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鳥取県 岩美町

平成24年12月定例会 12月18日−01号




平成24年12月定例会 − 12月18日−01号







平成24年12月定例会



       平成24年第6回岩美町議会定例会会議録(第1号)



 平成24年12月18日(火曜日)

            出  席  議  員(12名)

 1番 田中 伸吾君     2番 河下 哲志君     3番 松井  俊明君

 4番 澤  治樹君     5番 竹中 一浩君     6番 日出嶋香代子君

 7番 芝岡みどり君     8番 柳  正敏君     9番 船田  爲久君

 10番 田中 克美君     11番 船木 祥一君     12番 津村  忠彦君

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            欠   席  議  員( 0 名)

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            説 明 の た め 出 席 し た 者

 町長      榎 本  武 利君    副町長     西 垣  英 彦君

 岩美病院事業管理者            教育長     寺 西  健 一君

         平 井  和 憲君

 総務課長    岡 田  康 男君    企画財政課長  田 中    衛君

 税務課長    山 口  浩 司君    商工観光課長  杉 村    宏君

 福祉課長    鈴 木  浩 次君    健康対策課長  川 口  耕 司君

 住民生活課長  杉 本  征 訓君    産業建設課長  廣 谷  幸 人君

 環境水道課長  川 上  壽 朗君    教育委員会次長兼学校給食共同調理場所長

                              飯 野    学君

 岩美病院事務長 村 島  一 美君

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            事 務 局 職 員 出 席 者

 事務局長    坂 口  雅 人君    書記      前 田  あずさ君

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            議  事  日  程 (第 1 号)

                    平成24年12月18日(火)午前10時開会(開議)

 第1 会議録署名議員の指名について

 第2 会期の決定について

 第3 一般質問

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            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件

 日程第1から日程第3まで

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            午前10時0分 開会(開議)



○議長(津村忠彦君) ただいまの出席議員は11名です。定足数に達しておりますので、これより平成24年第6回岩美町議会定例会を開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりです。

 日程に入るに先立ち、諸般の報告をします。

 岩美町監査委員から平成24年8月から10月までの例月出納検査の結果に関する報告があり、お手元に配付しております。

 次に、平成24年9月定例会で可決しました地方財政の充実・強化を求める意見書外5件は、平成24年9月20日付をもって関係機関に送付しました。

 次に、総務教育、産業福祉常任委員長から行政事務調査の実施報告があり、お手元に配付しております。

 次に、9月から今定例会招集までの間の議会関係の行事について、お手元に配付しております。

 次に、本日町長から議案11件が提出され、受理しました。

 次に、本日までに陳情等7件を受理しましたが、本件は会議規則第92条第1項の規定に基づき、お手元の請願、陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託しましたので、御審査の上、結果の報告をお願いします。

 次に、船田爲久議員は、所用のため遅参する旨の届け出がありました。

 以上をもって諸般の報告を終わります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名について



○議長(津村忠彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において松井俊明議員、澤治樹議員を指名します。

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△日程第2 会期の決定について



○議長(津村忠彦君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。

 本定例会の会期について議会運営委員会で御審査いただいておりますので、議会運営委員長柳正敏議員から報告を求めます。

 柳正敏議員。



◆議会運営委員長(柳正敏君) おはようございます。

 ただいま議題となりました会期について、12月11日の議会運営委員会で審査をいたしました。その結果、本定例会の会期は、本日から12月20日までの3日間とすることと決定をいたしました。

 以上、報告を終わります。



○議長(津村忠彦君) お諮りします。

 今定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から12月20日までの3日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(津村忠彦君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は、本日から12月20日までの3日間とすることに決定しました。

 なお、会期及び審議の予定につきましては、お手元に配付したとおりでありますので、御了承お願いします。

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△日程第3 一般質問



○議長(津村忠彦君) 日程第3、一般質問を行います。

 お手元に配付のとおり質問の通告がありましたので、順次質問を行うことを許します。

 澤治樹議員。



◆4番(澤治樹君) どうもおはようございます。

 議長の許可をいただきましたので、1番バッターとして質問に入らせていただきます。

 最初に、小田南谷の南滝について質問させていただきます。

 南滝のこれまでの経過を言いますと、平成2年から平成3年にかけていこいの里整備事業の一環として整備されております。この地域の整備事業は、当時国からのふるさと整備事業、いわゆるみずから考え、みずから地域づくりを行う事業の一つとして、平成2年から平成4年3月のオープンを目指して、総事業費2億500万円をかけて整備されております。この事業の中に、鳥取県健康の森小田南谷地区緑化休養施設として茅葺古民家、それから南滝などが整備され、オープン後は多くの町民がバーベキューやキャンプ、また観光バスが南滝の見学に上がっておりました。平成18年6月議会には、小田南谷緑地休養施設古民家等修繕事業費として約132万円が予算化され、平成22年6月補正には、降雪により茅葺屋根が損壊したとして撤去費用300万円が要求され、南滝へは落石があるとして当面通行止めにするとの報告がありました。そして、同年12月には取り壊し撤去されております。

 平成24年2月の総務教育常任委員会に利用料金を徴収する施設の整備は行わないとして条例が一部改正され、入り口付近で通行止めにし、草刈りなど通常の管理は町で行うとの報告がありました。現在、南滝の河床は整備されてなく、遊歩道は通行止めになっております。岩美町唯一の観光資源である南滝を再整備する考えはあるのか、お尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) おはようございます。

 澤議員さんからの御質問につきましてお答えを申し上げたいと思います。

 南谷の南滝周辺の整備をこれまで行ってまいったところでありまして、御質問の中にもありましたように、平成24年以降、通行止めという措置をさせていただいておるところであります。

 小田のいこいの里の整備と、それから南谷の緑地休養施設という2つの事業をかけて整備を、あの一帯をしております。まず、今通行止めにしておる道路については、これは森林業構造改善事業を使って整備をしたというふうに思っております。そのほか、ふるさと創生事業の一環として、まずいこいの里全体整備をしてきたと。さらに、県の河川の親水、水に親しむ河川整備ということで、川の整備もしております。いこいの里からおりる遊歩道の整備は、いこいの里のほうのふるさと創生事業関連の地域総合整備事業ということの中でやったように思っております。

 私が職員時代に一部担当した最も思い出深い場所でもありまして、滝に至るルートも本当に未開の原野みたいなところをすばらしい滝があるということで、多くの人に親しんでいただいたり、見どころにしていきたいということで整備をしてきたところであります。

 経過はそのようなことで整備をいたしましたし、そしてもう一方、小田谷にぜひ観光客が訪れるようにという地元の強い要望がございました。それなりに人材といいますか、事業に全面的に協力をしていただく、そしてまた管理にも地元の力を注いでいただくというような経過があったわけでありますけれども、小田部落の方々の高齢化であったり、お亡くなりになってしまったというようなことで、指定管理者制度ができる中で、商工会の青年部の皆さんが地元の意思も引き継ぎながら、観光スポットとして活用を図りたいということで指定管理を受けていただいた一時期もあったというふうに理解をしております。

 そういった経過があるわけですけれども、一つの核になる古民家が修復できるような状況でないということで撤去してしまいました。そしてまた、遊歩道というより自動車も通れる道路なんですけれども、この道路が落石によって危険だと、人身事故が起こった場合のことを考えるとやむを得ず通行止めにしなくてはならんと。落石をする部分を点検をさせて、一旦落ちるおそれがある石を全部落としてしまうことも検討させましたし、しますけれども、なかなかそこの場所に立ち入ることすら非常に険しい地形になっておるのが実情でございます。改めてそうした落石をとめていくことを考えたいというふうに一つは思っております。そしてまた、南谷から出る河川の左岸側のほうには歩道が整備をされておったり、あるいは水に親しみやすい河川の整備ということの中で、木橋等もかけたわけですけれども、そうしたものをいま一度点検をしたり、何とかもう一回多くの方に滝を見ていただいたり、あるいは森林浴を兼ねてそうした歩道の散策ができるように検討してまいりたいと思います。

 お断りをしておかなければならんのは、やはり人身事故等ということが、万が一想定外というようなことで起きてしまっては元も子もありませんので、そうした安全対策がとれるまではやはり通行止めをしなくてはならんのかなというふうに思っております。

 上のほうのキャンプ場であるとか、いこいの里と一体的な施設という位置づけで我々再度また検討させていただきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 6月議会には、海と山と温泉の町、岩美の山の部分としてツリーイングとスノーシューの事業が提案されております。岩美町のまちづくりの中でジオパークの絡みがあり、観光によるまちづくりは大きな柱だと思います。観光によるまちづくりは一朝一夕に成就できることではなく、また費用対効果を求めるものでもないと思います。海と山と温泉の町岩美をアピールする中で、南滝は山の部分に当たると思いますが、山の部分が少し弱いような気がしますが、町長はどう思われますか。

 また、今回落石の検討とかは点検をされるわけですが、これは25年度新年度予算のほうで検討されるかどうか、この2点をお尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 岩美町、観光で売っていくというか、キャッチフレーズそのものが海と山と温泉の町ということで取り組みながら、山のほうは少しおろそかになっとりゃへんかという御指摘でございます。

 確かに山のほう、なかなか十分と言えない状況だというふうに思います。山のほうといたしましては、やはり河合谷高原国定公園、そしてまた天神池、さらには棚田であったり、そしてまた蒲生峠越の歴史の道、こうした部分が次々と加わってまいりまして、イベント等それにあわせてしてきておるわけであります。どちらかというと、いこいの里は町民の皆さん、特に青少年の野外活動の拠点という位置づけで我々も考えてきたわけであります。そういう位置づけの若干の相違はありますけれども、御質問の中にもありましたように、スノーシューあるいはツリーイング、木登りやあるいは冬の雪の上を歩くような場所としては十分に活用が図れるんではないかと思いますので、検討してまいりたいと思っております。

 また、落石を防止することについては、25年度に予算が必要な場合には予算措置をして点検を図り、再整備に向けての検討をさせていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 観光施設にアクセス道路というのは非常に大きなポイントになると思うんですが、今言われました河合谷ですとか天神池というのは非常にアクセスが悪い場所になっております。しかしながら、この小田南滝については幸いにも立派な県道37号線が通っております。今なら落石防止をすれば、岩美町唯一の観光資源の滝を守ることができるんじゃないだろうかと思います。新しい事業も必要とは思いますけども、南滝へは既にトイレや休憩所が整備されており、落石防止のネットと河床の整備をするなどして、既存の施設を十分に活用しながら、海と山と温泉の町岩美としてのバランスのとれた整備をし、浦富海岸から岩井温泉、そして県道37号線岩美八東線から南滝のいこいの里を回り殿ダムへ向かうというようなルートが考えられます。海と山と温泉の町岩美の観光ルートとして、観光客の町内滞在時間を確保し、南滝やいこいの里が、また小田地区が観光客でにぎわうような場所になればとの思いであります。

 次、2番目の質問に移らせていただきます。

 岩美中学校の生徒による模擬議会について質問させていただきます。

 平成10年から平成16年まで7回、岩美中学校の生徒による模擬議会が開催され、多くの中学生が岩美町に関心を持ち、模擬議会を経験し卒業しております。しかし、平成17年から取り組み方法の変更や模擬議会に対する生徒全体の意識の変化等により中断されております。3年前には新校舎が完成し、中断後7年が経過し、中学生の意識変化は我々の年代と違い相当進んでいると思います。この模擬議会の再開を働きかけられる考えはあるのか、お尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 澤議員から岩美中学校生徒による模擬議会について、再開を町として働きかけていく考えはないかという御質問でございました。

 中学校とはこれまでから模擬議会再開についてということで相談をしてきております。中学生の岩美町に対するといいますか、町に対して、あるいは役場、町行政に対しての意識というのはそう変わってはいないだろうというふうに思いますけれども、基本的には学校の現場が大きくさま変わりしたということがございます。

 まず1点は、まだ模擬議会を始めた平成10年ごろは、いわゆるゆとり教育という考え方のもとにカリキュラムの中に総合的な学習時間というようなものが非常に多く取り入れられておりました。しかしながら、そのゆとり教育がどういう結果を招いたかというふうな議論がなされて、学力が非常に低下をしてきてしまったと。世界的に見ても日本の教育水準というのをもう一回構築をし直さなくてはならんということで、大きく転換がなされました。そういうことの中で、総合的な学習時間がなくなってしまったと、少なくなってしまったという実情がございます。したがって、学校の考え方としては、その中学生模擬議会の位置づけや果たす役割やそういうことについては十分な理解をいただいておるところでありますけれども、なかなか学校の教育時間の中に組み込むことが非常に困難だと。またさらに、これにかかわる先生方のエネルギーも非常に負担になってきておるというのが実情だった経過がございまして、なかなか再開に結びついていないというのが実情でございます。

 私、平成9年12月にこの町長という重責を担わせていただくことになって、翌10年から当時の議会事務局長の全面的な協力のもとに7年間取り組んできたわけですけれども、それはそれなりの成果、実績があったというふうに考えておるところであります。それにかわるようなことでは、いろいろと学校と行政とのつながり、あるいは学校自体が社会貢献という柱を立てて、さまざまなボランティア、そしてまた職場体験、そういう部分を力を入れて取り組んできておるところであります。

 また、修学旅行等についても、一昨年の修学旅行から、東京に行って岩美町の観光パンフレットを配布する、そういった取り組みを行われておるところであります。そうした際には、執行部の生徒さんが事前に私のところに来て、岩美町を理解した上でPRをしたいということで、いろいろお話をさせていただく。そしてまた、帰ってこられたときには報告会を執行部の方が役場のほうに来てしていただく、そうした取り組みにも変化をしてきておるということでございまして、なかなか学校のほうの状況、先ほどお話をしたような状況でありますし、もともと行政が余り押しつけてして意味のあるものではないというふうに思っておるところであります。

 また、今後例えば3年生は無理であれば、2年生、1年生というような対応も含めて学校とよく相談をさせていただきたいというふうに思います。

 そのほか県内では余り継続的に取り組まれておるという例はないようでありますし、それから一部小学校でやられておると、三朝町あたりでは小学校でやられておるというようなことがあるようでありますけれども、やはり中学生で正規の社会科の中で行政であったり政治の分野を学習をしながらということが最も有意義ではないかというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 岩美中学校の平成24年度の学校要覧、いわゆる24年度の学校の経営方針として、先生方の生徒に対する指導の方針が学校要覧という形で出てますけども、これは既に執行部の方は読んで御存じだと思いますけども、この中ちょっと読んでみますと、生徒一人一人の安全・安心な学ぶ場を提供し、学力の向上を目指す。家庭、地域と連携して生徒一人一人の人格的な基礎を築くことを目指す。それから、岩美町、鳥取県、日本に貢献する意欲ある生徒の育成を目指す。また展望として、夢や希望を持ち志を立てて学ぶ意欲のある生徒の育成を目指す。それから、人に喜ばれ、人に役立ち、地域の役に立つことができる生徒の育成を目指す。それから、家族愛、郷土愛、愛校心に満ちあふれた生徒の育成を目指す。それから、生徒の目指す姿として、学校、家庭で真剣に集中して学習に取り組む習慣を身につけた生徒。それから明るい挨拶、節度のあるきびきびした行動がとれる生徒。ルールを守り、マナーを身につけ、モラルを高める生徒。自分が自分を大切にするとともに、他人を大切にする生徒。人に喜ばれ、人に役立ち、地域の役に立つことができる生徒。こういった生徒に対する指導方針というものを学校要覧の中に先生が示されとるわけです。生徒が社会教育の一環として、今まで先生からこういう指導方針で受けた教育に対して、生徒が生まれ育った岩美町のまちづくりに新鮮な意見を発表できる場になればと思っております。

 町長は、平成20年の6月議会の一般質問に対しては、21年度以降は前向きに検討するというふうな回答をされておりますが、何回ぐらい中学校のほうと検討されたのか、お尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 模擬議会の問題については、教育長が校長としっかり話をしております。私も学校には入学式、卒業式だけというようなことではなくて、何の前ぶれもなしに校長のほうにも会いに行ったりというようなことでありますけれども、前向きにということの中では多少反省はしなければなりませんけれども、先ほども申し上げたように、どうも町のほうからどうでもするようにという強い姿勢で臨む問題でないというふうに考えておるところでありまして、そこらあたり対象学年の問題等も改めて校長とは話をさせていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 中学生が生まれ育った町のまちづくりや行政、議会に関心を持つことは、まちづくりは人づくり、教育の町岩美を掲げる町にとって貴重な財産になると思います。授業に支障がない時期に開催を再度働きかけていただきたいと思います。

 それでは、3番目の質問に移らせていただきます。

 岩美町の防災についてです。

 2011年3月11日午後2時46分、日本観測史上最大の東日本大震災は、我々の脳裏に鮮明に残っておると思います。一生忘れることができない災害であります。この災害を契機に全国的に防災意識が高まり、防災計画やハザードマップの見直しが行われています。鳥取県においても、平成24年3月に見直しの鳥取県津波対策検討業務の報告書概要ができ上がっております。岩美町もこれを受けハザードマップの見直しが行われていますが、現在どの程度の進捗なのか、お尋ねします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、岩美町の防災について今取り組んでおるハザードマップはどの程度進捗をしているかという御質問でございました。

 御質問にもありましたように、鳥取県において23年度、ことしになって3月でございましたけれども、鳥取県に津波被害を及ぼす想定の見直しがなされて、それが公表されております。それに基づきながら岩美町版の津波ハザードマップを今作成中でありまして、どの段階かというと、もうこの年内か、あるいは年明け早々にはそのものができ上がるという段階になっております。

 このマップに指定避難所の表示あるいは海抜表示、また一時避難所ということで、集落ごとで避難をする場所、それから公的な施設、防災関係施設の位置を入れること、それらの海抜を表示すること、防災行政無線の拡声器の位置を表示すること、標高を地図の中に入れていく、5メートル、10メートル、20メートル、30メートルというような標高線を入れていく作業を同時に進めておるわけでありまして、10月から12月にかけまして、町内の沿岸地区及び蒲生川周辺地区において、それぞれ出かけて意見交換の場を設けて、この計画に地元の方々の意見が反映するような取り組みも行っておるところでありまして、1月にでき上がれば、3月にかけて説明会を行って、全戸にこうしたマップを頒布する考え方で今おるところであります。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 災害はいつ起こってくるかわかりませんし、待ってはくれません。今町長は言われた中に、今年度内で一応完成するというふうに理解してよろしいでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) ハザードマップについては、津波の到達予想エリアといいますか、そういうものが示せる津波防災マップができ上がるということでございます。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 地域の安全の確保は、行政と住民の共同の責務です。予想浸水の水深が浅いとか浸水がないなどの災害イメージの固定化は、東日本大震災を見てもそのとおりであります。町は配布後の利活用に対する住民へのきめ細かいフォローアップをぜひともお願いしておきます。

 次に、現在災害備蓄備品が駅前旧駐在所を含め2カ所に保管されています。山崎断層や鳥取沖西部断層、それから鳥取沖東部断層により地震が発生したとき、家屋の倒壊や交通の遮断により運搬がおくれたり、最悪の場合は運搬不能が考えられます。最低限の災害備蓄備品を公共避難施設に分散配備する必要があると思いますが、町長はどう考えられますか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 災害に関連をいたしまして、町の備蓄品の今後の備蓄方法等についてただされたと思います。

 現在、岩美町では県及び市町村の備蓄に関する連携体制整備要領というものに基づきまして、県内全体では1万9,000人の避難者が発生した1日分の必要量を人口で案分して、各市町村が備蓄をしておるわけであります。岩美町では、約400人程度の1日分の食料、飲料水など生活資機材を備えることにしております。

 質問にもありましたように、駅前とそれから旧小田小学校のコンクリートの建物に2カ所に分けて置いております。今、町内にいわゆる広域避難所として防災計画で掲げておりますのは、岩美中学校以下、各小学校、3つの小学校と旧それぞれの統合前の小学校の体育館、そしてまた蒲生の活性化施設ということで、10カ所指定をしておるところでありますけれども、それぞれに分散をしていく方法がいいか、あるいは御質問にもあったように、交通が遮断をされた場合の想定をどの程度するかということについて我々も検討をしっかりとしなくてはならんというふうに思っておるところでありまして、私としてはやはり今の現在の小学校として北小学校、西小学校、南小学校、3つの小学校の体育館等が避難所にもなっております。この3カ所に分散をしてはというふうに考えておるところであります。余り10施設に全部配置をするというのは、配備をしておくというのは、管理もなかなか行き届かんという心配もするものでありまして、現在小学校として3校区に分かれておるわけでありますので、そうした備蓄品をいま一度県全体で割り当てられた量そのものを単純に割るのではなくて、ふやして、あるいは保管をして3カ所に分散をする方向を考えたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 澤議員。



◆4番(澤治樹君) 岩美町の高齢者の占める比率はますます高くなってきております。高齢者や身障者に素早い対応を求めるためにも、できるだけ分散したほうがいいと思います。

 時間がまだ余りましたが、一応質問の予定はこれで全部ですので終わります。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって澤治樹議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午前10時43分 休憩

            午前10時54分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、河下哲志議員の一般質問を許します。

 河下哲志議員。



◆2番(河下哲志君) おはようございます。

 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 来年、田村虎蔵先生の生誕140年を迎えます。皆さん御存じのように、田村虎蔵先生は岩美町の馬場で生まれ、明治6年5月24日生まれです。言文一致唱歌を推進されまして、生涯約1,000曲もの作曲をされました。そして、我が国の音楽教育の先駆者でもありまして開拓者でもございます。来年度は、岩美町、鳥取県でもこの田村虎蔵先生を顕彰する事業とかイベントが企画されていると思うんですが、町長にお尋ねしますが、どのようなイベント、事業というのが企画をされているのでしょうか、お願いします。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 河下議員さんから、来年度田村虎蔵先生生誕140周年に当たって、岩美町ではどのようなイベント、事業を企画しているかという御質問でございました。

 現在は、鳥取県では岡野貞一先生が140周年を迎えられて事業に取り組んだ経過があり、この二大巨頭と言っていい音楽の先駆者を顕彰する事業をまず県で実行委員会を立ち上げて検討しております。その中で、その実行委員会に岩美町としても参加をしておりますし、メーンのイベントを県がやると。サブイベントについて岩美町でやってほしいということの中で、岩美町としても教育委員会あるいは観光のほうからということの部分で検討を進めてまいっておるところであります。

 まず、県の実行委員会で140周年の顕彰事業がどのような案を考えておるかということでございますけれども、展示ということでわらべ館を中心にいたしましてまず展示を行い、中西部にも巡回展示を行いたいということで計画が進められております。わらべ館では、玄関横のエントランスを利用しての展示になるようでございますし、中西部は何らかのイベントと抱き合わせで人が多く集まる場所を考えたいということになっております。わらべ館の展示は、具体化がどんどん進みつつありまして、誕生日を絡めて1カ月程度の展示をしたいというような考え方でおるところであります。

 それから、メーンのコンサートでございますけれども、とりぎん文化会館の梨花ホールを使って10月もしくは11月に1日間実施をしたいと。このメーンコンサートについては、岩美町の小・中学生あるいは岩美コーラスといった方々にぜひ参加を岩美町としてさせてほしいという申し入れを一つはしております。そして、サブコンサートということで現在話が進められておりますのは、蒲生の一寸法師の館を使って、5月の下旬に安田祥子さんを招いてコンサートを行いたいということでございます。

 私のほうとしては、あわせて来年のいわみ音楽祭もぜひこの顕彰事業の岩美町の取り組みとして取り組みたいというふうに考えておるところであります。

 それから、あわせて事業ということもお尋ねになられましたけれども、旧蒲生の小・中学校の跡地、これをできれば野外ステージ等にしていきたいというふうに考えておるところでありまして、これは地元あるいは町内の有志の方からいろいろなそうした提言をいただいて、ぜひ私としてもかねてから土地利用ということの中では、来年度完成ができるような形に持っていければいいわけですけれども、ぜひ生誕の140周年の記念に残るメモリアルになる野外ステージをつくってはどうかというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今町長にお答えいただきましたが、県との実行委員会、これも立ち上げられてるということでございます。来年度、展示それからコンサート、岩美でのサブコンサート、それといわみ音楽祭も含めたいと。ハード事業といたしまして蒲生中学校、小学校跡の野外ステージの考えもお持ちだということでございます。

 この中のいわみ音楽祭も含めたいということなんですが、このいわみ音楽祭は昭和61年11月3日、岩美町体育館で第1回目のいわみ音楽祭ございました。ふるさと童謡祭りと銘打っての開催でした。もちろん田村虎蔵先生の業績をたたえての音楽祭でございました。当時の岩美町内の5つの小学校のコーラス、そして岩美中や岩美高の吹奏楽部、あとは龍神太鼓もございました。鳥取市から鳥取市少年少女合唱団、鳥取女性合唱団なんかも来ていただいて、主に田村虎蔵先生の作品を中心に童謡、唱歌を発表したようでございます。それが第2回目以降からは、いわみ音楽祭では岩美町内の学校、音楽サークル、そして岩美町にゆかりのございますプロの音楽家の皆さんもお呼びしてのいわみ音楽祭が開催されたようでございます。

 それが昭和61年でございますから、昨年でちょうど25年、25回といういわみ音楽祭の開催をすることに至りました。最初はというよりも、主催はいわみ音楽祭実行委員会なんですが、第15回、平成12年10月29日の開催までは岩美町商工会の中に事務局がありました。そして、平成13年、14年では国民文化祭が鳥取県で行われたために前年のプレ国文祭、そして14年の本国文祭ということで、岩美町は鳥取県と共催することになって、夢フェスタとっとり、童謡・唱歌フェスティバルという大規模な音楽祭となりました。このときは、全国からも出場者がたくさんやってこられました。そして、町内外からもたくさんの出場者がやってまいりました。

 そして、第17回この国文祭の大きな大会が終わった第17回、次年度、いわみ音楽祭のテーマ、これを見ますと、音楽好きのための音楽イベント、みんなで盛り上げよう町民参加の手づくり音楽祭ということに、そういうテーマでやっております。そして、この第17回から第25回まで、これは出演者の方々が舞台スタッフとしても機能されまして、みんなでつくる音楽祭を目指して、そして自主性を尊重した町民音楽祭としましては大変理想的な事業でございました。そして、理想的なイベントだと、音楽祭だったと思います。この8年の間にたくさんの町民の方の、町民の個人とかグループの出演もふえまして、そして3年前になるんですね、新しい岩美中学校の体育館ができまして、その新しい大きな体育館での開催になりました。このように、いわみ音楽祭が順調にいってる、そしてボランティアの方々もふえてるなあという感じを受けました。

 ところが、ことしの8月の終わりの総務教育常任委員会の中で、担当課の課長さんより、今年度の第26回いわみ音楽祭の開催は難しいという報告がございました。このように25年続いた事業を、それも来年田村虎蔵先生生誕140年を迎えるという、こういう節目の前年の年のいわみ音楽祭を中止になるかもわからないということを聞きまして、私はこれは中止にさせるわけにはいかないとそのときに感じまして、いろいろ今まで御苦労いただきました皆さんのとこに行って話を聞いてまいりました。

 この25回ありましたいわみ音楽祭の町長のいわみ音楽祭に対するお気持ち、思い、これをお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) いわみ音楽祭について、いわみ音楽祭の発足といいますかスタートから現在に至るまでの経過を河下議員さんお話しになって、私に対してはこのいわみ音楽祭という25回の歴史を重ねてきた事業について、どういう認識でいるかという御質問でございます。

 岩美町は田村虎蔵先生を顕彰し、そしてまた町民自身もそうした偉大な音楽家、指導者を生んだ町として、町民みんなが自信と誇りを持つということではなくてはならん、そしてまたこの偉業を後世にしっかりと引き継いで顕彰していく使命があるというふうに理解をしておるところでありまして、この音楽祭を私自身が9月の予算前にそうした実情を、ことしの開催が危ぶまれるというような実情を承知をした経過でありまして、私としても何とか、どういう形であれ、途切らすことは何としても避けたいという思いで現在に至っておるところであります。

 幸いに、今月の初めにこれまでいろいろ取り組みをされた皆さんに声かけをさせていただいて、3月には開催をできる見込みということになったわけであります。

 もともと商工会のほうからも非常にこうした取り組みについて、役場のほう尻たたいていただくような形で出発をして、本当に行政主導でずっとやってきたわけですけれども、やはり御質問の際にいろいろお話にもあったように、町内の有志の方で主体的にこの事業は継続すべきだというふうなことになってまいりまして、名実ともに独立した開催をずっと続けてきたわけであります。ところが、その参加団体が高齢化をしたり、あるいは活動を休止されるような団体も出てきたりする中で、ちょうど岩美中学校の体育館のこけら落としといいますか、そうした事業に取り組むあたりから、いわゆる事務局の役割を中学校がほぼ担ってきたというようなことがあって、そうしたことがなかなか学校の正規の授業と学校の事務と非常に両立がしがたくなったという事情があるようでございまして、そうしたことでいま一度行政もこのいわみ音楽祭にかかわっていく中で、今後発展させていきたいというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今の町長のお話を聞きまして、いろいろ手を尽くされて3月開催と、予定になったということで、私も胸をなでおろすところでございます。

 できないかもわからんという理由の中で、今も町長が説明されましたが、事務局を中学校がするようになったと、3年前に。それと私も聞いて回ったんですが、やっぱりスタッフ、裏方ですね、この方、そういう仕事がある一部の方にとても負担になってたというような感がございます。それと出演される方もスタッフとして、裏方として、舞台スタッフとして手伝っていたということが負担になっていたように思います。

 確かに理想的に、先ほども言いましたけど、民間が主体的になって主にやっていったという理想的な形になりかけて、なっていたと思うんですね。ただ、やっぱり民間と、官と民ですね、行政と民間、これはやっぱり両輪、車で言うと両輪だと思いますね。ですから、このいわみ音楽祭に限らずいろんなことがあると思うんですが、やっぱり行政と民間との両輪がきちんとうまく回っていかないとなかなか難しいということの一つの大きな例だと思います。

 事務局の民間の方が、御自分で25年間のいわみ音楽祭の歩みというのをつくられてまして、こういうことも自主的につくっておられました。これを見せていただいて、私も25年間の流れというのをつかませていただきました。ということで、その両輪、民と官の両輪、先ほどの町長のお答えの中で、行政もいま一度かかわっていきたいという言葉をいただきました。

 次の質問もそういう質問にしようと思ってたんですが、いま一度このいわみ音楽祭、音楽の祭りなんですが、これを長く運営することが、官と行政と民間のこれからの協働のまちづくりということにも大変影響してくると思うんですが、そのあたりの町長の見解をお聞かせください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 私はこれまで決して完全に民間の皆さん全部あなた方の責任でやってくださいということではなくて、行政としては財政的な支援といいますか、補助もしなくてはならん。当然そういう考え方でありましたけれども、中身を聞いてみると、とてもそのような補助では実際が取り組めないというようなこともあったようであります。また、いろいろ音楽関係の行政と各団体との取り組みの中でも、お話にもあったような国民文化祭だとか、あるいはいろいろな全国イベントが行われる、そういう部分において団体の出演を補助していくというようなことの取り組みも広がってきたわけであります。

 今後もやはりそういうことを町は充実を図りたいという思いでありますし、事務局的な役割については、やはり町が当日の大会運営の事務局的な部分と、それから継続した大会に向けての、イベントに向けての事務局の役割と、いろいろそれは話し合って協力し合っていきたいと思っております。基本的には両輪と言いながら、ずっと同じ形であったり拡大をして行政がかかわるということでなくて、やはり組織も主体的に、行政任せになっては困るという思いはあるのは事実でありますので、そこら辺のあたりはよく話し合いながら、組織として、団体として、実行委員会なら実行委員会、それぞれのグループの育成も含めて行政がしっかりと話し合うことによってかかわっていきたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 行政の役割、そしてグループ、個人、出場するほうの役割というのがあると思います。それが年々、確かに出られる、出場される団体とかグループによってそれは変わってくると思います。それが安定的にこれを運営していこうということになりますと、私は次の質問のほうに書いてるんですけど、このいわみ音楽祭の延長線上にはあると思うんですが、岩美町の文化団体連絡協議会、これは仮称で私が勝手につけたんですが、そういったものの設立ということについてお聞きしたいと思います。

 教育委員会からいただきました資料で、岩美町の公民館を使われている文化サークル、これが29団体ございます。私も15年ぐらい前はちょっとやってたもんですから、この中に入ってるんで、これを見まして、ほとんど変わってないなあという感じを受けましたんですが、ほかにも新しい文化サークルが生まれたり、それとか反対にもうできないというようなとこも出てきておると思うんですが、教育長にお伺いしますが、いま一度この文化サークルの情報を集めてみられるという必要があると思うんですが、教育長はどう思われてますか。



○議長(津村忠彦君) 教育長。



◎教育長(寺西健一君) ただいま河下議員さんのほうから、町内にある文化サークル等を再度調査をしてはどうかという御質問をいただきました。

 現在、河下議員さんがお示しいただきました29団体を紹介しております資料は、本町の当該年度の教育に関する事業であるとか組織であるとか、そういうものを岩美町の教育という形で資料を作成しております。その中で紹介をしているものでございます。

 調べてみますと、平成14年度版なんかでは42団体ぐらいあったというふうに記録がありますけれども、今御指摘のとおり活動休止等によって団体が変わっていったり、世話人さんがかわっていかれたりというようなことがございます。今年度の資料も再確認をさせていただきましたが、やはり掲載している団体の代表者の名前がかわっておったりとか、そういうことがございました。やはりこれは、町民の皆さんに団体サークル、文化サークルについて御紹介をする資料でございますので、正確を期す上でも新たな団体、活動団体等を調べさせていただいて、そういうリスト化したものというのをつくり上げていきたいと思います。

 基本的には、中央公民館や地区の公民館などで活動をしておられる方、サークル等を拾い上げながらやってリスト化をしているものでございます。全てのものはなかなか網羅すること難しいかもしれませんけれども、やはり今申し上げましたとおり、正確な情報提供は必要でございますので、努力をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 今教育長からお答えいただきました。やっぱりこれもふえたり減ったりしてるそうですね。今お聞きしましたら、中央公民館、地区公民館での活動をされてる、拠点に活動されてる文化サークルということで情報を集められて一覧表にされてると、リストにされてるということでございます。

 隣の鳥取市文化団体協議会というのがあるんですが、こちらのほうは来年でちょうど50年を迎えます。岩美町の方々もたくさん入っておられると思うんですが、今教育長が言われた中央公民館、地区活動を拠点に活動をということを、これをこのリストの方々、グループの方々、これをまず基盤にされて、この文化サークルということだけではなしに岩美町の陶芸家、美術家、音楽家、工芸家などのプロの方々、それとか小学校、中学校、高校の学校の団体や地域にも声をかけて、その情報を集めていただきますと、この仮称岩美町文化団体連絡協議会ということの一つの大きな基本的な団体の構成になるんではないかと思っております。

 ただ、個々の活動はしとられるんですが、先ほどのいわみ音楽祭のこともありますが、情報交換とか連携とか発表の場をつくるためのスタッフ、このスタッフ、舞台の裏方、企画されたり舞台をつくられたり、目に見えない裏方、これがこの育成が絶対必要になってくるんです。それがないと、なかなか長いこと続きません。それをきちんとやっていけば、長年きちんとやっていけば、それが人づくり、まちづくりに寄与してくると私は思っております。

 最後の質問なんですが、第9次の総合計画、この中の基本的計画の施策の内容の3番目であります芸術文化の振興、芸術文化活動を行う地域や団体を支援するとともに発表機会の拡充に取り組みます。こういう9次総の言葉が基本計画にあります。このことを形にあらわそうと思ったら、この仮称なんですが、岩美町文化団体連絡協議会のような、そういう協議会を設立することがイコールとなるんではないでしょうか。町長の見解をお聞きします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、河下議員のほうから芸術文化の振興を図るためには、やはり仮称でおっしゃいましたけれども、文化団体連絡協議会というような組織づくりをしていくことが必要じゃないかというお話でございました。若干鳥取市の実情、私も十分には承知をしておりませんけれども、やはり執筆活動をされる方々が中心になられての文化団体であったり、それから他の自治体、あるいは合併前での自治体ごとのこうした状況を考えてみますと、やはり中央公民館等を利用調整を図ることが主体になる文化団体というのが大半のように思っております。

 質問の御趣旨はそういうことではなくて、芸術文化の振興を図るという意味合いからいっての財団的な、あるいは組織づくりというのは非常に必要なものだというふうに考えるところであります。

 私は河下議員もよく御存じですけれども、渚交流館というのを、みなと博の施設を譲り受けて、宝くじの交付金を財源にして施設をつくりました。その際に、やっぱりここを主体的に運営をしていただく団体が岩美町にはいろいろ活動して元気を出してじげおこしをやられる、あるいは芸術文化も伝承せられるような団体もあるということで、ジゲおこし団体連絡協議会というものをつくったわけであります。結論からいうと、町は管理費、事務費を調達してずっと頑張ってきた経過があるわけであります。こういう形にだけはなってはならんだろうと。あるいは、体育協会というのがあります。歴史も伝統もある体育協会が町にはあるわけでありますけれども、事務局は旧態依然として町の教育委員会が持っておると。したがって、協会の年間のいろいろな体育行事の調整であるとか、大会の運営についても各スポーツ団体との話し合いの中で事務局的な役割や、あるいは大会運営も大半が町のほうがやってきておるのが実情であります。

 恐らく私の考えも、河下議員も一緒だと思いますけれども、主体的な取り組みがなされるような文化団体、そうしたものをぜひともつくっていかなければ本当の意味での文化芸術が振興ということになかなか結びつかないではないかというふうに考えておるところであります。

 ただし、文化ちゅうのは本当に範囲といいますか裾野というか、非常に広い。先ほどもお話にあったように、陶芸をやられる方々も当然これは文化芸術ということでありましょうし、あるいは詩や短歌や音楽や絵画や、さまざまに多岐にわたるわけでありますので、非常に皆さん方が本当に立ち上がって声を上げていただいて、結集していただけるかどうかというのが非常に危惧をするところもありますけれども、そうした呼びかけについては町のほうがさせていただくということで、御答弁申し上げたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 河下議員。



◆2番(河下哲志君) 最後の質問はもうなくなりましたんですが、今の町長のお話の中に2点ほどあるんですが、一つの渚交流館における岩美町ジゲおこし団体連絡協議会を設立した。そして、渚交流館が指定管理になるためにそのときにそれは解散をいたしました。これは一つなんですが、それと主体的な団体の取り組み、これを目指してるんだということなんですが、確かにそのとおりです。ですから、協議会には芸術文化活動を行う地域や団体を支援するというのももちろんのことなんですが、発表の機会もさせていただくというのももちろんなんですが、一番大きなのは、やっぱり何回も言いますけど人を育てる機能をこの中に持たせることだと思います。確かに一番難しいことなんですが、そういうことの機能がないっていうと、確かに何ぼつくっても中は空洞化になってしまいます。ですから、私もそういう、どうやれば人を育てる機能、こういった協議会に持たせることができるかというのをこれからの自分の命題にしていきますんで、それができれば、一つ今やってる先回、9月の議会のときに質問させていただきましたが、一つの柱として12年間続いている学校教育の特色ある学校づくり事業、これが一つの大きな柱だと思うんですが、もう一つの柱がこの仮称岩美町文化団体連絡協議会、ここで人づくりの人を育てる、人材を育てる機能を持たせると、そういったものをつくっていくというのがこれからの岩美町の9次総にありますまちづくりは人づくり、教育の町岩美町、そして未来へつなげる岩美町をつくることになるんだと私は思います。

 これをもちまして一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって河下哲志議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午前11時40分 休憩

            午前11時43分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、日出嶋香代子議員の一般質問を許します。

 日出嶋香代子議員。



◆6番(日出嶋香代子君) それでは、議長の許可をいただきましたので、一般質問をいたします。

 1つ目の質問は、男女共同参画に対する考え方と今後の取り組みについて伺います。

 この男女共同参画の基本法は、平成11年に国会で可決されました。鳥取県では、平成12年に条例化をされ、比較的新しい条例だと思っております。この男女共同参画についてどのように町長は考えておられるのか、まずそこをお聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 日出嶋議員さんから御質問をいただきました。

 まずとおっしゃいましたけれども、男女共同参画という国がつくったり県がつくったりした条例について私の思いをお話しすればいいのでしょうか。

 非常に遅くなったけども、岩美町もつくろうというふうに思います、結論からいうと。もともとその条例については、私はいろんな思いがあります。本当に条例を、このごろさまざまな条例が出てまいります。本当にその条例をつくっていって、町民の皆さんにお示しをしたりすることがあるべき姿かどうかちゅうのは、私はできるだけ少ないほうがいいと思っております。それは、やっぱり町民と行政との信頼ということが最も重要だという思いが強いわけであります。したがって、条例にもいろいろありますけれども、いわゆるシンボル的であったり象徴的な位置づけの条例というのは余りつくりたくないなというふうに思っておるところであります。ただし、県下の状況等も見る中で、岩美町もそろそろつくらなくてはならんなあというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 町長の今条例に対する考え方を聞かせていただきました。

 前向きに取り組んでいかなきゃならんという思いは十分あるようでございます。今年も鳥取県において男女共同参画についての講演やら研究会など大きな大会が開催をされました。鳥取県では特に男女共同参画の先進県と言われておりまして、全国から大変注目もある大会でした。これらの開催要項は、岩美町にも案内として送付されていると思います。鳥取県での開催状況の参加状況ですが、以前に比べると大変多くなっていると思います。男女ともにこの認識が広がってきていると思われます。

 岩美町では、12月8日に恩志の文化センターで男女共同参画って何だろうというテーマで学習会が開催されて、男女、年齢を問わず、一般町民の方やら、それから行政の方もたくさん参加をされておられました学習会でした。講師には、男女共同参画センターよりん彩の専門員の方が来られて、わかりやすく楽しんで話をされ、よい学習会だったと私はとても思っております。岩美町でもやっとこの策定までができております。鳥取県では多くの市町村が既に条例化をし、今もこの男女共同参画の条例ができてないところは日野町と岩美町だけになってきました。この中には、まだできていなかった智頭だとか境港なんかも通り越して条例ができています。

 どこにこの問題があって策定まではできてるんだけど、条例化ができないのか、何がネックになっているのか、この条例化についての考え方を先ほど町長に聞かせていただきました。この条例化をする場合、時期だとか、早い時期にしたいということをおっしゃっておられるんですけれど、いつごろ提案をされるのかということをお聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 条例をいつごろ予定をしておるかという御質問でございます。

 御存じのように、岩美町には男女共同参画推進懇話会という機関が設けられておりまして、委員さんが公募の方が3人いらっしゃいます。もちろん男性も入っての懇話会であります。ここの皆さんともよく相談をし、条例そのものについても協議申し上げて、事務方としては3月の議会には出したいというふうに考えておるようでありますので、そうしたスケジュールで取り組ませていただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) やっと町長からうれしい返事がいただけました。3月議会には出していただけるということで、私も頑張っていきたいと思います。

 それから、この懇話会に男性のメンバーも含まれているってことは、私はとてもいいことだと思いますし、一緒にも行動させてもらったりしてる懇話会だと思っております。この日野町と岩美町だけがあと条例化ができてないんですよね。あと境港だとか、それから智頭なんかは、ずっと何もできてなかったのにさっとできてしまって、事あるごとに岩美町さん頑張ってくださいって言われてきた立場におりました。でも、3月議会が楽しみです。頑張ってしていただきたいと思います。

 今年の10月26、27日と日本女性会議2012というのが仙台市で開催されました。そのメーンテーマは決める、動く、東北から、この東北からと書いてここからということでした。東日本大震災の被災地での開催でした。この会議で復興、防災に女性の声を出す、拾う、生かすをテーマに、女性3名のパネラーと現地で産婦人科病院をされている院長による報告がされました。地域防災活動に女性の視点から見た具体的な問題を提案し、それに取り組むことを中心に多くの例を挙げながら話されました。この男女共同参画の推進こそが日本社会再生の鍵である、その一層の加速に向けて女性が意思決定の過程に参画をしていくこと、復興とは震災の前に戻ることではなく、さらによい社会へ発展させること、そのためには一人一人がなすべきこと、実践できることは何かが意見交換をされた、発表をされた大会でした。

 この男女共同参画に対する内容は多種多様であります。岩美町の男女共同参画で特に力を入れたいテーマや事業があれば、町長にお聞きしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 本年行われた東北での全国大会、これはこれで位置づけということの中では、当然そういう趣旨であるべきであろうというふうに思います。岩美町として当然計画が先行しておりまして、計画に沿った条例づくりということになるというふうに思います。行政の責務、それから町民の役割等々でテーマというのは、これは男女共同参画そのものがテーマでありますので、そうした現計画に掲げられておる目標達成に資するというか、目指す条例になるというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 条例にテーマ、それがテーマですからと言われますけど、言えば連絡協議会だとかいろんな協議会だとか、そういうところに女性にどれぐらい参加してもらうとか、ぜひこれには力を入れていきたいという重要性というような、男女共同参画と言われても、広い意味ですよね。全部がそうだと思うんです。その中でも、特に岩美町は、町長は特にこのことには力を入れて、例えば執行部の中に女性の管理職を何人置くとかという、そういう何か気持ちはありませんですか。執行部だけじゃないです。岩美町全体を見て、この協議会には絶対これ以上の女性に参画してもらおうとか、そういう広い範囲の中でも特にここには力を入れた男女共同参画条例をつくりたいんだっていう気持ちですよね、それはありませんでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 条例では、そういう捉えをするといいますか、そういう条例にはなりません。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 最初に町長が言われましたように、ただ条例をつくればいいというものじゃないと思うんですよ。だから、その私は気持ちを入れて条例もつくって、私たちも望みますし、そのことを。先回恩志の文化センターで開かれた学習会なんかにはすごくわかりやすく説明されたり、男女共同参画とはこういうものだ、何だろうというとこから入りましたので、こういうことだっていうような本当に基礎になる学習会でした。やっぱりつくるからには思いを込めてつくった条例でないと、やっぱり置き去りになったり、そういうことになると思いますので、やっぱり条例をつくるときにはそういう思いも込めて、多種多様ではありますけど、そういうことを思いながらつくっていただきたいと思います。

 この仙台での女性会議には、岩美町の女性団体連絡協議会からもたくさんの方々参加されました。皆さんはそれぞれの団体からの参加ですので、その思いは強かったと思います。この大会に出られて、よし、私たちも頑張って岩美町を元気に、そしてあらゆる多様性に配慮し、認め合いながら連帯をしていく、男女共同参画の町にしようという思いだったと思います。すごく皆さんが感動して帰ってこられたりされておりますので、大変充実した男女共同参画だったと思いますので、その思いを込めて条例をつくっていくには、ただただ条文だけをつくるんでなくって、そういう思いを込めてつくっていただきたいと町長思いますので、そして岩美町さん、早う条例つくってくださいよと言われることのないように、3月議会は大変楽しみですので、そういう思いを込めて条例をつくっていただきたいと思います。そして、3月のこの提案をされることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 2番は終わりにされますか。

 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 答弁ではございません。日出嶋議員、これを御存じですか。岩美町男女共同参画計画という、お話にもあった23年3月につくられた。これの中身御存じですか。

            (6番日出嶋香代子君「一緒につくらせてもらった」と呼ぶ)

 一緒につくられたでしょう。で、条例というのは、どこの条例も全部一緒ということでは決してないわけですよ。一緒ではない。ないんだけども、そうした町独自の特色ある取り組みというのは、この計画の中につくるべきだというふうに執行部としては考えておるんです。具体的な取り組みの中身について、特色ということであったり、テーマということについては、そのものに盛り込まなくてはならん。条例はそういうことではなくて、あくまでもテーマとしては男女共同参画を町民こぞって取り組みましょうねということがテーマなわけです。その辺を御理解いただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) しばらく休憩します。

            午後0時1分 休憩

            午後1時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 休憩前に引き続き日出嶋議員の一般質問を続行します。

 日出嶋香代子議員。



◆6番(日出嶋香代子君) それでは、引き続きまして質問をしていきます。

 次、2番目の質問ですけれど、中央公民館の将来計画についてということで町長にお聞きしたいと思います。

 この中央公民館は、住民、行政、それからサークル活動、文化交流の場として大いに利用されていますが、まず安心して利用できることが重要だと思っております。毎年のように修繕などがされていますが、37年経過をして老朽化が進んでおります。利用者からは、何かと不便だとか利用がしづらいという声も聞きます。現在、国内のあちこちで地震だとか大雨による災害が起こっている状況では、ここ岩美町でも大きな災害が起こることも予想は十分にされます。その場合には、中央公民館は地域の防災や避難場所の拠点になることは明らかだと思います。

 そこでまず、この中央公民館を建てたときの国への起債だとか償還が終わる時期を、ちょっとまずいつごろか伺いたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 中央公民館の将来計画についてということの中で、起債や補助金等の償還状況であるとか、補助金についての現時点での対応をただされました。

 起債については全て完全に償還を終えております。補助金につきましては、建築費1億8,150万円に対して、国の補助金が2,660万円、県の補助金が150万円、計2,810万円でございます。適化法の年限、いや適化法ではなくて、補助金上はもう整理がなされておりますけれども、一方現在無償でいわゆる残存価値で処分がなされた場合の耐用年数が50年ということの中で、若干検討はする必要がある部分があると思いますけれども、そうした長期にわたる補助金等については、国のほうも見直しがされてまいりましたので、恐らく返す必要はないであろうというふうには思っております。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 国へのまず起債は終わっていると。これは確かに終わっております。補助金のことも建設当時、国から2,660万円、県から150万円補助金が出ているようです。

 この公民館についての質問ですが、私は過去に2回行っています。そのときの町長の答弁にもございましたけれど、コンクリートの建物は、国では50年経過をしないと償却は認められないとか、それから現在地でいいのかどうか、また議会とも相談しながら考えたいなどと言われております。この中央公民館が災害時には、拠点には必ずなると思っております。まず、しっかりした建物で、高齢者や障がい者、子育てをしているお母さんたちが安心して避難ができる場所であることが重要だと思っております。

 また、平成5年から修繕記録、修繕の一覧表ですね、これを見ますと、年平均で、平均ですけど約1,000万円の修繕費がかかっているのが現実です。当然、今後も使っていこうと思えば修繕費はかかると思います。いずれ建てかえる時期になると思いますが、またこの国や各地方自治体では減災だとか防災に取り組み、災害に強い国土を目指しています。こうした観点からも、現在の公民館の老朽化や場所などを勘案すれば、移転だとか、それから建設の必要性を早める段階に私は来ているんではないかと思っております。

 その場合には、建設設計の段階から、一般町民も参画できるような組織づくりを、町民の意見を取り入れた公民館づくりをするべきだと考えております。その将来設計についてということで、そういう場合には町民の意見やらいろいろ取り入れて公民館づくりをするべきだと思いますが、町長はこのことについてどう考えておられますでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 御質問の中にありましたように、中央公民館の将来計画についてということで、今回また取り上げていただきました。

 過去2回、随分と議論をさせていただいたと思っておりますし、もし建てかえるということになれば、当然そのように町民の参画をいただいて、もっと言うならば、本当に利用という点で図書館を最も重要、私自身としてはですよ、充実した施設づくりということで取り組みたいと思っております。

 これまでも申し上げておると思いますけれども、中央公民館は避難所にはなっておりません。ただし、不特定多数が利用される公共施設ですので、防災という点ではいろいろ防災であったりバリアフリーであったり、当然議員も去年は急いでそれを修理すべしということで御答弁、議論したわけでしょう。ことしになると、1年間に1,000万円以上平均すりゃかかっとると、やっぱりもう時期が来とるんじゃないかというお話のように受け取れてならんわけでありますけれども、私は一貫して公共施設、急ぐものから改修であったり耐震化であったり、せんだって前回の議論の中でも申し上げた、町民体育館の耐震補強ということもございます。一体的な土地利用も考えなくてはならん、そういうことで優先的に順位を、これも私の独断ではなくて、やっぱり議会の皆さんとも相談をしながら、優先順位決めながらやらざるを得んと。

 それから、修繕料についてですけれども、維持補修という修繕と機能を高めるような中身、それからそうしたことに対する助成が得られるものをよってやってきとるわけです。極端に言うと、中でも天皇陛下が昼食会場に使われるということがございました。その際には2,500万円かけて内装を全部改修したわけですけれども、これは当然県のほうから交付税措置してもらってやったと。あるいは、アスベストがあるというようなことで、これは当時はよかったけれども、今になれば有害物質だということで取り除かなくてはならん、2,800万円かかりましたよ。これも全部ではないですけれども、そういう制度、補助制度で補助金もらって施設を改修してきておるんです。ですから、単純に維持補修だけでということではなくて、随分そうした財源、手当ても見ながら施設の機能の向上であったり、どの施設も取り組まなければならんような改修についてもやってきておりますので、単純に今平均すりゃあ1,000万円かかっとるんだから、新しいのという発想にはなかなか行政としては難しい。50年という一応耐用年数も示されておる、それはしっかり維持をしながら使っていきましょうねということで、この間前回の議会での議論したばかりでありますので、あえて答弁につけ加えさせていただきました。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 確かに先回、いろいろな議論をさせていただきました。しかし、利用者からはなかなか利用がしづらい、それから今バリアフリーのことも言われましたけど、やっぱりいまだにバリアフリーは使いにくいようなことも聞かれます。

 そして、補助金、今町長多分補助金に対する執行の適化法のことを言われたんだと思いますけど、見直されてるってことでしたか、それでしたら、私はこの補助金に関することですけど、50年経過をしないと償却が認められないということは、50年待たないと、使わないと償却と認められないというのは、待たなきゃならんということだと思うんです。今の中央公民館を私は見ますと、やはり何かのときには安心して皆さんが使えるようにしっかりとした建物ではないといけんと思っておりますので、この補助金のことですけど、この50年経過しないと償却が認められないということですけど、これは補助金に関する予算執行の適化法っていうのが昭和30年8月27日、法律の第179号で示されております。第4章には補助金の返還っていうことも掲げられております。第17条には決定の取り消しっていうことも述べられております。私は、この昭和49年5月に建設したときの補助金、国からの補助金と県からの補助金合わせて2,810万円になるんですけれど、これを返還してでも、私は将来設計として公民館を何とか新しい建物、皆さんの、町民住民さんの使いやすい、そして文化の交流の場所やいろんな場所に使えるように、そういう将来の計画を立ててほしいなと思っております。言いますのも、これからも修繕だとか補修だとかは、古い建物であるからもっとかかってくるんじゃないかなということも危惧しております。

 そして、この公民館の利用状況を調べてみますと、全体ですけれど、23年度では年間で役場だとか同好会だとかその他の団体、それが年間で700回ほど利用されております。そしてこの利用者人数は1万3,000人の方々が利用しているわけです。これだけの方々が利用しておられる中で、すぐとは言ってないです。将来性の計画を早いと思われるか、いやまだだって思われるかわかりませんけれど、建てるべきではないかなあと考えておりますので、どうでしょうか、補助金のこともありますけれど、今述べましたような前倒しをして将来設計を立てるというお考えはありませんでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 日出嶋議員さん、私は先ほども申し上げたところなんですけれども、適化法は適化法でありますけれども、いろいろ国がいつまでもそうした古い施設について身動きがならんような状況にするのはいかがなものかということで、さまざまな見直しがなされて、施設によっては補助金の適化法対象外というふうにされておると。したがって、中央公民館は、補助金のことについては心配はないと考えておりますということを申し上げたでしょう、さっき。そういうふうに申し上げたんですよ。適化法はいいです、結構です、大丈夫です。ただ、これまでに維持補修で一生懸命してきておるわけですから、もっと延命化を図りながら使いましょうと、使ってはいかがでしょうかというのが我々執行部の考え方。それから、公共施設として町民体育館もあったり、それから役場周辺に集中しておるわけです、全町施設としてね。そういうものを優先順位をつけながら改修はすべきだというふうに申し上げた。

 今の段階で、構想でもいい、設計というか図面つくれということだろうと思いますけども、場所等も含めてね、それは今そういったことを急いでするという考え方はございませんというふうに申し上げておるところであります。

 利用の実績のお話が出ました。平成5年ごろは2万3,600人からの利用があったんです。今おっしゃったように、私のほうの手元では1万6,573人という、23年度はね、実績が。別途図書っていうのが、図書室、図書館という歴史、経過がありますけれども、登録しておられる方が23年度末では2,312人いらっしゃって、図書の数が、22年が5万2,551冊だったもんが、23年度には6万1,445冊貸し出しが行われておるという実態です。まず、なぜ中央公民館が利用者の人数が減ったかということを我々は考えてきております。それはなぜかというと、地区館というものが、コミュニティーという施設整備が進みました。そのことによって地区公民館活動というのが非常に盛んになったということがまず第一点。それから、人口が減り、児童・生徒の数も減ってきたという実情があります。一方で、図書は今申し上げたように伸びてきておると。これは、やはり町の全体的な図書館の役割が少しずつでも住民の皆さんにも理解をいただいて、図書だったら町の公民館に行けばいいと、コミュニティーも若干持ってますよ。そういうことではなくて、図書館ということの利用が頻繁に行われ出したというふうに理解をしております。ですから、使い便利がいいということにする改修はこれからもしていきたいと思っております。

 この間もフレッシュフェスティバルの際だったか、参加者の方々が道路から建物に入るまでに、傾斜が急なことに今なっとると、手すりつけてほしいと、そりゃまた新年度にでも手当てをしたいと思うというふうにお答えをしてきました。そうした中央公民館を延命化を図りながら、しっかりと維持修繕もしながら、これまでしてきたわけですから、それも有効に今後も生かしていくということを基本にしながら、建てかえを全く考えんということじゃないですよ。総合計画に盛り込んだり、そういうことの町民議論も踏まえながら、十分に考えていきたいと思っておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 日出嶋議員。



◆6番(日出嶋香代子君) 補助金の返還は心配してないと。そうしましたら、中央公民館、体育館の耐震化はもう終わったんですよね。

            (「これから」と呼ぶ者あり)

 済いません。

 私は、この中央公民館にしつこく固執するのも、何とか皆さんに便利に気持ちよく使っていただいて、文化の交流だとか、それから町長は一生懸命図書館を言っておられますように、図書館の充実化や、それから文化交流の中心の地として公民館の機能の充実、また緊急時や災害時の避難場所でもなり得ることも考えられますので、これも確保するために積極的に公民館の充実を図っていただきたいと思いますので、この質問をさせていただきました。

 私の質問は以上です。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって日出嶋香代子議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩します。

            午後1時22分 休憩

            午後1時25分 再開



○議長(津村忠彦君) 再開します。

 続いて、芝岡みどり議員の一般質問を許します。

 芝岡みどり議員。



◆7番(芝岡みどり君) 議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきますが、第3番目の男女共同参画社会については、先ほど同趣旨の質問、答弁がありましたので、割愛させていただきたいと思います。

 では、1点目の質問に入ります。

 1点目は幸齢社会のまちづくりについて伺います。

 通告で、私は高齢社会の「高」の字を「幸」としておりました。これは、年を重ねるごとに幸福に過ごせる社会という思いを込めています。

 さて、急速に進む少子高齢化の中で、今や65歳以上の10人に1人が認知症を発症しているとも言われています。本町では、いきいきサロンや介護予防教室等を開催し、認知症予防、介護予防に取り組まれています。また、今年度は介護者家族交流会の開催、タッチパネル式の検査機器を導入し、さらに認知症予防に取り組まれています。これまでの取り組み状況とその成果、さらには今後の取り組みについて伺いたいと思います。

 まず、介護予防として取り組まれている教室、相談等の参加状況と実績について伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 芝岡議員さんから幸齢社会のまちづくりについてということで、介護予防の取り組みについてただされたところであります。

 幸せに年を重ねる社会ということで、これまでにもたしか岩美中学校の校長先生だったか、副町長もそうだったと思いますけど、光る年ということで光齢という2つ目の新しい目指す社会を捉えた的確な表現だなと思いました。

 御質問の内容につきましては、担当課長に説明をさせたいと思うところであります。

 認知症については、やはりなかなかいろいろな取り組みをする中でも、タッチパネル一つとってみても、なかなか強制するわけにならん、あるいはさわるのをためらう方々が大半だというような状況の中で、行政としてもちょっと戸惑っているというか、本当にじれったい気持ちであるのが実情でございます。やはり町民全体が、決して認知症が恥ずかしいことではなくて、高齢に伴う一つの現象だということの理解を高齢者はもとより全町民に浸透していくことが重要だなということでおるわけであります。そういったことを今後は力を入れて取り組むようにしたいと思っとるところでありますし、取り組みについては、担当課長のほうから詳細にお知らせといいますか、説明をさせたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 福祉課長。



◎福祉課長(鈴木浩次君) 失礼します。

 それでは、私のほうから芝岡議員さんの介護予防の教室、相談等の参加状況につきまして御説明させていただきたいと思います。

 岩美町では、高齢者の介護予防とかあるいは認知症予防ということを目的に筋力アップ教室、あるいは認知症予防教室、そのほかにも地域で取り組まれているボランティアの方々によりますふれあいサロンとか、あるいは自主的に取り組まれているにこにこ体操サークル、そういったさまざまな事業が行われておりますけれども、これは高齢者の方のいろんな体の状態とか、あるいは嗜好、趣味、価値観に応じて対応していこうということで、そういったたくさんの事業を用意させていただいておるところでございます。

 その中で、今回私のほうで2つほど事業を紹介させていただきたいと思います。

 まず1つ目は、筋力アップ教室というのがございまして、これは運動機能の低下がちょっと見られるような方を対象に個々の状態に適した運動を指導するということで、そういった取り組みの中で運動機能の維持向上を図っていくということを取り組んでいるものでございます。この教室は、週に1回、3カ月を1回のカリキュラムといたしまして、年に3組の参加者の方々に参加をしていただいているものでございます。大体1回を定員が20名ということにさせてもらっとるわけですけども、現在3組目になりましたけども、10月末で2組参加されて、39名の方が参加をいただいております。その中で毎回出席していただいてる出席率といたしましては88%といったような状況でございます。この中では、高齢者がこの教室で得た知識とか技術を生活の中に持ち帰っていただいて、日常的に介護予防に取り組んでいただけるような、そういった工夫もさせていただいておるところです。

 効果といたしましては、参加した多くの方が関節可動域が広がったり、あるいはバランス機能が向上したり、移動能力の向上といったようなものにつながっているというふうに思っております。具体的に柔軟性、関節の柔軟性とか、こういったものが向上された方が75%、それからバランスのほうが69%とか、それから立ち上がり能力につきましては86%といったように、参加いただいた方につきましては効果が出ているというふうに思っております。

 この教室、12回が一通りのカリキュラムになっとるわけですけども、これが終了された方につきましては、今度はまた地域に帰っていただいて、自主的にサークル活動ということでにこにこ体操サークルといったような自主的な活動につながっているというふうに思っております。

 それから、2つ目の事業といたしまして、認知症予防ということでほのぼの教室というふうに名前をつけているんですけども、これにつきましては今年度から開始した事業でございます。この中身は簡単な読み書きとか、あるいは計算、指の体操とかゲームなどを取り入れまして、脳の活性化を図るということで、認知症予防あるいは閉じこもり、鬱予防といったようなことに取り組んでいるものでございます。

 中身は、月に2回、6カ月、これも12回になりますけども、これを一つのカリキュラムといたしまして、15名の方に参加をいただきました。その中で実際にデータがとれた方は13人でございますけども、そのうち8名の方につきまして物忘れの度合いが改善されたというふうに思っております。参加された方につきましても、この会が楽しみだとか、あるいはほかの方と交流ができてよかった、楽しかったといった声をいただいております。

 この教室はこの12月20日が最後の回になりますけども、その後、やはり参加された方につきましては、もっと続けたいといったような声をいただいておりまして、この方々につきましてはまた自主的な活動ということで、回数はちょっと減りますけども、月に1回集まっていただくようなことを考えているところでございます。

 今後につきましては、こういった地域の中でこういった活動を自主的に取り組んでいただくということが重要だと思っておりまして、そういったリーダーといいますか、まとめをしていただくような方も重要になってくるなあというふうに思っておるところです。

 私のほうからは以上です。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 今、担当課長さんのほうから説明をいただきました。私もこのにこにこ体操というのに一度、岩井の公民館に出て行いましたけれども、私以上に高齢者の方のほうが上手に体操されるということに驚いておりました。やはり、このような教室に参加されることによって、いろんなことが改善されるということは非常にすばらしいなと思います。そしてまた、この岩美町、防災無線を聞いておりますと、頻繁にこういう教室があるということの連絡が多くありまして、岩美町も今こういう介護予防、認知症予防に取り組んでおられるんだなということを非常に最近感じておるところでございます。

 では、この2点目に行きたいと思います。

 本年度から実施の介護者家族交流会の参加状況と課題について伺います。



○議長(津村忠彦君) 福祉課長。



◎福祉課長(鈴木浩次君) 失礼します。

 介護者家族交流会の参加状況につきまして報告させていただきます。

 この事業、今芝岡議員さんがおっしゃいましたように、今年度から始めた事業なんですけども、介護をしておられます家族の方々が当事者同士で集まっていただいて仲間づくりを広げるといったようなことを目的に月に1回開催させていただいております。実際に参加されてる方の人数なんですけども、1回に3人のときもあれば、多くても6人とか、そういった参加状況でございます。オブザーバーとして介護相談員という役割の方に参加していただいておりまして、岩美町では家族の方や利用者の方とサービス事業者との間に入ってサービスの改善などにつなげていこうということで介護相談員を配置してるんですけども、この方々にも参加していただきまして、その家族の方のお話を聞く中でサービスの改善点を見つけたり、あるいはサービスについての助言をしたりといったようなことをさせてもらっております。

 参加者の反応といたしまして、今月の5日に、12月5日に認知症家族の会鳥取県支部の代表の方に来ていただきまして、相談会といいますか座談会といいますか、そういった形で開かせていただきました。そのときにも参加者の方の話をずっと伺いながら、代表の方がその都度適切にアドバイスをしていただきまして、参加者の方にも大変喜んでいただいたといったような状況でございます。

 参加者、今少ないんですけども、これをずっと続けていって、この事業が定着できるようにしていきたいと。この会が介護者の方の仲間づくりや、あるいはストレスの解消、情報交換の場になればというふうに考えております。

 以上です。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) この介護者家族交流会というのが立ち上がった第1回のときに私も参加をさせていただきました。この介護者家族交流会は、やはり介護者が日々の思いを話したり、日常の介護についてアドバイス等の情報を得ることのできる場ではないかと思います。先ほど課長がおっしゃった東部地区の介護者家族の会というのに私は以前参加したこともあります。家族を介護している人が参加をされて、一人一人が御自分の介護の体験を話してくださいました。そして、新しく参加した人は、同じように介護している人がこうして頑張っているんだと勇気をもらいます。そして、情報交換ができ、施設のこと、介護用品のこと等をアドバイスし合います。皆が同じ思いで介護しているのだと肩の荷がおりたようにほっとしたことを覚えています。この介護者家族交流会は、介護をされている方が心にゆとりを持てる貴重な時間となると思います。たとえ参加者が少なくても、継続していくことが重要だと思っております。

 では次に、3番目のタッチパネル式の検査機器を購入し、その活用状況について伺いたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 福祉課長。



◎福祉課長(鈴木浩次君) タッチパネル式の検査機器の活用状況について報告させていただきます。

 このタッチパネル式検査機器につきましては、認知症の診断の一助になるということもありますけれども、取り入れた大きな目的といたしましては、そういった診断をするということではなくて、多くの方に認知症について理解を深めていただきたいということで、このタッチパネルにさわることによって物忘れの度合いに気づいていただいて、みずから認知症予防の意識を持っていただくということを目的に導入したものでございます。

 この活用方法といたしましては、具体的には今年度から始めた事業ではあるんですけども、月に1回物忘れ相談という日を設けまして、このタッチパネルの説明をさせていただいて、希望された方に実施をさせていただいておるというところでございます。そのほかにも老人クラブなどの介護予防教室などに持って出まして、保健師等が説明をする中で希望された方に実施をするといったような形で行っております。

 こうした物忘れが気になり出したということで、この検査を受けていただいた方が現在54名いらっしゃいまして、そのうち19名の方に物忘れが始まっているという傾向が見られたということでございます。その物忘れの内容といいますか、につきましては、例えば数分前とか、あるいはきのうの記憶といった、そういう比較的新しい記憶については特に問題はない、あるいは今何時だとか、自分が今どこにいるといったことについては特に問題ないようなんですけども、立体的な絵を見ていただいて、それを認識するといった、例えば立体の絵がありまして、それを上から見た形はどれになるでしょうかとか、といったようなそういった機能について少し衰えている方がいらっしゃるといったような状況でございます。そういった衰えの見られた方につきましては、かかりつけ医に相談していただくように促したり、あるいは先ほどのほのぼの教室への参加を促したりしております。中には、かかりつけ医を通して専門の医療機関で治療を受けていただいてるという方もいらっしゃいます。包括支援センターのほうでもそういったかかりつけ医と相談しながら、生活面とかあるいは精神面でのフォローをしていただいとるというところでございます。

 やはり、認知症対策につきましては早期発見、早期治療ということが非常に重要というふうに考えておりまして、かかりつけ医との連携の中で医療機関へつないでいくということが大事だろうというふうに考えております。この点につきまして、県のほうで認知症サポート医という制度がございまして、この認知症サポート医というのはかかりつけ医と専門の医療機関をつなぐ役割を持っていらっしゃるんですけども、岩美町では藤田医院の藤田先生がその認定を受けておられまして、今後はそういった認知症サポート医との連携というものを図っていきたいというふうに考えているところでございます。

 タッチパネルにつきましては以上です。よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) このタッチパネルにつきましては、この10月末に鳥取県の女性議員研修会が行われました。そのときに、このタッチパネル式の検査機器の考案者である鳥取大学医学部の浦上教授が講演をされました。そのとき、県内ほとんどの市町村がこの機器を以前から導入し活用しているということを知り、私は本町の認知症予防への取り組みとは随分違いがあるなあというふうに実感をいたしました。そして、浦上教授は、岩美町も今年度から2台導入をされましたが、2台ではなく、少なくとも5台は必要ですよとも言われました。だからこそ、タッチパネル式機器を5台にふやすお考えはありませんでしょうか。

 また、認知症予防の先進地の琴浦町では、町民に認知症を理解していただくミニ講演を行い、その場でタッチパネル式検査機器を利用し、予防に取り組んでいます。

 今、担当課長さんのほうからいろいろな活用状況を教えていただきましたが、やはり活用する前に講演を行い、認知症への理解をしていただくということが重要なポイントではないかと思います。

 この機器は予防を目的に活用し、適切な判断で認知症予防につなげていくべきだと考えますが、今後どのように取り組まれるのかお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 認知症予防の観点からタッチパネル式の検査機器を2台ではなくて5台購入せえという御意見とともに、その活用方策について、具体的に講演会等の話をされるとともに、医療機関につなぐということだと思います。

 ちょっと他町の取り組み等々十分に調査をさせていただきたいというふうに思っております。全体的には、やはり藤田先生、鳥大の先生で、どちらかというと西高東低になってると、フォローの部分も含めてですね。ようやくかかりつけ医の中で認知症に対するリリーフ役というかつなぎ役をするような先生が鳥取東部には余りおられんという実情もありますし、岩美町ですと藤田先生がそうした研修を受けていただいて、お願いができつつあるというような状況でして、御質問にもあったように、若干認知症の対応で行政的にちょっと進んだ町に比べればおくれとる点があると思いますので、よく調査をさせて、そうしたおくれがないように岩美町としても頑張っていきたいと思います。

 ただ、なかなか冒頭に申し上げたように、タッチパネル、素直にと言ったらちょっと語弊がありますけれども、強制するわけにはならん、その結果で直ちに認知症の度合いが判定できたりというようなことでもない、可能性がありますよということにならざるを得んところとか、町全体の空気といいますか、認識を高めていくということのほうがまだまだ必要な段階だというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) では、4点目に入ります。

 認知症予防に携わる人材育成が必要と考えますが、育成についての見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 認知症予防に携わる人材育成についての御質問であります。

 町としては、やはり介護保険の中に、制度の中に包括支援センターというところで介護のアドバイスあるいは介護の制度を住民の皆さんに知ってもらってするところがあるんですけれども、その包括支援センターの役割が一つはまず第一は重要だというふうに思っておりまして、そうした部分の充実を図らなければならんと、保健師等々の充実ということになると思いますし、資質の向上ということになると思います。

 それから、これまでから取り組んでおる認知症のサポーターを養成をしなくてはならんということで、講座も実施をしてまいっておりますけれども、今累計で450人の講座受講生があるというふうに承知をしております。そして、この認知症サポーター養成講座の講師役をする方、認知症キャラバンメイトというふうに言うわけでありますけれども、今年度5名参加をいただいて、15名の地域に出向く啓発スタッフができておるというようなことであります。

 また、国のほうでは、認知症施策の推進5カ年計画、オレンジプランというものがことし9月に出まして、厚生労働省が平成25年度から5カ年計画で、一つは認知症の初期集中支援チームの設置であるとか、認知症地域支援推進員の増員、認知症予防専門士というようなものをこれからつくっていくということで9月に出されました。5カ年の計画を発表して、25年度はモデルを取り組みたいということの状況であります。岩美町がこれに乗れるかどうかということはなかなか全国で数がちょっとつかめませんので何ですけれども、27年度以降にはこのチーム制も本格実施ということになるようであります。ただし、中学校区5つぐらいを1つ受け持つというようなことで、ちょっと何か現実に合わんなというふうな思いもあります。まだ詳細をよく勉強しなければならん状況でありますので、こうした認知症の初期集中チーム等については注視をしてまいりたいと思います。

 また、このオレンジプランの中でもう一つ、認知症地域支援推進員ということで、今年度175人を、これも国ベースだと思いますけど700人つくるというようなことであります。これは、コーディネーター役ということでありますので、これも先ほどの集中支援チームとあわせてしっかり勉強してみたいと思います。

 あと、オレンジプランとはまた別でありますけれども、認知症の予防専門士、これは学会がつくられて、浦上教授が元気を出してつくられた制度でありますので、こういう資格制度ができるということであります。こうした資格取得に向けてもしっかり勉強しながら注視をしてまいりたいと思うところであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) この岩美町でもサポーターが450人になっているということを今伺いました。また、キャラバンメイトが15人ということで、徐々にこの岩美町の中で認知症ということが理解され、地域の皆さんがそういうふうに意識を持っていくということが非常に重要なことではないかと思います。

 認知症予防というと、やはり認知症にならないようにするにはどうしたらよいかというふうに考えがちですが、予防の考え方には第1次予防というのが病気の発症予防、それだけはなく第2次予防、先ほどもおっしゃってましたが、早期発見と早期治療、そして第3次予防が病気の進行防止と再発予防の3つがございます。そして、今は第2次予防の早期発見、早期治療が重要で、予防が課題として考えられています。

 今、町長がおっしゃいました認知症予防専門士、そしてもう一つ、認知症専門臨床検査技師という、この2つを日本認知症予防学会が講座を開講しております。この中身は、講座に何回か出て単位を取得して、試験を受けて認知症予防専門士、また認知症専門臨床検査技師の資格を得るというものでございます。そういう人材の育成もこれからは必要となってくるときが来るのではないかと私は考えます。もうそこまで来ているのではないかと申し上げて、この1番目の質問を終わらせていただきます。

 2番目の防災に強いまちづくりについて伺います。

 東日本大震災より1年9カ月が過ぎました。先日も東北地方では地震があり、不安が大きく広がっています。防災、減災が重要視され、防災計画の見直しが行われています。また、先日は中央自動車道笹子トンネルの天井崩落事故があり、社会資本の老朽化が問題となっています。本町でも社会資本の老朽化等課題があると考えますが、防災に強いまちづくりにどのように取り組まれるのか伺います。

 まず、本町の橋や道路等の社会資本の安全性の点検について伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 続いて、芝岡議員さんから防災に強いまちづくりについてということの観点で、本町の橋や道路等の社会資本の安全性の点検状況をただされました。

 橋を含めた道路は日常生活の基盤となる社会資本であると同時に、災害時には救命救助等、命の道となるという観点から、災害に強い施設であることが求められております。しかしながら、現状は国が管理するもの、県が管理するもの、町が管理するもの、いずれもコンクリートの経年劣化や鉄筋鉄骨の腐食などが起因する亀裂が発生したり、老朽化によっていわゆる防災力が低下し続けておるというふうに、これは国も県も町も共通して認識をしておるところであります。

 これまでは、いずれも何かトラブルが発生してから修繕や改修を行う事後保全型という対応がなされてきたのが実態であります。こういう対応ですと、いわゆる築造年限がほぼ一緒になってくるということの中で、対応がし切れないという事態が想定をされるということで、施設の延命、長寿命化を図りながら、予防保全型というふうに改められてきたところでありまして、トータル的なコスト縮減も含めて、この方法で取り組むということにされておるわけであります。

 昨年も同趣旨の質問あったかと思いますけれども、その際にも申し上げたように、岩美町でそうした社会資本、インフラに相当するものとしては橋梁が該当いたします。もちろん道路もですけれども、道路はこれは日常、目視が可能でありますので、町ばかりではなくて、郵便局であるとか、さまざまな町内の企業、団体にも協力を呼びかけて日常管理を行っておるということであります。

 橋梁については、15メートル以上の橋梁が41橋ございます。全体では橋の数といたしましては197ございますけれども、そのうち15メートル以上のものが41橋ございまして、それを経過年数ごとに分類をして、いわゆる老朽度合いといいますか、損傷の状況等をチェックを入れております。そして、今後経過観察を繰り返しながら、修繕の順位を決めて取り組むことにしておるところであります。

 現在、建設後50年を経過する橋といたしましては4橋ありますし、10年後には50年経過するものが19橋、20年後には30橋というふうに推移をするということの中で、先ほど申し上げたような優先順位、それから工法等を検討しながら、財源としては社会整備総合交付金、そうした財源を配分を受けながら適切に早く対応してまいりたいと考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) これは一例でございますけれども、平野地区の国道から山寄りの地域のほうでございますが、雨が多く降ると水かさがふえて、家の前の道路が通れなくなる。また、災害時に避難をする狭いトンネル、これは災害時に避難をするためのトンネルかどうかよくはわかりませんけれども、建設後相当年数が経過しており、ひびも入っております。それにもかかわらず、緊急時には多分非常に重要なトンネルになるのではないかと考えます。トンネルの上は鉄道が通っている小さなトンネルでございます。災害時に寸断されることも予想されます。地元の住民は大変不安な気持ちを持っておられます。

 また、恩志地区の年配の方は、雨が強くなると低い土地の浸水等を非常に心配しておられました。それは、昭和34年伊勢湾台風の洪水の恐怖が忘れられないからです。町民の安心・安全のために、防災に強いまちづくりに取り組まれることを期待いたします。

 続いて、2点目に入らせていただきます。

 防災に強いまちづくりは、ハード面のみでなく、災害発生時の避難、避難所運営等の取り組みが重要と考えますが、見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 既に2点目といいますか、そこに入られたわけでありますけれども、先ほどの災害に強いまちづくりという観点から2点御指摘になりました。

 道路でJRを横断をする、あるいは国道も横断をする場所等があるわけでありますけれども、平野の町道として便宜上町道の認定もかけておる路線の中に、JRをくぐるところがございます。これは、町道という利用の仕方をしておるわけでありますし、町道の部分として管理をする部分もありますけれども、隧道トンネルの構造物は、鉄道敷設時からJRが住民の皆さんの通行のために、これはあけますと、あけることが鉄道が敷かれる条件になったわけでありまして、JRのいわゆる資本といいますか構造物ということになります。これらについては、やはりきちんと連携をとりながら、安全性について確保を求めていきたいと思います。

 また、雨のときの水が道路上に上がってくる現象については、やはり平野川、日比野川の排水機能の改善というようなことを県に働きかけていかなければならんということで、これは毎年要請要望を繰り返してきておるということであります。

 また、恩志の地内は、南小学校を移転新築をした、合併校舎を建てたという際に、恩志や岩井の谷々から来る排水を町としてもできるだけ蒲生川に速やかに排水をさせるという意味で川巻川から分岐をする用水路がございます。国道の下をくぐり、蒲生川の左岸側の堤防に沿って河崎まで出ていく水路がございますけれども、そうした水路を非常に大きな断面に改修をいたしました。その後は比較的農地を含めて冠水をして湛水をするという現象がかなり少なくなっております。抜本的には、川巻川の改修が地元の合意が得られないままで現在に至っておるという経過がありまして、そうした心配もあるということの中で、川巻川の改修の提案もしてきたわけですけれども、なかなか地元の協力が得られなかったという経過を持っておる地域であります。過去に比べると格段に排水機能も高まっておりますので、今後とも土砂の堆積等が起こらんように町としても管理をしていきたいと思います。

 それから、2点目で、災害発生時に住民がいかに避難、避難場所運営についての御質問でございました。

 やはり災害が起きたときには、より早く適正に的確に避難を行えるかということが防災、減災対策の上で最も重要な課題であるという理解をしておりまして、避難所運営の方法についても、避難された後にさまざまな生活必需品の不足であったり、あるいは精神的なストレスが起きて病気になられる方というようなことも多発したようであります。中には、そうしたことが原因で亡くなられたという例もあるようでございます。高齢者から子供まで多様な避難者があるわけでありまして、それぞれの立場に立った適切な避難所の運営を行うことが大変重要であるというふうに考えております。

 適切な住民の避難あるいは避難所運営というようなことについて、ことしの防災訓練では北小学校区が中心になりまして、そういう中で全体避難に参加をされた住民は1,100名を超えたと思いますし、あるいはこの防災の訓練に参加された方々を入れますと1,300人以上の参加となりました。最大の規模での防災訓練ができたということがまず第一点と、それからそれぞれ一時避難として集落ごとといいますか、田後は一旦各区ごとに点呼とりながら旧小学校のグラウンドに集まっていただく、それまでは各区で人数の掌握等して上がっていただくと。それを本部に連絡を入れていただくというようなことでありましたし、駅前についても一旦中学校に集合していただき、さらに合同の訓練を見学していただくために北小学校に集まっていただくと。そして、ことしの特徴としては、御指摘にある避難所の運営ということを参加者にできるだけ理解してほしいということで、物資を持って出る、それを展示をする、それから体育館の中には模擬的に訓練所内の配置を婦人会の協力を得て展開をしてもらって、なかなか全員が見るというわけにはならなんだようでありますけれども、婦人会の方を中心にしてそうしたレイアウトをつくっていったというような取り組みをしたところであります。

 今後ともこうした取り組みを訓練の際にはきめ細かくやっていきたいと思っておるところであります。

 あわせて、避難所の運営ではどういう中身になったかというと、居住部分、いわゆる休んでいただく場所、それから共同スペース、それからトイレ等についても段ボールを利用した簡易トイレも作成をしたりいたしまして、そうした基本的なスタイルになる避難所というものを住民の皆さんにも理解をしていただくような取り組みをしたところであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 今、避難の仕方とか避難所運営の答弁をいただきましたが、一つお尋ねしたいんですけれども、防災会議は開催をされたんでしょうか。されたとしたら、何回されたのか。また、まだでしたらいつごろされるのか、お尋ねしたいと思いますが。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 防災会議については、防災会議に出席をしていただく防災委員という方々を、女性もというようなこともあって増員いたしましたけれども、開催をいたしておりません。大変訓練に先立って防災会議等をすべきだったというふうに考えて反省をしておるところであります。

 また、今進めておる津波の被害予想図、防災マップですね、こうしたものを今作成中でありますので、これも早急に開かせたいというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 先日、ある全国紙の記事に目がとまりました。それはこのような内容でした。ことし9月、岩手県釜石市で行われた津波防災訓練、消防団員がポンプ車から避難を呼びかけても動かない漁師がいた。後日、この漁師に言われた言葉に消防団員はショックを受けた。「本番で逃げればいいんだべ。」避難所まで歩いていったことはあるかと尋ねても「歩いたことはない。」と言う。消防団員は津波の恐怖は感じていても、自分がどう避難するか考えていない人が多いというものでした。被災地でもこのような避難することを考えていない人が多い。本町でも同じように、災害時のそのときに逃げればいいと考えている人は多いのではないかと思います。訓練ができていない人は、災害時にも避難がスムーズにできないことは、東日本大震災でも明らかになっています。住民の避難意識を高めるということも課題ではないかと思いますが、本町ではどのようにこの避難意識を高めようとしておられるのか、重ねてお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 災害が起きたときに避難をするということで、もっともふだんから行政としてもしっかりと取り組んでいかなければならん仕事であります。特に津波については、そうした避難ということが何よりも優先されなければなりません。3・11の教訓がかなりあると思いますし、新聞報道等でそうした実態も報道されたりすることもあって、少しずつではあるけれども、いい方向にはなってきておるというふうに思います。ただ、これは行政ばっかりでなくて、自治組織や各地区に展開をしつつある地区の防災組織、そうした力をもっともっと発揮してもらって、田後の地区では運動会に担架をつくったりして、それを競技に取り入れてもらったりして、担架も竹の棒とTシャツでつくるような、ああしたことも大いにそうした危機を意識して行動とっていただくちゅうことにはつながるいいことだなあというふうにも思いましたし、今後ともそうした地元の自治会であったり、自主防災組織の方々としっかりと連携をとっていくということが何よりも肝要だというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 先ほど、もう既に避難所運営の御答弁をいただいておりますけれども、この東日本大震災直後の避難所では多くの課題がありました。それは、避難所の仕切りとか授乳室とか更衣室、また相談室等、女性の意見が通らない、聞いてもらえないという意見でございました。そして、女性、子供、障がい者、妊産婦等の体や健康は後回しにされたのです。女性の視点が反映されていないことがその要因となっています。やはり、避難所運営を含め、ジェンダーの視点での防災をシミュレーションすることが重要だと考えますが、見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 町としては、そうした避難所の運営マニュアルというものを、これは鳥取県が標準モデルというものを策定しております。直近のものは平成23年3月24日ですので、東日本の教訓がどれだけこれに反映されとるかというと、若干十分に反映はされていないだろうというふうに私自身思っておりますけれども、このマニュアルはもちろん町の担当課長レベルが参加をしてつくったマニュアルであります。そうした県だけの目ではなくて、市町村、あるいは女性も参加をして、そうしたことの制作がなされております。町はこれに基づきながら職員に徹底を図ったり、訓練に取り入れていくという体制でおります。あわせて、この県標準モデルもそうした女性の観点、あるいはお年寄りや赤ちゃん、そういった方、障がいを持つ方への配慮という点で当然に改定をしていかなければならん話ですし、教訓を踏まえたマニュアルになるように町としても県に働きかけたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) この避難所の運営を模擬体験するHUGというのがあります。前にも質問させていただきましたけれども、このHUG避難所運営ゲームというのですけれども、これを今鳥取市でもさまざまな場所でやっておられます。この実践にも取り組む必要があると思いますけれども、その見解をお伺いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 前回もそのHUG、H、U、Gですけれども、図上訓練についても御提言をいただいております。検討したり取り組んでみたいといって答えとると思いますけれども、まだ取り組んでおらんようでありますので、今後しっかりと取り組むように頑張りたいと思っております。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) この避難所運営ゲームは、先ほど町長もおっしゃいましたけれども、さまざまな方が避難をしてこられて、それに対応できる訓練をするというものでございます。障がい者の方とか乳幼児とかまた高齢者の方とか、そういうカードが入っておりまして、年齢とか身体状況とか、それを参加された方が見ながら、その方たちはここに避難をしていただいたほうがいいとかっていって、そのカードをずっと動かせて、実際に避難したときにすぐそういうことが対応できるかどうかということに取り組むものでございますので、ぜひ一度実践していただきたいなと思います。

 災害のために被害を受けたり、または受けるおそれのある方については、応急的に避難所において保護する必要があります。特に高齢者とか障がい者、妊産婦、乳幼児、病弱者等については、一般的な避難所では生活に支障を来すため、福祉避難所において何らかの特別な配慮をする必要があると考えます。本町では、この福祉避難所についてはどのようにお考えなのか、伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 福祉避難所という設定は、町段階ではしてないというのが実態であります。やはり、搬送等の問題もあると思いますけれども、広域搬送ということの中で県東部域でそうした避難所ということを県にも求めていきたいというふうに思っております。岩美町としては、岩美病院建てかえた際に、あれだけの広い1階部分のスペースを設けましたのは、災害時に入院患者ではなくて外から来られる、本当にお医者さんのそばに置いておきたい方々を収容するという意味合い、あるいは重篤なけがをされた方々もすぐ対応ができるように、廊下においてもですよ、酸素の供給の配管がしてあったり、さまざまな工夫をして災害時の傷病者を中心として、弱者も含めて収容する機能を持たせておるところであります。十分とは言えないかもわかりませんけれども、福祉のスペース等々、会議室等充てれば、かなりな収容能力を発揮することをかねてから想定をしたものでありますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 最後の質問でございます。

 緊急物資の備蓄等のあり方を、女性、高齢者、障がい者の視点から見直すべきだと考えますけれども、見解を伺います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 緊急物資の備蓄品で、高齢者や女性や障がいを持つ人に対応できるような備蓄が検討なされているのかという御質問だと思います。

 先ほどちょっとお話をいたしました避難所運営マニュアルとあわせて、災害時に連携備蓄をする共通品目ということで、避難マニュアルを策定するメンバーとはまた別に、改正前には岩美町の担当課長である岡田課長もかかわったようでありますけれども、そうした市町村であったり、県の防災関係の職員を中心にして防災対策研究委員という組織がつくられております。その中で備蓄品についても検討されておりまして、品目としては18品目が定められておりまして、食料である乾パン、アルファ米、水、ペットボトル、ポリタンクというようなものにあわせて、粉ミルク、それから哺乳瓶、トイレットペーパー、生理用品、折り畳み式簡易トイレ、毛布、紙おむつ、大人用、子供用、救急医療セット、防水シート、懐中電灯、ラジオ、乾電池、ロープなど18の品目が岩美町でも備えられております。2カ所に備蓄をしておりますけれども、午前中のこの場での質問にもありまして、町としては3小学校に増量する中で配分備蓄をしたいというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 芝岡議員。



◆7番(芝岡みどり君) 町民の生命を守るための防災に強いまちづくりが推進することを期待して、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって芝岡みどり議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午後2時36分 休憩

            午後3時0分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、松井俊明議員の一般質問を許します。

 松井俊明議員。



◆3番(松井俊明君) それでは、議長の許可をいただきましたので、今回の通告に従って質問させていただきます。

 まず、1番目に岩美町観光協会の一本化を願ってということで尋ねさせていただきます。

 岩美町観光協会の現状を尋ねてみれば、現在は会員数は法人を含んで4団体の五十数名で構成され、年会費は約98万円で運営しております。これでは観光立町岩美として声高らかに鼓舞するには余りにもさみしいと思っております。そこで、行政当局は観光をメーンとして町民に潤ってほしいということで観光会館を建設し、その業務を指定管理者である岩美町観光協会に業務委託をし、現在に至っております。本来、協会とは協会費で観光業務を担い、相互扶助のもと発展させるのが筋であると思うのですが、昨今の景気の減退で観光客も減少し、協会員の激減を余儀なくされております。それで、会費の値上げも困難となり、実質独自経営は底をついている状態であると思っております。しかし、この状態をほっておくわけにはいかないのが行政であり、予算措置を施す中で観光立町を目指し、関西事務所を設置し鋭意取り組んでおられますが、関西事務所の設置効果は近々あらわれると期待しておりますが、ここでお尋ねします。関西事務所ではどのような活動がなされているのか、そしてまた観光協会との連携はどうなされているのか、お答えください。



○議長(津村忠彦君) 松井議員、一般質問のルールは通告の範囲を超えないということなんですが、大阪事務所の関係と観光協会の一本化とはどういう関係があるんでしょうかね。

            (3番松井俊明君「やっぱり観光協会がまとまって動くということを僕は望んでおります。そのためにはタッグを組んで連携すると、これが必要であろうと。そういうふうに理解しておりますもので、思っておりますので、これで質問させてもらいました」と呼ぶ)

 しばらく休憩いたします。

            午後3時5分 休憩

            午後3時12分 再開



○議長(津村忠彦君) 再開します。

 松井議員に申し上げます。今のあなたの質問に対し、議会運営委員会で協議をいたしました。関連性がないということで、通告の範囲を超えておりますので、質問を変えてください。

 この一般質問の通告ということは、9月の先回のあなたの一般質問のときにも通告は具体的に書いてくださいというお願いはいたしました。そして、先回の議会改革調査特別委員会のときにも、あなたともいろいろこの質問について議論をし、通告は具体的に書いてくださいということで、あなたも理解をしていただいたというふうに思っております。さらに言わせていただくと、この質問を通告を出されたときに、議会事務局長から要旨は具体的に書いてくださいよと、本当にこれでいいんですかということで念を押して、それであなたが書き加えたものがこのとおりの質問要旨であります。この質問通告を超えれば、議長は一般質問をストップすることがありますよということも局長は指摘をされております。そういうことも踏まえながら、松井さんのこの一般質問も含めて、全体のこの通告について、議運はルールに従ってきちんと議長は運営するようにということも指摘をされて、皆さんの合意になっておりますので、あえて申し上げます。ですから、質問の要旨のときにそれなりのことを記載をしていただいておれば、そういう質問はいいんですけども、あえてそのようなことを助言をし、いろいろしてきたんだけども、その上でこういう通告要旨になっておりますんで、この質問要旨に従って質問を絞ってやっていただきたいというふうに思います。

 どうぞ。



◆3番(松井俊明君) じゃあ、それに対して、僕もちょっと尋ねさせていただいていいですか。



○議長(津村忠彦君) 何のですか。通告についてですか。



◆3番(松井俊明君) 結局、関連質問っていうのはどの範囲までになるんでしょう。はっきり教えてください。



○議長(津村忠彦君) しばらく休憩いたします。

            午後3時15分 休憩

            午後3時20分 再開



○議長(津村忠彦君) 再開します。

 松井俊明議員。



◆3番(松井俊明君) それでは、先ほどの質問はやめさせていただきまして、岩美町のことを考えるのに、岩美町の経済っていうものを考えたら、農業としてはなかなか柱となる農産物がないし、漁業は境港のほうにシフトして動いてる状況です。そして、製造業で企業誘致などは現状では難しいんじゃないかと思っております。となれば、すばらしい自然と温泉を活用することが岩美町を伸ばす唯一の方法ではないだろうかと、そういうふうに思って観光の問題を質問させてもらっておりますが、観光の発展をより高度なものにするためには相当な企画能力を行政は求められ、その戦略、戦術を構築していくことにより、岩美町観光協会も発展の道を将来たどることになると私は思っております。だから、そのために観光協会が一本化して、その数の力、お金、資金、それによって宣伝効果が少しでも上がるんではないかと、そういうことを望んでるわけです。

 さて、私のこうした観点から、行政は今まで以上に観光行政にかかわる必要があると感じており、そのためには高度な企画能力を発揮できる町長が先頭となり、行政手腕を発揮し協会の運営を指揮したほうが、統制機能が一元化し運営もスムーズにいくものと確信しますが、町長はどう思われますか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 観光協会と町との関係という観点からお話をさせていただかないけんと思います。

 観光協会自体も歴史も古い団体ではあります。平成2年、3年ごろでしょうか、観光会館を建設ということの中で、ふるさと創生事業でそうした施設整備をやろうということで、町内の議会の合意、住民の皆さんの指示もいただいて観光会館を建設をし、御質問の最初のほうにもあったわけでありますけれども、指定管理者制度が平成18年度から入れられて、その指定管理者となってきております。もちろん観光振興という観点で町も直接やりますし、町の持てる組織も上げて観光振興やりよります。よく言われる観光協会と町とは車の両輪という形で財政的な支援ももとより、しながらやっておるところであります。

 あくまでも観光協会は民間の団体ということの中で、一時期鳥取市長が鳥取市の観光協会長をしたということの中で、要請を受けて町が、私が観光協会の会長をした時期もありました。しかしながら、やはり民間団体に会長という立場で入るのは、しかも経済活動も伴わなければならんというようなことの中で、あくまでも主体的な集まり、組織ということで観光協会は現在に至っておるわけでありまして、もちろん指導もいたしますし、それからしっかりと連携を図っていくと、今後はそうした指導や連携がさらに必要な時期に差しかかってきておるというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 今、町長がおっしゃられたように、平成18年度に一度町長が会長になり、そのときの町長も協会一本化の認識は十二分にあったろうというふうに思っており、それは私と同じ気持ちであったろうと思います。また、来年1月には岩井の温泉組合さんも協会に加入すると聞いて喜んでおりますが、その後一本化の方針は、町長が18年度会長になってから、それから今までの流れっていうのはどういうふうになっておられたんですか。というのが、やはり行政のトップである町長が道筋をつけていただいて、協会員の方がふえていただくことによって、これが協会が運営がしやすくなるっていうふうに理解するもんですから、そのあたりのお答えをお願いしたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 私が会長をした時期といいますのは、17年7月から20年6月3日ということ、正式に言えば平成19年度で終わったんですけれども、総会や役員会ちゅうことがあって、こういったずれたときになっておると思います。いずれも17年7月もそのようなことだと思いますけれども、そのことと当然岩井の観光協会が、これは旅館組合を主体にした観光協会という形での加盟でありました。それが離脱をしてしまっとるということの中で、当然町としては海、山、温泉という事業展開をする中で、岩井も力いっぱいPRをし、あるいは誘致宣伝も行う、浦富もするということの中で、ぜひ岩井も加わってほしいということで再三話し合いをしてきた経過があります。その指定管理者制度が始まったことも起因したわけですけれども、私がいつまでも会長しておるのはふさわしくないということで退きました。以後も現在に至るまで、これは今度はあくまで指導であったり、助言であったり、ぜひ一本化をすべきだと、強固な組織体制をつくるためにもぜひ取り組んでほしいということで会長に、役員にお願いをしてきておるというのが実情であります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 議長から御指摘を受けましたもので、ちょっと何か質問の中身がすごく今回は細くなってしまいました。また、これ観光っていうテーマは非常に岩美町にとって死活問題になるんではないかと思うぐらい大事なことだと思っておりますので、改めて通告文をきちんと作成して、再度また質問させていただきたいというふうに思います。

 それでは、次の火災報知器についての質問をさせてもらいます。

 少し前なんですけど、世間話の中で、火災報知器の設置の話が出ました。そして、その担当者が来たとき、その方はうちはもう設置したよと話したのに、二度三度と来て確認させてほしいとかというような話であったと。あの時節、訪問詐欺などもあって、町の管理体制ってどうなってるんだと感じたっていうことを伺いました。

 それで、今回質問させていただきます。法律により、平成23年6月に全家庭に設置が義務づけられたということですね。どうでしょう。町長、よろしくお願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 義務づけというか、制度といいますか、法律の整備は平成16年に消防法が改正をされて、新築の住宅については、これは18年6月1日から、いわゆる建築確認がおりんと、図面の中に火報が設置をしますということがうたってなけらねば、ですから、18年6月1日以降に建てられたおたくには、階段の踊り場、それから寝室に必ずつけられとるはずであります。既存の住宅については、平成23年6月1日からは義務化をしてくださいと。この義務化というのが、決してペナルティーがあったり罰則があったりするわけではありません。未設置だからといって罰金取られるというような制度ではないんですけれども、もうこれは大切なことなので、ぜひつけてくださいということを行政は消防団の御協力もいただいて、引き続き取り組んでいかなければならん中身になっております。

 質問の冒頭に言われたことに、ちょっと私なりに補足させてもらってもよろしいでしょうか。臨戸訪問したいきさつ。

            (3番松井俊明君「はい」と呼ぶ)

 そういう法整備がなされ、なかなかこの問題は、既存の住宅についてはそれぞれの家庭の任意で任せておくと進捗が図られないだろうということで、何とか行政主導で全部に行き渡るということではなくて、1世帯に1個設置をしていくようなことを考えようではないかと。先発の自治体がありました、そうした取り組みをした。折しも緊急雇用という制度があったもんですから、その緊急雇用で4人の臨時職員を雇いまして、そして半年間、22年度の半年間、岩美町全部を訪問させました。当然のことながらに、御指摘にもあったように訪問販売だとかいろんな社会問題になるような詐欺商法もあったりすることもありまして、防災無線を通じてそうした職員がお邪魔することやら、身分証明書というものを携帯させて、各世帯に今私がお話をしておるようなことを説明をさせながら、我々が訪問した者が取りつけさせていただくこともありますし、それから御自宅で、自分自身でつけられるという場合には機械をお渡しをするというやり方で回らせていただいたところでありまして、余りそうしたトラブルちゅうようなことは聞いてはおりませんでしたけれども、そうした経過でこの問題を取り組んだような経過であります。

 もう一点は、実は主体が乾電池になります、長寿命の乾電池。地元の企業の電池を応援をする意味合いも議会の皆さんにお諮りをして、この乾電池を全世帯に広めようと、2つ、3つ要る部分についてはそれぞれの家庭で取り組んでいただこうということで現在に至っとるということであります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かに今町長がおっしゃられたように、岩美町は基本的には全家庭配布ということで、平成22年6月に3,900個購入しております。そうして、それを緊急雇用対策を利用して各家庭に配る、配布した、そしてそういう形をずっとやっていただいております。これが半年間、4名の方半年間だったということですね。そうして、ちょっとこれに対して書類を提出していただいたんですけど、ちょっと細かい話を伺いますけど、3,900購入しております。そうして、この書類で見た限りは3,885っていうのが対象世帯数になっておりますね、書類上では。この15個の違いっていうのは何か意味があるんでしょうか、お答えください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 先ほど説明を申し上げたように、新しく新築された家には必要ないということがあるわけです。世帯によっては、住民票の世帯と実質の暮らしが2世帯になっとったりとか、さまざまなことが想定されております。新築住宅をどの程度見積もるかということも非常に難しい話ですけれども、そうしたいろいろなパターンがあることから、特に意図はありませんけれども、広報を配る世帯が四千幾らあるはずです。その中で3,900という数を、大変大ざっぱな話をしちゃあ失礼なんですけれども、切りのいい3,900ということで買わせていただいたということであります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かにこの15個の違いっていうのは、そうさして余り僕も意識はしていないところであります。これはどうしても予備的に持っとかないかんとかいろいろあろうと思いますので、そのことには対しては思わないんですけど、結局今町長がおっしゃっておられた設置済みのため辞退した家庭っていうのが131個、この書類によりますとあります。結局、これはこの3,900っていうのは全家庭に1個ずつ配る、これは131個が出たっていうのが、いわゆる例えば新築の家とかリフォームでもうつけてるよっていう中身ですね。ちょっと総務課長でもいいですからお答えください。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) お答えさせていただきます。

 設置のための辞退といいますのは、今松井議員さんおっしゃられますように、18年以降の新築であったり、それからこの制度、法律に基づく設置ということを認識される中で自主的に取り組んでいただいて、既に法的な場所にはつけていらっしゃるということをもって町の配布する1個については必要ないということの返事をいただいた数が131個ということでございます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) それはそうだろうとは思っておりますが、3,900個の購入っていうのは町の公金です、間違いなくね。町の公金で購入されたと思います。そして、これを無償配布したということですね。この報知器は聞いたところによると1個が3,307円、これで購入されております。そして、この無償配布っていうことに対して税金っていうのは、やっぱり平等性、公平性が問われるんじゃないかというふうに考えますもので、この辞退したところに対して、1個分3,307円を返金するのが平等、公平なやり方だとは思うんですが、どうでしょう。返事してみてやってください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 既に自力でつけられた方、そしてまた今回の町の制度でつけた部分との税金投入しておって、公金であるということであります。

 現金を配布するいわゆる扶助費的な地域振興資金みたいな考え方で捉えるべきものでないという判断で我々は現在まで来ております。したがって、我々の考え方については公平を欠くものではないというふうに考えておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かにこんな細かい質問の仕方も余り想定はしておらなかった面もあるのはあるんですけど、そちらに対しては多分尋ねられたら家庭がいいよということで辞退していただいたっていうふうにちょっと僕も考えておるものですから、それをとやかく追及するつもりは余りないと自分では思っております。ただ、その中に常時不在などによる配布不能数、これが426個あります。426個、約140万円ですね。これは今どういうふうに、何でこんなにたくさんあるのかということをきちんと説明してやってください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) この訪問時に不在であった者が426人ということで、これはありとあらゆる手段を使って配らせていただいたり設置をさせていただく努力をすべきものだというふうに考えております。町のほうは22年6月から10月まで一斉配布、設置を取り組んだわけでありますけれども、そうした際には当然チラシも配布しております。23年2月には自治会長、区長さんへ再度設置について協力をしてほしいと、不設置者がいらっしゃるのでぜひ設置をするようにということを自治組織としても頼んでほしいということで通知を出させていただいております。

 またさらに、3月には分団長会議がございます。消防団に協力を頼むというようなことを行いました。消防団の関係では、田後分団は再度消防団みずから不在である家を訪ねていただいて、設置を協力をしていただいたという経過があって、もう96.9%の設置率になっております。そのような形で何とか町が手持ちをすべきもんでありませんので、設置を今後も取り組みたいと。職員が時折訪問して取り組んでおるのも散見をしておりますけれども、そういうことでなくて、担当課としてはもっと期限をきちんと切って役場みずからがこの426個分については設置を終えるべきだというふうに考えております。

 したがって、御指摘を受ける中身については、私も遺憾なことだということで反省申し上げますし、おわびを申し上げたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 今の説明によりますと、平成22年6月から10月まで、これが緊急雇用対策費用を利用して臨職4名雇ったと。そして、23年2月自治会長とか区長さんを利用して、もちろんそれまでには消防団も利用して何とか少しでも設置率を上げようっていうことで頑張っとられたと思います。そして、今24年12月です。現在、何ぼ残ってますか。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) 購入した数、それから設置した数ということで申し上げますと、購入いたしましたのは3,900、それから設置、配布済みなものが3,293でございます。残っておりますのが607です。そのうち設置済みであるから要らない、必要ないといった家庭が131、それからそのようなものはもともと要らないといったのが35、したがって意思がまだ確認できずに今残っておりますものが426という状況でございます。

 先ほど残数を申し上げました607というのは、きょう現在の数字でございます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 先ほどの説明で、平成23年2月から自治会長、区長さんにお願いしたりして動いたと。そして、結局今24年12月です。1年半以上たっております。この間に結局はどのような動きになって、どのような働きかけとして少しでも片づいていったという話が全く聞こえてこないです、今の説明では。そのあたりのことはどうされるんでしょうか。ちょっとお答えいただきたいんですけど。



○議長(津村忠彦君) しばらく休憩いたします。

            午後3時51分 休憩

            午後3時56分 再開



○議長(津村忠彦君) 再開をします。

 答弁を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) 済いません、貴重なお時間を空費させまして。

 町のほうのデータとして、総務課のほうのデータとして残っておりますのは、22年6月から緊急雇用の職員で配り始めまして、それで1年後、古いデータで大変申しわけございませんが、その当時把握してる一番古いデータで申し上げれば、23年6月、つまり約1年間ということで配り終えましたのが2,887という状況でございました。23年6月で2,887、ですからその後、本日現在3,293という、きょう現在。ですから、その増加分については消防団に御協力いただいたり、総務課の職員のほうで配らせていただいたと、そういう状況でございます。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 今の説明のとおり、この辞退数、設置済みのための辞退131、個人的に辞退された方35、166、そして常時不在、配布不能数426、この数字に対して購入が先になってしまったんですけど、これは最初に確認とってから購入すると、意思確認を各家庭、例えば自治会さんを利用するとか消防団さんを利用するとか、意思確認をとってから購入するっていうような方法はとることができなかったんですか、お答えください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 方法としては、御提案あるような方法も確かにありますけれども、実態がそれに伴ってない状況もあるわけであります。それは先ほどもおわびを申し上げたところですけれども、100%を町としては設置、税の負担の公平の問題から、あるいはこの法の趣旨を全家庭に徹底を図るという趣旨から100%を目指すんだというつもりで取りかかったものでありまして、そうした希望をとって事後に買っていくというようなやり方をしてまいりませなんだと。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かに町の姿勢として100%を求めて動くんだっていう気持ちは十二分に理解はできるんですけど、この607個って、これは仕入れ価格でいえば200万円ですね、約。約200万円になります。そして、この200万円のものが旧岩美病院の倉庫に眠ったまんまになっとるらしいです。そして、これがいわゆる23年2月春ごろから24年12月までその状態のままで置いてあるっていう現状はどういうことなんでしょう。そのことがちょっと気になって仕方ないんですよ、僕は。大きな無駄遣いです。ちょっと説明してください。



○議長(津村忠彦君) 総務課長。



◎総務課長(岡田康男君) 確かにきょう現在残っとります607個というのは、総務課のほうに一部置いてございますし、それから大方の分については病院のほうに保管はさせていただいております。それで、順次消防団さんであるとか、先ほど申し上げましたように、きょう現在も設置については、配布についても続けておるという状況でございます。決して旧岩美病院のほうに置いたままという状況ではございませんので、何分の御理解を賜りますようによろしくお願いいたします。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 確かに総務課長さんは努力しよる、努力しよるって言いますけど、この1年何カ月かの空白時間っていうものが非常に目についてしゃあないです。それ僕自身、じゃあその途中どういう動きしてるかっていうのは余りはっきり聞いておりません。

 そうして、もう一つは、やはり町の税金を使うんですから、少しでも無駄のないように購入してやってほしいというのが僕の切なる願いです。これが今残った分、これ業者が仕入れ値で引き取ってくれますか、どうなんですか。その話は聞いてませんか。どうでしょう、答えてみてください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 再三お断りをするわけでありますけれども、おくれておるのは消防団のせいでもありませんし、町の責任ということで速やかに設置に向けて在庫を減らしていくということをお約束させていただかなければならんと思います。返品等については考えておりません。



○議長(津村忠彦君) 松井議員。



◆3番(松井俊明君) 僕自身は、今町長からこれからも一生懸命頑張るというふうなお答えをいただきましたので、ぜひとも頑張ってやってほしいとは思いますけど、僕としましてはこの問題考えますのに、こういう時点で、これは議会も絡んどられると思います。相談もあったと思います。議会の皆さん方にも相談があったんじゃないかなあというふうに思いますが、これ少しでも町の無駄をなくす努力を皆さんが、もちろん執行部の皆さんも議員の皆さんも、これは少しでも無駄をなくすための努力をせにゃいかんのじゃないかなというふうに僕は考えます。そして、職員のこの意識は、職員の皆さんも常々そういう意識を持って行政に当たってやってほしい、そういうふうに思います。これはトップである町長の責任ですから、ひとつそのようにリーダーシップを発揮してやってほしいというふうに思います。

 これからもぜひともこういったテーマの質問があれば、どんどんさせていただきますので、そのときはひとつよろしくお願いします。

 通告時間がちょっと余りましたけど、きょうの僕の質問は、途中ちょっと時間短くなりました。これで終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって松井俊明議員の一般質問を終了します。

 しばらく休憩いたします。

            午後4時7分 休憩

            午後4時18分 再開



○議長(津村忠彦君) 所定の出席がありますので、再開します。

 続いて、田中克美議員の一般質問を許します。

 田中克美議員。



◆10番(田中克美君) 議長の許可をいただきましたので、質問通告の順に従いまして、私の一般質問を行います。

 まず最初に、防災の取り組みについて質問します。

 住民の命、安全を災害から守るためには、防災計画、避難計画の策定や訓練など、さまざまな取り組みを、つまるところ集落単位で進めるということが必要だと思います。この集落単位でこれらの取り組みを進めるということは、住民が行政からの情報待ちにならず、みずからの命や地域を自主的に守るという姿勢を身につけ、防災に主体的にかかわるためにも重要な意義を持ってると思います。こうした集落単位での防災の取り組みを進めるために、今行政として何ができるか、何をしなければならないか、こういうことを考えるためにこのたびの質問をさせていただいております。

 最初に、この集落で取り組むためには適切な指導や支援が不可欠であるということは言うまでもないことですが、専門家だとか県など、支援を各集落にということは実際には不可能なわけで、具体的に集落での取り組みを支援できる町の職員を必要なだけ育成するという取り組みを実施すべきだというふうに思いますけれど、この点はどうでしょうか。



○議長(津村忠彦君) 答弁を求めます。

 町長。



◎町長(榎本武利君) 田中克美議員さんから防災の取り組みについてということで、最初に集落単位で防災を取り組んでいくための支援職員の養成についてどのように考えるかという御質問でございました。一言で言えば、町職員への防災教育の実施ということでありますけれども、今集落担当員を配置をしている、そういう職員がまず第一には防災に関する知識をしっかりと習得しておくことが大事だというふうに思っておりますし、あわせて各地区自治会等が主体になって自主防災組織をつくっていただいておりますけれども、その中にも入っていかなければならんというふうに思っております。また、町では地域防災の活動協力員の養成講座というものをこれまでから開いてきておりますけれども、今後講座の継続とともに、町職員もこの講座を受講させたいというふうに思っております。

 24年度の計画では、6月17日から10月21日まで5日間にわたって、いずれも日曜日の午前中ですけれども、さまざまなカリキュラムを組んで専門家を招いての講座を開設しております。なかなかこの5回を通して、住民の皆さんに参加をいただいておるわけですけれども、漏らさず受講していただくっていう方も非常に難しい状況も起きてきております。講座を継続する中で、職員もこの講座受講させていたいと思っておるようなことであります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私は、こうした機会を捉えてそれぞれの職員を教育、知識なり身につけてもらうっていうのは当然なんですけれど、セミプロが必要だと思うんですよ。集落単位での避難マニュアルなんかの取り組みということになると、そうなると単なる一般、普通の町民を対象にした講座の受講だけで済むのかと。私はある一定のこの必要人数というのは、チームを組んでお互い切磋琢磨しながら本当にセミプロを目指すような集団になっていく必要があるというふうに思います。そうじゃないと私は間に合わないと思うんです。要請に間に合わないと私は思うんですよ。そこまで考える必要があるのではないかというふうに思ってます。しかも、集落多いですからね、岩美町は。大きいのから小さいのから。そこのところで、そういう町職員がセミプロを目指すような努力を進めていく中で、それぞれの集落や地域にも町職員でないセミプロの人たちが生まれてくるのではないかと私は期待してるんですけど、そういう取り組みの中で。そういう意気込みや位置づけでこの町職員の育成というのは進めるべきだというふうに思いますけど、もう一度お願いします。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 鳥取市では、防災コーディネーターということで、もと消防職員2人を雇用したりして、このことに対処といいますか、取り組んでおるようでありますけれども、岩美町でもこういったことが今後緊急雇用等であるならば何とか対応はできるというふうに考えますけれども、なかなか独自で雇い入れてというわけには難しいだろうと。したがって、先ほど申し上げておるようなことでの対応をとりたいと思っておるところでありますけれども、より高度な技能や能力を身につけるべく職員の選抜であったり、あるいはチームを組ませてということも十分検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 町の取り組みを待つことなく集落で取り組んでいくところが出てくると思うんですけれど、そういう集落単位で避難計画をつくったり検討したりする中で、当然海に近いところであれば津波対策とか、それと高台に逃げるためにどういうコース、当然検討しますよね。そういう中で道路の整備とか、それからその途中に例えば倒れるおそれのある構造物がある場合には、それに対する手だてだとか、さまざまなことが起きてくる、必要な施設だとかいろんな改善が起きてくるわけですけれど、そういう場合に防災、減災ということで特別の財政支援制度というのを設けるというようなことなどが、その集落単位での取り組みを促進する促進剤といいますかね、誘導する役割も果たすことになるというふうに思うんですけれど、それは非常に重要な、行政としてできることの一つだと思うんですけれど、どういうふうに今の私が紹介したような考え方はどう思われますか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 実は津波ハザードマップ作成のために住民の方々への説明会、意見交換を昨年の10月から12月にかけて海岸部の集落を回らせていただいております。1地区、東地区がまだ済んでおらんようでありますけれども、そうした津波の到達予想範囲を現地で具体的に言えば、より身近なところでここまでは来る危険性があるということを地元の人たちとマップをつくる上で話し合った際に、今のようなお話があったというふうに聞いておりますし、それからせんだって、25年度のまちづくり予算会議の会議を行いました。海岸部の方からそうした避難路の整備等をする場合に助成がしてもらえるのかというような御質問、あるいは田後の自治会のほうでは役員さんが改めて新年度に向けての要望ということで、ああした急傾斜地で日常生活にも、当然避難のときにもということになるわけでありますけれども、手すり等の整備の要請等々受けたようなことでありまして、できる限り県が今持っておる防災危機管理対策交付金を財源としたり、あるいは今後また新政府といいますか、新内閣では国土強靱化というような構想も出ておりますので、そうしたことも活用しながら、できるだけ行政として避難のための施設の整備ということに全力で取り組みたいと思っておるところであります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 既に耐震などについては、そういう防災ということで取り組みがあるわけで、当然県や国に対しても要望を強くしていきながら、今ある仕組みを生かしていく、あるいは町でできる範囲については独自に設けていくという方向でぜひやってほしいというふうに思います。

 この防災の最後ですけれど、午前の同僚議員の質問に対する答弁で、町長ハザードマップが年明けにでき上がる予定だというのがありましたよね。おやおやと思ったのは、防災会議が開かれてないわけですよね。確かに地元、さっきの答弁の中にもありましたけど、関係する地元地域の方々の意見もそこに反映させる努力というのはされてるというのは結構なことなんですけれど、防災会議というのは一体どこに行っちゃってるんかなというふうに聞いてて思ったんですが、ここに災害対策基本法があるんですけれど、この16条で市町村防災会議のことがあって、役割として地域防災計画の作成、その実施の推進、ほかに市町村の地域に係る防災に関する重要事項を審議するとある。これは、ハザードマップの作成というのは、重要事項でないのかなというふうにちょっと思ったんです。最初、それ質問するつもりはなかったんですけれど、答弁で出てきたんで伺いますが、これ防災会議を開いてないままハザードマップの完成というのはやるんですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 印刷までに、印刷するまでには委員会開きたいということでおるわけでありますけれども、1月中には必ず防災会議開いて修正も含めてしっかりと意見をいただきたいと思っております。

 午前中の答弁をいたしたわけでありますけれども、委員の増員を、拡充を図りながら開かれていないというのは非常に申しわけないことでありまして、改めておわびを申し上げたいと思います。済いません。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私、この3つ目の質問で、防災会議の役割が何かということで聞いてるんですけど、さっき紹介した災害対策基本法に文言上3分野のことが書いてありますけれど、私の一番関心事は、この質問の冒頭でも述べましたように、集落単位で取り組みを進める上で、この町の防災会議がどんな役割を果たすのか、どんなことができるのかということが一番私は聞きたいことなんですけれど、その点はどうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 冒頭、本来ならばただいまその点をただされておるわけでありますけれども、防災会議の役割ということで、防災会議におきましては災害対策基本法の第16条で岩美町の防災会議条例というものが設置をしてございます。やはり、自然災害に対する備えであったり、あるいは災害が起こった場合の減災、被害の防止、被害を極力、いかに少なくするかということ、あるいはさまざまな災害が発生したときの情報収集のきちんとしたシステムを確立しておくことであるとか、必要なる迅速な復旧、応急復旧を中心とした復旧措置、こういったことを行政に助言、アドバイスをする役割を担っている機関であります。ただ、やっぱりちょっと現実には防災会議の委員っていうのは、国土交通省の所長を初めとして、指定をされる委員で構成をされておるものでありまして、そうした関係で1号委員では国土交通省の事務所長、それから気象台の次長、海保の所長、それから2号では県の立場で東部総合事務所の県民局長、それから3号委員には鳥取警察署長、追加をして岩美幹部派出所の所長というようなことであります。また、7号委員のほうでは中国電力の鳥取の営業所、いなば農協の岩美支店、漁業協同組合、日赤の鳥取県支部の事業推進課の課長など、あるいはこのたび入れましたのは鳥取駅長、JRのですね、それから電話の支店長、鳥取の支店長というようなことでありますし、放送協会のほうを入れたくて交渉しておるんですけれども、人的な問題で受けかねるというのが出てきてしまっておるようであります。そのほか、8号のほうでは東部広域行政管理組合の岩美消防署長、これは当然地元におられますので、全面的な協力を得られると思われます。

 災害が起きた際には、災害対策本部の指揮命令にも当たっていただく役割もあるわけでありますし、しますけれども、やはりこれは、こうした方々に全員そろっていただくっていうのはなかなか至難な実態もあるというのが実情であります。したがって、地元におられる委員さん、町の役場ということの中でこれまでなかった自治会の方、自治会長会、それから連合婦人会、障がい者の協議会の会長さん等々も入っていただいております。計画づくりから本来ですと皆さんに審議や御意見をいただきながらということが本筋でありますけれど、やはり案を見ていただいて、地元の方と役場のほうで、町のほうで責任を持って話し合いを進めながら集落ごとの防災計画や避難計画を整備していくのが現実的な話だというふうに思っております。

 それをやはり承認をいただくという意味合いでは決してないわけですけれど、十分理解をしていただくことを事前にしておかなければならんというふうに思っております。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私、この防災会議、とどのつまりは集落単位のところでの対応というのが必要だし、しかも1年、2年、3年と状況が変わりますよね、人の状況、寝たきりがふえたとかひとり住まいがふえたとか、さまざまなことがある。そういうことも踏まえて、本当に集落のところでの機能が発揮されるようなことがやはり最終的には決め手だと私は思うんですけれど、そういうことにどうこの防災会議を初めとする町のつくってる機構がかみ合っていくかと。そこのところでやっぱり防災会議についても、今町長が言われたような、本当に機能を発揮する、あるいは機動的に力を発揮することができるような、その辺ではかなり従来にないイメージをいろいろつくっていくということが必要なんじゃないかって私は思ってるんですよ。どういうことかって言われてもちょっと困りますけれど、まだ。そういうことで、新しい視点で本当に集落のところで役に立つ、そこが本当に力が発揮できるようなものにどうしていくかという視点を持ってこの防災会議についても、それがもちろん全てじゃないんですけれど、そういう視点を持って立ち向かっていってほしいというふうに私は思います。答弁はこれはいいです。

 次に、東部広域行政管理組合の可燃ごみ処理場計画について質問します。

 東部広域がごみ処理場の計画について、事業について環境影響評価の準備書を提出して、それに対する知事の意見書が10月31日付で東部広域行政管理組合に提出をされたとこです。この意見書にかかわって幾つかの点について町長の見解をただしたいと思います。

 最初は、この10月31日に提出をされてから今日まで、この知事意見書の内容について東部広域行政管理組合の管理者会議で報告や論議がされたかどうか。されていれば、そのかいつまんだ内容をお知らせください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 知事意見書が10月31日に東部広域行政管理組合の可燃ごみ処理場計画について、これは準備書に対しての意見書が知事のほうから出たということでありますけれども、以降今日まで管理者会議で報告や議論、説明等あったかということでありますが、ございません。



○議長(津村忠彦君) 一般質問の中途でありますが、お諮りします。

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(津村忠彦君) 御異議なしと認めます。したがって、会議時間は延長することに決しました。

 それでは、田中議員。



◆10番(田中克美君) 環境影響評価の手続は、方法書、準備書、評価書等3段階の手続で進められ、現在の段階はこの準備書から評価書の作成に移っているということですが、方法書の段階、準備書の段階で、これまでのそれぞれの手続について管理者会議はどのように関与してきたのかということ、以前のことですけど、お答えください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 広域でつくられる今の準備書であり、これからその準備書をもとにつくられる正式な協議書っていいますか、これまでの扱いっていいますか、内部での協議は、可燃物処理施設整備検討委員会委員というのが設けられております。それは、財団法人とっとり地域連携・総合研究センター理事長の道上先生、それから鳥取大学の理学博士伊藤先生、それから鳥取環境大学サスティナビリティ研究所の所長の田中先生、それから社団法人全国都市清掃会議技術顧問寺島さん、それから前大阪市立環境化学研究所環境資源担当課長のこの5名の方が委員に委嘱を受けておりまして、全体的に専門的な分野にわたる事柄なものですから、そこでの検討が進められ、我々はかいつまんだ説明を受けてきておるというのが実情であります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 東部広域は昨年9月で終了した現況調査結果をもとに、ことしの3月に環境影響評価準備書を作成して知事と市長に送付をしました。4月13日から5月28日まで住民の意見を受け付けて、この住民の意見に対する事業者としての見解を8月1日に知事と鳥取市長に送付をしております。8月から10月にかけて県の環境影響評価審査会で協議をされました。事業者の見解や審査会での委員と事業者のやりとりなどを踏まえて、国英の地元の住民から意見を組合に提出をしましたが、住民意見の提出期間は終了してると、確かに4月13日から5月28日までで終了してるんですけれど、終了してるからという理由で受け取りを拒否されたというふうに聞いております。一方、県のほうは住民の意見を受け取り、知事意見書に反映させる努力をしようという姿勢に立っていると聞いています。こうした事情や経過が知事意見書における指摘に反映してるというふうに私は受けとめております。どういうことかというと、知事意見書は指摘事項の最初に把握した環境保全上の見地からの住民意見に対しては十分な説明及び誠意ある対応を行うとともに、周辺住民に対して本事業の情報公開に積極的に努めることと述べております。

 さっき紹介したように、住民意見に対する、住民に対する対応に私は問題ありというふうに県のほうは受けとめているからこそ、この誠意ある対応を住民に対して行いなさいと、情報公開も積極的に努めなさいということを述べたんだというふうに思いますが、町長はどう思われますか、このトップの指摘事項。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 確かに縦覧期間を超えて意見書が出されて、それを受け付けなかったという報告を聞いたのは確かに聞いております、報告として。事後ということであるわけでありますけれども、そうしたことがあったと。今回、知事からの意見書、議会にも取り上げられておるんで見せてほしいということでようやく手にしたようなことでありまして、ただ情報公開という点では、ホームページ等使って住民の方々の意見を求めるような取り組みも一定されてはきておるんですけれども、その誠意を認められないというようなことで、申し上げるならば、知事のほうがそういう意見を言っておられるということが、その事柄を指しておるんではないかというふうに私自身も思うところでありますけれども、何しろ大半のことが結果報告ということで推移をしてくるもんですから、何としても私の口から遺憾なことなので今後改善に取り組みたいというぐらいしかお返事のしようがない話であります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 続けて、知事意見書の中身に少し入りますけど、その知事意見書は施設の処理方式が現時点では決定していないと。それを評価書の作成、今評価書の作成に広域はこの意見書を踏まえてかかってるわけですけれど、評価書作成に際して詳細に指摘をしておりまして、これが2番目の指摘ですけれど、処理方式が決まっていない理由というのをちょっと改めて町長がどんなふうに説明を受けてるか聞かせてもらいたいということと、町長の思いとしては評価書提出までに処理方式を決定すべきと思うのかどうか、その2点をお聞かせください。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 本来ですと、処理方式というのはやはり冒頭に申し上げた委員会等も設置されておるわけですから、そうした方々が直接正副管理者会に臨んでいろいろ意見を私どもに聞かせていただくというような場合もあってしかるべきだなというふうに思うところでありますけれども、広域の言い分といいますか考え方は、とにかく地元の用地交渉を、地元交渉を最優先で取り組まざるを得んという中で、処理方式等については要するに環境負荷が一番高いであろうと思われるような内容でもって準備書を作成してきておるんだということでありまして、いろいろな発電の問題等もあったりして副管理者の間では、いつの時点になったらそういう話がはっきりしてくるんだろうというようなことも懸念をしておるのが実情ですけれども、地元交渉優先で進めているという点と処理方式とが本当に急ぐとはいいながら相入れない内容ではない、むしろきちんと示してから地元の交渉もするのが筋ではないかというふうに思います。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私もそのように思います。この知事意見書が準備書の修正点として総括的事項10、個別的事項11、この21項目という多数の項目にわたっているわけです、指摘しているわけですけど、それだけのものが指摘されるということは、私は総括的な話ですけど、全体として準備書をめぐっての東部広域行政管理組合の誠実さが疑われる準備書になっているからではないかというふうに思うんですが、例えばこの中には、ごみ処理場建設予定地の隣接に鳥取市が計画してる工業団地については、東部広域行政管理組合と鳥取市が別団体であるということをいわば盾にして、事務は鳥取市がやりながら工業団地を前提にした予測評価に踏み込まないというふうな姿勢を私も県の評価審査会のやりとり聞いてて思いました。そういうことに見られるように、やはり全体として誠実さが疑われるというようなことをやはり県の評価審査会のメンバーの方々や県の担当などが受け取ってるということがこの知事意見書に多項目の指摘ということになってあらわれてるんじゃないかというふうに私は思うんですけれど、率直なところ町長はどう思われますかね。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 本来ならノーコメントと申し上げようと思いましたけれども、非常に多い指摘を何ゆえもらっとるんだろうというふうに思います。ただ、広域のほうとしては調査の結果や事後調査の指摘が多いという見解をしておりますし、指摘事項については十分クリアに努めるんだというのが広域の姿勢でありまして、ちょっと答弁にはならんかもしれませんけども、御理解いただきたいと思います。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 当然クリアしなきゃクリアできんのですから、そういうことを言わざるを得んわけですけれど、さっき紹介したように東部広域行政管理組合も事務局、管理者が市長で事務局も市が事実上なってて、なのに工業団地のことはこういう指摘になってるわけですよね。隣接する工業団地などの地域の将来の環境状態の設定について、関係地方公共団体等からの情報収集の結果を明らかにした上でって、これ関係地方公共団体っていうのは鳥取市のことですからね、こういう指摘がされるような状態だということですよね。それで、この質問の2番目のあれですけど、冒頭に言いましたように、情報公開に積極的に努めることというふうに指摘をされておるんですけれど、これが10月31日の知事意見書での指摘なんですが、その後に起きた神谷の清掃工場の問題もやはり情報公開に積極的に努めるものになってないというふうに私は思うんですね。神谷の清掃工場の稼働期間を来年の3月31日で地元との約束の期間が終了すると。それを25年度から28年度まで、平成29年3月まで4年間延長すると。今の計画でいけば、平成29年4月から新しい国英地区での処理場が稼働するという想定のもとに計画どおりに進むということを前提にした4年間延長ということなんですけれど、この地元自治会との合意するに当たって、管理者である鳥取市長がとってる行動は私は非常に不可解だし不透明だというふうに思います。

 そこで、少し尋ねますが、東部広域行政管理組合が今進めてる新しい処理場の計画が当初の予定どおり進まないことから、神谷の清掃工場の稼働の延長が取り沙汰されることになってるわけですよね。確かに神谷の清掃工場は鳥取市の施設です。しかし、その延長云々の問題に対する対応方針というのは、広域の組合で議論し決定して、その決定に基づいて直接の交渉は鳥取市がやると、自分のところの施設の問題ですから、それで直接交渉に当たるのは鳥取市が当たるというのが筋、広域の問題なんだから広域で議論をして、方針も決めて事に当たるというのが筋だと私は思うんです。したがって、今回のように鳥取市が単独で方針を決めて交渉し折り合いもつけて、そこで合意したことを構成団体の4町の町長に伝えるというのは全く筋が通らない話だと私は思うんですけれど、その点どうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 神谷の鳥取市の清掃工場の稼働期間の延長というのは、これは広域の整備計画が進まないことが原因だということは、これは明らかなわけですけれども、市の考え方としては、それは広域は広域の事情であるし、市としてはとにかく神谷を鳥取市営清掃工場として延期をしてもらうんだというこのかかわりを区分をして話がなされておるということであります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 私は、その鳥取市の考え方が間違ってると思うんですけど、多分町長言われなんだですけど、町長もそうだというふうに思っとられると思うんです、腹のうちでは。少なくともそれを認めるとしても、百歩譲っても、事前に広域の組合あるいは副管理者のところに連絡なり事前に話があってしかるべきですよね、百歩譲っても。それすらないということが現状なわけです。そして、町長が議会に説明されたことでいうと、合意内容について市が4町に説明報告した際に、公にしてくれるなという言葉があったということを聞きましたが、実は11月26日に八頭町では議会に報告があったようですが、このときは26日に取り交わす協定書の範囲内での報告だったというふうに聞きました。いわゆる地域振興云々についての中身については全然報告がなかったと。この公にしてくれるなというふうに言ったその公にしない範囲ちゅうのは何だったんですかね。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) そのお答えをする前に、また若干4町の町長側でもいろいろ取り組んでまいりました。12月8日に八頭町の役場に集まりまして、これ土曜日だったんですけれども、4町が都合つける日は土日にかかわってはいられないということで八頭町に集まりました。東郷地区神谷清掃工場の稼働延長について、4町がそろって市長から直接説明を聞きたいという申し入れをその場で市のほうに連絡をとったわけです、12月8日土曜日に。その結果、市議会中だ何だちゅう話もありましたけれども、せんだって12月14日の午前8時半、鳥取市役所の3階の会議室ちゅうことの設定ができまして、智頭町は葬儀のために欠席ということで副町長が出席でありました。もちろんそれぞれの担当課長も同行して、鳥取市のほうの対応は市長と副市長、部長と次長、それにもう一人、二人おられたと思います。冒頭、公にするなということをなぜ守らんということで私に最初にお鉢が回ってきまして、岩美町はそんなルールはないと。やっぱり公開はさせてもらってきたということでありましたけれども、水面下で地元の人たちに配慮を我々は力いっぱいして交渉してきよるんだと。それを交渉を水泡に帰すようなことにつながるではないかというようなことで随分と責められましたけど、それは私の責任ではないと思っておりますので、それに対して言いわけも何もしませんでしたけれども、要はその26日に、11月26日に4年間延期をさせてくださいという、するという地元との協定を中身のない期間延長だけの協定をすると。別途我々に話したのは、まだ素案の段階でこれから詰めなならん中身だと、地元の振興策について。それを話すとは何事だということであったわけです。若干、八頭3町と違うのは、実はこれも事後になってからというか、つい最近になってから岩美町も知ることになったわけですけれども、平成20年に国英の八頭環境組合でつくっとったクリーンセンターを新炉を、新しい施設を推進を図るために、期限どおり撤退しなければならんと。その代替に行き場所として神谷に八頭クリーンセンターで処置をしておったもの、全量持ち込んでおるわけです。その際にその4町と旧鳥取市に合併をした3町で地域振興のお金が毎年1,000万円ずつ支払われとると、4年間支払ってきとると。岩美も仲間に入れないけんということがあってこういうな格好になってきたということでありまして、これまでから御報告をしてきましたように、あすの日に岩美町のごみ処理が困るということでは非常に大問題になりますし、しますので、八頭3町と意見を交換しながら、また議会の御理解もいただきながら歩調を合わせた対応はさせていただかなくてはならんのかなと思いますけれども、そういうようなことで立場として非常により一層のごみを本当にゼロにしていく取り組みを町民挙げてやっていただくように私としては今後力いっぱい取り組みたいと思うようなことであります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 鳥取市のけしからん態度だと私は思いますけれど、私鳥取市が間違ってると思う一つの点は、鳥取市の施設に町のごみを受け入れてもらう、八頭にしても岩美にしても、鳥取市にごみを受け入れてもらうのではないんだということです。計画どおりいけば、これから4年間、計画どおりいっとれば、東部広域としての処理になってるはずなんですよ。それが計画どおり、予定どおり進んでないがために東部広域の事業としての計画が予定どおり進んでないがために現在処理施設持ってるのが鳥取市しかないからそこで処理しているということであって、最初は岩美はもうお願いするから、鳥取市のっていうのですよ、しかし今の時点では事情が違ってると私は思うんです。だから、1市4町のごみを東部広域行政管理組合として処理してるという立場に立つのが私は正しいんだと思うんです。そうでなかったら、東部広域行政管理組合として共同事務やっとる、ごみ処理に関してはですよ、意味がないじゃないですか。そこを私は鳥取市間違えとると思うんですよ。それで、鳥取市の施設だから広域関係なしにやるんだと。じゃあ、その鳥取市の施設にごみを処理する、稼働延長してもらうのに、数字言いますけど2,000万円というのが出されとるでしょう。1年間に2,000万円東郷地区にお金を渡すと、一体何に使うつもりなんか知りませんけど、これは公民館だとか道路だとか、そういう施設関係の地域振興策とは別個ですよ。それ以外に毎年2,000万円、4年間にわたって渡すと。それで鳥取市は折り合いをつけてるわけですけれど、それが素案なんだというふうに今は言ってるんですけど、しかしその2,000万円を単独で地元と話し合って決めて、あるいは素案なら素案で議論してて、何で岩美町ほか4町がその2,000万円を負担せにゃいけんのですか。そのこと勝手に鳥取市が決めてもらった、そこで決めるときは東部広域の構成員として決めとるんですよ。こんな御都合主義はないですよ。金額と負担を決めるときは広域の立場で決めてそれを押しつけて、ごみの処理はこれは鳥取市とそれぞれの町の個別の関係だと、そんなばかな話はないはずですと私は思います。

 それで、最後ですけど、私はこれは今本当に我々が懸念してるような鳥取市が単独でいわば鳥取市だけの意思で行動してる、これが東部広域の事業の執行過程において合議制が保証されて、岩美町長が神谷工場の延長の経過に私はかかわっておれば、きょうの議論で明らかになったような不透明な対応は決してなかったというふうに私は思ってますけれど、どうですか。



○議長(津村忠彦君) 町長。



◎町長(榎本武利君) 広域の正副管理者の中でという扱いに現実にしていません。今も生きておりますけれども、悲しいかな鳥取市とそれぞれの処理施設ごとの処理契約になっておるわけです。おっしゃるように東部広域の共同事務の中にごみ処理ということも上げてきておるわけでありますけれども、地元の人たちは、私は平成13年に地元にも出て懇願をして何とか入れてほしいということを言ってまいりました、出かけて。今回はそのことを一つも要請がないという実情でありますけれども、それもうなずけるところは、やっぱり地元は鳥取市の市営の施設として認めて現在おるというスタンスで、これはっきりしとるんですよ。そこらあたりが仮に岩美町の町長でございます、何とか引き続きということを、そりゃ筋が違うだろう、鳥取市経由してこいって言われるのはどうも明白なような受け取りを私自身はしております。広域の仕組みなりについては全然かかわらん中でやられてきておりますので、事前に相談があっとったらこんなことにはならんかって言われても何ら答えようがないんですけれども、なかなか行政の姿勢であったり、その行政の姿勢が広域の中では本当にどうしても鳥取市主導型で物事が進むのが目に見えておるのも事実であります。



○議長(津村忠彦君) 田中議員。



◆10番(田中克美君) 質問は終わりますけれど、規約を改定したのが平成16年です、11月にね。やはり規約変えんでも事実上管理者会議を合議制にしていくような方向に4町の中で働きかけて統一した行動をとるような、そういうふうな方向にぜひ頑張ってほしいということを述べて終わります。ありがとうございました。



○議長(津村忠彦君) 以上をもって田中克美議員の一般質問を終了します。

 以上で一般質問を終結します。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれにて散会します。

 御苦労さまでございました。

            午後5時23分 散会



 前記会議の経過を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。

  平成24年12月18日

            岩美郡岩美町議会議長







               〃   署名議員







               〃   署名議員