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鳥取県 湯梨浜町

平成17年第 7回定例会(第 3日 9月16日)




平成17年第 7回定例会(第 3日 9月16日)





 
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   第7回 湯 梨 浜 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第3日)


                           平成17年9月16日(金曜日)


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              議事日程(第3号)


                         平成17年9月16日 午前9時開議


 日程第1 一般質問


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              本日の会議に付した事件


 日程第1 一般質問


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               出席議員(18名)


      1番 會 見 祐 子       2番 吉 村 敏 彦


      3番 浜 中 武 仁       4番 入 江   誠


      5番 徳 田 幸 宣       6番 酒 井 幸 雄


      7番 光 井 哲 治       8番 前 田 勝 美


      9番 浦 木   靖       10番 吉 田 礼 治


      11番 竹 中 壽 健       12番 増 井 久 美


      13番 秋 田 和 幸       14番 福 本 幸 弘


      15番 平 岡 将 光       16番 寺 地 章 行


      17番 村 中 隆 芳       18番 松 本   繁


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              欠席議員(なし)


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              欠  員(なし)


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             事務局出席職員職氏名


 事務局長 ───── 西 田 光 行   書記 ─────── 櫻 井 尚 子


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            説明のため出席した者の職氏名


 町長 ─────── 山 本 庸 生   助役 ─────── 宮 脇 正 道


 教育委員長 ──── 前 田 三 郎   教育長 ────── 西 山   登


 総務統括課長 ─── 宮 本 幸 臣   企画統括課長 ─── 福 山   保


 生活統括課長 ─── 米 村 繁 治   福祉統括課長 ─── 石 原 清 弘


 産業統括課長 ─── 石 田 保 行   建設統括課長 ─── 松 本   徹


 東郷地域振興課長 ─ 中 嶋 重 幸   泊地域振興課長 ── 仙 賀 芳 友


 教育統括課長 ─── 神 崎 勝 治   出納室長 ───── 真 壁 信 子


 財務課長 ───── 岩 本 和 雄   水明荘支配人 ─── 山 下 星 子


 総務課参事 ──── 前 田 啓 嗣   代表監査委員 ─── 山 名 哲 彌


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              午前9時00分開議


○議長(松本 繁君) それでは、開会いたします。


 ただいまの出席議員数は18人です。定足数に達しておりますから、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。


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◎日程第1 一般質問





○議長(松本 繁君) それでは、昨日に引き続きまして、一般質問を行います。


 9番、浦木靖君の一般質問を許します。


○議員(9番 浦木 靖君) おはようございます。9番、浦木でございます。ただいま議長よりお許しが出ましたので、通告に従って質問をいたします。


 質問事項は、町民に対しての健康対策に関しての行政の基本姿勢ということでございまして、要旨につきましては、高齢者に対しての健康対策ということで、特に今多くなっていると思われる引きこもり、あるいは認知症予備軍と思われる人たちに対する取り組みはどうなのかということがまず第1点。次に、住民1人平均の医療費、これはまた老人も含めてでございますけども、またその老人の中にも介護保険での医療費ということもございますので、この辺を含めた医療費がどういうふうに推移しているのかというところの質問でございます。2点目が、健康診断についてでございますが、健康診断というのは非常に大切なことでございまして、今どういうふうな湯梨浜町では受診率になっておるんかと、他町と比べてどうなんかということがまず第1点と、あとその大事な健診ということに対しての受診率をどうやって向上させる考えがあるかということについての質問でございます。


 まず初めに、引きこもり、先ほどは認知症の予備軍と言いましたけども、軽度の認知症ぎみの住民の方に対する対応を伺います。


 近所でも認知症の家庭を見受けます。まして老老介護でもあり、自分の時間もないぐらいに介護しておられる姿を見ます。この認知症は、私は、知人のいないところに移転されたとか、あるいは家に引きこもってしまわれた、あるいは役職にまでついておって頑張られておられたのが、その役職をやめられて何もすることがなくなってしまった、こういう人が往々にして認知症になりぎみなことだと私は思っています。このような住民の方に積極的に認知症予防のために取り組まれる必要があると思いますが、町長の考えを伺いたいというふうに思います。


 次に、健診のことでございますけども、人間だれしもが元気で長生きをしておりたいということ、また医療費の削減にもつながる健康診断は、大変重要である。しかし、にもかかわらず、国は17年度、今年度ですけども、健診の補助金は全額カットし、単町費にし、また18年度からは老人保健事業から地域支援事業へと切りかえの方向にあると聞いています。そうなれば受診者の内容の変更でもあり、例えば今まで1年に1回受診できとったものが、その地域支援事業ということの変更により、2年に1回というようなことになってしまう、そういった内容でございます。このような状況であり、また町としても経費削減が叫ばれておる中でございますが、このような予防に対する費用は、削減ではなく増加させるべきだと私は考えますが、町長の考え方をお伺いしたいというふうに思います。


 また次に、受診率の件でございますが、これは全協の席でも配られましたけども、議員の方には配付されましたけども、この受診率の一覧表を見る限りにおいて、非常にこの担当課いいますか、健康推進課の方は保健師を中心にしながら本当によく頑張っておられるなというふうに私は感じております。この16年、17年の対比を見ましても、特に基本健診ですよね。こういうことにしても、前年度よりも537人も受診者が多いというようなことになるということは、非常に私は喜ばしい状況にあるというふうに思っています。それは、先ほども言いました、保健師の方の後追いといいますか、フォロー、そういうことを徹底的にやられておられるいうことを聞きました。やはりそういったことは大切であり、一般の住民の方の健康診断に対する意識向上にもつながっていくと私は考えております。そういったことも踏まえて、私はこの受診率というのを高く評価いたしますが、ただ1つ残念なのは、これはどこの傾向でも見られると思いますけども、私は、これから生活習慣病にかかわる年齢というのはだんだん若年化していく、そういったことを考えれば、30代、40代の受診率が少し少ないんじゃないかというふうな感じがします。そういった中において、この若年者に対しての受診に対する啓蒙をどのような方向でやられるおつもりなのかをお聞かせ願いたいというふうに思います。以上です。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 浦木議員の質問にお答えいたします。


 町民に対する健康対策に関する行政の基本姿勢ということにつきまして、高齢者に対しての健康対策、特に引きこもり、認知症予備軍と言われる人たちへの取り組み、そしてまた住民1人当たりの医療費、その推移ということについての御質問でございますが、高齢者に対する健康対策で、引きこもり、すなわち閉じこもりについての取り組みということは大切でございます。そうした中で、介護予防において転倒骨折等の外傷疾病に加え、虚弱、寝たきり、認知症の原因となり、閉じこもりの予防は重要であると思っております。閉じこもりは、高齢者の身体的要因等が大きくかかわり、外出しにくい状況が生じる場合と、本人の社会的役割や家庭内での役割が喪失したり、何かの原因で近隣知人との交流が難しくなった場合や、それらが相重なって閉じこもり状態に陥ると考えられます。


 閉じこもり予防につながる介護予防の一つとして、現在、高齢者の身体機能維持、向上を目的に、高齢者運動教室を行い、高齢者が楽しく体を動かし、転びにくい体づくりに取り組んでおります。参加者につきましても、参加者同士の交流の場として徐々にふえているところであります。


 また、理学療法士とともに、身体の機能の低下が心配される方等を対象に、訪問リハビリテーション事業により個々に指導、助言を行い、要介護状態にならないよう、その後の状態において訪問等で把握しながら、適切なコーディネート等を実施してまいります。


 また、今年度より高齢者筋力向上トレーニング事業を実施していきますが、対象者につきましては、閉じこもりや高齢者を重点に利用していただくよう進めているところであります。


 また、何よりも高齢者の閉じこもりの対策には地域の協力が不可欠であり、各地域の自治会、老人クラブ、婦人会などが閉じこもりの人をいかに地域の活動の場に誘っていただくかが地域住民の協力の、そうした必要でありますので、それぞれの地域におきましても、閉じこもりや高齢者がおられるのか実態把握をしながら、地域との連携も必要であると考えております。


 次に、認知症予備軍と思われる人たちに対する取り組みでございますが、これも閉じこもり予防と同様に、家庭や地域とのかかわりが大きく、早期に発見すれば予防することができます。認知症予備軍の状況を進行しないように食いとめる方法といたしましては、本人やその家族の対応次第で進行をおくらせるものでございます。認知症は、高齢者の問題ではなく、若年層からの自己健康管理能力が大切であります。個人については、特に脳梗塞にならないよう、高血圧、高脂血症、糖尿病の予防が必要であり、家族においては本人が美しいと感動できる場を提供したり、喜びを感じられる趣味が持てるようにしてあげたり、本人が家庭で居心地もよく、大切にされるという実感できるようにしてあげることが大切であります。


 認知症等に関して町民の関心も高く、啓発活動は重要だと考えられます。昨年も町民対象に講演会を実施しており、本年も平成18年2月18日にアロハホールで計画しております。


 認知症は特別な病気でなく、だれもが発症する原因を持っております。住みなれた町で安心して生活できる町づくりの願いは、認知症への理解や家族の支援も含めて推進することが大切であります。現在も、在宅介護支援センター、社会福祉協議会、医療機関、行政等が連携をとりながら高齢者の状況把握をし、支援方法について連携をとりながら対応したりしており、さらに地域からの情報はいち早く入ってきやすいように、健康相談、健康教育、訪問活動等の事業の中で、町民からの情報、関係者と情報交換を図りながら取り組んでまいります。


 次に、町民1人当たりの平均の医療費、また老人1人当たりの医療費の推移でございますが、住民1人平均の医療費につきましては、国民健康保険、社会保険、共済保険等があり、それぞれの保険者が違い、全般的な把握はできません。町が保険者であります国民健康保険の1人当たりの平均医療費の推移は、平成12年度が39万9,000円、平成13年度が40万4,000円、平成14年度が39万円、15年度が42万3,000円、平成16年度41万1,000円であり、横ばい状態で、平均40万5,000円の国民健康保険の医療費となっております。


 次に、老人1人当たりの医療費の推移でございますが、介護保険の給付も含めて医療費の質問でございますが、老人医療受給者と介護保険給付者の年齢の違いがありますので、介護保険給付を含めての計算でなく全体を含めての問題でございますが、老人医療費のみの推移につきましては、平成12年が64万7,000円、平成13年度が62万2,000円、14年度が61万4,000円、15年度が63万5,000円、16年度が65万8,000円であり、多少の増減はありますが、平均して63万5,000円の老人1人当たりの医療費となっております。


 介護保険につきましては、介護サービス給付費を65歳人口で割った推移は、平成12年度が18万3,000円、13年度が21万1,000円、平成14年度が22万3,000円、15年度は23万2,000円で、平成16年度は25万5,000円であり、年度ごとに少しずつ増加しております。5年間の平均介護サービス給付費は22万1,000円となっております。


 次に、健康診断の状況についてでございますが、健康診断についての他町との比較してどうなのか、受診率はどうなのかということでございます。


 各種健康診断事業は、今さら申し上げるまでもなく、町民の方々の健康づくり、健康増進を目指す重要な施策として位置づけております。一人でも多くの方々に健康診断を受けていただき、万一病気が見つかった場合には早期治療に取り組んでいただくことなど、健診は健康づくりの基礎であり、基盤であると考えております。今年も地域巡回のセット健診や、町内の医療機関で受けられる基本健診、がん検診、あるいは人間ドック検診など、拡充した内容で実施しているところであります。


 お尋ねの受診率でありますが、お手元の配付資料に主な受診率の状況をまとめました。行っとるでしょうか、皆様方の方に。1番は、16年度の状況でありますが、15年度の旧3町村の実績に比較すると若干受診率が減少しておりますが、2をごらんいただきますとおわかりのとおり、今年度は1人でも多くの方々に受診していただける体制をとったこともあり、受診希望者数が大幅に増加いたしました。肺がん検診の希望者が減少した以外は、どの検診についても受診希望者が大きく増加しております。これは、検診会場を指定せず、どこでも受けられる体制をとったことや、今年度から新規に町内5つの医療機関の御協力をいただき、受診できるようにしたことなどによるものと考えております。特に、婦人科検診は、地域巡回の集団検診を年間12回、県立厚生病院での検診を10回、さらに中部地区内の6つの医療機関でも年間を通して受診できるようにしたため、子宮がん検診は前年度の5倍近い受診希望者となりました。また、人間ドック検診では、前年度より122人も多い651人の方に順次受診していただくことにしております。さらに、受診率向上を図るため、本年度は健康づくりカレンダーの活用やケーブルテレビ、音声告知機などを利用して健診の周知は特に力を入れました。こうした取り組みの拡充が功を奏し、今年度は健診の受診希望者は大幅に増加したものと考えております。


 また、他町と比較してのお尋ねでありますが、資料3として、県が作成した健診事業の国庫補助額算定資料から平成15年分の受診率をお示しいたしました。この表で、旧3町村分を平均して出した湯梨浜町の受診率が、中部地区の平均、県の平均、いずれに比較しても上回っていることがおわかりいただけることと思います。


 以上、申し上げましたとおり、町といたしまして、健診事業を町民の皆さんの健康づくりの基盤と位置づけて受診率向上を目指して取り組んでいるところでありますが、それ以上に重要なことは、町民の皆さんが健診を通して自分自身の健康づくりに深い関心を持ち、健康増進に生活習慣を見直すきっかけとなることを願ってやまないものでございます。そして、万一精密検査を要する結果が出た場合には、一日も早く精密検査を受診され、適切な治療を受けていただき、健康回復に努めていただくことであります。これが健診事業の大きな目標であり、重要な課題であると考えておりますので、よろしくお願いを申し上げ、皆さん方の御協力、そして地域の皆さん方とともに歩む、そうした健診事業に取り組んでまいりたいと思っているところでございます。何とぞよろしくお願いいたします。


○議長(松本 繁君) 生活統括課長。


○生活統括課長(米村 繁治君) 補足してお答えさせていただきます。御質問の後段の方で、生活習慣病に対して若年者の対応という御質問の内容がありましたので、補足させていただきますが、17年度からは、特に管理栄養士の関係でございますが、昨年度まで旧の東郷町で雇用されていた管理栄養士1名を配置しておりましたが、17年度からは2名の常勤体制で、特に生活習慣病における食事の管理関係を徹底指導しようでないかということで、保健師と連動して動けるように2名体制で町民の健康対策にかかっております。


 それからさらには、保健推進委員さんの活動ですが、これが一番行政側ではフォローし切れない部分、集落、あるいは自治会単位での活動にローラー作戦的に動いていただいておりまして、町内全体で約120名程度の保健推進委員さん、頑張っておられますが、日常的に研修も積み上げていただいて、声をかけやすい体制っていいますか、そういうことで幅広い年齢層にも声が届くようにする体制を組んでおります。


○議長(松本 繁君) 9番、浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 答弁がかなり長いもんでしたので、私の質問する時間がなくなってしまうというようなことがありますので、それをちょっと気をつけていただきたいというふうに思います。


 まず、認知症の件につきましてでございますけども、私もこの件につきましては以前から非常に関心を持っておりまして、いつだったかちょっと忘れましたけれども、ある新聞の社説に認知症のことを書いた社説が載っておりました。それは私も初耳だったんですけども、回想法という治療といいますか、訓練といいますか、いうことの記事が載っておりました。これは、岐阜県の明智町と愛知県の師勝町、この2町が取り組んでおられるという記事の内容でしたので、私も早速そこに行って視察しに行ってきました。たまたまそれが全協の日だったもんで、全協を欠席ということになりましたけども、これは申しわけなく思っておりますけども、行って私は非常に勉強させてもらったというふうに思っています。この回想法ということについて、ちょっとだけ触れさせていただきたいと。このことによって町がどういうふうな判断をされて取り組まれるかどうかということは行政の方に任せるとして、とりあえず私が視察してきての思いをちょっとだけ述べさせていただきたいというふうに思います。


 回想法とは、約30年ぐらい前にアメリカの精神科医が提唱したもので、高齢者の人の昔話、それは不安の軽減、抑うつ状態改善などの効果があらわれるというものが確認されております。日本でもここ数年特養老人ホーム、大学病院のデイサービスセンターなどで実施されつつあるというものであります。それでは、なぜ回想なのかということにつきましては、高齢者認知症の9割は脳を使わないことが原因の老化廃用型であり、これは大半が生活習慣の改善で治せると。脳卒中とか、あるいは血管性や遺伝子によるアルツハイマーなどの医療原因の例は1割だというふうに聞いております。このことを考えて、脳を使うということは非常に大切である、だから回想法ということが認知症の治療の一つであるということを言われておりました。


 また、新聞の社説の欄には詳しくその回想法のことが書いてありましたけども、それを要約してみますと、回想法を実際の場でやっておられるというのは、5人か10人、10人ですよね、10人高齢者の方が集まられて、そこに3人の方のファシリテーター、進行役の方がおられて、1時間か2時間、2時間ぐらいですか、いろんな話をされる。さっきも言いました高齢者の昔話ということが非常にいいということにおいても、いろんなことの思いを話しさせてもらういうようなことをやっておられました。それをやり出されたきっかけというのは、そこの師勝町には資料館に昭和の時代のたらいとかちゃぶ台とかかまどとか、すっごく、もう10万点ぐらい並べてありました。そこに来られた人の高齢者の方の帰るときの、あるいはそれを見ておられるときの表情は、非常に生き生きしておったということがその師勝町においての回想法を取り組もうということの一つの要因になったようでございます。このことが、当初はその新聞の担当者も半信半疑であったと。しかし、意外にも効果はすぐあらわれた。本人の表情が豊かになり、さらにスクールに参加した日は一日じゅう穏やかであったと家庭からの報告が相次いだと、このような内容でした。


 私は、やはりただ単に高齢者の方を今のやり方で果たして認知症の予防になるんかということは非常に疑問に思っております。ですから、例えば学校、この施設は以前病院であったところを改装してそこに集まってもらうとか、要するに身近な施設に集まるということが非常に大切なようです。そういったことから考えた場合、この湯梨浜町に当てはめた場合に、私は地区公民館が割とそういうところに合うんではないかというふうに考えております。


 今現在、地区公民館には、主事が半日常勤ですか、単町費で約7万円の費用弁償しながらの主事がおられますけども、私は、この地区公に職員を配置する、その職員がファシリテーターとなりその会を立ち上げていく、あるいは会を進行していくいうことが非常に大切ではないかと。ましてその地区公に職員が配置になるということは、地区の苦情とかいろんなことの窓口にもなり得る。私は以前合併する前に、地区公には職員が配置されるものだというふうに聞いておりまして、そうなるものだと信じておりましたけども、現実はそうなっておりませんけども、私はそれは進めるべきだと思いますし、泊の問題がありますけども、泊は1つの、地区公がなくて公民館1つだということでありますけども、泊の方にも4カ所ぐらいの地区公を立ち上げて、そこにもやはり職員を配置して、私が今言ったようなことをやるというようなことは非常に大切ではないかというふうに思います。これは答弁は要りません。要りませんから、そういったことを考えてもらいたいということだけにとどめておきます。


 それと、健診の方でございますけども、病院とかそういったいろんな施設、健診の事業委託されておりますけども、その委託料というのが5,700万ほどであります。ところが、今聞いた医療費等を考えてみますと、老人1人当たりでも介護のあれを入れたら約90万近い医療費になっております。また、若者にしても40万近く。それを考えた場合、この5,700万という委託料が高いかどうか、高くつくかどうか、私は非常に安いというか、もっと上げて受診率を高めるべきだというふうに考えております。そういったことも考慮にされながら、今後その健診ということについては前向きに取り組んでいただきたいということを要望して、この件については終わります。


○議長(松本 繁君) 答弁はいいですね。じゃ、続けて。


○議員(9番 浦木 靖君) 答弁は要りません。


○議長(松本 繁君) 続けて次の質問に入ってください。


○議員(9番 浦木 靖君) 2番目の質問として、町行政一般についてと、ざっぱな質問でありますけども、要旨といたしましては、合併して1年たとうとしていますけれども、当初の新町まちづくり計画等が作成されておりますけども、それに対してどういうふうな進捗状況にあるのか、まずお伺いしたいと思います。次に、当町の主幹産業と思われる農業、漁業、観光、IT産業に対してどのような育成計画をもって推進されようとしているのかを伺いたい。次に、若者の定住のための具体的な取り組みはどうなのかという、この3つの趣旨でございます。


 小さい2番目の丸として、合併して諸問題が頻発しているが、その要因とその後の取り組みについてでございます。類似した事件が続いているが、事件に対する重大性が伝達できる体制になっているのか、また、事件の本質をきちんととらまえているのか、現金、預金に対して、執行部が住民の血税であるといった認識が希薄であるのではないかどうか、また、事件が発覚した時点での報告がなぜおくれてしまうのか、この点についてでございます。


 まず初めに、合併して1年がたとうとしております。当初の町づくり計画は、これにきちんと書いております。これに沿って現在も取り組んでおられると思いますけども、この中にもいろんな、本当にきちんとしてまとめておられ、これに基づいて多分町づくりが進んでおると思いますけれども、これと現在行われている総合計画、まちづくり総合計画、これはどういう関係にあるのかと。まちづくり総合計画っていうのは、どういうものを今審議されているのかというところをまずこれ伺っておかなくてはならないというふうに思います。


 確かにこの町づくり計画に基づいて、あと町長の意見とか、そういうものを加えながら総合計画っていうのをつくっていかれるかと思いますけども、私が以前聞いた範囲によりますと、今、まちづくり総合計画でやっておるからもうちょっと待ってくれという返答が何回か聞かれました。合併して1年たつのに、もうちょっと待ってごせえやということは何事かと。もう1年たったということです。いうことをまず認識していただきたいというふうに思います。


 次に、2番目の方の諸問題が頻発しているがということについてでございますけども、まずこの諸問題、水明荘の問題から、あるいは小学校の給食時間等の取り扱いに対しての教職員のあり方等の問題が起こっております。また、今回、8月の29日ですか、執行部の方から全協の場において、会計事務の遅延の解消ということについての説明がございました。


 まず、私はこのことについて助役とちょっと話をさせてもらったことがありますけども、住民にまずこのことは説明する義務があるということは言ってまいりました。それに対して助役は、書類をっていうか、ペーパーを出すのも一つの方法かもわからないけども、議会の一般質問等でも何人かがやられる、それによってある程度住民に説明ができるのではないかということであったかと思います。そういったことを考えて、この事件がどういうことであったかということを、まずこの場においてちょっとだけ説明させていただきたいというふうに思います。


 この事件は、この経過と対応というところをざっと簡単に読みます。平成17年の1月7日に、10月から12月末現在の月例監査したところ、正否の検証が不可能であったということが確認されました。それから2月の月例監査、3月の月例監査、4月の月例監査においてもそういう状態、要するに、月例監査ができない状態であったということの報告であったと思います。ようやく5月の23日、24日の監査において、4月末現在で3億7,000万余りの現預金が過多、多かったいうことが確認された。6月の定例監査で、今度は逆に5月の末では1,500万程度の現預金が今度は不足しておったということが確認され、ようやく17年の7月の15日に合いましたということが報告されました。私は、ここの中において一番問題になると思っているのは、このおくれた原因、なぜおくれたのかと、それときのう、同僚議員の質問の答弁の中で、全協の席では町長は、これを確認したのは10月末であったということを明言されました。ところが、きのうのさっきも言いました同僚議員の質問に対しては、1月に知ったということを言われました。どちらが本当なのかと、まずこれを問いたい。


 次に、さっきも言いました、なぜおくれたかという点について、まずこの2点を答弁願いたいというふうに思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 浦木議員の2点目の質問でございますが、町政一般ということについてでございますが、合併して1年がたとうとしているのに、その進捗状況、さらには総合計画と新しい町づくり計画との整合性、そして具体的な取り組みということでございます。


 その新町まちづくり計画は、市町村合併に際しまして、合併町村の住民の皆さんに対して合併町村の将来に関するビジョンを提示し、これによって合併の適否を判定いただく材料の一つとなるものであります。本町の合併に際しましても、市町村の合併の特例に関する法律、いわゆる合併特例法に基づき、住民参画により協議を重ねていただき、策定したものであります。また、この計画は、合併特例法に示されている合併特例債などの国の財政支援措置の適用のためには、この計画に事業計画を位置づける必要もあります。この新町まちづくり計画は、合併後の新しい町づくりを進めていく方向を示すものと考えております。


 一方、町の行財政運営は、地方自治法にもありますように、その事務を処理するに当たりましては、議会の議決を経て、その地域における総合かつ計画的な行政の運営を図るために基本構想を定め、これに即して行うようにしなければなりません。ここで言います基本構想を定めるためには、湯梨浜町といたしましても現在総合計画の策定に着手しているところでございますが、現在この計画が遅いということもございましたが、こうして合併してようやく1年になりました。しかしながら、それぞれの事情、それぞれの地域の実情等もありましておくれておりますが、平成18年度までにはぜひそのものを位置づけながら、新しい町づくり計画をつくって対応したいというぐあいに考えているところでございますが、新町まちづくり計画は、先ほど申し上げましたように、合併町村のマスタープランとしての役割を果たすものですから、合併後の湯梨浜町総合計画を策定するに当たっては、旧町村の合併のための判断材料でありました新町まちづくり計画を尊重し、その趣旨や内容等を生かした形で審議いただくものだと思っております。湯梨浜町総合計画策定後は、これに基づいて行政運営を執行していきたいと考えておるところでございます。


 また、農業、漁業、観光、IT産業に対する育成計画や若者の定着のための具体的取り組みにつきましても、御質問のとおりでございますが、新町まちづくり計画での事業で、農業、漁業、観光、そうしたものに若者の定着等の主要施策や主要事業を示しておりますが、これらも総合計画策定の中で具体的に審議していただき、協議していただき、それからより具現化を図るものの、その実現のために総合計画を資するためのものでございますので、御理解をいただきたいと思います。具体的な方向づけは、第1次湯梨浜町総合計画と考えておるところでございます。


 次に、合併して諸問題ということでございますが、なぜ報告がおくれるのか、そしてそうしたものの住民への説明義務、そして事件の経過を含めた説明、そして例月監査ができない状態だったというその原因等につきましての御質問でございますが、先ほどもございました、この議会の一般質問でございましたが、合併後の苦情やトラブル、問題が起きており、住民の皆様を初め議員の皆様方に大変な御迷惑、御心配、おかけしておりますことを重ねておわびを申し上げる次第でございます。


 たびたび言うようでございますが、職員には常日ごろから、問題があったときは上司に報告し、内容によっては町長まで報告し相談するよう指導しているところでございますが、早いうちに手を打てば未然に防止できたり、問題に至らずに手を打てることもありますので、今後一層このことを徹底してまいりたいと思うわけでございます。


 また、このように問題となったことは、一人一人の担当者、あるいは一担当課の問題でなく、職員全員の問題としてとらえ、再発防止のために、幹部会や各課ごとの研修を通じ、職員への周知徹底を図ってまいります。そして、その際には、事案の発生原因や影響などを調べるとともに、該当者への対応、さらには再発防止策などを検討し、実施してまいります。また、報告につきましても、職員みずからが判断してしまうのではなく、ある一つのルールにのっとり、細大漏らさず情報の共有化を進めてまいりたいと思います。


 おくれた原因、私がその原因を10月と申しましたのは、10月になぜこの事故が、この会計システムというのはその日その日の会計を合わせて帰るものだというぐあいに私は観念をしておるもんですから、その辺が私はなぜなのかということをその時点で問うたということでございまして、実際に1月になってそうしたことの明細がわかったということでございまして、その辺の言葉の相違でございました。


 そして、その住民説明の義務、そしてその経過を含めまして、例月監査のできない状態につきましては、助役の方で答弁をさせますので、よろしくお願いをいたします。


(発言する者あり)


○議長(松本 繁君) 宮脇助役。


○助役(宮脇 正道君) 会計事務の遅延につきまして、町民の皆様に、そして議員の皆様方に御迷惑をおかけしましたことを私の方からも重ねておわび申し上げます。


 先ほどおおむねの経過につきましては浦木議員がおっしゃったとおりでございまして、今後このようなことのないようにということで、金融機関との協議なり、あるいは情報センターとのそのシステムのもっと生きた活用の仕方とか、そういったこともやっております。4月以降はきちっと日計あたりも上がってくるようなシステムが一応確立されておりまして、今後再びこのような遅延して住民の皆様に御迷惑をおかけするというようなことのないよう努力してまいりたいと思っております。


○議長(松本 繁君) 9番、浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 初めの方の町づくりというふうなところについて、1点だけちょっとお伺いいたします。


 私は、多分3月の定例会だったと思いますけども、今回の定例監査の意見書の中にも結びの欄に書いてありますけども、私はこの今のこの時期に専門職員をきちんと養成してちゃんとすべきだということを私は提案しました。そのときに町長は、補正を組んで取り組みたいということを言われました。私は6月にその補正がつくもんだと期待しておりましたけども、6月もなし、9月もなし、いつその補正を組まれるつもりなのか、この1点だけをお伺いしたいというように思います。


 それから、会計事務の件でございますけども、今るる町長が言われましたけども、きのうの中でおくれた理由をというようなことも言われましたけども、そこの中で私は疑問に思ったのが、システム導入によって混乱を来したということも1点あったかと思います。その中で、6カ月間の試用をやったということを聞きました。6カ月間では足らないのか、それでは何カ月、何年あったら試行ということがきちんとできるんかと。6カ月というのは非常に長い期間です、私に言わせたら。6カ月やってもなおさらこういった混乱を起こすような理由に上げられる、そのこと自体私は納得できません。


 次に、月例監査報告についてでございますけども、現在ISOが取り組まれて、きのうも大分そのISOの問題が出てきました。そのISOのマニュアルどおり、例えばどういうことが起こった、それに対してどういった取り組みをやった、それでどういう結果になった、そういうことが一つのマニュアルとして施行するようになっておるというふうに私は理解しております。この事件に関して、私の聞いた範囲によりますと、10月に職員はこの収支が合わないということは確認されております。その中において、このISOできちんとそういうことは多分私は上司の方に報告はされておると思います。それを見られたかどうか、町長が見られたかどうかは私はわかりません。きちんとそれを見ておられて、対応、あるいは指示されておったならば、ここまで混乱するような状況にはならなかったと私は思います。その辺の町長の対応のまずさというのを私は指摘しておきたいというふうに思います。


 また次に、監査の件でございますけども、ずっと月例監査が行われなかったということでございますが、助役の義務として、この事務の遅滞の分で今後の取り組みとして、財務規則を厳正に運用していきたいという項目がありました。しかし、この財務規則の99条、これによりますと、助役は毎月会計の歳入歳出款別月計表を作成し、翌月10日までに町長に提出しなければならないとなっております。要するに、これもやられてなかったんじゃないかと、それどうなのか。もし仮にこの条例違反、条例のとおりにやっておられないということは、月例監査の方でもやれる状態でなかった、あるいは助役としての任務も果たされないような違法行為が6カ月間も7カ月間も続いておったというこの異常事態、これを町長はどのように責任を感じられるのか、私は問うてみたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)


○議長(松本 繁君) 光井君。


○議員(7番 光井 哲治君) ちょっと意見を言わせてください。


○議長(松本 繁君) え、意見。


○議員(7番 光井 哲治君) 休憩ちょっととってください。


○議長(松本 繁君) あれ、何ですか。そういう乗りで休憩とる、目的は。


○議員(7番 光井 哲治君) いや、ただいまの意見で……。


○議長(松本 繁君) ちょっと待って。休憩しますけど。


 休憩します。


              午前9時51分休憩


    ───────────────────────────────


              午前9時52分再開


○議長(松本 繁君) 再開します。


 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 浦木議員の質問でございますが、まず、私への質問として、専門職員の予算化という問題につきまして、なぜ私が今考えますのに予算化なんて言ったのかということに私もいささかのもんを感じておるわけでございます。職員の定数だけの予算は、どこであろうと現在1年間の予算が組んである以上、それはどういうぐあいに操作しようとできるもんだと考えておるわけなのに、なぜ予算化すると言ったのかという辺に、私に私が疑問を投げかけている点でございます。


 そして、ISOの取り組みも、10月に合わないと知りながら、なぜここまで引きずったかということでございますが、わかった時点、毎日のようにそのような指示、そしてその状況の説明聞きながら取り組んでまいりましたが、その大きな金額の相違は、やはり基金の入力、そして資金の流用等の問題であって、毎日の小さい金額の問題ではございません。そうしたものだろうというぐあいに考えておったところでございますが、特にその注意を怠ったというようなことはございません。絶えず毎日のように注意はしておりましたんで、御理解をいただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 9番、浦木君。


○議員(9番 浦木 靖君) 何か答弁になっとるようななっとらんようなことだったと思いますけども、先ほどもちょっと今言われました、その専門職員の育成についての予算化ということについても、なぜそう言ったかわからんと、そんな無責任なことってありますか。そんな無責任な町長の答弁ということは、我々はこれからの議会においてもそう理解していいですか。それは私は許されるものではないと思います。ですから、町長の発言には十分に責任を持った答弁をしていただきたいと。これは私の意見というよりも、まあ私の意見として言っておきたいというふうに思います。


 今言われたようなことを聞いてみて、本当で1月に知ったとかどうだったかというのは、非常に私は疑問に思いだしました。実際そうなのかと。ましてやもう1点、以前ちとほかにもあったですけども、3月現在、3月の末ですか、どうもちょっと日にちははっきりしませんけども、何人かが集まられて、以前東郷町からの引き継ぎの会計の分、金額で言うと120万ですか、合わない状況があった。これをどう対処しようかというふうなことを相談されたと私は聞きました。この対処の仕方と結果がどういう原因だったかというところを回答願いたいというふうに思います。


 それから、全協でも申しましたけども、水明荘の問題。この水明荘の問題のときにも町長は議場において、今後、町の現金、預金というものは住民の血税でもあり、非常に大切なものであるということからして、今後このようなことは一切ないようにしていきますと言われました。その口の根のあれが渇かんうちに起こった今回の問題に、同じようなことをやられてしまっている。職員にちゃんと言った、これで済まされた。みずからの減給といったことでも済まされた。これでもまだ改善されていない。これをどういうふうにとらまえておられるのか、私は非常に疑問に感じます。


 そのようなことも踏まえて、私はきのう出ました水明荘の問題にちょっと触れておきたいと思いますけども、この問題も一連した事件だと私は思います。そこの中において、私はきのうちょっとやじを飛ばしましたけども、職員の処分、訓告ということでの処分をしたということでありました。私は以前、学校給食の教職員のあり方についての問題のときに、戒告、懲戒処分で戒告という方が2名おられました。それと比較して、本当に整合性があるんかと。余りにも処分がきついんだか緩いんだか、私はもうちょっと処分ということについて整合性を保つ必要があるんじゃないかと。きょうも朝、ある住民の方に会いました。えらい軽い処分だったなと言われました。この辺はやはりきちんとすべきだと思いますし、きのう最後の方に言われましたけど、町長はみずからの責任をどういうふうにとろうとしておられるのか、はっきりと私は聞こえませんでしたけども、考えてみたいというふうな答弁だったと私は理解しておりますけども、その辺もちょっとお聞きしたいということでございます。


 それともう1点。この事件が起こってから所長が帰って職員の方に報告されてやられたようですけども、その報告の中のあれっていうのが、犯人探しのようなあり方であったと。あんたが秋田議員に告げたでないかと。あんたが言ったじゃないかと。本質ではなくして、事件の方の余分な方のことを一生懸命言われたというふうにきょう聞きました。このようなことで本当できっちりと対応しようとしておられるのか、この辺をお伺いしたいと。


 それで最後に、町長のこの会計のあり方についてのみずからの責任のあり方について、明確に答弁を願いたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。あと3分ほどですよ。


○町長(山本 庸生君) ただいまの御意見、3月末に東郷の会計の問題について協議したということでございますが、3月末のみしたんではなく、絶えずしてまいりましたんで、そうしたことがどうして起きるのか、どのような方法、この辺はどうなのか、この辺はどうなのかという問題については1回、2回の会議ではございません。たびたびしながら進めてまいったという、そうした実態でございます。


 そして次に、水明荘の処分の問題でございますが、今、この処分につきましては過去の例を参考にしながら決めたものでございますが、この湯梨浜町に、もとそれぞれの旧町村にもない、交通違反のそうした一つの処分の基準はあるわけでございますが、職員のそうしたものの基準がございませんので、今後につきましては、鳥取県職員懲戒処分の指針というのが一つはあるわけでございまして、それに準じて本町の基準をつくって対応してまいらなならんというぐあいに考えているところでございます。


 そしてもう一つは、犯人探しみたいな問題につきましては、私は全然そのようなことを存じないということでございます。


○議員(9番 浦木 靖君) あと1点、この会計の問題について、町長、どのような責任をとられるのかということ、その辺の答弁、明確に。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) きのうお話ししましたように、十分に検討しながら考えてまいりたいと思っております。


○議長(松本 繁君) いいですか。(発言する者あり)いや、1分18秒ありました。


 それでは、これで9番、浦木靖君の一般質問を終わります。


    ───────────────────────────────


○議長(松本 繁君) 10分間休憩いたします。再開を10時10分とします。


             午前10時00分休憩


    ───────────────────────────────


             午前10時10分再開


○議長(松本 繁君) それでは、再開いたします。


 続けて一般質問を行います。


 12番、増井久美君。


○議員(12番 増井 久美君) 12番、増井です。ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきたいと思います。


 まず、私は2つ質問を用意しておりますけれども、最初は、合併協議会の中で3町村の施策の中で新町に持ち越されたものが数多くあると、調整は進んでいるのかと、こういう内容ですけれども、先ほどからたくさんの議員の方がいろいろ調整に対しては言っておられますので、私は私なりにお聞きしたいと思います。


 新町に持ち越されたものは多々あるとは思いますが、まず職員の給料についてお尋ねをいたします。


 3町村が合併して早いもので1年が過ぎようとしております。ところが、昨日から本日にかけて多くの議員が指摘しているように、トラブルが次々と発生しております。町民の行政に対する目は大変厳しいものがありますので、行政をつかさどる職員の皆さんには自治体労働者としての誇りと自覚を持ってそれぞれの仕事に当たっていただきたいと切に思います。


 しかし、現在いろいろ皆さんの声を聞いておりますと、3町村の職員の給料が統一されていないという問題が私の耳にはたびたび入るようになってまいりました。そこで町長にお伺いをしたいわけですが、第1に、こういったことは合併前に統一するべきではなかったのかということでございます。町長は、合併推進協議会の長として3町村の合併を引っ張ってこられました。これは先回の質問でも申し上げました。その責任者として、どうして統一できなかったのか、合併協の中でどんな議論が交わされ不統一のまま今日を迎えることになったのか、まず教えていただきたいと思います。


 第2に、職員間の中で給料の不統一があることが職員の方の労働に影響を与えていることはないのか、町長の認識はどの程度なのか、お聞きしたいと思います。


 第3に、町職だけではなくて、社会福祉協議会の職員にも不均衡があるとお聞きいたしましたが、それらについてはどう考えておられるのかお伺いしたいと思います。


 最後に、合併して1年近くになります。私は、旧羽合町の議員のときから町村合併には反対してまいりました。住民の声が届かなくなるのでは、あるいは不便になるのでは、役場が遠くなるのでは、住民サービスが低下するのではないのか、特例債を使い切った10年後に果たして町に自力で頑張る力が育つのか、こういったいろいろな問題を、合併したいろいろな町の様子を聞くにつけて、合併には賛成できませんでした。そして、今日これらのことが本当の心配となってきております。町長にお願いしたいと思います。合併して1年になろうとしておりますが、本日までいろいろと議会で指摘されましたが、もう問題はありませんか。あるのなら、すべてさらけ出して一からやり直しをしていただきたい。


 今、町民は、町政に対して本当に不安や不満、そして失望と、さまざまな思いを抱いております。私は、合併には反対してきたという立場ではありますけれども、今は、せっかく合併したのですから10年先を見据えてよい町づくりをしたいと思っております。今後の町づくりに対しての町長の考えをお聞かせいただきたいと思います。以上です。


○議長(松本 繁君) 山本町長、答弁。


○町長(山本 庸生君) 増井議員の質問にお答えいたします。


 まず第1に、合併協議会の中で3町村のそうしたものが数多く新町に持ち越されたというその問題でございますが、合併までに決着をつけずにということでございますが、合併に際しまして、施策の調整につきましては13年10月から開催いたしました合併協議会において、25回の長きにわたって、委員の方々、そして町民の皆様初め多くの皆さんの御意見をいただきながら、合併協議項目として協議していただいたところでございます。この合併協議項目は、大きく分けますと、合併方式に関すること、そして新町の名称に関することを初め、各種事務事業の取り扱いに関することなど23項目あり、決定いただきました。この施策の調整の結果は合併協定書に記載のとおりの内容であります。


 なぜ合併時に調整が図れなかったのかということでございますが、合併調整項目の多くは合併までに調整をいただき、湯梨浜町になりましてからは、その方針に基づき業務を執行しております。しかし、御指摘のとおり、調整項目の中には旧3町村各種施策や各種環境、地域の環境などからしても統一が難しい課題、例えば夏祭りとか、町章とか、町の木、町の花、新町になってから新町としての住民の意識を持っていただいて決めていただく方が望ましいと思われるものもございます。また、固定資産税の評価がえや介護保険料率のように、制度上3年ごとにその見直しが決められているものにつきましては、その変更時期にあわせて調整した方がよいと思われることなどから、その時期に統一するようにいたしたところであります。そういった合併時に新町に調整するとしたことにより、皆様に平成17年度各種事業の取り扱いにつきましても戸惑いを招いたものもあろうかと存じますが、いずれにいたしましても、旧3町村での施策に違いがあるものにつきましては、できるだけ早い時期にということを念頭に対処してまいりたいと思っておりますので、また議会の皆様とも御協議申し上げながら、方向を定めて決定していただきたいと考えておるところでございます。


 そして、合併市町村の中で、新町に持ち越されたものの中の3町村の職員の給料の差があるまま合併したのはということでございますが、合併に当たり、3町村の職員の給料に差がある、そうしたことは、合併協議会において、職員の処遇及び給与の適正化の観点から統一し、そして、なお新町発足時に職員については現給を保障するということで決定されたところでございます。そこで、職員の給与処遇の問題につきまして、合併前に3町村合同で職員組合と執行部の考え方を示して数回にわたり交渉を行ってまいりましたが、合意に至らず、新町に持ち越しをしたものであります。そして、お尋ねのそうした格差是正につきましては、過日、町としての考え方を組合に提示したところでありますので、なるべく早い時期に調整を行ってまいりたいと考えているところでございます。


 3点目として、町民にもっと身近なものは急いで統一すべきであるという問題でございますが、合併協議会の中で、新町での調整項目とされたものは82項目あります。詳細まで含めますとそうしたものがあります。そのうち50項目は既に対応済みとなっているところでございます。具体的な個々の案件につきましては、調査、研究の必要性など、検討内容に応じ対応時期も異なりますが、引き続き進行管理に努め、住民の皆さんの理解を得ながら、適切に対応してまいらなならんと考えているところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 増井君。


○議員(12番 増井 久美君) ただいま答弁をいただきました。2つほどまだいただいてない部分がありますので、引き続いてお聞きしたいと思いますが、本来町職の給料について、私は言う立場ではないと思っているんです。これは本来は行政側と組合がきちんと話をされて、早急に片をつけられる問題であったと、そういうふうに認識しております。しかしながら、本日までこのまんま3町村の職員の皆さんの間での給料の格差があるまんまで合併しましてね、給料のこの格差がどう職員の皆さんに影響しているのかということを考えたときには、出さざるを得なかったんです。本来は影響してはいけないと思いますけれども、聞いていますと、やっぱり同じ仕事をしているのに格差があるのはどうかなとか、いろんな声が聞けるわけです。これは私は一つは職員の皆さんの不協和音の一つになっていると、こういうふうに思ってまいりました。今は、組合ときちんとお話をすると、組合の方に提示したということを言われましたので、ぜひともこれは一日も早く合意に至っていただきたい。そして、本当に心を一つにして町行政に当たっていただきたいと思います。


 1つ思いましたのが、社会福祉協議会はどうなのかという質問を先ほどしておりましたので、その点についてもお答えをいただきたいと思います。


 組合とは提示されてお話を続けられると思いますけれども、課長級以上についてもやはりお話をされると思いますが、これも本当によく検討していただきたいと思います。昨日、町長以下三役の皆さんは、給料をお引き下げになりました。これは6月の議会で、こういった社会状況の中で町民の皆さんは大変だと、町三役もぜひ給料を引き下げて町民の福祉厚生に寄与するべきではないかということにおこたえいただいたと思って、これはこれなりに評価したいと思います。ですので、昨日の質問の中でこの議案が出ましたときに、ある議員がおっしゃいました。町長三役が下げて、課長級との差はどうなのかと、そういうような意見も出ておりました。私は、羽合に統一しろとか東郷に統一しろとか言うつもりはございませんけれども、やはり町民の思い、あるいは今の町行政に対する厳しい目、そういったものを考えながら、ぜひとも合意に至っていただきたいと思っております。


 社会福祉協議会の件についてお話しいただきたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) 職員の給与、待遇の格差是正という問題につきまして、社会福祉協議会はどうするのかという問題でございますが、この問題、当然にこの湯梨浜町一般職は、そういうことになりますと、社会福祉協議会も、会長によく相談した上で、当然にそれはしていただくということを私は進言し、ぜひとも湯梨浜町一般職と同等な扱いをしていただきたいと請願をし、そして実施していただきたいと考えております。


○議長(松本 繁君) 増井君。


○議員(12番 増井 久美君) 昨日来、町政の不手際といいますか、不祥事といいますか、ずっと指摘をされております。残念なことに、そういう不手際が出ると、町民は行政に対する信頼を失います。また、たった1人であっても、町職の方にそういった不正を働く方があると、まじめに働いているすべての町職の皆さんが、やはりできが悪い、あるいは非常に怠慢ではないかと、すべてに批判が行ってしまう。そこのところをぜひともお考えになって、一日も早く町民のために奉仕するという、そういう観点に立っての町職のあり方を追求していただきたいと思います。


 最初に申しました、1年たちまして、こういった不手際がたくさん続いている中で、町長はこれからこの町政をどう立て直しされて、どう持っていかれるのか、そのことについて一言お伺いしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) こうしたたびたび皆さん方に本当に申しわけなく思っておる事項につきまして、どう立て直すかということでございますが、職員一人一人の意識改革、それをまず図ってまいらななりません。けさも職員に言いました。職員との対話の中で、しかしながら、私どもはきのうから議会、皆さん方はまだそうしたことに触れていないが、このような議会からそうした一つの質問も出ている中だと、そんなことで務まるかと、けさも一例を申しますと言ったところでございまして、そのようにして、一つ一つ積み重ね、そして公務員としての、公僕者としての基礎基本を私はしっかりと身につけさせる、そんな教育体制をつくってまいらなならんと考えております。私は、もうこうなりますと、接遇の問題からかけましてはやはりそれなりの専門家もございますので、そういう専門機関を招聘しての研修の場も持ってまいらなならん。とにかく意識が変わらねばこうした問題はなくならんという観念を持っておりますので、どんどんとそうした外部講師の導入、外部の協力をいただきながら進めてまいらな、内ばっかりでは、やはりきのうありましたような問題もございますんで、内でなく、外から見た湯梨浜町、外から見た湯梨浜町の職員というものに対するそうしたことを十分に研修してまいらなならんというぐあいに思っておるところでございます。


○議長(松本 繁君) ちょっと待って。町長、職員一人一人の意識改革と言われるか、あなた自身の意識改革を発信されたらどうですか。テレビが入っていますので、堂々と言われたらどうですか。言う気ないですか。


 なら、12番、増井君。


○議員(12番 増井 久美君) ただいま町長のお考えを聞いたわけですけれども、私の言っていることは、もう最初から最後まで一緒です。ぜひとも、もちろん議会もそうなんですけれども、町民のためにという形である町政ですので、皆さんが心を一つにして、本当に新聞をにぎわすのならよいことでにぎわしていただきたいというふうに思っております。


 1つだけ、町長にあえてお聞かせいただきたいと思います。昨日の一般質問の中で、吉村議員だったと思いますけれども、その質問をされた答弁の中に非常に気になる部分がありましたので、あえて質問をさせていただきたいと思います。


 これは次の給食の部分で言おうかとも思いましたけれども、積み残しということでこの中で言わせていただきたいと思います。給食センターの民営化についての話でしたけれども、保育所の調理室も皆回って試食をしてきたと、こういうふうに答弁をされました。香りや手づくりの味も一理はあると、こういうふうにおっしゃいました。町長が早速旧羽合の保育所等をお回りになられて試食されたということは、非常に私はいいことをされたと、現場で体験されてくることは非常にいいことだということは思います。思いますが、その後、香りや手づくりの味も一理はあると。しかし、熱いものは熱く食べられて味もよかったと、同じ町内でありながら違う方向をとるのはどうかと思うと、こういうふうに発言をされました。その真意は何か。ここのところを私はお聞きしたいと思います。私がうがった考え方だというならそう言っていただきたいけれども、私には羽合町方式でもいいのではないかというふうに聞こえたわけです。町長の本心を伺いたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) ただいまの質問でございますが、私は、食べてみて、現場の声を聞いてみて、例えば自所方式に、東郷地域、泊地域というぐあいに全町をするとすれば、相当の財源も経費も要るわけでございます。そうすると、現場の声からして、私が食べた感触からして、確かにさっき言われました音、包丁の音、そしてにおい、そうしたものはあるかと思いますが、その辺は財政といいますか、財源といいますか、そういうものを踏まえれば、私はそのようなこと、なかなか理解は得られないと思いますが、そういう方法も一つの考えではなかろうかと感じたところでございます。


○議長(松本 繁君) 増井君。


○議員(12番 増井 久美君) 町長の本音がそこにあったということはわかりました。しかしながら、もうちょっと現場の声を聞いていただきたいと思います。本当に東郷や泊の地区の皆さんがそれで納得されるのかどうか、あるいは保護者の皆さんがそれで納得されるのかどうか。羽合があそこまで行くには物すごい労力と時間がかかったんです。もうきのうきょうでああいうふうになったわけではない。本当にあそこまで持っていくのに、もう2年も3年も4年もかかってあそこまで持っていったんです。それでもやはりみんなが思っているのは、東郷や泊の自所方式の方がいいというふうに思っております。


 先回も言いました。地産地消の問題からいっても、あるいは子供たちの教育の面からいっても、お金で買えないものがある。そこのところを再度町長には考えていただきたいと、次の議会にも私は申し上げたいと思います。また、町民の皆さんともいろんな話をしながら、本当にどういう方法がいいのか、その声を町長にも届けたいと思っておりますので、町長の方も本当にいろんな立場の皆さんの声をぜひとも聞いていただきたいということを要望して、1番目の質問は終わらせていただきます。


○議長(松本 繁君) はい、どうぞ、続いて。


○議員(12番 増井 久美君) では、2番目の質問に移らせていただきます。


 学校給食についてということで、給食の時間について県の調査がされておりますが、当町の回答はどうなっているか、また、保育所、幼稚園も羽合地区のみ車での搬入ですが、時間については調査をされたのか、そして、今後の対応をどうされるのかといったことを中心にお聞きしたいと思います。


 8月に明らかになりました小学校の教師による児童への人権侵害の問題は、本当に大きな問題でありまして、町内外に大きな波紋を投げかけました。全国放送でも湯梨浜町本当に有名になったと思います。二度とこういった事件を起こさせてはならないし、起こってはならないと、こう思っております。


 そこで、昨日来、いろんな議員の方たちも質問されたり指摘されたりしているところですけれども、私は町長に、今後こういったことが起きることのないよう何に取り組まれるのかお尋ねをしたいと思います。一昨日、町長以下助役の給与をカットするということで町長は責任をおとりになりました、この件については。しかしながら、町民の間からは、それで終わっていいのかという声があるのも確かです。この問題が起きるときに何が不足していてこういう事態になったのか、そしてどこを修正すれば、何に気をつければ二度とこういう事態が起こらないのか、起こらずに済むことができるのか、この点について町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。


 私は、今回の件で大きく新聞が報道いたしました犬食いといった表現をしたことで、皆さんがこれ給食問題だというふうにおとらえになっている方が多いと思います。実際には、児童に対するとろいといった言葉や、あるいは足でこづいたりといったこともあったようですけれども、大きくこの給食問題ということがクローズアップされましたので、この点について的を絞ってお尋ねをいたします。


 この件があってから、県教委から実態調査が全県になされました。湯梨浜町の羽合西・東、東郷、泊の4つの小学校に対しての報告をなされております。まず町としてはこの報告書をごらんになって、どういう感想をお持ちなのかお尋ねをしたいと思っております。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) まず最初に、8月に起きました給食指導のいう問題につきましては、本当に県の詳細、そうしたものにつきましては教育委員会の方で説明がありますが、この問題につきましては本当に御迷惑をおかけして申しわけなくおわびを申し上げる次第でございます。


 この、何が原因か、どこを是正すれば原因が直るのかという問題につきましても、多々ありますが、学校という、私個人的なもので考え方で申し上げますならば、学校という一つの枠の中で物を解決しようという問題が一つにはあっただろうというぐあいにも思えてならんわけでございます。そして、教育委員会との連携の悪さ、そうしたものはあったことも事実でございます。そうしたことをなくするためには、やはり風通しのよい学校経営、そういうものを考えていく必要があるだろうというぐあいに思っておるところでございます。学校の教職員の皆様もそれぞれ大変な時代でございます。決められた時間というものがありますから、どうしたってそうしたことも出ることでございますが、その手法、そして子供たちにその教え方という問題で解決する問題もあろうかというぐあいに私は思っております。


 そしてさらに、県の実態調査という問題でございますが、そうした問題につきましては、教育委員会の方でるるお話があろうかというぐあいに思っておりますが、確かにその時間帯の問題もございますが、子育て支援課、そして教育委員会等と連携をとりながら、そのすべてのそうした幼児教育に対するものを含めまして、十分に検討してまいらなならんというぐあいに思っておるところでございます。やはりこのようなことは二度と起こらないようにするためには、保護者、町民の方の意見、要望を聞く相談窓口の充実、そして各機関との連携の強化を図り、業務の充実を持っていくよう指示をしているところでございます。以上でございます。


○議長(松本 繁君) 委員長。


○教育委員長(前田 三郎君) ただいま増井議員の方から御指摘がありました8月の不祥事につきましては、大変御迷惑をかけました。深くおわびを申し上げます。


 御指摘の内容でございますが、まず1つに、各小学校の給食時間、現在はランチルームで食事をする学校は50分程度、教室で食事をする学校は約1時間の時間を要しております。ランチルームで食事をする学校は、給食のコンテナを入れる配ぜん室が近いために、準備、片づけの時間が少なくなっておる現状でございます。食事の時間だけ見ますと20分から30分程度となっておりまして、学年に応じて食事の時間に幅を持たせたり、個人差に応じて食事の量を変えたりと、各学校とも児童の実態に合わせて弾力的に取り組んでおりますが、低学年と高学年では年齢差がありまして、食べる早さも異なります。現在の給食時間について、各学校では、特に低学年の職員では、短い、あるいは改善が必要と思われておるのが実態でございます。


 改善につきましては、緊急策として、各学校の状態に合わせて校長等の判断で時間を変えたり実施するようにしており、現在は一律ではございません。恒久策としましては、多少の期間、校長等の判断の実施を見ながら、給食運営委員会等とも相談をしまして、解決策を立てたいと考えております。


 次に、幼稚園、保育所関係のことでございますが、コンテナの搬出入時刻について幼稚園、保育所と協議を行った上で決めております。幼稚園、保育所とも給食準備にかかる時間が11時30分ごろと早く、コンテナの搬入から搬出までに2時間30分程度の余裕があることから、各幼稚園、保育所から問題がないという報告を受けておるところでございます。


 今後の対応についてでございますが、各学校の給食手順の見直し、低学年、小食、偏食児童への配慮等、給食時間の改善を踏まえて検討をしております。特に給食時間につきましては、応急処置として、東郷小学校では多少給食時間を延ばす等、2学期から生活時間の変更も行っております。恒久的には、先ほど申し上げましたように、校長判断の実施を見ながら解決策を立てていきたいというふうに考えております。また、偏食等の指導の問題点や要望を、学校だけではなく、各給食センターが中心に行っている給食主任会等でも協議をして、学校栄養士も含めて、給食全般のことについてその都度話し合い、改善をしていくようにしておりますし、8月の臨時給食主任会で、取り組みを、その都度頻繁に主任会を開いて対応をするという確認をしておるところでございます。


○議長(松本 繁君) 12番、増井君。


○議員(12番 増井 久美君) この報告書を私もいただいて読んだところです。そして、今、教育委員長が答弁されましたように、やっぱり低学年のクラスに対しては改善が必要あるとか、あるいは短いと感じているというのが全校、全部そのような回答になっておりました。ですから、ここのところを直さないと、やはり食の細い子供さんや、あるいは偏食の子供さんなどに対してはなかなか時間が足らないということになるのではないかなと思います。泊のランチルームは、やはり配ぜん室が近いということで食べる時間が長いし後片づけも早くなっている。センターで運んだところは、やはり後片づけにも時間がかかっていると。


 ここ、自由に書いてくださいという記述があったんですが、そこに書いておられる先生方の意見を読んでおりますと、やはり私は学校現場は大変だなというふうに実感いたします。ですので、やはりこれを全部先生の、今回やめられた先生は別といたしましても、すべての先生がこの辺では非常に苦労をしておられるのではないかなというふうに拝見いたしました。ですので、手順の見直しや児童への配慮、応急処置として給食の時間を延ばすとか、そういう配慮も必要だと思いますけれども、そこを延ばすと、今度は子供たちの遊ぶ時間が短くなって欲求不満が起きると。今度は事故につながるのではないかという心配もまた起きると思います。ぜひ学校給食委員会等でも検討していただきたいなと思うのは、特に低学年の時間帯にパートの方でもいいし、近隣のおばあちゃんなりおじいちゃんでもいいと思います。手伝っていただける方を配置するというような方法はとれないのかと。地元の方と触れ合うという観点でも、そういった地元の力をかりるという方法はできないのかどうかということを一つ私の提案として申し上げておきたいと思っております。


 保育所や幼稚園は、私もいろいろ話を聞いてみましたが、子供たちは給食の後はもう遊んでお昼寝ということなので、すぐ次に掃除をして学校のお勉強が待っているという小学校とはちょっと違うということで、非常に問題はないというお話を聞いております。ですので、やはりいろんな子供さんが今おります。家庭での教育力不足ということもよく指摘される方もありますし、いろんな状態の子供さんもおりますが、そもそも学校給食というのは、やはり子供たちの栄養源、そして教育の一面だというとらえ方、これは学校給食法の考え方です。ですので、この時間をいかに楽しく、そして活力を得るその根源として使うのかということが大切な問題だと思っておりますので、その辺についての町長なり、教育委員長なりのお考えをお聞きしたいと思います。


○議長(松本 繁君) 山本町長。


○町長(山本 庸生君) ただいま給食委員会等での検討事項としてもございました、高齢者の人のお手伝い、そしてその楽しく食事をする、そうしたこともなるほど結構なことでございますし、あってほしいなと思うことでございますが、私がまずそれぞれのランチルームということで全校生徒を一緒に食事させる、一つはいいことだなと思って私は言ったんでございます。しかしながら、学年によって長い時間を、おくれる時間10分の学年もあるわけでございます。ぴしっと早目に5分前に来れる、そうした授業時間もあるということから考えますと、それぞれが食事の時間が違ってまいります。その辺で何かみんなの顔を見ながら食べる楽しい給食といいながら、その辺にも一つの大きな課題もあらせんかな、かえって教室教室で食べるのも一つの楽しい給食かなと思って見させてもらった感想もあるわけでございます。いかにせよ、こうしたランチルームブームでございますので、なら、学校全体がやはり一番お昼前の授業はみんながぴしっとしまうという、そんな節度みたいなものもつけながら物をやっていく方法はどうなのかなと思っておるところでございますので、その辺もまた教育委員会等とも相談しながら、そうしたことの改善に向けて努力し、楽しい給食はどうあるべきかということを図ってまいりたいと思う次第でございます。


○議長(松本 繁君) 教育委員長。


○教育委員長(前田 三郎君) 低学年の給食時間に民間の力をかりたらということでございます。今現在は9名の先生が低学年の給食時間には入って、この給食対応をしていただいておりますが、一つの方法として承りまして、この給食運営委員会と、あるいは現在校長判断で時間を多少延ばしたりという緊急的な対応はしていただいておりますが、そういう状況を把握した上で考えたいというふうに思います。貴重な意見として伺っておきます。


○議長(松本 繁君) 12番、増井君。


○議員(12番 増井 久美君) もう終わりたいと思います。最後に一言だけ言って終わらせていただきたいと思います。


 学校給食法というのは1954年に成立いたしたわけです。学校給食については、義務教育諸学校における教育の目的を実現するため次の各項に掲げる目標の達成に努めなければならないということで、第1に、日常生活における食事について正しい理解と望ましい習慣を養うと、2つ目に、学校生活を豊かにし明るい社交性を養う、3つ目に、食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図る、4つ目に、食糧の生産、配分及び消費について正しい理解に導くと、こういったことを明記しております。ですから、学校給食は、教育であって人間づくりの原点にあるということは基本だと思っておりますし、今のようなこういう時代にあっては、学校給食で1食をきちんとしたものをその子供たちに食べさせることはできる、するということが大切だと思っております。


 単におなかがいっぱいになればよいというだけのものではなくて、やっぱりさっき言いましたように、第2項に書いてありますように、豊かにして明るい社交性を養う場でないといけないと。そういう観点から、ぜひとも今回のこの給食、学校の先生によりますこの給食問題を前向きにとらえて、子供たちにとってよりよい給食になるように、そして先生方の負担が少しでも軽くなるような配慮をぜひしていただきたいと申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。


○議長(松本 繁君) 以上で一般質問を終わります。


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○議長(松本 繁君) お諮りをいたします。議案の委員会審査のため、9月20日、21日は休会としたいと思います。御異議ありませんか。


            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(松本 繁君) 異議なしと認めます。したがって、9月20日、21日は休会とすることに決定いたしました。


 以上で本日の日程は全部終了しました。


 本日はこれにて散会をいたします。


 なお、9月17日、18日、19日は、休日により休会であります。9月22日は午前9時から本会議を開きますので、御通知申し上げます。


             午前10時52分散会


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