきたいなというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 結論的には、民主主義の新しい政権の政策を伯耆町長としてしっかりと組み入れて、伯耆町民のために利益代表ということでしっかり頑張るというふうにとらえさせてもらってよろしいですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これはちょっとそうではないということを申し上げないといけませんが、地方自治といわゆる国政というのは当然強い関係にあるわけですけども、憲法の94条から以降に地方自治というのはもう明確化されておりまして、2000年以降の分権議論の中でも国と地方の関係はこれは対等であるということが分権一括法などについて既にもう規定をされている中でございますので、その政権がいろんな政策を出されるときに、それが伯耆町にとって正しいのかどうなのか、住民生活の向上に役立つのかどうなのかという検証を入れない限り、それを丸ごと全部実施していくということは、言われたからやるというような話ではないというぐあいに考えていただきたいと思いますし、例えばそれが私に違和感があるかないかというよりも、町民の皆さんにプラスになるかならないのかというのが判断基準であるということであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) その町民でございますけど、このたびの投票行動で500を超える政権与党の候補者に投票したという結果もございます。そうした伯耆町の意向もやはりしんしゃく今後していただけるものというふうに思います。


 いずれにしましてもこのたびの政権で言っておりますのは、端的に言いますと自民党政権によってできた、先ほど対等とおっしゃられましたけど、自民党政権によってできた地域格差の是正を図るために、国民の生活のために税金を集中するとまで書いておるわけでございます。ですから、その辺はやはり対等という前提がある中でもやはりその辺の差をどう埋めていくのかということは、やはりそこの辺の折り合いはしっかりとつけていっていただかねばいけんじゃないかというふうに思いますけど、いかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) またこれもすれ違うかもしれませんけども、食い違うかもしれませんけども、今回の民意を示された結果が今の政権交代にありますので、それについては別に意を唱えるところは全くございません。


 ただし、地方自治というのは現場がこの目の前にあるわけでして、そういったことを考えながら政策、いわゆる伯耆町としての施策については検証を重ねながら行っていくということであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) ですから、現場があるから現場がそういう状態ですよと言っとるわけでして、現場現場といって議論をすりかえるようなことではちょっと困ります。だから現場がそういうことだから、現場を見ると言われるんだったらこの現場が、その状態でやるというふうに、国民生活そのためにやると言っておるわけですから、その辺は素直にお聞き願いたいなというふうに思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ちょっと申しわけありませんけども、議会制民主主義の原則というものをぜひ重視いただきたい。伯耆町には議会があります。議会の中で必要な事項については議論をしていただく。大森議員のおっしゃり方をすると、国政で示された結果によって地方自治の伯耆町の行方をまさに決めるべきだというようなお話に受け取りましたので、それは若干筋が違う。ここは議会がありまして、議会によって議論いただくという原則に基づいて進めたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) また私と意を異にします。議会の場で私は今質問しとるわけでしょ。だからそれに答弁していただければいいんですよ。だから議会制民主主義だなんていうようなことは余分で、私の質問に対してどうかということを問うとるわけですから、それは素直にお答えいただければいいんじゃないでしょうか。どうですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 議会で議論すると申し上げております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) どうも言葉の理解がお互いにできないようですので、次に一つ確認しておきますけど、冒頭のあいさつのとおりに新しい政権と折り合いをつけていくんだということはおっしゃっておられましたので、それは期待しておきたいというふうに思います。


 続いて2番でございます。教育委員会が諮問したこれからの伯耆町図書館のあり方についての諮問内容に、町長の意向が反映されているかということを質問させていただいておりますが、この文字どおりこの言葉でどうでしょうか。町長の意向が反映されているかどうかお尋ねします。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 意図がよくわかりませんが、私は教育委員会から検討会の状況について報告を受けております。そのときに、一利用者としてもうちょっと充実されるとうれしいなということ、それからこれは庁舎事業の考え方になると思いますけども、確かにあそこのスペースを拡充することができればよくなるなというようなやりとりは常に行ってきております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) やりとりはされとるということですけど、つまり諮問段階で町長の発言、どのような場所での発言かわかりませんけど、諮問段階で何らかの意向が反映されている可能性はありますかね。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 私は検討会に出ておりません。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) なぜこういう聞き方をするかといいますと、勝部議員とそれから何人か図書館の御質問されました。そして議事録の中に、教育長さんの具体的なその諮問内容があったということを午前中の議会で確認しております。私が不思議に思うのは、教育委員会がそのように1階の庁舎部分を面積まで指定して実際に諮問するもんだろうかと。いろんな諮問なり答申をこれまで見てくる中で、かなり異例な諮問だなというふうに思うわけです。その辺から、庁舎部分でございますので、やはりそこまで教育長さんがおっしゃるからには一定の町長さんの裏打ちをして、それで諮問されたんじゃないかなというふうに、素直に率直にどなたが見ても多分そういうふうに思われると思うわけで、そのような質問になっております。それで今お聞きしますと、町長は検討会に出てないということでございます。


 それでは、教育長さん、なぜそこまで具体的な諮問をする必要があったか、もう少し教えていただけませんか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) このたびのこの諮問ということについてでございますけども、いろいろ町民の皆さん方の方から図書館がこれから先、今、狭いと。それから、これから先を考えたときに分庁舎の方もあるなというような声は聞いてきております。それでそういうような状況の中でこれからどうするかということで、分庁舎の方もここに入れていくということも検討してみるということで、町長部局の方とも関係課等とも協議をして入れたというようなことでございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 具体的にどなたと協議されたんですか、町長部局のどなたと。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 一番大きい枠等、分庁舎の方の使用というようなことについては総務課長とか町長とのそういうようなことも選択肢だというようなことは協議しながら、こちらの方でやったときはなのはな生活課の課長……。済みません、答申に向けては行っておりません。ただ、そういう意向については全体的に一番は町民の皆さん方の声、それからそういう話をして町長の方もどこかできんかなというようなことから取り組んできたということでございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 細かく聞きますけど、町民の声というのはどういう方法で声を聞かれたんですか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 町民の皆さんの声というのは、私に届いておりましたのは公民館におったりしましたときにいろいろ来られる方々がたまたま合併を挟んだときでして、それでこの合併で分庁舎の方も割合あいたところも出てくるというようなことから、向こうの方のどっかそういうところを図書館等も使えばいいだろうと。文化施設として使うのもいいだろうというような部分で、1階がどうということではございませんけども、そういうところを活用せんともったいないなというような声はいろいろな方から聞いてきております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 全協でもやりましたけど、ここの場でも繰り返しやらせていただきますのは、やはり今回の経過というのは物すごく私は不快感を感じておりまして、それである意味町民の皆さんにもこの議場の様子、議論の様子をお知らせしたいなという意図でちょっとしつこく聞いておるところでございます。


 教育長さん、当初予算のときに審議会の報酬費の予算ということで出されました。3月の議会のときに。そのときには、この全体の流れは説明できなかったんですか。3月の議会のときに、この審議会の費用ということでもう既にそういう計画がある中で、こういう流れをしますということの説明はあのときにはできなかったんですか、3月の時点、議会のときには。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) もともとは3月の予算の大分詰まってきてからでございますけども、大体図書システムを導入しようということを検討しておりまして、それでそれを進めていく中で、財政の方等から助言としてそういうものもあわせてそっちの方も固めていかんと後また要らん経費もかかるだろうというようなことから、今の図書館というものについてもっと、今このままでいいかというような部分もあって、それからこうやって検討に入ったということでして、大変これも慌ただしい検討に入ったということでございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 先ほどの幅田議員のときの学校の小、中の検討のときの経過の説明では、かなり時間をかけて丁寧にやられるという内容でした。私、そんなによくは知りませんけど、教育長さんの性格としてそれは丁寧にやられるのが本意ではないかと思って、この件だけこんな拙速にやっておられるというところが非常に奇異に感じておりますし、結果として私たち議会としても不快感を覚えておる。


 それから、教育長さんは手続等で大変申しわけないということをおっしゃられました。そういう予算の内容であるのに、それを受けた町長さん、この内容実際どうなんですか。いろいろ議会紛糾しておりますけど、このたびの流れを見てどのように思っておられますか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 行政委員会と首長の関係というのは、首長は御承知だと思いますけども予算編成権、いわゆる調整、それからあとは執行権とは書いてありますけども、実質的な管理運営から出てくるものについての最終的な業務発注ですとかそういった役割、学校設置とかそういう役割を負うということになっているのは御承知のとおりでありまして、今回のその検討について、私は大局として溝口の庁舎の使い方を若干変えてくる。それも業務の、これ大森議員はまた違ったことをおっしゃるかもしれませんが、業務の区域に大きく影響することなく変えてくることによって、図書行政としては間違いなくプラスになるだろうというぐあいに思っております。その他の行政に対するマイナスというのは極端に少ないだろうと。ですから、教育委員会の今回の溝口の庁舎について図書館のスペースを拡充するということについては、これは間違いなくプラスの要素を見ておりますので、それについてさらに詳細な検討をするための設計費を組むことについて、それは妥当というぐあいに判断して予算をお願いしているところであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 町長さんの立場はわかりました。考えもわかりました。


 もう一度、教育長さん、私は陳謝してもらいたい、この場で。このたびのやり方は、非常に不愉快というか議会にその議論の機会を与えないような、今後こういうやり方をしてもらうということは議会として非常におもしろくありませんので、全協でおわびはされたと思いますけど、私は議会として筋を通したいということで改めてこの件に関しての考え方をちょっとお話ししていただければと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長、どうですか。


 ちょっと休憩します。


              午後5時16分休憩


     ───────────────────────────────


              午後5時23分再開


○議長(長谷川 盟君) 再開します。


 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 先ほど私のお尋ねの仕方で陳謝ということを言いましたが、その後に経過をもう一度説明してごせという言い直しをちょっとしたつもりだったですけど、やはり陳謝というのは今の全員協議会で説明されておりますので、言葉として訂正させていただきたい。質問の内容をもう一度説明してくださいと。このたびの経過を説明してくださいということに訂正させていただきます。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) このたびの学校図書館の拡充整備というようなことに関しまして、いろいろ議員の皆さんに失礼なことをしておったということを感じるところですけども、議会の議運等、そういうところで全員協議会の方に出す出さんというようなことを協議してきておりましたけども、私自身直接議員の皆さん方にそういう説明をしなかったということについて、一つ場を設けなかったという点で大変御迷惑をかけたというように思っております。いろいろありがとうございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 教育長さん、これまでずっと説明を受けたのに改めてということで失礼があるのを承知で言わせてもらったのは、私に言わせると合併以来町民の皆さんはいろいろ財政の問題なんかで我慢をしていただいておるというふうな私は思いがある中で、こういった事業一つ一つを全体計画を示さずに、本当にない金を絞り出してこれだけ計画してやっていますよというぐらいな説明をしないと、皆さんに辛抱してもらっとるということで示しがつかん、説明がつかんじゃないかという強い思いがあるもんですから、ずっともういいじゃないかというところもあったかもしれませんけど、再度お尋ねさせていただいております。そのあたりのやはり自覚は、私も含めてそういう進め方を今後していってもらわにゃいけんじゃないかというふうに思っておる次第でございまして、そのような今後教育委員会に関してそういうことがないように、改めて教育長の決意をもう一度お願いしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) できる限り議会の皆さん方にこういう場でいろいろ情報を出して、御意見を伺うような場というようなものに積極的にやっていきたいというように思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 全協で議論されたものでもう一つちょっと教育長さんに確認しておきたいと思いますが、このたびの設計の予算が仮に通ったとして、やはりその後の議論の中でいろんな議論が出た場合には、やはりその予算に間に合うか間に合わないかというようなことばかりではなくて、フリーハンドといいますか、きちっと議論を煮詰めていただけるというふうに確認しておきたいと思いますが、いかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 教育長。


○教育長(圓山 湧一君) 全協の場でも御説明申し上げましたけども、幾らかのパターン、いろいろこの間も御指摘いただいたところですけども、そういうものについていろんな線を引き、その中で私たちの希望というものも示しながら、また議員の皆さん方の御意見も伺いたいというように思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) そうしますと、次のテーマに移りたいと思います。


 3番目といたしまして、7月の完全失業率が5.7%と過去4年間で過去最高水準と総務省が発表いたしました。非常に伯耆町にとってもこの影響がどのように出ておるかということを知りたいのでありますけど、なかなか私の情報網では実態は把握することができませんし、町当局の方でどのようなこの町内の失業状況とかいう、これの影響がどのようにあるか、出ておるかというようなことを把握しておられましたら教えていただきたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 失業状況について、把握しておりません。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) つまり数字としては把握はしてないけど、町長として今の現況が言葉で言えば伯耆町も厳しいのか普通なのか大丈夫だというふうな、そのあたりでの御見解はいかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 厳しいということであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 厳しいということでございます。


 じゃそれに何か対応策をということは、まだ頭の中には、今後計画せにゃ、こういうことをせにゃいけんなとかというような、何か頭の方に浮かんでおられるようなことがもしあったら紹介していただけませんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) これも幅田議員を初めさまざまな議員の皆様にこれまでもお話ししておりますけども、基礎自治体でできることというのは雇用の芽をつくる、それにどう取り組むかということでありまして、今議会でも前回からお話をさせていただいて予算をもうつけていただいているような就業集積を軌道に乗せる。それから、いろいろ御議論はありましたですけども、町内にあるミネラルウオーターの製造工場の増設、これはまだ倉庫ですけど、その倉庫の増設についてその推進方をお手伝いをするといったようなことでその雇用の場をつくっていくということが基礎自治体としてとり得ることでありますし、その方向で取り組んでおります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) これまでいろいろ計画、町長さん力を入れてやっていただいて、何カ所かオープンするめどが立ったということで非常に喜んでおります。それで雇用の面ということでおっしゃいますし、そうだと思うので、その雇用を伯耆町の中でつくり出すような方策みたいなことというのは、行政がつくるんではないんですけど、そういった雇用ができるような方策を手助けしたり支援をしたりということも、これも雇用をつくるという一つの方策ではないだろうかと。そういったことも町長さんとしてはどうも行政としてはそういうことは合わんなというふうにお考えなのかどうか、お願いしたいと思います。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 申しわけありません、その方向で先ほど答弁させていただいたというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 例えば農業で雇用をつくるということというのは、町長さん、とりあえずそういう聞き方をしますけど、農業で雇用をつくっていこうというような元気は、元気といいますかね、そういうような思いというのは選択肢には全然ないもんなんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) またちょっと違う感じ方をしますけど、農業は農業者の方が行われるいわゆる産業、経営でありますので、その農業が各自の取り組まれる農業の形を応援することによってそれがさらに発展して、就業の場ができてくればこれは当然いいことでありますので、その農業者を応援するという基本姿勢をとっているというつもりでございますし、もしかすると先ほども何か御理解が違ってたかもしれませんけども、その就業の場をつくるためのいろいろな行政としてのできる応援をその企業のためにとり得ることをしているというつもりでございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 農業は個人かもしれませんけど、これも産業ですよね。企業ばっかりじゃなしに、それは農業にしたっておかしくないんじゃないですか、どうですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) またちょっとずれまして、申しわけないですが先ほど申しましたのは、大森議員が町がいわゆる就業の場をつくることについてそれはするのかしないのかということでありましたので、それは町がその就業の場を直接つくることはないんだけども、その就業の場となるような産業の立地ですとかそういうことについては町としてできる限りの応援をしていますということをまず申し上げて、農業については農業自体が一つの産業で、それに取り組まれる農業経営者の方がおられるので、そういう方について応援をしているということを申し上げたつもりであります。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) 農業をしている人の支援はやっていくということで、やっておられます。私が言いよるのは、農業をしておる人が例えば一人雇い入れて農作業、個人になるのかどうかわかりませんけど、農業をしとる人がどなたかを雇い入れてその農業経営をしていくというようなケースも一つ考えられへんだろうかというような思いで、といいますのが、全国でやはりこの農業対策というものをあの手この手で行政もいろいろアイデアを出して取り組んでおる中で、伯耆町、確かに国や県のメニューをあっせんをしてどうでしょうかというようなことなんですけど、それと産業ネットワークあたりで特産品をつくるということで農業振興の一助として頑張っておられる。ところが、その産業ネットワークで救われる人はごくわずかなんですよね。それで全体の農業の現状から見ますと、やはり高齢者で何とか体にむちを打って守っておるというのが現状だと私は思っております。


 それでそういったどうにもならない状態にまで今落ち込んでおる中で、メニューがないから、政策がないから、制度がないからどうしようもありませんわというところが私としては忍びない。町長がいつもおっしゃっておられるように、行政として限界があるのは承知してはおりますけど、いろんなその知恵を出すような体制といいますか、仕組みをそれでもつくってみる中で、そうはいってもいろんな知恵なり取り組みが生まれてくらへんだろうかというようなことも期待も含めて、その行政としての限界はあろうとは思うんですけど、やはりこれは町長さんの腹一つでその今まで以上の取り組みというのは恐らくできらへんかという期待を私は持っております。ましてや町長さんは普及員の出身でもありますし、農業に関してやはりもう少しその思いを語っていただいたり何とかならんかというような、知恵なり汗をということで御期待をどうしてもさせていただくような思いがあるんですけど、何とかそういうのにこたえていただいていくようなことというのはできんもんでしょうか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) ちょっと意図がよくわからなくて答えにくいんですけども、農業を私が何か重視してないというようなことでももしあるんでしょうか。こういう聞き方はよくないかもしれませんが、私はそういう気持ちは毛頭持っておりません。農業は産業としてこれからも当然成長し得るものだと思っておりますし、その場合に何を心がけていけばいいのかということになると、農業をされる方を応援する、それが一番大事だというぐあいに思っておりますので、これまでも職員とのやりとりの中でも、例えば今制度があるないとかそういう話でもなくて、まずは話を聞くところから始めたらどうですかと。そのときに、県とか国でも今いろんな制度がありますので、そういうところを使えるようなお手伝いというのは当然しないといけませんし、大森議員が例として挙げられたような農業者が雇用をふやされて経営規模を拡大される、そういうときに雇用のいわゆる研修費などの助成についても、それはもう十分手厚いものがあるわけでございまして、そこらあたりを農業者の方と、それは当然意欲があってふえていかないといけないわけですけども、そういったやりとりをこれからもしていくつもりでございます。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) そういうふうな町長さんの思いと現場と、私はちょっと差があるなというふうに思っております。思いは思いで理解できますけど、例えば産業ネットワークの形成事業、これは販売専門のメニューだというふうに担当課長から聞き及んでおります。販売専門で、それとじゃ産業課とどう連携とってるんですかとお尋ねしたら、どうもとれてないんですよ、町長さん。メニューはあるあるって言われるけど、現場は何が苦しいかいったらメニューを出されても実際にどういうふうにしていいのか、わしにできるだろうかどうかというような、それから米の単価が安かったり意欲が物すごく低下しておる中で、こういうのを町はやってますからどんどん手を挙げてくださいということでは、ちょっとその手が挙がってこないというのが現状なんですよ。


 それで、金を使ってどんどん金をばらまけというようなことを言うつもりはありませんけど、体系的にネットワーク形成事業も利用し、それから産業課のメニューも利用し、それをコーディネートしてあげる部署がないんですよ。それで結果としてその辺どうなんですかということの思いがあるもんですからこのようにお尋ねしてるとこでして、それで私が知恵なりちょっともう一息頑張ってほしいというのは、そういった例えば現在農業振興公社が現にあるわけでして、これをいろいろ中身は聞いてはおりますけど、やはり農業公社にそういった役割を持たせて、何とか現場の背中がかゆいところを何とかかいてあげれるようなことで、それなら何とか頑張ってみるわいというようなことも私は大いにあるんじゃないかというような思いがあるもんですから、そのようなしつこく聞いておるところです。御感想いかがですか。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) 農業振興公社について、財団法人でありますのでその役割をしっかり果たしていただきたいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) そのようないつも答弁をされるもんですから、それは法的に役割をすればいいですよ。それをやってるから、町としてはやってますと。そういうことを言われるから、町長さん、誤解を招く部分があるんじゃないでしょうか。私が言っとるのは、そこでカバーし切れない微妙な部分の、ネットワークでもない産業課でもないというような、その前にまずその連携ができてないということ自体は私は縦割り行政を町長さんが目指されとるのかな。そうとは思わん。だけえきちっとその辺の連携はとられていかないけんでしょうけど、それはともかくとして政権党が戸別所得補償いうことで出しておるのは、やはり農業が疲弊しとるんですよ。それは国の責任、県の責任、町の責任というふうに割り切れれば一番いいですけど、現場である町がその辺を何とかそれでも汗をかいていただきたいという町民の皆さんの思いは切実なものがあると思うんですよ。だけんしとりますしとりますと、それでこのまま答弁が続くようでしたら私もそれ以上言えなくはなってしまいますけど、私の意図するところを理解していただけませんでしょうかね。


○議長(長谷川 盟君) 町長。


○町長(森安  保君) もしその連携不足というような具体的な事案をお聞きできれば、善処方を指示したいというぐあいに思っております。


○議長(長谷川 盟君) 大森議員。


○議員(10番 大森 英一君) ありがとうございます。早速また後日その辺は御提案申し上げたいというふうに思います。


 それと、冒頭に町長さんを怒らせてしまいましたので、私が何でそういうことを町長さんに言ったかいうのを要らんことですけど説明しときますと、私、3月議会で町長さんからすごい答弁をいただいたと思っとるんですよ。もう一遍議事録を読まれてみてください。私がなぜこういう論調になったかいうことがわかると思いますので。それをちょっと補足して、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(長谷川 盟君) これにて一般質問を終結いたします。


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○議長(長谷川 盟君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでございました。


              午後5時45分散会


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