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鳥取県 湯梨浜町

平成19年第 6回定例会(第 6日 6月17日)




平成19年第 6回定例会(第 6日 6月17日)





 
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   第6回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第6日)


                           平成19年6月17日(日曜日)


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              議事日程(第6号)


                         平成19年6月17日 午前9時開議


 日程第1 一般質問


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              本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


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               出席議員(17名)


      1番 福 本 幸 弘       2番 酒 井 幸 雄


      3番 平 岡 将 光       4番 光 井 哲 治


      5番 吉 村 敏 彦       6番 前 田 勝 美


      8番 浜 中 武 仁       9番 吉 田 礼 治


      10番 入 江   誠       11番 寺 地 章 行


      12番 徳 田 幸 宣       13番 竹 中 壽 健


      14番 河 田 洋 一       15番 増 井 久 美


      16番 會 見 祐 子       17番 浦 木   靖


      18番 松 本   繁


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              欠席議員(1名)


     7番 村 中 隆 芳


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              欠  員(なし)


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             事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 秋 草 一 洋   書記 ─────── 櫻 井 尚 子


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            説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 宮 脇 正 道   副町長 ────── 西 尾 浩 一


 教育委員長 ──── 前 田 三 郎   教育長 ────── 西 山   登


 総務課長 ───── 松 本   徹   企画課長 ───── 仙 賀 芳 友


 町民課長 ───── 福 山   保   産業振興課長 ─── 米 村 繁 治


 建設水道課長 ─── 中 本 賢 二   健康福祉課長 ─── 浜 崎 厚 子


 地域包括支援センター所長


        ─── 山 下   章   教育総務課長 ─── 西 田 光 行


 生涯学習・人権推進課長


        ─── 戸 羽 君 男   会計管理者兼出納室長 岩 本 和 雄


 水明荘支配人 ─── 石 田 秋 雄   総務課参事 ──── 岸 田   智


 子育て支援課長補佐  竹 本 恵 子


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              午前9時00分開議


○議長(松本 繁君) おはようございます。


 ただいまの出席議員数は17人です。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。


 日程に先立ちまして報告をいたします。


 本日の届け出のありました欠席議員は、7番、村中隆芳さんであります。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。


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 ◎日程第1 一般質問





○議長(松本 繁君) 日程第1、一般質問を行います。


 質問は、お手元に配付の一般質問通告書の順によって行います。


 それでは、5番、吉村敏彦さんの一般質問を許します。


○議員(5番 吉村 敏彦君) 5番、吉村です。ただいま議長より登壇のお許しをいただきましたので、私は2点について町長の基本的な考え方なり、並びに見解についてお尋ねをいたします。


 最初に1点目、町有財産の管理についてであります。


 湯梨浜町が所有する財産、これは土地、建物を意味しておりますが、3町村の合併したことによってたくさんの財産を所有することになりました。平成17年の財産に関する調書によりますと、役場庁舎を初め学校、公園等々合わせました土地の面積は95万5,000平米あります。この95万5,000という数字がどういう数字になるのかといいますと、いわゆる東郷小学校が駐車場を含めた面積3万5,000平米あるわけですが、これの約27倍の町の所有地。東郷池に当てますと、4分の1がいわゆる湯梨浜町の土地になる。さらに、建物については庁舎、学校等を合わせた面積が9万3,000平米ということで、これを個人の住宅、仮に40坪とした場合には70戸分のいわゆる個人の住宅に値するという湯梨浜町の土地、建物の財産であります。これは一般会計で言います。企業会計等については数字が除いてあります。


 これら財産の管理については、いわゆる町で管理しているもの、あるいは業者に委託しているもの、団体、個人の方にお願いしているもの等々さまざまな方法で管理が行われております。しかし、中には事業が終わったにもかかわらず何らの管理もしないまま放置されている土地や建物があります。また、事業を計画し、用地を取得したにもかかわらず、何かの理由によって事業に着手できないまま放置されている土地等が見受けられます。これらの遊休地、場所によっては数十年管理もされないまま放置されているというのが現状であります。それは草が生え放題となり、近くの方から苦情もあるということを聞いております。


 このように放置された土地、建物は、町内にたくさんあります。このたくさんある全部の中をどうだということは言えませんので、私はとりあえず絞って3点ほどについてお尋ねをしたいと思います。


 その3点については事前にお知らせをしておりますので、質問順に従って御答弁をいただければというふうに思います。また、その他の大勢のその遊休地、土地、建物についても同じような傾向でありますので、基本的にどうされるお考えなのかをあわせてお尋ねをいたしたいと思います。


 その1点目としまして、旧泊村で分譲宅地として計画されました事業が、いわゆる何らかの理由で事業を中止し、泊村議会に報告、承認されたとのことでありますが、これは平成14年には関係者から貴重な土地8,200平米、1,349万円をもって取得しながら、翌年の10月には中止されたと聞いております。泊村の当時のことで、私どもは経過はわかりませんのでお尋ねするわけでございます。なぜ中止しなければならなかったのか、その理由をお聞かせいただきたい。


 さらに、事業を中止された後、土地の利用あるいは活用方法を考えておられるのか。


 さらに、取得した土地は原野であり管理されていないと思うが、現状はどうなっているのか。また、隣接からの苦情等はありはしないのかをお尋ねします。


 2点目として、松崎駅裏にあります土地でございます。この土地については、旧東郷町時代、昭和57年に県と町の共同でこの場所を含め3カ所の温泉の試掘が行われました。結果は、温度が低く量も少ないということで掘削を断念されたところでございます。試掘するに当たって198平米の土地を町が取得されたわけでございますが、その取得後処分するでもなく、ほかに活用する考えのないまま25年の月日を経過しております。その管理については、個人の方にお願いして管理しておられるということでございますが、今後もこのままの状態を続けていかれるのかどうか。また、ほかに何か活用されようという考え方がおありなのかお尋ねします。


 最後の3点目ですが、小学校の跡地の問題です。小学校の統合によって、跡地はそれぞれ地域のコミュニティーの場として多くの方々に利用され、地域の施設として大変喜ばれているところでございます。


 一方、校舎に至っては管理が行き届かないため、窓ガラスを壊されたり夜のたまり場となりつつあります。これをこのまま放置することは、火災の発生やら建物の破損等、予想もしないような事故が起こり得る、こういうことが考えられます。事故を未然に防ぎ、地域の方々に安全で安心な生活をしていただくためにも早急な対策を講ずるべきと考えるが、町長のお考えをお尋ねしたいと思います。以上です。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 吉村議員の御質問にお答えいたします。


 御指摘のとおり、町はたくさんの土地を抱えております。活用されていない土地は、その土地、建物を含めまして旧水源地の跡地でありますとか、今御指摘のありました昭和57年代のその温泉試掘、泉源を確保するために購入した土地ですとか、あるいは平成元年に個人から土地や建物を町が寄附採納したものでございますとか、保育所で休園になったことに伴い不要となっている建物、15年度に事業の休止をして遊休地となっている土地、これも今し方御指摘ございました。また、さらに御指摘のガラス温室等もあるところでございます。


 その施設や土地の形態によりまして、幾らかでも利用しているものと全く利用されていないものと分かれると思っておりますが、基本的に不要な土地は処分を進めていくこと、利用すべきは一層その利用促進に努めること、その両方から進めていくことが基本だと思っております。


 お尋ねの1点目、泊分譲団地についてでございますが、湯梨浜町合併前の旧泊村で計画されましたこの団地造成は、平成13年度から調査委託を行いまして、平成14年度当初予算において用地買収費を計上し、平成14年6月に計画、用地土地名義人への説明会開催を経て、同年7月には境界確認、11月から用地交渉を開始ということで、翌平成15年2月には23筆の土地売買契約が成立いたした土地でございます。


 平成15年度に入りまして土地所有において錯誤等が判明いたしまして、それ以降、当時の泊村とそして土地所有者の間で協議を行ってまいりましたが、交渉が難航し、平成15年10月8日に事業の休止を決定し、今日に至っているところでございます。


 現在は担当課において管理を行っており、管理経費はかかっておりません。また、一番最後に御指摘ございました隣接者からの苦情といったことも、今のところは耳にしておりません。


 合併いたしましてから、山本前町長が一度その地権者の方のところにお見えになってお話もされました。私も地権者の方と一度お会いしてお話もしたりしましたが、なかなか当時の感情のもつれみたいなものがございまして、うまくいっていないというのが現状でございます。


 その計画の中で予定しております道路につきましては、寺社への通じております道ですので、これはお話がつけばぜひとも実施したいと考えております。


 ただ、宅地造成ということにつきましては、いわば旧泊村にとりましては線路から南側、こちらの開発をぜひとも促進したい。土地がない土地柄でございますので、そういう思いもあって取り組まれた事業でございますけれども、こうやって湯梨浜町になりました。宅地造成で実施するのかあたりのところについては、今後実際にそういう段になればまた議論が必要かなというふうにも思っております。


 2点目の温泉用地についてでございます。


 今、吉村議員お話しのように、昭和57年度に新しい泉源を確保するために従来の東郷町が町内3地域で温泉試掘を実施されました一つでございまして、鉱泉地として昭和57年に当該用地を取得、58年の2月に所有権移転、登記したものでございます。


 しかしながら、その試験段階では20数度の温度の温泉ということで、また量としても十分なものでなく、源泉としての活用が期待できないということ、及び東郷湖の湖中泉に温度も量も適当なものが出てきたということで、陸地部分2カ所の試掘はその後中止となったものでございます。


 現在、その当該地の管理はもとの所有者の方にお願いしております。年間の維持管理経費は管理費の中で草刈り作業賃金1万1,000円を計上いたしております。現地を見ますと田に囲まれた土地でございまして、なかなかそれ以外の用途での活用というのは困難ではというふうに思っております。


 したがいまして、なるべくですともとの所有者の方も含めまして隣接しておられる方に買っていただいて、田として活用していただくというのが一番自然な求めるべき姿じゃないかなとも思ったりいたしております。


 3点目のコミュニティー施設についてでございます。


 コミュニティー施設につきましては、東郷小学校及び羽合小学校の建設によりまして御案内のとおり旧桜、花見、羽合東、羽合西、東郷小学校は湯梨浜学園にお貸ししたということで、4つの施設をコミュニティー施設として扱っているものでございます。平成18年度でいいますと、維持管理費で757万6,824円がかかっているようでございます。歳入は、利用者の使用料といたしまして51万9,495円であります。羽合東コミュニティー施設につきましては、危険な建物として屋内運動施設を解体撤去いたしました。その経費として1,275万8,550円がかかっております。


 各施設の利用状況を見ますと、桜、花見、羽合西、それぞれのコミュニティー施設の体育館は地域のスポーツ活動関係、あるいはそのすべてのコミュニティーの運動場は地域の運動会、自治会のレクリエーション及び消防関係の利用などが主なものとなっております。また、教室棟では花見コミュニティー施設は町内の福祉関係の団体等、羽合西コミュニティー施設は放課後児童クラブで施設の一部を利用しているところでございます。


 今後につきましては、町として抱える課題として、実は御案内のとおり保育所の統廃合とかあるいは中学校をどうするかといったような問題も抱えております。したがいまして、なるべく早く処分して、極端な言い方をすれば宅地造成でもしたらというような御意見もございますけれども、やはりそういった町の教育なりの中で一定の土地を求める必要性が近い将来にあるかもしれないということもございますから、それらの推移を見守りながら対処していくことも必要ではと思っております。したがって、当面は現在のコミュニティー施設としての利用を促進してまいりたいと思っております。


 なお、平成18年度の各コミュニティー施設の利用状況は、羽合西が5,164人、羽合東が970人、桜が2,570人、花見が5,960人となっております。以上です。


○議長(松本 繁君) 吉村さん。


○議員(5番 吉村 敏彦君) 今、町長の方からいろいろ答弁をいただきました。


 第一に泊分譲地の関係ですが、私、山陰道羽合−泊−青谷間をよく通るわけですが、目に入るのがいわゆる竹林。特に泊からずっと竹の山になっておるというのが現状です。いわゆる今の土地をそのまま置いておくということになれば、当然この処理もできないような竹林になるんじゃないかなと私は思います。


 それでもしこれがよければ、もう後、利用方法がないということであれば、私はいわゆる分収造林等でも考えられたらどうかなということを提案するわけですが、いわゆるその分収造林によって環境問題にも少しではあろうけど役立てれるもんじゃないかなという思いがしておりますので、その辺を十分検討していただければと。ただ、私が言いたいのは、その検討というのはやっぱり長々と期間をかけるということではなしに、やっぱり早くそういう検討を出していただいて、そういうことができるのならばそういう方法をとっていただきたいなというように思います。


 それから、松崎駅裏の土地の問題ですが、町長、隣接の方に買ってもらったりという話もあるわけなんですが、それで今ちょうどその方と私も会いまして話をしてみましたところ、確かに管理費をいただいとるわけですが、自分ももう年をとったと。じゃ息子にこれを買ってくれということは、息子は百姓するような人間じゃないし、とてももう私も限界だということで、何とかしてほしいというのがいわゆる本人さんの希望であります。


 町長が言われたように、今、田んぼじゃなくちょっと上がっておりますので、あれを取り除いて田んぼにしてということであれば、その買ってもらえるという可能性はあるかもしれませんけど、今、田んぼの魅力というものがありませんので、その辺はひとつ十分に個人の方と話をしていただいて、ちょっと早いうちに結論を出していただきたいなというように思いますし、それと似通ったようなものでこの湯梨浜町を眺めてみますと、いわゆるわずかな少ない面積ということで管理もされないままぼうぼうと草が生えておる。いわゆる旧東郷農協支所の跡地の育苗施設の問題にしても、これが1,400平米ほどあるわけなんですけど、これもその施設を取り除いた後は全く管理されていないということで、草がぼうぼうと生えておるというのが現状です。その生えておることに対して、やっぱり近所の方からどうしても不足が出る。そういうことでありますので、やっぱりそういうところについては早いうちに近所の方で、あるいは地域の部落の方で利用していただいて管理をしていただく方法がいいのか、あるいはそういう隣接の方に買ってもらうのがいいのか、その辺をよくよく考えていただきたいなというように思います。


 それから、小学校の跡地の問題です。これはコミュニティーの場ということでいろいろ利用いただいとるわけなんですが、現状を見ますと、私どもが旧東郷町でいわゆる大型ホテルの廃業があったわけなんです。そのものが何年か放置することによって、若いと言や失礼ですが、いわゆる夜のたまり場。それは隣の部落から町の方に対して何とかしてほしい。火災が発生するんじゃないか、いろいろそういう心配を町の方に持ちかけられました。たまたまこれが個人の会社の土地、建物でありますので、町が強制的にどうということはなかなか難しい面もありまして、警察なりそういう方々にお願いしながら夜、見回りしていただくというような、旧東郷町としては大変その問題に苦慮しとったことがあります。幸いにして、そのことについてはある法人の方が買収されてその建物は壊されたということなんですが、いわゆるコミュニティーという場所で残るわけなんですが、校舎については恐らく今後東郷町が経験したそういう建物になるだろうという私は確信します。それになるまでに、どうしたらいいのかということをやっぱり早急な対策が必要だろうと思うんですが、今、町長は幼保のいわゆる統合とかそういう土地、あるいはこれから話が出てくるかもわかりませんが、中学校の統合問題のその跡地ということも頭にはあるとは思うんですが、なかなかその場所というものが、今度はいざ場所ということになればそれ以外になる可能性もあるだろうと思うんです。そうしたときに、いわゆるそれまでのじゃ対策はどうして、何年か、数年のその話がまとまらなんだ。そこの場所にならなかったという場合に、何のために残しとったのかということもあります。


 私ははっきり言って、いわゆる宅地造成でもきちっとやっていただければこれはこの校舎等の問題については解決つく問題じゃないかなという思いがします。ですから、その学校の跡地についてはやっぱり確かにコミュニティーということもありますけど、一方ではそういう破壊される建物であるということを認識していただかないけんじゃないかなというふうに思います。そういうことで、ひとつその点を再度、どういう本当に体制でいかれるのかちょっと、再度のお尋ねになりますけど。


 それと、これは質問以外のものになりますが、いわゆる町内ぐるっと回ってみますに羽合の野球場、これらについても本当に利用があるのかどうか。それから宇野保育所についても、今、休園ということで建物だけがそのまま残っとるという。これも5年6年多分なるんだろうと思うんです、休園してからね。それと、また大きな問題として地籍調査が行われました。この地籍調査によって、いわゆる思わぬ町の財産がふえたということもあるだろうと思うんです。そういうことになれば、必ずやその地籍調査で出てきた問題については、隣接の方が恐らく耕作とかなんとかそういうこともしておられますので。それとまた赤線、青線、この問題も出てきます。青線、赤線については、これははっきりとやっぱり、これは個人の方が使用しておられる場合には早いうちにこれは処分するべきじゃないかなというように思いますので、ひとつ今お尋ねしました、いわゆる今後そういう遊んでる土地、これをどういう形で処分というか、どういう形で対策をされるのか。ひとつその点と、それから学校跡地の問題について、これははっきりとお答えいただきたいなというように思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) まず、第1点目の旧泊村でしておりました泊分譲地についてでございますが、先ほど申しましたように一方では旧泊という地域にとっては線路より南側の開発いうのが一つの大きな課題であったということがあります。それともう一つは、泊で売り出すみなと団地ですとか、そういう公共の施設の応募状況というのはいつも抽せんでやるというような現状もございます。


 したがいまして、今々中止になっている計画を実施するんだ、もうやめちまうんだとかいうことはできませんけれども、実際にその道路以外の分についてはできるような段階になればどのような、今、分収造林という御提案もございましたが、住民たちが参画して森づくりみたいなものもあり得るのかもしれませんし、その辺はまた考えていくことも必要ではというふうに思っております。


 その際、多分その用途を変えるということになればまた返還とかいろんな問題も生じてくるので、そういった大変さも一方ではあるのかなと思っております。


 2点目のその温泉用地、田んぼの中で魅力がない。なかなか守りをお願いしている方も高齢化で大変だということでございます。これはなるべく早くまたその今お願いしている方、あるいは周辺の隣地の所有者の方々とお話をしまして、進めてみたいと思っております。


 それから、田畑の育苗施設、ガラス温室のあったところについてのお尋ねもございました。現地見ますと、表の方の従来農協があったところの建物自体が使われてないということで、なかなか中のあの土地を使うということも難しいかなと思っております。建物の横の道路敷であるのはあるんですけども、舗装もされていないというような状況もございます。


 それから、宇野あるいは野球場についての御指摘もございました。宇野の保育所につきましては、たまたま町内の施設の方から入所者たちの実習みたいな形で活用したいという申し出を受けておりまして、現在その対応を検討中でございます。旧施設としてコミュニティーなどの位置づけがないもんですから、にわかにお貸しすることはできませんでして、そのような利用もあれば極力利用を図っていきたいと思っております。


 それと、最後にコミュニティー施設の利用についてでございます。先ほど申し上げましたように、どこの施設が本当に真に要らないものなのかあたりのところがなかなか、将来必要な土地として想定されるものとの兼ね合いを考えますと難しい面がございます。しかしそれは議論して、どこがどういう理由でということで整理がつけばもう一段踏み込んだ対応も可能かと思っておりますが、基本的には先ほど申し上げましたように今の宇野保育所についてもそういう利用が入っております。


 また、ドラゴンカヌーの艇庫にいたしましても夢広場のそばにありますが、そこのところもことしからドラゴンカヌー大会を住民の皆さんにやっていただくということにした。その一環として、あの艇庫を事務局がわりに使いたいというような利用も入り、それにも対応することといたしております。ですから、コミュニティー施設もなるべく住民の方が入り込んでいただく利用というものをもう少し模索してまいりたいというふうにも思っております。


○議長(松本 繁君) 吉村議員。


○議員(5番 吉村 敏彦君) じゃ遊休地についてはとりあえず早いうちに、それでどういう形なのか、委員会をつくるのがいいのかどうかは別にして、早いうちにどういう形をやっていきたいということでひとつ考えていただきたい。


 泊の関係についても住民の方々とよく協議をされて、本当にそういう分収造林をやっていくのがいいのか、そのあたりもいわゆる住民の方々の御意見も聴取されるがいいじゃないかなというように思いますので、その遊休地についてはそういうことで早急にお願いしたいと思います。


 それと、私が心配なのは学校のいわゆる建物でございます。旧東郷町時代にもその大型ホテルの荒れようというものを経験しておりますので、いわゆる長くほっとくということではなく、やっぱり早いうちに計画をされる。ホテルについても、火災が発生しておりますこともありますので、じゃこの後に残った学校の跡地、校舎について火災がないという保証は全くありません。ですからその辺もお考えいただいて、この建物あるいは校庭、これらについてどうしたがいいのか。議会でもいろいろ検討されておりますが、やっぱり早いうちに、そういう建物をそのまま存続して置いとくのがいいのか、あるいは校庭そのものについても、いろいろの兼ね合いを考えながらどうしたらいいのかということをやっぱり早く検討されて結論を出していただきたいなということをお願いして、この質問については終わりたいと思います。


○議長(松本 繁君) 以上で最初の質問は終わります。


 続いて、2番目の質問をしてください。


○議員(5番 吉村 敏彦君) 2点目の質問でございますが、磯泙造成団地事業についてであります。


 この事業は、昭和63年、旧羽合町が鳥取県中部町土地開発公社によって計画、実施された造成事業であります。昭和63年の事業開始以来18年もの長きにわたり、ようやく平成18年に事業が完成し、すべての区画22区画を分譲できる運びになりました。昭和63年には磯泙造成事業地元協議会も立ち上げられて、7,491平米、金額にして4,915万4,000円をもって用地を取得されております。この18年もの歳月を要したのは、計画に甘さがあったのではないか。そのおくれによって、分譲時期をも失したのではないかと私は思うのであります。合併前に取り組まれた事業であるため、内容が私としてはよくわかりませんのでお尋ねをするわけなんですが、なぜ18年もの歳月を要したのか、理由をお聞かせいただきたい。


 さらに、平成15年10月には11区画の分譲が開始されたと聞いております。今日まで1区画も分譲されておりません。分譲するに当たって、どのような取り組みをされたのか。あるいは売り値は幾らだったのか。


 また、平成18年に完成した11区画、合わせて22区画をこれから分譲されるわけですが、どのような方法で売り値は幾らで分譲される予定なのか。あわせて、その分譲される完売目標年度をいつにしておられるのかをお尋ねいたします。


 最後に、この事業を計画するに当たって採算性を考えて実施された事業なのか、あるいは採算性は度外視した事業であったのかをお尋ねいたします。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 磯泙団地についてのお尋ねでございます。


 平成15年から11区画を分譲し、このたびまた22区画ということで、まず第1点目、なぜこんなに長くかかったかということでございます。


 一つには、昭和63年から用地取得等にかかられ、開発行為の許可を得てボーリング、敷地造成などを行ってこられ、15年に進入路工事が完了し、11年から御指摘のとおり区画売り出しを開始しております。その後も裁判、一定の部分をもとの土地の所有者が持たれることになってたんですが、その減歩率あたりにつきまして裁判があり、それで全筆売り出すのが今日になったというのがその主な理由であろうと思っております。


 このことは平成17年の11月に裁判の方の和解が成立しまして、ことしの1月、ようやくその全筆の登記が完了いたしましたので、22区画売り出せる形になったということでございます。


 第1期計画時の単価設定とその考え方を調べてみますと、平成15年度からの第1期の単価設定は平成14年度の土地開発公社の決算ベースをもとにして、それで算出いたしますと坪当たり11万6,000円余りということになります。これに近傍の価格、鑑定評価額でありますとか羽合ニュータウン、同一地域内の価格ですとか、あるいは平成14年度のその地価評価額を参考にしながら、同団地内で業者が既に売り出していた価格、隣接する、7万円に決定されておったところでございます。


 なお、当時この価格で試算いたしましても、全区画が売却したとして約9,200万円の損失が生じるということでございました。損失を補てんするために、田後団地3区画、橋津団地3区画の売却費を繰り入れるという形で赤字額の減少に努めるわけなんですが、それをいたしましても2,778万円の損失が生ずるという報告がなされております。


 現在のその分譲単価設定とその考え方でございますが、現在の分譲単価は平成17年度に価格の見直しを行ったものでございますが、第1期分についてなかなかその売却が進まない現状、あるいは18年度から売り出しが11区画から22区画に倍増したということなどを考慮して、価格を泊、浜山団地の売り出し価格に合わせ、坪当たり5万9,000円余りで従来より坪当たり1万円ぐらい安い価格で設定をいたしておるものでございます。この価格で全区画が売却された場合のその収支を計算いたしますと、試算では約1億3,000万円の損失となり、田後団地等の売却費などの他会計からの繰り入れを行いましても5,446万1,000円の損失となるところでございます。


 ただ、議員お尋ねのようにこの事業は当初から採算を考えた事業だったんかというお尋ねがございましたが、磯泙団地のその土地取得造成工事は昭和62年災害で橋津川が激甚指定を受け、鳥取県が事業主体となって河川改修をする際、旧羽合町にとってその河川周辺町民の安全、安心を図る意味もあり、少しでも工事を早く完成させるため、残土処分地を開発公社で用地取得し、河川改修事業の早期完成を目指したものであると認識しております。その後の河川改修、橋津川の現況等を見ましても、その改修の効果は非常に大きなものがあったと思っております。


 先ほど来のその本処分地が開発公社による宅地分譲地として採算がとれる事業であったかどうかということにつきましては、最初の価格設定がなされた時点で9,200万円の損失が試算されておりますように、純粋に採算という面から考えますと採算がとれる事業ではなかったということは言えると思います。ただ、先ほども申しましたように町としてはそれをなるべく早く、かつ確実に進めたいという強い思いがあったものというふうに理解しております。


 今後の分譲についての方針でございます。


 平成18年度に価格を下げ売り出しましたが、多少の照会はございますものの、結果としてはまだ1区画も売れてないというのが現状でございます。不良資産として保持することなく売却を促進するために何が必要か、どのような方法があるのか、従来より一歩進んだ対応ということも必要ではないかと思っております。分譲を促進するために、今、次のようなことが必要ではと考えております。


 まず第1点目が、こうやって長期間売れないということはその土地に関して住民の皆さんの安全安心に対する信頼、そういったこと、あるいはその土地自体の魅力に対する疑念があるんじゃないかということを思っております。このあたりを分析して、きちっと対応してお示ししていくことも必要ではと思っております。


 また、2点目は価格を再検討することが上げられると思います。土地の評価額から試算しますと平米当たり1万6,600円となり、現在の価格より1,500円ぐらい安いものとなります。この場合の損失は、他会計からの繰り入れを入れても6,400万円の損失ということでふえることになります。考え方として、そういうこともあると。


 それから、第3点目は売却促進方法の検討ということで、現在一部土地開発公社が分譲中で、町のホームページの中でもなるべく皆さんに知ってもらえるようにということで、このような形で宅地分譲のお知らせということでホームページの中にも掲載して、なるべく知っていただき、購買していただくように努めているところなんですけども、また町報に載せたりもいたしましたが、そのほかにも例えば現地にもっとはっきりとわかるような看板を設置してはどうかという意見もあったりいたします。


 さらにもう一つ、現在考えて進めようとしておりますのは、宅地建物取引業協会の御協力を得て販売促進をすることはできないかということを中部支部の方々とお話をお願いをして、進めようとしているところでございます。


 この3点のことを基本に置きながら、もう一度ちょっと考えてみようかなというふうに思っております。


 そのほかにも、固定資産税の優遇等販売促進策もあろうかと思いますけれども、やはり大切なのは、今申し上げたような3点から対応を進めていくことが肝要ではないかと思っております。


 なお、今申し上げました県宅建業協会とのお話ですが、協定を結んで販売してもらうということになります。その際、手数料を払ってやっていただくということにもなろうかと思いますが、そうした際の販売されるに際しての宅建業法の方で示さなければならない安全基準でありますとか、あるいは価格はどの程度が適当だろうかということあたりにつきましても、協議、相談を申し上げているところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 続いて、理事長であります西尾理事長に見解と決意を述べていただきたい。


 副町長。


○副町長(西尾 浩一君) この4月から中部町土地開発公社理事長になっておりますので、答弁を求められたものだと思っています。


 これまでずっと長い間、いわゆる塩漬けの土地になっているわけです。先ほど町長が申し上げました3つのことを中心に検討を進めて、できるだけ早く分譲したいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 吉村さん。


○議員(5番 吉村 敏彦君) ただいま町長なり理事長の方から御答弁があったわけですが、いわゆるこの経過等歳月を要した理由につきましては合併前のことですから、これ以上のことの質問については差し控えさせていただきますが、いわゆるこういう事業をやろうということになれば、民間業者であればいわゆる工事を1年2年の間にやり、借入利息とかそういうもろもろの費用を試算しながら、5年の間には売るということでの前提でいわゆる試算をしながら、宅地造成をしながらこれを売却していくのがいわゆる業者の通常の常識であると思うんです。


 そう考えた場合に、いわゆるその理由というものが激甚の、あるいは残土置き場とかそういうものがあったわけなんですが、この単価の15年に11区画分譲開始したということがあるわけなんですが、その値段、単価が7万円ということだったですかいな、11万6,000円の方だったですかいな。とりあえずこの分譲住宅を売ろうということになれば、民間の方ではやっぱりそういう5年にはいわゆるそういう金利も一切含めながらやるということになれば購入代金の約3倍、これが土地の購入代金、これがいわゆる宅地造成をやっていく上の常識だろうということでございますが、これをそうしますと土地の購入代金ということになれば、今、私も計算しましたが、坪当たり2万1,000幾らかかかります。そうすると3倍ということになれば、6万5,000円相当がいわゆる業者としては売り値でいくということなんです。そうしたときに、いわゆるこの事業費が余りにもかかり過ぎとるんじゃないかなと。残土置き場ということもあったわけなんですが、そのあたりがちょっと私もよくわかりませんが、結果の数字を見ていきますと、6万3,000円相当で売らなければならないその宅地が、私も内容はわかりませんが、いわゆる事業費で割っていけば12万相当の坪当たりの単価になるというのが現状のようです。裁判費用も含まれるわけなんですが。そういうことで、本当に何か私もこの造成のやり方が採算性ということを考えていないということのようで、町長の答弁、いろいろの絡みがあってのそういう答弁の仕方だったんですが、やっぱり事業をやる上には採算性というものは当然考えていかないけんじゃないかなというように私は思います。


 それと、分譲のやり方というのを、私は分譲するについて職員体制をどういうふうにしとんなったのか。今、町長が言いましたようにホームページに載せていくとかということがありましたが、やっぱり人に物を売っていこうということになれば、それなりのやっぱり対策をしていかないけんじゃないかと。今、私もその資料がどうかわかりませんが、以前いただいております資料によりますと、分譲区画が一律の単価になっておると。私は、そのように見ております。この資料が間違っとったらどうかわかりませんが。分譲するに当たって、やっぱり選ぶ人はいい土地悪い土地、便利さ、そういうものを選ぶわけでしょ。とすると、この資料を見ますとすべて同じ単価で売買しようかと。これじゃ商売にならんじゃないですか、ね。やっぱり高いところ、便利なところ、景色のいいところ、そういうところについては単価も高んなっていくだろうし、やっぱりそういうことも必要じゃないかなというように思います。


 それで町長が言われましたが、やっぱり売ろうと思えば努力して看板も立てないけんじゃないかと思うです。隣にはいわゆる河金さんですか、やっておられるの、看板をはっきりと立てておられますがな。売ろうと思えば、やっぱりそういう対策もしていかないけんじゃないかなと。


 それから、その磯泙団地のいわゆる呼びかけを町外あるいは県外に呼びかける場合であっても、やっぱり団地の特徴あるいは湯梨浜町の特徴、いわゆる海水浴場が近いですよ、環境にもすぐれておりますよと、そういうキャッチフレーズを持ちながらやっぱり商売をしていくという考え方が必要じゃないかなというように思います。


 さらに、民間のノウハウをかりる。やっぱり建築会社との連携をとりながら、何とか売ってもらえんか。そういう話もやっぱり、それから不動産業者に。


 それで私は一つ方法としては、もう今の状態ではなかなか職員では売り切れないだろうという思いをしておりますが、不動産業者に話をして不動産業者から売ってもらうのか、あるいは単価がどうなるのかは別にして不動産業者に買ってもらって、それを処分してもらうという方法も方法としてはあるんじゃないかというように思います。そういうことで、いろいろの手段をやっぱりとりながらそれを売っていくということをひとつ念頭に置いて職員体制も整えていただきたいなというように思いますが、その辺の町長のお気持ちをお尋ねしたいと思います。


 本当に結局、売り値の単価と事業費と差し引きすると1億からのマイナスが出るということなんですが、今、国民年金でも言われておりますようにいわゆるその処理はするけれど、赤字になろうが何になろうが処理はするけど、赤字になった分はみんないわゆる国民なり町民にそのものがはね返ってくる。この団地造成がいわゆる採算性を問うてやっておるものなら、1億というお金がいわゆる町民の負担になっておったということが言えるわけなんです。最終的にはこれが売れれば、宅地造成として家が建ち、固定資産税あるいは町民税、そういうものが入ってくるとはいうものの、やっぱりこういう事業を思いつくのならば採算性を合わせて、町民にはそういう負担はないんだということで事業にかかっていくべきじゃないかなというように私は思います。


 そういうことで、その売買するについての難しさというものを行政が手がけたわけなんですが、今まで田後団地あるいは橋津団地については、じっとしとっても売れるような形の場所だったじゃないかと思います。磯泙団地については不便さというか、そういうものがあってのいわゆる難しさがあるんじゃないかと思いますので、そのやっぱり私が今お話ししましたようにそういういろいろな手だてをしながら売っていくという考え方を、その決意を町長にお尋ねしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 先ほど申し上げましたが、宅建業協会の方と協議させていただいておるということでございまして、その中でまた今御指摘の価格、土地購入費の3倍が常識だとか、そのあたりについてもよく議論してまいりたいと思っております。


 また、その魅力の発信という点も確かに、なかなか公務員がつくりますとつい通り一遍の中身を事実のまま紹介するということで、他町の、これは土地開発公社ではなく町が直営で販売しておられるようなものの中には、すぐれたものの中には置いて見てみようかとか、そういういい点をぱんと前面に出したようなチラシみたいなものもつくっておられるところもあります。そういった観点から、魅力をアピールしていくということも確かに必要であろうと思っております。この1月からその全筆売れる体制が整いましたので、今後そういうふうなことを頭に置きながら総合的に進めていきたいと思っております。


○議長(松本 繁君) 吉村議員。


○議員(5番 吉村 敏彦君) もう時間になりましたので、最後に町長にその販売するということに対して、いわゆる私は絶えず言うわけなんですが、目標年度を持って、やっぱりこれを決めた以上はその年度に向かってどうしても売るんだという、そういう決意を持ってひとつ頑張っていただきたいということで、質問を終わります。


○議長(松本 繁君) 以上で吉村敏彦さんの一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) ここで10分間休憩します。再開を10時10分とします。


             午前 9時58分休憩


    ───────────────────────────────


             午前10時09分再開


○議長(松本 繁君) 再開いたします。


 それでは、15番、増井久美さんの一般質問を許します。


○議員(15番 増井 久美君) 15番、増井です。議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。


 まず最初に、コミュニティー施設や公民館等の各種施設の利用料金についてということでお伺いをいたしたいと思います。


 平成19年4月1日施行で、ハワイ元気村の使用料が改正されました。また、7月1日施行で各コミュニティー施設や小・中学校等の使用料条例が改正されました。


 ある町内の福祉関係の団体の方が花見コミュニティーを利用されておりますが、現在50%減免で月4万1,850円という使用料が、7月1日から50%減免であっても月20万2,500円になるという通知を受け、大層驚かれました。施設利用をやめようかどうしようかと協議しているという話を聞き、行政側に一体どういう考えでこのような高額なアップになったのか聞きたいという申し出をいたし、ぜひ善処するようにお話をしたところです。これに対して行政側はその後どのような判断をなされたのか、伺いたいと思います。


 この料金改定のとき、私は町民の自主的な活動を阻止するものであってはならないということを申し上げ、町長もそういった配慮をするという答弁をされました。しかるに今回こういったことが行われたわけで、大変驚いております。町は、さきに本年3月に湯梨浜町障がい者計画を立てられました。その中で、人に優しい町づくりの推進や障害のある人の社会活動支援などうたわれており、町のこういった理念と今回の使用料大幅アップとは相入れないと私は思います。


 そこで、町長に伺いたいと思います。町民、町民外という区別をされた根拠は一体何だったのか、何が目的だったのかお聞かせください。


 次に、町民と町民外という区別は何をもって行われるのでしょうか。これらを厳しくされますと、町民はもとより町外の方たちも湯梨浜の施設利用が減り、来町される方も減るのではないかと思いますが、どうでしょうか。


 町長の町民が行う各種活動、公民館活動等についての見識あるいは認識を伺いたいと思います。


 町が障害のある方を大切にする町づくりを目指すと言っても、あるいは公民館活動を活発にし住民参加型の町づくりを目指すと言っても、各課の対応の仕方あるいは町民あるいは町民外の方々に対する態度によっても大きく左右されます。特に使用申し込みされる方は、公民館であったり教育総務課であったりしてさまざまです。その対応窓口の対応いかんでは、よい感情も悪い感情も持たれます。何事も紋切り型ではなくて、町民の活動を応援するような形での対応が望まれるわけですが、そういった各窓口の共通認識はできているのかどうか、伺いたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 増井議員の御質問にお答えいたします。


 コミュニティー施設やハワイ元気村の利用料金改定についてのお尋ねです。


 この件につきましては、3月の定例議会で湯梨浜町コミュニティー施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例のほか、町立小学校、中学校、幼稚園使用料条例の一部を改正する条例、都市公園条例の一部を改正する条例、社会体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例など、そして湯梨浜町農林漁業者トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例など体育施設使用料改正条例を一括提案し、御議決いただいたところであります。その後、町報等により町民への周知期間を置き、この7月1日から施行することといたしているものでございます。


 このうち、コミュニティー施設の使用料改正につきましては、町民は無料といたしておりましたが、今後の施設管理や町内施設との整合性の観点から新たな使用料を設定し、町民及び町外の施設利用者に受益者としての一部負担をお願いすることとしたものでございます。コミュニティー施設の体育館やグラウンドは、町民の体力づくりの場として利用されますので、スポーツ育成会やスポーツ少年団の活動、学校部活動、地区公民館活動のほか町及び町教育委員会主催事業、町体育協会主催事業などはこの議会での御議論等も踏まえまして、減免とすることといたしたところでございます。


 次に、2点目の町外、町内の仕分けの考え方みたいなものについてお尋ねです。


 一つは、基本的にはその施設を維持するための経費は、なるべく受益者の負担により賄いたいということが根っこにあります。それと同時に、もともとこれらの施設は町が設置したものですから、町民の血税を使って建設したものです。したがいまして、なるべく町民の料金を安くしたい。このような観点から、町民と町外の者との利用料金の差を設けているところでございます。


 一般的には、町民とは湯梨浜町へ住所を有する者ということになろうかと思います。町外者とはそれ以外の者ということだろうと思いますけれども、団体につきましては、その団体が町内にある場合は町民扱いとし、町外にある場合は町外者として扱うことにこのたびの案件などを踏まえまして取り扱いを整備したところでございます。


 また、町民扱いの団体が使用する場合で町外の方が指導者として参加されるような場合であっても、受益するのはそこに参加する町民ということで、町民として取り扱うことといたしているところでございます。


 なお、7月からのその料金改定に当たりましては、教育委員会事務局の者がコミュニティー施設、小・中学校、社会体育施設、公園等の利用者に対して今月中に説明会を開催して、その内容、料金納付の方法などにつきまして御説明することといたしております。


 次に、町民が行う各種活動、公民館活動に関する私の見解ということでございます。


 町民がボランティア活動やサークル的活動及び公民館活動を行われますことは、地域の力を維持していく上からも、また地域の安全確保、さらには活性化、もう一歩進めば行政との協働といったようなことを進めていく上でも極めて重要なことだと思っております。したがいまして、行政としてもこれらの活動には積極的な支援、いわばよく中身を知ってといいますか、ある意味入り込んだような支援もしていく必要があるというふうに考えております。以上です。


○議長(松本 繁君) 西田課長、答弁。


○教育総務課長(西田 光行君) 町内の福祉団体の利用ということで、花見コミュニティー施設を利用していただいております。これは平成17年の7月から施設の研修室と、校舎の方を御利用いただいているところでございます。その当時、維持管理費等も要るということから金額をはじいて、その負担を願っていたところでございます。


 今回改正になるということで、福祉施設の所長さんの方からも問い合わせがございまして、また議員さんの方からのお尋ねもあって、私どもの職員が直接施設の方に出向いて相談を受けたりというようなこともしてきたわけでございます。


 結論から申しますと、従来は9部屋を24時間そこに荷物を置いて、いつでも御利用いただけるような形で使っていただいておりましたが、福祉施設の方におかれましても部屋の方も整備をするということで、6月から8部屋をお使いになる。そのうちの4部屋については荷物は置いて作業ができるようにしたいけども、あとの4部屋についてはあいた時間は一般の町民の方にも使っていただいてもいいようにしますというようなこともございまして、料金をはじき直しをし、4部屋については1日の金額で町民価格で、あとの4部屋についてはお使いになられたその実績に応じていただくというような話で所長とも合意をしてまいりました。


 先ほど月20万というようなお話もございましたですけども、結果といたしましては毎日大体50人ぐらいの方が御利用になりますが、月4万5,000円程度でおさまるのではないかなということで、今、話をしておるところでございます。以上です。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) ありがとうございました。


 今、町長のお考え、それから課長の方から福祉施設の利用料金について話し合いの結果改定したということを言っていただきましたので、それはそれで非常にいい対処をしていただいたなということで理解したいと思いますが、今回、私、これを一般質問する上で、公民館なりあるいは元気村なりちょっといろいろ訪問してみました。非常にいろんなサークルあるいは短歌の会だとかいろんな会が結構いろいろ活動されているわけです。お話聞いてみますと、非常におおらかに対応していると。そんなあんたはどこから来たんだというような問い方はしていないということで、そういう対応をしておられるということなのでほっとしたわけですけれども、今、町外からいろんな方が湯梨浜においでになるわけですね。いろんな各種サークルもあります。そういう方がおいでになっていろんな活動をした後に、町内の食堂で食事をして帰ろうとか、あるいはちょっと寄り道して夢マートで買い物して帰ろうとか、あるいはコーヒーの1本でもお飲みになるわけです。ですから余り厳しく、もちろん町外の団体の方が利用される場合はそれは受益者負担という考え方もありますから、町外だけの方にはそれなりの対応ということもわかりますけれども、町内においでになって、それなりにいろんなことを利用されながらお金を落としていかれるという現状もあるわけですから、それらを窓口のあたりで非常に厳しく対応しますと、湯梨浜の施設は使いにくいと。こういう話になって、使われなくなってしまう。やっぱり今あいてる施設ですから、どんどん使っていただくということを目的にするべきだと私は思っております。


 先ほど吉村議員のときにもコミュニティーのお話が出ました。今の福祉施設として花見小学校も使って、福祉の方に使っていただいております。そういう意味で、そのコミュニティーも使えるんだということをぜひ町民の皆さんにも理解していただきたいなということを思います。


 いろいろ資料をいただいて、見てみましたけれども、この4つのコミュニティーはスポーツ少年団あるいはサッカー、バドミントン、それから地域の運動会、そういったことに使われることが多くて、中の施設はあんまり利用されていないのではないかと思います。そういった教室等の利用についても、いろんなその地域の文化的団体の方、あるいは女性団体の方、使えるんだよということをぜひ宣伝していただいて使っていただくのも一つではないかなというふうに思いますけれども、その辺についての町長のお考えを伺いたいと思います。


 もう一つは、多くのそのグループの方がおいでになるわけですけれども、町外のいろんな方がおいでになるときにもうちょっと町の宣伝をさせていただくというか、いろんな資料等を置いて、ぜひ湯梨浜はこんなことをしていますとか、足湯もありますとか、そういった宣伝もされるべきではないかなというふうに思っておりますけれども、その辺についての町長の答弁をいま一度お聞かせいただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 町内、町外の区分の運用に当たって、しゃくし定規にしないでというお話が1点目にございました。


 町民の人が主体となっておるようなそういう催しにつきましては、やはり柔軟に対応して助長していくことも必要ではと思います。


 実際の運用基準あたりにつきましては、教育委員会の方からお答えいただきます。


 コミュニティー施設、とりわけ体育運動施設の方は今利用が比較的ある。教室の方も、サークル活動、そういったものに使えるということをPRしていくべきでないかということです。


 まさにコミュニティー施設という位置づけである以上、そのことは大いに助長していくべきですし、いろんなボランティアグループでも何でもそうなんですが、いろんな団体がそこを使って集まって、いろんなことが進められていくという状態ができれば、先ほど吉村議員の御質問にもございました校舎の破壊だとかいたずらだとか、そういったことも人が集まるということになれば防げるというような要素もあろうかと思っております。カヌー艇庫と宇野保育所について、ちょっとお話があることはお話し申し上げましたが、そのようなことはぜひいろんな機会をとらまえて町民の皆さんにお伝えして、使っていただいていいんですよ、使ってくださいよということをお話ししてまいりたいと思っております。


 3点目の、湯梨浜町はこんないいことがあるんですよあたりのことについて、なかなかその観光の方も一生懸命リーフレットなりはつくってくれてますけれども、事業的な面で総括的にいいことを紹介したりするようなことはないというようなこともありますが、コミュニティー施設ですとかそれに限らず、町有のいろんな施設に町内でこういうことをやってますよとわかるようなものも配置することも必要ではと思っております。


 ちょっと余談になりますけども、先日、自動車運転試験場の関係で間もなく造成工事にかかるということで、県警の方が地元の上浅津と下浅津の役員さんをお集めになりまして説明会がございました。その際に、町も誘致して来ていただいたところですけれども、施設ができたらやはり湯梨浜町はどういう、例えばこの辺にはレストランがありますよとか、そういった湯梨浜町内の大きなマップみたいなもんを置かせていただくとか、あるいは湯梨浜町に限らずこの近辺も取り込んだもんでもいいから、そういったことで町の十分PRなりもできるような、そういう内容も加えてくれということを言いましたら、もちろん考えていきたいということを言ってくれましたんで、そのようなことで町のPRも図っていきたいと考えております。


○議長(松本 繁君) 西田課長、答弁。


○教育総務課長(西田 光行君) コミュニティー施設等に関しましては、それぞれ設置及び管理に関する条例でその使用について定めておりますし、また3月にはこの場におかれて料金改定もさせていただいたところでございます。


 研修室等の利用が少ないのではないかということもございましたですけども、花見コミュニティー施設におかれましては、女性団体の方も大体年間を通して御利用をいただいておりまして、延べ人数としましては642人御利用いただいているのが実態でございます。あとの施設につきましては、体育関係が主でお使いになられたり、町長の答弁にありましたように地域のレクリエーションとか運動会とかそういうものが多いということでございます。


 それで先ほど町長答弁の中で、6月に申し込みをしておられる方に対しての説明会をということも答弁にあったわけですけども、既に6月の12、13、14日、それぞれ3地域に分かれて説明会を実施をいたしております。多くの方にせっかくの財産でございますので御利用いただければというぐあいに考えております。以上です。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) コミュニティー施設の利用をどう促進するかということでのお話を伺えたと思いますけれども、一つはある団体の皆さんがおっしゃっているには、中学生のような部活動のような形での利用はできないかと。要するに毎回毎回ここを貸してくださいという形で行って荷物を持って回るのではなくて、ここは例えば俳句の会が定期的に使う場所だということで、ある程度物を置くようなロッカーというんですかね、子供たちで言えばロッカーですね、そういったものを設置していただいてそこに荷物を置くというような形での利用ができたらなというような声もありましたので、一つの参考としてお話をしておきたいと思います。


 今、いろいろ町としては推進していきたいと。公民館活動あるいは団体活動を支援する立場であるということをお伺いいたしましたので、1つだけお聞きしたいと思います。


 一つは舎人会館それから羽衣会館、この2つの施設についてちょっとお伺いしたいのですが、湯梨浜町の社会教育計画、先日小冊子をいただいたんですが、それを見ますと、公民館あるいは集会施設の中に羽衣会館、舎人会館というのが位置づけられております。これは地区公民館という位置づけをされておるのかどうか、お聞きしたいと思います。


 合併協で公民館としての位置づけになったというような話も聞いておりますけれども、合併協で決定されたことがずっと続いていくのかどうか。こういったことについて地区公民館という、要するにあの施設はその地域の人たちだけが使う施設なのだというふうな認識なのかどうか、一つお伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 舎人会館とそれから羽衣会館についてのお尋ねです。


 今回、19年度予算ではいずれも維持管理費を年間の2分の1程度分を計上いたしましておるわけなんですが、現在進めておりますのは、その条例上いずれも地区公民館としての位置づけがなされておる。一方では、本来あれらの施設をつくられたときに目的があります。恐らくその地域の活性化とか農産物の活用の促進とか、そういったいずれも行政目的があってつくられたものだと思っております。


 しかるに他方、旧羽合地区には地区公民館というものがございます。全体を比べて、どんぴしゃイコールということでは私はないと基本的には思っております。確かにその地区公民館としての要素もありますから、少なくともその限りにおいてはやはり地元の方々に応分の負担をしながら使っていただくということも必要でしょうし、またその施設の本来目的で活用される場合には、その地区公民館とはまた一歩違った、いわゆる町の支援の手といいますか、そういったものも入った活用もなされるべきであろうと思っております。


 そのあたりを踏まえながら、現在その中央公民館あたりで両方の区長さん方と実際の利用状況等について意見交換などをしておるように聞いております。基本的には、先ほど申しましたように、そのねじれ現象を解消するためにどこをどういうふうにするのがあるべき姿なのかということを模索しているという状況でございます。


 また、今の取り組み状況の詳細については、教育委員会の方からお答えいたします。


○議長(松本 繁君) 休憩します。


             午前10時35分休憩


    ───────────────────────────────


             午前10時35分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 戸羽課長、答弁。


○生涯学習・人権推進課長(戸羽 君男君) 舎人会館それから羽衣会館につきましては、先ほど町長が申し上げましたとおりでございまして、現在、中央公民館の方で地元の方に出向きましてそれぞれ、羽衣会館につきましては花見地区のすべての区長さん、それから舎人会館につきましても舎人地区の管轄します全区長さんに対しまして、5月の15、16日、2日間2つの地区をそれぞれ公民館の方で各区長さんと意見交換といいますか、説明会を行っております。


 その中で、町の方の先ほど町長が申し上げました町内での統一した考え方、地区公のあり方、そういったことを説明をしながら、じゃあ今後どうあるべきかということで、簡単に結論が出る問題ではございませんけれども、意見を述べ合っております。


 その中で、じゃそれぞれの地区で各世帯当たりどれぐらいの負担になるのか、そういったことも各区長さんの中から話として出ております。実際に羽衣会館につきましては85万から90万の年間の経費、それから舎人会館につきましては40万前後、これを町費で賄ってきております。ですから、その辺のあたりを今後どうやっていくのかということで話を進めてまいりたいと思っております。


 今の予定でございますが、大体今月中ぐらいに教育長やそれから私、それから公民館長、区の方に出向きまして、今、区長さんの方にお願いしておりますけれども、再度またそういった話し合いを持てる場を設定できるようにお願いしているところでございまして、今後また細かいところでいろいろと検討をしていきたいというぐあいに考えております。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) 羽衣会館あるいは舎人会館、これの使用状況をちょっと資料としていただいたわけです。結構いろんな団体の方が使われておりますし、地区公の方も使われているし、ボランティアの方も使われているという状況にあるというふうに私はこの資料名簿を見て理解したわけです。町外の方も舎人においてはかなり使われている。


 こういう状況にあって、ここから先の質問は會見議員の方もされると思いますので私は一言だけ申し上げておきたいと思うんですけれども、例えば確かに羽合地区と東郷地区の考え方というのは基本的にはその成り立ち、あるいは歴史、あるいは背負ってきた文化的なもの、全部違うわけです。それを一本にこっちに合わせる、あるいはこっちに合わせるというやり方が本当にいいのかどうかということを3年たった今、再度いろんなものについてもう一度考えてみる時間が来ているのではないかなというふうに思っております。この2年間いろんな問題が起きて、行政側も、それから議会の側もそれに対する対応に追われてひたすら走り続けてきたような、そういう感が私にはしております。


 かといって、町民がお互いの気持ちを通わせて一つになったかというと、やっぱりまだまだなっていないというのが私の実感です。ですから、ここに来て物事をちょっと性急には進めないと。一歩引きながら、それぞれの立場の違いや考え方の違いをどこでどう調整していったらいいのか、あるいはこの制度で使えないのだったらこっちの制度に変えることはできないかというような考え方も必要ではないかと。合併協で決めたから、絶対しなくてはいけないというようなことは私はないのではないかと。特に合併協議会で決めた計画でいきますと地方交付税はこんなに減るはずではなかったのに、やっぱり根底から覆されてしまって、そのために財政が大変だ大変だというのが先走りして、もうありとあらゆるものをカットしなくちゃいけないというふうにやってきましたけれども、でもちょっとここで一段落して、やっぱりそれぞれの意見に耳を傾けながら統一するべきところを統一していくというところを考えていかなくてはならないのではないかなというふうに思っておりますので、性急なやり方はしないということを申し上げておきたいと思います。


 それから、もう一つは施設の中に隣保館あるいは文化会館ですね、浜地区の会館もあります。ここでは一切地元の負担はないわけです。これはもう1,000万以上の国からお金が出ているとはいえ、1,000万以上の費用になっています。じゃここはつつかないでいいのか、こういう問題も起きてくるわけです。ここで答弁下さいとは言いませんけれども、やはりそういうこともあるので、一概にここに合わせるということはできない。やっぱりそれぞれいろんな形で討議しながら、やっぱり住民の納得のいく形というのをつくり上げていくということが私は大事ではないかなということを思いますけれども、最後に町長のお考えを聞かせていただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 舎人とそれから羽衣会館につきましては、年間の半分の経費だけ19年度に計上しておると申し上げましたのは、上半期6カ月間かかって本当にどういう形で運営の基盤をつくるのがいいのかということを検討していただこうという趣旨で、半年間設けたものでございます。どこに合わすということを性急にすべきでないというのも、その事柄によって大切なことだと思っております。


 最後にお話のありました隣保館、文化会館のことについてですが、とりあえず今お話に出ております舎人とそれから羽衣の2つの会館だけ今回議論の対象としておりますのは、それは冒頭申し上げましたように既にその地区公民館としての位置づけも条例上あるというようなことからしているものでございます。恐らく将来的には、その公民館の全体の町内における体系、泊には地区公民館はございませんし、そういったこともひっくるめましてトータルの体系、地区公民館、集会所も含めてどういう形でやるのがいいのかあたりの議論はまた別途進めていく必要があると思っております。その考えでおります。


○議長(松本 繁君) いいですか。


 以上で増井久美さんの1番の質問を終わります。


 続いて、2番目の質問に入ってください。


○議員(15番 増井 久美君) 2番目の質問に入らせていただきたいと思います。


 6月には定率減税が全廃となりました。今、多くの皆さんのところに通知が届いているということで、びっくりされた方がたくさんあるのではないかと思っておりますが、住民税の大幅アップに、あちこちの市町村窓口に問い合わせが相次いでいるという報道が連日なされております。当町でも昨日送付されたところがあるということで、私のところにはまだ届いておりませんけれども、多分これから多くの方から問い合わせがあるのではないかと思っております。


 まずお聞きしたいのは、どうして住民税がこのようにはね上がることになったのか、その説明をしていただきたいと思います。


 それから、この住民の暮らしを守る各種施策をとるようにということで、私はこの場所で事あるごとに再三申し上げてまいりました。もう何回も同じことを言うなと言われそうですけれども、今回も引き続き要求してまいりたいと思います。


 まず、国保の引き下げをしてはどうかということ。先般、民生常任委員会には現状でいくという報告を受けたばかりですが、引き下げる努力をしていただきたいと思います。


 また、国保滞納者に対する保険証取り上げの実態はどうか、お伺いいたします。


 次に、保育料が増税に連動して上がるという点については、子ども家庭課の方から対処する措置が早々ととられましたので、これについては評価しておきたいと思います。


 最後に、税金の納付期間の延長についてですが、旧羽合町時代は10期に分けての納付でした。合併して8期になったわけですが、納付期間を延長すれば1回の負担感が減ると思いますが、納付期間をふやすお考えはないか伺いたいと思います。以上です。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 国保税等に関するお尋ねです。


 住民税のはね上がる理由ということで、冒頭おっしゃいました。一つは、所得税から住民税への税源移譲ということがございます。また、定率減税の廃止といったようなことも影響いたします。詳細につきましては、担当課長の方から説明いたします。


 1点目の国保税の引き下げをしてはどうかというお尋ねでございます。また、その国保滞納者に対する保険証の取り上げといったことも関連すると思います。


 国民健康保険事業特別会計の平成18年度歳出決算の見込み額は、総額で17億7,000万円を超えました。特に保険給付費につきましては約12億円、1カ月に1億円を要したことになっております。前年度に比較いたしましても、年間で総額1億円以上上回ったことになります。医療費と町民の皆さんの健康状態とは当然のことながら直結した問題であり、これ以上その医療費の高騰する状況を防ぎ医療費の削減を図るには、その健康推進施策と連動していくことが急務であるということで、いろんな取り組みを加速いたしているところでございます。


 国保会計の仕組みから申し上げますと、医療費が上がれば必然的に国保税率を引き上げざるを得ないわけでありますけれども、平成19年度の国保税率につきましては、医療費の分析を徹底し、各種健診結果を踏まえた事業展開を行うとともに、町民の皆さんに本町の医療費の実態などを申し上げながら、何とか医療費の削減を図っていこうということで、税率の改正はせず、据置きという形で予算を組ませていただいたところでございます。


 次に、国保制度は相互扶助精神に基づき成り立つものでございますから、滞納されると運営に大きく支障を来します。このことは改めて申し上げるまでもございませんけども、滞納者には徹底した納付勧奨等を行い、それでも納付いただけない方、1年以上ですが、具体的には、そういう場合には資格証明書を発行するというようなことになっているわけでございます。現在のところ、その資格証明書についての交付実績はないように聞いております。


 次に、税金の納付期間の回数をふやしてはどうかというお尋ねがございました。


 合併前の納付期間の状況を申し上げますと、旧羽合町は10期に分けてございました。旧東郷町と泊村が4期の納期の税目でございました。法定納期は4期で、地方税法で市町村の条例で定めることとなっておりまして、特別の事情がある場合にはこれと異なる納期を設定することができるとなっております。法定納期の4期は1回の納付額が大きいこと、また税目ごとに納付額が異なるとか、あるいは複数の税が同一月に重なる。そのことにより負担が大きくなるということで、またその支払い計画が一定化しないというような点もございます。そのようなことから、納期の回数をふやして10期にした場合、6月から3月が最終で納期が長くなることや、年度末となりましてその徴収の処理等の問題があり、合併前に3町村で協議して現在の納期、税目ごとで8期の納期でやるということで、旧3町におきまして15年12月の議会において税条例の一部を改正された経緯があるというふうに伺っております。現在の税目ごとの8期の納付は毎月同額の支払いで、わかりやすく計画的な納付がなされておりますことから、当面は現在の納期で参りたいというふうに考えております。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) 先ほど住民税のアップの理由という御質問がございました。


 これにつきましては、町長も申し上げましたとおり平成19年度から税源移譲、所得税と住民税の税率が変わりました。所得税につきましては平成19年1月分から適用でございまして、4段階の税率を5段階に細分化しております。それで所得税と住民税を合わせた税負担が変わらないような制度設計がなされておるわけでございます。


 住民税につきましては19年6月分から適用でございまして、3段階の税率が一律10段階に、県民税が4%、住民税が6%でございます。ほとんどの方につきましては1月分から所得税が減り、その分、6月分から住民税がふえることになります。


 税源移譲の差しかえでございまして、所得税プラス住民税の負担は基本的には変わってないと思っております。ただ、定率減税が廃止になりますので、その分の税が増額したようにとれると思っております。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) 今答弁いただいたように、税源移譲によって所得税と住民税を合わせた全体の税負担は変わることは基本的にはないと。これは政府も宣伝しているところです。


 毎日新聞の6月16日付では、米子では5日間で約500件の電話や窓口相談があり、相談者の多くは年金生活者だったと、こういうふうに報道されております。確かに所得税と住民税は変わらないんですが、今の話にあったように定率減税が廃止になって、結果的には1兆7,000億円の増税だと。そしてまた、高齢者の方には住民税が三、四倍ふえる方がある。それは昨年の高齢者の方に対する増税が重なる、こういうことだと思います。


 今回この定率減税廃止と高齢者増税の法案を押し通したのは自民党と公明党なんですけれども、これを直接住民からの苦情を受けるのは町政だと、こういうことになってしまいます。その今回滞納状況もお聞きいたしました。それから、資格証明書の発行状況もお聞きしました。資格証の交付は平成16年に4件あったきりで、それ以降は発行していないと、こういうふうに報告をいただいております。この4件はどういった方なのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですが、多分行方不明かそういう方ではないかなと思うんですが、この4件についてお伺いしたい。


 それから、短期保険者証の発行が平成16年からずっとふえまして、平成18年にはもう206件にふえたと。これだけ私は生活苦の方がふえているのではないかなということではないかと思っておりますが、多分これは窓口でお話をしながら3カ月あるいは2カ月、1カ月という発行をしておられると思いますが、担当課としてはどういう対応、あるいはその方たちの話をどうとらえておられるのか、ひとつ聞かせていただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 浜崎担当課長。


○健康福祉課長(浜崎 厚子君) まず、被保険者証の資格証明書でございます。


 平成16年度に4件の方に資格証明書を発行しておりますが、これは旧泊村の実数でございます。資格証明書といいますのは、御承知のように納付の御相談にも何度お声をかけても応じられないという、いわゆる悪質だというふうに判断をさせていただいた方でございますので、これはもうやむを得ないではないかというふうに受けとめております。町としては、できるだけ資格証明書ということの発行については細心の注意をというふうに考えておりますが、今のところはそういった方にはまず発行がないということでございます。


 短期の被保険者証の現状でございますが、18年度は206件ございました。短期の被保険者証といいますのは、3カ月を限度、6カ月を限度といういろいろと限度がございますけれども、まず第一義としましては、納付の御相談に十分に応じられて、いろいろと国保税の担当の方と何度も御協議をされるといったことが大前提でございます。そのあたりで、御本人の納得の条件で3カ月であるとか6カ月であるとかといったようなことで、御本人の御了解をいただく、納得いただくということを大前提で短期の被保険者証を出しているというような状況でございます。


 そこにお手元に資料をお持ちでございますけれども、17年度が181件であったものが18年度は若干ふえました。206件ということでございまして、既に19年度に入りましては14件の短期被保険者証を出しておるということでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) ありがとうございました。


 滞納状況をお聞きしたわけですが、18年度2,600万、国保ですね、それから町民税が573万というような状況を報告を受けておりますけれども、これを平成18年度2,174件、連合に委託されております。3,600万。この連合に委託されることによって、どれぐらいの町に入ってきているのかということ。あるいはこの連合に委託された方が、払う意思がある、あるいは相談したいというときに町の方に連合から返ってくるような、そういう仕組みができているのかどうか。連合に委託されたらそれっきりになっているのかどうか、お伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) 連合に委託した分でございますが、委託した分すべて向こうが徴収しとるわけではございません。こちらも一緒になって協力しながら徴収もやっております。


 それで全体の金額で申し上げますと、収納の関係でございます。全部の合計でございますが、1,445万程度収納しております。それで1億9,200万程度の未収がまだ残っておるというような状況でございます。以上です。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) 連合に委託するのは1年経過したらするんだということで出しておられると思いますけれども、これはどういうことですかね、町では対応できないと。一緒になってやっているとは言われますが、連合に委託してしまうということは手元から離れるということではないんでしょうか。あるいは町の方も資料を持ちながら、その連合の職員の方と一緒になって徴収していることですか、その辺についてお伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) 一緒になってというわけではございませんが、一部委託に出した分もこちらの方でお願いに行って徴収した分もございます。以上です。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) 私いつも言ってるんですけどね、連合に委託することが本当にいいのかどうか。その辺をもう一度検証していただきたいということをいつも言ってるんですが、例えば連合に対してのその委託費と、それから収納料金との関係ということもいつも言っておりますのでね、その辺についてももう一度検証していただきたいなと思います。


 こういうふうになってきますと、町の減免制度というのが必要になるんではないかなというふうに思うわけですが、湯梨浜町の減免制度、あるいはその減免を使った件数というのはここにいただいていますけれども、非常にその減免制度が使われていないのではないかと。倒産だとか失業だとか、そういった方に対しての減免制度の充実をするべきではないかというふうに思いますけれども、16年ゼロ、17年1件、18年4件と、この減免に対する町のお考え方をひとつお聞かせください。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) これについては、町の条例の減免規定によりまして減免しております。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) じゃ例えば世帯主の人が災害または盗難に遭ったり、あるいは親族が病気にかかったり、あるいは倒産したり、そういう著しい損害を受けたときはこの減免制度が使えるのかどうか。それは町長の判断によるものでしょうか、あるいはきちんとしたこういった規定があるのでしょうか。その減免制度の中で、去年倒産したあるいは著しく所得が減ったと。とても払えませんというようなときに、この減免制度が使えるのかどうかお尋ねしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) 資料もお配り申し上げておりますが、災害等、やはり家屋が全焼したとか、そういう場合に減免しております。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) じゃそのことについては、窓口に相談に行けばよろしいわけですか。そういった去年倒産しましたとか、あるいは世帯主あるいはその家の中で一番所得を担っていた方が突然病気になって収入がゼロになったとか、あるいは失業したとかって、そういうようなことは減免対象にならないのかどうか。その辺の判断はどなたがされるのかお聞かせください。


○議長(松本 繁君) 福山担当課長。


○町民課長(福山 保君) 規則では、今の私の知っている限りでは倒産等のはないと思っております。多分、倒産しましたからということで減免規定はないと思っております。


○議長(松本 繁君) 増井久美さん。


○議員(15番 増井 久美君) 1つだけお願いとして申し上げておきたいと思いますが、やっぱり倒産というようなことでは減免規定がないということになると、その人たちはもう当然滞納になるわけです。滞納になるというか、頑張って払われる方もあるかもしれませんけども、基本的にはなかなか払えないという現状ができてくるのではないかと思いますけれども、ぜひそういったものがのるような町独自の減免制度というような考え方、そういったものをつくるというようなことについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 2006年に比べて2007年に大幅に所得が減った人の場合は、もう税源移譲によるものだけでも所得税と住民税合わせた額が増額になる。これは日本共産党、佐々木憲昭議員が政府の質疑で質問して答弁として出てきているんですけれども、07年に所得税が課税されない程度の所得に減った人を対象に、07年度分の住民税を税源移譲前の額で減額するという経過の救済措置を設けたいと。こういうふうに国の方は言ってるわけですけれども、町の方としてはこれは本人からの申告が必要という制度のようですが、国からこういったことについての周知なり連絡なりないでしょうか、お聞きしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 税ということですので、町単独でその要件を設けるというのは、税一律あまねく公平にという観点からいたしますと、なかなか難しい面もあろうかと思っております。


 国の方からそのような働きかけなり情報提供といいますか、そういうことがないかということにつきましては、現在のところまだ接しておりません。


○議長(松本 繁君) 増井さん、駆け足でお願いします、時間の関係上。


○議員(15番 増井 久美君) 去年は、去年ではありません、障害者介護保険認定の方にもぜひ障害者控除を出して、証明を出していただきたいということをお願いいたしまして、担当課の方で対応していただきました。40名以上あったというようなお話を聞いております。多分納税通知書を受け取られた方から、これから町に対してどういうことでしょうかというような問い合わせがかなり入ってくると思います。ぜひ今の税源移譲によるものだということも言われると思いますけれども、本当に親身な相談に乗ってあげていただきたいということを申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 以上で増井久美さんの一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) 続いて、9番、吉田礼治さんの一般質問を許します。


○議員(9番 吉田 礼治君) 9番、吉田でございます。私は、石脇地区の圃場整備工事についての1点について質問させていただきます。


 石脇地区では、昭和30年ごろに先人の人たちの熱い思いにより県下でもいち早く土地改良区を立ち上げて土地改良事業に取り組み、当時としては先進的な事業の完成を見たという経過があります。


 しかし、当時の事業は農道、水路の工事が主で、圃場の基盤整備はほとんどなされておらず、以後半世紀50年に及ぶ時の経過とともに、農機具の発達、大型化や軽自動車の普及などによって過去の投資事業もだんだん時代おくれとなって、地区の田んぼは町内で最もおくれた圃場未整備の地区となってしまいました。そして農機具が大型化するにつれて、トラクターがはまったり耕作もだんだんと困難になり、就業者の高齢化と後継者不足により荒廃する圃場が目立つようになりました。


 このような危機的な状況の中で、政府の行財政改革により圃場整備に対する国庫補助制度も廃止されようとするさなか、旧泊村にお願いをして平成16年度に合併特例事業として事業費を予算化していただき、合併直後に事業に着手、本年は事業最終年の4年目となりました。合併後も町当局の格別のお取り計らいにより引き続き予算を継続していただき、地区民は大変感謝しているところであります。


 平成18年度末現在のこの事業の進捗率は、事業費ベースで83.2%まででき上がり、本年は一部残りの暗渠排水工事や農道の舗装工事と換地処分を残すのみとなりました。関係受益者の皆さんはこれまで2年間休耕しておりましたので、ことしは久々に米がつくれるということで、5月の下旬には田植えの時期になったのでみんな張り切って水を当てて代かき作業をしかけたところ、田んぼがなるんでいなくて水が均等に当たらないところや、畦畔や暗渠排水の水抜きバルブ付近から水が漏れる田んぼがあちらこちらから出るなど、いろいろと工事上の問題点が出てきたのであります。その後、役場の担当職員や業者の方に懸命に対応していただいたおかげで、何とか全員本日やっと田植えを済ませることができ、代満てをすることができました。


 なぜこのようなずさんな工事になってしまったのか。工事の管理体制はどうなっていたのか。また、なぜ完了検査の際にレベルを当てるなどして検査をしなかったのか。実際に水を当ててみないと、水田になるかどうかわからない。このような工事は今まで聞いたことがありません。私も他町の人に言われてしまいました。実際に水を当ててみてから受け取るものですよと言われました。80歳近い高齢者の方が一生懸命田んぼの土を引っ張ってなるめられている姿を見て、本当に悲しくなってしまいました。みんなが石拾いは相当の覚悟をしておりましたが、土を引っ張ってなるめることまでは全く予想していなかったと関係者のみんなは大変怒っております。こんな工事ならしてもらわん方がよかった、工事前の田んぼの方が何ぼかよかったと言われる方が何人かおられました。何でこんないいかげんな工事になったのか、原因はどこにあると思われるのか、町長のお考えをお聞きしたいと思います。


 また、工事はおおむね設計図どおりに行われたのか、そして農水省が定めた指針どおりに指針を業者に熟知させて工事をさせたのかどうか、あわせて町長の答弁を求めたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) ここで暫時休憩します。


             午前11時14分休憩


    ───────────────────────────────


             午前11時17分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 吉田議員の石脇地区圃場整備事業に関する御質問にお答えいたします。


 この事業は、事業期間平成16年度から19年度の4年間、受益面積11.5ヘクタール、関係農家46戸、総事業費3億円で実施いたしているものでございます。


 まず、工程及び施工管理と検査体制についてでございます。


 工事の施工に当たりましては、11.5ヘクタールの受益地全体の工事進捗に極端な差が生じないよう、5工区に分け実施してきたところでございます。


 また、施工管理は国庫補助事業であり、御質問の中にもございました農林水産省農村振興局整備部設計課の監修によります土木工事施工管理基準に基づく管理監督を行ってまいりました。


 事業がピークとなりました平成17年度と平成18年度の2年間は、監督員に鳥取県土地改良事業団体連合会から出向してまいりました専門職員を担当者として、監督業務に当たらせてきたところでございます。


 また、工事完成検査は工事経験20年以上の職員が担当し、設計書と出来高図面、現地実測などの確認で検査いたしております。


 御指摘の工事は、おおむね工事のその設計どおりに行われていたかどうかということなどについてでございますが、土木工事施工管理基準によれば、田の面の仕上げの均平度といいますか、ならしのその許容範囲は、基準のプラマイ5センチ以内ということでございまして、工事完成時にはこの条件で確認し、検査を済ませております。


 その後において圃場の条件の変化として考えられますものは、地力差の発生、透水性の変化、田が乾くことによります土壌性質の変化等が考えられます。


 また、50年間にわたって耕作されてきた水田を基盤から掘り起こし、区画、形状も大きくいたしたことから、設置後の不同沈下はある程度やむを得ないとおっしゃる方もございます。そのようなことが今回の原因ではなかったかと思っております。


 また、聞くところによりますと、その地ならしが完成した時期、これが6月と3月のものとあるようですが、近い方の分は比較的被害も少なかったというようなことも聞いております。今回その受益者の方々が代かき作業で大変な御努力をいただいておるということを私も伺いまして、二度ほどのぞいてまいりました。実は、きのうもどうなのかな、終わられたかなと思ってのぞきました。お話ししておりましたら、やっと代満てに間に合いましたわいなと。例年より10日ほどおくれましたといって話しておられる方がありました。


 なかなかそうそうある工事ではないんで、恐らく正直申し上げまして役場の職員もその専門職としてそのあたり、例えば一たん水を打って検査どうこうというあたりは認識してなかったものと思いますが、実際にその農地を持っておられる皆さんの御努力の状況を見ますと、そのあたりやっぱり最小限にするためにはもっときめ細やかに現地へ出向いたりしながらやっていく、そういう配慮も必要だったんではないかなというふうに考えております。今後ともその地権者の皆さんからいろんなことを伺いながら、適切な対応はとってまいりたいと思っております。


 なお、完了検査の内容等につきましては、担当課長から説明させます。


○議長(松本 繁君) 米村産業振興課長。


○産業振興課長(米村 繁治君) 補足してお答えさせていただきます。


 まず、基盤造成の関係で表土の整地関係でございます。


 先ほど町長触れられましたように、規格値はプラス・マイナス5センチを基本としておりまして、測定の基準としては1反当たり3点以上測定するということで、これ具体的には施工業者の方が光波の測量機を使って各圃場の全面評価に当たっておりますので、その資料をもとに現地の検査では何点かサンプリングで実際にそういう状況だったか、データが現地と合っているか、検査員が確認しておるところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 国の補助、それから町の補助をいただいて全体事業費3億円からの工事をしてもらうんで余り言いたくないですけども、非常に地権者の人が怒っておるということでありますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。


 プラス・マイナス5センチの許容範囲だというふうに言われるわけですが、実際に端と端との差が30センチ以上の高低差があるというような田んぼもあったわけであります。それで基準は3点の調査だと言われますけど、やはり両端とそれから真ん中2カ所ぐらいずつは高低の検査をすべきではなかったのかと思うわけですけども、その辺どのようにお考えか。


○議長(松本 繁君) 米村課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) 先ほどの町長の答弁の中でありましたように、また繰り返しになりますが、17年度の発注分で18年6月まで繰り越した事業は6月に完成しとるわけですが、今回議員さん御指摘の分は多分そのお話だと思います。それで同時期に別の工区で本年3月に完成した工区がございます。そちらの方は早い田植えというか、全面の表土の差が出ていないという状況で田植えはされました。


 それで先ほどの答弁の繰り返しになりますが、やはり区画の中の土の状況が乾いたところやあるいはかたいところ、あるいは水が回りやすいところ、いろんな状況があると思います。それで昨年6月完成以降、実際、先ほど議員さんもおっしゃられたように、水を張ったりとか耕作をしたりとかそういうことがないままことしの春を迎えられたので、土地の状況が我々発注者が工事検査した以後に沈んだりが生じてしまったということで、そこの期間の間で起こり得ることだということで、ちょっと農林水産省が出しております本を朗読させていただきますと、抜粋ですが、全面の均平悪化で一般的に言われるのが区画の拡大、整地工事の不十分、整地かん水後の不同沈下等によって工事数年間は全面の均平が悪くなることは水田土壌の特性がある程度容認せざるを得ないということで、水田土壌の特性を言っております。


 それでそこの一番最後の方に、必要に応じて作付後に再生地均平作業、これらを実施することも検討するということで、ここらあたりはまたことしの秋以降の地元との話になると思いますが、繰り返しになりますが、何になってもその完成検査後に現地に入れなんだ。耕作者も、あるいは役場の方もそっちに見とらなんだということが、議員さんおっしゃいました極端には30センチになったのかということは想定されます。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 高低差の件につきましては、了解します。


 この設計図どおりに行われたかといいますのは、何でかというと真ん中に農道がありますね、新しくつけた。それの法線がずれとらせんかという話があるわけですが、その辺は確認されましたか。農道の法線。3メーターも4メーターもずれとらせんかちゅう話があるわけですけど。


○議長(松本 繁君) 担当課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) そのことは承知しておりません。設計図どおりに進んでおるというふうに認識しておりますが。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 18年度分の受益者負担金ですけども、全員が納期限の出納閉鎖期の5月末までに納入されたのでしょうか。


○議長(松本 繁君) 担当課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) 17年度の繰り越しに係る分担金と、それから18年度当該年度の分担金、両方5月30日に一括で納入していただいております。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 田んぼがなるむまでは絶対払わんわいという人もおったようですけど、払ったということですね。わかりました。


 それから、受注業者は町内業者ということで、この件については地元業者育成という観点で全く異存はないわけでありますが、業者の過去の圃場整備に関する施工実績はどうなっているか。もし公表できればお願いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 担当課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) 業者の経験等のお話であろうかと思いますが、過去の圃場整備の施工実績はあることは事実でございますが、ただ、先ほど町長もちょっと触れられましたが、ここ10数年間この種の圃場整備の工事自体がこの近くで極端に少ないもんでして、石脇の圃場整備が近年では珍しいということでございます。


 それで、会社というより現場に実際に入る主任技術者等の経験の問題だと思います。そこらについては、経験が浅いという点は否めないと思います。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 監理業務は出向した土改連の職員がしとったということですか。この土改連の職員を専任でお願いしとったと思いますが、ことしから異動になっちゃったということは何でなのか。あと1年事業期間があるのに、3月には帰られちゃったというのはどういうわけですか。


○議長(松本 繁君) ちょっと休憩します。


             午前11時30分休憩


    ───────────────────────────────


             午前11時30分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 当初この事業をやるに当たりまして、派遣いただく期間を一応2年間と、ピーク時ということでお約束してたものでして、この3月いっぱいで帰られたということです。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) わかりました。


 この2年間で基盤の整備、それから暗渠排水の工事、表土の戻し工事、3つの工事が行われたわけですが、それぞれ業者が別なんですね。ですからうがった見方をすれば、業者に責任感がないじゃないかと。やはり一貫して最初から最後まで1つの業者にやらせんと責任感ないんじゃないかという話もあるわけですが、入札の関係でそうなったかもしれませんが、そういう一貫的にやらせるというお考えは最初からなかったのかどうか。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 基盤それから暗渠排水、表土の戻しとそれぞれ工事の内容としてはあるわけですが、一つにはなるべくその圃場全体を同一の状況で進めたいということ。ある工区ではもう基盤整備工事が終わって暗渠排水にかかっとるのにとか、そういう状態なしで、出合い丁場なんかも考慮しながら同じリズムでといいますか、同一歩調で進めていきたいというようなことからそれぞれ、また同時に早く進めるという観点からあのような発注の形態をとったものでございます。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 圃場がなるんでいないために水を当ててからブルドーザー入れて水中代かきといいますか、行った、かなりあったわけですが、そういう水中代かきをしたそのブルの日当といいますか、そういうのはだれが負担するですか。個人が負担するのか。


 また、そのブルドーザーを入れて引っ張ったために30センチも差があれば15センチしかない表土は片一方はなくなっちゃいますね、表土が。そういう場合は暗渠排水からやり直して表土を入れてもらえるのかどうか、ことしの事業で。お願いします。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 水中ブルドーザーにつきましては、先ほど申しましたように検査自体は適正に行われた工事であったということを確認して、その後のことでございますので、瑕疵とかなんとかそういう工事上の責任に基づいて業者にやっていただくわけにはいきませんけれども、実際上は工事を施工していただいた業者さんの協力によって対応したものでございます。


 また、ことし19年産の耕作状況や収穫後にまた補完すべき場所が出てきた場合につきましても、必要な措置は講じてまいりたいというふうに思っております。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) ありがとうございます。


 その水中ブルドーザーを入れたために、暗渠排水の素焼きの陶管が壊れて暗渠排水がきかなくなったというふうな場合もあると思いますが、こういう場合は補修していただけるのかどうか。


○議長(松本 繁君) 担当課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) このたび水中整地した内容ですが、作業したブルはいわゆる超湿地ブルといいまして普通の農耕のトラクターより接地圧がかなり低いものでございまして、なかなかその圃場の中に入っとる暗渠排水まで壊れるという想定はしにくいと思います。しかしながら、万が一ということがありますので、先ほど町長が答弁されたように作付後の秋の状況でまた確認したいと思います。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) 最後ですが、極端に圃場の中で低いところがあって、個人で表土を入れられた方がありましてね。2トンダンプで2台ばかり入れられた方があったわけですが、そういう場合の費用は役場に何も言わずに個人でしたんだけえ個人の負担だわいということになるのか、または公費で負担するということになるのか。どうですか。


○議長(松本 繁君) 担当課長、答弁。


○産業振興課長(米村 繁治君) 町の方が発注した表土の関係は、平均的には20センチ前後の表土の扱いで各圃場工区に導入しとるわけでして、それ以上のことについては各個人で発注されたというのは後から聞きまして、それは一切町はかかわっておりませんので、それはもう当事者間の費用でやられたというふうに承知しております。


○議長(松本 繁君) 吉田議員。


○議員(9番 吉田 礼治君) いろいろとありがとうございました。


 この事業はことしが最後でありますので、職員におかれましては地元の業者も大事でしょうが住民の方も大事だと思いますので、しっかりと住民の要望を聞いていただいて、最後の年にふさわしいような仕事になるように、しっかりと住民の方を向いて仕事をしていただきたいということをお願いして終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 以上で吉田議員の一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) ここで暫時休憩をいたします。再開を12時50分といたします。


             午前11時37分休憩


    ───────────────────────────────


             午後 0時49分再開


○議長(松本 繁君) 再開いたします。


 午前中の一般質問に引き続きまして、午後も一般質問をとり行います。


 それでは、17番、浦木靖さんの一般質問を許します。


○議員(17番 浦木 靖君) 17番、浦木でございます。議長のお許しが出ましたので、通告に従って質問させていただきたいというふうに思います。


 質問事項は、地域づくりの我が町の取り組みはということであります。


 要旨につきましては、地域活性化に対してどのような現在町においては支援が行われているのかどうか。また、地域内交流の機会の行政のかかわり方について質問いたしたいというふうに思っております。


 私は、地域の役割というものは子育てや教育、また高齢者のこと、障害者のこと、環境のこと、ごみや資源リサイクル活動、そして農業、また社会教育等において大変重要な役割を果たしておると思いますし、果たさなければならないというふうに思っておりますが、行政の地域に対する基本的な考えをまず伺いたいと思います。


 次に、地域づくりに対する交付金はどうなっているのか。また、それがどのような効果をもたらしているのかをまず聞きたいというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 浦木議員の御質問にお答えします。


 湯梨浜町が合併し、誕生しましてから、現在町内の集落は74集落ございます。集落の形態もそれぞれ異なっております。300世帯ある集落もありますれば、10世帯の集落もあります。集落内の高齢化率が50%を超える集落もあり、今後その集落機能が損なわれるおそれのあるような集落もあるように認識しております。


 このような中で、その地域が、集落がいかにして活性化していく、あるいは存続していくということは非常に重要な問題であります。今まで住んでこられた地域に安心して住んでいただくために、先ほど議員さんもおっしゃいましたようにいろんな分野で地域力というのが維持されるよう、取り組んでいかなければならないと思っております。


 そのための施策といたしまして、地域防災、地域福祉、地域医療、子育てサポート、放課後児童クラブなど、これらは今後も積極的に展開していく必要があるものと思っております。


 次に、その地域、集落が活性化するための施策ということでございます。


 町では、19年度予算において次のような予算を計上いたしております。集落支援といたしましては、全集落を対象に集落づくり総合交付金、これは合併時点から設けた制度でございます。3,200万円余を計上いたしております。それから地域づくり推進事業といたしまして一般コミュニティー助成、ことし13集落。これは宝くじで10分の10の補助ということになりますが、2,400万円余という予算を計上いたしております。それから、行政と町民との共同事業といたしましてまちづくり創造事業ということで100万円を計上し、既に幾つかの事業については実施されておりますし、現在近々の実施に向けて皆さんが練習を積んでおられるというようなこともございます。さらにはボランティア団体の育成と活動助成ということで、ボランティア団体育成支援事業というのを本年度新たに設けまして、30万円余でございますけれども、計上いたしているところでございます。議員おっしゃるとおり、地域はその町の規模が大きくなったからといって特定の部分だけが、言葉は適当でないかもしれませんが、隆盛をきわめるというようなことはあってはならないと思っております。やはり全町内の住民の皆さんが均等にサービスを受けれ、生活していけるということも大切なことだというふうに認識しております。以上です。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 今、行政の交付金のあり方とか活性化のための取り組みについて二、三町長が言われましたけども、この問題については大切であるということにおいてこの湯梨浜町以前の前の旧羽合町あるいは泊村、東郷町においても真剣に取り組んでこられた事案だというふうに思います。


 ただ、それにしてはなかなかそういったことが効果としてあらわれてきてない部分があるんじゃないかというふうな面において、私は次の問題点というか、今現在こういう問題点があるんじゃないかということを思っておりますけども、これについてまた町長の方の答弁をお願いいたしたいというふうに思います。


 まず、介護保険制度が導入されて、介護保険制度は云々かんぬんというよりも介護保険制度の依存が強まって、従来あった地域の支え合うということが弱まってきているんじゃないかというのがまず1点。


 それと、核家族あるいは少子化等の、これは全部の原因ではないんですけども、そういったことの起因による地域の行事、活動等への住民の参加が少なくなってきて、その行事、活動自体が成り立たなくなっている地域も見受けられます。


 また、住民同士の顔を知らないために連携ということがなくなっているのが現状ではないかと。ましてや子供、小学校、中学生なんですけども、近所の大人の人の顔を知らない。だから当然あいさつもできないというようなのが今の現状ではないのか。


 それと、個人情報保護というようなことで、近くの老人世帯あるいは高齢者の方の現在の状況はどうなのかと。それから、見守っていかなくてはならないという状況にあるのに、そういったことによって状況がわからないから何をやっていいかわからないというようなことが私はあるのではないかというふうなことを考えておりますけど、今、私が申しましたことについての町長の認識をお伺いしてみたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) まず、介護保険につきまして、地域で支え合うということがかえって希薄になったんじゃないかというお尋ねでございます。


 確かに制度として保障されれば、それだけ安易な方に流れたり、あるいはそういったみんながお互い助け合うという互助の精神が薄れてくるという可能性はあろうかと思いますが、私は選挙の際にも申し上げましたけれども、一つはやっぱり地域で支える福祉にいたしましても、地域で支え合う仕組みというのは非常に大切なことだと。それはもう具体的に言えば、在宅介護をなるべく助長していくためにもぜひとも必要な取り組みであるということで、そのあたりにつきましてどのような内容で組み立てができるか、まだ検討中で具体的によう施策としては打ち出しておりませんけども、そのようなことも必要なことだと思っております。現状としては、浦木議員がおっしゃったような現状もあろうかと思います。


 それから地域活動への住民参加、これがなかなか都市化が進みますと難しいということは現状としてあろうかと思います。恐らく町内でも、新しい住宅がたくさん建っている地域におかれましてはそのような現状に直面しておられるだろうと思います。


 しかし、大切なことは、子育ての見守りとかごみの分別収集とかいろんな事柄がそうなんですが、やっぱりその輪の中に入って、最低限一緒に取り組んでいただかなければならないことというのもあろうかと思っております。そういった部分に関しましては、町の方でもこれから湯梨浜のまちづくり懇談会のようなものもちょっと今考えておるところでございますけれども、それらの中で地域住民の皆さん、ちっちゃなグループとでも話し合うような場を設けながら、その地域内での連携といいますか、そういった意思の疎通といいますか、そういったものも進めていく必要があると思っております。


 近所の大人の顔を知らないというお話がありましたが、確かにそのようなことで、例えば昨年度青少年育成湯梨浜町民会議の方では子供たちを見守る活動をやろうということで、老人クラブの方たちにも御協力いただいてスタッフジャンパーを教育委員会の方で補正組んだりして見守り活動を展開しております。そういったことを通じて、大人と子供が知り合いになるということもあろうかと思っております。


 個人的なことを申し上げて恐縮ですが、私の住んでおるところは旧泊村時代、あいさつ通りとして名前をつけていたところでございまして、小学生たちも私たちの前を通るときにはおはようございますといってあいさつをして通る習慣がついております。こちらが声をかければ、あれはどこのおっちゃんだというようなことで顔も覚えてくれて、それが一つの地域の連帯感の醸成にもつながってくると思っております。


 それから、最後に個人情報保護についてのお尋ねがございました。


 これ実は大きな問題だと認識しております。区長さん方あるいは民生委員さん方が、自分の町内担当区域内にどういう方がいらっしゃるかわからん部分がある。それをじゃ一朝事あったときに、災害で救援しなければならないとかそういったときに何もそのリストがないというような状態を招きかねないということで、もともとその民生委員さんあたりは守秘義務も有しておるんだから、そういう人には個人情報を盾にとって、何もそういう本来保護されなければならない方たちの情報をその用途で使うのに、隠す必要はないんじゃないかというような問題があるというふうに思っております。これはちょっと国の方でも議論をしておられるようでして、何かこの間は法改正には至らんけれども、何かそういう問題があるということでやはり認識しているように書いてあったものを見かけたことがあります。


 民生委員会あたりでもそういうお話が出ますが、当面は基本3情報についてはちゃんと名前や身分を証明していただければお出ししますけれども、その全体分としてこうだよという形はできない。したがって、ああ、ここの住んでおられる方がかわったなということがあれば、その段階で民生委員さんの個人御努力していただかなければならないというのが現状ですというようなことを申し上げているところでございます。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 今の答弁はかなりちょっとわかりやすく説明していただいたかなというふうに思いますが、行政の例えば子育てあるいは高齢者あるいは障害者問題について、住民、地域に対してどういうことを期待しておられるのかというところをちょっと明確に答えてもらいたいというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 卑近な例で申しますと、子育てについては先ほどのような見守りですとかあるいはこれからまたお話も若干出るかもしれませんが、子供を育てるための技術とかあるいは精神的な面でのコミュニケーションの図り方とか、そういったこと。あるいは福祉におきましては、やはりその見守りですとかあるいはボランティア活動、食事だとか運動だとか、そういった面でも地域の果たす役割というのは重要だなというふうに思っております。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) まず、子育てといった面について、これちょっと教育委員会の方にも関係あるかと思いますけども、さっきも言いましたけども、顔を知らないためにあいさつができない。当然これは学校の方も不審者に対して、声かけとかそういったことはやめましょうと。知らない人にはそういうことはやめましょうという指導はしておられるというふうに聞きます。そういったときに、顔を知らんかったら当然あいさつもできない。ところが一方、今、町長が言われたけども泊の方ではあいさつ運動を一生懸命やっている。これは大切なことだと思うんです。片一方の方ではあいさつ運動しましょうと言っておりながら、片一方では地域住民の人が通られても顔を知らないためにあいさつもできない。この辺をどういうふうに考えておられるのかというふうにまず伺いたいというふうに思います。


 それと、以前は小学校の運動会等において、私の運動会の経験というのは橋津小学校、羽合小学校、羽合東ですけども、今回の羽合小学校と、この3つの運動会を経験しておりますけども、以前の橋津小学校といったら午前中に小学校の運動会やって午後に地区運動会をやる。当然そしたら子供も参加する。当然顔を知る。ところが、これが羽合東小学校になったら小学校だけの運動会になった。これも浅津と橋津地区と。そしたらちょっと他部落の人の顔というのはいかがなもんかなと。それでも部落が近いから何とか覚えるとかいうことがありました。ところが、羽合小学校になったら規模が大きくなって、もうどこの子というのが全然わからない状況だと。


 先日もある大会にちょっと見に行きましたけども、隣におられた三朝の方だったと思いますけども、あの子はどこどこの子だなと、頑張れえやという応援しておられました。ところが、今、羽合なんかにおいて顔がわからないんですよね。その辺はどういうふうに指導されていこうと思っておられるのか、ここら辺をちょっとまず伺ってみたいというふうに思いますし、それと地域の大切さということで、これは統廃合のアンケート調査の記述部分の方でありますけども、何人かの方が、多くの方が近所の大切さ、地域の大切さということを言ってきておられます。そこの中の一つに、これすごく大切だなと思いましたのでちょっと読まさせていただきます。


 それぞれの地域とのかかわりが薄れる。地元地域とのかかわりは園児の成長に大切であり、幼少時にその気持ちを育てることは重要なことだと思います。地域の福祉施設であることを忘れないでいただきたいという文面がありますけども、まさに私はこのとおりだと思います。学校がよく言っておられるのが、地域、学校、家庭、この三者が一体になって子供は育てていこうということを基本にしておられると思いますけども、その辺の今言った知らない、あるいは話ししたこともない、そういった人たちのあれに対してはどういうふうな教育のあり方ということを考えておられるのかを伺いたいと思います。


○議長(松本 繁君) 西山教育長。


○教育長(西山 登君) ただいまの件ですけども、地域の方とそれから子供たちとの触れ合いが少ない。具体的にはそういうことじゃないかなと思いますけども、学校の方で特にじゃ地域の方をということは、特別な方は呼んで教室で話をしていただくということはありますけども、じゃ地域の方全部を来ていただいて教室で話ししていただくというようなことまではやってませんので、やっぱり特定の方にしかならんと思います。


 したがいまして、学校の方で今特別に取り組んでいるというようなことはないわけですけども、地域で行われる行事ですね、ここらあたりにはできるだけ特に子供を参加させてくださいということはちょっと話をしとるところです。特に葬式等について、これについては子供を連れていってくださいと。そしてそれによって、特別に今授業しています命の大切さというようなことを授業で取り組んでいるわけですけども、子供たちが自然とそれを身につけるようになる。墓参りも当然です。そこらあたりで地域の方の主としてやっておられることに子供を連れていくということで、地域の教育力という形のもとにお願いできたらなというようなことを考えています。


 北溟中学におきましては、PTAの方に家庭教育部という部を設けていただいております。これ昨年度からできましたので、今現在どこまで成果が上がったかということまではないわけですけども、子供を育てるのにやはり地域、家庭、この力を十二分に活用させていただきたいということで学校の先生方とも話しているわけで、学校だけではとても子供を育てるということはできないだろうということで、地域の方の活力をお願いしたいというふうに考えておるところです。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 最初、私が質問させていただいた不審者に対して、子供たちにそうした人には声かけはやめましょうということを言っとる。それにかかわらずあいさつ運動をやりましょうと。その整合性をどういうふうに子供に教えていくんかというところを問うとる部分もありますので、それはきっちりと言っていただきたい。


 以前にも私はこのことは申したと思いますけども、確かに子供たち、生徒が地区の行事に参画していくというところは、橋津公民館において運動会とかあるいは夏祭りとかそういう行事が行われております。そのときには、必ず中学の生徒に何かの役割を持たせて参加させておるということをやっています。これはもう十四、五年、20年近くなりますかね、こういうことをやって。私は、ずっと今でもそれが続いておりますからすばらしいことだと思いますので、そういうところは橋津地区だけではなくして、ああ、そういうすばらしいことをやっているんだったらほかの地区、だからほかの公民館なんかにもそういったことをあれしながら広めていこうじゃないかと。そういう積極的な姿勢がどうも私は乏しいんじゃないかという気がするんですけども、そのあたりはどういうふうに考えておられるのか伺います。


○議長(松本 繁君) 前田委員長、答弁。


○教育委員長(前田 三郎君) 今、浦木議員からの質問でございますが、あいさつにつきましては確かに学校規模が大きくなって、今言われるような内容は確かに実態としてあると思います。そのために学校開放をして、この一般地域の人に参観をいただく。老人の人も保護者の人も、すべての人に休みにそういう日曜日に学校開放をして参観していただくことによって、子供も保護者も高齢の人もこの学校の施設を見ていただくと同時に顔見知りになっていただく機会を何遍かつくるというようなことはしておりますが、確かにそれで完全とは言えませんから、一方では不審者対策もございます。そして一方ではあいさつ運動もございますから、やみくもにこの解決ができる問題ではないと思いますけども、そういう問題は常時抱えて学校も教育委員会としても、そしてまた地域の区長さん方もいろいろと検討しながら努力をしていただいておるというのが今の実態でございます。


 そしてまた、規模につきましては、小規模であればやっぱりクラブ活動だとかいろんな面で切磋琢磨できないというような問題があって、学校統合に至った経過がございますから、全部が長所だけではない。大きくなることによっての短所もあると思いますけども、長所の方が大きいという結論に達して学校統合をした経過がございますから、今言われるような内容がすべて解決をしておるというふうには認識しておりませんけども、時々をとらえて、いろんな策を講じておるというのが現在でございます。特に学校公開日には地域の人多くの方に来ていただいておるというのが実態にありますけども、まだまだ完全ではない状況でございますので、これからさらにそういうことを進めながら、今言われるような内容を解決していく必要があると思っております。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 今、教育委員長の言われたことは全くそのとおりだと私も思いますので、そう一朝一夕にできるものではないと思いますので、気を長く、それでおってなるべく急いでもらって解決の方向に向かってもらいたいというふうに思いますし、さっき教育長がちょっと言われました、地元の人だれかに来てもらっていろんなことを教えてもらう。これはゲストティーチャーのことだというふうに思いますけども、そうではなくして、地区公民館なんかでやっておる例えば土日対策なんかで地元の方が行かれて、子供たちにいろんな伝統行事だとかいろんなあれを教えていくというようなことも大切であって、それをやってきておったんですけども、何かそれもだんだんとちょっと活動が鈍りつつあるのではないかというふうなことを私は聞いとるんですけども、やはりその辺もきっちりととらまえて、どういったことをやったらどういう効果が出てどういう反省点があったというところを検証しながら、やっぱり物事は進めてもらいたい。


 先ほど冒頭に言いましたけども、この町づくりというのはもう何十年来から各市町村が取り組んだ問題です。それがなかなか効果があらわれない部分というところは、私はこんなことを言ったら失礼かもわからんですけども、行政というのはやりっ放しというところが、極端な言い方しますとそういったところがあるんじゃないかと。さっきも言いましたけどやっぱり検証して、反省するところは反省してきちっとねじを巻き直してやることが大切ではないかというふうに思いますので、教育的な子育てということについてはそれくらいにしておきたいというふうに思います。


 次に、高齢福祉の件ですけども、これも町はやっぱり地域住民の人の協力いうところの大切さということはいろんな冊子とか町の情報の中に出ております。先ほども町長も言われた、地域に対してどういう期待をされておるのかということを問うたときに、見守りというところが一番最初言われましたからその辺かなと思いましたけども、ただそこだけで終わっちゃうんかと。確かに見守りといったら、具体的にどういうことを見守るんやと。言葉だけで見守りということは、それはだれだって簡単に言うんだけども、その辺の細かい施策といいますかあれがどういう取り組みがなされておるんかというところを、取り組みがなされておるというよりもどういうことを期待しておられるのかというところをもうちょっと詳しく教えてもらえたらというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 地域福祉につきましては、地域で福祉を守るその取り組みにつきましては見守るということを、子供たちの安全確保、そういった面から両面と思って一つは申し上げました。


 それから、もう一つはやっぱり支えるということがあろうかと思っております。なかなか行政で対応するのが不適当な部分というのも、福祉の中の事業としてはあると思っております。そういったことをボランティア活動ですとかいろんな形で、近所づき合いが本当に昔だったら多少あったのかもしれませんけども、そのような形で支えるというような要素もあるんではないかというふうに思っております。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 先ほども言いましたけども、介護保険の依存が強まり過ぎて地域との連帯が薄れてきたということはやっぱり否めない事実なところもあるんかというふうに思いますけども、ただそれ以上に介護保険の介護の認定になれない人たち、高齢者の方をどういうふうに地域はサポートしていったらいいのか。あるいは行政がどういうふうなかかわりを持ったらいいんかと。


 私は、ある新聞記事に宅福便というところの制度を取り入れて、これは子育てのファミリーサポートセンターとよく似ているんですけども、受け入れる側、それから必要とする人、こういった人たちを募って、それでコーディネートしてやっていく。その内容というのはここにざっと書いてありますけども、調理だとか掃除、洗濯、子守、買い物、外出の介護あるいは手紙の代筆、こういうところをやっておられる。これは有償です。だから1時間1,000円なら1,000円。かえってそういったことの方が、受け入れる方、お願いする方側もやりやすいというような制度をつくっておられるところもあります。これが結構全国的に広がりつつあるというふうな状況にあるようですけども、その辺の考え方というのはどういう考え方しておられるのかというのをまず伺いたいというのと、それとやっぱり近所の人がどういうふうな見守りするかというところについては、私も時々思うときがあったんですけども、たまたま私の住まいが以前のところも両方とも独居の世帯だった。今現在もちょっと離れたところに独居の方がおられます。私が気にしたのは、やっぱり夜その家に電気がともったかともらないか、これをすごく気にしたです。電気がともっておるということは、元気で生活をやっておられるというふうに認識する。電気が二、三日もつかずにおったら何かあったんかいなと。やっぱりそういった細かい地域の支え合いというのはできると思うんですよ。


 ただ、具体的に今町長が言われる地域で近所が支え合うことが必要なんだと。そしたら何をやるんだと具体的に聞かれたときに、新聞がたまっとるかなどうかいな、その程度を見ようかいなと。その辺のもうちょっときめ細かいことが必要だと思うんですけど、その辺はどういうふうな考え方しておられるのか伺います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 確かに今浦木さんがおっしゃるとおり、具体的にどういうことを求めるんか、助長していくんか、住民の皆さんと組み立てていくんか、そのことを出していくことが必要だと思っております。


 医療費を減らすための取り組みやると言ってますけども、そのためにもやはり例えば今その介護のお話が出てますが、介護の前段の方たちが要介護のところに進んでいかないためには、やっぱり地域の住民の方が積極的に話しかけたりそういう場を持って、人と人との接触を保ち合うというようなことも大切なことだと思っております。そういったことの具体的な内容づくりを今進めているところでございまして、もう少しお時間をいただければまたここにお示しできるというふうに考えております。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 私は先ほども検証の必要性ということを申しましたけども、先ほども町長が活動の中でこういった活動をやっておるということを言われましたけど、ボランティア活動の応援、これが確かに半ぴらの分で出ておりました。出とるというよりも、私もいただきました。これが5月21日までに提出してもらいたいということのようだったですけど、実際何ぼの団体がボランティア活動の応募されたのかいうところをちょっとお聞きしたいというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 応募の状況につきましては、担当課長の方から。


○議長(松本 繁君) 仙賀企画課長。


○企画課長(仙賀 芳友君) 応募数、2団体でございます。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 今言われた2団体というのは非常に少ないかと思います。ボランティア団体というのは10何ぼか多分あるかと思いますけども、そこの中において2団体というのは非常に私は少ないんじゃないか。本来ならば、全部が参加してもいいような内容のことだと思ったんですけども、ちょっとびっくりしました。


 このように、さっきも申しましたけど何々をやったからもうそれでいいんだと。これじゃなくして、それの結果どうなってどういう効果があらわれたかというところですよね。多分今のあれでも、町長が言われたようにこういったことをやりましたという報告はされますけど、実際今何件あって実際これどういうふうな効果、あるいは活動に援助になっているんかというところの、それ今までは私は足らんかったと思うんですよ。その辺はどういうふうに考えられますか。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 今、ボランティアの活動の応援、支援制度につきまして、ことしから新たに設定した事業でございます。企画課長が御説明申し上げましたように、現在のところ申し込みは2つだということです。地域の方たちが一定の場所や一定の区域をみずからの手で守っていくというのが今回の申請の内容になっているようでございますけれども、実はこの間グラウンドゴルフの発祥地大会がありましたときに、潮風の丘に上がっていく道の途中のところはマイロード事業で村が整備して花壇がつくってあります。そこのところを地元の老人クラブの方たちが前日でしたか、一生懸命草むしりしてくださってました。いや、例年ですと大会前になると昔はプランターなんかもあって、つくって歓迎の雰囲気出したりとか草むしりや花を植えたりそういうこともやってたんで、ことしは何もできんのかいなと思ったらそういうことに接しまして、ところがそういう方たちはそういうことをやればこれだけの、わずかですけれどもそういう支援制度があるとか、あるいは緑化事業の方で、緑の羽根の方ですか、そんなお金で多少交付できるというようなことを知られない実態があるというふうに思っております。


 ですから、恐らく今回2件出されたようなことと同じような内容のことは住民の方で幾つものグループがやっておられると思っております。そこら辺のところをより、このボランティアに限らずですけれども、住民の皆さんに行政で取り組んでいることを知ってもらう、自分たちのやっていることがどっかでまた行政が手助けする部分もあるかもしれない。あるいは町の現状をよく知ってもらうというような観点から、先ほど申しましたそのまちづくり懇談会というのを、これは実は今メニューを一生懸命拾い出しとるところなんですが、例えば町の財政状況はどうですとか、税金はどう変わるですか、ごみの分別はどうしてますとか、現状はどうですとか、そういったいろいろ具体的な項目、現在のところでこれは20数件ぐらいは拾い出してますけども、そういったものを町民の皆さんにお示しして、それに載ってようが載っていまいが、ほかのことでもいいんですが、1時間でも1時間半でも私や副町長や担当課長が出向いていって住民の皆さんとお話をする、そういう制度をつくりたいと思っております。できれば今こうやって第1段階の取りまとめが終わったところでして、今度幹部会でもかけて7月号の町報あたりに載せてスタートしたいと考えております。そういう形でより周知を図っていく、そういうことも必要だと思っております。


○議長(松本 繁君) 浦木議員。


○議員(17番 浦木 靖君) 今、泊のボランティア活動で草取りというところを、これは以前にも当時も、今、総務課長の松本課長が建設課長の時代だったと思いますけども、9号線沿いの清掃といいますか、植樹とかそういうのを含めてロードボランティアというんかな、そういうのを立ち上げて、多分今でも会長もおられて続いておると思うんです。ですからそういったことも橋津の住民の方は結構知っておるんだけども、他部落の人が知られない。確かに浅津とかいう地域においては9号線とは関係ないという思いもあるかもわかりませんけども、やはりもうちょっと広く皆に住民に周知徹底していただいて、なるべくだったら一人でも多くの人に参加してもらうというようなことも大切かと。やっぱりそういったことによって、また人間同士のお互いの親密さ、知り合うということにおいてもやはり何かの事業に参加していくということは非常に私は大切なことだというふうに思いますので、その辺は行政の方もできる範囲のことで支援していただきたい。何でもかんでも、行政が何でもやりますと、町づくりは行政が全部やりますというこれでは町づくりはできませんので、やっぱりその辺も考えながら、どこまで入っていったらいいか、突っ込んでいったらいいかというところをきちんと精査していただいて、協力の方をしていただきたいというふうに思います。


 先ほども言いました、ここに総合計画とかこの間いただいた社会教育の計画、こういったもんもちょっと見させていただきました。本当にもう地域という言葉がかなり上がっております。本当にもうこれにすごいこと書いてあるなと思うたぐらい文章的にはいい文章でもあるし、ただこれが絵そらごとにならないように、絵にかいたもちにならないように、以前にもそういったことがありましたので、その辺のところを十分に注意を払っていただいて、町づくりといいますか地域住民のつながり、こういったところの施策を推進していただきたいというふうに思って、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(松本 繁君) 以上で浦木靖さんの一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) では、16番、會見祐子さんの一般質問を許します。


○議員(16番 會見 祐子君) 16番、會見祐子でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告のとおり一般質問させていただきます。


 先立ちまして、3月議会で女性団体と町長と語る会を提案いたしましたところ、大変お忙しい中、貴重な時間を割きましてお話を聞いていただくことができました。今後の参考にしますという力強いお言葉いただきまして、我々女性は暮らしの中、あるいは生活の中からの意見を出させていただきました。本当にありがとうございました。感謝いたします。


 本日は、19年度に県の教育委員会の取り組みにゼロ歳から取り組むという発表がありました。生涯教育の立場から、本町の取り組みについて改めて伺わせていただきます。


 3点ほど取りまとめてみました。親子関係を生涯教育にとらまえ、子供たちを見守る。また、未来の親となるための教育の推進の取り組みはどうなっておりますでしょうか。2点目に、他町では教育委員会でゼロ歳からの子育て教育課がもう既に組織的に取り組まれておりますが、本町はいかがでしょうか。3番目に、働く父親、母親の参観日、学校行事参加の実情はどうなっているのか、お尋ねいたします。


 ゼロ歳からの教育委員会の取り組みについて、我が町の取り組みは地域づくり支援事業というのがあるんですが、それに対してどのようになっておりますでしょうか、お尋ねいたします。


 せんだって高校生が母親の頭部をかばんに入れまして警察に自首するという、考えられないようなニュースがありました。本当にその事件を見たときにやるせない思いと、どうしてなんだろう、なぜだったんだろうという思いでいっぱいでございました。その朝、非常に重い気持ちを持ちまして県道沿いの畑の草取りをしておりましたところ、燕趙園の方向に遠足姿の中学生の一団に会いました。倉吉東中学校の生徒さんでございました。本当に先頭から、おはようございます、おはようございますと一人一人が草を取っております私にあいさつをしてくれました。私も、ようこそ湯梨浜町へおいでくださいましたという気持ちで、本当におもてなしの気持ちを持ってあいさつを返したわけです。大変つらい気持ちでありましたのが、いやされたような気がいたしました。


 もちろん湯梨浜町の学生のあいさつは立派でございます。せんだって松崎駅を中心に行われたさわやかあいさつ運動におきましても、乗車をする子供たち、あるいは駅から湯梨浜学園へ向かう子供たち、とてもよいあいさつができ、さわやかでございました。私は、湯梨浜町で遠足を楽しむ子供たちに事故がないように一日を過ごしていただきたいという気持ちと同時に、車で先回りしまして各公園のトイレを見てまいりました。きれいに清掃されておりましたので一安心いたしまして、本当に健やかに子供たち育ってほしいという気持ちを持ち、そのときに教育というものの奥深さと、あるいは本当に教育のあり方というものをもう一度深く考えさせられた思いがいたしました。


 親を殺したり子供を殺す、家族のきずなの本当にそのきずなの深さ浅さを思いながら、何とか救うことができないのか、あるいは生後50日で命を落とす子供を何とか救いたい、この思いで私たち女性は胸がいっぱいでございます。


 19年度の鳥取県の教育委員会の取り組みはゼロ歳からなっておりまして、家族のきずな、親子関係を生涯学習にとらまえて出発しております。未来の親となるための教育の推進、あるいは心のふれあいプロジェクト、またふれあい会事業など新しい社会教育の取り組みが4月から始まっております。鳥取県の教育委員会の取り組みに対し、湯梨浜町教育委員会はどう取り組んでおられるのか伺います。


 子育て中の親、この親の支援は子育て支援課がやっておられると思います。がしかし、子供の目線、子供の立場あるいは子供の人権を考えて、本当にその子供を支援する教育が大切なのではないかというのがうたわれている元本だと思っております。この件に対してお伺いします。


 2番目に、少子化問題あるいは親子関係の希薄化、あるいは家族のきずなの多様化、これは女性の社会進出が要因だと言われるのが社会現象だと言われております。この中にあって、民間企業では育児休暇が非常にとりにくいというのが実態でありました。公務員、役場職員、関係団体、この子供たちを持つ親が通学児童のための休暇をとったり、そこから民間に広げていくことが男女共同参画の課題であると言われております。


 せんだって女性会の話の中でも、子育てをしている民間企業に勤めているある御婦人の悩みは、子育てに対して職場での理解がもっと欲しい、休暇や参観日に行く休みをとりたくても周囲の人たちの協力、あるいは励ましがあればとりやすいのだがという話が出ておりました。学校事業のために休む、あるいは早退する、半日でもこれは大変休みにくいということを聞きました。本町でも参観日に参加できない親があるのではないかと心配いたしております。


 小・中学生を持つ働く父親、母親の参観日への参加のための時間休制度を認める、あるいは半日有休制度、時間休の導入、また当園児を持つ親へは時間差勤務を認めていく、このことを社会的な協力体制が必要だと思っております。


 参観日の参加状況、これを教育委員会に尋ねました。4月では多い学校で85.5%の参加率、少ない学校でも61.4%とお聞きしました。平均で72%であったということです。5月には多いところで77.9%、少ないところで49.7%、平均して63.3%の御父兄が父親、母親が参観していたという実態でございました。湯梨浜町はいい方かなと考えたりしております。


 役場職員は、企業へ波及させるためにもぜひ父親の参観、母親の参観を啓発していっていただきたいと思っております。職場で子育ての支援を応援する県内企業は、提携を結びましたところ、現在65企業が提携を結んで、学校事業、運動会、参観日、親子で体験する行事など参加奨励する推進がなされているということでございます。我が湯梨浜町ではいかがでございましょうか。まずそこまでちょっとお尋ねいたします。町長及び教育委員長によろしくお願いいたします。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 會見議員の御質問にお答えします。


 先日6月8日の町の婦人団体連絡協議会の会員の皆さんとのお話の機会、こちらも大変ありがたく思っております。會見議員も同席していらっしゃいましたが、公民館の使用、環境問題などについていろいろ貴重な御意見を聞かせていただきました。今後の町政の中でも、取り組んでいかなければならないというふうに思っております。


 その中で、実は子供の教育ではなく親の教育が必要ではという御意見も出ました。そのときお話ししたのですが、核家族化に伴いまして祖母から親へ、あるいは親から子へという子育てに関する情報や知識の伝達、そういったものが途切れていること、それから少子化の影響で周囲にも子育てされる親さんが少ない、あるいは赤ちゃんの数が少ないということで、情報を十分に持たないで、あるいはその感覚を身につけないで親になられて苦労されるという方もあるようにも伺っております。


 そのようなことから、町といたしましても妊娠、出産から育児に関して技術的、あるいは精神的な面、両面からその支援していく必要があるものと思っております。


 湯梨浜町では、従来から子育て支援として町独自の施策も含めいろんなことをやってきたわけですが、議員お尋ねの趣旨から申し上げますと、子育て支援センター事業はもとよりでございますが、町独自事業といたしまして親と子のコミュニケーションを促進するためのえっぐクラブ、あるいは小学校の子供たちが赤ちゃんと触れ合う赤ちゃん登校日などを開催してまいりました。ちょうど6月14日に、この日は午前中が泊のあさひ保育所でえっぐクラブ、それから午後が羽合小学校で赤ちゃん登校日ございまして、私も何とか都合つけてのぞいてみました。両方合わせまして1時間40分ほどでしたけども、その中で実はえっぐクラブでは参加されてた、もう子供さんを産んでおられる人だったんですが、もう少し早くこういう会に参加しておればよかったということを話しておられるのも聞きましたし、それから赤ちゃん登校日を実施した小学校の生徒からは、赤ちゃんに接していると何か自分が優しくなれるような気がすると、そういったことを話していた生徒もあったというようなことも伺いました。やはりこれらのことは相手を思いやったり赤ちゃんにさわることによって大切にしなければならない、そういったものの大もとが理解できる非常に必要なことと感じた次第でございます。


 このほかにもNPOが開催します鳥取発心のふれあいプロジェクト全国集会、これらに対しましても町としては補助を行っております。これは全国集会ですので県外からも実は多くの方が来られるのですが、実は町内の方の参加が思ったより少ないというようなことがあります。これらの、えっぐクラブでもこの集会にしてもそうなんですが、やはりなるべく多くの町民の方々が参加していただく。そのことにももう一踏ん張り努力しなければというふうにも思ったりしているところでございます。


 なお、その子育ての悩みやさまざまな課題、問題を抱える親への情報提供、相談体制の充実やライフステージに応じた学習機会の提供など、これらをすべての親さんやこれから親となる若い世代に伝える取り組みとして、県教委が実施しておられます家庭教育支援総合推進事業の内容及び取り組み状況等につきましては、子育て教育課の問題あるいはその参観日の出席状況を含めまして教育委員会の方からお答えいただきます。


 最後にお触れになりました子育てをする家族への応援ということでございます。


 子育てをしている人を応援する、とりわけ女性の場合にということでございます。役場あたりでは、男子職員が子供を風邪を引いたので病院に連れていきますということで有給休暇とったりして、それは当たり前でやっておりますが、今、議員さんのお話では民間ではなかなかそうもいかない点もあるというお話でございます。


 次世代育成支援行動計画、子育てプランというのを、合併して一番早い時期にできたプランニングですけども、平成21年度までにこれらの働きかけを推進していったり、支援をしていったりということをプランの中に掲げております。このプランももうできて1年以上たったんで、そろそろ検証してみようかということで実は担当課の企画課の方に話しているところでございますけれども、それらの中からどのような格好で周知なり促進なりしていく方法があるのかあたりをまた探ってみたいと思っております。以上です。


○議長(松本 繁君) 前田委員長、答弁。


○教育委員長(前田 三郎君) 會見議員の御質問に通告に従って行います。


 まず最初に、親子関係を生涯学習にとらえ、未来の親となるための学習の推進の取り組みはどうなっているかという質問でございますが、未来の親となるために学習推進については、小・中学校とも性教育を実施しております。性教育を通して自分を育ててくれた保護者の気持ち、あるいは周りの人たちとのかかわりなどをすることによって、子供たちは自分を認知していきます。中学校になりますと、男女の性器の構造、人間性について学習をしております。性教育を通して、すべての人は平等でありかけがえのない命であることを再認識し、幸福で健康な人間関係を築くための学習をしております。


 また、命について肌で感じ、それを教材としながら学習を深めるために、さき方町長答弁にもありましたように赤ちゃんの登校日を実施しております。この取り組みは、教育総務課の丸岡指導主事と子育て支援課の吉岡保健師さんが学校と連携をとりながら各小学校に赤ちゃんと保護者を招いて、生徒が直接乳児に触れることにより命の大切さを肌で体験し、それを教材としながら学習を深める取り組みでございます。本年度は町内3小学校の5年生を対象に12回実施する予定にしております。


 また、中学校におきましては、職場体験学習、夏休み中には社会福祉体験学習などで保育所、幼稚園に出かけ、保育体験学習を通して将来の基礎形成をするための学習を進めておるところでございます。


 次に、他町には教育委員会で子育て支援課が取り組まれているが、本町ではどうなっているかという質問でございますが、県内では教育委員会の組織に保育所を担当する課を設けている町がございます。本町では、御承知のとおり保育所は子育て支援課で担当し、幼稚園は教育委員会がそれぞれ担当しております。


 子育て支援には、子育て家庭への支援、援助が必要な子供への支援、仕事と子育ての両立支援、子供の体験活動、少子化対策、児童虐待防止対策等々があります。教育委員会では、要保護児童の発生予防、早期発見と早期対応、そして再発防止のための自立支援を行うために、毎月町内の中学校区で各学校長、園長、所長、これは保育園、幼稚園、小学校、中学校の連絡会でございます。また、保健福祉課、子育て支援課、教育委員会が一緒になって児童家庭支援会議を開き、一緒になって情報や家庭支援のための考え方を共有するために打合会を開催しておるところでございます。


 また、子供の体験活動についても、各地区において地域子ども教室を開催し、子供たちの週末におけるさまざまな体験活動や地域住民との交流活動を支援しておるところでございます。


 現在、子育て支援の取り組みとして、子育て支援課が放課後児童クラブをそれぞれの施設で、現在では泊小学校ではつわぶき荘、羽合小学校では旧羽合西小学校、東郷では学校内と花見で実施しておりますが、不審者あるいは安全面からして町内の3小学校の校舎内で放課後児童クラブを実施したいというふうに考えまして、子育て支援課と連携をとりながら現在準備を進めておるところでございます。準備が整い次第に、学校内で実施していく考えでございます。


 また、教育委員会では子育て支援を支援するために今後も関係課と連携を行い、取り組みを充実させたいと考えております。


 次に、働く父親、母親の参観日、学校行事の参加の実情はどうなっているかという質問でございますが、町内の小・中学校における本年度4月の参観日の参加率は、さき方會見議員の質問のとおり全校で72%。学校では、少しでも多くの保護者の方々に参加していただくために日曜参観の実施や、各学校行事の日程調整の工夫を行っております。教育委員会におきましても、子育て支援課と連携して、そして小学校、中学校だけでなく保育園、幼稚園と参観日が重ならないように、年度初めに参観日あるいは行事の日程調整を行って工夫をしておるところでございますし、関係機関へはその小・中学校の年間行事あるいは月行事表を送付して、周知していただいておるところでございます。毎年実施しております、さき方浦木議員の質問にもございましたが、学校公開、学校開放日につきましては、昨年度5月、10月に実施しております。延べ789名の町民の方においでいただきまして、学校の施設の状況や学校状況をごらんいただいております。


 また、各小・中学校で行う講演、研修会の参加率は58%となっております。講演、研修会につきましては、学校、PTAの開催だけでなく町主催のものも数多くありますから、保護者の方はいずれかに数回参加されている状況にあります。先日開催されました泊小、羽合小の運動会にも多数の家族の方に参加いただいております。現在、鳥取県教育委員会が参観日、学校行事の参加の働きかけ、休暇のとりやすい職場環境を自主的に取り組んでいる企業を家庭教育推進協力企業として認定を行っております。それが現在では65企業だというふうにさき方會見議員調査されておりますが、この内容は、参加しやすい半日有休あるいは時間有休を与えることによって、参観日に参加しやすいというような企業を認定するというものでございます。湯梨浜町の教育委員会におきましても、子供たちを健やかに育てる環境づくり、あるいはきめ細やかな家庭教育支援を推進するために、機会をとらえこの取り組みを積極的に進めていきたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いします。以上です。


○議長(松本 繁君) 會見議員。


○議員(16番 會見 祐子君) ありがとうございました。


 子供は地域の宝、家族はもちろんでございます。もう今、一生懸命お父さんお母さん働きながら、精いっぱい子育てをしておられるわけです。町の方でも、できる限りの御協力をお願いしたいと思います。


 私は、湯梨浜町はもちろんですけれども、この財政の厳しい中、国の補助金あるいは県の補助金の出る事業ですね、これにはもう即刻手を挙げて早い情報をとったところが先から決まっていくようでございますので、心のふれあいプロジェクトというのも先ほどの赤ちゃんの登校日にそっくりのものでございます。こういうものにも国の方からでも補助金が出るということでございますので、早速に手を挙げて取り組んでってもらう。そのためには、早い情報のキャッチを各課で取り上げていっていただければと思っております。まだ湯梨浜町、手が挙がってませんよなんていうことを教育委員会の方から言われまして、やれやれと思ってお話ししたようなことでございます。


 実は、私には小学5年生の孫がおりまして、その子供がせんだっての東郷小学校におきましての赤ちゃんの登校日を経験いたしました。その前に、東郷小学校ではその子供が自分の生い立ちの勉強をしております。赤ちゃんのときの写真、あるいは少し歩けるようになったときの写真、どれだけお父さんとお母さんから愛をはぐくんで小さいときに育ててもらったか、そういう教育を先走ってあったわけです。それで子供たちは私もかわいがってもらったなということを経験しながら11カ月までの子供たちと触れ合いまして、大変喜んでおりました。6カ月後にはまた成長を見守りながら再開するという交流会があるそうですので、私は大変よいことだと思い、これは全町に広げていただきたいと思います。


 中学校の場合も、どうぞ学校に子供を連れまして来るような体験、抱いてもらう、あるいはせんだっての東郷小学校のときのように、便が出てしまったというときに、子供たちは自分も小さいときにはそうしておむつをかえてもらったんだということを目の当たりに体験しておりました。私は、それが本当に大事なことだと思っております。ぜひとも中学生にもそういう学校での体験を計画していただけたらと思います。


 たび重なってでございますが、役場職員の方の男性職員で参観日に参加すると言われる方が、もしわかればでございますが、どれぐらいいらっしゃいますか、お尋ねしたいと思いますが。どこからでも結構でございます。


○議長(松本 繁君) 西田課長。


○教育総務課長(西田 光行君) ただいまの御質問のありました小学校、赤ちゃんの登校日ですけども、今3つの小学校、全町で始めております。先ほど委員長が答弁をいたしましたように、年2回それぞれ5年生が赤ちゃんの登校日でゼロ歳児との触れ合い、お母さんとの触れ合いをしております。


 また、中学生の体験をということでありましたんですけども、先ほど委員長が答弁いたしましたように北溟のわくわく、東郷中学校のふれあいというような職場体験、こちらの方でも赤ちゃんとの触れ合いをしておりますし、北溟中学では3年生が家庭科の授業で保育所に行きまして、乳幼児との体験をしております。保育所にはゼロ歳児から預かっておるわけでございますので、同じような体験をしております。


 昨年の場合でいたしますと、北溟の中学生の場合は157人、3年生がすべて保育所の方に出かけておりますし、それから、ふれあい東郷とかわくわく北溟でも139人が交流をしているのが実態でございます。以上です。


○議長(松本 繁君) 松本総務課長。


○総務課長(松本 徹君) 男性職員の参観日への参加でございますが、今、特別休暇以外はどうして休むかということを書かせておりませんので、行っとる職員はあると思いますけど、掌握はしておりません。


○議長(松本 繁君) 會見議員。


○議員(16番 會見 祐子君) ありがとうございました。


 私は2つのことをお尋ねしたんですが、中学3年生の子供が赤ちゃんを抱いて、あんたたちもお母さんにこんなにしてかわいがってもらったんだよということをじかに抱いたときにもうほのかな苦笑いで、ちょうど中学3年生ぐらいになりますと母親とちょっとべっ視するような時期なんですけれども、僕たちも本当にそうかわいがってもらったんだよなって。ここに写真がありますけれども、このようにじかに抱くというような体験をぜひともやっていただきたいと思っております。


 保育所にはゼロ歳児からおりますけれども、じゃそこで何人の子供がそういう1歳までの子供を抱けるかというところがちょっと不安でございますので、ぜひとも全中学校にも広げていただきたいと思っております。


 大変力強い御返答をいただきまして、教育委員長さん、ありがとうございました。ぜひ湯梨浜町の子供たちを健やかな子供に育てていただきますように、重ねてお願いいたします。


○議長(松本 繁君) 続けて質問をしてください。


○議員(16番 會見 祐子君) 次の質問に移らせていただきます。


 先ほどより同僚議員さんから地域づくりについてたくさんの質問がありましたが、私も地区公民館施設と今後の活用方法について2点ほどお伺いさせていただきます。


 私は、地域公民館、地区公民館といいますのは住民の地域の活性化のもと、あるいはボランティアの拠点であると思っております。その運営方法についてお伺いいたします。また、利用の実態と今後の取り組みについてということでお伺いいたします。


 合併後の地区公民館、自治公民館、同じ立場で活動しているところが見られます。また、旧3町村における活動も統一されていないのではないでしょうか。これは地域性がありますのでやむを得ないところがありますが、これによって地域格差があってはいけないと思います。今後の地区公民館のあり方について、地区公民館として旧東郷町を4地区に施設を置くということでありますが、住民に理解ができているのか、そのような話し合いができているのか、お伺いいたします。


 先回から各議員さんが質問なさいますが、羽合地区には6地区の地区公民館がありました。合併前あったわけですが、それぞれ統一された活動ではないように見受けられます。地域性もあり、特色があるということはいいことなのですが、町としてどう管理していかれるのかお伺いいたします。


 町民の活動の場に対しての取り組みには格差があるのではないかと私は感じましたし、中には使用料の問題、維持費との関係もあります。また、公民館としての予算のとり方、これも住民との話し合いはあったでしょうか。地域町民に丸投げ状態ではないのかという発言も先回ありましたけれども、何となくそれも感じられるような最近のお話がありました。


 先ほど増井議員さんに町長が答弁しておられますように、舎人会館、羽衣会館を含めまして、中央公民館から見て地区公民館のあり方をいま一度精査される時期ではないかと思います。


 舎人地区あるいは羽衣会館、舎人会館については旧東郷町の問題ではございますが、19年度の予算書を見ますと、湯梨浜町条例の定める目的に合わせて多目的活動施設舎人会館、これは地域の連携、活性化を目的に設置されたものとあります。この運営経費は、企画課の企画費から出ております。また多目的活動施設羽衣会館、これは農業振興拠点施設として、運営経費は農林水産業費農業施設管理費から条例の目的に合った部署より計上されていると思います。その施設を地区公民館として目的外に位置づけを変更するのはどうでしょうか。条例に定める目的を達成し、施設がそこにあるから、あるいはその施設が不要になったからと地区公民館として使用なさるのでしょうか、伺います。


 舎人地区、花見地区においては、本日よりここは地区公民館としますと箱物をいただいても、地域住民は集会場として利用していたものでボランティアの活動拠点であり、あるいは地区公民館の位置づけをされても地区活動にはほとんど使用しておりません。維持費を地区住民で持つようにということですが、地域住民の理解が得られないと思うのが現状でございます。今後どうなさるおつもりか、改めて伺いたいと思います。


 特に旧東郷町におきましては、舎人会館あるいは花見の羽衣会館に匹敵するような集会所を各集落に所有しているところもございます。その運営費は、当然その住民が負担しております。例えば私の長和田といたしましても、年に45万、公民館の維持費を予算で見ております。ですから、羽衣会館を地区公民館であるということにおきまして運営費を払えということになりますと、二重の住民の負担ということになるわけです。町民税の値上げに匹敵するのではないでしょうかと思います。その点につきまして、重ねて町長にお伺いしたいと思います。以上です。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 2点目の御質問は、地区公民館施設と今後の活用についてというようなことだと思います。


 実は、この地区公民館につきましても、せんだってのその女性団体とのお話の帰りのときに御意見をいただきました。舎人会館、羽衣会館の維持管理費を地元で負担するように中央公民館長から依頼されているが、とにかく他地域と同じに負担してほしいという一点張りである。それぞれの館の独自性に着目し、柔軟に対応してほしいという御要望がございました。


 先ほど増井議員の御質問の際にも若干お答えしたところなんですが、地区公民館につきましては湯梨浜町公民館の設置及び管理に関する条例第20条に名称、位置、対象区域等を定めており、現在は泊地域を除いた羽合地域6館、東郷地域4館の10館体制とし、それぞれの館に公民館長、主事を配置し、事業を推進しております。


 議員御指摘の地区公民館が地域性により異なっているということについてでございますが、もともと施設設置に当たっての経緯等が異なり、利用実態の上でも相違があるのではと思っています。今回の件につきましては、先ほど申し上げましたように条例上地区公民館の位置づけがしてあるもの、結局現在の条例の中では舎人地区公民館、松崎地区公民館、東郷地区公民館、花見地区公民館、これがうたってあるわけなんですが、現実に施設として存在しているものは舎人地区公民館と花見地区公民館である。その地区公民館として位置づけがしてある部分については、羽合地域にある地区公民館と足並みをそろえましょうよということだろうと思っております。


 最後にちょっとお触れになりました長和田の集会施設の管理費も40万ぐらいかけておられるということで、多くかけておられると思うんですが、それは恐らく理屈上の整理からいいますと旧羽合地域においては、泊においてもそうかもしれませんが、地区集会所というのが、長和田は大きな集落ですのであれだけの建物になっておりますが、建っているのではないかと思っております。そのような意味で、条例に地区公民館として根拠を持っているものについて、その部分についてとりあえずきちっとしましょうと。それを実施するに当たりましては、利用実態やもともとの設置目的などによって活用の実態が違うということであれば、そこら辺はまたそれぞれの目的の範囲内で町が支援するということもあるというふうに考えております。


 ですから、その根っこはやっぱりどういう利用がなされているか、そこのところをよく押さえながら、比較しながら話をしていくということが大切ではなかろうかと思っております。


 ただ、先ほども申しましたが、公民館の体制は恐らくこれで最終のものじゃないと思っております。現在、中央公民館がありまして、羽合と泊に分館がございます。その下に先ほど申された10館ですか、羽合地域6、東郷地域4館の10館の地区公民館というのがあるわけなんですが、それを泊を含めてどういう体系にするのかというのは大きな話として存在すると思っております。それは粛々と進めていかなければなりませんけれども、とりあえず現在の趣旨といいますか気持ちは、地区公民館として位置づけてある分についてはきちっとそれにふさわしい管理形態を目指しましょうという趣旨でございます。御理解をいただければと思います。


○議長(松本 繁君) 會見議員。


○議員(16番 會見 祐子君) なかなか地域的なものがありますのでここで時間をとるわけにはまいりませんが、とりあえず、町長もお持ちだと思います、資料をとっていただきました。羽衣会館におきましては、年間に7,259名が使用しております。この内訳は、地区公民館としまして本来の行事で使っておりますのが70名でございます。7,259人のうち70名でございます。あとは消防団の関係、あるいは婦人会、スポーツ少年団、あるいはPTA、子育て支援、あるいは町の行事、子供たち、生徒の放課後支援、それから週末支援に870名が使っております。あるいはボランティアに470名ほどが使っております。子供の教室、それには800人ほど使っております。舎人会館も同じでございます、大体。4,475人が年間使っておりますが、地区公として利用した場合には148名でございます。そのほかがやはり子供教室2,010人、あるいは子育て支援、あるいは自治会の消防団や婦人会、ボランティア、そういう方の御利用が1,600人という、ほとんどがボランティアに関係したり子供に関係したり老人に関係したり婦人に関係したり、そういうもので使っております。そういうただ一点張りで地域住民に負担をしてくれという話だけでは全然前に進みませんので、私たち羽衣会館を利用する者としましては、経費をいかに省エネや時間を短くしましょうとか、いろいろな意味で経費を節減するように努力もしていきます。そんな中で一度精査していただきたいとぜひともお願いいたします。


 この間、財政の研修会の場である行政の方が、今後は住民主体で地域の活性化をしていかなければいけない。それが協働の世界だという話をなさいました。それには3つのキーワードがあります。一つは住民自己決定、そして住民自己責任、そして最後が住民自己負担、これが三種の神器だそうでございます。私は、それが住民との協働だということを言われましたときに憤りと、そして憤りを通り越してやはりそうなのかという何となく気持ちがいたしました。この問題は、地域、住民合わせて時間をかけて解決していかねばならない、また地域を活性化することは本当に住民のためには必要なのだという気持ちも持って、複雑な気持ちで聞きました。結論はよう出しません。


 また、その中で住民が手伝いのみではだめだ。企画の段階から住民が参加し、かかわりを持つべきであるという発言もありました。特にイベントなどに対しては住民が参画し、そしてチェックしていくこと、これが重要なことであると勉強してまいりました。私も地域の活性化はもう重々住民の活性化だと考えております。その拠点であります地区公民館並びに自治公民館というものに対して、もう一度精査していただきたいと思いますので、その点、最後に町長からお言葉をいただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 今、私もその利用の実態というものについて見せていただきました。トータル的にどういう利用になるか、利用がトータルの中でどのくらいの率を占めておるのか、その要するに農業あたりとの絡みで活性化を図るために利用がされていることが多いということでありますれば、それは恐らく何らかの形で農業サイドの方からそういうことは助長していく必要があるということでの支援も可能になってこようかとも思ったりもいたしております。


 いずれにいたしましても、利用のその実態をよく見比べながら、また逆にその東郷地域の方々にも現在の羽合地域の地区公民館がどのように運営しているかあたりをよく情報交換といいますか、そういった場も設けることも必要だろうと思っております。教育委員会と今後また協議して進めてまいりたいと思います。


○議長(松本 繁君) 會見議員。


○議員(16番 會見 祐子君) ありがとうございました。


 増井議員の答弁のときにもありましたように、決して急いではおりません。私たちも住民ができることは精いっぱいやらせていただきますので、その点お含みおきの上、話ができないような状況にはならないように、どうぞよろしくお願いいたします。以上で終わります。


○議長(松本 繁君) 以上で會見議員の一般質問を終わります。


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○議長(松本 繁君) ここで暫時休憩をいたします。再開を2時30分とします。


              午後2時22分休憩


    ───────────────────────────────


              午後2時31分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 続いて一般質問を行います。


 それでは、続いて10番、入江議員の一般質問を許します。


○議員(10番 入江 誠君) 10番、入江誠であります。ただいま議長の方からお許しをいただきましたので、通告に従い質問をしていきたいと存じます。


 質問事項ですが、災害時における応急対策業務に関する協定書について1点であります。よろしくお願いします。


 まず、質問要旨を御説明する前に皆さんにお断りを申し上げておきたいと存じます。


 私は、この一般質問を5月の28日に通告したわけですが、皆さん御承知のとおり通告後の6月4日に湯梨浜町と湯梨浜町の建設協議会との間で協定書の締結がなされたことを踏まえて私は質問をしていきたいと存じますので、よろしくお願いします。


 地球温暖化が世界的に広がり、想像もつかない、予期できない事項が各地で起こっております。


 そしてまた、この梅雨時期になる現在において、鳥取県中部地区では倉吉市、三朝町、北栄町で既に協定締結が実施されております災害時における応急対策業務について、本町においても早急に実施されるべきだと考えますが、どうかという質問であります。


 私は、先ほども冒頭に申しましたように6月4日に締結が完了したということは大変喜ばしいことだと考えておりますが、しかしなぜもっと早い時期にこれができなかったか。合併後約2年8カ月も経過した中で、こういったとっても大事だと思われる締結がなされていなかったのはどうかということをまず町長にお伺いしたいと思います。


 また、その中で協定された内容について、例えば応急対応業務の内容で経費負担の割合のことだとか、それから損害補償についてとか、そういうことも含めて御説明をいただければなというふうに考えております。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 入江議員の御質問にお答えいたします。


 災害時における応急対策業務に関する協定についてでございます。


 議員の方から冒頭お話がございました。5月28日に質問の通告をいただきまして、6月4日に協定書締結ということでございます。


 実は、ぶっちゃけた話で申し上げますと、私この協定書の稟議が回ってきたときに、これは入江さんの質問があったから今回してるんかいやということを開口一番、担当の職員に尋ねました。そうしましたところが、実は湯梨浜町の地域防災計画はこの3月にでき上がったとこなんですけれども、それ以前から建設協議会の方には打診をしておったということでしたが、役員さんが入院されたというような状況もございまして、それで協定がたまたま今日になったということでございまして、議員の御質問があったから急遽駆け込みで協定したというものではないことをあらかじめ御理解いただければと思っております。


 大地震や大雨等のその異常な自然災害など予期しない災害が発生した場合、確実な情報の収集と迅速な応急対応が求められます。湯梨浜町では、従来災害発生時には被害の拡大防止と被災箇所の早期復旧を図るため、町内の建設業者の皆さんの御協力のもと、応急対策工事等を実施してまいりました。


 しかしながら、災害に対しましてはその体制を事前に整備しておき、迅速な、しかも円滑な応急対策を講ずる必要性があり、応急対策業務に関する協定を締結すべきと考え、このたびの湯梨浜町建設協議会との協定の締結ということになりました。


 お尋ねのように、合併して2年半たったこの時点でということでございますが、従前から一つは旧3町ともそのような流れで推移しておったという経緯があったということも安住しておった原因の一つではないかと思いますが、やはり今申し上げましたように事前にきちっと約束事として取り交わしておく。そうすればいざというときに相互の理解も進んでますし、安心してどこまでの負担はどうこうの話も、協力する側も心配しないで済むというようなメリットもあろうと思っております。そういった意味では、議員おっしゃるとおりもう少し早くしておくべきであったという点も反省いたしております。


 今後はこの協定に基づきまして迅速かつ的確な対応が図られることになり、湯梨浜町建設協議会の会員の皆さんに心から感謝申し上げますとともに、今まで以上の御協力をお願いするものであります。


 なお、その応急に際しましての内容といたしましては、人命救助のための障害物の除去、土石、竹木等日常生活に著しい支障を及ぼしているものの除去、河川の水害防御のための応急措置作業、緊急を要する公共施設の応急復旧、建設資機材の調達、輸送等でございます。その他緊急応急作業といたしております。


 また、経費の負担割合につきましては、基本的に応急対策業務の実施に要する経費は町が負担する。これは災害あたりにつきましてもそのような取り扱いをしておるということから、それと同じ考え方であります。


 損害補償につきましては、原則として従事者の使用者の責任において行うことといたしております。ただ、労働者災害補償保険法の適用がないときには、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の定めるところにより行うことといたしております。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 入江議員。


○議員(10番 入江 誠君) ありがとうございました。


 今、町長の方からもありましたように、やはりいいことといいますか、先人から伝わったこととか、それから近隣の行政なんかでいい取り組みが行われたところはやはりそれに倣って、またそれを基本としながら町独自のものをつくり上げていくというのはいいと思いますけども、やはりいいことには早急に取り組んでいく、スピード感を持って取り組んでいくということはやっぱり今後の行政のあり方の中でとても大事なことだと思いますので、この辺はやはり気をつけていただきながら、いろんな施策に取り組んでいただきたいなというふうに思っております。


 それと、やはりこういう災害ということなんですけども、国民もそうなんですけども、町民の生命や財産を守っていくということが我々行政、それからまた議員たるものの使命だというふうに考えたときに、このせっかく協定をした湯梨浜町の建設協議会との締結ということなんですけども、これを維持していくそのためにも、私は今増井議員とか他の同僚議員からもお話がありましたようになかなかそれぞれの業界を取り巻く環境というのは大変厳しい状況にありまして、倒産したところだとか業務縮小した企業だとかたくさんある中、せっかくのその建設業との締結に伴っても、いざ要請をしたときに建設業者が従業員さんをリストラ等により少ない状態になったときに、幾ら協会長さんなりそれから社長さんなりが協力要請をしても、本当にスピーディーに対応ができない状況が出てきてしまわないかということを大変懸念しておるところでございます。


 そういった中で、これは建設業だけに限らずですけども、やはり先ほどもありましたように地域商業の発展、そういうことを、雇用促進ということを町全体でも考えていくべきだというふうに考えておりますけども、その辺の考え方というのはいかがなもんでしょうか。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 協定を締結しました建設業者さんサイドの方も、元気を維持していただくことも大切だという御趣旨ではないかと思います。


 町では、その公共工事の予算づけにつきましては箇所ごとに1件ずつ内容を見たりしながら、その必要なものから優先順位をつけて実施していくということで取り組んでおります。


 結果といたしましては、今回有利な補助事業が受けられるということで補正もお願いしているところでございますけれども、一般土木工事の中から、一般土木工事といいますか、公共工事の中から建築だとか港湾だとかそういう特殊な工事を除いたものの予算の推移という点では、道路事業が主な中身になろうかと思いますけれども、対前年を上回った予算を計上いたしております。これは道路の整備等でおくれている部分があるということで、そこらあたりに力を入れておる結果でございまして、今後とも早期発注ですとかあるいは地元業者さんへの優先発注ですとかそういったことに配慮しながら進めてまいりたいとも考えております。もとよりとっくに申し上げました精査しながらということはあくまでも念頭に置きながらということでございます。


○議長(松本 繁君) 入江議員。


○議員(10番 入江 誠君) ありがとうございました。


 本当に前向きな、そういう面では配慮がなされたことだと思って喜んでおるところであります。


 確かにきょういただいた50万以上の最近の工事発注等、それからまた先ほど吉田議員が質問されました石脇地区の圃場整備等につきましても、町内業者を優先とした配慮がなされているというところを私も確認しておりますので、それについては引き続きいろんな特殊な事情は別として、業務とかは別として、そういう発注の仕方を今後とも続けていただきたいなというふうに考えているところであります。


 しかし、建設業のみならず御承知のとおり鳥取県内の有効求人倍率は4月で0.74倍というような状況でありまして、今開催中の県議会等でもどういった施策でその辺を緩和していくんだということが論議されているところだと思います。


 平井知事がハローワークとの連携だとかそういうことを唱えておられるわけですが、町としてその辺の、建設業のみならず町全体の雇用促進ということを念頭に置いたときにどういうような施策を今後考えていこうかと思われるのか、少しその辺も触れていただきたいなと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 雇用の促進につきましては、今、議員お話しのとおり鳥取県は0.7倍ということで、全国的に1を超えて回復しているにもかかわず鳥取は低いというようなことがあり、知事は改革の果実を県民にわかるように、県民と分かち合えれるようにというようなことをお考えのようでございます。


 また一方、国におきましては新たに法律などをつくりまして、地域の中でその地域の特色を生かした産業の創造というようなことも考えており、県の方でもそのために各市町村が出資いたしまして協議会を立ち上げ、ワンストップで企業誘致なりそういったことに取り組んでいこうということもやっておるようでございます。


 湯梨浜町におきましては、後ほど平岡議員さんの方からも御質問があろうかと思いますが、こうやって見ていただきますと労働者に占める建設従事者の数でありますとか商工業者の数、農業に従事しておられる方の数あたりを見ますと、商業者の数は県内の市町村で二、三番目ですし、それから農業者の数も県下で5番目ぐらいということで、やはり建設業も11%ぐらいですか、就労人口もそういった数字も出ております。いずれも基幹産業であろうと思っておりまして、その辺の振興策というのをまた県の協議会あたりの場を利用しながら考えていかなければならないと思っておりますが、一つのヒントとしましてはお互いが連携したような施策というものを、イベント関連なんかもちろんそうですし、そういったことも考えていくのが大切かなというふうに思っております。


○議長(松本 繁君) 入江議員。


○議員(10番 入江 誠君) ありがとうございます。


 例えば片山知事時代に、ニューディール政策ということでアウトソーシングということで雇用の創出を図られた経緯があります。あるデータの中ではその正社員の有効求人倍率というのが全国的に0.38というようなことで、雇用はあるんだけどなかなか正社員ではないという人もたくさんあると思います。


 しかし、そうはいうものの働くということが大事だと思いますので、その辺のことを一緒に考えるときに、町のどっか窓口とかそういうところを開設したりすることというのはどういった考え方をお持ちなのか、もう一つ教えていただきたいなと思います。相談窓口としてどの課が担当し、その辺を緩和していくんだというようなことがありましたら、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 現実問題としては、町の中で就労支援を行うための窓口というのは直接的にはなかなかなかろうかと思っております。強いて言えば産業振興課あたりが異業種間の連携した施策であるとか、そういったものは構築にかかわっていくことになろうかと思っておりますし、そのあたりが役割を果たしていくことになろうかと思っております。


○議長(松本 繁君) 入江議員。


○議員(10番 入江 誠君) ありがとうございました。


 通告よりちょっと踏み込んでほかのところに入ってしまいましたけども、要するにいろんな今の置かれている実態ということをみんなで共通理解した中で、湯梨浜町のいろんな施策が住民とともに一緒に協働してやっていけるかということを願っておりますので、その辺のことを踏まえて今後とも行政運営をお願いしたいなということを思いまして、これで私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 以上で入江議員の一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) 続いて、3番、平岡議員の一般質問を許します。


○議員(3番 平岡 将光君) 3番、平岡でございます。議長の許可をいただきましたので、ただいまから質問に入らせていただきます。大変お疲れのところでございますので、できるだけ簡潔に質問は余りしないように進めてまいりたいな、こういうぐあいに感じております。


 6月に入りまして、田植えも転作大豆の播種も無事に終わりまして、ナシの袋かけも終盤を迎え、あやめ池のアヤメは町民の皆様を迎え入れるように今を盛りに咲き誇っておるところでございます。時にはゆとりのある生活も必要かなと思うこのごろでございます。先日の新聞見ますと、ラニーニャ現象でことしは猛暑が予想されております。梅雨入りは大幅におくれ、期日も短いとのことで、何より今後の水不足が心配されているところでございます。


 私は、湯梨浜町の産業振興について質問をいたします。


 質問要旨としては、既に通告しておりますように2点に分けて質問をさせていただきます。


 最初に各種産業者、これは農業者、商工業者などでございますが、それに対する行政指導体制についてを質問いたします。


 「げんき、いきいき、かがやきのまち」実現に向けてスタートした宮脇町政、目標達成に向かって職員が心一つにして取り組んでいることに対し敬意を表するものであります。


 私は、現在町長が新しい時代を開こうとなさっている産業振興、雇用対策をどのように職員に徹底し、町民が安全で安心して暮らせる町づくりにするためどのように指導、指示し、町長はどのように取り組むお考えなのか、お尋ねをいたします。


 ところで、鳥取県の平井県政は全国に先駆け産業振興や雇用促進を検討する推進本部チームに取り組んでおられ、先日の報道ではようやく定着しつつあるとのことでありますが、町長の我が湯梨浜町の取り組む考え方というか、方向性についてお伺いいたします。


 私は、ここで私の考え方を申し述べさせていただきますと、現在の社会情勢の中で京阪神などの遠隔の地から企業誘致など期待し、誘致活動をする資金があるとすれば、その資金をもって現在の農業を初めとする商工業の指導、育成にこそ行政の支援をすることが町発展に寄与し、経済が潤うのだと思うのであります。例えば何か新しいすばらしい商品を開発しても、事業化されて販売するまでには資金が枯渇して事業化まで届かないということはよくあることだと思うわけでございます。事業化の前から金融機関と一緒になって、ベンチャービジネスを育てる投資というか戦略が必要な段階になってきたと思っております。これからは産・官・学・金が連携して手を取り合って打って出る体制がとれるような地域にしていくべきと考えるものであります。


 実は先日、ある方より朗報をいただきました。鳥取県リサイクル技術製品実用化事業、これは研究開発分野におきまして湯梨浜町商工会の会員によりまして、その会員のグループが研究された竹林、竹やぶでございますが、竹やぶ整備などで発生する竹廃材の活用事業で事業費に対し3分の2の県補助金が決定されたと聞いたところであります。その内容等を聞いてみますと、町内の山すそに広がっております竹やぶが景観や生態環境を壊し問題化しておるところでございますが、これを有効な資源として再利用できないものかと鳥取大学農学部、JA東部営農センターなどと連携によって研究開発し、農地土壌改良材として利活用し、農薬の減量化、農作物の生産工場、営農活性化の貢献を目標としておられるものでございます。


 また、同じグループがさらにこの竹によって燃料エネルギー化をするため、竹材ペレットの商品化に向けて鳥取大学工学部の支援を受け、新たなエネルギー資源として竹ペレット化の開発及び製造の低コスト化にも資するという快挙をなし遂げたと報じたことを接し、私はこれだ、これこそが私が平素考えていたことが実現したとして、町内の事業者の中から誕生し、他に先駆けて産・官・学・金が連携してなし得た快挙であることを大変うれしく思うところでございます。


 これから二、三年のうちには団塊の世代の数多くの皆さんが家庭に落ちつかれるのでありますが、どうかその中で今申し上げましたような研究なり経験を生かして知恵を地域に還元していただき、地域の活性化に寄与してくださいますことを祈念するものであります。


 このように、産業の振興や積極的な町内企業の立ち上げ、若者に対する職業教育、鳥取大学などと連携、協定を結ぶとともに、産・官・学・金の連携を深め、新産業創出、既存産業の高度化を支援するための相談機能を充実だとかバイオ産業の振興を図るとともに、金融機関と一緒になってベンチャービジネスを育てる投資戦略を考える必要があるのではないか、そのように感ずるものであります。町長の所見をお伺いいたします。まずどうぞ。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長、答弁。


○町長(宮脇 正道君) 平岡議員の御質問にお答えいたします。


 産業振興についてということでございます。


 まず第1点で、職員への指導等はどのようなことをやっているのかということでございますが、これはことしのたしか仕事始めあたりにもお話ししました。農業や商業の振興に限ったことじゃないんですけれども、要するに町民の皆さんのどこにどういう手を差し伸べれば、町民の皆さんがより豊かな生活が送れたり負担が軽くなったり励みができたり、そういう施策の種をみんなで考えながら仕事をしてくれということを、機会あるごとにと言えば大げさなんですが、大体私の考えとして職員の皆さんにお願いしているところでございます。


 議員お尋ねの農業あるいは商工業などの産業振興につきましては、第1次湯梨浜町総合計画、先ほどおっしゃいましたが、その中の一つの柱、にぎわいと活力あふれる産業の町づくりに盛り込んでおります。例えば農業につきましては、農産物の高品質化や地産地消による生産振興、特産品等による産地活性化、あるいは担い手育成などを進めることとしており、それに沿った具体的な施策を予算をつけ実施しているところでございます。


 企業誘致に関するお話もございました。県では、このたび企業誘致促進法、地域産業活性化法に基づく地域の特性を生かした産業集積を図るため、鳥取県地域産業活性化協議会を立ち上げられました。これには各市町村が負担金を出し合って、先ほどもちょっとお答えしましたが、ワンストップでいろんな企業の進出を支援したりとか、あるいは実際に総合的な県の各地域の計画を立てたりということをやっていくことになっているようでございます。それらと歩調を合わせて取り組んでいくことが必要だろうと思っておりますが、議員も御指摘のとおり、あるいは前町長の山本町長もおっしゃってましたが、湯梨浜にはなかなか工業的なものは似合わないというような、美しい景観を有して温泉もあるというような土地柄なので、農業と観光の町だというようなお話をしておられたのを思い出しますが、やはりそういったことを根っこに置きながら、そこを助長することがむしろ当面は企業誘致よりももっと大切なことだろうというふうにも思っております。


 農林水産業、商工業、観光業などの有機的な連携につきましては、昨年度策定いたしました、昨年度といってもこの3月ですけれども、観光ビジョンあるいは農協果実部が改定したナシ再生プランなどでもその方向性を示しております。互いに得意とする分野が生かせることでお互いに相乗効果で潤ったりすることができれば、大変それが目指すべき方向でもあろうと思っております。


 最近の動きの中で、議員さんお話ございました竹プロジェクト、商工会工業部会の有志の皆さんと鳥取中央農協支所と営農センターで町内に無尽蔵に近く生えておる竹をパウダーにしての肥料化、あるいはペレット状にした燃料、それらをつくるために取り組むための準備を進めておられるように伺っております。このようなものは一番難しいのは、循環型社会形成を考えるときもそうなんですが、肥料化して肥料をつくってもなかなかその消費が伴わない。そこで詰まってしまうというような現状もございます。また注意深く見守りながら、支援すべきところは支援してまいりたいというふうに思っております。


 そのほか担い手対策では、認定農業者に集中した支援を行っております。現在46名の方が規模拡大の移行に対応できる制度を町単独でも推進いたしておるところでございます。今年度の認定農業者協議会では、他産業との交流事業を計画され、商工会や漁協との意見交換を通じた会員の意欲向上を進める計画を持っておられます。これらの活動には行政としても積極的にかかわり、支援をしてまいりたいというふうに考えております。


○議長(松本 繁君) 平岡議員。


○議員(3番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 実は、先日伺うところによりますと、羽合でラッキョウが、また北栄町でもラッキョウが生産され、収穫の時期が来ておるわけでございますけども、ラッキョウが安うてかなわんということで、すき込んじゃうけえ欲しけりゃとりに来いと、こういうやな格好でもらいに行った。もったいないやなええのを実は私もすそ分けしていただきました。このような状況の中で、農業というものはその瞬間にようけ無制限に出荷したらもうただみたいになっちゃう。ただよりも安んなっちゃうというような、統制的な出荷ができない場合はこのような状況になるわけでございますが、そういった生産された立派な農産物が統制をとれたやり方に持っていくためにはある程度、例えば加工して付加価値を高めるとか、または加工品を開発して何かを見出す。そのためには例えば農協の婦人部だとか、今そこの夢マートだとか道の駅等にいろいろ個人が直売所にメンバーとなって品物を卸しておられる。そういうグループの方々によって加工する研修会等開いて、そしてそういった加工して計画的な出荷するような指導体制をするようなことを、例えばまた野花豊後等も立派な梅があるわけですが、最近しょうちゅうを皆さんがお互いに飲むわけでございますが、そのときには必ず梅干しを入れるということになると、そういう梅干しはこれは野花豊後の梅干しですよと、こういうことでもう宣伝していくというようなその加工技術等を行って、そしてコンクールを開いて立ち上げていく。こういうようなことが大事でないだろうかなと、こういうぐあいに農業の面では感じますし、それから商業というか観光の面につきまして、昨年から今滝を利用した、今滝の滝の前から、名古屋の方から観光客を呼び入れてあすこで食事をするというような取り組みを町の観光課の職員の皆さんが取り組んでいただいとるということに対しまして、非常に感激しておるところでございまして、我々がかつて役場におったときにはそこまで考えなかったことが、このような行動が起こされとるという現実を見まして非常に心強く頼もしく思っております。こういうことが職員の中でどんどん立ち上げられることによって、農業、商工業が発展していくようなことになるではなかろうかというぐあいに考えておりますので、町長の指導体制のもとでより発展することを期待するものでございます。


 たくさん言いたいことはございますけど、時間がありますし皆さんくたびれておられるのでもうこれで終わりまして、町長の方でもう少しこれに対する考え方をもう一言つけ加えていただけたらありがたいなと、こういうぐあいに考えます。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) ラッキョウのお話は私も近隣の町長さんから伺いました。去年より栽培面積が大分町内でふえた。ところが豊作で、今お話にあった困った状態になっているというようなことを伺いました。


 立派な品物をつくって売っていくということはやはり大切なことで、そのために町もナシでいいますと新たな木を植えかえる経費を助成したり、チャレンジプランなどでいろいろなことも行っているわけですけども、それが総合計画の中で高品質化という言葉使ってますけども、ブランド化ということだろうと思っております。


 ブランド化するには、一つは町民みんなが納得してといいますか、そうやって大事にして育てていくというようなことも大切ではないかと思っております。


 また、滝床料理につきましては、現在のところ観光の企画商品としてよくここまで来たなという思いは持っておりますが、もう一歩進んで、その中で本当に食材は湯梨浜町の先ほどの梅を料理したもんですよとか、そういったことを中になお一層盛り込んだり、あるいはもっとお客さんがふえれば、そこのところに加工グループの本当の自慢の商品を持っていって販売できたり、そういう形も出てくればいいなというようなことも思っております。


○議長(松本 繁君) 平岡議員。


○議員(3番 平岡 将光君) ありがとうございます。


 町長の指導のもとに、職員が一丸となって湯梨浜町発展のためにより以上に御尽力いただきますことを期待するものでございます。


 そうしますと、続きまして2番目といたしまして東郷湖の水環境の保全と再生についてを議題とさせていただきますが、昔から身近な生き物として親しまれてきたメダカは唱歌にも登場したり、かつて水田にはおなじみの魚でした。しかし、子供の遊び相手くらいの取るに足らない小魚だと思われていたせいか、メダカがいなくなったことすら知らない人たちが多くいたときがございました。


 1999年には環境庁から絶滅のおそれがある野生生物に指定され、この発表から国民が受けた衝撃は大きく、小さな命をはぐくむメダカのすむ身近な水辺を保全しようと全国各地でメダカの再生保全運動が展開され、我が湯梨浜町でも東郷湖メダカの会の本田会長さんや東郷小学校の中前校長先生など多くの皆さんがあすの東郷湖の環境を考えるシンポジウムや衛生研究所での意見交換、またメダカボランティアの日の奉仕作業など盛りだくさんの活動がなされているところで、町民の多くの皆さんも関心を持たれているようになりました。ちっぽけなメダカは、経済的に価値もないのに心引かれる人がとても多く、なぜでしょうか、私たち日本人に根づいた郷愁、古い記憶、文化といったものに結びついているのではないかなと私は感ずる次第であります。


 前置きが大変長くなりましたけども、本論に入らせていただきます。


 県内の三大湖沼の一つである東郷湖は、周辺流域の社会経済活動や生活習慣の変化に伴い水質は悪化し、人々の生活と密接に結びついていたかつての姿からは遠ざかっている現状でございます。


 さきの3月定例会においてもシジミの問題を取り上げましたが、ただシジミ、フナ、ウナギ、シラウオなどだけの問題でなく、広く観光の面も含めた東郷湖の水環境の保全と再生を考えてみたいと思うところでございます。


 東郷湖への農薬、肥料の流入、異常気象がもたらした暖冬で降雪が少なく、雪解け水が流れ込みが少なく、環境悪化が進行し、動植物の生態系に異常が生じているのではないかな、こんな感じがしているきょうこのごろでございます。


 かつてヨシやヒシが繁殖していた東郷湖は、護岸を、これが大事でございます、コンクリートやブロックなど強固な構造物を設置したことによってかつての遠浅であった湖畔が破壊され、このため抽水植物と言われるヨシやマコモに類する植物の繁殖が大きく退化してしまったこと、また流れ込む水量はかん水能力が弱い上、かん水能力といたしましては、東郷湖は例えば舎人川から水が入りますと海に出るのに一月かかるそうでございますが、そういうものが仮に一月かかっても水の量が非常に少ないためにかん水能力が弱っておる、そういう状況であるようでございます。そういった意味で、農業や生活雑排水など環境汚染された水は栄養濃度等が要因していると考えられ、沈水植物のヒシなど現在は見ることさえできない状況であります。自然環境、景観良好な水質を一体的に保全、活用するとともに、水鳥が飛び交い、黒いダイヤのシジミやフナ、ウナギ、アマサギ、シラウオ等のすむきれいな水と緑のネットワークづくりが行政機関の努力はもちろんのこと、メダカの会、小・中学校のクラブ活動、県衛生研究所、県栽培漁業センター等の関係団体の協力のもとに、地域住民の皆さんの理解と協力が不可欠であります。町民皆さんとともに協力し合うことにより、美しい湖を守り、育て、安らぎの緑地などの水辺空間をさらにふやして、次の世代へ引き継ぐことこそが大事であると思います。町長の所見をお伺いいたします。


 終わりに、あるべき望ましい目標として定めた水質環境基準が一日も早い段階で人体に影響のない基準に改定され、すべての人たちに東郷湖は安全で安心して食するシジミになったことを宣言できる日が一日も早く実現されることを、一日千秋の思いで待ち望んでいるところであります。町長は、この問題に関してだれよりも心配りをしておいでのことであり、各関係機関に陳情なりをなされているところですが、この問題につきまして話せれることだけでよろしいので、お伺いをしたいと思います。


 東郷湖の水、環境保全と再生についてのこれで質問を終わります。町長の答弁をよろしくお願いいたします。


○議長(松本 繁君) 宮脇町長。


○町長(宮脇 正道君) 2点目のお尋ねは、東郷湖の水質浄化、それから水環境の保全、再生ということについてでございます。


 県では、この3月に東郷湖水質管理計画をまとめられました。目標年度は平成27年度とするものでございまして、その水質目標値を化学的酸素要求量(COD)現況5.2ミリを4.5ミリへ、全窒素の年平均値、現況0.58ミリを0.46ミリへ、全燐の年平均値、現況0.043ミリを0.032ミリへするものでございます。


 実は、この管理計画の意見交換会が3月14日に中央公民館でございました。夜ございまして、私も住民の方と一緒にこの意見交換会に出まして意見交換をいたしました。そのときの印象といたしましては、この計画は比較的各分野、住民、事業主といろんなジャンルの方々がそれぞれに果たすべき責任とか役割とかいったものについて網羅したものになっておりまして、非常に総合的な計画であるということを感じたところでございます。


 したがって、これを土台に町が現在でも推進しております東郷湖の浄化を進める会、あるいはボランティアグループ、今お話のございましたメダカの会の皆さん、そして住民、事業主の皆さんなどと連携しながら、浄化に取り組んでまいりたいと考えております。


 たまたま今月21日には、東郷湖の水質浄化を進める会を開催することといたしております。その中では、一つは北栄町地内で、313だと思いますが、工事に絡みまして砂がたくさん出ております。その砂を使って東郷湖に砂をまいてはどうかというお話がございます。それで酸素の量をふやすということだと思います、浄化するということだと思いますが、そのことについても議題といたすことにいたしております。


 また、議員御指摘のヨシにつきましては、従来からこの会でも、この会には実は衛生研究所とか県土整備局ですとかいろんな行政機関も出ておりまして、住民の代表の方も出ておられますし、漁協も入っておられます。その中でヨシを植えたらどうかということが議題としては上がってましたけれども、なかなか県土の方からいいますと護岸を壊してヨシを植えてというその災害対策上の話もかかわってきますから、その話にはうんと言えないというようなこともございます。


 今、議員お話しのように、その例えば護岸よりも池側に植えたらどうなるかあたりのことについて、また今般その議題も追加してお話ししていきたいというふうに考えております。


 それから、最後にシジミの残留農薬の件でございます。


 昨年の12月暮れに基準値を超える残留農薬が出まして、東郷湖漁協の皆さんが出荷の自粛をなさいました。既に半年近くが過ぎようとしております。この間、町といたしましては12月28日の県への要望を皮切りに、県の協力をいただきながらさまざまな取り組みを行ってきました。一つは、操業再開に向けた取り組みとして衛生環境研究所、あるいは栽培漁業センターなどで定期的なシジミの採取と残留農薬の検査、これを行っております。また、蓄養試験といいますか、採取したシジミの残留農薬をより短い期間で減らす方法、塩分濃度をいろんな数値で調整した水槽に入れたり、温水の中でシジミを飼ったり、そういったこともやっております。


 また、国に対しましては、米よりも10倍厳しいこの基準の緩和について、2回にわたり要望活動も行ってまいりました。


 さらに、今後当該農薬の東郷湖への流入を防ぐために、県の生活環境部などを通じそのJAの防除歴から当該農薬の削除、販売店からの当該農薬の撤去、あるいは農薬散布後の田における取水期間の確保、これらについての周知徹底も図っているところでございます。


 そのほかにも、議会の皆さんの御理解も得まして県と共同した生活安定のための無利子融資制度の創設、それから町報3月号に美しい東郷湖を後世にということで環境に優しい米づくりの記事を、また5月号では密漁防止のための記事などを載せたところでございます。


 これらの取り組みを行ってきたわけですが、その後、東郷湖から定期的に採取したシジミの検査の結果は、必ずしも改善が見られるものとは言えない状況がございます。また、蓄養試験も温水を使うなどいろいろな方法を試みているわけですが、検査後60日たってもその基準値内に数値が落ちてこないというのが現状でございます。このようなことを踏まえますと、やはり理不尽な基準を改めていただく、このことが再開への一番の早道であると思っています。


 そのため、国に対する要望は、この1月、県の部長さん方と行ったわけですけれども、この5月の末には県が平成19年度の国に主要事業の要望を行われます。その際に私も一緒に連れていっていただきまして、地元の国会議員さんへの説明あるいは各省庁の副大臣や審議官、局長クラスへの要望、これらを知事と一緒に回らせていただきました。この際、県の方では西日本の知事会の方で知事が提案されたそうなんですが、セーフティーネットで鳥インフルで例えば損害があったときに、その養鶏をしておられる方々を救済するような仕組みがございます。それと同じような考え方で、これも漁業者のせい、だれのせいじゃないということかもしれませんが、によって漁ができないという不測の事態が生じたときに、その生活費といいますか、損失額を補てんするようなセーフティーネットの創設ということもあわせて要望したわけでございます。県選出の国会議員さん方も、国の衆議院や参議院の農林水産委員会などでいろんな質問などをして援助はいただいているところでございます。


 今後は、今度多分24日だと思いますが、シジミを産出する県の国会議員さん方が集まられて議員連盟をつくって、この基準の早期見直しの要望活動を取り組みを行っていこうというふうにされているというふうに伺っております。


 いずれにいたしましても、一日も早いシジミ漁の再開に向け全力で取り組んでまいりたいと思っております。また、これを契機に、先ほどいろいろさまざまな取り組みを申し上げましたが、住民の皆さんにも東郷湖の浄化対策について一層の御理解と御協力をお願いしたいと思っております。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 平岡議員。


○議員(3番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 私も先日、倉吉土木に参りまして、東郷池にコンクリの壁がしてあるやつを壊してという意味でなしに、その内側に、池の方の側に土を盛るなり砂を盛ることによって浅瀬をつくって、ヨシを生えるようにしてほしいと。話を聞くというと、湯原倉吉線の道路の横しに大きな川ができました。そのときにできました余った砂が山ほど残っとるはずでございます。そのものを何とか東郷池に移し込むというような体制をぜひつくってほしい、こういう要望をさせていただきました。


 それでかつてどこだかの県会議員さんが、うちの屋敷にあいとるとこがあるけえ、要らん土は持ってこいや、置かせたるわいやと、こういう格好でしまいの果てには自分のものになっちゃったというやなことがある。そがんことをせずに、東郷池の方に移してもらえば東郷池が生きてくる、宝の池ができるということを私は強く県の人に申し添えましたところが、いや、わしのところは護岸を守るところでございまして、そがなシジミや魚をどうこうちゅうのはうちと違うですだいな。怠けんなと。そがなばかげた話があるか。県の職員がそがなことで、うちはそがなこまい枠の中でごとごとせずに、ひとつみんなが本気になって、鳥取県の中央にある東郷池をより県民が一つになって守るんだという気持ちになって取り組んでもらわんことには困るということを強く大きな声して話しましたところが、課長さんが、何だいてって横しの人に聞かれるぐらいわしは大きな声して、腹立ちますししまして、そのように一生懸命でございます、私も。ここにおられる議員の皆さんも、心一つになっておられるというぐあいに理解しております。今、町長が話されましたことに対しましては、非常に意を強くしておるところでございます。


 それから、かつて米村産業振興課長の方から、シジミは365日毎日何杯だか飲んでも人体には影響しないというような発言もいただいておりまして、そういうことを聞きながら、わしも意を強くして県の方の人に対して大きな声した経過があるわけでございます。どうか皆さんもより大きな声を出して、東郷池のシジミが、東郷池の魚が食べれるようにひとつしてほしい。


 うわさによりますと、もう夏になりますと羽合の温泉の前の方に屋形船が来て、その池の中でどんちゃんどんちゃん飲んだり食ったりできるような屋形船が浮かぶそうでございます。ところが、その魚がもう食べれん、シジミも食べれんような池に屋形船が浮いたってだれも信用せんでなかろうかというぐあいに考えます。どうか皆さん御理解いただいて、一日も早くこの問題を町長をより支援して、そして町長が働きやすい環境をつくって、そして環境基準を今のまんまを、シジミの0.07を下げるでなしに、今、課長は食べてもええって言っとるですから、だからそのものを国の基準を上げてもらって、0.08、0.1にするやに町長の方で国会の方に働きかけしていただくということがより大切でないか、大事でないか。そのためには、やはり我々が心一つになることがまず大事だというぐあいに声を大にして町民に訴えたいと思っております。


 先日の新聞に、琵琶湖の環境を取り戻してという格好で出ておりましたが、やはり琵琶湖でも同じような状況があるようでございます。その中に、護岸を5ヘクタールにわたって魚の産卵場所となるヨシの群生地をつくる。国交省琵琶湖河川事務所は、各機関が連携して琵琶湖の生態系再生に取り組むことに意義ある、積極的に挑戦したいと意気込んでいるというぐらいに書いてあるわけでございます。そのような形の中で、湯梨浜町民一丸となって頑張っていきたいと。そしてそういった政策、軸足を開発から環境に明確に移したことを意味するものだというぐあいに書いてございます。


 どうか町長、この琵琶湖の問題と同じように、我々も何とかそういった魚やシジミがすみやすい体制、産卵場所になるような、ヨシの生えるような東郷池に一日も早く取り組めることを念願して、私の質問を終わります。大きな声して大変済みませんでした。終わります。


○議長(松本 繁君) 以上で平岡議員の一般質問を終わります。


 以上をもって一般質問を終結をいたします。


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○議長(松本 繁君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。


 本日はこれで散会をいたします。


 なお、6月18日の本会議は午前9時より会議を開きますから、定刻までに御出席をくださいますようよろしくお願いをいたします。以上。


              午後3時32分散会


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