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鳥取県 琴浦町

平成18年第2回定例会(第2日 3月13日)




平成18年第2回定例会(第2日 3月13日)





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  第2回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録 (第2日)


                        平成18年3月13日(月曜日)


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                      平成18年3月13日 午前10時開議


日程第1 町政に対する一般質問


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                 本日の会議に付した事件


日程第1 町政に対する一般質問


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                出席議員(20名)


      1番 藤 堂 裕 史        2番 藤 本 則 明


      3番 高 塚   勝        4番 川 本 正一郎


      5番 小 椋 正 和        6番 手 嶋 正 巳


      7番 新 藤 登 子        8番 金 田   章


      9番 武 尾 頼 信        10番 青 亀 壽 宏


      11番 坂 本 正 彦        12番 定 常 博 敬


      13番 前 田 智 章        14番 桑 本   始


      15番 井 木   裕        16番 山 下 一 成


      17番 大 田 友 義        18番 御 崎   勤


      19番 石 賀   栄        20番 福 本 宗 敏


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                  欠席議員(なし)


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                  欠  員(なし)


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               事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 大 田 順 子   局長補佐 ───── 藤 田 喜代美


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             説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 田 中 満 雄  助役兼企画情報課長 ─ 山 下 一 郎


 総務課長 ───── 松 岡 義 雄  合併調整課長 ──── 山 根 礼 子


 商工観光課長 ─── 山 本 富士雄  税務課長 ────── 松 本 ひろみ


 地籍調査室長 ─── 中 原 成 文  農林水産課長 ──── 山 ?   肇


 町民生活課長 ─── 前 田 順 一  保険課長 ────── 橋 井   操


 健康福祉課長 ─── 森   美奈子  診療所事務長 ──── 大 谷 博 文


 建設課長 ───── 有 福 正 壽  上下水道課長 ──── 永 田 温 美


 出納室長 ───── 米 田 幸 博  分庁管理課長 ──── 坂 口 勝 康


 農業委員会事務局長  手 嶋 一 夫  教育長 ─────── 永 田   武


 教育総務課長 ─── 中 波 仁 美  社会教育課長 ──── 加 藤 久 義


 人権・同和教育課長  澤 田 豊 秋  学校給食センター所長  中 山 美津江


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◎午前10時00分開議





○議長(福本 宗敏君) 皆さん、おはようございます。


 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。


 本日、届けのあった事故者は、議員では手嶋正巳君が遅刻する旨の連絡がありました。


 本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。


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◎日程第1 町政に対する一般質問





○議長(福本 宗敏君) 日程第1、町政に対する一般質問を行います。


 町政に対する一般質問に先立ち、二、三お願いいたしておきます。


 本会議の議場においては、公の問題を議とする場所でありますので、議事に関係のない個人の問題や無礼の言葉、私生活にわたる言論、人身攻撃等の言論をしないよう御注意願います。


 一般質問では、議案に対する質疑はできません。また、会議規則第61条の規定に従い、町の一般事務関連に逸脱するような事項の発言または関連質問、質問内容が単なる事務的な見解をただすにすぎないもの、制度の内容説明を求めるもの、議案審議の段階でただせるものは議事の都合上遠慮願うとともに、質問回数は質疑と同様、原則3回までとしております。


 質問に当たっては、通告要旨を外れないよう、また通告事項以外の事項を追加しないよう御注意願います。


 質問、答弁とも簡潔明瞭に行っていただき、制限時間に御協力方よろしくお願いいたします。


 では、通告順に一般質問を許します。


 通告1番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 私は、3月定例議会に通告しているとおり3点の質問をさせていただきますが、その前に、私ごとで恐縮に思いますけれども、先般執行されました琴浦町議会議員選挙におきましては、町民各位の温かい御支援をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。今後とも叱咤御指導をいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。


 それでは、1点目の質問に入らせていただきたいと思います。


 対話集会について。町長は、前米田町長の辞職により、合併協議会で合併を進めた者としてその責任を持たなくてはならないと言われ、熟慮の上、出馬されました。その責任感に敬意を表するところであります。


 町長は、以前から、合併はバラ色ばかりではない。しかし、合併しなければまた大変な状況が起こってくるとよく言われておりましたが、町民の方々の中には合併したが一向によくならないではないかという考え、もっとよくなって活力のある町にしてほしいとさまざまな意見が聞こえてきます。


 18年度一般会計予算に大変厳しい予算となっていますが、17年度当初予算と比較しても14億2,500万の減額であり、補正予算からしますと20億からの減であります。町の投資的経費は半分以下という実情です。国の交付税、国庫、県支出金が減額される中では、この厳しい予算措置もいたし方ないところとは考えますが、さらに厳しい財政状況が予想される中で、町財政健全化へ向けた具体的なビジョンをより明確にされ、町内何カ所かでの町民との対話集会を開催され、町民各位の理解と協力を得られるとともに、多くの意見を集約され、協働での町づくりをもっと推進されないか、お伺いしたいと思います。


 2点目、税収等の滞納について。税収等の滞納額は、景気と雇用とも連動し、なお町では年々増加の傾向にあります。また一方で、自治体財源は国の三位一体改革の中で交付税の保障を約束しながら、その約束はほごされ減収となってきている中で、滞納額だけが増加し、極めて厳しい町財政となってきているのが現状であります。


 県内各市町村とも税負担の公平性の確保と滞納の解消、滞納額増加の解消へ向けてのさまざまな取り組みが展開しようとしています。我が町においても、4億円からの滞納があるわけでございますけれども、公正公平を旨とされるならば、この問題に行政挙げて取り組んでいくべきだと考えます。具体的な行動計画等を示され、滞納の増加減少に対応されないか、お伺いしたいと思います。


 3点目、家庭教育支援について。最近の長引く景気の低迷や職場環境の著しい変革等により家計の格差が生じ、家庭教育、児童の学力にも影を落としてきている現状が生まれつつあります。男女共同参画が叫ばれる中で、父親の勤務形態から家庭教育にかかわることが希薄となり、母親だけがその重荷を背負い頑張っている家庭の姿があります。現在の子供たちは、2歳ごろから一人の人間としての人格を主張し、その対応いかんによっては感情、感性を変化させていきます。この幼児期から小・中学校までの家庭教育が重要な意味を持つものと考えます。子供たちの一番大切な時期に家庭環境等により精神的、学力的制約を受けることは許されない問題だと思います。学校教育、幼児教育の中で、先生方を初め多くの関係者の方々が子供たちの成長に合わせて頑張っておられます。


 町は、次世代育成支援行動計画を作成されていますが、家庭教育が学校、幼児教育の後押しができるような家庭教育支援は図られていたのか、また今後の具体的計画をお伺いしたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 皆さん、おはようございます。


 それでは、5番議員さんの質問にお答えをさせていただきます。


 まず、対話集会についてでございます。


 一昨年9月に合併をいたしまして、はや1年6カ月が経過したところであります。合併をすることによって町に力を蓄え、町民の皆さんへ今まで行っていた行政サービスを確保するためということで取り組んできたわけでございますが、先ほど議員さん御指摘のように三位一体改革の税源移譲によりまして地方交付税あるいは補助金等が非常に厳しくなって、町の財政状況は極めて厳しい状況に追い込まれているところであります。町としましても、財政健全化に向けまして現在行財政改革委員会、職員による委員会でございますけれども、あるいは管理職会で行財政改革案等を検討しているところでございまして、早急に町民の皆さんの代表を含め10名程度の行財政改革に向けた審議会を立ち上げていかなければならないと思っているところでございます。


 御指摘のように、出かけていかないかということでございますが、旧地区の公民館単位ぐらいでも町民の皆さん、意見交換を行う場をぜひ設けていきたいというふうに思っております。合併いたしましてから1年以上たっておりまして、町民の皆さんの声を聞くこともまた大切であります。そういったようなことから、そのような取り組みを担当課の方へ早く取り組むように指示をいたしているところでございますし、仮に旧地区以外におきましても各地区やあるいは集落単位で幾つかがぜひ出かけてきて話を聞かせということでありますと、喜んでどんな小さい単位でも私以下出かけさせていただく、そういうつもりでおりますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。


 税収等の滞納についてでございます。


 私も非常にここの部分は苦慮いたしております。納税に対する誠意が見られない滞納者に対しましては、広域連合への徴収委託あるいは預貯金調査の実施、また今年度、町県民税につきましては県税へ徴収引き継ぎも実施したりしたところでございます。4月から支払いのない過年度の滞納者に債権調査予告をいたしまして、預貯金の過去3カ月の取引状況についても金融機関に照会して、本人に来庁してもらったりしながら調査も実施したところであります。


 その上で、日ごろから夜間徴収や電話による督促であるとか、あるいは催告書の送付を、保育料やあるいは住宅新築資金、あるいは上下水道料金等につきましても取り組んでいるところでございます。さらにまた、生活困難、長期滞納者の分納の相談等にも、分納計画の誓約書の提出等も指導しながら求めているところでございます。これ以上新規滞納者をふやさないというような目的を持ちまして、助役を本部長といたしましてこの関係する課の協議会等を町の中に立ち上げて、滞納を対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。


 家庭教育の重要性について触れられました。まさにそのとおりでございます。詳しくはまた教育長の方から答弁させていただきますけれども、保育園等におきましては日常の保育の中で教育的機能を十分に発揮させるように指導をしているところでございます。


 保護者等の家庭教育への対応等につきましては、個々の事案と事例等に実情に対応して、それぞれの保育所できめ細かい指導ができるような取り組みをしているところでございます。


 行政の具体的な政策といたしまして、先ほど議員おっしゃいましたように次世代育成支援行動計画を昨年12月に策定がされたところでございます。すべての子育て中の家庭を支援するための子育て支援センターの機能や相談体制を充実させるとともに、放課後健全育成事業や地域のボランティアの皆さんによる支え合いを促進し、保育園や公民館等を開放しての地域活動の促進を図っていきたいと考えているところでございます。


 細かいことにつきましては、また教育長の方から御答弁をさせていただきます。


 以上でございます。とりあえずの答弁にかえさせていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) 小椋議員さんの御質問にお答えします。


 議員御指摘のとおり、家庭は教育の原点であり、すべての教育の出発でもある、こういうぐあいに考えております。親は人生最初の教師と言われ、特に豊かな情操や基本的生活習慣、家族や他人に対する思いやり、あるいは善悪の判断など基本的な倫理や社会的なマナー、自制心や自立心を養う上で大変重要な役割を担っていると考えております。


 しかし近年、核家族化、少子化に見られるように、家族構成の変化やまた地域における人間関係の希薄化など、社会のさまざまな変化を背景に、子供のかかわり方がよくわからないといった育児に関する悩みをお持ちの家庭もふえる傾向にあり、家庭における子育てが年々難しくなってきていると感じております。


 また、そういった子育ての難しさはそのまま学校教育の困難さにもつながっており、子供の将来への影響は大きなものがあると思っております。


 家庭教育は、三つ子の魂百歳までではありませんが、大事な役割を担っており、その支援は今日大変重要だと認識しております。


 そこで、教育委員会といたしましては、親御さんが子供の教育に当たる上で必要な情報やサポートを得るための支援として、学校教育や社会教育の場におきまして、例えば乳幼児期、児童期、思春期の各年齢に応じた講演会や懇談会、育児相談などを乳幼児健診のときや参観日、あるいはPTA活動など参加しやすい機会をとらえ実施し、それぞれの年齢に応じた子供のかかわり方について学ぶといった家庭教育に関する学習や研修の場や機会を提供したり、地域公民館、まなびタウンとうはくなどを会場としまして子育てサークル、乳幼児学級を定期的に開催し、家庭教育相談員や子育て経験者の子育てサポートによる育児相談や同年代の親子同士の情報交換が気軽にできたり仲間づくりをできる環境づくりを行いながら、日ごろの育児不安に対応できるよう子育て支援ネットワークづくりを進めたり、また夜でございますけれども、PTAと教育委員会による教育懇談会を町内小・中学校、幼稚園で開催し、子育てや基本的生活習慣の定着に向けて情報交換し、ともに考える取り組みを行ったりしています。


 また、親と相互の子育て観の違いもあるということで、寿大学でありますとかあるいは地区公民館で乳幼児学級等にも高齢者の方々においでいただき、家庭教育について勉強していただき、地域の大人としての子供たちとのかかわり方についても理解を深めていただく会を設けたりなどしております。


 そういったさまざまな視点から健全な子育てについての支援を行っているところですが、重要な課題でありますので、一層今後も充実を図ってまいりたいというぐあいに思いますが、一方、子供は社会の鏡と言われるように、青少年の規範意識や社会性の低下といった課題は家庭教育はもちろんでございますが、私たち大人社会の問題でもあると思っております。昔は、よその子も我が子のようにして地域でしかられたり褒められたりしながら、さまざまな社会のルールを身につけて大きくなりました。時代が変わり、だんだんとそのような姿が見られなくなってきていますが、いつも言っておりますが、子供は家庭で育ち、学校で学び、地域で伸びると言われるように、家庭、学校、地域が子供たちの姿を共有しながらそれぞれの立場でその成長にしっかりかかわっていくことが今日の社会にあっては非常に大切なことだと考えております。そのことは、ひいては地域を挙げての子育て応援団となり、家庭教育への大きな支援となり、今日の子供たちにとっては何より望ましい教育環境ではないのかなと、こういうぐあいに思っておるところでございますので、ぜひそんな地域づくり、町づくりにつきましてもお力添えいただきますようお願い申し上げまして終わりにします。


○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 町長の先ほど答弁いただきまして、旧地区での対話集会でもやっていくという心強い回答をいただきまして大変うれしく思っとる次第でございますけれども、先ほども壇上から言いましたように、町民の方々の中には今までみんな行政へ頼めばやっていただけるというような考えが底流にまだありはしないだろうかというふうに思うわけでございまして、これからの町づくりはやはり町のために町民が、自分たちがどれだけのことができていくんだろうかという反対の視点に立って考えていただくというふうなことをやはり行政としても町民の方々に周知、理解して、そこから町民の方々からの本当のアイデア、活動力に期待したりして、自立ということが最近よく、地方自治体でも自立をしなけりゃいけないということがあるわけでして、町民の方が何もそういう自立の精神を訴えていくというようなことも含めて検討されないかと、こうお伺いしたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) おっしゃるように、私もこのたびも選挙に当たりましては公約の中に情報を共有しながらともに知恵を汗をということを申し上げてきたわけでありまして、そのことがまさに今日置かれておる我が町の、そして地方の状況というものを十分に町民の皆さんにわかっていただく。そして、その中で一緒になって乗り切る方策というものがどうなのかと。何に力を入れて、どういう行政をするか。まさに協働の行政というものを強く訴えかけてまいりたいというふうに思っております。


○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 町民対話集会については、先ほども言いますように実施の方向で検討するということですので、次に移らせていただきます。


 滞納の問題でございますけれども、今、町長は助役さんを本部長として対策本部を設置して今後頑張っていくということを言われましたけれども、この件は以前、総務常任委員会でも、前町長のときでございましたけれども、滞納対策本部なりを設置してやはり負担と公平による自主財源の確保、財政健全化を図るように委員会報告等でもあったわけでございまして、やはり今、昨年度の16年度末の残高というものは、先ほどもちょっと言いましたけれども滞納額というのは全部締めて4億程度だということでしたが、その後、このまた17年度の1年間でどれだけ増加しているのか。その辺のところもちょっとお聞きをいたしまして、やはりその辺がふえているということであれば問題もまた大変だと思いますし、なかなかこの問題は早急に解決するという問題ではございませんけれども、その取り組みの上において、やはりこういうものを徐々に増加させては、やはり町民の方の意見をまともに受けて本当にこれでよいのかということの町民の理解はちょっと得られないのではないかというふうに自分も考えるわけでして、17年度の増加傾向があるのかないのか。先ほども調査を町長しているということで、いろいろと検討するということも言われましたけども、今の状況なりをひとつお聞きしたいと思いますが。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 今の状況ということでございますが、実は住宅使用料につきましてはさきの議会におきましていろいろ御指摘がありまして、保証人をとり直すというようなことの営みの中で、住宅使用料につきましては滞納が減ってきつつあるという状況がございます。


 がしかし、他の部門につきましては非常に厳しい今日的な状況があるわけでございまして、なかなか減っていくような形にならないというふうに私は認識しております。


 今日の状況につきましては、それぞれ税務課長なりあるいは担当する課長の方から、上下水道等ありますが、説明をさせますが、今日的には私が把握しているのは住宅使用料につきましては減ってきつつあるけども、他の部分については大変厳しいというふうに思っているところであります。


 詳細につきましては、税につきましては税務課長の方から、あるいはまた住宅使用料等につきましては建設課長から、上下水道等につきましては上下水道課長から説明をさせます。


○議長(福本 宗敏君) 税務課長、松本ひろみ君。


○税務課長(松本ひろみ君) 小椋議員さんにお答えいたします。


 まず、17年度の滞納はどうなのかというような御質問でございますけれども、17年度の現年分の現在の滞納につきましては、町民税におきましては641万8,000円程度、それから固定資産税につきましては納期限が2月28日まででして、まだ督促状を出しておりません。その関係で、未収金が4,050万程度あります。それから、軽自動車税については110万。それから、国民健康保険税については3,300万。それから、介護保険については270万というところでございます。現年につきましては、今、確定申告もございましてまだなんですけれども、5月末日までに皆さんにお願いというか、督促、催告書も出ておりますので、まだどれくらい入るかということでございますが、頑張るつもりでございます。


 17年度の町県民税、町税と国保、介護につきましては、8,300万程度を未収になっております。


 それから、滞納繰り越しでございますけれども、町税につきましては1,350万円ほど入りまして、現在のところ7,730万円程度未収になっております。それから、国保の滞納につきましては1,480万入りまして6,500万。それから、介護につきましては100万入りまして280万残っております。総合計いたしまして、1億4,500万が滞納繰り越しになります。以上でございます。


○議長(福本 宗敏君) 建設課長、有福正壽君。


○建設課長(有福 正壽君) 住宅家賃の滞納の状況でございますが、先ほど町長の方からもありましたように、前回の議会の中で誓約書等のとり直しを行いまして、その時点でさらに納付等の指導を行ってまいったところでございます。


 17年度の繰り越し滞納額は1,377万7,270円ございまして、現在のところ、2月まででございますけれど、220万余りの徴収ができたということでございます。現年度分の未納も若干ございますけれど、数字が大きくならないようにということで、一生懸命努力しておるところでございます。以上でございます。


○議長(福本 宗敏君) 上下水道課長、永田温美君。


○上下水道課長(永田 温美君) 上下水道課ですけど、水道料でございますが、水道料の過年度分につきましては、16年度ですが、1,843万1,000円ほどございました。これが2月末現在で590万7,300円ほど支払っていただきまして、過年度分が1,245万7,000円残っております。それと現年分が425万円ですので、未納額になっていますから、合わせて1,670万ほど未納になっております。


 それから、農業集落排水施設ですが、16年度で66万6,000円ほど未納になっております。それが2月で24万3,000円ほど支払っていただきまして、42万2,000円。それと現年分の、これがちょっとふえまして56万3,000円未納額があります。これ合わせまして、現在98万5,000円の未納額となっております。


 それから、公共下水道の使用料でありますが、過年度分につきましては18万3,000円未納となっております。これにつきましては、2月現在で5万7,000円ほど支払っていただきまして、現在の現年度分の未納額40万3,000円と合わせますと52万8,000円の下水道の未納額になっております。以上です。


○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 私がこの問題を再度出させていただいたのは、やはり苦しくても払っておられる方が町民の中にもたくさんおられると。そういう方から、それほど滞納がふえてるんかいなというようなことの声をお聞きしますときに、やはり払える人でも滞納しておられる方もありはしないだろうかというような疑問もありまして、この質問をさせていただいたわけですけれども、今後対策本部ができて、やはりしっかりと取り組んでいくということでございますので、助役さんの方から一言その辺のお気持ちをお聞かせ願えればありがたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) ちょっとその前に、担当課長の方から実態を申し上げたわけでありますが、例えば住宅新築資金、保育料等が町民課の部分が説明が抜けておりまして、その説明をさせたいと思います。


 助役の方からということの部分につきましては、また助役が答弁させていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 町民課長、前田順一君。


○町民生活課長(前田 順一君) お答えをいたします。


 初めに保育料についてでございますが、過年度分につきましては16年度末が674万5,000円あったわけですが、現在36万6,000円ほど入っておりまして、滞納につきましては637万9,000円というふうになっております。


 今年度分につきましては、1月末現在で240万ほどの未納がありますので、5月末までには何とか処理をしたいというふうに考えております。


 それから、住宅新築資金についてですが、16年度末の未納額が1億7,985万3,000円ありまして、そのうち今年度中に納付いただきましたものが683万2,000円ほどあります。2月末現在の未納額は1億7,302万1,000円というふうになっております。


 ただし、12月議会の中でも国の特別分ということで、補助金をいただいて不納欠損処分をするというものがこの中には1,465万3,000円含まれております。


 それと、今年度分についてですが、一応納期が3月31日までということでありまして、現在のところ、1,200万ほど今のところ未納になっております。それと、3月分についての調定が現在2,600万ほどありますので、この分についても頑張って皆さんに納めていただくように努力したいというふうに考えております。以上です。


○議長(福本 宗敏君) 助役、山下一郎君。


○助役(山下 一郎君) お答えをいたしたいと思いますが、組織を立ち上げて検討するということになるわけでありますけれども、私が今考えておりますのは、やはり徴収問題を考えました場合には、臨戸徴収といいますか、やはり各家庭に行ってそのことの意味なりというものを説明をしたりして、納付をしてもらうように働きかけるということが基本だと思っております。何回かずっと行きますと、お互いに人間関係あるいは信頼関係というものをつくることを重要なことだと思っております。その中では、ある面ではその生活相談的なことに乗りながら、納税あるいは納付ということを考えていく場面も出てこようと思います。基本といたしましては、国税徴収法とかいろんな法の整備はあるわけでありますけれども、法を駆使して合理的に物事をしましても、なかなか実効性ということには多くの困難性があると思います。基本は、夜間であってもとにかくその家に行って、そして納付について要請をするということが1点でありますし、そうした場合に、やはり町としての一つの横断的な体制ということの中でいろんな知恵を出すことも必要でありましょうし、一つの縦割りということではなくて、あるいはそういうことについてはある一定の限界があって現在の状況があるというふうに認識しておりますので、そこでお互いにどういう知恵があるのか、どういうふうにしたらより効果的なのか、そういうことを考えまして、やはりその実効性のあるそういう取り組みが必要だというふうに認識をいたしております。以上です。


○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 次に移りたいと思います。


 家庭教育支援でございますけれども、先ほど町長、教育長の方から今後ともかかわっていくということで、いい方向で進んでいくということでございますけれども、私が先ほども壇上からも言わせていただきましたけれども、家庭教育というものは家庭それぞれで違いもあり、大変この問題は難しい問題だというふうに自分としても考えるわけですけれども、やはり現在、家庭間格差というものがやはり広がりつつある中で、どういうふうにすれば行政としてその家庭教育の支援の中に入っていけるかという問題も含めて考えていただきたいなと。先ほどいろいろと教育長の方からも具体的なその取り組みなりあったわけですけれども、やはり父親が家庭教育に男女共同参画の中で取り組むということが大変強く今求められておるわけですけれども、大変厳しいこの社会情勢の中で、なかなか夜遅くまで働いて帰ってこられるお父さん、お母さんにもそういう方はたくさんおられるわけですけれども、やはりそういう中でやって、結構日曜参観とか学校教育の中でもそういう形で日曜日を利用してということが行われておるわけですけれども、もっと深く家庭教育に関する、学校教育にすることは十分学校教育の基本法みたいな学校それぞれの独自の小学校なり中学校なりではつくっていただいとるわけで、学校の先生を初めそれらに基づいてきちんとやっていただいとるわけですけども、なかなかこの家庭教育の問題に対しては明確な、これこれどうやってこうやっていくというようなその計画的なものというのが目に見えてこないというような中で、今後それらの面をどうやって行政として取り組んでいかれるのかなという面をひとつお聞きしたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) それは町長ですか。


○議員(5番 小椋 正和君) 教育長さんに。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) じゃお答えいたしますけれども、確かに先日だったでしょうか、3月8日の新聞だったでしょうか、夫が家事をすれば子供もふえるというような記事が載っておりまして、その中にいわゆるこれからの男女共同参画社会の中でも子育ての問題といいますか、そういう話が出ておりましたけれども、現在の子育てにおいては母親の育児不安や不満が見られるところから、現在の日本が進めています男女共同参画社会へ向けての社会づくりの中で、家庭にあってはやはり子育てが母親だけでかかるのではなく父親も参加し、さらには少子化の中で複数の中で人がかかわりながら子育てするということが大事なんではないかなと、こういうぐあいに思っておりまして、一つは、今、町内でもあるわけですけれども、お父さん出番ですよというような感じでおやじの会というのを結成していただいている小学校もございます。


 それからもう一つは、学校とまではまだいってないんですけども、ある部落においては幼稚園、保育園、それから小学校、中学校に子供さんをお持ちのお父さんたちが集まって各部落で活動して、子育てについていろんなあるいは事業をしたりしてかかわってみたり、こういうこともやはりこれからは一層考えていく必要があるのかなと、こういうぐあいにひとつ思っていますし、それから先ほど申し上げました子育て支援についての学習の機会や場の提供ということでお話し申し上げたんですけれども、この間は実は東伯の青年会議所との懇談会がございまして、企業としてそのあたり何か支援していただくことはないのかなということで、ちょっと今お願いしてまいっておりますのが、いわゆる地区公民館とかまなびタウンとうはく等で行っています一つの講座を企業が受けていただければ、企業の中で出前研修といいますか、出前講座といいますか、そういうこともしながら、なかなか学校等にも参加できない状況の中の家庭教育をそのあたりでも充実できたらなと、こういうぐあいに一つ今思っているところでございますし、それからいろんな経済的な状況とか家庭教育での格差の問題が出ておりましたけれども、やはり先生方しっかり子供たちを見据えながら、必要に応じてはやっぱり教育委員会、学校だけではなくして、健康福祉課とかあるいは町民生活課とか、あるいは社会福祉協議会とかそういうものと連携しながら、しっかり支援はしてまいりたいなと、こういうぐあいに思っているところでございます。以上でございます。


○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。


○議員(5番 小椋 正和君) 先ほども言いましたように、次世代育成支援行動計画ということで、これは旧来の赤碕町内、東伯町さんでやっておられましたエンゼルプランをもとにしてつくられたというようなことで、私もちょっとこれを見させていただきましたけれども、余り詳しいことはわかりませんけれども、一応ここに私が行動計画を見させていただいたとこの中では、それぞれきちんと子育てに関する支援というものが出とるわけですけれども、具体的に今年度のこうやっていくと、18年度はこうやっていくというようなことがありましたらお聞きしたいというふうに思いますけれども。町長さん。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 先ほどの次世代育成支援行動計画の具現化ということでございます。


 これにつきましては、またその具体的な行動計画といたしまして、地域における子育て支援あるいは母性並びに乳児及び幼児等の健康の確保あるいは増進、子供の心身の健やかな成長に資する教育環境の整備、あるいは子育てを支援する生活環境の整備、仕事と家庭の両立、あるいは子供等の安全の確保、要保護児童への対応、個別事業の展開等、具体的なものが支援行動計画の中に羅列をされておるわけでありますが、これの具現化につきましては一つ一つ可能なものからそれぞれのセクションにおいて取り組んでいきたいというふうに思っております。


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○議長(福本 宗敏君) 通告1番の質問が終わりましたので、ここで10分間暫時休憩いたします。


              午前10時43分休憩


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              午前10時55分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 通告2番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) 皆さん、おはようございます。


 琴浦町も田中満雄新町長になり、議会も一新され、文字どおり新しいスタートを切るのがこの3月議会となります。町民の皆様も大きな関心を寄せていらっしゃると思います。


 私たち日本共産党の琴浦町議団は、石賀議員と私に合わせて1,230票もの御支持をいただきました。町民の皆さんの我々日本共産党の議員に対する期待のあらわれではないかと思っております。皆さんの期待にこたえて、全力を振り絞って頑張ってまいりますことをまずお誓いを申し上げたいと思います。


 さて、小泉政権のもとで弱肉強食の格差社会が広がり、耐えがたい水準に町民の暮らし、福祉が切り捨てられてきました。若者の2人に1人は不安定な雇用の派遣労働、業務委託、アルバイトで働かざるを得ないといった中で、大企業だけはバブル期を上回る史上空前のもうけを上げています。


 ことしで一定の区切りとなる三位一体の改革は、地方にとって国庫補助負担金を削減し、税源を移譲するといっても、移譲されたものは減額された分を大幅に上回るものであります。


 政府は、地方財政規模を景気回復で増収になり、地方交付税を減額しても確保されたと言います。しかし、景気回復の実感さえない我が琴浦町において地方税の増収は望むべきもなく、それを補完する役目の地方交付税が大幅に削減されるといったことは到底許されることではありません。市町村合併とセットで強行された三位一体の改革とは、約10兆円の国庫補助負担金と地方交付税の削減をして税源移譲は実質2兆円、結局わかりやすく言えば十把総からげで切り捨てて、二束三文の益しかない。こういったことが三位一体改革の本質であったのではないでしょうか。


 また、琴浦町の基幹産業である農業の分野で、JAとうはくが債務超過になり破綻するという大事件が起こりました。ついに来るものが来たといった感じを持っていますが、誕生したばかりの琴浦町にとって、この問題も極めて深刻な影響が心配されます。自民党農政の選択的規模拡大路線を突き進み、自民党農政のモデル農協ともてはやされたJAとうはくが、今、県内組合員1人当たり10万円もの負担をかけ、JAとうはくの組合員の5億3,300万円の出資証書が紙くず同然になり、それにとどまらず、JA鳥取中央に吸収されたその後に追い打ちをかけるように増資という負担が待っています。この問題でも、JAとうはくにとどめを刺したのは橋本内閣が行った金融ビッグバンに端を発する金融の国際化、市場開放、会計ルールの国際化の流れの中で取り入れられた時価主義会計が具体的には減損会計の適用となって、JAとうはくの息の根をとめました。必死で耐えてきたJA職員の雇用は一体どうなるのでしょうか。超氷河期のような県内の雇用情勢の中で、将来に対する不安はいかばかりでしょうか。


 このような絶望的とも言える行政のもとで、琴浦町の新年度の予算が成立、提案されました。一般会計を初め16会計の総額は175億6,500万円余りであります。この175億6,500万円の琴浦町にとって巨額の予算が、真に町民の福祉の増進、暮らし優先、地域経済の活性化に資するために有効に使われなければならないのは論をまたないところであります。


 このような観点から、今回私は5項目の質問をさせていただきます。できるだけ簡潔にしたいと思いますので、かみ合った討論を期待したいと思います。


 第1点目の質問は、琴浦町における指名競争入札及び随意契約の問題です。


 昨年11月21日に、赤碕コミュニティーセンター備品購入業務の入札が行われました。これは改修になった分庁舎の机やいすなどの庁内備品の購入であります。


 私が聞きたい第1の点は、予定価格が適正であったかどうかであります。消費税込みで予定価格は630万円となっています。これは消費税を含んでいますから、実際の予定価格は600万円ということになります。それより前に、担当課、合併調整課ですが、担当課の設計金額はといいますと消費税込みで690万円でした。設計から予定価格に移る段階で、60万円の足切りが行われたことになります。


 もっとさかのぼってみましょう。これは設計では660万円という金額となります。それに5%の消費税を掛けると693万円になり、端数の3万円を切り捨てて690万円の設計金額にしたのものであります。6社の入札金額を見ますと、3社が600万円以上の札を入れています。入札結果を足切りしなかった設計金額である660万だと仮定すると、すべての業者が予定価格以内の金額で入札をしていることになります。


 いろいろ聞き取り調査をいたしますと、この備品の定価は約1,000万ぐらいのようです。この業界に限らず、独占企業の生産する独占価格は4割も値引きしてももうかるような価格設定が定価としてついているようであります。予定価格は町長が決めるのですが、決めた米田町長は既にいません。そこで、この予定価格を決めるに当たってどのような調査などをしたのでしょうか。また、田中町長は、今後設計金額を予定価格にする場合、どのような考えに基づいて予定価格を決定するつもりですか、お答えください。


 この入札の一番札、つまり落札したのは島根県松江市に本社のある玉屋という会社の倉吉出張所です。落札金額は予定価格の69.99%、418万円でした。設計価格の63.33%、定価のおよそ4割ということになります。町としては大変安くついて喜ばしいことのように見えますが、幾つか問題があります。


 私が問題だと指摘したいのは、なぜ県外の業者を指名するかということです。どこの自治体でも、地元企業、地元業者優先で指名を行っています。冒頭にも申し上げましたが、町が使う予算が175億円もある。この予算をできるだけ地元企業や業者に発注して、地元企業が元気になり、そのことが地元の雇用や町の税収の増加に貢献する。このような配慮は当然だと思いますが、この点について、なぜ琴浦町に一銭も税金を払わず貢献してない業者を指名するのですか、お答えください。


 担当課の資料によれば、当初4社の指名の稟議が指名審査会で3社追加されて7社の指名となっています。しかし、追加された1社は入札を辞退しています。


 この県外業者、玉屋という会社の倉吉出張所は、電話と机だけのペーパーカンパニーならぬペーパー出張所です。入札申請書の住所は、別のアルミサッシ業者の作業場です。琴浦町の指名競争入札参加資格申請手続によれば、17年度と18年度の指名申請は平成17年1月4日から3月31日までとなっています。ところが、にもかかわらずこの玉屋なる会社が指名業者として登録を申請したのは17年7月21日です。提出期限をとっくの昔に過ぎています。分庁舎の備品調達の入札の4カ月前です。


 また、町の入札手続を定めた基準では、入札参加資格が定められています。その中に、参加を希望する営業種目が物品販売及び役務提供であって、願書提出日現在において参加を希望する営業内容の契約実績があるものとなっています。この玉屋倉吉出張所の指名申請書類の提供を求めこの点を調べてみると、琴浦町及び鳥取県中部における営業実績が全くありません。なぜこのような業者を指名候補として登録するのか。また、なぜ17年度のこの種の入札にこのような業者を指名するのか、町長の明確な答弁を求めます。


 昨年11月21日に行われたこの入札について、もう一つお聞きしたいことがあります。


 それは、実は指名されたのは7業者でした。そのうち、わかっているだけでも入札参加申請期日、つまり3月31日ですが、これを過ぎて申請した業者が2社あります。そのうちの一つの業者が一番札を入れた業者で、この業者は先ほども言いましたが申請期限を4カ月も過ぎてからの申請でした。


 私は、今回の備品調達のための入札について不可解なものを感じます。松江に本社があって、倉吉に実態のない電話と机だけのペーパー事務所を締め切りを過ぎても指名申請手続をする。そんな会社が簡単に指名される。そして、あっさり地元業者を出し抜いて仕事を持っていく。ここには何か深いものがあるのではないかと疑わざるを得ません。


 さきに上げた指名競争入札参加資格申請手続によれば、更生会社または再生会社の入札の資格について定めている項目があります。これは、経営が行き詰まり、会社更生法や民事再生法の適用を申請して更生、再生した会社の入札参加資格を規定したものですが、更生、再生していないものを指名に加えることはできません。


 もう一つの業者は、指名申請が6月6日の申請で今回の入札を辞退しています。指名審査会は本当に審査して能力のある業者を示したのでしょうか、この点も端的にお答えください。


 次に、随意契約の問題に移ります。


 現在、琴浦町の保有する車は、各課がそれぞれ購入した業者に随意契約で車検などを出しているそうです。ところが、旧東伯のタイヤショベルとロータリー除雪車の点検修理が本年度から町内業者から倉吉の業者に突然移されています。仕事を取り上げられた業者は、町のロータリー除雪車などの修理代で高い固定資産税を払おうと思っていたが残念だと言っておられます。この業者は、町の保有する除雪車の車検証も保管して、ずっと点検整備に携わってきた業者であります。この件は建設課ですが、なぜ町に貢献しない町外業者に仕事を一方的に移すのか、このようなことをしてどうして町内業者の育成ができるのか、答えてください。


 私は、除雪作業に従事するオペレーターの方からも話を聞きました。彼の話は、除雪中に故障した場合、近くの業者に頼めばすぐ駆けつけてくれる。よその町から来れば時間もかかる。作業が終わって調子が悪いところも直接伝えられるなど、なぜ地元に業者があるのにわざわざ遠い業者に頼むのか、全く理解できないと話しておられます。この点についてもお答えください。この点はまずここら辺で終わります。町長の答弁を聞いて、さらに議論を深めたいと思います。


 次に、売り場面積5,000坪、1万5,000平方メートルの超大型店プラント−5の出店問題について質問します。


 大型店の出店を規制する法律がなくなり、大型店の出店が野放しとなり、全国で深刻な商店街の破壊が進んでいます。このような中にあって、商店街を守ろうという運動が各地で強まり、その運動に押される形で政府・与党は今の国会に都市計画法の見直しを提案しています。改定案の内容は、都市計画法で定める12種類の用途指定地域のうち出店できるのは3地域となります。今回の改定で、売り場面積1万平方メートルを超える超大型店が出店できる地域は87%から3.5%に激減します。今回の規制強化には抜け道も準備されていますが、一方で大型店の出店が広域的影響を与えるような場合の用途変更は、都道府県知事の関与が強まります。また、周辺市町村の意見を反映できるようになりました。


 私は、この都市計画法の改正で大栄町の大谷に出店が申請されていたプラント−5の出店が今後どうなるかについて調べてまいりました。


 都市計画区域の市街化調整区域と都市計画区域外が我々の地方では問題となります。今回の改正案では、市街化調整区域が原則不可から原則不可の徹底に規制が強化されます。また、この地域に該当する市街化調整区域の中の指定なしの白地地域は制限なしであったものが原則不可になり、出店ができなくなります。都市計画区域外の指摘なしの白地地帯も同様に、制限なしから原則不可と規制されました。


 北栄町の松本町長は、新聞報道によれば、プラント−5の出店に前向きな姿勢を示していると報道されています。


 そこで、北栄町の都市計画の線引きがどうなっているかが問題になり、調べてまいりました。それによると、旧北条町の全域が都市計画区域で、土地の利用区分は市街化調整区域の指定なしの白地地域です。旧大栄町では、県道倉吉東伯線より北側が都市計画区域で、土地の利用区分は市街化調整区域の指定なしの白地地域となっています。つまり、北栄町の出店可能地域は、すべて今回の都市計画法の改正で制限がなかったものが原則不可になるということがわかりました。原則不可の地域でも、土地の用途地域の変更や地区計画の変更で出店が可能になるという抜け道も用意されています。


 そのほかにも、農業関係で農業振興地域の除外の問題や農林補助金を投入した畑地かんがい事業の補助金返還などの問題もあります。事実上、北栄町の出店はできなくなると思います。いずれにしても、地域の商店を焼き尽くす焼き畑商業と言われる超大型店の出店に歯どめをかけることが可能になったわけであります。


 そこで、田中町長にお聞きしますが、プラント−5のような超大型店の出店について、周辺市町村の意見を反映させる道が開かれますが、あなたはどのような意見の反映を考えておられますか、お答えください。


 次に、3つ目の問題に移ります。この問題も非常に深刻な問題です。


 まず最初に、合併した琴浦町の人事管理、定員管理についての考え方を質問します。


 小泉政権は、小さな政府の実現といって公務員と民間労働者を対立させる手法で、大幅な公務員の削減や民間業者と公務員が競争して入札で公の仕事をするものを決めるという市場化テストを導入しようとしています。


 また、地方には2005年3月に地方行革推進のための指針を発表し、すべての自治体に2005年から5年間の改革集中プランを策定させ、職員の削減、業務の民間委託と民営化など住民の暮らしと福祉の切り捨てにつながる行革を強行しようとしています。


 この間の構造改革により、民間への開放でどのようなことが起こったでしょうか。建築確認を民間任せにして、耐震偽造問題が起こりました。金融の規制緩和でライブドア問題が起こりました。安全性を無視した牛肉の輸入再開は、危険部位つきの牛肉の輸入でした。これらはいずれも国民の安全、国民の利益に反することばかりで、新自由主義と呼ばれるアメリカ言いなり、大企業優先の政治である偽装改革の弊害が一挙に噴出したものであります。


 琴浦町では、職員給与を人事院勧告に従い4.8%賃下げの上に、一律2%のカットを労使が合意したそうです。17年度の琴浦町の職員の給与ベースは、国の賃金を100としたラスパイレス指数で92.7%だそうであります。県内の平均は96.9%、県内市町村平均を4.2ポイントも下回る数字であります。それをさらに一律2%カットして、おまけに駐車料金として毎月1,000円も徴収するそうであります。町長は、これからの琴浦町の定員計画、人事管理をどのようにしようとしているのか、基本的な考えをまずお聞かせください。


 続いて、臨時職員の問題について質問します。


 琴浦町には、保育士を初め多くの臨時職員が働いています。その労働条件は、本当にひどいものとなっています。どのような労働条件なのかを少し紹介して質問したいと思います。


 臨時職員は、毎年4月に書類審査と面接により1年間という条件で採用されます。4カ月ごとに1日から2日休ませて、一たん雇用関係を切ったようにします。そして1年たった3月31日に完全に雇用関係を切り、雇いどめにします。しかし、人材が要らないかといえばそうではありません。雇いどめが迫る中で、次の年の臨時職員の募集を2月には並行して行います。毎年この繰り返しが続きます。労働条件は、日給で17年度が6,300円、月に20日働いたとして月給は12万6,000円、有給休暇は年間12日、ボーナスのかわりとして20日分の賃金が支給されます。年収は税込みで151万1,000円、正職員の保育士の初任給の67%で、永久に給料が上がりませんから、同じ仕事をする正職員との賃金格差が年々拡大してまいります。


 琴浦町の保育士でフルタイムで働いている人は103人です。そのうち、臨時保育士は41人もいます。率にすると、4割がこのような不安定で低賃金の過酷な労働条件で働いていることになります。


 同じ臨時職員でも、なぜか格差があります。図書館司書と学校用務員は月額15万2,600円となっています。なぜ同じような資格を持つ臨時職員の賃金に格差があるのでしょうか。私は、まず町長さんに聞きたい。これらの臨時職員は公務員法上の臨時職員なのか、それとも労働基準法が適用される職員なのかどっちでしょうか。その点についてお答えください。


 さらにもう1点は、このような労働条件で、少子化対策、子育て支援が叫ばれる中で行き届いた保育が保証できるとお考えでしょうか。現場では、同じ仕事をする正職員と臨時職員が一致団結して子供たちに行き届いた保育を実施しているのでしょうか。


 私は、琴浦町の臨時保育士の賃金水準の低さについて2つの角度から検証してみたいと思います。


 一つは、最低生活、つまり生活保護基準のことですが、生活保護でいう最低生活の水準と琴浦町の臨時保育士の所得水準の比較です。いま一つは、25カ国が加盟するOECD(経済開発協力機構)の発表する貧困層の水準との比較です。これはパネルにしましたので、パネルを使います。議場の皆様には、同じものが資料として配られています。


 まず、訂正をさせてください。164万円と158万円の棒グラフの高さが逆になっています。違いは6万円なんですが。これが単身世帯、2人世帯、3人世帯、いずれも母子家庭を想定をいたしました。母子家庭の2人世帯は3歳の乳幼児、3人世帯は小学生1人、中学生1人という制度設計であります。


 まず、この最低生活の生活保護は冬季の暖房加算をしておりません。それから、この臨時保育士の年収の中には、児童手当は含まれていません。そこら辺の違いは多少あるかと思います。


 まず、単身世帯ですが、OECDの最低生活は、税込みで158万円です。琴浦町の場合は、これが164万円で6万円だけしか上回らない。しかし、最低生活の生活保護は87万円です。これは自家用車はだめです。持てません。貯金もだめです。これに民間アパートにでも入ったりするとてきめんに最低生活がはね上がる、こういうことであります。


 それで2人世帯になってきますと、OECDの最低生活貧困層は216万円、税込み。生活保護は140万円、非常に低いです。それに臨時保育士が1人の幼児を抱えながら生活する場合には164万円であります。OECDの水準から比べて53万円も低い水準であります。


 3人世帯になってくると、琴浦町の臨時保育士の賃金では最低生活、生活保護も、それからOECDでいう貧困層もすべて下回ります。OECDの比較でいくと100万、生活保護でいうと35万円も差があるという内容であります。


 このような働かせ方は、日本中に蔓延しているんです。フリーター、派遣労働、業務請負、アルバイトなど今では若者のうち2人に1人、勤労者の3人に1人はこのような不安定、低賃金の雇用となっています。このようなことで、果たして結婚して世帯を持って子供を産んで育てることが可能でしょうか。人口の減少を食いとめ、少子化に歯どめをかけることが今日ほど重要なときに、このようなことでいいのでしょうか。


 そこで町長、この臨時保育士は、先ほども質問しましたが、公務員法が適用されるのでしょうか、それとも労働基準法が適用されるのでしょうか。この町のフルタイムで働く保育士が4割、このような状態で果たして質の高い保育が可能なのか。どう考えておられるのか、お聞きします。


 私は、このような不安定な立場の職員の労働条件を抜本的に改善することなしには、こういう住民が望む保育サービスを町民に提供できないと思います。保育士資格や図書館司書の資格を持つ職員は、嘱託職員として経験年数を待遇に反映できるようなそういうシステムにする必要があるかと思います。町長の考えをお聞きしたいと思います。


 4つ目は端的に質問したいと思います。


 提案された一般会計は、現在執行中の17年度の予算と比べて20億円も規模が縮小しています。原因は三位一体改革によるものなどですが、地方が兵糧攻めに遭っているということは変わりありません。そのような中にあって、いかに効率的な行政運営を行い、住民サービスを確保するかが最大の課題になってくると思います。


 そこで、町長がその気になればできることとして、町長専用車の廃止に踏み切られてはどうかと思います。町長が運転手つきの専用車を使うのは、せいぜい県内に行くときに限られると思います。そうであるなら、タクシーを利用するなどして町長専用車を廃止して町民に対して町もしっかり節約しているぞという姿勢をこの際示してはどうかと提案をしたいと思いますが、いかがでしょうか。


 最後の問題はごみ袋の問題です。ごみ袋については、合併協議で東伯の例によるという取り組みが行われています。しかし、町内の女性の方の集まりや女性に限らず男性の方からも、今のごみ袋はすぐ破れる、何枚も捨てなければならないといった苦情が広範にあります。担当者に話を聞けば、合併協議では東伯の例によるとなっていたごみ袋は、厚さが0.03ミリでした。ところが、入札したものは安い0.02ミリのごみ袋です。薄いものが安いのは当たり前で、安かろう悪かろうで破れてはいけないと思います。この問題をどのように改善しますか。


 また、形状についても工夫の余地があるように思います。それは、切れ目を入れるなどしてごみ袋の口を結びやすいものとする、こういう改善をしてはどうかと思いますが、身近な問題ですからきちっと町民の声に耳を傾けて、聞き届けて改善するように求めます。


 以上、5点の質問をいたしました。田中町長になって、東伯ハイツの家賃の見直しなど私の指摘したことに対して改善すべきものは改善するという姿勢を感じます。当然のことだと思いますが、田中町長の率直な答弁を期待し、演壇における質問といたします。答弁を伺って、さらに議論を深めたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 多岐にわたっての御質問でございました。お答えをさせていただきたいと思います。


 まず、第1点の琴浦町における指名競争入札、随意契約についてでございます。


 予定価格の決定の仕方について、おかしいではないかというようなことでございました。今、職員から聞きますと、設計金額が660万円であった。そして、それをもとに町長が予定価格を設定をしたということでございます。予定価格が660万円であったということでございます。まずそこの部分をお答えしておきたいと思います。


 さらにまた、町外業者が指名願の申請期限を過ぎてからの申請でなかったかということでございます。これにつきましては、申請期限が過ぎていても本来から受け付けをしていたというようなこともあるようでございまして、その辺につきましては担当課長の方からまた御説明を申し上げさせていただきたいと思います。


 議員御指摘のように、原則として私どもは指名につきましては、特殊な技術または機械等を必要とする場合等以外、特別な理由がない限り原則として町内、そしてその次に中部地区、そしてそのうちに県内、その後で県外業者というような優先順位を決めているところでございます。


 予定価格につきましては、工事では国県等の積算基準に基づいた設計単価をもとに決定しておりまして、このことによりまして、そういったものにつきましては一定の利益が保障される仕組みになっているというふうに考えております。


 備品、物品につきましては、仕様書に基づきましてカタログ、見積もり等を参考に決定をして予定価格を決めているということでございます。積算基準や歩掛かり等のない特殊な物件につきましては、今までの事例等を参考にしながら決めさせていただいているということでございます。


 それから、先ほど公用車の修理につきまして町外業者にという御指摘がありました。除雪機械につきましては、車の車両部分につきましては町内で十分対応できるんでありますけれども、特殊車両でございまして、そこの部分につきましては専門業者で点検や検査を依頼しているという今日までの状況がございます。専門業者で専門的な知識や技術を持っているところに出しているという今日までの状況がありますので、御理解を賜っておきたいというふうに思います。


 それから、車検、修理についてですが、特に車検等につきましては、いろいろ町内同業者の皆さんから私にも意見が上がってきております。9番議員さんのみならずいろいろ私どもも聞いているところでございますが、これにつきましては新年度から参加希望等業者をまとめまして、受注機会が均等になるような正しいローテーションを考えてみたらどうかなというふうに思っているところです。おっしゃるようにいろいろ車検業者等もあるわけでございますから、いかにもたくさんの業者がある。希望業者等につきましては取りまとめまして、ローテーションを組むというようなことも考えてみたらどうかなと、新年度からですね、そういう思いがしておるところでございますが、消防車やあるいはまた先ほどありました除雪車や大型バス等につきましては、特殊車両につきましてはローテーションということでなくて、特殊な技術を持った業者にお願いするということになるのかなというふうに思っております。


 次に、都市計画法の改定提案を受けまして、超大型店プラント−5の出店についての町長の考えということであります。


 都市計画法の改正によりまして、大型集客施設の立地に向けて市町村が商業地域を設定するなど都市計画を変更する際、都道府県が周辺市町村の意見を聞き変更に同意するかどうか決めるようになる。先ほど御指摘のあったとおりでございます。


 倉吉商工会議所を初め東伯郡内の全商工会が出店に反対している状況の中で、プラント−5の出店は私は非常に厳しくなるのではないだろうかというふうに思っております。


 影響はどのようなものになるかということでございますけれども、御案内のようにあすこにそういう施設ができますと、我が町も相当大きな影響を受けるんではなかろうかなというふうに思っております。


 昨年の10月に開催されましたプラントの経営戦略と地元商業者の対応ということで講演会がありまして、講師の中小企業診断士が作成されましたプラント−5の大栄店が出店した場合、地域個人業者への影響の推計では、我が琴浦町は大体プラント−5が予定をしている80億円の売り上げの20%ぐらいが影響受けるんじゃないかということでありますけれども、私は20%程度ではないであろうと。実態的には、もっと大きな影響を受けるのではなかろうかなというふうに思っておるところでございます。


 琴浦町長として、どのような意見を反映させるつもりかということでございますが、これにつきましては東伯の商工会、赤碕の商工会、旧町時代、平成15年10月にそれぞれ進出の反対を大栄町長になさっているところであります。そういったようなことを考えますと、当然、新しい町の町長といたしましても町の影響等を真剣に考えますと、これは私のできる力であれば阻止に向かって頑張らなければならないというふうに考えているところであります。


 さて、人事管理、とりわけ臨時職員の待遇についてでございます。


 まず、お尋ねの我が町の臨時職員というのは、とりわけて保育現場におきましてはこれは労働基準法でなくて地方公務員法の適用になる臨時職員でございます。いかにも御指摘のように、心の痛む部分でございます。できれば本当に全職員、全部の皆さんにおっしゃるような待遇をしてやりたい。しかし、御案内のように厳しい財政状況というものが取り巻いている。


 加えて、定員管理についての基本的な考えを問うということであります。我が町の定員管理につきましては、280の定員が条例で決められております。この280の定員をいかに少なくしていくかということと、財政再建の道筋をいかに歩むかということは非常に大きな関連を持って迫ってくるわけでございます。


 したがいまして、さきの冒頭の議会で申し上げましたように、職員に対しまして退職勧奨等も行って、そして280の定員をいかに少なくしていくかというようなことにも真剣に取り組んでいる段階でございます。


 もう一つは、一生懸命働いていただいているその臨時職員の皆さんの立場というものも、先ほど言いましたように本当に胸が痛むんでありますけれども、臨時職員という立場はあくまでも臨時職員でありまして、少なくとも新しい職場が決まるまで、新しい職場を求めることができるまでの職の提供を私どもが担っているというふうに思っております。できるだけそういうことではみずからが新しい職への道を頑張って切り開いていただけたらというふうに思うところでございます。


 さらにまた、嘱託職員にしないかということでございますけれども、臨時職員は立場が悪くて嘱託職員になると立場がよくなるかといいますと、法的にはこれは余り立場が変わらないのではないかなというふうに私は認識をしているところでございます。


 とはいいましても、本当に頑張っていただいている人たちのことを思いますと、このままでいいのかということは決してこのままでいいとは思っておりません。定数の関係等もありますけれども、早期退職等を募集する中で、あるいはまた今日、昨年の欠員不補充等を重ねる中で、幾分かの280が今260数人になっておるのでしょうか、そしてまた本年度末にはさらにそれが240人ぐらいになるというような状況であります。保育所のありようというものを考えるにいたしましても、全部が全部保育所を民間委託というようなことは考えてはいけないというふうに思っております。そういった考えの中では、断層をつくらない、職員間に断層を余りつくったら今後の運営が非常に厳しくなる。そういうことを考えますときにはやはりここは門戸を開いて、臨時職で頑張っている人に限らず、保育士を目指す人たちにある程度門戸を開くということも必要ではないのかと。そういうことで、ぜひ18年度には保育部門の募集をかけてまいりたいと。少しでも今日頑張っている人たちに夢の持てるような施策というものも必要ではなかろうかなという思いでございます。


 おっしゃるように、生活保護との比較とかいろいろありますけれども、この道そういう財政状況の中でございますので、少なくとも職員の皆さんに、今度合併して初めての私は採用試験になるのではなかろうかというふうに思いますけれども、頑張って受かっていただく、少しずつでもそういったものを穴埋めをしていく、そういうような形に取り組んでまいりたいというふうに思っているところであります。


 町長専用車を廃止しないかということでございまして、いかにも町長専用車を廃止すれば財政の効率化につながるのではないかという御指摘でございます。


 そういったこともうなずけないわけではないわけでありますけれども、町長車というのは本当に一日のうちに5回、6回場所を変える、いろんな会合等に行くまでに、その車の中でいろいろ考えなければならない。あるいは行った先で運転手にもそれなりの手伝いをさせなければならない、仕事をさせなければならないというような場面も、非常にタクシーを利用した場合等と比べてみますと、実際にタクシーを利用した場合と比べてみますと、運転手も臨時職でございますし、そんなに大きな差は出ない。タクシーを利用した方がかえって高く上がるような状況が計算するとあるわけでございます。少なくとも、今ある町長車をやめてまた次なる新しい町長車を買って、広い車を買ってというようなことになりますと、これもまた大変な負担になるわけでございます。今はそういった町長車の利用の質あるいは頻度、そういったようなものを考えますときには、どうしても私は事務の執行上必要な道具であるというふうに考えているところであります。


 ごみ袋でございます。ごみ袋の規格につきましては、旧東伯町では0.03ミリ、赤碕町は0.02ミリでございました。東伯町は少し大きかったというようなことがあって、ところが旧東伯町のごみ袋の場合は、納入業者に聞きますと炭カルが入っているために裂けやすいと。0.03ミリ以上でないとだめだけれども、炭カルを入れなければ0.02ミリでほとんど強度に影響はないという回答があったわけでございます。しかし、実態としてやってみますと、おっしゃるように大変破れていけないという苦情がたくさん来ているわけであります。


 であるならば、やはりもとの0.03ミリに戻して破れないごみ袋を考えなければいけないのではないかなというふうに思っておりますが、しかし今日の状況の中で非常に油代とかそういったものが上がってまいりました。そういった状況の中で、ある程度値上げをしなければこのごみ袋を新しくするということについても無理がいくのでないかなというふうに思っているところであります。現在の価格よりか若干値上げをしながら、おっしゃるように0.03ミリにし、あるいは結びやすい形にしていくということを考えてまいりたいと思っております。


 とりあえずの答弁にかえさせていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 助役、山下一郎君。


○助役(山下 一郎君) お答えをいたします。


 入札に関連のことでありますけれども、町長が申しましたように基本といたしましては町内業者に発注というのは最も基本的なことというふうに考えております。


 今回のこの入札の問題というのは、根拠といたしましては琴浦町の財務規則にその規定はあります。財務規則を受けまして、琴浦町の建設工事等発注要領の中、それをもとにし、指名審査会の中で協議をして決定をするということになっております。予定価格が500万円以上1,000万円未満の場合には、4社以上の指名ということがあります。基本的には町内ということでありますけれども、4社以上ということの中で、やはり町内、その次は町外ということでなるわけでありまして、このような指名の仕方をいたしました。


 それと、この審査願につきましては、随時受け付けをしておるところであります。率直に申し上げますけれども、例えば町内だけで発注するような場合に、この町内でこの業者に発注したいんだけれども指名願は出ておるかいなというような場合、ああ、まだ出てないというようなことであれば、逆に町の方からそういう指導もしながら、基本的にはその町内優先ということを徹底するような形でしております。基本として、そのことというのはもう変えておりませんので、そのことにつきまして御理解をお願いしたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(福本 宗敏君) 10番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) 私が指摘をした点で、やっていることと答弁が違うんではないですか。町内業者、町内業者で足りない場合は中部、中部地域でも足りない場合は県内、そしてその次が県外と、こうなるわけですが、この玉屋なる会社は県外なんです。そういう原理原則を踏み外してやってる。最初から指名の稟議に入っておる。これはこのテレビを見られた町民の方は不思議に思われると思いますよ。だから私言ったように、175億円の全体の予算だと。その予算をどう町が活性化するように使うかというのが町に課せられた最大の責務じゃないですか。それをトンビに油揚げのように一銭も税金を払ってない業者が指名審査締め切りを過ぎても指名願を出して、それをあっさり指名する。トンビに油揚げだと。ねらいは本庁舎の備品ですよ。これは非常に重大なことです。


 2月21日の日本海新聞、愛媛県伊方町で町発注の公共工事をめぐる町長の汚職事件が起きて、贈収賄で逮捕されたというようなことです。ある建設会社は100万円のわいろを贈って、町発注公共事業の指名に入り込んだ。そして発注工事の落札がほとんどなかったものが起こっているということであります。


 刑法96条の第3項、第2項、競争入札妨害罪、談合法というのがあります。2年間の懲役または250万円以下の罰金に処す。談合で決めた内容に従って行動していない場合でも、話し合いに加わったと認められれば適用される。


 3月7日、日本海新聞、入札妨害で元助役逮捕。兵庫県揖保川町、現龍野市です。発注工事に絡む汚職事件で、県警捜査二課が競争入札妨害容疑で龍野市揖保川町元助役兼収入役逮捕と。町道改修工事の指名競争入札で、指名業者選定委員会の委員長だったと、この人は。ライバル会社を入札業者から外して、入札しやすいようにしたと。こういう記事があるんですが、ここに倉吉市議会に、井木、馬野、高野、三社の要望書が出ている。倉吉出張所があって、市に対して税金払ってるんだから、市以外の業者である我々も指名してくれというお願いの文書です。このように大変厳しい経済情勢の中で、町の発注する仕事というのは本当に地域経済にとっては極めて重要なことなんですよ。


 それで先ほどもるる言いましたが、定価は1,000万円ほどです。予定価格、設計金額にするとそれが660万になって、さらに予定価格で60万切られて、そんな足切りをするから利益がなくなっちゃって、99%で落札しないかんという談合が起こるんですよ。ところが、その価格をもさらに下回って7割の入札になっちゃう。これはこの件をとって、次の本庁舎に備えようということにほかならないんじゃないですか。私は、そういう金品の授受があったとかどうとかこうとかということはわかりません。しかし、今まで言ってきたような情況証拠から見ると、いかにも不自然でしょう。どうして県外業者のペーパーカンパニーの出張所、電話1つ、机1つのような業者、出張所が駆け込みで申請して、それを何で指名するんですか。指名しなきゃならないわけがないじゃないですか。だからここには裏があるんじゃないかなと疑わざるを得んじゃないですか。言ってることとやってることと違うんですよ。どうですか、その点は。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 先ほど日本海新聞の記事等を引き合いに出されましたけれども、私は言っておることは本件の場合はそういうことは決してないというふうに確信をいたしております。


 ただ、県外の業者から指名願が出されたと。そしてそれをしんしゃくされて、机1つ、電話1本ということは私どもは知りませんけれども、それらをしんしゃくされる中で指名に入れられたと。


 いかにも、高くても安くても納入に係るお金は全部税金であります。そういうようなことを考えますときに、いかに安く入れるかということを町長の立場として考えないものは私は仕方がないことだというふうに思っております。しかし、このことが決して本庁舎につながっていくというようなことではないと思っております。決して本庁舎につながるとは限らないというふうに思っております。そういうことで、指名願が出されてからしんしゃくをして、町長の方で指名をしたということで御理解を賜りたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 10番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) 赤碕地域コミュニティーセンターの備品購入業務であります。旧赤碕の建築は、桑本賢一設計事務所にすべて落札になっています。斎場に赤碕中の耐震改修にこのコミュニティーセンターです。ここには、いろいろ聞いてみますと創賢会という会があるそうです。「そう」は「創」、「けん」は賢一の「賢」、なかなか政治力を発揮するとかいう影響力の強いところだそうであります。こういう状況なども踏まえて、どうしてこういう先ほども言った県外業者で、中部の実績がなしで、中部の出張所はペーパーカンパニーみたいなもんだと。それを合併調整課は初めから指名に入れている。それでこの指名審査会は、さらにそれに3社加えて7社にした。ここで辞退したのは旧赤碕の店なんですが、これはそういう能力がもう既にない。これも期限過ぎてから出させたという感じがする。これは6月6日だが、その6月6日の筆跡が申請者と違うように思う。一体何をやってんですか、あなたは。こういうようなことをやっていて、町民の理解得られませんよ。地元の業者がなっていくようにするのが町の責務でしょうが。幾ら安けりゃいいというもんでないでしょう。安けりゃいいんだったら、一般競争入札にしてオールジャパンでやったらいいんですよ。それじゃ町がなっていかんわけでしょ。そのために指名入札するわけでしょ。その指名にそんなとんでもないもん入れたらいかんじゃないですか。裏があると思うのは当たり前じゃないですか。これは重大な問題です。そういうくされ縁を切って、公明正大にだれにでもきちっと説明できるような事業の発注の仕方をやらないといけないと思いますが、そこら辺の決意をきちっと言ってください。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 旧赤碕の建築は云々ということがありましたけれども、決して特定業者だけではございません。例えば保育所であるとかあるいは道の駅の施設であるとか、いろんなところがあります。コミュニティーセンターばかりじゃありません。そういったことで、特定業者だけがさも設計をしたようにとられておられますけれども、決してそうでないということをまず申し上げておきたいというふうに思います。


 それから、裏があると思われるのは当たり前じゃないかということでございますが、これは私も決して裏があるというようなことは思っておりません。ただ、指名願が出された業者を対象として検討した。そしてその結果、町内業者ばかりでなくて何社か加えられたということでございまして、決して談合があってどうのこうのというようなことはないと私は信じておるところであります。おっしゃるように、なるべく私も町内業者の皆さんにとってほしかった。当時の助役でありますけれども、助役の立場としては町内業者の皆さんに頑張ってほしかった部分であります。おっしゃるような、先ほどいろいろ提言をいただきましたようなことをまた参考にしながら、本庁舎のころには指名には取り組んでいきたいと思っております。


○議長(福本 宗敏君) 10番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) この入札問題、随意契約の問題は理解をしたから終わりますが、いろいろ弁解をされてるように思いますが、これは大きな問題です。今後また引き続き、私も町民の目線でチェックをしていきたいと思います。


 プラント−5の問題ですが、これは阻止に向かって頑張っていただくということですから、頑張っていただきたいと思います。


 要するに、そういう焼き畑商業というような問題があって、やっぱり運動が全国で広がって、このままでは町が壊れてしまうという中の反映でありますから、大いにこの改正される都市計画法を活用しながら、地域の雇用や商業を守っていくために我々ももっと頑張っていきたいと思います。


 臨時職員の問題です。まず、地方公務員法だというふうに言われました。地方公務員によりますと、臨時職員の項は、任期が半年間、災害が起こったときなんか急激な人員の必要な場合に適用される内容であります。延長しても最長1年です。ですから、この地方公務員法を適用するんだとおっしゃいますが、続けて採用される職員もたくさんあるわけですから、地方公務員法を適用するということでなくて、むしろ脱法的にやっていく。こういう状態を、条例もない、証拠もない。これは法定主義からいうと大きな誤りではないかと思います。こういうことではだめですから、私が言ったようにそういう嘱託職員制度にしながら、その勤務経験を給与に反映させるような方法をとらないとだめです。4割も臨時保育士がいるんですから。4割ですよ。それがOECDで言う貧困層のラインになっている。最低生活の生活保護の基準に近づいている。これでいい保育できるわけないんですよ。


 後からこれを抜本的に改善するにはどうしたらいいかということを言いますけれども、そこのところを18年度は正規の募集を考える、こういうふうにおっしゃっています。それから、職員間に段差をつくってはならないと。いがみ合いをつくってはならない。そのとおりだと。ところが、小さな政府という小泉内閣が国民を公務員と民間労働者といがみ合わせながら改革を強行しようとするのが急速に強まってる。ところがチームプレーですから、保育は。こういう労働条件を放置すると保育所における事故なんかも考えられるんです。羽合町では、2年続けて園児が死亡しました。いろんな事故が考えられる。少なくとも、そういう同一労働、同一賃金にできるだけ近づけていく。そういうことを考えていかないと、雇用者責任があるし、行政として質の高い保育を町民に提供する責務があるわけですから、そのところをひとつ強く強調したいと思います。


 次世代育成支援行動計画、これができました。できたてのほやほやです。それで、ここのところで、これ全体で、68ページの行動計画ですが、保育サービスの充実については、安心して子供を産み育てられる町にするためよりよい保育環境、保育サービスが提供できるよう重点的に取り組んでいく必要があります、こうなってる。


 保育士の問題については、保育士の資質の向上といって、保育士が高い保育の資質を持って保育を行うことが非常に大切なことだとして、よって専門知識や技術を習得し、保護者に対する保育指導、相談、助言を的確に行うことができるよう研修等を通じて資質の向上に努めますと、こうなってる。これだらだらだらだら書いてあるけど、中身がないんですよ。じゃ4割を占める臨時保育士はどうするんだという、これは当然この行動計画の中に触れられてもいいんでしょ。なぜ触れないんですか。


 これ私は、保育を考える会の鳥取県の集会に参加しました。ところが、県内にはすぐれたデータがあるんですよ。例えばこれなんです。鳥取県内保育園保育者の保育意識調査結果報告書、鳥取大学地域科学部保育学研究室、村山祐一先生。物すごいデータがあるんです、全国調査も。これ琴浦町の保育士のこういうつくった人は、全く手にもとってないんじゃないですか。今の父親がどういう状態なのか、いろんな角度から保育士の悩みだとかあるいは子供を保育所に預ける人の悩み、苦しみ、いろんなことが全部出てる。そういうデータをなしに、もうありきたりでこういうふうな時期が来たからこういうペーパーをつくって、本当に中身がない。こういうことではだめだと思うんですが、どうですか、ここら辺は。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) いかに質の高い保育をするために欠けた部分があるではないかということでございます。


 議員のお説では臨時保育士ではというお説でございますけれども、質の高い保育をするために国の基準を上回って保育士を配備する。そして、それがなるべく保育士の資格を持っている人をお願いする。そういう配慮をしながら今日来ているわけでございます。質を落とさないための措置をそういうことでやっておるわけであります。国の基準を超えて、保育士ばかりじゃありません。いろんな資質を、例えば国の基準よりか2億数千万、町費を上乗せして保育所を運営しております。何も質を落とさないための一つの手だてでもあるわけであります。


 そこで、ありますように臨時という立場の保育士の取り組みをどうするかということになってくるわけでございます。少なくとも、私はこういう厳しい時代の中にあって、そういう立場であっても職を得て、そして次のステップを考える、そういうシステムとして機能をしている部分もあるではなかろうかなというふうに思っているわけであります。先ほど言いましたように、それが全部いいとは思っておりません。このままでいいとも思っておりません。そういうところを解決するためにいつも年を追って、4割も占めるような保育園であるということはこれもまた事実であります。年を追って、解決に努めていかなければならないというふうに思っております。


○議長(福本 宗敏君) 10番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) 国の基準を上回ってということが言葉に出ました。実は、保育所の設置の最低基準というのがあるんですが、これは59年前の基準が変わってないんですよ。だからこの基準を上回ったからといって、保育が十分できるというようなそういう考えを持ってもらっては困ります。これ戦後のすぐ後できた基準なんです。


 保育所は、よく調理室が要るか要らないかという議論が湯梨浜町なんかであったんですが、橋本元総理大臣でも、家庭に台所のない家庭があるかと。だから調理室が要るんだと明快に言ってる。だから子供たちが過ごすそういうスペースが、台所はもちろん要るし、そういうトイレや、それが今では遊戯をしたり保育するところと御飯食べるところとそれから寝るところが一緒なんですよ。それが約60年前の基準なんです。だから基準をクリアしてるから、守ってるからといって立派な保育をしてるということにはならないということをよく理解してほしい。


 それで、国からの交付税も含めて措置費なども含めて大きく変更されました。これが大きな原因で、町長さんの悩みもそこのとこにあるんです。私はよくわかってる。わかってるけれども、だからといってこういう状態を放置できないという質問をしてるわけです。


 70年代からいいますと、保育予算は幼稚園も含めてですが半減してます。以下ちょっと言います。後、簡単に感想を聞かせていただきたい。保育の問題は、少子化、子育て支援について重要ですからよく聞いてください。


 まず、EUの保育ネットワーク委員会が1996年に報告書を出しました。保育サービスにおける5つの目標として10年間の行動計画の提案をして、06年、ことしですが、目標達成年度。保育サービスの目標を達成するために、公的経費はGDPの1%を計上しという目標になってます。GDPの1%。この公的資金で3歳未満児の少なくとも15%、3歳から6歳児の少なくとも90%の子供が入ることのできる保育所をつくり、保育サービスを提供することを提言しました。


 EU各国は、2006年に向けて抜本的な保育改革が展開されています。GDPの1%というEUの目標に照らして日本の保育予算がどうなっているかを見てみますと、03年度は公立・私立保育園運営費の総額のうち公費負担分は8,440億円で、GDP比の0.16%。同じく公立・私立幼稚園運営比の中に占める公費負担分は4,585億円でGDPの0.09%しかない。保育所と幼稚園の運営費の合計のGDP比は0.47%でしかありません。そのうちの公費負担分は1兆3,225億円で、わずかに0.25%にすぎません。この0.25%という水準は、70年代の半分なんです。だから予算が苦しくなるんです。日本の保育所と幼稚園の普及率は、ゼロ歳から2歳までで14%、3歳から5歳で85%で大体その目標はEU並みだと。しかし、保育園と幼稚園の公費負担がGDPの0.26%というのは余りにも貧弱。日本のGDPはおよそ513兆円余りですから、保育予算をGDP比1%にすれば、ざっと5兆円ぐらい保育予算が必要となります。


 日本の社会保障費で1人当たり年間給付額を見ると、高齢者は240万円なんですが、これ高齢者が高過ぎると言ってるんじゃないんですが、子供には17万円しか使ってないんです。もっと子供に予算をつける必要があるのではないか。保育問題の改善を一生懸命運動している人たちは大きな目標としてGDP比1%を目指しつつ、当面GDP比0.5%になるよう予算の大幅増、現在の2倍を目指しています。これは町村も含めて一緒にやろうではないかと私は訴えたい。これが実現すれば、今取り上げた臨時保育士の問題も、50年間変わってないという保育所の最低基準も、保護者の負担軽減につながる保育料の抜本的引き下げも可能となるんですよ。


 子育て支援の途上国である日本、例えば日本の児童手当はスウェーデンの100分の1です。その一方で、日本の国会議員は在職10年の議員年金は年間412万円、議員年収は2,077万円で、いずれも世界一なんです。さらに日本共産党以外が受け取っている企業、団体献金、これを懐に入れながら、国民の税金である政党助成金まで受け取っている。


 本気で子供のための予算をしっかり確保することが、人口が減少局面に入った今、日本で一番重要なことではないかと私は思います。私は、そういう点で保育を考える皆さんとともに力を合わせて頑張るとともに、どうか町の行政においても保育にかかわる保育士さんたちもこの現実を打開するために一緒に国に向かって要求を突き上げていこうではないか。これが今、本当に求められると思うんですよ。どうでしょうか、この点について、町長さん、再度。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 保育行政のありようにつきましては、本当に数年前からどんどんどんどん補助金が削られて、そして一般財源化されてきつつあるというような中で、地方は非常に苦しんでいるという実情はございます。まさにこれらの解決策に向かって、私どもも考えていかなければならないし、国に強く要望も続けていかなければならない部分であるというふうに思っています。


 ただ、先ほど基準を守っているからいいというような考えではという御指摘がありました。決して基準を守っているからいいというふうには考えておりません。保育現場から上がってくるいろんな要望というものを、例えば身障者であると1人の子供であっても1人の保母をつけるという、状況によってはそういったような手だてをしながら今日まで来とるわけです。決して国の基準でそれで満足するというような保育をしているわけではございませんので、御承知おきを賜っておきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 10番、青亀壽宏君。


○議員(10番 青亀 壽宏君) 子育て、保育についての問題を取り上げました。大変深刻だし、住民、町もこぞってこの問題を解決のために頑張るということがなしにはあすの琴浦町はない問題だと思いますので、今後とも私も頑張っていきたいと思いますから、行政も余りよろいもかぶとも着ずに頑張るところは頑張っていく必要があるのではないかと思います。


 町長車の廃止ですが、私はこれはいろいろ、それはあれば便利なものでありまして、そういうことではなくて、こういう20億円も予算規模を縮小している、大変だということが起こっている中で、町が本当に真剣にこの財政危機をいかに合理的に効率的な行政運営して乗り切ろうとしてるかというメッセージを発するにはまたとない提案だと思いますので、提案をしたわけであります。


 例えば、米田町長が退任されたときに玄関に町長車がとまっておりました。まなびタウンで会がある、職員の方とのお別れの会がある。そこまでなぜ町長車に乗って行かれるのかと。そういうようなところで、改善すべきところは大いにあるんじゃないかと。


 田中町長に苦言を呈しますが、あなたが職務代理のときに赤碕分庁舎に出勤して、旧赤碕町長車でこちらの方に通勤されてきた。そういうことを目の当たりにした職員が、非常に批判をしておりました。そういうことですから、あなたは町長ですから、黒塗りの33ナンバーの高級車がそういう形で、じゃこれは普通の職員と一緒に車に乗ったり、あるいはタクシーを利用したりしながらやっていくんだというふうにすれば、あなたのこれからの町政運営のためにプラスになって、マイナスにはならないと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 職務代理者という立場は、まさに町長と同一だというふうに私は思っております。したがって、私が動くときに町長車により動くということについては、職員が批判をするのは私は当たらないと思っております。


 さて、タクシー等を利用してメッセージをということでありますが、単にメッセージというようなことのほかに、本当に実際に町長職をやっておりますと、5カ所6カ所動くときには、岡山に走らなければならない、日帰りで広島に走らなければならない、そういうときが年に数回あるわけでございます。そういったことを考えますと、何もタクシー等ほかの交通機関等というのは、また利用するときは利用するんでありますけれども、効率を考えたときには町長車の方が効率的だというふうに考えたときには町長車を使うということで、今日まで来ておるわけであります。


 メッセージとしては強烈なインパクトがあります。選挙のときに公用車を廃止しますよと立候補されて当選をされて、しかしやっぱり要るといってまた公用車をお持ちになっておる人たちもあるわけです。やはり職員も臨時職員というような形でやるようにしておりますし、なるべく金をかからないようにして私も使っているつもりであります。そういうことで、行政の効率化というものを考えれば、本当に費用対効果というようなものを考えれば、ここは公用車を廃止ということは考えるべきではないと私は思っております。


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○議長(福本 宗敏君) 制限時間になりましたので、ここで暫時休憩いたします。1時15分から再開いたします。


               午後0時15分休憩


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               午後1時14分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 通告3番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 質問に先立ちまして、本日の議会にこの議席の場を与えていただきました多くの町民の皆さんに感謝を申し上げます。


 なお、2代目町長として当選されました田中町長、当選まことにおめでとうございます。


 それでは、5点の問題について質問いたしたいと思います。


 まず、赤碕高校跡地について、町長、最初にイ、県立赤碕高校跡地について、琴浦町として県にどう対応されているのか説明を求めます。ロ、対応についてどのような内容か、年月日を資料に基づいて説明をされたい。ハ、県事業として宿泊の福祉施設を求められたい。ニ、民間に払い下げして福祉施設として設置を求める要請をされないか。


 2番目、赤碕中学校駅伝について教育長に答弁を求めます。


 赤碕中学校女子の皆さんが、全国中学校駅伝全国大会に出場されたことに対し、関係者の皆さん、選手の頑張りに感動を与えてくれました。心からありがとうと申し上げます。琴浦町民として、この上ない喜び、感動をありがとうと重ねて申し上げ、質問に入ります。


 イ、県予算助成に対してどう受けとめておられるか。ロ、町予算について。ハ、町長、教育長、教育課長を現地に応援されてはと思うが、答えていただきたい。ニ、現況をテレビ放映されてはと思うが、答弁を求めます。


 3、敬老会について、町長。イ、昨年、町民アンケートに、多くの方から従来通り復活してほしいという強い要望がありました。従来行われた赤碕、東伯地区別にされたい。ロ、従来の旧町の予算と集落で行われた予算を資料で説明を求めます。ハ、旧町のやり方がよいか、交付金で集落で行われるのがよいか、全町のアンケートを実施されたい。答弁を求めます。


 4番目、温泉について、町長。イ、予防は高齢者、障害者、心身ともに特に必要だと思う。町長の見解を述べられたい。ロ、農業、漁業の振興に必要な施設だと思う。所見を伺いたい。ハ、箆津灘白雪工場、赤碕生コン、湯坂地区関係者、地蔵町等の皆さんの声を直接聞かれ、現地を視察されるお考えはありませんか、答弁を求めます。


 5番、ナシ振興について、町長。イ、新品種、8月当初から出荷ができるすばらしい青ナシが県果樹試験場で開発されました。台風にも二十世紀よりは被害も少なく、8月上旬の青ナシ品種はほかにはありません。果樹農家は、価格の低迷で落ち込んでおられます。県も果樹振興に力を入れ、予算措置がなされています。町は、農協、普及所等とどのような対応をされるのか、具体的に説明を求めます。


 以上、5点について答弁を求めます。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) お答えをさせていただきます。


 赤碕高校跡地につきましては、19番議員さんから折に触れて質問をいただき、答弁もさせていただきながら今日まで来ているわけでありますが、現在は昨年の10月から管理棟が県の教育センターの分室として教職員の研修に活用されているところでございます。町としましては、従来から教育施設としての利用ということでお願いをして、今日に来ておるわけであります。


 経過でございますが、旧赤碕町の時代、平成12年度に県知事、県教育長あてに教育施設として利用ということで町長名で陳情書を提出しております。私が持参をしております。教育長とともどもに提出したところであります。また、平成16年度には県政に対する要望事項として提出もいたしております。


 琴浦町になりましてからも、知事にお会いしたとき等には話はしておりますが、昨年の8月23日の議会主催の知事と語る会の中で、知事もこの件につきましては焦らずに検討したいということのお話があったところであります。県の未利用財産検討委員会でもその後の動きがなく、教育施設ということに限らず、他の施設も視野に入れながら引き続き検討しているということでありますので、御了承賜っておきたいと思います。


 また、福祉施設ということでございますが、町内にも民間の福祉施設等が既にございます。さらに県営、民間ということで競合してはどんなものかなという思いがありますが、今のところ、先ほど申し上げましたように県の教職員の教育センターの分室として利用されているという現実がありますので、そこのところは今後の他の部分の事業につきましてどうなのかなということが、県のお考えがどうなのかなということを注目をしてまいりたいというふうに思っております。


 平成12年の10月の17日に県知事と県教育長へ陳情いたしましたのは、鳥取県に必要な人材育成、養成研修等を行う総合的な宿泊型の教育研修施設をぜひあの場につくってほしいという陳情をいたしました。


 それから、平成14年度と15年度に、2年間にわたりましてこの赤碕高校の跡地の問題、今のようなことを踏まえましてぜひ赤高の跡を活用してほしいということを自民党の鳥取県支部連合会を通じまして県政の場に上げていただいておるところであります。要旨といたしましては、赤碕高校跡地の不登校児童の対応、あるいは職員の研修施設へのリニューアルというようなことでございますが、そのときには不登校児童の対応施設というようなものを加えて検討してほしいというお願いもしたところであります。


 そして平成16年の8月には、県政に対する要望ということで県の町村会として、ひとり赤碕とか東伯ではなく、琴浦町でなくて、県の町村会の課題として県に教育総合研修センターとして活用してほしいというお願いを上げたところでございます。


 さて、敬老会についてでございます。


 昨年の12月の定例議会におきましても、前町長の方から19番議員さんに申し上げておりますけれども、75歳以上の高齢者は3,180人でございます。施設等につきましても困難がありまして、17年度につきましては各部落に1人1,000円の助成金を部落の区長さんに配付させていただきました。部落で敬老会等を実施されたところや、記念品を配付されたところもありました。老人クラブの役員さんが主になって実施されたり、保健師の講演や子供たちとの交流を取り入れて実施されたり、内容や方法は部落によってさまざまでございました。いろんな御意見がありましたけれども、部落で敬老会を実施したことによって多くの皆さんが参加しやすくなった、身近で非常に参加しやすくなったという喜びの声もまた聞こえている部落もあるわけでございます。


 これまで町で実施しておりましたときには、大体該当者の3割ぐらいの御出席でございました。ところが、部落や地域で実施されたところにお招きをいただいて参りますと、近くでやるということもあってでしょうか、そしてまた近くの身近な人たちが演芸等をなさるということもあってでありましょうか、大体7割ぐらいの人が、町で実施したときには行けなかった人たちが今度は近くで実施されるということで7割ぐらいの人たちが御参加なさっている。そういう姿を見させていただいているところでございまして、非常に私はやり方を変えて、御指摘のように問題点ということでとらえるなら問題点もありますけれども、いい面も出てきた面もあるというふうに思っているところでございます。


 従来の予算と集落で行われた予算を説明されたいということでございますけれども、旧町の予算につきましては、例えば平成16年度でいきますと旧赤碕におきましては243万7,291円、対象者が1,258人で出席者が405人。大体32%の御出席でありました。16年度ですね、旧町でやったときは32%の参加者でありました。それから旧東伯町におきましては、平成16年度は178万1,495円の予算を費やしております。対象者が1,872人で出席者が476人、この出席率が25.4%。旧東伯におきましては、25.4%の出席をもって町一本で取り組みがなされていたということでございます。


 旧来の予算と集落で行われた予算ということでございますが、集落で行われた分につきましては町が交付いたしました1人1,000円が基本となって、それぞれ部落の実情によって違いますけれども、部落で上乗せをされたところもありますし、部落よって違いますけれども、それぞれアイデアを出しながら取り組まれたということを聞いているところでございます。


 さらにまた、この敬老会につきまして、今、集落がよいのか、旧町のやり方がよいのか、全町にアンケートを実施されたいということでございます。


 先ほど言いましたように、今までのやり方でやっておりますと、例えば旧赤碕では32%の御出席だった。旧東伯で25.4%の出席しかなかった。それが部落や地域でやることによって70%を超える人たちの出席につながっている。そういうようなことを考えますときに、これをやり方を変えるという目的を持ってのアンケートはいかがなものかなというふうに思っているところでございます。


 さて、温泉についてでございます。予防は高齢者、障害者、年少者、心身ともに必要だと。町長の考えはということでございます。


 まさに予防医学、予防介護というのは本当に大切なこれからの行政の柱を占めるものになろうというふうに思っております。


 特にまた、温水プールというお話がございました。温水プールというのは、本当に予防医学の面からも大きな力になるということを伺っております。このたびの合併に当たりますところのまちづくり計画におきましても、この温水プールというものは視野に入れて計画の中に織り込んであるところでございますけれども、いかにもいいことではありますけれども、財政との絡みが生じてくるわけでございます。おっしゃるように、早い機会にこういう事業に取り組めるような、そういう状況になるように私も頑張ってまいりたいというふうに思いますけれども、その際には先ほどありましたように温水プールというのはじゃ温泉がいいのか、あるいは倉吉でやってるような方法がいいのか、あるいはそのほかにエコエネルギーを利用したいいものができてきはしないのか、そういうようなことがいろいろ考えられますが、いかにも今のところではこの温水プールにすぐにかかれるというような財政状況でないということを御承知おきを賜っておきたいというふうに思います。まちづくり計画等の中で、目指す事業として位置づけられているということは重く受けとめているところであります。


 ナシの振興についてでございます。


 本格的な苗木の供給等につきましてはことしの秋以降となりますが、その方向が大きく変わりました。供給の方法ですね。従来、県が3分の1、町が6分の1ずつの補助ができておったわけでありますが、その補助金の制度がなくなりました。県の補助制度がチャレンジプランという制度に一本化されたところでございます。より自立と自己責任のウエートを増すということで補助制度が一本化されたわけでありますが、これらの中にありまして、個人や生産部、さらに地域のグループが今の地域の特徴を生かし、生産、販売体制を見直し、チャレンジの精神で改革に取り組み、県の審査を通ることが条件となってまいりました。盆前出荷の青ナシあるいは赤ナシでどう販売戦略を構築し、もうかる農業をどう実践するか。このためにナシ農家とJAなどの農業団体や普及所やあるいは町とが歩調を合わせてブランド化を推進、おいしいナシや大玉のナシや珍しいナシを生産者と消費者が顔の見える関係をつくりながら出荷していく、そういうような農家所得につながる振興にこのチャレンジプランを通じて取り組んでまいりたいと思っております。


 具体的なプランでありますけれども、JAも合併が視野に入っていますので、琴浦ナシプランとして計画にのせたいと考えますが、その一つとして深溝掘り機械、オーガーと言っているそうでありますが、その導入であるとか、アメリカ系の栽培であるとかブランドナシの化粧箱であるとか消費者との交流、あるいはナシ料理に加えての推奨品目の夏きらりや赤ナシのH、秋栄、王秋等の苗木を組み合わせたプランの作成に関係機関と一緒になって取り組みたいと考えているところでございます。


 ひとまずの答弁にかえさせていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) 赤碕中学校の件につきまして、石賀議員さんにお答えいたします。


 石賀議員から先ほどもありましたけれども、赤碕中学校女子駅伝は県大会で優秀しまして、10年ぶりに昨年12月に千葉県で行われた全国大会に出場しました。これまでの参加した県勢女子最高と並ぶ17位タイということで、非常によく頑張ってくれたというぐあいに大変喜んでおるところでございますが、議員の皆様を初め多くの町民の方々に御声援いただきありがとうございました。


 さて、駅伝に限らず、行政とも大会選手の派遣費につきましては町といたしましては中学校体育連盟が主催します、そしてそれに準ずる大会としての全国ジュニアオリンピックカップ大会等に対しまして教育活動の一環として予算化し、派遣しているところでございます。


 御質問にありました県予算につきましてですけれども、県からの派遣費としましては中学校体育連盟が主催する競技につきましては、県の旅費規程に基づきまして引率教員の旅費が支給されますので、このたびの赤碕中学校の駅伝も中学校体育連盟の主催の大会でございまして、引率2名の教員につきまして県から旅費が出ているところでございます。


 選手登録した駅伝選手の8名につきましては、12月補正でお認めいただいたところですが、町から交通費、宿泊費、参加費、保険料などを出し派遣してきたところでございます。


 現地応援をしてはどうかという御意見でございますが、両中学校合わせまして、今御質問いただきました赤碕中学校の女子駅伝以外にも全国大会に出ますのはバドミントンを初めソフトボール、卓球、陸上、柔道、水球などの各競技が本年度も全国大会に出場したり、これから出場する予定となっております。また、春休みには大阪であります小学生全国陸上競技大会にも2つの小学校から出場予定となっているところでございます。


 このように、全国大会に出場する選手あるいは競技も多くございまして、会場まで出かけて直接応援してやりたいのはやまやまでございますけれども、難しい状況でございまして、そのあたりは御理解いただきたいというぐあいに思っておりますが、なお、赤碕中学校の女子駅伝につきましては、出発の前には町長とともに町長室で選手たちと会い、激励なり応援の言葉を贈り、帰ってきたときにはまた選手たちの報告を受けたところでございます。


 TCBの放映につきましてでございますが、今までこの赤碕中学校の駅伝に関しましては部活の紹介でありますとか、あるいは県駅伝大会等で放映されているところでございますが、議員御指摘のように選手の活躍ぶりを放映することはとてもいいことではございますが、今申し上げましたようにたくさんの子供たちがそれぞれの競技において全国大会で活躍してくれているところでございまして、女子駅伝だけに特化したことはなかなか難しいんではないかなと、このように考えております。


 したがいまして、応援に行かれました保護者の皆さんであるとかあるいは引率の先生などがビデオで撮ったものを提供し、放映していただくことは可能だと聞いておりますので、ぜひそんな方法も考えてみたい。子供たちの活躍している場面を情報提供していただければと思っておりますので、よろしくお願いしまして終わります。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 赤高の跡地、研修センターの御利用だと。それで琴浦町のみならず県の町村会でもそういう要請をなされておるというふうに受けとめております。したがって、あれだけの建坪の校舎、分場、研修センターとして全部こなせるはずはない。この前申し上げましたように、3ヘクタールの校地の敷地の中にあれだけ立派な建物があるということで、研修センターの分場としては使いこなせないという見地から、あれを放任しておけば県費のむだ遣いではないかというようにとらえます。


 したがって、私、今、町長が福祉施設としては町内にもあると。それはそのとおりであります。しかしながら、県下市町村、待機されておられる方がもう相当おられるということで、ひとつここらでやはり教育と福祉というのは片山知事にとってもこれは重要な県政の項目ではなかろうかということで、私の見解で申し上げますならば、赤高の100の価値のところを80でも引き下げて、民活を活用してそして宿泊型の施設を県に要望されてはどうかと。町長もおっしゃいましたように、県の町村会で、特に中部の町村会で、議長も議員でありますので、そこらをしっかり詰めて県に要請されるお考えはあるのかないのかお答え願いたい。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 先ほどから申し上げておりますように、この研修施設というその前提に宿泊型のということを今私どもは強くお願いをしてきた経過がございます。宿泊型ということになりますと、ある程度のあの施設の活用ができるという思いがあったわけでありますし、それなりの町の活性化にもつながるという思いがあったわけであります。


 しかし、今こういう形でありますけれども、知事がこの前から言っておりますように、あんまり結論を急いでくれるなということを知事は皆さんの前でおっしゃっているわけであります。そういうことで、県としてはどういう活用の仕方がいいのか。先ほどおっしゃったように、あるいは福祉施設等の経営をというようなこともお考えになっているかもしれません。ただ、今のところ知事の方からそういう言葉が出ておりますので、しばらく様子を見なければならないではないかなというふうに思っているところであります。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 町長がおっしゃるように、知事との懇談会で私の質問に関してですかな、あんまりうろたえてごすなということを知事ははっきりおっしゃったわけですわな。あれだけの決断力のある知事が、とにかく時間をかせと、焦ってはいけんと、もうやわらかく申されましたが、説明を。


 それで問題は、琴浦の町長の姿勢いかんにあると思うんですよ。やはり先ほども言われましたあれを放任しとくのを、例えて言ったら倉吉市、これはちゃんと倉吉市は対応しておられますがな。そして淀江、今、米子になりましたけど西部農高、これも町民と行政と一体となって県に強い要望が出されておると。やはりここは、申し上げましたが福祉施設に入ろうと思っても施設がないので入れないというのが数多くおられる。したがって、先ほど申し上げましたが、福祉は片山県政にとってもこれは大きな重要な課題である、取り組みであるということで、ひとつそういう方向づけで中部の町村会の強力なバックアップで知事に要請されるお考えはありませんか。ただあるのかないのか、それだけで結構です。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 先ほど倉吉とか、あるいは淀江のお話もありましたけれども、それはそういうことで地域の皆さんの考え方が結果的にいい形で実ったということでございますが、ここの場合につきましては非常に難しい面があるということでございます。いろいろ申し上げたいことはありますけれども、要は福祉の施設として活用する気があるのかないのか、そこのところは町がお願いしても県の施設であるということが大きな問題である。お願いはしますけれども、しかし県がどう対応するかということにつきましては、これは私どもの方じゃ約束はできんと、高校生を何とかします、そういうことが言える立場でないということはおわかりを賜っておきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 赤高跡の問題は、要は町長の熱意で知事はほだされるということを申し上げて次の質問に入ります。


 中学校駅伝、私、千葉に応援に行ったわけなんです。それで町民の皆さんから、何で千葉まで応援に行かれますかと複数の方から言われました。私が申し述べたことは、生徒に教えてもらいに行くんだということをはっきり申し上げたわけなんです。まさに結論から言ったらそのとおりなんですわ。食費とバス代含めて1万円で、全額自己負担ですが帰ることができました。


 それで、私がお尋ねしておる町長、教育長、課長、係長も結構です、やはりあまたの中国大会、全国大会にそれぞれ東伯中学校、赤碕中学校参加されておると思います。私が申し上げるのは、教育長は駅伝だけではどうかという疑問符を打たれましたけどね、何といってもこの駅伝、これは花形なんです、スポーツの。それで、琴浦の名を全国にとどろかせたというまことにうれしい限りなんですわ。


 それで僕一番感動したことは、教育長、町長、もうあの厳寒の寒い、4度、強い風が吹いておりましたが、それが開会前にかなり前から鳥取県琴浦町赤碕中学校、何遍も放送されました。そのマイクの放送を聞いたときの琴浦町民としての喜び、誇り、生徒が与えてくれました。その聞く話と直接目で確かめ聞くことがどれだけ教育長として、町長として学校教育に取り組まなければならないかということが、もう腹の底から込み上げてきますわ。だから町長、教育長、課長、関係者は行かれたらどうかと。しかもこの年になるまで、あれだけの立派な観光バス乗せていただいた、まことにこれはうれしかったですね。しかもそれが10名や20名はまだ十分に乗れますわ。したがって、土曜、日曜で夜乗って朝には着きますね、月曜日の朝。したがって、駅伝の日程は決まっておりますから、万障繰り合わせてそういう旅費を出されて参加されてはどうかと。これ説明がなかったです。なけりゃないで結構ですわ。


 それともう一つは、CATV非常に議会の放映に対して町民の関心は高い。卑しくも全国の駅伝大会で17位とすばらしい成績を残したと。仮にこれが最下位であっても、参加したということならこの放映をしていただけばどれだけ町民が学校教育に関心を持たれるか。それで参加した方、コーチ、監督、校長初め諸先生、そして子供たちの父母、どれだけ感動されるかということを私は強くお尋ねしたいわけなんです。できることなら、この放映はこの駅伝のみならず中国大会、全国大会しっかり撮って、明るいニュースですから流していただきたい、放映していただきたいということを強く申し上げ、再度答弁を求めます。


 それと、4度と非常に寒いです。風がきつかったと思うんです。ぶるぶる震えてましたもん。それでほかの学校の参加校、マットの中に風よけしてある。うちはもう風の吹くところ、冷たいところに投げ出されて、おれに言わしたらほうり出されておる。寒いときはそう。また、暑いときはこの4本の柱で影、直射日光を避けると。そういうやっぱり行き届いたことをせにゃならんということを学んで戻ったわけです。その点いかがですか。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) まず、1点の応援に行かれてはいかがかということでございますけれども、私もさっき申し上げませんでしたけれども、土曜日、日曜日もいろいろ公務が詰まっているというようなこともございますし、あわせましてさっき申し上げました全国大会へ出ている本当に子供たちはたくさんおるわけでして、この駅伝も確かに感動を与えてくれましたし、その子供たちから頑張りをもらったというぐあいに思っておりますけれども、今申し上げましたように行けないからこそ町長室等に来ていただいて激励もし、また報告も受けているということで御理解いただければなというぐあいに思いますし、次にTCBの件ですけれども、これもさっき申し上げましたように多分TCBの皆さんのカメラワークとかいろいろな人員等の関係で御無理じゃないかなというぐあいに思いまして、TCB等では先ほど申し上げましたように部活動の様子を紹介していただいたり、県大会の様子等は紹介していただいているところでございまして、ぜひ全国大会も確かに今おっしゃられますように子供たちの頑張りというのは非常に町民としても元気をもらうとこですし、ぜひそのあたりついて行かれました保護者なりあるいは先生の方で撮っていただいたホームビデオで資料を提供していただけばみんなに流せるんじゃないかな、こういうぐあいに思っているところでございますので、そのあたりも御配慮いただけたらというぐあいに思いますし、もう1点の応援なんかのテントでしょうか、選手の控える、これ等につきましては私も行ってみておりませんのでわかりませんけれども、小学校や中学生が陸上大会等のときには大体テントを持っていって、選手の控室というような形でおるわけですけれども、今回全国大会、しかも10年ぶりというようなことで、そのあたりのノウハウがなかったのかなというぐあいに思っていますので、今度出るときにはそのあたりもよく配慮しながら参加させたいなというぐあいに思っておりますので、よろしくお願いします。以上でございます。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 土曜、日曜、公用があると。参考までに、全国大会のときにどういう公用か、この会が終わってからでも教えていただきたい。


 それからテレビ放映、父兄とか先生とかが撮っておられたと。やはりCATVの関係の人の問題でなかなか参加できんということなら、父兄も行っておられることだし、先生も行かれたことだし、前もってそういう手だてがなされてしかるべきだということで、これは意見を申し上げて次に移ります。


 敬老会、町長もいろいろ申されました。集落がされるのがすべてが悪いということは申し上げません。集落でなされたことは、私は従来の敬老会と比較してみてよい面も確かにあります。しかし、私が質問で取り上げたのは、ここに町長、これは私が今年度の選挙直前に町民に、旧赤碕だけアンケートをとっとるですわ。そうしたらもう相当な数字ですよ、この敬老会と文化祭に対する旧赤碕の町民の意見は。それでいろいろ説明されましたが、資料をいただいております。何百万も差額があるわけでないですがな。もう百何十万そこそこで、旧赤碕地区、旧東伯地区で別々にやられることはなされましたですよ。


 それで問題は、先般、ある地区で公民館祭がやられて芸が披露されたと。その方たちが、敬老会にお年寄りに芸を披露したいということなんですわ。


 それから2点目は、合併してそれぞれの旧町が何十年になったと。それでそれなりの交流があると。それで旧赤碕と旧東伯の2カ所で会うことがないので、年1回の年寄りの集いをそれぞれでやっていただきたいと。これは強い要望なんですわ。それで、中には長寿番付がもらえん、それからダイヤモンド婚で表彰状が町長から特にもらいたいということの強い要望があるわけなんです。


 そしてもう一つは、職員が、課長初め担当課はもちろん総務課長以下四役はもとよりですが、やはり旧赤碕、旧東伯の敬老会に参加される職員の対応、特別職の対応、これがやっぱり年寄りを敬う、こういうやっぱり肌でもって、心でもって対応されにゃならんでないかと。特に若い職員も町民に対する敬愛の念というものをこの敬老会を通してしっかりと学ぶ心がなかったらだめだということを思います。その点、いかがですか。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 敬老会について、重ねての質問でございます。


 公民館祭に頑張った成果の芸を披露したいという一面もあっております。あるいはまた、長者番付が知りたいな、欲しいなという意見もある。あるいはダイヤモンド・金婚式の祝いも欲しいなという思いを寄せられたということ、いろいろその面をとりますと非常に確かに敬老会としての今日までやってきた意義というものが大きいわけでございます。


 しかし、そういった意義を考えて、なおかつ一本でやるということがなかなか難しいという時代になったわけであります。そこのところを十分にお考えいただきたい。


 例えば先ほどから申し上げておりますように、一本で旧赤碕でやっても該当者の32%しかおいでにならない。東伯に至っては25%。じゃそういう中でやって、おいでいただいた人、それなりに満足感を得られて帰っていただくことも大事なことです。がしかし、一緒にしないで各地域や集落でやって70数%の人たちが集まってきて、そこで地域の皆さんから敬老の念を披瀝していただく。地域で敬老の念をお年寄りの皆さんにあらわす。このことも私はとっても大きな意味があると思っております。そういうようなことで、私はせっかく昨年から始められた今日の方式というもので、せんだって下市の敬老会がありました。私も招かれて行きました。公民館祭で披露された芸が今度は公民館に持って帰られて披露されておりました。ぜひ公民館等でやられたものは下市のように、あるいはどっかほかのところでもあったと聞いておりますが、公民館でせっかくやられるわけでございますから、その芸を持って帰って地域の、あるいは部落のお年寄りの皆さんを慰める会にしてあげていただきたいというふうに思います。


 職員の対応、お年寄りを敬う心を身につけるということもこれは大変いい力になったでありましょうけれども、それはまた職員には敬老の念を私がまたところを変えてしっかりと教えてまいりたいというふうに思っております。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 町長、演芸下市部落でやられたと。下市部落は110戸か120戸ぐらいの集落で、旧赤碕では大きな集落ですわね。ところが、12戸とか15戸、20戸集落が二、三十もあるわけなんですが、そこで演芸というようなことをなかなかできかねると。


 それで、くどくど申し上げません。ここで一つほど読んでみますがね、アンケートです。敬老会の廃止は残念。文化祭も会場が遠くなって老人は困る。90の男性。演芸会も楽しみだったのに残念でした。80歳女性。高齢者の長者番付がもらえなくなって寂しい。敬老のお祝いがなくなって寂しい。老人を主体にすることがなくなって寂しい。88歳の女性。外出の機会も少ないお年寄りが1年に1回、懐かしい知り合いの人たちとの出会いの場として残してほしかった。何でも一くくりにして、何か味気ないやり方になってきたという、非常に何といいますか、言葉に表現正直にお年寄りの叫びが、これただの本音言ってんですわ。ここに何十も載っておりますが、いま一度答えていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) お答えを申し上げます。


 というような御懸念のような小さい部落もたくさんあるわけでございまして、区長会等でお願いしましたのは、小さい部落は小さい部落で数カ所寄って、そして適当な規模にして皆さんで楽しい敬老会にしてあげてくださいというようなお願いも今日までしてきたところでございます。いろいろありますけれども、やはり地域の中で、部落の中で敬老の念を持っていただく、あらわしていただく、そういういい機会にぜひしていただきたいというふうに思っております。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) 温泉について、町長の説明では、合併協の町づくりの取り組みで重く受けとめると。ありがたいことですわ。


 ただ、次にお尋ねしたいことは、実行なんです。実行が伴って初めてありがたいですわ。したがって、財政課題とか温泉も倉吉のような方法、温水プールね、説明されました。ただ、私、端的にお尋ねしたわけなんですが、旧赤碕町から何回となく質問し、田中町長として初めて質問するわけなんですが、出るのか出ないのか。800万ぐらいな予算で出るのか出ないのかということなんですわ。温泉に入った効能といいますか、町長もよく承知しておられるように病気は治らないけれども予防にはなる。これはすばらしい予防の手だと思いますよ。これはどなたに聞いても、どの医者に聞いても同じことを言われます。病気にかかりにくいということは、究極は国保税が安くなるという結論なんですわ。


 それで答弁漏れがございましたが、現地の皆さんに私が声をかけて、何人かそれぞれの掘り下げた箆津灘、生コン工場内、それから当時、白雪工場を誘致された現地に携わっておられた伊藤課長、そういう方と一遍話を持たれる考えがあるのかないのか。要は、出るのか出ないのかということを織り込まれる考えがあるかないかちゅうことなんですよ。それで科学的な対応でこれが出なかったら、非常に残念ですけどこれはいたし方ない。ところが、もう僕にとったら9割方出る可能性がある。いろいろ皆さんの意見を聞いて。それで強く訴えるわけなんですわ。


 それで、温泉が出たら第1次産業は活力が生まれてくる。できることなら9号線沿いに出てほしい。そして琴浦の特に婦人の方の料理、里の野菜、ブランド品をつくって、そこの温泉の隣に加工場をつくって、それで隣に直売所を設置してということなら、必ず町内のみならず町外の方も来られますわ。鳥取県で赤碕漁港は避難港で、境港、米子港、それから賀露の港に次ぐ3大港の一つなんですわ。大山に次ぐ船上山がある。したがって、この琴浦の県下に誇り得る船上山、さらには1次産業、先ほども申し上げましたがナシの産地だと。漁協の三大港の一つだということの関連を結びつけることによって、将来展望が非常に明るい。特に旧赤碕はもう寂れとるという悲痛な、町がやっておられることはもう叫びがもう必死なんですわ。したがって、800万円の予算が捻出できるのかできんのか。きょうは具体的には申し上げませんが、ぜい肉をとったらこの800万円の予算は必ず楽に捻出されますよ。答弁を求めます。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) ぜい肉をとって800万ということでありますけれども、800万の後に来るものが大きいんであります。


 赤碕港は避難港として、確かに鳥取が抱えておりますように避難港です。でも、残念ながら鳥取や境のような貿易港じゃない。人が乗りおりするような施設でない。そういうことがありますがそれはそれとして、要は財政状況が早くよくならないとこの話に進むことができないということでございまして、そのためにこそ私たちはこれからも頑張っていかなければならないというふうに思っております。800万で済むものであれば800万は何とかしましょうけれども、しかしその後に来るものが続かない。そういうことではまた意味がありませんので、そのときにまた皆さんと相談しながら進めるべきではないかと思っております。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) あのね町長、800万出るとしたら後のことが大変だと。まさにそのとおりですね。これは了解します。出たら、先は民活ということもありますわ。そして露天ぶろでも温水プールでも、温水プール、1億あったら立派なもんができる。要は、結論として仮に出たとしたらこれはそのときの町民の皆さん、議会とように話し合いをして済むことですがな。要は、出るか出ないかという取り組みをされるかされないか、するかしないかはっきり答えていただきたい。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 要は、先ほどから言っておりますように温水プールというものがまちづくり計画の中に位置づけられております。その温水プールをどういう形でやるのか。本当に温泉でやるという結論になったら温泉を先にしましょう。だけども、いやいやそれじゃリスクが大きいからほかのエコエネルギーとかそういったようなものを導入したらどうですかとかいろいろなことが考えられるわけであります。そういうことを総体的に考えますと、じゃいきなり800万でどっかに出るというような、それはあくまでも調査でありまして、出る出ないは試掘をしてみないとわからない。800万では試掘ができん。そういうようなことでありまして、ここはひとつ皆さん財政の健全化に向けて取り組む中でまたおいおいに考えてまいりたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。


○議員(19番 石賀 栄君) ナシ振興について、非常に二十世紀が低価格で混迷しておる。はっきり申し上げますけども、最近はナシを廃業してもいけるわけがない。わらをもつかむ思いで生産者の皆さんが頑張っておられる。したがって、私、果実試験場に何回も足を運んでおりますが、町長も説明されましたように王秋、秋栄、赤ナシ新品種、それから青ナシ、チャレンジプランで県もその生産に対しては対応するということでなされておるわけなんですが、やはりもうCAテレビもあることだし、このいろいろ普及所なり果樹試験場の先生なり、こうしてもう試験されておりますから、もう既にこの青ナシが。例えて言ったら、赤ナシでいったら山田指導員さん等ね。そういうのの英知を受けられてテレビでしっかり放映して、それで本当にこの行政が太鼓判を押いて、この品種は琴浦のブランド品にするんだということを町長みずから声をかけていただきたいです。やはり農業が成り立って琴浦は光る町になるはずですから、ところがぼっとねじり鉢巻き、町長はいつも言われますがな。知恵を出せ、汗をかけって。僕の目から見たら、ちょっと知恵と汗が足らんじゃないかと。特にCAテレビなり、ああして果樹生産農家にいろんな事例を出いてやっぱり啓蒙していただきたい。農協も当然でありますが、行政は行政としてしっかりやってもらいたい。特に旧中山町、旧名和町の、これは赤碕、東伯のナシ生産者よりも程度が低かった。けど、今はそれを東伯、赤碕を乗り越えて県下でも市場でも非常にトップの座に座っておると。これはまさに農協と行政が一丸となって生産者に呼びかけがなされた成果なんですわ。そこらをしっかり取り組まれる意思があるのかないのか、最後でございますので的確な答弁を求めます。以上、終わります。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 知恵と汗を出し方が足りないということでございますが、関係農家の皆さん、あるいはさっき御指摘のありましたように試験場あるいは普及所、多くの皆さんの知恵を集めながら、行政が中心となって促進してまいりたいというふうに考えております。


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○議長(福本 宗敏君) ここで暫時10分間休憩いたします。2時半から再開いたします。


               午後2時21分休憩


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               午後2時30分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 通告4番、手嶋正巳君。


○議員(6番 手嶋 正巳君) 改選後の初めての3月の定例会ということで、私ごとでまことに恐縮ではありますが、この壇上に立たせていただいたことについて、すべての方に厚くお礼を申し上げておきたいと思います。ありがとうございました。


 そういたしますと、通告に従って2項目質問をさせていただきたいというふうに思います。


 最初に、子供の安全対策についてお尋ねしたいと思います。


 一昨年、奈良市、昨年11月に広島市、翌12月には栃木県今市市で小学1年女子の殺害事件が起こっております。さらに、京都府宇治市では学習塾教室で小学6年の女子が塾講師に殺害されました。全国的には、こういう相次ぐ凶悪事件が発生いたしております。


 特に私は、登下校時の安全を確保するための緊急な対策が非常に大事じゃないかというふうに思っております。これにつきまして、我が琴浦町ではどのような安全対策が講じられているのかにつきまして、町長、教育長にお伺いしたいというふうに思います。


 続きまして2項目め、大区長のあり方についてお尋ねしたいと思います。


 現状をちょっと申し上げてみますと、大区長が存在しているのは旧東伯については八橋地区では八橋1区、ただし1区は代表区長になっているというふうに思っております。保、徳万、浦安地区では逢束、浦安、下伊勢西、槻下、逆に存在していないのは旧赤碕全般、旧東伯では下郷地区、古布庄地区、上郷地区というふうになっていると思っております。合併して1年6カ月目に入ってきている状況ではありますが、調整が必要な項目はこの大区長にかかわらずたくさんあるとは思いますが、この大区長について町長はどのようなお考え方をお持ちなのか、大区長のまず役割についてお伺いしたいと思います。以上、質問させてもらいます。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) お答えをさせていただきます。


 子供の安全対策について、御指摘のように今、全国で大変痛ましい事件が相次いで惹起してございます。本当に心の痛む思いで新聞紙上に目を落としているところでございますが、そういったような思いもありますけれども、私たちの町ではじゃ日ごろからどうしようかというようなことを常に考えながらおるわけでございます。


 保育園では、いち早く全園につきまして登園、帰宅等につきましては必ず家族が送り迎えをするようにということにしておりますし、家族でないと帰らせないというようなこともありますけれども、そういったようなことにも取り組んでおるところでございます。


 あるいはまた、町内の全児童生徒に防犯ブザーや防犯用の笛等を配布したところでございます。昨年の12月には、町長、教育長の連名でもちまして町内の全区長さんに地域の安全確保についてという文書でのお願いをして、地域での安全に対する取り組みを書いてお願いをしているところでございます。各部落には年末の、あるいは年始での部落長会でこのことをぜひ呼びかけてくださいというお願いもしているところであります。


 学校現場等につきましては、またつまびらかに教育長の方から御説明をさせていただきます。


 大区長の役割についてでございます。どういう仕事をして、絶対必要なのかということであります。


 大区長制度というのは、旧東伯町で50年の歴史を持って行政制度の一角を担ってきております。先ほどありましたように、八橋1区、保、徳万、逢束、浦安、下伊勢西、槻下というようなところに大区長制度がございます。そして、大区ごとにその任せておる仕事は一概に言えない、それぞれ違っている部分もあるわけでありますけれども、一般的に行政区に共通します行事や課題等について取りまとめをしていただいているということでございます。今日まで住民自治としての大切な役割を果たしてきていただいたと思います。


 例えば逢束の海岸清掃等は、大区長が指示で動いておられるというようなことであります。あるいはまた、行政も大区長制度にお世話になりながら今日まで来たという経過もあるわけでございます。すなわち、この制度というのはそれぞれの地区で必要であるからつくられて、そして今日あるということでございます。


 これがじゃ赤碕と一緒になった、あるいは旧東伯においても大区長制度がないところもある。さてどうするかということになるわけであります。絶対必要かということになりますと、さて絶対必要ということがどうなのかなと。今の形ではちょっとはかりかねる部分もありますけれども、要は区で必要だから大区長制度があるということであるならば、問題はその大区長があるための財政的支出をどうするかということに尽きるというふうに思うんであります。その辺のありようにつきまして、執行部から関係者の皆さんとよく協議をしてまいりたいというふうに思っております。せっかく2つの町が一つになった。あっちの町はこういう制度、こっち町はこういう制度というようなことではやっぱりいけない。早い機会に一つの制度になるような、そういう取り組みも町長として今後は取り組んでまいりたいと思っているところであります。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) 手嶋議員さんにお答えいたします。


 手嶋議員さん御指摘のように、全国的に通学途上での子供の痛ましい事件等々が起きておりまして、非常に心を痛めているところでございますが、本町でも最近、携帯電話に写真機能がついたためか、自動車等で近づいて写真を撮られたといった事案が報告されているところでございます。幸い大事には至っておりませんが、決してよそごとではない、こういうぐあいに思っておるところでございまして、子供たちの安心安全な生活の確保が重要な課題となっているところでございます。


 教育委員会といたしましても、特に登下校時の児童生徒の安全確保と学校施設への不審者への対応の点も安全対策の重点としながら、各学校でそういったことに対応する危機管理マニュアルを整備したり、あるいは通学路を点検し安全マップを作成したりして児童生徒の安全確保と学校の安全管理の一層の徹底を図るよう、幼稚園や学校にお願いしてきているところでございます。


 御質問にありました登下校時の児童生徒の安全確保における取り組みに対しましては、TCBでも放映し、安全確保に向けた啓発を行ってきたところですが、不審者による声かけ事案を想定した防犯訓練や八橋警察署の協力を得て各学校で実施したり、実際の事案を取り上げて学級指導したりしながら子供たちの危険を予測したり回避したり危機対応の向上を図ったり、また下校時に複数で下校する、あるいは防犯ブザーや笛を携帯し、緊急時にはそれらを利用して地域の大人に助けを求めるといったことを指導してまいっているところでございます。


 そういった取り組みとあわせまして、登下校における子供たちの見守りや不審者が犯罪行為をしにくくなるような抑止効果の増大を図る、こういったことも大切であるという観点から、不審者についての情報を学校、教育委員会、八橋警察署、三者で提供し合い、情報の共有化を図りながら状況に応じましては学校近辺や町内のパトロールの強化、警察官による学校への立ち寄り等を実施していただいているところでございます。


 また、学校は不審者や不審電話につきまして情報を家庭等にも通知し、その注意を喚起したり、あるいは町の職員や学校教育関係者、あるいはPTAの方などに防犯ステッカーを配布しまして、その装着した車で校区を巡回して、下校時の安全確保を初め地域での子供たちの安全に努めているところでございます。


 このように、子供たちの安全確保のために多くの皆さんにかかわっていただいているところでございますが、実際問題それにも限界があるところでございまして、ぜひ町民の皆さんにお力添えいただき、より多くの目で、そして地域全体で子供たちを見守る体制を充実させたいということを考えておりまして、現在、町内の9つの地区公民館を単位としながら、夜の防犯パトロールに取り組んでいただいております少年育成員さんを中心として老人クラブの皆さんや各種団体に呼びかけ、ボランティアによる地域安全パトロールの組織づくりを現在進めているところでございまして、4月からのパトロール開始を目指したいというぐあいに思っているところでございます。


 地域の人と人とのつながりが深いところは、空き巣などの犯罪被害が非常に少ないと言われております。以前からたびたび申し上げてきておるところでございますが、子供たちに声をかけたり、地域の人々がお互いにあいさつを交わし、顔と顔が見え、心と心がつながる豊かな地域づくりに私たちも含めみんなで取り組んでいただく営みが、子供はもちろんでございますが、女性の方にとっても高齢者の方にとっても、また町民の皆さんにとっても安全で安心できる町づくりにつながっていくと、こういうぐあいに考えておりますので、そういったボランティア等につきましても我が子の問題として、あるいは自分の問題として地域全体で子供たちを見守っていただきますよう、またお力添えいただければというぐあいに思っているところでございます。終わります。


○議長(福本 宗敏君) 6番、手嶋正巳君。


○議員(6番 手嶋 正巳君) 答弁いただきました。いろいろ確かに対策制度が講じられるということはよく理解はできました。


 自分なりに思いますのに、特に子供たちの安全対策を講じる上で、やはり通学路など路上での連れ去りというのがよくあるわけですよね。このような、どうしてるかというのも重要な課題じゃないかというふうに私は思っています。


 それから、先ほど話もありましたけども、やはり全通学路の安全点検、それからすべての児童生徒が防犯教室を受講できるようにするとかいろいろあるわけですね、不審者情報の共有体制の立ち上げとか。こういうのはやはり先ほどとダブるかもわかりませんけども、徹底してやっていただきたいというふうに思っております。


 それから、これは多分御存じじゃないかと思うですが、スクールガードリーダーというのが、いわゆる地域学校安全指導員さんのことですね、これは多分予算化がなされてるんじゃないかというふうに思っていますが、勘違いしとるかもわかりませんが、これはどういうことかといいますと、やはり防犯の専門家や警察官OB、こういう方をお願いして、1人当たり大体10校程度の小学校を受け持ち、定期的な巡回や専門的な視点からの防犯対策の指導を行うというような役割があるように聞いとるわけでして、この辺についてもどういうふうになっているのかちょっとお伺いをいたしたいというふうに思います。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) 先ほど、まず1点目の連れ去り事件等の問題、これが多く発生しておるところですが、防犯訓練等を通しながら実際にそういうところの実演しながら訓練しとるわけですが、犯人の特徴はどうだったかとか、車はどうだったとか、そういうことも訓練しながらやってるんですが、一つの合い言葉としまして「いかのおすし」というのがございまして、知らない人にはついて「いか」ないとか、「の」は車に乗らない、それから「お」は大きな声を出す、それから「す」はすぐ助けを求めるとか、それから「し」は大人に知らせるとか、そういう合い言葉を子供たちが知りながら、危機回避といいますか、危険回避してくれてるんじゃないかな。そういう防犯訓練も一層進めてまいりたいなというぐあいに思っているところでございますし、それからスクールガードリーダーというのは、たしか平成17年度ごろから文部科学省の方で出ているわけですけれども、これは防犯の専門家や警察官のOB等、地域学校安全指導員という形で委嘱することになっているわけですが、この予算化ということにつきましてはまだ本町では取り組んでおりませんけれども、今後もこういう問題も考えながら取り組んでいく必要があるのかなというぐあいには思っているところでございます。


 また、今出ている問題では、いわゆるバスの利用とかこういうのも出ているところでございますので、こういうところも将来的にはどうなのかなということも検討していく必要があるのかなと思いますが、いずれにいたしましても本当に子供たちの安全というのはこういう対策だけではやっぱり防ぎ切れないものというのはたくさんあると思います。


 例えば、ある専門家に言わせますと、ターゲットを決めてやる場合があるということにつきましてはどうしてもやっぱりすき間ができる。そのやっぱりすき間を埋めるためにはならどうするかというようなあたりで、やはり多くの地域の皆さんの目というのも大事でしょうし、保護者の皆さんのお力添えも大事でしょうし、やっぱりみんなで多くの目で守っていってやるというようなまずシステムづくりも大事なのかなと、こういうぐあいに思っているところでございますので、議員の皆さんも含めてお力添えいただきたいというぐあいに思っておるところでございます。


○議長(福本 宗敏君) 6番、手嶋正巳君。


○議員(6番 手嶋 正巳君) 今のお話につきましては、いい方向でやっていただかないけんと思っておるわけですが、この間、会合に出ておりましたら、いわゆる少年支援というのは私ども過去にそういう部に所属したこともありますのでよく存じておるわけですが、ちょっとパトロール隊のことも先ほど出ておったですね。育成委員さん、それから公民館長、それから学校の校長先生の連名で各地域につくってもらいたいというのもたしか私の方も来ておりました。そのときの会というわけじゃなかったんですが、やはり不審な車というんですかね、何か目撃されたようなのが現実にあるというふうにちょっと聞いたもんですから、そういうことから考えるとやはり琴浦町でも何か起きてもおかしくないと言ったら言い方がちょっとどうかと思いますけど、特にこの県内でも殺人事件等も現実に、これとは関係ないかもわかりませんが、本当に何かおかしなというか、そんなような事件も起きておるわけですから、やはり万全の策というですかね、やはり安全対策については徹底したというですかね、やっていただくように重ねてお願いして、再度答えていただきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。


○教育長(永田 武君) 教育委員会はもとよりですけども、警察関係機関等とも連携を図りながら、やはり子供たちの安全まず第一だろうというぐあいに思っていますので、ぜひ皆さん方のお力添えをいただきながらよりよい方向で取り組んでまいりたいというぐあいに思っていますので、よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 6番、手嶋正巳君。


○議員(6番 手嶋 正巳君) 続いて大区長のあり方について、その辺、町長に答弁いただいたわけですからよく理解はできるわけでして、私の聞いておりますのには、昨年の区長会でかなり論議がこの件についてあったように聞いておりまして、あ、かなり厳しい意見が出とったというふうに聞いています。特にこの大区長というのは名誉職ではないかとか、例えばもちろん手当のことも出とったというふうに聞いております。


 どういうふうにせという意味で質問しとるわけじゃないんですけど、やはりただ私らから言わせていただくと、やはり区長というのが現実にどこにも存在してると思います。区長で大体のことは私はやれるんじゃないかなというふうに思うわけでして、どうしてもこの大区長がなけらねば自治の運営ができないのかということでちょっとよく自分としては理解しにくいというか、そういう思いがあるわけでして、その辺を、町長の答弁の中でもありましたけど、やはり合併してもう1年6カ月目にも入ってきとるわけですから、やはり調整すべきところは調整すべき時期に来とるというふうに思っておりますので、この点について町長に答弁をお願いしたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) おっしゃるように、いかにも大区長制度というのが赤碕にはなくて東伯の限られたところにあって、そして今日まで行政の推進の大きな力になってきていただいているということがありますが、しかし赤碕の方ではこの大区長にかわるものとして、それぞれ地区の中に区長の代表者が区長会長という立場でいろいろと相談に乗っていただいておるわけであります。


 そのような中で、おっしゃるように大きな議論がございました。いかにも財政的な面を中心に据えたお話のようでございました。そういうようなことも含めまして、今、執行部の方でも大区長制度をとっておられる区に制度の内容、本当に必要なのかどうかというようなこともひっくるめて、今、調整のための聞き取りをやっているところでございます。そういう中で、まずできるところから大区長制度というものを見直していただく、そういう形で進めたいと思っております。


 財政的な支出というものにつきましては、またその経過の中で考えていきたいというふうに思っております。


○議長(福本 宗敏君) 6番、手嶋正巳君。


○議員(6番 手嶋 正巳君) 町長の答弁よくわかりますので、ただ、何回も同じことを言ってはいけませんけど、やはり本当に我々大区長ないわけですから、ない者が言うというのはどうかというふうには思っておるわけですけど、やはり区長というのが実際存在してその統括をしているというふうに私は理解しております。ですから、その上にもう一つ大区長があるということだと思うんですよね。それは確かに上郷でも、5集落しかないんですけど、その総括という意味で代表者というのは確かに出とるわけでして、それはよく理解はできると思っています。ただ、先ほど町長の答弁では互助連とかおっしゃって、それは私はよくわかりませんでしたけども、ただ、その辺について、町長あたりはそれは結論はなかなか出しにくいと思います。


 したがって、でも早急というか、やはりこの部分については、もう本当に何回も言うようですけど、もう合併して1年6カ月も経過してきとるわけですから、やはりある程度の方向というのは早急にというか、やっぱりやっていただく必要があるのではないかというふうに思っておりますので、絶対大区長があったらいけんという意味では決して申し上げておりませんので、最後だけひとつ答弁をお願いしたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) おっしゃるとおりでございまして、先ほどから申し上げておりますように調整に今入っているということでございます。


 例えば、どうしても大区長制度というものがないといけないと思われる大区等にありましては、じゃその中でどういう財政支援を区の問題としてどう取り組まれるのかというようなことにもなろうかと思いますが、さっき6番議員さんがおっしゃったようにできればそういうような形で早急的な運営ができるようになればという願いがあります。


 ただ、仮に残るということになりましても、先ほど言いましたようにまた区域の大区の問題として解決をできたらなと、財政的な面もあるし、そのような思いがしているところでございます。


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○議長(福本 宗敏君) 通告4番の質問が終わりましたので、通告5番、高塚勝君。


 ちょっと暫時休憩いたします。


               午後2時55分休憩


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               午後2時56分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) 田中町長におかれましては、このたびの町長選挙におきまして無投票当選をされました。これから4年間、琴浦町の町づくりの先頭に立って貢献されますことをエールを送りたいと思います。


 私も、町民から選ばれた一議員として町づくりに役に立たせていただければと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


 きょう質問させていただきますのは3項目であります。1番、町長選挙公約の実行について、2番目にきらりタウンについて、3番目に高速道路と町づくりについて、以上3点を質問させていただきます。


 まず、町長選挙公約の実行についてでありますが、このたび町長選挙は無投票選挙ということで、我々議員に対しては選挙がございましたので、町民に対してこういう公報が出ました。それぞれ議員の皆様の思いをこの公報に載せて住民の方にお知らせさせていただいたということでございます。


 ただ、先ほど言いましたように町長選挙はございませんでしたので、町長選の公報は出ませんでした。無投票の後の報道機関のテレビであるとか新聞であるとかということで田中町長の方針はいろいろとお聞きはしてるんですけども、やはり何かきちっとしたものが欲しいがなということで資料を請求をさせていただいたら、選挙公報の原稿をいただきました。選挙公報が出ればこの原稿が町民の皆様に配られたわけですけども、それをちょっと読ませていただきます。田中町長の選挙立候補に当たっての公報であります。


 地方分権の大きなうねりの中、新生琴浦町が発足して1年5カ月、旧町それぞれに50年の歴史があり、一朝一夕には難しいのですが、早期に住民意識の一体感醸成が求められています。これまで2つの町が大切にはぐくんできた自然、歴史、文化、産業をしっかり受け継ぎ、住民の皆さんの不安を払拭する公正公平で思いやりのある町づくりにまずは取り組んでまいります。未曾有の財政難、少子高齢化、世代間断絶、教育現場の荒廃、産業の低迷などなど、地方行政はかつてない大きな試練に直面していますが、自主自立を目指し、住民の皆さんと情報を共有し、ともに知恵を出し、ともに汗を流し、透明性の高い開かれた行政に心がけ、住民参画による協働の町の創造に向け、初心忘れず努力を傾けてまいります。一層の御支援をお願い申し上げますという文章でございます。


 残念だったんですけども、やはり選挙がないということで公報が出ませんでしたので、これが田中町長の選挙立候補に当たっての公約でございます。


 そこで、この文章の中に、公平公正で思いやりのある町づくりに取り組むとありますが、具体的な内容、もしありましたら内容をよろしくお願いします。もしその中に数値目標的なもの、こういうことをいつまでにこれぐらいやりますということがもしあれば、それもお願いをいたしたいと思います。


 また、最後の方に諸問題に対して自主自立で住民と情報を共有し、住民参加による協働の町の創造とあります。これも具体的な内容、それから数値目標等があればよろしくお願いいたします。


 では、2番目にきらりタウンについてでございます。


 非常にすばらしい団地、町ができております。ただ、パンフレットその他見ましても、あの団地は一番最初に出てるのが鳥取県住宅供給公社、売り主となっております。その下の方に、琴浦町役場というのもあります。あのきらりタウンについては、琴浦町と県の住宅供給公社とはどのような関係にあるのか。まだまだ家が建ち並んでおりません。例えばこれから先、あの状態ではいけないんですけども、最後の最後はどうなるのか、その町と県の公社との関係をお願いいたします。


 それから、販売及び収支の実績でありますが、現在パンフレットによりますと住宅部分が171区画、あとは町営住宅の用地だとかいろいろなものがあります。あと、民間の方が使う利便施設の用地もあるようでございます。その辺がどの程度販売されて、収支はどうなのか。それで収支につきましては、旧赤碕町時代にこのぐらい町のお金をつぎ込みました。現在それがどうなっているのか。新町になってからも、このぐらいあすこにお金をつぎ込んだ。それがどうなっているのか、その辺をよろしくお願いいたします。


 あと、固定資産税の件でございます。あれはたしか元農林水産省の土地だったと記憶しておりますが、その当時は固定資産税はございません。ただし、国からの固定資産税にかわるものが入ってたと思うんですけども、現在あれが開発になってから固定資産税がどのぐらい入っているか。それもわかれば年度ごとぐらい、昨年度は幾ら、今年度は幾らぐらい、わかればお願いいたします。


 それから、今後の販売促進でありますが、それをどうやって取り組まれるか。この間も行ってみますのに、まだまだ建物は建っておりません。住宅の促進の条例がありますので、たしか60万円、建てた人には町からもらえるということがありますけども、なかなか建ってないということですね。極端なことを言いますと、民間会社であればあれだけ開発をして初期投資をして、あの状態では倒産になってしまう可能性があるわけですね。これは公社が売り主ですからその辺はよくわかりませんけども、その辺の今後の販売促進はどうなるのか、だれがどういう形でやられるのかをお願いをいたします。


 3番目に、高速道路と町づくりの件ですが、ちょっとパネルを用意しました。皆さんのお手元には略図を配付させていただいておりますので、それを見ていただきたいと思います。


 この赤い線が高規格道路、高速道路であります。グリーンの線は大体現在ある、幹線道路と言ったらおかしいですけども、そういう状態です。海岸に近くあるのが現在の9号線です。一番南の方、これが今琴浦町で一番南に位置している大体部落、野井倉だとか山川木地、大父木地、野田とか上中村とか尾張とかという形であります。赤い線の上に丸くしてあるのがインターチェンジの予定地でございます。ここに真ん中辺に四角がありますけども、これはパーキングエリアの予定地です。それから、ここに現在の役場庁舎がこの位置、これはポート赤碕がこの位置ということでちょっと御理解をいただきたいと思います。


 そこで、この高速道路の工事の進捗状況と開通時期が現在わかっている範囲でお願いをいたします。


 それから、この高速道路をつくるに当たって町の財政負担の額、これはいろいろあろうかと思います。人件費も入れるのか入れないのとかいろいろあろうかと思いますけども、大体で結構ですので、大体町はこのぐらいのお金をこの高速道路につぎ込んでおるということを、今までと今後これぐらい必要だというようなことがわかればお願いをいたします。


 それから、次に高速道路とまちづくり計画でございます。


 私は昭和19年生まれですので、今の現在の9号線がなかった時代をよく知っております。今から40年ちょっと前に新しい今の9号線ができました。それ以前とできてからとのこの変わりようというのはすごいんです。わずか40年ほどでこんなに変わるもんかと。今度この高速ができましたら、やっぱり50年、100年先のことを考えた町づくりをしないと後で禍根を残すことになるんじゃないかなと思います。


 町は、今現在着々とできております高速道路に対してどういうまちづくり計画を持っておられますか、これをお聞きしたいと思います。


 私のところには新町まちづくり計画、合併のときに決められたこういう計画ですけども、それにも載っております。ただ、このころはまだ余り詳しくは載ってないわけですね。道路の整備、新町の産業、観光を振興し、活力ある町づくりを進めるため、一般国道9号東伯中山道路の整備を促進します。東伯中山道路への県道、町道などの接続道路整備や東西南北の主要幹線道路の整備を環境に配慮しながら進め、広域的な連携と地域の活性化を図りますというのがまちづくり計画のときの計画です。


 合併以来1年半になります。この高速道路を生かしたまちづくり計画というのが現在どのようになっているのか、それをお聞きいたしたいと思います。


 次に、パーキングエリアの施設内容及び取り合い道路の件です。


 ちょうど真ん中付近ですね、ここにパーキングエリアがもう既に造成も終わって形をあらわしております。そこに内容、パーキングエリアですからトイレぐらいはできると思うんですけども、どういう施設ができるのか。それから、そのパーキングエリアに出入りする道路はできるのかできないのか、それをよろしくお願いをいたします。


 それと、次にパーキングエリアと現国道9号との接続道、現在国道9号線、ここです。パーキングエリアはここです。わずかここが直線距離で500メーターぐらいでしょうかね。道路にしても七、八百メーターあればつながると思うんですけども、それをどのようにお考えになってるかと。まちづくり計画にもそのことがうたってあります。この高規格道路といろいろ幹線を結ぶということですね。それがどういうようになっていますかと。


 聞くところによりますと、パーキングエリアからは一切外に出れないという話も聞いております。国土交通省さんは、現在のところこのパーキングエリアからは外には出れませんということを聞いております。


 それから、最後にパーキングエリアとポート赤碕との関連。ボート赤碕、皆さんよく御存じですけども道の駅がございます。それとこのパーキングエリアとがどうつながるか。先ほどの話だと、接続はできないとなればここから見ながらあれは何だ、道の駅がある、そこに行けれないという形になるんですね。ぐるっと回るかしないとだめだということになります。まちづくり計画にも道の駅の整備ということは載っております。その辺をどのようにお考えになっているのか、お願いをいたします。


 以上3点、よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 3番議員からエールをいただきまして恐縮に存じておりますが、ぜひ町民の皆さんの熱い負託におこたえになって御活躍をいただけるよう、またエールを送らせていただきたいと思います。


 さて、町長選挙公約の実行についてでございます。


 公正公平で思いやりのある町づくりに取り組むとあるが、その内容はどうかということでございます。


 要は、住民意識の一体感の醸成こそ急務であるという思いであります。平成16年9月1日に合併をいたしまして、はや1年6カ月を過ぎました。御案内のように旧町それぞれに50年の歴史があり、一朝一夕にはその一体感の醸成というのは難しい面もありますけれども、早急にソフト、ハード両面で町民の皆さんの一体感の醸成に努めなければならないということでございます。そういう思いでございます。


 例といたしましては、東伯とか赤碕に旧町の偏ることなく、いろんな事業を実施したいということでございます。八橋小学校、赤碕中学校、東伯中学校の体育館の耐震、あるいは大規模改修を初め教育施設の充実、複式の解消、30人学級の実施、各地区公民館の整備充実、運営方法の統一、あるいは公立図書館の整備充実をそれぞれ偏ることなく取り組んでまいりたいというふうに思っております。


 また、職員の人事等につきましても、助役の人事もそうでありましたけれども、東伯の方から助役を選任したのはそういう思いも強くございまして、一体感の醸成に助役もまた大きな力になってくれるのではないかなというふうに思っているところでございます。


 あるいはまた、今日まで職員の給与の調整であるとか町税の税率の統一であるとか、あるいは税金等の滞納金の徴収強化等にも取り組んでいるところであります。決して東伯だ赤碕だというようなことのないように意を用いながら、いろんな事業に今取り組んでいるところでございますけれども、数値の目標というのは今のところ具体的なものは設けてございません。そういう思いを語らせていただいたのが選挙公報でございました。


 次に、諸問題について、自主自立で住民と情報を共有し、住民参加による協働の町の創造ということをうたっております。未曾有の財政難、少子高齢化世代にかんがみ、教育現場の荒廃や産業の低迷等々、地方行政はかつてない大きな試練に直面を今しているところでございます。


 このような状況の中で、自主自立、町づくりは行政だけでできるものではありません。住民の皆さんと情報を共有し、積極的に行政に参画していただける環境をまず行政がつくる努力をしなければならない。そして一緒に知恵と汗を流しながら、町づくりに取り組むことが大切だというふうに思っているところでございます。


 これから今後まちづくり委員会の提言であるとか、行財政の改革の審議会での検討事項、策定される琴浦町の総合計画等をもとに、若者に魅力ある町づくり、行財政改革の推進による財政の健全化、町民と行政との連携、教育の充実、子育て支援、障害者・高齢者福祉の充実、人権を尊重する社会の実現、防災対策としての自主防災組織の充実、地区懇談会開催による情報の共有、地域で取り組む認知症の支え合い、ボランティアによる防犯パトロール等、住民参画による協働の町づくりに町民の皆さんが安全で安心して暮らせる町を目指して、しっかりと双方で汗を流す形を構築してまいりたいと思っております。


 ということでございまして、具体的な数値内容、数値目標につきましてはこれから策定されます総合計画の中で数値化できるものは数値化をしていきたいというふうに思っておりますが、今の段階で今具体的な数値化は控えるべきではないかなというふうに思っておりますし、できないというのが実情でございます。


 きらりタウンでございます。赤碕町では、中長期的展望に立ちまして活気に満ちた特徴ある町づくりを進めるために、町の中心部に位置する営林署赤碕苗畑跡地13.2ヘクタールの最も有効な利用方法について、町内全体を対象にいたしまして平成11年にアンケート調査を実施したところであります。アンケート結果は、自然環境の整備、公園、福祉施設あるいは分譲宅地用地、あるいは触れ合い交流施設というようなものが上位を占めておったわけであります。このようなことから、赤碕苗畑の跡地利用につきましては議会と協議をしながら、人口対策の大きな柱の一つである定住促進対策として分譲宅地用地を基本に、自然環境整備、福祉施設、触れ合い交流施設を中心に取り組むことになったわけであります。


 町が鳥取県住宅供給公社に依頼をいたしまして、赤碕町住民の定住化と持ち家の促進を図るため、赤碕住宅団地きらりタウンの開発事業に住宅供給公社に依頼をして取り組んでいただいてきております。この開発事業の推進につきましては、国県から大きな力添えをいただいてまいりました。県にはきらりタウンの中心部に県道の整備、また月の輪川の改修を完全事業としてしていただき、国には分譲宅地の販売促進に向けて、当初計画にはありませんでしたが、インターチェンジを隣接してつけていただくようにしたところでございます。


 この事業につきましては県の住宅供給公社が事業主体で、用地取得、調査設計、土地造成から分譲まで行っていただいております。


 町につきましては、この中の触れ合い交流施設用地、公園施設用地、公営住宅用地、合わせまして2万8,804.3平米を町が取得をいたしました。4億3,027万6,000円の金をもちまして町が取得をしたところであります。


 また、町では、先ほどありましたように入居をされた方に60万円の定住促進交付金を支給、あるいは分譲地の購入契約が成立した場合に紹介者に10万円の謝礼金を支給、あるいは希望される方に永代無償の墓地の貸与であるとか、希望される方にはまた家庭菜園に黒土を無償提供する等、いろんな特典をつけながら販売促進を図っているところでございますが、いかにも苦戦をしているのは先ほど3番議員さんの御指摘のとおりでございます。ということで来ております。


 最終分譲年度、住宅団地の開発事業に関する協定というのが結ばれておりまして、最終分譲年度より5カ年経過、すなわち平成24年度末に分譲宅地に販売できない土地ができた場合は乙が買い上げる。乙というのは町でございます。とするというものがあります。


 この協定を結ぶに当たりましては、実は赤碕町議会の駅南開発事業特別委員会、議員全員で組織しておりました。この赤碕町議会の駅南開発事業特別委員会が平成13年9月17日にこの協定を結ぶについて持たれまして、他の町村との協定の場合も同様にこの条文をつけているけれども、公社としては町との精神条項として一緒に手を握って努力し、汗をかくことを目標としております。決して責任放棄や転嫁は住宅公社はしないということをこの席上で責任者が来て約束をして帰っております。それを受けて、その協定書に判を押したということで今日来ておるわけでございます。


 販売及び収支の実績ということでございますけれども、販売は住宅供給公社が行っておりまして、今までに34区画の販売がありまして2億2,240万8,000円というものが譲渡金として入ったというふうに聞いております。町では、これに伴いまして紹介謝礼250万円、そして住宅交付金を1,260万円、1戸当たり60万円でございますから21戸分、そして紹介謝礼につきましては25戸分について今日まで払ってきているところでございます。


 固定資産税の額につきましては、16年度に47万6,900円、そして17年度に271万6,800円、現在まで319万3,700円の固定資産税が入っておりますが、これから順次ふえていくというふうに思っております。


 販売促進につきましては、公社は住まいの風ニュースというのを公社自身が年4回発行いたしておりまして、県内の建築事業関係者に配布いたしております。あるいは日本海新聞に年10回、住まいの風ニュース等がありますが、それにも公社は積極的に広報しております。あるいはまた、今日までチラシを町内各世帯に配布もいたしてまいりましたし、パンフレットを道の駅に置いて宣伝をする。あるいはまた建築関係企業を訪問をいたしまして、訪問販売等にも努めているところでございます。


 住宅供給公社の中部事務所長が今各方面から一生懸命情報を収集をしておりまして、それぞれ購入されておる方に対して個別に面談し、依頼をしながら今日まで来ているということでございまして、年間に5件なり6件なりはこの彼の努力によって売れつつあるということでございます。


 また、東伯中山道路の完成によりまして、先ほども言いましたように隣接してインターチェンジをつくるということになりますと大きな呼び水になるというふうに思っておりますし、さらにまた駅の南口から乗降できる、そういうような形にするように県の道路の方も駅の南に向かって延びてくるわけでありまして、それから先はじゃ町として道路の整備をするのか、どういう事業に乗っかってやるのかなということになるわけでありますが、そういうことが完成することによって、複合的に非常に便利のいい分譲宅地ということが形成されてしむけられていくではないかと期待をしているところでございます。


 さて、高規格道路と町づくりでございます。工事の進捗状況と開通時期ということであります。


 工事の進捗状況につきましては、今年度末で事業費ベースでいきますと45%、工事費ベースでいきますと35%となる報告を国土交通省の方から受けております。開通時期につきましては、平成20年代の前半の供用開始に向けて工事を進めているということでございました。


 町の財政負担の額でございますが、今まで、そして今後につきましても高規格道路建設に向けての財政支援はありませんし、今後も負担がないというふうに思っております。


 パーキングエリアの取り合い道路についてでございますけれども、町道別所中線からパーキングエリアに通じる道路は今整備をされておるところでございますし、パーキングエリアと現国道9号との接続道路につきましては、町道別所中線がありますのでこれの利用できるものと思いますし、この路線も年を追って整備していかなければならないというふうに思っておるところでございます。


 さらに、パーキングエリアについての町づくりとの関係でございます。


 本町の将来を見据えた重要なこれも政策課題だと認識をしております。


 町内6団体、琴浦町の商工会あるいは観光協会、あるいは3農協、3農協といいますのはとうはく、赤碕、そして大山乳業と漁協から要望で、まちづくり委員会からの提言もまたいただいているところでございまして、そういう意味からもその重要性を認識していますので、国土交通省に対しまして町長名で当該パーキングエリア内に、仮称でございますが、琴浦町地域創造活性化施設の設置整備について理解を得るべき要望を今現在しているところでございます。


 パーキングエリアとポート赤碕と関係でございますが、このパーキングエリアに直接出入りできる道路ができるかということでございますが、直接にこのパーキングエリアに外から出入りできる道路というものは、国土交通省に言いますとそれは許可できないそうであります。直接にですから近くの道路からパーキングエリアに入って、パーキングエリアから高規格道路に乗るということは、これは今のところ不可能だということの報告を受けております。


 いろいろこのポート赤碕との関係でございますけれども、いろんなことがありますが、特にあすこは複雑な地形でございます。踏切もございますし、非常に複雑な地形でございまして、これがシンプルにつなげるというようなことはまずできません。どういう形でやるのか、パーキングエリアから今度は自転車等でつなぐような形をとるのか、いろんなことが考えられるわけでありますけれども、ここはまたじっくりと知恵を皆さんからお寄せいただきたいというふうに思います。今のところ、シンプルにこのパーキングエリアとそして道の駅へとつなぐという道路は非常に難しいというふうに思っております。


 なおまた、このバイパスに県道の東伯淀江線の整備、あるいは赤碕の方では町道の福留線の改良等をやりまして、このバイパスに乗りやすくするというようなことにも今努めているところでございます。


 ひとまずの答弁にさせていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) 1番の選挙公約の件でございますけども、田中町長は長く赤碕町の行政を担当しておられて、赤碕町長を長くされました。また、新町になりましてからは助役を経験しておられます。ですから、その町については非常に甘いも酸いももう端から端までよく御存じだと思いますね。ですから、町民はもう我々が選んだ町長がこういう町にしたいとかああいう町にしたいとか、こういうことをできればいつまでにやりたいとかいうようなことをやっぱり待ってると思うんですね。確かにいい町をつくりますいい町をつくりますだけでは、やはりこれはだれでも言うことであって、やはり具体的な内容を住民に示していただきたい。


 確かにこの所信にもありますように、財政難であるとかいろいろ社会情勢が大変なことはわかりますけれども、やはり鳥取県の一番の人口を抱える一番大きな町であります。また、一番最初に合併した町の場合にぜひ強力なリーダーシップをとっていただいて、住民から選ばれた町長さんでございますので、どんどんやっていただきたいと。我々も議員は町長が企画された町づくりをいいことはいい、悪いことは悪いで御協力はさせていただきますので、ひとつよろしくお願いいたします。


 それで、確かにここに住民参加と、この間、民間委託の条例もできました。また、いろいろな審議会の委員であるとかそういうものの公募もだんだんと取り入れておられます。非常に私はいいことだと思います。県外でいろいろな道でばりばりやっておられた方もUターンもしておられます。そういう方の意見もどんどん私は取り入れていっていただきたいと思います。


 先ほどの温泉に、同僚議員が温泉のことをお話しされましたけども、確かに大変なことだと思いますけども、いろいろなノウハウを持った方が町内にはおられると思います。そういうまた意見をどんどん情報公開をしていただいて、意見募集もしていただきたいと思います。もしそのことに対してコメントがあればお願いいたします。よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 具体的なものがないではないかということでございますが、先ほどから申し上げましたように、例えば複式学級の解消であるとか30人学級の取り組みであるとか、非常に厳しい財政状況の中でありましたけれども、ここの部分はきちんと取り組まなければならないということで予算化を図ったところでございますし、あるいはまた先年から公民館の整備充実ということも申し上げておりまして、今非常に東伯地区の中の公民館というものがいかにも老朽化しておりまして、そういったものを年を追って直していく、修理をしていく、そういったことも今回、厳しい中でありましたけれども、少しずつ予算化をさせていただいたところでございます。


 具体的には、そういう細かいことでございますけれども、やはり数値目標ということにつきましては、何をいつというような数値目標はあえて設けておりませんけれども、できることはとにかく急ぐものから整備をしていくという基本的な考え方で、今、将来に向かって、先ほどからありましたように夢が語りにくい環境が取り巻いているということであります。今、この状況がいつまで続くのかというようなこととの関連もありますけれども、できれば本当に夢が語れるような財政状況が早く、そしてそういう中で本当にいつ、何年に何をやる、あるいはまた本庁舎も建てる、そういうようなことが語れる時代が来るように、今のところは耐えて、そして力を蓄えてやらなきゃ、とりあえずは今緊急にしなければならない子供たちの教育につきましては力を入れて行っているところでございます。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) 町長になられましてまだ1カ月ちょっとでございますので、ぜひこれから鋭意やっていただきたいと思います。


 数値目標につきましては、確かに問題があろうかと思いますけれども、民間であればほとんど数値目標は立てるわけです。会社であれば、去年がこれだったら、よし、情勢を見ながらことしはこうしようとか、すべてやっぱり数値目標なしに、まあやるだけやってみて頑張ってみて、できたらできただし、それできなかったらできなかったというようなことは毛頭ないわけです。もちろん数値よりできないこともありますけども、優秀な職員の方もおられるわけですから、内部の方でぜひ御検討いただいて、目標化できるものはぜひ目標を立てていただきたいと思います。これは要望でございます。


○議長(福本 宗敏君) ちょっと、これは要望ですか。


○議員(3番 高塚 勝君) 要望です。


○議長(福本 宗敏君) 要望はできませんので、気をつけてください。


○議員(3番 高塚 勝君) では、もしその点コメントがあればよろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 数値目標ということでありますけれども、先ほどから申し上げておりますように、例えば総合計画等の中で恐らく財政状況等は数値化して示さなければならないと思いますが、それ別にして、事業等ももちろん数値化して示さなければならないであろうというふうに思っております。


 民間がいろいろ数値化されて、それに向かって努力をしておりますけれども、経済新聞等を見ますとそれが大きく変わっていく。計画を立てたけれども、計画どおりにならなかったというようなことがたびたび出ております。そういうこともありますし、今、本当に厳しい時代でありますので、あえて数値化というようなことは私は実現があいまいなものにつきましてはなるべく避けるべきではないかなと思っているところでございます。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) 続きましてきらりタウンの件でございますが、住宅団地の販売の方は県の住宅公社ということでございました。ただ、平成24年には残った住宅地については町が買い上げるということでございます。24年まではまだ若干ありますけども、やはりこれは本腰で取り組まないと私は後でまた困った問題になると思います。


 そこで、利便施設というのがありますけども、住宅団地とは別に、それは町とのかかわりがあるのかないのか、それをお伺いいたします。


 それから、この販売促進でありますけども、公社が販売をする、23年までですか、24年までですか、ですけども、本当はやっぱり町民に対してこの販売に協力してくださいということをもっと積極的に私は何らかの形でやっていただきたいと思います。


 先ほど固定資産税をお聞きしました。あの土地がほとんど売れて、そしてあすこに住宅が建ったら、もうすごい固定資産税が私は入ってくると思っております。それをうまく計算をすれば、60万円の促進の補助というのは私はすぐペイできると思いますね。ですからその辺も含めまして、ぜひこの販売促進については力を入れていただきたいと思います。それよろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 利便施設というのは町と関係あるかということでございますが、これは町も深くかかわっていきたいと思っております。といいますのは、町も深くかかわりまして今日まであすこに、例えばグループホームであるとか、あるいはまた企業関係の立地もあすこに立地やるかというような部分もございます。ひとり公社に任せるということでなくて、町も深くかかわっていきたいと思っておりますが、例えば診療施設であるとか、あるいはまた先ほどからありますようないろんなスポーツ施設でありますとか、いろんなものを複合的に考える中で、そこにあることによって人が集まる、集まることによって分譲が進む、そういうようなことをぜひという思いでこの利便施設の要素というものを確保するようにお願いをしているところでございます。そういう施設につきましては、これからも努力をしていきたいと思っております。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) その利便施設でございますけども、この利便施設というのは全体のどのぐらいがもう売れてると言ったらおかしいですけど、利用されていて、あとどのぐらい残っているのか。その土地は、例えば平成24年に余った場合には町が買い取らないといけないものなのか、その辺よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 利便施設の用地として確保してあったものは大体販売が済んだということでございまして、申しわけございません。


 ただ、そこに町有の土地が、住宅であるとかあるいは公園用地であるとかいろいろつくっておりますのも、あるいはまた分譲宅地をまた利便施設として使うことも逆に、住宅供給公社ではもうえらいかたいことを言っておりまして、もう分譲宅地の用地はもう分譲宅地、住宅以外はいけないとかしばらく言っておりましたけれども、いや、それじゃ売れないということで、ほかの先ほども言いましたように病院等、あるいは商業施設等につきましてもこの分譲用地の中でも都合ができるようなそういうお願いを今しているところでございまして、そういったこともあわせてあの辺の販売に努めていきたいと思っております。


 ただ、どれくらいということにつきましては、その利便施設の用地等につきましては担当課長の方から申し上げます。


○議長(福本 宗敏君) 商工観光課長、山本富士雄君。


○商工観光課長(山本富士雄君) ちょっとしばらくお待ちいただきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 暫時休憩いたします。


               午後3時40分休憩


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               午後3時40分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 山本富士雄君。


○商工観光課長(山本富士雄君) お答えさせていただきます。


 利便施設用地は8,452平方メートルとなっております。以上です。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) では、高速道路について質問させていただきます。


 この地図を見ていただけば、先ほどの町長の答弁ではこのパーキングエリアからは外に出れないというお話でございました。私はもう当然出れるかなと思ってたんですけども、出れないという。出れなければ、ただこのパーキングエリアの中には、先ほど町長の話では、今、6団体とかが要望が出てるそういう施設を云々と。あとは何もないのか、トイレぐらいは国土交通省がやられるのか、その辺よろしくお願いします。


 それと、皆さん地図を見ていただきますと、ちょうど琴浦町の海岸付近の真ん中ぐらいに位置するわけです。インターが4カ所でございますので、我々が今これから米子に行きたいとか鳥取に行きたいといったときに、ここ役場ですから、どこから乗るかですね。それぞれお住まいである皆さんのところから米子、鳥取に行くのにどこで乗るかということになるわけです。規則はどうかわかりませんけども、この琴浦町のほぼ中央に位置するこのパーキングエリアからポート赤碕に向かってやはり接続道のいいものができれば物すごく効果が抜群ということになるわけです。


 御存じのように、この道路は道路公団民営化の私はおかげだと思っとんです。無料化の道路です。来月1日からは米子−淀江間も無料になります。そうしますと、これが完成しますと米子から鳥取県を経由して中国道の佐用インターまでがすべて無料ということになるわけです。としますと、例えば大阪を出た人が米子に行きたい場合に、今は中国道から米子道を通ってそこに行きますけども、今度は佐用からおりて鳥取経由でこの琴浦町を通って米子に行けば高速代も佐用までの高速代でいいと。あとは全部無料ということになるわけですね。非常に交通量も私は期待できるじゃないかと。


 例えば、鳥取の方が琴浦町役場に行きたいといったときに、どこのインターでおりてどう行くか。米子の方から来られた方も、道の駅に行くためにはどう行くかいった場合には、やはりこのパーキングエリアというものが重要な役目を私は示すと思います。ここから現在国道9号に接続する立派な道路をやはり町づくりの基本に入れてまちづくり計画をして、どんどんその関係先に要望していくということが必要じゃないかと思います。


 現在、皆さんもよく御存じのように青谷からトンネルができまして、現国道9号までつながりました。あのトンネルは高速道路ではありません。ただのバイパス道路です。新しい高速道路は、あの青谷のインターのところから真っすぐまた新しいトンネルをぶち抜いて湖山池の方に出ていくわけです。ああいう形でここを接続していただければ、非常に私はこれから50年先、100年先の琴浦町にとってはすばらしいことだと思うんですね。


 私は、個人的になりますが、ここはやはり例えば先ほど温泉のことも出ておりました。確かにいろいろ問題はあろうかと思いますけども、例えばこの辺に温泉施設をつくったり、役場もこの辺に持っていったりとか、いろんな商工会であるとかその他のこともポート赤碕とパーキングエリアとの接続をこの付近にそういうものを持っていけば、非常に町民にとっても私は利便性も高まるんじゃないかなと思います。最近の技術でいけば、谷あり山ありとも幾らでも工法的にはいろんな方法ができますので、ぜひそれをやっていただきたい。ましてやこのパーキングエリアから一切外に出れないというのは、私は後で禍根を残すじゃないかと思います。その辺ひとつよろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) このパーキングエリアのところから道の駅につながる道路というのは、もしつながれば非常にこの町の活性化にすばらしいことだと思うわけでありまして、これは国土交通省の方にぜひこういう形で、ここから出れるような形にしてくださいというお願い、要望は上げとるわけです。ただし要望はしておりますけれども、今のところはいけませんよと。ここはあくまでもパーキングエリアですよ、インターチェンジではないと。ですから出入りはできませんよということですが、強く、せっかくパーキングエリアができたら、おっしゃるように下に道の駅もある、このリンクをして何とかすることができないかということでお願いはしておるところでございまして、また仮にいけんということでございますが、今のところはいけないということでございまして、どこのパーキングエリアからも外に出れない、なるほど言われてみると今日あるパーキングエリアから外に出れるところはないように思います、私も通ってみまして。ですけど、外につながる道路というふうなもの、鎖はかけてありますけども、つくってあるんですね。そういうようなことを考えますと、せっかくそういった接続道路、リンクする道路がつくってあるということであれば、将来に向けてやっぱり強く要望してまいりたいと思っております。当然要望すべきでないかということでございますが、当然に私どもも強く要望してまいりたいと思っております。


 それから、このパーキングエリアには3ヘクタールぐらい国土交通省で求められとるわけですから、その中には、駐車場とトイレにつきましては国土交通省で整備をするということになっております。その中に、私どもの設備をつくらせてほしいというお願いを今しておるところでございますが、そういった状況で今あるということでございます。


 しかし、これはもう基本的にはいけないということを言われておりますが、道の駅とパーキングエリアをつなぐ、技術的には今の技術だったら簡単だというようなことでございますけれども、非常に素人で考えてもシンプルにつなぐ形というものはいかにも難しい地形なのかなというふうに思っています。しかしつながないけんということであれば、どういう形でつなぐのか。車がいけないということであれば、どういう形でつなぐことができるのかというようなことをまた皆さんのお知恵をおかしいただきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。


○議員(3番 高塚 勝君) 私は、ちょうど合併がありましたので、合併に大変お忙しかったということもあろうかと思います。ただ、この高速道路の計画というのは前々から進んできておるわけです。あすこにパーキングエリアができるということがいつ決定になったかは私も存じ上げておりませんけども、やはりその辺は後年あれを生かしてこういうことをしたいんだとか、ああいうことをしたいとかこういう町おこしをしたいとか、町をこの辺に持っていきたいんだということはやっぱり熱意を持って国にも話していけば、またそれなりにあろうと思います。


 ただ、現在のところ町は、現在の9号線と今度のパーキングエリアがつながればいいなという程度なんですね。具体的にここではこういうことを持ってきてこうしたいああしたい、だから協力してくださいと。ポート赤碕の駐車場とかああいう2階建ての施設等は国土交通省がつくられた施設です。仮にこれが無料道路が開通した場合に、どれだけの方があそこの道の駅のそういうものを利用するか。そうすると、ほとんど町内のこの近郊の方のみが使って、実際遠距離の人は今の現在のポート赤碕には寄らないという形が出てまいります。そういう面では、こことこことをつなぐということは、今までの国土交通省がつくったそういう道の駅に対しても非常に私は利便性が上がると。


 直線距離からいきますと、現在羽合青谷道路があります。羽合のサービスエリアがありますけども、あれは本線から大体七、八百メーターあのパーキングエリアまではかかるんです。ここはわずか同じぐらいの距離なんですね、このパーキングエリアから今の赤碕までは。ですから、ほとんど今の羽合のサービスエリアと距離的には変わらない。そういうところに現在あれだけの施設があるのに、みすみすあれを眺めながらそこに行けないということはやはり本当にもったいないということを思います。ですから、早急に町としてこのパーキングエリア等を生かしたまちづくり計画をしていただいて、強力にやっていただきたいと思います。その点、よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 計画当初から、この道の駅とのリンクにつきましては強く要望してまいりました。あれだけの道の駅の施設をつくっておきながら、今度はこちらへできますとおっしゃるように通行量ががた減りする。したがって、大変な状況というものが生まれるであろうということは想像にかたくない。そういうことで、この道の駅とパーキングエリアとのリンクというのを強く強く要望してまいりました。正式につなげることはできないのか。国土交通省としても、ここから出入りできるような形でぜひ進めてほしいということでお願いをしてまいりましたけども、全国にそういうような例が今のところはないということでございます。今のところないということでございますが、しかしこれからおっしゃるように強く要望してまいらなければ、本当にあの一帯の、そしてまた町の活性化に大きく影響するということになるという懸念をしているところでございます。強く要望してまいりたいと思っております。


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○議長(福本 宗敏君) 通告5番の質問が終わりましたので、ここで4時まで暫時休憩いたします。


               午後3時50分休憩


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               午後4時00分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 通告6番、新藤登子君。


○議員(7番 新藤 登子君) 通告に従いまして質問させていただきます。


 私ごとでございますが、このたび再び議会へ送り込んでいただきましてありがとうございました。初心に戻りまして、向こう4年間、琴浦町町づくりのために頑張ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 今、大変緊張しておりますが、一番初めに防災対策の取り組みについて質問いたします。


 ことしになって、琴浦町では2件の火災が発生しております。亡くなられた方がお一人いらっしゃいました。謹んでお悔やみ申し上げます。


 琴浦町では、高齢化社会に対応できる環境の整備や、またともに支え合う福祉の支援の輪を広げて、暮らしやすく災害に強い町づくりを目指しておられることと思いますが、近年は特に高齢化が進み、ひとり暮らしのお年寄りが多くなってまいりました。女性の視点を生かして、火災予防の指導や火災事故後の心のケアなどメンタル面が最も重要な仕事になってくると思います。現在、県内では女性の消防団員があるところは岩美町、それから鳥取の佐治、智頭町、そしてことしの1月は米子市の方で消防団が誕生しました。女性ならではのソフトな面を生かして、災害どきに女性のニーズにこたえられるような活動に期待していますと市の職員が言っておられます。


 私は、次の2点についてをお伺いいたします。


 琴浦町では、火災予防の担当の女性は置いていらっしゃいますでしょうか。


 2つ目に、女性の消防団員の任命はどのように考えていらっしゃいますか、お尋ねいたします。


 また、2つ目です。少子化対策について。女性の仕事と育児を両立させるため、男性が育児休業を取得しやすくするよう環境整備を求めた働く女性の実情を発表されてもう4年になります。配偶者の出産に伴い、育児休業を取得した男性の割合は依然低水準にとどまっています。女性の子育ての負担を軽くするには、男性が仕事と子育てを両立できるよう柔軟で多様な職場の環境の整備が必要と思います。まず、身近な行政の方では何人ぐらいの方が育児休業を取得しておられますか。


 また、各事業所への啓発はどのようにしてなされていますか、お聞かせください。よろしくお願いいたします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 新藤議員に答弁をさせていただきます。


 総務課または防災課の中に女性は何人で、どういう仕事をしているかということでございます。


 現在、本庁の総務課には女性が3人おりますけれども、直接に消防の防災に携わる女性職員はおりませんけれども、分庁管理課に消防を担当させてる女性職員を配置しております。


 どういう仕事ということでございますが、今、防災計画、消防団の運営あるいは広報活動等、そういう仕事に携わるようにしているところでございます。


 それから、女性で消防団に入団希望のある方がおられれば考えていきたいというふうに思っているところでもございます。おっしゃるように、いろんな市町村では女性の団員がおられて、それなりに女性の視点で活動をなさっているということであります。そういったようなことも参考にさせていただきながら、女性消防団の確保もこれから検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。


 少子化対策についてでございます。身近な行政の職員で何人ぐらいの者が過去育児休業を取得しておるかということでございます。


 平成4年に地方公務員の育児休業等に関する法律が施行されまして、全職種において育児休業が取得できるようになりましてから出産した職員は、おおむね育児休業を取得しているように思っております。


 ちなみに、ここ5年間では両町で12人の女性職員が取得をしております。また、過去におきましては、平成6年でございますが、男性職員も4カ月の育児休業をとったという実績もございます。


 また、各事業所への啓発はどのようになっているかということでございます。


 各事業所への指導などにつきましては、今まで町では啓発は行っていません。しかし、男性が仕事と子育てを両立できるよう、柔軟で多様な職場環境の整備は大変重要であると思っておりますので、琴浦町の雇用促進協議会等の研修会等、機会をとらえて周知をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。


○議長(福本 宗敏君) 7番、新藤登子君。


○議員(7番 新藤 登子君) 以前から、私はこの女性消防団員の任命を望んでおる一人でございます。やはり女性の視点でいろんな細かいことなどを女性の消防団員で、お年寄りとか、あるいは啓発なんかできると思うし、指導もできると思うんです。それで、今、女性の方が分庁にお一人いらっしゃるとお聞きしまして、大変うれしく思いました。


 私、以前、総務常任委員会の方に所属しておりまして、出初め式に2回出させていただきましたときは一度も顔が見えなかったので、女性がいないというのは寂しいなって、男性の消防団員の方からも女性がいないと寂しいということも2回お聞きしましたり、去年とおとどしでしたか、2回出させていただきましたときに、女性の担当の方いらっしゃらないかなってずっと思っておりましたんですけれども、今後そういう方がおられるようでしたらぜひ出初め式なんかにも出ていただきまして、私、今度は総務常任委員内に女性はいらっしゃいませんけれども、そうして出ておいでになられましたらいろんな話もできたんじゃないかなと私自身今思っておりますところでございます。


 それで米子市の方の消防団員の方からいろいろ聞いてみましたですけれども、やはり主な活動の内容としては災害どきには避難誘導の支援とか、また防災の情報や避難の情報の提供役ということもしているし、また火災予防の広報活動とか防災訓練の参加もすると。


 ただ、消防活動ですか、出初め、そういう消火する活動はできないと、女性は。だけどそういうケアなどは女性でないといけないということもお聞きしておりますので、ぜひ女性の消防団員を公募していただきまして、任命していただきたいと切に思う次第でありますけれども、その辺のところを町長、もう一度そうしたところをお聞かせいただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 分庁におります消防担当の職員というのは、分庁管理課の組織の中に組み入れております。一般的に消防団員の皆さんに接するのは、本庁の総務課の中であります防災係が消防担当ということで直接には出かけさせていただいているということでございまして、そういう関係で対外的な部分につきましては総務課の消防担当が出かけるということになっておりますので、その辺は御理解賜っておきたいというふうに思います。


 また、どうしてもそんな会に顔は見せてほしいということでありましたら、また課同士の連携をとらせまして出席させることもできるのではないかというふうに思っております。


 それから、女性消防団員の仕事につきましては、啓発や避難誘導や防災訓練、あるいは災害時等につきましての避難場所でのいろんな仕事というものがあるわけであります。もっと言えば、消火はできないということでありましたけども、消火もひっくるめてできるというふうな部分もあるわけですから、ぜひこれからも女性消防団員の募集等に心を砕いていきたいと思いますが、応募があるかどうかは別として、募集的にはそういうことでやってみようかと思っております。


○議長(福本 宗敏君) 7番、新藤登子君。


○議員(7番 新藤 登子君) 今御答弁いただきました。あるかないかというのはちょっと不安なところがあるんですけれども、いろいろ前も結構時間をかけて公募しておられました。それでやはり急ぐじゃなくって、余り急ぎ足ではいけないと思いますので、ゆっくり時間かけてで公募していただきまして、琴浦町の女性の消防団員をぜひ町長の方から任命していただきたいと思いますので、ぜひひとつよろしくお願いいたします。


 それで、次の子育て支援の方に行きたいと思います。


 少子化対策について、子育ての全国調査で、鳥取県の調査結果をもとに家に早く帰宅できる方とできない方、そして育児休業がとれる方ととれない方など格差社会がすごく広がっているということです。それで父親の7割は母親のストレスを感じていると。そして、1割は母親の育児不安で仕事に専念できないと感じているという話があります。母親だけではなく、父親のストレスも大変あるということです。それで職場では本当に専念ができないと。


 それで、保育者は体の疲れを感じている人が8割から9割、そして8割の人が1人でほっとしたいと感じており、保育者の保育ストレスが深刻だと負担感の現状を説明しておられます。


 育児休業制度がある職場においては妻の14.3%が子供を産んだが、制度がない職場では5.2%でとどまっているということです。


 また、子供を望んでいた夫婦のうち夫の休日ケア、家事、育児の時間がふえた夫婦には30.4%、新たに子供ができたということです。また反対に、夫の家事の量が減った場合は20.2%で、夫の仕事ぶりが出産に反映しているすごく傾向があるということです。


 それで、やはり先ほど町長の答弁で男性も育児休業をとっておられるということをお聞きしまして、女性もとっておられるということですけど、今度その職場に帰られたときにその仕事がちゃんとあるかないかという不安も大きいということを聞いております。その辺のところは、もとの職場に帰られたときの不安というのは、不安じゃなくてちゃんと席はあるでしょうか。ないという方がとっても多くて、結局何をしたらいいのかわからない、それでやめざるを得ないという女性もあるように聞いておりますけれど、その辺のところお聞かせください。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 少なくとも、育児休業をとった職員が終わったときに帰り場所がないというふうなことは公務員の場合は考えられません。これは権利としてとるわけでありますから、これは帰るときはちゃんと原則もとの場所に帰るということになっておりますので。


○議長(福本 宗敏君) 7番、新藤登子君。


○議員(7番 新藤 登子君) 先日の新聞では、3月の9日の新聞ですけれども、県では5社の企業が取得されました。それでこの町内はまだ啓発がしておられないとお聞きしましたので、ぜひ育児休業がとれるように各企業ともにもうちょっと啓発を行政の方からしていただければいいのじゃないかなと思いますけれども、その辺。もうこれで最後にして終わりたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 担当課の方を通じまして、折に触れて啓発をしてまいりたいというふうに思います。


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○議長(福本 宗敏君) 通告6番の質問が終わりましたので、通告7番、金田章君。


○議員(8番 金田 章君) 8番、金田章です。


 質問に先立って、このたび多くの方々の御支援を受け議席を与えていただきましたことに厚くお礼を申し上げます。今後ともよろしく御指導を賜りますようにお願い申し上げます。


 3月定例議会に当たり、通告いたしましたように3項目について町長にお伺いいたします。


 まず、琴浦町の道路行政の中から、最初に町道八橋小学校線の改修についてお尋ねいたします。


この道路は、国道9号線の北側の町道東町線から南に延び、国道9号線、JR踏切を横断し、八橋小学校までの全長512.5メーターの道路でございます。この道路は、南側に立石台、ガーデンヒルズと町立保育園、町立幼稚園があり、通勤の車、農作業などの車で朝夕の車の通行量はかなりのものがあり、町民よりいつごろ改修がなされるのかとの改修を待つ声をよく聞きます。改修計画は、平成3年に畑地総合整備事業で進められているようです。A1号幹線道路工事に関連して計画されているようですが、この畑地総合整備事業は平成18年度で終期になり、国の補助が受けられなくなるということですが、現在までの進捗状況はどのようでしょうか。また、JRの対応、民間の地権者との用地問題はどのようでしょうか。今後どのように進められる計画でしょうか。改修工事完了はいつごろの予定でしょうか。具体的に町長にお伺いいたします。


 次に、2番目といたしまして、町道高野線の海蔵寺坂の改良について町長にお伺いいたします。


 赤碕地区を東西に走る旧国道のほぼ中央から、松谷方面へ延びる町道高野線があります。旧国道の取りつけ部から南側に、町長はよく御存じのように海蔵寺坂があります。急坂で急カーブのある大変見通しの悪い道路でありますが、赤碕地区の中部から松谷、松ケ丘に至る、また県道赤碕大山線、9号線を結ぶ大変重要な道路であります。


 それに加えまして、小学生の通学路でもありますし、この道路の改修につきましては地元の住民はもとより小学生の保護者、多くの利用者から改修の要望が出ていることは町長はよく御存じのことと思います。


 町長は、この道路の改修について、合併前に財政状況が許せば町道福留線と一緒に改良を考えていかなければならないとか、またその付近一帯の地形を考え、バイパス方式も視野に入れて新町の整備計画の中に位置づけることが重要であると答えておられます。町長の現在の所見をお聞かせいただきたいと思います。


 次に、琴浦町農林水産行政の中から、原油高による燃料油、石油化学製品の価格上昇が地域の農林水産業に深刻な影響を及ぼしていることについて町長にお伺いいたします。


 世界的な原油価格の高騰は、重油、軽油、ガソリン、灯油などの燃料費を初め石油化学製品の値上げとなり、一般生活分野にまで深刻な影響を及ぼしていますが、生産物のすべてを市場に出荷する価格転嫁が不可能な農業や漁業に深刻な影響を与えております。


 昨年12月28日の日本農業新聞の第1面には、原油高が施設農家の9割に影響を与えるという見出しで大きく出ております。琴浦町においても、花卉栽培、野菜、花の育苗、ブドウ栽培等の加温式の栽培農家の原油高騰の影響は深刻であります。


 一方、漁業におきましては、エンジン用の燃料油を初め石油化学製品である魚箱を初め漁具その他の資材の値上がりが経費増になり、経営を圧迫しております。何か早急な対策をと望む声が多数上がっておりますが、経済紙などを見ますと原油の高騰は短期的なものでなく、ある程度構造的なものであると言われていますが、農業、水産業は琴浦町の基幹産業であります。農協、漁協など関係団体と省エネ対策、生産コストの削減等、自助努力は当然のことながら支援策を協議、また県や国への担当機関への働きかけなど町は対応をどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。


 以上、3項目についてお尋ねして、ひとまず質問を終わります。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 金田議員さんにお答えをさせていただきたいと思います。


 町道八橋小学校線の改修についてですが、進捗率あるいはJR対応、あるいは地権者の用地問題等についてのお尋ねでございました。


 この町道八橋小学校線の改修につきましては、本線は国道9号から八橋小学校西側のり面に沿って町道立石台小学校線に至る延長600メートルで幅員が5メートル、歩道2メートルの整備計画で地元要望を受けまして、平成12年度に実質の県営畑地帯総合整備事業、立石西地区の計画に取り組みを行ったものでございます。


 起点の国道9号の取りつけ、あるいはJR踏切、家屋移転、用地取得の難航、地籍調査等の諸問題がありましたけれども、関係者に対しまして平成12年12月26日に全体説明会を開催をいたしまして、計画、事業スケジュールの説明と地権者の方々に取得予定の用地面積の概数を示し、承諾をいただいているところでございます。


 国道9号の取りつけ部分の家屋移転は、1件は平成15年に移転を完了していますが、他の協議、交渉が進展せずに、工事着手に至ってございません。地元の要望は高いものの、諸問題の解決に難航していることと、県営畑地帯総合整備事業の予算枠の中で平成19年4月の小田股ダムの開通に備え、畑地かんがい事業を最優先せざるを得ない事情がありまして、着手がおくれているのが現状でございます。


 現在実施中の事業は平成18年度事業の最終年でありますが、要望が高い事業で未着手のものにつきましては、新たな県営畑地帯総合整備事業担い手支援型といいますが、で平成19年度から実施するよう、平成18年度新規採択申請を行う予定にしているところでございます。


 事業の内容は、本路線と八橋の字清水から粟子を経まして旧赤碕境の町道釛上野線につながる区間までの農道整備と、畑地かんがい事業をすることとしております。事業の工期につきましては、平成23年度完成を目標としているところでございます。


 なおまた、お尋ねの地権者の用地はどうなっておるかということでありますが、19年度の事業でこの用地の対応をする計画にいたしているところでございます。


 続きまして、町道高野線海蔵寺坂の改修でございます。


 町道高野線海蔵寺坂の改修についてでございますが、昨年9月議会でも同様な御質問をいただきましたが、確かに本路線は一般県道大栄赤碕線、主要地方道赤碕大山線、一般国道9号を結ぶ大切な路線である認識は持っておりますが、西側には海蔵寺川、人家も連檐しているというようなことでありまして、現時点では全面改良は非常に困難であると思っております。とりあえず部分的に地権者の皆さんの御理解がいただければ、カーブ修正等で、あるいはまた側溝の整備による幅員確保等を部分的に図っていきたいというふうに思っております。


 福留線が改良が済みますとここにかかりたいという話をいたしておりましたけれども、その後にいかにも厳しい財政状況が押し寄せてまいりました。ただ、この路線につきましては、先ほどありましたようにまちづくり計画の中にも位置づけられておりまして、これは法線を初め抜本的なものをこれから検討しなければならないというふうに思っております。決して見捨てられている路線ではございません。考えなければならないという位置づけがされている路線でございます。


 農林水産業の原油高騰についてでございます。


 原油価格の高騰によりまして、農林漁業者にとってはかなり深刻な課題となっています。平成15年9月の時点に比べて、ガソリン、軽油、重油、灯油が1.5倍から2倍に急騰しています。農業用の軽油については、現時点で税込みで109円でありますが、免税額が32円10銭となっておりますので、ガソリンスタンドや県税事務所で御相談いただければと思います。


 ハウスの加温につきましては、暮れから寒い日が続いていますので大変な状態であります。このような中にあって、全国農協中央会ではこの対策として農協組織を通して平成17年10月から平成18年3月までの限定で、A重油62円と灯油80円を農業用に使用された方を対象にリッター1円程度の還元をされる仕組みとなっているということを聞いております。現在、農協系列の給油所で実績について取りまとめはなされている段階であります。


 また、漁業者も重油の高騰の中にありまして、国では原油高騰対策関連施設の整備事業が創設されたところでございます。これは国が10分の4を補助するものであります。


 赤碕漁協では、燃料タンク50キロリットルでございますが、昭和44年に整備されましたが、既に耐用年数である15年を過ぎ、負荷がかからないよう非効率な使用がなされております。平成18年にこの事業で30キロリットルタンクを整備するという計画でございます。町も漁協と一緒になって、漁業者にこの部分についての支援を行う考えをしておるところでございます。


 以上で答弁にかえさせていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 8番、金田章君。


○議員(8番 金田 章君) この町道八橋小学校線ですね、実際に車の通行量状態を参考までに数字で申し上げますと、3月の7日、朝7時から9時までの2時間、多分1日のうちで一番交通量の多い時間帯ではないかと、こういうふうに思っておりますが、9号線から八橋小学校線へ入る車は141台でした。反対に、9号線へ出る車は199台。2時間の合計が340台でありました。言いかえれば、この町道八橋小学校線を通る車は2時間で340台でありました。カウント中に20メートルほど横の方で追突事故があったりいたしましたが、現在背後地の住宅数は立石台が57軒、ガーデンヒルズが76戸の住宅が建っているようですが、今後まだまだ住宅も増加し、この地域の人口の増加は確実であると考えられます。


 また、現在工事中の畑地に水が配管されれば、農業のための車の往来も増加するものと考えられます。この町道八橋小学校線の早期の改修工事が待たれるところですが、町長の説明で次の新たな補助事業でやっていくんだということでございますが、現在このJRの用地の問題とか、あるいは民家の方々との話し合いが持たれとるということですが、ほとんどの方がまだ契約をしておられないということでございますが、これはやっぱり誠意を持ってお願いされれば理解していただけそうでしょうか。あるいはもう既に詳細な図面は完成しておりますでしょうか。その辺のところもぜひもう一度お答え願いたいと、このように思っております。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 関係者の協議であるとか図面等の件につきましては、建設課長において経過を説明させていただきます。


○議長(福本 宗敏君) 建設課長、有福正壽君。


○建設課長(有福 正壽君) 金田議員さんにお答えいたします。


 用地の交渉につきましては、5年ほど前からある1件、ちょっと難しいでないかという方に交渉を5年間続けてきております。ただ、この方の用地が一番ネックになるところばかりにありまして、これにつきまして県の大規模推進室と協議いたしまして、一時ちょっと中断しようということで、18年度の申請が認可された時点で再度交渉に入りたいということで、今、打ち合わせをしておるところでございます。


 それから、図面につきましては大規模推進室の方で既にできておりまして、関係各位の大体の、おおよその面積の部分につきましては提示しておりますので、その辺は御理解いただきたいと思います。以上です。


○議長(福本 宗敏君) 8番、金田章君。


○議員(8番 金田 章君) よく理解できました。


 次に参ります。次に町道高野線海蔵寺坂についてでありますが、この件につきましては、今、町長がおっしゃられたように、前町長のときに琴浦町になって海蔵寺坂の改修事業計画はどのあたりに位置づけられているのかなと思いましてお尋ねしたことがありますが、町長、あの海蔵寺坂のバイパス方式、やっぱり抜本的な計画もとおっしゃっておりますが、現実的に現在かなり交通難所となっております。大きな交渉が現在実現困難ならば、危険防止のために町長が今おっしゃられましたカーブ部分の修正とかあるいは側溝の整備による幅員拡充、それから新しく小学校の校門から西の方にずっとおりてきて海蔵寺坂に出入りするあの取りつけ道路のところの一部分、非常に幅員の狭いところがありまして、そういうところを確実に一部分ずつでもやって、海蔵寺坂の下水道工事あけられて、あわせて融雪装置もつけるとか、改修工事に優先順位をつくられて、わずかでも、部分的にでも進められて町民の期待にこたえられるお考えはないか。


 また、前町長は前回の質問のときに、何かいい補助対象はないかなと、身になる方法はないものかなというような答弁もしておられましたが、その辺のところはどうでしょうか。決して一度に大きなそういった抜本的な道路改正ができる状態ではない現在、部分的に目に見えたところ、危険なところを順次優先順位をつけながら町民はしていただくように期待しているようですが、その辺のところの町長の再度見解をお願いいたします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) お答えをいたしますが、非常に交通難所でありまして、できるところからカーブ修正等をやらせていただきたいということを申し上げたわけでございます。側溝整備であるとか、あるいは道路の取りつけ部分の改良であるとか、部分部分のできるところからやっていきたいというふうに思っておりますが、ただ、そのありました融雪装置というようなことにつきましては、これは水源の確保等々の問題もありまして、軽々にできますやりますというようなことは言えませんが、できるところからやらせていただきたい。


 ただ、そういうことをやっておりましても抜本的改修にならないということでございまして、これは本当にいい補助事業等ができてきたらそれに乗りたいというふうに思いますが、今のところそういうことで進めさせていただきたいと思います。


○議長(福本 宗敏君) 8番、金田章君。


○議員(8番 金田 章君) ただいまの町長の答弁、期待しております。次に移ります。


 先ほど町長が赤碕漁協の燃料油高騰対策の一環として、燃料タンク50トンの今使用中のものを30トンのものに修繕すると。耐用年数が来ているということで、事業費820万円ですか、国が10分の4、町からは328万円ですか、という事業が予定されているようでございます。大変ありがたいことでございます。


 しかし、これは燃料タンクは既設のものでありまして、このたびの早い時期の原油高騰による漁業者の経営改善にはすぐ直接つながってこないんじゃないかなと、このように思っております。現在、漁船に使用される漁協のA重油の価格ですが、上昇は昨年の3月に1リッター当たり51円45銭、これは税込みであります。ことしの3月には1リッター当たり72円45銭、つい二、三日前のことでございます。1年間で1リッター21円、40%も上昇を来しております。特にことしに入りまして急激な値上がりとなっております。付随して、石油化学製品である発泡スチロールの魚箱類も2年間で約20%の値上がりになっております。漁業経営に深刻な影響を与えております。


 燃料の余りの高騰に、省エネ対策として水産庁とか鳥取県の集魚灯を効率のよい発光ダイオードに変換するための現在試験中です。盛んに試験が行われております。それが実現すれば、燃料消費量は今のメタルハライドの電球の半減するということで注目されておりますが、まだ実用化には時間がかかるそうです。もちろん船の低速運転や魚に付加価値をつけるための活魚の出荷等の各種自助努力も行っております。


 一方、温風加温農家では、花の育苗の加温開始を、温度を上げる月を1カ月おくらせるとか、加温の設定温度を、花の種類によりますが、ベゴニアとかマリーゴールド、ペチュニアなどでは理想的な温度からマイナス10度下げておると。それから、スターチスという花は理想的な温度から6度ぐらい下げて栽培しておるというのが現状でございます。花によっては、不作で悪い結果が出ております。私も畑で見せていただきましたが、スターチスなんていう花は茎に縦にずっと割れる線が入ったりして、花もふぞろいで大変だというようなことをおっしゃっておりました。


 燃料対策、関連資材対策として該当農家は今言いました設定温度を下げたり加温開始の日にちをおくらせたり、燃料は、ここにちょっと問題があるかなと思いますが、市販の安いところへ買いに出ておいでです。ハウスのビニールシートは耐用年数以上に1年ぐらいオーバーして使っていくんだというような農家の方々、自助対策を講じておられます。


 ある花卉栽培農家では、例年広島、松江の花の市場に出荷するが、ことしは温度を下げ過ぎたためにもう花の本数がまとまらないためにまだ一度も市場に出荷できず、直売所に少しずつ出す状況であると。このときに、直売所のありがたさを本当に感謝を込めておっしゃっておりました。


 町長、第1次産業の中でも今言いましたように価格転嫁のできない、市場に直接出して競りにかけて売買してもらうためは、もう私たちの考えで価格は操作できないわけです。そういう農業、漁業者の自助努力にもやっぱり限界があると思うんです。


 他県におきましては、参考のためですが、次のような支援策がとられておりました。例えば佐賀県では、ハウスの加温ボイラーの排気熱回収装置を設置する農家に県と市町村が設置費用の4割を補助するというようなところもありましたし、徳島県では市町村と折半で借入金の末端金利をゼロとする利子補給を行う支援を発表しておりますが、農業及び漁業者に融資関係の支援策として低利子融資、重油引き取り料1リッター当たりに対する1円とか50銭とかの金額の還元とか、あるいは省エネ、省コスト化に必要な機械施設の導入に助成するとか、価格高騰でふえた経費分に充てるために借り入れる制度資金について金利をゼロとする利子補給など、琴浦町においてはこのような支援策のお考えはありませんか、再度お伺いいたします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 農業に関しましては、それなりに経費等につきまして32円10銭の減免措置ということでございます。ただ、漁業につきましては、そういう制度、重油でございますね、重油につきましてはそういう措置が考えられていないということでございます。


 佐賀県や徳島県とかいうようなお話がございました。鳥取県の場合はどうなのかなということはまた担当課長の方から説明させますけれども、いかにもこのたび30キロリットルの燃料タンク整備のために町も10分の3お手伝いしましょうよということにしておりまして、町費でもってその重油の上乗せをするということはいかにも今苦しい台所事情を御理解いただきたいと思います。


 あとは担当課長の方で行います。


○議長(福本 宗敏君) 農林水産課長、山?肇君。


○農林水産課長(山? 肇君) 金田議員さんにお答えいたします。


 先日、この原油高騰問題について、普及所でありますとか中部総合の農業振興課に尋ねたわけでございますけども、直接県の支援は今のところございませんという回答でございました。


 しかしながら、今のゼロ金利だとかそういうものについては、現場の声といいますか、農家の声を県の方に相談をさせていただきたいなと思っておるところでございます。できるかできないかはよくわかりませんけども、農家の声としてこういうことがございましたということは直接担当の方に伝えてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(福本 宗敏君) あらかじめ本日の会議の時間を延長いたします。


 8番、金田章君。


○議員(8番 金田 章君) 今、答弁いただきましたが、各組合、関係団体等も協力して協議されましていい方向に行くことを期待しておりますが、今、農協の方からまとめて買えば安くなるということでございましたが、やはり市販で購入しておる方々にその辺のところを周知ということが大切なことだというように思いますが、よくわかりました。どうも。


     ───────────────────────────────


○議長(福本 宗敏君) 通告7番の質問が終わりましたので、ここで5時まで暫時休憩いたします。


               午後4時48分休憩


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               午後5時00分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 通告8番、桑本始君。


○議員(14番 桑本 始君) まず最初に、質問に先立ち、私ごとで恐縮ですが、さきの選挙におきまして議席を与えていただきましたことを多くの町民の皆さんにお礼を申し上げたいというふうに思っております。


 また、斬新なアイデアの発想の琴浦町長2代目として当選されました田中町長におかれましては、今後御活躍を大きな期待を寄せている一人でございますので、よろしくお願い申し上げます。


 地方分権社会のキーワードは、意識改革と現場主義、地方自治の原点は地域の現場、当事者、町民に必要なことをどれだけくみ上げられるかということですが、現場に立って生の声を聞き、何が問題かを把握して解決するための政策を実行していく、そういう意識を持てるかどうかが分権社会への別れ道だと考え、その観点に立って以前より通告しております行財政改革について質問をいたします。


 新年度予算案などを審議する市町村議会が始まり、県は市町村振興課の廃止や市町村交付金の創設など、市町村に自立を求める政策を上げております。だが、市町村は国と地方財政の三位一体改革による国庫補助負担金の削減などで財政事情が悪化し、歳出を削り基金の取り崩しなどで目減り分を地方債で補うなど、予算編成に苦慮しておられます。


 市町村に自立を求める県の亀井市町村振興課長は、県の予算が苦しくなったから市町村の自立を促しているわけではないと語っておられます。2000年度に地方分権一括法が施行されたことを上げて、それぞれが財政状況に合わせて対応しなければならない状況にあると語り、市町村に自立を求めているわけでございます。


 だが、肝心の市町村は財政悪化で自立はおろか新年度の予算編成にさえ四苦八苦、琴浦町の平成18年度当初予算案を家計簿に例えると、自己破産、財政再建団体転落、自己破産を逃れるため節約を重ね、10年連続で支出を減らしたが将来の見通しが立たず、家人の不安は募るばかり。琴浦町予算を一般家庭に投影すると、そんな家族像が浮かぶのでございます。


 給与(町税)は前年度並みを保って17億4,000万円だが、必要な支出には到底届かない。家の修理費など(投資的経費)を節約した上に、新たなローン、町債です、町債を組んで6億4,600万円を借りました。それでも借金残高は128億円に膨らみ、自立を促す実家(国)に対して、自立をさせたいなら仕送りは給与、税源移譲です、給与にしてくれと口論する機会も多くなりました。仕送り(地方交付税、国庫支出金)は3億も減らされ続け、貯金(基金)を4億6,000万円を取り崩す日々が毎日続いているのがこの琴浦町の家庭で起こっている家計簿からの想像でございます。


 やりくりに苦労しても、教育費、扶助費など将来に影響を及ぼすことになる手は抜けないです。給与アップにつながるスキルアップ(産業振興)にも引き続き取り組まなければなりません。


 ただ、実家も我が家も家計は火の車とあって、給与アップも仕送り増加も難しい御時世でございます。これ以上どこを節約すればいいのかと、家計簿を見詰めながらぼやく日々が毎日続いております。


 財政指標から見る限り、自治体財政は既に破産をしております。すなわち自治体財政は、財源補てん債とか基金取り崩しなどで赤字を黒字に粉飾しているにすぎないです。にもかかわらず、自治体は国庫支援を期待して財政再建のメスを振るおうとはしない。このような切開手術の先送りは赤字の傷口をいたずらに大きくするだけであります。自治体の財政赤字を直視し、その原因が自治体自身の運営ミスにあることを自戒し、明確な処方せんをもって財政再建を実施しなければならないと思います。


 自治体は、このたびの地方財政危機は政府による交付税、財源不足の地方債補てん方式によってもたらされたという不満が根強いと思います。しかし、自治体である以上、補てんされた財源を活用して財政運営を安定軌道に乗せていくのが自治体本来の責務であると思います。


 だが、財政危機は一般会計だけではなく、公営企業、外郭団体といった外部会計で深刻化し、一般会計を脅かしているのも現状であります。また、自治体財政の分析は、ストック、連結会計からの分析ではなく、一般会計の形式的収支のベースであり、そのため自治体の危機意識の欠如は信じがたいと言わざるを得ません。多くの自治体財政は、既に財政調整基金をほとんど食いつぶしており、財政抵抗力は極めて乏しく、自治体財政が行政不良資産の処理を余儀なくされると一気に破綻が現実化するおそれがございます。


 短期的財源対策としては、減量化しかありません。聖域なき減量経営から構造改革を遂行しなければ、財政再建は達成されないでしょう。自治体は、この減量化の被害を最小限に食いとめるため、行政不良資産の売却、民間方式の導入、外郭団体の破産整理等をいかに効率的に処理していくか、その経営能力が試されているのでございます。


 今日となっては、自治体財政の被害、町民、職員の犠牲を最小限にするには、自治体経営の原点に返って減量経営で財政削減をし、財政再建を地道に実施し、そこから自治体復権への政策型財政再建を構築していかなければその打開策は見えないでしょう。


 そこで、先般3月9日、平成18年度予算編成方針を田中町長が発表されたところでございますが、この編成に当たって、予算要求段階からのヒアリング、総務課長、助役、町長査定で決定されたその経過についてはどうだったのでしょうか。


 総務省が地方自治体に策定を求めている集中改革プラン、計画期間は平成17年度から平成21年度を17年度中に策定せよということになっておりますが、策定され、市町村から提出されたプランを県がチェック、必要に応じて助言されたのか。


 職員の給与削減について、一律2%削減。削減に伴う財政効果は約3,300万円と聞いております。これは執行部と町職労が合意に至った経過、特に執行部が交渉段階で最初に提示した削減率は幾らだったんでしょうか。


 18年度末の各財政手法、財政力指数、経常収支比率、起債制限比率、公債費負担比率、公債費比率はどうなっているのでしょうか。


 また、基金残高は幾らになりますでしょうか。これは特定目的基金も含めてお答えしていただきたいと思います。


 地方債残高は幾らになるでしょうか。


 指定管理者制度43対象施設の選定と公募はいつやられますでしょうか。


 各課の公用車の台数を削減することは検討されなかったでしょうか。


 投資的経費、職員手当の削減はどのように検討されたのか、町長にお伺いします。以上。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 桑本議員にお答えをしたいと思います。


 平成18年度の当初予算編成におきましては、国の地方財政中期見通しの中で地方交付税が対前年度5.9%の減、臨時財政対策債が9.8%の減という非常に厳しい中での予算査定となりました。まさにおっしゃるように家計簿を見ながら、ぼやきながら予算の査定という形になったのでありましょうか。そしてまた、おっしゃるようにこれを乗り切るには聖域なき減量化が必要、あるいは減量以外に乗り切る道はない。まさにおっしゃるとおりであります。


 職員組合の協力を得まして、職員の給与を人事院勧告による平均4.8%削減、あるいはわたりの廃止に加えまして一律5%の削減を行ったところです。


 先ほど、職員組合との交渉の中で、こちらの方で提示した削減率は幾らだったかということでありますが、まさに2%のカットは私の方から提言をしたところであります。いかにも4.8%の削減の上に削減をさらに上乗せをする、カットを上乗せするというのはしのびないものがありましたけれども、ここは財政の硬直化、歳出に見合うものがどうしても確保できない、職員もこの痛みを共有をしなければならない、そういう思いの中で2%のカットを提言し、そして組合もそれを了として今日の予算になったわけであります。


 また、議会の皆さんにも御理解と御協力を賜りまして、報酬審議会が答申しましたとおり3%の削減を報酬から御了解をいただくように、このたびの予算に計上させていただいたところであります。


 また、町長以下特別職につきましても、昨年に引き続き10%、8%、6%の削減を実施いたします。そして職員の早期退職勧奨も促しまして、その結果、一般会計予算附属書類にもありますように、給与及び職員手当、共済費等におきましては退職及び2%削減によりますところの1億7,539万5,000円の削減額となります。


 公用車におきましても、先ほどお尋ねがございました。古い車は廃車等も行いますが、これについての補充は、新しくすることは控えるというようなことの予算の編成も行っているところであります。


 しかし、そうした努力にもかかわらず、まだ歳入不足は3億3,000万程度であり、やむなく財政調整基金を初め各種目的基金の取り崩しということになったところであります。普通会計レベルでの資産は、経常収支比率は95%近くなり、財政の硬直化が進み、公債費負担率も23.6%と一般財源の硬直化が進行してまいります。一般財源は対前年度4.3%、約2億6,000万円の減、自主財源も2.9%、約8,200万円の減となりました。


 その一方で、歳出における義務的経費は対前年度1.8%の増であります。一般財源に占める義務的経費の割合は74.7%で、4.5%も上昇するということになったわけであります。


 そのほかにも、このたびの予算編成におきましては事務事業や補助金や、あるいは審議会、イベント等の見直し、機構改革による課、室の減、職員にかかわることにつきましては特殊勤務手当の廃止、あるいは駐車場料金の徴収等を考えているところですが、さらに行財政改革委員会、管理職会議等での協議を重ねているところであります。非常に厳しい中での予算の編成でございます。


 御指摘の助役、総務課長のヒアリングの経過ということでございますが、いかにも当初の予算の要求の額というのは町民の皆さんの思いをそれぞれセクションの課長が重く手に受けとめておりまして、いかにも高額なものになっております。しかし、そのものはまた課長会等で協議をする中でだんだんと現実に近い数字になっていくわけでありますが、その経過等につきましては総務課長の方からまた説明をさせていただきたいと思います。


 貯金残高あるいは起債の残高、あるいはまた投資的経費への取り組み、そういったことにつきまして、先ほどのお尋ねの件につきましては総務課長の方からまた説明させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。


 なおまた、冒頭に私に対するエールを賜りました。どうぞ桑本議員におかれましても町民の皆さんの熱い負託におこたえになって、町のために何かと私どもに御指導賜りますようお願いを申し上げるところであります。


○議長(福本 宗敏君) 総務課長、松岡義雄君。


○総務課長(松岡 義雄君) まず、基金残でありますが、14億9,800万ほど基金残が残っております。


 それから、地方債につきましては、これは16年決算でありますが、約129億8,000万ほどございます。


 それから、指定管理者制度でございますが、指定管理者制度につきましては今回条例改正等出させていただいておりますが、6月議会で制定させていただいて、9月から実施というような形になろうかというふうに思っております。


 それから、行革に伴います集中改革プランにつきましては、現在いろいろ町長の方からありましたように進めておりまして、それで審議会委員を選ばさせていただいて、具体的な内容に進めていきたいというふうに考えております。


 あと職員手当につきましては、先ほど町長の方で話を行っております。


 多岐にわたっておりましたので、ちょっと聞き漏らした点があろうかと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 先ほど総務課長から言った部分で答弁が漏れておりますが、ヒアリングの経過でございます。


 当初予算におきましては、歳出で一般会計で97億1,441万円ございました。この時点で、財源が不足する額が11億4,475万8,000円ございました。交渉の時点で。それからずっと町長査定等もやりまして、そして1回目の町長査定のときに90億9,752万6,000円ということになりました。この時点で、大体4億円の歳入不足ということでございました。その後に組合等との話の中で人件費カットをやりまして、歳出の総額が88億2,998万1,000円ということになりました。そういうようなことで、現在の88億3,300万円の歳入歳出総額の予算ということでございます。経過に至るまでには、何回も何回も予算のヒアリングがなされておりますが、要約いたしますとそういう形でございます。


○議長(福本 宗敏君) 暫時休憩いたします。


               午後5時20分休憩


     ───────────────────────────────


               午後5時20分再開


○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き議会を再開いたします。


 総務課長、松岡義雄君。


○総務課長(松岡 義雄君) 16年決算でありますが、11.6%でございます。


○議長(福本 宗敏君) 14番、桑本始君。


○議員(14番 桑本 始君) 今、町長の方から答弁していただきまして、12月26日の段階でまず課長が各課の予算を上げてきたのに11億ほどオーバーだったということは聞いております。


 その後、先ほど言われるように1回目の町長の査定で4億の財源を課長会議で行ったということを伺っておりまして、4億からどうされるのかなということで注目をしておりまして、あと職員組合との交渉で職員の給与を何パー切られるのかなと、また、職員手当をどのくらい切られるのかなということで思っておりました。


 この町長の答申が出る前に、2月の28日に日本海新聞にこの話題が、2パーの給料カットのことが出てしまいました。それから退職勧告も含めて、50歳以上の、これはどこの町もやっておるわけですけども、早期退職で12人、あとは定時退職は4人ということで16人ということで、これを見られた町民が言われたことは、役場の職員は2パーしか切らんのかと、給料。まず最初に、そのことを私に言われました。それで私もこの新聞を朝見ましたので、私は最低でも3パーは切られるんではないかなというふうな形で、かなり大なたを振られる18年度予算ではないかなというふうに私は思っておりましたところ、2月28日の朝の日本海で2パーだということで若干、わたりも廃止ということであったんですけども、それとあわせてこの退職勧告の形に2パーから20パーの上乗せをされていませんから、職員の中で上乗せをされていない退職勧奨に私たちが提出しますかと、そんな書類を。ある課に行ったときに、そういうぼやき声が職員の中から出ておりました。


 それとあわせて、もう50から退職勧奨ということになると、子供さんを今1人大学に出せば1,000万かかる。そういう家庭の状況から含めると、ローンも組めんなと。だから公務員で役場職員になっても、50で次の職も考えないけんぞということをひそかに我が町の職員さんが話をされておるのをちょっと聞きまして、現実がわかってきたのかなというふうな形で思いました。


 今、3月3日に発表された完全失業率は4.5%、私も民間に身を置きながら、こういう状況になれば会社の社長は何をするか。まずはリストラをしながら、事業を廃止するのか、不渡りを出すのか、資金繰りで銀行に断られるかでございます。その辺のところは、やはり行政の方のいわゆる国持ちの方ですね、行政は倒産しないような方向に会計がなっております。


 そこで、その財源の今言われた3億3,000万の臨時財政対策債等を含めて、あとは地方債を発行してそれを黒字に乗り切っているだけの話であって、これは役場全体の260何人の皆さんに末端まで本当に周知徹底してるのかというふうな形で危惧する面もございます。


 ですから、今、町長が言われた経常収支比率が95%、公債費負担比率が23パーというふうな形の中で起債制限比率等についての、これは16年度ですけども、こういう状況で基金、地方債、特別会計、これ公営企業会計合わせて240億から50億膨れ上がってる。


 そういうような形の中で、今問われているのはこの行財政改革も含めて、今、ちまたで町民が本当に庁舎の建設が必要ですかということを盛んに今口に出し出しました。


 きょう午前中の小椋同僚議員が、地域に出て、9つある地域で今行政の方が、町長以下執行部が多分出られれば、今注目なのは庁舎の問題です。庁舎の問題を多分突かれてこられますから、多分そういう形の中でやはりアカウンタビリティーとしての説明責任も要りますし、これは堂々と出ていって、財政のシミュレーションはこうであるからだから職員の給料はカットして、議員も特別職もカットして、こういう財政で乗り切れますから庁舎を建てれます。それとも一般町民債の公募をされますか、そのお金を。それ22億か3億かと言われている庁舎建設に、今本当に必要であろうかというのが、私が言うんでなく、町民がそういう話をしてる、農協の話も含めて。それが現状です、実際に。ですからそういうシミュレーションの中でやはりこれからやられていく。今回はプロポーザルで140万の設計料がついておりますから、その辺も含めて本当にそれができるのかどうなのかというふうな形もひとつ注目もしたいですし、自分なりにもどうしたら庁舎が安く建てれるのかということも、プロポーザルでいいわけですけども、私が通常言ってる指定管理も含めてPFI、みんなその行革の一環としての構造改革の小泉さんの改革の中で官から民へですから、その辺のところでやはり節減できるものは削減をして、その分をどこに持っていくのか、今の障害者自立支援法、今の上限に持っていくのか、それとも保育料の減免をするのか、一般会計から国保に入れるのか、その辺の対策が私はできるんではないかなというふうな形で、非常に3パーでなかったために私は28日の新聞を見てちょっと失望したというふうな形で、今、率直な意見として考えております。


 それで、教育長の答弁の中に、今、家計の悪化で生活不安で勉強に集中できないということが……。


○議長(福本 宗敏君) ちょっと14番、教育長には質問がないので、その辺をちょっと。


○議員(14番 桑本 始君) わかりました。


 そういう格差社会の是正の中で、家計の悪化なり生活不安も今余儀なくされているということで、私たち議員に対する、公務員も含めて、かなり町民からの私たちを見る目が相当厳しいものがあるのも現状でございます。ですからそういうことも含めて、2パーされましたけども、この関係がこれから指定管理者制度云々、それから集中改革プランもやられていくというふうな形の中ですけども、この形の中でこれが実際に行われて、やはりトップとしての民間経営能力関係の手法を持ちながら、いまだに現金主義で形式主義をやっておられる。企業会計は商法、企業会計原則、それから財務諸表、そしていわゆる発生主義の原則でやってますから、そこはやはり民間と会計処理の仕方も従来違ってるし、民間ではもう連結会計が入ってる。これの連結会計が入ると、また行政の貸借対照表、損益計算書では大変なことになってくるんではないかと、この数字が。その辺の今後の見通しというふうな形については、町長、どういうふうに思われますか。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) いろいろと御指摘を賜りましたが、まず2%に失望したということでございますが、先ほどから申し上げておりますように公務員の給与というものが4.8%減らされた。それに加えての2%であります。課長級等につきましてはもう4万、5万、給料が上がらないというような時代を迎えておるわけです。


 苦しくなりますと、どこまでも人件費に目がいくわけでありますけれども、今は職員のやる気まで大きくそいだらいけないと私は今思っております。そういう面では、近隣町村の中部のお隣等につきましては、カットなしで乗り切るということもやってるようでありますけれども、やはりそういう中でも基金の取り崩し等をやりながらやってる。そういうことを考えますと、我が町の2%のカットというのは職員組合も了解をしてくれたということについては、私はそれなりに組合を評価もしてやっているところでございます。


 なおまた、庁舎の建築はこういう状況の中でどうなのかということでありますが、先ほど申し上げましたけれども、退職勧奨等にもよりましてそれなりの職員がそれにこたえてくれました。そういうような中で、財政の状況というものも来年こそ、特別負担金等がありますからそんなに楽にならないという形でありますけれども、だんだんとそういった効果がまたあらわれてくるのではないかなという期待もいたしているところでございます。


 庁舎につきましても、PFI方式であるとかいろんなことが考えられますけれども、まずはプロポーザルによりましてどの程度のものができるか。この前、視察に行きましたところにつきましては、住民参加の方ですとか特別委員会で視察に行っていただいたところはそれくらいでありましたが、状況によっては20億もかけないでそれなりなことでできる方法もあるようでございます。これからの課題として考えていかなければならないと。


 その庁舎の建設というものを考えますときには、どうしても公共施設の建設基金というものまで手をつけたらいかんという強い指示をいたしておりまして、公共施設の建設資金につきましてはそのまま手をつけないで残していくということでございまして、その辺で庁舎建設へ向けての意欲はお酌み取りをいただいておきたいというふうに思います。


○議長(福本 宗敏君) 14番、桑本始君。


○議員(14番 桑本 始君) 今ちょっと庁舎建設のことが出ましたけど、島根の出雲の県立こころの医療センターでPFIで15社の建設業者が、これは山陰合同銀行、島根銀行、出雲信用組合が組んで65億のお金を出したということでございます。総事業費は88億、これはPFIいずもという会社をつくられまして、これはそのPFIで民間が施設の建設をして、完成と同時に所有権は公共の方に渡ります。ただ、この民間のPFIいずもはこの清掃、それから環境管理、それから保安警備、それから患者運搬等を行うというふうなBPO方式という形の中で、ここで一般競争入札を6億経費を使っておりますね。


 言いましたけども、今、岩美町で給食センターと岩美中学校の30億の施設をPFIで検討されておる。県内初の岩美町が検討されておる形でございます。ですから、やはりそこに出てくる一般の入札、VFMといってバリュー・フォー・マネーといって価値ある税金、このものがやはり通常の指名競争、一般公募よりもやはり何億も浮くんだというのがこのPFIのメリットでございます。その辺も検討していただいて、プロポーザルはプロポーザルの中での設計のVFMが多分出てくると思いますから、Vの部分が、その分の中で検討していただければなというふうな形で思っております。


 それと、いま一つは、260人からの職員の中で、今度は町長と職員の関係の中で共有化のコミュニケーションを私は今後はとっていっていただきたいなというふうな形で、今、管理職の中には町長や助役は出られて、一般職員のはやはり県庁並みではないですけども、1カ月にどこの課とどこの課と町長みずからが職員とヒアリングをしながら、末端までその意識改革をしていくというふうな形でなけな、従来どおりのトップが意思決定をして、あとの職員は法律に基づいて実施するだけで十分だというふうな考えで仕事を進めておったのが今までの行政の仕組みではないかなというふうな形の中で、末端でそういう意見の中でやはりマネジメント能力が身につかずに、一般職員の執行現場で指示待ち型の自主性のない仕事の中で顧客と、町民とのトラブルが起こってきとるというのが私は現状でないかなと。そこをやはり民間発想の手法によりまして、これを通常ヒラメ型の業務姿勢というわけですわ。つまりヒラメは上の方に目がついてますから。そういう形の中でのやっぱり対応の中でそれをやっていただきたいというのと、それから行政経営改革ではやっぱり民間の手法として、それから21世紀は少子高齢化社会で財源は減少することはあっても、増加する期待は私は見込めないではないかと。つまり町長がよく言う限られた財源の下で最大限の町民サービスを提供するんだということの中で、やはり県のトータルコスト方式ではありませんけど、本当はあれが一番いいです。事業にすれば費用が何ぼかかって人件費が何ぼ、これが赤字か黒字か。はっきりしてますから、そういう方向の将来的にはそれ並みのトータルコスト方式で、成果とコスト意識のやはりバランスのとれたものをやはり私は、これは民間企業以上の経営感覚を持っていただきたいというふうに思ってますし、町民基点のマーケティングですね、つまり顧客志向、これは町民を顧客といいますから、顧客志向のあふれた行政サービスの開発等、地域を起こす投資意識に立脚した税金の活用をこれから求められる行政ではないかなというふうな形を思いますけども、これはいかがでしょうか。


○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。


○町長(田中 満雄君) 今、御提言をいただきました職員とのヒアリング等につきましても、個人的には考えていきたい部分だなと日ごろから思っておる部分であります。分庁舎もできましたが、今度は分庁舎にもぜひ出かけていきたいというふうに思っております。


 ただ、トータルコスト方式を行政の中に、事業であればなるほど、一本の道路をつくる、あるいは一つの建物をつくるというようなことで事業であればトータルコスト方式というのは明確に出るわけでありますけれども、一般の事務事業についてのトータルコスト方式といいますと全くコストばかりしか出ないということでありますし、収入部分というものがこれはない。そういったようなことも考えますと、一般の行政にトータルコスト方式の導入というものはいかがなものかなという思いは今はいたしております。


 ただ、PFI方式というものを岩美町が初めて図るということでございますが、県庁の中でもこの前の県議会でも相当やり合いがあっております。知事は、このPFI方式というものはいかにもそぐわない、行政にそぐわないということをしっかりとおっしゃっておりまして、その辺もひっくるめながらよく検討をして取り組まなければならないなというふうに思っているところであります。


○議長(福本 宗敏君) 通告8番の質問を終わります。


 以上で通告のあった全議員の質問が終わりましたので、町政に対する一般質問を終了いたします。


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○議長(福本 宗敏君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。


 明日は午前10時に本会議を開き、平成18年度予算議案に対する総括質疑を行いますので、定刻までに議場に御参集願います。


 本日はこれにて散会いたします。皆さん、御苦労さんでございました。


               午後5時38分散会


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