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鳥取県 伯耆町

平成17年12月第12回定例会(第3日12月16日)




平成17年12月第12回定例会(第3日12月16日)





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     第12回 伯 耆 町 議 会 定 例 会 会 議 録 (第3日)


                           平成17年12月16日(金曜日)


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                         平成17年12月16日 午前9時開議


日程第1 議案第 366号 平成17年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)


日程第2 議案第 367号 平成17年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)


日程第3 議案第 368号 平成17年度伯耆町老人保健特別会計補正予算(第2号)


日程第4 議案第 369号 平成17年度伯耆町水道事業会計補正予算(第4号)


日程第5 議案第 370号 平成17年度伯耆町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)


日程第6 議案第 371号 平成17年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)


日程第7 議案第 372号 平成17年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


日程第8 議案第 373号 平成17年度伯耆町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)


日程第9 議案第 374号 平成17年度伯耆町有線テレビ放送特別会計補正予算(第3号)


日程第10 議案第 375号 特別功労表彰について


日程第11 議案第 376号 特別功労表彰について


日程第12 議会運営委員会の調査報告について


日程第13 陳情について(第8号)


日程第14 陳情について(第11号)


日程第15 陳情について(第12号)


日程第16 陳情について(第13号)


日程第17 陳情について(第14号)


日程第18 陳情について(第16号)


日程第19 陳情について(第17号)


日程第20 発議案第13号 「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)について


日程第21 発議案第14号 食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)


            について


日程第22 発議案第15号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)につ


            いて


日程第23 総務常任委員会の閉会中の継続審査について


日程第24 議会運営委員会の閉会中の継続調査について


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               本日の会議に付した事件


日程第1 議案第 366号 平成17年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)


日程第2 議案第 367号 平成17年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)


日程第3 議案第 368号 平成17年度伯耆町老人保健特別会計補正予算(第2号)


日程第4 議案第 369号 平成17年度伯耆町水道事業会計補正予算(第4号)


日程第5 議案第 370号 平成17年度伯耆町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)


日程第6 議案第 371号 平成17年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)


日程第7 議案第 372号 平成17年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)


日程第8 議案第 373号 平成17年度伯耆町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)


日程第9 議案第 374号 平成17年度伯耆町有線テレビ放送特別会計補正予算(第3号)


日程第10 議案第 375号 特別功労表彰について


日程第11 議案第 376号 特別功労表彰について


日程第12 議会運営委員会の調査報告について


日程第13 陳情について(第8号)


日程第14 陳情について(第11号)


日程第15 陳情について(第12号)


日程第16 陳情について(第13号)


日程第17 陳情について(第14号)


日程第18 陳情について(第16号)


日程第19 陳情について(第17号)


日程第20 発議案第13号 「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)について


日程第21 発議案第14号 食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)


            について


日程第22 発議案第15号 WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)につ


            いて


日程第23 総務常任委員会の閉会中の継続審査について


日程第24 議会運営委員会の閉会中の継続調査について


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                出席議員(16名)


      1番 遠 藤 俊 寛        2番 細 田   栄


      3番 影 山 辰 雄        4番 小 村 公 洋


      5番 角 田   純        6番 長谷川   盟


      7番 野 坂 明 典        8番 勝 部 博 史


      9番 大 森 英 一        10番 中 田 壽 國


      11番 幅 田 千富美        12番 大 江   昇


      13番 入 江 正 美        14番 柳 清 茂 郎


      15番 田 邊 公 教        16番 西 郷 一 義


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               欠席議員(なし)


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               欠  員(なし)


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              事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 小 原 章 信   書記 ─────── 椎 木   慈


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             説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 住 田 圭 成   助役 ─────── 石 田   保


 教育委員長 ──── 中 野 喜 弘   教育長 ────── 妹 尾 千 秋


 代表監査委員 ─── 遠 藤 政 明   総務課長 ───── 岡 田 賢 治


 健康対策課長 ─── 永 見 文 夫   産業振興課長 ─── 梅 原 久 義


 生活環境課長 ─── 石 原 邦 章   地域情報室長 ─── 井 上 祥一郎


 福祉課長 ───── 杉 原 良 仁   企画振興課長 ─── 鞍 掛 宣 史


 上下水道課長 ─── 白 根 弘 道   住民課長 ───── 小 林 寿 子


 建設課長 ───── 小 村 恵 吾   教育次長 ───── 藤 井 好 文


 教育次長 ───── 相 見   厚


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◎午前9時00分開議





○議長(西郷 一義君) 皆さん、おはようございます。


 本日は12月定例議会最終日でございます。提案議案の採決、また陳情審査報告、発議案等でございます。皆さんの慎重な審議をいただきますよう、初めにお願いしておきたいと思います。


 ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付してあります別紙のとおりであります。


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◎日程第1 議案第366号





○議長(西郷 一義君) 日程第1、議案第366号、平成17年度伯耆一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


 12番、大江議員。


○議員(12番 大江 昇君) 12番、大江です。議案番号366号、9ページ、22款町債、3目の土木債について伺います。


 減額は1,700万の減と数字が提示してありますが、減の内容は事業が決定の結果であるという説明を伺ったようでございますが、申請内容が国土庁に通ったいうことであろうと思いますが、もうちょっと中身について伺いたいと思いますと同時に、議長さんにお願いしたいのは、駅前事業が提案になったのが9月でございますので、即12月にもうこの件を採択するということは事業に入らないけんちゅうことで、申しわけないですけど若干の時間をいただきたいと思いますが、質疑の内容について時間をいただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 質疑の時間をという、はい。


○議員(12番 大江 昇君) えらい済みません。先ほど申し上げましたように、既に行政の中では駅前開発ということが進められてきておったですけど、初めて提案があったのは9月で、前回9月の定例会にも申し上げたようなことでございますけれど、まず一番に私が気になることは、そのときの説明が観光客が少ないので観光事業から駅前改修事業に変更せないけんということで、中国管区、国交省でしたか、一応了解を得ておるけど、今度、国の方の許可を得ないけんいう段階になっておるということは聞いたはずでございます。その間について、1点は、駅前周辺改修事業ということになれば、まずあすこの直接関係のあるのが四番組で、交渉に入る過程で執行部さんのアイデアとして四番組どれだけその交渉されたかということを1点聞きたいと思います。交渉内容。


 それから、続きましては駅前周辺事業のとき、この間も申し上げましたが、ちょっとその駅前周辺の様子をよう知っちょられんじゃないかいうやあな気がするですわ。


○議長(西郷 一義君) だれが。


○議員(12番 大江 昇君) 執行部が。それはなぜかというと、この間も言いましたように旧町のときに駅前開発のときに河川の改修しますというたしか議事録、いつかの議事録に載っておると思いますけど、それまで待ってくださいいう答弁を私は伺ったことがあります。旧町のことでえらい申しわけないですけどね。その間、何遍か洪水があって、たしか消防団も出ておらへんかと思いますけど、土のうを積んだ経緯もあると思っちょうます。そげなやなことで、駅前改修工事となれば何でそれが考えの中になかっただあかということでございます。改修、減額1,700万も減額になった、どこの辺で減額になったかいうことが私はわからんですけど、古いのが9月、図面も見せてもらった中で質問したと思いますが、片一方、日野川側の河川については住民活動いうことでせせらぎコーナーなんかを設けた。全然そげなやな状況になるにもかかわらず河川改修のことが載っておらん。ちょっと私はこのたびの採択に疑問を持つところであります、その駅前開発についてね。


 いうことと、それからそのことについて、今、駅前が暗渠になっちょう、そうがね。それで私は明渠にするよりとにかく幅を広げないけんということを思っておりますし、そこら辺の答弁もいただきたいと思いますが、今の幅より何ぼか広うにしてもらわな、御承知のように笹苞山の山がいや、ごめんなさい、鬼住山の山があります。そこの水がほとんどそこへ流れます。長いところは2キロぐらい周辺の水が出てくると私は思っております。その対策が全然入れてないということ。


 このたび駅前開発をしたらもうそれが即そのままになってしまういうことは、そこの住民の人はかなり被害を受けるちゅうことになりますので、もうこれは絶対入れてもらわな私は承知ならんやな気がしておりますので、そこら辺のことも町長さんにしっかりお聞きしたいということでございます。


 それから、次に過疎債を使ってございます。過疎債の対象になるかならんかということは、私はちょっと疑問に思うですわ。それで過疎債を利用しなるだったら、余計その鬼住山の周辺から流れる豪雨のときの対処方についてでも、いう理屈つけてでもここはぜひこの駅前開発につけて入れていただきたいいう気持ちがあります。


 それから、えらいこまいこと言って申しわけないですが、この9月に提案のあった図面を見ますに、定期的なバスの停留所の待合室が全然上がっちょらんいうことと、それから商工会がどうもなくなって、後、住民参加の店舗やそれから共同店舗を計画されておられるようでございますが、公共施設の有効活用ということに関してもちょっと疑問を持ちます。それから、商工会の建物をどがいなことで、その撤去したときにはどこに持っていかれるかいうこともお尋ねしたいし、それから駅前を立体的にしてロータリー施設にして汽車の便利の中で人の便利をよくするような概要の説明も書いてありますし、それから1.5メーターの路肩を設けたいうようなことや、それからまちづくり交付金事業の整備等に車道の片側、歩道、ほとんど舗装だと思いますが、墓みたいな概要が書いてあって、ちょっと私には納得がいかんですけどな。いろいろどうもそげなやな3点、項目が載せてあるわけでございますが、その辺もちょっと私納得がいかんし、それからJRとの借地契約がたしかしてあると思っております、今でもね。その変更はどげなやな変更がされるかいうことも伺ってみたいというようなこと、とりあえずそういう気持ちを持っております。


 それから、あとは366号の全般的な中で、今回特に来年度の財政計画についてのどげすうかいうことの質問がほとんど全議員さんから出たということにつきまして、負担金と手当の見直しいうことを、どことは言いませんけど、私はする必要があらへんかなと思っています。来年度の計画に盛り込むところはね。ので、そこら辺の考えを町長さんにお伺いしたいと思いますし、きょうはたまたま監査委員さんがおられますので、これは要望しておきたいと思います。


 諸団体についての財政で、活性化事業もなかなか考えられん。とにかく今の財政システムから縮小して運営したいというような考えでございますので、9月の定例会の16年度の決算状況についてかなり綿密に調べていただいたり、それから報告もいただいたと思って私はおります。ただ、18年度については、より以上の監査をしていただきたいいうことと、それから施設有効活用について、まんだ調べられないけんところが私はあると思っておりますので、18年度にはその辺も考慮した監査をしていただきますようにお願い、これはお願いでございます。いうようなことでしょっぱなに質問いたしましたが、よろしくお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) こちらで質問の内容をチェックして記録しておりますけん、漏れがあったときにはまた指摘してください。


 住田町長。


○町長(住田 圭成君) まず、駅前の整備の関係については、当初予算のときにはいわゆるこの事業を採択してもらいましたもとの案について議会の方に提案させていただきましたが、その後、内部で検討いたしまして、その中身をしっかり精査して、今ある既存の施設の中でこの機能が果たせるものは新たな投資をするよりもその方が財政面からして町の健全財政を維持していく上にいいではないかということと、それからまちづくり交付金が収益事業がこれでは認められないということが明らかになりましたので、事業計画の変更をしたところであります。そのことについては、9月の議会で説明をしておりますので、議員の皆さんには御理解をいただいておるというふうに私は思っておるところでございます。


 また、その駅前の整備については、4区の区長さんからは数年前から強い要望が出ておりまして、それに基づき、また町民の皆さんからもやはり町の玄関をもう少し活性化していかなきゃならない。そういう要望も各種の団体からも出ておりまして、それを事業化したところでございます。そして合併初年度に新しい事業として国の方の採択を得て、事業に着手した経過がございます。でありますから、議員の皆さんにはその経過については御理解いただいているというふうに思っておりますので、改めて詳しくは申し上げませんが、その計画変更になった点については9月議会で説明しておりますが、その内容等については改めてまた質問でございますので、担当課長から説明をさせたいと思います。


 それから、河川の関係、これも9月の議会でも大江議員からも質問があったかと思いますが、これは砂防河川の指定になっておりまして、ただ、駅前のあそこだけを直して関連の河川を直しても、すべてのこの鬼住山から出る河川、いわゆる集中豪雨等によります被害の解消にはならない問題がございます。それは全体的な河川改修の計画をしていかなきゃなりません。そのためには、あそこに河川の上に民家がございます。数年前にやはりいわゆる民家の屋敷まで水が上がるような状況が発生を、集中豪雨があったらそういう心配もありまして、常に消防が出て土のうを積んだりした経過がありまして、あの河川改修について地元と協議をした経過もありまして、これ地元からの了解が得られないということであります。県としては、今の河川の幅の1.5倍ぐらいあそこの河川を広げたいと。広げないと根本的な解決にならないだろうと。それには地元の了解がなければできませんが、それが了解を得られるような状況でありませんので、この河川改修というのは非常に事業を進めるのにはかなり障害があるという状況でございます。


 したがいまして、この駅前に絡めてこの河川全体の改修というわけにはなりませんので、別の事業になるわけでございますので、その辺はひとつ御理解をいただきたいと思います。それは従前よりも鬼住、中学校付近の新しい団地ができたりいろいろあの周りの開発が進んでおりますので、少し集中豪雨になりますと一挙に水が出るというようなことが一つには原因になるわけでございますが、基本的には砂防河川でございますので、その工事はまた別途対応しなければならない問題でございます。


 それから、用地買収の関係、先ほど言いましたように今進めております事業、また今日までの経過、それから設計等は了解を得て今測量等に入っていると思いますが、その設計図、道の設計図とか関連のそういったものはこれからになります。今お示しをしております図面には、大体こういうようなものをこの事業としてつくっていきたいということを議会の皆さんに今お示しをして、御理解をいただいている状況でございまして、具体的な設計等については今後になるというふうに思っております。


 買収の範囲等は、もうこれはあらかじめ説明をしておりますとおりで現在進んでおります。


 詳しくはまた課長の方から答弁させます。


○議長(西郷 一義君) 鞍掛課長。


○企画振興課長(鞍掛 宣史君) 今までの経過について御説明させていただきたいというふうに思います。


 溝口の駅の周辺整備事業、地元の方の協議会を11月の9日からつくっていただきました。このメンバーといたしましては、溝口4区の区長さんを代表といたしまして、4区からの代表者9名、商工会から2名、駅前商店会から代表者4名等をメンバーにいたしまして、11月の9日、11月の24日、今2回開かせていただいております。それで今現在、町の方としての考え方を説明いたしまして、その内容についていろいろと協議をしていただいているところでございます。


 それから、本日の予算に出ている内容でございますけども、以前の全員協議会の方で先ほど町長の方が説明しましたように説明させていただいているところでございますが、ようやく12月に変更申請の交付決定をやるという連絡が来ておりまして、今回この修正の予算の内容をさせていただいております。


 基本的な内容でございますが、今後できるものにつきまして修正させていただいておりまして、基本的には用地とか建物の補償の調査、基本的な基本設計、物件移転補償についてこの予算を修正させていただいておるところでございます。


 また、工事請負費が減額になっておりますけども、この件につきましてはもう期限がございませんので、工事をするような状況ではございませんので、今回落とさせていただいております。


 このまちづくり交付金事業でございますけども、この事業は3年間、17、18、19とやるようになっておりまして、工事費につきましては来年度以降の予算に上げさせていただきたいという考え方でございます。


 それと、水路の改修のせせらぎという御質問がございましたが、これは水路を改修するのではなくて、住民活動によりまして清掃していただいたりきれいにしていただくという内容の説明をさせていただいているところです。


 それから、商工会の移転につきましては、今現在、先ほど議員さんの方がおっしゃいましたように公共施設の有効利用ということもございますので、別の役場の関係の公共施設の方に移転をしていただけないかというような今御相談を商工会の方にしているところでございます。


 それから、JRの借地の問題でございますけども、御存じのように遊学館が建っているところだけ役場の方がお借りしております。その前の駅の前の周辺の土地でございますが、これはJRの土地でございます。今回のこの計画では、遊学館の土地あるいはその前の一部の土地でございますけども、これを買収させていただくような計画は以前にも説明しましたようにさせていただいているところでございます。以上でございます。


○議長(西郷 一義君) 答弁漏れがないかいね、いいですな。


○議員(12番 大江 昇君) いや、再質問をさせていただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) ほんならほかにかわっていいかいな、後でいいか。


 続いてやってください、あれば。


○議員(12番 大江 昇君) えらい私の質問に時間をとって申しわけないと思いますが、まず今の説明で気になったのは、やっぱり水路のことが私はもう何とか改修していただかにゃいけんと思うですだ。それで1,700万の減額があれば、過疎債使や何ぼでもあすこの辺の改修は私はできるやな気がしてみてはおりますが、解釈が悪いかもしれませんで。


 それでね、解釈は悪いかもしらんだども、まずその駅前改修のそこのところに気がつかだったいうことが私は残念でならんですわ、駅前改修にね。私は、改修の方法はあると思っています。今の改修の方法あると思ってます。だども、その改修方法、別な考えでせないけんって町長さん言われましたが、私はとにかく今回はその駅前改修について、その河川改修のことについては18年度でも取り上げるということをここで発言してもらわな、私は納得がいかんと思っております。


 これは言いますと、役場の駐車場の真裏から線路をまたがっています、川が。それを裏側をすうっと通いてもう一つ長山の方から流れるところにつながれれば、その間の改修はせでも私はいいと思っています。だども、施設改修で別に考えさせてもらわないけんてって言われて、それでも今考えますてって言っていただければ私はある程度この駅前改修については納得がいくですけどな、このままだったら絶対納得がいかんですよ。


 それから、商工会の施設利用のことについて、商工会はどうかかわるのか、便所だけだということを私は聞いておるですわ。そうしたら、その建物は壊されてもいいじゃないですか。その共同店舗それから住民参画型の店舗やなんかいしならでもえやな気がするだども、するてってやっておられますけんな、まあええだかもしらんだども、その計画について私はちょっと納得がいかんし、今、バスが2台あすこの商工会の前にいつもとまっています。


○議長(西郷 一義君) 大江議員、今、補正予算にかかわる質問でして、ちょっと意見だったり、ずれちょうけんな。


○議員(12番 大江 昇君) まあ駅前改修でそこがなんなってしまうだけんな、なんなってしまうことについてはこれは入っちょうだないですか、駅前改修のことについて。駅前改修のことについては入っちょらないいですよ、入っちょうけん私は言うですが、口下手だけんえすこに言わんだかもしらんだどもね、納得がいかん。そげな銭を使わんでもいいじゃないかいうことが私は言いたいだ。それは最初じゃないですよ。私は幾ら対処せないけんって旧町時代も何回か一般質問した、討論もしたこともあります。だどもある程度納得のいくやな内容の改修だなきゃいけませんだ。どうですか、それは。


 それともう一つ、ちょっと最初落といちょったですけどね、県が買収計画されちょうとこの建物の場所は県がするのか町がするのかいうこともちょっと聞いておきたいと思って、それ聞いちょかないけんことを落といてましたけど、そいつもつけ加えて聞いてみたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 住田町長。


○町長(住田 圭成君) 重ねての答弁になりますけども、まず基本的にこの計画については既に説明させていただいておりますので、それについては了解いただいたというふうに私は思っておるところです。したがいまして、今回、事業費確定をしたことによって減額させていただいたものを補正予算として計上いたしたところでございます。


 それから、河川改修の絡み、大江議員言われますけども、確かに河川改修これは必要な問題だと思いますが、これと駅前とは全く関係のない、河川改修ということになりますと全体的な視点で改修していかなきゃなりません。それで駅前開発の中でこの河川改修に重なる部分、これが今、生じておりますあそこの河川、いわゆる屋敷の中に水が入るような状況の解消とは直接関係がございませんで、一つの要望としては県の方にお願いしなきゃならんのは、クランクになっておりますところはこの事業によってあるいは直線的な改良が図れるかと思いますけれども、今の長山の方から出てくる分の水のはけ口は、線路の山側を下に抜くことはこれは不可能でございますので、いずれにしてもその川に入ってくる状況でありますから、根本的な解決にならない。やはり河川改修として川幅を広げていかないと基本的には改修にならないというふうに思いますし、事業はこれは町の事業でありませんで、この金をもってすれば直るんじゃないかといういわば単純におっしゃいますけれども、事業が全然違いますので、河川改修、砂防河川でございますからこれは町の事業にならないわけでございます。ですから、国の方に別途そういう事業として申請しなければなりませんが、先ほど来答弁しておりますようにこれを上に上げるためにはそれなりの地元の了解が得られる反響が出ないと、町としてもこの事業の申請できないということでございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) どうぞ。


○議員(12番 大江 昇君) 納得がいかんですわ。まず、過疎債の指定になる場所か場所でないかいうこともまんだ説明がしてもらっちょらんと思うだが、たしか地域限定があったと思う。過疎債の対象になる場所か場所でないかいうこともお聞きしたいし、それから駅前公園の事業があすこすうやになっちょうだ。でも、あすこ構ってしまわそのままですで。そのままのところでされないけんですけんな。住民が困っちょうもんがおるに、その利用価値がある道路にせないけんだけんわからんじゃないですけどね、まずその駅前改修のときに何とかするけんてって旧町のとき伺っておるに、全然考えておられんちゅうのが私はどげしたって納得がいかんですよ。もう一遍その2つについて答弁ください。


○町長(住田 圭成君) まず、過疎債の対象になるかどうかという、駅前の整備事業は旧町の溝口町の過疎計画にのせておりますので、当然過疎債の対象になって、今回も町の裏づける財源として過疎債充当を考えておるところでございます。したがいまして、事業費の確定に伴って起債も減額をいたしております。


 それから、先ほどの質問の中に答弁を落としておりましたが、県が直接事業をやってくれます土木の関係については、その関連する用地、建物については県の方の買収費で対応いたしますし、町があわせて進める町づくり事業についてはまちづくり交付金なり、そして町としての自主財源としては過疎債充当等を計画をしております。


 それから、駅前開発であそこのすべての水路の改修とかそういうことを約束した覚えはございません。


○議長(西郷 一義君) どうぞ。


○議員(12番 大江 昇君) 旧町のときにあっちょうですよ。調べてみてください。それはそげな議決事項にあったかなかったかということを調べてやってくださいや。駅前改修のときに何とか考えますということがあっちょったと思いますので。そのことをまず私は言っておきたいと思いますし、1.5メーターの幅がなけにゃいけんいうものをそれほっぽらかしにして事業を進められるなんて、現に困っちょられる人がおるですけんな、そこへ。それでそういう過去の駅前開発のことについても、執行部の答弁にもあったということを全然このたびのせちょられんですがね、改修事業の中へ。これは納得はしませんよ。


○議長(西郷 一義君) この程度であなたの質問と答弁は終わりたいと思います。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 大江議員が駅前の開発問題について質問されましたけれど、私もこの駅前開発につきましては何度か合併協の進行のときからいろいろとさせてもらって、意見も言わせてもらってきたところです。本当に住民の皆さんが、まずまず地権者の皆さんというよりも、地権者でなくしてその土地を借りて住んでいらっしゃる、暮らしていらっしゃる方々が全員同意になったのかどうなのかということと、見通しが立ったのかというところが一番大切だろうというふうに思いますけれど、その点はいかがかということです。


 それから、第2点目は、もうそういう不安やいろいろと意見を言ったことに対しましてまだきちんとなっていない段階で、もう既に新聞でこうなりますよという報道がされているということであります。障害者の喫茶店ができるそうですねというふうにおっしゃったわけでありますけれども、どのようなお話し合いになっているのでしょうか。障害者団体の中では、駅舎の部分をぜひそれに使わせていただきたい、こういうお願いが出て、そして今は駅前改修があるので、商工会との関連もあったりするので、その状況が終わってからでないと検討ができないという回答をいただいていたわけですけれども、もうこの中に新しくアンテナショップが喫茶店だというのが報道されているということであります。障害者の組織でそのような運営が図れるような相談がなっているのでしょうか、その点のところをお聞かせ願いたいと思います。


 それから、先ほど大江議員もおっしゃいましたけれど、何といっても何年前の豪雨であったときでしょうか、ちょうど選挙があるような時期でした。日野川の水位も大幅に上がりまして、あのハイヤーの前のところまで水が道路を越して流れ出るというような状況の中で、もう鉄道の線路も洗われるという事態が起こっています。そうしたときに、あの河川の改修は必要だろうということが住民の皆さんから言われていました。私もその現場にすぐさま行かせてもらって見させてもらって、意見も聞いたりして提言もしてまいった経緯もございます。ですので、せっかくこの事業をするならばそういった関連も含めてされていく。そして、住民の安全を守るということが第一番でありますので、それは当然関連、複合の事業ということで組み合わせていくことが当然だろうというふうに思います。そういった点については、現地を見させていただいた時点でもこの声が上がっていたというふうに思います。そういう状況の点、細かく教えていただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 住田町長。


○町長(住田 圭成君) 住民意向の関係ですけども、この事業を手がける前に住民参画の土木行政ということで、町民の皆さんの代表に出ていただいて溝口町の駅前、町を中心とした将来的などういう姿が望ましいかということで2年かけて住民の皆さんの参画を得て検討いただいて、それの報告書はいただいております。それが一つのベースになって、この駅前の町づくり、駅前の整備計画を国の方に要請をした経過があります。その報告書は町民の皆さんにも全部お配りをしておりますので、議員の皆さんも承知おきをいただいているというふうに思っておるところでございます。


 それで、次に障害者の関係については、先ほども課長の方から申し上げましたようにその代表者もこの協議会の中に入っていただいて、いろいろ検討していただくようになっておりますし、障害者の団体の皆さんからあすこに自分たちの一つの活動の場が欲しいという要望をいただきましたので、そういう計画もこの中に入れておりますので、もちろん協議会の中でまた御意見を出していただけるというふうに思っております。


 それから、河川の関係、これは先ほど来、大江議員にも何回も答弁しておりますように、確かに河川改修をしなければ根本的に解決になりません。そのためには、関係者の皆さんの御協力がなければこの事業できないわけであります。町としては国の方に要請はいたしますが、しかし条件が整わないものを上げてもこれ事業進みませんので、それについては地域の皆さんもしっかり考えていただきたいというふうに思っております。


○議員(12番 大江 昇君) 関連質問言わせてください。いけんかい。


○議長(西郷 一義君) 大体、原則として関連質問は先ほど随分言われたと思うですけどな。河川改修の問題かな。


○議員(11番 幅田千富美君) 回答がないです。


○議長(西郷 一義君) 回答がないところがある。(「休憩」と呼ぶ者あり)ちょっと幅田議員の質問が済むまで待ってください。


○議員(11番 幅田千富美君) 町長が言われますように、この土地に住んでいらっしゃる人がいないところでの側からの計画書や図面なども出されまして、それはもう新聞報道もされたりして知ってるんだけれど、肝心かなめのそこに住んでいらっしゃる方の合意が得られてないというところが一番問題ではないかということを指摘させていただいて、今回いろいろと煮詰まってきて、そしてその段階になってどうなのですかということを聞いているんですけれど、私は道路は交通事故から守っていく一定の整備は必要だろうと。全部が全部すべて反対などということは言っていません。ですが最小限の工事で、そしてすべきだということを言っておりますし、まず観光の入り口になるというような時代ではなくなっているということの変更も言わせていただいてきた経緯があるんですけれど、そこで今住んでいらっしゃる方が本当に見通しを持って将来生きていけれるということがなければ、自分たちも協力したいと思うけれども、これから先どんなことになるのか全然見当がつきませんというふうにおっしゃっているからお尋ねしているわけです。


○議長(西郷 一義君) その点、住田町長。


○町長(住田 圭成君) 立ち退きをいただかなければならない地権者については十分説明をして、基本的にはおおよその方々には御理解いただいているというふうに認識をしております。そのために、今後そういう方々のいろんなお気持ちもございますので、協議会の場で十分検討しながら、また地権者の方々の意見も聞きながら対応していかなきゃならないというふうに思います。


○議長(西郷 一義君) ちょっと議運の委員長から休憩の発言があっておりますが、ただいまのこの溝口の駅前改修の問題でございますけど、私も旧溝口のこの開発事業においては非常にまだ不認識なところがたくさんあると思いますが、先ほども町長等の答弁を聞いておりますと、とにかくこの9月で事業変更も皆さんの同意を得ながら得たと。そしてこの国の事業にのせて改修する。これとあわせて、この水害対策ですな、河川改修はこの事業ではできんと。これはぜひとも今後町づくりとして考えにゃいけんと。


 どうも幅田議員さんでも大江さんでも、いろいろな歴史的経過の中でそういう約束があったとか云々の問題は私もわかりませんが、河川改修は改修、今後の問題として取り組むべきだと。今まで皆さんと協議して事業変更も承諾し、今進めておるところでしてね、ですからこの河川改修は二段切りというか、別な角度で今後考えるべきだと。これはぜひ、わしらにわからんけど、それだけの土のうを積むだけの水害があったとか、それは大変な将来に向けての問題でして、これは新しい町づくりの中でぜひとも考えていくんだという考え方で、この河川改修はこの事業と一緒に考えてもらうとなかなか先行きがならんというふうに思います。


 じゃ議運の委員長が要請しておりますので、ちょっと休憩いたします。


              午前10時47分休憩


     ───────────────────────────────


              午前11時00分再開


○議長(西郷 一義君) 再開いたします。


 幅田議員、まだありますか。


○議員(11番 幅田千富美君) あります。


○議長(西郷 一義君) なら、簡潔にお願いします。


○議員(11番 幅田千富美君) 23ページです。観光費の鬼ミュージアム・おにっ子ランドの委託料がふえたということでありますけれど、全体には細かい説明を受けましたのでよくわかったわけなんですけれど、聞き漏らしてるところがありますのでお聞かせ願いたいです。


 これの増額ということは、恐らく入場者が減ってきてるということからではないかなというふうに思いますけれど、結局これまでの入場者推移がどうなったのかという点での御説明を受けたいと思います。


 それと、26ページの防災用ヘルメット購入ということで購入されたんですけれども、非常備消防ということですけれど、今とても大切になっているのは、広域消防などの関係ですけれども、アスベストの関係で現在そちらの方に消防に入ったりいろいろ救急のときに入ったりというときに、そういった検討が西部広域の方でなされて予算化されるというようなことがあってるのかどうなのか。今、町内にもこのアスベスト、民間の施設、公共施設は教えていただきましたんですけれども、民間の施設も吹きつけがしてあるというので進入禁止というような状況の施設もあるわけでして、そういった点での対応、対策がきちんと消防の方々に被害が及ばないような体制ができているのかどうなのか、その点をお聞かせいただきたいと思います。


 それと、昨日の一般質問でも私もしましたし、細田議員の方からも出されましたけれど、今回本当に住民の健康を守る早期発見、早期治療、そういった点での住民検診の人間ドックの当初から大きく減ってきている。それから障害者の医療費、外出支援、そういった点での減額が大幅になってきているわけですが、説明では15年度の医療費の積算の根拠からすると大きく積算が崩れたんだというふうな御説明があったわけですけれど、実際に外出支援に至っても町内が100円だったもの、低額であったもの、そういったものがもう500円ということで、そしてしかも町外に出た場合にはもうハイヤー代のような高いものになっているということから、利用が相当抑えられたというふうに私は住民の皆さんから聞いているわけですけれども、その辺の点についてはどのように把握していらっしゃるのでしょうか、その点をお聞かせ願いたいと思います。


 これを合わせますと、全体福祉関連でいわゆる一番困っている、町は手をつつかなければならない、そういったところが約3,000万からの減額になっているわけですが、18年度はどういうふうな姿勢でこれを取り組まれるということでしょうか。この3,000万からのものをそっくり来年度も使えるような政策的展開をするということが非常に大切だと思うわけですけれども、そこら辺でのお考えを聞かせていただきたいと思うわけです。見直しをするということをおっしゃっておりますけれど、どういうふうな具体的な内容の見直し展開をされるのかという点をぜひお聞かせください。


 それと、22ページですね、農林水産費ですけれど、特産品販売所の管理事業が8万4,000円、わずかではありますけれど増額になりまして、結局1,000万超えた1,100万に近いものを委託料ふえていくということに、管理事業に支出するということになったわけですけれども、具体的にその内容をお聞かせください。以上です。


○議長(西郷 一義君) 町長。


○町長(住田 圭成君) 細かい数字等の関係もございますので、とりあえず担当の課長の方から答えさせたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 上田課長。


○商工観光課長(上田 博文君) 先ほど質問がありましたおにっ子ランドの委託料の増額でありますが、この内容につきましては、実は昨年度、職員が1人退職しておられます。それに伴いまして、退職金を観光事業団の方から手当を支給しております。その退職金を今回補正させていただいております。以上であります。


○議長(西郷 一義君) 総務課長。


○総務課長(岡田 賢治君) 私の方から、順番ですので広域消防あるいは消防団が災害現場に入る場合、アスベストの確認ができるかどうかとか、それの現地に入る場合の対応策は徹底されておるかというふうな内容だったと思いますけれども、広域消防につきましてはどのような対応になっておるかちょっと確認しておりませんので、その辺はまた確認をさせていただきたいと思いますが、消防団につきましては現在のところ特段な指示はしておらないというのが現状でございます。


○議長(西郷 一義君) 杉原課長。


○福祉課長(杉原 良仁君) 外出支援サービス事業についてお答えします。


 この数字的には、金額的にはかなりこの補正で落とす補正にしておりますが、実は平成16年度の実績の延べ数ですが、旧岸本では1,002人、旧溝口では1,163人で合計2,165人の利用がありました。17年度の当初の見込みとして、3,621人を見込んでおります。しかし、それが実績でいきますと2,300人程度になろうという今までの実績を踏まえた補正をこのたびさせていただいたということで、延べ数でいいますと16年度よりも若干数字はふえておるという。それだけ利用したい人が多いということも言えるわけですが、金額的には確かに幅田議員さん言われたように16年度に比較してかなり金額が高くなった関係上、この18年度においては少しでも下げる方向でいきたいと思っておりますし、それと今までやっておりましたやり方というのはこの3月31日までしか猶予期間はございませんので、4月1日からは陸運の許可を得てきちんとした手続にのっとってこの事業はやっていきたいと思っております。以上でございます。


○議長(西郷 一義君) 永見さん。


○健康対策課長(永見 文夫君) 年度検診でございますけども、16年度の溝口町の実績に基づいて旧岸本分ということも含めまして160人ということで当初計画したわけでございます。節目検診ということで、皆さん方にも周知をしっかりするということでいたしましたけども、結果的には大幅に減少になってしまったということでもございますので、今後は住民の皆様に人間ドック検診についてもしっかりと周知してまいらなきゃならないというふうに思っておりますし、今後また年齢の拡大、そういったことも検討していかなきゃならないというふうに思っております。


○町長(住田 圭成君) 梅原課長。


○産業振興課長(梅原 久義君) 特産品販売施設の管理委託料でございますが、今現在施設には暖房の整備がしてございません。したがいまして、この寒さ対策ということで暖房器具のリースを3台、機械を3台リースとして委託をするということで8万4,000円を計上させていただいております。


○議長(西郷 一義君) 大江さんの要望ですが、遠藤監査委員、施設有効利用。


○代表監査委員(遠藤 政明君) 大江議員さんの方から指摘がありましたので申し上げます。


 私ども監査委員事務の方として、16年度の決算について意見を述べさせていただいて、経常収支比率の大幅な悪化に伴って早急な行財政改革プランの練り直しが必要だというぐあいに指摘させていただいております。


 それから、議会の皆さん方の委員会の方でも10数項目にわたっての各細目にわたって練り直しという指摘もあっております。


 それを受けて、私どもも3カ月前に指摘のとおり早急な行財政改革プランを練ってくださいというぐあいに執行部の方に申しております。それは議長さんにもそのあれが行っておりますので、事務局の方で、いつも議長さんの方から御案内がありますように監査報告を見てくださいというぐあいに言っていただいておりますけども、早急な改革プランを練ってくださいということを申しております。それに伴うのかどうかはあれですけども、先日も議会の皆さんの方に御説明があったようでございますけど、まだ私の手元には届いておりませんので見させてもらっておりませんけども、先般も伯耆町の行政改革大綱2005実施計画なるものが策定されて、皆さんの方に協議がなされるようになっております。その中で5年間ということで協議項目がなりますけども、やはりこの合併というものはなぜ合併したかという主眼の眼目は皆さんがおっしゃっておりますように、いわゆるこのままでいけば成り立っていかないということで仕方なく合併せざるを得ないという理由が大半の理由だというぐあいに私も認識しておりますので、総論賛成各論反対じゃなくして、やっぱり仲よくして、いかにこの財政が硬直した中にあるこの町政を執行部と議会の皆さんが一体となって改革をして、やっぱり財政を豊かにというか、緩やかに安定した財政を築いていって、町民を路頭に迷わせることなくやっぱり行政執行していくというのが最大の責務であるというぐあいに認識しております。


 それに加え、せっかくこういった実施計画が出ましたので、これを早急にもんでいただいて、町民の負託にこたえるような行政執行をしていただくように、私どもも側面から応援していきながら指摘もしていきたいというぐあいに思います。


 それから、ちょっと長くなりましたけども、今般の質疑の中で議選の監査委員であります勝部議員さんの方からも来年度計画に対してのめり張りをつけた財政プラン計画を練り直すというか、そういったものがきちっとこの指摘をして、発言の中に盛り込んでもらってありますので、それを議会の皆さんと執行部の皆さんがよく御相談いただいて、なるべく早く、5年間でするということでなくして、前倒しでどんどんやっていくという姿勢でひとつ皆さん御協力をいただきますようによろしくお願いいたします。


 私も若輩者でなかなかその職を全うできかねてはおりますけども、叱責をいただきながら頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) ありがとうございました。


 幅田さん、予算質問も3遍まではできるですけどな、いいですな。許可はするけど。


 どうぞ。


○議員(11番 幅田千富美君) 御回答いただきまして、わかりました。


 それで、外出支援のことについては見通しをお聞かせ願ったわけでありますけれど、この外出支援も今回調整がされて、月に3遍までということで、しかも病院に行きたり町の事業、そういったときに使うということで制限がされたということであります。


 障害者の社会参加、ノーマライゼーション、こういうことを高く掲げて、人が人らしく生きていく、それをサポートしていきましょうということで取り組んでいるわけでありますけれども、その点からどうなのかなということであります。それはやはり一回一回ということでしていきますのでどうしてもそうなるんですけれど、としても今回提案してまいりましたように弱い立場の人の社会参加が下から支えていけれるような状況をどうしてつくるか、これは安心の、町長がもう日ごろから言っていらっしゃるぬくもりのある、優しさのある町づくりの基本であろうと思います。その点で、ぐるりんバスとか循環バスとかハイヤーとかいろいろと提案したわけですけれど、早くそういった点を、福祉課だけでなくて、通学のことも子供が一人になった場合の不安などということがありましたけれど、そういった点は検討されているのでしょうかどうなのでしょうかというところを……。


○議長(西郷 一義君) 幅田議員、あなたの意見が多うてかなわん。直接簡潔に、補正予算に対して。


○議員(11番 幅田千富美君) お知らせ願いたいということです。それこそこれほどの大幅な修正がありましたから、言わせていただいているんです。


 それから、調整で変わってきて障害者の人工透析の患者の方が病院に行くということに対しても制限があったと。こういったことを不安になりながら、また今回なくなってしまったということで、この費用もまた減額になったというところもあるというふうに私は認識しています。今、やっと生きているそういった人たちを不安に陥れるようなことにしないで、そういった手だてをする考え方についてお聞かせ願いたいということです。


 それと、今回ここにはあらわれてきませんでしたけれど、敬老会の問題です。


○議長(西郷 一義君) それは3月の一般質問でやりない。


○議員(11番 幅田千富美君) これは減額になっておりませんけれど、あらわれてないけれど……。


○議長(西郷 一義君) それは本当にそげなやつ絶えず続行してもらったってかわなんけん。


○議員(11番 幅田千富美君) じゃ、その点だけお聞かせください。


○議長(西郷 一義君) 杉原課長、先ほどの質問に対して。


○議員(11番 幅田千富美君) 町長さんです。


○議長(西郷 一義君) 町長。済みません。


○町長(住田 圭成君) いみじくも議長さんの方からお話がありましたように、補正予算に対する質疑で、提案した議案に対する質疑の場だと思っておりまして、今、意見は一般質問等でいただくのが意見だというふうに思いますので、ただいま幅田議員の意見は意見として承りたいと思いますが、昨日の一般質問でこれに関連する事項については答弁を申し上げたところでありますので、見直すべきものは見直していかなきゃなりませんが、今、障害者自立支援法の関係の法律が施行になったわけでありますので、それを受けて今後本町の障害者自立に向けての計画も策定をしていかなきゃならないというふうに思っております。そうした住民の皆さんの意向も踏まえながら、法律の趣旨も踏まえながらそういう計画の策定をいたす考えでございます。御理解いただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 2番、細田議員。


○議員(2番 細田 栄君) 22ページの農林水産業費、大山望の委託料の増額についてお尋ねいたします。


 これは9月にも補正予算があったかと思いますが、ここの施設は指定管理者によりまして農業振興公社に指定がしてあると思います。当然指定管理者の指定手続に関する条例に基づきまして、公募によることなく指定することも可能でございますが、金額的にその当初の指定をしたときに協定が入っていると思いますが、このように9月、12月とその経営状況によって委託料を変更することの妥当性、これから起こってまいります公募による管理者、安く見積もりを出して指定をしていただいて、やってみたら赤字が出たと。このように補正をしていくのかどうなのか。ここの考え方ちょっとわかりませんので、説明をお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) 住田町長。


○町長(住田 圭成君) 御指摘のように、本来指定管理者を指定するときには見積もり、計画書、きちっとしたものを出して、こちらの方はそれについて十分精査をしてしなきゃならないわけでございますが、今回この大山望の農業振興公社を指定管理者に指定しました際にはまだそこまできちっとした、一つの計画書は出して、それも見てまいりましたけども、実際準備不足の面もございまして、当初の計画よりも大幅に落ち込んでいるという状況がございますので、改めてまた御協議をさせていただかなきゃならないと思っております。


 今後の指定管理者制度については、昨日も答弁させていただきましたように十分そういったことも含めながら指定管理者の指定を行っていきたいというふうに考えております。


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号第366号、平成17年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)、反対の立場で討論いたします。


 まず第1点目は、先ほど討論になりましたように駅前の改修です。これは何年も前からプログラムが発表されたりしておりましたけれど、いよいよここに実施段階になりましてから住民の皆さん、現実にそこに住んでいらっしゃるその方々の声が反映できるようになってまいりました。この時点になって、先ほど河川改修の点も、それから地権者、住んでいる方々の将来の問題も現実の問題として、一人一人の暮らしに直接かかわる問題として持ち上がってきている状況であります。本来、計画というのは、計画が70%でき上がった。それこそ希望による計画になるわけでありまして、いかにそこに住んでいらっしゃる方々がこれに加わらない計画であったのかということが明らかになった。そういうことでありますので、大急ぎで住民の皆さんの意見集約、そしていずれにしてもそこに住んでいらっしゃる方の将来の不安なき状態をつくり上げていく、そういう点からこの予算案について意見を申し上げます。


 第2点目は、先ほど指摘してまいりましたように特別医療費の助成、それから介護保険の委託事業、訪問サービス、配食サービス、外出支援サービス、さまざまなサービスが大幅に減額になりました。確かに使わなかったからということでありますけれど、今、福祉協議会が地域に入って説明をして回っていらっしゃいますけれども、本当にこれは使いやすい制度にしていかなければ、住民の皆さんは困るわけです。住民検診、人間ドック、町民の健康を守るその大きな柱にしていくのだと町長は答弁してくださっておりますけれども、これは本当に住民の皆さんが受診率が上がらなければ効果はないわけです。


 16年度の岸本地域の状況を調べてみますと、基本健診が1,229人、この中でどこも問題がない、この方は93人だけであります。あとは要指導、精密、要医療、こういう状況になっています。これがたったの1,229人中でありますから、住民の健康を守る大きな柱にしていく、これこそ大切なわけであります。


 節目、人間ドックということで予定されていたその人たちが、今回人間ドックをしていない。最近、保健委員会がありました。そこで若いお母さんが、この住民検診でおしゅうとさんを連れていって、そして自分も検診を受けてひっかかった。命が救われた、こういって発表していらっしゃいました。住民検診の偉大さはそこにあるわけでして、医療費を低めていくこれからも大きな役目があるわけでして、これに対する手だては細かくつくり上げていかなければならない。そういった点からも、そうならなかった今度の17年度の予算に大きな問題があったことが露呈されております。


 以上、数点上げさせていただいて、反対の理由といたします。


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


 10番、中田議員。


○議員(10番 中田 壽國君) 議案番号第366号、平成17年度伯耆町一般会計補正予算(第5号)に対して賛成の立場で討論いたします。


 本予算は、職員異動の予算の見直しを初め当初予算に対して早期に精査に基づきまして増額、減額の見直しをされたものであります。この中には、土木、農林、建設等々災害復旧費、そしてまた住民ニーズにこたえるためサービスの向上に対する予算であります。賛成するものであります。以上です。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第2 議案第367号





○議長(西郷 一義君) 日程第2、議案第367号、平成17年度伯耆町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第3 議案第368号





○議長(西郷 一義君) 日程第3、議案第368号、平成17年度伯耆町老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第4 議案第369号





○議長(西郷 一義君) 日程第4、議案第369号、平成17年度伯耆町水道事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第5 議案第370号





○議長(西郷 一義君) 日程第5、議案第370号、平成17年度伯耆町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第6 議案第371号





○議長(西郷 一義君) 日程第6、議案第371号、平成17年度伯耆町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第7 議案第372号





○議長(西郷 一義君) 日程第7、議案第372号、平成17年度伯耆町公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第8 議案第373号





○議長(西郷 一義君) 日程第8、議案第373号、平成17年度伯耆町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第9 議案第374号





○議長(西郷 一義君) 日程第9、議案第374号、平成17年度伯耆町有線テレビ放送特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。


 本案につきましては、既に提案理由の説明は終わっておりますので、直ちに原案に対する質疑を許します。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 議案第374号の平成17年度伯耆町有線テレビ特別会計の補正予算に対しまして質問をいたします。


 第1点の質問は、アナログ周波数の変更工事給付機器として合併市町村の補助金を受けて伝送路工事、その他の計画になっているわけでありますけれども、今回の計画、全協で詳しく御報告いただきましたので大体事業の内容はわかるわけでありますけれども、お聞きしておきたいと思いますのは、この事業によってIP電話が使えるというふうにお聞きしたわけですけれども、これの対象戸数、どのぐらいの方がこの事業の中で電話を使えるようになるかということが1点と、それから現在の各、全体では80.幾らというふうにおっしゃいましたけれど、岸本地域とそれから溝口地域でそれぞれ加入率はどうなっているのかということです。


 それと、施設の一元化への協議をしていくということで、今度の行革の計画にのっておるわけですけれども、いつをめどにそのようなお話し合いをされるのかという点、その点についてお聞かせください。


○議長(西郷 一義君) 井上室長。


○地域情報室長(井上祥一郎君) それではお答えいたします。


 まず最初にIP電話の関係ですけど、対象戸数はどの程度というように見込んでいるかということでございますが、IP電話を加入するに当たりましては、IP電話は略しましてはインターネット電話というものでございますが、インターネットを通じて電話をするということでございます。それで現在のところ、IP電話、旧溝口地区におきまして約300弱の方がインターネットをやっておられます。そのうちのおおよそ約20%程度ぐらいが申し込まれるではなかろうかと思いますが、これは事業を進めていく上におきましてこういうことができますよという啓発も行いまして、できるだけ多くの方に入っていただくというように考えているところでございます。まだ稼働しておりませんので、その辺につきましてはちょっと未定の要素がありますけど、できるだけ多くの方に入っていただくということでございます。


 それと加入率の件でございますが、旧岸本地区におきましてはおおよそ80%、旧溝口地区におきましては95%でございます。


 それと一元化の関係について、いつごろをめどにしておるかということでございますが、一元化関係につきましては、今、テレビの放送関係につきましてはデジタル化という問題が出てきますし、それとデジタル放送関係につきましては平成23年の8月ごろでアナログ放送がもうできないというような状況になりますので、それまでには確実に一元化方向にといいますか、それも検討に入れながら今後進めていきたいというように考えているところでございます。以上です。


○議長(西郷 一義君) 野坂議員。


○議員(7番 野坂 明典君) この光ケーブルで本庁舎と分庁舎、それと有線テレビセンターがつながれるということは結構なことでいいと思いますけれども、この放送は総務課を通じて運用されるだろうと思います、一斉放送は。それについての有線テレビジョン放送との方の関係は出てくるのでしょうかということと、もう1点はそういうことに関して有線テレビには運営協議会いうのができておると思います。それである程度その辺のところを相談されたのかされなかったのか。一方的に総務課の方でそういうぐあいになってきたのかよくわかりませんので、その辺をちょっと、運営協議会の開催状況とその辺を、ちょっと外れてるかもしらんけれども、聞かせていただけたらと思います。


○議長(西郷 一義君) 井上室長。


○地域情報室長(井上祥一郎君) それではお答えいたします。


 防災無線と音声告知放送、御存じだとは思いますが、岸本地区におきましては各家に放送する場合には行政無線という方式で放送がなされております。定時放送もやっておられます。旧溝口地区におきましては、ケーブルテレビの線を利用した音声告知放送というのをやっておりまして、これらが今現在では一斉に放送ができないという状況になっておりますので、CATVの子局、これを本庁舎の方に移転いたしまして、一斉放送ができるようにしたい。定時放送のもちろんのことですけど。


 具体的には総務課の方が管轄になるわけですけど、それらと協議を今重ねておりまして、できるだけ早く一斉に1回で放送ができるというような方向を考えているところでございます。


 それと、運営委員会に関する件ですけど、今年度1回開催しておりまして、これらの新しい事業、これらについてはまだ説明しておりませんので、近いうちにまた開催して運営委員会の了解を得たいと、そのように思っているところでございます。以上です。


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


 幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 議案第374号、平成17年度伯耆町有線テレビ放送特別会計補正予算(第3号)、これに対しまして反対の討論をいたします。


 この一番の理由を申し述べますのは、この有線テレビへの多大な投資を今までやってまいりました。そして、光ファイバーでなかったためにまた光ファイバーに変えるということで、大きな投資をして現在に至っています。


 インターネットを導入するということで、これにも大きな投資をしてきたわけですけれど、当初700人の件数を予定されてきていました。しかし、それも300人そこそこというのが現状となっています。当初から情報の一元化、合併するときにその中海放送と単町の独自の放送局ということになるので、そこはきちんと調整をしてからすべきだというふうに申してきましたけれども、やはりこの性格の一致点をきちんとしていなかった。そのために、これはずっと大きな住民の費用負担ということになってまいっています。


 今回、情報の一元化ということで種別されるわけでありますけれども、それは当然のこととして、まずまず将来の23年のアナログ化に向けてこれからするんだというような方向性ではなくて、十分相手の企業も、それからこちらの事業も話をして検討をして研究をしていくということこそ大切だと思うわけでありますけれども、もうなし崩し的に当然のようにどんどんと進められておることに対して反対であります。


 そして、加入者が80%、95%、このあとの20%程度の人たちの情報のミスマッチ、こういった状況のもとでの、20%の方々への町費を投入して、そしてする事業としてはどのような方向性が示されているのでしょうか。この点についても、何ら方向性のないままどんどん進んでいくこの事業に対しまして反対いたします。


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


 7番、野坂議員。


○議員(7番 野坂 明典君) 平成17年度有線テレビ特別会計補正予算(第3号)の賛成の立場で討論いたします。


 この先ほど申しましたように、本庁舎と有線テレビ溝口地区との光ファイバーで結ぶということは画期的なことだないかと思います。情報の共有化ということはこれから一番大事なことでありますので、まずこれはもっと早く始まってもよかったというぐらいに思っております。


 インターネットがどうのという反対者の言葉もありましたけれども、インターネットはこれからのどんどん進んでいくものです。今の状況で数字を判断してするようなものではありません。このインターネットというものがいかにこれからどうなっていくかというのは非常に大事なことだと思います。


 地上波デジタルテレビが始まりましても、双方向の通信ができるというのもインターネットがなければなかなかこれはできないのが現状だと思います。将来はいろいろとその技術革新が起こりましてどうなるかいろいろ検討が少ないとこもありますけれども、この情報の共有化、これが町民を一つにする一番大きなことだと思います。ただ、希望するのは、今の総務課のやっていらっしゃる音声放送とそれとケーブルテレビの字幕放送がミスマッチしないように、その辺を注意していただければ非常にいい施策じゃないかと思っておりますので、賛成いたします。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


 ここで11時まで休憩いたします。


              午前10時47分休憩


     ───────────────────────────────


              午前11時00分再開


○議長(西郷 一義君) 再開いたします。


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◎日程第10 議案第375号





○議長(西郷 一義君) 日程第10、議案第375号、特別功労表彰についてを議題といたします。


 町長に提案理由の説明を求めます。


 町長。


○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました議案第375号、特別功労表彰についてでございますが、本案は、伯耆町表彰条例第10条第1項の規定に基づき、河合勝氏を特別功労表彰することについて議会の同意を求めるものであります。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。


○議長(西郷 一義君) 説明は終わりましたので、これより質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり同意されました。


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◎日程第11 議案第376号





○議長(西郷 一義君) 日程第11、議案第376号、特別功労表彰についてを議題といたします。


 町長に提案理由の説明を求めます。


 町長。


○町長(住田 圭成君) 上程いただきました議案第376号、特別功労表彰について、本案は伯耆町表彰条例第10条第1項の規定に基づき、田中宏氏を特別功労表彰することについて議会の同意を求めるものでございます。よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げます。


○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 本案は、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり同意されました。


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◎日程第12 議会運営委員会の調査報告について





○議長(西郷 一義君) 日程第12、議会運営委員会の調査報告についてを議題といたします。


 本件につきましては、お手元に調査報告書の写しを配付しておりますが、この際、議会運営委員長の調査報告を求めます。


 柳清議会運営委員長。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君)


     ───────────────────────────────


           伯耆町議会議会運営委員会調査報告書


 平成17年9月22日第9回本町議会定例会において付託された事件を調査したので、会議規則第77条の規定により、その結果を次のとおり報告します。


1.調査事件


   議会運営について


2.調査の概要


   別紙のとおり


3.調査の経過


 上記の事件について、10月20日から10月22日までの間、京都府山城町を調査し、11月16日、11月22日、11月30日、本委員会を開いて別紙のとおり報告書を作成した。


4.少数意見の有無


   なし


   平成17年12月16日


                     議会運営委員会委員長 柳 清 茂 郎


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


           伯耆町議会議会運営委員会調査報告書


1 調査地  京都府相楽郡山城町


2 調査日  平成17年10月20日(木)〜22日(土)


3 参加者  柳清茂郎委員長、入江正美副委員長、大森英一委員


       勝部博史委員、西郷一義議長、田邊公教副議長、小原章信事務局長


3 調査の目的


 議会の最も重要な機能である立法機能、行政監督機能等を充実強化し、さらに行政執行へのチェック機能をさらに向上させ、分権時代に期待される議会の役割を果たすために、議会運営に関して特長的な議会活動を行っている自治体を調査するものである。


 5 調査の概要


(1)山城町の概要


 京都府の南部に位置し、木津川沿いに広がる、人口9,122人(12国調)、面積24.53K平方メートルの町である。車で奈良市まで20分、京都市まで1時間の距離にあり、田園風景が広がる自然豊かな歴史の町でもある。


 平成16年度一般会計決算は、歳入38億5千万円、歳出38億2千万円で、歳入のうち町税は9億6千万円、地方交付税は12億8千万円、歳出のうち議会費8千2百万円などである。


 合併に関しては、平成19年3月を予定に、隣接する木津町、加茂町との3町合併(市に移行)に向け合併協議が進んでいる。


(2)山城町議会の概要


 平成17年4月改選時に、議員定数を16人から14人にし、常任委員会も3委員会から2委員会とした。


 正副議長の任期は、申し合わせにより2年で、議長は常任委員会には所属していない。


 特に、インターネットでの議会中継が特徴点としてあげられる。


     ───────────────────────────────


 添付してありますように、見ていただいたらわかりますけど、本町と山城町とは差異はあるものの、大体中身においてはほとんど余り変わらないというのが議会においての構成ではなかろうかと思っております。


 まとめ。議会運営については、同じ法律、条例、規則等で運営しているのにもかかわらず、町村によってその運営方法は異なっていることが多い。


 議会運営委員会としては、議会の活性化や議会の持つ立法的機能、行政監督機能などの充実強化を図り、分権時代に対応した住民から期待される議会運営が重要と考えている。そのため、今回の調査した山城町の議会運営も参考にして、議会の自主性、自立性を強め、住民から期待、信頼される議会となるよう努力していく必要を感じた次第であります。よろしくお願いします。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対して質疑を求めます。


 幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 全員協議会で詳しく御報告があればそこで聞けばよかったんですけどありませんでしたので、ぜひともこの機会に聞いておきたいなと思いますのでよろしくお願いいたします。


 第1点目は、インターネットでの議会中継をされているというふうに上げられておりますけれども、全部放映なのでしょうか、それとも部分だったのか教えていただきたい。


 それから、議事録ですね、本町の場合は議事録が図書室に1冊あるということで、旧溝口の場合にはプリントをしていただいて、冊にしていただいて持ち帰って十分に検討していくことができたのでありますけれども、この議事録をコピーするのに1枚10円が要るというような本町の実態になっているわけでありますけれども、この山城町の場合はいかがだったでしょうか、教えていただきたいと思います。


 それと、議事録の整理の期間ですね、本来、次の議会までにもう整理されていってそれが見せていただいて、その答弁やらいろいろ研究しながら次の質問を準備するということが必要なわけでありますけれども、その点が、整備期間ですね、どうなっているのかということを教えてください。


 それと、全員協議会が公開になっていたのかどうなのかということです。


 それと、調査費が条例化していないということになっておりますから出ていないのかなどうなのかなということ、そこら辺教えていただきたい。


 それから、本来議会にコピー機があって、議員活動が本当に優にできるような状況こそ必要なわけでありますけれども、そこら辺はいかがであったのかということ。


 それから、職員体制ですね、今は事務局長と職員2人ということで、本当に厳しい状況の中で3つの委員会の記録もしなきゃいけない、事務局も守らなければならない。非常にコマネズミのように働いていらっしゃるわけでありますけれども、せめて議会中ぐらいは総務課から上げてでも対応が必要だろうというふうに私は常々思っているし、言っておるわけですが、どのようなその体制になっていたのかということです。


 それから、全協、委員会、議事録、この取り扱いはどうなっていたのかなということです。本来、正式な議会でありますので、きちんとテープをとるなり議事録は保管されなければならないわけでありますけれども、その辺はいかがになっていたのか、この点をお聞かせ願いたいと思います。以上です。


○議長(西郷 一義君) 委員長、自席で結構です。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) たくさんたくさんえらいごちゃごちゃ言われたもんであれですけど、インターネットの件、これは全部放映と。本町においてはCAテレビということで時間制限というものを設けたものでやっていますけど、山城町の場合にはインターネット全部放映ということだったです。


 それから職員体制、これは3人だけど1人は総務の方から上がってくるということだったです。


 それから、何があったかいな。(「コピーのこと」と呼ぶ者あり)コピーはわかりません。そげな細かなこと聞いていない。もっと重大事項を聞いているので、そげなコピーがどうだこうだなんてそげなん聞いていない。聞いたことだけを教えます。


 それから、何でしたか、ほかは。


○議員(11番 幅田千富美君) 全協、委員会などの議事録の体制。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) 議事録は公開だから、本町も一緒で。


○議員(11番 幅田千富美君) 議事録はとってあるということですか。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) とってある。


○議員(11番 幅田千富美君) それから、整理期間、議事録の。(発言する者あり)


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) それも聞いていない。そげなあなたが言うような細かなことは一々聞いていない。そげなことはあなたにまつわることであって、私はもっと重大的なことで、そのようなことは聞いていない。以上です。


○議員(11番 幅田千富美君)


             〔議場騒然とし聴取不能〕


今回は議事録をコピーするのに10円かかってるんだけど、そちらの方はどうだったかなと思って。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) そこの辺、聞かへんだった。


○議員(11番 幅田千富美君) 大事なこと聞いちょうならんね。


○議長(西郷 一義君) 研修費のこともあったが。きちっと予算に組んでいるし。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) うん、そげなことは聞かだったと思うよ。


 ということだわ。不足だったらもっと重要なことあら今言っとく。


○議員(11番 幅田千富美君) だけん、私が議運に入れろって言っとうだがん。


○議会運営委員会委員長(柳清 茂郎君) いや、そげな細かなこと聞かない。


○議長(西郷 一義君) 研修費のことか、政務調査費のことか。


○議員(11番 幅田千富美君) そうです。


○議長(西郷 一義君) 大森さん、勝部さん、どげだったかいな、政務調査費の……(「ないです」と呼ぶ者あり)なかったね。


 まだ漏れちょうかいね、幅田さん。進行させていただきますが。


○議員(11番 幅田千富美君) だから議事録の取り扱いで、聞いとらんて言いなっただな、わかりました。


○議長(西郷 一義君) あとは確認してないということだ。


 これで議会運営委員会の調査報告を終わります。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第13 陳情について(第8号)





○議長(西郷 一義君) 日程第13、陳情について(第8号)を議題といたします。


 陳情について(第8号)、小泉首相の靖国神社参拝中止を求める意見書の提出について(陳情)については、閉会中の審査を総務常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 中田総務常任委員長。


○総務常任委員会委員長(中田 壽國君)


     ───────────────────────────────


             総務常任委員会審査報告書


 平成17年9月6日第9回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第8号 小泉首相の靖国神社参拝中止を求める意見書の提出について(陳情)


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年9月7日、12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 本陳情は、小泉首相の靖国神社参拝は、ポツダム宣言や戦犯と認定した東京裁判を受諾した講和条約など戦後の出発となった内外への公約の否定となり、憲法の政教分離の原則に抵触し、また、アジア諸国とりわけ中国・韓国との溝を深め、各種の交流事業や経済活動にも大きな影響を与えているので、首相という公務についている限り、参拝を自粛すべきであるとの趣旨である。


 戦争の犠牲者を祀り、それらの方に対して敬意を表することは、日本人として当然のことであり、靖国神社が恒久平和のシンボルとなるよう見守っていくことこそ大事なことであると考える。


 小泉首相の参拝は、戦争を反省し、恒久平和を願っての参拝であり、戦争を肯定するものでは決してない。


 よって、本陳情は「不採択」すべきものと決した。


 ? 少数意見の留保の有無  なし


   平成17年12月16日


                     総務常任委員会委員長 中 田 壽 國


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


 以上です。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第8号について、委員長報告が不採択でありますので、まず原案に対し賛成の方の発言を許します。


 幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 陳情第8号、小泉首相の靖国神社参拝中止を求める意見書の提出について、賛成であります。


 本陳情の願意は、小泉首相の靖国神社参拝はポツダム宣言や戦犯と認定した東京裁判を受諾した講和条約など戦後の出発となった内外への公約の否定となって、憲法の政教分離の原則に抵触して、またアジアの諸国、とりわけ中国や韓国との溝を深めて、各種の交流事業、経済活動に大きな影響を与えている。首相という公職についている限り、参拝を自粛すべきだ。これは当然のことではないですか。


 今回、本町の補正予算で中国との長い間の交流の事業、中止になりました。この地方の国際交流にまで大きな影響が出ているではないですか。靖国神社の歴史観、戦争観、これが問題であります。過去の日本の侵略戦争を自存自衛の戦争、アジア解放の戦争として正当化しております。靖国史観として、日本政府は公然とお墨つきを与える、こういう講堂をとってどうして今日の世界において許すことができるでしょうか。ここにこの問題の大きな本質があるわけです。


 靖国神社の境内に設置されております遊就館、これは侵略戦争を礼賛する展示物が並べられていて、軍事博物館としての存在が今世界に広く知れ渡っています。外国のマスコミの方たちも、相当見学に来ていらっしゃいます。そして、内外の批判にもかかわらず、小泉首相がこれまで5年間ずっと靖国神社に参拝する、この行動をとっています。国会で日本共産党の追及で、靖国神社の考えと政府の考えは違う、はっきりと答弁しています。この答弁からしても、この行動は説明がつくものではありません。首相によります靖国参拝が、日本の国策として固定化される危険性が今生まれております。重大な事態です。仮に日本がこのような方向に進んだとしたら、日本の国益、この損失ははかり知れないものがあります。この問題は中国や韓国などアジア諸国との関係にとどまらないで、日本と世界の関係の問題です。戦後の国際秩序は、かつて日本、ドイツ、イタリアが行いましたあの戦争が犯罪的な侵略戦争であったという共通の認識の上に立って、二度とこのような戦争は許さない、こういう轍の上に成り立っているわけです。これを否定することは、世界の秩序に挑戦するということにほかなりません。現に首相の靖国連続参拝に対しまして、中国や韓国などアジアの諸国の政府はメディアから厳しい批判が寄せられているばかりか、先ほど行われるはずでありました日中韓三国首脳会談、これも今中止になっています。


 そしてアメリカからの、そして欧米からの主要なメディアからも批判の論説が今集中しています。アメリカの動きを見ましても、ブッシュ大統領が対立戦争60周年記念の演説の中で、アジア開放のための戦争という侵略戦争正当化論を厳しく批判しております。米下院が第2次大戦終結60周年に当たっての採択、この決議にも過去の日本の戦争犯罪再確認する、こういう文章が載っております。


 首相の連続参拝に当たりまして、米下院の外交委員長は、日本の駐在大使にあてて遺憾の意を伝える、この書簡を送っております。


 このように、米国政府や議会が靖国史観が今日の日本に存在していることに驚き、注意を向け、特別の憂慮、懸念を表明したのであります。日本政府が靖国史観を肯定する行動をとり続けるならば、日本外交の行き詰まりと孤立、いよいよ深刻にならざるを得ません。


 14日に行われました東南アジア諸国連合ASEAN10カ国と日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの16カ国が参加します初めての東アジア首脳会議が開かれました。この地域の共同体繁栄に向けてこの会議を定期的に開く、このことを決めましたクアラルンプール宣言、これが採択されました。世界の人口の半分、31億人を擁しますこの地域の平和、繁栄を目指すこの対話と協力の新たな枠組みがスタートしたわけです。宣言では、国連憲章、東南アジア友好条約、国際法の諸原則を確認した上で、東アジアの平和、安定、繁栄の促進、これを目的とした対話のフォーラムとして東アジア首脳会議を設置する、このことを高らかに宣言しています。


 こうした中で、小泉首相が靖国参拝を批判する気持ちがわからない、どうして、戦争の犠牲者を哀悼していいではないか、このようなことを発言しておりますけれども、開き直っています。憲法改正と戦争する国につくり変えようと居直っています。世界の流れと全く逆行しています。


 靖国神社は、永久戦犯を祭って附属の侵略戦争を正当化している神社でございます。反戦、平和の日本のシンボルになり得るはずがありません。靖国神社参拝をして、日本国憲法の精神を生かした外交こそ世界と日本の国民が求めるところであります。これは採択すべきであります。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


 8番、勝部議員。


○議員(8番 勝部 博史君) 私は、今、陳情8号でございますが、小泉首相の靖国神社参拝中止を求める意見書提出(陳情)についてでありますが、委員長報告は不採択であります。こうしたこの不採択に賛成の立場で討論をいたします。


 今、賛成の方はいろいろと述べられましたが、いろいろ小泉首相の政治思想、そしてまた政教分離問題等はさまざまな意見があります。そして、国内でもいろいろな意見があります。しかしながら、私は心ならずともとうとい命を犠牲に国家のために戦った戦没者たちに敬意と感謝の誠をささげるのは、政治家思想でもあり得ると思います。これは人間にとって、日本人にとって当然であると思います。国民は、この鎮魂靖国神社は日本人の死生観と日本文明の象徴であると私は確信をいたします。


 そもそもこの神社は、明治2年の戊辰戦争以来、先般の第二次大戦、大東亜戦争の戦没者並びに以後の国難に殉じられた自衛官、いろんな方も祭ってあります。


 そして、昭和になりましてからでありますが、厚生省はもちろん戦没軍人、軍属はもとより、沖縄戦で亡くなられましたひめゆり部隊等も祭ってあります。そして当時の植民地、言葉は悪うございますが、朝鮮、台湾の人たちも日本軍として戦われた人も祭ってあります。特にさきの大戦の反省の上に立って、不遜の誓いも含めて靖国神社が今後恒久平和のシンボルの施設となるよう見守っていくことこそが非常に大切と考えております。したがって、小泉首相の参拝は戦争を反省をし、恒久平和を願っての参拝であります。決して戦争を美化したり肯定するものではありません。


 また、今、話に出ましたが、靖国神社の横の方にそういう遊就館という展示場もありますし、また近くには土産物を売るところもありますが、そこにはいろいろと展示物があります。決してこれは戦争を美化するものではありません。特別攻撃隊等の隊員の遺書も涙ながらにして読むものであります。決して戦争を美化をしたりするものではないということは私は確信をしております。よりまして、その遊就館なりいろいろなことにつきましてもこれは見解の相違でありまして、イデオロギーの相違と私は思います。


 よって、本陳情は委員長の報告は不採択でありますが、これに賛成をいたします。議員各位の賛成をお願いして討論を終わります。ありがとうございました。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第8号、小泉首相の靖国神社参拝中止を求める意見書の提出についてを採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。


 したがって、陳情原案について採決いたします。


 本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立少数であります。よって、本陳情は、不採択とすることに決しました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第14 陳情について(第11号)





○議長(西郷 一義君) 日程第14、陳情について(第11号)を議題といたします。


 陳情について(第11号)、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出については、閉会中の審査を総務常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 中田総務常任委員長。


○総務常任委員会委員長(中田 壽國君)


     ───────────────────────────────


             総務常任委員会審査報告書


 平成17年9月6日第9回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第11号 「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出について


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年9月7日、12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 本陳情は、悪質な人権侵害や差別落書き・差別発言事件などが依然として多数発生している状況があり、人権侵害の救済に関する法律の制定が不可避だと考えるので、法律の早期制定を求める意見書を国に提出するよう求めるものである。


 立法化の趣旨は認めるものの、国際的人権基準というべきパリ原則に基づく政府からの独立性や実効性ある人権委員会の設置など、検討を要する課題も数多くあるので、立法化には慎重に対応していく必要があると考える。


 よって、本陳情は「趣旨採択」すべきものと決した。


 ? 少数意見の留保の有無  なし


   平成17年12月16日


                     総務常任委員会委員長 中 田 壽 國


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


 9番、大森議員。


○議員(9番 大森 英一君) 委員長にお尋ねいたします。


 本陳情は、趣旨採択ということでございます。そこで、ちょっと確認をさせていただこうと思いますが、会議規則の第94条で、本来、採択か不採択かいずれかにしなさいということがあります。これまでも悩ましい判断ということで趣旨採択というこのことが議会としてもいろいろ議論されるところではありますが、私が聞きたいのは、趣旨採択というこの法的な取り扱いなり効果というものは、これは限りなく不採択という認識が一般的であります。


 しかし、委員会でのその議論の様子を限りなく採択に近いような議論の内容であったか、あるいは限りなく不採択に近いような議論の内容であったか、委員長に確認をしたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 中田委員長。


○総務常任委員会委員長(中田 壽國君) 本件におきましても、人権に対しあらゆる差別をなくする条例とか、また教育委員会でもいろいろな人権に対し取り組みを行っております。合併と同時にまた人権政策課も新設され、人権に対し取り組みを行っております。


 そこで、この人権侵害の救済に関する法律でございますが、委員会で慎重に審議をいたしました。鳥取県が制定しました鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例等も取り寄せ、慎重に審議をいたしました。我々も人権が尊重される社会の構築と実現を議員一同目指しているものでございます。いろいろ検討しまして、申請者の願意がよく理解しております。しかし、今、この報告書にも書いておりますが、メディア等からも人権委員会の設置あるいはメディアに対する侵害とか報道機関に対しての差別があるじゃないかと、罰則があるじゃないかというようなことも報じられておりまして、いま少し様子を見ようじゃないかということで、意見書の提出には至りませんでした。よって、趣旨はわかりますが意見書の提出に至らなかったので、趣旨採択という結果に終わりました。以上です。


○議長(西郷 一義君) 大森議員。


○議員(9番 大森 英一君) 端的に確認しておきたいと思います。採択に近いという感想を委員長はお持ちかどうかということのイエスかノーかでお答えください。


○議長(西郷 一義君) 中田委員長。


○総務常任委員会委員長(中田 壽國君) 内容について、採択に近いという委員会での報告でございます。以上です。


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第11号について、委員長報告が趣旨採択でありますので、まず原案に対し反対の方の発言を許します。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 陳情第11号、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出について、反対の討論をいたします。


 この人権侵害の救済に関する法律、早期制定を求めたものでございます。そして、その立法化の趣旨を認めるということでありますけれども、これを認められないという立場であります。不採択を主張いたします。


 その理由を述べます。この人権侵害の救済に関する法律は、これまで国会に出されまして廃案となった経緯がございます。本鳥取県では、県の救済条例が知事が提案して継続になっておりましたのを議員が何日間か合宿をして手直しをして出したということで、来年の6月施行されるという段階になりまして、マスコミを初め県内はもとより県外からも多数の意見が上がっているところでございます。


 一番大きな問題となりますのは、不当な差別、言動、それから差別の助長の行為、これを規制するとなっておりますけれども、差別の定義がまことにあいまいであります。恣意的に利用されたならば、逆に人権侵害になる危険性があることであります。


 そして2点目は、相手を不愉快にさせる、こういった主観的な概念も受けとめ方では180度違ったケースも出てくることが予想されます。何が差別か極めて微妙で、裁判の判断でも分かれているというのが現状であります。これを司法ではなくて行政機関である人権委員が介入するということは、国民の言論の自由、表現の自由、これを抑圧することになりまして憲法違反のおそれがある、これを弁護士が指摘しているわけであります。


 そしてまた、マスコミの自由な報道規制を規制するものでありまして、報道の自由侵害するものになります。


 5点目は、人権擁護委員の職責を日本人に限る、そして人権委員の権限が非常に絶大であることです。本来、人権とは、国家権力からの国民の自由の権利、これを基礎としたものでありまして、公権力が私人の間の問題に踏み込めない、こういうところであると思うんです。


 ところが、今、部落解放同盟が差別の解消といって糾弾会、確認会というのがきちんとうたわれています。差別解消というならば、国民の自由な討論や対話、これを通じて克服できるものではありませんか。現在、既に各県の弁護士会にも市町村にも人権擁護委員会が存在しております。この運用で不都合があるというならば、その点を問題にすべきことではないでしょうか。


 今、最も問題にすべきことは、権力による人権侵害、大企業の無法なリストラや思想差別、人権侵害やこういったものにしっかりと力を合わせてはね返す、これこそ最も大切なことではないでしょうか。


 以上の理由によりまして、人権擁護の名による国民の自由の権利、人権そのものも侵害することになるこの法を成立せいという陳情には反対であります。


○議長(西郷 一義君) 次に、委員長の報告に対し賛成の方の発言を許します。


 6番、長谷川議員。


○議員(6番 長谷川 盟君) ただいま委員長から提案されましたこの「人権侵害救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についてでございます。


 委員長報告では、趣旨採択ということであります。私は、この人権侵害の救済に関する法律というのは、これは必要なもんであると、こういうふうに考えます。早期制定を求める意見書を提出ということにつきまして、今いろいろと問題になっております法曹界の意見とか学識経験者の方の意見とか、社会的に非常に問題になっておりまして、いろいろな賛否両論があります。したがって、この問題についてすぐというわけにはいかない。いろいろな面からそこら辺の問題点をクリアしながら、きちっとした法律をつくっていくということが必要だと思います。そういう意味で、趣旨は確かに必要であるけれど、今すぐということに対しては私はすべきじゃないなという気持ちでございますので、そういう意味で趣旨採択に賛成するものでございます。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


 大森議員。


○議員(9番 大森 英一君) 委員長報告に対して賛成の討論をいたします。


 先ほど反対者、いみじくもいわゆる私的な利益を語られました。部落解放同盟が糾弾云々、これは法的に保障された権利でも何でもありません。法的根拠のないことであり、その糾弾に応じるか応じないかというのはその当事者同士の関係でありまして、法的にうたわれておるものでも何でもないわけであります。そういったものを持ち出して、そういう関係のものを今回の反対理由にするということは、まさに語るに落ちる議論であろうというふうに思っております。


 現在いろんな差別事象がある中で、法の番人である行政書士が自分の利益のために戸籍を不正に入手するという事件が各地で起こっており、これはこの法律によらなくてもそもそもきちっと罰せられることであろうと思いますけど、現実そういった調査をするところもどこもないわけでして、たまたまそういった関係団体の調査によって明らかになり、それに対する処罰とかいうことはなかなか難しい現況であります。要するに、そういった弱者の救済を求めるという法律の趣旨を願うものでありまして、これを反対する根拠に乏しい。


 昨日の一般討論でも申し上げましたですけど、定義と言うなれば、セクハラ、告発、DV法とかいうことに関してもそういったコメントをしっかりと出していただきたい。それに関しては何らコメントをすることでもなく、むしろそういったものを支持していくという形をとっていると思いますが、セクハラ自体、当事者が嫌だと言えばセクハラということになるわけです。これの定義を、じゃ説明いかにされるのでしょうか。


 それから、言いましたように憲法第11条の基本的人権、これの定義を求めてほしいものであります。


 以上のような内容で、趣旨採択ということを委員長どういう見解かということをお聞きした前提として、委員長の報告に賛成するものであります。


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第11号、「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書の提出についてを採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。


 本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立多数であります。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。


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◎日程第15 陳情について(第12号)





○議長(西郷 一義君) 日程第15、陳情について(第12号)を議題といたします。


 陳情について(第12号)、最低保障年金制度の創設に関する陳情については、閉会中の審査を教育福祉常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 角田教育福祉常任委員長。


○教育福祉常任委員会委員長(角田 純君) 教育福祉常任委員会審査報告を行います。


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            教育福祉常任委員会審査報告書


 平成17年9月6日第9回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第12号 最低保障年金制度の創設に関する陳情


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、9月6日、12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 本陳情は国の年金法の改正にあたり、最低限の所得保障を行うため、無拠出制で、「最低保障年金制度」をつくることを求めたものである。


 しかし、最低限の所得保障を確立するには、最低保障年金制度だけでなく、現行の年金制度、社会保障制度、生活保護制度等の抜本的な改革が必要である。


 陳情者の願意は理解できるが、社会情勢を勘案し、国の政策の動向を見守る必要がある。


 よって、本陳情は「趣旨採択」すべきものと決定した。


 ? 少数意見の留保の有無 なし


   平成17年12月16日


                   教育福祉常任委員会委員長 角 田   純


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


 以上でございます。どうぞ議員の皆さんの賛同をよろしくお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


 11番。


○議員(11番 幅田千富美君) 陳情第12号の最低保障年金制度の創設に関する陳情に対して若干質疑をさせていただきます。


 第1点目は、この最低保障年金制度をつくった方がいいというふうに議論になったのか。


 そして、今の年金の状況ですね、現在若い人は年金を掛けない、掛けられない、こういう状況が蔓延しておりますし、高齢者の年金の受給実態、どういうふうにお諮りになったのか、議論の状況はどうであったのか、この点をお聞かせ願いたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 角田委員。


○教育福祉常任委員会委員長(角田 純君) 今、幅田議員から大変難しい質問をいただきました。


 私たち委員会では、確かに今の年金制度そのものは空洞化しておりまして、もらえる保証のない年金のお金を払うのは嫌だという考えの人が大変ふえております。そうした意味で、今、最低保障年金制度の創設、各国会議員の中でいろんな党派の方からそういった最低保障年金制度7万円を創設せとか、そういった今御報告がございますが、これだけ考えてみても確かに高齢者の皆さん方は大変この先の不安もございます。そういった意味で、私どもは今、国会でも審議されると思いますが、本委員会ではやはり最低保障年金制度は本当に欲しいなという皆さんの意見もございますが、それだけで議論をしても、先ほど審査報告で申し上げましたようにやはり年金制度の改革、それから社会保障制度、生活保護制度等の抜本的な社会改革がやっぱり必要であろう、そういった組み立てが必要であろうというようなことから考えまして、今回こういった趣旨採択をいたしたわけでございます。


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第12号について、委員長報告が趣旨採択でありますので、まず原案に対し反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号、陳情第12号、最低保障年金制度の創設に関する陳情に対して賛成の立場から討論をいたします。


 この陳情の願意は、ひとしく国民にどんな場合であっても最低保障年金を国の責任で創設していく、これをうたったものであります。今、日本の年金は空洞化が進んでいます。100年安心の年金制度として国が決めましたその内容は、国民年金で今の若者が40年間掛けたらだんだんだんだん下がって3万1,000幾らという金額であります。これでどうして1万3,800円払い、年々上がっていくというのもまた決まっているわけでして、もう100年安心どころか、できたときからもう不安心という年金になっているわけであります。


 今、社会制度そのものも全体構築しなければならないのだからということをおっしゃいましたけれども、一番人間の働けなくなった段階での生活を保障していく、これをつくろうではないかと言っているわけです。今、生活保護制度もさまざまと減額されたりしてきておりますけれども、最後の救いは生活保護制度です。今、年金がない方々のためにこの生活保護が急増しているというのが現状でありまして、特に都市部においてはその自治体負担が余りにも大きくなって耐えられないというので、全国の市長さんが共同で国に対して意見書を上げられたということであります。地方の自治体からこの声を上げていく、これこそ必要でないでしょうか。


 本町の場合の年金実態を見ますれば、本当に3万8,000円とかもう5万円に満たない年金の方々がたくさんいらっしゃいます。そして今、これからどんどんどんどんさまざまなサービスが引き上げられたり負担がふえたり、そして非課税世帯も課税世帯になるというような状況の中で、少なくともこの最低の保障年金つくり上げていく、これこそ緊急な課題だと思います。どんなことがあっても、生活保護基準に達するかしないか、そういった点については国の責任でつくっていこう、これは大切であります。


 今、先進国では、そして北欧の諸国、オーストラリアなど、カナダ、こうした最低保障年金がありますし、イギリスでもフランスでもしっかりした高齢期の所得保障制度、こういった仕組みがあります。


 国連の社会権規約委員会、これは2001年の8月に日本政府に対しまして年金制度に最低保障年金の規制がない、このことを指摘して、制度化するようにということを勧告しています。国内でも空洞化の問題が無視できない状況にある中で、経済団体、政党、労働組合も最低保障年金を取り上げなくてはならない状況が生まれています。


 先ほど言いましたように、夏にはこの指定都市の市長さんがこの制度の提言をされました。こういう状況でありますから、地方からこの意見を上げていく、これこそ今地域の人々の安心を支えていく、保障していく、この立場に立つ議員であるならば、何よりも賛成をしてこの伯耆町議会の名で意見書を上げていくべきと思います。議員の皆さんの町民への思いをしっかり受けとめていただいて、賛成していただきますことをお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


 田邊議員。


○議員(15番 田邊 公教君) 原案に反対という立場ではございませんが、委員長報告に賛成という立場で討論をさせていただきたいと思います。


 今、原案に賛成者の討論がございましたけれども、確かに言われることはもっともであります。今、国民の関心事はこの年金法に集中しておるじゃなかろうかというふうに考えております。なろうことなら、だれしもこの最低保障年金制度はできればつくっていただきたいというのが本音ではなかろうかというふうに考えております。


 しかしながら、これをつくるためにはいろんな事情があるわけでございまして、そういった面も逐次解決をしながらやらなければできないという非常に難しい問題もございます。


 それとあわせまして、今回の陳情者の願意の中に一つ理解のできない点もあるわけでございまして、無拠出制でやれということが一つはございますし、それから財政はこういう格好でやり切れということがあるわけでございますけれども、そういったものが我々にちょっと意にかなわない点もあるわけでございまして、そういった点で今回、先ほど委員長の方から報告がございましたように、願意は理解できるけれども趣旨採択にしようということにしたわけでございまして、私は委員長の報告に賛成をするものでございます。以上でございます。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第12号、最低保障年金制度の創設に関する陳情を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、趣旨採択であります。


 本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立多数であります。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。


 ここで昼の休憩をしたいと思います。午後1時から開会いたします。


               午後0時06分休憩


     ───────────────────────────────


               午後1時00分再開


○議長(西郷 一義君) 午後の再開をいたします。


 改めて欠席の報告しますが、影山議員が午後から欠席でございます。


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◎日程第16 陳情について(第13号)





○議長(西郷 一義君) 日程第16、陳情について(第13号)を議題といたします。


 陳情について(第13号)、あらたな「非核平和都市宣言」採択についての陳情書については、会期中の審査を総務常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 中田総務常任委員長。


○総務常任委員会委員長(中田 壽國君)


     ───────────────────────────────


             総務常任委員会審査報告書


 平成17年12月12日第12回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第13号 あらたな「非核平和都市宣言」採択についての陳情書


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 本陳情は、市町村合併に伴い、あらたに新町で「非核平和都市宣言」を議会において採択・宣言し、町民への平和教育をはじめ諸施策を実施するよう求めるものである。


 人類史上発の原子爆弾の投下を受けた日本としては、核兵器廃絶は全国民の願いであり、全世界における緊急の課題でもある。


 よって、本陳情は「採択」すべきものと決した。


 ? 少数意見の留保の有無 なし


   平成17年12月16日


                     総務常任委員会委員長 中 田 壽 國


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第13号について、委員長報告が採択でありますので、まず原案に対し反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第13号、あらたな「非核平和都市宣言」採択についての陳情書を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、採択であります。


 本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。


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◎日程第17 陳情について(第14号)





○議長(西郷 一義君) 日程第17、陳情について(第14号)を議題といたします。


 陳情について(第14号)、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書については、会期中の審査を教育福祉常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 角田教育福祉常任委員長。


○教育福祉常任委員会委員長(角田 純君)


     ───────────────────────────────


            教育福祉常任委員会審査報告書


 平成17年12月12日第12回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第14号 教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年12月12日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 教育基本法は昭和22年に施行されて以来一度も改正がされないまま半世紀を経ている。


 この間、社会情勢は大きく変化し様々な課題が生じている。これを踏まえ中央教育審議会では、現在の教育基本法の理念を今後も大切にしながら、21世紀を切り拓く心豊かでたくましい日本人を育成するための改正が必要との答申を行い、これを受け、政府は教育基本法の改正を進めている。


 陳情者は、今回の答申が教育基本法から日本国憲法との結びつきを示す内容を削除し、憲法の理念を実現するという教育基本法の性格を否定するものだと主張している。


 しかし、答申内容は個人の尊厳、人格の完成、平和的な国家及び社会の形成者などの理念は憲法に沿った普遍的なものとして今後も大切にしながら、これからの教育目標を実現するものとしている。


 したがって、陳情者が言う教育基本法の性格を否定するものではないと考える。


 今後も中央教育審議会、政府ともに慎重に審議を行っていただき、今の時代に対応した教育基本法が制定されることを期待するものである。


 よって、本陳情は「不採択」とするものと決定した。


 ? 少数意見の留保の有無 なし


   平成17年12月16日


                   教育福祉常任委員会委員長 角 田   純


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


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 議員の皆様の御賛同をよろしくお願いをいたします。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


 11番、幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 陳情14号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情について、委員長に討論の状況について質問をいたします。


 まず第1点は、理念は憲法に沿った普遍的なものとして今後も大切にしながら、これからの教育目標を実現するものとしているということに言っていますけれども、これからの教育目標とは何でございましょうか。


 そして最後のところで、政府とともに中央教育審議会が慎重に審議を行っていただいて、今の時代に対応した教育基本法が制定されることを期待すると言われますけれども、今の時代に対応した教育基本法とは何を意味しておるんでしょうか。どのような討論がなされたのかお尋ねします。


○議長(西郷 一義君) 委員長。


○教育福祉常任委員会委員長(角田 純君) まず、今回の改定いうことを述べますと、今は特に教育については大きな課題を抱えておるということがございます。特に青少年の規範意識や道徳心、自立心の低下とかいじめ、不登校、中途退学、学級崩壊など学ぶ意欲の低下やら家庭や地域の教育力の低下などが、それと大学などそういった国際教育力が不十分とか、そういった意味に大きな問題が今あると思っております。


 さらに、今、危機に直面する日本社会についても、自立喪失感や閉塞感の広がりとか、倫理観や社会的使命感の喪失とか、少子高齢化社会の活力低下とか、そういったいろんな経済停滞等、就職難、そういった危機的局面に今日本も抱えておりますので、そうしたことを日本の教育の根本から見直して、新しい時代にふさわしい再構築、これからの教育は21世紀を切り開く心豊かなたくましい日本人の育成を大きな目標としておると私も思っております。


 なお今、幅田議員からお話しございましたように私どももいろんな教育基本法、そういうようなものを精査いたしまして、やはり今現在、戦後60年を経過したわけでございますが、そういった多くの課題を抱えておる今こそ本当にこの子供たちが健やかに21世紀を開く本当にたくましい子供に育っていただく、そういった一つの教育がやっぱり必要だろう。こういうことを思いまして、私ども委員は全員慎重に審議してまいったわけでございますけども、ここの陳情者の皆さんの教育基本法第1条と第3条、それから第10条、こういったものを特にとらえまして陳情者の方がおっしゃっていますが、私どもが述べた部分は教育の目的、それから教育の機会均等などを審査いたしまして、やはり今後国でそういった慎重審議していただいて改正をしていただきたいな、こういうふうに思いまして、今回の陳情者の方の意見は意見として、今回私どもは不採択という形したわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 今のお話を聞きますと、何か子供がすべて責任があって、それを直さないけんようなお話のようでありますけれども、国連は日本の教育は余りにも競争の激しい教育になっている。直ちに是正すべきと、このことを勧告しております。ただいま角田委員長の方からるる現状についてお話がありましたけれども、この責任は挙げて大人の社会にあるのではないでしょうか。今の政治の責任が重大ではないでしょうか。その点についても、委員会でも議論はどのようだったでしょうか、お聞かせください。


○議長(西郷 一義君) 角田委員長。


○教育福祉常任委員会委員長(角田 純君) そういたしますと、委員会でのちょっとお話をさせていただきます。


 委員会でも多くの皆さんが、教育基本法が制定されて過去半世紀、もう50年もたっておるので、やはり時代に沿ったように改正すべきであり、今が本当のその国を挙げてその時期に来ているかなという皆さんからのそういうお話がございましたし、個人を大切にする社会責任が欠如している。それから、教育の場で検討すべき改正する時期も来ているし、子供の立場となって、やはり新しい時代に沿ったそういった、この改正で戦争をさせようとか、そういうこともございませんので、やはり一つの基本理念に沿った内容に私はなると、こう思って今回全員で協議した結果でございますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) ほかにございませんな。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第13号について、委員長報告が不採択でありますので、まず原案に対し賛成の方の発言を許します。


 幅田議員。


○議員(11番 幅田千富美君) 陳情第14号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書、不採択とはどういうことでしょうか。私は、採択すべきと思います。その理由を述べさせていただきます。


 1カ月ほど前でしたか、高峰秀子さんの出演なさいました「二十四の瞳」という映画をテレビで見させていただきました。ちょうど教育が変わる前の戦争の時代と、そして変わった後の状況がリアルに放映されていました。私のお友達にも、あの戦争でお父さんを亡くされた方が何人もおりました。親戚にも、息子3人を戦争にとられて、白木の箱に石ころが入って帰ってまいりました。4人兄弟の娘も、水車に巻き込まれて死にました。その母親は、天子さんが子供を殺した、気が狂うようになってしまったわけでございます。あの侵略戦争に行くその子供たちの教育はその当時どうであったのか。かわいい我が子がみずから進んでお国のために命を捨てる、平気な時代でございました。やめなさいということを言えば、国賊云々という時代でございました。


 私は、戦後になりまして思春期のときに、どうしてこの戦争が起きたのか、どうして大人はとめることができなかったのか追及しました。「アンネの日記」や「聞けわだつみの声」、読みました。そして、その当時も歴史を学びました。あの侵略戦争に命をかけて戦った政党がただ一つ、日本共産党であったということを知りました。大政翼賛会、あらゆる政党は戦争に賛成していった。言論は自由でありませんでした。女性は参政権がございませんでした。そういう時代を過ぎて、あのアジア人2,000万人、日本人310万人、大きな犠牲の上に戦後の柱は日本国憲法が制定されて大きく国民主権、このように変わってきたわけでございます。


 そのときに、同時に並行して今の教育基本法が制定されました。今読む教育基本法、この解説、私も学びました。教育基本法も改めて読みました。何とすばらしい文章だろうと思います。そのときに、文部大臣の高橋誠一郎さん、この方が教育基本法の制定の要旨を語りました。法律第25号をもって教育基本法が公布された。さきに憲法の画期的な改正が断行され、民主的で平和的な国家体制の基礎が確立せられたのであるが、この理想の実現は根本において教育の力になすべきものである。思うに、教育は信義を尊重し、人格の完成を目標として行われるべきものである。しかるに、将来はややもすればこの目標が見失われがちであった。新日本の建設に当たって、この平和を残し、新しい教育の理念と基本原則を打ち立てることは今日当面の急務と言わなければならない。


 教育基本法は、係る理念と基本原則を確立するため、国民の総意をあらわす議会の協賛を得て制定されたものである。すなわち、この法律においては、教育が何よりもまず人格の完成を目指して行われるべきであるものであることを宣言した。人格の完成とは、個人の価値と尊厳との認識に基づいて、人間の備えるあらゆる能力をできる限り、しかも調和的に発展せしめることである。しかし、このことは決して国家及び社会の義務と責任を軽視するものではない。教育は、平和的な国家及び社会の形成者としての心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。また、あらゆる機会にあらゆる場所において行わなければならないのである。


 次に、この法律は、日本国憲法と関連して教育上の基本原則を明示し、新憲法の精神を徹底するとともに、教育本来の目的の達成を期した。かくてこの法律によって新しい日本の教育の基本は確立せられた。今後、この我が国の教育はこの精神に沿って行われるべきものであり、また教育法令をもってすべてこれに基づいて制定されなければならない。


 この法律の精神に基づいて、学校教育法、画期的な新学区制度を定め、既に実施の運びとなった。しかしながら、この教育基本法運用に真にこれを生かすものは教育者自身の自覚と努力であり、教育に当たる者は国民全体に対する深い責任を思いをいたし、この法律の精神を体得し、相ともに熱意を傾けてその使命の達成に遺憾なきを期すべきである。


 これが文部大臣のそのときのお話でありました。これに対して、今時点でどこを直せばいいのですか。直すことはない、むしろこの立場からこの今の教育がどうなっているのか、これを検討すべきことこそ大切ではないでしょうか。


 今、中央教育審議会、るる委員長が審議されている状況をお話しになりました。確かに中教審が21世紀を開く心豊かでたくましい日本の育成をするため改正が必要、この答申が行われております。


 そして、2000年の1月の7日に中曽根康弘元首相、憲法が点検されるときには教育基本法も当然点検されなければならない。憲法より先にむしろ点検すべきだ、こう言ってこの審議会が始まり、審議が重ねられてきているわけであります。教育基本法の見直しの大もとには、憲法を改正していく、その前に教育基本法を変えていく、ここに大きな眼目があるわけでありまして、ねらいははっきりしているではありませんか。もうさきの国会でこの憲法改正の国民投票法案の特別委員会が設置されるという事態に至っております。まことに深刻な今の事態でございます。戦前の大政翼賛会とは言いませんが、あの時代と大きく今は変わっています。言論の自由もあります。そういう危険な事態になってきている。アジアから総スカンを食っている。そして世界に宣言をした、これがないがしろにされているこの現実の状況を見ますと、非常に危険なものがあります。


 でありますから、この陳情はこの基本の精神に立ってしっかりとこの理念の実現のためにこそ必要ではないか、この意見書を国に上げていただきたい。この願意は妥当であり、賛成いたします。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。


 野坂議員。


○議員(7番 野坂 明典君) この陳情は、教育基本法を変えないで理念を尊重してやってくださいという陳情の願意だと思います。


 今、先ほど委員長から報告になったように昭和22年に制定され、現在まで至っておる基本法でございます。その理念は立派な理念で、そして現在までこの日本教育を支えてきた大変重要な基本法であったと思います。


 ただ、残念ながら、これ60年もたてばその社会も変わってきております。新しい教育基本法をこのたび変えようか、制定しようかということになって、平成13年に中教審から中間報告がありました。そしてこの3月、ことしの3月に最終報告書が上がってきて、大体もうその理念なり内容というのはわかってきております。


 陳情書の中にある理念を尊重してということであります。この理念、今までの、きょう今の基本法の理念は、今度の新しい理念にもすべて踏襲されていきます。憲法に沿った平和で教育の基本を確立する基本法の重要性を踏まえて、その趣旨を明らかにするということが入っておりますし、それと目的、方法、その教育の基調は現行法をそのまま踏襲することになっております。新たにその理念として求められているものは、今までと社会が違っているということが、今、世界がグローバル化しております。もう日本ひとりで生きていけるような状況ではないのであります。そのためには、いろいろと考え方も変わっていかなければならない。


 一つ一つ言うと長くなりますので要点だけ申し上げますと、いわゆる信頼される学校教育の確立、そして次の世紀をリードする大学改革の推進、家庭の教育力の回復、学校、家庭、地域社会の連携、協力の推進、公共に主体的に参画する意識、態度の涵養、そして日本の伝統文化の尊重、郷土や国を愛する心、国際社会の一員としてのその意義の涵養、生涯学習社会の実現、そういうようなものが新しい理念の中に入ってくると思います。特に先ほどの陳情者の心の中によくあります郷土や国を愛する、そういうところを問題があるような言い方をされますけれども、我々伯耆町の住民が伯耆町を愛するのは当然です。決して住田町長や住田執行部を愛しているわけではないのであって、この伯耆町、住んでいるところを愛しているのであって、この基本法においても国を愛するということは日本の今住んでいる国を愛するということであって、決して小泉総理大臣を愛しているわけではありませんので、その邊はよく理解していただかないといけないと思います。そのことも既に乗っかっております。


 いろいろ現在の、先ほど言われたように親の責任があるというようなことも言っておられましたけども、それが現在の教育基本法では生涯学習とかそういうところが載ってない。そういうことを新しい教育基本法では生涯学習、ずっと勉強していく、そういう気持ちも教育の中には広い意味がありますから、決して今の理念だけではこれからの教育はやっていけない。そういうこともありまして、これはこの理念だけをそのまま残しておっただけではいけないと思いますので、この陳情には反対します。皆さんの御賛同いただきますようお願いします。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。


 はい。


○議員(9番 大森 英一君) 原案に賛成する立場で討論をいたします。


 委員長の報告にありました価値観の多様化によっていろんな課題が出ておるということでありますが、新しくすれば問題が解決するとするのは、今の段階では責任転換と言わざるを得ません。拙速な議論ではないでしょうか。


 学識経験者等の議論の中に、現教育基本法の精神を生かし切れていない、今の教育体制では生かし切れてないという議論があります。私も同様な感を抱いております。過去の清算で解決されるという議論には無理がありますし、現教育基本法が重大な欠陥があるとは到底思われず、この新基本法を変えるというのは時期尚早の感が否めません。よって、原案に対して賛成といたします。以上です。


○議長(西郷 一義君) 次に、原案に対して反対の方の発言を許します。


 大江議員。


○議員(12番 大江 昇君) 陳情13号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書の不採択に賛成する立場で私は討論させていただきますが、今、お二方の賛成者の意見もございましたが、私は両方のその理念と、それから基本法との趣旨を比較した内容を言って不採択の理由を申し上げたいと思いますが、若干野坂議員と重複するところがあると思いますけれど、御了解願いたいと思います。


 新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興法計画のあり方について、中央教育審議会で審議を重ねられてきた経過を見るとき、教育基本法の必要性と改正の視点から7項目、先ほど野坂議員が言われたところと一緒なとこだと思いますが、信頼される学校教育の確立、地方、地域をリードする大学改革の推進、それから家庭の教育力の改革として学校、家庭、社会の連携と協力の推進、公共の主体的な参加する意識や態度の涵養、日本の伝統文化の尊重、郷土、国を愛する心と国際社会の一員としての意識の涵養、生涯学習社会の実現、教育振興基本計画案等、今申し上げました前項の具体的な改正の方向として、6項目、教育基本法の理念、教育の機会均等と義務教育、国、地方公共団体の責務、学校、家庭、地域社会の役割、教育上の重要事項その他留意事項等につきまして、改正に改正を重ねられた一定の答申案を拝読し、まさに21世紀を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成に必要な教育基本法の改正答申案であると理解するものであります。


 提出者の理念と比較いたしまして、陳情案の不採択に賛成するものであります。


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の討論を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第14号、教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書の採択を求める陳情書を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。


 したがって、陳情原案について採決いたします。


 本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立少数であります。よって、本陳情は、不採択とすることに決しました。


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◎日程第18 陳情について(第16号)





○議長(西郷 一義君) 日程第18、陳情について(第16号)を議題といたします。


 陳情について(第16号)、「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書については、会期中の審査を産業建設常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 長谷川産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員会委員長(長谷川 盟君) 産業建設常任委員会審査報告をいたします。


     ───────────────────────────────


            産業建設常任委員会審査報告書


 平成17年12月12日第12回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第16号 「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 現在、政府は本年3月25日、2015年度を目標年次とする新たな「食料・農業・農村基本計画」閣議決定し、食糧自給率の目標の引き上げ、担い手を明確にして支援、施策を集中化する農業構造改革、経営安定対策の導入、農地の有効利用の促進を掲げている。


 この基本計画は担い手に施策を集中される方向性を示しており、中山間地が多い本町においては、ほとんど農家がメリットを受けられず、地域農業の崩壊につながりかねない。


 今後最大の課題は食料自給率の向上に向けての施策、食の安全・安定に結びつく施策、環境問題などを配慮した施策を展開することが、日本農業の再生・発展につながると考える。


 よって、本陳情は「採択」すべきものと決定した。


 ? 少数意見の留保の有無 なし


   平成17年12月16日


                   産業建設常任委員会委員長 長谷川   盟


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


 よろしく御審議いただきたいと思います。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第16号について、委員長報告が採択でありますので、まず原案に対して反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第16号、「食料・農業・農村基本計画」見直しに関する陳情書を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、採択であります。


 本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。


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◎日程第19 陳情について(第17号)





○議長(西郷 一義君) 日程第19、陳情について(第17号)を議題といたします。


 陳情について(第17号)、WTO・FTA交渉に関する陳情書については、会期中の審査を産業建設常任委員会に付託しておりますので、委員長の報告を求めます。


 長谷川産業建設常任委員長。


○産業建設常任委員会委員長(長谷川 盟君)


     ───────────────────────────────


            産業建設常任委員会審査報告書


 平成17年12月12日第12回本町議会定例会において付託された案件を審査したので、会議規則第77条の規定によりその結果を次のとおり報告する。


 ? 陳情の名称 陳情第17号 WTO・FTA交渉に関する陳情書


 ? 陳情の内容 省略


 ? 審査の経過


 本陳情を付託されたので、平成17年12月13日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。


 ? 審査の決定及びその理由


 平成16年8月1日に行われたWTO交渉では、農業分野の市場アクセス、国内支持、輸出競争について具体的な数値などは今後の交渉に委ねられた。


 しかし、アメリカや農産物輸出国からは依然として上限関税の設定や、高関税品目の大幅引き下げ、関税割当数量の大幅拡大などが要求されている。これは、日本農業への打撃はもとより、食料の安全・安定・環境などにも大きな影響を与えるものと考える。


 また、FTA交渉では、農産物の貿易自由化等により、農業分野が大幅な譲歩を強いられ、食料や農業は大きな影響を受けることは必至である。


 このため、WTOおよびFTAにおける農業分野の交渉にあたって、農業の多面的機能の発揮と食料の安全保障、各国の農業の共存と食料自給率向上が可能な貿易ルールの実現が必要である。


 よって、本陳情は「採択」すべきものと決定した。


 ? 少数意見の留保の有無 なし


   平成17年12月16日


                   産業建設常任委員会委員長 長谷川   盟


 伯耆町議会議長 西 郷 一 義 様


     ───────────────────────────────


 以上、よろしく審議をお願いします。


○議長(西郷 一義君) 委員長の報告に対し質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 陳情第17号について、委員長報告が採択でありますので、まず原案に対し反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより陳情第17号、WTO・FTA交渉に関する陳情書を採決いたします。


 本件に対する委員長の報告は、採択であります。


 本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。


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◎日程第20 発議案第13号





○議長(西郷 一義君) 日程第20、発議案第13号、「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)についてを議題といたします。


 本案について、提出者の説明を求めます。


 中田壽國議員。


○議員(10番 中田 壽國君)


     ───────────────────────────────


 発議案第13号


      「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)について


 上記の議案を伯耆町議会会議規則第14条の規定に基づき提出し、本議会の議決を求める。


   平成17年12月16日提出


                    提出者 伯耆町議会議員 中 田 壽 國


                    賛成者 伯耆町議会議員 細 田   栄


                    賛成者 伯耆町議会議員 西 郷 一 義


                    賛成者 伯耆町議会議員 幅 田 千富美


                    賛成者 伯耆町議会議員 勝 部 博 史


                    賛成者 伯耆町議会議員 小 村 公 洋


(提案理由)


 本町議会は、戦争のない恒久平和の実現を目指し、あらゆる国の核兵器廃絶、軍縮を強く訴えるとともに、平和のために貢献する決意を表明するため決議案を提出するものである。


     ───────────────────────────────


        「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)


 今、この地球上に人類は自らを滅ぼして余りある核兵器を蓄えている。


 人類史上初の原子爆弾投下を受けた広島、長崎の悲劇を地球上のいずれの地においても繰り返させてはならない。このことは人類が遵守しなければならない普遍的な理念である。


 我われは、世界の全核保有国に核兵器の廃絶を求める。


 伯耆町は、戦争のない恒久平和の実現を目指し、あらゆる国の核兵器廃絶、軍縮を強く訴えるとともに、平和のために貢献する決意を表明し宣言する。


 以上、決議する。


   平成17年12月16日


                            鳥取県西伯郡伯耆町議会


     ───────────────────────────────


○議長(西郷 一義君) 発議案の説明が終わりましたので、これより質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより発議案第13号、「核兵器廃絶、平和の町宣言」に関する決議(案)についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


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◎日程第21 発議案第14号





○議長(西郷 一義君) 日程第21、発議案第14号、食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)についてを議題といたします。


 本案について、提出者の説明を求めます。


 長谷川常任委員長。


○産業建設常任委員会委員長(長谷川 盟君)


     ───────────────────────────────


 発議案第14号


     食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)について


 別紙のとおり、地方自治法第99条の規定による意見書を下記の関係行政庁に提出したいので、本議会の議決を求める。


   平成17年12月16日提出


                    提出者 伯耆町議会議員 長谷川   盟


                    賛成者 伯耆町議会議員 影 山 辰 雄


                    賛成者 伯耆町議会議員 柳 清 茂 郎


                    賛成者 伯耆町議会議員 入 江 正 美


                    賛成者 伯耆町議会議員 大 森 英 一


 意見書提出先  内閣総理大臣、農林水産大臣


(提案理由)


 政府は3月25日、新たな「食料・農業・農村基本計画」を閣議決定した。


 最大の課題である食料自給率の向上に向けての施策等については先送りされた。


 これまでの規模拡大、効率化一辺倒の農業政策を求めてきた結果が、BSEなどの食の不安を引き起こしている現状から、食の安全・安定に結びつく施策を展開することが、日本農業の再生・発展につながると考える。


 よって、国に対し、意見書をもって要請するよう提案する。


     ───────────────────────────────


     食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)


 政府は本年3月25日、2015年度を目標年次とする新たな「食料・農業・農村基本計画」を閣議決定した。計画期間を2015年までの10年間とした上で、食料自給率の目標を現行の40%から45%に引き上げることや、担い手を明確にして支援・施策を集中化する農業構造改革、経営安定対策の導入、農地の有効利用の促進などを掲げていく。


 今回の新たな基本計画の策定は、今後の中期的な食料・農業政策の方向を示すもので、政府は、今年中に、具体的な担い手のあり方や経営安定政策、農業環境・資源保全政策などを検討していくことにしている。


 今後の具体的な施策の推進にあたっては、これまでの、規模拡大・効率化一辺倒の農業政策を進めてきた結果が、BSEなどの食の不安を引き起こしている現状から、食料自給率の引き上げ、食の安全・安定、環境問題などに配慮した施策を展開することが、日本農業の再生・発展につながると考える。


 本町議会としても、「食料・農業・農村基本計画」の具体的な施策の推進にあたっては、次の意見が反映されるよう要請する。


1.食料自給率について、この五年間、向上しなかった原因と関係諸施策の問題点を明らかにすること。特に、国の責務を明らかにして、生産者と消費者の理解と協力のもと、カロリーベースを基本とした確実な自給率引き上げ施策を推進すること。


 また、目標年次をこれまでの目標を単に先延ばしすることなく、その達成に向けて中間年である2010年度時点での目標値も掲げること。


2.日本農業の特性を考慮し、担い手は、意欲を持つ農業者及び地域で「育成すべき担い手」として認定される者すべてを対象とすること。


 また、集落営農は、地域の条件に見合った多様な農業の展開を可能とするものとして位置付けて、その要件は画一的なものとせずに地域の実態に即したものとすること。


3.新たな経営安定対策は、農産物価格の構造的な低落をカバーし、面積等に関わらず、自給率向上に資することを旨として、耕作意欲をもてるよう本格的な所得補填策とすること。


4.農地等の土地利用規制の体系を整備し、農地を農地として利活用できる法・制度を早急に確立し、農地保有合理化法人の機能強化を図ること。


 構造改革特区でのリース方式による株式会社の農業参入について、農村環境や地域農業に配慮して慎重に進めること。また、株式会社の農地取得を認めるような法改正を行わないこと。


5.担い手以外の農家、非農家、地域住民などを含めた農業資源保全の「共同」の取り組みに対する本格的な支援策を導入すること。また、環境直接支払い制度を創設するなど、有機農業や環境保全型農業の推進を支援すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


   平成17年12月16日


                                  伯耆町議会


     ───────────────────────────────


 よろしくお願いいたします。


○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより発議案第14号、食料・農業・農村基本計画に基づく施策に関する意見書(案)についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。


     ─────────────・───・─────────────





◎日程第22 発議案第15号





○議長(西郷 一義君) 日程第22、発議案第15号、WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)についてを議題といたします。


 本案について、提出者の説明を求めます。


 長谷川盟議員。


○議員(6番 長谷川 盟君)


     ───────────────────────────────


 発議案第15号


    WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)について


 別紙のとおり、地方自治法第99条の規定による意見書を下記の関係行政庁に提出したいので、本議会の議決を求める。


   平成17年12月16日提出


                    提出者 伯耆町議会議員 長谷川   盟


                    賛成者 伯耆町議会議員 影 山 辰 雄


                    賛成者 伯耆町議会議員 柳 清 茂 郎


                    賛成者 伯耆町議会議員 入 江 正 美


                    賛成者 伯耆町議会議員 大 森 英 一


 意見書提出先  内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣、衆議院議長、参議院議長


(提案理由)


 わが国では、農林漁業従事者の高齢化と後継者不足、農山漁村における集落機能の低下、耕作放棄地の増大など多くの課題が山積している。


 2000年12月、WTOに提出した「日本提案」に示される、農業の多面的機能への配慮、食料安全保障の確保、農産物輸出国・輸入国に適用されるルール不均衡の是正、消費者・市民社会の関心への配慮などに考慮した新しい貿易ルールを確立するためには、日本政府の毅然たる対応が不可欠である。


 よって、本町議会として意見書をもってWTO農業交渉で新しい貿易ルールを確立されるよう提案する。


     ───────────────────────────────


    WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)について


 1993年12月に合意成立したウルグアイ・ラウンド以降、一部の輸出国が輸出を増加させる一方、輸入国及び発展途上国では、食料自給率の低下や食料不足が拡大している。


 また、わが国では、農林漁業従事者の高齢化と後継者不足、農山漁村における集落機能の低下、耕作放棄地の増大など多くの課題が山積している。


 こうしたなか、1999年7月に施行された「食料・農業・農村基本法」は日本農業の今後の基本方向を示したものであり、WTO農業交渉において、新基本法に掲げる理念及びそれを実現させるための施策が国際規律のなかで正当に位置づけられる必要がある。


 このため、2000年12月、WTOに提出した「日本提案」に示される、農業の多面的機能への配慮、食料安全保障の確保、農産物輸出国・輸入国に適用されるルール不均衡の是正、消費者・市民社会の関心への配慮などに考慮した新しい貿易ルールを確立するためには、日本政府の毅然たる対応が不可欠である。


 本町議会としても、2005年12月、香港で開催されるWTO第5回閣僚会議において、次の意見が反映されるよう要請する。


1.国土・自然環境の保全など、農林水産業のもつ多面的機能を重視した国際的なルールを確立すること。


2.地球規模での需給逼迫に対処するため、各国の生産資源を最大限活用した食料安全保障システムを確立すること。


3.食料の安全性を確保するため、厳格な安全基準の策定と透明な表示ルールを確立すること。


4.国内助成のあり様は、自由な担い手の育成や地域産業の振興を妨げることのないよう幅広い国内政策が可能なルールとすること。


 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。


   平成17年12月16日


                                  伯耆町議会


     ───────────────────────────────


 よろしくお願いします。


○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。


                〔質疑なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 原案に反対の方の発言を許します。


               〔反対討論なし〕


○議長(西郷 一義君) 次に、賛成の方の発言を許します。


               〔賛成討論なし〕


○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。


 これより発議案第15号、WTO農業交渉で新しい貿易ルールを求める意見書(案)についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


                〔賛成者起立〕


○議長(西郷 一義君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。(発言する者あり)


 休憩します。


               午後1時58分休憩


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               午後1時59分再開


○議長(西郷 一義君) 再開いたします。


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◎日程第23 総務常任委員会の閉会中の継続審査について





○議長(西郷 一義君) 日程第23、総務常任委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。


 総務常任委員長から、目下委員会において審査中の事件、陳情第9号、日本国憲法9条の遵守と米軍駐留経費並びに防衛費削減による地方公共団体の財政改善を要求する意見書提出についての陳情書並びに陳情第15号、鳥取県人権侵害救済条例の修正、凍結を求める陳情書につきまして、審査日時不足のため会議規則第75条の規定によって閉会中の継続審査の申し出がありました。


 よって、委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(西郷 一義君) 御異議なしと認めます。よって、総務常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。


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◎日程第24 議会運営委員会の閉会中の継続調査について





○議長(西郷 一義君) 日程第24、議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。


 議会運営委員長から、臨時会を含む次の議会の運営を円滑かつ効率的に行うために、閉会中において議会運営に関する事項を継続調査したい旨の申し出がありました。


 よって、委員長の申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(西郷 一義君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。


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○議長(西郷 一義君) お諮りいたします。本定例会の会議に付された事件はすべて議了いたしました。


 よって、会議規則第7条の規定により閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(西郷 一義君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会は、これをもって閉会することに決しました。


 以上をもって本日の会議を閉じます。


 これをもって平成17年第12回伯耆町議会定例会を閉会いたします。大変長時間、御苦労さんでございました。


               午後2時05分閉会


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