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鳥取県 岩美町

平成25年12月定例会 12月17日−01号




平成25年12月定例会 − 12月17日−01号







平成25年12月定例会



       平成25年第6回岩美町議会定例会会議録(第1号)



 平成25年12月17日(火曜日)

            出  席  議  員(12名)

 1番 田中 伸吾君     2番 河下 哲志君     3番 松井  俊明君

 4番 澤  治樹君     5番 竹中 一浩君     6番 日出嶋香代子君

 7番 芝岡みどり君     8番 柳  正敏君     9番 船田  爲久君

 10番 田中 克美君     11番 船木 祥一君     12番 津村  忠彦君

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            欠   席  議  員( 0 名)

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            説 明 の た め 出 席 し た 者

 町長      榎 本  武 利君    副町長     西 垣  英 彦君

 岩美病院事業管理者            教育長     寺 西  健 一君

         平 井  和 憲君

 総務課長    岡 田  康 男君    企画財政課長  田 中    衛君

 税務課長    出 井  康 恵君    商工観光課長  杉 村    宏君

 福祉課長    鈴 木  浩 次君    健康対策課長  澤    幸 和君

 住民生活課長  杉 本  征 訓君    産業建設課長  廣 谷  幸 人君

 環境水道課長  川 上  壽 朗君    教育委員会次長兼学校給食共同調理場所長

                              飯 野    学君

 岩美病院事務長 村 島  一 美君    関西事務所長  長 戸    清君

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            事 務 局 職 員 出 席 者

 事務局長    坂 口  雅 人君    書記      前 田  あずさ君

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            議  事  日  程 (第 1 号)

                    平成25年12月17日(火)午前10時開会(開議)

 第1 会議録署名議員の指名について

 第2 会期の決定について

 第3 町長の所信表明

 第4 一般質問

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            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

 日程第1から日程第4まで

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            午前10時0分 開会(開議)



○議長(津村忠彦君) ただいまの出席議員は12名です。定足数に達しておりますので、これより平成25年第6回岩美町議会定例会を開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

 日程に入るに先立ち、諸般の報告をします。

 岩美町監査委員から平成25年8月から10月までの例月出納検査の結果に関する報告があり、お手元に配付しております。

 次に、総務教育、産業福祉常任委員長から行政事務調査の実施報告があり、お手元に配付しております。

 次に、9月から今定例会招集までの間の議会関係の行事について、お手元に配付しております。

 次に、本日町長から議案12件が提出され、受理しました。

 次に、本日までに陳情等5件を受理しましたが、本件は会議規則第92条第1項の規定に基づき、お手元の請願、陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託しましたので、ご審査の上、結果の報告をお願いします。

 以上をもって諸般の報告を終わります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名について



○議長(津村忠彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において松井俊明議員、澤治樹議員を指名します。

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△日程第2 会期の決定について



○議長(津村忠彦君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。

 本定例会の会期について議会運営委員会でご審査いただいておりますので、議会運営委員長柳正敏議員から報告を求めます。

 柳正敏議員。



◆議会運営委員長(柳正敏君) おはようございます。

 ただいま議題となりました会期につきまして、12月10日の議会運営委員会で審査をいたしました。その結果、本定例会の会期は、本日から12月19日までの3日間とし、18日は休会とすることと決定をいたしました。

 以上で報告を終わります。



○議長(津村忠彦君) お諮りします。

 今定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月19日までの3日間とし、18日は休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(津村忠彦君) ご異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から12月19日までの3日間とし、18日は休会とすることに決定しました。

 なお、会期及び審議の予定につきましては、お手元に配付したとおりでありますので、ご了承お願いします。

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△日程第3 町長の所信表明



○議長(津村忠彦君) 日程第3、町長の所信表明の件を議題とします。

 町長から特に発言を求めておられますので、これを許します。

 町長。



◎町長(榎本武利君) おはようございます。

 特に議長よりお許しをいただきました。所信を申し述べさせていただきたいと思いますけれども、まず冒頭に、昨晩といいますか、けさ、本日1時半前後に岩本地内の消火栓の取りかえ工事を行った場所から、消火栓から大量の水道水が5メートル近くも噴き上がったというような事故がございました。それに伴って、朝各ご家庭で岩本地内あるいは網代の付近までと思われますけれども、濁水を生じさせてしまっております。

 原因は、今鋭意調査をさせておりますけれども、昨日の午後、いわゆる地上式の消火栓を地下式の消火栓に取りかえる工事をしております。時間が相当経過した後に水が噴き出したというようなことで、10月の下旬、そしてまた11月の上旬にかけて2度にわたって大規模な混乱を生じさせ、多くのご家庭にご不便をおかけしたやさきでありまして、安全・安心な飲料水の安定供給に努めるという決意をしたばかりでありますのに、まことに申しわけないことだというふうに思っております。おわびを心から申し上げたいと思っております。

 なお、ただいまも申し上げましたように安全で安心な水の供給に万全を期してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。

 それでは、所信を少し申し上げさせていただきたいと思います。

 5期目の町政に臨みまして所信を申し述べさせていただきます。

 去る11月12日に告示された町長選挙におきまして、無投票により5期目の町政を担わせていただくこととなりました。これまで蓄積された経験に期待を寄せていただいたものと感じております。「初心忘るべからず」慢心することなく、愛する岩美町のさらなるステップを着実に進めていくため、全力で取り組んでまいります。新たな4年間の始まりにあたり6つの柱を掲げ、町民の皆様と共にまちづくりを進めていきたいと考えております。

 1つ目は、「まちづくりは人づくり、教育のまち」でございます。

 岩美町長に就任して以来、「まちづくりは人づくり」を基本に、きめ細やかな教育を進めるため、「30人学級編成」、「特色ある学校づくり」、「情報教育の推進」など、様々な取り組みを行ってまいりました。この基本理念に変わりはなく、これまでの取り組みを継続・充実させてまいりたいと思います。

 また、「教育のまち」の根幹を成す人づくりは、家庭や地域における子どもと大人との関わりの中でも培われていくものと考えます。地域の伝統・文化に触れ、その中から岩美に暮らす「自信」と「誇り」が育まれるよう取り組んでまいります。

 2つ目は、「支えあい、健やかに暮らせるまち」でございます。

 日々の生活において体の健康はもちろんのこと、こころが健康であることも重要です。岩美すこやかセンターを拠点とし、健康づくり教室や介護予防の取り組み、検診や健康相談などを充実させ、こころと体の健康づくりに取り組んでまいります。

 また、町民の皆様が生涯にわたり、住み慣れた地域で健康にいきいきと暮らせるよう、福祉・医療分野の連携に防災分野を加え、総合的に地域で支えあえる体制づくりを進めてまいります。

 子育て支援においても、就労形態の多様化などによる保護者ニーズに対応した保育サービスの提供や、保育料の第2子以降の軽減と第3子以降の4、5歳児無料化、医療費助成など継続・充実させてまいります。

 3つ目は、「快適で活力のあるまち」でございます。

 岩美町の新たな活力源として、地元産品の販売や地域情報の発信拠点となる「道の駅」整備を進めているところでありますが、町外の方だけでなく、町民の皆様にも日々ご利用いただき、にぎわいあふれる「道の駅」となるよう取り組んでまいります。

 また、豊かな自然資源によりもたらされる農産物や水産物の加工を奨励し、特産品の開発やブランド化に取り組むとともに、新規就業者の支援を行い、次世代の農業・漁業の担い手確保に取り組みます。

 4つ目は、「行ってみたい!心に残るまち」でございます。

 駟馳山バイパスの開通を踏まえ、ジオパークを活用したシーカヤック、ダイビングをはじめとするマリンスポーツや、ジオガイドによる自然・文化ガイドなど既存の体験型観光メニューのほか、滞在型の観光メニューを充実させ観光客誘致に取り組みます。

 また、満足度の高い観光地として、町民みんなで「おもてなしの心」を育むとともに、トップセールスにより「岩美」を全国に売り込み、交流人口の増加を目指します。

 5つ目は、「安全で安心して暮らせるまち」でございます。

 決して忘れてはならない東日本大震災を教訓とし、防災行政無線のデジタル化やケーブルテレビ網を活用した災害時の迅速な情報伝達手段の確立など、インフラ面の強化を進めております。

 また、これにより伝達される情報を、より有効に活用していくため、自主防災組織の育成・支援を行い、住民による地域のための自主的な安心・安全確保の仕組みを整え、総合的な防災体制の確立に取り組みます。

 6つ目でございますけれども、「みんなで創る協働のまち」でございます。

 これまで対話を重視し、町民の皆様と情報を共有し住民参画による「協働のまちづくり」に取り組んでまいりました。先に述べさせていただいた5つの柱も、この理念により取り組む考えであります。

 まちづくりの主役は町民の皆様です。自治会、集落、町内会などの地域コミュニティや各種団体による主体的なまちづくり活動を支援する「わがまちづくり交付金」を継続するとともに、皆様のご意見を一つひとつ伺い、町政に反映すべく、集落担当員の配置や若者サロンなどの取り組みを継続してまいります。

 地方分権・地域主権が進む中、町政運営は町民の皆様との対話と協働により進めていかなければなりません。町民の皆様の負託にしっかりとお応えすべく、愛するふるさと岩美が「人がつながり、心をつなぎ、未来へつながるまち」となるように誠心誠意取り組んでまいります。

 議員の皆様並びに町民の皆様に一層のご支援とご協力をお願い申し上げまして、私の所信表明とさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上で町長の所信表明を終了します。

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△日程第4 一般質問



○議長(津村忠彦君) 日程第4、一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり質問の通告がありましたので、順次質問を行うことを許します。

 日出嶋香代子議員。



◆6番(日出嶋香代子君) おはようございます。

 それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。よろしくお願いをいたします。

 今回、私が通告をいたしましたのは、新規事業者への補助金の経過についてっていうことで質問をいたします。

 平成23年9月の定例議会で、新規事業の創業支援について質問をいたしました。この事業は、平成21年度豊かな資源を生かす町として、新規事業者開拓支援事業を実施しています。そして、事業補助の決定がされました。平成22年12月の新聞には、町長みずからが写真入りのアピールの記事が掲載されました。多くの町民も期待を寄せたと思います。

 しかし、営業していないように見受けられますので、平成23年9月の時点では、創業者は岩美町から転出をしておられるとの町長答弁でした。もともと町単独ではなく、県産業振興機構がかかわる中で水産加工とは異なる分野に踏み出すことを、産業振興機構の指導を受けて取り組まれた事業だと理解していると答弁をしておられます。事業者は既に岩美町から転出されており、また町単独ではなく産業振興機構の指導のもとに取り組まれた事業ですが、事業者は2年余りで経営が成り立たずに岩美町を転出されたと考えていいのでしょうか。まず、このところを町長に、どのように考えておられるのか、どのように認識をされておられるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 日出嶋議員さんからのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 新規の創業事業者を支援をするという制度のもとに、上限が500万円、そしてまた補助率が2分の1ということで、補助金を交付する制度によりまして町支援をしたわけでありますけれども、もともと支援の仕方では、従来は貸付金というような形で無利子の資金を貸し付け、それを償還していただく、そしてまたその貸付金について保証をしていくというような制度であったものを、新たに町独自でそういう制度づくりをした経過がございます。非常に、町としてもそうした短期間に事業に挫折をされたということについては、本当に残念なことだというふうに思っております。

 この事業を採択をした経過の中では、やはり岩美の駅前で、しかも駅から真正面の場所がいつもカーテンが閉まっているような状況の中で、そうした起業を目指される方があったということで商工会の指導や、先ほども話に出ました産業機構もかかわる中で、町としても助成をしたという経過であります。まことに残念な結果であり、指導の力が及ばなかったと、不十分であったという点も反省をするとともに、おわびをしなければならんというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 対応策について、また後ほどお聞きしたいと思います。

 だけん、結局うまくいかなくって町内から転出されたと、じゃあ私考えていいっていうことになりますね。

 岩美町の補助金の交付要綱といたしまして、交付要綱第8条の中に規則第5条に定める申請書の添付書類というのがあります。これが5項目の規定がありまして、事業計画書、それから町税等の完納証明書、法人等であれば登記簿謄本、それから住民票、それから事業実施許認可関係書類などほかに町長が認めるものと言われるように、必要な書類をそろえて申請をするわけです。で、認定をされたと理解しています。この認定には補助金という公金が活用されているわけですが、この交付後の補助金の使用経過や検証する目ききが大事ではないかなと思います。これは一体誰がするのでしょうか。町長でしょうか、それとも商工会でしょうか。まず、ここもお聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 補助金というものは、岩美町の補助金等交付規則、そして事業ごとにつくられる補助金の交付要綱に従って交付をされるものであります。また、交付決定に当たってといいますか、交付をするまでには本件については、いわゆる審査会というものを設けて、その審査を経て交付が適当であるということで交付をされたものであります。

 岩美町新規創業開業支援事業審査委員会設置要綱というものに基づきまして、組織の中身としては商工会、それから中小企業診断士、金融機関代表者、鳥取県信用保証協会代表者、学識経験者、その他審査のために必要と認める者ということの中で審査をし、補助金の交付決定をするということであります。

 また、これには、補助金交付要綱の中で雇用をしてくださいということがついております。町のほうとしては、そうした雇用が計画どおりなされたどうかということを確認する、それにとどまらざるを得ないということがあると思います。経営の内容に立ち入って指導する力は、町のほうにはございません。その後は、やはり商工会等が経営の中身について相談を受け、そしてまた相談をしていただくということでの経過をたどったところでございます。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) ちょっとまた一つ心配事も出てきました。雇用も必要だということもこの中に入っているわけですけど、後この雇用された人たちはどうしているんでしょうね。それもちょっと心配な種です。

 といいますのも、平成23年9月に質問した後も、町民の方々からよく聞かれます。岩美駅前のあの商店のカーテンはいつあくんですか、いつになったら開かれるのですか、いつから営業されるのですか、地元の方々も気になっているようです。前回の質問から2年がたちましたが、担当者や関係者の方々が調べているようですとしか私は皆さんに答えられません。町民の中には、町長が新聞で宣伝したぐらいだから期待を込めてと言われる方々や、反対に臆測や心ないうわさも耳にします。いつの間にか会社のプレートも外されていました。ということは、もう実体はないのではないでしょうか。

 また、最近岩美町を訪れるアニメファンの「Free!」の観光客の皆様は、せっかく「Free!」の聖地である岩美駅におり立つわけです。カーテンが閉まったままでは、寂しい商店では魅力もないと思います。まず、この2年間の経過と現在の状況について町長に伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 事業に失敗されて、それを町がなかなか立ち入れない部分があるという事情の中で、ぜひ再開に向けて取り組んでほしいということを伝えるのが精いっぱいというのが実情でございます。それは商工の担当の課長が行ったわけでありますけれども、いまだにいわゆる借金を背負っておられて、そしてまた改修工事にかかった工事の代金の未払いもあるような状況の中で、町としては貸付金の回収ということとは立場が違いますし、制度としてそうしたことを一定期間取り組まれたという事実は、これはしっかりと確認をしておるわけでありますので、そうした部分について余り立ち入ることができないと言わざるを得ないと私は思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) なかなか立ち入って指導ができないっていうことでしょうかね。このまんま2年が過ぎ、3年が過ぎ、だんだんその実体もなくなってくるんじゃないかなと思います。

 次に、今後の対策、対応策について少し伺いたいと思います。

 町民の皆様は、この事実を理解しておられるのでしょうかということですね。宣伝したロックンロールケーキができ上がり、販売されるのではないかと待っている人もいるかもしれません。町の補助金を使っている以上、何らかの説明が必要だとも思っております。

 その後、担当者に少し聞いたところ、事業者との連絡がなかなかとれずにいる、そしてまた鳥取駅前のデパートには類似商品が出ているようだと言っておられましたが、どうしてその対応だとか対策がとれなかったのか、私も不安でなりません。何が問題で、何が起こったのでしょうか。町の対応に疑問を持っております。

 補助金の流れについては、非常に複雑なものもありますでしょうし、したがってそれぞれの使用経過については、町民にはなかなか理解できないと思います。今後、町として補助金交付の決定や審査は、十分慎重にする必要があると思います。今後の対応についてどのような対応策を考えておられるのか、まずこれは町長にお聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 今後の対応策については申し上げたいと思いますけれども、私がかかわったという点で非常に疑念をお持ちのようでありますけれども、この事業はロックンロールケーキ、当時言われたようなものを生産をするということばかりではありません。むしろ海産物、そうしたものの加工をするための施設整備でありました。事実そのケーキは別の場所で、町外で委託生産をかけたというのが経過であったやに私は承知をしておるところであります。

 冒頭にも質問の中にありましたように、そうしたPRに一役買ってほしいという依頼は、県の産業機構の相談をされた方から依頼を受けて行った行為でありまして、岩美町に少しでもお役に立てるんであればということであって、全く融資に影響を及ぼしたものではありませんし、それから八田商店で取り組んだ事業は魚の加工が主体ということであったわけでありますので、それをご理解いただきたいと思っております。

 そしてまた、今後の対応については、やはり補助制度というものは非常に難しい面があるというふうにあります。どんどん大きく発展する事業がやっぱり必要なというふうには思いますけれども、より慎重に商工会であるとか県の外郭団体も含めて、よく知恵をおかりしながらそうした制度づくり、そしてまた一定のその検証をしていく仕組みというのも必要ではなかろうかというふうに思っておりまして、新しい町で取り組む制度については特にそうした配慮をしながら、しかし使い勝手がいいようにもしなければならんということもあろうかと思います。融資制度でございますと、やはり金融機関が絡んだりして投資をした資金の回収ということが伴ってくるわけですけれども、補助金の場合は違法な行為がない限り、それを差し押さえたりという回収するということができんわけでありますので、そういった制度の違いもご理解いただいて、今後の産業振興に積極的に我々としても取り組んでまいりたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 結局、この融資した先は諦めざるを得んというようなことになるのかなと思います。これからの補助金制度やら、そのことも十分考慮しながら進めていくっていうようなことだと思いますが。

 といいますのも、最近ちょっと気になる案件がいろいろございまして、これは町長に答弁を求めようとは思っていませんけれど、1つは民間業者による宅地造成が中止になりました。工事着工から1年もたたないうちに、業者の都合により中止の申し出があったっていうことです。これは議会にも報告をされました。ここに至るまでには、岩美町も補助金を出しているわけですから、まあ、はいそうですかということには私はならないと思ってたんですけれど、申請されたので受けましたということには私はならんだろうと思うんです。申請された業者のことなどを、最低限のことをやっぱり調査をして判断する力が大切だと思います。

 それからもう一つは、町内の神社ですけれど、この上下水道の接続工事にかかわる受益者負担金がまだ未処理のままだっていうことなども聞いております。要するに、一事が万事、過ちは小さいうちに消さなければ大きな過ちとなるというハインリッヒの法則を基本として、これは1対29対300のこの行政運営をしていただきたいと思います。これは私が町長の5期目に当たり期待を込めての言葉としたいと思いますので、今回は、私のこの今の質問はこれで終わります。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって日出嶋香代子議員の一般質問を終了します。

 続いて、芝岡みどり議員の一般質問を許します。

 芝岡みどり議員。



◆7番(芝岡みどり君) 議長の許可をいただきましたので、私の質問をさせていただきます。

 まず、榎本町長、このたび5期目の当選、まことにおめでとうございます。無投票という結果になりましたのは、町長の4期16年間の町政のかじ取りが町民に認められた結果であると私は思っております。町のさらなる発展、町民が安心して暮らせるまちづくりに全力で取り組み、町民の期待に応えていただきたいと思います。

 それでは、1点目の町民の健康についてお伺いいたします。

 今や2人に1人はがんになると言われています。国民病と言っても過言ではないがんについて伺います。

 8日に閉会した臨時国会では、がん登録推進法が成立いたしました。がん登録推進法の目的は、がんになる人を減らし、たとえがんになっても的確な医療が受けられるようにすることです。そこで重要なことは、がん検診の受診率向上に取り組むことではないでしょうか。そこで、乳がん、子宮頸がん検診の無料クーポン券についてお伺いいたします。

 10月は乳がんの撲滅に向けた集中キャンペーン月間で、検診の早期受診を啓発するピンクリボン運動が全国で行われました。2009年度から始まった乳がん、子宮頸がんの検診無料クーポンは、受診率の向上に大きな効果を上げています。

 乳がん検診は40歳から60歳まで、子宮頸がんは20歳から40歳まで、それぞれ5歳刻みの年齢に達した女性を対象に実施しています。ところが、厚生労働省は、乳がん、子宮頸がん検診の無料クーポン事業が開始から5年を経過し、受診対象者への配付が一巡したことを理由に対象年齢を来年度から絞り込み、事業を縮小しようとしています。無料クーポンは、がんによる女性の死亡率を減少させるため公明党が主導し、2009年度から始まった事業です。その結果、乳がん検診の受診率が、2007年度、24.7%から30.6%に、子宮頸がん検診が2007年度、24.5%から28.7%にそれぞれ上昇し、2012年には乳がんによる死亡率が初めて減少に転じました。乳がんは早期なら比較的治りやすいがんの一つとされていて、ほかのがんと同様に早期発見が有効で、がん検診を受診することが何よりも重要です。

 本町の乳がん、子宮頸がん検診無料クーポン券の来年度以降の取り組みについて伺います。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 芝岡議員さんから、最初に乳がん、子宮頸がんの無料クーポンによる検診の取り組みについてご質問をいただいたところでございます。

 質問の中にもありましたように、制度としてずっと続けるということの出発ではなかったところでございます。5歳刻みに無料クーポンをお送りをして、年齢の幅がございますけれども、一定そのクーポンを皆さんがお使いいただくことができるということで一巡をしたということでございます。

 今後、また新年度予算に向けて、議会の皆さんともよく相談をしようというふうに思っておりますけれども、この2013年度、平成25年度の対応を26年度においても、私としてはぜひお願いをしていきたいなというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 今、町長から大変うれしいご答弁をいただきました。ぜひ来年度も続けていただきたいと思います。

 国の来年度からの新たな取り組みでは、乳がんと子宮頸がん検診の無料クーポンをそれぞれ40歳、20歳の女性に配付し、その上で2009年度から2012年度に無料クーポンを受け取った人のうち、未受診者に対し再診できる通知や電話による勧奨、休日・夜間の受診体制の充実などを進めるとしています。16年度には、14、15年度の2年間の成果を踏まえた受診勧奨を推進し、16年度末の50%の目標達成を目指しています。

 本町は、これまでも未受診者に対し電話による勧奨や休日の受診体制を行ってきましたが、受診率が向上しているのか、伺いたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 受診率等については担当課長に説明をさせたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 健康対策課長。



◎健康対策課長(澤幸和君) 芝岡議員さんの受診率の状況についてということで、補足させていただきまして説明させていただきます。

 まず、乳がん、子宮頸がん無料クーポンにつきましてのクーポン券の利用状況といいますか、本町におきましての利用状況につきましてご説明させていただきます。

 本町におきましては、子宮頸がん無料クーポン券の利用率でございますが、平成21年度、21.6%、平成22年度、18.9%、平成23年度が20.4%、平成24年度が21.7%ということでございますが、それぞれ鳥取県の平均利用率より2%から3%上回っておるという状況でございます。乳がんにおきましては、同じように平成21年度、33%、平成22年度、34.2%、平成23年度は26.9%、平成24年度は25.2%、ちょっと減少ぎみでございますが、これもいずれにしても鳥取県平均利用率にしても2%、3%上回っている状況でございます。

 また、がん検診受診率でございますが、子宮がん、乳がんにつきましても鳥取県の平均より、やはり平成24年度を比べましても、子宮がんにつきましては鳥取県が21.6%、岩美町については22.2%と、乳がんにおきましては鳥取県の平均が15.1%に対しまして19.1%、なかなか国の目標値にはおりませんけども、岩美町では鳥取県の平均を上回っているということであります。これ以上、また受診率が向上しますよう努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 なかなかこの受診率が上がらないというのが現状だと思います。県の受診率に比べると、2%、3%高いということですけれども、この受診率が徐々に上がっていくという効果は見られていないなというふうに思っております。受診率向上のために一番何をすべきかっていうのは、やはりコール・リコールではないかと思います。この未受診者の方に再度電話をするなり、はがきを出すなりして、再度この勧奨をしていくということが最も大事ではないかと思います。意識の高い人は検診に行きますけれども、そうでない人はなかなか難しいと思います。受診しない理由の上位は、忙しくて時間がない、関心がない、この2つだと言われております。督促をしないと、これ以上の受診率を上げるということは大変難しいのではないかなと思っております。

 では次に、肺がん、胃がん検診の無料クーポン券の導入ついてお伺いします。

 日本人の死因は、昭和56年以来、がんが第1位で年間30万人以上が亡くなっており、鳥取県でも昭和57年以来、がんが死因の第1位になっています。男性で最も多いのは肺がんで、続いて胃がん、大腸がんの順になっており、女性は肺がん、大腸がん、胃がんと続いています。男性のがんの上位を占める肺がん、胃がんについてお伺いします。

 がんは自覚症状もなく進行することが多い病気です。早期に発見すれば治療できる可能性が高まり、早い時期に治療できれば治癒の確率が高まります。本町は、集団検診受診率向上推進事業として、本年度から肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんのそれぞれの検診費用を無料で行っておられます。本町ががん検診受診率の向上と町民の健康意識の高揚を図ろうと努力をされていることを了といたします。その上で、集団検診を受ける機会がない人のためにも、胃がん、肺がん検診の無料クーポン券を発行すべきだと考えますが、見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、肺がんと胃がんの検診の取り組みについて、26年度に向けての考え方をただされました。胃がんと肺がんにつきましては、昨年度までは集団検診ということの中でやったわけでございますけれども、26年度においては、やはりクーポンを用いた形で節目検診ということで、胃がんについては男女とも41歳、そして61歳のいわゆる現役を終えられるであろう節目の61歳ということを捉えて、男女の皆さんの対象者にクーポン券をお配りする対応をしたいということを、先ほども申し上げたとおり、この新年度に向けての議会の皆さんと相談をさせていただきたいと思っております。

 集団がん検診については、胃、肺がんについての自己負担の無料化を継続したいと思っております。それから、巡回による肺がん、大腸がん検診を継続実施をしたいというふうに思っております。胃カメラの検診については、ことしまでは3,000円のご負担をいただくことで行っとるわけでありますけれども、これをできればよその町村に劣らないように2,000円に引き下げるということをご相談しようというふうにも思っております。

 先ほども申し上げましたけれども、大腸がん検診をおっしゃったと思いますけれども、大腸がん検診については国が41歳、それから46歳、51歳、56歳、61歳の男女の方のクーポン券によるいわゆる検診を習慣づける仕組みとしてのクーポン券の導入がなされますので、それに呼応してやろうというふうに思っておるところであります。ぜひ新年度の予算に向けて、芝岡議員のご協力もいただきますようにお願いをしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 町民の健康を守るという観点から、この胃がん検診また肺がん検診、大腸がん検診、全ての検診が一歩前進という思いで伺いました。町民が健康であることがまず何よりだと思っておりますので、この26年度の予算、大いに期待をしていきたいと思います。

 では次に、がん教育についてお伺いいたします。

 国が12年度に定めたがん対策推進基本計画では、がん教育について子供たちが健康と命の大切さを学び、みずからの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識を持つよう、教育することを目標に掲げています。

 しかし、今まで学校教育の場でがんはほとんど取り上げられてきていないと認識しています。欧米では、当たり前のようにがん教育を行っています。日本はおくれていると思われます。ですから、子供たちにはがんは死ぬ病、不治の病というイメージがまだまだあります。

 そんな中、文部科学省は、がんに関する保健教育を2014年度から強化する方針を決めました。がんの教育に関する検討委員会委員で東京大学医学部附属病院放射線科の中川恵一准教授は、がんは6割完治する、早期がんは9割治ることを子供たちにメッセージとして伝えることが大切だと言っています。中川恵一准教授は、全国の中学校でがんを教える「生きるの教室」を行っています。授業の後、生徒の認識が変わったといいます。がんを知ることによって生きる大切さを知り、さらにいじめとか自殺という問題にも影響を与えられるのではないかと言っています。

 そこで、本町でもがん教育を積極的に実施すべきだと考えますが、町長の見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 学校教育において、がんについての教育を取り入れて予防に取り組んだり検診に積極的に臨むというような姿勢を、子供のときに、それは大切なことだというふうに思います。教育長のほうに答弁をしていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) では、町長の発言の答弁の補足を少しさせていただきたいというふうに思います。

 まず、芝岡議員ご指摘の文部科学省の強化の部分でございますけども、確かに文部科学省の要求資料によりますと、がんの教育総合支援事業として有識者による検討会議の設置であるとか、全国22カ所のモデル事業の実施であるとか、高等学校への指導用の資料の配付であるとかというようなことを、予算要求はされておられます。

 現在、町内では、小学校では6年生、中学校では3年生の保健体育の時間で指導するように定められております。いずれも発達段階を踏まえながら、生活習慣病の中でというふうにがんを学んでおると思います。

 議員もよくご承知のとおり、教育活動では薬物であるとか、がんといったような個別具体的な課題を学ぶことだけではなく、がんの学習を支えるような知識といいますか、細胞についてとか、そういうふうな知識には理科の力であるとか、社会性を育む社会科の力といったような各教科の力も必要でございますし、道徳だとか人権学習など意識を高めるというような教育による力も必要だというふうに認識しております。

 町内では、児童・生徒の実態等を勘案しながら、生活習慣病の中で虫歯であるとか、それから歯周病といった口腔内衛生の問題であるとか、喫煙、たびたび議会でもご指摘をいただきましたが薬物乱用の指導等、今生活習慣病の中でも重点を置いて指導しております。

 学習指導要領で規定されている以上、指導時間数だとか内容を簡単にぱっとふやすっちゅうことはなかなかできないことだと思いますけども、発達段階に合わせながらがんをどう知っていくのか、がんの学習で何を学ぶべきことなのかなどといった具体論で、今ご指摘の文部科学省の事業の中でいろんなことが明らかになってきたり、指導用の教材ができていくものだというふうに期待をしております。

 また、県の福祉保健部の事業の中で、がん検診の大切さや、がんを防ぐ生活習慣病などを医師から直接学ぶような講師派遣制度もあるというふうに聞いております。

 いずれにしても、各学校とも来年度のことについて考えている時期でございますので、検討をしてみたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 今、教育長がおっしゃいました、保健体育の教育の中で、がんのことも学習をしているというお話がございました。最後のほうに、県が実施している教室があるということもおっしゃいましたけれども、鳥取県も2012年度より「出張がん予防教室」というのを実施をされてるというふうに伺いました。これは子供のころからがんに対する正しい知識を普及することが重要であり、各世代に応じたがんに対する正しい知識を効果的に啓発するため、学校や事業所等で行うがん教育に講師の派遣及び教材提供を行うというふうにしております。

 先日伺ったのですけれども、鳥取市でも、ことしから県の派遣でがん教育を7校と言われましたかね、何校か実施をして、始めたんだということをお聞きいたしました。ぜひ子供の意識を変えるということが、子供が学んだことによりお父さんお母さんに検診に行くようにと進めたり、たばこをやめるようにと言ったりということがあるというふうに伺っております。ぜひこのがん教育も積極的に取り入れていただきたいと思います。

 では、2点目の男女共同参画社会についてお伺いいたします。

 本町でも、ことし4月より男女共同参画推進条例が施行され、男女共同参画のまちづくりへの取り組みが大きく前進していくと期待しています。男女共同参画社会を築くという大きなことに向かっていく決断をされたことは、大変すばらしいことと評価いたします。その男女共同参画社会を築く基本となる、23年度に策定された男女共同参画計画の進捗状況について、まず伺います。

 男女共同参画計画の推進で、具体的な取り組みが掲げられています。その一つに、ホームページを活用しての男女共同参画の周知と啓発が掲げられています。ホームページの活用についてはどのように工夫をしておられるのか、お伺いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、男女共同参画社会につきまして町の取り組みである男女共同参画計画の進捗状況、とりわけホームページの活用についてはどのようになっとるかというお話でございますけれども、現在のところ町のホームページには岩美町の男女共同参画計画と、そしてまた新しくできた岩美町男女共同参画推進条例というものを掲載はいたしております。そのほか行事予定等で男女共同参画にかかわる勉強会等についても、全部が載っておるかどうかは私もよう承知をしておりませんが、そういった面で取り上げておるというふうに考えております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 同じく、この計画の推進の中に具体的な取り組みというのがございます。その中の学習活動の推進が掲げられておりますが、研修会の一つに町内の職場や団体を対象に研修会を町主催で開催し、意識の高揚に努めるとありますが、どのような取り組みをされているのか、伺いたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 総務課長に答弁させたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) 芝岡議員さんのほうから研修会、特に町内の職場や団体を対象に研修会を町主催で開催し意識の高揚に努めるという、この研修会の取り組みの状況についてのご質問をいただきました。

 所管いたします総務課のほうといたしましては、人権教育講座の開催、それから研修会への参加ということで、岩美町の人権教育講座を開催させていただいております。ことしの場合は8月21日に町内の講師といいますか、この男女共同参画の審議会の委員にもなっていただいている方に講師をお願いして、「きょうまで、現在、これから」と題して「男女共同参画」というような題名で講演をいただいておりますし、あと人権教育ということの中での文化センターを利用した研修会、これは10月19日によりん彩の男女共同参画推進コーディネーターという方を文化センターのほうにお呼びして「男女共同参画ってなあに」といったような研修会もさせていただいております。

 それから、あと人権啓発の活動研修ということで、これは法務省の委託事業を活用させていただいて、各地区の公民館で研修させていただいたり、その中には男の料理教室といったような催しも男女共同参画研修の中でさせていただいております。

 あと、地元での研修会の開催ということもあるわけですが、県外への研修ということで日本女性会議への参加、ことしの場合は10月11日から12日にかけまして徳島県の阿南市のほうに研修に出ていただいたと、これは10名参加いただいていると、こういったような活動を続けておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 今、日本女性会議のお話がございましたけれども、日本女性会議への参加には、ほとんど女性団体連絡協議会のメンバーが参加をしておられると認識しています。さらにこの男女共同参画の活動を推進していくために、この男女共同参画審議会の委員の方にも参加していただくことも重要だと考えますけれども、その点はどうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) お尋ねの日本女性会議への参加と、男性の参加ということも、実はことしの審議会を2回ほど開催させていただいとるわけですが、この会議が徳島県の阿南市で開かれると、地理的には比較的近い場所でもあるということの中で、審議会の男性6名にもお声をかけさせていただきました。ぜひとも行きましょうと、そして学習しましょう、勉強しましょうということでご案内をさせていただいたところでございますけれども、今回は男性の委員さん、ご都合がつかないということの中で女性のほうに今回は行っていただいたと、全員が女性になったという状況でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) わかりました。今後も男性の方にもぜひ参加をしていただきたいと思います。

 男女共同参画計画を策定するに当たって、意識調査をされておられます。この計画策定より3年を迎えようとしておりますけれども、町民の意識の向上がどのように変わってきたのかということの結果ですね、このアンケートをとって、また公表をされると思いますが、これは次はいつごろされる予定なのかということをお尋ねしたいと思いますが。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) 芝岡議員さんおっしゃられますように、ことし実は男女共同参画に関する意識調査を実施いたしております。これの目的といたしましては、計画の中にも計画を点検するという意味合いでの意識調査でございまして、本年の11月に実施させていただいております。それで、満20歳以上の男女750人、これは男女同一でございますけれども、そういった方々に無作為にアンケートを送らせていただいて、現在のところ、もう既に締め切りはいたしておりますが、365、有効回答率といたしましては48.7%ということで現在集計いたしておるとこです。この結果につきましては、事務局のほうで中身等を点検させていただく予定でおりまして、これについては早急に事務局で集計等をいたした上で新たに審議会を開かせていただいて、そちらで分析等を行い、公表はさせていただくという考えて進めております。したがいまして、もちろん年度内には、こういったものは全て公表する予定で取り組んでおるとこでございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) では次に、女性が活躍する社会について伺います。

 国は、成長戦略で女性の活躍推進を掲げ、日本経済を活性化させるためには女性の活躍は不可欠と強調しています。男女雇用機会均等法が施行されてから四半世紀余が過ぎ、雇用者全体に占める女性の割合は4割を超えました。ところが、女性管理者の割合は、海外と日本を比較すると大きな開きがあります。米国は43%、フランスは38.7%を占めます。しかし、日本の登用は11.1%と極端に低いのです。本町の役場職員の女性管理職の割合をお尋ねいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町における女性職員の管理職の登用状況をただされました。

 平成25年度におきます管理職課長級では16名あるわけでありますけれども、女性職員がこのうち5名、そしてまた課長相当職ということで6名、このうち3名、管理職の合計といたしましては職員数は全体で22名、そのうち女性は8名ということで、36.36%ということになっておるようでございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 36.36%、4割にもう少しというところでございますけれども、岩美町の場合は大変頑張っていらっしゃるなというふうに思います。

 次に、各種審議会、委員会への女性委員の登用率についてお尋ねいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町における女性の登用状況ということの中で、審議会、委員会等はどうかというお尋ねでございます。

 法令規則等に基づく審議会、委員会といたしましては、岩美町の防災会議を初めといたしまして男女共同参画審議会まで含めまして、16審議会が該当すると考えております。委員の定数は全体で192名、うち女性の委員の方が50名、率にいたしまして26%ということでございます。また、その他の委員会等の女性の登用状況ということで、これは教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会、固定資産評価審査委員会、人権擁護委員会、この6つの委員会がございます。この委員会におきましては、あの農業委員会のように選挙によるものもございます。定数の合計は39名、うち11人の方が女性ということで、28.2%が女性の方でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) ありがとうございます。

 男の方も女の方もいろいろな意見を出し合うというところに、やはり発展があると思われます。この委員会、審議会にも女性の登用をふやしていただきたいと思います。

 世界経済フォーラムが毎年まとめている世界男女格差報告では、日本は136カ国中105位で、調査が始まった2006年の80位から、さらに順位を下げております。

 先日、男女共同参画のセミナーがございまして、町長はよくご存じかと思われますが兵庫県播磨町の清水町長が鳥取県に来られまして、私はセミナーに参加をさせていただきました。この播磨町は、町長は女性、議長も女性というふうにおっしゃっておりました。議員14人中6名が女性議員だということも伺いました。消防団長も女性だというふうにおっしゃっておりました。お話を聞くだけでしたので、私もその場に行って播磨町を見てはいないんですけれども、町長はよくご存じだと思うんですけれども、そういう町のあり方というのはどういうものかというのを、町長の認識としてお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 日本の900余りの町村の中には、たしか今5人……

            (7番芝岡みどり君「6人です」と呼ぶ)

 6人になりましたか、6人になったようでありますけれども、女性の町長さんがおられるのは承知をしております。町で議長さんを初め、そしてまた議会の構成も半分が女性というようなことについては、ある意味理想の姿なのかもしれませんけれども、それはやっぱり執行者1人の責めではなくて、やっぱり町民全体の意識のあらわれだろうというふうに思っております。この場でもかつてお答えしたかもわかりませんけれども、議員の定数は減らさなくてもいいんではないかという思いもあわせて、やっぱり男女共同参画であるなら、かつての片山知事に議員の半分は2票ずつ投票ができるようにして、半分ずつするっちゅうような方法をとる以外になかなかできんじゃないでしょうかっちゅう話もしましたけれども、そういうことをしなくてもそういった状態になっとるっちゅうのは、ちょっと私もよく勉強させていただきたいと思うようなことであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 女性の数がふえればいいというものではないと思っております。女性の視点というのも取り入れていただきながら、男女がともに、やはりそれぞれの意見を出し合っていくということが重要ではないかと思います。女性の視点を生かした商品開発などに、企業では期待がかかっております。女性管理職がふえれば、女性が働きやすい職場となり、仕事と家庭の両立がスムーズになります。その意味でも女性リーダーの存在は重要であると考えます。

 先日の新聞に、安倍首相が首相秘書官に女性を充てる人事を決め、辞令を交付したという記事が載っていました。これは、1885年の内閣制度創立後初めてのことだというふうに載っておりました。本町の男女共同参画推進条例には、全ての人が生き生きと暮らしていくためには男女が互いの人権を尊重し、責任を分かち合いながら、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画の実現が重要であるとあります。いろんな人が一緒になって一つのことに取り組んでいくことが人材育成につながり、男女共同参画につながっていくことになるのではないかと申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって芝岡みどり議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午前11時25分 休憩

            午前11時37分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、田中伸吾議員の一般質問を許します。

 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) それでは、議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。

 ことしの7月から9月まで全12回にわたり放映されましたアニメ「Free!」について、この岩美町の町並み、風景など、いろいろとアニメの中に取り上げられてまいりました。その中でも、田後を中心とした岩美駅前、浦富海岸、網代等聖地めぐり、聖地巡礼と称され、京阪神や関東など全国からたくさんのファンの方、特に若い女性の方々が来町されております。先般の全員協議会でも報告がありましたように、町内への経済効果もあらわれているように聞きました。それに合わせ、町内の活気も出てきているように感じています。

 11月初旬に来町された女性の方に話を伺ったところ、冬にはカニを食べに来たい。来年の夏には、ぜひこのきれいな海で泳ぎたい。そして、岩美町に住みたいと言われた方もいらっしゃいました。こうして来町された方は、岩美町の魅力を感じていただき、リピーターとして再度来町の計画をされる方も多いようです。12月となった今でも、駅前で写真を撮影される姿を見たりします。

 ことしの7月27日に行われました第26回浦富海岸元気フェスティバル、岩美花火祭りの開催時には、「Free!」のグッズ販売のブースが設置されていました。販売時間の三、四時間前からたくさんの方が並ばれていたと聞きました。当時は、公に宣伝とかPRをしてはいけないように聞いていましたが、放映当初は制作会社との間で宣伝とかPR等、そういう制限があったのか、まずお伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中伸吾議員さんからアニメ「Free!」についての関係で、制作会社との関係についてご質問がございました。

 おっしゃるように、この間の日曜日、大変天候も悪い中来ていただいておるようでありますし、土曜日は観光会館に、その「Free!」に登場する人物の一人の誕生日だったということで、50組、何かメロンパンを用意して、「Free!」の関係で訪れた人にお渡しをすると。夕方には、もう48個、9個、それが出たというぐらい多くの方が、今でも来ておられるという状況にあります。これを岩美町にとって有効に活用したいという思いは、議員の皆さんも私も町の全体がそのように考えておるところであるわけでありますけれども、いろいろこの制作会社との間では、非常に難しい状況があるのは事実であります。作品中に、この作品はフィクションであって、実在する人物、団体等は一切関係ありませんとする制作者側の姿勢があるわけでありますけれども、それが終始一貫して貫かれておるのが実情であります。アニメの中の岩鳶町は、岩美町と関係ないということにされております。

 それから、ご質問にもあったように、聖地巡礼とかロケ地めぐりとかっていうのは、訪れてくれる人たちが言う分には問題がないと思われますけれども、いわゆる岩美町として、あるいは岩美町の観光協会として、そういったことを言ってお客さんを呼び込むというのは、これはしてはならんということが現在でも続いております。岩美町がアニメ「Free!」を応援していますというようなことを公表してもらっては困るということを要請もされておるようなことでございまして、それは現在でも変わっていないという状況にあると思います。



○議長(津村忠彦君) 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) 町長さんの言われるのはよくわかりました。

 でも、今観光協会に「Free!」の岩美町の観光マップも作成されておりますし、観光協会では岩美町に来なければ手に入らないご当地グッズも販売されています。

 先般の11月17日には、田後を主会場として岩美町イカ祭り&コスプレイベントが開催され、町のホームページにも紹介されていました。その中で多数の参加者、来町者もあり、報道機関でも紹介されました。今おっしゃられた制限があるというのも、かなり緩和されてきたんではないかと私自身思いますが、これから先リーピーターの方がまたたくさんお見えになると思います。今後、町内の宿泊施設あるいは飲食業の方々と連携を組み、どのようにこの町から発信していくのかをお尋ねいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 町内の民宿、飲食店、観光にかかわる方々とどのように連携をして情報発信をしていく考えかというふうにただされたと思います。

 制作会社とよく協議をしながら、可能な限りそうした情報発信に取り組んでいきたいと思っておりますし、グッズ等についても、グッズを製作する会社にこの1組幾らという手数料を払っての取り組みができるわけでありますけれども、そういった部分もどんどん取り組んでいきたいというふうに思っております。

 基本的には、やっぱり「Free!」の現象っていうのは、いわゆるツィッター、ブログ、これの力によるものでありまして、やはりこの新しいツールをいかに使っていくかというようなことが重要ではないかなというふうには思っておりますけれども、そうしたものは往々にして一過性になりがちだなというふうにも思っております。

 そしてまた、全国的には、こうした現象が初めて岩美町ということではなくて、何十カ所もあるわけであります。その中には、やっぱり作者が出身をされておって、作者の厚意であったり、プロダクションのつながりができてきたというような経過もあるようであります。制作会社との協調というか、さらに岩美町の魅力を制作会社に売り込んでいくというようなことも非常に大切ではないかなというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) 町長が今言われましたように、制作会社との連携を密にして、ますます電子媒体を利用して発信していただければ、岩美町の名前も全国にもっと広がると思います。

 こちらに聖地巡礼で来られた方と仲よくなりまして、1回メールを交換しました。先般の15日の日曜日、ちょっとわからないですけども、関西のほうでカニ汁を配ったというふうにメールを下さいました。残念ながら売り切れで食べられなかったということでしたけども、やっぱりかなりの数で全国各地に岩美町の名前も広がってきていると思います。その分、岩美町内の方も、まだまだご存じでない方がいらっしゃると思います。町内の皆さんに「Free!」という漫画、アニメを認知していただくようなPRも取り組んでいただければと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(杉村宏君) 町民の方に対して「Free!」の周知なり、それからこういった人気が出ておるということをよく承知していただきたいという質問だと思っております。

 多くの岩美町民の方々に丁寧な対応をしていただいておりまして、そのことが多くの「Free!」のファンの方々をさらに複数回来ていただいておるというふうに認識しておりますけれども、さらにこの「Free!」の魅力なり、それからファンの方々との交流が進むよう、「Free!」のグッズはいろいろございますので、観光協会とともに、DVDの販売等も一般的にはされておりますから、そういったことの販売なり、それからそういったものの視聴の機会がつくれればというふうに考えております。

 制作会社と一緒になって、許可できる範囲内や支障にならない範囲内でアニメの「Free!」が岩美町民の方々によくわかっていただけるような努力をしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。

 ますます岩美のファンの方もつくっていただきますよう、ぜひとも努力をしていただきますようお願い申し上げます。

 それでは、2点目の土曜日授業についてお伺いいたします。

 学校週5日制が平成14年度から実施されていますが、現在は土曜日の授業の実施は、各市町村の判断と位置づけられております。本町では今後どのように取り組んでいくのか、進めていくのか、お伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 田中議員さんのほうから土曜授業のことについてご質問をいただきました。

 まず、土曜授業と申しますのは、教育課程内において土曜日に授業を行い、代休等を子供や先生等には与えないものというふうに理解をされております。

 まず、土曜授業については、本年3月に土曜授業に関する検討チームというのが文部科学省の中に立ち上げられて、9月30日付で全国一律で土曜授業の制度化については、今後教育課程全体のあり方の中で検討することが必要であるということで、各市町村で判断をしてほしいということで、本年11月29日付の学校教育法施行規則改正によって、今ご発言がありましたように市町村で判断ができるということになっておるものでございます。

 町教育委員会の中でも何度か議論を重ねてまいりまして、現在では土曜授業を実施するには解決すべき課題がまだあるんではないかということとか、土曜授業については今後もやっぱり議論を続けなければならないと、あくまでも岩美町の子供たちのためにどうあるべきかというためには研究が必要であるとか、特に昭和50年代後半から世界中からの要請で、当時国が週40時間労働、現在では38時間45分労働ですけども、それらを実現するために官公庁であるとか地方自治体などで週休2日制を初め学校にもこのシステムが導入されてきました。

 今、議員ご指摘のとおり、平成14年度からは完全週5日制ということで、10年間かけてこのシステムの中で学校を運営をしてまいりましたが、社会のシステムが変わらないのに学校だけが変えていくちゅうことについては慎重にやりたいという結論でございまして、平成26年度については、岩美町としては導入はいたしません。

 ただし、先ほどご議論ありましたように、今後もどうあるべきかについては検討しなければいけない、研究しなければならないということでございますので、今後の進め方についてでございますが、まず先ほど申し上げましたとおり、土曜日に授業を行いまして、子供たちの伸ばしたいものは一体何なのか、何を伸ばしていくのかというようなことについて、基本目標等やらを定めたいと思いますし、その目標を達成するためには、じゃあ月に何回程度やればいいのかというようなことも研究を、学校とともに進めてまいりたいと考えております。

 もう一つ、これらの議論の中に出てまいりましたが、岩美町だけが土曜授業をしてしまうと、町外のスポーツ大会等々や文化活動なんかに、子供たちが参加が困難になるのではないかというようなご意見もございました。そうなってくると、他市町村と連携をしながら、少なくとも東部地域ぐらいとは連携をしながら進めていかなければならないんじゃないかということなので、この辺のご指摘については東部地区の教育長会等での協議をしてまいりたいと考えておりますし、PTA等のご意見というのもお聞きをせないけんと思っております。

 それから、12月21日に早速開かれますが、県の教育委員会が実施する土曜授業の研究会等もございます。それらにも参加をさせていただいて、情報収集をさせていただきたいなというふうに考えております。

 いずれにしても、学校はちょうど今の時期でございますが、次の年の年間指導計画というものをおおむね大体12月上旬ごろに骨子を決めてまいり、行事予定を決めて、各自治会であるとか、公民館の事業であるとかと、ちょっとすり合わせをしながら調整をする必要がございますので、平成26年度については導入は見送りますが、27年度の対応については、ちょうど来年の今ごろにまた判断をさせていただくことになるというふうに考えております。

 なお、先ほど申しましたように土曜授業というのは、代休を子供たちに与えないということでございますけれども、平成26年度、来年度においても従来どおりPTA総会とか運動会等々、教育効果が期待されるものについては土日の教育活動というのは従来どおり行わさせていただいて、代休日を設けて実施をさせていただきたいというふうに考えているとこでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。

 確かにスポーツ、文化の活動とか、東部市町、連携していかなければいけないところがたくさんあると思います。焦らずにゆっくり熟慮されて、ほかの市町とも連携をとって、町長が先ほど所信表明で申されたように教育のまちとして自信と誇りを育む子供たちを育てていただくよう、よく考えていただきたいと思います。

 では、3点目に移らせていただきます。

 岩美町のオリジナルナンバープレートについてでございます。

 12月5日現在に、道路運送車両法で言うところの原動機付自転車の岩美町が発行しているナンバープレートは、全車で1,230台と伺っております。岩美町に愛着を持ってもらうとともに、住みたい、訪れたいと思うような魅力あるまちづくりを行うため、この原動機付自転車にオリジナルナンバープレートを交付してはどうかと思いますが、町長はいかがでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) いわゆるご当地ナンバーというか、オリジナルナンバープレートについてご質問をいただきました。

 岩美町でも、これまでから県内や県外でこの話題が出るに当たりましては、検討は行ってきたところでございますけれども、これまではやはりPR効果だとか、あるいはコストの問題だとか、十分な効果が得られるかどうかということについて、非常にちゅうちょした面がございました。

 町が発行できるといいますか、ナンバープレートについては、原動機付自転車、いわゆる50?、90?、125?、標識のプレートの色は50?が白、90?が黄色、125が桃色ということでございます。そして、小型特殊自動車で、いわゆるトラクターだとかコンバインだとか、道路を走行する農機具についても特殊車両ということの中で、実はこれが一番多いんでありますけれども、全体、今申し上げた4つの自動車の車種分けをしてみますと、1,223台あるわけであります。農耕者が695、それからその次に多いのは50?以下の453台でございます。

 1年当たり、この50?以下を捉えてみると、一番買いかえというか、これが多いんですけれども、大体40台、24年度では49台ということでありまして、年間にそれぐらいナンバープレートが発行されます。もう一つ、そのナンバープレートには色と、それから縦横の寸法の基準を超えてはならないと、要するに大きいものはだめだと、形はその中におさまればええということであります。

 具体的には、これがご存じのように、この大きさはきちんと守らなければならない。台の色も守らなければならないということで、県内の4町で、ちょっと小そうて見にくいかもわかりませんけれども、上が倉吉、湯梨浜、琴浦、北栄と。倉吉は、風景が下に、マスコットとともに書いてありますし、湯梨浜は海とマスコット、それから琴浦も同じように、北栄はコナンがこうしてシールみたいなのが張ってあるということであります。こうして、町のほうの背中を押していただくような質問というふうに私は考えておるわけでありまして、前向きに検討はさせていただきたいなというふうに思っております。

 ただ、よく考えなければならんのは、これは絶対返していただかんと課税上困るということでありまして、よく室内の装飾に置いとかれたりちゅうようなわけにはなりませんし、それから町内には国道9号線が走っております。カブといわれる50?が国道等で町外にアピールすることは多分に考えられるわけですけれども、そうしたこともよく検討したいと。

 他町では、一回つくったらその後の更新というか、それはちょっと見合わせるというような例もあるようでありますし、よくまた議員の皆様とも相談をさせていただくことで答弁にかえさせていただきたいと思っておりますけれども、できればこの枠の中にカニの形が入らんかいなというふうにも思ったりはしております。また、他町の様子もしっかりと検証する中で検討をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。前向きな発言だと受けとめさせていただきます。

 日本ジオパークに、山陰海岸ジオパークが再認定されました。来年は世界ジオパークの認定に向けて、また一層頑張られなきゃいけないと思いますし、先ほどの「Free!」と一緒で、来町される方がたくさんふえるんじゃないかと思います。ぜひともオリジナルのナンバープレートを考えていただくようお願いして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって田中伸吾議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。昼からは、1時再開にしたいと思います。

            午後0時5分 休憩

            午後1時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、田中克美議員の一般質問を許します。

 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順に町長に質問をいたします。

 最初に、生活保護基準の引き下げが及ぼす影響、それから負担増から町民を守る町独自の対応等について質問をいたします。

 今の安倍政権が8月1日から生活保護基準を引き下げたわけです。引き下げは、3年間で最大10%にも達するという、かつてないものです。この生活保護基準は住民税の非課税限度額の算定とか最低賃金とか、いろんな国民の生活にかかわる制度の物差しになっておりまして、いろんな影響がここから出てくるということがあります。

 厚労省は、この引き下げに伴って38の制度に影響が出るというふうに言っておるようですけれど、これにとどまらず、町独自の制度とか、そういうことにも影響が及ぶわけですけれど、この引き下げによって町民に影響が出る制度、それからどういう影響が出てくるのかということについて、説明をまずお願いします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中克美議員さんからご質問をいただいた生活保護基準の引き下げに伴う生活保護への影響、そしてまた他の制度への影響について、影響の及ぼす状況を明らかにせよというふうにご質問をいただきました。

 岩美町における生活保護への影響、今年度については、改定幅を3分の1に緩和をされているというか、3年間でこの基準改定を行おうということとされたためであります。生活保護基準等の改正後の岩美町では、この基準を改定したことに伴って、これを原因とする廃止になるようなケースはありませんでした。

 また、8月分の扶助費について申し上げると、生活保護世帯58世帯79名について、総額で4万1,620円少なくなりました。1世帯当たりにすると705円の減で、うち18歳以下の子供のいる世帯においては、その世帯2,375円の減というふうな状況になります。平均で約1%の減、最大が約2%の減というような状況でございまして、この58世帯のうちの51世帯、88%が減額となるような改定になっております。

 また、期末一時扶助ということが制度の中で行われております。平成25年12月の支給におきましては、54世帯70名に65万1,460円を支給することになっておりまして、基準等の改定前と比べまして12万1,800円の減、15.8%の減ということになります。

 さらに、冒頭に申し上げましたように3年間かけて段階的に実施ということの中で、限度とされているプラス・マイナス10%の影響がある世帯は、今のところないというふうに見込んでおります。廃止となる世帯も見込まれてはおりません。

 さらに、今後において保護する必要があるという世帯がこの基準の引き下げに伴って生じないように、それはやはり役場の関係課を挙げてきちんと見守っていく、そしてまたそれには適切な町独自の対応もまたご相談をする必要があろうかというふうに思っております。

 それから、ほかの制度への影響でございます。保育料の減免であるとか養育、医療の給付事業など38の制度が国のほうでは取り上げられております。このうち岩美町におきましては、町の単独制度も含めると21の制度が該当すると思われます。同じように保護が廃止される世帯がないということで、現時点では影響は受けないというふうに考えておるところでありますし、それからこれに伴う、我々もどうなるのかなというふうに考えておりましたけれども、個人住民税の非課税の限度額につきましては、せんだって与党が示した26年度の税制改革大綱におきまして現行どおりとされたということの中で、連動する非課税限度額で判定をする部分については影響がございません。

 ただし、この制度についても、やはり本来であると減免があるという保護のみについての適用を受けておる部分については、よく関係課とチェックを入れながら監視をしていきたいというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) この住民税非課税限度額の点については、質問通告を出した後示されましたよね、大綱が。その点はいいんですけれど、これから21制度が該当するということですが、これについての具体的な影響というのはどうなるんですかね。どういうふうな見込みなんでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 生活扶助基準の見直しに伴い、他制度へ生じる影響についてということで、さらにただされました。

 まず、1点目は、保育所の保育料の免除に係る階層区分の取り扱いでございます。保育所の徴収金、保育料の基準額表の階層区分として生活保護受給世帯A階層でございます。それから、市町村民税非課税世帯がB階層ということでありまして、以下C階層になり、所得税の課税がされる世帯をD−1からD−4までっちゅようなことのランクがなされております。B階層の者については、いわゆる補助基準を上回るけれども所得がB階層に当たるわけでありまして、これは特に困窮が認められるというようなことの中で町長が認めた世帯については、無料とすることが可能となっております。そうした対応で町は対応してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 それから、2番目では、小児慢性特定疾患児日常生活の用具の給付事業というのがございますけれども、これも保育料と同じような階層の中でB階層というのが影響を受ける階層になりますけれども、これも町長の裁量というか、判断をする部分を与えておりますので、そうしたことで対応することにしております。

 それから、3つ目は、未熟児の療養医療の給付事業、これについてもやはりB階層ということで、町長が困窮度をきちんと正確にとれるということの中で対応することにしておるところでございます。

 それから、病児・病後児の保育の利用料の免除というのがございます。対象になる者はございませんけれども、基本的には裁量の中でしっかりとフォローしていきたいと。

 ちょっと申し上げることを落としておりますけれども、保育料の減免については、1世帯、このB階層っていうのに該当する者があります。以下、2番目の慢性特定疾患児の日常用具についてはありません。未熟児もありません。病後児も該当者はありません。

 それから、児童の入所施設措置の徴収金というのがございます。この中、これは2つあるわけですけれども、いわゆる岩美町母子生活支援施設、いわゆるDVやなんかで収容といいますか、施設に入っておられる方の利用料の問題、それからもう一点は助産施設における助産の実施に関する規則というのですけれども、これのほうは該当がございません。したがって、児童の入所施設措置の徴収金については、3世帯8名が該当いたします。これも同様に、特に困窮していると町長が認めることができることとされておりますので、そうしたことでこの基準の見直しによってはじき出されるというようなことがないようにしていきたいと思っております。

 それから、養護老人ホームへの入所措置についてでございます。これも対象者はございませんけれども、これも市町村長の判断ということでございます。

 それから、いわゆるDV等で施設に入所している世帯のことについては、3世帯8名、利用者があるようでございますけれども、まだ細かくは、B階層になるかどうかちゅうことは、ちょっとよう確認をしておりません。

 それから、介護保険の社会福祉法人等による利用者負担額の軽減制度というのがございます。これも継続実施ができるようにというふうに対応することに考えておりますけれども、生活保護で利用している者はございません。

 それから、介護保険料や高額介護サービス費等の段階区分ということでございます。これは福祉事務所において生活保護の停廃止を判断する際に、介護保険等を含む保険料、自己負担等の負担を負えないような状況であるかどうかということを、十分に配慮した上で判断をすることにしておるところであります。

 9番目が国民健康保険や後期高齢者医療制度の適用除外ということでありますけれども、これも先ほどの介護保険の高額介護サービス費についてと同じように、廃止された後にそうした保険料等が軽減してもなお払うことができるかできないかということを、しっかりと見きわめて対応したいと思っております。

 自立支援の医療費の医療の負担上限月額の段階区分というのもございますけれども、これについても国保や後期高齢と一緒で対応してまいりたいと思いますけれども、いずれも該当者がおりません。

 それから、11番目に就学援助制度における学用品等の支給ということで、準要保護の認定を受けている世帯が、世帯収入の目安としております生活扶助費の1.3倍という数字を用いておりますので、これを超える世帯の収入がある場合には、民生委員あるいは民生児童委員の意見を聞いたり、生活実態に基づいて判断をしていきたいというふうに考えております。今のところ該当はございません。

 それから、12番目に特別支援教育就学奨励費というのが、岩美町では国の制度で該当することになっております。これも従前の水準と同じ取り扱いをすることにしておりますので、きちっと対応していくことにしております。これは対象がありません。

 それから、町単独のものでいろいろ検討をいたしましたけれども、9件あります。ケーブルテレビの引き込み工事、2番目は町税の非課税または減免、それから手数料の免除、岩美町手数料徴収条例にあるわけでありますけれども、いわゆる住民票等課税証明書等をとる場合の手数料の扱い、放課後児童クラブ利用料、子育て短期支援事業、児童年金の受給資格、ひとり親入学支度金、町営住宅の家賃と上下水道料金の減免というふうな町の負担をいただく事柄がございますけれども、大部分は保護が廃止をされることによっての影響はないと考えておるところであります。

 いずれにしても、それぞれほかにもこうしたことの影響を受ける部分がないかということとあわせて、冒頭に申し上げたように、単に基準が見直されたことによって収入等は変わらないのに不利益というか、そういった恩典が受けられないようなことが生じないように取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 幾つか該当する制度と、それから該当する町民の方がおられるわけで、影響が物すごく膨大だというわけではないのでしょうけれど、やはり最も生活に困っておられる人たちを支援するサービス制度ということで、今言われたような主に運用という面になるんだと思うんですけれど、きっちり、町長、最後に言われたような対応をぜひきめ細かくとっていただきたいということを思います。

 それで、この問題の最後ですけど、国のほうではこういう引き下げをしながら、できる限りその影響が及ばないように対応することを基本的な考え方とするんだというふうに言っているわけですけど、これは要するに地方自治体のほうはちゃんとやりなさいよということになるわけですけど、文字どおり受けとれれば。しかし、その財源措置というのは、必ずしもといいますか、はっきりあるわけじゃないということになっているんで、恐らく地方六団体なんかでも問題になってくるんだろうと思うんですけれど、国に対してはきっちりやっぱり財源の手当てというのを求めていくということを、言わずもがなのことではありますけれど、この場でも表明をしていただきたいというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 国が言葉きれいに言って逃れるということでは、非常に我々困りますので、町村会を通じてということになろうかと思いますけれども、そうした財源の保障、確保ということについて取り組んでいきたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) それでは、2項目めの質問に移ります。

 岩美の観光と産業振興ということで。

 私も観光について、今回のような、私としてはそれなりに踏み込んだ質問ってしたことないんですけれど、通告にも書いておりますようにアニメの「Free!」によるいろんな影響が、いい影響が起こって、実際にそれが生きて力になっていると。この今のチャンスを逃す手はないといいますか、逃してはならんというふうに今思ってるんです。

 実は、聞きますと、リピーターが3度も来てる人も中にはあるということも聞いておりますし、それから1度来れば、交通費だけで何万円もかかるわけですね。それが何度も来られる。もう既に、観光協会に聞きますと、もう来年の花火を見に来るとか、来年のレンタルサイクルの、もう予約も入っているというようなことも聞いておりますし、こういう「Free!」現象ということでいうと、かなり期間が長いのかなという気はしますけれど、影響が及んでいる期間が長いのかなとは思いますけれど、しかし早晩その効果は薄らいでくるのはもうはっきりしておるわけで、それは全国どこでもそうなんですけれど、そういう意味で何に注目するのかということで、私、全員協議会のときに、岩美に何回も来ている人たちが何を発見して、また次来ようと思っているのか、この岩美の何が彼らをリピーターにしているのか、これをつかんで、そこから観光にしても産業の活性化にしろ、そこから何かを我々がつかむという作業をかなり意識的にする必要があるんじゃないかと。来られているわけですから、その人たちからもじかに聞けるわけですし、今このチャンスをもう絶対につかむことが大事だという思いで全員協議会でちょっと質問したんですけれど、返ってきた答えが、そこに書いてるように、「Free!」への続編の話しか返ってこなかったもんで、ちょっとそれでは困るなというふうに思ったわけです、そのとき。

 さっきも言いましたけど、このリピーターの原因、理由ですね、そこからやはり今後の観光と産業振興にとって大事なことをつかむ、それはもうヒントでもいいわけです。そこのところをやっぱり頑張って今やるときじゃないかということがあります。

 率直に町長にお尋ねしますけれど、町長自身はこのリピーターになってるのかというのをどんなふうに考えておられるか、率直なところをお聞きします、まず。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町の観光と産業振興に関する中で、今起きているいわゆる「Free!」現象といわれるもののこの捉え、特にリピーターということがどうして起こっているか、私の考えをということですけど。

 若干、通告をいただきました中には、全員協議会で尻切れとんぼに終わったようには思わんのですけれども、やはり岩美町に来られて出会う人たちとの触れ合いがリピーターにつながるという認識で私自身おるところであります。それは、できることならば、いろんなお礼の手紙みたいなものが観光協会に来ております。

 その中には、ぜひ町民の皆さんにも見ていただくようなことがしたいなというふうに思っておりますけれども、やはりふだん都会で、日常生活では感じることがなかった人との触れ合い、つながり、そしてまた温かさが非常に感動的であったというふうにつづっておられる。リピーターの方はそういうことだろうというふうに思っております。

 リピーターをふやすためには、全町民がやはり温かく、そして声をかけて、どこから来んさっただと、こっちにもいい景色のところはありますよとか、さまざまなコミュニケーションを働かせていただくということが岩美町にとって一番求められることであろうというふうに思っておるところでありまして、都度都度、例えば田後の浜に毎日出てこられるお年寄りにも、そのように話しましたし、温かく受け入れていただくことが何よりもありがたいというふうに言っておるようなことであります。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 触れ合い、人と、最後はそこが決め手ということになるんだろうと思うんですけれど、しかしそれだけじゃなくて、やっぱりトータルで、恐らく岩美というものを初めて知って、また来ようというふうになっている要素は1つだけじゃなくていろいろなものが複合的に重なって、最後はやはり人だと思うんですけれど。私、今、これは次につながる行動を起こすチャンスだと今言いましたけど、その行動の一つですね。

 今、町長がお礼の手紙のことも言われたんですけれど、そういう手紙だとか、観光協会に残されているノートに書かれた言葉だとか、そういうのももちろんあるわけですけれど、そういうのももちろん参考にしながらなんですけれど、やはりリピーターの方々の声をしっかりつかむという作業をやっていくというのは大事だというふうに思うんです。これも恐らく、だから一人一人に個別に尋ねる、あるいは個別に話を聞くっていう、これ返事が返ってくるということだけじゃなくて、その人たちとディスカッションしていただくとかというようなことも私の浅知恵はそれぐらいしか働かんのですけれど、そういうことも含めて、やはりリピーターの方々の声や思いや発見したことをしっかりつかむという作業をやるというの、これが一つの行動としてやってほしいと思うんですけれど、やるべきだと思うんですけどどうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) こうした時期を捉えて、いわゆる岩美町に来られた皆さんの感想をしっかりと集約をし、分析をして次につなげる手法を見出すべきじゃないかという意味だというふうに思います。

 実際、実はこの「Free!」のいろいろな町のPRというか、大きく担ってくれているのは、実は地域おこし協力隊の、いわゆる民宿を始めたい人のコーディネーターをするような仲介をする役割をしている職員が今観光協会にいます。彼女のいろんな行動がこうしたいい面にどんどんつながってきたということも、一つは大きくあると思っております。

 そして、何よりも、特にいわゆるPRとか宣伝とかということではなくて、いわゆる一人一人の全国のアニメファンがツィッターとかブログによって、情報交換がもう瞬時に行き渡るというような現象の中で起きてきておると思っております。そうしたことのツィッター、ブログのいろんな集約も含めて、観光協会と町がしっかりとかかわって分析も、やはり一定の期間が経ておるわけでありますので、する必要は感じております。

 ただ、いずれにしても、観光協会にしても、後ほどの質問にもございますけれども、非常に体制的に貧弱、町のほうも非常に少ない人数でキャンペーン等のいわゆる観光ハードもこなす中では、非常に苦慮しておるのが実情なわけであります。そうしたことにたけた学生アルバイトやなんかも使うことも考えながら、しっかりと今のチャンスを広げていくことにつなげる必要があるというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) ぜひそれをしっかりつかんで、きちんと分析作業をするということをぜひやるべきだというふうに思います。それが一つの行動と思いますし、2つ目の、この問題でのこういうやるべきというか行動するチャンスということで2つ目のことですけれど、今、町長、ツィッターなどのことを言われたんですけれど、実はこの「Free!」の問題が起きて、改めて観光というものについて、それから観光と産業の活性化という、産業振興ということについて、どういうふうに我々の第9次総合計画は記述しているかなというふうに思って、改めて読みました。

 それはちょっと後でも言いますけれど、総合計画で観光PR媒体者っていう言葉がありまして、これはもう今来てる彼ら彼女らこそ、まさに観光PR媒体者。もう既に彼ら自身がもう実践しているわけですよね、その媒体者を。PR媒体者を実践しているわけです。しかも、これ岩美町の費用はゼロなんですよね。動画つきで瞬時に日本全国というか、もう世界中に、それこそありとあらゆるところに広がっていく。どんどん拡散するわけですから、これぐらいいいPR媒体はないわけですよね。

 リアルタイムでできるわけですから、本当にこれは力強い話で、これをもっと生かしていくと、そういうことを発信する人たちをもっとふやしていく、あるいはもっとほかのメディア、メディアもツイッターとかフェイスブックとかラインとかもいろいろあるわけですけれど、それの活用の策だとかということも含めて、もっと広げていく、もっと効果的にPRしていくことについて、いろんなアイデアを集めて実行、着手するということを、ぜひそこに踏み出すべきじゃないかというふうに思うんです。それはもうまさに今の時期だと、来年の夏ぐらいまでの時期で。私は、今そういう行動をすれば、この前全員協議会のときにあったように、どうも「Free!」の続編が出るんじゃないかと、形はどういうことであれ、出る可能性があるような、何か感触がいいという話が、報告がありましたけれど、それが実現したら、もう相乗効果も何倍にもなると私は思うんです。

 それ、ちょっと先ほどの同僚議員の質問の中にも、PRの制約の問題とかいろいろありましたけれど、PRに使う制約はあるんですけれど、つくっている人が、制作者のほうが、この我々の岩美町の取り組みや、来ている人たちの、若い人たちの支援とか協力者になってくれれば、そういう気持ちになればPRの制約はなくなるわけですから、私はそこまで相乗効果っていうのはいくんじゃないかとひそかに思っているんですけれど、我々の頑張りによっては。そこんとこは、やっぱりアイデアを集めて実行する。これ、PR費用はゼロ、もともとゼロなんですから、例えば動画のコンクールみたいのをしてもええと思うんですよ、例えば、その来ている人たちの。その人たちがこちらで宿泊したりするようなものは、もうただにしますよみたいなことだってプレミアムつきでやれば、というようなこともあると。いろんなことが、私のこのちっちゃな脳みそじゃなくていろんなことがアイデアが出てくると思うんで、やはりそういう行動を起こすというふうにぜひしていただきたいと思うんですけど、どうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 恐らくこういうブームっていうか、予期してない、できなかったようなことが起こったわけでありまして、なぜかということをよく分析してみると、先ほど申し上げた新しいこの情報通信、もうもともと携帯から始まってスマホだとか、ノートだとか、ずっと目覚ましく進化をしてくる中でそのもの自体は、普及からして恐らく競争があるんで宣伝はどうしてもやるわけですけれども、それにかかわらずもう驚異的なスピードで広がったと思っております、世界中に。

 こうしたそれを使う人たちにいかに動いていただくかということを、町がどこまでできるかということにかかってくるというふうに思っております。それは下手をすれば、いわゆるグルメのいろんなレストランのランクづけみたいにやらせみたいな話が伴ってくると、もう一発でその仕組みというのは、もう崩れてしまうというような側面もあるわけでありますし、コスプレイベントもそうでしたけれども、イカ祭りとコスプレということで、「Free!」を出さずにああいう形でやらざるを得なかったと。でも、もう少し取り組みが早ければ、周知が全国に行き渡れば、もっとすごい人出になったということも、これ確かなようでありますし、やはりいろんな方々のお知恵を拝借しながら、この機を捉えていく必要があるというふうに思っております。

 せっかくですので、担当課長の少し意見を聞いてやっていただきたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 商工観光課長。



◎商工観光課長(杉村宏君) 観光協会に対して多くのお手紙やら、それからブログとか、いろいろ見せていただいております。大変うれしい内容がたくさんございます。一番うれしかったのは、ちょっと1つだけ、1行ご紹介させていただきますが、「Free!」を通じて岩美町と出会えて本当によかったですというようなお言葉でした。最初は、「Free!」のことで岩美町に来ていただいたといいながらも、岩美町の自然や風景、食べ物なり、そういったものを味わっていただいたりしながら、岩美町民が「Free!」を大事にしておる、また岩美町民の方が「Free!」のファンの方をとても歓迎してごされとる。そして、その声かけや気さくで親切な対応をしていただいている。それが、その方が住んでおられる都会のところと岩美町との生活の感じが全く違う。岩美町に来て本当によかったと。それは岩美町に来る前は、多分期待はされてなかったかもしれませんけれども、岩美町の魅力をそういったことで発信していただいております。

 中には、キャラクターたちは架空のものでございますけれども、本当にここで育ったのではなかろうかと思わせる、思ってしまうような魅力のある地域であると、そういうようなことを言っていただいたこともございます。

 「Free!」を通じて岩美町と出会えて本当によかったと、岩美町のよさをさらに町民の方と一緒にPRしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 大変いい話だと思いました。「Free!」は、あくまでも入り口でありきっかけで、やはりそれで触れ合った岩美町のよさというのを、我々がもっと充実させて産業にもつなげていくと、第1次産業、それから製造業などにもつなげていくということを、やはりそういう目的意識を持って今のこの「Free!」現象に立ち向かっていくということが大事だというふうに思います。そういうつもりで、このたびの質問を提起したわけです。

 それで、先ほど町長、いろんな障害となるかもしれない事柄も言われたんですけれど、それもやはりいろんな知恵、アイデアで乗り越えていくと、何かがあれば乗り越えていくという姿勢で、ぜひ行動を起こしていってほしいというふうに思います。

 それから、1つだけつけ加えますと、イカ祭りとコスプレ大会のことですけど、いろいろ時間の問題とかいろんなものがあると思うんですけど、私はもっと早かったらみたいな、期間があればみたいな話じゃなくて、やっぱり称賛すべきはその行動力だと思うんです。ということを言っておきたいと思います。

 それから、次、道の駅にかかわるんですけど、これはこの道の駅を成功させる上でも、今の「Free!」現象を通して岩美町民自身が岩美の再認識、再発見に取り組むということが大事だと、それが一つの力になっていくというふうに思って、産業振興ということもありますんで、あわせてここで取り上げるんですけれど。

 道の駅は、具体的な推進はこれからです、本当に。町長にも焦りがあると思うんですけれど、道の駅をこの岩美の産業活性化の力にするということでは誰も異論はないわけですけれど、そのためには駅が始まってからの実際運営等々に販売とか出品、そういうことに携わる人たちがこの取り組み段階から力を入れていくと、結集していくということが大事だというふうに思っています。

 これまで視察してきたところも、やっぱりそこが力になっていますよね、実際には。我々は時間がそうあるわけじゃないんで、そういう先進のところはかなりの期間、何年もの蓄積の上に立って道の駅や産直市に踏み出しているわけですけれど、そこの苦労をやっぱり我々自身は、これから、短い期間にはなりますけれど、そこに流れている精神や姿勢というのは大事にして取り組んでいくということが絶対に必要だと思います。

 既に、現に岩美に但馬のほうから買い物に来ている人はいっぱいいるわけですよね。やっぱり岩美のものを買ってもらうと、岩美のそれを買ってる人たち、買うために訪れた人たちが岩美のよさを発信してくれる、そういう道の駅にしていくというためには、やっぱり町民が買い物をする。町長も言っておられますよね、町民自身が来客になっていくと。誇りを持てる道の駅というものにしていけば、まずそれが第一だと思うんです。

 実際に視察したとこなんかも、もう観光客じゃなくて、そこの地域の人たちがまず第一、それからその周辺の人たちというのを対象にして、そして実際の結果としては、例えば町内の人たちは来客からいうと3割とか4割なんだけど、やはりそこを大事にしているから、5割超える人という町外や県外の人たちが来ているんだということでありました。そこのところをやっぱり我々はきちんと学んでおく必要があると。

 町長にお尋ねしたいのは、私、そういう道の駅にするためには、地元の産品にこだわるということが1つあると思います。それから、今言いましたけど来客の対象は第1に町民、周辺の住民の人が主、町外周辺の住民の人たちが第2と、観光客は第3、第4でいいと思うんです。

 それから、その開設時までの取り組みに生産者や出荷する人たちができればかかわっていく、あるいはいろんな形でそのことの動きを取り組みの過程で始めるということが大事だと思うんですけれど、町長、どういうふうに考えておられるか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ちょっと「Free!」のところを1つだけ、こういう機会を通じてお話しせないけんなと思っておることがございます。それは道の駅にも、さっき田中さんもおっしゃったところでありますので。

 実は、こういうブームを起こすアニメーションのいわゆる背景、ロケ地というのは、観光地の有名なところはほとんどないんです。そういう意味では、浦富ちゅうのは余りメジャーになってないということの反面、どこにでもあるような日本の田舎であって、そして漁村であって、暮らしのにおいがもうするというような、むしろ景色ではなくて人々の暮らしに背景が用いられておるというふうに、ずっと全国のそういうアニメブームを起こしたところの様子を聞いたりすると、まさにそういうことが言える。決して鳥取砂丘が出てこんということからしても、やっぱり失いつつある日本人の心のどっかを呼び覚ますようなことが火をつける一つにもなっておるだろうと思うし、そういうことからすれば、やはり岩美町に暮らしておる自分たちが、もっとこの町に自信と誇りを持つべきだというふうに考えるわけであります。

 そして、道の駅を進めようとしょうるんで、それについて何が重要だと思うちゅうふうに尋ねられたと思いますけれども、やはり具体的に言えば生産者です、生産者。農家であり、漁家である。自分のつくった作物が喜んで買ってもらえる。自分のとった魚が喜んで買ってもらえると。一番私が今苦慮しているのは、そういう農家がだんだん少なくなってくる。地元で上がる魚がだんだん少なくなってきていると。せめて魚については、定置網がこれから少し規模を広げたり、新たな定置網も出てくるというような状況にはありますけれども、やっぱりそこの部分が一番重要な部分でありまして、そうしたことをしっかりと、農協も頑張ってもらわなければならんし町も頑張らなければならんと。

 ぜひ、あなた方がつくっていらっしゃる作物を出してくださいということを、しっかりと取り組むようにということで今言っておるところでありますけれども、実際には鳥取県東部であったり隣の町からでも仕入れるようなってというか、参加してもらう道の駅にならざるを得んのではないかというふうにも思っております。そうした部分での喜びがなければ、地域の農業そのもの、漁業そのものも今の衰退する傾向に歯どめをかけることはできんだろうと。その役割をこの道の駅は持っているということを、町民全体を含めて考えていただく場所にしなければならんと思っております。いつも申し上げておるように、観光客、場合によってはトイレだけの使用になってしまうと、道の駅というのは、思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 町長が言われたように生産者が少なくなっているという、生産量も含めて、そういう中でこれを起こそうというわけですから、並大抵のことでないのはもう重々承知の上で今我々は取り組もうとしているわけで、本当に強力な回転軸になる人が何人かいないと、もう全体が回転していけないということを心して、議会、私も担当常任委員の一員としてできる限りのことをやっていきたいというふうに思っております。道の駅の基本的な考え方というのをゆるがせにしないように押さえて取り組んでいくということを、ぜひしてほしいと思います。

 観光と産業振興ということでいうと、観光協会の問題、位置づけというのを、町長の答弁の中で先ほど言われましたけど、体制の問題等々、やっぱり今の時期に本当に岩美の観光とそれにつながる産業、第1次産業や製造業の活性化ということを考えたときには、体制も含めて、それからそういう活動を支える、必要な活動、これから本当にそのためにやっていかなきゃいかん、何をやっていかなきゃいかんのかということもちゃんと踏まえて、それを支えていくだけの体制、もちろん体制をとればお金も要ります。そういうことも含めて、行政としてはしっかり考えて取り組んでいく必要があるというふうに思うんです。その点で、これもやっぱり9次総の中では必ずしもはっきりしないわけですし、日常の動きの中でもそんなに明快になっているわけじゃないと思いますんで、質問を出しているように、役場と協会がやっぱりそれぞれの役割をはっきりさせて、その上で連携をしっかりとって進めていくということで、今の現状と今後の方向をどういうふうに町長としては考えているのかというのをお尋ねしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町の観光と産業振興についてというご質問におきまして、観光協会と役場の観光との連携の現状や将来にわたってどのような考え方を持っておるかというご質問と思います。

 常々、観光という分野は、岩美町の活性化の中あるいは産業構造の中で欠かせない分野だというふうに私も申し上げてきました。観光協会については、本当に町長就任以来、ずっといろんな形でかかわってきたわけでありますけれども、実は観光協会というのは、昭和32年7月に岩美町観光協会というのが発足しております。もちろん町の観光協会の事務所があるわけではございませんし、事務局がいたわけではなしに、町の観光協会が窓口をし、各地域の観光協会との連携を図るという体制でずっとやってきたというふうに思っております。

 もちろん、合併当初は役場の職員で、もう本当に観光に、浦富海岸に没頭してというか、もう一生懸命取り組んだ方がいらっしゃったそうです、私は一緒に仕事したことはありませんけれども。みずから観光局長の名刺を、本来の肩書ではないにもかかわらず、そうした名刺をつくって、岩美町の観光でいろんなほうに出かけていったというふうにも聞いておりますし、熱心にやられた方があったようであります。

 ふるさと創生の流れの中で岩美町に観光会館という、いわゆる現位置のものをつくろうということになって、平成6年に、これできております。発足当時は、田中議員もご存じだと思うけれども、役場のOBが臨時職員として電話番、そしてまた臨時の職員という2名体制でずっと長いこときました。これはやっぱり電話の取り次ぎであったり、これまでの過去の役場が担ってきた部分の一部分を担ったということであります。

 このときに、一応観光協会として岩井も、そしてまたそれぞれの海岸の観光協会も一本化をしようということで、岩美町観光協会ということに出発をしかけましたけれども、中には浦富のように、ずっと浦富の観光協会としても存続をさせなければならん事情もあったんだと思います、それは海水浴場の運営等々の面。それから、もう観光協会自体が消滅してしまった浜もあるわけであります。それから、大谷のように、1軒だけで観光協会にとどまってくれている。そしてまた、岩井温泉は途中から、やはり民宿とはどうも一線ちょっと異にするところがあるんで、我々は独自でやるということで抜けられてしまう。もっと言うならば、観光協会応援団的な商店街の人も入っておられたような時期もあります。この平成6年の観光会館の発足と同時に、やっぱり観光協会に結集する観光に直接かかわる人ということの中で、だんだん組織がしぼんできたという経過があるわけであります。

 観光会館は、先ほど申し上げたように平成6年に出発をいたしまして現在に至っておりますけれども、最近では本当になかなか非常に厳しいといいますか、仕事がもうたくさんあり過ぎて困っとると。我々も手数料の幾ばくかでも観光会館の収入というようなことの中では、いわゆるふるさと納税でお礼の品物を送るのを観光会館経由で発送してもらったりとかっていうようなこともしょうりますし、それから「Free!」の、このたびに起きておる現象についても、本当に1日に100人近い人が来たりする日も相当あるわけでありますので、食事もままならんようなことになっとると。

 それから一方、誘致宣伝のほうもやらなければならんし、せんだっての網代の漁協支所が2回にわたって松葉ガニのキャンペーンで大阪に出かけましたけれども、そういう部分の協力、協賛もしていかなければならんというようなことで、これは役場のほうも対応しょうるわけでありますけれども、非常に、何が言いたいかっちゅうと、今の観光、それから将来に目指す観光協会のありようとしても、もっと陣容をしっかりと整えていかなければならんではないかと。役場の観光の部署についても、もっと観光協会との連携をしっかりと図らなければならんと。観光協会に、岩井の観光旅館組合もようやく復帰をしております、この春から。そういう状況でありまして、お互いが、その観光協会も一本立ちはする中でも、財源的には行政がカバーをしなければならんと思いますけれども、お互いに一本立ちをする中でも、より緊密な連携をいかにとっていくかということがこれからの町の観光振興ということの中では、非常に重要だというふうに思っております。

 えらい長話になりましたけれど。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 自治体によっては、観光協会が役場の中にあったり、商工会との関係とか、いろいろ、いろんなありようとしては、姿としてはいろんなのがあるようです。やはりこれからの今の「Free!」現象や、それから道の駅の整備事業のこれからを考えると、本当に改めて観光協会、そういう全体の構想の中で観光協会っていうものの役割、町との仕事の仕分けなり連携というのをきちっとやっぱり押さえていく必要があるというふうに思うんです。そのことをちょっと念頭に置いて、これからいろんなことに取り組んでいく必要があるんじゃないかというふうに思っております。

 それとも関係するんですけど、最後に、先ほどちょっと総合計画を読んだことを話しましたけれど、観光というもの、あるいは観光の産業、それからそれにつながっていく密接な関係がある漁業や農業などの第1次産業、それと当然お土産っていうのがあるわけですから、それを加工する第2次産業の関係も当然出てくるわけです。そういうことが今「Free!」の現象、それから道の駅の整備事業というのに取り組んでいこうと思えば、トータルとして考えていかざるを得ないというふうに思います。

 ただ単にリピーターになるってだけじゃなしに、先ほどの同僚議員の質問の中に声の紹介がありましたけど、岩美に住みたいという声もあったということですが、やはり岩美に来てもらうから、やっぱり住んでもらうと、住みたいと、そういうところまで進んでいくということを我々目指したいと思うんですよね。それから、当然我々が、岩美町民が誇りを持てる町にすると。そのためには、第1次産業である農林、漁業、その第1次産業の生産品を踏まえた加工品製造業などの商工業、それからそういう産業にとどまらずに、やっぱり岩美の暮らしだとか生活のスタイルだとか、そういうものも含めて、やっぱり岩美の全てを、言葉を言えば、言い方言えば岩美の全てを視野に入れた見直しというのを今かかる必要があるんじゃないかというのが、私が9次総を改めて読んで思ったことです。道の駅の整備事業の推進と並行して、こうした見直し作業を進めるということを提案をしたいと思うんですけれど、どうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 見直すことはやぶさかでないんですけれども、ご案内のようにこの9次総をつくった経過、初めてだと言っていいと思っております。まちづくり委員会の皆さんに何度となく会合を開いていただいて、それぞれの分野で役場の担当部署が受け持ったということの中で、こうした集約の仕方になって、おとなしくなったと言えばちょっと語弊がありますけれども、余り大風呂敷を広げん小ぢんまりしたもんになったというふうに私は思っております。

 ただし、やはり毎年言っておりますし、この総合計画についても、いわゆる岩美町がより定住化をするにふさわしい町になるように、今までの各施策も含めて点検をしながら総合計画をつくってほしいというふうに職員にずっと言っておりますし、予算編成に当たっても、その姿勢でずっと貫いてきているところであります。平成28年度までが、これ最終というか、前期の5年ということになります。また、そうしたまちづくり委員会の皆さんとのいろんなコラボレーションというか、そういったことも心がけたいと思っておりますし、私自身は以前にも申し上げましたけれども、こういう機会だったか、シンクタンクのような役割を果たしていただきたいと、まちづくり委員会には思っておりますし。「Free!」にしろ、道の駅はほんの項目で上がってしまっておる程度になっておるということはございますが、ローリングをするかどうか、見直しを根本的にするかどうかということについては、よく改めて策定委員会とも相談をさせていただいて、できれば今ご提言いただいておる趣旨は、こうして全職員十分わかっておると思いますので、とりあえず今回については計画の部分を尊重しながら、一応お諮りをさせていただくということで答弁にかえさせていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 最後の質問。最後ですが、1が消えてもちょっとお許しください。

 平成28年で結果が出てからというんじゃないですからね、でしょう。結局新しい事態が起きているわけですから、今。新しい事態が起きているわけですから、そして新しい事業に今取り組もうとしているわけですから、これも今その時期だと思うんです。

 私、総合計画を何かチャラにせえとか、そういうことじゃないんです。あれやっぱりそりゃあ、言葉言いかえれば充実させるということだと思うんです。やっぱり道の駅推進と並行してトータルで考えていくということを、観光と産業振興をトータルで考えていくということをぜひ進めていただきたいということだけ提案して、終わります。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上で田中克美議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午後2時20分 休憩

            午後2時42分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、松井俊明議員の一般質問を許します。

 松井俊明議員。



◆3番(松井俊明君) それでは、議長の許可をいただきましたので、議員としての仕事であります執行部の政策に対してチェック、検証するということを念頭に置いて質問させていただきます。

 先ほど先輩議員の方が非常にしっかりと勉強しておられて、流暢な質問内容で質問しておられましたもので、非常に僕自身はちょっと気おくれするところですけど、ただ尋ねさせていただく内容がちょっと違いますもので、続けて僕の質問もさせていただきます。

 平成25年も早いものです。残すところあとわずかとなりました。今まで何度か質問させていただいたいわみ道の駅も平成27年4月の開業まで、あと1年と3カ月ほどとなりました。岩美町の人口はわずか1万3,000人ほどで、しかも産業は漁業、農業が中心です。その岩美町が取り組もうとしているいわみ道の駅、やるからにはぜひともうまくいってほしいと願っております。

 先日の12月5日の全員協議会において、道の駅設立協議会で話し合った内容を説明していただきました。設立協議会としては、第三セクターという方式で資本金2,000万円として運営組織を設立するとし、岩美町が50%出資する、1,000万円です。そして、JAさんが300万円、田後漁協、県漁協網代港支所が各50万円、岩美町商工会100万円、岩美町観光協会20万円、そして出店企業、いわゆるテナントですね、募集されたテナントの合計が280万円、町民からの公募で200万円、1口1万円掛ける200口の予定です。これで合計2,000万円という内容です。

 9月の定例会での町長の答弁は、公設民営がよいと思うと話しておりましたが、第三セクターの方向に向かったようです。そして、この会議をあちらこちらでこの会議の話を尋ねてみますのに、出席した各団体の皆さんは遠慮がちに意見を述べている。本音をぶつけ合うような感じではないと聞いております。岩美町としては大きな事業です。行政も町民も本気になって取り組む必要があると思います。

 いわみ道の駅は、地域の産業振興と交流の拠点として、また防災の拠点として重要な場所になると町長は言われているが、どのような構想のもとに設置を進めていくつもりですか。何をメーンに進めていくつもりですか、まずお伺いします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅の設立に向けて何をメーンにと、そして何を基本的な考え方の中でというふうにただされたと思います。

 ただ、思うことが十分に本音が出されておらんというのは、ちょっと私も意外な話なんです。そうだとするならば、いま一度私はもう一遍委員会の中で問うてみたいと思っておりますけれども。あくまでも町行政あるいは町長がこれを、こういった位置づけでということ、リーダーシップとはまた別な話で、道の駅をつくる、同じやっぱり準備委員の皆さん方は生産者の代表であり商工会の代表でありという皆さんですから、それぞれ産業の地元の地場産業の中では責任を持つ立場の方々が会して町の産業振興を、この道の駅を通じてどのようにつくっていくかという集まりでやっとるつもりなんです。理念もまさに今申し上げたとおりで、町の独自ではないわけです。リーダーシップとは別ですよ、リーダーシップで、この事務局を担うところが一生懸命やることとは別であります。そういうことの中で来ております。

 中心となるというか、目玉になるものは何を考えとるんだという話ですけれども、これも何度となくお話ししておるように、地元の農産物、海産物、そしてそれらを素材にした加工品がここに来れば買えるという道の駅にしなければならんだろうというふうに思っております。あわせて観光の振興の情報発信の一大拠点、それから大規模災害が起こったときの基地にも使えるような機能もあわせて持ってはどうでしょうかという話であります。

 それから、資本金の問題、それから配分にしても一応、雇用の人員等も定まらない中で、それぞれが機関決定をしていくためには、ある程度目安を示しながらそれぞれの理事会等にかけていただいて、こういう考え方でどうでしょうかと、本来町が半分も出さなくてもいいんではないかという考え方もあろうかと思います。

 しかしながら、雇用の人員等もまだ定まらない中で、運転経費の3カ月分ぐらいは、やはり持って向かわなければならんということの中で、それがおおよそ2,000万円だと、こういう配分でどうでしょうかと。よろしかったら、最終的に金額等の部分は先送りでも、出資をするということをそれぞれの機関で決めていただきたいというふうに申し上げましたし、前回の全協や委員会でも申し上げたというふうに思っております。あくまでもたたき台だということで、これでもう最後まで行くということでは決してありません。

 それから、公設民営ということと第三セクターということについては、民営ということの中で生産者団体が本当に組織できれば、もうそれによればええと思いますけれども、それはなかなか難しいと。そして、やっぱり生産者団体の責任ということの中で、それぞれが加わるという仕組みで第三セクターという話になってきたという経過であります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 公設民営と第三セクター、これは想像してた方向のとおりだと思っておりますのでそのことはまあなんですけど、資金的なものはちょっときょうのところは尋ねないつもりでおります。

 まず、きょう尋ねたいものは、岩美町として道の駅っていうのは、地域ビジネスの拠点として大きく活動してほしいと思っております。そして、町内の若い人たちが事業を起こしたり、またその事業を起こすヒントを与えるような場所にもなってほしいのですが、それには活性というその活性の原点を、いま一度再認識してみる必要があります。この活性、生き生きとしてっていうような意味合いですね、それを再認識してみて見直しをする必要があり、その重層的な考え方を提示する必要があるというふうに思います。

 道の駅は、今なぜ岩美町に必要なのか。そして、必要であれば、それをどのように進めていくのか。例えば、もちろん先ほどもおっしゃったように製造販売型とするとか、飲食型、地域密着型、観光型とかいろいろ考え方はあると思います。町長は比較的地域密着っていうことですね。そういう格好のことをたしか言っておられたと思いますし、やはり道の駅を運営するには、ある程度の安定した収入もなければ、永続的に運営するのは難しいんじゃないかなというふうには感じております。

 そして、観光型とか、そういう考え方、方針が今の段階はまだ確立されていないように思いますもので運営する基本的構想が薄弱となり、単なる総合デパートみたいなもので活性はしないと私は思うのですが、今、町長は地元密着型、地域密着型、地元素材を利用した道の駅の方向に行きたいと答弁されましたが、そうであれば、それを活性するための活性剤をどのように配合してそれを爆発させるのか。いわゆる化学反応的な考え方に立って、個々に具体的に検討する必要があると思います。

 観光面で見れば、今「Free!」現象があり、若者が来町しており、それを観光や産業振興につなげようとすれば、道の駅をどのように位置づけするかなど考えることはいっぱいあると思います。先ほども田中先輩がおっしゃっておられました。いま一度、岩美町の生活環境など、岩美町のあらゆる現状を把握し、何が不足して何が満足して、果たして岩美町とはどんな町なんだと、全てを視野に入れて見直すことにより、道の駅の存在感が浮き彫りとなり活性化してくるのではないでしょうか。現在の内容では、まだまだそこまでなっていないと思いますが、町長はこのいわみ道の駅を活性化させる方法を何か考えておられますか、お聞きします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅の活性化ということも、これはないわけではないですけれども、道の駅をつくることによって岩美町の活性化をということで私はおるわけであります。

 例えば、何か若者がチャレンジをして新しい起業をする場所ということで考えるならば、若者向きのショップであったり、そういうものが入るかどうかというようなこと、パンを焼く人が入れるかどうかというようなことは、これは十分考えていかなければならん中身だろうと思います。

 ただ、基本的な考え方は、全国の道の駅、何ぼか見ていただいたと思うけれども、道の駅がなぜ成り立っておるかというと、Aの農家さん、私なら私が1年間にトータル出すのは5万円ですよと、中には300万円持っていく人もある、そういう人たちの集合体で、いわゆる顔が見える販売、生産者の顔が見える販売がやられる場所というようなことで地域が活性化をして、片手間につくっておる農作物でも構わん、そういうものが出せる場所ということで農家にもお願いしとるわけです。

 だから、ちょっと話がかみ合いませんけれども、提言があるならば、どこの部分を、何を見直せばいいのかということをぜひお聞かせいただければ、私も考え直す部分は当然考え直さなければならんと思いますし。ご答弁にかえさせていただきます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 町長が言われるのもわからんわけでもないですけど、いわゆる岩美町としては、でもそうはいいながらも1,000万円、資本金の半分ですね、1,000万円、これは岩美町民のお金を使うわけです、当然ね。岩美町民の意見を聞かない、尋ねない。結局は、そういう状態では到底僕は納得できないし、ましてや赤字が出るような事態でもなれば、それこそふざけるな、自分たちで決めたことだ、自分たちで始末しろ、責任とれ、と私も一町民として物言いたくなります、これは。

 だから、私は9月の定例会において、広く意見を求めてほしいと、一般町民も会議に参加させてくれえと訴えました。そして、それに対して、どうも設立協議会では、事業に参画してくれる方ならよいが、責任なく意見を述べられるだけなら参加しても意味がないとの言葉が出たようですね、ここにこれが書いてあります、そのようにね。

 よくよく見てみると、現状の設立協議会のメンバー、これは直接利害関係が出てくる団体ばっかりですね、いわゆる今のメンバーは。結局それを考えると、それは出てくる意見ていうのは、その団体中心の考え方ばっかりじゃないでしょうかね。この幅広い意見などはとても期待できないと僕は考えます。むしろ直接利害関係のない人間から遠慮なく思い切った意見も出てくるっていうようなこともあるんじゃないかと、僕はそのように考えておりますので、そのあたりはよく考えてください。

 資金1,000万円、町民のお金を使うんです。意見をたくさん集めて、そしてそれを集約して、よい方向に検討して動く、僕はそういうふうに期待したいのですが、町長はそれはどう考えるでしょう。

 また、産業建設常任委員会のとき、ある委員が、1年ぐらいおくれてもいいじゃないか、もっと話を詰めることのほうが重要だと述べられた。私はその意見には全く同感です。現在の状態は、町民の目線で見れば町民は全く関心がないように思います。

 町長、どうですか。メンバーの中に一般町民の方を加えるような気持ちがありますか。ぜひともお願いしたいんですけど、どうでしょう。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 準備会でそのような話がなされたちゅうこと、私は承知はしておりませんけれども、以前にも松井さんのほうからは、そうしたいわゆる民間感覚を持った方を委員会に出てもらうことはどうだというふうにお話があり、私はそれはやぶさかでないですというふうに申し上げたと思っております。

 それから、もう少し中身が決まってからではだめだぞっていう話になるんでしょうけれども、どういう構想でこの道の駅を整備をしようとするかということについては、やっぱりもっと情報公開をして、町民の皆さんにも理解が得られるようにしたいと思っております。

 ただ、まだ今そういう準備が整ってないということの中では、非常にその取り組みがおくれとると。それから、全体的なスケジュールの中でも、この間委員会の中でご指摘をいただいたように、拙速に事を進めずにじっくり考えたほうがええでないかという意見もいただいておるのも事実であります。私もそのように思っております。

 ひとえに私の責任ということになりますけれども、事務方での準備がおくれておることでそうした疑念につながっとるではないかというふうに思っておりまして、おわびせなならんことはおわびしたいと思っております。

 それから、委員会にどういう形でということについては、やはり方向性を決めていただく、アドバイスをしていただくという点においては、近く年内にも会議をしておりますので、予定がありますので、ぜひ出ていただければというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 松井議員、質問はちょっと待って。2番目に入ったんですね。

            (3番松井俊明君「ああ、2番目ですね」と呼ぶ)

 1番を済んで2番に入っとるちゅうことですね。

            (3番松井俊明君「そうです」と呼ぶ)

 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かにどういう形でっていうこと、僕もこうだっていう形もちょっと言いづらいのは言いづらいんですけど、あちこち討論会みたいなことをしてもいいんじゃないかなっていうような気もしますし、これはもう変な話、いろんな意見を聞いてみるっていう、そういう意味を込めてですけどね。そういうふうな格好で、もうどんどんと新しい意見、目新しい意見、思わずとっぴな意見も中にはあるかもしれません。そのあたりのことを聞き、集約してからまとめればいいことなんですから、そして、いや、だめなものはもうどんどん削っていけばいいと、それは当たり前の話ですので、そのあたりはいっぱいいろんな意見をまず耳にして、そこから選別して動くっていうことは別に問題ないと思いますので、その方向でぜひともお願いします。

 そして、もう一つは、このメンバーの中に、これ僕は詳しくわかりませんけど、メンバーの中に商工観光課が含まれておりません。これは岩美町商工会があり観光協会があるものですから、メンバーの中にね、だから商工観光課が抜けてるのは何でかなっていうふうにちょっと僕は疑問に思ったっていうことです、これはね。

 それともう一つ、これはちょっと通告には含んでおりませんから、これは自分の思いとしてちょっとしゃべらせていただきますけど、公募で10月1日付で採用した駅長候補者、藤原駅長さんですね、この方に対してどの程度の権限の中で仕事をしてもらう予定なんですか。これは返答していただいて結構ですか、どうでしょう。



○議長(津村忠彦君) 特に許します。

            (3番松井俊明君「済んません、ありがとうございます」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(榎本武利君) 産業観光課は、事務局役担当部署ということでありまして、入ってないということではございませんので、町も構成員ということであります。私が絶えず出れればええですけれども、出れん場合もあったりしておるのも事実であります。

            (3番松井俊明君「わかりました」と呼ぶ)

 それから、駅長がどんな権限をというお話は、どこから出てくるのかいなと今思よりますけれども、公募のときにきちんと、やっぱり運営に当たって設立をする時点から意見を取り入れる中で、自分自身が駅長として動きやすいようにといいますか、そういう意味合いでの権限というか、立場で加わらせるということになると思っております。駅長が全てをガバナンスするということではありません。それはよく、そしてまた運営になってもやっぱり運営の組織の理事あるいは理事長という仕組みの中で、そこに相談をしながらの駅長ということになりますので、その辺を、何でそんな話が出るのかいなと思いながら……。公募のときにきちんとそういう、あなたの責任はということの中で、10人ですか、10人前後応募してきてもらっておるわけであります。

            (「産業観光課ではなく、産業建設課」と呼ぶ者あり)

 ああ、失礼しました。思わず商工会だとか観光協会ちゅう話の中で、商工観光課って言いましたけれども、産業観光課でありますので。

            (「建設課」と呼ぶ者あり)

 あっ、産業建設課でありますので。

            (3番松井俊明君「だから……。済みません」と呼ぶ)



○議長(津村忠彦君) 松井議員、通告外はこの程度にしてください、通告外はね。

            (3番松井俊明君「はい、わかりました。済んません、済んません」と呼ぶ)

 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 今の分はそんなに回答を求めるための動きじゃなかったんですけど、あちこち視察するのに、駅長さんっていう方がすごく伸び伸びと動いて、萩のしーまーととか、あちこち行ってきたのに、駅長さんが相当頑張って活躍しておられると。ついそういうのを見てたものですから、それで尋ねさせていただいたし、今、実はその駅長さんとちょっとお茶飲んだときに、何か役場の職員みたいな感覚でしか今動けないというような話がちょっとあったものですから、僕は駅長候補として生産者なんかのところを飛び回ってしっかりとコンタクトをとって、よう道筋をつけた動きしてくれるほうがいいんじゃないかなっていうふうに僕は思ったものですから、そのように今尋ねさせていただいたっていうことです。

 ちょっときょう、僕今回ちょっと余りすかっとせん、もう先輩がすごくいい質問されたものですから、僕は非常に気おくれしてしまいました。済んませんでした。

 今後いろいろと疑問点が湧きましたら、またすぐ尋ねさせていただきますので、そのときはひとつよろしくお願いします。済みません、ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって松井俊明議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午後3時13分 休憩

            午後3時23分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、河下哲志議員の一般質問を許します。

 河下哲志議員。



◆2番(河下哲志君) それでは、議長の許可を得ましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 十七、八年ぐらい前になるんですが、評論家の森本哲郎氏という方がおられまして、鳥取砂丘でコマーシャルを撮りに来ました。たしかサントリーのコマーシャルだったかと思うんですが、目が覚めたら砂丘の上でボートをこいどったというふうなコマーシャルだったかと思います。

 私は、二、三日の期間だったんですが、雑用係として森本哲郎氏の周りをうろうろしてました。おかげで、この二、三日で仲よくなりまして、半日時間があいたので、砂丘の周りを案内しましょうかということで、森本哲郎氏と、そのマネジャーは娘さんだったんですが、マネジャー、2人一緒にご案内しました。砂丘の周りといっても、やっぱり岩美町に連れてきまして、岩美町に来ていただきまして、そして海、山、いろいろ見ていただきました。

 そうしますと、森本氏は非常にこの岩美町がその場で気に入りまして、どっかに土地をちょっと探してくれと言われました。そして、あとはこちらのマネジャーに言ってくれたら何とか話し合いをするということで、それからこの評論家の森本哲郎氏の別宅の土地ということでちょっと探してみました。

 ただ、1カ月ぐらいで、森本さん、やっぱり東京に帰ると岩美町のことも忘れまして、熱も覚めてしまって、マネジャーさんから丁重な断りの手紙をいただきました。

 また、そのときに返りますが、案内したときに、岩美町のどこが気に入られましたかということを聞きました。そうしますと、3点ほどですけど教えてくれまして、まず岩美町はコンパクトに海あり山あり川あり、温泉は入ってないので──温泉ありということで箱庭的風景と、箱庭的風景がとても非常に気に入ったと、これが1番目でございます。

 あと2番目は、東京から1時間少しの時間でやってこれると。

 3番目には、鳥取空港を出て岩美町に至るアクセス道路の風景が非常にいいと、街路樹が植わっている、そして砂丘のほうを通って行ったもんですから、砂丘海岸の周りの畑、海、これを感じながら岩美町に入りました。その上で、岩美町の箱庭的な風景に感動したようでございます。

 私が通告に、1番目に出しています県道155号ということでございますが、私は9号線の新井の信号を入ってきまして155号を海岸に行き、田後を通り、網代に行くという中で、役場の前、官庁街ですわね、官庁街を通っているということで、この県道155号というのは岩美町のメーン道路じゃないかと思っております。

 その県道155号の工事の進捗状況なんですが、旧鳥銀から岩美道路の交差点ができる間の役場の前のあたりの県道なんですが、工事の進捗状況といたしましてはどのようなことになっていますでしょうか。教えていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 河下議員さんのご質問にお答えをいたします。

 道路の工事の進捗状況については、担当の廣谷課長のほうから申し上げるようにさせていただきたいと思いますけれども、県道の155号ちゅうのは、一般県道網代港岩美停車場線であったり、それから9号線からは岩美八東って今言うのかな、そういう路線でありまして、一般的にずっと町内ではそういう道路路線名ということで呼んでおります。155号は、いわゆる道路の番号でありまして、県道の場合は路線名で議論をぜひしていただきたいと思っております。

 それから、ここの道路の基本的な考え方は、9号線から浦富海岸に真っすぐ出る、役場の前を通って出る道路については、ご案内のように9号線からの海岸方面に出る箇所としては、東のほうから申し上げると、田河内トンネルは別として、恩志の恩志橋のところをですね、およし道路のルート、それから新井の新井橋のとこの橋詰めの交差点、それから駟馳山の178号線の分岐。178号線の分岐は、交通事故の問題、渋滞の問題で一定の時期取り組んだ成果の中で、178号線が外側から9号線にすりつくという、高架になってすりつくという、これが日の目を見る直前で、駟馳山トンネルができるまで平面交差にしようということで、今全国でもまれな交差点になった経過があります。

 それから、新井の交差点は、都市計画が既に打たれておりました。現踏切を東側に大きく迂回して9号線に蒲生川を渡って取りつくルートが、昭和60年ごろだと思いますけれど、都市計画決定がなされております。はや30年たとうとしておるわけですけれども、都市計画道路であったり街路事業であったりということで、受け持ちも決めて、できるところから工事を進めようということで、現在の形になってきておるという状況であります。

 旧鳥銀交差点から9号線までは、今の都市計画、進捗の中で話があると思いますけれども、都市計画決定を変更して、真っすぐに取りつこうという計画に改められております、都市計画そのものは。なかなか、かつては用地の提供がスムーズにいかんところはもう中止だというような経過をたどる中で、役場の庁舎建設が平成7年から始まりましたけれども、その時点で役場の前のところが拡幅になった経過があります。下手側のかなり広いバス停が設けられておる部分、安木さんの眼鏡屋さんが出ておる、そうした部分が拡幅をされておると。一番最近では、交差点付近の改良をしようということで交差点の南北が改良が終わっておりますけれども、工事区間が短いために途中でとまらざるを得なかったために、今ああしてコーンが置かれて、道路としての利用がなされずに現在に至っとると。そうこうしておるうちに、岩美道路のアクセスという問題が出てきたと。岩美道路のインターチェンジが、町浦富の入り口の旧ハナカジ付近に到達する取り合いが、整備計画を進めざるを得んというような状況になってきておるわけであります。

 そうした全体的な流れの中で、岩美町で9号線から本当にええ交差点がないなということの中で都市計画の変更も手続が終わって、今の段階では県道の改良としては、そうした鉄道から蒲生川を越えて9号線までということと、それから岩美道路の取り合いをきちんとしようという工事が進められておるということであります。



○議長(津村忠彦君) 産業建設課長。



◎産業建設課長(廣谷幸人君) それでは、河下議員さんのほうから県道155号、これ先ほど町長が申し上げましたけども、路線番号ということで、正式な県道名称は一般県道網代港岩美停車場線ということで、旧鳥取銀行の交差点から岩美道路の浦富インターチェンジ交差点の間の工事進捗、またあわせて計画であったり今後の予定等についてご説明申し上げます。

 初めの岩美道路、現在鳥取県が施行をしております。本年度の事業費が37億円ということで、今現在本庄、浦富地内で事業が進められております。

 また、本年3月から掘削を始めております道竹城トンネルにつきましては、本庄側から掘削をしておりますけども、トンネルの全長が1,187メートルということの中で、現在半分の600メートルを超える掘削が進んでおるようでございます。順調に事業が進捗をしております。その岩美道路の浦富インターからサンマート岩美店の入り口交差点までにつきましては、この岩美道路のインターチェンジ、浦富インターチェンジの整備に合わせて整備を行うという予定になっとるようです。

 その整備の時期ということでございますけども、鳥取県のほうは、来年の3月に駟馳山バイパスが供用開始になるわけでございますけども、それに大きくおくれることなく駟馳山バイパスの岩美インターチェンジから浦富インターチェンジまでは供用開始をしたいというふうなことで、これについては当然に国の補助金等の確保という問題がございますけども、大きく駟馳山バイパスの供用開始におくれることがないような供用開始に向けて事業を進めております。

 それと、旧鳥取銀行の交差点から岩美町役場の前までの間につきましては、先ほど町長が申し上げましたように役場の前の区間については拡幅っていいますか、実際の道路のルートは広がっておりませんけども、そこの部分は先行で拡幅が終わっております。その区間、これが役場の区間も含めて約200メートル交差点からございますけども、こちらにつきましては平成20年度から事業が着手されておりますけども、1軒、用地交渉が進展せずに、現在は事業のほうが中断をしております。その間もずっと鳥取県のほうは継続して用地交渉を続けてきておりました。ことしの秋になって、ようやくその残った1軒の方に、以前は建物の中に入って内部調査っていいますか、その調査を経て補償額等が出て、それによって交渉をするという段階になるわけですけども、今までは建物の中に入ることを許可がしてもらえなかったというようなことでしたけども、ことしの秋になってようやく建物の中に入って調査ということの了解が得られたと。それで、この調査のほうも完了をしておるようです。今後は、その調査結果をもとに、具体的な用地交渉がなされるといった予定となっております。県のほうは、その1軒の用地買収等が完了次第事業を再開すると、県のほうはそういった予定であるということでございます。

 あと、その間の役場から、先ほど申し上げました岩美道路の浦富インターの整備で整備をされるサンマート岩美店の入り口交差点の間、これが約400メートルございますけども、これにつきましては、毎年町のほうはここの整備について県のほうに要望をしております。ただ、県のほうは、具体的な整備の予定時期等は現段階では未定であると。これにつきましては、引き続き県のほうに早期の整備を町として強く要望をしてまいりたいというふうに考えております。

 あと、町長のほうから若干説明がありましたけども、国道9号から、その旧鳥取銀行の交差点に至る間、これにつきましては従来から都市計画街路ということで、先ほど町長が申し上げましたけど、従来の計画はJRの上を越えると、平面交差ではなしにJRの上を越えて蒲生川を越えて国道9号にタッチするといったふうな街路計画でございましたけども、現実的な計画ということで、ことしの2月にJRと平面交差、現在の県道等を中心とした計画ということで、都市計画街路の変更の見直しを行って決定となっております。

 以上で説明を終わります。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 県道155号というんではなく、一般県道網代港岩美停車場線ということで、いろいろ都市計画とかありまして、完成時期がずれてたりしているということですね。

 2番目の質問といたしましては、やっぱり岩美町役場のあたり、この付近が官庁、公社ですね、いろんなものが建っています。岩美町の中心ではないかと思っております。

 9号線、幹線沿いから中に入るということで、なかなか役場だとか町民体育館だとか病院だとかわかりにくいという、町外の皆さんの声も聞くときもあります。

 ただ、私この質問を書いてから何回も通ってみたんですが、一番わかりにくかったというのは、1つ見つけました。皆さん、もうご存じかとは思うんですけど、ちょうど中央公民館、町民体育館の入り口に看板がありまして、町民体育館と中央公民館と町立図書館という、この3枚の看板を見つけまして、それがわかりにくいというのは確かにあると思います。

 というのは、大抵道しるべというのは、横書きで大体書いてあります。特に今英語とかハングル文字とかの標記をする場合がありますので、横書きということであるんですが、そこの看板はよく見ますと縦書きで書いてありまして、あっ、これだったら、我々は看板見んでもすっと入ればいいんですけど、わからない方は横書きになれた看板、それが縦書きのがあるということで、ちょっと細かいことかもわかりませんが、私はそれにちょっと気づきましたんですが、こういった公の建物の表示、こういったことをこれからの対策、道としては県道なので町としてはなかなか勝手にはできないかと思うんですが、こういう公共の建物の位置とかをわかりやすくするというふうな対策、これは何か考えられているのでしょうか、お願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 産業建設課長。



◎産業建設課長(廣谷幸人君) 河下議員さんのほうから国道9号から県道に入ってくる中で、特には役場付近の公共施設の場所がわかりにくいと、案内看板等の、わかりやすい看板等の設置についてということでご質問をいただきました。

 国道9号からずっと、先ほどのご質問でもありましたように役場の前、当然に県道ということで、県のほうは当然に県道に設置する道路案内標識の設置について、一定の基準をもって設置を検討しております。そういったことの中で、特には役場等の主要地っていう表現にしてありますけども、これについては役場の位置するところに最も近い重要交差点ということで、国道9号の新井橋に役場はこちらという標識がございます。

 それで、次に、町の中央公民館であったり町民体育館であったり町立の図書館といったふうな公共施設については、誘導交差点、先ほどの河下議員さんが言われましたように、例えばその施設に入る入り口といったとこに設置をすると。ただ、これはあくまでも設置基準ということで、そういうことでうたってあるから全て県が県道にそういった看板を設置するということではないと。その基準をもとに設置を検討するといったようなことでございます。

 ただ、ご指摘の看板等実態を踏まえて、今後、先ほど申し上げました岩美道路の浦富インターの供用開始等に向けて、そういった案内標識の見直しっていいますか、そういったことも道路管理者である県に要望をしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) それでは、質問の3番目でございますが、一般県道網代港岩美停車場線の役場からサンマートの間、これまだ400メートル、今県に要望していますが未定だということをお聞きしました。私がPTAのときもそうだったんですが、今でもそうですが、特に積雪時、特に子供たちがなかなか歩いて通れないと、歩きにくいと、そのような歩道でございます。PTAの方々もなるべく早くあけられて、そして朝は小学校はスクールバスに乗っていくということになっていますが、こういう昔からの懸案であるということを再度申させていただいときます。

 それと、きょうの同僚議員さんの皆さん、よく出ましたが、アニメ「Free!」ですね。アニメ「Free!」効果で自転車に乗っていって、そして歩いているという若者をよく見るようになりました。今までとは本当に空気が変わったというか、ちょっとこの何十年の中で、その以前ももちろんないんですけど、ないような雰囲気になっていると思います。

 この一般県道網代港岩美停車場線の役場からサンマート、まだ未定なんですが、できれば自転車道、歩道、欲を言えば街路樹というふうな提案はできないものでしょうか。よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 産業建設課長。



◎産業建設課長(廣谷幸人君) 河下議員さんのほうから役場前の県道、一般県道網代港岩美停車場線の歩道、またアニメ「Free!」等の関係で新しく自転車道であったり街路樹等の提案はできないかということでご質問をいただきました。

 先ほど申し上げましたけども、この役場前の県道、国道9号から分かれて海岸に突き当たるまでの間が都市計画街路ということで、ここの役場、旧鳥取銀行の交差点から海岸に突き当たるまでの計画の幅員が全幅で16メートルございます。その内訳としましては、2車線で車が走る部分が片側が3メートル、路側帯が1メートル50で、その横に歩道が3メートル50というふうな計画になっております。幅員が3メートル50の歩道ということで、これは当然に自転車等の通行も考えての幅員の計画ということになっております。

 街路樹等の整備ということでご質問をいただいておりますけども、ただ単に道路事業ということでの整備はなかなか難しいということを県のほうから聞いております。観光であったりまちづくりであったりといったようなほかの要素も含めた補助メニュー等の活用についても、検討していただくように県のほうには提案していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 全幅幅員というのは16メートルということで十分ありますし、今要望されてる幅も6メートル、1.5メートル、3.5メートルということであります。

 ただ、道路事業ということでは、そういった提案というか、企画に対してはできないと。そのかわり観光であったりまちづくりであった場合、こういう景観の歩道なり道というのが提案できるということでございますね。ということで、やっぱり今までなかなか岩美町の道っていうのは、そういう何か景観プラスアルファの街路樹だとか、そういったのがなかなか今まで難しく、できてませんでした。

 一番最初に言いましたように、岩美町の自然、やっぱり箱庭的景観ということで、日本第一級のものでございますが、あとはこういったアクセスですね、こういったことに花を添えるというか、向かっていけばいいんじゃないかと思っております。

 続きまして、岩美町の文化事業の推進についてお聞きします。

 この前12月8日、岩美町中央公民館におきまして、第27回いわみ音楽祭が開催されました。特にことしは田村虎蔵先生の生誕140周年を記念いたしまして、この音楽祭でいろいろなジャンルの音楽団体が13団体出演いたしました。そして、団体同士のコラボもありまして、大変盛り上がった音楽祭でございました。

 それと、これ今までと違うところは、このたびの音楽祭には、実行委員会の中に裏方スタッフですね、この専門で申し出ていただいた団体がございました。そして、その企画や準備、進行のおかげで、出演者は演奏や演技の質を、これに集中することができました。役場の事務局、能動的に参加しました個人、市民団体の方々、そして自主的に参加されました出演者の皆さん、まさにこの3者が一体化したというふうに私は感じました。

 こういう自主的、能動的に参加するという官、民、そして市民団体と、これが協働、協力の協、働くですね、そういうことではないでしょうかということを私は実感いたしました。そして、終わった後、20回以上この音楽祭に出演している団体の方にお聞きしましたが、今までで一番の最高の盛り上がりであったというお話でした。

 町長も最初からおいでいただきまして、ずっと聞いていただいたと思うんですが、どのように感じられたかとか、どういう違いがあったとか、私も言ってしまいましたけど、町長の感じ方をお話しいただけたらと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 河下議員さんのほうから12月8日に行われたいわみ音楽祭について、感想をお尋ねでございます。13団体に及ぶ各いろんなグループの皆さんの演奏、それから雰囲気等、非常ににぎやかでよかったなというふうに思っております。

 また、運営については、河下議員も申されましたように、ある意味で協働の模範例ができたというふうに思っております。

 ただ、やっぱり、要するに一般の方々がいわゆる満席で立ち見が出るっていうような状況になりません。やっぱりそうした参加する方とともに音楽を聞いて楽しむ方というのが、もう少しいらっしゃるはずなのになというふうに思ったところでありますし、中でも最高に感じられたという方もあったようでありますけれども、やっぱり若い岩美高のジャズバンドのパートというか、あそこの部分は非常に私たちの同年代の方も立ち上がって手をたたいて乗っておられましたし、非常に盛り上がったというふうに思います。岩美高も、これまでから参加はしていただいておる会もあるわけでありますけれども、技量的にもだんだんと上がってきとるというふうに思いました。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) そうですね。もうちょっと観客の皆様がいてくれて、あふれんばかりのということになればいいんですけど、何とか8分目というか、いっぱい近くにはなっとりましたんで、何とかそのあたりは満足いくものだと思っております。

 質問の2番目なんですが、このたび名称が決まりました岩美町立いわみふるさと音楽堂がございますんですが、来春、来年度からこれから使われていくようになるんですが、この管理とか運営、企画、事業計画、どのように進められていく予定でしょうか、お聞きします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、蒲生にこの春オープンするいわみふるさと音楽堂でございますけれども、どのような企画、運営を考えとるかというご質問であります。

 やはり当面は町が中心になる中で、音楽の関係者の方あるいは郷土芸能の方、幅広くご相談をかけながら運営計画をつくっていく必要があるんではないかと。

 やっぱり音楽におきましても、童謡唱歌はもちろん大切にしながら、施設の名称にふさわしい活用を図ってほしいと思っておりますけれども、ジャズであったり、あるいはほかの分野のいわゆる郷土芸能、伝統、文化、そういうものをぜひ1回ずつでもやってもらって、施設を使うことについて次の催しにつながるようなことを、まず最初はしなければならんだろうと。日ごろの日常の管理運営については、やはり蒲生の方々にお願いをしたいというふうに考えておりますし、また実行委員会形式のイベントも何回か入れていきたいと、こけら落としも含めて、そういう部分も施設を使っていただければというふうに思っております。

 できればいわみ音楽祭も隔年であってもいいんで、あそこを使ってやっていただきたいという思いもございます。実行委員会とあわせて、町のほうが中心となる中で、関係課が連携をとって年間の事業計画あたりを組んで、利用が頻繁に行われることに結びつくようにしたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今出ましたいわみ音楽祭、そしていわみふるさと音楽堂、もう一つ例を挙げますと、岩美現代美術展というのがございます。あと文化祭なんかもあるんですが、この3つを例えば出してみて、よく見ますと、事務局が3つとも担当課が違いますね。いわみ音楽祭は企画財政課ですね。いわみふるさと音楽堂は教育委員会、岩美現代美術展は商工観光課ということでございます。

 私が去年12月の一般質問で質問させていただきまして、仮称ですね、まだできてないんで仮称なんですが、岩美町文化団体連絡協議会というような協議会の設立は考えていただけませんかと質問いたしました。町長は、そのときの答弁は、芸術文化の振興を図るという意味合いからいっての財団的なあるいは組織づくりというのは非常に必要なものだというふうに考えるということで答弁されています。

 例えば、今々すぐではないにしても、この文化事業の運営、企画、それには専門の事務局が必要なんじゃないかと思います。その事務局が、この連絡協議会のようなものを事務局として働き、機能させ、そして連絡協議会がバックアップしていくという、こういうふうな体制ということはできないものでしょうか。お願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町の文化的な分野をいろいろな形でかかわっていく組織、文化団体の設立という話で、ご指摘のように提言も受け、私も必要性、非常に感じているところでありますけれども、なかなか妙案が浮かばないというか、他町の例も全部取りそろえてよく検討するようにというようなことも言ってきておるわけでありますけれども、ある程度予算を持ちながら、そうした組織というのは存続しなければ、丸っきりのボランティアではいけんだろうというふうに思いますし、各実行委員会形式で今やっておる文化事業というものをどういった形で総括しマネジメントしていくかということを、いまだもってちょっと苦慮しておるのが実情であります。

 一方、やはりそうした協議会であったり法人格の有無は別として、振興機関をつくっていく中で、やっぱり各分野の芸術に才能を持っとられる人っていうか、そういう方々が人材として必要だろうというふうに思っております。それから、あくまでも主体的な部分として加わっていただきたい、町が委嘱するようなことでなくて、そういった形が必要だろうというふうに思います。引き続き、よく研究をして取り組んでいきたいというふうにご答弁を申し上げたいと思います。

 それから、事務局の問題は、これも一体となるような話に答弁としてはならざるを得ませんけれども、これまでの町の体育会等との均衡というわけではありませんけれども、反省もあったり、あるいはさらなる主体的な振興が図られる組織づくりということの中で、あわせてよく検討しなければならんだろうというふうに思います。

 それぞれの担当課が非常に年間を通じてさまざまなイベントで、非常に対応にもう追われとるというのが実情でございます。押しつけやこしとるということではないんですけれども、どうしても年間のさまざまなイベント行事等のことが先に立ってしまっとるというのが実情でございまして、行政主導でなければならんというご意見のようにも思いますけれども、そこら辺の折衷案というか、そういうことも含めて、よくよくご相談を今後もさせていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) こうだというのがなかなか出てきませんので確かに難しいとは思うんですが、町長、その考え方を継続していただけるということで、一緒に考えていただけたらと思います。

 それと、担当課がやっぱりイベントに追われているということが、何とか本業のというか、どちらが本業か、わかりませんけど、イベントに追われずに、もっと中のほかのことで力を出していただけるということにも役立てるんじゃないかと思います。

 最後になるんですけど、これ岩美町中央公民館に関してなんですが、昨年の12月定例会一般質問におきまして、岩美町中央公民館の建てかえについてということで日出嶋議員さんが質問されておられますが、私も質問をさせていただきたいと思います。

 昨年の答弁を見させていただきますと、コンクリートの建物、建築物というのは耐用年数は50年であり、まだまだ10年余りを残すということであります。その間は、補修を重ねて建物の延命化を図っていくということを言われています。ただ、1つ町長の答弁の中に光明が見えてきた答弁がございましたが、そうした中央公民館を延命化を図りながらしっかりと維持修繕もしながらいくと、これまでしてきたわけですから、それも有効に今後も生かしていこうということを基本にしながら、建てかえを全く考えないということじゃないですと。総合計画に盛り込んだり町民の方々との議論も踏まえながら、十分に考えていきたいと思っているところでありますということが町長の答弁としてありました。

 もし、この条件というのですね、条件が整えばということで、どういった条件が整えば、よしやってみようということを考えられますでしょうか。お願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 条件というのは、何と申しましても財政の見通しであろうというふうに思います。また、位置選定等も大きく今回は考えなくてはならんだろうというふうに考えておるところでありますけれども、やはりもっともっと多くの皆さんが公民館の必要性について議論をしていただき、関心を持っていただくちゅうことが条件の一つになるんではないかというふうに思っております。

 具体的に言うと、やっぱり規模の問題であったり、あるいは併設になっておる図書館というものを今後どうしていくかというコンセンサスであったり、特に図書館の部分を考えるならば、非常に優先度の高い課題だというふうに思っております。

 そして、今の公民館、複合的な施設にならざるを得んと思いますし、そうした意味で、今多く寄せられておるのは、いわゆる講堂が狭いと、ホールが欲しいという話でありますので、それではちょっとやっぱりホールだけを考えての公民館づくりっていうのは早計な話なのかなということでございます。条件としては、そのようなことが私の頭の中ではあるわけであります。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今の条件という、今町長の答弁の中で財政見通しということで、これはなかなか財政見通しがどんなと、もっと具体的に言っていただいたらよかったですけど、どの程度までということがあると思います。それと、位置をどこにするかということだと思いますね。3つ目には、多くの町民の皆さんが、この公民館の必要性を感じられて議論していくということが3つ目だと思います。それと、4つ目として、図書館との併設であれば、優先的な順位になるんじゃないかと。多目的施設であって講堂だけではだめなんだということが、大きなこの5点ぐらいになったと思います。

 私の質問はもう終わりなんですが、最後にですが、一番最初に冒頭でもお話ししました評論家の森本哲郎氏の評にあった、話の中にあった、自然景観は日本でも第一級の箱庭的な風景であるというのが、この岩美町の評でございます。これは皆さん、本当にいろいろな方が言われています。あとは、いろいろな人の知恵、町民の方々の知恵、そして文化がこの岩美町に付加価値を与えていって、岩美町の空気を変えていって、住みたくなる岩美町になっていくんではないかと思います。

 もし、あの当時、17年、8年前ですね、もしというのはですけど、例えばこの森本哲郎氏が岩美町の文化というのを肌でぱっと感じられたなら、もしかしたら決定的にこの岩美町に別宅をつくっていたかもしれません。

 それで、今一番いろいろな風が吹いています。岩美町はチャンスだと思います。岩美町は日本一住みたくなるような町ということで、アドバルーンを上げましょう、ということで、私のきょうの質問は終わらせていただきます。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 冒頭の森本さん、以前はNHKにおられて民放にかわられた方ですよねえ。

            (2番河下哲志君「そのお兄さんです」と呼ぶ)

 あっ、そのお兄さんですか。

            (2番河下哲志君「はい」と呼ぶ)

 また、あなたもよく知っとられると思うけれども、日本の建築家で安藤さんと、今やもう一人の團紀彦さん、来年の60周年、自分のほうから買って、安うで岩美に行くけえというような話でありまして、まさに森本さんと同じような捉えを岩美にしていただいとるというふうに思います。

 財政的な部分で申し上げるなら、やっぱり公共施設がほぼ整いつつある中で、公民館、図書館という部分はやっぱり第1順位になるんではなかろうかと。議会ともよく相談をしたいと思っておりますけれども、そういう公共施設建設基金を何ぼか分けて、公民館、そしてまた別建てで毎年幾らか積み立てをしていくということも近いうちから始めたいと。役場庁舎の建設もそのようにしたわけでありまして、38年前に建てたときは1億8,000万円余で建てております。修繕にかかっとる分は、もう2億2,000万円からの改修、それもいろんな手法を使って修繕をした思いがありますけれども、そうした方向を町民の皆さんにもお示しをしながら、もっと自分たちの本当のシンボル、そしてまた文化の拠点という位置づけを認識していただくことを、本当に繰り返しになりますけれども、そのことが必要だというふうに思っております。

 今建てようと思えば、やっぱり場所にもよりますけれど、場所の問題も申し上げたわけでありますけれども、複合施設になると、十四、五億円はどうしてもかかるんだろうと、図書館とホールであったりということになればですね、あります。

 それはとりもなおさず、もう少し言わせていただくと、やっぱり施設の利用率にも大きくかかわる話でありまして、どこの立派な文化施設あたりでも、非常に持ちあぐねるって言ったらおかしいですけれども、やっぱり経済活動の施設でないもんですから、非常に維持管理にも苦慮しておられる実情もあるということも踏まえながら、もっともっと議論を深めていく必要がある施設だというふうに思っております。

            (2番河下哲志君「どうもありがとうございました」と呼ぶ)



○議長(津村忠彦君) 以上をもって河下哲志議員の一般質問を終了します。

 以上で一般質問を終結します。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれにて散会します。

 どうもご苦労さまでございました。

            午後4時27分 散会



 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。

  平成25年12月17日

            岩美郡岩美町議会議長







               〃   署名議員







               〃   署名議員