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鳥取県 岩美町

平成27年12月定例会 12月15日−01号




平成27年12月定例会 − 12月15日−01号







平成27年12月定例会



       平成27年第6回岩美町議会定例会会議録(第1号)



 平成27年12月15日(火曜日)

            出  席  議  員(12名)

 1番 寺垣 智章君     2番 杉村   宏君     3番 宮本 純一君

 4番 川口 耕司君     5番 田中  伸吾君     6番 松井 俊明君

 7番 澤  治樹君     8番 日出嶋香代子君     9番 芝岡みどり君

 10番 田中 克美君     11番 柳   正敏君     12番 船木 祥一君

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            欠   席  議  員( 0 名)

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            説 明 の た め 出 席 し た 者

 町長      榎 本  武 利君    副町長     西 垣  英 彦君

 岩美病院事業管理者            教育長     寺 西  健 一君

         平 井  和 憲君

 総務課長    長 戸    清君    企画財政課長  杉 本  征 訓君

 税務課長    澤    幸 和君    商工観光課長  飯 野    学君

 福祉課長    鈴 木  浩 次君    健康対策課長  岡 島  久美子君

 住民生活課長  橋 本  大 樹君    産業建設課長  村 島  一 美君

 環境水道課長  田 中    衛君    教育委員会次長兼学校給食共同調理場所長

                              松 本  邦 裕君

 岩美病院事務長 谷 口  栄 作君

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            事 務 局 職 員 出 席 者

 事務局長    坂 口  雅 人君     書記      前 田  あずさ君

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            議  事  日  程 (第 1 号)

                    平成27年12月15日(火)午前10時開会(開議)

 第1 会議録署名議員の指名について

 第2 会期の決定について

 第3 一般質問

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            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

 日程第1から日程第3まで

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            午前10時0分 開会(開議)



○議長(船木祥一君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しておりますので、これより平成27年第6回岩美町議会定例会を開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

 日程に入るに先立ち、諸般の報告をします。

 岩美町監査委員から平成27年8月から10月までの例月出納検査の結果に関する報告があり、お手元に配付しております。

 次に、平成27年9月定例会で可決しましたヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見書は、平成27年10月5日付をもって関係機関に送付しました。

 次に、総務教育、産業福祉常任委員長から行政事務調査の実施報告があり、お手元に配付しております。

 次に、9月から今定例会招集までの間の議会関係の行事について、お手元に配付しております。

 次に、本日町長から議案6件が提出され、受理しました。

 次に、本日までに請願等3件を受理しましたが、本件は会議規則第92条第1項の規定に基づき、お手元の請願(陳情)文書表のとおり所管の常任委員会に付託しましたので、ご審査の上、結果の報告をお願いします。

 以上をもって諸般の報告を終わります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名について



○議長(船木祥一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において松井俊明議員、澤治樹議員を指名します。

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△日程第2 会期の決定について



○議長(船木祥一君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。

 本定例会の会期について議会運営委員会でご審査をいただいておりますので、議会運営委員長芝岡みどり議員から報告を求めます。

 芝岡みどり議員。



◆議会運営委員長(芝岡みどり君) おはようございます。

 ただいま議題となりました会期について、12月8日の議会運営委員会で審査いたしました。その結果、本定例会の会期は、本日から12月17日までの3日間とすることに決定しました。

 以上、報告を終わります。



○議長(船木祥一君) お諮りします。

 今定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月17日までの3日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(船木祥一君) ご異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月17日までの3日間とすることに決定しました。

 なお、会期及び審議の予定につきましては、お手元に配付したとおりでありますので、ご了承お願いします。

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△日程第3 一般質問



○議長(船木祥一君) 日程第3、一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり質問の通告がありましたので、順次質問を行うことを許します。

 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) おはようございます。

 岩美町の執行部の皆様、議員の皆様、そして傍聴の皆様、そしてこの一般質問を録画放送で見ていただいている町民の皆様、6回目の一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 ただいま議長の許可をいただきましたので、通告の順に従い、質問をさせていただきます。

 質問事項の1番目でございます。

 東漁集、長谷・白地農集の公共下水道浦富処理区接続についてでございます。

 要旨の1番目でございますが、先月11月30日に開催されました総務教育常任委員会で審査事項で示された第2次岩美町過疎地域自立促進計画(案)には、集落排水処理施設の公共下水道への接続に向けた検討、調査を行うと記されています。このことについて町長のご見解をお伺いしたいところでございますが、これは東漁集、長谷・白地農集の公共下水道浦富処理区接続に向けた検討などと捉えてよろしいでしょうか、お伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長、答弁を求めます。



◎町長(榎本武利君) おはようございます。

 杉村議員さんから東漁集、長谷・白地農業集落排水の公共下水道浦富処理区へ接続する考え方のもとで第2次岩美町過疎地域自立促進計画が策定をされつつあるのかということで、ご質問でございます。

 まず、過疎自立計画については、やはり担当委員会と十分協議を今後させていただく中で、そしてまた議会の議決承認をいただいて計画が策定されるものであります。その中でるるご説明をさせていただかなくてはならんわけでありますけれども、現在公共下水道の処理施設2区域、2地区といいますか、そしてまた農業集落排水が処理場としては東漁集、それから長谷・白地の農集、農業集落排水ということで、処理場が4カ所あるわけでございます。農集、漁集につきましては、いわゆる処理を始めてからいずれも10年を経過をしてきておると、10年を過ぎておると思っております。そうした中で維持管理費もほぼ固まってくる、あるいは加入者の数の推移も傾向としては減ってくることになるわけでありますけれども、そうした計画時に比べて現在の経営状況はどうであるかということ、それから浦富処理区、そしてまた大谷処理区についても同じことだと思っておりますけれども、そうした現在の処理能力に比してどのような実態にあるのかと、あるいはまたそれぞれ公共下水で農集で抱えておる未接続者の部分がどのくらい今後見込まれるかというようなことをもとにして、下水道会計そのものの全体の経営の合理化であったり、改革は当然のことをすべきだというふうに思っておりまして、議会からご指摘をいただくまでにこうした検討も取りかからなくてはならんだろうというふうな考え方でおるところであります。

 したがって、今後の過疎地域の整備計画を置く中でも、いわゆる調査研究というところにとどまっておるところでありますけれども、物理的にいって接続を可能とする範囲は今ご指摘のとおりであろうというふうに思っております。再度申し上げなければなりませんけれども、これは議会の皆さんとよくご相談を申し上げながら取り組む中身でございますので、ご答弁とさせていただきたいと思います。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 質問要旨の2番目に移らせていただきます。

 ただいまのご答弁でありましたとおり、浦富処理区の処理場への流入を東漁集、長谷・白地農集の検討調査を行われるという内容の過疎計画の案ということだと思います。平成23年度から27年度までの第1次の岩美町過疎地域自立促進計画で、集落排水については網代漁業集落排水処理施設と公共下水道大谷処理区を統合するとあります。極めて具体的な表現でございます。そして、昨年8月、新人議員に対する研修をしていただきました。環境水道課長から中・長期計画として集落排水処理施設の終末処理場の統合に努め、東漁業集落排水と長谷・白地農業集落排水の浦富処理区への統合が示されました。このたびの平成28年度から32年度までの過疎計画の案では、申し上げたとおり集落排水処理施設の公共下水道への接続に向けた検討調査を行うということでありますので、表現が曖昧になり、具体的にわかりづらくなっています。残りの集落排水と公共下水道が東、先ほど町長が言われましたとおり、東、長谷・白地と浦富であることが明確であるにもかかわらず、そういった表現となってます。第1次計画で示された網代と大谷の統合は、既になされております。現在第2次案で示されている集落排水と公共下水道を統合検討するのであれば、新人研修であったとおり、東漁集、長谷・白地農集を浦富処理区に統合するとしか私には考えられないことから、このたびの質問に立ったところでございます。

 なぜこの第2次の計画を曖昧な表現になされたのか、浦富処理区の処理場建設位置の選定、岩井を含めるとした処理区域の範囲拡大、処理水放流先の河川の環境美化、いずれにも関係者各位が大変苦慮なされて現在に至っていることを承知なさっておられて、そして今までのこの枠を踏み出すことは大変困難であることを承知なされているから、このような曖昧な表現になされているのではなかろうかなというふうに推察させていただきます。はっきりと正面から堂々と案に示されているとおり、案の中に町執行部の姿勢を具体的に記載すべきであると私は考えます。そのことが浦富処理区の中の処理場が立地する地元住民の皆様に対する誠意ではないか、そういうふうに思っておるとこでございます。

 私の個人的な見解では、いろいろなことを検討すれば当然に、先ほど町長も言われましたとおり、経過している年限、それから、接続の件数、そういったことを検討すれば、当然に統合すべきものと結論が見えてしまうものであると私は考えます。検討したらこうだったからご理解くださいと、そのときになってお願いしても、結論ありきで検討したのだろうというふうにしか受けとめられません。地元のご理解をいただきながら進めるためには、処理場が立地する地区に対して町の考えを今の段階からよくご説明し、進めることを要請します。町長のご見解をお願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 網代漁業集落排水と大谷処理区を統合した際の経過は、若干違っておると私は考えております。処理場の経過年数しかり、それから処理方式も若干違っておる、そしてまた処理施設の根幹にかかわる部分の機械の修理があったというふうに思っております。そしてまた、いわゆる受益者の負担の公平の観点から、一刻も早くすべきだという議論もありました。

 一方、浦富処理区については、地域の皆さんがやはり迷惑施設という認識の中で、あなたもそういう迷惑施設であるという認識だったのかもしれませんけれども、おられたというふうに思っております。そして、いわゆる約束事をしておることを我々も承知をしております。新しい施設をその敷地内につくらないこと、し尿の坊谷にある中継施設等をここに持ってくることはまかりならんというような、そしてまた農業面であるとか、吉田川の環境の面も約束事としてはございます。10年経過した中で、本当にこの2次の過疎自立計画の中に盛り込んでいくということ自体が、そうした思いを明記をしていくということが、私としてはやっぱりためらわれる中身でございます。まだまだ課題があります。正直申し上げて、私の努力不足ということになりますけれども、大口の接続がなされてない部分、これは長谷・白地の集排についてもある、そういう部分も含めてしっかりとした処理水量の将来推計をきちんと立てなければなりません。

 東の漁集については、観光客の入り込みということで、処理能力の半分以下の実績しか整ってないと、達成してないと。補助金サイドの考え方からいえば、過剰な投資ではないかということが言われると思いますし、そして統合するにしろ、事業費がランニングコストに比して、この大きな事業費がかかるやもしれません。そうした、まだ不確定要素がある段階で明記するというふうなことは、まだまだ住民の皆さんのご理解が得られない部分だというふうに考えておりまして、過疎計画で曖昧と言っていただく筋は私はないと思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 最後に町長のほうから曖昧と言っていただく筋はないというふうなご発言もございましたが、中身としては最初に言っていただいたとおり、質問事項に上げさせていただいた東漁集、長谷・白地農集の公共下水道浦富処理区の接続の検討調査という内容ということは明らかにされました。それが検討した後、どのようになるかは当然まだわからないということはわからないですけれども、そのことを検討しようとすることが地元の方々に対して、町の執行部の姿勢としてはこういったことを検討したいんだということをよくご理解いただいた上で進めていただきたいということでございます。その点について、再度ご意見をいただけたらと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) いずれにいたしましても議会の承認をいただくということの中では、しっかりと議員の皆様全員とご相談をさせていただく考え方でおります。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) わかりました。議会ともよく相談して進めていただきますようによろしくお願いいたします。それでは、質問事項の1番目はこれで終わりにさせていただきます。

 2番目でございます。

 県道改良に伴う町道等の整備についてでございます。

 先月、11月26日に県主催の岩美町役場前を通る県道拡幅計画の説明会が役場の3階大会議室で開催されました。網代港岩美停車場線及び岩美停車場河崎線の計画の説明をいただいたところです。この説明会の開催は情報収集のために鳥取県に出向いたときに教えていただき、沿線関係者以外の参加を拒むものではないとのことから出席させていただきました。参加者からはご自身の希望や県の進め方に対するご意見など、多くのご発言がございました。その説明会や県庁での説明をもとに、このたび町道や町施設に関する質問をさせていただきます。

 質問要旨の1番目、町道浦富相谷3号線についてであります。

 沿線商業施設の具体名を申しますと、サンマート、ジュンテンドー、ゴダイでございますが、それに通じる県道から東に延びている町道です。この町道の拡幅につきましては、1年前の一般質問で町長からは行わないというご答弁をいただきました。県の説明では、平成24年から27年度までの3年間で浦富工区として浦富インターチェンジの南北400メートルの県道、南の端はこの町道浦富相谷3号線とのT字路までであり、県道を16メートルに拡幅し、町道への接続は4メートル幅の現道にすりつけるとするものでありました。つまり今年度中の工期で、工期末が迫る現在において、歩道のない町道のままに県道を接続するものであります。

 1年前も前回も申し上げましたが、この町道の沿線にはスーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアの立地があり、交通量は相当にございます。幅員は車道のみの4メートル、利用者のための両側歩道は必然であると私は考えております。県工事の工期末が近づく中、歩行者等の安全確保のため、この町道にせめて各商業施設の入り口までの両側歩道を設置することとして、それにあわせた県道改良にしていただきたく考えております。たびたびお聞きして申しわけないところでございますが、町長のご見解をお伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 基本的には前回ご答弁申し上げたとおりであります。ただ、前回のご質問は、分譲宅地等の可能性であったりということの中での質問もあったというふうに思っております。現状は、車道という定義では4メートルなのかもしれませんけれども、交差点入ってすぐのところは7.5メートル、そしてまたちょうどホームセンターとマーケットとの境界部分になると6.8メートル、そしてまたホームセンターのほうに行きますと7.5メートルになり、最終的には6メートルと、商業施設までは6メートルが保たれておるという状況であります。そしてまた、それぞれの施設は店舗の所有であったり、それから借地になっておるという状況がございます。非常に県道本体の拡幅においても駐車場はこれ以上狭めることは死活問題だということの中で、非常に難航してきておる経過があったりしております。商業施設の中で一番頻繁に徒歩や、あるいはお年寄りが利用される部分については県道の歩道から店のほうに入ることも可能な整備になっておるところでもあります。そうしたことから、やはり町民の皆さんの現状の中で混雑する際には、店側の配慮で交通整理員が交通整理をするということが常態化をしておることも含めて、道路をここの間だけを改良していくというのは困難であるというふうに考えておるところであります。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 町道拡幅は店側のご配慮もあって行わないということでございます。都市計画の線を拡幅する見込みとして、引くということだけでもご検討はなされませんでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 都市計画については、議員もよくご存じだと思いますけれども、現在の県道改良についてももう30年近くたっております。それほど長い年月を要して道路整備というのが進んでくるわけであります。それは都市計画打ってすぐに打ちながらという自動車道みたいな整備のやり方もありますし、道路整備は計画も当然必要なことでありますけれども、優先順位をつけながらやらざるを得ないという実情だというふうに思っております。それは国や県、そしてまた町の予算の中での優先順位ということも当然あるわけであります。都市計画決定を打つということでもって、実施の年限を迫られたりということについても我々としては危惧するところでありますので、そうした都市計画をという話は私は考えておりません。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 今質問させていただきましたが、拡幅は行わない、また都市計画も変更する気持ちはないということでございます。つまり現道のままでいくというお考えであります。浦富インターチェンジが来年春に供用開始されますと、県道網代港岩美停車場線及び岩美停車場河崎線の交通量は増加すると考えます。接続する町道等にも現在より多くの負荷がかかるものと想像します。この町道の沿線商業施設にも交通量の増加に伴い、入り込み客数の増加が主としては考えられます。そうしたときにどうして現町道のままに固執なされるのか、私には理解できないところでございます。どこの道路でも交通事故の犠牲者の発生の可能性はありますが、どのような交通弱者でも安全に配慮された環境を享受していただきたい、その最も考えなければならないところの一つがこの町道浦富相谷3号線であると私は感じております。

 10年ほど前に私は自費出版の本で、私の自宅前の国道改良を行わなかった場合に事故が発生すれば、頻発しておりましたけれども、危険な国道を改良せず放置した管理者である鳥取県に本当の責任はあるというふうに書きました。この町道で事故が発生したとき、町道管理者の責任であるというふうに私は言われたくありません。繰り返しになりますけども、再度お尋ねいたします。いかがですか、町長。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 事故の責任が道路管理者という部分については、さまざまなケースや議論がなされる話だろうと思っております。一概に全ての事故が道路の責任、道路管理者の責任ということでは決してないというふうに思っております。

 まず、現在のご指摘の県道の歩道という実態を何とか改善しなければならんと。非常に自転車、それから歩行者が通行できる歩道としてふさわしくない、あちこちに段差はある、そこのところを県に強く要請をして、歩行者の安全や自転車も含めて安全に本線が通行できるということを我々は最重点に考えてきたということであります。当然のことながら、そこの交通量と、短い区間ですけれども、交通量がこれでは道路の幅員が狭過ぎるんではないかということが想定をされて起きてくれば、当然これは議会の皆さんとも議論をし、地域の住民の皆さんとも議論しなければならん、そしてまたそうした商業施設側の営利につながる部分もあるわけでございます。土地の提供をもらわなければならん、駐車場が代替を求められるようなことが起きても我々は対応するすべがないと思いますし、さまざまにそういう検討をする中でやっぱり道路っちゅうのは整備をしていくもんだというふうに思っております。そういう事故の責任は道路の管理者の責任だという話を、いわゆる住民参加の道づくりということが一時期言われましたけども、あながちそういうケースがどんどんふえてきたというふうなことでは私はないというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 昨年に引き続きこのたびも私の質問に対する拡幅の考え方はないということでございますので、これ以上の繰り返しのご答弁を求めることはいたしません。

 それでは、質問要旨の2番目でございます。

 前田川の冠水対策としての暗渠改良です。

 これは町浦富の熊野神社入り口あたりから大清水団地沿線を流れる前田川があり、鳥ガス付近で県道の暗渠をくぐって吉田川に流れていっているものでございますが、その暗渠部分が隘路となり、道路冠水の一つの原因となっているものでございます。

 町長の答弁では、1年前では、インターチェンジの影響が出る部分に入れてもらって、県道で水路ボックスの入れかえをしてもらう計画を進めている、そういうふうに県から回答してもらっているということでございました。しかしながら、今申し上げた県道改良の浦富工区の北の端は町道前田線との交差点までであり、そこからさらに北側の暗渠部分は事業化されていません。本年1月に岩美町の公文書開示請求をさせていただき、政権政党を通じた要望事項とその回答をいただきましたが、その中にもこの部分についての回答は事業の必要性を検討するとあり、1年前に町長が答弁なされたことと相違する内容でございました。暗渠改修の見通しをお尋ねいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 前回に引き続いてのご質問であり、確認をされるということであります。

 今の岩美インターチェンジ線の最終的な範囲といいますか、それが移動してきておることは承知をしておりますけれども、県道横断部分のボックスになるのか、小さい床板になるのか、ここの改良について時期を明確に示していただいたということではなかったわけですけれども、県のほうからの回答ということについては、変更しないというふうになったということは私は聞いておりません。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) その時期は明確でなかったということでありますけれども、ともかくはしていただけるという認識ということであると、そういうことでよろしいでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) そういう認識でおります。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 県としては未事業化の区域の中に鳥ガス付近が含まれております。時期が明確ではないということは、いつのことになるのか、結果的に言うとわからないということでございます。引き続いてしっかりと県とよく協議をしていただいた上で、早期の改修に向け、ご努力していただきますようお願いいたします。これについてはご答弁は結構です。

 それでは、質問要旨の3番目でございます。

 婦人の家についてお伺いいたします。

 先ほどの浦富工区の南側、鳥取警察署岩美幹部派出所前から役場までの300メートルが浦富2工区として平成27年度から3年間の工期が見込まれています。その中に役場の北隣、岩美町立婦人の家の和室部分が拡幅対象範囲に含まれているようです。婦人の家の最近の利用状況を承知しているわけではありませんけれども、役場職員だった現職中はたびたびいい香りをかがせていただきましたし、私の母親もみそづくりに毎年お世話になっております。多くの町民の利用があると受けとめておるところですけれども、県道拡幅計画を受けて、どう対応されようとしているか、お伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 県道改良について町の北隣といいますか、町立婦人の家がございます。今町のほうとして承知をしておりますのは、県道の拡幅に係る設計の段階でございます。28年1月19日までということで、そしてまた県道拡幅については建物調査というのが伴うということの中で、28年度に予定をされております。部分的な、いわゆる施設の一部が、その一部もどの程度かかるかということの詳細がございませんし、県のほうからまだ要請がございません。基本的には私どもとしては、やはり移転補償をいただく中で同じ内容のものをということではありますけれども、そうした県の考え方を聞かせていただいた上で議会の皆様ともよく相談をして、どのように県と対応していくかということを決めてまいりたいというふうに思っております。基本的には、今使っていらっしゃる方々であったり、ご不便や、そういったことが生じないということを最前提に考えていくわけであります。

 ただし、この施設、私が職員時代に手がけた施設であります。その後もさまざまな形で加工施設があちこちにできておると、そういうものとの調整や検討はしなくてはならんだろうというふうに思っております。そういうことについても県の考え方を聞かせてもらう中でしっかりとまたご相談をさせていただくというふうに考えております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) そのようにお願いいたします。利用者の利便に支障が生じないよう努めていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 それでは、質問要旨の4番目でございます。

 町営バスの下坪井バス停の停車帯についてでございます。

 下坪井バス停というのが、新井踏切から北側50メートルほどのところにございます。工区の説明を先に申し上げますと、先ほど申し上げた浦富2工区の南側を交付金事業で平成20年度から27年度まで、岩美病院入り口までの200メートルを事業中であります。そこからさらに南側で踏切までの360メートルに下坪井バス停が含まれており、浦富新井工区とされています。工期は平成27年度から5年間が見込まれているものでございます。ちなみに新井工区として、平成23年度から29年度までの7年間で踏切から国道9号までが事業中のようでございます。その浦富新井工区でありますが、この工区より県道幅が16メートルから12.5メートルとなります。役場前やサンマート前は16メートルの道幅であり、バスの停車を行っても歩行者などは安全であると、それは県、町、警察も同様の認識だと説明いただきました。しかし、浦富新井工区の12.5メートルではどうですかと質問いたしました。バス停があるんですかと県からは言われ、町と協議するということでございました。私はこの説明会の時点で回答できなかったことが問題だというふうに思っています。協議しておられなかったのだろうというふうに感じました。町は下坪井バス停の停車帯についてどのように考えておられるか、お伺いをします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 県道の鳥銀交差点の改良より南側、踏切までの改良計画の地元説明ということの中で、バス停があるなしを明確に認識していなかったということでしょうか。そんなことはないでしょう、そうですか。ちょっと私はよう承知をしておりません、それは。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 今、町長承知しておられないということでございましたが、県の説明会の中で下坪井のバス停が町営バスの分であるんだということを質問して、そこのところの停車帯はどういうふうに考えておられますかと、サンマートのところあたりは16メートル、役場の前も16メートルあるので、一々バス停留帯をつくらなくても安全に乗降できるんだと。だけど、下坪井のところは12.5メートルの道幅しかないので、安全に乗降できるのですかという質問をさせてもらったときに、県の担当者からはバス停があるのですかということを私のほうに言われて、そのときの町営バスの担当者の方もおられたですけども、その町の方からは協議がなくて、県の担当者が後ほど町と協議しますという段階でその場は終わりました。ですので、そこのところで町が下坪井のバス停について16メートルなくて、12.5メートルですので、安全に乗降できるための停車帯が予定されていないけれども、どう考えておられるかということを今回お聞きさせていただいとるとこでございます。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ちょっと事の経過は私が当事者になっていないんでわかりませんけれども、たとえ幅員が狭くなっても、バスを停車させ、乗り降りするのに問題はないという県の見解だったように聞いております。ただし、私は実際にその乗降があるかないかということをいま一度考えるバス停ではなかろうかというふうに思っております。かつてはいわゆる路線バスの鳥取行きが停車をするバス停でもあったというふうに思っております。今は町営バスしか通行しないルートということでございます。現実に利用者がないという状況が私自身は感じております。詳細に調べた上で、これはやっぱり乗降客がないなら廃止をすべきものだろうというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 町長が言われるとおり、確かに現在の利用者はほとんどおられないと思います。そして、説明会のときにも近くに座っておられた方がそのように言っておられました。しかし、現在の停留所に仮に需要があったとしても、お年寄りを立たせることができるでしょうか。歩道もない、交通量も相当ある危険な道路です。どこのご家庭でもやめときんさいというふうに言われると思います。危険なんです、あそこは。需要がないとも言えますけども、下坪井から道の駅まで歩いていけなかったら、バスを利用するしかございません。高齢者の方々はいろいろなことで免許証の返上をせざるを得ない場合があるように聞いております。駟馳山バイパスの供用開始を受けて、入り口を間違えて逆走して危なかったというような声も聞いております。運転免許証を返上すれば、シニアカーや公共交通を頼りにしなければなりません。

 最近、私もその配慮が足らなかったと反省している事例がございます。町浦富地内で行われた浦富地区消雪装置改修工事に伴うバス路線の変更であります。工事は平成26年10月から翌年2月までとの説明で、その間町浦富地内運行バスは県道に変更したいとするものでした。しかし、私が確認した工事の開始は年が明けて1月16日でありまして、このことで後ほど高齢の方からご意見をいただきました。工事期間のバス路線の変更についてはもちろん協力するけれども、工事開始が説明より何カ月も先になって、その間寒い中、相当つらかったと、県道まで歩いていくのが相当つらかったということでございます。

 今ここのところで申し上げたいのは、このような交通弱者のお立場に立ち、安全に乗り降りできるバス停の停車帯のことを考えていただきたかった。ですから、さきの説明会時点で回答できなかったということが問題だと思ったところでございます。実際にバスの停車帯を設けるかどうか、バス停そのものを廃止するかどうか、その辺につきましては付近の方々や土地の提供があるかないかによって、地権者のご意見によるところが大きいと思いますけれども、役場のスタンスとしては現在の利用状況だけでなく、利用できかねる現状と進んでいく高齢化を踏まえてご判断いただきたい、そのように考えております。現在確かに利用はございませんけれども、町長の本当に地元のことでもありますし、お願いさせていただくぐらいしかできませんけれども、もしご意見がありましたらお願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 改めて町職員、県も含めてだと思いますけれども、そういうバス停に対する認識といいますか、岩美町の全体的な置かれておる、あるいは向かおうとする傾向の中で、住民の皆さんのための利便の施設ということの認識はしっかり持たせるようにしておきたいと思っております。

 ただ、バス停について、当然なことながら私の考え方を言えっちゅう話なんで、私はそういうふうに思うということを申し上げました。もちろん地元地域の皆さんともしっかり話をしながら、対応してまいりたいと思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 質問時間も大分減ってしまいまして、ちょっと早口になりますけれども、質問事項の3番目に入らせていただきます。

 シーカヤック体験の振興についてでございます。

 昨年、シーカヤックがクリアカヌーと合わせて2,291人と利用状況でご回答いただきました。担当課に聞けばすぐわかるということもあるかもしれませんけれども、町民の皆様と共有したいという思いから質問させていただいております。本年の利用はどの程度でしょうか、お聞かせください。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、シーカヤックの本年の利用状況についてお尋ねでございます。

 本年はシーカヤック、3,147、クリアカヌー、574、合計3,721ということで、ほぼシーズンとしても終わっておりますので、春にどの程度できるか、私もちょっと推測はできません。現時点での数字は、このような数字になっております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 去年の2,291人から3,721人ということで、1,500人に近い増ということで非常にうれしく思っております。5,000人台も見えてきます。以前関係者からお聞きした6,000人台であれば、産業として自立できるのではというご意見をいただきました。ぜひ進展してほしいと思っております。

 網代旧港の利用などをされておると思いますけれども、地元漁業者の皆様との支障が生じていないかどうかを心配しております。もしご承知であれば、教えていただきますようにお願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) こうして利用の方がふえてくるということの中では、当然漁業に携わる方々と同じ漁港を使うということの中では、いろいろ改善を求められるようなことがるる出てきておったというふうに聞いております。平成26年11月7日から1月8日、4月20日について、いわゆる漁業協同組合の仲介の中でイカ釣り団体、カンコ団体、潜水の団体の皆さんということで、自治会も加わっていただいて、町も参加をして協議をしてまいっております。春の4月20日の時点では、安全管理等に係るルールというものをつくってきた関係で、ことしの利用については協議会参加の団体の中ではトラブルというようなことは起きなかったというふうに聞いておるところであります。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 安心させていただきました。ぜひ相互のお立場が共生できるようご配慮願います。

 質問要旨の2番目でございます。

 体験メニューを申し込まれないで、自己所有のカヤックなどでみずから岩美の海を楽しまれる方々もふえているのではと感じております。実態の把握は困難だと思いますが、地元の方々と問題が生じたことはないでしょうか。把握なされている範囲内で教えていただければと思います。お願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) カヤックやカヌーを持ってこられて、自分でされるという方々については、なかなかちょっと掌握することが困難な状況にあるというふうに考えております。町が支援をするというか、かかわる団体のほうと照会をしてみますと、旧網代港からは100人以上が出入りをしておるんではないかというふうな回答を得ておると思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) その100人以上の方々と地元の漁業者の方との支障というようなものは発生をしておるということは聞いておられないということでよろしいでしょうか。

 また、先ほど安全管理のルールというものを地元とも協議してつくったということですけども、こういった個人で来られる方々にも何らかの周知をするということはお考えにはございませんでしょうか、お願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 人数がふえてくれば、当然ルールが全部に徹底してないということについては、そのこと自体を危惧するという点については我々もそうですし、漁業者も感じておられるようであります。したがって、どういった方法がとれるかということについて検討させたいと思っておりますけれども、立て看板等設置をしてルールの徹底を図ることを、まずは関係団体と協議をして取り組む必要があるというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) シーカヤック協議会等とよく、また地元とよく協議して、そういった周知などお願いしたいというふうに思います。

 それでは、質問要旨の3番目でございますが、拠点施設の建設でございます。

 昨年ご回答いただきました、コンテナを持ってきて艇を収納することを県と町で応援する考えを示されました。艇を保管するなど、発着場所においての拠点施設建設のお考えがないかどうかをお聞きいたします。お願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 発着場所に艇の保管などができる拠点施設の建設を検討する考えはないかということでございます。

 町はジオパークにおけるアクティビティーの体験拠点ということについては、かねてからシーカヤックの団体等の要望もございます。やはり学習館、渚交流館という場所を充実していく必要があるということの中で、県のほうもこの考え方に対応をしていただける見込みがございます。今現在のところはそういった渚交流館を拡充をするということ、県のほうも学習館をジオパークのいわゆる拠点施設として充実をさらに進めていただくというようなことを進めておるところであります。

 網代港が大半の利用者が発着をする場所になっておるということについては、やはりこれまで申し上げたような団体が取り組む中身の整備を考えられる中で、それは支援できる部分は支援をしていきたいというふうに考えておりまして、町がみずから拠点施設としての格納庫等々を整備していくという考え方はございません。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 昨年、県と町で応援するという考え方を、艇を収納することについてコンテナを利用するのでしょうか、示していただきました。それから1年たつわけですけども、この間についてはそのことについてどのような進捗があったかを教えていただけますか。



○議長(船木祥一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(飯野学君) 昨年からこれまでの網代旧港における艇の保管場所等における実施状況でございますけれども、今年度におきましては網代の旧港の中突堤というところを引き続き県のほうからカヤック協議会のほうが借用いたしまして、そこを拠点として駐車場、それからコンテナも置きましたけども、コンテナは一応更衣用ということで置きました。それから、艇の保管場所につきましては、県漁協の網代港支所さんが所有しとられる倉庫をお借りしたというようなことで、平成27年度は実施したところでございます。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) ぜひシーカヤック協議会を中心として、ことしの利用が4,000名を下回っておるわけでございますけども、5,000名、6,000名、また万人単位になり、地域の雇用がそこで生まれるんだと、生むんだというような形のお考えで、県とともにご努力をお願いするようお願いさせていただきます。

 それでは、質問要旨の4番目でございます。

 ガイドの皆様についてお聞きします。

 ガイドの皆様はどの程度おられて、不足しておられないかどうか、また町民の割合はそのうちどれぐらいでしょうか。もし承知しておられる範囲内で教えていただければと思います。お願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) シーカヤック協議会に所属していらっしゃるガイドの数についてお尋ねでございます。

 78名おられるようでございますし、そのうち岩美町の方は13名というようなことでございます。現在一度のといいますか、1日ということでいいと思いますけれども、最大に受け入れる人数は60名程度というとこの中で行われておると。それには10名のガイドが必要だと、現時点ではガイドさんの数、不足を生じていないというふうに聞いておるところであります。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 現時点では不足していないということでございますけども、先ほども申し上げたとおり、万人単位のシーカヤック利用ということを私としては希望するわけでございますが、そういったことに耐え得るような体制で向かっていただきたいというふうに思っておるところでございます。

 続いて、質問要旨の5番目でございます。

 町職員のジオ研修などとして、シーカヤックガイドの講習の受講をしてはどうかというふうに思います。ガイドレベルまでの研修ができたら、その方は自信を持ってジオの魅力を語る、そういった口ぶりになるというふうに思います。ぜひともジオ研修の一環として、希望される方にはそういったシーカヤックガイドの講習の受講について考えていただければと思いますが、いかがでございましょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 研修を受けていただくことについては、何ら制限するものでもありませんし、しますけれども、やはりいわゆるジオパークの、具体的に申し上げるならば、先日も兵庫県立大学からそうしたジオの専門家を養成せえっていうような話があって、そういう部分については本当に前向きにやるべきだと思いますけれども、事シーカヤックに限って、率先して町が推薦をしたいというか、受講を進めるという考え方は持っておりません。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 先日、先月の21日に岩美地域創生チャレンジフォーラムというのに参加させていただきました。印象に残ったのは、転入いただいた方の転入理由として、千貫松島付近や城原海岸の魅力にもうノックアウトされたというような内容のことがありました。人のストレスを雲散霧消をさせるような力がそこにはあるんだと、職員の方がガイドレベルに達して個人でカヤックを楽しめる自信ができれば、先ほども申しましたけど、当然にジオの魅力を語る口ぶりは自信に裏打ちされたものになります。ストレスが仮にあっても、身近な自然で開放できて、積極的なメンタルヘルス対策にもつながると思います。何か工夫をしていただくということは難しいでしょうか、最後にお願いいたします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 先ほどご答弁申し上げたとおりでございます。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) それでは、ガイド講習を受講なされた方が一定の範囲内で、例えば夏季休暇がたしか5日間あったと思いますけども、今はちょっとわかりません、使っちゃってるかもしれませんが、そういったことの中で営利企業等への従事許可ということを出して、ジオ地域振興という意味でご活躍をいただけるということも検討いただきたいというふうに思っておりますが、工夫いただけませんでしょうか、どうでしょう。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 私は従前から、杉村議員さんもご存じだと思いますけれども、一つのいわゆるライフスタイルとしてシーカヤックと、年間を通してそれで所得を年間分を得るということはなかなか難しいと思います。それ以外のシーズンに、あなたもおっしゃっとったような山のスノーシューだとか、それからツリーイングだとか、総合的に町外、町内の人を含めて、それを自分のいわゆる仕事としてどんどんどんどんチャレンジをしてほしいという思いはかわりません。ただし、職員が営利企業の許可を得てというようなことについては、私は認める気はございません。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) あと2分ということでございます。

 では、最後の質問事項の4番目に入らせていただきます。

 岩井温泉の振興についてでございます。

 関係者のご努力で源泉かけ流し宣言も行われて、希少価値の高い温泉として全国にPRいただいております。また、温泉法により国民保養温泉地として環境省から歓楽化を防ぎ、保健休養に重要な役割を果たすよう、全国91地域が指定されております。岩井温泉も昭和48年3月30日に登録され、その一つとなっており、温泉資源の保護を図りつつ、さまざまなニーズに対応した魅力ある温泉地づくりが期待されているところです。

 この国民保養温泉地の選定基準が数年前に改定され、引き続いてこの指定を受けるためには国民保養温泉地計画を策定し、提出する必要がございます。進捗についてお聞きします。よろしくお願いします。



○議長(船木祥一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(飯野学君) そういたしますと、岩井温泉の国民保養温泉地選定に向けた進捗ということでお答えしたいと思います。

 国民保養温泉地でございますけれども、これは昭和27年に保健休養に重要な役割を果たす温泉地について、歓楽化を防ぎ、国民の健全な保健休養の場としての役割が果たせるようにということで、環境省の選定基準に基づき現在全国で92カ所の温泉地が指定を受けております。岩井温泉は昭和48年に指定を受けたものでございます。近年、平成24年でございましたけれども、こういった国民保養温泉地の制度が発足して長い年月が経過いたしておりまして、この間に社会情勢や利用者のニーズが大きく変化してきたといったことを受けて、再度この見直しをするということが始まったわけでございます。

 岩井温泉につきましては、杉村議員さんから引き継いだわけでございますが、平成27年3月に計画書の見直しを提出するということが決まっておりまして、そのとおり27年3月に計画書の見直しを提出したところでございます。それからまた、温泉療法医というものが義務づけられておりまして、現在市内のほうの総合病院のお医者さんをお願いしておりまして、27年2月でございましたけれども、講演会を開催し、地元の方を初め、たくさんの方にも来ていただいております。そうした経過を受けて、現在審査のほうを受ける準備を進めておりますけれども、先般国のほうから連絡がありまして、来年28年1月22日に現地調査を行うということが連絡が来ております。そうしたことで、今後3月中旬には報告書ができ上がる予定だということも聞いておりますし、また今後それに向けて選定がなされるのではないかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) 適切な対応をよろしくお願いいたします。

 それでは、最後でございます。

 質問要旨の2番目、公衆浴場近辺における公衆トイレの設置についてでございます。

 先月28日にユズ湯に入らせていただきました。心地よい汗を流させていただきました。いろいろな利用者があると思います。道の駅が開所してお客様の数が増加したかどうかわかりませんけども、岩井温泉公衆浴場の利便向上には公衆浴場近辺に公衆トイレの設置が必要と考えます。ご検討いただけませんでしょうか、お願いします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 周辺という定義もさまざまあろうかと思いますけれども、なかなか駐車場等も含めて狭隘だというふうに思っております。ただ、利用者であったり、あるいは地元からそうした要望等が私のところまで来ておりません。ただし、直接私にご意見いただいた部分としては、全く飲食をする施設がないと、店がないと。コーヒー飲んだり、それからうどん食べたりというようなことがないと、私は浜坂の住民だけども、鳥取市のですよ、いつも四、五人で行くんだけれども、食事をする場所に困るというお話は聞いております。

 道の駅の開業であったり、岩美町にたくさんの人が訪れていただくような傾向に今ある中で、岩井温泉の利用客も伸びつつあるというふうに認識をしておりますけれども、今々トイレだけをということについては、なかなか近隣の住民の皆さん、隣に隣接するというようなことがなかなか難しい状況だというふうに思っておりまして、それは困難だろうというふうに思っております。

 冒頭に申し上げたように、岩井には公衆トイレとしてはグラウンドゴルフ場にあったり、それから大橋の上になりますけれども、スポーツ広場といいますか、あそこに地元の方等に指定管理をお願いをしておるトイレが公衆トイレとしてはあるということも踏まえてのことでございます。



○議長(船木祥一君) 杉村宏議員。



◆2番(杉村宏君) もうこれでおしまいにさせていただきます。

 地元なり、それから利用者などのご要望があれば、ぜひともご検討いただきますようにお願いさせていただきます。

 それでは、これで質問時間もなくなりましたので、一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(船木祥一君) 以上をもって杉村宏議員の一般質問を終了します。

 引き続きいこうと思いましたが、水の交換等あるようでございますので、トイレ休憩も含めて5分間休憩いたします。

            午前11時23分 休憩

            午前11時30分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 続いて、澤治樹議員の一般質問を許します。

 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) じゃあ、議長の許可をいただきましたので、一般質問に入らせていただきます。

 1番目、岩美町の空き家問題についてお伺いをします。

 全国的に空き家の増加が大きな社会問題となっております。町内におきましても、施設の入所や相続人がおられない空き家、また町外へ出られて不在になった空き家、そして古くなり風雨にさらされ、半壊や倒壊の危険のある空き家などが増加しております。平成24年度国交省住宅局が出した地方公共団体における空き家調査の手引によると、空き家の定義には4種類あり、まず1番目が、常時住んでいないが盆正月や別荘として使っている2次的空き家、2つ目が賃貸用の空き家、3つ目が売却用の空き家、4番目がその他の空き家として、介護施設への入所や所有者が亡くなられた住宅、建てかえのための取り壊す予定の住宅など、用途なく使われてない空き家の4種類に分けられております。

 最近総務省が発表した平成25年住宅土地調査集計によると、全国の空き家が820万戸に達し、空き家率は13.5%となり、5年前に比べ63万戸上昇し、空き家率の増加は0.4%上昇となり、全国の空き家が増加の一途であると発表がありました。中でも先ほど分けました4番目のその他に分類される空き家の増加が問題になっております。近県の5年間の推移を見ますと、岡山県も島根県も全国平均を上回っております。鳥取県は3万5,900戸、14.4%で1ポイントの減少とはなっておりますが、全国平均を上回っております。国交省の調査によると、持ち家が空き家になった原因のトップは、別の住宅に転居したが28.6%で、以下相続により取得したが入居していないが20.4%と続いております。人口の流出や高齢化に伴う居住者の死亡が持ち家の空き家化にも拍車がかけられております。空き家がふえ続ける要因としては、人口動態と家族構造の変化が上げられます。人口の都会への流出や世話をする人のいない高齢者は老人ホームへ入所される、多くの住宅が受け継ぐ人がいないまま取り残されております。このようなふえ続ける空き家問題について、町はどのようにお考えでしょうか、お伺いします。



○議長(船木祥一君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 澤議員さんから岩美町の空き家問題について、町はどのように捉え、考えているかというご質問でございます。

 町のほうは平成21年度に全町の空き家についての調査を行っております。それによると414戸というふうにあります。世帯数のおよそ10%弱というふうに捉えておりますけれども、空き家という定義の中にも住所を構えて居住をしておったものがこれは中心になった数字だろうというふうに思っておりまして、附属建物であるとか、あるいは作業場であった、そういったものを加えると非常に多くの空き家という大別に入るものがあるんだろうなというふうに思っております。その際の21年度に行いました調査は緊急雇用の事業で、臨時職員を雇いまして全町の調査を行ったということでございます。

 ただ、なぜ空き家になったかという経過については、残念ながら調査を行っていないのが実情であります。どういう調査になっておったかというと、修繕が必要と思われるものを外観から見たというのが主な、住居として使える可能性があるかどうかということを念頭に置きながらの調査であったということでございます。大規模な修繕が必要と思われるものが89戸、それから居住が不可能だと、撤去もしくは解体する必要の緊急性があるものが15戸というようなことでございました。

 こうしたデータをもとに空き家を登録していただく空き家登録システムというものを稼働させて、多くの人にできるだけ登録をしていただくことに努めてきたところでありますけれども、なかなか難しい、それぞれに個々に問題を抱えているという状況の中で、私としてははかばかしくない状況でございました。

 また、今年度と来年度は27、28と2カ年で地元の自治会の皆さん方の全面的な協力をいただいて、現在調査中であります。現在の調査中で経過を申し上げると、東地区が全部完了しておりますし、浦富地区も駅前が未実施ということになっておりますけども、それ以外の浦富については完了しております。田後、網代については、全て完了しておると。蒲生の鳥越について、鳥越のみ行っております。調査をいたしましたところ、今申し上げた調査済みの範囲で、既に220件という件数がございます。今回もどういう空き家の現状にあるかということをやっぱり主眼に置いた調査になっております。おおむね良好なものが37、それから修繕が必要なものが100、それから居住の不可能が現在だけで83というような数字でございます。したがって、あと残りのものは大規模な修繕が必要と思われるというような調査の結果であります。全国的な傾向も含めて、澤議員が述べられたとおり、何とか移住定住の受け皿としてもしっかりと活用を図る必要があるということですけれども、十分な対応になってないということを反省しておるところであります。



○議長(船木祥一君) 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) 今、次に質問しようと思って考えておりましたのが、今言われた空き家調査の件ですが、結局2011年から5年目を今回迎えとるわけです。各統計は大体5年ぐらいの周期でいろんな統計が行われておりまして、今言われた今現在進行中っていうことでしたので、次の質問では調査を行うかということをお聞きしたかったわけですが、進行中ということですので、この質問は終わらせていただきます。

 それから、2番目の空き家の利活用にはそれぞれの自治体がいろいろと工夫を凝らし、お試し住宅や福祉施設、交流スペースなどに、また移住者による里山オフィスやカフェ、鹿野町ではNPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会による鹿野ゆめ本陣、智頭町ではパン屋さんなどがあります。自治体で活用するには持ち主の理解が必要になりますが、空き家の持ち主に安心、信頼して空き家活用システムへ登録をしてもらうためには活用方法を示しておく必要がありますが、町の空き家活用方法をお尋ねします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、他町のさまざまな空き家の活用事例も示される中で、岩美町の実態、考え方をご質問だというふうに思います。

 先ほど申し上げた空き家活用システムということを使った登録件数等の推移を申し上げたいと思いますけれども、平成15年から24年までの間に20件の登録がありまして、そのうち入居の件数としては19件、1件はやはりなかなか申し込みを受けて交渉に至るような展開にならなんだという状況でございます。その20件も含めた全体の件数で申し上げますと、25年からは、現在27年度の中途ではございますけれども、累計の登録件数が36件、入居なさった件数が29件、交渉中のものが2件、まだ交渉に至らないものがこのうち5件というようなことであります。空き家以外の活用については、町のほうもなかなかこの空き家をこういった活用でということについては、持ち主の方との話もあります。所在する地理的な関係もあります。町のほうとして、この活用というふうなことはなかなか踏み込めていないのが実情でございますけれども、登録システムを使った住居以外の空き家の活用事例としては、岩美町の中にも店舗兼住宅で使用される例、それからシェアハウスというようなことで、網代地区で来年の春、そのシェアハウスを始めたいというような例もできておりますし、またこのシステムを使わない事業活動やなんかをされる店舗についても例としてはないわけではありません。そういうような状況にあることをご報告させていただきますし、積極的に他町の事例も参考にしながら、こういった活用方法もあるということをもっと登録の数を確保した上で移住相談会等に持って出れるような登録の件数に、登録の物件の状況にしていきたいというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) 今、町長が言われましたけども、活用方法にはやっぱり移住者の受け入れというのが非常に大きな効果が出ております。今までの岩美町の移住の効果というのは、あらゆる雑誌やなんかにもある程度の評価は受けておるわけですが、先般の島根県の中山間地域研究センターから出されたデータを私らはもう見てきました。それで言われますのには、岩美町は20代と30代、それから60代前半、それぞれのご夫婦が20組、かなりハードルが高いわけですけども、そういった移住者があれば、人口問題や高齢化率が2015年から2025年の間でも人口が約400人ぐらいしか減らないというデータ、また高齢化率に至っては4%ぐらいしか高齢化率がならんというようなデータが中山間地域研究センターから示されまして、特に移住に関しては地方創生室やなんかにワンストップの定住の窓口やなんかが設けられておるわけですし、それから地方版総合戦略に示されたいわみチャレンジサポートネットワークといったようなものをフルに活用するためには、もうこの移住という問題を特に重視していかなければならないのではないかと思いますけども、町長はどう思われますか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 議員ご指摘のとおりだというふうに考えております。地域創生室が中核になって、移住者を全面的に案内をしていくという体制をさらに確立をしていきたいと思っておりますし、もちろん若者チャレンジサポートというシステムも創生室がかなめになって展開を図る必要があるというふうに思っておるところであります。



○議長(船木祥一君) 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) じゃあ、次の質問に移らせていただきます。

 空き家がふえ続けると古い空き家が徐々に傷みを増しているわけですが、この傷みを増した空き家に想定される問題としては、倒壊、崩壊、屋根、外壁の落下、火災発生のおそれ、犯罪の誘発、ごみの不法投棄による衛生の悪化や異臭の発生、景観の悪化などを招いております。これまで空き家対策は自治体ごとで対応しておりましたが、さらに空き家が増加することを考慮し、国交省が2015年5月に、放置しておくと危険が想定される空き家に対して自治体が撤去や修繕などを命令できる空家対策特別措置法を制定し、市町村の空き家対策に法的根拠を与えました。国の空家対策特別措置法で問題があるものを特定空き家とし、その条件としては4つの基準を示されております。1番目が基礎や屋根、外壁などに問題があり、倒壊などの危険があるもの、2つ目、ごみの放置などで衛生上有害なもの、3つ目、適切な管理が行われておらず、著しく景観を損なうもの、4番目、その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切なもの、この4つのどれかに該当する空き家を特定空き家と認め、物件の持ち主に修繕や撤去の指導や勧告の命令ができ、従わなかった場合は行政が強制的に撤去し、かかった費用を持ち主に請求できる代執行も可能にしております。

 11月20日の紙面に、国交省が5年ごとに行っている空き家実態調査の結果が載っておりました。倒壊寸前の危険な空き家の増加を受け、初めて全国の状況を国交省が調べた結果、売却用などを除く全国の一戸建ての空き家の6割弱で腐朽や破損が生じていることが判明し、3割弱は屋根が変形するなど、深刻な状態だったと書かれておりました。岩美町においても倒壊や景観を損なう空き家がふえております。岩美町は国の条例で特定空き家に当たる空き家に対してはどのような対応をされるのでしょうか、お尋ねします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町は特定空き家に該当する空き家に対してどのような対応をということがご質問の要旨なわけでありますけれども、その前段として、空き家の実態であるとともに国が平成27年2月16日につくった空家等対策の推進に関する特別措置法というのが27年2月26日、一部規則等が伴うということの中で、完全に施行日になりますのは5月26日であります。特措法でありますので、10年で見直しということになろうかと思いますけれども、この法律では特定空き家と定義づけることがまず必要になります。助言または指導、そして次の段階が勧告、命令、代執行ということになって、いずれもできる規定にはなっておりますけれども、一旦助言、指導ということに当たれば、次の段階をとらなければならんというふうに考えております。

 もう一方、県のほうはこの年明けに空き家対策の推進についての指針というものを今つくって、成文化を年明けにはできるんではないかということでおります。国のほうが27年の特措法の制定で、これとそれから指針ができれば指針に従って、先ほど申し上げたようなことを行うための法整備としては整ってくると。一方、これらに先んじて町独自で条例を定めとるところがございます。鳥取県の状況を申し上げると、19の町村のうち、11団体ありますし、その条例を持ってない自治体が7つあります。これらの自治体としては、法体系としてはもうきちんと整備し過ぎるぐらい、整合性を図ってるのを削除しなければならん条文だとかということも出てくると思いますし、指針について対応しようと思えばつけ加えていかなければならん条文も出てくる。指針と国の特措法だけで対応できるという方法もあるようであります。

 しかし、問題になる特定空き家という指定を行う機関として、やっぱり町の審議会的な委員会を、判定を下す組織をつくっていかなければ、職員だけではなかなか難しい話ではないかというふうに思っておりますし、先ほど来法整備が進んでおる中身もお話をいたしましたけれども、実行に移しておる形跡がほとんどないと。それは次の段階に進んできて、最終的な代執行ということになった場合に、本当に代執行の経費を所有者なりを探し出して回収できるかということが、最終的には一番大きな困難を抱え込むことになるということも想定をされておるんではないかというふうに思います。2つの機関を設けなければなかなか職員の段階ではできないと、それらについては県等の建築等の専門家の加入も求めていかなければならん話ですし、そのような体制も県も協力をするということを言っております。

 町のほうといたしましては、これ非常に先ほど申し上げたように、11団体に比べれば法的な整備等についてはちょっと県の指針等をにらんどったという経過もありますけれども、28年度中には先ほど申し上げた空き家の実態を、一方では把握することと並行して条例をつくっていきたいと、その条例づくりについては議会の皆さんにもしっかりとご議論いただいて、整備を図らなければならんというふうに思っております。急がれる対応だという認識はしておりますけれども、今申し上げたような状況にあります。ご理解をいただきたいと思います。



○議長(船木祥一君) 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) 今、町長のほうから条例を施行する気持ちがあるということを言われましたわけですが、結局2011年の調査の段階で大規模修繕が89戸もあるというような調査結果が出されておりまして、それからもうかなり年数もたっておりますし、本当に自分ちの隣が、こういった倒壊や崩壊の危険がある空き家が隣にあると、その住民さんというのは必ず行政に言ってくるわけですわ、何とかしてくれということを。そういった場合には、今言われたこの条例というのを施行しとかないと、持ち主さんと住民さんとの板挟みというの、一番行政が板挟みになるという場面が必ず出てくると思います。だから、私自身としては、今町長言われましたように、きちんと条例というものを施行していただいたほうがいいのではないかと思っております。

 それでは、2番目の質問に入らせていただきます。

 トワイライトエクスプレス瑞風の東浜駅停車についての町への波及効果をお尋ねします。

 2017年春に運行開始予定のJR西日本の豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風が東浜駅に停車することが発表され、役場庁舎の壁に懸垂幕を掲げられました。これを受けて、役場、議会、自治会はJR九州のななつ星の停車駅である阿蘇駅、うきは駅へ先進地視察を行ってまいりました。中でも福岡県のうきは市では、2013年10月15日、ななつ星の運行開始以来、近くの山春保育所の園児約50人が雨の日でも運行日には欠かさず沿線で歓迎のお出迎えを行い、この地道な歓迎の様子が機関士やクルーの目にとまり、徐行や卒園式での交流が行われました。また、住民による沿線での歓迎のお出迎えなどもあり、この努力のもてなしがJR九州を動かし、2015年3月17日からうきは駅へ14分間の停車に導きました。近年、県統計によりますと、浦富海岸と岩美温泉周辺の観光客数は平成10年、51万5,000人、平成26年は10万2,000人と落ち込んでおります。海水浴客や観光客が減少した町にとっては、千載一遇のチャンスが訪れたのではないかと思います。この東浜駅停車が岩美町内に与える波及効果についてお尋ねします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 先ほどの答弁で1つつけ加えさせていただきたいことが。



○議長(船木祥一君) どうぞ。



◎町長(榎本武利君) 空き家に関連したご答弁を申し上げる中で、ぜひここでお話ししとかにゃいけんことが1つございます。

 それはいわゆる空き家が存在する土地についてでございますけれども、200平方メートル以下のいわゆる宅地の中に建っておる建物について、その土地は200平米以下だと6分の1の固定資産税に軽減措置がございます。200平米を超える部分については、広い屋敷に住んどられる方は3分の1と、超える部分がですね、そういう仕組みの中ですけれども、いわゆる勧告ということを、特定空き家だという勧告をすると同時に税金の課税をそのようにしなければならんということがついておるわけです。これはやはり空き家の整備を促す、あるいは適用に結びつくようなことを所有者にも考え直していただくということの重要なポイントでもありますし、条例施行とあわせて早目に固定資産の通知等で、県外に送る分等は特に空き家の登録をしてくださいというようなことをしてきましたけれども、こういったこともつけ加えて周知を図っていかなければならんことだというふうに思っておるところであります。

 続いて、トワイライトエクスプレス瑞風が我が岩美町の東浜駅に停車することになった、この波及効果についてどのように考えておるかということでございます。

 観光客の推移については、極端な落ち込みの例を挙げられましたけども、あれは大きく観光客の捉え方が、カウントの仕方が改められたということで、恐らく少ないほうが現実に近い数字ということになろうかと思いますけれども、そういった減少傾向にある東浜の例を挙げれば、もう極端に今お話しになるような状況であることは間違いないと思っております。やはりなかなか波及効果というのが今の段階で私どももちょっと限定的なことも申し上げるわけにはならんと思っておりますけれども、やはり瑞風が3時間以上も停車するということの岩美町ということが、全国、ひょっとしたら世界の外国人のお客さんも乗られるということを鑑みれば、知名度が格段に上がるんではないかと思っております。列車そのもののお客さんは30人というような規模でありますので、やはりこのことによって岩美町を訪れていただく観光の方がふえていくであろうということを思っておりますけれども、これを最大のチャンスというふうに捉える中で、町民自身の改めて我々の町はすごいんだという自信を持っていただきながら、町を挙げてのPRをさらに促進をしていくということが必要だというふうに思っておりまして、観光客の増加に伴う観光部分、あるいは1次産業の振興、そうしたことやら直接観光にかかわる事業の観光客のニーズに向いたいわゆるもてなしの体制づくりをすれば、さらに観光として発展が望めると思いますし、それにまつわる農業、漁業、6次産業というような形のものをいかにつくり上げていくかということが必要でありますし、期待をしながら取り組むべきではないかというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 澤治樹議員。



◆7番(澤治樹君) けさの日本海新聞に載っておりました。かなりの方が読まれたと思いますが、JR西日本の松江支局長さんが講師を務められて、鳥取の商工会議所で講演会を行っておられます。その中に講演の言葉で、地域を盛り上げ、地域に一体感をもたらすきっかけとなるこの瑞風が、運行することがですね、そしてまたこの運行によって地域づくりをしてほしいと、そういったことも新聞の紙面に載っておりました。瑞風の運行するということを行政と住民が一体となってもてなすことや、瑞風の停車の町岩美町をPRすることにより、乗客や口コミによる岩美町を訪れていただく方がふえることが岩美町の大きな活性化になると思います。こういったことを期待いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(船木祥一君) 答弁はいいですか。

            (7番澤 治樹君「はい、いいです」と呼ぶ)

 以上をもって澤治樹議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午後0時7分 休憩

            午後1時0分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 続いて、芝岡みどり議員の一般質問を許します。

 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) 議長の許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。

 最初に、町民の健康について質問をいたします。

 成人用肺炎球菌ワクチン接種についてお伺いいたします。

 日本での肺炎の死亡率は死因の第3位となり、全死亡者に占める割合は1割です。65歳以上の高齢者が、そのうちの95%を占めています。特に持病のある高齢者は免疫力が低いため、肺炎にかかると重症化しやすいと言われています。肺炎にかからないようにするためのワクチンが肺炎球菌ワクチンと言われています。

 そこで、3点お伺いいたします。

 最初に、肺炎球菌ワクチンを接種すれば肺炎にかからないのでしょうか、またワクチン接種の効果とその効果がどのくらい持続するのか、お伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 芝岡議員さんから町民の健康管理について、肺炎及び肺炎球菌ワクチンに関するご質問でございます。

 まず最初に、肺炎球菌ワクチンを接種すれば肺炎にかからないと言われているようだが、その辺はどうなのかということと、接種の効果とその効果がどのくらい持続するのかというご質問でございます。

 先ほど述べられたように、日本全体での肺炎でお亡くなりになる方の状況をお示しいただきましたけれども、岩美町におきましては25年の死亡者数が肺炎という診断で亡くなった方が18人おられます。1割弱、0.9%ということであります。死亡順位としましては5位ということで、おおむね全国的な傾向と一致しておるのかなと考えております。全ての肺炎に対して、この肺炎球菌ワクチンというのは有効かどうかということにつきましては、まず肺炎になっても軽症で済む、抗生物質がききやすいといった効果を得ることがございます。しかし、肺炎そのものが肺炎球菌が原因ということではないと、誤嚥であったり、さまざまな理由で肺炎というのは引き起こされるようであります。もし必要でございますと詳細は担当課長に説明をさせますけれども、そのようなことで100%予防ということでは決してございません。

 それから、効果という点では接種後1カ月ぐらいでその抗体の値が最高になると言われておりまして、5年間はその状況が保てておるようでありますけれども、5年後、5年を過ぎるあたりでは80%ぐらいに下がってくると。以後も徐々に低下をするわけですけれども、5年目以降についても効果は残っておるというようなことが言われておるワクチンでございます。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) 肺炎というのは、肺炎球菌が原因でなるのではないということをお伺いいたしました。やはり高齢者になると誤嚥ということもございますし、いろんなことが原因で、またこの肺炎球菌以外のことで肺炎にもなられるということですね。町民の方ではやはり肺炎球菌ワクチンを接種したら肺炎にならないんだということをおっしゃる方がかなりおられまして、私も、ええ、本当にそうなのかなということで、お尋ねをいたしました。この肺炎球菌ワクチンのことが余り町民の皆さんにわかっていただいてないのではないかなということでございます。

 次の2番目の質問でございますけれども、26年10月から、ありがたいことに成人肺炎球菌ワクチン接種が定期接種になりました。本町では25年度より8,000円かかる接種費用を3,000円助成し、5,000円で接種していました。当時は多くの人から大変喜んでいただきました。さらに昨年10月から定期接種となったことで、2,000円の負担で予防接種が受けられるようになりました。昨年10月までは任意接種ということであったわけですけれども、この任意接種の対象者は75歳以上というふうになっておりました。対象者が2,200人に対して接種者は102人で、接種率が4.6%であったと認識しております。その後、昨年10月から定期接種になったことで、26年度の接種率というのはどのように推移をしたのか、お伺いしたいと思います。

 対象年齢が定期接種は65歳以上ということで、多少変わってくるかもわかりませんけれども、対象年齢65歳以上の定期接種をした方とまた任意接種をした方と合わせてどのくらいの接種率になったのかなということをお伺いしたいと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 成人肺炎球菌ワクチンの接種につきましては、26年度10月から定期接種ということでございますし、10月までの任意の接種の時点では、岩美町4.6%ということでございました。その後の定期接種になった後の接種率についてご質問でございました。

 26年度の定期予防接種は、65歳、70歳の方については56.1%、75歳から100歳の5歳刻みの方では56.5%という高い数字にはなりますけれども、これらの対象年齢の方の対象者全体で接種率を見ますと、やはり任意接種とほぼ同じ率というようなことでございましたし、本年27年度においては接種者がちょっと少ないという状況があるようでございます。その4.6%にしろ、56%にしろ、お年寄りのことですから、全体を本当に対象者としていいかどうかというようなことやら、さまざまな治療中であったりするような方々、あるいは副作用を伴うこと等もあると思いますけれども、そのような率で推移をしております。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) 27年度は少し少なかったということ、まだ終わってませんけれども、今現在の状況では接種された方が少ないということでございました。昨年は10月から定期接種ということで、3月までの短い期間に定期接種の周知をされないといけないということで、大変ご努力をされたんではないかなというふうに思いますけれども、そのことにより56%という接種率があったということは、大変大きなことではないかなというふうに思っております。

 では、3点目の質問に入らせていただきます。

 定期接種の対象者というのは、各年度内に65歳から100歳までの5歳刻みの節目年齢に該当する方となっています。そして、この定期接種は30年度までの実施となっており、その間に1人1回定期接種の機会が設けられています。貴重な5年に一回の機会を町民が逃してしまうということにならないように、町民への周知が必要ではないかと思いますが、その辺のお考えをお聞かせください。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ご質問にございましたように、この定期接種は平成30年度までということで、いわゆる5歳刻みにして1回のチャンスといいますか、機会を設定をさせていただいて、おおむね一巡、一通りを接種可能という状況をつくるということで取り組まれておるところであります。若干定期接種と言いながら、任意の予防接種とちょうど中間どころにあるような予防接種のように私も承知をしておるところではありますけれども、せっかくのこうした制度、事業でございますので、改めて町広報あるいはケーブルテレビの文字放送、そのほかの年間のさまざまな事業の案内をするチラシ等にあわせて、保険の部分のですよ、ぜひそういったものに記載をして、周知を図っていきたいというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) この定期接種の対象者というのが、なかなか高齢者の方でもありますし、わかりづらいというのがありまして、先日ある高齢者の方同士がお話をされておりまして、私もちょっとはっきりわからなかったんですけども、このことを質問させていただきたいと思ったのは、もう既に任意接種をされておりまして、これは町が助成をする前にされたということで話をしとられました。だけども、この案内が来たんだけど、まだ5年たってないから私はしないんだというようなことをおっしゃってまして、もう一人の方も、私もしようと思っとらんとかってお二人が話をされてたんですけれども、肺炎球菌ワクチンの接種というのは、先ほど町長副作用のこともおっしゃったんですけれども、高齢になったら、5年過ぎたら何回でもできるのかどうかということをお尋ねしたいと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 何回でも接種することができるかということでありますけれども、何回でもということではなくて、2回目等になると全額が自己負担ということにならざるを得ない問題やら、それから1回目の接種の時点でどのような反応があったかということをしっかりと捉えて、副反応が出る方についてはやっぱり避けたほうがいいというようなことも言われておるようであります。基本的には、5年以上あけるということが基本でございますけれども、冒頭に申し上げたように免疫が全くゼロになってしまうということではなくて、徐々に6年目から80%から少し下がってくるような形になるということもあります。やはり医師にご相談をいただくということを必ず心がけていただいて、ややもすれば自分自身接種を受けられたかどうかということも忘れられる方だって中にはあろうかというふうに思います。慎重な対応を要するということを担当部署のほうは申しておりますので、そうした十分な間隔を確保して、医師と本当に相談、確認をしながら接種に臨んでいただきたいというふうに思っております。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) もう一つお尋ねしたいんですけれども、定期接種になるまでに、ちょっと今の方と同じようなんですけれども、なるまでに受けておられた方が定期接種の年齢に該当した場合は、やはりそこでまた受けるということはできるんでしょうか。



○議長(船木祥一君) 健康対策課長。



◎健康対策課長(岡島久美子君) 今議員さんのご質問で、任意で受けられた方が30年度までの対象の年齢になった場合に受けれるかどうかという話ですけども、予防接種法でこれを事業させていただいてまして、予防接種法では対象年齢に1回っていうことが決められてます。ですけども、任意で受ける場合は自己負担で5年以上の間隔をあけて医師とよく相談の上で、ご自分の意思で受けてくださいっていうふうにされてます。ですから、以前に任意接種で受けて、この30年の間までになったって言われる場合は、町としましては国の方針にのっとりまして定期接種とは認めなくて、あくまでも任意接種っていう形で受けていただくということで、その場合もご本人さんの希望というかで、自分の責任って言ったらおかしいですけども、そういうもので受けていただくっていうふうにさせていただいてます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) それでは、一度受けた方はまたやっぱり自費で接種をするということになるわけですね、はい、わかりました。何かその辺が町民の皆さんのお話を聞いていると、よくご理解をいただいてないなというところがございました。たくさんのそういうお話を聞くことがありまして、このたびこういう質問をさせていただきました。ありがとうございます。

 では、次の2番目の豊かな心を育む読書環境についてお伺いいたします。

 現在子供たちの読書離れが指摘されていますが、本町では小学校の朝の読書運動や読み聞かせが定着してきています。また、学校図書館では、小・中学校の司書職員が子供たちを迎えてすばらしい本との出会いのお手伝いをしてくださっています。読書によって子供たちが生きる力、勇気、希望、また他人を思いやる心を育む、そんな心を育てることができます。このように読書の重要性については、誰もが認めるところであります。そこで、まず教育長に読書の必要性、重要性についてのお考えをお伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 芝岡議員さんから読書に対して教育長の認識はどうかということでございます。

 大変難しいご質問であるというふうに思っております。一言でなかなか言えないんでございますし、それぞれ人の人生といいますか、ライフスタイルなんかによっても、それぞれお考えをお持ちだろうとは思ってございますが、教育長のということでございます。

 私は教育の目標といいますか、目的でありますが、人格の完成というのが教育の目的でございますけれども、そういうものにつながるような、また議員ご指摘のように生きる力につながるようなもの、そういうものが読書であろうというふうに思います。読書という習慣を身につけていくということは人としての文化の一つであろうと思いますし、また楽しみのもとといいますか、そういうことにもなると思います。さまざまな教育の目的であります幅広い知識や教養を身につけることだったり、真理を求める態度であったり、豊かな情操や道徳心を培うことであったり、創造性を培い、自主的及び自立的な精神を養うこと等々、教育の目標というのはたくさんございます。それらのベースにあるものというふうなものが、この読書というものだというふうに捉えております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 では、次の質問に入ります。

 図書館についてでございますけれども、図書館は子供から大人まで誰でも利用でき、一人でも気軽に利用できる公共施設です。さらに読書と情報の拠点であり、人材の育つまちづくりの拠点です。現在の図書館の利用者数、貸出冊数を伺います。



○議長(船木祥一君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 町立図書館の貸出冊数及び利用者数のご質問でございます。

 平成26年度末では5万7,952の冊、中にはDVD等の電子データもございますので、5万7,952の貸し出しをさせていただいております。

 利用者数でございますが、ご存じのとおり、町立図書館ではバーコードによって貸し出しの業務を行っております。図書館に来られても、本の貸し出し等のことがなかったらバーコードは通らないので、バーコードを通った利用者数をご報告申し上げます。平成26年度では、9,716名の利用者数をバーコードによって読み取っております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 今、教育長が言われた冊数とか、多いのかどうなのか私はよくわからないんですけれども、利用者数とか貸出冊数をますますふやしていっていただきたいと思います。

 現在、町立図書館は中央公民館の一角に設置されておりますけれども、この中央公民館が30年度に建てかえがなされることが決定をされています。町民の皆様も中央公民館とともに図書館の新設に夢を膨らませておられます。建設検討委員会で検討が重ねられていますが、教育長は図書館をどのように描いておられるのか、教育長の夢をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(船木祥一君) 教育長、いいですか。ちょっと通告とは……。

            (教育長寺西健一君「はい」と呼ぶ)

 それじゃあ、教育長。



◎教育長(寺西健一君) 町立図書館に対する夢はどうだというご質問でございます。

 いろんな夢があるかとは思いますが、私が今検討委員会等でもご審議いただきながらやっておるんですけれども、私自身としてはこのような夢を持っております。簡単に端的な表現しかようしませんが、単独自立をしたこの岩美町、岩美町のまちづくりであったりとか、人づくりであったりとか、そういうものに貢献できるような岩美町の図書館、そういうものでありたいというような夢を持っております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) 教育長の夢、岩美町に貢献できるような、そういう図書館をという思いでございました。夢はそれぞれでございますけれども、図書館というのは本当に大事な施設ではないかなというふうに思います。

 私もこの質問をするのにあちこちの図書館に出かけました。鳥取市の中央図書館というんですかね、あそこにも行かせていただきました。本当に子供連れの親御さんがたくさん来ておられましたし、やはり子供のスペースというのが広く取ってございました。どこの図書館も大体広さの3分の1ぐらいが子供のスペースになっておりまして、絵本とか子供の読む本がずっと多く並べてありました。ああ、こういうふうに次の世代を育てるための図書館として、そういう機能も必要なんだなということを学ばせていただいたところでございます。新図書館ができることによって、やはり町民の読書意欲を高め、図書館の新たな利用者をふやすためにどのように取り組まれるのか、伺いたいと思います。



○議長(船木祥一君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 重ねて、図書館についての町民の読書意欲を高めていくためにはというようなことの取り組みについてのお尋ねでございます。

 まず、現在町立図書館の利用者の方、町民の方が中心になりますが、図書館のご利用していただくさまざまな工夫等を行っております。

 まずは1つ目は、大きく広報活動がございます。毎月発行されます町民だより、町報に1ページをいただきまして、新刊であるとか、イベントだとか、そういうもののご案内等を各戸に配布させていただいております。

 それから、図書館ではお話し会であるとか、映画会であるとか、読書フォーラムみたいなことなんかを行いまして、そういうイベント等のところについても防災無線なんかを通じさせていただいて、周知をお願いをしてます。

 それから、ホームページというものを立ち上げて、そのホームページの中から検索機能ができるような、そういうシステムをつくらせていただいたり、あと議員ご指摘のように、各ライフステージによってですが、特に乳幼児期の取り組みを大切にしている部分としては住民生活課さんのほうとも連携しとるんですけれども、ブックスタートと呼ばれるような定期健診の最初のときに絵本をプレゼントさせていただいたりとか、それからブックセカンド、これは3歳の健診であるとか、ブックサード、5歳児の健診であるとか、そういう健診時期に合わせたようなものを取り組みまして、セレクションなんかにご協力をさせていただいて、取り組みをさせていただいております。

 それから、これも議員ご指摘ありましたけれども、保育所や学校というのと連携をしながら、ボランティアの方々との連携等も含めて、保護者の方との連携も含めて、読書についてのさまざまな活動を行い、町が配置をさせていただいております図書館司書さんの研修会のリーダー的な役割なんかも図書館は果たさせていただいております。

 それから、成人ですが、大人の部分のことについてですが、高齢者が中心となる場面の中で民話の会さんとか、そういうボランティアの方とお話し会、高齢者対象のお話し会をさせていただいたりとか、それから館外の貸し出しと申しまして、図書館以外のところ等々での貸出業務というなこともさせていただいております。

 そのほか、現在図書館では尾崎翠さんのコーナーをつくっておりますけれども、そういうミニ展示みたいなような工夫をさせていただきながら、町民の読書意欲といいますか、そういうものも高めながら各事業を行わさせていただいておるということでございます。新たな図書館というのも、今建設に向けての準備をしておるわけですけども、現在も新たな利用者に向けて、ちょっといろいろなことをやっております。

 1つ目は、まず何といっても広報というのを、先ほど言いましたけども、現在の町立図書館が持っている便利さというものを、もっときちっと町民の方に知っていただければなということを思っております。例えば岩美町の図書館で県立の図書館の本を借りることができる、無料でできます、これは。検索によっては、例えば県外の図書館が持っている本を、町にもない、県にもないとなると、持っている他県の図書館等でその本があれば、それも無料で借りることができる、そういうようなシステムというのがあります。こういう便利さみたいなことっていうのをもっと知っていただきたいという工夫をしていきたいって思っておりますし、しております。

 それから、先ほどブックスタートのこと、ブックセカンドのことをお話ししましたが、読書カードというのが町の図書館で発行してるんですけれども、その新規登録者をふやすために、ブックスタート時に持っておられますかっていうような確認をさせていただいて、持っておられなかったら1回目の発行は無料でございますので、すぐに読書カードを保護者につくれるように工夫をさせていただいております。

 また、先日町は近隣の町と3町の連携した図書館等の相互利用に関する協定を結ばさせていただきました。それによって利用者っていうものがちょっとでもふえればなというようなことを考えておるところでございます。

 以上、さまざまな取り組みと、さらに新たな図書館の利用をしていただく方をふやすための努力というのは今後も続けてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 いろいろな取り組みをなさっているということもよくわかりました。さらに新しい図書館になってからも、今の取り組みをさらに続けていくというご答弁でありました。

 私、先ほど鳥取市の図書館のことを申し上げましたけれども、最初に図書館に入ったときにベビーカーが何台か、五、六台あったでしょうか、結構かなりのベビーカーが置いてありました。ああ、子供さん連れ、小さい子供さん連れの親子が来られるんだなというふうに思ってみましたけれども、やはりそれも大事なことだなというふうに思ったところです。これから新しい図書館ができることによって、検討委員会でさまざまな意見が出てくると思いますけれども、やはり細かいところまで気を配っての図書館の建設を目指していただきたいと思います。

 町民の皆様に親しんでもらう取り組みとして、先ほど教育長は読書カードというのをおっしゃいましたけれども、私は読書通帳を導入する動きが各地で広がっております。いつどんな本を読んだか、記録に残すことで、子供を中心に町民の読書への意欲を高める効果が期待されます。読書通帳には、銀行のATMのような読書通帳機に差し込むものと手書きのものがございます。現在各自治体において図書館利用の促進を図るため、地域の特色を生かしたさまざまな取り組みが行われていますが、読書通帳の導入は財政負担を抑えた効果的な取り組みの一つとして推進できるものであると考えます。教育長のご見解をお願いいたします。



○議長(船木祥一君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 読書通帳の件のご質問でございます。

 議員ご指摘のとおり、読書通帳というものや読書手帳というような呼び方もされるところもございます。基本的に読書通帳、読書手帳等は読書、自分の読書履歴を記録することによって、読書習慣を充実させてやるものだろうというふうに思います。これも議員ご指摘のとおり、通帳と名前をつけているものに対しては金額、その本が何円したかという金額を記入するような仕組みをとっておる通帳もございます。でも、そのお金の額で満足感とか、そういうものを得るようなものまで、多種多様であろうというふうに思います。それが電子的にできる、または手書きで書くというようなことに分かれるようでございます。

 現在、町立図書館では、県立図書館がこの10月から発行いたしました読書通帳、これは手書きになるものでございますが、それを無償で町民に配布をするという、全県的に配布をしました。岩美町でもその動きを受けて、この読書通帳を無償で希望者に配布をいたしております。東部の状況を見ますと、鳥取市さんは独自の手帳をつくっておられたと、もう既につくっておられたそうでございますが、他町と一緒に同じようにこの県立図書館が発行しております読書通帳をちょっと広めていきたいというふうに思っております。これを活用していきたいというふうに思っております、現在は。さまざまなそういう仕掛けといいますか、きっかけによって読書に興味を持っていただいたり、図書館を利用する方がふえれば望むとこでございますので、一時的なそういう導入効果というのは絶対あるというふうに考えます。ぜひこの県立図書館が発行している読書通帳の活用というのも広報させていただいたり、それから来られる方に積極的に声をかけたり、役場の教育委員会の前にもございますので、ぜひ手にとっていただいて、活用ができたらなということを考えております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) 今の読書通帳でございますけれども、私も鳥取県の読書通帳をいただきました。先日は先ほど教育長がおっしゃいました香美町と新温泉町と岩美町の図書館の提携をされたということで、新温泉町の加藤文太郎記念館の図書館に行ってまいりました。12月16日っておっしゃったと思うんですけれども、読書通帳を発行するようにいたしましたということで、新温泉町の加藤文太郎の記念館の図書館は、ATMみたいに差し込むと印字がされる読書通帳機っていうのを用意をされておりました。この読書通帳機っていうのも、ATMみたいに大きいのは500万円ぐらいかかるそうなんですけれども、加藤文太郎記念館のは小型のでして、私が大きな金額ですよねって言ったら、いえ、うちのは小型ですから安いのですっておっしゃったんですけど、85万円くらいで小型の読書通帳機をカウンターのところに置いておられました。やはり子供さんはそういうのをATMみたいに通帳を入れて印字されて出てくるのが大変うれしいというか、それが一つの読書の意欲というか、そういうものにつながっていくようでございます。できればそういう小型のでも、うちの図書館にも設置をしていただければなというふうに思いました。これから新しい図書館が設置されるということで、検討委員会でもいろいろな意見が出ているようでございますので、ぜひその中につけ加えていただけたらありがたいなというふうに思います。

 2番目の質問を終わらせていただきまして、3番目の質問に入らせていただきます。

 最後に、総合戦略で描く本町の未来像についてお伺いいたします。

 本町は総合戦略がまとまり、事業が開始をされています。トワイライトエクスプレス瑞風の東浜駅停車が決定され、また11月には世界ジオパークがユネスコの正式事業に決定をされました。本町にとっては大変大きなチャンスのときだと思います。この山陰海岸ジオパークというすばらしい自然環境を生かした地方創生にかけるまちづくりの夢、将来像についての町長の思いをお伺いしたいと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 図書館の夢の次はまちづくりの夢ということでありますけれども、先ほど来の一般質問をいただく中でも述べさせていただいておりますけれども、実は総合戦略を策定をしていく中でトワイライトエクスプレス、ジオパークあるいは今起きておる「Free!」の岩美町のにぎわい、こういったものも文言として入れる必要があるというふうに職員も考えましたし、そういった戦略にも現実に起きておること、これから岩美町に来る部分も含めて、それ自体が夢ではあるわけですけれども、やはり岩美町に住んでいる我々が大きなたくさんの資源を持ち、恵まれた町に我々は暮らしているんだということをまず自覚をし、自信と誇りを持つことが必要であります。そのことによって岩美町の活性化が持続可能になっていく、そういう町を目指さなければならんというふうに思っております。とりわけ戦略で掲げるチャレンジする若者が集う町という、単に活力と元気がみなぎるということよりも、さらに踏み出して若者のチャレンジというのが際立つような町でなくてはならんだろうというふうに思っております。

 戦略に掲げたとおりでありますけれども、そうした我々先祖から引き継ぎ、そしてまた全国からも認められるような自然であったり、資源を持っておるということを生かすまちづくりということでございますし、子供たちが生まれやすい、そして子供を自分たちも生むんだということ、その前段には結婚のこともありますけれども、安心して暮らせるまちづくりということで取り組む、その中で帰ってきたい、あるいは住んでみたいと言っていただける町を目指していきたいというふうに思っております。極めて抽象的な表現になりますけれども、やはり町民の皆さんがある意味共通認識で協力し合い、支え合っていくということをつくっていかなければならんだろうというふうにも思っておるところであります。



○議長(船木祥一君) 芝岡みどり議員。



◆9番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 いろいろと大きなチャンスのときでございますので、町長も本当に思いはいっぱいおありだと思います。

 先日といいますか、10月の終わりに委員会で行政事務調査に行かせていただいたんですけれども、やはり自分が住んでいるその町のよさというものが、わかっているようでわかっていないということを気づかせていただいた事務調査でございました。やはりその中にどっぷり漬かってると、外からはよく見えるものが何か見えなくなっているというようなことを気づかせていただきました。やはり自分の町を自信を持って語れる、岩美の海はきれいだで、青いでとか、いろいろ話すことはあるんですけれども、やはりそれが本当に自信を持って語れるのかなということを再確認させていただきました。やはりそのことに尽きるのではないかなと思っております。町民一人一人がやはり自分の町に自信を持ち、自分の町をよい町だと再認識していくところからスタートして、やはり次の夢、まちづくりということに向かっていきたいと思います。ありがとうございました。

 以上で質問を終わらせていただきます。



○議長(船木祥一君) 以上をもって芝岡みどり議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午後1時51分 休憩

            午後2時1分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 続いて、川口耕司議員の一般質問を許します。

 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。

 住民の安全な交通、通行などを確保する上で、橋の点検を実施し、予防的に修繕を行うことが必要ではないかと考えます。このことが橋梁の寿命を延ばし、大規模な修繕やかけかえの費用を減らし、結局は効果的な財政運営につながっていくものと思います。そこで、橋梁の計画的な予防保全について、3点お伺いします。

 まず、1点目でございます。

 平成23年6月に岩美町道路橋梁長寿命化修繕計画が策定されています。その中で町が管理している橋長15メートル以上の道路橋は40橋と掲載されています。しかし、町内には15メートル以下の橋もたくさんあります。町道や林道などにもかかっていますが、その数は幾らか、お伺いします。



○議長(船木祥一君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 川口議員さんから橋梁の計画的な予防保全についてご質問をいただきました。

 まず最初に、23年6月に策定をいたしました道路橋梁長寿命化修繕計画についてのご質問でございます。

 15メートル以上の道路橋について掲載をしておるところでございますけれども、町道の部分では橋梁の数は201、うち15メートル以上のものが40、農道では橋梁の数としましては9、いずれも15メートル以上のものということになっております。林道につきましては、橋梁の数5橋で15メートル以上は1橋ということで、全体で申し上げますと橋梁の数215に対しまして、15メートル以上のものが50ということでございます。

 ただ、27年4月に県道と町道の移管がえがございまして、まだ台帳の整備中ということでありますので、ここの部分はこの数字には含まれておりません。

 また、橋梁の全体数につきましては、町道の部分は2メートル以上のもの、それから農道については橋長が15メートル以上のもの、林道については4メートル以上のものという前提で調査がなされた結果でございます。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) 答弁いただきました。

 この長寿命化修繕計画の中では15メートルということの基準の中で40橋というものが出ておるわけですけども、それを含めた中でということで、岩美町の中には215橋の橋があると。そのうちで15メートル以上のものが50橋という町長のご答弁いただきました。

 それぞれ一般国道、地方道、それぞれ国が管理をしたり、県が管理をしているものもございます。先ほど町長の答弁の中でありましたこの橋215橋については、町が直接管理をしているものと捉えてよろしいでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 町道につきましては、町が管理という考え方でございます。農道、林道については、やはりそれぞれの生い立ち等ございますので、町が管理ということではなしに、やはり地元で通常の管理をしていただいておるいきさつがあるわけでございます。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) 町道については、町が管理をしていくということでございます。農道であったり、林道については、それぞれの地元なりが管理をされるということでございますが、いろんな部分で林道、農道等についてはその橋を設置したいきさつ、そういったものがあるかと思います。そういった中でもうやっぱり修繕は必要になっていくものと思われますので、地元の方がなかなかそういう部分では専門的な技術、そういったものは持ってないと思われますので、そういった部分で町のほうも全く管理をしてない部分というわけではなく、そういった指導なり、そういう体制ができていけばいいかなと思っておりますので、地元の方からそういうようなご相談なり要望がございましたら、適宜ご指導等していただきたいと思います。

 それでは、2点目でございますが、安全で安心な道路サービスを確保するためには橋梁の損傷度を把握することが必要でございます。そのため通常点検や定期点検を実施されていると思われますが、この点検は誰がどのような方法で実施をされているのか、お伺いします。先ほど言いました町道、町が管理しているものということで捉えていただいて結構でございます。よろしくお願いします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 我が国は道路橋梁につきましては昭和30年代に始まる高度成長期を中心にしまして大量に建設されたということで、建設後40年ないし50年が経過するようになってくるということの中で急速に老朽化が進むおそれがあるわけであります。平成23年には、15メートル以上の橋梁について長寿命化計画というのを策定をしており、5年ごとにこの計画をさらに見直しをかけるということになっております。また、平成26年には道路という全体を捉えて橋梁以外の構造物、のり面であるとかトンネル、そういったものも含まれますし、2メートル以上の橋も含んだストック点検ということが行われております。当然のことながら、この点検については5年に一回については県内のコンサルタント会社に委託をして、コンサルタントの技術者が近接目視、近くでさびのぐあいとか、腐食のぐあい等々を調査をするという点検を行っておるものでございます。日常的な通常の点検は、やはり役場の職員が現場の行き帰りを含めて道路パトロールという観点から点検を行っておるところであります。

 また、農道林道については、林道の部分だけは森林管理巡視業務というのを行っておる中で特に気をつけてもらうようにもしておるところでありますけれども、これは年に一回であります。農道については、やはり農家の皆さん、実行組合の皆さん、各区の皆さんに異常等、不審なこと等、直ちにご報告いただく中で、県の応援も得て、町も点検に当たるようにしておるところであります。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) 町長言われましたように、橋梁も昭和30年代、高度成長期に向かっての社会的インフラ、そういったものが急速に進んだ中で、かなり岩美町でもそういう橋梁がつくってこられたと、実施されたという経過もあると思います。40年、50年も経過しているわけでございまして、いろんな橋梁によってはそれぞれ使用品、交通量などで利用頻度もそれぞれ違うと思いますし、それぞれ設置した中では、新しいものについてはそういった技術の向上、そういったものもあり、耐用年数も伸びてきているものもあると思われます。

 ここの26年に策定されました長寿命化計画では、先ほど町長言われました5年に一度の頻度で定期点検を行っていると。それについては専門的な技術を持ってる職員が行うと。それから、点検の中身、そういった内容についてもこの計画の中に掲載をされております。そういったもので点検をされていっているものと思います。先ほど言いましたように、それぞれ橋梁の構造も違うわけでありますし、先ほど言いました交通量など、利用頻度もそれぞれ違いますので、長寿命化修繕計画では15メートル以上の橋梁が修繕計画の対象とされているということも先ほど言いましたが、それに伴って15メートル以下のものもこういった計画に沿って通常点検等も実施されているということでございますので、引き続きお願いをしていきたいと思いますし、それから農道につきましては、利用者であったり、そういうようなものが一番身近で利用しているわけでございますので、そういった部分で何か異常を感じたら役場に言っていただくというような、そういう体制も住民の方には周知をしていただきたいと思っております。

 それから、先ほど先週の新聞等で報道をされておりましたが、くい打ちデータ改ざん問題など、マンション建設をめぐる企業の不正行為が相次ぐ中で、先ほど言いました国土交通省が大地震のときに橋桁などの落下を防ぐ装置に溶接不良が見つかったということを公表した問題を受けまして、県では県管理の国道、県道などで過去10年間に落橋防止装置や変異制限装置の工事が行われた橋で100カ所以上の調査を行うということが新聞に出ておりました。また、県内の市町村も調査を始めたと報道されましたが、この件につきまして本町はどのような対応を今現在しとられるのか、お伺いしたいと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 橋梁の今時事的な課題といいますか、不祥事等も絡んだ事例があったということの中でご質問をいただきましたけども、落橋防止装置というものが設置されておる橋梁については、岩美町では新陸上橋のみでございます。これはご案内かとは思いますけれども、県道から町道に移管をされて、町が管理をしておる橋梁ということでございます。経年による腐食、膨張は見られたところでありますけれども、すぐに補修する必要はないという結果でございます。

 落橋防止装置というのは、大規模な地震等で橋台から桁がずれるようなことを防止する役割というふうに聞いておりますけれども、いわゆる耐震の設計構造は橋自体が持っておると言われておりまして、そうしたことの関係もあるんでしょうけれども、岩美町ではこの1橋だけという報告を受けております。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) これに対応するというか、そういった橋は新陸上橋の1橋であるということでございますし、調査結果も町長言われたように耐震性は十分にあるということでございます。岩美町の橋梁については、そういった不正なものが使われてないということのご答弁ということで理解をさせていただきたいと思います。

 それでは、3点目でございます。

 橋梁の先ほど言いました町長のご答弁にもありましたが、橋梁の経過年数と傷みぐあいについては経過年数が大きいほど損傷度が高くなる傾向があるようでございます。そこで今まで町道などの橋梁点検の中で詳細な点検が必要な橋梁も出てきているものもあると思われます。ここ平成26年度決算状況の中で、26年に調査を行ったものがあるという結果が出ておりました。これについては、寿命化計画に沿って23年度に作成されていると。15メートル以上の橋梁については、23年度からされてるという先ほどの答弁にもありましたし、26年度には橋長の15メートル未満の橋梁についても点検を行った結果、緊急に修繕を必要とする橋梁がある、平成27年度の修繕の計画をしているというような説明をいただいたところでございます。そういった通常点検なり定期点検を行う中で、そういったものも出てきておるというふうに考えられます。その結果に基づいての修繕計画、今後の修繕計画についてお伺いをさせていただきます。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 点検による修繕計画というご質問でございます。

 冒頭の町道橋の状況等を改めてご報告をさせていただいたところでありますけれども、全体が201あり、そのうち15メートル以上が40橋あるということで、あと差し引きいたしますと15メートル以下、2メートル以上のものが161ございます。この161橋については、26年度の点検結果でそれぞれランクづけがなされておるところであります。健全なもの、ランクが1、アラビア数字ですか、これ。ローマ数字ちゅうか。構造物の機能に支障が生じていない状態であるということで、健全という判定をしたものが33橋、予防保全段階にあるものが79橋、これがしたがって2段階ということになります。支障は生じてないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態ということでございます。

 次の3段階、早期措置段階というのが実は49橋ということに数えられております。構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずるべき状態があると、これが49、それから緊急措置段階というのが4段階にありますけれども、緊急措置段階の判定が出ておるものはゼロということであります。49橋のうち、中でも特に早期に処置を講ずるべきものとして7橋につきましては、7つの橋につきましては今年度調査設計に着手をしており、今年度と来年度に補修工事を終えたいというふうに考えておるところであります。また、15メートル以上の40橋については28年度に再度定期点検が参っておりますし、あわせて長寿命計画というのを策定をしなければならんことになっております。もちろん161橋のうちの49橋であったり、79橋のメンテナンスについても長寿命化の修繕計画の策定という範疇に含まれておりますけれども、ご案内のように橋梁の修繕については社会資本総合整備交付金という非常に広い範囲のシフトをする、いわゆる国土交通省の補助金、今統合されてこういう形になりましたけど、設計から工事までが10分の6.5ですから、65%の補助になっておると。

 ただ、どうしても大規模災害が発生した発災後の次の災害に備えるためということで、集中的に予算配分がなされる、それから大規模自然災害が想定される地域にもう重点的に予算配分がなされる、国土交通省の通し全体としてはピーク時の半分ぐらいの予算でやらざるを得んという状況があるわけであります。したがって、県内の枠を県が配分をするという作業の中で、なかなか思うに任せない状況があるということをご理解いただきたいと思っておりますし、割り当てをいただいたものについては町内で全部取り組めるように頑張っていきたいというふうに思っとるところでありますけれども、いずれにいたしましても7橋については28年度中に修繕を終えたいということで考えております。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) 点検の結果を町長、1ランクから4ランクと、5ランクはないという、4ランクの緊急性を要するものはゼロということをご答弁いただきました。一番3ランクの早期緊急を要するといいましょうか、それが4に近いものなのかどうかということでございますが、先ほど言いました決算審査の中で27年度に詳細調査の結果ということの中だと思いますが、具体的に言えば荒金橋と塩谷橋を設計の橋を設計するというようなことをちょっと私は記憶をしてるんですけども、これは担当課長の説明だったと思うんですけども、これが基本設計をし、今度はそれを受けて修繕に向かう、実際に修繕に入っていくと思われるわけですが、この7橋の中に2つも入っているということで理解をさせていただいてよろしいでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 7橋については、いわゆる修繕に対する実施設計を今年度実施をすると、そうした中で所要の予算等もあると思いますけれども、3橋梁を今年度発注をして、28年度までの工期で臨むようなことになるというふうに承知をしております。

 ご質問のあった橋については、設計も近く上がると思いますので、発注を今年度内に行いたいと考えております。



○議長(船木祥一君) 川口耕司議員。



◆4番(川口耕司君) 7橋についての町長のご説明いただきました。

 これから早急な緊急性がないという状態ではあるわけでございますけども、これから冬季、雪が降る時期になりますし、そうすれば除雪車等も当然除雪に入るわけでございますので、そういった橋を除雪をするところの中に入っていくというようなこともございますので、ことし27年に発注をし、28年に工事をしていくということでよろしいですよね、町長。

            (町長榎本武利君「そうです」と呼ぶ)

 はい。ですので、これはそういう計画の中で当然修繕を行っていくというようなことで、町としては取り組んでいかれるということでございますので、今後も引き続き通常点検、そういったものを十分に行っていただきたいと、こう思っております。

 特に長寿命化の計画の中では、先ほど町長言われました計画の中で安全性あり、修繕の費用、そういったものも町長言われましたですけども、この計画の中でもそういったことも出ております。この40橋、15メートル以上の40橋に対する町が修繕を行ったときの試算結果も出ておりますが、それを見ますと、これは2012年からの分でございますけども、今後50年後の事業の累計は、先ほど事後の保全型の管理方法でいくと5億9,000万円、予防保全型の管理、ある程度早く手を打ったりするということでございましょうが、そうすると4億9,000万円というなことで、1億円も軽減されるというようなコストの軽減が図られるというなことも試算として出ております。そういったこともふえる中で、先ほどからいっておりますが、長寿命化修繕計画に基づきまして、定期点検、日常的な維持管理に加え、それぞれの橋梁に対して、先ほど言いました従来の傷んでから直す自己保全型から傷みが小さいうちに計画的に対策を行い長もちをさせる予防型に点検し、最も効率的、効果的な修繕を計画的に実施していくことで、橋梁の長寿命化及び橋梁の修繕、かけかえに係る費用の縮小が図られると思います。さらに橋梁の長寿命化により、交通、通行において信頼性が確保されると思われます。今後は橋長を問わず緊急性の高い橋梁から計画的に進めていただきますようお願いし、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

            (町長榎本武利君「ちょっと言わせてもらってええかな」と呼ぶ)



○議長(船木祥一君) はい。

 じゃあ、町長。



◎町長(榎本武利君) 語尾をあげつらうわけではありませんけれども、今後でなくて、そういう体制で今までから取り組んできておるということをご理解いただきたいと思っております。今後ということではなくて、今後も引き続き対応を頑張っていきたいと思います。



○議長(船木祥一君) 以上をもって川口耕司議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午後2時38分 休憩

            午後2時45分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 続いて、田中伸吾議員の一般質問を許します。

 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い、質問させていただきます。

 がん、心臓病、脳卒中は3大成人病と言われ、40代から60代の中高年の死亡率の上位3位、約6割を占めております。自分自身が健康管理、病気の早期発見、早期治療、そして生活習慣病等を予防するために人間ドックや脳ドックは有効な手段と考えられます。岩美病院では人間ドックを35歳から70歳までの方を対象に、毎年250人の募集を行っていますが、募集期間が4月1日から30日という1カ月間という短い期間のような気がします。近年受診募集の状況は、まずどのようになっているか、お伺いいたします。



○議長(船木祥一君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中伸吾議員さんから人間ドック、脳ドックの重要性、必要性の中で近年の受診者の状況をお尋ねでございます。

 手元には平成22年度からの数字がございます。平成22年度が255人、平成23年度が251人、平成24年度が247人、25年度が262人、平成26年度につきましては全体で281人であります。この年から前年度、人間ドックを受診しておられる方であっても、再検査といいますか、連続して受けれる仕組みという枠としては40人の募集をいたしました。この281人のうち、12人という方が2カ年連続の受診者という状況でございました。本年度は募集の状況といたしましては250人で、20人を再受診と、連続受診という枠に設定をしておりまして、ことしは30人の方が既に2カ年連続して受診をされたと、人間ドックを受けられたと。中には3年連続の方が13人いらっしゃるというような状況であります。連続受診をされる方は、当然恐らく8,000円のところが1万6,000円の負担をいただくという仕組みの中でやっております。

 また、人間ドックについては岩美病院のいわゆる年間通しての診療計画の中で、ドックの曜日等設定をし、医局の配置等々の計画づくりということの中で4月というふうなことにしておりますけれども、多少実績として多くなったりしておる部分については、やはりでき得る限り希望に沿った形という対応をしておるものというふうに理解をしております。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 今、町長のほうから連続してドックが受けれるということで、私も昨年度から連続して町の負担1万6,000円でドックが受診できるようになったということは知りました。認識が不足でありまして大変あれでしたけども、先般も私も人間ドックを受けさせていただきました。非常に丁寧な対応、栄養管理まで最後昼食をいただきながら説明していただきました。並びに毎年受診をされるということは、各自皆様それぞれ自分の健康、予防を含めて受診されるようになったと思います。この1万6,000円で連続して受診できるということでありますけれども、もう少し自己負担が少なくなるように町のほうで努力はできないものでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 人間ドックに係る経費、委託料ということの中で、1人当たりを見てみますと3万9,662円から5万2,018円が全額ではかかるということになっておりますし、その内訳で胃透視をされる場合、あるいは内視鏡を使う場合というふうなことで差が出たり、あるいは乳がん検診は男性はしないというようなことで、ちょっと一律でない部分もあります。できるだけ多くの方に受診をしてもらいたいという思いと、それから負担を軽減するという、すり合わせといいますか、そういう中で1回目の方は8,000円、それから2回目の方は1万6,000円というような料金設定をさせていただいておる経過、また他町もこうしたドックにかかわる制度をつくり、助成を行っておるような部分もしっかりと見ながら、できるだけ安い設定にしてきたという経過でありますけれども、どうしても個人負担という点においては各自治体が引き下げて、一人でも多くの町民をということもありますし、また全体的な医療費抑制の効果ということからも、一旦決めたものということでなくて、年次的に見直しをしながら予算組みをしていきたいというふうに思います。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 当然人数の枠もあり、予算の枠もあり、その中でたくさんの方に受診していただくということは、ぜひ長寿の社会、岩美町にいつまでも住んでいただくためにも、健康管理に努めていただきたいと思います。しかしながら、先ほど乳がんのことが町長の口から出ましたけども、元女子プロレスラーの北斗晶さんも毎年人間ドックで受診されとっても、がんが発病するというようなこともありました。なるべく多くの方に何度でも受診できるような体制を引き続き考えていただきたいと思います。

 続きまして、脳ドックについてお伺いします。

 脳ドックは30歳から70歳の方の募集で、人間ドックと同じく募集期間が4月1日から30日ということで、募集人数は40人というふうに伺いました。申し込み状況は毎年どのような、どれくらいの人数の方が申し込まれているのか、教えていただけますでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、脳ドックについての状況をご質問でございました。

 これも手元は22年からという数字でございますけれども、22年度が26名、23年度が11名、24年度が15名、それから25年度が42名、26年度になりますと38名、補足をちょっとしなければなりませんが、26年度からは40人を目安ということになっております。27年度の受診は予定という段階でありますけれども、37名が受診をされることになっております。1人当たり1万6,092円が病院に支払われる金額でございますが、5,000円の個人負担ということ、それから対象者にこれ条件をつけております。血縁者にくも膜下出血を含む脳卒中の方がいらっしゃった場合、今まで町のドックを受けていないということ、それからペースメーカーを入れている人ではないということ、どうも脳に心配があるという症状を持っておられんという方は医師の問診等のほうに回っていただくということで、そうした4つ申し上げましたけれども、全てに該当する方でなければ受けていただいていないと。これはいわゆるMRIという断層撮影装置っていう表現がいいのか、そういう機械を岩美病院は装備をしておりまして、その撮影といいますか、診察、診療する1人当たりの時間の問題だとか、それにかかわるスタッフの問題等々がありまして、広げさせてはおりますけれども、40人程度にしていただきたいと。人間ドックと調整を図りながら、脳ドックというのもさせていただかなくてはならんというような状況がありまして、先ほど申し上げたように、23、24年度は定員を予定した人員よりもかなり少のうございますけれども、この時点25人の予定で計画を組んだようなことであります。

 募集期間については、ご指摘のとおり、若干私自身も短いのかなというふうに思うところであります。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 冒頭に申し上げましたように、脳卒中も3大成人病の一つでありまして、やはり受診を促進していただいて、町民の方に周知を図って、脳ドックも受けられる体制を整えていただきたいと思います。

 町民の健康増進、町の財政負担の軽減も含め、脳ドック、人間ドック、ほかにも特定健診、乳がん検診など、促進を図って健康なまちづくりを進めていただきたいと思います。

 最後にもう一つ、人間ドックと脳ドックをあわせて一緒に、そういう全身といいますか、頭の先から爪先までできるようなドック、健診のご計画というか、そういうことはお考えはないか、教えていただきたい。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 社会保険等では脳ドックもセットになっておる人間ドックというのもあるやに承知をしておるところであります。病院とそれから保健の担当課と十分に議論をさせて、そうしたことが取り組めるということになれば、広く町民にお知らせをするような取り組みにさせていただきたいと、こういうご答弁にしたいと思っております。

 あわせてぜひお願いをしたいのは、一方かかりつけ医ということを改めて町民の皆さんにはお願いをする必要がある。おっしゃるように、もう1年に一遍頭の先から足の先まで、てっぺんから爪先までやるというのも一つの方法ですけれども、なかなかその対応は施設等の面、あるいは病院の体制等、そしてまた何しろ予算であったり、住民の皆さんの負担の問題もあります。ぜひかかりつけ医という方をこしらえていただいて、自分の健康管理を相談をされて、その次の段階でいわゆる人間ドック、脳ドックというような体制を町民の皆さんにどんどん浸透させていく、浸透といいますか、ご理解をいただく取り組みを私としては力を入れていく必要があるというふうに思っておるところでもあります。今後検討をしながら、来年度実施の可能性も含めて、それ以降そうしたドックが組めれるのか、住民の皆さんのニーズも見きわめながら、議会のほうともご相談をさせていただくということにしたいと思います。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 町長から前向きなご意見をいただきました。一人一人健康に関しては管理し、十分予防も含めて、言われるようにかかりつけ医をつくったり、自身で健康管理をするように、町民の方も含めみんな行われればよいかなと思います。

 続きまして、2つ目の小学校、中学校の外国語の指導等について質問をさせていただきます。

 小学校、中学校の英語教育についてですけれども、先般10月末に議会の総務教育常任委員会で行政事務調査において長野県に視察に伺いました。富士見町、安曇野市、小布施町、3カ所に行ってまいりましたけれども、その中で岩美町と同規模の富士見町に視察に参りました。富士見町は平成24年度より教育のまちづくりを掲げ、さまざまな取り組みを実践されておられました。中でも英語の学力向上に向けた小学校3校、中学校1校、まさに岩美町と同規模の学校でございましたけども、一貫した教育の実施の中で外国人講師の配置に1,000万円、民間の英語教育研究所に依頼し、作成したプログラム400万円をかけてカリキュラムをつくられておられました。その中でITCを活用した英語教育が実践されておられました。富士見町ではこの取り組みで、英語が確実に子供たち、地域に根づいて、今では町内を訪れる外国人観光客の方に子供たちが道案内ができるほどの英語力を身につけてきたということでした。

 我が岩美町も平成3年8月から延べ13人の外国語指導助手ALTを3小学校と岩美中に配置されてきましたが、児童・生徒たちに今までどのような成果があったか、ご所見を伺います。



○議長(船木祥一君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 外国語の指導についてのご質問でございます。

 本町では現在中学校にALT、アシスタント・ランゲージ・ティーチャー、英語外国語の指導助手という役割でございますが、それを配置をさせていただいております。中学校の学習というのが、英語科としては中学校でございますので、それをメーンにさせていただき、各小学校に現在では平成23年から5、6年生が英語活動と、教科ではなくて英語活動という時間が週1回程度ございますので、それらに中学校の授業が許す限りでございますけども、各小学校にALTを配置し、小学校の先生の指導と一緒に外国語活動に取り組んでおるという状況でございます。議員ご指摘のとおり、平成3年8月からこのALTというのを岩美町として採用をさせていただき、今までに13人の指導助手の方が勤務をしていただいております。

 各学校の成果というなことを確認をさせていただきましたが、一番とにかく言えることは英会話に対する意欲、子供たちが自然とALTの先生と交わって交流をして、なれ親しんでる、ここがもう最大の成果であるというふうに学校としては捉えております。ひきんな言葉でなるかもしれませんけども、ALTの先生になれ親しんでいるという形になります。もちろん中学校においてはネーティブな英語ができるわけでございますから、当然。基本文型での身近な生活上における英語で話せるようになったとか、英語の暗唱、英語の論文等々の場面がございますが、その発音のアドバイスを得るとか、そういうところに成果が上がってるというふうなことを聞いております。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 今、教育長のほうから小学生は5、6年生を対象ということでございました。視察先の富士見町では、小学校1年生からもう既に英語授業に取り組んでいるということでした。1年生から4年生まで、年間17時間という中で授業をやっておられました。当然そこには先ほど申しました民間企業からのプログラムを利用してのICT活用、この小さいときから英語に親しむようなことをもう少し当町でも考えていただければうれしいかなと。

 先般、鳥取西高校の英語の先生で辻中先生というのがいらっしゃいます。彼はバドミントンの国際審判員の資格を持っておられて、年間に何回か外国にも行って、バドミントンの審判をされます。彼と話した中では、やはり小さいときから英語に親しんで、文法だとか、そういうことにこだわらず、間違ってもいいから会話を進めていけば必ず身についていくというものであろうということを言っておられました。ぜひともそういう方向で我が町も取り組んでいただければありがたいと思います。小学校からなじんでいけば、そして大きくなるにつれて英会話が進んでいけば、自分の子供ができたときもこういう町で英会話を覚え、そしてまた子供を育てたい、住んでみたいということは、先ほど同僚議員が町長の質問の中で総合戦略のことと重なるとこもあると思いますけれども、ぜひもう少し年齢層を下げて親しめる英語教育をしてほしいと思いますけども、町長どうでしょうか、そういう考えをお聞かせ願えませんでしょうか。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ご質問の中にもあったかと思いますけれども、英語指導助手というのは平成3年から現在まで続いております。初めのころはやっぱり3年間ぐらいいたということの中で、住民と出会ったり、非常に岩美町自体に溶け込む取り組みがあったやに考えておりますけれども、やっぱり助手として配置して岩美に来られる方の個人的なことによると思いますけども、随分と違っとるなというふうに私自身は感じております。全体的には子供たちに対して英語という認識の高まりであるとか、関心がわいてきたということについては教育長が述べたとおりであります。

 本来私どもの立場が教育のカリキュラムであったり、中身について差し控えておるところでありますけれども、やはりこれからの日本人にとって、英語というのは非常に重要だと国もようやくそうした部分に気がついて、2020年度の新学習指導要領が実施をされるに伴う2018年度には先行実施という形で小学校の3年からというようなことが出てきております。何とか年間のカリキュラムの時間数の中にはめ込めることができないかと、国が求めておるのは最低の年間の授業時間という定めがあり、それから必須に近い任意の中で、総合学習であるとか、学校行事等々が組み込まれた時間数があります。やはり現場にこれ以上の負担はなかなか難しいと、地域おこしの協力隊、移住者を選別をするというような方向で、課外の塾みたいなことを始める自治体もあるやに聞いておりますし、いろいろな方面で学校とも教育委員会、よく協議をしてほしいというふうに申しとるようなことであります。

 一つの特色ある学校づくり等でもテーマに挙げてほしいというふうに思っておるところであります。東京オリンピックということの中で、外国人の観光客と岩美町でも実はスマホでタクシーの運転手さんが会話をして、3時間がお客さんの負担が1,000円になるような制度がありますけれども、そういう中で800人が遊覧船までのお客さんであるんですというようなこともありますし、これからもっともっと外国人の方が岩美町に訪れることが想定をされております。そうしたことの中で、現場の職員のこれ以上の負担にならない仕組みであったり、あるいは予算的なことも当然ありますけれども、さまざまに考えながら、現場と英語に対する取り組みも進めていきたいというふうに思っておるところであります。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 町長言われましたように、山陰海岸ジオパークが世界ジオパークとして再認定されたこと、また同僚議員からもありましたけど、トワイライトエクスプレス瑞風が東浜に停車すること、アニメ「Free!」、今中学生時代の話が映画になり、12月5日から「ハイ☆スピード!」という映画で全国ロードショーになりましたけども、アニメファンの海外の方もたくさんいらっしゃると思います。今後外国人観光客の方が来町されることも多々予想されると思います。まちづくりは人づくり、教育を根幹とした我が町においても今までの取り組みをさらに進めていただきまして、聞いて話せる英語教育にぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 あわせてですけども、将来的ですけども、聞いて話せる英語に取り組むということで、外国との交流、英語圏との交流をぜひ考えていただきたいと思いますけども、最後にお伺いいたします。

            (町長榎本武利君「議長、ちょっと私も答弁しますけども、教育長もしゃべりたいと」と呼ぶ)



○議長(船木祥一君) じゃあ、最初に教育長。



◎教育長(寺西健一君) 少し最初の答弁の補足させていただくのと同時に、ちょっと学校での取り組みについて補足をさせていただきたいと思います。

 先ほど5、6年生にというふうなことをお話をしましたが、ALTの方が5、6年の授業に出る場面がメーンディッシュでございますけども、時間によっては給食を他学年と一緒に食べたりとか、そういうようなことの活動もさせていただいております。一緒に休憩時間に遊ぶとか、そういうな活動もありますので、ご承知おきをしていただければというふうに思います。

 それから、もう一つの補足でございますが、現在は5、6年生に英語活動というふうになっておりますが、町長申しましたように2020年指導要領が改訂されますが、その2年前、2018年には5、6年生の英語を、最終的には英語活動ではなくて英語という教科にするということが今国が考えておることでございまして、じゃあ3、4年生に今行っております英語活動というようなことが始まって、学校全体としては3年生から正式にきちっと学習が始まっていくという時代が目の前まで来ております。

 学校と教育委員会としましても、現段階ではなかなか教員の問題とか、教材の問題とかがございますので、それらについても研究しながらおくれないように、またはできれば先行する形で取り組みをできるように努力をしてまいりたいというふうに思っていますので、追加としてさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中議員さんから英語圏とのいわゆる外国の英語圏との国際交流を小・中学生に考えてみてはどうかというご提言でございます。

 県内の状況を少し申し上げると、湯梨浜町がハワイのハワイ郡ちゅうところに15名程度、夏休みに隔年に訪問をし、ハワイのほうからも中学生を隔年で、ですから交互にということになっておると思います。ホームステイが基本ということで、日数は5日程度というようなことを取り組んでおられるようであります。大山町は中学生を8名程度、カリフォルニアに派遣をしておられます。これ毎年夏休みでございます。受け入れのほうは隔年で受け入れるようなこと、これもホームステイが基本で、日数は2週間というようなことであります。日南町は小・中学生で10名程度で、小学校5年生から中学校3年生までの中で10名をアメリカのシアトルに派遣をしておられます。これは今年度からということで、日数は1週間程度、3月の年度末、学期末、春休みを予定しておるようですけれども、3町目がそういうようなことをされておるようであります。

 なかなか財源的に考えてみると、特別交付税が本当に色がついてくればいいんですけれども、なかなか自力ということの中ではいわゆる旅費だけでも相当な経費がかかるように思いますし、よく教育委員会等とも検討をしてまいりたいというふうに思います。ただ、なかなかちょっとこの人数を選抜することも、沖縄の交流もそうですけれども、みんな手を挙げるんでくじ引きっちゅうようなことの過去もありまして、果たしてくじ引きやなんかでいいものかというようなことも考えた経過もあります。なかなか岩美町の力でどうなのかなというふうに考えますけれども、他町の取り組みをしっかりと研究をさせていただいて、また議論をさせていただきたいと思います。



○議長(船木祥一君) 田中伸吾議員。



◆5番(田中伸吾君) 今、町長の前向きと私は思える答弁と理解させていただきます。子供たちには無限の可能性があると思います。教育の町岩美町ということで、さらなる教育を深めていただきまして、子供たちの未来が明るい岩美町にしていただきますようお願いして、私の一般質問を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(船木祥一君) 以上をもって田中伸吾議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午後3時26分 休憩

            午後3時36分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 続いて、本日最後、日出嶋香代子議員の一般質問を許します。

 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) それでは、議長の許可をいただきましたので、最後となりました。きょうの最後です。通告順に従いまして質問をしていきたいと思います。

 今回私は岩美病院で処方される医薬品についてっていうことで質問をしていきたいと思います。

 まず、医薬品の最近の情勢ですが、厚生労働省は新たに販売するジェネリック医薬品、いわゆる後発薬ってことです、の価格を2016年度から現在の原則6割から5割に引き下げることを報道されました。これは新聞に発表されております。日本全体の医療費は40兆円を超えて、今後も増加をするでしょう。このため政府は医療費の膨張を抑えるため、ジェネリック医薬品の使用割合を現在の50%前後から、2017年度には70%以上、2020年度までには80%以上にする目標を掲げております。つまり医療費の中で薬代を安くしようとしているわけです。これが医療費を取り巻く最近の情勢だと思っております。

 さて、この岩美病院の薬局ですが、現在全て院内処方で行われております。ほぼ新薬を使っていると聞いていますが、これは高齢者が多いとか、それから近くに薬局がないなどが考えられます。外来患者は診察を受け、薬局で薬をもらい、診察料などを支払い、近くにあるバス停を利用する高齢者にとってはとても便利で優しいシステムになっていると私は思っております。最近では多くの公立病院や個人病院で新薬と同じ効力を持つジェネリック医薬品という後発薬が処方されていますが、岩美病院では患者さんに対してどの程度のジェネリック医薬品を処方されているのか、またジェネリックを使用するようなお願いカードだとか、お願いシールを配布をしているのか、管理者に伺いをいたします。



○議長(船木祥一君) 答弁を求めます。

 病院事業管理者。



◎岩美病院事業管理者(平井和憲君) ただいま申しましたように、議員がおっしゃられたように、国の流れというのは医療費の抑制の観点から後発医薬品の使用促進に取り組んでおると。国のほうはロードマップをつくり、そして先ほど言われたみたいに薬価のほうも先発品の50%にするというような、そういう施策を行うということでございます。

 後発医薬品の導入につきましては、これは本年の6月の議会におきましてもご質問いただき、また過去にも何回かご質問いただいたところでございます。病院といたしましても、後発医薬品の促進につきましては積極的に取り組んでおるということを申し上げてきております。そういう姿勢で取り組んでおるところでございます。

 それで、ただいまいただきましたご質問、うちの病院でどの程度後発医薬品を使っておるかということでございます。先ほど議員はうちの病院がほとんど新薬でということをおっしゃられましたけど、後発医薬品というのは、薬というのはまず先発医薬品があって、後発医薬品がないものもあるわけです。そして、後発医薬品があるもの、その中でどれだけ後発医薬品を使っとるとかということでございます。

 私どもの病院、岩美病院でございますけど、岩美病院ではこれも6月のときにお答えさせていただきましたけど、その種類、薬の品数でいきますと後発医薬品のあるうちの4分の1を使用しておるという、全体では900近くうちの病院、岩美病院が使っておる薬があるわけです。そのうち半分ぐらいが、これは後発医薬品のない先発医薬品ということでございます。残りの400医薬品は後発医薬品があるということで、そしてその中で実際に使っておるのは4分の1を使っておるということでございます。

 それと、シールとか、そういうカードというものを病院が配布するということはございません。それは持ってこられる方はいらっしゃいますけど、そういうぐあいに医師と相談されたり、薬剤師と相談されるという方はいらっしゃいますけど、病院はそういうものを配布しとるというわけではございません。

 以上であります。



○議長(船木祥一君) 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) お願いカードとかお願いシールってのは、薬局でお薬手帳に貼るのでなくて、これは住民生活課でされるんでしょうかね。私、病院の薬局でされるかな、どうされるっていうことでするのかなとちょっと思っていましたので、聞かせていただきました。

 こうやってジェネリックをたくさんというか、結構多いのかなって思っとりますけど、こうやって使用されているってことは、私は大変患者さんにも優しいことかなと思っております。これを私が今回取り上げましたのは、芝岡議員さんも今先ほど質問をされていましたけど、患者さんの中でこういうことが出たもので、同じような症状で、言えば血圧が高いだとか、血液さらさらだとか、そういうことの中で鳥取市内の公立病院に通っとられる方、それから岩美病院で処方されてる方、ちゃんと薬の明細がありますよね。それを比べて、いや、これはえらい何かここが違うなとか、同じような薬だのにここが違うなっていうことから、ちょっと今回これを取り上げさせていただきましたので、そのことをちょっと思いながら私はこれから質問をしていきたいと思います。

 お願いシールは病院でするんじゃないってことがわかりました。ジェネリックも使っておられることを確認をしました。このジェネリック医薬品は後発薬と呼ばれており、ある製薬会社が開発した医薬品の特許が切れた後に、別の製薬会社が同じ有効成分でつくる薬のことを言います。このジェネリック医薬品の価格は新薬の約50%から60%と言われています。この医薬品を使用することは、薬代が安くなり、患者さんの負担も軽減されます。また、税金や健康保険料の節減にもつながっていきます。病院でジェネリック医薬品が使用されている現在では、岩美病院では希望する患者さんには広くジェネリック医薬品を処方するべきだと私は考えております。っていいますのが、高齢者の方が多いと思います。その方たちがジェネリック医薬品っていうことをご存じなのか、どうなのかっていうことを、やっぱり薬局のところで、こういうジェネリック医薬品というこういうのがありますよっていうことも私は教えてあげるべきだと思うんですよね。それで希望する患者さんには、医師と相談をしてジェネリックを使用してもらう、そうすればいろんな、今も言いましたように、個人負担だとか、税金の部分だとか、保険料の部分などが節減できますということで、これは町にも優しくなると思います。っていうことで、病院ではどのように患者さんにそのジェネリック医薬品があることを伝えておられるのかな、そのことをちょっとお聞かせください。



○議長(船木祥一君) 病院事業管理者。



◎岩美病院事業管理者(平井和憲君) お答えする前に、先ほどの答弁の中で病院のほうは希望カードというのを出してないっちゅうことを申し上げましたけど、本日はここに持ってきておりますけど、これ保険者が保険証を切りかえるときに出されるというものであります。

 それと、希望してジェネリック、後発品を出してもらったらという、そういう意味合いのご質問でありますけど、薬の処方の仕方からちょっと説明させていただきたいと思うんですけど、薬の。この薬の処方というものは、患者さんが希望すれば出るというものではございません、ご承知だと思いますけど。処方というのは当然医療行為でありますし、これは医師だけができると。だから、診察した後に医師が先発医薬品でいいのか、後発医薬品でいいのか、そういうやっぱし適応症と患者に対する判断をして出すということでございます。

 それで、今言いましたように、医師の判断が第一だということです。希望ではなしに、医師の判断が。そして、その後に薬の処方の仕方というのは、院外薬局と院内薬局とこの二通りがあるわけです。院外薬局というのは、医師が処方箋を出すと、ジェネリックの場合には、後発医薬品の場合には当然医師の判断があるわけです、そこで。後発医薬品にしてもいいかという今処方箋が欄があって、そこに不可と、不可という欄があるんですけど、そのチェックしたら後発医薬品は出せないということなんです。そして、チェックがない場合にその処方箋を持って調剤薬局に行って、なおかつそこで薬剤師と相談して、ジェネリックがありますかとか相談して、そして薬剤師のほうがこういうものがありますとか、ジェネリックも後発医薬品も何種類もあるわけです。それで、そういう相談をした中で出ていくということなんです。

 それで、これが院外処方ということでありまして、岩美病院は院内処方でありますけど、院内処方の場合も同じように医師が判断するわけですね。医師が判断して、その判断の中で段階で、岩美病院では取り扱っておる薬の中で、先ほど申しましたように後発医薬品の中で治療効果があるもの、安全性があるもの、そういうものを薬事審議会という会議で図って、そこで後発医薬品の導入を図っとるということでございます。それが後発医薬品のあるものの4分の1を出しておるということでございます。

 ただ、議員がおっしゃられたみたいに、薬局からこういう薬ですと、こういう適応症ですという薬剤情報を出しておりますけど、その中にこれが後発医薬品ですとか、これが後発医薬品でありませんというような情報は載せてないことは確かであります。ほかの調剤薬局の中にはそういう情報も提供しておる薬局もございますので、そういう点で見ますと、先ほど言った4分の1使っておるという部分が余り町民の方には知られてないなと、情報を提供してない、私どものほうがそういう部分は若干怠っておるんだろうと思っておりますけど、先ほど申しましたように、医師の判断のもとに処方をさせてもらっとると、これは院外だろうと院内だろうと一緒だということでございます。薬事審議会でしっかりと審査の上、後発医薬品は提供させてもらっとるということでございます。

 それで、よその病院とどういう形になっておるかということでございますけど、うちの病院は先ほど言いましたように、割合というものがどういう位置にしておるかということでございますけど、これもこの場で説明をさせてもらったと思いますけど、まずうちの病院の後発医薬品の推移というものは、過去3年におきましては平成24年が18.9%であります。25年度が20.3%、そして26年度が25.9%と、その使用の頻度というものは伸びてきておるわけでございます。そういう中でこの数字というものが自治体病院の中で、他病院のデータという、そういうベンチマークというものが、全国的なベンチマークというものがありませんので、唯一比較できるものとして自治体病院が加入しておる自治体病院共済会のそういうデータがございます。26年度の全国平均でいくと16.42%ということでございます。先ほど言いましたように、私どもの病院は25.9%ということで、そういう薬の種類で言うと全国平均を上回っとるということでございます。

 それと、後発医薬品の中には、それは内服薬だけではなしに外用薬、そして注射薬もあるわけでございます。特に注射薬におきましては72品目中、38品目というようなことで、半分以上の部分で後発医薬品を使用しとるということでございます。

 以上であります。



○議長(船木祥一君) 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) 今、管理者から説明を受けました。年々岩美病院でも推移は上がってるようです。でも、国の方針として物すごく高い、私は高いと思ってるんですけれど、高い数字でジェネリック医薬品を使うような厚労省なんかの発表があるわけですよね。っていうことは岩美病院で推移はしてるんであるけれど、やはりもう少し啓発、知っていただくっていうことはしないと、私はやっぱり患者さんにもっとこういう薬、ジェネリック医薬品っていう、こういうことがあるっていうことをもっとやっぱり患者さん、住民に啓発する必要があるんじゃないかなと思っとります。

 ここに厚生労働省が発表した医薬品についてのデータが少しありますので、ちょっと読ませてもらいます。これによると医療費の中で薬代の割合は、平成7年には4.7%でした。平成18年になりますと14.2%となり、11年間で3.7倍になっております。そして、現在では薬代は医療費の約16.4%という数字になってるんです。つまり薬代が安くなれば医療費の総額が減って、それから当然個人の負担額、それから税金の負担額の部分、それから健康保険からの負担額も減るわけになるわけですよね。ひいては岩美町の医療費の軽減にもつながっていくんじゃないかと思っております。高齢化に伴い、岩美町の医療費もこれからは増加をすることは確実ではないかと思っております。これらのことを考えると、今後岩美病院でもっとジェネリック医薬品の説明をしっかり行い、当然医師との相談もあるんですよ、それを踏まえてしっかりと説明をして、そして希望する患者さんにはジェネリック医薬品の使用を勧める、私は啓発といいますか、そういうことをする必要が大いにあると思いますので、それは私はとてもここを強く言いたいなと思ってるんですけれど、管理者、どのようにしてジェネリック医薬品を勧めていくかっていうこと。



○議長(船木祥一君) 病院事業管理者。



◎岩美病院事業管理者(平井和憲君) 先ほどお答えしましたけど、薬事審議会の中で後発医薬品の導入はしっかりと審査して決めておると。それは患者さんの当然自己負担というものも考えとるわけであります。あわせましてやはり薬事審議会というのは、医師と薬剤師とで構成しておって、一定の基準を設けてジェネリックの後発医薬品の導入を図っておると、それは先発の医薬品と同様に効能、効果や適応症が同一であるというようなことや、成分や含有量がこれも同一であるとか、そういう医師として、医療としての観点から患者さんの治療効果があるというものについて審査して導入しておるということであります。それは当然先ほど言いましたように、個人の自己負担のことについても当然考えて、その導入の部分を行っておるということであります。病院を挙げてその部分については行っとるということをご理解いただきたいと思います。

 それと、後発医薬品の使用については、先ほど言いましたように、使用の薬剤情報の中でそういうものを記入できるかどうか、これは検討してみたいと思いますけど、そういうことを記入して、これは後発医薬品として出しておりますというようなことを普及してまいりたいと思っております。ただ、医療の現場におきましては、それは普及の部分についてはやはりいろいろと保険者等の力もかりにゃいけんと考えておるところであります。

 以上であります。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 後発医薬品について啓蒙をということであります。

 病院の姿勢も当然今管理者が申し上げたとおりでありますけれども、町としては病院の開設者であり、そして一方国民健康保険という保険制度の保険者であります。保険にはいわゆる共済保険であったり、社会保険であったり、そうした保険制度をそれぞれにやっておるわけでありまして、もう日出嶋議員さんがおっしゃるのは本当に厚生労働省、労働大臣に値する質問だと思いますけれども、我々は当然後発医薬品を使ってもらうように病院にも働きかけも、それは当然やります。

 よくお考えいただきたいのは、本当に患者さんお一人お一人が、後発医薬品が何種類もあって、それを選択する力があるかないかっていったら、なかなかそれは薬剤師さんにお任せしますという世界なはずです、どなたが行かれても。決して新薬を使って高い保険料を支払っていただいて、病院の経営動向ということではないことをまず申し上げておかないけんを思っておりますけれども、医師が長年使ってきて経験を積んだものをやっぱり使わなければ、後発の医薬品では自分として確証が持てんというものにまでついては、これはやっぱり医師のほうに従っていただかなくてはならんだろうというふうに思っております。それは町民としても保険者としても、医師、薬剤師を我々は信頼をしておらなければ、医療の行為も、そしてまた安心を安全を任せるわけにならんわけでありますから、もう少しお考えいただかにゃいけんと思うのは、やっぱり薬剤というこの大きな世界ですよ、業界そのものが。医薬品メーカーあり、今回のTPPあたりでも外国からたくさんの医薬品が入ってきておると。それから、もうもうけ主義に係る医療機関については、もう患者さんが望まれるだけ薬を出すというようなところもあるやもしれません。そういうことの中で保険対象になる医薬品を絞り込んでいこうという動きも一方ではあるわけであります。自宅に飲まない薬をたくさん置いとられる実情もたびたび報じられとる。あるいは湿布薬等については、家族分まとめて常備薬に匹敵するぐらいある家もあるやに聞いております。本当にその適正な薬の投与ということを責任を持って行ってもらうにはやっぱり医師の処方で、新薬を希望したら新薬という仕組みはどこにもないということをご理解いただかにゃいけんと思っておるんですよ。

 我々は保険者という立場では、新薬をできるだけ使ってほしいということについては言う責任は我々のほうにあるということもご理解いただきたいと。後発、後発。後発、ジェネリックを使っていただかにゃいけんという役割は我々のほうにあるんですよ、ちょっと長うなりましたけど。



○議長(船木祥一君) 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) 当然医師と相談っていうことはよくわかってるんですよ。それを無視してくださいとか、それを無視してまでとは言っておりません。必ずそれ医師が処方される、そしてこれは新薬じゃないとだめだっていう判断も当然下されると思います。その中で最後にちょっと町長も言っておられましたけど、ジェネリックをやっぱり選ぶっていうのは患者側にあるわけですよね。患者も選べるわけでしょう、全くそれが皆さんが……。



○議長(船木祥一君) 日出嶋議員、説明されたことと今の発言は違ってますよ。

            (8番日出嶋香代子君「いやいや、もうだから……」と呼ぶ)



◆8番(日出嶋香代子君) いいです。

 私は患者さんに啓発をしてくださいっていうことを、希望する患者さんにはちゃんと知らせてください、教えてあげてくださいっていうことを丁寧にお願いしますっていうことで、以上です。

 そうしましたら、ジェネリック薬品のことは以上で、2つ目に山陰海岸ジオパークにおけるロングトレイルについてお伺いをいたします。

 山陰海岸ジオパークトレイル協議会が本年の7月に設立をされました。これは県と市と岩美町と連携をとっているようです。このロングトレイルは、山陰海岸の美しい自然を県内外の皆様に楽しんでいただき、地域の活性化、観光客の誘致につながることを目的としています。行政、観光団体、商工団体、ガイド団体が連携して推進するとのことです。

 協議会は今回2泊3日のモデルプランを作成をいたしました。このプランは岩美町の海、山、町を歩き、若者や高齢者も楽しめるプランとなっています。前日に岩美町内に泊まり、初日はJRの東浜からスタートして、浦富海岸、網代、駟馳山、そして鳥取市にまたがる岩戸、砂丘を回る22キロのコースです。

 また、11月7日、8日には、ビーネイチャー、BE−PALが主催した東浜から網代まで13キロのロングトレイル&キャンプが開催されましたが、これについて岩美町と観光協会はどのように取り組んでいったのかを伺います。また、総括ができれば、これに関してのこの行事に関しての総括がわかれば伺いたいと思います。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ご質問をいただいたわけでありますけれども、まずロングトレイルについて認識をちょっと私どもと一緒にしていただく必要があるなというふうに思います。ロングトレイルについては、ウオーキングとどう違うだえという話だろうと思いますけれども、まず最初はね。

 ロングトレイルっていうのは、協会が既にできております。日本ロングトレイル協会ということで、現在正会員として名乗っておられるところが10団体あります。これはロングトレイルコースという捉えをしていただいていいものだというふうに思います。参考までにどういったところがトレイル協会の正会員とされているかということを申し上げておかねばなりませんけれども、北根室ランチウェイ、十勝ロングトレイル、信越トレイル、浅間ロングトレイル、浅間・八ヶ岳パノラマトレイル、八ヶ岳山麓スーパートレイル、塩の道トレイル、霧が峰・美ヶ原中央分水嶺トレイル、高島トレイル、国東半島峯道ロングトレイル、ここ10カ所が正会員です。

 山陰海岸ジオパーク協議会の中で、岩美町とそれから鳥取市と鳥取県、そして当初新温泉町がこれに加わっておりました。県が一生懸命山陰海岸ジオパークのエリアについても、特に岩美町部分等についてはロングトレイルの仲間入りをしようではないかということで、県が主体になって取り組まれました。昨年度26年から始めておりまして、実質の事務の委託を岩美町の観光会館にしてほしいというようなことで、27年度まで来ております。どういうことをやったかというと、このモデルコースを設けて、モデルプランをつくって取り組んだのが2泊3日の東浜、浦富、網代、駟馳山のコースということで、先ほど申し上げたように山岳の尾根づたいであったり、内陸が中心であることの中で海岸をロングトレイルするっちゅうのはもうここが初めてのようなことになるんだということの意気込みでロングトレイルを始めております。

 そうした経過の中で、来年そういうトレイルの協議会の仲間になっていこうという動きの中で、当初は負担金もなしで県のほうで賄うというような出発をしておりましたけれども、いよいよ来年に向かって負担金の話が出てきておるのが実情であります。その中で新温泉はうちは仲間からちょっと外れるというようなことがあっておるようでありますし、準会員としてこの取り組みを始めておるのが山陰海岸ジオパークトレイルを含めてほかに7団体あります。ようやく18団体という形になるというようなことで、ようやくロングトレイル自体が全国的に広まってきたと。BE−PALは大いに貢献はしたと思いますけれども、これはやっぱりそういう専門誌等々が仕事でありますので、自分のところの意向としてもロングトレイルっちゅうのはどんどんふやしていきたいという思いがあるわけであります。

 そういうことの中で、せんだっての2泊3日の取り組みについては、正式には山陰海岸ジオパークトレイルハイク&キャンプということで、11月7日から8日まで行われたようであります。ちょっとこの実際の部分については担当課長に説明をぜひ詳しくさせたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。町としてもそうしたトレイルということの中で、どんどんまたお客さんを受け入れるいいチャンスだという捉えをしていることは間違いはありません。ロングトレイルコースを名乗ること自体については、やっぱり長い距離を歩きたい人を迎え入れる意思がありますよという宣言だそうでありますので、そういった協議会の会員になって感想が多く寄せられさえすれば、会員にはなっていけるのかなというふうに思うところであります。

 以上です。



○議長(船木祥一君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(飯野学君) そういたしますと、11月に行われました山陰海岸ジオパークトレイルハイク&キャンプについての概要について説明させていただきたいと思います。

 これはロングトレイルの取り組みの中で、鳥取県のほうがBE−PALというそういった専門の雑誌があるわけですけども、そういった業者に委託して東浜で1泊2日で行った事業でございます。参加者は約50名ほど来ていらっしゃいまして、主には京阪神とか、それから岡山、広島といったような近県の方が主で、中に九州の方もいらっしゃったということで、年代も子供から家族連れとか、あるいは中年の夫婦ですとか、そういったあたりが主であったというとこであります。実施した内容は、1日目は朝、午前中開会式を東浜のほうで行いまして、それから開会式が終わってからは東浜の海岸を、社会体育施設のグラウンドのとこで開会式を行ったわけですけども、そこから海岸のほうにおりまして、海づたいに行って羽尾岬を通って自然歩道を歩きながらで牧谷、浦富を超えて田後、そしてまた再び自然探勝歩道に入って網代まで目指していったといったようなコースを初日歩かれました。そこからはまたバス移動をされまして東浜に戻ってきて、一晩キャンプをされて、2日目の朝解散といったようなイベントの中身です。

 ちょっと長い距離ではなかったですけども、なかなかイベント的に実施するときは、管理面ということで浦富海岸の主なところだけ歩っていただいたというような設定であったということでありまして、感想等もアンケートも集計できておりますけども、非常に景色がすばらしかったでありますとか、変化に富んだコースであったといったような感想をいただいたとこでございます。

 簡単ですけど、以上でございます。

 それと、ご質問にあった2泊3日のコースでございますけれども、これは山陰海岸ジオパークトレイル協議会、県の緑豊かな自然課のほうが事務局を持っておるわけですが、このジオパークトレイル協議会のほうがロングトレイルをPRするために、楽しんでいただくためにということで一つのモデルとしてつくっておるものでございまして、先ほど議員さんも質問の中でおっしゃっていただいておりましたけども、初日は東の民宿に泊まって、ずっと先ほど申し上げたようなルートで網代まで歩いていきまして、その後今度は駟馳山を越えたら海沿いを歩いて鳥取砂丘の馬の背まで行っていただくと。それから、柳茶屋キャンプ場に泊まっていただくということで、済いません、ちょっと説明が悪かったんで。

            (「実際にもう11月7、8と。1泊2日じゃなかった」と呼ぶ者あり)

 1泊2日です。

            (「そのことをちゃんと言わにゃいけんが。2泊3日はモデルコースとしてつくったと……」と呼ぶ者あり)



○議長(船木祥一君) しばらく休憩します。

            午後4時21分 休憩

            午後4時22分 再開



○議長(船木祥一君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続いて一般質問を続行します。

 答弁を求めます。

 商工観光課長、簡潔に。



◎商工観光課長(飯野学君) 済いません。

 先ほどの1泊2日のイベントについては、先ほど申し上げたとおりで約50名の参加があったということでございます。2泊3日っていうのは、あくまでもモデルコースということで示しているものでございます。

 以上でございます。



○議長(船木祥一君) 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) 町長、ロングトレイルっていうのは何か決まった定義はないって書いてありました。その定義はないようです。長い道を歩くっていうのがロングトレイルってことのようです。このモデルプランを回って、11月7、8のこれを課長から説明をいただきました、参加者が50名。このロングトレイル協議会を立ち上げた中で、私もちょっと県のほうに出て担当の方にお聞きしたんですけれど、27年度の行事はこれをして、もう一つは3月にこの専門家を呼んで講演会を開く、それで27年度の事業は終わるようですっていうような説明をされておりました。ロングトレイルについては、岩美町のホームページやら観光協会が大きくかかわってるんですよね。これは県から補助が出て、直接観光協会に400万円の補助が出てるように聞いております。岩美町のホームページ、それから観光協会のホームページで情報発信、またパンフレットの作成なんかも必要になってくるんじゃないかなと思います。

 そして、実際に歩く人たちへの安全対策だとか、遊歩道の点検、管理なども必要になってくると思うんです、これからね。いろいろな問題点、対策などが生じるわけですけれど、ここで岩美町としてのコースの中で県が行うこと、それから岩美町が行うこと、観光協会がしなきゃならないこと、そういうことをやっぱり明確にしておく必要が出てくるんじゃないかなと思っております。

 そして、近年中高年者、それから女性のグループ、登山家だとか、ウオーキングがブームになっていまして、楽しく参加するためにはやっぱりいろんな取り決めが必要になってくると思うんですよね。その取り決めを岩美町が行うことの取り決めっていうのが決まっとれば説明していただいてもいいですし、観光協会が行うことは、これがはっきりしてるっていうことがわかれば説明をいただきたいと思います。説明をしてください。そこまで、岩美町がすること、観光協会がすることが決まっておれば説明をお願いします。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町が何をしなければならんとか、観光協会が何をしなければならんというようなことは決まっておりません。決まっておるというか、県のほうの意向としては、事務局は鳥取市の観光コンベンション協会が事務局を受け持つ予定だというふうに聞いております。当初のご質問では、安全対策やなんかのことに気を入れて整備せえと、する必要があるんでないかっちゅうお話でありますけども、もともとやっぱり初めのモデルルート、トレイルルートをお話ししたように、ある意味けがと弁当は自分持ちみたいな、あれです。ですから、町が役割を担うところっちゅうのも全然ないわけではない。案内等であったり、話にもあったパンフレットをどうしていくかっちゅうなことがあろうかとは思いますけれども、やっぱり自然の中で、大自然の中でということの中では、自分、参加される自身が体力がない人はご遠慮していただく、スポーツでありますし、レジャーであります。そういうことの中では天候の急変であるとか、落石のことであるとか、場所によっては道なき道、けもの道みたいなところを歩くのもコースになるという話であります。初めの整備等、遊歩道のこともご心配でありましたけれども、そこの部分は県管理の歩道ということの中でありますので、おっしゃったように審査を受けて合格せんっちゅうとトレイルコースとして認定はならんとか、協会に入れんとかっていう話ではないということを承知しとるところであります。



○議長(船木祥一君) 日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) このロングトレイルは来年度の具体的な計画はまだ決まってない、やっぱり県もはっきりそう言っておられました。そして、でも予算要求はしていますと、28年度の予算要求はしていますっていうような話だったんです。せっかく素地があるんだから、ぜひ私はこのロングトレイルを岩美町としてしっかり取り組んで、みんなで一緒に歩いたり、健康管理にもなりますので、しっかりと岩美町として取り組んでほしいなって思っておりますので、課長の意気込みを一言聞いて終わります。

            (「そりゃあ、町長に聞かにゃいけんわな」と呼ぶ者あり)

            (町長榎本武利君「私でもいいでしょうか」と呼ぶ)

 はい、町長さん。



○議長(船木祥一君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町にとっても、こうしたロングトレイルの全国のコースの中に入っていくということは大変有意義なことだというふうに思っております。したがって、鳥取市、県と連携をとりながら進めていきたいと思っておりますけれども、来年度もかなりな協議会としての予算を県に要求をされておるようでありますけれども、町の負担金は余り要らんのだという出発をした経過もありますので、そこら辺は我々もまた皆さんに相談しながら取り組んでまいりたいというふうに思っとるところであります。



○議長(船木祥一君) 最後に、日出嶋香代子議員。



◆8番(日出嶋香代子君) 負担金なんかも発生してくるようでございますし、素地があるんだから、力いっぱい頑張っていったらいいなと思います。

 以上です。



○議長(船木祥一君) 以上をもって日出嶋香代子議員の一般質問を終了します。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれにて散会します。

            午後4時32分 散会



 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。

  平成27年12月15日

            岩美郡岩美町議会議長







               〃   署名議員







               〃   署名議員