議事ロックス -地方議会議事録検索-


鳥取県 岩美町

平成25年 3月定例会 03月11日−03号




平成25年 3月定例会 − 03月11日−03号







平成25年 3月定例会



       平成25年第1回岩美町議会定例会会議録(第3号)



 平成25年3月11日(月曜日)

            出  席  議  員(12名)

 1番 田中 伸吾君     2番 河下 哲志君     3番 松井  俊明君

 4番 澤  治樹君     5番 竹中 一浩君     6番 日出嶋香代子君

 7番 芝岡みどり君     8番 柳  正敏君     9番 船田  爲久君

 10番 田中 克美君     11番 船木 祥一君     12番 津村  忠彦君

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            欠   席  議  員( 0 名)

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            説 明 の た め 出 席 し た 者

 町長      榎 本  武 利君    副町長     西 垣  英 彦君

 岩美病院事業管理者            教育長     寺 西  健 一君

         平 井  和 憲君

 総務課長    岡 田  康 男君    企画財政課長  田 中    衛君

 税務課長    山 口  浩 司君    商工観光課長  杉 村    宏君

 福祉課長    鈴 木  浩 次君    健康対策課長  川 口  耕 司君

 住民生活課長  杉 本  征 訓君    産業建設課長  廣 谷  幸 人君

 環境水道課長  川 上  壽 朗君    教育委員会次長兼学校給食共同調理場所長

                              飯 野    学君

 岩美病院事務長 村 島  一 美君    関西事務所長  長 戸    清君

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            事 務 局 職 員 出 席 者

 事務局長    坂 口  雅 人君    書記      前 田  あずさ君

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            議  事  日  程 (第 3 号)

                    平成25年3月11日(月)午前10時開議

 第1 一般質問

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

 日程第1

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

            午前10時0分 開議



○議長(津村忠彦君) ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 一般質問



○議長(津村忠彦君) 日程第1、一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり質問の通告がありましたので、順次質問を行うことを許します。

 芝岡みどり議員。



◆7番(芝岡みどり君) 議長の許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。

 初めに、東日本大震災から、きょうでちょうど2年を迎えます。改めて犠牲になられた多くの方々の御冥福を心よりお祈りを申し上げ、御遺族の皆様に哀悼の意を表します。そして、今なお避難生活を余儀なくされておられる方々が一日も早く安定した生活ができますことを心より願うものでございます。あわせて、本町が町民の皆さんにとって安心できる、災害に強い町となりますよう私も頑張ってまいりたいと思います。

 それでは、通告に従って質問をさせていただきます。

 初めに、ワクチンの定期接種化について伺います。

 女性特有の子宮頸がんを予防するワクチン、乳幼児の細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの3ワクチンが、予防接種法改正により4月から定期接種となります。公明党は、3ワクチンの必要性を訴え、定期接種化を推進してまいりました。任意接種から定期接種になるということは、町民の健康を守るためにもとても画期的なことだと認識しています。これまでは任意接種で、ワクチン接種を受けるには高額な費用がかかりましたが、定期接種になるとその負担がなく受けられるようになります。このことによって、町の負担がどのようになるかお伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) おはようございます。

 芝岡みどり議員さんの御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 3ワクチンの予防接種、子宮頸がん等ワクチン接種についての財政的な負担を、最初にお尋ねでございます。

 この3ワクチンと申しますのは、子宮頸がん、ヒブ、それから小児用肺炎球菌の3種類、これが平成25年4月から定期接種化になるわけでございます。

 これまでの負担の関係を金額で申し上げますと、22年から3年間で総事業費が2,544万3,000円、県の補助が45%相当でございますけれども1,138万7,000円、町の負担が1,405万6,000円ということで、率では55%に当たるところを町が負担をして実施をしてまいりました。定期接種化ということの中で、9割を地方交付税で財源的な手当てをするというのが国の方針でございます。そしてまた、県の補助金については国のほうからの緊急促進臨時特例交付金というものをもとにして基金を積んで県が負担をしてくれてきたと、こういう状況でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) この子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスというウイルスが原因で、約年間1万5,000人の女性が発症しております。そして、約3,500人が亡くなっていると推計をされております。そして、最近は20歳後半から30歳代の女性に急増しているがんでございます。

 また、細菌性髄膜炎は主に生後3カ月ごろから4歳の乳幼児に発症し、発症すると約25%に知的障がいや運動障がい、難聴などの後遺症が残り、約5%が命を落とすという病気でございます。

 女性の健康をサポートし、子供の未来を守るために大変重要な3つのワクチンでございますが、この3つのワクチンが任意接種から定期接種に変わることや個人負担がなくなること等を、町民にどのように周知徹底されるのかお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 定期接種化によって、個人負担もいただかずに接種をしていくということになるわけですけれども、実はこの背景にはいわゆる住民税の年少扶養控除が廃止をされたことによって岩美町に入ってくる町民税がふえるという想定がなされての背景がございます。したがって、国の負担は交付税に措置だということでありまして、ところが交付税というのは総額がふえないという実態があるわけであります。それは、国の交付税総額の中で配分が毎年なされて、交付税の国からの出口ベースというのは減る傾向でずっときておるという状況がございますので、あながち町負担なしでということにはなっていないと。むしろ、少子化が著しい、この年少扶養控除に該当する者が率的に非常に低い全国の地方の自治体は、やっぱり別枠で本当はお金が欲しいということが言えるわけであります。

 そもそも接種の無償化等については、都市部の交付税をもらわない、潤沢な財源を持っておるところが先行してやってきました。我々はそれに劣らないような対策をということの中で個人負担もとらずにやってきた経過があるわけですけれども、地方にとってはやはり引き続きこれは別枠できちんと、いわゆる現物給付といいますか、現金が来る仕組みをつくってほしいと国に言い続けておりますので、そのことも御理解をいただき、そしてまた御協力をいただきたいと思っております。

 徹底ということについては、これは従来よりも定期接種化ということでありますので町の持っている広報媒体は当然なことでありますし、やはり対象者に個別で通知をさせていただきながら漏れなく接種が受けていただけるように取り組んでまいりたいと。個別に御案内をさせていただくように、それは一斉に周知を図る部分で受けられない方を対象にしての個別をいうことになろうかと思いますけれども、個別にお知らせをしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) では、次の質問に入ります。

 若者のまちづくり参画についてお伺いします。

 若者については、これまでも本議場でお尋ねをしてまいりました。そのきっかけは、ある若者の、岩美には若者の集うところがない、若者の意見を言える場がないという声が私の背中を押してくれたからです。

 現在では、核家族化や少子化等が進み、地域の連帯や人間関係の希薄化が進んでいます。

 そんな中、本町では第9次総合計画で目指すべき将来像を「人がつながり 心をつなぎ 未来へつなげる岩美町」としています。将来像を実現するためには、若者の熱と力が不可欠だと考えます。

 そこで、お尋ねをいたします。本町の将来像実現に向けて、若者にまちづくり参画を促すことが重要と考えますが、町長の見解をお伺いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いての御質問でございますけれども、岩美町のまちづくりに若者の参画が必要だというふうに私も考えておるところであります。

 いわゆる生活実態が昔と変わってきたということやら、極めて厳しい少子化の中にあって青年団という組織が若者サロンを中心にして何とか発展をさせたいという思いで取り組んでおるところでありますけれど、なかなか困難な状況が続いておると。決して楽観できるような状況ではございません。事あるごとにそういった方々の御意見を伺うように努めておるつもりではございますけれども、さまざまな町内イベントあるいは特には成人式、そうした機会を捉えながら私自身が取り組んできておるところでありますけれども、目に見えて大きく若者が力を合わせていろんな事業に積極的な取り組みをみせるというところまでには至っていないと思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 本町は、若者の定住化を図るために、子育て支援として保育料の軽減や義務教育修了までの医療費助成、さらに新婚世帯への家賃助成等さまざまな施策を鋭意取り組んでこられましたが、残念なことに町外に出ていく若者も少なくありません。そのために、やはり若者が魅力を感じる町、若者が定住するまちづくりにもう一歩強く取り組むべきではないかと考えます。

 先ほど町長が少子化が進みということをおっしゃっていました。若者も少なくなっていると思いますが、その少ない若者だからこそ貴重な存在があると思います。その若者の一人一人の声を聞くことが重要ではないかと思います。若者の意見を聞いて、若者を中心にまちづくりをすることが大切ではないかと思いますが、その点町長の見解をお伺いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 若者のさらなる参加、意見を聞く仕組みということでお尋ねをいただきました。

 まず第一には、私はやはりそれぞれの家庭環境、家庭教育の部分でしっかりと岩美町に対する思いを抱いていただけるような家庭をつくっていくことが基本だというふうに常々思っておるところであります。そして、行政ではいろいろな行事取り組みをする中で若者の参加をつくってきておるのが実情でございます。最近ではITを活用した参画方法というのも取り組みを始めておるところでありまして、町のホームページ上で提言をいただくようにもしておりますし、またツイッターやフェイスブックを媒体として若者への情報を発信をこれからしたいと手がけておるところでございます。そうしたITの部分が、やはり若者の連帯意識の高揚にも仲間づくりにも大きく役立つだろうというふうにも思っておるところでありまして、そうした機会を設け、環境づくりに努めていきたいと思っております。

 また、せんだって昨年では愛媛のほうから若松進一さんというまちづくり、地域おこしを頑張られた方を講師に迎えまして講演会を行いましたけれども、そうした講演についてのDVDをぜひ見せたいというような浦富のほうからの要望もあったりして、そういうものも活用していただいておると。

 それから、イベントのことをちょこちょこ申し上げましたけれども、従来からのスポーツイベントについてはやはり若者が中心でございます。町内イベントは町の体協のほうに全て主体が移るわけでありますけれども、例えばビーチバレーであるとか、あるいは元気フェスティバルの際に、あるいはいわみ音楽祭、それから鳥取で行われる花火大会、しゃんしゃん祭り等には町内企業の連も出ますし、岩美連という形で参加もしていただいておると。それから、各地区の体育祭であったり運動会であったり、あるいは祭り、伝統文化についても積極的な参加を呼びかけたりしております。そうした伝統行事においても、やはり中学生の力をかりなければならんというような実態も出てきておりますけれども、これはこれでやはり中学、高校、小学校も含めて地域行事にも積極的に参加をしてもらう仕組みというのも学校に強く働きかけていきたいというふうに思っておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) では次に、若者サロンについて伺います。

 平成22年度に若者サロンが設置されていますが、これまでの開催状況と参加者数の推移、今後の取り組みについて伺います。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 芝岡議員さんのほうから、若者サロンのことについて開催状況等のお尋ねでございます。

 御質問にありましたように、平成22年に開催させていただいて、23、24と開催をさせていただいてきました。大体年間に十数回の会議を設けたりとかイベントに参加したりしてるんですけども、平成22年ではイベントとか会議、平成23年度、平成24年度については、ここに研修、鳥取県の青年団体との交流会というのに参加をさせていただいたりするような形もとらせていただきながら取り組みをやってまいりました。平成24年度では10回程度の会議、イベント、参加者数は合計81名の者が延べ参加しております。役場の職員が65名、役場職員以外の者が16名というような参加率になっております。

 24年度につきましては、町の大会の主催行事であるソフトバレーボール大会に参加をしてみたりとか、イベントを行った後海岸清掃をやってみたりとか、昨年に引き続いてサッカーのガイナーレの大会の岩美町タウン・デイのときにボランティアで活動していただいたりとか、そういう活動を行ってきております。

 以上でございます。

 失礼しました、今後のこともお尋ねでございました、失礼しました。

 今言ったような会の中身を取り組みながらやっておりますけれども、3年間が経過をしてなかなか苦戦をしていることは事実であります。この議会でも何度か取り上げていただいて、励ましをいただいておることも事実であります。

 今後の取り組みの考え方でございますが、やはり若者の自主的活動を支援するという姿勢は持ち続けていきながら、水を向けながら、協議をしながら進めてまいりたいと考えております。どうも会議とかボランティアとかっていうのになってくるとちょっと若干参加者が落ちますので、イベント開催みたいなことのところで工夫をしてまいりたいというふうに考えております。今までやってきているイベントを少し参加者をふやしていくために、今まで口コミ等でやってきておったわけでございますが、チラシであるとか、先ほど町長述べましたようにIT機器を活用した発信であるとか、そういうものにも取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 今後ともこの若者サロンで活動している方々っていうのをふやしていきたいと考えていますので、粘り強く取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 今まで何回かこの本議場で質問をしてまいりましたけれども、今までの御答弁と余り変わってないように思われます。まず、若者サロンの設置を知っている人というのが少ないのではないかなというふうに思われます。若者の意見を聞き、また若者に魅力のあるまちづくりをするためには、やはり若者はもちろん町民に若者サロンがいつあるか、開催日とか開催場所を知っていただくということが重要ではないかと思います。例えば防災無線で知らせるということも一つの方法ではないかと思います。

 ちょうど丸3年になると思うんですけれども、そろそろその若者サロンの成果といいますか、若者サロンということの存在を町民の皆さんから声が上がってきたり話が出てきたりというふうな状況になるかなと私は考えていたわけですけれども、そういうことがないというのが少し残念な気持ちでおります。

 町長は、ことしの成人式で新成人の皆さんに若者サロンの紹介をなさいました。新成人の皆さんには、その後どのようにこの若者サロンのことを周知されていたのかなということをまず伺いたいと思いますし、毎年成人式では新成人の皆さんが岩美町の役に立ちたい、恩返しがしたいという決意を述べていらっしゃいます。その気持ちを若者サロンで生かしていただく、そういう活動をどういうふうにやっていくかということをお尋ねしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 若者サロンについては、御指摘のようにもう少し町の広報であるとか防災無線であるとかで周知を図りたいと思います。御指摘をいただいて、そうすべきだというふうに思います。

 一点ちょっとお伺いするのは、失礼な話ですけれども、芝岡議員の背中を押された方にこういったサロンがあるということで出てきていただくようなことをぜひお願いしたいと一つは思います。

 それから、やはり成人の思いとして岩美町に何らかの貢献はというのは、これは必ずしもサロンに出ることということを希望しておられるわけではない。いろんな形で町のイベントやボランティア活動に積極的に参加をいただくということがまず第一だろうと思います。そして、そのためにはやっぱり組織活動ということを将来的には我々は見据えながらサロンということを起こしておるわけですけれども、その中でいわゆるかたい話ばっかりでなくて町内に住んでおる若者同士が顔見知りになる、あるいは少しずつでもきずなができてくることがまず大事でありまして、成果について長い目でもう少し見ていただくとともに、一緒になって若者に参加をしていただくように議会の皆さんにも御協力をいただきたいと思っております。

 いろんな御意見を伺う中で、若者が集いやすい仕組みというのを我々も工夫をしてまいりたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) では、最後の質問になります。

 ことしは、山陰海岸国立公園指定50周年の意義ある節目の年でございます。50周年としてのイベントに若者の熱と力を発揮し、盛り上げていくことがまちづくりにつながると考えますが、町長の見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ことし、平成25年に指定を受けて50周年を迎える山陰海岸国立公園の記念行事、記念イベントに若者の力をということでございます。

 昭和38年7月15日が指定を受けた日でありまして、これまでからこのすばらしい資源、資産を国内外にアピールをしてきたところでありますけれども、50周年という節目の年にさらにこの岩美町の大きな宝である国立公園浦富海岸、これは山陰海岸の中心であるというふうに自負をしておりますので、記念行事をしっかりと取り組んでいきたいというふうに思っております。

 若者という点については、この50周年記念行事と申しますのは3県とそれから3市3町ですか、それに環境省が加わって全体事業費で1,000万円の予算が既に決められております。岩美町における負担分も50万円ということで、この当初予算の中に御審議をいただいておるところであります。参考までに申し上げると、鳥取県、兵庫県、京都府、鳥取市、岩美町、豊岡市、新温泉町、香美町、京丹後市でございます。この地方自治体で500万円の予算総額を準備をいたしておりますし、環境省が500万円ということであります。

 既にどうしたイベントをするかということを実行委員会ということを立ち上げて事業計画が練られておるところでありますけれども、若者の分野という点ではやっぱり小・中学生、高校生という範囲が中心になっております。我々としては、これまでから取り組んでおる浦富海岸を素材にしたといいますか、バックにした浦富海岸のこの元気フェスティバルであるとかビーチバレーボール大会、そしてまたサーフィン大会、そういうものをしっかりと冠イベントとして、より多くの若者が集えるイベントにしようというふうに思っておりますし、それから砂丘のイリュージョンも非常に年々好評を博しておるわけでありますけれども、これも当然50周年記念イベントに冠をつけたりして、より多くの若者が集うイベントにしていきたいと思っております。

 実行委員会で企画をしておる中身の事業について若干申し上げたいと思いますけれども、ジオパークと兼ねた取り組みにいたしておる部分がまずございます。これは、実行委員会の自主事業ということで山陰海岸ジオパーク自由研究コンテスト、3府県子供ジオパークサミットというのが行われます。これは200万円ですけれども、これがメーンになるというふうに思います。そして、3府県でキックオフイベントというのが行われます。これは、ボランティアクリーン作戦みたいな形が3府県によってそれぞれ行われるということであります。

 岩美町におきましては、キックオフイベントの一つとして場所を岩美町内ということになりますけれども、先ほど申し上げた一斉清掃、そして子供パークレンジャー任命式というようなことも岩美町内で行うことにしております。

 それから、全体の記念式典は鳥取県が行うことになっておるわけでありますけれども、鳥取砂丘こどもの国の多目的ホールを中心にしてオープニングセレモニーを行い、自然公園の関係功労者の大臣表彰であるとかパークレンジャーの認定式、著名人によるトークショー、山陰海岸クイズ大会、それから各種の体験コーナーを設けたり、あわせてジオパークもしっかりアピールをするというような中身になりつつあるということでございます。

 それから、先ほど自由コンテストのことも申し上げましたけれども、これは小・中・高生を対象にして山陰海岸ジオパークをテーマにした自由研究を募集して、優秀作品を表彰するという取り組みについては夏休み中に行って、これは岩美町で行いたいと、9月ごろに表彰式を行いたいというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、若者向きの50周年記念事業という特別なものはございませんけれども、先ほど来申し上げたこれまでのイベントを冠イベントにして充実を図り、若者の参加を大きくふやしていきたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 新しいイベントがあるかなと思っておりましたけれども、さまざまなイベントを取り組む中で、その中でまた若者が育っていくということも大変重要なことだと思います。

 やはり私たち町民は、若い方が目に見えて頑張っている姿とか、子供たちの声とか、そういうものにすごく勇気をいただくわけです。ですから、若い方がこの岩美町の中で頑張っている姿が目につくようになれば、岩美町ももっともっと活気が出てくるのではないかなというふうに思います。

 町長はよく、まちづくりは人づくりというふうに言われます。次世代を担う人材にかかっていると私は思うから、若者のことを取り上げて質問をしたわけでございますけれども、岩美町が好き、岩美町をよくしたい、岩美町を全国へ発信したいという熱い情熱を持った人材が求められると思っております。

 先ほどお伺いした、この若者サロンが本町にとって将来の軸となる人材輩出の場となりますことを期待して、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって芝岡みどり議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午前10時37分 休憩

            午前10時46分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、田中克美議員の一般質問を許します。

 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 議長の許可をいただきましたので、通告の順に従いまして私の一般質問を行います。

 まず、冒頭に、きょうで2年を迎えました東日本大震災、この復興もままならず原発の事故の終息もほど遠いという中で、国が第一の仕事として何よりもこの生活と生業を最優先に取り組んでいくこと、さらに原発ゼロを目指して取り組むということを改めてここに表明をしたいと思います。

 それでは、通告の順に従いまして質問をさせていただきます。

 まず最初に、学校教育の条件整備という問題です。

 岩美町の学校教育は、今注目をされてきていると思います。これは、教育の町岩美を掲げた行政の条件整備の取り組み、そして学校現場の教職員の方々の努力の反映だというふうに思っています。教育の町岩美が今後さらなる前進をしていくために、私は質問で2つのことを提案したいと思います。

 まず第1は、特色ある学校づくり事業についてです。

 この事業に充当しています1校当たり100万円という予算は、ほかの学校とは異なるという意味の特色をそれぞれの学校に求めるものじゃないということは、この事業発足当時の大黒教育長や榎本町長が議会でも発言をしてこられたところです。学校は、御承知のように毎年3月に教職員の異動があって、4月に新しい陣容でスタートする。この新しい陣容のもとで児童・生徒の学力向上や教職員の資質向上などを目指して新たな取り組みを計画をしても、予算は既に決められており、また学校を所管する教育委員会には財政権限はないと、こういう事情のもとで学校の先生方の意欲が十分に発揮できるよう予算の裏づけをつくる、これがこのそれぞれの自主的な判断で使えるお金100万円を計上する趣旨であったというふうに私は考えております。

 したがって、通常の学校教育予算として手当てすべきものは、それとして充実をさせていくと、そういう類いの授業や物品購入などは100万円の中で賄うべきではないという考え方で今日まで来ているというふうに思ってます。

 この特色ある学校づくり事業をさらにこれから発展を考えた場合、この事業の中で定着してきた取り組みなどについては、もちろん全てではないわけですけれど、100万円の予算の中で執行するのではなくて通常の予算として計上するということが大事なこれからの方向だというふうに私は思います。

 例えば、各学校でやっているふるさと先生だとか芸術鑑賞とか、幾つか共通した問題もあります。共通してない問題であっても、通常の事業として予算計上をして、そして例えばそれでふるさと先生とか芸術鑑賞で何を実際に鑑賞するかとかということは各学校で決めていただくというようなやり方をとって、通常の予算として計上していく。そして、100万円予算はいろんなそのほかの計画などに使えるものであれば使っていくというふうにしていくのが今後の発展の方向の大事な一つではないかというふうに思いますけれど、どうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 特色ある学校づくり事業について、田中議員さんのほうから御質問をいただきました。

 本事業については、何度も本会議場でも議論をいただき、本町の中心的な役割を担っている本当に大切な事業であるというふうに成長してもらったことについては、本当に関係各位の皆様方の御理解のたまものであると私も思っております。

 本事業の目的については、先ほど御質問の中にあったとおりでございます。それぞれの学校が用途を限定しないものであり、それぞれの学校教育活動を支援していくものであるというふうに私も思っております。この制度を始めて11年目を迎えさせていただいております。来年12年目を迎えます。当然、各学校が抱える教育課題などの解決にもこのお金を使わせていただいていることも事実でございます。

 現在、平成23年から小学校が、平成24年から中学校が学習指導要領が改訂になり、生きる力の育成というのを中心に小・中学校の授業数の増加、教科書が厚くなるとか、そういうことが行われています。

 御指摘のとおり、予算編成時にはなかなかできないことっていうこともあるわけでございまして、編成時に一般的な通常の学校予算として手当てすべきものについては予算編成時に留意している点でございますし、特色ある学校づくり事業の中から通常の事業経費に移した事業もございます。今後とも、より一層予算編成時に中身を精査して、学校教育の中で取り組むべき施策は町の予算として計上をしていきたいというふうに考えております。

 なお、御指摘のとおり学校は新年度ごとに新しい体制になります。来年度も新体制になるわけでございます。本事業の趣旨を学校長初め先生方にしっかりと伝えて、この事業が子供たちにとって真に有効になるものに生かしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) この特色ある学校づくりにつきましては、平成13年に今の3小学校、1中学校という体制といいますか、校区分けになったことを機に、やはり長い伝統を誇る学校と新しくできる学校ということの中で住民の皆さんともしっかりこの学校が連携をとれるように、そしてまた培われた伝統をもとにしながら新しい伝統を築いてほしいという思いで措置をしたものでございまして、12年目になるというところであります。

 再三この議場でもこの成果等について議論があったわけでありますけれども、質問の中にもありましたように岩美中学校ではクローズアップ現代で全国放送に取り上げていただくような教育環境といいますか、先生たちの取り組みが報道されたことでありまして、私らも非常にうれしく、そしてまた声高らかにこのことも言って回っとるようなことでありますけれども、非常にそういった意味ではこのことにも結びついたんだろうというふうに思っておるところであります。

 御指摘のように、恒常化したり、あるいは3小学校で同じ取り組みをなされておるようなことについては、通常の教育予算の中に盛り込む方向でこれからも取り組んでいきたいと思っております。

 ただ、私はいつも申し上げておりますけれども、教職員の皆さん、先生たちのストレスにつながるような仕組みであってはならんと。そうした各学校の先生たちが力を合わせることになる研修や、先生たちのためにももっともっと使うべきだというふうに思っておるところでありまして、どちらかと言いますと成果が求められるということの中では学力向上が中心になった取り組みになってきておると思っておりますので、これまで同様長い目でこの制度について御支援や御指導いただきますようにお願い申し上げたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) クローズアップ現代の話がありましたけど、この事業始まって数年後、5年ぐらいでしたかね、ある雑誌で教育学者が全国10の自治体施策の一つとして紹介したことがありましたけれど、今町長言われたように先生方のことも含めて使われる、大体そういう趣旨でもあったと思いますし、それは子供たちのために当然なっていくわけですし、そういう点で定着したものなんかを通常予算で組んでいくということがどんどん進んでいくということが望ましいわけですけれど、同時にその学校現場が4月に新しい陣容で始まっていくという事情は今後も変わらないわけですから、やっぱりそれぞれの教育課題とかいろんな子供たちの動向も含めてその年その年に生じてくるであろう先生方の総意を生かし、その意欲を発揮してもらうための予算として、やはり使途を定めずに自由に使える予算ていうのは継続するということが大事だというふうに思います。

 その点で、ちょっと町長の答弁にも関係すると思うんですけれど、私がこの予算の趣旨を生かすためにということで、この間の学校の資料を幾つか見させてもらったんですけれど、気になることがありまして。それはどういうことかというと、5月1日付で実施計画と収支予算書をつけた補助金交付申請書を提出しているわけですね、教育委員会に。このやり方だと、100万円を使う計画を4月に決めてしまわなければならないことになってしまう。つまり、どういうことかというと、年度中途で当初の計画や企画などが発展、変更するということに対応できないのじゃないかと。それから、4月は予算を使えないってことになるわけです、5月1日付の交付申請書ですから。じゃないかと思うんです。そういうことにもなる可能性が出てくると思うんですけれど。

 それと、もう一つ大事なことを思ったのは、100万円を使い切ってしまわなければならないという気持ちに、そういう意図がないにしても結果としてそういうことが生じてしまうんではないかと。ですから、みんな100万円使うようになっとんです。見事に100万円になってます、計画書は。もちろん結果報告は当然端数が出てきますけれど。これは、この予算の趣旨を十分に生かすということから見ると、やはり気になるわけです。

 それで、私は、学校がスタートする4月の時点で校長先生に100万円渡してしまえばいいと思うんですよ。それで、計画については、計画が定まった時点でその実施計画を提出していただくと。当然結果報告などは提出していただくわけですけれど。これは、ある意味で言うと自由裁量といっても当然教育委員会のほうで目を通すわけですから、それはその実施計画について目を通して、点検という言い方はおかしいですけれど、そういう作業ができる、意見交換もできるわけですから、そこは弾力的にやっていくほうがこの予算の趣旨をもっと発展させることができるんではないかというふうに思います。その点はどうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 確かにやはりいわゆる行政の役人、スタイルみたいなところがあっとるなというふうに思います。端的に申し上げると、交付金化みたいな形で是としていくというようなこと、それから随時事業1つずつに届け出してもらっていくということも可能だろうと思いますし、その辺は弾力的にやっていきたいと、教育委員会のほうにもそのように指示をしたいと思います。

 もう何年もですけれど、4つの小・中学校の校長、それから教頭、それに近年は岩美高の事務長以上、校長、教頭含めて年2回教育懇談会っちゅうのを開いとります。これ予算はみんな手弁当でありますので、参加費でやっておりますけれども、5月は岩美町の小・中学校の先生たちが一堂に会して教育研究集会っちゅうのが持たれて、それにも出ますし、年3回は膝を交えてそうした町の思いを伝えるようにしておりますし、その中でこの100万円のお話も私のほうからもしますし、各学校での取り組みやら、ぜひ今後も続けてほしいという要望いただいておりますので、もっと柔軟性を持たせ、使い勝手がいいような仕組みに改めていきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 先ほど途中で触れた話ですけれども、100万円から外して通常の予算の中でという、例えば最近でいくと事業としてはふるさと先生とか芸術鑑賞とかというようなことがあるわけですけれど、こういうのもある意味、さっきもちょっと言いましたけど、一つの枠は決めて、そういう意味でいうと使途は枠づけされてるわけですけれど、それをじゃあどの時期でどういう形で執行するかという裁量はやはりそれぞれの学校の実情に応じて考えて執行してもらうというようなことで、その100万円から外した事業についてもそういう柔軟さといいますか、ものを持たせるべきものもあるというふうに私も事業を見てて思いましたけど、その点はどうですかね。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) おっしゃる意味はわかります。ただ、学校としても教育的な部分では年間の行事予定というようなことを当然組まにゃいけんと、それが前提にあると思っております。そうした中で、やっぱり早い時期の年初からでも使える仕組みであったり、あるいは今御指摘になったのはふるさと先生とそれから芸術鑑賞、これあたりはやっぱり年間スケジュールの中で各学校が立てていかにゃいけんところだろうと思うんですわ。講師の都合や何かも聞かにゃいけませんし、巡回芸術は、これは1年ぐらい前から計画せにゃいけん中身だと思われますので、いわゆる現場裁量というものをしっかりと担保できるようにこれから努めるということで御理解いただけませんでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私があえて言ったのは、結局スタート以前に組む予算の中に含まれるから言ったんです。その枠の中でも裁量があっていいんじゃないかというのは、要するに新しい陣容のときにはもう既に決まってる、予算の中にそれが含まれているということから私はちょっと言ったわけで、当然学校現場とよく協議をして、その現場の意向、意志が生きるようにというつもりで言いましたんで、ひとつよろしくお願いします。

 それから、この教育条件の整備の問題で2つ目の提案は、学校給食の負担軽減の問題です。

 この問題は以前町長に、億に近い数千万円ぐらいですかね、要るとすればというようなことでたしかあのころ7,000万円ぐらい必要だったんじゃないかと思うんですけれど、無償化するとですね。この質問をするに当たっていろいろちょっと調べてみましたら、私の提案しているのは1食当たりの負担そのものの軽減とか、2人目、3人目の児童・生徒について無料にするとか軽減するとかという、そういう策ですけれど、実はもう保育料の負担軽減で既にやってることなんですけれど、それを学校給食にもやったらどうかというのが提案なんですけれどね。

 数は調べてませんけど、結構全国やってるとこありますね、このやり方は。無料化のとこもふえてるんですけれど、新年度から無料化するっていうところが地方紙の情報を見ましたら幾つかあるんですけど、それは新聞で取り上げられとるのは無料化のとこばっかりだと思うんですよ。ただ、だから新聞で取り上げられないそういう2人目、3人目とかというのに無料化したり軽減したりするというところは広がっているんじゃないかと、まだふえてるんじゃないかというふうには思うんですけれど、幾つか既にそういうやり方やってるところがあります。

 それで、例えばこの教育委員会からいただいた平成24年度の児童・生徒数、それから家庭数というものの表を見ましたら、計算すると家庭数を児童・生徒数から引くと後2人目、3人目だろうと思うんですけれど、単純にですね。中学校と小学校を区別されてないんで、中学校に2人いて小学校に1人とかという家庭もあるんだろうと思うんですけど、そういうのの区別わからないんですけど、この表でいくとざっと2人目、3人目を無料にした場合に小学校では1,000万円足らずといいますか、九百九十何万円ぐらいじゃないかと思うんですけれど、ちょっと一年の食数をきっちり計算してませんけれど、1,000万円前後だと思います。それから、中学校では200万円ちょっとぐらいでできるだろうというのが私の試算です。したがって、この2人目、3人目ということを考慮に入れるということは、今の岩美町の財政状況からやれない金額ではないというふうに思いました。

 学校給食の家庭の負担軽減を図るというのは、もちろん根本的にはひとしく教育を受ける権利の保障ということがあるんですけれど、同時に政策的には少子化対策とか子育て対策とか、もっと言えば岩美町の人口をふやす定住化対策とか、そういう政策的な判断も入ってくる話であって、そういうことからいうと、政治的に判断をしてこの2人目、3人目に対する無償化、無料化というものは財政的にも無理な話ではないというふうに思うんですけど、どうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 小・中学校の給食費保護者負担の軽減という御提案をいただきました。

 私は、やっぱり給食については負担をいただく、岩美町の教育としては負担をいただくんだという思いでおります。ただし、やはりこれまで取り組んでおります通学費の助成の問題だとか、こういった面では自宅から学校までが遠い生徒の保護者の負担軽減っていうようなことについてもっともっと拡大をしていきたいという思いはございますけれども、給食については幸い未納については非常に岩美町少のうございますけれども、世の中の流れとして給食を不払いというようなことがどんどん進むということの中では、やはり行政と、それから家庭の責任という部分できちんと給食費、これは材料費だけでございますので、いただきたいと思っております。

 ただし、私は、いろいろ地産地消で地元の食材を入れる率も他町に比べて大変高い率になっておるわけでありますけれども、例えばカニであるならば雌ガニの子持ちガニの汁がせいぜいという、単価的に非常に高いものがございます。そういった部分に目を向けたいという思いでおります。それは、やはり水産業の本当に微々たることだとは思いますけれども、いわゆる価格の下支えに少しでもなるように、地元の船がとってくる魚を、保護者の負担とは別に町が仕入れて、その部分を給食に取り入れていくと。子供たちに岩美町での特産品ということをしっかりと認識をさせ、岩美町の給食を将来も忘れんような子供にぜひ育てたいと、そんな思いがしておりまして、負担軽減の部分ではほかの分野でこれからも充実を図っていきたいと思いますが、給食についてはそのような考え方でおります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 今までの考え方と変わってないということだというふうに思うんですけど、不払い、未払いの問題とは直接は関係ないというふうには思います、これはね。食育の問題とか、先ほどちょっと私強調しましたけど政治的、政策的な判断に立つかどうかというとこだというふうに思うんで、金額的にという問題ではないというふうに思いますんでね、それは。そういう意味で、改めて総合的に考えてほしいということだけを言っておきます。

 次に、TPP交渉の問題でございます。

 この問題では、JA全中が、萬歳会長が1日に首相と自民党幹事長、公明党代表の3者と会談をして申し入れをしたということですけれど、日米共同声明で聖域なき関税撤廃が前提じゃないことが明確になったとは理解していないと、自民党の政権公約全てをクリアしなければだめだというのが全国のJAグループの声だと、こういうことで交渉参加に強く反対するということを申し入れたわけですね。

 それで、同時にJAはTPP交渉は農業問題だけでなくISD、投資家対国家の紛争解決、食の安全・安心、医療、保険など国の形を変える重要な内容を含むものだと指摘をして、自民党の政権公約としての6項目全てが遵守されない限り国民の信頼を得ることにはならないという主張をしております。

 これは、このTPPが民主党政権のもとで問題になったときに岩美町町民集会、町が音頭をとってやった集会でも事態は中身的には変わってないわけで、改めてこのJA全中の申し入れについて町長の感想を最初にお尋ねします。見解でもいいですよ。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) TPPの問題につきましては、22年12月25日だったと思いますけれども、県下でもいち早く集会を持って、町民の皆さんにぜひとも関心を持ちながらこのTPPについては国益が本当に担保できるかどうかということを見きわめようではありませんかということで臨んだところであります。

 残念ながらというとあれですけれども、総選挙が行われて、自民党もそうした聖域なき関税撤廃が貫かれるようなTPPには交渉参加しないということを言明しておったわけですけれども、オバマ大統領と総理大臣との話の中で聖域というのが若干あるというようなことの状況も出てまいっておりますし、それから国会の答弁でも特に保険制度の、国保って言ったのかどうかちょっと忘れましたけれども、保険制度は日本の医療制度の根幹であるので、これを揺るがせるようなことにはせんということが言われたように思います。そしてまた、自動車の部分で、アメリカはアメリカ自身の自動車をもっと、関税という点ではそんなに障壁にはなってないようですけれども、いわゆる安全基準やさまざまな外国の自動車が日本に入る場合に厳しい規制があると、その部分を撤廃をしろというようなことも聖域なき部分には本当は入ってないんだろうと思いますけれども、今後の年限をさらに延ばしたりしながら双方が自動車の部分でも歩み寄りを見せておるというような状況にきておるというふうに思っておりまして。

 しかしながら、まだまだどんな交渉になるかということは私自身も十分に理解ができませんし、そういう点では情報も非常に不足しておる中で、非常に判断に迷うとこだなというふうには思っております。しかしながら、町内のいろんな分野の方々の意見を聞くと、やむを得んだろうなというふうにおっしゃる方が相当おられるということも事実でございます。そういった状況で今ございますけれども、コメントというか所感を言わせていただくとそういう状況でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) JA全中の申し入れとは大分違いがあると思いますけれど、首相は聖域なき関税撤廃が前提でないことを確認したと言ってるんですけど、それの根拠は共同声明なんですよね、日米共同声明。ところが、日米共同声明は日本がTPPに参加する場合には全ての物品が交渉の対象になるということを、2011年11月12日にTPP首脳によって表明されたTPPの輪郭、アウトラインにおいて示された包括的で高い水準の協定を達成していくということを日米両政府が確認するというふうにも明記されとって、聖域については一言もないんです、共同声明には。根拠にしている共同声明に聖域のことは一言もないんです。それで、首相も国会答弁でどの品目や分野が関税撤廃の対象から聖域として除外されているか答弁できないんですよ。ないんですから、できないはずですけれどね。そして、答弁はいつも最終的な結果は交渉の中で決まっていくと、これしか言わないんです。まあ、言えないんですよね、ないんですから。

 それで、今町長が幾つか言われました、その自民党の公約にかかわるような部分についても首相は認めてるんです、なかったということを。それで、国会答弁で外務省の片山経済局長が日米共同声明に自民党の公約の5項目、5項目というのは聖域なき関税撤廃云々以外の項目ですけれど、その5項目が含まれているという情報はないというふうに国会で答弁し、外務省が答弁したとおりだと首相も答弁してるんです。要するに、ないんですよ。だから、自民党の選挙公約についてもアメリカ大統領から保障するという発言はなかったということを事実上首相も国会答弁で認めたと。外務省も認め、首相も認めたということなんですね。

 これで、21分野ですよ、たしかTPPは。農業だけじゃないですね。だから、JAも農業の問題、食料の問題だけじゃなくて、さまざまな保険から医療から労働分野まで国の形がそっくり変わってしまうような大変化が起きるんだということを懸念してるわけですけれど、しかもそのごく一部の聖域なき関税撤廃は前提でないという、これもごく一部なんですけれど、それすら要するにないと、はっきりしないということがこの間の国会でのやりとりでもはっきりしてきちゃっとるわけですね。

 だから、TPPの原則というのは関税撤廃だけではないわけですね。さっき町長医療保険のこと言いましたけれど、アメリカは各国の基準や制度の違いを非関税障壁として撤廃することもこのTPPは原則にしておるわけですから、これも22年12月の集会のときにいろんな方が言われた状態は変わってないわけです。ですから、そういう原則、その関税撤廃の原則、それから非関税障壁を撤廃するということの原則、この原則に沿ってアメリカは具体的に遺伝子組み換え表示をやめろとか、農薬の残留基準を緩やかにせよとか、混合診療を解禁にして医療への営利企業の参入を認めろなどと迫ってきてるわけです。

 ですから、これ認めたら大変なことになるわけで、実は先行の9カ国におくれてカナダ、メキシコが昨年参加したと、そのときの極秘念書があるそうですけれど、この念書はすごいもので、現行の交渉参加9カ国が既に合意した条文は全て受け入れ、9カ国が合意しない限り再協議は行わないと。将来ある交渉分野について現行9カ国が合意した場合、新規参加国は拒否権を有さずその合意に従わないといけない。交渉を打ち切る権利は9カ国にあり、おくれて交渉入りした国には拒否権は認められないと。これがカナダ、メキシコが参加するときの念書で、これを認めたから交渉に参加しとるんです。これを今日本はまだ求められてないというのが答弁ですけれど、日本だけ例外になるわけないんです。だって、一番欲しいのは日本なんですから。市場として欲しいのは、アメリカから見てですね。

 だから、こういうことがないとは言えないわけで、私はこの、どっちに転ぶかという非常に重要な時期ですので、実際に表明しても単純にそれで参加になるわけじゃないですね、交渉に。アメリカに90日ルールだとか何だかっていうのが国会でありますからね。国会が認めないと、要するに日本の姿勢を認めて初めてゴーになるということですから、時間が丸々ないわけじゃない。今の時期にやっぱり改めてそのTPPの問題、反対なら反対が一番いいんですけど、反対であってもとにかくこの問題についてきちっとやっぱり考えていくということが必要で、そういう趣旨の集会などをやってほしいと思うんですけれど。前回は、行政が声をかけてやったのは、僕の情報では、全国岩美町1つですわ。あとは農業団体が呼びかけてやった集会ばっかりです。あちこちで情報とった限りではね。それは鳥取県内ではかなりやっぱりインパクトがあった話で、今の時期改めてそういう集会をやってほしいと思うんですけど、どうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 時既に遅しということまでは私はちょっとよう言いませんけれど、あした、あさってのころには参加表明がなされようという事態にあります。それから、岩美町全国おまえだけだっちゅうふうに褒めていただいたところでありますけども、あの後県下でもっと広がるかと思ったんですけども、2つしか、日南と琴浦ぐらいしか集会的な、これは本当勉強会だったと思います。それから、TPPを考えるっていう県レベルの集会もありました。それにも参加をいたしました。私としては、本当に主義主張を超える中で、やっぱり地方が守られるのはTPPを簡単に許しちゃならんのじゃないかという思いがあったところでありますし、全国の町村会のスローガンというか決議の中にも、今年度の11月の月末に全国町村大会もありました、それにも掲げてきたところであります。

 私の知るところでは、あすJAが全国規模の集会を東京で4,000人規模の集会を持つと、それに鳥取県では39名の、もう既に参加者を決めて、最後の頑張りをしてくるというような段階になっておるようでありまして、そうした状況を見る中で岩美町がっていうところは今回は考えていないと、まことに力不足でありましたけれども、今の時点では考えていないということであります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) JAは、あしたが最後の頑張りではないと思いますよ、さっきもちょっと言いましたけど、私。それから、地産地消もパアになりますしね。地元業者育成もパアになります、非関税障壁ですから、これは。

 だから、その集会やその他の取り組み、私はまだ諦めないでいきたいと思います、ということだけは表明しておきます。

 最後、オスプレイですけれど、オスプレイはとにかく開発試験段階から墜落事故を繰り返して非常に危険なものだと。アメリカの航空法でも、それから日本の航空法でも本来これ飛べないんですよ、基準からいうと。そんなものなんです。それを、アメリカ米軍の言うことだけを聞いて大丈夫ですといって日本政府が受け入れてるということです。だって実際に去年も4月、6月で墜落しとんですからね。

 それで、実はこの前6日から8日まで岩国に来て四国から和歌山とのオレンジルートで訓練しました。これ、南から高知に入るときに、既にオレンジルートじゃないところでも低空飛行訓練やっとんですよ。中国地方もブラウンルートっていうのがあります。だから、これ必ずしも米軍が設定した低空飛行訓練域だけで訓練やるとは限らんのですよ。既に四国ではそうじゃないところで低空飛行をやっていっとるんですから、岩国まで。それで……。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) はい、わかりました、終わります。

 ドクターヘリと重なるんですよ。これが黙っておれますかっていうことです。どうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) オレンジルートという部分での通告があったわけでありますけれども、ブラウンルートということでエリアに鳥取県の一部が含まれてしまうということの中で、ドクターヘリとの関係については私もちょっとうかつでございましたけれども、現在では県としっかりと連携をとる中で、そうした米軍らしき飛行物体が発見されたような場合には速やかに県や防衛省の出先に通報せえということが徹底を図られておる段階でありまして、町としてもケーブルテレビ等を通じて町民にそうした情報提供を求めていきたい、そのように考えておるところであります。



◆10番(田中克美君) 時間の関係で残念でございましたが、以上で終わります。

 ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって田中克美議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午前11時39分 休憩

            午後1時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 議事の中途ですが、黙祷をささげたいと思います。

 本日3月11日は、東日本大震災の発生から2年目に当たります。改めてこの地震と津波等の犠牲になられた方々に対し哀悼の意を表すべく、黙祷をささげ、心から御冥福をお祈りしたいと思います。



◎事務局長(坂口雅人君) 皆様、御起立をお願いいたします。

 それでは、私が合図をいたしますので、黙祷を始めてください。

 黙祷。

            〔黙  祷〕



◎事務局長(坂口雅人君) 御協力ありがとうございました。

 御着席をお願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 続いて、松井俊明議員の一般質問を許します。

 松井俊明議員。



◆3番(松井俊明君) それでは、議長の許可をいただきましたので、私は議員としての仕事である執行部に対してのチェックと政策の提言をするということを念頭に置いて質問させていただきます。

 それでは、通告に従い、岩美道の駅構想についてお尋ねします。

 さて、最初に、先日2月22日の全員協議会の席では、質問の内容がまだ十分にまとまっていなかったために、少し時間をいただきました。そして、今回質問させていただく次第です。

 駟馳山バイパスがこの平成25年度末には供用が予定され、そして岩美道路の第1期区間工事の道竹城トンネルの工事が始まっております。平成27年3月の完成予定で、岩美町に新しい動脈としての道路が具体的な形を見せ始めた現在、私たち岩美町民の多くの方々が岩美道の駅構想に期待と関心を寄せています。このような時期ですので、ぜひ岩美道の駅構想に関しまして、町としての取り組みやそれに関しての考え方を伺いたいと思います。

 我が町岩美町にとりましては、農林水産業、観光資源の活用を含めた地域振興、地場産業の確立と発展は急務であると理解しております。道の駅構想は、私たちを取り巻く地方経済が低迷し疲弊する中で、地方経済を活性化させるためのよい構想だと、そういうふうには思います。そして、岩美道の駅はその一つの施策として取り組んでいくということで進められているところですが、私としましては取り組む以上ぜひ成功してほしい、人がたくさん集まる場所になってほしいと願っております。

 さて、提出していただいた資料によりますと、岩美道の駅は現在のトスクの場所に平成26年度末にはオープンする予定となっております。それに向けて平成22年より基本構想がつくられ、整備スケジュールが作成されております。多少のおくれは見受けられますが、平成25年3月、いわゆる今月です、整備計画の作成、整備計画協議がなされる予定となっております。

 そこで、お尋ねします。

 これだけの大きな事業ということになれば、市場調査をするのは当然のこと、当たり前のことであります。それで、どのような調査結果が出ていますか、どのような予測データが出ておりますか、それをちょっと教えてやってほしいと思います。お願いします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 松井議員さんから、岩美町での道の駅の事業の進捗に伴って構想づくりも進めておることと思うが、市場調査についてデータがあれば知りたいという御質問でございました。

 まず、道の駅については岩美町では第7次の総合計画、これは平成18年まででございますけれども、この中でぜひ岩美町も道の駅を整備あるいは誘致をすべきだというようなことで、第7次総ではいろいろ検討を進めさせていただくということにしておったことがきっかけでございます。

 その中で、駟馳山バイパスの工事が進捗も見えてまいりますし、供用開始のめども立つという経過がございました。その中で、22年3月に関係機関が推進協議会というものを立ち上げたわけであります。それは商工会、町の観光協会、県の漁協の網代港支所、そして田後漁協、それとJA鳥取いなばという5団体で推進協議会が設置をされました。この協議会で早速に2月、同月に岩美道の駅誘致推進趣意書というものの提出を受けたわけでございます。第1回目に準備会ということで2月18日に先ほど申し上げた5団体、5者と町とで準備委員会というものを立ち上げたところであります。

 道の駅は、御存じかもしれませんけれどもいろいろなパターンがございます。基本的には道路管理者が道路管理者の責任の中で施設整備を行う部分、それから地元の自治体等が附帯施設という形で整備を進める部分。一転、自動車道にはこの道の駅というのはつくることができません。河原等にできておる道の駅は、旧国道53号線の道路施設ということで道の駅が整備をされておるわけであります。したがって、道の駅は鳥取道から一旦おりていただいて、おりていただかなくては道の駅に到達しないということがございます。

 何よりも国土交通省が管理をする国道9号線沿線ということが、岩美町では一番位置選定に当たって重要な要素になりました。それ以外にも国道の178号線沿いであれば鳥取県が道路のサービス部門といいますか、道路利用者のための施設としての道の駅というのもあり得るんですけれども、そういう道の駅は、しかも道路管理者の責任において駐車場、それからインフォメーション、トイレ、これらが必須な中身になるわけであります、道路責任者の分担する部分という表現にもなると思いますけれども。

 そういう道の駅でございますので、岩美町では国道9号線、しかも駟馳山道のアクセスのところということの中で現JAいなばの岩美町支店周辺ということに位置を関係者の皆さんと協議をする中で、今度は国土交通省に協議をしてまいりました。

 そうした協議の中で、今年度、昨年の7月4日、議会にも御報告をいたしましたように道路管理者である国土交通省と道の駅設置に関する協定書というものを締結したばかりであります。

 今年度の予算におきましては、2,000万円余に上る、これは調査とそれから設計ができれば設計も含めてということで、構想としてはこれまでごらんいただいておるような平面図に色塗りをした程度のものしかできていないのが実情でございます。当然のことながら、市場調査ということがこの分野ではどういった形で行われるかといいますと、まずはもう一遍詳細にしなければならんと思いますけれども、国土交通省のほうから提供を受ける、いわゆる9号線のあの地点での平日24時間の自動車の交通量であります。これは7,400台ということの中で、鳥取米子間もその7,000台程度ということではほぼ同じくらいの交通量があると見ております。

 市場調査という点で申し上げるならば、やはり類似施設での取り扱っておる品物、あるいはいわゆる県外者、県内者等の割合であるとか、あるいはそこにエージェントがどの程度かかわっておるかとか、もろもろその規模と交通量とを照らし合わせながら、さまざまな資料をリサーチしていくということが必要になってくると思いますけれども、そうした部分もこの専門の業者を通じてデータをとらせたいと。それから、我々もこの協議会に集まっていただいておる皆さんと一緒に先進事例等をしっかりと、じっくりと調査をさせていただく考え方で、この設計調査費用というものも盛り込んでおるようなことであります。

 まだそうした詳細なデータを町として手持ちはしていないというのが実情でございまして、26年度に工事をするということになればもう1年しかないわけでありますので、この目標としとる年度に近づけるべく最大限の努力はしなければならんと思いますけれども、十分な調査をした上で町民の皆さんにも参画をしていただけるような形で構想を煮詰めていきたいと、そのように考えております。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 僕が聞いたところによりますと、JAの関係の機関が市場調査をしてデータを出したと、そういうふうに聞いたんですけど、それはどうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 担当課長も私と一緒ですけれども、そういうデータがこの協議会のほうに出たということはちょっと承知をしていないのが実情でございます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) それはちょっと首をかしげますですね。

 次に、先ごろ岩美町が招聘して我がまちづくり、先ほどの質問にもお名前が出とられましたんですけど、特別講演を行ってくださいました若松進一氏のこのお話の中に、若松進一氏の双海町の道の駅の話が出ておりました。そちらの場合は、集客が年間55万人だと、そしてうまくいってるとのお話でした。年間55万人といいますと、月にすれば4万5,800人、1日にすれば毎日1,530人程度が道の駅で買い物をしてると。そういうふうになれば、道の駅のみならずその周辺の場所に対しても大きな変化は期待できようと思いますが、岩美町としてはどうでしょう。日にちもないこういう段階の中で、まだ手をこまねいて何もしてないという現状は、これから先々大きなお金が要るっていうことに関して早目早目にそういった市場調査などはする必要があるんじゃないかと。そして、その市場調査も、いわゆる5団体とかそういった関係のない外部のコンサルタントにお願いしてみたいと、そういうふうに希望したいんですけど、どうでしょう。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 御指摘のように、先ほども答弁申し上げましたけれども、やっぱり専門業者を通じてリサーチをかけるように急がせたいと思います。

 それから、やはり公設民営というスタイルになるのはなるんですけれども、やはりここで町が主体的に全部お膳立てをするっていうやり方はちょっと難しいことになるというふうに思っております。それは、言いかえればやはりそれぞれの生産者団体であったり、ここで……

            (3番松井俊明君「ちょっと待ってください、質問に答えてください。余り話が先に進まれると、こっちもちょっとこんがらがりますので、質問に沿って答えてやってください」と呼ぶ)

 そうですか。主体的に取り組む必要性の部分を少しお話をしたかったんですけど、じゃあまた後ほど。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 早急に急いでいただけるっていう返事をいただきました。

 それともう一つ、あわせてお尋ねさせていただきます。

 町の姿勢として、トスクの屋敷っていいますか、今の考えの中ではこれは賃貸で動くんか、それとも5団体の共有として動くんか、それとも町独自で買い上げて動くんか、そのあたりはどういうふうに考えとられますか、ちょっと教えてやってほしいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅の部分の国土交通省分担の担当する部分については国土交通省が買い上げることに、これは決まっているということで申し上げていいと思います。いろいろ今後の詰めをしなければ、現施設をどうするか、借用するのか、あるいは買い上げていくのか、その買い上げの方法も参加団体で全員で買うのかというようなことも今後詰めたいと思っております。

 ただ、町としてはトスクをそのままにしておいて、農協のJAのトスクのための道の駅整備ということは考えておりません。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) わかりました。それも本当は早急に町としての方針ていうのは練り上げていただきたいところだったと思います。そして、それを僕は、まだ話し合いの中では多少の変更はあるかもしれませんけれど、ですけど方針としてはこの方向でいきたいと思ってるぐらいの話は伺いたかったというふうには思っております。

 じゃ、次に行かせていただきます。

 今建設中の、先ほど申しましたように駟馳山バイパスが25年度中、そして来年の3月には、それまでには開通し、岩美道路の第1期区間のトンネルが来年度中にはあいて、26年度中、27年3月には浦富インターまでは完成する予定にはなっておろうと思います。

 そうなりますと、駟馳山から抜けて道竹城トンネルを通って浦富インターまで道路がずっと一本続くことになります。そうなると、今想定しているものと違って車の流れが違ってくるような気がしまして、そのあたりについて町長はどういうふうに感じられますか、ちょっとお願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 交通の流れについての見通しをどのように私が考えているかということでありますけれども、なかなか私が思うようなとおりには多分ならんだろうというふうに思っております。ただ、いわゆる鳥取、豊岡、宮津、これは山陰北近畿自動車道ということになりますけれども、今後は、この全通までにはまだ相当年月がかかるんではないかと。そしてまた、いわゆる事業区間にさえ、整備区間に指定をされてない区間もある状況でございます。そういう中では、やはり国道9号というのは一定の幹線の役割は今後も果たしていくというふうに考えておるところであります。

 そしてまた、鳥取県内でもちょうど琴浦、赤碕の道の駅あたりが自動車道が開通しております。相当長い区間開通しておって、交通量がどのようにっていうことをちょっと詳細には私も承知をしておりませんけれども、赤碕の道の駅ではお客さんは一向に減らないという状況があるように聞いておることでもございます。

 いずれにしても、全く影響なしというわけにはならんだろうと思っておりますけれども、施設が魅力的な施設になることが第一条件だろうと、利用者が減らんことについてはですね、そのように考えております。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かに今町長がおっしゃられたとおりで、浦富インターまでの第1期工事が完成しても、いわゆる岩美道の第2期工事ですね、東浜インターまでっていうのはまだまだ先のことだと思っております、それは。っていうことは、しばらくは岩美道っていうのは178号線との接続っていうことになろうと思います。そうしますと、その状況のもとで道の駅は岩美町内の住民の方々の利用が主体になるんじゃないかなとは思います。そうすると、防災上の幹線としての役割や駟馳山の交通量の交通緩和などは大変有用と推察されますが、道の駅の利用客の集客機能としては十分に効果が期待できないのではないかと。さらに、今想定している道の駅からの展望や景観などは余り特徴がないように思います。とすれば、たくさんの人を呼び込むためには、よほど特徴のある道の駅の運営が必要と推察されます。ただ、これから話し合いだって町のほうはおっしゃられますが、本当を言いますと構想的なものはもっと早くつくっていって、やってほしかったなというふうに思っております。

 防災拠点ということとして、僕は利用するっていうことはぜひとも必要であるし重要であろうと。このことに対しては、町長の所信表明にもおっしゃっておられましたけど、あわせて防災拠点として利用するということもおっしゃっとられましたから、そのことはぜひとも進めてほしいとは思っております。ただ、僕としてはあそこの場所は防災拠点のまんまでええんじゃないかというふうに思うんですが、どうでしょう。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅の機能の一つとして防災に備えた拠点づくりということについては、これは国土交通省とも話し合ってきておる中身ですけれども、町内の防災体制ということもあるのはあるんですけれども、いわゆる広域災害が発生した場合にいろいろな物資、人員が集結をする場所であったりという、広域災害の際の防災拠点という性格が前面な施設になろうかと思います。

 そういったことでありまして、その部分だけでの道の駅っていうのはちょっと我々としては考えていないということでございます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) わかりました。

 次に、道の駅に対して。

 道の駅は県内12カ所、中国地方でも90カ所ぐらい、そして日本を数えれば相当数あるとは思います。町内の多くの方々が、県内あるいは県外のいろいろな地域の道の駅を利用された経験はお持ちのことと思います。それぞれの道の駅が、得意分野や独特の商品企画などを行っています。そうなりますと、岩美道の駅の特徴はどのようなものが企画研究されているのでしょうか。現在のプランでは、農産物、海産物の直販、または特産品の販売などを予定しているようですが、道の駅を開いた以上、毎日安心で安全で新鮮な農産物、海産物を一定の量安定して出さなければ来ていただいた人に迷惑かけてしまうのではと危惧しますが、あるところでは例えば農産物の契約農家っていうのが200から300必要だと、それぐらいつくっておかなければ毎日新鮮なものを出すことができないっていうようなこともあるようですので、そのあたりのことも準備することが可能であるかどうか、そのあたりのことはどういうふうに考えとられますか。担当課長でも構いませんですけど。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) まず、御指摘のように何らかの特色を持ったり目玉をつくりながらというのは必要なことだというふうに思っておりまして、これまで考え方をお話ししておりますように、町内でとれる、あるいは町内に限定してもなかなか量が集まらんということもあると思いますけれども、まず農産物、そしてまた漁業の町でありますので水産業の直売等が目玉になるんではないかと。おっしゃるように、非常にそこの部分でしっかりとした見通しが持てとらんのも実情でございます。

 今、農協サイドでは、この道の駅という構想を進めるに当たって、各農家に道の駅を視野に入れたさまざまな野菜をつくってもらうような取り組みを、個々の農家にお願いをする取り組みを始めていただいておるところであります。そしてまた、いろんな100円市等、朝市等の絡みもあるわけですけれども、現実に岩美の農家が鳥取市内の愛菜館、あそこに今相当数出ておるわけであります。農業のほうについては、そうしたことの中で現の作付でオーケーだというわけでは決してない、お年寄りの方も含めて安心して食べていただけるものを数年型で供給をするような体制づくりというのは、もっともっとしっかりとした組織づくりや見通しを持たなければならんと思っております。

 それから、水産業のほうも定置網等が今後町のほうの助成事業でもされるということになれば、そうした部分を中心に直販を拡大していただかなければならんのが実情ですけれども、水産の部分については非常に前浜で揚がる魚が年々少なくなってきておるというような事情もありますし、それぞれの生産者団体がこの道の駅にどういった構想を寄せてきていただくかっちゅうことをもう一遍問い直したいというふうに私自身は思っておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 町長には、しっかりとそのあたりは取り直ししていただきたいというふうに思います。

 先ほども町長もおっしゃられましたように、平成25年度には2,300万円ほどの予算を道の駅のために計上してあります。そして26年度末、いわゆる27年3月ですか、予定としましてはその時期にオープンする予定ていうことになりますので、今もう2年ないんですね。2年ない段階でおります。ですから、その中で本当を言いますと岩美町に構想が全くないと、それ自身は恥ずかしいことであると思うんです。そして、それ自身は町民に対して非常に不親切だと、そのように僕自身は感じております。もう少し独自の、町もこういう形でこういう道の駅がいいんじゃないかっていうことなんかは案件としてはどんどん持っとってやってほしいと。そして、もちろんその5団体の中で協議し合うとは思いますけど、その中でこうしたほうがいいんじゃないか、ああしたほうがいいんじゃないかっていう意見は何もなければ意見も出せないということがあろうと思いますので、各地区の成功している道の駅っていうものをつぶさに眺めてみて、それでそのあたりで少しでもいい方法を考えてみてやってほしいと、そのように思います。

 そして、以前町長は行政は営利を目的とした行動はしないと、そのようにおっしゃっておられました。そうなりますと、岩美道の駅に対してはどのように捉えていますか。当然やる以上は多少営利は絡んでくるはずですので、ですけど運営形態はこれから協議するっていうことになりますでしょうが、どのような形で関与するような予定でおりますかっていうことですね、お願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 運営形態であったり、町がどのようなかかわり方をするつもりかということの御質問と思います。

 道の駅に対する町のかかわりというのは、まず観光面で情報発信をしたりとか、町全体のアピールにつながるインフォメーションの機能をしっかりと発揮をしなければなりません。これは、区分けが非常に難しいとは思いますけれど、やっぱり直接営利ではなくて町のPR拠点という位置づけの役割を担っていきたいと思っております。

 それから、先ほどの御質問の中で申し上げたかった部分になるわけでありますけれども、やはりここで事業展開をしていただくための手助けというのは町はしっかりとしなければならんと思っておりますけれども、それぞれの各分野、商工会であったり漁協であったり農協の役割の中で、そうした事業活動については責任を持ちながらやっていただかないと、なかなか成功例が難しいと、少ないんではないかというふうに思っております。

 そういう点で、ほかの事業でのいろいろな営利との区別はしなければならん部分もありますけれども、なるべくそうしたリスクを将来にわたって負うようなことはこの道の駅でも町としてはすべきでないというふうな考え方でおります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 町長がリスクをなるべく負うべきではないと、できましたらそのようにお願いしたいと思いますですけど、関与の仕方、僕は会計面での会計処理っていう問題がどのように考えとられるのかっていうこともちょっとお尋ねしたかったんですけど。っていうのが関与の仕方としていわゆる公社っていうわけでもないし、公営企業っちゅうわけでもない。そうなりますと、第三セクター方式で参加するのかなというふうに考えております。この第三セクター方式でも、それでも一般社団だ財団だ、会社法人だとかいろいろ会計の関与の仕方はあるとは思いますが、この第三セクターっていうのも行政のかかわりとしては全国的に見ても出資や補助、貸し付けというような直接的なものにとどまらず、損失補償や債務保証、相当な金額で行政が行っているというような現実があります。これは、地方財務協会の地方財政っていう本に書いてありましたことですけどっていうことで、これが全国的なそのような状況があるようです。これは、やっぱり道の駅っていうのは行政も絡んでる以上、例えば一般の会社がこれ以上続けていくのは厳しいっていって抜けた場合に、行政は簡単に抜けることができない。結果的に最後まで責任とるのが行政にならざるを得ん状況が出てきておると思います。だから、最終的には行政がみんな責任をとってある程度の部分を補填して動くっていう結果が日本中で出てるみたいです。こういうのをちょっと読んで何させていただきまして、その中にはすごく厳しい状況が書いてありました。だから、ぜひともこれから各関係団体と話し合いをして、もちろん契約書を結んだり、そういう格好になろうとは思いますので、その契約する中身を十二分に精査して検討をして考えて、そして慎重な契約書をつくり上げてやってほしいというふうに思います。これが後に尾を引くような状況になれば、これから将来に向けて一般財源なんかに影響を及ぼすようなことがないように、ぜひともないようにお願いしたいというふうに思います。

 次に、岩美町の将来に向けて。

 経済の活性化に取り組むために、当然道の駅は一つの事業として、施策としてたくさんの観光客を呼び込むための起点にするとの考えではありますが、当然それが目的ではありますが、もっと大きな大規模な施策を考えてみてはどうでしょうかと。っていいますのが、僕自身が考えておるといいますか、僕自身が想定してるのは集客機能の充実と多くの町内外の方に関心を持ってもらうっていう観点から考えますと、あちらにぽつり、こちらにぽつりと施設が点在するようなあり方では魅力が少ないように、効果が少ないように思います。やはり1カ所に、もちろんできたら道の駅機能を設けたり、そして歴史や文化や偉人やジオパークなどを紹介するスペースがあり、そして例えば野外ステージをつくって野外ステージでコンサートするときがあったり、アマチュアバンドがそこで遊んだりしてもいいじゃないかと。周辺に迷惑のかからないような場所で、そういう場所でそういうものをつくり上げて、アマチュアバンドが遊んだり、例えば芝生の広場で子供たちが走り回ったり、青空市場で買い物をしたり、そこにはレストランやコーヒーショップなんかも備えて動いたりして、観光客の人がちょっと立ち寄ってみようかと思えるような空間をつくると。そしてまた、今この新しい道路ができますれば、道竹城が真正面です。道竹城を展望台にして、あそこに桜を植えて桜の名所としてつくり上げると、思い切ってそれぐらいしてもいいと思います。そして、道竹城もちょっと整備すればすごく散策コースにもなり、それがまた健康対策にもつながっていくんじゃないかというふうに僕は思っています。

 岩美町の特徴をつくるために、私はこのようなことを考えたり想像しておりますが、私は町長には町長として独自の何かをこの岩美町につくり上げていただきたいと。何かをつくり上げたいと思いますが、町長、僕はとっても期待はするんですが、どうでしょう、そういう考えはないでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 松井議員、これは6番の質問でしょうか。もっと大規模なものを考えてはどうかという、これは最後の6番の質問……

            (3番松井俊明君「5番と6番です、5番と6番が一緒になりました」と呼ぶ)

 それで、ルールは、ずっと1番から進んで、例えば6番まで来たら5番にはさかのぼらないというルールになっておりますんで、あえて聞いておるんですが、6番の質問ということですね。

            (3番松井俊明君「済みません、はい」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅の今後の進め方については、やっぱり冒頭にも申し上げましたけれども26年度が事業年度ということになるんですけれども、それに全力では取り組みますけれども、もろもろさまざまなこと御指摘の点随分と詰めていかなければならんことがあると思っております。そして、町民の皆さんにも計画の中身、それから構想、さらには万が一のときにはどういった形でこの責任をそれぞれが果たしていくかということも含めて、広く明らかにしながら取り組んでいきたいと思っております。

 ただいまの質問で申されたのは、そうした道の駅にとらわれず広く町のエリアの中で岩美町の多くの人を受け入れる施設整備というふうに受け取らせていただくわけでありますけれども、そうしたことをするためにはやはり国の助成であったりさまざまな諸制度を使いながらやらなければ、とても町の単独ではできないというふうに考えておるところであります。そうしたことについては、やはり今後よく皆さんとも議論をさせていただきながら検討させていただければと思います。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かに一度にそういうことをぶつけてもなかなか返事もしづらいのはわかっておりますが、やっぱり効果を出すためにはどうしたらいいかと、やはり観光客の方、そういった方が効果を出して関心を持って一度のぞいてみようかと思うのはどういう形にすればいいかっていうことは、皆さん方が各地に行ったときに、すごいなあここはっていうようなことも感じて、そこで初めて入るっていうこともあろうと思うんです。そういった形がなければなかなか人は集まらないんじゃないかというふうに感じてしまうものですから、僕はあえて強くそのことを訴えさせていただきました。

 ぜひとも町長には、何かの形で動いてみてやってほしいというふうに、それを僕はとっても期待しているところです。

 一応、僕自身の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって松井俊明議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。トイレ休憩します。

            午後1時50分 休憩

            午後2時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、田中伸吾議員の一般質問を許します。

 田中伸吾議員。



◆1番(田中伸吾君) 失礼いたします。

 議長の許可をいただきましたので、質問させていただきます。

 最初に、昨年7月22日に岩美町議会議員補欠選挙にて当選させていただきました田中伸吾でございます。町民の皆様の声を町政のほうに届けようと一生懸命頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 本日は、初めての一般質問でございます。不十分なところや勉強不足な点があるかと思いますが、何分御容赦のほどよろしくお願い申し上げます。

 さて、2年前のきょう起こりました東日本大震災によって亡くなられた方々に対しまして、改めて哀悼の意を表しますとともに、いまだ続く被災された皆さんの御苦労を推察するところでございます。

 私は、先月2月11日、自民党青年局TEAM−11の視察で福島県にまいりました。Jビレッジでは東京電力の災害復旧の本拠地になっており、まだ福島第一原発の作業拠点であり、防護服を着た作業員の方々が引っきりなしにバスに乗って行き来しておりました。警戒区域内に入る前には、到る所に除染された土壌を入れた黒い袋が何十体も置かれ、あちらこちらに見られることができました。また、警戒区域内では田んぼの中に車、漁船、テトラポッド、住宅の破片などそのままになっており、2011年3月11日のまま時計の針がそのままとまっているようなことを再認識いたしました。復興に加速がかかり、被災地の方々の生活が早く取り戻せるよう願うばかりでございました。改めて岩美町でも防災、災害に強いまちづくりが必要であると思いました。

 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。

 まず最初に、学校教育についてでございます。

 町内では小・中学校は3学期制をしいているわけですが、昨年12月22日に新聞報道されました、現在南小学校と西小学校が3学期制でありながら2期制の通知表を導入されています。そこで、2学期制と3学期制の違いをお伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 田中伸吾議員のほうから、2学期制と3学期制の違いについてお尋ねを受けました。

 3学期制と2学期制というのは、1年間の学習の区切りを3つに区切るのか2つに区切るのかの違いであります。しかし、この区切り方の違いによって長期休業、夏休みや冬休みのことでございますが、長期休業の意味合いが少し変わってきているというふうに捉えられております。例えば、夏休みを例にとりますけども、2学期制では夏休みに入ってもまだ学期の途中であります。夏休みの学習がその前期と申しますが、学期の学習内容として取り扱われることから学習に連続性が保たれ、学期と夏休みとが一体化したものというような形で捉えられます。冬休みになりますと、同じように後期と申しますが、その中で一体化したものとして考えられております。

 私は、経験上2学期制の学校も勤務をした経験がございますが、その夏休みであるとか冬休みの長期休業中の児童・生徒の学習を、学期の途中だってことなんですけど、現実的に先生方が評価できるのかというような課題を感じていたこともございます。また、一般的に通知表と呼ばれているものも、3学期制であれば夏休みの前の7月末ごろに、2学期の終わりであります12月の終わりごろに、それから学年末であります3月終わりごろに作成し、2学期制であれば9月の下旬から10月の上旬あたりに、それと年度末の3月末あたりに作成しているというふうに承知しております。これも違いの一つであろうというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 私は、小学校、中学校の子育ては終わりましたが、下の子供が南小学校に通っているときに2期制の通知表をいただきました。私としましては、学期末ごとに成績を通知表をいただいて見るのが楽しみにしておったり、見てからがっかりしたことはよくありましたけれども、祖父母も私以上に楽しみにしておりました。学期末ごとの通知表であれば、長期の休みに学習不足を補い新学期に向けていろんな勉強ができると思います。学校には、学校評議員の方々がいらっしゃると思いますけども、3学期制の中で2期制の通知表についてどのような御意見や評価があったのか教えていただきたいのと、また岩美町として小学校の3校の足並みをそろえる考えはないのかをお伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 引き続き、通知表のことについて等のお尋ねをいただきました。

 まず、一番最初のお尋ねであります南小学校であるとか西小学校の学校評議員の方々の御意見はどうだったのかという御質問内容でございます。

 南小学校は、調べてみますと議員の御指摘のとおり平成18年度より通知表を2回というふうに始めております。当時の評議員会での記録等を調べさせていただきましたが、その評議員会での説明を行っております。評議員会の中では特に質問等はなく、保護者の反応もよいということで理解を得ていたというようなことを聞いております。南小の今年度の評議員会の中でも、特に問題として取り上げてはおりませんでした。

 御指摘のとおり、西小学校においては本年度より通知表を2回出しておるような制度としております。ここも評議員会の様子を調べさせていただきましたが、評議員会に対してこの2回についての説明を行ったところ賛同を得たというふうなことを聞いており、反対意見はなかったということでありました。今年度最後の評議員会でも、特にこの件についての意見はなかったというふうに報告を受けているところでございます。

 2つ目の御質問でございますが、岩美町として小学校3校のことを足並みをそろえるかどうかということの御質問でございます。

 今回12月22日に報道されました新聞内容については、所管であります常任委員会でも御質問を受けている経緯がございます。私は、町内に3つしかない小学校の通知表の作成回数がばらつきがあるということはいかがなものだろうかというふうに感じております。通知表の本来の目的である保護者、家庭をつなぐ、そういう役割を達成するためにはどうあるべきかという議論も含めて現在協議を行っております。通知表は、国の基準で学校長が定めるという面もございますので、慎重に議論を尽くしておりますけれども、通知表のあり方も含めて慎重に議論しておりますけれども、私としてはやはり岩美に3つしかない小学校にばらつきがあるということは、やはりこれはいかがなものかと思っておりますので、3校が統一をして3学期制の趣旨に沿った回数を出すべきであるというふうに考えております。

 以上でございます。

 つけ加えて答弁をさせていただきます。

 3学期制であるのになぜ2回になったのかというところの経緯について、若干御説明を申し上げます。

 南小学校及び西小学校等にお聞きをさせていただきました。通知表というものについては、議員の皆様、町民の皆様御承知のとおり、先ほど申し上げたとおりの目的で出されているものでございます。しかし、夏休みの直前については水泳の指導であるとか学習のまとめであるとか、学期末が大変子供たちも忙しゅうございます。教員も忙しゅうございます。そういう中で、どのようにして学期末の学習を充実させていけばよいのかということについて随分議論を重ねておったということでございます。

 評価が2回になるということに対しては、やはり夏休みまでの学習のことについては一応の成績等は個別懇談等で話し、通知表そのものは2回にするというような形で2回になったものというふうに思っていますが、私はやはり学習のまとめという意味での学期制でございますので、やはりそれぞれの学習のまとまりごとに通知表は作成し、保護者と学校とをつなぐものにしていきたいというふうに考えておりますので、先ほど答弁をさせていただいたように3学期制に合った通知表のあり方というのがいいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 今、教育長さんのほうから南小学校平成18年に評議員会の評価と保護者の方の説明のことがありましたけども、これまで、平成18年から平成23年まででもいいんですけれども、評議員会は毎年そういう御意見があったのか、評価されたのか、保護者にそういう問いかけをされたのかどうなのかも教えていただきたいと思います。西小につきましても、ことし取り入れるのに保護者の方にどういうふうな御相談、御提案をされたのかもお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 続けての御質問でございます。

 南小学校の件でございます。平成18年度より実施に当たって、4月の参観日に保護者総会全体の前で学校長が保護者にまず説明をし、先ほど申しましたように夏休み前の水泳指導であるとか、学期末の最後の学習のまとめであるとか、3学期制では最後の3学期が若干短くなるわけですので評価が難しくなるとかということについて説明をし、評価が2回になるが年間3回の懇談会の中で成績や生活の様子など資料を準備して保護者に説明をしていくというような形で了解を得ていたというふうに記録にございます。

 毎年の評議員会の中でどのように取り扱っておられたかっていうことについては、詳しいところまで求めていませんけれども、特に保護者からの反応、そういうものについてはやはり初年度については伺っておりまして、保護者代表の方からは反応がよいということで学校は捉えております。

 西小の件でございますが、西小の件も本年度の当初にまずはPTA、執行部で説明を行い、同じく6月に行われました学習参観日の全体会で保護者に説明をしっかりとしております。その後、学年懇談会に分かれた後でも意見を聞き、特に反対等の意見はなかったということであります。もちろん、先ほど申しましたように西小においても学期末の懇談会等を日数をふやしたりとかしながら学年末懇談会を3日間などにして充実をするということで、保護者としっかりと懇談ができる体制は整えて臨んでおります。

 学校評議員会の件でございますが、賛成的意見であったと。特に、1学期の末では西小学校ではさまざまな行事がございますので、子供たちはしっかりと取り組んでいたというような御意見をいただきながら、特にこの通知表が1学期末、夏休み前になかったということについての反対意見はなかったというふうに聞いております。西小の学年末の評議員会の中では議題にはなっていなかったということでございますので、特に質問、御意見等はなかったということでございます。

 なお、現在西小学校や南小学校では保護者に対して学校評価をとる場面がございます。設定された項目について評価をしますが、この通知表のことは取り上げていません。しかし、自由記述等の評価を受ける欄がございます。その中について、特にこの通知表のことについて御意見等はなかったというふうに報告は受けております。

 現在、25年度以降のあり方については、先ほど御説明しましたとおり町内での統一措置をとりたいというふうに考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 私は、複数の保護者の方から、多くはないんですけれどもお話を伺いました。通知表の2期制と3学期制のどちらの方も、いいという御意見がありました。どっちでもいいよという意見もありましたし、2期制のままでいい、3学期制のほうがいいという御意見がたくさんありましたけども、やっぱり多かったのは区切りごと、節目である学期末ごとに成績をいただいたほうが親としてはうれしいという意見のほうが多かったです。北小の保護者さんにもお伺いしましたけど、北小さんは3学期制ですので2期制のことは御存じないといいますか、西小、南小とおつき合いのある保護者さんでしたので知っていたけどもやっぱり3学期制のほうがいいという御意見でした。私も、個人的に学期末ごとの区切りをつけて勉強していくほうがいいのじゃないかと思っております。保護者の方と学校、いろいろお話を煮詰めていただいて、子供たちのためによりよい方法を検討していただきたいと思います。改めて教育委員会の御意見をもう一回お伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 改めての御質問でございます。

 私は、この通知表というものの回数ということについて、3学期制という制度を持っております岩美町としましてはやはり3回の通知表がよいというふうなことについては先ほど述べたとおりでございます。

 ただし、最も議論をし関心を持っていただきたいところは、この通知表というものを通して子供たちを学校の先生と保護者、家族も含めて自分の地域というのはちょっと幅が広過ぎますが、御家族の方を含めて子供たちをどういうふうに育てていくのか、次の目標はどういうふうにして持たせていくのか、この通知表を有効に使っていただきたい、そういうふうに思っております。学校の教員は、本当に必死で評価をさせていただいております。その学校の教員が必死で評価したことを踏まえて意見交換をする場面がございます。その意見交換の場面でもそれぞれの保護者の方のお考えやそういうものを学校の教員はしっかり聞き、そして互いに子供の成長のためにはどうあるべきかというようなきっかけの一つにもしていただきたい、そういうふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。

 続きまして、スポーツについてお伺いいたします。

 町内の小学生のスポーツにかかわる人口が、年々減少してきていると思います。そして、この要因は、小学生たちの指導者の人材確保の難しいところや、保護者の方の事情により活動に参加したいけども参加できない、やらせてあげたいけどやらせてあげられないというような事情があるというふうに思っております。小学生のスポーツのかかわりについて、どのようなお考えなのかお伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 続けて、スポーツについての御質問でございます。

 まず最初に、私は現在岩美町の中で小学校のスポーツ活動あるわけでございますが、そのスポーツ活動に携わってくださっております多くの保護者の皆さんとか指導者の皆さんに、本当に日ごろの活動に対して感謝を申し上げたいというふうにまず思っております。

 現在、教育委員会として把握している町内の各小学校の児童・生徒さんが町内で活動しているスポーツクラブ等々でございますが、9種目17クラブあるというふうに承知しております。小学校では、学習指導要領という国が決めたものの中にこれらのスポーツ活動っていう位置づけがございませんので、社会体育の範囲の中で実施されているものであるというふうに認識をしております。

 議員御指摘の、スポーツにかかわる小学生が少なくなっているのではないかという御指摘でございます。

 実は、児童・生徒数が減少しております。スポーツだけではなくて、実は文化活動なんかをしておる子供たちもいるわけでございますが、それも含めて減っていることっていうのはとても残念であるというふうに思っております。現在小学生が町内で体験できるスポーツっていうのは、私どもの時代に比べれば当然ふえております。指導者の確保や練習場が遠いとか、全てのニーズに応え切れていないっていうことも承知をしております。また、今御指摘のやりたいことがやれないという子供たちの心情も十分理解はできるわけですけれども、練習場まで距離が遠くて子供たちだけでは行き帰りができないとか、先ほど申し上げたとおり社会体育の中で実施されておりますので指導者の関係で練習が夜間に及んでしまう場合など、そういうことから残念ながらその活動というのが限られてしまうことについては、ここは子供たちに理解をしてやってほしいというふうに思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 今の教育長の答弁によると、行くのにいろいろな困難があって、我慢できるところは子供たちに我慢しなさいよというふうに私は聞こえるんですけども、そういう子供たちを何とかかかわらせるような方法、手段というのはお考えではないでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 今、スポーツというふうに限定してお話をさせていただきました。これをもうちょっと幅広く捉えて運動とか、そういうような観点で広げていくのであれば、例えば放課後子ども教室や児童クラブの中でも勉強ばっかりをしてるわけではございません。必要な器具については購入させていただきながら、子供たちが道具を使ったり簡単な遊具を使ったりして運動をしているというような実態というのは承知しております。

 また、実際に距離とか指導者の関係があって限定されている分には我慢をしなさいというようなことに聞こえたというふうに言われましたけど、我慢しなさいと言っとるわけではなくて、現実にそういう環境であるということであります。求めると、幾らでもスポーツっていうのは指導者がおられればできるわけでございますが、やはり町内のことに限らせていただきますと全てのニーズにお応えできているということはなかなか難しいことであろうというふうに思っているところでございます。

 なお、小学生等のスポーツについては、やはり低学年といわれる1年生、2年生とか、5、6年生とは若干子供の発達に違いがございます。そういう違いがございますけれども、やはり基本的には跳ぶとか走るとか投げるとか泳ぐとか、そういうような基礎的な運動に親しんでもらうことについては当然歓迎をしたいというふうに思います。

 また、考え方の中でございますが、遊びやゲームの中で接触プレーがあるゲーム、例えばバスケットや野球や剣道や、そういうものなんですけども、そういう接触あるスポーツだとか非接触の運動、テニスとかバレーボールなんかやバドミントンなんかはそういうのに当たるわけですが、そういうものであるとか、屋外でしてるスポーツや屋内でしてるスポーツや、さまざまなものがあります。そのようなさまざまな経験をバランスよく自分の体力や発達に合わせて経験してもらうことは必要なことじゃないかなというふうなことは思っております。もちろん、小学生でございますので、遊びという範囲の中でのとても大切なことだというふうに思っています。ただ、少年スポーツ、少女スポーツというスポーツの中に限定していきますと、今言ったように指導者のもとに事故のないようにしなければいけないわけですから、指導者がおられてその中で組織的なことになっていくと、どうしてもスポーツの種目等に限りができてしまうことについては御理解を賜りたいというふうに思っておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。決して子供たちにさせるのじゃなくて、よりよい環境をつくっていただけるようお願いしたいと。運動であれば運動で、そういう体を動かして元気な子供たちが育てるような時間や環境をつくっていただけるように、改めてお願いします。

 また、次の質問に入りますけれども、これはちょっとまたなかなか難しいといいますか、わからないところでありますけども、中学校では全生徒さんが部活動、体育系、文科系に分かれて入っておられて、先生が指導されておられます。小学校では陸上、水泳、先ほど教育長が言われましたように多分私の知った限りでは今では2種目だと思いますけれども、それ以外のスポーツには先生がかかわらないということになっていると思います。ちょっと勉強不足で申しわけないんですが、ここの説明をちょっといただければと思います。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、中学校でございますけども、中学校の部活動の位置づけといいますのは平成24年度学習指導要領改訂の中でも明確に位置づけられておるんですけれども、次のように位置づけられております。生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については、スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として教育課程との関連が図られるように留意すること。その際、地域や学校の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行うようにすることというように示されております。つまり、中学校の部活動においては学校教育の一環としてあるんだということでございます。そういう位置づけでございますので、中学校では先生方が部活動の御指導をされるという位置づけになっております。

 現在、岩美中学校においては15種目の部活動を行っております。一部華道部であるとか茶道部であるとかという部分については兼部といいまして兼ねてもよいというような活動をさせていただいておりますし、華道部、茶道部、それからバレーの一部でございますが、地域の方に部活の御指導を受けとるという部分はございます。

 一方、小学校での部活動の位置づけでございます。小学校での部活動の位置づけは、先ほど申しましたが小学校の学習指導要領には記載がございません。よって、部活動という形では行ってはきていないということであります。ただし、先ほど申しましたように基本的な運動になるわけですが水泳、陸上についてはやはり走る、跳ぶ、泳ぐなどもともと小学校の体育の中で行って取り組んでいるものの競技の延長線上であるというような捉え方をして陸上大会、水泳大会においては昭和52年ごろだというふうに記録がございますが、鳥取県の小学校体育連盟、これは学校の先生方で組織しているものでございますが、体育連盟の中で、ここについては全県での取り組みを行おうという教員の主体的な判断で指定されてきました。

 本町でも、岩美郡小学校体育連盟という組織を先生方がつくっておられまして、これに準じて取り組むべきということで、陸上と水泳においては本町では特色を生かして3年生以上としておりますけれども参加をして競技をしております。よって、この小体連の種目である陸上と水泳については教職員が指導を行っております。部活動というよりも学校行事というような形で捉えられている場面が多うございます。

 なお、郡大会で勝ち上がった児童は、県の大会に参加することができております。

 もう一方、部活動での位置づけっていうのが小学校の場面には学校教育の一環として捉えられていないということがございますので、万が一事故等があった場合の対応についても、中学校では学校教育の範囲内ですから保険等の関係やその他については学校教育の範囲の中で処置をさせていただいておりますし、小学校では社会体育内で行われるということでございますから、別の社会体育の保険等に加入し、もし万が一のことについての対応等は行っておるというような違いがございます。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。説明を伺って、小学校が学習指導要領に入ってないということがよくわかりました。

 しかし、岩美町では前はバレーボール大会があったりとか、他にも小学生の大会があったと思います。水泳、陸上に限らず3校でできる競技スポーツがあれば、またそういう面にも目を向けていただきたいと思います。

 いわゆる今岩美町がスクラム教育ということでやっておられますけども、小学校、中学校あるいは岩美高と連携してスキルアップをしていけるような仕組みを考えていただいて、町全体のレベルアップにつながるような環境整備をぜひ検討していただきたいと思いますが、どうお考えでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 今の御質問にお答えをさせていただきます。

 田中伸吾議員の御質問のとおりでありまして、かつては小学校の教員も行っていたことがございます。それは事実でございます。それがだんだんとできなくなったといいますか、しなくなったのではなくてできなくなったという表現が私はいいと思うんですけども、やはり小学校でのあり方等が社会的に変わってきた。一番大きかったのは学校週5日制になってしまった。学習時間等の確保というのが最大の課題になってきたわけで、それに対し学習内容がふえてきている。そういうことに対して、やはりここは地域の方々の力、そういうものをおかりしながら子供たちの成長を、地域の教育力やそういうものをかりて向上させていこうというような肩書があったというふうに思っております。鳥取市においても平成8年ごろからだんだんとそういう取り組みがなくなってきて、岩美町も同じようにそういう取り組みが社会体育へ移行していったというふうに捉えております。

 2つ目の質問でございます。

 小・中・高等が連携して、そういう指導技術であるとかそういうもののスキルアップをしていくことができないものかと、そういう仕組みを考えていってはどうかというような御質問でございます。

 先ほど申しましたように、小・中の違いがございます。そのために、単純に現在の指導者、中学校では学校の先生が、小学校では社会体育をしておられる方が単純に連携をして指導するっていう場面っちゅうのはなかなか難しいことであろうと思います。

 ただし、指導者同士、スポーツ競技同士の話し合いの中で、そういうアイデアとしては十分考えられることでございます。合同で例えば体力とかルールが全く違います、同じバレーといってもネットの高さも違えばボールの大きさも小学校と中学校は違うわけでございますので、なかなか簡単にはいかないかもしれないですから、技術指導やそういうものの中で競技の面白さや高度化を目指してそういう体験をさせてみるとか、そういうことについては歓迎をしたいことだと思います。

 たしか、私の記憶違いかもしれませんけれども、バレーボールなんかはバレーボール協会担当が指導員をされて、高校生や中学生や小学生が一緒に技術指導を受ける場面なんかがあるというふうに聞いております。

 それから、もう一点でございますが、小学校では今申し上げたように直接学校の教員は指導場面といいますか、技術指導等に出ておらんわけですけれども、各小学校で行われておりますそういうスポーツの場面において体育館の時間調整を図ったりとか児童・生徒の連絡に当たったりとか、それから小学校でのスポーツ活動においてやはり指導者として心得てほしいこととか、そういうことについて各小学校ごとに学校長が大体招集をさせていただいてるんですけれども、指導者の方、社会体育の保護者の方だとか地域の方に集まっていただいて年に一、二回の協議を行いながらそれぞれの競技同士の意思の疎通であるとか、スムーズに運営ができる方法とか、そういうものの間に立ちながら小学校は努めさせていただいているところであります。

 今後の町全体のレベルアップにつながるようなことっていうことを御質問でございます。

 子供たちがやはり楽しく生き生きとスポーツ活動をしている姿っていうのは見ていても非常にすがすがしいといいますか、ほほ笑ましいといいますか、格好いいといいますか、そういうものに私は見えます。先ほど少し申し上げましたが、小学校でのスポーツについてそういう期待はしております。スポーツをすることで、そういう技術面だけでなくてマナーであるとかチームワークであるとか、そういうような心身の心に当たる部分のところも鍛えられる部分はあると思います。

 運動の種目としては、先ほど申し上げましたように限りはあるかもしれませんが、自分の興味、関心をもとにやはりスポーツ活動に親しんでいただければありがたいというふうに思っておりますし、現在御指導賜っているたくさんの先生方を含め多くの地域の関係者の方に本当に厚くお礼を申し上げたいというふうに思っております。今後ともそういう環境整備のことについて御議論を重ねてまいりたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) ありがとうございました。子供たちは、宝です。岩美町全体で子供たちの育っていく姿を町全体で見守ってやれるよう、いい環境づくりに私も頑張りたいと思いますし、町の皆さんも頑張っていただきたいと思います。

 それでは、次の質問に参らせていただきます。

 職員の人材育成といいますか、技術職員の人材育成についてお伺いいたします。

 工事発注に伴い、コンサル業者や設計事務所に対して町の意向を正確に伝え、正確に設計業務や管理業務が行われているのかどうか、お伺いいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中伸吾議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 技術職員の人材育成ということでございます。小規模な自治体では本当に大きな課題でございまして、これまでから非常に苦慮をしてきておるところでございます。

 正直に申し上げると、建設工事あるいは建築工事それぞれに資格を持ったような技術職員を擁しながら対応ができていないと、それがために請負業者といろいろな意見の食い違いが出たり、あるいはその変更協議の対応が非常に不十分にならざるを得ないような事例も出てきておるというのが実情でございます。これまでから町としてはいろいろアカデミー等での技術職員の育成、あるいは県から技術を持った職員の派遣を受けて参事等で設計のチェック、あるいは施工中の監督管理を行わせたりしてきておるところでもあります。また、一昨年ほど前までは大手のゼネコンに長年の経験を持っておられた方が岩美町に帰ってこられて、そういった方に非常勤の職員をお願いをして、いわゆる技術支援員というような形でございましたけれども下水道の処理場の建設の工事であるとか、あるいはめったになかった推進工法というような工事等々に当たってきたところではありますけれども、なかなか行政改革を進め、さらに地方主権を担うということの中では専門の職員を新たに確保したりということに至っていないのが現実でございまして、非常に困っておるのが実態でございます。

 そういった実情にあるために、設計業者に的確に設計業務が指示ができておるかということになると、なかなか十分と言えないという状況にもあろうかと思います。土木と建設、建築工事とでは若干違いますけれども、建築においてはなかなか困難な状況にあるというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 現在の町の職員の方で工学部、土木系、建築系あると思いますけれども、適材適所に配置をしてあるのかどうかお尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 適材適所ということで、そうした大学で学部等を卒業してきた職員ということの中では、全くゼロではありませんけれども、長い間同じ職に置いておくわけにはならんということの中で事業課、担当課、建築の担当部署というところに配置はありません。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) 先ほどもありましたけども、施工業者、監理設計業者等ある中で、やはり町の職員の中でそういう習得された方がいらっしゃいましたら、ぜひとも管理ができる職員の方を育てていただきたいと思いますし、民間の設計コンサル業者の方の言いなりになるような町にはなってほしくないと思いますし、それだけの岩美町は力を持っておられると思いますし、岩美町の財産を守るためにもいい人材をますます育てていってほしいと思います。

 今回の私の質問を終わらせていただきます。丁寧な御答弁をいただき、本当にありがとうございました。これで質問を終わらせていただきます。



○議長(津村忠彦君) 答弁されますか。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 御指摘の趣旨は十分にわかります。適材適所の人員の配置、さらには自力で養成する努力、そして県の建設技術センターの支援、それから技術職員の交流派遣の人事、さらには建築等に当たってはそうした機関が適格にございませんので、県の営繕、建築施設の担当部署に応援を求めたりして万全を期するように最大限の努力をさせていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆1番(田中伸吾君) どうもありがとうございました。これで私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって田中伸吾議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午後2時50分 休憩

            午後3時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、日出嶋香代子議員の一般質問を許します。

 日出嶋香代子議員。



◆6番(日出嶋香代子君) それでは、議長の許可をいただきましたので、通告順に従いまして質問をさせていただきます。

 戦後の日本は、荒地から立ち上がり、欧米に追い付き追い越せとがむしゃらに頑張ってきました。そして、働き蜂と言われ、ジャパニーズ過労死との共通語もつくりながら経済大国にのし上がってきました。そして、先進国の仲間入りをしてきました。世界の共通の課題となった地球温暖化、砂漠の現象化、資源の枯渇、気候変動など、人間の手に負えないほどの大きな課題の原因国の一つとなり、その責任を問われています。国内ではいじめや虐待、パワハラ、鬱病、そして自殺といった心の病を抱えています。2年前に起こった東日本大震災は、1,000年に一度といわれますが、有史以前の地球の動きまでも視野に入れ、今後の命のつなぎ方を考えるメッセージかもしれません。

 さて、今回岩本地区に民間の造成地がつくられようとしています。この50区画の計画ですが、造成地には町外からも多くの若い世代に来てほしいと思っています。また、町の人口減少や流出に歯どめをかけることにもなります。そのためには、町独自の対策が必要だと思いますが、このことについて町長のお考えをお聞きいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 冒頭に、戦後の荒廃からの立ち直りに始まってるる申されましたけども、砂漠は減少してるんじゃないと思いますので。砂漠は非常にふえております。

            (6番日出嶋香代子君「砂漠化」と呼ぶ)

 そうですか、森林資源のほうが随分とね。

 今回新しい宅地造成、定住対策に非常に重要であるということの中で、これを町として支援をする考えはないかという御質問でございます。

 議員も御存じのとおり、いわゆる3,000平米以下の宅地造成を初めとして、宅地造成についての支援はこれまでもしっかりとやってまいりました。したがって、今回この宅地造成に今以上の助成をするということは公平の観点から考えていないということでございます。

 また、近年の宅地造成の状況等々についても、平成10年に造成が完了して売り出された大谷の県営住宅供給公社による造成、それから9号線沿いのカナートプロダクツっていう会社がチェリータウンというところを造成しました、30区画。それから、今販売になっておりますけれども岩井の38区画のラビックス、一京不動産が共同で売り出しておる団地等々も先発でございます。

 御質問の団地が178号線にアクセスをするそこの位置にあることは重々承知をしておりますけれども、ここの助成については下水道が団地まで行くこと、水道がその団地まで行くことという部分については町のほうで整備計画の区域を拡大して入れることにしておりますが、それ以上の支援はいたしません。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 今るる述べられたんですけれど、その一画に私も生活をしております。

 そうした中で、なかなか人口の減少だとか流出に歯どめがきかないっていうことを私はつくづく感じておるわけです。それに対して何か対策を練らないと歯どめもかからないんじゃないかなと思いまして、今回そういうことをお聞きしたいなと思って質問の一つにしてきました。

 次に、その中で業者との連携についてもお聞きしたいと思います。

 この造成地を開発するに当たっては、今町長がおっしゃられるように上下水道の工事を計画し町の予算を使って売りに出すわけですから、行政側も何らかの業者との連携が私は必要ではないかと思います。例えば岩美町のホームページに紹介するとか、いろんな方法があると思いますけれど、その業者との連携をとられるようなお考えはありますでしょうか、どうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) これまでから、でき上がった団地については完了届というものが出され、町のほうで現場をチェックして宅地造成地として販売ができるという仕組みになっております。そうした中で、企画財政課が担当しておって移住、定住であるとか空き家の対策も総括して行っておるわけですけれども、そこにパンフレットを置いたりしていただいとる例はありますけれども、それ以上のことはございません。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) それでしたら、ここにも上げましたように私も若い方に特に移住、定住していただきたいと思ってますので、その若い人の中には今の時代ですからホームページを見られる方も多いと思います。ですから、ホームページに紹介するなど、そういうことも考えていただきたいなと思っておりますので、またそれは検討をしていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ホームページでのPRはいたしかねます。それははっきり申し上げておかにゃいけんと思います。民間の事業者、業者さんの広告のお手伝いをするっていうことはできません。であるとするならば、バナー広告ということをやっております。お金を払っていただいて、やっぱりそうしたPRということを、例えばホームページのバナー広告っちゅうのもありますし、あるいは公共施設の名前を売り出すとか、そういう際に買っていただくとか、細かいことで言えば封筒にお金を出していただいてPRというようなことはあり得るでしょうけれども、ホームページに町の行政関係のお知らせと一緒にするというわけにはまいりません。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) このバナー広告でも私はいいと思います。これは町の少しでもの収入に、自主財源になることにつながるじゃないかと思います。そういう広告の仕方もあるかと思います。

 次に、2つ目ですけれど、子育てに関する支援も重大だと思います。

 この岩美町で定住すると決めてもらうには、まず岩美町は安心で安全な町であることや、町の風景や環境もよいことをアピールするとともに、子育てをする家庭に対しては今まで以上に支援する政策が必要だと思います。

 例えば、これは国の政策でもありますが、幼児教育の無償化を目指すなど町の財政状況を見ながら大胆な政策が必要だと思います。私は、岩美町の少子化を防ぐためにも幼児教育費の無償化を先陣を切って決断をしていただきたいと思います。っていうのが、国の方針でもあるんですけれど、これは2月19日の日本海新聞の記事でありますけれど、幼児教育無償化を目指すっていうようなことが取り組まれようとされています。国でも一番の問題は、財源確保が課題だっていうことが出ております。岩美町は、幼児教育だとか支援だとか、これは重々していることは承知をしています。その中で、人口減少を食いとめる中にも町として幼児教育、3歳、4歳、5歳、保育園の、その幼児教育費の無償化をまず、財源ともそれは相談しなきゃならんと思っておりますけど、そういう政策も考えられないか、先陣を切って町長の英断をできないのかっていうことを、ここではちょっとお聞きをいたします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 少子化対策、若い人たちの定住を促進させるということの中で、幼児教育に係る保育料等を全面的に公費で負担をするような取り組みをやってはどうかということでありますけれども、現在保育所の保育料軽減にいたしましても、鳥取県中で最もすぐれたといいますか、負担の少ない保育料でやらせていただいているところでありまして、これ以上といいますか、国が言ってもそれは地方でやっていく部分について、財政的な支援がなしにどんどん地方負担でこの保育のあたりも一般財源化されてきたところであります。その中でもかかわらず、県下でも一番の保育料軽減対策をとっておる今の状況の中では、そのほかのことを何か削らなければならんという状況でありまして、非常に困難だというふうに考えております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 困難なことは承知はしております。でも、鳥取県ではこの2月定例会で3歳児担当職員を増員助成をするとか、県は県でそういうことも一生懸命やっておられる。岩美町も本当に補助やら支援されとることはよくわかってるんです。資料の中に本当にこんなにしてるんだっていう資料も、ちゃんといただいております。その中で、無理を承知でそういう政策をとらないと人口の歯どめがかからないんじゃないかって思うことを危惧してるわけです。

 9次総の中にも町長は1万2,000の人口を推移するっていうことが盛り込まれております。そういうことからも、ぜひそういう政策もとらないとなかなか人口減少に歯どめがかからないんじゃないかなと思っております。そして、幼児、ゼロ歳児ですね、そこまでの保育は一生懸命お母さんたちにしていただいて、それから3歳、4歳、5歳、この幼児教育、これに係る部分を何とか、町の財政だけではそれは無理だと思いますので、国からお金をいただいてくるとかいろんな方策はあろうかと思いますので、ぜひそれを町長にも何とか考えていただきたい。そうしているうちに、多分国のほうもこの無償化が成立する時期がやってくるんじゃないかと思います。そして、この造成地が完成するのはまだあと何年か先になりますので、その間にいろんなことを考えていただきたいと思いますので、また検討をしていただきたいなと思います。

 3つ目になりますけれど、平成25年度中には駟馳山トンネルが開通し、鳥取方面への通勤時間も短縮をされます。この造成地で安心して生活するためにも、国道沿いの整備をする必要があると私は思っています。この周辺の土地は個人所有のものが多いと思いますが、この造成地から浦富に行く国道沿いには雑木林などがあります。これを森林公園として活用するなど、ジオパークに通じる道として何らかの整備をする必要があると思います。また、平成26年にはジオパークの見直しも行われます。この国道178号線沿いの整備はぜひとも必要ではないでしょうか。この造成地周辺の整備についての町長のお考えを伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 環境整備ということについて、民間の持っておる部分も含めて町の方で整備を進める必要があるんではないかという御提言ですけれども、やはりこうしたことを進めるためには町が一方的に進めるわけにはならん。住民の皆さんが合意を得られるような中身、そして財源の問題ということが整わなければできる話ではありません。ジオパークは、再審査というよりも、さっきはちょっと何かニュアンスが違うように思われましたけれども、当然最初の審査を受けたときと状況が大きく動いたということではないわけでありまして、むしろジオパークの審査というのは保存と活用がいかにジオスポットを中心にしてやられたかということが問われる話であって、沿道が今ああいう状況になっておるということについて審査の対象になるということではありません。もっと、やはり地元の自治会であったり、これは大岩、浦富も全部含まれるわけですけれども、地元の力でもってやっぱりこの地域一帯をもっと環境をよくしようというような段階を踏まえてきて、全町的な合意形成を得ながらやらなければ、町もなかなか困難な状況だと思われます。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 住民の合意も、それは大事です。一番だと思います。それから、財源も必要でしょう。それを仕掛けるのは私は町ではないかと思うんです。それを仕掛けてまずいただきたいと。

 さきに一般質問された松井議員の言われるように、私はここの宅地造成をされる沿道沿いを整備してほしいっていうことを言ってるんですけれど、それが必要ではないかっていうことを申してるんですけれども、まずあそこから、造成地からジオパークに向かう178号線沿いですよね、そこがジオパークの入り口でもあり岩美町の入り口でもあることから見まして、そういうことをまず町として仕掛けるってことも大事ではないかと思います。それに住民さんを巻き込むという手も、協力をしていただくという手もあると思います。まずは町で何か仕掛けていただきたいなと、いつも思っております。

 例えば、あそこに鬱蒼とした森なんか雑木林がありますけれど、あそこをきれいにちょっとした散策のできる公園にするとか、そして松井議員は桜でも植えたらどうだっていう提言もされていました。また、その中に実のなるものを植えてもいいと思います。そして道竹城につなげ、仙英禅師の碑のあるところ、道竹城へとつなげていくような構想を一度練ってみられたらどうでしょうか。それには岩美町だけでもし無理であれば、どなたかコンサルタントの方を呼んで岩美町を診断してもらうとか、それから職員の中にはそういうことにたけた方もおられると思いますので、チームを組んで岩美町を一度眺めてみるとか、その造成地に絡めて環境のよい整備をお願いしたいと思ってるんですけれど、町外、外郭の方に岩美町を一度そういうふうな診断をしてもらうようなことは考えられないんでしょうか。ここで町長のお考えを伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) だんだんと御質問の趣旨が見えたような気はしますけれども、まず何を目的にするかっていうことです。公園なら公園というようなこと、環境整備の手法としてそういうことの中で、具体的に言えば町の総合計画に位置づけてきたりして、計画を練っていくということになるでしょうけれども、整備を進めていくというだけではなくて、後々の維持管理も含めて見通した計画でなければならんわけですし、特に公園ということになればいわゆる都市計画法の都市公園の指定を受けたりするような手続の中でやらざるを得ないというふうに思っております。そういうことになるっていうと、町民的な合意というのはやっぱり場所の問題からしてとても困難なことが想定されるわけです。やっぱり岩井温泉周辺のほうを先にしてくれという話だって出るに違いありませんし、これまでも整備をしてきておるそれぞれの地域の、小さいであろうけれどもいこいの里だとか、あるいはもろもろの公共でした施設整備のことも含めてさらなる拡充をというようなこともあるでしょうし、そうしたことの合意という点で先ほどは申し上げたわけであります。

 具体的にここをこうしようではないかというふうな話のほうが、やっぱり私としては検討の方法、さらにはお答えのしようもあるんですよ。ただ、もう一つ腑に落ちんのは、やっぱり住宅の団地に絡めてとおっしゃる。住宅の団地は、先ほど申し上げたところでもどのぐらいな販売率になったり、あるいは建築の実績になっているか御存じでしょうか。非常にまだ売れ残りがたくさんあるんですよ。県の住宅供給公社のところは一応は完売になっておりますけれども、まだまだ建ってないところだってたくさんある。ですから、あの宅地の部分だけをあなたも応援するわけではないのはよくわかりますけれども、だからあの周辺だという理屈も町としてはなかなか町民全体に諮りづらいと言わざるを得ません。

 それから、やはり核となるのが道竹城だとするならば、町の文化財に指定をされておったり、あるいはそうした公園の核になる文化的な位置づけも必要な話だと私は思っております。それから、公園というか桜の並木の話もありましたけれども、先ほど松井議員もあった、道竹城の山頂に至るルートの清掃や伐採をやられた皆さん、取り組まれた方々、本当にありがたいことだったと思っております。桜の並木も、これも管理ができないために全部朽ちてしまっとるんですよ。つくるのはつくっても、管理がやっぱり町ではこれできませんからね、地元が本当にこのところを守っていこうということでなけらねば。つづら折りになった岩美中学校から坊谷に、山越しの道中にはたくさんの桜が植えられて非常に見事な時期もあったんです。今もう全く朽ちてしまって、ありません。やっぱりそれをどこが管理をするかというようなこともきちんと見通しながら公園は整備したい。それから、なぜあそこなのかっていうことも町民的に合意を得ながら進める必要があるというふうに考えております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) なぜこれからつくられようとする造成地に私がこだわっているかっていいますのは、駟馳山トンネルが開通すること、それから鳥取方面に通勤が可能なこと、それで若い人に特に来ていただいて環境の整ったところで子育てをしながら人口がふえれば、それに歯どめでもかかればいいかなっていう思いで、特にあの辺の整備をお願いしたいと思いまして、これはぜひ取り組んでほしいなと思って意気込んで質問をしたわけです。この駟馳山トンネルが開通をして通勤が短縮され便利になるっていうことは、私はとっても大きな強みじゃないかと思っております。だから、前にも述べましたように子育ての支援、もう本当に力いっぱいされているのはわかります。これだけあるんだなと思って資料も見させてもらってますので、十分承知の上でそういうことを考えてほしい、考えてはどうだろうかということをお願いをしております。岩美町に行けば、岩美町で暮らせば環境もいいし子育ても十分足りてるし、じゃあ岩美町のあそこの宅地で生活しようか、家を建てようかっていうことを願いながら今回の質問をさせていただきました。今は50区画ですけれど、ひょっとしたら環境のよさ、通勤の便利さからまたどこか空き家だとかそういうことに、空き家を借りれるとか、そういうふうなことで人口がふえたり歯どめがかかれば私は岩美町のためにもとってもいいことではないかなと思っておりますので、にべもなくできんですっていうことではなくって、お互いに知恵を絞りながらどうしたら少子化現象に歯どめがかかるのかっていうことを考えていきたいと思いますし、いっていただきたいと思います。

 1番目の質問は以上で。

 2つ目の質問に入らせていただきます。

 いじめと体罰についてということで教育長にお聞きをいたします。

 体罰について、教育長にお伺いをいたします。

 岩美町は教育の町と掲げていることもあり、体罰はないと思っていますが、子供の心は非情だとも言われます。考え方がまだ未熟な子供は、時には心の奥底にある醜い顔が思いがけなく顔を出してしまいます。いろいろなことを迷いながら経験することが大人になることかもしれません。特に教育の現場では、教師はみずからの体験や経験をもとに子供たちが学ぶ喜びを知り、仲間や友達を大切にし、命の大切さを伝えることが大事だと思います。

 子供たちは、学校という集団の中でいろいろ経験をし、考える力をつけ、それが教師の喜びともなると思います。生徒と教師の信頼関係が一番大切ではないかと思っております。そして、子供がすくすく成長していくのを見るのが親の喜びでもあると思います。しかし、最近では親子関係、教師の道徳観、善悪の判断などが崩れて、家庭内の問題や教師の指導などが問題となっています。この体罰についての定義と、岩美町の小・中学校の最近の状態と体罰の実態について教育長にお伺いをいたします。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員、1と2と一緒になってるような質問ですが、まずきちんと整理して。

            (6番日出嶋香代子君「これは教育長の定義についてお伺いをしています」と呼ぶ)

 実態も言われたから。もう一度質問してください。整理して。



◆6番(日出嶋香代子君) 教育長のこの体罰に対する定義をお伺いをいたします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 日出嶋議員さんのほうから、体罰のことについて定義ということについてお尋ねをいただきました。

 御質問の趣旨を踏まえて、学校教育に限って御答弁をさせていただきたいと思います。

 学校教育法の第11条、懲戒というとこがございますが、そこには次のように述べられています。校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは文部科学大臣の定めるところにより児童・生徒及び学生に懲戒を与えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。これが学校教育法の第11条が定める体罰に対する考え方でございます。

 体罰ということについては、この法律、学校教育法ができてからすぐに、昭和23年にはもう既に体罰にかかわる児童懲戒権の限界についてというような法務庁の長官の回答があるなど、この体罰のことについてはさまざまな法令等、または通知等が出ております。一番新しいものっていうのは教育法が改正されました平成19年度のときでございますが、そのところにも体罰について次のようにあります。まず、1つ目に、体罰ということについては基本的にはまず殴る、体に対する侵害ですので殴るとか蹴るというようなこと、それからもう一つは肉体的な苦痛を長時間与えるような正座とか直立など特定の姿勢を長時間保持させる、それらについては体罰であるというふうに該当するというふうに明確に示されているとこでございます。定義に関することについては以上でございますが、もちろん私はこの体罰はしてはいけないというのは明白なことでございますので、つけ加えさせていただいております。

 体罰の定義については以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 教育長から答弁をいただきました。

 体罰については定義をお聞きをしたわけですけれど、教育長、実態、ちょっとここでは。



○議長(津村忠彦君) さっき、松井議員にも発言しましたが、2番に入ると1番にはバックしないというルールにしておりますので、2番に入りますか。

            (6番日出嶋香代子君「はい、2番で一緒に、はい」と呼ぶ)

 じゃ、もう一度質問してください。



◆6番(日出嶋香代子君) そうしましたら、2番目のいじめの部分に入らせていただきます。

 いじめについては新聞やニュースなどで毎日のようにいじめ問題が発覚して報道されている現状です。体罰は教師と生徒の間で発生をしますが、いじめの問題は生徒同士の間で発生するために、教師にとってもわかりづらい実態があると思います。ある学校では、体罰といじめに対するアンケートを生徒に実施したところもあります。こうでもしないと、この問題は教師にもなかなかわからないところがあると思います。岩美町の小・中学校の状態と、いじめをなくするための取り組みについて教育長にお伺いをいたします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 引き続き、いじめの問題のことについての御質問でございます。

 いじめの問題についての状況ということでございますので御説明申し上げます。

 以前にも所管の委員会であるとか、それから全員協議会の前でも御説明を申し上げた経緯がございます。改めて御説明をしたいと思います。

 今年度、いじめの問題として学校が認知し指導したものについては、小学校で3事例、中学校で2事例ございます。現在のところ、いずれの事例も解決しているというふうに考えておりますけども、子供たちの人間関係については引き続き指導中でございます。

 これ以外にいじめではないか、一応教育委員会の中ではいじめの疑いもあらへんかということの分野というふうに分類しておるんですけども、関係児童から先生方が事情を聞いたり指導した事例というのは小学校で12事例、中学校で4事例あります。同じようにほぼ解決したというふうに判断をしておりますけれども、引き続き人間関係については指導をしている場面がございます。

 いじめの疑いということで、ちょっとわかりにくいと思いますので、いじめについては定義がございまして、いじめられたと感じたらいじめというような簡潔な定義がございます。そうしないと児童・生徒が守れないという判断でございます。でございますので、先ほど言ったいじめと認知した3事例や中学校では2事例についてはそのような判断をさせていただいていますし、疑いがあるというふうに感じて指導したものは、具体的に申しますとけんかの場面、お互いに子供同士でけんかがあったり、それから本人は困り感、困り感といいますのは本人は特には持っていないんですが、担任が遊びにこの子はなかなか誘われにくいんじゃないか最近、というようなことで感じて指導したりとか、そういうような場面でございます。授業中に担任の耳には、からかいというようなふうに担任は申しておりましたが、そういうふうに聞こえたと。これはと思って、誰が発言したのかとかどういうことなのかということを生徒に聞いたわけですが、なかなかそこではっきりしなかったので、これはと思ってクラス全体で指導を積み重ねていったと、そういう事例でございます。そういうのが疑いという形で指導をさせていただいとるということでございます。

 そのような実態でございます。認知しましたいじめの問題では、保護者の皆さんや該当の子供たちに対して大変な思いをさせてしまったことは、教育長として率直におわびをさせていただきたいというふうに思っております。

 また、それぞれのどのような取り組みをということについての御質問をいただきました。

 具体的にいじめによるいじめの問題については、今まで必ず町教委に報告をすることとか、町独自で対応マニュアルを持っとったわけでございますが、いじめによる自殺ということが大きな社会問題になって以降3つの視点で再度取り組み強化を指導させていただいております。

 1つ目は、未然防止であります。この未然防止としては、県が定めておりますいじめ対策指針ができ上がっておりますので、いじめを許さない、一人一人が認め合える学級や学校集団づくり、ここが一番だということを根拠といたしまして、各学校で行われております各授業及び道徳や特別活動等の授業と呼ばれる場面のところ、それから人権学習であるとかそういうものの中で、命の大切さ、相手を思いやる態度の育成、このあたりを強調させてもらって指導に努めておるところでございます。中学校では思春期でございますので、ソーシャルスキルズトレーニングといわれるような人間関係を学ぶような学習もさせていただいております。

 それから、2つ目の強化点として、把握の方法の工夫というのをさせていただいております。議員も御指摘のようにアンケート調査等でございますが、まずは定期的に行うようなアンケートがございます。議会の強力な御支援もあり、QU調査なんかもさせていただいておるんですけど、そういうQU調査が年に2回とか、学期ごとに行いますような生活アンケート、それから人権教育のアンケートなど、そういうアンケートと呼ばれるものがございます。

 それからもう一つは、学級日誌や、それから部活動の日誌であるとか、それから子供たちがつけております日記、生活ノートと呼んでますがそういうもの、そういうものからの把握。それから、小学校なんかではよく終わりの会とか帰りの会での反省、そういうものもございます。そのほか保健室へ子供たちがやってくるときがありますが、これはほとんどが体についてのことで保健室に相談するわけですけど、心のことについて相談する児童・生徒、そういう場面のとこについて、それから登校時のことや下校時、保護者から連絡だとか、そういうことで把握をしようというふうにしております。

 それから、3つ目の視点としては、事後の指導の重視でございます。子供たちは一つの事象が起こって、それで全てが終わるわけではありません。先ほども申しましたように、継続して指導を積み重ねていかなければ児童・生徒の心の変化というのはなかなか見抜けないというふうに思っております。そういうことの強化というものを3つの点をさせていただきながら指導を積み重ねておるところでございます。

 いずれにいたしましても、子供が最も接する時間の多い教員、教師の感覚と申しますか、そういうものが感性が非常に重要でありますので、その教師の感性を高めるために、さまざまな研修会はもちろんのことでございますが、日常的に教員同士が意見交換や気づきを交換できる教職員集団の育成、これらが管理職に対して求めているところでございます。

 なおかつ、子供たちは非常に心の中っていうのは読めません。読みにくいです。児童・生徒の発達の中ではなかなか周りの大人に言えないというような場面が働きます。特に思春期の子供たちはそれが顕著でございますので、先生方だけではなくて保護者であるとか登下校を見守っていただいてるような地域の住民の方だとか、社会教育の場面でかかわってくださっておられる公民館の方やスポーツの指導者の方や民生委員さんや青少協の皆さんであるとか、多くの大人の方にそういう未然防止であるとか、発見であるとかについては御協力を願いたいというふうに考えてお願いをしているところではございます。

 以上でございます。

 済みません、最初の御質問の体罰のことについてのことで、今議長さんのほうから御指導いただきました。体罰の実態についてというようなことについても御質問内容にあったということでございます。

 体罰のことについては、現在文部科学省が県を通してアンケート調査を今しております。鳥取県といたしましては、国の調査を受けて体罰についての調査をしております。小学校では保護者と生徒さんお一人、兄弟さんがおられてもお一人について1枚のアンケート用紙を配布しております。それから、中学校においては生徒さんお一人ずつと保護者、アンケート用紙は別々にして調査をするようにしております。それと、教員、教職員に対しても一人一人にアンケート調査をかけております。現在、学校にそのアンケート用紙が回収されている時期だというふうに思っておるんですけども、中身については体罰を受けたことがあるかっていう表現ではなくて、小学校の場合は殴るとかさっきおっしゃった蹴るとか、そういうことをされたことはあるかというような聞き方で質問してます。それはいつだったのかとか、どこだったのかとか、いつの場面だったのか、それからここを一番大切にしてるんですけど、もし悩んでることがあったら教えてくださいというような表現でアンケート調査を現在行って回収をさせていただいておるというようなとこでございます。ですので、現状としては体罰のことについては今実態を把握させていただいておるというのが現状でございます。

 以上でございます。大変申しわけありませんでした。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) ありがとうございます。教育長からいじめをなくすための取り組み状況について、るる語っていただきました。こうやっていろんなことを先生方、それから教育委員会の方たちも取り組んでおるととらせていただきました。

 子供のいじめっていうのは、どこまでがいじめしょうるだろうかな、大丈夫かなと思うような場面に出くわすわけですけれど、これも本当に学校、それから地域一体になって取り組まなければ、目を子供たちに注がにゃいけん取り組みだと思っております。岩美町で本当に私は情報っていうか、いじめだとか体罰に関して余り大きなことを耳にすることがないもので、いいことだなとは思っておりますことから、一体岩美町は本当に体罰やいじめはないのかなっていう観点から今回の一般質問に取り上げさせていただきました。教育長、それから学校の先生たち、それから教育委員会も大変でしょうけれど、いじめだとか体罰だとかがこの岩美町からなくなることを願いまして、私の今回の一般質問は終わらせていただきます。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって日出嶋香代子議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

 10分程度休憩します。

            午後3時52分 休憩

            午後4時2分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、河下哲志議員の一般質問を許します。

 河下哲志議員。



◆2番(河下哲志君) 議長の許可を得ましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 その前に、東日本大震災よりきょう丸2年ということで、私は一昨年の12月、兵庫県のボランティアグループに紛れて石巻に行ってまいりました。そのとき、その中で知り合いの方の乗用車で市内をいろいろ見せていただいたんですが、その知り合いの方がこの復興はちょっとやそっとでは終わらんと、やっぱり10年、20年、何十年かかるかわからんということで、絶対この風景を忘れんでほしいと、そう言われましたのを今思い出しております。

 それでは、質問に入らせていただきます。

 昨年の9月23日日曜日、岩美町の社会福祉協議会と岩美町の老人クラブが主催いたしました岩美町高齢者ふれあい福祉大会というのが岩美中学校の体育館で開催されました。その日のメーンの講師の方は、島根県の済生会病院江津総合病院長の堀江裕先生でございました。その講演は、心の健康、体の健康、人生最高の楽しみという題名だったんですが、この先生の歌やお話がとってもおもしろうて腹を抱えて笑ったのを、この前のように思い出します。

 それで、そのときの資料がありまして、岩美町の社会福祉協議会がつくられた資料、この資料を何げなく見ておりましたらありゃっていうのがありましてね。というのは、笑いとユーモアドクトル堀江の院長日記というようなエッセイですね、この中の一節っていうのが、これから私いろいろ質問させてもらったり提案させていただいたりするんですが、十数年前の答えが出てました。それをちょっと読んでみます。

 国家の品格でおなじみの藤原正彦さん、その中のエッセイに、天才のとれる土壌には特定の地域に偏る傾向があるという記事がありました。これは、産経新聞の平成14年7月10日の記事です。イギリス、インド、日本が天才の排出する国であり、南インドのクンバコナム、私は行ったことないんですけど、ここで生まれた数学者のラマヌジャンが30を過ぎてからインドからイギリスに渡って、数学の公式を1,000近く発見したそうです。この数学者の話から、この国家の品格の藤原正彦さんが、この南インドのクンバコナムというとこに行ってきたんです。そして、その藤原正彦さんは3つのことを気づきました。それは、1つ目、ひざまずく心のある場所、2つ目、金銭を低く見る心のある場所、3つ目、美しい自然のある場所、これが天才が生まれる3つの条件であるということに気づいたと書いとられるんです。いや、これはやったっていうのをこれから言いますけど、なぜこれで喜んだかというと、1996年、17年前なんですが、オフィス21というジゲおこしグループでいろいろな岩美町の偉人たちをいろいろ取材してまいりました。その中で1888年、この年に3人の人、まあ生まれたのは3人だけじゃないんですけど、岩美町の象徴的な話なんですけど3人の方、これから紹介しますが3人の人が生まれておるんです。

 それは、ここちょっとパネルにしてきましたけど、1888年、最初に4月8日松岡駒吉さんが生まれてますね。その次、10月17日には浦富の澤田廉三さん、11月30日には岩本の橋浦泰雄さんが生まれておるんです。この3人は皆さんもう御存じだとは思いますね、もちろん御存じだと思うんですが、この3人が象徴的な覚えやすい1888年に生まれたということで、何でこんなに固まっただろうかということで1996年にいろいろ岩美町中で話を聞いてもらったんですが、わからずじまいでした。それは偶然だったんじゃないかというお話が一番多いかったんですが、今の藤原さんの話で、この3つの場所が天才が生まれる3つの条件であるということを言っておるということで、私は岩美町は全くこのとおり、また後で言いますけど3つの場所だと思っております。

 この3人の関係は皆さん御存じでしょうけど、まず橋浦泰雄さんと松岡駒吉さんは本庄の高等小学校で4年間一緒でした。それで、4年間一緒で東京にやっぱり出ていっとるみたいですね、松岡駒吉さんは北海道行ったりしてますけど、その中でこの2人の中でどんなことがあったかというと、橋浦泰雄さんの五塵録の中にありますけど、どういうつき合いをしたかというと、松岡駒吉さんは高等小学校4年で一緒だったと、松岡駒吉さんが衆議院議長をやってたときに生協法案のことで橋浦泰雄さんが議長のとこに訪ねていっとるわけですね。そうしますと、何でもない当たり前のことでしょうけど、秘書をやってた息子を呼び出して橋浦泰雄さんに駒吉さんが紹介した。橋浦さんがええ息子だなあって言って褒めるっちゅうと相好を崩して喜んだと、そういう間柄です。また、大分たってから大杉栄さんの追悼会のときに会われたらしいんですが、このときはちょっと、これも親友だから言えることでしょうけど、松岡は共産党が嫌いだと言い、橋浦は社会党が嫌いだと言い合ったと、これが2人で会った最後のときであったということですね。

 それと、松岡駒吉さんと澤田廉三さんの関係という、大きな出会いというか大きなことは、やっぱり澤田廉三さん、国連の日本加入の立役者だったということで、1956年に日本代表として松岡駒吉さんも国連加盟総会に行ってるわけです。そして、そのときの今言うように日本加盟の段取りをしたのは澤田廉三さんだったと。たまたま1888年の同級生、これがいろんなとこで物語つくってるわけです。

 この3人がいろいろ、おもしろいっていったら言い方悪いですけど、象徴的な特徴的なっていうのは、この3人イデオロギーも全然違います。共産党、自民党、社会党の3人ですね。それで、この岩美町の今風にも見せてくれてます。岩美南校区、岩美北校区、岩美西校区、これにも分かれとんです、ちょうどね。

 でも、さっき言った何で1888年に3人のこういった偉人が生まれたということは当時わかりませんでした。わかりませんでしたが、やっとこさこの高齢者ふれあい大会の資料でこれだと思ったんです。

 それと、1888年の3人以外に、明治39年なんですが衆議院議員の石谷董九郎さんていう方がおられまして、その方が郷友会の、西郷隆盛の郷と里ですな、それと友達の友、郷友会を結成しました。これは、当時の岩井郡岩美町と福部村ですね、これの出身の方が集まって会をつくられております。それで、その郷友会の写真が残ってたのが、これは昭和14年の郷友会東京支部での写真なんですが、何で集まったかというと郷友会の会合と澤田節蔵さん、澤田廉三さんの大使のこれから赴任していくという送迎会も兼ねていたようです。こちらには、ことし生誕140年の田村虎蔵さんがおられますね。それと、松岡駒吉さんもおられます。郷友会の東京支部の写真です。後の方はちょっとわからんで、もし知っとられる方がおったらまた教えてやってください。こういう方が……。



○議長(津村忠彦君) 河下議員、発言中ですけど、質問のほう時間は大丈夫ですか。



◆2番(河下哲志君) はい、大丈夫です。

 ということで、そろそろ質問に入りましょうか。

 こういうことを調べてました。何をもとにして調べたかって言いましたら、このふるさと人物誌でございます。これは、皆さん御存じのように平成元年3月に発刊されてます。その中の一番初めのとこの初めにというとこで、当時の川下教育長さんが書かれています。岩美町の歴史とともに生きてきた先人たちのありのままの歩みであり、おのが道一筋に生きた生身の人間の生涯の夢実現の過程の記録である。人物誌が町民に深い感銘を与えるとともに、小・中学校においてもその教材化により社会科や道徳の学習に役立てることができますと、こういうふうに結んでおられます。

 ということで、この中に質問の内容が出てきましたけど、1番目の質問ですが、先人の歩みを継承して岩美の歴史とともに学ぶことは、学校教育や社会教育にとっても大変意義深いことであります。私たち岩美町民にとっても誇りであり自慢であります。

 教育長にお聞きしますが、ふるさと人物誌は小学校、中学校の教材として今使われているのでしょうか。2番目も一緒にしますんで、もし使われているとしたら、どういうような形で使われていますでしょうか、お願いします。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) 河下議員さんのほうから、ふるさと人物誌の活用についてということで御質問があったというふうに思っております。

 るるお話をされている中に、発刊に当たっての言葉がございましたが、続きの中には、多くの町民に愛読され郷土の先達をしのぶえにしとなればという思いで作成されたというふうなことも書いてあります。まさに今河下議員さんが言われたとおりのことを、目的のとおりこの本は使われておるというふうに思っております。

 学校現場、小・中学校における活用のことについての御質問でございます。

 各学校では児童・生徒が授業の中でこの冊子、ふるさと人物誌をそのままコピーをしたりとか、何冊かございますので配付をしたりして、そのまま教材としては使ってはいないという回答を得ております。では、どのようにこれを使っておるかということでございますが、まず1つ目は先生方、学校の教員は全て岩美町出身の教員ではございませんので、まず先生方が地域の学習や総合的な学習で地域の学習をしたり岩美町のことを学習するためのまずは一つの先生方の教材というふうにして、教師が指導するために前もって必ず読んでおるというような本になっております。もちろん小学校の段階ではふるさとのことについて学ぶ機会が多うございますので、それらのことを直接コピーをして渡すには小学生にはちょっと漢字等が難しゅうございます。それらをもとにして加工をさせていただいて、わかりやすいようにして読んでいる例がございます。

 中学校においては、指導する教師が社会科等の教員が多うございますが、直接指導する教員が参考資料としてさせていただいておるというふうに聞いております。

 なお、これらに関するふるさと人物誌に登場しておる人物の中には、例えば澤田廉三先生に関係して澤田美喜さんとかがあるわけですが、中学校では澤田廉三先生のことを学び、澤田美喜さんのことを学び、最後には修学旅行で大礒のエリザベス・サンダースホームまでを尋ね、そこで合掌をして岩美の先達である澤田夫妻のことについて思いをはせ、その偉業について触れてくるというような修学旅行での掘り下げた学習活動等もございます。

 さまざまな場面において使われておるというふうに思いますけれども、今申し上げたとおり直接的な指導というのではなくて総合的な学習や地域活動の中で主に教員が年表であるとか文章をもう一段易しくしたりとかしながら使っておるというのが実態であるというふうに捉えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 加工して使っておられるということで、まず使っていただきたいというのがそのままやっていただければいいと思います。

 それと後は、使う場合にもうちょっと加工する場合にどういうふうな方なんかを紹介しているかっていうのも聞きたかったんですが、また、いいです、それはね。

 質問の3番目なんですが、このようにたくさんの人物を輩出した岩美町なんですが、岩美町の名誉町民は今現在6人でございます。今後ふやす予定はありますでしょうか。

 また、条例で審議会を招集するようになってるのですが、どのように決められて名誉町民の基準、そういったものはありますでしょうか、町長にお聞きします。



○議長(津村忠彦君) 河下議員、2番の質問が終わって3番に入ったということでいいですね。

            (2番河下哲志君「いいです。2番はちょっとまとめてお願いします」と呼ぶ)

 終わったっちゅうことですね。

            (2番河下哲志君「終わったっちゅうこと、はい」と呼ぶ)

 町長。



◎町長(榎本武利君) いろいろ資料をお持ちになって、こしらえられて、御苦労さんでございました。

 ちょっと古い、2008年なんですけど、こんなの御存じでしょうか。大きな懸垂幕を役場の町民ホールに掲げておりましたし、あっ、あなたに制作してもらった話ですかね。これは、学校の現場にも大きな懸垂幕ですから持っていかせましたし、年度が過ぎるようになるんで何とか間に合わせえっちゅうことで議会の皆さんにも相談をして補正予算でつくった記憶があります。ようけことそのふるさと人物誌で生かしたまちづくりっちゅうか取り組んどることをお話ししたかったんですけれども、名誉町民にいきなり入ってしまわれました。



○議長(津村忠彦君) 町長、答弁はいいですで、発言をされたかったら。質問は終わりましたけどね。



◎町長(榎本武利君) ちょっと触れさせていただきたいと思いますけれども、岩美町の人物の生い立ちやその生き方を、先人の生き方を通して生かしていく仕組みはないかとお尋ねいただく予定でありました。本議会でも予算……

            (「次です」と呼ぶ者あり)

 何で、わしのはこれが初めになっとるで。何で、ああそうか。大変失礼しました。

 名誉町民の関係ですけれども、ふやす予定はないかということで、これは私の専権事項では決してありません。平成26年度が岩美町政60周年ということの中でいろんなお話が出てくるんではないかというふうに思っておりますけれども、審議会等々については総務課長に答弁させたいと思いますけれども、御生存しておられる方をしていくという考え方は今持ち合わせていないということだけを申し上げておきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) それじゃ、次のに行きましょう、待望の。



○議長(津村忠彦君) ちょっと待って、審議会。課長、答弁。



◆2番(河下哲志君) ああ、そうですか。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) それでは、2つ目に御質問いただきました条例には審議会を招集するようになっているが、具体的にどのような人がどのようにして決められたかということの御質問だったように思います。

 この名誉町民制度の出発を申し上げますと、昭和59年の岩美町合併30周年記念事業のときに名誉町民という、どうだろうという発議がされたようでございますが、結果的にこの昭和59年には名誉町民制度は創設されませんでした。そういった中で平成2年2月、このときはちょうど市町村制施行100周年というのと岩美町合併35周年という、そういったような節目の年でありまして、当初の出発はいわゆる岩美町に功労があったということで表彰規程等を検討したようでございますが、その中で名誉町民制度が検討されたようでございます。

 まず初めに、手続といたしましてはその当時助役さんを委員長として被表彰者の検討委員会を設置されたようでございます。このときには5名の検討委員会の幹事会というのをつくっております。それは庁舎内部につくったものでございます。そのときの一つの選考基準といたしましては、先ほど河下議員さんおっしゃられますように平成元年に作成したふるさと人物誌の中から人選するということで手続をとったようであります。そのときの人選といたしましては、7名の方を人選しております。名誉町民として人選された方のお名前を申し上げますと、石谷董九郎様、それから松岡駒吉様、澤田廉三様、奥田亀造様、田村虎蔵様、それから橋浦泰雄様、澤春蔵様と、こういったような7名でございます。

 そういった中で、そのときの一つの名誉町民の定義といたしましては2つございました。1つには、明治、大正、昭和の時代に岩美町にお生まれになって、または岩美町の人となった物故者、それから2つ目には刻苦勉励、志を遂げ町の内外に大きな足跡を残した者または道一筋に生き斯界に重きをなした者で、町民の範として讃仰に値する人物、こういったようなその当時の定義のようでございました。

 それで、そういったような一つの定義を設ける中で、平成2年6月18日に現在の岩美町名誉町民に関する条例を制定いたしておりますし、あわせて岩美町名誉町民選考審議会規則というものを設けておるところでございます。

 審議会の構成といたしましては、これは例規集等にも載せておりますけれども委員は8名で構成するということ、そのうち2名は町議会の議員さん、それから町の職員1名、それから学識経験を有する者5名ということで、あわせて8名で構成しているのが審議会でございます。

 そういった中で、まず最初に現在6名いらっしゃる名誉町民の方5名については平成2年9月14日に審議会を開き、その当時は小山元教育長さんが委員長ということで審議会を開かれて、それで現在の名誉町民でいらっしゃる奥田亀造さん、それから澤春蔵さん、澤田廉三さんに田村虎蔵さん、松岡駒吉さんの5名をそのとき名誉町民として選考し、同時にといいますか、その直近に開かれました9月定例会で5名の議決を行ったという流れでございます。

 それから、もう一方6人目の名誉町民としては吉田達男さんでございますが、この吉田さんにつきましては平成16年の町制施行50周年の記念事業として、その当時町民の中から吉田さんを名誉町民としてはどうかというような御意見もある中で審議会のほうにお諮りし、平成16年8月26日の審議会で審議をいたしまして内申を行い、さらに16年9月14日の9月定例会で議決をいただいて6人目の名誉町民といたしたという状況でございます。

 以上、ちょっと長くなりましたですが、そのような経過で審議をいたしたものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今お聞きしまして、名誉町民の選出された経緯というのはわかりました。

 これだけの岩美町では人物を排出しているわけでございますから、我々はやっぱりこの人たちを使うっていったら悪いですけど、やっぱり現代に生かさせていただかにゃいけんと思います。

 兵庫県の出石なんですが、七、八年前にまちづくりをやってた人とちょっと飲みましてどういったまちづくりだったか聞きましたら、もともとは国会議員の斎藤隆夫氏、この人は昭和15年太平洋戦争の開戦前に、国会で戦争反対の大演説を1時間半やられた方でした。インターネットで私も見ましたけど、すごい迫力で、やじ、怒号の中を1時間半、まあ1時間半もユーチューブでは流れてなかったんですが、その迫力たるやすごかったです。最初はそのグループをつくってやってたんですが、その方たちが、斎藤隆夫氏を顕彰するグループの方たちがまちづくりに、実際町の保全ですね、古いもんとかいろんな、そういったことにかかわりだしたということだったと思います。それと、やっぱり建物だけではだめですから、今では出石そばってそばとか当たり前になってますが、やっぱり食べ物もないとだめだということで、当時は出石にはうまいもんはなかって地鶏、鶏ぐらいだったらしいですね。地鶏ぐらいだったんですが、そこからだしをつくったり何か考え出してそばということでつくり上げたそうです。それで、今の出石の町並みと出石そばができたようでございます。

 岩美町の場合は、いろんな人物もたくさんおられるし、風景もすごいいいですしね。食べ物もようけあると。本当にぜいたくな悩みなんですが、このぜいたくな悩みを岩美町は全国に発信するということを考えていくということが必要だと思います。

 質問なんですが、このたくさんの人物の生い立ちや生きざまを現在の岩美町のまちづくり、現在そして未来の岩美町のまちづくりに生かしていく仕組み、これはやっぱりとっても必要だと思うんですが、どうでございましょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 基本的には、河下議員がおっしゃるように一つの町の活性化のもとだと、大きな資源だというふうに私も思っております。その思いからさまざまに取り組んできたと私は思っておりますけれども、その際にはあなたも民間人で手伝っていただいたと思うけれども、馬場の集落が音楽と彫刻の村づくりという取り組みをいたしました。これは、町が随分と支援をして顕彰碑の立派なのが今でもありますし、それからメロディーが流れる装置もつくっております。同時に、山本兼文先生をもう一回多くの人に知ってもらおうと、町民みずからが誇りにしながらアピールをしていこうというような取り組みでありました。この際には平山郁夫先生、東京芸術大学の当時学長でありましたけれども、そこに学校それから自宅までお邪魔をして揮毫を書いてもらいました。現在の石に刻まれておるのは平山郁夫先生の直筆であります。そうした思いがありまして、虎蔵先生についてはいわみ音楽祭、26回目を昨日もすることができました。そうした形で町内で次の世代に引き継いでいく取り組みをマスコミが捉えてくれることによって、情報発信の大きな力になるというふうに思っております。

 それから、澤田廉三先生も含めてエリザベス・サンダースホームについては中学生の修学旅行のコースにも入れてずっと取り組ませております。

 それから、このふるさと人物誌に載っておる方々についてはいろんな形で取り組んでまいりました。職員時代には松岡駒吉先生を、ちょうどこれは生誕100周年、1年ぐらいずれたかもわかりませんけれども100周年の事業の担当課長でありまして、当時の衆議院議長を議長公邸に訪ねて、土井たか子さんに来町していただいて町民体育館から当時の資料を持ってこられて、直接の面識は、余りつながりはなかったようですけれども、党の大先達という位置づけの講演会もしてもらったりした思い出もあります。

 それから、尾崎翠フォーラムというのも映画がきっかけになりましたけれども、これは岩井の地区の皆さんが本当にスタッフやボランティアを一生懸命努めていただいて、俳優も地元の、今の老人福祉センターの大広間に寝泊まりしてもらってというような映画づくりが行われまして、鳥取市内で毎年尾崎翠フォーラムが開かれて、私も毎回出席をして岩美の町をPRすることにも努めております。それから、阪本四方太さんについても地元に記念碑建てたりしておりますし、それから岩美駅の開業100周年記念事業というのも行いました。これについては、やっぱりおよし道路の木島よしさんの顕彰も盛り込んだりして取り組んだようなことであります。

 都度都度そうしたイベントを節目節目に取り上げたり、あるいは継続した取り組みを今後も充実を図っていきたいというふうに考えておるところであります。

 学校教育の面では、なかなか道徳の教育、カリキュラムの中がどうなっとるかちょっと私もよう承知をしておりません。ゆとり教育から一般学習の時間が非常に高まっとるということの中ではなかなか難しい面もあるのかもわかりませんけれども、まず教員の先生方にはこの本をぜひ、赴任される新しい先生は全て目を通していただくようなことを心がけていきたいというふうに思っておるようなことであります。

 何よりも、行政がこうしたものを大事にしながら町民の皆さんと一緒に顕彰していくということが次なるステップに進む大きなきっかけだと思っておりますので、御協力をいただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今町長からお聞きしまして、いろいろな方の顕彰をやっておられると、私もお手伝いをしたこともございますし、やってます。

 それと、先ほど平成26年がちょうど岩美町政の60周年であるというのをちょっとお聞きしたんですが、ちょうどいいきっかけだと思いますので、もう一回これだけのたくさんの人物がおられるというのをもう一回岩美町をまとめてみて、それでやっぱりよそ町や日本全国に自慢したいと思います。自分らの岩美町民の誇りであるし、我々の自慢だと思います。もう一回、ようけおるということを、絶対これはすごいことだと思いますんで、やっていきましょう。

 ということで、そういうことであるんですけど、次は道の駅についての質問なんですが、松井議員も先ほどされたので、ちょっと重なるような、重複するような質問はやめにしたいと思います。

 なぜ道の駅の質問かといいますと、この一、二カ月町民の皆さんからの質問っていうか、道の駅という言葉を聞くけど中身はどうなっとるんだということでよくお聞きしましたもんで、この前の2月の全員協議会で道の駅の質問をちょっとさせていただきました。ただ、そのとき質問したんですけど抽象的なお答えしかなかったもんで、再度道の駅の質問をさせてもらうということで多少コーナーをつくりました。

 それで、その中でやっぱり今は何にしても日本一だとか世界一だとか、日本の唯一だとか世界の唯一だとか、そういったもんがやっぱり欲しいですね。そのものずばりでなくてもいいですから、岩美町が誇る日本一のレベルの事例とか事象、それとか産物、こういったのを取り上げられていますでしょうか、お聞きします、町長。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 道の駅について、多くの町民の方が非常に関心持っていただけるようになったと私も思います。

 岩美町が誇れる事例について何か心当たりはないかというふうにおっしゃるわけでありますけれども、やっぱりこうして山陰海岸国立公園であったり世界ジオパークであったりということは大きな誇りであると、町の姿そのものが誇りであるというふうに思っております。それから、やはり水産物では魚種ごとに日本の水揚げの中で一、二を占めるような、松葉ガニもそうですしハタハタだってそうですし、ホタルイカだって岩美町船籍の船がとっとる量が最も一番多いんですよ。そういったことが誇りとして使えるなというふうに思いますし、それから前段でいろいろ御質問いただきました、すばらしい多くの先人を排出した町というのは誇れる町だろうというふうに思っております。

 そうした町を紹介するコーナー等で、そうした先人の業績やなんかをできれば顕彰したりするコーナーみたいなことがぜひ欲しいなというふうな思いはあります。しかしながら、松井議員からるる御質問いただいたように、そうした細かな点がまだまだ煮詰まっていないという状況でありますので、今後早くそうした部分を検討を進めて町民の皆さんにも参加していただいて、検討させたいというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 一般質問の中途でありますが、お諮りします。

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(津村忠彦君) 御異議なしと認めます。したがって、会議時間は延長することに決しました。

 どうぞ、質問を続行します。

 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今町長からいろいろ出てまいりまして、ジオパーク山陰海岸、それと漁業のいろいろな魚種、これの日本一のがたくさんあります。そして、私が今前半に述べさせていただいた先人たち、こういった偉人を輩出した町の誇りというのも加えたいというお話でございます。

 それと、先ほど松井議員が質問された中で、若松進一さんのお話がありました。愛媛県の双海町で、岩美町で講演されたということで、私はこのたびの講演は聞くことはできなかったんですが、十二、三年前だったと思うんですが、ちょうど若松進一さんがまだ観光課長のときに、ここの双海町に行きました。それで、何でこの若松進一さんは有名になったかっていうと、これはそのころなんですが一つのキャッチフレーズをつくっとるわけですね。この前の講演で言われてるかもわからんですけど、日本一の夕日が見える丘というキャッチフレーズを十数年前につくってまして、そのキャッチフレーズで道の駅づくりをやってるんです。これは、十数年前から、私もお会いしてお話を聞いております。そうしたところもまねるということが、日本一の夕日というたら、本当は菜種島のとこから見た夕日のほうが本当は日本一なんですけど、最初にこの人が日本一の夕日の見える丘ということでキャッチフレーズをぼおんと出してるもんですから、なかなか使えませんが、背景としましては四国のちょっと高いところから西、北西のほうを見たらちょうど瀬戸内海が広がるということで、そこに夕日が落ちるわけです。それが日本一だと自負されていたわけです。それだけ誇りを持ってたわけです。

 ということで、最後に聞きますが、もう一回道の駅のコンセプトと運営主体を教えていただきたいと思います。お願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 若松さんの講演、僕は2回か3回ぐらい聞いとると思うんですけど、鳥取県も何回も来ておられるんで。彼がいわく、やっぱり日本一だとかっていうのを最初に言い出すことが肝心だということでありまして、夕日が日本一っちゅうのはあっちこっちに今できておりますけれども、やっぱり元祖っちゅうものの強みはその辺が随分と違うんだなというふうに思います。

 今、一つ個人的に思っとることは、パワースポットみたいなことをつくり出せんかと。そういうものがやっぱり今は人を呼ぶ大きな要素になっておるんではないかというふうに思っております。夕日の話では、デートスポットになるということの中では日が沈むのをちゃんと2人で見て、海へ入るときに大きな音がするようなことを聞かせたるっちゅうと女性のほうはころっとなびくというふうにも言ようりましたけども、そうした何かささいなアイデアを持ってつけ加えることも非常に重要だと思っております。

 まだ基本的なコンセプトということがきちんと確立をされておるわけではありませんけれども、やはりコンセプトとしては地元産品の販売、それにかかわる地場産業の振興ということでございますし、ランニングコストを含めたトータルコストをいかに削減していくかということ、情報発信を一元的にここでやっていくような取り組み、それから防災の、大規模自然災害で広域な災害を受けたときの基地、あるいは近隣の市町村が被害を受けたときの全国から来る支援の人員や物資の基地も兼ねれるんではないかというふうに思っております。こうしたことを中心にして、コンセプトもしっかりと議論を進めていきたいと思います。

 それから、運営主体については午前中もお話ししたようにまた設立協議会で早急に検討させたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今町長の話の中でパワースポットっちゅうのがおもしろいかもわからんですね。

 一番最初に言いましたですけど、藤原正彦さんが書かれた、もうちょっと調べてみましたら出てきまして、天才を生む土壌を失いつつある日本ということでエッセイも出されてるようです。

 ということで、もう一回その3つの条件というのを言わせていただいて、私の質問を終わりにしたいと思います。

 1つ、ひざまずく心のある場所、2つ、金銭を低く見る心のある場所、3つ、美しい自然のある場所、この3つです。岩美町は天才が生まれる土地であったということで、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって河下哲志議員の一般質問を終了します。

 これをもって一般質問を終結します。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれにて散会します。

 次の本会議は3月13日です。定刻までに御参集願います。

 御苦労さまでございました。

            午後4時59分 散会



 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。

  平成25年3月11日

            岩美郡岩美町議会議長







               〃   署名議員







               〃   署名議員