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鳥取県 湯梨浜町

平成17年第10回定例会(第 2日12月14日)




平成17年第10回定例会(第 2日12月14日)





 
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   第10回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)


                           平成17年12月14日(水曜日)


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              議事日程(第2号)


                         平成17年12月14日 午前9時開議


 日程第1 一般質問


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              本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


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               出席議員(18名)


      1番 會 見 祐 子       2番 吉 村 敏 彦


      3番 浜 中 武 仁       4番 入 江   誠


      5番 徳 田 幸 宣       6番 酒 井 幸 雄


      7番 光 井 哲 治       8番 前 田 勝 美


      9番 浦 木   靖       10番 吉 田 礼 治


      11番 竹 中 壽 健       12番 増 井 久 美


      13番 秋 田 和 幸       14番 福 本 幸 弘


      15番 平 岡 将 光       16番 寺 地 章 行


      17番 村 中 隆 芳       18番 松 本   繁


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              欠席議員(なし)


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              欠  員(なし)


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             事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 西 田 光 行   書記 ─────── 櫻 井 尚 子


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            説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 山 本 庸 生   助役 ─────── 宮 脇 正 道


 教育委員長 ──── 前 田 三 郎   教育長 ────── 西 山   登


 総務統括課長 ─── 宮 本 幸 臣   企画統括課長 ─── 福 山   保


 生活統括課長 ─── 米 村 繁 治   福祉統括課長 ─── 石 原 清 弘


 産業統括課長 ─── 石 田 保 行   建設統括課長 ─── 中 嶋 重 幸


 東郷地域振興課長 ─ 伊 藤 義 人   泊地域振興課長 ── 仙 賀 芳 友


 教育統括課長 ─── 松 本   徹   出納室長 ───── 真 壁 信 子


 財務課長 ───── 岩 本 和 雄   水明荘支配人 ─── 河 本 清 廣


 総務課参事 ──── 前 田 啓 嗣   代表監査委員 ─── 山 名 哲 彌


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              午前9時00分開議


○議長(松本 繁君) それでは、始めたいと思います。


 まず最初に、遅刻議員の報告をいたします。17番、村中隆芳君でございます。


 ただいまの出席議員数は17人です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。


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◎日程第1 一般質問





○議長(松本 繁君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順によって発言を許します。


 まず最初に、3番、浜中武仁君の一般質問を許します。


○議員(3番 浜中 武仁君) おはようございます。議席番号3番の浜中であります。議長の許可をいただきましたので、平成17年12月第10回湯梨浜町議会定例会に当たり、質問通告書に従って一般質問をさせていただきます。町長の素直なお答えを簡潔にしていただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


 まず初めに、昨年、私の一般質問で、町長は行政改革を含めた委員会を立ち上げ、行政の効率化を図ると答弁されました。少々おくれたような気がするわけですけど、11月に湯梨浜町行政改革大綱、湯梨浜改革プランを示されたことに対し、行政改革に携わりました関係委員さんに敬意を表します。この湯梨浜町行政改革大綱を踏まえ、18年度予算編成方針についてお伺いしていきたいと思います。


 さきの衆議院総選挙での自民党圧勝に伴い、第3次小泉内閣の第1次改造内閣が発足しました。この新改造内閣は構造改革のより一層の強化をアピールし、三位一体改革などを柱とする郵政民営化など、小泉総理が進めてきた構造改革路線の総仕上げを行うための18年度予算編成が大詰めになってきておるわけですが、小泉内閣の経済運営は財政再建へ向けての取り組みが最重要課題で、歳入増がさほど期待できない中、財政再建の重点は歳出の削減で、医療費の抑制、地方財政の改革等見直しが焦点となっています。その中の地方財政改革では、三位一体改革の国から地方への3兆円の税源移譲を実現するため、未決着の6,000億円分に見合う補助金の削減のほか、地方財政のむだを省き、一般会計の約2割を占める地方交付税や特例交付金の大幅削減が焦点で、地方歳出の一層のスリム化が求められてくると思われます。今後も国との関係、経済情勢等により厳しい財政運営が続くものと思われます。湯梨浜町の18年度予算編成もこれから本格化してくるわけですが、16年12月定例議会で質問し、町長が答弁した事項を踏まえながら質問していきます。


 17年度予算を見ると、合併により議会議員が半減、特別職である首長、助役、教育長は3分の1になったにもかかわらず、湯梨浜町の基金のうち、約12億6,000万ある財政調整基金は約5億円を使い、17年度末には7億6,000万に減ってしまいます。また、減債基金、公共施設等建設基金、福祉基金等も軒並み減り、2分の1から3分の2になってしまいました。現在、予算面で財源不足が生じており、基金を取り崩して財政を何とか運用している状況だと思います。家計に例えると、支出が収入を上回り、今まで一生懸命働いてためてきた貯金を食いつぶしながら生活をしている状況ではないでしょうか。地方分権、財政強化のための合併であるにもかかわらず、行き先が案じられてなりません。確かに東郷小学校、羽合小学校の建設等大型事業があったことも要因の一つですが、それを差し引いても、財源が足りないことは明白であります。いつまでも、三位一体改革により国からのお金が足りなくなったという理由は、もう言いわけになったと思います。これまでに何ら対策が立てられなかった、そういうことだと思います。


 そこでお伺いしますが、前回の質問で、町長は、だれが見ても数量的に行政評価がなされるシステムが必要ではないかとの私の質問に対し、行政改革の中でつくっていくことの答弁をされております。また、湯梨浜町行政改革大綱の中でも事務事業の整理合理化の中で示され、さらには、行政改革の取り組み状況の説明でも早急に検討する項目として掲げてあります。最小の経費で最大の効果を上げる地方公共団体としての基本的な義務を果たすために、この事業の見直し、事業の評価をどのように考えておられるのか、18年度予算に当たり、どういう数値をもって予算編成に反映するのかお伺いします。


 軒並み減った各種基金を今後どうしていくのか。基金の使途に応じた積立額のあるべき金額を示して、答弁を求めたいと思います。


 18年度の政策的重要課題についてですが、前回の質問で、町長は、政策的重要課題については、湯梨浜町第1次総合計画、土地利用計画を樹立し、基本をつくり上げるが、山本町長の基本的な考えは、1、ゆったりと暮らせる福祉の町、2、良好な教育環境をつくり、子育てを支援、3、地場産業の育成、4、環境に優しい町づくりと答えられました。この18年度は以上4点について、どのように予算に反映されるのかお伺いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 浜中議員の質問にお答えいたします。


 平成18年度予算編成方針ということに向かっての考え方でございますが、この要点は、編成方針、なお、そして財政的重要課題をどのように考えているかという御質問でございます。


 まず、本町の行財政改革推進のそうした御審議をいただくために、先ほどありました、遅ばせながら、湯梨浜町行政改革推進委員会、去る11月15日、行政改革大綱を提言をいたしたところでございます。この中に、行政改革推進の具体的な方策の一つとして、事務事業の見直しがあり、事務事業の整理合理化、財政の健全化が求められておるところでございます。


 本町の財政を取り巻く状況でございますが、特定な財源に恵まれない我が町の中で、税収の伸び悩み、制度見直しによる地方交付税の減少など、一般財源総額の減少は避けて通れない現状であります。一方、少子高齢化問題、環境問題、高度情報化等、複雑多岐にわたった、そうした数多くの行政事情の対応が求められ、さらには、合併特例事業としての総合計画に基づく事業の推進などや学校建設に係る今後の公債費などの義務的経費を考えれば、今後ますます厳しく、財政運営は本当にせっぱ詰まってまいるものと思っております。


 以上のことから、平成18年度の予算編成に当たり、次のような編成方針を職員に示しながら、編成作業に着手したところでございます。


 まず、要求の基本的な考え方といたしましては、数多くの政策課題に積極的に取り組むとともに、各事業の必要性、緊急性、費用対効果を検証しながら要求することとしておるところでございます。


 個別の留意事項といたしましては、まず第一に、本年度作成中の第1次総合計画あるいは過疎計画や各種計画との整合性のあるものを重点的に取り上げなきゃならん。タケノコのようにひょいひょい出てくるものをこれから取り上げるようなことはなかなかならんというぐあいにも示しておるところでございます。そうした計画の整合性の確保が第1点。


 また、冒頭申し上げました、この行財政改革の関連から、事務事業を見直す。日常の持っている、やっている仕事がどこに省力化ができるのか、どこが多いのか、その辺を一人一人が検証しなければなりません。その検証をやっていただき、予算要求していただきたい。


 そして、行政サービスの充実でございますが、いろいろと、今年度こうして合併いたしてから1年見まして、本当に住民の皆さんが役場に来て、安心して皆さんのそうした要求にこたえられているのかという辺にもいささかな疑問があるわけでございます。それには、まずあいさつという問題もありましょう。しかしながら、あいさつばかりではない。日常のそうした一つのつながりの考え方でございます。意識改革だろうというぐあいに思いますが、そうしたサービスの基本的な重点。


 また、合併調整がされていない事業をどのように調整していくのかと。どんどん出ております。それをどのような対応をしていくのか。これはやはり総合計画に基づくものを基本とし、総合計画にない、そうしたものはある程度のことは辛抱願わなならんというぐあいなことを念頭に置いて、各課で連携をとった要求等をするよう求めているところでございます。


 18年度予算はどういう数値かということでございますが、本年度予算と比較で申し上げますならば、羽合小学校の建設事業の完成で、こうして立派に姿が見えてまいりましたが、これが17億円、そしてまちづくり基金で16億2,000万円、皆さんにも説明いたしておりますが、これは一つの、使うということでなしに、当面の予備財源でございますが、それがございます。そして、防災無線整備事業、皆さん方にも申し上げましたように、ことしいっぱいで、いっぱいいっぱい、繰り越しに多少なるのかなと思いながら、今取りかかっております。これが5億8,000万円がそれぞれ減少いたします。この大型予算で約39億円の減少となります。本年度の一般会計予算が現在131億ですから、増減額を加味するといたすとしても、98億程度が想定されることになろうかと存じますが、本年度は、財政基金から約5億円の繰入金を投入しておりますので、基金残高を考慮しますとして、歳出削減など、先ほども申し上げましたようなことを実施しながら、最終的には90億円程度の予算に絞り込む必要があるではないかと考えておるところでございます。


 以上のようなことから、基金の取り崩しを大幅に抑え、さらには起債の発行残高を減少するなど後年度負担の軽減を大きな目標としてまいりたいと考えておるところでございます。


 次に、基金についてでございますが、例えば町財政規模で幾らの積み立てをしなければならないか特に定めはございませんが、財政運営上は多ければ安心できるわけですが、特定目的基金は別途といたしましても、本年度のペースで財政調整基金などを取り崩せば、19年度にはたちまち基金は底をつくことになります。


 基金の残高は、16年度末においてはおおむね新町まちづくり計画に沿った、そうしたことに沿っておりましたが、本年度末以降はますます厳しくなってまいります。したがいまして、先ほど申しました予算編成方針で18年度予算を手がけてまいる所存でございます。


 次に、政策的な重要課題としては、どのようなことかということでございますが、厳しい財政運営を迫られることを申し上げましたが、そのような中にあって、私が申し上げました政策的な考え方についても、町民の方が期待されておりますので、しかしながら、現状も理解いただき、取捨選択をしながら効率的な予算編成をしてまいらなならんと考えておるところでございます。


 総合計画を、その具体的な施策を協議している段階でございますが、どれがどれということでなく、スケールメリットとして考えていただきながら、十分に皆さん方の声が、反映させると言いたいのでございますが、十分でなくても、説得行政をもって私は予算編成に取りかからなならんというぐあいに考えておるところでございますので、議員各位におかれましては、何とぞお力添え、御助言、御指導を賜りますようお願いを申し上げて、私の答弁とさせていただきます。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) ありがとうございました。


 今、大変厳しい状況だというのは聞いてわかります。来年の予算編成においては、数値としては90億程度だと言われました。いうことは、小学校の建設等終わって、その分は引かれるにしても、かなりの金額が減ってくるんではないかと、そのように思っております。事業の見直し等もされるのだと思われるんですけど、思い切った改革がこれから必要になってくる、そのように思うわけですけど、この基金も底をつく状況、行財政改革をやっていかれると思われるんですけど、今後の方針といいますか、現状も含めながら、行政改革に関してどのように考えておられるのか。そこら辺がわかりましたら、よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 先ほど申し上げたように、国においては、三位一体改革、一段落したように見えておりますが、まだまだ一段落と私は考えてないわけでございます。そして、この新町まちづくり計画をつくったときの時代とまた大して変わりない、期間は大して変わりないのに、中身は大幅に変わっている点でございます。例えば、申し上げますならば、補助金の義務教育補助金負担金、これを一般財源化しようではないかと。そして、さらには生活保護費も、こうした町は関係ございません。市はそうしたものをやっておるわけでございますが、それも地方に転換。さらには、地域のそうした町村の所得を上げる、財源を確保するために、所得税を住民税へと移行するなんてことは、大都市に向かっては確かに膨れます。しかしながら、我々のような町村では膨れないわけでございます。そうした一つの大きな方針が決定とは言いませんが、そのようなことになるならば、私どもはしっかりとそのことを踏まえ、今ある、つくりました新町まちづくり計画、財政計画を見直ししながら、皆さん方とともに協議をしながら、新しい湯梨浜町に向かってのそうした物の考え方で予算編成していかにゃならんというぐあいに思います。そうすれば、なら、物件費を削るほど削っても出てくるところは知れてます。人件費も、申しましたように、10年間で40人と言いますが、果たしてその40人はできたとしても、10年間でございます。そのうちにどうなるかということになりますと、どうしたって、大型予算というものは、大型予算と申しましょうか、これまでのように、町道、農林道につきましても、県の単県事業分もちょっと今、県の方が思案しているようでございます。そして、外郭団体の補助・負担金、それがほとんど、一番いいところで10%カットで、今、負担金審議会で調査をしている段階でございまして、そのようなことを踏まえれば、今後、しかしながら、まだまだしなきゃならんことはございます。それは、私は、今後の大きな一つの問題としてありますのが、耐震性の問題。庁舎を含め、各小・中学校の、そして公共施設の耐震性の問題もあるわけでございまして、そういうものにどのように取り組んでいくかということを、十分に年度別のそうしたものを立てながら、総合計画。総合計画は10年間の基本構想で、5年間の基本計画、3年間の実施計画、それをローテーションでやっていく方針でございますが、それに当たって十分なる検討をしてまいらなならんというぐあいに思っております。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) 聞いたのは、行政改革に関して、どういう方法でやりなるかと、簡単に言えば、そういうことだったんですけど、いろいろ方法はあると思います。目的が財政の安定化だとしたら、増税だとか、企業、大企業を呼んで固定資産税をふやしゃええでないかという考え方もありますし。ただ、今回の、見ておりますと、事務事業等いろいろなところを見直しながら、事業を選択しながら今後やっていかないけんではないかというふうに僕は感じておりました。そこの中で、そういうことをやっていかれるとすると、事業の選択、その優先順位なるものをつけていって、新町まちづくり計画も見直しながら、基本計画も考えながら行かれるというような答弁でしたので、そのいろいろな選択基準があると思います、その事業を見直しされるのに。そこの中で、住民の皆さんに、これをやるように計画しておったけど、ちょっとお金がないけえ、延期なり凍結なり、そういうことも出てくるかと思われるわけですけど、そのような説明をしていかれる中で、だれが見ても数量的に評価がわかるような物差しといいますか、そういうものはどのように考えておられるのか、お伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) ただいまの御質問は、その評価と、そして、住民の説得ということでございましょうが、どうしてもやらなきゃいけないなら、ある程度の、私は住民の皆さん方の御負担も願わないけんもんも出てくるだろうというぐあいにも思うわけでございますが、できるならば、税を上げたりしないで、いかに歳出を、ぜい肉落としを考えるかということをまず基本に考えたいなと思うわけでございます。事業は、一遍にこれだけのものをやりたい、しかしながら、これを5年間でやったらどうなるか、10年間でやったらどうなるかということを考えながらやっていく方法、継続的にやっていく方法もございます。しかしながら、それには効果というものが伴ってまいりますので、その辺も十分に考えながらやってまいりたいというふうな考え方でございます。税負担も今今、皆さん方に求めて云々という考えは持ってません。しかしながら、例えば受益者負担が当然であるものを、この合併の協議会に伴って、合併に伴って、ゼロとしている問題等については十分に今後も検討してまいらなならん問題だというぐあいに考えます。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 具体的に、行政改革の進め方について若干補足させていただきます。


 議員も御承知のとおり、行政改革大綱の中で、事務事業の見直しを含めまして、組織定数のあり方ですとか、定員管理、職員の能力開発とか、5項目にわたって総合的に推進していくことにしております。せんだって、全協の方で、既に湯梨浜町で行革を実施したものとして、町税の対策のための職員の取り組みですとか、特別職の報酬カットですとか、駐車場の有料化ですとか、そういうことを報告申し上げ、近日中に実施するものとして、公務能率評定、町民に親しまれる庁舎づくり、給与格差の是正、これらを報告させていただきました。今後として、現在、行革委員会の方で御検討いただいておりますのは、来年に向けて組織をどうするかということが一番大きな課題ではないかと考えます。それが決まれば、職員の必要数のフレームなんかも決まってきますし。


 それをどうやって進めていくかということですが、御意見をいただいて、それで、それをまた議会の方にももちろん御報告申し上げますし、御意見を伺いながら取り組んでいくということを考えております。


 町長が先ほど、来年度予算の編成に向けて、耐震診断など重要な課題、そういう政策課題については積極的に取り組んでいくと申されましたが、やはり幾つか、町としては複合的観光施策ですとか、教育の面からのしっかりした教育現場の維持とか、そういった課題があります。それと、新しい介護保険制度の改定などにどのように対応していくという大きな問題もございます。それらを大切にしながら、個別的には、しかし、行革などを通じて、全体として減していく部分と、あるいは補助金などのように、補助金につきましては、担当部局診断シートというのをつくりまして、その補助金ごとに必要性や効果性、独創性、的確性、その内容を説明しながら、一応予算要求の中で採点してみてくれ、採点というとちょっと語弊がありますが、どれが当てはまるというようなことをチェックしてみてくれと、そういった作業を通じながら、補助金もすべて俎上にのせて見直すように考えております。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) ありがとうございました。


 そういう方向の中でこれから進めていかれるということでした。また、18年度の改革の方の重点項目もわかりました。一生懸命取り組んで、財政の健全化に努めていただきたいと思いますが、もう1点、17年度、本格的予算を組まれてこられたと思うんですけど、どちらかというと、旧町村時代のいろいろな事業をそのまま引き継いでこられたような気がします。そういう中で、12億6,000万ある財政調整基金が17年度末には7億6,000万、19年には基金が底をついて、同じように仕事をやっていけば、基金がない、予算が組めれなくなるということで、地域生活に密着した福祉の向上だとか、そういう効果が予算が組めないために上げることができなくなってしまう。そういうことを考えると、18年度予算編成に向けての中期計画、戦略プログラム、どのように取り組んでいかれるのか。もうこれだと思われるのがありましたら、よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 今まだちょっとお示しできる段階ではありませんが、財政推計をある程度しっかりしたものをつくろうということで取り組んでおりまして、その中で、今後、5年後なり10年後なりというのをまた、もうすぐできると思っております。


○議長(松本 繁君) はい。


○議員(3番 浜中 武仁君) 早急にそういうのをつくられて、見直し等にも生かしていただきたいと思います。


 1点基金のあり方についてお尋ねするわけですけど、17年度当初予算のときに質問しとけばよかったんですけど、ようやく気がついてきました、今になって。反省しております。


 そこの中の公共施設等建設基金というのがありまして、6,000万繰り入れされておりました。よく見てみると、多分羽合小学校の建設事業費の中に含まれとるんだろうなと、条例の項目からいって、そう思っとったわけですけど、この中に基金が使われておったという形跡がありませんでした。そこで、どこに使われておったのかもお聞きしたいわけですけど、この公共施設等建設基金、ある特定の目的のために財産といいますか、そういうお金であるとか、そういうものをためるわけですけど、このことに対してどういうぐあいになっておったかも含めながら、ちょっと今後のあり方についてお伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 基本的には、私は、目的基金、例えば国保でございます、水道でございます、いろんな会計の目的基金は別途で、財政調整基金というのはその年の最終的な締めにおいて、この事業をどうしてもやらないけんからということについては、なら、道路事業に充てましょうという、そんなものではないという考えは持っております。しかしながら、財政調整基金であろうと、何基金であろうと、基金がないということは、それほど寂しく、見通しの暗いものはありませんから、ある程度の基金は確保してまいらなならんという考えを基本的に持っております。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) 目的基金のことをお尋ねしたんですけど、条例を読みますと、湯梨浜町公共施設等建設基金、第1条、地方自治法第241条の規定に基づき、社会福祉施設、社会教育施設、学校、庁舎、その他これらに類する施設で、町が設置するものの建設事業費に充てるとなっています。ただ、この6,000万がどこに使われたのか。仮に一般財源化してほかに使われとったら、目的基金の意味がない。そういうことを聞きたかったんですけど。


○議長(松本 繁君) 財務課長、答弁。


○財務課長(岩本 和雄君) 今の浜中議員の御質問でございます。


 基金条例の方では、今、条例に、第1条を読まれまして、そういう形で書いてございます。特定目的基金という形になっております。議員がおっしゃられた公共施設等建設基金と、それから今現在、福祉基金でございます。これが本年度、当初予算上では取り崩し額を6,000万設定してございます。6,000万ずつでございますが。それで、この分の当初予算上の表記が一般財源、いわゆる財源の表記として特定財源になってないという御指摘だろうと思います。それで、今現在、公共施設等の建設基金で、先ほど申し上げた6,000万を一般財源扱いになってるんじゃないかということでございますが、学校関係に一般財源が、当初予算ベースですが、2億2,312万5,000円投入されてると、それから防災無線が2,916万5,000円、それから舎人の広場の関係で、地域活性化の事業でございますが、1,460万ほど入れてございます。こういったものに今現在は入れてると。ただ、予算上の表記が、それが目に見えてないということは、議員の御指摘だと思います。


 それから、もう一つ、福祉基金の方の6,000万につきましては、敬老会で1,000万余りと、それから放課後保育でございます。これが1,111万9,000円、そのほか保育所の運営費、こういったものに充ててるというような状況でございまして、予算上の表記自体はなるほど一般財源という表記になってませんので、そのあたりでは、議員御指摘の、多少は、何といいますか、おかしいではないですけども、そういったこともあろうかと思いますが、一応決算的にはそういう形できちんと充てる形では見込んでおります。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) 目的基金の、公共施設の建設等に充てる目的でためていかれる。急に来年度新しい庁舎を建てます、50億も100億もかかるかもしれん。そういうのに負担ができない、そのために少しずつためていく。また、中学校等の、先ほど言われました、耐震化工事等をせないけん。一気にお金がないので出されない。だけど、やっていかな、多分早急に考えていかないけん問題だと思います。そういうものにためていこうとするのに、それは毎年のようにいろんなところにちょこちょこちょこちょことしたら、目的基金ためる必要ないんじゃないですか、減債基金だけでいいんじゃないですかと思うですけど。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 私が言ったのは、そのような目的基金でなしに、財政調整基金という一つのそうしたものについての考え方で申したわけでございまして、浜中議員の質問との食い違いがあったというぐあいに思っておるところでございますが、やはりそうした目的基金を積むなら、目的基金できちんと積んでいくという方法もございますし、1つは、この予算、決算において出たものを3分の1はぜひ積まなきゃならんという法に基づいて積むもの、そうしたものもやはりこれからきちんと準備しながら、そうした事業を取り組むための基金として必要だということは間違いございません。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) では、来年度からそのようにしてもらえることを望んでおきます。


 それと、ことしの4月にペイオフというものが解禁されて、公金の管理、基金も同じだと思いますけど、湯梨浜町でどのような運営というか、されておるのか、管理運営。基金の条例の中に有利な方法とか、そういうのが含まれておりますけど、現在、湯梨浜町ではどのように管理されてるのか、1点お願いします。


○議長(松本 繁君) 事前に通告してないことはあんまり質問せんように。


 宮脇助役。


○助役(宮脇 正道君) 基金は基本的には金融機関から予定利率ですか、そういうのをいただきまして、有利なところに預けるようにしております。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) 今の時代、低金利ですので、どこに預けてもいいでしょうけど、これから仮に金利が上昇した場合、いろいろな方法を考えていかないけん。一生懸命勉強して、管理運営の方もよろしくお願いしたいと思います。


 時間がなくなりますので、次の質問に行きます。


 大きな2番、予防接種法に関する政省令改正後の対応ということで、平成18年4月1日より実施される麻疹・風疹予防接種は、予防接種法の改定により麻疹・風疹混合ワクチン、MR混合ワクチンと言われとるそうですけど、接種することとして、第1期を生後12カ月から24カ月、第2期を5歳以上7歳未満の者であって就学前1年間の者を対象としています。ただし、現行制度で麻疹及び風疹の単独ワクチンを接種した者は対象外となるようです。この予防接種法の改定によると、2回の接種を受けられるのは、来年4月1日以降に1、2歳の間にある子供で、かつ、麻疹・風疹の混合ワクチンを接種した者しかその対象にならないようです。そのときに既にいずれかにかかった方、予防接種の対象外となります。もちろん4月1日の時点で2歳前であっても、既に1歳になった時点で麻疹や風疹の単独ワクチンを接種していた者も対象外となってしまいます。今年度中は、麻疹や風疹の予防接種は生後12カ月から生後90カ月まで有効であり、自治体の費用負担で受けられますが、来年4月1日からは生後24カ月までしか適用されません。そうすると、4月1日の時点で生後24カ月以降の未接種の子供たちは切り捨てられることになります。そこで国は今年度中にその子供たちには接種を受けるよう、積極的勧奨を行うようにとしています。


 そこで、2点についてお伺いしますが、来年4月1日以降に定期接種の対象外となってしまう子供たちへの救済措置を湯梨浜町では考えておられるのか、お伺いしたいと思います。2点目ですが、来年4月1日の時点で生後24カ月、90カ月未満の乳児で、まだ予防接種を受けてない子供を持つ親に対して、積極的な勧奨を湯梨浜町では行っておられるのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 浜中議員の第2点目として、予防接種、つまりはしか、三日はしかといいますか、そういうことを麻疹、風疹というような言葉で申し上げておるところでございます。御指摘のとおり、このたびの改正によって、4月以降に定期予防接種の対象外となってしまうお子さんが出てまいります。11月1日付で対象外となるお子さんの保護者の方に、すべてに3月末までに接種されるよう御案内の通知を申し上げてるところでございます。また、通知を出してもまだ未接種のお子さんにつきましては、来年1月中に個別に担当課の方から接種されるよう連絡をする予定にしております。さらに、今年2月から4月までにお生まれになった子供さん39名に対しては、現行制度で接種を受ける場合、新しい制度での混合ワクチン接種が受けられなくなりますので、12月1日付で新制度での予防接種奨励の御案内の通知を発送しておりました。こうした対策が積極的な勧奨ということになろうかと思います。


 ちなみに、11月に通知した時点で、来年4月以降に対象外となるお子さんの、麻疹が182名、風疹が131名であり、このたびの補正予算でも、麻疹、風疹の予防接種を受ける子供さんが増加するものとして、予防接種委託料を増額計上しておるところでございます。また、2歳児未満のお子さんで、今までに風疹、麻疹のどちらかの予防接種を受けた方、あるいは既にいずれかに罹患したお子さんにつきましては、改正後の、従来どおりの単抗原ワクチンで接種ができるよう国の通達もございますので、その点についてもしっかりと周知啓発を図ってまいりたいと思っているところでございます。


 今回の改正は、麻疹、風疹が幼児期の早期に罹患することが多いことから、母親から免疫がなくなる生後1年以降、なるべく早い時期に接種することが、幼児にも社会全体への感染症蔓延予防のためにも望ましいという観点によって行っているものでございます。


 法改正によって、予防接種が受けられなくなるようなお子さんが出ないよう、また、そうした人に限らず、通常の定期予防接種が適切な時期にきちんと接種されるかどうかを町としては十分に把握しながら、健康診断時などの機会をとらえ、保護者の方には声かけをするなど、周知徹底を図っているところでございます。


○議長(松本 繁君) 生活統括課長。


○生活統括課長(米村 繁治君) 町長の答弁の中で風疹の数字が若干違っておりましたので訂正させていただきます。町長、131名と申されましたが、313が正しい数字でございます。


○議長(松本 繁君) 浜中君。


○議員(3番 浜中 武仁君) ありがとうございました。


 いろいろ積極的に担当課の方においてやられておられるということで、安心しておりますけど、このワクチン、昔は3種混合ワクチンとかいろいろ言われとって、たんびたんび制度が変わるです、国の方針によるものだと思いますけど。それらの観点で少しちょっと要望になっちゃうのかもしれませんけど、何といいますか、健康推進課の方でいろいろ町民の健康づくりだとか、そういうことに努力しておられると思われます。ホームページの方を見ても、いろいろなほかの課に比べてたくさん出とるんじゃないでしょうか、更新等もされとるようですけど。そこの中で、これからの湯梨浜町の町民の健康の辺を考えると、鳥インフルエンザだとか新型インフルエンザ等、国の方でもたくさん言われておりますけど、こっちの国の方からおりてきた政省令の改正であるとか、そういうことがおくれて出てこないように、いろいろ情報なり、また事前の検討をしてもらいながら、対応におくれが生じないよう、また、予防ではなく対処法にならないよう、行政のプロとして知恵と経験を生かしながら、健康づくり、対策等を考えていただきたいなと思いまして、僕の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) これで浜中武仁君の一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) 再開を10時とします。休憩します。


             午前 9時51分休憩


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             午前10時00分再開


○議長(松本 繁君) 再開いたします。


 続いて、13番、秋田和幸君の一般質問を許します。


○議員(13番 秋田 和幸君) おはようございます。13番、秋田和幸君でございます。


 そういたしますと、ただいまより議長のお許しをいただきましたので、通告に基づきまして、質問をさせていただきたいと思います。なお、最初にお断りを申し上げておきますが、このような声をしておりまして、執行部の皆様方には聞こえにくい部分があろうかと思いますけども、その際には何度となくこちらに聞き返していただいて結構でございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。


 そういたしますと、本題に入りたいと思います。


 我が国はいわゆる戦後60年を過ぎようとしている今日、今まで手をつけられなかったいろんな社会制度の改革が今まさに行われようとしているのではないでしょうか。それの一番顕著なものがいわゆる地方分権ということでなかろうかというふうに思っております。そういう中で、地方分権一括法が平成12年4月に施行されて以来、地方の時代も実行段階に入って約6年が経過しようとしているところであります。我が湯梨浜におきましても、合併後1年余りが経過をしようとしております。


 そこで、地方分権時代にいわゆる真に求められる地方といいますか自治体のあるべき姿は何なのでしょうかということであります。もちろん財政の健全化などは、これは言うまでもないことでありますが、実はそれにも増して大変重要なことは、行政のいわゆる説明責任であったり、情報公開、これに尽きるのではないかと。特に、昨今のメディアや地方自治の専門家などの論調を聞いておりますと、私はそのような気がしてなりません。行政の透明度を高め、町民とともに喜びやら、そして苦しみやら、こういうものをいかに共有化し、言いかえれば、町政に対していかに町民の皆様に関心を持っていただき、そして、いかに町政に参画をしていただくか。このことが重要な、大変不可欠な要件ではなかろうかなというふうに思っております。


 そこで、お尋ねをしてまいりますが、まず最初に、本町の条例等の立法に関する基本的な考え方及び現行の条例等の制定の状況、これがどのようになっているのか。幾つか具体的にお尋ねをしてまいりたいと思います。


 条例や規則などの使い分けにつきましては、原則として条例で定めると法令で明示しているものや、あるいは町民に義務を課し、または権利を制限するものについては条例で定め、条例の委任に基づく事項や首長がみずから決定し処理し得る事項で条例で規定すべきもの以外のものについては規則で定めているものというふうに認識をしております。また、要綱につきましては、法令や条例、規則の解釈や実施に当たっての細部の取り扱いを規定する場合や補助金等の交付基準や給付事務の取り扱い、事務事業執行上の内部的事項を規定する場合などにおいて、要綱で定めているものというふうに考えております。


 これらのことを踏まえてお尋ねをいたしますが、1点目といたしまして、質問の冒頭でも申し上げましたが、いわゆる自治体における法令として条例、規則、規程、計画、それから告示の一部などがあろうかと思います。法令でないものとしては、要綱や通達、指針などがありますが、現在、本町におけるこれら各条例等の制定状況等、これらの一覧的なものを明らかにしていただきたいと思います。要するに、状況のわかるものを示していただきたいと思います。


 2点目ですが、現在、本町の法令をまとめたものとして、湯梨浜町例規集を策定をしておられます。この例規集には条例や要綱等すべて記載をしてあるのでしょうか。私が個人的に見させていただきました限りでは、中には、内部規範と申しますか、規則的なものについては、すべてが掲載されているとは思えません。これは情報公開等の観点から本来的には現在の条例等以外の重要な各種指針もすべて掲載していくことが必要と考えますが、この点について町長の見解を求めます。


 3点目でありますが、政策上の必要があって、法令と明文化する場合、条例や規則などはどう使い分け、制定しているのでしょうか。現在の立法化の判断基準について明確な答弁を求めます。


 次に、要綱でありますが、条例、規則以外ではさまざまな行政分野で要綱が活用されております。行政内部の事務手続を定めたものから、住民生活にかかわる給付行政、福祉行政など多数にわたると考えております。この要綱とは一体何でありましょうか。私なりに辞書を引いてみますところによりますと、地方公共団体が行政指導の際の準則として定める内部的規範で、住民に対しては法的拘束力を持たないものと、このように解されております。ところが、この法的拘束力を持たない要綱による行政運営が今なお各自治体で行われ、残念ながら、本町においても、それは例外なく、いわゆる住民の見えないところでのある種行政が行われているという感も否めない事実ではないかなというふうに考えております。


 そこで、以下4点についてお尋ねをいたします。


 1点目ですが、この要綱行政を私はすべて否定をするものではありませんが、要綱の果たす役割はこれからもある意味では必要だというふうに思っております。しかし、一方では、要綱の必要性も認めながら、法令及び行政の説明責任や情報公開の観点からも、要綱行政から脱却をしていく必要があるんではないかというふうに私は考えております。その件につきまして、町長の見解を求めておきたいと思います。


 次に、条例や規則で定めることが適当であるにもかかわらず、要綱などの内部規程にしてしまいたいと。その一番の理由としては、いわゆる議会の関与を避けたいというふうな意図が働くんだろうというふうに思いますが、それも含めて、不適切な要綱行政からは抜け出さなければならないというふうなことを多くの専門家は警鐘を鳴らしているところであります。要綱行政に対する現状の問題点をどのように認識をされているのか。町長の見解を求めます。


 次に、3点目ですが、その要綱を策定する際の法務的な審査、決裁等はどういうふうに現状流れているのでしょうか。その事務手続等について町長にお伺いいたします。


 4点目ですが、要綱を制定する際、要綱の制定改廃した場合、どのように住民に対して広報しているのか。特に、町民と密接に関連する要綱は私は告示の必要があるのではないかというふうにも考えております。この点について、町長の認識と見解を求めます。


 次に、さきの9月議会の定例会におきましても、懲戒手続に関連する一般質問において、公務員のいわゆる法令遵守、この観点から質疑をさせていただきました。その重要性というのは町長も十分おわかりのことと思います。その観点からお尋ねをしますが、2年前に福岡地方裁判所で、条例に基づかない附属機関に対する公金の支出は違法であるという判決が下っております。これは一体何が問題になったかというと、そもそも地方自治法第203条の5に、報酬、費用弁償及び期末手当等の額並びにその支給方法は条例でこれを定めなければならないと規定をされています。そして、附属機関の設置については、地方自治法第138条の4の3項に条例での設置が義務づけられております。つまり、条例で設置されている附属機関でなければ、報酬を支払うことは違法ということであります。この辺についてはいわば灰色なといいますか、グレーゾーンの部分もありますので、今回の福岡の判決はそのあいまいな部分に一石を投じたものではないでしょうか。


 そこで、お尋ねをしますが、行政実例解釈の中には、附属機関たる性格を有するものは、名称のいかんを問わず、臨時的、速急を要する機関であっても、条例によらなければ設置できないというふうになっております。これに照らしてみれば、よく行政当局の方で言われるところの附属機関と、例えば町長などが私的に諮問機関として設置されるいわゆる諮問機関との違いはどこにあるのかお尋ねをしたいというふうに思いますが、具体的に言うと、どう使い分け、設置をしているのか、その辺を、本町の場合、町長の明確な答弁を求めておきたいと思います。


 次に、本町においても現行の規則、要綱で設置されている附属機関らしきものがたくさん見受けられます。私は甚だ疑問に感じておりました。一体幾つの附属機関が存在するのでしょうか、お伺いをいたします。


 3点目ですが、要綱で設置している委員会等は私的諮問機関だと、仮にそのような位置づけをされたとしても、予算執行上、現状で違法性がないのかどうか。この点についても、私は疑問が残るところであります。


 そこで、お尋ねをしますが、福岡地裁の判決の内容に照らして、本町で行われているいわゆる要綱等で設置している附属機関に対して、報酬や費用弁償を支払っている等の問題点はないのか、町長にお尋ねをしたいと思います。また、あるとすれば、どのような見解を、認識を持っておられるのか、答弁を求めます。


 最後ですが、本町の条例化をする場合の条例等のいわゆる立法指針策定の必要性についてお尋ねをします。法令に関して、幾つか問題を提起してまいりました。やはりいろいろな意味で、今の行われている要綱行政、いわゆる俗に言われる要綱行政というのは、問題があるのではないかと。やはり要綱で現在設置をされているいわゆる附属機関等についても、条例等にしていくことによって、その要綱で定められている不明確なところが明確になってくるのではないかというふうに思っております。そういう意味で、先進の例でいいますと、高知県などは条例等の立法指針を既に策定し、制定されております。このような例をぜひとも参考にして、我が湯梨浜町における条例等の立法指針を策定すべきだと思いますが、どのようにお考えなのか、町長の見解を求めます。


 また、要綱行政からの脱却が急がれるとの認識を私は持っております。立法指針制定を待つことなく、今、現行に行われているであろう要綱については、その制定、活用についての指針が私はすぐにでも必要だと考えております。この点について、どのようにお考えなのか、町長の答弁を求めまして、1回目の質問を終わります。


○議長(松本 繁君) 質問事項が、答弁を求めるのが12回あるわけですが、順番に的確に答えていただきたい。答えがようけ求められているんです、12項目。ですから、その順番に、質問要旨はそこあるでしょう、手元に。その質問要旨の順に従って、的確に簡素に答弁をお願いしたい。


 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 秋田議員の質問にお答えいたします。


 湯梨浜町条例等の立法指針の制定という見出しのもとに、大きく分けて4点ございます。条例の立法に関する基本的な考え方、現行の制定状況、さらには、要綱行政について、3点目として、条例に基づかない附属機関に対する報酬、費用弁償の支出について、4点目として、湯梨浜町条例等の立法指針策定の必要性についてという4点について答弁をいたします。


 現在、本町における議会の議決を経て制定する条例、町長の権限で制定する規則、行政委員会の議決により成立する規則等があるわけでございますが、現在の制定状況は条例213件、規則206件、要綱、要領、規程等の訓令など213件、内規9件、合計641件であります。


 次に、町の例規集への登載の問題でございますが、基本的にはすべての条例を登載すべきと考えており、現在、例規集に登載しておりますのは、簡単でと申しますか、簡素で事務的な内規を除くすべてを登載しているところでございます。ただし、新しく制定した条例、規則、または一部改正を行った条例、規則の追加や修正分につきましては、その都度、加除整理するのが本来だと思いますが、経費のことも考慮して、現在、年4回の各定例議会が終了した時点で、それまでに制定、改正されたものをまとめて整理を行っているのが実態でございました。


 次に、条例、規則などの使い分けの判断基準ですが、本町の公文規定には、条例は地方自治法第14条の規定に基づき制定するものとして、明確な判断基準を定めておりませんが、実際には、法令で条例制定が義務づけられているものや、町が単独で行う施策で、町民に直接影響を及ぼすようなもの、また、各市町村共通のものについては、それぞれの上部団体等の指導により判断して対応しているところでございます。


 次に、要綱行政についてでございますが、御指摘のような規則等で制定してもよいような内容のものも要綱等で処理していることもありますが、現在の大部分の要綱は、昨年の合併に当たり旧町村が制定していたものを調整し、制定しているものであります。要綱については法的な拘束力もなく、また強制力も持っているものではありません。相手の同意と協力があって初めて効果があるものでありますので、今後は内容によっては規則化が必要と考えます。


 次に、要綱制定の際に、事務的な流れが各町村共通のものについては、上部団体等の要綱案、中部各町共同での要綱案の作成、単独の場合は類似の条例、規則を有する他の自治体の情報を収集し、これらを参考にしながら担当課が要綱の原案を作成し、予算を伴うものについては、財政担当課との協議を経て、総務課の条例担当者の審査を経て、決裁の手続を行っているものであります。


 次に、要綱を制定した後の取り扱いですが、町の公告式条例の規定により、掲示場への公表を行うとともに、例規集の修正後、ホームページの例規集で公表しているところであります。


 次に、条例に基づかない附属機関に対する報酬、費用弁償等の支出についてであります。


 まず初めに、附属機関と私的諮問機関の違いはどこにあるのかということでございますが、附属機関は地方自治法の規定に基づき、法律、条例の規定に基づき設置されるもので、執行機関の附属機関としての審査会、審議会、調査会等、審査や審議調査のための機関であります。一方、長が私的に学識経験者などから意見を聞くために設置している委員会等は私的諮問機関であります。本町の附属機関としては、総合計画審議会、情報公開審査会など、17の附属機関があります。


 次に、予算の執行についての問題でございますが、附属機関の委員は非常勤の特別職となりますので、報酬条例に基づき支給対象となりますが、私的諮問機関の委員は非常勤職員となりませんので、報酬の支払いについてはいささかの問題があろうかと思いますので、平成18年度の予算策定に当たって整理を行い、条例に基づかない委員の報酬は、役務の提供に対する対価としての報償費の支出にするなど整理を行ってまいらなならんと思っております。


 4点目として、湯梨浜町の条例等の立法指針策定の必要性についてでございますが、地方分権一括法の施行により、地方の条例、規則等の制定について、以前は国や県の指導があったところですが、現在は指導が少なくなり、また、各自治体がそれぞれの専門家を育成して対処すべき時期が来たという感じであります。議員がおっしゃいますとおりに、指針を早急に策定して対応すべきだと考えますが、単町での策定となりますと、職員の能力、技術的な問題もあろうかと思いますので、今後、中部各町とも連携をとりながら、お話にありました高知県の立法指針等も参考にしながら、研究をしてみたいと考えております。


 また、要綱指針の策定についてもあわせて研究を進めてまいりたいと思っております。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 秋田君。


○議員(13番 秋田 和幸君) ありがとうございました。


 今の答弁の中で、私が一番お聞きしたかったというのは、いわゆる条例に基づかない私的諮問機関的なものが現在も、本町においても今までも過去もありましたと。しかし、本来これはあくまでも条例に基づかないものでありますと。だけれども、今まではこういうものに対しても、いわゆる報酬といいますか、費用弁償と申しますか、そういうものが支払われておったということも事実だろうと思います。そういうことも今、町長の答弁の中で、今後の予算策定の中で、そういう部分については今後は精査しながら、その辺を是正をしていくというふうな答弁でありましたから、そのようにお願いをしておきたい。今までは、ともすれば、そういうことがいわゆる条例に基づかない附属機関であっても、いわゆる費用弁償、報酬が支払われていた現実があるのではないかというふうに思っております。そこを今後は改めていくということでありますので、よろしくお願いをしておきたいというふうに思っております。


 それから、先ほども1回目の質問で申し上げましたが、これから条例化できるものについては精査をしながら条例化をしていくという方針だと、お考えだということでありますから、そのように作業を進めていただきたいというふうに思うわけですが、私は、そうは言いながらも、行政はとまっているわけではありませんから、毎日動いているわけです。したがって、要綱等内部的ないわゆる規範と申しますか、内規的なものは、その業務によっては、ひょっとすればあすにでもつくられるかもしれないというふうな行政の事務の動きの中で、条例化するための指針を制定するというのはなかなか時間がかると思います。しかしながら、日々動いている行政内部の機構の中でつくられる内規的なものについては、ある意味早急的に、これは本当に内規でいいのか。いや、そうじゃなくて、これはちゃんと要綱にすべきなのか、規則にすべきなのか。条例にすべきなのかという判断をある程度できるものを、日々動いているものについては早急に、その判断基準と申しますか、そういうものをつくっていただきたいなと。最初から完全なものができるとは思っておりませんから、とりあえずその部分に手をつけていただいて、なるべくいわゆる町民に対する町政の情報公開、説明責任という観点から、なるべく町民の見えるところに行政が運営のために使う決め事、決まり事、そういうものを見えるようにしていくと。これがいわゆる行政の説明責任であり、情報公開だというふうに思っております。これなくして、いわゆる地方分権、この地方の時代に、要するに住民が町政に参画していわゆる真の行政改革、行財政改革というのは、私はあり得んと思います。ただ単純に、財政の健全化をすればいい、これももちろん大きな課題であります。しかし、その部分と、もう一つは、いわゆる情報公開であったり説明責任、このことによって、町民が本当に町政に参画せないけんなという気持ちにならせるような行政を行っていただきたい。そのためには、町民の見えるところで行政をやらなければいけないというのが私は、そこが一番のポイントではないかなというふうに思っております。


 したがいまして、今申し上げましたが、今、日々動いている要綱等についても、完全なものはできないにしても、暫定的なものでも結構だと思いますが、いわゆるそういう策定する場合の判断基準となるものを早急につくられるべきだと思いますが、その点について、再度、町長の見解を求めておきたいと思います。お願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) ただいまの質問は、その判断基準になるものをつくれということでございますので、十分に検討した上で、今ある規則、今ある要綱、今ある内規が、それが条例にこれは適当だという、そして、これはこのまま規則で、そうしたものの判断基準を早急につくり、そして、今あるものから、順次そうした条例、そして規則、それぞれの方法に基づき、その判断基準に基づきやっていくように努めてまいります。


○議長(松本 繁君) 秋田君。


○議員(13番 秋田 和幸君) 答弁ありがとうございました。


 今言った意味は、町長、そうではなくて、今現行にある要綱とか内規的なもの、そういうものを見直して、条例化する、このことによって町民に対する透明度が上がる、高めてもらいたい、そのことが私の念願なんですけども、それは、そうはいいながらも、その指針をつくるというのは時間的に猶予が要ると思うんです。そうじゃなくして、その分はまだまだ時間的にかかると思いますから、そうじゃなくして、日々動いている、例えば内規的なもの、いわゆる要綱的なものといいますか、内部だけで町民の目の前に余りふだん出てこないようなものが行政の内部にはたくさん決め事があると思うんです。そういうものもできる限り、なるべく町民の、最終的な目に見えるところに持っていくためには、やはり条例化することが一番なんです。だけども、そうじゃなくして、要綱なら要綱でもいいんですが、今、日々動いてるものについては、ちゃんとした指針はできなくても、暫定的でもいいから、内部的なルールとして暫定的な判断基準というものを早急につくられるべきではないんですかということをお尋ねしたんです。ちょっと答弁とは意味合いが違うんじゃないかなと思うんですけども、再度その辺を。条例化はなかなか時間がかかると思いますんで、そこの部分を町長、もう一度。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 判断基準、大事なものでございまして、判断基準をつくり、そして、今後、新しく出てくるものはすぐでもそうした判断基準に基づいて検討する方向で努力してまいりたいと思います。


○議長(松本 繁君) 秋田君。


○議員(13番 秋田 和幸君) 最後にいたしますが、今回、この質問をするに至りましたのは、いわゆるそういう、先ほども言いましたが、町民にとっては非常に不透明な部分がある。例えば、これは通告はしておりませんけども、いわゆる行政の内部にあるいろいろな内部規範とか規則、内規的なものによって、例えば各種外郭団体に対する補助金等の率とか、そういうものを決めてる場合もあると思います。そういうものというのは非常に町民には見えにくいところでいわゆる行政が行われているというところがありまして、それについては、今も申しましたある意味指針的ものをつくって、判断基準をつくって、どの職員がそういう立法化に携わっても、ある意味一定の品質といいますか、何といいますか、レベルのものが、条例ができ上がる、規則ができ上がるというふうなことにしていかなくてはいけないんじゃないかなというふうに思っております。いずれにしても、町民に対する説明責任や情報公開、これが今後の地方のいわゆる自治体にとっては私は行財政改革も含めて、大変重要な視点ではなかろうかというふうに思っておりますし、その意味で今回質問をさせていただきました。


 ということで、質問は終わりますが、今、質問の中で私が申し上げました、ですから、今回の場合は私は、質問という位置づけよりも、ある意味私からの提言だというふうに思っていただいて、ぜひとも立法指針の策定に向けて御努力いただきますように最後にお願いをしておきますし、これは先ほど質問の中で言いました高知県の条例の立法の指針であります。なかなか立法の指針を定めるということも大変な作業量だというふうに思いますので、今お渡ししましたのは高知県の先進の例でありますので、そういうものもぜひ参考にしていただきながら、いいものをつくっていただきたいなというのが私の願いでありますので、これを最後にお願いして、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


○議長(松本 繁君) これで13番、秋田和幸君の一般質問を終わります。


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○議長(松本 繁君) 5分間休憩して、10時50分に再開いたします。


             午前10時45分休憩


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             午前10時50分再開


○議長(松本 繁君) 再開をいたします。


 15番、平岡将光君の一般質問を許します。


○議員(15番 平岡 将光君) 失礼いたします。15番、平岡でございます。


 お手元に配付のとおり、3つの案件につきまして一般質問をさせていただきます。


 まず、1番でございますが、小・中学校の登下校の実態把握についてと題して、これから質問させていただきます。かつて我が国の犯罪は少なく、検挙率は高いという世界でも確たる安全な国として誇りに思っていた時代があったのであります。しかし、今は遠い昔の話になってしまった感が強いのでありまして、とても信じられない現実が残念でなりません。子供が1人で安心して戸外へ、友達のところに遊びに行くとか、また買い物に出られないような社会になぜなってしまったのでありましょうか。


 先日、広島市、また栃木県今市市の小学校1年生の女生徒が変質者の犯行によって殺害される事件が起きたのであります。また、昨年は、11月、奈良市の小学校の同じく1年生の女生徒が下校中に誘拐され、殺害されているのでありますし、かつて、5年ほど前に起きました大阪教育大学附属池田小学校の事件もございました。


 これらは総体的に、いずれも白昼、通学路で起きてる事件でありまして、保護者や学校関係者の不安は大変なものがあることであろうと痛感するものでございます。家屋の連檐した町並み、また農村では、地域によって事情も異なるのでありましょうけれども、殺害の事故の前と後、それぞれ町内の学校ではどのような対応の違い、また意識の変化など、また、学校、PTA、地域社会、警察とどのような協力して安全を守っていかなければならないか、また、学校側が抱える危機感を持って改善に取り組んでおられるのか。例えばです、通学路の安全を守る取り組みは、昨年の奈良市での事件を契機に、集団下校や地域住民による登下校時のパトロールする地域もふえておりますし、緊急発信用の防犯ブザーを児童に携帯させる町も多くなっておりまして、我が湯梨浜町におきましても、緊急発信用の防犯ブザーを携帯させているところでありますが、このようなものは今まではどうも個々の対策か形式的なものになっておったのでないかなと、こういうような感が強いのでございますが、こういった最近における事件においては、形式的な取り組みではどうすることもできない、緊急点検が必要だというぐあいに考えるものでございます。


 そこで、町長、教育委員長に現在、湯梨浜町における下校時の広島と栃木県の事件の起きる前の取り組みと、起きて、今現在の取り組みはどのような考え方に、町長も、教育委員長も心の変化が起きたのか、それをお伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 平岡議員の質問にお答えいたします。


 最近、子供たちの痛ましい事故についてを発端としての町の取り組みでございます。今、こうして少子化の時代になりまして、本当にもっともっと家庭でしっかりと子供を抱き締めて見守る、そうしたことが必要でないかとつくづくと感じてならんわけでございますが、そうしたことの中での取り組みでございます。


 現在は、どちらかといいますと、もちろん家族の人も皆さんがお勤めという経済的な、そうした事情もあっての事情でございましょうが、朝はだれが一番先に出るかみたいなことが主体になっていないかというぐあいにも思っておるところでございます。私はまず、学校安全マニュアルは、新町になり新たに教育委員会が作成しておりますが、その基本方針は、1つとして、児童生徒の身体、生命の安全を第一とし、学校内外における安全管理に万全を期するという大きな目標を持って取り組まれているところでございます。そして、2点目として、緊急時の手順、情報伝達体制、役割分担等、具体的に機能する組織の充実、お母さん方でございますとか、PTAの方々でございますとか、老人クラブの方々でございますとか、地域一体となって取り組む、そんな指針に伴って、今確かに実践もしていただいている現状を見るわけでございます。3点目として、関係機関との連携を密に、防犯情報等共有に努め、緊急時における支援協力体制を整えるということでございますが、それも駐在所、そして警察署も一緒になって、そのような取り組みがなされている現状でございますが、何といいましても、短距離の中での今のそうした事例の犯罪でございまして、どのような方法でするか、なかなかいい方法が、これという特効薬がございません。


 この中で、今言いました3点を念頭に、学校管理マニュアルの改善を各小・中学校と協議しながら進めていくことが必要であると考えていますし、教育長にもそのように伝えているところでございます。


 2点目として、子供を守るための家庭、地域等の取り組みについてでございますが、家庭においては、保育所、幼稚園、学校を通じて協力依頼の文書を出し、保護者会、PTA役員会などで具体的な取り組みを話し合っておられますが、地域等の取り組みにつきましては、12月に開催した区長会においても、西山教育長から子供たちを守る取り組みをお願いをしております。既に実施されている区もございますが、この取り組みの輪がさらに広がり、PTAはもちろんのこと、各地区の区長さん、商工会、老人クラブ、さっき言いました各種関係団体も一緒になって協力依頼を、文書を出しておりますので、皆さん方も一緒になってよろしくお願いを申し上げたいなと思っておるところでございます。


 一方では、危険箇所の予知と整備も必要となってきます。既に防犯灯整備の要望も出ておりますが、関係区長、PTAの方々の意見も聞きながら進めていきたいと考えておるところでございます。


 また、放課後児童クラブもあるわけでございますが、小学校から移動距離の少ない隣接地等の実施が本当は望ましく、時間帯等とあわせて協議してまいりたいと考えているところでございます。


 最後に、広島と栃木でありました最近の小学校児童の殺害につきましては、いずれも下校時ということに発生した本当に痛ましい、そうした事件でもあるわけでございまして、既に教育委員会では、下校時の安全パトロールを実施いただいているところでありますが、教育委員会だけの取り組みでは限度もありますので、いろいろな角度から総合的に安全対策がとれるよう、町としても積極的に取り組んでまいりたいと考えております。以上であります。


○議長(松本 繁君) 教育委員長、答弁。


○教育委員長(前田 三郎君) 平岡議員の質問にお答えいたします。


 まず、学校安全マニュアルについて、当時の池田小学校等の事件を受け作成したものでございまして、不審者が学校に侵入した場合を中心に防止策、対応策をマニュアル化したものでございます。そのため、学校施設周辺等における通学時を含む危険箇所等の特定連絡体制などの危機管理については、明記はしているものの、まだ不備な点もありまして、改善の必要性を感じております。現在、学校側と協議をして検討中でございます。


 さきの広島市女児殺害事件以後、各小・中学校のPTA会長、学校長とも不審者に対する対策について協議を行っておりまして、PTAでは役員会等で子供の安全を守るための具体的な取り組みを協議していただくように、11月の下旬にその会を開いて話し合いを行っております。広島市の事件前には、通学路の総点検をしていただきまして、特に冬場は早くから暗くなりますので、子供たちが安全に安心して帰ることができるように、街灯の点検を実施していただき、関係課であります総務課の方に連絡を入れておるところでございます。


 学校におきましては、広島市の女児殺害事件が起きたのを受けて、11月24日からきょうまで、学校の教職員、PTA、そして教育委員会事務局職員等が下校時に合わせて安全パトロールを実施するとともに、通学時に危険箇所がないかどうか点検を行っておるところでございますし、警察との協議、点検につきましては、旧町村にもありました子どもかけこみ110番を中心に行っております。湯梨浜町になり広域となっておりますので、小学校の新設統合もありますので、緊急時に児童生徒が安心してすぐに助けを求めることができるように、通学時の沿線を中心に、子供かけこみ110番に協力していただける商店、家庭をふやすための要請行動を町長部局の方とともに行っておるところでございます。


 先ほど、町長からもありましたように、子供を守る運動は短期間の問題ではなく、長期的に考える必要があります。また、教育委員会だけの取り組みでは限度がありますので、家庭、学校、地域、そして町が一丸となって取り組んでこそ、より高い効果が生まれてくるものと考えます。


 子供たちの安全を守るため、議員の皆様を初め、町民各位の格段の御理解と御協力をお願いいたしまして、答弁とさせていただきます。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 教育委員長の方から具体的にわかりやすく説明をいただいたことに関しまして敬意を表するものでございますが、ただ、これが議会答弁だという形に終わらないようにひとつよろしくお願いしたいと思うわけでございます。


 かつて、池田小学校の事件のとき、犯人が裁判のときに、学校の校門があいてなかったらあの事件は起こさなんだ、こういうことを言っておったようでございます。このようなことのないように、毎日の問題でございますので、誠心誠意取り組みを深めてまいりたい。


 それから、ただ、町長の方としては、そういう必要は考えておる、考えなくてはならん、考えていかなならんというような次元は終わっておるわけでございまして、今、委員長がおっしゃいましたように、もうこういう形でやっておりますということをぜひとも言ってほしい。それでないと、もう事件はまたきょう起きるかもしれない。かつて、倉吉市で高校生が夜間歩いておったら、また、中学校の学校の寮でふろに入っておったら、スプレーをかけられてけがをしたと、こういうような事件がいつどこで、どういう形で起こるかもしれない。きょう、今これから起きるかもしれない、そういう現実が、そこまで来ておるわけでございます。そういった危機感を持って、やはり行政としても、また、教育委員会の方としても本気で取り組んでもらわなならんというぐあいに感ずるものでございますので、その点をしっかり取り組んでいただきたい。ただ、こういうぐあいに考えておりますというような感覚でなしに、具体的にどういうものをどういうぐあいにやっておりますということをひとつお願いしたいと思っております。


 きょうの新聞を見ますと、境港では、下校時に町の防犯の放送で、子供が何時に今、下校します。町民の皆さん、御協力願いますと、こういうようなことまでして、呼びかけをしておるという具体的なものまで出ておりました。また、倉吉市の議会におきましても、市長の答弁としていろいろそういうような問題も出ておるようでございます。街灯のないところには街灯もつけて、安全で安心して通える、そういった道路をやりますと、こういうような心強い町民の幸せを願っての取り組みがなされるというようなことでございますので、その辺をひとつ再度本気で取り組んでいただきたい、そのように感ずるものでございます。


 また、町長にお尋ねいたしますが、この2件、3件の小学校の生徒の殺害事件を町長はどのように受けとめておられるのか、まずお尋ねいたします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) さっきも申し上げましたが、本当にこのようなことがいつどこで起きるかわからない。そんな痛ましい事故でございまして、起こってはならない、そうした非道な事件であるというぐあいに考えておるところでございまして、安全パトロール等実施を計画しとるなんて、計画ではいけないなんて申されますが、やはり教育委員会との連携が必要でございますので、教育委員会ともよく連携をしながら、今当面はそうした事故が起こらないように、そのマニュアルに基づいて協議をしている段階でございまして、そんな生ぬるいものでなくしてということでございますが、やはり持ち分持ち分もございますので、その辺の関係機関と十分に協議して取り組んでまいる覚悟でございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 そういたしますと、教育委員長にお尋ねを再度いたします。


 学校では現在、携帯電話の使用は許可されてないというぐあいに理解しておるところでございますが、このような時代になりました。もしも、携帯電話でお母さんのところ、お父さんのところでも通報ができるようなシステムがあったら、もしもそれが未然に防げたでないかなと、単純な発想かもしれませんけども、そのような感がするわけでございます。しかし、一面、とっさのときにそういったものが、小学校や中学校の生徒で使えるのかなというようなこともありますし、平素の携帯電話の使用することによって非行につながるという形のことも考えられるというような面もあるようでございますので、そういった面も含めて、この犯罪に関しての取り組みとして携帯電話の使用を考えたらいかがかというような感じがいたしますが、委員長はどのようにお考えなのか、お願いいたします。


○議長(松本 繁君) 教育委員長、答弁。


○教育委員長(前田 三郎君) 御指摘のとおり、携帯電話等の対応も教育委員会でも検討はしております。今現在では、防犯ブザーを携帯し、先ほど平岡議員申し上げられましたように、期間がたつにつれて、このブザーも形だけのものになりつつあることは事実でございます。中学生ぐらいになると、携帯電話等のことも教育委員会でも検討はしておりますが、今すぐ実施するとかどうとかというところまでは、まだ検討が結果としては出ておりません。それが実態でございますが、今、中学生等々の実態を見ますときに、北溟、東郷とも2キロ以内は徒歩通学でございます。そしてまた、5時過ぎにもなると暗くなります。特に夏場と違って冬場は暗くなりますから、我々もその実態を見るにつけ、本当にあの農道を暗がりの中でかばんを持って、雨が降れば傘を差して、そして徒歩で帰るというのがいいのかなという部分も今検討中でございますので、いましばらくその結果は待っていただきたいというふうにも思いますが、教育委員会としてもしっかりとこの方向性を出して、いい方向で学校とも協議をしながら、また保護者等とも協議をしながら結論を出していきたいというふうに考えております。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 どうぞ、前向きで、子供が安心安全で学校に、勉学に専念できるような環境づくりをしていただきますように期待するものでございます。


 犯罪者が社会に放置されたまま、新たな犯罪を繰り返している現状でございます。犯罪者を確実に捕らえ、厳罰に処していくことが子供たちの安全を守る道だと私は思います。きょうは警察がおられませんので、こんなことを言ったって空念仏になるかもしれませんけども、そのような気持ちでいっぱいでございます。ありがとうございました。


 次に移らせていただきます。2番目といたしまして、高齢社会対策についてでございます。


 近年、我が国は高齢化が大きく進展し、先進国と言われる国々の中で飛び抜けて高齢化が著しく、ある意味では世界の高齢者対策の実験台あるいはモデル国とさえ言われているのであります。平成16年時点のパーセントを見ますと、鳥取県では23%、全国では8番目に高い高齢化率であります。県内の町村別を見ましても、高齢化が40%を超えている町もあります。高齢化の進展は余りにも急速に進んでおり、恐るべき高齢社会が示されているのでありまして、我が湯梨浜町も25.37%と例外ではありません。そこで、高齢社会につきましては、基本的に長寿を喜び、地域のみんなで支え合えるような地域社会の実現が望まれているのだと思います。


 私は、地域社会で、福祉とは違った意味で、高齢者の皆さんの力と経験、知恵などを生かしていただくことこそが大事ではないか。ただ、高齢化で老人が多くなって困ると、医療費が高くついてかなわんと、こういう感覚でなしに、そういった経験や知恵などを生かしていただくことが大事でないかと。そして、人生を長く生きてこられた経験豊富な高齢者の皆さんが知恵や力というものを持っておられますので、我々はそれを学び、活用させていただく姿勢が必要ではないかと常々思っているところであります。町長はどのようにお思いになっておられるのか、お尋ねいたします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 高齢化社会対策という質問でございますが、ただいまありましたように、今や我が国は世界の最長寿国となり、5人に1人が65歳以上という人生80年時代の長寿社会を迎えておるところでございます。湯梨浜町の人口も本年11月30日現在で1万8,177人であります。そのうちの65歳以上の人口は4,615人で、高齢化率は、さっき言われましたように、25.4%となっております。これは、県下の町村平均28%よりは低いものの、4人と1人ということには間違いないわけでございます。


 これらの高齢化対策については、高齢者の方は地域で過ごす時間がほとんどであります。就業や生涯学習、スポーツや文化活動などを行う場合でも、また医療や介護を受ける場合も、地域が基盤になっているものでございます。地域の協力が不可欠であります。高齢化社会対策を推進する上では、このような地域社会の重要性を踏まえ、高齢者が積極的に地域社会に参加できるように、老人クラブ、婦人会、公民館活動や各種ボランティア活動等へ支援し、高齢者の生きがいづくりや健康づくりの推進を図り、安心して生き生きと暮らせる地域社会づくりが必要だと考えております。


 また、高齢者と若い世代との間の異年齢交流として、学校教育や社会教育、そうしたものの連携を図りながら、高齢者が昔の遊びや地域の歴史、文化や、子供たちとともに教える交流活動等を推進していくことも必要であります。高齢者が多年にわたって積み上げてこられた豊かな経験とすぐれた知識は湯梨浜町の貴重な財産であり、高齢者が人生の先輩という観点から地域の先生としての役割を果たしていただけますよう施策をさらに充実させていく必要もあります。


 湯梨浜町総合計画を策定するに当たり、異年齢交流として公民館単位でのスポーツや料理、文化教室などの交流事業の取り組みを支援しながら、既存の事業の保育園や小学校行事、地区運動会、敬老会等の事業参加を継続していくことを掲げています。


 このように高齢者が積極的に地域に参画することが、世代間につながり、地域の文化や伝統が継承され、地域も活性化することが期待されるのであります。高齢者の社会参加による生きがいづくり活動を推進してまいりたいというぐあいに考えております。以上であります。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 私が思っておることを町長は的確に答弁いただきまして、心強く感じておるところでございまして、より高齢者を皆さんが、町民みんなが敬意を表して、大いに皆さんの気持ちを酌んでいけるような社会づくりに貢献していただきたいというぐあいに考えます。


 最後になりますが、ちょっと担当課長で申しわけないですけど、発言をお願いしたいと思いますが、現在の老人クラブの現況を関連して質問させていただきたいと思いますが、現在の老人クラブの組織の各集落の状況をお知らせ願いたいと思います。わかりましたら、よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 福祉統括課長。


○福祉統括課長(石原 清弘君) 詳しい、細かい数字は持っておりません。ただ、老人クラブができた当初よりも組織率がどんどん落ちてきてるという現状にあるかと思います。老人クラブ自体もそれに対して危機感を持っておるというふうに感じてますんで、これからは再度組織率の向上を目指すような活動をせんといけんというふうに考えております。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) 今、老人クラブの減少傾向があるということで、かつて、町長はこれを非常に危惧しとられまして、何とか老人クラブを育て上げたいという気持ちを持っておられて、助成事業も進めたいというような非常に積極的な気持ちを持っておられるということを聞いて、意を強くしておるわけでございますので、どうぞ担当課長におかれましては、今後、より以上の本気になって前向きに取り組んでいただきますように、よろしくお願いして、高齢社会対策についてを終わらせていただきます。


 3番目に入らせていただきます。今度は高齢者対策についてでございます。


 御存じのとおり、65歳以上の人口に占める要介護老人は、鳥取県の実態調査によりますと、資料が古いですけども、平成10年が11.6%、13年が14.3%と年々増加しているのは御存じのとおりでございます。さらに、この要介護老人に占める在宅の認知症老人数は、平成10年が18.8%、13年が36%で、言うなれば、65歳以上の老人のうち、5.2%が在宅の認知症老人であります。これは大変な数字でありまして、憂慮すべき問題だというぐあいに感ずるものでございます。


 ところが、この認知症老人を抱える家族の苦しみは、我々が平素考えておるよりも、体験した、また家族の人でなくては、その人の本当の気持ち、苦しみというものはわからないと思うのでございます。家族の認知症を心配しながら、それを他人に打ち明けるまでには相当の時間を要したとのことで、老人の認知症に気づいた家族は、老人の異常な行動に戸惑い、悩み、苦しみ、どうしていいのかわからず、老人に怒り、拒絶する時期、その最も苦しい時期に支援を受けられるのかどうか、介護者にとっては大変大きな意味を持っていると言われているところであります。


 ところが、その反面、これからが質問でございます。ところが、認知症老人にとって、その治療は困難でありますけれども、発生や進行をおくらせることができると言われております。それは高齢者に対して、長寿を喜び、地域社会で支え合える地域住民の心からの支援があるということを聞いておるところでございます。先ほど、2番で質問したような状況でございます。


 先日、ある新聞報道によりますと、認知症の高齢者の方に化粧、おしろい塗ったり、口紅をつけたりする化粧でございますが、化粧を通じてお年寄りと接するボランティア活動の中で、最初は化粧に無反応、無関心だったお年寄りが、次第に他人の視線を意識し、口紅の色などにこだわりを持つようになった。そして、忘れた記憶を思い出した、食欲を取り戻したりするなど、治療に貢献できたと報告された新聞記事が載っておりました。こういうもので、新聞でした。


 化粧を施すスキンシップがお年寄りに安心感を与え、心を通じ合わせることにつながったのではないかと分析されておるところでございます。町長、もしこのような事例が湯梨浜町内にありましたら、お伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 平岡議員の、今度は高齢者対策ということでございますが、特に認知症高齢者入所の現況から申し上げますと、今年10月1日現在で、中部地区のグループホーム数は15施設あり、定員は212人であります。そのうち、湯梨浜町入所者数は17名で、町内施設に2人、町外施設に15名が入所されておられます。また、在宅で介護をしておられる認知症の人は、軽い症状の人も含めますと約400人おられ、介護認定者数と比例して年々増加しているところでございます。


 次に、認知症高齢者の予防について、家庭や地域とのかかわりが大きく、早期に発見すれば予防することができます。認知症の発生や状態を進行しないよう、食いとめる方法につきましては、先ほどお化粧の話が出ましたが、お化粧をするためには外に出なきゃならん。外に出て人と会うからお化粧するということになるわけでございます。その辺の前段も必要でございますが、そのような中でございますが、若年層から自己健康管理を行われることがまずその対策の原点だろうというぐあいに思っておるところでございますが、個人については、特に脳梗塞にならないような高血圧、高脂肪、そして糖尿病等の予防が必要であります。家族におきましては、本人が、先ほどありましたように、美しい場所を提供したり、喜びを感じる、趣味を持てるようにしてあげる、本人が居心地がいいなという家庭をつくる、そのようなことが大切だと、実感できるようにしてあげることも大切でございます。


 認知症に関しましては、町民の関心も高く、啓発は重要だと考えております。その予防について、昨年も町民を対象に講演会を実施、今年度も18年の2月18日にアロハホールで計画しております。認知症は特別な病気ではなく、だれでも発症する要因を持っております。なっても、住みなれた我が町で安心して家庭で生活できるようだれもが願っており、認知症高齢者を抱えておられる家族への支援協力も必要であり、情報交換の場として、家族の会の設立を支援していかなければならないというぐあいに思っておるところでございます。


 また、地域全体で支える支援につきましては、近年、全国的に市町村単位でネットワークづくりが進んでおり、本町におきましても社会福祉協議会、医療機関、民生委員、家族の会などの関係機関と協議をし、連携しながら、平成18年度より地域包括支援センターにおいて、地域で支えるネットワークづくりを立ち上げ、地域全体で支援する体制づくりに取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 平岡君。


○議員(15番 平岡 将光君) ありがとうございました。


 今、町長から大変心強い説明をいただきまして、ありがとうございました。ところが、今現在、家庭に400人からのまだ認知症の方がおられて、年々増加傾向にあると、こういうような現況を聞かせていただきまして、非常にびっくりしておるところでございます。そういった家庭の皆さんの心痛を感ずるとき、このままでいいのか。今、町長がおっしゃいましたように、それぞれの関係機関と相提携しながら、そういったことのないような方策を検討中でありますし、行動を起こしておられる現実はわかるのでございますが、私考えますのに、今、グループホームということをおっしゃっていただきました。私もこのことについて、次に質問したいなと思っておったところに、こういう町長からの言葉が出まして、非常に意を強くしたわけでございますが、この認知症老人を抱える家族が家庭で介護することは非常に大変なことでございます。ところが、それぞれの施設に入所するということも、経費等の関係で非常に難しいと。在宅のサービスも受けやすいというものの、なかなかそれも金がかかるというような状況にある現実を踏まえて、私が感じますのは、そういった施設に入るのもどうかと思うし、家庭での守りをするのも大変というようなことから、習慣的な形態といいますか、今、町長がおっしゃいましたグループホームを湯梨浜町内に、各地区にそれぞれ設置できるような取り組みができないのかな。また、グループホームになる前の、例えば方地部落の中に集落の公民館があるわけです。そこに、老人の方を集まってもらって、適宜そういっただんらんのできるような、お互いの気持ちが話し合えるようなグループ組織をしまして、そして、意が通じるような形で、気持ちが若返るということになれば、痴呆性老人の方も、また家庭のそういった家族の方も一安心というような場面もあるかと思いますので、そういうものがひいてはグループホームに成長していくというような形で、各家庭の現在、家におられるお母さん方が援助しながら、そういった取り組みを深めていけばいいではないかなというような感じがしておるところでございまして、この湯梨浜町におきましても、各地区にそれぞれグループホームを積極的に取り組みをしていただくことによって、そういった認知症の方々の救済といいますか、認知症の老人が楽しんで人生を、余生を送るということができるというような場を積極的に取り組んでいただき、そのためには町の方が積極的な、ある意味から言ったら、助成措置等を講じながら、医療費の軽減につながるというぐあいに感じますので、そういった面もひとつ前向きに御検討いただきますように期待いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) これで15番、平岡将光君の一般質問を終わります。


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○議長(松本 繁君) 続いて、寺地章行君の一般質問を許します。


○議員(16番 寺地 章行君) それでは、議長の登壇のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。


 通告に従いましてやりたいと思いますが、まず、昨年の10月、合併以来1年と2カ月が経過いたしたわけでございますが、合併前後に当たりまして、皆様方、町長を初めとする執行部の皆さん、また職員の皆さんにおかれましては、相当な事務量であったろうというふうにお察し申し上げる次第でございます。大変御苦労さんでございました。


 そして、新しいこの町が始まるなという思いを強くしたところでございますが、残念ながら、いろいろな思わぬことが起きてまいりました。また、財政関係におきましては、システム障害というふうな感じでございますが、不慮の出来事もあったところでございます。どうぞ今後に当たりましては綱紀の粛正を十分に考えていただいて、そしてまた、ふぐあいが生じないように、ぜひ真剣に取り組んでいただきたい。町長がよくおっしゃいますが、21世紀、夢が膨らみ、一人一人が輝く、こんなすばらしい町を目指して頑張っていただきたいと最初に申し上げておきたいと思います。


 それでは、通告に従いまして質問させていただきたいと存じますが、この合併から1年の間、さきには浜中議員も質問をされておりますが、多くの議員が合併後の財政見通しについて触れておられます。三位一体改革も先般、一応の決着を見たということでございますが、先ほど町長もおっしゃいましたように、地方交付税の関係については、まだまだこれから厳しいものが出てくるという予測がされておるところでございますが、今後の財政見通しにつきまして、また、合併前の財政推計の評価についてお伺いをいたしたいと思います。


 合併前に、各町村で3町村が合併した場合、そして、しない場合との財政計画について、特例期間の11年後の平成26年までと、それから調整期間、激変の緩和期間を5年間含めた、その後10年後の平成41年までの財政のシミュレーションがされたところであります。我々議会議員といたしましても、その点について十分に吟味をしてきたところでございますが、十年一昔と言いますが、20年後あるいはまた30年近い期間後の推計も入っておるわけでございまして、日本経済の伸長によって大きな影響を受ける不確定要素があるわけでございます。地方にとってはいささかなものがあるかというふうに思ったところでございますが、合併を考える上での一つの大きな指標であったというふうに認識をいたしております。


 それによりますと、ある一定条件のもとでございますが、合併をしない場合には、平成17年には赤字決算となり、平成20年には基金も底をつく、財政難から事業を抑え、結果、地方債も抑えていくことになるということだったというふうに思います。


 合併をした場合におきましては、平成16年は基金が減るものの、17年には合併振興基金16億2,000万を入れて約30億の基金ができ、平成26年には46億の基金が積める。また、平成41年でも24億の基金残高があると。また、総体的に、地方交付税も特例に基づき確保され、地方債、普通建設事業債がかさんでも健全財政が確保できるというものでございました。今般の9月の16年度の決算、また17年度予算、そして、先ほどお聞きしました状況を見ますと、相当なそごを来しているように見えるわけでございます。先ほどは町長の方から、19年度には基金が底をつくというような、何か、今までの感じからしますと不思議な感じがして聞いておったわけでございますがその点につきましてどのように今後とらえて、先ほど、私が質問します内容につきましてどのようにとらえておられますのか。また、今後の見通しについて、町長にお伺いをいたしたいと思います。


 また、現に、多くの合併関連の事業が進行中でございます。合併前の資料を見ましても、順調に進行されておられるなというふうに見ておりますが、近々、湯梨浜町第1次総合計画も策定中ということであります。財政計画では、合併後11年間の投資計画約240億、うちまちづくり計画の主要ハード事業といたしまして34項目、約85億円、これはうち合併特例の対応となるのが50億だったというふうに思いますが、また、そのほか142項目、約8億円のソフト事業が予定をされていたが、どう織り込んでいかれるのか。このソフト事業につきましては、16億2,000万積み立てた、その運用益なり取り崩し等でやっていくというようなお話だったかと思いますが、どのように織り込んでいかれるのか、第1次総合計画にどのように反映をされていくのかお伺いをしたいと思います。


 また、現在行われている主要な財務比率のほか、財政力指数、経常経費、そして公債比率、負担比率等があるわけでございますが、合併前の各自治体のバランスシートを作成された経緯もございます。今後、湯梨浜町の年度間の資産なり負債の動きを見るためにも、自治体全体のバランスシートの作成がなされないかお伺いをいたします。どうぞよろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 寺地議員の質問にお答えいたします。


 財政見通しということにつきまして、合併後26年、また41年までの財政計画を検討した経過があるが、1年を過ぎた今の感想はということと、そして、調整をする場合の適宜発表されるのか、また、3点目といたしまして、湯梨浜町のバランスシートの考えはあるのかという、その3点についてでございました。


 合併して、言われるように1年が過ぎました。そうした一つの中で、本年度当初予算、新たなまちづくり計画の財政推計と比較して、一般会計ベースの予算規模についてはほぼ変わらないことを説明の中で申し上げました。一般会計の当初予算127億6,200万円に対しまして、まちづくり事業の計画は124億2,600万ですので、3億3,600万、2.7%ほどまちづくり計画を上回っておることは事実でございます。それには、やはり合併ということもございまして、そして、学校の試算というものの詰めの甘さもあったというぐあいに思っておるところでございますが、上回りました。その内容として、合併特例事業や物件費、そして扶助費などが計画よりも上回っております。


 本年度積み立てますふるさとまちづくり基金は、計画どおり16億2,000万円であります。一方、一般会計の基金残高では、当初予算の17年度末を見込めば12億3,500万円ですが、まちづくり計画では14億2,000万円で、1億8,500万円、率にして13%の減になっておるところでございます。


 このような状況は、やはり15年当初から三位一体改革のそうした制度改革によるところは大であります。先ほど言われました10年後の26年、結局16年、17年から始まるということでこれになっておりますが、今の計画では、10年計画、そして20年計画ともちょっとずれ込んでおるところでございますが、そのようなことの行政改革の問題で、少しその当時より改革の時点が大きくずれた関係でございます。


 地方交付税では、当初予算42億円、まちづくり計画では49億円ということで、約7億円、14%程度の減少がありました。結局は、税源移譲もありますが、交付税の減額が基金に大きく影響してきたことは否めないものでございます。今後、さらに地方交付税、さらには国庫負担金等の削減、町税等の景気の低迷などによる十分な見定めをしてまいらなならんというぐあいにも思っておるところでございますが、そうした機会を通じまして、地方交付税の確保、税源移譲の確保など、国県に対して強く要望し、当初の合併のそうしたいいところを見せつけた、そうしたことをもう一度要望もし、確保をしてまいらな、到底追いつけないものがあろうかというぐあいに思っておるところでございます。


 財政計画の調整の適宜の発表はということでございますが、本年度は各種計画の策定作業を進めておりまして、特に現在、第1次総合計画の策定作業を初め、土地利用計画、防災計画、地域福祉計画、障害者福祉計画などの策定作業や、行革プランの策定などを進めておるところでございまして、先ほども申しました財政計画は、合併前の財政推計でございますので、これらの計画が網羅されますと、当然財政計画は見直していかねばなりません。そうした一つの進める中で、この財政推計をシミュレーションしながら、総合計画にフィードバックすることとしておるわけです。これらの作業をしながら、早い機会に議会にも提出し、御協議申し上げたいと考えているところでございます。


 次に、湯梨浜町のそうした財政バランスシートの作成というものでございますが、そのバランスシートをつくるかどうかということは、行財政の判断をする手法として、バランスシートを作成し、財政分析を行う方法があります。そのことでございまして、借金が一体どれぐらいあるのか、自己資金をどれだけ調達したのかなどにより、財政状況が健全かどうかの判断の目安となるものでございますので、つくってまいらねばならんと考えておるところでございます。


 地方公営企業に関しましては、公営企業法によりまして、貸借対照表を予算にあわせて議会に提出することとなっておりますので、地方公営企業会計の2会計は作成をいたしております。


 一般会計におきましては、合併前の平成12、13年度に合併協議会において一度作成しまして、合併協議会に報告した経過もありますが、その後、現在まで作成しておりませんし、そのときのものが使えるかといいますと、本当にこれだけ急激に物が変わる、そんなこともある程度の見通しはあるものの、ここまで変わるとは思わなんだことがございまして、相当の開きがあることも事実でございます。


 議会を初め、町民の皆さん方に財政を公表するのは当然でございますし、合併した現在、財政状況を含めまして、整理する必要も十分にあると考えておるところでございますので、そうしたことを検討してまいりたいと存じておる次第でございまして、検討でき次第、皆さん方に御報告申し上げ、そして御論議いただく、そうした場も持ちたいなと思っておるところでございまして、よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 寺地君。


○議員(16番 寺地 章行君) どうもありがとうございました。


 合併から1年経過した今の状況をとらえて、いろいろと話をいただいたわけでございますが、やはり交付税の関係というのは非常に大きいし、またこれからもどんどん減ってくるというふうに思うわけでございます。そこで、これはこの間、新聞に出ておりましたが、倉吉市の方では財政計画、これを見直しをかけておられて、5年間で20何億です、21億ですか、というような財務計画を出すというような格好で新聞報道がなされておりましたが、この湯梨浜町におきましては先ほど財政計画立てておられるわけですよね、当然。余り長期じゃなくして、5年程度の感じで財政計画的なものは立てられる考えがあるのか。そしてまた、財政計画で、交付税その他国、県との関係の中でどのような税の動きがあるか、特に交付税の関係ではどの程度のことが予測されると考えておられるのか、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。


 合併前の推計におきましては、合併前から15%ぐらい減るだろうというような形で財政推計をやっておったわけですが、それよりなおかつ減っておるというような感じでございますので、どういう見方をされているのか、ちょっとそこら辺をお願いをしたいと思います。


 それから、関連しますが、所得税が住民税化する、3兆円ですかね、というようなことで、これが我が町にとってどの程度のことになるのかよくわかりませんが、小さな数字だと思いますけど、もし推計をされておられるのならば、その数字をお聞かせを願いたいと思います。


 それから、バランスシートの関係でございますが、つくられるということで、なかなか町民まで発表されるというとこは少ないようでございますが、町民の皆さんまでお知らせをするということで、大変いいことだなというふうに思うところであります。


 このバランスシートにつきましては、先ほど町長もいろいろとおっしゃいましたが、このバランスシートによる分析につきましては、税金の投入等によって整備された資産の構成や、将来返済しなければならない負債を、返済を要しない正味資産などとの比率のストックに関する情報の把握が可能になるというようなこと、それから、社会資本形成の世代間負担の比率、将来の世代がどれだけ負担するかというようなこともわかるようでございますし、それから、予算額対資産比率ということで、ストックである資産の形成に何年分の歳入が投入されておるかというようなこともわかるようでございます。そのほか住民1人当たりのバランスシート、どれくらい財産があって、負債があるかというようなことも当然すぐ出てくるということでございますし、行政運営コストの算定、地方債の返済可能な年数というようなこともわかるということでございます。本町につきましても相当な負債を掲げておるわけでございますので、そこら辺のところを当然計画をされていかなければいかんというふうに思う次第でございます。


 先ほど申し上げました点、2点ですか、一つ再度お伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 財務課長、答弁。


○財務課長(岩本 和雄君) まず、当初26年、41年ということで、合併前に議会の方にも財政計画等お出しして御説明した経過があったかと思います。その中で、今現在の例えば交付税で見ますと、本年度当初予算42億で、当初まちづくりの方では約49億ぐらいの交付税でございまして、7億ぐらいの計画より減になっておる感がいたします。その分、多少税源移譲等もあろうかと思いますが、以前に16年度予算が組めないという時期がございました。じゃあ、それが17年度に改善されたかといいますと、そのままの状態が引き続いて、なおさら、さらに、何といいますか、もっとスピードが進んでるということからいいますと、この先も地方交付税につきましてはかなりの減額が予想されると。ましてや、三位一体の改革も、町長がおっしゃいましたように、今現在で終わりということじゃなくて、改革の第2弾、第3弾が出てくるんじゃないかというぐあいに考えます。そういった意味で、財政計画を早急につくり直していく必要がございます。


 今現在は、一応財政のサイドといたしましては、ある程度推計したものをつくっておりますが、今、議会にお出しできる段階ではございません。といいますのが、やはり総合計画を網羅してないというようなことがございますので、そのあたりをしっかり入れ込んで、18年度予算に当たりまして、議会の方に早目に出して、御協議申し上げたいというぐあいに考えておりますので、その点につきましては、そういうことでよろしくお願いをしたいと思います。


 それと、三位一体改革に伴っての所得税の関係でございますが、まだそれについては具体的な検討をしておりませんので、そのあたりも数字的にあらわれてまいりましたら、先ほどの財政推計も含めて御報告申し上げたいというぐあいに思いますので、よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 寺地君。


○議員(16番 寺地 章行君) ありがとうございました。


 なかなかに厳しい状況のようでございます。経済力の弱い地方にとっては大変な、いかに税源移譲していただいても大変だなという思いがいたしておりますが、先ほどは財政計画を見直すわけでございますが、総合計画に盛り込んだ、そういった計画の中で、後日議会の方にも出されるというようなことでお待ちをしていきたいというふうに思います。


 議長、私は40分間でしたかいな。


○議長(松本 繁君) いや、やってもらって結構ですよ。これだけはしまいたいと思ってますから。


○議員(16番 寺地 章行君) それでは、もう1点、先般、鳥取県の方でも、財政赤字等がかさんで、赤字準用団体ですか、財政再建団体ですか、というようなことを危惧されとるような町村がありました。知事の御意見の中で取り下げられたようでございますが、今後こういうことも出てくる可能性もあるわけでございますが、本町にとりましては、しっかりとそれは監視されていかれるというふうに思います。


 町長はかつて、50年の長い経歴をお持ちでございますが、東郷町におきまして赤字再建団体に転落したことがあったというふうに思いますが、そこら辺のところの、どういったものなのかと、赤字再建団体に転落した場合、もし覚えとられますならば、ひとつここで御披露いただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 私は今、寺地議員が申されました昭和28年、東郷町は、3町が合併いたしまして、そして、桜小学校、水明荘、続けて建って、桜小学校は32年開校したわけでございます。そのときに再建団体として受けた経過がございますが、そのときの担当者として思いますには、今のような自主再建と違って、ある程度金を貸したる、赤字部分は金を貸してやろうという、そうした再建団体でございました。このかわり、例えば補助金なんかでも、この抑制の対象になる補助金、すべて抑制の対象になるもの、そして抑制の対象にならん補助金、負担金、例えば何々協議会の町村会の負担金とか、そういうものが抑制にならんという、そういうふただて、さらには、職員の給与から特別職の給与までチェックをいただいた経緯がございます。私は、先般もこの平成18年の予算の中で、予算編成の打ち合わせの中で申しましたのは、今の世の中ほどいい世の中はない、1町で1万8,000の町村かもしれん、しかしながら、学校は2つも統合できるような、そんないい町はないだろうと、私はたったそれだけで学校と水明荘、水明荘はもちろん県が建てました。県が建てて、経営の一切を、償還は、この借り入れ償還を町が借地料としてしたのがそれでございまして、そのような状態を考えると、そうした時代でございまして、今ほどいい時代はない。もう少しとことんまでおりてかかって、それから上がってこにゃ、我々のこのぜい肉落としはできんであろうなどと申したわけでございますが、そうした段階を知っておりますので、十分な再建計画、財政計画を立てて、再建団体に二度となるようなことのないように、皆さん方の協力もいただき、町民の、これからの行政、何でもかんでも聞くんでなしに、説得行政も必要であるということを申したわけでございまして、そのようなことにならないように、力いっぱい努力をしてまいりたいと思います。


○議長(松本 繁君) 寺地君。


○議員(16番 寺地 章行君) どうもありがとうございました。


 どうもお聞きしておりますと、現在の状況と何か似たような感じをしました、昭和28年当時と。何かちょっと不気味な感じがいたしますが、そういった経験を踏まえられた行政経験豊かな町長でございますので、ひとつ異論なきように、遺漏なきように進めていただきたいというふうに思います。この点につきましてはこれで終わりたいと思います。


○議長(松本 繁君) ここで暫時休憩いたします。再開を1時といたします。


              午後0時03分休憩


    ───────────────────────────────


              午後0時58分再開


○議長(松本 繁君) 再開をいたします。


 引き続き寺地君の一般質問を許します。


○議員(16番 寺地 章行君) それでは、午前中に引き続いて一般質問をさせていただきたいと存じますが、まず、湯梨浜町の活性化策、その1番についてでございます。農水産業と観光を結びつけた事業の推進についてということでございます。我が国経済も長いトンネルを抜け、ようやく回復軌道に乗りそうでございます。今後、各産業の活性に大いに期待をいたしたいと思うところでございますが、地方経済の回復にはまだまだ時間を要するところであり、実効ある取り組みにすることは難しいかもしれませんが、農水産業など産業と観光を結びつけた事業の推進、このことにつきましては旧3町村からの大きな課題となっているわけでございますが、さきの議会におきましても、酒井議員の方から湯梨浜町の資源、資産を、点を線に結び、面につなげ、町のキャパシティーを高めていくことの重要性が指摘をされたところでございます。


 私もこの件で、湯梨浜町の活性化策として官民挙げて取り組む必要があるし、また、そのことが新しいまちづくりにつながっていくのではないかと思うところでございます。湯梨浜町の総合力を高めるために全力で取り組む必要があると思うところでございます。ただ、それを形あるものにしていくということになりますと、なかなか難しいものがあるというのが実際ではないかというふうに思います。


 助役の方からも、特別委員会の席だったでしょうか、いろいろと文書をいただいたところでございますが、先般は町の商工観光課、そしてまた観光協会の主催だと思いますが、県の文化観光局の観光コーディネーターを迎え講演会が開かれました。そこで、湯梨浜町における新しい着地型観光について提言をなされたところでございます。点を線にし、また面にしていくと、展開をしていくという一つの方向性ではないかというふうに思った次第でございます。今、私が申し上げましたことに対しまして、町長どう思われますのか、また、湯梨浜町をいかに総合的に売り出していくのか、そのアプローチとしてどのようなことを考えておられるのか、町長にお伺いたいと思います。


 さらに、この課題に向けて、プロジェクトチーム等をつくられる考えはないか。また、湯梨浜町を総合的にプロデュースできるようなコーディネーターなりプロデューサーなりを利用される考え方はないか、町長に伺いをしたいと思います。


 2点目の二十世紀梨の記念イベントについてでございます。


 来年で100年になるようでございますが、御案内のとおり、二十世紀梨は鳥取県には明治37年に北脇永治氏が千葉県の松戸より苗木を導入されたわけでございますが、文献等によりますと、旧東郷に入りましたのは明治39年、伊藤馬蔵、長谷川秀蔵氏等によるものであります。よって、来年が湯梨浜町にとりましては100年になるようでございます。私のみならず、多くの生産者も同じだと思いますが、二十世紀梨は湯梨浜町にとって極めて大きな資源であり、資産であると認識いたしておるところでございます。今後におきましても大切にしていくことが肝要、重要でございまして、やがてまた大きく見直されるときが必ず来ると信じているものでございます。


 後継者、生産量とも減少傾向にある今、将来展望のできる力強い産業に再生できますように、全国に100年の重みと新たな時代に向けての出発点として大いに発信していただきたいものであります。町長の二十世紀梨に寄せられる思い、また、どのような記念イベントを考えておられるのかお伺いをいたしたいと思います。


 活性化策、3番目でございますが、魅力あるまちづくりへの文化的、芸術的アプローチとしての国際芸術村の構想についてでございます。この国際芸術村の趣旨につきましては、すばらしい自然環境と人間味あふれる鳥取県の東郷湖を中心として、将来的には中部圏が一体となって児童、青少年と若手芸術家を中心とした国際的な芸術活動の拠点となる国際芸術村を創設することで、地元の芸能や文化を取り込みながら、世界じゅうの芸術文化との交流を通じ、新しい文化を創造しようとするものでありますが、その展開の中で、地域の皆さんの国際交流、芸術への参加活動を通じて、市民参加型の観光振興や地域産業の活性化を目指し、地域をつくり、観光産業に資するものとする。なかなかイメージしにくいわけでございますが、現在、小学校の跡地利用特別委員会等でも検討されていることと思いますが、この湯梨浜町の地に魅力あるまちづくりへの文化芸術的アプローチの一つとして、国際芸術村構想を具体化できないか、そのような拠点ができないのか、また、この取り組みは湯梨浜町の活性化策の大きな一つになる可能性を秘めているように思われるわけでございますが、町長はどのようにお考えかお伺いを申し上げます。以上、3点お願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 寺地議員の湯梨浜町の活性化策についての御質問で、農林と観光を結びつけた、そうした湯梨浜町の産業が、これが発展のもとであるということが第1点、第2点目として、来年度、湯梨浜町特産二十世紀梨が導入されて100年になる、その記念イベントについて、さらには、魅力ある町づくりの一つの文化、芸術アプローチとしての国際芸術村構想の具体化についての3点について順次答弁をいたします。


 現在、何が観光であるかわからない、そうした時代を迎えています。そうした意味からしても、農業や商業、観光といった区分を設けるのではなく、幅広い視野に立って取り組みが必要ではないかと思われる、そんな時代になってまいりました。


 観光客のニーズも、出発する側がつくった発地型旅行から地域が地域の魅力を提案していく着地型旅行へとシフトしています。つまり、見るだけの観光から体験、歴史、自分が学ぶという旅行需要がふえており、地域にある資源を誇りとしながら、地域にあるさまざまな素材を磨いていくという仕組みづくりが必要となっています。そのためにも、いやし、感動、体験型などプログラムの内容と効果を考えていく必要があります。長年培ってきた地域資源と結びつけ、連携するビジョンをつくることは大切でもあります。


 合併一周年を機に実施、現在冊子を作成中の「湯梨浜の誇り百選」、これは町内の幅広い地域資源等を再認識し、内外からの魅力を高め、発信していくというものであります。


 今後、湯梨浜町ならではの着地型観光を推進していくためには、観光施設、各種団体、地域住民など地域と一体となった、それに利益のある取り組みが必要であると考えます。現在、鳥取県のコーディネーターに助言をいただきながら、地域に根づいた文化、特産品を結びつけた着地型観光構築に努めています。例えば、ひょうたんと地酒、ナシを利用した体験型修学旅行、東郷湖カヌー体験、シジミとり体験など、地元でなければできない体験があります。その仕組みを何とか思い切って利用する方法をこれから考えていくべきだろうというぐあいに思っておるところでございます。


 今後の旅行の商品化の創出等へ向けて取り組んでいきたいと考えておりますが、具体的には、各種団体が参加して、観光協会の活用はもとより、必要とあらば、町の観光振興の推進協議会のようなものを組織して、企画商品の開発やイベントの戦略的な活用方策を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。


 なお、プロデューサーの雇用等につきましては、鳥取県の経験豊富な観光コーディネーターの強い支援もあり、県の方、どんどん使ってくださいという、そうしたことでございますので、現在のところ、町で考える、そうした人を招致しながら実行してまいる方がよいのではと考えておるところでございます。


 観光振興におきましては、町の大きな活性化策であり、地域の方々の協力をいただきがら、湯梨浜町ブランドの構築へ向け、取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。


 次に、湯梨浜町に入って100年を迎えます二十世紀梨を導入された記念イベントという考えについてでございますが、本町に二十世紀が導入されて100年になります。生産者の皆さんの努力と工夫により、全国に誇れる特産品として、名産品として、本町の本当にすばらしい果物の王国をつくり上げた、そうしたもとでございます。これも先人の方々の御尽力や住民の皆さんの努力のたまものと敬意を表する次第でございます。記念イベントの年でありますので、さらに力強い産業となるよう、関係機関ともよく連携した記念行事を行いたいと考えております。


 昨年県がやりましたようなものも一つの参考として、場所的にも、そして地域的にも100年の木があるという位置も考えながら、行事内容としましては、PR関係、式典関係、生産振興関係の3部構成が考えられますが、湯梨浜町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会や関係機関などの御意見を聞きながら、具体的な内容を詰めているところでありますので、今後、なるべく早い時期に方策を定め、御理解をいただき、御協力いただきたいと思っておるところでございます。


 次に、魅力ある町づくりへの文化、芸術アプローチの一つとしての芸術村構想についてでございますが、御質問の国際芸術村構想もその手法であり、よく聞いております。魅力もあります。長期滞在型の活動計画となれば、湯梨浜町単独で計画するには、その受け皿づくりや支援策に難しいものもあるかと感じております。今年8月8日から11日まで4日間、18カ国から18劇団から成るEU児童青少年劇団の公演がこの中部一斉に開催をされました。この開催に当たって、倉吉市出身のアーチストの方、それが中心となって誘致をされたんでございます。県下、全国6カ所での、その一つとして中部を選定されたのにはそれなりの魅力があったからでございます。その中で、米子、鳥取も何とかという手を挙げておりますが、その倉吉市出身の方、中部でという願いもあって、そうした一つの催しとなったところでございますので、それに向かって、必要性を感じておるところでございますが、国際芸術村と名がつくものには近くにも次々とオープンしており、中国地方でも98年に秋吉台国際芸術村、今年に入ってから島根県立美術館と芸術劇場で構成された島根県芸術文化センターがオープンいたしましたが、放送、規模とも膨大なものであります。長期滞在型芸術村構想を検討していくに当たりましては、自然、景観、文化、施設を有効活用しながら、新たな施設投資を多く必要とせず、国内外にアピールしていくことが肝要だと考えております。そのためには、隣接町村との広域的な取り組みが必要であり、よく相談しながら、十分な調査を研究してまいりたいと思って、今、二、三の町村に声をかけながらやっているところでございますので、御理解をいただきますようお願いをいたします。


○議長(松本 繁君) 寺地君。


○議員(16番 寺地 章行君) ありがとうございました。


 それでは、まず、農水産業と観光を結びつけた事業の推進ということでございます。以前から、行政の方にいろいろと宿題を投げかけておられたわけでございますが、ここに来て、いろいろと新しい芽が出てきたかなというふうに思います。先ほども触れましたけども、助役の方から、かつて特別委員会の方に、席でその内容につきましてちょっと見させてもらった経過がございますが、現在の取り組み状況、湯梨浜町の観光施策についてということで、現在の取り組み状況、梨の花温泉郷PRという以下6点、そしてまた、今後の方向性と具体的方法というような中で、体験型観光と複数の連携参画、これが今、先ほど町長言われました着地形観光を目指すものだろうというふうに理解をいたしております。


 こういう着地型観光から、全国の皆さんに湯梨浜町のすばらしさを発信をしていくというすばらしいとらえ方ではないかなというふうに思います。先般、私も県のコーディネーター、中島さんですね、この方のお話をお伺いをいたしましたが、その内容といたしましては、いわゆる業者がやります発地型観光から着地型観光へ持っていくんだと、そういった時代が、旅行者のニーズがそういうふうに動いてきてるというようなことも言われておりました。かつて、全国各地の成功例も挙げられて、いわゆるランニングバケーション型の具体例というような格好で、それこそ目からうろこという感じで聞かせていただいたところでございます。ぜひ、その方向で取り組んでいただきたいというふうに思います。


 それにつきましても、先般新聞等にも出ておりましたが、東郷湖観光客を引きつけるというような格好で、日本海新聞でございますが、羽合温泉では1996年がピークのようでございますが、年間22万人から16万人になってしまっとる。また、東郷温泉は6万人から4万人に激減しておるというようなことでございます。御案内のとおり、東郷関係の方ではそれこそ大変なことになっておるわけでございまして、ひとつそういった観光、そして農業、相乗的に発展するような形で、ぜひとも進めていただきたいというふうに思っております。


 そこで、どういった旅行の商品をつくっていくかということでございますが、それについてプロジェクトチーム等を考えてやっていかれるというお話だったと思いますし、そして、湯梨浜のブランドを構築していくんだというようなことでないかというふうに思います。


 先般、県の監査報告をちょっと見る機会がございましたが、これは観光施設等の監査されておりましたが、今日の時代背景でございますので、県の各施設、境港から花回廊からいろいろあるわけでございます。湯梨浜町にあります燕趙園等も入っておりますが。県の各施設も入り込み減で大変なようでございます。各種施設について評価をなされておるわけでございますが、今後も必要だとされているものは、どうも少ないようでございます。あってもなくてもいいんではないかというようなとらえ方もされておる施設もある。燕趙園もその一つに入っていたようでございますが、我々にとりましては、燕趙園に対する思いというのは非常に強いわけでございますが、客観的に見れば、そういったとらえ方ができる。そういう意味におきましては、燕趙園を大いに利用していく考え方。それも観光だけじゃなしに、産物と結びつけて集客を図っていくということも、県の施設でありますが、ぜひ必要ではないかというふうに思う次第であります。


 多分町長もそういう格好で、そこの中の理事か何かされておるんでしょうか。恐らく関係を持っておられると思いますので、ひとつそこら辺のところをお願いをしたいと思います。そこの中で、いろいろと述べておられましたが、湯梨浜町におきましてもいろいろないいものがたくさんあるわけでございますが、いわゆる以前から言われておりますオンリーワンのものでないといかんというふうなとらえ方が言われておるわけでございますが、今日ではそれではだめだと。オンリー・アンド・ベストでなければならんというようなことが書いてございました。私もそうだなというふうに思います。全国に発信していくにはそれなりの魅力あるものをつくり出していかなければならんのだなというふうに思う次第であります。いろいろとこの点につきましては研究されておりますし、やる気満々で取り組んでいただけるということで、今後に期待をしておきたいと思います。


 先ほど、プロデューサーの件には、柴田さんですか、観光は、おられますよね。また、倉吉にはこの間、福井さんですか、雇われたというようなことでありまして、我々のところだけでなしに、都会にどういうふうな形でアピールしていくかということが今後重要だと思いますので、そこら辺のところをひとつ研究をして、大いに全国発信、あるいはまた世界に発信できるような形にしていただければというふうに思います。


 湯梨浜町、大変すばらしい町である、いいものたくさん持っておるというのはだれしも思っておるわけでございます。素材はたくさんあるわけでございますので、今後、ぜひとも全力で、この湯梨浜町の活性策、特に観光と結びつけた総合的な、湯梨浜町を売り出すというような形で取り組んでいただきたいというふうに思います。これについては要望ということで終わりたいと思います。


 それから、二十世紀梨の記念イベントということでございます。これにつきましてもまだ具体的なものが見えてないということのようでございます。先般ちょっと同僚議員から聞きますと、県の方は100万だか予算をつけたというようなことがあるようでございます。また、農協等でもかなりのものを計画を今のとこしておる、数千万というような単位のようですが、いろいろと考えておるようなことを聞いておりますので、これから研究されるということでございますが、これにつきましても、いい機会でございますので、特にことしあたりのナシの価格、また品質等大変な年でございました。そういう意味におきましても、ぜひともこの機会に大いに盛り上げていただきたいというふうに思います。これについては、なるべく早い時期に出していきたいというようなことでございますので、早急に取り組んでいただいて、来年度予算に織り込んでもらわなきゃいかんと思うわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。これも一応要望ということでございます。


 次に、国際芸術村の件でございますが、町長、昔から、最初の当初からこの件については知っておられますし、倉吉出身の某先生ともいろいろと話をされておられるわけでございますし、助役も話を聞いておられまして、また、職員の中の方でもある程度のことは知っておられる方もいらっしゃるというようなことでございますが、なかなかとらえにくく、目に見えにくいものでございますので、このたびあえて一般質問で、皆さん方に周知をしていただきたいという思いでさせていただいたところでございます。


 確かに、先ほど芸術村構想の中で秋芳町の秋吉台、そしてまた島根はグラントワというんでしょうかね、大変な施設ですね。秋吉、私も行ってみましたが、多分70億以上かかっているんじゃないでしょうか、グラントワは170ぐらいかかったんでしょうか、というような物すごく大きな施設でございます。秋吉におきましては町だけじゃなしに県もかんでおるわけでございまして、職員も多分10人ぐらいいらっしゃるんじゃないかと。そのようなことは多分不可能でございますし、湯梨浜でできる話じゃない。やろうとすれば、中部でやるか、鳥取県で取り組むかというようなことでございまして、そういうことはなかなか今日の時代ではそぐわないんだということでございまして、倉吉の某先生におきましても、そういうことは目的としてないというわけでございますので、なるべく最小限の経費で、そういった文化芸術活動をやることによって、地域の活性化につなげていくんだというとらえ方であります。


 芸術のすばらしさにつきましては、最近、教育等でいろいろと取り上げられておるところでございますが、これについても新聞でもう最近ちょくちょく扱っておりますが、鳥取県内で小・中学生が地域で一流の文化芸術を体験できる鳥取芸術宅配便事業というようなものもあるということでございまして、これについては、子供たちが一流の芸術文化に触れ、感動するだけじゃなくして、自信や礼儀など多くの副産物を手にしていることが上げられるというふうにあります。まさにそうだなというふうに思いましたのは先般EUの演劇がございましたが、そのときに、子供たちが舞台に上がって、いろいろとプロデュースされる方と、演劇的な指導を受けた。本当に生き生きとしておりました。これはやっぱり全体活動という面のとらえ方の中でも本当に芸術というのはすばらしい効用があるなというふうに思ったところでございますので、ぜひ進める方向で考えていただきたいというふうに思います。


 それで、先ほどはなかなか新たな投資、その他なかなか、云々言われました。今後に向けましては、十分に周りと連携をしながら、相談をし、そして検討していくというような答弁であったというふうに思うわけであります。もちろん中部管内、いろいろとすばらしい資源があるわけでございますので、最終的にはやっぱりそういうことを目標にしていかなきゃならんというふうに思うわけでございますが、やはり出発としましては、どこかに拠点を設けてやっていくということになろうと思うわけでありまして、そういうことを研究、今、特別委員会等も小学校跡地の問題でかんでおるわけでございますが、検討していただいていると思いますが、なかなか難しいという意見もあろうかと思いますけども、ぜひ前向きにとらえていただきたい。そして、まずは、研究されるにしましても、やはりこの地でじっとしておってもなかなか研究もできないわけでございます。ひとつ有能な職員さん、いらっしゃると思います。恐らくなかなか芸術文化となりますと特異な分野でございますので、向き不向きがあろうと思いますし、その辺の能力も必要だと思いますが、それらの職員さんを専門にでも勉強させるような形で予算措置ができないのか、研修等、あるいはまた研究活動ですね、今後やっていただかなければならんわけでございますので、ぜひとも予算措置をしていただきたい。それができましたら、可能であるということになりましたら、本予算ではちょっと間に合わんかもしれませんが、補正でも組んでいただいて、取り組んでいただくような格好ができないのか、その点についてお伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 時間が参りましたので、執行部は簡単に答弁してください。


 町長。


○町長(山本 庸生君) ただいま職員の研究派遣、昨年も4日間ほど出したわけでございます。もっともっと研究し、そして、融資の方向等もあるようでございますので、その辺も勉強するような予算、改めて組んでいかせて、派遣するというような研究もしてまいりたいと考えております。


○議長(松本 繁君) これで16番、寺地章行君の一般質問を終わります。


○議員(16番 寺地 章行君) ぜひよろしくお願いします。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) 続いて、4番、入江誠君の一般質問を許します。


○議員(4番 入江 誠君) 4番、入江誠であります。ただいま議長からお許しをいただきましたので、通告に従って、一般質問をしていきたいと存じます。


 最初の質問は、本町における保育所、幼稚園のあり方についてであります。要旨としまして、1番に、幼保一元化に伴う施設整備について、どう考えておられるのか伺う、2つ目に、広域保育の考え方について伺うといったものでございます。


 我が町湯梨浜町も誕生して、はや1年2カ月が経過し、平成18年度予算編成に向けて方針検討の時期になろうとしております。先ほども同僚議員の方からもお話が出ていましたとおり、合併により、特別職や議会議員の数が減少したり、各種団体への補助金のカット等、目に見えるものもありますが、湯梨浜町基金、約12億6,000万のうち約5億円を使い、今年度末には約7億6,000万になろうとしております。基金の現状からもわかるように、限られた財源の中で考えられる有効的な事業推進をどう展開していくかといったビジョンが明確でないように思えてなりません。


 ことし10月に実施されました国勢調査の結果からわかるように、県人口は前回調査2000年から1%減の60万6,938人となっており、また近隣の倉吉市は1,442人減、北栄町は862人減、琴浦町は947人減など、軒並み人口を減らす中で、我が町湯梨浜町は、米子市1,738人増、鳥取市983人増、日吉津村102人増と同様に、142人もの、県下でも増加4市町村に入るなど、合併による効果も数値となってあらわれてきたようにも思われます。


 そこで、私は、平成15年度から羽合幼稚園などで導入されております幼保一元化政策に伴う選択制において、3歳児、4歳児も入園したり、ほかの保育所でも、町内5歳児を羽合幼稚園に一括して教育していたころと違い、ゼロ歳児から4歳児と一緒に5歳児も保育するといったような形態に変化しております。そうした中で、保育所の中には、定員を10数名オーバーするなどの保育所が出てきたり、それに伴い、施設が手狭になったり老朽化している現状があるように感じております。こういった現状を踏まえて、今後どう施設整備を行おうとしておられるのかということをお伺いしたいと思います。


 2番目に、広域保育の考え方についてお尋ねしたいと思います。我が湯梨浜町では、先ほど国勢調査の結果を申し上げましたとおり、特に若い層の人口増加にも起因しているとは思いますが、近年、広域保育の他町村への委託が増加しているように思われます。資料請求しましたところ、平成16年度には109人、平成17年度には10月1日現在で116人もの子供たちが広域保育として他町村へ保育している現状があります。また、反対に他町村から本町への受け入れは、16年度で11人、17年度で13人となっており、これも増加の傾向をたどっているところであります。これに伴います委託支払い額は、平成16年度では7,409万4,050円、17年度では、10月1日、見込みではありますが、8,097万5,080円といったところになっております。


 私は、湯梨浜町の子供は湯梨浜町全体で教え、はぐくむといった考え方が大変大事であると考えております。今、紹介いたしました広域保育の状況を踏まえ、町長の広域保育の考え方について伺いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 入江議員の質問にお答えいたします。


 本町における保育所、幼稚園のあり方ということについてでございます。幼児期は、生活体験を通じて人間形成の基礎が培われる、そんな時期であります。幼児教育は集団生活を通して、信頼感や自立心をはぐくむとともに、基礎的な生活習慣を身につけさせる役目も担っております。本町におきましては、先ほどありましたが、保育所が公私立合わせまして9カ所あります。そして、入所・入園幼児数は本年度694人でございますが、幼稚園では幼保選択制の導入により、満3歳児からの入園も可能にしているところでありますが、少子化の影響により幼児数は減少傾向にあるのは否めないところであります。その新設、改造ということにつきましては、今そうして学校というものの統合によって空き教室があり、空き校舎があるわけでございますが、果たしてあのものが使えるとは到底思えないわけでございまして、その辺につきましてはさらにさらに研究を要するものというぐあいに思っておるところでございます。


 幼保一元化に関することにつきましては、確かにコストの合理化、さらには運営面のメリットのほか、均等な社会的養育の機会の保育もあろうかと思います。反面、地域に根づいた幼児施設でもあり、地域一体となって育てていただいた過去の経過もあるわけでございます。確かに来年4月には小学校の開校に伴ってそうしたものはあいてまいりますが、本当に跡地活用が適当なのかどうか、あるいは新たに建築した方が経済性も含めて有利なのかなど総合的に調査を行いますとともに、保護者の方、地域の方、委員の皆さん方ともよく協議しながら見通しを立てて研究してまいらねばならんと考えておるところでございます。


 次に、広域保育所についてでございますが、現在、町内の在住の116名の乳幼児が倉吉市とか北栄町、琴浦町の保育所で広域保育を受けておられますが、また町内に13名の幼児が他の市町村から入所しておられます。広域保育所は保護者の勤務の状況や、そして御都合により保護者からの要望に応じ対応している施策としてではありますが、町内の保育所のすばらしい保育をやってるところなどを紹介しながら、先ほどございましたように、保護者のニーズに合った保育を選んでいただきますようPRをしてまいらねばならんと思っておるところでございます。なかなか難しいことではございますが、116と13というギャップをどのようにしていくかということもこれからの大きな課題と考えておるところでございますが、なるべく町内でそうした保育がとれるような体制をつくってまいらなならんと考えているところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 入江君。


○議員(4番 入江 誠君) ありがとうございました。


 答弁をいただいたわけなんですけども、私が一番広域保育について考えて再考も含めて検討していただきたいなというふうに思っておる件は、私どもの子供たちが通っていた、保育を受けた時代と違って、今いろんな施策が講じられておりまして、特に延長保育等も、平日においては朝7時から夜7時半ぐらいまで見ていただいてるようですし、土曜日におきましても朝7時から6時半までといった状況で、相当保護者の方にも配慮しながら、そういう施策がとられているように思います。それに伴って、それが全額負担になってくるかといったらそうではどうもないらしくて、月に12回程度の延長保育であると、これは無料であるというふうにお伺いしておりますし、仮に月全体で延長保育を受けたとしても、所得によって差はあるようでございますが、最高で2,000円程度のアップで済んでいるという状況であって、大変保護者にとっては、我々がそのときにそうなっていれば本当によかったな、今の人はある意味では恵まれているんじゃないかなというふうに思うところであります。


 私は、ただ単に広域保育がこんなにたくさんふえている原因は、先ほど町長からは保護者の勤務状況でというようなことがあったようですが、そういう要因も確かにあるとは思いますが、私が聞き及んでいるところによりますと、やはり他町村の保育所、幼稚園、特に倉吉の私立の幼稚園等で行われているオリジナルな事業、これを好んで保護者が入れられているというような実態があるようです。例えば、本町なんかでも一部あるかもわかりませんけど、英語教育が行われていたりだとか、子供たちにマーチングバンドをさせてやったりだとか、そういう独自性が保護者の魅力につながって広域入所をさせているんだというような実態もあるようでございます。いろんな研究なり頑張っておられる保育所等々も私も見聞きはしておりますけども、先ほど町長が言われました、116人対13人というような中の話もされたわけですけども、仮に、私が当初言いましたように、湯梨浜町の子供は湯梨浜町の中で育てるんだという基本理念のもとで考えられるならば、そういう魅力のある保育所づくり、幼稚園づくりをすることによって、またそれを保護者にPR、認知してもらうことによって、116人すべてじゃなくても、半分、80人でも90人でも町内ですることがあれば、今言われているように町内で間に合っているんだとかいうことじゃなくて本当に今度は足らない状態が起こってくる、やはりその辺のことを数字ときちんと照らし合わせながら計画されないといけんじゃないかなというふうに考えております。その辺の、今私が言いました数字的なこととかを踏まえながら、どうお考えなのかお聞きしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 確かに先般もあるそうした保護者の方だろうと思われる方から延長保育が短過ぎる、せめて7時までなんていう、そうした問い合わせといいますか要望もいただいておるところでございますが、皆さん方それぞれの思いと、そしてその自分の都合によって物を考えられますが、例えば倉吉にお勤めの人がここに7時に着こうと思われれば、向こうは確かにそういう時間でございます。やはりみんながそういう事態もある、私の都合でそういうところはつけとるんだから多少は子供たちをそのために連れて帰るなら早い時間にもという思いはよくわかりますが、お互いのそうした立場も十分に考えていただかなならんなと思って読ませていただいたところでございます。


 独自性の問題につきましては、確かにそれなりの独自性、さっき言われました英語とか音楽とかマーチングバンドとかいろんなものをやってるところがございます。そして、今12時までやってる私立があるわけでございます。それは私立は一つの私立経営というものを含めてでございますんで、公立でそのような対応、なかなか困難な面もあるわけでございますので、その辺はひとつ御理解をいただきたいなと思うわけでございます。しかしながら、内容の充実については、できる限りの時間でできる内容を十分に盛り込んだ幼児教育はやってまいらなならんと考えておるところです。


○議長(松本 繁君) 入江君。


○議員(4番 入江 誠君) 私の質問していることを、一部回答もいただいたわけですけども、私が一番問いたかったのは、広域保育で116人もの子供たちが行ってる中で、それをやはり地域で育てるということを念頭に置いたときに、仮に半分の子供たちが地域で保育所に行きますよといったときに、今の状況の中では大変手狭であるし、もう全然無理で許容範囲を超えているところがたくさん出てきております。保育園の概要もいただきました。例えば田後保育園、120人の定員の中で現在、10月段階で103名の子供たちがおります。園庭は1,033平米、新しくできたところと対比するのはなんですけども、最近できました泊地区のわかば保育園、定員60人で園庭が3,600平米、屋内遊戯室はほぼ同じでありますけども、こういうところから比べましても、やはりある程度の人員を確保し、教育していくということからするならば、そういう施設の整備を再検討して、またスピード感を持ちながらそれを実施していくということが大変重要じゃないかなというふうに思っておりますので、再度そのもし、もしといいますか地域で育てるんだということを念頭に置いた場合、子供たちがふえる、今以上にふえるということを考えながら、今言いました、紹介しました対比した面積等のことも考えて、いま一度町長の考え方を再度お聞きしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) よくわかりますが、しかしながら定員がいっぱいでない保育所もたくさんあるわけでございます。例えばさっき言われました田後保育所でございますが、確かに120人に103人、そうしたところもあります。幼稚園のように満杯のところもあります。その辺を区域を絞って物を考える方向も必要だろうと。片方はどんどんふえるから大きくし、片方は減ってもというようにはなりませんので、昨年もちょっとトラブルございまして、本年の募集地域の区域の方を優先して入れますよというような方向づけも出してPRをしとるところでございまして、有効活用、そうしたことを考えながらやっていかなければならんというぐあいに思います。そして、将来的にはありました幼保一元化というようなことも今の時代でございますので十分考えていく必要があるというぐあいに思っております。


○議長(松本 繁君) 入江君。


○議員(4番 入江 誠君) ありがとうございました。


 もう1点だけ、要望になろうかと思います。人員のことも今、町長の方からありましたので、私は確かにそういう配慮というのは大変重要なことだと思います。町長の初めの回答にもありましたように、私自身も教育施設の跡地利用の検討委員会にも属しておりますので、いろいろ見聞きしたり検討したりもしておるところでございます。今、保育所によって大変ばらつきがあるという話も出ました。特に羽合地域の橋津、浅津については、それぞれが定員45名について30名程度の人員ということもあって、やはり私たちの教育施設の検討委員会でも話が出ておりますし、町民アンケートをとったときの考え方の中でも一部の方から示されていますとおり、18年春の羽合小学校開校に伴う羽合東小学校、西小学校があくわけで、跡地利用についての検討という中で、どちらかに一元的に保育所を集約して、幼保一元化という考え方も含めた中での検討をしていかなければいけないということを話し合っております。こういった状況も検討材料にしていただきながら速やかな対応を、確かに財源的に厳しいのはわかります。ただ、やはりスピード感を持ちながら必要なものには必要ということを説明責任を我々議会にも、それから住民にも果たしながらやられるというやり方を希望したいなというふうに思っておりますので、ぜひともよろしくお願いいたしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 生活統括課長、補足。


○生活統括課長(米村 繁治君) 入江議員さんに1点だけお願いします。先ほど延長保育料の利用料のことで、月の利用が12日未満の料金、質問の中にありましたが、質問中にありましたように1カ月は2,000円が基本でございまして、利用が12日未満については、一般的な世帯は1,000円いただくことになっております。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) では、次の質問に移ってください。


○議員(4番 入江 誠君) 次の質問に移りたいと思います。児童生徒の安全の確保についてということでございます。


 質問要旨は、1番に、登下校時における安全対策について、どう対応しておられるのか伺う。2つ目に、開かれた学校運営と安全対策との整合性について伺うというものであります。


 午前中の質問の中で平岡議員からも同様な質問がありましたので、また最近の情報を聞いておりますと、他町村の議会におきましてもこういった質問もあるようでございます。重複するような事項もあるかもしれませんが、私なりの視点で質問をしていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


 先ほどもありましたように、最近頻繁に発生しております広島市や栃木県の女児の殺害事件、そして先日、京都府宇治市の進学塾での女児の殺害事件など、安心・安全とは何だろうか、強烈に考えさせられるきょうこのごろであります。


 先ほど平岡議員の答弁等で教育委員会等からもいろいろ示していただきましたので、重複することは避けたいと思いますので、私は2点について御質問したいというふうに思っております。一部重複するところもあるかもわかりませんが、その辺はよろしくお願いしたいと思います。


 まずは、私はこういった中で今行われてます放課後児童クラブの活用というのはどういうふうに考えておられるんだろうかなというふうに考えております。この安全対策との兼ね合いの中です。それと、街灯整備のことを言われましたので、街灯整備のこと、これは防犯灯という、両方の兼ね合いがあると思いますが、この整備についてもどういうふうに考えておられるか、いま一度お聞きするものであります。特に街灯、防犯灯につきましては、私は、この事件が起こってからではありますけども、いま一度町内を自分なりに車で走らせてみました。特に羽合地域を重点的に回ったわけですけども、以前から考えておりましたとおり、自分自身考えておりましたところではありますけども、特に通称浅津道路といいます羽合から羽合温泉、上浅津の入り口まででございますが、以前ありました街灯が撤去になってから久しいわけでございますが、特にこの部分を車で走らせてみたときに、今、冬場でもありますし、5時回ると真っ暗である。ここを通う中学生、北溟中学校の中学生、それから高校生、それから一般の人も含めて、本当に危ないな、何が起こってもおかしくないな、それと、この雪の景色の中で、本当に自転車がそのまま風邪とかなんかで倒れて万が一水路の方に落ちたり田んぼの方に飛ばされて落ちたりしたときに気がつく人、ひょっとしたらいないかもわからないということを再認識したところでございます。この街路灯等のことは旧羽合時代から同僚であります増井議員等もずっと主張してきておられるところでございますが、私は費用対効果とかいうことを思ったときに、いたし方ないことかなというようなことを考えた時期もありましたけども、いま一度自分の目で見、走ってみると、本当に危ないなということを感じているところでございます。この辺のことについてどう考えておられるのか、お聞きしたいなというふうに思っております。


 それと、2番目に開かれた学校運営と安全対策との整合性についてということでございます。平成17年度春には東郷小学校が合併開校し、そしていよいよ18年4月からは羽合小学校が開校しようとしております。泊小学校、北溟中学校、東郷中学校もあわせてではありますが、地域に開かれた学校ということを基本理念に基づいて学校運営がなされているように思いますが、私は、先ほども話しましたとおり、湯梨浜町の子供は湯梨浜町全体で教えはぐくむといった考え方を常にしております。その中で現在も各校で実施されております学校公開などの事業は大変有意義であるというふうに、必要なものであるというふうに考えておるところでございます。しかし、その考え方を頭に入れながら教育施設の現状を検討してみるときに、一方では開かれた学校と言いながらも安全対策等の整合性はどうかなというふうに考えていますと、そこで私はいつも行き詰まってしまう、そんな状況であります。特に今度開校いたします羽合小学校に併設されます図書館などは、日ごろから一般町民やほかの他町村の住民にも開放されるというふうに聞いております。すなわち羽合小学校の児童と、それから一般町民とが共有して使う施設だというふうに聞き及んでおります。そういったことを考えるときに、本当にこのセキュリティーってどういうふうになっているんだろうかということで、大変心配しているところでございます。こういった現状を踏まえた中で、開かれた学校運営と安全対策との整合性についてどう考えておられるのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


             〔議長退席、副議長着席〕


○副議長(平岡 将光君) 前田教育委員長。


○教育委員長(前田 三郎君) 入江議員の質問にお答えいたします。さきの平岡議員の質問と重複いたしますので、指摘のありました件について絞って回答をさせていただきます。


 放課後児童クラブでございますが、原則として、放課後児童クラブのエリアは町民課でございますが、そうはいっても教育委員会もゼロではございません。現在、東郷地区の放課後児童クラブは旧花見小学校区、桜小学校区、東郷校区、3つに分かれて放課後児童クラブを実施しております。また、4月に統合いたします羽合小学校でもハワイ元気村の方での放課後児童クラブが現在実施されておるという実態の中で、果たしてこの時代に、こういう事象が次から次から起きる中で、この実態をそのままにしていいのかどうかということも非常に懸念を教育委員会といたしましてもしておるところでございまして、現在では、可能かどうかという検討も含めて、東郷小学校では東郷小学校の一部の中で放課後児童クラブをすべきでないか、あるいは羽合小学校では羽合小学校の一部の場所を使って放課後児童クラブを実施するべきではないかということも含めて検討中でございまして、年度中には結論を出したいと。ただしエリアとしては町民課でございますので、教育委員会としては意見を申し上げたいというふうに思っております。


 また、街灯等の問題でございますが、確かに御指摘のとおり非常に大きな問題だろうというふうにとらえております。予算の件もございますので、平岡議員のときにもお答えいたしましたとおり総務課の方にその旨伝えておりまして、予算措置も含めて検討をお願いしておるだろうというふうに思っております。


 次に、開かれた学校運営と安全対策という問題でございます。非常に両方とも大切な問題でございまして、現在では町、学校PTAと協議をしておるところでございますが、確かに御指摘のとおり羽合小学校の図書館は一般開放型でございます。非常に一般開放型というのは響きはいいだろうと思います。我々も確かにすばらしいなというふうに最初思っておりましたが、現在ではこういう事象が次々起こるもんですから、そのセキュリキティーの問題をどうとらえるかということを非常に苦慮しておるところでございます。早急に教育委員会としても検討をし、そして開かれた学校あるいはこの安全対策を両面から検討をして、また議会の皆さん、あるいは町民の方からもいろんな提言をいただきながら教育委員会としても結論を見出して早急に対応策を考えていきたいというふうに思いますし、それには多少の予算も必要となってまいります。それもあわせて議会の皆さん方の絶大なる御協力もお願いをしておきます。以上です。


○副議長(平岡 将光君) 教育長。


○教育長(西山 登君) ただいまの入江議員の質問に対しまして、前田委員長の回答といいますか、それに補足をさせていただきます。


 まず、児童生徒の安全確保についてですけども、現実にどのようなことを対策としてとっているかということを簡単にお話ししておきますと、まず学校の方におきましては、必ず知らない人の車に乗るなということ、それから知らない人から物をもらうなということの徹底を小学生から中学生までやっています。それから防犯ブザーですけども、これにつきましては全員に持たせています。昨年まで中学生はというようなこともあったわけですけども、今回のことがありましたので、中学生にも全員防犯ブザーを持たせています。そして使用の仕方について全員に、これも指導を徹底しております。それから教育委員会の事務局の方としまして放課後、生徒の下校時間に合わせましてパトロールをやっております。それから保護者、PTAの方に関しましてですけども、できるだけ送り迎えをしていただくようにということと、それからパトロールをお願いして、現在、羽合東小学校区においてはそれをもう既に実施していただいておるところです。それから町全体としまして、これだけではとてもできませんので、町全体としましては、区長会におきまして区民の皆様全員で子供を見守っていただきたいということをお願いし、そして区の方で総会がこれから年末年始にあるそうですので、それに合わせて文書を出させていただきました。これは区長さんからの要請で、できれば全員にこれを話したいということですので、急遽でしたけども、文書を送らせていただきました。そして、そのほか町の部局と連携をとりながら、また関係機関、団体に協力を依頼しているところです。ただ、これで100%守れるということはありませんので、まだ苦慮している段階ですので、町議会の皆様にもまた御協力をお願いしたいと思います。


 それから、開かれた学校運営についてですけども、開かれた学校運営につきましては、確かに今、学校評議員制度を導入して、各地区の代表的な方の意見を聞き入れていただいて学校運営に取り組んでいただいてるところです。これは町内の小・中学校、全部の学校に評議員を導入していただきました。ただ、ここだけではいけませんので、やはり学校公開ということで地域の方に学校に来ていただく、参観日のちょっと大がかりなものというような形でやっております。ただ、それと対応しますと、これが非常に重要ですけど、当然見も知らぬ人も入ってきても、これは不審者とは言えないという状況ですので、そのあたりが、両方とも大切なことなんですが、防犯という面においてはやはり問題もあるかと思います。したがいまして、学校へ来ていただく方においては各学校ともネームプレートのようなプレートを来訪者という形ではっきりわかるようにということで、それを整えさせていただいてるところです。


 最後に、新しい羽合小学校の図書館の件ですけども、確かに地域に開かれた図書館ということで、それを目玉として建設しているところですが、町民の方と、それから学校との複合施設でありますので、一般の町民の方が自由に学校に入れると、すなわち図書の貸し出しもできるということですので、非常に難しい面があります。現在考えていますのは、まず防犯カメラ、これを設置しまして、それから一般の方が図書室を利用できるのは午前10時からということにしまして、その10時までについては図書室を利用できるのは児童生徒だけということにし、10時以降につきましてはできればスクールバスの運転手さんを図書室の入り口、司書室に常駐していただいてチェックしていただくというような形で、カメラだけではどうにも、後の起こったことは記録できるわけですけども、現実の問題が対処できませんので、できたら図書室にスクールバスの運転手さんを常駐させていただいて一般開放に対応したいと考えています。


 以上、補足させていただきました。


○副議長(平岡 将光君) 4番、入江誠君。


○議員(4番 入江 誠君) ありがとうございました。具体的な施策等も御紹介いただきまして、早急に今考えておられることをもう一度練っていただきながら実施に向けて動いてほしいなというふうに思ってます。


 今、教育長の方から図書館の防犯カメラ等の設置のことも回答でありました。聞いておるところでありますと、羽合小学校全体で8基ですか、カメラを設置するんだということを、防犯カメラですけども、聞いております。ただ、前々から思ってますけども、確かにそれぞれのところにカメラが設置してあっても、それをモニターできちんと管理しながら対応するという人が、今図書館の話はされました。図書館にも置いてスクールバスの運転手さんに見てもらいながら対応するんだというような話もありましたけども、やはり、そのモニターを職員室のどこの部分に置かれるかはちょっとわかりませんけども、そういったモニターを置いただけではなかなかみんなでは管理しながら、みんなが仕事をしながらそれを随時見ているというようなことは不可能だろうというふうに思っております。セキュリティーの会社等に委託したりする場合は、そういうことはないかもわかりませんけど、これは費用のことがありますのでこれがすべてよしだとは私も思いませんけども、その辺のことをもうちょっと先生方ともいろいろ連携を図りながら、協議されながら、まだ開校はしていませんけども、事前にそういう準備をされた方がいいんじゃないかなというふうに思っています。


 防犯カメラのことがありましたのでちょっと御紹介等もしておきたいと思うんですけども、私、きのう新聞を見ておりましたら、小坂憲次文部科学大臣が、こういう最近の状況を踏まえてのことだと思いますけども、通学路や校門への防犯カメラを設置をするなどの対策を協議すればいいんじゃないか、協議しますよというような発言をしたところ、長野県の田中康夫知事が、カメラをつけたからといって安全が確保されるわけじゃないでしょうというような話をしとられました。私は確かにそうだと思います。今の話にも相通ずるところはありますけども、どういった運用をしていくかということと、私は大事なのは教育委員長や教育長も言われたように、地域全体であったり、学校も含めた中で行政とかそういうところが本当に横断的に連携をとりながら考えられる最大の対策、防犯対策をとっていくんだ、地域で見守っていくんだというような思いをみんなで共通認識として持ちながら子供たちを育てていくんだということを念頭に置きながらしていただきたいなというふうに考えております。カメラを設置したりなんかすることで費用ばっかりが要って、ある面ではそういうカメラで監視されることによって本当は子供らの感性、子供らしさというかそういうものをある意味では阻害されてしまうというような危険性もあるわけですから、いろんないいことと悪いことの整合性って大変難しいことだと思いますけども、今申しましたことも含めて検討をお願いしたいと思います。


 それから最後に、要望ですけども、先ほど言いましたように、私は、私自身は特に浅津道路の防犯灯、大変危ないと思ってます。これは本当にお金のかかることだと思いますけども、私は一番今、大事、急ぎの事業じゃないかなというふうに私自身は思っていますので、その辺を皆さんで協議いただきながら検討をしていただきたいなということを最後に要望いたしまして質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。


○副議長(平岡 将光君) 答弁はよろしいか。


○議員(4番 入江 誠君) 結構です。


○副議長(平岡 将光君) これで4番、入江誠君の質問を終わります。


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○副議長(平岡 将光君) そういたしますと、これからしばらく休憩をいたします。再開14時25分。


              午後2時15分休憩


    ───────────────────────────────


              午後2時25分再開


○議長(松本 繁君) 再開をいたします。


 9番、浦木靖君の一般質問を許します。


○議員(9番 浦木 靖君) 9番、浦木でございます。議長のお許しがありましたので、通告に従って質問をさせていただきます。


 質問事項は、湯梨浜町一般会計等の公明公正性についてでございます。質問の要旨につきましては、平成17年4月7日から4月12日にかけて行われた平成16年度9月末現在旧町村各会計及び歳計外現金に係る預金勘定未達成等の処理てんまつの審査対象の随時監査結果報告の内容についてでございます。2番目として、その報告書について不明な点がありましたので、またお伺いしたいということであります。


 まず初めに、今申しました随時監査報告、このことについては皆様も御存じない部分がおありかと思いますので、まずその監査報告の内容をちょっと説明させていただきたいというふうに思います。


 まず、第1の監査の期間というのは、先ほども言いました平成17年4月7日から4月12日に行われたものでございます。審査の対象としては、先ほど申しました平成16年度の旧町村の会計及び歳計外の預金に係る処理てんまつということでございます。第3に、監査の結果並びに所見ということでございますけども、これは平成17年2月15日付決算監査意見書において、銀行預金未達成等により9月末現在、未経理になっているものが認められるので、処理を要する旨申し述べておりました件につき検証した結果は次のとおりでありますと。その第1として、未経理事項が認められたのは、旧羽合町及び旧東郷町の9月末会計でありましたが、このうち旧羽合町の会計にかかわるものについては経過が明らかになっておりました。しかし旧東郷町の会計については、2で述べるとおり会計上の不整が認められました。この不整ということは、ちょっと誤解を招かれると思いますので、不整の「整」というのは整理の「整」でございますので、それは御確認願いたいというふうに思います。


 2として、旧東郷町の9月末現在会計については、実査に基づく現預金あり高と財務会計残高との間に129万5,832円の誤差が認められます。16年度湯梨浜町決算に当たり支障のなきよう精査の上、速やかに措置の上、善処してくださいということでございます。説明として、区分が分けてありまして、一般会計の収支、それから財産区の収支、歳計外の収支というぐあいに書いてありまして、財産区の収支あるいは歳計外の収支は誤差はないと、誤差があったのは一般会計の収支だということの監査報告が4月の14日付で町長あてにされております。


 この監査報告の分は私は9月の定例会が済んでから入手したものでございまして、9月の定例会前にこの分を入手しとったらもう少し9月の質問の内容が違っとったかと思いますけども、その辺は御了承願いたいというふうに思います。


 9月の定例会でもこの問題について質問しましたが、時間的制約もあり、的を射ていないような答弁が長く続き、私自身、理解できるものではありませんでした。その後、何とか少しでも理解ができればと思い、11月の7日、21日と2日間にかけ、長時間にわたり、宮脇助役、総務統括課長、出納室長3人と我々聞く側として入江議員、浜中議員、そして私という3人で説明を求め、説明を受けましたが、しかしその説明を受ければ受けるほど疑問が増すといったことであり、その内容は、会計の不明瞭さ、そしてそのことを隠ぺいするというか、ごまかしてしまうといった体質が感じられました。129万5,832円の現預金と帳簿とが合わないといった問題は旧東郷町時代からの誤差を新町に受け継ぎ、それを解明しようとしても古いことであり、解決することが困難であった、しかもそれを報告しないでだれかが補てんをし、帳じりを合わせ、決算報告をしてしまったのではないかと私は考えます。このようなことが事実とするならば重大なことであり、行政全体においてもそのような隠ぺい行為が行われているのではないかと不審に思われます。まして血税である税金の使途については1円たりとも明確にすることがチェック機関としての議会の大きな役割だと私は考えており、今回の再度の質問をさせていただきます。


 質問の内容にかかる前に、その7日と21日、2日に分けて話し合った中において、7日の内容を21日の冒頭に、助役等を含めた中に、2日目は助役と出納室長だったですけども、7日の会合の内容を21日の会合の冒頭に確認をしました。その確認の内容は、誤差の金額は預かり金であった。預かり金もいろいろあり、保険料だとか個人の負担分だとかあったと。ただ預かり金の詳細な記録、要するに出入金伝票とか、あるいは備忘記録、記録したものだとか、そういうものは一切ないということであり、その個人よりの負担金、要するに保険料というのは、個人の負担分とそれから雇い主の負担分、両方合わせて社会保険事務所に納めるものですけども、個人の負担分を現金で預かっておった。その現金も封筒に入れて預かっておったということ、そういったことにおいて日にちがたってしまい、社会保険事務所に払うときにその預かっとった金をちょっと忘れとったといいますか、ちょっと確認しなったために、一般会計より払ってしまい、個人負担分も一般会計から払ってしまい、現預金が不足してしまったということをさっきも言いました21日の冒頭に確認し、助役も出納室も間違いありませんということを言われましたので、これは間違いないというふうに私としては確認しております。


 そういった中において、要旨の明細として、東郷町時代においての129万5,832円の誤差が生じているが、この件に関して、まず第1として、いつの時点でこの誤差の原因を確認されたのか、2番目として、これは21日の最後のときに室長が言われましたけども、東郷町時代の帳面は一切確認してない、調べてないと、私はそのとき大変なことですよということを言いましたけども、そのことに関してなぜ旧町村時代の古い原因について当時の帳簿類の調査なくして正否検証が可能であったのかと、まして監査委員の方が数日かけて検証されても不明な事件に対して前の帳簿類を全く調べずにおいて、それが正否が確認できたということについてはどうなのかということを2点目にお伺いします。3点目に、実際誤差の内容とどういうものであったのかと、その話を聞いとるうちにだんだんとちょっと話が変化しておりましたけども、実際誤差の内容はどういうものであったのかということでございます。4点目として、誤差の金額を封筒に入れて保管していたとのことであったが、そのときに助役は通帳にも入れてあったということを言われましたので、ではどの通帳に幾ら、そして現金として封筒に入れとったのが幾らと、どこに保管しておったのかというところの点を明快に答弁願いたいというふうに思います。答弁者、これは町長、監査委員、出納室長と書いておりますので、自分の持ち範囲で答弁願えればというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 浦木議員の質問に御答弁いたします。湯梨浜町一般会計等の公明公正性について2点でございます。


 旧町村からの引き継ぎ分を含みます平成16年度の決算につきましては、9月定例議会でも申し上げましたとおり、事務手続の遅延等から、町民の皆様を初め議員の皆さんに大変な御迷惑や御心配をおかけしましたことを改めて深くおわびを申し上げる次第でございます。


 お尋ねの件につきましては、4月14日付の平成16年度随時監査報告書の内容につきましては、平成17年4月7日から4月12日まで実施された平成16年度随時監査結果報告でございまして、審査の対象は、平成16年9月末現在の旧町村各会計及び歳計外現金に係る銀行未達等の処理てんまつです。


 その結果並びに所見は、未経理が認められた旧羽合町の会計は処理経過が明らかになっていたが、旧東郷町の9月末現在の会計については、現預金あり高と財務会計残高に129万5,832円の誤差が認められるので、精査の上、速やかに措置の上、善処してくださいという報告だったものでございます。


 なお、最終的には平成16年度の決算に合わせ整理し、7月15日に帳簿、証憑、現金の突合を確認できたものでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) そのほか執行部の方でありますか。


 宮脇助役。


○助役(宮脇 正道君) いつの時点で誤差を確認したのかということでございます。平成16年10月1日に合併いたしまして、それに伴う決算調整を行う中で収入支出の出納について処理をしてまいったわけでございますけれども、旧東郷町の決算につきましては銀行預金未達等により9月末現在、未整理となっているものがあるということで、2月の15日の決算審査報告に記載されていたところでございます。


 合併後の会計事務のおくれにより事務処理が大幅におくれ、現預金と財務会計に係る正否の検証ができない状態が続いていた状況でございます。したがいまして、当初の誤差があるということを知ったのは1月の中ごろだろうと思います。その後、4月7日から12日に実施されました臨時監査によりまして約29万何がしかの誤差であるということがはっきりしたといいますか、そのような状況でございます。


○議長(松本 繁君) それでいいか。1番のことに関してはようわかったけど、あとの2番、3番、4番に対しては、答えはいいですか、答弁は。


 宮脇助役。


○助役(宮脇 正道君) 2点目ですか、旧町村時代の古い原因について、真壁室長が当時の書類の調査をしてないと、旧町分の証憑の調査などをしてないということを言ったというお尋ねでございますけれども、古い原因についてという趣旨はどの程度のものかよくわかりませんけれども、4月の監査委員さんの報告は、財務会計残高と現預金の間に誤差があるということでございます。したがいまして、もともと現預金というのには色はついておりません。これは何の分だということはもちろんないわけでございまして、1月に誤差があるのがわかって4月にこれだけ足りんというのがわかったわけなんですけども、10月1日以降はその現預金というのは、合併後のお金も入ってきますし、旧町分とある意味、一緒になった状態にあったということでございます。したがって、これをほぐしていくのは旧町分に絞ってやるというやり方ではなくて、要するに合併してから10月末を合わせるとか、日計表をつぶして合わせていくとか、そういう全体を合わせていく作業の中で進めていったわけでございます。そのため、特別会計のものも含めると数十もある通帳や日計表、証憑チェック、あるいは銀行に保管しております預かり金、預かり金といいましても、これは公費の部分ではなくて職員が生命保険に加入したりしてて、その金を出納が便宜上預かって払っておったというようなたぐいのものも含んでおりますけれども、そういったことをきちっと見直す形で点検を進めたわけでございます。その中に、水明荘や水道の職員に係る共済組合負担金や社会保険料のほかに個人からの預かり金も入れております、通常共済口と呼んでおりますけども、そういう通帳もありまして、そういったものの中身をほぐしていって結果的にきちっとけつの数字が合ったということでございまして、多分調べなかったと言ったのは、1月ごろから9月末の誤差があるということで、一生懸命精査して、要するに決算数値には間違いないということがわかってたもんですから、あとは現金、現預金でそれがきちっと示せればいいと、10月1日以降はそもそもの財務の数値あたりもちょっと不明な点なんかも生じておりましたので、そういうこともありますけども、合併前の分につきましてはそういう観点から古い証拠書類までさかのぼってということはしなかったという意味ではないかと思っております。(発言する者あり)


○議長(松本 繁君) 執行部に申し上げたいけど、今、質問者が言われたことも1番から4番まで事前に通告してあるから、きちっと順番追って答えていただくようにお願いしたい。


 宮脇助役。1番から3番はわかった。4番の部分はどうだ。


○助役(宮脇 正道君) 失礼します。誤差の金額が通帳に入っとったものかどうかですね。


○議長(松本 繁君) 一般質問通告書があるやろ、これがあるやろ。それに沿って答弁をお願いしたいと言っとるわけだ。だけ、今、質問者は?のところの誤差の金額を封筒に入れて保管していたことであったが、どの通帳に……。


○助役(宮脇 正道君) 誤差の金額は最終的にはその共済口の通帳に保管されていたものでございます。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) はっきり言って、今も議長も大分指摘されましたけども、今のような答弁というのは私は非常に残念に思っております。まして通告は相当前からやっております。ましてこの問題については、先ほども申しましたけども、2回も話し合いをやっとる経緯の中において、今のような答弁というのは全く本当に、なおさら私自身が不審に思わざるを得ないような答弁だというふうに思います。


 まず、確認しておきたいと思いますけども、誤差の原因というのは、内容というのは、旧東郷時代ですよ、預かり金であったということをはっきり言っとられるわけですよね、さっきも言いましたけども。ところが今の答弁の中ではその言葉がほとんど出てこない、預かり金であったという明確な答弁が出てこない、これはなぜなのかと。それと、先ほどもありました東郷町の古い帳簿を調べずにおって、古い時代の原因を調べるということは私にしてみたら不可能です。そういうことができたということ自体、またこれ私にしてみたら不審に感じられます。それと4番目の現金、通帳ということに関しましては、通告書と同時に先ほど私はこの場で言ったはずです。助役は、私たちの話の中において、現金だけが封筒に入れて保管してあったんではなくして、通帳にも入っておりましたとはっきり言われた、そのことを2回目の会合のときに確認して、そうですと言っておられるわけですよ。その通帳に幾ら入って、封筒に入れた現金が幾らでどこに保管してあったかということを4番目で問うとるわけですよ。それをはっきり答えてください。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 旧町時代のものを調べてないということにつきましては、要するに不突合なのは現預金のあり高なんです。そうすると、通帳なんかきちっと整理していけば、その部分の預金なり現金が出てくれば、それで合致したということになると判断したものだと思っております。


 それから、どういう形であったのか、預かり金という言葉でございますが、これは先ほども申しましたような通帳がございまして、それは監査の方からの御指摘もあり、10月ごろですか、廃止したように聞いておりますけれども、最終的にはその中に入れとるということでございます。


 あとの質問はまた室長の方から答えさせます。


○議長(松本 繁君) 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 預かり金としてどこにあったか、どこに保管してあったかということですけども、出納室の金庫室の中のロッカー等に保管してありました。


○議長(松本 繁君) ちょっと待って。浦木君に聞くけど、今、山名監査が手挙げられとるけども。


○議員(9番 浦木 靖君) 監査委員の人にちょっと私、もう一つ聞きたいことがありますので。


○議長(松本 繁君) ということですので、待っとってください。


○議員(9番 浦木 靖君) 申しわけありません。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 今、監査委員の方から手を挙げて発言されかけましたけども、まず私が監査委員の人にお聞きしたいのは、この原因がはっきりしたというのは話の中においては5月ごろに大体原因がわかったということのあれは聞いておりました。そこの中で、監査委員の人にそうしたら報告されましたかといったときに、してませんということでしたけども、監査委員として、この誤差が預かり金であったということを出納室の方から報告を受けられた経緯があるのかと。それは9月の例月監査、11月の例月監査、2回例月監査がありますから、そういったことを報告受けるチャンスは幾らでもあったはずです。そういった中において、あの原因は、東郷町の例の問題は預かり金でありましたという明快な報告を受けられてたかどうかということと、それから今、真壁さんが言われましたけども、多額の金額を金庫の中のロッカーに保管しておくということ自体が出納室としての正常な姿かどうかというところを答弁願いたいというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 山名監査役、答弁。


○代表監査委員(山名 哲彌君) 4月の随時監査の結果に基づく御質問だと思いますが、いろいろ問題がありますから焦点絞っていただきたいんですが、9月末の旧町村の合併時点の決算審査の問題であると思いますが、そういう範囲での見解なり監事としての対応の経過について申し上げます。内容は、3つ申し上げます。


 まず第1に、4月に実施いたしました随時監査の意味は何だったかということでありますが、今御説明がありましたように、合併監査の中で旧羽合町と東郷町の会計のいわゆる銀行振り込みの未達による未経理が9月末でございました。金額は旧羽合町では合計2,400万、預金高の方が多かったんです。それから旧東郷町につきましては金額で110万8,263円、預金高が多かったんです。何でこういうことになるかといいますと、9月30日に銀行口座に振り込みがありますが、まだ役場に通知がありませんから経理をせんわけですね。したがって預金残の方が多くなる、通例これはあることでありますから。ただ問題は、それはどういう内容だったかということを私ども監査委員は確認せないけんわけです。羽合町の分につきましては、1月26日に監査を終了するまでの間に調査をされて、内容の説明がありました。ほぼ了解しております。旧東郷町の分につきましては、説明がありませんでした。3月の例月出納検査のときにもまだ御説明がありませんでしたから、年度末を控えて旧町村の会計のてんまつが明らかにならないということは、16年度会計も、すぐ17年度会計も始まって、もう三者のだんごレースになってしまう、なかなか解明が難しくなるということで急ぎまして、随時監査という形で特別に監査委員の判断で監査をしたものであります。


 結果は今お話になったようなことでありまして、監査委員としましては、9月30日の銀行振り込み内容を全部分析、点検いたしました、東郷町の会計につきまして。総額で3,000万クラスだったと思います。これを全部1件ずつつぶして、本来経理すべきであったであろうという金額を洗い出して経理に乗せて、その整理をした後の照合で、最初は現預金が110万多かったんですが、分析していきましたら逆に今問題になっております129万5,832円、今度は現預金の方が足らんようになったと、こういうことであります。


 したがって、足らんという結論じゃないんです。私がやりました9月30日の銀行入金を全部分析して調整した結果でありますから、未経理がそれだけという確証はないんです。9月30日以前にもあったかもしらん。後はあり得んわけですね。後はもう10月1日以降は新町の会計に全部、債権債務引き継いでありますから、当然新町の収入なんです。したがって、30日以外ということになりますと、あとは29か8かなんていう話は無限大でありますから、1日の分析をするのに私、1週間かかりましたんで、とても監査委員の及ぶ範囲じゃありませんし、ましてや新町の監査委員が旧町の会計を監査するということは法律上、疑義のある問題でありますし、執行部に精査をお願いするのが妥当であろうということで、先ほどのような監査意見にして監査委員としては打ち切りをしたと、こういうことであります。これが経過であります。


 そこで、今これに関連するいろんな問題が出ておりますが、一つでありますてんまつ合致したという話は、今お話しのように、旧町の分だけでのてんまつ確認というのはもうできませんから、新年度も動いておりますし、16年度決算、17年度決算トータルの中での会計じりと現預金残高との照合に入ってまいります。最終的に合致の報告を聞きましたのは7月25日であります。先ほど7月15日に目安がついたとおっしゃっておりますが、私どもが聞きましたのは7月25日です。ただ、25日の時点で、これは前にも申し上げましたが、会計じりと現預金の照合というのはできませんので、7月末をもって照合、確認をして、すべての会計のてんまつということで監査委員としては確認をしたと、こういうことであります。


 そこで、今問題になっております9月末の会計じりの突合の中に現金を封筒に入れてという御説明が今あったやに思いますが、監査委員としてはそういうような報告は受けておりませんし、封筒も確認した経過はありません。そういうことは通常あり得ないわけですから。


 それからもう一つ、別の通帳がという話がございました。これは私、3月の例月出納検査のときに共済口という通帳を確認しております。これは何の通帳ですか、これは会計とは関係のない通帳でありますということでしたから監査委員としては認知しておりませんし、内容もこれは見ておりません。ただ、結果としては、最終の確認のときに、この口座に残っておった残高が、本来これは一般会計の口座に移しかえるべきものでありましたので、移しかえて結果として全部ありましたと、こういう説明は受けました。認知した口座ではありませんが、間違って寝とったという話は聞いておりますが、別封の現金などということは一切説明受けておりません。以上です。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) ただいまも監査委員の方から御指摘があったとおり、現金を封筒に入れておくと、ましてや大金を入れて保管、6カ月も7カ月も保管しておくということ自体あり得ない話だと、これは私もそう思います。


 ところで、それを確認して次の話題に移りますけども、助役は預かり金であっても歳計外、要するに法的な預かり金、例えば保険料とか、あるいは業者の委託、工事請負何とかかんとかの預かり金だとか、そういったもろもろの預かり金がありますよね。そういったものはちゃんと出入金伝票も書いて通帳に入れとりますと。預かり金でも個人的な預かり金、生命保険だとか、例えば会合やってその費用を出納室が預かったとか、そういった意味の預かり金であったがために伝票も帳票も備忘記録も全くないと。私は何度かそういった記録があったら見せてくださいと言ったはずです。そのときにずっとそういったものは一切ありませんと言ってこられました。私はこれは非常に疑問に感じました。私自身が現金を預かるにしても、何かのメモ、あるいは伝票を切って、いつだれだれから何ぼ預かった、何ぼ個人の現金でもそういった預かり方をしますよ。ましてや出納室が何の記録もない、ただごちゃごちゃにいっぱい金を突っ込んじゃって、後、この金はこれでした、この金はこれでしたとよう説明できたと私は非常に疑問に感じます、これは。そういったことはあり得ないと思います。


 それと、真壁室長に聞きますけども、事務の引き継ぎ書ということで資料請求して、いただきました。事務の引き継ぎ書というのは17年4月1日の分でございまして、前任の山崎室長から後任の真壁信子さんに引き継がれた一切、もう現金とか帳票とか一切そういった部類のものであるというふうに私は聞いております。ここの中には、今言われた現金で封筒に入れて預かっとった金というのは一切明記してないわけなんですよね。それで、これ以外に何か引き継ぎ書ありますかと問うたときに、ありませんと言われました。そしたら、その封筒に入れとる現金は引き継ぎもせずに真壁さんが受け継がれたんですか。どうなんですか、その辺は。


○議長(松本 繁君) 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 4月1日付で前任の山崎室長からの事務引き継ぎをいただいた資料についてはこれです。浦木議員さんにお渡しした引き継ぎ書が事務引き継ぎの資料の全部でございます。


○議長(松本 繁君) その封筒のことは知っとったか知らなんだか、どうなの。知らんなら知らんで明確に答えてください。


 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 出納室の金庫室にあったその現金、封筒に入っていた現金預金ですけども、そのことについては引き継ぎはしておりませんでした。後でわかりました。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) ちょっと私、非常にこれ疑問に感じますよね。引き継ぎする場合、現金を金庫室のロッカーに入れてあって、それを確認せずに引き継ぎがなされた。そのこと自体、私は職務怠慢だと感じます。まして宮脇助役が言われとった個人の預かり金、まして全然保険とかそういうの関係なしの分、それ含んどったと思いますけども、その個人の分を一般会計から払い出しするということは、それは突き詰めていけば横領ということにならへんですか。個人のものですよ。個人が支払うべきのものを一般会計から払ってしまうということは、これは横領じゃないですか。その辺どういうふうな認識を持っておられますか。


○議長(松本 繁君) だれに答えて、助役か。


○議員(9番 浦木 靖君) 助役。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) まず前段の住宅資金と、それから個人的な預かり金ということのお話でございまして、そういった通帳があったということは、先ほど代表もおっしゃいましたけれども、住宅資金とか工事の契約保証金とか、そういうのは本来的にやっぱり歳入歳出外現金として、公金としてきちっと整理されるべきお金であります。私がさっき申し上げました個人の預かり金というのは、いわば共済に係るお金とか、例えば庶務の人が預かっておいて支払いのときに一緒に公費部分に添えて払えばええと、そういったものも出納が従来は、もう今は改めてそういうことはしてないわけですけども、やっておったと、そういうお金が幾つか金庫の中に入っておったと、金庫なり旧町から来た保管庫といいますか、そのような実態であったということでございます。


 後段の方の一般会計から預かり金、外現金部分を支払ってしまうというのは、確かに会計上はとても不適切な行為であります。ただ、その部分だけで見ますとそういう発想も出てくるかもしれませんが、そのお金を預かったり本来的に預かり金の口座に入れたりしておるわけですから、そこをきちっと移しかえるというか、持ってきて一緒に払うというのが正しい姿で、そこはもちろん不適切な事例でして、今もうそんなことは全然いたしておりませんけども、当時はそういう例もあったということです。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) ということは、今言われたのは、個人的な分を一時的に預かって、それを一般会計で支払ってしまったという事実は認められるわけですよね。わかりました。


 それで、引き継ぎの件で、宮本総務課長の方にお伺いしたいんですけども、10月1日のときに、前の助役の林さんから引き継ぎをしとられますよね、事務引き継ぎを。このときに、今言われとった100何万か、その金額はちょっとずれるかもわかりませんけども、その金額は引き継ぎをされましたか、どうですか。


○議長(松本 繁君) 宮本総務課長。


○総務統括課長(宮本 幸臣君) 旧町村の事務引き継ぎということで、当時収入役がいないということで、職務代理ということで総務統括課長が職務代理者ということになっておりましたので、10月1日の日付での引き継ぎということで、後日、その10月1日ではなかったんですが、その後において書類的な事務引き継ぎ書に書いてあるとおりの引き継ぎという形で書類を受け取りました。ですから、そこの金額とかという部分については確認はしておりません。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) ちょっと不明な点がありますので、真壁室長あるいは宮本課長に聞きますけども、現金が封筒に入れてあってロッカーに入っとったということが確認できなかったということは、以前からずっと入っとったということですよね。ならば、10月1日の合併したときに東郷町の金庫からこの湯梨浜町の金庫に移すときに、封筒は当然出して持ってきてあるはずです。まさか金庫ごと湯梨浜町の出納室に持ってきたわけじゃないでしょう。ならば、その封筒を確認するために、多分何が入ってるかということを確認されたと思うんですけども、そのときに現金が出てきた。現金なかったですか。まあいいですよ。それは4月1日もそうです。引き継ぎされたときに、全部多分チェックされるはずです、金庫の中も。そこの中にロッカーに封筒に入った何かがあるとしたら、見られて、それを確認されとるはずですよ。されないといけないんです。そういうところにおいて現金というのが多分確認されたとしたならば、すぐに東郷の時代の100何万が合わんという問題について、この問題は、この現金は何でしょうかと一生懸命確認されたと思うんですよ。だけど、それもされずにずっと延びてしまった経過がありますんですけども、今言った2つ確認できる時期があったのに、それはどういうふうな対処をされたのか、総務統括課長と出納室長にお願いします。


○議長(松本 繁君) 総務統括課長、答弁。


○総務統括課長(宮本 幸臣君) 旧町からの引き継ぎという形で、その状態を引き継ぎを受けたということで、そこの現金とかという部分については当然担当者の方が引き継いでおりますので確認をいたしておりません。以上です。


○議長(松本 繁君) 続いて、真壁出納室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 先ほどからお答えしておりますけれども、現金が出納事務が10月から大幅におくれて、日々、証憑、伝票、現金のチェックができない状態になっておりました。現金があったということで(「済みません、もうちょっと大きな声で」と呼ぶ者あり)これは浦木議員さんの御質問の引き継ぎのときに現金が引き継いでなかったですけども後日出てきた、それは何だったかということを今問うておられるですけども、引き継ぎのときは現金は受けてませんでした。出納事務が大幅におくれてきておりましたので、これはそれを伝票入力等をすることによって突合できたということです。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 今、真壁室長は大事なことを言われました。現金を引き継ぎ受けてないとはっきり言われました。これは、この問題は、旧東郷町の問題で東郷町のときにそういう現金が、もし仮に預かり金ということを認めた場合が、私が、100%、旧東郷町の時代に預かっとった金をずっと引き継いできたということですよ。それがないということは、9月30日現在で預かってないということなんですよ、統括課長も言われましたけど、現金引き継ぎしてないと言われましたけども。ならば、東郷町時代の原因の預かり金であった、そのお金はどこに、どういう格好になっとるんですか。説明お願いします、わかる方に。


○議長(松本 繁君) 休憩します。


              午後3時10分休憩


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              午後3時15分再開


○議長(松本 繁君) 休憩前に引き続き会議を再開します。


 まず最初に、総務統括課長、答弁。


○総務統括課長(宮本 幸臣君) 先ほどの答弁ですが、10月1日の引き継ぎにつきましては、書類としては10月1日に引き継いだ形の書類をつくったわけですが、合併してしばらく数日間たってからの引き継ぎでありましたので、その現金等についての確認は私は行っておりません。以上です。


○議長(松本 繁君) 続いて、真壁出納室長。


○出納室長(真壁 信子君) 事務引き継ぎの件でございますけれども、4月1日付で前山崎室長から事務引き継ぎいたしました。そのときには現金はここに、引き継ぎ書に書いてあるだけで、ほかの分については確認はしていませんでした。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 今、統括課長は自分は確認してないということを言われましたけど、ならばだれが確認をされたのかということをまずお聞きしたい。それは総務課長としての多分責任もあるかと思います、東郷町時代の。


 真壁室長に聞きますけども、真壁室長は、私たちとの話のときに、みずからが封筒に入れて現金がありましたということをみずからが言われたわけですよね。それは、質問の中でも言ってますけども、いつ気がつかれたのかと、その封筒を、それをお願いします。


○議長(松本 繁君) 総務統括課長、答弁。


○総務統括課長(宮本 幸臣君) だれが確認したかということでありますが、当時10月1日に在籍しました担当室長が確認していると思います。


○議長(松本 繁君) ちょっと休憩します。


              午後3時18分休憩


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              午後3時19分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 真壁室長が4月1日に引き継ぎいたします時期には、先ほど申しましたように、10月の合併以降、事務量の増、新しいシステムへのふなれ、そういうこともございまして、事務が混乱してたということが一つございます。それともう一つは、先ほど申しましたように、職員からのいわゆる預かり金、出納が本来預からんでもええお金の預かり金なんかの入ってる口座もありますし、それからその預かり金が、口座に入っていたものと現金のまま金庫に置かれていたものと多分あった状態だと思っております。ですから恐らくその一つだけということじゃなくて、多分4月までの期間にもそういった預かり金というのは恐らくほぐしてきたりしとったんだろうと思いますけども、そういうことがあって、きちっとその現金をどうこということを恐らく真壁室長が引き継ぐときに引き継ぎを受けることが困難だったと思いますけど。


○議長(松本 繁君) 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 事務のおくれで伝票入力している間に気がつきました。


○議長(松本 繁君) いつの時点で気がついた。


○出納室長(真壁 信子君) 4月の20日過ぎぐらいです。


○議長(松本 繁君) どうぞ。


○議員(9番 浦木 靖君) 4月の20日過ぎに気がつかれたということで、どういうふうに思われたか、この現金は何かというようなことで調べはされんかったですか。私だったら当然、中身の内容を調べます。ましてや、これはこれからの出納室に苦言を呈しておきたいんですけども、伝票とかそういった備忘記録がなさ過ぎます。実際にないかどうか知りませんよ。私の聞いた範囲で、これを出してみてください、これを見せてくださいと言ったときに、いや、そういうものは一切書いておりません、ありません、そういった説明ばっかりだったです。だから、私は会合のときに1回もそういった伝票とか帳簿類を見せてもらうことがなかったです。そのことは非常に大切なことですよ。


 それと、もう時間が余りないから、それと指摘しておきたいのは、個人の払うべきものを一般会計で払ってしまう、こういった横領的な行為というのはぜひやめなくてはならないし、またちょっとこれは私は別の視点で調べさせてもらう可能性もあります。この問題、大変大事な問題です。


 次に、時間がないものですので言いますけども、さきも監査委員さんの方から指摘がありましたけども、通帳が余りにも多過ぎて整理が必要だということがあって、第3の通帳があるという、この問題については早く解消してもらいたいというようなことは言ったということで、私の聞いた範囲では、今、助役は10月と言われましたけど、私の話の内容のときには2月ごろにはこれはもう解消したと言われて、それだったらもう穴のあいてる分でもいいですから見せてくださいと言いました。けども、そのときは見せてもらいませんでしたけども、その後いろいろ通帳ではなくして一つのものにまとめて出されております。ここの中で私が不思議に思ったのは、お気づきだと思いますけども、4月の22日に、大体この通帳というのは預かって、預かるのが4月の24日から25日にかけてどうも預かることが多いようです。これを月末に払っていくという、そういった一つのシステムになっておるような通帳だと思います、ましてや預かり金というのはそういうものですから。4月の22日に130万お金を預かっておられます。7月の7日に偶然にも129万5,832円、これは不明金額と一緒です。それから9月の6日の日に4,168円、これが支払ってあります。両方寄せたらちょうど130万になります。この130万というお金が、ましてやこの通帳の性格はどういう性格のものであって、この130万というのがどういったものであったかという説明を受けたいと思います。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 通帳の性格は、先ほど申しましたように、いわゆる個人からの預かり金なんかを入れていた通帳でございます。したがいまして、一番最初におっしゃいました証拠書類等がないというのは、公費で支出されるお金じゃないからそういったものがないということでございます。


 それともう一つは、一般会計からの立てかえ払い、そんなことはあってはならん。仰せのとおりでございまして、前段の通帳も、もう今は監査の指摘もございまして廃止しておりますし、それから一般会計からの立てかえ払い、そんなことも現在は一切やっておりません。そういうルールはなくしておりますので、御理解いただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 13番、秋田君。


○議員(13番 秋田 和幸君) 今、一般質問のやりとりを聞かせていただいておりますけど、非常に我々、チェックする側の議員としても聞いておっても非常に合点がいかんしわかりにくいです。それで、先ほどから聞いとると、個人が払うべきものであったものを預かっておいて、それが見当たらないか何かわからんですけども、払う時期になったら、それがわからんから公金から一時流用して払ったと言われましたよね、一般会計から。だから、そのこと自体が非常にこれは、先ほどの答弁聞いとったらこれからは気をつけますというふうなあれですけども、これは本当に言ってみれば公金の私的流用じゃないですか。ですから、言いたいのは、これ問答が非常にわかりにくいです。したがって、これは議運か、もしくは委員会でも、議運で諮っていただいて、ちゃんとした場でこの解明ができるようにしていただきたい。当然この時間の中では我々も全然何がどうなっているものやら理解できません。したがって、そういう配慮を議長、お願いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 今、13番、秋田君からの申し出は受けたいと思います。


 この浦木君の質問が終わった時点で15分ぐらい時間をいただいて議運を開かせていただいて、そこでどういった方向が望ましいかということを決めさせていただいて、開会したときに前段で申し上げたいと、こういうふうに思います。


 再開します。


 残り4分ちょっとですよ。


○議員(9番 浦木 靖君) さきの通帳の性格はわかりました。130万という、どういったものであったかという説明が抜けておりましたので、それ1点だけお願いします。


○議長(松本 繁君) ちょっと早口でようわからんかったけど。


○議員(9番 浦木 靖君) 預かり金の、通帳の中の4月の22日に130万、通帳に入れてあります。この130万入っとる、入れてある現金の性格はどういうものか、今、助役は預かり金を預かって通帳等に入れよるということを言われましたけども、この130万はどういうものであったかという説明をお願いしたということであります。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役。


○助役(宮脇 正道君) 先ほど真壁室長が申しましたように、預かり金ということでしたので、そういう考え方なんですけど。


○議長(松本 繁君) どうぞ。


○議員(9番 浦木 靖君) それで、私は言いましたけども、7月の7日と9月6日、この両方合わせてちょうど130万になるわけなんですよ。ましてや7月の7日というのは突合できんかった金額です。この分をその方に当てられて、その4,168円ですか、9月6日に払われた、これによって130万というのはちょうど帳じりが合うというようなことを考えてみたら、預かり金ではあったんかどうかと、ならばどういう預かり金であったかということを明快に答弁願いたいと思います。


○議長(松本 繁君) 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 130万の預かり金がどういうお金だったかということですけども、ただの預かったお金、預かり金です。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) ちょっとね、私の言っとることわかりますよね。どういった中身の預かり金であったかということを聞いとるんであって、預かり金というのはわかっとるんですよ。もう一度お願いします。


○議長(松本 繁君) 真壁室長、答弁。


○出納室長(真壁 信子君) 預かり金の中身を問うておられますけれども、旧町から引き継いだ分の外現金、個人負担なりの預かりです。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 今、旧町からと言われましたけども、これ、4月22日ですよ。4月22日に旧町からの預かったお金、ちょっと、全然私わからんようになってきました。


○議長(松本 繁君) 宮脇助役、答弁。


○助役(宮脇 正道君) 先ほど預かり金の内容、どんな預かり金だったのかということでございますけれども、封筒にあって、書いてないんだったら、現金に色はありませんからわかりません、基本的に。何月分の共済費とかそういう書き方がしてあって、それを記憶しておれば答えるでしょうけども、私は……。


○議長(松本 繁君) 浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) この130万が色のわからん旧町からの130万であったと(発言する者あり)だって、旧町からと言いなっただで。ちょっと、答弁を統一してください。


○議長(松本 繁君) あと30秒。


○議員(9番 浦木 靖君) もう議運の方で頼みます。


○議長(松本 繁君) これにて浦木靖君の一般質問は終わります。


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○議長(松本 繁君) 議運の委員長にひとつお願いしたいと思います。議運の委員さんを招集していただくようにお願いしたいと思います、これから。それと、ほかの委員さんは暫時休憩をお願いしたいと思いますので、どうぞ協力をいただきたいと思います。


              午後3時31分休憩


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              午後3時53分再開


○議長(松本 繁君) それでは、再開します。


 吉村委員長。


○議会運営委員会委員長(吉村 敏彦君) 議員の皆さんには長時間の休憩をいただいたわけですが、浦木議員の質問に対して執行部の方の答弁、これらがこのケーブルテレビにおいて町民の方が不信感を持たれるでないかということで、この問題については議会運営委員会の方で再度調査をするということに決定させていただきましたので、ひとつ議員の各皆さん方の御了解をいただきたいと思います。


 さらに、その調査の内容としましては、なかなか難しい問題がございますので、法的なものもありましょうが、段階を踏んで調査をしていきたいと、こういうふうに考えておりますので、どうぞ議員の皆さんも御協力よろしくお願いいたします。


○議長(松本 繁君) つけ加えて補足いたしますが、もちろん今回一般質問に出されました浦木さん等にも事情を聞かせていただく場面もあると思いますので、よろしく協力をいただきたいと思います。


 それでは、一般質問を続けてまいりたいと思います。


 1番、會見祐子君の一般質問を許します。


○議員(1番 會見 祐子君) 1番、會見祐子です。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告に基づいて一般質問させていただきます。


 その前に、初めに、9月の一般質問におきまして有害図書自販機の撤去をお願いいたしましたところ、速やかに対応して撤去していただきました。大変敬意を表しております。今後も青少年健全育成に力を入れていただきたく、教育関係の皆様、町長、よろしくお願いいたします。


 初めに、次世代育成支援の取り組みについてお尋ねいたします。1つ、ゆりはますこやか子育てプランによる支援行動の実施はどうなっておりますか。2番目に、放課後児童クラブの現状と利用者との温度差があるのではないでしょうか。3番目に、保育所の延長保育の取り組みについてという質問をさせていただきます。先ほどの入江議員の質問と重複するところがあると思いますが、よろしくお願いいたします。


 鳥取県における女性の就労率は84%でございます。湯梨浜町においてもほぼ同じような就労率であると思います。男性も女性も働きながら子育てに参加できる支援体制が必要だと思います。いかに育児休暇を取得しやすい環境をつくるかが今後の課題であり、これは社会問題であります。女性はもちろん男性は特に育児休暇がとれる職場は少ないです。たとえ育児休暇をとれても、その間は収入がありませんから、経済的に困るという方が多いです。また、育児休暇がとれる女性はごく一部の人であり、これは公務員の方が多いということですが、多くの人は職を離れ、子供の成長のために収入は減るけれども正社員を捨てて、収入が不安定であるが、時間的な制約が比較的自由なパートで働いているというのが現状でございます。


 少子高齢化社会おいて、国の取り組みも、少子化・男女共同参画大臣も誕生しました。今後の政策を期待する私たちでございます。


 エンゼルプランに取り組むとき、女性の社会進出、労働力の必要な時代においての次世代育成支援を真剣に取り組んでいただきたいと思います。少子化問題は生産人口をなくすることでありますから、ますます女性の就労率は上がり、ゼロ歳児の保育が必要な時代になってまいりました。しかし、いまだに母親が子供を育てるのが当然であると言われたり、またそのようにしたいけれども、経済的なもの考えながら働きながら悩む女性が多い、これが今の実情でございます。


 重点の1つは、子育て支援制度を住民が周知することが大切だと私は思います。ゆりはま子育てプランは湯梨浜町次世代育成支援対策地域協議会、大変長い協議会ですが、おつくりになられました、とてもよいプランだと見せていただきました。そして、すばらしいアンケートを見まして、問題点が見えてまいりました。プランの施策も羅列されておりますが、本当にこれに基づいた実施されているかどうか、まずお聞きしたいと思います。


 特に、私ここに持ってきておりますが、6ページに、急に病気になったとき、急に残業が入ったとき、かわりに面倒を見てくれる人がいないので困るという人が25%もおられます。この対応に対してどうなさっておられるのか、まずお聞きしたいと思います。


 次に、ファミリー・サポートなどの各種の子育て支援制度が住民に余り理解されていないのではないか。特に子育て最中の若い住民、新しく町民になられた人、また初めての子育てをする人はファミリー・サポートも知られません。利用するにも大変不安であると聞いております。この対応に、住民と行政との認識に大変温度差を感じております。仕事を持つ親、核家族での共働きの子育ては本当に大変でございます。しかし生活状況、あるいは将来子供の教育費を考えると働かざるを得ないというのが現実ではないでしょうか。


 私は、湯梨浜町における保育所、幼稚園の延長保育の実態を調べさせていただきました。入江議員の質問にもありました広域保育に出しておられる160名の児童、これについては多分12時までの保育のある、そういう保育所を選んで入っておられる方も多いと思います。夕方7時半までの延長保育園児は17年4月から11月の8カ月間に延べ1,217名、これは1カ月平均にいたしますと各所で152名、幼稚園でも早朝7時半から18名、6時半までの延長に入っている子供が41名でございます。これには職員が10名、有資格者、あるいは臨時職員を配置しながら延長保育に対応しておられます。保育士さんが一生懸命頑張って対応しておられる姿、姿勢にはいつも感謝しております。これは地域も応援し、現場のぬくもりを子供たちに家庭で養育するのと同じような雰囲気で保育していただきたいという私たちの願いもあります。


 そこで、5歳児の、18年に就学する子供たちですが、調べさせていただきました。延べ338名、月平均に43名おられました。幼稚園では30名おられます。地域別に見ますと、7時半延長保育をなさっておられる羽合地区、保育所で30名おられます。また、幼稚園では26名でございました。東郷地区におきましては、保育園では8名、幼稚園では4名、合計12名でございます。泊地区は、6時過ぎまでは20名ほどおられますが、どの家庭も6時半にはお迎えがあるようでございまして、7時半の延長保育をかけておられるところはありませんでした。


 私はここから、年長保育児の状況から見て、放課後クラブのあり方について、2番にお尋ねいたします。放課後児童クラブへの要望で閉所時間が現在18時となっておりますが、民間企業に勤務している人は17時半から18時就業の仕事が大変多い。それが普通でありまして、通勤時間を考えると帰宅のお迎えの18時まででは非常に無理がある。せめて19時までの延長を検討していただけないものだろうかという住民の声が大変聞こえてまいります。1人でも2人でも要望がある限り支援をするのが住民サービスではないだろうかと考えております。あるいは子育て支援課の対応、これにも非常に温度差を感じました。現在は住民の声は土曜も日曜も支援をしていただきたいという声が上がっておるのが現状です。


 ここで、町長に2点のことにつきましてお答えいただけたらと思います。答弁お願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 會見議員の質問にお答えします。次世代育成支援の取り組みについてということで3点ございますが、順次答弁をさせていただきます。


 ゆりはま子育てプランにつきましては、御質問のように、そうした推進法に基づき平成17年度から10年間の行動計画を策定したものであります。策定に当たりましては、乳幼児、小学生の保護者とか中学生、高校生などからアンケートをとり、各保育所、幼稚園、公民館等でも意見とか要望を聞く会など多くの方の意見を聞き、策定委員会でまとめ、作成したところでございます。支援行動の実態につきましては、12人の委員から成る湯梨浜町次世代育成支援対策地域協議会で実施状況をチェックすることにしており、年度末までには開催いたしたいと考えておるところでございます。


 すこやか子育てプランの6ページという先ほどの御意見がございましたが、子供と接する時間が少ないとか、急に病気になったときとか、残業のとき困るとの意見が多かったことにつきましては、ファミリー・サポート・センターを御利用いただきたいと考えております。今年度は24件の利用をいただいております。これまでに保育所とか各種乳幼児健診、小学校等で38回の説明会を開き、普及を図っており、今後利用も徐々に進むのはないかと考えているところでございます。


 また、各種の子育て支援制度が理解されていないのではないかということにつきましては、「こども・家庭支援事業の御案内」というパンフレットをつくり、出生届のときなどに配って制度の説明を行っているところでございます。


 次に、放課後児童クラブの現状と利用者との温度差があるのではないかということでございますが、放課後児童クラブは、現在5カ所で開設し、1年生から3年生までの児童を1日平均176人預かっております。現在のところ、事故の発生もなくスムーズに運営しており、保護者の皆さんの協力のおかげだと感謝しているところでございます。現在の終了時間、先ほどありました18時を引き延ばしてほしいとの御質問ですが、希望児童数などから判断をしますと、18時以降につきましてはファミリー・サポート・センターを利用いただくとか、保護者間で協力して一時預かりを行っていただくことを頼めばというぐあいに考えているところでございます。おじいちゃん、おばあちゃんの知恵袋運動につきましては、ファミリー・サポート・センターの援助会員は子育てを終えた方が会員となっておられますので、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵袋運動にもつながるのではないかと考えておりますので、大いに御利用いただきたいと思う次第でございます。時間の延長、1人でも2人でも希望があればということでございましたが、1人でもやはり1人で番をするということ、1人でその後の子供さんの番を必ず2人でしなきゃならんということもございますので、その辺も御理解いただければというぐあいに思っております。詳細につきましては町民課長の方で補足説明をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(松本 繁君) 生活統括課長、答弁。


○生活統括課長(米村 繁治君) 特段補足する点はなく、町長がしっかり答弁されておりますので。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) 申しわけないのですが、私は今、町長、ファミリー・サポート・センターもありますということですが、そこが行政と子供を持つ親との温度差であると私は感じるわけです。と申しますのは、ファミリー・サポート・センターを利用された方、しようと思います、この依頼会員でございますけれども、事前に申し込んでくださいということもございます。先ほど困っているのは急に残業がある、急に体の調子が悪くなる、その方はもちろんですけれども、この子供たちの預かってもらっている保育所の状況を見ますと、7時半まで保育園の保育士さんたちは一生懸命守りをしておられます。これが5歳になりまして、1年生になった瞬間に、この状況が持続しないという状況が見えますね。この今、先ほどからずっと議員さんが言われる危ない時代に、小学1年生になった、やっとランドセルを背負う子供たちを6時になって、はい、もう終わりましたからということで、ファミリー・サポート・センターの人にお迎えに来ていただいてその方の家に連れて帰るという、そういう状況が、実際にやっておられる人もあるんですけれども、私はそうでなくて、放課後支援センターで7時ごろまで2人で番をしてででも行ってもらえないかということです。


 私はここに、町長も多分町長室へのメールが入っておりますので読んでいただいておると思います。これをちょっと読ませていただきます。これは悲鳴に近い声が私には聞こえてきておりますので。「近い将来、小学校に上がる子供を持つ親として意見があります。我が家は共働きのため、現在子供は保育所に通っております。近年、夜遅くまで見ていただけるようになり、大変ありがたく思っております。しかし、小学校入学に際し不安な点があります。放課後児童クラブのことです。現在利用している知人から聞いた話ですが、18時になると施設外にほうり出され、しかも職員は帰宅してしまうとのこと。18時という時間も今の保育所事情と比較しても格段に早く、不便と感じます。しかもほんの数分おくれただけで子供がこのように扱われるとはあきれてしまいます」ということで、これは現に一人で暗い道を帰った子供さんの親からも事情を聞いております。


 この件につきまして、子育て支援課からの返事がございます。「18時になると施設外にほうり出され、しかも職員は帰宅してしまうという件ですが、湯梨浜町内の全児童クラブとも、保護者の迎えが18時を過ぎた場合、複数の指導員のうち最低1名の指導員が児童とともに保護者の迎えを待っているというのが現状です。ただし、18時までのお迎えは厳守していただくこと、またどうしても18時を過ぎる場合は必ず児童クラブまで連絡をいただくようにお願いしております」ということでございます。これは本当に来年から子供を小学校に出される親の悲鳴でございます。


 もう一つは、町長への要望の中に、会社の経営者から、「やはり18時というのは現実的ではないと思います。一般企業を経営する者として言わせてもらいますと、仕事を終えるのが6時から6時半のところが多く、田舎という通勤時間を考えても7時、1時間ぐらいの延長が現実的だと思います。今の現状では公務員のための施策と言われても仕方がないと思います。働きやすくなることで若者の移住者もふえ、労働人口がふえることで町の財政としても得になることだと考えるのですが、町長も公約に上げておられることですし、意見を拝聴できたら」ということでございます。


 この場でぜひ私は、急にとは言いませんけれども、7時ぐらいまでの延長を何とかファミリー・サポートとリンクしてでも、子供を一遍他人の家に預けるということに対して親は非常に恐怖心を持っております。放課後児童クラブの施設で7時まで預かっていただけるとすれば提供会員の負担も減り、また依頼会員も安心して預かっていただくことができるのではないかと思います。


 この間から各議員さんも保育所の生活発表会を見ていただいていると思いますが、本当にゼロ歳児、1歳児、2歳児、これが保育所の大半を背負っております。1歳児、ゼロ歳児には本当、ゼロ歳児2人に1人の先生、あるいは1歳児なら3人抱えたり引っ張ったりしながら、生活発表会を見せていただきました。本当に涙の出るような思いがしております。どうか子供を持つ母親、父親はもちろんですけれども、親の気持ちを酌んでいただきまして、1時間の延長をお願いしたいと切に思うわけですが、いま一度、いかがでございましょうか。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 事情は本当に痛いほどよくわかりますし、私どももそのような一つの要望書もいただいとるところでございますが、湯梨浜町次世代育成支援対策地域協議会という、そうした一つの組織を持ってやっておりますので、そこともよく相談しながら検討してまいりたい。ちょうどその時期が食事の時間ということで、小さい子供を持つお母さん方はその辺までの学校の6年までの子供をお持ちのお母さんが多いものですから、その雇用の問題もございます。短時間の雇用なんていうことは難しいこともございますし、よく相談しながら検討してまいりたいということで答弁とさせていただきます。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) 預かる人も子供があり、また預ける方も子供があるという、これはこれからの時代、避けて通れない、本当に女性の労働力の100%が働きに出る時代であると思います。何とかやりくりしながら安心して預けていただける組織、ファミリー・サポートの提供会員は意外と、資格はありませんけれども、時間がとれる人、あると思いますので、短時間、1時間でも2時間でもぜひ人材を持っていただいてお願いしたいと思います。切なる願いでございますので、よろしくお願いいたします。


 次の質問に入らせていただいてよろしいですか。


○議長(松本 繁君) はい。


○議員(1番 會見 祐子君) 湯梨浜町のIT化の推進についてお尋ねいたします。町民にわかりやすい湯梨浜町のホームページについて、それからホームページの作成、更新担当の責任はどこにあるのかということについてお尋ねいたします。これは、私が今の前の質問の状況から、皆さんの意見を聞くとき、あるいはいろんな会合に出て皆さんの意見を聞いて大変気になりました問題でございます。


 最近では、インターネットを多くの人が利用していますが、特に若い世代の方は大半が利用しておられます。子供たちまで利用するのが実情であり、ホームページのアクセス数の利用者がバロメーターであると感じております。これは相当な人が利用しているのではないかと思います。情報の公開、広報の媒体としての位置づけを認識していただきたいと思います。


 湯梨浜町にもホームページが開設されておりますが、健康推進課に対しては相当情報公開がなされており、利用しておられる若いお母さん方が大変喜んでおられます。また、ごみの問題につきましても、困った困ったと言っておられた方が、ホームページに載るようになって大変便利だと喜んでおられます。しかし、ほかの課の分野においては非常にわかりにくく、不親切であるのではないかと気がつきました。


 ホームページの暮らしのクイックガイドというのを見ますと、一見便利そうでありますが、住民が必要とする情報がリンクされておりません。例えば保育所に入所したい人が手続は、料金は、時間は、子育て支援課のページには表示されていますが、住民が必要とするクイックガイドには表示されておりません。私も見せていただきました。ただいま準備中、あるいは16年と同じ状況でありますということです。16年に町民でなかった人は一体どうすればいいんですかということになると思います。各課に電話をすればよいのではないですか、あるいは町報に掲載しておりますので町報を見てください、あるいは健診、子供の予防接種、健康カレンダーを見なさいというのではなく、ホームページに逐次記載しておいていただきますと、今の人はほとんどホームページを見ております。あるいは利用料などの継続性のあるものとか毎日変更のある公共施設の予約状況、あるいは学校の行事、保育園の行事、日程などは掲示しておくべきだと思います。他の項目もほぼ同じ状態です。住民が必要とする情報を簡単に表示できるようにならないものでしょうか。


 私は昔、テレビドラマで、家に帰りますとぱっと留守番電話を聞いて、それからパソコンでホームページを開いて、いろいろ株の注文をしたりする姿を見ていいなあと思っておりましたが、今現在、私もできるようになりました。そういう状況の中で、やっぱり行政とそれから実際に住民、先ほども言いますように6時、6時半に帰ってくる若い方、防災東郷町も聞いておられないかもしれないんです。ごめんなさい。防災湯梨浜町での放送された原稿をリアルタイムにホームページに掲示することはできないものでしょうか。町外に仕事を持つ人、いつでも町内の情報が閲覧できて住民の利用性を考えると、随時書き込みをするべきだと思います。更新時期を定めておられるのか、担当の責任はどこにあるのか、改めてお聞きいたします。お願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 會見議員の次の質問で、湯梨浜町IT化推進についての質問でございます。


 初めに、暮らしのガイドについての質問でございますが、公開するための形式として、暮らしのガイドとしてPDF版のそうしたものを皆さんのお手元にお配りしておると存じておるところでございますが、そして掲示しているものでございまして、ホームページ内の目的に沿って検索できるクイックサーチと2種類の情報が準備されておることは皆さん御承知のとおりでございます。PDF版につきましては、この中にリンク等を貼るということがあれば、これらにつきましては余りに手間もかかりますので御容赦をいただきたいと思います。そのかわりにクイックサーチを準備しております。このサーチにつきましては、合併当初掲載をいたしたものに各課から新情報を追加しているところでございまして、まだ掲載情報が少なく、当初掲載していた内容と各課から出された内容とのリンクについては行き届いておりませんのが実情でございます。


 次に、公共施設の予約情報、学校の行事、保育所行事等につきましての御質問でございますが、公共施設の予約情報につきましては、町としても欲しいのですが、セキュリティーを保った形でのシステムは相当の価格がしますので、電子自治体構築とあわせ検討をしたいと考えております。学校の行事、保育所の行事につきましては、イベントカレンダーに全部集約しております。


 次に、防災無線放送を一つのリアルタイム的な随時書き込みについての御質問もございました。放送と同時にリアルタイムで更新となると難しいこともございますが、放送後に何らかの形で掲示ということができれば可能ではないかと思われますが、今のところ、まだ各課ごとの書き込みが浸透しておりません。今後、各課で情報発信していく形態をつくってまいりたいと思っておるところでございます。


 次に、更新時期についての御質問でございますが、湯梨浜町ホームページは各課から新情報を掲載できるようなシステムを採用しており、各課に対しても掲載のための研修は行っております。今のところ、自在に利用しているところはありません。ほとんどは各課から提出のあった情報を企画情報課が掲載しているというところでございます。このシステムが浸透し各課ごとの管理ができるようになれば、随時各課から新情報を掲載できますので御利用いただきたいと思いますが、職員につきましては再度研修を実施するなど指導してまいりたいと思っておるところでございます。よろしくお願いをいたします。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) ありがとうございます。


 私がたまたま最近サークルを持っておりますのに、新しく湯梨浜町へ来られた方が非常に多いです。健康カレンダーもない、ごみ袋もどこへ買いに行ったらいいかわからない、あるいは保育所に来年入れたいんだけれどもゼロ歳児預かってくれるだろうか、大変心配事を相談に来られる方が多いです。パソコンですべて見れて、それが本当に実施されるものであればこれより安心するものはないと感じておりますので、どうかよろしくお願いいたします。


 私は、各課の職員職員と言われますが、その各課の職員で入力していくことは不可能な状況なのでございましょうか。例えば企画情報課にこれを出してくださいとお願いしなければいけない状況なのでしょうか。そこをもう一度聞かせてやってください。


○議長(松本 繁君) 企画課長。


○企画統括課長(福山 保君) リアルタイムにホームページに出したいという考えもございまして、各課に1名ずつ簡単なお知らせは書けれるように研修しながら進めておりまして、先ほど議員さんが言われました健康推進課、そこの方は4月から43件も更新しております。そこはもう職員が自由自在につくっていただき、そのものを企画情報課に課長決裁で文書になってきます。公開の権限は企画情報課にございますので、それを見ながらその日、または明くる日には公開できるようにしております。ですから、各課に1人ずつ作成する職員はおると思います。それがまだまだ浸透してないということがございますので、町長が申し上げましたとおり、もっと指導していきたいと考えております。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) ありがとうございます。


 そうなりますと、住民の方から質問したり、または電話で夜遅く聞いてきたりすることが少なくなってくると思いますので、せっかくのこのIT時代でございますし、各公民館にも全部パソコンを入れていただいております時代ですので、ぜひともこれを利用して、広く湯梨浜町を住みやすい町にしていっていただきたいと思います。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 続いて質問をしてください。


○議員(1番 會見 祐子君) 次の質問に移ります。


 介護保険法の改正の内容と湯梨浜町の対応についてでございます。18年度、予防介護の取り組み制度が変わりまして、その取り組みと計画がなされているのか、お尋ねいたします。これに伴う介護保険料の変動の有無ということであるかないかということをちょっとお尋ねいたしたいと思います。


 18年介護保険見直しの内容と取り組みについてでございますが、鳥取県の介護保険の総費用額は給付の伸びに伴い増大しております。平成12年は3,600万で、17年には6,700万の予算請求をしている状態が鳥取県から発表されております。県の長寿社会保険課からのニュースでございますが、旧東郷町では平成15年4月から9月までの金額は65歳以上1人当たりの保険給付額は2万3,000円であり、県下で3番目でありました。介護保険料も3,973円と10番以内であります。16年、湯梨浜町では1人当たりの在宅介護サービス保険給付金は約7,000円、施設サービス保険料は約1万4,000円でありました。在宅サービスでは住居費や食費は利用者負担でしたが、施設サービスでは介護保険から支払われていたために、費用負担の公平性や介護保険と年金給付の調整の視点から見直されたと聞きました。


 このたびの施設サービスの被保険者負担増により、住民の方々は悲鳴を上げておられます。施設サービスで両親を介護している私のお友達は、どこかに働きに出なければ今の自分がもらってる年金だけでは両親を見ることができないといって嘆いておられます。また反面、12年間の在宅介護をされた方の経験話から、認知症を併発されながらの壮絶な看護をされたという体験談を聞きました。非常に胸を打たれました。被保険者が最期まで家族にみとられることはすばらしいことですが、経済的なこと、人間関係、家族構成などから思い通りにならないものだなあと思いました。


 昔から家族の介護は女が見るもの、長男の嫁が見るもの、娘が見るものとの生活習慣でしたが、今は核家族の時代であり、これも変わりつつあります。16年末、要支援の方136名、要介護1の方が262名と聞いております。私は一人でも多く、一日でも長く、自分のことは自分ができて健康で生きがいのある人生を送られるお年寄りが我が町に安心して暮らせることを願うものです。


 予防介護制度が導入される18年、力を入れていただくということですが、どのようなプランがあり、また事例があるか、または予算があるのか、わかる範囲でお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 會見議員の介護保険制度改正の内容と、そして湯梨浜町の対応という問題、2点につきまして答弁をさせていただきます。


 介護保険法の改正内容につきましては、要介護区分の変更、新予防給付及び地域支援事業の実施、地域密着型サービスの創設、利用者負担額の見直し、事業者の情報公開義務等の改正でございます。


 その中で、介護予防事業につきましては、新予防給付として地域支援事業に区分され、新予防給付は要介護の方を対象とした介護状態の軽減や悪化防止に効果的な介護サービスの実施であります。既存サービスのほかに新たに筋力向上トレーニング、転倒骨折予防、低栄養改善、口腔ケア、閉じこもり予防等のサービスを導入するものでございます。本町におきましても、要支援、要介護1など軽度者の従来の介護サービスから外れることを踏まえ、介護予防事業に力を入れ、特に閉じこもりの方や要支援の方を対象とした筋力パワーリハビリを推進し、健康運動指導や栄養改善指導などとあわせて取り組み、先ほどありました元気なお年寄りをふやすような方向を推進してまいりたいと考えておるところでございます。


 また、要支援、要介護認定者以外の虚弱高齢者の介護予防につきましては、18年度より地域包括支援センターで地域支援事業として取り組みますが、法改正に伴う補助対象事業の見直しもあり、現在、社会福祉協議会等とともに既存のサービスを介護予防の視点から見直しを図り、介護保険事業計画推進委員会に提案しているところでございます。提案しております主な事業は日常生活関連動作訓練事業、高齢者食生活改善事業、運動指導事業、食の自立支援事業、訪問リハビリ事業、言語リハビリ事業、生活管理指導者派遣事業、家族介護支援事業、成年後見制度利用支援事業などであります。


 次に、介護保険料についての御質問でございますが、65歳以上の第1号被保険者の保険料につきましては、第1期及び第2期保険料の実績をもとに平成18年度から20年度の3カ年の推計により算出するものであります。それには要介護認定者数の推計と居宅及び施設サービス利用者数の推計により介護費用の総額を算出し、それを1号被保険者数で割ったものが第1号保険料であります。現在、保険料事業計画推進委員会で介護サービス内容とあわせ検討中であり、1月開催の推進委員会において仮保険料を提示できる段階でありますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。以上であります。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) そうしますと、18年の見直しに当たっての保険料がこれから決まるということでございますと、また値上がりするということでございますか。じゃあ、住民の方が不安でいっぱいですと言っておられるのが、そのとおりになるということでございますね。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) ただいまの話でございますが、まず12年からかかりまして、3年を1スパンとして1期、2期、3期となるのがいよいよ来年でございます。そして合併をいたしました。そうしますと、それぞれの旧町村で介護保険料が違っております。旧東郷地域と申しますか、旧東郷町が一番高い、そして羽合との差はごくわずかでございますが、羽合、泊との差が約1,000円ございます。それをどのようにするかという問題もありますので、その辺の検討はこれからのこの委員会で決定されるわけでございますが、往々にして介護保険の目的は在宅介護が目的で始めましたものでございますが、経済のこうした動向等により、どうしたって施設介護というものがふえてまいりました。そこにおいてそうした施設があれば安易にそこに依頼するということがございまして、そうした傾向もあることも事実でございますので、その辺をどう調整していかという問題につきまして今、考えているところでございますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 會見君。


○議員(1番 會見 祐子君) ありがとうございました。


 合併しましたら負担は少なくサービスはたくさんというイメージが非常に私どももしておりますので、どうかその負担の一番少ないところで御決議いただきたいと思っております。


 元気で介護保険の認定を受けない、支援は今必要ない、介護保険は使わなくてもいいお年寄り、この方は全体の本当に95%ぐらいおられると思います。中でもひとり暮らしの方、あるいは老人の二人暮らし、そのような方も我々の地域にはお見受けいたします。これに対してどのようなサービスを考えておられるのでしょうか。健康福祉いきいきサロン、地域ぐるみの取り組み、そのための予算があるのか、ぜひとも各地域で行動なさる方たちにも御支援をいただきたいと思っております。18年に向かいまして元気なお年寄りのためにも予算を多少なりといただきまして、先ほどの食の問題にしましても、それから運動の問題にしましても、年をとるごとに本当に小さい規模で行っていかなければいけない部分が見えてまいります。どうかお忘れのないようによろしくお願いしたいと思います。


 最後になりましたけれども、きょうの新聞でございます。もう本当にまだ湯気が出ております。きょうの新聞に、先ほどの学童保育のことが出ております。大規模化いたします。これを読みまして最後にしたいと思います。「共働き家庭の子供の生活と遊びを保障し、かつすべての子供の放課後を豊かで安全なものにするため、放課後の居場所をどう形づくるのか、真剣に考える必要があります」。これがきょうの新聞でございますので、先ほどの質問からぜひよろしく真剣に取り組んでいただきたいと思います。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 以上で會見君の一般質問は終了いたします。


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○議長(松本 繁君) 本日予定しておりました一般質問はここで一応打ち切りをさせていただいて、明日残りの皆さん方の一般質問をさせていただきます。


 どうぞ、あす9時、本会議を開きますので、御参集くださいますよう。


 以上で本日の会議は終わって散会といたします。


              午後4時48分散会


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