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鳥取県 北栄町

平成22年12月第8回定例会 (第 6日12月15日)




平成22年12月第8回定例会 (第 6日12月15日)





 
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      第8回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第6日)


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                   議事日程


                       平成22年12月15日 午前9時開議


 日程第1 一般質問


 日程第2 議案第87号 北栄町福祉事務所設置条例の制定について


 日程第3 議案第88号 北栄町特別医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につい


            て


 日程第4 議案第89号 北栄町まちづくりビジョンの策定について


 日程第5 議案第90号 工事請負変更契約の締結について(北栄町地域情報通信基盤整


            備事業)


 日程第6 議案第91号 平成22年度北栄町一般会計補正予算(第5号)


 日程第7 議案第92号 平成22年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号


            )


 日程第8 議案第93号 平成22年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)


 日程第9 議案第94号 平成22年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)


 日程第10 議案第95号 平成22年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第2号)


 日程第11 議案第96号 平成22年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)


 日程第12 平成22年陳情第17号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求め


                る陳情


 日程第13 平成22年陳情第14号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対


                する陳情


 日程第14 平成22年陳情第16号 「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施


                策の推進を求める陳情


 日程第15 平成22年陳情第18号 島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情


 日程第16 平成22年陳情第19号 原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める


                陳情


 日程第17 平成22年陳情第10号 2011年度国家予算編成において、教育予算拡充を求め


                る陳情


 日程第18 平成22年陳情第11号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情


 日程第19 平成22年陳情第15号 大栄小学校通学路の危険箇所および学習環境等の改善


                について


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                本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


 追加日程第1 発議第6号 北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議


 日程第2 議案第87号 北栄町福祉事務所設置条例の制定について


 日程第3 議案第88号 北栄町特別医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につい


            て


 日程第4 議案第89号 北栄町まちづくりビジョンの策定について


 日程第5 議案第90号 工事請負変更契約の締結について(北栄町地域情報通信基盤整


            備事業)


 日程第6 議案第91号 平成22年度北栄町一般会計補正予算(第5号)


 日程第7 議案第92号 平成22年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号


            )


 日程第8 議案第93号 平成22年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)


 日程第9 議案第94号 平成22年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)


 日程第10 議案第95号 平成22年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第2号)


 日程第11 議案第96号 平成22年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)


 日程第12 平成22年陳情第17号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求め


                る陳情


 日程第13 平成22年陳情第14号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対


                する陳情


 日程第14 平成22年陳情第16号 「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施


                策の推進を求める陳情


 日程第15 平成22年陳情第18号 島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情


 日程第16 平成22年陳情第19号 原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める


                陳情


 日程第17 平成22年陳情第10号 2011年度国家予算編成において、教育予算拡充を求め


                る陳情


 日程第18 平成22年陳情第11号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情


 日程第19 平成22年陳情第15号 大栄小学校通学路の危険箇所および学習環境等の改善


                について


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                 出席議員(15名)


1番 奥 田 伸 行 君  2番 飯 田 正 征 君  3番 前 田 栄 治 君


4番 井 上 信一郎 君  5番 青 亀 恵 一 君  6番 清 水 進 一 君


7番 山 下 昭 夫 君  8番 津 川 俊 仁 君  9番 浜 本 武 代 君


10番 長谷川 昭 二 君  11番 前 田 正 雄 君  12番 宮 本 幸 美 君


13番 石 丸 美 嗣 君  14番 阪 本 和 俊 君  15番 池 田 捷 昭 君


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                 欠席議員(なし)


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                 欠  員(なし)


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                事務局出席職員職氏名


事務局長 ─────── 坂 田   優君  主  任 ───── 清 水 直 樹君


主  事 ─────── 浜 本 早 苗君


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              説明のため出席した者の職氏名


町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ────── 岡 ?   功君


                       会計管理者(兼)出納室長


教育委員長 ────── 吉 田 助三郎君        ──── 柿 本   誠君


総務課長 ─────── 三 好 秀 康君  総務課参事 ──── 日 置 昭 彦君


企画振興課長 ───── 田 中 精 一君  税務課長 ───── 松 井 慶 徳君


町民課長 ─────── 鎌 田 栄 子君  健康福祉課長 ─── 手 嶋 俊 樹君


健康福祉課参事 ──── 佐 伯 淳 子君  生活環境課長 ─── 別 本 勝 美君


産業振興課長 ───── 野 村 良 太君  教育総務課長 ─── 杉 川 弘 行君


生涯学習課長(兼)中央公民館長


          ── 田 中 英 伸君  農業委員会長 ─── 近 藤 貞 裕君


(併)農業委員会事務局長 ──────────────────── 野 村 良 太君


(併)選挙管理委員会事務局長 ────────────────── 三 好 秀 康君


代表監査委員 ───── 前 田 茂 樹君


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                午前9時03分開議


○議長(池田 捷昭君) 皆さん、おはようございます。


 ただいまの出席議員は15名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでございます。


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◎日程第1 一般質問





○議長(池田 捷昭君) 日程第1、一般質問を行います。


 昨日に引き続き、届け出により順次質問を許します。


 9番、浜本武代さん。


○議員(9番 浜本 武代君) 9番、浜本でございます。私は、北栄町環境報告書について、町長にお伺いをいたします。


 私が一般質問の通告をいたしましてから、ごみの減量等について、町報であるとか、それから農業委員会広報「菜種」などに掲載をされました。それで、要旨は、内容は変わりませんけれども、ちょっと文言が違うと思います。もっとごみの減量に関心を持ってほしい。平成21年度北栄町環境報告書の一般廃棄物、これはごみと再生資源でありますが、排出量の平成18年より21年までの推移を見ますと、昨年分、平成21年度分ですが、のごみの量が、前年、平成20年度より1人1日当たり27グラム、約5%ふえております。ごみ減量に向け啓発をと一般通告をいたしました。先ほど言いましたように、あと町報12月号に、「さあ、はじめましょう!!〜未来の子どもたちのために 今私たちができる取り組み〜」と題して、環境の実態の特集が掲載をされました。多くの町民の方が関心を持って読まれたことと思います。


 そこで、私は、ごみの処理費用について、これは広域連合への支払い分、それから自治会ステーションの集荷量等、比較をいたしました。平成19年度より20年度は約500万円減額をし、1億5,536万8,000円の支払いでした。そして昨年の平成21年度は604万円の増額で、1億6,143万円の支払いとなっております。果たしてことしはどうなのでしょうか。


 また、平成23年度、来年ですが、10年間の環境基本計画の中間年で見直しとなっております。ごみの中で86%も占める可燃ごみを減らすために、生ごみの水切りの徹底や堆肥化、そして紙や菓子箱などを雑紙として紙袋に入れ再生資源へ出す取り組みなど、私たち一人一人が毎日の暮らしの中で、多額のごみ処理費用も発生をしております。財政に大きくかかわってきます。このようなことから、定期的に啓発していく必要があるのではと考えます。町長へお伺いをいたします。


 そして、菜の花栽培目標10ヘクタール早期達成についてお伺いします。


 平成21年度、遊休農地が109.9ヘクタール、耕地面積の4.2%にも達しております。このうち農業振興整備地域内の遊休農地は約61.6ヘクタールもあります。この遊休農地の解消の一環として、景観形成作物の菜の花が平成20年度、2.45ヘクタール、21年度、昨年ですが、4.74ヘクタールと栽培されております。そしてこの菜種によって、北栄町産100%の菜種から搾油した菜種油は、高価なオリーブ油に遜色のない、自慢のできるすばらしい油となりました。


 このように効果の多い事業をもっと推進し、目標面積の早期達成ができないものでしょうか。作付募集の方法や費用、補助金、また、ことしの作付面積等をお伺いをいたします。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 浜本議員の御質問にお答えいたします。


 北栄町環境報告書についての御質問でございますが、北栄町環境報告書は、北栄町環境基本計画に基づき、毎年、環境の状況、環境の保全及び創造に関する施策の実施状況等をまとめた年次報告として、ほくえい環境まもり隊と協議、意見交換を行い、作成しているものでございます。また、この報告書については、図書館、町のホームページ等で閲覧できるようにし、広く町民の皆様に情報発信するとともに、12月の広報に概要を掲載したところであります。


 まず、ごみの減量についてでございますが、町民の皆様のごみの排出抑制と再資源化の取り組みにより、毎年減少傾向にありました。ところが、平成21年度は前年度と比較すると81トンの増加となりました。1人1日当たりの排出量にすると582グラムと、前年度より27グラムふえたことになります。


 この原因につきましては、まず、市町村緊急雇用創出事業により、平成21年11月から平成22年3月までの期間、不法投棄監視及び処理業務を委託し、公共用地等の不法投棄物を34トン処理したことによる増加が考えられます。また、これまでかなりよい価格で取引されていた鉄などが景気低迷により価格が下がったことなども要因として考えられるところであります。


 一方で、家庭から出たごみは67トンもふえていることから、増加の多くは家庭のごみが原因であると考えられます。これまで再資源化に取り組んでいた家庭が紙やペットボトルなどの再生資源を可燃ごみの袋に入れてしまうことは考えがたく、その要因につきましてはつかみ切れていませんが、各家庭に対するごみの減量化についての啓発が不足していたとも考えられます。町報や9月末に全世帯に配布した「ごみの区分と出し方」で、ごみの減量化について情報発信を行っているところですが、やはり行政から一方的に情報発信するだけではなく、各自治会の環境推進員を中心に、地域と協力しながら取り組みについて話し合う場をつくっていくことが必要かと考えております。


 ごみ減量の取り組みといたしましては、環境学習会など、自治会や団体の要請があれば担当職員が出向いているところであります。今年度も既に4自治体で環境学習を開催していただき、ごみの減量や地球温暖化防止についてお話をさせていただいております。また、環境家計簿記帳説明会や食生活改善推進員さんのヘルスメイト学習会やシニアクラブの講演の場をおかりして、ごみ減量についてのお話もさせていただいております。このような機会をふやし、ごみ減量について関心を持っていただき、家庭での取り組みにつなげていくことが、地道ではありますが、効果的な啓発であると考えているところであります。


 次に、菜の花栽培目標10ヘクタール早期達成についてでございます。


 平成20年度から始まりました北栄版菜の花プロジェクトも10月には3期目の播種が終わり、社会実験圃場と圃場栽培畑を合わせて約3.3ヘクタールで菜の花が栽培されているところであります。これを平成28年度には10ヘクタールに拡大したいと考えておりますが、現在の菜の花栽培では、農業経営といたしましては補助金を合わせてやっと収支が合うような状況で、栽培者の菜の花プロジェクトへの熱意、環境に優しい町づくりに貢献したいという思いで続けていただいているところであります。農業経営としての菜の花栽培を成り立たせないと、栽培者への負担だけが大きくなってしまいます。


 そこで、社会実験圃場では、菜の花栽培の生産性の向上だけでなく、収穫された菜種から採取した北栄町産菜種油の販売拡大、ブランド化のためのさまざまな試行により、農業として成り立つ菜の花栽培を目指して取り組んでいるところであります。


 菜種油は、昨年から搾油、販売を開始し、製造した333本のうち31本は料理教室等で使用しましたが、302本は11月に販売を開始し、ことし3月には完売いたしたところであります。今年搾油した菜種油は、昨年よりも瓶を小さくして470本製造し、9月に中部で開催された「食のみやこ鳥取県フェスタ」から販売を始め、現在、道の駅のお台場いちば、北条産直市場、10月に中部のショッピングセンターにオープンしたCOUP!LaCafe(クラカフェ)、東京のアンテナショップなどの店頭での販売、中部エリアの特産品を扱った通販サイト「くらしよし市場」でのネット販売を行っているところであります。


 昨年11月には菜種油料理教室を開催し、菜種を絞って油をつくる体験をしたり、菜種油を使ったおいしくて健康によい料理をつくる取り組みも行っております。


 ことし4月の環境バスでは、北栄版菜の花プロジェクト見学会として、菜の花プロジェクトについてミニ研修を受けた後、菜の花畑の見学、BDF製造の工程を見学していただき、菜の花プロジェクトについてじかに目で見て理解を深めていただきました。


 また、環境資源としての菜の花畑をPRするために、「風のまちの菜の花」をテーマに菜の花フォトコンテストを実施し、入賞作品を公民館に展示したり、食生活改善推進員さんの研修の場をおかりして、菜の花プロジェクトについて説明したりと、菜の花プロジェクトについて広く知っていただく機会をつくっているところであります。


 9月11日、12日に倉吉パークスクエアで開催された「食のみやこ鳥取県フェスタ」では、県内で生産されている農林水産物等の即売会に出展することにより、北栄町の菜種油の販売拡大だけでなく、菜の花プロジェクトを広く知っていただくよい機会となりました。出展は、菜種油の販売だけでなく、試食用に食べるラー油をつくり、来場された皆さんに菜種油の風味を味わっていただき、非常によい評価をいただいたところであります。また、菜の花プロジェクトのパネルを展示したり、チラシやパンフレットで北栄町版菜の花プロジェクトをPRしたところであります。


 今後は、菜の花プロジェクトの菜の花栽培はもちろん、北栄町の新たな農業としての菜の花栽培を普及していくために、関係機関、団体と連携し、取り組みを一層強化してまいりたいと考えております。


○議長(池田 捷昭君) 9番、浜本武代さん。


○議員(9番 浜本 武代君) 町長の答弁をいただきました。環境の取り組みについては、環境政策課ですか、平成18年から環境政策課が設置できまして、本当に真剣に環境について取り組んでいただいている。そして、風車ですね。9本の風車が今現在5年たって、何とか推移して、風の多少によっては目標の半分くらい、50何%くらいのときもありましたけれども、今のところは、5年経過して、一応順調に風も吹いてくれて、それなりの数字が出てると思います。


 私たちの町はやはり環境の町だろうと思うんです。事実、9本の風車も立ってるわけですから。ですから、環境についてもっと町民の意識が本当に継続して、環境に、ごみ減量に、そして私たちの町が美しい環境の町になるように意識づけ、毎日毎日の取り組みの積み重ねですので、やはり啓発活動は年に町報を通しても、実際、私、町報で何回啓発されているのかちょっと調べてはおりませんけれども、やはりちょっと中だるみになってることがあるのかなと思って21年の実績を見ました。


 私は、きょういろいろ持ってきておりますけれども、まずこれが雑紙です。すべての紙、和紙はだめですけども、そういうものを家庭でみんなが集える部屋、各部屋でもいいんですけども、たくさん出ます。そこにこういう紙の袋で、持ち手も紙が一番いいんです。もしこれがナイロンであれば、持ち手がナイロンであれば、それを取って、いっぱいになって5キロぐらいになると、ここでこういう、エコロープで結んで私は出しております。4カ所ぐらいの部屋に置いておりますけれども、本当にすぐたくさんたまってしまいます。紙のごみというのは本当にたくさん皆さんのおうちで出とると思いますので、女性団体等でもこれは何年か前に、こういうふうなやり方をされたらどうでしょうということで申しまして、たくさんの方も取り組んでくださっていると思いますけれども、実行していただけたらなと思います。


 それから、ごみ減量ですけれども、まず、マイはしの携帯ですね。それから、マイバッグキャンペーン、毎月ノーレジ袋デーというので、この間はAコープの下条店のとこで立っておられましたが、こういうので毎月10日に皆さん、どの方が啓発されるのかわかりませんけど、ちょうど私も行きまして、そういうことで、これは中部のノーレジ袋推進協議会というとこと鳥取県とで出しております。毎月実施しております。


 それから、私はこういうふうにナイロン袋を大きいのとか小さいのとか、すべてバッグに入れておきます。何かのときに出て、帰りに買い物する場合、本当にかさばらないで、男の方でもちょっと小さいこういう袋はかさばらないと思いますので、そういうことで、レジ袋をいただかない。これは本当に大きなごみ減量になると思います。こういうことを本当に皆さんで実行していただけたらなと私は思います。


 ですから、今後も引き続いて町民の方々が、一人一人が毎日の暮らしの中でごみ減量、それがひいては私たちの財政にも大きく影響していきますので、引き続き啓発をしていただきたいと思いますけども、今後の取り組みについて町長にお伺いをいたします。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) ごみの減量につきましてでございますが、21年度は若干ふえてしまったというようなことでございます。今までもいろんな取り組みをしてきたわけでありますが、それがすべて町民の方に浸透しているかということになれば、若干疑問のあるところでございます。やはり意識の高い方が今、一生懸命取り組んでおられるんだろうと、こう思っております。それを意識の高い人から今まで関心の薄かった方にも広げていく。それがごみの減量につながってくるものだろうと、こう考えております。いろんな啓発等、そしてまた自治会等に要請があれば伺って、ごみの減量についてお話をさせていただきたいなと、こう思っておるところであります。


 また、ごみだけでなくって、いろいろ環境問題につきましてやはり関心を持っていただくということが、即そういうごみ、あるいは温暖化等にも影響してくると思いますので、町報を初め、いろんな形で広報、啓発を努めてまいりたいと思っております。


○議長(池田 捷昭君) 9番、浜本武代さん。


○議員(9番 浜本 武代君) 環境について、ごみのことについて、先ほど町長からも地域の取り組みもお話がありましたけれども、やはり地域で、環境バスですか、そういうものも実施されてるわけですから、本当に積極的に、町民の方が意識を持って勉強していただけたらなと本当に思います。今後もぜひ続けて町民の意識を高めていって、エコの町をさらに高めていきたいなと、私も実行していきたいと思っております。


 それから次に、菜の花プロジェクトのことですが、先ほど町長の答弁もありましたように、菜の花プロジェクト、私はここにことしの菜種油を持ってきました。デザインが昨年と全く違うんです。これが200ccで、200グラムで600円です。昨年は350で850円でした。もっと大きかったです。ほいで、こんなにスマートさがなくって、買おうかなというような、あんまり去年は見た感じもよくありませんでした。大きかったもので、昨年はもったいなかったけども、すぐ2つをてんぷら油に使っちゃいました。今はとってももったいなくて、てんぷら油によう使わないわけですけども、本当にすばらしい菜種油ということがわかったのは、食生活指導委員会で菜の花プロジェクトのお話を、生活環境課の方が指導会でもってお話をいただきました。そのときに栄養士さんの方からオリーブ油の成分のお話を聞きました。この菜種油のすばらしさですが、オリーブ油にまさるとも劣らないと思っております。これには必須脂肪酸というすばらしい酸がありまして、この酸は、善玉コレステロールを減らさないで悪玉コレステロールだけを減らし、それからまた血液の流れをよくしたり、がん細胞の増殖を控えたり、それからアレルギー症状を改善する動きということで、本当に私たちの体にとってもすばらしい菜種油であるということの私が認識を深めました。そのことによって皆さんにも自信を持って普及ができるようになりました。


 それで、菜の花栽培ですが、私が、平成15年だったと思いますが、やはりそのとき北条でも55ヘクぐらいの遊休農地があったかと思いますが、この菜の花の話が出たときに、砂丘地には菜の花は栽培しにくいというお話がありました。私は、桝田新蔵さんの1860年代、ちょうど150年前に西新田場を開墾されて、300町歩の水田を開拓しておられます。あそこの新田場は昔は水田だったわけですね。それに今度は砂丘地として、今、砂丘畑となっておりまして、あそこは砂と土とまざってて、40何種類の農作物がつくれるということを地元の方に聞いておりまして、あそこだったら菜の花がどうなのだろうかなということを私が素人でただ思ったわけですけども、あそこの5号機から東の西新田場は、たくさんのタバコ栽培がされております。実際に遊休農地が今どれだけあるかわからないけれども、現に5号機のところの東南ですか、東南のところに二、三段か、たしか菜種をずっとつくっておられると思いますけども、あの辺にまだらの飛び地っていうんですか、点在した集積できない遊休農地でもいいから、やはり実際に菜種をつくって、菜種の美しさ、すばらしさを実感できれば、また集積できていく可能性ができてくるんじゃないだろうかなということを私は自分で、わからないですけども、そういうふうになっていかないだろうか。市松模様のようにきちんと点在にはならなくても、本当に点在したものを実際にみんなが見れば、集積へ向かっていくのではないだろうかな。そして風車が5号機から9号機まで5基ありますね。それで菜の花ができて、そして松林があって日本海がある。あそこの風景を思い浮かべたときに、すばらしい地域になるんじゃないだろうかなということを私は思いました。


 そして桝田新蔵さんが150年前に開拓されたときは、坂本龍馬が本当に日本の国づくりに奔走しているちょうど同じ年代なんですね。桝田新蔵さんは私費を投じてあれだけの開墾をしてこられた。そこにまた新しいエコの町ができ、松林、あそこは昔キャンプ場がありました。松林の下をきれいにすれば、子供たちも本当にたくさん遊べる、自然のすばらしい松林ができます。そういうことに思い切ってみんなで取り組めば、できると思えばできるんじゃないかなと思って、何かそんな夢をちょっと描いております。町長はこれに対してどのような思いをお持ちでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 西新田場地区の農地につきましては、先ほど浜本議員が仰せのとおり、桝田新蔵さんが開墾してできたところであります。初めは水田等だったわけでありますが、転作の事業で、今、すべて畑になっておるところであります。以前は松林も大変手入れをされておりまして、きれいな松林でありましたし、また、そういう中で教育キャンプをしたりとか、あるいはクロスカントリーをしたりとかいうような時期もありました。現在、なかなか人の手が入らないような状況でありまして、雑木が茂ったりして、向こう側が透かして見えないというような状況もあるところであります。昨年、経済対策事業で新田場集落のところの松林のそういう雑木等を伐採させていただきましたが、また、手が入らないというような中で、またすぐ草が生えているというような状況であります。


 そういう中で、浜本議員が仰せのように、そういう遊休地に菜の花を植えると、そしてまた松林もきれいにして子供たちが遊ぶというのは大変理想的なすばらしいことだと、こう思っておりますが、それをじゃあだれがつくるかということになれば、これはまた問題になってくる。また、だれが手入れするかということも、これも問題になってくるわけでありまして、やはり地域の方の協力を得なければそういうことはできないだろうと、こう考えております。なかなか地域の方も自分の生業を持っておられたり、あるいは自分の圃場の中で仕事をされておるという中で、大変難しい問題ではないかなと、こう思っております。ほかの作物にかわって若干菜種等も栽培されてる方もあるわけでありますが、遊休農地まで、そこまで手が回るかということになれば、これがまた難しいところもあるのではないかなと、こう思っております。


 いずれにいたしましても、菜の花、28年度には10ヘクタールにしたいという、そういう思いもありますので、地域に働きかけて、菜の花を、そういうのを広めていきたいなと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 9番、浜本武代さん。


○議員(9番 浜本 武代君) 大きな事業に向かうときは本当に大変だろうと思います。でも私は、さっきも言いましたように、あそこの一帯が本当にすばらしい地域になり、私たちの北栄町がエコの町の本当に象徴になっていくのではないかなと思います。


 さっきも言いましたかもしれませんが、昭和40年ぐらいですかね、松林から松露という本当に高価な、わずかしかとれない松露なんか、本当に風味のあるすばらしい産物もとれていました。夢も持てるし、いざなったらだれがするのかということはありますけれども、やっぱりアドバルーンを上げて、私たちの町だけでなくって、中部からでも、それから町外、県外からでも広報をすれば、松林をきれいにするクリーン作戦ですか、松林をきれいにしたりというのも、たくさんの若者たちも集まってくるかもしれない。やってみなきゃわからないじゃないですか。


 それで、私、思うのは、金額がどのくらい要るかわかりませんけれども、そういうものを立ち上げて、そしてボランティアの方を募り、そしてまた、時にはシルバー人材の方も応援をいただいたり、もちろん町民の力をいただいて、みんなでそういう大きなアドバルーンを上げればそれなりにできていく。それは1年2年でできるものじゃないですけども、本当に将来に向かってすばらしいあの地域が、風車と菜種と松林と日本海と、白砂青松の本当に北栄町の町があそこに、風車を核としたエコの町ができてくると私はちょっと夢を描いております。


 ですから、実際できることから、実行委員会形式なのか、それはどうかわかりませんけれども、でも踏み出さないことには何もできないと思います。ですから踏み出そうじゃないですか。私たちのほほえみ会でも平成5年、ですからもう17年も前ですけども、白砂青松の私たちの町を3年、5年ぐらいでしょうかね、不法投棄の調査をしたりして、それなりに私たちの白砂青松をきれいにしていきたい。そういう思いで活動してきたこともあります。それで、やっぱりきのうの一般質問で言っておられた方がありますが、ナンバーワン、オンリーワン、それはまさしくそれができればそうなると思います。ですから、前に向かって進んでいけたらと私は思います。


 そして、これは新聞の切り抜きですけれども、経済評論家の内橋克人さんが言っておられるんですけども、地域で食糧、それからエネルギー、介護の自給圏を提唱するということを言っておられます。グローバル化に対しスモール、ローカル化ということで、やっぱりこういうことに私たちは取り組んでいく。少しずつできるのでないでしょうか。食糧の自給ということは、私たちは、鳥取県の中でも北栄町は食糧の自給率は本当に100%に近いんじゃないでしょうか。そしてエネルギーはもちろん、電気ですけども、風力発電があります。介護は、本当に今、たくさんの介護の給付費等が、また補正でも上がっておりますけれども、それにも私たちらしい取り組みを今後していくというようなことで、私たちのスモール、ローカル化ということに本当に取り組んでいくことが大切なのでないだろうかと思いますが、町長の思いをお聞かせください。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) そういう取り組みもできれば大変すばらしいなと、こう思っておりますが、松林等につきましても、まず地権者等も加わっていただくということもならなければならないだろうと、こう思っております。そういう方の理解というものも必要だと思いますし、介護、エネルギー、食糧ですか、そういうことも、まだ私も勉強不足でありまして、そこまではちょっと勉強しておりませんが、いずれにしても、やはり地域のそういうすばらしい自然というものを地域で守る。そしてまた、そこの足らないところはやはりいろんな方面からも手伝っていただくということも必要だろうと、こう思っております。いろいろどういう取り組みができるか、あるいはまたどういう形でそういう実践しているところがあるのかというところもまた研究して、取り組めるところから取り組めればいいかなと、こう思っておるところであります。


 いずれにいたしましても、その土地の方の、住んでおられる方の一番の理解が必要だろうと、こう思っておりまして、やっぱりそこの方の意識を高めていただくということが必要だろうと、こう思いますので、また機会があればお話をさせていただきたいなと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 9番、浜本武代さん。


○議員(9番 浜本 武代君) 最後に、その思いを本当にみんなで、町民で共有して、前に足を一歩踏み出していく、実行に向けて。ぜひ検討し、検討じゃないですね。実行してもらいたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 質問はいいですか、答弁は。


○議員(9番 浜本 武代君) はい。ありがとうございました。


○議長(池田 捷昭君) 以上で浜本武代さんの一般質問を終わります。


 次に進みます。


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○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 私は、教育委員の選任について、町長並びに教育委員長に質問をいたしたいと思います。


 岩垣前教育長は、先月、11月の14日をもって任期満了となりました。当然のことながら、町当局は、任期満了までに教育委員の人事案件を議会に提案をされ、議会の同意を得ることをしなければならないのでありますが、先般、11月の10日に開催されました臨時会に人事案件の提案を見送られました。私は、その理由について、その臨時会の冒頭で町長にただしましたところ、岩垣教育長から辞意の表明があり、今後の選任については慰留を含めて考えていきたい旨の答弁でありました。


 きょうは12月の15日であります。あれから1カ月が経過し、北栄町教育行政の事務方トップである教育長がこれだけ長期間空席になることは、前代未聞の異例な事態であります。年度末を控え、本町の教育行政、教育現場にも大きな混乱を招くおそれもある異常な状況にあるのではないでしょうか。


 きょうまで教育長が空席となっている間、その対応がどのようになされたのか。このことについては、町当局から議会側にきょうまで全く説明、報告がなされていません。そして、多くの町民からも、何か問題が起こっているのか、こんなことでよいのか、そういった疑問視される声も上がっている状況にあります。


 そこに12月の9日、12月の11日と2社の新聞報道で、教育長の空席について大きく見出しに取り上げられたことは皆さん御承知のことだと思います。教育長の空席は、紛れもない事実ではありますが、記事の内容は、一部議員の発言なり町長等の発言が記載されたものでありました。しかもこれはすべて表に出ない、いわゆる水面下で起きている動きの内情を明らかにした報道内容であります。


 議会にはいまだに人事案件は全く提案をされていません。しかも議員全員協議会においても全くこの話もされておりません。それにもかかわらず人事案件の提案される以前に起きているこの内容の背景は事実なのでしょうか。これが事実であるとすれば、まことにおかしい話、重大な問題であります。さらに、町当局、そして我々議会の大きな汚点そのものを新聞報道によって、町内はもちろんのこと、県内全域にさらけ出したことは、この町にとって極めて異常な事態であると言っても過言ではありません。教育長の任期が切れてからきょうまで提案を見送られた理由は一体何だったんでしょうか。提案を妨げる何らかの理由でもあったのでしょうか。その後、教育委員の選任についてどのような働きかけをされているのか、その経過について町長に伺います。


 また、年度末を控える最も大事なこの時期に、教育長の長期間に及ぶ空席は、教育委員会の運営なり教育行政に大きな支障をもたらしていると考えます。教育委員会はその間、その対応をどのように図られているのか、教育委員長に伺います。


 以上、この場での質問といたします。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 前田議員の御質問にお答えいたします。


 教育長の選任についての御質問でございますが、先般の11月10日に開催された臨時議会において、11月14日の岩垣教育長の任期満了に伴う教育委員の選任につきましては、理由を含めて検討していると申し上げたところであります。


 議員お尋ねのその後の経過についてでございますが、教育委員会は非常勤の委員で構成される合議体で、教育事務の管理執行に関し方針を決定する機能を有するのに対し、教育長は教育行政の専門家で、常勤の一般職員たる立場にあって、教育委員会の方針決定を誤らせないよう助言したり、決定された方針を具体的に執行する教育委員会の中核的な存在であることから、私といたしましては、今まで子供たちの育ちを最優先に考え、みずからの小学校の校長であった経験や鳥取県教育委員会や北条町教育委員会の指導主事として携わった豊富な経験を生かし、学校などの教育環境の整備や学校現場と綿密に連携し行ってきた学力向上への取り組みなど数多くの実績、また、今後、平成23年度の北栄町の教育に関する方針決定や予算編成、県及び他市町との協議が必要となる学校における教職員人事や、来年4月には竣工を予定しております認定こども園の建設、幼児教育、保育の全体計画の策定など、教育にまつわる諸課題も山積しており、今までの実績や教育現場に長くの間身を置いてきた岩垣前教育長の力が引き続き必要であると思っているところであります。


 11月17日に保護者有志の方から、岩垣教育長の在任4年間の実績を踏まえ、再任を望まれる声も聞いておりますし、たくさんの保護者の方から署名をいただいておるところであります。


 教育長の欠員により、教育行政の停滞を招かないよう、教育委員の選任を提案したいと考えておりますので、議会の皆様にも御理解いただきますようお願い申し上げる次第であります。


○議長(池田 捷昭君) 吉田教育委員長。


○教育委員長(吉田助三郎君) 前田議員の御質問にお答えいたします。


 議員の御指摘のように、平成22年11月14日をもって、教育長である教育委員の任期が満了しましたが、新たな教育委員はまだ選任されておらず、現在、教育委員1名が欠員となっており、あわせて教育長が不在という状況になっております。


 議員お尋ねの教育長不在への対応についてでございますが、現在、法律及び規則の規定により、教育総務課長が教育長の職務を代行しております。事務局職員や学校現場は、教育総務課長のもと、一丸となって協力し合いながら、業務の遂行をしているところであります。


 教育長の職務は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律には、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどり、教育委員会のすべての会議に出席し、議事に助言し、また、教育委員会事務局職員及び教育機関の職員の任命に際しては推薦を行い、事務局の事務を統括し、所属の職員を指揮監督するなどの権限を有すると規定されています。このことから、教育長は、委員会の中核的存在として常時教育行政の職務に専念すべきことを要求されているものであり、委員会内部においては、教育行政に最も練達した存在でなければならないものであることは明らかで、教育委員会の会議に際しては、教育長みずからの統括する事務局機能を駆使して、総合的見地に立って委員会事務を遂行することが求められているものであります。


 よって、教育委員会全般において行う事務事業の方針決定や判断、事務の統括を行うなど、業務は多岐にわたるため、事務局職員の教育総務課長が長期間教育長の職務を代行していくことは、教育行政や教育委員会を運営していく上では望ましい姿ではないと考えております。特に今の時期は平成23年度の学校教育はもちろんのこと、社会教育や社会体育、文化振興や人権教育など、幅広い教育行政における事務展開への方針決定や予算編成、さらには鳥取県教育委員会や他市町教育委員会との協議が必要となる学校教育現場における教職員人事、また、現在進行中の幼保一体化施設整備に向けての検討協議など、今後、速やかかつ着実に事務を実施していく必要があります。


 以上のことから、早急に教育行政、教育現場に、また教育機関に精通した教育長の選任をし、本来の教育行政等の運営を一刻も早く正常化させていくべきであると考えております。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 11番。ただいま町長の方から答弁をいただきましたが、ちょっと聞き漏らしておりますので、確認をさせていただきたいと思います。


 提案を今議会にされるということなんでしょうか。もう一度お願いしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 大変、今、教育行政の方で停滞を来しておるというようなことでございますし、また、なるべく早く改善したいというような思いもありますので、今議会で提案させていただければと、こう思っておるところであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 11番。教育人事の人事案件をようやく今議会で提案をされるということで、ひとまず安心をいたしました。あとは議会の同意が得られるかどうかであろうかと、このように思っております。このたび生じた教育長の長期にわたる空席、これは、町内はもちろんのこと、対外的にも我が町の信頼感を失いかねない、そういった心配をするところであります。非常に大きな影響をもたらしていると、このように考えます。先ほども教育委員長の方からもいろんな支障があると、本来の姿に戻してほしいという強い言葉がありました。そのとおりであります。町長は、子育てなら北栄町、教育なら北栄町と、大きくキャッチフレーズをうたっておられます。そういった中においても他町に負けない教育環境の整備、いろいろやってきておられます。そういった中で、こういった問題ががたがたをしておるということは、本当に恥ずかしい話ではないかと私は思っております。先ほどもありましたように、幼保一元化の推進も進められようとしている大切な時期であります。そのことについて、深刻な思いをされておられるんでしょうか。これだけ長期間の空白というのは本当に深刻なことだと私は思っておりますが、町長、その辺の期間をどのように思っておられるのか、お聞きをしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 前田議員仰せのとおりでございまして、全く私の不明で不徳のいたすところでございまして、1カ月間という期間、提案ができなかったことを深くおわびを申し上げたいと思いますし、また、その間、教育行政におきまして、多大な迷惑をかけたことを心から深くおわびを申し上げる次第であります。


 先ほど前田議員がおっしゃったように、今、いろんな事業をしておるところでございますし、また、今後、教職員の人事等もあります。そしてさらにはやはり何といいましても学校現場が、教育長不在ということになれば、不安感もありますし、また、保護者や子供たちにもそういう不信感、不安感というものを与えるのではないかなと、こう思っておるところでございます。今回提案させていただきまして、議員の皆様に御同意をいただいて、早い時期で正常な形に戻してまいりたいと、こう思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 町長は、今、初めてこうして議場で謝罪をされたということであります。この1カ月、臨時会もありました。そして行政報告会なりあったわけでありますが、議場で全くそういった謝罪の言葉、謝って済む問題じゃないと思います。しかし、そういった気持ちがあらわれていなかったんじゃないかと私は思います。謝罪の気持ちがこうして今初めてあったんですよ。1カ月もたってから。こんなことでいいんでしょうか。このことは、ただいま町長の方からありましたので、ひとまず安心はしましたが、一番大事なのは、町民に対してもそういった謝罪の言葉があってしかるべきだと私は思っております。これだけ深刻な、大事なことだということで、今定例会も10日から始まったわけです。本来からすれば、10日の開会冒頭に、町長は町民に対して、空白になっておる、このことについて、謝罪の言葉をされるべきなんですよ。そう思われませんか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 全くそのとおりでございまして、大変申しわけなく思っておるところであります。この期間、後任もというようなことも考えておりましたし、また、慰留もということも考えておったところでございますが、そういうこともありまして、今まで謝罪がおくれておりましたこと、深く反省をし、また、町民の皆さんに心からおわびを申し上げる次第でございます。今回提案させていただきまして、教育行政の方に支障を来さないように御同意をいただければと、こう思っておるところであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 昨日、一般質問がありました。多くの同僚議員から、部落解放同盟の補助金支出の問題、あるいは全国学力テストの結果の問題が取り上げられまして、けんけんがくがく議論がされました。これはいずれも教育委員会に関する問題ばかりであったじゃないかと、このように思います。私は、このことよりも何よりも、教育長の空白で教育行政ががたがたしてきとるという方が私は大きな問題だと、このように思っております。町長、どうでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) やはり教育長が空白ということで、実際にそういう事務の責任者が不在ということでございますので、いろんな諸課題に対して戸惑うところもあったと、こう思っておりまして、大変申しわけなく思っておるところであります。教育総務課長が職務代行ということでありましても、やはりまたそれとは違うと思っておりまして、一刻も早くその解消に向けて提案をし、またお願いを申し上げる次第でありますので、よろしくお願いいたします。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 11番。謝罪のこともありましたし、町長も相当認識を深めておられるなということで、ひとまず、これ以上追及はいたしませんが、一番大事なことは、教育行政がこれだけ、先ほども教育委員長の方からありました。本当に大変な状況でないかと、中身は、思っております。今定例会に提案をされるということでありますから、ひとまずこの問題はこれ以上追及しませんが、ところで、町民の皆さんには、冒頭にも申し上げましたように、新聞報道で大きく報じられたわけでございます。このことについて、新聞報道というのは記者の所感で書くと、報道されるということがありますので、その内容を私は事実確認せないけんなというように思っておるわけでありまして、ちょっとパネルを用意させていただきましたので、立てさせていただきたいと、このように思います。


 町長は、12月9日の新聞報道を見ておられますね。私は、この内容について何点かお聞きをしたいなと、このように思います。


 この新聞報道は、ここに立てさせていただいておりますが、12月の9日に報道された内容であります。2社の報道がありました。もう1社は12月の11日だったろうかと、このように思います。この記事は最初の記事であります。教育長の長期間の空席が生じている原因、この新聞によりますと、補助金問題、対応不十分で、議会の圧力で再起用の提案ができなかったというような、端的に申し上げますと、そういった報道であります。私のところに町民の皆さんからもいろいろ問い合わせがありました。どんなことだいやという問い合わせであります。こういった報道があって、町民に対して大変申しわけないという思いで私もおりました。


 そこで、問題点がどこにあるのか、何かあるのか、これをただすために、記載内容について私は確かめてみたいなと、このように思います。


 見出しには「北栄町教育長1カ月空席」となっております。これは紛れもない事実であります。ところが、不適正支出、対応不十分、これは括弧書きになっております。そして、議会拒否。議会ではまだ提案されておりません。議会拒否となっております。そして、再起用提案へ。これは何となくわかります。これは11月の10日でしたか、臨時会で町長が私の緊急質問に対して答弁をされました。慰留を含めて考えていきたいということでしたから、再起用の提案へと、これは何となくわかります。ところが、次に、過半数の町議から2009年度の補助金の不適正支出問題で対応が不十分だったなど拒否されと、こうなっております。こういう記事になっております。そして、11月10日の臨時町議会で再任提出を見送ったためだ、こういう記事であります。


 町長は、10日の日の臨時会では、先ほども言いましたように慰留を含めて考えていきたいと。そして岩垣教育長から辞意の表明があったと。私はそのときに、辞意表明があったので、これは説得にかかられてというように感じておりました。ところが、「拒否をされ」ということがここに書いてあります。新聞報道ですから、私は、町長、取材を受けられたんじゃないかと、このように思っておりますが、取材を受けられましたか。「拒否をされ」、だれからどのように拒否をされたんですか。それをちょっと初めに伺いたい。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) この新聞報道でございますが、不適正支出の問題というのでのお話をさせていただきましたが、そういう「拒否をされ」というような言葉ではなかったと思っておりますし、また、私がそういうことを言ったというようなことはないのでありまして、既に記者の方は1カ月の空席というものをあらかじめ知っておられて、取材に来られたというようなことであります。それに対して私の方も、本文の中でそのような発言をさせていただいておるというようなことでございます。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 11番。なら拒否をされたと、だれかに拒否をされたということは全くなかったんですね。確認します。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) この新聞報道で書かれた記者の方にはそういうこと、拒否というようなことではないわけでありますが、どういうような状況であったかということは既に知っておられたということでございまして、新聞報道からは、そういうことではないということであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 新聞記者にはそういったことは言ってないけど、拒否された事実があったんですか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) やはり人事案件を提案するには議会の同意が必要でありますので、御相談をさせていただいたところが、不適正支出あるいは学力テスト等において適切でないという議員の方がおられるということを伺ったところであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) ちょっとわからなかったわけですが、御相談をさせていただいたと。だれに御相談をさせていただいたんですか。議会にはそういった話、全くありませんよ。だれなんですか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) まず、提案する前に、こういう人事案件ですから、議長さんの方にお話をさせていただいて、そういうことを伺ったということであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 確認をさせていただきます。今の話だと、議長の方に提案の申し入れをされた。申し入れをされたときに、議長の方から拒否をされた、反対者があるということで拒否をされたということなんですか。確認します。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 正式な申し入れではないわけでありますが、打診といいますか、そういうような形の中で、なかなか難しいよというようなことをいただいたところであります。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 今の話を聞きますと、水面下でそういったことが起こっとるということですね。正式に申し入れをされたわけでなしに、それまでに議長の方から、過半数、賛成できないよということがあったということですね。もう1回確認させていただきます。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) そういうことでございますが、心配されてだと、こう思っておりますが、そういうことで話をされたというようなことでございます。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 大体わかりました。


 しかし、拒否された時点で、町長は、自分の考える最適任者、なぜ強い信念で押し切って提案を踏み切ることをされなかったんですか。私は、提案をされなかった理由として、辞意の表明があったということで、その説得に当たられておる、時間がかかっておるということできょうまで来たんだというふうに私は思っておりました。ところが今の話を聞けば、議長から圧力をかけられて提案を見送ったということになるわけですよ。こんなことでいいんでしょうか。議会にも問題がありますよ。もしそういったことなら。どうでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) そういうことがありまして、何とか再任できないだろうかというような話もさせていただきましたし、また、議員さんの方にも副町長等も当たられたところでございます。また、本人にも話をいたしまして、こういうような状況だがどうかというような中で、辞意を申されたというようなことでありました。


 しかしながら、今、教育行政をしていく中で、一番精通されておりますし、たくさんの課題を持っておられるというようなことで、前教育長に慰留をお願いしながら現在に至っておるというようなことでございます。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 11番。これ以上追及はいたしません。しかし、こういったことは非常に、空白をつくったということが一番大きな問題であります。それが今の話でわかりました。議長からそういった話があって、それが妨げになってここまで来てしまったということになるわけです。町長にも非常に大きな責任があります。そして我々議会にも責任があると思います。きょうまで議会も何もなく来てしまった。議会は10日から始まっておりました。その中で、何かあるというふうに思っておりましたが、何もなしにきょうの私の一般質問まで来ちゃいました。事実関係がいろいろわかってまいりました。議会は審議をせないけんわけです。審議をして初めて結果を出していくと、そういった機関であります。議会のことでありますから、私も議員の一人として、非常に心苦しく思います。こういった事態を招いたということについて、本当に反省しなければならないと。議員必携にこういったことが書いてあります。これは議会のことですから、町長に申し上げることじゃありません。しかし、ここでお話をさせていただきたいと、このように思います。


 議会議員の心構えとして、実質的な審議が大切だということがうたわれております。住民の福祉とは直接関連のない議会内部運営の問題や人事案件で奮闘して日数を費やすようなことでは、住民の信頼を得られない。こう書いてあります。住民の立場に立って実質的な審議を尽くすことが議会の使命であることを忘れてはならないと、こんなふうに書いてあります。議員としての心構えなんです。心構えが崩れていたと、私はこのように思います。これがこのたび長期間に空席をもたらした原因の一つでないかと、私自身も反省しなければならないと、このように今感じております。審議する以前に、しかも表に出ない水面下で何もかも決まってしまっていく。これが正常な議会、そして執行部との関係。正常な関係とは私は思いません。人事案件で日数を費やしてしまったこと。先ほども心構えのことを言いました。したがって、審議をすることを妨げてきた議会側、この責任も全くないとは私は言い切れないと、このように思っております。


 このたびの問題というのは、先ほどもいろいろ申し上げましたが、本当に深刻な問題であります。早く解決をつけなければならない。ただし、人事案件に対して我々議会は介入してはならないということも議員としての私は鉄則だと、このように考えております。


 これ以上申し上げませんが、町民の声にしっかり耳を傾けて、私は、最終日に提案をされるということでありますので、その審議に臨みたいと、このように思っております。町長も北栄町の教育委員として最適任者を提案されるという強い意気込みをもう一度お聞かせをいただいて、私の質問を終わりたいと思っております。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 教育長の選任についての提案を今定例会で提案させていただきたいと思います。1カ月という長い期間、空白をあけまして、大変申しわけなく思っておりまして、この解消に向けて速やかにしてまいりたいと思っておりますし、また、それにつきましては皆さん方の御同意が必要でございますので、ぜひよろしくお願いをいたします。学校現場も、そしてまた保護者の皆さん、子供たち、本当に今、教育長不在という中で行っておるわけでございますが、一日も早い解消をしてまいりたいと思っております。また、近々教職員の人事ということもありますし、やはり教育行政に精通された岩垣教育長ですので、ぜひ再任していただきますようにお願いを申し上げる次第でありますので、よろしくお願いいたします。


○議長(池田 捷昭君) 11番、前田正雄君。


○議員(11番 前田 正雄君) 最後だと言っておりましたが、教育委員長の思いを最後にお聞かせいただきたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 吉田教育委員長。


○教育委員長(吉田助三郎君) ありがとうございました。長い1カ月でございました。やはりいるべき人はいなきゃいけないと、私はこの1カ月感じました。本当に現場とのつながり、現場と教育そのものを一手に引き受けた教育長の存在というのが浮き彫りとなったこの1カ月ではなかったかなと、こういうぐあいに思っております。今後とも教育長を支えてしっかりと事務局やっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


○議員(11番 前田 正雄君) 終わります。


○議長(池田 捷昭君) 以上で前田正雄君の一般質問を終わります。


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○議長(池田 捷昭君) 暫時休憩といたします。(午前10時23分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時40分再開)


 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 長谷川昭二でございます。私は、本定例会に当たりまして、2つの項目について町長へ質問をさせていただきます。


 1つ目は、国保の広域化についてでございます。現在、市町村単位で運営されている国民健康保険事業を都道府県単位に広域化することが進められていることについて、町長へお聞きをいたします。


 既に厚生労働省は、普通調整交付金の減額解除というあめをちらつかせて、各都道府県に対し、本年12月までに広域化支援方針の策定をさせようとしています。鳥取県も11月30日付で市町村へ意見聴取の文書を送り、12月17日までに回答を求めているようであります。将来、県単位の国保になれば、保険税負担や健診などの保健事業がどうなるのかなど、本町住民にとって大きな問題であります。しかし、これまでに国保の広域化等連携会議準備会も開かれているようでありますが、その詳細について、議会へも示されておりません。そこで、本町はどんな対応をされるのかお聞きをする次第であります。


 2つ目は、住宅リフォーム助成制度の創設についてお聞きをいたします。


 全国各地で地方自治体による住宅リフォームへの助成が広がっております。県レベルでは秋田県で実施をされ、さらに岩手県や宮城県で実施の方向にあり、市町村を含めますと実施している自治体の数は175となっているようであります。


 今、地域経済の疲弊は深刻であり、中小の建設業者は仕事が欲しいとの切実な要求を強めております。新築住宅の着工件数は、1996年当時に160万戸あったものが、2008年には100万戸にまで大幅に減少しています。その一方で、設備の改善、バリアフリーや耐震、最近では断熱などの住宅リフォームなどの要求が高まっており、住宅投資額16兆円のうち住宅リフォームは6兆円規模に達していると聞きます。住宅にかかわる事業には大きな経済効果も期待できます。国土交通省住宅課の試算では、住宅投資17.1兆円に対し、他の産業部門を含めた生産誘発額は33兆円に上るとしています。


 山形県庄内町では2008年4月から持ち家住宅建設祝い金制度をスタートさせています。その内容は、町民が自宅の改修、修繕、新築を地元の大工さんに発注すると、町は建築費用の5%を助成をするというものであります。対象工事は1戸当たり50万円から1,000万円まで、祝い金はその5%の2万5,000円から50万円まで交付をします。商店や倉庫なども対象になります。事業実績は、当初予定を上回る109件の倉庫などの増改築や家屋の改築、修繕、店舗の新築などの注文が町民からあり、補正予算を2回組み、町から約2,200万円の祝い金が交付されています。その結果、総工事費は約6億円となり、経済効果は30倍近くになっていると町当局は評価しているとのことであります。


 本町でも地域経済の活性化策として、また下水道の加入促進策として、さらに耐震化促進など町民の生活支援策として、住宅リフォーム等への助成制度について検討してはと考えます。このことについて町長のお考えをお聞きいたします。


 以上、この場での質問を終わります。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 長谷川議員の御質問にお答えいたします。


 初めに、国保の広域化についての御質問でございますが、国民健康保険は、小規模な保険者による運営が多数存在し、財政運営が不安定となりやすい傾向にあります。平成21年度では、県内の19市町村中14市町村が単年度実質収支で赤字となっております。また、被保険者側からすれば、保険給付は全国共通であるものの、保険税は保険者ごとに異なり、不公平感があります。平成20年度では、1人当たり保険税調定額の格差は県内で1.4倍となっております。さらに、高齢者の加入割合が高いことから、1人当たりの医療費が他の医療保険に比べて高額になっていることや、昨今の急激な景気後退に伴う倒産や解雇による非自発的な失業者の増加など、被保険者の年齢構成や所得分布の差異が大きいといった構造的な問題を抱えております。


 これらの現状を解決していくためには、保険者規模の拡大や保険税の平準化を図り、被保険者の不公平感を解消すること、事務の効率化を進めることが効果的であると考えております。


 平成22年の国民健康保険法の改正により、市町村国保の都道府県単位化を進めるための環境整備として、新たに都道府県の判断により、国保事業の運営の広域化または国保財政の安定化を推進するため、市町村の意見を聞きつつ、事業や財政運営の広域化などの広域化等支援方針の策定ができることとなりました。既に平成22年度中の策定を45都道府県で予定されており、鳥取県も策定中でございます。


 全国の知事や市区町村長の半数以上が国保の広域化は制度維持に欠かせないと考えているというデータもございます。


 しかしながら、広域化する場合において、都道府県と市町村との役割分担をどうするかという課題も残されています。例えば、保険料、保険税の設定、賦課、徴収、納付の具体的な仕組みをどうするのか、給付事務はどちらが担うのか等々でございます。また、運営主体は都道府県とするのか、広域連合とするのかという課題もあります。


 北栄町国保は、合併後も毎年のように単年度収支で赤字となっております。基金もなく、厳しい運営状況となり、平成21年度には保険税の増額改正を行いましたが、ふえ続ける医療費により、財政運営は今後も厳しい状況が継続されると予測されます。


 これらのことを踏まえ、安定的で持続可能な制度として運営していくためには、国保の広域化につきましては必要と考えております。しかしながら、医療制度の見直しを含め、今後の国や県などの動向を注視しながら、住民や町に過度な負担増とならないよう、国や県に機会あるごとに申し入れをしていきたいと考えております。


 次に、住宅リフォーム助成制度の御質問についてでございます。


 北栄町では、現在、福祉関係におきましては、居宅介護住宅改修費補助金、高齢者居住環境整備事業補助金として、在宅の要介護者、要支援者の方を対象にして、手すりの取りつけ等、一定の住宅改修を実際に居住する住宅について行った場合に補助する制度があります。また、障害者住宅改良助成事業補助金として、障がい者の方を対象にして、日常生活利便向上のための住宅改修を行った場合に補助する制度があります。その他といたしましては、水洗便所改造資金利子補助制度として、くみ取り便所を水洗トイレに改造される場合に無利子融資を行う制度や、鳥取県震災に強いまちづくり事業で耐震診断、補強設計、耐震改修をされた場合に補助する制度を設けております。


 鳥取県におきましては、環境にやさしい木の住まい助成事業として、一定量以上の県産材を活用して住宅の新築または改築を行われた方を対象に助成する制度を設けております。国におきましては、住宅エコポイント制度として、エコ住宅の新築には、省エネ法のトップランナー基準相当の住宅、省エネ基準を満たす木造住宅、エコリフォームにおいては、窓の断熱改修、外壁、屋根、天井または床の断熱改修、バリアフリー改修、太陽熱利用システムの設置、節水型トイレの設置、高断熱浴槽の設置した方を対象に、ポイントを付与する制度を設けられております。ただし、これらの制度は、単に新築したりリフォームしたりしたものに補助しているのではなく、高齢者対策であったり、障がい者対策であったり、水洗化促進などといった一定の施策の達成を目指す一環として補助する制度となっております。


 国、県、町が現在さまざまな助成制度を設けておりますので、新築やリフォームをお考えの方で利用できる制度があれば、ぜひ御利用をいただければと思います。


 しかしながら、地域の経済はいまだに回復の兆しを見せていないことをかんがみますと、地域経済の活性化、安心、快適に暮らすための住環境の整備といった観点から、国、県、町の制度が利用できないものについて支援ができないか、今後、検討してまいりたいと考えておるところであります。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 先ほど町長は、広域化については必要であると、財政運営上ということがありました。また、被保険者の過度な負担にならないように、国や県にも申し入れをしていきたいというふうにお聞きをいたしました。私ははっきり言って、広域化というのが決して財政運営の改善にはつながっていかないだろうと、そういうふうにいろいろな情報をもとに判断をしております。そこで、広域化というものの問題点について、私なりに一つ一つ町長に伺っていきたいというふうに思います。


 まず一つでありますけれども、そもそも1947年の国保法改正で、保険者は原則市町村となって、1957年に国民皆保険4カ年計画がスタートしております。そして、その後の1959年に現行の国保法が施行をされております。こういった段階で、なぜ国保を運営する保険者を都道府県ではなく市町村にしたのかということであります。その理由は、市町村によって医療給付体制に違いがある、それから、住民の状況にも、生活実態その他、いろいろ違いが歴然としてあるということが上げられております。都道府県単位で広域的に運営するには、その差異が余りにも大きくて無理があるという判断のもとからそうなったと聞いております。そして、市町村国保だからこそ、保健事業や住民健診事業、そういったことと連動させながら、住民の命を守る、そういう取り組みができるということも言えると思います。


 しかし、今の広域化、厚労省が示している広域化等支援方針策定要領というのが県にできるということは先ほど町長からお聞きしましたものですが、そういうふうに法律が変わってまいりました。そして全国が広域化に向かって進んでいるというのが現状ではないかというふうに思います。この策定要領を見ますと、これはことしの7月22日に中部総合事務所で開かれた市町村国民健康保険広域化等連携会議準備会というものに資料として出されているものを入手をしております。すべて熟読はしておりませんけれども、その中で私の気になった点を申し上げるわけでありますが、これによりますと、県内の標準的保険料算定方式を定めるということがまずあります。統一料金ということにつながると思いますけれども、これは、今、前段に申し上げましたように、各市町村の課税所得や医療費に違いがあるということを考えますと、広域化によって、一つは被保険者負担が高くなる、市町村によってはということでありますが、考えられます。当初、市町村間の負担調整も検討されているようでありますけれども、しかし、やがては完全な保険料負担の統一が図られるということでありますから、そうなった場合、過度の負担にならないようにという町長の姿勢は示されましたけれども、具体的にどういうふうに対応していくのかという問題が生じてくると思います。


 そしてまた、2つ目は、本町の疾病状況などの特性に基づいた健診などの保健事業がどうなるかということであります。例えば北栄町が独自の保健事業を行い、今、新しい取り組みも始まっておりますけれども、成果を上げたとします。今までの町での運営であれば、そうした成果によって医療費が下がれば、それを保険料などの軽減などとして町民に還元することができます。しかし、県全体ということになりますと、幾ら北栄町が頑張っても、どこかで医療費が伸びるということがあれば、全体の中でそういう努力も相殺されてしまうのではないかということも考えられます。


 こういう点についてどのように対応していかれるのか、お考えをお聞きしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 国保の問題でございますが、大変、今、どの市町村も厳しい財政状況の中で運営をしておるということでございます。国全体でも3,700億円近くという一般会計からの繰り入れがあるというようなことでございまして、大変な状況にあるところであります。少子高齢化になりまして、どんどん高齢者の方が国保に入ってこられるということになれば、またかなりの負担もふえてくるんだろうと、こう思っております。


 そういう中で、今、広域化というようなことをするということで取り組んでおるところであります。先ほどありましたように、過度に負担にならないようにということでございますが、これはどの市町村もやはり思うことだろうと、こう思います。ただ、今の国の状況なり、あるいは県の状況を見ると、大変財政状況が厳しい中で、どうなるのかなというような不安もあるわけでありますが、やはり国の補助というものがないと、なかなか運営というのは難しいだろうと、こう思っておりまして、国、県等と一緒になって財政的な支援というものを考えていく必要があるんだろうと、こう思っております。そうすることによって過度の負担を抑えることができると思います。


 ただ、いつまでもそれが続くというようなことにはならないだろうと思います。先ほど言いましたように、少子高齢化でございます。以前は10人で1人を支えるようなことができておったわけでございますが、今は1人で2人とか、あるいはもう少しすれば1人で何人もの方を支えないけないというような状況でありますので、今の現役世代といいますか、実際に利用されとる方もある程度のやっぱり負担というものも必要になってくるだろうと思います。将来に負担を残すということでなくて、現在その給付を受けとる方も若干の負担も必要だろうと、こういうようなことを思っておるところであります。


 また、健診等で成果が上がった場合でございますが、今は市町村という枠の中でとらえておるわけでありますが、今度は県という枠の中でやはり健診、そして全体の中でどの地域がどういうところが、そういう特徴的な病気があるからそれを抑えていくということを県全体で今度は考えていくべきだろうと、こう思っております。今は市町村のものを今度は県レベルでやっていくということで、全体的な医療費が抑えられれば保険料の方も下がってくるというようなことを思っておるところであります。ただ、総額的にはなかなかこれは落ちてこないんだろうと、被保険者がふえてくるということになれば、やっぱり保険給付の方もふえてくるということになろうかと思います。


 いずれにいたしましても健全な運営をしないと、国民皆保険の中で持続可能な保険制度として機能しないわけでございますので、今後、県との協議等の中で働きかけといいますか、そういうものをしていきたいなと、こう思っておるところであります。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 国や県への申し入れなどを通じて一時的には過度にならないようにということでありますけれども、最終的にはある程度の負担は仕方ないということであります。


 しかし、負担に耐えられるのかどうかという問題は、これまで私はこの国保の問題で町長にいろいろ質問してきましたけれども、今の現状からいうと、おっしゃるように、高齢者だけではなく、職を失った人や、半数が全国的には職のない人が加入するというような状況でありますから、到底負担をこれ以上引き上げていくということは、私は無理だと。しかし、国の方向は、負担を求めていくという方向であります。そこのせめぎ合いがあるわけですけれども、結局払うためにもやっぱり職を、しっかり正社員として雇われて、そういう負担に耐えられる状況をつくり出すということも一つあると思いますし、何よりも今の国保運営の難しさの要因の一番大きなものは、国が1984年の医療費の約5割を負担していたものを今は半分まで減らしてきているということが一番大きな要因であります。確かに少子高齢化ということも大きな要因の一つでありますけれども、そこが一番の原因、国が果たさなければならない責任を放棄してきたということだと言えます。その中で市町村は一般会計から繰り入れたりして、非常に努力をしているわけです。


 ところが広域化になりますと、保険料の負担によってすべて賄っていこうという動きになるのではないかということを懸念するわけです。その一つが、今、一般会計繰り入れということを苦渋の選択として町長にしてみればされたということなんですけれども、そういう過度の負担にならないように、過度のというのは、今から比べて過度にということでは、私はそれだけではないというふうに考えております。町民の生活実態に比べて過度なのかどうかと、負担能力にたえられているのかどうかという点から過度な負担にならないというふうな、そういう意味で私は考えております。ですから、そうならないために、仮に広域化されたとして、今、一般会計からの繰り入れをしておりますけれども、これを引き続きやってでも軽減をする考えがあるのかどうか、そのことを一つお聞きしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 大変厳しい国保の運営になっておるところであります。過度の負担にならないようにということで答弁したわけでございますが、やはり国の負担というのをふやしていただくということも必要だろうと思います。先ほど国庫支出金の話が出ましたが、1980年、50%というようなことでございますが、これは、今、国、県の財政調整交付金を加えれば約50%になるというようなことでございまして、その分はカバーできてるんだろうと、こう思っておりますが、ただ、これからまたどんどんどんどん給付がふえていくということになれば、なかなか保険料アップだけでは耐えられないだろうと、こう思っております。やはり国のもう少し財政的な支援が必要になるのではないかなと、こう思っておるところであります。


 また、そういう生活弱者といいますか、本当に収入の少ない方については、今も減免制度があるわけでありますので、そういうこともさらにまた考慮されるのではないかなと、こう思っておるところであります。


 いずれにしても、先ほど申し上げましたように、持続可能なやっぱり保険制度でないといけませんので、国の負担をいただくということになれば、増税というようなこともまた議論されるのではないかなと、こう思っております。国民みんなが保険で医療が受けれるように、やはりいろいろ知恵を出し合ってやっていかなければならない。大変難しい中ではありますが、そういうことだろうと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 少し見方がちょっと私の認識と違うんですけども、国が調整交付金を含めれば、先ほどあめということで、減額対象に外していこうというあめをぶら下げて広域化を進めておるわけですけれども、それを含めれば5割だとおっしゃった。多分それは医療給付費の問題であって、医療費全体の問題を私は言っているのであって、一部分であります、町長が言われるのは。全体に対して5割にしていたものが、今、4分の1になっているんだということでありますので、それはもう少し見ていただいて、国に求める際にはしっかりと要請をしていただきたいというふうに思います。


 場合によっては繰り入れもあり得るんだということをちょっとお聞きしたかったんですけども、なかなかちょっと返答をもらえないので、恐らくそこが悩ましいところなんだろうと、町長自身もそう考えておられるんだろうと思いますが、でもやっぱりそこは必要になってくるのではないかというふうに私は思いますので、再度、繰り入れ、場合によってはやると、そうしてでも緊急の場合に対応するということなのかどうか、そこを確認をしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 一般会計からの繰り入れでございますが、国保以外にもいろんな保険制度がございます。健康組合であったり共済組合、あるいは協会けんぽ、あるわけであります。もう一つが国保というようなことであります。それぞれの保険がそれぞれの保険料で成立するということでございまして、本来ならそういう姿で国保もないといけないというようなことでございます。今、本当に一般会計の方から繰り入れとるんですが、町民全員が国保に加入しとればそれもいいでしょう。しかし、全員でないわけでありまして、なかなか難しい面もあると思いますし、また、現在でも共済組合なり、あるいはけんぽ、あるいは健康組合から支援金という形で、これは国保の方にも出しておるという状況の中で、かなり難しいのではないかなと、こう思っております。ただ、今の制度の中で、赤字になっておるということで、一般会計からも埋めてるというような状況であります。できればやはり国からの支援金をもっとふやしていただいて、それぞれの単独な、国保の中で運営ができればと、こう思っておりますので、よろしくお願いします。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) おっしゃるとおりで、やっと話が大分よくなって、私は思うんですけども、一番の原因はやっぱり国だと、国が責任を持つんだと、皆保険という制度にしたのは国ですから、その責任を当然持つべきであるというふうに私は思っております。


 私は、繰り入れをやるのかどうかとしつこく申し上げるのは、そうはいっても、先ほど広域化になれば負担が上がらないように考えるのは県全体で考えるだろうという、ちょっと遠くから見たようなお話だったんですけども、しかし、そうはいったって北栄町民の健康に責任を持っているのは町長であります。だからそういう意味で緊急の場合はという言い方をしたわけでして、ぜひその点も考えていただきたいと思います。何よりも国にしっかりと責任を果たさせるということが大事だというふうに思います。その辺の認識が一致したことは、非常に私にとってもうれしい限りであります。


 2つ目でありますけれども、広域化等支援方針策定要領には、期待される取り組みとして、保険財政の広域化に当たっては、医療費の適正化策、収納対策、赤字解消策などについて取り組むことも期待されるというふうにあります。収納対策の具体的事項には、滞納整理、当然入っておりますし、その事務の共同実施が入っております。このことは、住民の顔が見える中で今は滞納対策などをやって、きめ細かな支援策もできるという状況でありますけれども、しかし、広域化になれば、住民の顔が見えない、非常に事務的に滞納整理が行われていくと、処理という言い方も出てきます。法的にどんどん処理をしていくと。そのマニュアルも金融機関のそういう指導を受けながらやるというようなことまで例として挙がっております。ですから、広域化になれば住民の生活支援、滞納整理に対しての本当に住民の生活を考えての滞納対策ということにならないということも十分考えられます。この点の対策についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 先ほど、最初に保健事業のことがありましたけど、県でやればというようなことでなくて、それぞれの市町村もまたあるわけですので、その中でやっていくのだろうと思いますし、また、その中でいい取り組みができたらまた県下に広げていくということも可能ではないかなと、こう思っております。


 滞納でございますが、現在も中部広域連合を中心に滞納整理を行っております。保険料の徴収等については多分市町村の方がやるだろうと、こう思っておりますが、その中で、やはり住民のそういう生活、あるいはそういう所得状況等を考えれば、ある程度住民の目で見るそういう徴収も可能だろうと、こう思っておるところであります。それから、そういうことがまた協議されると思いますが、そういう滞納整理等についても十分な協議をしていただくようにお願いをしたいと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) ぜひ、私は広域化には反対なんですけれども、そうはいってもそういう流れの中で、もしそうなれば、十分この点は対応できるようにしていただきたいというふうに思います。


 そもそも財政の問題から来ていると思うんですけれども、広域化して財政の好転が本当に図れるんだろうかということは本当に疑問です。単純に、私、見てますので。例えば鳥取県を一つにして考えると、県民、大ざっぱに言って60万人ですけれども、ところが全国には55万以上70万人都市というのが、東京都の場合は八王子市がありますけれども、これは東京都から大きな支援を受けているということで除外をして、全国に6都市あるということであります。ところが、この中の船橋市、27億円、相模原市、36億円、ここだけではありません。御多分に漏れず一般会計からこれだけの多額の繰り入れをしている状況であります。それで黒字になっているところもありますけど、赤字のところも半数以上あります。こういう現状を考えますと、器が大きくなれば財政が好転するんだと、うまくやっていけるんだということにはならない。甚だ疑問でありますけども、なぜ広域化すると財政がうまくいくというふうにお考えでしょうか。この点からお答えいただきたいと思います。


○議長(池田 捷夫君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 広域化すればなぜ財政が回復するかということでございますが、これはなかなか難しい問題でありまして、そういう赤字のところが一緒になってもなかなか解決は難しいだろうと、こう思っておりますが、やはりスケールメリットによる若干のそういう財政的な縮小といいますか、そういうのもあるのではないかなと、こう思っておるところであります。何回も言わせていただいておるところでありますが、やはり持続可能な制度にしていかなければならないということでありますので、こういう方針の中で、最適なものをまた考えていくということでありますし、やはり何といっても毎年国レベルで1兆円もそういうものがふえていくという中で、国の支援と、またそれに伴う何らかの負担ということも考えていかなければならない問題だろうと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) なかなか明確に答えられないのは、私もよう答えません。メリット、本当にないと思います。なぜ運営がうまくいくかという、運営サイドだけの話で事は進んでまして、それは当然保険料を引き上げるということが大前提であります。そうして運営ができれば各市町村は一般会計から繰り入れをしなくて済むと。このことが一番のねらいではないかということが言えるんじゃないかと思います。そこしか運営がうまくいく要因はないわけでして、ですから、負担を被保険者に求めるという方向だということを言わなければなりません。


 4番目の問題に行きますけども、今、国保の県単位への広域化ということ、大きな医療制度の改変が進められているわけですけれども、冒頭にも申し上げましたように、この問題に対して議会へも詳細な報告はまだありませんし、協議もありません。この問題に対する町民の意思を確認することについて、必要だというふうに町長は考えておられるんでしょうか。まずその点をお聞きしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 今までの市町村国保から県単位になるということになれば、説明あるいは広報等が必要だろうと、こう考えております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) もしそうお考えであるなら、本町は住民自治基本条例を持っております。その中のこういった大きな政策転換だとか、大きな問題に対しての対応というものを見ると、住民の意向をどのように反映していくのかという方向も示されておりますし、その点で、その前段の今の情報、共有という点も図られなければならないと思うんですけども、どういうふうに住民の意向を確認をされて、それを反映させるようにされるのか、そして、そのための情報の共有をどんなふうに図られていくのかということをまずお聞きしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 具体的なものもまだ、支援方針案のものでございまして、今後また協議会等の中でお話をいただきながら方針を決定してまいりたいと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 町長は自治基本条例を指針にして町運営されているわけですけれども、議会の方も議会の基本条例を持って、自治基本条例に合致するように頑張っておるわけですけれども、議会基本条例の側からいうと、政策だとかそういう重要課題に対して、そういう案の段階からやっぱり情報を共有して、いろいろ判断をしていくということになっておりまして、そういう点で私聞いておるんですけれども、やっぱり案がまだ固まっていないのでということではなくて、今、どういう状況にあって、どういうことを今やろうとしてるんだということから町民に知らせていかないと、それは情報の共有化ということにはならないというふうに思うんですけども、どうお考えでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 確かにそうでありまして、案をつくる前からそういうのがあれば知らせていくというのが本当の情報の共有になるのだろうと、こう思っております。こういう内容等につきまして、国レベルでも出ておると思いますが、町報等を使って知らせていくというのも一つの方法だろうと、こう思っておりますので、そういうことで検討してまいりたいなと思っております。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 国保問題は、国の財政措置を縮減して被保険者に過大な負担を求める、そういった方向を受け入れるのではなくて、国民皆保険にふさわしい財政的責任を果たすように、国に対して強く求めていくと、そういうこと以外には解決策はないというふうに思います。この点で町長も御認識が同じだというふうに思いましたので、ぜひ実行していただきたいというふうに思うわけであります。


 同時に、国保は社会保障及び国民保険の向上に寄与するという法の目的をしっかりと踏まえて、被保険者である町民だれもが安心して医療を受けることができるように、住民に直接責任を負っている自治体としての努力が求められております。今後、過度に被保険者の負担増とならないようにすべきということに対して町長は努力を表明されておりますが、ぜひともそのことを貫いていただきたいというふうに思います。このことを申し上げまして、次に移りたいと思います。


 住宅リフォーム助成制度についてでありますけれども、住宅リフォーム助成制度については御承知だと思いますけれども、お隣の琴浦町が鳥取県では唯一実施をされております。これは日本共産党の琴浦町の青亀議員の提案を受けて、2009年度からスタートしているということで、その財源としては、そのときは地域活性化・経済危機対策に乗っかってやったということを聞いております。今年度も予算計上されておりまして、本年度の場合は一般財源で1,000万円の当初予算に加えて、6月補正で500万円を増額して、さらに12月、今月には500万円を追加し、総額2,000万円となる、そういう見込みだそうであります。制度の概要は、工事費が10万円から100万円までを対象にして、その10%を補助するということだそうであります。実績を伺いましたら、昨年度は115件の利用で事業費が879万7,000円、事業総額1億7,271万円、経済波及効果は19.6倍です。今年度、8月末現在ですけれども、162件の利用で、事業費1,130万2,000円と、事業総額2億4,800万円、経済波及効果は21.9倍ということであります。今年度の場合は、盆前の畳工事の申し込みがふえたことや、また、この制度が大工さんの営業活動にも役立っていて、大工さんが独自にこの制度を宣伝して営業活動しているということで増額になっておりますけれども、このことについて担当の職員も非常に生きがいを感じて仕事をしているというふうに聞いております。


 住宅リフォーム等の助成は、バリアフリー化、あるいは下水道接続のための宅内工事、そういう支援が可能になり、仕事がなくて困ってる建設業者、あとそれに波及した電気業者だとか、そういうところにも、関連をした業種には経済波及効果が期待をされるということであります。先ほど福祉等を中心にして、特定のことについてはこれらの助成もあるけれども、制度外の部分について検討してみたいということでありますので、活性化策として私はぜひ研究をしていただいて、お隣にも実際にそういう例があるわけですから、本気で取り組んでいただければというふうに思います。お隣は一般財源でやっぱり自信を持ってやっておられるわけですが、なかなか最初から実現するための実績というものについて確信を持つということは難しいと思いますので、このたび国から新たな交付金事業というのが示されておると聞いております。地域活性化交付金ということの枠の中のようでありますけども、2つ何かあるようでして、一つはきめ細かな交付金というのと、それから住民生活に光をそそぐ交付金ということで、きめ細かな交付金の方が該当になるのかなというふうに、私、ちらっと見て思ったんですけれども、本町の場合は7,449万円の交付額、限度額が示されております。こういったものもぜひ活用していただいて取り組んでいただきたいと思いますけれども、最後にこのことをお聞きしておきたいというふうに思います。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) 今、経済等が大変停滞しておりまして、なかなか仕事がないような状況の中で、隣町はそういう助成をしながら経済効果を図られておるということでありますし、また、それを活用することによって、住民の皆さんも今までできなかったことができるようになったというようなことでございます。大変いい制度だなと、こう思っておりまして、ぜひ前向きに検討してまいりたいなと思っております。また、どういうような内容にするかは今後検討してまいりたいと思いますし、財源等についても、先ほど言われたようなものもありますので、どの財源を使ってするのか、今後検討してまいりたいと思います。


○議員(10番 長谷川昭二君) 以上で終わります。


○議長(池田 捷昭君) 以上で長谷川昭二君の一般質問を終わりました。


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○議員(8番 津川 俊仁君) 議長、動議。


○議長(池田 捷昭君) 8番、津川俊仁君。


○議員(8番 津川 俊仁君) 8番。私は、北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議を提出いたします。


○議長(池田 捷昭君) 暫時休憩といたします。(午前11時31分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時33分再開)


 ただいま8番、津川俊仁君から、お手元に配付しておりますとおり、発議第6号、北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議が提出されました。


 この動議は、8分の1以上の賛成者がありますので、成立いたしました。


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◎追加日程第1 発議第6号





○議長(池田 捷昭君) お諮りいたします。発議第6号、北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、発議第6号、北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。


 暫時休憩といたします。(午前11時35分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時54分再開)


 地方自治法第117条の規定により、13番、石丸美嗣君の退場を求めます。


            〔13番 石丸美嗣君退場 午前11時54分〕


○議長(池田 捷昭君) 追加日程第1、発議第6号、北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議を議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 8番、津川俊仁君。


○議員(8番 津川 俊仁君) 発議第6号。鳥取県北栄町議会議長、池田捷昭様。提出者、北栄町議会議員、津川俊仁。賛成者、北栄町議会議員、前田正雄、同じく浜本武代。


 北栄町議会議員石丸美嗣君に対する懲罰動議。次の理由により、上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第135条第2項及び会議規則第110条第1項の規定により動議を提出いたします。


 理由。昨日の平成22年12月14日に開催の北栄町議会一般質問におきまして、石丸美嗣議員の発言の中に、私の名誉を著しく損なう発言がありました。平成21年度の部落解放同盟予算において、保育所、小学校、中学校、高等学校の活動費が自治会予算に計上されないで部落解放同盟予算だけに計上されていると、たかりの状態になるのかということであります。「たかり」という言葉は、人をおどして金品を巻き上げること、また、その行為をする者とあります。ゆすり、たかりなどとセットで使われることも多いです。部落解放同盟が町当局をおどして補助金を吸い取ったかのような表現であり、そのような表現は部落解放同盟に対する侮辱にほかならないと思います。


 さらに、その前段では、平成21年度北栄町部落解放同盟協議会の議長、いわゆる私がその議長の任にありましたが、その責任問題を指摘をされております。文脈に従って読み解くと、たかりをしたのが津川であるかのような発言になると私は感じました。これは明らかに津川に対する侮辱であり、石丸美嗣君に対する懲罰動議を提出するものであります。


 きのう、私なりにテープ起こしをして文章をまとめました。そこの部分を一部朗読をさせていただきます。


 先ほどでは、自治会がやるべき内容のものを同盟の予算の中でしかつけられないというような状態、どちらが真剣にやられても結構だと思いますけれども、前年度まで予算計上されていたものが次の年にはなくなった。解放同盟だけでこういう保育所、小学校、中学校、高等学校の活動費というものを計上されている。私は、解放同盟だけに頼るということよりは、部落全体が本当にみずから向上しようという意欲があるならば、そちらの方でも計上される。そういう気持ちがなければたかりの状態じゃないかというふうに思われますというふうな発言でありました。以上であります。


○議長(池田 捷昭君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。懲罰決議については、会議規則第111条の規定により、委員会の付託を省略することができないことになっています。したがって、本件については、13人の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。したがって、本件については、13人の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。


 お諮りいたします。委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において、1番、奥田伸行君、2番、飯田正征君、3番、前田栄治君、4番、井上信一郎君、5番、青亀恵一君、6番、清水進一君、7番、山下昭夫君、9番、浜本武代さん、10番、長谷川昭二君、11番、前田正雄君、12番、宮本幸美君、14番、阪本和俊君、15番、池田捷昭君、以上の13人を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました13人を選任することに決定いたしました。


 暫時休憩といたします。(午後0時01分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後0時01分再開)


 委員会条例第8条第2項の規定により、委員長及び副委員長が互選され、決定いたしましたので、懲罰委員会委員長に7番、山下昭夫君、副委員長に4番、井上信一郎君と決定いたしました。


 石丸議員の入場を求めます。


 暫時休憩といたします。(午後0時01分休憩)


            〔13番 石丸美嗣君入場 午後0時01分〕


○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後0時02分再開)


 もとの日程に戻ります。


 暫時休憩といたします。(午後0時02分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後1時00分再開)


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◎日程第2 議案第87号





○議長(池田 捷昭君) 日程第2、議案第87号、北栄町福祉事務所設置条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第87号の質疑を終結いたします。


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◎日程第3 議案第88号





○議長(池田 捷昭君) 日程第3、議案第88号、北栄町特別医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第88号の質疑を終結いたします。


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◎日程第4 議案第89号





○議長(池田 捷昭君) 日程第4、議案第89号、北栄町まちづくりビジョンの策定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) まちづくりビジョンについて何点かお聞きをしたいと思います。


 このビジョンの策定に当たっての考え方といいますか、そういうものが参考資料で示されております。初めにそのことについてお聞きをしたいと思います。


 これまで多くの自治体で総合計画が示されていると思いますけれども、そうした場合、その多くが基本構想、それから基本計画、そして実施計画ということでつくられていると思います。具体的な施策をいつごろまでにどうやって実施するのかという点や、その目標に至るプロセスやスケジュールがそういうふうに示されてきたというふうに私は思っておりますけれども、しかし、この説明によりますと、今回は違うと、それによりますと、10年後のあるべき姿を定めたんだと、そう位置づけておられます。それともう一つは、先ほど言いました基本計画や実施計画は示さずに、毎年度の予算に反映しながら求める将来像に向かって取り組むというふうに説明がされております。


 そこでお聞きをいたしたいんですが、基準といいますか、何をもってその到達点、あるべき姿に達したというふうに判断されるのか。そういう到達基準という、できれば数値的なもの、そういう基準が一般的にはあるんだろうと思うんですけれども、その点についてお聞きしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 長谷川議員の御質問にお答えをします。


 提案の詳細説明でも申し上げましたが、このまちづくりビジョンの策定の背景でございますが、話しましたとおり、合併時に新町まちづくり計画に従って進めてきたと、合併5年もなりましたので、地方自治法と、それから自治基本条例の規定に従ってこのビジョンを策定をしたということを申し上げました。


 もう少しちょっとその辺を言いますと、従来型の総合計画とこのビジョンの違い、なぜそういうふうになったか。従来であれば、先ほど言われましたように、構想とか実施計画、財政計画をつけながらつくってきたということでありましたが、今回それを定めなかったということは、法律にも書いてありますとおり、基本構想を定め、これに即して行うようにということになっております。基本構想ということですから、あくまでもビジョンという名に変えましたが、まちづくりの指針を定めよというぐあいに読み込んでそういうふうにしました。


 さらに、もう少し細かいことを言いますと、実はことしの通常国会、それから現在開かれておりました臨時国会で、御承知のとおり、国の方が地域主権三法を提案をしておりましたが、これが流れたということになるわけでございますが、その中に、国が法律で地方の仕事を縛る義務づけ、枠づけ見直しと地域主権戦略会議を法定化するための地域主権一括法がそこの中に含まれておりましたが、要は地方自治法第2条4項、義務づけを取るということで、もう既に国の方が動いておられます。国がそれぞれの自治体にこれを決めて、これをやりなさいというもうやり方ではないと、あくまでも地方が自分が何をやりたいかと、どういうふうに進めていきたいかということを定めるべきで、国はこの法律を下げるという、結果的にはまだ法律は残っております。私どもとしては、この法律がありますので、そのビジョンを定めないかんということもありますが、一方で、こういうことがもう既に動きが察知されておりましたので、ことしの3月の定例会の中で、北栄町自治基本条例の改正をやりました。そこの中に、例えば法律がなくなった場合に、まちづくりビジョンというか、将来の総合計画のよりどころをどこにするかということもございましたので、あえて自治基本条例の21条に、それにかわるということで、町は、条例の理念にのっとり、町の将来の目指すべき姿を町民等と共有するためにまちづくりビジョンを策定するという項目をうたいました。あと2項、3項がございます。そういうことで、とにかく町の進むべき方向性をつくらねばならんという規定にして、それをよりどころに今回提案したということでございます。


 財政計画をつけなかった理由につきましても、昨今の経済状況、なかなか将来の財政計画が見えないと。恐らくそういうこともあって、国の方も即した基本構想を定める規定を取り払おうとされたようでございまして、従来型ともちろん違うものをつくろうという信念で向かいました。要はあるべき北栄町の姿を町民手づくりで策定するという根拠に基づいてつくったということでございます。


 先ほど長谷川議員の方からございましたが、何をもって目標が到達したのかということでございますが、それぞれの項目の中に書いておりますが、一つの施策の目標として数値を掲げておりまして、これを一つの指針として、この目標に到達するように、それぞれの項目で努力をするということだろうというふうに思います。あくまでもこの目標に向かって進むという、これが一つの到達点の指標だろうというふうに思っております。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 数値的なものが示されているてっておっしゃるんですけれども、私の理解力が足らないのか、その辺がどうも見つからないんですけれども、確かに施策の内容の中にはそういうものも、現状の数字などもあるものもあるんですけれども、総じて、何ていうか、抽象的な言葉に終わっているのではないかなというふうに感じたのでお聞きをしたわけです。やっぱりもう少しわかりやすい具体的な目標というものがないと、方向性はわかりますけれども、余りにも何か抽象的に思えて、どこまで達成したのかなって、はかりづらいというふうに感じたもんですから聞きました。10年後の姿というふうになってるんですけれども、じゃあそのときにどこまで到達したというふうに判断をして、じゃあ次の10年をつくるのか、方向性を見出すのかという、確かに方向性として、最終的な目標というのであればわかりますけれども、どこを基準にして判断していいのか、さっぱりわからないというのが私の正直な感想でございまして、ちょっとその数値的な目標というのをもう少し具体的に教えていただきたいんですけど。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 長谷川議員の再度の御質問にお答えをします。


 数値の目標ということでございますが、先ほど説明しましたとおり、それぞれの事業、それぞれの分野におきますそれぞれの項目の現状と32年度、10年後の目標をこういうふうに定めておると、数字上これであらわしておりますので、ここに近づくようにそれぞれまた施策を進めていくと。それから、これも提案時の詳細説明で申し上げましたが、要は財政計画を入れずにこのビジョンはもちろんつくってありますので、指針をつくっておりますので、多分、長谷川議員がおっしゃりたいのは、それぞれ例えば一つの項目の中で何をつくるとか何をどうするという、もっと具体的な数字を入れよということでございましょうけども、これも当初の提案時に言いましたように、それにつきましては、この項目の中で読み込める事業をそれぞれ当該年度の予算に盛り込んでやるということですから、その時点でこれをやればどういうふうになると、その時点での数字は出てくるというふうに思っておりますが、個別事業がない以上、なかなか具体的な細かい事業ごとの数字というのは出せないということもありまして、大ざっぱではありますが、こういうふうな目標数値を設定をしたということでございます。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 質問回数の制限がありますので余り突っ込んでできないんですけれども、例えば3節の生涯学習活動の推進ということで、その中に、現状と課題の後に施策の基本方向というものが示されているんですけれども、こういう言葉が達成されるために、目標数値がこれだてっていうふうにおっしゃるんだろうと思うんですけれども、でも、この数値が、次のページに示されている生涯学習に取り組んでいる人の割合とか、公民館の利用数だとか図書館の利用数だとかということだけでこの施策の基本方向が達成されるというふう……。もっとこれは広い意味があるんじゃないかなというふうに思うので、それを毎年の事務の見直しでやっていくということなんでしょうかね。ちょっと後で答えていただきたい。


 回数がありますので一気にちょっと……。


○議長(池田 捷昭君) いや、どうぞ。


○議員(10番 長谷川昭二君) いいですか。


 じゃあそのことを。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 長谷川議員の再度の御質問にお答えします。


 多分同じような答えにはなろうと思いますけども、やはり個別具体的な事業とか、そういうものを盛り込んだ実施計画があれば、それぞれもっと細かい目標数値とか到達目標というのができるわけでございますが、何回も言いますように、個別具体的な事業を入れておりませんので、あくまでもここに表にあらわしとる数字は、こういうような施策を全般にやりながら、今あるこういう現状に対してこういうふうにするんだという目標数字しかあらわせないということで、まことに申しわけないですが、個別具体的事業を入れなければ、目指しておられるというか、長谷川議員の思いのある数字というのは多分出せないだろうというふうに思います。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 考えておられるのは何となくわかるんですけど、数字のある施策のところ、一番最終的な、32年度を設定して、今から10年後の32年でどれだけの数字にしていくという個別の数字が上げられてる。それだけで基本的な施策を達成したことになるのかということを私は思ってるんです。基本的な施策の文章の内容を見ると、そこだけでは足らないだろう、もっといろんなことをやっていかなきゃいけないだろうというふうに思うのに、あえてそこでそれだけの、3項目ですか、生涯学習というと、数値だけしか上げてないという、中途半端だなと思って。かえって上げない方がいいぐらいのもんで。でしょう。わかりますか、私の言ってること。本当に基本構想としてつくるのであれば、私は数字をかえって具体的に入れちゃった方が。たったこれだけということになるんだろうと思うんですよね。そのことが一つ気になったのでお聞きをいたしました。


 それで、教育面に対する内容についてちょっと私の思いを述べさせていただきたいんですけども、学校教育についてはたくさん細かく上げられております。でも教育というのは生まれてから死ぬまで、生涯学習という言葉があるわけでして、町民の教育に対して行政としての責任があるわけですよね。そこで、これを読まさせていただいて、教育法には、まず目的の最初に出てくるのは、平和で民主的な社会の形成者を育てるというようなことが出てきますよね。全くそういうことが出てこないですよね、このビジョンには。私は人格、人権をやっぱり育てるというか、確立した町にするということが究極の目標だろうと思ってますので、そこで平和的な考え方、民主的な考え方というものが抜けているというのは非常に、特に生涯学習の面で、基本的な理念としてやっぱり抜けてるんじゃないかというふうに感じたんですけれども、いかがでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 長谷川議員の再度の御質問にお答えします。


 教育の分野での細かいことについてはまた担当課の方で答えていただくことにしまして、前段の方の基本的な考えで私の方から答弁をさせていただきますが、繰り返すようですが、財政計画がついていないために個別事業をもちろんのせることにはならんということがありまして、こういうふうなビジョンになったわけでございます。自治基本条例の中の21条第3項の中に、まちづくりビジョンが社会情勢の変化に対応できるよう常に検討を加え、必要に応じて見直しを行うものとするというふうにうたってあるわけでございますが、当然足らざるは補うということになろうと思います。例えば当該年度の予算の中に重要事項が予算化していって動くようになれば、当然このビジョンもそれに即したビジョンに変えないかんということで、もちろんこのビジョンの修正についても議会基本条例の中にも、その変更についても議会の議決を伴うということになっておりますので、それぞれまたその時点で出さねばならんなというふうに思っております。ですから、一つの大きな項目が動くようになれば、その時点ではまた修正もあり得るということでございます。


 それから、何よりもこのビジョンをつくりましたのは、冒頭申し上げましたが、町民手づくりということで、委員さんの熱い思いの中でつくったわけで、こういうことを仕上げる中で、施策の目標についても委員さんがこれが必要だろうということでもちろん引っ張り出していただいたものでございます。もちろんこの目標の数字についても、当初、我々が考えとったよりもかなり厳しい数字というか、ハードルの高いような数字にも設定をされておりまして、なかなかこの達成は難しいかなというぐらいにハードルの高い数字の目標もなされておるというふうに私は理解をしております。


 それでは、教育委員会の方、お願いします。


○議長(池田 捷昭君) 田中生涯学習課長。


○生涯学習課長(兼)中央公民館長(田中 英伸君) 長谷川議員の御質問にお答えします。


 平和、民主主義という部分の記載ということを当然ビジョンの方に上げなければならないのではないかという多分御指摘だと思います。教育基本法が改正され、生涯学習の部分では、だれでも、いつでも、どこでも生涯学習を学ぶ機会をしなければならないということもつけ加えた中に、前文に多分平和主義のことがあったと思います。ただ、町民公募委員さんが策定された中で、検討していく中で、私どもの目線としてはどうしても町の具体的なことの方に目が行ったのかもしれません。確かに言われるとおり、平和主義という部分も当然のことながら教育基本法のもとにあるのであれば、それも文章的に加味しなければならないのではないかと言われれば、大もととなる教育基本法にそれがある以上、そういった記載もやはり検討しなければならないのかなということは今の御指摘を聞いて思いました。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 田中課長は予算の大きな動きがあればそれにあわせて見直していくということ、見直し規定があるから必要に応じてということなんでしょうが、でも何か最上位計画と、基本計画と言いながら、予算とじゃあどっちが上なんだと。計画に基づいて具体的事業を起こすときに予算を組むのであって、何かちょっと言葉じりをとらえて悪いんですけれども、今の答弁はちょっと納得はできません。申し上げておきます。


 それともう1点、細かいことですけれども、「やさしいまちづくり」という中に、環境問題や、それからいろんな安全の問題、住環境の問題、地域情報化整備の問題、道路の整備とあるんですけれども、その中に、「安全なまちづくり」の中でしょうかね、防災ということがそこに入っていると思うんですけれども、私の感覚では、防災というのは非常に重要な課題で、住民の命にかかわる対策だというふうに認識をしておりますけれども、それがそういう枠の中で、見た目ですよ、埋もれているような感じを受けたもんですから、これはやっぱりもっと抜き出して、ちゃんともっと大きな焦点を当てるべきではないかなというふうに思うんですが、その点はいかがでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 地域防災関係でございますので、防災監の方にお願いをしたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 日置総務課参事。


○総務課参事(日置 昭彦君) 長谷川議員の質問にお答えいたします。


 地域防災危機管理対策の充実という部分で、もっと抜き出してといいますか、詳細な記述が必要ではないかという御意見ではなかったかと思いますが、そういうことではございませんでしょうか。いろんな地域防災、防災関係、いろんな対策なり、災害の種類を含めてあるわけですけれども、そういうことも含めて自主防災組織等をつくりながらその対策を進めていくという、最終的な施策の目標で掲げておりますので、そういう部分をすべて包含してこの記述があるということで御理解いただきたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 私の感覚は古いのかもしれません。けども、地方自治法の一番主目的である住民の生命、財産を守る、福祉の向上を図るという、そういう中心課題の中にも関係する住民の防災だということだと思います。消防というのは地方自治の中でも非常に重要な位置を占められているんじゃないかなというふうに思います。今、防災とは言ってますけども、その中に消防も入っています。だからもっと大きくやっぱり取り上げて、わかりやすくどういうぐあいに我が町はするんだということを抜き出してでもやらなきゃいけないんじゃないかという、わかるんですよ、気持ちは。「やさしいまちづくり」の中に入ってるという気持ちはわかるんですけども、やっぱりそれだけ重要だというふうに私はとらえているんですけども、そうではないんでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 日置総務課参事。


○総務課参事(日置 昭彦君) 長谷川議員の再度の御質問にお答えいたします。


 おっしゃるように大変重要な分野でございますし、具体的な施策等につきましては、このまちづくりビジョンを基本にしながら、これから行います北栄町の防災会議等で具体的な施策については考えていきたいと考えております。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 最後のことをお聞きいたします。


 生涯学習のところだったと思うんですけれども、人権問題を取り上げて、その頭に同和問題を初めとするというふうに掲げられて、非常に生々しい文面になっているんですけれども、私は、これまで同和問題についての認識についていろいろ議論をしてまいりましたけども、ここに掲げられているあらゆる差別というような方向というのは非常に疑問を持っているものでして、ただ純粋に差別がなくなればいいという内容のものではないというふうに思っております。


 というのが、差別意識という心の問題、内心の問題を取り上げて、そういう意識を持っているから差別がある、だからそのための施策をやらなければならないという、そういう流れの中に今あるんですけども、でも地対法なんかのところからひもといていくと、結局心の問題というのはもう、これはだれにもはかれるものじゃありませんので、それを基準にしていくというのがおかしいのであって、やっぱり客観的な格差、それを解消していくんだということで地対法が始まって、経済対策なり、そういうものをやってきたわけですよね。完全には確かに差別事象という点においても客観的なことにおいてもゼロではないかもしれません。しかし、そういったいろんな施策を長年やってきた結果において、ほぼ解決している状況には至っているわけですよね。そうじゃありませんか。差別があると言ってるのは、意識があると言ってるんでしょう。これまでいろんな議論を聞いてるとそうですよね。私の答弁にもそう答えられたと思うんですけども、そういうふうにとらえていくということではなくて、もうこれは一たん終結をしていくべきだというふうに私は思っております。もっと基本的な人権というものは、今は大きな問題になっているのはむしろ大企業による労働者を物のように扱った使い捨て、非正規労働者への人権侵害、こういったものの方が今大きな問題になっているわけで、それだけではありませんけれども、そういうことを本当に、人権というものを考えるのであれば、基本的人権とは何なのかという大もとからやっぱり人権意識を育てるというような方向性があってしかるべきだと思うんですが、しかし、この内容というのは要するに同和問題が中心になってるということなんですね。だから私はこの点については賛成ができないんですけれども、もっと同和問題に限らず基本的な人権意識を育てるという、そういう観点での町の将来の姿ということは考えられませんでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 田中生涯学習課長。


○生涯学習課長(兼)中央公民館長(田中 英伸君) 長谷川議員の御質問にお答えします。


 23ページに記載してあります人権・同和教育の推進の中には、現状と課題には、北栄町部落差別をはじめあらゆる差別をなくするための条例を制定して、その具体施策としてあらゆる差別をなくする総合計画を策定しました。この計画は、部落差別を初め、障がいのある人や女性、高齢者、子供に対する差別や人権侵害の解消のために、町として継続的学習機会の提供や人権意識の高揚と差別解消への諸施策を積極的に進めていくために策定したものということで、部落差別以外にもすべての差別のことに対して町としては決めたこの条例であり、総合計画であります。これに基づいてやっていく中で、町としてはこれが施策の基本方向ということで、このビジョンとしては上げているという状況の中です。先ほど質問の中にもありましたように、確かに意識の中で残っている部分で、現実にはもうないのではないかと言われますけれど、差別事象等が起こっている以上、やはり差別ということはまだ現存しているというような認識ではおります。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) これまで議論してますので、これ以上突っ込んだ議論はしませんけれども、基本的人権という、憲法にもありますよね。そういう立場でやっぱり物事を見ていくという、つまり私の思っているのは、一人一人、男であろうと女であろうと、大人であろうと子供であろうと、お金のある人、ない人、そういう人、同じ人格を持った人間で、お互いに尊重されなければならないということだろうと思います。同和問題はその中の一部であって、既にもう解決済みというふうに私は思ってます。その問題を頭に掲げて、もうそれを中心に物事を見ていくというのは、どうも私としては受け入れられない。もっとやっぱり根本的なところからいかなければいけないし、理想だと思うんですね。ある意味町の理想を掲げていくわけですから、そういう視点というのが必要ではないかというふうに思います。これは私の意見ですので、検討していただきたいというふうに思います。以上です。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 13番。私は、29ページの1節、スポーツの振興というところで、現状と課題という内容から始まって、2ページにわたって大きな問題が掲げられているように思いますけれども、1ページにまとまってしまうものが2ページになっただけの内容でございます。往々にして私の発言は過激な発言が出るかもしれません。不適当な言葉があったらいつでも訂正いたしますので、御注意いただきたいと思います。


 この施策の基本方針、方向というところから最後の施策の目標というところでは、いろいろなものがあるけれども、目標は、このスポーツの振興に関して、スポーツ・レクリエーション、ここだけが目標として上げられている。これも21年度から32年度の10年間かけて、今まで北栄町、スポーツ・レクリエーションに参加した人間が現状21年度では1,127人を、32年度、10年たったときには人口の1割を参加目標にする。本当に10年たってこのくらいの目標しか立てられないし、このくらいの施策しかできないんでしょうかね。というのが、スポーツ振興にはもう全く目を向けてないんだということで、私なんか既に生涯スポーツに親しんでる70歳を超えてる人間でございますから、当然このレクリエーションの部で頑張ってるんですけれども、施策のこの29ページの方に上がっております振興の中で、スポーツ振興で1番にスポーツに親しむ機会の提供。提供ということは、よっぽど手を差し伸べて、こういうことを準備してますからやってください、ぜひ参加してくださいということが提供であって、自分で金出して、自分でタクシー雇って会場に行くというのは提供じゃないんですよね。


○議長(池田 捷昭君) 石丸議員、マイク。


○議員(13番 石丸 美嗣君) ごめんなさい。


 スポーツに親しむ機会の提供。提供をしていただける環境づくりというものは、具体策として何ら上がっておりません。


 2番目には、スポーツ・レクリエーションの生活化ということでは、非常に題目はいいだろうと思います。何でもレクリエーションに親しんで健康づくりをやりましょうという、健康に結びつけるということがスポーツの振興につながれば結構なことだと思いますけれども、スポーツ人口の増加と掲げてあるけれども、何をもって、何にもないじゃないですか、具体策が。どうやってやるんだというようなことが全くなしで、ここだけ上げて、どう動かれるの。これが本当のまちづくりの指針かというふうに言いたくなるところでございますが、なお、施策の機会の提供というところについては、非常に私は声を強くして言いたいのですが、私なんかは、高齢社会となって、ここ何年かすればもう自分の運転はできなくなると思いますね。グラウンドゴルフを例にとりますと、県下では一番のレークサイドを抱えており、西日本でも有数なグラウンドゴルフ場が奥の西高尾にございます。高齢者になって行けなくなったときに、何を利用して行けばいいんでしょうかね。提供していただけるなら、やっぱり1日のうちバス便を2往復ぐらいでも出していただくような体制をとっていただくならば、それ相当な参加者もあるかもしれませんが、現在の交通の関係では、由良に出て、タクシーの時間帯を待って、料金は安いかもしれませんよ。片道200円出せば西高尾まで運んでいただけます。時間たって、当然往復400円かかるわけですけれども、こんな体制で、元気な人のことばかり考えられて、本当に高齢者の生涯スポーツは全く見向きされてないというふうに受けとめられますが、どうでしょうかね。


 高齢社会、26%から27%、30年になると30%になるかもしれませんが、このときに、今から対策がとられていないようでは、財政の問題でとてもできません、できませんと簡単に言われるんじゃないかなと思うんですけれども、もう少し、生涯スポーツに親しむ人口も多いわけです。だんだんと減ってくるスポーツもございますよ。今まで優勢を誇っておりましたゲートボールは、今、県下で1,000人を割るゲートボールの人口に減っております。ますます減っていくだろうと思います。対外試合がなかなかできなくなってくるというような状態、逆にグラウンドゴルフの部は、正会員だけでも県下、今、5,600名抱えて動いていただいているところでございますけれども、陰に隠れた愛好者はそれを上回るだけの人数がおり、それこそ健康福祉には十分貢献していると思いますが、今後におけるスポーツ・レクリエーションで現在1,100人程度のものを1,600人に引き上げる程度の目標では、対策をとらなくてもこのくらいには行くかもしれないし、ほっとけば減るかもしれませんが、こんな低い目標でいいのか。それとも機会の提供ということについて、どのような機会の提供を与えていただけるか。なお、スポーツ・レクリエーションの生活化ということで、ごく身近なところで取り組めるような内容のものをどのような方法をもってやっていただけるのか興味のあるところですが、答弁をいただきたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 田中生涯学習課長。


○生涯学習課長(兼)中央公民館長(田中 英伸君) 石丸議員の御質問にお答えします。


 まず、具体的な施策が盛り込まれてないのではないかということでしたが、先ほど田中企画課長の方からもありましたように、個別的な、具体的な施策は単年度の予算の中で盛り込んでいくというような形での方向になろうかと思います。それと、具体的な機会の提供というのは、今でもグラウンドゴルフさんにはお世話になりながら開催しておりますスポーツ・レクリエーション祭とか、いろいろな場面でニュースポーツやウオーキング、そういったものに親しんで、参加していただけるような機会を設けたり、北栄スポーツクラブでははつらつ運動教室や中央公民館では高齢者の教室、そういった形でさまざまな運動に親しむ、そういった場所を提供しておるという意味合いでございます。


 また、スポーツ施策の目標がスポーツ・レクリエーション祭への参加ということで、また、その人数は現行の1,100人から1,600人程度という増加では意味がないのではないかということでしたが、ここの目標として上げさせていただきましたのは、スポーツに親しんでいただける、その機会に町民の方が参加している数をふやすということが大きな目標でございまして、現行の中で、現状が平成21年度のときには1,100人でしたが、それがふえるような形で目標を定めたいということで上げた中で、果たしてどの数字が一番適当なのかというか、目標なのかといったときに、最低でも人口の10%を超える方々が参加していただくようになればという思いでこの数字は上げさせていただいておるというような状況でございます。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 今、機会を設ける。計画立てて、開催要項だけ配るということですね。機会を設けるというのは。場所を提供と言われるけど、町の企画でやることだから当然無料でしょうけれども、場所を設けても行けない。行ってみたいなと思うけども行けないというようなことをどうカバーするかということも将来的には考えていただけますか。


○議長(池田 捷昭君) 田中生涯学習課長。


○生涯学習課長(兼)中央公民館長(田中 英伸君) 石丸議員の御質問にお答えします。


 言われるように、高齢者の方々、会場に行きたくても行けれない方々のことについては、今後、どういった形でそれに対応できるかどうかを検討していかなければならない部分だと思います。地域にそういった体育的な運動ができる部分を確保していくのか、あるいは会場までの交通手段といった部分で考えるのか、どういった形になるのかはわかりませんが、検討していかなければならないことだとも思っております。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 高齢者のスポーツというのは、スポーツというのか、生涯スポーツを楽しんでいる人口の減る原因は、まず必然的に減るのは死亡なんですね。次に、参加したくてもできない、交通の手段が2番目なんです。3番目には人との交流の感情問題ということで、あれがおるから、おれはあれがおらんようなったら出るとかというようなことで、人間関係が3番目に上がってくるんですが、これは別として、2番目に減る原因の交通手段ということを考えてもらわないと、私もさっき言ったように、元気なうちは自分で何人かは連れていける、運転ができる状態は、最低限の人間の確保は維持できるけれども、それができなくなると一斉に減ってしまうという現状が出てくるんですね。町全体で考えてもらわなきゃいかんのは、生涯学習だけで考えてもらうんじゃなくて、町長みずから、あなたも同じように年とっていったらね、いずれは動けなくなるときがあるわけですから、そのときどうするかということなんです。最後まで本当に、ピンからキリまで面倒見いとは言わんけれども、少なくともそういうスポーツの人口減というのは、今、データに出てきてるわけなんです、高齢社会のスポーツとして。2番目に、交通手段がなくなるからスポーツができなくなる。ここを重要視してこういう政策を考えてもらわないと意味がないなというふうに私は思うところですが、もう一度、将来的によく考えるかどうか。町長、どうですか。ちょっとこのビジョンのことでお願いします。


○議長(池田 捷昭君) 松本町長。


○町長(松本 昭夫君) スポーツの振興、特に高齢者のスポーツという中で、高齢者スポーツ人口が減少するのが2番目に交通手段だというようなことであります。交通手段がなくてなかなか行けない方も高齢化になると出てくると思います。それから、いろいろ高齢化になると生活の移動手段というのもあるわけでありまして、そういうのをやっぱり一体的に考えていかなければならないこれは問題だろうと、こう思っておるところであります。現在、生活交通の対策を市あるいは町等で考えておりますが、また、それはそれとして、そういう地域の方の移動手段というのも考えていく必要があるのではないかと、こう思っております。その中にスポーツの交通手段というようなこともあろうかと思います。どういう形になるかわかりませんが、高齢化人口がふえてくれば、そういうことが必然的に必要になってくるのではないかなと、こう思っております。


○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 13番。町長の認識も高齢社会になれば当然やらなきゃいかんという認識では一致していると思うんですけれども、これはスポーツだけに限定することないと思うんですね。社会福祉協議会の動き方もございます。やはり全体的なことを考えながら、町全体の移動できる交通手段ということは、どこかで本格的に考えなければだめだろうというふうに思います。ぜひスポーツになれ親しむ高齢者のこともよく考えていただいて、若い方はまだ親に頼り、子供は親に頼って、送り迎え、送迎してもらう、無理を言いながらも送迎してもらう、そういうこともできるかもしれませんが、ある一定の年になってしまいますと、なかなか自分の出たいときには孫も子供も勤めに出ていてだれもいない。自分はどうやって行きゃあいいかなと。といってタクシーオンリーで行くわけにもいかないというようなことになれば、当然家に閉じこもってしまうというような現象が起きてくるわけです。全体を考えながら、このスポーツの振興もしっかりと、内面の悩みも多くあるんだということを考えていただいて、ぜひ推進をしていただきたいなということをお願いして、私の質疑を終わりたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 何点かお伺いいたします。


 長谷川議員と重複するかもしれませんが、まず3ページ、このビジョンは基本構想ということで、毎年毎年財政状況等を勘案しながら、具体的施策、個別事業等に予算として反映されるということであります。基本構想から具体的な項目の実施に移る過程の中で、やはり計画というものが必要でないかと思います。体系的な計画の中から最終的な項目があって、いきなり基本構想から実施項目に移るというのは、先ほど言いましたように、いろいろな議論が出てきますので、ある程度一つの項目を達成するためにはいろんなアプローチの仕方がありますから、そういう体系的なものをやはり個別に別紙に計画書みたいなものをつくる必要があると思いますが、その点の考えと、そして、基本的な計画になるわけですから、それぞれ毎年毎年町サイドの判断によってそれぞれの予算割り当てがなされるわけであります。となってくると、当然優先順位という問題が出てきます。優先順位が出てくると、その過程がやはり町民なり、判断される方皆さんに明快にある必要があると思いますけども、となってくると、予算編成過程の公開といいますか、そういうことも必要があろうと思いますけども、いかがでしょうか。この2点をお願いします。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問にお答えします。


 最初の方は、要は実施計画をつくる、別紙で添付する考えはないかということだと思います。これも同じような回答になると思いますが、今のところ実施計画をつける考えはございません。実施に当たっては毎年度予算措置でおこたえをすると。しかも、先ほどもありましたが、じゃあその編成過程での町民へのオープンということもございますが、一方で、また議会の方での説明もございますので、どちらを重きに置くかということでございますから、両方重いとすれば、それぞれのところで今の県がおやりになっとるような予算編成での編成過程をあらわすということも必要になると思いますし、さらに重要なものについてはあらかじめ議会の方と相談をし、優先順位をこちらの方はお示しし、また議会の意見を聞きながら編成をしていくということで、両方に重きを置きながらそれぞれ進めていきたいというふうに思っております。


 いずれにしても、今時点で10年後の優先順位とか、それから計画というのは全く立ちませんので、実施計画を添付するということについてはとてもできないというふうに思っております。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 10年後を踏まえた実施計画ということでなくって、基本的には個々の目的を達成するためにはどういう方策がある。その方策の中で、現時点ではこの方策が適切だから、その方策をするというようなガイドラインなりビジョンといいますか、そういう指針なりを、やはり統一したものをつくっておく必要があるのではないかという考え方です。そして、予算編成の公開ですけども、町民と同時に議会にも提示していただいて、議会もそれを踏まえて判断させていただきたいと思います。これ以上はここで議論しませんので、答弁は結構でございます。


 次に、11ページでございます。農業振興、これに関しましては委員会でもお聞きしましたけども、2行目、北栄町農業の主力の担い手が50代前後であることを踏まえ、農業者の確保、早期育成に努力していくことが大切であると書いてあります。この文章を読んでみますと、誤解を生む表現ではないかなと思います。50代の方が北栄町農業の多くをカバーされているような印象を与えます。実際は、これは認定農業者等の農業専従者に50代が一番多いわけでありまして、50代、その次が60代、その次が40代であります。この50代が主力であると考えれば、70でリタイアするとすれば、10年から20年というような考え方もできるわけですけど、実態の話として、この主力のメンバーが北栄町の農地を80%とかカバーしとれば、それはそれとして、10年後、20年度まである程度大丈夫だろうとは認識できますけども、この農業者自体が北栄町の農業の20%、30%しかカバーしてないのであれば、残りの例えば兼業農家であるとか、あるいは高齢者農家であるとか、そういう方たちがカバーしているわけです、現在。となってくると、この主力メンバー以外の農業者に対する考え方が必要でありまして、この表現にこだわるわけではありません。(2)に多様な農業担い手の育成・確保ということが書いてありますので、計画を実施するときには、50代の主力にこだわらずに、多様な、農業の担い手の育成に関しましても今言った兼業農家であるとか高齢者農家に対する視点も忘れないでいただきたいということで、これはちょっと私の意見として言わせていただきます。ほかのは一般質問でしましたからやめます。


 16ページ、お願いします。施策の内容で、(2)に、非常に踏み込んだ内容だと思いますけども、社員の、民間ですね、社員の職業能力の向上を図る企業への支援を行いますということが書いてございます。民間社員の能力向上に対する支援でございます。現在、例えば就職活動されてる方の支援がございますけども、就職されて、さらにここの中で社員に支援するということでございましょうか。確認します。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問にお答えします。


 これはまさにそういうことでありますが、実は商工団体とのお話の中で、例えば企業誘致を積極的に進めるという前段の商工業の振興の話し合いの中から、それぞれ企業の代表の方が来ておられましたが、既に進出した企業についてどういう支援ができるんだという中から、雇用も必要であると、やはりその企業にとって必要な能力を持った社員をこれからも育てていかないかんと、そういう部分で町として何か施策はないかということでありましたので、いわゆる進出企業とか、現在ある企業でのそういう社員教育というか技術取得について、一歩踏み込んでこういうふうな支援を行うということで、入れさせていただいたということでございます。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) わかりました。なかなか行政サイドでつくると、ここまでの踏み込んだ内容はできないと思います。これはそういうぐあいに理解いたしました。


 次に、20ページでございます。施策の内容、(2)国内交流活動の促進ということで、国内交流を促進し、交流人口の増大を進めますということで書いてございます。これはどういうことを意味しておられるのか。例えば自治体間の姉妹提携というようなものを想定されておられるのか、あるいはほかのものがあるのか、具体的な例を挙げていただければ幸いです。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問にお答えします。


 言われます国内交流につきましては、市町村交流というか、市町交流を念頭に置いております。そこの施策の目標に、具体的にもう既に滋賀県湖南市との交流という計画を一つ上げておりますが、実は先般、滋賀県から湖南市という、湖南市といいますと既におわかりでしょうけども、北栄町、コナンの里づくりと、それから滋賀県湖南市というところと、「こなん」の取り持つ縁をもって将来の市町交流ができないかということで、交流の可能性の調査に11月の16日から17日、来られました。もちろんこれは私どもが声かけをしたのではなくて、向こうの方からすべてお調べになってこちらの方に来られて、可能性があればしたいということでございました。市の方からは3名、総務部の西澤理事さんとか、課長とか、3名が来られまして、つぶさに北栄町を見て帰られました。市長もすごく乗り気だということでございます。特に市町村間交流というのは、これも縁のものでございまして、こちらが願っても相手がだめだということになればだめですし、向こうが願っておられてもこちらが結果的にだめだということになればこれは成立をしないわけでございますが、せっかくこういう機運が盛り上がって、しかも相手方の方からぜひそういう可能性を探って、結果として交流ができればという思いで来られたものでございまして、急遽ここでは一つ項目を入れさせていただいたということでございます。具体的にはこの議会の最後の行政報告会にこのことも報告をしながら、今後の展開を確認をしていこうかというふうに思っておったわけでございますが、この計画、ビジョンがありましたので、ぜひここの交流の部分では、国内、国外、それぞれ一つの目標を掲げて入れればということで、急遽入れさせていただいたということでございます。とりあえず以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 本末転倒といえば本末転倒です。こういう話があったからビジョンに入れたという話でありますけども、現在、自治体間交流ということでありますけども、ほかにそういう交流する視点というものは現在持っておりますか。(「もう一度」と呼ぶ者あり)視点。どういうポイントで交流相手と指定すると。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) この国内交流、具体的に上げておるわけでございますが、じゃあここと例えばどういうふうな中身で交流をするかということだろうというふうに思っておりますが、ここにつきましては、まだ緒についたばかりでございまして、具体的にこれということはもちろんございません。これから相互に情報を交換しながら、本当に組んで一緒やっていけるかどうか、そのことがもって町のそれぞれのメリットがあって、利益が上がるか、町益に資する交流になるかということは今後決めていこうと思いますが、やはり内々だけでの話ではなくて、広くいろんなところと交流することをもって、新しい行政の展開ができればという大きな思いがございます。まだ具体的にこれとこれということではございません。


 しかも、例えば湖南市の場合でございますけども、人口が5万5,000ということで、私どもは1万6,000でございます。本当に釣り合うかどうかもございます。それから、そこの町の産業の中心でございますが、内陸型の工業地帯で、東証の一部上場企業等もある、企業も既に100社以上が進出をしておられる工業都市としてだんだん変容してくる町ということで、私どもの町と釣り合うのかどうかということもありますが、ただ、そういう企業を抱えとる町であれば、いろいろ物をつくったりするところとか、企業進出の場合にまたいい情報がいただけるでないかというような、私の淡い期待も入れてでございますが、今後どういうふうにするかということでございます。


 交流の視点としましては、とにかく北栄町にないものをよそに求めていくということになれば、当然現地に学ぶということで、それぞれ交流をしていくことが必要だろうと思っております。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 21ページに「子どもがすくすく育つ環境づくり」ということで、「教育ならば北栄町」と言える教育環境の整備をさらに進めることが大切ですと書いてあります。この部分に関しましては一般質問で行いましたので多くは言いませんが、ハードなものは基本的には町長がしっかりされました。あとは中身がどうなっているかということでありますので、町長もその点に十分目を向けていただいて、今後の向上をお願いしたいと思います。これは私の意見でございます。


 次に、最後になりますけども、57ページ、「やさしいまちづくり」の一番最後に、オンライン手続の拡大と利用促進を図りますと書いてございます。地域対策ではよく例えば公民館であるとかの予約をインターネットでできるものから、例えば海外では行政情報を庁内の端末から出せるというようなオンラインシステムもございます。本町ではどのようなオンラインシステムを考えておられるのか、この点をお聞きします。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の再度の御質問にお答えします。


 ここではあくまでも施策の内容ということで、大ざっぱというか、大きな項目で立ち上げておりますが、例えば従来課題となっております、先ほどもありましたが、住民手続がもっと簡素にならないか、家の中で、家にいながらにして手続ができないかとか、そういうことはもう既に行政課題として出ております。なかなかやりかけますと、費用の面だとか、それから手続上、難しいとこがございますけども、やはり将来に向けてはこういうものも必要だろうと。しかも一方で伝送路の整備をしまして、使いやすくなってきとる。その伝送路を活用するためにはこういうことも必要だろうということで上げました。今、具体的に何をしようということではございませんが、研究はしておりますので、できるところからやっていけばなというふうに思って、この項目を上げた次第でございます。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 家からの手続ということになりますと、役場の情報が一般オンラインの流れに乗ります。となってくると、情報のガードといいますか、これは大変厳しいものがあろうかと思います。難しいものがあろうかと思いますが、そのような事例が国内あるいは海外であるのでしょうか。お聞きします。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 事例というのは具体的に私の方は持っておりませんが、言われる情報が流出しないようにという、情報保持ということは非常に大事なことだと思いますから、そういうことも含めて本当に可能かどうかを検討したいと、そういうことで上げております。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 今言われた方法は、とてもじゃないが、相当の費用がかかると思います。私、専門家じゃないけえわかりませんけども。韓国でしたか、庁内の各部の端末からはそういう情報が得られると。どこだかの市だったかと思いますけども、そういう方法なら、その端末としかつながっていませんから、情報が漏れることはないということでございますけども、いきなり大きな目標を上げられてしまったのでびっくりしましたけども、もっと具体性のあるところから進めていただきたいなと思います。例えば、今、町内のいろんな施設の予約が、私は最近インターネットで予約しておりませんけども、すべてできるのかどうか。それからまず始めていただきたいなと。やはり上げる以上、一個一個どのことができるかということをやっぱり、先ほど言いましたように、計画です、これも。いろんな項目を上げて、できる範囲を一個ずつクリアしていくという、その姿勢がないと、今言ったような大ざっぱな話になってしまいますので、やはり具体的な計画、オンライン化をするのは何をオンライン化するか、そういうときにはどういう問題があるかというのをリストアップしながら徐々に徐々に進めていく。それがやったことが町民の利便性にどれだけかなっているか。費用対効果がございますので、その点を検討するためにも、やはりそういうようなリストアップが必要であろうと思います。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の再度の御質問にお答えします。


 もちろん私どもは、先ほど舌足らずだったと思います。説明不足だったと思いますが、今研究しておりますのは、先ほどありましたように、体育館の利用だとか、そういうことで、いながらにしてできないかと。ただ、研究してみますと、手続はパソコンでできますけども、あとのお金の支払いをどうするか。やっぱり来ていただかないかんとか。その金のやりとりまでを含めてどうするんかよということも出たりしておりますので、できるところからもちろん研究はいたしますので、大きなまだ漠然としたことをしようとは思っておりません。あくまでもそういう簡単な手続ができて、しかも金のやりとりをどうするかというような、そんなところから始めたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) まず金のやりとりと受け付けの話ですけども、基本的には登録して、登録したものしか予約できないというシステムですので、お金をいつ払うか払わんかといったらまた次の問題でありまして、まずはお金を払っていただくのが前提で、やはり町民の利便性を考えて、その後で、例えばこういう事例が多かったときにはどうしたらいいのかと、制限するとか、そういう対応を考えながらしていって、最初からそういうような滞納者とか不払い者を相手に物事を考えて進めること自体が基本的にはおかしいことだと個人的には思います。いかがでしょう。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の再度の御質問にお答えします。


 言われるとおりでございます。そのように承りまして、こちらの方もやっていきたいというふうに思います。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第89号の質疑を終結いたします。


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◎日程第5 議案第90号





○議長(池田 捷昭君) 日程第5、議案第90号、工事請負変更契約の締結についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) この内容につきましては、全協等で説明を受けました。これは町民全員にかかわる問題ですので、これで改めて確認させていただきたいと思います。


 現在、光ケーブルの幹線が敷設されております。そして、デジタル化に伴って、各戸にONUという端末機をつけまして、これに光ケーブルが接続され、これに各戸の同軸ケーブルが接続されるということでありますけども、今回の予算につきましては、それ以降、ONUに各戸のケーブルを接続したときに各家のテレビの映りが悪くなったということが過去にあったので、その映りまで確認する費用を盛り込んだということで確認しますけども、まずその確認です。よろしいですね。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問にお答えします。


 この変更契約の特にONU接続とか、それからレベル試験、作動確認の追加でございますが、詳細説明で申し上げましたとおり、当初、我々は、今ついとるものをつけかえるだけのことですから、当然映るというふうに思っておりました。ですから、もちろん予算にも、予算というか、契約にも盛り込んでおりませんでしたが、一等最初に気がつきましたのは、住民説明会、30集落でやりましたときに、そがな作業は皆さんの方からとてもできんと、低いところであれば当然できるんですけど、ちょっと高いとこになったらどうするだとか言われたら、なるほどそうだなというふうに思いました。そうこうするうちに、それについてどうするんだということで、もう一度湯梨浜町の方に問い合わせましたところが、湯梨浜町は基本的に全部町がやったと。やる中で、工事をする中で、湯梨浜町も気がつかれたそうですけども、この間も説明しましたように、家の中に、家の中の配線というのはもちろん個人のものでございますが、ブースターだとか、いろんな線が入っとると、なかなか新しい機械の、ONUという機械との相性があって、多少画面がずれたりすることもあって、それを原因追及をしながら、究明をしながら変えるのにかなりてこずったところもあったと、すべてではないと、非常に少ない数ですけどもあったと、それがどこになるかわからんので、やはりそれは行政がすべきだろうというこちらの方も判断に立ちましたので、今回入れさせていただいたということでございます。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 提案説明されましたけど、提案説明、ケーブルテレビが映りませんので、改めてお伺いしております。基本的には今言った原因究明までは公費で賄うということですね。そして、原因がわかって、それに対して個人費用の負担が出た場合は個人が負担するということでございます。その復旧する場合にどのようなことが想定されるのか。例えば多額の費用の機器をつけないけんようなことが想定されるのか、あるいは湯梨浜町の事例でいえば、金額的なもんですね。数千円やって、こういうぐあいにしたら映るようになったというような、個人負担の例というものはございますでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 私どもが聞きました範囲でございますと、結局、むしろブースターとかそういう器具を外してダイレクトに線をつないだ方がきれいに入るということで、むしろ取り外すということですから、わかった時点で、この費用の中でできることだったらさせたいと。ただ、ちょっとてこずるような場所にあるとか、そういうことですと、やはり個人のものでございますので個人で外していただくということで、今言われる、何か新しい機器を特別につけるということは聞いておりません。以上です。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第90号の質疑を終結いたします。


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◎日程第6 議案第91号





○議長(池田 捷昭君) 日程第6、議案第91号、平成22年度北栄町一般会計補正予算(第5号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 1点だけお願いします。8ページ、企画費でございます。生活路線バス維持対策補助金487万8,000円でございます。説明では、町内を走る3つのバス路線の赤字補てんでございます。このバスのちょっと実態についてお伺いします。現在どのような大きさのバスがそれぞれ走っているのか、そしてそれぞれの乗車率、これをちょっと、わかりますでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) そういたしますと、暫時休憩といたします。(午後2時12分休憩)


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○議長(池田 捷昭君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後2時27分再開)


 訂正事項がございますので。


 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 訂正をさせていただきたいと思います。


 先ほどまちづくりビジョンの青亀議員の御質問に対しまして、私の方が説明の中で不適切な言葉を使いましたので、おわびをさせていただきたいと思います。要は説明をもっとしなければならないと、説明が不足していたという表現を、不適切な言葉でしたということになっております。私の方も途中訂正はしたんですが、よくきちっと訂正をしていなかったものでございまして、ここで改めて訂正をさせていただきます。おわびをいたします。どうも済みませんでした。


○議長(池田 捷昭君) 引き続いて、田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問でございました乗車密度のことにつきましてお答えをします。


 乗車密度といいまして、この定義でございますが、始発から終点まで平均して常時バスに乗っている人数のことだということでございます。乗車密度といいますが、これがそれぞれ3路線とも昨年よりも下がってきたということでございます。具体的には赤碕線でございます。これは日ノ丸で運行しておりますもので、倉吉駅から穴沢を経由して六尾に出て、それから由良から琴浦町の赤碕まで行く線でございますが、21年度が2.1人ということに対しまして、22年度が1.9ということで、△の0.2人減ったと。それから、次でございますが、日交が運行しております北条線、これは西倉のターミナルから出て倉吉駅を経由し、江北から由良の方に来る線でございますが、これが21年度が3.7人が3.1人ということで、0.6人ということでございます。それから、あと一つが栄線でございます。これは倉吉駅発、それから新町を経由して、それからあそこは穴沢ですか、穴沢から津原を通って、亀谷から最終的に西高尾に上がる線でございますが、栄線といいます。これが3.0から1.7ということで、これも1.3人、大幅に減っとるということでございました。そういうことでございます。以上でございます。(「バスの大きさ」と呼ぶ者あり)


 バスの大きさにつきましては、通常のバスだということで、特に大型、小型……。中型ですか。(「何人乗りですか」と呼ぶ者あり)人数については調べておりません。


○議長(池田 捷昭君) 5番、青亀恵一君。


○議員(5番 青亀 恵一君) 40人乗りというような大きなバスではないと思いますけども、数値をいただきました。基本的には倉吉市を起点にしながら、終着バスストップまでの密度であるわけでございますけども、倉吉市内の密度を除いた、例えば倉吉市の要所から本町の例えば中を通るとなってくると、この密度はよりさらに少なくなる可能性があります。倉吉市内を通る場合は倉吉市内だけの移動の人もおるわけでございますから。となってくると、今のバスの大きさというのは倉吉市内の動きを基本的に考えて出されていると思いますけども、難しいと思います。今後の支援策といいますか、現在は本町の一般会計からも450万円程度支出されておりますけども、住民の交通手段でありますので、一概に削減というわけにはなりませんけども、経費の安く上がるような方法も今後考えていかなければいけないのではないかと思いますけども、何か御意見がありましたらお聞かせ願いたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 青亀議員の御質問にお答えします。


 確かに今回の補正でございますが、全体で487万7,193円、予算額では、補正予算では487万8,000円でございまして、昨年度、3路線全体からいいますと85.7%アップということで、大変な数字でございます。当初説明しましたように、これの要因としましては、今の平均乗車密度が減ってきたこと、それから、県の助成が減ってきたことによるものでございます。先ほど青亀議員がおっしゃったとおり、このまま放置しておれば、また国の補助金等もいつどういうふうになるかわかりませんし、何かの抜本的な対策を立てないかんだろうということでございますが、御承知のとおり、ことし3月に定住自立圏協定を締結をしました。これは倉吉市対北栄町とか、倉吉市対琴浦町ということで、1市1町の締結でございますが、それぞれすべて締結しましたので、1市4町で、この定住自立圏協定の中にあります中部圏域の公共交通に係る効率的な運行体系の確立というのを上げておりましたので、ちょうどその関連で、現行の非効率な交通体系を1市4町が連携をして、より効率的で利便性の高い公共交通ネットワークの見直しを行うということで、現在、倉吉市を中心に、中部地域公共交通協議会というものを立ち上げております。その中で、中部地域公共交通総合連携計画というものを現在策定中でございます。したがいまして、この連携計画ができますれば、先ほど言いましたように、各市町が抱えます広域生活路線バスの増加傾向にある維持対策補助金は、この段階的実施によって抜本的に見直せるでないかなというふうに思っております。ただし、これはあくまでも全体の会議でつくる計画でございまして、本当に実施できるかどうかということは、それぞれがまた一度持ち帰って、それぞれいろんなところで相談をしながら、段階的にやっていくということになろうというふうに思います。この計画については今年度末にとりあえずできることになっておりますので、ほぼ概要が見定まった時点で、また皆さん方の方にもお示ししていきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 13番、石丸です。私は2点ばかり。9ページの総務費、統計費で、説明では……。


○議長(池田 捷昭君) マイクを。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 9ページの総務費、統計費で、ここに国費で統計調査員の報酬、時間外手当、臨時職員の賃金ということが上げられて、国勢調査で非常に記入ミスが多かったので、それを時間外手当で一生懸命カバーしたというような説明であったように思います。国勢調査の用紙、そのほかの記入等については、この調査員に対しては詳細な説明をして、こういう記入の指導というようなことをすべてやられたはずでございますけれども、これ、げすの勘ぐりと言われりゃあそうかもしらんけれども、全部国費で出るんだから、今まで予定しとったものはみんな使えばいいやという形なんですね、この金額を裏返して言うと。統計調査員の報酬をマイナスの23万6,000円、それと臨時職員の賃金もマイナスになってるのを時間外手当に、非常に記入ミスが多かったので訂正するために時間外手当を使いましたというふうに説明がされたように思うんですけれども、統計員がいいかげんに説明して、これ書いといてと言ってぽんと置いて帰ってきて、これ投函してください、うちがまた何日に集めに来ますという2通りだったと思うんだけれども、どんなミスが多くてこれだけの時間外手当を出して、だって人の書いた統計を直すということの方が、これは統計上おかしいんですけれども、どんな内容だったでしょうかね。


○議長(池田 捷昭君) 田中企画振興課長。


○企画振興課長(田中 精一君) 石丸議員の御質問にお答えします。


 この調査の方法でございますが、配って説明するまでは従来の国勢調査と同じやり方でございます。ただし、今回特別に変わりましたことは、従来は回収は調査員がすべて面談でしておりました。この間も説明しましたように、今回の国勢調査は、回収は直接個人が封書に入れてポストに投函、もしくは調査員が来られても封に入れたまんまで渡すということになっておりまして、従来ですと個別で例えば書き間違いというか、マークシートのはみ出たところはこれどうですかとか、いろいろそこでは聞ける範囲では聞いて直しながら回収をしておりましたが、今回、封入ということでございまして、全然もう、基本的に勘違いをされとれば全部違うというような可能性もありますので、そこらをすべてチェックをしたということ。何も聞かないから書かないじゃなしに、聞かない場合には、空白で出とればこれは空白でもちろん出します。空白で出しますが、明らかにここは間違いであろうとか、マークシートで飛び出とるというところは直したりせないけません。従来そういう作業を調査員が直接自分の受け持ちをやっていたのが、封入ということでそれができないので、全部チェックをしたと。それをとても調査員ではできませんので、職員にやらせたということで、これはもちろん県の方にも連絡をし、県も今回については初めてのことで、私の町だけではなくて、各市町村とも本当に苦労されたということを聞いております。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 13番、石丸美嗣君。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 13番。説明は、初めてだからミスが多かった。そしたら国全体の調査費用というものは莫大に間違った状態で出て、全体からすりゃあ、むだな経費をいっぱい使っても国の費用だからいいやというような、調査員が的確な内容で説明して、なおかつ間違えてたということは言えないと思うんですね。余り説明しなかったということじゃないですか。それでこそこれだけの多くの間違いが出たということですから。これ以上言ったって、間違ってこれだけかかっちゃったんだから仕方ないので、これ以上は言いませんが、続いて11ページ、民生費、隣保館運営費の中で、この部落解放中学3年生の交流参加負担金ということで、参加人員が少なかったので、わずかですが減額になってる。全体のどんな行事を隣保館としてやられて、このときだけ中学生の参加が少なかったからこうだと書いてありますが、後でこの隣保館運営の詳細についての事業並びにデータをいただけますか。それと、この少なかった中学生の交流という事業について説明をいただきたいと思います。


○議長(池田 捷昭君) 田中生涯学習課長。


○生涯学習課長(兼)中央公民館長(田中 英伸君) 石丸議員の御質問にお答えします。


 部落解放中学3年生交流集会といいますのは、8月に船上山の自然の家で行われるもので、本年度は大栄では3人、北条では2人参加する予定でしたが、今年度は大栄側の3人のみで、北条側がなかったということで、2人分の参加負担金を減額するというものでございます。


 なお、この事業の内容等につきましては、今、手持ち資料がございませんので、また終了次第、届けさせていただきたいと思います。以上です。


○議員(13番 石丸 美嗣君) 終わります。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) ないようでございます。以上をもって議案第91号の質疑を終結いたします。


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◎日程第7 議案第92号





○議長(池田 捷昭君) 日程第7、議案第92号、平成22年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第92号の質疑を終結いたします。


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◎日程第8 議案第93号





○議長(池田 捷昭君) 日程第8、議案第93号、平成22年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 4番。事前説明でもお伺いいたしましたが、改めてお聞きいたします。


 6ページ、9款の町債の財政安定化基金借入金、要は保険給付費が増大して、不足分を借入金で補い、その借り入れたものを今後3年間で返済をしていくと、その返済の原資は保険料であるということで、もう一度改めて返済原資の保険料が標準的な今の保険料に幾ら上乗せになるのかお伺いいたします。


○議長(池田 捷昭君) 佐伯健康福祉課参事。


○健康福祉課参事(佐伯 淳子君) 井上議員の御質疑にお答えいたします。


 今回、県の方から1,436万9,000円借り入れを行うわけですけども、この返還につきましては、次の第5期、平成24年から26年の3年間で返還する格好になります。計算の方法としましては、1,436万9,000円を3年でまず割りまして、それを12月で割ります。それを割った後に、現在の高齢者人口、第1号被保険者なんですけども、平成22年10月1日現在4,286人ありましたので、その人数で割りますと、おおむね93円程度になります。それで、保険料の上乗せについてですけども、今現在、第4段階の保険料が4,895円ですから、それにプラス93円。ただし第5期の保険料につきましては、まだ保険料が決まってはおりませんので、保険料が決まった後に借り入れ分の上乗せという形になると思います。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 国保会計でもそうですが、介護の方でも年々給付費がふえていく、そういう流れはとめられないと思うんですよね。仮の話ですので、お答えできなければ結構なんですけども、当然この流れでいけば、来年も不足が生じる可能性は大いにあると思うんですよね。そうすると、また来年も基金から借り入れをして、またその後3年かけて返すということ、こういうことが繰り返される可能性がありますよね。ということは、年々保険料を上げていかないと、国保でもそうですけども、介護にしても運営がやっていけないということになりますよね。せんだって新聞報道でもありましたけど、大体保険料負担は1人5,000円ぐらいが限界ではなかろうか、できる範囲で5,000円程度に抑えなくてはならないような記事が掲載されておりましたが、先ほどの説明では、第4段階で4,895円が93円ですから、もう限りなく5,000円に近くなりますよね。先ほど私が申し上げましたように、来年もまた不足が生じれば当然借り入れをするのか、それこそ先ほど同僚議員が会計からの繰り入れでもなんておっしゃっておりましたけども、そういう状況も起こりかねないわけですよね。ですから、根本的に今の状況、つまり年々給付がふえていくことを何とか抑えなくてはならないということで、健康福祉課の方でも健康サポーター講座とかやったりとか、いろいろ善後策を講じてはおるんですけども、そうはいっても世の流れはふえていくということに、当然高齢者もどんどんどんどんふえていくわけですから、これをいかにして食いとめていくか、まず町として何か、とりあえず来年度に向けて、こういう事業に取り組んで、少しでも給付費を抑えていく計画がおありであればお聞きいたします。


○議長(池田 捷昭君) 佐伯健康福祉課参事。


○健康福祉課参事(佐伯 淳子君) 井上議員の再度の御質疑にお答えいたします。


 まず最初に、この調子でいくと、平成23年度も借り入れが必要ではないかという御意見なんですけども、確かに平成23年度は、平成21年、22年は介護保険料の高騰を抑えるために、介護従事者処遇改善臨時特例基金というのがありまして、平成21年度は3分の2、平成22年度は3分の1、基金から繰り入れをしておりまして、それが来年度はなくなります。それに際して、歳出の方では、この調子でいくと給付は伸びる可能性があります。ただし、来年につきましては、財政安定化基金の方から交付金というのがございまして、期の1年目、2年目は借り入れを行うわけなんですけども、3年目になりますと、不足額の2分の1相当を交付金として交付できるというのがありまして、平成20年度もこの交付金を使わせていただいております。そういう関係で、交付金の申請もしまして、基金の方からの借り入れも両方で対応したいと思っているところです。


 それから、保険料の件なんですけども、先回、新聞で報道があったんですけども、北栄町は現在4,895円ですね。この間新聞でありましたのは、全国平均が4,160円という状況です。それで、今現在、実際735円高いんですけども、次の5期の介護保険の制度改正の説明会が来年の1月に予定されておりまして、それを受けてうちの方でも第5期に向けて、サービスの見込みを算定して保険料を決定していきます。確かに第4期の方はもう既に足らないという状況で、保険料の設定の見込みが甘かったのかなという反省はしておるんですけども、この調子でいきますと、高齢者はどんどんふえていきますし、何とか食いとめなければいけません。それで、町としましても、平成21年の補正をしていただきまして、包括支援センター機能強化事業というのを行いまして、予防重視、要介護認定者も何とか重度化を防ぎ、できれば改善を図るようにということで取り組みをしてきております。その成果がまだ今出てない状況なんですけども、今後その取り組みをさらに強化していき、何とか寝たきりとかにならないように、要介護者は重度化しないように、また、一般高齢者は引き続き健康な状態でいていただくようにということで、機能強化事業の中に地域支援事業というのがありまして、一般高齢者とか、それから2次予防高齢者とかの施策がありまして、いろいろ教室とか、それから昨年から北栄町で実施しておりますのが、こけないからだ講座というのをしております。やっぱり重症化してから慌てるのではなく、若い段階から、65歳ぐらいの方から早目に予防していただくということで対応していきたいと思っているところです。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 北栄町の場合、国保の場合、1人当たりの医療費が以前から県内ではもう下から2番目、3番目、低いのに、介護の費用の方は県下でも上位であるということで、先ほど担当課長、説明がありましたけど、そうやって重症化にならないようにとか寝たきりにならないようにということで、いろいろ施策をやってるということですので、例えば介護の認定率がどういうふうになってきたのか。介護に支払われているよりはふえているわけですから、せめて認定率がわずかでも下がってるということであれば効果も実証がされてると思うんですけども、そのあたりは手持ちに資料はございますか。


○議長(池田 捷昭君) 佐伯健康福祉課参事。


○健康福祉課参事(佐伯 淳子君) 井上議員の再度の御質疑にお答えいたします。


 認定率の推移なんですけども、平成20年の4月が20.4%でした。これは4月1日現在です。その後、平成21年3月が20.9%、これはまちづくりビジョンにも上げておりますけども、20.9%ですね。今現在、平成22年、ちょっと古くて、8月で申しわけないんですけども、20.5%、最近では横ばい状態を保っております。この認定率は、北栄町の場合は要支援1の方が高い傾向にありまして、高齢者の方は要介護の申請をされますと、何らかの形で支援1とかにひっかかる傾向が強いんですけども、なるべくこういう方を、介護保険の期間を短くするために、ほかの方の町の施策の、こけないからだとかいきいきサロンとか、あと生きがいデイサービスとかありますけども、そちらの方でまず頑張っていただいて、介護に行かないようにしていきたいと思っております。給付費の方は確かに毎年上昇傾向にあります。ちょっと金額……。ちょっと待ってください。


○議長(池田 捷昭君) どうぞ。


○議員(4番 井上信一郎君) 今、一応認定率、3年間で20.4、20.9、今年度20.5、若干減ったということで、これも一朝一夕にすぐ効果があらわれるというものでもないでしょうから、何年かいろんな事業を実施していって見ていかなくてはならないわけですけども、単純に1年で0.4%減ってるわけですから、先ほども横ばい状態かなとおっしゃってましたので、高齢者はどんどんふえるわけですから、ということは、実質的にはふえてないということにつながるわけですから、非常に結構なことだと思いますので、ふえることのないように、できれば少しでも率を下げるように努力をしていただきたいと思いますが、1人当たりの給付費、かかってる費用が県下では何番目ぐらいに現在なってるんでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 佐伯健康福祉課参事。


○健康福祉課参事(佐伯 淳子君) 井上議員の再度の御質疑ですけども、一人一人の給付費ということになりますと、使われるサービスの内容によって違います。例えば施設に入られている方とか、家庭にいてヘルパーとか訪問介護とか訪問看護、また訪問入浴とかを使われる方とかありまして、一人一人が幾らというのは数字は出ません。平均の数字につきましてはまた後でお示ししたいと思います。以上です。


○議長(池田 捷昭君) よろしゅうございますか。


 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 先ほども申し上げましたが、必要な方には必要な支援をしていかなくてはならないわけですけども、やはり懐も限りがあろうかと思います。先ほども申し上げましたが、効果も即効性のあるような特効薬はないかもわかりませんけども、この1年だけでもわずかではあっても0.4%下がってるということでありますので、ぜひともこの数字がこれからも少しでも下がるような努力を期待をいたします。以上です。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第93号の質疑を終結いたします。


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◎日程第9 議案第94号





○議長(池田 捷昭君) 日程第9、議案第94号、平成22年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) ないようでございます。以上をもって議案第94号の質疑を終結いたします。


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◎日程第10 議案第95号





○議長(池田 捷昭君) 日程第10、議案第95号、平成22年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第95号の質疑を終結いたします。


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◎日程第11 議案第96号





○議長(池田 捷昭君) 日程第11、議案第96号、平成22年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。


 これより本案に対する質疑を許します。


 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 4番です。1ページの資本的支出の一番下段です。営業設備費の量水器購入費ということで66万2,000円が上げてあるんですけども、本来、量水器は計画的に何年かに1回更新というかしていくものですから、当然今年度は何台分ということで上がってくるものが、なぜ補正で上がってきたのか。その原因をお聞きいたします。


○議長(池田 捷昭君) 別本生活環境課長。


○生活環境課長(別本 勝美君) 井上議員の御質疑にお答えをいたします。


 量水器の増額補正についてでございますけども、私どもが今つかんでおる情報で、量水器の検定基準が来年度改正になるということで、今年度の価格に比べて今の情報ですと3倍ぐらいに量水器の値段が上がると。3倍。それで、相当の水道会計への負担になるということで、来年度、修理が見込まれる部分について、今年度、安いときにちょっと買っておくということで、補正を計上させていただいたというところでございます。


○議長(池田 捷昭君) 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 今お聞きしてびっくりしたんですけど、3倍に上がる。現在1台幾らで、それが来年以降どれぐらいに上がるんですか。


○議長(池田 捷昭君) 別本生活環境課長。


○生活環境課長(別本 勝美君) 井上議員の再度の御質疑にお答えいたします。


 つかんでおる情報で、正確な情報かどうかという辺もありますが、現在、13ミリの量水器で890円でございます。それが修理品で約2,500円、新品を購入しますと3,300円ということで聞いておるというところです。ほかの20ミリ、25ミリ等々についても同様、同じ率ではございませんが、値上がりをするという情報をつかんでおるというところでございます。


○議長(池田 捷昭君) 4番、井上信一郎君。


○議員(4番 井上信一郎君) 多分その値上げの情報って、他の自治体も入ってると思うんですよね。こんなにも上がるということであれば、ある程度資金に余裕があれば、できるだけ安いうちに、買い占めではないですけども、安いうちにしっかりと……。買い占めじゃない。買いためですね。買いためを、一般消費者もよくやることですので、これって、ちょっと私、電卓持ってないので、計算も苦手なんですけども、600台ぐらいになりますかね。私の言いたいのはそういうことです。できることなら買えるだけ買っておけということが言いたいわけですが、ほかの自治体も知っておれば当然奪い合いになるわけですけども、いち早く北栄町ではこういう情報が入っとるということで、まだまだ在庫がありそうだということであれば、もっと買っておきなさいということが言いたいんですが、いかがでしょうか。


○議長(池田 捷昭君) 別本生活環境課長。


○生活環境課長(別本 勝美君) 井上議員の再度の御質疑にお答えをいたします。


 予定の購入個数については約1,200個でございます。ただ、量水器については、一応検定というものがございます。有効期限8年という検定期限がございますので、一度にたくさんのものを購入をして何年か先につけるという形になると、つけるときにはもう既に検定が半分済んじゃってるとか、そういう状況もありますので、その辺を勘案して、とりあえず来年度分について1,200個程度購入をさせていただきたいというものでございます。


○議長(池田 捷昭君) そのほかございますか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 以上をもって議案第96号の質疑を終結いたします。


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◎日程第12 平成22年陳情第17号





○議長(池田 捷昭君) 日程第12、平成22年陳情第17号、住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情を議題といたします。


 総務常任委員長より審査の結果の報告を願います。


 4番、井上信一郎君。


○総務常任委員長(井上信一郎君) 報告書の朗読をもって報告にかえさせていただきます。


 北栄町議会議長、池田捷昭様。北栄町議会総務常任委員会委員長、井上信一郎。陳情審査報告書。本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95号の規定により報告いたします。


 受理番号、平成22年陳情第17号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査結果といたしまして、採択すべきもの。委員会の意見ですが、ここに記載しておりますところから一部表記を変えておりますので、御了解いただきたいと思います。地方自治体の行うべき行政サービスはふえるものの、それに見合う財源措置がなされないおそれがあるため。措置といたしまして、政府及び国会に意見書を提出いたします。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                   〔討論なし〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択です。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第17号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


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◎日程第13 平成22年陳情第14号 から 日程第16 平成22年陳情第19号





○議長(池田 捷昭君) 日程第13、平成22年陳情第14号、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対する陳情から日程第16、平成22年陳情第19号、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情まで、以上4件の陳情を一括議題といたします。


 産業建設常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。


 5番、青亀恵一君。


○産業建設常任委員長(青亀 恵一君) 4件の陳情審査報告を行います。


 1件目。平成22年12月15日、北栄町議会議長、池田捷昭様。北栄町議会産業建設常任委員会委員長、青亀恵一。陳情審査報告書。本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。


 受理番号、平成22年陳情第14号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対する陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査の結果、採択すべきもの。委員会の意見といたしまして、貿易の自由化は世界の流れではありますが、現在、農業等の1次産業が十分に対応できる環境にない。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加するには時期尚早であり、環境整備が整っていない。措置として、政府及び国会に意見書を提出する。


 2件目。前文は同文でございますので、省略いたします。


 受理番号、平成22年陳情第16号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施策の推進を求める陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見といたしまして、衰退著しく危機的な日本の農業等の1次産業を再構築し、食糧の自給率を向上するための施策の推進が必要である。本陳情の趣旨に賛同できる。措置として、政府及び国会に意見書を提出でございます。


 続きまして、受理番号、平成22年陳情第18号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見としまして、耐震対策は継続して考えるべき問題であるが、耐震安全性評価等により現在の安全性は確認されているので、耐震補強を求めることはできない。しかし、点検漏れ等の問題が指摘されており、総合的な安全性を確保するための継続的な点検は必要である。措置、なし。


 続きまして、受理番号、平成22年陳情第19号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査の結果、不採択とすべきもの。委員会の意見としまして、現時点でのエネルギー政策については原子力に頼らざるを得ない。化石燃料等によるエネルギーは、地球温暖化対策との整合性問題があり、また、自然エネルギーへの転換も進められているが、代替できる状況をつくり出すには相当の困難がある。措置、なし。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 報告が終わりましたので、これより平成22年陳情第14号、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対する陳情に対する質疑を許します。


                   〔質疑なし〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択です。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第14号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 これより平成22年陳情第16号、「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施策の推進を求める陳情に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択でございます。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第16号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 これより平成22年陳情第18号、島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 まず、平成22年陳情第18号につきまして、賛成の方の発言を許します。


 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 私は、平成22年陳情第18号、島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情について、採択の立場で討論を行います。


 政府と電力会社が温暖化対策を講じずに新増設を図っている原発は、十分な安全の保証がなく、技術的に未確立であります。摩耗した配管の破裂で死傷者を出した美浜原発の事故に引き続き、冷却用海水の温度データの捏造、滋賀、福島の各原発の臨界事故隠しなどが次々と発覚しました。経済産業省の指示で電力会社が行った調査の結果報告によれば、問題事例が全体で1万件を超え、うち原子力関係が455件もあるという驚くべき数に上りました。その事例で明らかになった基準や手続を無視したルール違反の方向とずさんな検査体制や経営管理の実態は深刻であります。ことし4月末にも中国電力の島根原発1・2号機の点検漏れが506件にも上り、点検計画と実績に食い違いが見られる機器が1,665件もあるなど、ずさんな実態がまた明るみに出ました。


 にもかかわらず政府は、ことし5月、95年のナトリウム漏れ火災事故以来14年ぶりに高速増殖炉もんじゅの運転を再開しました。運転再開して早々、運転員がいわば原子炉のブレーキである制御棒の完全な挿入の仕方を知らなかったことや、燃料の破損を検出するために原子炉内のガスに含まれる放射能を測定する装置3台のうち2台が故障するなど、トラブル続きです。政府は2050年を実用化の時期としていますが、欧米では、安全性と採算性が見込めないために、既に高速増殖炉の開発からは撤退しています。これまでも既に7,900億円、民間資金も入れれば9,300億円もの予算が投じられて、今後も毎年300から400億円規模の予算を投じる計画です。見通しがないまま巨額の予算をつぎ込む核燃料リサイクル計画はきっぱりやめるべきであります。


 また、政府は、MOX燃料、プルトニウムにウランをまぜたものを普通の原発軽水炉で燃やすプルサーマル計画も進めています。プルサーマルは2015年度までに16ないし18基の原発で実施する計画です。現在の原発はもともとMOX燃料を想定せずに建設されました。ブレーキに当たる燃料棒のききが悪くなるなど危険性が増します。危険なプルサーマル計画は速やかに中止すべきであります。国民の安全に責任を持つ規制行政を確立する上で、原発を規制監督する原子力安全・保安院を促進官庁である経済産業省から独立させることは、国際的なルールに照らしても最低限やるべきことであります。


 2007年の新潟県中越沖地震を契機に、柏崎刈羽原発や高速増殖原型炉もんじゅなどの地下に活断層があることが明らかとなりました。六ヶ所村の核燃料リサイクル施設の地下にも活断層があると指摘されています。すべての原発について活断層調査を実施し、また、耐震基準の見直しを行って、原発の耐震性の総合点検を実施すべきです。東海地震の想定震源域の真上には浜岡原発があります。このような政府、電力会社による原発立地のあり方は無謀としか言いようがありません。


 今の原発では、他にも放射性廃棄物の処理と万年単位の管理の問題、莫大な費用がかかる問題など、多くの問題が解決されないままであります。こうした問題を抱えた原発からは計画的に撤退すべきです。原発の危険性を増幅するだけのプルサーマル計画やもんじゅの運転再開計画は撤回し、六ヶ所再処理工場を初め核燃料サイクル施設の総点検を実施し、計画は中止すべきであります。原発の総点検を行い、老朽原発を初め安全が危ぶまれる原発については運転停止を含めた必要な措置をとるべきです。政府は自治体にプルサーマル実施の受け入れや高レベル放射性廃棄物の最終処分場への応募を促し、受け入れれば手厚い補助金を出すとしてきましたが、補助金と引きかえに住民に危険を押しつけるようなやり方はやめるべきであります。政府は、原子力立国を掲げて原発の輸出や技術協力を目指していますが、国内外で安全を軽視した原発の新増設を進めることはやめるべきであります。


 以上の理由を申し上げ、討論といたします。


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第18号に反対の方の発言を許します。


 1番、奥田伸行君。


○議員(1番 奥田 伸行君) 私は、平成22年陳情第18号、島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情について、反対の立場で意見を述べます。


 この表題の陳情は、平成21年の12月議会で不採択とされましたが、今回は、耐震の安全性の再度調査分析することと、その結果の公開、説明を求めています。島根原子力発電所の耐震安全性については、原子力保安院が平成21年の2月に施設の耐震安全性の評価を公表しており、現時点での耐震安全性の問い直し、調査分析を求める必要はないと考えられます。ただ、点検漏れ等が発覚した経緯もあり、安全の確保のために、施設の稼働にかかわる恒常的な点検・確認作業は必要であると考えます。


 以上、反対の討論といたします。


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第18号に賛成の方の発言を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第18号に反対の方の発言を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) ほかに討論はありませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論を終結いたします。


 本件は、起立により採決いたします。


 本陳情に対する委員長報告は、不採択です。


 したがって、本陳情は、平成22年陳情第18号の原案についての採決を行います。


 平成22年陳情第18号、島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(池田 捷昭君) 起立少数でございます。よって、平成22年陳情第18号は、不採択とすることに決定いたしました。


 これより平成22年陳情第19号、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情に対する質疑を行います。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


 まず、平成22年陳情第19号に賛成の方の発言を許します。


 10番、長谷川昭二君。


○議員(10番 長谷川昭二君) 私は、平成22年陳情第19号、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情につきまして、先ほどの陳情第18号と同じ理由により、採択とすべきと考えます。以上です。


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第19号に反対の方の発言を許します。


 1番、奥田伸行君。


○議員(1番 奥田 伸行君) 私は、平成22年陳情第19号、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情について、反対の立場で意見を述べます。


 この表題の陳情は、同じく平成21年の12月議会で不採択とされました。多くのエネルギーを消費している現在、省エネ化や自然エネルギーへの転換が推進されていますが、現在の原子力エネルギーの代替をするほどのシステム変更は確立されていません。また、化石燃料エネルギーの使用も地球の温暖化や資源の枯渇化の問題を解決できない中、原子力エネルギーに頼らざるを得ない状況があり、原子力エネルギーを用いないエネルギー政策への転換は困難な状況にあります。ただ、原子力発電所での災害や事故による放射能漏れや点検漏れや点検ミスなどが周辺地域に重大な汚染をも引き起こさないような恒常的な安全対策の徹底は必要なことであります。


 以上、反対の討論といたします。


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第19号に賛成の方の発言を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 次に、平成22年陳情第19号に反対の方の発言を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) ほかに討論はございませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論を終結いたします。


 本件は、起立により採決いたします。


 本陳情に対する委員長報告は、不採択です。


 したがって、本陳情は、平成22年陳情第19号の原案についての採決をいたします。


 平成22年陳情第19号、原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。


                  〔賛成者起立〕


○議長(池田 捷昭君) 起立少数でございます。よって、平成22年陳情第19号は、不採択とすることに決定いたしました。


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◎日程第17 平成22年陳情第10号 から 日程第19 平成22年陳情第15号





○議長(池田 捷昭君) 日程第17、平成22年陳情第10号、2011年度国家予算編成において、教育予算拡充を求める陳情から日程第19、平成22年陳情第15号、大栄小学校通学路の危険箇所および学習環境等の改善についてまで、以上3件の陳情を一括議題といたします。


 教育民生常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。


 13番、石丸美嗣君。


○教育民生常任委員長(石丸 美嗣君) 当委員会に付託されました3件の案件につきましては、陳情審査報告書の朗読をもって報告とさせていただきます。


 平成22年12月15日、北栄町議会議長、池田捷昭様。北栄町議会教育民生常任委員会委員長、石丸美嗣。陳情審査報告書。本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。


 受理番号、平成22年陳情第10号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、2011年度国家予算編成において、教育予算拡充を求める陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査の結果、採択すべきもの。委員会の意見、教育予算を国全体としてしっかりと確保、充実させる必要がある。措置、政府に意見書を提出。


 以下2件につきましては、受理番号から朗読をいたします。


 受理番号、平成22年陳情第11号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見といたしまして、学校教育環境の整備、充実が必要である。要望事項のうち通学路の危険箇所の改善については、教育委員会と保護者会及び関係機関で協議、検討されたい。措置、町長、教育委員長に送付。


 3件目。受理番号、平成22年陳情第15号。付託年月日、平成22年12月10日。件名、大栄小学校通学路の危険箇所および学習環境等の改善について。審査の経過、平成22年12月13日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、学校教育環境の整備、充実が必要である。要望事項のうち施設の修繕等については教育委員会と協議、検討されたい。また、通学路の危険箇所の改善については、教育委員会と保護者会及び関係機関で協議、検討されたい。措置、町長、教育委員長に送付。以上でございます。


○議長(池田 捷昭君) 報告が終わりましたので、これより平成22年陳情第10号、2011年度国家予算編成において、教育予算拡充を求める陳情に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択です。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第10号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 これより平成22年陳情第11号、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情に対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択です。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第11号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


 これより平成22年陳情第15号、大栄小学校通学路の危険箇所および学習環境等の改善についてに対する質疑を許します。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 質疑を終結いたします。


 これより討論に入ります。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 討論がないようですので、採決を行います。


 本陳情に対する委員長報告は、採択です。


 本陳情は、委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(池田 捷昭君) 御異議なしと認めます。よって、平成22年陳情第15号は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。


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○議長(池田 捷昭君) 以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。


 これにて散会いたします。


 なお、明日16日は休会とし、本会議は17日の午前9時から開きますので、御参集ください。


 御苦労さんでございました。


                午後3時31分散会


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