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鳥取県 八頭町

平成20年第 5回定例会(第4日目 6月13日)




平成20年第 5回定例会(第4日目 6月13日)





        平成20第5回八頭町議会定例会 会議録 (第4号)


 
招集年月日  平成20年6月13日


招集の場所  八頭町議会議場


開   会  平成20年6月13日午前9時30分宣告


       (第4日)





応招議員


   1番 秋山 宏樹   2番 池本  強   3番 中田  明


   4番 岡嶋 正広   5番 小倉 一博   7番 鎌谷  收


   8番 川西  聡   9番 河村 久雄  10番 桑村 和夫


  11番 小林 久幸  12番 下田 敏夫  13番 竹内 康紀


  14番 谷本 正敏  15番 西尾 節子  16番 林  展正


  17番 前土居一泰  18番 森山大四郎  19番 矢部 博祥


  20番 山本 弘敏  21番 松田 秋夫





不応招議員


   な  し





出席議員  応招議員に同じ


欠席議員  不応招議員に同じ





地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名


 町   長   平木 誠  副 町 長  中家俊夫  教 育 長   西山淳夫


 総務課長    井山愛治  船岡支所長  山根貴和  八東支所長   薮田邦彦


 税務課長    岸本博伸  企画人権課長 白岩和典  福祉課長    吉田英人


 保健課長    細田初博  産業課長   勝原宣則  建設課長    野崎正実


 上下水道課長  小林孝規  地籍調査課長 小林 孝


 会計管理者   土橋芳子  収納対策室長 植木俊明


 教育委員会事務局次長


         平木章治


 農業委員会事務局長


         保木本妻枝





本会議に職務のため出席した者の職氏名


 議会事務局長  山本政明  局長補佐   中村文子





議事日程


 別紙のとおり





会議録署名議員





  13番 竹内康紀議員  14番 谷本正敏議員





             議 事 日 程 (第 4 号)


             平成20年6月13日(金)午前9時30分開議


日程 第 1 一 般 質 問








議事の経過


◎開会宣告                    (午前9時30分)





○議 長(松田秋夫君) ただいまの出席議員は20名でございます。


 定足数に達しておりますので、これから6月12日に引き続き本日の会議を開きます。





◎議事日程の報告





○議 長(松田秋夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。





◎一般質問





○議 長(松田秋夫君) 日程第1 一般質問を行います。


 それでは、8番、川西 聡議員の質問を許しますので、登壇願います。


 川西議員。





◎川西 聡議員質問





○8 番(川西 聡君) 皆さん、改めましておはようございます。


 議席番号8番、日本共産党の川西 聡でございます。ただいま、議長の許可をいただきましたので、本定例議会の一般質問を行いたいというぐあいに思います。


 私は、通告で最初に、有害獣の問題を実は通告しているんですが、お恥ずかしい話なんですが、私、議員何年もやっておりまして、この問題、このテーマの質問というのは初めてでありまして、本当で西も東もちょっとわからないものですから、多分私が問題提起なんかも若干すると思いますけど、そんなことはもうとっくにやっとって、何を言っとるだいやと、そういうようなおしかりを受けられるかもわかりません。それを覚悟でちょっと質問してみたいというぐあいに思います。


 まず最初は、有害獣による農産物等の被害対策についてということであります。


 私たち日本共産党は、野獣鳥獣による農作物などの被害が増大しているもとで、被害防止対策は必要だと、当然考えています。そのための対策は、駆除一辺倒ではなくて、野生鳥獣の生息地管理や鳥獣の保護管理計画に基づいて、駆除と保護管理が総合的に取り組まれなければならないものだと、これを基本原則にいたしております。


 それで、近年、有害獣による農林水産業への被害が、中山間地地域等を中心に、全国的に深刻化しているわけです。八頭町におきましても、最近にぎわかせました、例のクマの出没は減っているようでありますが、今度は、クマになりかわりまして、シカが非常に出没するようになった。それから、猿の出没も相変わらずでありまして、頻繁にあります。農作物等を荒らして、農家への被害を与えているわけでございます。具体的に資料もいただきました、大変な金額であります。


 特に、シカの頭数は、非常にふえているようでありまして、それに加えて猿、それから忘れておりました、イノシシですね。イノシシによる被害も多いと。ご存じのように、猿は、人間に対して攻撃をしかけてまいります。さまざまな苦情が殺到しているということで、有害獣による被害は看過できないということでございます。


 ちょっと正直言いますと、いろんなところを回ってみますと、やっぱり山間奥地の方で、シカにやられてる、猿にやられている、何とかしてくれという、そういう声は多いわけですが、何とかしろと言われても、私の力ではいかんともしがたいということで、町長のお知恵を借りながら、一緒にちょっと考えてみましょうということでございます。


 そこで、現在の被害防止対策を推進することに加えて、今現在やってらっしゃることに加えて、何点かちょっと質問してみたいと思います。


 実は、昨年の12月13日ですか、参議院の農林水産委員会で、全会一致で決まったんですが、鳥獣被害特別措置法という、この法律が決まりました。長ったらしい、ちょっと持っておりますけど。この中に、これから私が申し上げるようないろんな事柄が含まれておりますので、とっくの昔に町政の方はもう考えられているんではないかというように思いますが、あえて確認の意味でちょっと質問してみたいと思います。


 まず第1番目、有害獣の生息数及び生息環境の把握の実態調査。これは、やっぱり捕獲、あるいは保護管理の上で必要なことではないのかということであります。


 それから、2番目であります。さまざまな協力者を募って、有害獣被害対策実施隊、これは仮称でありますが、このようなものをつくって、平成18年3月議員で、小倉議員の方から若干質問がありました。わな免許等、狩猟免許の取得を促進すると。新たな被害対策の担い手を育成することについてはいかがかということでございます。


 これはもう、正直に話せば、役場の職員の方に狩猟の免許を取っていただくと。一緒になって狩猟会と連携して捕獲をするというような、そういうような具体的な提案であります。


 それから、3番目ですね。昨年の11月12日付で、動物愛護管理法に基づく基準が改正されて、鳥獣被害の防止を目的にしまして、犬に対して適正なしつけ、及び訓練がなされていること等を条件として、犬の放し飼いが認められることになりましたが、犬の活用による追い払いの実施施策の導入は考えられないものでありましょうかということであります。


 それから4番目、有害獣の隠れ場所となるやぶなどの刈り払いによる緩衝地帯の設置、バッファゾーンと言うんですか、刈り払い後の食害されにくい作物の導入。例えば、ミョウガ、あるいはサンショウ、あるいはトウガラシですね。苦味、あるいは辛味・刺激臭があって、栄養価の低い作物の里芋・コンニャク等々、地中深くねぶきをつくる物。毒がある、これは食害されにくいわけですが、こういう食害されにくい作物の導入であるとか、あるいはちょっと大がかりになるかもわかりませんが、所によっては牛なんかを放牧して、そういう不耕作田なんかを開拓して、いわゆる防止対策に役立たせているところもあるということでございまして、これはどうかということであります。


 それから、最後であります。これは、小倉議員が平成18年3月定例議会で一般質問いたしました。生息環境や保全に資するための町有林や国有林に実のなる広葉樹林の植えつけの推進ですね、これはどうかと、こういう質問をしたのに対して、当時町長は、これは要約ですが、町有林が43ヘクタールありますが、30ヘクタールは植林済みであります。国有林も含めて、まだ植える場所がないか調査をしてみたい、こういう答弁をされているわけですが、このことについてどのような進展があったのか。


 以上、5点について質問いたしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 皆さん、おはようございます。


 それでは、8番議員、川西議員の一般質問に対しまして、答弁をさせていただきたいと思います。


 はじめに、有害獣による農産物等の被害防止対策についてというふうな中で、5点ばかりいただきました。有害鳥獣につきましては、町としても大変苦慮いたしておりまして、県の制度がある中で、県と一緒になって考えてきておりますし、年々そういう部分で、里が攻められてきているという感じをいたしております。


 また、昨年は若桜・智頭の問題かと思っておりましたら、シカの出没が頻繁になってきておりまして、この問題につきましても危惧いたしておりますし、県もこの事態を本当に危機的なものだというふうな参入方法の観点から思っておられます。県は、来年度から2カ年計画で、シカの保護管理保護計画を策定するということでありまして、この計画にあたりまして、ありましたように、生息数の問題、実態調査ということになろうかというふうに思います。


 調査では、これまでの捕獲例やふんの分析等から、生息エリアの推定、また、データをそれぞれもとにしまして、1年間に捕獲する頭数を決めたりというふうなことを立てられるということでございます。これにあたりましても、町としても協力的にしていきたいというふうに思っております。


 それから、2番目の有害獣被害の対策の実施隊といいますか、こういうものをつくってはどうだろうかということでございますが、先ほどありましたように、国の方ではこの施策につきまして、余り関心がありませんでした。3年前ですか、片山知事が皇居に行かれまして、新嘗祭の献穀米を献上されたときに、知事公舎にもイノシシが出るんですよと、天皇陛下に言われたそうです。イノシシが悪いことをするんですかというふうな話が、今、語り継がれておりますけれども、そういう中で、鳥獣被害防止の特措法が制定されまして、昨年の12月に公布、ことしの2月に施行ということであります。


 これにつきましては、権限移譲とか財政支援とか人材確保等々がありますが、まず、町がそういう計画を持ってやりなさいというふうなことでして、この計画に認められた部分が、国の補助対象になっていくというふうなことになろうと考えておるところでありまして、ありますように、今現在でも猟友会の皆さん方にもお願いしておりますけれども、高齢化、また、会員の減少というふうなことで、捕獲体制が不十分、十分でないというふうな感を持っております。


 また、狩猟免許につきましても、県の方がわなだけの免許、いろんな待遇を設けられまして、取りやすい格好にしておられますので、また7月に実施されますんで、防災無線等も通じてやっていきたいというふうに考えております。


 その中の一つに猿でございますけれども、これも権限移譲、財政支援、人材確保の中の、町が計画を立てるというふうなことになっております。今、花火とかモデルガン、役場の職員が改良しまして、高齢者の方でも打てるようなモデルガンをつくって、ばんと出るんですが、やっておりますが、なかなか追いついておりません。


 今後、防止計画を立てるにあたりまして、捕獲対策を考えてみたいと思います。従前、八東地域では捕獲された例があって、動物園に運ばれたようですが、今現在では、捕獲しても、それをどういうふうな格好で持っていくかというのが難しいと。3万円の補助金は出しておりますが、なかなかそこまではいかないというのが現状でありまして、もしできればえづけをして捕獲をし、東部総合事務所にクマの捕獲の関係で獣医さんがおられまして、狩猟免許を持っておられる。県とも相談しまして、麻酔を打ってもらいまして、中の一つに発信機を埋める。これも費用がかかりますが、学習放獣をしたいというふうに考えているところであります。


 シカにつきましては、鳥取県式のししがきくんという電気さくがあるようでして、ちょっと普通のより段が高いというふうなことで、普通の電気さくの2倍から3倍ですけれども、昨年、町内で1集落していただきました。防止効果はあるようでございますので、ことしもモデル的に1集落をどこかお願いしたいなというふうに思っております。そういう部分でも進めたいと思いますし、保護計画も進めるということであります。


 それから、3点目の動物愛護管理法に基づく基準の改正ということで、ありましたように、訓練された犬等には、追い払い犬といいますか、そういう部分で活用できるというふうなことで、新聞にも出たというふうに思っておりますが、またすぐにはなかなか難しいのかなと思います。訓練期間が要るということですし、そういう方が本当にいらっしゃるのかどうかというのをまだ見きわめがついておりません。


 それと、有害鳥獣の隠れ場所となるやぶなどの刈り払い。これにつきましても、草木が茂った耕作放棄地、田畑等々になりますと、有害獣にやられやすいというふうなこともありますので、質問の中にもありましたように、放棄地には牛やヤギを放牧する手段もありますし、また、下草はきれいにするという、一石二鳥の効果もあるというふうに思っております。


 いずれにしましても、集落全体で取り組んでいただかないと効果がないというふうに考えておりまして、先ほどありましたように、国の制度の中でも緩衝帯の設置に対する補助事業もございますので、そういう部分も計画に入れていきたいというふうに考えております。


 それから、5点目の町有林や国有林の実のなる広葉樹林の植え込みということでございまして、八頭町内の林野面積は、1万6,507ヘクタールということで、約、町の総面積の80%を占めております。以前にも申し上げましたけれども、国有林がそのうち800ヘクタールでありまして、その中で針葉樹の人工林が6割ということであります。あとは広葉樹ということであります。


 広葉樹の関係で、実のなる木の拡大等につきまして、鳥取森林管理所森林課にはお願いしているところでありますが、針葉樹を伐採して、その後に実のなる広葉樹を植えるということは可能であるということでございますけれども、今現在では、森林管理所では、伐採計画はないということでございますし、今後そういう部分があるということになれば、町が植林していくということになるというふうに思います。ただ、針葉樹の中には、これから今後、広葉樹がふえていくような状況が確認されているということでございます。


 それから、ありました町有林につきましては、船岡地域、八東地域の中で、合計43ヘクタールあります。そのうち、人工林は29.5ヘクタール、天然林は13.8。天然林13.8のうち11.2ヘクタールは広葉樹であることを確認しておりますが、残り2.6ヘクタールは、今、調査中でございます。


 それと、毎年区長さんにお世話になり、一株植樹の事業で、広葉樹等苗木のあっせんをし、多くの方に購入をしていただいております。平成19年度には、その事業とは別に、広葉樹の植林に係る苗木のあっせんを行いました。少し時期が遅かったので、周知徹底はできませんでしたけれども、この事業は、広葉樹の苗木をあっせんすることにより、森づくり緑化推進を目的として、山林や果樹園、あと廃園跡地等に植林し、適切な管理を行ってもらうということを目的といたしまして、木の種類としましては、クヌギ、コナラ、シバグリ等々、山桜とかあるわけです。そういう部分で、またことしもやりたいというふうに思いますし、昨年は4集落で159本の注文があったというところでございます。


 いろいろ申し上げましたけれども、答弁漏れがございましたら、またご指摘を願いたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 町長、漏れはありません。皆、誠実に答えていただいて、ポイントを突いていただきましたんで。でも1点、何点かにわたりまして、ちょっと一緒に議論してみたいというぐあいに思うんですけども、まず第1番目であります。生息環境の把握の問題ですね。具体的にお聞きしたいのは、シカが物すごく繁殖して、頭数がふえていると。それで、ちょっと調べてみると、北海道の方からずっと九州にかけて、シカの食べる物ですね。食べる物によって、シカの生息分布がかなり違うというようなことで、これは抽象的な言い方なんですが、僕はそういったことしかちょっと勉強しておりません。


 質問は、シカの今の生息頭数とか、あるいは八頭町内の中における分布とか、そういったことに関しては、何か調べているということはありませんか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 産業課長。


○議 長(松田秋夫君) 産業課長、答弁。


○産業課長(勝原宣則君) 生息の分布については、まだ調査はいたしておりません。県の調査と一緒になって、調査をさせていただきたいというふうに思っております。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) しつこいですが、18年度と19年度の資料をいただきましたけども、シカの捕獲頭数が3倍なんですよね。だから、具体的に申し上げれば、僕がいろいろ聞いた中では、八東地域の佐崎ですね。これも自分の勉強ですが、春先になってシカがワサビですか、ワサビの出る芽のまだ初期の段階で、それも食い荒らして、1反、あるいは3反、5反つくっているワサビ畑の所有者が、これ何とかしてくれと、そういうような悲鳴に近いような声を聞いたということでありまして、ぜひともこの分析をやっていただきたいということをちょっと申し上げたいわけですが。


 課長、じゃあもう一回聞きますが、生息分布の状況を調べるというのは、これは早急にやっぱりやらなきゃならないというぐあいに思うんですが、時間的なめどはいかがですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先ほどありましたように、県とされて、2年計画ぐらいで調べられるということでございまして、完成品が2年ということであります。だから、八頭町管内は、いつの時点で調査に入られるのかというのはわかりませんけれども、わかり次第、それは中間の数値としてとらえまして、町としての考え方もしていきたいというふうに考えておるところであります。


 ワサビの関係につきましては、私も上がらせていただきまして、実情も聞かせていただきましたし、また、明辺とか姫路の方にも問い合わせはしましたが、そちらの方にはなかったということでございます。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) それでは、次の質問をいたします。


 2番目なんですけども、ちょっと議場席からちょっと失笑が漏れたんですけどもね、さっきね。でも、役場の職員の方も狩猟隊の中に入って、やっぱり有害獣を退治するといいますか、おかしいのかな、こういう発想というのは。当然、仮称ですけども、有害獣被害対策実施隊というようなものの中に、行政の職員がやっぱり一緒になってやるというのは、これ例えば東京の八王子あたりはやっていますし、いろんな。あとはちょっと把握していませんけども、あるわけですけども。職員の方にわなであるとか、あるいは猟銃の免許ですね、それを取るのに、これはちょっと高いんですけども、補助を与えるというような、そういうお考えは全然ありませんか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) このたびできました鳥獣害防止総合対策事業の中には、地域協議会を立ち上げるということがあります。実施主体は、市町村、農林漁業団体、狩猟者団体などで構成する、そういう協議会が必要ですというふうなことで、もちろん市町村がそのことに基づきまして、防止計画を立てるということで、もちろん県との連携も出てまいります。


 猟銃ばかりでなくして、わなの免許に対しましても、取りやすいふうな格好で、県は制度改正されましたし、その部分では、町職員問わず、皆さん方に集落を挙げて取っていただきたいなという思いは、私にはあるわけです。


 そういう中で、町の職員だけ補助金ということにはならないと思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) それでは、3番の質問をちょっとしてみたいんですが、町長の方から言われました。これ、3番に関連して、いろんな退治方法ですね、ロケット花火等の活用による追い払い体制、あるいは電波発信機、先ほど言われました。主に電気さく、ネットさく、トタン屋根、猿落とし等々言われましたんですが、町長、忍返しさくと防護さくの組み合わせ、聞かれたことあります。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 正式名称がよくわからないんですが、どういう構造の物かと言っていただいたら、よくわかると思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 私もにわか勉強でちょっと勉強したんで、説得力はないかもわかりませんが、これは農林水産省の研究プロジェクトで、麻布大学というところがありますが、近畿・中国・四国農業研究センターが共同で開発した、忍返しさくということで、ちょっと写真、ちょっと小さいんですが。普通のおりというのは真っすぐですね、さくというのは真っすぐなんですよね。ところが、イノシシ用の返しつきワイヤー、メッシュさくと言うんですけども、上の部分が、上部30センチ部分が外側に折り曲げられる。


 つまり、こう立ってて、上がこう曲がっているわけですよ、早い話が。それで、どうしてこれが効果があるのかというのは、ちょっと解説ないんですけどね。イノシシが接近しても、これを乗り越えられないと。これは絶対イノシシサイズなんですけども、イノシシが接近しても乗り越えられない、真っすぐだったら、乗り越える。イノシシの習性なんでしょうね。ところが、外側に曲がっていると、イノシシがそれを乗り越えにくい。


 これが研究開発されて、効果が非常に上がっていると、こういうようなことがあるわけですが、これは検討されたらいかがでしょうかということを、ちょっと提案したいんですが、いかがですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 西粟倉村の方に行きますと、山沿いにずっと大きなフェンスがあるのはご存じだと思いますが、それは、そういう物ではなくして、もっと簡易な物だというふうに思います。


 だから、積雪があるところとか、そういう条件下では使えるのか、使えないのか。今、一番効力を発していますのが、電気さくでありまして、先ほど申し上げましたように、ししがきくん、普通の電気さくより少し高いのですが、その上に何十センチか、普通の電気さくの上に立てるということで、効果があるようですので、これはシカにもあるということですので、そちらの方がいいんじゃないかなとは思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) あとで資料を提供しますので、検討してみてください。


 それから、じゃあ4番ですが、きのう竹内議員の方からも若干ありました。耕作不耕田ですね、やっぱりこれの活用、これの利用ということなんですが、確かにそれは検討しなきゃならないんだということで町長は答弁されたわけですが、具体的な計画といいますか、そういったものがちょっと伝わってこなかったんですけども、どういうぐあいにプランを立てておやりになるということですか、この耕作不耕田の整理といいますか。


 有害獣の防止対策ということで、いわゆる緩衝地帯を設けると。これは、鳥獣被害対策法でも言っておりますけども、そのための一環として聞きたいわけですけども、将来的な計画、どうですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先般、農業委員さんとのお話の中で、耕作放棄地をどういう格好でしていくかという問題点がいろいろ意見としてありました。一つには、絶対守るべきところについては、総合力でそういうところをなくしていこう。


 それから、先ほどありましたように、放牧とかそういう部分に適した部分については、八頭も含めて、地域的に残すべきだろう。それと、本当にやはり林地に返した方がいいところについては、林地に返すべきだというふうな三つの項目があったと思います。


 だから、そういう部分ですべてがそういう場合に当てはまるとは限らないというふうには思いますけれども、ありましたように、そういう部分には実のなる木を植えていただくとか、里山対策と放牧する地域。これも、特定しておりません。だから、地域限定になってくるというふうに考えておるところであります。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) ちょっとその問題ということで、総合的なちょっと質問になってしまうかもわかりませんが、最後の揚げ足取りじゃないんですが、地域連携ということを言われましたけど、やっぱりこの有害獣の防止対策というのは、これは1町だけの問題ではない。当然、県の協力も要るし、それから隣町のやっぱり連携というのも要るわけですね。例えば、ある町では、耕作放棄地の管理をすると。あるいは、ある町では緩衝地帯の設置をすると。ある町では、捕獲おりを徹底的につくるとか、あるいはある町では、追い払いをやると。


 そういうような形で、関係市町村等による連携がされているところが、近年ふえてまいりました。被害対策というのは、個体群単位または生息地域単位として、被害に関係する市町村等が連携していくことが重要であると。当たり前と言えば当たり前なんですが、このことについて、町長のご所見を。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 当然そうだろうというふうに思いますし、やはり隣町といえば、智頭が入るかどうかわかりませんが、智頭はイノシシには余り無関心であります。シカ対策でありました。若桜もシカを言っておられますし、いろんな部分があるんですけれども、連携とれる部分があるとすれば、お互いが追っ払いやこをするのではなくして、全体的な計画が必要だというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 非常に難しい問題で、これが決め手だというやつはないわけですので、一緒になって取り組みたいと、頑張っていきたいと思っております。


 それでは、2番目の質問に移ります。


 これは、平成18年3月定例議会で私が一般質問した経過のある問題であります。私は、管轄は教育福祉常任委員会なもんですから、原則としては余り管轄の委員会の質問をということは思ったんですけども、後期高齢者の問題で、今、いろいろ問題にされておりますが、私はこの肺炎の問題ですね、高齢者の。やっぱり、この問題は看過できないのではないかということで、この質問をちょっと起こしたんですね。


 日本人の死因の第4位は、最近これ20年間ですが、肺炎であります。同じ肺炎で死ぬのでも、細菌による、細菌ですね、細菌。細かい菌。肺炎の原因は、肺炎球菌によるものが一番多いと。そういう調査結果があるということで、肺炎球菌ワクチン、これが開発をされたということで、日本では1988年、昭和63年、接種が認められました。


 ところが、予防接種法の対象疾患とはされていないで、脾臓摘出者、脾臓、月辺の脾臓の脾ですね。脾臓摘出者の肺炎予防以外は保険が認められないと、こういうようなことで、非常に高価な物であると。大体、これが5,000円から8,000円ということで、なかなか接種できない。


 ところが、これはちょっと大がかりなことを言うようで申し上げますけど、北欧のスウェーデンでちょっと実験がされて、インフルエンザワクチン、それから肺炎球菌ワクチン、これを一緒に接種すると。こういうことをやれば、全く接種していない場合と比較して、肺炎による入院が37%まで減少する。死亡は19%。これはちょっと幅が、19%という数字だという資料もあったし、あるいは27%だという資料もありまして、ちょっとどっちが本当なのかな、わかんない。ちょっと幅がある。両方接種して死亡する確率が非常に少なくなったと、こういう結果があるわけですね。


 先ほどでも申しましたように、しかし、しかし、この肺炎球菌は非常に高価でありまして、接種したくてもなかなかできないのが現状でありますということで、町が助成の措置をするべきではないかということを、私は再度聞きたいわけです。というのは、18年3月議会においては、町長は、これも要約ですが、このように答弁されているわけですね。インフルエンザだけの補助ではなくて、肺炎球菌ワクチンの接種の問題も含めて、考えていくべきでありますと、こういうぐあいに答弁されているわけですが、さて、あれから考え方はいかがでございましょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、2点目の肺炎球菌ワクチンの助成につきましてでございます。大変申しわけなく思っておりますが、平成18年3月定例会におきましても質問されまして、検討させていただくということでおわかれしているというふうに思っておりまして、申しわけなく思っております。


 ありましたように、肺炎の死亡率は、死因の第4位ということでございますし、65歳を超えると急速に高くなるというのもデータで出ているようでございます。そういう中で、高価な物であるということでありますし、1度接種すれば5年間もつ。外国では、何回も受けれるようですが、日本では1回しか受けれない。65歳で1回受けられたら、70歳では2度も受けられないという現実があるようでございまして、いろいろ勉強させていただきましたけれども、8,000円から1万円ぐらいかかるということでございます。


 予防接種ですから、任意なことになっておりますが、先ほどありましたように、保険適用にならない。国の、もし事故があったときに、そういう心配もあります。一つ考えてみたんですが、鳥取県内では以前、15年にモデル事業がありまして、江府町と佐治、福部がやっておられました。今現在、江府町の方でしかやっておられません。17年度以降の実施というのは江府町だけで、75歳以上でやっております。補助金は、3,500円でありますし、そういう中で30人ぐらいだそうです。


 町に置きかえますと、一度にはならないんですが、大体60%ぐらいが受けておられるというふうなことで、65歳でいきますと1,100万円、75歳で600万円、80歳で370万円、85歳で170万円ぐらい、そういうことが一つあります。


 それと、町内の先生にもご意見を伺いました。先ほどありましたように、日本では1回しか接種できない。外国の方では、特にアメリカでは、65歳以上の方は50%以上が接種してあるというふうなことで、日本では2%というふうなことです。


 いろいろ意見がありまして、1回しかできないということで、いつ時点するかというのが、一つはあるようですし、そういうことでなくして、医者が必要と認めたら、それをされて補助される方がいいじゃないですかという意見もありますし、まだ日本ではそこまで話が進んでないので、余り進めていないという医師もいらっしゃいます。


 けれども、このことをすることによって、医療費の抑制につながる可能性はあるというふうなお話も聞かせていただいて思いますし、それは後は町の考えでないかということであります。


 そういう中で、悩んでおりますけれども、ある方は、やっぱり80歳以上でいいじゃないかということがあります。このあたり、ちょっと勉強させていただいて、一挙に年齢制限をかけるというわけになりませんので、町内の医師の先生のそういうご意見があるならという考えを今持っております。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 私が何でこの質問をしたのかといったら、後期高齢者の問題で、会社は出しませんけども、老人は早く死ねってことかと、そういうようなことで非常に問題になっているわけですが、肺炎球菌ワクチンの助成をするということは、まさに長生きしてくださいよと。長寿を喜びたいですよということの、まさに象徴ではないかと。私は、そういうことを思って今回、これはちょっと取り上げてみました。


 それで、町長はいみじくも言われたんだけども、医療費の抑制につながる。これは、もう完璧につながりますよ。でも、ちょっと強調したいんです。ちょっと古い記録で申しわけないんですけども、日本です、当然。わが国で行われたことです。今は町が続いているのかな、ちょっと調べなかったんですが、北海道の瀬棚町というところがあります。これは、肺炎球菌ワクチンの助成は古いんです。平成13年9月から、65歳以上の高齢者を対象にして、国内で初めて肺炎球菌ワクチンへの公費助成を始めた地方自治体でございます。


 具体的に申し上げれば、この当時、町が費用のうち2,000円を負担した。これも記録は古いんですが、平成17年まで65歳以上の高齢者の58%に接種が行われたと。次があるんですよ。驚いたんですけど、瀬棚町では、高齢者を対象にした肺炎球菌ワクチン接種助成だけではなくて、全町民対象にインフルエンザの予防接種費用の助成、それから住民健診でのヘリコバクター・ピロリ菌の尿中抗体検査、これは一応解説しません。疾病予防対策を進めた結果、その次です。国保の1人当たりの医療費について、平成3年に道内一だった。医療費が1位だった、道内で。ところが、平成16年8月の時点で、何とこれが182位となったということで改善していて、医療費削減につながった典型的な地方自治体であると、こういう解説がちょっとされていたわけであります。


 私は、町長に悩んでいただいて、やっぱりさいころの目は、助成措置だと。ぜひとも、こちらの方にさいころの目を出していただきたいなということを思います。


 それから、細かいことで申しわけないんですが、アメリカでは70%だということですね、厚生労働省の資料によると。そちらと違うかもわかりませんが、70%だということで、それから日本では2%だと言われたけれども、これも若干数字が違いますね。3%、3.5%、厚生労働省の数字ですね。やっぱり、それだけじわっじわっと肺炎球菌ワクチンの助成措置というのは、地方自治体として広がってきているということであります。


 強調するようですが、今言ったのは北海道の瀬棚町ですね。細かいことは言いませんが、愛知県が非常に先進的ですね。愛知県にタカハギ市というところがありまして、現在、約200人が接種している。市の規模ですから、200人というのはどうかなと、もっと多くてもいいんじゃないかなと思うんですけども200人と。


 それから、例の東海村ですね。東海村が、これが昨年度実施をいたしました。それから、日進市はやっぱり70歳以上で、3,000円の公費助成を行っているということでありまして、徐々に徐々にやっぱりこういう助成措置が行われている地方自治体がふえているわけでありますが、同じ答弁になるかな。でも、もう一回ご決意を。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) もう少し考えさせていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) それなんですよ。検討したい、もう少し考えさせていただきたい。先ほどの耕作不耕田の問題もそうだったんですけどね。


 いつごろまでのめどで、結論をお出しになると。さっぱりわかりませんか、これは。例えば、来年度からとか、あるいは再来年度には何とかしようとか、具体的に言えばどうですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 何らかのあいさつの中にも、この年はさらなる進展のための基礎の年になるというふうなお話もさせていただきました。この20年度に考えさせていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) はい、結構でございます。


 それでは、最後の質問をいたしたいというぐあいに思います。


 バス停の駐輪場の問題であります。ある人に言われました。駐輪場ぐらいのことだったら、一般質問するともないじゃないかと言われまして、しかし、私はそうは思いません。やっぱり生活の必需品の一つではないかなと、やっぱり思わざるを得ません。当町にもバスの停留所は数多くございます。あとでもちょっと、自分なりに見た結果をあれしたいというぐあいに思うんですが、停留所付近には、自転車がこれは放置ではなくて、ちゃんと置かれてて、通勤、車の運転ができない方ですね。それから通院ですね、いろいろ聞いたんですけど。やっぱり、それから買い物、そういったようなことで自転車が置かれているわけです。全部の駐輪場じゃないですよ。全部の停車場じゃないですよ。


 それで、やっぱり駐輪場といいましてもスペースがあって、そこに自転車を置きなさいよというだけではなくて、やっぱり屋根があるのとないのと、ちょうど車の維持管理で車庫があるのとないのとは大違いでしょう。それと同じで、やっぱり駐輪場のある用地というか、テントを置かれているところはあっても、屋根がない。そういう箇所が少ないわけですね。


 私はそこで、バス停付近にある程度の用地がありましたら、その場所に自転車の駐輪場を設置するべきではないかということを問題提起をしてみたいわけであります。


 傾向としてというか、あとでもちょっと言いたいと思うんですが、力不足もあってご批判いただきましたけれども、南岸線が廃止になりました。それで、一番この問題で不便を感じてらっしゃるのが、いみじくも南岸線沿線の部落の方なんですね。そういった方は、南岸線がなくなりましたんで、若桜鉄道を利用すれば、それでもいいと。ところが、自転車を持っている方は、国道29号の方に出まして、それで乗ってきていると。ところが、自転車の駐輪場がないもんだから、バス停の中に置いているとかというようなことになっているわけですね。


 私は、やっぱりこの駐輪場の設置というのは、ちょっと無視できないのではないのかなということを思います。ちょっと偉そうに書いたんですけども、通告で。場所によっては、国や県の所有地もあるでしょう。それらの場所の駐輪場設置の事業主体は町ではないので、町が国や県に要求するべきではないか、ちょっと偉そうに書きましたけど。


 それで、先ほども若干言いました、すべてのバス停付近に駐輪場の設置を要求するものではありません。当然、駐輪場設置に対する、その付近の住民の方の自転車の利用状況とか、それから駐輪場の実態調査もしていただいて、ニーズもとっていただいて、ぜひともこれは場所、場所によって、必要に応じて前向きにやっぱり考えていただいて、駐輪場を設置する方向で臨んでいただきたいというぐあいに思うんですが、町長、ご所見をお願いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、3点目のバスの停留所付近に自転車の駐輪場をということでございます。


 駐輪場設置につきましては、パーク・アンド・ライドのバス版ということをとらえております。町民の方々のニーズといいますか、そういうことを調査もしておりませんし、そういう調査もやってみたいというふうに考えておるところであります。


 また、具体的な設置要望が、地元の総意としてまとまれば、もちろん用地の提供、建設後の管理運営等々があるわけですけれども、前向きにとらえていきたいというふうに考えております。また、具体的なことがありましたら、お聞かせ願ったらというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 具体的なことがございます。


 それで、ちょっと自分なりに調べてみたんですね。そうしましたら、船岡の方からいきましょうか。船岡は、申しわけないんです。私が住民の方に聞いて、ここ必要だよっていうことを言われたのが水口。これは、水口の部落の方から出られて、やっぱりちょっと距離があるでしょう。だから、あそこに駐輪場があったらなということで。それで、あるんですね、用地がね。どこの用地だということは調べていませんけど、ということです。


 それから、郡家クローバーですね。同じ船岡はクローバーですね、郡家のクローバーですね。クローバーでちょっと声があったのは、下福地というバス停ですね。これは、野町という部落がありまして、やっぱり野町から出られる方は、下福地の一角に駐輪場があったらなということで、これもちょっと見たんですが、用地はあるんじゃないかということに私は思っております。


 それから、これは市場ですね。市場に行く前の停留所に、野原に停留所があって、いろいろ交通状態でちょっと問題があるというところで、今、問題になっているんですが、田中医院前というバス停があるんですけども、やっぱりここは上津黒の方が自転車で乗って出られて、ここにあったらなという、これはお一人だけですけども、ちょっと聞きました。


 それから、これは個人的なあれですが、峰寺入口というところがあります、前土居議員のところですね。山田の方からどうなのかと。山田の方から出られて、あそこに駐輪場があったらなという。これは、峰寺入口の問題は、私の個人的な勝手なものです。


 それから、最後は、国道29号線ですね。郡家の方からいいますと、やっぱり西御門。西御門の場合は、やっぱり隼福ですね。あっちの方が、やっぱり利用したいという方が大勢いらっしゃいました、もしあればですね。


 それから、地元の八東の方にいきまして、安部農協前。これは、下日下部、それから上日下部の方ですね、当然、南岸がなくなりましたので、やっぱりあそこに自転車置き場が欲しいと。いつでも安部農協前の停車場の中に自転車が必ず置かれております。これは、放置ではないと思います、置かれております、利用されている方。


 それから、私の地元の方に竹市というバス停があります。竹市というバス停は、八東校区のずっと奥の清徳だとか茂谷だとか、それから三浦だとか、佐崎だとかというところの方が、やっぱり自転車で利用されて、やっぱりあそこに来るということで、南岸がなくなっちゃって不便だと、この声が非常に強いです。これは、八東校区の区長会でも町長の方に要望を上げたというぐあいに思っております。


 というふうなところで、具体的にちょっと声を聞いておりまして、これはつたない資料ですけども、あとで清書しまして、そちらの方に出したいというぐあいに思いますので、ぜひともご検討願いたいというぐあいに思うんですが、それと同時に、じゃあ付随してお聞きしたいのは、バス停に屋根がないところが結構ありますが、この問題とも含めて町長いかがでしょうか、ご検討願えんでしょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) いろいろ町としても調査はいたしますけども、いろんなところの報告をいただきました。いろいろ検討してみたいというふうに思います。


 それから、バス停の中での屋根つきがないというふうな部分がありますが、今ではバス停につきましては、以前はバス協会とか県の補助とか、いろんな補助がありましたけれども、今は一切ございません。すべて自費でやりなさいと。もうけようとする、考えている人がやりなさいということでありまして、今まで屋根があって、ないのは不都合だったかもしれませんが、物理的に無理があったところがあるかもしれませんし、大体、バス停はついているというふうには今は思って言っていましたけれども、そういう部分も含めまして、調査をしてみたいと。あくまで、これはすべて町が対応すると、駐輪場をですね。県も国もバス協会もありませんので、そういう中での取り組みであります。


○議 長(松田秋夫君) 川西議員。


○8 番(川西 聡君) 終わります。


○議 長(松田秋夫君) これにて、8番、川西 聡議員の一般質問を終わります。





◎休  憩





○議 長(松田秋夫君) 暫時休憩をいたします。     (午前10時25分)





◎再  開





○議 長(松田秋夫君) 再開いたします。        (午前10時35分)





○議 長(松田秋夫君) 次に、5番、小倉一博議員の質問を許しますので、登壇願います。


 小倉議員。





◎小倉一博議員質問





○5 番(小倉一博君) 5番議員、小倉一博でございます。


 6月議会にあたりまして、通告しております2点の行政課題につきまして、町長に質問をいたします。


 毎回、町長に対しまして議会ごとに質問をさせていただいているわけなんですけども、私が質問できるのは、相手が決まっておりますので、実は、きょうはここにおられます役場のリーダーの方たちにもぜひお聞きいただきたいなと思いつつ原稿を考えましたので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 まず最初に、行政施設の情報公開と説明責任についてお伺いしたいと思います。行政課題につきまして、3月議会で、防災行政無線の改修統合予算を始め、20年度の多くの事業予算が提案、承認されました。行政の事業予算の大方は、住民ニーズに沿うものであり、町民の利益にかなうものであるはずだと思っております。主要事業の町民に向けての事業説明は、どのようにお考えでしょうか。


 また、町長の施政方針が提示され、これは4月の広報にも掲載されました。5月には防災マップと地震ハザードマップが各戸に配布されました。より開かれた町政、住民と協働していくためには、行政の情報公開は欠かせない条件であろうと思っております。町政の情報公開へのお考えと、町民生活に直結する行政施策の説明責任について、どのようにお考えかお伺いをいたします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、5番、小倉議員の一般質問に対しまして、答弁をさせていただきます。


 1点目の行政施策の情報公開と説明責任についてであります。情報公開、当然でございまして、やはりありましたように、八頭町の行政、また、いろんなことに対しまして、公開をして町民の皆さんと一緒になって、また、議会議員の皆様方と一緒になって取り組んでいくというのが、一番のことだろうというふうに思います。


 そういう中で、情報公開としましても、町報を通じまして、あらゆる面で広報をさせていただいております。4月号には、ご案内のように、予算の概要、また町長の施政方針ということで載せていただきましたし、そういう限られた部分で細部に至るまで、なかなか広報できないということもございますけれども、今現在の手段の中で、最大限のことをさせていただいているというふうに思っております。


 また、本来ならもう少し簡易なパンフレットをお配りして、町民の皆さんに周知していただくということも考えたことでございますけれども、限られた予算の中で今現在ではできておりません。


 しかしながら、町民の皆さんに直結しました問題につきましては、区長会にペーパーにして、すべての事業、各課の取り組み、基本的に年2回開かせていただいておりますが、春の部分、4月の部分、また、12月の部分に分けまして、すべてペーパーで説明をさせていただき、口頭でなくして、後に残って、また部落でも協議していただく。また、12月は予算編成時を迎えますので、来年度の、そういう部分での部落としての考え方を町の方にお知らせをしていただき、予算に反映できるものがあれば反映していくという方法をとらせていただいているというふうに思っておりますし、以前にも申し上げましたように、やはり実情をよく存じていらっしゃるのは、部落の区長さんであります。区長さんと連携をとる中で、行政を進めていきたいというふうに思っておりますし、また、間接民主主義での町民の皆さんの代弁者であります議会議員の皆様方におかれましても、情報提供させていただき、また、細部説明、議決をいただいているというふうに思っております。


 繰り返しますけども、行政施策の実行には、町民各位のご協力が第一の条件であります。今後とも、今ある媒体を最大限利用いたしまして、広報をさせていただく、また、町民の意見公募、計画案の提示、途中進行状況、できました結果などをやっていきたいというふうに思います。


 先般、大山町と湯梨浜町にCATVの視察に行かせていただきました。やはりいろんな使用用途がある中の一つで、チャンネルを一つ設けまして、これは相互通報になりますけども、町のお知らせ、多分、町民からの意見等も吸い上げるような格好になっているというふうに考えております。


 当然、2町とも防災行政無線は、デジタル化してありましたし、そういう部分でのすみ分け、防災行政無線は災害時に欠かせない、やはり第二のストッパーだろうというふうに考えております。ことし、CATVの関係につきましても調査・研究をさせていただき、秋には各集落に出向かせていただく予定にしておるところでございます。


 そういう部分で、少し先進町とはおくれている部分がありますけれども、今後は議会中継も含めて、そういう部分で活用していただき、町民の皆さんにより情報提供をしていただくべきことにしていきたいというふうな考え方を持っているところでございます。


 とりあえずの答弁とさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) 私も行政のことをよく存じ上げているわけではありませんけども、議員にさせてもらいまして3年がたちました。そういう中で、行政を見ながら、町民とのつながりという面で考えてみたときに、町民の中になかなか行政がわかってないなという思いがございます。


 ただいま、行政無線のことについて多少説明をいただきましたけども、今回、防災行政無線の事業が、事業費で今年度分で4億5,500万円、八頭町の予算に占める割合としても、今年度最大だろうと思いますし、最重要の課題だろうというぐあいに思っていますけども、町長が先ほど述べられた説明内のことについても、町民の方は余りご存じではないのではないのかなという思いをしておるわけで、もちろんこれから進めていく事業でありますので、その事業内容が逐一わかっているということではありませんけども、事前にもう少し説明をしていただければというぐあいに受けとめた次第でございます。


 もう一点、防災マップと地震ハザードマップが、各戸に配布されました。きのうの説明にも多少ありましたけども、このことについて、どのような説明をされるおつもりでしょうか。


 例えば、災害が発生したとしまして、例えば避難指示とか避難勧告、あるいは避難命令といった行政からの指示が出される場合がありますが、このことについても、町民のすべての方が正く理解して、それを行動に移せるというぐあいに受けとめておられるのでしょうか。


 まず、そのことについてお伺いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 防災行政無線の話がまいりました。中でも、先ほどありましたように、湯梨浜町、大山町、防災行政無線デジタル化完了です。CATVと防災行政無線、二重投資でないかという話もありますけれども、全国的に災害を見た場合、最後に威力を発しているのは、防災行政無線であります。


 鳥取市も防災行政無線、市内は屋外拡声機でしょうか、これを整備すると。旧の国府町は、電話回線でございましたけれども、これもすべて防災行政無線にしていくというふうな方針でありまして、防災行政無線は必要だというふうに感じておるところであります。


 その中で、そういう大きな事業につきまして、町民の方の周知徹底がなされてなかったんじゃないかという話でございますけれども、従前から防災行政無線というのはあるわけでして、とらえ方が違っているかもしれませんが、旧の郡家では毎日放送しておりますし、朝・昼・晩のチャイムは鳴らしております。鳴らすということが、防災行政無線の点検の一つになると思いますし、朝晩の放送につきましても、町のいろんな部分のお知らせをしていくと。


 限定させていただきますと、船岡地域は早くから活用されておりまして、機械的に古くなっております。だから、聞こえが悪いとか電波の関係で入らない地域があるというふうに聞いておりまして、今回の調査でも局舎といいますか、増強するような格好でしております。


 だから、聞こえないから聞かないというふうなことがあったかもしれませんけれども、そういう部分ではこれからデジタル化されてきますんで、なくなるというふうに思っております。


 それと、ハザードマップ、防災マップの話であります。きょう、日本海新聞に八頭町のことが出ておりました。特に、きょうがあるからということでしたわけではありませんけれども、そういう中で出ておりましたけども、池本議員の質問の中にもありましたように、従前からあった物をよりよい物に一本化し、また、土石流の問題につきましても、各部落に出向かせていただいて、説明会も県と一緒になって説明をさせていただき、イエローゾーンの設定もさせていただきました。


 そういう部分がありましたし、まだ不十分な部分があるということでありますんで、秋に先ほどありましたように、CATVの関係の話し合いを各集落、全集落に出させていただきます。これは、班体制をつくりまして、私がすべての会場に行けませんが、五、六班つくりまして、全集落に出かけさせていただくということでありまして、その中での防災マップの関係につきましても、お話をさせていただきたいというふうに思っておりますし、9月1日が防災の日ということで、八頭町は触れさせていただき、その近い日曜日に訓練をさせていただくということになっております。


 やはり訓練も地域、地域させていただきましたけれども、やはり訓練をもって実践というふうなことになるんじゃないかなというふうに思っておりますので、その流れ・仕組みというのは、体を通して体験していただきながらやっていくべきだろうというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) 情報公開と説明責任というような形でお尋ねしておりますが、くどいようですけども、行政が出す指示が、いざというときに避難勧告、避難命令、こういう言葉の意味なり、この場合はどういうぐあいにしたらいいかというのが、私は町民すべてに伝わっているというぐあいには理解しておらないわけで、それを伺っております。


 再度、そのことについて町長のお考えを伺いたいと。ごめんなさい。お考えではなくて、町長の認識をお伺いしたいと思います。


 防災マップに、私はそういうことは記入しておくべきだというぐあいに受けとめております。というよりも、あらゆる場面で、町がこういう指示を出したら、こう動くんだよとか、いざというときはここに逃げるんだよとか、そういうことまで含めて、情報を出していただきたい。というのは、これはもちろん職員さんがやるわけですけども、町長にその辺は指示をしていただきたいということでございます。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) そういう関係につきましては、紙に残すべきだという話もございます。そうかもしれませんし、説明会はこの秋にさせていただきたいというふうに考えているところであります。


 それともう一点は、やはり部落として、どういう場合には避難とか、場所的な問題ですね。今は大ざっぱな大きな避難場所しか決めておりません。先般も八東地域に大雨が降りましたときに、やはり集落の部分の避難所というのが、離れた集落は特に、集落を越えて避難するべき場合が往々にして、いい場合がございます。


 だから、一律的にここの方はここというわけにはまいりませんけれども、大まかな避難場所はさせていただいておりますが、そういう部分では、やはり土砂降りの中を本当にどういう格好で一番避難されるのがいいかという問題が出るわけです。または、その中には高齢者の皆さん、子供さん、乳幼児の方、障害者の皆さんもいらっしゃるかもしれません。ということで、基本的には、集落でやっぱりある程度第一次避難、第二次避難というのを考えてもらうべきだろうというふうに思います。


 だから、町といたしましても、そういう部分で細部にわたってできるかどうかわかりませんが、話し合いの中で、部落の皆さんとの、こちらもまた情報もいただきたいというふうに考えております。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) 防災対策について質問をしたわけではなくて、情報公開について説明をしておりますが、私は、八頭町の行政は、非常によく働いているというぐあいには理解しております。


 しかし、町民にとっては、それが正しく伝わっているかどうかということが、住民と協働していく上で、非常に大切な問題ではないかというぐあいに思っております。町行政の目的は、住民の福祉、住民ニーズにこたえることであって、行政がやっていることはすべて町民のためだというぐあいに理解しているわけで、それをもっと広報していただいて、町行政を町民に理解していただきたいという思いを持って伺っております。


 3割自治というような言葉もありますが、八頭町の自主財源は、3割にも満たってないわけですね。ですから、行政の財源が町民の財産という認識が薄いとは言いませんけども、すべて町民から預ったお金だよという思いはないかもわかりませんが、元来、行政というのは住民の財産を預り、住民の負託をもって政治がなされているわけだと思っておりますので、行政の施策については100%情報開示をしていただきたいという。


 もちろん、公務員の守秘義務ということもありますし、個人情報を垂れ流せという意味ではありませんが、例えば、予算書の抜粋を持ってきましたけども、3年間議員をやってても、想像してみるに、ここは何の事業だったかなというぐらい、たくさんの事業を八頭町行政は執行しております。それのすべてを町民にわかっていただくということは難しいかもわかりませんが、職員も多数おられるわけですし、少なくとも町民に直接かかわりのある事業が、ことしはこういうことをやるんだよと。来年にはこういうことを考えてるよと、そういう夢も含めて、町民へPRというか、教えていっていただきたいという思いを持っております。


 町長の所見をお伺いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先ほど、町の財政の話が出ましたけれども、打率でいえば2割5分4厘であります、18年度決算ベース。そういう中で、町税だから税金で、交付税だから税金ではないという認識は、職員は持っていないと思います。この行政が運営できるのは、すべて税金でありまして、そういう中での気持ちというのは、私もそうですが、全職員そうだろうというふうに思います。


 情報公開の手段、方法というのはいろいろあるかと思いますが、先ほど申し上げましたように、包み隠さず出そうというふうに思っております。隠す必要もないし、隠せませんし、そういう行政はだめだというふうに思っておりますので、媒体を使って公開していく中で、すべてできないわけですね、今の状況下では。


 そういう意味では、ありましたように、各集落の区長さんというのは、トップのリーダーでございます。以前にも申し上げましたけれども、行政とのパートナーということでありまして、すべての問題に対しましてオープンにしておりますし、質問等も受けるようにしておるところであります。


 だから、今現在そうですが、将来的にはこれから、ありましたように、媒体方法も変わってくるわけであります。もっときめ細かくできるようになるというふうに考えておりますので、いましばらくお待ち願いたいというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) みずからのお仕事を持ちながら、余分に情報公開までということは、職員の皆さんもなかなか難しいということは、理解しております。


 しかし、自分の所属する課の目玉事業、例えば町民に周知していく。会った人に話していく。民間では、自分の仕事は自慢します。自慢せんとやっていけません。五つやったら、十ぐらい自慢するのではないでしょうか。そのことによって、自己PRをするわけですけども、やはり行政も遠慮しないで、やっていることはやっているぞと、町民に投げかけていただいて、できないところは町民にやっていただく。そういう心持ちで事業を推進していただきたいなと。いただきたいなというのは願望ですが、そのように考えている次第でございます。


 例えば、八頭町の行政が何日とは言いませんが、とまったら、住民生活はたちまち困ります。これは、本当に事実です。しかし、そのことを住民が本当に理解しているかといったら、私はやはりまだ理解してもらってないという思いを持っております。やはり情報公開、説明責任というのは、その辺の部分ではないかというぐあいに考える次第でございます。


 一応、私の質問は、言いたいことは以上でございます。町長、何かありましたら。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) また変わった立場で、副町長の方でそのあたりは話させていただきますが、先ほど関心がないということがあるとすれば、私たちがPR不足かなというふうには思っております。


 町民の方々が、できて当然だという方がいらっしゃるかもしれませんし、また、町に何を言ってもそういう方向にはならんだと、初めから物を言わんだという方がいらっしゃるかもしれません。そういうことではあってはいけませんし、絶えずそういう門戸は開かせていただいております。


 だから、そういう部分でもあるとすれば、また小倉議員の方から、具体的にこういうことをやってみいやというのがあれば、一つの参考にもさせていただきたいというふうに思います。


 副町長の立場で、じゃあ。


○議 長(松田秋夫君) 副町長、答弁。


○副町長(中家俊夫君) 観点、見方、角度を変えての副町長の話をということなんです。あらかた町長の方が答弁したんですが、私なりに考えてみますと、合併して3年が経過したわけでございますが、職員間、職員の中には、何か一番気にしております、ぬるま湯につかっておるんじゃないかということを私なりに心配するわけで、その点につきまして、月に1週おきですから、必ず課長会を開催いたしております。そういう席でもって、やはり毎日、毎日が真剣勝負、緊張感を持って仕事にあたるようにということは、課長会では申しております。


 きょうは、小倉議員さんのご質問の中で、再度スタート時点に立ち、自分の足元を見直すという意味で、きょうの質問を聞かせていただきました。再度また、この話も課長会等で話したいというふうに思っているところでございます。


 以上でございます。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) ありがとうございました。


 次へ進みたいと思います。次に、男女共同参画社会への取り組みについて、町長にお伺いします。


 少子・高齢化社会が進んでおります。女性の社会進出が進み、社会のニーズとして、男女共同参画社会が求められています。男女共同参画社会も言われて久しく、随分進展してきたと受けとめていますが、なかなか意識改革が伴わないのが現状です。社会生活の習慣や男女お互いの思い込みが邪魔をしているのは明らかで、意識的に変えていく必要を感じています。


 町長は、男女共同参画について、非常に親身になって相談を聞いていただいていると理解しておりますが、行政のトップとして、町長のおっしゃる発言は非常に重みがあります。そういう意味で、町長にメッセンジャーとしての発言を期待しておるわけですが、次の3点について、町長のご意見をお伺いいたします。


 家事、介護、子育て、いわゆる家庭生活内が主になりますけども、その場面での共同参画をどのようにお考えでしょうか。


 2番目に、先ほども出ましたけども、区長会を始め、自治活動の中での共同参画について、どのようにとらえておられるでしょうか。


 3番目に、地域ぐるみの子育て支援ということについて、町長のお考えをお伺いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、2点目の男女共同参画社会への取り組みについてということでございます。


 八頭町におきましては、男女共同参画の取り組みにつきまして、平成17年3月に、男女がともに輝くまちづくり条例を制定させていただき、18年3月には、八頭町男女共同参画プランを策定し、男女共同参画フェスティバルの開催や男女共同参画リーダー養成、さらには、町報による啓発活動など、さまざまな事業を実施させていただいております。こうした中で、少しずつではございますけれども、男女共同参画に対する意識も高まってきているのではないかと考えているところであります。


 しかしながら、議員のご指摘のように、長年の固定的役割分担、意識を変えるのは、一朝一石には非常に難しいというふうに感じているところもございます。


 さて、質問にもあります、次の3点における行政のかかわり方についてでありますが、家事、介護、子育てにおける男女共同参画につきましては、それぞれの家庭の事情・問題でもありますので、行政がなかなか介入することは難しいところもあります。講演会や町報等で意識啓発を行うことによりまして、それぞれが相手の立場を思いやることで、家庭内での男女共同参画が進んでいくのではないかと考えております。ちなみに、私は皿洗いをしております。


 また、国におきましても、昨年12月に仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランス憲章を策定し、平成20年を仕事と生活の調和元年と位置づけられて、さまざまな啓発活動に取り組んでいるところであります。


 次に、自治会活動への共同参画についてですが、八頭町内129行政区の区長さんの中で、女性区長さんは1名と少ないというのが現状であります。一昨年来から、区長さんに、部落の役員さんをというふうなお願いをさせていただいてきておりますけども、昨年、各集落の区長さんにもアンケートをさせていただきましたが、結果としまして、まだまだ女性には任せられないとか、女性が役員になりたがらないなど、男女共同参画が進んでいないのが現状であります。区長会でもお願いしていますが、今後は集落における女性役員さんの割合を少しずつふやしていってもらって、女性の声が反映された集落づくりが進んでいくよう、一層働きかけをしていきたいと考えております。


 最後に、地域ぐるみの子育て支援についてですが、ファミリーサポートセンターや放課後児童クラブ、子育ての支援センターなどの充実をさらに図ってまいりたいというふうに思います。また、農地・水・環境保全向上対策の中の一つに、農業者の皆さんのみならず、集落全体で取り組む部分がございます。やはりこういう中で、集落のコミュニティー、また、子供さんから高齢者の方までが一緒になって、集落全体として考えていくというふうにあります。


 町としましても、こういう部分もどんどん応援していきたいなというふうに思っておりますし、広報にずっと一こま漫画を出しておりまして、好評でしたけども、昨年中止しました。ちょっと町の取り組みの話をされまして、また今年度復活をさせていただきました。やはりこれにも漫画版形式で出ております。やっぱり、身近な問題を、これも配布をさせていただいておりますけども、とらえておりまして、やはり皆さんができることから少しずつでもいいですから、取り組んでいただきたいというふうに思います。八頭町の役場の中でも、推進本部もつくっておりまして、そういう部分では、まず行政が手本を示さなくちゃなりませんし、男女共同参画社会の審議会の中で、男性の方もいらっしゃいまして、先ほどありましたように、私がしていることを話しましたら、「町長もそんなんしておるんか。私もやってみるかな。」という話もありましたし。


 だから、できる範囲でやっていかないと、なかなか無理はしても難しいというふうに思っております。ちなみに、小倉議員さんの取り組みを教えていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) ありがとうございます。


 私の取り組みですけども、せっかくですのでご披露申し上げたいと思いますが、私は言うだけでありまして、余りやっておりません。しかし、笑っておられますけど、本当に大切なことでして、私は別に女性の味方をして、男女共同参画を推進しているわけではないんですね。初めにも言いましたけども、高齢化社会が進んでいます。特に、田舎の高齢化社会は、農業を伴った高齢化社会です。この中で、女性の負担はすごいふえています。これは、皆さんの方がお気づきだと思うんです。


 そういう中で、私もごみ出しや皿洗いはやっています。だけど、それが男女共同参画だとは思ってないわけですね。もちろん、それからのスタートかもしれませんが、やっぱり家庭で。先回の質問のときに町長さんが、家庭の男女共同参画は、男性側の意識改革が必要だというぐあいの答弁をいただきました。そのとおりだと私は思っております。もちろん、仕事の分担がふえるという部分では、男にとっては不利かもしれません。しかし、お互い高齢になったときに、話し合える体制ですね。仕事の仕組みを話し合える体制が家庭の中にあるというのは、非常にすばらしいことだろうと思っております。


 その辺が、私の思いなんですけども、私も年代的に言って、男子厨房に入るなという時代ですので、母親が、私が皿洗いを始めたときに、非常にびっくりしました。わしが洗ったるけ、ええわいって言って。そういう世代ですね。


 ですが、10年先、20年先を見たときには、やはり本当に家庭の男女共同参画は大切になってきます。特に、そういう家庭内労働の面もありますけども、子育ての面においても、非常に大切になってくるという思いを持っております。


 そうしましたら、1番目はよろしゅうございますので、家庭の問題でございますので、町長さんが家庭をどうこうと言われるのはないと思います。ただ、町長さんがおっしゃいましたように、町長さんて言ったらいけんですか。町長がおっしゃいましたように、最初にお願いしましたけども、メッセンジャーとしての役割を十二分に果たしていただきたいなと思っております。


 2番目の自治体活動の中での自治社会の共同参画ということですけども、私も昨年、区長をさせていただきました。町長がおっしゃるように、区長会で、男女共同参画も図っていただきたいという町長のお話もございました。そういうことも含めて、部落内で女性の区長はどうだいと。私は、だれかに引き継ぎたかったものですから、だれでもええけ、とにかく女性でもええけちゃな言い方をしたんですけども、やっぱり。済みません。ぶっちゃけた話、村ではそういう言い方をしたんですけども、女性の伍長さんが、そのときに何人かおられました。それは、そういうことも考えてみる必要があるなということは、答えはいただきましたけども、じゃあ今すぐという話にはなりません。というのが、うちの話ですけども、男性の方がやっぱり総会は多いです。男性・女性、一緒にじょういやという提案はしているんですけども、会場が狭くて、両方が出たら入りません。いろいろそういう問題もございます。


 そういうことも含めて、町長さんが、そういうあらゆる機会を通しまして、やっぱりそういう役員をふやされたらどうですかとか、女性にもできることはありますよと、女性だって区長はできますよと、そういうことを言っていただくということで、随分違うのではないかというぐあいに思っております。


 一人でしゃべっとってもいけませんので、町長、区長会の推進について、案というのは難しいとは思いますけども、どんなもんでございましょう。町長みずからメッセンジャーとしての役割を果たされるご心境はありますでしょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 区長会等でも話はさせていただきますし、いきなり区長というわけには、なかなか難しいと思います。だから、ほかの役員さんでも、また、副区長さんでも、そういう部分で入っていかれないと、区長という役割は、部落ごとに違ってわかりませんけれども、大変な役割だというふうに思っております。


 だから、経験も要るでしょうし、やっぱり経験も積んでいかないと、流れもわからない。また、総会自体にやっぱり出席しないと、集落の雰囲気もわからないという問題があると思います。


 久能寺の総会は、全員参加ですが、ありましたように、集会所の大きさが1戸から2名出ましたら、倍の集会所が要りますんでできませんけれども、ある班は、交代で出ております。すべて女性、すべて男性でなくして、半々ぐらいにわかれてたようですが、ことしのところは、ある家庭は女性、隣の班といいますか、もう一つの組は男性、そういう取り組みを早くからやっておられるところもありまして、いろんな会合のときにもそういう紹介もさせていただいているところであります。


 そういう部分で、これからは少子・高齢化の中で、集落全体で集落を見守っていかないと、なかなか難しい時代に突入するというふうに考えておりますので、多分、地元の自警団の消防の関係でも、消火栓の使い方も女性はほとんど知っておられるというふうに思っておりますし、まず、そういう部分で取り組んでおられると思いますけども、地道にそれぞれのところでやっていただいたらというふうに思います。これが第一歩だろうというふうに考えております。


 教育長の方で意見がありましたら。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) せっかく教育長が手を挙げておられましたけども、笑い事でなくて、みんなの問題だと思うんですね。


 3番目に伺います。


 地域ぐるみの子育て支援についてというのは、私、これを取り上げましたのは、随分子供たちとかかわっているんですけども、八頭町内にも児童虐待、あるいは育児放棄というんですか、そこまではいかないにしても、そういう話がたくさんございます。


 それと、子供、特に小学生ぐらいの子供なんですけども、保護者が勤務中の居場所ですね、そういう面で心配している面がございます。そういう中で、地域ぐるみの子育て支援というのは、これは手前みそですけども、私どもの小学校校区で見守り隊をつくって、子供たちと歩いております。そうすると、子供たちからいろんな話が入ってきます。家庭の話ももちろんあるし、学校内での話もあります。そういう中で、地域の人が子供たちの様子をわかってくれます。そうすると、見かねたら学校に連絡したり、あるいは親御さんに、こうこうこういう話があったでと。余り、そんな大江のことですから、そんな厳しい問題はありませんけども、そういう話も出てきます。


 子供たちを地域で育てる。その中に男も女もないですから、やっぱり男性も女性も含めて、そういう地域の体制を行政として進めていく必要があると感じております。そのことについて、町長のご意見をお伺いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 集落内での取り組みということで、先ほど農地・水・環境保全向上対策事業の中での枠組みの中のお話も一つさせていただきました。取り組みの中での一つのことだろうというふうに思いますし、その地域から子供さんから、これは子供さんに限らず、高齢者の皆さんとか、今は高齢者の皆さんの支援をリストですか、こだまネットワークの中でつくってまいりましたし、そういう部分でやっぱり一番身近なところ、これは災害もそうですが、身近な部分で一番いいのは、地域の中でやっていくというのが最高だということがあります。


 そういう中で、児童虐待の話がありましたけれども、これにつきましては、ネットワークができておりまして、健診時とか小学校とか保育所とか、すべてわかるようになっております。現実に八頭町でも、児童虐待があります。


 そういう中で、なおかつ地域の皆さんにも目を見張らせていただいて、ふだんの何げない交流、話が一番大きな、何て言いますかそういう部分での注意になるというふうに考えているところであります。


 町として、どうしなさい、どうしなさいというわけにはまいりませんけれども、何かのことを通じて、やっぱりやっていくべきだろう。何かがないと、やはり目的がないと難しいと思います。例えば、先ほどありましたように、防災の日、そういう訓練を集落全体でやろうやというふうなことから、一つのきっかけが生まれるというふうに考えておりますので、いろんな機会をとらえていただいてやっていくということが大切だろうというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 小倉議員。


○5 番(小倉一博君) これで私の質問を終わります。


 ありがとうございました。


○議 長(松田秋夫君) これにて、5番、小倉一博議員の一般質問を終わります。


 まず、議員の皆様に議長からお願いを申し上げたいと思います。まだ一般質問の方がございますけれども、言葉の中に、節々に不適切な言葉が出るように思います。


 また、いわゆる、さんとか、あるいは用語、お願いするという用語については、厳に皆さんは、それぞれの会議規則等についてもおわかりだというふうに理解をいたしておりますので、今後ともよろしくご協力をお願いいたしたいと思います。


 次に、20番、山本弘敏議員の質問を許しますので、登壇を願います。


 山本議員。





◎山本弘敏議員質問





○20番(山本弘敏君) 20番、山本弘敏でございます。


 私は、今回の定例議会におきまして、3点、町長並びに教育長にお尋ねしたいと思います。


 1点目は、AEDの追加設置と訓練について、2点目に、町道に敷設の消雪装置について、3点目に、人権問題に関する差別事象について、この3点でございます。


 中には、町長と教育長のどっちにも質問しなきゃならんような状況もありますので、順次自分にあったように答弁していただければありがたいことだと思います。


 それでは、最初にAEDの追加設置と訓練についてということでお伺いいたします。現在、八頭町内の公共施設でAEDが設置してある施設は、3カ所の保健センター、そして3中学校だけであります。これは、決して多いとは言いがたいと思います。ご存じだと思いますが、突然死の原因のほとんどは、心臓疾患によるもので、それらは心臓突然死と言い、そのうちの大部分が心室細動と言う病気だそうでございます。この心室細動になると、心臓がけいれんを起こし、血液を正常に送るポンプの役割が果たせなくなり、この状態に陥ると、患者が助かるチャンスは、1分経過するごとに、約10%ずつ失われていくそうでございます。


 そういたしますと、10分後にはほとんどの人が死に至るということになります。この心室細動を正常な状態に戻す唯一の方法が、このAEDによる心臓への電気ショックで、最も有効な処置だそうでございます。このような機器は、必要にないことが最もよいことでございますが、万が一を考えた場合、少しでもこのAEDが近くにあることが望ましいことではないでしょうか。


 そのように考えた場合、現在のAEDの設置状況は、余りにも手薄な状況と言われるのではないでしょうか。小学校や保育所も含め、地域の状況に応じた場所に設置することが必要ではないでしょうか。また、現在、AEDの設置してある箇所の訓練はどのようになされているのでしょうか。せっかくのAEDを設置しても、取り扱い方を知っている者がいなければ、絵にかいたもちになってしまいます。あわせてご答弁をお願いします。


 まず1問目の質問とさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、20番、山本議員の一般質問に対しまして、お答えしたいと思います。


 まず初めの、AEDの追加設置と訓練についてということであります。現在町では、先ほどありましたように、郡家・船岡・八東の各保健センター、また、各三つの中学校に3台、計6台ございます。また、敬老会、マラソン大会等々、多数の方が集まられるイベント等には、AEDを持参いたしまして、もしものときに備えております。幸いにも、現在までAEDの使用実績はございません。


 AEDの使用が一般市民の方に認められたといいますか、そういう方向になりましてから、4年になろうとしております。現在では、空港・駅等の公共性の高い場所に設置されるようになっております。しかしながら、現状では、どの程度の施設場所等に設置しなければならないなどの基準はございません。保育所等でも設置の必要性を感じております。財政的なことを考慮すれば、一斉にということにはなりませんけれども、計画的にやっていくべきだろうというふうに思います。1台25万円ぐらいかかるということであります。


 次に、AEDの訓練でございますけれども、ありましたように、使用方法がわからなければ、何の意味もありません。機械の指示どおりにすれば、だれでもできるというふうに言われておりますけれども、実際の現場では疑問であります。慌てます。


 そこで、保健センターでは、AEDが導入された平成17年度から、毎年AEDの使用方法を含む救急講習を行っております。平成17年度は2回行いまして、18名。18年度が1回、17名。19年度が1回、11名というふうに実施しております。また、保健センターの全職員が講習を終えております。本年度も、去る11日に講習会を行ったところであります。


 この講習は、AEDを使う機会が多い施設のための講習でありまして、1日4時間の普通救命講習にというものであります。また、この講習には、隣接する社会福祉協議会の方も受講していただいております。救急救命の方法は、変化してきております。以前は、人工呼吸2、心臓マッサージ15でございましたけれども、現在では人工呼吸2、心臓マッサージ30というふうになっておりまして、またこれらの変化にも対応するためにも、今後も毎年、最低1回は救急救命講習を行っていきたいというふうに考えているところでございます。


 以上でとりあえずの答弁とさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 教育長、答弁。


○教育長(西山淳夫君) それでは、学校部分につきまして、答弁をさせていただきます。


 先ほどから話が出ておりますように、学校へのAEDの設置は、平成17年度に各中学校に1台ずつ設置をさせていただいております。操作につきましては、養護教諭につきましては、もちろん習得をしておるわけでございますが、養護教諭だけでなくて、すべての教諭が操作できるように、年1回の講習会を実施しております。幸いに、現在のところAEDを使わなければならないような重要な事態が発生したということはございませんけれども、今後さらに講習会をふやすように計画したいというふうに思います。


 また、小学校には、今のところ設置しておりませんけれども、将来的には順次設置する方向で考えていかなければならないというふうに思います。また、学校ではございませんが、公民館あたりも多くの住民の方が集まられる場所ということで、検討をしてまいりたいというふうに思います。


 以上です。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) いろいろと答弁願ったわけですが、先ほど言いましたように、心臓がとまれば、10分で死に至るということでございます。現在、AEDの設置してある状況を見れば、決して満足のいくものではないということでございます。


 私は、役場の支所に、本所も含めた中で、役場に何でないだろうなと。ということは、いつでも役場に連絡すれば、休日を除いては、職員がほとんどおられる状況にある。やっぱり、まず役場にも必要でないかなということも考えるわけです。


 そのほかの地域を見てもらえればわかるんですが、船岡地域でも大江地域、例えば。大江地域は、もう一番近いところといったら船岡中学校しかない。それから、隼地区はどうかというと、志子部の谷はどうだろうか。それから、郡家地域では、私都の谷はどうだろうか。八東地域の安部地区は、八東はというふうになると、到底10分で間に合うような状況ではないと思われるわけでございます。


 こういうことは、設置場所が近くにあるほどいいわけでございますが、例えば、今、教育長が答弁されていましたように、小学校にも設置という計画的ということですが、当然、計画的になろうかと思いますが、小学校にも設置ということになりますが、例えば船岡小学校の場合を見てみますと、例えば中学校にある。それから、また役場に設置されれば役場になる。そういうのに、あえて小学校にもあるというふうな、1カ所に集中するような設置の仕方は、これは余り必要ではないんではないかというふうに思うわけでございます。


 だから、状況を見、場所を見、そしてここは小学校に必要なのか。例えば、私都のようなところで小学校がない谷ということなら、これは保育園とかというふうに考えて、置いていただくのがベターじゃないかなと思うわけでございます。


 簡単で結構です。これについて何か答弁がございましたらお願いします。教育長、町長どっちでも。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 役場庁舎の問題がありましたし、当然市役所にもあります。一つは、緊急性であるということで、時間がかかるところというのは、なかなか難しいと思います。だから、発作が起こって、あそこにあるから取りに行ってということになると、もう間に合いません、これは。やはり人が多く集まられるところであって、そこに、それに対応できる者がいる。愛知万博でそれが備えてありまして、たまたまそういうことを知っておられる医師だったかもしれませんし、看護師だったかもしれませんが、助かった例が報道されたことがあるわけです。


 そういうわけで、そういう大会には絶えず持っていって、さっとできるような流動的な部分が一つあるということと、それから、そういう多くの方が出入りされるところには、やっぱり必要ではないかなと思います。


 それで、離れたところにあって、そこに取りに行く。そこに講習を受けられた方がいらっしゃって、ぱっと行けるという体制ができればいいんですが、今現在、本当はだれでもできるということがいいわけですけども、体制がそこまでなっていない。やはり多くの方が集まられるところは、第一優先でないかなと私は考えているところでありまして、ありましたように、ある程度何て言いますか場所、均等といいますか、そういう部分での配置という考え方もあるでしょうし、両方あるというふうに思います。


 だから、そういう部分では、今後計画的に考えていきたいというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) 大体、私の考えているような状況で、町長も考えておられますので、その設置等はいいと思います。だから、例えば公民館とかそういうもんではなくして、小学校とか保育園とかというような状況も考えてみるべきじゃないかなと思います。


 ちなみに、どこかで私も聞いたことがあるんですが、だれか倒れておったと。それで、周囲が寄ってきたと。そうすると、そこの自動車で来た人がAEDを持ってきて助けたと。なぜそういうふうになっとったかというと、その人はたまたまAEDのセールスマンであったと。それで、持っとったから、それをすぐできて助かったんだというふうなことがあった。本当に漫画みたいな話ですけども、実際にあった話だそうでございまして、そういうふうなこともありますので、できるだけ近くにあればいいじゃないかというふうなことでございます。


 それで、現在、AEDの訓練ですが、学校の先生、いわゆる中学校の先生。今、教育長は年1回やっているというふうに言っておられましたんですが、それも本当かもしれませんが、私はちょっと一部の学校で聞いたところによると、養護の先生は、確かに養護部会というのがあって、それは1年に1回、そこで訓練されているようでございます。


 それで、学校に帰って、それで何か学校の教職員で取り組もうとすると、なかなか取り組めない状態であるというふうなことも伺っております。また、ある中学校では、ある中学校って言わんでもええですが、船岡中学校ですが、これは昨年実施したと。それで、船岡小学校の教職員と一緒になってやったというふうなことも聞いております。


 それからまた、ある中学校の校長先生は、うちの職員は知っておられるけど、また転勤して来られたら、全然知らない職員さんもおられるというふうなことも伺っておりますので、今、教育長が言われましたとおり、年に1回、できれば夏休み期間でもいいし、そういうふうなことで必ず訓練していただいた方がいいじゃないかなと思います。


 ちなみに、私もこの訓練は六、七回受けました。これは、東部広域の行政管理組合からしたものですが、普通救命講習修了書というんです。これを4枚持っておりますが、いまだに、「そこに倒れておる、やってみい。」と言われても、全く自信がありません。よく、1回やったらわかるだけどなというような、自信がつくだけどななんて言いますが、そういう場面にはなるべく遭遇したくないもんだなと思っています。というふうなことで、訓練は何回やっても必要なものでございますので、これでいいというもんではございません。その辺も考えていただきまして、今後訓練等にも十分努力していただきたいと思うわけでございます。


 この質問は、これで終わります。いろいろと設置訓練についても前向きな答えをいただきましたんで、今後ともよろしくお願いしたいと思います。


 それでは、次に2点目でございます。町道に敷設の消雪装置についてということで、これは町長にお伺いしたいと思います。


 現在、八頭町内の町道では、消雪装置が敷設してある箇所は、船岡地域で船岡殿の和田線、馬路線の420メートルと、福井船岡、八頭町の福井ですね。福井の福井線、福井屋敷線と舟川線の274メートル。そして、郡家地域で落岩の落岩中央線の825メートルの3カ所と、また、大坪の大坪延命寺線で720メートル、そして船岡の因幡船岡停車場線で299メートルのこれの2カ所と、全部で5路線あります。


 前の3路線は、施設の清掃管理はすべて地元負担。要するに、船岡殿福井落岩ですね、これは地元負担。また、電気代などの管理負担は、一部町より助成はあるものの、残りはすべて地元負担となっています。しかし、あとの2路線、すなわち因幡船岡停車場線と、それから大坪延命寺線、これはすべて町の負担で賄われているわけでございます。また、最初の設置の際、落岩中央線は、全額町負担であり、船岡殿と福井に設置の2路線は、それなりに地元負担を負って設置しているのであります。


 このように、同じ町道に設置してある消雪装置で管理や負担がこれだけ違うということは、どうでしょうか。合併前は、それぞれ町のやり方が異なるのでやむを得ないとは思いますが、合併したのだから、ある程度統一するべきではないでしょうか。


 要するに、すべて町の責任で管理運営することはできないか、町長のお考えをお聞きいたしたいと思います。


 以上で第1回目の質問を終わります。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、2点目の町道に敷設の消雪装置についてということでございます。


 ありましたように、町道で消雪装置がございますのが5カ所あります。そのうち、3カ所が地元の方々の負担をいただいております。あとの2カ所は、町の管理。また、すべて町の責任でやっております。そういう中でバランスがおかしいではないかということでございますけれども、消雪装置につきましては、従前の町の考え方があり、その事業を施行してきておられるというふうに思います。


 町が直接管理しております路線は、いずれも県道から町道に移管されたものであります。設置時から地元負担なしで、県の負担で行っているものでありまして、町道に移管されたからといって地元負担金、地元負担を徴収するわけにもいきませんので、町の責任と負担で管理を行っております。


 この路線は、バス路線であるとか、また、不特定多数の方が多く通行される路線ということになっております。その他の3路線につきましては、先ほどありましたけども、合併前に事業の採択。それから、地元負担のあり方等々につきまして協議され、今の姿があるというふうに考えているところであります。


 私都にあります私都中央線ですが、当時、1戸ばらつき300円ぐらいは払ってもいいんで、何とかしてもらえんかと。従前は、ロータリー車が上がっておりましたが、時間がかかってすぐに除雪できませんから、水を流して24時間雪がたまらないような状態にということであります。


 管理費として、41万1,600円、町が払っておりますし、維持管理費のうち、維持管理が16万9,924円要ります。このうち、クローバーバス路線の延長線上は、町が5万円持ちましょうということで、あとの残りの11万9,924円を地元が負担していただいております。


 それから、先ほどありました大坪延命寺線の融雪工事は、これは平成9年に県道から町へ移管されたということで、バイパスになった関係であります。これは、すべて町が見ておりまして、管理費が38万9,000円余り、維持費が53万6,000円ということであります。


 それから、船岡の駅前の消雪ですが、これも県道から町へ移管されたもので、平成2年でありますが、管理費としまして29万4,000円、維持費が145万4,000円要っております。19年度は、修繕がありましたんで、大体電気代、基本料金も含めまして、100万円ぐらい要るということになります。


 福井の消雪につきましては、これは船川からポンプ圧送ですが、維持管理費として11万8,486円要りますけども、このうち10万2,425円、町が払っておりまして、地元としては1万6,061円です。


 それから、最後になりましたけども、船岡殿の消雪施設の関係ですが、管理費が6,300円。これは、町が払っております。それから、維持費として19万6,154円要りますが、このうち16万7,165円は町が払っておりまして、2万8,939円、電気代部分。基礎の電気代は町が払うと。だから、雪が降る、降らないによって変わってくるというふうに思います。


 それから、自然流下方式で路面を流しているところもあります。下野の手尾、野町、明辺、稗谷、中、志谷、日田であります。あと、消パイがあるところがありますが、これは県道でありまして、北山中走っております、上徳丸から入る道ですね、ああいうのは県道であります。


 だから、今、除雪機を購入していただいて、負担もしていただく。それから、維持管理につきましては、すべて油代も持っていただいております。そういう部分で、何とか今の現状でお願いしたいというふうには考えているところであります。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) この見方を変えれば、これは失礼な言い方になるんですが、お許し願いたいんですが、道幅が狭いとか、急な坂道でというようなことで、除雪車が入れないというようなところに住んでいるために、ある程度わずかな金かもしれませんけども、ほかの住民には、同じ町民でありながら、便利のええとこに、便利のええとこはおかしいですな、除雪車が入れるようなとこに住んでおる人は、何らそういうことは関係ない。そういうふうな、今言いましたような、道幅の狭いとか、除雪車がかくことができんようなところに住んでいる人には、余分な負担を強いられる、わずかであってもというふうなことに。


 それだけを考えてみても、何かえらい言い方は悪いですけど、差別されておるじゃないかなというような感じもなきにしもあらずじゃないかと思うわけでございます。


 そういうふうな状況から考えれば、確かに町長がおっしゃったような、除雪車、除雪機もあるんだというようなこともありますけども、その除雪機は、まだほかのところもかかなきゃ。もっと狭い、もっと生活道路だけども、もっと狭いところも、全然そういうふうな消雪装置もないし、除雪車も入れないしというふうなところに活用しておるというのが、例えば私の地元でも、船岡殿のことですが、そういうとこもやっておるという状況でございます。


 そういうふうなことを考えれば、逆に考えれば、あと1万、2万の話じゃないか。2カ所、3カ所あるんですが、あとわずかな話だから、電気代はすべて町当局で持ってもいいじゃないか。そういうふうな、差別されるというふうな意識を解消するためには、そういうあとわずかな金ですから、そういうふうなことで行政の方で持っていただくような考え方にはならないもんだろうかというふうに考えるわけですが、町長はいかがでしょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 話の意味はよくわかります。わかるんですけれども、じゃあほかのところもすべて消雪パイプにするかといったら、そうはいかないと思います。


 幅員の関係があって、除雪車が入らないというところはたくさんありまして、それは先ほど落岩中央線には、除雪車がみんな入ります。そういう部分がありますし、24時間雪がたまらない。それから、除雪車には、一斉にかけませんから、時間がかかります。いろんな面がありますし、当時、中山間事業でされたということでございまして、いい事業に採択されたわけですが、そういう部分があるので、ほかのところから見られたときには、これくらいは持っていただいた方がいいんじゃないかなという感じはしております。除雪車は一斉にはいきませんし。


 それから、今の流れとしまして、集落内を自分のところで人員も出して、あと消耗品・部品もかかりますけども、それも調達し、油代を持っていただくというふうな方式で来ておりますので、またここにもバランスが崩れる一つの部分が出てくるんじゃないかなと思いまして、高額になればですけども、金額的に見させていただいて、基本料、電気代の基本料金というのが大変な額でして、これを見させていただいておりますんで、あとは利用料ということで、何とかお願いしたいと。お願いなんですが、町としての考え方を述べさせていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) 私も、落岩に上がってみたんですが、これは除雪車が入らんのかな。でも、これだけの物はつくられておるというふうなことは感心して、見させていただきました。その中で今、町長からご説明があったように、除雪車が遅いということで、地元の要望でやられたということでございますので、それなりに理由があったと思います。


 また、和田の船岡殿のときには、あそこは傾斜がありますんで、できないという、除雪車が入れないということで、地元の長年の要望がかなったと。地元負担もしながら、かなったという状況でございます。


 そういうことでありますんで、町長が言われました、小型の除雪機というんですか、あれはせめて油代もみんな持って、自分たちはやっておるわけなんですが、もうあとわずか1万、2万の話です。全部のところの消雪装置をつくって云々と言っておるわけではございません。本当に、例えば今ある箇所だけでも、あと大した額にはならんじゃないかと思うわけですが、町長ができないというのであれば、やむを得んわけでございますが、その辺のことも考慮に入れながら、またもう少し補助等も考えていただければありがたいなと思うわけでございます。できるだけ地元負担を軽くしていただけるように、同じ町民と一緒に考えて、同じ住民でございますから、町民でございますから、不公平のないように、ひとつお願いしたいと思うわけでございます。


 それでは、これでこの質問は終わらせていただきます。


 次に、人権問題に関する差別事象についてでございます。人権問題に関する差別事象は、八頭町内で平成18年度は0件であったものが、平成19年度は7件も発生しているのが現状でございます。そのうちの2件は中学校内、3件は小学校内、1件は若桜鉄道の駅の構内。残り1件は、小学校の近所の看板で発生しているということでございます。


 中身は、1件はがいじかいや。皆さんご存じだと思いますが、がいじかいやと発言したのが1件で、あとはすべて死ねと書いた落書きでありました。中には、個人名まで入れて、死ねと書いたものもありました。いじめによる自殺や集団自殺など、命を軽くとらまえている昨今の風潮があるように思いますが、まさにそれを証明している状況ではないでしょうか。


 特に、小学校2年生の教室や4年生の教室に書かれた死ねなどの落書きを見た子供たちは、どのように感じたのでしょうか。また、このようなことを落書きした子供が2年生や4年生であったとすれば、問題はもっと深刻ではないでしょうか。子供たちの心のケアを含め、どのような対策がなされているのか、教育長にお伺いします。


 また、このような差別事象が発生した場合、問題の共有という観点から考えますと、町内で発生した事件に限らず、町外で発生した事件等も、広報などを通じて町民に知らせ、一緒になって考えていくべきではないかと思いますが、これについて町長の考えをお伺いします。


 町外で発生したといいましても、県外、全国というわけにはなりません。せめて県内、または東部で発生した事件等もとらまえていただいて結構かと思います。それぞれご答弁願いたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 教育長、答弁。


○教育長(西山淳夫君) それでは、人権問題につきましての答弁をさせていただきます。


 人権問題が発生した場合の子供たちへの対策についてでございます。ご指摘のとおり、平成19年度中、町内の学校内等におきまして、児童・生徒が関与したと思われる人権侵害の落書きや発言が7件発生しております。そのほとんどが、人間の存在を否定する、死ねなどの落書きであります。過去にもこのような事例の報告はありましたが、昨年突出して事例が多く報告されておりまして、大変驚いているところでございます。


 落書きの中には、相当古いものもございまして、事象が発生するたびに、各学校等へ総点検の指示を出しておりましたので、そのような点から、これまで見落とされたものが含まれて報告に上がってきたものということも考えられると思います。なお、障害者を差別した言葉を使った事例は1件ありましたし、部落差別の落書きと思われるものについては、昨年度は発見されておりません。


 事象の発見・発生がありますと、関係者で確認し、意見や見解を交換した後、消去等の処置を行っております。また、学校長には、発見に至った経過、事象の発生に至った背景や原因の究明、これまでの学校全体の取り組みの点検と問題点の整理、全校の児童・生徒への指導、保護者を含めた今後の取り組み・啓発、校長としての見解等を文書で報告してもらっているところでございます。


 もちろん、事象での該当者がある場合には、その児童・生徒と他の児童・生徒との関係の点検。本人への心のケアや、その後の生活上の見守り、家庭の保護者との連携などは、言うまでもございません。さらに、必要に応じては、学校長だけの問題にとどめず、行政や関係者に集まってもらって、意見を交換するような機会を設けることもございます。


 議員ご指摘のように、昨年度多くの事例が報告されたということは、教育行政を預る責任者として、ゆゆしき事態であるというふうに受けとめております。


 一つには、子供たちを取り巻くテレビ、ゲーム、社会全体の中に、人の命を軽んじる人間の尊厳や存在を否定し、自分だけよければよい。意見が違う者を排除するというような風潮が蔓延していないか、危惧しているところでございます。


 そして、このような社会環境の中で育ってくる中、学校に入ってくる前の家庭や保育所で、成長する段階で多くの場合身につけてきている事実も否定できません。このため、教育委員会としても、ただ単に事象が発生した学校だけにとどまらないよう、その都度、校長会等で事象を報告し、各学校での点検や取り組みを強化してきておりますが、町内の全学校の校長や人権教育主任、PTA関係者、保育所関係者などに集まってもらって意見を交換し、町内全体で差別や落書きを許さない取り組みにつなげていくような機会を、近いうちに持ちたいというふうに計画をしているところでございます。


 以上です。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、町としての立場から、考え方を述べさせていただきたいと思います。


 町では、ご案内のように、まちづくりの基本理念といたしまして、基本的人権を尊重し、あらゆる差別を撤廃し、平和な明るい町の実現を目指しまして、八頭町部落差別撤廃及び人権擁護に関する条例を制定させていただきました。そのような中で、同和問題はもとより、あらゆる人権問題の解決に向けて、関係機関と一丸となりまして、人権尊重のまちづくりを推進しているところでございます。


 先ほどありましたように、残念なことでございますけれども、差別落書きや公共施設等への景観を損ねるような落書きが発生しているのが現状でありますし、先ほどありましたように、死ねというふうなことで、特定の者は限定されておりませんけれども、あるということは、何か一つ心配があるなというふうに思っております。このようなことは、町内だけではなく、県内でも多く発生しているというふうな報告がされているところであります。


 八頭町では、このような落書きは犯罪行為であること。また、落書きは、町民の快適な生活を脅かすものというふうなことで、ありましたように、人間の尊厳を傷つける重大な人権侵害だというとらえ方をしております。これまでにも学習会等を通じて、事例も示させていただきまして、点検もしていただく。また、防災行政無線などを通じて、啓発もしてまいりました。


 今後につきましても、なお一層こういう部分につきましての落書きや部落差別の根絶を目指しまして、研修会や町報等で啓発してまいりたいと思います。


 町外の話がございましたけれども、町外の話はうわさ話がありまして、やはり公表されたものを事例集として出すとか、そういうことでないとだめだろうというふうに考えておりまして、また誤解が誤解を生じてもいけませんので、このあたりは整理整とんして広報する、また、研修会の研修の材にさせていただく。そういう部分では、慎重にやりたいというふうに考えます。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) この落書きの中で、駅のホームにあったのには、個人名、女の子ですね、個人名が入って、死ねと書いてあったのが1件あったと思います。このような状況で、書かれた子供の心境というものは、幾ばくであったろうかというふうに思うわけでございます。普通の精神状態でおられるのかどうなのか。本当に、最たるいじめのものではないかというふうに思うわけでございますが、この見つかったのと書かれたのと、それが一緒であったかどうかはわからないわけですが、この子供のいわゆるケアですね。何か、そういうふうなことはされたのかどうか、お伺いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 教育長、答弁。


○教育長(西山淳夫君) もちろん、その子供本人、あるいは保護者に対して、心のケアということで面談もし、そういうことに負けないといいますか、そういった気持ちを芽生えさせるという意味で、何回も面談をして行っております。


 以上です。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) それは、適切な処理がしてあったんじゃないかなと思うわけでございます。今後とも、そういうふうな状況にあれば、またもっと考えなりして、子供たちの心のケアというものは非常に大切であると思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。


 また、それで公表されたものを事例集としてだすというふうなこと。全くそのとおりだと思います。うわさで動くわけにはなりません。これなどは、事例集として、こういうものがあるんだというふうなことでございます。


 なぜ、こういうことを言うかというと、部落学習会などでは、もう差別はありゃあせんのに、なんでこげなことをいつまでもするだよということをよく聞くわけでございます。だから、そういうふうなことが出たら、私もそういうところに出会わせたときには、「そうではないで。こういうことがあるだで、八頭町でもこういうことがあっとるんだぞ。」というふうなことは、許せる範囲ですべて皆さんにお知らせしておるわけでございます。


 そういうふうなことがありますので、問題の共有。まだこんなのがあるんだよと、そういうふうな、こんなことをいつまでするだいやと言われることがないような状況に、ひとつしていただきたい。そういうふうな問題を共有して、皆さんにもそういうことを広く教えるということで、こういうことも必要ではないかということで、私はそういうことを言ったわけでございます。


 それはそれで結構でございます。ひとつ、事例集等で結構でございますので、広報等でどんどん皆さんに公表していっていただきたいと思うわけでございます。


 もう一点、テレビなどでいとも簡単に人を殺す場面をよく見ます。先日も秋葉原でああいうふうな事件等があったわけですが、殺人のニュースのない日はないほど、事件が報道されていますが、このあたりにも問題はあると思いますが、落書きですね、これに対して保護者の方のいわゆる家庭内教育ということも、これは非常に必要なことではないかと思うわけなんですが、そのようなことは考えてやられておるんでしょうか。


 確かに、先生方にこれは必要だと思いますが、家庭内教育、これももっと必要じゃないかと思うわけでございます。その辺について、何かありましたら、考えておられましたら、一つお伺いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 教育長、答弁。


○教育長(西山淳夫君) 先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、やはり義務教育に入ってくる以前の段階から言葉を知っておるという事例は、かなりあるというふうに思います。そういったことも含めまして、保育所の保護者会、あるいは小・中学校のPTA等々におきましても、そういった研修会、それから起こった事実、そういったものを話し合いの題材として研修を深めてまいりたい。それから、してきてもおります。


 以上です。


○議 長(松田秋夫君) 山本議員。


○20番(山本弘敏君) 今、教育長が答弁していただきましたように、ひとつ実践していただきたいと思います。


 いずれにしましても、「人が集い 夢広がるまち」という八頭町のスローガンからいいますと、やはり人権問題というものは絶滅しなければ、この成果としては成り立たないんじゃないかなと思っております。ひとつ、今後ともいろんな努力をしていただきまして、もちろん我々もしなきゃならんわけでございますが、行政としても努力していただきまして、本当に幸せな夢広がるまちにしていただきたいと思います。


 昼も過ぎましたんで、早く終わりたいと思います。


 これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。


○議 長(松田秋夫君) これにて、20番、山本弘敏議員の一般質問を終わります。





◎休  憩





○議 長(松田秋夫君) 暫時休憩いたします。      (午後 0時14分)





◎再  開





○議 長(松田秋夫君) 再開いたします。        (午後 1時15分)





○議 長(松田秋夫君) 次に、12番、下田敏夫議員の質問を許しますので、登壇願います。


 下田議員。





◎下田敏夫議員質問





○12番(下田敏夫君) 12番議員、下田敏夫でございます。


 ちょうど皆様方、お昼御飯がお済みになりまして、睡魔との闘いの時間帯だろうというふうに思います。眠たいときに眠るのが一番いい健康法だそうでございまして、皆様方の睡魔に反対することでなしに、気持ちよく睡魔に誘われるようなスムーズな質問ができればというふうに思っております。


 さて、本日、議長のお許しをいただきまして、通告どおり2点の質問をさせていただきます。


 まず1点目は、どうなった人事評価ということと、もう一点は、どう守る公共交通ということでございます。


 さて、町長の開会のごあいさつにもありましたが、去る6月2日、中央中学校校舎改築記念事業といたしまして、陸上自衛隊中央音楽隊吹奏部ですか、音楽隊を招きまして、吹奏楽の演奏会が開催されました。これには町内の3中学校の生徒も参加されておりました。これは、大変すばらしいことだというふうに思っております。担当されました総務、教育委員会、関係各位の人に、感謝を申し上げたいというふうに思います。


 私も演奏を聞かせてもらいに来たんですが、中央中学、八頭高校の吹奏楽部も出ておりました。そして、皆さんと一緒に聞いておったんですが、さすがに陸上自衛隊の中央音楽隊の演奏を聞いた途端に、皆様が、すごいと。さすが違うという感想を漏らしておられました。多分、中学生諸君も、心に大変すばらしい思い出というんですか、すばらしいものを蓄えられたというふうに思っております。


 私も、本物を聞きまして、心に栄養を与えてもらったと思っております。このようなすばらしい演奏がたびたび行われることがあれば、もっといいのかなというふうに思いました。こういう心に栄養が残るようなことをしていくには、やはり町長が言っておられます、長年の町長の夢であります、1,000人規模の文化ホールが要るのかなというふうに思った次第でございます。


 町長は常日ごろ、若者に夢をあきらめるなということを言っておられます。町長にも夢をあきらめられずに文化ホールができるまで頑張っていただくことを期待申し上げます。文化の薫る町でございますので、ぜひとも町長には頑張っていただくようにお願いしたいと思います。


 さて、6月6日に国家公務員法制度改正基本法が参議院で可決・成立いたしました。これは、1947年、昭和22年以来、22年に公務員制度が成立してから大きな改正もなく、公務員の方は右肩上がりの給与体系、終身雇用、年功序列が維持されてきたわけでございます。それが今の世情にあわなくなり、さまざまな矛盾を引き起こしております。


 私が思いますに、公共分野の比重が大きい日本の場合、公務員に対する期待は大変大きいものがございます。国家公務員100万人、地方公務員300万人と言われる公務員の働き次第で、教育も福祉もまちづくりも大きく変わるからであります。


 だが、その反面、期待が大きいだけにその裏返しで、公務員の皆さんに対する風当たりは大変強いものがあるというふうに思います。いわく、給料が高い、人数が多い、年功序列、こういう制度の批判から、職員に対しては、危機意識がない、コスト意識がない、スピード感もない、切磋琢磨しない。ついでに、居酒屋タクシーを使う。


 霞ヶ関というところは、私は霞を食べてでも国家のために働こうという志のある人の集まりだと思ったんですが、居酒屋タクシーなるものがあるということは初めて知ったわけでございますが、そのようなことがありまして、職員に対する行動に対してまでの批判が、さまざまあるわけでございます。


 このようなことが起こることによって、住民・国民の行政への不信が募っているのではなかろうかというふうに考えておるところでございます。もちろん、多くの公務員の方は、よく働いておられます。しかし、民間企業と比較した場合はどうでございましょうか。働きぶりに対して住民の目は、厳しいものがあるというふうに思っております。雇用者である住民、雇われ人である公務員との間に、大きなずれがあってはならないというふうに考えております。


 これにわが町としてどのように対応するのか。町長は、言っておられます。町長も変わらないけん、議会も変わらないけん、職員も変わらないけん、そして住民にも変わってほしいということを言っておられます。職員の行動様式を変える必要も、今の時代あるのではなかろうかというふうに考えております。そのための職員の能力、人材開発、また、公正な人事、処遇となる公平性・納得性・透明性。目的性が高く、職員の理解が得られ、また、町民の視点に立つ評価制度は必要だというふうに思います。


 やらないことを評価するのも評価でございますが、やったことを評価するというのが、私はもっとその方が大事ではなかろうかというふうに考えるものであります。


 昨年、9月議会で同僚議員が、この人事評価制度について質問をされました。それにつきまして町の回答は、試行するということでございましたが、どのような評価方法で試行が行われたのか。また、現在までの進捗状況はどうなのか。その成果・問題点はあるのか。そういった点についてお尋ねをいたします。


 それから、次の課題でございますが、同じくあれなんですが、職員の先ほど言いましたが、人材のことでございますが、人材といいますのは、人の材料でなしに、私は人は財産であるという、その方の人材だというふうに思っております。町の職員の方も、私は人の宝だというふうに、財宝だという格好に考えております。


 戦国時代は、こういうことが言われておりました。国は城、城は石、石は人。明治の政治家、後藤新平。東京都を設計したと言われている人間でございますが、これが言っておられます。国づくりは人づくりであると。一に人、二に人、三に人づくりだと。このように私は、人材というのは非常に大切なものだというふうに考えております。


 公共分野の大きいわが八頭町におきましても、職員の働き次第で、21世紀のまちづくりが大きく変わってまいります。本町の財産である職員の能力開発、人材育成を具体的に現在どのような考えで行われているのか、お伺いいたします。


 それから、3点目でございますが、日ごろ本町において業務改善のことは、町長が言われている言葉の中にありますように、日々改革だということで、十分業務の改善は行われていると思いますが、どのような方法で行われているのかお聞かせいただければと思います。私は、正職、臨職含め、すべての職員の方が参加しての業務改善職員提案制度なるものを導入されたらどうだろうかと。これを導入することにより、行財政改革の推進、また、住民満足度の一層の向上を図る方法ではなかろうかというふうに思っておりますが、町長のご所見をお伺いいたします。


 それから、2番目の課題でございますが、どう守る公共交通でございます。これにつきましては、先日新聞報道によりますと、アメリカでの先物取引で、原油が1バレル139ドルを突破したという話が載っておりました。1バレルというのは、159リットルだそうですが、昨年は63ドルでございました。おととしは、30ドル台でございました。急激に上昇しております。1バレル200円になれば、ガソリンは1リットル220円になるという試算も出ております。そういった石油資源に頼らない社会づくりが必要と。


 特に、本町のように過疎化・高齢化が進む土地においては、車というのはなくてはならないものだというふうに思っておりますが、ガソリンが220円になったときに、果たしてどうでありましょうか。東京の方のカーユーザー、中古屋さんに聞きますと、売る者が大変ふえているという話も出ておりました。このような状況の中で、わが町の交通体系をどのようにしていかれるのか、お尋ねをしたいと思います。


 そこで、新しいわが町の交通体系ということでございまして、現在、町内にはクローバーバス、日交バス、それから若桜鉄道、それからタクシーですか、それからスクールバスといった公共交通の手段がございますが、クローバーバスの利用実態と今後の方向性をどのようにお考えなのか。また、スクールバスの今後の運営方法、買いかえ時期はどうなのかということについてお尋ねしたいと思います。


 それから、町内NPO、有償運送との連携、協力体制の考えはということでございます。これは、本来なら議会でも、公共交通調査特別委員会において検討していることでございます。また、若桜鉄道につきましては、若桜鉄道をモデルとした法律の成立を待っている状況でございます。


 それから、八頭町の、私これ質問出した後に、今回の議会で八頭町地域公共交通会議設置要綱なるものが、案が出てまいりまして、これは下手なことは聞かれんなと。町長に質問して、町長の返答で、この会議の方向性を誘導するわけにはいかんだろうというふうに思いましたもので、答えられる範囲で町長に答えていただければというふうに思います。


 以上、2点につきまして質問をさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、12番議員、下田議員の一般質問に対してお答えしたいと思います。


 どうつくる21世紀の八頭町ということでありまして、前段に中央中学校の先般の自衛隊の中央音楽隊の話もありましたし、また、国家公務員の法律改正ということでございました。


 地方公務員につきましては、既に改革が参っておりまして、取り組んでおりますし、特に中央省庁の官庁のキャリア組をどうするかというのが、一番の大きなポイントだろうというふうに思っております。そういう中で、八頭町行政、町民の皆さんのサービスをいかに向上していくかという部分では、職員に担うところが大変多くあります。やはりありましたように、職員一人ずつが、本当に八頭町のために汗をかいてくれる、そういう職員であってほしいというのが第1点であります。


 そういう中で、人事評価制度が始まりました。18年度より、制度の試行をスタートいたしまして、その中にも議員各位からも一般質問等でもありました。現在まで2回の人事評価を経験いたしました。評価する者もされる者も初めての経験でありまして、お互いに戸惑いがあります。評価制度そのものの意味、評価項目の妥当性、基準値の考え方、そういうわからないままの18年度のスタートでございましたけれども、特に評価者の評価基準につきまして、統一性が必要との意見を入れまして、19年度につきましては、2次評価つきまして、複数性を取り入れることにより、一層の公平性の確保を図っていこうということになっております。


 本年10月で第3回目を迎えますので、いろんな経験も積んできました。次の段階へと移行することが必要であるというふうに考えております。


 職員の能力開発、人材育成につきましては、第一に研修の充実。また、若いときに多くの課を経験させることが必要と考えております。人事評価制度で最後に評価者が面談を行いまして、その際、長所の指摘はもちろんでございますが、努力が必要な部分につきましても、研修の充実を指導するようしむけております。


 また、若いときの吸収力はすばらしいものがございますし、いろんな角度の部署を数多く経験させ、将来の糧とさせることが良いというふうに思っております。


 この人事評価制度につきましては、評価をして職員それぞれを減点するというものではございません。これによりまして、自己啓発、また、職場の改善、明るい職場づくり。また、自分の考え方、正しいかもしれませんが、そうではなくして、他から見た目の部分で、他人から評価ももらう、そういうことを主眼にしております。


 業務改善の話もございましたんで、大変よいことであります。具体的な評価提案者といいますか、そういう部分も取り入れていきたいと思いますし、また、新しい課に行きましても、1年目は自分のことが精いっぱい。2年目については、すべての課の全体のものがわかるような、やっぱり意気込み。せめて、3年目につきましては、一人が一つずつ、そういう部分での提案ができる。以前でも構わないんですが、そういう心構えで仕事をすべきだろうというふうに思っております。


 私も従前、上司からおしかりを受けたことがございました。けれども、何もしないより、悪い失敗はいけませんが、何もしないより失敗する、それはあなたが仕事を精力的にやっているあかしかもしれませんということを、亡くなられた上司から言われたことがあります。


 そういう部分でありましたように、財政の問題、いろんな問題も含みながら、職員として早く一人前になるというのが、研修のあり方というふうに思っております。


 18年8月に八頭町の人材育成の基本方針、技術推進の担い手となる職員の養成を目指してということで、18年8月に私の名前でいろいろ書いております、方針を出しております。それを受けまして、18年から22年の八頭町の職員の研修計画も立っております。自治研にも出ておりますし、このたびは文部科学省にも職員を派遣いたしましたし、また、千葉の幕張の方のアカデミーにも、それぞれ研修方針の中でやっております。鳥取県の自治研におきましても、それぞれの立場で、職責の中で派遣もしております。


 それでよいというふうには思ってはおりませんけれども、職員が今ある立場というのを十分理解していただいて、町民の皆さんに信頼をいただくというのが一番だろうというふうに考えているところであります。


 それから、2点目のどう守る公共交通ということでございます。これにつきましては、先般来、今年度、八頭町の公共交通の法定会議を立ち上げたいということで、若桜鉄道のことはちょっと置きまして、バスの問題につきまして並行してやりたいというふうに思っておるところであります。


 クローバーバスの利用実態につきましては、18年10月から19年9月までの、昨年の実績といいますか、決算期でありまして、そういう部分で報告をさせていただきたいと思いますが、1年間で私都線の乗車密度が1.1人、大江線が1.3人。朝の便、落岩から大江、これは八頭高生が多いと思いますが、1.8人であります。


 今回、予算の中にこのような状況を打破するために、公共交通会議の費用をお願いしております。今現在、日交バスさんとのお話の中で、法律が変わりまして、人員も1人ふやさなくてはならないというふうな状況下で、郡家の営業所のあり方も今考えているというふうなお話もお聞きしております。タクシーも含めてであります。


 そういう中で、バス事業者の方が経営意欲を喪失されないうちに、八頭町としての方針決定を行い、もちろんバス事業者にも入っていただきました法定協議会であります。やっていきたいというふうに思います。その中で、ありましたように、教育委員会の方では、スクールバスの運営委員会がございますけれども、スクールバスのあり方も含めまして、包括的に考えていくべきだろうというふうに考えておるところであります。


 それから、2点目の町内NPO有償運送の連携・協力でございます。今現在、福祉有償の運送につきましては、訪問介護事業やNPОの方が高齢者や障害者等、公共交通機関を使用して移動することが困難な人を対象に、通院・通所等を目的に、有償で行う車両による送迎サービスであります。有償介護輸送につきましては、町が主催しまして、関係者で構成された運営協議会の協議を得て、自家用車の有償運送へあらかじめ会員登録されました要介護者等の有償運送を行うことができるとされたものであります。


 町が現在、この公共交通機関だけでは移動制約などに十分なサービスが提供されないと判断したときに、協議会を設置して許可をするというものでございまして、そういう部分で先般も会議を持たせていただきましたけれども、本来の運送を糧とする会社の営業部分を圧迫するわけです。そういう部分では、バス事業者の皆さん、関係される部分で了解が要るというのが現行法でなっております。


 だから、鳥取市でもそういう部分で補助金のことも考えておられるというのが、新聞に出ました。八頭町でも八東の便利屋さんが法人を取られまして、やっておられます。中身的には存じておりませんけれども、始めさせていただいて、協議会でもそういう部分でも協議させていただいているという状況下であります。


 公共交通の中で、ありましたように、八頭町全体の中で考えていくということで、いろんな方式があると思います。その中で、またタクシー事業の関係がどういう格好になるのかというようなことも出てきます。若鉄との関係もございますけれども、まずもってそういう交通弱者の皆さんをいかに八頭町として、行政としてやっていくか、守っていくかというのが課題だろうというふうに考えておりまして、この協議会でいろんな角度で、79条申請の中では、八頭町が事業主体になって、例えば、委託をし、また、料金設定も町がするということになろうかと思います。


 一つありますのが、八頭町内しかそういう部分では運行できない。鳥取市に出ようとすれば、また別の免許が要るというふうなことがありますし、ただ単に鳥取に出るということにつきましては、また鳥取市のご理解も要るというふうな流れになっております。そういう部分で、この20年度に方向性を出したいというふうに考えておるところでございますので、どうかご理解を願いたいと思います。


 以上で、とりあえずの答弁とさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 最初の人事評価について少し質問させていただきたいと思います。先ほど、町長の方は、複数制で公平性を保って評価はしてもらっておるということですが、いろんなやり方はあろうかと思うんですが、私が調べましたところは、評価制を導入しておるところは、今一番多くやっておられるのは、どうもコンピテンシーという方法が多いみたいですし、それと多面評価というんですか、360度評価、これが複数評価だと思うんですが、そういったことをやっておられるところが多いように思いました。


 コンピテンシーといいますのはどういうことかといいますと、行動様式ということらしくて、ご存じだと思うんですが、成功しておられる方の行動というのは、一定のルールがあるという、その行動様式を基準にしていくというような方法らしいんですが、それによって悪いことを見つけるんでなしに、できていることを評価していくというふうであろうというふうに思っております。


 それから、多面評価ということにつきましては、複数評価で上司が評価するのは当然でございますが、評価される方に対して、部下も評価すると。それから、同僚も評価する。それから、他部署の同僚も評価するという、そういった形の多面にわたる評価を行っておるというところが多いように感じました。


 このような形で、公平性・透明性というものが維持されていくんだろうなというふうに私は思っておるのでございますが、私が考えておる評価といいますのは、職員のやる気ですね。それから、組織の活性化。これにつながらないような評価だったら、やめた方がいいと思うんですが、そこらあたり本町の評価制度は、町長どんなもんなんでしょうか、お尋ねをいたします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先ほど答弁させていただきましたように、職員の欠点ばかりを捜して減点する方式ではないと。このことによって、自己啓発をしていただきたいということであります。


 先ほどありましたように、上司が部下を評価しますが、部下が上司を評価する制度もこの中には入っております。同僚まではまだいっていませんけれども、そういう部分が本当に必要ならば、考えていきたいと思います。あくまで今は試行的な段階でありまして、いろんな意見がある中で、公平性をいかに保っていくかというのを、今議論をしているところであります。


 そういう部分で、考え方は同じでありまして、このことによりましてみずからが自己啓発していただいて、八頭町のために、町民のために働くにはどうしたらいいかというのを再度考えていただくという意味合いであります。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 次の人材育成の方に移りたいと思うんですが、先日、8月1、2、3日、因幡の祭典プレイベントが行われるわけでございますが、そこで学会を開くと言っておりますスローライフ・ジャンパンという組織がございまして、そこがブログを立ち上げておりまして、ぶらっとというブログなんですが、そこに八頭町の宣伝を4月ぐらいから載せております。


 そうしましたところが、総務課におられます冨山さんのことが、そのブログに載ってまいりました。といいますのが、韓国に派遣されておるときに、韓国の、冨山さんに聞きましたら、生涯学習の研究会に行ったらしいんですが、たまたまそこに静岡県の掛川市から来ておられる方がいらっしゃいまして、それで冨山さんと話をして、八頭町との交流を少ししたというような話がありまして、その後どうでしょうかというようなことがブログに書き込まれまして、冨山さんもすぐにまた返答されたというようなことがございます。それから、先ほども町長が言われましたが、教育委員会の下田さんが、現在文部科学省に行って研修をしておられます。


 先ほども言いましたが、私は若い方がどんどん研修されて、スキルをためられ、また、人間的にも大きくなられることは、町にとって大変いいことだと思っておりますで、若い方に大変期待するわけでございます。


 自治体というのは、私はもう知的産業だと思っております。人材投資を惜しんでケチるようでは、その自治体の将来はなかろうというふうに考えるものであります。厳しい財政のときこそ、町長言われます米100俵の精神で、若い方にどんどん投資をしていただきたいというふうに思っております。


 そこで、職員の研修につきまして、当然いろんなところの研修があるということでございましたが、職員の研修の選考基準というんですかね、そこのところを私は、多分現在、平等主義ではなかろうかと思うんですが、それを排除して、政策マンとしての重点的な方法に変えていったらどうなんだろうかというふうに思います。それから、人材育成という面で、管理職並びに監督職ですね。これについて、現在は昇任試験というのはないように思うんですが、これに昇任試験を導入するとか、そういった方法も一つの方法ではなかろうかというふうに思いますし、それから、これは評価につながることなんですが、夏・冬のボーナスですね。これ、人事評価をやっとるところはどこでもやっておられるみたいなんですが、ボーナスの一部を徴収いたしまして、それを能率業績主義に基づきまして、再配分するというようなシステムをとっておられる自治体も多々あるようでございます。


 このような制度を導入されて、職員のやる気、組織の活性化につなげていったらどうかと思うんですが、町長のお考えをお尋ねいたします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) いろんな研修がありまして、自治研で行いますそれぞれ初任者研修から中級、上級、いろんな研修があります。これは、すべての職員に受けてもらいます。基礎的な研修であります。


 それから、ありましたように、文科省の話が出ましたけども、横城郡の職員もそうですし、自治研に派遣しております職員もそうですし、いろんな意味で今は手挙げ方式にしております。その中で、多ければいろいろ中身的にも聞かせていただきますけれども、やる気がある職員につきまして、第一は方向性として、そういう方法をとっております。実際、みんな手を挙げてくれて出ておる職員であります。


 そういうことがありますし、また、いろんな研修に参画することによりまして、全国版があるでしょうし、地方版があるかもしれませんが、自分の考えと同じだなというのがあり、また、目からうろこが出るような施策をしておられるなというのがあり、いろんな場面があると思います。だから、それはただ単に頭に内容を詰め込むということでなくして、そういう部分での目覚めというのが、一つあると思います。


 一つには、そういうことによって、それが全体的に広がってくるというふうに私は考える一人であります。


 ボーナスの勤勉手当の再配分の話もありましたが、それはそれでしますけども、余りのことをしますと、逆に言ったら、職員のやる気をなくする場合がありますので、慎重に考えていきたいというふうに考えております。


 いろんな意味で、研修方法もありますけれども、適宜によい研修がありましたら、的確にアンテナを張っておきまして、研修に参画すると、させたいというふうに思っております。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 先日、4月の20、連休前だったと思うんですが、私、本庁の玄関あけましたら、えらい窓口が混雑しておりました。1人座っておられて、立っておられる方5人窓口に、住民係のところに立っておられました。えらい混雑やなと思って見て、何でやろうと思ったら、住民係の方、机が六つありますが、たまたまそのとき3名しかいらっしゃいませんでした。1人の方は電話しておられました。1人の方は机に向って事務をしておられました。ということは、結局1人の方が住民の方に対応しておられたという状況で、たまたまそのときにフロアマネジャー、町長がされましたフロアマネジャー、この方もいらっしゃいました。どうするんかなと思って見ておりましたら、電話もなかなか終わりません。事務の方も全然振り向きもされません。


 そうしましたら、1人男性の方がすっと逃げられましたもんですから、私もお急ぎじゃないですかということで、後追いをしました。そしたら、余りおっていらいらしてもいけんけ、出直してくるけって言われました。何でこんなに混雑するんだろうかなと思ったわけですね。そうすると、5人も来られたら、あそこの窓口は少し狭いんです。これは庁舎の関係ですから仕方がないと思うんですが。


 それで、私が思ったのに、結構電子機器というんですか、コピー機だとかそういう機器が前面に並べてあるわけですね。ここをもう少し工夫したら、もう少しゆったりとした窓口にならへんだろうかというふうに思いました。これが私が考えます業務の改善ということで、職員さん、多分どの方も自分の職場をよくしたいという意欲は持っておられると思います。その意欲が、吸い上げられる制度というんですか、そういったものはぜひとも私はつくるべきじゃなかろうかというふうに考えるものであります。


 そして、その提案によって、行政サービス、それから住民の満足度が向上したり、それから事務効率が向上をしたり、それから経費が節減されたり、そういうことがあれば、町の職員、表彰規程もあるわけでございます。やはりそういったことをきちんと報償され、表彰され、公表されるということが、職員のやる気につながるのではなかろうかというふうに思います。


 いろいろ提案制度をやっておられるところ、いろんなところがございます。1人1提案制度だとか、1人1改ですね、改めるだとか、いろんな制度があるんですが、どこともそれを見てみますと、ざっと見たのは4カ所ほどなんですが、どことも言われていることが、予想以上の提案がありましたと。これをされた人がびっくりされるほどの数字だと。一番低いところが77%でございました、全職員です。全職員の77%から提案があったと。多いところは、84%というような提案があったということでございます。


 私、思いますのに、職員の方も、日々こうしたらええのになと思っておられることが、多分山ほどあるんではなかろうかというふうに考えます。ぜひ、職員の1人1提案、それでいいと思います。ぜひとも導入していただいて、職員の声を吸い上げて、業務改善に結びつけていただきたいと思うんですが、町長のお考えをお尋ねいたします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) この件につきましては、回答させていただいたというふうには思っております。


 先ほど、窓口の話がありましたが、調査はさせていただきますが、そういう部分で意見が上に上がらないというふうなことにはなってないというふうには考えております。窓口として、お客さんに、町民の方に一番効率よく証明が発行できるのは、今の配置が一番いいということで窓口を受けて、後ろの方に行ってコピーするよりも、少し窮屈ですけれども、一番スピード感があっていいという段階の中でなっているというふうに考えております。


 順番制があるとすれば、混むときには札を配付させていただくとかという方法もあるかとは思います。電話対応、事務の対応の部分がありましたけども、状況下がよくわかりませんが、窓口の方のことに対して、電話の照会だったかもしれませんし、わかりませんけれども、そういう部分では再度、あり方をチェックしてみたいと思います。


 それから、職員提案制度につきましては、副町長の方から、副町長の考え方。先ほどの福祉課の問題につきましては、福祉課長の方で答弁をさせます。


○議 長(松田秋夫君) 副町長、答弁。


○副町長(中家俊夫君) 下田議員のご質問にお答えいたします。


 職員からの提案の件でございますが、これまでも課長を通して課員にグッドアイデアはないかということを募ったこともございます。それは一度ではないように私は記憶いたしておりますが、そのときには、折り返しの提案・回答というものは皆無だというふうに記憶しておりますが、その後もう3年も過ぎたわけでございますし、そのあたりももう一度考え直して、再度また職員の方に声をかけてみたい、そういう気持ちは持っております。


 ありがとうございました。


○議 長(松田秋夫君) 福祉課長、答弁。


○福祉課長(吉田英人君) 住民サービスが私どもの重要な仕事だと思っております。町長言いましたように、改めて調査をさせていただきたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 私、別に調査してどうのこうのということでなしに、そういった業務の改善の方法を少ししたらどうだろうということでございまして、職員さんがどうのこうのということは言っておるわけではございませんので、そこのところは勘違いしないようにしていただきたいというふうに思っております。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 基本的な部分ができないとすれば、そこをきちっと整理整とんしないと、うやむやではいけないと思います。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 私、町長そうやって言われて、それが多分正しいのでありましょうが、それを言い出したら、私の方も言いたいことも山ほどあるんですが、そういうことはとりあえず全体のこととしてとらまえようと。いかに、効率的に業務ができるかということを、私は探すことが大切だろうというふうに思います。


 一流の選手が、なぜ一流でおられるかという話があるんですが、これ、チャンスは前髪でつかめという言葉もあります。これどういうことかといいますと、前髪でつかめというのはどういうことかということを一流の選手に聞きますと、何でもない、ふだんからどれだけ問題意識を持っているかと。それが一流と二流の違いだと。一流の人間というのは、どうすればこれがよくなるか、どうすれば1秒でも早く走れるか、どうすればこの球が打てるかとか、そういったことを寝とっても考えるほど、そういう方が一流になれるんだと。そこが一流と二流の違いだというような話を講演会で聞いたこともございます。


 私が言いたいことは、そういうことでございまして、その職員さんがたまたまそのとき忙しかって、そういう事態になったのかもしれません。たまたま私がそこに来て、そういうのを見たから思ったんですが。私が見たときに、もう少しここが広かったら、こういうこともないのかなと思ったり、それから職員の方も、もう少し手順というんですか、そういったものができておれば、ここまで混雑する必要もないのかなというふうに思ったりしたもんですから発言したということは理解していただきたいというふうに思います。


 あくまで私が申し上げたいのは、職員の方に、絶えず問題意識を持っていただきたいということでございます。


 これで、人事評価の件につきましては終わります。


○議 長(松田秋夫君) 町長。


○町 長(平木 誠君) 先ほどのことは、当然、事務改善の部分もあるでしょうし、そういう部分がどうであったのかなというのは、やっぱり追求すべきだというふうに思います。


 そういう中で、職場が狭いということもあります、確かにね。ありますし、そういう部分では、庁舎全体の問題になるというふうには考えております。


 先ほど、一流の方の話をされましたが、私は一流でなくてもいいと思います。一流でなくてもいいけども、120%の仕事をするという方がすてきだなと思います。一流の方は、素質があったり努力もあったり、先ほどありましたように、365日の24時間、何事も考えている。確かにそうだと思います。けれども、一流になりには、それを支えてこられた多くの方々があるということを考えるべきであって、一流の方が、私が一流でこうだというふうなことは、私は余り自分自身の口から言うべきでないと思います。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 何かちょっと違う論点になりますが、これで終わらさせていただきますが。


 次の、どう守る公共交通で、クローバーバス、スクールバスにつきましてはあれなんですが、町内NPO有償運送のことについて、少しお話させていただきたいと思います。


 先ほど、町長の答弁にもありましたが、鳥取市が有償運送の者に対して、補助金で赤字を補てんしようということを、9月議会に補正に出すということが新聞報道されておりました。私は、先ほどもちょっと言ったんですが、町内にNPOを立ち上げられていらっしゃる方がいらっしゃいます。この方の実情はどうなのかと思って、総務課に行きましたら、これは総務課だろうと思ったら、これは福祉運送だから保健課だということで、保健課に行きました。なるほど、課が違ったら、やっぱりこういうとこに行くんかなというふうに思ったんですが。


 そこで、私が思っておるのが、せっかくNPOをつくって車両も購入してやっておられます。本町のように、合併して区域が広くなり、そして谷あいが多く、集落も点在しているところにおきましては、私はこのNPO法人の有償運送というものをフィーダーバスとして幹線までのつなぐための方法として、町として連携して利用できないもんだろうかということを考えるわけでございます。


 ふだん町長は、住民との協働社会の構築ということを常日ごろから言っておられるわけでございまして、その点につきまして、町長はどのようにお考えなのかお尋ねをしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先ほど申し上げましたけども、NPO法人、八東の便利屋さんということで、暮らしの困りごとに関する依頼・相談ということで、これは法定協議会の中で、町が必要と認めて、町が協議会を立ち上げまして、陸運支局も入っていただく、また、関係バス事業者にも入っていただいて、この運送法が始まったところであります。


 料金も定額になっておりますが、1キロ150円、30分で500円。そういう部分があって、料金体制の中で、病院というのが時間がかかりますんで、30分500円というのがネックになっております。


 この許可が出ましたのが、陸運の、メンバーを全部出されまして、メンバーをすべて出されて、この方はどうでしょうかと。これはもちろん、協議会の中での話だけでありまして、この方はこういう方であって、年齢から移動する手段を持たない人であるということの中で、相互理解の中でもちろん便利屋さんの方が出されるわけですね。許可の中で運行をされると、会員さんの中ですね。今は、これ以外にははみ出てはならない。だれもかれも運送はできない。そのことによって、日交さんのタクシーとかに影響が出て、営業圧迫になったら困ると、低料金のためにということが一つあります。


 今後、協議会の中で方向性がどう出るのかわかりません。町がいろんな補助金を使って、バスを買って、あとは運送に任せるのか。その中で、ありましたように、NPOさんに、ここの部分は持ってもらうとかということは、協議会の中でやはり議論していただいて、今、私がここでそうしますということにはならないというふうに考えておりますので、ご理解を願いたいと。


 町内には、こういうNPO法人さんがあるということだけは、きちっと前もって皆さんにもお知らせする中で、事は進ませていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 有償運送運営協議会、できて2年ですけど、聞いたところによりますと、一度も開催されていないというようなこともあるようでございます。活発な運営協議をしていただいて、住民の足の確保にきちんと役立てるような形をしていただければというふうに考えるものであります。


 最後に、この問題も先ほど言いましたように、八頭町地域公共交通会議が。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 2年も開かれていなということでなくして、今、試行的な段階で陸運の方に許可を出しておられます。9月が第1回の期限だそうです。これまでに再度継続されるかどうかというのを本人さんが出されなくちゃいけませんし、その開催された当初のときに、私もあいさつをさせていただきましたが、結局余り再々会は持たなくてもいいと。一たんメンバーが出ましたと。メンバーが変更になる、そういうときには、きちんと開催してもらわないと困りますというのが、日交さんの言い分でありましたし、それでなかったら、今までどおり運行するということでありますので、必要に応じて会は開くという設定になっておることを申し添えます。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 時間も押してまいりました。


 私、この公共交通の話を今回質問した大きな原因といいますのが、住民がかなり町内のバス路線に対して不満を感じていらっしゃるということが根底でございます。いわく、料金が高い、便が悪い。それから、定時に出てくれない。乗りおくれたことが何度もあるという話を聞きまして、これでいいのかなという思いがあって今回質問したわけでございますが、先ほど言いましたように、八頭町地域公共交通会議が発足するようでございます。その中で、住民の足をきちんと守れる交通体系、これを確立していただくようにお願いするものでございます。


 最後に、自由民主党政務調査会国土交通部会、地域公共交通小委員会が提言しております。それを少し紹介させてもらいます。


 なぜ、地域の公共交通が衰退していったのかということは、いろいろ理由を上げておられます。モータゼーションの発達だとかいろいろありますが、乗客が減るから値上げする。運行本数を減らすから、乗客が減る、これが悪循環のもとだと。これを断ち切るためにはどうしたらいいかということで提言しておられます。


 一つは、交通手段の相互のシームレス化、継ぎ目をなくするということをすることが急がれると。それから、交通のネットワークの改善をするべきであると。それから、交通機関相互の連携を強化するべきだと。それから、定時・高速・高頻度、快適性の追及をしてくださいと。それから、適切・弾力的な運賃形態をとっていただきたいということを提言しておられました。


 住民のニーズにあう公共交通をつくっていくというのは、町の行政として大切なことだろうというふうに思いますので、その点につきまして町長、何かあればお聞きして、質問を終わらさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 当然、今ある既設のバス路線もそうですし、それ以外の部分につきましても、やっぱり八頭町全体を見ていただいて、協議会の中で議論をしていただくというのが基本だろうというふうに考えておりますので、町がこうだから、バス会社の考え方がこうだからということではなくして、いろんな意見を出して、ぶつけ合っていただきまして、その会の中で。当然、できることとできないことが出てくると思います。デマンドバスにつきましても、とってもいいように聞こえますけども、営業される社にとりましては、結局タクシーの往復を考えていただいたらいいんですが、往復にならないところは赤字なんですね、やっぱり。往復があって、あくまでとんとんですから、7割走って3割しか料金がもらえんだでということになると難しいと思います。


 だから、いろんなことがありますけども、そのあたり、当然町の財政の中での一般会計からの費用というのも出さなくちゃならないというふうに認識はしておりますので、このあたり、議会とともに一緒になって考えていただきたいなと思います。


○議 長(松田秋夫君) 下田議員。


○12番(下田敏夫君) 町長のお話を伺いながら、一つ言うのを忘れておりました。


 去る5月15日、私、郡家駅前活性化協議会のメンバーの中に、郡家部落の代表ということで、安来駅とそれから伯耆・溝口町の溝口駅に視察に行ってまいりました。安来駅は、7億円ほどかけて駅舎を建てておられました。それで、駅前が狭いところだったんですが、大変きれいになっておりまして、聞きますと、やはり安来市はイエローバスというものを運行して、そのバスによって町民の足を駅に集めてやっておるという話でございました。


 それから、溝口町も、駅前を道路を広げまして、デマンドバス、これをあれしまして、合併したもんでとっても不便になっておるということでデマンドバスを駅に集めて、そして町民の足を確保しておるという話をしておられました。


 このように、いずれにいたしましても、ある程度行政が力を入れて、町民の足を守るということは非常に大切だと思いますので、くどくどと言いますが、わが八頭町におきましても、その方法で考えていただければというふうに思います。


 質問を終わります。


○議 長(松田秋夫君) これにて、12番、下田敏夫議員の一般質問を終わります。





◎休  憩





○議 長(松田秋夫君) 暫時休憩いたします。5分間。  (午後 2時12分)





◎再  開





○議 長(松田秋夫君) 再開いたします。        (午後 2時20分)





○議 長(松田秋夫君) 次に、4番、岡嶋正広議員の質問を許しますので、登壇願います。


 岡嶋議員。





◎岡嶋正広議員質問





○4 番(岡嶋正広君) 皆さん、こんにちは。議席番号4番、岡嶋正広でございます。


 豊かに水をたたえた田んぼの緑も、日に日に濃くなるきょうこのごろ、1年で一番美しい八頭町の風景であろうかと思うのは、私ばかりでありましょうか。平成20年度第5回八頭町定例議会の一般質問も、いよいよ残すところ2人、大詰めの状況になってまいりました。


 平成20年6月定例会一般質問におきまして、私は町政執行について、八頭町の初代町長として、どのように4年間の任務を締めくくろうとされておられるのか。あるいは、残された諸課題は何なのかということと、八頭町上野地区八東川河川公園の整備、及び管理についてと題して、そこの景観美化と維持管理、及び利用についても触れてみたいと思います。


 以上、大項目2点、質問事項として、町長にその所信をお伺いしたいと思います。


 それでは、あらかじめ通告している質問項目、1点目でございます。昨日の同僚議員の質問と内容的には重複する部分がほとんどでありますけども、それはそれとして率直な町長の思いとか考えをお聞かせいただきたいと思います。


 3町が合併して、早いもので3年3カ月が経過しようとしています。八頭町の初代町長として、町政のかじ取りをし、合併協議会で掲げられた事業の遂行にあたられ、スムーズに町政を推進してこられたことに対し、敬意を表するものでございます。私も議員として、残された9カ月余り、その任務を最後まできちっと責任を持ってこなしたいと思っております。これは、私ばかりでなく、町長も含めて、議員皆同様の思いだろうと察するものでございます。


 さて、町長選立候補の際、町民に対して自分の決意を表明し、それを町民に訴え賛同を得、見事初代町長に当選されました。その後、町総合計画を始め、人権擁護総合計画、実施計画、行政改革大綱等を策定し、それに沿っていろいろな施策・事業を計画・実施し、夢広がるまちづくりに向けて取り組んでいるところであろうと察します。


 こういう状況の中、質問の1点目として、残された9カ月間で、どういう基本方針で、また、どういう施策を中心に平木町政4年間を締めくくろうと考えておられるのか。4年間では期間が短か過ぎて、到底完了できないと思うこともあろうかと思われますけども、やろうとすることの種まき、あるいは事前調査、きっかけづくりということも含めて、残された任期期間で考えている方針・施策をお聞かせいただきたいと思います。


 質問の2点目として、次期町政担当者には、このような施策を推進していただきたい。あるいは、もし自分であるとしたら、こういうことを行いたいということがあれば、お聞かせいただきたいと思います。


 また、残された9カ月間では難しいが、次期町政担当者へ託す事項、諸問題等、考えていることをお聞かせいただきたいと思います。町長の考えをお伺いします。


 まず、1回目の質問といたします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、4番、岡嶋議員の一般質問に対しましてお答えしたいと思います。


 はじめに、町政執行についてということでございます。きのう、鎌谷議員の一般質問がございまして、内容的にも同じものでありまして、一晩考えましたけども、同じような回答、答弁しかさせていただけないことを、まずもってお断りしておきたいと思います。


 先ほどは、いろいろお褒めの言葉をいただきました。恐縮しておりますし、そういうことでなくして、本当に議会の皆さん、また、町民の皆さんにもいろいろご意見等も伺わせていただきましたけども、そんなにスムーズにできたかなというふうには思っていないことを、まずもって私の実感として話させていただきたいと思います。


 担当させていただきまして、3年3カ月たちまして、マニフェストの話もございましたし、引き継ぎの話もございましたし、また、合併協での総合計画の基礎部分を総合計画。いろいろな部分の方向性の審議会を立ち上げていただきまして、皆さん方に、方向性も出していただきました。それに沿っていくことが、八頭町の進展につながるというふうなことでございますし、ありましたように、職員も含めました町民の皆さんとの一体感の醸成ということが、まず念頭にありました。そういう中で、職員にもずっと言ってまいりましたけれども、町民の目線の中で、本当にスピード感ある仕事をして、町民の方に本当によかったなというふうなことにしてほしいという話はずっとしております。


 片や、財政事情が大変厳しいわけでありまして、合併した一、二年、なかなか財政の見通しが立たなかったというのは事実であります。そういう中で、職員にも汗もかいていただきましたし、知恵も出していただきましたし、また、議会の皆さんにもご理解をいただく中で、今現在があるというふうに考えております。


 いろいろございますけれども、残された期間でございますが、20年度の執行というのが第1番で、これに精力的に取り組みたいというのはございますし、20年度はさらなる進展のための基礎づくりの年という考え方の中で、これが次年度以降の継続事業になるのか、ならないのかは別にしましても、とらえております。例えば、保育所の問題。保育所、小・中学校の適正配置、給食センターの建築問題、統合も含めまして。高速ブロードバンドをどうするのか、CATVの問題。先ほどありましたように、公共交通の今後の方針決定、バス、若鉄、スクールバス。また、郡家駅の駅前の活性化。


 これから、今までずっといろんな審議会、それからいろんな条例等々がある中で、一つのものとして集約する八頭町の憲法と言うべき、八頭町の自治基本条例を何とか制定すべく、この20年に審議会を立ち上げて、前向きに進めたいというふうに考えております。自治基本条例につきましては、今までいろいろ議論していただいた部分よりも、参政権の問題、それには何歳からするとか、いろんな問題が出てまいるというふうに考えておりますので、そういう部分で今後、この20年はそういう部分に傾注していきたいというふうに考えているところであります。


 ということでございまして、まだ一四半期も経過しておりません。またお知らせする機会がございましたら、時期を見まして、お知らせをさせていただきたいというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) きのういただいた答弁とほぼ同じなんですけども、改めて、町長の答弁をいただきました。


 ここで、私の思う八頭町が抱える諸問題、今、先ほど町長が答えられたものとほぼダブるんでありますけども、そういうこと、自分の考えていることを述べてみたいと思います。これについて答えよとか、そういうことではありません。


 最初に、情報基盤の整備であります。政策の方向性の決定であります。19年度施政方針で、その方向決定を行うと明記されましたが、今現在、方向決定に至っておりません。この政策の方向決定は、いつになるのかということは、教えていただきたいなというふうにも考えます。


 また、可燃ごみ処理場の建設位置の問題も、いまだ解決に至っておりません。これは、八頭町のみの問題ではありませんけども、現在の処理場の耐用年数が迫る中、町長として今後どう対応していくのかということ。


 また、三つ目として、公共交通の存続についてであります。これは若桜鉄道の場合は、国の法令が制定されてからの行動になると思いますし、クローバーバスに関しては、20年度に方向を決定したいということを、先ほどの下田議員の質問の中で答えられたということでありますので、一応方向性は見えてきたのかなというふうに考えます。


 しかしながら、交通手段を持たない学生とか高齢者、いわゆる交通弱者に対する公共交通の果たす役割というものを再認識する中で、住民生活の利便性を確保するための具体的な政策。縮小していくことばかりではなくて、今でもまだまだ不足していると思われますところもありますので、そういうところをどういうふうに補っていくかということも打ち出されていくべきではなかろうかというふうに考えます。


 また、保育園も含めた小・中学校のあり方、少子化に対応できる諸施策等、いろいろ問題山積の中ではありますけども、今後、八頭町はどういう方針で町政を推進していくべきなのか。なすべきことは何なのか、大変質問が抽象的で、簡単には話せないかもしれませんけども、一言で述べよと言われても、なかなか難しいかもしれません。思いつく項目がありましたら、町長に答弁していただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 情報基盤の整備につきましては、特に防災行政無線のデジタル化ということは、予算組みをさせていただきましたし、2年計画でということであります。高速ブロードバンド、国の方も携帯の不感地区も解消するというふうな話も、国の施策として出ておりますが、CATVにつきましても、補助率が上がらなかったわけですが、5年間なら5年間できちっとしたいという方針が出ております。


 そういう中で、それに乗りたいと思いますし、先ほどありましたように、町民の皆さんにもいろんな角度で情報提供できる第1番だと。ただ単にテレビが見えるだけではないというふうに思っております。また、ほかの福祉の関係のことにつきましても、すぐにはできないかもしれませんが、順次そういう部分では、段階的にその施設の持っている部分をアップしていきたいというふうに考えております。


 議会の方にもお願いしておりますけれども、このCATVの問題につきまして、特別委員会でも立ち上げていただいて、行政側と一緒になって考えていただきたいなというふうに考えているところであります。先般も総務常任委員会の方では、何名の方か大山町、湯梨浜町にも行っていただきました。


 ということで、議会とともに一緒に考えていかせていただいて、執行部だけが考えたものが、こうですよということではないようにしたいと。もちろん、この協議会の中には、町民の方にも入っていただきたいというふうに考えておるところであります。


 それから、可燃ごみにつきましては、クリーンセンター、来年の6月30日で火が消えます。協定がある中で、鳥取市におかれましては、ここの部分をきちっと守るということを言明しないと、国英地区に話が入れないということで、これは覚書を当時交わさせていただきまして、その後の問題につきましては、加盟するみんなが一緒になって、そこの部分は補完できる部分に頼んでいこうということであります。まだここの方が鳥取市も市長・副市長以下、精力的に動いておられまして、進捗状況がすぐさま表には出ませんけれども、鳥取市内のことですから、鳥取市が中心にしていただかないと、そういう話というのは私たち八頭町の町長が行きましても、すぐに聞いていただけないと。お願いに行くのは行くわけです。そういうことがありますので、これも喫緊の問題だというふうにとらえております。


 それから、若桜鉄道の問題につきましては、法律が5月30日に通りました。だから、施行日が10月ということですので、それまでに経営診断も含めた協議会の中で議論もしていき、この若鉄のあるべき姿を計画に盛り込んで、国の認可をいただきたいというふうに考えております。


 それから、公共交通の中の一つのバスの問題につきましては、縮小ありきではありません。今は、大江私都線も減便もしていただいておりますし、日曜日は走っておりませんので、せめて1往復でも走ってもらえないかというのが、希望としてはお聞きしております。そういう部分、日交さんとも話をするんですが、そこになるとまた1人運転手さんが要って、バスが1台要るというふうなことで、なかなか経営も難しいというふうにおっしゃっています。


 だから、今後その部分を縮小ありきでなくして、あるべき姿の運行体系、先ほども申し上げましたけども、今バス路線でないところの町民の皆さんの利便性も考えなくてはなりません。だから、あらゆる角度で、協議会の中で議論をしていくということになるというふうに考えているところであります。


 以上であります。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) 次の項目でありますけども、次期町政担当者へ託す事柄としての質問をしたわけでありますけども、今のところまだ9カ月も先でありますし、まだ考えてはいないというふうに思われているのかもしれませんけども、先ほど答弁いただいた小・中学校の再編、適正配置ですか、それとか給食センターの問題、ブロードバンド、CATV、公共交通、このような問題の解決といいますか、そういうことが、次期町政担当者へ託す事柄ということで認識させていただいてよろしいでしょうか。


 また、自分がもし次、町長として頑張っていきたいということを考えておられるようでしたら、まずこの中で何を一番優先的にやっていかれたいのか、もし考えておられたら、そういうことをお聞かせいただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) まだ、次期引き継ぎの方があらわれておりませんので、引き継ぎの仕方がないんですが、今、継続的にやっておりますことが、来年度以降もやっぱり引き継いでもらわなくてはなりませんし、基本的には。新たな問題として、こういう部分があるんじゃないかなということでありまして、それが今度新しい方が引き継がれるかどうかというのは、別問題だと思います。


 だから、そういう部分で今のこの20年度が、八頭町のまた次のステップのさらなる年の基礎づくりの位置づけの中で、方向性を議会の皆さんと一緒になって考えていきたいというのが、今の心境であります。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) いずれにしましても、先ほど述べたような事柄が、八頭町がこれから直面する、避けて通ることのできない問題であると考えます。


 結論を急げとか、そういうことを言っているものではなくて、八頭町にとって最善策はどうなのか、町民の福祉に寄与するにはどうすればよいのか、正しく見きわめながら、克服していくべきではなかろうかというふうに考えます。


 このことにつきましては、以上で質問を終わりたいと思います。


 次の質問に入りたいと思います。


 八頭町上野地区八東川河川公園の管理についてでありますけども、このことについて、町長にお伺いします。平成15年春、旧船岡町は、八東川水辺プラザ河川公園事業として、上野地区の八東川に面した地域を親水護岸公園として整備いたしました。県が護岸、及び基盤を整地し、町が利用目的にあわせて整備する、そういう事業でありました。


 旧郡家町久能寺地区の八東川に面した部分も、本事業により整備され、グラウンドゴルフ場、スケートボード場と言うんでしょうか、スケートボード場が設置されております。今の時期、町内外から人が訪れ、にぎわっているようであります。しかしながら、上野地域では、県により基盤の整備までは行われましたが、その利用方法もこれといった計画が立たぬまま、遊歩道とベンチのみの設置となっております。


 大変広い敷地でありますが、それがゆえ、その維持管理に経費を要するということは、当然わかったことであります。しかしながら、このまま放置しておくということも、景観上よくないことであります。県も多額の県民の税金をつぎ込んでいることからして、たくさんの地域の人に利用していただくことを考えて計画を立てたものであるというふうに考えます。


 上野地区のこの事業の内容を簡単に説明しますと、管理道650メートル、幅4メートル、遊歩道1,000メートル、ベンチ5基、多目的広場2万9,000平米、駐車場920平方メートルであります。また、この地域の八東川は、大昔の地殻変動によるものであろうか、岩盤の露出、おうとつが激しく、水の流れの速いところ、深いふちになっているところなど、いろいろな川の形状が見てとれるところであります。名勝として弁天ぶち、高岩、桜河原と呼ばれ、古くからアユを始めとする川魚が多く生息する優良な漁場でもあります。子供たちの水遊び場としても楽しませてくれるところでありました。今でも周りを少し整備すれば、りっぱなくつろぎ広場公園、あるいは観光地にでもなるようなところであります。


 そこで、私の思っていることを提案し、町長の考えをお伺いしたいと思います。


 まず1点目として、管理道の法面部分及び2万9,000平方メートルの多目的広場の一部に、春は菜の花、秋はコスモスを植えて、景観をよくしてみてはどうでしょうか。広大な場所であるので、それは見事な花畑となることは間違いなしだと考えます。八頭町の観光項目の一つとなること間違いなしと考えます。


 町長の所見をお伺いしたいと思います。この質問も、またまた昨日、西尾議員の方から、菜の花の構想がありましたけども、目的とかそういうことは全く別のものであります。町長の考えていることをお聞かせいただきたいと思います。


 また、2点目として、多目的広場の周囲に長さ約1,000メートルの遊歩道が設置されていますけども、周りに雑草が生い茂り、散歩とかウオーキングする気にはなれません。最近、健康ウオーキングははやりでありますけども、手入れされていないがために、余り利用する人がいないのが実情であろうと思います。


 また、1年を通じて、川魚漁の好漁場でありますこの地域は、アユのシーズンになると、県内外からたくさんの太公望が訪れます。2万9,000平方メートルの多目的広場は、野球、ラグビー、サッカー等の練習場としても、十分その広さは確保できるものと考えます。この場所は、その利用方法によっては、十分集人能力のある魅力的な河川公園であると考えます。八頭町の埋もれた観光資源と言ってもよいのではないかと考えます。草刈りさえすれば、立派なグラウンドとして利用できると思うが、町長の所見をお伺いします。


 3点目として、先ほど述べた二つの事柄をまとめて利用すること。つまり、花畑、運動公園、両方の考えを取り入れてみてはということであります。財政的にもそんなに多額の経費投入が見込まれるわけではなく、草刈り賃金と種まき賃金、種子代程度であります。一部、洪水により、表面のまさ土が流出して、岩肌がむき出しになっているところもありますけども、こういうところはまさ土補充が必要かとも思われますけども、構造物を設置することを思えば、微々たる経費で済みます。


 上野地域の八東川水辺周辺の河川敷を花畑ゾーン、スポーツ広場ゾーン、散歩ウオーキングコース、釣りゾーン等を考えた運動公園として整備してはどうかと考えます。結果、町おこしにつながるのではないかと思うものでございます。町長の所見をお伺いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、2点目の上野地区の八東川河川公園についてということであります。


 平成16年の豪雨で、ここが公園でありましたものが流出したということであります。河川公園の水辺プラザにつきましても、船久橋から下濃につきましては、そのときに50センチぐらい土砂が入ったでしょうか。


 それと、それから上流部から水が入りまして、大きな立木が流れてまいりました。河川公園の方は、町が芝を出しまして、あとは八頭SC、みんなボランティアで土をかき出してくれまして、全部あそこの芝生広場をもとにしましたし、また、上流部の閉鎖も県の方に堤防の構築の一環で直してもらいました。


 同じような時期に上野の公園もできまして、実は私、助役当時に船岡町との共同の中で、船久橋から瀬戸橋までというのは、先ほどありましたように、本当に岩盤があって深いふちがあり、景観がいいところだというふうなことで、郡家町側も燃えまして、あの区間を河川改修で岩盤を掘削するというふうな、金をかけるのでなしに、自然を生かした中でやっていく方が一番いいんじゃないかということで、いろいろPR活動もしていただき、ありましたように、藤淵のあたりでイベントをしたことがあります。多分、当時建設課長が、中家課長だというふうに思っておりますけども、そういう中で、それはお互いがいいところだということで、県に働きかけもした経過もあります。


 上野地区につきましては、13年から14年にかけまして、ありましたように、2,100万円ばかりの事業費をかけられまして、やっておられます。広場としては、2万9,000平方メートル、駐車場が900メートル、管理道、遊歩道などを整備したということであります。


 河川公園の方も基盤づくりはしましたが、芝生とかランニングコースとか、ああいうのはすべて町がいたしております。今回、都市公園にしましたんで、災害対応になりますが、ここの場合は、当時両方ともなってなかった。上野の場合は、都市公園にはならない。都市計画区域ではありませんからなりませんけども、そういう経過があります。


 その当時、旧の船岡とされては、災害復旧にもあたらないので、今後、いく度でも有する可能性があるというふうなことで、復旧は断念された経過があると思います。その中で、合併しましてから、また土を盛っても流れるんで、せめて遊歩道といいますか、舗装がはがれたところぐらいは、何かまさ土とかそういうものでやってもらえないだろうかというのは、近くの皆さんからもお聞きした経過があります。そういう経過をたどっておりまして、最近では一番下の公園のところなんですが、スポーツ広場ですが、今、八頭スピリッツボーイズというのがありまして、これはリトルリーグ、硬式野球のチームなんですが、ボランティアによりそこの広場を使わせていただくならば、整備したいということで、外周にはフェンスも何もありません。けれども、されまして、今活用もしていただいているというふうに思っております。


 今現在、岡嶋議員におかれましては、周りを草刈りして、この春には菜の花を、秋にはコスモスをと。景観の問題、それからグラウンドとして利用できる、先ほど申し上げました。それから、花畑、運動公園など、名所としてはどうかということでございます。


 案内のように、河川敷は県有地であります。工作物はできませんし、水を阻害するものはできないというふうに思っております。草刈りにつきましては、県に要望を出したいというふうに思いますが、できれば県の事業の河川ボランティアというのがありますので、ある程度の費用が出ますんで、こういう事業をして何とか近くの皆さんにお願いしたら一番いいのになというふうに考えております。


 それから、菜の花、コスモスなどの植えつけに対しましては、許可を出しましたら、許可にはならないというふうにお聞きしております。


 それと、現在、広場として利用されている部分以外、上流部につきましては、冠水するおそれがあるということで、当時も県は復旧には理解を示しておられません。久能寺の方の河川公園も、県は理解は示していただけませんでした。ということでありまして、大変いいお考えと思いますけれども、今現在、皆さん方の機運が盛り上がってくれば、そのあたりで一緒になって考えていきたいというふうに思います。


 久能寺の河川公園の土手に、桜の木を50本ぐらい植えておるでしょう。これは、あそこを桜土手にしたいという久能寺の思いがありまして、智頭宿の桜土手を見にいきまして、どのくらいの間隔で植えたらいいのかな。これも申請書を出したら、許可にはならないそうです。智頭もそうです。ないしょでしとる。


 そういうわけでありまして、ないしょでも水を阻害するようなものはいけません、やっぱり。いけませんが、そういうことでやっております。だから、町がするということになると公になりますので、難しいんじゃないかなと思います。


 それからもう一点、今後、船久橋までは河原インターが21年度までに来ます。それから、今後、ことしも含めまして、上流部に入ってくるわけですね。そうしたら、この部分を河原インターがずっとなぞるように上がってまいります。高い堤防になります。それで、河川の方には今、道が何本かありますが、この道を生かして消防車が出れるぐらいなボックスカルボートというボックスです、トンネルですね。そういうものは計画的にはあるというふうなことをお聞きしておりまして、こういう部分もきちっと見据えてやっていかないと、町費を投入する、本当によかったのかなということが今考えられますので、もう少し私は時間をいただきたいというふうに考えているところであります。


 とりあえずの答弁とさせていただきます。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) スポーツ施設としての利用方法というんですか、そういうことについては、町長は全然番外だと思われて答弁しなかったのかどうか。答弁漏れだと思うんですけども、その方についてはどうなのか、答弁していただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 先ほど申し上げましたが、確保してスポーツ、野球とかそういう飛ぶものに対しましては、フェンスなんかはできませんから、用途が限られてくると思います。


 今、リトルリーグの硬式の方の申し込みは、それでもいいからという話でありまして、本格的にあそこを使ってやるということになれば、フェンスが必要になってきます。フェンスは、絶対許可にならないというふうに思います。


 久能寺にあります川の真ん中あたり、グラウンドゴルフの真ん中あたりに2本ありますね、日よけが。あれは、洪水になったら、県が持って逃げるという話で設置してあります。移動可能だという判断の中であります。


 だから、一般的にはそういう構造物というのは、なかなか許可になりませんし、かたい話で申しわけないんですが、先ほどありましたように、町が動くとすれば、先ほど菜の花だろうが何だろうが、とりあえず申請されないけないんですね。だから、本当は先ほど草刈りの話がありましたように、ボランティアの費用をいただいて、その中で出し合ってもらって、出し合ってというか、その中の費用の中で、例えば植えていくとかということでないと、正面突破はなかなか難しいんじゃないかなと思います。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) スポーツ施設としては、なかなか需要があるから造成するとか、ないからしないのではなくて、定期的な草刈りさえすれば、使用したい団体もあらわれるのではないかというふうに考えるところでございます。実際のところ、1団体が野球の練習場として、先ほど町長も言われましたように、使用しているようであります。利用団体がいなくても、草刈り程度の管理は必要最低限行うべきではないかと思うものであります。せっかく広大な2万9,000平米の広場があるわけであります。花畑というのは、最善の維持管理方法であるというふうに考えます。なぜなら、こういうことをすることによって、雑草の繁茂が抑えられるというふうに考えるからであります。


 菜の花、コスモス計画、県の許可にはならないというふうに言われましたけども、もう少し具体的に、あの雑草の背丈以上に生えている草よりも、菜の花の方がよつぽど背丈は低いと思いますし、十分説得力ある説明をしていただいたら、わかっていただけるんじゃないかなというふうに私は考えるんですけども、やはり行政というのは、そういうところはかたいところがあるのでしょうかどうでしょう。どの程度、県の方にお願いしたのか、もう一度その辺のところをお伺いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) お願いするべきものは、しておりますけども、県とされても基準の中でしておられますんで、際限なく裁量権の拡大というのは、余り考えておられないように思います。


 だから、私はそのくらいいいんじゃないかなという感じはしておるわけですが、木でしたら残りますから、そうだと思いますが、個人的には思うんですけれども、県の中で話をお聞きする限りは、難しいという話であります。


○議 長(松田秋夫君) 岡嶋議員。


○4 番(岡嶋正広君) 菜の花というのは、何かことし大変河川の土手にいっぱい生えておったような気がするんです、気候の関係かどうかは知りませんけども、自然発生的に菜の花というのは、ことしは大変いっぱい生えていたように記憶するんですけども、あれは1回まくと何年ぐらいもつのか。コスモスもそうだと思うんですけども、何年ぐらいもつのか。そんなに毎年まかなくてもいいように思うんですけども、これは私の認識不足かどうか知りませんけども、先ほど町長、時間をかけていろいろ試行錯誤、ボランティア団体の方にも諮っていただいて考えてみるということでありますので、そんなに今、今と言わず、2万9,000平米であります。約3ヘクタールでありますので、確かに言ってみれば広大な土地でありますので、何とか有効利用できないものか、町の景観条例にでも匹敵するようなところができないものか。まだそういう条例もできてませんけども、いろいろそういうことも考えてみるのもいいんじゃないかなというふうに考えております。


 また、この地域は先ほど町長が言われましたように、河原インター線が並行する部分と、橋梁による横断部分があると思われます。農道とか管理道への取りつけ道路として、また、側道とかボックスカルバート等も施工されるような計画になるのでありましょう。


 八東川の横断のための橋梁、また、盛土工法による景観の悪化にならないように配慮していただく計画に期待するものであります。


 インター線は町の事業じゃない、県の事業だから、なかなか県にそんなことまで物申せんというのが実態であろうと思いますけども、そういうふうな考えで取り組んでいただきたいと思いますし、河原インター線の計画は、また別問題として議論してみたいと思います。


 何回も言いましたけども、約3ヘクタールの広さの空間を有効利用する方法の一つとして、町民のいやしの空間としての利用を、具体例を挙げて提案してみましたけども、今後の課題としてご検討していただくということを期待いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。


 町長、何かあの辺のことについて、県にはこういうふうにしてもらいたいとか、そういうことを思っておられることがあったら、一言お願いしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長。


○町 長(平木 誠君) 私が県の方に行きまして、無理押しをしたということになったら、議事録に残るじゃないですか。だから、基本的には県が決めておられる基準というのがあって、それに従うべきだろうと思いますし、その中で先ほどありましたように、グラウンドを使ってるわけですよ。放置していないんです。リトルリーグが使いよるわけです、整備して。


 だから、ほってはないんですが、ほかの部分につきましては、岩盤が出ておりましたり、また、それを盛ってもまた流れてしまうというのが、地元の人の了解といいますか、認識もあるようです、多分に。


 だから、あとは遊歩道的なものを、舗装までは要らんけども、何か砕石のそういうものがあったら、何とか引いてくれないだろうかというのは、上野の方からも聞いております、それは。上野の上の方から、あわせましてそれは聞いておりますが、それ以上のことについては、お聞きしておりません。


 そういう部分で、上野の上の皆さんは承知しておられますし、それからグラウンドも活用していただいておるところでありますので、河原インターがなぞるように来ます。どういう格好になるのかなというのが、高い土手が来ると思うんですが、その部分でまたあり方を考えていくべきだろうと。残地が出るかもしれませんし、湾曲しておりますからと思っております。


○4 番(岡嶋正広君) 終わります。


○議 長(松田秋夫君) これにて、4番、岡嶋正広議員の一般質問を終わります。





◎休  憩





○議 長(松田秋夫君) 暫時休憩いたします。      (午後 3時03分)





◎再  開





○議 長(松田秋夫君) 再開いたします。        (午後 3時15分)





○議 長(松田秋夫君) 次に、14番、谷本正敏議員の質問を許しますので、登壇願います。


 谷本議員。





◎谷本正敏議員質問





○14番(谷本正敏君) 先ほど、議長より質問の許可をいただきました、谷本でございます。きょう、最後になりましたけど、いましばらくおつき合い願いたいと思いますので、よろしくお願いします。


 本日は、町長に2問ほど通告しておりますので、的確なご意見をお願いしたいと思います。


 八頭町が合併して3年少したちますが、合併のメリットとしては、第一に行財政の効率化、サービスの高度化、そしてまた多様化、そして、住民の利便性の向上が必要ではないかなと、私自身は思っているところでございます。


 町長は、八頭町の総合計画の中で、行財政運営の基本的理念は、適正な職員の配置、そしてまた特別職や各種の委員会の経費の削減等々を上げておられました。効率的で安定した財政運営をすべきということを強く言明されていたような記憶をしております。


 そこでまずはじめに、職員の適正配置についてお尋ねしたいと思います。これからの地方分権につきましては、地方の職員のレベルの関係で、自治体が問われる時代になったのかなというふうに思っているところでございます。私が思っておるのは、旧3町からの流れを受けて、極端な異動はなくて、長い方では7年以上も同じ部署に在籍している職員もおられるんじゃないかなというように思っているところでございます。


 それは、自然の流れでやむを得んかなというふうなことも思いますが、いずれ町民主権の財政行政改革をするためには、職員がいつ何時でも職務を変わって、すぐ遂行できるという体制をつくるのが必要ではなかろうかなというふうに思っているところでございます。


 その件について、まず1番目の質問ですけども、職員の適正配置について、町長の考えを求めたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、14番、谷本議員の一般質問に対しまして、お答えしたいと思います。


 はじめに、職員の適正配置についてでございます。的確で簡潔な答弁にしたいと思います。職員研修につきましては、先ほどありましたように、職員研修ということでなくして、職員の人事評価制度につきましては、先ほど答弁させていただきましたように、そのことによりまして、動機づけ、自己啓発をしていただく意味もあります。職員の適正配置、また、配置転換を行うことで、いろんな研さんも深まるし、また、八頭町全体の動きもわかる。また、そういう意味で新たな発見もあるだろうというふうなことでございまして、適正配置ということは、絶えず念頭に置きながら、人事異動をしておるところであります。


 今回、4月の人事異動につきましては、もとよりそういう方針で取り組んでおります。結果といたしまして、対象者全員を異動させるというわけには及びませんけれども、特に若手職員の場合、早期の異動は必要であるというふうに考えております。一つの活性化策として、谷本議員の指摘のような方向で取り組んでまいりたいというふうに考えているところであります。


 そういう部分で、3町が合併しまして、職員がすべて3町の内容を周知、熟知しているかというと、すべての職員がそうでないというふうに、私は今現在認識しております。そういう意味でも、いろんな異動があっていいというふうに思いますし、特に、出身町以外のところに配属されて、そういう部分に精力的に考え、また取り組んでいく、それが町民の皆さんに対しましての目線の中での仕事になるだろうというふうに思います。旧町時代のいすに座っているという意味ではなくして、できる問題とできない問題があるわけですけれども、そういう部分では谷本議員の考え方に賛同する一人であります。


 平成17年から18、19、20年、このうち退職者が20名ありました。もちろん、17年の4月1日の異動というのは、もともと合併する時点で異動が内示してありました。そういう中で、その異動につきましては、私は手は加えておりませんが、その後の異動につきまして、17年が12名、18年が39名、19年が97名、20年が53名、この15日に2名しましたけども、合わせまして200名余りの異動をさせていただいております。一度にすべてを変えるということになりますと、住民サービスが低下するおそれがあるという考え方もございますので、ありましたように適正配置、また、そういう人事異動に心がけて、これからもまいりたいというふうに思います。


 副町長の方で、この異動につきましての考え方というのを少し話させていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 副町長、答弁。


○副町長(中家俊夫君) では、人事異動に関しましての基本的な考え方といいましょうか、先ほど町長が申しました、合併後90何人かの異動をやりましたが、その根本的な考え方というものをちょっとお話してみたいと思います。


 下田議員の質問のときに話しました、人事評価の件と内容的にダブりがあるかもしれませんが、まず、職員一人一人の能力をいかに生かすかと、異動によっていかに生かすか。それと、もちろん職員間の公平、バランスも考えながらでありますが、悪いとこもあればいいとこもある職員の中で、どちらかといえばいいところを見つけ出して伸ばしてやろうという気持ちも重々根底にございます。


 また、町長の発言にありました、特に若い職員について、早いうちにできるだけ多くの職種、職場を回っていただき、体験・経験してもらうと、こういうことも考えております。


 それで、このたびの4月の異動につきましては、先ほどの基本的な考え方プラス、これもご質問の中にありましたが、同じところに長いこと勤務しておる職員、このたび7年以上というような一つの目安的なものをこしらえまして、これが全員には及ばなかったわけですが、7年以上の者をピックアップしようと。


 それから、職場によっては、女性がいない課もございますので、そういう課はなくしようじゃないかと。それと、本庁・支所制度がございますので、その支所・本庁間の交流を深めて、やる気を起こさせる、いわゆるモチベーションを上げる、これも大きなねらいの一つでございました。そういうところを加味いたしまして、本年の4月の異動を行ったわけでございますが、いずれにいたしましても、楽しい職場でなければ事務も遂行ができませんし、そのあたりも考えながら、熟語でよく言う、適材適所になるように考え、主人公であります住民・町民の皆様のことを思い、ご理解を願って異動させていただいたと。それが、ひいては町の発展につながるものと確信いたしておるところでございます。


 以上、ちょっと簡単ではございますけども、人事異動につきましての一端を述べました。


 以上でございます。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 通告よりちょっとずれた質問かもわかりませんけども、町の職員の方が、町の方が庁内にお邪魔したときに、人任せのような職務態度をとられるということを、ただ口にするものでございますけども、そういうこと一つとっても、職員の緊張感というか連帯性というか、そこらが極端に欠落しておるんじゃないかなというように思っておるわけでございます。それも八頭町の職員、優秀な人が多いわけですから、若い方でもある程度1年、2年、そういうスパンでも八東・船岡・本庁の垣根を越えて、そういう優秀な人材が多いわけですから、そういうことも解消するために、町長、今後積極的に職員の異動ということを考えてもらいたいなと思いますけど、それについてちょっとご所見をお伺いしたいんですけど。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 積極的な異動、確かにそうでありますし、先ほど副町長もおっしゃいましたように、適材適所ということもあります。旧町でしたら、職員の数がそれぞれ少なかったわけでありまして、今後、専門的な職員が出てくる可能性が出てきます。そういう部分で今後、従来どおりの形ということではなくして、考えるべきものがありますけども、緊張感がない職員というのは、多分これは異動しても緊張感はないと思います。あるとすればですよ。それはそうです。異動がないから緊張感がないとか、そういう職でしたら、あるとすればですよ、私はないと信じておりますが、あるとすれば、そういう職員は異動してもだめだと思います。


 だから、今ある仕事というのは、私は申し上げますが、年間ノルマを自分にかける、月間ノルマを自分にかける、週間ノルマを自分にかける、日々のノルマを自分にかける、その中で新規な突発的な事項に対処するにはどうしたらいいか。絶えず職員は、そういう感覚の中で仕事をしていかないと、新しい仕事が入ったから、きょうの分はあしたにしようというふうなことがあるとすれば、それは私は感覚が間違っているんじゃないかなと思います。そこに緊張感がある、ないというのが出てくるんじゃないかなと思いますけども、私は、谷本議員が見られたのには、緊張感がないという話ですけども、職員は緊張感を持って、町民の皆さんの福祉向上に力いっぱい働いているというふうに考えております。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 先ほど町長の方から、ある程度具体性が見えた発言をいただきました。県の異動の場合、1人の職員を異動するのに、8人から10人ぐらいの職員の異動を考えるということを言われますが、それはそれとしまして、将来、八頭町の行政の効率性、または発展を考えた場合には、ぜひとも今の異動といいますか、適正配置を今後とも十分に検討していただいて、やっていただくことを望んで、この質問は終わりたいと思います。


 そうしますと、2番目の交通事故等の過失に対する制裁規程。この交通事故等、この等はちょっといろいろ意味を加える部分ではなかろうかなと、こういうふうに思っておるところでございますけども、最近、職員の方の交通事故がちょいちょい起きて、耳にするわけですけども、その処理の仕方は、執行部の、特に町長等の方の話をまとめますと、保険ですべて充当したと。お互いの話も示談で済んだという話の過程で、事が処理されたろうと僕は認識しておるわけですけども、八頭町の条例に、そこらの交通事故等の部分の条例が加味されているかどうかということを、まず1点お聞きしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それでは、2点目の交通事故等の過失に対する制裁規程はということであります。職員の事故につきましては、議会の中で議決をしていただいているという状況があります。平成17年には、これは公務中ではありませんでしたが、1件あります。戒告処分にしております。


 それから、18年、エスティマで追突されました、国道で。これは、向こうが全面的に悪いということであります。それから、19年には、トラックが徳丸東線で大雨のために陥没の中に突っ込んで、事故がありました。それは別としまして、先般、八東支所の駐車場での事故、接触事故。それから、臨時の方の図書館司書の方の郡家地域のフローラル内の中での接触事故、図書館職員であります。それから、先般ありました、20年になりましてから、岩美町でありました接触事故ということで、4件であります。


 基準をつくっておりまして、条例の中にですね。これは、自治法からきて、地公法からきて、条例に定めて、その中でなおかつ、特に反社会的なものであります飲酒運転等々につきましては、基準をつくって対応させていただいておるところであります。


 それで、中に著しい損害というのがあります。人身事故は別にしまして、100万円以上という扱い方をしております。これになりましたら、そういう飲酒運転、無免許、ひき逃げ、当て逃げ以外の法令違反となれば、戒告、減給処分になります。


 そういう状況下の中が一つありまして、今回ありました職員につきましては、そういう部分はないというふうに思っております。けれども、事故報告書は、それぞれ自身で書いていただきまして、反省点、また、上司が上司としての、この問題に対しましての反省文等々がございます。


   辞令の話がありましたけれども、辞令に対しましては、懲戒処分の規程に係るものについては、すべて辞令原簿に載ってきます。そういう中で、処分の一つとして、口頭訓告、文書訓告があります。給料の延伸。通常ならば、1年たったら何ぼか上がりますよというのを、例えば3カ月延ばす、半年延ばす、1年延ばす。これは、処分にはなりません。


 そういう中で進んでおりますけれども、今回ありました4件、18年から19年2件、20年度に1件、3件につきましては、それぞれ注意義務努力が足らなかったというのは、事故が起きているわけですから当然でありまして、口頭訓告ということにしておるところであります。


 それぞれ事業所として、安全運転運行管理者が、全部で4人おります。だから、この安管の管理者も私がオーナーになるわけですが、すべて研修を受け、それぞれの管理の中で、一つの事業所として動いておるところでありまして進めておりますけども、気の緩みといいますか不注意というのがあって、先ほどありましたような事故に遭ったということで、申しわけなく思っております。


 それから、免許の点数の違反点数が6点になったら、免停が参ります、累積されても、いかになりましても。これについては、報告する義務を設けておるところであります。


 以上で、とりあえずの答弁とさせていただきます。





○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 先ほど町長のそういう調査委員という方が4人おられる。どういう方が調査委員をやって、町長の方が諮問されているのか、ちょっとお尋ねしたいんですけど。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 行政として、町として、交通安全の啓発というのは当然しますし、もう一つは、八頭町役場としての事業所として、安全運転運行管理者というのを置くように、設置義務が車の台数によってございます。それが、八頭町役場では4名要るということであります。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 町長、その4名の方はどういう役職かということを今お尋ねしたんですけど。例えば、町長とか副町長とか、総務課長とか、どういう方が。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 当然、私、町長がオーナーであります。結局事業所の最高責任者であります。


 それから、部署ごとに違いまして、総務課と建設課、住民課、それぞれ課長は八東・船岡でございます。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 済みません。町長、八頭町の規程においては、副町長、それから教育長、それから総務課長、そのほか主幹課の課長ということになっていますけど、そこらのどこかの支所の課長とかということはどうですかね。ちょっと誤りですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 質問が、また別の質問だろうと思いますが、懲戒審査委員会というのは、また別の話でありまして、私の方がこのことに対して、懲戒審査委員会を開いてくださいというのを文書で出すわけです。それに基づいて委員会を招集し、その委員会の中で、そのことに対して議論をしていく。また、時によっては事情聴取もあるということであります。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 今、町長の言われることで納得しました。


 それから、事故等の等について、ちょっともう一度確認したいんですけど、八頭町の規程からいきますと、とにかく酒の関係ですね。酒酔い、酒気帯び、これが大きな特典になっているんですけど、あと無免許、ひき逃げ、当て逃げ、そのほかの事故等については、どういう。類似的には、何に該当するんですかね、この違反については。それは、どこかの委員会において評議して決めるということになっとるわけですか。そのほかの各人の過失で事故が起きたというような場合は、何に該当するわけですか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) それぞれ、酒酔い運転から当て逃げまでありまして、一番最後の欄をお持ちでしょうか。上記以外の法令違反というところで、重過失、過失で、相手方が死亡された場合は、停職、停職ですね。


 それから、結局飲酒運転でもない、スピード違反でもない、そういう部分ですね。それから、相手方が重症の場合は、停職・減給。それから、軽傷の場合は減給・戒告ということでありますし、物的な損害で相手方の財産に著しい損害を与えた場合と、普通の損害ということを考えていただいて、著しい損害とは、損害の見積もり額は、おおむね100万円以上という規定をしているところであります。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 大体、町長が言っていることはわかったと思いますけども、民間の場合、ちょっと話しさせていただくと。事故というのは、相手があって事故が起こるわけですから、どの程度の人と事故があったか、過失がどの程度比重があるかということを考えていかなければならないなと思っておるところでございます。


 ここの規定によりますと、免職ということは、町長、あと停職、減給または戒告。これは、民間に比べると微々たることですわね、実際。このことについて、管理職、人事権のある町長はもとより、町長、副町長、総務課長あたりの罰則規程というやつは、何かの委員会において決定すると。マスコミなんか、新聞でもどこかに自治体の何々課のAさんが事故を起こしたと。町長は、何分の1の減給、何カ月処分すると。副町長もそうだと。何かの課長、主幹課の課長というのは、ちょっと点数は町長よりかも下がるんですけども、そういう処分を決したというような、マスコミの報道等々、耳にするわけですけど、八頭町の場合については、そういうことは一切考えていない。


 また、なければ今後、そういう改革をするということがあればお尋ねしたいと思いますけど。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) もちろん、上司の処分というのもあります。それは、先ほどありましたような、事故の度合いによるということになろうと思います。無責任な言い方かもしれませんが、公務以外の事故でも同じです。


 だから、知らないといえばそれまでですが、公務以外でも飲酒運転で事故を起こしたということになれば、責任は免れないというふうに思います。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 町長の気持ちはわかりますけども、民間ベースと考えて、地方公務員の場合、そこらの対処が少しぬるいんじゃないかなと思ってみたりするところもありますので、今後、飲酒に限らず、事故等については、厳しい対応で臨んでもらえればなというように思っていますけど、それについて町長のご所見をお尋ねしたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 上司が、パワハラではないんですが、一時の感情とかそういう部分で判断を誤ってはいけません。きちっと懲戒処分をするには、審査委員会に付して、それを決めて、処分の内容に、八頭町の場合は人事委員会がありませんから、鳥取県の公平委員会の方にそこの部分をお願いしておりますけども、60日以内の申立期間があったり、きちっとルールがあるわけでして、そのときの思いつきというわけにはまいりませんけども、感情論だけでは、個人の考え方だけでは、なかなか難しいと思います。


 例えば、私が町長のときにはこうでしたけども、次の町長になったら違いますと、そういう一貫性のないことはできないわけです。おっしゃる意味はよくわかりますけれども、私どもは、文書訓告、また口頭訓告、また懲戒処分にあたるのかあたらないのかという部分も見きわめてやるべきだろうというふうに考えているところであります。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 最近、4件の事故が発生しておるわけですけど、その発生後の町長が職員に対する考え方を、いま一度詳しく中間報告としてでも結構ですので、お聞かせ願いたいなと、聞かせてもらいたいなと思いますけど、いかがでしょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 18年のエスティマ事故につきましては、これは申し上げましたように、追突されて、そのままで事故報告もさせていただきました。19年度の八東支所、図書館司書につきましても、専決処分の中で議会の方に報告もさせていただいたところであります。


 今後、先般起きました事故につきましては、また詳細に報告はさせていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) 昨日も前土居議員の方から、ちょっとこれに関連したことも言われましたけども、本人みずから一方的な過失だったというようなことを表明された場合、職員の方から何かの賠償金として、受けられる意思があるかお伺いしたいと思いますけども、いかがでしょうか。


○議 長(松田秋夫君) 町長、答弁。


○町 長(平木 誠君) 今、事故の問題が出ておりますが、例えば、事務的に自分のやらなきゃならない仕事を法定期限までにできなかった。そのために、町が損害を負ったという場合につきましては、私はこれは個人負担だと思います。


 この運転するときに、本当にそういう部分でミスがあったのかないのか。ここが非常に難しいところだと思います。そういう場合、多分、本来なら靴をちゃんと履いて乗らないけんのに、スリッパで運転しておって、例えばチェンジを踏み外したという場合については、過失があるかもわかりませんが、正常な場合の運転の中でやるということは、谷本議員は無事故・無違反かもしれませんが、側壁に傷をつけたりというのは、全くゼロというわけにはならないというふうに思います。


 だから、判断基準は難しいんですが、このあたり取り組みが不十分で事故があったということになれば、処分の対象になると思います。


○議 長(松田秋夫君) 谷本議員。


○14番(谷本正敏君) きょうは、事故等というようなちょっと接続詞を入れて確認させてもらったんですけど、交通事故、そのほか職務上の事故、いろんな事故があろうと思いますけども、今後、八頭町の発展のために、町長みずから職員にそこら付近を十分注意していただいて、町政、町民のための行政だということを肝に銘じてやってもらいたいなということを最後にお願いして、質問を終わりたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) 町長。


○町 長(平木 誠君) 肝に銘じまして、やらせていただきたいと思います。


○議 長(松田秋夫君) これにて、14番、谷本正敏議員の一般質問を終わります。


 以上で日程第1 一般質問を終わります。





◎休  会





○議 長(松田秋夫君) お諮りいたします。


 議事の都合により、6月14日から6月19日まで、6日間休会したいと思います。


 これにご異議ございませんか。


                   (異議なし)


○議 長(松田秋夫君) ご異議なしと認めます。


 よって、6月14日から6月19日まで、6日間休会することに決しました。





◎散  会





○議 長(松田秋夫君) お諮りいたします。


 本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


                   (異議なし)


○議 長(松田秋夫君) ご異議なしと認めます。


 よって、本日は、これにて散会することに決定いたしました。


 本日は、これにて散会いたします。


 なお、次の本会議は、6月20日、午前9時30分から再開いたします。


 どうもご苦労さまでございました。








          (平成20年6月13日午後3時52分散会)








  会議の経過を記載して、その相違がないことを証するためここに署名する。





 議  長





 署名議員





 署名議員